俳優の豊原功補(52)が1日、自身の公式サイトを更新。女優の小泉今日子(51)との関係について「恋愛感情も伴っております」と、一部週刊誌で報じられた恋愛関係が認めた。同日、小泉は公式サイトで、1月末をもって所属事務所からの独立を発表し、豊原との恋愛関係を認めたが、豊原も「本日、小泉今日子さんから独立のご報告と共に記されている件について、私からも述べたいと思います」とし、「私と小泉さんとの関係性はご本人からの報告にあるように、互いに志を共にするパートナーシップであり、恋愛感情も伴っております。そして私が既婚者であるということも事実です」と発表した。続けて、「しかし一部週刊誌やネット上で伝えられてきた内容には実際と異なる部分もあり、中には私が既に離婚しているかのように書かれたものもありますが、それは事実ではありません。私には家族、妻子があります」と報道の一部を否定。「このことで双方関係者の皆様にはご心配ご迷惑をおかけしておりますこと大変申し訳なく思っております」と謝罪し、「また私自身、家族に対し様々な厳しい思いを強いていることへの自責の念は尽きませんが、それをどのような言葉を持ってここに記すのも相応しいとは思えません。自分自身と家族の問題としてこれからを考えていきたいと思っております。責任は私にあります」とつづった。さらに、「これまでの間、虚実ないまぜの記事や、直接の取材要請も他メディアでの報道もなかったことに違和感を覚えつつもこれを黙認し、口を閉ざしていた自分の数年を反省しております。おこがましくも、半ば私的なことを述べさせていただくことになりましたが、私の心で置き捨てにしてはならないと思うところ、また俳優業の端くれとしての自己と、この先の純然たる創作世界を見つめる上でも、私における事実として発することにさせていただきました」と思いを伝え、「つきましては、今後全て私の一身で受ける所存でありますことご了承いただきたく存じます」とした。最後に、「尚、家族とは三年近く以前より住まいを別にしており、家族はこの仕事とは携わりのない明らかな私人であり、一般的な環境の中で日々の暮らしを過ごしております。大変恐縮ですが、家族及び親類などへの取材、詮索等は一切ご遠慮下さいますよう、ご配慮、ご理解のほど切にお願い申し上げます」と呼びかけた。
2018年02月01日筒井ともみの小説を原作に、年齢・職業・価値観様々な8人の女たちの日常を通して、「食」と「性」の本来のあり方を描いていく映画『食べる女』が、9月末に公開されることが決定。小泉今日子を主演に迎えるほか、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香が出演することが分かった。■テーマは、「料理」と「セックス」本作は、2007年に発売された筒井氏の「食べる女」、「続・食べる女」(新潮社文庫)が原作。人はおいしい食事をすると、体が元気になる。いとしいセックスをすると、心が優しくなる=“スローフード・スローセックス宣言”を冒頭1ページ目から掲げたセンセーショナルな短編集を、今回筒井氏自身が脚本化。くいしんぼうの料理好きであるという彼女が、本作の為に献立を考えた50品以上もの料理が、大人の「恋愛」と「エロス」を彩り、「おいしい女になろう、おいしい男を育てよう」そんな筒井氏のメッセージが込められた、貪欲で繊細な女性の欲望を満たす、おいしい映画となるようだ。また監督は、「ビューティフルライフ」『手紙』『余命』の生野慈朗が務める。■主人公は絶対に小泉今日子!今回主演の小泉さんが演じるのは、主人公・餅月敦子。“モチの家”の女主人で、雑文筆家という役どころだ。映像化するなら、「センセイの鞄」で作品を共にした小泉さんしかいないと考えていたという筒井氏。しかし、実は最初から小泉今日子=敦子と決まっていたわけでなく、映像化に向け筒井氏がシナリオを書いていく上で、自身の経験や友人の体験談を核に構成されているキャラクターの中から、皆を引っ張っていけるような魅力、そして年齢的にも最適な敦子を主人公に据え、物語を構築。原作にはないオリジナルキャラクターとして“主人公・敦子”が誕生したのだという。プロデューサーの片岡氏は、「とにかくあの短編集を、ここまでまとめられたことが凄いと思いました」とさすがのひと言だと話している。そして具体的に小泉さんにオファーをしたのは、企画が動き始めた2015年夏頃。多忙な小泉さんのスケジュールが空くのは2年後ということで、それを待って今年1月、いよいよクランクインを迎えたという。筒井氏は「小泉さんは、とにかく見ているだけでおいしく感じる女優。彼女には『労働の匂い』がある稀有な女優だと思います。そこが新しいし、『食べる女』にふさわしい」とキャスティング理由を語っている。一方、小泉さんは「『わからない』ということを今日の結論にできるのは女だけなのかもしれません。『わからない』けど、お腹が空いた。『わからない』から、とりあえず美味しいゴハンを食べちゃおう。そんな女たちが映画の中で生き生きと食べてます。たくましく生きてます。筒井ともみさんが時間を掛けて下ごしらえをしたこの作品に参加出来て光栄です」とコメントしている。■共演には美人女優が集結また共演には豪華な女優陣が集結。敦子の担当編集者・小麦田圭子役を沢尻エリカ、白子多実子役を前田敦子、本津あかり役を広瀬アリス、茄子田珠美役を山田優、米坂ツヤコ役を壇蜜、豆乃・リサ・マチルダ役をシャーロット・ケイト・フォックス、鴨舌美冬役を鈴木京香と、彼女たちが恋に仕事に悩みながらも、本来の自分を取り戻そうとする等身大の女性たちを演じる。『食べる女』は2018年9月末、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年01月30日『監獄のお姫さま』第9話のレビュー・あらすじ■『監獄のお姫さま』最終話あらすじ爆笑ヨーグルト姫事件の実行犯と思われるプリンス(ナリット)を問い詰めるふたば(満島ひかり)たち。殺人を依頼したのは吾郎(伊勢谷友介)だと白状させたいが、プリンスは頑なに「しのぶに頼まれて俺がやった」としか言わない。そんな状況を見て吾郎は取引を持ちかける。今降参すれば拉致したことについては罪を問わない、被害届も出さないから解放しろ、と。しかし、開放されるや否や吾郎は被害届を提出。カヨ(小泉今日子)たちは捕まってしまう。一方、のぶりんこと検事の長谷川(塚本高史)は助手の今池(上川周作)と共に沖縄へ。事件当時、しのぶ(夏帆)と吾郎(伊勢谷友介)がパラセーリングを申し込んでいたボートハウスで事件の証拠となる事実を掴む。それが決め手となり、吾郎は逮捕。被害届も妻・晴海(乙葉)の説得で被害届も取り下げられ、カヨたちは無事釈放。そして、いよいよ吾郎の裁判が始まる……。■『監獄のお姫さま』最終話感想 - イケメン社長と決着をつける日最終話、ついに吾郎の罪がすべて明らかになる。のぶりんが沖縄でつかんできた証拠によって次々とボロが出てくる。証拠になったのはパラセーリングの際にヘルメットについていたカメラの映像。プリンスはボート屋のスタッフで、吾郎はしのぶがパラセーリングをしている際に凶器となったナイフをプリンスに触らせ、「これでやってもやらなくても犯人はお前だ」と言う。カメラにはまるっと殺人依頼の瞬間が映っていて、それが証拠となった。なぜそれが証拠になることに吾郎は気づかなかったのか、警察にそのカメラの映像は提出されなかったのか、という謎はあるけれど、それによって吾郎は罪を認めた。もちろん吾郎がそれで黙っているはずもない。捕まるのが避けられないのなら、情状酌量を狙おうと企てるが、ボロが出てしまい、殺人教唆ではなく実行犯だということも明らかになる。ずっとぽわんとして、大丈夫、役に立ちます?というか、検事なのにもしかしてバカなの、のぶりんは……と思っていたのに、のぶりんバカじゃなかった。最後の最後で証拠を掴み、裁判でもビシッとキメた(それでも途中でポカをしたが、それが吾郎にボロを出させる結果となった)。吾郎は裁かれることになり、しのぶは刑務所から出てくる。それぞれが穏やかなこれから、を歩み出した。吾郎の罪と過去が明らかになり、スカッとするのは事実。第1話で何かに驚いたように飛び起きている吾郎だったけど、毎日うなされていた、という晴海。罪を認めて、これで今夜からぐっすり眠れますね、と涙ぐむ。クズな男だったけど、元恋人を殺し、婚約者に罪をかぶせた事実はさすがに心に影を落としていたのだ。1話で吾郎はこう言う。「失いたいたくないもの、家族、信頼できる部下、慈悲の心。それ以外は執着しません。マンションも車もお金も女性も社長という今の地位も。だってもともとなかったものだったから。むしろなくしたらラッキー。もう一度手にいれられる喜びを味わえるのだから」。社長になりたくて犯した罪ですべてを失った。もう一度手に入れられる可能性も、ない。刑務所の中でも、アジトでも、常にわちゃわちゃしていた“おばさん”たち。おばさん、というと悪口に聞こえるけれど、カヨたちはかわいかったし、ステキだった。いや、登場する全ての女性がステキだった。ふんわりとした雰囲気の晴海も強い芯を持った女性だった。吾郎の全てが明らかになっても、膝をつくことはなかった。男に泣かされ、翻弄された過去はあったけれど、結果、最大の敵であったイケメンの悪い社長を倒すことになったおばさんたち。特別な能力があったわけじゃない。あったのは勇気とおせっかい。この事件が終わったらカヨにプロポーズする!と宣言していたのぶりん。「どんなに若くてかわいい子もいずれはおばさんになる。でもかわいいおばさんはもうおばさんにならない」というセリフに膝を打った。おばさんにはなりたくないなあ、と多くの女性は思う。でも、ただのおばさんじゃなくて、かわいいおばさんなら目指してみようじゃないか。そんなことを思わせてくれる作品だった。■『監獄のお姫さま』作品概要女子刑務所の中で生きる、罪を犯した5人の女たち、罪を憎むひとりの女性刑務官――女たちによる群像劇。器用とは言えない人間たちの切なさや悲しさを、時に笑えて、時に泣ける物語として、脚本家・宮藤官九郎が描く。「人はなぜ生きるのか」「幸せとはなにか」「人と人との絆とはなにか」。そんな普遍的なテーマを面白く、明るく、そして深く問いかける、これまでにない「クライムエンターテインメント」に仕上がった作品。最終話12月19日(火)夜10:00〜放送分■『監獄のお姫さま』キャスト小泉今日子満島ひかり坂井真紀森下愛子菅野美穂伊勢谷友介夏帆塚本高史猫背椿乙葉神尾楓珠池田成志ほか
2017年12月20日『監獄のお姫さま』第8話のレビュー・あらすじ■『監獄のお姫さま』第9話あらすじ出所したカヨ(小泉今日子)は美容院で働き始めた。スマホも手に入れ、千夏(菅野美穂)たちと連絡を取るために約束していたメールアドレスも登録する。が、千夏たちからは連絡はない。カヨが出所したあとの「自立と再生の女子刑務所」ではしのぶ(夏帆)はいじめを受けつつも、粛々と日々を過ごしていた。そんなしのぶの姿を見ていたふたば(満島ひかり)は、勇介に会わせようとしのぶの母・民世に手紙を出す。しかし、それが結果的にしのぶを追い詰めることになってしまう。出所した面々は少しずつ、娑婆での日常を取り戻していた。そんな2017年のある日。悠里(猫背椿)が店長を務め、カヨも働く美容院にふたばがやってくる。ふたばは特に何も語ることなく、カットを終えると去っていったが、それは“召集”の合図だった。■『監獄のお姫さま』第9話感想 - 明らかになる誘拐の一部始終、そして事件の真実第1話で突然誘拐された板橋吾郎(伊勢谷友介)。なぜ誘拐されたのか、その理由がカヨたちの刑務所での時間を追いながらようやく紐解かれてきた。今回、誘拐シーンの裏側が見せられたことによって、どうしてあのようなミスがあったのか、なぜここにこの人がいたのかなど、引っかかっていた部分がスッキリした。第9話を観てから第1話を観直すと納得する部分が多い。もちろん、初回だけではなく、これまでの伏線が一気に回収されていくのは、観ていてとても気持ちが良い。カヨが刑務所に行く電車の中で会った親子に出所後に再会し、子どもの成長を見て時間の流れを感じる、とか。今まで伊勢谷友介さんが女性陣の回想にいろいろな役で出演していたけれど、今回は千夏がユキ(吾郎の恋人)に憑依するシーンのためにあったのだなあ、とか。小ネタやいろんなドラマのオマージュが入っているのに、ワクワクするのはもちろんのことだけれど、何しろ女性陣がぐんぐん魅力的になってきていて目が離せない。同時にそれぞれに深く関わる男性たちのダメな感じがなんとも。明美(森下愛子)の旦那さんが看護師さんにデレデレしていても「うん、そうか……」となるのはキャスティングのおかげなのかもしれないが。カヨの旦那は自分のしてきたことを棚上げしてよく言えたもんだよ、という話だし、洋子がハマッていた2.5次元俳優もなかなかのものだし、千夏の父親も然り。もちろん、最たるものは吾郎なわけだ。「歴史が証明している。殿と本妻の間に子どもが生まれなかったら、側室が産む」。しのぶのもとに面会にやってきた吾郎の言葉は本音なのか、わざとなのかわからないけれど、現代において聞くとなんともえげつないセリフである。女性たちの前では紳士的で男前だった吾郎の表情が、情けないくらいに歪んでいくのがなんともリアル。おばさんたちの犯罪は不完全犯罪だけれど、吾郎は自分の犯罪は完全犯罪だと疑っていないようにも見える。絶対の自信があったのに、それが破られていくのはやはり不安なものなのだろう。吾郎はほぼ罪を認めたようなものだけれど、証拠がないと言う。一方でのぶりんこと長谷川(塚本高史)が何かに気がついたのか、爆笑ヨーグルト事件が起こった沖縄に行く、と言い出す。何か証拠を見つけるのか。作中では吾郎の妻・晴海(乙葉)もいる状態でプレ裁判が行われている。ふたばが裁判開始前に「容疑者確保から6時間42分です」と時計を見ながら言う。吾郎は「なんだ、2~3カ月経ったような気がするよ」と答える。10月17日の第1話放送からもうすぐ3カ月。ついに来週、決着だ。■『監獄のお姫さま』作品概要女子刑務所の中で生きる、罪を犯した5人の女たち、罪を憎むひとりの女性刑務官――女たちによる群像劇。器用とは言えない人間たちの切なさや悲しさを、時に笑えて、時に泣ける物語として、脚本家・宮藤官九郎が描く。「人はなぜ生きるのか」「幸せとはなにか」「人と人との絆とはなにか」。そんな普遍的なテーマを面白く、明るく、そして深く問いかける、これまでにない「クライムエンターテインメント」に仕上がった作品。第9話12月12日(火)夜10:00〜放送分■『監獄のお姫さま』キャスト小泉今日子満島ひかり坂井真紀森下愛子菅野美穂伊勢谷友介夏帆塚本高史猫背椿乙葉神尾楓珠池田成志ほか
2017年12月13日現在放送中のドラマ「監獄のお姫さま」(TBS)系で、小泉今日子(51)ら先輩女優を相手にしっかりと存在感をアピールしている女優の満島ひかり(32)。 ボーカルグループのメンバーとして芸能界デビュー。その後、女優に転身して数々の作品に出演。いずれも高く評価されているが、その女優魂が強烈過ぎて周囲から誤解を受けてしまうこともあるという。 「彼女は”本業である演技以外にあまりエネルギーを使いたくない”というタイプ。これまで何回も仕事をしている人なら彼女のそうした性格をわかっているためトラブルにはなりませんが、分からない人がかかわるとパニックになってしまうようです」(映画業界関係者) そんな満島は日本のみならず世界にもその名が知れ渡った演出家の故・蜷川幸雄さん(享年80)に対しても、一歩も引かなかったというのだ。 「満島は15年に『ハムレット』で蜷川作品に初出演し、弟の満島真之介さん(28)と共演。蜷川さんの作品は本読みから俳優たちが全力でセリフを叫ぶのですが、満島さんは蜷川さんになんと『声が大きすぎて、何言ってるか分からない』と言ってのけたそうです。その後もことあるごとにズバズバとモノ申すため、共演者は震え上がっていたといいます。でも蜷川さんは満島に対し、『あの子はすげぇ』と最大級の賛辞を送っていたそうです」(演劇関係者) 天国の蜷川さんも、満島の女優としての成長ぶりを温かく見守っているに違いない。
2017年12月06日『監獄のお姫さま』第5話のレビュー・あらすじ■『監獄のお姫様』第6話あらすじ(ネタバレあり)しのぶ(夏帆)の息子・勇介を迎えに来た母・民世(筒井真理子)。しのぶが絶対に吾郎(伊勢谷友介)に勇介を渡さないでほしい、と懇願していたにも関わらず、母は吾郎を伴っていた。勇介ロスに陥るかよ(小泉今日子)、明美(森下愛子)、千夏(菅野美穂)、洋子(酒井真紀)。そんな中、週刊誌に吾郎が春海(乙葉)と極秘入籍、1歳半の息子がいるという記事が載る。それだけではない。かよは息子が面会に来て、夫(離婚待ち)がFacebookで知り合った女性と再婚を着々と進めていることを知ることになったり、悠里(猫背椿)が出戻ってきたり、明美は元旦那が若い女と再婚をしたことを知らされたりと、それぞれに変化がもたらされる。一方、2017年12月24日。吾郎に現在の妻・春海との関係を問い詰めるかよたち。吾郎は春海とのなれそめを語り始める。新たな動きも起きていた。吾郎が誘拐されてから、音信不通になっていたふたば(満島ひかり)に疑いがかかっていた。晴海からかかってきた電話に、ふたばは自分も一緒に誘拐されていると説明し、一度春海たちのところに戻ることを決める。■『監獄のお姫さま』第6話感想 - 子はかすがいと言うけれど女子刑務所のはずなんだけど、徐々に女子寮のような雰囲気を醸し出し始めた「自立と再生の女子刑務所」が気になる。……が、勇介ロスに陥りつつも、かよたちはなんだかんだで元気だ。さすがにしのぶの表情は暗いままだけれど。勇介を引き取ったことについては、やはりというかなんというか、吾郎がうまいことしのぶの母を言いくるめていた。「私たちが彼女を正気に戻さなければ」。しのぶの母はすべて吾郎の言われるがまま。そんな男の言うことを聞いたらダメだよ!と視聴者は思って当然だが、普通に考えると、刑務所に入っている実の娘よりも、会社の経営を立て直した娘の元婚約者のほうを頼ってしまうのは仕方がないことなのだろうか。前回は勇介の子育てが中心だったが、今回は勇介の存在然り、かよの息子が出てきたり、母の日の慰問コンサートということで子どもたちが歌ったり(メインは前川清)、何かと子どもが登場する。かよの息子・公太郎はかよ宛の手紙にこんなことを書く。「父さんと母さんはもともと他人だけど、自分とは血がつながっている。父さんと母さんが別れても、僕は母さんの息子」当たり前なんだけれど、グッとくる。子どもがそういう存在だということ。吾郎としのぶにとって勇介もまたそんな存在。途中、吾郎は「勇介を犯罪者の子どもにしたくない」と言ったが、現状、しのぶが濡れ衣をかぶったままだとしても、吾郎が真犯人だったとしても、勇介は犯罪者の子どもになってしまう。おまけに今はしのぶの存在は消されているが、再審となれば、勇介が犯罪者の子どもである、ということが公になってしまうわけだが……。それにしても、かよの息子・公太郎がいい子で……第1話でかよと会っていたシーンでも、不器用ながらも優しい子で、涙が出そうになった。だからこそ、もう一度かよが犯罪を犯すことになったとしたら、と考えると胸が痛い。かよは公太郎に謝っていたけれど、もう一度捕まることを覚悟しているのか。「雑なのか緻密なのかわからない」と誘拐されたばかりのころ吾郎が言っていたけれど、結局のところ、どういうふうに爆笑ヨーグルト姫事件を再審に持っていくのか。ふたばは元刑務官であることがバレて、しのぶとの関連性を疑われ始める。ここまで、過去を振り返り、吾郎から真相を聞き出そうと努めていたけれど、次回は大きな動きがありそうだ。■『監獄のお姫さま』作品概要女子刑務所の中で生きる、罪を犯した5人の女たち、罪を憎むひとりの女性刑務官――女たちによる群像劇。器用とは言えない人間たちの切なさや悲しさを、時に笑えて、時に泣ける物語として、脚本家・宮藤官九郎が描く。「人はなぜ生きるのか」「幸せとはなにか」「人と人との絆とはなにか」。そんな普遍的なテーマを面白く、明るく、そして深く問いかける、これまでにない「クライムエンターテインメント」に仕上がった作品。第6話11月21日(火)夜10:00〜放送分■『監獄のお姫さま』キャスト小泉今日子満島ひかり坂井真紀森下愛子菅野美穂伊勢谷友介夏帆塚本高史猫背椿乙葉神尾楓珠池田成志ほか
2017年11月22日復讐をテーマにしたドラマ『監獄のお姫さま』にて、イケメン社長・板橋吾郎を演じる伊勢谷友介さんにお話をうかがいました。“おばちゃん”たちの生き方を見ていると、元気がもらえます。女子刑務所で出会った女5人と女刑務官が、ある理由のために一人の男への復讐を企てる姿を描いたドラマ『監獄のお姫さま』。女たちのターゲットであるイケメン社長・板橋吾郎を演じるのは、伊勢谷友介さん。「吾郎は、承認欲求が強く、自己実現のみが幸せだと感じている男です。自分のことを高めるためには周りの人を陥れることも是とできる、自分にしか愛情が向いていない、いうなれば“世の中で最悪の人”。民放の連続ドラマに出演するのが初めてなので、もっといい人の役でもよかったんですけどね。でも、最近は悪役のオファーがなぜか多くて。40歳を過ぎたという年齢もあるのでしょうが、やっぱり、悪人顔だからハマるんだと思います(笑)。昔はヒーローみたいな役がいいと思っていたけど、今は逆に楽しんで演じています」今作では、小泉今日子さんに菅野美穂さん、満島ひかりさん、坂井真紀さん、森下愛子さんという、錚々たる顔ぶれの女優さんたちと共演。「これまでは男性が多い現場ばかりだったので、新鮮です。仕事に取り組む姿を見て尊敬することばかりだし、いろいろな話を聞いて刺激をもらったりしています。やはり、許容力が違うので、僕は甘えさせてもらいながら、勉強をしている感じですね。ただ、6人が揃うと迫力がすごいんですよ。なるべく怒らせないようにしないといけないな、とは思っています(笑)」脚本を手がけているのは、宮藤官九郎さん。「作品の大きなテーマのひとつは復讐であり、シチュエーションもシリアスだったりする。それなのに、6人の女性たちが、変なクセを持っていたり、コミカルな性格であったりすることで、コメディに昇華しているのが宮藤官九郎さんのすごいところだと感じました。みんなが完ぺきじゃなく、とぼけた部分があることで、リアリティも生まれています。作品では、自分のために生きる板橋吾郎という人間が上に立つ社会を、おばちゃんたちが壊そうと奮闘する姿が描かれている。打算的な人間がいくら“こうだ!”と言っても、彼女たちは感覚的なものを大事にしながら“え~、こっちのほうがいいよねぇ?”と無視して突き進んでいく。その生き方を見ると元気が出てくるし、“おばちゃんになるのって楽しそう!”と、思えるはずです」いせや・ゆうすけ1976年5月29日生まれ、東京都出身。俳優として様々な作品に出演する一方で、監督や、自身で立ち上げた「リバースプロジェクト」の代表としても活動している。馬場カヨ(小泉今日子)、若井ふたば(満島ひかり)、大門洋子(坂井真紀)、足立明美(森下愛子)、勝田千夏(菅野美穂)は、復讐のために板橋吾郎(伊勢谷友介)の息子を誘拐する。毎週火曜22:00~、TBS系にて放送中。※『anan』2017年11月15日号より。写真・内山めぐみインタビュー、文・重信 綾(by anan編集部)
2017年11月14日『監獄のお姫さま』第2話のレビュー・あらすじ■『監獄のお姫さま』第3話あらすじ(ネタバレあり)2017年12月24日。警視庁前では板橋吾郎(伊勢谷友介)の長男・勇介(前田虎徹)が「爆笑ヨーグルト姫事件」の裁判のやり直しを求め、犯行声明を読み上げていた。無事に保護された勇介から警察は4人の「おばさん」たちの存在、そして吾郎に会っていたことを聞き出す。時は再び遡り、2012年の春。舞台はカヨ(小泉今日子)たちが収監されている自立と再生の女子刑務所。そこに新しくやってきたのは、爆笑ヨーグルト姫として話題になった江戸川しのぶ(夏帆)だった。しのぶに興味津々の明美(森下愛子)や洋子(坂井真紀)たち。カヨはと言うと、しのぶの教育係を任命される。そんななか洋裁工場で指導中にしのぶが体調不良で吐いてしまったことで、カヨがしのぶをいじめたのでは……と調査が行われることになってしまう。どこか様子がおかしいしのぶ。次第にカヨたちは本当にしのぶが「爆笑ヨーグルト姫事件」の犯人なのかどうかを疑い始める。■『監獄のお姫さま』第3話感想 - 姫の参上にわちゃわちゃし始めるおばさんたちカヨたちとしのぶの出会いが描かれた今回。しのぶの罪は、婚約者だった板橋吾郎の恋人(要は二股をかけていたわけである)の殺人を第三者に依頼した殺人教唆。ずっと怯えたような様子を見せるしのぶにカヨは優しく接する。最初は完全に距離を取っていたものの少しずつ、話を始める……と言うより、ほぼ千夏(菅野美穂)に喋らせていたようなものだけれど。そのうち、ぽつぽつと“爆笑ヨーグルト姫事件”の真実が語られていく。もしかしたらしのぶが犯人がではないかもしれない。しかし、しのぶはこう弁解する。「裁判も終わって、私はすべてを受け入れたんです」。まあ、回を追うごとに吾郎の胡散臭さが増していくこと!ついでに露出と色気もダダ漏れだけれど。そして、少しずつそれぞれのバックグラウンドが明らかになっていく。今回の吾郎の誘拐事件のためにカヨたちを招集したのはふたば(満島ひかり)だということも。すべては吾郎の企みなわけである。しのぶは騙されていた、というよりは、信じたくてわざと騙されたのか。さらにはラスト、しのぶが妊娠していることにカヨが気づく。婚約者に騙され、罪を着せられ、妊娠している状態で刑務所にやってきた。挙句の果てには、出所するまで待っている、などと言っていた吾郎の熱愛のニュースをテレビで見てしまう。大きな目は潤み、白い肌はもう青白くさえ見え、やつれているその姿は思わず、「どうにかしてやらなくちゃ!」という気持ちになる。それでいて、芯の強そうなところも垣間見えるものだから……。ただ、カヨたちがしのぶ……姫のためにどうにかしてあげたい!と思うのはとても自然に思えるのだけれど、ふたばがどこでそう思ったのかが気になるところである。ふたばと言えば、最初は怖い刑務官というイメージだが、ちょくちょく覗く個性が興味を引く。「雑魚は雑居で雑魚寝しな」などとタンカを切るシーンも勢いがあって良いけれど、千夏が吾郎とサンジャポ終わりに寝た、という事実に女性陣が色めきだっているというのに、ひとり笑っているところとか。キャラクターに緩急があるせいか、とても惹きつけられる。それにしても、気になったのは受刑態度の良い者が出られるという月に一度のカラオケ大会である。その裏ではカヨがしのぶの重大な秘密を知り、とてもシリアスな雰囲気だったというのに……ドギツイメイクで『天城越え』を歌う千夏のインパクト以上に、所長はあの格好でトシちゃん歌ったのかと思うと、いろいろ吹っ飛んでしまう。次回はそれぞれの過去がより詳しく明らかになっていく模様。そして、妊娠していた姫は……?■『監獄のお姫さま』作品概要女子刑務所の中で生きる、罪を犯した5人の女たち、罪を憎むひとりの女性刑務官――女たちによる群像劇。器用とは言えない人間たちの切なさや悲しさを、時に笑えて、時に泣ける物語として、脚本家・宮藤官九郎が描く。「人はなぜ生きるのか」「幸せとはなにか」「人と人との絆とはなにか」。そんな普遍的なテーマを面白く、明るく、そして深く問いかける、これまでにない「クライムエンターテインメント」に仕上がった作品。第3話10月31日(火)夜11:35〜放送分■『監獄のお姫さま』キャスト小泉今日子満島ひかり坂井真紀森下愛子菅野美穂伊勢谷友介夏帆塚本高史猫背椿乙葉神尾楓珠池田成志ほか
2017年11月02日宮藤官九郎が脚本を手掛け、小泉今日子が主演を務めるドラマ「監獄のお姫さま」の第2話が、10月24日(火)に放送。“女囚VS女囚”勃発、いよいよ女たちの監獄編が始まる。女子刑務所の中という過酷な状況でたくましく生きる女たちの群像劇を描く本作。不貞を働いた夫を刺した殺人未遂という罪状を抱え、女子刑務所へ入所する馬場カヨを小泉さんが演じるほか、満島ひかり、夏帆、坂井真紀、森下愛子、菅野美穂といった豪華な女優陣が出演していることでも話題だ。10月17日(火)に放送された第1話では、2017年12月24日のクリスマスイブ。過去に罪を犯した馬場カヨ、大門洋子(坂井さん)、足立明美(森下さん)、勝田千夏(菅野さん)と元刑務官・若井ふたば(満島さん)が、まだ刑務所にいる江戸川しのぶ(夏帆さん)の冤罪を晴らすため、EDOミルク社長の板橋吾郎(伊勢谷友介)を誘拐するまでのドタバタ劇が描かれた。そして今回放送される第2話では、女たちの監獄編がスタート!物語は6年前に遡り、2011年の秋――。夫の殺人未遂でカヨが収監された。女だらけの監獄でスパルタ教官・ふたばとの出会いや、同房の受刑者たちからの嫌がらせ…新入り女囚・カヨの闘いが始まる。中でも、カヨが憧れていたカリスマ経済アナリスト・千夏との監獄での偶然の出会いが、カヨの監獄生活にとんでもない事態を巻き起こす…。最初は千夏の著書の話で意気投合したように見えた2人。しかしその後、「銀行女!」「財テクブス!」と罵り合うことに!?そして、「雑居房の雑は雑魚の雑」「なに悲劇のヒロインみたいな顔してるの!」と、カヨに対しきつい言葉で接するスパルタ刑務官・ふたば。新入り女囚・カヨは、どうなってしまうのか?さらに、イケメン社長・吾郎誘拐の発端となった「爆笑ヨーグルト姫事件」の全貌が少しずつ見えてくるという。「監獄のお姫さま」は毎週火曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2017年10月23日10月17日にスタートした、小泉今日子(51)主演のドラマ「監獄のお姫さま」(TBS系)。物語のキーパーソンを演じているのが、女優の夏帆(26)だ。 夏帆が演じるのは伊勢谷友介(41)演じる会社社長の元婚約者で、社長の愛人を殺害した罪で服役する女囚。その女囚のえん罪を晴らすため小泉らが社長に果たす“復讐劇”が、宮藤官九郎氏(47)の脚本により痛快に描かれる。 「小泉さんや満島ひかりさん(31)、菅野美穂さん(40)など、女優陣はいずれも演技派ぞろい。その中で存在感を出せる女優がなかなかいなかったところ、夏帆に白羽の矢が立ったのです。それほど今の彼女は業界的にも評価が高くなっています」(TBS関係者) ティーン誌のモデルを経て女優に転身した夏帆。07年公開の主演映画「天然コケッコー」での演技が評価されて「日本アカデミー賞」など多数の新人賞を受賞し、頭角を現した。 翌年には「砂時計」など、主演映画3本が立て続けに公開。以後は脇役もこなすようになり、13年放送のテレビ東京系ドラマ「みんな!エスパーだよ!」では“お色気路線”にもチャレンジしている。15年公開の映画「海街diary」では綾瀬はるか(32)や長澤まさみ(30)や広瀬すず(19)と美人四姉妹役を演じ、話題を呼んだ。 「夏帆さんは作中で三女役を演じました。綾瀬さんと長澤さんが演じた長女と次女をとりなし、広瀬さんが演じた異母妹を家族になじませる役どころ。そんな難しいキャラクターを絶妙なバランスで演じたのです。しかしほかの3人が各映画賞を受賞するなか、なかなか受賞には至らなかった。そのため『日本アカデミー賞』で優秀助演女優賞を獲得した際は夏帆さんの努力を認めていたスタッフの方が喜んでいたほど、みんなから好かれていますね」(映画業界関係者) 新ドラマでは回が進むにつれ、好演で視聴者をひきつけそうだ。
2017年10月18日小泉今日子に満島ひかり、夏帆、坂井真紀、森下愛子、菅野美穂という超豪華な女優陣VS“イケメン社長”伊勢谷友介のバトルで、早くも話題の火曜ドラマ「監獄のお姫さま」。その第2話に、モデルの押切もえが本人役で登場することが決定。刑務所内の“ジェイルウェア”(作業着)のデザインを手がけている。昨日10月17日からスタートし、宮藤官九郎による練り込まれた脚本、久々にTBSドラマで主演を務める小泉さんをはじめ、全員“主演級”の女優陣、さらに民放連続ドラマ初出演となる伊勢谷さんや、塚本高史、猫背椿、池田成志といった面々の出演で話題を呼んでいる本作。第1話からさかのぼること6年前、刑務所内での出来事が描かれる第2話では、TV受けを狙った“意識高い系”の刑務所を目指し、次々と奇策を導入する「自立と再生の女子刑務所」所長・護摩(池田成志)が、モデル・押切さんがデザインするアクティブで斬新な“ジェイルウェア”(作業服)を所内に取り入れることに。そこで本人役として押切さんが出演。押切さんは、「以前からいろんな作品を毎回楽しませていただいている宮藤官九郎さんの作品で、さらに憧れの小泉今日子さんが主演される『監獄のお姫さま』に少しでも携わることができて、とてもうれしいです。ドラマで皆さんが着ている、『モデル・押切もえ』がプロデュースしたちょっと常識外れのジェイルファッションをぜひチェックしてくださいね!」と、期待を込めてコメントを寄せている。劇中で、馬場カヨ(小泉今日子)、“姫”こと江戸川しのぶ(夏帆)、“女優”大門洋子(坂井真紀)、“姐御”足立明美(森下愛子)、“財テク”勝田千夏(菅野美穂)らが監獄の作業シーンで着る、アクティブで斬新なジェイルウェアに注目だ。気になる第2話では、2011年秋に時がさかのぼる。夫を殺そうとした殺人未遂事件で、馬場カヨ(小泉さん)は5年の実刑判決を受け女子刑務所に収監。入所してすぐに、最も厳しい刑務官・若井ふたば(満島ひかり)から人定質問を受けたカヨは、ふたばの威圧感に負けそうになる。そして、この日からカヨは“69番”としか呼ばれなくなる。「自立と再生の女子刑務所」でカヨは、新人寮の室内作業に従事。その後、新人寮から雑居房に移り、24番・足立明美(森下さん)、31番・大門洋子(坂井さん)、56番・小島悠里(猫背椿)、106番・タイ人のリン(エステファニー・エイ)と同房になり、洋裁工場に配属される。そんな中、カヨはカリスマアナリストとして有名な経済評論家の勝田千夏(菅野さん)とすれ違い驚く。彼女は脱税の罪で収監されていたのだ。ある日、運動場で千夏と話す機会が出来たカヨは、千夏の書いた本の話で意気投合したように思えたのだが、その後カヨへさまざまな嫌がらせが始まり…。一方、2017年のクリスマスイブ――。第1話でカヨたちに誘拐されたイケメン社長・板橋吾郎(伊勢谷友介)は、彼女たちのアジトであるガレージに拘束されていた。何故こんな目に遭うのか、理解できない吾郎は…。「人間が普通に生まれて、普通に暮らして、普通に死んでいく」。これがいかに平凡で、儚くて、幸せなことであるかを、笑って泣ける人間ドラマとして描く、いままでになかった“おばさん犯罪エンターテインメント”。これからも注目していて。「監獄のお姫さま」第2話は10月24日(水)22時~TBS系で放送。(text:cinemacafe.net)
2017年10月18日■『監獄のお姫さま』第1話あらすじ(ネタバレあり)2017年12月24日、クリスマスイヴ。カリスマ経済アナリストの勝田千夏(菅野美穂)とEDOミルクのイケメン社長として人気の板橋吾郎(伊勢谷友介)。親しげに話すふたり。しかし、ADが出した「息子が誘拐された」と書かれたカンペを見て目を見張る吾郎。実は吾郎の息子を誘拐しようと企てている女たちがいたのだ。馬場カヨ(小泉今日子)、大門洋子(坂井真紀)、足立明美(森下愛子)、若井ふたば(満島ひかり)、そして勝田千夏。彼女たちの共通点は刑務所。ふたばは刑務官でそれ以外の4人は服役していたのだ。彼女たちは吾郎の息子を誘拐するために朝から家族の動向を伺っていた。しかし、洋子が吾郎の息子を間違えたせいで計画は大混乱。果たして彼女たちが誘拐を企む理由とは。■『監獄のお姫さま』第1話感想 - 5人の女性たちのテンポ良い会話劇が魅力前番組の『マツコの知らない世界』が終わり、次に映し出されたのは板橋吾郎のドアップからの『サンデージャポン』!一体どういうこと?と身を乗り出す。さあ、物語の始まりだ。端的に言うと、第1話では女性たちがある男への復讐計画を実行する。姫を助けるために。「私たちならやれる。5年もかけて計画したのよ」という千夏の言葉にあるように、綿密に立てられたであろうリベンジ計画。彼女たちが覗き込む計画ノートはボロボロだ。復讐対象である吾郎のそばには企む女たちの影がある。千夏しかり、ふたばは吾郎の秘書として、明美は資産家として。ただ「いる」だけではなく、一定の信頼は勝ち取っていた。計画を実行したクリスマスイヴには次から次へと吾郎の周りに女たちが現れる。想定外のことがあったものの、カヨたちは吾郎の息子を誘拐することに成功する。要求はお金ではない。6年前の出来事について話せ、爆笑ヨーグルト姫事件について――。リーダーはふたばだろうか。そのほかの4人の刑務所内で築かれたであろう関係性も気になる。カヨを落ち着かせるように抱きしめる千夏、ふたりの関係は?明美も吾郎との関係を示唆するような言葉を発していた。そして、なぜ刑務官であるふたばが彼女たちに手を貸しているのか。それにしても、ふたばの号令で、反射的にビシッとしてしまう4人がかわいい。息子を間違えて捕まえてしまい、「先生(ふたば)に怒られる~!」と嘆いているところも。「先生」のように、各キャラクターがあだ名で表されていて、なんともわかりやすい。明美は姉御、千夏は財テク、洋子は女優、カヨは……馬場カヨだが。そして、忘れてはいけない板橋吾郎。前半ではイイ感じのやり手社長という感じだったが、女性との接し方にそこはかとないスケコマシ感(古い……?)。作中、千夏に電話をかけたときの「さっきはありがとねー、楽しかったねー」と。「楽しかった」じゃなくて「楽しかったね」って言うところがググッとくる。そんな吾郎を虫けらを見るような目で見ているふたばにもグッとくる。でも、「ネイルかわいいねー」と言いつつも、適当に見ているあたりとか、ああ女に慣れていらっしゃる、という印象。要するにだいたいの行動がモテ男なんですが。そんな吾郎をどんなふうに追い詰めていくのか。まだ、彼女たちの背景ははっきりとはわからない。なぜ服役していたのか、刑務所で何があったのか。そのあたりは来週以降に明らかになるようだ。一筋縄ではいかないクドカン作品。華麗な女優さんたちの競演、あちこちに散りばめられた伏線。すでに2回、3回と見返したくなっている。■『監獄のお姫さま』作品概要女子刑務所の中で生きる、罪を犯した5人の女たち、罪を憎むひとりの女性刑務官――女たちによる群像劇。器用とは言えない人間たちの切なさや悲しさを、時に笑えて、時に泣ける物語として、脚本家・宮藤官九郎が描く。「人はなぜ生きるのか」「幸せとはなにか」「人と人との絆とはなにか」。そんな普遍的なテーマを面白く、明るく、そして深く問いかける、これまでにない「クライムエンターテインメント」に仕上がった作品。第1話10月17日(火)夜10:00〜放送分■『監獄のお姫さま』キャスト小泉今日子満島ひかり坂井真紀森下愛子菅野美穂伊勢谷友介夏帆塚本高史猫背椿乙葉神尾楓珠池田成志ほか
2017年10月18日10月13日、フジテレビ系「ダウンタウンなう」の人気コーナー「本音でハシゴ酒」に俳優の小泉孝太郎(39)が出演。VTRには親友・ムロツヨシ(41)が登場し、小泉家の裏側を暴露した。 小泉家に何度も遊びに行き、小泉純一郎元首相(75)と食事をしたこともあるムロ。小泉元首相はかなりマナーに厳しく、ムロが音を立ててスープを飲んでしまったときにはその場で「それはダメだ!」ときつく叱られたという。 孝太郎も、父と出かけるときは常に緊張していると告白。食事に行けばナイフやフォークの使い方を、銭湯では手ぬぐいの使い方などをすべて見られているのだという。エスカレーターやエレベーターを使うことも禁止されており、「目の前に楽な道と辛い道があったら、必ず辛いと思った道に行きなさい」と言われて育ったことを明かした。 また、ムロが長年そばで見てきた孝太郎の処世術を絶賛する場面も。小泉政権時代に、父親のことでよく因縁をつけられていた孝太郎。居酒屋でムロと二人で飲んでいた際、客に絡まれたことがあった。だが孝太郎は笑顔でその客の隣に座って話を聞き、酒を飲ませて酔わせたうえで気持ちよく帰らせていたのだという。「待たせてごめんね」と言って戻ってくる孝太郎を見て、ムロは衝撃を受けたという。 コーナー終了後、ダウンタウンらに「生まれながらの人たらし」との称賛を受けた孝太郎。「政界進出は絶対にない」と言い切ったが、人望がありすぎてまわりが許してくれなくなる日も近い?
2017年10月14日小泉今日子が16年ぶりにTBSドラマで主演を務め、満島ひかり、坂井真紀、夏帆、森下愛子、菅野美穂と競演する宮藤官九郎脚本のドラマ「監獄のお姫さま」。このほど、彼女たちの“復讐のターゲット”となるイケメン社長役に、俳優業のみならず、映画監督や実業家とマルチに活動する伊勢谷友介が決定。民放連続ドラマに初出演する。「逃げるは恥だが役に立つ」「カルテット」「あなたのことはそれほど」「カンナさーん!」と、話題性抜群のドラマを連発するTBS火曜ドラマ枠に10月より登場する本作。脚本をNHK連続テレビ小説「あまちゃん」やTBS「ごめんね青春!」、NTV「ゆとりですがなにか」などを手がけた宮藤さんが担当。「普通に生まれて、普通に暮らして、普通に死んでいく」…ことが、いかに平凡で、儚くて、幸せなことであるかを、笑って泣ける人間ドラマとして描くクライム・エンターテインメントとなる。物語は、馬場カヨ(小泉さん)、若井ふたば(満島さん)、大門洋子(坂井さん)、足立明美(森下さん)、 勝田千夏(菅野さん)の5人の女が、ある大企業のイケメン社長・板橋吾郎(伊勢谷さん)を誘拐するところから始まる。当初、何が目的なのか、5人はどういう関係なのか、すべてが謎に包まれたまま…。しかし、次第に明らかになる社長の過去。彼は愛人を殺した殺人犯であり、社長誘拐計画はその殺人の真相を暴き、まだ刑務所にいる前社長の娘・江戸川しのぶ(夏帆さん)の冤罪を晴らすためのものだった。しかし、復讐は彼女たちが計画した通りに進まない。さまざまなハプニングが起こり、そのたびにパニックに陥る5人の女。それでも、それぞれの得意分野を活かして、なんとか軌道修正を図っていくが…。そんな本作で、5人の女性たちに復讐される社長役で民放連続ドラマ初出演を果たすことになった伊勢谷さん。台本を読み、「宮藤官九郎さんの脚本ですので、設定も含め役者として前もって自分がやってきたことをしっかり自分の体に刻み込みながらやらなければならないと感じております」と真摯にコメント、「自分が先んじて入り込まないといけないことがあると思うのでドキドキしています」と心中を明かす。「今回の役どころは言うなれば“世の中で最悪の人”を演じさせていただきます。民放初の連続ドラマですのでちょっとはいい人の役でもよかったかなと思いつつも、現在41歳で悪者顔しているのでおそらくハマるのではないかと思います(笑)」と意気込んでいる。また、脚本の宮藤さんは、「伊勢谷さんに声をかけさせていただいた理由は“異物感”」とコメント。「『監獄のお姫さま』は女子刑務所を舞台にした、圧倒的に女の物語。男子禁制の空間で女がなんの話をしているかと言えば、そりゃ男の話。彼女たちにとっては男=非現実。異物。だったら非現実的な男がいい。異物感が大事だ。いろんなタイプの男性をちょこちょこ出すのは面倒くさい。何もかも手に入れ、全て兼ね備えた、スーパーな男性が1人いればいい。そんな経緯で誕生したイケメン社長・板橋吾郎は、ギラギラした出世欲と野心の塊、言わば“美し過ぎる悪”」とそのキャラクターを語り、「だったら、一度も仕事したことない人が良いだろうと考え、伊勢谷さんにオファーしました。そしたら、俺のドラマどころか、民放連続ドラマ自体が初めてだという。童貞好きの自分としては願ってもない情報です。俄然、楽しみになってきました」と、自身でも期待いっぱいの様子。プロデューサー・宮崎真佐子氏も、伊勢谷さん演じる板橋吾郎について「地位と名声、出世欲に駆られた巨悪の男でありながら、プレミアムなイケメン」と紹介。「そんな吾郎に小泉さん演じるカヨら女囚たちも、復讐のターゲットであるはずなのに、虜になってしまう…そんな悪と美しさを兼ね備えた男を演じられるのはこの世で伊勢谷友介さんしかいません!豪華女優陣に追い詰められていく伊勢谷さん、必見です!」と力を込めている。さらに、伊勢谷さんのほか、観察力に優れた優秀な検事・長谷川信彦役に、宮藤さん脚本の「木更津キャッツアイ」を出世作に、現在もさまざまなドラマで活躍する塚本高史、女子刑務所所長・護摩はじめ役に、これまで数々の舞台やドラマで名バイプレーヤーとして活躍する池田成志、小泉さん演じるカヨや坂井さん演じる洋子と同じ雑居房の受刑者・小島悠里役に、ドラマや舞台、映画で活躍、宮藤作品にもたびたび登場している猫背椿と、個性的な顔ぶれが集結する。火曜ドラマ「監獄のお姫さま」は10月、TBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年08月15日10月クールのTBS火曜ドラマでは、人気脚本家・宮藤官九郎が満を持して手掛ける“おばちゃん犯罪エンターテインメント”「監獄のお姫さま」を放送することが決定。主演には小泉今日子を迎え、満島ひかり、夏帆、坂井真紀、森下愛子、菅野美穂といった豪華女優陣が顔を揃える。物語は5人の女がある大企業のイケメン社長を誘拐するところから始まる。当初、何が目的なのか、5人はどういう関係なのか、全てが謎に包まれたまま。しかし、次第に明らかになる社長の過去。彼は愛人を殺した殺人犯だった。社長誘拐計画は、その殺人の 真相を暴き、まだ刑務所にいる前社長の娘の冤罪を晴らすためのものだったのだ。それでも復讐は彼女たちが計画した通りに進まない。様々なハプニングが起こり、そのたびにパニックに陥る5人の女。それぞれの得意分野を活かして、なんとか軌道修正を図っていくが…。時はその6年前、一人の女が新しくできた女子刑務所に入所してきた日に戻る。彼女の名前は、馬場カヨ(小泉今日子)。罪状は、不貞を働いた夫を刺した殺人未遂だ。カヨが生まれて初めて経験する女子刑務所。そこは後悔、嫉妬、羨望、罪悪感…様々な思惑が交錯する場所だった。そこで彼女が出会う一筋縄ではいかない女たち。足立明美(森下愛子)は違法薬物不法所持。勝田千夏(菅野美穂)は所得隠しと巨額の脱税。千夏は刑務所のリーダー的存在だ。大門洋子(坂井真紀)は詐欺と横領。そして江戸川しのぶ(夏帆)の罪状は殺人だったが…。 5人は、それぞれにイタイ女だが、可愛くて可哀想なところもあった。そんな彼女たちを見守る厳格な刑務官にして教官、若井ふたば(満島ひかり)。罪を憎んで生きてきたふたばは、このイタイ女たちを立ち直らせるべく厳しくさまざまな教育を施す。しかし、5人と接している うちに、冷たく閉ざされていたふたばの心がだんだんと開かれ、人としてはダメだが魅力的な彼女たちに 気持ちを奪われていく。当初は、周りに馴染めずにいたカヨだが、リーダー的存在の千夏との関わりから、だんだんと仲間意識が 芽生えていく。そして誰とも交わらず、常に1人で行動しているしのぶの実情を知る。実は、しのぶは冤罪で服役しているというのだ。冤罪なんて許せない。カヨは、出所後4人で集まってしのぶの冤罪を晴らす復讐計画を立て、ふたばもその計画に加わることに!果たして、女たちのリベンジ計画は上手くいくのか?本作は、女子刑務所の中という過酷な状況でたくましく生きる女たちの群像劇。罪を犯してしまった生きることに不器用な人間たちの切なさや悲しさを、時に笑えて、時に泣ける物語として描くとともに、「人はなぜ生きるのか?」「幸せってなんだろう?」という真面目なテーマを、面白く、明るく、そして深く問いかけていく。そんな本作で主演を務めるのは、ドラマ・映画・CMはもちろん、文筆家としても活躍中の小泉さん。不貞を働いた夫を刺した殺人未遂という罪状を抱え、女子刑務所へ入所する馬場カヨ役を演じる。TBSドラマでの主演は、2001年放送の「恋を何年休んでますか」以来16年ぶりとなり、宮藤さんとのタッグは連続テレビ小説「あまちゃん」以来となる小泉さんは、「久しぶりの宮藤官九郎さんの脚本です。脚本通りに演ずれば面白いこと間違い無しだと思ってます。魅力的な役者さんたちとの共演もとても楽しみです」とコメント。一方宮藤さんは、「大好きな女優さんの大好きなお芝居が観たい。それがこの『監獄のお姫さま』の核心です。 私も立派な中年になりまして、いま『木更津キャッツアイ』のテンポ感でドラマを作ろうと思ったら、若者より、おばちゃんの方が俄然しっくり来る。早口だし、声が大きいし、他人の話を聞かないし、同じことを何度も言うし。暴力的な速度と有り余る熱量。彼女たちのおしゃべりをエンドレスで聞ける場所はどこか、と考え舞台を女子刑務所に設定しました」と脚本執筆経緯を語る。さらに、「トットてれび」「カルテット」などに出演する満島さんが厳格な刑務官にして教官・若井ふたば役、数々の作品に出演し最近では「砂の塔~知りすぎた隣人」での主演が記憶に新しい菅野さんが、所得隠しと巨額の脱税で服役している刑務所のリーダー的存在、勝田千夏役を演じるほか、夏帆さん、坂井さん、森下さんといった豪華な面々が顔を揃えている。満島さんは、「3年前、ドラマ『ごめんね青春!』の打ち上げで宮藤さんから『満島さん、次は女囚のお話です。満島さんは人を番号でしか呼ばない看守さん』とオファー?を受けたのが本当になりました」と前々から話があったと明かし、「出演者を聞いてうひゃーとなり、脚本は可笑しくて読み進めるのが大変でした。わたしの中では、癒し系ドラマになる予感です」とコメント。宮藤さんとは脚本では初めて一緒に仕事をすると言う菅野さんは、「エスプリと同時に、炸裂感のあるクドカンワールドに自分も参加させて頂けることに、ワクワクしています」と期待を語り、また「小泉さんとご一緒できるなんて…やったー!!本当にウソみたいで、うれしい気持ちでいっぱいです」と自身も撮影を楽しみにしているようだ。火曜ドラマ「監獄のお姫さま」は10月、TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年07月26日「小泉孝太郎、お前もかー!?」 先日、俳優の小泉孝太郎さん(38)の熱愛報道写真を見ながら、思わず叫んでしまいました。 小泉孝太郎さんといえば爽やかな顔立ちだけでなく、元内閣総理大臣の小泉純一郎氏(75)の長男という生い立ちにも注目が集まる存在です。38歳男盛りの熱愛、またスクープ記者に対する真摯な対応に世間の声は好意的なようです。 ただし筆者だけではないはずです、2人の服装に「おや?」と思った人は。満島ひかり(31)似のスレンダー美人と称される彼女ですが、その格好はチュニックにジャージと思われるラフなパンツスタイル。孝太郎さんはグレーのニットに黒いパンツ、ニット帽をかぶってのラフなスタイルです。 この格好に、ネットの女性掲示板では「女性の服装の意味がわからない」「ジャージ?チュニック?なぜその組み合わせ?」「(孝太郎さんの)格好がマイルドヤンキーみたい」「いつもの爽やかなスーツとは悪い意味でギャップあるな」など両者の服装について厳しい指摘が集まります。 かくいう筆者も眉をひそめた1人です。最近芸能人のスクープ記事を眼にすることも多いですが、そこにはテレビの中の素敵な姿とは程遠く、ダサくて失笑すら覚える芸能人の素を見ることがあります。 そこで思い出されるのは、“イケメン”と称され続けた男性は40前後から残念になりがちだということ。筆者はこれを「残念イケメン現象」と勝手に呼んでいます。孝太郎さんがどうかはさておき、最近の芸能界における残念イケメン現象を振り返りながら“なぜイケメンは残念になるのか”考えたいと思います。 ■ポテンシャルの高さに頼る20代30代 そもそも顔や背格好が秀でている人はだいたい子どものころからイケメンと呼ばれ、自分の容姿の相対評価を自覚し、得をしながら成長しています。羨ましいと思う反面、彼らは自身が持つ容姿のポテンシャルの高さに甘んじてしまいがちです。 そのため年齢とともに身につけたいセンスやマナー、お金の使い方などが身につかず、内面の成長も遅れることに。そのため容姿の衰えを感じ始めるアラフォーに差し掛かったあたりで周りから「あれ?」と思われるのです。 その1つが服装のセンスのなさや、妙な若作りだったりします。小泉孝太郎さんがそうとは言い切れませんが、「マイルドヤンキーみたい」との声があったのも、こうした“残念イケメン臭”を感じ取った女性がいたからかもしれません。 ■お金の使い方は変わっていますか? 顔がよくてモテる。羨ましい限りの状態ですが、苦労せずモテを手にいれた男性が手にいれられないものがいくつかあります。その1つが、デートでの“素敵な”お金の使い方です。そこで思い出されるのが、今年に入ってグラビアタレントとの「アパホテル不倫」が暴露された俳優の袴田吉彦さん(43)です。 不倫相手。つまりは割り切った関係だったとはいえ“アパホテルのポイントカードを溜めながら、しかも女性側にも出してもらうことが常習となっていたこと”が明るみになり、世間の女性は心底がっかりしたことでしょう。さらに写真にはスヌーピーが描かれたハーフパンツを着る姿も……。 袴田さんは元ジュノンボーイという間違いのないイケメン。40代になって逢瀬の際にポイントカードを使ったり、キャラものを着用する姿は残念イケメンそのもの。きっと今まで苦労なく「いいな」と思った女性とお付き合いできてきたからこその、“ダサい生き様”なのでしょう。 ■私服が泥棒スタイルは そして私服がダサいで思い出されるのが、これまた俳優の田中哲司さん(51)です。先日妻の仲間由紀恵さん(37)の不在時に女性宅への通い不倫が暴露され、その出で立ちに筆者は驚きました。 普段はスーツ姿で独特な大人の男のオーラを発する田中さんですが、この日は紺の帽子に、紺色ジャージと紺のトレパンと全身1色スタイル。こんな闇に隠れるスタイルは田中哲司か妖怪人間だけだ!と笑ってしまいますが、とにかく私服がダサくて怪しいのにびっくりです。彼も俳優という職業柄、見た目で得をしてきたタイプ。女性にモテる経験をし、結果として変装=闇に隠れるスタイルになったのでしょうか。 ちなみに残念イケメン現象をおこす男性には“過去の栄光を自慢する人”や“今のモテ自慢をする人”など、様々なスタイルがあります。ぼんやりしていると、見た目以上に挽回困難な残念イケメン現象を引き起こすかもしれませんね。
2017年06月30日小泉純一郎元首相(75)の息子で俳優の小泉孝太郎(38)が一般人女性(29)と交際中であると、「女性セブン」(小学館)が報じた。 孝太郎は同誌に対して昨夏ごろから「親しくしている」と語り、「彼女といると、ふと“素の小泉孝太郎”に戻れて、癒されますね」とも明かしている。 「孝太郎さんがここまで交際について言及したのは初めて。彼自身は『なかなか結婚まで考える余裕はなくて』と答えていますが、今後に注目が集まっています」(芸能デスク) 孝太郎といえば、当時父が総理だった02年に俳優デビュー。史上初の現役総理の子息での芸能人となった。 「相当周囲からのプレッシャーがあったでしょうが、それをしっかりはね返してここまでやってきた。その陰には、信頼していた“女房役”の存在がありました」(テレビ局関係者) そんな孝太郎の女房役として知られているのが、今や個性派俳優としてすっかり売れっ子になったムロツヨシ(41)だ。昨年5月、ムロはテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演した際に小泉家との親密すぎるエピソードを明かしている。 孝太郎とは05年公開の映画「交渉人真下正義」で共演し、すぐに意気投合。一時期は孝太郎のマンションの合鍵を持ち、週の半分は宿泊するほどだった。さらにムロがまだ売れていなかった時期、孝太郎は「出世払い」と言って一切支払いをさせなかったという。 また08年ごろからは、ムロが正月に小泉家を訪問。純一郎氏のみならず、孝太郎の弟で衆院議員の進次郎氏(36)とも家族ぐるみの付き合いを続けているのだ。 「ムロさんは、もともと演技力の評価は高かった。孝太郎が俳優として行き詰まったときは親身になって相談に乗っていたといいます。『もし孝太郎が結婚披露宴をすれば、ムロがスピーチするのでは』と言われるほどの仲ですね」(映画業界関係者) ムロは現在、独身。孝太郎の熱愛報道に続くか?
2017年06月29日3月13日、夕暮れどきの繁華街を歩く小泉今日子(51)の姿があった。この日、都内のイタリアンレストランでドラマ『スーパーサラリーマン佐江内氏』(日本テレビ系)の打ち上げが行われたのだ。開始時刻の午後5時前に、徒歩でやって来た小泉。しばらくすると、主演の堤真一(52)をはじめ出演者たちが続々と会場入りした。 「小泉さんは撮影の際はよくひとりで現場入りし、終わるとそのまま帰っていました。スタッフが送り迎えできなくて慌てることもありましたが、彼女は『専属スタッフをぞろぞろ連れて歩くのはカッコ悪い』というポリシーがあるそうで……。そんな気取らない姿勢に、周囲からも『これこそスターだよ』と絶賛の声が上がっていました」(ドラマ関係者) 打ち上げではキャストがひとりずつ壇上で挨拶していく展開。小泉は自然体でこう答えていたという。 「彼女は『今までやってきたドラマのなかで、いちばん楽でした。ロケもほとんどなかったし(笑)』とジョークを言って、笑いを取っていました。ただその後にはきちんと『とても楽しかったです。またパート2があればこんな感じでお願いします』と続けるなど、作品への愛情を感じさせるスピーチでした」(前出・ドラマ関係者) 作品に愛情を抱いていたのは、堤も同じだったようだ。 「とにかく、笑いの絶えない現場でしたからね。福田雄一監督(48)のドラマは現場で脚本が変更になることも多いのですが、みんなアドリブを連発して楽しんでいました。堤さんは『大学のサークルみたいなノリだよね』と笑っていました。打ち上げでも『エンディングのダンスはきつかったよ。家でも練習したけど、奥さんにダメ出しばっかりされていた(笑)』と振り返っていました」(前出・ドラマ関係者) 作中では、堤に無茶ぶりする“鬼嫁”役を務めていた小泉。打ち上げではそんな2人の“夫婦の絆”が垣間見えるシーンもあったという。 「小泉さんが挨拶をした直後、友人役の福島マリコさん(50)が彼女にハグしたんです。すると『俺も!俺も!』と縁者やスタッフがどんどん押し寄せてきて……。すると最後に、夫役の堤さんが満を持して登場!彼が熱い抱擁を交わすと、小泉さんはもう大爆笑でしたね」(出席者) 一次会は8時にお開きとなり、一行は2次会へ。そこでも和気あいあいとした空気が続いていたという。 「話題作として評判はかなり上々でしたから、実は局内ですでに続編や映画化の話も浮上してきているそうです。意外とすぐにでも実現へ向けて動き出すかもしれません」(前出・出席者) “さえない夫”の堤を安堵させたであろう“鬼嫁”小泉の抱擁。そこには「次もまたいっしょに」という“誓いが込められていたのかも!?
2017年03月22日明日3月18日(土)についに最終回を迎える「スーパーサラリーマン左江内氏」。この度、その最終回終了後に「Hulu」にて配信が決定しているオリジナルストーリー「小池刑事の鬼の取調室」が、クランクアップを迎えたことが分かった。そして、各エピソードに主演を務めた堤真一らお馴染みのキャラクターたちが登場することも明らかになった。「スーパーサラリーマン左江内氏」は、藤子・F・不二雄の隠れた名作「中年スーパーマン左江内氏」を、いま引っ張りだこの人気演出家・福田雄一の脚本・監督で実写化。堤さん演じる普通の中年サラリーマン左江内が、ある日突然スーパーヒーローに任命され、世界を救う羽目になる…という傑作コメディだ。今回「Hulu」にて配信されるのは、ムロツヨシ演じる小池郁男刑事が主人公のオリジナルストーリー。地上波本編では、左江内の活躍をちゃっかり全て自分の手柄にしている小池刑事だが、今回はなんと遂に本領発揮!?バディの刈野刑事(中村倫也)と共に、自らの手で華麗なる推理で目の前の事件を解決していくという。本編最終回放送を前にして、このほど“小池刑事”チームが笑顔でクランクアップ。「Hulu芝居をみせたい」と意気込んでいたムロさんも、オールアップの声が掛かると大きな達成感に包まれたようで、監督から花束を受けとったムロさんは笑顔をみせ開放感に満ちた様子。相棒で小池刑事と暴走を続けた刈野刑事役の中村さんは、「刺激的な現場でした。最後の最後のシーンが一番怖かったです」と謎のコメントも…。そして、ゴールデン連続ドラマの放送中に、撮影をしながら脚本・監督・編集の全てを進めた福田監督に、出演者が「すごい!」と絶賛の声を送る中、ムロさんは「本当に素晴らしい!その分、スタッフに感謝した方が良いよ(笑)」とツッコまれ、監督にも思わず笑みが。「本当にスタッフに感謝!」とふり返り返る監督に、ムロさんは「スペシャルも出来るドラマでしょう!?」と早くも次回作を期待していた。また、「Hulu」版には、左江内英雄役の堤さん、妻・円子役の小泉今日子、娘・はね子役の島崎遥香、米倉役の佐藤二朗や笹野高史も出演。そしてさらに注目なのは、オリジナルストーリー内で明かされるスーパーサラリーマンの秘密。小池刑事が挑む難事件の数々が、まさかの驚きの事実に繋がっていく!アドリブ満載、仕掛けも満載、充実のオリジナルストーリーとなっている。「小池刑事の鬼の取調室」は3月18日(土)の「スーパーサラリーマン左江内氏」最終回放送終了後よりHuluにて独占配信開始(全3話)。「スーパーサラリーマン左江内氏」最終回は3月18日(土)21時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年03月17日堤真一主演、小泉今日子、ムロツヨシ、賀来賢人、島崎遥香ら豪華キャストで、藤子・F・不二雄原作の人気ヒーロー漫画を映像化する新土曜ドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」が1月14日(土)今夜からスタート。日本テレビの連続ドラマ初出演となる堤さんが今回演じるのは、平凡な妻子あるサラリーマンで、中間管理職=係長の主人公・左江内(さえない)さん。小心者でお人好し、なにより“責任”という言葉が一番苦手な左江内さんは、ある日怪しい老人からスーパーマンになれるスーパースーツをむりやり譲り受けることに。最初は必死に断る左江内さんだったが鬼嫁・円子に娘のお弁当を昼休みまで学校に届けるよう命じられ、やむを得ずスーパーマンを引き受けてしまう。うだつのあがらない旦那に手厳しい鬼嫁に、多感な時期で扱いが難しい思春期の娘、さらには末っ子の息子にまで最近舐められ、“家の中でさえ平和を保てないのに、世界平和なんて構ってられるかぁ!! ”なんて思う左江内さんだが、その律儀さからスーパースーツが危険を察知するたび仕事中でも渋々問題解決に。しかし左江内さんが華麗に事件を解決してもスーパースーツを脱げば、スーパースーツを着ていた間の出来事は接した人たちの記憶から全て消えてしまうため、左江内さんがどんなに頑張っても世界から争いが消えることはなく、家族に見直されることもない。左江内さんは毎回理不尽な思いを抱いて背中に哀愁を漂わせ平和を守っていく…というのが本作の物語。そんな左江内さんの“鬼嫁”で、子どもたち優先、旦那は二の次という円子を小泉さんが演じ、左江内さんが解決した事件全てを手柄にする小池にムロさん、左江内さんの部下の池杉に賀来さん、同じく部下の蒲田役に早見あかり、小池と行動を共にすることが多い町のお巡りさん刈野に中村倫也、小生意気な左江内さんの息子・もや夫に横山歩、左江内さんの前にふいに現れる謎のフリーター・米倉に佐藤二朗、左江内にスーパースーツを託した怪しい男を笹野高史、左江内の直属の上司・簑島役に高橋さんといったキャストが顔を揃える。また左江内の娘・はね子には昨年大晦日の「第67回NHK紅白歌合戦」をもって「AKB48」を卒業した島崎さんがキャスティングされている。新土曜ドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」は1月14日(土)21時~日本テレビ系にて放送開始。(笠緒)
2017年01月14日女優の小泉今日子、北川景子、桐谷美玲が、コーセーのイメージキャラクターに起用された。それぞれが出演する3編のCMが、20日から全国で放送される。今回のCMは、3人が年齢も肌タイプも異なる女性を等身大で表現。同世代の女性に向けて、「あきらめないで」「素肌に自信を」「やっと逢えた」などとエールが送られ、肌の悩みを持つ幅広い年代の女性が勇気づけられる内容となっている。北川は「CMの撮影はあっという間に終わってしまいましたが、ライティングがきれいな中で、とても楽しく撮影することができました」と満足の様子。桐谷は「きれいな背景やライティングを使用し、まるで映画撮影をしているかのような雰囲気での撮影だったので、完成がすごく楽しみです」と期待を話している。
2017年01月12日早見あかり演じるクールで無口な美人女子高生・小泉さんが実在するラーメン店を舞台に“ラーメンうんちく”を炸裂させるドラマ「ラーメン大好き小泉さん」の年末スペシャルが 12月29日(木)今夜放送される。本作は鳴見なるによるコミックが原作。早見さんの連続ドラマ初主演作として2015年6月からフジテレビ系フジテレビの“土ドラ”枠で映像化された。ドラマではほっこりと感動したりクスっと笑えたりするようなラーメンにまつわるオリジナルストーリーが展開されるのだが、実在のラーメン店が舞台となっているのが特徴で、ドラマとリアルなお店情報が混ざり合う“情報ドラマ”になっており、早見さんの女子高生姿とガッツリとしたラーメンという対比が放送当時は話題に。その後2016年1月に新春SPがオンエアされ、今回再び年末SPとして帰ってくることとなった。アイドルから女優に転身、「ウレロ☆未確認少女」やNHK連続テレビ小説「マッサン」『百瀬、こっちを向いて。』などで注目され来年には『銀魂』の公開や「スーパーサラリーマン左江内氏」の放送も控えている早見さんがラーメンを食べまくる女子高生の小泉さんを演じるほか、連続ドラマから引き続き美山加恋、古畑星夏が出演するほか、新春SPに出演した「SUPER☆GiRLS」の田中美麗も引き続き登場する。今回は古畑さん演じる美沙がアップした「YouTube」動画「カワイイ女子高生がラーメンを食べてみた。」がものすごい再生回数を記録し話題に。動画をきっかけに美沙の暴走が始まり小泉さんたちはそれに巻き込まれ、物語は意外な方向へと転がっていく…というストーリーが展開。「新横浜ラーメン博物館」にあるドイツのフランクフルトに本店を構える「ラーメン無垢ツヴァイテ」でドイツからの“逆輸入ラーメン”を味わうほか、神奈川県の厚木にある、“家系ラーメン”の元祖である総本家「吉村家」直系の「厚木家」や、高田馬場で20年以上にわたる人気店だったが2014年に店主の病気で惜しまれつつも一旦閉店、今年待望の復活を遂げた名店「べんてん」などの人気店が登場。「厚木家」では家系の創始者である“生ける伝説”吉村実氏が出演するほか、「べんてん」店主の田中光勝さんが復活後初テレビ出演を果たし、元気な姿を見せてくれるという。年末年始、本作で最新のラーメン情報をチェックしてみるのはいかが?「ラーメン大好き小泉さん 2016年末SP」は12月29日(木)今夜24:35~放送。(笠緒)
2016年12月29日女優の早見あかりが主演を務めるフジテレビ系ドラマ『ラーメン大好き小泉さん』が、12月29日(24:35~25:35)に復活することが24日、明らかになった。このドラマは、早見演じる謎の美人女子高生・小泉さんが、ラーメンをひたるら食べまくるというもので、今回は、海外で大行列の逆輸入ラーメン、そして家系ラーメンを解剖。実在の名店である「厚木家」(神奈川県厚木市)、「べんてん」(東京都練馬区)が登場し、神奈川・新横浜ラーメン博物館でも取材を敢行する。今年の新春SP以来となる今作に、早見は「再び小泉さんを演じる機会がこんなに早く来るとは!!!」と驚き、「今回もたくさんのラーメンをおいしくいただきたいと思います!!!」と興奮。編成企画のフジテレビ・赤池洋文氏は「(早見の)美しくも豪快なラーメンの食べっぷり、食後に浮かべる恍惚(こうこつ)の表情、やりすぎなくらい満ちあふれているラーメンへの愛…。前作をはるかに上回る"小泉さん"の姿をお届けいたします!」と見どころを語っている。
2016年11月24日早見あかり演じるラーメン大好きな謎の美人女子高生“小泉さん”が、ラーメンをひたすら食べまくる前代未聞のドラマ「ラーメン大好き小泉さん」。この度、「ラーメン大好き小泉さん2016年末SP」と銘打ち、12月29日(木)に放送されることが分かった。鳴見なるによる同名コミックを原作とする本作は、昨年6月より「土ドラ」枠にて放送され、今年1月には新春スペシャルドラマが放送し、大反響を集めた。そんな本作が、またさらにパワーアップして年の瀬にカムバック。今回の年末スペシャルでは、全国のラーメンフリークを納得させる名店中の名店が登場。神奈川県厚木市にある、家系ラーメンの総本家である「吉村家」の数少ない直系の一つ「厚木家」や、一度は閉店したものの、今年待望の復活を遂げた東京都練馬区にある「べんてん」。そのほかにも、新横浜ラーメン博物館(神奈川県横浜市)でも撮影を敢行。近年、有名ラーメン店が精力的に海外進出を図ったこともあり、いまや世界中で本格的なラーメンを食べられるようになってきている。そんな舌の肥えた外国人たちが、日本に本場のラーメンを食べるために続々来日しているという現状があり、ラーメン博物館にはそのような外国人観光客が多数集まっている。そんな「ラーメンの国際化」の象徴とも言えるラーメン博物館で、いま大人気となっているドイツからの「逆輸入ラーメン」を紹介する。主演の早見さんは「2016年新春SPに始まり、まさかまさかの年末SP。再び小泉さんを演じる機会がこんなに早く来るとは!!びっくりしています」喜び、「今回もたくさんのラーメンをおいしくいただきたいと思います!!期待していてください」とコメントを寄せた。また早見さんのほかにも、美山加恋、古畑星夏といったお馴染みのキャスト、そして新春スペシャルに登場した田中美麗(SUPER☆GiRLS)らも登場する。「ラーメン大好き小泉さん2016年末SP」は12月29日(木)深夜24時35分~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年11月24日俳優の堤真一が、来年1月スタートの日本テレビ系ドラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』(毎週土曜21:00~)で着用するスーパースーツ姿が22日、公開された。原作の『中年スーパーマン左江内氏』は、藤子・F・不二雄氏が唯一連載(1977~78年)した大人ヒーロー物語。日テレの連ドラ初出演となる堤演じるパッとしない中年サラリーマン・左江内(さえない)が、謎の男からスーパースーツを受け取り、しぶしぶ世界の平和を守ることになる。試着で「何て格好させるねん」とボヤいていた堤。「最初は恥ずかしいな、カッコ悪いなと思いました」というが、衣装を合わせを何度も行ううちに、「今はもう割とすんなり、慣れてしまっています」と報告。左江内は生真面目なキャラクターであることから「コメディと思ってやらずに、真面目に真剣にやっていこうと思っています。真面目にやればやるほど面白くなると思います」と語っている。このスーパースーツ姿を見た、左江内が最も恐れる鬼嫁役の小泉今日子は「もっと笑っちゃうような感じなのかなと思ったら、ビシッと似合ってて、格好良かったです」と称賛。「スーツのデザインも、機能性が高そうで、細部にこだわりがありました」と解説した。脚本・演出の福田雄一氏も「大満足です! この、絶妙に格好悪い感じ。格好いいんだろうけれど、格好悪い(笑)」と手応え。今作は、自身の家族を投影したものであることを明かし、「脚本を書くのに、こんなに困らなかったことは初めてです(笑)」と、筆が進んでいる様子を報告した。また、この他の共演者も決定。左江内が解決する事件を全て手柄にしてしまう小池役でムロツヨシ。左江内の部下・池杉役で賀来賢人、蒲田役で早見あかり。町のおまわりさん・刈野役で中村倫也、息子・もや夫役で横山歩。さらに、謎のフリーター役で佐藤二朗、左江内にスーパースーツを託した男役で笹野高史、左江内の上司・簑島役で高橋克実が登場。ほかにも福島マリコ、富山えり子、金澤美穂、犬飼貴丈が出演。プチ反抗期を迎えている左江内の娘・はね子役は、後日発表される。
2016年11月22日宮沢りえ、吉田羊、小泉今日子…錚々たる顔ぶれですが、彼女たちに共通しているのは、自分よりもだいぶ年下のイケメン男子との熱愛が話題になった大人の女性たちだということ。ひと昔前までは「女性の方が恋愛をリードするなんて…」と驚かれたものです。「女性の方が年上なんて考えられない」とまで言われることも。まして過去の恋愛・結婚も知られているような女性が積極的に若い男性に行ったりしたら白い眼で見られたことでしょう。■彼氏が年下イケメンの女には共通点が!けれど今時はもう、恋愛も結婚も、女性がリードするのが珍しくありません。それも若いイケメン男子を、ずっと年上の女性がリードする時代。バツイチも珍しくないですし、過去があるくらい双方ともそれほど気にしないですよね。もちろん今でも白い眼を向ける人はいるのですが、逆に応援してくれる人たちもいるくらいで、そんな時代を生きるのが彼女たちなわけです。とはいえ「年下男子をゲットする」って口で言うほど簡単には思えませんよね。そこで、生まれた年月日のホロスコープ(天宮図)から実際に若いイケメンと噂になったり結婚した女性たちを調べてみると、なんといくつかの共通項が…!占いサイト『前世からの約束』の監修者である占い師・波木星龍先生に、解説していただきました。■"年下"男性を「夫」に持つ女性の場合まず、自分よりもはるかに年下の男性を夫に選び、恋愛から結婚へゴールインしている女性達には、「太陽と水星が0度の位置で一体化している」女性が多いのです。占星学的には、太陽は"夫の象徴星”と考えられていて、その太陽に0度の位置で水星がくっついていると、「若々しい夫」とか「知性的な夫」という解釈になります。芸能人で言うと、15歳年下の夫を持つ熊谷真実さん、12歳年下の夫を持つほしのあきさん、11歳年下の夫を持つ菊地凛子さん、10歳年下の夫と結婚していた浜崎あゆみさん、過去に年下俳優との熱愛が噂となった小泉今日子さんなどが当てはまります。ちなみに新恋人との間に子供ができたと公表したばかりの土屋アンナさんもこの特徴が。このうち、水星が"恋愛の星"である金星ともアスペクトを作っているのが熊谷さんとほしのさんで、もともと恋愛対象として年下男性と縁があるようです。なお太陽と0度の位置にある水星というのは、本人の性質や外見にも深く関係しており、年をとっても若々しい容姿と精神とを授けてくれるものです。■"優しい"イケメンを「夫」に持つ女性の場合年下男性を「夫」に持っている女性の中には、年下であることに惹かれたのではなく、相手の容姿や可愛らしさに惹かれて結婚まで至る人もいます。そういう女性たちは、「太陽と金星が0度で一体化」している場合が多いです。“夫の象徴星”である太陽に0度でくっついているのが金星なので、「美しい夫」とか「可愛らしい夫」という解釈になります。芸能人では13歳年下のダンサーと結婚していた小柳ルミ子さん、10歳年下の俳優と再婚した岩崎宏美さん、6歳年下の美男子と事実婚だった浅野ゆう子さん、最近ジャニーズ系俳優と熱愛が伝えられた宮沢りえさんなどがいます。このうち、金星が"離別の星"天王星ともアスペクトを持っているのが、小柳さんと岩崎さんと浅野さんで、もともと離婚などをしやすい先天運を持っていたと言えます。太陽に貼り付く金星は、本人の性質や容姿にも影響を与えて、年を取っても衰えない美貌や愛情豊かな性質を授けてくれることになります。■年下男性が「恋人」になる女性の場合ごく自然に交際相手が「優しい年下男性」になる女性たちには、恋愛の星・金星が年下の星・水星と60度や30度などのアスペクトを作り、しかもその金星が“夫の象徴星”である太陽ともアスペクトを持っているケースが見られます。両方のアスペクトの条件を満たすのが、芸能人では23歳年下の一般人と結婚した磯野貴理子さん、15歳年下の俳優と結婚している秋本奈緒美さん、つい先日23歳年下の秘書男性と結婚をされた三原じゅん子さん、これまた6歳年下の野球選手と結婚されたばかりの押切もえさんなど。金星と水星のアスペクトのみなのが、26歳年下の男性と二度も結婚した秋吉久美子さん、19歳年下男性と結婚している吉田美和さん、19歳年下男性との熱愛報道があった吉田羊さん、3歳年下の俳優と再婚している松居一代さん。いかに金星と水星のアスペクトが年下男性をゲットする上で重要か、理解できることでしょう。■年下男性と恋愛・結婚している女性たちの共通点これまで見てきたように、年下男性と恋愛・結婚している女性たちにはホロスコープでの特徴が明確に表れます。太陽・水星・金星の関わりが顕著なのです。不倫から出発する場合や、電撃的な結婚・離婚の場合、天王星も関与します。隠れた交際や同棲の場合は、海王星も関わってくるでしょう。恋愛・結婚に「水星」が大きな役割を果たしている女性たちは、心身ともいつまでも若々しく、好奇心や向学心も旺盛なのが特徴です。そういう女性に、若い男性たちも惹かれるのです。自らの年齢や周囲の思惑を気にしすぎる女性は年下男性との恋愛・結婚には向いていないでしょう。また自分の魅力を発見できなければ、イケメン男性に対して積極的に振舞えないはず。自分の魅力に気付くことも、“大人の女”としては重要なことなのです。60代になってから大学院で学びだす秋吉久美子さんの精神性は、それだけでも魅力的と言えるでしょう。年下彼氏にどっぷり愛される女には生まれ持った星の特徴があるということ!もしかしたらあなたも同じ特徴を持っているのかも…?自分のホロスコープも見てみたいという方、自分の恋愛や結婚について詳しく占ってみたい方は、波木星龍先生監修の占いサイト『前世からの約束』をぜひご覧ください。本格的な占星術を楽しんでいただけます。~古今東西のあらゆる占いに精通し、確かな実績と実力を持つ本格占い師~波木星龍(なみきせいりゅう)鑑定暦30年以上、延べ5万人以上の鑑定実績をもつ本格占い師。古今東西のあらゆる占術に精通している。対面鑑定のほかに「正統占い教室」という占い教室を主宰し、数多くの有名占い師を生み出している。『占星学秘密教本』(魔女の家BOOKS)、『江戸JAPAN極秘手相術』、『神占開運暦』(八幡書店)など著書も多数執筆。★鑑定所「波木星龍」波木星龍による本格鑑定を受けられる鑑定所です。あなたの悩める「人生&運命」と真摯に向き合い、各種の占術を通じ“最良の選択肢"をアドバイスいたします。住所:札幌市中央区南1条東7丁目2-2 ラピスアクアシティー大通1205※札幌地下鉄東西線「バスセンター前」駅10番出口から徒歩3分。▼鑑定のご予約はこちら電話:011-231-3344メール:namiki.s@jcom.home.ne.jp
2016年11月16日堤真一が主演を務め、藤子・F・不二雄原作の人気ヒーロー漫画を2017年1月期の新・土曜ドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」としてドラマ化。日本テレビの連続ドラマ初出演となる堤さんがサエない中年のスーパーマンに、小泉今日子がその“鬼嫁”に扮することが分かった。平凡な妻子あるサラリーマンで、中間管理職=係長の主人公・左江内(さえない)さんは、ある日、怪しい老人から、スーパーマンになれるスーパースーツをむりやり譲り受ける。よりによって、小心者でお人好し、なにより“責任”という言葉が一番苦手な左江内さん…。最初は必死に断る左江内さんだったが、鬼嫁・円子に、娘のお弁当を昼休みまで学校に届けるよう命じられ、やむを得ずスーパーマンを引き受けてしまう!その鬼嫁といえば、うだつのあがらない旦那に手厳しいし、思春期の娘は多感な時期で扱いが難しく、父親にとってその思考回路は未知の領域。末っ子の息子にも、なんか最近舐められてる!?“家の中でさえ平和を保てないのに、世界平和なんて構ってられるかぁ!! ”なんて思うけれど、律儀な左江内さんは、スーパースーツが危険を察知するたび、仕事中でも渋々、飛び立つ。だが、たとえ左江内さんが華麗に事件を解決しても、スーパースーツを脱げば、スーパースーツを着ていた間の出来事は接した人たちの記憶から全て消えてしまう。自分がどんなに頑張ったって、世界から争いが消えることはない。それで家族に見直されることも…ない。毎回、そんな理不尽な思いを抱き、背中に哀愁を漂わせつつも、事件を解決するたび、自分と家族との間に起った問題と重ね合わせる左江内さん。そうやって家族と向き合い、知らなかった家族の心を知り、ほんのちょっとだけ、家族の笑顔を見られると嬉しくなって…渋々、平和を守ることにーー。そんな哀愁漂う中年ヒーロー、主人公の左江内さんを演じるのは、日テレ連続ドラマ初出演の堤さん。また、そんな左江内が最も恐れる鬼嫁で、子どもたち優先で旦那(左江内)は二の次の円子には、日テレゴールデンタイムのドラマでは2003年7月期の「すいか」以来、13年半ぶりの出演となった小泉さんが決定。実力派の2人がテンポの良い、息の合った夫婦役を熱演する。原作は、藤子・F・不二雄が1977年~78年に「漫画アクション」(双葉社)にて、唯一連載していた「中年スーパーマン左江内氏」。「勇者ヨシヒコ」「アオイホノオ」、映画『銀魂』『斉木楠雄のサイ難』など話題作を次々手がける福田雄一が脚本と演出を手がけ、大人ヒーロー物語を現代に蘇らせる。堤さん主演×福田監督は『俺はまだ本気出してないだけ』(’13)以来のタッグとなる。<キャスト&スタッフコメント>■堤真一日本テレビでは、初めての連続ドラマ出演になります。先日、スーパースーツを試着しました。実際に着てみて、「何て格好させるねん」と(笑)。でも、それほど嫌じゃないかもしれません。共演の小泉今日子さん、そして、福田雄一監督とのコラボでどんな作品になるのか、2017年1月の土曜ドラマを楽しみにしていてください。■小泉今日子福田雄一さんの作品を楽しく拝見させていただいていたので、今回のオファーはとても嬉しかったです。堤真一さんとは久しぶりの共演です。しかも夫婦役ということで、息を合わせ、力を合わせ、面白い作品に出来たらと思います。どうやら鬼嫁だそうです。個人的には、完全なるミスキャストだと思っています(笑)。■脚本・演出 福田雄一僕にとって、今回、藤子・F・不二雄先生の原作を実写化させていただけるということが一番の栄誉なんです。さらに、自分の部屋に一番最初にポスターを貼ったアイドル、キョンキョンとご一緒できる!これが最大の2つの幸せです!堤さんとはいつもの感じで(笑)いや、いつも以上にたくさんいじり倒そうと思います。■日テレ・高 明希プロデューサーやっと皆さまにお伝えできます。ドラマが好きな一視聴者として、ただただ観たい贅沢な座組が実現してしまいました。皆さま、平日に蓄積された疲れは、土曜の夜、このドラマを観て吹き飛ばしてください。土曜ドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」は2017年1月より、毎週土曜日21時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年10月25日俳優の堤真一と女優の小泉今日子が、1月スタートの日本テレビ系ドラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』(毎週土曜21:00~)で夫婦役を演じることが24日、分かった。藤子・F・不二雄の原作を、福田雄一の脚本・演出で描く。原作の『中年スーパーマン左江内氏』は、藤子・F・不二雄氏が唯一連載(1977~78年)した大人ヒーロー物語。日テレの連ドラ初出演となる堤演じるパッとしない中年サラリーマン・左江内(さえない)が、謎の男からスーパースーツを受け取り、しぶしぶ世界の平和を守ることになる。先日、そのスーパースーツを試着したという堤は「何て格好させるねん」とボヤきながら、「それほど嫌じゃないかもしれません」とも。「小泉今日子さん、そして、福田雄一監督とのコラボで、どんな作品になるのか」と期待を述べている。一方の小泉は、左江内が最も恐れる鬼嫁役で、日テレのゴールデンタイムのドラマに13年ぶり出演。「どうやら鬼嫁だそうです。個人的には、完全なるミスキャストだと思っています(笑)」と、こちらもボヤきのコメントを寄せた。脚本・演出は、『勇者ヨシヒコ』シリーズなどを手がけてきた福田氏。「僕にとって、今回、藤子・F・不二雄先生の原作を実写化させていただけるということが一番の栄誉なんです。さらに、自分の部屋に一番最初にポスターを貼ったアイドル、キョンキョンとご一緒できる!これが最大の2つの幸せです!」と興奮している。
2016年10月25日今年は例年以上に、キョンキョンが熱い!2月に発売された雑誌『MEKURU』では、90ページにおよぶ小泉今日子特集が話題となり、発売早々に完売するほどの人気に。そしてこの秋、小泉さんが「反アンチエイジング」宣言ともとれる発言をして、再び話題になっています。女性の価値観に一石を投じたこの発言、みなさんはどう思われましたか?キョンキョンの反アンチエイジング宣言おさらいことの発端は9月発売の雑誌『GLOW』での、社会学者・上野千鶴子さんとの対談でのこと。上野さん「アンチエイジングって言葉が大嫌いなんです」小泉さん「私もです」(と同調)(中略)小泉さん「ずっとアイドルの仕事をしてきて、30代の半ばくらいから『かわいい』って言われる中に、『若い!』という声が入ってくるようになって。これ違くない?喜んじゃいけないんじゃない?って。……これ(美魔女現象)には抵抗しなきゃと。私は『中年の星』でいいんじゃないかと思ってます」20代の若さを懐かしんでは、今の姿にため息をつくようになる30代。「若い」と言われれば、やはり嬉しいのが本音ですよね。その点、30代半ばで既に若いと言われることに疑問を抱いたというのは、さすが小泉今日子という気もします。確かに、いつまでも若さだけにしがみついているだけで良いのでしょうか?ステキな女性は年齢が気にならない友人と、今回の小泉さんの発言について話したときのこと。「誰かを見て、『この人何歳だろう』って思う時点で、何かしらの違和感を感じている証拠だと思うんだよね。どんなに若々しくてキレイな人だったとしても、そういう感覚を抱くのって、その人に何かズレというかギャップを感じているからでしょう」「それに本当にステキな人には、何歳だろうなんて疑問すら持たないでしょう。年齢さえも気にならないっていうか」ガッテン!ガッテン!ガッテン!思わず、ガッテンボタンを連打しそうになるくらい納得してしまいました。多くの女優さんやタレントさんがステキなのは、その見た目以上に感覚を年齢に合わせてチューニングしているからでしょう。実際、小泉さんが50歳と聞いても、その若々しさに多少の驚きはあるものの、違和感を覚えた人は少ないのでは?ねっ、ステキな人の年齢って、見る側も意外と気にしてはいないものなんです。若いというだけの気持ち悪さ恐らく、私がアンチエイジングをしている人に感じていたのは、はっきりとは言い表せない違和感と気持ち悪さでした。美魔女という言葉が定着して久しいですが、メディアに登場する美魔女のみなさんは本当に若くて美しい。その一方で、得体の知れない物体を見ているような怖さを少なからず感じていたことも事実です。その意味では、本当に”魔女”なんですよね。メディアによる若さをもてはやす風潮にも、現実味のない虚構の世界を見せられているような感覚がありました。本当に若さだけが高い価値なのだろか、と。現実の生活は、アンチエイジングケアなんてする暇もないくらい忙しいし、ある朝、鏡にうつったシミと白髪に落ち込むことの連続です。それでもありのままの自分を受け入れて、顔を上げて歩いていくことが、きっと大人になるということなのでしょう。確かに若さには価値がありますが、それはきっと未熟な価値観を補うために与えられた特権です。大人になった私たちは、もう若さがなくても成熟した価値観で自分を守ることができるはず。いい大人が若さの特権にしがみついていたら、ちょっとかっこ悪いでしょ。小泉今日子が本当に錆びないワケ小泉今日子さんが長きにわたり、女性の憧れの的であり続けるのは、その若々しい見た目というよりも、潔い言動やそれを裏付ける生き様にあります。昔の感覚を引きずったまま生きていくことは、自分自身のギャップを大きくするだけ。小泉今日子はそんなダサいことはしないのです。だからこそ、彼女はいくつになっても錆びない女性なのでしょうね。参考:『GLOW』2016年9月号/宝島社
2016年10月22日俳優の小泉孝太郎が7日、東京・台場のシネマメディアージュで行われたフジテレビ系ドラマ『Chef~三ツ星の給食~』(毎週木曜22:00~22:54 ※初回は22:15~23:24)の舞台あいさつに登場。リオ五輪のキャスターを務めた際、中継先の照英の声が聞こえないというトラブルにあったことを明かした。このドラマは、主演の天海祐希演じる三つ星レストランの天才女性シェフ・星野光子が、店のオーナー(小泉孝太郎)とトラブルでクビになってしまったことから、多くの壁にぶつかりながら学校給食作りに挑む姿を描くもの。今作が、光子が人生最大の壁に立ち向かっていくストーリーであることから、小泉も大ピンチを告白した。東京のスタジオでキャスターとして出演していた小泉は、現地リオの競技会場にいる照英を呼び出したが、ワイプに照英が映っているものの、声が聞こえてこないというトラブルが発生。もちろん生放送で、このピンチを抜け出すために小泉がとった行動は「必死にくちびるの動きを見て、読唇術しかないと思って、(東京の)スタジオに引き取りました」という。しかし、「照英さんは勢いでしゃべるので、『勢いがありますね』と僕が表現すれば、どうにかなりました」と、結局は読唇術を駆使しなくても問題なかったそう。「ある意味、照英さんに助けられました」と、熱意先行型のレポーターのおかげでピンチを乗り越えられたそうだ。今作での小泉の役柄は、光子をピンチに陥れていく"悪役"。「1年前にも(『下町ロケット』で)悪役と言われる役をもらって、あのときの気持ちを思い出しますし、撮影現場でも少し疎外感を感じています」と、ため息混じりに紹介した。また、この日登壇したのは小泉のほか、天海、給食栄養士役の遠藤憲一、給食調理師補助役の川口春奈、そしてテレビ局プロデューサー役の友近で、この中で小泉が唯一給食室の撮影現場に入った経験がないと判明すると、あらためて疎外感を噛み締めていた。
2016年10月07日