『ライオン・キング』『バンビ』『ジャングル・ブック』、そして最新作『ズートピア』まで、動物を主人公にした数々のアニメーションやドキュメンタリーを製作し続けるディズニーが贈る、大自然のドキュメンタリー映画シリーズ『ディズニーネイチャー』が、3月16日(水)よりリリースされることが決定。ウォルト・ディズニーの遺志を引き継ぎ、動物や自然の現在の姿を深く追いながらも、大人も子どもも楽しめるこのドキュメンタリーシリーズから本邦初公開の予告編映像が到着した。『ディズニーネイチャー』は、1948~60年の間、多くのドキュメンタリー映画を製作し、11作品ものアカデミー賞作品を世に送り出したウォルト・ディズニーの、「自然破壊や希少動物の絶滅が進む現代において、地球は最高のエンターテイメントであり最大のミステリーである」という遺志を受け継いだドキュメンタリー映画シリーズ。大自然の中に生きる動物の家族を中心に、その親子の愛情、仲間、外敵たちとの闘いなど、知られざる彼らの生態を細かく撮影し、美しい映像で生命の営みを綴っていく。ナレーションは、オリジナル版ではメリル・ストリープ、サミュエル・L・ジャクソンらハリウッド俳優陣が担当、日本語版では宮崎あおい、谷原章介、木村多江、小澤征悦、青木裕子といった豪華俳優&タレントが担当している。今回、初解禁となったのは、『ディズニーネイチャー/サバンナを生きる百獣の王』と『ディズニーネイチャー/クマの親子の物語』の2本の予告編映像。まず、大自然で繰り広げられるチーターやライオンの親子愛に迫った『サバンナを生きる百獣の王』では、シングルマザーで5匹の子どもを抱える勇敢なチーター・シタと、5匹の息子を持つライオン・カリを中心に、“家族を守る”という使命をまっとうする勇敢な母親の姿が映し出されていく。常に危険と隣合わせの日々を生きる動物たちの緊迫感、美しくも厳しい大自然、そして、命の尊さや、百獣の王たちの誇りなどを余すところなく収めおり、壮大なサバンナの映像は息を飲むほど圧巻!また、『クマの親子の物語』では、過酷な環境で成長する新米ママのスカイと幼い2匹の小熊スカウトとアンバー。彼らの四季の折々の姿を、足かけ2年をかけて撮影した貴重な映像が到着。厳しい大自然を舞台に、無償の愛を注ぐ母親クマに迫っていく。美しくも厳しい大自然に生きる、動物たちの親子愛を捉えた大迫力の映像を、まずはこちらから確かめてみて。『ディズニーネイチャー』 シリーズ ブルーレイ+DVDセットは3月16日(水)より発売開始(※全作品一斉デジタル配信開始)。(text:cinemacafe.net)
2016年01月06日ディズニーが最新撮影機器を駆使して捉えた驚異的な映像をおさめたドキュメンタリー“ディズニーネイチャー”シリーズ6作品のブルーレイとDVDが3月と4月に連続でリリースされることが決定した。予告編映像ウォルト・ディズニーは生前、「自然破壊や希少動物の絶滅が進む現代において、地球は最高のエンターテイメントであり最大のミステリーである」という想いから数々の傑作ドキュメンタリーを製作したが、“ディズニーネイチャー”はウォルトの遺志を継いで製作されたシリーズだ。3月16日(水)には母子クマの姿を2年に渡って追った『ディズニーネイチャー/クマの親子の物語』をはじめ、『ディズニーネイチャー/サルの王国とその掟』と『ディズニーネイチャー/フラミンゴに隠された地球の秘密』がリリース。4月20日(水)にはチーターやライオンの親子愛を描く『ディズニーネイチャー/サバンナを生きる百獣の王』『ディズニーネイチャー/チンパンジー 愛すべき大家族』『ディズニーネイチャー/花粉がつなぐ地球のいのち』が発売される。どの作品も自然のありのままの姿、そこで暮らす生き物たちのダイナミックな姿を高精細な映像で描いており、メリル・ストリープ、サミュエル・L・ジャクソンらがナレーションを担当。日本語版では宮崎あおい、谷原章介、木村多江、小澤征悦、青木裕子らがナレーターを務めている。『ディズニーネイチャー/クマの親子の物語』『ディズニーネイチャー/サルの王国とその掟』『ディズニーネイチャー/フラミンゴに隠された地球の秘密』3月16日(水)発売『ディズニーネイチャー/サバンナを生きる百獣の王』『ディズニーネイチャー/チンパンジー 愛すべき大家族』『ディズニーネイチャー/花粉がつなぐ地球のいのち』4月20日(水)発売ブルーレイ+DVDセット 各3800円+税3月16日(水)に全作品一斉デジタル配信開始
2016年01月06日内村光良が初の原作・脚本・監督・主演を務め、「Hey! Say! JUMP」の知念侑李とふたり一役でW主演を果たす「金メダル男」。この度、本作のヒロイン・元アイドル敏腕マネージャーの亀谷頼子役として木村多江が出演することが明らかとなった。日本中が東京オリンピックに沸いた1964年、長野県塩尻市に生まれた泉一。幼少時代、徒競走で一等賞の金メダルを獲ったことをきっかけに「絵画コンクール」から「火起こし大会」まで数々の大会で金メダルを獲得し、一躍“塩尻の神童”と呼ばれるようになる。だがそれは、彼にとって世の中のあらゆる一等賞を獲ることを目指す“金メダル男”への始まりに過ぎなかった。本作は、2011年、サンシャイン劇場で上映され、大好評を得た内村さんの一人舞台「東京オリンピック生まれの男」を元に、自身が原作・脚本・監督そして主演を務めている。そして今回、大人となった主人公・秋田泉一とマネージャーとして出会い、やがて二人三脚で世の中のあらゆる一等賞を獲る事を目指すことになるヒロイン・亀谷頼子役を「大奥第一章」や『ぐるりのこと。』で日本アカデミー賞やブルーリボン賞など数々の賞を受賞した経験を持つ木村さんが好演する。そんな不思議な魅力を持つ色香感じる演技派女優の木村さんは「やったことのないことばかりで、できるか不安になりましたが、コメディーをずっとやりたかったので、新たに挑戦してみたいと思いました」と意気込みを語った。また、「私が演じる亀谷頼子は元アイドルだが売れず、いまは過去を隠し、殻をかぶって、自分を出さずに生きています。でも、泉一と一緒にチャレンジしていくことで、自分自身を守ることをやめ、殻をうちやぶって成長していきます。一生懸命だがちょっと変わっている女性です」と自身の役どころをコメント。さらに、「現場での内村監督は面白さを追求し、いろいろなパターンで発想し撮影していくところがすごいんです。意外と緊張感ある現場でした」と監督としての内村さんの姿を語っている。一方の内村さんも「頼子は誰がいいかとなったとき浮かんだのが多江さんでした。何度か共演しましたが、ものすごく芝居が跳ねかえってくる人だなという印象がありました。彼女ならこの頼子という役を面白がって演じてくれるんじゃないかな」と木村さんの起用についてコメントを寄せた。オリンピックイヤーとなる来年、日本中に笑いを届ける全力爆笑エンターテイメント作品。内村さんが「頼子面白い、頼子で笑ったと言ってほしい」とも語る“内村ワールド”全開の本作の公開が待ち遠しい。『金メダル男』は2016年秋、全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年11月13日女優の木村多江が、お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良主演および監督の映画『金メダル男』(2016年秋公開)に出演することが12日、明らかになった。本作は、2011年7月に東京・サンシャイン劇場で上演されて好評を得た、内村の1人舞台『東京オリンピック生まれの男』をもとに、内村が原作、監督、脚本、主演を一手に引き受けるエンターテイメント映画。内村や木村のほか、Hey! Say! JUMP・知念侑李の出演も決定している。主人公は、日本が東京オリンピックに沸いた1964年、長野・塩尻市に生まれた秋田泉一(内村)。幼少時代に徒競走で一等賞をとったことをきっかけに、幾多の大会で金メダルを獲得し、泉一は"塩尻の天童"と呼ばれるようになる。それだけにとどまらず、世の中の全ての一等賞を獲得する"金メダル男"を目指す様を描く。有名人になった泉一のマネージャーとして出会い、やがて二人三脚であらゆる一等賞を目指すことになるヒロイン・亀谷頼子を演じる木村は、自身の役について「元アイドルだが売れず、今は過去を隠し、殻をかぶって、自分を出さずに生きています」と説明。「出演のオファーがあった時、やったことのないことばかりで、できるか不安になりました」と戸惑いもあったが、「コメディーをずっとやりたかったので、新たに挑戦してみたい」と決意した。現場での内村は、「面白さを追求し、いろいろなパターンを発想し撮影していくところがすごい」ようで、「どれが使われるか分からないので気が抜けない、意外と緊張感のある現場でした」と明かしている。一方の内村は、「頼子は誰がいいかとなった時に浮かんだのが多江さんでした」と回顧。何度か共演した記憶から、木村に対しては「ものすごく芝居が跳ね返ってくる人」という印象があり、「彼女ならこの(頼子という)役を面白がって演じてくれるんじゃないかなと期待して」の起用だった。そこでの狙いは、「儚いとか、奇麗さよりも、可愛さとかチャーミングさ」や「おっとりしているようで、意外にシャキシャキして、ちょっと男っぽいところ」を引き出すこと。「"頼子面白い"、"頼子で笑った"と映画を見た人に言ってもらえるような演出を心がけています。そんな木村多江さんを見せられたらいいな」と意気込んでいる。(C)「金メダル男」製作委員会
2015年11月13日多部未華子、綾野剛に松坂桃李、木村文乃、光宗薫、菅田将暉ら最旬キャストを迎え、俳優・田口トモロヲがジョージ朝倉による人気コミックスを映画化した『ピース オブ ケイク』。共感度高い“流されやすい”ヒロインを好演する多部さん、かつてないナチュラルな役柄がハマる綾野さん、そして、実は“裏の主役”との呼び声も高い初のオカマ役を演じた松坂さんなど、何かと話題のつきない本作から、キス直前シーンほか撮影秘話も含めたメイキング写真がシネマカフェに到着した。現代女性の切ない恋や仕事におけるリアルな心情を描き、20~30代の女性を中心に熱烈な支持を得ているジョージ朝倉による原作コミックが、豪華なキャストでファン待望の実写映画化となった本作。綾野さん演じる京志郎は、“ヒゲ店”(ヒゲ店長)という愛称で親しまれており、ワイルドなヒゲが特徴だが、今回到着したのは、クライマックスのキスシーン直前の多部さん&綾野さんの写真。キスシーンでは「(ヒゲのせいで)多部さんが痛いのではないか」と心配した綾野さんが、自らヒゲをモミモミ、少しでも触れたときの痛みを和らげようとした、という微笑ましいエピソードを公開直前イベントで発言していた、まさにそのシーン。写真からは、多部さん、綾野さん、そして田口監督がこの重要シーンについて話し合っている様子が伺える。ちなみに、この直後に映りこむ大量の観葉植物「クワズイモ」は、スタッフが各自家に持ち帰り、大切に育てているという。続いては、京志郎への「好き」がスタートした直後のシーンの多部さんと田口監督の写真。バイト仲間が新しい仲間・志乃(多部さん)を温かく迎え入れ歓迎会!そんな楽しい宴を堪能し、アレやコレやがあった翌朝のシーンとなり、二日酔いなのか、お茶をゴクゴク飲む志乃の姿が気持ちのいいシーンでもある。田口監督と真剣に話し合っている様子の多部さん。田口監督は、25歳の志乃の気持ちをよりリアルに表現するため、撮影当時、同じ年齢だった多部さんに、たびたび25歳の女性の心情やセリフの言い回しを相談していたらしい。また、田口監督と写るのは、「劇団鹿殺し」座長の丸尾丸一郎さん。劇中に登場する「劇団めばち娘」に演出をつけている写真だ。「劇団めばち娘」は、「ツチノコの嫁入り」という演目を披露、看板役者であるオカマの天ちゃん(松坂さん)が衝撃的&刺激的な名演を見せるシーン。この「ツチノコの嫁入り」は、「劇団鹿殺し」によって実際に舞台化されることが決定しているが、座長の丸尾さんも映画にカメオ出演。どの場面に、どんなふうに出演しているのか、要チェック。撮影期間中は、スタッフ、キャストでよく食事に行っていたという本作。今回のメイキング写真からも、とっても明るく穏やかで和やかな撮影の雰囲気が伝わってきそうだ。『ピース オブ ケイク』は新宿バルト9ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ピース オブ ケイク 2015年9月5日より全国にて公開(C) 2015ジョージ朝倉/祥伝社 /「ピース オブ ケイク」製作委員会
2015年09月08日公開初日を迎えた映画『ピース オブ ケイク』の舞台あいさつが5日、東京・新宿バルト9で行われ、多部未華子、綾野剛、木村文乃、光宗薫、柄本佑、峯田和伸、田口トモロヲ監督が出席した。本作は、ジョージ朝倉の同名漫画を実写化作品。何となく生きてきた志乃(多部)は、心機一転、引っ越した先で京志郎(綾野)に出会い、同棲中の彼女がいる京志郎に恋をする――というラブストーリーだ。俳優としても活躍している田口が、2009年公開の映画『色即ぜねれいしょん』以来、6年ぶりにメガフォンを執った。主演の多部は「とても親しみが持てた作品です。"次こそ失敗しない"と思っても恋愛しちゃうところや、付き合ってから不安になったりするところに共感できましたね」と笑顔を見せ、多部の相手役を務めた綾野は、恋愛映画の出演に「共感できる部分はあると思いますが、恋愛は何が正解なのか未熟すぎて分かりません」と感想を。また、志乃の親友・ナナコ役を演じた木村は「悩んでいる多部さんが可愛かったです。ずっと見ていたいと思いましたが、(役として)はっきり言わせてもらいました」と振り返ると、多部は「志乃ちゃんっぽい一面が文乃ちゃんにないってこと? 凄いよね! 私にもナナコさんみたいな強さが欲しい!」と羨望の眼差しを送った。劇中では「人を好きになるって最悪」という志乃のセリフがあるが、これにちなみ「人を好きになるってことって
2015年09月06日ジョージ朝倉の恋愛コミックを映画化した『ピース オブ ケイク』の初日舞台あいさつが9月5日に、新宿バルト9で行われ、主演の多部未華子、綾野剛、木村文乃、光宗薫、柄本佑、峯田和伸、田口トモロヲ監督が登壇した。舞台あいさつ/その他の写真俳優の田口トモロヲが6年ぶりにメガホンをとった本作。仕事も恋愛も、周囲に流されるまま生きてきた梅宮志乃(多部)は、DV体質の恋人・正樹との別れを機に、心機一転。引越をし、そこで出会った隣人で、新しいバイト先の店長・京志郎(綾野)に本気の恋をするが、京志郎には同棲中の恋人がいた……。映画の宣伝コピー「人を好きになるって…最悪!」にちなんだ質問に対して、多部は「人を好きになるって…タイミングですね。すべてはタイミングだと思います」と恋愛論を披露。一方、綾野は「人を好きになるのは、性(さが)ですね」と語り、「自分自身、あまりラブストーリーの経験がないので、映画を観ても恥ずかしさがあって、何が(演技の)正解か今も分からない」と率直な思いを明かした。この日は映画タイトルにちなみ、登壇者それぞれが、事前に思い思いのデコレーションを施した1ピースの“ケーキ”を持参。それらをひとつに合わせたお祝いケーキを舞台上で披露した。キャスト陣が和気あいあいのトークを繰り広げる様子に、田口監督は「ここまでデコボコな人たちが集まるのは珍しいこと」としみじみ語っていた。『ピース オブ ケイク』新宿バルト9ほか全国にて公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年09月05日多部未華子と綾野剛を主演に迎え、単行本累計発行部数50万部を誇る人気コミックを実写化する『ピース オブ ケイク』。多部さんと綾野さんのほかにも松坂桃李&木村文乃&光宗薫ら個性派俳優が濃いキャラで出演していることでも話題の本作からこの度、キャスト陣が登場するTVスポットがひと足先にシネマカフェに到着した。これまで仕事も恋愛も自分から行動することなく流されるまま生きてきた志乃(多部未華子)。このままではいけない、と心気一転引っ越した先のベランダでばったり隣人の男に出くわす。しかもその男は、新たなバイト先の店長だった!その男、京志郎(綾野剛)に運命を感じる志乃。しかし、京志郎には同棲中の彼女あかり(光宗薫)がいたり、志乃を誘惑するバイト仲間がいたりで、志乃の恋は前途多難だった…。原作は2003年から2008年まで「FEEL YOUNG」(祥伝社)にて連載されたジョージ朝倉による人気コミックス。現代女性の切ない恋や仕事におけるリアルな心情が描かれた本作は20・30代の女性を中心に熱烈な支持を得ている。主人公の多部未華子と綾野剛を始め、松坂桃李、木村文乃、光宗薫、菅田将暉、柄本佑、峯田和伸ら個性豊かな人気俳優陣が顔を揃える。22日(土)から放送されるTVスポットは、多部さん演じる志乃の「大嫌い!」と叫びビンタするシーンから始まる。その後“おかまの天ちゃん”役を好演する松坂さんを始め、志乃の親友・ナナコ役の木村さん、バイト仲間役の菅田将暉などの豪華キャスト陣が登場。最後には、綾野さん演じる京志郎が全力で「いろんなことひっくるめて、俺を愛してろ!」と叫ぶシーンが映し出されている。志乃のようになんとなく恋をしてきたけど、もうちゃんとしたい…と思っている女子は少なくないはず。本作から本気の恋愛に目覚めてみては?『ピース オブ ケイク』は9月5日(土)新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ピース オブ ケイク 2015年9月5日より全国にて公開(C) 2015ジョージ朝倉/祥伝社 /「ピース オブ ケイク」製作委員会
2015年08月21日映画『ピース オブ ケイク』の完成披露試写会が22日、東京・新宿バルト9で行われ、キャストの多部未華子、綾野剛、松坂桃李、木村文乃、光宗薫、菅田将暉、柄本佑、峯田和伸、田口トモロヲ監督が出席した。9月5日に全国公開する本作は、ジョージ朝倉の同名漫画を実写化したラブストーリー。何となく生きてきた志乃(多部)は、心機一転、引っ越した先で京志郎(綾野)に出会う。同棲中の彼女がいる京志郎に、志乃は本気の恋を始めるが――というストーリーで、『色即ぜねれいしょん』以来、田口の6年ぶりの監督作となっている。ヒロインを務めた多部が、「原作を読んで『分かる~あるある!』って気持ちになった。私も"流されやすい"タイプなので、志乃ちゃんの感情に共感しました」とあいさつすると、共演陣から「そんなことないでしょ!?」(綾野)、「座長、声が小さい!」(松坂)とすかさずツッコミが入り、観客は爆笑。また、志乃の親友でオカマの天ちゃんを演じた松坂は、「美意識をとにかく高めました。エステに行ったり、美肌パックを大量に買ったり、爪を磨いたり」と役作りに没頭していたことを明かすと、多部は、「リアリティのあるオカマちゃんだった。女友だち感覚でとっても素敵でした」とその変貌ぶりを大絶賛していた。舞台あいさつでは、京志郎の恋人・あかり役の光宗が、「撮影中は、携帯の待ち受け画像を綾野さんにしてました」と告白する場面もあり、綾野は、「えー!ビックリ!誰かに見られたらどうすんの!?」と大照れ。一方で、男性陣が演じたキャラクターの中で1番の好みを聞かれた多部が、「どれがいいかな~?菅田くんか、柄本くんのどっちかなんですけど」と微笑み、名指しされた2人は大喜び。「フラフラしてる人も好きだし、支配欲が強い人も好き。どっちも好き」と笑顔で話す多部を横目に、劇中で相手役を務めた綾野は、「ちょっと構えた自分が恥ずかしい……。ダメ男が好きなの?」と予想外の回答に肩を落としていた。
2015年07月23日初主演を務めた「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」や多部未華子×綾野剛の『ピース オブ ケイク』など、話題作への出演が続く木村文乃が初めての刑事役に挑戦する連続ドラマW「石の繭」。このほど、本作に青木崇高、渡辺いっけい、古川雄輝、段田安則、仲村トオルら、豪華キャストが参戦することが明らかとなった。刑事だった父の後を継ぎ、警視庁捜査一課十一係の刑事となった如月塔子(木村文乃)。ある日、廃ビルの地下室で床にセメントで塗り込まれた死体が発見された。捜査会議が始まると、その最中に“トレミー”と名乗る犯人から捜査本部に電話が入り、塔子が交渉相手となる。殺人に関するヒントを提示しながら警察を愚弄・挑発するトレミー。やがてトレミーから第2の犯行予告の電話が!そして予告通り、またもセメントで塗り固められた第2の犠牲者が出てしまう…。本作は、作家・麻見和史の人気警察小説シリーズ「警視庁殺人分析班」を、連続ドラマWでも初主演となる木村さんでドラマ化。リアリティあふれるストーリーと練りに練られたサスペンス、そしてアクションが交錯した原作の世界観を、『舟を編む』の渡辺謙作が脚色するノンストップ・クライムサスペンスだ。そんな本作で、木村さん演じる塔子の指導的立場で、コンビを組む鷹野秀明役には、映画『るろうに剣心』などで肉体派の“豪快”好青年のイメージを確立した青木さんが抜擢。警視庁捜査一課十一係のメンバーには、平岳大、北見敏之、小柳友、段田安則が出演。さらに、警視庁捜査一課の刑事だった塔子の亡き父を仲村さんが演じ、視聴者を物語の世界へと引き込んでいく。また、いまだ役名は明らかにされていないが、『脳内ポイズンベリー』や「イタズラなKiss」シリーズで人気の古川さんが、この豪華キャストにどうかかわってくるのか、注目だ。連続ドラマW「石の繭」は8月16日(日)22:00よりスタート(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年06月30日6年ぶりにメガホンを取る田口トモロヲが、多部未華子、綾野剛、松坂桃李、木村文乃らを迎えて、“伝説的”恋愛コミックの映像化に挑む『ピース オブ ケイク』。このほど、ついに特報映像が完成し、加藤ミリヤと出演者でもある峯田和伸(銀杏BOYZ)が共同制作を行った主題歌も解禁となった。流されやすく、恋愛ベタな梅宮志乃(多部未華子)。「仕事も恋愛もちゃんとしたい」と決心した矢先、目の前に現れたのは、隣人で彼女持ちのバイト先の店長・菅原京志郎(綾野剛)。前途多難な“本気”の恋に奮闘する志乃は、果たして幸せを手にいれることができるのか…!?20・30代の女性を中心に熱烈な支持を得る、ジョージ朝倉の大人気コミック「ピース オブ ケイク」を原作に、現代女性の恋愛や仕事におけるリアルな心を描く本作。今回解禁された特報では、多部さん演じる志乃が京志郎と恋に落ちる瞬間や、本人の前で思わず想いを告げてしまうという、ドキッとするシーンが次々にお披露目。志乃の友人役で登場する、初の“オネエ”役・松坂さんの姿も確認できる。さらには、京志郎の部屋で共に過ごすふたりの前に、彼女・あかり(光宗薫)が現れ、あわや大乱闘!?というシーンや、ひとり大号泣する志乃の姿も描かれた盛りだくさんの内容になっている。そんなジェットコースターのような映像を一層盛り上げているのが、恋愛ソングのカリスマとして圧倒的な人気を誇る加藤ミリヤと、映画に出演している峯田和伸(銀杏BOYZ)が共同制作をした主題歌「ピース オブ ケイク ―愛を叫ぼう―」だ。加藤さんの起用については、田口監督自らが指名。「物語から剥離しないトータルなイメージの曲にしたいと思い、主人公目線の女性ボーカルを考えていた」ところに、加藤さんが原作の大ファンだと聞いて、オファーしたそう。田口監督は「峯田和伸くんと共同で書き下ろしてくれた詩に、劇伴を担当した大友良英さんが曲をつけるという奇跡のコラボレーションが実現しました。映画共々楽しんでいただけたらとても嬉しいです」と、豪華な顔ぶれが生み出した楽曲に込めた期待を明らかにした。恋愛ソングの名手として知られ、デビューから10年を迎えた加藤さんは「私自身の楽曲も完璧に『ピース オブ ケイク』の一部になりたいという強い想いを持って楽曲制作させていただきました。原作のファンであり、監督のファンであるからこそ特別な感情を抱かずにはいられませんでした」と、熱くコメント。そんな加藤さんとタッグを組み、男女それぞれの歌詞を作ったという峯田さんも「大友良英さんが曲にしていき、レコーディングでは一発録り。完成するまでの過程に何度のミラクルがあったでしょう!ひきあわせてくれた『ピース オブ ケイク』に感謝しています」と、新たなコラボレーションが生んだ1曲に自信を覗かせている。その完成度は、「映画のラストに流れてきたお2人のパワフルな歌声と疾走感のあるメロディーが相乗効果になって、映画もたくさんの方に観ていただければと思います」と語る主演の多部さんのお墨付き!主人公の気持ちを代弁するような “大人の恋愛ソング”に乗って展開される特報映像を、まずはこちらからご覧あれ。『ピース オブ ケイク』は9月5日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月28日SMAPキムタクこと木村拓哉氏出演の春の新ドラマ、「アイムホーム」が4月16日よりスタート! 盛りだくさんの新作の中で中国人もこのドラマに注目している。中国版ツイッター「ウェイボー」からその期待の声を拾ってみた。○春の新作ドラマ、期待は木村拓哉と堺雅人ウェイボーでも「春の日本ドラマのテーマは木村拓哉vs堺雅人」という声が上がるように、春の日本ドラマで注目されているのは木村拓哉氏の「アイムホーム」と堺雅人氏の「Dr.倫太郎」だ。出演するドラマが高視聴率をたたき出したことで「キムタク神話」もささやかれた木村拓哉氏と「半沢直樹」で新・視聴率男の名を得た堺雅人氏、どちらが視聴率で勝利するのか。確かに気になるところだ。木村拓哉氏は中国で「木村大神」という愛称を得ている。「大神」とは神のような人物のことを指す呼び方だ。「神」と戦わねばならない堺雅人氏の愛称はというと「雅人叔」。愛称的には堺雅人がいささか不利なようにも見える。○「木村拓哉という名のウイルスに罹っている」「初めて見た日本のドラマは木村大神のものだった」というコメントもあるように、木村拓哉氏は長きにわたって中国でも愛されてきた俳優だ。「これまで神のドラマはどれも見ているけど、彼を見るとテンションが上がる。きっと私は木村拓哉という名のウイルスに罹っているんだと思う」「木村大神は経典! 永遠に越えるものはない! 」というように、すでに崇拝の域に達しているような声も。また、「すごく見たい! 木村大神はついにいい脚本に出会えた感じだね」「木村大神の新ドラマ、良さそう」というように、ドラマそのものに期待する声もある。初回ではヒップダンスも披露した木村大神、今後の活躍・展開に中国からも期待されている。※写真はイメージで本文とは関係ありません
2015年04月17日「ウッチャンナンチャン」の内村光良と女優の木村多江が3月15日(日)、東京の日活調布撮影所で行われたNHKBSプレミアムドラマ「ボクの妻と結婚してください。」の記者会見に出席した。放送作家・樋口卓治による同名小説を、映画『神様のカルテ』『トワイライト ささらさや』で知られる深川栄洋監督が連続ドラマ化。何よりも人を笑わせる事が好きな男・三村修治(内村さん)が、余命6か月を宣告されたことから、自分の代わりに家族を守ってくれる人を探すべく、妻・彩子(木村さん)の婚活を始める姿を描く。TBS系連続ドラマ「ぼくが地球を救う」以来約13年ぶりに連続ドラマに主演する内村さんは「深川監督に乗せられて、7回くらい号泣しています。ドラマでここまで泣いたのは空前絶後で、自分でも不思議なくらい。木村さんも泣いています」と号泣だらけの現場を報告。内村さんは、NHK総合で4月からスタートするコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」の収録も並行しているそうで、「ここで号泣した翌日に(『LIFE!』の収録で)宇宙人総理をやっていて、本当に変わった仕事だなと思いながら頑張っています」と笑いつつ「『LIFE!』の現場で『もう少しコントっぽくお願いします』と言われました。コントもドラマ寄りの芝居でやってしまって、切り替えが難しい」と俳優業と本業の両立に苦労していた。一方、妻役の木村さんは「内村さんも私も泣いていますが、それくらい笑ってもいて、こんなに笑っている役は初めて。人前で笑うのは得意じゃないけれど、これだけ笑って変な顔をして、突っ込んだり、ボケたり、今までやった事のない感じだったので、どう思われるか不安」と新境地を開拓中。それでも「俳優さんとしても芸人さんとしても素晴らしい内村さんがリードしてくれて、いいシーンが生まれています」と完成度に胸を張っていた。NHKBSプレミアムドラマ「ボクの妻と結婚してください。」は、5月10日午後10時スタート。(text:cinemacafe.net)
2015年03月15日江ノ島電鉄と夢現舎は2月13日、iBeaconを活用した情報発信アプリ・サービス「江ノ電なび」の試験運用を5日より開始したと発表した。ユニティベル、芳和システムデザイン、アウリスの3社の協力のもと運用している。アプリでは、江の島・鎌倉方面にくる人に向けて、便利な情報を提供する。駅や直営店舗、江の島シーキャンドルなどの施設に近づくと、アプリが音と共に関連情報を一覧表示。ユーザーはその中から見たい情報をタップすることで、時刻表や観光・イベント情報 などの情報を入手できる。アプリを利用したイベント情報提供の第一弾として、2月1日~3月1日の期間で開催している「江ノ電バレンタインスイーツラリー」に関する情報を発信している。期間中はスイーツラリー参加店舗でも情報配信を行うという。
2015年02月15日岩井俊二監督によるアニメーション映画『花とアリス殺人事件』の完成披露試写会が2月12日(木)に開催され、岩井監督に声優を務めた蒼井優、鈴木杏が揃って舞台挨拶に登壇した。2004年に蒼井さんと鈴木さんの主演で実写映画として製作され、いまなお多くのファンに愛されている『花とアリス』。本作は主人公の高校生の花とアリスの中学時代の出会いを描いている。2人のほかにも相田翔子、平泉成、キムラ緑子、木村多江らが実写版の役のまま声優に参加しているほか、勝地涼、黒木華らも出演している。岩井監督は実写版の公開後、早い段階で本作の本を既に執筆していたが、そこからアニメ化の実現、完成までここまで長い時間を費やすことになり、完成披露を迎え「感無量です」と言葉を絞り出す。特に11年前の実写版でカメラマンを務め、2004年に亡くなった篠田昇氏の存在に言及。「本ができた朝、電話で亡くなったという連絡が来て、お葬式で2人はわんわん泣いてて、書き上げた本を一緒に棺に入れてもらいました。それから『作らねば』という思いはあったけど怠けていたとこもあり(苦笑)。どうやってアニメを作ったらいいのか?とジブリの鈴木(敏夫)プロデューサーに話を伺ってレクチャーを受けたりもした」と完成に至るまでの軌跡をふり返る。蒼井さんは「11年ほど前にやった役をこうしてできるのは幸せ」と微笑み、鈴木さんも「3人でこうして並んでいるのが嬉しいと同時に不思議。夢を見ているようです」と喜びを口にする。11年前の実写版『花とアリス』は2人の知名度を一気に飛躍させることになったいわゆる“出世作”といえる作品。2人にとってはどのような意味を持っているのか?蒼井さんは「当時、鈴木杏は既に有名でしたが、私はそこまでもなくて、この作品をきっかけに知っていただいた方もたくさんいます。街を歩いてて指を指されることがなかった時期で、いま思うと青春の最後の1ページだったんだなと思います。こういう形でもう一度青春を味わわせてくれた岩井さんに感謝してます」と語る。鈴木さんは「岩井さんの作品が好きで憧れの現場で、緊張や気負いもあったけど、優ちゃんや篠田さんがそばにいて、安心できる現場でした。特別な出会いがあり、あそこから出発していまも続いていることがたくさんあります。まだ『花とアリス』が好きと言ってくれる方もいて、自分が思っている以上に大きな作品なんだと思います。また花とアリスに再会できて、3人でこうして並べて、頑張って毎日生きてきてよかったです!」と思いを口にした。当時、2人は現役高校生で、蒼井さんが2年先輩だが同じ高校に通っていた。「撮影中、杏が昼休みに私の教室に来て『優ちゃ~ん!昼ごはん食べよう』って(笑)。その後、撮影があるから2人で早退して、電車に乗って現場に行ってました」と当時の鈴木さんの口調のモノマネまで入れて懐かしそうに述懐する。鈴木さんは「最初はビックリしました。これまで会ったことのないタイプの人で、あらゆるものをメッタ撃ちにして道を開いてた。人生に新しい風を吹かせてくれた」と蒼井さんの存在の大きさを語った。改めて本作が完成し、2人とも中学生の花とアリスの姿が「まぶしかった!」と口を揃える。蒼井さんが「この時期の女子は無敵だなと思った」といえば、杏さんも「バカと思いながらまぶしくて…」と嬉しそうにうなずく。蒼井さんは改めて、篠田さんに見てほしかったと残念そうに語りつつ「空の上から見てると思う。見終わった後のみなさんの笑顔が届けばと思います」と語った。岩井監督は「11年前の撮影中の2人の、カメラが回ってないところでの姿も頭にこびりついてて、(本作に)投影されているのを感じました」としみじみと感慨を口にした。『花とアリス殺人事件』は2月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:花とアリス殺人事件 2015年2月20日より全国にて公開(C) 花とアリス殺人事件製作委員会
2015年02月12日新垣結衣が“ワケあり”の音楽教師役に扮し、『ホットロード』『アオハライド』の大ヒットも記憶に新しい青春映画の名手・三木孝浩監督のもと主演する『くちびるに歌を』。このほど、本作の主題歌であるアンジェラ・アキの「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」の映画Ver.ミュージック・ビデオが完成!三木監督自らが手がけ、未公開シーンの映像も含まれた感涙必至のMVとなっていることが分かった。本作は、長崎県・五島列島の中学校合唱部を舞台に、臨時教師としてやってきた悲しい過去を抱えるピアニスト・柏木ユキ(新垣結衣)と、15歳の生徒たちが、悩みぶつかりながらも前に進んで行く姿を、合唱を通して描き出していく爽やかな感動作。新垣さんは自身初の教師役で、ピアノにも初挑戦し、ショパンなどを猛特訓。また、木村文乃、桐谷健太、木村多江、石田ひかり、角替和枝、井川比佐志といった実力派俳優陣ががっちりと脇を固め、オーディションで選びぬかれた合唱部員役のフレッシュなキャストたちも熱演を見せている。本作の原作は、全国学校音楽コンクールの課題曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」の作者アンジェラ・アキのテレビドキュメンタリーをもとに、中田永一が書きおろし、本屋大賞にもノミネートされたベストセラー。アンジェラ・アキの代表曲となり通算100万ダウンロードを突破している「手紙」は、いまや合唱の定番曲でもあり、かつて“15歳”だったすべての人へ贈る感涙の激励ソングとしても親しまれている。三木監督が自身で監修した本ミュージック・ビデオには、時に優しく、時に力強いアンジェラ・アキの歌声と共に、予告編にも使用されていない、本作のストーリーに迫る未公開の本編映像も使用。離島の雄大な自然を背景に、誰にも話せない悩みの種や秘密を抱える15歳の生徒たちと、新垣さん演じる臨時教師との、みずみずしくも熱い心の交流を映し出している。『くちびるに歌を』は2月28日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月02日現在放送中の堀北真希・主演のドラマ「まっしろ」(TBS)で看護師長を好演する木村多江が、2月にフジテレビで放送されるスペシャルドラマ「黒い看護婦」で再び看護婦役を演じることが明らかとなった。本作の基となるのは、2002年に発覚し世間を震撼させた、福岡県久留米市に住む元看護師4人が起こした保険金殺人事件。命を守る立場の看護師がその知識を悪用し、共謀して保険金をかけ、仲間の夫を連続して殺害した事件で、この事件の裏側に迫った犯罪ドキュメント「黒い看護婦 -福岡四人組保険金連続殺人-」(新潮文庫刊)を、4人の視点からフィクションとしてドラマ化する。メインとなる4人の看護師には木村さんを始め、大竹しのぶ、寺島しのぶ、坂井真紀の演技派女優が顔を揃える。主犯格の女・田中直子(役名・仮名)を演じるのは、大竹さん。看護専門学校で出会った3人の弱みを握り、「トラブルを解決する」と言って金を巻き上げ、自分に完全服従させて犯罪の道へ引き込む、いわば“モンスター”というべき強烈なキャラクターだ。そのターゲットとなるのが、寺島さん演じる秋川美奈子(役名・仮名)、坂井さん演じる村井香澄(役名・仮名)、木村さん演じる安藤康子(役名・仮名)だ。加害者であると同時に、直子からの被害者となる悲しい運命を辿ることとなる。そんな悲劇を自らで作り上げていく看護婦を演じた4人は、それぞれに本作の見どころを語っている。<大竹しのぶ>「台本を読んで、この役をリアリティーもって演じるのは難しいなと感じました。見て下さる方々がどう捉えるのか想像がつかないですが、“なぜこの人はこのような状態になってしまったんだろう”と感じてもらえたらいいなと思います。恐ろしい女性の人生を、ドラマとして楽しんでいただけたらと思っています」。<寺島しのぶ>「こういうことが実際にあったんだ、ということが信じられなかったです。自分を誰かに委ねていないと生きられない美奈子役については、淡々とその場の気持ちを信じて演じるようにしました。作品の完成に期待してほしいです」。<坂井真紀>「大竹さん、寺島さん、木村さんは私が大好きな女優さんで、ご一緒させていただけて本当にうれしかったです。人間はちょっとしたことで道を踏み外すものですよね。ふとしたことでボタンをかけ違えてしまった登場人物たちの人間ドラマを見ていただけたらうれしいです」。<木村多江>「最初に台本を読んだとき、“本当にこんなことあるの?”と感じて、嘘みたいな話を納得して演じるのが難しいな、と思いました。直子に洗脳されていく怖さとともに、人間は愚かで滑稽な生き物なんだ、という部分を感じてほしいです」。金に、他人に、執着した女たちの歪でいく心の闇を4人がどんなアンサンブルで見せてくれるのか、注目が集まりそうだ。赤と黒のゲキジョー ドラマスペシャル「黒い看護婦」は2月13日(金)22時~11時52分、フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年01月22日岩井俊二監督が自身の作品をベースに、その前日譚となるストーリーを描き、長編アニメーション作品に初挑戦した『花とアリス殺人事件』。10年前の実写作品と同じく蒼井優と鈴木杏を、ヒロインふたりの声優に迎え、ファンの期待を高める本作から最新ポスタービジュアルが到着した。2004年の公開から10年を迎えるいまでも、多くのファンに愛され続けている『花とアリス』。公開当時には日常、友情、そして恋に揺れるふたりの少女の青春を描いだストーリーとして一世を風靡した。その前日譚となる本作『花とアリス殺人事件』は先日予告編が公開。ヒロインの鈴木さんと蒼井さんを始め、相田翔子、平泉成、キムラ緑子、木村多江ら、前作で彼女たちを取り巻く役柄を演じた面々が“同じ役”で声優として登場し、新たに勝地涼、黒木華、鈴木蘭々らも参加するという豪華キャスティングにより注目が集まっている。本日解禁となったポスター・ビジュアルでの背景は、花(鈴木杏)とアリス(蒼井優)が通う中学校。周囲の制服とは異なるブレザーに身を包み、凛とした姿で立つ転校生・アリス。その背後にいる花は、ひきこもり中のため私服姿ながら、どこか物言いたげな視線でこちらを見つめている。いまにも「君、名前は?」という彼女の声が聞こえてきそうだ。史上最強の引きこもりと史上最強の転校生はいかにして出逢い、心を通わせるようになったのか。そしてふたりが出逢ったときに起きた、世界で一番小さな殺人事件とは…。岩井監督の描く美しい映像世界と、実力派俳優たちの声の演技を楽しみにしていて。『花とアリス殺人事件』は2月20日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月16日岩井俊二監督が初めて手がける長編アニメーション映画『花とアリス殺人事件』の新ポスターが公開になった。その他の画像本作は、岩井監督が花(鈴木杏)とアリス(蒼井優)の日常、友情、そして恋に揺れる姿を瑞々しく描いた『花とアリス』の前日譚を描くもので、鈴木と蒼井が花とアリスの声を演じるほか、相田翔子、平泉成、キムラ緑子、木村多江、勝地涼、黒木華、鈴木蘭々らが声のキャストを務める。このほど公開されたポスターは、画像奥に見える中学校に転校してきたアリスと、不登校の花の姿を描いたもの。本作は、『009 RE:CYBORG』を手がけた石井朋彦が岩井監督と共同で企画とプロデュースを手がけ、『東のエデン』の片山由美子が色彩設計を、『言の葉の庭』の滝口比呂志が美術監督を担当するなど、豪華なスタッフが集結している。『花とアリス殺人事件』2月20日(金) 新宿バルト9ほか全国ロードショー
2015年01月16日TBSの新ドラマ「まっしろ」の制作発表会見が1月8日(木)に開催。堀北真希をはじめ、劇中で看護師を演じるキャスト陣がそれぞれの役柄の個性を反映させた衣裳の白衣姿で舞台挨拶に登壇した。昨年、「昼顔」が大いに話題を呼んだ井上由美子の脚本による本作。著名人や金持ちを患者に持つ高級セレブ病院を舞台に看護師たちの熱い“戦い”が描き出される。この日は主要キャストが勢揃いしたが、堀北さんを始め、看護師役の志田未来、高梨臨、菜々緒、MEGUMI、木村多江は役柄の衣裳の白衣姿で居並ぶ姿は壮観!ちなみにそれぞれの役柄に合わせてスカートの種類や丈の長さが異なるのも特徴だそう。通常、看護師の白衣は緊急時にも対応すべく動きやすくできているものだが、本作の舞台となる病院は、超セレブ達御用達の病院であり、忙しくバタバタと動き回る必要がないということで、そうした設定に沿ってデザインされているよう。堀北さんはナース服に身を包むと「気が引き締まります」と語るが、実際に姉が看護師をしていたという高梨さんは、かなり短いスカートでお色気たっぷりの着こなしとなっており「動きづらいし『ありえない』とツッコまれました(笑)」と明かす。高梨さんよりもさらに短いスカートで、美脚を存分に見せているのが菜々緒さん。ナース服に「テンション上がりました!」と微笑むも「タイトで歩きづらいです…」とやはり見た目重視で機能性はイマイチのよう…。MEGUMIさんは「昔、さんざんコスプレで着てたので久しぶりで『大丈夫かな?』と思いつつ、慣れました」と語り笑いを誘う。また、最年少の看護師役の志田さんは、フワリとしたスカートで後ろにはリボンがあつらえてあり、こちらもキュート!立って衣裳がよく見えるようにとリクエストされると「菜々緒さんの後だと罰ゲームに近い…(苦笑)」とこぼしつつ、かわいらしい着こなしを見せてくれた。この白衣の天使たちに囲まれて、石黒賢、柳楽優弥、眞島秀和ら数少ない男性キャスト陣にとってはさぞや天国かと思いきや、石黒さんは「うらやましいと思われるかもしれませんが、意外と恥ずかしいんです(笑)」と告白。“白い大奥”とも呼ばれる女たちの牙城で、女性の本性や本音をこれでもかと見せつけられることもあって、戦々恐々といった様子だった。そんな女たちの園の“総取締役”とも言える立場の師長を演じるのが木村さん。第1回放送からかなり恐ろしさの片鱗をのぞかせているよう。木村さんは「(部下の看護師たちに)ネチネチ言うのが楽しくて、結構快感になりつつあった」とニヤリと微笑み、部下をクビにする際の「お暇を取っていただきます」や、にこやかに見えて実は目が笑っていないで言う「ごきげんよう」といったセリフをこの日の壇上でも再現し、共演陣を震え上がらせていた。「まっしろ」は1月13日(火)22:00~TBSにて放送開始(初回は15分拡大)。(text:cinemacafe.net)
2015年01月09日堀北真希・主演の新ドラマ「まっしろ」(TBS)の記者会見が1月8日(木)に開催され、堀北さんをはじめ、柳楽優弥、志田未来、高梨臨、菜々緒、MEGUMI、眞島秀和、石黒賢、水野美紀、木村多江らが出席。看護師役のキャスト陣は衣裳の白衣姿で来場した。「白い巨塔」「昼顔」の脚本家・井上由美子のオリジナル脚本による本作。文化人や芸能人、政治家を患者とする超高額医療のセレブ病院で働くことになった主人公を中心に、“白い大奥”と呼ばれる女の園で戦う看護師たちの姿を描く。堀北さん演じる主人公の朱里(あかり)は、玉の輿を狙ってこの病院にやって来る。井上さんは、この役を堀北さんに演じてほしくて、スケジュールが空くまで企画を温め続けてきたとのことで「ピュアで純真なイメージがありますが、(本作では)野心家でしたたかでうぬぼれ屋の一面が見られます」とこれまで見たことのない堀北さんの表情が見られると太鼓判を押す。堀北さんは「少し優しい言葉を掛けてもらうだけで『自分のことを好きなんじゃないか?』と思えちゃうところは素晴らしい(笑)」と朱里について語りつつ、「だんだん、仕事に向き合っていく姿を大事に演じたいと思います!」と意気込みを語った。白い大奥の“総取締役”で2度目の注意で「お暇を出します」と容赦なく部下の首を切る看護師長の心(しずか/木村さん)、センター長の佐藤(石黒さん)と怪しい関係の美貌のナース・明日香(菜々緒さん)、肉食系看護師・木綿子(ゆうこ/高梨さん)、最年少ながら毒舌家の奈々(志田さん)、30を過ぎて独身で焦り気味のさくら(MEGUMIさん)など、個性豊かな看護師たちの欲望や思惑が入り乱れ、様々なドラマを繰り広げるが、演じているキャスト陣からも「女は怖い…」との声が。堀北さんは「心で違うことを思っていながら、表面上はニコニコと素敵なことが言えちゃうところが怖い!」と漏らす。志田さんも「女は団体になると攻撃してくるので怖いです」と苦笑交じりに語る。MEGUMIさんは「声のトーンが明らかに変わるところが怖いし面白いです」としみじみ。木村さんは「恋愛が関わってくると、女の嫉妬やドロドロが深まっていく」と女の業の複雑さを口にする。水野さんは、他の看護師とつるまない一匹狼のオペナースを演じているが「これだけ(女性が)集まると、派閥ができるのがめんどくさいですね」と役柄さながらピシャリと言い切るが、司会者から実際の現場での女優陣の派閥の有無を尋ねられると「みんな仲良し。ひとつの輪です!」と全く異なるトーンでににこやかに語り、女の怖さを見せつけ、会場は笑いに包まれた。ちなみに堀北さん自身、これまでこうした“女の園”に身を置いたことがないそうで「自分ならどう振る舞うか?と考えちゃいますね。いろんなタイプの女性がいますが、私は一番強い女性に付いて行くタイプだと思います(笑)」と長いものに巻かれる処世術を語り、笑いを誘っていた。「まっしろ」は1月13日(火)22:00~TBSにて放送開始(初回は15分拡大)。(text:cinemacafe.net)
2015年01月09日蒼井優と鈴木杏を主演に、鬼才・岩井俊二監督が原作と脚本から手がけた映画『花とアリス』(’04)ーー10年の時を経て、その前日譚を岩井監督が初の長編アニメーションとして描く『花とアリス殺人事件』。すでに蒼井さんと鈴木さんの再共演で話題を呼ぶ本作の声優キャストが発表され、郭智博、木村多江、平泉成、相田翔子ら前作の出演キャストに加え、黒木華、勝地涼、鈴木蘭々といった新キャストの参加も明らかとなった。石ノ森学園中学校へ転校してきた中学3年生の有栖川徹子(通称・アリス)は、1年前に3年1組で起こった「ユダが、4人のユダに殺された」という噂を耳にする。近隣から恐れられている“花屋敷”に住む女の子がユダに関して詳しいと教えられたアリスは、話を聞こうと花屋敷に潜入。そこで待ち構えていたのは、不登校のクラスメイト・荒井花(通称・ハナ)だった…。アリス役の声優には蒼井さん、花役の声優には鈴木さんと前作での役柄と同じとあって、岩井作品のファンには嬉しいニュースとなったが、今回の追加キャストも朗報となるはずだ。アリスの母親役には相田翔子、父親役には平泉成、花の母親役にキムラ緑子、バレエ教室の先生役は木村多江がそれぞれ同じ役柄で出演。前作で、花が恋する落語研究会の宮本先輩を演じた郭智博は朝永先生役で登場する。さらに本作からの新キャストとしては、花とアリスの担任・萩野里美先生役に黒木華、殺人事件の鍵を握る男・湯田光太郎役に勝地涼、黒木華、花の同級生・陸奥睦美役に鈴木蘭々、と個性的な俳優たちが名を連ねている。そんな『花とアリス』の世界に初参加となる3人からはコメントも到着。<勝地涼/殺人事件の鍵を握る男・湯田光太郎>「10代の頃に初めてご一緒させて頂いた時は、岩井さんを怒らせた僕ですが…。今回、久しぶりにお仕事ができ、とても嬉しかったです。わずか10分ほどでしたが、和やかに穏やかに収録ができました(笑)。10代の頃からよ~く知っている蒼井優さんと鈴木杏さんの2人が10年経っても、色あせず、『花とアリス』の世界観を蘇らせていると思いますので、楽しみにしてください」。<黒木華/花とアリスの担任・萩野里美先生>「『花とアリス』が、長編アニメになって、しかも、物語は、2人の出会い…。あの青春の始まりを目撃出来るということが、幸せで、楽しみです」。<鈴木蘭々/花の同級生・陸奥睦美>「私のドラマデビュー作は、岩井監督の『ゴーストスープ』という作品でした。とても久し振りにお会いした監督は変わらなさすぎて笑いました。(笑)。収録はとても楽しく、でも中学生という役どころに冷や汗が出ました」。美しい映像と音楽と青春の生々しい温度…果たして、アニメーションでどう表現されているのか?今回の追加キャストの発表と合わせて到着した予告編で確認してみて。『花とアリス 殺人事件』は2015年2月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月12日自身も2児の母であり、女優との仕事を両立させているフランス出身のオスカー女優ジュリエット・ビノシュの主演最新作『おやみなさいを言いたくて』。いつまでも美しくパワーにあふれた彼女が、報道カメラマンとなり、仕事と家庭という“究極の選択”を迫られていく本作に、同じ苦労や喜びを知るママ芸能人や働く女性たちから、共感と感動のコメントが到着した。アフガニスタン、コンゴ、カタール…世界各地を飛び回る報道写真家のレベッカ(ジュリエット・ビノシュ)は、常に死と隣り合わせになりながらもシャッターを切っていた。だが、あるとき、まさに命がおびやかされる危険な事態に遭遇してしまう。日常生活を一緒に送れなくても、すべて上手くいっていると思っていたレベッカ。久しぶりにアイルランドのわが家に帰った彼女は、夫(ニコライ・コスター=ワルドー)とふたりの娘たちの本当の気持ちを知り、ある決断をするが…。『存在の耐えられない軽さ』でアメリカに進出、『汚れた血』や『ポンヌフの恋人』ではレオン・カラックス監督のミューズと呼ばれ、カンヌ、ヴェネチア、ベルリンと世界三大映画祭の「女優賞」をすべて制覇し、『イングリッシュ・ペイシェント』でアカデミー賞「助演女優賞」を受賞、『ショコラ』で同「主演女優賞」にノミネートされたジュリエット・ビノシュ。オスカー女優にして、2児の母であり、画家で、平和活動支援なども精力的にこなす彼女は、ノルウェーのエリック・ポッペ監督のもとで本作に主演、まるで彼女の分身であるかのような美とパワーにあふれた“働くママ”レベッカを好演した。「ジュリエットは現役の世界的トップ俳優のひとりですから、監督は誰でも彼女と仕事したいのではないでしょうか」とポッペ監督は言う。彼女の徹底した役作りは、「そのこだわりようときたら、何から何まで本物を求めるのです。カメラはプロが使うものでなければならない。メモリーカードのサイズまで!もちろん映画で映らないものですが…」と称賛を贈る。そんな仕事へのあくなき挑戦と情熱、そして家族への深い愛を胸に秘めた役柄には、各界の女性たちから共感・感動のコメントが届いている。<ママ代表コメント>◆土屋アンナ(アーティスト)仕事と家庭の両立はとても難しいと実感している私にとって、レベッカとオーバーラップするシーンが沢山あります。思春期を迎えた娘との葛藤も、私の母と私たち姉妹の経て来たときと重なります。何が大切なものであるかを問われている気がします。命の尊さを改めて考えさせられる作品です。◆千秋さん(タレント/デザイナー)世界情勢と母娘の愛。使命ある仕事か家族かどちらを選択するのか。誰でもぶち当たるママならではの苦悩。泣きました。◆富司純子(女優)報道写真家としての顔と夫とふたりの子どもへの愛に悩む顔。ビノシュの表情、演技力、最高にかっこいい!!◆加藤登紀子(歌手)観終わってしばらく、嗚咽が止まりませんでした。 怖ろしい世界の現実に命を懸けて向き合う報道写真家であることと、ひとりの女として生きる幸せの狭間。彼女の苦しみは、仕事を持つ女の深い痛みに真っ直ぐ伝わってきます。◆木村多江(女優)私の使命は?居場所は?突きつけられたようで胸が苦しい。仕事と家族のはざまで、私もゆれた。◆坂井真紀(女優)私は、母親が正しい愛で子育てをすれば、それが世界平和へつながっていくと信じています。『おやすみなさいを言いたくて』は12月13日(土)より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月21日堀北真希が“お嬢様ナース”に扮することで話題の、来年1月より放送されるTBSドラマ「まっしろ」。このほど看護師役として高梨臨、志田未来、水野美紀、木村多江が出演することが明らかとなり、さらに堀北さんらのナース服姿が初披露となった。ドラマの舞台は、政財界・芸能界・文化人らが高額医療費にも関わらず、次々とやってくる最高級セレブ病院・東王病院。様々な欲望や思惑が渦巻き、複雑怪奇な人間関係が構築され、さらに病院内で起こったことは一切口外無用。純白のナース服ををまとう曲者たちが働くそこは“白い大奥”と呼ばれる、閉ざされた女の世界だった…。本作で脚本を務めるのは、病院ドラマの最高峰とも言われた「白い巨塔」の井上由美子。今年の夏クールにフジテレビで放送されたドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」の脚本家でもある彼女が、「白い巨塔」以来12年ぶりに病院を舞台に、女たちの世界を描くこととなる。堀北さんが演じるのは、玉の輿を夢見て東王病院にやって来た主人公・有村朱里。この病院では看護師の職分に従って、ナース帽に真珠をつけており、朱里は「無印(むじるし)」と格付けされるのだが、今回発表された高梨臨と志田未来も堀北さんと同じく“無印ナース”を演じることとなる。看護師役初挑戦となる2人が演じるは、サバサバ系の肉食女子・和田木綿子(高梨さん)と理論派の毒舌女子・松岡菜々(志田さん)だ。この若き女優3人からはコメントも到着。<堀北真希/有村朱里役>「セレブ病院でセレブと恋に落ちる!という下心もある役ですが、目の前の命と真摯に向き合う姿を一生懸命演じたいです。患者さんにとって看護師さんとはどんな存在なのか、私もこのドラマを通して勉強したいと思います。衣裳はこのドラマのオリジナルデザインなので、ウエストのフリルが特徴的で可愛いです。看護師さんの、“まっしろ”な戦闘服だと思い、これを着る時は気合を入れています」。<高梨臨/和田木綿子役>「初めてのナース役。まっしろなナース服を着ると、白衣の天使になったような気分になりました。私の中の看護師のイメージは、患者さんの心のケアをする、人のために働く、本当に天使のような心を持った人たち。このドラマの中では、そんな風に看護師として働きながらも、その奥に抱えている問題や、女たちの嫉妬、そして友情も描かれていると思います。看護師たちの、ナースステーションでの姿と、プライベートでの姿のギャップも面白いので注目してほしいです。就職率100%と言われながらも離職率も高い看護師。このドラマを通して、看護師の大切さや大変さ、そして、命や人の心と向き合う尊さを伝えていき、看護師になりたいと言ってもらえるようなドラマになれば嬉しいなと思っています」。<志田未来/松岡菜々役>「看護師役は初めてですが、ナース服を着てナース帽をつけると不思議と気が引き締まります。しかも可愛らしい衣装を着られるのはすごく嬉しいです。看護師さんというと、普段お世話になってる病院を思い出します。いつも明るく声をかけてくれるんで、とっても元気が出るんです。そんな感じをドラマでも伝えられたら。ドラマでは、いろんなタイプの看護師さんが出てきて、派閥もありますが、現場は和気あいあい。菜々は、地方出身でちょっと言葉が訛ってて理論派の女の子。普段はじっと先輩たちの話を聞いているんですが、意見を求められるとズバッと答える毒舌な部分も。井上さんが描く登場人物は、妙にリアルでどこかにいそうなんですよね。会話や行動も本当にあったんだろうな、と共感できますし、菜々の今後の展開を楽しみにしていてください」。そして“無印ナース”の朱里に厳しく当たり、看護師の頂点に君臨する“大奥総取締役”といえる看護師長・田野島心には、木村多江が抜擢。「総取締役である師長を、鬼のように、慇懃に孤高に、そして切なく生き抜きます。この病院をお気に召さないお方は、お暇をとっていただきます。よろしくって?」と役柄さながらのコメントを寄せている。そんな心の同期ながら常に対立し、白い大奥を冷めた様子で眺める一匹狼のオペナース・岩渕恵を水野美紀が演じる。そのほかにも今回、看護師チームに負けない存在感を放つ、医者チームのキャストも発表。ドラマ「アオイホノオ」の好演が記憶に新しい柳楽優弥は、アメリカ帰りの若きスーパードクター・仲野孝太郎を演じ、朱里とは対立し合いながらも何でも言える関係で互いに意識する存在となっていく役どころ。またベテラン俳優の石黒賢は、東王病院の副院長・佐藤正隆役で、美人看護師たちとの恋の噂が絶えない色男だ。一筋縄ではいかなそうな“白い大奥”の住人たち。果たして、患者役はどんなキャスティングとなるのか、続報にも注目が集まりそうだ。ドラマ「まっしろ」は2015年1月スタート/毎週火曜22時~TBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年11月11日俳優の田口トモロヲが監督を務め、主演に多部未華子、綾野剛、さらに松坂桃李、木村文乃、菅田将暉らが出演する、ジョージ朝倉原作の大人気コミックの映画化『ピース オブ ケイク』。若手の“最旬”俳優が一挙に集結する本作に、“田口組”常連であり、今夏、舞台「母に欲す」でも田口監督や池松壮亮とともに熱演を見せていた「銀杏BOYZ」の峯田和伸が参戦することが決定。また、劇中音楽を『色即ぜねれいしょん』でも田口監督とタッグを組んだ、「あまちゃん」の大友良英が担当することが明らかになった。24歳の梅宮志乃(多部未華子)はバイト仲間との浮気がばれ、DV体質の恋人・正樹(柄本佑)からフラれると同時にバイトも辞めることに。心気一転しようと引っ越した先で出会った男は、なんと新たな職場の店長、菅原京志郎(綾野剛)。京志郎に強く惹かれる志乃だったが、彼には同棲中の彼女・あかり(光宗薫)がいる。今度こそ恋愛で間違いたくない志乃は、果たして幸せを手に入れることができるのか――?原作は2003年から「FEEL YOUNG」にて連載され、全5巻の単行本が累計発行部数43万部を誇る、ジョージ朝倉による同名人気コミック。現代女性の切ない恋や仕事におけるリアルな心情を描き、20~30代の女性を中心に恋愛のバイブルとして熱烈な支持を集めている。そんな原作の満を持しての映画化で監督を務めるのは、俳優として幅広く活躍する一方で、『アイデン&ティティ』(’04)で映画監督デビューを果たし、2作目『色即ぜねれいしょん』(’09)で「新藤兼人賞銀賞」を受賞した田口トモロヲ。“独りでいるより、まし”という理由で言い寄られたら、すぐ誰とでも付き合う主人公・志乃を多部未華子が務め、その相手役に綾野剛、志乃の親友・“おかまの天ちゃん”役に松坂桃李。加えて、木村文乃、菅田将暉、光宗薫、柄本佑、中村倫也、安藤玉恵、森岡龍ら個性豊かな俳優陣や、宮藤官九郎、廣木隆一監督が友情出演することがすでに発表されている本作。このたび、最後のキャストとして発表されたのが、俳優としても活躍する「銀杏BOYZ」の峯田和伸だ。三浦大輔演出の舞台「母に欲す」では、田口監督と親子役で共演していた峯田さんは、『アイデン&ティティ』『色即ぜねれいしょん』に続く田口監督作品への出演。多部さん演じる志乃と、松坂さん演じる天ちゃんが所属する劇団「めばち娘(こ)」の座長であり、密かに志乃に想いを寄せているという千葉役を演じ、さらにオリジナルの劇中歌も手掛ける。さらに、劇中音楽を務めるのは、作曲家の大友良英。同じく田口監督の過去2作品に続いて劇中音楽を担当する。また、峯田さん演じる千葉が主催する劇団の劇中劇を、個性派劇団として知られる「劇団鹿殺し」が務めている。峯田さんは、「心から尊敬する田口トモロヲ監督と、大好きな漫画『ピース オブ ケイク』。共通するのは、静かに、青く燃え続けている美しさです。そのような火になら焦がされてしまいたいと、身をあずけました。光栄です」と喜びのコメント。峯田さん始め田口監督のもとに集まった、日本映画でも類を見ない超豪華なキャスト&スタッフたち。本作の完成が、ますます楽しみになってきた。『ピース オブ ケイク』は2015年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月10日平成26年度のBS1・BSプレミアムの出演者&キャスターの取材会が、3月22日(土)、東京・NHK放送センターにて行われ、LiLiCoや田中理恵、高橋愛、中越典子ら26年度の番組を彩る総勢23名の出演者が出席。BSプレミアムで放送となるドラマ「珈琲屋の人々」に出演する高橋克典さんは「見て損はさせません!」と自信のほどを語った。物語の舞台は東京下町の商店街。その中にひっそりと佇むレトロな喫茶店「珈琲屋」に集う、人々の抱える問題や悩みを、一杯のコーヒーを通して解きほぐしていく心温まるヒューマンドラマ。主人公の店主・宗田行介を高橋さんが務め、木村多江、倉科カナ、八嶋智人、壇蜜ら豪華キャストが出演する。この日、マイクを握った高橋さんは、「物語が素晴らしかった。最近では久しくなかった人と人のふれあいを描いたドラマです。見て損はさせません!」と出来栄えへの自信をのぞかせる。さらに、高橋さんと道ならぬ恋に堕ちるヒロイン・冬子を演じた木村さんは、「克典さん演じる行介への最初は敵対視から始まるんですけど、そこから心が揺れて揺れて揺れて、恋に堕ちていく役なんです。克典さんの役は目でお芝居をすることが多い役で、セリフも少なく『…』ばかりだったので、普段とはまた違った克典さんが見れると思います」。そんな2人の共演を見ていた八嶋さんは「言葉ではないお芝居ですごく表現豊かにされていて、本当に苦みばしった珈琲のような作品になっていると思います」と語っていた。そのほか今年のBSプレミアムでは、幅広い世代が楽しめる“知的エンターテインメントチャンネル”を目指し、食や地域などを紹介する新しいタイプの教養・娯楽番組がスタート。高橋光臣、中越典子、山崎樹範らが出演する新BS時代劇「神谷玄次郎捕物控」を始め、元体操選手の田中理恵が出演する食の番組「食材探検 おかわり!にっぽん」、高橋愛らが“旅人”となって地域を巡る「鉄道紀行 ニッポンぶらり鉄道旅」、そして9年目を迎える“和の暮らしの美”をコンセプトに、草刈正雄がMCを務める長寿番組「鑑賞マニュアル 美の壺」では、ナレーターとして木村多江が今年から声で出演するも発表された。一方のBS1は、スポーツ中継・情報番組を充実させ、国際・経済番組を強化していくとのこと。小宮山悟、田口壮、石井一久ら元プロ野球選手が解説を務める注目の新スポーツ番組「ワールドスポーツMLB」。うじきつよし、高橋メアリージュンがサイクリングの魅力を伝える「チャリダー★快汗サイクルクリニック」。MCの田村亮(ロンドンブーツ1号2号)とSHELLYがマイペースに“走る楽しさを伝える”番組「ラン×スマ ~街の風になれ~」。海外在住の日本人たちの情報を通して、LiLiCoが世界の“今”を伝える国際情報トークバラエティ「地球アゴラ」。さらには東日本大震災から人々がどんな風に困難を乗り越えてきたのかを貴重な映像と共に紹介する「TOMORROW」など、明日に役立つ番組をさらにパワーアップしていくという。この日、登場したのは13番組の出演者だったが、そのほかにも英国発の大人気ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」のシーズン3を始め、韓流ドラマでは「トンイ」、音楽番組なら「The Covers」(MC:リリー・フランキー/夏菜)や「笑う洋楽展」(MC:みうらじゅん/安齋肇)などなど人気番組や新番組が続々と放送される。(text:cinemacafe.net)
2014年03月23日日本を代表する歌姫・JUJU。その楽曲の中でも随一の人気を誇る「この夜を止めてよ」から、約3年ぶりとなる“悲恋のバラード”となる新曲「Distance」のミュージックビデオ(以下:MV)がこのほど完成した。今回のMVは、映画『東京タワー』『大停電の夜に』、TVドラマ「遺恨有り」「神様のボート」などヒット作をを手がけてきた源孝志を監督に迎え、木村多江と新井浩文が、惹かれ合うのに離れなければならない…禁断の恋に落ちる男女を演じており、まるで映画のような映像に仕上がっている。「終りにしたほうがいいって、頭でわかっても、心が言うことをきかなくて」…。ファン待望のJUJUの新曲「Distance」は、男女の別れの苦しみ・切なさを描いた、 “悲恋のバラード”。「女たちは、本能的に恋の怖さを知っているからこそ潮時を見誤らない。男と女の関係は、絶えず流動的に変化を続ける化学実験のようなものだとわかっている」と源監督が話すように、“終り”の苦悩に打ちひしがれる女性の儚い想いが、JUJUの切ない歌声と重なる。JUJUの新曲「Distance」は9月18日(水)リリース。「Distance」MVショートVer.は、「JUJU Official YouTube Channel」にて公開中。(上原礼子(cinema名義))
2013年09月11日倉科カナ、成海璃子、木村多江、高梨臨、広末涼子という豪華な女優陣を各話の主演に迎えて贈るWOWOWの連続ドラマW「鍵のない夢を見る」。いよいよ明日(9月1日)、倉科さんが主人公を務める第1話の放送がスタートするが、このほどそのドラマ劇中のビジュアルが到着した。「冷たい校舎の時は止まる」で鮮烈なデビューを果たし、その後も若者独特の心の揺れを描き続けている人気作家・辻村深月の「第147回直木賞」を受賞した小説を、全5話構成のオムニバス・ドラマとして完全映像化。ありふれた日常の一コマに潜む人間のドラマを描いていく。今回第1話として放送されるのは、身勝手なダメ男に振り回されながらも人生を差し出してしまう未玖の日常を描いた「芹葉大学の夢と殺人」。絵本作家を志す大学生の未玖は、同じ学科に通う恋人・雄大(林遣都)とよく夢を語り合っていた。彼の夢は途方もなく大きく、友人たちにはバカにされるかも知れないが、自分だけは純粋な雄大の夢を信じてあげようと思っていた。卒業とともに夢をあきらめて美術教師になった未玖と留年した雄大は、環境の変化もあって別れることになる。しかし、彼に未練のある未玖は、ずるずると会いに行ってしまう。求められるまま身体の関係を持つものの、雄大は身勝手な要求ばかり。ホテルや食事代も当然のようにいつも未玖の支払っていた。そんなある日、雄大が殺人容疑で指名手配中と知る…。“ダメンズ・ウォーカー”まっしぐらなヒロイン・未玖役には、ヒットドラマ「花のズボラ飯」や映画『みなさん、さようなら』など人気・実力ともに急上昇中の女優・倉科カナが、そして彼女を振り回すダメ男・雄大にはイケメン俳優の林遣都が演じている。先日行われた制作発表会見で倉科さんは、振り回されても思わず尽くしてあげたくなるダメ男・雄大の魅力をこう語っている。「だいたい7割が私を傷つける行動だったり、言動だったりするんですが…ただ、あとの3割は“私を愛しているんじゃないか”と錯覚してしまうような行動だったりするです。“飴とムチ”じゃないですけど、そのたった3割だけでより好きになってしまう…」と照れながら共感。さらに、「本当にダメ(な男)なんだけれども、“きっと私じゃないと、雄大は理解できない”…」。そんなヒロイン・美玖を深く理解できたといい「より一層彼女の気持ちを追いかけてみたくなった」と、ツラいのに幸せを感じてしまう悲しい“女の性”を語っていた。最後に倉科さんは、「みなさんの目には悲しいラストに映るかも知れないけれど、私としては幸せな気持ちになりました。人を愛することって幸せなんだと思いました」と母性あふれる優しい笑顔で本作をアピールしていた。「鍵のない夢を見る」は9月1日(日)よりWOWOWにて放送開始(全5話)。倉科さん主演の第1話「芹葉大学の夢と殺人」は無料放送。(text:cinemacafe.net)
2013年09月01日若手人気作家・辻村深月の第147回直木賞受賞作を、WOWOWが全5話構成のオムニバスでドラマ化した連続ドラマW「鍵のない夢を見る」が、9月1日夜10時より放送スタートとなる。27日に都内で行われた制作発表会見では、倉科カナ、成海璃子、木村多江、高梨臨、広末涼子といった豪華女優陣が純白で統一された衣装で登場し、それぞれ主演を務めるエピソードの見どころを語った。こんなはずじゃなかった――。毎日のように世間に飛び交うありきたりな事件のニュースにも、“他人事”ではない怖さが秘められている。そんな閉塞感を漂わせた現代の地方都市を舞台に、ありふれた女性たちが些細な出来事をきっかけに悲劇の渦に飲み込まれていく姿を、個性的な5篇の物語で描き出す。■第1話「芹葉(せりば)大学の夢と殺人」無謀な夢を追いかけ続ける元恋人に心身を捧げてしまう美術教師役を演じた倉科は、「ダメな人なんだけど私じゃないと理解できない。内側に入りたいという願望が芽生えてくる。見た方には悲しい物語に映るかもしれないけれど、演技者としては本当に幸せな気持ちだった。演じるってこんなに楽しいんだって再確認できた役柄。2人の愛の行く末をたくさんの方に見ていただきたいです」とアピールした。■第2話「美弥谷(みやたに)団地の逃亡者」男性からのDV(家庭内暴力)に苦しみながらも関係を断ち切れないフリーターの女性を熱演した成海。「自分に自信もなく、ひどい状況にいながらもフワフワしているような役。彼に殴られても『ごめんね』と謝られることで、そこに存在意義を見出しちゃうんだろうなと思って演じました」と理解を深めながら難役に挑んだ。■第3話「石蕗(つわぶき)南地区の放火」最年長の木村はネガティブな妄想を膨らます孤独なOLをコミカルに演じ、「女性は30代になると、相手を見る時に自分が傷つかないようにと守りに入り、相手の良いところよりもマイナス面を見て現実的になってしまいがち。私自身、ふだん心の中で毒を吐いている自分に気づいてしまった(笑)。妄想に夢中になっていくところは、ロマンチストな男性らしい一面なのかもしれない」と分析しながら、「男性が見たら『怖いな』って思う部分もあるかもしれない。その怖さと痛さと滑稽(こっけい)さを楽しんでほしい」と語った。■第4話「仁志野(にしの)町の泥棒」同級生が過去に犯した罪を忘れられない小学校教師を演じる高梨は、「私は子どもの頃の嫌なことは忘れちゃうタイプ」とはにかみながら、これから臨む撮影に「共感したくないけど思わず共感してしまうような話。ひとつの感情にとらわれず、複雑な感情を出せるようにしたい」と抱負を語った。■第5話「君本家の誘拐」“最終夜”となるこの回では、不妊を乗り越え授かった念願の赤ちゃんをショッピングモールで見失い、パニックに陥る母親を広末が熱演。理想の母親像に押し潰されそうになる役どころに、「育児って最高に楽しいけれど、精神的にも肉体的にもとても大変なこと。どのお母さんも経験してきたであろう不安や疲労を脚本から感じた。演じるのはつらくしんどい役柄だったけれど、母親として学びのあるラストになっています。見た方々が彼女と同じような過ちを繰り返さないように祈りながら、すべてのお母さんが楽しく育児できたら」と思いを込めて演じた。連続ドラマW「鍵のない夢を見る」は、WOWOWプライムにて9月1日より毎週日曜夜10時より放送開始。第1話「芹葉大学の夢と殺人」は無料放送となる。・WOWOW 公式サイト ・連続ドラマW『鍵のない夢を見る』 公式サイト
2013年08月29日西川美和監督の最新作『夢売るふたり』が8日に全国で封切られ、東京・新宿ピカデリーで西川監督をはじめ、主演の松たか子、阿部サダヲ、田中麗奈、鈴木砂羽、江原由夏、木村多江、笑福亭鶴瓶が初日舞台あいさつを行った。その他の写真火災ですべてを失った夫婦(松、阿部)が、再起をかけて“結婚詐欺”に手を染めていくという男女の愛憎を描いたヒューマンドラマ。すでに第37回トロント国際映画祭(6日開幕)のスペシャル・プレゼンテーション部門への出品が決定しており、壇上にて第31回バンクーバー国際映画祭、第56回ロンドン映画祭、シカゴ国際映画祭、オーストラリア日本映画祭に出品されることも発表された。舞台あいさつの翌日に、トロント入りするため日本を発つ予定の西川監督は「国境を超えていける映画という文化は、やはりいいものだと感じています。日本の恋愛事情や結婚観、女の生き方を海外の人々にも観てもらえれば。これを機会にもっと遠い国の皆さんにも観てほしい」と意気込みを語った。ちなみに、海外上映の際の英語タイトルは『Dreams for Sale』になるとのこと。夫に結婚詐欺をけしかける妻を演じた松は、役作りのためにフォークリフトの運転免許を取得し、「たまには勉強もいいもんですね。それに免許がなくてもいい西川監督が一緒に受験してくれました。ありがとうございます」と感謝しきり。学科教習の際、居眠りしてしまう瞬間もあったといい、「居眠りする松たか子を初めて見ました」と西川監督。一方、次々と女性を手玉に取る夫を演じた阿部は「いろいろな表情を引き出してくれた。自分でも『あんな顔するんだ、おれ』と思ったほど」と西川演出に舌を巻いた。そんな阿部に対し、西川監督は「いやあ、阿部さんのこと、私も好きになりそうでした。現場の女性スタッフもみんなそう言ってましたよ」とにやけ顔。すかさず、西川監督の前作『ディア・ドクター』に主演した鶴瓶が「僕のときは、どうだったの?」とツッコミを入れ、会場を笑いに包んでいた。『夢売るふたり』公開中
2012年09月10日