女優の深田恭子(ふかだ・きょうこ)さんが、2020年9月29日にインスタグラムを更新。約1か月半ぶりとなる投稿で自身の近況や、仕事に対する姿勢をつづっています。深田恭子の思いに「そのままでいいよ」「無理するな」2020年10月15日から始まるドラマ『ルパンの娘』(フジテレビ)で主演を務める深田恭子さん。最近は撮影で多忙な日々を送っているようで、ポスタービジュアルを公開するとともに仕事に対する思いなどをつづっています。 この投稿をInstagramで見る 気がついたらもう9月も終わりに差し掛かってしまいました…私はドラマ「ルパンの娘」の撮影の日々を過ごしております。日々、色々な事がありますし、随分長い年月お仕事を続けさせて頂けて応援して頂いている皆様に感謝しています。私はよくマイペースと言われる事が多いのですがこれでも一生懸命誰かに何かに追いつける様に走っている…ちゃんと走らなきゃ私は人に追いつけないから…自分の拘らせていただいている作品やお仕事がどこかの誰かの励みに少しでもなれたらいいな… 深田恭子 (@kyokofukada_official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月28日午後5時33分PDT投稿では、周囲からおっとりとしたイメージを持たれることについて、「よくマイペースといわれることが多い」と告白。続けて、「これでも一生懸命、誰かに何かに追いつけるように走っている…ちゃんと走らなきゃ私は人に追いつけないから」と内に秘めた思いを明かしています。投稿を見たファンからは「そのままの深キョンでいいよ」「あまり無理しないでね」と励ましのコメントが殺到。「マイペースに生きましょう」とたくさんのエールが寄せられています。・キョンちゃんルパンが楽しみ!みんなの励みに十分になってるよ。・深キョンはそのままが一番!思いつめないでね。・放送が待ち遠しいです。無理せず、身体第一で過ごしてくださいね。今やドラマや映画に欠かせない女優として活躍している深田恭子さん。大きな期待を背負っているだけに、本人はプレッシャーを感じてしまう部分があるのかもしれません。それでもたくさんのファンが深田恭子さんを温かい目で見守り、支えています!これからも自分のペースで活躍し続けてほしいですね。深田恭子の若い頃の写真に「結構、変わったね」現在の姿と比べてみると…深田恭子が結婚しない理由に「その気持ち、分かる」ドラマやサーフィンの腕前が話題に[文・構成/grape編集部]
2020年09月30日橋本環奈、松尾諭らが新キャストとして加わる、10月スタートの深田恭子主演ドラマ「ルパンの娘」。この度、本作のポスタービジュアルが到着した。昨年放送された前作のポスタービジュアルは、三雲華(深田さん)らLの一族がそれぞれのポーズを決め、桜庭和馬(瀬戸康史)が彼らを追いかけるという構図に。一方、今作のビジュアルは、Lの一族と、華と事実婚して家族となった和馬のまるで家族写真のような1枚となっており、さらにそこに、一族に復讐を誓う、代々「名探偵一家」の娘・北条美雲(橋本さん)が彼らを追いかけるという構図となっている。また、華の腕の中には仮面をつけた赤ちゃんが…。本ビジュアルについてアートディレクター・柳原康之(KiGO株式会社)は「Lの一族はすごくキャラクターが立っていて、ごく普通のことをするだけで違和感が出て面白いのではないかと思い、どこの家族でもやるような記念撮影のビジュアルを用いて、ステキな家族を表現させていただきました」と説明。プロデューサーは「前シリーズでは、深田恭子さん演じる華と瀬戸康史さん演じる和馬のロミオ&ジュリエットを軸につくっていましたが、実は隠しテーマとして、奇妙奇天烈(きてれつ)な家族がだんだんほほ笑ましく見えてきて、最後は“こんな家族ってステキだな”と思ってもらえることを願って制作していました。今回、晴れて華と和馬が結婚して新たな家族をつくっていく話になるので、ポスターは“家族の物語”を前面に打ち出したいなと思いました」とコメントしている。「ルパンの娘」は10月15日より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送(初回15分拡大)。(cinemacafe.net)
2020年09月24日元『フジテレビ』でフリーアナウンサーの内田恭子(うちだ・きょうこ)さんが、2020年9月13日にインスタグラムを更新。10歳の長男と7歳の次男とのスリーショットを公開しています。内田恭子の親子ショットに「幸せそう…」2006年に吉本興業の社員と結婚した内田恭子さんは、2010年4月に長男、2013年1月に次男を出産。この日は家族で母親の古希祝いをしたといい、子供たちとのスリーショットをアップしています。 この投稿をInstagramで見る 母のお誕生会にて。毎日の慌しさにかまけて、こうしてイベントがないと、きちんと子供たちと一緒の写真に収まることが少なくなってきたなあ。写真、大事。あっという間に大きくなってしまいそうだから。気がついた時にちゃんと撮っていこう。 #子供の成長 #早すぎて #母の古希祝い #家族 #内田恭子 #kyokouchida Kyoko Uchida (@kyoko.uchida.official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月13日午前4時27分PDT素敵な笑顔を見せている内田恭子さんですが、最近は忙しさもあり、家族写真を撮っていなかったと告白。あっという間に大きくなってしまう子供たちとの思い出を形に残しておくため、「気がついた時にちゃんと撮っていこう」と決意をつづっています。投稿見たファンは「素敵な写真」「大きくなったね」とコメント。「確かに写真は大事!」と内田恭子さんの思いに賛同する声も寄せています。・息子ちゃんたち大きくなりましたね。きっとイケメンなんだろうな。・恭子さんはいつまでもきれい…。そして、幸せそうでほっこりしました。・家族写真はたくさん残しておきたいですよね。この投稿で気づかされました!お祝いのイベントを開くなど、家族との時間を大切にしている内田恭子さん。これからも仕事と両立しながら、活躍してほしいと思います!内田恭子と旦那の結婚生活に「うらやましい!」子供について語ったことに共感の声が相次ぐ[文・構成/grape編集部]
2020年09月17日女優として数々のドラマや映画に出演している深田恭子(ふかだ・きょうこ)さん。年々、かわいさを増していることでも注目を集め、男女問わず多くの人から支持されています。そんな深田恭子さんが2020年の上半期に出演したテレビCMの本数や、『メナード化粧品』、『UQモバイル』のCMシリーズで活躍していることなど、さまざまな情報をご紹介します!深田恭子、2020年上半期出演テレビCMの本数が7606!深田恭子さんが、2020年上半期においてテレビCMに出演した時間が最も長かった芸能人に選ばれ、話題になりました。視聴率などを調査しているビデオリサーチの調べによると、深田恭子さんのCM出演秒数は12万4千305秒を記録。CM本数に直すと、7千606本にもなるとのことです。この結果から、深田恭子さんは初のCM女王に君臨しました。そんな深田恭子さんが出演するテレビCMは『UQモバイル』や『武田コンシューマーヘルスケア』、『東京ガス』など多岐に渡ります。デビューから20年以上経つ深田恭子さん。その人気の高さがうかがえますね。深田恭子はメナードのCMで大野いとと共演深田恭子さんは、同じ事務所の女優・大野いとさんとともに自身がCMキャラクターを務める『メナード化粧品』フェイシャルサロンのCMに出演しています。 この投稿をInstagramで見る メナード化粧品フェイシャルサロンの新しいcmが流れ始めました ぜひ来てね☺️ #menard #メナード #フェイシャルサロン #深田恭子 さん #きょんちゃん 大野 いと (@ohno_ito)がシェアした投稿 - 2019年10月月5日午前1時33分PDT事務所の先輩、後輩関係の2人は大の仲よしであることでも知られており、2019年11月15日には大野いとさんが、深田恭子さんの誕生日をお祝いしたことをインスタグラムで報告。投稿では深田恭子さんのことを「愛をたくさんくれる姉のような存在」とつづり、日頃の感謝を伝えています。 この投稿をInstagramで見る 先日、きょんちゃんの誕生日お祝いしました❣️いつも温かく優しくしていただいていて、感謝しかないです。大変だったときもいつも気遣って助けてくれて、いつも甘えてばかり。愛をたくさんくれる大好きなお姉ちゃんのような存在です。 いつもありがとうございます。☺️ そしておめでとうございます #深田恭子 さん #きょんちゃん #お誕生日 大野 いと (@ohno_ito)がシェアした投稿 - 2019年11月月15日午前1時46分PSTまるで本物の姉妹のようなツーショットに多くのファンが歓喜!「美人すぎる」「画面が輝いている…」と絶賛のコメントを寄せています。相思相愛の深田恭子さんと大野いとさんには、これからも多くの作品で共演してほしいですね。 この投稿をInstagramで見る 私の妹(的)いとちゃんこれ言うと本当の妹がいつもヤキモチ焼く(笑) #大野いと #kyokofukada 深田恭子 (@kyokofukada_official)がシェアした投稿 - 2016年 8月月6日午後7時00分PDT大野いとが「かわいい」と話題に 出身高校や大学は?このほかにも深田恭子さんは、多数の『メナード化粧品』テレビCMに出演しています。深田恭子出演 メナード フェイシャルサロン『おうちでのケアアドバイス』篇2020年8月には最新テレビCM『つやめきカラット』編が放送。深田恭子さんの肌ツヤや内側からにじみ出る輝きが「美しすぎる」と話題になりました。深田恭子はUQモバイルのCMで三姉妹の長女!深田恭子さんは2016年10月から『UQ モバイル』のテレビCMに3姉妹の長女役で出演しています。同CMには深田恭子さんのほか、次女に女優の多部未華子(たべ・みかこ)さん、三女に永野芽郁(ながの・めい)さんが起用されており、「3人とも美人すぎる…」と話題になりました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 私達が三姉妹としてお仕事させていただいてからもう2年半以上も時が経っているんだねぇと♥️それぞれのお話を順番にしていたら...多部ちゃんがいきなり涙ぽろぽろ...永野めーたんも涙ぽろぽろ...つられて私も涙ぽろぽろ...気が付いたら3人でなぜか大号泣いつのまにかなんでも話せる本当の姉妹みたいになっていたことが嬉しくて、幸せなあったかい涙だったのですすごく素敵な熱い夜で胸がギューっとなりました #女優さんの涙って美しいな #一瞬で引き込まれちゃった #多部ちゃんに甘えてる私 #永野めーたん撮 #多部未華子 さん #永野芽郁 さん #kyokofukada 深田恭子 (@kyokofukada_official)がシェアした投稿 - 2019年 5月月29日午後7時00分PDT深田恭子出演UQモバイルCM『家族設定、誕生』篇CMでは3姉妹が70年代のヒット曲『UFO』に合わせたダンスを披露。今までにないスタイリッシュな構成や人気女優の共演が話題になり、2020年現在までシリーズ化されています。2020年9月1日からは新CM『め組のひと』篇が全国でオンエアされ、「あの3姉妹が帰ってきた!」と多くのファンを喜ばせています。深田恭子出演UQモバイルCM『め組のひと』篇ド派手な法被姿の3姉妹が『ラッツ&スター』の80年代のヒット曲『め組のひと』の替え歌に合わせて、ピースサインを連発。巨大な『UQ』の飾りが付いたまといを持ち、クールな表情でカメラ目線を決める様子に思わず見入ってしまいました。この『UQ三姉妹シリーズ』が制作され始めてから4年が経過していますが、相変わらず3人の息はピッタリ!いざ本番に入ると、これまで以上のコンビネーションを発揮し、「ずっと、イチヨンパッ!」の決めポーズをバッチリとそろえていたそうです。また、前回の撮影から期間が空いたこともあり、久しぶりの3姉妹再会に現場は大変盛り上ったそう。長女役の深田恭子さんは「今ではすぐに3人のセリフも合うようになりましたし、3人でお食事に行ったりとかもしてました」と姉妹の絆や仲のよさをアピールしています。 この投稿をInstagramで見る 先日、撮影終わりでみんなでごはんに行けたら嬉しいなぁと、多部ちゃんが声をかけてくれて、久々におでかけして来ましたみんなそれぞれの世代の考えや思いがあって毎回感慨深いです多部ちゃんはより一層輝いていました❣️かわいいー 2人は撮影後に、プレゼントをそれぞれに買いに行ってくれたみたいで、 お誕生日だった多部ちゃんから逆に頂いてしまったりめーたんからもお誕生日プレゼントを頂いてしまいました 2人とも撮影終わりですぐに待ち合わせして時間がなかったはずなのに、なんて細やかな心配りができる素敵な女優さんなんだろうと感激してしまいました❣️私はどうして急いで行けなかったんだろうと大反省し、今お届け中です #みーたんめーたん待っててね #プレゼントって迷いますよね #でも選んでる時間幸せですよね #皆様は何かオススメありますか #多部未華子 さん #永野芽郁 さん #kyokofukada 深田恭子 (@kyokofukada_official)がシェアした投稿 - 2020年 2月月14日午後5時30分PSTドラマや映画のみならず、数々のCMでその魅力を発揮し続けている深田恭子さん。今後のさらなる活躍に注目です!深田恭子プロフィール生年月日:1982年11月2日出身地:東京都血液型:O型身長:163cm所属事務所:ホリプロ中学2年生の時に、『ホリプロタレントスカウトキャラバンPURE GIRLオーディション』に参加し、グランプリを受賞。1997年にドラマ『海峡』(NHK)で女優デビューし、多くのドラマや映画に出演する。特に、1998年のドラマ『神様、もう少しだけ』(フジテレビ系)で演じたヒロイン役は、援助交際をきっかけにHIVに感染してしまう女子高生という役柄もあって大きな反響を呼んだ。その後も多くのドラマや映画で主役やヒロインを演じ、現在では多くの注目を集める人気女優の1人になっている。深田恭子の今の彼氏は誰?インスタで見せる水着や衣装に「素敵すぎ…」の声[文・構成/grape編集部]
2020年09月15日2020年8月4日、叶姉妹がInstagramを更新。フォロワーから寄せられた人生相談や質問に対する返答が話題になっています。質問に対する、叶恭子のき然とした返答Instagramでは、叶姉妹の姉・叶恭子さんに寄せられた質問と、それに対する返答を公開。その中から、2つをご紹介します。「ほかの人と比べて落ち込む」という人へフォロワーから寄せられた「ほかの人と比べて落ち込んでしまう」という悩み相談。それに対し、恭子さんは…。「その気持ちを続ける限りは、決して輝くことはできません」だったら反対に「あの方より私のほうが可愛いわ」と思っているのですか?美しい目の輝きや表情、チャーミングな笑顔や仕草は心から出てくるもの。造形だけが美しいと思っている方の心は、すでに負けているのです。そもそも、比べる必要などないのではないかとわたくしは思います。みなさん違うのだから。他人様のことを気にすることなく、ご自身だけの魅力を突き詰めてはいかがでしょうか。kano_sisters007ーより引用つい他人と比べて、勝手に落ち込んでしまったり、自信をなくしてしまったりすることはあります。しかし、どんなに誰かと比べても、別の人の人生を歩むことはできません。恭子さんの「みんな違うのだから、そもそも比べる必要はない」という言葉が心に刺さりますね。「何かを諦めたくなったことはあるか」と問われると…また、別のフォロワーから「恭子さんは、何かを諦めたくなったことはありますか?」といった質問も。自分が望むものがすべて手に入るほど、人生は甘くありません。誰しも、時に何かを諦めながら進んでいるでしょう。質問に対する、恭子さんの回答はというと…。「なにひとつありません。たとえ明日死んでも後悔なく生きておりますから。」わたくしの人生観の中に「なにかをあきらめる」という言葉は存在いたしません。あきらめるぐらいなのであれば最初からそれを考えませんし、手に入らないものをずっと欲しい欲しいと思うこともありません。でもそうでないことならば“ある程度察しながら、進化や可能性も秘めつつおいておく。”ということになると思いますね。kano_sisters007ーより引用「自分の人生で、何かを諦めるという言葉は存在しない」とバッサリ!恭子さんいわく、「手に入らないものをずっと望み続けることはやめ、これからの進化や可能性を想定しつつ置いておく」という手段をとるそうです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 叶姉妹 kanosisters(@kano_sisters007)がシェアした投稿 - 2020年 8月月3日午後7時48分PDT前向きでたくましい恭子さんのアドバイスに、ネット上では心を動かされる人が続出。・さすがすぎる。もはや生き様がかっこいい。・どの言葉も深い…。つい他人と比べがちなので、気を付けたいと思います。・素晴らしい考え方だなぁ。このアドバイスを小学生の頃に知りたかった!目の前にある人生に、幸せを感じられるかどうかは自分次第です。ついネガティブな思考に陥った際は、こういった言葉を振り返り、心を穏やかに保ちたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月04日女優として数々の作品で活躍している深田恭子(ふかだ・きょうこ)さん。『深キョン』の愛称で親しまれ、高い演技力と美貌で人気を誇っています。そんな深田恭子さんの若い頃の写真や活躍ぶり、インスタグラムに投稿された現在の姿をご紹介します!深田恭子の若い頃は「イメージが違うけど美人」深田恭子さんは1996年に開催された『第21回 タレント・スカウト・キャラバン PURE GIRLオーディション』でグランプリを獲得し、芸能界デビュー。その時の写真がこちらです!深田恭子 1996年当時の深田恭子さんは中学生。今の面影がありながらも、やはり幼い印象を受けますね。翌年のドラマ『FiVE』(日本テレビ系)で女優デビューを果たした深田恭子さんは、難病により車椅子生活を強いられる少女を演じ、初々しい演技を披露。その後、『深キョン』の愛称で親しまれるようになり、かわいらしいビジュアルと演技力で女優として徐々に注目を集めるようになりました。そんな深田恭子さんの名を世間に知らしめた作品が、1998年放送のドラマ『神様、もう少しだけ』(フジテレビ系)です。同作では援助交際が原因でHIVに感染してしまった女子高生・叶野真生(かのう・まさき)役を演じ、インパクトの強い役柄もあって大きな注目を集めました。その時の深田恭子さんの姿がこちらです!深田恭子 1998年女子高生役とあって、深田恭子さんは制服姿。美しいおでこが見えるように前髪がスタイリングされており、今とは雰囲気が違う、クールでとがった印象を受けます。同作は、人気バンド『LUNA SEA』が主題歌を手掛けたことでも知られ、回が進むごとにどんどん話題に。初回から最終回までに、視聴率を10%以上も上げた伝説のドラマとして語り継がれています。以降も数々の作品に出演し、女優としてのキャリアを積んでいった深田恭子さん。その活躍ぶりが評価され、2001年に開催された『第24回 日本アカデミー賞』では映画『死者の学園祭』で新人俳優賞を受賞しています。こちらは20歳の誕生日パーティーに出席した深田恭子さんの写真。深田恭子 2002年この頃にはすっかり一流の女優として活躍しており、世間からは大きな期待の声が寄せられるようになっていました。今と昔では印象の異なる深田恭子さんですが、変わらないのはずっと魅力的だということですね。深田恭子が現在の画像をインスタに投稿!深田恭子さんは公式インスタグラムのアカウントを持っており、撮影オフショットやプライベート感あふれる写真をたびたび投稿しています。その中でも『いいね!』の数が多いショットをご紹介します!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 深田恭子(@kyokofukada_official)がシェアした投稿 - 2018年12月月28日午後4時30分PST View this post on Instagram 皆様7月をどの様にお過ごしですか今夜はいよいよ待ちに待った(私自身がでした)ドラマ、「ルパンの娘」の放送日です⏰朝から色々な番組に出演させて頂いていますLの一族という、伝説の泥棒一家のお話です本当は駄目だけど....皆様盗みたい物、手に入れたい物は何ですか❓‼️ #ストイックになりたいなぁ #鉄のメンタルが欲しいなぁ #今年は沢山浴衣着たいなぁ #お話しがずれてしまったぁ #ルパンの娘 #今夜22時スタート #フジテレビ #kyokofukada A post shared by 深田恭子 (@kyokofukada_official) on Jul 10, 2019 at 6:13pm PDT浴衣姿や、愛犬とのラブラブショットに多くのファンがメロメロに。また、かわいらしいイメージの強い深田恭子さんですが、特技や趣味が『サーフィン』であることを明かし、ファンを驚かせたこともあります。 View this post on Instagram やっぱりサーフィンが好き 落ち込みやでネガティブな私が波に乗るとまるで別人の様に海の中だけ限定アクティブ?に少しでもなれてる気がします♀️いつもこんな自分でいられたらいいのにな♥️でもなりたい自分てそもそもなんだろ 難しいですね #皆様はこれをしたら別人にって #ありますか #なりたい自分てありますか #意外とこういう話お聞けないから #こっそり教えてください #kyokofukada A post shared by 深田恭子 (@kyokofukada_official) on Nov 27, 2019 at 7:06pm PST投稿では「サーフィンをしている時だけ、アクティブな自分になれる」と語っており、心の底からサーフィンを楽しんでいることが伝わってきますね。また、まぶしい水着姿が公開されるたびに、その姿を絶賛するコメントが寄せられます。 View this post on Instagram いつも写真集の撮影をさせて頂く時は、どうしたら皆さんに喜んで頂けるかなと、考えて、悩んで、スタッフの皆さんと作っているので、全ての写真集に感慨はあるのですが、 20冊目という記念になる写真集を出させていただけることになり、ただただ有り難いです。大好きなハワイに行ってサーフィンをしたり、サップヨガをしたり、海に入ると、水を得た恭子になります(笑)東京では見ることのできないような、アクティブな姿を、撮って頂いたので、是非ご覧頂いて潮風や日差しを感じて頂けたら....今回は動画でも撮って頂けました #あぁまたすぐサーフィンしたい #この動画少し調子に乗っている私お恥ずかしいすみません #BluePalpitations #surfergirlacademy #mitoism #9/20発売 #kyokofukada A post shared by 深田恭子 (@kyokofukada_official) on Aug 30, 2018 at 7:33pm PDT View this post on Instagram お休みの日に久々にサーフィンしました♀️ 同じ波に師匠のお子様aquaも乗っていた✨この日の波....気持ち良かったなぁ...❣️ #SurferGirlAcademy #MitoKasuya #Reflection #11月2日発売 A post shared by 深田恭子 (@kyokofukada_official) on Oct 28, 2016 at 8:59pm PDT View this post on Instagram #サーフィンで痣だらけ #AKUA #ThisisMe #kyokofukada A post shared by 深田恭子 (@kyokofukada_official) on Jul 22, 2016 at 8:04pm PDT深田恭子さんは2020年8月現在37歳ですが、衰え知らずのかわいさで『奇跡のアラフォー』とも呼ばれています。さらに最近はインスタグラムだけでなく、動画アプリ『TikTok』のアカウントを開設。2020年7月10日には企画の予告動画を公開し、大きな話題になりました。深田恭子がついに『TikTok』を開設!「最高」「待ってました」のコメント相次ぐそして、同月27日にベッドの上でサーフィンをする様子を公開。こちらも好評となっています。深田恭子『TikTok』でビキニ姿公開!驚きの声が上がった理由は?これからも深田恭子さんには、華やかな活躍ぶりを見せてほしいですね!深田恭子 プロフィール生年月日:1982年11月2日出身地:東京都血液型:O型身長:1633所属事務所:ホリプロ1996年に『ホリプロタレントスカウトキャラバン PURE GIRLオーディション』に参加し、グランプリを受賞。1997年にドラマ『海峡』(NHK)やドラマ 『FiVE』(日本テレビ系)で女優デビューし、以降、多くのドラマや映画に出演する。その中でも1998年放送のドラマ『神様、もう少しだけ』(フジテレビ系)で演じたヒロイン役でブレイク。2001年には『第24回 日本アカデミー賞』新人俳優賞を受賞し、その後も多くのドラマや映画で主役やヒロインを演じている。深田恭子が結婚しない理由に「その気持ち、分かる」 ドラマやサーフィンの腕前が話題に[文・構成/grape編集部]
2020年08月03日女優の深田恭子(ふかだ・きょうこ)さんが、2020年7月27日に動画アプリ『TikTok』を更新。『夏休み動画企画』の第1弾として、ベッドの上でサーフィンをする様子を公開しています。深田恭子、水着姿で見事な波乗りを披露深田恭子さんは2020年7月10日に『TikTok』のアカウントを開設。予告動画を公開し、大きな話題になりました。深田恭子がついに『TikTok』を開設!「最高」「待ってました」のコメント相次ぐそしてついに、『おうちでサーフィン気分』と題した動画を公開!早くも人気になっています。@kyokofukada_officialおうちでサーフィン気分♀️空撮 @balisatoshi ##kyokofukada ##brandnewme ##キャンペーン##tiktok夏祭り♬ Satisfied #2 - Galantis,MAX深田恭子さんは動画内で、ベットの上で飛び跳ねたり、手で水を漕ぎ進む『パドリング』の真似をしたりなど無邪気な一面を見せます。その後、場面が変わってビキニ姿で本物の波に乗り、見事なライディングを披露。動画を見たファンは「かわいい」「サーフィン、上手!」と絶賛。セクシーな水着姿にも多くの反響が寄せられています。・ビキニ姿、たまりません…。最高!・サーフィン、うますぎでしょ。一緒に海に行きたい…。・ノリノリでかわいい。第2弾も待ちきれない!!多くのファンを魅了した深田恭子さん。次回はどんな動画を投稿してくれるのか、気になりますね![文・構成/grape編集部]
2020年07月27日昨年夏に放送された深田恭子主演ドラマ「ルパンの娘」の続編が、10月クールの木曜劇場枠にて放送決定。前作からキャストも続投することが分かった。「ルパンの娘」は、深田さん演じる代々泥棒一家“Lの一族”の娘・三雲華と、瀬戸康史演じる代々警察一家の息子・桜庭和馬との決して許されない恋愛を描いたラブコメディードラマ。華の家族には、両親役の渡部篤郎と小沢真珠をはじめ、栗原類、どんぐり、麿赤兒。和馬の家族には、藤岡弘、、信太昌之、マルシア。そして、華の幼なじみ役で大貫勇輔が出演。彼らは10月クール放送の本作にも引き続き出演する。前作で、運命的な出会いから恋に落ちたものの、全国指名手配されたため、永遠の別れを決意した華と和馬。しかし、最終回で尊の機転によって、Lの一族は死んだことになり、ついに結ばれた。今作では、彼らのその後を描いていく。夢にまで見た新婚生活を手に入れた2人。しかし、死んだことになっているため、あくまで事実婚。そして華と交際していた責任を取らされ、所轄に左遷されていた和馬。結婚は職場ではもちろん秘密で、独身と偽ることに。つつましくも幸せな生活を手に入れたのもつかの間、隣人のトラブルでピンチが訪れ、さらに華の兄・渉が大きな盗みのターゲットを発見し、“Lの一族”は本格的に再始動する…。「前作の終盤に、現場では“続編があったらいいですね”と話していましたので、それが現実となった驚きと喜び、そして何より皆さんと再会できるうれしさでいっぱいです」と続編制作を喜んだ深田さんは、「今回は事実婚ではありますが結婚していますので、前回とは違った純愛の形をお届けできたらいいなと思っています。新たな要素もたくさん加わって、“Lの一族”が帰ってまいりますので、是非楽しみにしていて下さい」とメッセージ。瀬戸さんは「チームワークも素晴らしかったですし、今までやったことのない本格的なアクションに生身で挑戦したり、踊ったり、歌ったり...。いろいろな意味で大好きな作品でしたし、役者人生でとても印象的な作品でした」と前作をふり返り、「『ルパンの娘』が帰ってくる!!!興奮しないわけがないです!“真面目に思いっきりふざける“をテーマに、さらにパワーアップした『ルパンの娘』を皆さんに届けたいと思います」と意気込んでいる。なお、監督は武内英樹、脚本は徳永友一と、前作から引き続きの担当となり、同じく主題歌も「サカナクション」の「モス」に決定している。第1話あらすじ“Lの一族”こと、泥棒を家業とする三雲家の面々は世間から姿をくらまし、華(深田恭子)の恋人、桜庭和馬(瀬戸康史)の家に身を寄せていた。だが、桜庭は警察一家。華の父・尊(渡部篤郎)が繰り返す盗みに、和馬の父・典和(信太昌之)は寝込んでしまう。さすがに尊も潮時と桜庭家から引き払うのを機に、華は和馬とオンボロアパートに移った。ようやく2人きりの静かな生活を手に入れたのもつかの間、華たちの隣人が警察に追われ、隣に住む華にも警察が聞き込みに来るというピンチが。その危機を救った尊は、豪華なマンションを2人に与える。しかし、マンションは尊たち三雲家の新居につながっていた。そんな折、華の兄・渉(栗原類)が大きな盗みのターゲットを発見し、“Lの一族”は本格的に再始動する――。木曜劇場「ルパンの娘」は10月、毎週木曜日22時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年07月23日女優の深田恭子(ふかだ・きょうこ)さんが、2020年7月10日に動画アプリ『TikTok』のアカウントを開設。ベッドの上で無邪気にはしゃぐ姿や、愛犬とたわむれる様子などを公開しています。深田恭子の『TikTok』に「待ってました!」深田恭子さんは、TikTokで近日公開予定の動画の予告映像を投稿。ポップな音楽に合わせ、ベッドの上で泳ぐまねをする深田恭子さんの姿が見られます。@kyokofukada_officialTikTok撮影の様子を一部公開します!動画は楽しみにお待ち下さい##Brandnewme♬ The Weekend - Funk Wav Remix - SZA & Calvin Harrisさらに愛犬とのスリーショットやセクシーなドレス姿で手を振る姿がおさめられており、「かわいすぎる」と話題に。・深キョンが『TikTok』!?かわいいの極み…。・待ってました!すぐにフォローした!!・めちゃくちゃかわいい。本編も楽しみだなぁ。今回の映像はほんの一部ということで、フルバージョンの公開が今から待ちきれません!深田恭子さんの魅力がふんだんに詰めこまれた『TikTok』に今後も注目ですね。深田恭子の今の彼氏は誰?インスタで見せる水着や衣装に「素敵すぎ…」の声[文・構成/grape編集部]
2020年07月10日女優の深田恭子(ふかだ・きょうこ)さんが、2020年5月13日に更新された雑誌『週刊プレイボーイ』の公式ツイッターに登場。『史上最高のBODY』を披露し、ファンを喜ばせています。深田恭子の美ボディショットに悶絶!この日は、深田恭子さんの2年ぶりとなる写真集『Brand new me』の発売日。同アカウントは写真集の宣伝とともに、オフショット4枚を公開しています。 #深田恭子 写真集『Brand new me』遂に5/13、発売日を迎えました✨“史上最高のBODY”をハワイの空の下でたっぷりと✨既に重版も決定している深キョン21冊目の写真集です☀️是非あなた様もご覧ください❗️Amazon: 楽天: pic.twitter.com/ukArL3PN3O — 週プレ@グラビア (@shupure) May 13, 2020 1枚目では露出度高めなビキニ姿で、いつにも増してセクシーな雰囲気を漂わせた深田恭子さん。ハワイの青空の下でアンニュイな表情を浮かべ、カメラを見つめています。さらにボーダー柄の水着姿や、サーフボートを抱えた健康的な決めたショットも公開。投稿を見たファンからは「色っぽすぎる」「鼻血出そう」と絶賛のコメントが寄せられています。・素晴らしい身体!最高です!!・さらに色気が増した!?何歳になってもかわいすぎる!・どんどん魅力的になってる…。写真集、絶対買います!!今回の写真集を出版するにあたって深田恭子さんは、カリスマボディメイクトレーナー・樫木裕実(かしき・ひろみ)さん監修のもと、トレーニングに励んだそうです。そんなプロ根性が感じられる深田恭子さんは、これからも多くのファンを魅了してくれそうですね!深田恭子が結婚しない理由に「その気持ち、分かる」ドラマやサーフィンの腕前が話題に[文・構成/grape編集部]
2020年05月15日女優の深田恭子(ふかだ・きょうこ)さんが、2020年4月26日に自身のインスタグラムを更新。母が手作りしてくれたというマスク姿を公開し、多くの反響が寄せられています。深田恭子、マスク姿でコロナ終息を祈るこの日、深田恭子さんは『母の手作りマスク』をつけた自撮りショットを、2枚続けて投稿しています。 View this post on Instagram A post shared by 深田恭子 (@kyokofukada_official) on Apr 25, 2020 at 8:58pm PDT※画像上の矢印をクリックすると、ほかの写真も見ることができます。ファンにはたまらない、プライベート感満載のレアショットですね!母の愛情がこもった手作りマスクには花のイラストがプリントされており、深田恭子さんの優しい雰囲気によく合っています。深田恭子さんは、新型コロナウイルス感染症の影響で生活の変化に戸惑うファンへ「この現状が収束することと、みなさまのお身体と心の健康を願っております」とコメント。投稿を見たファンからは「元気出た」「ありがとう」といった感謝の言葉が続出しています。・お顔が見れて嬉しいです!おかげさまで元気をもらえました。・スッピンですか!?マスク姿でも美しい!・お母さまの手作りマスク、素敵です!恭子さんもくれぐれもご自愛くださいね。今回、多くのファンの心を癒した深田恭子さんは、このほかにもたくさんの写真をインスタグラムに投稿しています。気になった人はぜひチェックしてみてくださいね。深田恭子が多部未華子・永野芽郁との『3姉妹ショット』を公開!「もしかしてホロ酔い?」との声も深田恭子が『あの俳優』とサンタコス写真に「最高!」「美人すぎる」[文・構成/grape編集部]
2020年04月27日約3年前「がんが消えた!」と笑顔で語ってくれた大林さん。病魔は大林さんに試練を与え続けたが、映画への熱が冷めることはなかった。それはきっといまでも……。「昨年11月ごろから、新作の公開日に照準を合わせて、大事をとって自宅で療養していました。父は何よりも、母のそばを離れたくない。とにかく自宅が大好きな人でした。亡くなる当日まで、寝室の窓から見える八重桜を眺めながら『きれいだね』と、日課のように話をしていました」悲しみをこらえながら、本誌のインタビューに答えてくれたのは、4月10日、肺がんのため亡くなった映画作家・大林宣彦さん(享年82)のひとり娘、千茱萸さん。新型コロナウイルスの感染拡大の影響により公開は延期となったが、大林さんが亡くなった日は、くしくも監督を務めた最新作『海辺の映画館−キネマの玉手箱』の公開予定日だった。’16年8月、「肺がんステージ4、余命3カ月」という宣告を受けた大林さん。本誌はその1年後の’17年8月、そして2年4カ月後の’18年12月に、大林さんに2度インタビューをしている。本誌記者に語りかける大林さんの口調は、まるで親がわが子に語りかけるように優しかった。そして自らの人生哲学を語る情熱は、宣告された余命を大幅に超えて生き続けた大林さんのエネルギッシュさを物語っていた。がん闘病、家族の絆、そして映画にこめた「反戦」への思い……。監督が本誌に残した、約9時間にも及ぶ“魂のメッセージ”に、もう一度触れてみようーー。闘病のなか、映画製作に情熱を注ぎ続けた大林さんは、妻の恭子さん(81)のことを「人生最大の理解者」だと語っていた。「僕と一緒になったときも、『あなたの才能を尊敬しているからお手伝いをします。でも、私があなたを尊敬できなかったらすぐに別れます』と宣言されて、一緒になった。古い時代の人ですから、本当に尽くしてくれますよ。自分の体のことは放っておいても、僕のことを気にしてくれてね。恭子さんがいなければ、僕は映画も作っていなかったでしょう。つまり、彼女との出会い自体が、僕そのものなんですよ。彼女もそうみたいですけど(笑)」恭子さんは、成城大学在学中から大林さんの自主映画製作に関わり、以来、大林作品を常に支えてきた。そして『転校生』(’82年)から正式にプロデューサーとなる。「彼女は、“私は最初の観客よ”と、必ず現場にいるんです。映画のプロデューサーはお金を集めてきたら現場にいないのが普通ですが、恭子さんは現場に張り付いている。僕が現場でいろんなことを思いついたりすると、横にいる彼女に相談するんです。そうすると、『あ、面白いわね。きっと面白くなると思うから、やってみて』と言って、すぐにその手配をしてくれます。“面白いと思えば、私はOKよ”というのが彼女のスタンス。ときには、容赦なくシーンをカットすることも提案してきます」夫婦であり、クリエーター同士でもある2人。いつも一緒にいれば、ケンカが起きても不思議ではないのだが。「感情的なケンカはしませんが、議論は年中しています。娘の千茱萸がいるときは、参戦させるんですよ。娘は赤ん坊のころから、夫婦で議論するときにそばに置いていましたからね。小さいときの娘は、議論するママの顔を見ながら“あ、パパのほうが間違っている”とか“ママのほうが正しそうだな”とよく思っていたみたいです(笑)」余命3カ月の宣言を受けてから、すでに2年以上が過ぎた’18年11月、大林さんにとってうれしい出来事があった。長年二人三脚で映画を作ってきた恭子さんが、「第42回山路ふみ子映画賞」で映画功労賞を受賞したのだ。「その贈呈式で彼女がいいスピーチをしてくれてね。《私の記憶は7歳のとき、東京大空襲の焼け野原から始まっています。すべてが焼かれ、写真1枚残っていない。昔の記憶も残っていない。戦争を二度と起こさないために、何か役に立てることはないか。そんなときに映画と出合い、それをこれまでずっとやってきました》と。僕は会場で聞いていて“こんなに喋る人だったんだ”と驚かされました。監督というのは好き放題、やりたい放題。それを勝手にやらせてくれたのは、プロデューサーである妻であったと、そのとき気づかされた。そしていまでは、娘の千茱萸、彼女の夫と一緒に、家族で映画を作っている。これは幸せなことです」大林さんの家族もまた、映画を愛し、そして何より新しい映画に挑戦し続ける大林さんを愛していた。そんな家族について語る大林さんの表情は、いつも優しかった。「女性自身」2020年5月5日号 掲載
2020年04月23日4月10日(金)、82歳で死去した大林宣彦監督を追悼する特別企画として、日本テレビ系では4月18日(土)、大林監督がメガホンを取り原田知世主演で筒井康隆の人気SFファンタジー小説を映画化した『時をかける少女』を放送する。『HOUSE ハウス』で商業映画初監督、80年代には本作とともに『転校生』『さびしんぼう』の3作が“尾道三部作”として多くの観客をとりこにしたほか、92年には『青春デンデケデケデケ』で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞。近年は『この空の花-長岡花火物語』『野のなななのか』、第72回毎日映画コンクール日本映画大賞をはじめ数々の映画賞を受賞した『花筐/HANAGATAMI』といった作品を世に送り出し、精力的な活動を続けてきたが、16年にがんが発覚。『海辺の映画館ーキネマの玉手箱』の製作に向けて闘病を続けていた矢先、82歳の生涯に幕を下ろした大林監督。大林監督を世に知らしめた“尾道三部作”の1作でもあり、監督が角川春樹とタッグを組んで世に送り出したアイドル映画の代表作ともいえるのが本作となる。昨年放送の「あなたの番です」も話題となった原田さんは本作で初の映画主演を務め、第7回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。興行成績も28億円の配給収入をあげて公開年の邦画第2位となるヒットを記録した。物語は、ある日の放課後の実験室でラベンダーの香りを嗅いで以来、時間を跳躍する能力を持ってしまった芳山和子(原田さん)が、同じ毎日を繰り返すなかで、同級生の深町一夫(高柳良一)と淡い想いを寄せるのだが、一夫には“秘密”があって…というもの。当時16歳の原田さんによるフレッシュな演技と、叙情溢れる尾道の風景。そして現在まで数多くの作品が作られる“ループもの”青春ストーリーの元祖ともいえる、時空を超えた切ないラブストーリー。その美しい映像と世界観はいまだに多くの人の心を惹きつけてやまない。『時をかける少女』は4月18日(土)13時30分~日本テレビでオンエア(関東ローカル)。(笠緒)
2020年04月18日10日夜、他界された大林宣彦監督へ哀悼の気持ちをこめ、公私ともに親交があった方々の追悼文を掲載させていただきます。大林監督のご冥福を心よりお祈りいたします。(ぴあ編集部)塚本 晋也(映画監督・俳優)大学生のころ、「『HOUSE/ハウス』という面白い映画があるぞ!」と自主映画仲間と映画談義に花を咲かせました。その後、大好きな『転校生』、『時をかける少女』(ラスト、倒れていた原田知世さんが立ち上がって歌い出す瞬間の驚きとときめき)など好きな映画はたくさんありますが、大林監督とお話するようになったのは、実は2015年に発表した『野火』以降になります。ですから大林監督を慕って行動を共にされていた監督さんたちとも違い、僕には雲の上の人のようにずっと遠くに感じられていました。学生のころうらやましく見ていた自主制作からプロデビューする監督さんたちの、さらにその先をいく存在だったのです。『野火』の上映で、全国のミニシアターからミニシアターへ行脚していたおり、大林監督の故郷にある映画館シネマ尾道で、僕の『野火』と大林監督の『野のなななのか』を上映し、対談をさせていただく大きな機会を得ました。大林監督は、そのすべての映画に戦争というテーマを隠し味としてこめていたと仰いましたが、3.11以降、『この空の花ー長岡花火物語』からははっきりと戦争がモチーフになっていき、その後『野のなななのか』、『花筐』へと続いてゆきます。対談の前に大きなスクリーンで観た『野のなななのか』は、戦争で亡くなった人たちと今この世で生きている自分たちが地続きに感じられる優しい目線で描かれている作品でした。全編が繰り返し歌われる詩のようで、感情が揺さぶられ続けました。そしてこの連作で、年齢や病をものともせず、作品はますますパワフルに溢れ出したのです。対談ではたくさんの大切なことをお話しくださいましたが、衝撃だったのは、大林監督は「僕(大林監督)は戦後の監督で、塚本君は戦前の監督」という視点。また、正義という概念は時代によって変わるので、必要なのは自分を俯瞰してみる正気の目線だ-。という教え。残念ながら自分たち人間は、状況によっては悪魔に変身することができる生き物だと知ってしまったので、そういう状況を作り出さないようひとりひとりが正気の目を持ち続けることが最も大切という思いに至りました。また『斬、』という新作の上映と舞台挨拶でやはりシネマ尾道にうかがったとき、大林監督が新作を撮影されているということを知り陣中見舞いにうかがったこともあります。撮影中にお邪魔するのもいかがなものかとはばかられたのですが、そうっと覗かせてもらうことにしました。そのとき監督はだいぶ小さくなられていましたが、静かに、着実に撮影を進めていらっしゃいました。撮影現場にいることが一番の薬だったのでしょう。そして自分がひょっこり現れたことをたいへんに喜んでくださいました。その後高崎映画祭の授賞式でもご一緒できる機会があったのですが、セレモニーの間どこにいらっしゃるか分からなく、自分の登壇の直前、舞台袖に待機すると車椅子の方が目に入り、その瞬間も大林監督だとはすぐには思わず、通り過ぎて壇上に出てようやく監督だとわかったのです。舞台袖ですべての進行をご覧になっていたのです。しかし目にしても気づかないほど小さくなられていたのでした。僕もゲストを大勢連れていったものですからそのあと直接お話しする機会を逸してしまい、ずっと気になっていました。あのときシネマ尾道さんの計らいで撮影現場にうかがっておいて本当によかったです。しかし高崎映画祭の壇上に出た大林監督は、本当に病気なのかと思うほどしっかりとして、たくさんの貴重なお話をみなさんにしてくださいました。実は新作の『海辺の映画館―キネマの玉手箱』は、試写やDVDでなく、町の映画館で一観客として観させていただくのを楽しみにしていたので、初日を今かと今かと待っていたのですが、まさに公開予定日に旅立たれてしまいました。映画はお客さんに届いて完成するものと思っていらしたはずですので、そこまではがんばろうとされていたのではないでしょうか。コロナの終息が見えない中亡くなられてしまったと思うと、映画の感想をお届けできなかったことが悔やまれてなりません。亡くなられる数日前に、自分の名前も上げてくださり、「君たちが映画をつないで平和な世の中に・・・」と途切れ途切れお話しをしたという奥様の恭子さんのコメントを読みました。高崎でお話しできなくごめんなさい。やっぱりどんな形ででも新作を観てしまうべきだったといろいろ悔やみましたが、今となってはいかんともしようがありません。大林さんはずっと平和のことを考え、その思いを映画に込め、語っていらっしゃいました。『海辺の映画館―キネマの玉手箱』はとてつもなくパワフルな映画と各所から耳に入ってきます。もう少ししたら、最高の場所、映画館で堪能させていただきますからね、大林監督。ほんとうにありがとうございました。大林監督の遺作となった『海辺の映画館-キネマの玉手箱』から (C)2020「海辺の映画館-キネマの玉手箱」製作委員会/PSC塚本 晋也(つかもと・しんや)1960年東京生まれ。映画監督/俳優。日本大学芸術学部卒業後、『電柱小僧の冒険』(1987)でPFFグランプリを受賞。『鉄男』(1989)でローマ国際ファンタスティック映画祭グランプリを受賞するなど、国際的な映画祭での評価も高く、ヴェネツィア国際映画祭では審査員も務めた。自作の『野火』(2015)、『斬、』(2018)や、マーティン・スコセッシ監督の映画『沈黙 -サイレンス-』(2016)などに、俳優としても出演している。
2020年04月16日10日夜、他界された大林宣彦監督へ哀悼の気持ちをこめ、公私ともに親交があった方々の追悼文を掲載させていただきます。大林監督のご冥福を心よりお祈りいたします。(ぴあ編集部)川本 三郎(映画評論家/文芸評論家)大林宣彦さんは、大仰ではなく、ほとんど「奇跡」のような存在だったと思う。八十歳を過ぎ、癌と闘いながら最後まで映画を作り続け、遺作となった『海辺の映画館-キネマの玉手箱』を作り上げたことも「奇跡」だし、なによりも映画人生の大半を「自由人」として映画を作り続けたことが「奇跡」だった。大林さんの世代の映画監督の大半は、映画会社に所属している。当時としては、それが当たり前だった。ところが大林さんは、まったく別のところから現われた。子供の頃から八ミリで映画を作り、映画少年がそのまま大きくなり、テレビのコマーシャルを多数作り、そして、映画を作るようになった。それまでの映画監督、あるいは同世代の映画監督が「撮影所育ち」だったのに対し、大林さんはあくまでも「自立」した「自前」の映画監督として映画を作り続けた。その意味で、映画史のなかの、いい意味での「突然変異」と言っていい。映画会社に属さないということは、経済的には大変だったと思うが、逆に、映画会社の枠にとらわれない自由な映画を作ることが出来た。「映像の魔術師」と呼ばれるほど、従来の映画文法にとらわれない想像力豊かな映画を作り続けることが出来たのは、大林さんが映画会社に所属しなかったことが大きいと思う。大林さんは、映画監督であると同時に「自由人」であり続けた。そこに敬服する。そして、あの優しい風貌に、この言葉は似合わないかもしれないが、偉大なる「一匹狼」だった。それを、奥さんの大林恭子さんや、娘さんの千茱萸(ちぐみ)さんが支え続けたのも素晴しい。矛盾した言い方になるかもしれないが、「家族に支えられた一匹狼」と言えばいいだろうか。「自由人」にふさわしく、大林さんの映画は、テーマよりもメッセージよりも、最初は何よりも、自由奔放なイメージの連続から作られた「奇妙なもの」として立ち現れた。従来の日本映画のこぢんまりした花鳥風月の世界とはまったく違う。アメリカン・アートのポップな感覚、テレビのコマーシャルのカラフルな喧騒には正直、最初はついていけなかった。2016年11月に、『キネマ旬報』の仕事で『花筐/HANAGATAMI』製作中の大林さんにインタビューをした時、「君は、最初の頃、僕の映画を批判していたよね」と言われて、思わず冷や汗をかいたものだった。大林さんの作品で最初に感動したのは、遅れていて、1984年の『廃市』だった。それまでの、にぎやかな世界と違って、福岡県の「柳河」という掘割の町、水の町を舞台にした静かな映画で、大林さんはこんな映画も作るのかと魅了された。福永武彦の原作も好きだったし、何よりも北原白秋が好きだったので、『廃市』を観たあと、すぐに「柳河」に旅した。のち、2012年に、北原白秋論『白秋望景』(新書館)を書いたのも、きっかけは大林さんの『廃市』だった。大林さんは声もよかった。あるところで『廃市』はナレーションの声がいいと書いた。あとで、その声は監督の大林さん自身の声だったと知って、恥かしくもあり、同時にうれしくもあった。かつて木下恵介監督は「作品のなかで必ず映画的実験をする」と言って、作品ごとにそれを試みたが、大林さんも新作ごとに「映画的実験」に挑んだ。ひとつ例を挙げれば2004年の『理由』だろうか。あの宮部みゆきの傑作を映画化する。普通の映画監督ならリアリズムの手法で事件を追っていただろう。ところが大林さんはそうはしなかった。テレビのワイドショーの手法を使った。それまでは映画では使ってはならないとされていた、俳優がまっすぐカメラを見るという禁じ手を逆手にとって、俳優たちがワイドショーのレポーターのように正面からカメラを見て事件を語る。この型破りの手法には驚いた。「自由人」だから出来る冒険だったろう。大林さんの「映画的実験」は近年の『花筐/HANAGATAMI』や『海辺の映画館-キネマの玉手箱』で如何なく発揮されている。どちらの作品も反戦のメッセージが強く打ち出されているが、決してありきたりのリアリズムの枠にはおさまっていない。具象画の世界に突然、抽象画が現われたような新鮮な驚きがある。故郷である尾道を舞台にした尾道三部作をはじめ、小樽、長岡、臼杵、唐津など地方を舞台にした作品を作り続けたことも、東京一極集中の時代にあって意味が大きい。中心に対して、周縁からの抵抗の思いもあっただろう。大林さんの反骨精神を感じる。『廃市〈HDニューマスター版〉』発売・販売:キングレコードKIXF-4286/¥2,500+税 KIBF-4533/¥1,900+税川本 三郎(かわもと・さぶろう)1944年東京生まれ。映画評論家/文芸評論家。「週刊朝日」「朝日ジャーナル」の記者として活躍後、文芸・映画の評論、翻訳、エッセイなどの執筆活動を続けている。91年『大正幻影』でサントリー学芸賞、2012年『白秋望景』で伊藤整文学賞などを文芸著作で各賞受賞。1970年前後の実体験を描いた著書『マイ・バック・ページ』は、2011年に妻夫木聡と松山ケンイチ主演で映画化もされた。
2020年04月15日10日夜、他界された大林宣彦監督へ哀悼の気持ちをこめ、公私ともに親交があった方々の追悼文を掲載させていただきます。大林監督のご冥福を心よりお祈りいたします。(ぴあ編集部)植草 信和(元キネマ旬報編集長)大林さんと最後にお会いしたのは2018年の春だった。クランクイン直前に下された〈余命三ヵ月宣告〉を撥ね返して完成させた『花筐/HANAGATAMI』公開が前年の2017年12月だから、『海辺の映画館―キネマの玉手箱』準備中だった。ぴあアプリ「私のクリエイター人生」の取材で、3回に亘って6時間ほどインタビューさせていただいた。場所はご自身のプロダクション〈PSC〉の仕事場兼応接間。恭子夫人に伴われて現れた監督は病魔との戦いに疲れた様子だったが、インタビューを始めるとそれまでの痛々しさを微塵も感じさせないほど饒舌になり、尾道時代の幼年期からの「映画人生」を語ってくれた。個々の作品評価は紙幅の都合で別の機会に譲るとして、大林さんが我々に遺してくれた最大の遺産は何だったのだろうか、と真剣に思う。それを一言で表せば、「後進への映画の道を切り拓いた」ということに尽きる。映画監督への道はそれまで、撮影所の門をくぐった者しか開かれていなかった。だが彼は、CMディレクターであり自主映画の監督に過ぎなかったにも関わらず、『HOUSE /ハウス』で東宝という大メジャーから監督デビューを果たした。しかも興行的にも大成功を収め、一躍時の人、人気監督になった。大林さんの出現は、日本映画史に「大林以前・大林以後」と特筆大書してもいいほど燦然と輝く新たな一ページを加えた。日本映画界が低迷していた中でのその鮮烈な監督デビューは、大森一樹や原田眞人、是枝裕和、岩井俊二という現在の日本映画を牽引する監督たちを登場させる端緒になったといっていい。その他、犬童一心、塚本晋也、手塚眞、今関あきよしなどの大林チルドレンと言われる監督たちも生まれ、その幹から育った監督たちも多くいる。3.11東日本大震災からは「反戦」を刻印する映画を4本作った大林監督、文字通り遺書になった著書『最後の講義/映画とは“フィロソフィー”』の終章は、「映画では、平和を引き寄せられます。本当にそれができるんだから。頼むよ、みんな」という一文で結ばれている。その一文から、手塚治虫が「漫画と少年」の懸け橋になったように、大林さんは「映画と青年」の懸け橋になったのだ、と思える。大島渚、かわなかのぶひろ、ほしのあきら、松田政男、松本俊夫ら審査員各氏がそろったPFF審査中の貴重なショット。手前左端サングラスが大林監督。写真提供:PFF植草 信和(うえくさ・のぶかず)1949年、千葉県市川市生まれ。フリー編集者。キネマ旬報社に入社し、1991年に同誌編集長。退社後2006年、映画製作・配給会社「太秦株式会社」設立。現在は非常勤顧問。ぴあアプリ「私のクリエイター人生」で、大林宣彦監督のインタビュー&構成を担当。
2020年04月12日10日夜、他界された大林宣彦監督へ哀悼の気持ちをこめ、公私ともに親交があった方々の追悼文を掲載させていただきます。大林監督のご冥福を心よりお祈りいたします。(ぴあ編集部)中川 右介(作家)最初に大林宣彦監督にお会いしたのは、スマートフォンの記録を見ると、2013年10月29日。当時の私は「関西ウォーカー」誌に、後に『角川映画 1976-1986』(角川文庫)となる記事を連載しており、角川春樹時代の角川映画で最も多く撮った大林監督に、時間をとっていただき、『時をかける少女』などの角川映画時代を語っていただいた。実はその時点まで、どういう本にするか明確な設計図ができていなかったのだが、このインタビューで、「角川春樹と大林宣彦の距離感のある盟友関係」を隠れた主題にするアイデアを思いついた。そのインタビューの際、同行していたカメラマンが「写真のチェックをしますか」ときくと、「それはあなたの仕事でしょう。僕の映画なら、もちろんチェックするけれど、あなたの写真なのだから、あなたが最もいいと思う写真を使いなさい」との答えで、かっこいいなあと思った。そこに、プロとしての矜持を感じた。監督の好きな言葉で言えば、「フィロソフィー」を。その矜持の本質をもっと知りたくなり、『大林宣彦の体験的仕事術』(PHP新書)という本を企画し、私がインタビューをして構成することになった。原稿に大林監督が手を加え、さらに私が手を入れと、何度も原稿のやりとりがあった。組版してからも大変だった。この本を手にしてていただければ分かるが、一行も余白がない。たとえば、校正刷りで、あるページに2行余白が生じると、大林監督は2行足して埋めていく。映画には余白はない。始まったら最後まで1秒も空白がない。その感覚で、作られた本だった。カメラマンが撮った写真はその人の作品だから口出ししないが、本での自分の発言は自分の作品だから、一字一句までこだわる。そのすさまじさ。一緒に映画を作ることはなかったけれど、この本を作ったことで、プロとしての大林宣彦の仕事の流儀、作法に接することができた。生涯の思い出だ。インタビューの後は、いつも成城学園前駅近くで食事をした。ある晩、店から出てくると、駅周辺にいる人たちが夜空を見上げていた。「なんだろう」と私たちも見上げたが、とくに変わったものは見えない。私はぼんやりと見上げていただけだったが、大林監督は、見上げている人たちのそばへ行き、「何が見えるんですか」ときいた。すごい好奇心だ。「月食です、いま見えなくなったところ」との答えに、「見えないわけだ。見そこなったのは、ツキがなかった」と大笑い。「大林宣彦のダジャレ」のひとつだ。新宿で食事をしたときも、「西武新宿線で帰ります」と言うと、すかさず「ほう、西武線か。セイブ戦線異状なしだといいね」と返された。ダジャレの天才だった。これからも、大林映画は何度でも見ることができるけど、あのダジャレはもうきけない。映画『HOUSE/ハウス』のチラシ中川 右介(なかがわ・ゆうすけ)1960年東京生まれ。出版社アルファベータを創立。クラシック、映画、文学者の評伝を出版。現在は文筆業。『大林宣彦の体験的仕事術』(PHP新書)など、映画、歌舞伎、ポップスに関する著書多数。近著に『手塚治虫とトキワ荘』(集英社)など。
2020年04月12日10日夜、他界された大林宣彦監督へ哀悼の気持ちをこめ、公私ともに親交があった方々の追悼文を掲載させていただきます。大林監督のご冥福を心よりお祈りいたします。(ぴあ編集部)樋口 尚文(映画評論家、映画監督)1977年、東宝のスクリーンに『HOUSE/ハウス』という作品が「乱入」してきた時のインパクトは、当時の若い観客にとってとんでもないものだった。その頃はビデオなどないから、封切りの後は、私のように名画座で何度も観まくる中毒患者が多発した。この作品は言わば邦画らしからぬモダンなタッチで描かれた美少女ホラーだったのだが、中毒まで行った観客はそんな設定やストーリーのうわべに痺れていたのではない。ぼくらを虜にしたのは、特異な画と音で埋め尽くされた映画の行間にたちのぼるフィルムの手ざわり、フィルムの生理のようなものであり、そこに弾けては消える(少女の思春のときの儚さのような)抒情、リリシズムを感じて甘美な疼痛を覚えていた。自然主義的な文学性で語ってきた日本映画の歴史のなかで、フィルムを愛玩しつくした先に降るフィルムそのものの抒情を領分とする作品などあり得なかった。正確に言えば、邦画五社の商業映画でなければ、それは存在した。『HOUSE』のひと昔まえに大林が発表した16mm作品『EMOTION=伝説の午後・いつか見たドラキュラ』を筆頭とする個人映画の諸作である。『いつか見たドラキュラ』は全国の大学祭で上映しないところはないくらいの人気を博したが、それはまさにフィルムの生理で語った画期的な大林調が若者たちを揺さぶった結果であった。『HOUSE』の凄さは、これらの個人映画が発散していた濃厚なフィルムの抒情が、手かげんなく東宝の夏休みアイドル映画に越境していた、ということだ。この「越境」の原点は、それを遡ること二十年前、大林青年が8mmカメラで映画を撮り出した頃にすでに明らかだ。すなわち大林は戦時中の子ども時代から熱狂的な映画ファンであったものの、8mmで作り出したのはフィルムの手ざわり、生理をもって自分ならではの「詩」をうたう習作だった。以来、大林はテレビコマーシャルの売れっ子演出家である時も、16mmのアンダーグラウンド映画の作家である時も、35mmの商業映画の監督をまかせられた時も、全く変わらずに大林の専売特許であるフィルム的抒情をもって作品づくりに傾注した。だから、厳密に言うと『いつか見たドラキュラ』時代の作風が『HOUSE』に越境したというよりも、大林は常に変わらず「私人=詩人」として自分だけのフィルムの「詩」をうたってきた、ということだろう。それは近年のデジタル長篇時代になっても変わらないどころか、より旗幟鮮明に(身体は病み疲れても)情熱的なフィルム語りにのめっていった。そして作家はつねに「私性」に生き、自分だけの「詩」をうたうべし、という大林の実践的な教えは、大林も審査員をつとめていたPFF(ぴあフィルムフェスティバル)出身者をはじめとする「大林チルドレン」の監督たちに継承されていった。だが、あの『時をかける少女』などをはじめとする口あたりのよいジュブナイルの紙背にひそむ、フィルムそのものの匿名の抒情の戦慄は、なまなかな追随を許さぬ「導師」ならではの境地であろう。畏怖とともに、合掌。新文芸坐で開催された「大林宣彦映画祭2017」のチラシ樋口 尚文(ひぐち・なおふみ)1962年生まれ。映画評論家、映画監督。著書に『大島渚のすべて』『黒澤明の映画術』『実相寺昭雄 才気の伽藍『映画のキャッチコピー学』ほか。監督作に『インターミッション』。新作『葬式の名人』がDVD・配信リリース。2017年、新文芸坐での「大林宣彦映画祭」を企画。2019年、大林監督の研究本『フィルムメーカーズ20 大林宣彦』(宮帯出版社)を責任編集。
2020年04月12日映画監督の大林宣彦さんが4月10日、肺がんのため亡くなった。82歳だった。大林さんにゆかりのある俳優たちからは、追悼の言葉が上がっている。83年の主演作「時をかける少女」で映画デビューを果たした原田知世(52)は《大林宣彦監督 在りし日のお姿を偲びつつ、ご冥福をお祈りいたします》とTwitterに投稿。また各メディアによると82年の「転校生」で主演の1人を演じた小林聡美(54)は「大林監督は私の根っこであり、お日様でした」「心よりご冥福をお祈りいたします」とコメントしたという。16年8月、映画「花筐/HANAGATAMI」の撮影前日に肺がんだと判明した大林さん。ステージ4だと診断され、2日後には余命3カ月と宣告された。しかし、奇跡的に復活を果たした。17年9月、本誌で大林さんは余命宣告に対して「自分でも不思議なほどネガティブな気持ちはいっさいなかった」と告白。そして「それはやはり、伝えなければいけないメッセージがあるから。命懸けで撮らなければならない映画があるからなんです」と語っていた。身を賭して撮り続けたのは、同作で戦争を描いたためだ。映画を通して、反戦を伝えてきた大林さん。そこには黒澤明さん(享年88)に託された願いがあったという。黒沢さんはある日、こう話した。「大林くん、人間というのは本当に愚かなものだ。いまだに戦争もやめられない。けれども、人間はなぜか映画というものもつくったんだな。映画には必ず世界を戦争から救う、世界を平和に導く、美しさと力があるんだ」「きみが無理だったら、きみの子どもが、さらにはきみの孫たちが、少しずつ俺の先の映画を撮り続けてほしい。そのときにはきっと、映画の力で世界から戦争がなくなるぞ」大林さんは「これが“世界のクロサワ”から託された、遺言なんです」と語っていた。そんな大林さんが亡くなった4月10日は、新型コロナウイルスの影響がなければ新作「海辺の映画館-キネマの玉手箱-」が公開される日だった。同作も戦争をモチーフにした映画だ。18年12月、再び本誌の取材に応じた大林さんは闘病生活について「がんとは共存共生」と表現。そして「地球からしたら、戦争をやめられない人間こそが、がんだっていうことですよ」「勝つためだけに国に殺され、たくさんの人々が不幸になる」として、同作についてこう語っていた。「現代の若者たちが幕末日本や第二次世界大戦中の中国戦線、原爆投下直前の広島にタイムスリップします。現象だけを見ると、戦意高揚の映画に思われるかもしれない。勝って喜んでいるシーンもある。自分でも笑えない幕間喜劇という難しい作品に手を出したな、と思っています」さらに「僕は、“あと30本映画を撮る”と言っているんです。未来のことはわからないけど、そのつもりでいないと生きていることにならないと思っているんです」と、これからについても意気込んでいた。最期まで映画に人生を捧げてきた大林さん。黒沢さんの願いを自身が引き継いだように、次は大林さんの思いを別の誰かが繋いでいくだろう。
2020年04月11日タレントの早見優が11日、オフィシャルブログを更新し、肺がんで前日に亡くなった映画作家・大林宣彦さん(享年82)を偲んだ。早見は、「私が初めてミュージカルに出演したのは、アメリカで大ヒットした映画『グリース』の舞台版でした。1988年。大学を卒業し、アイドル活動も少し落ち着いてきた頃でした」と大林さんとの思い出を回顧。「事務所からはもうレコードも売れる年齢ではないので、もう少し幅広くお芝居などに挑戦するようにと、話がありました。大好きな歌が歌えないのか、、、と落ち込んでいた時に、ミュージカルのお話をいただいたのです。それが『グリース』でした。演出は大林宣彦監督」そして、「舞台が初めての私には、セリフ、踊り、歌を全部こなすのにとても大変な思いをした事を覚えています」と懐かしむ早見。大林さんはそんな早見に対して、どんな時も優しい笑顔で「大丈夫だよ。絶対できるから」と励ましてくれたそうで、「サンデイのソロ曲の、“Hopelessly Devoted to you”を、一度英語で歌ってみなさい、と指示があり、英語で歌ってみたら、サンデイの気持ちがとても分かりやすくて、その気持ちで日本語で歌ってみて、と演出してくださった事があります」と振り返った。「昨年30年ぶりにグリースの出演者のみんなと集まりました。その時に監督に会いたいね、とみんなで話していました」と感慨深げな早見。「優しい笑顔の大林監督」と思い浮かべ、「心よりご冥福をお祈りいたします」と追悼している。
2020年04月11日『カメラを止めるな!』(17)などで知られる上田慎一郎監督が11日、ツイッターを通じ、肺がんで前日に亡くなった映画作家・大林宣彦さん(享年82)を偲んだ。上田監督は、「『ハウス』を観て映画ってこんなに自由なのかと衝撃を受けた」と大林監督が手掛けた同作に触れ、「カメ止めを観て頂いた時はぎっしり手書きの感想を書いて送って下さった」と感謝。「初めてお会いした時は『いいパジャマを着なさい。妻にだけ見せるお洒落だからね』という言葉をもらった」と金言を振り返り、「大林宣彦監督。唯一無二の方でした。ご冥福をお祈りします」と追悼した。また、「コロナでの延期がなければ今日4月10日は大林監督の最新作『海辺の映画館―キネマの玉手箱』公開初日だった。今日の夕方、『長岡花火大会が中止になった』というニュースを見て、嗚呼、と大林監督の顔がよぎっていた」と感慨深げな上田監督。「なんだろう。色々と考えてしまう」と心境をつづっている。
2020年04月11日原田知世主演『時をかける少女』などの“尾道三部作”をはじめ、数々の名作を世に贈りだしてきた映画作家・大林宣彦監督が、肺がんのため4月10日(金)に82歳で死去。この日は、最新作『海辺の映画館ーキネマの玉手箱』の公開予定日だったが、新型コロナウィルスの影響により映画館が休館し、公開延期となっていた。1938年、広島県尾道市生まれ。3歳のときに自宅の納戸で見つけた“活動写真機”と戯れるうちに映画をつくり始めたという。テレビCM草創期にはチャールズ・ブロンソンの「マンダム」をはじめ、カトリーヌ・ドヌーヴなど多くの外国人スターを起用したCMを製作、その作品数は3,000 本を超える。1977年に『HOUSE/ハウス』で商業映画に進出。自身の古里・尾道を舞台にした『転校生』(’82)、『時をかけ る少女』(’83)、『さびしんぼう』(’85)は“尾道三部作”と称され、世代を超え親しまれ、現在も新世代のクリエイターへ大きな影響を与えつづけている。近年には“大林的戦争三部作”と呼ばれる『この空の花-長岡花火物語』(’11)、『野のなななのか』(’14)、『花筐/HANAGATAMI』(’17)を発表。特に『花筐/HANAGATAMI』は第72回毎日映画コンクール日本映画大賞、第33回高崎映画祭特別大賞など様々な賞を受賞し、第91回キネマ旬報ベスト・テンでは日本映画ベスト・テン第2位に選ばれ、監督賞を受賞した。また、2004年春の紫綬褒章受章、 2009年秋の旭日小綬章受章。2019年には令和初の文化功労者にも選ばれていた。肺がんと診断され、余命の宣告を受けたのは、2016年8月。転移を繰り返すがんと闘いながら、みずからの命を削って、平和をたぐり寄せる映画を完成させた大林監督渾身の最新作『海辺の映画館ーキネマの玉手箱』は、新型コロナウイルスの影響により映画館が休館し、公開延期となっていた。その公開予定日だった4月10日(金)19時23分、東京都世田谷区の自宅にて息を引き取った大林監督。葬儀・告別式は、家族葬(密葬)を執り行い、後日、お別れの会を予定。喪主は、妻で映画プロデューサーの、大林恭子氏が務める。『時をかける少女』でデビューした原田さんは「在りし日のお姿を偲びつつ、ご冥福をお祈りいたします」とTwitterに思いを綴り、また、『青春デンデケデケデケ』に出演した浅野忠信も「ありがとうございました一緒に映画を撮った日々を忘れません」とTwitterを更新。岩井俊二監督は「ちょっとすぐには受け止められない。 エネルギッシュな新作にコメントを書かせて頂いたばかりでした」とまだ信じられないといった様子で、「訃報を聞いて呆然としている」と綴った行定勲監督は「恩師を失ってしまったような気持ちだ。この時、拙作『遠くの空に消えた』を『僕が撮ったらあんな爽やな風のような映画にならない』と気に入ってくださった」と2ショット写真をアップするなど、出演者や映画関係者、映画ファンから悲しみの声が相次いでいる。『海辺の映画館ーキネマの玉手箱』は近日公開。(text:cinemacafe.net)
2020年04月11日昨年11月に文化功労者に選ばれた映画作家・大林宣彦さんが4月10日19時23分、肺がんのため東京都世田谷区の自宅で亡くなった。82歳。葬儀・告別式は、家族葬(密葬)を執り行い、後日、お別れの会を予定している。なお喪主は、妻で映画プロデューサーの大林恭子氏が務める。1938年広島県尾道市生まれの大林宣彦監督は、3歳の時に自宅の納戸で見付けた活動写真機と戯れるうちに映画をつくり始めた。テレビCM 草創期にはチャールズ・ブロンソンの「マンダム」をはじめ、カトリーヌ・ドヌーヴなど多くの外国人スターを起用し、CM作品数は3000本を超える。1977年に『HOUSE/ハウス』で商業映画に進出。自身の古里・尾道を舞台にした『転校生』(82)、『時をかける少女』(83)、『さびしんぼう』(85)は“尾道三部作”と称され、世代を超え親しまれ、今も新世代のクリエイターへ大きな影響を与え続けている。近年には“大林的戦争三部作”となる『この空の花-長岡花火物語』(11)、『野のなななのか』(14)、『花筐/HANAGATAMI』(17)を発表。『花筐/HANAGATAMI』は、第72回毎日映画コンクール日本映画大賞、第33回高崎映画祭特別大賞など様々な賞を受賞し、第91回キネマ旬報ベスト・テンでは日本映画ベスト・テン第2位に選ばれ、監督賞を受賞した。大林宣彦監督個人では、2004年春の紫綬褒章受章、2009年秋の旭日小綬章受章。2019年、令和初の文化功労者に選ばれている。肺がんと診断され、余命の宣告を受けたのは、2016年8月。転移を繰り返すがんと闘いながら、みずからの命を削って、平和をたぐり寄せる映画を完成させた大林宣彦監督の最新作『海辺の映画館-キネマの玉手箱』は、4月10日に公開を予定していたが、新型コロナウイルスの影響により映画館が休館し、公開延期となっていた。近日公開を予定している。(C)2020「海辺の映画館-キネマの玉手箱」製作委員会/PSC
2020年04月11日女優の深田恭子(ふかだ・きょうこ)さんが、2020年3月31日放送のバラエティ番組『ザ!世界仰天ニュース 4時間SP』(日本テレビ系)に出演。驚くべき失敗談を語り、話題になりました。深田恭子の失敗談に仰天!深田恭子さんはこの日の放送で、自身に関するさまざまなことを明かしています。まず、同番組が20年目に突入したことから「20年前は何をしていた?」と聞かれた深田恭子さんは「高校に行きながら一生懸命に働いていた」と回答。また、『とっておきの1枚』と題し過去の写真を公開する企画では、6歳の時のかわいらしい姿を披露するなど番組を盛り上げました。その後、深田恭子さんは『一生忘れられない!私の仰天事件』というテーマで話を振られると「そんなに仰天ではないんですけど…」と前置きし、話し始めます。よくやってしまう失敗なんですけど、あんまりいろんなことをいっぺんにできないんですよ。ペットボトルを例えば飲もうとしている時に、誰かにいきなり話しかけられると手は止められないから、そのまんまグワーっとこう…。ザ!世界仰天ニュースーより引用飲み物を飲んでいる時に話しかけられても、すぐに対応できないという深田恭子さん。ペットボトルから水がこぼれ、上半身がびしょびしょになってしまったそうです。しかも、この時に着ていた服は衣装だったそうで、乾かすために周囲の人を待たせてしまったのだとか。深田恭子さんの『天然』ともいえるこの行動に、共演者は「えー!?」と驚きを隠せない様子でした。視聴者からも、同様に驚きの声が上がっています。・深田恭子っておっとりしてそうと思ってたけど、そこまでとは…。・そんなところもかわいい。・深田恭子さんのこと、もっと好きになった。そんな深田恭子さんは仕事はもちろん、プライベートもたびたび注目されます。その独特な考え方や、意外な一面について詳しく知りたい人は、こちらの記事もあわせてご覧ください。深田恭子が結婚しない理由に「その気持ち、分かる」ドラマやサーフィンの腕前が話題に[文・構成/grape編集部]
2020年04月06日大林宣彦監督が、20年振りに尾道を舞台に贈る映画『海辺の映画館ーキネマの玉手箱』が4月10日(金)に公開。大林監督の集大成となる本作から、稲垣吾郎が“大久保利通”、武田鉄矢が“坂本龍馬”、村田雄浩が“西郷隆盛”を演じる“薩長連合”集結カットがお披露目された。大林宣彦監督の44作目、20年ぶりの尾道最新作となる本作から到着したのは、幕末維新に倒幕に奮闘した大久保利通(稲垣吾郎)、坂本龍馬(武田鉄矢)、西郷隆盛(村田雄浩)が一堂に会し、日本の行く末について談笑する薩長連合の志士たちの場面カット。稲垣さんは、MCを務めていた「ゴロウ・デラックス」に大林監督が出演した際、監督から「次の僕の映画にでてよ」と請われたことから、本作の出演へとつながったそう。「時空を超え、思想を超え、宇宙をも一気にとび超えていく世界観。大林監督でなければ1本の作品に納めることは不可能だったと思います。みずみずしく自由に広がる想像力には驚かされるばかりです。大切なメッセージを届けてくださり、ありがとうございます」と、大林作品出演に感慨深げ。なお、これまで坂本龍馬を幾度も演じてきた武田さんは、本作で「人生最後の『龍馬』です」役と断言!監督の前作『花筐/HANAGATAMI』に続く出演で、エノケンこと榎本健一&三木鶏郎による楽曲「武器ウギ〈無茶房弁慶〉」をカバー、本作のためにレコーディングしてエンディング曲として披露。「この作品、映画に対する監督のラブレターのような作品ですよ」とコメント。2004年『理由』以降、全作品に出演し、大林組常連ともいえる村田さんは、「大林組に参加する時は覚悟がいります」と語り、「撮影がはじまっても、現場に行くまで何が起きるか見当もつかない。出来上がった作品を観ても、強烈なメッセージをぶつけられ 細かい所まで覚えていない…だからもう一度見ると、また違うメッセージに引っ張られて…興味が広がって収拾がつかなくなってます。…正直言って…私はいまだに監督の真意に辿り着いていません…」と、圧倒されたかのようにコメントを寄せている。『海辺の映画館ーキネマの玉手箱』4月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年03月28日女優の深田恭子が、18日より全国で放送されるニチレイフーズの冷凍食品「極上ヒレかつ」の新CM「あげません」篇に出演。エプロン姿でとんかつ店の看板娘役を演じている。同CMは、レンジでチンするだけで極上のヒレかつが食べられる時代になったことを宣言する内容。とんかつ店の看板娘役の深田は、“極上ヒレかつ”を注文した男性客に対し「あげません」と返答し、驚く男性客に「うちではもう、あげません」とさらに迫る。次のシーンでは電子レンジが現れ、揚げずにチンする”極上ヒレかつ”が登場。最後には、カメラ目線で「あげません」とちょっぴりツンとした深田も、”極上ヒレかつ”を一口食べると思わず笑顔に。普段の穏やかなイメージとは違う、少しツンデレな深田に注目だ。看板娘役に挑戦した深田は、白いエプロンを腰に巻き、ピンクのリボンで結んだポニーテール姿で登場。その姿に、スタッフからは思わず「かわいい~!」との声が上がった。撮影となると一転、監督からの指示を真剣な表情で聞く深田。商品がより美味しく見える角度を探し何度もチャレンジしていた。撮影後、深田は「とんかつと言えばロケ弁とかで食べることが多いのですが、あんなにサクサクしたとんかつは初めて食べました! すごく美味しく撮影をすることができました」とコメント。今回はとんかつ屋の看板娘役だったが、「もし女優業をやっていなかったら何の仕事をしてみたいですか?」と聞かれると、「水泳をやっていた時は選手コースだったりもして、小さいころから泳ぐことが好きなので、イルカの調教師になりたいです」と答えた。また、自身のゲン担ぎいついて、「大切な撮影の前と後は何か予定を入れてしまうと不謹慎な気がして、なるべくスケジュールを空けて気持ちを作って、早く寝たり、人と会わないようにしています。そして、撮影がうまくいったら予定を入れることにしています。その方が神様が助けてくれるんじゃないかと思っています」と明かした。
2020年03月18日女優の深田恭子が、17日より全国で放送される「キリン 午後の紅茶」の新TVCM「きっと幸せは、さわれるくらい、そばにある。幸せの紅茶。」篇で、ピアノ演奏を披露。CM楽曲には、そばにある「幸せ」をテーマにRADWIMPSの野田洋次郎が書き下ろした新曲「猫じゃらし」を採用している。同CMは、家族や友人など大切な人と過ごす日常の中の様々な「幸せ」の瞬間を描いたもの。幼い頃からピアノが好きという深田は、今回のCM楽曲を学校の音楽室にてピアノで演奏。演奏中の深田の「幸せ」な瞬間を切り取った表情に注目だ。また同日より、「キリン 午後の紅茶 ザ・マイスターズ」シリーズの新TVCM「ザ・マイスターズ 深田恭子 ミルクティーリニューアル&オレンジティー新登場」篇も公開。森の小さなコテージで、スケジュールに縛られず自由な時間の「幸せ」を楽しむ深田の休息のひと時が描かれている。深田は「CM撮影当日は、野田さんが作曲された譜面を頂いて演奏させて頂きましたが、ここから野田さんのどんな詞がのるのか、どんなCMになるのかを楽しみにしながら撮影させて頂きました」と撮影を振り返り、「野田さんが書き下ろしてくださった『触れるくらいの幸せ 抱っこして 背負えるくらいの悲しみおんぶして』という歌詞にホッとしたような優しさを感じ、『幸せ』で優しさのあるCMになっているのではないかと思います」と魅力をアピール。野田は「人間の『慣れる』力はすごいです。良いも悪いも。少しのキッカケでいつも通りの朝ごはんや、『おかえり』の声や、家までの帰り道が愛しく大事に思えたりします。この世界で楽しく生きるコツは、もしかしたら大それたことではなく、その小さな喜びに気づく才能なのかもしれません。あともう一つ、毎日一緒に過ごす『自分』という存在も、いつの間にか僕たちは知った気になって生きていることがあります。自分さえ知らない自分が、まだまだ隠れているかもしれません。そんな想いで作りました」と楽曲に込めた思いを明かし、「現在RADWIMPSのメンバーと一緒にバンドバージョンも作っています。そちらも楽しみにしていてもらえると嬉しいです」とコメントしている。
2020年03月16日大林宣彦監督が20年振りに故郷・尾道で撮影した最新作『海辺の映画館-キネマの玉手箱』の公開日が、4月10日(金)に決定。この度、本作の予告編が公開された。尾道の海辺にある唯一の映画館・瀬戸内キネマが閉館を迎え、日本の戦争映画特集を観ていた若者3人が、突然劇場を襲った稲妻の閃光に包まれる。彼らはスクリーンの世界にタイムリープするのだった。戊辰戦争、日中戦争、沖縄戦、そして原爆投下前夜の広島へ……。そこで出会ったのは移動劇団・桜隊。歴史上では原爆の犠牲になった桜隊の未来を変えるため、戦争を知らない3人の若者は、歴史を変えようと奔走する。戦争の歴史を辿りながら、無声映画、トーキー、アクション、ミュージカルと、様々な映画表現で、大林宣彦監督の映画への情熱、平和への想いが凝縮された、大林版『ニュー・シネマ・パラダイス』ともいえる作品で、“大林的戦争三部作”『この空の花-長岡花火物語』、『野のなななのか』、『花筐/HANAGATAMI』を経た大林宣彦監督の集大成となるものとなっているという。主要キャストには、厚木拓郎、細山田隆人、細田善彦、吉田玲(新人)、成海璃子、山崎紘菜、常盤貴子が名を連ねた。この度公開された予告編は、武田鉄矢がエノケンの名曲をカバーした主題歌『武器ウギ<無茶坊弁慶>』をバックに、様々な本編シーンが切り取られたものとなっている。”平和への思い”に賛同して集結した、小林稔侍、高橋幸宏、尾美としのり、武田鉄矢、南原清隆、片岡鶴太郎、柄本時生、稲垣吾郎、蛭子能収、浅野忠信、伊藤歩、中江有里、笹野高史、満島真之介、渡辺えり、窪塚俊介、長塚圭史らキャスト陣が登場する。予告編のラストは、山田洋次監督からのコメントも。「とにかくおもしろい。大林監督と病気を闘いながら、前作『花筐/HANAGATAMI』を上まわる作品を作られたことに、とても勇気づけられました」という、あたたかいメッセージで締めくくられている。『海辺の映画館-キネマの玉手箱』4月10日(金)公開
2020年02月13日DESCENTEの新アンバサダースポーツウェアおよびシューズブランド「DESCENTE(デサント)」は、2020年よりブランドアンバサダーとして女優の深田恭子を起用。2020年1月6日(月)、女性向けトレーニングウェアシリーズ「DESCENTE TRAINING WOMEN’S」のWEB動画『DESCENTE WOMEN’S 2020 Spring&Summer編』を公開した。しなやかな動きに注目動画では”美しくうごく人へ。”というコンセプトのもと、しなやかに身体を動かす深田恭子の姿が披露されている。着用しているのは新作コレクションのTシャツや9分丈パンツ、ランニングシューズだ。疾走感のある音楽にのせて、のびやかなストレッチやストイックな筋トレを行う姿は、普段あまり見せることのない一面だ。女性らしい美ボディが目を引く。おしゃれも機能も妥協しない「DESCENTE TRAINING WOMEN’S」の新作コレクションについては、全7パターンの着こなしが公開されている。デザイン性も機能性も両立させるトレーニングウェアは、女性の身体のラインを美しく見せるよう計算されている。新年にスポーツを始めたいという女性にぴったりのコレクションだ。(画像はプレスリリースより)【参考】※デサントジャパン株式会社のプレスリリース※特設サイト
2020年01月08日女優の深田恭子(37)が12月24日にインスタグラムを更新。同じ事務所「ホリプロ」に所属する女優の綾瀬はるか(34)と、サンタ帽を被った2ショットを公開した。「Christmas Eveになる瞬間をあやちゃん(綾瀬はるかたんをそうよんでいます)と過ごせました」と切り出した深田。続けて、「もう20年近くのお付き合いだからお喋りがつきなくて思い出話と近況と気がついたらイブを迎えていましたそして可愛くてちゅるちゅるあやちゃんに癒されっぱなしでした」と報告した。この投稿は3時間で22万件以上の「いいね!」を記録し、大きな反響を呼んでいる。《今年最高最強のツーショット最高最強のクリスマスプレゼント》《かわいい2人、なかなか見れないから、ビックリした》《広告かと思ってスルーしてました!最高すぎるー大好きな二人です》また深田といえば、7月に『ルパンの娘』(フジテレビ系)で主演を熱演したことも記憶に新しい。綾瀬もNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』に出演。各方面で活躍する深田と綾瀬。そんな2人に共演を望む声も上がっている。《大好きなお二人ドラマや映画で共演されるところが見たいです》《はるかちゃんも深キョンも大好きですー!これから共演ドラマあったらみたいな》
2019年12月24日