「彼(櫻井)に関して、僕から言うことはないですから……」こう重い口を開いたのは櫻井翔(36)の元恋人、小川彩佳アナ(33)の実父だ。17年2月に発覚したビッグカップルの熱愛。ファンからも祝福されていた2人だが、今年4月に破局していたことが一部週刊誌に報じられた。さらに、櫻井にはすでに女子大生(21)の新恋人がいるとされているのだが――。「その女子大生とは、はっきり言って小川アナほどの関係性には至っていないでしょう。あくまで友人関係の延長線上だと思いますよ」(芸能プロ関係者)では、結婚間近ともいわれていた小川アナとはなぜ破局に至ってしまったのだろうか。「今年の初めぐらいまでは順調にいっていて、結婚の話も進んでいたようなんですが……。お互いの両親に紹介済みで、親公認の仲だったそうです。12月の櫻井さんのお父さんのお誕生日に小川さんがバースデープレゼントを贈るなど、家族ぐるみで仲良くしていたと聞いています。でも結局、櫻井さんが結婚に踏み切れなかったようです。彼女の33歳という年齢も考えて“あと何年も待たせるのは申し訳ない”と、櫻井さんのほうから別れを切り出したといいます」(櫻井の知人)8月中旬、本誌は小川アナの都内の実家を訪れた。早朝7時ごろ、自宅から出勤する小川アナの父に記者が声をかけた。――彩佳さんと櫻井さんとの破局報道がありましたが?「……もう、娘も大人ですから」しばらく沈黙を続けていたが、自分に言い聞かせるようにこうつぶやいた。――心配の声もありますが?「大丈夫ですよ」そう笑顔で答えてくれたものの、娘の傷心を思ってか時折表情を曇らせていた。櫻井は、自身の結婚観についてこう語っている。《女性ってなんとなく、30歳でゴールみたいなのを設定しようとするけれど、この歳になると、人生のゴールなんてまだずっと先だよなって思う》(『With』17年11月号)人生のゴールはいつになるのだろうか――。
2018年08月23日第2回 [ 小川菜摘の子育て相談 ]「子育ては完璧じゃなくていい。毎日ご飯を作る余裕なんてないから、お惣菜や出前の日もある。でも、それでいいと思うんです。子どもたちが思っているほど親は立派じゃないということを見せることも大事。私はいつも “そのままの私” で体当たりしてきました」と語る小川菜摘さん。2人の息子さんもそれぞれ成人し、ようやく子育て一段落。改めて、駆け抜けた日々を振り返り子育てのお悩みに答えます。【読者からのお悩み】空気が読めないママ友との関係に困っています。《 お悩みその1》こんにちは、小川さん。私の悩みを聞いてください。相談にのってほしいのは“ママ友”についてです。知り合いに話が長いママ友がいて困っています。彼女的には悪気はなさそうなので途中で話を止めにくい。でも正直、彼女の話ばかりでつまらないし、時間がもったいないんです。子どもの世話や家事など時間はいくらあっても足りず、彼女の話にずっと付き合っていられるほど私も暇ではないので……。この状況、小川さんならどうしますか?《 お悩みその2》子どものお友達ファミリーから毎週のように遊びや食事に誘われます。そのお誘いを断ると、今度は次の週末ならどう?とまた誘われます。以前、4週続けて断ったことがあるのですが、そのときも5週目にまた誘われました。彼女が苦手、ということではなく、パパ同士、ママ同士は平日には会ったりします。ただ、平日ならいいのですが週末までは少し困ります。子供同士は会えば遊ぶけど……くらいの仲なので。私としては、家族全員がゆっくり過ごせるのは週末ぐらいなので、貴重な土日は家族時間がほしいんです。こんなことを考えるのはダメなのでしょうか?主人は「せっかく誘ってくれてるから」と言いますが。(※投稿内容を一部、読みやすいように編集させていただきました。)【 小川さんからのアドバイス 】あえて「ママ友は広く浅く」話が長いママ友、いますね!しかも、話し始めて30秒くらいでオチがわかるんですよね(笑)。たびたびそういうことがあったから、私は先にオチを言っちゃっていました。「それ、こういう話でしょ!?」って。相手も笑えるような感じでね。ママ友とのお付き合いって難しいですよね。もちろん助かることもあるんですよ。仕事のとき、子どもを預かってくれたり。その一方で、陰口を言われていたというトラブルに遭ったことも。幼稚園、小学校低学年のうちは、親も一緒に行動する機会が多いから「うまくやっていきたい」とどうしても思ってしまいますよね。でも、あえて私は「ママ友は広く浅く」と考えていました。この関係はずっとは続かない。だから言うべきことは言ったほうがいいと思うんです。お誘いをお断りすると「カドが立つかしら」と心配になると思うけど、子どものことを考えれば、親は笑って楽しくしているのがイチバン。だから、ママ友、パパ友付き合いも楽しいことが基本。「子どものために我慢したほうがいいかな」というのは、結局は子どものためにならないんじゃないかな。「いつもお誘いありがたいけれど、主人も私も週末しか休みが合わないからごめんね」とやんわり断れば、相手も嫌な気持ちになることはないはず。毎週行きたくなければ、毎週お誘いがあって「ごめんね、今週も予定が入っちゃってるの」と断っちゃって構わない。それで「感じ悪いわね」と言うような人なら、むしろ離れたほうがいい。私の場合、今もお付き合いが続いているママ友は、たった一人だけ。次男が4歳のときに知り合って20年。今では親友です。そんな友人と出会えたことは幸運でした。広くたくさんお付き合いしたなかのたった一人ですから。長い目で見れば、それくらいのもの。今の狭い世界のなかだけで「うまくお付き合いしなきゃ」なんて考えなくていいと思いますよ。最近の小川さんスタイリストさわちゃん、その娘ちゃんと三人で温泉旅行してきました。プリクラって本当に盛り盛りだね(笑)PROFILE26歳で結婚、28歳で第1子、31歳で第2子を出産。小川菜摘Natsumi Ogawa東京都出身。1978年『ゆうひが丘の総理大臣』でデビュー後、文学座演劇研究所入団。数々のテレビドラマや映画に出演。2012年舞台に復帰。2018年7月20日~22日、六本木スペース ビリオン(東京都)にて『リーディング ファム・ファタール! 運命の女 小川菜摘×青木さやか』出演。Photo:Reiko TohyamaText:Yukiko AnrakuComposition:Shiho Kodamaあなたのお悩み募集中!2人の男の子を育て、家事に、仕事にと奮闘した経験を持つ大先輩である小川菜摘さんに「親にも話せない悩みをこっそり相談したい」「自分では解決できない悶々とした感情を諌めることができない」などなど、心に引っかかっていることについて小川さんと一緒に考えてみませんか?※子どもの性別、年齢は問いません。※子どもが生まれてからの夫婦間のお悩みや、親との関係性など。※お母さんだけでなくお父さんからのお悩みも募集中です。お問い合わせありがとうございます。
2018年08月13日3月18日放送の「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)に出演した荻野目洋子(49)。“ダンシング・ヒーロー”のイメージからは想像できない、衝撃的な発言をした。 「イモ虫の幼虫って緑地に目がカワイイんですよ」 子どものころから「昆虫が大好きだった」という荻野目。しかしその“昆虫愛”は並々ならぬもののようだ。イモ虫を愛でるほかにも「ナナフシはロマンですね」といった熱弁も。さらに周囲が唖然としたのは“あの虫”を荻野目が慕っているからだ——。 「これは大事なんですけど、ゴキブリの方が人間より長く生きてるんで、先輩って呼んでるんですよ。先輩出たよー、みたいな」 荻野目が育ったのは、埼玉県嵐山町。大自然に囲まれた地域で、いつも野山を駆け回っていたと昨年5月のインタビューで明かしている。養鶏所では生みたての卵を買い「卵はこうやってできるんだ」と肌で感じることができたそうだ。 さらに家では猫を7、8匹と犬1匹を飼っていたとも。荻野目にとって自然や動物と戯れるのは当たり前のことであり、昆虫との距離が近いのも環境のお陰のようだ。また荻野目のブログには「自然」というカテゴリーがあり、出会った虫を紹介することもある。 同番組の放送終了後、荻野目は自身のTwitterにこう投稿している。 ≪ようやく自分らしい話ができるようになりました。アラフィフにして、天命を知る(自分の生涯における使命を見極める)という孔子の言葉に納得≫ そんな“自然体”な姿を見せる荻野目だが、Twitterではファンから好意的な反応が上がっている。 ≪今の荻野目ちゃんの自然体なところがいいじゃないですかね。それでそんだけ煌めいてますので≫≪自分の言葉でテレビで居られるってすごいです。たくさんの人にキャラクターが知ってもらえるといいですね≫≪テレビに映る「荻野目洋子」は昔以上の輝きがあります≫ 年齢を重ねますます輝きを増す荻野目。これからもファンを魅了し続けてほしい。
2018年03月22日昨年、登美丘高校ダンス部から火がついた、『ダンシング・ヒーロー』のリバイバルブーム。’80年代にその曲を歌っていたのが荻野目洋子さん。時を超えて今再び輝く、魅力の秘密に迫ります。――自分にとって大事な曲が、バラエティ的な“ネタ”になることに抵抗はないのですか?荻野目:抵抗感?全然ないです(笑)。――なんとおおらかな…。荻野目:もちろん私自身は真面目にやってるんですよ。でも、どうしてだかネタにされやすいんですよね(笑)。当時もとんねるずさんが番組のコントで使ってくださいましたし、ナインティナインの岡村さんが『めちゃイケ』で、「俺はダンシング・ヒーローになりたいんや!」とか叫んで下さったり。なんでしょう、いじりやすいんですかね。でも基本的には、楽しければいいんじゃないかと思うんです。――エンターテインメントになっていればいいということですか?荻野目:そうですね。私の中では、エンターテインメントって、楽しいものなんです。演る側はもちろん、見ている方に楽しんでもらうのが基本だと思っていて。そういう意味で言うと、人を笑わせることができる芸人さんという仕事は、本当にすごいですよね。そんななかで、人を楽しませる材料の一つとしてこの曲を取り上げてくれたのは、本当に嬉しかったんですよ。登美丘高校と共有し合えた、“熱い部活魂”とは。――登美丘高校ダンス部の生徒さんたちは、荻野目さんのお嬢さんと同世代くらいかと思うんですが、共演はいかがでしたか?荻野目:パフォーマンスはもう、プロ顔負け…というか、プロも見惚れる。年末にレコード大賞で共演したんですが、大勢のタレントさんから「一緒に写真を」と言われてて、それを見て、「分かる、分かる!」って思ってました。――年齢を超えた共通点的なものはありましたか?荻野目:あの部活は、OBのakaneコーチという方が指導をされているんですが、それはそれは厳しいんです。ただ、だからこそのあの高いパフォーマンスが完成するわけで。コーチと生徒の間には、大きな信頼があるのを感じます。今の学生に、こんな熱い気持ちの人たちがいることには、すごく驚かされました。実は私は中学のときに卓球部で、そこのコーチも、それはそれは厳しい人だったので、akaneコーチのビシバシ言うあの感じ、すごく分かるんです(笑)。“これこれ~!私もそういうなかで卓球やってた~!”って、部活魂に火がついてしまった。――そんな熱い部活魂に囲まれてパフォーマンスするのは…。荻野目:全然違和感なく(笑)。懐かしくて嬉しくて。本当に楽しかった。うちの娘も部活をやってるんですが、ああいう気持ちを持ってくれないかなぁって思いました。おぎのめ・ようこ1968年生まれ、千葉県出身。小学生時代に素人のど自慢番組に出演し、それをきっかけにスカウトされ、芸能界に。’84年にソロ歌手としてデビュー。翌年7枚目のシングルとしてリリースした『ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)』が大ヒット。’01年に高校時代の同級生、元プロテニスプレーヤーの辻野隆三氏と結婚。3女の母。※『anan』2018年3月21日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)ヘア&メイク・くや ちひろ(SAYA LABO)(by anan編集部)
2018年03月15日あらすじ 本作品は“消滅”とともに記憶も失われていく、海に囲まれた静かな小島が舞台となっています。〈わたし(石原さとみ)〉は、少しずつ記憶が“消滅”していく島に暮らす小説家。〈わたし〉の母は秘密警察に連行されて死に、島の研究者だった父も亡くなり、指輪、香水…ふいに記憶から消えてしまったものたちをこっそり保存しながら、幼い時から世話をしてくれる〈おじいさん(村上虹郎)〉と共に、現実を受け入れながらひっそりと暮らしています。しかし、この島にも「レコーダー」と呼ばれる記憶が消滅しない人たちが存在し、担当編集者の〈R氏(鈴木浩介)〉もそのうちの一人。無くしたものが見つかってしまうと秘密警察に回収されてしまうだけでなく、「レコーダー」を見つけて連行する「記憶狩り」が激化する中、〈わたし〉は大切な人を奪われたくないという思いから、〈R氏〉を守るために自分の隠し部屋に匿うことを決意します。〈わたし〉、〈おじいさん〉、〈R氏〉との不思議な共同生活のはじまり、島から消えていくものはやがて人間の肉体にまで及んでいき、人間そのものが消滅してしまうかもしれないとき、〈わたし〉と〈R氏〉はどうなってしまうのか…ロマンチックでミステリアスな物語は、原作にはないユーモアなシーンだけでなく、リズミカルな歌なども交えて展開されていきます。 愛惜の念に駆られていく人々 ある日突然、“物”の存在とそれについての記憶が消え去ってしまう島で、現実を前に葛藤する主人公の小説家〈わたし〉を勤めるのは、これが4年ぶりの舞台出演となる石原さとみさん。その島で〈わたし〉を見守る〈おじいさん〉役には、瑞々しい感性で映画や舞台の観客に新鮮な印象を与えている村上虹郎さん。〈わたし〉が現実に立ち向かうキッカケとなる〈R氏〉役には、個性的な魅力で出演する作品毎に違った顔を見せる鈴木浩介さん。3人の生活を変えていく島の住人たちの役では、山内圭哉さん、ベンガルさんをはじめとする実力派俳優が脇を固めています。 傑作小説を演劇的に昇華 舞台『密やかな結晶』は、芥川賞受賞作品の「妊娠カレンダー」や、映画化もされた「博士の愛した数式」など、独特の視点と美しい言葉で多くの傑作を生み出している小川洋子さんによる同盟小説を原作としています。舞台化に当たっての脚本と演出を手掛けるのは、演劇と映画の双方の分野で活躍され、揺るぎない愛と信念で人間を描き、近年の創作活動が注目されている鄭義信さんです。薔薇や小説など…少しずつものの記憶がなくなっていく島を舞台に、独自の解釈で傑作小説を演劇的に昇華させています。 彷彿するホロコースト 「記憶狩り」や秘密警察、〈R氏〉が暮らす隠し部屋の設定は、ホロコーストをめぐる史実を彷彿させます。まさに第二次世界大戦中にナチスが行なっていたユダヤ人狩りは、「記憶狩り」と同様に恐ろしく理不尽なものです。不意に生活から様々なものが奪われ、それを保持しようとする者は秘密警察のもとで管理。言葉や表現が制限されるだけでなく、正しい情報が報道されないまま、次第に状況が変化しているようなことは、現代にも起こり得ることです。 無の果ての絶望から希望の光を見出す物語 “消滅”して記憶が消えてしまう恐怖と、それに対する悲しいくらいの柔軟性。しかし、大切な人を守ることで強く芽生える“忘れたくない”という感情への葛藤。肉体、時間、運命…あらゆるものに閉じ込められながら、閉ざされた世界に潜む永遠を、健気に求めていく登場人物の姿に胸が熱くなります。近年、嫌な事件が蔓延し、誹謗中傷が横行し、大切なものが失われようとする現代だからこそ、私たちは希望を謳わなければならないと教えてくれる本作品。ぜひ劇場に足を運んでお楽しみください! 【情報】 密やかな結晶原作:小川洋子「密やかな結晶」(講談社文庫)脚本・演出:鄭義信出演:石原さとみ村上虹郎鈴木浩介藤原季節山田ジェームス武福山康平風間由次郎江戸川萬時益山寛司キキ花香山村涼子/山内圭哉ベンガル企画制作:ホリプロ富山3月3日~4日富山県民会館大阪3月8日~11日大阪新歌舞伎座福岡3月17日~18日久留米シティプラザザ・グランドホール
2018年03月05日矢崎広、柳下大、小川ゲン、佐野岳という今注目の若手俳優による4人芝居『Shakespeare’s R&J~シェイクスピアのロミオとジュリエット~』が1月19日(金)に開幕する。出演者4人に話を聞いた。舞台「Shakespeare’S r&J」チケット情報本作は、アメリカの劇作家ジョー・カラルコが不朽の名作『ロミオとジュリエット』を斬新な発想で脚色し、世界的に話題を集めた戯曲。厳格なカソリックの男子高校生4人が寄宿舎を抜け出し、禁断の書に定められた『ロミオとジュリエット』のページを開く――というストーリーで、演出は新国立劇場演劇研修所のコーチを務め、自身のユニットでも作品を発表している田中麻衣子。「シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』をやるわけではないことは、観に来る方に知っておいてもらいたいです」と柳下。4人の役名は<学生1><学生2><学生3><学生4>。名もなき彼らが夜中にこっそりと起き出し、はちきれんばかりの好奇心で『ロミオとジュリエット』を演じ始める。しかし、「やっぱりシェイクスピアの言葉は強い。引っ張られちゃいます」(佐野)と、油断すると『ロミオとジュリエット』をそのまま演じてしまう苦労を語る4人。彼らがみせたいのはそこではないのだ。「寄宿舎の同じ部屋で暮らしている男子学生4人が、この本を手にすることで、しまっていた感情や想いがどんどん溢れていく。それをお客様に覗き見していただくような作品です」(矢崎)。「かなりしっかり掘って、その下でみんなでつながっていかないとうまく見せられないのかなと思っています。だから稽古場ではその性格や関係性を掘り下げる作業をしています」(佐野)。取材は稽古が始まって2週間というタイミングであったが「なかなかカタチにならないというか。けっこうたくさんこねてるんですけど、ひとつ作っては壊し、ひとつ作っては壊し、みたいな。本当にいろんな解釈、方向性、見せ方があるので」(矢崎)、「これからは、すごく細かい作業、例えば声のボリュームだったり、誰を見る見ないだったり、物を取る仕草、座る姿勢…そういう部分を詰めていくことになると思います。本当にちょっとしたことの積み重ねです」(柳下)と繊細に、けれど頑丈に稽古を重ねていた。“学生”の“芝居”という二重構造だが「さらにもう一個層があるというか。『ロミオとジュリエット』を演じている学生たちを僕たちが演じてるっていう。やっぱり身体も精神も変えられないから、完全に学生を演じようとしても滲み出るものは必ずあるので。だからこそ、その俳優がやる意味がある。そういうところも面白いんじゃないかなと思います」(小川)。公演は1月19日(金)から 2月4日(日)まで東京・シアタートラムにて。1月23日(火)・30日(火)アフタートークあり。取材・文:中川實穗
2018年01月16日石原さとみが4年ぶりに出演する舞台として話題の『密やかな結晶』。原作は小川洋子の同名小説で、次々とモノが消滅していく島で生きる人々の、日常と葛藤が描かれる。そこで石原演じる“わたし”と生活を共にし、彼女を支える“おじいさん”役に抜擢されたのが、村上虹郎だ。舞台『密やかな結晶』チケット情報2015年の初舞台以降、年に1本のペースで舞台に立ち続けている村上。映像作品の印象が強い村上だが、舞台にかける思いは強い。「映像作品は、今後それが残っていくことを前提につくられていると思うんです。でも舞台は、今やらなきゃいけない、今やりたいことを、今観てもらいたいからつくっている。その空間を演者と観客が共有しているわけで。舞台は生ものなので映像とは全然違うもの。僕が今おじいさん役を演じられるのも、舞台ならではだと思います」。そう、この作品で村上が演じるのは、原作では“おじいさん”そのものとして描かれている人物。しかしこの舞台では、20歳前後の容姿を保ったままの“おじいさん”として登場することになる。「すごいテーマがきた!という感じでした(笑)。(演出の)鄭(義信)さんにお会いしていない段階でこの役をいただいたので、どういうことなんだろう?と考えているところです(笑)。過去に舞台で僕が演じた役は、どれも跳ねているイメージなんです。すごく危ういというか、舞台上にいたら目に止めてもらえる役。でも今回はどちらかというと“見守る”役。今までとまったく違う分、超楽しみではありますね」。そんな新境地ともいえる役どころに対し、村上はどのようにアプローチしていくつもりなのだろうか。「今まで演じてきた役に比べて、アプローチの道がたくさんあり過ぎて…。ただ共演者の皆さんの中には、僕より年上の男性がたくさんいらっしゃるので、まずはその方々がどう思っているのかを聞くことが、おじいさんを演じる上では一番リアルかなと思っています。その筆頭にいるのが鄭さんですね」。わたしとおじいさんの生活は、R氏という男性の登場、さらに秘密警察の介入によって大きく揺らいでいくことになる。「構造としてはすごくシンプルな話だと思います。ただすべてが抽象的で、秘密警察の正体も、モノが消滅していく理由もわからないまま。だから人によって受け取り方はさまざまだろうなと思います。でもこれだけは確実に言えます。この舞台は絶対に面白くなります!」舞台『密やかな結晶』は2月2日(金)から2月25日(日)まで、東京芸術劇場 プレイハウスにて。チケットは現在発売中。また2月22日(木)18:30に追加公演が決定。追加公演のチケットは12月23日(土・祝)午前10時より一般発売。取材・文:野上瑠美子
2017年12月22日石原さとみ4年ぶりの舞台出演作品「密やかな結晶」が、2018年2月2日(金)の東京公演を皮切りに、富山、大阪、福岡を巡回する。「密やかな結晶」の原作は、「妊娠カレンダー」で芥川賞、「博士の愛した数式」で本屋大賞を受賞した小川洋子による同名小説。モノや記憶の“消滅”が当たり前になった島で起こる事件を描いたファンタジー作品だ。それを日本アカデミー最優秀脚本賞・読売演劇賞最優秀作品賞の鄭義信による上演台本で舞台化する。主演には舞台作品は4年ぶりとなる石原さとみを起用。主人公である小説家の女性を演じる。男女問わず人気を誇る彼女が、テレビドラマやCMなどとはまた違う顔を見せてくれそうだ。そのほか出演者には、俳優のみならず声優など活躍の場を広げつつある村上虹郎、そして映画『ビジランテ』で主演を務めた鈴木浩介らが名を連ねる。なお、3人が映し出されたメインビジュアルは、 Mr.Childrenや松任谷由実など名だたるアーティストのCDビジュアルやMVなどを手がける森本千絵がディレクションしたもの。 カメラマンの宮原夢画、スタイリストの伊賀大介、ヘアメイクの冨沢ノボルといったクリエイターが集結し創り上げられた。【詳細】「密やかな結晶」原作:小川洋子「密やかな結晶」(講談社文庫)脚本・演出:鄭義信出演:石原さとみ、村上虹郎、鈴木浩介、藤原季節、山田ジェームス武、福山康平、風間由次郎、江戸川萬時、益山寛司、キキ花香、山村涼子/山内圭哉、ベンガル美術:土岐研一 照明:増田隆芳 音楽:久米大作 音響:藤田赤目 衣裳:山下和美 ヘアメイク:林摩規子擬闘:栗原直樹 振付:広崎うらん 演出助手:松倉良子 舞台監督:榎 太郎チケット詳細: ■東京公演日程:2018年2月2日(金)~25日(日)場所:東京芸術劇場 プレイハウス(東京・池袋)住所:東京都豊島区西池袋1-8-1■富山公演日程:2018年3月3日(土)、4日(日)場所:富山県民会館 ホール住所:富山県富山市新総曲輪4-18■大阪公演日程:2018年3月8日(木)~11日(日)場所:新歌舞伎座住所:大阪府大阪市天王寺区上本町6-5-13■福岡公演日程:2018年3月17日(土)、18日(日)場所:久留米シティプラザ ザ・グランドホール住所:福岡県久留米市六ツ門町8-1
2017年12月12日「妊娠カレンダー」「博士の愛した数式」などで知られる芥川賞作家・小川洋子の小説を、石原さとみ主演で舞台化する「密やかな結晶」。この度、森本千絵のアートディレクションによる本作のビジュアルが公開された。「Mr.Children」や松任谷由実など、名だたるアーティストのCDビジュアルやMVなどを手掛けるほか、数々の広告やロゴデザインなど幅広い分野で活躍するクリエイターの森本氏。彼女が今回アートディレクションを務め、カメラマンの宮原夢画、スタイリストの伊賀大介、ヘアメイクの冨沢ノボルと、第一線で活躍するアーティストが集結し今回のビジュアルが完成した。消滅が起こる島にひっそりと暮らす小説家“わたし”を石原さん、近所に住む“おじいさん”を村上虹郎、”わたし”の担当編集者・R氏役を鈴木浩介が演じ、2人と“わたし”との不思議な三角関係も見どころとなっている本作。到着したビジュアルでは、そんな3人が複雑に絡み合った、この作品の不可思議さや美しさ、恐ろしさが表現されている。森本さんは「消えていく存在、忘れたくない存在。原作から浮かぶ想像は、簡単には形にはできない世界。だからこそ面白く望めたアートワークでした」と話し、「石原さとみさん、村上虹郎さん、鈴木浩介さんが集まり、塗ったり絡まり合いながらの大変な撮影。お互いに支え合いながら、消しあってるかのようにもみえる塊を作りました」「なによりも石原さとみさん、村上虹郎さん、鈴木浩介さんは一瞬でも辛い姿勢を撮影中ずっと作り続けてくれ、アイデアをだしてくださったり、それぞれの視線や佇まいが物語のはじまりを現してくれています」と撮影の様子を語る。また「お仕事のはずが、作っているうちにわたし自身がいちばんの観客になってしまいました。これからはじまる舞台が心から楽しみです」と期待を寄せている。舞台「密やかな結晶」は2018年2月2日(金)~25日(日)東京芸術劇場プレイハウス (東京・池袋)にて上演。※3月に富山公演、大阪公演、福岡公演あり。(cinemacafe.net)
2017年12月08日3度の食事と同じくらい読書を愛するブックレビュア―の高倉優子が、心の本棚に並んだおすすめの本について綴る連載です。今回紹介するのは、数々のベストセラーを手がけた元敏腕編集者・出版プロデューサーの山口ミルコさんのエッセイ集。辛い乳がん治療を経て、「自分らしい生き方」や「がんが再発しない暮らし方」を模索することになった、彼女の心の軌跡が丁寧に描かれた1冊です。ファッションの話ではありません!【本棚ダイアリー】vol.4「やっと書けた!」。私はいま嬉しくて仕方ありません。山口ミルコさんのエッセイ集『似合わない服』(ミシマ社)が発売されて約2か月。早く感想が書きたい、みなさんに紹介したいと思いつつ、なかなか書き出すことができなかったからです。いや、書いてはいた。けれど消しては書き、書いては消して、なかなか前に進まなかったのです。初見のときは数時間で読み終えました。「素晴らしかったなあ。もう一度、ゆっくり読みなおそう」と、再度読み始めたところ、深くて深くて……。「なんて書こう?」「この思いをどう表現しよう?」と悩んでしまい、すぐに書けなかったというわけです。スーパー・キャリアウーマンだった山口ミルコさんさて、本の話をする前に、山口ミルコさん(以下、ミルコさん)についてご紹介したいと思います。角川書店を経て幻冬舎へ。プロデューサー、編集者として、五木寛之さん、小川洋子さん、さくらももこさんなど日本を代表する作家をはじめ、話題のタレント本など、数え切れないほどのベストセラーを世に送り出した方。私もライターとして何度かご一緒した縁で、今でも仲良くしていただいています。大先輩にして、大好きな憧れの女性です。ハイブランドのスーツを着て、ベンツに乗って会社へ行き、高級なレストランや料亭で接待をする毎日……。そんなブルゾンちえみばりの「スーパー・キャリアウーマン」だったミルコさんは、2009年に幻冬舎を退社します。その後、著述家として活動し始めた矢先、乳がんに罹患(りかん)していることを知るのです。死の恐怖におびえた闘病生活について記したエッセイが、第1作『毛のない生活』(ミシマ社、2012年発売)でした。こちらは普通の「闘病記」とは少し異なり、病気と病気を患った自分を客観的にとらえた研究書のようでもあり、さらに「会社員(スーパー・キャリアウーマン)」という肩書や名刺を捨て、生まれ変わった女性の再生の物語でもありました。がんが再発しない生き方を選択『似合わない服』は、この『毛のない生活』の続編ともいうべき1冊です。といっても、単純に「がん闘病記のその後」といった内容ではなく、病気になった過去を振り返り、その本当の原因に思いを馳せ、自分の体で起きたことを社会(国内外)で起こっている事象に当てはめてみたりしている本です。こう書くとテーマが壮大に思えますが、やわらかい筆致で読みやすく、そしてどこまでも素直な文章なのが特徴です。たとえば、こんな感じ。いわゆる「五年生存」で無罪放免になった。しかしこの私が無罪放免などと言うのはどうかと思う。なにせ治療を途中で棄権し、薬を飲むのもやめてしまい、それから病院へ一度も行っていないのだから。経過観察さえボイコットしている。「検査していない」と知り合いに言うと、まいど非難の嵐だ。「検査だけは、したほうがいいよー」みんなそう言ってくれるが、検査してまた何か見つかったらどうするのだ?あの辛かった治療のプロセスを思い出すとそれだけで吐きそうである。(同書3章「五年後、」より抜粋)決してがんから逃げているわけではなく、二度と病院で辛い治療を受けたくないからこそ、「がんが再発しない生き方」を選ぼうとミルコさんは格闘します。食べ物、身につけるもの、人との付き合い方、何かを行うときのスピードに至るまで……。心と体に負担をかけぬよう、そして、がん細胞につけ上がらせないよう気を配りながら、さまざまな取捨選択をしていくのです。読みながら何度も何度も、ギクッとしました。私自身の暮らし方や生き方は、果たして間違っていないだろうか?便利なことや楽なほうに流されて、自分の心や体が嫌がることを無神経にやってしまっていないだろうか?何度も何度も手を胸に当てて考えました。自分の体は自分でしか守れないのに、手抜きをしていたらそう遠くない将来、がんになってしまうかもしれない。そんなのイヤだ。でもその可能性は大いにある。だって日本人の2人に1人ががんになる時代なのだから。しかもミルコさんを苦しめ、あの小林麻央さんの命を奪っていった乳がんという病は、30歳~64歳の女性の死因トップなのです。「2人に1人がなる病気なんだから仕方ないなんて思えないし、そんな間違った状態を続けていいわけない。変えていかないと!」と、ミルコさんが語っているのを聞き、私はハッとしました。これまでは「2人に1人がなるなら、自分や家族が罹患しても仕方がないのかも」と、あきらめにも似た固定概念に支配されていたのです。でもミルコさんが言うように、「みんなががんにかかるなんて、それが原因で死ぬなんておかしい!」と気づくことが大切。まずは自分から、そして身の周りにいる大切な人たちも巻き込んで、間違った習慣を正していかねばなりません。洋服は自分自身の証明書のようなものちなみに、タイトルの「似合わない服」とは、異常な細胞が美しい網目で編まれて、着たい服じゃないものができ上がったもの(=がん)の比喩です。けれど、実生活でも似合う服を着ること、選ぶことはすごく大切なことだと私は思っています。なぜなら私には、似合わない服を着ていた過去(個性的な人に見られたくて、奇抜なデザインの洋服を好んでいた時期)があるから。また、あるファッションプロデューサーが選んだ「デキる女風」の洋服を、半ば強制的に買わされたこともありました。好みとは異なるバブリーなファッションに大枚をはたいてしまったなんて……。その頃の私は、見かけばかり気にしているダメな人間でした。猛省です。自分を包んでいる洋服は、「私はこういう人間です!」という証明書のようなもの。だからこそ、ミルコさんがハイブランドのスーツを脱ぎ捨て、本当の自分を取り戻したように、私たちも流行に左右されず、着心地がよく、何より自分らしくいられる洋服を選びたいものです。そして身も心も健康に、自分らしく生きようではありませんか!Information(C)Yasuhide Joju(C)Alterfines/Pixabay(C)jill 111/Pixabay
2017年10月31日芥川賞作家・小川洋子の小説「密やかな結晶」が、日本アカデミー最優秀脚本賞・読売演劇賞最優秀作品賞の鄭義信による上演台本で、2018年2月に舞台化されることが決定。主演には、舞台出演は4年ぶりとなる女優・石原さとみを迎えることも分かった。本作は、「妊娠カレンダー」「博士の愛した数式」などで知られる小川氏の同名小説の舞台化。昨日まで存在していたものが今日は消滅している、物もその物にまつわる記憶も全てが跡形もなく消滅している、そんな状況が当たり前となった島に住む小説家、“わたし” を主人公に物語が進む本作。“わたし”を幼いころから世話し見守っているが見た目がずっと20歳位のままである“おじいさん”、小説家の編集者でとある秘密を隠しながらも自分に誇りを持ち、目に見えない恐怖に抗いながら生きている“R氏”、この3人の関係と、島の秩序を取り締まる謎の存在で3人を追いつめて行く秘密警察を中心に、不思議な島で生きる人々を描く物語だ。今回石原さんが演じるのは、消滅が起こる島にひっそりと暮らす小説家“わたし”。「ここ何年もずっと舞台への思いを強く持っていた」と言う石原さんは、「4年ぶりに舞台に立たせて頂けることを心から嬉しく思います!実は今回の『密やかな結晶』は、原作を読み、是非これを舞台化して演じてみたいと思い、お願いした作品です。ですので、特に思い入れが強く、いまはただ実現していく高揚感に浸っています」とコメント。また、おじいさん役を村上虹郎、“わたし”の担当編集者・R氏役を鈴木浩介が演じることも決定。この2人と“わたし”との不思議な三角関係も見どころだ。そのほか山内圭哉、ベンガル、藤原季節、山田ジェームス武、福山康平、風間由次郎が名を連ねる。なお、本公演のチケットは11月25日(土)より一般発売開始。また、ホリプロオンラインチケットにて先行予約も行われる。舞台「密やかな結晶」は2018年2月2日(金)~25日(日)東京芸術劇場プレイハウス (東京・池袋)にて上演。※3月に富山公演、大阪公演、福岡公演あり。(cinemacafe.net)
2017年10月31日七輪で焼くレトロな雰囲気が魅力のホルモンバル大阪の天満にある「肉問屋・ワイン・ダーツ ホルモン小川商店」は、焼肉屋さんとは思えないかわいらしい外観が特徴です。オレンジ色の電球が光るレトロな店名の看板が目印。店内は昭和モダンな雰囲気で、タイル張りのカウンターやテーブル席には七輪が用意され、肩肘張らずに一人でも入りやすいお店です。お店の奥にはダーツがあり、食事を済ませるとダーツで遊ぶことができるユニークなお店です。食べごたえのある看板メニュー「メガ丸腸」「メガ丸腸」(972円)は、全長がおよそ30センチもある食べごたえのある一品。プリプリでジューシーなレア部位が丸ごと味わえます。七輪で焼いた新鮮なホルモンは、おいしさがギュッと閉じ込められ、さばきたてのホルモンの臭みのない味わいがクセになります。焼いている途中で切ると旨味が逃げてしまうので、焼きあがるまで我慢して食べるのがおすすめ。他のホルモンメニューも豊富なので、色々な味わいを少しずつ楽しめます。特性ダレに絡めていただく「炙りシャブリブロース」リブロースのとろける旨味が味わえる「炙りシャブリブロース」(1,058円)は、自家製のこだわり玉子ダレにくぐらせていただくのがおすすめ。焼き色が付き始めるくらいにサッと焼いてタレに絡めて食べると、肉の甘みが口いっぱいに広がります。きれいにサシが入った特大のリブロースは薄切りで、柔らかく口どけも滑らか。肉問屋の看板を掲げるお店の上質なお肉が楽しめます。こだわり素材の「蘭王玉子を使ったフレンチトースト」人気のデザートメニューのひとつが、「蘭王玉子を使ったフレンチトースト」(486円)。甘さ控えめなあつあつのフレンチトーストに冷たいバニラアイスがよく合います。コクがあり濃厚な「蘭王玉子」をたっぷり使ったソースに、バケットをしっかりと浸しふっくらと焼き上げました。お肉だけでなくデザートまで、こだわり素材を使ったおいしい味わいが堪能できます。お肉もワインもダーツも一度に楽しめるお店こちらのお店では厳選されたお肉とおいしい純正ホルモンが味わえます。七輪で焼き上げる絶品ホルモンのとりこになり、リピーター続出中のお店ですが、焼肉なしでも、ワインバーやバルとしても利用できます。店内奥のダーツで400点以上ゲットすれば、生ビールやソフトドリンクなどのサービスもあり、いつもとはひと味違った楽しみ方ができるお店です。「肉問屋・ワイン・ダーツ ホルモン小川商店」は、阪急千里線・大阪市営地下鉄堺筋線・谷町線「天神橋筋六丁目駅」12番出口から徒歩6分、JR大阪環状線「天満駅」から徒歩5分と、アクセスの良い場所にあります。おいしいお肉や七輪焼きのホルモンはもちろん、ワインやダーツも楽しめるお店へぜひ足を運んでみてください。スポット情報スポット名:肉問屋・ワイン・ダーツホルモン小川商店住所:大阪府大阪市北区池田町7-11電話番号:06-6352-2941
2017年10月08日アンソロジー(ANTHOLOGIE)デザイナーの小川圭司がセレクトしたアイテムを取り揃えるセレクトショップ「ART(アート)」が、2017年8月26日(土)に渋谷にオープンする。ファッションアイテムを中心に、強いこだわりを持って表現された作品を小川圭司が厳選し、「作る人、着る人の感性を表現する場」として発信。渋谷2丁目にファッションの新たな空気感を生み出すセレクトショップとして営業する。biscuithead、UNSLACKSなど、独自の世界観を表現するブランドをセレクトして取り扱う。小川圭司がコム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)での経験を経て設立したブランドであるアンソロジーも販売。アンソロジーは取扱店舗を絞り、「ART」が都内唯一の展開店舗となる。店舗にはアーティストの木村浩一郎によるアート作品を内装に取り入れ、ショップ空間そのものが表現を発信する場になるように演出されている。オープンに際して、特別商品や一点ものの販売を行う。また、シーズンに捉われず、不定期で新しいブランドやアート作品を展開していく。【詳細】セレクトショップ「ART」オープン日:2017年8月26日(土)住所:渋谷区渋谷2-8-2 2F営業時間:12:00-20:00
2017年08月28日「3月上旬、安倍首相の母・洋子さんが、2階で暮らす昭恵夫人を3階に呼び出したそうです。そこで『首相夫人という立場にいながら、得体のしれない人物にはもう会わないように……』と、面と向かって厳しく叱咤したと聞いています」(政治部記者) 安倍晋三首相(62)の私邸で再燃した嫁姑バトル。姑の洋子さん(88)が危機感を募らせたのは、森友学園の国有地払い下げ問題で自分ばかりか、夫まで窮地に追い込まれる局面を作った、昭恵夫人(54)の“言動”だった。 2月9日に国有地が格安で森友学園に払い下げられた件が報道されたことに端を発し、建設予定だった小学校の名誉校長に昭恵夫人が就任している(のちに辞任)など学園と夫人の“近しい関係”が次々と明るみになった。前出・政治部記者はこう語る。 「23日に行われた学園の前理事長、籠池泰典氏(64)の証人喚問で昭恵夫人の“疑惑”がさらに強まった。問題の国有地の定期借地契約の期限を探るため、昭恵夫人付きの職員が財務省に“働きかけ”をしたファクスの存在まで明るみになりました。それに加えて、昭恵夫人を通じて安倍首相から100万円の寄附金を受け取ったとも証言したのです」 森友学園問題の“主役”として昭恵夫人がクローズアップされ、洋子さんが怖れていた事態が現実になりつつある。洋子さんは故・岸信介元首相の長女。安倍首相の父で元外相の故・晋太郎氏と結婚し、夫が亡くなった後も長男一家と次男・晋三夫妻と同じ邸宅に住んでいる。安倍家に隠然たる力を持つ彼女のを、政界関係者は“ゴッドマザー”と呼ぶ。 「洋子さんは以前から昭恵さんの自由奔放な振る舞いが気になっていたようです。首相に返り咲いた12年からは、特にその思いを強くしていたようで……」と語るのは政府関係者。それでも洋子さんは直接文句をつけることは避けて、古くからのスタッフを通じて次のような苦言を昭恵夫人に伝えたという。 「首相が公務を終えて帰宅するまでに帰宅すること。彼女が経営する居酒屋で酒を飲まないこと。最低限の家事をすること。山口にたびたび帰って選挙の手伝いなど地元周りをマメにすることなどでした。しかし山口に帰ること以外はほとんど守られなかったそうです」 昭恵夫人は、東京・神田で12年から経営する居酒屋『UZU』で“人脈作り”に励んできたという。安倍首相が帰宅しても、彼女が不在のことも多かったそう。政治部記者が言う。 「そんなとき首相は3階の洋子さんのところに行って、母の晩酌に付き合いながらDVDを観て過ごすこともあるようです。いまはお手伝いさんが作ることが多いそうなんですが、朝食も洋子さんが用意することがあるとか。私邸では自然と母子2人で過ごすことが多くなるようです」(前出・政府関係者) 洋子さんは折に触れ注意していたようだが、昭恵夫人も頑として言うことを聞かなかったという。そんな昭恵夫人に、洋子さんもさじを投げた状態が続いていた。しかし森友学園問題は日に日に大きくなり、行方によっては安倍首相の政治生命にも影響を及ぼしかねない。思いつめた洋子さんがついに面罵したのが冒頭のシーンだった。その続きにはこんな決定的な言葉が昭恵夫人に投げかけられていたという。 「『あなたの不知な行動でどれほど首相が苦しんでいると思っていますか』と昭恵夫人に話し聞かせたそうです。そして『政治家・安倍晋三にもしものことがあったら、しっかりケジメをとってもらいますからね』と付け加えたとも聞いています」(前出・政府関係者) このときはさすがの昭恵夫人も反論することもなく、黙って洋子さんの話を聞いていたという。内閣支持率も目に見えて低下。昭恵夫人だけではなく危機はついに安倍首相も追い込みつつある。洋子さんの懸念どおり、夫妻が“ケジメ”をつける日が来るかもしれない。
2017年03月28日人気ジャニーズグループ『嵐』の櫻井翔さん(35)と、テレビ朝日の小川彩佳アナウンサー(32)が真剣交際していると、『スポニチアネックス』が報じました。櫻井さんと小川アナの親密交際の様子は、2月27日発売の『週刊ポスト』に掲載されるということです。なお、スポニチによると、小川アナはテレビ朝日側へ、『櫻井さんと真剣にお付き合いさせていただいています』と報告済だといいます。また、関係者の話として、二人はそれぞれの親とも会っているそうで、結婚も視野に入れているのではないかということです。櫻井さんの父親は元総務省事務次官。小川アナの父親は慶大の医学部教授で大学病院部長なのだそう。二人に共通する“エリート一家育ち”という華麗な経歴にも注目が集まっています。櫻井さんと小川アナの交際報道にファンはショックを受けているかと思いきや、同じ『嵐』メンバーの二宮和也さんと伊藤綾子アナウンサーの熱愛報道や、松本潤さんとセクシー女優の葵つかささんの交際報道が出たときとは打って変わり、祝福の声があふれていました。●ネット上では櫻井さんと小川アナの交際に祝福の声が多数!『お互いにとって申し分ないパートナー』『さすが櫻井くん。自分の立場をわきまえた上での相手だと思う』『ニノや松潤とは違う。相手に好感が持てる』『素敵なカップルだと思います。ファンだけど幸せになってほしいです』『お似合いです!結婚してほしいな』『この二人なら結婚してほしい!にしても伊藤綾子との差がすごい…』『小川アナならしっかりしたイメージだし、匂わせとかしなそうだし、いいと思います!』『小川アナなら許せる。このまま結婚してほしいな』『伊藤アナとは好感度が全然違う。この二人なら納得』『好感持てるカップル!寂しいけど、小川アナなら文句のつけようがない』など、ネット上には二人の交際を祝福するファンの声が多数あがっていました。●一方、二宮和也さん、松本潤さんの交際報道時にはファンが大激怒&軽蔑!二宮和也さんと伊藤綾子アナウンサーの熱愛が2016年7月7日に発売された『女性セブン』で報じられたときには、『結婚したらファンやめます』『ファンにとっては相手が誰でも認めたくないけど、伊藤だけは許さない』『彼女アピールのやり口が姑息。ニノ、もっといい人選んで!』などとファンは大激怒。伊藤アナとの交際を認めないと宣言する声がネット上で多数あがりました。また、女優の井上真央さんとの交際が報じられていた松本潤さんが、セクシー女優の葵つかささんとの二股交際を2016年12月28日発売の『週刊文春』で報じられたときには、『これはヒドい!もうアイドルやっていけないでしょ?』『プロ意識なさすぎ。井上真央がかわいそう。見損なった』『よりによってアイドルがセクシー女優と浮気www軽蔑するわー』『彼女を裏切って二股なんて…。松潤は一途なイメージだったんだけどな…』など、ファンからも軽蔑の声があがるほどでした。----------櫻井さんと小川アナの交際報道は、“人気アイドルと女子アナの交際報道”という点で、二宮さんと伊藤アナの場合と同じですが、ファンからの受け入れられ方や反応は大きく異なるようです。人気者になればなるほど、相手はよく選ばないといけないようですね……。●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年02月27日10月29日(土)放送の「チョイ住み」は、「チョイ住み in リスボン」と題し、プロレスラー・小川直也と、俳優・竹内涼真が出演する。NHK・BSプレミアムにて放送中の「チョイ住み」は、その街にまるで引っ越したような、全く新しい旅番組。ガイドブック片手に、忙しい旅をしがちな現代の日本人に、新しい旅のスタイルを提案していく。コンセプトは「その国にちょっとだけ住んでみる」。アパートを借りて、近所の市場に出かけ、食事を作っては、その日ふと思い立った場所で気ままに過ごす。現地の人と同じ目線に立つことで、ガイドブックには載っていないその国の素顔を浮き彫りにするのだ。今回「チョイ住み」するのは、バルセロナオリンピック柔道銀メダリスト、プロの格闘家に転向後は「暴走王」の異名で人気を博す小川さんと、土屋太鳳と共演した『青空エール』や、7月期放送のドラマ「時をかける少女」の出演が記憶に新しい、いま旬の若手俳優竹内さん。第8弾を迎える今回の旅先は、ユーラシア大陸の西の果て、大航海時代の歴史と文化を残すレトロで不思議な街「ポルトガル」。テージョ川の河口に開けた首都リスボンを舞台に、初対面の2人がハプニング続出!おかしなチョイ住みを繰り広げるようだ。迷路のような路地、郷愁を駆り立てる音楽“ファド”がこぼれる下町で、2人が見い出した楽しみとは?どんな旅になるのかお楽しみに。「チョイ住み in リスボン」は10月29日(土)19時30分~BSプレミアムにて放送。(cinemacafe.net)
2016年10月20日人間国宝・染織家の志村ふくみとその長女で染織家の志村洋子の芸術精神を継承する、新ブランド「アトリエシムラ(atelier shimura)」が、2016年11月3日(木・祝)よりスタートする。志村の芸術精神を広く次世代に伝えたいという想いから「アトリエシムラ(atelier shimura)」を誕生させた。商品は着物を中心とし、ストール、茶道具、額装、名刺入れ、書籍など幅広く展開。どれも世界にひとつだけの一点もので、作り手の想いが込められている。京都・嵯峨の工房で作られた着物は、蚕の繭から得た絹を植物で染め、人の手によって織り上げたもの。植物の命が感じられる色味は、自然の深さを体感させてくれる。合わせる帯締め・帯揚げも同様に植物染料で仕上げた。ストールは、無農薬・有機農法にこだわり、最高級のオーガニックコットンと絹を用いている。和装だけでなく、デイリーウェアとも相性がよく、男性・女性問わず纏えるのがポイントだ。展開は、ブランドローンチの2016年11月3日(木・祝)よりオンラインショップをスタート。翌2017年には、京都・岡崎にショップをオープンする予定だ。【詳細】アトリエシムラ(atelier shimura)ブランドオープン日:2016年11月3日(木・祝)取り扱い店舗:オンラインショップ(2016年11月3日オープン)※2017年、京都・岡崎にショップオープン予定。<全商品展示販売会 @ifs未来研究所 WORK WORK SHOP>※着物をはじめとする全商品を紹介。開催日時:2016年11月3日(木・祝) 14:00〜18:002016年11月4日(金)〜6日(日) 11:00〜18:00<新ブランド販売イベント @TOBICHI②>ストールなどの販売、ワークショップ、トークショー。開催日時:2016年11月3日(木・祝)〜6日(日) 11:00〜18:30<企画販売@代官山蔦屋書店>志村ふみと志村洋子の作品集やエッセイ、アトリエシムラ(atelier shimura)の小裂の画帖や小裂の額装を販売。開催日時:11月7日(月)~18日(金)7:00~26:00【問い合わせ先】アトリエシムラ(atelier shimura)TEL:075-762-2500
2016年10月17日イラストレーター長谷川洋子の個展「金色のノクターン」が、2016年4月15日(金)から27日(水)まで、東京・代官山のGALLERY SPEAK FORで開催される。雑誌『SPUR』『VOCE』『日経WOMAN』などを手がける長谷川は、コラージュ技法を用いて、たくさんのロマンティックな作品を世に送り出している。素材となるのは、フランスのアンティークレースやスパンコール、大正着物の生地など、多種多様。そこに、アクリルガッシュやマニキュアなどをミックスして、独創的に仕上げていく。作品の題材となるのは、バレリーナや遊園地、星座など、女性なら誰もが憧れる夢物語のワンシーン。それを、個々の素材が持ちうる希少な色と光彩を活かして、リッチで華やかな作品へと昇華させている。約3年ぶりとなる今回の個展は、「幻想的でプライベート感のある世界」をテーマに創作を行った。近年のアーカイブと新作を合わせ、大小約60点の原画を展示・販売する。さらに、ヴィンテージ素材を使ったグラスペイント作品や、トートバッグやマグネットなどのオリジナル雑貨も発売する予定だ。【イベント詳細】長谷川洋子 金色のノクターン開催期間:2016年4月15日(金)~27日(水)開館時間:11:00~19:00 ※最終日のみ18:00まで。休館日:木曜会場:GALLERY SPEAK FOR住所:東京都渋谷区猿楽町28-2 SPEAKFOR2FTEL:03-5459-6385■ギャラリートーク開催日時:2016年4月15日(金) 18:30~19:00作品解説:長谷川洋子、聞き手:加藤千恵
2016年04月09日画家・ロベール・クートラス(Robert Coutelas)の画業を集成した2冊組の大型作品集『Robert Coutelas 1930-1985 ロベール・クートラス作品集 ある画家の仕事』の出版を記念した展示会「小部屋のクートラス」が、東京・恵比寿にあるナディッフ ギャラリー(NADiff Gallery)でスタートした。ロベール・クートラスは、1930年にパリに生まれ1985年に急逝したフランス人画家。厚めのボール紙にゼラチンで下地を作り、お尻を突き出した子供や炎の中の聖母子、ギロチン場で断罪される人、股間からのぞく顔など奇怪でユーモラスな図像を描いた、“カルト”とも呼ばれる小作品群「僕の夜 “Mes Nuits”」をはじめ、頭部や動物を象ったテラコッタの彫刻、グァッシュで描かれた多くの肖像画作品「僕のご先祖さま “Mes Ancetres”」などの作品を発表している。3月12日に発売された作品集『Robert Coutelas 1930-1985 ロベール・クートラス作品集 ある画家の仕事』では、カルト、グァッシュの他、ロベールが生前売ることも散逸させることも望まなかった油彩の“リザーブ”と呼ばれる作品群をすべて収録。膨大に残されたデッサンやドローイングなども網羅した他、1999年にジャンヌ・マトション財団に寄贈された作品など主要な作品がほぼ全て詰め込まれた。今回開催される展示会では、同作品集の紹介をするとともに、パリのヴォージラールの小部屋から生まれ出たカルト作品や、グァッシュ、テラコッタ作品の一部などを展示。また、ロベール・クートラスの作品を長きにわたり撮影してきた写真家の平地勲氏による写真も併せて展示される。期間は5月8日まで。【展覧会情報】ロベール・クートラス展「小部屋のクートラス」―『ロベール・クートラス作品集 ある画家の仕事』刊行記念展―会場:NADiff Gallery 住所:東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T B1F会期:4月1日~5月8日時間:12:00~20:00休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)※5月2日は営業入場無料【書籍情報】『Robert Coutelas 1930-1985 ロベール・クートラス作品集 ある画家の仕事』寄稿:小川洋子発刊:ECRIT上製・函入・二冊組/600ページ/303×215mm発売日:2016年3月12日価格:3万円
2016年04月01日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は東京・恵比寿の本店・ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)です。■『Robert Coutelas 1930-1985 ロベール・クートラス作品集 ある画家の仕事』昨年没後30年を迎えたフランスの画家、ロベール・クートラス(1930-1985)の作品集がこの度刊行された。生涯、アーティストとして自らの信念を貫いたクートラス。貧しい制作環境の中で創造された作品たちはどれも個性的な魅力を放っている。その証拠に、彼がラジオで聞いて気に入り、自らジャケット担当を志願したハンガリーの音楽バンド「コリンダ」のレコード販促用ポスターは、貼られるやいなやパリの街から消えたのだとか。クートラスに関する情報がほぼすべて網羅されているこの作品集には、約1,500点の作品が掲載されており、絵画、小さなボール紙をタブローにした「カルト:僕の夜」、テラコッタ、デッサン、ドローイング、ポスター、影絵など、多岐にわたるクートラスの業績を一望できる。寄稿は作家の小川洋子。4月1日からNADiff Galleryで開催される展覧会“ロベール・クートラス展「小部屋のクートラス」”も必見。【書籍情報】『Robert Coutelas 1930-1985 ロベール・クートラス作品集 ある画家の仕事』寄稿:小川洋子発刊:ECRIT上製・函入・二冊組/600ページ/303×215mm発売日:2016年3月12日価格:3万円【展覧会情報】ロベール・クートラス展「小部屋のクートラス」―『ロベール・クートラス作品集 ある画家の仕事』刊行記念展―会場:NADiff Gallery 住所:東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T B1F会期:4月1日~5月8日時間:12:00~20:00休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)※5月2日は営業入場無料
2016年03月31日ファッション誌『ヴォーグ ジャパン(VOGUE JAPAN)』が、2016年5月号の誌面に連動した写真展「The Vision of the NEW WOMAN ヴォーグ ジャパンが選ぶ煌めきのニュー・ウーマン」を4月9日(土)より新宿の「ニュウマン(NEWoMan)」にて開催。「ニュウマン(NEWoMan)」はルミネが3月25日(金)にオープンさせた新宿の新しいランドマークで、約100店舗のショップが出店する。写真展は、ニュウマンのコンセプトである「一生、輝く。」「あたらしい時代を生きる、すべてのあたらしい女性のために。」にインスピレーションを受け、『VOGUE JAPAN』が考える「あたらしい女性」6人の美を表現した内容となっている。『VOGUE JAPAN』が選んだ6人の女性とは、荒川静香(プロフィギュアスケーター)、小川洋子(作家)、菊地絢女(造形作家)、斉藤和枝(気仙沼 斉吉商店)、TAO(モデル/俳優)、柚希礼音(俳優)と、アスリートから女優、ビジネスウーマンまでさまざま。衣食住がつまった新しい“大人ルミネ”では、感度の高いアートな時間をすごせそうだ。多くのセレブリティから指名を受けることで知られる女性フォトグラファー、ニコール・ノドランド撮影によって撮り下ろされた、それぞれの女性たちの ”いま” を堪能してみては。「The Vision of the NEW WOMANヴォーグ ジャパンが選ぶ煌めきのニュー・ウーマン」展◆開催期間:2016年4月9日(土)〜24日(日)◆開催会場:新宿駅直結「NEWoMan」5Fルミネゼロ▼特設ウェブサイトwww.vogue.co.jp/newoman『VOGUE JAPAN』が選んだ6人の女性TAO荒川静香菊地絢女柚希礼音小川洋子斉藤和枝
2016年03月28日6人の女性の“美”を撮りおろした写真展「The Vision of the NEW WOMANヴォーグ ジャパンが選ぶ煌めきのニュー・ウーマン」が4月9日から24日まで、新宿駅新南エリアの新たなランドマークとしてオープンした商業施設ニュウマン(NEWoMan)5階のイベントスペース・ルミネゼロにて開催される。同展は『ヴォーグ ジャパン(VOGUE JAPAN)』とニュウマンとのコラボレーションによって開催されるもの。ニュウマンのコンセプトである「一生、輝く。」、「あたらしい時代を生きる、すべて のあたらしい女性のために。」にインスピレーションを受け、『ヴォーグ ジャパン』が考える“あたらしい女性”6人の“美”が撮りおろされた。撮影を手掛けたのは、多くのセレブリティから支持される女性フォトグラファーのニコール・ノドランド。今回のために拠点とするロンドンから来日、渡米し、約2週間にわたって6人の女性を撮影した。今回モデルを務めた6人は、プロフィギュアスケーターの荒川静香、作家の小川洋子、造形作家の菊地絢女、気仙沼 斉吉商店の斉藤和枝、モデルで女優のTAO、元宝塚歌劇団トップスターで女優の柚希礼音といった、現状に満足せずにさらなる成長を目指して努力を重ねる女性たち。撮影はアイススケートリンクや劇場、制作スタジオ、気仙沼の海など、それぞれの女性たちが最も輝ける場所で行われた。写真展では、それぞれの写真作品はもちろん、メイキングやインタビュー映像も上映される。また、『ヴォーグ ジャパン』とニュウマンのコラボレーションによる特設ウェブサイトもオープン。写真展の情報やニュウマンの各フロアガイド、イベント情報などが掲載される。【イベント情報】「The Vision of the NEW WOMANヴォーグ ジャパンが選ぶ煌めきのニュー・ウーマン」会場:ニュウマン5階 ルミネゼロ住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55会期:4月9日~24日
2016年03月27日hyakkaは、DNP(大日本印刷)が運営するソフトウェア販売サイトである。ベンチャー・中小企業向けにクラウドソフトウェアを販売する。販売と同時に、セミナーなども開催している。今回のクラウドフェスタは、「学び」「体感し」「試す」をキーワードに各ソフトウェアの展示やセミナー、ワークショップなどが開催された。今回は、AOSモバイルがリリースする企業用メッセンジャーInCircleをレポートしたい。○展示ブースではPepperが登場最初に展示ブースを訪問した。まず、目についたのはPepperである。感情認識機能を持ち、受付などの業務をこなす。AOSのブースでは、InCircleと連携し、受付のデモを行っていた。Pepperに向かって「InCircle」と呼びかけると応答する。さらに、訪問先を告げる。すると、PepperがInCircleを使い、訪問先のトークルームにメッセージを送る。訪問先では、図3のようなメッセージを受け取る。こうして、Pepperが受付をこなしていく。実際に生で見て、ロボットもここまできたかと感じた。Pepperも頭をなでると喜んだり、触れているだけでもおもしろい。○InCircleで漏えいリスクを減らすセミナーでは、AOSモバイルInCircle事業部営業部長の小川洋子氏が登壇した。法人向けのメッセンジャーのInCircleを紹介する。まずは、スマートフォンをとりまくセキュリティ問題を取り上げた。紛失や盗難により情報漏えいが発生しやすい。図5は、漏えい対策である。ここで重要なのは、個人向けのアプリを使用しないことだ。一般的なSNSなどでは、友人を広げる傾向にある。プライベートでは友人を増やせるが、ビジネスではリスクを増やすようなものである。それ以外にも、図6のようなリスクが存在する。さらに小川氏は、InCircleの開発経緯を紹介した。これらは、AOSリーガルテックに持ち込まれたLINEなどのデータ復旧案件である。同様に、紛失したり盗難されたスマホからデータの復旧を依頼されれば、重大な情報漏えいになりかねない。こういったフォレンジックサービスを通じ、個人向けのSNSの業務利用の危険性に着目し、紛失や盗難にも対応できる安全な企業向けのメッセンジャーを開発した。まとめると、図8のようになる。結果、図9のように、情報漏えいの50%を防ぐことが可能になる。その後、InCircleの導入事例などが紹介された。○InCircleで時代性を捉え最強のチームを最後に、InCircleのさらなる活用方法を紹介した。まず、時代性であるが、図10を見ていただきたい。2020年、ミレニアル(ゆとり)世代と呼ばれる就労者が半数以上になる。古い世代ならば、図10にあるように宴席でのコミュニケーションがメインであった。しかし、コミュニケーションの方法は、大きく変わってきた。今後、この世代といかにうまくコミュニケーションをとっていくかが必須となる。具体的には、モチベーションを高めるやるべきことを丁寧に伝えるといったことが求められる。そのためのツールとしても、有効である。人は褒められることでドーパミンを分泌し、それが幸福感ややる気へと繋がる。ただし、そのタイミングが重要である。ここで、AOSでの実際の事例を紹介した。AOSでは複数の会社で構成されているため、すべての業務を把握することがむずかしい。そこで横断的に、よい案件や情報があった場合に報告するルームを作った。社員A(実は小川氏である)が、書き込みを行うと、間髪いれず、社長、他の社員からメッセージが届く。営業として報われた思いで、心から満たされたとのことだ(当然、次へのモチベーションになる)。さらに、チャットでは、褒めることへの心理的なハードルも非常に低くなる。メールではできないことだと、小川氏は指摘する。こうした試みの1つ1つが、ビジネス現場を最強のチームへと導くのである。また、情報のあり方、共有の方法も変化してきている。まず、情報共有の方法であるが、営業ならば営業支援のSFA、顧客管理にはCRM、社内にはグループウェア、イントラネットには掲示板がある。さらに、メールや携帯電話もある。はたして、どれが最適なのか、すべて必要なのだろうか。小川氏は、必ずしも現在のビジネス環境にあっていないのではないかと指摘する。情報はいたるところにあふれている。しかし、逆に余計な時間や労力をとられてはいないかと懸念する。InCircleのようなメッセンジャーの特徴をあげるとすれば、以下であろう。操作が容易連絡、情報共有が速く、会議などの時間の短縮写真添付やリアルタイムによる臨場感の高さなぜLINEユーザーが多いのか(国内では約6000万人)。やはり、情報共有しやすいからである。前述の時代性もあるが、便利なものは、みんなが使うのである。その良さを活かしつつ、ビジネスでも利用可能な、安全なコミュニケーションツールがInCircleといえるだろう。AOSモバイルでは、SaaS版の無料トライアル版も提供している。SaaS版の製品価格は、30ユーザーまで月額4500円(1ユーザー150円)である。興味を持たれたのであれば、検討してみてほしい。
2016年03月11日映画やドラマ化された『食堂かたつむり』や『つるかめ助産院』などで知られる、小説家の小川糸さん。<前篇>では、シンプルな暮らしに目覚めたきっかけや、ものを手放すコツについて伺いました。今回は、もの、人との付き合い方や環境づくりについてです。小川さんが考える、もの、人との付き合い方小説の中でも「食」へのこだわりが垣間見られる小川さんが、食との「付き合い」で心がけていることは?「作り手がちゃんと見えて、その人が真っ当な仕事をしていることが大事。例えば醤油を買うということは、その人の生活を支えることでもあるので、1対1の関係で付き合っていきたいと思うし、これと決めたものに関しては浮気をしないで、責任を持って付き合う。私が買っているところは一人で作っていたり、小規模のところが多く、続けていってほしいから、責任を持って買い続けることも大切かなと思います」「食に関わらず、私は気に入ったものをずっと着たり、履いたり、食べたりする方が安心できて好きです。不注意で壊してしまった器も金継ぎで直して使っていますが、愛着が湧いて唯一無二のものになってくるんです。だから直して使えるような、いいものを使い続けたい。1年で手放すより、いいものを長く使ったほうが最終的に経済的だと思うし、使い続けると味が出て、それは時間が作ってくれたものだから貴重だと思います」ものを減らした結果、身軽になっただけでなく、心にもゆとりができたのだそう。40歳からは引き算 必要かどうかを吟味していく「あまり抱え込みすぎると動けなくなってしまいますよね。物理的なものも、荷物も、目に見えない人間関係も。ひとつずつ必要なのかどうかを吟味して、これはなくても生きていけると思ったら手放していく。人間関係も『狭く、深く』。ストレスを溜めるのは自分にとっても、相手にとってもよくないことだと思うので、見晴らしよく、無駄なことはしないでいいかなと思うようになりました」「もっとものを減らして、最後はものも人も、本当に大好きなものだけに囲まれて人生を終わりたい(笑)。台所も、最後は鍋一個だけあるのが理想です。自分が人生を終えたときに、なるべく周りの人が迷惑をしないで済むように、いいものがあればまた次に使ってくれる人も見つかってゴミにならずに済むと思うので、そういうことはもう考える時期かなと思います。40歳になるまでは足し算で、欲しいものを手に入れていたと思うんですけど、人生の折り返し地点を過ぎ、ここからは引き算でどんどん手放して、その分余白をいっぱい作りたいなって思うようになりましたね」自分の “五感” を大切にする強い意志を持って、規則正しい生活も心がけているという小川さん。なかなか同じようにするのは難しいかもしれませんが、最後に、もう少しシンプルに生活するためのアドバイスをいただきました。「週末はインターネットを見ない、夜中は返事を出さない、など自分の中で決めては? 自分でルールを作っても、そんなに大きな迷惑はかからないと思うんですよね。もしかしたら、誰か少しは返事を待つかもしれないけど、体調を崩す方がもっと大きな迷惑をかけるし、起き上がれなくなってしまうことの方が損失です。だから、メリハリは大事だと思いますね。ものも情報も溢れているので、自分でガードしないと溺れてしまいます。それから、自分が「これが好き、嫌い」という、すごく野生的な感情を大事にすること。頭だけで考えると、どうしてもいろいろなことを考えてしまいますが、五感だけで判断してもいいくらい。心地いい、この肌触りが好き、これに包まれていると安心する、という感性を大事にしていくと、少し楽になると思います。みんなそれぞれ感覚が違うので、人がいいと言っているからではなく、自分が感じることを大事にすると、ちょっとシンプルになるのかなと思いますね」 ▼五作家・小川糸さんに聞く、シンプルな暮らしをするヒント <前編> 小川糸(おがわ・いと) プロフィール2008年に発表した小説『食堂かたつむり』(ポプラ文庫)が映画化され、ベストセラーに。同書は、2011年イタリアのバンカレッラ賞、2013年フランスのウジェニー・ブラジエ小説賞をそれぞれ受賞。そのほかおもな著書に、『喋々喃々』『ファミリーツリー』『リボン』(以上、ポプラ文庫)、『にじいろガーデン』(集英社)、ドラマ化された『つるかめ助産院』(集英社文庫)などがあり、最新の長編小説では、『サーカスの夜に』(新潮社)がある。新刊は『これだけで、幸せ 小川糸の少なく暮らす29ヶ条』(講談社)。
2016年01月01日映画やドラマ化された『食堂かたつむり』や『つるかめ助産院』などで知られる、小説家の小川糸さん。最新刊のエッセイ『これだけで、幸せ』(講談社)では、自身の驚くほどシンプルな暮らしと、それを実践するための29のルールを紹介し、そのライフスタイルも注目されています。そんな小川さんに、ものを手放すコツやシンプルに暮らすための方法について伺いました。シンプルな暮らしに目覚めた、モンゴルとドイツへの旅小川さんが現在のような暮らしを始めるようになったのは、6年ほど前に旅したモンゴルで、移動式の住居(ゲル)に滞在したことが大きかったのだといいます。「同じ時代なのに、全然違う生き方をしている人たちがいることは、本当に衝撃的でした。夏になると必要な荷物だけ持って移動するので、モンゴルの人たちはものを増やさないという意識が高く、鍋ひとつでお湯を沸かして、炒め物や煮物、何でも作るんです。そのやり方がシンプルで賢くて、それで十分という気がすごくしたんですよね」「自分がこれまで、いかに『お湯はやかんで沸かすもの、ごはんは炊飯器で炊くもの』という、決められた価値観に縛られていたかに気づきました。いつでも行きたいところに行けて、いろんなことができる、ものを持たない暮らしの方が本当は自由なんだって。気持ちの上では遊牧民のように、ものを持たずに身軽に生きていくというのが、自分の中のテーマになりました。もし災害にあったとき、生き残っていけるのはモンゴルの人たちの方だなと思うんです。何でも自分で直せたり、空模様で明日の天気がわかったり、ナビなしで地形を見て行きたい方向に行けたりと、知恵が豊富なんですよね。そういう人間力みたいなものを身につけたいと思いました」勇気を出して減らす。いいものは、長く使う。モンゴルの人たちは、“ものが持てないからではなく、自分の意思で持っていない”ことに気付かされ、ものを増やさないためには、自分で意識をしていかなくてはいけないと思ったのだそう。「“いらないものはいらない”と意識しないと増えてきてしまうんです。だから、断るのにはエネルギーはいりますが、自分が使わないと思ったらその時点で「結構です」とできるだけ言うように努力しています」同じように小川さんが大きな影響を受けたのが、毎年夏に過ごすようになったドイツ・ベルリン。そこでは、「いいものを長く使う」ことを学んだのだとか。「日本では、ものを安く買って壊れたら買い換える、といのうが主流。でもドイツでは最初にいいものを買って長く使い、壊れたら修理に出してまた使うというのが定着しています。いいものはそれなりにいいお値段がするので、買うときに考えるのですが、それもいいことだなと思います。自分のところに来たものに関しては、責任を持って大事に使うのがいいと思います」迷ったら保留箱へ。ものを手放すヒントそうしてものを厳選し、携帯電話すら持たなくなったという小川さん。ものを手放す秘訣は?「使わないで持っていることが、そのものにとっても、それを作った人にとっても一番悲しいことだし、失礼な気がします。やっぱり使われてこそだと思うんですね。私は相手が喜んでくれることが好き。だから値段などは考えないようにして、自分よりもっと上手く使ってくれる人がいるなら渡して、そのものがより気持ち良く使ってもらえたら幸せです。もちろん、すごく気に入って手に入れたけど使っていないもの、手放すことはできないものも結構あります。そういうものは保留にしておいて、時間をかけて別の使い方を探していくのも楽しいんです」「見立て」を待つ保留中の箱には、ここまで入れたらもう入れないというラインを決め、常にいっぱいにはせず、余白を設けるようにしているそう。そうして、小川さんが日々使う道具や生活用品は、「一生付き合いたい」ものばかりになりました。「一生付き合いたい」ものだけで、暮らすヒント「ものを選ぶときに、ゴールを決めることは必要だと思います。これでもういい、と思ったら、とことん繰り返し使うのが好き。たどり着いたものに関しては、あまり浮気はしないですね。引越をしたことも、いかに自分が無駄なものを溜め込んでいたかがわかる、いい機会でした」「来客が多く、以前は同じティーセットを6客欲しいと考えていましたが、ベルリンのカフェに行くと、ティーセットだけでなく、椅子や家具も古くてバラバラ。でもお店の人のセンスでバランスが取れていて。6人のお客さまに同じもので出さなくてもいいんだなって。年に数回のためだけに、スペースを取ることがすごく無駄だと気付くと、逆に同じもので揃えていることの方が変な感じがするようになりました」収納スペースの半分は空けるようにして、たっぷり隙間を作るという小川さん。1年に1回は見直し、全然使っていないものは場所を取るだけ、と考えて手放すのだといいます。「毎年夏は、ベルリンで普通の家を借りるのですが、すごくスッキリしているんですね。もちろん住環境がいいというのもありますが、それにしても必要なものしか置いていなくて。自分の家も、誰にでも貸せるような空間にしたいなと思います。それにはわかりやすくしておかなきゃいけないし、そうできたら理想ですね」モンゴルとドイツで目覚めた小川糸さんのシンプルな暮らし。<後編>は、もの、人との付き合い方、五感が喜ぶ環境づくりについて伺います。 ▼五感を大切に、必要なものを選ぶ作家・小川糸さんに聞く、シンプルな暮らしをするヒント<後編> 小川糸(おがわ・いと) プロフィール2008年に発表した小説『食堂かたつむり』(ポプラ文庫)が映画化され、ベストセラーに。同書は、2011年イタリアのバンカレッラ賞、2013年フランスのウジェニー・ブラジエ小説賞をそれぞれ受賞。そのほかおもな著書に、『喋々喃々』『ファミリーツリー』『リボン』(以上、ポプラ文庫)、『にじいろガーデン』(集英社)、ドラマ化された『つるかめ助産院』(集英社文庫)などがあり、最新の長編小説では、『サーカスの夜に』(新潮社)がある。新刊は『これだけで、幸せ 小川糸の少なく暮らす29ヶ条』(講談社)。
2016年01月01日京都府・中京区の京都文化博物館は、縦横無尽に生きた画家・小川千甕の特別展「小川千甕展 縦横無尽に生きる~彼は、仏画師・洋画家・漫画家・日本画家だった。」を開催する。会期は12月8日~2016年1月31日(12月28日~1月4日・月曜休館、ただし祝日の場合は開館し翌日休館)。開館時間は10:00~18:00(金曜は19:30まで)。入場料は一般1,000円、高校・大学生700円、小・中学生400円。同展は、個人コレクションを中心に、初期から晩年に至る千甕の代表作約140点、仏画、スケッチ、書簡などの資料類を展示、その芸術を紹介する回顧展。小川千甕(1882-1971 本名・多三郎)は、京都の書店「柳枝軒」の家に生まれ、15歳で仏画師に師事するかたわら、浅井忠に洋画を学び、同じ浅井門下の千種掃雲、芝千秋らと丙午画会に参加、新傾向の日本画を描いた。同時期に京都市立陶磁器試験場の絵付け技手となったことをきっかけに「千甕」(せんよう・ちかめ)と号している。その後「ホトトギス」、「太陽」誌等に挿絵や漫画を発表し、大正4年には日本画家として平福百穂、小川芋銭、森田恒友らと珊瑚会に参加、大正10年からは院展日本画部にも続けて入選を果たした。昭和期には個展も多く開催し、昭和46年に90歳で没するまで、精力的な活動を続けたという。千甕は、浅井塾での平明な鉛筆画・水彩画にはじまり、大正期には各地を旅しながら、柔らかな色調で田園風俗を日本画にした画家で、昭和期には、墨を生かした独自の風景画へと展開、戦後には自讃を配したダイナミックな文人画で知られている。これらの作品は、近代における洋画と日本画、美術と文芸などの問題を考える上で重要な位置にあるという。力みのない朗らかな作風は、個性重視の近代にあって異色であり、画壇にとらわれずに自由な立場を貫いた、千甕の独自の哲学を示すものだということだ。そのほか、関連イベントとして、レクチャー「よくわかる小川千甕入門」(12月12日10:30~12:00)、特別講演会「小川千甕の魅力」(2016年1月9日10:30~12:00)が開催される。いずれも申し込み不要、先着順となる。また、学芸員によるギャラリー・トークが開催される。開催日は12月18日、12月19日、2016年1月16日、1月22日、1月23日。金曜日は18:00から、土曜日は14:00から30分程度行われる。
2015年10月21日小川珈琲は9月1日、「小川珈琲店 有機珈琲」5品を全国で発売する。「小川珈琲店 有機珈琲 カフェインレス モカ 粉 170G」(税別980円)は、水を用いてカフェインを97%以上カットしたコーヒー豆を使用。エチオピア モカの甘い香りを生かし、調和のとれた味わいに仕上げたとのこと。「小川珈琲店 有機珈琲 オリジナルブレンド 豆 170G」(税込820円)は、ペルー、メキシコ、ブラジル、ホンジュラス、インドネシアの豆をブレンドしたコーヒー。酸味と苦味のバランスがとれた味わいになっている。1杯ずつ手軽に楽しめるドリップバッグ「小川珈琲店 有機珈琲 オリジナルブレンド ドリップコーヒー 7杯分」(税別500円)も同時発売。「小川珈琲店 有機珈琲 フェアトレードモカブレンド ドリップコーヒー 7杯分」(税別500円)は、モカのフルーティーな香りを生かして、すっきりとした味わいに仕上げている。ドリップバッグのアソートセット「小川珈琲店 有機珈琲 コレクション ドリップコーヒー 10杯分」(税別720円)には、「オリジナルブレンド」「フェアトレードモカブレンド」「バードフレンドリーブレンド」を詰め合わせた。
2015年08月27日不倫の恋は不道徳という認識が強いですが、最終的には覚悟の問題。現在進行で不倫している人にとっては、どこまで進むのか、割り切るのか、そして壊すのか……。 一口に不倫といっても状況によってそれぞれ覚悟は違います。いずれにせ不倫の恋の現実は厳しいのが常。あらゆるパターンの小説を読み、自分が進むべき方向を予習しておきましょう。不倫をしていないあなたも、不倫のリアルを覗いてみては? ■『フリン』椰月美智子 隣室に住む高校時代の恋人と、惰性で逢瀬を重ねる主婦の友美。14歳にして知性、野性味、誠実さが滲み出ている息子の友人に「スイッチが入ってしまった」42歳の美代子など、同じリバーサイドマンションに暮らす人々の秘めたる恋と日常を綴る連作短編集。不倫という言葉の奥深さを再認識。角川文庫514円 ■『やさしい訴え』小川洋子 不実な夫から離れ、山の別荘へと移り住んだ瑠璃子は、近くに暮らすチェンバロ製作者の新田と女弟子の薫に出会う。やがて瑠璃子は新田と関係を持つが、自分には入り込むことのできない新田と薫の世界に激しい嫉妬を抱き始める。言葉にできない想いの深さが聴こえてくるような物語。文春文庫524円 ■『カムフラージュ』有吉玉青 恋人がいる一方で、指導教官の岩瀬とも交際している大学院生の柚葉。二人の関係をカムフラージュするために、岩瀬は柚葉を息子の家庭教師に迎えるが、岩瀬の妻・麗子にも、年下の恋人・五郎がいた―。複雑に絡み合う愛憎関係にある人々の本音と、衝撃のラストが実に印象的!小学館文庫630円 写真・土佐麻理子 ※『anan』2015年5月13日号より
2015年05月10日生活のこと、親のこと、10年後の自分のこと。何を選んで進んでいけばいいのか、さっぱりわからない。 日々を過ごす中で、不意に感じる生きることへの心細さ。そんな心のモヤモヤをほぐしてくれる、“不安に効く本”を北海道砂川市『いわた書店』の岩田 徹さんに教えてもらいました。 『いわた書店』と言えば、「一万円選書」。店主の岩田さんが注文者の心に寄り添って1万円分の書籍を選んでくれるサービスです。現在、予約で約650人待ち。受付再開は2016年を予定。 そこで今回は特別バージョンで、岩田さんがこれまで選んだ本の中から、反響が大きかった本、今だから読むべき本で「一万円選書」を依頼。 「不安な時、悩みを抱えている時に、自分に合う文章はないだろうかと探しながら読めば、必ず『私のために書かれた文だ』と実感できる言葉に出合えるはずです」(岩田さん) ■No.1『手から、手へ』池井昌樹、植田正治、山本純司 親から子へ、そしてまた次の世代へ…。連綿と受け継がれていく“生”と、人間の心の優しさを、昭和の家族写真と美しい詩で綴る。「生きることってなんだろう、自分が生きている証って何?その答えを、素晴らしい詩と写真の力でわかりやすく教えてくれます。誰に薦めても喜ばれる一冊です」(集英社1200円)池井昌樹、植田正治、山本純司 ■No.2『人質の朗読会』小川洋子 南米のテロ事件で遺されたテープには、人質となって殺された日本人8人による、それぞれの人生の記憶、忘れがたい思い出が語られていた。「命に限りがあるという現実に、普段私たちは目を背けて生きています。そのことを再確認し、本当に大事なものは何なのか改めて考えさせてくれるでしょう」(中公文庫552円) ■No.3『恋する老人たち』荒木経惟 人生を自分流に愉快に楽しむ、おしゃれでお茶目な老人たちの写真を、写真家・荒木経惟がセレクト。洒脱な解説も付けて。「年齢を重ねることに恐怖を感じている人に。漠然と不安を抱くより、人生の最終局面でどうなっていたいかを考えてみては。素敵な老人たちの姿に、感じるものがあるはず」(筑摩書房2300円) ■No.4『きみのためのバラ』池澤夏樹(新潮文庫430円) ■No.5『日本語が世界を平和にするこれだけの理由』金谷武洋(飛鳥新社1200円) ■No.6『跳びはねる思考』東田直樹(イースト・プレス1300円) ■No.7『つるとはな 創刊号』(つるとはな1300円) ■No.8『向田邦子の陽射し』太田 光(文春文庫690円) No.4~8を選んだ理由は、本誌でぜひチェックしてみて! ◇いわた・とおる北海道砂川市にある、町の本屋さん『いわた書店』店主。10年前始めた「一万円選書」のサービスが昨年メディアで話題となり、注目される。 写真・多田 寛 ※『anan』2015年5月13日号より
2015年05月09日小川珈琲はこのほど、「小川珈琲 有機リキッド」を全国で発売した。○厳選された原料をもとに仕上げた、リキッドコーヒー&ティー同社ではこれまで、コーヒーのおいしさを追求し、原料を厳選してきた。どのような環境で、どのように育てられて、どんな味わいを持っているのか、さまざまな原料を試飲しながら、素材を厳選。それら原料を栽培した農園は、日よけなどの役割を持つシェードツリーの活用や、動植物など自然の力を活用した持続可能な運用を行っているという。今回発売となった「小川珈琲 有機リキッド」はこれら厳選された原料をもとに、手軽に味わえるおいしさを持つリキッドコーヒー、リキッドティーに仕上げている。「小川珈琲 有機バードフレンドリー コーヒー 無糖/微糖500ml」は、森林の木陰で栽培され、ゆっくりと甘みとうまみが熟成されたコーヒー。スミソニアン渡り鳥センターが自然環境に配慮して栽培されたコーヒーに与える認証である、「バードフレンドリー 認証コーヒー」となる。商品の収益の一部は世界中の渡り鳥保護活動の運営資金として活用される。「微糖」は、香ばしく爽やかな香りとすっきりとした苦味、まろやかなコクとほんのりとした甘さ。「無糖」は、香ばしく爽やかな香りとすっきりとした苦味、まろやかなコクとクリアな後味が特徴だという。希望小売価格は、各450円(税別)。「小川珈琲 オーガニック紅茶 無糖 500ml」は、肥料づくりやハーブの活用など自然の力を活かした環境で栽培された紅茶。原料となる茶葉を収穫するバングラデシュ北西部に位置するカジカジ茶園では、園内での有機肥料づくりや、日よけと虫よけになるハーブ類や樹木の植栽など、自然の力を活かしながら環境に配慮した栽培を行っている。同商品は、透明感のある甘さと心地よい渋み、爽やかな苦味としっかりとしたコクが特徴となる。希望小売価格は、450円(税別)。パッケージは、京都に生まれ、鍛え育てられた伝統の味と、本物を追求し続ける同社の、その堅実さを表したデザインに仕上げた。日本の伝統文様である七宝をもとにしたオリジナルの「珈琲文様」と「紅茶文様」で、京都の伝統や品質を表現している。
2015年03月12日