「専業主婦だって立派な仕事のひとつだ!」という声をちらほら聞きます。結婚し家庭に入った女性は、家事、家計の管理に、子育て・育児…大変な日々を送っていますよね。もし、『家庭』が旦那を社長とした『会社』で、専業主婦が『従業員』だったら…。2016年に新垣結衣さんと星野源さんが出演した『逃げるは恥だが役に立つ』というドラマが流行しましたね。そのドラマの中の2人は『雇用主』と『従業員』という形で夫婦になろうとしていました。主婦といえど仕事人だ、というも1つの考えですよね。『定時』なんてものが存在しない専業主婦は毎日が残業の嵐。「規定時間外の残業代はどうなっているんだ!」と未払い残業代を請求したらどうなるのか!?というのを筆者独自の見解で計算してみました。もちろん、法的にそんなものが認められているわけではありませんし、実際に請求しても払ってくれる旦那さんは極めてまれでしょう。あくまでお茶会の話題の1つにでも、という気軽な気持ちで読んでくださいね。残業についても少し掘り下げて紹介しますので旦那さんの残業事情も把握するのにも役立つかもしれません。この記事は、パロス法律事務所の櫻町直樹先生に監修いただきました。 ■専業主婦の収入を計算してみよう!今回は世帯年収700万の世帯のおおよその生活費を計算してみました。 ★収入モデル夫:年収700万妻:専業主婦子供1人(高校生)夫の手取り 月37.5万円ボーナス約100万円(年2回)金額備考妻に割り当てられる分月収(手取)375,000年2回のボーナスが計約100万円家賃95,000郊外マンション47,500食費50,000家での食事が多い17,000外食費30,000月に数回程度10,000水道光熱費21,0007,000通信費20,000子供の携帯代も含む6,600日用品5,0001,700衣料品10,0003,300家具・家電20,000たまに購入する程度6,800医療費10,0003,300夫お小遣い30,0000妻お小遣い20,00020,000交通費10,0003,300貯金24,000ボーナス別途貯金8000 合計375,000124,000 参考) 年収700万円サラリーマンの手取り額と生活レベル【年収700万円の割合】 専業主婦の仕事の価値を数値化するのには、『賃金センサス』や、家事代行サービスの金額を参考にするなどさまざまな方法があります。この記事ではあえて、妻(従業員)が夫(会社)に給料(生活費)をもらっていると仮定しました。上の表の一番右、『妻に割り当てられる分』というのは、夫の収入から捻出された生活費を家族3人で均等に割り、それを妻の分としたもの。(百の位以下省略)(家賃は子供を省き計算、お小遣いは妻の分だけ含む。)その合計を『専業主婦としての手取り額』として計算を。 12万4,500円、これはあくまで『手取り』です。これに加え、住民税や社会保険も夫に支払ってもらっているとして合算して出します。 (夫は、妻・子供などの扶養者がいることで社会保険料、住民税は下がりますが、ここでは単純にそれらの額を3人(本人・妻・子供)で割った額を妻が支払ってもらっているものとします。) 年収700万、妻、子供(高校生)の社会保険料・住民税は年間 社会保険料99万6,000円住民税31万4,000円 となっているので、 (99万6,000円+31万4,000円)÷3(夫・妻・子供の3人)÷12ヶ月=約3万6,000円 妻は社会保険と月におおよそ3万6,000円を夫に支払ってもらっていることになります。 つまり妻が専業主婦としてもらっている額面での月収は 12万4,500円+3万6,000円=16万500円 となります。 ■本題!専業主婦の残業代は!?前項では、妻の月収は14万1,400円という計算結果が出ました。 残業代の計算をする前に、前提とする条件を把握しておきましょう。 今回は規定就業時間(定時)は9:00〜18:00 休憩1時間(週40時間の法定時間)規定就業日は月曜日〜金曜日の平日妻は朝の6:00〜22:00(うち休憩2時間)で就業土日祝日は残業として8:00〜21:00(うち休憩2時間)で とします。 残業代といっても、残業した時間や日によってそれぞれ割増がされます。 それらの代を割り出すにあたって基準となるのが基本時給。 基本時給は『月給の額÷1年間における1ヶ月の平均所定労働時間』で計算します。完全週休2日制の2018年の休日日数を124日(※)として1ヶ月の平均所定労働時間を計算すると、(※)参考) (365日-124日)(1年の労働日数)×8時間(就業時間)÷12ヶ月=約160時間 となります。つまりここでの妻の基本時給は 16万500円(妻の月収)÷160時間(1ヶ月の平均所定労働時間)=約999円 おおよそ時給1,000円といったところですね。キリがいいので1,000円で計算しましょう! 残業代は割増賃金となり、 就業時間が1日8時間、週40時間の場合、定時〜22:00の残業は基本給の1.25倍《時間外労働割増》22:00〜5:00の残業は時間外労働割増にさらに25の割増、つまり基本給の1.5倍《時間外労働割増1.25+深夜労働割増0.25》法定休日(日曜・祝日)の残業は35倍《休日労働割増》法定外休日(土曜日)の残業は会社の規定による(今回は8時間までは基本給のまま、以降は1.25倍とする) と法律で決められています。 では、早速残業代の計算! 妻は平日6:00うち休憩を2時間取り、実質14時間就業しています。つまり、実質残業時間は1日6時間。深夜残業はないので、平日の1日の残業代は 1,000円(基本時給)×1.25(法定外労働の割増)×6時間(残業時間)=7,500円(①)土日は8:00〜21:00のうち2時間休憩を取っているので、残業時間は11時間。 土曜日は1,000円(基本時給)×8時間(就業時間)+1,000(基本時給)×1.25(法定外労働の割増)×3時間(残業時間)=11,750円(②) 日曜日は1,000円(基本時給)×1.35(法定外休日労働の割増)×11時間(残業時間)=14,850円(③) つまり、1ヶ月の妻の残業代は7,500円×20日(平日)+(②)11,750円×5日(月の土曜日)+(③)14,850円×5日(月の日曜日)=28万3,000円 なんと基本給を大幅に上回る額に!年間では(単純計算となりますが)28万3,000円×12ヶ月=339万6,000円残業代だけでものすごい額ですね…。ちなみに残業時間は月に230時間。労働基準法違反です。これが本当の会社なら完全なるブラック企業です。 ■まとめ専業主婦の未払い残業代…驚きの額が出ましたね。実際に請求はできませんが、専業主婦にはこれだけの価値があるんだ!とお友達とのおしゃべりのネタにはなるはずです。年間にして約340万円分の残業、これをこなせるのはきっと家族への愛があるからこそなのでしょう。 *弁護士監修/パロス法律事務所櫻町直樹先生(私が弁護士として仕事をしていく上でのモットーとしているのは、英国の経済学者アルフレッド・マーシャル(Alfred Marshall)が語った、「冷静な思考力(頭脳)を持ち、しかし温かい心を兼ね備えて(cool heads but warm hearts)」です。) *取材・執筆/鈴木萌 * 画像tomos/PIXTA画像はイメージです専業主婦の残業代は340万!?もし専業主婦が夫に未払い残業代を請求したらはシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。専業主婦の残業代は340万!?もし専業主婦が夫に未払い残業代を請求したらはシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。
2018年03月16日夫も妻も仕事をする「共働き世帯」、妻だけが仕事をする「主夫世帯」など、夫婦のカタチは様々ありますが、夫だけが仕事をする「専業主婦世帯」は、代表的な夫婦のカタチのひとつ。専業主婦世帯では、家事や育児の大部分を主婦である妻が担うことがほとんどですが、とあるネット掲示板には、「専業主婦がこれをやったら夫がキレていいのはどれですか?」との投稿が…。「家事をしない」妻なら夫がキレても無理はない?この投稿は、(1)「家事をしない」、(2)「部屋を散らかしたまま片付けない」、(3)「夫の両親との付き合いを拒否」、(4)「夜の営みを拒否(半年以上)」、(5)「夫の言うことに対し、常に反対」という5つの項目が提示され、複数回答形式で回答するスタイル。どれもよくあるシチュエーションに思えるけれど、はたして結果は…?1位:家事をしない(9票)1位:夫の両親との付き合いを拒否(9票)3位:夫の言うことに対し、常に反対(8票)4位:部屋を散らかしたまま片付けない(7票)5位:夜の営みを拒否(半年以上)(5票)※票数は筆者が回答コメントを確認したもので、あいまいなコメントについては、近しい項目に点数を入れています「夜の営み」は慎重派が多いでは、それぞれの項目には、どのようなコメントが寄せられているのでしょうか?いくつかピックアップして紹介します。(1)「家事をしない」、(2)「部屋を散らかしたまま片付けない」に関しては、「家事は、手抜きであっても、しないと主婦ではないですね」との意見がある一方で、「妊娠中のつわりやうつ病などの精神的な理由でできないこともある」と、専業主婦とはいえ様々な事情があることを考慮し、理解を求めるコメントが散見されました。(3)「夫の両親との付き合いを拒否」では、「夫の親とのつきあいは必要。結婚するって、そういうこと」と、元は他人であるものの、結婚すれば家族になるため、義実家との付き合いを拒否することへ疑問の声もチラホラ。ただ、(4)「夜の営みを拒否(半年以上)」に関しては、「『夜の営みを拒否(半年以上)』はキレられて無理やりするものでもないし。これは話し合いやカウセリング、夫婦間の取り決めが必要」、「『夜の営みを拒否(半年以上)』はお互いの話し合いで解決。しなくても夫婦でありえます」といったように、しないことが悪いことではなく、話し合いやルール作りをすればいいとの意見が多い様子。なかには、「うちの主人でしたら、5項目すべてキレます(笑)というより、離婚届渡されちゃいますね」といったコメントや「6 夫の稼ぎに文句を言うこと」と、おそらく男性と思われるユーザーからの新たな項目を付け加えるコメントもありました。今回は、わかりやすくするためにあえて数値化し、コメントを紹介しましたが、家事が得意な人がいれば苦手な人もいて、「専業主婦」って、ひとくくりにはできないもの。また、気にする夫とそうでない夫がいるから、一概には上記の結果通りとは言い切れない部分もあります。おそらく大切なのは、それぞれの「得意・不得意」や「性格」、「家庭環境」などを鑑みて、“我が家のスタイル”を作り上げること。家事や育児のことでモヤモヤしているなら、一度夫婦でゆっくり話し合ってみてはいかがでしょうか?(文・三軒茶屋すみ子/考務店)
2018年03月02日「フェミニズムとかではないけど…」。女性が、女性ならではの不満をこぼすときにちょこちょこ耳にするこのフレーズ。「フェミニズム」「フェミニスト」が日本でマイナスなイメージに捉えられていることを示唆している。フェミニズムにもいろいろあって、なかには論理的ではない意見が存在していることも事実。日本のテレビ番組に出てくる“フェミニズム・タレント”が男性を一方的に攻撃するシーンに嫌悪感を感じてしまう人が多いことも理解できる。過激になるのにも個人のストーリーと理由(もしくはタレントとしての役目)があるだろうけれど、一ついえることは、それがフェミニズムというアイデアを代表しているわけではないということ。過激で目立つ意見だけがフェミニズムなのだと勘違いされやすい日本の現状に対して今回Be inspired!はステレオタイプのフェミニストのイメージとは少し違う、akiraちゃんを紹介。akiraちゃんは現在ロンドン在住、NYLONブロガーの学生。フェミニストTシャツをキュートに着こなす彼女に、フェミニズムとはなにかについて話を聞いた。ーフェミニズムってどういう意味だと思う?男女に平等にいろんな機会が与えられてみんなが一人の人間として好きなように生きられることだと思う。ーフェミニズムについて考え始めたきっかけは?エマ・ワトソンの国連でのスピーチを聞いたのがきっかけ。多分3、4年前かな?それまでフェミニズムって聞いたことはあったけど、考えたことなんてなかったの。当時何回も聞き直したくらい感化されたのを覚えてる!それから自分でも色々調べてちゃんとフェミニズムについて考え始めたのは2年前くらいかな。ーInstagramでフェミニストTシャツを着ている写真をアップしているけど、どうして?それまでフェミニストって実際にSNSを通して言ったことがなかったんだけど、ファッションを通したらみんなに興味も持ってもらいやすいかなと思って。ひらがなの方のTシャツは知り合いのrurikoちゃんがやってるウェブサイトhoneyhandsで作られてて頂いたの。デザインが可愛くてお気に入り!Instagramよりー思想をファッションで体現することは大切だと思う?うーん…大切ではないかも。ファッションは自分が着たいと思う服を着るのが一番だし、私は自分が可愛いと思った服を着たいな。でもショーなんかで体現してたり、自分の考えをファッションで表現できたりしたら素晴らしいことだと思う!ーこれまで生きてきて女の子だからという理由で言動を制限されたり、役割を期待されたりしていると感じたことはある?大学三年生の時に私が就活をせずに卒業したらロンドンに行くって知り合いの男の子に話したら「女子って最終的に結婚して主婦になれるから何でもできていいよね」って言われたの。心の中では「は?」って思ったけどその場では何も言い返さなかった。私はもし結婚しても続けたかったら仕事を続けたいし、二人で協力して生計を立てていきたいと思ってるのに、何でそんなこと言われなきゃいけないんだろうって悲しかったな。もちろん相手は悪気なんてなかったんだろうけど。あとこれはフェミニズムには関係ないかもしれないけど、私の「アキラ」って名前が男の人に多い名前だからたまに自己紹介すると「何で男の名前なの?」とか「男なの?」って言われたりからかわれたりすることが今でもあって。何で男の名前って決めつけるの?って小さいとき嫌だったなぁ。今では自分の名前は大好きだけどね!ーどうしてみんながフェミニズムについて興味を持つべきだと思う?日本は本当に平和な国だから男女差別についてそんなに考える機会がない人が多いと思うの。特に若い人たちは。例えば女の子の将来の夢がお嫁さんとかまわりでも将来結婚できたらいい、って人も多くて。もちろん結婚することは素晴らしいことだけど、それが女の子の幸せでゴールって決まってるのはおかしいと思う。幸せは人それぞれだし極端にいえば、男の人の将来の夢が専業主夫だっていいと思う。雑誌やテレビの男の子にモテるためのメイク、ファッションなんて必要ないし、インスタでアートとしてアップされてるトップレスの女性の写真が削除される必要だってない。会社でお茶やコーヒーを出すのは女性なんてルールはないし、男の子がピンクを好きだっていいんだし、強く男らしくいなきゃいけないっていう必要だってない。自分には関係ないって思う人も多いと思うけど、フェミニズムっていう言葉を一人ひとりが理解するだけでも世の中は少しずつ変わると思うの。日本だけが関係ないなんて絶対ない。だからみんながフェミニズムについて少しでも知ってくれたら嬉しいな。
2018年01月18日こんにちは、こじらせ美容オタク家のともです。「将来は専業主婦がいいな」と結婚前の夢を語る女性に「苦労したくない」という感情が見え隠れしているように、「専業主婦は楽である」という固定観念がやはり世間的には未だにはびこっている、というのは事実。しかし実際は“悠悠自適”とはほど遠いのが専業主婦という仕事。ただそうであるにも関わらず、働いている友人、ママ友、親戚等に「私は専業主婦」と言うと、「暇そう」のような目で見られてしまうことは多々あるものです。そこで専業主婦が言われた嫌な言葉をリサーチしてみました。●「一日中家に居られていいわね」と義母に言われる『近所に住む義母が毎日のようにイキナリ家に訪問してくる。そのとき、家事の合間にたまたまテレビを見ていただけであからさまに嫌な顔。「いいわねー、あなたは働かなくても食べていけて」が口癖。義母の溺愛する息子を働かせてお金を散財しているようにしか見えないのだろう。息子が毎日会社で働ける生活の基盤を作ってあげているのは誰か一度きちんと考えてほしい』(20代女性/専業主婦)『義母は新しい服を着ているとそれだけで「え?その服新しくない?」とチクリ。夫は好きなものを好きなだけ買っているのに、私は自分の好きなものなんて全く買えない。「息子さんが家事が全くできないように育っているようなので、働きたくても働けないんです」と言い返したくなるがグッと我慢。自分で働いてない、って何も自分のものは買えない(買うと反感を買う)んだな、とただただ息苦しい毎日』(30代女性/1児のママ)専業主婦と言うと、「一日中家に居られていいわね」と、テンプレートのように言われる言葉。しかもそれが他人ならまだしも、義母からのそのような言葉はダメージは何倍にも。暗に「ウチの息子は働いているのに、あなたは息子の稼いだお金で毎日楽しているんでしょ。働けば?」と言われてように聞こえてしまう、または本当にそう思っているのか……どっちにしろ「働かざるもの食うべからず」の精神に基づいての嫌味、だとは思われます。ただ声を大にして言いたいのは、「専業主婦は働いている」ということ。たとえ働かざるもの食うべからずは正解としても、専業主婦は定時に起きて夫の朝食、お弁当の準備、帰宅前までに家事をすませて、また夕飯の準備……ととにかくバタバタ。しかも“ここまですれば終わり”という明確なゴールもありません ので、完璧主義な女性は働き蜂のようにセコセコと働き続けなければいけないというワケ。また夫がどれぐらいの家事のクオリティを求めてくるかによっても仕事量は変化します。もしかしたら休憩時間がある夫よりも仕事量が多いのでは?という妻もたくさん存在するのです。「自分の子どもの働いた金を使って遊んでるんでしょ」的な義母の発言には「家事をしていればあっという間に一日が過ぎちゃうので……」と、柔らかいニュアンスで自分の忙しさを訴えるのがベター。また働いたら働いたで何かしら文句を言ってくるのが義母という生き物ではありますので、あまり気にしないようにしましょう。●専業主婦なのに子どもを預けるの?『パパは病気になれば電話一本で会社を休み一日中寝ていられるが、私は誰も助けてくれない。私と子ども2人同時でインフルになったときも病人が病人の世話をしている状態で精神的にもノイローゼ寸前に。専業主婦だから預けるにも預ける理由を周囲が認めてくれず、「専業主婦なのに子ども預けるの?」ってママ友に真顔で聞かれたときは、涙がでそうになった』(20代女性/2児のママ)子持ちの専業主婦は文字通り“年中無休”。そもそも子どもがずっと家にいるあいだはずっと子どもの面倒を見ているワケですから、土日は休む、ということはできません。幼稚園に行き始めたとしてもその時間に家事をしていればすぐにお迎えの時間。また集団生活に入れると、金銭が発生しない親の仕事や園との関わりも増えますし、しなければいけないことは右肩上がり。その上、自分が病気になっても子どもは通常営業。「ママはゆっくり寝ててね」なんて乳幼児が言ってくれるハズもなく、容赦なく「お腹すいた」「遊んで」と絡みついてきます。薬を飲んで(病院に行く時間すら与えられないこともあるのですが)、対処慮法でその場をしのぐ、という道しか残されてないのです。どんなに高熱があろうが、ゲロを床に吐き散らしてようが、子どもは子どものテンションで親に接してきて、これほど「空気読んでくれ……」と子どもに対して懇願する瞬間はないでしょう……(泣)。また病気は家族中に蔓延することもありますので、パパは寝ているのにママだけは病病介護と子どもの看病をしなくてはいけないことすらあり、まさに背水の陣。真面目なママほど自分を追い込んでしまいがち なので、「専業主婦もたまにはゆっくりしてもいい」と、一時保育を使ったり、夫や双方の親を頼ったり……とにかく周囲の目は気にせず、自分を大切にすることを優先し逃げ場を作っておくことも大事です。----------確かに家事等は自分のさじ加減で楽しようと思ったらできる部分もありますが、やはり夫が仕事から帰宅するときにはきれいな部屋で、栄養バランス満点の料理で迎えたい、と妻は思ってしまうのです。子どもが産まれれば年中無休どころか睡眠さえとれずに、不眠不休までプラスされて体はボロボロに。専業主婦は職業だ、とたまには休むことも忘れないようにしましょう。●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)●ライター/とも
2017年09月28日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「稼ぐ女」。男は仕事、女は家庭、という考え方に囚われず、結婚後も出産後も外でバリバリ働いて稼ぎ、夫に家事を任せて自分が家計を支える「大黒柱女子」という生き方を選ぶ女子。男子100人へのアンケートでは「アリ」が68%。共働きが珍しくない現代において、稼ぐ女が増加傾向なのは当然。女性に面倒を見てもらうことに抵抗がなければ、主夫も増えそう。土田晃之さんも全然「アリ」なようです!夫向きな人のために選択肢を与えてあげて全然アリ!今からでも奥さんが稼いでくれるなら、僕は専業主夫になりますよ。一度だけ、4人目の子どもが生まれるときに1か月間の育児休暇を取ったことがあるんです。洗濯しながら子どもたち3人のお弁当を作って、その後に掃除。初日はバタバタして大変だったけど、1週間もすれば、段取りも覚えてくる。10 時には全部終わって、子どもたちが学校から帰宅するまで完全フリーの時間もできる。すごく楽しかったんです。1か月だけでなく、毎日がこれの繰り返しで終わりがないと考えたら、もっと大変なんでしょうけど。僕の場合は、基本的には家事が好きでキレイ好き、ときているから、きっと主夫向きなんです。ずぼらな人には務まらないかも、とは思いました。つまり、家事の方が性に合う男って、意外といると思うんです。ただどうしても「男が稼ぐもの」「家族を養うもの」という感覚がある以上、男にとって結婚はプレッシャーでしかない。女性に選択肢があるように、男が堂々と主夫を選べるような世の中になってもいいのでは?つちだ・てるゆき芸人。『にちようチャップリン』(テレビ東京日曜22:00~)、『この差って何ですか?』(TBS火曜19:00~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか出演番組多数。※『anan』2017年9月13日号より。イラスト・3rdeye文・神保亜紀子(by anan編集部)
2017年09月08日専業主婦世帯よりも共働き世帯が多い現代では、「結婚したら専業主婦になりたい」と言う人に「時代遅れ」「今どきそんなの無理」など厳しい声が向けられることが多いです。そのため、大きな声で「専業主婦になりたい!」とは言いにくい空気があります。しかし、実際のところは専業主婦になりたい人や、専業主婦になった人だってたくさんいるはず。そこで今回は、専業主婦になった人に、そのきっかけについてお話を聞いてみました。また、専業主婦になってどうだったか、後悔していないかについてもあわせて聞いてみましたので、ご紹介したいと思います。●(1)仕事がつらくて専業主婦に『子どもがいなかったので、結婚してからも5年間、正社員で働いていました。でも、もともと仕事が好きだったわけでもなく、クライアントと関わることで毎日大きなストレスを感じていました。しかも、有給休暇はないし、残業代は出ないし、ボーナスも退職金もないという環境。ずっと我慢していましたが、ストレスから体調を崩すことが多くなったため夫に相談したら、「辞めてもいいよ」と言われたので辞めました。辞めた結果、幸せです!家事のストレスなんて、仕事のストレスに比べたらないに等しいくらい。毎日部屋をきれいに掃除して、おいしい料理を作って、猫の世話をして夫の帰りを待つ生活。のんびりしていて満足 です。私が働かなくても余裕のある生活を送れるのは夫のおかげなので、本当に感謝しています』(30代女性/子どもなし・専業主婦歴1年)「仕事が嫌だから専業主婦になりたい」というのは、「そんな甘えたことを言うな」と一番叩かれやすい理由でもあります。しかし、夫婦間で話し合い、旦那さんからの了承を得ているなら他人がとやかく言う問題ではありませんよね。仕事を辞めても生活に困らない経済力があるなら、ストレスをためて毎日悶々と過ごしているよりも、一度スパッと辞めてしまったほうがいいでしょう。家庭の仕事に専念することで、心も体もリフレッシュできるかもしれません。●(2)夫に頼まれて専業主婦に『私自身には特に専業主婦願望があったわけでもないんですが、夫から「結婚後は、できたら専業主婦としてサポートしてほしい」と言われ、同意して結婚しました。結婚してからすぐ子どもも生まれ、今では2児の母です。育児はとても大変で、仕事をしながらだったら無理だったなと思います。キツいことももちろんありますが、子どもと一緒に遊んだり勉強を見たり、毎日楽しい ですよ。ずっと子どもと一緒にいるのがストレスになるという友達もいますが、私は平気です。むしろ、人に任せるほうが不安です。子どもが中学生くらいになったらパートに出るかもしれませんが、それまでは専業主婦生活を満喫したいです』(30代女性/2児の母・専業主婦歴8年)仕事に専念したいから、子どもと一緒にいてほしいからなど、「夫に頼まれて」というケースも意外と少なくないようです。ただ、帰ってきてからや休日などに育児参加してくれる旦那さんであれば問題ないでしょうが、ワンオペ育児が問題になっているように、「専業主婦なんだから家事も育児もすべて一人でやって当然」のような考えの旦那さんだと、逆につらい可能性もあります。●(3)夫の転勤のため専業主婦に『転勤族な夫と結婚したため、専業主婦になりました。引越し先でパートとして働いたこともあったんですが、けっこう短期間でまた次の転勤先へという感じだったため、申し訳ないなと思い働くのを辞めました。専業主婦になったことで自分の時間がたっぷりとれるようになり、趣味に没頭できたのは良かった です。でも、専業主婦の期間が長くなって、やはり外で働きたい、社会へ出たいと思うようになり、40代で事務のパートなどを受けましたが、転勤でいつ辞めるかわからない可能性などの話をすると雇ってもらえません。専業主婦生活に特別不満があるわけでもありませんが、働いていたほうが友達もできるし、気晴らしになります 。とはいえ、なかなか希望に合うパート先が見つからないのが現実です』(40代女性/子どもなし・専業主婦歴15年)転勤族だと正社員はおろか、パートとして働くこともままならないのですね。どこにでもある飲食のチェーン店やコンビニであれば働けるのかもしれませんが、事務などのオフィスワークとなると、仕事を覚えた途端に辞めなくてはいけなくなる可能性もあるため、難しそうです。----------専業主婦になる決断をするのに必要なことは、「夫婦の同意のもとであること」と「経済的に余裕があること」であると言えそうです。現実問題として、旦那さんから「専業主婦になってほしい」と言われても、収入の面で不安があると「わかった」とは言えないこともあるでしょう。「専業主婦になれば出費も減るからそんなに収入を気にする必要はない」と言う人もいますが、将来のために共働きで少しでも多くお金を貯めておきたい、夫が働けなくなったときのリスクを減らしたい、生活水準を下げたくないという考えから、仕事を辞めたいと思ってもなかなか専業主婦になる決断ができない人も多いものです。そういう意味では、やはりこの時代に躊躇することなく専業主婦になれる人というのは、恵まれていると言えるのかもしれませんね。●文/パピマミ編集部●モデル/赤松侑里(さゆりちゃん)
2017年08月17日女性に人気のSNSといえば、インスタグラム。他のSNSサービスとは一線を画した美しさや使いやすさから、ママたちにも圧倒的に支持されていますね。特に最近は、専業主婦たちのなかでインスタグラムにハマる人たちが続出しているようです。いったいどのような点が彼女たちの心をトリコにしたのでしょうか?今回は、インスタグラム愛好家の専業主婦たちにインタビューを敢行。その魅力を大いに語ってもらいました。●(1)現実逃避できる!『私の生活圏なんて、たかが知れてるわけですよ。毎日家にいて、掃除してごはん作って子どもと公園行って、チェーンのカフェに立ち寄ってスーパー行って帰る、みたいな。平凡だし、同じことの繰り返しですごくつまんない。でも、インスタの中には、フォトジェニックなもうひとりの自分がいる。子どものカワイイ寝顔、ふわふわのラテアート、上手に焼けたパン、ママ友との2,500円のランチ(笑)。全身全霊で撮影した究極の1枚たちが、ズラ~ッと並んでるじゃないですか。眺めてるとすごく気持ちよくて、このキラキラの世界のほうが本当なんじゃないかな って思えちゃう。現実逃避ですが、これがクセになるんですよね』(30代女性/2児のママ)たしかに、専業主婦の毎日は退屈になりがち。家事も育児も大切なことですが、そればかりでは息が詰まってしまいます。そんなとき、インスタにアップした“とびっきりの自分”を眺めるのは、いい気分転換になりそうです。気持ちよく夢を見て英気を養ったら、再び現実の世界へ。これは、専業主婦のみなさんがうまく毎日をこなしていくためのコツなのかもしれません。●(2)人とのつながりが持てる!『専業主婦ならわかると思うけど、子どもや夫としか喋らない日なんてザラでしょ?下手したら誰とも、一言も口をきかないことだってある。インスタは私にとって大切なコミュニケーションの場所 。会ったことないフォロワーさんでも、日ごろから写真を見てるから身近に感じられます』(40代女性/2児のママ)女性は本来、おしゃべり好きなもの。会話が少ないと、寂しさやイライラを抱えてしまう人もいるでしょう。特に、専業主婦の皆さんは悩みが深刻です。夫の帰りが遅かったり、子どもがまだ赤ちゃんだったりすると、それこそ会話に飢えてしまいますよね。子どもの成長や、おいしかったスイーツのこと、うまくいったネイルのこと。日常のささいなこぼれ話をして、共感しあいたい……そんな願いが、インスタでは叶えられるようです。●(3)いろんな人からホメてもらえる!『「主婦の知恵」っていうタグがあるの知ってます?ショウガを上手に保存する方法とか、ボロ布の有効活用法とか、そんな小ネタ集なんですが、最近盛り上がってるんですよね。ある日、私も自分の知ってる小ネタを投稿してみたんです。そうしたら、すごくたくさんのコメントと「いいね」がついてビックリしました。ハマったのはそれからですね。責任ある仕事を続けてきたわけでもなく、誰かに誇れるモノもなかった私だけど、こんなふうに誰かの役に立つことができて、こんなに評価してもらえる んだ!って感動しちゃって。なんか、自分の人生が救われた気がしたんです。大げさかな(笑)』(30代女性/3児のママ)専業主婦の道を選び、家庭に入ると、お礼や評価をしてもらいにくくなる……残念ですが、そういった傾向は確かにあると思います。心を尽くして家事をやっても、家族からお礼が返ってくることってそんなにないですよね。でも、誰だってホメられたいのは当たり前。「ありがとう」「スゴイね」「いいね!」の言葉をもらえれば、やっぱり嬉しいものなんです。みんなが羨むようなキラキラの日常だけでなく、主婦が持っている小さな知識やテクニックにも「いいね」や評価が集まる。それも、インスタの魅力のひとつなのでしょうね。----------今回のインタビューでは、インスタの持つ魅力を改めて知ることができました。SNSは、専業主婦にとってちょっとしたオアシスのようなもの。うまく活用することで、毎日をより明るく、心地よくすることができるんですね。もちろん、ハマりすぎにはくれぐれも注意。節度を持って楽しみましょうね。●文/パピマミ編集部●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
2017年05月04日こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。結婚・出産後に働くか専業主婦になるかということで悩んでいる女性が多くなっています。どちらの道を選択しても、現在の自分ともう片方の道を選んだ人を比べてしまい、「隣の芝生は青い」(自分と違う選択をした方が良く見える)というような状態になっていることが少なくありません。そこで今回は、専業主婦とワーママがお互いに理解している点と理解が薄いと感じている点をみていきましょう。●専業主婦がワーママに感じていること専業主婦になる道を選んだ場合、働いているママに感じている面を挙げてみました。・肉体面……仕事と育児の両立が大変・精神面……自分の時間があってうらやましい・社会離脱を感じるなど・預け先……待機児童問題とか保育園探しが大変・経済面……経済的な余裕があっていいなど24時間、家のことにかかりきりになる専業主婦をしていると、それなりに不満を持ちやすくなります。特に子どもが小さければ小さいほど手がかかるため、自分が取り残された ように感じてしまいます。働いているママがうらやましく感じたり、余計に大変さを感じたりします。●ワーママが専業主婦に対して感じていること働いているママも専業主婦に対してさまざまに感じていることがあります。・肉体面……家事と育児だけで楽そうなど・精神面……時間があってうらやましい・預け先……預けなくていいから、子どもと関わる時間が多く取れる・経済面……夫の給料だけで生活できていい働いていると、家にいることをうらやましく感じることが多いようです。子どもが熱を出したときなどに、すぐに対応できることや家事がたまってしまうことがないと思う気持ちが大きくなってしまうからでしょう。中には、専業主婦はラクと感じている人もいるようですが、「子どもに手を掛けてあげられる時間が多いこと 」が大きな理由になっているのではないでしょうか。●理解が必要な点とは?専業主婦とワーママ、どちらの道を選んだとしても、自分ができないことを相手ができていると感じたときに、うらやましさなどの気持ちが働いて亀裂が生じます。理解が必要なのは、それぞれにいいところと悪いところがあること、自分にあっている道を選べているかどうか です。肉体、精神面、預け先、経済面はそれぞれです。「○○だからどっちがいい」とは一概に言えません。自分が片方の道しか知らないので、理解できないと思い込んでいることが多いからです。どちらの道にも良い面も悪い面もあります。そこを理解して、妬みや羨みを持たないようにすることが大切です。●おわりに理解が必要だと思われるのは、「自分は自分であること」です。自分と相手を比べても仕方がありません。違いが最初からあるのですから、相手と自分を比べて「向こうはいい」「あっちは楽そう」などと躍起にならないようにしましょう。「理解していない」のはお互い様なのです。大事なのは、自分と家族にとってどっちがベストなのか ということです。専業主婦もワーママもどちらも素晴らしいですし、家事・子育てをしている仲間です。お互いを理解しようと思わずに、違う道を進んでいるけれど方向は同じだと思った方が、心が苦しくならないでしょう。自分は自分、相手は相手です!【参考文献】・『働くママ専業ママ子どものためにどっちがいいの?』三沢直子・著●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)●モデル/REIKO(SORAくん、UTAくん)
2017年01月18日近年、女性の社会進出によって共働き夫婦も珍しくなくなってきました。女性の管理職や実業家も増え、一人で生きていけると感じさせる女性も少なくありません。とはいえ、いまだ「女性は家庭を守るもの」 という考えを持つ人も多いのではないでしょうか。専業主夫という生き方も認知されつつはあるものの、抵抗を感じる人も多いはずです。そこで、パピマミ読者のみなさまに「夫が専業主夫になりたいと言ってきたらどうする?」 というアンケートを実施しましたので、その結果を見てみたいと思います!●夫が専業主夫になりたいと言ってきたらどうする?・1位:納得できる理由があれば許す……24%(142人)・2位:自分(妻)の方が稼ぎが多いのであれば許す……20%(119人)・3位:家事など家のことをすべて完璧にこなすのであれば許す……17%(102人)・4位:説得して思いとどまらせる……17%(99人)・5位:離婚する……11%(63人)・6位:夫のやりたいようにやらせる……6%(37人)・7位:節約して自分(妻)だけの稼ぎで生活できるようにする……3%(16人)・8位:田舎に引っ越して自給自足生活を始める……3%(15人)※有効回答者数:593人/集計期間:2016年11月18日〜2016年11月21日(パピマミ調べ)●理由次第では許せるという人が最多『どんな理由で専業主夫になりたいと言ってるかによりますね。専業主夫ってことはバイトとかも一切せずに家のことだけやるってことですからね』(20代女性/アパレル)『働けないような病気になってしまったとか、夫の方が子育てに向いてるとか、何か納得できる理由があれば自分が働いて夫が専業主夫でもいいと思います』(30代女性/主婦)夫の「専業主夫になりたい」という申し出を、理由も聞かずに最初から否定するという人は少ないようです。自分が専業主夫になればそのぶん収入は減り、生活が苦しくなることは当然わかったうえでの申し出 であるはず。「仕事が苦しくてこれ以上働く気になれない」「家のことは自分の方が得意だから主夫業を任せてほしい」など理由はさまざまでしょうが、それが妻にとって納得できるものであれば受け入れられる可能性は高いでしょう。●条件付きで許可するという人も『金銭的な問題がなければいいですよ。実際うちは私の方が稼ぎが上なので、夫が専業主夫になりたいと言ってきてもそれほど嫌ではありません』(30代女性/出版)『専業主夫は楽そうだと思って言ってるのなら許しませんけど、夫が私のやっている家事をすべて完璧にこなすのであれば構いません。無理だと思いますけど(笑)』(40代女性/主婦)夫が専業主夫になりたいと言ったときに心配なのは、今後の生活費。妻も働いており、なおかつ収入も上であれば夫が専業主夫になることを検討する余地はありそうです。また、収入の心配はなくとも、専業主夫は家でだらだらとしていいわけではありません。日常生活に支障がでないよう家事などを完璧に求められる のは当然でしょう。●「説得する」「離婚する」など許さないという人は3割近く『自分が一生家族を養っていくなんて絶対に無理。なんとかして諦めてもらおうと、必死で説得すると思います』(40代女性/主婦)『即離婚です。お金がすべてではないけれど、専業主夫になりたいと言うような人とこれからの人生を一緒に歩んでいく気にはなれません』(30代女性/事務)女性の中には、専業主婦になることを希望して今の夫を選んだ という人もいるかもしれませんね。そこで急に「専業主夫になりたい」と言われてしまったら、パニックになってしまうのも当然。まずは思いとどまってもらおうと全力で説得するでしょう。これから何十年も続く人生を左右するかもしれない決断です。問答無用で離婚するという人は1割ほどで、夫にとって“仕事をしている”ということの重要性が伺えます。----------いかがでしたか?生活を切り詰めてなんとかやりくりするという人や、場所を変えて自給自足生活を始めようとする人など、肝のすわった回答も見られました。仮に金銭的な問題が解決されたとしても、世間体などを気にして仕事を辞めないでほしいと感じる人 もおり、専業主夫へのハードルは高いと言えそうです。条件によっては許すとした人も多いように感じられますが、「妻の方が収入が上」などの条件を満たすこと自体が難しいはず。もし専業主夫になりたいと考えている男性がいれば、慎重に伝えた方がいいかもしれません。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜8位)】夫が専業主夫になりたいと言ってきたらどうする?()●文/パピマミ編集部●モデル/藤沢リキヤ
2016年11月23日多くの女性が社会進出する中、男性の中にも働くよりも家事や育児が得意という人もいます。今日は男性が家事や育児をする「主夫」についてどう思うかを伺いました。今どきのパパとママは、男性か女性かということよりも個人を大切にしているということがわかりました。Q.専業「主夫」、どう思う?1.良いと思う 66.8%2.良いと思わない 9.1%3.わからない・どちらとも言えない 24.1%約70%の人が主夫に対して「良いと思う」という回答を選びました。「良いと思わない」という人は10%以下の少数派。女性でも働く人が増えている現代では、男性が家事や育児をしても良いという意見が多数ありました。■夫婦二人がよければ良いと思う今の時代、男性か女性かという性別よりも、個人の得意不得意ややりたいことを尊重するのが自然という考えのようです。夫婦のことは、その夫婦さえ良ければ周りが口出しすることでもないという意見も。「男だから、女だからの概念は必要ないし、夫婦で話し合ってお互いがそれで理想的な家庭を築いていけるのであれば、素晴らしいと思います」(鹿児島県 40代女性)「いろいろな夫婦のあり方があると思うので、お互いに納得してやっていけるなら良いと思います」(神奈川県 40代女性)「性別に関わらず適正で見れば良いと思います」(東京都 40代女性) 「主婦でも主夫でもどちらでもいいと思います。男性でも女性より炊事に洗濯、掃除が得意な方もいると思いますし、その反面バリバリ働いてくる女性もいると思います。その家庭の考え方だと思うので、周りがとやかく言う問題ではないと思います」(北海道 40代女性)■家事も仕事も分業がベスト働いているママからは仕事も家事や育児も分業するのがいいというコメントがありました。お互いに大変なことをわかり合っている方が、理解もできるし、感謝の気持ちも生まれます。どちらかが仕事だけ、どちらかが家事だけというよりは、それぞれ半分ずつが理想かもしれません。「家族にはそれぞれ、さまざまな形があると思う。個人的には家事分業がいいと思う。得意・不得意をバランス取りながら回して行くのがいいと思う」(宮崎県 30代女性)「わが家はできる方がやって、時間が余れば手伝うのが当たり前なので、旦那が嫌がらず家事をするって話をすると不思議がられます。うちでは普通のことなんだけどな」(千葉県 40代女性)■役員や学校行事もこなす主婦並みの主夫家の中の家事や育児はできても、子どもの学校行事や役員などは女性だらけのコミュニティ。男性がうまくやっていけるのかなと心配になる人も多いようです。そんな中でも上手に参加している主夫もいました。「娘の学年で主夫の方がいますよ。なんでもご両親のお世話のために主夫になったそうです。その方は元介護士、奥さまがバリバリ働いて仲良くしていらっしゃいます。学校行事や役員もご主人が楽しく参加していますし、お弁当は夫婦で作ってきたよと言っていました」(神奈川県 40代女性)Q.専業「主夫」、どう思う?アンケート回答数:3693件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年11月18日ライフスタイルや職業の幅が広がり、選択肢が増えた現代。妻が外で働き、夫が家に入るという選択をする夫婦もちらほら見かけます。ではどういう流れで主夫に?実際にどういう生活をしているの?気になることを専業主夫のパパに聞きました!どういった経緯で専業主夫に?その日は公園で待ち合わせ、1歳の三男とお休みだった妻と3人で趣味の“ベーゴマ”で遊んでいるところでした。主夫暦10年のベテラン主夫の平井孝明さん(41歳)は、大柄でがっちりとしたタイプ。「そもそもどういった経緯で主夫になったのですか?」(これを聞かなければ話がはじまらない)「結婚前から夫婦で話して決めていましたね」と平井さん。つまり結婚と同時に家に入ったということ。スタートから驚きを隠せない私です。若い頃保育士として働いていた平井さん、毎日のある光景に衝撃を受けました。それはお迎えに来たママに向かって「ママーーー!」と、一目散に走っていく子どもたちの姿。このときに“母親は子どもにとって絶対的な存在”だということを知った平井さん。「父親になってゼロから育児をして、母親に代わる存在になってみたい!」専業主夫になろうと思った一番のきっかけでした。当時付き合っていた妻の和香さん(38歳)は、看護師として働き続けたいという思いがあり、2人の意思がうまくマッチ、結婚と同時にパパが自然と家に入る流れになったのです。厳しい世間の目しかし世間の目は厳しかった…。まず自分の両親の理解を得ることが難しかったそう。夫婦でしっかり話し合い、決めたカタチだと話しても、亭主関白の父親からは「男が外で稼ぎ、女は家を守る。男が女に養ってもらうなんて情けない!」とキツイひと言。(10年経った今でも、こういう考えの人にはまったく理解してもらえないらしいですが…)現在、小3、小1、1歳の3人兄弟の父親であり、実の両親とも同居している平井さん。もちろん出産にも立会い、産後のお世話もみっちりやってきました。その姿を見て、両親も少しずつ理解を示してくれるように。「数時間だけでも両親に子どもを預けることで、育児の大変さを体感してもらったこと。その積み重ねが理解につながったのかもしれない」と振り返りました。やっぱり“孤独”、大変だったママ友づくり主夫は思っていたよりも“孤独”でした…。それもそのはず、育児サークルや児童館などは100%と言っていいほど女性の社会。それに加え、産後1年くらいは授乳中のママがほとんど。そんなママたちの集団に入るのはとてつもなくハードルが高いはずです。「第1子の幼稚園の送迎、最初は誰とも話さなかったし、どちらかというと話しかけないでくれオーラを出していたかも…」。しかし毎日顔を合わせるうちに知り合いができ、少しずつママたちの輪に入っていけるようになったのだとか。現在は小学校のPTA会長、赤羽ベーゴマ倶楽部の会長と、家庭以外でも精力的に活動しています。育児暦9年、父と子の絶対的な関係は築けたのか?3人の子どもを育てて9年、果たして平井さんは“ママに代わる絶対的な存在”になれたのでしょうか?「いや、やっぱり母という存在にはかなわないですよ!」あっさりと敗北を認めてしまいました(笑)。母親と同じ世話をしていても、やはり子どもにとって母親は唯一無二の存在のようです。では男性の育児参加は意味がないのか?「そうではない」と平井さん。家に入って家事育児を担うことで、子どもへの理解と同時にパートナーへの理解も深まったといいます。女性が主婦として家に入った場合、家事・育児のほとんどがママの負担になりがちで、パパは“家の仕事は担当外”とわれ関せずが多いのですが、平井家の場合は違います。基本的な家事・育児はもちろん平井さんの担当。夜の寝かしつけもパパの仕事ですが、夕食後の片付けや洗濯物をたたむなど、残っている家事はできるほうがやるのが平井家流。妻が外で働いているからといって、彼女の家での仕事は0ではないのです。それは夫婦が“当事者意識”を持っているからできること。手伝っているのでも、やらされているのでもなく家族のために“協力”しているから、2人にとっては当然のことなのです。大切なのは“相互理解”と“協力”休日はもちろん産休・育休中も家事と育児の分担ができることが、パパが主夫でよかった点。そして特に産後は話し相手としてもパパがいてくれたことで、和香さんのストレスがかなり軽減されたのだとか。「私が仕事に集中できるのも、夫が家を守ってくれるおかげ。仕事は忙しいけれど、終わって帰宅するといつもに増して子どもがかわいいと思えます」と穏やかな笑顔で話してくれました。「パートナーへの不満がひとつもないという家族のカタチそのものが私の自慢です!」と平井さん。「これからも“協力”して家族みんなで元気に過ごしたいです」と和香さん。2人の絶妙なバランスと連帯感が自然と伝わってくるご夫婦でした。夫婦のカタチも十組十色。それぞれが幸せなカタチを築くには“相互理解”と“協力”、この2つが欠かせないキーワードになるのかもしれませんね。<文・写真:フリーランス記者林未香>
2016年11月14日こんにちは。婚活コンサルタントの菊乃です。10月6日に開催された“主夫の友アワード2016授賞式”を取材してきました。行政部門で受賞したのは宮崎県日南市の﨑田恭平市長(37)です。﨑田市長は2015年7月に河野宮崎県知事らと育児に理解のある上司“イクボス”を増やし、安心して結婚や妊娠、子育てができる環境づくりをすすめようと“イクボス宣言”をしました。さらに2016年8月にはライオン株式会社と共同で『夫婦円満都市推進プロジェクト』を行うことを発表しました。﨑田市長自身も二人の子どもがいるパパ。自ら公務の合間に子育て参加している そうです。しかし、いまだに年配の方などからは、“男性の育児休業取得”に対する理解が得られない場合も多く、日南市でも男性職員が育児休業制度を利用したのは過去一人のみ。制度があっても風習を変えるのはなかなか難しいということで、市長自らがイクボス宣言をしたそうです。『ゆうパパ運動(夕方からパパ行動運動)』という育児参加のために男性が残業を控える運動をすすめたところ、とても評判がよかったそうです。ゆうパパ運動の柱は市長の育児参加以外にもあと2つあります。・市役所職員のパパも仕事を早く終わらせる工夫をして 育児に参加するようにする・市がチラシなどを作成して、市民のパパも育児参加をすすめる●仕事を“休む”のではなく、すき間時間を活用する“休む”、“休暇”、“休業”という言い方だと難色を示す方が多いのですが、夕方から参加するという柔らかい育児参画は賛成してくれる方が多いそうです。市長も育児のために仕事を休むのではなく、役場に行くときにお子さんを幼稚園に送っていく、夕方に家に帰って子どもをお風呂に入れてから公務に戻るなど“すき間時間”を使って育児参加しているそうです。働くママの時短テクニックや仕事と育児両立のノウハウ情報はたくさん存在しますが、実はパパにも仕事と育児を両立するためのノウハウが必要 なのだと気がつきました。男性が育児のために仕事をセーブするという“風習”が社会に根付くにはもう少し時間がかかるかもしれませんが、隙間時間の活用など、今の現状でもできることはいろいろあるはずです。【取材協力/秘密結社 主夫の友】兼業主夫と兼業主婦家庭を増やし、夫婦の選択肢を増やすための提案を行うファザーリングジャパン”非”公認団体。政府が打ち出した「2020年に女性管理職比率を30%に高める目標」に習い、全国の男性30%を主夫にするという意味不明な野望を掲げて2014年結社。・秘密結社「主夫の友」-NPO法人ファザーリング・ジャパン非公認組織●ライター/菊乃(婚活・恋愛コンサルタント)
2016年10月20日NPO法人ファザーリングジャパンが結成した『秘密結社主夫の友』が、10月10日は(1=イイ、010=おっと)という語呂に合わせて勝手に決めた「いい夫の日 」を前に、2016年10月6日に『主夫の友アワード2016』を開催しました。●昨年の受賞者は鈴木おさむや小島慶子ら2014年に結社した同団体は、国が掲げた「2020年までに女性の管理職比率を30%に高める」という目標を後押しするべく、「全国の男性の30%を主夫にする 」という壮大な野望を抱いています。秘密結社と聞くと身構えてしまいそうですが、よくよく話を聞くと、この団体はFacebookの「いいね!」の数は1200を超えており、少子化ジャーナリストとして国の対策会議などの委員を務める白河桃子さんが顧問役を務めています。つまりは、真面目な組織だということです。名づけの理由は、主夫の認知度を広めるためになるべく目立つようにしたかった、とのこと。実際に会場に入ると、オリジナルエプロンに身を包んだ主夫たちが優しい笑顔で出迎えてくれました。その中のひとりが、『パピマミ』でも連載中の兼業主夫放送作家の杉山ジョージさん。『秘密結社主夫の友』でも広報担当をされており、今回の基調講演の担当者です。●そもそも主夫とは?基調講演では「まず、主夫とは何か?」から始まります。主夫の一般的なイメージというと、収入や経済面を妻が主軸になって支えている状態、と思われがちです。しかし、ここでは稼ぎのあるなしは問題にしておらず、“主体的に家事育児に参加をする男性 ”のことを主夫と定義づけています。そこで“男性の家事育児参画”に貢献した人物を称えるために、このアワードが開催された、というわけです!●昨年の豪華な受賞者昨年行なわれた1回目の「主夫の友アワード」では、著名人部門で放送作家の鈴木おさむさん、企業人部門ではサイボウズ株式会社代表取締役社長の青野慶久さん、広告部門では西島秀俊さんが出演しているLIONの『ソフラン』のTVCM、女性部門でタレントの小島慶子さんという、豪華な面々が受賞されました。はたして、今年は誰になるのでしょうか?●主夫の友アワードの表彰式がスタート!ついに表彰式が始まります。今年の受賞者は以下の4名となりました。●アスリート部門:水谷隼リオオリンピック卓球において、個人と団体の両方でメダルを獲得した、卓球男子日本代表の水谷隼選手。2歳の娘のパパであり、インタビューで今後頑張りたいことを聞かれたときに「イクメン!」と答えて子煩悩ぶりを披露。育児参加に積極的な姿勢を称えて、表彰することとなりました。残念ながら本人は海外遠征中で会場には来られなかったため、『家族との時間を大切にしていき、東京でのオリンピックに向けて頑張ってまいります(※抜粋)』と受賞コメントが読み上げられました。かつては、女子柔道の谷亮子選手が「ママでも金」と表現をして話題になったことがありましたが、水谷選手にはぜひとも「パパでも金」を狙っていただきたいですね!●行政部門:﨑田恭平宮城県日南市の市長である﨑田恭平さんは、県内25市町村長とともに、育児に理解を示す上司「イクボス 」を宣言。自らも父親であり、公務の合間を縫って育児に参画しています。壇上で記念品のエプロンと楯が贈与されて、市長はその場で身に付けます。『受賞したことを妻に報告すると、これからももっと育児への参加をよろしくお願いします、と言われました』と円満な家庭生活が感じさせる、微笑ましい受賞コメントを残してくれました。●文化人部門:朱川湊人直木賞作家の朱川湊人さんは、27歳のときに小説家の夢を追って退社をして、主夫生活を開始。2002年にオール讀物推理小説新人賞を受賞し、2005年には『花まんま』で直木賞受賞。今年の5月には、主夫の苦労や感動を描いた、半自伝的な小説『主夫のトモロー』を出版して、すべての主夫に夢を与えてくれました。『秘密結社主夫の友』のCEOである堀込タイゾーさん(右)の横で笑顔を見せているのが、朱川さん(左)です。朱川さんは父子家庭で育ち、男性が家事をするのが当然という環境だったようで、『自分の子どもは、自分が育てるのは当たり前だと思っています』と語ってくれました。●女性部門:SHEILAモデル、タレント、女優など幅広い場で活躍をするSHEILAさんは、現在二児のママ。育児と仕事を両立させて、自らの子育て法をまとめた『OK育児でノンストレス』を2015年に出版しました。自身のブログでも、ママの視点から家事育児に参画する男性にエールを送る投稿をしています。育児をしながらも美貌をキープする姿に、多くのママから尊敬されるSHEILAさん。主夫の定義を夫に伝えるのに苦労した経験を踏まえて、『収入に関係なく、男性が家事にかかわるのが当たり前の世の中になるといいと思います』と明るいビジョンを語ってくれました。●2016年の主夫問題を語り合う白熱のトークタイム授賞式の後は、ミニトークセッションに移行。トークのテーマである「男性の家事育児参加を進めるためにはどうすればよいか?」について語りあうことになりました。●夫への育児参加への期待は年々増加育児支援のポータルサイト『こそだて』が行なった「子育て家族の夫婦での役割分担」に関する調査で以下のことが判明しました。・1位……育児・家事とも、すごくやってくれる/32.7%(前回は39.4%)・2位……育児も家事ももっとやって欲しい/31.8%(前回は25.9%)・3位……育児はやってくれるけれど、家事ももっとやって欲しい/17.3%(前回は22.6%)これをみると、3年前の前回調査よりも、男性の育児参加を期待する声が増えている のが分かります。これを踏まえて3人に主夫に対して思っていることをお聞きしていきます。●妻の本音とは?SHEILAさんは、『男性は少し手伝っただけでも、必要以上にやった感を出す人が多い。妻としては、お願いしたいけど、これ以上頼めないという葛藤があるんです』と妻の本音を暴露。たじたじになる市長を横目に、できる妻の上手なお願いの仕方をレクチャーしてくれました。●男は格好つけたい生き物朱川さんには、男性の育児参画に対して障害になっていることを聞きました。『男性が育児をすることに対して、世間はまだ風当たりが強いです。男性は格好つけたい生き物なので、そういうところにスッと入っていけない人が多いのだと思います』と、こちらも男性の本音で切り返します。それと同時に、最近では社会の認識も変わり始めて、育児グッズも充実しており、主夫が活動しやすくなってきていることを指摘されました。●夫婦円満都市計画が始動「行政に何を必要とするか?」という問題に関しては、市長の﨑田さんが答えてくれました。夕方までに公務を終えて残業なしで育児に取り組む「ゆう」パパ運動の拡大や、LIONと共同で進める夫婦円満都市推進プロジェクトで“日本初の夫婦円満都市を目指す ”と力強く宣言してくれました。●おわりに●共育ての時代へ!最後に、司会進行をしていた白河さんが、『未来の働き方は共働きだけでなく、共育てになっていくので、それを支える制度と社会の意識を変えていきましょう』とまとめ、第二回目の『主夫の友アワード』は終了しました。『秘密結社主夫の友』の活動は今後も拡大していきます。そしていつの日か、世間に“主夫”という存在が浸透したとき、同団体から“秘密結社”の肩書きが取れるかも!?今後の活動にも注目です。【参考リンク】・秘密結社「主夫の友」-NPO法人ファザーリング・ジャパン非公認組織-()(取材・文/佐々木翔)
2016年10月10日みなさんのご家庭は、夫婦で共働きですか?それともどちらか一方のみの働きで家庭を支えているでしょうか?近年共働き世帯が増えてきたことから、“専業主婦になれる”ということが一種のステータスと受け取られることもあります。この専業主婦に対し、 うらやましいという気持ちからなのか嫌味を言う人もいるようで、悲しい思いをさせられる人が増えているようです。そこで今回、パピマミ読者のみなさまに「ずっと専業主婦でいる人についてどう思いますか?」 というアンケートを実施しましたので、その回答を見ていきたいと思います!●ずっと専業主婦でいる人についてどう思いますか?・1位:個人の自由だから特に意見はない……37%(198人)・2位:お金持ちなんだなと思うだけ……26%(142人)・3位:単純に羨ましい……17%(90人)・4位:リスクが高いと思う……6%(30人)・5位:働けるのに働かないなんてもったいない……4%(22人)・6位:正直、怠け者というイメージしかない……4%(21人)・7位:ヒマそうだなと思う……4%(19人)・8位:何か働けない理由があるのかなと思う……3%(18人)※有効回答者数:540人/集計期間:2016年9月21日〜2016年9月22日(パピマミ調べ)●個人の自由と受け止める人が多数『たしかに減ってきているんだろうけど、別に珍しいことじゃないし、その家庭なりに考えて選択しているはずですからね。まわりがとやかく言うことではないと思います』(20代男性/編集者)『へー、そうなんだっていう感じ。職業のひとつとしてしか見ていないですよ』(30代女性/アパレル)世帯年収や将来に向けた貯蓄など、どの家庭もさまざまな要素を考慮して家族の働き方を考えているはずです。たとえ裕福でなくとも、仕事をセーブし穏やかでのんびりとした生活を望む家庭 もあるでしょう。それをまわりの人間がとやかく言うのはお門違いとも言えそうですよね。専業主婦バッシング のような風潮もあるようですが、自らの現状に不満を持つ人の八つ当たりではないでしょうか。●金銭的な余裕をうらやましいと感じる人も『旦那さんの稼ぎが良くなければ専業主婦はできませんから。お金に余裕がある家庭なんだなとは思います』(40代女性/事務職)『めちゃくちゃうらやましい。仕事しなくていいとか憧れるけど、うちにそんな余裕はない。世界が違いすぎて普段の話とか合わないような気がする』(30代女性/飲食店)1人分の稼ぎで2人分の生活費をまかなうわけですから、たしかに旦那さんの稼ぎが多くなければ専業主婦を続けることはできません。周囲から「お金持ちの家庭だ」「裕福な生活をしている」 と見られてしまうこともあるでしょう。仕事をしたくなくても生活のために働かざるを得ない人からすると、その生活がうらやましいと感じられるはずです。しかし、それが妬みなどのネガティブな感情に発展する人は多くはないようで、あくまで他の家庭のこと と受け止めている人が多数と言えるでしょう。●ネガティブな意見を持つ人は少数にとどまる『今が良くてもこの先どうなるか分からないし、働けない理由があるわけじゃないなら2人で働いた方がいいと思います。うちも妻とは、子どもができるまではずっと共働きを続けようと話しています』(30代男性/営業)『うらやましいっていうより、昼間とか何やってんだろうって思う。家でダラダラしてるんでしょ?たまにならいいけど、ずっと主婦ってヒマそう』(20代女性/大学生)専業主婦に対して、働ける身でありながら働かないのはおかしい、怠けているだけ、といった感情を持つ人も少なからずいます。たしかに、朝から晩まで外に働きに出て大変な思いをしている人からすると、専業主婦が気楽に見えてしまうこともあるかもしれません。特に、子どもがいないにもかかわらず専業主婦をする女性 に対しては反発が大きいようで、働けるうちに働いておいたほうがいいと感じてしまう人もいる様子。とはいえ、やはりその選択もあくまで個々の家庭で決めるべきもの 。周囲があれこれと詮索して意見するものとは言えないのではないでしょうか。----------いかがでしたか?外に働きに出ることなく、家庭を守ることを仕事にする専業主婦。仕事をする夫には分からない苦しみもあるはずです。たとえ怠けた生活を送っていたとしても、それを批判する権利は誰にもありません。どうしても専業主婦になりたいというのであれば、稼ぎの良い旦那さんを探したり、節約に励んで生活費を抑えたりすることもできるはず。選んだ生き方を人から批判されるような社会 にはなってほしくないものですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜8位)】ずっと専業主婦でいる人についてどう思いますか?()●文/パピマミ編集部●モデル/倉本麻貴(和くん)
2016年09月26日玉の輿に乗って、専業主婦として優雅な生活を送ることは、多くの女性にとって憧れの姿かもしれません。しかし、景気悪化などの影響により収入を増やすことが困難な社会では、夢のまた夢ということも。いったい夫の年収がどれほどあれば、 女性は専業主婦になることができるのでしょうか。そこで、パピマミ読者のみなさまに「夫の年収がいくらあれば専業主婦になりますか?」 というアンケートを実施しましたので、その結果を見てみたいと思います!●夫の年収がいくらあれば専業主婦になりますか?・1位:いくらあっても専業主婦にはならない……30%(327人)・2位:1000万円以上……23%(254人)・3位:800万円以上……12%(131人)・4位:600万円以上……10%(105人)・5位:700万円以上……9%(94人)・6位:500万円以上……8%(84人)・7位:400万円以上……3%(36人)・8位:900万円以上……3%(34人)・9位:300万円以下でもなる……2%(18人)・10位:300万円以上……1%(9人)※有効回答者数:1,092人/集計期間:2016年9月9日〜2016年9月12日(パピマミ調べ)●夫の年収にかかわらず「専業主婦にならない」とした人は3割『今が良くても、旦那の仕事がこの先どうなるかわかりませんからね。安易に専業主婦になって、いざ働かなければいけなくなったときに仕事ができなくなるのは困ります』(30代女性/事務職)『ずっと家にいて家事をするだけなんて耐えられない!「専業主婦になってほしい」という男性とは始めから結婚しません』(20代女性/アパレル)働く女性が増え、そもそも専業主婦願望がない という人も多くなってきました。キャリアを積んでバリバリと仕事をこなすことを望む女性にとっては、夫の年収がどれだけ高くても関係ないようです。また、今は夫が高収入を得られていたとしても、リストラなどでそれがいつ無くなってしまうか分かりません。専業主婦になって自分の収入を持たなければ、いざというときに不安定な立場に立たされるのは妻の方 。離婚する夫婦も増えているいま、収入にしがみついて別れられないというような不幸な選択はしたくないでしょう。●6割近くの人が600万円以上の額を回答『一人暮らしする若い人の年収がだいたい300万円ぐらい。夫婦2人の生活を夫の稼ぎだけでまかなうためには、600万円はほしいかな。それだけあればとりあえず専業主婦ができると思う』(30代女性/パート)『私は専業主婦ですが、ぎりぎりの生活はしたくなかったので、夫の年収が800万円を超えるまでは働いていました』(40代女性/専業主婦)ひとくちに専業主婦といっても、夫婦2人だけの生活なのか、子どもはいるのかによって必要な年収は変わってきます。2人世帯の年間出費は500万円程度 という調査結果もあり、これを考えると夫に600万円以上の収入がなければ専業主婦になることは難しいと言えそうです。この他、将来のことを考え年収から一定の割合を貯蓄することも考えると、600万円では不安という人も多い様子。仕事をやめるとなると、そのぶん老後にもらえる年金額なども変わってくるため、生涯で得られる金額を総合的に考えて 決める必要があると言えるでしょう。●子どもを作らないという選択をする人も『収入も不安定で将来年金がもらえるかもわからない。何も心配なければ欲しいと思うけど、無理して働くより「子どもは作らない」と決めてしまう方が専業主婦のハードルも高くないはず』(30代女性/編集者)『ばりばり働いて裕福な暮らしをするのもいいと思うけど、身の丈に合った生活でのんびりと過ごすのも悪くないと思う。私の年収は500万円弱ですが、贅沢をしなければ2人で問題なく暮らせますよ』(40代男性/営業)子どもを産むことで、世帯出費が大きく引き上げられるということはあるでしょう。中には、専業主婦になることと子どもを持つことを比べ、子どもを諦めるという選択をする人もいるようです。また、上記で出した年間出費についても、富裕層が平均値を引き上げているという背景もあるため、贅沢をしなければ400万円ほどの収入で専業主婦になる ことも難しくはありません。生活するうえで何を大切にするのか、優先順位をはっきりとさせれば、そこまでハードルの高いことではないとも言えるでしょう。----------いかがでしたか?夫の年収が高ければ高いほど、妻が専業主婦になりやすくなるのは事実ですが、一番危険なのは計画性を持たずにいること。ある程度お金を自由に使える世帯の方が、出費が多くなって家計を破綻させやすい という傾向もあります。幸せそうに見える専業主婦にも、それなりのリスクはあるということ。夫婦で話し合い、理想的な結婚生活を送ることができるスタイルを見つけたいものですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜10位)】夫の年収がいくらあれば専業主婦になりますか?()●文/パピマミ編集部
2016年09月14日【女性からのご相談】30代後半の独身女性です。好意を持ってくれているのが分かる男性がいて、その人とデートしているときは楽しいのですが、彼は学歴も低いし残業も少ないし、小さい会社のようで私のほうが収入は多いと思います。次に会ったら交際を申し込まれるかもしれません。私も年だし考えます。自分よりスペックが上か、せめて同じ程度の男性がいいと思うのですが妥協すべきでしょうか。芸能人のニュースを見ていると、高島礼子さんのように妻の方が有名なカップルは旦那がヒモみたいになるイメージがあって……。実際はどうなのでしょうか?●A. 「普通は~」「○○すべき」という思い込みが自らを苦しめる原因。こんにちは。婚活・恋愛コンサルの菊乃です。2016年7月16日に開催された、『秘密結社 主夫の友』と少子化ジャーナリストの白河桃子さんが主催する『“主夫志望男子”と“働き女子”のワークショップ』を取材してきました。●専業主夫の家庭について『秘密結社 主夫の友』の構成員である主夫のみなさんは、家庭においてメインで家事をやっております。主夫歴10年を超える方々が、主夫になった経緯や生活スタイルを発表しておりました。わかったのは、主夫の方も初めは主夫になるつもりはなかったということ。病気、介護、出産など、どんな人にも起こりうることがきっかけ で、夫が家事をメインで行うスタイルになっただけでした。今だからこそ堂々と「主夫」と言えるようですが、そこに至るまではいろいろな苦悩があったそうです。一例を紹介しますと、・ご近所の方から「ごくつぶし」と言われる・奥様の親が「娘は変なのに捕まっていずれは離婚すると思う」と周りに吹聴する・スーパーに買い物に行くのが恥ずかしくて、“妻に頼まれたふう”を装いスーツを着てスーパーに行くなどなど。世間から理解されないことに加えて、自分自身の“普通の家庭像”というのも“夫は外でバリバリ働き、妻が家を守る” というものだったそうです。プレゼンの中で、主夫家庭はストレスが少ないという調査結果も出ておりました。こうした“普通の家庭像”“世間体”“プライド”を手放し、ほかの家庭と比べないことで幸福度が高いそうです。ステキだなと思った言葉として、「二人の最適な形が主夫だった」というものがありました。病気や育児、介護という夫婦で乗り越えるべき波は誰しもあるはずなのに、多くの場合、勝手に「家庭のことは妻のこと」と思い込んでいますね。『国立社会保障・人口問題研究所』の調査では、共働きでも2割の男性は家事をしない そうです。「周りがこうだから」じゃなくて、あなたにとっての幸せの形を共有できる方ならいいのではないでしょうか。【取材協力/秘密結社 主夫の友】兼業主夫と兼業主婦家庭を増やし、夫婦の選択肢を増やすための提案を行う。・秘密結社 主夫の友(Facebook)【参考リンク】・第5回全国家庭動向調査 | 国立社会保障・人口問題研究所(PDF)()●ライター/菊乃(婚活・恋愛コンサルタント)
2016年08月04日女優の高島礼子さん(51)の夫で元俳優の高知東生さん(51)が覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されたことが話題になっていますね。単純に薬物を使用していただけでもアウトですが、とくに注目を集めているのが高知さんの壮絶な“ヒモ男”ぶり。2015年にパーキンソン病を患っている高島さんの父親の介護を理由に芸能界引退を宣言した高知さんですが、その後の『女性自身』の取材により“介護引退”はウソ だと判明。同居すらせず、高島さんのお金でヘルパーを雇って任せていたそう。今回の逮捕につながった薬物も高島さんの稼ぎから購入したものと目され、不倫相手と使用していたこともあり、世間からは「最悪のヒモ男」と非難の声が殺到しています。しかし、この一件で肩身の狭い思いをしているのが世間の“専業主夫”の男性たち。普段から「ヒモ」とけなされることの多い彼らですが、今回の件でより一層世間からの視線が厳しくなったと感じる人もいるようです。また、「専業主夫とヒモって何が違うの?」という疑問を抱く人も増えてきたように思います。そこで今回パピマミでは、既婚女性の皆さんに「専業主夫とヒモの違い」についてお聞きしてきました!●ヒモ=家事、育児をしない専業主夫!?『ヒモと専業主夫の違いかぁ〜。人によって捉え方は違うと思うけど、私の場合は家事や育児をしない専業主夫 かなぁ。妻の収入に頼って生活してるのに何もしない男ってクズだと思うから』(30代女性/営業職)『専業主夫の仕事は子育てと家事。これをしない男はただのヒモだと思います』(40代女性/パート)最も多かった意見が、「ヒモ=家事、育児をしない専業主夫」というもの。たしかに専業主夫は仕事をしない代わりに家事や育児を受け持つ役割を担うのが主流なので、それを放棄する人は“ヒモ”と言えるのかもしれませんね。逆に言えば、「家事を育児をする専業主夫」はヒモではない、ということになります。専業主夫の人たちは世間から「ヒモ」と非難されることが多いようですが、これらをきちんとこなしていれば堂々と胸を張っていいわけですね。●「働かない男は全員ヒモ」という意見も『基本的に働かない既婚男性は全員ヒモだと思っています。女の収入に頼って自分だけ楽するなんてありえない。男なら外に出て働くべき』(20代女性/事務)『厳しいようだけど、働いてない時点でヒモ 。一家の大黒柱たるもの、稼がないとダメでしょ』(30代女性/パート)一方では「働いていない時点でヒモ」という厳しい意見も少なからず見られました。現代では女性の社会進出が当たり前になってきているとはいえ、いまだに男性優位の社会であることは変わりません。ただでさえ苦労しがちな女性に仕事を任せて自分は家庭に入る、という男性を許せないという人はまだまだ多いようです。実際、「(専業主夫は)各家庭の自由だと思う」と理解を示している女性の大半は「自分は嫌だけど」 という気持ちを持っていることでしょう。本当に女性が働きやすい社会が実現されたとき、はじめて女性たちは心から「専業主夫でもいい」と言えるのかもしれません。----------いかがでしたか?専業主夫とヒモの境目は、結局のところ女性がどう捉えるかという点に尽きます。当人同士の間で合意があればどんな男性でもヒモではないのかもしれません。とはいえ、家事や育児をしない男性はやはり周囲から“ヒモ”認定される傾向にあるようです。始めは家事や育児をきちんとやっていたのに、次第にやらなくなっていった……というケースも少なくありません。そういう場合は夫婦ともにヒモだという自覚がない場合があるので、これを読んだ方は今一度夫婦のあり方について話し合ってみてください。●文/パピマミ編集部
2016年07月11日夫婦共働き世帯が急増し、いまや専業主婦家庭のほうが少ない現代 。「生活水準を上げたいから」「夫だけの収入では生活が不安だから」「キャリアを継続したいから」「仕事をしていないといざというとき不安だから」「働くことが好きだから」「経済的にも自立していたいから」など、共働きをする理由はさまざまです。経済的理由で仕方なく働いている方もいると思いますが、好きで仕事を継続している方も少なくありません。しかし、働く女性が仕事や家事・育児に追われる中でふと気になるのが、専業主婦の存在。もはや少数派となった専業主婦に対して、ワーキングママたちはどのようなイメージを持っているのでしょうか?●(1)ストレスがなさそう『仕事をしているとストレスばっかり。その点、専業主婦は職場の人間関係や仕事のストレスがない から羨ましい』(30代女/営業)『ストレスがなくて気楽そう 。「専業主婦だってストレスくらいある!」って言われそうだけど、どうせ、「働かなくていいよね」とか人に言われることがストレス、とかでしょ?外で働くストレスとは比べ物にならない』(20代女性/保険)確かに、働いていると夢の中でまで仕事をしていたり、休みの日まで仕事のことが頭から離れなかったりしますよね。上司や部下、同僚、クライアントなど、仕事上の付き合いでもさまざまなしがらみがあるでしょう。そういったものから開放されたらさぞやラクだろう、と考えるワーママさんは多いはず。●(2)怠け者『こんなこと言ったらいけないのかもしれないけど、働くのが嫌い な“怠け者”のイメージ。私の友達の専業主婦は、若いころから「早く結婚してラクになりたい」「専業主婦になったら働かずにダラダラ過ごしたい」と言っていたので、どうしてもそのイメージが強いです』(40代女性/編集)これは人によりけりという感じで、コメントしづらいですね(笑)。1日中、家事や育児に追われ、自分の時間がないという方もいるでしょうし、1日中テレビを見ながらゴロゴロ過ごす方ももちろんいるでしょう……。●(3)ヒマそう『子どもがいないのに専業主婦の人の場合は、ヒマそうなイメージ。私はずっと家にいるのとか考えられない。仕事しながら家事もするのは大変だけど、専業主婦になったらヒマすぎて死んじゃうかも(笑)。外とつながってないと不安 だし』(30代女性/販売)『とにかくヒマそう。子どもが学校に行っているあいだは話し相手もいないだろうし、旦那の稼ぎで遊び回るわけにもいかない だろうし。私だったらきっと、「外出たい!」「働きたい!」ってなっちゃうと思う』(30代女性/金融)子どもがいない場合や、子どもが大きくなって手が離れた場合、家にいて何をしているんだろう?とふと疑問に感じることはありますね。●(4)夫がいないと生きていけない『もし離婚でもしたら、仕事がなくて大変そう 。そう考えたら私は仕事を辞められないかな』(40代女性/事務)『夫がいないと生きていけないイメージ。手に職がない限り、ブランクがあるとなかなか仕事復帰もしづらいでしょうし、年齢がいってるのにキャリアがないとなかなか稼げる仕事には就けない 気がします』(30代女性/公務員)離婚なんて考えたくないですが、確かにもし離婚して一人で(または子どもを抱えて)生きて行くとなった場合、大変そうですよね。----------いかがでしたか?働くママから見た専業主婦のイメージ、偏見もあるかもしれませんが、正直これらのイメージを持っている方は少なくないと思います。ただ、みなさん、「羨ましい」「羨ましいと思うことはある」と口を揃えておっしゃっていました。また、「なれるものならなりたい」という方も多かったです。専業主婦のみなさんは、これらのイメージについてどのように思われるでしょうか?●文/パピマミ編集部
2016年07月10日子どものために家にいたくても共働きしないといけない家庭が増えているいま、専業主婦はある意味、あこがれの存在に。亭主の稼ぎで悠々自適に暮らしていると思われがちですが、大変なこともあるのです。そこで、専業主婦ならではの悩みを聞いてみました。■役員決めではターゲットにPTAなどの役員決めのときには、仕事のほか、介護や持病を理由に「できないアピール」をするママは多数。子どもが幼稚園に入ったばかりのAさんは、専業主婦というだけで役員を押しつけられたそう。「幼稚園にも、共働きのママはいます。役員決めのときには『専業主婦なんだから時間があるでしょ』といわれるのですが、はじめての通園でいっぱいいっぱいです」これは小学校でも同様で、小2の子を持つMさんも「専業主婦がやれというムードができあがっている」といいます。しかし、実際にはそれほどやることがない役職も多く、Mさんは年に数回、子どもたちと一緒に給食を食べるだけの「給食委員」をやることにしたそう。幼稚園も小学校も、じつは卒業間近のほうが卒業アルバムの制作や謝恩会などの大変な仕事が残っていることも多く、早めに役員をやることは悪いことだけではないようです。また、子どもに中学受験をさせる家庭が多い学校では、内申点狙いなのか、自ら役員に立候補するママも。子どもが通う学校の役員制度を事前にチェックし、専業主婦で時間があるうちに立候補してしまうのもいいかもしれませんね。■社会復帰できるか心配前述のMさんは、独身時代はバリキャリでした。それでも夫に「子どもが中学生になるまでは家庭に入ってほしい」といわれ、専業主婦をしています。かつては大手企業で働き、簿記やTOEICなどの資格を持つMさんでも、「子どもが大きくなって働きたくなったときに復帰できるか不安」なのだとか。「スキルや資格があったとしても、ブランクがあるので採用してもらえるかわからないという悩みはあります。将来は正社員として復帰したいけれど、そのときには40歳を過ぎているわけですから、中途採用の幅が狭くなるでしょうね」残念ながら今の日本では、40歳以上の求人数が少ない状況。このような悩みをつねに抱えている専業主婦は、決してお気楽とはいえないでしょう。■家庭だけでいいのか…すでに子どもが中学生になった専業主婦のYさんは、「社会からとり残された気分になる」といいます。「ママ友の多くが働き出して、自分だけとり残された気分に。仕事と家事の両立といった話題が多くなるので、話についていけないこともあります。社会感覚を失うのがこわいので、ボランティア活動に参加するようになりました」Yさんはこのまま専業主婦を続ける予定ですが、ワーママと話すときには仕事の愚痴なども聞くようにしているそう。「姑から『母親が働くのは信じられない』、『うちの子(夫)の稼ぎが悪いといいたいの!?』なんていわれるママも多いですね。でも、そういった話を聞くと相手もストレス解消になるし、もしも自分が働くことになったら参考になるので、“聞き役”に徹するようにしています」こうすることでワーママになったママ友からやっかまれずに済み、ママ友とも良好な関係をキープできるのだとか。専業主婦は「三食昼寝付き」なんていわれた時代もありますが、実際には義実家とのつきあいやPTA活動など、やらなくてはいけないことが何かとあるものです。専業主婦というだけでねたむのは間違っているし、自らの意志で専業主婦を選択していないママもいます。立場だけで相手を見るのではなく、「人」としてママ友とつきあうようにしたいものです。
2016年06月14日コニカミノルタの100%子会社であるキンコーズ・ジャパンは4月4日、大判インクジェットプリント専業のインターリンクを買収した発表した。コニカミノルタが推進している企業の営業・マーケティング部門を顧客ターゲットとするソリューションビジネスにおいて、大型インクジェットプリントの出力、加工、施工までサイン&ディスプレイサービスをワンストップで展開しているインターリンクの買収により、以下の効果発揮を狙う。キンコーズではインターリンクが持つサイン&ディスプレイサービスのリソースとノウハウを活用し、企業の販促活動ニーズに対するリアルマーケティング分野での幅広い提案力とスピード感のある対応力の強化を図り、オンデマンド出力サービスのさらなる国内シェア拡大を目指すインターリンクの代理店チャネルを得ることにより、コニカミノルタグループにとって新規となる顧客へのリーチ拡大を図るコニカミノルタグループ各社が連携することにより、デジタルマーケティングとリアルマーケティングを融合し、新たなサービス領域まで拡大したワンストップソリューションサービスで差別化を図る印刷物、展示物、装飾物、POPなどの制作物を提供して顧客とコミュニケーションをするマーケティングサービス買収方法はコニカミノルタがキンコーズを通じ、インターリンクの全株式を取得。キンコーズとインターリンクは、株式譲渡契約を4月1日に締結している。
2016年04月05日Woman&Crowd(ウーマンクラウド)はこのほど、「女性が考える結婚・出産とキャリアに関する意識調査 第2弾」の結果を発表した。調査は1月14日~2月2日、結婚や出産を機に離職を経験した既婚女性と、これから就職活動または就職を控えている大学3、4年生の女性520名を対象にインターネットで行った。○女性のキャリアプランにおいて不安な事とは?まず女子大生に対し「結婚や出産を考えるにあたり、仕事において不安に思うことは何か」と質問したところ、「育児・家事において会社のサポートを得られるかどうか」(140票)、「産休・育休がとれるかどうか」(138票)、「出産後、職場に復帰できるかどうか」(136票)が僅差で上位に挙がった。○結婚・出産にためらいを感じてしまう可能性もまた「キャリアを順調に積み上げている最中、もし結婚や出産の機会に恵まれた場合、キャリアの継続を理由に、ためらいを感じてしまう可能性があると思うか」との質問には、約6割の女子大生が「ためらいを感じてしまう可能性がある」と回答した。○女子大生の2人に1人は「夫が専業主夫でも構わない」と回答さらに「自分が仕事に専念できるのであれば、パートナーが専業主夫でも構わないと思うか」という質問に対し、49%の女子大生が「構わないと思う」と回答し、2人に1人は「夫が専業主夫でも構わない」と考えていることが明らかとなった。
2016年03月01日●専業主夫・主婦になりたい理由--「仕事がつらい」「サザエさんに憧れ」の声仕事でミスし、上司に厳しく叱られてしまった。もう会社に行きたくない。家事のほうが好きだし、いっそ専業主夫になれたらなぁ……。今回は、マイナビニュース会員のうち共働きの既婚男女200名に「専業主夫/専業主婦になりたいですか?」と質問してみた。Q.専業主夫/専業主婦になりたいですか?はい(男性)22.0%/(女性)23.0%いいえ(男性)78.0%/(女性)77.0%Q.それはどうしてですか?○「専業主夫になりたい」男性の意見■仕事を辞めたいから・「そろそろ引退したい」(50歳以上男性/医薬品・化粧品/事務系専門職)・「サラリーマンには向いてないから」(50歳以上男性/金融・証券/専門職)・「会社が嫌いだから」(50歳以上男性/自動車関連/事務系専門職)・「仕事がつらい」(41歳男性/運輸・倉庫/技術職)■ラクできるから・「ラクそうだから」(33歳男性/電機/技術職)・「ヒモで暮らせたらラクで良い」(45歳男性/商社・卸/販売職・サービス系)・「ラクしたい」(27歳男性/金融・証券/事務系専門職)■一度はやってみたい・「なれたらいいなと思う」(31歳男性/金融・証券/事務系専門職)・「一生に一度はそういう時期があっても良いかなと思う、周りに主夫仲間がいれば心強い」(30歳男性/学校・教育関連/専門職)・「一度やってみたい」(47歳男性/学校・教育関連/その他)■家事が好きだから・「家の事が好き」(33歳男性/機械・精密機器/技術職)・「働くよりも家事が向いているので」(38歳男性/情報・IT/技術職)○「専業主婦になりたい」女性の意見■働きたくないから・「働くことが嫌いだから」(29歳女性/金融・証券/営業職)・「働くのはしんどいから」(27歳女性/小売店/営業職)・「仕事のストレスが嫌だ」(26歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)・「働くのが好きじゃないので」(34歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)■仕事と家事の両立が大変・「どうせ家事を全部しなければならないなら、稼ぎは任せたいため」(28歳女性/学校・教育関連/専門職)・「働きながらだと体がきついから」(28歳女性/ソフトウェア/技術職)・「仕事と両立が大変」(37歳女性/小売店/販売職・サービス系)・「そしたらもっといろいろが完璧にできると思うから」(32歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)■のんびり暮らしたい・「お金に余裕があるならゆっくり生活したい」(28歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「夫に十分な収入があるなら、専業主婦でのんびりしていたい」(28歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)■子育てのため・「子育てが大変」(27歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「子どものことをじっくりみてあげられるから。時間が絶対的に足りない」(36歳女性/団体・公益法人・官公庁/技術職)■その他・「もう疲れた」(29歳女性/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)・「1人の時間が欲しい」(34歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「サザエさんのような家庭に憧れているから、あんな家庭で子育てできたら素敵だと思う」(24歳女性/食品・飲料/専門職)●専業主夫・主婦になりたくない理由 - 「家事が嫌い」「仕事が好き」の人も○「専業主夫になりたくない」男性の意見■家事が大変そう・「多分、家事下手で無理だと思うから」(50歳以上男性/電機/技術職)・「料理ができないから」(50歳以上男性/建設・土木/営業職)・「家事は基本苦手だから」(48歳男性/建設・土木/技術職)・「家事が嫌いなので」(43歳男性/自動車関連/技術職)■仕事を続けたいから・「仕事で外にいる方が良い」(50歳以上男性/医療・福祉/専門職)・「仕事をし続けたいので」(29歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)・「今の仕事も続けたいから」(34歳男性/学校・教育関連/専門職)・「仕事が好きだから」(35歳男性/情報・IT/営業職)■経済的に厳しいから・「年収が減るので」(30歳男性/運輸・倉庫/技術職)・「奥さんの年収だけでは生活が維持できないと思うから」(32歳男性/商社・卸/事務系専門職)・「なる時はなってもとは思うが、収入的に私が働かないと成り立たないため」(27歳男性/情報・IT/技術職)・「仕事はしないと金銭的にきつい」(30歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)■面白くなさそう・「楽しさが分からない」(32歳男性/食品・飲料/技術職)・「つまらなさそうなので」(34歳男性/小売店/販売職・サービス系)・「ひまで退屈そうだから」(26歳男性/運輸・倉庫/事務系専門職)・「鬱憤がたまりそう」(38歳男性/団体・公益法人・官公庁/営業職)■男なら当然・「男は外で仕事に励むことが普通です」(26歳男性/電機/技術職)・「男らしくない」(32歳男性/農林・水産/販売職・サービス系)・「男として働くのは義務だと思っています」(43歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)■その他・「自由に意見を述べられなくなる」(33歳男性/情報・IT/技術職)・「自分の趣味は自分で稼いだお金でしたいので」(48歳男性/食品・飲料/事務系専門職)・「仕事をしていたほうが人生にメリハリがあるから」(32歳男性/通信/技術職)○「専業主婦になりたくない」女性の意見■ずっと家にいるのは退屈・「時間を持て余しそう」(37歳女性/ソフトウェア/技術職)・「1日中家にいるのは性に合わない」(30歳女性/電機/事務系専門職)・「することがなさ過ぎて飽きそう」(32歳女性/自動車関連/事務系専門職)・「ずっとうちにいるのは耐えられないし飽きてしまうので」(29歳女性/医療・福祉/専門職)・「ワイドショーを見ているつまらない主婦になりたくない」(36歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)■自分で稼ぎたいから・「働いてほしいものを気兼ねなく買いたい」(32歳女性/食品・飲料/事務系専門職)・「自分の収入で今まで自由がきいていたから」(27歳女性/通信/クリエイティブ職)・「自分だけが使うものを自分で働いたお金で購入したいから」(31歳女性/金融・証券/専門職)・「自分の生活費は稼ぎたい」(47歳女性/医療・福祉/専門職)■社会とつながっていたい・「社会とつながっていたいから、仕事が好きだから」(34歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「社会とのつながりがあったほうがいい」(30歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)・「仕事をして社会とつながっていたいから」(34歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「夫ひとりで十分に収入があったとしても、仕事を持つことで社会とつながりを持っていたいから」(37歳女性/その他/秘書・アシスタント職)■その他・「夫に支配されるのは嫌だから」(29歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「専業主婦に求められるスキルが高すぎる」(32歳女性/その他/事務系専門職)・「自分にもコミュニティが欲しい」(33歳女性/アパレル・繊維/事務系専門職)・「ボケるから」(47歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「誰かの奥さん、誰かのお母さんではなく、自分自身を持っていたいから」(47歳女性/不動産/秘書・アシスタント職)■総評「専業主夫になりたい」と答えた男性は22.0%と少数にとどまった。理由としては「家事ができない」というのが最も多く、「自分には勤まらない」「いうほどラクではない」「毎日大変そう」といった声が寄せられた。また、「仕事を続けたい」という回答も多かった。「仕事が楽しいから」という理由もあるのだが、「男性が女性を養うべき」という固定概念も強くあるよう。世間体を気にする人もいるようだった。しかしその一方で「仕事をしたくない」という理由から専業主夫を希望する男性も。主夫になればラクができると考えているようで、「一度やってみたい」と憧れを抱く人もいるようだった。「専業主婦になりたい」と答えた女性もわずか23.0%。共働き女性の多くが、今後も仕事を続けたいと思っていることが分かった。「ずっと家にいるのは耐えられない」という意見が多く、専業主婦は「退屈」「暇そう」「つまらない」といったイメージがあるよう。「家庭にばかりいると老け込む」「ぐうたらしすぎてしまう」といった懸念もあるようだった。また、「家庭に入ると視野が狭くなるので危険」という意見も寄せられた。仕事を通じ社会との繋がりを持つことで、広い視野を養えると考えているよう。社会に取り残されるのが怖い、という不安もあるようだった。他にも、「家事が苦手だから稼いでくる方が気が楽」「専業主婦は生活にハリがなさそう」「仕事が好きだから」といった理由が挙げられた。専業にも兼業にも、それぞれ他人には分からない苦労があるもの。専業主夫(または主婦)も一度経験すれば、その大変さが実感できるかもしれない。調査時期: 2015年11月9日~18日調査対象: マイナビニュース会員(共働きの既婚者限定)調査数: 男性100名 女性100名 合計200名調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年12月21日女性もバリバリ仕事をする時代を生きていくなかで、「夫じゃなくて、むしろ家のことをやってくれる嫁がほしい…」なんて思っているゆとり女子もいるのではないでしょうか?仕事が好きだったり、収入が多かったりすると職を手放したいとは思わないもの。また、家庭のことをおざなりにしてでも仕事に夢中になって取り組みたいという人もいるでしょう。最近ではそんなキャリアウーマン思考の女性にぴったりの「家事が好き」「子どもが好きだから面倒をみたい」という専業主夫志望の男性が増えているようです。そこでここでは、専業主夫と結婚するメリットと主夫の見つけ方をご紹介します。■主夫と結婚するメリットって?主夫となるとどうしても心配になってしまうのが、お金です。とはいえ主夫のように全力で家庭をサポートしてくれる人とマッチングすれば、仕事に打ち込むことができ、年収を上げることも難しくはないでしょう。一家の大黒柱となって働く女性がいてもおかしくありません。稼ぐ金額に自信がある人ほど、主夫との結婚に向いています。居心地のいい家がある▽「帰ってきたときにあったかいご飯があって、子どもを寝かしつけてくれているなんて最高。仕事も頑張ろうって思う」(27歳・金融)まるで男性のようなコメントですね。たしかに、仕事を頑張って帰宅したあとに「今日はハンバーグだよ」「お風呂先に入る?」なんて聞いてくれる主夫がいたら気持ちもあたたまるもの。子どもができたあともPTAや近所づきあいなどを任せられるのも嬉しいですね。浮気をしにくい▽「下手に稼いでいると浮気しそう。主夫なら女の子と遊ぶお金もないし、部下の女の子とうっかり関係をもってしまうというケースも少ないはず」(24歳・IT)働いているとどうしても異性と出会う機会はあるもの。仕事とはいえ、絶対に怪しい関係にならないとは言い切れません。その点、主夫なら安心です。女の子に奢るお金もそれほど持っていないので、嘘をつきにくいというのもメリットです。■意外と身近にいた…!主夫の見つけ方いくら主夫がいいとはいえ、家庭のことを何一つやってくれないヒモ化してしまったら問題です。ヒモでない主夫志望の男性と出会うのなら、一度働くことの大変さについて知っている人から探すのが一番!主夫はこんな業界にひそんでいるそうです。IT業界男子IT業界は激務で心が病んでいる人が多いもの。「俺ってこの仕事に向いていないな」なんてひそかに思っている人もいるでしょう。特に毎日パソコンに向き合っていると出会いも多くはありません。そんな彼らは「早く落ち着いて家族をつくりたい。子どもと奥さんとのんびり暮らしたい」と思っていることが多いのです。仕事の大変さが身に染みているからこそ、家庭を全力で守ってくれるでしょう。介護職男子重労働で定収入に不満を覚えている介護職男子。激務のうえに薄給なため、なかなか結婚までたどりつかない男性がほとんどです。体力勝負なこともあり「いつまでもこの仕事が続くとは思わない」なんていうホンネもちらり。介護をしていた経験があるぶん、育児や親の面倒を見るときもスムーズにいくでしょう。クリエイター男子意外に高学歴だったりイケメンだったりするのに結婚せずに余っているのがクリエイター男子。デザイナーやライターなど個人事業主で仕事をしている男性は、生活が不安定なことから結婚していない場合があります。家で仕事をしている男性なら、主夫との両立も可能かもしれません。というわけで、男性が外で働いて女性が家庭を守るという時代は変わりました。必ずしも男性が家にいてはいけないわけではありません。稼ぐ力や収入に自信があるなら、いっそこのと主夫との結婚を考えてみるのもありですね。
2015年07月10日こんにちは、ぽこひろです。男女共同参画社会が徐々に実現され、立派に働く女性も増えていますね。一方で、家庭でもっぱら家事をするいわゆる「主夫」も増加傾向にあるとのこと。もちろんその出現・増加自体は批判しませんが、女子のみなさんとしては「夫がそれだと困るな・・・・・・」と感じる人が多いのも事実でしょう。社会的にどうかということと、恋愛対象としてどうかは、まったくもって別問題ですからね。あなたの愛すべきスウィートダーリンが、突然今日「俺じつは、主夫でいいかなと思ってるねん。お前、働くの好っきゃろ?」なんて言い出したらどうしますか?今回は、恋愛コラムニストの塚田牧夫さんに「カレが主夫になると言い出したときの対処法」について聞いてみました。■1.「それだと親が・・・・・・」「まずは一番シンプルな先制パンチを与えましょう。『それだと私の親が許さないかも・・・・・・』。相当強い意思がない限り、これで相当揺らぐはず」結婚についての許否をまず一番最初に出すのは、親ですね。そのハードルが高いと伝えれば、ひとまず先制攻撃としては十分でしょう。「親、考えが古いから・・・・・・」でOK。■2.「子供が・・・・・・」「親の話で揺らがないとき、もう一番深いパンチを打って。『生まれてくる子供が・・・・・・いじめられないかな?』でいきましょう」1の親攻撃と合わせて、ぽこひろはこれらを『尊属卑属サンドイッチ攻撃』と名付けます。権利関係は一切フリーにするので、自由に使ってください。それでも揺らがない場合は、次へ。■3.「私こそ主婦になりたい」「主夫になるというのは、やはり奥さんが働いてこそ可能なもの。それなら、それを不可能にすればいいんです。『私は働かない』と言えばいいんです」なるほど、たしかにそのとおりですね。これは灯台下暗しです。間違っても、そのまま2人で「タブルしゅふ」にならないでくださいね。■4.鼻で笑う「『何いってんの笑』と鼻で笑うのも手です。カレもそれなりの勇気をもってカミングアウトしてるはずなので、これで落ち込ませればもう言ってこないかもしれません」なるほど。一切真に受けないという形の対応もありといえばありですね。結婚はまだ先の場合、ひとまず受け流して、カレの気が変わるのを待つというのもいいでしょう。■5.受け入れる「もちろん、カレが主夫になるのを認めてしまうのも今の時代アリです。自分が働くのが好きな場合。家事が嫌いな場合。好きに飲み会とかして、あんまり家庭にハマりたくない。そういう女性は、主夫を持つのに向いているかも?」主夫が増えているということは、それを好む女子が増えているということでもありますね。冒頭の話とは少し矛盾しますが、あなたが望むのなら受け入れるのも全然OK。むしろ、あなたが一番輝ける形で家庭が持てるチャンスでもありますから。■おわりにいかがでしたか?5で書いたこと少し関連しますが、将来夫に働いてほしいかどうかは、ウラを返せばみなさん自身がどういう生き方をしたいかの問題に行き着きます。彼氏選びひとつをとっても、こんなふうに、「自分らしさ」を重視するような恋愛をすることもときには大事だと思いますよ。(川上ぽこひろ/ハウコレ)
2015年03月27日「専業主夫」と聞いて、どんなイメージを抱くだろうか。今回は、マイナビニュース会員の男性100人に専業主夫になりたいかどうか答えてもらった。Q.専業主夫になりたいですか?はい 28%いいえ 72%Q.それはどうしてですか?<はい: 「専業主夫になりたい」派>■働きたくない・「仕事したくないから」(25歳男性/岐阜県/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「できれば外で働きたくないから」(50歳以上男性/福島県/金融・証券/専門職)■家事が好き・「家のことをするのが楽しいからです」(22歳男性/大阪府/小売店/販売職・サービス系)・「家事のことも興味がある」(32歳男性/埼玉県/機械・精密機器/技術職)・「仕事をせずに家事に専念する」(28歳男性/東京都/医療・福祉/その他)・「家事もがんばりたい」(27歳男性/福岡県/医療・福祉/専門職)■楽そう・「楽で楽しそう」(43歳男性/宮城県/建設・土木/営業職)・「楽ちん」(30歳男性/新潟県/建設・土木/経営・コンサルタント系)・「家の仕事の方が楽だから」(32歳男性/埼玉県/機械・精密機器/技術職)■自分に向いている・「割と家事が好きだから」(23歳男性/大分県/その他/その他)・「家事のほうが向いているので」(24歳男性/東京都/その他/その他)・「人と接することが苦手で、できることなら家に居たいから」(35歳男性/北海道/情報・IT/技術職)・「意外と自分には合ってるんじゃないかと思う」(45歳男性/兵庫県/商社・卸/販売職・サービス系)■その他・「なんとなくなってみたい」(24歳男性/兵庫県/その他/その他)・「今が大変過ぎる」(41歳男性/愛知県/運輸・倉庫/技術職)・「家事も大変だろうけど、のんびり過ごしたい」(39歳男性/福岡県/その他/技術職)・「自分の時間が多そうだと思うため」(27歳男性/埼玉県/運輸・倉庫/事務系専門職)<いいえ: 「専業主夫になりたい」派>■仕事が好き・「働きたいから」(30歳男性/和歌山県/食品・飲料/販売職・サービス系)・「l like job」(25歳男性/大阪府/アパレル・繊維/営業職)・「仕事してる方が社会との接点があるから」(30歳男性/東京都/運輸・倉庫/技術職)・「社会に出て働きたいから」(32歳男性/静岡県/医療・福祉/専門職)■自分でお金を稼ぎたい・「自分で使えるお金がほしい」(48歳男性/兵庫県/アパレル・繊維/事務系専門職)・「自分がお金を稼いで生活したいから」(32歳男性/静岡県/小売店/事務系専門職)■つまらなそう・「つまらなそうだから」(49歳男性/大阪府/情報・IT/技術職)・「楽しくないから」(27歳男性/京都府/金融・証券/営業職)・「なんか退屈そうなので」(35歳男性/大阪府/学校・教育関連/事務系専門職)・「すぐにあきちゃいそうなので」(36歳男性/東京都/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)・「始めは楽しそうだが暇そうだから」(50歳以上男性/東京都/その他/その他)・「日々の変化がなく刺激が少なそうだから」(38歳男性/愛知県/通信/技術職)■大変そう・「家事が大変」(46歳男性/岡山県/機械・精密機器/技術職)・「ストレスがたまりそうだから」(28歳男性/埼玉県/建設・土木/事務系専門職)・「何度か主夫をやる機会はあったけど、大変であることを実感したので」(50歳以上男性/神奈川県/電機/技術職)・「大変そうだし、仕事をしている方が楽かもしれない」(35歳男性/東京都/情報・IT/技術職)・「めんどうだから」(23歳男性/愛知県/機械・精密機器/技術職)・「普段生活する上で、近所付き合いなどが苦手だから」(42歳男性/東京都/機械・精密機器/技術職)■家にいたくない・「家にこもっていることが自分には耐えられないから」(27歳男性/岡山県/警備・メンテナンス/技術職)・「家にいられない性格だから」(46歳男性/岐阜県/電力・ガス・石油/技術職)・「毎日家にいるなんて耐えられない」(35歳男性/東京都/機械・精密機器/営業職)・「ずっと家にいると息苦しそうなので」(33歳男性/兵庫県/小売店/販売職・サービス系)・「外にでていろんなことをしたいので」(30歳男性/福岡県/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「外に出て楽になりたいから」(27歳男性/東京都/学校・教育関連/事務系専門職)■家事が嫌い・「家事を毎日するのはしんどそうだから」(31歳男性/埼玉県/商社・卸/事務系専門職)・「家事が嫌いだから」(25歳男性/新潟県/農林・水産/技術職)・「家事全般苦手なので」(42歳男性/栃木県/自動車関連/技術職)・「料理も洗濯も掃除もできないので」(32歳男性/愛知県/機械・精密機器/技術職)■男がすることではない・「男が稼がなくては」(37歳男性/大阪府/建設・土木/事務系専門職)・「男性がすることじゃありません」(43歳男性/三重県/電機/技術職)・「男らしさがなくなる」(44歳男性/愛知県/その他/事務系専門職)■周囲の目がこわい・「相手の親に合わす顔がなくなるから」(28歳男性/愛知県/自動車関連/事務系専門職)・「世間の目が怖い」(31歳男性/神奈川県/商社・卸/営業職)・「肩身が狭そう」(36歳男性/広島県/自動車関連/技術職)・「申し訳ない」(23歳男性/東京都/医療・福祉/専門職)・「周りの目が厳しい」(34歳男性/広島県/自動車関連/技術職)・「誰もやっていない」(34歳男性/東京都/金融・証券/事務系専門職)■夫婦で分担すればいい・「これからの時代は夫婦分担が良いと思ってる」(34歳男性/大阪府/自動車関連/営業職)・「どちらかがずっとするというよりも、お互いに分担するのがいいと思うから」(23歳男性/広島県/小売店/販売職・サービス系)■その他・「完全に何かに特化してしまうのは、自分の性格上合わない気がするから」(34歳男性/奈良県/金属・鉄鋼・化学/その他)・「どうしてもなにも真っ平御免」(46歳男性/岩手県/印刷・紙パルプ/技術職)・「仕事をせず養ってもらうとか絶対むり」(28歳男性/兵庫県/食品・飲料/営業職)・「ありえない。そもそも子供は母親を求めてる」(38歳男性/神奈川県/不動産/営業職)・「どっちでもいい」(36歳男性/山梨県/機械・精密機器/販売職・サービス系)・「状況によってはありです。妻の希望を聞いてあげたいです」(41歳男性/愛知県/情報・IT/営業職)「専業主夫になりたい」理由を見ていくと、女性に「専業主婦になりたいか」聞いたアンケートと同様、「働きたくない」が最も多い。そのほか「家事が好き」「楽そう」「自分に向いている」といった声が挙がった。「今が大変過ぎる」という悲痛な叫びも。「専業主婦になりたくない」理由には、こちらも女性と同じく「仕事が好き」「自分でお金を稼ぎたい」「つまらなそう」「大変そう」などの声があった。男性特有の理由としては、「家事が嫌い」「男がすることではない」「周囲の目がこわい」といったものがあった。「夫は外で働き、妻は家庭を守るべき」という考え方が根強いことがうかがえる。そのほか、「夫婦で分担すればいい」「どっちでもいい」「状況によってはあり」の回答も見られた。調査時期: 2014年12月19日~20日調査対象: マイナビニュース会員(男性限定)調査数: 100人調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年01月09日働き続けるか専業主婦になるか――女性は、結婚後のライフスタイルをどう考えているのだろうか。今回は、マイナビニュース会員の女性100人に専業主婦になりたいかどうか答えてもらった。Q.専業主婦になりたいですか?はい 33%いいえ 67%Q.それはどうしてですか?<はい: 「専業主婦になりたい」派>■働きたくない・「働きたくないから」(27歳女性/愛知県/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「働くのが嫌いなので」(27歳女性/奈良県/小売店/営業職)・「仕事がつらいから」(27歳女性/千葉県/ソフトウェア/技術職)・「通勤したくないので」(35歳女性/埼玉県/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)・「働かなくても食べていけるなんて、いい旦那を捕えたと思う」(28歳女性/福岡県/金融・証券/営業職)■家事・子育てに専念したい・「家事だけをやればいいから」(32歳女性/山口県/自動車関連/事務系専門職)・「子育てと家事に集中できるから」(49歳女性/新潟県/その他/その他)・「不器用なので仕事と家事の両立はできないから」(24歳女性/神奈川県/情報・IT/クリエイティブ職)・「子どもが帰宅した時におかえりと言って待っていたい」(30歳女性/北海道/医療・福祉/専門職)・「子どもの成長をしっかりと見守りたい。」(27歳女性/東京都/学校・教育関連/クリエイティブ職)・「子供とじっくり向き合うため」(24歳女性/愛知県/機械・精密機器/事務系専門職)■自由な時間がほしい・「時間がほしいので」(32歳女性/兵庫県/建設・土木/技術職)・「昼間の時間を自由に使いたいから」(34歳女性/奈良県/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「時間の使い方次第で時間を有効活用できるから」(25歳女性/沖縄県/小売店/販売職・サービス系)・「今、子供がいて仕事をしているので、専業主婦になって昼間のランチなどに行ってみたい」(33歳女性/奈良県/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)■気持ちにゆとりがほしい・「楽そうだから」(26歳女性/群馬県/学校・教育関連/専門職)・「気持ちにゆとりが持てそう」(29歳女性/神奈川県/運輸・倉庫/事務系専門職)・「ゆっくりしたいから」(31歳女性/大阪府/金融・証券/事務系専門職)・「ストレスが少なそうなので」(23歳女性/東京都/その他/事務系専門職)■自分に向いている・「自分に向いている気がするから」(31歳女性/神奈川県/不動産/その他)・「家事が嫌いじゃないので」(26歳女性/東京都/その他/その他)<いいえ: 「専業主婦になりたくない」派>■仕事が好き・「仕事をするのが好き」(43歳女性/兵庫県/電機/事務系専門職)・「仕事もしたいから」(29歳女性/岡山県/その他/その他)・「仕事がない人生はつまらないので」(31歳女性/神奈川県/学校・教育関連/技術職)・「仕事が楽しいから」(40歳女性/神奈川県/学校・教育関連/専門職)・「正社員で働いていたいから」(25歳女性/東京都/情報・IT/事務系専門職)■社会とつながっていたい・「少しくらい社会とのつながりを持ちたい」(29歳女性/兵庫県/その他/その他)・「社会的地位が欲しい」(28歳女性/奈良県/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「社会とつながりがあった方が精神的にしんどくなさそうなので」(26歳女性/東京都/金属・鉄鋼・化学/営業職)・「世界が狭まるから」(31歳女性/千葉県/その他/事務系専門職)・「社会とのつながりがないと不安になりそうなので」(28歳女性/愛知県/自動車関連/事務系専門職)・「社会の一員となり、役立つことがしたい」(31歳女性/大阪府/自動車関連/事務系専門職)■経済的に自由でいたい・「働いていた方が自由にお金が使える」(27歳女性/大阪府/アパレル・繊維/事務系専門職)・「自分の小遣いは稼ぎたい」(31歳女性/兵庫県/情報・IT/秘書・アシスタント職)・「気兼ねなく使える自分で稼いだお金がやはりあった方がいいと思う。多分、社会と関わっていないとダメなタイプだと自分で思う」(41歳女性/愛知県/金融・証券/秘書・アシスタント職)・「収入がほしいから」(33歳女性/岐阜県/その他/その他)・「自分の分は、自分でかせぎたい」(27歳女性/千葉県/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「働いているほうが家計が潤うからです」(30歳女性/滋賀県/その他/その他)・「今からの時代金銭的に無理だと思う」(28歳女性/山梨県/電機/技術職)・「蓄えも大切だから」(28歳女性/東京都/金融・証券/事務系専門職)■専業主婦になったらだらけそう・「ぐうたらなので、毎日無駄に過ごしそう。絶対に引きこもりになりそうだから」(30歳女性/東京都/金融・証券/秘書・アシスタント職)・「生活にメリハリがなくなり、だらけそう。体型が崩れそう」(28歳女性/神奈川県/機械・精密機器/技術職)・「インドア派なので専業主婦になったら余計にアクティブになれなくなる」(33歳女性/愛知県/学校・教育関連/事務系専門職)・「老いていくと思うから」(21歳女性/大阪府/建設・土木/事務系専門職)・「緊張感がなくなりそうで、どんどん怠惰な生活を送ってしまうと予想できるので」(28歳女性/東京都/団体・公益法人・官公庁/技術職)・「時間に余裕があるとダラダラすごしてしまうタイプなので、外にも働きに出て忙しくしたい」(30歳女性/群馬県/機械・精密機器/事務系専門職)■専業主婦はつまらなそう・「暇そう」(29歳女性/東京都/商社・卸/営業職)・「時間を持て余しそうだから」(25歳女性/千葉県/情報・IT/技術職)・「家庭にばかりいると老けこむ」(23歳女性/三重県/医療・福祉/秘書・アシスタント職)・「退屈そうだから」(35歳女性/神奈川県/情報・IT/事務系専門職)■専業主婦は大変そう・「逆にストレスがたまりそう」(32歳女性/神奈川県/アパレル・繊維/事務系専門職)・「専業主婦は、家事が仕事なので、24時間、土日も休めないから」(41歳女性/東京都/マスコミ・広告/事務系専門職)・「家事などが大変そうだから」(37歳女性/千葉県/その他/その他)・「家事しか仕事がないのはつらすぎる」(32歳女性/埼玉県/金融・証券/営業職)・「ずっと家もしんどい」(29歳女性/岡山県/医療・福祉/専門職)・「仕事を言い訳にできない」(33歳女性/茨城県/医療・福祉/専門職)・「家に縛り付けられるのは嫌」(37歳女性/宮城県/人材派遣・人材紹介/販売職・サービス系)■その他・「なるメリットがない」(23歳女性/岐阜県/小売店/販売職・サービス系)・「子供をすぐにほしくないから」(20歳女性/神奈川県/自動車関連/事務系専門職)・「他の主婦と仲良くできなそうだから」(35歳女性/東京都/医療・福祉/専門職)・「今は考えられない。そういう時代だから」(24歳女性/北海道/不動産/事務系専門職)アンケート結果を見ていくと、「専業主婦になりたい派」では、「働きたくない」「家事・子育てに専念したい」「自由な時間がほしい」「気持ちにゆとりがほしい」「自分に向いている」などが理由とされていた。一方「専業主婦になりたくない派」では、「仕事が好き」「働きたい」という声をはじめとして、「社会とつながっていたい」「経済的に自由でいたい」といった働くほうのメリットが挙げられた。また、「専業主婦になったらだらけそう」「専業主婦はつまらなそう」「専業主婦は大変そう」という声も。専業主婦になりたい派、なりたくない派ともに、それぞれ「専業主婦」に対してどのようなイメージを抱いているかが表れる結果となった。調査時期: 2014年12月19日調査対象: マイナビニュース会員(女性限定)調査数: 100人調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年01月09日出産してから、フルタイムで家事育児に振り回される毎日…。専業主婦だって、たまには息抜きがしたい! そんなママの思いに応える託児サロンが誕生しました。■専業ママでも保育が必要なシーンはある専業ママでも気軽に利用できる託児サロンを設立したのは、NPO子育て支援会cocoon。東京都渋谷区・目黒区・世田谷区などの子育て地域を対象に活動するNPO子育て支援会cocoonは、現役ママたちが集まって発起した団体です。子どもに関する痛ましい事件を耳にするたびに、代表の林さんは「何かできないか」という思いを抱いたといいます。その対策を考える中で、特にご自身が痛感したのが、専業主婦に対する保育サービスの受け皿が少ないこと。専業主婦でも、通院や出産など、さまざまなシーンで保育を利用する機会が出てきます。安心して子どもを預けられる環境が身近にあればよいですが、公的な保育サービスは定員枠や制限があり、簡単に利用することができないのが現状です。そんな時、ママ同士で助け合えないか? と、思いついたのがcocoon誕生のきっかけだったといいます。■保育スタッフのきめ細やかなケアで、ママも子どもも充実した時間に子育て支援会cocoonの託児サロンは、月1~2回の午後1~5時、めぐろパーシモンホール保育室にて活動を行っています。料金は1回2,000円(税・保険料込)。利用できるのは一人歩きのできる1歳すぎ~3歳程度で、子ども2~3名につき保育スタッフが1名つきます。9月某日、実際に託児サロンの様子を見学しました。28平方mの保育室には、ベビーベッド、ベビー布団、絵本やおもちゃ、冷蔵庫などが完備され、明るく清潔感のある空間。この日は保育スタッフ3名が1~2歳の子ども6名を託児していました。利用者は、ママのリフレッシュをはじめ、母子分離の練習、上の子どもと過ごす時間を作るためといった目的で利用している方が多いそうです。子どもたちは手遊び、工作遊び、風船遊びを楽しみ、その後はお待ちかねのおやつの時間。丸テーブルを囲み、子どもたちは保育スタッフに手伝ってもらいながら、それぞれ持参したおやつを食べます。みんなとても行儀よく座って食べているのが印象的でした。子ども同士や保育スタッフとの関わりで、できなかったことができるようになって帰っていく子どももいるのだそうです。核家族化がすすむ現代ではこうした託児サロンのニーズが高くなってきているのではないでしょうか。実際に2014年6月にスタートした子育て支援会cocoonの託児サロンも、徐々に利用者が増えてきているそうです。今後、託児サロンを拡大していきたいという代表の林さん。そのためには保育スタッフの協力が不可欠だといいます。保育スタッフは元保育士のママや子育てが落ち着いたママ、保育の勉強中の学生さんなど、年齢資格は問わないそうです。(募集要項はホームページを参照)こうしたサービスを上手に活用して、ママも子どもも充実した時間を過ごせていけたらいいですね。そして社会にこうした支援の輪が広がっていくことを願っています。■子育て支援会cocoon 公式サイト
2014年11月24日「専業主婦は絶滅危惧種」とまで言われるようになった日本。景気回復に実感を持てない層にとっては、しっくりくるフレーズではないでしょうか。実際、専業主婦希望の女性との結婚は無理! と宣言する男性も実在します。そういった男性達は、専業主婦を希望する女性を見ると、ゲンナリしてしまうものなのです。男性達は、女性のどういった言動にその願望を垣間見て「ちょっと無理!」と思うのでしょうか。■キャリアを積む意欲が見られない結婚&出産してから復職する際に重要なことは、キャリアの構築。日本は実力重視の厳しい世の中に変わりつつありますから、会社に利益をもたらす可能性が少ない人材を、ホイホイ受け入れる余剰は少ないのが現実です。世界的にも有名なある日本企業を取材した時に、「復職は大歓迎ですが、復職後もできれば時短勤務ではなくフルタイムで勤務して、会社の利益を伸ばす人材になるべく頑張ってもらいたい」との意見を聞きました。そして、復職後の制度は整えてあるが、独身時代から“腰掛け”的に勤務していた人は、復職しても育児と仕事の両立が難しく、辞めていくケースも多いという、厳しい現実を教えてくれました。仕事を頑張り、休日を謳歌するのはとても素敵な人生だと思います。ですが、休日のため「だけ」に働く姿勢は会社からの評価も低く、男性からも疑問視される場合がある、ということです。今の仕事が好きではない、辞めたい、その後のプランがない、といった場合も男性はゲンナリしてしまうはずです。■専業主婦である自身の母親への憧れを堂々と口にする20~30代女性の両親世代は、結婚したら専業主婦になることが珍しくない時代でした。両親というモデルケースを見て「こうなりたい!」と憧れる気持ちは理解できますが、時代は変わってしまったのです。それを把握せずに堂々と「母のような人生を送りたい」と言ってしまうと、「家族を養うには年収が足りないかもしれない」と感じている男性からは即アウト! と判定されてしまいます。恋人同士と違い、夫婦になるということは“一緒に生計を立てる”ということでもあります。男性の意見に歩み寄る姿勢すら見せないのなら、男性からも歩み寄ってはもらえません。■男性の勤務する企業や職種にばかり興味津々「できるだけ年収が高い人と結婚して、結婚したら専業主婦になりたい」という願望を秘かに抱えている人に最も目立つ言動。自分では隠してなるべく平静を装っているつもりかもしれませんが、男性にはバレています。もし合コンなどの複数の男性が集まる場でこのような言動が出てしまうと、男性陣から嫌われてしまう可能性は高いと思われます。女子大生を中心とした若い女性の間では、専業主婦を希望する層が増加傾向にあるとのこと。しかし、現在の日本の経済状況を考えると、現実的には狭き門なのかも知れませんね。「そろそろ結婚を」と考えているみなさんは、ご自分の人生プランを、どのように描いていますか?
2014年03月07日アイ・エム・プレスは月刊『アイ・エム・プレス』の連載「生活者に聞く!」において、首都圏・近畿圏在住の専業主婦・主夫のネットスーパーの利用状況について調査した。実際に商品を店頭に並べて販売している店舗を持つスーパーが、Webサイトで注文を受付、即日または翌日、もしくは指定日に配達するサービスを「ネットスーパー」と定義して調査。調査は7月25日から27日にかけて、首都圏・近畿圏在住の20~60代の専業主婦・主夫を対象に実施。1,198の有効回答が得られた。まず、この1年間に食料品および日用雑貨の購入のために、どのようなチャンネルを利用して購入するかを質問。すると、98.5%とほとんどの人が「スーパー」を利用していることが分かった。続いて「ディスカウントストア、ドラッグストア」(60.9%)、「コンビニエンスストア」(54.9%)。「ネットスーパー」の利用者は20.5%と約2割という結果になった。続いて、この1年間に「ネットスーパー」を利用した人に、どのような時に利用するかを質問。すると、「水、米など重いものを買う時」が63.7%、「買い物の量が多い時」および「雨など悪天候の時」の39.2%という結果に。購入した荷物を運ぶことや、買い物に出掛けることが面倒な時に利用したいという声が目立っている。「忙しくて買い物に出掛ける時間がない時」も38.8%と割合が高い。ネットスーパーは“困った時”に助けてくれる地域の生活インフラとして、頼りにされる存在になっているようだ。「ネットスーパー」への不満について尋ねると、「配送料がかかる」が53.9%でトップ。以下、「品ぞろえが限られている」(34.3%)、「品物を受け取るために家にいなければならないのが面倒」(32.2%)、「生鮮食品などについて、他の品物と見比べられない」(27.8%)が続いた。一方、11.0%は「特に不満はない」と回答している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月28日震災後、より高まっている20代女子の専業主婦願望の正体とは!?フツウに幸せになるための、この時代だからこその“結婚のカタチ”を問う一冊『専業主婦になりたい!?』が、12月9日(金)に発売される。著者は、19万部を突破した『婚活時代』の白河桃子氏。「はぁ、、、、結婚して仕事やめたい…」と、日々つぶやいている女子に贈る『専業主婦になりたい!?』で、HAPPYの在り方を見つめ直してみよう。 専業主婦になりたい!?
2011年12月09日