お笑いコンビ「FUJIWARA」の藤本敏史(49)とタレントの木下優樹菜(32)が12月31日、正式に離婚したことを報告した。2人は所属事務所を通じ、それぞれコメントを発表。藤本は「お互いの芸能生活の中で、夫婦としてのすれ違いや生活のずれが重なり、話し合いを重ねた結果このような結論に至りました」と離婚理由を説明。親権を持つという木下は「2人の娘にとって、世界にたった1人の父親であり、母親であるので、今までと変わらず、お互いに協力し合い仲良く子育てをして参ります」と円満離婚を強調した。「もともとケンカは多かったようですが、最近は木下さんの騒動もあってさらに夫婦関係が悪化していたようです。藤本さんは、テレビ番組で木下さんのことをツッコまれる度に苦痛だったことでしょう」(テレビ局関係者)木下は姉が勤務していたタピオカ店の店主に対し、恫喝めいたメールを送り付けたことが発覚。謝罪したものの、批判が殺到し芸能活動を休止中だった。「騒動中は芸人仲間も含め、藤本さんに同情する人が少なくありませんでした。藤本さんといえば、とにかく仕事を断らない“いい人“として有名。木下さんに養育費を支払うために稼がなければならないでしょうから、『仕事を振ってあげたい』と手を挙げている関係者も多いそうです」(前出・テレビ局関係者)ケジメをつけた藤本だけに、しっかり仕事に集中できそうだ。
2019年12月31日タレントの木下優樹菜(32)が31日、自身のインスタグラムを更新し、お笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史(49)と離婚したことを報告した。タピオカ店の経営者に対する恫喝騒動で活動自粛中の木下は、「私、木下優樹菜は、この度、藤本敏史さんと離婚することになりました」と報告。「親権は私が持つことになりましたが、私たちの間に生まれてきてくれた2人の娘にとって、世界にたった1人の父親であり、母親であるので、今までと変わらず、お互いに協力し合い仲良く子育てをして参ります」と伝え、「全ての関係者の皆様、そして応援してくれるファンの皆様、ご迷惑とご心配をおかけして大変申し訳ございません」と締めくくった。
2019年12月31日タレントの木下優樹菜(31)が当面の芸能活動を自粛すると、11月18日に所属事務所の公式サイトで発表された。姉の勤務していたタピオカ店店主へのメールをめぐり、ネット上で騒動に発展していた木下。同サイトでは事務所側が《一部報道にございます、弊社所属タレント・木下優樹菜の不適切な言動に関しまして、多大なるご迷惑をおかけしている全ての関係者の皆様に、所属事務所として深くお詫び申し上げます》と謝罪。木下本人も《改めて自分自身の発言を見直し、相手の方には誠意を持って謝罪をしていきたいと思います。誠に申し訳ございませんでした》と謝罪の言葉をつづった。「姉に対する給与未払い問題などについて、木下さんが店主に対して恫喝めいたダイレクトメールを送り付けていたと発覚。木下さんは自身のインスタグラムに謝罪文を掲載しましたが、以後もコメント欄は炎上し続けていました。出演した番組にも批判が殺到し、出演予定だったイベント公演はキャンセル。事態を終息させるには活動自粛しかなかったのでしょう」(テレビ局関係者)テレビ各局のワイドショーはこの件を大々的に報道。夫であるお笑いコンビFUJIWARA・藤本敏史(48)の近況を明かしたのが、フジテレビ系「バイキング」のMCをつとめる坂上忍(52)だった。坂上は「フジモンに会いましたけど、まいっていましたよ」と明かし、「でも、本当にフジモンよく頑張っているなって思いましたけどね」と同情を寄せた。実際、藤本も苦境に追いやられていたようだ。「藤本さんのインタビュー記事やローカル局のワイドショーでのコメントも、ネット上で炎上。何をしても妻の騒動に紐づけられてしまうため、厳しい状況に追いやられていました。放送されたフジテレビの『27時間テレビ』では、爆笑問題・太田光(54)からツッコまれる前に自ら『すみませんでした』と頭を下げて謝罪していました。妻の活動自粛で少しは沈静化するのではないでしょうか」(芸能記者)
2019年11月20日タレントの木下優樹菜(31)が11月18日、活動自粛を発表した。実姉の勤務していたタピオカ店に対し「もうお店に行かなくていいです」などと喧伝し、非難の声が上がっていた木下。自粛を発表したものの、厳しい声が殺到している。7月、自身のInstagramアカウントで実姉がタピオカ店で働き始めたと報告した木下。《ゆきなのお姉ちゃんさやかがオープンしました 20日から ぜひタピりにいってね》と宣伝していた。しかし10月6日、木下は《お姉ちゃんは、一緒にやっていた方に、裏切りのような行動などをされてしまい》《給料もちゃんともらえず、、給料明細までもらえず、、、人間不信のようになってしまぃました》と明かした。さらに《また行きますねって言ってくれたみなさん、、、ごめんなさぃ》《もうお店には行かなくて大丈夫です》などと投稿した。いっぽうそのころ、ネットでは木下が自身の公式Instagramアカウントからタピオカ店の店長に送ったとされるDMが話題となっていた。各メディアによると、そこには「弁護士たてて、法的処理、いくらでもできるからこれからの出方次第でこっちも事務所総出でやりますね」との文言が。さらに「いい年こいたばばあにいちいち言う事じゃないと思うしばかばかしいんだけどさー」「色々頭悪すぎな」などともつづられていたという。すると同月9日、木下は《この度は、私の自己中心的な発言により、相手の方、相手の関係者の方々に大変不快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ございませんでした》と謝罪。しかし“自己中心的な発言”というものがInstagramの投稿なのかネットで広まったDMなのかが定かではなかったため、「何について謝罪しているのか」との声が殺到。また謝罪文で《実の姉の事なので一時的に感情的になってしまいました》とつづっていたため、こんな声が上がっていた。《家族のためとは言えどやって良いことと悪いことがある。守り方が違う》《ファンから家族のためだもんね そうなっちゃう時あるよねって同調してもらおうとしてるよね》《家族を本当に思えばこんな発言、行動にならない》謝罪文の後も「BACK TO SCHOOL!初回2時間SP」に出演したが、放映時にも非難の声が上がっていた木下。そして今月18日、所属事務所の公式サイトで「自らの言動を深く反省し、当面の間、芸能活動を自粛させていただくことといたしました」「改めて自分自身の発言を見直し、相手の方には誠意を持って謝罪をしていきたいと思います」と発表した。だが、19日の「直撃LIVEグッディ!」(フジテレビ系)では木下が10月の謝罪文を投稿した同日にDMで店長へ“口止め”を要求していたと報じられた。そこで木下は「姉から事情を聞き、一時非常に感情的になってしまい、突発的にメッセージをおおくりしてしまいました」とし、「姉も含め、円満に本件を解決したいと思っております」「今回のことがずっと尾を引くようなことは、子供のためにもよくないと思います」とコメント。そして「『お互いに、誹謗中傷をしない』、『お互いに、第三者に話をしない』ということで解決させていただけないでしょうか」と求めたという。しかし再び「子供のためにもよくない」とつづられているため、ネットでは《子供をダシにして幕引きを図ろうとしてるようにしか見えない》《子供がいるから誹謗中傷しない それは先にあんたがやれば良かったのにな》《結局口調が変わっただけで一方的に突き付けてくる所は変わってない》と再び厳しい声が上がっている。「家族のために」出た行動は、誰のためになったのだろうか――。
2019年11月19日タレントの木下優樹菜(31)が18日、当面の間、芸能活動を自粛することを、所属事務所を通じて発表した。木下は、実姉が働いていたタピオカ店の経営者に対し、恫喝まがいのダイレクトメッセージを送っていたことが判明し、ネットを中心に炎上していた。所属事務所は「一部報道にございます、弊社所属タレント・木下優樹菜の不適切な言動に関しまして、多大なるご迷惑をおかけしている全ての関係者の皆様に、所属事務所として深くお詫び申し上げます」と謝罪。「木下優樹菜本人としましては、自身の軽率な言動により、相手の方、関係者の皆様、及びファンの皆様にご迷惑をおかけしたことを深く反省をしており、引き続き相手の方に対して、誠心誠意対応していく所存でございます」と伝えた。そして、「弊社としましても、木下優樹菜の所属プロダクションとしての社会的責任を真摯に受け止め、木下優樹菜本人とも協議を重ねた結果、当面の間、木下優樹菜の芸能活動を自粛することといたしました」と報告。「タレントマネジメント会社としての責務を改めて見つめ直し、今後二度とこのような事態を起こさぬように全力で努めて参ります」とし、「この時期に自粛を決定いたしました経緯については、本人含め、仕事関係の方々と様々な協議を重ねた結果、このタイミングに至った所存です」と説明した。木下も「この度は、私の軽率な発言により相手の方、関係者の方々、ファンの皆様にご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんでした」と謝罪し、「自らの言動を深く反省し、当面の間、芸能活動を自粛させていただくことといたしました」と報告。「改めて自分自身の発言を見直し、相手の方には誠意を持って謝罪をしていきたいと思います。誠に申し訳ございませんでした」と記した。
2019年11月18日女優の木下晴香が13日、東京・カレッタ汐留で行われたディズニー映画『アラジン』MovieNEX発売記念「Caretta Illumination 2019 ~ アラビアンナイト~」点灯式に出席した。木下は今年6月に公開された同作で、ヒロイン・ジャスミンの日本版吹き替え声優を担当。この日はその劇中歌「ホール・ニュー・ワールド」「スピーチレス~心の声」を披露した。同所では11月14日から翌年2月14日の間、映画『アラジン』の世界観をイメージしたイルミネーションが輝き、期間中は「ホール・ニュー・ワールド」と「スピーチレス~心の声」を使用したスペシャルイルミネーションショーが、1時間ごと楽曲を入れ替えながら、15分に一度上演される。木下は、過去に同所のイルミネーションを見たことがあると言い、点灯式に出席できたことに「不思議な気持ちですね」と感慨深そうに目を輝かせた。また、きらびやかなイルミネーションの下、美声を響かせると「ジャスミンが見ていたのかなと思うような、素敵な景色を見ながら歌っている気分」と満面の笑みを浮かべていた。なお、現在ミュージカル「ファントム」に出演し、来年には葵わかなとWキャストでミュージカル「アナスタシア」に出演する木下だが、「またジャスミンじゃない私も見にきてくれたら嬉しいです」と呼びかけていた。
2019年11月14日お笑い以外にも俳優としてもドラマや映画にひっぱりだこのTKOの木下隆行(47)だが、ピンチを迎えている。木下がよゐこ・濱口優(47)の結婚パーティの幹事を務め、費用を後輩から集めるも、最終的に濱口が全額支払うことに。にもかかわらず木下から費用は返金されず、疑問をいだいた後輩のオジンオズボーン・篠宮暁(36)がライブ上で本人を追及。そのことに激怒した木下が、楽屋で篠宮の顔目がけてペットボトルを投げつけたと一部週刊誌が報じたのだ。そして、昨年“嘘つきキャラ“でブレークを果たした安田大サーカスのクロちゃん(42)も、木下によるパワハラの被害者だという。「数年前のことですが、ある番組で“後輩のクロちゃんが木下さんをイジる”というドッキリ企画がありました。しかしドッキリにもかかわらず、木下さんはクロちゃんに激怒。収録後に楽屋でクロちゃんに土下座させ、革靴で頭を踏みつけたそうなんです。それだけでは怒りが収まらなかったのか、そのあとの飲み会でも、酔った勢いでクロちゃんに罵詈雑言を浴びせていました。何をされてもあまり怒らないクロちゃんですが、これにはとてもショックを受けたそうです。それ以来、木下さんのことをかなり嫌がっているといいます」(テレビ局関係者)そんな木下に憤っているのが、ほかならぬよゐこの濱口だという。「後輩芸人だけでなく若いスタッフにも厳しく当たるなど、木下さんの“体育会系気質”は昔からでした。濱口さんは折をみて、木下さんに注意していたそうなんですが、反省するどころかエスカレートするばかり。最近ではあきれ果てて、『口を聞きたくもない』と周囲に漏らしているそうです」(前出・お笑い芸人)9月27日夕方、これらの真相について聞くべく本誌は木下を直撃。クロちゃんの件について、記者が尋ねると笑いながらこう答えた。「それはネタですよ。なんでやったのかわからないですけど、楽屋のネタですよ。みんなの笑いを取るための方法のひとつとしてやっただけなので。でも本当にそんなこと、やったのかなあ……。覚えていないんです」――濱口さんはかなり怒っているようですが?「うーん、それはわからないです。濱口さんの気持ちですから……」最後には「待ち合わせに遅れてしまうから」と頭を下げ、愛車に乗り込みその場を去った木下。どうやら後輩からは“愛されキャラ”ではなかったようだ――。
2019年10月01日「バラエティ番組では木本さんが怖いキャラクターに思われていますが、実は後輩には木下さんのほうが何倍も怖いんです……」恐る恐る語るのは、お笑いコンビ・TKOの木下隆行(47)をよく知る若手お笑い芸人だ。人間味あふれるコントで老若男女問わず人気を集めるTKO。ボケを担当する木下は親しみやすいキャラクターと笑福亭鶴瓶(67)の物まねで、00年代後半に一躍ブレイク。その後はファッションブランドのディレクターや、コントで培った演技力を生かした俳優活動など幅広いジャンルで活躍している。さらに、最近では昨年7月の西日本豪雨の被災地を訪れるなどボランティア活動にも精力的に参加していた。そんな“愛されキャラ”の木下には、知られざる“裏の素顔”があった――。昨年末に木下が楽屋で事務所の後輩芸人・オジンオズボーンの篠宮暁(36)の顔面にペットボトルを投げつける暴行騒動を起こしていたと、9月下旬に一部週刊誌が報道したのだ。当時の状況をよく知る前出のお笑い芸人はこう語る。「昨年結婚した事務所の先輩であるよゐこの濱口優さん(47)と南明奈さん(30)との祝賀パーティの幹事を木下さんが務めたんです。木下さんはその費用を後輩芸人から集めたのですが『売れてない後輩に払わせるのはおかしい』と、結局濱口さんが全額自腹でパーティ費用を支払ってくれました。その後木下さんは後輩に『集めたお金で夫妻にヘリコプターでのナイトクルージングをプレゼントするから』と提案。しかし、いつまでたっても濱口さんにプレゼントした様子はありませんでした。そのことに気づいた篠宮さんはお笑いライブのステージ上で木下さんに『お金ってどうなりました?ちょろまかしました?』と、追及したんです。ライブ後、激怒した木下さんは楽屋で篠宮さんの顔面目がけてペットボトルを投げつけたそうです」こうした木下の“ちゃっかり”ぶりを裏付けるエピソードが。木下が出演した18年4月28日放送の『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)で、後輩芸人からこう暴露されていた。「よく女優さんとかがドラマの現場で差し入れとかされるじゃないですか。でも木下さんは“俺もあれやりたい。会社で(経費で)落ちるかな?”と言ったんですよ。ダサいでしょ?」9月27日、真相を聞くべく本誌は自宅から仕事場に向かう木下を直撃。記者が声をかけると、木下は怪訝な表情で口を開いた。――後輩への暴行疑惑が取りざたされていますが、事実なのでしょうか?「確かにいろいろ騒がれていますねえ。でも騒がれている内容とは、全然違うんですよ。はい、全然違います」――パーティの資金を着服し、後輩に暴行を加えたというのは本当ですか?「僕が集めたお金はワンワンニャンニャンの菊地という後輩が管理していました。そもそも僕はお金を持っていなかったので、着服できるわけないですよね?それで濱口さんご夫婦をヘリコプターに乗せようということになって、それには8万円かかる。さらに濱口さん夫妻のスケジュールも合わないということになって、最終的にドローン買ったんですよ。だから着服もしていませんし、その事実があるのに、篠宮が楽屋でああいういじり方をしてきたんです。だから僕も怒ってペットボトルを投げました。もちろん顔なんて狙うわけないし、ただただ投げたペットボトルが、目に当たったというだけなんです」着服については否定するも、暴行の事実は認めた木下。“愛されキャラ”の素顔は恐るべきものだった――。
2019年10月01日近年、高い歌唱力を武器に数々の大型ミュージカルでヒロインを務める20歳の新星、木下晴香。「自分を高められるような作品を前に、奮い立つような気持ち」と、またもやオーディションを勝ち抜き、ミュージカル『ファントム』のヒロイン、クリスティーヌ役を射止めた。この冬、元宝塚歌劇団月組トップ娘役、愛希れいかとのWキャストに挑戦する。ミュージカル「ファントム」チケット情報自らを「オペラ座の怪人」と名乗り、精神世界に閉じこもる青年エリックが、父親との関係性を軸に人間性を取り戻す物語。ガストン・ルルー原作のミュージカルとしては、すでにアンドリュー・ロイド=ウェバー作曲版『オペラ座の怪人』が先行していたが、作詞・作曲したモーリー・イェストンは「それでも創りたいと思ったのは、まったく新しい解釈の作品を創れると確信したから」と語っている。事実、奥深い人間心理に迫った愛と再生の物語は、1991年の初演以来世界中で親しまれ、日本でも宝塚歌劇団などが繰り返し上演するなど、人気作として定着している。今回、城田優が加藤和樹とのWキャストで主演し、同時に演出を務めることでも話題の本作。オーディションで木下は、城田から「怖がらずにすべてを出して」と背中を押されたという。「まだ頭で考えた範疇でしか表現できない自分にとって、城田さんはその考え方さえも広げてくださるような方。本作で自分の知らなかった自分が見つかるんじゃないかな」。Wキャストは役を客観視できるのが利点という。「負けず嫌いな性格なので、相手のすごさを見ることで力が沸くし、逆に自分はこうだなと演技の軸が定まりやすい」。相手役がWキャストの場合も自らの軸はぶらさず、その都度沸き起こる感情を大切にしている。「加藤さんは優しさの中にも憂いを感じる方なので、エリックの悲劇性をどう表現されるのか楽しみ。城田さんは歌の言葉がすごく心に入ってくる方なので、聞いていて力をもらったり、気づいたら泣いていたこともありました。最近表現者として、お客様に伝わったものがすべてだなと感じることが多く、城田さんには心に響く表現の仕方をいろいろと教わりたいです」。進路に迷っていた学生時代、ミュージカル『レディ・ベス』を見て進むべき道が定まった。「力強いヒロインの姿が、本来の自分を目覚めさせてくれました。ミュージカルにはそういうパワーや熱量があると思うので、今回も『こんな衝撃を受けたのは初めて!』と言っていただけるような作品にしたいなと思います」。公演は11月9日(土)から12月1日(日)まで東京・TBS赤坂ACTシアター、12月7日(土)から16日(月)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。ともにチケットは9月7日(土)発売開始。チケットぴあでは8月26日(月)10時より2次先着先行を受付。取材・文:石橋法子
2019年08月23日新海誠監督の大ヒット作『君の名は。』で、主人公の瀧を演じた神木隆之介さん。新海映画をこよなく愛する神木さんが、愛情溢れる解説を披露してくれました!取材現場に現れた神木隆之介さんの傍らには、小さなノートが。「大好きな新海作品について語るので、昨日の夜、いろいろ観直して予習してきたんです(笑)」と言う神木さんは、自他ともに認める筋金入りの“新海誠マニア”。魅力を語り始めると、とにかく言葉が止まりません!「最初に監督の作品を観たのは高校生のときです。レンタルビデオ店に並んでいたパッケージの美しさに惹かれ、『秒速5センチメートル』を借りたのですが、始まって数秒で、なんだこの世界観は!!とノックダウンされました。こんな美しく描かれた世界にもっと浸りたい…と思い、そのときに観られる新海作品を一気に観ました」入り口は絵の美しさでしたが、観続けていくうちに、セリフの内容や言い回しのリアリティ、人間を描く深さ、そして日常音の美しさなど、魅力を発見してはますますハマっていったそう。「僕が思うに新海監督は、きっと心にずっと空洞があって、そこを埋めるための何かをずっと探しているのかな、と思います。その、どこか満たされていない状況は寂しくて切なくて儚いのですが、そこに監督が憧れているロマンがあるような気が…。『ほしのこえ』からずっと、一貫してその雰囲気を感じますね」ここでは、お話に出てきた『秒速5センチメートル』、『ほしのこえ』、そして主人公を演じた『君の名は。』の見どころを神木さんが熱く解説。神木さんの溢れる愛を汲み取りながら、お楽しみください!『ほしのこえ』(2002年)2046年、同じ中学で同じ部活に所属する、同級生のミカコとノボル。淡い恋心を感じていた二人だったが、中3の夏、ミカコは国連軍の選抜メンバーに選ばれ、宇宙に旅立つ。高校に進学したノボルは、遠く離れたミカコと携帯メールで通信をするのだが、ミカコが太陽系の深淵に向かうに従い、メールのやりとりにかかる時間が、数日、数週間、そして年単位…と開いていく。「宇宙と地上に引き裂かれる恋人の話です。監督の第1作ですが、後の作品に脈々と引き継がれていく、新海さんの核みたいなものが描かれている作品だと思う。宇宙にいるミカコとノボルの間には、想像もできないほど遠い距離があって、メールがどんどん届かなくなっていくわけですが、強く思えば思うほど、二人は遠く離れていくんです。すごく切ない、悲しい恋物語。繊細で儚くて、でもだからこそとても美しい。実はこの作品も、登場人物と天気が大きく関わっていて、彼らの心情で雨が降ったり、入道雲が発生したりするんです。『天気の子』にも通じますよね。監督の描きたいものにブレがないんだなと、観返して改めて思いました」『ほしのこえ』第1作は、監督、脚本、演出、作画、美術、編集のほとんどを一人で手がけた完全個人制作アニメ。オリジナル版はノボルの声を新海監督が務めている。ミニシアター1館での公開ながら、1か月で約3500人の観客動員が。声の出演/武藤寿美、鈴木千尋25分DVDサービスプライス版¥2,286(発売:コミックス・ウェーブ・フィルム)©新海誠/コミックス・ウェーブ・フィルム『秒速5センチメートル』(2007年)東京に住む小学生のタカキとアカリはお互いに想い合う仲。しかし卒業後、アカリが栃木へ引っ越して二人は離れ離れに。さらに中学生になったタカキは鹿児島に転校が決まる。遠くに引っ越す前にアカリに会おうと決め、大雪の中タカキは栃木に向かう。時は過ぎ、種子島で高校生活を送るタカキは、同級生からの想いを知りつつ、遠くにある何かを見つめていた。後日、東京で社会人になり、タカキは仕事に追われて疲弊する中で、忘れかけていた一人の女性のことを思い出す。「物語は〈桜花抄〉〈コスモナウト〉〈秒速5センチメートル〉の3章から成り立っていて、僕は最終章が一番好きです。タカキはアカリの面影を求め、彼女に似た女性と付き合うんですが、過去を思い出にできず、関係は破綻します。その、タカキのダメな感じが、だらしない生活ぶりから強く伝わってきて、特に部屋の中で空き缶が転がるシーンの音と描写がとにかく秀逸。何かを追い求めているんだけれど、それが何なのかわからない。タカキのその感覚は、僕にも重なるところがある。最終章の彼の言動を見るたびに、なんとも言えない気持ちになります」『秒速5センチメートル』題意は、作中でアカリが「桜の花びらが舞い落ちる速度」と言う。惹かれ合っていた男女の時間と距離による変化を、3章の連作で描く。海外でも、アジアパシフィック映画祭の最優秀アニメ賞など、映画賞を受賞。声の出演/水橋研二、近藤好美、尾上綾華1時間13分DVD通常版¥3,800(発売:コミックス・ウェーブ・フィルム)©新海誠/コミックス・ウェーブ・フィルム『君の名は。』(2016年)1000年ぶりとなる彗星の来訪を控えた日本。東京に住む男子高生の瀧はある日、山奥の田舎に住む女子高生・三葉になる夢を見た。一方、三葉は瀧になる夢を見た。二人とも「変な夢」と思うが、この妙にリアルな夢は繰り返される。抜け落ちた記憶、不思議な時間感覚…。「もしかして、入れ替わってる?!」と気がつく二人。奇妙と思いつつも二人なりのやり方で協力し合い、瀧と三葉は打ち解けていくのだが…。「それまでの作品と比べると、とにかくテンポが速いです。それからコメディシーンがあるのも、過去の新海作品にはない新しい側面かも。コメディ要素を盛り込みながら展開の速い作品ですが、登場人物の心情をしっかり丁寧に描いているところはさすがです。観てほしいところは…やっぱり二人が入れ替わっているシーンかな。瀧くんの中に三葉が入っている場面は、僕はちょっと内股で演じていましたし、三葉を演じた(上白石)萌音ちゃんは、逆にガニ股になっていたのを覚えています。最先端のCG技術を使った映像がとにかく美しく、RADWIMPSの音楽と一体化したときのエンタメ感は、本当に素晴らしい」『君の名は。』日本における邦画の興行収入第2位という大ヒット作。世界100以上の国と地域で公開され、世界興行収入が日本映画として歴代1位になった。RADWIMPSが映画音楽を担当したことも話題に。声の出演/神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみ1時間47分DVDスタンダード・エディション¥3,800(発売、販売:東宝)©2016「君の名は。」製作委員会かみき・りゅうのすけ1993年生まれ、埼玉県出身。俳優として、また声の出演でも数多くの作品に参加。公開待機作に、『屍人荘の殺人』(今年12月公開)、『Last Letter』(’20年公開)が。※『anan』2019年8月7日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)取材、文・河野友紀(by anan編集部)
2019年08月14日今年「ロミオ&ジュリエット」でミュージカルデビューした葵わかなと、大ヒット中『アラジン』で話題の木下晴香がWキャストで主演する、ブロードウェイミュージカル「アナスタシア」。この度、新たに12人の豪華キャストと公演日程が発表された。本作は、第70回アカデミー賞で歌曲賞、音楽賞にノミネートされたアニメ映画「アナスタシア」に着想を得て制作されたミュージカル。1918年、帝政ロシア時代の最後の皇帝ロマノフ2世をはじめ一族が殺害されたというニュースがあふれる中、皇女アナスタシアだけは難を逃れて生き続けているという歴史上の謎「アナスタシア伝説」に基づいた物語で、ブロードウェイ公演は2017年3月にプレビュー公演を経て、4月24日に開幕。以降、2019年3月まで2年間にも及ぶロングラン上演となっている。そのほか、2018年10月からのスペイン公演、北米ツアー、11月からのドイツ公演に続いて、本年9月にはオランダ公演の開幕も予定され、世界各国での上演も続々と決定。アメリカメディアの劇評でも絶賛されるなど、ブロードウェイで高く評価された本作を、本国クリエイティブ・スタッフと日本キャストで上演。主演のアーニャ役を葵わかなと木下晴香の2人が主演(Wキャスト)。さらに、アーニャに出会い、ともに旅をする若い詐欺師・ディミトリ役は3人の若手実力派が起用。「レ・ミゼラブル」など大作ミュージカル作品から、「アラジン」「ライオンキング」などの劇団四季ディズニーミュージカル作品にも出演する海宝直人、戦隊ドラマなどを経て近年では声優としても活動し、「レ・ミゼラブル」「ダンス オブ ヴァンパイア」などミュージカル作品に引っ張りだこの相葉裕樹、近年「テニスの王子様」「黒執事」などミュージカル作品で目覚ましく活躍し、今回グランドミュージカル初出演となる内海啓貴。ボルシェビキの将官・グレブ役は、映像作品はもちろん、ミュージカル「RENT」(日本初演)、「ロックオペラ モーツァルト」、舞台「劇団☆新感線『髑髏城の七人』 Season花」などに出演し、様々なジャンルで存在感抜群の演技を魅せる山本耕史、デュオ「CHEMISTRY」やソロとしても精力的な歌手活動を続ける一方、ミュージカル「RENT」などにも出演し圧倒的な歌唱力を持ち合わせる堂珍嘉邦、「モーツァルト!」「キンキーブーツ」「エリザベート」などの話題のミュージカルに出演し、注目を集める遠山裕介が務める。ディミトリの相棒、かつては宮廷にも出入りしていたヴラド役にはミュージカル出演は多数、ブロードウェイが認める振付家&ダンサーでもある大澄賢也、「レ・ミゼラブル」「エリザベート」など数々の名作ミュージカルの舞台に立ち活躍を続ける石川禅。マリア皇太后に仕え続ける伯爵夫人リリー役には宝塚歌劇団退団後もミュージカル・ストレートプレイなど、舞台を中心に活躍を続ける朝海ひかる、今年デビュー30周年を迎え、歌手、舞台、ドラマ、バラエティなど多方面で活躍するマルシア、劇団四季退団後も舞台のみならず、映画、ドラマなど様々なジャンルで名バイプレイヤーとして存在感を発揮する堀内敬子、そして、孫娘アナスタシアを探し続けるマリア皇太后役には宝塚歌劇団トップスターとして活躍し、退団後は現代演劇を中心に出演、数々の賞を受賞し、この度22年ぶりのミュージカル出演となる麻実れいと、豪華出演者が集結。記憶をなくした主人公アーニャが、自分の過去を取り戻し、愛する家族と自分の心の帰る場所を見つける旅路を描いた愛と冒険に満ちた作品となっている。ブロードウェイミュージカル「アナスタシア」は2020年3月1日(日)より東京・東急シアターオーブ、4月6日(月)より大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。(text:cinemacafe.net)
2019年07月31日俳優の佐藤健、神木隆之介が2日、東京・西銀座チャンスセンターで行われた「サマージャンボ宝くじ」、「サマージャンボミニ」の発売記念イベントに出席した。7月2日から8月2日の期間に全国で発売される令和元年のサマージャンボ宝くじ(市町村振興 第800回全国自治宝くじ)、サマージャンボミニ(市町村振興 第801回全国自治宝くじ)。サマージャンボ宝くじは、1等賞金が5億円で1等の前後賞が各1億円ずつ設けられ、1等と前後賞合わせると総額7億円が当たる。発売日に行われた同イベントに、CMキャラクターを務める佐藤健と神木隆之介が浴衣姿で登場。浴衣姿に佐藤が「僕は浴衣を着るのも見るのも好きなのでうれしいですね。誰かが着ている浴衣を見るのも好きです」と和装好き。神木は「もうね、格好良すぎてどうするんですかね? 夏限定の佐藤健を見られるのですごく楽しいです」と絶賛した。サマージャンボ宝くじは、1等前後賞合わせて7億円もの大金が当たる。イベント中には「7億円当たったらお互いに何をプレゼントしたい?」という質問を投げ掛けられ、佐藤が「神木くんにずっと欲しいと言われているんですが、探しているんですけどなかなかないので、7億円を使って本物のプラネタリウムをプレゼントしたいです」と答え、神木も「僕はマンションを買ってあげたいですね。それに合鍵をもらうという(笑)。それまでがワンセットです。そうすればいつでも入れるしいつでも会いに行けますから」と"佐藤健愛"をアピールした。イベントでも随所で仲の良さを見せていた佐藤と神木だが、最初は神木からのアプローチだったという。「一番最初に健くんが仮面ライダーをやっている時にマネージャーさんを通して電話したことがあるんです。それが最初のコンタクトでした」と神木が明かし、佐藤も「本当に人懐っこいんですよ。歳とか関係なく話し掛けてくれたりするので、仲良くなれたのは神木くんのお陰だと思います」と感謝。続けて神木が「憧れですよね。色気が浴衣着ているみたいですから。もうそれこそ色気ってどうやって出すの? って一番最初に聞いた方なんです。表現者や役者としても色んなことをやられてますし、僕にとっては素敵な先輩です」とべた褒めだった。
2019年07月02日実写映画『アラジン』で“プレミアム吹替版”を担当する、中村倫也と木下晴香が歌う名曲「ホール・ニュー・ワールド」のMVが到着した。本作で最も重要なシーンのひとつでもある、“魔法のカーペット”のシーンを彩る映画史に輝く名曲「ホール・ニュー・ワールド」。数々のディズニー音楽を手掛けてきた作曲家アラン・メンケンが作曲し、アカデミー賞最優秀歌唱曲賞とゴールデングローブ賞最優秀主題歌賞にも輝いた。貧しいながらも、ダイヤモンドの心を持ち、本当の自分の居場所を探す青年アラジンが、王宮の外の世界に憧れる王女ジャスミンと初めて心を通わし、魔法のじゅうたんに乗って夜空をかけるこのシーン。“プレミアム吹替版”では、アラジンを中村さん、ジャスミンを木下さんが担当。「僕を信じて」とアラジンがジャスミンの手をとり始まる本映像。ジャスミンの生き生きと伸びやかな歌声と、それを包み込むアラジンの甘く優しい歌声との見事なハーモニー、そして新たな翻訳で蘇る歌詞にも注目だ。『アラジン』は6月7日(金)より全国にて公開。「アラジン オリジナル・サウンドトラック」は6月5日(水)リリース。(cinemacafe.net)■関連作品:アラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年05月21日5月19日、俳優の神木隆之介が26歳の誕生日を迎えた。Twitterではファンや様々な公式アカウントから《お誕生日おめでとうございます!》《神木隆之介さんの誕生日をRTでお祝いしましょう》《幸せな1年になりますように》と祝福の声が続々。《#神木隆之介誕生祭》《#神木隆之介は26歳になりました》とハッシュタグがつくほどだ。神木は5歳で子役デビュー。キャリアはすでに21年になるが次々と新境地をかいたくしている。01年にはジブリ映画「千と千尋の神隠し」を皮切りに、声優としても活躍。また14年の映画「るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編」では、佐藤健(30)と迫真の殺陣を披露した。そして今年2月に公開された映画「フォルトゥナスの瞳」では、初のラブストーリーを演じた。そんな年を重ねるごとに活躍の場を広げている神木に、彼が“アラサー”になったことを驚く声もあがっている。《もぅ26歳か、早いな》《すっかり大人》《アラサーなんて信じられん》《月日経つの早いーー》神木は現在、大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(NHK)や「集団左遷!!」(TBS系)にレギュラー出演中。どちらも神木の誕生日に放送予定となっている。《ドラマ見てます》《集団左遷楽しみ~》《いつも誕生日の日にドラマ出てない?幸せすぎですありがとう》とファンにも嬉しい誕生日となりそうだ。
2019年05月19日女優の木下晴香が22日、都内で行われた映画『アラジン』(6月7日公開)の“ホール・ニュー・ワールド”お披露目イベントに、俳優の中村倫也とともに登場。胸元がセクシーな王女ジャスミン風衣装に身を包み、生歌を披露した。映画史に残る名曲「ホール・ニュー・ワールド」を生んだディズニーの名作アニメーション『アラジン』を実写映画化した本作は、本当の自分の居場所を探す貧しい青年アラジン、自由に憧れる王女ジャスミン、3つの願いを叶えることができる“ランプの魔人”ジーニーの運命の出会いと冒険を描いた物語。台詞だけではなく歌まで吹き替える“プレミアム吹替版”で、中村が主人公アラジン役、木下が王女ジャスミン役を演じる。イベントで木下は、胸元がセクシーなジャスミン風の衣装に身を包み、アラジン役の中村と“魔法のじゅうたん”に乗って「ホール・ニュー・ワールド」を生歌唱。「出た瞬間にすごく緊張したんですけど、生演奏で歌わせていただいて、じゅうたんに乗れる機会を楽しもうと思いながら歌いました」と感想を述べた。また、今回の起用について、木下は「本当に“信じられないわ~”って感じですね。涙を流して喜びました」と歌を交えて心境を表現し、「もともとディズニーもアラジンも大好きで、良いものにしたいという思いが強かったので、責任を感じつつ、それをパワーに変えて挑戦させていただきました」と本作への強い思いを明かした。さらに、物語にちなんでこれまで経験した“運命の出会い”を聞かれると、「この役ですね」と答え、「もともと好きだったので、この作品のオーディションがあるって知ったときに自分から『受けたいです』って申し出たんですね。それで本当に願いが叶っているので、この運命に感謝しています」と語った。
2019年04月23日俳優の中村倫也と女優の木下晴香が22日、都内で行われた映画『アラジン』(6月7日公開)の“ホール・ニュー・ワールド”お披露目イベントに登場し、生歌を披露した。映画史に残る名曲「ホール・ニュー・ワールド」を生んだディズニーの名作アニメーション『アラジン』を実写映画化した本作は、本当の自分の居場所を探す貧しい青年アラジン、自由に憧れる王女ジャスミン、3つの願いを叶えることができる“ランプの魔人”ジーニーの運命の出会いと冒険を描いた物語。台詞だけではなく歌まで完全に吹替える“プレミアム吹替版”で、中村が主人公アラジン役、木下が王女ジャスミン役を演じる。イベントでは、アラジン&ジャスミン風の衣装に身を包んだ中村と木下が「ホール・ニュー・ワールド」を歌いながら登場。歌唱途中にステージ上の“魔法のじゅうたん”に乗り込み空中へ。“夜空”に浮かぶ大きな三日月をバックに、アラジン&ジャスミンになりきり、起用の決め手になったという美しい歌声で名作の世界へ誘った。中村は「尋常じゃないくらい喉が渇いています。あと、尋常じゃないくらい汗をかいています。緊張しました」とおでこの汗を見せ、「出ていくだけで帰りたくなりました。ちょっと待ってもらいたいって。一生懸命やらせていただきましたけど」と照れ笑い。木下も「普段は舞台に出る前に緊張するんですけど、今日は出た瞬間にすごく緊張しました」といつもの舞台とは違う緊張があったようだが、「生演奏で歌わせていただいて、じゅうたんに乗る機会を楽しもうと思って歌いました」と話した。また、今回の起用について、中村は「ひと言で言うなら“ぶったまげ”ですね。まさか人生でアラジンを・・・ディズニーさんと仕事をすると思っていなかった」とオファーを受けたときの驚きを振り返り、「アラジンは好きなので、これは頑張らなきゃなって思いました」とコメント。木下は「本当に“信じられないわ~”って感じですね。涙を流して喜びました」と歌を交えて喜びを表現し、「ディズニーもアラジンも大好きで、良いものにしたいという思いが強かったので、責任を感じながら、それをパワーに変えてやらせていただきました」と本作にかけた思いを語った。
2019年04月22日タレントの木下優樹菜が17日、大阪・京セラドーム大阪で開催されたファッションイベント「KANSAI COLLECTION 2019 SPRING & SUMMER」(関コレ)に出演した。木下は、「ROYAL PARTY」ステージで、デニム素材を用いたベアトップワンピースを身にまとって登場。胸の谷間がチラリと見えるセクシーな姿で観客の視線を集め、後ろ姿でも美しい背中で魅了した。2010年8月にお笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史と結婚し、2012年8月に長女・莉々菜ちゃんを、2015年11月に次女・茉叶菜ちゃんを出産し、2児の母である木下。変わらぬスタイルでファッションイベントで活躍を続けている。「KANSAI COLLECTION」は2011年2月に大阪で誕生し、年に2回開催している日本最大級のファッションイベント。17回目となる今回は、「誰とでも何とでも簡単につながれてしまう時代だからこそ、今そこにある本当のつながりをもっと大切にして欲しい」という思いを込めて「It’s a Small World」をテーマに掲げた。
2019年03月18日タレントの木下優樹菜が12日、都内で行われた『シュガー・ラッシュ:オンライン』MovieNEX(4月24日発売※4月10日より先行デジタル配信開始)の発売記念イベントに声優の鈴木より子、すずきまゆみとともに登場した。ウォルト・ディズニー・ジャパンは、この冬大ヒットを記録したディズニー・アニメーション・スタジオ製作の『シュガー・ラッシュ:オンライン』を、4月 24日よりMovieNEXで発売開始(4月10日より先行デジタル配信スタート)。それを記念したイベントに主人公のヴァネロぺ風衣装を着用した木下優樹菜が登壇した。本作について木下は「めちゃめちゃ楽しかったですよ! 前の作品も見ていたので子どもたちも大きくなったしリアクションも出てきたから、一緒に盛り上がれてとても楽しかったです」と感想を。木下の自宅にはポップコーンマシンがあるそうで、「お家でNetflixですね。子どもには『今日はお家映画館だよ!』と言ってポップコーンを作って家で映画鑑賞です。家だからくつろげるし止めれるし、めちゃくちゃ楽しいですね」と自宅では映画館のように楽しんでいるという。また、この日はシンデレラの日本語版を担当した鈴木より子、オーロラ役のすずきまゆみも登壇し、「私は小さい頃から本当にシンデレラが好きなんです。(テレビで)"鈴木より子"さんって何回も見ました。プリンセスは絶対に通る道なのでお会いできて嬉しいですね」と鈴木との初対面を喜んだ。もうすぐホワイトデーということで、ホワイトデーにまつわるエピソードを披露した木下。「今まででうれしかったホワイトデーは、小学生の頃に6年間好きだった男の子にライバルが一杯いたんですけど、バレンタインのチョコレートをあげたら、ホワイトデーのお返しが優樹菜のだけ違ったんです。私のだけちゃんとした瓶に入っていて、すごく上がりましたね。その思い出は全然忘れられないです」と明かしていた。
2019年03月13日全国で200人以上が亡くなった昨夏の西日本豪雨。定期的にボランティア活動を続けているのは、お笑い芸人や俳優として活躍するTKO・木下隆行(47)だ。被災地の岡山県倉敷市を訪れ、昼食やデザートの提供、小学校訪問などで被災者らを元気づけている。その活動は木下の友人や後輩芸人などにも声を掛け、継続的な支援を目指しているという。そんなボランティア活動を通して木下は何を感じたのか。そこには嬉しさ、悲しさ、そして不満まで混在していた――。(インタビュー後編はこちら)――西日本豪雨災害の支援のきっかけを教えて下さい。「阪神淡路大震災も東日本大震災は経験しておりまして、そういった経験からずっと震災というものは切っては切れないもだと感じていたんです。それで、なにかできないかなと考えていた時に、僕の兄から『熊本県に元気づけに行こうや!』と誘われまして。それでちょうど誘われた日が休みだったので熊本県に行ったら、現地の状況を目の当たりにしてびっくりしました。そこで炊き出しをさせてもらったんですけど、カレーうどんを約3,000食、差し入れたら皆さん喜んでくださいました。被災された方々は体育館で過ごされていて大変だと思うんですけど、みんなすごい元気で『ありがとうありがとう』とか『頑張ってください!』と言うてくれて。いや僕が『頑張って!』という気持ちで来たのに、逆にこっちが元気をもらったんです。同じ日本人で、たまたま僕じゃなくてその人たちが被災された場所で震災が起こって、“何でこんな不平等なのだろう”と考えさせられました。それで、何か力になれないかと考え、自分ができることは笑顔にさせることだと思い、松竹芸能でも“ボランティアライブをやろう”ってみんなで立ち上げたのが一番のきっかけでした」――そのボランティアライブをした後は心境の変化などはありましたか?「小さな塊を大きな塊にできればいいなと思います。ほんとに小さいものでも大きくできるんだという、そういう心境の変化がありました。やればやるほど皆さんに感謝してもらって僕らもその感謝を実感しましたので。そういうちょっとした意識が人に伝わったのか、友人であり『エコ革』という会社のIさんからお話をいただきまして、今回の西日本豪雨支援につながったんです」――被災地では大人、子供関係なく接してこられたと思うんですけど、現地の子供達に一番ウケたモノマネとかはありましたか?「せんとくんとかもやりましたけど、一番リクエストされたのは(笑福亭)鶴瓶師匠のモノマネでしたね。物凄いウケましたよ。何度も何度もやって、写真も全員と撮りましたね。鶴瓶師匠って凄いんだなって改めて思いました。本物の鶴瓶師匠が来たらとんでもないことになるんだろうなとも思いましたよ。でも僕としては特別扱いすることなく、普通に子供たちと接することを心がけてましたね。みんな都内にいる子よりもテンションが高くて元気でしたよ。ほんと楽しかったですし、盛り上がりましたね」――現地に行かれて様々な現場を見られてきたと思いますが、一番驚かれたことは何でしたか?「震災があったその瞬間で“歴史が終わった”という感覚を体感したことが一番ですかね。断片的にしか見えてないとは思うんですけど、民家や実家がなくなる、その瞬間に過去の歴史がなくなってしまうというのは本当にゾッとしましたね。作られてきた大事な宝物や引き継がれてきたものとか、本当に燃えたらなくなるんですよね」
2019年02月27日全国で200人以上が亡くなった昨夏の西日本豪雨。定期的にボランティア活動を続けているのは、お笑い芸人や俳優として活躍するTKO・木下隆行(47)だ。被災地の岡山県倉敷市を訪れ、昼食やデザートの提供、小学校訪問などで被災者らを元気づけている。その活動は木下の友人や後輩芸人などにも声を掛け、継続的な支援を目指しているという。そんなボランティア活動を通して木下は何を感じたのか。そこには嬉しさ、悲しさ、そして不満まで混在していた――。(インタビュー前編はこちら)――ボランティア活動をいろいろとされているなかで、特に印象に残っていることは何ですか?「僕は涙なんか流すもんかと思って支援活動してるんですけど、一度泣いてしまったのが、おばあちゃんが冷たい手を差し伸べて、泣きながら『来てくれてありがとう』って、ずっと僕の手を握りしめてこられた時はかなりグッときましたね。おばあちゃんの涙を見て、僕の仕事は安心とか癒しとかを与えられているのかなと感じました」――ボランティアで、まだまだ足りないと感じた事、また、現場で感じたツラかったことは何ですか?「現地に行って一番ツラかったことは、どんどん“自分達の存在を忘れられていっている”ということを本人達も気づいてしまっているということが一番ツラかったですかね。行ってみたらわかるんですけど、ボランティアの数が、時が経つにつれて少なくなっていって、まだまだ足りないんですよ。だから僕の娘にも話したんですけど、若い人にはぜひ行ってほしいと思いますね。人が足りなくて『どこどこ行ってやー』とか言われましたもん」――SNSなどで芸能人の支援活動に賛否が飛び交っている件についてはどう思われますか?「僕が日本人のあかんところやなぁと思うのは、正義が叩かれるということ。叩かれ慣れているので僕は気にしてないんですけど、現地に行ったら“偽善者”と名指しされたり。現地に行ってへん奴が言うなよって、ダサいなって思ってしまいます。ボランティアに行ってない人より、行ってる人はいろいろ現場を見てきてますので言える権利がある気はします。ボランティアをSNS上で批判する風潮なんていらないですよね。行ってないからそういう言葉が出てくるんだなと思ってしまいますね。もしも自分の親がとんでもない大変なことになってたらどうするんだということをちゃんと目の当たりにして考えて欲しいから、体感してほしいから僕は現地に行って欲しいんですよね。もっとこの状況を、引きの目で見ないといけないなと思います」――炊き出し以外にも何か現地の方々に好評だったことはありますか?「デザートを配りました。アイスをたくさん差し入れましたね。授業中にいきなり行って学校にサプライズしたりとか。でも震災被害の影響で、教室の廊下とか床とか汚れたままの状態だったのが心苦しかったです。学校というより、一時的に造られた簡易的な場所って感じでしたね。でもなんとか明るい考え方にシフトチェンジしていかなきゃいけないと思ったので、“大人になったら話のネタに出来るぞ”とか“この出来事で自分は以前より強くなったんだと考えていこう”とかって子供達に話をしました」――現在も支援を続けているとお聞きしましたが、今後はどういった活動をしていきたいと考えていますか?「僕らの出来るかぎりのことは今後も続けていきたいですね。僕たちが無理して背伸びしても相手に嘘を届けることになってしまうので、やっぱり今後も西日本豪雨で被災された方を忘れないでいることを継続していくことですかね。自分の足がつらない程度に、出来る範囲のことを継続していけたらなと思っています。僕が現地に行って出来ることなんて、一緒に写真撮って、食べて、喋って、笑ってということなんですけどね。でもこういう人たちがいるんだよっていう安心を与えてあげることができるし、忘れずに来てるよっていうのを伝えられているかなとは思いますね。あと芸人だけでなくK-1選手の城戸康裕さんや武尊さんにも協力してもらっておりまして、そういった他ジャンルの方にも積極的にボランティア活動に取り組んでくださるのはいい流れだなと思っています」
2019年02月27日2月15日公開の映画『フォルトゥナの瞳』の公開直前イベントが12日、都内で行われ、神木隆之介、有村架純が出席した。『永遠の0』や『海賊とよばれた男』の百田尚樹による同名小説を映画化した本作。"死を目前にした人間が透けて見える"という不思議な能力・フォルトゥナの瞳を持ち、最愛の女性の"死の運命"を知ってしまう主人公の青年・慎一郎(神木隆之介)と、彼と未来を誓い合いながらも死の運命に導かれていくヒロイン・葵(有村架純)の感動的な愛の形を描く。主人公の慎一郎を演じた神木は「自分たちが作った作品を世に出して皆さんに見てもらう不安はありますが、楽しみしている気持ちも半分あります」と話し、神木の相手役を務めた有村は「神木くんのラブストーリー初めての瞬間に携われて光栄です。これだけ経歴がある方なのに、まだ初めてあるの? と思うぐらいですが、新鮮な神木くんの姿をたくさんの方々に見ていただけることを楽しみに思っています」と公開が待ちきれない様子だった。イベント後半では、本作の内容にちなみ、神木と有村の"愛の献身度"が透けて見える「究極の選択で心理テスト」を実施。「愛の献身度50%。程よい距離感、ただの無難な人タイプ」と診断された神木は「物品で補う無難な人です」と自虐的で「一番無難な選択をしてしまいました(笑)」と苦笑い。対する有村は「愛の献身度90%。ちょっと重たい! 振られ体質タイプ」と診断されたが「自分じゃ分からないですよね。でもある程度の距離感は欲しいです」と恋愛体質でないといい、「相手の人にこうしてとかああしてとかはないですよ。見返りはあまり求めないです」とコメントすると、神木は「お母さんみたい!」と驚いていた。また、イベントの最後には、翌日が有村の26歳となる誕生日ということで、神木がサプライズとしてバースデーケーキを有村に贈呈。神木が取ってくれたケーキを口にした有村は「美味しい! みんなに食べてもらいたい。すごく美味しいですよ。これは女子にとってすごくうれしいケーキです」と舌鼓を打つと、神木は「こんな幸せな笑顔でうれしいです」と観客とともに有村の誕生日を祝った。映画『フォルトゥナの瞳』は、2月15日より全国公開。
2019年02月13日映画「カメラを止めるな!」の主演・濱津隆之(37)が2月1日、Twitterを更新。アニモプロデュースに所属すると発表した。事務所の公式Twitterが「本日より、俳優・濱津隆之が所属となりました。今後の活動に是非ご注目頂ければ幸いです!」とツイート。すると濱津も「どうぞ宜しくお願いします」と続けてツイートした。昨年12月、本誌に登場した際「皆さんの応援のおかげでここまで来られたと思っています」とファンへの感謝の気持ちを語っていた濱津。Twitterではエールが上がっている。《色々な役の濱津さんを見たいです!! 濱津さんの魅力を沢山引き出して下さいね!!!》《今までご自分ですべてされていて大変でしたよね。俳優業に専念できますね》《さらなるご活躍をお祈りします!!! そしてカメ止めの事はずっと心に置いていて下さいねー!!!!》「濱津さんは『カメ止め』でのブレイクを機に、アルバイトを卒業。以降は織田裕二さん(51)主演の月9ドラマ『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)などに出演していましたが、事務所には所属せずフリーとして活動していました。『カメ止め』の上田慎一郎監督(34)は映画制作にあたって『出演者全員の見せ場を作りたかった』と語っていましたから、濱津さんの事務所入りをさぞ喜んでいることでしょう」(映画関係者)濱津だけではなく、他の俳優陣も続々と事務所に所属。テレビにバラエティにと活躍の幅を広げている。「『カメ止め』は興行収入が30億円を超え、さらに全国350館以上での公開を記録しています。年末年始にかけ、日本アカデミー賞といったいくつもの映画賞を受賞。さらにスピンオフ作品の放映や、新たなサントラの発売も控えています。『金曜ロードSHOW!』(読売テレビ系)での放送も決定したばかり。19年もまだまだカメ止めフィーバーは続きそうです」(テレビ局関係者)
2019年02月01日俳優の佐藤健と神木隆之介が出演するスマートフォン向け位置情報ゲーム『ポケモン GO』の新CM「2人でバトル」編が、11日より全国で放送される。新CMは、佐藤と神木が『ポケモン GO』のような世界観の中で、ほかのプレイヤーとの1対1の対戦を手軽に楽しむことができる新機能「トレーナーバトル」を仲良く楽しむ内容。ポケストップで遊んだり、トレーナー気分でフィールドを歩いたりしつつ、バトルの準備をし、バトルに出す3匹のポケモンを選びながら自分のポケモンを自慢する。バトルが始まると、時折、真剣な表情をのぞかせながらも、相手のポケモンやバトルの内容について楽しく会話する2人。結果は、神木の勝利! バトルに負けた佐藤は少し悔しそうな表情を浮かべるが、2人とも楽しそうに笑顔を見せる。今回の撮影では、台本なしで自然な表情とリアクションを撮影。普段から『ポケモン GO』で遊んでいる2人ということもあり、本番中は終始楽しくプレイをしていて、思わず「CM撮影?」と思ってしまうほど自然体の2人の姿が収められている。また、佐藤と神木のWeb限定オフショット映像も公開。普段から仲の良い2人が外に出て『ポケモン GO』をプレイしている様子が見られる。(C)2019 Niantic, Inc. (C)2019 Pokemon. (C)1995-2019 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
2019年01月11日タレントの木下優樹菜が12日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた「BVLGARI AVRORA AWARDS 2018」ゴールデンカーペットセレモニーにゲストとして登場した。木下は、独特なデザインのシースルードレスでスラリとした美脚を披露。「透け感のあるレスが好き。決めすぎてない柔らかな感じのベージュピンクで優しい感じにしました」とファッションのポイントを説明した。同アワードは、創造力、知性、才能に満ちあふれ、多くの人々にインスピレーションを与える女性を表彰するもの。今年は、女優の杏、AMBUSHデザイナーのYOON、女優の福島リラ、MIYAVIの母・石原裕子、宇宙飛行士の向井千秋、建築家の妹島和世、小説家・エッセイストの林真理子、有職彩色絵師の林美木子、指揮者の西本智実、音楽家のコトリンゴの10人が受賞した。ゴールデンカーペットには、受賞者に加え、それぞれの推薦者やブルガリアンバサダーのKoki,、授賞式MC担当の中村アン、さらに、山田優、森星、マギー、西内まりやなど豪華な顔ぶれが華を添えた。
2018年12月13日神木隆之介が、25歳になる。この言いようのない感慨深さに、共感する方は多いだろう。子役から活躍し、20年以上も第一線で活躍している俳優はそうそういるものではない。しかも、日本映画歴代興行収入ランキングベスト5のうち、第1位の『千と千尋の神隠し』から第2位『君の名は。』、第3位『ハウルの動く城』、そして第5位の『踊る大捜査線THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(実写作品としては歴代1位)と4作品に出演する栄誉を持つのは神木さんだけだ。代表作を数え上げればキリがないが、この世代トップの実力派俳優であるのはもちろんのこと、上記3作品をはじめとする声優の仕事にも定評のある神木さん。少々寂しくもあるが、もう学生服は卒業する年ごろだ。そんな神木さんの軌跡と、現在、そして未来に迫った。“声優”神木隆之介の経歴のすごさ、そのポテンシャル1993年5月19日生まれ、2歳のときに子役の有名事務所として知られる「セントラル子供タレント」に入り、CMでデビュー。1999年には「グッドニュース」でドラマデビューを果たした。筆者が初めて神木さんを知ったのは、“人間ではない”少年役を演じた平成仮面ライダーシリーズ2作目「仮面ライダーアギト」。中性的で謎めいた美少年であることが重要なキャラだったが、そのころから演技力が際立っており、“神童だ!”と衝撃を受けたことをよく覚えている。その麗しさは、滝沢秀明主演の大河ドラマ「義経」(2005)で牛若(義経の幼少期)を、さらには、その7年後の「平清盛」(2012)でも義経を演じたことからもよく分かる。その一方で、まず注目したいのが、神木さんの声の仕事。『千と千尋の神隠し』(2001)で湯婆婆の息子“坊”の声を務めたのが、8歳のとき。その後、『ハウルの動く城』(2004)のマルクル役、声変わりをしてからは『借りぐらしのアリエッティ』(2010)ではアリエッティが出会う病弱な少年・翔の声を務め、スタジオジブリの3作品に出演。『アリエッティ』米林宏昌監督とは、スタジオポノックの『メアリと魔女の花』(2017)でも再タッグを組んだことが記憶に新しい。また、新・声優陣による劇場版ドラえもん1作目『のび太の恐竜2006』で、恐竜“ピー助”の声を務めていたのは神木さん。一色まことの人気コミックを原作にした『ピアノの森』ではピアニストを目指す雨宮修平の声を演じたが、彼に影響を与えていく天才的なピアノの才能を持つ少年・一ノ瀬海を上戸彩が務めて話題となった。細田守監督の『サマーウォーズ』では主人公・小磯健二の声を演じ、代表作の1つに。そのクライマックスの決めセリフ「よろしくおねがいしましまぁぁぁすっ」は『天空の城 ラピュタ』の「バルス!」並に(?)SNSを沸かせるものとなっている。今夏、続編が公開されるアカデミー賞受賞作『皇帝ペンギン』(2005)ではかわいい子ペンギンの声を務めたことも。『アーサーとミニモイの不思議な国』、そして『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』ではハリウッドの人気子役(現在も活躍中)フレディ・ハイモアの吹き替えの声を務めている。彼以外には考えられない『君の名は。』瀧くんのほかにも、これだけ数多くの作品に起用されてきた神木さん。声の発し方や間、抑揚などでキャラクターに息吹を与え、説得力を持たせる卓越した演技力があればこそで、“俳優が声の出演をする”以上のものを作品に残している。俳優・神木隆之介の転機は『SPEC』、そして『桐島』か2003年の『踊る大捜査線THE MOVIE2』で、“万引き家族”ならぬ“スリ家族”の長男役を演じていた神木さん。少年係のすみれ(深津絵里)にお世話されていた可愛い姿が、懐かしく思い出される。その後、主人公タダシ役を演じた『妖怪大戦争』(2005年)では12歳にして日本アカデミー賞新人賞を受賞。2007年には、あどけない少年ぽさを残しつつ行定勲監督のジュブナイル『遠くの空に消えた』で同じく子役として活躍していた大後寿々花と共演。その後、大後さんとは『桐島、部活やめるってよ』やドラマ「刑事ゆがみ」でも共演する。また、『Little DJ ~小さな恋の物語~』では、同じく福田麻由子と淡い初恋を演じる姿にときめかされた。病院内放送のDJを務める少年という役柄によって、その声の良さも存分に活かされた。そして、2010年にスタートしたドラマ「SPEC」は神木さんにとって、転機の1つとなった作品だろう。演じたのは、時を止める能力をもつ“ニノマエ”。最終章となる2013年の劇場版『SPEC~結~』(漸ノ篇、爻ノ篇) 公開時のシネマカフェインタビューでは、この“ニノマエ”として過ごした時間を「役と一緒に成長してきた3年だった」と大切にふり返っている。これまでのイメージとはがらりと変わって、「何を考えているか分からない」無邪気さを持つ悪役を熱演し、新境地を開いた。何度も蘇っており、「連続ドラマが終わって死んだはずなのにスペシャルドラマに呼ばれ、『おつかれさま』と言われたはずが映画にも呼ばれ…まだそのパターンが続いているような気がします。撮影を終えてしばらく経って『終わったんだな』と思っているのですが、心のどこかでまだ終わっていないような…それくらい、この3年は長く特別でした」と、当時の神木さんはその入り込みようを明かしていた。また、ドラマでは2011年、脚本を務めた宮藤官九郎が「向田邦子賞」を受賞した深夜ドラマ「11人もいる!」であろうか。約4年ぶりの連ドラ主演で、進学をあきらめ、バイト三昧だった大家族の長男(高3)がバイト先のお姉さんと勢いでHしてしまい、妊娠させてしまうという役回りだった。同作には長女役の有村架純ほか、星野源や高橋一生、矢本悠馬、加藤清史郎なども出演しており、宮藤さんとは監督作『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(2016)でも再タッグを組むことに。あのハイテンション芝居を引き出した宮藤さんとのタッグは、後述する大河ドラマでも期待されている。さらに、主要映画賞を席巻した2010年代を代表する青春映画、いや日本映画の金字塔『桐島、部活やめるってよ』(2012)では、いわゆるスクールカーストの“底辺”に属する映画部の前田という、とても“らしい”高校生がハマり役となった。「高校を卒業して『桐島』のプロモーションが始まって、おこがましい言い方だけど“座長”としてしっかりしなくちゃという意識、責任感を強く感じていました」と、先の『SPEC』のインタビューで神木さんは語っている。“職業・役者”としての実感が、さらなる高みを目指す後押しになったのだろう。例えば、『太陽』(2015)での、近未来の超絶的な2分化社会に生きる、屈辱と劣等感にまみれた役どころは新鮮味があった。『るろ剣』『バクマン。』…人気漫画の原作もハマる!また、2007年のドラマ初主演作「探偵学園Q」を始め、大人気漫画原作の実写作品がハマる男でもある。『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』(2014)では原作でも人気の高い瀬田宗次郎役を演じ、高速殺陣アクションにも挑戦した。主演の佐藤健とは『バクマン。』(2015)でも息の合ったコンビを見せてくれたが、同作では当初、主演2人の“キャスティングが逆では?”と話題となった。真面目な作画担当のサイコー役を演じたのが佐藤さんで、神木さんは原作担当のチャラくて調子のいいところもあるシュージン役。だが、これがまたハマッた。『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(2017)でも、友達思いの明るいキャラ・広瀬康一はぴったりだった。さらに、『3月のライオン』(2017)の桐山零に至っては、原作ファンやアニメファンも納得のキャスティングとなった。弱々しいほどの見た目とは裏腹に、内に秘めた将棋への呪縛のような熱量や愛に飢えた心を表現できるのは、やはり神木さんしかいない。このギャップは、「SPEC」や『るろ剣』ともどこか近しいものを感じる。実際、神木さんも『るろ剣』公開当時のインタビューで「宗次郎も、ニノマエも、何で演じられたんだろう?と思いつつも楽しい。たぶん、自分に何ができるのか、自分がどんな人間なのか、いまだに分かっていないのが面白いんでしょうね。そういう意味では、自分自身に興味を持ち続けています」と語り、「陰の部分も、陽の部分も、もっと自分に何かがあってほしい。そこを探りながら、いろいろな役を演じていくのが楽しいんです」とも述べている。学生服は卒業…!?刑事や弁護士、サラリーマンを演じるいままた、先の『SPEC~結~』でのインタビュー当時、“社会人”になったばかりの神木さんは、「スーツを着て会社勤めをする役がやりたいです。上司や部下や同期の仲間がいて、ほかの部署の女の人と社内恋愛したりとか(笑)」と語っていた。その願いがついに叶ってか(?)、会社員ではないが、2017年10月期に放送されたドラマ「刑事ゆがみ」では、正義感と上昇志向が強い刑事・羽生虎夫に扮し、ルール&常識度外視の破天荒な刑事・弓神(浅野忠信)とバディを組んだ。もちろんスーツ姿ではあるが、何度も弓神にからかわれていたように残念ながら「25歳で童貞」という設定…。だが、この羽生役は視聴者にとっても感慨があったようで、「“学生”じゃなくて“大人”の役を演じてる神木くんが新鮮」「スーツ神木かっけえええええ」など“大人の男”にネット上は盛り上がった。さらに、この4月21日にスタートしたNHK土曜ドラマ「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」がまた、抜群に面白い役どころだ。本作では、アメリカでは一般的となっているモンスターペアレントや、パワハラ、モラハラ、いじめなど学校で起こる出来事に法が介入していく「スクールロイヤー(学校弁護士)制度」が取り上げられている。神木さんが演じるのは、やけに弁の立つ弁護士・田口章太郎。スーツ姿に弁護士バッジを着けた神木さんは「凛々しい」のひと言に尽き、成長を感じさせるが、実はまだ“法廷デビュー”はできていない新米。弁護士事務所のボス・高城(南果歩)によって、ある中学校にスクールロイヤーとして派遣される。田口は「僕は先生の先生ですから」と、弁護士として常に正論をぶちまけるが、現代の伏魔殿・学校には暗黙のルールが多々あり、とにかく穏便に済ませたい校長たちとも対立しがち。中でも、教務主任とは何かと意見が衝突するが、演じているのが「11人もいる!」で父親役だった田辺誠一なのは、ファンにはツボかもしれない。ものすごいセリフ量だが、まったく言いよどむことのない“弁の立つ”神木さんに、「滑舌がすごくいいですね」と何度も繰り返す田辺さんには納得するばかり。しかも、学校のチャイムや吹奏楽の放課後練習を思わせる音楽をバックにしながら、映画部員でも、天才棋士でも、漫画作家でもなく校内にいるスーツ姿の神木さんというのは初めて見る光景。子役時代の神木さんと共演経験があるという南さんも「こんなに立派になって。叔母のような目線で喜んでいる」としみじみ。今回は弁護士先生だが、学園ドラマの先生役を演じてもいいころだ。とはいえ、auのCMシリーズ「意識高杉、高杉くん」では、『桐島』の前田よりは社交的だが、IQが高そうで“意識が高すぎる”高校生・高杉くんに扮していて、貴重な制服姿を目にすることができる。その一方、この5月からは、20代を中心にした第二新卒の転職・就職サイト「Re就活」のCMキャラクターにも起用されている。通勤途中の若手サラリーマンを演じており、満員電車の洗礼も受けるひと幕も!サラリーマンの恋と仕事の成長物語もぜひ見てみたい、と思わせてくれる。今後は、実写映画『フォルトゥナの瞳』で初めての本格ラブストーリーにも挑む。相手役は、『3月のライオン』でもぶつかり合う義理の姉弟を演じた有村架純だ。さらに、宮藤さん脚本で“知られざるオリンピックの歴史”を描く、2019年大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」にも出演が決定。1912年の「ストックホルム」から1936年「ベルリン」、1964年「東京」までの3大会を描く中で、東京五輪前後の人気落語家・古今亭志ん生をビートたけしが演じ、神木さんはその弟子となる、その名も“五りん”役を務め、川栄李奈が恋人役になるという。まだまだ25歳!神木さんが挑戦し続ける未来を、これからも見守っていきたい。(text:Reiko Uehara)
2018年05月19日俳優の神木隆之介(24)が主演映画「フォルトゥナの瞳」(三木孝浩監督、来年公開)で本格的なラブストーリーに初挑戦すると、一部スポーツ紙が報じた。 同作は作家の百田尚樹氏の同名小説を映画化。「死を目前にした人間が透けて見える」という不思議な能力を持つ青年・木山慎一郎(神木)が、明るく優しい女性・葵と出会い展開される切なく美しいラブストーリー。 葵役を演じるのは有村架純(25)。神木と有村は昨年公開の神木主演映画「3月のライオン」など過去3作品で共演しているが、恋人役は今回が初めてとなるという。 「神木さんは95年にわずか2歳でCMデビュー。99年から子役として活動するとすぐに頭角をあらわし、『天才子役』と呼ばれるようになりました。05年から現在も所属する大手芸能プロに移籍。同年公開された主演作『妖怪大戦争』で主演し、日本アカデミー賞・新人俳優賞を受賞。『天才子役』と呼ばれ大成するのはなかな難しいものですが、その後も第一線で活躍し続けています」(テレビ局関係者) 俳優としては続々と話題作に出演。さらに声優としても18年現在、歴代邦画興行収入ランキングTOP3の「千と千尋の神隠し」「君の名は。」「ハウルの動く城」に出演する“ヒットメーカー”なのだ。 「これまではどうしても純朴な青年の役が多く、そのイメージが強かった。しかし年齢を重ね、所属事務所もそろそろ“大人の俳優”としてステップアップをはかろうとしています。それもあって、本格的なラブストーリーのオファーを受けたようです」(映画業界関係者) これまで見せていなかった神木の魅力を発揮してくれそうだ。
2018年05月09日俳優の神木隆之介が、映画『フォルトゥナの瞳』(2019年公開)に主演することが7日、分かった。有村架純がヒロインを務める。同作は百田尚樹による同名小説を実写映画化。「死が近い人が透けて見える能力」を持つ木山慎一郎(神木)は、偶然入った携帯ショップで会った桐生葵(有村)に出会い恋人同士となるが、ある日葵の身体が透け始めてしまう。数えきれないほどの出演作を持つ神木だが、本格ラブストーリーは初挑戦。映画『3月のライオン』では義理の姉弟だった神木と有村が、初の恋人役を演じることになる。メガホンを取った三木孝浩監督は、「ファンタジーであり、サスペンススリラーの要素もあるこの物語ですが、その根底に流れているのは愛の在り方を求めて彷徨う切ないラブストーリーであり、誰の身にも起こり得る選択と運命を描いた物語でもあります」と語る。「神木隆之介くん、有村架純さんという素晴らしいキャスト二人とともにこの儚くも美しいこの愛の物語を丁寧に紡いでいきたいと思います」と意気込んだ。○神木隆之介コメントこのお話を頂く前に、たまたま原作を読んでいたので、お話を頂いた時は運命のようなものを感じました。慎一郎がどのような道を選択し運命に向かっていくのか、一人の男として大切な事を教えて貰ったような気がします。僕は今回、初めてラブストーリーに挑戦させて頂くのですが、とても緊張しています。三木監督をはじめとするスタッフ、共演者の皆さんに助けて頂きながら精一杯、慎一郎を演じたいと思います。有村さんは過去に何度か共演させて頂きましたが、今回は恋人役ということで、どんなお芝居になるのだろうと、今からとても楽しみです。三木監督は初めてご一緒させて頂きます。何度かお会いしましたが、とても優しく、役者の気持ちに寄り添ってくださる方だなと思いました。○有村架純コメントこれまでとは一味違ったラブストーリーができるのではないかと、脚本を読んで率直に思いました。出逢った二人が、本能的に惹かれあっていくさまを、微笑ましく、幸せに、どうかこの関係が壊れないでほしい、と思っていただけるように、一つ一つの描写を大切にしていきたいと思います。神木さんとは、今回四度目の共演となりますが、過去に神木さんとご一緒した取材で「神木さんのラブストーリーが見てみたい」と答えたものが、まさか、自分自身が相手役で実現するとは思ってもみなく、驚いています。とても信頼できる役者さんであり、安心感しかないので、楽しみながら一緒に頑張れたら嬉しいです。監督の三木さんは、いつかご一緒してみたい監督の一人で、このご縁を無駄にしないように、全力で三木さんの演出にお応えしていきたいです。とても丁寧に向き合って下さる方で、今から撮影が楽しみです。(C)2019映画「フォルトゥナの瞳」製作委員会
2018年05月07日「おう、クロちゃん、来てくれたんか」「はい、展示会楽しみにしてたんで来ました!」 4月初旬、お笑いコンビ『TKO』の木下隆行(46)がディレクターを務める人気アパレルブランド『BUCCA44』の展示会が都内で行われていた。 会場は、芸能人やモデルが詰めかけ大盛況。そのときたまたま店の前を通りかかったのが、『安田大サーカス』のクロちゃん(41)。だが本誌は目撃してしまったのだった。来客の応対に出ていた木下の目にとまり、声をかけられたクロちゃんが冒頭のとおり、あの甲高い声で真っ赤な嘘をつく場面をーー。 ここにきてテレビでも“嘘つきキャラ”としてブレーク中のクロちゃん。『水曜日のダウンタウン』(TBS系)では、糖尿病と診断されているクロちゃんが医師団から言い渡された食事制限を守らず暴飲暴食。なのに、ヘルシーメニューを守っているような嘘ツイートを綴るクロちゃんの姿が暴かれた。 そんなクロちゃんの嘘つきぶりは、テレビ用の“演出”ではなく“マジ”だったのだ。 「クロちゃんは、この展示会に来る予定はなかったんです。偶然、前を通りかかっただけで、それが同じ事務所の先輩・木下さんのブランドの展示会だとわかると『うわあ、僕みたいのがいたら面倒臭いと思われちゃう。早く退散しなきゃ』って言っていました。そうしたら、木下さんが店から出て来ちゃって、クロちゃんはすごくあわてていましたね」(展示会関係者) クロちゃんの嘘に、木下は気付いたようだ。 「すぐに『クロちゃん、嘘やろ?』とツッコんでました。クロちゃんは『本当ですよ〜、同じ事務所の後輩ですよ。優しくしてくださいよ〜』とごまかすと、木下さんが店に入ったとたん、そのまま逃げて行きました(苦笑)」 あまりのバレバレぶりに、周囲も失笑していたという。 「クロちゃんの嘘つきは昔から。でも、いま“嘘つきキャラ”で注目されていることに、本人は納得してないようです。そこがまたイジリ甲斐があるので、バラエティ番組の企画会議ではよく名前が出ますよ」(番組スタッフ) まるで現代の“オオカミ少年”なクロちゃん。う〜ん、判定は「黒」です!
2018年04月19日俳優の神木隆之介が、江崎グリコの大粒チョコ「HOBAL(ホーバル)」イメージキャラクターに起用されたことが16日、わかった。新CM「切っちゃダメ」編は、17日から全国でOAされる。またTVCMと連動したWEB動画「どっぷりチョコレートコース」編、「どっぷりバブルバスコース編、「どっぷり焚き火コース」編(各60秒)は16日からYouTube グリコ公式チャンネルで公開される。CMでは、ウェイターに扮した神木が、「HOBAL」をナイフとフォークで切ろうとする女性を「あぁ!切っちゃダメ!」と止めに入り、「ほおばる時は一口で」と助言。神木のアドバイス通り一口で食べた女性は、チョコのソースと甘みを堪能し、至福の表情を浮かべる。またWEB動画は、ヘッドフォンを使って再生すると、その場に居合わせたかのような臨場感を再現する「バイノーラル録音」という手法を採用。「どっぷりチョコレートコース」編では、CMに登場する女性と同じ視点から、神木の声と表情を感じることができる。「どっぷり焚火コース」編は炎をまった り見つめながら、「バブルバスコース」編は泡に包まれながらリアルな音の世界と「HOBAL」を楽しめる映像となっている。撮影ではカメラの周囲に特殊な頭型のマイクが配置され、 神木はカメラを女性に見立てて正面から背中側に回り込んだり、耳元まで顔を近付けて囁いたりしながら、60秒間の独り芝居に挑んだ。60秒で収めなければいけないため、ミスをすると最初からやり直しになってしまうが、抜群の集中力を発揮する神木に、監督も「素晴らしい!」と絶賛。OKテイクはジャスト60秒となり、周りのスタッフから大きな拍手が沸き起こった。また神木もモニター前でバイノーラル録音収録のテスト映像をチェック。ヘッドフォンで再生した神木は 「面白い! 映画館で見ているみたいですね!」と実際に自ら体験していた。
2018年01月16日今年も開催される、アミューズ所属の若手俳優たちによるファン感謝イベント「ハンサムフィルムフェスティバル」。去年は神木隆之介さんとともに寸劇「君の名は。」を披露、話題をさらった吉沢亮さんが、今年のイベントについて語ります。去年のハンサムライブは、ネット配信があったり、過去最大規模の会場で追加公演もやれたりして、これまでで一番多くの人に観てもらえましたし、自分としても、すごく激しいダンスを踊らせてもらったりして充実感もあって、すごくいい形で終われた感じがしているんです。そんななかでも、神木とやった『君の名は。』は楽しかった。あの場に出たら、普段の自分とは違うよくわからないテンションになって、何でもいいやってくらい楽しくてふざけてしまって。おかげで、普段言ったこともない「バイブス」なんて言葉を連発しちゃいました(笑)。でも、このイベントを毎年待ち望んでくださっている方々がいるという事実、実際にステージに出た時のすごい熱狂は、僕の気持ちをそれくらい盛り上げてくれるんですよね。じつは僕、出演し始めた頃は、神木も含めて、他のハンサムメンバーとそんなに仲が良くなかったんです。同じ事務所に所属していても、俳優同士だとあまり顔を合わせる機会もなく、言ってみれば、年に一度、ここで会うだけ。当時はものすごい人見知りだったし、先輩後輩みたいなものも苦手で、皆と距離を置いていたと思います。意識が大きく変わったのは去年。自分より下の新人ハンサムがたくさん入ってきた時、打ち解けない先輩がいたらやりづらいだろうなと思って、これまでにないくらい、いろんな人と話したし、稽古終わりに皆で食事にも行ったりして。神木とも、その頃から仲良くなりました。去年のいま頃は、ふたりで取材を受けてもぎこちなかったけど、いまはめちゃくちゃ楽しくて、自分でもすごく変わったなと思っています。今回は僕と神木が最年長。ふたりともリーダーシップを発揮するタイプでもないので、後輩たちがやりやすいような雰囲気作りくらいはしなきゃと思っています。今年は映像を披露することになります。普段、他のメンバーの芝居する姿を見る機会がそんなにないだけに、結構楽しみにしているんです。それに、お目当てがあって来てくれたファンの方たちが、他のメンバーの芝居を観て、そっちのファンにもなってくれるかもしれない。そうやって輪が広がっていくのっていいですよね。最上級生となった僕らは、後輩の魅力を少しでも伝えられる役割を担えたらと思っています。よしざわ・りょう1994年2月1日生まれ、東京都出身。近作に、舞台『百鬼オペラ 羅生門』、映画『斉木楠雄のΨ難』、ドラマ『恋する香港』など。‘18年には『リバーズ・エッジ』『悪と仮面のルール』『ママレード・ボーイ』など出演映画の公開が相次ぐ。カットソー¥8,000(UNITED ARROWSTEL:03・3562・7798)その他はスタイリスト私物※『anan』2017年12月20日号より。写真・中野修也(TRON)スタイリスト・野友健二(um)ヘア&メイク・菅野綾香(ENISHI)取材、文・望月リサ
2017年12月16日