俳優の伊藤英明と女優の木村佳乃が共演する関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜22:00~22:54)の5月31日放送の第7話が、データニュース社による視聴状況調査「テレビウォッチャー」で、自己最高の接触数を獲得した。テレビウォッチャーは、関東1都6県3,000人を対象に実施しているもので、接触数、録画数、満足度を調査。『僕のヤバイ妻』の接触数は、第7話で136人を記録した。データニュース社によると、他の連続ドラマの接触数は、初回から徐々に数値を落としているものの、『ヤバ妻』は話数を重ねるごとに上昇している。一方で、録画数がこれまでの最低値である168人に下がっているのが注目点。連ドラでは異例の推移で、"録画でじっくり"ではなく、"いち早く続きが見たい"というリアルタイム視聴が進んでいるものと推測される。これを裏付けるかのように、ビデオリサーチ調査による世帯視聴率(関東地区)は、第7話が9.4%と自己最高となっている。このドラマは、伊藤演じる望月幸平が、木村演じる束縛してくる妻・真理亜を殺害しようとしたものの、壮絶な復讐で追いつめられ、翻弄(ほんろう)されていくという心理サスペンス。この第7話では、幸平から離婚届を突きつけられた真理亜が、協議の場と称して毒入り料理を出し合う"殺しの晩餐会"を開くが、そこにやってきた幸平の不倫相手・杏南(相武紗季)が、料理を口にして倒れてしまったところで終了した。調査対象者の自由記述によると、「こんなに面白い食事シーンは初めて見た! 誰も彼も狂ってて、丁々発止の殺し合いをしている表情が絶妙!」(25歳男性)、「ラストはまさかの展開でビックリしました。どんどん話が目まぐるしく変わるのでドキドキします」(34歳女性)など、スリリングな展開で視聴者を大いに満足させたようだ。同回の満足度(5点満点)も、高満足度基準である3.7を超える4.07を記録している。きょう7日放送の第8話では、2人に「2億円用意しろ。北里杏南を殺したことを知っている」という脅迫状が。幸平はパニックに陥るが、真理亜は送り主を突き止めると言い、幸平に指示を出す。
2016年06月07日モデルのぺこと、りゅうちぇるがこのほど、大ファンだという関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜22:00~22:54)の撮影現場を訪問し、出演する木村佳乃と興奮の初対面を果たした。このドラマは、主演の伊藤英明演じる望月幸平が、木村演じる束縛してくる妻・真理亜を殺害しようとしたものの、壮絶な復讐で追いつめられ、翻弄(ほんろう)されていくという心理サスペンス。今回2人は、りゅうちぇるがTwitterで「ぺこりんと『僕のヤバイ妻』今ものす~~ごいハマり中なの~~ゾクゾク丸、ぷぷぷぷぷ!!!」と投稿したことをきっかけに、同ドラマの宣伝隊長に就任。録画もして3回は視聴しているという大ファンで、ドラマの魅力をアピールすることになった。当初は、セットの訪問と、見どころを語るインタビューのみの予定だったが、2人がドラマのファンということを聞いた木村が急きょ登場。2人は興奮状態となり、手作りの応援うちわを手に「真理亜ラブ~!!」「毎週拝んでます」と叫び始めた。早速りゅうちぇるは「いつも恐いの~、ヤバイよね~!!」と感想を伝えると、木村は「気をつけて! 女はみんな真理亜だよ。ぺこちゃんもりゅうちぇる君が浮気したら真理亜になるよね?」と笑顔で忠告。ぺこはすかさず「なります、見習います!」と木村に全面的に同意した。また、りゅうちぇるは「憧れの人にお目にかかると、こんなにも興奮し過ぎてこんなにもしゃべれないなんて…僕、バラエティだともっと話すんです!」とまくし立てたが、木村に「すごいしゃべってるし!」と冷静に突っ込みを入れられていた。この対面後、ぺこは「ガチで20年で一番ハマったドラマ!」と絶賛し、「純粋で完璧な真理亜さんの悲しみが怒りに変わった瞬間や、どんどんどんどん狂っていく様子がたまらない」と興奮が止まらない様子。りゅうちぇるは「好きなキャラクターは真理亜もだけど幸平も! 幸平さんは、周りにいるガチでヤバイ男っていうか"うわ~クズだなぁ"って思うんです」と、賛辞の言葉を送った。この訪問の模様は、YouTubeで公開され、関西地区ではあす7日深夜3時25分から、PR番組として放送される。
2016年06月06日春ドラマもすでに終盤戦! 今からでも遅くはない? マイナビニュース会員961名に、2016年春ドラマのおすすめ作品を聞いた。Q.2016年4月期のドラマ、おすすめ作品を1つ教えて下さい1位:『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系 日曜21:00~) 10.9%2位:『僕のヤバイ妻』(フジテレビ系 火曜22:00~) 9.1%2位:『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系 日曜22時30分~) 9.1%4位:『重版出来!』(TBS系 火曜22時~) 8.8%5位:『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』(TBS系 金曜22時~) 7.0%6位:『トットてれび』(NHK 土曜20時15分~) 6.7%7位:『世界一難しい恋』(日本テレビ系 水曜22時~) 6.5%8位:『警視庁捜査一課9係 season11』(テレビ朝日系 水曜20時~) 5.8%9位:『ラヴソング』(フジテレビ系 月曜21時~) 5.3%10位:『火の粉』(フジテレビ系 土曜23時40分~) 3.5%○接戦の中、制したのは『99.9』■1位:『99.9-刑事専門弁護士-』・「学んでいる法律・政治と親和性があり、キャスト同士の駆け引きが面白い」(22歳男性/公益・特殊・独立行政法人/公共サービス関連)・「コメディ感ありの裁判ドラマなので楽しんでます。法廷で争う感じではなく調査至上主義な所が合ってるんだと思います」(28歳女性/食品/事務・企画・経営関連)・「登場人物のキャラがいいし、出演している俳優も皆よい。1話完結型ですっきりする結末なので、日曜の夜でも楽しく見られる」(44歳女性/サービス/事務・企画・経営関連)・「これから検事長とその同期との関係が明らかになってくる。今後の動向が楽しみ」(44男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)■2位:『僕のヤバイ妻』・「木村佳乃のキレイさ、演技力。ストーリー展開もハラハラドキドキで毎週楽しみにしている」(25歳女性/その他/専業主婦)・「すごく面白くて、遅くに帰ってきても、録画してたこのドラマだけは絶対にみます。そのくらい毎回楽しみにしています」(23歳女性/食品/その他技術職)・「我が家の、状況と良く似てるから興味がわきました」(74歳女性/その他/専業主婦等)・「見始めたら意外と面白くて一話の最後まで一気に見たくなるところ。木村佳乃の戦略が完璧で予想外でツボ。伊藤英明のダメんずぶりも当たり役」(42歳女性/半導体・電子・電気機器/事務・企画・経営関連)■2位:『ゆとりですがなにか』・「自分の考えているモノサシと全く違う、ゆとり世代の価値観をドラマのなかで知ることができるから」(39歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)・「ゆとりでもいいじゃないと思ったから」(33歳男性/官公庁/公共サービス関連)・「自分がゆとり世代でありタイトルがユニークなので見てみたが、ゆとり世代を揶揄するような内容ではなく、後輩に振り回されるなど、奮闘する姿を描きつつ、クドカンらしいコミカルな作品に仕上がっているから」(27歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「ゆとり世代の苦悩がよく分かるけど、どの世代にもこんな奴いるかもとも思わせる内容が面白い」(47歳女性/食品/技能工・運輸・設備関連)■4位:『重版出来!』・「生き生きとした主人公と、個性的で存在感のある出演者。コンセプトが現代にマッチしており老若男女問わず楽しめる」(32歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「編集部のキャラクター一人ひとりが魅力的。毎回後味がいいし元気になれるし、マンガ業界の裏側を少し知れるのも興味深い」(34歳女性/インターネット関連/事務・企画・経営関連)・「マンガ家目線ではなく、出版社業界なので目新しい感じがする。また、主人公のフレッシュさが、新社会人にも見習うところがあると思う」(24歳男性/その他電気・電子関連/メカトロ関連技術職)■5位:『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』・「独身に対する馬鹿にした感じの話ではなく、おもしろい。キャストも豪華」(29歳女性/その他/その他・専業主婦等)・「面白いけど、恋愛のテクニックを紹介しているのでためになるし、テンポもよくて見ていて楽しいから」(24歳女性/その他/その他・専業主婦等)・「中谷美紀さんの"独身こじらせぶり"が秀逸だと思って観ています。今までの中谷さんのイメージが良い意味で変わりました」(41歳女性/教育/公共サービス関連)■6位~10位・6位:『トットてれび』…「新たな手法で展開してついついみてしまう」(40歳男性/通信販売・ネット販売/販売・サービス関連)・7位:『世界一難しい恋』…「大野くんの中学生のような演技が面白いし、展開もどうなるかドキドキするものになっていて面白い」(25歳女性/流通・チェーンストア/販売・サービス関連)・8位:『警視庁捜査一課9係 season11』…「昼間に旧シリーズを放送していて、刑事ものとして、一般的なパターンを避けた配役・人間関係やストーリーがユニークで、大変面白かったので、期待しており、期待通りの出来だったから」(64歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)・9位:『ラヴソング』…「ヒロインのさくらちゃんや"隠れたヒロイン"の詩織ちゃんが好きだから」(19歳女性/その他/学生)・10位:『火の粉』…「ユースケ・サンタマリアさんの演技が殺人犯を演じきっていて、見ていて恐怖さえ感じれて面白いです」(23歳男性/その他/学生))■その他・『ワカコ酒Season2』…「酒好きなので、ツマミ等を参考に。女子の一人酒が面白い」(46歳男性/官公庁/公共サービス関連)・『不機嫌な果実』…「今年話題の"不倫"をテーマにしているので旬! なんといってもやりすぎなくらいドロドロして、非現実の世界を楽しめる。こんなにドキドキしながら見るのは、ホラー映画に似ている感覚」(31歳男性/インターネット関連/営業関連)・『鼠、江戸を疾る2』…「時代劇は今や貴重ですから」(60歳男性/医療・福祉・介護サービス/事務・企画・経営関連)・『グッドパートナー 無敵の弁護士』…「テンポ良く、出演者の掛け合い、言い回し、見ていて時間の過ぎるのが早く感じる」(51歳男性/専門店(食品関連)/販売・サービス関連)・『お迎えデス。』…「死んじゃった系のドラマは多いものの、最近の若手を本当によく取りそろえた感のあるドラマ。若々しさがある。やはり土9日テレですね」(36歳男性/教育/専門サービス関連)○まとめ2016年春ドラマ、26作という選択肢の中で1位に輝いたのは、嵐・松本潤主演のTBS系ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』! 視聴率もトップを走っており、老若男女から支持を集めていた。1話完結という点も、「気軽に見れる」と好評だったようだ。2位の『僕のヤバイ妻』は、圧倒的に女性からの支持。特に主婦の方たちから熱い視線を集めていた。同率2位の『ゆとりですがなにか』は、「自分もゆとり世代だから」気になるという20代の意見が多数派に。ただ、「ゆとり世代のことを知りたい」「いろんな世代に共通する」と上の世代からも注目を受けていた。また、4位『重版出来!』、5位『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』と、リアルな設定のドラマが続き、「仕事に共感できる」「婚活に共感できる」と自分に置き換えてみている読者も多かった。『重版出来!』は出版社が舞台となっているが、仕事の悩みは共通のもの。ドラマを見たあとは仕事を頑張れるという意見もあった。今クールのドラマの放送もあと1カ月、気になるドラマを追いかけるなら今がチャンス!調査時期: 2016年5月24日~2016年5月31日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 961名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2016年06月06日スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、日本での興行収入が59億円を超えるメガヒットを記録した、『ジュラシック・パーク』シリーズ待望の最新作『ジュラシック・ワールド』が、映像配信サービス「Amazonプライム・ビデオ」にて、6月5日(日)より見放題独占配信される。舞台は恐竜をテーマにした巨大テーマパーク。コスタリカ沖の島に建設された、本物の恐竜を身近に体験できるテーマパーク、ジュラシック・ワールド。このパークの責任者であるクレアの元へ2人の甥っ子、16歳のザックと11歳のグレイが訪れてくる。フリーパスを渡された2人は、周囲360度を見渡せるアトラクション“ジャイロスフィア”に乗ってパークを見学していた。しかし、そんなとき、秘密裏に遺伝子操作によって誕生させた、新種の大型恐竜インドミナス・レックスが脱走し、ジャングルの奥深くへ姿を消してしまう。遂にはほかの恐竜たちも逃げ出し、安全な場所を失ったパークに残された人々の運命は…。主演を務めるのは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で一躍知名度を上げたクリス・プラットと、『ターミネーター4』のブライス・ダラス・ハワードが抜擢。パークに遊びに来た甥っ子2人にはタイ・シンプキンスとニック・ロビンソンが配役。日本語吹き替え声優陣には、玉木宏、木村佳乃、「オリエンタルラジオ」の中田敦彦と藤森慎吾、松岡茉優ら豪華キャストが集結。『ジュラシック・パーク』の迫力をはるかにしのぐ壮大なスケールで新たな世界を作り上げ、全世界興行収入2,000億円、国内興行収入は95億円を記録した。この度、本作が、Amazonプライム会員向けに提供している見放題・映像配信サービス「Amazonプライム・ビデオ」にて、見放題独占配信されることが決定。また、現在、「Amazonプライム・ビデオ」では、Amazonスタジオ制作によるオリジナル・ドラマ「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」や、「Amazonプライム・ビデオ」の日本オリジナル作品「仮面ライダーアマゾンズ」の独占配信、「孤独のグルメ」の制作チームによる最新ドラマ「昼のセント酒」を独占先行配信しているほか、映画『ドラえもん』の全35作品や『クレヨンしんちゃん』のTVシリーズと劇場版の配信など、幅広い年齢層に向けた映像作品を配信中。『ジュラシック・ワールド』は、「Amazon プライム・ビデオ」にて6月5日(日)より配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開(C) 2015 Universal Pictures.
2016年06月04日俳優の伊藤英明と女優の木村佳乃らが出演する、関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜22:00~22:54)は、5月31日放送の第7話視聴率(関東地区)が9.4%となり、同10日放送の第4話で記録した自己最高の8.4%を上回った。第4話で8.4%を記録してから、バレーボール中継延長による放送時間の繰り下げなどの影響もあり、足踏みが続いていたが、31日の放送は前回の7.3%から一気に2.1ポイント上昇。裏のTBS『重版出来!』の7.8%を上回り、テレビ朝日『報道ステーション』に次ぎ、日本テレビ『幸せ!ボンビーガール』と並んで同時間帯2位となった。なお、制作の関西テレビの地元である関西地区では、同回は12.3%をマーク。同地区の自己最高は、5月10日放送の12.8%となっている。このドラマは、伊藤演じる望月幸平が、木村演じる束縛してくる妻・真理亜を殺害しようとしたものの、壮絶な復讐で追いつめられ、翻弄(ほんろう)されていくという心理サスペンス。第7話は、幸平から離婚届を突きつけられた真理亜が、協議の場と称して毒入り料理を出し合う"殺しの晩餐会"を開くが、そこにやってきた幸平の不倫相手・杏南(相武紗季)が、思わず料理を口にして倒れてしまった。次回6月7日放送の第8話では、「2億円用意しろ。北里杏南を殺したことを知っている」という脅迫状が届き、幸平はパニックに陥るが、真理亜は送り主を突き止めると言い、幸平に指示を出す。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ。
2016年06月01日俳優の伊藤英明と女優の木村佳乃が夫婦役を演じている関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜22:00~22:54)。きょう31日に放送される第7話では、スリリングな夕食シーンが描かれる。このドラマは、主演の伊藤演じる望月幸平が、束縛してくる妻・真理亜(木村)を殺そうとするものの、壮絶な復讐で追いつめられ、翻弄(ほんろう)されていくという心理サスペンス。今回は、幸平から離婚届を突きつけられた真理亜が、協議の場と称して"夫婦だけの殺しの晩餐会"を開く。互いがひそかに料理に毒を盛り、殺意をもって食卓で向かい合うという、緊張感あふれるディナーの一時だ。収録時は、キッチンにさまざまな食材が並べられ、調理シーンの撮影がスタート。伊藤は調理の合間、妻の動きを警戒するように眉間にしわを寄せ、目線をすばやく動かすなど細かい演技を重ねた。一方、木村は、肩に大きなドレープがついた華やかな衣装を身にまとい、晩餐会にふさわしいメイクで臨んだ。"15年来の同志"と認め合う2人。この場面も互いの動き方や演技内容をあうんの呼吸で確認しあいながら、順調に撮影を進めたが、この夕食の場面だけで丸2日を要するこだわりのシーンとなった。関西テレビの豊福陽子プロデューサーは「あたかも凄絶(せいぜつ)な詰め将棋のような息もつかせぬ心理戦が繰り広げられます!」とアピール。その上で、「これまでも一筋縄ではいかなかった真理亜のことですから、きっと皆さんの知らない裏のもくろみも持っているに違いありません」と意味深に発言し、「晩餐会の顛末は、おそらく誰も予測できない」と自信を見せる。また、今後のストーリー展開の注目ポイントについては「全員がキーマンです!」と宣言。「夫婦がどんな結末を迎えるのか、最後の最後まで二転三転のスリリングなストーリーを用意していますので、ぜひ衝撃のラストまで見届けて」と呼びかけた。さらに、第7話では番組特製クリアファイルや商品券などが当たるクイズ企画も実施。ドラマ放送終了後から翌日6月1日の正午まで応募でき、内容や詳細は公式サイトで公開されている。
2016年05月31日●高満足度評価に「うれしいでーす!!!」俳優の伊藤英明演じる夫への仕返しのために、女優の木村佳乃演じる妻が次々に繰り出していく壮絶な復讐(ふくしゅう)が話題の心理サスペンスドラマ『僕のヤバイ妻』(関西テレビ・フジテレビ系 毎週火曜22:00~22:54)。この復讐劇を裏で仕掛ける関西テレビの豊福陽子プロデューサーは、今回の作品に込めた思いも語ってくれた――。――今回のドラマでは、幸平(伊藤)と真理亜(木村)の「騙し合う夫婦」、宮迫博之さんと遊井亮子さんが演じる「離婚した夫婦」、高橋一生さんとキムラ緑子さんが演じる隣人の「レンタル夫とのニセモノ夫婦」と、さまざまな夫婦が登場しますね。この夫婦のいろんな形を描いていくというのも、テーマに据えているのですか?私は結婚していないんですが、そもそもこの話をやりたいと思ったきっかけは、芸能ニュースなどを見ていて、離婚というものに対して、周りの抵抗とか、どう受け止められるかということよりも、無理をしないで嫌ならやめれば良いというような、夫婦が簡単に離婚できる風潮が主流になってきたなと思っていたことなんです。夫婦に限らず、友達との間でも、SNSですぐ友達になって、嫌だったら削除すればいいっていう、なんだか簡単にオン・オフができてしまう時代になったなというのを思っていた時に、一方で、人間関係を持続するための努力が、全く謳(うた)われなくなったなと思っていて。でも、もしかしたら、そうしてカットオフする前に、どうして関係がおかしくなってしまったのか、どうして相手が理解できないことをするのかという疑問をぶつけてみることで、今までよりも深く関係を結ぶことができ、見えてくるものがあるかもしれないんじゃないかなと。だったら、1回トコトンぶつかり合う夫婦を描いてみたいと思ったんです。――確かに世の中で「つながる」ということが再三言われる一方で、実際にとっている行動は相反しているかもしれませんね。なので、この幸平と真理亜の夫婦が、最終的にどういう結末になるのかは分かりませんけど、これだけやり合ったり、ぶつかり合ったりするのを見てくれた方が、どうしてここまでやるんだろう?と思いながらも、夫婦って面白いなと、少しでも思ってもらえればいいなと思っています。望月夫婦、元夫婦、隣人のレンタル夫婦っていう、さまざまな夫婦の形がなんとなく散りばめられているのは、それをメインテーマにドンと据えるのではなくて、どこか心のなかに残るものがあるくらいになると良いなと思って、配置しています。――視聴者の満足度調査(データニュース社「テレビウォッチャー」調べ)で、第4話が今クールのドラマで最高値を記録しましたね。みんなめっちゃ喜んでくれました! やっぱりキャストさんもスタッフも、そういう指標があると励みになりますから、なによりうれしいです。――しかも、回を追うごとに右肩上がりで推移しています。「うれしいでーす!!!」って叫びたいくらいです(笑)。本当に自分たちが信じて面白いとおもってやってきたものが、視聴者の方も面白いと受け取ってくださっている。こんなにうれしいことはないです。よりたくさんの方に見てほしいというのもありますけど、まずは見てくださった方が、「今日も面白かったな」「今日もやられたな」と思ってくださるようなドラマを、最終回まで突っ走って行きたいと思います。――満足度が上がっているというのは、まさにそういうことですよね。今後も「こう来たか!」と驚かされる展開を期待していいですか?ハードル上がっちゃいますね(笑) でも頑張ります!――この調査での自由記述の感想を見ていると、高橋さんとキムラさんの鯨井夫婦の存在が気になっている視聴者が多いようです。あの2人が演じるからには、何も起きないわけがないですからね(笑)●真理亜のシナリオが計算外の事態に――裏にはTBS系で『重版出来!』が放送されています。やはり意識されていますか?意識というか、結果的に「火曜10時はなんか面白いドラマやってるよね」と、見ている方が印象を持ってくださるのが一番いいなと思っています。もちろん、こちらをオンタイムで見てほしい気持ちはありますけど、「なんか面白いドラマやってるよね、あそこね」っていう印象を持ってもらえれば、すごくうれしいなと思います。――豊福さんはこれまで『アンフェア』や『美しい隣人』など、サスペンス作品のプロデュースが多い印象があります。そうですね。サスペンスが好きなんですよね、私(笑)――サスペンスの魅力とは?謎があるのが好きなんですよね。分からないものが分かる、気づかなかったことに気づくという快感がすごくあるじゃないですか。何があってそれがそうなったのかという背景に、すごく人間らしい感情が出てくるというのが、すごい好きですね。――『素敵な選TAXI』もプロデュースされていますが、サスペンスではない作品も、その面白さは通じる部分がありますね。そうですね。自分にとって、分からなものが分かるというのは、とっても爽快な感情なんです。――いろいろお話を伺わせていただき、ありがとうございました。今後の見どころを教えてください。第7話(31日放送)は、サブタイトルが「殺しの晩餐会」というんですが、望月夫婦が離婚について話し合いをするため、夫婦最後の食事をします。そこで、真理亜は幸平の不倫相手の杏南(相武紗季)と結託して幸平を殺そうとし、一方の幸平は杏南と結託して真理亜を殺そうとします。「杏南どっち!?」みたいなことがありながらも、また壮絶な心理戦で、思いもよらない展開になります。――台本を読ませていただきましたが、本人たちは至って真剣なシーンのはずなのに、どこか滑稽な部分があって、思わず笑ってしまいました(笑)渦中の人間はごくごくまじめにやっているんですが、見ている方は「真剣にこんなことやりあってる!」と面白くなるんですよね。――前クールの月9『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』でも、主要人物たちが修羅場になる"地獄の芋煮会"のシーンが話題になりました。あのシーンは面白かったですよね。それに匹敵するというか、だいぶ種類が違うけどインパクト大のシーンになると思います(笑)その先も例によって二転三転のどんでん返しが待っております。緒方(眞島秀和)殺しの真相も明らかになりますし、真理亜の描いていたシナリオが全く予期せぬことで計算外の事態に陥るという展開になります。そこには横路(宮迫博之)であり相馬(佐藤隆太)であり、鯨井夫婦(高橋一生・キムラ緑子)であり、いろんな人間が自分の思惑で動いたゆえに起こる事態なんですが、そんな中で最終的に幸平と真理亜という、ここまで騙しあってぶつかり合って、殺し合いまでしようとしていた夫婦が、最終的にどういう結末をたどるのか。どういう結論を自分たちが出すのかを見届けてもらえたらと思います。最後まで「そうきたか!」っていうどんでん返しがあると思いますので。■プロフィール豊福陽子(とよふく・ようこ)1994年関西テレビ放送入社、制作部に所属。バラエティ、情報番組を制作したのち、東京支社の制作部に異動。同局が制作する火曜22時の連続ドラマ『がんばっていきまっしょい』ではアシスタントプロデューサーを務め、『明日の喜多善男~世界一不幸な男の、奇跡の11日間~』で連続ドラマプロデューサーデビュー。『チーム・バチスタ』シリーズ、『美しい隣人』、『素敵な選TAXI』、映画『アンフェアthe answer』、『アンフェアthe end』などのヒット作に携わる。
2016年05月31日今年1月から始まった大河ドラマ『真田丸』。三谷幸喜氏が脚本を担当し、主演の堺雅人(真田源次郎信繁。のちに「幸村」となる)をはじめ、大泉洋(真田源三郎信之)、草刈正雄(真田安房守昌幸)、高畑淳子(薫)、木村佳乃(松)、といった豪華なキャスト陣が名を連ねていることもあって、2014年の制作発表時から話題になっています。視聴率も初回放送が19.9%、その後第20話までの平均視聴率は17.7%と、まずまずの滑り出しといったところではないでしょうか。『真田丸』とは、主役の真田源次郎信繁が豊臣と徳川との最終決戦の地「大坂の陣」の際に大阪城に築いた砦のこと。同時に、「戦国時代という名の大海に向かって漕ぎ出す真田ファミリーを乗せた船」という意味もこめられているのだとか。では、そんな話題沸騰中の『真田丸』は、いままでの大河ドラマとどこが違っているのでしょうか?21世紀以降の大河ドラマと比較して考えてみたいと思います。■1:第1話で幼少期のシーンがないこれまでの大河ドラマでは、番組のはじまりのほうで「時をさかのぼること○年~」などのナレーションとともに主人公の幼少期のシーンがでてくるのが一般的でした。しかし、真田丸の場合はその定番をくつがえし、堺雅人扮するオトナの真田源次郎信繁がいきなり登場して、そのまま物語は進んでいきます。史実では、信繁の出自はほぼ謎に包まれており、生まれた年ですらいくつか説があります。真田家の本拠地は長野県上田市ですが、歴史資料から調べてみると、信繁は甲府で生まれ育った可能性が高いようです。これはあくまで筆者の想像ですが、出自がわからないからこそ、あえて幼少期のことを描かなかったとも考えられます。■2:ナレーションがないまた、『真田丸』には目立ったナレーションがないことも特徴のひとつです。いままでの大河ドラマでは、オープニングテーマの前後だけでなく、シーンの要所要所にナレーションが入ることが普通でした。『真田丸』の場合は、オープニングテーマ曲のあとに前回までのあらすじについてのナレーションが入るのみ。あとは登場人物の会話でテンポよくストーリーが進むという仕掛けになっています。視聴者を飽きさせることなく、ときにふっと笑いたくなるようなコミカルな会話でどんどん話が展開してゆくやり方は、三谷幸喜作品ならではなのかもしれませんね。■3:なんといっても真田信繁が目立つ!これまで大河ドラマでも、戦国時代をテーマにした作品で真田信繁が登場するものはいくつかありました。たとえば、1983年の『徳川家康』、1987年の『独眼竜政宗』。2000年代に入ってからは2000年の『葵 徳川三代』、2009年の『天地人』、2011年の『江~姫たちの戦国~』。しかしいずれも、目立つような形ではキャスティングされていなかったといいます。ところが今回は、この真田信繁が主役。信繁については、「大坂の陣」で活躍したということ以外は史料がほとんど残っておらず、まさに信繁の人生の95%がいまだ解明されていないのだとか。わずかに明らかにされている史実に基づきながら、謎に包まれた95%の部分を三谷幸喜氏がいかに描いていくのか。これからも注目したいところですね。21世紀以降の大河ドラマの特徴として、あまり歴史的には注目されてこなかった敗者にスポットを当てているということがあげられます。真田信繁もまた、「大坂の陣」で華々しく散ってゆく敗者。いまの段階(第20話終了時点)では、豊臣秀吉に気に入られて豊臣家の家来となって活躍していますが、これからは秀吉が滅び、「関ヶ原の戦い」、「大坂の陣」へと移り変わりゆく戦乱の世の様子が描かれるはず。史実によれば、信繁は「大坂の陣」で3,500の兵を率いて13,000の兵の徳川を相手に攻防を繰り広げたとのこと。この合戦をどのように戦い抜いて、そして散ってゆくのか。今後のストーリー展開に注目ですね。(文/あさきみえ) 【参考】※大河ドラマ“定番”をすっ飛ばした『真田丸』に見える三谷幸喜氏の自信-ORICON STYLE※洋泉社編集部(2016)『大河ドラマ読本 21世紀のNHK大河ドラマを大特集!』洋泉社
2016年05月29日お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之が、関西テレビ・フジテレビ系トーク番組『さんまのまんま』に登場し、大先輩の明石家さんまにクレームをぶつける。関西テレビは28日(13:56~14:25)、フジテレビは29日(13:00~13:30)に放送される。宮迫は常々"明石家さんまの弊害"を感じているそうで、「今日は、さんまさんにクレーム言います!」と宣言。さんまは「クレーム言われるようなことしてないぞ」と反論するが、「生きてるだけでクレームです!!」といい、ファンに対する旺盛すぎるサービス精神や、さんまのファンから宮迫が受けている被害を訴える。特に宮迫は、新大阪駅で"さんま待ち"をしているファンたちに困っていると主張。大声で宮迫を呼ぶおばちゃんや、カチカチに凍った飲み物をくれるおじさんなどの、被害例を挙げていく。さらに、同局系ドラマ『僕のヤバイ妻』で共演する木村佳乃から預かってきたというクレームも発表。ここから、木村に加え、中村玉緒、浅田美代子といった女優たちの驚きの言動で、話が盛り上がっていく。
2016年05月27日●一か八か…攻めにいったタイトル俳優の伊藤英明と、女優の木村佳乃が夫婦役で共演する関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜22:00~22:54)。主演の伊藤演じる幸平への仕返しのために、木村演じる真理亜が次々に繰り出していく壮絶な復讐(ふくしゅう)に、多くの視聴者がくぎ付けとなり、話題を集めている心理サスペンスだ。この復讐劇を裏で仕掛けるのが、関西テレビの豊福陽子プロデューサー。これまで『チーム・バチスタ』シリーズ、『美しい隣人』など、数々のサスペンス作品を手がけてきた同氏に、画面からは見えない"ヤバイ"裏話を聞いた――。――真理亜の計画の緻密さ、毎回のどんでん返しに引きこまれています。オリジナル作品ですが、シナリオを考えるのに、相当練られているのではないですか?脚本の黒岩勉さん(『ストロベリーナイト』『ようこそ、わが家へ』など)がいろいろアイデアを出してくださって、そこにプロデューサー、ディレクターが入り、みんなでああでもないこうでもないと言いながら、毎回やってますね。でも、企画自体の構想期間はめっちゃ短いです(笑)――そうなんですか!?昨年の12月くらいに「これだ!」というものになりました。ただ、そこから初期設定を決めなければいけない第1話を作る時、どれくらいのテンポで進むドラマにするかというのは、結構紆余(うよ)曲折があって、最初に黒岩さんに書いていただいた1話と放送された1話は、全然違うテンポになりました。思い描いていた夫婦の雰囲気も、当初は夫が真綿で首を絞められる…というようなジワジワ迫ってくる、もう少し分かりやすいドロドロのサスペンスが頭にあったんですけど、黒岩さんと話している中で、日本のドラマではあまりやったことがないようなテンポ感で、ある種展開を楽しみながら見ていくタイプのものにするのが面白そうだなとなって、今のようなテンポ感になったんですね。その中で、全体的なトーンも、幸平という主人公が苦しんで追いつめられていくはずなんだけど、どこか滑稽に見えたり、間が抜けているところがあったりして、見ていてつらくなるようなサスペンスではない形になったんです。――視聴者側もちょうどいい息抜きになっています。そうですね。気楽に見られるところもあるエンタメ性が、独特の飄々とした感じを生み出していて、いわゆる連ドラのサスペンスとは少し違う、今の『ヤバ妻』のカラーを作っていると思いますね。――当初の仮タイトルに『僕の殺したい妻』という案もありましたが、そうした背景もあって『僕のヤバイ妻』に決まったんですね。『僕の殺したい妻』は、ちょっとネガティブなインパクトが強すぎるかなというのもあって、他にいいタイトルがないかと考えていた時に『僕の完璧な妻』という案もあったんですけど、今までにないことをやりたい、楽しんでもらいたいと思っていた流れの中で、「"ヤバイ"って今までドラマで使われてないタイトルだよね」という話になりまして。どうせやるなら、一か八か攻めにいこうというところから生まれたタイトルです。結果として、まさに今、木村佳乃さんがやってくれている真理亜は、"ヤバイ"としか表現できないキャラクターになっていて、ぴったりのタイトルになったなと思います。――怖すぎて危険な意味での"ヤバイ"に加え、いい女という肯定的な意味での"ヤバイ"も込められていると伺いました。それぞれの"ヤバイ"は、見る回によって変わるかもしれないし、徐々に変わっていくのかもしれない…実はどちらの要素も併せ持っているからこそ、ひと言で"ヤバイ"としか言い様がないんです。――先ほど、黒岩さん、プロデューサー、ディレクターの皆さんでシナリオを練っているというお話を伺いましたが、どんな雰囲気で考えているんですか? 真理亜の気持ちになって、幸平をいかに苦しめていくかを、ワクワクしながら楽しんでいるような感じとか…?最初はこちらで作り出しているんですけど、やっぱり役者さんが演じて動くのを目の当たりにした時に、なんとなく勝手にストーリーが動き出す感じが生まれてきました。次に幸平はこんなことしそうだなと思ったら、そしたら真理亜はこういう先の手を打つだろうなとか、皆さんが演じているのを見て、それを自ずと受け取って作っていく感じになっていますね。考えるのは大変ですが楽しいところでもあって、放送を見た視聴者の皆さんが「なるほど! そうきたか!」って思ってくださっていたら、これは本望ですね。●幸平&真理亜を形作る伊藤&木村のアイデア――伊藤さんと木村さんが、役にすごくハマっている印象です。それぞれの起用の決め手はどこだったのでしょうか?伊藤さんは『悪の教典』しかり『海猿』しかり『WOOD JOB!』しかり、どの作品を見ても全く別人に見えます。役者さんって、演じると普通はその方の個性がどこかに出てくるのに、伊藤さんは見事なまでに別人になれる数少ない俳優さんの1人だと思ってたんですね。で、今回、夫が追いつめられていくというストーリーなのですが、いかにも追いつめられそうな人だと面白くないし、ダメな奴なんだけど憎めないし、やっぱり主人公なのでみんなが見ていたくなるという魅力がないといけない。実は非常に難しいキャラクターだと思った時に、伊藤さん以外思いつかなかったんです。伊藤さんに「NO」と言われたらどうしようっていうくらい、他の方が思い浮かばなかった。キャスティングが決まる前から黒岩さんと、伊藤さんを頭に浮かべながらストーリーをずっと作っているという感じでしたので、「よくぞ受けてくださいました!」という気持ちです。――木村さんはいかがですか?伊藤さんが作品を面白いと言ってくださって、OKをいただいた後で、夫婦のバランスを考えた時に、ガタイも存在も大きい伊藤さんに負けない女性を…と浮かんだのが木村佳乃さんでした。木村さんもバラエティに出る姿と、ほかの映像作品で見せるシリアスな演技のギャップがすごいなと思っていたんですけれど、もともと木村さんにはすごく知性を感じていたんです。女らしい柔らかさと、しなやかさがあるのだけど、芯の強さも持っていて、さらに知性があるという、伊藤さんと対峙して負けない要素があるんです。そうしてオファーをしたら、木村さんも面白いと言って受けてくださいました。――木村さんは大河ドラマ『真田丸』にも出演していますが、子育て中なので、その1本だけと決めていたにもかかわらず、脚本の面白さと、信頼できる伊藤さんとの共演ということで、お受けされたそうですね。伊藤さんも、妻役が決まる前から、木村さんをイメージしていたとおっしゃっていました。そうなんです。お二人は15年来の友達でいて、信頼関係があると後で聞いて、これは素晴らしいなと思いました。撮影では伊藤さんも木村さんも、本当にたくさんのディテールまでアイデアを出してくださってるんです。そのおかげで、今の幸平と真理亜ができあがっているというのを、すごく実感していますね。――お二人が出された印象的なアイデアは、どんなシーンですか?伊藤さんの場合は、救出された真理亜が病院のベッドで寝ている時に、幸平が介抱し疲れて自分も寝てしまうシーンがあるんですが、そこで伊藤さんが「こういう感じもいいんじゃない?」と言って、最初はベッドに寄りかかってるけど、きっと寝ている間に転げ落ちて、床に大の字になって寝てしまうという案を出されました。最終的には採用されなかったんですが、「すごい幸平っぽい!」と思いましたね。サスペンスの中に、パッとリアリティを入れていく部分が、すごく面白いセンスだと思っていて、そういったアイデアをいくつも提案してくださるんです。――幸平の憎めない性格が出ていますね(笑)。木村さんの方は?5話で幸平が真理亜をスタンガンで気絶させ、最後に毛布をかけて家を出て行きましたが、6話で、その後に目が覚めた真理亜が、かけてくれた毛布に対して「スタンガンの一撃の代わりにくれた、毛布一枚の愛情か…」と心の中でつぶやくシーンがありました。そこで木村さんが「これって川柳にしたらどうかなと思うんですけど…」とおっしゃったんです。一瞬「えーっ!?」と驚いたんですけど、よくよく読んでみると確かに読み始めが、五・七・五になっているかのような入りなんですよ。真理亜が普通の人の予想を上回るところにいる感じが出ていて「めっちゃ面白いですね!」となって、脚本にも監督にも言って採用されました。――まさに"知性"の部分ですね。どんな一句ですか?「スタンガン お詫びの毛布に 心は癒えず」。これを一句詠んだ後に「全然字余り」って言ってフッと笑うんです(笑)■プロフィール豊福陽子(とよふく・ようこ)1994年関西テレビ放送入社、制作部に所属。バラエティ、情報番組を制作したのち、東京支社の制作部に異動。同局が制作する火曜22時の連続ドラマ『がんばっていきまっしょい』ではアシスタントプロデューサーを務め、『明日の喜多善男~世界一不幸な男の、奇跡の11日間~』で連続ドラマプロデューサーデビュー。『チーム・バチスタ』シリーズ、『美しい隣人』、『素敵な選TAXI』、映画『アンフェアthe answer』、『アンフェアthe end』などのヒット作に携わる。
2016年05月24日黒木瞳の初監督作『嫌な女』が5月23日(月)、「外国人特派員協会」(有楽町)にて上映され、その後、黒木さんを迎えての記者会見が行われた。真面目で堅物な弁護士の徹子と彼女のいとこで自由奔放に男性を手玉に取り、結婚詐欺まがいのトラブルを起こす夏子。以前から徹子は夏子が大嫌いだったが、彼女が持ち込むトラブルの処理であれこれと振り回されるハメになり…。桂望実の同名小説が原作だが、もともと、自身が女優として演じるために原作の映像化権を手に入れたという黒木さん。「脚本家の先生(※朝ドラ「とと姉ちゃん」を手掛けている西田征史)と話をするうちに、この作品の世界観を一番分かっているのは私だと思い、徐々に監督をしてみようと気持ちが変化していった」と監督をするに至った経緯を明かす。女優業と監督業、その違いについて「女優として作品に入るときは、その女性として生きる――私ではない別の女性になるんですが、監督の場合、私が全部出ちゃうんです。『あ、全部私だな』と思いました」と語る。生真面目な徹子を吉田羊、奔放な夏子を木村佳乃が演じているが、黒木さんは監督として「吉田さんの役はとてもストレスのかかる役。演出面でも負荷をかけてましたが、それを素直に柔軟に乗り越えてくれました。それで私もどんどんハードルを上げていきました。木村さんの役は、この作品におけるムードメーカー。テンションを上げていかないといけないのですが、木村さんのモチベーションを常にキープされているところには本当に感服しました!ポンッと上がる瞬発力は、並大抵のものではないと思います」と称賛を送った。外国人の記者からは、今後の監督業、および女優業との両立についても質問が飛んだが「すでに女優として撮影に入っております。この映画で8か月ほど撮影をしなかったのですが、(女優に)戻ったとき、『監督』という言葉に振り向く自分が怖かったです」とジョーク交じりに語る。ホラー映画『仄暗い水の底から』に出演していることから「ホラーを撮る気は?」という質問も飛んだが「女はホラーみたいなものですから(笑)。『嫌な女』もどこかでホラーかもしれませんよ」とニヤリ。監督業と女優業、どちらが合っているか?との問いには「ここで『監督』と答えたら、私の(女優としての)35年は何だったのか?と悲しくなる…(笑)」とユーモアたっぷりに答えつつ「監督は本当に地味な作業ですが、コツコツと地味にやっていくクリエイティブな作業は意外と好きなんだと再発見できました」と笑顔を見せていた。なお、現時点で本作の海外の映画祭への出品や海外での公開は発表されていないが、黒木さんは「私の口からはまだ何も言えません」とその可能性を匂わせた。『嫌な女』は6月25日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月24日カンテレ・フジテレビ系のドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜 22:00~22:54)に出演中の俳優・高橋一生が、本作にかける意気込みや見どころを語った。主演の伊藤英明が演じる主人公・望月幸平を、木村佳乃が扮する美しくも恐ろしい妻・真理亜が翻弄するサスペンスドラマ。中盤からは、幸平・真理亜夫婦をめぐる人々の思惑が物語を意外な展開へと導く。5月24日に放送される第6話のキーパーソンとなるのは、高橋が演じる夫婦の隣人・鯨井和樹。これまでにも、真理亜の共犯者と目されていた緒方(眞島秀和)の謎の転落死の現場に現れるなど謎めいた動きを見せてきた和樹が、ある企みを抱き、幸平の愛人・杏奈(相武紗季)に接近する。高橋は「サスペンスとしても人間の悪しき部分がちゃんと作り混まれて描かれているので、毎回いただく脚本をおもしろいなと思いながら読んでいます」と作品の感想を。劇中では、和樹の年上の妻・有希を演じる演技派女優・キムラ緑子と、秘密めいた関係をにおわせる謎の夫婦を好演。高橋は「キムラ緑子さんはキュートで、ものすごく可愛いから好きです」とその魅力に惚れ込み、共演を楽しんでいるようだ。そんな高橋、キムラが熱演する夫婦の事件をめぐる怪しい行動はインターネット上でも話題に。今後のストーリーを動かす大きな存在になるのでは? と注目の的だ。高橋は「あの夫婦ならなにかしてくれるかも? と思っていただけたらありがたい」とその反応を喜んだが、「ただ、僕自身はインターネットの評判とか見ないんですよ」とも。「僕は影響されやすいし、評価にひるんでしまったらおしまいだと思うので。『これは悪いって評価だから別のことやってみよう』ではなく、なんとか踏ん張ってやりたいことを通し、演じるのが発信する側の仕事。特に俳優はそれをすごく意識しないといけないと思います」と役者としてのポリシーを明かした。「現実の世界は毎日更新されていくし、ウソのようなことも現実に起こります。だから『これはウソだろ』と視聴者に言わせたらおしまい。役をどうやって自分の腑に落としていくかが俳優の力量だと思います」と語る高橋。今作でも、どこか不気味な陰をまとう男・和樹の圧倒的な存在感でドラマの世界に見る者を引き込んでいる。高橋は「高橋が出るから何かあるだろう、と思っていただけたらうれしい」と語り、和樹がますます重要な存在となる今後のストーリー展開をにおわせた。
2016年05月24日女優の木村佳乃が、きょう24日に放送される関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜22:00~22:54)の第6話で、自ら提案した川柳を披露する。同作は、伊藤演じる望月幸平が、木村佳乃演じる束縛してくる妻・真理亜を殺害しようとしたものの、壮絶な復讐で追いつめられ、翻弄(ほんろう)されていくという心理サスペンス。先週の第5話は、幸平が真理亜の恐ろしさに離婚届を突き付け、スタンガンで気絶させたところで終了した。これを受けたきょうの6話は、真理亜が目を覚ますと、幸平のによって毛布が1枚かけられていたシーンからスタート。当初の台本は、幸平の最後の優しさに「毛布1枚分の愛情か…」と苦笑いを浮かべるというものだったが、木村はプロデューサーに「これって川柳にしたらどうかなと思うんですけど…」と自ら提案した。驚いたスタッフだったが、あらためて台本を読むと、真理亜のセリフが五・七・五調のように見え、脚本の黒岩勉氏にも相談の上、木村のアイデアを採用。こうして「スタンガン お詫びの毛布に 心は癒えず」という川柳が披露されることになった。この6話では、こうした木村佳乃のアイデアが生かされた怪演ぶりはもちろん、キムラ緑子と高橋一生が演じる隣人・鯨井夫婦の謎の行動も見どころとなっている。
2016年05月24日不倫、二股、悪女…今、テレビ界はドロドロしたドラマが大人気。どんなドラマの、どのような魅力が視聴者の興味をそそるのでしょうか。『僕のヤバイ妻』のプロデューサー・豊福陽子さんと、『毒島ゆり子のせきらら日記』のプロデューサー・橋本 梓さんが対談。ドラマ制作の裏側をお聞きしました。***――まずはそれぞれに、今回のドラマを企画した意図をお伺いできますか?豊福:夫婦関係を持続させることって難しいと日ごろから感じていて。今回の作品では、不倫の末に妻の殺害まで考えた夫が、逆に妻に出し抜かれて復讐されるという夫婦のぶつかり合いを描けないかと思ったんです。橋本:私は、ドラマでいまの独身20代女性たちの赤裸々な部分に焦点を当ててみたいと思っていました。最近の若い世代は安定を求めていて、恋愛にも消極的に思われがちですが、周りを見るとそうでもない(笑)。男を振り回す女性もいるし、不倫も二股もあるし。――どちらもヒロインがアグレッシブです。豊福:いまは女性が自分の意思で人生を選択していく時代ですよね。観ている女性たちも、誰かに翻弄されて悩む姿より、自分の生き方を貫くヒロインに共感すると思うんです。橋本:確かに。前田敦子さん演じるゆり子は、仕事は男勝りにこなしているし、二股恋愛をしているのも過去のトラウマがあってのことで、けっして打算じゃない。彼女のなかではそこに筋が通っているんです。豊福:善人でも悪女でも、筋が通っているかどうかって大事ですよね。木村佳乃さんが演じている真理亜は、悪女だけれど、目的や行動に一本芯が通っていて、そこにまっすぐ突き進む姿は潔くて美しい。そういう意味で、木村さんのあのしなやかな強さがぴったりで。橋本:わかります。前田さんも、AKBのセンターを務めてきただけあって、どこか潔さや強さを感じさせる方。その一方で、主演映画『もらとりあむタマ子』で見せた、等身大のリアルも持っているのが魅力的なんです。――男性キャストについても伺えますか。豊福:伊藤英明さんって、作品によって色を変えられる俳優さんなんですよね。伊藤さんにお願いしたのは、ダメな奴だけど、どこか可愛げがある男性を演じてほしいということなんです。シリアスなサスペンスなのに、幸平は、焦ってコケそうになったりしちゃうの。そういう役を絶妙に演じてくださって。橋本:ゆり子のセリフに「魅力的な男って、どこか隙がある」っていうのがあるんですけれど、まさにそれですね(笑)。豊福:それです。なんでこんな男に妻も愛人も必死になるのかって思うんだけど、なんか憎めなくて母性本能をくすぐるんです。橋本:新井浩文さんに関しては、完全に、振る舞いが大人でセクシーな男ということでお願いしました。しかも、ドラマでそういう新井さんってレア感もありますし。豊福:いい俳優で、いい男ですよね。しかも近くにいそうな気配を漂わせる色気がある。橋本:だから意識して、女性が萌えるカットを入れてます。こんな男なら絶対に恋に落ちる、というような、キザでいい男の条件をすべて兼ね備えたキャラクターにしたくて。――個人的には、『僕の~』の緒方(眞島秀和)や『毒島~』の木田(諸見里大介)のような、つねに傍でヒロインを肯定してくれる男子の存在も気になるのですが。豊福:そんなふうには観てなかったけれど、確かにそうかも。真理亜はおそらく本音を話せる女友達がいなくて、緒方は、彼女が同性以上に本音を話せる相手なのかも。橋本:女性同士じゃ埋まらない部分を埋めてくれる存在。ただ、結局都合のいい男にはトキメかないから、ここぞという時には新井浩文さんのような男に持ってかれちゃうんです。豊福:(笑)。今回、大事にしたいのは、ディテールなんですよね。橋本:私も同じです。恋愛ってディテールの積み重ねでリアルが作られると思うので。豊福:そう。どんなに憎しみ合っている夫婦でも、積み重ねた年月が垣間見える瞬間があって、そこを丁寧に描いていきたいなと。橋本:共感していただけたらうれしいですね。◇『毒島ゆり子のせきらら日記』 1回観ると、仕事ができて色気もある完璧すぎる小津の魅力に取り憑かれること必至。毎週水曜24時10分~放送中(TBS系)。◇『僕のヤバイ妻』 無邪気な真理亜に毎回ゾクッとしながらも、どこか笑って観られる明るさが今作の魅力。毎週火曜22 時~放送中(カンテレ・フジテレビ系)。◇はしもと・あずさTBSプロデューサー。政治記者として『Nスタ』、ディレクターとして『NEWS23』『サンデーモーニング』など、数々の報道番組を経て、ドラマ班へ。今作がチーフプロデューサーを務める初作品となる。◇とよふく・ようこ関西テレビプロデューサー。数々のバラエティ番組を手がけた後、ドラマ班へ。これまでに『チームバチスタ』シリーズや『美しい隣人』『素敵な選TAXI』など数々のヒット作を手掛ける。※『anan』2016年5月25日号より。写真・菅原景子取材、文・望月リサ小泉咲子
2016年05月20日伊藤英明と木村佳乃が初夫婦役を演じ、相武紗季、佐藤隆太、宮迫博之ら出演者たちの怪演ぶりが「ヤバイ」と話題になっている連続ドラマ「僕のヤバイ妻」。本作の主題歌である安室奈美恵のシングル「Mint」が、5月18日(水)にいよいよ発売!同時に配信もスタートした。「Mint」は絶賛オンエア中の「僕のヤバイ妻」主題歌として話題を集める楽曲。ミステリアスなギターフレーズで展開されるシリアスかつスリリングなメロディーに、刺激的な歌詞をクールに歌うボーカルが印象的なダンスロックナンバーだ。また、カップリング曲「Chit Chat」は、ガールズトークをテーマに、不安や悲しみを吹き飛ばすポップでハッピーな女性讃歌に仕上がっている。発売に先駆けて、先日より「Mint」のミュージックビデオが解禁。安室さん“史上最多”となる総勢36名のダンサーが出演しており、「どんな仕打ちも、愛する人から受けるものであれば、“ミント”のように爽快な刺激や快楽に感じられる」という“情熱的な女性”を歌った楽曲に合わせ、ダンサーは全員女性を起用。大勢のダンサーが一糸乱れず群舞する華麗さと、女性ならではの迫力を魅せる壮観なミュージックビデオは、ファンならずとも必見だ。これまでも多くのヒット曲を生み出した安室さんだが、今作「Mint」がオリコン週間ランキングでTOP10入りを果たすと、自身が持つ“21年連続シングル連続TOP10入り記録”を更新することになるという。新たな名曲の誕生とともに、新たな記録の誕生に期待がかかる。また、2016年8月からは、自身最多公演となる全国ホールツアーの開催も決定。「よこすか芸術劇場」を皮切りに、東京国際フォーラム14公演などを含む88公演、33都市で約23万人を動員する予定だ。「Mint」は5月18日(水)よりリリース。ドラマ「僕のヤバイ妻」は毎週火曜日22時よりフジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年05月18日17日(22:40~)に放送された、伊藤英明主演の関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』の第5話視聴率が7.5%を記録。バレーボール中継延長で40分繰り下げとなったが、前週比0.9ポイント減に踏みとどまり、通常枠(毎週火曜22:00~22:54)で放送されたTBS系『重版出来!』(7.0%)を今週も超えた。このドラマは、伊藤演じる望月幸平が、木村佳乃演じる束縛してくる妻・真理亜を殺害しようとしたものの、壮絶な復讐で追いつめられ、翻弄(ほんろう)されていくという心理サスペンス。毎回繰り広げられる真理亜の予想を上回る策略に注目が集まり、モデルのりゅうちぇるもTwitterで「ぺこりんと『僕のヤバイ妻』今ものす~~ごいハマり中なの~~(絵文字)ゾクゾク丸~~(絵文字)ぷぷぷぷぷ!!!」と独特の表現で、カップルそろって引き込まれていることを報告している。データニュース社が運営する視聴状況調査「テレビウォッチャー」での満足度(5点満点)も高く、初回から前週の第4話まで、3.76→3.89→4.05→4.07と右肩上がりで推移。一方、裏の『重版出来!』も、初回から前週の第5話まで、3.57→3.83→3.87→3.87→4.17と高満足度で、デッドヒートを繰り広げている。『僕のヤバイ妻』第5話は、真理亜が自分のの身代金だった2億円を奪還すべく、横路(宮迫博之)の娘を誘拐したように見せかけるが、幸平は真理亜の恐ろしさに離婚届を突き付け、スタンガンで気絶させたところで終了。次回24日の第6話では、幸平と横路が、真理亜の近くに木暮(佐々木蔵之介)という男がいることを知り、2人を結びつける意外な証拠を見つける。視聴率の数字はビデオリサーチ・関東地区調べ。●「テレビウォッチャー」調査概要・対象局:地上波(NHK総合、NHK Eテレ、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)、BS(NHK BS1、NHK BSプレミアム、BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSジャパン、BSフジ、Dlife)・サンプル数:地上波(関東1都6県)男性1,500+女性1,500=計3,000、BS(全国47都道府県)男性1,500+女性1,500=計3,000・サンプル年齢構成:「20~34歳」「35~49歳」「50~79歳」各年代男女各500サンプル・調査方法:毎日モニターにテレビ視聴に関するアンケートを配信し、データを回収するウェブ調査・調査内容:接触数(4段階)、録画数、視聴満足度(5段階)、番組の感想(自由記述)
2016年05月18日カンテレ・フジテレビ系のサスペンスドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜 22:00~22:54)に出演中の雨上がり決死隊・宮迫博之。5月17日放送の第5話でついに"ヤバイ妻"と対決する宮迫が、自身の役柄や見どころを語った。主演の伊藤英明が演じる主人公・望月幸平が、木村佳乃が扮する"ヤバイ妻"真理亜の殺害を計画したことから始まる謎の事件を描く同ドラマ。宮迫は、幸平の姉と離婚した元・義兄で興信所を経営する探偵・横路正道を演じている。横路は、美しい容姿に恐ろしい企みを秘めた真理亜に翻弄される幸平のよき相談相手として登場するが、実は事件に絡む大金を横取りしようと目論む欲望にまみれた男。第5話では、真理亜が自作自演で起こした誘拐事件の身代金2億円を奪おうとするも、あろうことか愛娘を拉致され、窮地に立たされてしまう。木村の怪演も話題の"ヤバイ妻"について、宮迫は「怖いよ! ヤバイでしょ」と恐怖を露わに。家事を完ぺきにこなし、夫に尽くながらもその行動を逐一監視する真理亜に「あなたのことは何でも知っているのよっていう一番怖いタイプ。嫁があれやったらホンマに怖いわ。あんな豪華な朝食はうれしいけど、歯磨きまで見張られるのは勘弁」と怯える。「僕もあれをやられたら、たぶん幸平と同じ顔になります。男はそうなんです」と"追い詰められる夫"幸平に同情をのぞかせた。お笑いタレントとして活躍する一方、数多くのドラマや映画で重要な役を演じ、俳優としての評価も高い宮迫。今作で扮している探偵には「親近感がある」という。「僕のおじいちゃんが探偵だったんです。子どものころは事務所に遊びに行ってたから、こんな風に隠しカメラ置いていたなとか、離婚調査の逆恨みで胸ぐらつかまれている現場も見たことあるし」と探偵業は身近なものだったとか。さらに、「“ドリフ・新喜劇・探偵物語”ってくらい松田優作さんの『探偵物語』が大好きでした」と少年時代は探偵ドラマに夢中だったという。横路は欲望のままに親しい幸平さえ裏切ろうとする危険なキャラクターだけに、宮迫は「松田優作さんが演じられていた探偵とは全然違いますけど」と苦笑い。だが、「横路は誰のために2億円の行方を追いかけているのか。自分のため? いや、家族のためなのだろうか。誰かの味方に見えて、誰の味方にもなろうとはしていない。利用できるものを利用するだけ。そういう意味では全員の敵でしょうね」とそのしたたかさに魅力も感じているよう。そんな横路も、第5話では真理亜の策略に操られ、追い詰められてしまう。宮迫は「『この女・真理亜はヤバイ、これ以上関わったらマズイ』と横路ですら怖くなるかも!」と衝撃の展開をにおわせていた。
2016年05月16日世界40カ国語以上で翻訳されている児童書を実写化した映画『パディントン』のブルーレイ&DVDが8月3日(水)に発売されることが決定し、豪華特典の内容が発表された。その他の画像本作の主人公は、ペルーのジャングルからイギリスの首都ロンドンにやってきた“紳士”なクマのパディントン。親切なブラウン夫人に救われたパディントンが、ブラウン一家にお世話になりながら大冒険を繰り広げる様が描かれる。ベン・ウィショー、ニコール・キッドマンら豪華キャストが出演しており、日本語吹替版ではパディントン役の松坂桃李をはじめ、木村佳乃、古田新太、斉藤由貴、三戸なつめらが声優を務めている。ブルーレイ&DVDには、特報や予告映像のほか、日本語吹替キャスト(松坂、木村、古田)によるアフレコ風景&インタビュー、松坂、三戸らが登壇した舞台挨拶の様子などを収めた特典映像が収録される。さらにスペシャルBOXには、赤い帽子に青のコートが印象的なパディントンのオリジナルマスコットや、オリジナルポーチ、ブックレットといった愛らしいグッズが封入され、ファンにはたまらない特典内容となっている。“キモい”が口癖のブラウン家の長女ジュディを演じた三戸は、「パディントンにキモいって言うのはすごく気が引けました(笑)。でもパディントンと暮らす中でだんだん心を開いていって成長するジュディがとても頼もしくてとても愛しく感じました。最初は皆さんもジュディの事をなんだこの子は!?って思うかもしれませんが、変わっていくジュディの心境も注目して観ていただけたら嬉しいです!」。さらに「なんと“クマ語”に挑戦しています!みなさんもDVDを観てぜひ“クマ語”を練習してくださね!」とコメントを寄せている。『パディントン』8月3日(水)発売ブルーレイ(初回限定スペシャルBOX、マスコット&ポーチ付):6700円+税ブルーレイ(通常版):4700+税DVD(初回限定スペシャルBOX、マスコット&ポーチ付):5800円+税DVD(通常版):3800+税発売元:キノフィルムズ販売元:ポニーキャニオン(C)2014 STUDIOCANAL S.A. TF1 FILMS PRODUCTION S.A.S Paddington Bear, Paddington AND PB are trademarks of Paddington and Company Limited www.paddington.com
2016年05月13日俳優の伊藤英明と女優の木村佳乃らが出演する、関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜22:00~22:54)の10日放送の第4話視聴率(関東地区)が8.4%となり、初回に記録した自己最高値の8.3%を超えた。このドラマは、伊藤演じる望月幸平が、木村演じる束縛してくる妻・真理亜を殺害しようとしたものの、壮絶な復讐で追いつめられ、翻弄(ほんろう)されていくという心理サスペンス。データニュース社が運営する視聴状況調査「テレビウォッチャー」の満足度(5点満点)では、初回から3.76→3.89→4.05(4月クール連ドラ最高値)と上昇を続ける一方、視聴率は8.3%→7.7%→6.8%と下降傾向にあったが、ここに来て前回から1.6ポイント伸ばし、自己最高を更新した。同作が放送されている火曜22時台は、TBS系で黒木華主演の『重版出来!』が放送。こちらの視聴率は9.2%→7.1%→7.9%→9.1%と推移してきたが、10日の第5話は7.3%に下落し、『ヤバ妻』は初回以来『重版出来!』を上回って1.1ポイント差をつけた。なお、『ヤバ妻』を制作する関西テレビのおひざ元である関西地区の視聴率は、初回から11.1%→11.9%→12.4%→12.8%と右肩上がりで、好調に推移している。10日放送の第4話は、真理亜誘拐事件の容疑者となっていた緒方(眞島秀和)が転落死し、現場近くで警察官に目撃された幸平が警察に任意同行されるが、真理亜の策略で無実を証明。幸平は夫婦の再出発を誓うようなそぶりを見せながら、真理亜の身代金だった2億円の保管場所に気づいて発見したが、相談相手だった横路(宮迫博之)に背後からスタンガンで襲われるところで終了した。次回17日放送の第5話では、幸平を襲った犯人が分かった真理亜が、横路の事務所に来て「2億円返してください」と告げるが、しらを切られる。その後、横路の携帯電話に、娘の楓(木内心結)がイスに縛られグッタリした写真が送られ、誘拐されたことを知らされる。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ。
2016年05月11日俳優の伊藤英明と女優の木村佳乃らが出演する、関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜22:00~22:54)の視聴者満足度が、右肩上がりで推移している。データニュース社が運営する視聴状況調査「テレビウォッチャー」で、3日に放送された第3話が、4月スタートの連続ドラマ(19時~23時のプライム帯)で最高値を記録した。テレビウォッチャーは、関東1都6県3,000人を対象に実施しているもので、満足度は5点満点で評価。同作は、第1話で高満足度の基準である3.7を超える3.76を記録していたが、その後、第2話で3.89、第3話で4.05と、上昇を続けている。初回の満足度では、1位の『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』(中谷美紀主演、TBS系)、2位の『警視庁捜査一課9係 season 11』(渡瀬恒彦主演、テレビ朝日系)に続く3位だったが、回を追ってトップに躍り出た。このドラマは、伊藤演じる望月幸平が、木村演じる束縛してくる妻・真理亜を殺害しようとするものの、壮絶な復讐で追いつめられ、翻弄(ほんろう)されていくという心理サスペンス。『ストロベリーナイト』『ようこそ、わが家へ』などを手がけた、黒岩勉のオリジナル脚本となっている。テレビウォッチャーでの自由記述による感想を見ると、「久々に面白いドラマだと思います。夫婦の周りの役の方々も謎めいていて、これから明らかになっていくのが楽しみです」(47歳女性)といったストーリー展開が評価されている模様。ほかにも、「木村佳乃の演技が上手すぎて本当に怖かった! さすがプロ!」(32歳女性)といった声も上がっている。視聴率(ビデオリサーチ調べ・関東地区)では、初回から8.3%、7.7%、6.8%と下降傾向にあり、満足度と反比例した数値の推移を見せている同作。1話完結ではないストーリー展開のため、この高い満足度を視聴率につなげることができるのかに注目だ。●「テレビウォッチャー」調査概要・対象局:地上波(NHK総合、NHK Eテレ、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)、BS(NHK BS1、NHK BSプレミアム、BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSジャパン、BSフジ、Dlife)・サンプル数:地上波(関東1都6県)男性1,500+女性1,500=計3,000、BS(全国47都道府県)男性1,500+女性1,500=計3,000・サンプル年齢構成:「20~34歳」「35~49歳」「50~79歳」各年代男女各500サンプル・調査方法:毎日モニターにテレビ視聴に関するアンケートを配信し、データを回収するウェブ調査・調査内容:接触数(4段階)、録画数、視聴満足度(5段階)、番組の感想(自由記述)
2016年05月09日安定の高視聴率をキープしている大河ドラマ『真田丸』。時にシリアスに時にコミカルに物語が進む中、描かれる、堺雅人さん演じる真田信繁と彼を取り巻く女性たちとの心の交わりや感情の機微に、見ているほうもヤキモキ…ということも多いのでは?三谷幸喜氏が描く『真田丸』の女性たちは、みんな明るくてパワフルでどこかキュート。今回は、彼女たちの愛される理由を姓名判断から探ってみたいと思います!◆姓名判断でみる女性たちの素顔とは言っても、女性が政略結婚のコマとして扱われた時代のこと。当時の女性には姓というものはなく、系図にも「女」としか記載されないことも多かったそうです。北条政子や細川ガラシャなど、姓のある女性もいますが、これは後世の人が呼びやすいようにつけた通称だとか。そこで、姓名判断の中でもファーストネームが司る「地格」という部分を用いて占ってみましょう。「地格」は0~36歳くらいまでの「人生の前半」、そして「その人の本質」をあらわす重要な部分と言われています。(以下の画像にはそれぞれ、父親や兄と同じ苗字を入れています)◆梅(黒木華さん)地格「11」信繁の初恋の相手であり最初の妻となった女性ですね。残念ながら若くして亡くなってしまいましたが、信繁の生き方に大きな影響を与えた人物として描かれています。作中では気は優しくて力持ち、控えめだけど芯の強い梅。その健気さに、ネット上でも「かわいい」と人気を集めていました。姓名判断上では梅の地格は「11」。一歩一歩着実に前進してゆくコツコツ型で、何でも真面目に取り組むので周囲からの引き立てに恵まれて事を大成させる吉数なのだとか。その奥ゆかしさや思いの強さゆえに信繁に愛された梅のキャラクターにぴったり!?彼女の芯の強さは、不遇な中でも自分を輝かせる術だったのかも。そんな女性がいたら、そりゃ男性は放っておかないですよね?◆きり(長澤まさみさん)地格「6」梅の幼なじみで、信繁の良き相談相手でもあるきりは、傍目にはちょっとウザいキャラ。気持ちはわかるんですけどね、強がりでおせっかいでガサツ、といった印象が否めない…良く言えば人間らしいのですが。そんなきりの地格は「6」 。本来の性質はおおらかで穏やか、温かく思いやりがあり器の大きな女性。世話好きで人当たりが良く、胸には大きな志も持っています。ただ、周りに影響されやすいというか、お人好しなところがあり、口車に乗せられやすいところも。信繁と梅のために、何だかんだ言いながらも自分の心を隠してアドバイスしたり、何かと手助けしたりする優しさは、この数字に由来していたのかもしれません。◆松(木村佳乃さん)地格「8」真田家の「姉上」松は、信繁・信幸のお姉さん。ドラマではしっかり者でありつつ、どこか抜けているというか、ユーモラスに描かれています。しばらく行方不明になっていましたが、5月から再登場したので今後の展開も楽しみですね。さて、松の地格は「8」。基本的にはおとなしくて控えめ。でも、感情が豊かで喜怒哀楽をしっかり表現し、涙もろいところもあります。争いを好まず、周りとの調和をきちんと図れるので多くの人から愛されるタイプ。家族との縁が強いのも特徴です。喜怒哀楽をしっかり表現するというのは、松のキャラそのものという感じですね。この性格ゆえに、小山田茂誠とは政略結婚でありながらも愛し愛され、当時では珍しいラブラブ夫婦となったのかもしれません。◆小松姫(吉田羊さん)地格「14」(本名の「稲」で鑑定)徳川家の重臣、本多忠勝の実子であり、後に徳川家に養子に出された小松姫(稲)は、バックに控える徳川家という巨大な権力を盾に、そりゃもうやりたい放題だったそう。後に信繁の兄である信幸(大泉洋さん)の正妻となりますが、あの時代に政略結婚ではなく稲本人が「自分の婿は自分で決める」と言い放ち、強引に妻の座に収まったと伝えられています。そんな破天荒な稲の地格は「14」。こちらは、かなりの大凶数なんだとか。この数を知覚に持つ人は性格にやや偏りがあり、意地を張ったり開き直ったりと、なかなか素直になれません。ただ、その一方で人に甘えたい気持ちもあるとのこと。感情表現は決して上手いほうではなさそうだけど、逆境に強く我慢強いところが、相手への思いを持ち続けるパワーの源になっているのかも?薙刀を操るたくましい姫が実は甘えん坊っていうギャップも、なかなか魅力的ですよね。こうして見ていくと『真田丸』の女性陣は、姓名判断で見てもやっぱり愛される要素がいっぱい。少々の短所も、そこをカバーして余りある長所があれば怖いものなんてなさそうです。…と、ここで質問。みなさんはご自身の名前が持つ運命や人生の傾向を知っていますか?もしご存知ないようなら、まずは名前の画数を調べたうえで、性格や恋愛傾向などをチェックしてみてはいかがでしょうか。「だから私はこうだったんだ!」という新しい発見があったら、それは幸せになるためのチケットを手に入れたようなもの。そこから『真田丸』の女性たちみたいに、大切な人に愛される術を見つけられるかもしれませんよ!(文=石村佐和子)
2016年05月08日昨今、何かと芸能界を賑わせている不倫問題。4月クールは、ドラマ界にもその余波が押し寄せてきています。そこで今回は、思わず身の毛立つリアルな描写が話題の恋愛ドロ沼ドラマ3作品をピックアップ。男女の激しい心理戦…、行く末は如何に!?■その人、本当に信じられますか?恐るべき“愛執の連鎖”から目が離せない「僕のヤバイ妻」背筋が凍るとは、まさにこのこと。「女って怖い!」見ていて率直にそう思わせてくれる「僕のヤバイ妻」、皆さんご覧になりましたか?伊藤英明演じる主人公・望月幸平は、相武紗季演じる不倫相手と共謀し、妻・真理亜の持つ莫大な遺産を狙った殺害計画の実行を決意。しかしながら、ひと足先にその計画に気がついた真理亜に先手を取られ、事態は思いもよらぬ方向へとシフトすることに…。家族や隣人、さらには警察、マスコミまでをも巻き込んで展開していく“愛執の連鎖”。息つく間のないジェットコースター的展開から目が離せない一作と言えるでしょう。そこでまず注目したいのが、木村佳乃演じる“ウザイくらいに完璧な妻”真理亜が行っていた恐怖行動の数々です。もちろん大前提として、不倫に手を染めてしまった幸平に非があることは明白なのですが…それにしても、溢れんばかりの愛情がスゴイ(笑)。彼が朝目覚めてリビングに出てくるであろうタイミングでパンを焼き上げ、スープを温める。そしてそのひと口ひと口への感想を求める真理亜。食後は洗面所へと連れ添って、歯磨きをサポート。ベストなタイミングで水入りのコップを差し出す完璧ぶりに、普通の女性なら「ココまでしないでしょう!?」とツッコミを入れたくなるはず。…がしかし、実際このように尽くされると男性は、気づかぬうちに“彼女無しでは生きられない”ダメ男へと育ってしまうというのがこの物語の面白いところ。明らかに重過ぎるのに、後々ふり返ってその重さを「彼女ほど僕を愛してくれる人はいない」と思わせる上等テクニック!真理亜の地道な活動が実を結んだ瞬間は、まさにホラーとしか言いようがありません。そうして最後、事件の全容が暴かれた後でも、彼女はしれっと「あなたは私に逆らえない」と微笑みます。3歩下がっているようで、実は3歩先を歩んでいるまさに“完璧な妻”。その行く末を、最後までじっくりと観察していきましょう。■傷つくリスクは“二股”で解消すべし恋に臆病な女性必見「毒島ゆり子のせきらら日記」続いての作品は、放送前からエロティックなPR映像が話題となっていたコチラ!「毒島ゆり子のせきらら日記」です。主人公・毒島ゆり子の「艶っぽさ、小悪魔ぶりがヤバイ」と男女問わず高評価を得ており、前田敦子の新たな一面を知る貴重な機会と言える本作。ドラマの最初にテロップで浮かび上がる“恋愛体質のすべての女性へ”というキャッチコピーが非常にリアルですよね~!仕事には全力投球できるのに、恋愛だけはどうしても足がすくんでしまうという女性…実は結構多いのではないでしょうか。そんな世の悩みを代弁すべく主人公・ゆり子が編み出したのが、「傷つきたくないならば二股をしよう」大作戦です(笑)。愛が一生続くということはない。一人の男性に没頭してしまったら、最後には必ず傷つく結末が待っているという持論。彼女は二股をすることで、平和に生きていくためのバランスを必死に保ってきました。しかしながら、恋愛体質を甘く見てはいけません。幼少期、母親に裏切られたトラウマから、「不倫だけは絶対にしない」と決めていたゆり子でしたが、同じ政治記者の小津(新井浩文)に対する直感的恋愛感情から逃れることができず…誘惑に負けてしまいます。クロワッサンの食べ方で“女性の愛し方”を見極めてきた彼女が初めて出会った、自分と同じ食べ方の男。クルクルとパン生地を剥がしながら食べる小津の指先を見つめながら、「この人となら堕ちていく覚悟がある」と心決める姿は、何とも言えない歯がゆさが――。理由なんて本当は後付けで、二股も不倫も「独りが淋しい」言い訳でしかないのだと、ゆり子自身が痛いほど理解している現実の虚しさこそが、このドラマ最大の見どころなのかもしれませんね。そんな彼女が、物語のラストに一体どのような幸せを選択するのか。予想しながら視聴していきたいと思います。■決して他人事とは思えない!「不機嫌な果実」が生み出す“愛”の裏側とは…?最後に、ザ・ドロ沼恋愛といえば、この作品も忘れてはいけません。林真理子さんの人気小説が20年ぶりに連続ドラになって帰ってきた「不機嫌な果実」。以前1997年に、石田ゆり子主演でドラマ化された同作をご覧になった方も中にはいらっしゃるかも?物語にスマートフォンが登場することで、不倫のテイストにも若干の変化が。古き良きドロドロ感と程よく絡み合っているので、見比べてみるのも面白いかもしれませんよ。結婚して5年、夫から女性として求めてもらえなくなった主人公・麻也子(栗山千明)は、昔の恋人である野村(成宮寛貴)とカラダの関係を持つことで、自分の存在価値を見出そうともがいていました。「自分が不倫をするのは、夫が興味を示してくれないからだ」何度も自分にそう言い聞かせる麻也子。稲垣吾郎演じる夫の、適度に嫌味ったらしい物言いがまたとーってもリアルなんですよね!日常会話をしたいだけなのに、「そんなことより、シャンプーの位置が違うんだけど」と話題をすり替えられちゃう辺りとか…。視聴していて、つい一緒に拳を握ってしまう女性も多いはず(笑)。ですが結果として、一線を越えてしまった麻也子には明らかな非ができてしまいました。不倫の決定的証拠となるSNSの履歴を見てしまった夫がどう出るのか。また加えて、麻也子の親友役として登場している高梨臨さん&橋本マナミさんのお二人も、表面上は友達として理解を示していますが…心の奥底に垣間見える麻也子への憎悪が物語にどう影響していくのか。私たちのすぐ隣で起こっているかもしれないリアルなドロ沼恋愛の裏側を覗くことのできる貴重な機会と言えそうです。本作を決して自分事にしない教訓として、結末までしっかり見届けていきましょう。以上、いかがでしたか?いずれの作品も、初回から主人公たちがドロ沼街道をまっしぐらに突き進んでいる…ある意味問題のある作品ばかり。ひと言では説明できない複雑な感情の交錯を、とくとお楽しみくださいませ。(text:Yuki Watanabe)
2016年05月04日データニュース社が運営する視聴状況調査「テレビウォッチャー」による、4月スタートの連続ドラマ初回放送分の満足度が出そろい、中谷美紀主演のTBS系『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』(毎週金曜22:00~22:54)がトップとなった。○4月スタート連続ドラマ初回満足度ランキングテレビウォッチャーは、関東1都6県3,000人を対象に実施しているもので、満足度は5点満点で評価。全体の数値傾向から、3.7以上を高満足度と位置づけているが、『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』は、それを初回から大きく上回る3.90を記録した。同作は、中田に演じる"恋愛弱者"・橘みやびが、指南を受けながら恋愛成就に奮闘するスパルタラブコメディー。自由記述による感想を見ると「期待していなかったが、展開が面白いと思う」(49歳男性)、「あまり期待せずに見たけれど、軽い感じでおもしろかった」(34歳女性)など、期待値のハードルが低い中で視聴したことが、反動的に高満足度につながったようだ。2位には、渡瀬恒彦、V6・井ノ原快彦らが出演する『警視庁捜査一課9係 season 11』(毎週水曜21:00~21:54)が、3.83でランクイン。10年以上続く安定の人気シリーズだが、前作の『―season 10』(15年4月クール)で初回に記録した3.77も上回っている。3位は、伊藤英明が、木村佳乃演じる妻の恐ろしい復讐に翻弄(ほんろう)される、関西テレビ・フジテレビ系『僕のヤバイ妻』(毎週火曜22:00~22:54)。「ストーリー展開がおもしろすぎた」(55歳女性)、「ついつい最後まで観てしまいました」(32歳女性)など、スリリングな展開にくぎ付けになったようだ。視聴率でトップを走る嵐・松本潤主演のTBS系『99.9-刑事専門弁護士-』は、同じ弁護士の物語を描く竹野内豊主演のテレビ朝日系『グッドパートナー 無敵の弁護士』と同率の3.72を記録。『99.9』は、2回目の視聴率(ビデオリサーチ調査・関東地区)が19.1%と大幅に上昇しており、満足度でも今後の展開に注目だ。●「テレビウォッチャー」調査概要・対象局:地上波(NHK総合、NHK Eテレ、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)、BS(NHK BS1、NHK BSプレミアム、BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSジャパン、BSフジ、Dlife)・サンプル数:地上波(関東1都6県)男性1,500+女性1,500=計3,000、BS(全国47都道府県)男性1,500+女性1,500=計3,000・サンプル年齢構成:「20~34歳」「35~49歳」「50~79歳」各年代男女各500サンプル ・調査方法:毎日モニターにテレビ視聴に関するアンケートを配信し、データを回収するウェブ調査・調査内容:接触数(4段階)、録画数、視聴満足度(5段階)、番組の感想(自由記述)
2016年04月28日伊藤英明と木村佳乃が初夫婦役を演じる「僕のヤバイ妻」が19日(火)今夜から放送開始となる。『海猿』シリーズや『カムイ外伝』ではアクションスターとしての一面をみせる一方、『悪の教典』ではサイコキラー教師を演じるなど多面的な顔をみせる伊藤さんと、「相棒」シリーズやドラマ「ファーストクラス」「64(ロクヨン)」など数々ドラマ、今年度の大河「真田丸」にも出演し、映画『告白』などでも知られる実力派女優の木村さんは3度目の共演にして初の夫婦役に挑む。本作は、妻を殺そうとした夫が想定外の誘拐事件に巻き込まれ妻の恐ろしい正体を知ることになる…という心理サスペンス。望月幸平(伊藤英明)は資産家令嬢の真理亜(木村佳乃)と結婚し、義両親の遺産を元手にカフェをオープンするが愛人の北里杏南(相武紗季)と真理亜の殺害を企てるなど妻に対する愛情はすでに冷めていた。杏南にそそのかされついに殺害計画を実行しようとする幸平だが、杏南から渡された毒を“夫婦の思い出のワイン"に混入して帰宅すると「2億円用意しろ。警察に連絡したら妻を殺す」というメッセージが残され妻は何者かに誘拐されていた。幸平の通報で刑事の相馬誠一郎(佐藤隆太)と矢吹豊(浅香航大)がやって来る。翌朝向かいに住む鯨井有希(キムラ緑子)・和樹(高橋一生)夫婦の家のポストには「妻は死んだ」というメッセージと“血の付いた真理亜の爪”が。相馬は夫婦間で金の貸し借りがあったことなどから幸平に疑いの目を向ける。 焦った幸平は元・義兄で興信所を経営する横路正道(宮迫博之)に相談。さらに事件当夜に見かけた不審な男・緒方彰吾(眞島秀和)から真理亜の思いもよらない一面を聞き罪の意識にさいなまれる。やがて幸平は重要参考人として連行されることになるが、そこへ犯人から1枚のDVDが届く。一方とあるバーでは、誘拐事件のニュースに耳を傾ける男(佐々木蔵之介)の姿があった――。キャストには伊藤さんと木村さんのほか、幸平の不倫相手の北里杏南役を「エンジェル・ハート」や『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の相武さんが演じる。幸平を疑う刑事の相馬誠一郎役には『海猿』シリーズでも伊藤さんと共演。「ナオミとカナコ」などにも出演する佐藤さん。相馬の部下の新米刑事には『脳漿炸裂ガール』『俳優 亀岡拓次』の浅香さん。幸平のご近所夫婦にはキムラさんと高橋さん。幸平の元・義兄で興信所の調査員に「雨上がり決死隊」宮迫さんと、豪華キャストが顔を揃える。ドラマ「僕のヤバイ妻」は19日(火)21:00~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年04月19日女優の木村佳乃が9日、きょう10日で40歳の誕生日を迎えるにあたり、関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』(19日スタート、毎週火曜22:00~22:54 ※初回は21:00~22:48)の撮影が行われている都内のスタジオで、サプライズのお祝いを受けた。スタジオ内のセットで、主演の伊藤英明から花束を受け取った木村は、喜びで小躍り。自身の似顔絵が描かれたバースデーケーキが運び込まれると、さらに笑顔があふれ、拍手に包まれる中で、10本のローソクを一気に吹き消した。40代を"フォーティー代"と表現した木村は「2人の娘がまだ小さいので、健康第一ですよね。夢は元気なおばあちゃんになって、孫の面倒を見ながら仕事をするということなので」と抱負。プレゼントを渡した伊藤は、その中身を聞かれると「お金です」と照れ隠しで答えたが、木村は「お金よりすてきなものをいただきました」とうれしそうに報告した。この日は、以前から木村が楽しみにしていた、伊藤との"階段落ち"シーンも撮影。木村は「急な階段だったので、すごい痛かったよね! もう傷だらけ」、伊藤も「(映画の)『蒲田行進曲』かと思いましたよね」と大変さを語ったが、木村は「今日のシーンは楽しかったです。信頼する伊藤さんとご一緒できて、本当に充実した日々を送っております。幸せでございます!」と満面の笑みを見せていた。このドラマは、伊藤演じる望月幸平が、木村演じる束縛してくる妻・真理亜を殺害しようとするものの、壮絶な復讐で追いつめられ、翻弄(ほんろう)されていくという心理サスペンス。『ストロベリーナイト』『ようこそ、わが家へ』などを手がけた、黒岩勉のオリジナル脚本となっている。
2016年04月10日歌手・安室奈美恵の新曲「Mint」(ミント)が、4月19日スタートの関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜22:00~22:54 ※初回は21:00~22:48)の主題歌に決まったことが29日、明らかになった。このドラマは、主演の伊藤英明演じる望月幸平が、束縛してくる妻・真理亜(木村佳乃)を殺害しようとするものの、壮絶な復讐で追いつめられ、翻弄(ほんろう)されていくという心理サスペンス。今回の主題歌は、ドラマの制作サイドからの熱烈なオファーで実現したといい、世界観に合わせたシリアスでスリリングなダンスロックナンバーとなっている。安室は「スリリングでスピード感のあるトラックに、女性目線から歌うことで、よりドラマの魅力をお伝えできる楽曲になればうれしいです」とコメント。曲を聴いた伊藤は「曲が始まるところに使われているギターの音が、心をざわつかせ、歌詞も毒を持っている女性・真理亜の気持ちが表れていて、好かれているけれど、追い詰められていく感じが伝わってきます」と話し、作品とのマッチングに期待を示している。今回の新曲「Mint」は5月18日発売予定。また安室は、新曲「Hero」が、NHKのリオデジャネイロオリンピック・パラリンピック放送のテーマ曲に決まっている。
2016年03月29日伊藤英明と木村佳乃が夫婦役で共演するドラマ「僕のヤバイ妻」。この度、本作の新たなキャストとして、ヒロミと松本伊代の息子・小園凌央、そして竹下景子の息子・関口アナムが出演することが明らかになった。家庭生活の息苦しさに耐えきれず、妻を殺そうと決意した夫。しかし、帰宅してみると妻は血痕を残し、姿を消していた。想定外の誘拐事件に翻弄され、追い詰められる夫。自分が気づいていなかった妻の愛情を知り、夫は改心する。お金より何より、妻に無事に帰ってきてほしい。でも彼は何もわかっていなかった。事件の真相も、妻の本当の姿も。やがて誘拐騒動は殺人事件へと派生し、周囲の人間をも巻き込み思いもよらぬ方向へと展開してゆく。清楚で貞淑だった妻の恐ろしい正体を知ることになる夫。誰も信じられず、逃げようとしても絡め取られ、追い詰められながら、夫は考える。なぜ妻はここまで自分を苦しめるのか?「妻の真の目的は何なのか?そして、ついに明らかになる真相。そのとき、夫がくだす決断とは?この夫婦がむかえる結末とは――。本作は、「ストロベリーナイト」「dinner」「ようこそ、わが家へ」など数々のドラマの脚本を手掛け世に送り出す黒岩勉が、オリジナルで書き下ろした“大人の男と女の心理サスペンス” 。キャストには、主人公の“妻に翻弄されもがく夫”望月幸平役に伊藤さん、その美しき“ヤバ妻”真理亜役には木村さんが扮している。そして共演には、幸平の不倫相手・北里杏南役に相武紗季、幸平を疑い事件を追う刑事・相馬誠一郎役に佐藤隆太、相馬の部下で相棒の新米刑事役に浅香航大、そのほか眞島秀和、キムラ緑子、高橋一生、宮迫博之が顔を揃えている。これらのキャストに加え、今回新たに伊藤さん演じる幸平が経営するカフェの従業員役として、いまどきの若者・藤原龍太役に小園さん、相武さん演じる杏南に想いをよせる熊谷司役に関口さんの出演が決まった。タレントのヒロミさんと歌手・松本さんの息子である小園さんは、現役大学生。事務所に所属して約1年という小園さんにとって、連続ドラマの出演は今回が初めて。それを受けてヒロミさんは、 「こんないいチャンスを頂いたので、息子には頑張りなさいと伝えました」と激励のメッセージを送った事を明かし、また松本さんも「正直驚きました。私やヒロミさんと同じ芸能界で働くということに、不安も少なくないですが、周りの先輩や、大人の方々に厳しく育てて頂き、大きく成長してもらえたらと思います」と心配もしつつエールを送っている。そして小園さんは「初めての連続ドラマなのでとても緊張しますが、下手な演技をしたら両親から強烈なダメ出しがあるでしょう。想像しただけで家に帰るのが恐ろしいです。でも父は芸人?バラエティタレント?母はアイドル?歌手?なので芝居のことでとやかく言われたくないです」と早くも気合十分だ。一方女優・竹下さんを母に持つ関口さんは、写真家でもある父親・関口照生の影響もあり、武蔵野美術大学造形学部映像学科を卒業後、イギリス・ロンドンに2年ほど留学していたという経歴を持っている。裏方を目指していると思っていた竹下さんは 「“演者になる”と言われてびっくりしましたが、自分で決めた事は貫いて欲しいと思っています。演技については何もいいません。ただ“寝坊しないように”」と応援していると語る。それを受けて関口さんは、「帰ってきて、役者になると言いました。両親はちょっとの間沈黙していました。そして、甘い世界じゃないと言われました。それでも、役者がやりたいと言って、いまの道に進むことを決めました。初めてのドラマレギュラー出演です。チームヤバイ妻の一員として、DNAを覚醒させて、皆さんの記憶に残る作品にしたいです」と意気込みを語った。豪華共演陣が出演するだけでなく、大物芸能人2世二人が同時に出演するという本作。伊藤さんと木村さん演じる夫婦の結末だけでなく、今回発表された若き2人の活躍にも目が離せない。「僕のヤバイ妻」は4月19日(火)22時~フジテレビにて放送開始(初回21時~2時間拡大放送)。(cinemacafe.net)
2016年03月24日タレントのヒロミ&松本伊代の息子・小園凌央と、女優の竹下景子の息子・関口アナムが、関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』(4月19日スタート、毎週火曜22:00~22:54 ※初回は21:00~22:48)に出演することが23日、分かった。このドラマは、主演の伊藤英明演じる望月幸平が、束縛してくる妻・真理亜(木村佳乃)を殺害しようとするものの、壮絶な復讐で追いつめられ、翻弄(ほんろう)されていくという心理サスペンス。小園と関口は、幸平のが経営するカフェの従業員役で出演する。小園は現役大学生で、事務所に所属して約1年、今作が連続ドラマ初出演となる。父・ヒロミは「こんないいチャンスをいただいたので、息子には頑張りなさいと伝えました」と言い、母・伊代は「芸能界で働くということに、不安も少なくないですが、周りの先輩や、大人の方々に厳しく育てていただき、大きく成長してもらえたらと思います」と心配しながらもエールを送っている。小園は、家族から裏方の方が向いていると言われたそうだが、それが悔しかったといい、反骨心から役者の道に。両親からのダメ出しを予想し、「想像しただけで家に帰るのが恐ろしいです」と言いながら、「父は芸人?バラエティタレント? 母はアイドル?歌手? なので、芝居のことでとやかく言われたくないです」と強気だ。一方の関口は、父親の写真家・関口照生の影響も受け、武蔵野美術大学造形学部映像学科を卒業後、イギリス・ロンドンに2年ほど留学したという経歴。母・竹下は、息子が裏方を目指していると思っていたそうだが、「演技については何もいいません。ただ、寝坊しないように」と母親らしく注文し、「自分で決めたことは貫いてほしいと思っています」と期待を寄せる。本人は、イギリス留学から帰国後、両親に役者になる意思を伝えた際のことを「ちょっとの間沈黙していました。そして『甘い世界じゃない』と言われました」と明かし、「それでも、役者がやりたいと言って、今の道に進むことを決めました。DNAを覚醒させて、皆さんの記憶に残る作品にしたいです」抱負を語った。こちらは、幸平の愛人・北里杏南(相武紗季)に思いを寄せるという役柄に挑む。
2016年03月24日伊藤英明と木村佳乃が3度目の競演にして初めて夫婦役を演じる心理サスペンス「僕のヤバイ妻」が4月19日(火)より放送。撮影に臨んでいる2人が本作の“ヤバさ”、互いへの思いなどについて語った。「ストロベリーナイト」や「ようこそ、わが家へ」などを手掛けた黒岩勉のオリジナル脚本による本作。幸平は家庭に息苦しさを感じ浮気に走り、妻を殺すことを決意する。だが帰宅すると血痕だけが残され、妻の姿は消えており、やがて妻を誘拐したという犯人からメッセージが届く。ここから事件は思わぬ様相を見せ、幸平は妻の恐るべき一面に気づかされることに…。本作のオファーに関して、通常よりも急なタイミングだったそうで、伊藤さんは、生まれたばかりのお子さんの世話も忙しく、出演を迷ったというが「脚本を読んだら非常に面白くて」受けることを決意したという。演じる幸平は「ひとことで言うとダメな夫(笑)」だが「4話まで読むと、僕よりもやばい人物がいっぱい出てくる。一番のキーポイントは、佳乃さんが演じる真理亜です!」と断言する。木村さんも大河ドラマ「真田丸」に出演中であり、育児もあって「キャパシティオーバーで迷惑になるのでは?」戸惑ったそうだが、やはり「脚本が本当に面白かったのと、相手が伊藤さんと聞いて、これはぜひやらせていただきたい」と出演を決めた。伊藤さんが「ヤバい」と称した真理亜について木村さん本人は「とてもシンプル。夫が本当に好きだと思うんです」と純粋で真っ直ぐな夫への愛こそが彼女の軸だと語る。「ただ幸平の気持ちがほかの人に向いていると気が付いたときどうなるのか?普通なら気持ちが離れたり、悔しいと思って復讐したりする。でも、彼女は単なる復讐心で動くのではないんです」と真理亜が普通(?)の“寝盗られ妻”とは違うと語る。一方で木村さんは真理亜に対し「なぜ幸平の気持ちが離れたかの原因が分かっていないところはイタい(苦笑)。隙がないから相手の気持ちも読まなかったんですね…」と同情を口にする。伊藤さんは、真理亜の行動を「押しつけだもんね、全部」とバッサリ。「息苦しいし、男として、夫としての機能を果たせないから疲れちゃう」とも。純粋ではあるが、それゆえに自分の見たいものしか見えず、常軌を逸していく。それは、真理亜に限らず本作の登場人物に共通する特徴と言えるのかも。伊藤さんは「キャスト全員がそれぞれの欲を全面的に出していて、なんとか自分のものにしようとしている。それに失敗して制裁を加えされられるところが見ていてストレス解消になるかも(笑)。ちょっとしたコメディ要素も入ってくるんじゃないかと思っています」と語る。2人の初共演は1999年のドラマ「Over Time オーバータイム」。その後、三池崇史監督の『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』でも共演し、本作に至るが、今回は初めての夫婦役。伊藤さんは「やはり僕ら、現場で『はじめまして』が多い。そこでいきなり夫婦は難しいけど、(木村さんは)気心知れているから。僕、こう見えて、すごくシャイで…シャイっていうか恥ずかしがり屋で(笑)」と長い付き合いである木村さんへの信頼を口にする。木村さんはその言葉を受け「シャイですよねー。すごいかわいい、シャイボーイ(笑)」とうなずく。木村さんにとって、伊藤さんは「同志」のような存在。「(夫婦が)ギクシャクして歯車が狂っちゃってるところから始まりますが(伊藤さんは)俳優として、尊敬して信頼しているので心強いです。男女だけど俳優同士、そこに性別はないと思っているので、同じものを創っていく上で、伊藤さんとの夫婦役は、きっと想像以上に良いものができると思います」と伊藤さんと一緒だからこその自信をのぞかせる。改めて、本作について木村さんは「どんでん返しに次ぐどんでん返しの連続。真理亜が計画した以上のこともどんどん起きるので、そこはまたお楽しみで!」と語っていた。「僕のヤバイ妻」はフジテレビ系列にて4月19日(火)21時~放送開始(初回2時間スペシャル)。(text:cinemacafe.net)
2016年03月21日女優・黒木瞳の初監督映画で、吉田羊と木村佳乃がW主演を務める『嫌な女』(6月25日公開)の予告映像が18日、公開された。本作では、作家・桂望実氏の同名小説を原作に、人と打ち解けられない真面目な弁護士・石田徹子役を吉田、派手好きで社交的な天才詐欺師・小谷夏子役を木村が演じ、対照的な2人を通して女性の友情や強さをコミカルに描く。W主演の2人に加え、中村蒼、佐々木希、田中麗奈らが脇を固める。予告映像では、徹子と夏子、相反する性格の2人の摩擦や周囲に波乱を生んでいく様が描かれる。「恋多き天性の詐欺師」の夏子が、一人寂しく仕事に打ち込む徹子に依頼を持ち込むが、徹子は「何で結婚詐欺師の弁護なんか…」とかなり気が乗らない様子。徹子が大雨の中、奔走している時も夏子はパチンコで大はしゃぎしているといったように、生真面目と不真面目、あまりに正反対な2人の生きざまが捉えられている。中盤では、徹子が「あなたの尻拭いをするために私は弁護士になったんじゃないの!」と激怒。「いい加減にして!」と思わず事務所の机をたたき、夏子と必死の取っ組み合いにまで至っている。しかし、終盤では嫌々な表情を浮かべながらも、夏子に抱きつかれる姿も映されており、徹子が「あんたといると私どんどん嫌な女になる…」とこぼすと、夏子が「あんた昔から嫌な女だよ?」とツッコミを入れるなど、ギクシャクしながらもどこかで互いを大切に思い合っているような2人の関係性を垣間見ることができる。
2016年03月18日