昨年12月19日、さいたま市にある相撲の名門校・埼玉栄高等学校の会場。納谷幸之介さん(17)の入門記者会見には100人を超える報道陣が詰めかけていた。身長190センチ。体重160キロ。圧倒されそうな巨体ながら、その表情はどこか優しくあどけない。 祖父は、あの流行語「巨人・大鵬・卵焼き」の一角を占めた昭和の国民的スター、故・大鵬(享年72)である。父は、元関脇の貴闘力忠茂さん。男ばかり4人兄弟の三男である幸之介さんの、大嶽部屋(前身は大鵬部屋)入門が決まったのである。 幸之介さんは、初場所の前相撲(新入門の力士などによる初土俵の場所の番付を決める取組)からスタートする。大相撲デビューは春場所だが、しかし、なんといっても“大鵬の孫”の注目度は高い。気の早いファンやマスコミからは「白鵬を倒して世代交代を」との声も上がり、この記者会見も、ワイドショーはこぞって大きく伝えた。 日馬富士による暴行事件を発端に、揺れに揺れている現在の相撲界。横綱審議委員会は事件現場にいた白鵬の「横綱の品格」について言及した。 現在の力士と比較してか、「大鵬は、横綱というより王者でした」と話すのは、子ども時代の幸之介さんを指導した相撲クラブ「江東青龍館」監督の森富士夫さん(65)だ。 「どんな力士が相手でも悠然と仕切り線に向かい、相手のよさも引き出し、最後には勝つという横綱相撲でした。連勝記録がかかった取組で、勝ったはずが負けとされても、決して軍配や相手を責めない。それどころか『こんな相撲を取った自分が悪い』と自分を責めた。倒れこんだままの力士には、必ず手を差し伸べる優しさもあった。まさに横綱の『気品と風格』を兼ね備えていました」(森さん) ただ勝てばいいのではない。勝ち方が大事だ--当時の子どもたちはそんな凜とした大鵬の姿に憧れ、大人も夢中になった。 そんな美徳が失われてしまった現在の相撲界。それだけに“大鵬3世”の角界入りは、明るいニュースとして華々しく取り上げられた。記者会見で、「大鵬の孫といわれるプレッシャーは、特にないです」と答えていた幸之介さんには、大物の片鱗がうかがえる。 会見終了後、報道陣から息子との撮影を何度も求められても、大鵬の三女で母の美絵子さん(43)は固辞した。その理由を美絵子さんは、「まだ結果も出ていないし、部屋のおかみさんでもない私が出ていくのはふさわしくないですから」と語る。そして、美絵子さんは勝ち続けても謙虚だった父・大鵬をこう振り返る。 「誰に対しても偉ぶらない人でした。逆に目の前でたばこを吸う人や、横柄な態度の人には、たとえ初対面の目上の人にでも、『あなたね、それはおかしくないですか』と。人を選ばず、言うべきことは言っていましたね」(美絵子さん・以下同) 大鵬は現役時代から老人ホームや児童養護施設へ支援活動をするなど、チャリティ活動にも熱心だった。’69年からは30年にわたって浴衣の反物などを販売し、その収益を元に、日赤に血液運搬車を毎年2台ずつ寄贈。弱者をみれば放っておけない優しさがあった。 とはいえ、少女時代の美絵子さんは、多忙な両親のもと、「構ってもらえない」寂しさがいつもあったという。 「外に出れば、『大鵬の娘だ』といろいろ言われるし、父も、自分の娘だということで私たち姉妹が優遇されるとすごく怒るんです。大相撲も桝席で見たことがない。私は、うちでゲームばかりしていましたね。部屋のお相撲さんたちが優しくて、居心地もよかったんです」 前相撲は見に行かないという美絵子さんだが、息子に託したいことがある。 「父は、たたき上げで横綱になり、どんなときも人として礼儀を忘れませんでした。息子にも、人間的に応援したいと思わせる力士になってほしい。正々堂々と相撲を取ってほしい」
2018年01月12日国内外で驚くような事件が相次いだ2017年は、どんな年だったのでしょうか? 小学生の母の視点から、2017年ニュースをピックアップしてプレイバックします。■トランプ大統領就任式から始まった2017年1月、アメリカの新大統領就任式から始まったこの年。アメリカはオバマ前大統領のリベラル路線からトランプ大統領の排他・保護主義へと大きな政治転換点を迎えたわけですが、日本では就任パレードで警護の人が銃を構えたまま隠し持っていたとか、息子のバロン君が美少年すぎるとか、おもしろポイントばかりが注目されました。前年の大統領選から話題になっていたので、トランプ大統領のあの妙に斜めに流した髪形もこの頃には見慣れちゃっていましたね。今でも冷静に見ると「変!」。そして、日本でもアメリカンなノリの女性芸人がブレイク。「キャリアウーマン」のコントを演じるブルゾンちえみがテレビで引っ張りだこに。小学校の教室でも休み時間に女子が「元カレが忘れられない? ダメウーマン」などとモノマネを始め、男子は意味も分からずポカーンとしているという図を目撃しました。2月は、一気に日本の政治が騒がしくなりました。問題となった森友学園系列の幼稚園で児童たちが「日本が他の国々に負けないよう、尖閣諸島、竹島、北方領土を守り…」と運動会の選手宣誓をする衝撃映像がニュースで流れました。「領土問題と運動会、関係ないじゃん」、「その前にこの幼稚園に子どもを入れる神経がわからない」と不思議がる声が、私の周りのパパママからも続出したもの。■「Nintendo Switch」の快進撃に胸がすく思いそして3月、家庭用ゲーム機の新モデル「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」が発売。いまだに入手困難なこのマシンですが、わが家はなんと発売5日前に予約してらくらくゲット。しかも、西友で予約したので「5%オフ♪」の日に引き取ったら5%安くなってお得でした。こういう時、西友は穴場です。そして、わが家にやってきたスイッチを見てみると、スマートフォンなどのゲームアプリに対抗すべく総力を結集した任天堂の戦略がよくわかって感心しました。同時発売のソフト「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」もすばらしい完成度で、米TIME誌の「2017年ベストゲーム」に選ばれましたね。ちなみに11月に発売された「スーパーマリオ オデッセイ」(Nintendo Switch)が2位。日本の家電メーカーが軒並み世界シェアを失う中で、任天堂の好調ぶりは頼もしいかぎりでした。そして新年度スタートの4月。子どもの友達が毎日遊びに来るというのに、国産のじゃがいもが不足し、おやつ用のポテトチップスが買えない! 5月には「カール」も東日本での販売をやめると発表され買い占める人がいたのか、スーパーの棚から消えてしまいました。しばらく3時のおやつは、「ハッピーターン」と「とんがりコーン」が定番になりました。ママ友の間でツワモノと評判になったのは、自分でじゃがいもをスライスし素揚げしてポテトチップスを自作した人。おすそ分けでもらいましたが、めちゃウマでした。■キャラが立っていた棋士たち、株を下げた力士たちそうこうするうちに6月。将棋界では現役中学生の藤井聡太四段が快進撃を始め、7月までに前人未到の29連勝。子どもを持つ親なら、「うちの子、天才だったりして」と一度は思ったことがあるものですが、そんな妄想ではなく本物の天才がいることを世に知らしめました。また、その藤井四段に引導を渡されて引退した加藤一二三さんがナイスキャラを生かしてテレビで活躍するように。あの羽生善治棋士も藤井四段に非公式戦で敗れたものの、その後、本領を発揮して永世七冠という頂点に立ちました。棋士たちが活躍した1年でもありましたね。逆にイメージを下げてしまったのは力士たちです。1月に稀勢の里が横綱に昇進したところまでは相撲人気も盛り上がる一方だったのですが、11月にまさかの横綱・日馬富士暴行事件が発覚。被害者である貴ノ岩のケガがひどいこともあり、「これは即刻、引退でしょう」と思ったのに、決定までずるずる引きずった角界にはがっかり。わが家は国技館に相撲を見に行ったこともあり、子どもにこの事件のことを説明するのは難しかったです。「横綱が後輩を殴ってケガさせたから、それはいけないことだから、責任を取って横綱を辞めるんだよ」なんてね、こんなこと説明させないでください。■真央ちゃんの引退、安室ちゃんの引き際に感慨もひとしお女性が憧れる女性の引退発表も相次ぎました。フィギュアスケート選手・浅田真央さんの引退は、私自身、何度も全日本選手権などを見に行ったほどのファンだっただけに感慨深い出来事でした。バンクーバー五輪でトリプルアクセルを2回決めた快挙とソチ五輪のフリーで見せた“鬼ステップ”を忘れることはないでしょう。そして、9月には歌手の安室奈美恵さんも2018年での引退を宣言。11月に放送された『安室奈美恵 告白』(NHK)では「子どものお弁当を作っていた。でも、まだキャラ弁がはやっていない頃だったから、(凝ったものを作らなくてすんで)助かった」などと初めてママとしての顔を語りました。その一方で、「小室さんのプロデュースが終わった後は、(音楽活動のことを)相談する人が誰もいなかった」とも語っていて、エンタメ業界を取材してきた私としては「安室さんほどの活動規模で、プロデューサー的立場の人が不在ってそんなことありえるんだろうか」と正直、驚かされた告白でした。紅白歌合戦への特別出演も決まり、ラストイヤーの活動を目一杯やりきってくれそう。真央ちゃんも安室ちゃんも、これからは第二の人生を思うように生きていってほしいと切に思います。以上、ざっとでしたが、個人的に強く印象に残ったニュースを振り返ってみました。来年は若い世代が活躍する明るいニュースを聞きたいものですね。
2017年12月31日洋菓子ブランド「銀のぶどう」では、2018年元旦より首都圏各店にて、お年賀ケーキ「赤富士のお正月」を期間限定販売する。◆富士山をかたどった縁起の良い“パワースイーツ”「銀のぶどう」毎年恒例のお正月ケーキの2018年の新作は、“幸せをまるごと食べたい”をテーマに、おめでたい縁起物づくしで作りあげた「赤富士のお正月」が登場。“縁起のよい初夢”のナンバーワンである富士山をかたどったこのケーキ。頂上には大きな初日の出をかかげ、陽光に照り輝く開運の赤富士の姿に仕立てられている。またてっぺんには、2018年の干支のいぬが初日の出を拝みに初登頂した形になっており、まさにおめでたい盛りだくさんなパワースイーツ。◆中身もラズベリー&ストロベリーミルクで紅白カラーに見た目はもちろん、気になるのはその味。初日の出に輝く富士山は、真っ赤なラズベリーの甘酸っぱい美味しさで包み、とろりとかぶった白い雪はミルククリーム。そして中は、紅白をイメージした苺ミルククリーム&スポンジがとろける、おめでたい末広がりの八層に。中身にもこだわった、年の始めにふさわしいケーキだ。■「赤富士のお正月」価格:1,620円(直径約12.5cm)販売期間:2018年1月1日(月・祝)~3日(水)※販売開始日は各施設の初売り日に準ずる店舗:「銀のぶどう」首都圏各店(大丸東京店・京王新宿店・西武池袋店・伊勢丹府中店・ そごう横浜店・ラゾーナ川崎店)※ほか一部姉妹店で販売する場合あり(cinemacafe.net)
2017年12月30日大相撲の元横綱・日馬富士(33)による傷害事件で、日本相撲協会は12月28日、東京・両国国技館で臨時理事会を開いた。協会理事の貴乃花親方(45)が報告を怠り、危機管理委員会の調査を拒み続けたとして、協会は貴乃花親方の理事解任を最高議決機関の評議員会に提案することを決めた。 報道の過熱に拍車がかかったが、前東京都知事の舛添要一氏(69)は同日、自身のTwitterを更新。貴乃花親方に対する処分についてのニュースが終日報道されている状況に苦言を呈した。 舛添氏は28日17時38分に《今日は一日中、テレビは各局とも貴乃花処分など相撲の話題ばかり。この国は平和なのか、「パンとサーカス」にしか興味がないのか。外も寒いが、心の中に冷気が走る》とツイート。100を超える「いいね!」がついている一方、「見なければいい」「今日に限らず連日報道されてきたぞ」などのリプライが殺到している。 舛添氏のTwitterは15万5千人を超えるフォロワーを抱えている。都知事時代を振り返るツイートや、「豊洲しか念頭にないらしい」と小池都知事を批判するツイートも見受けられ、その都度賛否のリプライが寄せられている。
2017年12月28日「銀のぶどう」は、2018年1月1日(月・祝)から1月3日(水)まで年賀ケーキ「赤富士のお正月」を、首都圏各店にて期間限定販売する。「赤富士のお正月」は、“幸せをまるごと食べたい”をテーマにして作られた、縁起物モチーフが盛り沢山のケーキ。初夢に見ると最も縁起が良いとされている富士山を象ったケーキに、初日の出と干支のいぬをあしらい、眩しい陽光に照らされた赤富士を表現している。ケーキは、苺ミルククリームとスポンジで紅白の層を重ね“末広がりの八層”を形成。上から真っ赤なラズベリーで包んで仕上げている。ミルククリームの白い雪を上からかぶせ、ベリーの甘酸っぱさとやわらかな甘さが広がる、新春にぴったりのおめでたいケーキだ。【詳細】銀のぶどう赤富士のお正月 販売期間:2018年1月1日(月・祝)~1月3日(水) ※販売開始日は、各施設の初売り日に準ずる。販売場所:銀のぶどう 首都圏各店(大丸東京店・京王新宿店・西武池袋店・伊勢丹府中店・ そごう横浜店・ラゾーナ川崎店)※ほか一部姉妹店で販売する場合あり。価格:1,620円(税込)サイズ:直径約12.5cm
2017年12月28日11月に元SMAP3人による72時間特番を放送し世間を驚かせたAbemaTVだが、大晦日の特番がまたも話題となっている。「朝青龍を押し出したら1,000万円」を午後8時から元日午前0時45分まで生放送し、元横綱・朝青龍(37)が一夜限りの土俵復帰を果たすのだ。 「朝青龍は10年に一般人への暴行事件が原因で引退。現在は母国・モンゴルで実業家として活躍しています。番組では公募で選ばれた挑戦者と特別枠の挑戦者が朝青龍に“ガチンコ”で対決。勝ったら1,000万円をゲットできるというもので、『張り手なし』『立会時の変化なし』『かち上げなし』以外は、大相撲と同じルールです。引退したとはいえ、元横綱。朝青龍はトレーニングを開始しているようです」(相撲担当記者) 元横綱・日馬富士(33)暴行事件に端を発したスキャンダルで、連日世間を騒がせている角界。ワイドショーでも格好のネタとして取り上げられているが、その影響は今回の特番にも及んでいるという。 「世間的に“相撲ネタ”は自粛ムード。力士をゲストに呼ぶこともありません。おまけに挑戦者の1人は『週刊文春』(文芸春秋)で元女性マネージャーへの壮絶DVを報じられたボブ・サップ。これだけタブーが多いなかでも放送を続行するのは、地上波ならありえないこと。放送はとても無理ですよ。それを平然とやってのけるAbemaTVに、各局が戦々恐々としています」(民放キー局のバラエティ班スタッフ) 朝青龍の特番に続き、元SMAP3人が出演する正月特番も放送する同局。来年も民放キー局の常識を覆す“仕掛け”が続々と飛び出しそうだ。
2017年12月26日「角界での景子さんの評判は、正直言って“最悪”です。というのも、他の部屋の女将さんたちが陰口を叩いているんですよ」(相撲ライター) 10月の鳥取巡業中に起きた平幕力士・貴ノ岩(27)への暴行事件。加害者の横綱・日馬富士(33)は11月29日に引退を発表。だが騒動は収束するどころか、日本相撲協会と貴乃花親方(45)のバトルへと発展している。そんななか、女将である花田景子さん(53)にも冒頭のような批判の声が上がってきているという。 「貴乃花部屋では女将が自宅から通う形をとっています。でも他の女将たちは基本的に住み込みなので『景子さんはどんなに忙しくても、帰ったらリラックスできる。“タレント女将”は違うわ』と揶揄されているんです。さらに『部屋にいないと何かあっても対処できない。力士からも信頼が得られていないみたい』との陰口も。騒動以降は『理事長夫人になりたいのかしら』など、いっそう辛辣な声が上がっています」(前出・相撲ライター) 88年にフジテレビに入社し、女子アナブームの火付け役となった景子さん。94年に退社して翌年に貴乃花と結婚し、世間をあっと言わせた。貴乃花が親方になると、女将として部屋を支えるように。ただ夫が目指すのは、改革路線だった。伝統的なタニマチと縁を切り、一般に開かれたサポーター制度を導入。一部の有力者との癒着を望まず、寄付は少額でも部屋を支えてくれる一般の人たちとつながっていきたいという信念からくるものだった。 「しかし部屋を維持するには年間億単位のお金がかかると言われており、大口のスポンサーであるタニマチなしでの運営は決して楽ではありません。そのうえ改革路線を進めた結果、貴乃花親方は角界で孤立していきました。それでも景子さんは『金銭的に苦しくても信念を貫く親方を支えたい』と、自らも奔走するように。これまでの“物言わぬ女将”ではなく、自ら前面に出て資金集めをする女将になっていったのです」(スポーツ紙記者) 貴乃花親方は、昨年12月に忘年会を開催している。その際に話題となったのが親方の女装姿だった。この企画を考えたのも、景子さんだったといわれている。他の部屋から批判が噴出してものの、会費3万円の忘年会には400人が集まったという。 また景子さんは、貴乃花部屋のホームページも製作。貴乃花親方が四股をヒントに考案したエクササイズ「シコアサイズ」も、もともとは彼女の発案。東京では教室を開いており、インストラクターが全国で普及に努めている。さらに景子さんは自身の経験を活かし、全国で講演活動を実施。連日満員となるほどの人気ぶりだ。 「講演のテーマも『相撲に見る、日本人の心』『母として、妻として、女将として』『心をつかむコミュニケーション術』など、かなりバラエティに富んでいます。景子さんは元アナウンサーですから、説得力が違います。彼女に憧れてサポーターになる人も少なくないそうで、彼女が貴乃花部屋の屋台骨を支えています。講演の際は『体の大きい人がいたらご一報を』と呼びかけるなど、“新弟子募集”も忘れないそうですよ」(相撲関係者) 夫を支えるため、景子さんの奮闘は続く――。
2017年12月12日(写真:アフロ) 10月に起きた平幕力士・貴ノ岩(27)への暴行事件。加害者の横綱・日馬富士(33)は11月29日に引退を発表したが、騒動は収束するどころか日本相撲協会と貴乃花親方(45)のバトルへと発展してきた。貴乃花親方は貴ノ岩が暴行されたことを受け、警察に被害届を提出。いっぽう相撲協会には連絡せず、危機管理委員会の調査協力を拒否してきた。 そんななか女将である花田景子さん(53)は全国で講演を行ってきた。11月11日には茨城県を、11月14日には北海道を訪問。夫が沈黙を守るなか粛々と講演を続けてきた。だが、それも限界だった。11月23日に愛媛県で、彼女は「連日の報道は本筋とズレているような気がします」と告白したのだ。また彼女は、ひそかに本音を漏らしていた。騒動後に行われた後援者の集まりでのこと。景子さんは支援者を前に、こんな本音を口にしたのだ。 「一部マスコミが『貴乃花親方はおかしい』と報じていることに、景子さんはひどく腹を立てていました。彼女は『親方は角界のために身を捨てる覚悟で臨んでいます。自分の立場や保身などを考えての行動では絶対にありません』と言っていました。穏やかな口調ながら、強い意思を感じました」(後援会関係者) 彼女はこれまで報じられていない“封印された真実”も明かし始めたという。 「景子さんは『貴乃花親方は警察の捜査にゆだね、いっさい語っていません。それには理由があるんです。日馬富士関の個人的な暴行事件として幕引きが図られようとしていますが、本当はそれだけではない』と明かしたのです。実は白鵬関を中心とするモンゴル力士と貴ノ岩関の間で、もっと根深いやり取りがあったそうです。景子さんは『そもそも日馬富士関は来年での引退を検討していたそうです』と言っていました。だから彼が責任を一身に負うことで、周囲への影響を食い止めようとしたとも……」(前出・後援会関係者) 景子さんから飛び出した衝撃発言。それは事件がまだ終わっていないことを意味していた。 「親方は角界の浄化に繋がればと思って行動している。でも協会に言ったとしても、すべては隠ぺいされてしまうから――それが、“沈黙の真意”だそうです。景子さんの発言は真実が言えない“親方の無念”を代弁しているかのようでした」(前出・後援会関係者) 連日、講演会で全国を飛び回る景子さん。それだけ地元を留守にすることも増えるため、批判にもさらされることになる。だが、近所の住人はこう語っている。 「土俵開きのとき、景子さんがちゃんこ鍋を振る舞ってくれたんです。『300食用意したけど、全然足りなかった。まさかこれだけ来てくれるとは思いませんでした』と笑っていました。普段は地方を回ったりしているので、見ることは多くないかもしれません。でも時間があれば部屋にも来ていますよ。気取った感じもないし、とても気さくな方なんですよ」
2017年12月12日「相撲があっての私なので、相撲界に恩返ししたいという気持ちはありました」 11月29日に引退会見を開いた横綱・日馬富士(33)はそう語った。貴ノ岩(27)への暴行問題の責任を取っての引退。モンゴルから日本に渡って17年、横綱の相撲人生はあまりにも不本意な形で幕を閉じることとなった。 「残念ですね。いや、残念というよりも悔しいです」と語るのは、広島県にある蓮華院金剛寺の座主・木原秀成さん(72)。日馬富士を10年間にわたって支えてきた“恩人”で、横綱も「心の師」と慕ってきた人物だ。 「実は29日の0時半ごろ、日馬富士から『引退します。今日会見します』と電話があったんです。あまりに突然の出来事に、私は腰が抜けるほど驚きました。日本相撲協会による貴ノ岩の事情聴取はまだですし、警察の捜査も途中段階。横綱審議委員会も正式な判断を下していない状況です。私は『まだ早いんじゃないか。もう少し待っていろいろなことがはっきりしてから結論を出してもいいはずだ』と慰留しようとしました。しかし彼の心はもう決まっているようで、何か悟りきったような話し方をしていました」 木原さんが電話を切ってから数時間後、ネットニュースで引退が報じられる。そしてこの日の14時、冒頭の引退会見が開かれたのだ。 翌日の30日には、日本相撲協会の危機管理委員会が中間報告を発表した。そこでは「ビール瓶で殴った」など、当初言われた事実はなかったと明らかに。貴ノ岩が横綱・白鵬(32)の説教を聞かず、スマホで彼女からのメールをチェック。それを日馬富士が注意したところ睨んできたため、手やリモコンで殴打したという。 「たしかに暴力はいけないことです。でも日馬富士は理由もなく殴るような人物ではないし、実際に誤った情報によって必要以上に悪者にされ、騒動が過度に大きくなっていきました。貴ノ岩の師匠・貴乃花親方は警察に被害届を出しましたが、いっぽうで相撲協会に連絡もせず危機管理委員会の調査への強力を拒否し続けてきました。なのに30日の理事会に出席した後、『日馬富士は引退する必要はなかった』と語っていたそうです。もし彼がすぐ協会に詳細を報告し、早くから真実が報じられていれば日馬富士は引退しなくてもすんだかもしれません。そう思うと、やるせない気持ちになるのです」
2017年12月05日11月29日に引退会見を開いた横綱・日馬富士(33)。貴ノ岩(27)への暴行問題の責任を取った形で、17年の相撲人生に幕を閉じた。気になるのは、横綱のこれから。日馬富士は日本への帰化手続きを進めており『将来は親方として部屋を持ちたい』と漏らしていたという。だが引退時点で日本国籍を有していなかったため、相撲協会に残ることはできない。 日馬富士はこれからどうするのか。カギを握るのは広島県にある蓮華院金剛寺の座主・木原秀成さん(72)。日馬富士を10年間にわたって支えてきた“恩人”で、横綱も「心の師」と慕ってきた人物。実は、日馬富士から引退後の“ある青写真”も明かされていたという。 「昨年11月、日馬富士と食事をしたときのことです。『帰化しようか迷っています』と相談されたんです。もちろん親方になるという選択肢も頭にあったのでしょう。でも彼は、警察官だった父の『世のため人のために尽くす人間になれ』という遺言を守りたいとも考えていたみたいです。その一環として、彼はひそかにモンゴルで学校を作ろうとしていました。彼は『日本で学んだ礼儀や礼節、先輩を敬う精神に感動しました。だからモンゴルで学校を作って、日本のすばらしさを伝えたい』と言っていました」 だがそこで問題になってくるのは、家族だ。日馬富士は10年9月にモンゴル人女性のバトトールさん(30)と結婚。長女(6)、次女(5)、長男(4)の3児に恵まれた。長女は現在、都内にある有名私立小学校に通っている。また次女も今年、有名私立小学校のお受験をしていたと一部で報じられている。つまり日馬富士が学校運営のためモンゴルに帰国するとしても、家族はそう簡単には日本を離れられないということだ。 「奥さんは留学先の日本で日馬富士と出会い、子どもを産みました。彼女は日本のことを愛していますし、子どもを日本での生活を見据えて有名私立に入れたはずです。家族はみんな日本語を話せますし、モンゴルよりもこちらのほうが生活水準は高いですからね。奥さんとしても今さら日本を離れたくはないでしょう」 そうなると、残された決断は別居。木原さんは横綱と夫人の関係性についてこう語る。 「夫人はとても強い女性です。彼は『女の人は子どもを1人産むたびに強くなっていく。妻はもう3人目だからものすごく強い』と言っていましたが、それくらい奥さんに頭が上がらないのです。奥さんが日本に残ると言えば、日馬富士はその意見を尊重するでしょう。つまり、別居もやむを得ないかもしれません」
2017年12月05日引退した元横綱日馬富士(33)の暴行問題を受け、日本相撲協会の理事会では貴乃花巡業部長(45)が同問題に対応することを理由に担当から外れることとなった。また、暴行を受けた貴乃花親方の弟子である平幕貴ノ岩(27)も冬巡業を休場、一部では現役復帰困難とも言われている。 モンゴル力士会、相撲協会、貴乃花部屋という“三つ巴”の戦いの様相を呈している今回の騒動だが、過去に貴乃花親方がブログに綴っていた“弟子への思い”が「これぞ親方のあるべき姿」と絶賛され、話題を呼んでいる。’13年5月12日、貴乃花部屋のホームページ上で「わが弟子たちへ」というタイトルがついた投稿にはこうある。(一部抜粋) 「神様を敵に回しても親方はなにも怖くないさ。ただ、君たちが怪我をするのだけがすごく怖い。神様は居るようでいないものだよ。居るとしたら、君たちの守護神は親方さ。君たちのためなら、例え世界中の神様を敵に回したとしても、なにも臆することはない。もしも神様が君たちの命を奪いにくるのであれば、親方が奪い返す。親方は相撲しか知らない。相撲は詳しい、負け方も勝ち方も心得ている。しかし君たちには勝たせることしか教えない。命懸けで勝たせる。」 師匠として弟子を常に思い続けるこの投稿は、スクリーンショットとともにSNS上で多くのアカウントにシェアされ、「誰よりも相撲と真摯に向き合っている」「熱い親方だ」と絶賛の声を集めている。
2017年12月04日ダウンタウンの松本人志(54)が12月3日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演。平幕・貴ノ岩(27)に暴行を加えたとされる問題で引退した、大相撲の元横綱・日馬富士(33)について言及した。 松本は「引退する必要はなかった。なぜ相撲協会がそれを受理したのか」と、日馬富士の引退に疑問を呈した。「この人(日馬富士)の根底にあるのは正義感だったと思う」と見解を話し、暴行の理由を飲酒のせいにしなかった点を「日馬富士の潔さというか、カッコよさというか。堂々としている」と評した。 日馬富士が飲みの場でビール瓶やカラオケのリモコンを使って暴行を加えたとされる点については、「もちろん酒の場でものを使ってやりすぎたというのはありますよ」とコメント。それでも「(大相撲は)人を張り倒して投げ倒す世界。土俵以外のところで一切暴力だめというのは、正直無理がある。(暴力がだめ)だったら、稽古ってどうやってつけんねやろ」と、持論を展開した。 松本は「“稽古”と“体罰”ってすごくグレーなところで。でも、それで強くなる力士も僕はいると思うんです。だから、僕は日馬富士に関しては味方ですね」と話し、日馬富士を擁護する姿勢を見せた。 松本は全体的な見解として、「これを言っちゃうと身もふたもないんですけど、日本人力士がもっと強くなればいい」とコメント。日馬富士の引退前、大相撲の横綱は4人中3人がモンゴル出身だったという点にも触れつつ、松本は「(モンゴル人力士に)負けているから、いろいろなことが目につく。日本人の横綱が3、4人出てきたら、なんとも思わなくなると思いますよ」と話した。 松本は、「相撲協会は、モンゴル相撲にふんどしをつかまれてあたふたしているのが、僕は見ていて情けない。日本人力士がもっと強くなれば、モンゴル人どうしが酒飲んでいようが、どうでもよくなるんですよ」と持論を述べた。
2017年12月03日11月30日発売の週刊文春で、「情報ライブミヤネ屋」や「Mr.サンデー」でおなじみの司会者・宮根誠司さん(54)の記事が掲載されています。彼の隠し子の母が、積年の恨みを暴露したのです。 宮根さんに隠し子報道が出たのは12年。「なぜ今のタイミングで?」と思った人もいるようですが、水面下でドロドロした男女の愛憎劇が続いていたのでしょう。ただ、すべての発端が宮根誠司の不倫であることには変わりません。 今回の報道によると、宮根さんが隠し子の存在が発覚した後も妻と愛人女性の双方に都合のよいことを述べていたとのこと。そのため小さなトラブルが続き、このたび愛人側の堪忍袋の尾が切れて暴露へとつながったようです。 ■宮根誠司“だんまり”を決めるもそれは当然? 翌日のミヤネ屋では、宮根さんがどんなコメントをするのか注目されていました。しかし彼は話題に1ミリも触れず、元横綱・日馬富士(33)の暴行容疑について取り上げ続けていまいした。 おそらく当事者である女性もどんな顔色で彼がどんなコメントをするのか気になっていたと思いますが、拍子抜けだったのではないでしょうか。ただ筆者は、この暴露記事を読んだときに思いました。「これはコメントする必要ないな」と。 なぜなら記事には“宮根誠司の不誠実さ”について書かれているものの、暴露された内容は隠し子騒動で起きるであろうゴタゴタの“予想の範囲内”にとどまっていたからです。 しかも彼女は残念なことに、不倫において必ず理解すべき3つのルールをことごとく守っていません。 筆者は常々「不倫は幸せを手に入れるうえで非効率だからやめよう」と申しているのですが、やってしまったものは仕方ない。また子どもができて母となったなら、それも仕方ないことです。ただそうなってしまったときはきちんと要点を抑えて、今から手に入る幸せに向かって歩き出すべきです。それにはこれからご紹介する3つのルールが、非常に大事だと考えます。 ■不倫男なんて言っていることの9割は嘘と思え 今回の記事でいちばん語られていたこと、それは“宮根誠司の不誠実さ”です。終始「言っていることと行動が違う」「謝ってきたくせに」など、彼を信じたはずが裏切られたという論調。長年の不倫で溜まった不満と悲しみが打ち明けられていました。 ここから学びとれることはたった1つ。それは、不倫する男の発言の9割は都合の良い嘘でできているということです。「嘘」といっても、中身はさまざま。意識的に誤ったことを口にする嘘もありますが、自分にとって都合の悪い話を相手に伝えないという“隠す嘘”もあります。 そもそも不倫する男は自分がいちばんかわいいと思っているもの。そんな人の言葉を信じ続けても、幸せの犠牲にされるのが目にみえてみます。でも、最後の1割の真実というのがやっかいです。それは「好き」という気持ちは嘘じゃなかったりするので、不倫女性は騙されてしまうのです。 不倫は1割の「好き」という本当の気持ちを守るためだけに、男は女に9割の嘘をつく。そう考えると、もう少しだけ不倫男性の発言も冷静に耳に入れることができるかもしれません。 ■不倫の怒りは同性に向けてはいけない 女というのは不思議なものです。恋人や夫が浮気をしていたことがわかると、男よりも浮気相手の女性に対して怒りを強く持つ生き物です。考えてみれば、どちらも騙された女という意味では同じ。なのにヒロイン同士で憎み合い、修羅場を迎えることもよくあります。 女の生命本能が“オンリーワン”の存在を目指しているから怒るのか、真相はわかりません。ただ泥沼の際に女性同士がいがみ合うことなく腹を割って主張し合うと、意外とすんなりコトが片付く場合もよくあります。 「嘘をついた」「思ったのと違った」「騙された」。こういった抽象的な怒りを相手の女性にぶつけ続けるから話がこじれ、不倫はドロドロするのです。いってしまえば民事的に不貞行為として扱われる不倫も、突き詰めればただの時期がかぶった恋愛でしかありません。 別れたいのか、別れたくないのか、お金がほしいのか、気持ちをわかってほしいのか。それを自分のなかで明確にし、無駄な怒りを自分の中で消化する。それができれば、今回のような“出しどきを間違えた怒り”は生まれないのです。 ■不倫相手に「ダメージを与えたい」と思ってはいけない 今回の報道は新たな事実が出ていないことからも、宮根さんがコメントしなかったのはある種正しい対応のような気がします。きっと不倫相手の女性としてはこのスクープをもって「社会的なダメージを与えたい」「反省してほしい」「私の気持ちを理解してほしい」と思っていたのだと思います。 しかし不倫をして何か起きた際、もっともやってはいけないこと。それは相手にダメージを与えたいと思うことです(かかった代償分や金銭を要求したいというのとは、話が違います)。 怒りは怒りしか生まないといえばそれまでですが、もっと単純なことです。怒りに身を任せている時間があれば、未来の幸せに時間と頭と気持ちをつかったほうが人は幸せになれるもの。そして好きだった相手に「わかってほしい」という怒りをぶつけても、相手は1ミリもあなたをわかってくれないのです。 今回の報道内容が若干“ぬるい”と感じたのは、不倫女性のなかでまだ宮根さんに対する愛情や迷いが残っているから!?そう考えることもできるかもしれません。でも愛情が残っているのなら貰うものを貰い、もう会わない方がいい。 インタビューのなかで、彼女は自分のことを「日陰の女」と呼んでいました。ただご自身が日陰の女かどうかは、立場ではなく考え方しだいです。少なくとも筆者は女手一つで子を育て、過去と決別しようと奮闘する女性を日陰の女とは思えない。男女の愛憎を覗き見ながら、そう感じるのでした。
2017年12月02日11月12日に初日を迎えた大相撲・九州場所。だが場所中、連日ワイドショーや各スポーツ紙の“主役”となったのは土俵外の“場外乱闘”だった。 10月末に、横綱・日馬富士(33)が同郷モンゴルの後輩である貴ノ岩(27)を暴行した疑惑が浮上。貴ノ岩の師匠である貴乃花親方(45)が警察に被害届を提出したため、刑事事件に発展してしまったのだ。 「被害届が出されなければ、うやむやに内輪で処理されていた話です。この話題が出るまでは座間の9人連続殺人事件がニュースの“主役”でしたが、各メディアは一斉に暴行事件へと舵を切りました」(民放キー局のワイドショースタッフ) その後はモンゴル出身の元力士・旭鷲山(44)や元横綱の朝青龍(37)まで参戦。ついに旭鷲山は来日して、ワイドショーやニュース番組にたびたび出演していた。 「ワイドショーは軒並み視聴率が、各スポーツ紙は軒並み部数がアップ。『まさに“相撲バブル”の到来だ』との声があがっていました。特に、フジテレビお抱えの相撲リポーター・横野レイコさんは各番組に引っ張りダコでした」(スポーツ紙記者) しかし11月29日、日本相撲協会の処分もないうちに日馬富士が会見を行い、引退を表明。貴ノ岩サイドが会見などを行っていないが、騒動はすっかり収束ムードだ。 「騒動が終わってしまえば、バブルも収束してしまいます。新聞の売り上げは下がるでしょうし、『紙面を埋めるのにすら苦労しそうだ』とみな意気消沈しています。ワイドショーも、企画勝負にならざるを得ないでしょう」(前出・スポーツ紙記者) 今度は明るい話題で“相撲バブル”が巻き起こってほしいものだが……。
2017年11月30日お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけしが29日、東京・銀座の松屋銀座で行われた宮城県産米新品種「だて正夢」東京プレデビュー発表会 に出席した。左から伊達みきお、富澤たけし米どころの宮城県は、新品種「だて正夢」を開発。プレデビューとなる今年は生産地の宮城県に加え、首都圏でも購入することができる。この日行われた東京プレデビュー発表会に、宮城県仙台市出身のお笑いコンビ、サンドウィッチマンが米屋のアルバイトに扮して登場。富澤が「いい加減バイトはしたくないですよ」と笑いを誘えば、MCから「たくさんご飯を食べてます?」という質問に伊達が「放っといてください!」と応じるなど、会場となった松屋銀座の食品催事場は大盛り上がり。続けて「だて正夢」の試食タイムとなり、伊達が「モチモチでお米の甘みがすごく伝わってきます。お米を食べて甘いと感じたことがないんですけど、すごく感じるし美味しいですよ」と絶賛すれば、富澤も「冷めても美味しいですよ。お弁当に良いかもしれないですね。冷めても美味しいところが一番の魅力ですよ」とアピールし、訪れた一般客に「だて正夢」を配布した。今年も残り1カ月ということで、2017年を振り返ってもらうと、富澤が「『M-1』から10年経ちましたが、いろんなランキングで上位に入らせてもらって、やっと売れたなという感じですね」と感慨深く振り返り、伊達も「本当に今年もたくさんの方々に支えられたと思いますね」としみじみ。また、この日引退会見を行った日馬富士の話題を振られると、伊達が「僕なんか相撲が大好きなので、4横綱の戦いを見たかったんですが、そういう意味では残念ですよね。誰かが責任を取らないと収集がつかなかったのかなと思いますけどね」と感想を述べ、富澤も「せっかく相撲人気が出てきたなと思うと、こういうことになるので、勿体ないと思いますね」と残念がっていた。
2017年11月30日19年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の第2出演者発表会が11月29日行われた。 会見には、落語家古今亭志ん生役と語りをつとめるビートたけし(70)ら7人が出席。この日は横綱・日馬富士(33)が引退会見を行ったが、たけしは「どうも、日馬富士です」とあいさつして報道陣を爆笑させた。 和やかな雰囲気の中行われた会見だが、「“情報漏えい”のせいで、もしかしたらたけしさんが会見にいなかったかもしれなかった」と明かすのはNHK関係者。 「大河の出演者選定はかなり極秘裏に行っており、なかなか漏れることはありません。ところが、この日の一部スポーツ紙がたけしの出演を大々的にスクープしたのです。『いったいどこから漏れたんだ!』と制作幹部が激怒していました」 激怒したのには理由がある。大河出演者をめぐっての“黒歴史”が、制作サイドをナーバスにしているというのだ。 「来年の大河ドラマ『西郷どん』の主演が堤真一(57)に決定、と一部スポーツ紙が書き立てました。その時点では最終的にまとまりかけていたが、記事が出たことで話が白紙になったのです。あわてて各方面にオファーして、鈴木亮平さん(34)に決定しました。たけしさんは懐が深いのでそんな事態にはならないでしょうが、万が一ということもあったので局側もヒヤヒヤしていたのです」(前出・NHK関係者) 秘密裏に選考を進めながらも、出場者発表前にボロボロ名前が漏れる紅白とはずいぶんと違うようだ。
2017年11月29日(写真:アフロ) 「事情聴取前日の16日、彼から電話がかかってきて開口一番『お騒がせしてしまい申し訳ございません』と謝られました。私が質問しても『今の立場では何も言えないんです。(代わりに)白鵬関が言ってくれてます』と、心苦しそうでした……」 こう明かすのは蓮華院金剛寺座主の木原秀成さん(72)。暴行騒動で角界を大きく揺るがしている横綱・日馬富士(33)の10年来の“恩人”だ。 10月25日夜、鳥取市内の飲食店でモンゴル力士らと酒席を開いた日馬富士。そこで前頭・貴ノ岩(27)を殴打し、頭部にけがをさせたとされている。同月29日には、貴ノ岩の師匠である貴乃花親方(45)が鳥取県警に被害届を提出。だが暴行の状況についてはビール瓶で殴ったという証言があるいっぽう、同席していた横綱・白鵬(32)は「ビール瓶では殴っていない」と説明するなど食い違う点も多い。 17日に行われた任意の事情聴取で日馬富士は大筋の事実を認めているが、07年に彼と出会ってからずっと支えてきた木原さんは驚きを隠せない――。 「これまで60回以上一緒に飲みにいっていますが、彼が酔って暴れたことは一度もありません。事件発覚直前の11月9日にも、博多で一緒に食事をして、夜12時までカラオケで盛り上がりました。そして九州場所2日目の13日朝には『今日から気合入れてとります(=勝ちます)先生』と、前向きなメールが来ていたんですが……」 そこに突然、暴行報道が飛び込んできたのだ。いったい彼に何があったのか――。 「私のよく知る日馬富士は、人を平気で殴るような男ではありません。もちろん暴力は絶対に許されない。でも、そこに至るまでによほどの出来事があったと思えてならないんです。というのも、彼は以前からひと一倍正義感が強い。06年に亡くなった元警察官の父親が『人のためになれ、世のためになれ』と教えてきたそうです。彼はそれをずっと忠実に守っていました」 彼が大切にしてきたのは、正義感だけではない。 「彼はよく『相撲は国技で、神の前で行う神事。いい加減な気持ちでやってはいけない』と言っていました。また、モンゴルでは縦社会の文化が希薄なのですが、『日本の上下関係や後輩が先輩を敬う文化に感銘を受けた』とも。そのため、礼節に欠けたり、相撲への熱意が足りない後輩には厳しく指導してきた部分はあります。でもそれは、日本人以上に“日本の心”を重要視しているからこそでしょう」 今後、木原さんは日馬富士に何を望むのか。 「もし復帰できたら、失った信用を相撲で取り戻してほしいです。処分が謹慎か引退かわかりませんが、どうなっても私はこれまでと同じように支援したいと思っています」
2017年11月22日お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が16日深夜、ニッポン放送のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~27:00)に生出演。"ビール瓶のようなもの"で頭をケガした経験を語った。岡村は、日馬富士の貴ノ岩への暴行問題に触れ、日馬富士がビール瓶で頭を殴打したと一部で報じられているが、「ひとつ言えるのは、ビール瓶ってめちゃめちゃ硬いんですよ」とコメント。過去にクラブでビール瓶のようなものが飛んできて頭をケガし、病院で4針縫ったという自身の経験を振り返った。病院では、ビール瓶が飛んできたとは言わず「こけた」と説明するも、その後、所属事務所から事実を確認され、「被害届を出すか出さないか」という話に。岡村は被害届は出さなかったそうで、「だれかもわからないし、"ビール瓶のようなもの"と言ったけどビール瓶かどうかわからないし」と話した。そして、「普通に持って叩いたとするならばものすごい衝撃。落としても割れないでしょ? あれでどついたらなかなかなんですよ」と岡村。「4針縫った人間からすると、なかなか痛いよということなんですけど」と、ビール瓶のようなものでケガをした経験からその硬さを強調した。
2017年11月17日大相撲の横綱・日馬富士(33)が10月26日の鳥取巡業後に行われた宴会で同じモンゴル出身の幕内力士・貴ノ岩(27)をビール瓶で殴り、頭蓋骨骨折の重傷を負わせていたことが発覚。連日大々的に報じられている。 すでに貴ノ岩の師匠・貴乃花親方(45)が同月末、鳥取県警に被害届を提出。県警が捜査を始めているというのだ。 「九州場所中に発覚したとんでもない不祥事です。このところ相撲人気は急上昇中で、すでに同場所のチケットはほぼ完売していました。このままだと日馬富士の廃業もありそうで、事件がひと段落するまでは大相撲が“冬の時代”だったときのように角界の“悪習”ばかりがクローズアップされることになりそうです」(スポーツ紙記者) この記者が指摘する“冬の時代”とは、11年の春先のこと。同年2月ごろ発覚した八百長事件などを受けて、日本相撲協会は同年3月の大阪場所を戦後初めて中止。さらに相撲協会は「八百長事件の信頼回復がなされるまで、本場所の開催は見送る」とする方針を固め、東京・両国国技館での5月場所を「技量審査場所」として開催していたのだ。 その後は“浄化作用”の効果や日本人横綱・稀勢の里(31)の誕生もあり、大相撲ブームが再燃。情報番組「バイキング」(フジテレビ系)などもこぞって大相撲ブームを特集していたのだが……。 「これまで目立った好角家タレントは漫画家のやくみつるさん(58)、デーモン小暮閣下ぐらいでした。しかしブームを受けて『白鵬公認芸人』のキンボシ西田(30)、幕内力士を尻だけで判別できる女芸人・みよこ(33)、相撲アイドル・山根千佳(21)、相撲とエクササイズを融合する『すもササイズ』ネタでおなじみのあかつ(36)など、新顔が続々と登場していました。彼らは仕事が急増していましたが、しばらくは出番がなくなってしまうのではないかと悲鳴を上げているそうです。ちなみに“冬の時代”に角界へ苦言を呈する企画のオファーを受けたのは、草野仁アナウンサー(73)ぐらいでした」(テレビ局関係者) 横綱の不祥事は、好角家タレントたちから仕事を奪ってしまうのだろうか。
2017年11月16日モータースポーツを中心に様々なレースやイベントなどを開催している「富士スピードウェイ」に、2017年7月28日(金)から『富士ジュラシックウェイ』がオープンしました。これまであったモータースポーツ用の各種設備に加え、「家族で楽しむ富士スピードウェイ」をコンセプトに本格的な恐竜アミューズメントが導入されます!ぜひご家族連れで足を運んでみてはいかがでしょうか。自然の地形を利用して太古の恐竜の世界を表現!「富士ジュラシックウェイ」は、富士スピードウェイ内のレーシングコース「トヨペット100Rコーナー」にある、森林エリアに設置されています。自然の地形や樹木がそのまま活かされた施設で、富士山をバックに記念写真を撮れるスポットの設置も計画されています。入場には、富士スピードウェイの入場料と富士ジュラシックウェイの入園料が必要となりますが、一般入場日に富士ジュラシックウェイを利用する場合は富士スピードウェイの入場料が割引となります。驚きの鳴き声を発する恐竜模型!「富士ジュラシックウェイ」の見どころのひとつは、最大全長10mもの恐竜模型です。模型の種類は、13種17体で、ティラノサウルス(T-REX)、トリケラトプスファミリー、ステゴサウルス、翼竜のプテラノドンファミリーなどなど。それぞれ独自の鳴き声を発するものもあり、迫力満点の恐竜たちを目にすることができます。その他にもトリケラトプスなど数種類の本格骨格標本が展示されており、総勢24体の恐竜たちを見学することが出来ます。また、写真撮影用の恐竜卵や子供が実際に乗ることができる恐竜も用意されているので、記念撮影で思い出を残せます。この夏は富士山をのぞむ富士ジュラシックウェイにお出かけしてみてはいかがでしょうか?『富士ジュラシックウェイ』情報オープン日時:2017年7月28日(金)13:00~場所:富士スピードウェイ特設エリア「トヨペット 100Rコーナー」内側森林エリア営業時間:10:00~17:00(チケット販売は16:00まで)チケット価格:大人2,000円(富士スピードウェイ入場料500円、富士ジュラシックウェイ入園料1500円)、小人1,000円(富士スピードウェイ入場料無料、富士ジュラシックウェイ入園料1,000円)(レース・イベント開催日は観戦チケットの購入が必要となるため料金の変更あり)当日に限り再入場可能。富士スピードウェイ概要住所:静岡県駿東郡小山町中日向694電話番号:0550-78-1234アクセス:電車の場合御殿場駅、駿河小山駅からタクシーで約20分、車の場合大井松田ICから約30分、御殿場ICから約15分、須走ICから約10分
2017年07月30日星のや富士の「グラマラス富士登山」2017年9月、星のや富士において、専属ガイドが完全サポートして富士山頂を目指す「グラマラス富士登山」を開催する。1ヶ月前からカウンセリングがスタート。体調管理や登山装備などについてアドバイスを行う。山小屋の1室を貸し切り、登山初心者でも安心して楽しむことができるプライベートツアーとなっている。計3回実施予定で、1回目が9月1日から2日。2回目が9月5日から6日。3回目が9月7日から8日。富士登山の前日は、星のや富士で宿泊する必要がある。料金は、事前カウンセリング、登山ガイド、山小屋1泊1室貸し切り利用、山小屋での夕食1回、朝食1回込みで、1人80,000円(税別)。別途、星のや富士での宿泊代が発生する。定員は、各回1組5名まで。最少催行人数2名。対象年齢は、小学4年生以上69歳以下。1ヶ月前までに予約が必要。星のや富士へのアクセスグランピングが楽しめる、自然豊かな星のや富士は、富士箱根伊豆国立公園の特別地域にある。電車の場合、河口湖駅で下車し、タクシーで約18分。車の場合、新富士I.C.からは一般道を通って、約1時間10分。河口湖I.C.からは、一般道で20分程度。住所は、山梨県南都留郡富士河口湖町大石1408。(画像は星のや富士より)【参考】※星野リゾート※星のや富士
2017年06月16日新横綱・稀勢の里の大活躍でますます過熱する相撲ブーム。相撲に魅了される女性=“スー女”もどんどん増えている。5月14日に初日を迎える夏場所も、関脇・高安の大関とりなど、見どころが盛りだくさん!そこで、5月場所でぜひチェックしたい“激戦必至の取組”ベスト3を、相撲レポーターの横野レイコさんが解説! 【1】宇良 vs. 石浦 「“アクロバット相撲”で話題の宇良と、八艘跳びや足技にたけている石浦。小兵のライバル同士、技のぶつかり合いが見られそうですね。間違いなくおススメできる注目の好取組です」(横野さん・以下同) 【2】宇良 vs. 豊山 共に大学卒業後に入門、スピード出世をはたした2人。 「新入幕の大型力士・豊山に対して、幕内では先輩の宇良がどんな相撲を取るのか。技師を相手に豊山の押しがどう通じるか」 【3】遠藤 vs. 御嶽海 遠藤は、三役昇進で1学年後輩の御嶽海に先を越されている。 「ライバル意識はない、と遠藤本人は言っていますが、御嶽海に勝たないと三役の席は空きません」 また、通も唸る一級品の技師として、横野さんは次の3力士を挙げる。【1】宇良 「華麗な技で、『小よく大を制す』、という相撲の醍醐味を存分に見せてくれる小兵力士。見たことのない技、聞いたことのない決まり手が今場所も楽しみです」 【2】日馬富士 「先場所で稀勢の里を破ったときのような、圧倒的なスピードがいまもなお魅力です。稀勢の里の3連覇のカギを握る相手になるでしょう」 【3】安美錦 「“土俵を丸く使う”という表現がピッタリな、いぶし銀の技に注目してほしいですね」
2017年05月12日新横綱・稀勢の里の大活躍でますます過熱する相撲ブーム。相撲に魅了される女性=“スー女”もどんどん増えている。5月14日に初日を迎える夏場所も、関脇・高安の大関とりなど、見どころが盛りだくさん!そんな、本格的に始まった「キセタカ時代」を楽しむためのポイントを、相撲レポーターの横野レイコさんが徹底解説! 「稀勢の里は、相撲に対する真摯な姿勢、不器用だけど真面目にコツコツやる、絶対に裏切らない男です。ファンはもちろん、相撲協会からもその人柄は認められています。先場所、日馬富士戦で痛めた肩、ふだんどんなけがにも顔色ひとつ変えなかった稀勢の里がすごく痛い顔をしていたので、相当なけがだと思いました」(横野さん・以下同) 田子ノ浦親方は先のことも考えて休場を提案したが、稀勢の里の答えは「何としても出たい」だった。 「1回の優勝での横綱昇進を『甘い』とみる人もいたなかで、連続優勝によって文句なしの昇進だったと証明したかったのでしょう。その思いがあの涙につながったと思います。今場所も横綱の使命を果たすためけがの回復に努めてきました。素顔は家族思いで、男同士の友情を大切にする温かい人。結婚はまだですが、友人のお子さんをかわいがっていて、パパ気分を味わっているようです」 いっぽう今場所、大関昇進を狙う高安。人気も実力もなお上昇中だ。 「高安は、慎重な稀勢の里とは真逆で、有言実行タイプ。先場所12勝を挙げて自信をつけたし、巡業中は稀勢の里が休んだこともあって、注目度も人気も高安が一番でした。素顔はお母さん譲りの明るい性格で、とってもチャーミング。トレードマークの胸毛も自らギャグにしていました(笑)」 その実力、モチベーションの充実ぶりはライバル力士も認めるところ。 「一つ心配なことがあるとすれば、これは白鵬関も話していましたが、『大関とりは本人もコントロールすることのできない魔物のような重圧がついてまわる』そうなんです。それをはねのけるパワーに期待したいですね」
2017年05月11日「実は初日からの12連勝で、千秋楽後の優勝祝賀会の準備を始めていたんです。でも13日目の日馬富士戦のケガを見て、優勝バージョンから慰労バージョンに変えようかと。まだ可能性はありましたから完全に変えることはしませんでしたが」 そう語るのは、新横綱で春場所優勝した稀勢の里(30)の後援者・前田克巳さん(69)だ。前田さんは元幕下の力士。稀勢の里の師匠である、故・鳴戸親方(元横綱・隆の里)の兄弟子だった。 快進撃を続ける新横綱の大ケガにファンならずとも肝を冷やしたが、稀勢の里は翌日の鶴竜戦に強行出場。しかし結果は、ほぼ無抵抗に近い状態で敗退した。 「その様子を見て本人にメールを打ちました。『横綱としての責任を全うしてくれてありがとう。横綱としての人生は始まったばかりだから』とね。怪我を完全に治して次の場所に備えてほしいという思いを込めたんです」 ところが稀勢の里から帰ってきた返信メールは、思いがけないものだった。 「『あと一日、必死で頑張ります』とあったんです。驚きました。休場を拒否して翌日も出る、というだけでなく、命がけで勝ちに行くと言わんばかりでしたから。横綱はまだ優勝を諦めてないと、驚きました」 それでも前田さんは、逆転優勝に関しては半信半疑だった。会場の大阪府立体育館には行かず、千秋楽後のパーティの準備をするため会場にいた。そこで、本割の照の富士戦で稀勢の里が勝利するシーンを目撃。 「驚きと喜び、それしかなかったです。大急ぎで『府立体育館』に車で向かいました。優勝決定戦は、車の中のテレビで見たんです。勝ったのを見て、『うわーやった!』と。支度部屋に着いたらみんな興奮していて。『おめでとう』『ありがとうございます』と言葉を交わすのがやっとでした」 何が、その奇跡の逆転優勝を呼んだのか? 「彼の師匠、隆の里は、糖尿病を患って出世が遅れながらも、耐え忍んで横綱にまでなった。その師匠の初代若乃花は体重105キロという小兵ながら、土俵の鬼とまで言われた猛稽古を続け、努力で横綱になった。サイン色紙に“人生は耐え忍ぶもの”と言う意味を込めて、『忍』と言う文字を書いたんです。三代に渡って綿々と受け継がれた『忍』の精神があったからこそ怪我の痛みに耐え、最後まで諦めることなく土俵をつとめ、優勝できたのでは、と思います」 『忍』の精神を胸に、稀勢の里は大横綱への道を一歩、踏み出した。
2017年04月06日山梨県・富士西湖の畔で2008年から開催しているファミリー向けの野外フェスティバル「マンモス・パウワウ(mammoth pow-wow)」が、5月13日(土)・14日(日)に山梨・PICA富士西湖にて開催。チケットの販売は、3月3日からスタートした。「マンモス・パウワウ」は、「遊びのなかにこそ学びがある」をテーマに、自然の中で家族や仲間と楽しむ年に一度の特別な2日間の野外フェスティバル。主催するのは、メディアとワークショップなどのプログラムを通して、未来をリードしていく子どもたちのために教育の新しいスタンダードを提案する「マンモススクール」。毎年、山梨県の富士五湖のひとつ西湖の豊かな自然の中で、アウトドアを楽しめる施設「PICA富士西湖」で開かれている。ちなみに、“パウワウ”とは、ネイティブアメリカンの言葉で、特別な日に人々がひとつの場所に集うという意味だ。音楽ライブでは、幼児向け番組で人気のエリック・ジェイコブセンをはじめ、HIFANAやDJみそしるとMCごはんなど、豪華な出演アーティストが子どもたちに向けてパフォーマンスを披露。また、20以上の企業・ブランドによる子ども向けのワークショップや、富士西湖でのカヤック体験、星空ウォッチング、ヨガ教室など、野外ならではの体験型プログラムも多数開催される。フードブースには、浜松の「手打ち蕎麦naru」、八ヶ岳の「DILL eat, life」、京都の「monk」など、体にやさしくておいしいお店がこの日のために全国各地から集合。遊んで、食べて、自然と仲間と交わる、ワクワクどきどきの体験があなたを待っている。チケット販売の詳細・申し込みについては、「マンモス・パウワウ」のウェブサイトをチェックして!(text:cinemacafe.net)
2017年03月26日東京ミッドタウンにて開催される10周年記念イベント「江戸富士(EDO-FUJI)」にて、ネイキッドによる屋外インスタレーションのプロジェクションマッピング「aeru(アエル)」が公開される。期間は、2017年3月17日(金)から4月16日(日)まで。「江戸富士」は、“JAPAN, THE BEAUTIFUL”をテーマに、日本が世界に誇るシンボル、富士山を表現する東京ミッドタウン10周年記念のモニュメント。高さ約6m、幅約23mのスケールで広大な芝生広場に登場する同モニュメントは、プラントハンターの西畠清順が手がける。そして「aeru」は、このモニュメントをプロジェクションマッピングと照明で飾る大規模なインスタレーションだ。LEDによる照明演出で表現される富士後光や逆さ富士は、本物の富士山とは一味異なる日本の美しさを届ける。演出は4つのシーンからなる。シーン1では雲海の中から徐々に見える太陽の後光を受けながら、富士山がその雄大な姿を現す。そしてシーン2では、全貌を表した富士山に四季が訪れ、春夏秋冬それぞれの美しい光景が一面に広がる。次に表現するのは、東京ミッドタウンと富士山の出会い。ふもとに東京ミッドタウンが登場し、街から光の粒子が放たれることで富士山が放つ光の粒子と融合する。最後に出くわすのは、四季をめぐる富士山。四季のうつろいと共に富士山の姿が次々と変化しクライマックスへとつながる。京都・二条城や日本橋三井ホールなどでの演出も手掛けるネイキッドが、日本の富士山をどのように表現してくれるのだろうか。“日本の美しさ”をデジタルの掛け合わせで幻想的な世界へと導き、来場者を魅了する。【詳細】■江戸富士場所:東京ミッドタウン・ガーデン芝生広場会期:2017年3月17日(金)~5月28日(日) 時間:11:00~21:00■ネイキッドによるプロジェクションマッピング「aeru」会期:3月17日(金)~4月16日(日)時間:18:00~21:00映像演出時間:毎時00分、10分、20分、30分、40分、50分※各回4分※上記以外の時間はライトアップを実施入場料:無料
2017年03月18日「白鵬は場所前に自ら出向いて稀勢の里と稽古した。優勝に向けて本腰を入れてきますよ。新横綱・稀勢の里は初の土俵入りもあり大変なので、前半の取りこぼしが心配。土俵入りって、本割の一番に加えて、もう一番相撲を取るくらいの負担だと言われていますからね。集中力を欠いて緊張しすぎると取りこぼしもあるかもしれないけど、終盤の横綱同士の対戦では実力伯仲の取組が見られるはずです。稀勢の里と日馬富士、鶴竜の対戦も楽しみですよ」 こう語るのは、追っかけ歴30年の相撲リポーター・横野レイコさん(54)。稀勢の里の横綱昇進や業師・宇良の幕内デビューなど、若貴フィーバー並みの盛り上がりで注目必至の大相撲三月場所。このブームに乗り遅れないよう、横野さんと芸能界屈指の好角家であるお笑いコンビ・ナイツの塙宣之さん(38)に、注目ポイントを指南していただきました! ■1年前の主役・琴奨菊の奮起 横野「昨年10年ぶりの日本人力士優勝を果たしてあれほど相撲界を沸かせた琴奨菊ですが、カド番だった先場所の負け越しで今場所は関脇として挑むことに。大関復帰を果たすには10勝以上が必要ですが、4横綱に加えて三役もとても強い。琴奨菊の大関復帰はいばらの道になりそうです」 塙「琴奨菊って、横綱・稀勢の里には強いんですよね。先場所も稀勢の里が唯一負けたのが琴奨菊だった。通算の対戦成績でも、琴奨菊のほうが稀勢の里を上回っています」 横野「琴奨菊は『1勝14敗でもいいから稀勢の里にだけは負けたくない』とライバル心むき出しでしたが、稀勢の里は『それじゃ、負け越す。僕は対戦相手の1人としか見ていません』と以前から温度差がある。その違いが対戦成績にも影響しているのでは」 ■宇良が魅せるワザ&身体能力 塙「宇良関が幕内に入りましたね。高安も、やりづらさから『組みたくない相手』と言っていました。大きい力士からすると、小兵力士は怖い存在のようですね」 横野「“居反り”や“足取り”などアクロバティックな技で注目されていますが、宇良関は身体能力の高さがすごい。体重もこの1年で130キロ台に増やした。2年で幕内は朝青龍と同じスピード出世なのに、浮かれることなく、取材のオファーも断っているというストイックさ。彼の相撲が幕内でどこまで通用するか楽しみです」 ■宝富士を応援したくなるワケ 塙「見方は変わるんですが、僕は宝富士も好きで。絶対に強い素質はあるのに、常に正攻法でやっていて、不器用な感じ。なぜか腰が浮いちゃって寄り切られて、素人が見ていても何でかなあ、と思うけれど、応援したくなっちゃう」 横野「不器用さは稀勢の里に似ていますね。世の中、不器用だけど真面目にコツコツやる人を応援したくなっちゃうもので」 塙「力はあるのにな、というもどかしさ。自分を重ねちゃうんです。漫才をやっているときは割と評価されるのに、テレビのバラエティ番組でひな壇に上がると、器用にしゃべれなくなっちゃうので(笑)」 横野「宝富士は、ほかの部屋なら横綱扱いされてもいいくらいの実力はあるけれど、彼が所属する伊勢ヶ濱部屋は横綱・日馬富士、大関・照ノ富士がいて、ベテランの安美錦もいる。幕内上位の関取なのに、幕下みたいな扱いなんですよね。毎日中継を見ているだけでも、ルックス、所作や相撲のスタイルから、塙さんがおっしゃるような『なぜか気になる力士』を見つけるものおもしろいですね」
2017年03月16日「僕は高安が優勝してくれたらめちゃくちゃうれしい。メンタルも強いですから、稀勢の里と決定戦になってもしっかりとぶつかっていけます!同部屋対決、あるかもしれないですよね」 こう語るのは、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之さん(38)。稀勢の里の横綱昇進や業師・宇良の幕内デビューなど、若貴フィーバー並みの盛り上がりで注目必至の大相撲三月場所。このブームに乗り遅れないよう、芸能界屈指の好角家である塙さんと、追っかけ歴30年の相撲リポーター・横野レイコさん(54)に注目ポイントを指南していただきました! ■進化する稀勢の里の横綱オーラ 横野「横綱・稀勢の里は去年の九州場所で優勝できず、世間からは『また優勝できなかった。大関陣で優勝できないのは稀勢の里だけ』といった空気になっていましたが、本人としてはその場所で初めて3横綱(白鵬・日馬富士・鶴竜)を倒せたことに、たしかな手応えを感じていたんです。不器用ながらも、入門以来猛稽古に耐え続け、いつも自分で『一場所ごとに成長がある』と言ってきました」 塙「自信をつけて臨んだ初場所だったんですね。昨年は年間最多勝を獲得。1年間の成績は抜群に安定していましたよね」 横野「初場所で優勝し、横綱昇進前後の行事も取材してきましたが、日々、横綱のオーラが出てくるのがわかりました。コメントも日々進化して、改めて横綱とは別格だと感じましたね。本人も『こんなに濃い1週間はなかった』と言っていましたよ」 ■大関候補・高安の躍進 塙「僕は稀勢の里と同じ田子ノ浦部屋の高安を推しているんです。『高安会』という飲み会もやったりしていて。以前から強かったんですが、最近ますます足腰も安定して強くなってきた」 横野「高安のような強い大関候補が同じ部屋にいることが、稀勢の里が強くなった要因でもあるんです。高安との稽古で稀勢の里もどんどん強くなりました」 塙「高安は初場所で白鵬を倒して稀勢の里の援護射撃を果たしましたが、そのとき、『横綱が軽かった』と言っていたんです。驚きました」 横野「それは貴重な証言ですね(笑)。先場所は高安が先に優勝するんじゃないか、って思ったくらい調子もよかったですよね」 塙「稀勢の里の横綱土俵入りで太刀持ちを務めたりして、高安も意識が変わってくるでしょうね」 横野「稀勢の里は、相撲は不器用だけど、とにかくたくさん稽古をしてコツコツ地道に努力するタイプ。高安は稀勢の里ほど稽古をしないのにあれだけ強い。ある意味、横綱より器用で、相撲偏差値も高い」 塙「そんな期待の高安ですが、じつは前・鳴戸部屋(現・田子ノ浦部屋)が松戸にあったころ、夜逃げして実家の土浦まで自転車で帰っちゃったことがあったんです。でも親父さんがとても厳しい人で『ここにお前の居場所はない。戻れ』と一喝されて。それで松戸まで自転車で引き返したそうです。往復で自転車をこいで足腰が鍛えられたって言ってました(笑)」 横野「彼は7回くらい“すかし”(脱走)をしてるんですよね」 塙「あるときは両親が部屋に連れ戻して、親方に必死に頭を下げている隙に逃げちゃったこともあったとか(笑)。彼はそういうことも自分から話してくれる、ひょうきんな関取なんですよ」
2017年03月16日「めっちゃモテてますよ!なんて、言ってみたいなあ(笑)。実際は全然です。最近は街中で、『あ、御嶽海だ』なんて言われることもありますけど、モテはしないですね。バレンタインもちょっとは期待してたんですけど……、結局チョコは6個だけ。やっぱ俺はモテないんだと、ガックリきましたね」 期待の若手として注目度急上昇中の御嶽海(24・出羽海)だが、陽気な性格とトーク力の高さでも知られている。 「気分転換はカラオケです。よく歌うのは玉置浩二さん。ちょっと古めですけどね。好みの女性は、目がぱっちりしてて鼻筋がすーっと通ってて、そういうはっきりした顔立ちですね」 場所直前、軽快なトークとは裏腹に、ハートはメラメラと燃えている。 「やっぱり気合が入りますよ、三役は。初日から横綱や大関と対戦すると思うんですが、相手も序盤はまだ探り探りくるはず。そこがカギですよね」 一月場所は二つの金星を含む11勝を挙げ、技能賞を獲得。三月場所は昨年の十一月場所以来、2度めの小結として迎える。 「金星はめっちゃ嬉しいですよ。座布団が舞うあの瞬間。テレビでしか見たことなかったのがナマですからね。それに、座布団が飛ぶのは結びの一番だけでしょ。それを2回(日馬富士戦、鶴竜戦)もやれた。なかなかない経験ですよね」 一月場所では、二日目から3日連続で横綱戦、結びの一番に登場した。平幕力士の3日連続の結びは異例であり、協会の期待の大きさの証明ともいえる。 「あれで3連敗してたら、『なんだアイツは』ってなっちゃうからね。でも、白鵬関はそんな簡単に勝たせてくれなかった。3回とも、全部立合いが違いますから。さすが大横綱です」 世代交代が進むなかでも中心的存在。ほかにもホープと期待される正代(25)、遠藤(26)、北勝富士(24)、宇良(24)、大翔丸(25)は、いずれも大学出身。現在42人いる幕内力士のうち大学出身は10人で、モンゴル出身力士(10人)に並ぶ一大勢力となっている。 「やっぱり気になる存在ですよ。学生時代から対戦してきたし、番付では自分のほうが上にいたいという気持ちは強くなりますね。世代交代といわれてますが、当然自分たちも、『次は俺たちの時代だ』という気持ちはあります。『大学出てるくせに……』と周囲から言われないように、話し方や言葉遣いを気をつけるようにはしています」 (週刊FLASH 2017年3月21日号)
2017年03月11日「2017 富士芝桜まつり」が、山梨・富士河口湖にある富士本栖湖リゾートで開催される。期間は、2017年4月15日(土)から5月28日(日)まで。毎年、富士山に春の訪れを告げてくれる花の祭典「富士芝桜まつり」。一面を埋め尽くす色とりどりの芝桜と、残雪が美しい富士山のコントラストが魅力のイベントだ。10周年を迎える今回、これまで以上の美しさを実現するため全面的に新株への植え替えを実施。2016年よりも1種類増えた7種類の芝桜に加え、ムスカリやアネモネ、クリンソウなどの花も会場を彩る。また会場では、2017年4月29日(土)から5月7日(日)まで「富士山大道芸フェスティバル」が開催。さらに、「富士山うまいものフェスタ」には「吉田うどん」や、地元のブランド豚を使用した「甲州富士桜ポークの豚汁」、B級グルメで有名な「富士宮やきそば」「甲州とりもつ煮」といった富士山周辺のグルメが登場する。会場内の芝桜と、富士山が一望できる一等地には「展望カフェ」を設置。芝桜をイメージしたホテルメイドの本格スイーツが堪能できる。また、小休憩にオススメの「展望足湯」も設置されているので、歩き疲れた体をリフレッシュできる。日本を代表する“春の風物詩”を是非その目で確かめてみては。【概要】2017 富士芝桜まつり期間:2017年4月15日(土)〜5月28日(日)会場:富士本栖湖リゾート住所:山梨県南都留郡富士河口湖町本栖212営業時間:8:00〜17:00入園料金:大人(中学生以上)600円、小人(3歳以上)250円団体大人 500円、小人 200円(15名以上より適用)株数:約80万株■富士山大道芸フェスティバル期間:2017年4月29日(土)〜5月7日(日)【問い合わせ先】富士芝桜まつり事務局TEL:0555-89-3031
2017年02月21日