福士蒼汰主演映画『BLEACH』の公開を記念し、7月10日、一夜限りのスペシャルイベントが開催。福士さんをはじめ、早乙女太一と小柳友、そして主題歌を務める[ALEXANDROS]が登壇した。人気漫画を実写化した今作では、[ALEXANDROS]は未完成の本編鑑賞後、佐藤信介監督との打ち合わせで「イメージに合う楽曲がある」とその場でデモ音源を佐藤監督と一緒に聴き、まだ完成前の「MILK」を披露。主題歌が出来上がる前に挿入歌が決定し、その後、監督のイマジネーションと合致した主題歌も完成。究極のコラボレーションが実現している。そんなコラボレーションからこの度、スペシャルイベント“公開直前!BLEACHフェス”が開催。イベント会場には約800人のファンが集まり、主人公・黒崎一護を演じる福士さん、一護と激しいバトルを繰り広げる早乙女さん、一護の親友・チャド役の小柳さん、そして主題歌&挿入歌を提供した[ALEXANDROS]が、本作のテーマカラーともいえるオレンジ色のカーペットに登場すると、ファンたちと握手やハイタッチをするなどファンサービスも行った。原作は日本をはじめ海外でも大人気ということで、福士さんは「プレッシャーを感じましたが、原作を読んで、一護がカッコいいので、早くやってみたいという気持ちが大きかった」とふり返り、早乙女さんも「子どものときから読んでいた作品で嬉しかった。恋次なんだって、意外でした」とコメント。小柳さんは「この体に生まれたからこそこの役が出来たので親に本当に感謝」と参加できた喜びを語っていた。また撮影での話題に移り、小柳さんは「アクションシーンが凄かった!斬魄刀は大変じゃなかったんですか?」と福士さんに問いかけると、「ワイヤーでつられながら演じるんですが、刀が大きいのでひっかかってしまいNGになってしまったりして大変でした。重かったです!」とふり返る福士さん。激しい殺陣のシーンについて早乙女さんは、「福士君の身体能力があるから、信頼してできた。信頼関係というか安心できていないと責められないので。結構信頼しあってやっていたよね?」と福士さんを見ると、「信頼してたよ!ありがとう!」と福士さんも応えていた。さらに本ベントでは、[ALEXANDROS]が主題歌「Mosquito Bite」を生LIVEで披露!主題歌決定時、「『BLEACH』×[ALEXANDROS]、かっこよ!」と語っていた福士さんは生LIVEを聴き、「すげーかっこいいー!!!あんな袖でバンドのステージを見ることがないので、本当にすばらしかったです!」と大興奮!一方、小柳さんは「福士さんを見ていたら手が動いていてノリノリで可愛かったです(笑)。福士蒼汰越しの[ALEXANDROS]という一番良い席でした」と感想を。観客たちも音楽に合わせて体を揺らし、会場は大いなる熱気と興奮に包まれていた。『BLEACH』は7月20日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:BLEACH 2018年7月20日より全国にて公開© 久保帯人/集英社 © 2018映画「BLEACH」製作委員会
2018年07月11日《瞳ちゃんもシーザーサラダが好きだったなんて食べ物の好みが合う》(3月16日付) 3月にハワイ旅行を楽しんだという小柳ルミ子(65)。現在、NHK大河ドラマ『西郷どん』では、由羅役を熱演し、話題になっている。渡辺謙演じる島津斉彬に対して敵意を燃やし続けている姿は圧巻だ。 そんな彼女が“命の洗濯”にと、出かけた先で書いたのが前出のブログの文面。“瞳ちゃん”と呼んでいるのは女優・黒木瞳(57)。芸能関係者は言う。 「小柳は、先にハワイに入っていた黒木と現地で合流したそうです。小柳にとっては9年ぶりのハワイだそうですが、現地で黒木と大型スーパーに行ったりコンドミニアムで食事をしたりと、休暇を満喫したそうです。あまり知られていないのですが、実は2人は長年の“親友”なのです。ハワイ旅行でも友情を深めたことでしょう」 確かに、小柳のブログには“瞳ちゃん”が頻出する。3月1日付のタイトルはズバリ《黒木瞳ちゃんとデート》!黒木おすすめのステーキ店で、いっしょに食事をした様子や彼女への親愛の情がつづられている。 《宝塚の後輩は沢山いるけど同じ福岡出身と言う事もあってか何時も私を姉の様に慕ってくれ「ルミ子さんのお話 聞かせて下さい」と、心開いて飛び込んで来てくれる(中略)瞳ちゃん一生親友でいようね》 「宝塚音楽学校卒業」という共通点がある小柳と黒木。だが数多くいる“宝塚OG女優”のなかで、なぜ2人が特別に仲が良いのか?ある宝塚関係者は次のように語る。 「’85年に黒木さんが、宝塚歌劇団を退団し、芸能界に転身した後に、いろいろ相談に乗っていたのが、小柳さんだったそうです。2人の交流は、30年以上に及ぶことになりますね。特に絆を強めたのは、2人が宝塚時代に“いじめ”を経験しているということもあるかもしれません」 歌手デビューを目指していたため、宝塚歌劇団には2カ月しか在籍していない小柳だが、実は当時、壮絶ないじめを体験しており、週刊誌のインタビューには次のように語っている。 《衣装に袖を通す。ファスナーに指をやるとチクリと痛みが。釘が一本刺さっていて、指に食い込んでいるんです》(『週刊大衆』(’07年12月17日号) また入団2年目で大地真央の相手役に抜擢された黒木瞳も、強い風当たりを受けたという。 「大地真央ファンから砂入りのサンドイッチを贈られたのは有名な話ですが、歌劇団内部の人間関係でも、かなり苦労したそうです」(前出・宝塚関係者) 30年以上にわたる女の絆のカゲには、“いじめにも負けなかった”という共通の体験があったようだ。
2018年03月29日サッカー通として知られる歌手の小柳ルミ子が、31日に行われるワールドカップアジア最終予選 日本-オーストラリア戦(埼玉スタジアム)を実況中継する文化放送の番組『文化放送スポーツスペシャル サッカーワールドカップロシア アジア最終予選日本×オーストラリア実況中継』にゲスト出演する。小柳は、国際試合などを中心に年間2000試合以上を観戦するという大のサッカーファン。観戦しながら作る「ルミ子サッカーノート」は、サッカー解説者やサッカー専門誌の編集者も絶句するほどのハイクオリティな内容として評判になっている。実況は文化放送の松島茂アナウンサー、解説はロンドンオリンピックサッカー男子代表監督の関塚隆氏が担当する。2次予選までを勝ち抜いた12チームが2組に分かれてホーム&アウェーの総当たり戦を行うアジア地区最終予選。日本が所属するグループBは、現在、日本が勝ち点17で首位。サウジアラビアとオーストラリアが勝ち点16で並んでいる。上位2チームだけに与えられるW杯出場権をかけ、日本代表の残す2試合は、サウジアラビア、オーストラリアとの直接対決のみとなっている。この試合で勝利を収めればW杯出場権獲得となるが、勝ち点3を積み上げられなかった場合は、9月にアウェーのサウジ戦に持ち込まれる。
2017年08月30日「瀬戸の花嫁」などのヒット曲で知られる歌手の小柳ルミ子(65)が、15日にフジテレビ系で生中継される親善試合「浦和 ‐ ドルトムント」で副音声に初挑戦しサッカー解説者デビューする。 小柳はもともと10年以上前、アルゼンチン代表メッシ(30)に魅了されサッカーファンに。以後14年のW杯は全64試合を観戦。「観戦ノート」を長年つづり、ブログでたびたび日本代表への苦言を呈していた。 「単純な観戦試合数なら、おそらく日本一と言えるのではないでしょうか。たくさんいい試合を観て目が肥えているので、ブログに書き込む内容は玄人はだし。彼女の『観戦ノート』は、日本代表の戦力向上に役立つかもしれません」(サッカーライター) そんな小柳だが、以前からサッカーファンの間では解説者としてのデビューが大いに期待されていたという。ファンの期待を高めたのは昨年9月30日のブログ。 〈松木さんの解説好きだなぁ…でも「上手い!!良いねぇー!!惜しいなぁ~!!」と言う位の解説なら、私も出来るゼイもう少し【深イイ(話】が出来るゼイ松木さんの女版サブ解説やらせてくれないかなぁ(笑)〉 テレビ朝日のサッカー解説者として知られる松木安太郎氏(59)に苦言を呈したのだ。 「小柳ほどの知識があれば、ファンに分かりやすくなおかつ理路整然とした解説をしてくれるのではないでしょうか。選手としての経験がない分、必然的にファン寄りの解説になる。ほとんどの解説者が避けるようなマイナスポイントにも言及するなど、斬新すぎる解説が期待されていますね」(サッカー担当記者) 今後の仕事ぶり次第では、来年のロシアW杯、小柳にオファーが殺到するかもしれない。
2017年07月10日グラビアアイドルの小柳歩がこのほど、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD『内緒な彼女』(発売中 DVD:4,298円税込 発売元:エアーコントロール)の発売記念イベントを行った。SANYOイメージガールの6代目ミスマリンちゃんにも起用されて話題を集め、グラビアやバラエティー番組、レースクイーなど、様々なフィールドで活躍している小柳歩。そんな彼女の11枚目となる同DVDは、OLに扮した小柳が社内や野外で上司とラブラブな展開を繰り広げる中、全編で舐めるシーンを披露するなど、過激な1枚となっている。オレンジのビキニ水着で登場した小柳は「ストーリー的には私がOLさんを演じて上司の方とイチャイチャする感じとなっています。シーン的には小柳が一生懸命舐めています(笑)。全部エロいんですけど、シャワーのシーンでは透け感のある衣装で最後に何も着てないような感じで脱ぎました。見えそうで見えないギリギリ感を楽しんでもらえると思います」とセクシーアピール。全編に収められているという舐めるシーンについては「ほぼ全部のシーンで舐めていますが、青いワイシャツを着用した朝のベッドのシーンが1番エロいと思います。その時はアイスを立てながら舐めているんですが、何を想像するかは皆さん次第(笑)。イヤらしい仕上がりとなっています」と自信を見せた。昨年のイベントではセクシー路線に舵を切ると宣言した小柳。「今回のDVDは大人っぽいと思います。今年で26歳になりますから、これからもいっぱい舐めていきたいと思っています」と引き続き"舐めキャラ"を継続するようで、次回に舐めたいものを「バナナは1回やってみたいですね。舐めながら食べてみたいかな(笑)。それに魚肉ソーセージーもやってみたい。事務所的にも全然大丈夫です。魚肉ソーセージは食べ物ですから(笑)」と笑顔を見せていた。小柳歩(こやなぎ あゆみ)1991年8月20日生まれ。神奈川県出身。AB型。身長168cm。スリーサイズはB80・W56・H83。2009年デビュー。2011年『ミス東京女学館2011』に選出されて注目を集め、2012年にはフジテレビ系のドラマ『リッチマン、プアウーマン』にレギュラー出演を果たした。2013年4月から2015年10月までTBS系『7つの海を楽しもう!世界さま~リゾート』のレギュラーを務め、独自の存在感を放って一躍人気者となる。特技は辛いものを食べる、体を反らすこと。趣味は読書、半身浴。
2017年03月20日グラビアアイドルの小柳歩が14日、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD&ブルーレイ『恋のレポーター』(ともに発売中 DVD:4,104円税込 ブルーレイ:4,644円税込 発売元:竹書房)の発売記念イベントを行った。SANYOイメージガールの6代目ミスマリンちゃんにも起用されて話題を集め、現在はK-1ガールズとして活躍中の小柳歩。そんな彼女の記念すべき10枚目となる同イメージは、今年5月に長野で撮影され、レポーターに扮した小柳が随所で悩ましい姿を披露するなど、セクシーな小柳を堪能できる内容となっている。「今回はレポーターを演じましたが、ほかにも1日駅員さんになりきったり、剣道着の下に初めてふんどしをはいたりしました。ふんどしは水着よりも滑らかで好きです」と初ふんどしに満足げの小柳。同DVDは、全体的に"舐め"のシーンも多く、「チュッパチャップスやワインボトル、アイスクリームを舐めています。一番美味しかったのはアイスクリームですね。ワインボトルはやっぱりワインの方が美味しいですよね(笑)」と苦笑いを浮かべつつ、「舐めが好きなファンの方には満足していただける作品になっていると思います。セクシーというよりはエロいかな(笑)」とアピールした。小柳は、8月20日に25歳の誕生日を迎える。「25歳になったらアダルトな私になると思います。25歳というとお色気が増すと思うので、お色気ムンムンになりたいですね」と話すが、自身の恋愛については「何にもないんですよ。全然ないんです…。後輩の西永彩奈と遊ぶぐらいですかね」とかわしていた。小柳歩(こやなぎ あゆみ)1991年8月20日生まれ。神奈川県出身。AB型。身長168cm。スリーサイズはB80・W56・H83。2009年デビュー。2011年「ミス東京女学館2011」に選出されて注目を集め、2012年にはフジテレビ系のドラマ『リッチマン、プアウーマン』にレギュラー出演を果たした。2013年4月から2015年10月までTBS系『7つの海を楽しもう!世界さま~リゾート』のレギュラーを務め、独自の存在感を放って一躍人気者となる。現在はK-1ガールズ2016として活躍中。特技は辛いものを食べる、体を反らすこと。趣味は読書、半身浴。
2016年08月28日グラビアアイドルで現役レースクイーンの小柳歩が5月1日、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD&ブルーレイ『溢レル~誘惑リゾート』、『溺レル~とろける教室』(発売中 各4,104円税込 発売元:ラインコミュニケーションズ)の発売記念イベントを行った。SANYOイメージガールの6代目ミスマリンちゃんにも起用されて話題を集め、昨年まではTBS系『7つの海を楽しもう!世界さま~リゾート』にレギュラー出演して独自の存在を放った小柳歩。そんな彼女が2タイトルのDVDとブルーレイ合計4本を同時リリース。2タイトルともB80・W56・H83という圧倒的のプロポーションを水着姿やセクシーな衣装で堪能できるほか、大人びた姿が垣間見える作品となっている。小柳は「『溢レル~』ではボンテージ衣装を着たんですが、私がドS顔のせいか、Mの方には楽しんでもらえると感じとなっています。『溺レル~』で印象的だったのが野外で撮影したシーン。夜に撮影したんですけど、水着はY字系水着で布の面積がすごく小さく、上にはコートだけでした(笑)。車も通るような場所だったので、ドMの私としてはドキドキしちゃいました」とにっこり。そのセクシーな水着では夜のベッドシーンを思わせるシーンもあるようで「男の人とイチャイチャしている感じで一番エロいと思いますよ。かなり布の幅が狭くてズレちゃったりと恥ずかしかったですが、ズレたかどうかはDVDで確認してくださいね(笑)」とアピールした。小柳は今年からレースクイーンとしても活躍中。「本当にレースが楽しくて車が好きになりました。皆さんの力でレースクイーン・オブ・ザ・イヤーになれたらいいですね!」と仕事は充実した素振りだったが、気になるプライベートは「(恋人が)いなくて寂しいですよ。以前のイベントでもファンの方から探そうと言いましたが、なかなかいません。絶賛募集中です(笑)。とにかく誠実な人がタイプです。過去の(不誠実な男性との)トラウマがあった訳ではありませんけど」と明るく振舞っていた。小柳歩(こやなぎ あゆみ)1991年8月20日生まれ。神奈川県出身。AB型。身長168cm。スリーサイズはB80・W56・H83。2009年デビュー。2011年『ミス東京女学館2011』に選出されて注目を集め、2012年にはフジテレビ系のドラマ『リッチマン、プアウーマン』にレギュラー出演を果たした。2013年4月から2015年10月までTBS系『7つの海を楽しもう!世界さま~リゾート』のレギュラーを務め、独自の存在感を放って一躍人気者となる。現在はスーパーGT 500「LEXUS TEAM LEMANS」でレースクイーンとしても活躍中。特技は辛いものを食べる、体を反らすこと。趣味は読書、半身浴。
2016年05月05日オヤイデ電気(小柳出電気商会)は、ハイレゾ対応ポータブルプレーヤー「FiiO X7」を自主回収すると発表した。電波法に基づく技術基準適合証明(技適)が未取得であったため。2015年12月18日(FiiO X7の発売日)から2016年2月18日までに販売された製品が回収の対象となる。FiiO X7は、2015年12月に発売されたハイレゾポータブルプレーヤーの最上位モデル。Wi-FiとBluetoothを内蔵しているが、電波法に基づく技術基準適合証明が未取得であることが判明し、自主回収を開始した。回収したFiiO X7は、技術基準適合証明の取得完了後、3月下旬から4月初旬にユーザーへ返却される。回収から返却までの期間、ユーザーは「FiiO X3 2nd」か「FiiO X5 2nd」を代用機として使用可能。詳しくはオヤイデ電気のWebサイトをご確認いただきたい。
2016年02月22日今年はどんな一年でしたか? 今年を振り返り、一年の無事を感謝して、神社仏閣に足を運んでみてはいかがでしょう。でも、人気のあの神社、お寺は遠くてなかなか行けない… という人は、まずはガイドブックで行った “つもり” のエア詣出を楽しんでみては。写真やイラスト、音、映像を通して神聖な気分にひたれる神社仏閣のガイド本をご紹介。師走の忙しい時期だからこそ、心からリフレッシュしたい、という女性にもおススメです。“おうちで高野山気分” にひたる「お経ブック」今年話題となった、高野山開創1200年。記念すべき一年だけあって、高野山では様々なイベントも行われました。私も秋に参拝しましたが、秘仏のご開帳をはじめ、アート、音楽、さまざまな催しが開かれていて、歴史を刻んできた聖地は、エキサイティングな気配に包まれていましたよ。そんな高野山を、イロハのイから知ることができる本がこちら。『心を整える高野山のお経 CDブック』です。高野山の歴史から、お経って何? という基本的なことまで、初心者向けにわかりやすく解説しています。とくに面白いのは、お経は聞くだけで心を落ち着けてくれるので、毎日の暮らしの中で「ちょっと元気がない、やる気を出したい、悩みがある」という時にも活用しましょう、というお経のサプリ的な解説。この本には、高野山の人気寺院、一乗院の朝のお経が聞けるCDが付録で付いていて、自宅にいながら高野山の朝勤行に参加した“つもり”になれます。お香を焚きながら、心静かに聞けば、すっと清々しい気持になれそう。「バガボンド」の作者、井上雄彦さんとエア詣出?!また平成25年に平成遷宮を行った、伊勢神宮、出雲大社。これらの神聖な空気を、漫画『バガボンド』の作者、井上雄彦さんがスケッチとともに紹介する『承』も、初心者の私たちにはおススメ。とくに気持いいと感じるのは、神宮を散策する井上さんの観察眼を通して、森の気配、命ある樹々の存在感が伝わってくること。「長い時間を生きる樹々に包まれる静かな時間は、私たちに命の一部を生きていることを思い出させる」という言葉には共感しました。美しい写真や躍動感あふれるスケッチから、自然に生かされている私たちに気づくことができます。漫画とはまた違った、井上さんの優しい言葉の数々は、女性にも読みやすくさらりと読めます。 付録のDVDには、伊勢神宮、出雲大社、諏訪大社とその周辺を散策する井上さんを追いかけた動画を収録。神社の森の中の鳥のさえずり、虫の声を聞いていると、本当にそこを歩いているような不思議な気分に。「人間の心を鎮め、自分の内側へと向かわせる空気に満ちている場所」と井上さんが言うように、神社というスピリチュアル空間には、私たちの心から余計なものを洗い流し、自分の奥にある意識を高めてくれるような気持よさがあるのかもしれません。そして、「いざ、神社へ出かけよう」という時には、こんなガイドブックもあります。神社だけじゃなく、周辺のグルメ情報も満載。師走の忙しい時期だからこそ、スピリチュアルな本でほっと一息、心の安らぎを味わってみては。
2015年12月27日12月19日と20日、東京・ベルサーレ秋葉原にて「ポータブルオーディオフェスティバル2015」(ポタフェス2015)が開催されている。本稿では、展示されていたポータブルプレーヤーとヘッドホンアンプの新製品を紹介していく。○超小型USB DAC「HERUS+」エミライのブースでは、Resonessence Labs製の超小型USB DAC「HERUS+ (ヒールス・プラス)」が注目を集めている。2013年に発売された「HERUS」の高機能版だ。W31.7×D62.5×H20mmというサイズに、ESS Technology社の「ES9010-K2M」を搭載。ハイレゾ音源は、PCM 352.8kHz/24bit、DSD 5.6MHzのネイティブ再生が可能だ。また、3種類のデジタルフィルターを選べることも特徴で、本体前面の「R」ロゴはフィルターの切り替えスイッチ兼インジケーターとなっている。HERUS+は接続したスマートフォンなどから電源供給を受ける方式だが、HERUSと比べて約25%の省電力化を図っている。○コウォンは「PLENUE D」に加えて、未発表モデルもコウォンジャパンのブースでは、12月に発表したばかりの小型ハイレゾプレーヤー「PLENUE D」を試聴可能。サイズW53.1×D14.9×H77.2mm、重量94gと小型軽量ながら、MP3形式で約100時間、FLAC(96kHz/24bit)で約51時間の連続再生が可能だ。ハイレゾ音源は、192kHz/24bitのFLAC/WAV/AIFF/ALACファイルをサポート。DSD再生は非対応だが、サイズ、再生時間、価格の3点を重視する人の支持を集めそうだ。未発表の最上位モデル「PLENUE S」も展示。2016年2月ぐらいの国内発売を予定しているという。DACに「PCM1792A」を採用し、DSD 11.2MHzのネイティブ再生が可能だ。バランス出力にも対応しており、S/N比は120dB、THD+Nは0.0005%。価格は240,000円前後となる見込み。○ラトック、来春発売の据え置き型ヘッドホンアンプRATOC Audio Labのブースでは、開発中の据え置き型USB DACヘッドホンアンプ「RAL-DSDHA5」を参考出展。XLR出力端子のほか、φ2.5mm×2によるデュアルモノ接続(RALモード)、2.5mmの4極プラグ(AK方式)に対応。また、ソニー製ヘッドホンをバランス接続するためのソニー互換モードも備えている。同社によると、「バランス接続に対する市場のニーズを全部詰め込んだ製品」とのことだ。USB DACとしては、DSD 11.2MHzのネイティブ再生と、384kHz/32bitまでのPCMに対応。ブースではインピーダンス300Ωのゼンハイザー「HD650」を余裕でドライブしていた。発売は2016年春を予定。50,000円前後の価格帯を目指している。○デノン、フルデジタルアンプ搭載のネットワークプレーヤーデノンは未発表のネットワークプレーヤーを出展し、試聴も可能としていた。ヘッドホンアンプ部に同社の「PMA-50」や「DRA-100」と同じフルデジタルアンプ「DDFA」を搭載しているらしいが、詳細は不明だ。フロントパネルの右下には「DNP-X」と書かれているが、これは「不明という意味のX」で、まだ型番も公表できないとのことだ。発表は1月中旬の予定で、ハイレゾ音源に対しては、ネットワーク経由のDSD 5.6MHz再生、内蔵USB DACによるPCM 385kHz/32bit再生が可能であるという。○18日発売の「FiiO X7」を展示 - オヤイデ電気オヤイデ電気(小柳出電気商会)は、12月18日発売ののフラッグシッププレーヤー「FiiO X7」を展示。10月の「秋のヘッドフォン祭」とは異なり、製品版を試聴できる。FiiO X7は、Android OSを採用し、本体下部のモジュールを交換して機能アップを図れる画期的なモデルだ。
2015年12月19日オヤイデ電気(小柳出電気商会)は12月11日、ハイレゾ対応ポータブルプレーヤーのフラッグシップモデル「FiiO X7」を発表した。発売は12月18日。価格はオープンで、推定市場価格は税別99,000円前後。X7は、FiiOブランドのフラッグシップハイレゾポータブルプレーヤー。Android OSを採用しており、プレイヤー機能のみを使用する「Pure Musicモード」と、Androidアプリを利用できる「Androidモード」の切り替えが行える。液晶モニターは4インチのタッチパネル式。DACチップにESS テクノロジーの「ES9018S」を搭載し、DSD 5.6MHzや384kHz/32bitのWAVファイルをネイティブ再生できる。本体下部のアンプモジュールが着脱式となっていることも特徴のひとつ。付属のIEM用スタンダードモジュールやオプションモジュールに取り替えて、機能や音質をカスタマイズ可能だ。同社はX7のオプションモジュールとして、高品位なチップを搭載する「Medium-class module」、駆動力の高い「High-Power module」、バランス接続を可能にする「Balanced Module」の発売を予定している。音楽再生アプリとして、X7専用の「FiiO Music」をプリインストール済み。FiiO Musicは今後のアップデートで、DLNAやNAS、Dropboxなどのクラウドストレージを介した音楽再生に対応する予定だ。プロフェッショナル仕様のVUメーター3種類と、10 Band EQ(イコライザー)を備えている。本体の主な仕様は、CPUが4コアのCortex-A9 (Rockchip RK3188)、内蔵メモリが32GB、microSDカードスロット(最大128GB対応)を1基、通信機能としてWi-Fi(IEEE802.11 b/g/n)とBluetoothを備えている。再生可能な対応ファイル形式はDSD、DXD、WAV、WMA、APE、FLAC、ALAC、AAC、OGG、MP3、MP2など。ヘッドホン出力は16Ωで200mW、32Ωで100mW、300Ωで10mmW。バッテリー駆動時間は約9時間。サイズはW64×D16.6×H130mm、重量は220gとなっている。また、X7の充電や1.5Wのアナログライン出力が行えるドッキングステーション「FiiO K5」もリリース予定。本体にUSB DACやボリュームコントローラーを装備する。「K5」の発売時期は未定。
2015年12月11日オヤイデ電気(小柳出電気商会)は11月27日、ハイレゾ対応ポータブルプレーヤー「FiiO X1」の新色として、「FiiO X1 Black」「FiiO X1 Blue」を発表した。発売は12月4日。価格はオープンで、推定市場価格は税別23,000円前後。FiiO X1は、DACチップにテキサス・インスツルメンツ製の「PCM5142」を搭載し、PCM 192kHz/24bitの再生に対応する。オペアンプにはインターシル製の「ISL28291」を採用。上位モデルの「X3」「X3 2nd generation」「X5」とは異なり、DSD音源の再生には対応しないことに加え、USB DAC機能は備えていない。また、メモリは内蔵せず、microSDカードスロット(最大128GB)×1を搭載する。接続端子は、3.5mmステレオミニジャック×1とUSBポート(充電用)×1を装備。3.5mmステレオミニジャックは、ヘッドホン出力とライン出力をスイッチで切り替えて使用できる。ヘッドホンの推奨インピーダンスは16~100Ωで、16Ω負荷時の出力は100mW、32Ω負荷時は65mW、300Ω負荷時は8mW。周波数帯域は20Hz~20kHzで、歪率は0.004%(1kHz)。バッテリー駆動時間は約12時間。本体サイズはW57×D14×H96.6mmで、質量は106g。
2015年11月27日オヤイデ電気(小柳出電気商会)は東京・中野サンプラザで開催中の秋のヘッドフォン祭 2015にて、未発表のハイレゾポータブルプレーヤー「FiiO X7」のプロトタイプを参考出品。試聴も可能となっている。FiiO X7は同社のポータブルハイレゾプレーヤーのフラッグシップとなるモデルで、2015年冬に発売予定。ヘッドフォン祭の同社ブースでは試聴も可能だが、24日は整理券が配布され、かなりの順番待ちを覚悟する必要があった。AndroidモードとPureモードの2つのオペレーションモードを持っており、Androidモードでは他社の再生アプリも使用可能だ。PureモードではFiiOオリジナルのプレーヤーとなり、こちらのほうが安定性は優れているという。搭載しているCPUはRockchipの「RK3188」。クロックは1.4GHzだ。DACチップは、ESS Technology社の「ES9018S」を採用。DSD、PCM、FLACのほかに、DTSなども含めた豊富なファイルフォーマットに対応する。本体の下部はアンプモジュールとなっており、ネジで取り外しが可能だ。標準で装備されているのはIEMモジュールだが、オプションとして「Medium-class module」「High-Power module」「Balanced module」が用意される予定だ。microSDスロット(128GB対応)があり、Wi-FiとBluetoothも搭載。ディスプレイサイズは4インチだ。バッテリー容量は3,700mAhで、10時間以上の連続使用が可能だ。秋のヘッドフォン祭はフジヤエ―ビックが主催しているポータブルオーディオイベント。10月25日18時まで開催中。
2015年10月25日オヤイデ電気(小柳出電気商会)は16日、ポータブルヘッドホンアンプ「Q1」を発表した。発売は10月23日。価格はオープンで、推定市場価格は税別12,900円前後。Q1は、USB DAC機能を備えたエントリークラスのポータブルアンプ。オペアンプにはMaxim製のMAX97220を使用している。DACチップにはテキサス・インスツルメンツ製のPCM5102を採用し、PCM 96kHz/24bitの再生に対応する。iPhoneなどiOSデバイスやウォークマンとのデジタル接続が可能だ(要専用ケーブル)。インタフェースはmicroUSBポート×1、ライン出入力×1、ヘッドホン×1。ゲイン切替スイッチを備えており、インピーダンスが16~150Ωのヘッドホンに適応する。32Ω負荷の場合には190mW、16Ω負荷の場合には75mWの出力が可能だ。クロストークは75dB以上。バッテリー駆動時間は約30時間。本体サイズはW56×D97×H13.1mmで、重量は100g。
2015年10月19日オヤイデ電気(小柳出電気商会)は11日、ポータブルヘッドホンアンプ「A3」を発表した。発売は9月18日。価格はオープンで、推定市場価格は税別10,500円前後。A3は、2014年に発売された「E11K」のリネームドモデル。プリアンプ「OPA1642」とパワーアンプ「AD8397」を組み合わせている点など、機能面はE11Kを踏襲している。E11Kはブラックモデルのみを扱っていたが、A3ではポータブルプレーヤ「X1」にマッチする、メタル素材のシルバーモデルを追加した。入力インタフェースはmicroUSB×1、ライン×1。出力インタフェースはヘッドホン×1。インピーダンスが16~150Ωのヘッドホンに適応する。32Ω負荷の場合には270mW、16Ω負荷の場合には450mWの出力が可能だ。S/N比は108dB以上、クロストークは72dB以上。ロー/ハイのゲイン切替スイッチを装備している。充電はmicroUSBポートから行う。約4時間でフル充電され、バッテリー駆動時間は約16時間。本体サイズはW56×D91×H13mmで、質量は約92g。
2015年09月11日アイエスアイはこのほど、ATM種類別の引出手数料を即時比較して節約できるiPhoneアプリ「SocialATM」の提供を開始した。料金は無料。○6行、10ATMに対応ユーザーは、お金を引出す前に同アプリを使用することで、銀行キャッシュカードについて、現在時刻~1時間後までのATM種類別の手数料を確認することができる。これにより、手数料が安いATMを選ぶことが可能となるという。サービススタート時は60通りの検索パターン(キャッシュカード6行×ATM10種類)に対応。Googleの施設情報サービスとも連携し、「手数料マップ」機能では現在地周辺の手数料が安いATMを調べる事ができる。また、引出しに加え、預入れの手数料検索にも対応している。スタート時の検索対象キャッシュカードは、ゆうちょ銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行。検索対象ATMは、前述の6行のATMに加え、セブン銀行ATM、ローソンATM、E-net、イオン銀行ATMとなる。
2015年07月31日オヤイデ電気(小柳出電気商会)は7月13日、ハイレゾ音源に対応したポータブルプレーヤー「Fiio X5 2nd generation」(以下、X5 2nd gen.)を発表した、発売は7月17日。価格はオープンで、推定市場価格は55,500円前後(税別)。X5 2nd gen.は、2014年5月に発売された「Fiio X5 JAPANESE EDITION」の第2世代モデル。従来モデルから、機能やGUIなどを中心にブラッシュアップされている。対応しているハイレゾ音源のファイル形式は、5.6MHzまでのDSD、192kHz/64bitまでのWAV、192kHz/24bitまでのFLAC/APE/ALAC/WMA 9.1/AIFFだ。SACD ISOのダイレクト再生にも対応。USB DACとして使用する場合の対応ファイル形式は、DSDは最大2.8MHzまで、PCMは最大192kHz/24bitまでとなる。DACチップは初代モデルと同じテキサス・インスツルメンツ社「PCM1792」を採用。新たに、I/Vコンバージョン用に「OPA162」、LPFとボルテージアンプ用に「OPA1622」を採用。ノイズと歪の発生を抑えている。バッファーとして2つの「BUF634U」を使用しており、初代モデルに比べて、67%アップした最大250mAまでの出力電流を供給できるようになった。適応インピーダンスは16~150Ω、周波数帯域は20Hz~20kHz。S/N比は117dB以上。デジタルオーディオアーキテクチャはJZ4760B+SA2000+PCM1792Aで構築。テキサス・インスツルメンツ社のアナログボリュームコントローラーチップ「PGA2311A」を採用し、音源のサウンドエッセンスを忠実に再現するという。本体サイズはW63.5×D15.3×H109mmで、質量は165g。初代モデルに比べて、15%の軽量化、12%のコンパクト化を実現。デザインはよりシンプルなものへ変更された。容量3,300mAhのリチウムイオン充電池を内蔵。約4時間でフル充電され、最大で約10時間の連続使用が可能だ。初代モデルと同様、2基のmicroSDカードスロットを備える。1基あたり128GBまで、合計で最大256GBまでのmicroSDメモリーカードを使用できる。また、X5 2nd gen.専用のアンプスタッキングキット「HS16」と、専用レザーキャリングケース「LC-FX5221」も同時発売する。HS16は、X5 2nd gen.とポータブルアンプを組み合わせて使用するためのキット。LC-FX5221は、ボタンやディスプレイ、スクロールホイール、コネクタなどの操作を妨げない、レザー製ケースだ。価格はいずれもオープンで、推定市場価格はHS16が500円前後、LC-FX5221は2,000円前後だ(いずれも税別)。
2015年07月13日5月16日・17日の2日間、東京・中野サンプラザでフジヤエービック主催の「春のヘッドフォン祭 2015」が開催された。ここでは、オヤイデ電気(小柳出電気商会)ブースにおける注目の展示を取り上げる。オヤイデ電気ブースでは、5月1日に発表したハイレゾプレーヤー「Fiio X3 2nd generation」と、5月8日に発表したCOZOYブランドのポータブルヘッドホンアンプ「Astrapi(アストラピ)」が注目を集めていた。Fiio X3 2nd generationは、2013年9月に発表したFiio X3の第2世代モデル。DACチップの変更により、DSD 5.6MHzまでのネイティブ再生に対応した。また、44.1kHz系、48kHz系の2つのクロックの搭載、アンプの改良も行われている。下位機種のFiio X1とは異なりUSB DAC機能も搭載。なお、従来機種は8GBのメモリを内蔵していたが、Fiio X3 2nd generationはメモリ非搭載。microSD/SDHC/SDXCカードをストレージとして使用する。利用可能なメモリカードの最大容量は128GBだ。Astrapiは、USBメモリサイズのUSB DACアンプ。約10gと軽量で、USBバスパワーで動作する。再生可能な音源は44.1kHz/16bitまでとなっており、それ以上の音源は再生時にダウンコンバートされる。コントローラーは装備しておらず、ボリューム操作などは接続したプレーヤー側で行う。なお、Android OSを搭載したスマートフォンでは、Galaxyシリーズのみが動作確認されているが、それ以外は検証中だ。また、OS標準のプレーヤー以外に独立したボリュームコントロールアプリが必要となっている。
2015年05月18日オヤイデ電気(小柳出電気商会)は5月8日、COZOYブランドのポータブルヘッドホンアンプ「Astrapi(アストラピ)」を発表した。発売は5月15日。価格はオープンで、推定市場価格は20,000円前後(税込)。Astrapiは、DACを内蔵したポータブルヘッドホンアンプ。スティック型形状で、サイズW17×D9×H52mm、質量10gと軽量コンパクトな筐体が特徴だ。背面にはクリップを備え、ポケットやかばんに固定できる。コントローラーは装備しておらず、ボリューム調整などの操作は接続したプレーヤー側で行う。入力インタフェースはmicroUSB、出力インタフェースはφ3.5mmステレオミニジャック。バッテリーは内蔵されておらず、USBからのバスパワーで動作する。消費電力は10mA~75mAだ。適合するインピーダンスは16Ω~100Ω。ヘッドホン出力は最大40mWで、THD+Nは0.003%(1kHz)。AstrapiのDACは44.1kHz/16bitまで対応。そのため、ハイレゾ音源の再生時は、44.1kHz/16bitにダウンコンバートされる。
2015年05月08日オヤイデ電気(小柳出電気商会)は5月1日、ハイレゾ音源に対応したポータブルプレーヤー「Fiio X3 2nd generation」(以下、X3 2nd gen.)を発表した、発売は5月15日。価格はオープンで、推定市場価格は34,000円前後(税別)。X3 2nd gen.は、2013年9月にFiioブランド初のハイレゾ対応ポータブルプレーヤーとして発売された「Fiio X3」の第2世代モデル。対応しているハイレゾ音源のファイル形式は、5.6MHzまでのDSD、192kHz/24bitまでのAPE、WAV、FLAC、ALAC、WMA、AIFF。X3はDSD2.8MHzまで(PCM変換)にしか対応していなかったが、X3 2nd genは5.6MHzまでのネイティブ再生に対応した。DACチップはWOLFSON社の「WM8740」からシーラスロジック社の「CS4398」に、アンプはアナログ・デバイセズ社の「AD8397」からテキサス・インスツルメンツ社の「OPA1642」と「LMH6643」に変更されている。X3 2nd gen.は、44.1kHz系と48kHz系の2つのクロックジェネレーターを新しく採用。音声転送時のジッターロスを低減させ、より正確な再生を実現した。接続端子はmicroUSB×1、ヘッドホン出力×1、ライン出力兼S/PDIF同軸出力×1を装備。USB DAC機能も持つ。S/PDIF同軸出力を使用した場合、DSDファイルはPCM形式にダウンコンバートされる。メモリは内蔵されておらず、ストレージにはmicroSD/SDHC/SDXCメモリーカードを使用する。利用できるカードの最大容量は128GBだ。電源は容量2,600mAhのリチウムイオンバッテリーで、一般的な家庭用コンセントを使用した場合、約3時間でフル充電される。バッテリー駆動時間は最大で約12時間。本体サイズはW57.7×D16.1×H96.7mmで、質量は135g。オヤイデ電気は、X3 2nd gen.専用のレザーケース「LC-FX3221」も同日に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は2,000円前後だ(税別)。LC-FX3221は表面にレザー、内側にフェルトを用いたケース。操作ボタンや接続端子、液晶ディスプレイ部分はオープンで、ケースを装着した状態でも、高い操作性と視認性を確保している。
2015年05月01日2月14日、東京・中野サンプラザで「ポータブルオーディオ研究会 2015冬(ポタ研)」が開催された。ポタ研はフジヤエービックが主催し、国内外のポータブルオーディオ機器メーカーが多数出展するイベントだ。ここでは 参考出展された製品を中心に紹介していきたい。○ハイレゾプレーヤーと音圧を追求したBluetoothスピーカー - オンキヨーブースオンキヨーのブースでは、DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ兼プレーヤーの「DAC-HA300」を参考出展した。オンキヨーが2014年12月にリリースした「DAC-HA200」は、96kHz/24bitまでのハイレゾ音源再生に対応したDAC内蔵ポタアンだったが、DAC-HA300はDSD 5.6MHzを含めた豊富なフォーマットに対応したハイグレードモデルで、プレーヤーとしての機能も搭載している。microSD/SDHC/SDXCカードも使用可能だ。2015年春の発売を目指しており、3月ぐらいに発表できればとのことだ。また、オンキヨーはポータブルBluetoothスピーカーの新モデルも参考出展した。モデル名は「SAS-200(仮)」で、2015年春の発売を目指している。コンパクトなきょうたい体で、どこまで音圧を上げられるかに挑戦したモデルということでこちらも期待が持てそうだ。オンキヨーがこのスピーカーのために開発した新ユニットはφ4cmほどのコンパクトなものだが、音圧はφ8cmのユニットに匹敵するという。アンプは、このユニットの最大振幅を引き出せるように常にコントロールされている。小さなスピーカーの場合、どうしても先に上限を決めてしまい、それ以上振れないように抑えることが多いのだが、音楽信号に合わせて、一番パワーを引き出せるように、追従しながら再生していくという。これは据え置き型のシステムで培ってきた技術をフィードバックしたものだ。○Acoustic Researchのハイレゾプレーヤーを参考出展 - フロンティアファクトリーフロンティアファクトリーブースでは、米Acoustic Researchのハイレゾプレーヤー「AR-M2」を参考出展している。AR-M2は、FLAC/ALAC/DSD/WAV/DXD/APE/AIFFなどの幅広いフォーマットに対応したハイレゾプレーヤー(DSD/DXDはPCMに変換しての再生)。DACには、バーブラウン製のPCM1794Aが採用されている。Wi-FiとBluetoothも利用可能だ。内蔵メモリは64GBで、microSDXC対応のカードスロットも装備。128GBまでのカードを使用きる。バッテリー駆動時間は約8時間。2015年4月下旬の発売を目指しているとのことだ。○インナーイヤーヘッドホンの新モデルを参考出展 - KEFKEF JAPANブースでは、インナーイヤーヘッドホン「M100」を参考出展した。M100は、2013年6月にリリースされた「M200」の下のクラスのモデルとなる。M200は低域用と高域用の2つのダイナミックドライバーを同軸上に配置していたが、M100はフルレンジのφ10mmダイナミックドライバーを採用している。M100のドライバーは、オンイヤー型ヘッドホン「M500」に近いもので、ネオジウムマグネットなどが使用されているとのことだ。また、M200では、軸の根元部分にツイーターが配置されていたため、その部分が太くなっていたが、M100ではストレートな形状となり、装着性も向上している。iPhoneに対応した3ボタンのリモコンマイクも装備。カラーは、ゴールド、ブルー、ホワイト、ブラックの4色だ。なお、発売時期は未定となっている。○アユートは「AK500N」の試聴会を開催アユートは、Astell&Kernの据え置き型プレーヤー「AK500N」の試聴会を開催。据え置き型プレーヤーのAK500Nをなぜポタ研で? と思う方もいるだろうが、AK500Nはバッテリーを内蔵しており、下の写真のようにポータブルで使用することもできるらしい。また、オヤイデ電気(小柳出電気商会)のブースでは、2月6日に発表された、USB DAC搭載ポータブルヘッドホンアンプ「E17K」を初披露している。
2015年02月15日オヤイデ電気(小柳出電気商会)は2月6日、「FiiO」ブランドのUSB DAC搭載ポータブルヘッドホンアンプ「E17K」を発表した。発売は2月13日。価格はオープンで、推定市場価格は24,000円前後(税別)。E17Kは、USB DACを搭載したポータブルヘッドホンアンプ「E17」と「E07K」の後継モデル。スクロールホイールを新たに搭載し、メニュー操作をスムーズに行える。TREBLE/BASSをそれぞれ10段階でレベル調整可能だ。DACチップにはテキサス・インスツルメンツ社製のPCM5102、アンプにはOPA1642とLMH6643を採用。USB接続では96kHz/32bitまでのPCMファイル、2.8MHzまでのDSDファイルの再生に対応する。また、SPDIFでは最大192kHz/24bitまでの再生が可能だ。適合するヘッドホンのインピーダンスは16Ω~300Ω(推奨インピーダンスは16Ω~150Ω)。出力は、16Ω負荷時で160mW、32Ω負荷時で200mW、300Ω負荷時で60mWとなっている。入出力端子として同軸デジタル音声入力×1、microUSBポート×1、ヘッドホン出力×1、ライン入出力×1を装備する。内蔵バッテリーの容量は1,500mAhで、最大約15時間の連続駆動が可能だ。約3.5時間(5V/1Aで充電を行った場合)でフル充電される。本体サイズはW62.2×D12.8×H104.1mmで、質量は110g。
2015年02月06日オヤイデ電気(小柳出電気商会)は1月9日、FiiOブランドより、ポータブルヘッドホンアンプ「E12A」を発表した。発売は1月16日。価格はオープンで、推定市場価格は25,000円前後(税別)。E12Aは、ハイパワーヘッドホンアンプ「E12」をIEM(イン・イヤー・モニター)向けにチューンしたカスタマイズモデル。E12は、16Ω負荷時は600mW、32Ω負荷時は880mW、300Ω負荷時は160mWというハイパワーが特徴の製品だ。E12Aでは、オペアンプをテキサス・インスツルメンツ製の1611Aから、新日本無線のMUSES02に変更。また、チップレイアウトやフレーム材質などが変更されている。パワーは、16Ω負荷時が420mW、32Ω負荷時が400mW、300Ω負荷時が60mWとノーマルのE12よりも低下しているが、S/N比が115dB以上と、E12の110dB以上から向上。歪率は、E12の0.005%未満から0.003%未満へと向上した。入出力端子はE12と同様に、アナログのAUDIO INとヘッドホン出力のみ。適合インピーダンスは16~300Ω。バッテリーが強化されており、連続駆動時間は、E12の約12時間から約20時間に延ばされた。本体サイズはW65.5×D125×H14.5mmで、質量は166g。
2015年01月09日12月20日~21日の期間開催された「ポタフェス2014」。当記事では、その中から新製品を中心に、注目ブースの展示内容を紹介していく。○低価格ハイレゾプレーヤーとIEM専用ヘッドホンアンプ - オヤイデオヤイデ(小柳出電気商会)ブースでは、話題の低価格ハイレゾプレーヤー「FiiO X1」を展示。FiiO X1は、上位モデルからUSB DAC機能、デジタル音声出力、DSD再生機能を省いて低価格化したモデルだ。オープン価格で、12月22日現在、同社のショッピングサイトでの販売価格は21,600円(税込)。ハイレゾプレーヤーの中では現在最安価となっているが、価格だけではなく音質の評価も高い。ヘッドホンアンプ「E12」の特別仕様モデル「E12A」も参考出展されている。E12Aは、E12をIEM専用にカスタマイズしたモデル。適応するインピーダンスは150Ωまでとなっているが、オペアンプをテキサス・インスツルメンツ社製の1611から新日本無線のMUSES 02に変更するなど、表現力を向上させている。発売時期などは、現時点では未定。○IEMコンディショナーとComplyの新製品 - エントリー・ジャパンエントリージャパンのブースでは、IEMの性能をキープして保管するためのIEMコンディショナー「ドライ&ストア」を展示。ドライ&ストアは、専用の乾燥剤とファン、ヒーターにより、IEMを乾燥させて、コンディションを整える製品。254nm(ナノメートル)の医療用紫外線ランプも装備しており、雑菌の繁殖も抑えることができる。同社によると、IEMが水没した場合でも復活させることができるという。標準タイプの「Global II Model」と、紫外線ランプを省いて小型化した「Zephyr Model」の2タイプがラインナップされる。本来、補聴器向けの製品だったが、IEM用に改良し、オーディオフロアで取り扱われるようになる。また、同社が販売しているComplyイヤーチップのうち、「Tsxシリーズ」は、これまで入荷が不定期で、国内での供給体制が整っていなかった。同社によると、これが改善され、12月初めからようやく順調に入荷するようになったとのことで、今後は普通に店頭に並ぶようになるらしい。さらに同社では、スポーツ用のイヤーチップを春頃にリリースするという。発表は2015年1月に米国で開催される「2015 International CES」で行われる。製品は、現行のSシリーズに防水用の内栓を取り付けたものとなる予定だ。○重低音が魅力のワイヤレスヘッドホン - SOL REPUBLICSOL REPUBLICブースでは、ワイヤレスヘッドホン「TRACKS Air」を展示。TRACKS Airは、モトローラと共同開発したBluetoothユニットを装備したモデル。通常のBluetoothユニットの使用可能範囲は20m程度だが、TRACKS Airの場合、約50mの遠距離でも通信が可能だ。もちろん、日本国内で認証を受けており、安心して使うことができる。ワイヤードモデルと同様に、左右のユニットと、樹脂製のヘッドバンドの3ピースに分離する。Bluetoothユニットやバッテリーなどは右側のユニットに内蔵されており、左右のユニットは、ヘッドバンド内側にある導電部分を使って接続される。○最新の欧州デザインを取り入れたB&O PlayのスピーカーとヘッドホンB&O Playブースでは、新製品のBluetoothスピーカー「BeoPlay A2」や、ヘッドホン「BeoPlay H2」を展示。BeoPlay A2とBeoPlay H2は、ヨーロッパの最新デザインの流れを取り込んだ製品。やわらかなフォルムと実用性、堅牢性を兼ね備えているのが特徴だ。BeoPlay A2はデンマークのデザイナーCecilie Manz(セシリエ・マンツ)がデザインした製品で、BeoPlay H2は同じくデンマーク出身のプロダクトデザイナーJakob Wagner(ヤコブ・ワグナー)が製品のデザインを行っている。○ヘッドホンメーカーとしての40年の歴史を展示 - オーディオテクニカブースオーディオテクニカは、1974年にヘッドホンの製造を始めてから2014年でちょうど40周年を迎えた。ブースでは、それを記念して過去の銘機が展示されている。左の製品が、1974年に発売されたコンデンサーヘッドホン「AT-705」で、右の製品は1985年に発売された「ATH-M7PRO」。残念ながら、これらの製品は経年劣化もあり、試聴は不可能ということで、ガラスケースに入れられていた。その横では、40周年の集大成モデルとして発売されたポータブルヘッドホン「ATH-MSR7」と、その限定モデル「ATH-MSR7LTD」を展示。また、この冬好調な女性向けのヘッドホン「ATH-UN1」「ATH-FW55」も注目を集めていた。○デザインだけではない、女性向けのヘッドホン - Skullcandy女性向けのヘッドホンには、デザインやサイズだけを変更したモデルが多い。Skullcandyのブースに展示されている新製品「Knockout」は、優れたデザイン性だけにとどまらず、本質ともいうべきサウンドも、女性向けのチューニングが行われているヘッドホンだ。同社では10,000人の女性にリサーチを実行。その結果、女性は男性よりも刺激的な高域を嫌う傾向があり、またバックグラウンドノイズを男性の約10倍強く感じるという結果が出たという。Knockoutは、そういった女性の聴感に合わせたチューニングのドライバーを採用。また、側圧を弱めにすると同時に、ハウジングの角度を変えることで、装着性も確保している。さらに、イヤーパッドには、ファンデーションなどが付きにくい素材を採用しているという。
2014年12月23日オヤイデ電気(小柳出電気商会)は12月8日、コンパクトハイレゾプレーヤー「FiiO X1」を発表した。発売は12月19日。価格はオープンで、推定市場価格は20,000円前後(税別)。FiiO X1は、ハイレゾ音源に対応したポータブルプレーヤー。同社では「FiiO X3」や「FiiO X5」などのハイレゾプレーヤーをリリースしているが、FiiO X1はそれらに比べて、よりコンパクトでリーズナブルな製品だ。再生可能なハイレゾ音源のファイル形式はWAV、FLAC、APE、ALAC、WMAで、WMAは48kHz/24bitまで、それ以外は192kHz/24bitまで再生可能だ。MP3やAACなど、通常のプレーヤーが対応している非ハイレゾ音源も利用できる。なお、上位モデルとは異なり、DSDの再生には対応していない。メモリは内蔵されておらず、ストレージにはmicroSD/ SDHX/ SDXCメモリーカードを使用する。利用できるカードの最大容量は128GBだ。製品には8GBのmicroSDHCメモリーカードが付属している。DACチップはテキサス・インスツルメンツ製の「PCM5142」を採用。オペアンプにはインターシル製の「ISL28291」を採用している。接続端子は、3.5mmステレオミニジャック×1系統とUSBポート×1基を装備。3.5mmステレオミニジャックは、スイッチによりヘッドホン出力とライン出力を切り替えて使用できる。ヘッドホンの推奨インピーダンスは16~100Ωで、16Ω負荷時の出力は100mW、32Ω負荷時は65mW、300Ω負荷時は8mWとなっている。周波数帯域は20Hz~20kHzで、歪率は0.004%(1kHz)。USBポートは充電専用で、上位機種とは異なりUSB DAC機能は搭載していない。電源は内蔵のリチウムイオン充電池で、容量は1,700mAh。フル充電の場合、約12時間の連続再生が可能だ。本体サイズはW57×D14×H96.6mmで、質量は106g。
2014年12月08日●ゼンハイザーの密閉オーバーヘッド型やアユート「AK240」Blue Note仕様など10月25日と26日、東京の中野サンプラザで、フジヤエービックが主催する「秋のヘッドフォン祭2014」が開催された。メーカー各社が、ブースで最新のヘッドホンやヘッドホンアンプなどを展示。メジャーブランドの製品だけでなく、普段はあまり目にする機会がないブランドの製品も聞き比べることが可能。ヘッドホンやヘッドホンアンプの最新事情を知るのにはもってこいのイベントとなっている。ここでは、当日初公開となった製品や会場で発表が行われた製品、開発中モデルの参考出展を中心に、筆者が気になったプロダクツをいくつか取り上げていきたい。○MOMENTUMと同じ密閉オーバーヘッドでも方向性が違うURBANITEシリーズゼンハイザージャパンのブースでは、10月24日に発表したURBANITE(アーバナイト)シリーズなどを国内初公開している。URBANITEシリーズは、密閉オーバーヘッド型のヘッドホン。ノーマルのURBANITEとヘッドセットのURBANITE XLがラインナップされている。URBANITE XLは、ノーマルのURBANITEに比べて一回り大きなサイズだ。同社の密閉オーバーヘッド型ヘッドホンというと、「MOMENTUM」シリーズがヒットモデルとなったとなっているが、URBANITEは、サイズ的にも価格帯的にも「MOMENTUM On-Ear」に近い製品だ。ただし、ターゲットとしている層は異なり、MOMENTUMシリーズが大人向けのデザインとサウンドであるのに対して、URBANITEシリーズは、それよりも若い層を狙ったモデルだという。直線を多用したデザインに加えて、サウンドはより低域のパワーが感じられ、クラブサウンドなどの再生に向いている。また、CXシリーズの新ラインナップも国内初展示。現行のCXシリーズは、同社のカナル型イヤホンの中では定番となっているモデルだ。新しいラインナップは、「CX 1.00」「CX 2.00」「CX 3.00」「CX 4.00」。4モデルとも低域再生能力が高められている。○Blue Note75周年を記念したハイレゾ音源75枚が付属するプレーヤーアユートのブースでは、10月8日に発表した「Astell&Kern AK240 ブルーノート 75周年記念エディション」を国内初公開。同モデルは、同社と今年75周年を迎えるジャズレーベルのBlue Noteとコラボした製品。ブルーノートをイメージしたブルーのカラーを採用。Blue Noteのロゴも入れられている。AK240には、Blue Noteを代表する75枚のアルバムを192kHz/24bit、または96kHz/24bitで収録。今回初めて24bit化された音源も含まれている。また、75枚ジャケットと、それをディスプレイするためのスタンドも付属。ジャケットを75枚並べると、サイドにはBlue Noteのロゴが表示される。パッケージには、75周年のメモリアルブックも含まれている。また、beyerdynamicとコラボしたヘッドホンも参考出展。ベースになっているモデルは「T5p」で、Astell&Kernの「AK100II」「AK120II」「AK240」でのバランス接続用に、プラグを2.5mmの4極タイプに変更。また、サウンド面でもAstell&Kernのプレーヤーにマッチするようにチューニングが施されている。○デノンサウンドを楽しめるプレミアムポータブルヘッドホンディーアンドエムホールイディングスブースでは、25日に会場で発表会を行ったMusic Maniacシリーズのヘッドホン3モデルを展示。φ40mmドライバーを採用したオーバーイヤータイプの「AH-MM400」、同じくφ40mmドライバーを採用するオンイヤータイプの「AH-MM300」、φ30mmドライバーを採用する御イヤータイプ「AH-MM200」の3モデルだ。φ40mmドライバーは、「フリーエッジ・カーボン/ペーパー・コンポジット振動板」を採用。スピーカーの振動板のようにエッジを備えており、より正確なピストンモーションを実現している。AH-MM400のイヤーカップには楽器にも使用されるアメリカンウォールナット材を採用。AH-MM300とAH-MM200のイヤーカップは、GFRP製だ。3モデルとも折りたたみが可能なポータブルモデルだが、ハンガー部分やスライダー部分に肉厚のアルミ素材を使用。耐久性と防振性を高めている。AH-MM300は11月下旬発売で、他の2モデルは12月上旬発売。価格はいずれもオープンで、推定市場価格は、AH-MM400が39,800円前後、AH-MM300が29,800円前後、AH-MM200が19,800円前後(いずれも税込)。●エンジニアが使用しているイヤホンや5年ぶりの新製品となる高遮音性モデル○iBasso Audioのチーフエンジニアがチューニングに使用しているイヤホンヒビノインターサウンドブースでは、同社が取り扱っているiBasso Audio社の未発表製品が3モデル参考出展されていた。1つめの製品は、超小型USB-DAC内蔵ヘッドホンアンプ「D-Zero MKII」。Android端末やiPhoneなどとUSBケーブルで接続して、ハイレゾ音源を手軽に再生できる製品だ。カードサイズよりも一回り大きい程度のコンパクトボディで、質量は98g。USB以外に、アナログのステレオミニジャックの入力端子を装備している。2つめはハイブリッドイヤホン。BA(バランスド・アーマチュア)ドライバー×3基にダイナミック型ドライバー×1基を使用したモデル。このイヤホンは、iBasso Audio社のチーフエンジニアが製品の音決めをする際に使用しているもの。カスタムイヤモニターなど市販の製品を試してみたのだが、どうも納得がいかないということで、自ら作作り上げてしまったのがこのイヤホンで、それをそのまま製品化するというものだ。全帯域でバランスの取れたモニターサウンドを実現している。3つめは、アナログ入力のみを装備したポータブルヘッドホンアンプ「P5」だ。電源電圧を高くしたことで、高い駆動力を実現しているという。3製品のうちD-Zero MKIIに関しては、うまくいけば年内に発売できるかもしれないが、それ以外の製品は発売時期が未定だという。○Etymotic Researchが5年ぶり新製品 - フランジ型イヤーピースで高い遮音性完実電気のブースでは、Etymotic Researchの「MK-5」を初公開。MK-5は、Etymotic Researchとしては5年ぶりの新製品。φ6mmのネオジウムドライバーを使用したコンパクトなイヤホンで、フランジタイプのイヤーピースを装備しており、高い遮音性を実現している。再生周波数帯域は20Hz~15kHzで、インピーダンスは32Ω、感度は120dB SPLとなっている。また、同社が取り扱うシュアの最新イヤホン「SE112m+」と、オンイヤー型ヘッドホン「SRH144」「SRH145」も展示。SE112m+は、シュアのエントリークラスイヤホンの「SE112」に、リモコンマイクをプラスしたモデル。10月23日発売予定だ。SRH144とSRH145は、シュア初のオンイヤー型ヘッドホン。折り畳みが可能なポータブルモデルだ。SRH144はセミオープン型でSRH145は密閉型。11月下旬に発売予定だ。いずれもネオジムマグネットを採用したφ36mmのドライバーを使用している。SRH145には、リモコンマイクを備えた「SRH145m+」もラインナップされる。○FiiOブランドのコンパクトなハイレゾプレーヤーオヤイデ(小柳出電気商会)ブースでは、コンパクトハイレゾプレーヤー「FiiO X1」を参考出展。DACチップにテキサス・インスツルメンツ製の「PCM5142」を採用。192kHz/24bitまでのハイレゾ音源に対応している。記録メディアはmicroSD/SDHC/SDXCメモリーカードで、最大128GBにまで対応する。ヘッドホンの推奨インピーダンスは16~150Ω。出力端子は3.5mmステレオミニジャックで、ヘッドホン出力だけでなく、ライン出力に切り替えて使用することも可能だ。本体サイズはW57×D14×H96.6mmとコンパクトで、質量は106g。電源は内蔵のリチウムイオン充電池で、フル充電の場合で約12時間の連続再生が可能だ。なお、FiiO X1の発売時期や価格などについては、未定となっている。○レギュラーモデルの「Edition5」タイムロードブースでは、Ultrasoneの「Edition5 Unlimited」が発表された。2013年11月に行われた「秋のヘッドフォン祭2013」の会場で、555本限定モデル「Edition5」が発表されている。Edition5 Unlimitedは、そのEdition5のレギュラーモデルだ。Edition5は、直接音と間接音を調和させ、3次元的な音の広がりを実現する「S-logic EXテクノロジー」が採用されたヘッドホン。イヤーカップには、数千年間埋まっていた樫の木が使用されている。非常に高価(493,500円)であったにもかかわらず、既にメーカー在庫はなくなっており、流通在庫のみとなっているという。Edition5からのおもな変更点は、イヤーカップをほかのEdition シリーズと同じルテニウムコーティング素材に変更した点。樫の埋もれ木からルテニウムコーティング素材に変更したが、Edition5と同じ音がでるようにチューニングされているという。11月下旬発売予定で、希望小売価格は320,000円(税別)。
2014年10月27日