9月5日・6日の両日、女性誌やテレビなどでひっぱりだこの人気ヘアメイクアップーティスト・山本浩未が、「大人のための美容セミナー」に講師として登場した。会場となったのはフィットネスクラブ「B・B・V ola(ビービーヴィ オラ)」(5日=渋谷店、6日=新宿店)。同スタジオにてボディクリエイターを務める宮城裕子とともに、年齢を重ねても輝きを増し続ける女性であるための、「内からも外からもキレイを目指す方法」を披露した。セミナー2日目は、まず2人のトークからスタート。同い年であるという山本と宮城は、見た目に醸し出される“理想のスタイル”こそ異なるものの、「いくつになっても今の自分が好きでいられるよう、美しく健康であるための努力は怠らない」という姿勢においてはまったく同じ。言葉や目線を交わす様からも、お互いを尊敬しあっていることが第三者にもしっかりと伝わる。「もともとは加圧に興味がなかったけど、宮城さんのしなやかな身体はすてきだなと思ったし、彼女になら教わってみたいと思った」と山本が打ち明けると、宮城は美ボディを作るためのコツとしてたんぱく質の摂取を推奨する。さらに、「どんなにトレーニングに励んでも、美しい肌や髪を作る栄養素が足りていなければ身体は変わらない。効率よくきれいな身体を作るためにプロテインを利用するのも手」とアドバイス。また、体内の活性酸素を除去する水素や、人体の組織と組織をつなげる役割を果たすケイ素も積極的に摂取していると明かした。これに対して山本は、「私は継続的にサプリメントを摂取するのはすごく苦手。だから“つじつまが合えばOK”って考えるようにしてる。つまり、肌の調子や体調に合わせて摂取したりしなかったり。そのためにも、自分をよく知っておくことが大事だなって」と独自の考え方を披露した。そしてその考え方は、山本のメイクテクニックにもしっかりと繁栄されている。山本によると、大人にとってメイクする上で最も大切なことは「自分の立ち位置を決めること」。どういうことかというと、一人ひとりの持ち味は骨格やパーツの大きさ・配置によって異なるため、自分の顔立ちがどんなタイプであるかを理解することで、そのよさを十二分に引き出すことができるというのだ。では、どんなタイプがあるかというと、まずは大まかに2つに分けられる。この2つを山本は「大人になったら顔がゴツゴツ骨ばってくる人と、もったりしてくる人に分かれる」と表現し、前者を「ヅカ系」(=宝塚系)、後者を「姫系」と命名。さらにそれぞれを、顔の造りが派手であるかそうでないかによって2つに分け、「シンプルヅカ系」「デコラヅカ系」(=デコラティブ・ヅカ系)「シンプル姫系」「デコラ姫系」の4つに分類。すべての女性が、この中の1つないしは2つ以上に当てはまるとし、「自分とは異なるタイプの要素を取り入れることで魅力をアップさせる方法」または「自分の持ち味をいかす方法」などを解説した。例えば、『シンプル姫系』のタレント・YOUが、ヅカ系のファッションによって新たな魅力をまとっていることを挙げるなど非常に分かりやすい説明で、参加者一同もみるみるテーマに飲み込まれていき、頭の中では自らの変身後の姿を思い描いている様子。さらに、山本が一人ひとりの席を歩いて回り、「(自分では)何系だと思う?」と尋ねると誰もが即答。自分の持ち味について考え、より美しくみえる方法について考えを巡らせることへの興味も倍増しているようだった。4つのタイプとその特徴については、山本の著書『同窓会で二番目にキレイになるには… ちょこっとウィッグ付き』(小学館)でも詳しく説明されているが、自分のタイプに合ったメイク法を心得るだけでも、毎日のおしゃれがもっと楽しくなりそうだ。
2015年09月12日声優や女優として活躍し、ミュージカル界でも人気を集める平野綾。2013年にミュージカル『レ・ミゼラブル』(以下『レ・ミゼ』)のエポニーヌ役に抜擢され、今年も再び同役で登場。現在は、東京、名古屋での公演を終え、7月8日(水)からは福岡、8月8日(土)からは大阪での公演を迎える。役にかける新たな思いを聞いた。ミュージカル「レ・ミゼラブル」チケット情報文豪ヴィクトル・ユゴーの同名小説を原作に、19世紀フランスの下層社会を生きる人々を描く物語。エポニーヌは、革命を訴え、人々のために国を変えようとする青年マリウスを一途に愛する。しかし、その思いは決して報われない。「前回は、わざとがさつに、マリウスが女子だと意識しないような〝男の子〟としてエポニーヌを演じろと言われていたんです。今回は、マリウスに対しては素直になれないけれど、等身大の女の子という自然なエポニーヌ像になりました」と話す。エポニーヌに共感し、もしくは同情する観客は多い。「演出家が、エポニーヌを悲しくて哀れな方向に持っていくのはやめましょうと。私も彼女は強い子だと思いますし、自分の悲しさを人には見せたくない。その強がりな部分が、悲しく切なく映るんですね。エポニーヌはマリウスに振り向いてもらえなくても、自分をかわいそうだと思ってはいないんですよ」。それは、名曲『オン・マイ・オウン』にも表れているという。「妄想の中でだけマリウスは自分のもので、それだけでも彼女は幸せなんです。気持ちを奮い立たせているけれど、現実に戻り、それでも前向きに想い続ける」そんなエポニーヌがマリウスの身代わりとなり、彼の腕の中で死んでいくシーンは涙を誘う。「彼女が生きてきた中で、一番幸せな瞬間だと思うんです。一番の夢だった彼をやっと自分のものにできた。『レ・ミゼ』の登場人物は皆、生きることに貪欲だから、エポニーヌも自分が死ぬなんて思いもしていなかった。最後まで生き抜こうとしていたんでしょうね」昨年、父親を病気で亡くした。「苦しかったですが、『誰かを愛することは神様のおそばにいることだ』というエピローグの歌詞に、父の死が集約されていると感じました。悲劇的な話に見えるけど、最後は光がさして多くの人に希望を与える作品なんです」とほほ笑む。小学生のときの絵日記に「ミュージカルスターになりたい」と書いたほど舞台は夢だった。「やりたいことを全力でやれている今が一番幸せ」だという。しなやかな強さがエポニーヌと重なった。公演は7月8日(水)から8月1日(土)まで福岡・博多座、8月8日(土)から29日(土)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホール、9月5日(土)から7日(月)まで富山・オーバード・ホール、9月17日(木)から24日(木)まで静岡・静岡市清水文化会館(マリナート)大ホールにて。チケットぴあでは、福岡、大阪、静岡公演のチケット発売中。取材・文:米満ゆうこ
2015年07月07日中田浩二、柳沢敦、新井場徹の合同引退試合『ENCORE』に錚々たるメンバーが集う。カズに名波浩、中村俊輔や小野伸二、稲本潤一と大物たちが名を連ねたのだ。『明治安田生命J2リーグ』は前日の7月4日(土)に第21節を行う。第22節は7月8日(水)である。それでも、カズ、小野、稲本、田代有三、武田博行、酒本憲幸はカシマサッカースタジアムへやって来るのだ。これも、中田、柳沢、新井場の人徳だろう。ENCORE-中田浩二 柳沢敦 新井場徹 合同引退試合-出場メンバーは以下の通り。ANTLERS LEGENDS【監督】トニーニョ・セレーゾ/鈴木満【GK】古川昌明/曽ケ端準/佐藤洋平【DF】奥野僚右/秋田豊/大岩剛/名良橋晃/池内友彦/中村祥朗/室井市衛【MF】石井正忠/本田泰人/増田忠俊/阿部敏之/小笠原満男/本山雅志/山口武士/鬼木達/本田拓也【FW】長谷川祥之/平瀬智行/興梠慎三/田代有三/マルキーニョス/鈴木隆行KAY FRIENDS【監督】山本昌邦【GK】都築龍太/武田博行/楢崎正剛【DF】木場昌雄/波戸康広/鈴木秀人/田中誠/山田暢久/坪井慶介/中澤佑二【MF】森島寛晃/福西崇史/戸田和幸/三浦淳寛 /名波浩/服部年宏/稲本潤一/小野伸二/酒本憲幸/中村俊輔【FW】中山雅史/久保竜彦/城彰二/船越優蔵/三浦知良カズ&ゴンの2トップに名波、三浦淳、俊輔、小野のフリーキックの競演、鈴木、マルキーニョス、興梠、田代、本田拓も鹿島の一員としてプレーするなど、見どころは満載だ。1998年に鹿島入りし、マルセイユ、バーゼルで3シーズン半を過ごし、鹿島で現役を全うした中田。1996年に鹿島でデビューし、サンプドリア、メッシーナを経て、2006年に鹿島に舞い戻り、京都サンガ、ベガルタ仙台を渡り歩いた柳沢。ガンバ大阪でプロデビューし、2004年から9年間鹿島で戦い、セレッソ大阪でキャリアを終えた新井場。中田はリーグ戦5回、『ナビスコ杯』4回、『天皇杯』2回、柳沢はリーグ戦5回、『ナビスコ杯』3回、『天皇杯』3回、新井場はリーグ戦3回、『ナビスコ杯』2回、『天皇杯』2回とタイトルを獲得してきた。まさに鹿島のレジェンドと言っていい活躍を見せてきたのだ。また、当日は12時より中田・柳沢・平瀬・池内と、秋田・名良橋・大岩、12時30分より中田・小笠原・本山・曽ヶ端・山口・中村祥と、西大伍・柴崎岳・赤崎秀平のトークショーを開催。引退試合前に思い出話に花を咲かすことだろう。『ENCORE-中田浩二 柳沢敦 新井場徹 合同引退試合-』は7月5日(日)・茨城県立カシマサッカースタジアムにてキックオフ。チケット発売中。
2015年07月03日5月27日に開催された「ワイヤレスジャパン2015」(リックテレコム主催)の基調講演に、インテル 常務執行役員 ビジネス・デペロップメントの平野浩介氏が登壇。「NFVで変わるネットワークの未来 ~モバイルビジネスの成長を支えるインテルの取り組み~」と題し、IoT(Internet of Things)を中心に大きな変貌を遂げようとしているネットワーク業界とインテルの取り組みについて説明した。○2020年までにデータ量は44ゼタバイトにCPUベンダーとして知られるインテルだが、この数年はネットワーク機器やIoT分野での存在感が強めている。x86 CPUを搭載したルータやスイッチをはじめ、x86サーバ上で動作するソフトウェアスイッチやファイアウォール、AtomやQuarkを搭載する組み込み機器向け製品を展開。ハードウェアだけでなく、ソフトウェア分野でもMasheryによるAPIゲートウェイサービスなどを拡大させている。平野氏は講演で、こうした同社の取り組みを整理しながら、ネットワーク業界をとりまく課題にインテルがどう応えようとしているか、それによってどんな将来像が描けるのかを解説した。「人類が2013年までに生み出したデータは4.4ゼタバイト。2020年にはその10倍の44ゼタバイトのデータが生み出されると予測されている。IoTサービスやネットワークとクラウド基盤、デバイスサービスなどから、よりリッチなデータが生成されることが背景にある」(平野氏)なかでも最近注目を集めているのがIoTだ。インテルでは自社のアセンブリ工場にセンサーを設置し、1時間あたり5TBの規模で生成されるデータをリアルタイムに分析している。この予防保全(Predictive Maintenance)により年間11億円のコスト削減を実現したという。また、シーメンスでは、インテルのMashery APIソリューションをスマートパーキングに適用し、駐車場所を探す時間を43%短縮した。そのほか、サンノゼ市のスマートシティの実証実験でのリアルタイムモニタリングにインテルが協力したケースや、ビル管理会社Rudinが既存のビルにセンサーを設置し、エネルギー利用効率を高めることで年間1億2,000万円のコスト削減につなげたケースなどを紹介した。○IoTによりネットワークに接続するデバイスが急増「IoTは黎明期でさまざまなケースが提案されている。それらを見ていると経済的効果が明確なものほど導入が進んでいることがわかる。あったらいい、お金がまわらないといったものはビジネスとして成立が難しい。テクノロジーとビジネス両方からの検討が必要だ」(同氏)IoT関連ビジネスは、過去10年間にわたるコンピューティングパワーの進化による低コスト化が支えている。プロセシングは10年前の60分の1の価格で、ネットワークは10年前の40分の1の価格で、それぞれ同等の性能が実現できている。センサーの価格は2分の1にとどまるものの、今後の低価格化が期待できる。いずれにせよ、「技術、インフラ、市場価格があいまって市場が大きく伸びてきている」状況だ。ネットワーク関連に目を移すと、ネットワークに接続するデバイスの急速の増加が新たな課題を生むことが予測されている。接続デバイスの数は、2006年が20億、2015年が150億であったものが、2020年には500億デバイスにまで拡大する見込みだ。「接続デバイスが10倍になるとして、今のインフラのまま対応することは本当に可能か。ネットワークワークインフラとして対応デバイスを10倍することにチャレンジしていく必要に迫られている」(平野氏)そのうえで、平野氏は、ネットワークをとりまく課題は大きく6つあると指摘。ネットワークアーキテクチャが固定化していること、迅速にサービスを提供する基盤が不足していること、ストレージを効果的に利用できないこと、システムがサイロ化していること、エネルギー管理が効率的でないこと、突発的に増えるトラフィックに対応できないことを挙げ、この課題を解決するための1つの解が、NFV(Network Function Virtualization)やSDN(Software Defined Networking)だとした。○ソフトウェア・デファインド・インフラストラクチャの4つのポイントインテルでは、ネットワークを含めたこれからのインフラのアーキテクチャとして「ソフトウェア・デファインド・インフラストラクチャ」を提唱し、それを実現するための基盤を提供しようとしている。このインフラのポイントは、サーバ、ネットワーク、ストレージといったリソースを分解してリソースプール化し、アプリケーションが必要とするリソースとして再配分、運用管理をSLAなどの要件に応じて自動的に実施できるようにすることだ。そのうえで、平野氏は、ソフトウェア・デファインド・インフラストラクチャを推進するためには4つのポイントがあると指摘した。それは、技術、標準化・オープンソース、エコシステム、ビジネスの4つで、「この4つの歯車が噛み合うことで新しいビジネスが創出されていく」と強調した。1つめの技術については、ネットワークのエッジからバックエンド、セキュリティまでをカバーするテクノロジーを持つことがインテルの強みだとした。たとえば、Intel VT-XやVT-dといった仮想化支援技術、Intel Data Direct I/Oによる高速データアクセス技術は、ネットワーク機器にも生かされている。また、Intel Quick Assistや10/40/100 Gbに対応したIntel Ethernet製品、Intel Ethernet Switch Siliconといった組み込み機器やスイッチ向け技術のほか、データ連携のためのIntel Quick Assist API、Intel Data Plane Development Kitといったソフトウェア技術も有する。2つめの標準化・オープンソースについては、標準化団体への積極的なソースコード提供を行っていることを挙げた。たとえば、ETSIへのNFV技術、OpenStackへのOpenStack Orchestration技術、cephへのDistributed Unified Storage技術などだ。このほか、Open DaylightやIETF、ONF、DPDK.org、Open vSwitchなどにもコードを提供している。3つめのエコシステムについては、インテル ネットワーク・ビルダーズ・プログラムというパートナー向けプログラムで協業関係を強化している。通信事業者やデータセンター事業者向けにツールやトレーニングの提供を行ったり、共同実験、共同ソリューション開発を行うものだ。2013年に発足し、現在135社のパートナーが参加する。今年末には175社の参加が見込まれているという。4つのめのビジネスは、NFV/SDNに関してこれまで30件以上のパイロット検証を実施し、いよいよ商用利用の段階に入ってきたことを紹介した。最新の通信事業者向けNFVのケースでは、x86サーバなどの標準ハードウェアを使い、機能に応じて自動でハードウェアがプロビジョニングされるような環境を実現できているという。最後に平野氏は、「モバイル、スマートフォンが普及し、これからはIoTが市場を牽引していく。データ量、ネットワークトラフィックが10倍、20倍と拡大するなか、どんな価値を提供していくのか、どうお金を回していくのかは、大きなチャレンジだ。4つのキーを踏まえ、構成要素をうまくまわすことで、IoTビジネス全体を大きくしていきたい」と意気込みを語った。
2015年05月29日サッポロライオンは4月24日、「浩養園(こうようえん)」(愛知県名古屋市)にて「浩養園ビヤガーデン」をオープンする。「浩養園」は、昭和6年に開店した総合ビアレストラン。今回オープンするビアガーデンの敷地内には滝が流れ、木立が並び、涼しげな雰囲気を味わえるとのこと。同ビアガーデンでは、「ミックスBBQコース(120分・4,800円)」がおすすめとのこと。同メニューでは「手もみジンギスカン・牛肉・豚肉・鶏肉・ウィンナー・野菜」の食べ放題に加え、「枝豆・キムチ・タイ風春雨サラダ」のおつまみセットのほか、生ビールをはじめ各種ドリンクの飲み放題もセットとなっている。なお、4月24日から6月中旬までは、同様の内容のメニューを「初夏のミックスBBQコース(4,200円)」としてディスカウント販売する。なお、同店の営業期間は9月末までを予定しており、営業時間は17:00~22:00(土・日曜日および祝日は14:00~)。ラストオーダーは21:30となる。期間中無休。※価格は全て税込
2015年04月22日「Kis-My-Ft」玉森裕太が西内まりやと初共演を果たし、映画初主演で「阪急電車」「図書館戦争」の作家・有川浩による同名恋愛小説の映画化に挑む『レインツリーの国』。本作の劇場公開が11月21日(土)に決定。さらに、大阪出身の歌舞伎役者・片岡愛之助が特別出演することになり、玉森さんに“ネイティブ”の関西弁を伝授していたことが明らかとなった。主人公の向坂伸行(玉森裕太)は、高校時代に大好きだった「フェアリーゲーム」という本について何気なくネットを検索していたところ、“レインツリーの国”というブログを見つける。そのブログにある感想に共鳴した伸行は、管理人のひとみ(西内まりや)にメールを送る。数日後、ひとみから返信が届き、パソコンを通じて2人は繋がることに。伸行はひとみに「直接会いたい」というが、彼女は「どうしても会えない」と言う。頑なに会うことを拒む彼女には、伸行に言い出せない秘密があった…。原作は、映画化もされた有川浩の「図書館戦争」シリーズの第2弾「図書館内乱」に登場する架空の小説を、著者が実際に作品化した累計75万部を超えるロングセラー小説。本作で大阪出身の伸行を演じる玉森さんは、初の関西弁での演技に挑戦しており、映画初出演となる西内さんとのフレッシュなコンビに、ドラマ「半沢直樹」でのブレイク以降も数々の映画やドラマ、CMなどで活躍する片岡さんが伸行の父(大杉漣)の主治医役として参戦する。撮影の合間、片岡さんが玉森さんの台本を覗き込むと、関西弁のイントネーションや意味合い、音の強弱などについて、台本がまっくろになるほど多くの書き込みがされていたそうで、大阪出身の片岡さんは“ネイティブの立場”から、玉森さんに関西弁のアドバイスを送ったという。「玉森さんは本当に好青年で、しかも勉強熱心」と片岡さんが言うように、その甲斐あってか玉森さんは、「徐々に関西弁も板についてきて、関西人の仲間に加わってほしいくらいです(笑)」とメキメキ上達を見せた様子。さらに、片岡さんは本作について「冬の季節に心温まるラブストーリーですので、必ずお楽しみいただけると思います」とアピールした。また、最近、歌手としても活躍する西内さんが、役作りのため人生初のショートヘアとなったことでも話題を呼んでいる本作。そんな西内さんのいまや貴重となったロングヘア姿のビジュアルも初お披露目されている。『レインツリーの国』は11月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月20日鈴木おさむが作・演出を手がける舞台『美幸 -アンコンディショナルラブ-』に、大島優子、鈴木浩介の出演が決定。2016年5月、東京・本多劇場、大阪・サンケイホールブリーゼで上演する。本作は鈴木が、妻の森三中・大島の学生時代にあったいじめ経験に着想を得て書下ろしたふたり芝居で、2012年と2013年に山崎樹範、鳥居みゆきの出演で上演されている。書道コンテスト優勝をきっかけに学校で執拗ないじめにあい悲惨な学生生活を送った過去を持つ女・美幸が主人公。彼女は会社で出会った元役者の雄星に、自分の過去と同じ境遇を感じ“無償の愛”を捧げることを誓うが、その愛は次第にエスカレートして、雄星を悩ませるすべての人々に復讐を企てていく。今回タイトルロールの美幸を演じるのは、先ごろ映画『紙の月』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した大島優子。美幸の憧れの存在である雄星をはじめ、男性登場人物5役をひとりで演じ分けるのは舞台、ドラマで活躍する人気の個性派俳優・鈴木浩介。ふたりは出演決定にあたり以下のコメントを寄せている。■鈴木浩介おさむさんの奥様は大島さんですよね。今回ご一緒させていただくのも大島さん。ダブル鈴木、ダブル大島、不思議なご縁を感じております。まさか、僕の名字が鈴木だからキャスティングされたわけではないですよね?おさむさん、優子さん、ご一緒させていただくのを楽しみにしております。全力で頑張ります。■大島優子以前から、作品によって様々な表情を持つ鈴木浩介さんの演技に憧れていました。今回ご一緒できて大変光栄です。舞台上の二人芝居でどういう世界を作れるか今から楽しみで、興奮しています。いかに衝撃的に、そしてリアルに美幸を演じられるか、おさむさんに身を委ねて最後まで喰らいついていきたいです。
2015年03月17日ミュージカル『モンティ・パイソンのSPAMALOT featuring SPAM』が2月16日、東京・赤坂ACTシアターで開幕。公演前にユースケ・サンタマリア、平野綾、ムロツヨシ、松下優也、貴水博之、マギー、皆川猿時、池田成志ら出演者のほか、演出の福田雄一が取材に応えた。同作はイギリスの伝説的コメディ・グループ“モンティ・パイソン”の長編映画『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』を原作に、アーサー王とその騎士たちが聖杯を求めて繰り広げるドタバタを描く作品。グループのメンバーであるエリック・アイドルが自ら脚本・音楽・詞を手がけてミュージカル化。2005年にはトニー賞最優秀ミュージカル賞を受賞している。2012年に日本版が初演され、今回が3年ぶりの再演。初演に引き続き、演出は福田雄一が務める。アーサー王役を務めるユースケは初日を迎えた心境について「稽古の時に“本番まで2週間ある”って余裕ぶっこいてたら、ばたばたと初日はやってくるもんですね。ただ、再演なのでまだ緊張はしてないです。いつもみたいにテキーラを一杯あおって舞台に飛び出して行きますよ!」とコメント。すぐさまマギーが「お酒1滴も飲めないのに!」とツッコむなど、出演者の息はピッタリの様子。マギーは自身が務めるアーサー王の召使い、パッツィについて「このミュージカルの中で唯一のツッコミ役。皆さん稽古から全力でボケ続けてくるので、本番ではもっとボケて来ると思う。全力でツッコんでいきたい」と意欲を見せた。また制作発表から「代役が欲しい」と言っていたユースケは「一番理想なのはダブルキャスト、調子が悪い時はその人に、調子が良ければそのまま俺がやり続ける」とこの日も本気とも冗談ともつかないコメント。すると周りから「ホリくんにはもう台本が渡っているから」と制作発表でユースケの代わりに登場したモノマネ芸人、ホリの名前が登場し、笑いに包まれた。ユースケは「ただ舞台の出来は、初演に比べて確実にパワーアップしましたね」と自信をのぞかせた。今回、同作に初めて出演する平野は、湖の貴婦人役の衣装に身を包み「紅一点なので、皆さんに支えてもらいつつ頑張ります」とコメント。すぐさま演出の福田が「綾ちゃん、胸にパットが何枚入ってるか言わなくていいんですか?」と質問すると、動揺した平野は「ちょっとやめてください!6枚です!」と即答。会見場が笑いに包まれる中、さらにユースケが「本当は8枚です、最初は12枚入れようとしていた」と言うと、平野は「ネットが荒れるからやめてください!」とツッコんだ後、「衣装について言うと、今着ているやつ以上にスケスケだったり、大丈夫?って思うような水着みたいなものもあります、色々頑張ります!」と語った。ミュージカル『モンティ・パイソンのSPAMALOT featuring SPAM』は3月1日(日)まで東京・赤坂ACTシアター、3月6日(金)から8日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホール、3月14日(土)・15日(日)は福岡・福岡市民会館大ホールにて上演。チケット発売中。
2015年02月17日インテルは10日、IoT向けにゲートウェイやセキュリティなどのソリューションを一体化した「インテルIoTプラットフォーム」を発表した。これに合わせて都内で記者説明会を行ったので、その様子を紹介したい。登壇したインテル 常務執行役員 ビジネスデベロップメント 平野浩介氏は、インテルが考えるIoTを「センサーデバイスから上がってきたデータをゲートウェイ経由でデータセンターに送り、情報を価値に変える」ことと定義。IoTが成立する背景として過去10年の間にセンサやネットワーク、プロセッシングの価格が大幅に下落して、コスト的に見合うようになってきていると説明した。これまでインテルはエッジデバイス、ゲートウェイ、サーバー、APIマネジメント、セキュリティとIoTに関わる要素を発表・開発していたが、これらをまとめたリファレンスモデルをプラットフォームとして提示することとなった。また、IoTサービスを構築するためにAPI管理とアプリケーション開発プラットフォーム、Mashery API製品群を日本市場に投入する。エンハンスド・プライバシー・アイデンティティ(EPID)技術のライセンスも発表し、必ずしもIntel製品だけを使わなくてもインテルIoTプラットフォームに沿ったものを作ることができるという。ベンダーロックインの垂直統合ではなく、インテルはベーステクノロジーと業界標準を作り、それを促進するという立場を強調していた。まず、システムインテグレーター10社と協力して、各社のビルディングブロックをインテルIoTブラットフォーム上で活用するソリューションの開発と導入を行う。平野氏はIoTの将来像としてはエッジとクラウドのバランスが求められるほか、エンドポイントがデータを出すだけでなくある程度のインテリジェンスが求められるようになる。また、現在のIoTは企業側のフォーカスが多いが、ビルマネジメントがHEMSになるようにコンシューマー寄りのIoTが増えるだろうと述べた。
2014年12月11日インテルは26日、教育市場向けの取り組みに関する説明会を開催した。小学校、中学校、高等学校などの教育市場でICT利活用の促進を図り、合わせて各学校をはじめ自治体や官公庁との協業などを推進する。また、教育向けのタブレットの提供で、2015年以降の国内PC/タブレット市場の拡大を目指す。説明会では、インテル常務執行役員ビジネスデベロップメントの平野浩介氏が登壇。国内ビジネスクライアント市場のPC出荷台数は過去10年間、約800万台で安定的に推移しており、今後もその傾向が続くと想定する。ビジネス市場としてはエネルギーや金融サービス、行政、医療、製造など幅広い分野がある中で、特に教育市場を「市場として成長のチャンスがある」と捉え、特に教育分野に注力する方針を示した。教育分野では、グループ学習用のタブレットの活用や、デジタル教科書の導入やLTE/WiMAXなどモバイルネットワーク環境の普及などが進んでおり、同社は2020年の教育現場では「PC教室の設置」から「一人1台」の方向に加速すると予測する。取り組みの中では、「教育向けプラットフォーム開発」「教育向けコンテンツの開発」「流通パートナーの支援」「政府・官公庁・教育委員会・学校との連携」を行い、一人1台端末の拡販を推進する。プラットフォームの提供に関しては、耐衝撃性の確保や強化パネルの採用、スタイラスペンの標準装備など、大人がオフィスで使うタブレットとは差別化した教育向けのリファレンスモデルを同社が提供。既にNEC「VersaPro タイプVT」、富士通「ARROWS Tab Q555」、東芝「dynabook Tab S80」などから教育向け製品が登場している。コンテンツ開発では、同社と東芝が協働で開発している教育タブレット向けノート編集アプリ「デジタルノート」を紹介した。児童・生徒向けのデジタルノート作成が行えるアプリで、紙とデジタルとの融合を図ることが特徴。例えば児童が書いた紙のノートを撮影し、データ化した紙のノート上に、タブレットで撮影した写真や動画を配置したりデジタルペンで書き込んだりできる。また、2013年に米Intelが買収した、教育用コンテンツの開発・配信会社Knoに触れ、マルチメディア教科書の提供や教師・生徒間のコミュニケーショの推進、教育用ソフトウェアのクラウド上配信といった取り組み予定を発表した。流通/販売パートナーに関しては、株式会社内田洋行代表取締役の大久保昇社長が、教育現場での活用を紹介。学校教育市場への教育機器やコンテンツの製造などを手がける内田洋行は、教育ITC分野はブームとして1985年、1995年、2011年と発生してきたが、2014年は佐賀県や東京都荒川区など自治体主導による教育ITCへの取り組みがみられたことや、文部科学大臣から中央教育審議会に諮問された次期学習指導要領に"一人一人の可能性を伸ばす"内容が盛り込まれたことに触れ、「実際に教育ITCが根付く土壌ができてきた」とコメントした。その要因としてインテルと千葉県柏市で行った一人1台の実証実験、それを基に全国20校で行った国の実証実験などを挙げ、教育ITCの取り組みにより、学力向上や共同作業(コミュニケーション)などで一定の成果を上げたとした。また、教育ITCの発展には特に端末自体の頑丈さや安定した無線LANインフラの整備が重要とした。政府・官公庁・学校などとの連携に関しては、Google for Education日本統括責任者である菊池裕史氏が、Chromebookの学校導入事例を紹介。Googleが提供するChrome OSを載せたChromebookは、26日時点でAcer「C720」、日本HP「Chromebook 11G3」、ASUS「C200MA」「C300MA」「Chromebox」、デル「Chromebook 11」といったラインナップが揃う。菊池氏は従来のWindows PCと比べ、特にクラウドベースによる端末・コンテンツの管理が特徴だとし、特にクラスや教員・学生など、組織ごとにアプリケーションを手軽に管理できる「管理コンソール」が教育機関向けの強みとした。Chromebookの管理者向けプラットフォーム「管理コンソール」では、対象別にパッケージのコンポーネントを設定でき、全端末の機能制限や機能追加などを手軽に設定できる。Windows PCの端末管理ではOSやハードウェア、アンチウイルス、データ暗号化、ブラウザ(アプリ)などを別個に管理・更新する必要があったが、Chromebookでは、自動アップデートするOS/ブラウザ(アプリ)と、ハードウェアの2点のみを一括で管理できることが特徴。また、年単位での維持コストの低さ、教員による端末セットアップの手軽さも、特に教育向け端末としてメリットと強調した。インテルの平野氏は、「教育市場用モバイル/タブレットには、iPad以外にもAndroidやWindowsタブレットが増えており、Chromebookも登場してきた。インテルは企業活動を通して、考える力を高める21世紀型スキルの向上を加速させていく。日本はLTEの普及や子供の学力の高さなど、世界的にみても学習環境が恵まれている。活動を進めていきたい」と締めくくった。
2014年11月26日創業50周年を迎える国内馬具メーカー「ソメスサドル(SOMES SADDLE)」とシューズデザイナー・坪内浩の協業によるバッグコレクション「ソメスサドル × HTレーベル(SOMES SADDLE × HT LABEL)」が一堂にそろうスペシャルプロモーションが、伊勢丹メンズ館地下1階紳士鞄コーナーにて10月29日から11月11日まで実施される。スペシャルプロモーションには、馬具に用いられるベルトパーツからなるトート「ケージ」(11万円)と、1枚革を立体的に生成する「しぼり」の技術によりシンプルさを追求した「ベントー(BENTO)」(10万円)のデビューコレクション2型が登場。2シーズン目となる14-15AWコレクションより「メニードキュメンツ(MANY DOCUMENTS)」(11万円)や「コンテナー(CONTAINER)」(11万円)、「ファイル(FILE)」(3万4,000円)の3型がそろい、2ウエイ仕様のショルダーストラップ付きブリーフケース「イノベーション(INNOVAITION)」のネイビー(5万円)を先行発売。購入者先着20名にシューホーンもプレゼントする。ソメスサドル × HTレーベルコレクションは、坪内が初めてバッグデザインを手掛けたコレクションとして3月ローンチ。両ブランドが重んじるメイドインジャパンのモノづくりの精神が共鳴し、コラボレーションが実現した。
2014年10月14日米Intelの日本法人であるインテルは9月29日、都内で会見を開き、同社のIoTに向けた取り組みの現況の説明を行った。既報の通り、同日付で同社は三菱電機と次世代FAシステムの開発で協業を進めていること、ならびにぷらっとホームがAtomベースの「Edison」を採用した超小型マイクロサーバの提供をアナウンスしているが、同会見はこうした動きを補完するものとなる。IoTの活用の土台に「セキュリティ」が存在するというのは、これまでも同社がIoT分野への考え方として提示してきた話で、そこから発展し、OSや仮想化、WebAPIの提供といった分野までカバー範囲を広げることで、「それらをシリコン(CPU)とパッケージ化することでライセンス管理を簡略化できる」(米Intelのセールス&マーケティング事業部 副社長 兼 エンベデッドセールスグループ ゼネラルマネージャーのリック・ドワイヤー氏)ようになり、顧客は容易に新デザインの開発をさまざまな市場向けにできるようになるというのが同社の主張するところだ。具体的には、それらを統合したIoTゲートウェイとしてリファレンスが提供されていることから、そうした検証済みのソリューション上でソフトウェアの開発を行うことで、適用分野に最適なデータを選択して、効率よく開発を行っていくことが可能になるとしている。また、そうしたIoTのエッジデバイス向けに22nmプロセスのAtomベース(Silvermontアーキテクチャベースのデュアルコア、500MHz)のSoC「Edison」を10月より国内でも提供していくことを発表。従来のIoT向けSoCやマイコンに比べてハイパフォーマンスを実現できるため、さまざまな機能を統合することが可能であり、「ワークロードのコンソリデーションが可能となり、1つのプラットフォームでさまざまなことを実現することが可能になる」(インテルの常務執行役員 事業開発本部長の平野浩介氏)とする。すでに上述した三菱電機では、Intelと協力して次世代FAシステム向けPLCの開発を進めており、Intelの後工程工場にて予測メンテナンスとして展開。2013年からの1年間で約900万ドルのコスト削減と歩留まりの改善を実現できることを確認したとしており、今後、2015年の「予防保全ソリューション」のビジネス化を図っていくほか、今後、さらなる連携を行っていくことで、製造業への付加価値の提供を強化していくとしている。
2014年09月30日(画像は企業ホームページより引用)ワコール ボディブックで山本浩未さんが睡眠について語る健康的に美しくなりたい女性のための情報サイト、WACOAL BODYBOOK(ワコールボディブック)において、人気美容家の山本浩未さんが、睡眠と美容の関係についてコラムを連載しています。有名人やモデルを多く手掛ける人気ヘア&メークアップアーティストとして活躍中の山本さん。彼女の美容についてのプロフェッショナルな知識と豊富な実践をもとに、今回、睡眠についてのお得な情報を盛り込んだエッセイを公開!睡眠を大切にすることで見えてくる、山本さん直伝の美容テクニックは、一読の価値アリ!特に健康志向の人には、嬉しい情報ばかりです。嬉しいことばかりの情報サイトに本サイトは、ワコールだからこそできる、美を追求した充実度の高いサイトに仕上がっています。美しくなるためのエッセンスを、食事、運動、睡眠、リラックスといった様々な観点から専門家が取り上げ、読みやすいエッセイとともに美容テクニックを紹介しています。嬉しい情報満載のサイトを活用して、あなたも内側から美しさのレベルアップをはかりましょう!【参考】▼ワコールぐっすり眠るための導入となる入浴法やスキンケア術、運動とは?肌荒れ、倦怠感、貧血・・・原因不明の「ちっちゃい体トラブル」は、まとめてポイ! 再び注目されている成分とは?たったの1週間でスリムボディを叶えてくれる驚異的なダイエット方法とは?パンパンの足がシュっと劇的変化! 1日3粒でムチッとBODYとはサヨナラ!1日3粒、運動も食事制限も無し!! 酵素サプリでダイエット
2013年11月14日演劇集団キャラメルボックスのクリスマスツアーが、11月18日(日)、兵庫・新神戸オリエンタル劇場でスタートする。作家・有川浩とのコラボレーションに注目が集まる新作『キャロリング』の内容を探るため、出演者の阿部丈二と前田綾を直撃した。単に小説を舞台化するわけではない。主宰の成井豊が原案を考える段階から加わっているだけでなく、事前に各キャストと有川が面談する機会も設けられた。さらには、「自分の役名を決めてくるという宿題をいただいた」(前田)というから珍しい。「それからは、皆のもとにメールで1章ずつ、書き上がった小説が送られてきたんです、5回に分けて。まさに連載の感覚で読み進めていきました」(阿部)。自分たちが名付け、それぞれの持ち味を投影した登場人物が織りなす、オリジナル・ストーリー。東京・月島を舞台に、経営難に陥った子供服メーカーと周囲の人間模様が、丁寧かつ軽妙に描かれる。阿部の演じる大和俊介と前田が演じる折原柊子は、その会社の同僚という設定だ。「心の奥に傷を抱えていて、表に出す部分と内面のバランスがとれない人」(阿部)、「温かい家族のもとで伸び伸びと育った普通の女の子」(前田)と語るとおり、両者の個性は対照的。自分にはない部分に惹かれ合う一方で、心の距離をなかなか埋められず、結婚へと踏み出せないでいるふたりが、ある事件に巻き込まれてしまう。有川作品の魅力について阿部が「僕は『シアター!』から読み始めたのですが、一作ごとに作風が異なって、その引き出しの多さに驚かされます。共通しているのは、キャラクターがしっかり描かれていること」と語る横で、前田も大きくうなずく。「そう。読むうちに、どんどん登場人物を好きになっていくんです。一人ひとりに対する作者の深い愛情を感じます」。『キャロリング』について阿部は、「恋愛、親子、夫婦、仲間、恩人など様々な関係が凝縮して描かれている。そして最後には、方向は違っても、全員が次の一歩を踏み出すんです。ファンタジーではないし、シビアな現実も書かれていますが、前向きな気持ちで劇場を出られる作品だと思います」と魅力を語った。キャラメルボックスにぴったりの季節といえば、クリスマスを思い浮かべる観客は多いだろう。「私自身、学生のときにクリスマス公演を観て感動して、入団しよう!と決めたんです」と話すのは前田だ。「皆さんにもぜひ、年に一度のイベントとして楽しく過ごしていただきたいですね。そして『キャロリング』がこの季節に観たくなる定番の作品になればうれしいです」。11月18日(日)から25日(日)まで新神戸オリエンタル劇場、12月3日(月)から25日(火)まで東京・サンシャイン劇場にて上演。チケット発売中。
2012年11月14日「図書館戦争」や「阪急電車」など次々と著書が映像化されている、人気作家・有川浩。そんな彼女の地元・高知を舞台にした「県庁おもてなし課」(角川書店刊)の待望の映画化がこのほど決定!「関ジャニ∞」の錦戸亮と堀北真希が初共演を果たすことが明らかとなった。すでに発行部数20万部を突破し、雑誌「ダ・ヴィンチ」では“ブック・オブ・ザ・イヤー2011”で総合ランキング&恋愛小説ランキングで第1位を獲得、第3回ブクログ大賞小説部門で大賞を受賞している話題作の映画化となる本作。高知県庁・観光部に設置された観光促進を目的とする「おもてなし課」の職員・掛水とアルバイトの明神が、県出身の毒舌小説家・吉門の助言を元に高知県を新たな観光名所とするべく奔走する姿を描いたラブストーリー。錦戸さんは『ちょんまげぷりん』以来3年ぶりの映画主演となったが、今回演じるのはヤル気はあるが空気の読めない「おもてなし課」の職員・掛水史貴。「生まれも育ちも高知県の県庁職員役です。大阪出身ですが…」と早速不安げなコメント。しかし、初競演となる掘北さんについては「堀北さんとのお芝居はあの透明感に負けないよう、掛水として正面から体当たりで演じられればと思います。実在する『おもてなし課』という一風変わった課に勤務する平凡な男が、堀北さん演じる明神さんと出会い、一人前の“いごっそう”(※土佐弁で「気骨のある男」の意)に成長する姿をたくましく演じられるよう頑張りたいと思います!」と、久々の映画主演にやる気十分といった様子。一方の堀北さんが演じるのは、民間感覚と柔軟な発想力を兼ね備えたデキるアルバイト・明神多紀。「原作を読んで、目の前の壁を一つずつ乗り越えていく姿に元気をもらいました。方言にも挑戦させていただきますが、高知県のことを勉強して、地元の人になりきれるように頑張りたいと思います」と意気込みを語っている。生まれも育ちも東京の堀北さんが、どんな土佐弁を繰り出すのか期待したい。本作は“ふるさと”を舞台にしたラブストーリーとあって、高知県の全面協力の下、高知の色彩豊かな大自然の景色をふんだんに盛り込んだ内容になるようで、錦戸さんからは「パラグライダーにも挑戦するという事なので、空から見下ろした高知県、日本の素晴らしさを掛水と共に、僕自身もたくさん気づけるんじゃないかな? と大変楽しみにしています!」とのコメントも。キャスト陣にはほかにも、高良健吾(毒舌小説家・吉門喬介役)や関めぐみ(伝説の元県庁職員の娘役)など人気・実力ともに兼ね備えた若手俳優の出演も決定している。さらに、本作の製作を務めるのは昨年スマッシュヒットを飛ばした『阪急電車片道15分の奇跡』のスタッフ陣。原作者の有川さんも「気心知れた『阪急電車』チームにまた作っていただけることがとても嬉しいです。ロケハンから楽しく参加させていただきました。後は錦戸さんの掛水や堀北さんの多紀に会えるのが楽しみで仕方ありません!」と期待感でいっぱいのようだ。『県庁おもてなし課』は2013年5月、全国東宝系にて公開。■関連作品:県庁おもてなし課 2013年5月、全国東宝系にて公開
2012年08月30日福岡ソフトバンクホークスの松田宣浩選手が、7日、「夢をささえる食卓~がんばれニッポンのスポーツ人~」(BS日テレ)という番組に出演する。松田選手は、一時期はスランプかとみられていたが、昨年ごろから絶好調ぶりが注目されている。福岡ソフトバンクホークスの公式ページでも、2011年2月時点で「今季から試合で導入されるボールは『飛ばない』と言われており、選手たちからは『詰まった時は失速する』『反対方向の本塁打は激減する』との言葉が聞かれました」「その意味で松田選手の3アーチ、中でもライトへの一発は驚異的と言っていい」(※編集部要約)と、松田の快進撃がつたえられていた。今年は、今年12球団一番乗りとなる本塁打を放った後、開幕から6試合連続安打をマークするなど、ますます絶好調。その裏にあるのが2008年に結婚したKBC元アナウンサーの柴田恵理さんの存在だ。柴田さんは結婚後、退社して松田選手を献身的にサポート。野菜ソムリエの資格をとるなど、率先して夫の健康管理に努めたという。同番組は、「ひたむきにスポーツに打ち込む才能」をもつスポーツ人と、それを「ささえる人」との絆を追うドキュメンタリー。7日は17時30分より30分間、松田選手をささえている人々と、その絆の一環としての「食」にもスポットをあてたものが放送される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月06日いいとも!の「秘密」が暴露される声優でタレントの平野綾が「笑っていいとも!」の秘密を暴露をし世間を騒がせている。(画像:平野綾オフィシャルブログより)人気声優「平野綾」のうっかりツイート平野は、アニメ『DEATH NOTE』(弥海砂)、『NANA』(芹澤レイラ)、『涼宮ハルヒの憂鬱』(涼宮ハルヒ)など様々なキャラクターの声をつとめる人気の声優だ。そんな平野は、2012年3月2日の「いいとも」テレフォンショッキングに出演したのだが、その前日興奮のあまりいいともの秘密を「ツイート」してしまったのだ。平野はまず、テレフォンショッキングで紹介される前に、「お昼休みはうきうきウォッチングしてみて!!」「うきうきではなく、どきどきウォッチングしてます。もぉすぐだぁ~」とツイートし、さらに出演前日、「いいとも!の打ち合わせ終わりました。」とツイートした。いいとも!の「タブー」にふれた平野へ批判炸裂テレフォンショッキングは「笑っていいとも!」の名物コーナー。出演ゲストが番組内で次のゲストに電話をかけて、明日のアポを作り友達の輪をつなげる企画。番組開始当初は実際にぶっつけ本番でアポ取りがされていたようで、過去には志村けんなどが「明日はゴルフがあるから」と出演を断ったこともあるという。しかし、今となっては「事前にアポ取りがされていること」や、「打ち合わせがおこなわれていること」などみんな百も承知であった。それでも、「そうしたやりとりが行われていない」というような設定で番組がなりたっていたため、今回平野がその「タブー」をおかしたことで、ネットなどで多くの批判があがった。みなさんも「うっかりツイート」には十分に気をつけよう。編集部 鈴木真美元の記事を読む
2012年03月07日1991年、大阪・東海大仰星高校1年1組のクラスメイトだった3名のトップアスリート、上原浩治(MLBテキサス・レンジャーズ)、大畑大介(元ラグビー日本代表)、建山義紀(MLBテキサス・レンジャーズ)が1月12日、東京・なかのZERO大ホールに集結。「ぴあトークバトルスポーツ快楽主義vol.74新春スペシャル~僕らがラグビー、ベースボールから学んだこと~」の開催に先立ってプレス懇親会が行われ、2012年への意気込みを語った。上原、建山、大畑の写真昨年現役を引退し、現在「神戸製鋼コベルコスティーラーズ・アンバサダー」を務める大畑が、「メディア、講演などさまざまな機会でラグビーを広めるために尽力します。メジャーで活躍する同級生二人の応援、あるいは取材という形でぜひ渡米したい」と口火を切ると、現役メジャーリーガーの建山、上原も今シーズンに賭ける思いを表明。建山は「野球に100パーセント力を注ぎます。大畑にアメリカで取材してもらえるよう、何が何でもメジャーにしがみつく」。上原は「昨年のプレーオフのことは振り返らず、完全に気持ちを入れ替えて4月から飛ばしていきたい」と語った。記者から「3人でやってみたい仕事は?」との質問には、そろって「いっしょにコマーシャルに出てみたい」と返答。建山が「あきらめの悪い男が泥まみれになってやっているシーンなんかいいのでは」と言うと、上原は「ビールやドリンク系がええやん」、大畑は「3人ともケガが多かったので、医療器具とか湿布薬も」と加えた。スポーツライター&キャスターの青島健太をホストに迎え、予定の2時間を超える熱き闘いとなった今回の「ぴあトークバトルスポーツ快楽主義」の模様は、日テレG+(CS放送)で2月10日(金)放送予定。なお、チケットぴあトークバトル特設ページでも2月24日(金)に公開予定。取材・文:宮崎俊哉(クルー)
2012年01月13日