はじめまして。読者の方からのセックスに関するお悩みをセックスレスカウンセラーで、まじめにセックスレス、ED問題に取り組む三松真由美がアドバイスします。【夫婦に贈る夜のお悩み相談】夫のセックスがいわゆるAVのようなセックスで、力は強いし激しく動けばいいと思ってるようで…で、全然気持ち良くありません。正直言って、いままで付き合った人の誰よりも下手です。でも男のプライドや自信(?)もあるみたいなので、なかなか改善や誘導が難しいと感じています。よく聞く「もっとゆっくりが気持ちいい」という言い方を試してみたのですが、あまり効果はありません。 何かいい方法はないでしょうか?(あき子)■なぜ男性はAVセックスになるの?どうして男性は、AVセックスになってしまうのか…。AVに出てくるようなセックスしかしない男性はあき子さんの旦那さんだけではありません。ニッポンのAV文化は男性がたの背中を押したり、スッキリさせたりと良い面もたくさんあります。でもでもマイナス面は「AVでしているようなセックスが正しい」と考える男性が増えたことです。リアルセックスにAVの知識を持ち込むことで、女性は「痛いんだけど!」「これじゃイケない…」「何か違う…」など不満を感じる人も多いのです。男性側の意見を聞きますと「女優さんが気持ちよさそうだからAVをお手本にしている」と…。そういえば、「女性がうれしいセックス」などを教えてもらったことがない。つまり知識がない。実際にある男性に「最後には、彼女の顔に発射するのが普通だと思っていた」と真顔で言われたとき、私はのけぞってしまいました。「それをされて嬉しい女性はいったい何割いるのでしょうか…」。セックスに対する男女の温度差が一番現れている発言だと思いました。AV作品はフィクションです。ファンタジーと言い換える男優さんもいます。ファンタジーであることを世の男性にわかっていて欲しいです。ですが「セックスのやり方を、どこで習えばいいかわからないからAVの模倣をする」というのが一般的な意見でしょう。あき子さんの旦那さんも、おそらくAVで習得されたのです。学習の場がなかったのですから、しょうがない。今までのことは水に流しましょう。これから新しいステージに2人で上がればいいのです。■男性は、女性がうれしい「セックス」を学んだことがない私の持論は「過去のセックスの積み重ねが現在のセックスを作り上げる」です。男性が上達するには、パートナーが「そこは痛い」「次は私が動くからじっとしていて」と具体的に伝えて導くことでAVセックスとリアルセックスは違うのだ! と気づきを得るのが理想です。しかし性経験が少ない、あるいは過去のパートナーが何も言わずにスルーしていた場合、変わりません…よね。あき子さんの旦那さんは「これでいいのだ」と思い込んでいます。あき子さん、はやく終わって欲しいのでイッたフリなどしていませんか。気持ちはわかりますが、それを続けると成長しません。ステップアップのポイントは…■夫に独りよがりなセックスを卒業してほしい!そんな妻がやるべき夜のアクション3つ(1)具体的な言葉と仕草で伝える「やさしくして」という抽象的ワードでは夫には伝わりません。「このくらいの強さで触って」と自分から相手を触ってみせたり「このくらいの速さで動いて」と具体的に。お習字を子どもに教えるとき、背後から子どもの手を取り一緒に筆を動かすという感覚で、妻も自ら身体を使って具体的なセックスのオーダーを出してみましょう。(2)自分がしてみたいセックスをお互いに話すベッドの上ではなく、日常のリラックスタイムの話題にしてみませんか。理想のセックスについて語ってみて、それを伝えます。もちろん夫の理想も聞き出しましょう。そして、この話し合いに置いて大切なことは、否定しないこと。「えー?そんないやらしいこと考えてるの!ヤダー」は絶対NG。人には見せない恥ずかしい欲望を、お互いが情報交換するって…本当に信頼している関係じゃないとできないことですよね。夫とそういう関係にステップアップしたいと思えれば、ヤル気…でませんか?(3)女性向けAVを二人で観る今やレンタルショップでひと目を気にしながらAVを探す時代ではありません。ネットで動画ダウンロードもできるし、通販でも買えます。AV鑑賞のハードルはかなり低くなりました。夫のAVセックスに悩む妻こそ女性向けの作品の夫婦鑑賞会を提案しましょう。女性向け作品は、ベッドに至るまでのストーリーがしっかりあります。多くの女性にとって「セックスする理由」というストーリー性が大事であることも男性側に知ってもらえるといいですよね。こんなシチュエーションで…とか、やさしい言葉あるいはエッチな言葉があると嬉しい…など、作品を観ながら自分の思いを伝えるのです。「この体位してみたい」「今の言葉いいなぁ」とお手本があると、伝えやすいですよね。私も何本か女性向けAVの監修をしています。男性向けとは違う視点で、女性がして欲しいことを取り入れて、激しい動きだけが正解ではないということを伝えています。また、性の欲求は株価のように波打つもの。その日の体調、環境、気分によって「激しくして」の日もあります。やはりポイントはお互いの(自分の)好みを把握することです! 独自の欲望や好みを把握してセックスが楽しくなった!という方はたくさんいます。あき子さん、セックスレスで悩む方が多い中、旦那さんはちゃんと夫婦間の営みを継続しようとしています。そこは「よかった…ありがとう」という気持ちを持ってください。さらにA子さんは男性のプライドについて気づいていらっしゃる。そこはとても花丸です! 数々の夫婦仲相談を受けていますが、夫のプライドをチクチク崩してゆく妻には、夫の愛情は確実に冷めてゆきます。それに気づかない妻の方々がいかに多いか…。「あなたとエッチしてもイケない」「あなたのセックス下手だから気持ちよくない」などプライドを傷つける包丁セリフは、決して口に出してはいけません。あき子さん、簡単なことではないかもしれませんが、旦那さまのプライドを傷つけずにお互いを思いやりながら深いことも話せる関係にステップアップして、ぜひいろいろ楽しんでくださいね!【三松真由美】恋人・夫婦仲相談所所長。まじめにセックスレス、ED問題に取組む夫婦仲コメンテーター。セックスレスや理想の寝室事情を語るコミュニティで女性会員1万3千名を集める。
2019年09月21日1人目の出産は難産で、子どもは仮死状態で生まれてきました。私自身も産後はしばらく体調不良が続き、その結果、出産に恐怖を感じるようになり、2人目の妊娠は長い間あきらめていました。そんな私が2人目を考えるようになった経緯をお伝えしたいと思います。 出産恐怖症で2人目はあきらめていた1人目の出産は33時間の難産。苦しみの末に生まれたわが子は、仮死状態で別の病院へ緊急搬送。私自身も体調不良の日々を送り、障害を持つわが子を必死に育てる毎日だったため、2人目の出産は難しいだろうと考えていました。 夜になると夫のほうはせまってくるのですが、出産に恐怖を感じるようになっていたため、2年近く「体調が悪いから」と関係を拒否。2人も育てるのは無理だと考えていました。 1人目の成長とともに自然に2人目を願うようにしかし、障害を持っているとはいえ上の子もだんだんと成長し、手が離れる時間が増えてきました。障害を持たない子より遅くはありましたが歩けるようになり、自分で遊べる時間も増えるなどして、私自身も余裕を持って家事や育児ができるように。 すると、自然に「もう1人、子どもが欲しいな。2人目の出産は、1人目より軽い場合が多いと聞くし、なんとか産んで2人育てることができるかも」と考えられるようになってきました。 排卵時期を計算して計画的に妊娠1人目を妊娠したときは、結婚して2カ月後と早かったため、2人目もタイミングが合えば妊娠という面では心配ないと思いました。 けれど、夫との関係を持つことに対して気持ちが乗らない状態は相変わらず続いている日々。そのため夫には申し訳ない気持ちもありましたが、できるだけ少ない回数の関係で2人目を妊娠したいと考えました。しっかりと排卵時期を計算し、排卵チェックも市販薬でおこなうと、数回の関係で無事に妊娠することができました。 自分の心に余裕がないと、家事も育児も大変なもの。1人目出産後は特に毎日時間に追われてしまいますが、そのうち余裕が出てくると2人目妊娠に対する気持ちがわいてくるかもしれませんね。著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。
2019年09月19日少し前に「イクメン」という言葉が一世を風靡しました。でも今現在では、「イクメン」はもはや過去の考え方になっています。なぜ、「イクメン」は過去のものとなったのか、そのことについてお話ししたいと思います。 子育ての主体としての親になりきれていなかった「イクメン」 「イクメン」が過去のものになったのは、単に「育児する男性」というだけで、育児することをアピールするのは、子育ての主体としての親になりきれていない態度だったと言えるからです。だって、育児する女性のことを「育ウーマン」とか「育母」とか言わないですよね。これまで社会的文化的に、子育ては女性のものという感覚がとても強くありました。 しかし、男女が平等と考える現代社会になり、このような意識のままでいることはもはや男性にとってもプラスになるものではなくなっています。「イクメン」は、男性が子育てにほとんどノータッチのころからの過渡期として現れたもの、すでにその時期はもう終わっています。 現代では、子どもを持つ男性に対して、子育てに参加してかっこいい「イクメン」ではなく、子育ての当事者としての父親になることが求められています。 子育てには当事者意識が必要僕はこのことをこれからお子さんが産まれる方、産まれてまもなくのお子さんをお持ちのお父さんに、ぜひ知っておいてもらいたいと思います。 それは男性を責めようと思って言うのではありません。むしろ、男性の人生の自己実現のためにどうしても理解しておいてほしいことだからです。 このこと。つまり男親の子育ての当事者意識のあるなしは、これから家庭、家族を営んでいくうえで大変大きな意味を持ちます。 たとえばこんなケースがありました。夫婦共働きで10カ月のお子さんがいます。あるとき、お子さんが発熱して体調を崩しました。普段は保育園に預けていますが、熱があるのでお休みします。偶然にも翌日は、父親がお休みで特に用事もなく家にいる予定でした。母親は仕事です。 「明日は子どものことをお願いね」。そう母親が伝えると、父親は「見てるだけでいいなら見ていてあげるけど、ほかには何もできないよ」と答えました。仕方なく母親は、子どものごはんや父親のお昼ごはんまで、当日いつもよりさらに早起きをして作ってから仕事に行ったのでした。 さて、ここにあるのが男女の子育てにおける当事者意識のギャップです。 男性の「悪気はなかった」は言い訳にはならない 結婚して子どもができるまでは仲むつまじかった夫婦でも子育ての当事者意識のギャップがあれば、女性の側からすれば百年の恋も冷めるということになりかねません。 このとき、男性の側の「悪気はなかった」「疲れていた」「毎日仕事で頑張っている」というこうしたお気持ちの問題は意味がありません。 また、もしこれが仮に母親が専業主婦だとしても理由になりません。母親が専業主婦であるからといって、父親が父親の座を降りていいことにはならないからです。 子どもを育てるというのは、何があろうとやらなければならないことの連続です。子どもがおなかを空かせていれば、疲れているとか、普段仕事で頑張っているということなど関係なしに、食事を与えなければなりません。また、清潔にし、健康や安全に配慮し日々を過ごさせねばなりません。 今まで女性はそれをやってきました。まるで男性だけがそれを免責されているかのような態度や言動だったとしたら、女性からすると「この人は本当にこれからの人生をともに歩んでいける存在なのだろうか」という、大きな疑問符がついてしまうことは避けられません。 子育てをきっかけに人生の価値観の違いを認識することも夫婦間で、こうした子育てを契機に人生の価値観の違いを認識するケースは多いです。これらは時間が経とうとも、忘れようとしてもなかなか忘れられるものではありません。 熟年離婚のケースなどでも、何年も昔の子育てのことが理由として挙がってくることなども決してまれなことではありません。 男性からすると、「え、そんなことで」と思うといった場合もあります。しかし、母親が本気で悩んでいた子育ての問題を「そんなこと」と思えてしまうこと自体が、まさに子育ての当事者意識が欠如していたことを如実に表わしています。子育ての当事者意識のあるなしの差は、パートナーにそのような疑問符をたくさんつけてしまいかねません。男親であっても、子育ての当事者であるという意識が欠かせなくなっています。 男性は妊娠がわかったときから子育て当事者意識を持とう「男親の出番は子どもが大きくなってから」といった感覚は、もはやかつてのものでしかありません。 「男なんだから、なかなか親としての認識ができないのも仕方がない」。こうした、昔ながらの使い古された意見によって、自身の親としての責任を免責しようとしてしまえば、それは男性にとって自分で自分の首をしめるようなものです。 女性の妊娠がわかったとき、子どもが0歳の今から父親として子育て当事者の意識を持つもつことで、男性も家庭における自己実現、子育てにおける自己実現をして家族とともに幸せになることを模索する、そういう時代になっています。 著者:保育士 子育てアドバイザー・保育士 須賀義一子育てアドバイザー/保育士。大学時代はドイツ哲学を専攻。人間に携わる仕事を志し保育士になる。子育てのポイントや育児相談。保育士としての知識、主夫として子育てした経験を綴ったブログ『保育士おとーちゃんの子育て日記』が人気を博す。著書に『保育士おとーちゃんの「叱らなくていい子育て」』『保育士おとーちゃんの「心がラクになる子育て」』(PHP研究所)がある。現在は子育て講演や座談会、保育研修・監修、コラム執筆などをしている。個別の育児相談や講演依頼はブログ内リンク先のホームページより受付。 ブログ:「保育士おとーちゃんの子育て日記」
2019年09月17日育児や家事、仕事に追われる毎日……。環境は人それぞれですが、忙しい日々を送っているママさんも多いと思います。そんななか、何気ない夫のひと言にカチンときてしまったことはありませんか? 今回は、夫のひと言にカチンときた、わが家の体験談をご紹介します。 「時間があるのに何で〇〇できないの? 」第二子の出産を機に仕事を退職した私は、専業主婦として過ごすようになってから度々夫の言動にカチンとくることが増えてきました。 たとえば「それだけ時間があるのに何で掃除ができないの?」など。もちろん仕事をしていたときに比べると時間はできましたが、まだ1歳に満たない赤ちゃんとの生活は身動きが取りづらく、掃除をするのもやっとです。それをわかっての言動なの? と、カチンときたことがありました。 「今日のごはん、これだけ?」 授乳やおむつ替え、寝かしつけるだけでも1日はあっという間です。そんななか買い物へ行くのもやっとで、料理も時短で簡単にできるものを作っていました。 そんなある日「今日のごはん、これだけ?」と夫に言われてしまったことがありました。その日は親子丼を作り、副菜やスープなどを作る時間がなかった日でした。何気ない夫のひと言でこんなにも嫌な気持ちになるとは……。当時は夫の言葉が気になって仕方がなかったです。 夫の言葉に敏感になりすぎていたのかも?今振り返ってみると、余裕のない日々を過ごしているからこそ、夫の言葉に敏感になりやすかったとも感じました。きっと悪気があって発している言葉ではなかったと思います。振り返ってみれば、そこまでイライラする必要はなかったのかもしれません。 ただ、私の場合、産後は精神的にも不安定な状態でした。普段は気にならない言葉でも、敏感になりやすい時期だったのかもしれません。こうした心の状態を夫に伝えることも大切だったと感じています。 夫に言われてカチン! ときたとき、言いたいことを伝えるとスッキリすることがよくありました。また、そうして気持ちを伝えることで理解してもらえたことも。産後のみならずこれからもできるだけ感情的にならずに、気になったことは夫に伝えていきたいと思います。著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2019年09月16日義父母にとって、待望の初孫である娘はとてもかわいがってもらっています。私自身も結婚当初から良好な関係を築けていますが、1度だけ困ったことがありました。今回はその体験と、私がとった対応法をお伝えしたいと思います。 服の趣味が合わない⋯娘が生後7カ月のころ、初めて飛行機に乗り、遠く離れた義理の両親の家へ連れて行ったときのことです。初めて孫が泊まりに来るということで、気合いを入れて準備してくれていました。家中をきれいに片付け、安全対策も万全にし、すごく安かったからと子ども服も10着ほど買っておいてくれました。とてもありがたかったのですが、洋服だけは困惑してしまいました。なぜなら、あまりにも私の趣味からかけ離れていたからです。私はシンプルな服を好むのですが、頂いた服は「愛ラブmama」と大きく書いてあったり、「向日葵」と刺繍された法被だったり……。外では着せにくいと感じるものでした。 反応に困ってしまった正直どう反応して良いか困りました。気持ちはありがたいけれど、あまり着せたい服ではない。しかもそれが大量にあるので、狭いわが家では収納にも困る。笑顔で受け取るべきか、でも喜んでいると思われて今後もずっと同じような服をもらうことになったらどうしよう……など考えてしまいました。とりあえずその場はお礼を言い、夜、夫と2人になったときに気持ちを伝えました。夫も私と同じように感じていたようで、今後は服はいらないと伝えてくれることになったのです。 義理の母に正直な気持ちを伝える翌日、夫が義母に伝えてくれました。しかし、実の親に対してなので遠慮がなく、「ダサい服はいくら安くてもいらない」と伝えてしまったのでヒヤリとしました。言い方についても、2人で打ち合わせておけばよかったと思いました。私もなるべく傷つけないよう言葉を選びながら「親戚からのお下がりがたくさんある」「初めての子どもなので自分たちも服選びを楽しみたい」と自分の気持ちを伝えました。義母は私たちの想いを理解してくれたようで、その後は肌着やおもちゃを中心に用意してくれるようになったのです。これらは頂いて本当にうれしいです。 趣味の合わないものをもらい続け、たんすの肥やしにするのも申し訳ないので、最初に意思表示ができてよかったと思っています。この一件後も、わが家と義理の両親はとても良好な関係を保っています。子どものことで「このようにしてほしい」というのは今後も出てくるかと思いますが、うまく気持ちを伝え、お互いストレスフリーでいられたらよいなと思います。 著者:仲本まゆこ自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年09月15日「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は産後の性生活に関するご相談です。 Q.1カ月健診前に性行為をしてしまいました出産して今日で30日になりますが、まだ1カ月健診に行っていません。悪露はもう落ち着いており、普通のおりもののようです。それで安心してはいけないとわかっているのですが、まだ許可も出てない状態で避妊具を使用せず性行為をしてしまいました。子宮が痛くなったり悪露が増えたりはしてないですが、性行為後、生理が再開する前に妊娠するのかなど心配なことが出てきてしまい罪悪感でいっぱいです。 在本祐子助産師からの回答悪露も減ってきていれば、子宮内の環境は創傷部が治ってきてはいると予測できます。ですが、子宮内感染が起きてしまうと大変です。次回以降は1カ月健診でOKが出てからにしましょう。また、ご妊娠は考えにくいとは思いますが、稀に早く妊娠なさる方もいますので、挙児希望がなければ、しっかりと避妊なさってくださいね。※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください 産後、性行為を再開できるのはいつから?産後の1カ月健診で経過が順調であることが確認できれば、性行為をおこなうことができます。経腟分娩で出産した場合は会陰部に痛みを感じなければ、産後4~6週ごろから性行為を再開できます。 しかし、女性の体が回復していても、子育てが始まると疲労や寝不足などで、性行為を受け入れられないこともありますが、それはごく自然な感情です。妊娠中と同じように、性欲には個人差、男女差があることをお互いに理解して、まずは自分たちにとって心地よいコミュニケーションの方法を話し合いましょう。 産後の性行為で気をつけること産後の性行為では以下のことに気をつけましょう。 ■夫婦で、産後の身体の回復を理解しましょう。出産時に生じた腟のゆるみは一時的なもので、徐々に回復します。気になる方は、産褥体操や骨盤底筋を鍛えるエクササイズをすると良いでしょう。会陰部の傷や帝王切開後のおなかの切開部分は、時間の経過と共に回復して、痛みを感じることはなくなりますが、ちょっとした違和感や痛みが恐怖心に変わり、性行為を避ける原因にもなります。また、ホルモンバランスの変化から腟が乾燥することで性交痛が生じることもあります。そのときは、うるおいを補うためにドラッグストアなどで購入できる潤滑ゼリーを使うと良いでしょう。 ■夫婦で、家族計画について話し合いましょう。妊娠や出産をきっかけに、セックスレスになる夫婦は少なくありません。「産んだばかりの赤ちゃんのことで頭がいっぱい」「日々の家事と育児で性行為どころではない」「もうこれ以上子どもを作る予定はないから」など、理由はさまざまです。必ずしも計画通りに授かるとはいえませんが、もし次の妊娠を望む場合は、今の住環境で子どもが増えても大丈夫か、子どもが増えても家族や周囲のサポートを得られるかなど、具体的にシミュレーションすることが大切です。また、性行為は子どもを作るためだけの行為と考えている方もいらっしゃいますが、性行為はお互いの愛情を感じたり、精神的な結びつきを深めるための行為でもあります。夫婦間で感情のズレが生じることを避けるために、夫婦で話し合い、お互いの気持ちを確かめることが大切です。 ■予期せぬ妊娠を防ぐために、避妊をしましょう。月経が再開したら、次の妊娠ができる状態に戻っているサインです。母乳のみで授乳を続けている場合には、産後1年ほど月経が再開しない女性もいますが、月経の再開には個人差があり、産後2~3カ月で月経が再開するケースもあります。 排卵は月経の前に起こるため、月経を見ないまま妊娠する方もいます。お母さんの体は産後6カ月以上経過すると、体の機能はほぼ通常のレベルに戻るため、月経が再開していないとしても妊娠可能な状態に回復しています。予期せぬ妊娠を防ぐために、避妊を怠らないようにしましょう。 産後すぐの避妊方法としてはコンドームの使用が適しています。ピルの服用は、母乳育児をしていない場合は産後3週から、母乳育児をしている場合は卒乳後が適しています。また、産後6週をすぎれば、IUD(子宮内避妊具)を使うことで、受精卵が着床するのを防ぎ、妊娠を防ぐことができます。産後に長期間の避妊を希望する場合は、IUD(子宮内避妊具)を使うことを考えても良いでしょう。ピルやIUDについては、産婦人科あるいは婦人科の医師による診察が必要となりますので、相談したい場合は受診しましょう。※参考:基礎知識(妊娠前)「【医師監修】産後の性行為はいつから?次の妊娠までの期間は? 性生活の注意点について」【監修:医師 太田 篤之 先生産婦人科 | おおたレディースクリニック院長】
2019年09月15日こんにちは!おにぎり2525です。5歳の息子の寝起きが悪くて、朝からイライラしがちですが(笑)、毎日育児頑張っています!!今回は褒め上手の息子のお話です。■小さな変化も見逃さず褒めまくる!わたしの息子はとにかく褒めてくれます。髪を切ったとき、新しい服を買ったとき、お化粧をしたとき。ママの好きな理由を聞くと『可愛いから!』と即答してくれます。もちろんパパが気づかない小さな変化でも、1番先に気づいて褒めてくれます!わたしが買うような服は似たものが多いので、気づかなくてもおかしくはないのですが・・・着たその日に必ず気づいてくれます。でもなんでうちの息子はそんなに褒め上手なの・・・?こんなイタリア人みたいに褒めちゃうの??ふと考えたときに思い当たることが・・・■やっぱり夫の影響でした!わたしの夫は結婚して6年も経ちますが、いまだにわたしを見て「可愛い」と褒めてくれます。もちろん息子の前でも恥ずかしがらずに褒めるので、息子もその姿をよく見ています。もしかしてこれってパパのおかげ!? (笑)「ママ、かわいい~」と言われるのは本当に嬉しいので、夫には感謝しないといけませんね!息子に褒められたいので、少しでも綺麗にしなきゃと最近女子力が上がっている気がします(笑)
2019年09月13日今、Twitterで話題のハッシュタグ「#村上春樹で語る育児」をご存知ですか? このハッシュタグと共に、村上春樹氏を思わせる文体で綴られた「子育て中の出来事」が続々と投稿されています。ハイクオリティな“作品”の数々に、「特徴をよく捉えている」「パパママたち文才ありすぎ」「じっくり読んでしまう」と注目が集まりました! 今日は、そんな人気投稿の一部をまとめて紹介します。 離乳食を食べてくれない「ここに暖かな離乳食がある。鮭を柔らかく煮てあるんだ。」僕が言うと彼女はほんの少し首を傾げた。「どうかしら」という風に。「カブとそぼろの中華風は?ブライアン・ウィルソンだってこれを食べたらウクレレを弾きだす」でも彼女は口を2ミリくらいすぼめただけだった。#村上春樹で語る育児— maitake55 (@maitake55) August 29, 2019 おむつ替え「何故こんなになるまで放っておいたのよ」「慣れちゃったんだ。おむつが重い事にも、泣かないでいる事にもね。それに遠くから見れば」僕は言った。「大抵のものは綺麗に見える」「ねえ」彼女は器用に僕のおむつを替えながら首を振った。「一生そんな風に生きていくつもり?」#村上春樹で語る育児— 雅樹 (@masazeroque) August 29, 2019 抱っこの嗜好「嫌よ」「どうして?君が好きなのを選んだつもりなんだけど」「それはいつの私の話?」「いつのって、君は君だろ?」気怠げな視線が、僕を見る「横抱きはもう卒業、今は縦抱きが一番なの。いつまで赤ちゃんと思ってるのかしら」君はそう言うが、その姿は赤ちゃんそのものだった#村上春樹で語る育児— ちぃ®︎@5m (@pefupefuchi_san) August 29, 2019 こんなことになるなんて「それで」妻は言った。「どうして貴方は寝かしつけもせずに際限無くあの子と歌っていたのかしら」「それは見解の相違さ」僕は控えめに言葉を紡いだ。彼女にとってこれはすでに弾劾裁判なのだ。「僕だって知らなかったよ。夕食後に一緒に歌を歌うだけで興奮して眠らないなんて」#村上春樹で語る育児— 月光ほろほろ (@horohoro_g) August 29, 2019 最初からなかったのかもしれない「できる事ならそうしていたさ、もちろん。」僕は言った。その声は自分のものとは思えないほど疲れ切って聞こえた。「けれど、売り切れていたんだ。夏の働きアリのようにそこらじゅう探したけれど、どこにもなかった。」特売の粉ミルクなんて最初からなかったのかもしれない。#村上春樹で語る育児— たかざと @8M 保育園 (@takazato3) August 28, 2019 クレヨンが浮き彫りにしたこと「それで」と妻は部屋を見回して言った。「あなたは何を見ていたのかしら」壁に広がったクレヨンは、ジャクソン・ポロックの前衛絵画に似ていた。「見ていたよ、ずっと」「いいえ、見ていないわ。結局のところ、あなたは何も見ていないのよ」妻の言うことはもっともだった。#村上春樹で語る育児— ぐでちちwith6y♀1y♀ (@gude_chichi) August 28, 2019 いかがでしたか? 子育て中の日常の様子が文学的に綴られていて、何だか新鮮に感じられますね。子育てに家事に仕事に……と息つく間もなく多忙な方も、このツイートを思い出すとちょっと冷静になれるかも!? Twitterで「#村上春樹で語る育児」と検索すると、文才に富んだ作品がたくさん見つかります。子育ての息抜きにぜひ読んでみてください♪
2019年09月10日妊娠することは、夫婦にとってとてもうれしいことですよね。そんな妊娠中にちょっと気になるのが、2人の性生活。みなさんにお伝えするのはちょっと恥ずかしいですが、わが家の妊娠中の性生活についてお伝えしたいと思います。 1人目妊娠中、妊娠中期は性生活あり1人目の子どもを妊娠したときは、とにかく幸せでお互いに性行為をしたい気持ちはありましたが、安定期に入るまでは我慢しようと決めていました。 そして妊娠中期、つわりもおさまって体調がよくなってきたころに、自然と性行為をするように。そのときに気を付けたのは、おなかに負担がかからないようにすること、おなかが張ってきたらすぐにやめるということ。無理のないように気を付けました。 だんだんと性行為が負担になる妊娠7カ月を過ぎておなかがだんだん大きくなってくると、赤ちゃんを守りたいという思いが強くなってきて、性欲もなくなり、性行為が負担になってきました。 そこで、夫から誘いがあっても「おなかも大きくなってきてつらいから、赤ちゃんのために一緒にくっついて寝るだけにしよう」と話をして理解を得ていました。産後は産後で体調が悪かったので、しばらくは「体調が悪くてごめんね」と理由は伝えて、断っていました。 2人目妊娠中は性行為なし産後、しばらくは性欲がわかず、赤ちゃんのお世話で精一杯だったのですが、産後1年半くらいしてから、また自然と性行為をするようになり、2人目を妊娠。ただ、今度は1人目のときと違い、上の子のお世話に追われ、疲れ果てて上の子とぐっすり寝てしまうことが多く、妊娠中は性行為一切なしで過ごしました。 時折、夫から誘いがあったのですが、正直に「疲れているし、性欲がわかなくてごめんね」と伝えると理解してくれました。 妊娠中は、ホルモンの関係で性欲がなくなる女性も多いのだそうです。赤ちゃん第一と考えて、ご主人にも理解してもらい、妊娠中は無理のない性生活を送れたらいいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。
2019年09月06日妊娠中や出産後の性生活、みんなはどうしているのか気になりますよね。わが家の場合、妊娠中期から産後1年ごろまでは、私の体調の関係もあり、セックスレスの状態でした。恥ずかしながら、今回はわが家の産後の性生活についてお伝えしたいと思います。 妊娠中から性生活ストップ妊娠したばかりのころはラブラブで夫の要求も受け入れていました。ところが妊娠7カ月ごろになってくると、おなかが張ったり圧迫感があったりして、だんだんと億劫に。そのうち「おなかが痛くなるから」と夫の要求を断るようになりました。 ただ、まったく性生活がないと夫がかわいそうだと思い、スキンシップのために抱き合って寝ていました。妊娠後期は寝苦しい毎日で熟睡できなかったため、夫とは別の布団で寝ていました。 出産後は子育て中心で性生活なしそして待望の赤ちゃん誕生! ところが、幸い無事だったものの難産によって赤ちゃんは仮死状態で生まれ、私も体力を使い果たし、産後は体調不良の日々が続きました。2カ月ほど実家で過ごしたあと、自宅に帰ることに。 産後数カ月は、私が家事・育児に追われているところも見ていましたし、布団に入る時間帯もずれていたからか、とくに夫からの誘いはなく、私自身もまったく性欲がわかなかったのでセックスレス状態。半年くらいすると夫から誘われることもありましたが、疲れから断っていました。 出産後1年経過してから性生活再開一般的に、出産後はホルモンの関係で、性欲がわかないといわれているのだそうです。私もそうで、とにかく赤ちゃんのお世話で手一杯。夫も私の体調や気持ちを大事にしてくれたので助かりました。 そして1年が経過したころ、赤ちゃんのお世話にも慣れて気持ちに余裕ができ、自然とまた性欲がわいてきました。新婚当初ほどではありませんが、わが家の場合は、出産後1年ほどして性生活が再開したのです。 妊娠と出産でママは体も心もとてもデリケートになります。重要なのは、お互いの気持ちを伝え合い、夫婦でよく話をすることだと思います。出産後は無理のない性生活を送れたらいいですね。著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。
2019年09月02日出産時に夫や家族に立ち会ってもらう、立ち会い出産。赤ちゃんの誕生を夫婦で喜び合えたらいいですよね。私の場合、1人目のときは夫に立ち会ってもらいましたが、2人目のときは立ち会ってもらいませんでした。今回は、そのときの体験をお伝えしたいと思います。 最初はお互い同意して立ち会い出産を選択立ち会い出産について、最初から希望があったわけではなかった私たち夫婦。出産予定の産院で立ち会い出産を希望するか聞かれ、友人から「立ち会い出産は、出産の大変さを共有できるからいいよ」と聞いていたこともあって夫に相談。 夫も「わが子の生まれてくる瞬間を見られたらいいだろうね」と言い、立ち会い出産をすることにしました。 立ち会い出産でイライラ!?いよいよ入院の日を迎えました。陣痛は来ているけれど、子宮口はなかなか開いてくれません。その際、夫も一緒の部屋に待機していてくれたのですが、陣痛が苦しくて眠れない私をよそに横ですやすや。そんな夫が眠っている姿にイライラしてしまいました。 翌朝、分娩室に入ったあと、夫は私の手を握ったり、お水を飲ませてくれたりしてくれました。とてもありがたかったのですが、いきみ方についていろいろと言ってきて、妙に腹が立ってしまいました。これはわが家の場合ですが、立ち会ってもらった結果、リラックスするどころかイライラすることが多かったように思います。 2回目の出産は立ち会いなし!出産時や産後すぐの夫婦関係がのちにも影響するとよく言われますが、私たち夫婦の場合、まさにその通りの経験をしたと思います。 私の場合、出産に立ち会ってもらったことで、夫への不信感が募ってしまいました。そのため、2人目の出産時も夫は立ち会いたいと言ってくれたのですが、私はやんわりと断りました。夫が立ち会わなかった2人目の出産では、気が散らず、出産に集中することができたのでよかったと思っています。 私の場合、立ち会い出産でないほうが気持ちがラクになりました。感じ方は人それぞれだと思いますので夫婦でよく相談したいですね。著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー
2019年08月28日「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開し、2組のうち1組が悩んでいるセックスレスを解消するための必読本『 夫婦のセックス[再入門] 』を出版した三松真由美さん。 前回の記事 では、育児とセックスの両立についてとセックスレスを解消する方法についてお話いただきました。今回は、女性の性欲について教えてもらいます!■将来ゴザをむしる女になろう――旦那様から求められると気持ち悪くなってしまう…という方もいらっしゃいますよね。産後はスイッチがOFFになりますし、ママとして行動しているので、今はちょっと……と、思う方もたくさんいらっしゃいますが、若い頃にいいセックスをしていた方や、そうでなくても自己メンテナンスをしていれば性欲はよみがえるんですよ。「30させごろ 40しごろ 50ござかき(ござむしり) 60ろくに濡れずとも」ということわざがあるんですが、女性は年齢を重ねるごとに性欲も快楽も強くなる、というような意味合いです。30代は女性の魅力が高まり男性の方がしたがるから『させごろ』、40代は自分の性欲が強くなり自らしたくなるので『しごろ』、50代になるとゴザを掻きむしるほど気持ち良くなるので『ござむしり』、60代になると濡れないけどやっぱりしたい。■いくつになっても女性に見られたい願望がある――女性は、年齢を重ねても性欲が落ちないんですね。性欲については人それぞれで、年齢を重ねていって強くなる(または変わらない)方と、興味がなくなる方と二極化する傾向がありますが、女性として扱われたいという願望は多くの人にあるものです。年齢を重ねると健康状態や人生観が変わりますよね? 60代の夫婦と20代の夫婦では考え方が全然違います。結婚の経過年数によって考え方はもちろん、体も変わっていきます。セックスレス歴22年だけれど、22年も男性に女性として見られなかったことがすごく悲しいと、相談に来られた方もいらっしゃいました。■女性専用のサービスも上手に活用――自分がその気になっても、夫がのってこない場合は?旦那様からネガティブな反応が返ってきて、どうしても無理なら、女性専用のサービスを受けるもおすすめです。女性向けの性的サービスも充実してきているようです。不倫は絶対ダメですが、恋愛ドラマや映画に感情移入する、乙女ゲームで擬似恋愛をする、好きな芸能人との妄想をする、エア恋愛などもまずはおススメです。なんにせよ、自分に不満がある…と思うのであればその不満は解消したほうがいいんです!■セックスレスを解消した夫婦たち三松真由美さんが運営する恋人・夫婦仲相談所を訪れ、アドバイスを受けて実行したところ、実際にセックスレスを解消した夫婦が、本著で4組紹介されています。今さら夫と目を見て話すなんて照れくさくてできない……、という壁を乗り越え、幸せへの道を歩み始めています。三松さんは、セックスは健康にもよく、良いセックスをしていれば、世帯収入もアップすると解説しています。こんないいことづくしのセックスをしないなんてもったいない! まずはセックスの定義だと思い込んでいる「挿入してオーガズムを感じなければいけない」という思い込みを捨てて、トライできそうなことからはじめて、素敵なセックスライフを取り戻してみませんか。■今回のお話を伺った三松真由美さんの著書 『夫婦のセックス [再入門] 』 (三松真由美/アイデア出版 Kindle版(税込))
2019年08月25日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、「引継書」のおかげで産後がラクになったというママの体験談です。 私は1人目の子どもを妊娠中に、パパへ「引継書」を作って渡しました。それが大正解! パパが以前より協力的になってくれました。家事も丁寧になり、私がやり直す頻度が減り、ぐんとラクになったんです! そんな良いことづくめの引継書について紹介します。 何をしていいかわからず、家事が雑なパパ私は1人目の子どもを妊娠中、切迫早産で自宅安静を余儀なくされました。パパは家事をしてくれようとするのですが、何をしていいかわからず、いちいち私に聞くのも億劫なようでした。 たまに食器洗いや洗濯をしてくれても、すごく雑! ほとんど私のやり直しが必要な状態でした。そこで私はパパへ、家のことや今後のお願いを書いた「引継書」を作ることにしました。 「引継書」に書いたこと、気を付けたこと引継書には、家事の手順や備品の場所を可能な限り詳細に記載。当たり前、細かすぎると思えることでも文字にしました。 たとえば、食器は油のヌルヌルが取れるまで洗うこと。タッパーは洗ってから指でこすってキュッキュと音がするか確認すること。私には当たり前のことでも、パパにとって食器洗いは「スポンジに洗剤をつけて食器をなでてすすぐ」ことなので、油のことなんて頭にないのです。一から教える気持ちで作成しました。 産後、引継書が大活躍!完成した引継書をパパに渡したところ、パパは前よりも家事に協力的になってくれました! 私に聞かなくても何がどこにあるかわかる、何をどうすればいいかわかるようになったことと、今まで自己流で何となくやっていた家事の手順が明確になったことで、家事へのハードルが下がったようです。一つひとつの家事も丁寧になり、私のやり直しの頻度がかなり減り、とってもラクになりました。 引継書の作成には、それなりに手間も時間もかかりました。でも、作って本当によかったと思っています。今では家事にだいぶ慣れたパパも、たまに見返しているようです。これからもわが家の家事の教科書として、保存しておくつもりです。著者:丸川朋一女の母。出産を機に仕事を退職。子育てのかたわら、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。現在二人目妊活中。
2019年08月25日「ニッポンのセックス2018年版」の調査によると、結婚相手または交際相手とセックスレスだと思う男性は57.9%、女性は50.0%という結果に。身近なお悩み(?)であるセックスレスという問題について、恋人・夫婦仲相談所の所長を務め、『 夫婦のセックス[再入門] 』を執筆された三松真由美さんに、セックスレスの現状、セックスの定義、セックスと子育ての両立についてお聞きしました。■セックスレスの実情について――恋人・夫婦仲相談所に相談に来られるのはどんな方が多いですか?30~40代の子育て世代の女性が、結婚して4~5年たってマンネリなどでセックスレスとなり悩んで相談に来られる方が多いです。もしくは出産後、子どもがいるからセックスできないという方。どうしても子どもの前ではママの顔になるから、なかなかセクシーモードには切り替えるのは難しいですよね。でも話を聞いていると、アラフォー世代ぐらいからハッキリと「セックスレス」と「セックスフル」が分かれてくるんです。 ■セックス・ライフ・バランスを大切に――育児とセックス、両立できるのでしょうか?働くママが増えていて、仕事と子どものお世話と家事で手一杯というのが日常です。だから“ベッドに行ってさぁセックスをはじめましょう!”というテンションに…なかなかなりませんよね。平日は時間が限られているので、休日を上手に使うのがおすすめですが、子どもを誰かに預けて夫婦で出かける、そうしたくてもできない、なかなか踏み出せないという夫婦がほとんどかもしれません。ですが、子どもを産んで身体が変わり、快感が増すという女性の意見をよく耳にします! たとえるなら、20代のセックスがキャンディで、子どもを生んでからはデコレーションケーキ…(笑)■セックスの定義を見直す――出産後にそんなセックスの醍醐味を味わえないのはもったいないですね(笑)。そう! だからセックスレスでお悩みの皆さんにお伝えしたいのが“セックスは日常から始まる”ということ。セックスの定義だと思い込んでいる「挿入してオーガズムを感じなければいけない」という高いハードルを下げてみてはどうでしょう。たとえば、裸で抱き合う、愛してるよって言いながら頭をなでてもらう、とか。私がおすすめしてるのが、裸にならなくてもただただ後ろから抱きしめてもらう“着衣バッグハグ”です。――“着衣バッグハグ”!?セックスレスの夫婦がいきなり裸になって抱き合うのは、やはりハードルが高いですから、まずは洋服を着たまま抱きしめてもらう。ほかにも、男性から“手をつなごう”とか、“きれいだね”って言われたり、女性扱いしてもらうことで気分が高まるのでしたらそれはセックスです!自分はどのラインから感じることができるのか、まずはセックスの定義を見極めることが大切です。セックスレスを解消するための第一歩はセックス・ライフ・バランスを大切にしながら、セックスの定義を見極める事と、力説する三松さん。まずは自分自身がどう思っているのかを考えることが大切なのかもしれません。そして、具体的なセックスレス解消法はというと…■セックスレス解消法 その1 普段のコミュニケーション法を見直す――セックスレスの夫婦は、どう行動したらいいですか?日常のコミュニケーションを改めてみてください。『夫婦のセックス再入門』でも妻からのアプローチ法を詳しく説明していますが、まずは目を見て挨拶からしてみてください。たとえば、目を見てニッコリ笑顔で「おはよう」、会社へ送り出すときに玄関まで行き、笑顔で「いってらっしゃい」、帰ってきたら玄関まで出迎えて笑顔で「おかえりなさい」、眠る前には笑顔で「おやすみなさい」と言う、など。――日常の自分の行動を改めることが大切なんですね。新婚時代にやっていたような丁寧なコミュニケーション…きっと自分もしてないですよね? 他者を変えるのは難しいので、まずは自分から変わらないといけない。心理学にも相手のやる気スイッチを入れる方法として、「アイ・メッセージ」会話術があります。 “私は”を主語にして、“私は〇〇してもらえたら嬉しい”、“私はあなたに〇〇されると悲しくなる”など、いわゆる“あなたの〇〇がダメ”をやんわりと伝える方法です。実戦した方からは、夫が優しくなったという報告もありました。夫も妻の気持ちが分からないから、何がつらくて泣いているのか、何で怒っているのかが分からない。あなた(夫)が〇〇したから怒っている、あなた(夫)が〇〇したから嬉しい、と教えてあげるのは、非常によいコミュニケーションにつながります。■セックスレス解消法 その2 自分の“興奮スイッチ”を見つけよう――ほかにおすすめの方法はありますか?自分の“興奮スイッチ”を知ることです。ご自身がどんな内容に興奮するのかご存知ですか? セクシーな映画、ドラマ、コミックなど、いろんなコンテンツを試してみてください。実際に、相談に来られた30代の女性は、自分が何に興奮するのかわからなかったけれど、いろいろ考えてみたら、イケメンに体育館で…というシュチュエーションがいいかも…とのことで、それを旦那様に話してみてくださいとアドバイスしたところ、旦那様は「俺はこうゆうのが好きなんだよ」と夫婦でセックスの会話ができたそうです。――日常会話と同じように、アウトプットしていけばいいんですね。そう! セックスについても、ご自身の“興奮スイッチ”が分かったらどんどんアウトプットしていきましょう。旦那様の“興奮スイッチ”も探ってみてください。クローゼットの奥の方にアダルトDVDを見つけたらチャンスです。ジャンルや傾向について聞くことで会話も成立しますし、素晴らしいセックスへとつながっていきます。そうやってコミュニケーションをとることで、変な思い込みやひとりよがりな行動はなくなっていきます。旦那様の様子を見て反応しつつ、こちらの要求をしっかりと伝える。基本的なことですが、これらができないとセックスレスは解消しません。――自分の“興奮スイッチ”を見つけられない場合はどうしたらいいですか?エア恋愛もおすすめです。お気に入りのイケメン俳優を見つけて追っかける。年甲斐もなく……なんて思わないでください。恋人・夫婦仲相談所へ相談に来た女性(50代)にエア恋愛をおすすめしたところ、閉経した生理がまたやってきた…なんてこともありました。さらにおすすめしたいのがセルフプレジャーです。■セックスレス解消法 その3 セルフプレジャーのススメ――セルフプレジャーは敬遠されがちかと……ママが「セルフプレジャー=ダメなこと」という認識でいると、幼児や小学生がどういう意味か分からず触っているとき、“そんなことしちゃダメ!”とやみくもに怒ったりして、性教育的にもよくありません。ママ自身がセルフプレジャーを理解することで、お子様に対してもセルフプレジャーは悪いことではないけれど、みんなの前でやることがダメなんだよ、と伝えられます。汚い手で触ってはいけない、血がでることはやってはいけないなど、衛生面の指導もできます。――子どもへの影響も大きいんですね。セルフプレジャーについてはもちろんですが、セックスレスを解消することは、子どもへも好影響しか及ぼしません。学習塾で夫婦仲がいい家庭の子どもの心は安定しているとも、言われています。性にまつわる正しい知識を教えれば、早熟にはなりません。知らないから知りたくなり、独学で学び、間違った方向へすすんでしまうことが多くなってしまうんです。女性としての自己承認欲求が満たされずにいると、そのパワーが子どもに向かってしまうこともあるので、セックスレスで不満がある場合はいち早く解消したほうがいいんです!そして、後編は女性の性欲についてのお話です。■今回のお話を伺った三松真由美さんの著書 『夫婦のセックス [再入門] 』 (三松真由美/アイデア出版 Kindle版(税込))
2019年08月23日出産後3カ月くらい経ったころから突然大量に髪の毛が抜け始めました。髪が全体的にボリュームダウンして、特に前髪の薄さが目立つようになり、その姿に私はショックを受けました。夫が何気なくかけた言葉で傷ついたことと、反対に夫の対応に気持ちが和らいだことをご紹介したいと思います。 こんなに抜けるとは思っていなかった産後3カ月を過ぎたころ、髪を洗った後の排水溝には黒々とした抜け毛が溜まるようになりました。そして、ドライヤーをした後の床はもちろん、リビングや寝室など生活している場に目立つほど抜け毛が落ちてしまうようになり、私はとてもショックでした。 始めは「産後だから仕方ない」と思っていましたが、徐々に見た目にも変化が出てきてしまいました。髪が薄くなってしまった自分の姿を鏡で見るのも落ちた抜け毛を見るのも嫌で、粘着クリーナーで常に髪を拾って掃除していたことを今でも思い出します。 何気ない夫の言葉にショック産後の抜け毛が一時的ということは、育児書を読んで知っていました。けれど、また生えてくるとわかっていてもそのときはとても気になってつらい気持ちになっていたのです。そんなとき夫が「全然気にならないよ。また生えてくるんでしょ?」と言いました。夫はショックを受けている私を気づかって言ってくれた一言だったのですが、私にとってこの言葉が心につらく刺さりました。 今こんなに抜け毛が多くて気になっているのに、また生えてくるといってもいつ生えてくるのか、本当に元に戻るのかなんてわからない。そんな気休めの言葉、全然うれしくない! と思ってしまい、傷つきました。 夫の対応に心が和らいだ瞬間鏡を見るたびに少なからずショックを受け、心にダメージを溜めていく毎日。そんなある日、夫と部屋の掃除をしているときでした。抜け毛を見られるのもなんだか恥ずかしい気持ちになっていたので「なんか髪の毛いっぱい落ちてて汚くてごめんね」と声をかけました。すると夫は、「出産って本当に大変なことなんだね。本当に頑張ってくれたよね。抜け毛もすっごく頑張った証だね」と言い、嫌な顔一つせず掃除してくれたのです。 そのとき、私の心が和らいだのがわかりました。そうか、抜け毛は頑張って息子をおなかで育てて産んだ証なんだ。そう思ったらあんなに気になっていたことが嘘のように気にならなくなり、むしろちょっと誇らしい気持ちにさえなったのです。私の心に寄り添った言葉が、気持ちをわかってもらえた感じがしてすごくうれしい、と夫に伝えました。 私にとって、抜け毛は思いのほかショックな体験でした。一時的とはいえ見た目でも気になりますし、落ちた抜け毛を見るのも嫌でした。ちょっとした言葉にも敏感になっていて、特に身近にいる夫からの言葉は心に深く響きます。自分が気になっていることを「気にならない」と言われてもまったくうれしくなく、嫌な気持ちになったのです。反対に、これまでの事実や頑張りをほめてもらうと心が和らいだので、きっと自分の気持ちに共感してほしかったんだと思います。夫には、アドバイスや推測ではなく今の気持ちに共感して認めてほしい、ということがわかってもらえてよかったです。著者:山下 ひいこ一児の母。看護師・鍼灸師の資格を持ち、逆子治療やマタニティケアなどを行っている。自身の経験を生かし、不妊や妊娠・育児に関する体験談を中心に執筆活動を行う。
2019年08月23日「妻や子どもを傷つけたくはないけれど、離婚したい。不倫相手と再婚したい」という男性からの相談は少なくありません。「許されることではないけれど、もう離婚以外、考えられない…」そんな固い決心の浮気夫に、私はある共通点を見いだしました。今回は、「浮気が本気になりやすい夫のタイプと、その対処法」についてご紹介しましょう。■不倫が本気になる「まさか?」の夫 3タイプ浮気が本気になってしまい、離婚を口にする夫。そう書くと「なんてひどい人だろう!」というイメージを持つかもしれませんが、実際は「良き夫、良き父」という印象を与えるタイプの男性がほとんどです。くわしくタイプを分析していくと、次の3つのタイプに大きく分かれると思います。・妻に不満を言い出せない、ある意味やさしい人。例えば、妻に「これ、やって」と言われても断れないタイプ。・人間関係において、自分さえ我慢すれば丸く収まると、感情を押さえ込んでしまうタイプ。・結婚に積極的な妻に押し切られた、できちゃった結婚、お見合いで断れなくて…など、結婚に対して明確な意思がなく、流されて結婚したタイプ。自分から女性にアプローチする肉食夫は、家庭をかえりみないタイプと思われがち。しかし、実はそういった男性の方が浮気どまりで、不倫相手に本気にはならないことが多いです。一方、「良き夫、良きパパ」タイプは真面目で、女性との距離感がわからず、気づいたら不倫の泥沼に…。「うちのパパは、自分から女性にアプローチするタイプじゃないから」と安心するのは大間違いです。不倫に限って言えば、いつも受け身の男性でも「この女性は自分を理解してくれる」と感じたら積極的に動くようです。「うちの夫だけは大丈夫」は通用しません。■どうして浮気が本気になってしまうのか?浮気が本気になってしまった男性ほど「これは不倫じゃない。出会う順番が間違っただけ」とクサいセリフを口にしがちです。では、どうして浮気が本気になってしまうのでしょうか?妻にとって「良き夫」というのは、あくまで「都合の良い夫」。何も言い返すことはなかったけれど、夫はその関係を良しと感じてはいなかったのかもしれません。そんな時、なんでも話を聞いてくれ、甘えさせてくれる女性に出会ったとしたら? 妻への不満が限界に来ている時ほど、自由に気持ちを解放できる相手は救世主のように思えるでしょう。それが、結婚にも子どもにも縛られていない独身女性ならなおさらです。もともと、恋愛や結婚に関しては受け身で、女性との距離の取り方に不慣れなタイプ。不倫相手が自由の象徴のように思え、「こんなに自分を理解してくれる人がいるんだ」とのめり込んでしまうのでしょう。真面目夫の浮気の兆候としては、次の2つが挙げられます。・家で話をしなくなる。・仕事や用事があるわけでもないのに帰りが遅くなる。もちろん、上記のような行動が多くなったとしても必ず浮気をしているとは限りません。ただし、家に居場所がないとか、妻に不満を感じているというケースもあるので要注意。この段階で、やさしくしく接するなど対処が必要かもしれません。夫の「好き」が「本気」に変わってしまう前に…。■夫の浮気発覚! さあ、どうする?もし「良き夫、良きパパ」タイプの不倫が発覚したら、あなたはどうしますか? 妻側に離婚の意志がない場合の対処法はたった一つ。「持久戦に持ち込む」です。真面目で女性慣れしていない夫ほど、不倫がバレたら居直ります。あなたへ強く離婚を求めるかもしれません。しかし、追いすがれば追いすがるほど相手はどんどん逃げていくもの。まずは、静観して見守りましょう。もともと真面目夫は、モラルを大切にし、それに反した自分に罪悪感を持っています。そこを訴えて利用する手はありますが、「こんなことが許されるの?」「正しいと思う?」などと正論で責めるのは逆効果です。「つらかったんだね」と相手の気持ちに寄り添い尊重するような態度をとった方が、夫のモラルや罪悪感に訴えることができるでしょう。まさにイソップ寓話(ぐうわ)『北風と太陽』の太陽理論です。ただし、一回本気になってしまった夫の不倫をやめさせるのは時間がかかります。ある程度の長期戦は覚悟しましょう。あせるあまり、責めたり急かしたりしたくなるでしょうが、まずは放っておくのが一番。実は、責められずに静観されていればいるほど、夫の罪悪感は増幅していきます。「離婚は決めているけれど、妻を傷つけたくない。円満に別れたい」と相談にくる男性は多いのですが、それこそすでに罪悪感を持っている証拠です。長引くと味方が欲しくなるものですが、夫の親に告げ口するなど第三者を巻き込むのもNG。モラルを重視する夫は周囲から責められると一時的に不倫をやめるかもしれません。でも、本人が納得した終わり方ではないので、浮気が復活して降り出しに戻るというのはよく聞く話です。■「浮気夫と本当にやり直したい?」冷却期間は自分を見つめ直す時間「浮気が本気」夫の情熱が冷めるのにはなかなか時間がかかるもので、ひたすら静観するしかない妻は、嫉妬や将来の不安に押しつぶされそうになりますよね。でも、実はこの夫との冷却期間は、自分を見つめ直すのに良い時間でもあるのです。「私は、本当に夫とやり直したいのか?」。自分に問いかけてみるのです。「不倫に本気になってしまった」と私のところへ相談にくる男性は、たいてい最初はもう結論が出ています。「離婚、一択しかない」と。でも、カウンセリングしていくうちに、ほとんどの方が妻のところへ戻っていきます。これは、私の相談者に限ってですが、「1年」が節目のように感じます。季節が一巡すると、最初の情熱が冷め、不倫相手と本当に一生添い遂げられるかどうかが見えてくるのでしょう。そもそも「離婚」は口で言うのはたやすいですが、物理的にも精神的にも大変な負担がかかるものです。そんなとき、「不倫へ走るほど夫を追い詰めた自分にも悪いところがあった」と妻が態度を改めれば、夫は奥さんのところへ戻ってきやすくなるのです。とはいえ、夫が奥さんを再び好きになるかどうかは別問題。子どものためだけに戻ってくるケースもあります。夫が戻ってきてからもう一度幸せな結婚生活を築いていくためには、お互いの努力や相手を信じる気持ちが必要になります。出戻り夫にイライラしてしまうこともあるでしょう。そういった気持ちも引っくるめて、夫と本当に続けていきたいのかどうかを見つめ直すことは大切です。
2019年08月17日外出や飲み会が多かった夫が、イクメンに変わってくれました。産後1カ月も経っていないのに一日中外出したり、飲み会にも頻繁に参加していた夫。育児全般は私の役目となり、このままでは私中心の子育てになってしまうと危機感を抱いたのです。そのために私がおこなった3つのことをお伝えしていきます。 夫の飲み会の回数を減らした言葉がけ夫は仕事上での飲み会以外にも、友だちとも頻繁に飲みに行っては酔って深夜に帰って来ていました。深夜に何回も授乳で起きる私は、陽気に帰って来る夫にイライラ……。飲み会をなしにしては夫もストレスが溜まるので、仕事以外の飲み会は月に1回までとし、23時には帰るという決まりを設けました。飲み会を減らしてほしいと私が一方的に怒ると喧嘩になり兼ねないので、「子どもと一緒に居てほしい」という理由もつけて話し合いました。夫も承諾し、飲み会の回数が減ったため、深夜の帰宅はなくなりました。 夫の育児協力を当たり前だと思わない夫は育児への意欲が低く、子どもが生まれてからも自分中心の生活を送っていました。そこで、夫が育児をしてくれるのを待つのではなく、「おむつを替えてくれたらうれしい」「今あやしてくれたらすごく助かる」など、具体的に要求していきました。すると、2週間ほど経つと自分からおむつ替えなどをするように。継続してもらうように、毎回ありがとうと感謝の気持ちも伝えています。 夫への不満は溜まらないうちに伝える出産後は、夫婦2人の生活から急に子ども中心の生活となりました。そして産後2カ月経ったある日、子どものことに手一杯な私は、夫に対しての不満を溜め込んでしまって大喧嘩に。その際、夫婦で話し合うことの大切さや、育児に関しての考え、お互いが思っていることなどを伝え合ったことで、夫婦で協力しなければ子育てはできないと感じました。 産後は夫も子育てをするのが当たり前で、話し合いの必要は感じていませんでした。しかし、夫を積極的に育児をしてもらうためには、私から育児に協力してほしいことを伝え、いつも感謝することが大切だと感じました。夫と真剣に向き合うことで、一緒に育児ができるようになったと感じています。 著者:中道麻智子一児の母。管理栄養士として給食を作っている。管理栄養士の知識を生かした記事や、初めての妊娠・出産・育児で学んだことを中心に記事を執筆している。
2019年08月16日お盆休みで、帰省や旅行中の方も多いでしょう。夫や子どもと一緒に過ごせる長期のお休みはいかがですか? 楽しくリラックスできていますか?「なぜか夫にイライラ、モヤモヤする…」長期休みのたびに、そう感じる妻は少なくありません。せっかく家族そろって過ごせるのに、どうして妻だけがイライラしてしまうのでしょうか? その原因、実は夫にありました。■気をつかう義実家への帰省…その時、夫は?義実家への帰省となると、妻は人一倍、気をつかいますよね。どんなに義両親と良好な関係を築いていても、自分の実家のように気を抜くことはできないでしょう。そんな時、夫はどう振る舞っていますか?生まれ育った自分の家で、目一杯、のびのび・リラックスしているのではないでしょうか。まるで、子どもに戻ったように、義両親に甘えた部分を見せることもあるでしょう。普段は妻や子どものために、大黒柱として頑張ってくれている夫。そんな頼りになる夫が、「何もやらなくていいでしょ」といった子どもっぽい態度に豹変するため、妻は「え?」となるのかもしれません。さらに、そんな夫を義両親がちやほやするので、妻は一層疎外感を感じてイライラしてしまいます。では、自分の実家への帰省なら夫にイライラ・モヤモヤしないのかというと、そういうわけでもないのが難しいところ。自分の実家だからといって、男性のように上げ膳据え膳で甘えるというわけにはいきません。こまごまと実両親の手伝いをしなければいけない一方で、夫はお婿さんなのでもてなされるわけです。妻の実家でも、お客様としてのびのび振る舞っている(ように見える)夫にモヤモヤしてしまうのかもしれません。■楽しいはずの旅行でも夫にイライラ・モヤモヤ…その原因は?では、家族水入らずの旅行はどうでしょうか? 帰省よりずっとラクで楽しいはずですが、やはり夫にイライラ、モヤモヤしてしまう妻…。これは、「お休み」に対する認識が妻と夫で大きく違うことが原因のようです。妻は、日常だろうが休日だろうが、家族を守り、育児や家事をこなすことは24時間、365日休みがないとわかっています。しかし、夫は「完全に休んでいいのがお休み」ととらえ、好きなことを好きなだけできる期間だと思っている人が少なくありません。旅行の時は、夫婦2人とも仕事をしていないのだから、妻はついつい自分と同じように夫にも「パパとしての責務をはたしてよ」と思ってしまいます。しかし、夫は休暇中、完全に休もうとするから、その考え方の行き違いでイライラするのだと思います。旅行が長くなればなるほど、夫のダラダラはどんどんひどくなっていくもの。その尻拭いを妻がする機会も増えていくことから、より一層イライラが増すのかもしれません。妻にとって、家から離れること自体が、非日常でありストレス。どこに行くとか、何をするとかの手配をするのも疲れますよね。そんな時、夫が「のんびり~」としていたら…。旅行の手配や段取りが任せられるリーダータイプの夫だったとしても、残念ながら旅行準備や後片付けまではやってくれないでしょう。ですから、休みを満喫するはずの旅行なのに、かえって妻は疲れてしまうのです。■長期休暇で夫にイライラしない4つの対処法では、帰省や旅行でイライラしないためには、どうすればいいのでしょうか? 次の4つの対処法をご提案します。1.義実家へは、子どもと夫だけ帰省させる。2.自分の実家には、自分一人、もしくは子どもとだけ帰省する。3.旅行では、あらかじめ夫にタスクを与える。4.旅行や帰省の準備・後片付けはできるだけ手を抜く。あらかじめ夫に何か言っておいたとしても、義実家への帰省では義両親がちやほやしてしまうので、夫はうれしくて忘れてしまうもの。ですから、子どもっぽく振る舞う夫にイライラしてしまうなら、あっさりあなただけ帰省しないというのも一つの手です。「どうして、あなたは帰ってこないの?」と義両親からのプレッシャーがあるかもしれません。その場合は、「実家の終活の相談が…」「体調があまり良くなくて…」「仕事があって…」と、義両親が触れにくい理由で断ってもいいでしょう。「義両親は孫が見たいと言うので、帰省は必須。でも子どもが小さく、夫一人には任せられないので、私も一緒に帰省しないと…」そういう場合は帰省中、子どものお世話に手がかかることを口実に、夫の世話は義両親に任せ、義両親に対する気づかいにも手を抜いてしまっていいのではないでしょうか。2.の自分の実家に一人で帰省、もしくは夫抜きで帰省した場合、夫婦仲を心配されることもあるでしょう。でも、そこは実両親。正直に「交通費がもったいないから」「私もラクしたいから」と言えばわかってもらえるでしょう。そして、旅行の場合は、あらかじめ夫の担当を決め、「タスク」を与えます。「この日は任せるから、あなたが仕切って」と仕事のようにお願いすると、男性は張り切って責務を果たしてくれるでしょう。男性にとって「言わなくても察してやる」というのはなかなかハードルが高いので、なるべく細かく指示を出すのがコツです。そして、憂鬱(ゆううつ)な旅行・帰省の準備、後片付けはとことん手抜きで乗り切りましょう。リストを渡して子どもにゲーム感覚で準備させる、下着や靴下は使い古したものを持っていき旅先で断捨離する、帰宅直前にホテルのランドリーサービスを利用する、疲れを取るために帰宅後すぐの予定は入れないなど、ちょっとした手抜きや工夫でイライラも半減されるでしょう。 帰省や旅行は夫と子どもだけ、自分は家に残ると決めたら、その先には「一人の時間」というご褒美(ほうび)があるわけですから、準備や後片付けが大変だとしても頑張れるのではないでしょうか。■帰る頃には険悪ムード…帰宅してからケンカしない方法夫からの相談でよくあるのが「帰省や旅行からの帰路、なぜか妻が不機嫌になって口をきいてくれなくなる」というもの。妻としては、ダラダラと甘える夫や帰省のストレスでイライラしてのことでしょう。そんなとき、「夫に文句を言ってもしょうがない」とあきらめていませんか? でも、「鉄は熱いうちに打て」ではありませんが、帰宅してすぐに夫へ嫌だったことは言ったほうがいいと思うんです。「私は旅行の間、ずっといろいろ気をつかって疲れちゃった」とか「あなたは何もしなかったね」とか。多分、夫は「だって休みだから」「仕事で疲れてるから」と言ってくると思いますが、そうしたら「夫はそういう意識で休みを過ごすんだな、帰省や旅行をとらえているんだな」とはっきりわかりますよね。すると「じゃあ、今後は私も同じように気をつかわずに過ごさせてもらうね」と言いやすくなります。お互いが気をつかわずに休むにはどうすればいいのか? という話し合いになったとき「私は義実家は疲れるんだよね」と言えますし、「次はこうしよう」という建設的な話ができるでしょう。長期休み後のイライラは、話し合うチャンス。そこを変に「嫁だから」「お母さんだから」「夫は疲れているから」と負の感情を抑え込んでしまうから、次の長期休暇が憂鬱なだけのものとなってしまうのです。何度もお話ししている通り、男性に「察する」を期待してはいけません。言葉にして伝えないと、夫はどうして妻がイライラしているのか永遠に理解できないからです。そして、次の長期休暇前にもう一度、今回話し合った内容を夫に確認すること。話し合ってすりあわせができたとしても、夫は次の長期休暇までに大抵忘れてしまいます。ですから、「この間はこうだったね。だから私は一緒に帰省しないよ」などと、もう一度リマインドしておくことが大事です。子どもが小さくて、自分も一緒に帰省しないといけないケースでは、義両親に「母乳じゃないの?」「二人目はまだ?」といった悪気はないけれどグサグサくる言葉をかけられてストレスに感じることもあるでしょう。そんなときは「同じようなことがあって、今度あなたがフォローしてくれなかったら先に帰るね」などと言っておくのも良いと思います。嫌なことがあったら、夫を置いてでもさっさと帰ってしまうのです。あらかじめ言っておいたのですから、そういう事態になっても、夫は文句を言いにくいでしょう。「イライラしたら帰ろう」「無理して自分は行かなくてもいい」そういう心持ちでいれば、憂鬱で疲れるだけだった帰省や旅行のストレスも軽減できるのではないでしょうか。
2019年08月15日わが家では、育児はパパが「お手伝いする」のではなく、パパとママ2人で「協力してやる」という考え方です。しかし2人目が生まれたときはまだまだ私(パパ)の育児スキルはママには及ばないことが多く、ママの負担は大きい状況でした。 今回はそんなときにママに少しでも休息を取ってもらうために、私が寝かしつけできるようになった体験をご紹介します。 パパが寝かしつけて、ママに休息を私が前職に就いているとき、わが家のママは1日のほとんどの時間を子どもと過ごしていました。特に子どもがまだ0〜1歳のときは、夜もゆっくり休めません。そこで、少しでもママが休息を取れるように私が寝かしつけをできるようにしました。 授乳中はどうしてもママがおっぱいをあげる必要が出てきますが、断乳後は寝かしつけから朝まで私が子どもを見ることも可能です。子どもに寄り添い「パパがいるから安心して寝ていいんだよ」という気持ちを伝えながら、根気強く寝かしつけをマスターしたことでママの睡眠時間も格段に多くなりました。 秘訣は普段からのスキンシップ何と言っても子どもには「安心感」の必要性を感じました。そのためわが家では私が寝かしつけに挑戦する以前から、子どもと過ごす時間を少し工夫しました。 お昼寝前から私と2人で楽しく遊び、疲れてきたらそのまま抱っこして子どもの好きな歌を歌い続けゆらゆらしました。そしてその流れでお昼寝も一緒にします。布団に下ろすと泣いてしまうようであればずっと抱っこで寝かせます。これを何日か続けると、驚くほど寝かしつけがラクになりました。 一朝一夕で安心感を与えることはできませんでしたが、普段からたくさん触れ合うことが、結果として1番の近道になったようです。 とにかく根気が必要なパパの寝かしつけわが家のママが100%の確率で寝かしつけができるのは、「子どもが眠るまで1時間でも2時間でも諦めないから」だと感じていました。子どもとしても、生まれてから1番長く一緒にいるママだと安心感も大きいのか、結果として、はじめのうちは私が寝かしつけをすると時間がかかるという状況でした。私が寝かしつけると決めた日は、「何時間かかっても眠るまでパパに任せる」という夫婦共通の覚悟と根気が必要でした。 これを何度か繰り返すうちに、わが家では徐々に私の寝かしつけも時間短縮できるようになりました。そして日に日に子どもとの信頼関係が積み上がってきたと実感できるようになり、以前よりも楽しく育児ができるようになりました。 パパが育児の戦力となれるところはたくさんありますが、やはり子どもが小さいうちはまだまだママに負担がかかりがちです。そんな状況でのパパの育児スキルUPは、ママの負担を減らすだけでなく、楽しく夫婦で育児をする雰囲気も与えてくれました。 著者:浦野崇朗2人の子を持つ父。前職の公務員退職をきっかけに、家庭では家事・育児をしながら、在宅で育児関連のライターとして執筆中。その他フリーランスとしてWEB制作などを行う。
2019年08月13日わが家には3人の子どもがいますが、1人目を出産したとき、夫は22歳でした。夫の友人もまだまだ家庭を持つ人が少なく、自由に遊んでいた時期だったこともあり、妊娠をしていた私は本当に夫がパパとしてやっていけるのか不安に思っていたころの話です。 喧嘩になったきっかけは車選び夫と私は、いわゆる“できちゃった婚”でした。私の妊娠がわかったときに同居を始めましたが、夫も若く、ちょうど車を購入しようとしていた時期だったのですが、そのときに喧嘩になった原因が、車種選びでした。 夫はまだ収入も少ないのにワンボックスカーを購入したがっていましたが、独り身で購入するならまだしも、これから赤ちゃんが生まれるのに車のローンにそんなに費やせない、と私が主張したことが喧嘩の始まりでした。 妊娠中は喧嘩が多かった車選びが原因の喧嘩で、一度夫は家を飛び出しました。しかし、周りの親族にも自分の収入を考えて今は我慢したほうがいい、と説得をされて戻ってきました。 それからも私が妊娠中、不安なことを夫にぶつけるたびに喧嘩や言い合いが多くなりました。そのたび夫は家を出ることもありましたが、なんとか戻ってきてくれて、お互いに自分の意見を喧嘩腰ではなく、ちゃんと話し合うようになっていきました。 夫がパパになったのは22歳6月生まれの夫が22歳になった翌月に、赤ちゃんが生まれました。夫は結婚前から、夜に友人と会ったり、仕事から帰宅した後の自由時間に趣味のネットゲームをしていたのですが、赤ちゃんが生まれたあとも同じような生活を続けていました。 休日の前夜は朝までネットゲームをし、翌日は夕方近くまで起きないことが多く、赤ちゃんの面倒をなかなか見てくれませんでした。 幸い私の実家が隣の市にあり、車で30分程で行ける距離だったので、何かあると私は赤ちゃんを連れて実家に帰っていました。しかし私のこの行動を見て、夫はようやく赤ちゃんとも私ともあまり触れあう時間がないことに気付いたようで、それ以来少しずつ変わり始めたのです。 「俺がやるよ」と言うようになった最初はあまりしなかった育児も、子どもが生後10カ月になったころには、率先してやるようになり、夜泣きがひどかった赤ちゃんを交代で見てくれるようになったり、お風呂にも入れてくれるようになりました。泣いたらすぐに抱っこしてくれ、気付いたときには、夫の抱っこで赤ちゃんがスヤスヤと眠るまでに成長しました。 家事の面では、肌が弱い私を労わってくれるようになり、お皿洗いやお風呂掃除、洗濯物をたたむのを夫が自らしてくれます。そして、休日前夜のネットゲームも時間を決めて短めに楽しみ、休みの日は家族で出かけられるように朝8時に起きるようになりました。 最初は独身だったころと同じ感覚だった夫。若くして結婚をしたので仕方がないのかな、と思っていましたが、お互いの気持ちを冷静になって、落ち着きながら話し合ったり、私の行動を見てパパらしくなってくれました。今ではこの人と結婚してよかったと思いますし、家族5人でとても幸せに暮らしています。 夫婦としてちゃんと話し合ったりお互いに頼って力を合わせることで、乗り越えられることがたくさんあるんだなと感じました。 著者:永田真結4歳の長女、2歳の長男、0歳の次女を持つ母。自身の妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2019年08月11日私には3人の子どもがいます。長女が2歳のとき、双子を出産しました。双子出産前、妊娠35週から管理入院になりました。近くに頼れる人もおらず、入院の間は長女の世話と家のことは一手に夫が引き受けてくれました。そのときの体験談を紹介します。 しばらくの間、妊娠経過は順調双子妊娠ということで、妊娠判明時に医師から早産などのリスク説明がありました。そのため、管理入院ということもあり得ると考え、入院準備を早めに整えました。 通常、双胎妊娠の場合は妊娠26週から産前休暇が認められていますが、少し早めに妊娠23週から仕事を休むなど対策をとっていました。妊娠30週ごろまでは母子共に経過は順調でしたが、それから徐々におなかの張りが頻繁になり、子宮頸管が短くなってきました。そして妊娠35週に入ったところで管理入院となりました。 管理入院中の一番の気がかり管理入院中の一番の心配は、当時2歳だった長女のことです。私がいない間、長女が寂しがらないかという思いはもちろんありました。加えて、日頃から夫婦二人三脚で育児をこなしていましたが、管理入院と産後の入院も含め約3週間という長さもあり、 夫への負担が気がかりでした。 というのも、夫は仕事と学業をかけもちしている状態で、それにひとりで長女の世話となるときついだろうと心配でした。 管理入院中の長女と夫の様子管理入院中、夫は長女の保育園への送り迎えや子どもの食事の準備などを完璧にこなしてくれました。仕事はしばらくセーブできるよう調整もしてくれました。 長女はママがいないと泣くのではと心配でしたが、入院前から入院することを説明し、入院中は電話でコミュニケーションをとるなどしていたので、特に寂しがる様子を見せずに過ごしました。 しかし、やはりまだ2歳の女の子。後々話を聞くと「ママがいなくて寂しかった」と言っていたので、小さいなりに一生懸命頑張っていたとわかりました。 自分と赤ちゃんのことに集中できた入院入院中、夫は毎晩、長女の様子を写真とメールで報告してくれました。保育園での様子や、帰宅してからどんなことをしたのか、夕食は何だったかなどです。その内容からは楽しく過ごしている様子が伝わってきて、安心できました。 退院後、夫に感謝の気持ちを伝えると、夫は「自分ができることをしただけ」と言っていました。そのサポートが私にどれほどの安心感を与えたのか、出産後1年以上経った今でも感謝の気持ちでいっぱいです。 夫は管理入院中だけではなく、妊娠初期から多くのサポートをしてくれました。双子の妊娠が判明してすぐは、自分や赤ちゃんのことばかりに目がいっていましたが、出産を終えた今、頑張ったのは私だけじゃないと思いました。夫と長女、家族全員で乗り切った出産でした。家族の頑張りに感謝です。 著者:松裏幸恵二男(二卵性の双子)一女の母。薬剤師として働きながら子育てをしている。自身の妊娠・出産・育児に関する体験談を中心に執筆中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年08月08日最近は「イクメン」という言葉が浸透しているように、育児に積極的なパパは私の周りにも多くいます。しかし、育児で特に大変な0~2歳児の間、ママが仕事を休み、パパが仕事を続けているご家庭がほとんどです。 私の家も同じで、パパである自分が1日中育児をする機会はあまりありませんでした。今回はママが不在の日に、私と子どもだけで過ごして気づいた育児の大変さについて話したいと思います。 子どもってこんなに泣くの?私が育児の中で1番大変だと感じていたのは、泣いている子どもをあやすことでした。子どもはおなかが空いた、おむつが気持ち悪い、何となく機嫌が悪いなど、さまざまなことを泣いて訴えてくるとわかっていましたが、昼夜問わず泣かれるとつらいなと感じていました。 なかでも私が特に困ったのは、眠いときに泣かれることです。おなが空いているときならば、ごはんをあげるなどして何とか対処できます。でも眠い子どもを寝かしつける方法やあやす方法がいまいちわからず、普段ママが抱っこするとすぐ寝るのに、パパの抱っこは慣れていないのか、なかなか眠ってくれず苦労しました。 子どもってこんなにおむつ替えるの?おむつを替えることも最初は戸惑いましたが、慣れてくるとそこまで大変さを感じることはありませんでした。でも、それが1日中となるとものすごい回数になるのだ、と気づきました。朝起きてから、ごはん中、昼寝してから、遊んでいるときなど、1日に10回以上は替えました。 それでも家にいるときはまだましです。子どもと2人では時間を持て余すので途中で外出したのですが、外出中が特に大変でした。突然子どもがおむつ替えを訴え泣き始め、おむつを替える場所を探すことから始めなくてはならず、しっかり準備したつもりでもおしり拭きを車の中に忘れたり、場所の使い勝手がいまいちわからず戸惑ったり、外出中のおむつ替えには本当に苦労しました。 子どもってどんなごはん食べているの?子どもがまだ授乳中で育児用ミルクを用意すればいい時期はまだよかったのですが、離乳食が始まるとその準備にとても苦労しました。どんな食事形態なのか、栄養は足りているのか、アレルギーはないのか、自分で食べられるのか、何を準備しないといけないかなど、「食事」と一言で言ってもママに聞かないとわからないことばかり。適当にするわけにはいかないので、ママに何回も連絡をしました。 それで準備万端でいざ食事となると、食べこぼしはするし、近くにコップを置くとお茶をこぼすし、もちろん落ち着いてじっと座っていることもないので、自分の食事をする余裕なんてないので、かなり大変でした。 私自身、育児に積極的だと思っていても、実はママにしてもらっていることが多いことに気づきました。ママが外出し、1日子どもと2人で過ごしただけなのに、わからないことがたくさんありました。今回の体験を通してあらためて育児の大変さに気づくことができたので、もっと頑張っていきたいと思います。 著者:西川しょた普段は看護師として勤務する3歳と1歳、2男の父。育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2019年08月04日妊娠中期に入るあたりから耳が聞こえづらくなり、受診してみると「耳管開放症(じかんかいほうしょう)」であることが判明。妊婦によくある病気とはいうものの、子どもが生まれる直前まで続いた症状は本当につらいものでした。今回は私が耳の不調をどう乗り越えたのかを紹介します。 耳管開放症?! 予想外の体調不良に困惑妊娠中期に差し掛かったある日のこと、急に耳が塞がっているような感覚に。まるでスキューバダイビングで海に潜り、「ゴーーーー」と自分の呼吸が聞こえているような状態です。 急いで耳鼻科を受診してみると「耳管開放症ですね。妊婦さんにはよくあることなので産後まで様子をみてみましょう」とのこと。出産するまでこのままってこと……? この先の生活に強く不安を覚えました。 さよなら理想のマタニティライフ...おなかの大きさに比例するように、1日数時間だったのが半日、ついには1日中症状が出ている状態に。一度症状が出てしまうと、寝転がる以外に自力で治す方法がなく、声もうまく聞き取れなくなるため人に会うのもおっくうになっていきました。 SNSを見て憧れていた「妊婦友だちとランチ!」「今のうちにたくさん遊ぶぞ〜!」といったキラキラマタニティライフとはかけ離れた横たわるだけの毎日に、悔しい気持ちでいっぱいでした。 「理解してもらう」ことの大切さ昔から体調不良をうまく周囲に伝えられない性格の私。今回も例外なく誰にも相談していませんでしたが、床に転がってばかりの私を見てさすがの夫も嫌気がさしているのを察し、渋々現状のツラさを話すことに。 すると夫から「え、それ、めっちゃしんどくない?」の一言。その日を境に、「大丈夫? お出かけ長くてしんどかったね」「寝転がっていいよ〜」とやさしい言葉が降り注ぐようになりました。次第に私も「只今、潜水中です(だみ声)」と冗談を言えるまで心が回復しました。誰かに理解してもらうということだけでこんなにもラクになるんだ! と驚きました。 症状は今?当時妊娠していた赤ちゃんはもう1歳になりますが、現在症状はほとんど残っていません。出産してすぐから2日に1回、3日に1回と減っていき、1カ月後には嘘のように消えてしまいました。 立っていても耳が聞こえやすいのが涙が出るほどうれしくて、「症状がない! 潜ってない……!」と毎日しつこく報告する私でしたが、夫も自分のことのように喜んでくれました。幸せな面だけではなく、つらい面も共有できたことで夫との絆も深まったように思います。 夢見ていたマタニティライフとは少し違いましたが、終わってみれば良い思い出になりました。辛い体調不良をパートナーと共有することで、私たちだけの特別なマタニティライフにすることができたとも思っています。 著者:もろさち1歳男児の母。新卒で営業職に就き、妊娠を機に退職。その後就活・保活に成功し、現在は働きつつ妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年07月31日昨年出版された 『目指せ! 夫婦ツーオペ育児 ふたりで親になるわけで』 の著者・水谷さるころさん。 前回の記事 では、最初の結婚での学びから導き出した夫婦関係を良好にするコツをお話いただきました。生活していくなかで、子育ても加わり溜まっていく夫への不満…。どのように発散していいのか、わからなくなってしまうこともあると思います。後編では、水谷さん流夫婦間の不満の清算の仕方について教えてくれました。■不満はお金で清算してスッキリ――水谷家のルールで、ぜひこれはおすすめというのは、ありますか?我が家のルール16“不満は溜め込まずこまめに清算 実際のお金に換算するのもあり”ですね。不満って数値化されないんで、決めると楽になるんですよ。うちの場合は、丸1日家にいないと2,000円払うことになっています。――2,000円という金額はどこから?うちは全て割り勘で、食費を払うのが夫の役割なので、夫がいない時、なんで私が食費を払わなくてはいけないの? と思い…いないときは子どもと私の食費2,000円を置いていってくれという計算なのです。実は2,000円の理由はちょっとずつ変わっていて、最初はもしシッターさんをお願いした場合に、区の助成金やらなんやらを使ったとしても1日約4,000円が自己負担になる計算で、だからそれを割り勘して2,000円だとして…という計算にしていました。夫がいなくて、イラっとする気持ち…そんな時、子どもと遊びに行ってファミレスでご飯食べて2,000円払う時に、これが自分のお金じゃないと思えるだけで、私はだいぶストレスが減ります。それで気持ちが収まるのです。「パパのお金で食べちゃおうねー」って。■自分にとって納得するものは何?――2,000円じゃ足りない人もいますよね、きっと。気が済む金額って人ぞれぞれ違うと思います。以前、この話をした時に「2,000円じゃ全然足りないです」という方もいて。それって、もう不満が溜まりすぎていて、今までの不満の慰謝料を取りたい気分なのでは…?と思いました。そうなる前に、「ま、2,000円置いていったから、いいか~」と思える日々の細かい精算がいいんじゃないかなと。■自分の人生の価値観を整理整頓――お金の精算は嫌という人もいますよね?もちろんその方法が嫌だという人もいると思います。そういう人は花を買ってきてもらったり…とかでもいいですよね。大切なのは、そういう会話を夫婦でするべきだということなのです。そこで、(前編でも話した)何が嬉しくて、何がイヤかの話になるんです。みんな抑圧されすぎちゃって、何がしたくて、何がイヤで、何で保証されたら嬉しいかが、自分で整理できてない人が多いと思います。友人夫婦の不満や愚痴を聞くときって、ほぼカウンセリングをしている気分になります。夫に対しての不満を聞きつつ、どういうアプローチをしてもらったら不満がなくなるのかを引き出すんです。多くの人が、わからないのです。自分でそれを考える訓練をしていないから。親や世間から「そうするべきだと刷り込まれたこと」と「自分は本当はどうしたいのか」を整理して、自分の人生の価値観を棚卸しすること。それをすると、「じゃ2,000円置いていって。それで気が済むから」という会話が夫婦でできるようになると思います。■愛する家族の関係を良好に続けるために毎日の生活の中で、不満をためて取り返しがつかないことになる前に、具体的に何をすればいいかをルールとして可視化した水谷さん。一見ドライに見えるかもしれませんが、愛する家族との良好な関係を続けて行きたいからこそ、しっかり自分、そして夫の本質を見つめた結果なのです。心の声をオープンにし、夫婦間のコミュニケーションをすることが簡単ではない人もいるかもしれません。でも、自分を知ってコミュニケーションをとることでハッピーな変化…起こりそうな気がしませんか?■今回のお話を伺った水谷さるころさんのご著書 『目指せ! 夫婦ツーオペ育児 ふたりで親になるわけで』 (水谷さるころ/新潮社 ¥1,080(税込))
2019年07月31日「子育ては母親メイン」という価値観が強いなか…どうやって夫に家事育児に参加してもらい夫婦関係も良好な形を築くのかというのは、多くの人が抱える悩み。どんな解決策があるのでしょうか…。漫画家・水谷さるころさんは、夫といがみ合わずに暮らしたい! をテーマに自分たちに必要なルールを導き出しました。フェアな子育て実現のために奮闘する日々を描いた 『目指せ! 夫婦ツーオペ育児 ふたりで親になるわけで』 では、そのルールを解説。この1冊に、あなたの家庭の働き方改革のヒントが隠れているかも。水谷さるころ(みずたに さるころ)さん千葉県出身。イラストレーター、漫画家、グラフィックデザイナー。2016年に自身の結婚、離婚、事実婚で再婚したアラサーの10年を描いた『結婚さえできればいいと思っていたけれど』(幻冬社)を出版。趣味は空手。さるころの育児マンガ マイル日記: Twitterアカウント: @m_salucoro 家の中のことは漫画に描いてもいいという夫婦間の約束の元、夫婦の日常をオープンに見せるエッセイ漫画が人気の水谷さるころさん。夫婦関係を良好にするコツ、子育てについてをお話くださいました。■夫は、論破されると喜ぶタイプ――夫・野田Dさんは、どのような人ですか?うちの夫は、論破されるとキュンとするタイプなんです。自分をロジックや何かで負かしてくれる、自分より優れている何かしらの能力があって、学びがあるのがいいらしいです。NOが言えないタイプの人だと、何も返って来ないから、得るものもない。それがつまらないのだそうです。言い返してくれて、自分が間違っている時に、間違ってるって言ってくれる人が好き…という、ちょっと不思議な人です。■失敗から学んだのは、頑張りすぎないこと――はっきりNOをいう妻、論破されたい夫。相性がとてもいいですね。そうですね。相性はとてもいいと思います。私は、最初の結婚では自分さえ頑張ればいい…NOを言うより頑張ればいいという考えでした。――なぜ変わったのですか?離婚を通し反省したことは頑張りすぎるのってよくないなってこと。自己責任という言葉で、「自分が頑張ればOK」という感覚が今の社会には蔓延していますよね。でも、そうやってすべて自分で背負ってもダメだし、人のせいにしていてもダメだし、バランスを取ることが大事なんだと気がついたのです。人の人生まで背負うのって無理なんですよね。夫はこういう人だから、私がこう頑張ればいいっていう解決法には限界があるんです。それを反省した結果、NOとかこれは無理とハッキリ言えるようになりました。そしていい関係を築けるようになりました。■問題は視覚化。“ルール作り”で良好に――水谷さん家族が実践している我が家のルールの中で、ぜひみんなにも取り入れてほしいルールはありますか?“共有財産を持たない”とかは我が家の特別ルールですよね(笑)多くの方に当てはまるものでいうと、我が家のルール4“「察してチャン」は禁止”かな。ルール6の“おかしいと思ったら即話し合い 要求はわかりやすくはっきりと”も、“「察してチャン」は禁止”と近いですよね。夫婦間で、自分は何がイヤで何をしたいのか、ちゃんとコミュニケーションをとることが大事だと思うのです。■日本の教育はコミュニケーション下手を生む?!――確かに。ただそれって、なかなかの労力が必要ですよね。そうなのです。自分の意見を言わずに相手を受け入れるのって、実は楽なのです。自分で抱え込んじゃえば、コミュニケーションを頑張らなくていいので、楽なんですよ。でも、相手との健全な関係がほしいなら、全部を受け入れちゃダメ。努力が必要です。日本の教育って、我慢や自分の意見を主張する前に周りと調和することを教えるところがあって、自分の意見を言う練習をしてないんですよ。私たち世代は特に、まず、自分の気持ちは抑え込むものだって教えられてたと思うんです。そうすると、今私は悲しいのか、苦しいのかすら、わからなくなって、だから、コミュニケーションが上手にできず、夫婦関係がうまくいかないという結果を招いてしまったのではないかと。■抑圧せず自分の意見を持たせる子育てを意識――それって、子育てにも関係してくることですよね。本当にそうだと思います! だから私は子育ての中で強く意識しているのが、“何がしたい”そして“何がいやか”を、とにかく自覚させること。「●●をしなくちゃいけないから、これをしなさい」という話し方ではなく、息子と「何がやりたくて、何がイヤなのか」を会話してから、「だけど、今はこれをしなくてはいけない」という風に接するようにしています。離婚をきっかけに自分の心の声を整理整頓。常識や世間体を取っ払ったところで、自分が本当に欲しいものを導き出した水谷さん。人生には失敗はつきものです。でも、ただの失敗で終わらせない。そこから何かを得る。そして新たなる夫婦関係、親子関係に役立てる。この精神こそが、強さに繋がるものなのかもしれませんね。後編では、水谷さん家族ならではの、ちょっと変わった、でも説得力のあるルールについて教えてくれます。■今回のお話を伺った水谷さるころさんのご著書 『目指せ! 夫婦ツーオペ育児 ふたりで親になるわけで』 (水谷さるころ/新潮社 ¥1,080(税込))
2019年07月30日夫婦は、「何でも言い合える間柄が理想」と考えられることも多いですよね。ただ反面、遠慮もなくなり、思ったことをそのまま口に出して相手を傷つけてしまうことも珍しくありません。今回は、アンケート結果をもとに、夫婦間の言葉のやり取りについて考えてみます。■「衝撃の一言」経験は8割!アンケートでは、パートナーに言われた衝撃の一言について聞きました。その結果、「ある」と答えた人が8割近く! 多くのパパやママたちはパートナーからの言葉にショックを受けたことがあることがわかりました。Q.パートナーに言われた衝撃の一言ある?ある 79.3%ない 18.0%その他 2.8%■衝撃度1、「外で働いていないのに」モラハラ発言まずは、言葉や態度での嫌がらせなどの精神的な暴力、つまり「モラルハラスメント」ともとれるような発言の数々をご紹介します。「小さな子どもを連れの外食で、子どもに食べさせて自分のご飯が冷めてしまったら、『俺にこんな冷めたメシを食わせるのか』と言われた」(神奈川県 40代女性)「結婚当初、『たまには家の事を手伝ってよ。パンにバターを塗るくらいできるでしょ』と言ったら、夫が『何で俺がバター塗らんといけんだ。家事は女の仕事だろ』と言った」(鳥取県 30代女性)「週4~5で働き、土日は子どものスポーツに付き合う毎日なのに、『お気楽パートのくせに』と言われました」(神奈川県 40代女性)「夫に育児のことを愚痴ったら、『オレと同額稼ぐなら代わってあげるよ』と言われた! いま思い出しても、頭の中が煮え立つほど頭にきます」(神奈川県 40代女性)「長男の授乳と夜泣きが続いてつらかったときに、主人から『三食昼寝付きでうらやましいよ。1日中家にいるのに、掃除機もかけられないの?』と言われて、何を言ってもわかりあえないと思った」多かったのは、パートナーから浴びせられるモラハラワードの数々。仕事や家事、育児など、それぞれの家庭で決めただろうことにも、一方的に相手を攻めるような発言が目立ちます。■衝撃度2、「まるでビッグゴリラ」容姿や体形を指摘また、見た目の良し悪しに関して、衝撃的な言葉をかけられたというコメントもありました。「1人目妊娠中に、『信楽のたぬきみたい』と主人に言われた…。『は? せめて、ドナル●ダックやろ!』と言い返し、このやりとりはマタニティーダイアリーに書き留めました(笑)」(三重県 30代女性)「私が昼寝している姿を見て『まるでビッグゴリラだな』と言い放った! 腹が立って仕方がないけど、太った私が悪いのね…」(千葉県 40代女性)「結婚、出産を経て体重増加した私に『詐欺師』って。自分だって髪は薄くなっておっさんになったくせに!」(北海道 40代女性)「初めての産後、授乳中の私の背中越しに、『背中でかくなったね』と言ってきました。その後、『先輩の奥さんは子どもを産んでも体重は何キロしかない』という話をずっと聞かされました」(神奈川県 40代女性)そのやりとりに思わず笑みがこぼれてしまうようなものもありましたが、本人が気にしている度合いによってもその言葉の攻撃力は変わってきそうです。本人がコンプレックスだと感じていたら、その言葉は大きなストレスの原因になってしまいそう。■衝撃度3、「母乳出なくなったら用なし」異性への無理解出産や育児を通して、異性への理解を示さないような発言にショックを受けたという人たちもいるようです。「主人に『母乳が出なくなったらお前は用なしだな』と言われました。いまだに許せない気持ちでいます」(神奈川県 40代女性)「2人目出産後、子どもたちを両脇に抱えて毎日寝かしつけ。そんななか、乳腺炎になり、40度を越える熱でどうしようもないときに『2人どうすんの? 体調管理もできないの? 俺も仕事あるのに迷惑なんだけど』と言われ離婚が頭をかすめた」(神奈川県 30代女性)「妊娠後期に重たいソファーを運ばされて、途中でちょっと降ろそうとしたら、『えー、こんなのも持てないの?』と。泣きそうになりながら運んで、1ヶ月以内に切迫早産で入院しました」(千葉県 40代女性)「妊娠中に『絶対男! 女だったらいらない』と言われたこと。絶対に男の子を産まなければと、必要以上に神経質になってしまい、検診のたびに性別を確かめ、祈る毎日でした」(岩手県 40代女性)つわりでなかなか起き上がれないときに、「『そんなにつらい?』と言われて悲しくなった」というコメントも。妊娠や出産を経て、女性は体調も体も大きく変化していきます。女性自身でもその変化や育児の大変さがのしかかるときに、それを理解してもらえないことは、大きくショックを受けるという人は多いようですね。■衝撃度4、「仕事辞めてきた」突然の告白に衝撃また、パートナーからの突然の告白に衝撃を受けたという声も集まっていましたよ。「小遣い足りないから結婚指輪売ったよ」(愛媛県 40代女性)「単身赴任から帰ってきた主人がいきなり『あ、俺洗礼受けたから』。いきなり過ぎて何も言えませんでした」(神奈川県 40代女性)「『◯◯日付けで会社退職することが決まったから』と言われビックリ」(神奈川県 40代女性)「話がある…。大変なことになった…。浮気しててその女と警察沙汰になった…」(神奈川県 30代女性)ほかにも、「『仕事やめて農業やる!』と夫が言い、両家を巻き込んだ」というコメントも。もちろんその内容にも驚きますが、なによりもショックなのは、何の相談もなく判断をして、事後報告されることなのかもしれません。夫婦間でも「報告、連絡、相談」は重要な要となり得そうです。■衝撃度5、「俺が一生守るから!」ラブラブな衝撃発言一方で、感動的な愛のこもった言葉に衝撃を受けたという人たちからのラブラブエピソードも寄せられていましたよ。「私は夫より少し年上。プロポーズされたときに、『私がおばさんになったら、若い女の子の方に行っちゃうでしょう?』と言ったら、『家族になるのに、年をとってるから嫌いっていう人いる?』と言われました。なんて心の広い人なんだと衝撃をうけました」(千葉県 50代女性)「バス停に腰の曲がったおばあちゃんがバスを待っていました。私が『あんなお年で1人でバスを利用してお出掛けするなんてスゴイ!』と言うと、夫が『君が白髪のおばあさんになっても、俺がいつも隣にいるから大丈夫だよ』と。プロポーズをされたような錯覚をしてしまいました」(千葉県 40代女性)愛のあふれるエピソードには、「こっちの衝撃もあるのか」と目からうろこです。こうした衝撃の一言だったらきっとお互いに大歓迎かもしれませんね。■パートナーから衝撃の一言…どう対応する?それでは、パートナーから何かショックな言葉をかけられたときに、パパやママたちはどのように対応しているのでしょうか? 乗り越えるためのヒントを、コメントからいくつか見つけてみましょう。●話し合う、溝を埋める「お互いけんかをして、そんな一言を言うこと自体フェアでないと思います。どんなけんかにもルールは存在します。溝を深くする事より、溝を埋める事を考えるべきではないですか?」(北海道 50代男性)●忘れる「数々ありましたが、覚えていないものですね。結婚生活が続いている一つの要因、『忘れる』を証明した感じです。私自身が放った言葉ももう忘れてます。蒸し返されたら時効だと伝えます(笑)」(三重県 40代女性)●距離をとる「心ない一言なんてお互いあるんでしょうが、年齢と共に少しずつですがお互いイライラしないように距離を取るようになりました」(宮城県 40代男性)●自分が強くなる「『母は強し!』です。夫の言葉に傷ついても、それ以上に私が強くなりました」(神奈川県 40代女性)どのコメントも、心の葛藤を乗り越えてきた重みがあるものですね。パートナーから浴びせられた衝撃の発言の中には、どうしても許せないというものもあるかもしれません。もしかしたら夫婦の信頼関係を揺るがすような事態にも陥りかねないこともあるでしょう。ただ、それでもコメントにもあったように「話し合う」「忘れる」「距離をとる」などして夫婦関係を取り戻す努力をしてみると、お互いに理解し合い、許すことができる場合もあるかもしれません。そして、攻撃的な言葉の裏には、言った側も社会での立場や働き方、家族との関わり方などに悩んでいるという複雑な事情が隠れていることもあるかもしれません。また妊娠出産については、どうしても女性側の知識が大きくなり、男性が追い付けない面もあるため、誤解を与えかねない失言をしてしまっている可能性もあります。さらに女性側も自分が気が付かないだけで、産後のガルガル期といったように、相手へのイライラが強くなってしまい、夫側を傷つけている可能性も。一番身近な他人である夫婦だからこそ、気持ちをぶつけることができて理解できることもあるかもしれません。ただし、どんな理由があるにせよ、言葉の暴力は許されるものではありませんよね。その言葉が限度を超えて暴力的だった場合には、自分だけでは抱え込まず、家庭の外に相談することも時には必要かもしれません。さらに、衝撃の一言は、自分からパートナーに対して発してしまう場合もあるでしょう。夫婦だからこそ気兼ねなく言える、そんな関係は大切ですが、夫婦とは言え、相手を思いやれば、そこまで無遠慮な発言は生まれないのではとも思えます。その言葉がパートナーにとって、「どうしても許せない一言」とならないよう、思いやりを持って接していきたいですね!Q.パートナーに言われた衝撃の一言ある?アンケート回答数:4963件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年07月28日そろそろ働きたいな…。そう思って夫に相談したら「なんで?」「どうして?」と反対されてしまった経験はありませんか? 反対とまではいかなくても、私が仕事するのはなんとなく嫌そう…。今回はそんな夫の心の中をのぞいてみることにしましょう。■「働きたい妻」に対する夫の本音「働きたい!」という妻。渋い顔をする夫。夫はなぜ妻が外で働くことを嫌がるのでしょうか? 結婚してから新たに働き始めた人のなかには、夫からこんな言葉をかけられた人もいるかもしれません。・今までしていた家事はちゃんとできるの?・俺の給料だけでも大丈夫でしょ。・どうしてその仕事がしたいの?こうした言葉の裏にはさまざまな本音が隠されています。例えば「妻は自分の所有物」と思っている夫にとって、妻が仕事にいくことは自分の手の届かないところにいってしまうということになります。自分のものは人に見せたくない、外に出したくない、という感情から妻が仕事するのを嫌がることもあるでしょう。また「家事は大丈夫なの?」という言葉の裏には「育児、家事の負担をこっちに寄せないでね」という本音があるでしょう。自分がしなければならないことが増えるのは避けたい… ということですね。また「どうしてその仕事がしたいの?」と仕事内容に対して疑問をぶつけてくる。これは「自分の仕事のほうが価値が高いと思っている」のかもしれません。妻はなぜその仕事を選んだのか? あるいは、やりたいのか? という純粋な興味ではなく「そんな仕事なら、やらなくてもいいでしょ」という侮蔑のような意味合いを含んでいることもあるのです。ここまで聞くと「なんて自分勝手…」と思いたくなりますが、なかには「子育てで大変なんだから、無理しなくてもいいのに…」という妻へのいたわりから妻が仕事することに消極的な夫もいるようです。このように、働きたい妻を後押しできない夫の胸中にはさまざまな思いが潜んでいるんですね。 ■邪魔する夫への魔法の言葉「大切にするよ」「私たちのために」では夫の気持ちを尊重しつつ、気持ちよく仕事に向かうためにはどうすれば良いのでしょうか? 押さえておきたいポイントは2つです。1、「今もこれからもあなたを大切にする」夫がいちばん不安なのは「妻が忙しくなったら、今までのように自分のお世話をしてくれないのではないか」ということです。「私も大変になるんだから、家事も手伝うのは当然だよね?」と口に出してしまいそうになりますが、このスタンスで臨むとおそらくケンカになりますよね。夫の不安を解消させてあげるためには「今までと同じように、あなたを大切にするよ」と伝えることです。今までと同じで、妻は何も変わらない。自分は大切にしてもらえる、と思えれば夫は安心できます。妻は心の中でだけ「…とはいっても、家事は手を抜くけどね」と思っておけばいいのです。2、「夫婦2人の幸せな未来のために」もう1つのポイントは働きたい理由を、・早くマイホームを手に入れたいから・夫の好きな車を買う頭金を早く作りたいから・老後も2人で安心して暮らしたいからなどと伝えることです。自分だけでなく、夫自身もメリットを感じる未来の計画のために仕事がしたい! と強調します。もちろん心の中では自分のお小遣いを増やしたいから、買いたいものがあるから、という理由でいいのです。おりしも「老後は2000万の貯蓄が必要」という金融庁の報告書が話題になりました。それに乗っかり、人生100年時代に2人で安心な老後を迎えたいから今から仕事を始めておきたいの… というのもアリですね。「仕事がしたい」と相談するときは「あなたも大事」「2人のために」をキーワードにしてみましょう。妻が働くのを嫌がる男性は「外に出したら、自分よりほかの男性が良く見えてしまうかもしれない」という「見捨てられ不安」を持っている場合も多いです。だから「あなたと今もこれからも良い関係を保ちたいから」という思いを伝えることが大きな安心感と与えることになるんですね。■「やっぱり仕事させるんじゃなかった」を防ぐために無事に仕事をスタートしたものの、夫から「やっぱり仕事させるんじゃなかった!」と思われないために、こんな準備も整えておきましょう。おそろそかになりがちなのはやはり「家事」ですよね。けれど、まだ慣れていない仕事で手いっぱいで、家のことなど考えているヒマがない! となるのは想像できます。そんなときは仕事を始める前に「夫が生活において気にするポイント」をチェックしておき、それ以外の部分を徐々に手抜きして家事を簡略化していくことをおすすめします。例えば「おかずの品数にはこだわるけれど、タオルを毎日交換しなくても気付かない」とか、「テーブル周りだけ片づけておけば、あとは少々乱れていても気にしない」などなど…。夫それぞれに「こだわりポイント」があるはずなので、それ以外の家事を間引いてみてはいかがでしょうか。「妻が仕事を始めたとたんに、生活が一変した!」と思われないよう、徐々に減らしていくのがコツですね。それでも自分一人でまかないきれない… と思ったら、周りに頼ることを考えます。食材の宅配や家事代行も賢く検討していきましょう。「仕事をしていても、全部自分でやるから!」「私ならできるはず!」と意気込んでしまうと、いっぱいいっぱいになって辛くなってしまいます。せっかくやりたいと思って始めた仕事を楽しむためにも、いらぬストレスは溜めないようにしていきましょう。
2019年07月27日最近モヤモヤしたこと。それは、次男(小5)と次女(小2)のケンカが頻発していることに端を発しています。最初は怒らずに注意するのですが、全然効果なし。腹に据えかねて、一喝したタイミングで…旦那帰宅!その後も何度も同じようなことがあり、そのたびに「帰ってきたとたん、これかぁ~」と言う旦那。1日働いて帰ってきた瞬間、家の中がとげとげしかったら確かにイヤだよねえ…。その気持ちはわかるのだけど、なんだかモヤモヤしてしまう。このモヤモヤの原因がわかるまで結構時間がかかったのですが、自分の中でなんとか整理できたので、旦那に訴えてみました。旦那は黙って話を聞いて「わかった」としか言わなかったのですが、その後は「帰ってきたとたんこれかぁ~」発言を一切言わなくなったので、どうやらわかってくれたようです。私も感情的に叱るのは控えよう…誰にとってもいいことないしね。ちなみに今回、この話を記事にするよ~!と旦那に報告したら「え~~!!!」と照れ笑いしておりました。何かあっても、話し合いで解決して笑い話にできるのはいいことです!
2019年07月27日最近では育児に協力的なパパも増えてきました。核家族化、共働き世帯の増加もあってパパの育児参加も必須となってきています。産後に育休をとるパパや、ママと交代で育休をとるパパもいます。しかし、ママからみると、自分と同じようには育児をしてくれない、なかなかイクメンに育たないと思っているママも少なくないのではないでしょうか。 今日は、ママとパパの子育て脳の違いを知って、パパを子育て上手にするコツをお話しします。 パパの子育てにイラッとくる!?育児を積極的に一緒にしてくれるパパにもイライラするママたちは少なくないのではないでしょうか?たとえば、「赤ちゃんが泣いていてもほったらかしだった」、「子どもをみててねと頼んでおいたのに本当に見ているだけで何もしてくれていなかった」などというエピソードはよく聞きます。普段、おむつ替えや授乳など積極的に育児に関わっているパパでも、そんなことがあるのには理由があるのでしょうか。 どうしてできないの?!ママとパパの子育て脳の違いママたちがよく感じる、パパはわが子に対する反応が鈍い、というのは性格の問題でしょうか。そうとばかりは言えません。脳の反応実験で、男性の脳は女性の脳ほど子どもの泣き声に対する反応が強くないということがわかっています。つまり、子どもの泣き声にパパとママとの反応が違うというのは自然なことなのですね。赤ちゃんのお世話を中心的に行うのはママなので子どもの声に対する反応が速いのです。ママは自分と同じようにパパにもその反応の速さと対応を求めてしまう。しかし、パパにはそれができないのでママのイライラの原因になってしまうのですね。 女性はママになることで脳にも変化が起こる?!女性はママになるときに脳の30カ所以上もの場所が肥大し、子育ての能力が高まることがわかっています。わが子の泣き顔を見ただけで脳のいとおしさや不安を感じる部分が働き、その後なぜ泣くのかを分析する部分が働き、即座に体が反応するという仕組みができるそうです。ママだから持っている脳の機能があるんですね。そのため、ママは育児をしながら常に、次に何をしないといけないか考えていることが多いと思います。たとえば、赤ちゃんのことが気になって自分の食事もそこそこに切り上げてしまうママは多いと思います。そんなママをみて「キリキリしないでゆっくり食べたら?」などというパパも多く、そんなパパにイライラしてしまうママも少なくないかもしれませんね。ママはパパと違って子どものちょっとした変化に敏感に対応できるように脳の運動野といわれる部分が働いています。それは進化の過程で女性がつくりあげてきた脳の違いなのだということを理解しておきましょう。 じゃあ、パパをイクメンに育てるにはどうしたらいいの?!ではパパにはイクメンになってもらえないのでしょうか。いいえ、そんなことはありません。パパも育児に関わっていくことで子どもに対する反応が鋭くなったり、子育ての力が高まっていきます。ママは、ママとパパの子育て脳は違うということを理解して、具体的にパパにやって欲しいことを伝えたり、繰り返し伝えたりしていくことが大切です。赤ちゃんの頃よりもコミュニケーションがとれるようになってきた幼児になってくると、パパは子どもとの関わり方がわかってっきたり、育児の楽しさがわかってくる方も多いようです。 パパの反応が鈍いほうが良い場合もある逆にパパのように赤ちゃんへの反応が鈍い方がいい場合もあります。たとえば、赤ちゃんの緊急事態にはママは赤ちゃんに素早く反応してパニックになることもあります。そんなとき、パパが冷静にどっしりと構えている方がスムーズに対応できることもあります。男女の赤ちゃんへの反応の違いや感覚が子育ての中では必要になることもあるのです。 まとめ子育てを一緒に行うことだけがイクメンパパではありません。ママが育児に大変なときに家事を手伝ってもらったり、息抜きをさせてもらったり、ママの話を聞いてもらったりすることも大切なのではないでしょうか。子育てにフォーカスしすぎず、ママも、パパの脳の違いを理解しておおらかな気持ちで日々の生活を楽しめたらいいなと思います。 監修者・著者:助産師 高杉絵理大分県の大学にて看護師・助産師・保健師の資格を取得後、総合周産期母子医療センターにて産科やNICUに勤務。結婚を機に上京してからは、もっと育児が楽しくなるようにママや赤ちゃんにいつも身近に寄りそっていたいとの思いより、地域での助産師活動を開始する。 現在は、世田谷区の行政や病院で働きながら、開業助産師として地域での講座やイベントを開催し子育て支援活動を幅広く行っている。また、ベビーカレンダーにおいても、妊娠・出産・育児を楽しめるように、ママたちが読みやすく分かりやすい記事を心がけ執筆中。
2019年07月26日子どもが生まれると、パパもママも育児1年生。でも、ママとパパではどうしても認識にギャップがあることも多いですよね。頑張っているからこその「惜しい!」わが家のパパのエピソードをもとに、新米パパ必読な子育ての注意すべきポイントをご紹介します。 ベビーマッサージが全然ベビー向けじゃない…日ごろから夫の前でもベビーマッサージをしていた私。寝る前もベビーマッサージをするといいよと周りの人に聞いて実践していました。 ある日、ねんねの前にグズってしまった赤ちゃんに「ベビーマッサージでスキンシップしてあげてみようかな?」と言ったところ、「自分がやる!」と言い出した夫。夫は、凝ったところをもみほぐすように、赤ちゃんをギュッギュモミモミとマッサージします。 赤ちゃんは筋肉も少ないうえに、大人と違って皮膚を押すようなマッサージは必要ありません。「なでるだけ!」「さするだけ!」と私が慌てて修正したのでした。 ねんね前のスキンシップがダイナミックすぎ!赤ちゃんがねんねする際には、スキンシップをして寝かしつけよう! と夫婦で決めていました。その日その日で、できるほうが寝かしつけをしていたのですが、パパの寝かしつけでは赤ちゃんは寝てくれなくて、結局添い乳で寝かせる日も。 どんなスキンシップをしているのかと真相を確かめてみると、夫は赤ちゃんと体をダイナミックに使った遊びをしていたため、興奮して逆に眠れなくなっていたのでした……。 たしかに、パパはねんねの前くらいしか触れ合える機会がなくて、遊びたかったのかもしれません。でも、ねんねの前は前述したベビーマッサージや絵本を読むなど、のんびりした過ごし方にすると寝てくれることを夫に伝えました。 完母だけどミルクで授乳を頑張ってくれて…わが家は赤ちゃんを完全母乳で育てていて、私が病気でダウンしてしまったことがありました。その際に、夜中も育児用ミルクで授乳をするなど、パパがとても頑張ってくれました。 育児用ミルクをパパが授乳してくれたため、飲まれなくなったおっぱい。ところが完全母乳ゆえに、ママの母乳は病気だろうが体の中でどんどん作られてしまい、乳腺炎に……! 病気が治ったと思った直後に、39度近い高熱が出て再びダウンしてしまいました。パパに子どもを連れてきてもらって母乳を与えていたら……と後から思いましたが、お互いにそこまで考えが及びませんでした。 母乳に関しては私もダウンしていたため、頭が回らなかった部分もありますが、頑張ってくれているからこそ、「惜しい!」パパ。育児一年生の夫婦として、赤ちゃん共々一緒に成長できればいいなと思っています。 イラスト:sawawa著者:半田あきら一児の母で専業主婦。家事や子育てのかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年07月21日モラハラ、DVはもってのほかだけど、仕事で出世の兆しなし、脱いだ靴下はそのまま、食器も洗わない、もちろん子育てにも協力しない…。そんなダメ夫をイケてるパパに変えたいと思いませんか? あなたの夫がこれで変わる?かもしれない「ダメ夫改造マニュ…