XYZプリンティングジャパンは15日、3Dモデリングソフトウェア「XYZmaker」のベータ版を発表した。同社Webサイトから無償でダウンロード提供される。3Dモデリングや3Dプリントの入門用として開発されたソフト。誰でも簡単に使えるよう開発されており、今回ベータ版が無料で提供されることとなった。あらかじめ用意された円形や筒状のオブジェクトを組み合わせるだけで、自由な3Dデータを作成でき、既存の3Dモデルのデータを読み込んで編集することもできる。保存形式はSTL / AMF / OBJ / PLY形式に対応(OBJはベータ版では非対応)。同社製3Dプリンタ「ダヴィンチ Jr.」「ダヴィンチ」「ダヴィンチ Pro」「ノーベル」などで、3Dプリントも行える。なお、同社が運営する3Dデータ共有サイト「XYZギャラリー」では、個人が作成した3Dモデルデータの保存 / 公開が可能で、数千に及ぶ3Dモデルデータを掲載。さまざまな種類のデータを無料で活用できる。
2016年03月15日楽天銀行は3月8日、東京理科大学と「楽天銀行教育ローン」の提携を開始したと発表した。○優遇金利で教育ローンが利用できる楽天銀行が提供する「楽天銀行教育ローン」では、提携大学に優遇金利を設定。このたび、新たに東京理科大学または諏訪東京理科大学が提携校となり、両校に入学を予定している人もしくは在校生は優遇金利の対象となる。なお提携は、東京理科大学で23校目となる。楽天銀行によると「提携大学の優遇金利の数値は開示していないが、提携大学以外の教育ローンの金利は、9日現在、固定で年3.90%、変動で年3.277%。提携校はこの数値よりは低くなる」とコメントしている。「楽天銀行教育ローン」の申し込みは、楽天銀行ホームページの申し込みフォームから入力する形式となっている。必要書類はスマートフォンのカメラで撮影し、「楽天銀行アプリ」で送付。申し込みから最短で翌営業日に融資する。
2016年03月11日IDCフロンティア(IDCF)は3月10日、ゲームアプリ開発を支援する「負荷テストサービス」を無償で提供開始すると発表した。予約は同日より受け付け、3月下旬より順次提供を開始する。同サービスは、IDCFクラウド上で開発中のゲームアプリのシステムを対象に、実利用を想定した負荷試験とIDCFのエンジニアによるサーバ構成のサイジングを提供するもの。人気ランキングの上位アプリ規模に相当する同時接続数3万人や、秒間6万リクエスト相当の負荷を疑似的に生成することが可能。ゲームアプリ提供事業者は同サービスを利用することで、開発システムとは分離したテスト環境の準備負荷や、それにかかる人員の工数および構築の費用を抑えることができるという。また、テストと検証を繰り返して問題点を洗い出し、その対策に集中できることで開発効率が大幅に向上するとしている。同サービスは最大1カ月利用可能で、実施対象のタイトル数や負荷テストの回数は無制限。テストサーバ環境はIDCFクラウドとは分離して構築し、本番稼働と同等の負荷を再現する。使用する負荷生成サーバは最大20台、管理サーバは1台で構成し、負荷ツールにはJMeterを採用している。同社は、負荷テストサービスに加え、ゲームシステムにも最適なクラウドサーバ「HighIO 3XL128」の提供を同日より開始した。24コアのCPUとディスクにSSDを採用しており、月額の上限料金は9万8000円(税別)。
2016年03月11日東芝エルイートレーディングは3月10日、ダブルカセット搭載のCDラジカセ「TY-CDW88」の付属リモコンを無償交換すると発表した。照明器具などほかの家電のリモコンに反応し、TY-CDW88の電源が入ったり切れたりする不具合のため。無償交換の対象となるのは、2015年11月に発売されたCDラジカセ「TY-CDW88」に付属するリモコンのうち、製造番号が「1511」「1512」「1601」から始まるもの。製造番号は、本体底面の定格ラベルに記されている。なお、背面に丸いシールが貼られているものは改善版で、交換の必要がない。詳細は東芝エルイートレーディングのWebサイトを参照いただきたい。
2016年03月11日こんにちは。教育コンサルタントの佐藤理香です。もうすぐ新学期スタートの時期ですね。このタイミングをきっかけに新しい習い事を始めるお子様も多いと思います。習い事のなかでも、特に人気があるのは“英語”です。親世代の英語といえば、一部を除いて小学校での授業はありませんでした。多くの方が中学生から英語の学習をスタートしたのではないでしょうか。ところが、現在の英語事情は親世代とは違うのです。「何となく聞いたことある」という方も多いと思いますが、今回は改めて今の学校の英語教育についてお伝えしたいと思います。●小学校では英語が必修!ご存じですか?実は小学校5、6年生は、英語の授業が必修なのです 。2011年度から、英語の授業は“外国語活動”として小学校でも取り入れられています。週1回、年間35時間もの時間が英語の活動にあてられています。現在は“教科”として位置づけられているわけではないので、指定の教科書はありません。多くの学校では、担任の先生が中心となって、ALTという外国語の指導助手や日本人講師と一緒に教える形態が多いようです。英語でのコミュニケーションに重点をおいた活動になっています。さらに、必修ではない小学校低学年でも英語教育活動が行われているケースが多いことがわかっています。親世代のように「英語は中学から」の時代ではないのですね。●進む英語教育の改革東京オリンピックが開催される2020年に向けて、英語教育の改革がさらに進む見込みです。現在は、小学校5、6年生において英語が必修ですが、早ければ2018年からは小学校3、4年生へと前倒しで行うことが検討されています 。さらに、現在は教科としての位置づけではないとお伝えしましたが、近い将来、教科になる可能性が高まっています。教科になると、指定の教科書が使用され、テストが実施されることになります。テストに伴い、成績がつけられることになるでしょう。中学受験の試験科目に英語が入ってくることも考えられます。●中学以降の英語教育も変わる!これまでの中学英語では、“読む”“書く”が中心の教育でした。今後は、新たに“話す”“聞く”を増やすことが検討されています。さらに、中学以降、高校では、英語の授業は基本的に英語で行われるようになります。高校においては、英語での話し合いや発表など、授業で求められるレベルが高度になります。英検でいうと準2級~2級程度以上が目標とされているようです 。大学以降は、現実の社会で使える英語力が重視されるでしょう。大学入試で試される英語力も変化する可能性が高いです。就職においても、すでに“英語=外資系企業”というイメージはなくなっています。今後はどの企業でも英語力はスタンダードな知識として求められていくのです。----------いかがでしたか?今の子どもたちに求められている英語力は親世代のものとは比べものにならないくらいハイレベルになってきています。固定観念にとらわれずに、教育も変化し続けているということを理解するのも大事ですね!【参考リンク】・今後の英語教育の改善・充実方策について報告~グローバル化に対応した英語教育改革の五つの提言~ | 文部科学省()●ライター/佐藤理香(教育コンサルタント)
2016年03月10日ベネッセ教育総合研究所は3月8日、「幼児期から小学1年生の家庭教育調査・縦断調査 2016年」の結果を発表した。調査は子どもが年少児から小学1年生までの縦断調査となっていて、2012年1月~2015年3月の期間に4年間参加した母親544名から回答を得た。はじめに小学1年生の時点で子どもの家庭学習の様子をたずねたところ、「大人に言われなくても自分から進んで勉強をする」と回答したのは、66.3%だった(「とてもあてはまる」「まああてはまる」の合計)。この結果をもとに、年長児期の学習準備のどれが、小学1年生で「大人に言われなくても自分から進んで勉強する」に影響するかを分析した。その結果、「夜、決まった時間に寝ることができる」などの「生活習慣」7項目、「物事をあきらめずに、挑戦することができる」などの「がんばる力」4項目、「ことば遊びができる」などの「言葉の力」6項目について、年長児期、高い得点を得ている子どもに「自分から進んで勉強する」比率が高い傾向が見られた。次に年長児期における、親が「子どもの意欲を尊重する態度」と子どもの「がんばる力」の関係性について調べた。結果、「子どもの意欲を尊重する態度」が高い親の子どもほど、「がんばる力」が高くなる傾向が見られた。同様に、子どもの意欲を尊重する態度が高かったり、「子どもの思考を促す関わり」「学びの環境を整える関わり」が大きかったりする親の子ほど、「言葉の力」は高い傾向が見られた。同研究所は4年間の調査を総括して、「年少児までに『生活習慣』を身につけることが、年中児の『学びに向かう力』へつながること、そして、そこで養われた『学びに向かう力』が、年長児の『文字・数・思考』の力を育てることがわかった」と分析。その上で、「その後、小1期には、『文字・数・思考』の力や『学びに向かう力』が学習態度を育てていく関係性が見えてきた」とコメントしている。
2016年03月09日ソニー・グローバルエデュケーションは3月8日、ロボット・プログラミング教育分野に向けた教育キット「KOOV」を発表した。KOOVは自由な形を作ることができるブロックと電子基板に、作った形をロボットとして動かすプログラムで構成されており、2016年夏の商品化を予定している。同製品は、同社が2015年秋に策定した教育カリキュラム「STEM101」を構成するThink(思考力)、Make(創造力)、Feel(探求力)の3つのプログラムのうちMakeを具現化したもの。開発は学校教材メーカーであるアーテックと共同で進めた。同社は「情報を察知し論拠を挙げながら種々の課題を解決する、21世紀型スキルを有するSTEM人材育成にKOOVが寄与するよう積極的に活動してまいります」とコメントしている。
2016年03月08日子どもに習わせたい語学として常にランキング1位なのが英語。将来に有利だというのがその理由でしょう。そこには「世界と交流できるような子になって欲しい」という親の思いもあるようです。ところで、きれいな発音や多くの単語を覚えると「交流」できるようになるのでしょうか? 語学堪能なのに、コミュニケーションできない私たちは日本語をスラスラと話せます。しかし、だから人と交流できる、コミュニケーションがうまく取れる、ということはありません。コミュニケーションに関するセミナーや書籍などの多さを考えれば、それだけコミュニケーションがうまく取れない人が多いということです。現在中国在住の私はこれまで、数多くの学生に日本語を教え、多くの語学堪能な日本人とも出会ってきました。ところが、「うまくコミュニケーションが取れない」ということはだれもが持つ悩みでした。目は口ほどに物を言う「メラビアンの法則」という、アメリカUCLA大学の心理学者、アルバート・メラビアンが1971年に提唱した概念があります。これは「人の行動が他人にどのように影響を及ぼすか?」というものです。それによると、・話の内容などの「言語」情報:7%・口調や話の早さなどの「聴覚」情報:38%・見た目などの「視覚」情報:55%とのこと。話の内容は大事ですが、聴覚や視覚の情報も大事だということです。赤ちゃんは、コミュニケーション上手!? これを実践しているのが、赤ちゃん! 赤ちゃんは言葉を話せません。でも、みんなからかわいがられ、ときにあやされ、自分の要求が満たされれば、にこにこ、すやすや、ベタベタのコミュニケーション上手といえます。「オギャー」という泣き声、「もにょもにょ」というかわいらしい声は、いわゆる聴覚情報です。「手足ばたばた」「動きはもぞもぞ」、これはコミュニケーション影響度5割以上の視覚情報です。アメリカ人は、ジェスチャーが派手!声ははっきり! ジェスチャーも派手! アメリカ人はとにかく、全身を使って自分の言いたいことを表します。そういう方法のコミュニケーションによる交流が日常のアメリカ人相手に、いくら英語は流暢でも、無表情でボソボソ話したら、「コミュニケーション取りたくないのかな?」「交流したいというのは本気じゃないのかな?」と別のメッセージが伝わってしまいます。言葉はわからなくても、メッセージを捉える相手の言葉は聞きつつも、声の大小、トーンを意識する。仕草や目を捉える。そうすれば言葉が多少わからなくてもメッセージは受け取れます。それは相手もしかり。コミュニケーションは言葉以外に「声・仕草・目」などを捉えて行われるのです。日本の場合、子どものしつけにおいて「もじもじ動きながら話さない!」「ジロジロ見ちゃだめ!」などと言われることが多いもの。でも、英語で交流するためには、「もっと態度で示しなさい」「もっとじっくり見なさい」が必要です。練習法として公園などに行ったときに子どもと一緒に人間ウォッチングするのはどうでしょう?「あの人、楽しそうだね」「あの人、寒いのかな?」「あの人たち、仲良しさん!」と話し合ってみては。もちろん、当たり外れは関係ありません。仕草や振る舞いから感じ取る感覚が養われ、それを自然と自分にも取り入れて行くことができると思います。(マキノ雅紀<フォークラス>)
2016年03月05日ネットアップとクニエは3月3日、企業のITインフラを最適化するためのアセスメント サービスを無償で提供すると発表した。同サービスは、ネットアップのストレージ・リソース管理ツール「NetApp OnCommand Insight」を活用して、環境に合わせた無償のアセスメントを通じて、ストレージの管理と最適化を支援するもの。具体的には、約1カ月かけて、「アセスメントの対象や範囲を特定するためのヒアリング」「顧客環境へのNetApp OnCommand Insightのセットアップ」「NetApp OnCommand Insightによるデータ収集ならびに分析」「アセスメント レポートの作成、改善策の提案」が提供される。企業は同サービスを利用することで、使用可能または十分に活用されていないストレージの特定と最適化、エンドツーエンドのストレージ・パフォーマンスの監視、将来必要となりそうなストレージの予測、構成情報やパフォーマンス情報の分析、さらにはクラウドの活用レベルやITマネジメントの有効性の確認などが可能になる。
2016年03月03日英語を学ぶ環境は、インターナショナル・プリスクールや英語保育園、英会話スクールなどたくさんあって、どこがいいのか迷ってしまいますよね。それぞれの特徴と選び方について、バイリンガル育児コンサルタントの山田日弓さんに伺いました。インターナショナル・プリスクール(以下、プリスクール)英語のみ、または主に英語で保育を行う保育施設のことです。毎日、英語にたっぷり触れられるので、自然と英語が身につきます。英語を勉強として学ぶのではなく、英語を日常生活で使うことによって英語の習得を目指します。年齢に合ったスキルや知識などもあわせて英語で学ぶことができます。教師はネイティブであることが多く、英語圏の文化や行事、考え方などに触れる機会が得られることも人気です。英語幼稚園保育に英語を取り入れた認可保育施設のことです。日常会話のすべてが英語の幼稚園と、週に数時間だけ英語を教える幼稚園があります。すべてが英語の幼稚園は、プリスクールとほぼ同じと考えていいでしょう。週に数時間だけ英語の時間があるという幼稚園は、英語に触れる時間が短いため、それだけで英語が身につくことを期待するのはムリです。幼稚園に英会話スクールがオプションでついているという感覚で利用してください。英会話スクールスクールによって教師とカリキュラムの質に差があるので、よく見極める必要があります。自分から発言することが苦手なお子さんもいるので、積極的に話しかけてくれる先生を選んでください。できれば少人数制のクラスが望ましいですね。生徒数が多いと、子どもが発言する機会が減ってしまいます。生徒数が6人くらいまでなら、先生が一人ひとりに話しかけることが十分できるでしょう。英語家庭教師1対1で、ていねいな会話ができます。英会話スクールなどでよくあるのが、お子さんが単語だけで答えるケースです。初めのうちはそれでいいのですが、慣れてきたらセンテンス(2語以上の文)で答えられるようにしたいですね。マンツーマンの家庭教師なら、お子さんがきちんとセンテンスで答えられるようじっくりと指導することができます。お子さんに合ったペースで、ちゃんと理解していることを確認しながらレッスンを進められるのもいいですね。プチ親子留学(短期親子留学)1~3ヶ月くらいの期間で、両親とお子さん、またはママとお子さんで短期留学をするケースが増えています。滞在先はホテルや語学学校内の宿舎、短期賃貸アパートなどさまざまですが、おすすめなのは親子でのホームステイです。英語を使う時間が増えるうえ、現地の暮らしや文化に触れることができます。とくに人気がある留学先はカナダです。住みやすい都市トップ10に選ばれ続けているバンクーバーでは、複数言語を話す人が多いため、英語を話せない日本人に対しても親切です。室内で靴を脱ぐ習慣があり、衛生面でも安心できるところが多いです。ネイティブでない家庭や、衛生面で問題のある家庭を紹介されたなどのトラブルもあるので、信頼できる紹介業者に依頼しましょう。「週2回のプリスクール+週1回の英語家庭教師」「プチ親子留学+英会話スクール」など組み合わせているご家庭もあるようです。ご家庭の事情やライフスタイル、お子さんのタイプにあった環境を選んで、英語に触れる時間を増やしてあげたいですね。(佐々木月子)今回取材に協力してくださったのは山田 日弓(やまだ ひゆみ)さんソレイユインターナショナルスクール学長。東大法学部卒。米国デューク大学ロースクール修士。米国コロンビア大学プロフェッショナルフェロー。外資系企業(GE)などを経て現職に。自身の経験や、バイリンガル研究の成果を元に、バイリンガル育児コンサルタントとして活躍中。■0歳からのバイリンガル育成スクール Soleilis(ソレイユインターナショナルスクール) ■ブログ「 年収3000万円以上の子供を育てる方法 」
2016年03月03日EIZOは、モニター画面と写真プリントを色合わせできるソフトウェア「Quick Color Match(クイックカラーマッチ)」の無償提供を開始した。同ソフトウェアは、モニターで見た写真とプリント時の色合わせ(カラーキャリブレーション)を自動で実現するソフト。モニターの画面の調整を行うだけでなく、写真家の間で広く使われている画像編集ソフト「Adobe Photoshop」やエプソンのプリント補助ソフト「Epson Print Layout」、キヤノンのプリント補助ソフト「Print Studio Pro」と連携し、従来必要だった各ソフトウェアの設定を行うことなく、手軽にモニター画面と写真プリントの色が合う環境を整えることができるという。なお、Quick Color Matchは、2016年2月25日に発売する液晶モニターColorEdge CS2420にもディスクで付属されるとのことだ。
2016年02月22日STマイクロエレクトロニクス(ST)は2月17日、32bitマイクロコントローラ「STM32」を搭載するシステムの無償設計ツールをLinuxシステムのユーザ向けに拡張したと発表した。これにより、STM32CubeMXの初期設定ツールと、Ac6が開発した統合開発環境(IDE)「System Workbench for STM32」が、Linux OSで実行できるようになった。Linuxユーザは、使い慣れたデスクトップ環境のまま、STM32マイコンを使用した組込みシステムのプロジェクトを無償で開始することが可能となる。
2016年02月17日LINEは2月16日、LINEの周辺サービスとして食べ物の撮影に特化したカメラ・アプリである「Foodie(フーディ)」を無償公開した。iPhone及びAndroidに対応する。新アプリは、これまでに世界累計1億ダウンロードを突破したという自撮り専用カメラ・アプリである「B612」に続く特化型のカメラ・アプリ。「肉料理」「寿司」「ケーキ」など各種ジャンルの食べ物を魅力的に加工できる24種類の「食べ物フィルター」や、グルメ情報誌などで見られる「真上撮り」(真上のアングルからの写真撮影)を容易にできるよう、カメラが水平になっているかどうかを振動や色で知らせる「ベストアングル」機能など、魅力的な食べ物写真を撮るための機能を搭載しているとのこと。さらに、まるで一眼レフカメラで撮影したかのような写真が撮れるとする「アウトフォーカス機能」や、暗い場所での撮影も可能にする「明るさ調整機能」「トーチ機能」など、加工オプションも充実しているという。また、InstagramやTwitterといったSNSへの共有機能など、カメラ・アプリとしての基本機能も備えるとしている。同アプリは日本語の他、英語・インドネシア語・韓国語・中国語(簡体字・繁体字)・スペイン語・タイ語・ロシア語の各言語に対応する。
2016年02月17日アイリスオーヤマは2月8日、充電式スティッククリーナー「IC-S7L」「KIC-S7L」について、電池カートリッジの無償交換を発表した。電池カートリッジ内の基板の不具合によって、発火に至る場合があるため。2013年11月から2015年9月にかけて販売された「IC-S7L」「KIC-S7L」の27,767台と、掃除機用バッテリー「CBL-1420」の117台、合計27,884台が無償交換の対象だ。対象製品の電池カートリッジ(バッテリー)内における基板の不具合によって、基板が異常発熱し、発煙・発火に至るおそれがある。品番は製品ハンドル後部の定格シールにて確認。品番が該当した場合でも、電池カートリッジに製造年月シールが貼られているものは対象外となり、そのまま使用できる。アイリスオーヤマは、該当製品のユーザーに対し、本体から電池カートリッジを取り外したうえ、フリーダイヤルにて無償交換の申し込みをするよう呼びかけている。なお、これまでに製品の焼損事故2件を含む全3件の事故が発生したが、いずれも人的被害には至っていない。
2016年02月09日テックビューロは2月5日、プライベート・ブロックチェーンPaaS「mijinクラウドチェーン」のオープンβプログラムを開始した。同環境は一般に解放され、無償のウォレットアプリケーションを使用することにより、仮想通貨の発行や金融機関の模擬などといったさまざまな実証実験をその場で開始できるという。同プログラムは、2016年6月末まで無償で解放される。ブロックチェーンは、データの整合性を崩さずに、ダウンタイムを撤廃した分散型の勘定エンジンが低コストで構築できる技術とされている。同プログラムは、2015年12月に発表され、15カ国167企業から申込があったという実証実験環境「mijinクラウドチェーンβ」の共用版となっている。全ての機能は両プログラムで共通となり、全ての機能が使用できるが、今回は使用するネットワークがほかの多数のβテスターと共用となる点のみが前回のものとは異なる点だという。同プログラムでは、「mijin」ネットワーク上で無償のウォレットアプリケーション「Light Wallet(ライトウォレット)」が利用可能。同アプリケーションはWindows環境で動作し、mijinのネットワークに接続することにより、ブラウザから独自の仮想通貨やアセットを自由に発行することが可能だという。アセット発行時には、小数点以下の桁数や、発行総数、必要手数料など詳細な設定が可能となっている。発行された仮想通貨(トークン)は、ブラウザ上の同アプリケーションから送金や管理が可能であり、無駄なコストや工数をかけることなく、その場ですぐに仮想通貨や独自トークン、ポイント、銀行、電子マネーなどの実証実験を開始することが可能だという。さらに、mijinではドメイン概念である「namespace」が実装されており、その下に設定の異なったアセットをツリー状に複数作成することも可能となっている。同プログラムで提供されるmijinネットワークでは、上記の「namespace」や、既に実装されている「multi-signature(複数鍵署名)」などを含む全ての機能が利用できるという。上記ウォレットアプリケーションからだけではなく、用意されたAPI上にアプリケーションを作成することも可能であり、単なる仮想通貨やポイントサービスに限らず、認証システムからアセット管理、取引所、メッセージングなど、さまざまな実証実験が実施可能となる。
2016年02月05日英会話のGabaは、小学生または中学生の子どもを持つ20代~50代の男女1,000人を対象に実施した「子どもの受験と英語教育に関する調査」の結果を発表した。調査期間は2015年12月9日~13日。○英語教育改革をどう思う?英語教育改革として、「小学校3年生から外国語教育が開始となり、従来、外国語教育が始まる学年であった小学校5年生からは英語を正式な教科として扱うように変更する」といった計画が進められている。この教育改革について尋ねたところ、90.9%が「賛成」と回答した。また88.7%が「英語教育改革で英語の4技能を習得できたら、子どもの将来の選択肢が広がる」と答えている。外国語教育の早期化については、91.0%が「幼いころから英語に慣れ親しむのは、良いことだと思う」と回答した。もしも、子どもの英語教師を選べるとしたら、どのような能力や経験に秀でた先生を選びたいか聞くと、53.9%が「英会話力を伸ばす、コミュニケーション重視の授業を行うことができる先生」と回答した。次いで「ネイティブの発音で話すことのできる先生」(52.3%)、「留学などで、海外で過ごした経験のある先生」(40.1%)となっている。英会話を楽しく教えてくれそうな"理想の英語教師"(芸能人)はだれか聞いたところ、トップは「関根麻里さん」(40.1%)だった。2位は「パックン(パトリック・ハーラン)さん」(32.5%)、3位は「厚切りジェイソンさん」(31.9%)という結果になった。○95.3%の親が「受験期は子どもの感じるストレスが増す」受験期の不安について聞いたところ、受験期は「子どもの感じるストレスが増す」と思う保護者は95.3%だった。68.6%は「受験期の子どもとの接し方に不安」と回答している。受験期における金銭面の不安では、「受験期は金銭的な負担が増える」と思う保護者は93.0%だった。受験期の子どものサポートについての考えを聞くと、94.6%が「受験期の子どもをなるべくサポートしたい」と回答した。子どもが難関校への進学を目指したいと希望したら、どのようなサポートをしてあげたいと思うか尋ねると「学習塾に通わせる」(67.2%)が最も高く、「勉強を促す声かけをする(25.2%)」や「直接勉強をみる・教える(22.3%)」が続いた。子どもが現在行っている習い事について聞いたところ、「算数・数学」(22.7%)が最も高く、次いで「国語」(17.0%)や「英語」(16.2%)が続き、「英会話」(7.5%)は全体で7位となった。現在行っている習い事のうち、入試の教科に関係しなくとも受験期に続けさせたい習い事は何か聞くと「英会話」が64.0%で最も高かった。次いで「音楽・楽器」(62.4%)や、「国語」(57.6%)、「ダンス・バレエ」(56.1%)となった。
2016年01月28日ストレージクラフト テクノロジーは12月17日、同社の「StorageCraft ShadowProtect」シリーズの無償遠隔監視ツール「StorageCraft ShadowControl」の強化版、「StorageCraft ShadowControl v.3.5」を発表した。同バージョンでは、最新リモート管理機能で時間短縮する「プッシュ・インストール」「CSV形式の情報開示」「ライセンスの集中管理」などの機能が刷新されている。また、システムとデータのバックアップを遠隔設定・管理する機能が追加されており、ShadowControl アプライアンスのデータベースや設定を保護するために、定期的に自動でバックアップを行う「アプライアンスのバックアップ・スケジュール」や、証明書署名要求をShadowControlアプライアンスから直接作成可能とする「アプライアンスから証明書署名要求(CSR:Certificate Signing Request)の生成」、ローカルのShadowProtect SPXコンソールで、ユーザーがバックアップジョブを変更、削除、スケジュール外実行することを防ぐ「ShadowProtect SPX バックアップジョブのロック」といった強化が施されている。さらに、ITSM(ITサービスマネジメント)通知機能の拡張として、通知メールの受け取り条件に、エンドポイントのステータスが変化した時のみ、エンドポイントのアラートが発生した時はいつでも、または、エンドポイントのステータスが変化していない時でも、といった設定を可能としたほか、アプライアンス設定として、リマインダ機能が、ShadowControlのアプライアンス・ソフトウェアのベストプラクティス情報を提供し、更新の推奨を通知するといったアプライアンス更新のインストラクションの向上なども図られている。なお、すでに同バージョンについては同社Webサイトよりダウンロードが可能となっている。
2015年12月18日エプソンは2015年9月から11月にかけて販売したモノクロページプリンタの無償修理を実施する。製造上の不具合で、発煙・発火に至る可能性がある電源コードが付属されていることが判明したため。なお、このたびの無償修理は製造元である京セラドキュメントソリューションズと連携して行っていく。無償修理の対象となるのは「LP-S210」(18台)、「LP-S310」(201台)、「LP-S310N」(520台)、「LP-S3250」(58台)、「LP-S3550」(13台)。対象となる製品の製造番号(10桁の英数字)はエプソンのWebページにて確認できる。なお、型番と製造番号が記載された製造銘板に丸い赤シールが貼ってあれば、修理対応が完了しているため、継続して使用可能だ。対象製品のユーザーは電源プラグをコンセントから抜き、Webページもしくはフリーダイヤルにて窓口まで連絡する。申し込み後は担当者がユーザー宅へ訪問し、無償で修理・交換を行う。
2015年12月15日NTTレゾナントは12月8日、同社が提供する「教えて!goo」の約3,000万件のQ&Aデータを含むプラットフォーム「QAコネクト」を無償提供、連携強化を開始すると発表した。「QAコネクト」は、Webサービス・アプリ提供事業者が「教えて!goo」のQA投稿機能や3000万件のQ&AデータをAPIにより導入できるプラットフォーム。Webサービス・アプリ提供事業者は、「QAコネクト」を活用することにより、「教えて!goo」の100万人の会員と相互に質問・回答でき、導入時点からアクティブなコミュニティとして運用可能だという。連携強化では、Art Digic、Arti、FishingLabo、インフォニア、・ヴァンテーシIT、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ、グリーンモンスター、秀和システム、ポリグロッツ、プロダクトイン東京、ユーマインド11社のサービスと連携する。
2015年12月08日モンテッソーリ教育は、シュタイナー法と並び「世界2大幼児教育法」と称される教育法です。根底にあるのは、子どもの「敏感期」がどういうものかを知り(→知る)、子どもをきちんと観察し(→見守る)、子どもに適切に声がけ、働きかけをする(→ときどき助ける)という子育てメソッド。欧米で実績のある手段なのだそうです。『知る、見守る、ときどき助けるモンテッソーリ流「自分でできる子」の育て方』(神成美輝著、百枝義雄監修)は、そんなモンテッソーリ教育を子育てに取り入れるためのコツを紹介した書籍。3章「『観察→発見→見守る』から始まる、今すぐできる10のこと」から、要点を引き出してみましょう。■1:観察する観察の目的は、子どもの「興味の中心」を見つけること。たとえば電車の名前をおぼえるのが好きだった子は、そこから、駅、地図、そこで働く人など、興味を広げていくもの。つまり子どもの興味の中心さえ見つけることができれば、そこから広がりを得ることができるということです。そこで、まずは子どもがなにに本当に興味があるのか、じっくり観察してみることが大切だと著者はいいます。■2:自由に選択させる「~しなさい」と親が決めたことをさせるだけでは、子どももやる気を失うもの。そうではなく、大切なのは「選択肢」を与え、判断力を育むこと。具体的には、小さいうちは「2択」。大きくなるにつれ、選択肢の数を増やしていくといいそうです。選択するという行動は、考える力につながるもの。なにかの困難にぶつかったときにも、「どうすればいいのだろう」と考えることができるようになるわけです。■3:見守り、挑戦させる子どもの方から「手伝って」「助けて」というサインを見せるまでは、大人はじっと待った方がいいのだと著者はいいます。なぜなら失敗をして、新たなやり方を見つける、もう一回最初からやってみるというようなことを繰り返すことによって、子どもは自分でいちばんいい方法を見つけ出すことができるから。「教えない教え」によって、やる気と自信、気づきの機会を与えるべきだということです。だからこそ、子どもの方から「手伝って」「助けて」のサインを見せるまでは、大人はじっと待った方がいいのだと著者はいいます。■4:ゆっくり見せる子どもにとって、大人の動きは早送りのDVDを見ているようなもの。普通のスピードでなにかを教えたとしても、まったくついていくことができないのだそうです。また子どもは、手と耳を同時に働かせることが苦手。口で説明をしながらなにかを教えても、混乱するばかりだといいます。子どもの動き方を教えるときには、(1)子どもがわかるように、ゆっくり見せる。(2)見せるときと聴かせるときを区別する。言葉での説明を同時にしない。ということを意識すべき。■5:子どもを待つ大人から見て、子どものペースが「のんびり」に見えたとしても、子どもは大人が思っている以上に考えているもの。順番を守ったり、習慣にこだわったりするなど、子どものなかには「厳しい秩序」があるので、そう簡単には進められないということです。そこで待ち時間は、「考える力」が伸びる時間であると心得ることが大切。■6:察するのをやめるお茶がほしいと目で訴えれば、なにもいわなくても用意してあげるなど、子どもの気持ちを察して先回りして動くことが多いのが大人。でも「察してしまう」ことが、意思を自分で伝える訓練の妨げになっているとか。知らんぷりをすることも、「伝える力」を伸ばすものであるということ。■7:ルールを設ける自由のなかに、ルールを持たせることも大切。きちんとルールがあり、それを破ると楽しめなかったり、トラブルになったりするということが学べるわけです。大切なのは、ルールをきちんと伝え、あとは見守ること。■8:オーバーにほめない子どもがなにかを「できた」と伝えてきたとき、大人は「やった~。すごいね~」とオーバーにほめてしまいがち。しかし子どもは何度も失敗してようやくできるようになったので、「これだけ練習したんだから、できて当たり前」「そんなにすごくはない」と思っているのだとか。しかし子どもは、「ほめられる」より「認められたい」もの。そこで、オーバーにほめずに、認めてあげることが大切だといいます。■9:共感する1歳半~3歳くらいまでの子どもは、なんでも「イヤイヤ」というイヤイヤ期。そんなときの対処法のひとつは、「イヤなのね。でも、いまから○○するからお片づけしよう」というように、“やりたくない気持ち”を受け入れることが大切。うれしいことも、イヤなことも共感することで、子どもとの心の距離がぐっと近くなり、「チャレンジ精神」が向上するそうです。■10:失敗させる子どもは失敗しながら多くのことを学ぶもの。だからこそ、間違っているときに教えてしまうのではなく、あえて失敗を「見せる」勇気が学力向上につながるのだと著者はいいます。*これらはほんの一例で、他にも「知る、見守る、ときどき助ける」ためにおぼえておきたいことが満載。子育てに四苦八苦している方は必読です。(文/書評家・印南敦史)【参考】※神成美輝(2015)『知る、見守る、ときどき助けるモンテッソーリ流「自分でできる子」の育て方』日本実業出版社
2015年12月05日ジーニーはこのたび、アプリケーション内ユーザーデータの蓄積・分析を行う「Geniee DMP for App」「Geniee DMP for Web」の無償版を提供開始した。「Geniee DMP for App」は、アプリケーションマーケティングに必要なデータの蓄積・分析・統合や広告配信、プッシュ通知などの機能と連携し、すべてのチャンネルに活用することができるデータプラットフォーム。既存のWebブラウザ向けDMPと統合することで、オーディエンスデータを集約しOne to Oneマーケティングを実現する。今回の無償版提供により、アプリディベロッパーは、広告出稿の成果計測やアプリ内分析、データの蓄積機能を無償で利用できるようになる。
2015年12月02日前回 、「想像力が大切」というお話を内田伸子先生に伺いました。ほかにも幼児期から伸ばしておきたい大切な能力があります。それは、自分で考える力「自律的思考力」です。ところが早期教育や習い事によって、この自律的思考力が失われることがあるそう。内田先生のお話をもとに詳しくお伝えします。早期の詰めこみ教育は百害あって一利なし「子どもの頃の知能が大人になっても維持されるのか、心理学ではずいぶん昔から研究されてきました。その結果わかったのは、早くから先取りの学習をすることは、大人になってからの成功や幸せを保証するものではないということです」小さい時の知能は、「よい学校に入学し、よい会社に就職して、経済的にゆとりのある生活ができるかどうか」または「自己実現にむかって充実した人生を送れるかどうか」ということとはあまり関係がないのだそうです。「それどころか、先取り学習は子どもの成長にマイナスの影響を与えることがあります」と内田先生は警鐘を鳴らします。せっかく訓練をしても、何もしなかった子たちに追いつかれる「『子どもの発達研究の分野のパイオニア』といわれるアメリカの発達心理学者、アーノルド・ゲゼルが、幼児期の一卵性の双子たちを別々にした比較研究をしました。1つのグループには階段の昇り降りや積み木の遊び方を訓練し、もう1つのグループには何の訓練もしませんでした。直後に行ったテストでは訓練をした子どもたちのほうが成績がよかったのですが、3ヵ月ほど経つと訓練しなかった子どもたちが追いついたのです」これは、訓練をしても意味はない、というだけではありません。その後、これらの子どもたちを思春期まで追跡調査したところ、驚くべきことがわかりました。暗記学習や訓練は子どもを「指示待ち族」にしてしまう「自分で判断しなければならない局面に立たされた時、訓練を受けた子どもたちは、大人の顔色を見て指示を待つような行動がとても多かったのです。大人から指示を受けてきた子どもは、『~しなさい』と言われないと何もできない子になる可能性があるのです」大人が指示をしたり、子どもに暗記をさせたりすることが多い学習や習い事を早くから始めると、子どもが自分自身で考えたり、工夫したり、判断したりする「自律的思考力」が奪われてしまう危険があるのですね。自分で考える力がないと、将来、困るのは子ども自身小学校の低学年までは暗記で解ける問題が多くありますが、高学年になると思考力が問われる問題が増えてきます。その時期になって勉強についていけなくなり、成績が急に落ちたり、学校嫌いになったりということでは困りますよね。「人生で体験する問題のうち、暗記で解決できる問題はひとつとしてありません。ですから、子どもの幸せを願う親が本当にすべきことは、早くから文字や計算を教え込むことではないのです」と内田先生は言います。では、子どもが幸せに生きるために、自分で考える力を育むためにはどうすればいいのでしょうか。次回の記事でお伝えします。(佐々木月子)今回取材に協力してくださったのは内田 伸子先生十文字学園女子大学特任教授・お茶の水女子大学名誉教授・学術博士。専門は発達心理学、認知心理学、保育学。国立教育政策研究所「幼児の論理的思考の発達調査プロジェクト会議」(主査)、最高裁「裁判員制度の有識者会議」(委員)、文化庁国語審議会委員なども務めるほか、NHK Eテレの「おかあさんといっしょ」の番組開発やコメンテーター、ベネッセの子どもチャレンジの監修、しまじろうパペットの開発、創造力知育玩具「エポンテ」(シャチハタ)の開発なども担当。著書は、『発達心理学―ことばの獲得と教育』(岩波書店)、『よくわかる乳幼児心理学』(ミネルヴァ書房)、『 子育てに「もう遅い」はありません 』(冨山房インターナショナル)など多数。
2015年11月28日ソニーは11月8日に発売した「ウォークマン W」(NW-WS615)の無償修理を実施する。ネックバンド内部での信号線処理のばらつきが原因で、音量調節ができないなどの症状が発生する場合があると判明したため。無償修理期間は2017年6月30日まで。ネックバンド内部の信号線処理のばらつきによって、音量が調節できない、再生モードが切り替わらない、音が出ない、勝手に音量が下がる、左側のヘッドホンから楽曲にノイズが混ざって聞こえる、Bluetoothランプが赤色や青色で点灯したままになる、オペレーションランプが赤色で2回点滅して充電が停止するなどの症状が発生することがある。無償修理の対象になるのは、製造番号が「5000001」~「5059492」のうちの一部。型名と製造番号は右側ヘッドホン裏面に記載されている。無償修理を希望する場合は、フリーダイヤル窓口へ問い合わせる。NW-WS615は、IPX5/IPX8相当の防水性能を持つスポーツ向けのポータブルプレーヤー。16GBのメモリを内蔵する。
2015年11月24日アズジェントは11月17日、地方公共団体、教育機関を対象にメールの添付ファイルを無害化(サニタイズ)するためのソリューション「Secure Data Sanitization(SDS)」のパブリックパッケージの提供を開始すると発表した。アズジェントは、自社の考えるメールの添付ファイル無害化ソリューションとして、イスラエルのVotiro(ボティーロ)社のSDSの取り扱いを行っている。SDSは、ファイルが「マルウェアを含んでいるかもしれない可能性」を重要視し、メール添付などによって外部から入ってくるすべてのファイルを無害化する。一般的にエクスプロイトキットやマルウェアはファイルのメタデータや空ビットスペース、マクロの中に潜んでいることから、これらのデータをチェックして、ファイルに不要なデータ部分を削除、あるいは意味のない情報に書き換えることで、無害化する。海外では、セキュリティ要件の厳しい政府機関、発電所、航空宇宙産業、金融などで採用されている。メール添付ファイル無害化ソリューション「SDS」と5年間の保守がセットになったパッケージで、定価は500ユーザーで798万2000円。販売は24日から開始する。
2015年11月20日アズジェントは11月17日、地方公共団体や教育機関を対象にメールの添付ファイルを無害化するためのソリューション「Secure Data Sanitization(SDS)」のパブリックパッケージを発表した。同ソリューションは、イスラエルVotiroが提供するセキュリティソリューション。ファイルがマルウェアを含んでいるかもしれない「可能性」を重要視し、メール添付などによって外部から入ってくるすべてのファイルを無害化(サニタイズ)する。一般的にエクスプロイトやマルウェアは偽装されたファイルのメタデータや空ビットスペース、マクロの中に潜んでいることから、これらのデータをチェック、ファイルに不要なデータ部分を削除、あるいは意味のない情報に書き換えることで、攻撃ファイルの無害化を行う。海外では、セキュリティ要件の厳しい政府機関、発電所、航空宇宙産業、金融などで採用されているという。11月24日より5年間の保守とのセットで提供される予定で、税別価格は500ユーザで798万2000円となっている。
2015年11月17日富士ゼロックス総合教育研究所は10月26日、マネジメントサービスセンターと共同で企画した、営業部門の次世代リーダーを選抜・育成するためのプログラム「営業アセスメント」の提供を開始した。同プログラムは、現在の営業能力発揮度と潜在的なマネジメント能力の2つの領域で人材を評価し、より実践的な能力開発を狙うものとなっている。同プログラムの内容は、情報収集・顧客対応・戦略思考といった営業能力と、自主独立性・計画組織力・人材活用力・コントロールなどといったマネジメント能力に関するもので、グループ討議、ロールプレイ、面接、インバスケット(個人の情報処理場面における行動傾向を診断する手法)、課題抽出といった方法が組み合わせされて実施される。また、プログラム終了後には、アセスメント結果として個別レポートが提供される。期間は1日(9時~18時)。標準価格は、6名で実施の場合、1コース89万4,000円(1人当たり14万9,000円)となっている(アセスメント実施料、レポート作成費用含む)。ただし、顧客ごとの設計内容によって提供価格は変動するとしている。記載の価格は税別。
2015年10月26日IchiGeki氏は21日、ゲームパッドに対応したWindows版リモートデスクトップ「Ragnarok(ラグナロク)」をリリース、無償で公開した。対応OSは、Windows 2000 / XP / Vista / 7 / 8.x / 10、Windows Server 2003 / 2008 / 2012。Ragnarokは、離れた場所のPCを遠隔操作できるリモートデスクトップソフト。画面転送、音声伝送、暗号化通信、クリップボード転送(テキスト)、ファイル転送、マルチモニタなどに対応する。操作される側のPCは、iOS用アプリ「KeroRemote」からの接続もサポート。iPadやiPhoneから、Windowsマシンをリモート操作できる。ゲームパッドに関しては、アナログ入力に対応。アナログスティック、アナログボタン、アナログ十字ボタン、32個までのボタンを動作させられる。32個のボタンは、設定ファイルを用いて配置の入れ替えが可能だ。例えば、自宅のPCにインストールしたゲームを、外出先のノートPCにつないだゲームパッドでプレイする、といったことを実現できる。なお、操作される側のPCには「vJoy」をインストールしておく必要がある。Ragnarokが受け取ったゲームパッドの信号を、vJoyに送信する仕組み。開発者のIchiGeki氏は、世界で約5,000名のMicrosoftMVP受賞者の一人。日本人で唯一のMicrosoftMVP for RemoteDesktopServicesでもある。
2015年10月22日「自分で考える力を養う」ことが教育の目標として掲げられ、欧米の教育が脚光を浴びています。そのための効果的な学習について、フランスやアメリカの例を取って、以下にまとめてみました。他人からの学びこそが、すべての基礎自分で考える力を養うためにまず重要なことは、「他人から学ぶ」こと。自分で考えるためには材料が必要であり、そのほとんどは他人から生み出される知識です。ごくごく一部の天才的なひらめきを除いて、新たなアイデアや発想、イノベーションのほとんどは、先人による知識の蓄積から学んだことが土台にあるといいます。そのため、アメリカの大学では学生に専攻分野で必読書となるものを徹底的に読み込ませ、論文を書かせます。週に1,000ページぐらい読むのは当たり前で、ほぼ毎週、何本も論文を書きます。読んで、書いて、読んで、書いてを繰り返すことで、先人が蓄積した知識を十二分に吸収し、それについて考え抜いた後で、ようやく自分で新たなアイデアを生み出すことができるようになると考えるからです。フランスでも同様に、大学への入学資格となるバカロレアは論述試験となりますが、これまで学んできたことを基にして自分の考えを理論的に展開する力が問われます。特に哲学の試験では、教科書をはじめ、数々の哲学書に書かれている内容を上手く整理し、最後に自分の考えを述べるようにしないと、高得点は得られないといわれています。実際に書いてみることが最良のトレーニング学びを基に自分の考えを深化させる上で最も確実な方法は、「書くこと」。自分の頭の中だけで整理してまとめることができる人も中にはいますが、ほとんどの人は、書いているうちに思考が深まり、考えがまとまるようです。書き始めると、論旨の展開や表現にも配慮するようになります。書くからには自己満足で終わらず、相手に理解して納得してもらいたいもの。特に、試験で高得点を得ようと思うと、学んだことを単に列記するだけではなく、重要な点をしっかりハイライトし、説得的に述べることがマストです。アメリカやフランスをはじめ、欧米の学校の試験は、ほとんどが論述式です。正しい回答を得ることよりも、それに到達するプロセス、つまり思考のプロセスを見ることが重要だと考えるからです。世の中には回答のない問題が山積みです。正しい答えが存在しない中、自分で回答を導き出すには、思考のプロセスが試されます。そして、最終的に正しい考えとして世の中の人々に受け入れられるためには、周囲が納得してくれるよう自分で説得していかねばらないからです。このように見ていくと、読書などを通じて、まずは「他人の考えについて学ぶこと」が重要であり、それを踏まえて、「自分の考えを説得的に述べることができるようになること」こそ、教育の集大成であり、「考える力を養う」ことであるということがわかります。(タベ真美)
2015年10月10日米GitHubは9月22日(現地時間)、プログラミング教育支援ツール「Classroom for GitHub」をリリースしたことを発表した。同ツールは、コンピュータ科学教育の改善を目標に掲げた「GitHub Education」という取り組み内の1プロジェクトという位置づけで、リポジトリの作成や、受講者がたくさんいるクラスのアクセス管理など、煩雑になりがちな教育現場における管理作業を簡易化し、教育現場を効率化するために開発されたもの。教師は課題を簡単に作成し、プライベートな招待用URLを通じて学生に課題用コードを配布することができる。また、リポジトリ作成とアクセス管理を自動的に行うことが可能で、生徒も課題提出を簡単に行えるようになる。このほか、教育機関や教師がサイトから申請すれば、通常では有料なプライベートリポジトリを、無料で作成することも可能。オプションとして、課題の参考用コードを付けて、学生ごと、あるいはグループごとに提供できる。また、同僚の講師や助手を講座の管理者に追加登録して、課題の作成や管理を代行してもらうことも可能となっている。
2015年09月25日ダイキン工業は9月10日、HFC-32単独冷媒を用いた空調機の製造や販売に関する93件の特許を先進国はじめ全世界に同日から無償開放することを決定したと発表した。同社は2011年に、新興国において同特許を無償開放しており、先進国でも一定の条件下で金銭の支払いが無くても利用できるようにしていた。HFC-32冷媒は高エネルギー効率、安価、再生が容易といった特長をもつ。また、一般的に使用されているR-410A冷媒に比べて、地球温暖化係数(GWP)が3分の1であるため、R-410Aを全てHFC-32へ置き換えれば、転換しなかった場合と比較して、2030年におけるHFCによる温暖化影響をCO2換算値で最大24%削減することができるという。同社は、「本特許を全世界で無償開放することで、HFC-32空調機の普及を後押しし、空調市場の成長・拡大を促すと同時に、地球温暖化抑制にも貢献したいと考えています。」とコメントしている。
2015年09月11日