東急ハンズは3月14日~4月7日、タカシマヤ タイムズスクエア(東京都新宿区)にて「タカシマヤ タイムズスクエアに福井から恐竜たちがやってきた! 」を開催する。同イベントは、同社と福井県立恐竜博物館および高島屋新宿店とのコラボレーション企画。福井県立恐竜博物館の開館15周年と、3月14日の北陸新幹線金沢開業を記念して実施する。今回の企画では、恐竜の全身骨格や頭骨(複製)・実物の部分化石の展示、化石発掘体験、恐竜グッズの販売、北陸新幹線E7系模型の展示などのイベントを用意する。タカシマヤ タイムズスクエア12階レストランズパーク内のイベントスペースでは、フクイサウルスやステゴサウルス、アウカサウルスの復元全身骨格、エドモントサウルスの頭骨(複製)などを展示する。東急ハンズ新宿店2階にはフクイラプトルの復元全身骨格およびタルボサウルスの頭骨(複製)、新宿高島屋2階JR口 特設会場にはアニマンタルクス復元全身骨格が登場。さらに、新宿高島屋2階ウエルカムゾーンでは、ディプロドクスの頭骨(複製)および脛骨(実物)、ステゴサウルスの頭骨(複製)および大腿骨(実物)の展示も行う。3月28日~29日には、実際に恐竜の化石が発掘された場所の岩石が登場する化石発掘体験(小学生限定)を行うほか、29日には仕事や学業、プライベートなどで深く恐竜と関わる7人の女性による「恐竜女子会トークショー」(14:30~15:30)も実施する。会場は、それぞれ新宿高島屋1階JR口 特設会場となる。また、タカシマヤ タイムズスクエア内のイベント会場を巡るスタンプラリーでは、スタンプを全て集めると先着3,000人に福井県立恐竜博物館オリジナルシールをプレゼントする。東急ハンズ新宿店2階では、恐竜グッズが集結する福井県立恐竜博物館内のミュージアムショップ「DINO STORE IN TOKYU HANDS」も期間限定でオープンする。そのほかにも、東急ハンズ新宿店7階バラエティコーナーにてJR東日本の制服・制帽を着用して記念撮影が楽しめる北陸新幹線 E7系模型の展示や、福井県恐竜ブランドキャラクターのジュラチックやガチャピンの1日店長としての登場も予定している。※高島屋の「高」ははしご高
2015年03月10日ソフトバンクモバイルは11月14日、ウエアラブル端末を利用した実証実験を、2015年1月中旬に福井県立恐竜博物館(福井県勝山市)で実施すると発表した。この実験は、ウエアラブル端末関連産業の育成を目的とする福井県の「ふくいe-オフィスプロジェクト補助金(ウエアラブル関連実証実験支援分)活用事業者募集」の公募に、同社の企画案が採択され実施するもの。メガネ型ウエアラブル端末「Google Glass」や腕時計型端末を用いて、AR(拡張現実)技術による恐竜の映像の表示(素材提供:セガトイズ)や、展示の解説、館内のナビゲーションなどを行い、今後普及が見込まれるウエアラブル端末が新しいサービスや付加価値を生み出す可能性について検証する。今回の実証実験には、ACCESSのiBeacon(アイビーコン)を用いた位置連動型コンテンツ配信ソリューション「ACCESS Beacon Framework」を開発したサービスプラットフォームを活用。また、ウエアラブル端末などで撮影した画像とクラウドや端末内に登録した画像データを照合して物体の名称や詳細情報を画面に表示する、NECが独自開発した世界最高水準の画像認識サービス「GAZIRU(ガジル)」も利用する。
2014年11月17日北海道大学は10月23日、約50年前に部分骨格が発見され、以降わずかな体の骨しか発見されず謎の恐竜とされていた「デイノケイルス」の全身骨格を2体発見したと発表した。同成果は同大学総合博物館の小林快次 准教授と韓国やモンゴル、カナダなどの研究機関の国際研究グループによるもので、10月22日(現地時間)付けの英科学誌「Nature」に掲載された。デイノケイルスは1965年にモンゴル・ゴビ砂漠で初めて発見された。名前は「恐ろしい手」という意味で、腕だけで2.4mもあったことに由来している。発見以来、わずかな骨しか発見されておらず、50年近く謎の恐竜とされていた。同研究チームは、2006年から2010年までゴビ砂漠で恐竜発掘調査を実施。2006年と2009年に、2体のデイノケイルスの骨格化石が発見された。また、同調査とは別にモンゴルから日本へ密輸され、現在はモンゴルへと返還されている標本も研究対象とし、2009年に採取した標本と比べたところ、同一個体であると判断したという。これらの個体を調べた結果、デイノケイルスは獣脚類オルニトミモサウルス類の恐竜であることが判明、全長11m、体重6.4tという巨体であったと推測された。オルニトミモサウルス類は骨を空洞にして軽量化することで、走行性の優れた足の速い恐竜であることで有名で、体長も最大でも6mほど。一方のデイノケイルスは軽くなった体を巨大化へと利用して進化を遂げたと考えられている。また、頭は非常に長く、背中には帆があり、腕が大きいという異様な姿をしており、足の骨の構造から、デイノケイルスはゆくっり歩く恐竜で、長い腕で植物を集め、魚を食べる雑食性の恐竜だったと推測されるという。なお、モンゴルでは化石の盗掘・密輸が大きな問題となっており、貴重な標本が破壊され国外へ密輸されるケースが後を絶たない。日本もその市場となっており、小林准教授は「実物標本の売買は、売る方だけでなく買う方にも責任がある」とコメントしている。
2014年10月23日日本における恐竜の化石の8割が発見され「恐竜王国」と称される福井県勝山市で、『獣電戦隊キョウリュウジャー』『爆竜戦隊アバレンジャー』『恐竜戦隊ジュウレンジャー』が集結した「大恐竜戦隊展 ~恐竜王国勝山に歴代恐竜戦士集結!!」が、4月26日~5月26日に開催される。福井県勝山市といえば、2013年夏に公開された特撮映画『劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック』で、世界三大恐竜博物館のひとつ「福井県立恐竜博物館」での撮影が行われたが、今回は歴代のキョウリュウヒーローたちとの夢のコラボレーションが実現。「大恐竜戦隊展」では、キョウリュウレッドと握手ができる「カーニバル握手会」が会期中の土・日・祝・休日に行われる(9:30~、11:00~、12:30~、14:00~、15:30~、17:00~)。参加はヒーローバッグの購入者が対象。なお、毎日先着300名の小学生以下の入場者に『烈車戦隊トッキュウジャー』の「ジュースコップ」がプレゼントされる。そのほかにも、スーパー戦隊シリーズの全主題歌を網羅した「スーパー戦隊主題歌コーナー」やスーパー戦隊の秘密を楽しみながら知ることができる「スーパー戦隊クイズボックス」、キョウリュウジャーの6人が出演し、5月10日に劇場公開される映画『俺たち賞金稼ぎ団』の「公開記念パネル展」など、さまざまなイベントが用意されているという。■「大恐竜戦隊展 ~恐竜王国勝山に歴代恐竜戦士集結!!」概要開催場所:越前大仏清大寺 大講堂(福井・勝山市)開催期間:4月26日(土)~5月6日(火・休)開催時間:9:00~18:00(最終入場は17:30)入場料:500円(2歳以下は無料)(C)テレビ朝日・東映AG・東映
2014年03月28日「世界大恐竜展」実行委員会は京セラドーム大阪(大阪市西区)にて、7月13日~8月25日まで「よみがえる地球の覇者!世界大恐竜展」を開催する。同本展は、恐竜が地球に登場する後期三畳紀から恐竜が巨大化したジュラ紀、そして多様化する後期白亜紀までの恐竜の進化を、時代ごとに分かりやすく紹介しながら、”ティラノサウルス”の進化・生態に迫る特別企画。会場には、カーネギー自然史博物館の協力により復元された、全長17メートルの大型魚食恐竜「スピノサウルス」の全身骨格標本も展示。「三畳紀」のコーナーでは、恐竜の祖先に近い主竜類ラゴスクスや最古の竜脚類のエオラプトルなど、恐竜の起源と言われる南アメリカの「最古の恐竜たち」を紹介する。「ジュラ紀」コーナーには、全長27メートルのディプロドクスを中心に、ティラノサウルス類と別進化を遂げたアロサウルスやステゴサウルスなど、後期ジュラ紀の北アメリカの恐竜が登場。また、最後の恐竜時代である「白亜紀」コーナーでは、アメリカ・モンタナ州で発見された新たなティラノサウルス(愛称ジェーン)の全身骨格を、大阪で初公開する。アジアのティラノサウルス類アリオラムスやタルボザウルスも併せて展示し、アジアから北アメリカにかけてのティラノサウルス類の進化の謎に迫る内容となっている。体験ラボでは貴重な恐竜標本の展示のほか、発掘体験や実物の恐竜化石に触れるコーナーや恐竜ロボットも展示。ティラノサウルスの視野を再現する装置や、噛(か)む力の実験装置、恐竜時代のアンモナイト化石の発掘体験もできる。また、各種ワークショップ、クイズラリー、ぬりえコンテストなどのイベントも行われる。同展の入場料は、大人1,300円、高大生1,000円、小中学生500円。当日券より200円割引になる前売り券は、6月8日から主要プレイガイドで発売開始する。詳細は世界大恐竜展公式サイトを参照。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年06月01日映画「ジュラシック・パーク」では、現代に生きる恐竜が描かれていた。もし今も恐竜がいたら共存できるのだろうか?オックスォード大学の教授ロバート・マッシュ氏は、著書「恐竜の飼いかた教えます」で57種もの飼い方を紹介している。私製ジュラシック・パークはさぞかしエキサイティングだろうと思ったが、設備、環境、エサ、フンの始末に追われ、巨額の負債を背おうことになりそうだ。■飛べない鳥、危ないトカゲ初めて飼うひとには、始祖鳥(アルケオプテリクス)がお勧めだ。1億9960万~1億4550万年前のジュラ紀に活躍した彼らは、爬(は)虫類と違ってぬくもりや感情表現を持ち、あなたの心を癒してくれるだろう。羽根のなかほどにあるつめがチャームポイントで、前足の名残を残したその勇姿は、ご近所や友人にも自慢できる。体重は700グラム程度、カササギぐらいの大きさなので広い家なら室内でも飼える。雑食でピーナツやキャットフードも食べるからエサには困らない。ただし、生きたヒヨコやハツカネズミも食べるので、ハムスターがいる家庭は要注意。リアルな食事シーンが、子供のトラウマにならないよう気をつけよう。休みの日は広い公園で思い切り飛ばせてあげよう。21世紀の空を原始の鳥が飛び回るさまを、みんなに見せてあげよう。ただし羽ばたく力は弱く、自力で飛び立てないという説が強い。木をよじ登ってグライダーのように滑空し、地上の獲物を狩っていたらしい。残念。高い木の上から放してやるか、凧(たこ)あげの要領で上昇気流に乗せてあげると良いだろう。ひと目をひきたい方は、迷うことなくティラノサウルスを選ぼう。T-Rexの愛称で知名度が高く、気性、人相、風体すべてが恐竜らしい彼は、近所の子供たちから絶大な人気を集めるに違いない。孵(ふ)化直後は全長1m、体重6kgほどだが、成長すると13m、7トン、体高5.5m程度になるから、サッカー場ぐらいの広さは用意したい。孤独を愛する単独性なので、多頭飼いは厳禁だ。のこぎり状に並んだ15cmの歯、後ろ足に持つ20cmの鉤(かぎ)爪は、侵入者のやる気をそぎ防犯にも役立つ。ただし脱走したら近所迷惑がはなはだしいので、分厚いコンクリート壁と高圧の電気柵(さく)でしっかりと囲っておこう。慣れれば餌付けも可能だが、決して気を許してはいけない。暴君トカゲの名を持ち、ひとかけらの理性も持たない彼にとって、あなたは「エサをくれるエサ」にすぎないのだから。世話するときは必ず麻酔銃やスタンガンを携行しよう。最悪の事態に備えてロケット・ランチャーが推奨されているが、至近距離では爆風で自分もやられてしまうので、ラハティL-39対戦車銃をお勧めする。ティラノサウルスの魅力は、食肉竜類ならではのダイナミックな食事シーンだ。エサの肉は、体重4.5トンなら1日に55kg程度、7~8トンに成長すると100kgほど必要になる。100グラム100円の豚バラ肉なら10万円、1kg699円の鶏もも肉でも7万円程度となるので、食費は年間3,000万~4,000万円ぐらい用意しておけば大丈夫だ。激安カルビでも1食15万~16万円かかるから、ビーフは誕生日だけで我慢してもらおう。■マヌケで気の良い巨大な相棒大きな恐竜を飼いたい方はぜひブラキオサウルスにチャレンジしてもらいたい。全長23m、体重50トン、太い四足、高さ12mにも達する長い首と愛嬌(あいきょう)ある顔立ちが、あなたを満足させるに違いない。草食動物らしく性格は温厚だから、攻撃されることはないだろう。ただし「困るほどマヌケ」と解説されているように、未発達な脳/神経が巨体とかみ合わず、事故が起きやすい。わる気はないにせよ、踏まれれば即死だから注意しよう。彼らが活躍していた1億4500万~1億1200万年前の白亜前紀は、いまよりも気温が10~15℃ぐらい高かったと推測されている。冬の寒さがネックとなるので、定温が保てるドーム球場で飼うことにしよう。ただし、草食動物ながら困るくらい悪臭を放つと記されているから、屋根は開閉式が望ましく、日に2~3回の換気が必須だ。牛のような、メタンを含むげっぷも考えられる。げっぷで爆死では浮かばれないので、ドームは全館禁煙だ。植物ならほとんどOKとのことなので、エサにはキャベツを与えてみよう。体重10トンあたり1日300kgほど食べるので、50トン級のおとななら毎日1.5トン用意しよう。激安通販を参考に10kg・1,200円で計算すると、食費だけで年間6,570万円!豊作の今年でさえこの金額だから、今後どうなるか考えただけでも胃が痛い。維持費も凄まじい。広島市民球場がドーム球場だった場合の水光熱費は、年間4億円と見積もられているから、寒がりの彼らにあわせて暖房を使えば5億~6億円は覚悟すべきだろう。■まとめ恐竜は白亜紀末期にその歴史を閉じた。メキシコ・ユカタン半島に落ちた小惑星が、衝突の冬を引き起こしたのが原因と考えられている。地球の寒冷化は時間をかけてゆっくりと種を絶やした。恐竜たちにとって地獄の苦しみだったに違いない。もし地獄よりむごいところがあるなら、それはいまの地球だ。なにせ、小惑星の手を借りずに毎日100種もの生物を滅ぼしているのだから。恐竜よりも危険な人類に乾杯。(関口寿/ガリレオワークス)
2012年11月24日閉幕まで残すところわずか10日と迫った、人気の博覧会「恐竜王国2012」が先着入場者にオリジナル恐竜フィギュアをプレゼントするお得なファイナルキャンペーンを実施する。「恐竜王国2012」開催情報「恐竜王国2012」はティランノサウルス類の全身骨格13体が一堂に会す迫力の展示や、今年4月5日にイギリスの科学誌『ネイチャー』で発表された長い羽毛を持つ大型ティランノサウルス類「ユティランヌス・フアリ」(中国名・羽王竜(はおうりゅう))の化石と復元全身骨格の世界初公開で話題の博覧会。キャンペーンでは、9月15日(土)~17日(月)、22日(土)・23日(日)に小学生以下の来場者先着1000名にフィギュア1点をプレゼント。フィギュアは会場にてカプセルトイとして販売されているもので、群馬県立自然史博物館名誉館長・長谷川善和博士の監修による「恐竜王国2012」オリジナルのものとなる。また、好評を博していた15時以降から使える「夕得チケット」の販売も9月21日(金)まで延長する。さらには、9月15日(土)に恐竜ナビゲーターとして人気のドクタートミーこと富田京一さんの新刊絵本『きょうりゅうかぶしきがいしゃ』(ほるぷ出版)の刊行を記念したトークショー&サイン会も決定。絵本購入者には、富田さんやイラストを担当した山本聖士さんが来場者のリクエストに応じて恐竜をその場で描くなどの企画も予定している。夕得チケットと富田さんのトークショー&サイン会の詳細はオフィシャルホームページにてご確認を。「恐竜王国2012」は9月23日(日)までの開催。■「恐竜王国2012」ファイナルキャンペーン実施日:9月15日(土)~17日(月)、22日(土)・23日(日)プレゼント:会場にてカプセルトイとして販売されている群馬県立自然史博物館名誉館長・長谷川善和博士の監修による「恐竜王国2012」オリジナルのフィギュア(全7種)。配布対象者:各日先着1000名様(小学生以下のみ)
2012年09月14日21世紀になってから次々と新しい恐竜化石が発見され、世界有数の恐竜大国となった中国。今回の「黄河大恐竜展」では、黄河上流域、シルクロードの出発点にあたる甘粛省における白亜紀前期の恐竜世界を紹介している。展示されているのは、全長27メートルにもなるアジア最大級の竜脚類ダシアティタンの巨大全身復元骨格を中心に、ティラノサウルスの祖先シオングアンロング、世界で一番大きいテリジノサウルス類(羽毛を持ったものもいる草食の獣脚類)スジョウサウルス、世界最大級の歯を持つイグアノドン類ランジョウサウルス、幼体としては世界で一番大きいオルニトミムス類ベイシャンロング、原始的角竜アウロラケラトプスなど、同時期に生息していた鳥類や哺乳(ほにゅう)類の化石とあわせて33件。アジア最大級の全長27メートルのティタノサウルスやバドロサウルス類で最も派生的な恐竜であるジンタサウルス、ベイシャンロング、キャオワンロング、アウロラケラトプスは日本初公開だ。さらに、動く恐竜も展示。実物大の3/4スケールで再現した、最も有名な肉食恐竜であるティラノサウルスは、その大きさも滑らかな動作も迫力満点だ。雄たけびをあげ、大きな口を開けて、襲いかかってくるような動きはリアル。動く恐竜は、このほか、ステゴザウルスとアパトサウルスの計3体が会場に展示されている。この「黄河大恐竜展」は7月7日にスタートし、約1カ月後の8月9日に入場者が5万人を突破している。公開は8月26日までで、時間は9時30分~17時00分(受付は16時30分まで)。入場券は、前売りは終了し、当日券のみとなる。大人(高校生以上)が1,300円、子ども(3歳以上中学生以下)700円。また、北翔クロテック月寒ドームの特設会場で9月3日(月)まで開催されている「木下大サーカス」とのスペシャルコラボ企画として、「木下大サーカス」の半券で「黄河大恐竜展」の当日券が100円引きに、「黄河大恐竜展」の半券で「木下大サーカス」の当日券が100円引きになる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日21世紀になってから次々と新しい恐竜化石が発見され、世界有数の恐竜大国となった中国。今回の「黄河大恐竜展」では、黄河上流域、シルクロードの出発点にあたる甘粛省における白亜紀前期の恐竜世界を紹介している。展示されているのは、全長27メートルにもなるアジア最大級の竜脚類ダシアティタンの巨大全身復元骨格を中心に、ティラノサウルスの祖先シオングアンロング、世界で一番大きいテリジノサウルス類(羽毛を持ったものもいる草食の獣脚類)スジョウサウルス、世界最大級の歯を持つイグアノドン類ランジョウサウルス、幼体としては世界で一番大きいオルニトミムス類ベイシャンロング、原始的角竜アウロラケラトプスなど、同時期に生息していた鳥類や哺乳(ほにゅう)類の化石とあわせて33件。アジア最大級の全長27メートルのティタノサウルスやバドロサウルス類で最も派生的な恐竜であるジンタサウルス、ベイシャンロング、キャオワンロング、アウロラケラトプスは日本初公開だ。さらに、動く恐竜も展示。実物大の3/4スケールで再現した、最も有名な肉食恐竜であるティラノサウルスは、その大きさも滑らかな動作も迫力満点だ。雄たけびをあげ、大きな口を開けて、襲いかかってくるような動きはリアル。動く恐竜は、このほか、ステゴザウルスとアパトサウルスの計3体が会場に展示されている。この「黄河大恐竜展」は7月7日にスタートし、約1カ月後の8月9日に入場者が5万人を突破している。公開は8月26日までで、時間は9時30分~17時00分(受付は16時30分まで)。入場券は、前売りは終了し、当日券のみとなる。大人(高校生以上)が1,300円、子ども(3歳以上中学生以下)700円。また、北翔クロテック月寒ドームの特設会場で9月3日(月)まで開催されている「木下大サーカス」とのスペシャルコラボ企画として、「木下大サーカス」の半券で「黄河大恐竜展」の当日券が100円引きに、「黄河大恐竜展」の半券で「木下大サーカス」の当日券が100円引きになる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月20日千葉・幕張メッセ 国際展示場 10・11ホールで開催中の大規模恐竜博「恐竜王国2012」が、開催から30日目にあたる今月19日に、早くも来場者数20万人突破を記録。記念すべき20万人目の入場者には、主催のテレビ朝日と「恐竜王国2012」のコラボキャラクター“ゴーちゃん。”から、10万円の特大ティランノサウルスのぬいぐるみが贈られた。「恐竜王国2012」開催情報カウントダウンのために、入場口に待機列ができ始めると、ゴーちゃん。も入場口でお出迎え準備。順序よく入場が続く中、スタッフから「只今来場者数が20万人を突破いたしました。こちらが20万人目のお客様です。おめでとうございます!」と掛け声がかかると、会場スタッフが手にしたクラッカーを一斉に鳴り響かせ、きらびやかなテープが20万人目のご家族を包み込んだ。同時に、ゴ-ちゃん。をはじめ、周囲の人々から大きな拍手が。記念すべき20万人目となったのは、群馬県前橋市からお越しの小林さんご一家。トリケラトプスが好きな小学2年生の長男の蒼一郎君(8歳)と好きな恐竜はステゴザウルスという次男の暁季君(6歳)は、ゴーちゃん。から記念品として贈られた全高105センチの特大ティランノサウルスぬいぐるみに驚きながらも、自分の体よりも大きなぬいぐるみに抱きつき喜んでいた。「恐竜王国2012」は、200点以上の貴重な展示が集結し、ほとんどの恐竜たちには羽毛があったとする最新学説に則って構成された教育的エンターテインメント。9月23日(日)まで幕張メッセで開催中。■「恐竜王国2012~恐竜オールスター幕張に大集結~」~DINO KINGDOM 2012~開催期間:2012年7月21日(土)~9月23日(日)開場時間:9:00~17:00(最終入場は閉館の30分前まで)会場:幕張メッセ 国際展示場 10・11ホール(千葉県)
2012年08月20日日中国交正常化40周年の記念事業「世界最大 恐竜王国2012」の製作発表会が4月16日、東京・テレビ朝日本社にて行われ、総監修者の長谷川善和(群馬県立自然史博物館・名誉館長)、監修の徐星(中国科学院古脊椎動物古人類研究所・教授)、恐竜ナビゲーターの富田京一(肉食爬虫類研究所・代表)が登壇した。「世界最大 恐竜王国2012」のチケット情報会見では、4月5日にイギリスの科学誌『ネイチャー』で発表された長い羽毛を持つ大型ティランノサウルス類「ユティランヌス・フアリ」(中国名・羽王竜(はおうりゅう))の化石や復元全身骨格を、同イベントにて世界初公開することが発表された。これまでティランノサウルスのような巨大肉食恐竜は、うろこや硬い皮膚で覆われていると考えられてきたが、羽毛の生えた新たな肉食恐竜の存在が明らかとなった。化石を発見した徐星教授は「羽王竜は世界に先駆けて日本で初公開されます。ぜひ、恐竜愛好家や古生物愛好家に見に来ていただきたいと思っています。日本は恐竜ファンが多いと聞いているので、楽しみにしていてください」とコメント。イベントについて富田氏は「何度か恐竜博のお手伝いをしましたが、今回の展示の内容はとにかく凄い!」と大興奮。羽王竜について「羽毛がどういう働きをしていたかがまだわからないので、ちょっとまいってます(笑)」(長谷川博士)、「恐竜のザラザラ、ツルツルしたところが子どもの頃から好きだったので、(羽毛に)大きく戸惑っています。でも、思ったよりもファンシーなところがあったりとか、女性にはうけるんじゃないかと思います。恐竜に対する理解や興味が広がるのではと期待しています」(富田氏)と語った。「世界最大 恐竜王国2012」は、世界各地から全身骨格40種50体、約200点が集結。2008年に発見された長さ500メートル・幅26メートルにわたる世界最大規模の恐竜発掘地(中国・山東省諸城市)で見つかった最新の全身骨格も日本で初公開される。また、骨格や生態復元モデルなどの展示のほか、シミュレーターや発掘体験、ミニシアターといった体感型コーナーも設置される。期間は7月21日(土)から9月23日(日)まで千葉・幕張メッセ国際展示場10・11ホールにて。チケットは発売中。
2012年04月17日上野公園の国立科学博物館で開催している『恐竜博2011』。恐竜界の2大スター、ティラノサウルスとトリケラトプスの全身復元骨格が対決するように向き合う展示が話題となり、早くも来場者30万人を突破した。連日多くの人でにぎわうなか、8月18日、『ぴあ』メモリアル号(7/21発売)の「おいしいご招待ファイナル!」企画で読者50組100名が招かれ、『恐竜博2011』の夜間特別鑑賞会が開催された。恐竜の復元骨格の写真閉館後の静まり返った博物館の会場に、ド迫力の恐竜たちがズラリと並ぶ。しゃがんで待ち伏せする姿のティラノサウルスと、最新研究の成果を反映させたトリケラトプスの姿は、ともに世界初公開だ。「対決」をテーマに、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の各時代に生きたライバル恐竜が対峙するように展示され、臨場感を演出している。また、2009年に発見された新種の肉食恐竜ラプトレックスの実物化石も日本初公開! そのほか大型シアターでは、最新研究に基づいて制作されたCG映像なども楽しめる。ひとしきり展示空間を鑑賞した後は、会場出口に設置されたミュージアムショップへ。オリジナルの恐竜グッズが充実していて、こちらも大盛況だった。特に人気なのは、本博監修者の真鍋真・国立科学博物館研究主幹が監修し、細部までリアルに再現されたカプセル入り恐竜フィギュア(発売元:タカラトミーアーツ/全7種/1回300円)や、スウェーデン発のおしゃれな交通安全グッズ「グリミス」とコラボしたキラキラ恐竜グッズなど。また、ティラノサウルスの全身骨格に変身した「ハローキティ」のグッズなど、レア・アイテムもゲットできる。参加者には、「夏休みの自由研究にしたい」と真剣にメモを取る小学生や、カメラを手に「標本のほとんどが撮影OKなのでうれしい!」と語るカップル、そして意外にも若い女性同士も多く「恐竜に詳しくないビギナーこそ楽しめる、見ごたえたっぷりな展示でした!」と、目を輝かせていた。恐竜たちのバトルが体感できる『恐竜博2011』は、10月2日(日)まで開催。チケットは発売中。
2011年08月22日70年代に人気を博したキッズ向けTVシリーズから発想を得て、壮大なアドベンチャー世界を作り上げた『マーシャル博士の恐竜ランド』。となれば、一足遅れてやって来た夏休み映画の香りが漂ってくるが、主演が全米の大人気スター、ウィル・フェレルとなると事情が違ってくる。ウィル・フェレル演じる主人公の量子古生物学者、マーシャル博士は、タイムワープの可能性と異次元の存在を信じて日々研究中。しかし、あり得なさ過ぎる彼の学説に、学会は背を向けて嘲笑する始末。そんな中、マーシャル博士は彼の理論を支持する才女と出会い、タイムワープを証明するための旅に出る。アドベンチャー映画ゆえマーシャル博士のタイムワープはまんまと成功し、彼らは不思議な異世界にたどり着くのだが、この世界が何ともヘンテコ。ティラノサウルスや類人猿の登場は古代のそれっぽいが、なぜかその先にはバーガーショップやガソリンスタンドが。襲い来る爬虫類人間はキモく、横に歩けない巨大ガニが突進してくるのも無駄に笑える。さらには、それらを超えて印象を放つ、マーシャル博士のタイプワープ装置…。しかしながら、この奇想天外感をもってしてもなお「ご家族でどうぞ!」と言い切れないのは、ウィル・フェレルが大人のユーモアを随所に散りばめているから。ティラノサウルスと親密になるため、その尿をガブ飲みするくだりはキッズ大喜びのネタと言えなくもないが、もちろん、それだけに留まってはフェレル様の名がすたるというもの。『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』ではジム・キャリーと組んだブラッド・シルバーリング監督が、フェレル様のフェレル様たる所以(暴走?)を嬉々として受け止めている。この笑いを普通に受け入れられたら、立派なフェレル・ワールド会員。アメリカが誇るコメディ王の世界へようこそ!?(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:マーシャル博士の恐竜ランド 2009年9月18日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開© 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
2009年09月24日