『紙の月』に主演し第27回東京国際映画祭の最優秀女優賞に輝いた宮沢りえが11月13日に東京ミッドタウンのクリスマスイルミネーションの点灯式に出席した。ブルーの色彩があたり一面に広がる幻想的な光景に、「こんな近くで見られるなんて、すごく嬉しいです。青い宇宙をイメージさせてくれますね」とうっとりした表情を浮かべた。その他の写真ミッドタウンの冬の風物詩として、約560万人が足を運ぶ“ミッドタウン・クリスマス”も今年で8回目。約2000平方メートルの広大な芝生エリアで展開される“スターライトガーデン2014”には、青を基調にした約18万個のLEDライトの中で日本初のイルミネーション演出装置スティックイルミネーションが最大4メートルの高さで輝き、無重力空間を演出。“ミッドタウン・クリスマス”全体ではLED総数50万個を使用し、“宇宙への旅”を表現する。東京ミッドタウンについて、「クリスマスの時期には、娘と一緒に来ます。来るたび、今年も終わりなんだという気持ちになり、大好きな場所です」。今年のクリスマスは「大好きな友だちで集まって、プレゼント交換する予定」と話した。映画はバブル崩壊直後の1994年を舞台に、契約社員として銀行で真面目に働く主婦・梨花(宮沢)が、巨額の横領事件を引き起こす様を描くヒューマン・サスペンス。直木賞作家・角田光代氏のベストセラー長編小説を、『桐島、部活やめるってよ』の鬼才・吉田大八監督が映画化し、第27回東京国際映画祭のコンペティション部門で最優秀女優賞&観客賞の2冠を達成した。「すてきな賞をいただき、もっともっと頑張ろうと身が引き締まった」と喜びを語る宮沢は、「公開も目前なので勢いもついたし、ドキドキしている。皆さんに観ていただくことで、初めて映画に息吹きが吹き込まれる」とアピールした。『紙の月』11月15日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2014年11月13日宮沢りえが主演する映画『紙の月』が間もなく公開になる。本作は自身が勤務する銀行の預金を横領した女性の人生が次第に揺らいでいく様を繊細なタッチで描いた作品だが、人間は“大金”を手にすると人生が大きくブレたり、場合によっては金銭感覚がマヒしてしまうものなのだろうか? 公開に先駆けて行われたuP!!!PREVIEW『紙の月』プレミア試写会に参加した観客者の声を集めた。その他の写真本作の主人公・梨花は夫とふたりで真面目に暮す主婦だが、年下の大学生・光太との出会いを機に、勤め先の銀行の預金に手をつける。最初は「すぐに返すつもりで」数万円、次はバレないように数十万円、さらに数百万円……と梨花の行動はエスカレートし、これまでの彼女の“日常”はいとも簡単に崩れ去っていく。プレミア試写会には10代から70代まで幅広い層の観客が来場したが、結果は“大金を手にすると金銭感覚がおかしくなる”という声が圧倒的だった。会場では「金銭感覚が狂うのは500万。人生が狂うのは1億」(24歳・女)、「100万円以上を自由に使えるようになってしまったら、狂い始めると思う」(35歳・男)、「1億くらいあれば簡単に狂います。使っても使っても減っている実感はほとんどないでしょうね」(32歳・女)などの声が寄せられる一方、「人それぞれだと思いますが、欲しいものはある程度揃っているので狂わないと思う」(50歳・女)、「お金の使い方の大切さを知っていれば、私利私欲に走る事はない」(49歳・女)などの声もあがった。とは言え、これはあくまでも“もしも”の話で、1億円を手にしていない人間が語る「1億円あれば人生狂う」にどれほどの信憑性があるかは不明だ。劇中で梨花は多額の金を横領するが、単に金がほしいわけではなく、物語が進むにつれて、なぜ彼女は危険をおかしてまで横領を続けるのかが描かれる。劇中には銀行預金を横領する巧みな手口や、大金を使って豪遊する主人公の享楽的な姿が描かれており、映画を鑑賞した観客は自身とお金、お金を手にしたい“真の欲望”について想いをはせるのではないだろうか?『紙の月』11月15日(土)全国ロードショー
2014年11月05日東京国際映画祭で最優秀女優賞と観客賞に輝いたばかりの『紙の月』のプレミア試写会が“uP!!!PREVIEW”として11月2日に開催され、宮沢りえ、池松壮亮、大島優子、田辺誠一、近藤芳正、石橋蓮司、小林聡美、吉田大八監督がレッドカーペットイベントと舞台あいさつに登壇した。その他の写真『八日目の蝉』の直木賞作家・角田光代の小説を映画化。妻として銀行の契約社員として平凡な日々を過ごしていた梨花がある小さなきっかけから横領に手を染め、転落していくさまが美しく、スリリングに綴られる。この日のイベントは新宿ピカデリーにて開催されたが、同時刻に大阪、名古屋、福岡、札幌、仙台、金沢でも試写会が開催され、舞台あいさつの模様が各劇場に生中継された。宮沢らがレッドカーペットに登場すると、宮沢の顔をプリントした大量のお札が上から降り注ぐという演出で、会場は盛り上がりを見せる。宮沢は「7年ぶりの映画主演で緊張と不安で、撮影に入る前はドキドキしましたが、入ってからは吉田監督の演出の下、濃密で集中力のある毎日を過ごし、惜しみなく演じることが出来ました」と語る。吉田監督は改めて宮沢の最優秀女優賞について「すごくほしかった賞です。この映画においては作品賞とほぼ一緒の意味を持つと思っています」と梨花の変遷を描く本作で宮沢の演技が高い評価を受けたことを喜んでいた。梨花と不倫関係に陥る若き大学生を演じた池松は、撮影中のエピソードとして「ラブホテルでのシーンで貝殻のベッドとかがあるんですが、りえさんはベッドで飛び跳ねていました(笑)」と証言。宮沢は「めったに行かないのでテンション上がっちゃって(笑)。デコレーションの素晴らしさに感動してワクワクしてました」と語り、笑いを誘っていた。これから映画を見る観客に吉田監督は「『楽しんで』と言いきれないところはありますが(笑)、覚悟して観てもらえば、報いが待っていると思います」と自信をのぞかせる。宮沢は「梨花が常識や理性を捨てて、本能に向かって走っていく描写を楽しんでください!」と力強く呼びかけた。『紙の月』11月15日(土)全国ロードショー
2014年11月04日WOWOW連続ドラマWで放送される「グーグーだって猫である」の完成披露試写会が10月16日(木)、都内で開催され、第1話上映後の舞台挨拶に主演の宮沢りえを始め、長塚圭史、犬童一心監督が登壇した。2008年に小泉今日子・主演で犬童監督の手により映画化もされた大島弓子の自伝的エッセイ漫画を、同じく犬童監督が連続ドラマ化。長年連れ添った愛猫・サバを失い、落ち込む漫画家の麻子が運命的に出会ったアメリカンショートヘアのグーグーと共に過ごす日々を全4話で描き出す。撮影のほとんどは原作の舞台でもある吉祥寺で行われたが、宮沢さんは「私の中で住みたい街No.1」と語るほど、撮影を通じて吉祥寺が気に入ったよう。「車を降りて撮影の場所に行くまでに入りたくなるお店がたくさんあって、誘惑を断つのが大変でした(笑)」とふり返る。麻子という役を通じて、漫画家・大島弓子の人生を生きたと言えるが「あれほど素晴らしい漫画をお描きになる方が日々をどう過ごしているのか?撮影前に妄想するのが楽しかったです。あれだけ素晴らしいものを描くには葛藤もあるし、表現する人の苦悩、ものを生み出す苦悩がある。一方でそれを見せず、穏やかで、ものや人が好きで、キラキラしている麻子もいて、その2つの面をちゃんと出せたらと思っていました」と語る。長塚さんは麻子の担当編集者の大森を演じたが、何かと麻子を気遣う役で第1話から麻子と食事を一緒にするシーンが多く登場する。「カメラの前で食べるのに慣れないし、目の前に宮沢りえがいるんですよ(苦笑)!」とその難しさを語るが、徐々に楽しくなっていったよう。「なかなか、みなさんは宮沢りえとお食事する機会はないでしょうが、僕は相当、一緒に食べましたよ(笑)」と自慢げにふり返り、会場は笑いに包まれた。宮沢さんも、食事のシーンは印象深かったようで「おそば屋さんでは本番中というのを忘れて、ビールを頼みたくなりました(笑)」と述懐。犬童監督は「本番中なのに、どう見ても普通に食べてました。普通はセリフも言わなくちゃいけないので抑制気味になるんだけど…。これまでいろんな人の食べる様子を撮ってきたけど、間違いなくこの2人の食べるシーンが最高!」と称賛していた。全4話を通して、最後は麻子が51歳になるまでの時間を描くが、不思議と画面からはゆったりとした時間の流れが伝わってくる。長塚さんは「最近、世の中慌ただしいし、海外ドラマなどでもものすごいスピードで進みますが、この作品は全く違うスピードで独特の時間が流れます」と語る。宮沢さんも「麻子が日々をどう過ごし、年齢、人生をどう重ねていくのか?静かな時間の中で温度を持って表現しています」と本作ならではの魅力を強調。会場は温かい拍手に包まれた。「グーグーだって猫である」はWOWOW連続ドラマWにて10月18日(土)より放送開始(全4話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2014年10月16日女優の宮沢りえが7年ぶりの主演映画『紙の月』で、第28回山路ふみ子女優賞を受賞した。平凡な主婦から横領犯へと転落するヒロイン役で新境地を開拓。宮沢が同賞を受賞するのは『父と暮せば』(2004年)以来2度目で、2度の女優賞は吉永小百合に続き、史上2人目の快挙となる。その他の写真吉報が届いた15日、メガホンを執った吉田大八監督がアップルストア銀座で行われたトークショーに出席。日本映画として唯一、第27回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品されており、同映画祭のコンペ部門プログラミングディレクターを務める矢田部吉彦氏を聞き手に、「僕が求めるもの、映画が必要とすることのために、100パーセントの仕事をしてくれた」と本作で宮沢が見せた“女優魂”を振り返った。映画はベストセラー作家・角田光代の同名小説を原作に、夫と暮らす銀行の契約社員・梅澤梨花(宮沢)が、年下の恋人のため顧客の金を横領し、その犯行をエスカレートさせる姿を描いた。吉田監督は「だんだんプロセスが大胆になるなかで、彼女が見せる表情の変遷が、作品の大きなよりどころになった。現場では常にプロフェッショナル。監督としての僕を信頼してくれた」と宮沢への感謝を表した。吉田監督はCM業界で20年のキャリアを積んだ後、『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』(2007年)で長編監督デビュー。『クヒオ大佐』(2009年)『パーマネント野ばら』(2010年)を発表し、『桐島、部活やめるってよ』(2012年)では第36回日本アカデミー賞で最優秀監督賞を受賞した。「毎回違ったことをしようと心がけるが、いい意味で『監督らしいですね』と言われることも。長年CMをやってきたからか、なるべく自分を消して、誰が撮ったかわからないと思ってもらえるのが理想」と話していた。山路ふみ子賞は映画人の育成、功績を称える目的で毎年開催している。『紙の月』11月15日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2014年10月16日10月11日、東京・渋谷公会堂でTHE BOOMのラスト・ツアー「MOOBMENT CLUB TOUR 2014~25PEACETIME BOOM」が行なわれた。ドラム・セットの上に組まれた舞台に、宮沢和史(vo)、小林孝至(g)、山川浩正(b)、栃木孝夫(ds)のシルエットが現れ、大歓声に迎えられてライブがスタート。サビでは一緒に歌うよう促し、歌詞の要所を”渋谷”に変えて歌う宮沢。最初のMCで「ここにはたくさんの思い出がありまして」と切り出すと、歩行者天国からライブを始め、目標だった渋谷公会堂を「ホームグラウンドみたいな感じ」と表現して「いろいろ思うことはあるんでしょうけど、今までで一番いいコンサートになるように一生懸命演奏します」と宣言。「何ヶ月も前からこの日のために曲を選んでいたんですけど、気がついたら自分が作ってきた何百曲のうちのほとんどの曲を歌えない」と語り、最後のツアーで歌う曲を選ぶことに苦慮した心情を吐露した。1時間ほど経ったところで5分の休憩。バンドの歴史を振り返るアーカイブの写真が映し出される。『僕にできるすべて』で再開したステージは、新旧取り混ぜた名曲が惜しげもなく繰り出される。「僕らこのバンドで何を歌いたかったのかと振り返ってみたんですけど、この美しい島に生まれて、ここで人を愛して、ちょっとでも未来が明るくなるような歌が書けたらと思ってやってきた気がする」と語った宮沢が「これを歌うためにここまでたくさんの歌を作ってきたのかな」と、一番新しい曲『世界でいちばん美しい島』を披露した。『シンカヌチャー』では琉球國祭り太鼓のメンバーが凛々しい太鼓のパフォーマンスで彩りを添えた。「THE BOOMにとって沖縄というところは第二の故郷かもしれません」と前置きしてTHE BOOMを世界に知らしめた『島唄』で本編は終了した。アンコールで初期の名曲『不思議なパワー』を演奏した際は客電をつけて、ファンとのコール&レスポンスをその目に焼き付けている様子。最後に『中央線』を歌い切り、4人は何度も「ありがとう」を繰り返した。THE BOOMの雄姿を直接体感できる機会は残念だが残り僅かだ。絶対に見逃さないで欲しい。取材・文/浅野保志(ぴあ)
2014年10月14日伊勢丹新宿店は「めんそーれーOKINAWA 大沖縄展」と題し、沖縄のグルメやスイーツ、衣類、雑貨までを一堂に紹介する催事を本館6階催事場で開催する。今年で20回目を数える同店の沖縄展は、今回沖縄本島だけでなく宮古島までスポットを広げる。会期は7月23日から7月28日まで。注目はその宮古島に店を構えるイタリアンレストラン「ドンコリーノ(Doncolino)」のピッツァ。「宮古島ピッツァ オルトナーラ」(1,500円)は、ピザを菜園に見立て、宮古島産のトマト、ゴーヤー、オクラ、ナスでピザ生地上が彩られる。「宮古牛ミートソースとモッツァレラチーズのピッツァ」(1,750円)は、宮古牛の旨味を凝縮したミートソースを使用、トマトの酸味とモッツァレラチーズのコクがマッチし、宮古島産バジルの香りがアクセントとなる。ドンコリーノのオーナーシェフ・望月直樹氏は「宮古島の食材をふんだんに使ったピッツァは、泡盛とも良く合います。今回は那覇市にある会員性バー『泡盛倉庫』さんとコラボレーションした泡盛ハイボールも用意してます。ピッツァと相性抜群の泡盛で沖縄気分を十分に味わってください」とコメント。また、同氏は沖縄展を通じて、グルメだけでなく“宮古島や沖縄の心”も感じて欲しいという。「宮古島は食材が豊富だけでなく、心も豊かになれる場所。島だからこそ親密になれる人と人とのつながり、時間の流れが教えてくれる自然と人間の関係。会場では沖縄文化はもちろん、日常では味わうことができないようなリラックスできる感覚や、そこに住む人の考え方にまで思いを馳せていただければ」と語る。今回、同会場では「五感」をテーマに沖縄アイテムを紹介する。「食べる」のコーナーでは、ミュージシャンの宮沢和史プロデュースのカフェ「みやんち」の嘉利すば(800円)や、伊勢丹新宿店限定の「沖縄そばダイニング川」の沖縄そば(1,000円)がイートインで登場する。「香り」のコーナーからは、「金武酒造」の鍾乳洞貯蔵20年古酒が量り売りで提供される。「触れる」コーナーでは、リラックスできる着心地のアロハ作りをモットーとした「パイカジ」の綿100%チュニックドレス(9,800円)を紹介。「聴く」コーナーからは、「宮古木工芸」の沖縄三線セット(三線ケース、バチ、楽譜、替糸、替ウマ付き/2万円)を販売。「見る」コーナーでは、雑誌『ハナコ(Hanako)』で活躍する写真家・田村昌裕による沖縄の風景を集積した「沖縄癒され写真展」を開催する。会期中、同店屋上ではオリオンビールを楽しめるビアガーデンがオープンし、沖縄のアーティストによるライブも行われる。また、同店前の新宿通りでは、沖縄の盆踊りであるエイサーや沖縄伝統舞踏を踊りながら練り歩く「新宿エイサーまつり」(7月26日12時から)も開催される。
2014年07月20日中野ブロードウェイに7月10日、アートギャラリー「Gallery リトルハイ」がオープンする。22日まで初回展示として造形作家・小林和史の個展「小林和史 ムシウム(MUSISUM) ―造形昆虫思考―」が行われる。展示タイトルは「虫」と「アニミズム(万物に霊魂が宿っているという考え方)」を掛け合わせた造語。小林のライフワークでもある、1枚の紙からハサミによって即興で切り抜き立体に折り上げた、本物の虫も騙されたほどリアルな切紙虫たちを展示する。「人間が自然の一部でしかないとすれば、人間も昆虫も同じ存在。視点を変えて昆虫の立場になって人間界を眺めたってイイ訳で、僕は子供の頃からそうしている」と小林氏はコメント。小林はイッセイミヤケのデザイナーを経て独立。伊勢丹新宿店、メゾンエルメス、銀座ソニービル、六本木のリッツカールトンホテルなどで展示を行う。「自然」「身体性」をテーマとするコスチュームデザインや舞台、映像、CMなどのトータルデザインを手掛け、「U2」ギタリストのジ・エッジ(The Edge)や「ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)」ギタリストのロン・ウッド(Ron Wood)も作品を所持。Gallery リトルハイは、国内外から年間800万人が来館するサブカルチャーの聖地・中野ブロードウェイに出店。誰もが気軽に立ち寄れる「路面店のアートギャラリー」として誕生した。主宰する小高均氏は、「中野ブロードウェイの来館者はモノに対する感度が高く、潜在的なアート需要があると思う」と話す。小さくてコンパクト(LITTLE)な空間で上質(HIGH)なアートに出合える「人とアートを結びつける企画&レンタルギャラリー」がコンセプト。【イベント情報】「小林和史 MUSISUM ―造形昆虫思考―」会場:Gallery リトルハイ住所:東京都中野区中野5-52-15ブロードウェイセンター4階会期:7月10 日から22日時間:12:00から19:00(最終日は17:00まで)休廊日:水曜日入場無料
2014年06月27日少女漫画界の巨匠・大島弓子の自伝的コミックエッセイ『グーグーだって猫である』が宮沢りえ主演で連続ドラマ化され、WOWOWで今秋に放送されることが14日、明らかになった。『グーグーだって猫である』は、1人の女性が飼い猫と過ごす愛おしい日々を綴ったもので、コミックは累計80万部発行、2008年には小泉今日子主演で映画されヒットした。主人公の小島麻子役に宮沢、監督は映画版と同じく犬童一心。脚本は『婚前特急』などの高田亮によるオリジナルストーリーで、愛猫を失い失意の日々を送っていた少女漫画家・麻子(宮沢)が、井の頭公園で病気の子猫を連れたホームレスと出会うところから始まる。主演の宮沢りえは「普段あまり漫画は読まないのですが、大島先生の作品を読ませて頂いて、小説を読むように物語が進んでいく漫画というのは初めてだったので、とても新鮮でした。大島先生のファンの方々が面白いと思ってくださるような作品にしたいですね。キラキラとした日常が流れていく一方で、モノをつくるアーティストとしての葛藤や苦悩をリアルに出せたらいいなと、思っています」とコメント。映画版に続いて監督を務める犬童監督も「毎日宮沢さんの演技を見て、驚き楽しみ感動しています。彼女の演技にはいつもしっかりアイデアがあり、誠実で、でもそれでいながらあけっぴろげで大胆です。見ていると心がいっぱい揺れてしまいますね。そして、美しい。生涯そう出会うことのない息をのむ美しさです」と、宮沢の演技を絶賛している。
2014年04月14日2014年夏に2本が続けて全国公開される映画『るろうに剣心 京都大火編』と『るろうに剣心 伝説の最期編』。シネマカフェは、姫路城西御屋敷跡庭園・好古園で行われた撮影現場に潜入!この日撮影されていたのは、大久保利通(宮沢和史「THE BOOM」)暗殺の現場。6人の士族が大久保の乗る馬車に襲い掛かるシーンや暗殺後の現場を多くの群集が遠巻きに覗き込むシーン。このシーンでは多くのエキストラに混じって剣心役の佐藤健、瀬田宗次郎役の神木隆之介の姿もあった。剣心とは別に影の“人斬り”を引き受けたもう一人の男・志々雄真実(藤原竜也)。志々雄の野心、功名心、支配欲を恐れた政府の人間たちによって殺されたはずだった。しかし、その志々雄が生きており、政府への復讐のため政府転覆を企てていた。そして剣心は内務卿・大久保利通から志々雄の抹殺を依頼されたのだった…。前作から2年ぶりの撮影――現場は出演者を始め、スタッフの間にも熱気があふれていた。現場には立ち居振る舞いなど、剣心そのものの佐藤さんの姿があった。佐藤さんは「歩き方、立ち姿、走る姿など、剣心になり切るため常に注意している」と意気込む。大友監督もそんな佐藤さんに「軸が全くブレていない」と太鼓判を押す。前作よりスケールがアップし、よりハードなアクションに悲鳴を上げながらも佐藤さんは「最初に演じた剣心を一度忘れ、初心に戻って、がむしゃらに向かっている」と語る。今回は初めてとなる乗馬にも初挑戦した。「使っていない筋肉を使い、やったことの無い動きもあって…」と苦労を吐露する。さらに、「今回は前作よりも人間・剣心が深く描かれている。自由にやらせてもらっていて、“自分の剣心”をやらせてもらっています」という佐藤さん。スタッフのエネルギーを感じながら撮影に邁進している姿があった。『るろうに剣心 京都大火編』と『るろうに剣心 伝説の最期編』の2部作を同時並行で撮影しているため、体力の消耗も生半可なものではない。佐藤さんは「アクション、多すぎる!」と悲鳴を上げながらも、過酷な撮影に備え、筋トレに励む日々で「後は楽しもう!ということ」と自身を叱咤激励している様子。食べたいものを食べ、マッサージも受けていることを明かした。現場には、大久保利通を演じる宮沢和史さん(THE BOOM」)や志々雄の部下・瀬田宗次郎役の神木隆之介さんの姿も見える。佐藤さんと神木さんは同じ事務所に所属しており、普段から仲もいいとか。撮影休みの時間は2人で和やかに笑みを浮かべながら話す姿も見られた。2人がガッツリと共演するは今回が初めてとなる。神木さんは、剣心に匹敵する剣の才能をもつ瀬田宗次郎役は念願だったそうで、役を手にして喜びもひとしおの様子。現場からは楽しそうに撮影に臨んでいる様子が感じられた。佐藤さんにとって代表作となった剣心役だが、「いい役をいただいた。この役にめぐり合えて、ほんとに幸せです。燃え尽きたい」と力強くコメント。佐藤さんからは、満身創痍、傷だらけになっても頑張り抜くという強い決意が体中にみなぎっているのが感じられた。撮影はまだまだ前半。公開は来年夏の予定。2部作の連続公開に早くも期待がかかる。映画『るろうに剣心 京都大火編』、『るろうに剣心 伝説の最期編』は2014年夏、全国にて公開。(Text:Sachiko Fukuzumi)
2013年12月24日夏の新宿の恒例イベント「2013新宿エイサーまつり」開催に合わせ、伊勢丹新宿店で7月24日から29日まで「めんそーれー大沖縄展」が開催される。19回目を迎える「大沖縄展」のテーマは“いまの沖縄!”。注目は、沖縄発の食と暮らしのマガジン『おきなわいちば』がセレクトしたカフェとパン屋。今回、初出店するのは、石垣島出身の夫婦が開いた「ピパーチキッチン」と、天然酵母仕込みのバゲットや島野菜を使用したパンが並ぶ名護のパン屋「パン・ド・カイト」。“ピパーチ”とは、八重山地方に自生する島の胡椒で、シナモンのような甘い香りと柔らかい辛みが特徴。今回、イベント限定でやんばる若鶏と島野菜のランチプレート(各日200点限り)が登場。ハイビスカスゼリーが浮かぶラッシーや宮古島産マンゴーたっぷりカフェ(各日100点限り)などが楽しめる。また、THE BOOMの宮沢和史がプロデュースしたカフェでは、石垣島のソウルフード“カラソバ”をアレンジした汁なし沖縄そばやオリジナルのテキスタイルの雑貨も登場。更に、マンゴーポップコーンや冷やし紅芋どらやきなど、伊勢丹限定アイテムが多数出品する。食だけでなく、アロハシャツをアレンジしたウェアで人気の「パイカジ(PAIKAJI)」を始め、オーダーデニムショップ「ダブルボランチ」や、とんぼ玉ネックレスの「ヤドカリ工房」、琉球帆布トートバッグの「沖縄の風」などが出品。屋上ではオリオンビールと共に沖縄発のアーティストのライブも行われ、7月24日のオープニングにはスリムクラブも登場。その他、D-51、やなわらばー、きいやま商店、SAKISHIMA meeting、イクマあきら、サンサナー、神谷千尋、しゃかり、仲田かおり、green note coasterらが日替わりでライブを行う。また、スマホ対応のホームページを7月17日から開設。「OKINAWA DIARY」と題し、沖縄で見つけた美味しいものやかわいいものを写真とともに毎日更新している。
2013年07月21日先日より開催中の第5回「沖縄国際映画祭」で、沖縄・読谷村(よみたんそん)の地域発信型映画として、さらに「THE BOOM」の「島唄」発売20周年を記念して製作されたドキュメンタリー映画『THE BOOM 島唄のものがたり』。この記念すべき年を迎え、「THE BOOM」のメンバーである宮沢和史が改めて、「島唄」と共に歩んだ20年間をふり返りながら、その胸の内を明かしてくれた。1992年に発売されたアルバム「思春期」の1曲として発表されたこの曲。本作では、「BIGIN」などミュージシャンを始め、沖縄民謡や役者など様々な人から「島唄」が辿ってきた20年間の歴史が語られる。誰もが知るこの大ヒット曲だが、「『ただヒットして、よかった!』というものじゃなかった」と宮沢さんはこれまでをふり返る。そもそも“島唄”とは、沖縄に古くから伝わる民謡を指す言葉。山梨で生まれ育った宮沢さんが、その沖縄の伝統の名を冠した楽曲を発表する前には、当然葛藤を抱いたという。そして、「大和人(やまとんちゅ/内地の人間)が“島唄”なんて大層なタイトルでよくやるなぁって思いました」、「沖縄を代表する歌として勘違いされて広まってしまった」と、これまで沖縄民謡(=島唄)を歌い続けてきた人々からは厳しい言葉も。しかし、宮沢さんは「もっともっと厳しいご批判やお声があると覚悟していました」と苦笑する。通常、自伝的な作品にこんなにも批判的なコメントは省きたいと思うはず。なぜ入れたのだろうか?「このドキュメンタリー映画を作るにあたって、僕がただずっと一人で語るなんて無意味だと思ったんです。物事にはいろんな見方があっていいと思うし、何よりも今回は“『島唄』の20年の歴史を追った”ものではあるけれど、それと同時に“『島唄』が20年という時間を経て、沖縄にどんな影響を与えたのか”を僕自身が知りたかった。だから、いろんな人に語ってもらった言葉はそのまま伝えるべきだと思いました。いろんな意見があって、初めて見えてくるものがあると思うんです」。宮沢さんの口からは否定的な言葉はでてこない。静かに語るその声には、どんな言葉も受け止めるという覚悟と、とてつもない沖縄への愛が感じられる。「ひと言で言ってしまうと、僕は沖縄民謡に恋しちゃったんです。素晴らしい琉球音階に乗せて、沖縄の海についてだったり、過去に起こった戦争、そして人々の温かさが作り上げた沖縄の歴史が全部詰まってるんです。恋をしたのは、デビューしてすぐの頃。恋しちゃったら、その人のどんなことでも知りたくなるじゃないですか。それと一緒で沖縄に関係のある資料館に行ったり、本をたくさん読みました。行き過ぎて、沖縄に生息する害虫に関する本まで買っちゃいましたね(笑)」と恋人の話をするかのように、嬉しそうにふり返る。そんな宮沢さんは、愛すべき沖縄のために、三味線の柄の部分に使われる“くるち”という木が現在、輸入品に頼って製造されていることに心を痛め、将来、沖縄で作られる三味線の全てを沖縄産の材料にすることを目指して、くるちの木を子どもたちと共に植林する「くるちの社100年プロジェクト」を行っている。「大和人」や「内地の人」という言葉で語られる宮沢さんが、未来の沖縄文化の一端となっていくという、まさに恋人…いや、長年連れ添った妻に対する恩返しのようなプロジェクトなのでは?と聞いてみると、意外な答えが。「どうだろう。僕自身は沖縄の文化の一端を担おうとか、そこまで難しいことは全然考えてなくて。100年後なんて僕は生きてないし、僕の名前なんて残ってなくてもいいと思うんです。でも、100年後の子どもたちが、沖縄で作られた三味線を誇りをもって奏でてくれたら嬉しいなって、ただそれだけなんです。そんな世界って幸せじゃないですか(笑)」。そう照れながら理想の未来を語る宮沢さん。温かい人柄とのんびりした雰囲気、しかしその裏ではあった戦争により幾度となく平和が脅かされて生きた沖縄。願わくば100年後には、さらに笑顔があふれる島になっていてほしい。「THE BOOM」ニューシングル/「島唄」発売中価格:1,000円(税込)発売元:よしもとアール・アンド・シー(text:cinemacafe.net)■関連作品:第5回沖縄国際映画祭 [映画祭] 2013年3月23日より30日まで沖縄にて開催
2013年03月29日毎年恒例となっている、リゾート型ライブハウス「音霊OTODAMA SEA STUDIO 2012」が、関東一早い海開きをした神奈川県の逗子海岸に6月29日にオープンした。【公演情報はこちら】9月2日(日)まで66日間連続でライブが行われるこの空間は、逗子海岸のビーチに立っており、足元は砂浜、水着で入場OK、出入りは自由という異色のスタイルで毎年人気を博している。今年のオープニングを勤めたのは、主催者でもあるキマグレン。「キマグレン 5th YEAR PARTY ~ON THE BEACH~」と題されたこのライブ。夏男ふたりの登場に盛り上がりを見せた。キマグレンのふたりは9月2日の最終日にもライブを予定している。他にも、石野卓球など国内トップクラスのDJによるビーチパーティーや、℃-uteなどのアイドル、ストレイテナーなどのロックバンド、稲川淳二による怪談などなど、66日間ジャンルを越えた多彩なメンバーが会場を盛り上げる。演奏の合間に聴こえる波音や、ライブハウスの窓から入る潮風など、他では感じられないライブが見られる「音霊OTODAMA SEA STUDIO 2012」。興味を持った方はぜひともチェックを。■出演予定アーティスト(一部)が~まるちょば/石野卓球/SHINICHI OSAWA/SPECIAL OTHERS(Acoustic Set)/→Pia-no-jaC←/ベッキー♪♯/mihimaru GT/シクラメン/豊満乃風/RYO the SKYWALKER/風男塾/☆Taku Takahashi(m-flo/block.fm)/TOMOYUKI TANAKA (FPM)/DAISHI DANCE/中田ヤスタカ(capsule)/DJ Ami Suzuki/ROCKETMAN/荒牧陽子/角松敏生/MAY’S/DJ VERBAL(m-flo/TERIYAKI BOYZR)/DJ KENTARO/根本要/佐橋佳幸/鈴木雅之/℃-ute/平井大/清水翔太/青山テルマ/稲川淳二/藤井フミヤ/竹中直人/PUSHIM/Ms.OOJA/スキマスイッチ/miwa/一青窈/ジャンク フジヤマ/BONNIE PINK/加藤登紀子/宮沢和史/細美武士/ストレイテナー/SCANDAL/米倉利紀/つるの剛士/キマグレン■音霊 OTODAMA SEA STUDIO 2012営業形態:ライブハウス / 海の家 / レストランキャパシティ:スタンディング:1000人着席:500人営業期間:2012年6月29日(金)~9月2日(日)66日期間限定営業時間:11:00 ~ 21:00ライブ時間:12:00 ~ 20:30(イベントにより異なる)
2012年07月02日宮沢賢治『銀河鉄道の夜』『風の又三郎」』を原作とした映画、『グスコーブドリの伝記』が7月7日より全国公開される。『あらしのよるに』の杉井ギサブローが監督、声の出演は小栗旬、忽那汐里、佐々木蔵之助など実力派が勢ぞろい。その『グスコーブドリの伝記』とコラボして絵本を制作したのが清川あさみ。「Zipper」「CUTiE」などで人気雑誌のモデルを務めながら、女優たちに刺繍をほどこし動物に変身させる「清川あさみの美女採集」など、アーティストとして人気を博している彼女。その華麗で繊細な世界観が、若い女性を中心に大きな支持を集めている。今回、映画を清川あさみ流に絵本にした「宮沢賢治作『グスコーブドリの伝記』」は、彼女の第五作目にあたり、6月27日(予定)に発売される。これを記念して、絵本の原画を展示した“清川あさみ展Another World~宮沢賢治「グスコーブドリの伝記」~”が同時開催されるので注目したい。“清川あさみ展Another World~宮沢賢治「グスコーブドリの伝記」~”では、清川の絵本の原画だけでなく、映画の原画も公開される。また、清川は映画をイメージした限定コラボビジュアル『budori』も制作。美しい繊細な刺繍が、映画の世界をより魅力的に引き出してくれる。映画『グスコーブドリの伝記』を観て、清川は次のコメントを寄せた。「この物語はひとりの小さな勇気あるブドリという男の子が立派に成長していくお話。自然というものは最も美しく、最も厳しいという事をこの物語に教えられました。このようなタイミングで日本の美学を表現出来た事を嬉しく思います。イーハトーブの森と幻想的な美しい日本の風景を愛に溢れるブドリと一緒に体感して下さい」【ストーリー】イーハトーヴ森の木樵りの息子として両親と妹と穏やかに暮らしていたブドリは、森を襲った冷害のため家族を失くし、一人ぼっちに。それでもブドリは、生きるために一生懸命働き、やがて成長し火山局に勤めるようになる。そこに再び襲ってきた大きな冷害。あの悲劇を繰り返さないため、ブドリは決心する。みんなのために、自分ができることを行いに―。作品情報声の出演:小栗 旬、忽那汐里、柄本 明ほか原作:宮沢賢治監督・脚本:杉井ギサブロー主題歌:小田和正「生まれ来る子供たちのために」公開:7月7日(土)、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー 映画公式サイト
2012年05月25日メルセデス・ベンツ コネクションとフジテレビのミニ番組「ONE hour Sense」のコラボレーションで、1夜限りのスペシャルライブ「1Hセンス・コネクションライブ」が行われる。出演はTHE BOOMのボーカリスト・宮沢和史さんと、マルチリンガルアーティストのMay j.さん。メルセデス・ベンツ コネクションは、メルセデス・ベンツのブランド発信拠点として東京・六本木に期間限定でオープンした施設。カフェやバー、グッズ販売、そしてメルセデス・ベンツ最新モデルが展示されるギャラリーなどがある。一方、「ONE hour Sense」は自分を高める1時間の過ごし方をテーマにしたフジテレビのテレビ番組(毎週日曜日21:54~22:00)。今回のライブは、両者のスペシャルコラボレーション企画の第1弾として開催されるもの。「つながる / つなげる」をコンセプトに、「1Hセンス」とメルセデス・ベンツ コネクションが音楽を通じて「つながる」初の試みだという。会場はメルセデス・ベンツ コネクション2階のUPSTAIRS。開催日時は5月29日15:00~16:00を予定している。出演アーティストはTHE BOOMのボーカリストであり、シンガーソングライターや俳優としても活躍中の宮沢和史さんと、日本、イラン、トルコ、ロシア、スペイン、イギリスをバックグラウンドに持ち、多彩な言語を操るマルチリンガルアーティストのMay J.さん。料金は3,000円で全席指定、1ドリンク付き。チケットは5月19日からイープラスで販売される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月13日すれ違い生活が原因か女優の宮沢りえが元プロサーファーで実業家の夫と離婚することが分かった。2人は2009年4月に結婚、子どもも設けていたが、その生活は3年でピリオドが打たれることとなったようだ。近しい関係者の証言によると、互いに多忙な生活を送っていたため、すれ違いが生じたことが原因という。夫はサングラスメーカーの責任者として、ハワイを拠点に活動しており、女優活動を行う宮沢とのあいだには、互いに距離が生じてしまったとみられる。(出演中の舞台「THE BEE」より参考画像)新たな一歩で前向きに女優業へ所属事務所は、離婚報道について否定しなかったものの、8日昼現在のところ正式なコメントは出していない。近く本人による会見があるのではともいわれている。長女出産後、CMに、ドラマに、舞台にと、積極的に女優として再び活躍している彼女。現在も舞台「THE BEE」で警官、リポーター、ストリッパーというそれぞれ大きく異なる3役を体当たりで演じている。変わらぬ美しさはもちろん、その演技力には定評がある。離婚は彼女から提案したとも報道されており、ひとつの節目となる決断として、新たな一歩を踏み出したのではないだろうか。女優として、前向きに挑み続ける今後の彼女に期待したい。元の記事を読む
2012年05月09日7月31日のフジロックで圧巻のパフォーマンスを披露したYMO(YELLOW MAGIC ORCHESTRA)が、今週末8月7日に迫った「WORLD HAPPINESS 2011」(東京・夢の島)で4年ぶりの新曲を発表することが決定した。「WORLD HAPPINESS 2011」チケット情報2007年の活動再開以来、国内では高橋幸宏がキュレーターを努める「WORLD HAPPINESS」に年に1回出演するのが活動の中心というYMO。今年のフジロックは、YMO未体験世代が中心のアウェー環境ゆえ、果たして受け入れてくれるかとの杞憂もあったが「ファイアークラッカー』が演奏されるやグリーン・ステージに集まった数万単位のオーディエンスが一斉に踊り出す大熱狂に。メンバー自身もフジロックでのパフォーマンスに確かな手応えを感じ取ったという。そして、いよいよ今週末の「WORLD HAPPINESS」。今年のキー・ビジュアルは“再生への道”をテーマに、手塚治虫の『火の鳥』が使用されているが、YMOの新曲はこの『火の鳥』をモチーフに、YMOからの“再生・復活”のメッセージを発信する壮大な曲になるそうだ。YMOとして2007年にリリースした『The City of Light(HASYMO名義)』以来、4年ぶりとなる新曲は、タイトルやリリースの有無などの詳細はいまだ明らかにされてないだけに、「WORLD HAPPINESS」の演奏は見逃せない。YMO4年ぶりの新曲披露に注目の「WORLD HAPPINESS 2011」は、8月7日(日)に東京/夢の島公園陸上競技場にて開催。チケットは発売中。■WORLD HAPPINESS 2011日時:8月7日(日) 開場11:00/開演12:30会場:東京:夢の島公園陸上競技場12:30~OKAMOTO’S (※)12:50~宮沢和史 as GANGA ZUMBA13:20~コトリンゴ (※)13:40~Fennesz+Sakamoto14:10~高野寛 (※)14:30~スチャダラパー15:00~KIMONOS (※)15:20~LITTLE CREATURES15:50~星野源 (※)16:10~THE BEATNIKS16:40~神聖かまってちゃん (※)17:00~サカナクション17:30~salyu×salyu (※)17:50~YUKI18:20~TOWA TEI (※)18:40~YELLOW MAGIC ORCHESTRA with Fennesz、小山田圭吾、権藤知彦(※)LEFT STAGE
2011年08月03日