優勝者は、りんごオーナー権が貰える鳥取県大山町で行われる「名和マラソンフェスタ」は、2020年5月17日(日)に開催されます。南に中国地方最高峰の大山(だいせん)、北に日本海が眺望できるコースが魅力ある大会です。また、ハーフの優勝者には副賞として大山町名和特産りんごオーナー権(木1本分のりんごの権利)が貰えるというユニークな特典がつきます。家族みんなで楽しめる大会名和マラソンフェスタの種目は、ハーフ、10km、5km、ジョギング(1.7km)、ウォーキング(8km・4km)があり、年齢別に細かく部門が分かれています。コースは、大山町名和総合運動公園をスタート・ゴール地点として、前半は下り、逆に後半はきつい登り坂です。特にハーフは、起伏にとんだコースになりますが、中盤の日本海を望める景色は最高です。レース後には、抽選会と無料のさくらうどんを楽しむことができます。古代の歴史と言えば大山大会が開催される大山町は、中国地方最高峰である大山の名がつく町です。日本最大級の弥生集落 妻木晩田遺跡、古事記に伝わる出雲神話の舞台となるゆかりの地が多く存在しています。観光も合わせて楽しんではいかがでしょうか。(画像は公式サイトより)【参考】※「大山町名和マラソンフェスタ2020」公式サイト※大山町観光協会の公式サイト
2020年02月26日「栃木県産いちごを使ったスイーツフェア」が東武百貨店池袋本店にて開催されます。都内百貨店で最大級の規模を誇るレストラン街スパイス44店舗で味わえる趣向を凝らしたいちご料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。いちごはスイーツだけじゃない!いちごを使ったアレンジ料理【オールドマンハッタン】 国産牛ローストビーフ イチゴとバルサミコのソースバルサミコソースといちごを組み合わせることで、酸味と甘みが肉の旨味を引き立てる国産牛もも肉のローストビーフを使った一品。【価格】1,180円【KUSHIハゲ天】 いちごのフランスパンサンド「いちごのフランスパンサンド」はいちごとカスタードクリーム、クリームチーズをパンにサンドしてさっくりと安慶田「いちごの揚げパン」です。【価格】480円【サイアム セラドン】 イチゴ炒飯とソムタム タイセット意外だけどおいしい「イチゴ炒飯とソムタム」はいちごの甘みとタイ米の炒飯が絶妙に合う一品です。辛味のあるソムタムは、いちごを加えることによってマイルドに。【価格】1,380円いちごの魅力倍増スイーツメニュー【ホノルルコーヒー ダイナー】いちごのロールパンケーキホノルルコーヒーダイナーが提供するのは、焼きたてのロールパンケーキにいちごのホイップクリームといちごのアイスがとろけるいちご尽くしのスイーツです。【価格】1,320円【銀座ハゲ天】いちご揚げまんじゅうカリッとした触感でいちごを味わうことができるのは、銀座ハゲ天の「いちご揚げまんじゅう」です。衣をつけてから新引粉をつけて揚げることでクセになる触感を生み出しています。【価格】400円【BIKiNi medi】苺のクレマカタラーナスペインの伝統菓子であるクレマカタラーナを苺とフランボワーズのジュレでアレンジした一品。クレームブリュレの原型をフレッシュな苺と一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。【価格】800円「栃木県産いちごを使ったスイーツフェア」開催概要【開催期間】2020年1月7日(火)~2月18日(火)【営業時間】11階~13階/11:00~22:0014階・15階/11:00~23:00(月~土・祝)11:00~22:00(日)※翌日が祝日・振替休日の場合11:00~23:00【開催場所】東武百貨店池袋本店レストラン街スパイス11階~15階【参加店舗数】44店舗【メニュー数】45種類
2020年01月09日HugMugブロガーがおすすめのお出かけスポットをレポートする連載企画。栃木県在住のHugMugブロガー・ERIさんが栃木県内の子連れにやさしいお出かけスポットをママ目線でレポートします。今回は、異世界の空間を楽しめる『大谷資料館』や、男の子が絶対に喜ぶ『真岡鐵道SLキューロク館』をはじめ、子どもが喜ぶお出かけスポットを教えてくれました。[今回のお出かけスポット]大谷資料館真岡鐵道SLキューロク館宇都宮餃子みんみん 映画のロケやアーティストのPVなどでも有名な『大谷資料館』ハイブランドの新作発表会として使われているので海外からも人気のお出かけスポットとして注目されています。階段を降りて行くと……地下に広がる神秘的な景色!地下神殿みたいで圧巻されました。子どもたちは「美術館みたい!」「エジプトみたい!」と大喜びではしゃいでいました。気温が低くとても寒いので、夏以外は防寒対策をおすすめします。この場所は採石場だったのですが人力で掘り出された跡などがあり、当時の偉業に感動しました。ライトアップされているので、とても綺麗で実際に見てみるとその神秘さに家族感動してしまいました。そして大谷資料館のすぐ側にある『ROCKSIDE MARKET』もおすすめ。カフェや雑貨などがあり大谷石で作られた商品はオシャレで人気です。益子焼なども売っていて人気の作家さんの器が買えるので穴場スポットでもあります。幻想的な雰囲気が味わえる『大谷資料館』私もまた絶対に行きたいスポットです。『真岡鐵道SLキューロク館』真岡駅と隣接されていて、週末は走っているSLが見れたり、展示されているSLに乗れたり、そして、オモチャなどで遊べる施設です。子鉄には夢のような場所!なんとココは無料なんです!!駐車場も無料なので、本当に有難いです。息子2人のお気に入りの場所です。SLの側で手づくりの木製の乗り物に乗って自由に遊べます。他にもプラレールで遊べたりジオラマを走らせたりデジタルアクアルームで遊べたりと1日遊べる場所。お絵描きや塗り絵をして絵をスキャンしますそうするとモニターにスキャンした自分で描いた絵が降って来るんです飛んでみたり、手で払ってみたり出てきた〜!と大喜び♡受付では、可愛い折り紙がもらえます。毎回、新幹線をもらって帰る我が家の子鉄無料で一日中遊べる、我が家のおすすめスポットです。そして、走っているSLを見るのにおすすめなのが『道の駅もてぎ』線路の近くでSLを見れるので、子どもたちも大喜びのスポット。公園もSLです。この場所は真岡駅の駅員さんに聞いて、知りました。走っているSLを近くで見る際は、良かったら行ってみて下さい。 栃木県に来たら絶対に食べて欲しいのが、宇都宮餃子『みんみん』餃子と言ったら……みんみん!ってくらい、栃木県では有名です。県内には10店舗あるのですが、私がおすすめするのは真岡店。子ども用の椅子があるのと、店内が他店より広いのが、ママには嬉しいポイント。1番のおすすめポイントは、真岡駅の近くにあるので、週末はSLが走っているのが見えるんです。かなりレトロな真岡駅。タイムスリップした感じになります。順番待ちをしている間、子鉄の息子2人を連れて、電車を見に来ています次男はモオカ14形気動車が大好きで長い待ち時間も飽きずに待ってくれるので大助かりです。メニューは焼餃子、水餃子、揚餃子、ライス1人前6個それぞれ230円ライスは100円大盛りは200円かなりリーズナブル!我が家のおすすめは焼餃子と揚餃子みんみんの餃子が大好きな息子は焼きたて揚げたての餃子を「熱いけどおいしい♡」とパクパク食べています。持ち帰りやお土産としても人気です。冷凍餃子なので、我が家の冷蔵庫にはいつもストックされています。栃木に来たら絶対に食べて欲しいです!ERIさん大人ストリートスタイルを親子でバランスよく着こなし、HugMugのSNAPでもオシャレと名高い海老原さん。おでかけシーンに合わせたコーデはママファッションの参考に!10歳の女の子、5歳と2歳の男の子のママ。ブログ::@___iime
2019年12月25日錦糸町南口の新商業施設「錦糸町駅前プラザビル」が、2020年4月24日(金)にオープン予定だ。錦糸町南口の商業ビルが「錦糸町駅前プラザビル」として一新1973年会社設立以来、40数年に渡って親しまれた錦糸町南口の商業ビルが装いも新たにリニューアル。主に飲食店が出店する錦糸町駅前の新ランドマーク「錦糸町駅前プラザビル」として、新たにオープンを迎える。ファミリー層から“おもてなし“まで、多様な飲食店が出店館内には、ファミリーレストランから高級店まで、シーンを問わずに利用出来るよう、多様性のあるショップ&レストランが出店。1F~3Fはファミリー層も気軽に利用出来る旧ビルからの人気飲食店、ファミリーレストラン、ファーストフード店、地元すみだクラフトビール&ビストロなどが並ぶ「カジュアルゾーン」、4F~6Fは居酒屋、カラオケ飲食店、炉端焼など多様なジャンルが揃う「ワイガヤゾーン」、そして7F~8Fはスカイツリーも見渡せる景観と個室を完備した和食、焼肉、中国料理などが入店予定の「プライムゾーン」と、フロアゾーンごとにコンセプトを定めたテナント構成となっている。施設情報商業施設「錦糸町駅前プラザビル」オープン予定日:2020年4月24日(金)※営業時間は店舗により異なる。住所:東京都墨田区江東橋3丁目8−7アクセス:JR総武中央線各駅停車・総武線横須賀線快速、東京メトロ半蔵門線(東武スカイツリーライン直通)、都バス「錦糸町」駅前 徒歩1分建物規模:地上8階建
2019年12月14日神戸の人気観光スポットのひとつ南京町で「南京町ランターンフェア」がスタートする。会期中は一帯に400個以上の中国提灯が吊るされ、あたたかい光が夜の南京町を優しく包む。中国提灯が吊るされるのは、南京町広場を中心とした一帯。クリスマス、お正月など冬のイベントが続き、「神戸ルミナリエ」をはじめ様々なイルミネーション・イベントも開催されるが、東洋の穏やかで情緒ある灯りを楽しめるのが本イベントの特徴だ。点灯は日没後の16時頃から開始。来年の1月15日(水)までの開催を予定している。南京町ランターンフェア12月5日(木)から2020年1月15日(水)点灯時間:16時頃(日没後)から22時頃まで※雨天実施(荒天中止の可能性あり)見物無料
2019年12月05日無印良品銀座の6階にある「ATELIER MUJI GINZA Gallery1」では、「考える。益子の新しい伝統に向けて」展を、11月29日から2020年3月8日まで開催する。©ATELIER MUJI GINZA 2019ATELIER MUJI GINZAと、イタリアのデザイン界の巨匠、エンツォ・マーリによる「栗の木プロジェクト」。第3弾となる本展は、「考える」をテーマに、2018年に発足した益子町と益子町の民間の作り手が共同でデザイン企画開発を行う制作グループ・MASHIKO Productとの協働で開催。同グループは、益子焼をはじめ、町に根付いた様々な手仕事を、デザインの視点から解釈しなおして新たな益子ブランドとして創出していく試みを行っている。2019年には益子焼の新ブランドBOTE&SUTTOを深澤直人のデザインディレクションで開発した。本展のはじまりは、マーリが1970年代に磁器工房の職人とともに手がけた器のシリーズ「SAMOS」。その手法とは、作家による工芸的な手仕事でも、工業製品でもない、職人とデザイナーが対等に対話することによってクオリティを生み出す手仕事のあり方だった。その哲学から発想を得たワークショップが、益子焼の産地を舞台に、現地の作家とATELIER MUJI GINZAが構成したデザイナーを含むチーム、計11名によって6日間にわたり行われた。「考える。益子の新しい伝統に向けて」展では、ワークショップのプロセスを語る約150点以上の試作やツール、さらに「SAMOS」2点が一堂に会す。©ATELIER MUJI GINZA 2019会期初日となる11月29日の19時からは、オープニングイベント・ギャラリートークを開催。益子町の濱田窯代表・濱田友緒、清窯代表・大塚一弘、道祖土(さやど)和田窯代表・塚本倫行を招き、「益子焼」の定義とは何か、また本ワークショップについて、MASHIKO Productの未来のビジョンについて語る。イベントの詳細については、公式サイト()にて確認できる。今回の展示は、益子焼の新たな伝統に向けた長期プロジェクトのローンチであり、今後もワークショップを継続し、メソッドを進化させていく予定。本展を通して、手仕事の未来、伝統の未来について考えてみては?【展覧会情報】「考える。益子の新しい伝統に向けて」展会期:11月29日〜2020年3月8日会場:ATELIER MUJI GINZA Gallery1住所:東京都中央区銀座3-3-5 無印良品 銀座 6F時間:10:00〜21:00入場無料
2019年11月07日栃木・あしかがフラワーパークのイルミネーション「Flower Fantasy~光の花の庭2019~」が、2019年11月2日(土)から2020年2月6日(木)まで開催される。500万球超えのライトアップあしかがフラワーパークは、さっぽろホワイトイルミネーション、ハウステンボス光の王国と共に、“日本三大イルミネーション”に設定されている全国有数のイルミネーションスポット。第18回目を迎える今年は、500万球を超えるライトアップで広大な園内を幻想的に彩る。光×花のイルミネーション藤の花を“キラキラ”ライトで再現見どころとなるのは、季節ごとに様々な花を楽しめる園内にちなんだ“光×花”のライトアップ。あしかがフラワーパークの象徴である“藤の花”をイメージしたイルミネーションには、咲き始め~満開~舞い散るまでのストーリーを、キラキラ輝く藤色のライト共に演出。藤をリアルに再現する“花弁キャップ”は、藤の専門家監修による本格仕様で、1球1球全て手作業で取り付けられている。水中に浮かぶ睡蓮のイルミネーションまた夏から秋にかけて見頃を迎える睡蓮も、水の中で見事に表現。優しい光が水面に反射する光景は、思わずうっとりとしてしまうほどの美しさだ。煌くバラの庭園や花一杯のお城もさらに園内には、バラをイメージしたイルミネーションがパノラマに広がる「光のバラ園~ハピネスガーデン~」や、花で彩られた童話のようなお城が出現する「フラワーキャッスル」など、思わず写真に収めたくなるようなロマンティックな光景が広がる。限定イベントを開催なおシーズン中は期間を3つに分けた、異なる限定イベントも開催。11月2日(土)から11月中旬はアメジストセージの花のライトアップを、11月中旬から12月下旬はクリスマスプログラムのイルミネーションを、年明以降は新年を祝したイルミネーションと冬咲きボタンのライトアップを行う。【詳細】「Flower Fantasy~光の花の庭2019~」期間:2019年11月2日(土)~2020年2月6日(木)住所: 栃木県足利市迫間町607点灯時間:16:30~21:00(土日祝日は21:30まで)入園料金:大人1,000円、子供500円(子供は4歳~小学生まで)休園日:期間中は2019年12月31日(火)のみ【問い合わせ先】あしかがフラワーパークTEL:0284-91-4939
2019年11月04日星野リゾートは「星野リゾート リゾナーレ那須」を、2019年11月1日(金)、栃木県・那須町にオープンする。「アグリツーリズモリゾート」がコンセプト「リゾナーレ」ブランド4軒目となる宿泊施設「星野リゾート リゾナーレ那須」は、栃木県北部・那須岳の山裾、標高約500mに位置する約4万2千坪の広大な敷地を保有。日本初の「アグリツーリズモリゾート」をコンセプトにした宿泊施設であり、東京から新幹線とバスで約1時間半という立地で、農作物を育む地域の風景に親しみながら、アグリツーリズモを楽しむことができる。イタリア語でアグリクルトゥーラ(農業)とツーリズモ(観光)の造語であるアグリツーリズモとは、都会の喧騒から離れその土地の農体験や自然体験、文化交流を楽しむ観光の形。ヨーロッパ発祥と言われ、イタリアを中心に世界各国で広がりを見せている。農業体験を楽しむ施設内で野菜やハーブを栽培施設内やその周辺に広がる畑や田んぼは、「アグリツーリズモリゾート」の主軸となる場所。「アグリガーデン」では地元農家からアドバイスを受けた有機農法を参考に、畑の耕耘(こううん)から肥料づくり、野菜やハーブの種まき、収穫まで一連の農作業を実践する。畑や温室「グリーンハウス」では、通年約80種類以上の野菜やハーブを育てる予定だ。レクチャーやワークショップも畑などでは、その日の農作業をスタッフがファーマーとしてゲストにレクチャーする「ファーマーズレッスン」を実施。収獲体験だけでない、幅広い農業体験を楽しむことができる。また「アグリガーデン」内のグリーンハウスでは、作物を無駄にしない農家の暮らしをヒントにしたワークショップ「農家の手仕事」や、さまざまな種類のハーブを自由に摘み、ハーブティとして楽しむ「オリジナルハーブティづくり」も開催する。農業を感じる食事農業を感じる食事も、「星野リゾート リゾナーレ那須」の特徴の1つ。「アグリガーデン」で栽培する野菜やハーブの一部は、ワークショップだけでなく、季節や収穫量に応じて各レストランやカフェでも活用される予定だ。メインダイニング「オットセッテ」メインダイニングは、リゾナーレ八ヶ岳、トマムに続く、3つ目の「オットセッテ」。那須では、イタリアのトスカーナ州の郷土料理をフルコースへと昇華させたメニューを提供する。素材は地域の生産者たちが育て上げた旬の食材。料理と共に、ソムリエがセレクトしたイタリアの自然派ワインを堪能することもできる。ビュッフェレストラン「シャキシャキ」ビュッフェレストラン「シャキシャキ」では朝食と夕食を取ることが可能だ。朝食は、野菜の食感をダイレクトに楽しむサラダや、15種類のパン、目の前で仕上げるオムレツなどの和洋ビュッフェを提供。夕食は、イタリア料理の冷菜や温菜が並ぶビュッフェに加えて、日替わりでローストビーフや豚肉のポルケッタなどのメインディッシュをテーブルに届け目の前で切り分ける。ピッツァづくりもできる「ブックス&カフェ」「POKO POKO」内の「ブックス&カフェ」では、ランチに石窯で焼き上げた本格的なイタリアンピッツァを提供する。また、アグリガーデンの野菜やハーブを一部使用した素材でトッピングを行う、一日数組限定のピッツァづくりも開催。焼き上げは専門のスタッフが行うため、本格的なピッツァを味わえる。その他、アイスクリームやコーヒーなどのカフェメニューも取り揃える。自然を生かしたアクティビティ「星野リゾート リゾナーレ那須」では、農業体験に加え、地域の地域の自然環境を活かしたアクティビティを楽しむことも可能。早朝の森での散策をはじめ、紅葉の落ち葉をかき集めて作る焼き芋づくりや、雪遊びなど、季節に合わせたアクティビティが用意されている。アクティビティの拠点「POKO POKO」アクティビティの拠点となるのは、本館エントランスから続く長い橋を渡ると見えてくる施設「POKO POKO」。全天候型のこの施設は、前述の「ブックス&カフェ」の他に、全長約6.5mのネット遊具とボールプールからなる「プレイエリア」、託児施設「ナーサリー」を備えている。また、施設の前には、ファイヤプレイスを囲みながらくつろぐことのできるテラスや、ソファベッドのある「POKO POKO広場」も設置した。大自然の中にある客室全43の客室は約4万2千坪の広大な天然生林の中に点在し、本館・別館(別館内2エリア)の3つのエリアで計14種類の部屋タイプを展開。どの客室も大自然の中にありながら、リゾートとしての快適性と洗練された空間デザインを兼ね備えている。温泉やスパも「星野リゾート リゾナーレ那須」はこの他にも、大人向けの「ライブラリーラウンジ」や、森を眺めながら内湯と外湯を楽しめる「大浴場」、自然に癒されるオイルトリートメントスパなどを完備している。【詳細】「星野リゾート リゾナーレ那須」開業日:2019年11月1日(金)所在地:栃木県那須郡那須町高久乙道下2301TEL:0570-073-055(リゾナーレ予約センター)施設構成:宿泊棟(本館・別館)、メインダイニング、ビュッフェレストラン、アグリガーデン、POKO POKO、大浴場(男湯・女湯各1カ所)、スパ、ラウンジ客室数:43 室(部屋タイプ:14)チェックイン 15:00/チェックアウト 12:00料金:1泊 21,000円+税~(2名1室利用時1名あたり、朝食付)アクセス:[電車]JR東北新幹線「那須塩原駅」より送迎バス40分、[車]東北自動車道黒磯板室I.C.より30分食事例:・「オットセッテナス」夕食 1名 11,818円+税 ※要事前予約・「シャキシャキ」朝食 1名 2,545円+税、夕食 1名 5,636円+税 ※要事前予約
2019年11月02日大自然の中でキャンプやアクティビティを体験できる施設「ファクトランド」が栃木県の那須高原に、2019年8月10日(土)よりオープンする。「ファクトランド」は、鮮やかな木漏れ日、澄んだ水面、満点の星空などに囲まれた空間を舞台に、“心を癒すリラクゼーション”と“自然一体型体験プログラム”を提供する施設。自然に関する様々なアクティビティを体験できるほか、エリア内にはカフェ&バー「ミナモ(MINAMO)」や、オートキャンプサイトなどを内包する。アクティビティは、A・B・Cのランクに分けて常時10種類以上の体験プログラムを用意。森の中にあるピザ窯でオリジナルピザを焼く「森の中のピザ屋さん」や、那須の星空の元でヒーリングヨガをする「星空のヨガ」、コケを使って小さな緑の世界を作る「小さな緑の世界」などのプログラムをラインナップする。また、カフェ&バー「ミナモ」では、那須高原の新鮮な食材とバラやハーブなどのエディブルフラワーで彩った料理を提供。ここでしか味わえないオーガニックな味覚を堪能出来る。さらに、施設内にはキャンプサイト以外に、宿泊施設として透明なドーム型テント「アウラ」をオープン予定。通常とは違うユニークなテントでは、さらに特別で非日常的な時間を過ごせそうだ。【詳細】ファクトランドオープン日:2019年8月10日(土)住所:栃木県那須郡那須町高久乙3375-1050■アクティビティ料金:Aランク 3,000円、Bランク 2,000円、Cランク 1,000円メニュー:・Aランク森の中のピザ屋さん、青空のヨガ、星空のヨガ、花の宝石、虹のかけら、燻製工房・Bランク小さな緑の世界、フォトフレームを作ろう、はじめての焚き火、化石発掘・Cランクトレジャーハント、葉っぱクラフト※全プログラムの中から10,000円分を自由に組み合わせることが可能なファクトパス(大人 5,500円、小人 4,500円)もあり。
2019年07月29日千葉県放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報BRIDGE3では、ビジョントレーニングをはじめとした身体発達トレーニング、教材や教具を使った認知発達トレーニングと学習支援、心の成長を支援するパーソナルトレーニング、この3つを柱として支援が行われています。日々の課題は、お子さまの発達段階と個別支援計画に基づき、ごほうび課題(自分で既にできる課題)とチャレンジ課題(サポートがあればできる課題)を組み合わせながら、設定されています。子どもたちの「未来」のために、その子が生まれてきた「家族」、生きていかねばならない「社会」へも架け橋となりたい。そんな想いが、施設の名前である「BRIDGE」には込められています。千葉県の放課後等デイサービスをもっと見る栃木県放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報運動学習指導教室トータスジュニア簗瀬では、トータス独自の専門的プログラムで、就園から就学までの切れ目のない支援が行われています。運動・学習・あそびを通じたさまざまな体験、学習、仲間との交流などから、「できた!」という成功体験を重ね、日常生活における基本動作を身につけたり、考えること、挑戦すること、コミュニケーションの楽しさを伝えたりしています。また、職員も日頃の療育・教材の考案・支援指導についての勉強をしたり、外部療育研修を受講したりすることで、スキルアップにも力を注いでいます。栃木県の放課後放デイサービスをもっと見るいかがでしたか?気になる施設がありましたら、「~のページをもっと見る」のボタンを押すと、より詳しく施設の情報をみることができます!「もっと施設の情報を詳しく知りたい!」「見学をしてみたい!」と思ったら、WEBからもお問い合わせができます。施設情報ページでは、掲載されている施設の情報を地域ごとに検索して見ることができるので、ぜひお住まいの地域のページをチェックしてみてください。
2019年05月21日ペット連れも歓迎!北関東最大級の遊園地「那須ハイランドパーク」を運営している藤和那須リゾート株式会社が、2019年ゴールデンウィークに透明なグランピング「AURA(アウラ)」をオープンします。今年40周年を迎える「那須ハイランドパーク」は、那須高原の大自然に囲まれた北関東最大級の遊園地。約40種類のアトラクションのうち半数以上が3歳未満でも利用可能。ペットと一緒に乗車が可能なアトラクションもあり、ファミリーやペット連れの人も楽しめます。「那須ハイランドパーク」のオフィシャルホテルである「那須高原TOWAピュアコテージ」はプライベート空間が満喫できる「リゾートハウス」、斬新なデザインの「デザイナーズハウス」、ペットと宿泊可能な「WITH PET シリーズ」など、さまざまな客室を選択できる宿泊施設です。フレームレスの透明ドームで星空も楽しめる今回オープンする「AURA」は、北欧製の透明ドーム。6角形のアクリル板を組み合わせたハニカム構造で、高い防水性と強度と耐久性を誇ります。サイズは直径約7メートル(約38平方メートル)。フレームレスなので視界をさえぎるものはなく、夜の星空など那須の自然を全身で体感する新たな体験を楽しめます。「那須ハイランドパーク」では「AURA」の導入にともないグランピングエリアを拡大。「AURA」2張と、約28平方メートルのドーム型テント12張を増設しました。今後もさらなる開発が予定されています。(画像はプレスリリースより)【参考】※藤和那須リゾート株式会社のプレスリリース/PR TIMES※藤和那須リゾート株式会社
2019年04月26日「こんな遠くまでご苦労さまです、私が箱石シツイです」齢102を迎えたいまも現役で理容師を続ける女性がいると聞き、取材に向かった。場所は栃木県那珂川町。約束の時間に国道沿いの店舗兼自宅を訪ねると、箱石さんはぺこりと頭を下げた。80年以上使ってきたハサミで、お客さんの髪を軽快に切っていく。ひげそりは、確かな手さばきでカミソリを、細かいところまでていねいにあてる。終わったあとのお客さんの顔はピカピカだ。手が震えたりは、まったくない。背筋を伸ばして理髪する姿は驚くほかはない。「必要としてくれる人がいるうちは床屋を続けたいね」今年1月から長男・英政さん(75)夫婦と同居を始めたが、昨年12月まで、半世紀以上にわたってずっと1人暮らし。炊事など家事全般を1人でこなし、理容店もたった1人で切り盛りしてきた。昭和11(1936)年に理容師免許を取得して以来80年余、いまも衰え知らずで、毎日ハサミを握る。「いまはもう、常連さんしか来ないです。その常連さんも亡くなったり、老人ホームに入ったり、だいぶ減っちゃいました」それでも「よそではダメなんだ、箱石さんじゃなきゃ」と、わざわざ足を運ぶ人も少なくない。箱石さんがここに「理容ハコイシ」をオープンしたのは、昭和28(1953)年8月13日。「開業のときの借金の返済と、子どもの教育費を稼ぐために、もう、無我夢中で働きました。それで、気付いたら100歳を超えてた(笑)」理髪店は、集落の住民の憩いの場でもある。箱石さんが「皆、親戚みたいなもの」と話す、常連客でもある友人たちが、それぞれ手作りの漬け物やお餅を持ち寄っては、おしゃべりに花を咲かせる。この日は斎藤あささん(85)、五十嵐梅さん(83)、それに屋代あさ子さん(76)が集まった。話題はやっぱり、箱石さんの若さについて。「立ち姿、102歳には見えない。腰なんかスラッとして全然曲がってない」(屋代さん)「おばさんは歩き方も若い。サッササッサ歩いてる」(斎藤さん)「私らヨッチャヨッチャだもの。歩き方みたら、私のが、おっかさんみたいだよ」(五十嵐さん)「いや、そんなことない。私はほら、頭悪いから。年取るの忘れちゃったんだ(笑)」(箱石さん)やがて、会話のテーマは長寿の秘訣に移行して――。「見習って長生きすっぺと思うけど、難しいね」(屋代さん)「運動もしてるでしょ」(斎藤さん)「やってる。自己流体操を朝晩30分ずつ。70歳のとき、肩が凝るんで、自分で『ここ押してみっかな』『こっちの筋はどうかな』って体操をいろいろ考えて。それを朝晩、毎日。すると楽に、自由自在に動けるようになった」(箱石さん)そう言って箱石さんは3人の前で何種類もの体操を披露した。「いや、それを全部覚えるだけですごいよ」(斎藤さん)「いやいや、最近はすっかりボケて。体操することを忘れて床に入っちまうことも。『あ、いけね』って、床からはい出てきて、やったりもするんだ(笑)」(箱石さん)箱石さんいわく、長寿の秘訣はこの体操と「なんでもよく食べること」と話す。「朝ご飯、たまたま見たけど、びっくりした。いろんなもの食べてて」(五十嵐さん)「朝は食パン。八枚切り1枚にピーナツバター。それに野菜、にんじん、大根、ごぼう、あと、さといもとかじゃがいも、ほうれん草をダシで煮て食べる。それからヨーグルトにココア、バナナかいちごか、りんごを細かく切って混ぜたもの」(箱石さん)その説明に「すごいや」と、3人は思わずうなった。「でもね、皆さんが、いっつもおいしいもの作って、持ってきてくださるでしょ。それ食べてたから、この年齢まで……ついうっかり102歳まで生きちゃった(笑)」昨年12月、箱石さんは大ピンチに見舞われた。洗濯後、取り込んで床に置いたタオルの山に足を取られ転倒。テレビ台に胸をしたたか打ちつけ骨折、入院したのだ。「痛かった、しばらくは声も出せなきゃ、息もできなかった」ところが、ここからが箱石さんのすごいところ。入院していた大部屋でのことだ。「向かいの患者さんは糖尿。隣のベッドは、やっぱり骨折した学生さん。私は肋骨2本折ったけど、治るのはいちばん早くて。食事のおかずもいっぱい出たんだ、相部屋の患者さんには申し訳ないぐらい。看護師さんたちも、とってもよくしてくれて。生まれて初めてだった、ああいうもてなしを受けたの。竜宮城にでも行った気分だ」何十年も働きづめだった箱石さん。ずっと寝たままという入院生活を少々、苦痛に感じ始めていた。そこで担当医師に「病院の中を歩きたい」とリクエスト。「そしたら、看護師さんと一緒で、杖を使うならいいですよ、と言われて。それで、看護師さんが病院の中を案内してくれてね。ところが、ついつい杖をつくの忘れて抱えて歩いちゃって。看護師さんが『箱石さん、杖、杖!』って(笑)」箱石さんはリハビリも経験。「リハビリの先生、患者さんたちに必ず聞くの、『この人、いくつに見える?』って、私のことを。そこで、70代の患者さんから言われたのが『私より幾つか若いですね』。それ聞いた先生が『とんでもない、102歳ですよ』って言うと、皆たまげたように驚くのよね(笑)」この言葉に、前出の女性3人は「それはそうよ」と大爆笑だ。この1月から同居を始めた英政さんは3人の娘、そして4人の孫に恵まれた。箱石さんにとっては、かわいい孫に、ひ孫たちだ。「会うと私の手を握り『ひーばー、ひーばー』と離してくれないの」家族はもちろん、この日集まった友人たちも、箱石さんの復活を「本当によかった」と喜んだ。「その年で骨折して、またこんなふうに元どおりの生活に戻るって、大したもんよね」(屋代さん)「寝たきりになっちゃうんじゃって皆、心配したんだ」(五十嵐さん)「でも、帰ってくると皆、信じてた。おばさんが戻るまで床屋さ行けない、我慢しとくべって。ここらの人たち、髪すごい伸びちゃってたんだ(笑)」(斎藤さん)そして3人はこう声をそろえた。「みんな待ってました。帰ってくるの」その言葉に、箱石さんの目には光るものが浮かぶ。そして、目元を拭いこちらに向き直ると、照れくさそうに笑みを漏らした。「こういう人たちがいる間は、まだまだ床屋、やめらんないねぇ」
2019年03月29日タリーズコーヒー(TULLY’S COFFEE)は、茨城県、千葉県、栃木県の店舗を限定にしたドリンク「シュガーブルーミング タピオカロイヤルミルクティー」を発売。期間は、2019年4月5日(金)から5月19日(日)まで。「シュガーブルーミング タピオカロイヤルミルクティー」は、3県を象徴する美しい花々をモチーフにしたタピオカドリンク。ネモフィラ、藤の花といったフラワーは、ホイップクリームの上にのせた薄紫色と淡いブルーのシュガーで華やかに表現している。なおホイップクリームは、程よい甘さのストロベリーフレーバー。ミルクティーやモチモチ食感のタピオカとも相性抜群の美味しさだ。また“心躍るパフェ”をコンセプトとしたT’s パフェバートの限定フレーバー「T’s パフェバート スプリングブロッサム」も合わせて登場。カシス、オレンジ、ヨーグルトの3フレーバーを一度に楽しめる、見た目にも華やかな一品となっている。【詳細】タリーズコーヒー地域限定ドリンク販売期間:2019年4月5日(金)~5月19日(日)価格:・シュガーブルーミング タピオカロイヤルミルクティー トール 590円 ※トールサイズのみ・T’s パフェバート スプリングブロッサム 590円※価格は全て税込み※画像はイメージ■取扱店舗<栃木県>ララスクエア宇都宮、宇都宮インターパークビレッジ、FKD宇都宮、宇都宮ベルモール、矢板、自治医大駅前、宇都宮テクノ、栃木城内、作新学院前、宇都宮駅東口、宇都宮駅ビルパセオ、東武宇都宮、VAL小山駅<茨城県>筑波大学附属病院、あみプレミアム・アウトレット、TX守谷駅、イオンモール水戸内原、水戸駅南口、水戸赤十字病院、プレイアトレ土浦、土浦協同病院、ニューポートひたちなか、ひたちなか新光町、龍ヶ崎<千葉県>三井アウトレットパーク木更津、君津駅前、ライフガーデン茂原、亀田メディカルセンター、イオンモール成田、成田空港第1ターミナル北ウイング、成田空港第1ターミナル南ウイング、成田空港第2ターミナル、八千代村上、イオンモール津田沼、モリシア津田沼、Pasar幕張、イクスピアリ、ニューコースト新浦安、ペリエ千葉ストリート2、ペリエ千葉、千葉みなと、海浜幕張、三井アウトレットパーク幕張、ペリエ稲毛コムスクエア、アトレ松戸、新松戸、千葉西総合病院、シャポー市川、シャポー本八幡、シャポー本八幡西口、ららぽーとTOKYO-BAY、ネクスト船橋、ウニクス野田、ららぽーと柏の葉、ららぽーと柏の葉北館、TX柏の葉キャンパス駅前、セブンパークアリオ柏、柏モディ、南柏
2019年03月29日皆さんは長野県の下諏訪町ってご存知ですか?諏訪湖のほとりに広がる風光明媚な町なんです。下諏訪といえば温泉や7年に一度行われる諏訪大社の御柱祭が有名ですが、あの岡本太郎が絶賛した万治の石仏も一見の価値ありだったりします。そんな町で古材を使ったリノベーション体験ツアーがあるという情報が編集部へ飛び込んできました。古材もリノベも大好物な編集部。これ幸いとばかりに、真冬の下諏訪町でリノベ作業を体験してきましたよ。今回はリノベ体験レポートと下諏訪町の情報をお届けします。■ KEYWORD1.「街」 おしゃれスポットも点在する歴史ある街諏訪といえば諏訪湖。温泉や釣り、御神渡りなどで有名。夏も冬も楽しめるレジャースポット下諏訪町は諏訪湖の北側に広がる人口2万人あまりの町。古くから甲州街道と中山道が交わる下諏訪宿として栄えた宿場町なんです。味わい深い建物もあちらこちらに残っていますし、下諏訪温泉の共同浴場が街中にいくつもあって、なんと230円で誰でも入浴できる。そんな温泉でひと風呂浴びて、宿場町の面影を色濃く残す町並みを歩けば、下諏訪という町の懐の深さに魅せられているかもしれませんよ。中山道の下諏訪宿。今でも昔の面影が残っています町の商店街にはこんなレトロな雰囲気の小間物店が。何周か回ってオシャレ!■ KEYWORD2. 「作家にやさしい」 アトリエやショップを開きたい若者を商店街もバックアップ町の中心は御田町(みたまち)商店街。一見地方によくあるレトロな雰囲気の商店街ですが、移住して開業したい人のウェイティングリストがあるほど人気商店街なんです。古い店と新しいものづくりの工房が混在する商店街を移住者が開いたカフェや雑貨店、工房などが取り囲み、下諏訪は今、あらゆる世代が活気にあふれた場を形づくっています。「マスヤゲストハウス」は築106年以上?の旅館をリノベした宿泊施設。こちらのオーナーも移住組カナダから移住したエリックチャンさんが営むオシャレなカフェ「Eric’s kitchen」賃貸の一戸建てをリノベして、生活雑貨専門のセレクトショップ「Bappa4.5」と一級士建築事務所「Layer Architects+Design」を営む宮澤さん夫妻■ KEYWORD3.「温泉」 共同温泉もあちこちに。温泉のお持ち帰りもできる!今も温泉の共同浴場が多く営業しているので、地元の人はもちろん、ここを訪れた人たちも利用することができます。入浴料は230円と激安。下諏訪の町の中心にある菅野温泉は明治19年創業のレトロな雰囲気。街のあちこちに温泉が湧出しているので、ペットボトルやポリタンクに汲んで持ち帰る人の姿もちらほら。ちなみに下諏訪温泉の湧出温度は高く、今回のリノベ作業で疲れた体もちょっとハードに癒してくれました。町の中心部にある「菅野温泉」。明治19年創業のレトロ感がたまらない町のあちこちに温泉が湧出。お持ち帰りも可の大判振る舞い■ KEYWORD4. 「移住交流スペース mee mee center Sumeba(ミーミーセンター スメバ)」下諏訪町に興味を持ったら、ぜひここを訪れてみてください。mee mee center Sumeba(ミーミーセンター スメバ)は御田町商店街にあるコミュニティスペース。観光情報や就労情報、空き家情報などを提供してくれます。地域おこし協力隊のスタッフ、綿引遥可さんと小林由香里さんがここを訪ねてくる人に親切に対応してくれるんです。ふたりとも移住者ですが、すっかり地域にとけ込んでいました。商店街の中ほどにあるmee mee center Sumeba。こちらも古い商店をリノベしていますフレンドリーな綿引遥可さん(左)と小林由香里さん(右)は、旅行者や移住希望者の強い味方では次からリノベ作業の実際を見てみましょう。■ いよいよリノベーション作業へ!リノベーションは今が旬!今回のツアーでは、ペンキ塗りと古材を使った床張りを体験できました。諏訪市のリビルディングセンタージャパン(略して「リビセン」)のスタッフが分かりやすくレクチャーしてくれましたよ。「リビセン」は古い建築物から仕入れた古材や建材を使っても新築やリノベーションを手掛ける会社。あわせて古家具の販売やカフェを運営する、地元でも一目置かれる今注目の事業所なんです。古材屋兼古道具屋兼カフェ、イベントスペースはオシャレ偏差値が高くて、見学していると帰れなくなりそうな場所でした。リビセンの内部。古い建具を組み合わせてカフェと展示スペースを仕切っています正面玄関。ショップの中では宝探しをするような気分になれますよ今回リノベーションするのは町の高台にあるしごと創生拠点施設「ホシスメバ」の一部です。「ホシスメバ」とは、下諏訪氏が運営する移住者の居住スペースと起業のためのワークスペースを備えた大型施設。居住スペースはオシャレな共用キッチンやワークスペースを備えたシェアハウス。15平米の居住スペースに、なんと月額2万円で入居できます。ただし、起業創業を目指す人や移住希望者のための支援施設なので期限に条件はついているのでご注意を。「ホシスメバー!」の掛け声で気合満々のツアー参加者たち。足の緑部分は、靴の甲を養生しているから「ホシスメバ」の居住スペース廊下にはDIYのための工具がカッコよく配置されています共用のキッチン、ダイニング。一人一人が自由に過ごすこともできれば、皆でワイワイ楽しむにも十分なスペース。もちろんリノベ済みです居住スペースはこんな感じ。Aさんは珈琲焙煎ショップを開くべく奮闘中だそうです■ 初日は壁のペイントで日が暮れるリノベツアーは2泊3日のプログラム。初日は壁と天井のペイントです。「リビセン」スタッフがあらかじめ養生などの準備を整えてくれたので、参加者はバケツとローラー片手に、ひたすら壁と天井を塗り上げてきます。一度塗りの段階では「ホントに大丈夫かな」と心配になるくらいムラだらけだった壁が、二度、三度と重ね塗りをするとキレイに仕上がりました。私もローラー片手に壁塗りにトライ。うっかりスイッチが入ってしまい夢中でローラーを動かすことに。日が暮れる頃には筋肉痛が……。「ペイントイットホワイト!」塗って塗ってまた塗って、丁寧に仕上げていきます隅っこも丁寧に塗り込まないと。仕上がりが違ってくるんです■ 2日目は古材を使った床張りに挑戦翌日は床張りです。使用する古材を大量に搬入。ここからちょうどいい按配の木材をセレクトします。色合いが異なる古材をどうレイアウトしたらバランスがよくなるかを考えるのがポイント。規則性がありすぎるとわざとらしくなるそうですよ。センスの問われる作業ですね。古材とはいえ、家の床に使用するため裸足でもけがをしない程度に整えておく必要があるため、ささくれなどはサンダーで削ります。削りすぎると古材の風合いが消えてしまうので要注意です。レイアウトが決まったらコンプレッサーから圧縮空気で、釘を打つエア釘打ち機で床板を固定。シュパン!シュパン!とリズミカルに打っていくのがうまくいくコツだとか。いかにも「わたしたち、施工してるなぁ」とちょっとした快感を味わえますよ。そこで問題は筋肉痛。しかし、わたしたちには温泉という心強い味方がいるんですけどね。古材はそれぞれ表情が違うので、多めに搬入しておくにこしたことはありませんささくれはサンダーをかけて除去。ただし削りすぎには注意が必要古材をレイアウト。様々な組み合わせを試していきますくぎ打ちをしているときの工事してる感がすごい。快感です■ 3日目はいよいよ仕上げにかかります最終仕上げはオイルの塗布。汚れを落とし、軽く乾かしてから自然派オイルをたっぷり塗布しました。使われた歴史の分だけほこりをかぶって色が変わった古材は、浸透性のオイルを塗って磨き上げると、重厚な雰囲気はそのままに、生き生きとした表情を取り戻すんです。その表情は、新しい素材ではお目にかかれません。これこそ古材の醍醐味です。廃材寸前の古材がこんなカッコいい床に変身しました養生を外してフィニッシュ。「ココ施工したよー!」と満足げな参加者たち今回のリノベ体験では壁塗りのコツやカッコいい床の貼り方のヒントをたくさんもらいました。またリノベーションにも力を入れている長野県下諏訪町の魅力も堪能。このリノベーションツアー体験記事は「住まいの設計2019年4月号」に掲載されています。そちらも参考にしてみてくださいね。【協力】※下諏訪町mee mee center Sumeba(ミーミーセンタースメバ)※リビルディングセンタージャパン撮影/山田耕司(扶桑社)住まいの設計2019年4月号豊富な実例ときめ細やかな情報で快適・便利な住スタイルを提案。家作りの夢が広がる!住まいのお役立ちマガジン【巻頭特集】「家族のシアワセのときが流れるキッチン&バスルームあります」 【第二特集】「HOUSE with SMALL SHOP小さなお店のある暮らし」
2019年03月23日城下町としての面影を残す町並みにお雛様が並ぶ岡山県高梁市では、毎年桜が咲く4月に「町屋通りのひな祭り」を城下町高梁で最も古い商家の町並みが残る「本町通り」で開催しています。今年は、平成31年4月6日(土)~4月7日(日)の開催となり、本町通りには、古い物から手作りなど多くのお雛様が飾られます。城下町の雰囲気が残る備中の小京都高梁市は、岡山県西部の山間にあり日本三大山城であり、日本12現存天守の1つといわれる備中松山城が残る町です。会場となる本町通りは、江戸時代には松山往来と呼ばれていた街道です。この本町通りは、高梁川を活用した舟運で財をなした商家の人が住んでいた場所で、今でも商家など古い建物が残っています。また、通りには、ひな人形や五月人形の生産量が全国三位の「日本貿易産業」もあります。もちろん、こちらでもお雛様を見ることができ、人形と人形作りに使用した端切れなども販売しています。町歩きもおすすめ会場の本町通り近くには、日本の道百選に選ばれた紺屋川通りがあります。こちらは、多くの桜が植えてあるので、おひな祭り開催の頃には、満開になっているはずです。他にも近くには、日本で2番目に古いプロテスタント教会「高梁基督教会」、武家屋敷が並ぶ「石火矢町ふるさと村」、小堀遠州が作ったと「頼久寺」、先日オープンしたばかりの山田方谷資料館などがあります。(画像は高梁市観光協会より)【参考】※一般社団法人 高梁市観光協会※第13回 備中たかはし町家通りの雛まつり
2019年03月01日栃木県に位置する、森の中のモビリティテーマパーク「ツインリンクもてぎ」は、日本最大面積の屋内ネットアスレチックからなる新アトラクション「巨大ネットの森 SUMIKA」を2019年3月9日(土)にオープンする。光と音の演出で“森の生きもの達のすみか”を体感できるネットアスレチック「巨大ネットの森 SUMIKA」は、ネットを張り巡らせた巨大な空間に、光と音の演出で“森の生きもの達のすみか”を体感できるアトラクション。3歳の子どもから大人までファミリーが一緒になって広大な森を表現したフィールドを走り回ったり、登ったり、寝転んだりと思う存分、動きまわって遊ぶことができる。光と音の演出で森の様子を細部まで再現館内では、“豊かな里山の森”を再現。昼間はオオタカが飛び回り、夜には満点の星空とともに夜行性のムササビが現れるなど森の24時間を体感できる、光と音の演出を施す。また、巨大ネットを広葉樹に見立て、四季折々で変化する木々を再現。雪降るシーンから桜をイメージしたピンクへと移り変わる冬春、鮮やかな新緑に魅せられる夏、そして穏やかな日差しのなか紅葉が濃くなる秋。さらに夏は昼間が長く、冬は夜が長くなるようにと、細部までこだわった演出となっている。森を感じる32の仕掛けを用意メインには、針葉樹と広葉樹をモチーフとした2つの巨大なネットを設置。それぞれの木の雰囲気に合わせ、針葉樹のネットは硬めの感触、広葉樹のネットは膨らみのある柔らかい感触と、ネットの形状や張り方を変えている。“美しく変化する森”のなか、繰り広げられるネットアスレチックには、森を感じる32の仕掛けを用意。うさぎやリスなどの小動物になりきり、捕食動物であるオオタカやヘビに捕まらないように様々な“すみか”を見つけ、逃げたり、隠れたりする、森の生き物たちを再現するようなゲームも展開する。【詳細】巨大ネットの森 SUMIKAオープン日:2019年3月9日(土)場所:モビパーク内(屋内アトラクション)最大高さ:約11mネット面積:約1,000m2(屋内では日本最大面積 ※株式会社モビリティランド調べ)所要時間:30分利用料金:800円 ※パスポート利用可対象年齢:3歳以上 ※小学生未満のお子様は中学生以上の同伴者の付添い(有料)が必要
2018年12月29日ごみゼロを掲げる徳島県勝浦郡上勝町に、ごみステーション、ラーニングセンター、ホテル、ラボラトリー、体験案内所の複合施設「WHY(仮称)」が、2020年初春開業する。施設イメージ地域でごみゼロを掲げ、住民全員が本気で取り組む徳島県勝浦郡上勝町。上勝町では2003年に日本の自治体として初めて「ゼロ・ウェイスト宣言」を行なって以来、ごみステーションに自らまたは近所の人たちが協力してごみを運ぶ。ごみステーションでは再利用できるよう45項目に分けられたごみステーションに自らごみを分類。この想像を超える取り組みを上勝町の住民は16年も続けている。そして視察や観光客も多くなってきた現在、上勝町が新たな取り組みとして、ごみステーションの壮大なリニューアルを行うことが決定した。ごみステーションは設置から20年が経過し、視察者も増加。この住民全体が取り組むゼロ・ウェイストに対する取り組みをもっと深く見せつつ、住民がごみを捨てやすい環境を作りたいという思いの元、ごみステーションに変わる新しい施設を開業する。同施設の愛称は「WHY(仮称)」。なぜここに?なぜごみを?という問いかけに答えを見つける場所となるような思いが込められている。ホテル(体験型宿泊施設)イメージ同施設にはごみステーションの他に、ラーニングセンター、体験型宿泊施設となるホテル、ラボラトリー、アドベンチャー&エコロジーツーリズム案内所が併設。総合プロデュースはTRANSIT GENERAL OFFICEが担当。そして建築設計は、大量消費・大量生産社会を問題視する次の建築を目指し、上勝町で伐採された杉材や不要になった建具や家具などを活用して、中村拓志&NAP建築設計事務所が担当する。ゴミ捨て場であるごみステーションにホテルとは常識を超えた発想だが、そもそもゼロ・ウェイスト宣言とは、未来のこどもたちにきれいな空気や美味しい水、豊かな大地を継承する事が目的。上勝町は、訪れた人がまだ見ぬ未来が同じ景色であって欲しいと願うほど美しい場所。長期間滞在することで多くの体験をしてもらう必要な要素としてホテルを併設することになった。上勝町の谷が眼下に広がり壮大な景色が見られる部屋など4部屋を用意。施設内で年に数回企画されるサスティナブルラーニングの為のセミナールーム、3R活動に興味ある大学や企業向けに貸し出す研究室や、アドベンチャー&エコロジーツーリズムの案内所を設置し、上勝町の自然の恵みを取り込んだフライフィッシング、レイクカヤック、リバーピクニック、トレイルランニング、循環型ライフ体験などフィールドアクティビティーを体験できるプログラムを計画中だ。今回、同施設を経営するBIG EYE COMPANY設立に伴い、代表取締役を12月1日より募集開始。募集要項は「WHY」のHPにて確認できる。【施設情報】WHY(仮称)住所:徳島県勝浦郡上勝町大字福原字下日浦94番地4オープン日:2020年初春
2018年12月07日栃木・あしかがフラワーパークにて、イルミネーション「フラワーファンタジー~光の花の庭2018~」が開催される。期間は2018年10月27日(土)から2019年2月5日(火)まで。あしかがフラワーパーク会場は、ハウステンボスの光の王国、さっぽろホワイトイルミネーションと共に「日本三大イルミネーション」に認定されている全国でも有数のイルミネーションスポット。広大な園内に、450万球の光のエンターテイメント空間が出現する。2018年は2つの新作スポットを考案。パーク内に大きな虹をかける「レインボーマジック~未来へのかけ橋~」や、大きな池に色が変化する5つのピラミッドが出現する「光のピラミッドと水中イルミネーション」を行う。池では、あしかがフラワーパーク初の試みとなる、音楽に合わせて水中に咲くフラワーイルミネーションも楽しむことができる。その他、2017年に初登場し人気を博した、城の周りに花畑が広がる「フラワーキャッスル」や、睡蓮の花を再現した「光の睡蓮」、あしかがフラワーパークのシンボルでもある大藤を表現した「奇蹟の大藤」などを眺めることが可能だ。また、シーズン中は期間を3つに分け、それぞれ異なる限定イベントを開催。10月27日(土)から11月中旬はアメジストセージの花のライトアップを、クリスマスシーズンの11月中旬から12月30日(日)はクリスマスプログラムのイルミネーションを、2019年1月1日(火)から2月5日(火)は、新年を祝したイルミネーションと冬咲きボタンのライトアップを行う。【詳細】あしかがフラワーパーク「Flower Fantasy~光の花の庭2018~」開催期間:2018年10月27日(土)~2019年2月5日(火)点灯時間:16:30~21:00(土日祝日は21:30まで)住所:栃木県足利市迫間町607入園料金:大人900円/子供500円休園日:期間中は2018年12月31日(月)のみ【問い合わせ先】あしかがフラワーパークTEL:0284-91-4939
2018年10月29日餃子の消費量日本一をめぐって、栃木県宇都宮市と火花を散らしている静岡県浜松市は“健康寿命”の日本一として名高い。厚生労働省の研究班が3年ごとに算出する「大都市別の健康寿命」で、’10年、’13年、そして最新の’16年と3期続いて、男女とも1位となったことが先日発表された。健康寿命とは、日常生活や仕事などを支障なく行うことができる平均年数のこと。同市の男性は73.19年、女性は76.19年で、全国平均と比べると、男性で1.05年、女性で1.4年も元気で過ごしていることになる。なぜ、浜松市には健康で長生きできる人が多いのか?「餃子の町でもあるので、塩分の摂取量は全国平均並みだと思います。食生活においては特別に健康に配慮をしているわけではないのですが、ふだんの生活を送るなかで自然と健康になっているのが特徴的です」そう分析するのは、浜松医科大学健康社会医学講座の尾島俊之教授。今回は、尾島教授に浜松市の健康寿命の秘訣を聞いてみた。■冬でも欠かさずラジオ体操太平洋に面している浜松市は、一年中温暖な気候だ。「冬でもめったに雪は降らないので、一年中、外に出て体を動かすことができます。特徴的なのは、ラジオ体操がとても盛んで、夏休みに学校の校庭で体操するだけでなく、神社の境内や公園などでもほぼ毎日のように行われていて、登録されているラジオ体操会場は市内に80カ所ほどを数えます」(尾島教授・以下同)毎日決まった運動をする、というのは思ったよりも難しい。それがラジオ体操という形で習慣づいているということが、健康増進に一役買っているようだ。また、静岡県はサッカー王国と呼ばれるように、サッカーをする子どもたちが多く、大人になってもサッカーやフットサルなどのプレーを楽しむ人が多いという。■生涯現役でバリバリ働く浜松市には緑茶やみかん、ウナギなど有名な特産品が多く、恵まれた自然環境で良質な食材が育まれている。農業や製造業に従事している人が多く、15歳以上の就労率も58.9%(’15年)と全国1位。「農業には定年がありませんので、生涯現役で働ける環境があるのは健康面で大きなプラスです。ほかにもスズキやヤマハ、ホンダといった大手企業やそれらを支える中小企業が集まっていて、高齢になっても企業の戦力として働いている人が多いのです」また、静岡県全体でみると、シルバー人材センターの設置率が全国1位(’16年)となっていて、リタイアした後も仕事をもって地域とかかわりをもつ姿が見えてくる。「春の浜松まつりで、凧揚げ合戦に燃えている人は多いです。また、夏には町内会ごとに本格的な花火大会が行われていて、地域のみんなで集まることが大好きな市民性でもあります」
2018年09月17日「いまだに、町長と呼ばれることに慣れていないんですよ」今年7月9日、桑原悠さん(32)は31歳の若さで、生まれ育った新潟県中魚沼郡津南町の6代目町長に就任した。財政難や少子化、過疎高齢化など問題が山積する町で、「このままでは(町が消滅していくのに)間に合わない」と危機感を訴えたのが支持されての当選だった。養豚農家の隆宏さんと結婚した悠さんは、夫の祖父母と両親、夫婦と2人の子どもの、4世代8人同居の大家族で暮らしている。実家から徒歩1分の近さだ。悠さんは、実家と嫁ぎ先それぞれの家族に支えられ、ごく自然に仕事と子育てを両立させている。町長に立候補したときは、「3歳と2歳の子どもがいるのに大丈夫なのか」と、家族はもとより町の人たちからも「子どもはどうするの?」「子育て終えてからにしなさいよ」「あんた、勘違いしてるんじゃないの」――と猛反対された。しかし、悠さんの考え方は違った。「子どもをないがしろにする気なんて毛頭ありません。いまの時代、フルタイムで働くママはどんどん増えていって、むしろそれが当たり前にならないといけない。うちには、子どもの面倒を見ることのできる大人が6人もいます。実家もすぐ近くにある。子育ては、ママ1人が負担しなきゃいけないものではないと思うんです」悠さんは、そのためにも子育てしやすい町を目指した。待機児童をゼロにするために町の保育園の効率化と保育の充実を早急に図り、ママたちが集まれるカフェも作りたいという。「ママたちが悩み事を気軽に語り合う場所を作りたいんです。この津南町で子育てしてもいいな、と少しでも多くの若い世代に思ってもらいたい。もちろん女性がきちんと所得を得られる雇用の創出もあわせて進めていきます。この町ならそれができる。私は津南町の可能性を信じています」町長室でまず目につくのは、執務机の脇に敷かれた2畳ほどのウレタンマットに玩具の数々。ママたちが子連れでやって来たときの遊びスペースだ。悠さん自身も町長就任直後に荷物を運び込んだとき、わが子をここで遊ばせていたという。「町長室の扉はオープンです。子育て中の町民の方も気軽に立ち寄って、意見を聞かせてほしいんですね」25歳で町議に初当選した悠さん。7年間の町議時代とくらべ、「仕事は10倍に増えました」と語る。朝は5時に起床して、就寝は24時ごろ。保育園への送りと、夜のお風呂と寝かしつけが、子どもたちと過ごす貴重な時間だ。「姑はじめ、婚家の家族には本当にお世話になっていますが、なるべく子どもとの時間を作るようにしています。週末の町民との会合などには、子どもたち同伴で行くこともあるんですよ」そんな日々を送りながら、悠さんは自分があえて町長になった意味を見つめていた。財政健全化も急がなければならない。たとえば、観光施設など、いわゆるハコモノの整理も課題の1つだ。「次の時代に即した津南町にするためなら、大なたを振るうこともあるかもしれません。憎まれ役になることも厭いません。危機感を持って、大胆に変革していかないと問題は解決していかないんです」さらに悠さんは、町の人びとの持つ可能性にも期待する。「どんどん本音を発信してほしいんです。それが町の活性化につながると思うんですね。そのためにも私は、『よお!』って気軽に話しかけてもらえる存在でありたいと」就任から2カ月、2児のママで現役最年少の町長が「ふるさと改革」に挑む。
2018年09月10日「どんどん本音を発信してほしいんです。それが町の活性化につながると思うんですね。そのためにも私は、『よお!』って気軽に話しかけてもらえる存在でありたいと」今年7月9日、桑原悠さん(32)は31歳の若さで、生まれ育った新潟県中魚沼郡津南町の6代目町長に就任した。財政難や少子化、過疎高齢化など問題が山積する町で、「このままでは(町が消滅していくのに)間に合わない」と危機感を訴えたのが支持されての当選だった。養豚農家の隆宏さんと結婚した悠さんは、夫の祖父母と両親、夫婦と2人の子どもの、4世代8人同居の大家族で暮らしている。実家から徒歩1分の近さだ。悠さんは、実家と嫁ぎ先それぞれの家族に支えられ、ごく自然に仕事と子育てを両立させている。悠さんは’86年8月4日、豪雪地帯としても知られる山あいのこの地、津南町に生まれた。父・雅之さん(55)は兼業農家の公務員。2歳下には弟がいて、母・厚子さん(56)は、子育てが一段落してからはパートで働いている。「私たち子どもも、中学までは田植えの時期には苗づくりを手伝っていました。とうもろこしの出荷作業やアスパラガスの収穫作業も、家族総出でやっていましたね」小学校入学前後から、悠さんは“仕切り屋”としての能力を発揮し、リーダーシップを見せるようになったという。少女時代の夢は、国連で仕事をすることだった。「緒方貞子さんの本を読んで、私も世界の弱者のために働きたいと思ったんです」高校は、グローバルなリーダー育成を目指す県立のモデル校、国際情報高校(南魚沼市)に入学。さらに早稲田大学に進学する。夢に向かって一直線に見えるが、悠さんは首を横に振った。「私なんてしょせんは井の中の蛙だったんだな、と思い知らされたんです。高校も大学も、幼いころから高い教養を身につけている優秀な人たちばかりで」国連で働く夢はいつしか霧散していた。大学3年から1年間はアメリカ・オレゴン大学に単位交換留学をして政治学を学んだが、就職は断念。東大大学院に進学した。主に勉強したのは地方自治だ。大学院生活もあと1年となった’11年3月11日。大学院の図書館にいたときに東日本大震災に襲われ、翌日未明、地震速報で長野県北部地震を知った。長野県栄村と隣接する津南町は「震度6弱」――。「実家とどうやって連絡を取ったのか……ショックが大きすぎて、覚えていないんです」悠さんは4月に帰省。実家周辺に大きな被害はなかったものの、無残にも倒壊した家々やひび割れた道路を前にして立ちすくんだ。地方自治を学び、故郷の将来に危機感を覚えていた悠さんは、このとき思いきった決意をする。「津南町に帰って、復興と変革のために自分をささげたい。そう思ったんです」震災は、飛び出したはずの津南町の価値を、改めて見直す機会になった。「東日本大震災のとき、東京では店頭からミネラルウオーターが消えて心細い思いをしたんですよね。津南町はおいしい水の宝庫です。河川の水量を生かした水力発電所がいくつもあり、エネルギー自給率は100%を超える。それに、東京で生活してみて驚いたんです。それまでは家で作った米や野菜をふんだんに食べて育ったけど、都会ではすべてお金で買わなければいけない。『こんなに高いものを、毎日食べていたんだ!』と。田舎の持っている価値に気づかされたというか」この年の10月に行われる町会議員選挙が、悠さんの心を捕らえる。「悩み抜いた末、町を変えるには町議になるのが早道だと考えたんです。一刻も早く町政に一石を投じないと取り返しがつかなくなる。そう思って、夏ごろに立候補を家族に相談しました」しかし、悠さんは社会で働いた経験もない、25歳になったばかりの大学院生。16の議席を争う選挙戦では批判も多かったが、半面「何かが変わるかもしれない」と期待する声も少なくなかった。かくして蓋を開けてみれば、トップ当選である。「とにかく若者が働きやすくて、定着できる町にしたいと必死に訴えました。町民のみなさんは変化を求めていたんじゃないかな」町議になって7年。少しずつ成果を上げてきていたが、悠さんの危機感はさらに募っていた。「町の積年の課題である過疎化、高齢化、財政の悪化など、解決できていないものが多かったんです。町議の立場では、やっぱり変革なんてなかなかできなくて」任期途中の今年3月、悠さんは町長選挙に立とうと決める。そして、年齢が倍以上の相手を破って「現役最年少の町長」が誕生した。気の早いことに「先は県議か国会議員か」との声も聞かれる悠さんだが、本人は「まったくないです」と一笑に付す。「ただ、世襲議員など、恵まれた環境で育った為政者が多いな、とは思います。地方の町村の人たちの暮らしぶりを実感として知っていて、きちんと味方になって地域の声を代弁してくださる国会議員の方々が少なくなっているのではないかと危惧しています」そこへいくと津南町の現町長はといえば?「う〜ん、上から目線にならないことだけは確約できます。なんせ、万年ヒラの公務員と、パートのおばちゃんの娘ですから(笑)」
2018年09月10日土祭2015益子手仕事村 月の満ち欠けとともに“土”に感謝し、新たな暮らしのあり方を見出す 益子といえば陶器市が広く認知されていますが、それに次ぐビッグイベントと言えるのが「土祭(ひじさい)」です。益子の土、風土、先人の知恵に感謝する新しいお祭りとして、2009年に初開催されました。 総合プロデュースを務めた故・馬場浩史氏(starnet主宰)によって、「窯業と農業の町として、足元の土を“命を循環させるすべての原点”として捉え直し、感謝をし、そこから新しい暮らしのあり方を見出していこう」という主題のもと、3年おきに催されています。 そして「文化の力で地域を元気にする」という考えに基づき、町内各所に現代アートの展示や町民の企画を展開し、地域の歴史や文化、様々な資源を掘り起こし、「益子ならではの文化」を問い続けてきました。 土祭2015そば畑 風土に根ざした新しい祭を行うにあたり、馬場浩史さんと旧知の文筆家・武田好史さんとの発案で、古代の土や泥の呼び方のひとつ「ヒジ・ヒヂ」を用いて「土祭/ヒジサイ」という名が誕生。会期は新しい始まりの象徴である「新月」から、すべてが静かに満ちる「満月」までとしています。月の満ち欠けをもとに、祭事や農業を行い暮らしを営んだ時代の、人々の知恵と暮らしの豊かさにもう一度思いをはせるために。 2015土祭益子手仕事村2015土祭益子手仕事村土祭2015益子手仕事村で開催された藍染ワークショップ土祭2015作家名:douglas black/タイトル:「Under one sky 」/会場:道祖土Planet home土祭2015作家名:古川潤/タイトル:「水ヲ分ケルウツワ」/会場:綱神社とその周辺土祭2015夕焼けバー 益子の3地区に渡って展開される、大充実のプログラム いよいよ第4回目となる「土祭2018」が、9月15日(土)~30日(日)および10月7日(日)に開催されます。 今回は総合プロデューサーを置かず、実行委員会とは別に、町内を田野・益子・七井の3地区に分けて委員会を組織。地区の特徴を企画にどのように活かせるのかを協議したといいます。 3地区の委員会で企画した「地域プロジェクト」や、町内各所に展示される現代アート、今回初の企画となる「食プロジェクト」と「オカリナプロジェクト」、その他たくさんの企画が展開されます。 夕暮れからのやさしい橙色の明かりの中で、ライブパフォーマンス等を楽しみながら美味しいものを堪能できる「夕焼けバー」は、雰囲気も抜群で個人的に特におすすめ。 土祭2015夕焼けバーでの映像上映前・土祭2017益子地区夕焼けバー土祭2015作家名:村田昇/タイトル「素/しろ舞踏する成井恒雄の体温」/会場:starnet zone土祭2015作家名:高山英樹/タイトル:「益子の暮らしが見える小屋」/会場:新町エリア土祭2015「月待ち演奏会」での「ジェベナッツ」のパフォーマンス土祭2015「ヒジノワ」にて開催された「まちなか映画館太平座」 作品の展示やデモンストレーション、ワークショップの開催、そして飲食店の出店など、とにかく見どころ、楽しみが満載の大イベント。陶器市のような大賑わいの雰囲気とはまた少し異なり、各々のペースで各所を回りながら、モノ・コトに触れながら、土とともにあり続ける益子の魅力にどっぷり浸ってみてください。 ★プログラム詳細は公式サイト「土祭2018」にてチェック!! ガイドブックに関してアート作品展示を見るにはガイドブックの提示が必要となります。価格:¥1,000(税込)販売:益子駅、道の駅ましこ、旧小宅小学校、城内坂交差点※通信販売も可。郵送代、振込手数料はお客様ご負担となります。通信販売にてお買い求めの際は下記問い合わせ先までご連絡を。 【お問い合わせ先】土祭実行委員会 事務局TEL:0285-72-8873 (※受付時間:平日8:30-17:15)FAX:0285-70-1180Mail:info@hijisai.jp text : Yu Konisho
2018年08月30日「飲んだこともないのになぜか懐かしい味」という雑なブランディングに非常に好感が持てる、『関東・栃木レモン牛乳』をご存知でしょうか?筆者は一度だけ、栃木在住の同窓生の結婚式で宇都宮に降り立ったときに、興味半分で購入してみました。乳に酸を足すと分離するはずなのになぜこの配合が成立するの……?と疑問に思ったものでしたが、なんのことはない、レモン果汁ではなく、レモンの味がつけてあるだけとのことですね。しかし、この非常にケミカルでジャンクな甘酸っぱさを嫌う方も少ないでしょう。1パックを飲み干すのは中高生男子以外はキツいでしょうが、子どもから大人まで大抵の方は「あ、美味し☆」と飲める味ではないでしょうか。 ■あくまで“レモン牛乳”カレー今回筆者がレビューするのは、この栃木レモン牛乳のデザインを踏襲した可愛らしいパッケージの『関東・栃木レモン牛乳カレー』。カレーにレモンが絞られているようなオーガニックナチュラルな味であるわけがなく、あくまでこれは“レモン牛乳”カレー。開封すると期待通り(?)、カレー色でなく、レモンホワイト。見た目はシチューでしかありません。温めると若干皿の淵に黄色い油分が吐き出されてくるので、なんとなくレモン果汁の気配を感じるのですが、否、レモンご本人の成分は不在。(パッケージより)肉は細切れすぎて(5ミリ四方以下)存在感はあまり感じられず。噛んだ瞬間に「あ、いまのエリアにベーコン(?)入っていたんだな」と気付く程度です。お味は、予想よりも若干強めの酸味があります。ミルク感はヨーグルトっぽく隠し味調に働いているのかなと思いきや、“ケミカルレモン”の存在感が強すぎて、ミルク感が押され気味。スパイスもそれなりに効いていますが、やはり主役は“ケミカルレモン”。おとぎの国で例えると、深窓の「ミルク姫」と誠実かつどことなくいつも四角四面なシゴトっぷりで退屈さも醸すキャラ「スパイス将軍」、そしてスパイス将軍の地味な働きを天真爛漫かつ暴力的な存在感で台無しにする「暴君“キング・ケミカル・レモン”」という役回りでしょうか。(妄想です)某・有名新聞系メディアのカレー食べ比べ企画の記事で、「まさにレモン牛乳」、「思わず笑顔になる味」と審査員が評していたという記事を見ましたが……いやいやいやいや、そうではない!そうではないはず!!!「アハハハ、やられた!みんなの大好きなレモン牛乳、(カレーにしたらやっぱり)台無しだね☆」そんな笑顔のほうが相応しいでしょう。レモン牛乳はそのままで味わいたいです。ネタづくりにはいいかも? ■総評カレーの味★★☆☆☆辛さ★☆☆☆☆本格度★★☆☆☆“レモン牛乳をそんなモンに入れちゃったんだ”シリーズにはほかに、二枚目系ではアイスクリームやおまんじゅうといった安定感のあるものが多数なのですが、おかず系でやっちまっていることが容易に想像がつくアイテムとしては“ウインナー”。通常のウインナーに気取ってレモン汁をかけることもままあることなので、カレーよりは……と思いつつ、“牛乳”がどうワークしているかは気になりますね。そしてなんと!このウィンナーには「栃木の味イチゴミルクウインナー」というのもあるんだとか。もちろんみんなの大好きなイチゴ牛乳の味です。(2012年で販売終了)試食した方によると「生で食すとスイーツっぽい味。焼いてケチャップやマスタードをつけるともはやスイーツ感なし。魚肉ソーセージのような味わい」だそう。……みんなが大好きなケミカルスイーツテイストは、やはりスイーツ系統のアイテム変換でとどめたいもの。ウソです!レモン牛乳Loverはぜひ一度、ご賞味をば☆ 【筆者略歴】Makolovesyou♡
2018年08月17日栃木県放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報福祉系国家資格を持つ専門スタッフが支援にあたっており、ご家族様の悩みにも寄り添うことができるよう意識しています。最初はスタッフと一緒にトレーニングに取り組みますが、より集中力が高まるようにプログラムを調節。内容に慣れてきたら、あえて時間に余裕がない状況をつくる「タイムプレッシャー」を取り入れるなどの工夫をしています。また、土曜日のプログラムでは、高齢者の入所・通所施設に出向き、洗車体験や事業所見学などを実施。将来、働くイメージが持てるようなプログラムづくりを行なっています。Upload By 発達ナビ施設情報グローバルキッズメソッド貝島店では、運動を中心としたレクリエーションで個人のスキルを向上させていきます。運動を通じて、ルールを守る、順番を待つ、集団指示を聞くなど、発達の段階で身につけていく社会性なども育みます。広いフロアを活用したサーキットトレーニングや、集中力を養うヨガ、コントロール力を向上させるボールゲームターゲットなどの全身運動から微細運動まで、幅広いプログラムを実施。臨床心理士や保育士など、経験豊富なスタッフが在籍しています。Upload By 発達ナビ施設情報「遊びは学び!創造する力を育もう!」をテーマに、ブロック×サイエンスという体験型学習を通して、楽しみながら創造力を育んでいます。少人数でのグループ活動で、仲間と協力してつくり上げる達成感を味わえ、協調性やコミュニケーション力を育みます。また科学技術への興味や関心を育み、ものづくりの楽しさ・素晴らしさを学ぶこともできます。小学生から高校生までが利用、幅広いニーズに対応しています。栃木県の放課後放デイサービスをもっと見る愛知県放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報みらせんジュニア 熱田教室では、企業から依頼された仕事に取り組む就労学習を実施。部品の組み立てや梱包、製造、パソコン入力などさまざまな仕事に取り組む中で、正しい報告の仕方や話し方、集中力、作業力を総合的に育みます。自分たちがつくり上げた製品を企業へ届ける経験は、自己肯定感の向上にも繋がると考えています。子ども達のサポートをするのは、元学校教員、保育士、心理学専門家、ビジネスマナー講師などのスタッフです。愛知県の放課後放デイサービスをもっと見る大阪府放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報CLAN堺では、個別療育と集団療育を実施。個別療育では一人ひとりの発達や興味に合わせた課題学習を行います。集団療育では友達との遊びやゲーム、絵カードを用いて、グループ内で話し合うSST(ソーシャルスキルトレーニング)を実施し、社会生活に必要なルールやスキルを学びます。また音楽・創作療育にも取り組むことができます。スタッフは子ども達が自分らしく過ごせるよう、家族や学校と連携。「できること」を伸ばす支援を心がけています。看護師がいるので、医療行為のある子どもの対応もできるだけ対応しています。大阪府の放課後放デイサービスをもっと見るいかがでしたか。気になる施設がありましたら、「~のページをもっと見る」のボタンを押すと、より詳しく施設の情報をみることができます!「もっと施設の情報を詳しく知りたい!」「見学をしてみたい!」と思ったら、WEBからもお問い合わせができます。施設情報ページでは、掲載されている施設の情報を地域ごとに検索して見ることができるので、ぜひお住まいの地域のページをチェックしてみてください。
2018年07月10日那須高原最大級のリゾート藤和那須リゾート株式会社が運営する「那須ハイランドリゾート」が、大手ハウスメーカー「ミサワホームグループ」とコラボレーション。新しいスタイルの宿泊施設を2018年7月にオープンします。東北自動車道那須インターチェンジから約20分の栃木県那須郡那須町にある「那須ハイランドリゾート」は、約1500棟の保養所・ペンション・別荘が立ち並ぶ那須高原最大級の総合リゾート。北関東最大級の遊園地「那須ハイランドパーク」や日本最大級の「那須の森の空中アスレチック『NOZARU』」などの娯楽施設も充実しています。非日常的なリゾートライフを提供今回オープンする宿泊施設の予約および運営は「那須高原TOWAピュアコテージ In NASU HIGHLAND RESORT」が担当。豊かな自然が調和する「青葉台エリア」で、小川のせせらぎや木々の緑を楽しめます。宿泊棟は人数に応じて選べる3タイプ。宿泊料金は39000円(平日)からとなる予定です。「那須高原TOWAピュアコテージ In NASU HIGHLAND RESORT」では期間限定で楽しめる「グランピングタイプ」、斬新なデザインの「デザイナーズハウス」、ペットと宿泊可能な「WITH PETシリーズ」など様々な宿泊棟が完備されており、選択する楽しみを満喫できます。(画像はプレスリリースより)【参考】※藤和那須リゾート株式会社のプレスリリース/PR TIMES※藤和那須リゾート株式会社
2018年07月05日伊藤丈浩さんによる作品。色、柄、フォルムが美しいポットやカップ&ソーサー。 巧みな職人技術で魅せる、現代を代表するスリップウェア/伊藤丈浩さん それまで“柄もの”があまり得意ではなく、うつわは無地のシンプルなものばかりを選んできた筆者が、初めて柄ものに惹かれたのが、伊藤さんの作品でした。英国発祥の伝統的な技法である「スリップウェア」という言葉を知ったのも、伊藤さんの作品がきっかけでした。 独学でスリップウェアを習得したという伊藤さんは、2006年に益子で独立。以来その人気は拡大し、全国各地で個展を開催するまでに。 繊細で緻密、時にダイナミックな模様が描かれた作品は、いつまででも眺めていられる“美術品”と言っても過言ではありません。それはまるでテキスタイルのようでもあり、高度な職人技術に唸らされます。そして伝統技法を用いながらも、古臭さをまったく感じず、とても現代的な空気をまとっています。うつわに料理を盛り付ければ、一皿がぐっと格上げされ、食卓が華やぎます。スリップウェアに限らず、マグカップやピッチャーなどはフォルムも美しいので、植物を生けたり、ただ飾っておいたりするだけでもインテリアとして楽しめます。 陶器市では「G+OO」での取り扱いがメイン。常設もされているので、陶器市以外の機会にも出会うことができます。 端正で凛々しい、洗練された佇まいに心酔/田代倫章さん いわゆる“益子焼らしい”、素朴な雰囲気のうつわばかりを所有していた筆者にとって、田代さんの作品との出会いは一目惚れでした。例えるなら、それまで好みのタイプが一貫していたはずなのに、全然違ったタイプの人に出会って恋に落ちてしまった、といったところ。 2002年に大学の陶芸専攻科を卒業後、益子にて今成誠一氏に師事。2007年に独立された田代さん。これまで毎年のように都内と益子を中心に展示を開催している人気作家の一人です。 作品から漂うオーラには品があり、無駄を削ぎ落とした洗練された佇まいは「凛々しい」という言葉がしっくりきます。一見シャープながらも、曲線の一つひとつが優美で、質感にもそれぞれ繊細な技法が駆使されているのがわかり、柔らかな表情も持ち合わせています。マットと艶のコンビネーションも絶妙で、すべての作品にどこか色気を感じます。基本は白と黒のモノトーン展開というのも潔くてかっこいい。 食器として使うのを躊躇ってしまうほど美しいのですが、料理を盛り付けるとまるで高級料亭の一皿かと思えてしまうほど、見栄えがランクアップします。 陶器市では「組合広場」の道を挟んで向かい側(共販センター近く)に出店しています。 木のぬくもりと丁寧な手仕事が、日常を豊かにしてくれる/木工房玄 益子の陶器市では多数の木工作家が出店しています。その中でも、ここ何年も隅々まで陶器市を巡ってきた筆者のお気に入りが「木工房 玄」の作品です。 代表の高塚和則さん率いる「木工房 玄」は、栃木県塩谷郡塩屋町に工房を構え、手作業で家具や食器、小物などを製作しています。原木を仕入れ、製材、自然乾燥させ、プロダクトごとに適した木を選び、一つひとつ丁寧に作っています。使用している木材は主にクルミ、栗、桜、ナラ、トチ、タモなど国産の広葉樹。仕上げには木の風合いを生かすよう、天然のオイルを使っています。時が経つほどになじみ、風合いの良さが出てくるのも無垢材ならではの良さです。 筆者も愛用している、表面に手彫りで細かい凹凸の表情をつけたクルミのカッティングボードは見た目も素敵で、使い勝手も抜群です。凹凸のない裏面で食材をカットでき、パン皿としてや、ワンプレート皿として、おもてなしにチーズや前菜を少しずつ盛りつけたりと、大活躍。ほかに花形のコースターやパン皿、オーバル皿も人気のようです。 また製品の取り扱い方やお手入れ法についても親切に教えてくださるので、気軽に相談できます。 陶器市では「遺跡広場」に出店しています。 ナチュラルな色と気泡がノスタルジックな再生ガラス/伊藤亜木さん 陶器にハマると自然とガラスにも惹かれるもので、その第一歩として初めて購入した作家ものが伊藤亜木さんのガラスでした。東京生まれの伊藤さんは、某ファクトリーにて吹きガラスを始めた後、硝子会社に入社。その後2006年に栃木県茂木町にガラスの窯を構え現在に至ります。 再生ガラスを用いた作品の特長のひとつは、優しく自然な色合い。水色のものは窓ガラスから、透明のものは蛍光管から作られているそうです。もうひとつの特長は、気泡。ガラスの中にキラキラと現れる大小のつぶつぶがなんとも涼しげで、ソーダ水を思わせます。 また、ぽてっとした厚みと丸みも可愛らしく、再生ガラスならではのナチュラルな雰囲気と相まって味わいが増します。 ラインナップはグラスをはじめ、お皿、フラワーベース、箸置き、ポット、アクセサリーなど、バラエティ豊か。特にこれからの暑いシーズンには、ガラスのうつわと箸置きを食卓に並べれば、たちまち夏らしく涼しい雰囲気に。こんな風に季節に応じて食卓も衣替えすると、日々の暮らしがより楽しく、豊かに感じられます。 陶器市では「KENMOKUテント村」に出店しています。 以上、益子春の陶器市レポート【作家編】パート2でした。すてきな作家さんが多すぎてここで紹介しきれないのが心苦しいですが、いつかまた別の機会に紹介できればと思っています。春の陶器市は閉幕しましたが、次は秋の陶器市(11月2日〜11月5日)が待っています!このレポートを参考に、ぜひ益子へ訪れてみてください。 text : Yu Konisho
2018年06月14日栃木の2大餃子専門店餃子好きなら一度は行きたい、餃子県栃木の宇都宮。栃木に行ったら、なんとしても寄りたい場所のひとつ。もちもちの皮から溢れ出るアツアツの肉汁を想像しただけでヨダレが止まりません…。栃木ではスタンダードな餃子から羽根つき、水餃子など豊富な種類の餃子を提供してくれる名店がたくさん。絶対に行きたくなる餃子店をご紹介!餃子専門店「みんみん」、ご自慢の餃子の一点勝負!おいしそうな餃子、寒い日に食べたくなるのは私だけでしょうか。あったかい肉汁が身も心も温めてくれるはず。ここ「みんみん」は、餃子好きの人々のために餃子一筋で営業しています。餃子だけでお腹を満足させるにはベストなお店。焼き餃子のほかに、水餃子、揚げ餃子の三種類を販売しており餃子三昧。ここは餃子天国かと思わせるほど。味に飽きることなくたくさんの餃子を楽しめます。でもやっぱり、餃子をラーメンと食べるのがお好きな方もいらっしゃると思います。そんな人のためにもう1店舗。スポット情報スポット名:宇都宮みんみん 本店住所:栃木県宇都宮市馬場通り4-4-3電話番号:028-622-5789やっぱり餃子はラーメンと、じゃなくては! そんな人にはここ「めんめん」羽根つき餃子、ぱりぱりの部分がおいしくて、餃子の楽しみが一層増す気がします。ここ「めんめん」では、野菜不足を解消するために、野菜をふんだんに包みこんだ餃子を焼き上げています。シャキシャキの食感にお肉のジューシーさがたまらないという声も。そしてここでは、絶品ラーメンが頂けるのも魅力です。ラーメンの種類も、みそ、塩、しょうゆ、魚介と豊富。アツアツのラーメンと餃子で、冬を乗り越えましょう。スポット情報スポット名:宇都宮餃子 めんめん住所:栃木県宇都宮市二荒町5-11電話番号:028-638-5298制作協力:栃木県企画編集:ルトロン編集部
2018年06月14日阿久津忠男さんの瑠璃釉面取そば猪口 吸い込まれそうなほど美しい瑠璃に魅せられて/阿久津忠男さん 1975年に益子に築窯し、約40年に渡り代表作である「瑠璃」シリーズを創り続けている阿久津忠男さん。初めてその深い藍色を見たとき、あまりの美しさに引き込まれ、気づいたら手に取ってじっと眺めていました。それが忠男さんの作品との出会いで、完全に一目惚れでした。 独自に編み出した瑠璃釉から生まれるブルーは、深海のような、真夜中の空のような……言葉で表現するのが難しいほど奥行きがあり艶めいています。筆者もすっかり虜になり作品をいくつも所有していますが、使い込むほどに表情が変わって味わいが増していくのも魅力です。それはインディゴデニムを穿き込んだときの経年変化にも通じるものがあります。それだけでなく、どんな料理も引き立ててくれて、食卓が“きちんと”見えるのです。 春の陶器市では息子さんである雅土さんとの展示が「もえぎ」で開催されていて、特にリム皿は大人気で完売必至なので、早いうちに訪れるのがおすすめです。 釉薬の美しさを主役にした、丁寧な作品づくり/阿久津雅土さん 前出の阿久津忠男さんの息子さんである阿久津雅土さんも、陶器市の初日にチェックしておきたい作家のひとりです。1999年に窯業指導所伝習生を修了した翌年に、釉薬科研究生も修了したとあって、釉薬への強い探究心、こだわりを感じます。 ずらりと並んだ作品群の中で、まず目に飛び込んでくるのが飴釉の作品です。「茶色」の一言では言い表すことのできない、美しいグラデーションと深い色味が印象的。ほかにも白とブルーのグラデーションが涼しげな呉須シリーズや、白磁、伝統的な柿釉など、益子焼らしい素朴さがありながらも、現代の暮らしになじむ洗練さも漂います。形はシンプルで使いやすいものが多く、それだけに色味と質感の美しさが際立ち、妥協のない丁寧な仕事ぶりがうかがえます。 春の陶器市では、親子で合わせて約1500点もの作品が並ぶという圧巻の展示。ぜひ実際に目で見て、触れてみて、その素晴らしさを感じてください。(ちなみに秋の陶器市では茶屋雨巻での展示を開催予定です。) 暮らしに、食卓に寄り添う、やさしいうつわ/田尾明子さん 筆者のうつわ所有数で言ったらナンバー1かもしれない、田尾明子さん。1985年に愛媛県砥部で修行した後、92年に益子で修行、96年に築窯、独立されました。 田尾さんの作品は、手が込んでいるのに、素朴であたたかな佇まいで、益子焼らしい包容力があると言うのでしょうか。そこに女性作家ならではの繊細さも持ち合わせていると感じます。 織部や藁灰釉、粉引など、確かな知識と技術なくして生み出せないであろう多彩な表情の作品が並び、どれも色味と質感が美しく、まず目で見て楽しめます。それでいて手にするとなじみが良く、軽すぎず重すぎず、ちょうど良いのです。もちろん料理も映え、使い勝手が良く日々の暮らしに溶け込みます。それに加え、良心的な価格設定にも驚かされます。素人の筆者にもわかるほどコストパフォーマンスが高く、そういったところにも毎度感動し、つい手に取りたくなってしまうのです。 陶器市では「古窯いわした広場」で出店しています。 成井恒雄さんの意志を継ぐ、素朴で無骨な作品たち/成井窯 2012年に亡くなられた陶芸家・成井恒雄さんは、多くの陶芸家に影響を与えた方で、生前何人もの弟子を育てたことでも知られています。筆者が益子で暮らしていた子ども時代から、我が家には当たり前のように成井さんのうつわがありました。 とても大らかで、あたたかく、自由で、多くの人から慕われていた成井さん。彼が残してきた作品にもその人柄が表れているように感じます。そんな成井恒雄さんの意志と作風を、ご家族3人で受け継いでいるのが「成井窯」です。特徴のひとつである蹴轆轤と、生前から使われてきた登り窯を継承しながら作られる作品は、益子焼らしい無骨で素朴な佇まいと、やわらかな曲線、ぬくもりを感じる心地よい重みが魅力です。そして「普段使いするものだからこそ、手に取りやすい適正価格で提供する」ことを当たり前のように貫くその姿勢にも、寛大な成井イズムが宿っています。 陶器市ではメインストリートから少し離れた「陶芸村」で出店しています。 ダイナミックでアーティスティック、詩的な世界観/能登実登利さん 前出の成井恒雄さんに1973年に師事、その3年後に独立・築窯された能登実登利さん。その作風は、師匠である成井さんに通じるものがあるように感じます。 能登さんの作品は、自由で大胆。民藝というよりも、アートに触れているような感覚があります。独自の発想を落とし込み昇華させたダイナミックな作品は、歪みや雑味を含んだトータルの存在感に圧倒されます。もちろんそこには豊かな感性と熟練の職人技術が集約されているのは言うまでもありません。かと言って使いにくさは無く、暮らしに寄り添ってくれる懐の深さのようなものも感じます。 個人的には「月」や「空」、「風」、「雨」などの漢字が描かれたシリーズがお気に入り。どこかロマンティックで詩的な世界観に浸れます。 陶器市では「じゃりん小径」で出店しています。 以上、益子陶器市でおすすめしたい【作家編】パート1でした。今回ご紹介した作家さんたちの作品は、どれも手に取りやすいリアルプライスなのが魅力のひとつでもあります。そういったところも益子焼が人々の生活になじみ、長く愛される理由なのだと思います。パート2では陶芸家だけでなく、ガラス作家や木工作家もご紹介します。お楽しみに。 text : Yu Konisho
2018年06月10日肌のトラブルで悩んでいる人に6月19日、栃木県宇都宮市関堀町にある豊郷たちかわ皮ふ科クリニックが「ゼオスキンヘルスセミナー」を開催する。この催しはメディカルスキンケアセミナーであり、同クリニックは肌のトラブルで悩んでいる人におすすめだとしている。参加費は無料、参加のためには予約申し込みが必要で、現在、参加者を募集している。医療機関専売品でトラブル知らずの肌になろう米・ビバリーヒルズの皮膚科医であるゼイン・オバジ氏が考案した「ゼオスキンヘルス」は、誰もが持っている皮膚の再生機能に着目したスキンケアで、医療機関専売品を使用し、そのプログラムは一人ひとりの肌に合ったカスタマイズができるものとなっている。この日の「ゼオスキンヘルスセミナー」では、肌の老化について、トラブル知らずの肌になるための「ゼオスキンヘルス」について、体験談などが予定されている。日時: 6月19日(火) 10:00~11:30場所: 豊郷たちかわ皮ふ科クリニック栃木県宇都宮市関堀町768-4費用: 無料定員: 先着7名申込: 受付中(豊郷たちかわ皮ふ科クリニックのサイトより引用)詳しくは以下URLの豊郷たちかわ皮ふ科クリニックのサイトまで。(画像は豊郷たちかわ皮ふ科クリニックのサイトより)【参考】※6月 ゼオスキンヘルスセミナー開催のお知らせ
2018年06月09日自分好みの作品がきっと見つかる、ギャラリーショップ メインストリートとなる城内坂の、手前(坂の下)の方に位置するギャラリーショップ、「もえぎ」。22年前に開店して以来「作家と共に成長する店」として、若手から大御所まで、幅広い層の作家たちとの厚い信頼関係を築きながら営業を続けています。 こちらでは益子焼が約6割、笠間焼が約3割、その他北海道から九州まで全国の作家による作品を取り扱っています。魅力は何と言っても多種多様な品揃え。色使いや絵付けが印象的なものや、素朴なもの、スタイリッシュなもの、無骨で男性的なものなど、実に多彩な作風がラインナップ。陶器だけでなく、ガラスや漆器なども並びます。来店する人の好みは様々ですが、ここなら誰もがお気に入りの作家や作品に出会えるのではないでしょうか。 そして個人的にいつも魅了されるのが、陳列の美しさ。什器のセレクトや照明の使い方も含め、フロアごとにとても見やすく、作品が映える陳列となっています。 店内で扱っている作家の中には、陶器市で個人のテントを出店している人も多いので、気になる作家を見つけたらその足でご本人のいるテントへ行ってみるのも、陶器市ならではの楽しみ方です。 また陶器市期間中は店内の商品が1割引になるので、お買い得なこの機会にお気に入りを見つけてください。 【もえぎ 城内坂店】栃木県芳賀郡益子町城内坂150 TEL : 0285-72-6003 営業時間 : 陶器市期間中は8:00〜18:00、通常は10:00〜18:00 不定休 「可愛い!」に出会える、陶器と雑貨のセレクトショップ 城内坂のちょうど真ん中あたりに、グリーンのウッディな店構えが可愛らしいセレクトショップ「G+OO(ジープラスツーノウツ)」があります。2002年4月にオープンした当時、「益子にこんなにおしゃれで可愛いショップができた!」と、町が少しざわつきました。あれから気付けば16年目を迎え、今では益子を代表する人気ショップのひとつとしてすっかりおなじみに。 店内には陶磁器と雑貨が約半分ずつの割合でラインナップ。うつわはもちろん、木工品やカトラリー、キッチングッズも人気で、生活が楽しくなるようなアイテムが集まっています。ほかにもベビーグッズやステーショナリー、手芸作家による作品等も揃い、プレゼントとして購入していく人も多く、地元の人も日常的にお買い物を楽しんでいるようです。またG+OOがオリジナルで作家に依頼して製作してもらっているという特注アイテムにも注目です。入口が広く段差もないため、ベビーカーを押しながらでも入店することができ、明るくクリーンな店内は広々とした作りで見やすいのも嬉しいポイント。 そして大人気作家の伊藤丈浩さんの作品はこちらでの取り扱いが随一なので、全国から多くのファンが購入しに訪れます。 【G+OO - G plus two naughts -】栃木県芳賀郡益子町城内坂115TEL:0285-72-0098営業時間:陶器市期間中は8:00〜18:00、通常は11:00〜17:00 (平日)/11:00〜18:00 (土日・祝祭日)定休日:水曜日(祝日は営業) 少し足を伸ばして、懐かしくもモダンな人気の古家具店へ 益子には骨董店や古家具店が点在し、その数は把握しているだけでも10軒弱あります。その中でも特に若者や遠方からの来訪者に人気なのが「仁平古家具店」です。陶器市のメインストリートから少し歩くと、「陶芸村」というエリアがあり、その道を挟んだ向かいに店を構えています。 店の外にも商品がずらりと並び、店内に入るとオーナーの審美眼によってセレクトされたセンスの良いアイテムの数々に出迎えられ、思わず胸が躍ります。取り扱う商品は日本製の古家具が中心で、そのほとんどが大正〜昭和時代に使われていたもの。中にはヨーロッパで買い付けたものも少しあるようです。買い付けられた商品は、きれいにリペアをしてから店頭に並ぶので、状態は良好なものばかり。昭和の鉄製家具などを古材と組み合わせてリメイクしたオリジナル商品も好評です。古家具ならではの味わい深さはもちろんのこと、現代の暮らしにフィットするのも魅力的。さらにどの商品も比較的リーズナブルな価格帯なのも人気の理由のひとつかもしれません。 また系列店として、町内に「pejite」と、益子からほど近い真岡市にも「仁平古家具店 真岡店」があるので、こちらとあわせてハシゴするのもおすすめです。 【仁平古家具店 益子店】栃木県芳賀郡益子町益子3435TEL : 0285-72-6007営業時間:11:00〜18:00定休日:木曜日 古本・古道具好きにはたまらない! 宝の山に囲まれた異空間 益子にある古家具店の中で、もう一軒紹介したいのが「内町工場」です。オープンしたのは7年前の2011年。もともとは工場の資材置場だったという、80年程前からある建物をリノベーションして造られました。店内には所狭しと古家具・古道具・古本が並び、まるで秘密基地に足を踏み入れたかのような高揚感に包まれます。少し薄暗い店内の照明も手伝って、昔の時代へタイムスリップしたような不思議な感覚を味わえます。 商品は江戸時代から昭和にかけてのものを取り扱い、その9割が日本のもの。価格帯はだいたい1000円から高価なものだと10万円くらいまでと幅広く、中でもガラス製品が特に人気とのこと。はじめは古家具や古道具が多かったものの、オーナーが本好きということもあり古本がかなり増え、今では約半分の割合を占めるほどに。その本のラインナップも、文庫や絵本、アートブック、写真集などバラエティーに富んでいます。本を見ているうちに、あっという間に時間が経っていた、なんていうことも。 また陶器市期間中(3日間限定)には、さいたま市の古道具店「nest」が店内の一角で出展しているのも見どころのひとつです。 内町工場ならではのおもしろい品揃えと異空間を堪能しに、宝探しをするような気持ちで扉を開けてみてください。 【内町工場】栃木県芳賀郡益子町益子897TEL : 0285-81-7840営業時間:11:00〜18:00定休日:水曜日 懐かしくてやさしいコッペパンが人気の、可愛いパン屋さんふんわりモチモチ食感のコッペパン。 (左)あんこ&バター¥170、(右)いちごジャム¥200 陶器市のメインエリアから少し外れた自然に囲まれた場所に、完売必至のパン屋「えみぱん」があります。お店を代表する人気商品は、コッペパン。オーナー兼パン職人であるえみさんが、子どもの頃から「コッペパン屋さんになりたい」という夢を持ち、それを叶えたお店です。9年前にオープンすると、あっという間に人気店となり、4年前に現在の場所に移転リオープンしました。 コッペパンは素朴でシンプルだからこそ、味の追究が難しいもの。試行錯誤を経て、原料は北海道産の小麦粉にこだわり、ふんわりモチモチの食感を実現しました。コッペパンを購入する際には、中に挟むジャムやバターなどを選んでオーダーできます。ほかにもいくつかのパンメニューがあり、中でもオレンジブレッドが人気。その他、お土産にぴったりな焼き菓子も数種類揃います。また手作りの「季節のジャム」も好評で、この時期は「とちおとめ」を使用した いちごジャムが並んでいました。 地元の人からも愛される、どこか懐かしいコッペパン。一度食べればそのやさしい味にほっこりするはずです。 豊かな木々に囲まれた可愛らしい佇まいのお店。 店主の佐々木絵美さんと、スタッフの大塚小都さん、杉山亜紀子さん。 【えみぱん】栃木県芳賀郡益子町益子3018-1TEL : 0285-81-6525営業時間:11:00〜17:00(パンが売り切れ次第閉店)定休日:月・火曜日(祝日は営業) 益子焼モチーフのプリントTシャツやトートバッグが人気! 前出の「もえぎ」の向かいのテントで、思わず目を引く益子焼プリントのTシャツやトートバッグが販売されています。それらは「益子まちづくり 友愛作業所」に勤める1人のスタッフによって、3年ほど前に誕生しました。製作に至った経緯は、「好きなバンドのTシャツを着るような感覚で、益子をアピールするアイテムとして身につけてもらえるものを作りたかった」という想いから。 オリジナルデザインの絵や文字は手描きによるもので、それを消しゴムハンコで彫り、シルクスリーンでプリントしています。1点1点すべて手作業で刷っているため、物によっては擦れたりと味のある仕上がりになるのも魅力的。 はじめに作ったTシャツとトートバッグが好評で、陶芸家を中心に徐々に口コミで広がり、デザインやアイテムの展開を増やしていったようです。今では様々なデザインが登場し、手ぬぐいや巾着、エプロンなどもラインナップ。モチーフとなっている益子焼は、オーソドックスなものにはじまり、複数の作家の実在する作品を模した新バージョンも。 なおテントが出店されているのは陶器市限定で、それ以外では「もえぎ」、「道の駅ましこ」でも販売されています。友愛作業所でも電話によるオーダーを受け付けているとのこと。 【益子まちづくり(株)友愛作業所】栃木県芳賀郡益子町上大羽7090285-81-8086営業時間:8:30〜17:30定休日:土・日・祝 まるでアート作品!美しすぎるブーケを創るセンス抜群の花屋 陶器市で、とても素敵なブーケを抱えた人を何人も見かけます。その花のあまりの美しさに、振り返る人もチラホラ。筆者のその1人で、引き寄せられるようにその花屋を見つけたのが数年前のこと。ブーケを創っているのは、福島にラボを構え活動する「カタル葉」というフラワーアーティストです。以前は「ハヤシラボ」という名前で活動していましたが、今年の2月から現在の名前に変わったとのこと。 陶器市では「かまぐれの丘」に出店していて、まず目を奪われるのが花々の彩りの美しさ。なんとも言えない独特な色合いと造形美の花が多く、異国情緒が漂っているのです。クラシカルでエレガント、だけどとても今っぽい。そして生花にこだわっているのも特徴的。生だからこそ味わえる、旬の花の瑞々しい美しさを楽しんでほしいという想いが伝わってきます。 オーダーは1人につき1束まで、5,000円から受けていて、客が伝えるイメージや色、花の種類など、様々なリクエストに応じてブーケを創作してくれます。束ねる手さばきも実に見事で、まさに職人技。ブーケが出来上がっていく様を見ているだけでも充分に楽しめます。朝から行列が絶えないほどの人気ですが、一見の価値あり!です。 【カタル葉】陶器市では「かまぐれの丘」に出店(オープンラボ所在地)福島市庄野字台ノ田8-3定休日:水曜日+α 以上、益子陶器市でおすすめのショップ編でした。もちろんここで紹介した以外にも、素敵なお店は数え切れないほどあります。次回以降の陶器市へ行く際に、参考にしていただければ幸いです。 TEXT : Yu Konisho
2018年05月31日