日本のみならず、アジア圏をはじめ世界中で旋風を巻き起こしている映画『君の名は。』のBlu-ray&DVDが、7月26日(水)より発売開始される。この度、この発売に先駆け、神木隆之介、上白石萌音、「RADWIMPS」(野田洋次郎、桑原彰、武田祐介)による「ビジュアルコメンタリー」の一部が公開された。先日、Blu-ray&DVDの発売情報が発表されると、予約が殺到し話題沸騰中となっている本作。今回発売されるBlu-ray&DVDは、「Blu-ray コレクターズ・エディション(初回生産限定)」「Blu-rayスペシャル・エディション」「Blu-ray スタンダード・エディション」「DVD スタンダード・エディション」の全4形態で展開されることとなっており、その中でも「コレクターズ・エディション(5枚組)」、「Blu-rayスペシャル・エディション(3枚組)」には、ここでしか見られない貴重な映像特典が満載。例えば、作品の全ての設計図ともいえる新海誠監督による「ビデオコンテ」や、完成までの約1年間の制作過程を追った「『君の名は。』メイキング映像」、本編映像に未使用音声をのせた「未使用音声クリップ」を収録。さらに、アフレコや楽曲制作の秘話など、本編を観ながら余すことなくその裏側を語りつくした瀧役の神木さん、三葉役の上白石さん、主題歌4曲含めた全音楽を担当した「RADWIMPS」による「ビジュアルコメンタリー」は、Blu-rayのためだけに撮り下ろされた貴重な映像。今回はその一部が公開されている。映像では、瀧と入れ替わった三葉が、瀧のバイト先で奥寺先輩との仲を深めていくシーンを観ながらトークを展開。客とのトラブルで破れてしまった奥寺先輩のスカートを直すため、「スカート脱いで下さい!」とさわやかに発する場面では、神木さんは「いかに悪気なく言うか、いかに純粋に聞こえるか、気をつけた」と明かし、するとすかさず野田さんは「男ってたまにそういうときあるからね」と言い笑いを誘う。ほかにも、神木さんは前半ずっと三葉を演じており、瀧を演じるようになったのは後半からであったことや、上白石さんは「(神木さん演じる三葉の)可愛さのレベルが高すぎて、新海監督からはもっと可愛く、もっと女の子らしくと演出された」など撮影秘話を披露。今回公開された映像のほかにも、「RADWIMPS」メンバーそれぞれ自分が担当したシーンの音楽について、また新海監督からどんなオーダーがあったのかなど音楽制作の舞台裏も詳しく解説。神木さん曰く、「壮大なネタバレが含まれる」というこのビジュアルコメンタリーの全貌は、ぜひ本編を観た後に堪能してみて。『君の名は。』Blu-ray&DVDは7月26日(水)より発売開始。※Blu-ray&DVD同時レンタル開始(cinemacafe.net)
2017年05月26日スポーツ飲料ブランド「アクエリアス」は、「アクエリアス」と「アクエリアス ゼロ」のパッケージデザインを一新して、4月10日(月)より全国でリニューアル発売する。これにともない、“人はとっても渇くから。”をキーメッセージに、新TVCM『渇き』篇(60秒/30秒/15秒)の全国放映をはじめ、さまざまな活動を展開するキャンペーンをスタート。新TVCM『渇き』篇の音楽を担当するのは、10〜20代を中心に絶大な支持を集め、いま最も勢いのあるロックバンドRADWIMPS(ラッドウィンプス)。話題のアニメーション映画の主題歌「前前前世」を手がけた、RADWIMPSが「アクエリアス」のために新たに書き下ろした渾身の1曲「サイハテアイニ」は、新パッケージに進化した「アクエリアス」とともに、日々の生活で渇きを感じる人のカラダとココロをすっきりと潤し、一歩前へ踏み出す力を与えてくれそうな曲になっている。新パッケージグラフィック公開「アクエリアス」は、アクティブな生活の中で失われた水分とミネラル※2をはじめとして、アミノ酸※3、クエン酸※4、カルニチン※5など動くカラダに必要な栄養素を効率的に補い、万全のコンディションと前向きなマインドを取り戻すためのスポーツ飲料ブランド。この「アクエリアス」ブランドの価値をよりわかりやすく伝えるため、製品価値である「水分・栄養補給」をウォータードロップのアイコンで表現した新デザインのパッケージグラフィックに一新。※2 ナトリウム※3 BCAA、アルギニン※4 クエン酸は「アクエリアス」、「アクエリアス ゼロ」に含まれる※5 カルニチンは「アクエリアス ゼロ」に含まれる新TVCM『渇き』篇(60秒/30秒/15秒)4月10日(月)から全国放映開始の新TVCM『渇き』篇に登場するのは、歌にのせて愛を伝えるRADWIMPSの野田洋次郎、新たな波に挑むプロサーファーの田岡なつみ、そして毎日の中で渇きを感じているたくさんの人たち。私たちのココロやカラダが動く時、それはきっと一歩先にある何かを求めて、とっても渇いている瞬間である。CMでは疾走感のある楽曲にのせて、さまざまな人の渇きを象徴的な漢字一文字とともに描く。見る人もその渇きをリアルに感じ、思わず前へ踏み出したくなる、ライブ感あふれる内容になっている。新TVCMソング「サイハテアイニ」by RADWIMPS新TVCMソングとして起用された「サイハテアイニ」は、RADWIMPSのニューシングル「サイハテアイニ/洗脳」に収録されている1曲で、5月10日(水)にリリース予定。ニューシングルのジャケットビジュアルは、シングルタイトル曲である「サイハテアイニ」と「洗脳」の2曲がそれぞれ相反するコントラストを持った楽曲であるところから着想を得て、その二面性をテーマに制作が進められた。通常盤は「サイハテアイニ」をイメージした〈天使〉、そして初回限定盤は「洗脳」をイメージした〈悪魔〉のビジュアルに仕上げ、二役を同じ1人の少年が演じることにより、人間が持つ二面性を鮮烈に表現している。ボーカル・ギターを務める野田洋次郎は、「サイハテアイニ」について「『アクエリアス』に合う曲を書いてみようと思いました。『アクエリアス』は僕にとっての中高時代のバスケ部で、電車に走ってむかうときの滝のように流れる汗で、ムダに遊びすぎた試験後のカラオケで、ほんのり涼しくなった夜のお風呂上がりだったりします。どうしたって、自分の甘塩っぱい記憶と切っても切れないのです。あのサイハテまで続きそうな青い青い記憶と。そんな想いで作りました。皆さんの日々と、この曲が共に過ごせたら幸せです。」とコメントしている。「サイハテアイニ/洗脳」■発売日: 2017年5月10日(水)■初回限定盤: 『棒人間』の絵本付き (CDサイズ・本文28P)¥1,600 (+ tax) / UPCH-89333■通常盤: CDのみ ¥1,200 (+ tax) / UPCH-80470■収録曲: 1. サイハテアイニ 2.洗脳 3.棒人間 [Strings ver.]<RADWIMPSプロフィール>野田洋次郎(vo/gt/pf)、桑原彰(gt)、武田祐介(ba)(Dr 山口智史は持病の悪化のため活動休止中)2001年結成、2005年メジャーデビュー。ジャンルという既存の枠組みに捉われない音楽性、恋愛から死生観までを哲学的に、ロマンティックに描いた歌詞で、思春期を過ごす世代を中心に大きな支持を受けている。2016年夏公開の、長編アニメーション映画『君の名は。』の音楽全般を担当し、バンドサウンドのみならず劇伴音楽でも多彩な作曲性を発揮し、非常に高い評価を得た。同年11月、最新アルバム「人間開花」をリリース。2017年2月22日に映画『君の名は。』主題歌4曲を英語詞で新たに書き下ろした「君の名は。English edition」をリリースし、2月25日のマリンメッセ福岡公演から全国ツアー「Human Bloom Tour 2017」がスタート。5月9・10日の東京・日本武道館2DAYSまで12カ所21公演を敢行し、6月からはアジアツアーを予定している。5月10日に最新シングル「サイハテアイニ/洗脳」をリリースする。キャンペーン概要スマートフォンアプリ「Coke ON」では、RADWIMPS待望の新曲で「アクエリアス」の新TVCMソング「サイハテアイニ」とタイアップした、「『Coke ON』限定ロングVer」を視聴できるキャンペーンが4月10日(月)から開始。また同日から、“渇き”をテーマにした10種類の漢字の中から、「自分の渇き」を選んでTwitterに投稿すると、抽選で5,000名様に「あなたが選んだ漢字ボトル」、「RADWIMPSボトル」、「『AQUARIUS』×RADWIMPSペットボトルホルダー」が当たるキャンペーンもスタート。プレゼント賞品のボトルや、ペットボトルホルダーはこのキャンペーンでしか手に入らない限定アイテム。キャンペーンの詳細は、4月10日(月)から「アクエリアス」公式サイトで公開。①「あなたが選んだ漢字ボトル」②「RADWIMPSボトル」③「AQUARIUS×RADWIMPSペットボトルホルダー」※イメージ画像
2017年04月08日昨年ロサンゼルスで行われた単独公演の成功などで、ますます注目を集めているピアニストの桑原あい。リリースされたばかりのアルバム「Somehow,Someday,Somewhere」は、なんとエレクトリックベースにウィル・リー、ドラムスにスティーヴ・ガッドという超一流のメンバーを迎えたスペシャル盤。オリジナル楽曲に加え、バーンスタインやビル・エヴァンスなどもカバーしたラインナップで、素晴らしくグルーヴィーな仕上がりとなっている。4月2日(日)~3日(月)と7日(金)~9日(日)に行われる桑原のライブ『Ai Kuwabara Shinjuku Pit Inn 5days "5 Souls"』では、石若駿(ドラムス)や菊地成孔(サックス)ら、こちらも名だたるプレイヤーが日替わりで登場する。『Ai Kuwabara Shinjuku Pit Inn 5days "5 Souls"』チケット情報「ウィルとスティーヴは、知り合った時から『いつか一緒にやろうね』と言ってくれていたんですけど、まさか私がと思っていたんです。でも“本当に一緒にやりたい人は誰?”と考えた時、やっぱりふたりの名前が浮かんできた」という桑原。ニューヨークでのレコーディングは、リラックスした空気で進んだとか。「目を見なくても、音がピッタリ合ってしまうのが不思議でした。全員が余計な力を抜いて、ただ音楽のことだけを感じた結果、そうなったとでもいうような。だから私のピアノも、これまでで一番ナチュラルな音が出ていると思います」と桑原は語る。「たとえばスティーヴのカウントオフなんて、テンポが譜面とは違うんですよ(笑)。でもなぜかそれが心地よくて、そのまま演ってみたらやっぱり正解だったということも多かったです」と桑原は振り返る。そのエッセンスは各曲に浸透し、寺山修司の言葉をタイトルにした『All life will end someday,only the sea will remain』、桑原がフェンダーローズを弾く『Extremely Loud But Incredibly Far』など、アルバムには匂い立つような楽曲が並ぶ。話は前後するが、以前は「極限まで自分を追い込んで曲を作るタイプだった」という桑原。3年前には長いスランプに陥ったが、日本を代表して出演したモントルー・ジャズフェスティバルで出会ったのが、あのクインシー・ジョーンズだ。「『いま出せる、あなたの音楽をやりなさい』と言ってくれて、思わず即興を演ってしまいました」と桑原は笑う。クインシーは演奏を終えた桑原にハグをして、何を悩んでいるのか聞いてくれた。憑き物が落ちたようにふっきれた桑原が、帰りの飛行機の中で一気に書き上げたのが、名曲『The Back(背中)』だ。「帰って行くクインシーの広い背中を見ていたら、大切なものが見えなくなっていた自分が恥ずかしくなりました。私はもっと音楽に、貪欲になっていいんだなって」と桑原はかみしめるように語る。次のフェーズに踏み出した彼女の、新たな魅力が詰まった『5 Souls』。彼女の“今”を、ピットインという密な空間でたっぷりと味わいたい。取材・文佐藤さくら
2017年03月16日2月9日(木)に放送されるFRESH!&ニコニコ生放送「アニメぴあちゃんねる」のゲストに桑原由気、高井舞香、水間友美が出演する。番組レギュラーの高野麻里佳、秦佐和子と同じ事務所の3人。今回、高野が残念ながら体調不良で欠席のため、ピンチヒッターも兼ねての出演となる。番組の登場は今回で2度目。お笑いが大好きで、一発芸を多数持っているという桑原は、前回放送でも一発芸を披露。不発に終わった後、番組司会の放送作家・美濃部達宏から、「ブリッジ」と呼ばれる締めの言葉やポーズを作った方が良いとアドバイスを受け、その場で「はぁ~い!!」というブリッジが生まれた。その後、そのブリッジを使っているのか、それとも新たなブリッジを生み出したのかなど、近況についてトークする。ゲーム対決では、番組側から視聴者へ究極の2択クイズを出題し、その回答を出演者が予想するクイズや、出演者がイラスト伝言ゲームをして、誰が一番ゴールから遠ざけたかを視聴者に聞くなど、視聴者参加型のものを用意。会員放送の「セリフ読み」コーナーでは、「視聴者をキュン死させる!」というテーマで、お題に対し、出演者が精一杯のキュンキュン台詞を考え、演じる。各出演者の演技に対し、視聴者が「キュン」「キュンキュン」とコメントし、一番多かった人が勝つという、こちらも視聴者参加型のコーナーとなっている。「アニメぴあちゃんねる」は2月9日(木)午後8時より放送。なお、視聴者を対象に桑原由気、高井舞香、水間友美、3人のサイン入り色紙をプレゼント。詳細は下記リンクよりご確認を。■アニメぴあちゃんねる日時:2月9日(木)午後8時~午後10時出演:タカオユキ / 秦佐和子 / 美濃部達宏ゲスト: 桑原由気 / 高井舞香 / 水間友美
2017年02月09日FRESH! by AbemaTV&ニコニコ生放送で隔週木曜日に放送されている「アニメぴあちゃんねる」。明日11月3日(木・祝)の放送はゲストに声優の桑原由気、高井舞香、水間友美の3人を迎える。桑原は現在放送中のテレビアニメ「灼熱の卓球娘」で番組レギュラーの高野麻里佳と共演。さらに3人とも、レギュラーの高野麻里佳、秦佐和子と同じ事務所「マウスプロモーション」に所属。3人が知る高野や秦の素顔を語るほか、プライベートの過ごし方についてトークする。そのほか、マウスプロモーション製作で所属声優が登場するオリジナル短編アニメーション「マウスどうぶつえん」を視聴者と共に鑑賞する。会員放送ではゲスト3人のデビュー前についてトーク。幼少の頃や学生時代のエピソードを掘り下げながら、何故、声優を志したかを聞いていく。そのほか、アニメぴあちゃんねるレギュラーの高野麻里佳、タカオユキ、秦佐和子の3人によるユニット「二四六九士ズ」とゲストの3人が対決するゲームコーナーを行う。高野麻里佳、タカオユキ、秦佐和子のレギュラー3人によるコーナーでは、以前実施し、視聴者に好評だった「以心伝心イラストクイズ」に挑戦。レギュラー3人が順番にイラストを描き最後に何のイラストかを視聴者に当ててもらう。ゲストの3人からのプレゼントも予定されている「アニメぴあちゃんねる」。気になる方はご確認を。■アニメぴあちゃんねる日時:11月3日(木・祝)午後8時~午後10時出演:タカオユキ / 秦佐和子 / 高野麻里佳 / 美濃部達宏ゲスト:桑原由気 / 高井舞香 / 水間友美
2016年11月02日ジャーナリスト・池上彰が、10月3日放送のテレビ東京系ニュース番組『Newsモーニングサテライト』(毎週月~金曜 5:45~)に緊急生出演し、アメリカ大統領選を生解説することが発表された。大統領選を取材するため、テレビ東京NY支局に長期出張中の池上。テレビ討論会や、激戦州の現場を取材しながら大統領選を解説していく。このたび第1弾として、10月3日にNY支局スタジオから生出演し「池上彰が観たアメリカ大統領選」コーナーで、有権者達の動きについて語る。第2弾以降は10月下旬~11月初めに放送する予定だ。2012年の大統領選でも、NY特別特派員として活躍した池上は「4年前に続き、今年も米大統領選を直接取材しようと、冬のアイオワから始まって、夏の共和・民主両党の党大会に続き、いよいよニューヨークに拠点を置いて、じっくり取材することになりました」と経緯を説明した。また、池上は「2001年9月11日の同時多発テロから15年が経ちました。この間、アメリカは大きく変化しました。ドナルド・トランプ氏のような人物が有力候補者として生き残ったという事実もまた変化の一つと言えます」と、トランプ氏を象徴として挙げた。さらに「選挙取材を通じてアメリカの行方を見定めたいと思っています」と抱負を述べた。テレビ東京 嘉瀬隆幸プロデューサーは「選挙といえば『テレビ東京×池上彰』。アメリカ大統領選でも池上さんの無双ぶりを発揮してもらいます」と期待を語り、「TPPや安保問題など日本への影響も大きな今回の大統領選。池上特派員の取材にも大注目です」と太鼓判を押した。
2016年09月30日長編アニメ『君の名は。』のヒット御礼舞台挨拶が9月3日(土)、都内で行われ、新海誠監督、神木隆之介、上白石萌音、サプライズゲストとして主題歌と劇中の音楽を手がけた人気ロックバンド「RADWIMPS」(野田洋次郎、桑原彰、武田祐介)が登壇した。8月26日に全国301スクリーンで封切られ、公開8日間で動員212万7,800人、興収27億1,200万円の“特大ヒット”を記録中。神木さんは「本当に幸せなこと。感無量です」と満面の笑みを浮かべ、上白石さんも「幸せに満たされている」と夢見心地。ヒットを示す数字を耳にした新海監督は、「本当ですか?ピンとこないし、実感はゼロ」と恐縮しつつ、「ひたすらありがたい」と感謝を伝えた。音楽に話題が及ぶと「出来あがった映像に音楽をつけてもらったのではなく、一緒に作っていた感覚。音楽によって映像が変わったシーンもあるし、作品の背骨を作ってもらった気がする」と新海監督。そこに観客はもちろん、登壇者にもシークレットだった「RADWIMPS」が登場すると、会場は大歓声に包まれ「マジっすかあ!」(神木さん)、「本当に本物ですか?」(上白石さん)と大喜びだった。さらに野田さんがアコースティックギター1本で主題歌「前前前世」、上白石さんと一緒に劇中歌「なんでもないや」を生披露。その様子を客席で見守った神木さんは「今後見られないものを見てしまった」と感激し、ステージを終えた上白石さんは「18年生きてきて、一番の幸せ。一生の宝物です」と瞳をうるませた。また、新海監督も「完成までの2年間のごほうびを、皆さんと共有できて幸せです」と喜びを噛みしめていた。山深い田舎町に暮らす女子高校生の三葉と、東京で暮らす男子高校生の瀧が、夢の中で“入れ替わり”互いが生きる世界を通して、次第に惹かれあう。遠く離れた2人が夢の中で出会う意味とは?時空を超えた少年少女の冒険が始まる。『君の名は。』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年09月03日長編アニメ『君の名は。』のヒット御礼舞台あいさつが9月3日、都内で行われ、新海誠監督、神木隆之介、上白石萌音が登壇。サプライズゲストとして主題歌と劇中の音楽を手がけた人気ロックバンドRADWIMPS(野田洋次郎、桑原彰、武田祐介)が駆けつけた。『君の名は。』ヒット御礼舞台あいさつ その他の写真『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』などの作品で高い評価を集めてきた新海監督の待望の長編作。東京で暮らす高校生・瀧と、田舎暮らしの高校生・三葉が夢の中で入れ替わりながら、次第に心を通わせていくが、物語は思いも寄らぬ方向に転がり出す。8月26日(金)に全国301スクリーンで封切られ、公開8日間で動員212万7800人、興収27億1200万円を記録。夏アニメの新定番として、旋風を巻き起こしており「本当に幸せなこと。感無量です」(神木)、「幸せに満たされています」(上白石)。新海監督は「数字を聞いてもピンとこないし、実感ゼロですが、ひたすらありがたいです」とファンに感謝を伝えた。サプライズで登壇し、大歓声を浴びた野田は「映画をご覧になった皆さんの顔を観るのは初めて。本当にこの映画に関わることができて良かった。幸せです」。新海監督も「1年半の間、一緒に映画を作ってきた。音楽によって、映像が変わったこともあった」と改めて濃密なコラボに、手応えを示していた。また、野田がアコースティックギター1本で主題歌『前前前世』、上白石をステージに招いての劇中歌『なんでもないや』を生披露。ステージを見守った神木は「今後見られないものを見てしまった」と貴重なライブに身震いし、野田との即興コラボが実現した上白石は「18年生きてきて、一番の幸せ。一生の宝物です」と感動を抑えきれない様子だった。『君の名は。』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年09月03日テレビ朝日の情報番組でキャスターを務める羽鳥慎一と橋本大二郎が、20日(19:54~22:06)に放送される同局系ニュースバラエティ番組『池上彰のニュースそうだったのか!!』(レギュラーは毎週土曜19:54~20:54)に初出演する。『ワイド!スクランブル』の橋本はNHK時代、同番組MC・池上彰の1年上の先輩でともに社会部の記者であり、池上に原稿の書き方を指導していたという関係。かつて、橋本がキャスターを務めていた夜のニュース番組に、池上がレポーターとして昭和天皇のご溶態を中継したこともあり、最近話題の天皇陛下の生前退位について、議論を交わしていく。この2人のやり取りに割って入っていくのが、『羽鳥慎一モーニングショー』の羽鳥。収録は盛り上がって予定より1時間近くオーバーし、池上は「2人のせいに違いない(笑)」と要因を語る。池上は、収録を終えて「そりゃもう、楽しかったです! 先輩(橋本)をいじることもできましたしね(笑)」と満足の様子。羽鳥については「面白い人ですよね。あのとぼけ方は(笑)」と評し、「今日の収録でも、大二郎さんも羽鳥さんも本当は答えを知っているくせに…と思うところもありましたよ(笑)」とキャスターの2人を分析していた。今回の放送では、若い世代の代表として、アイドルグループ・Mr.KINGのメンバーで、17歳の現役高校生・高橋海人が、ジャニーズ事務所の先輩・中丸雄一とともに出演。池上は高橋を「かわいらしかったですね」といい、「彼が今の典型的な17歳ということではないでしょうけど、同世代のみなさんにも親しみをもって番組を見てもらえればと思います」と話している。
2016年08月18日ジャーナリスト・池上彰の出演する、テレビ東京系特別番組『教科書に載っていない20世紀 戦後ニッポンを創った昭和天皇とマッカーサー』(7日 19:54~)が放送されることがわかった。同番組は戦争を考えるSP番組の第8弾で、2010年からシリーズで放送している。池上は、番組内でアメリカ・バージニア州ノーフォークにあるマッカーサー記念館に赴き、あるメモに注目した。それは終戦後、日本政府内で昭和天皇の退位が取りざたされていることを示す文書について、マッカーサーが手書きで記したメモだった。池上は現在、天皇陛下の生前退位について話題になっていることに触れ「実は天皇陛下の父・昭和天皇も生前退位を考えられたことがありました」と紹介。「昭和天皇は一体どのような機会に生前退位をお考えになったのか。当時の昭和天皇とマッカーサーの2人の関係に焦点をあてると、2人が関わった戦後の6年間がいまの日本を形作ったことが見えてくるんじゃないでしょうか」と呼びかけた。また、番組の主旨について池上は「今の日本がどのように形作られたのかということを、戦争を思い出すみなさんと一緒に考えたいということです」と語った。
2016年08月05日2012年に鮮烈なデビューを飾って以来、ジャズ・シーンの若き担い手として注目されている桑原あい。彼女の4枚目のアルバム『ラブ・テーマ』は、桑原(ピアノ)と森田悠介(エレクトリックベース)、須川崇志(アコースティックベース)、石若駿(ドラムス)による、桑原あいトリオ・プロジェクトのカバーアルバムだ。冒頭から映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(1984年)の名曲『デボラのテーマ』に挑むなど、彼女の内的世界が映像となって浮かび上がるような全10曲。本作に込めた想いを、桑原に聞いた。【チケット情報はこちら】「実は私、自分のことをあまり"ジャズピアニスト"だとは思っていなくて(笑)。クラシックは今でもよく弾いているし、ミュージカルも映画も大好き。ジャンルを気にせず観たり聴いたりしてきた結果、今回は"好きなもの"ばかりが詰まったアルバムになったと思います」という桑原。その言葉通り、爽やかな『Here There and Everywhere』(レノン&マッカートニー)、美しく力強い『Finale(Tango Apasionado)』(ピアソラ)、プレーヤー全員が参加した『A Journey To Reedham』(スクエアプッシャー)、さらにマイルス・デイビスの名演で有名な『In Your Own Sweet Way』を桑原がゆったりとしたソロで聴かせるなど、次々と登場する曲はどれも鮮やかに異なる色彩を放つ。さらに注目したいのは、全曲を一発録りした点。桑原は「ずっとエンニオ・モリコーネ(『ニュー・シネマ・パラダイス』などの音楽も担当した巨匠)の大ファン。だから彼の『デボラのテーマ』は特に緊張しました」と語る。「でもリハーサルをやってから録るのは、音の道すじが見えてしまうようでイヤだったんです。個人的なエゴイズムなどを越えて、大きな意味での"愛"を表すこの曲を、心を研ぎ澄ませて出てきたものだけで奏でたかった」と桑原は言う。「5分くらいで録り終えたかと思った(笑)」という同曲は、実に11分。静謐かつライブ感あふれる1曲だ。一方、キューブリック監督の映画『バリー・リンドン』(1975年)からインスパイアされて桑原がアレンジした「ラブ・テーマ」は、映画が描く18世紀アイルランドの空気感をドラマチックに醸し出す。ちなみにアルバムタイトルも同じだが、こちらは「音楽そのものへの愛と、音楽家たちが刻んできた歴史へのリスペクトを込めました」と桑原は言う。「カバーだからといって、自分たちのものにするなんて気持ちは一切ない。全ての原曲の美しさをどこまで残せるかだよねって、皆で話しながらレコーディングしたんです」と、先人たちへの熱い想いを語ってくれた。それでもこぼれ落ちるものが個性というのなら、ここにそれがあるのは明白だ。瑞々しいアプローチの軌跡を、本作でぜひ味わってほしい。桑原あいは7月12日(火)に東京・東京オペラシティリサイタルホール、12月7日(水)に東京・サントリーホールブルーローズ(小ホール)で公演を開催。チケット一般発売は5月21(土)午前10時より。取材・文:佐藤さくら
2016年05月20日お笑いコンビ・ホンジャマカの恵俊彰(51)が、7日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『メレンゲの気持ち』(毎週土曜12:00~13:30)にゲスト出演し、タレント・関根勤(62)の感動エピソードを語った。同番組が5月28日の放送で1000回目を迎えることを記念して、5月は「1000回記念月間」と題して、毎週豪華ゲストが登場。7日はその第1弾企画「人気MCスペシャル」で、恵のほか、ヒロミ(51)、小堺一機(60)がゲスト出演。その中でそれぞれのMC論の話題になり、恵が披露したのは関根のエピソードだった。関根の言葉で印象に残っているのが、「僕は嫌いな人を作らないようにしています」。かつて生放送で共演した際、そんな関根が珍しくほかの共演者について「本当はあの人のこと、あまり良い印象じゃない」と恵に吐露したことがあった。しかし、続けて関根が言ったのは「でもね、1カ月かけて好きになるから」。その言葉通り、共演者の好きな映画や本などを話題に積極的に関根の方から話し掛け、今では心を許し合うほどの仲になっているという。恵は、感慨深げに「すごく勉強になりました」と当時を思い返していた。5月14日は、歴代MCが大集合。芦田愛菜、若槻千夏、ももいろクローバーZ・百田夏菜子らがゲスト出演する。
2016年05月07日ジャーナリストの池上彰が9日、都内のスタジオで行われた『池上彰×テレビ東京プロジェクト』特別番組の制作発表に登場し、2カ月連続特番の放送を発表した。24日に『池上彰の今、知りたいニッポンの大問題(仮)』(19:54~21:48)、5月15日に『今、地方を知れば日本がわかる! 「池上彰のご当地裏事情」』(19:54~21:48)が放送される。池上は、「テレビ東京はいつも実験や冒険をしますから」と、同局のことを評価。また、池上とテレビ東京の選挙特番が毎回話題となっているが、今年の夏の参院選について「7月の可能性のある日曜日は全部、テレビ東京に押さえられている」と明かした。24日の特番では、他局が速報スーパーで終わらせる衆院選の補欠選挙も取り上げると明言。また、「はてな匿名ブログ」への「保育園落ちた日本死ね!」という書き込みで話題になった保育所問題等についても扱う。池上は、書き込みについて「ちょっと下品な発言だったんですけど」と前置きをしつつ、「悩んでるのは若い人ですよ。若い人が投票に行くことによって、政治が動くことを実感して欲しいなと思います」とメッセージを送った。5月の特番では、地方の問題を中心的に取り上げる。実は地方記者を目指したことが原点という池上は「地方の問題が、ひょっとすると、日本全国に共通している問題なのかもしれないし、都会に取っても深刻になるのかもしれない」と語り、「ローカルを見ることによって、日本の明日が見えてくるのではないかと思っています」と、番組の意義について説明した。選挙特番については、これまでテレビ東京が行った「候補者の脱力プロフィール」が話題となり、他局が追随するようになった事に触れ、「滑ってますけど」とバッサリ。「切磋琢磨が起きればいい事なんじゃないかな」とフォローしつつ、「テレビ東京が追われる立場になることはこれまでなかったと思うので、これから何ができるかなってところが面白いですよね」と今後の展開へ意気込みを示した。
2016年04月09日ジャーナリストの池上彰が、前ウルグアイ大統領のホセ・ムヒカ氏と対談するフジテレビの特別番組『"世界でいちばん貧しい大統領"ムヒカ来日緊急特番~日本人は本当に幸せですか?~』が、4月8日(19:00~20:54)に放送されることが27日、分かった。ムヒカ氏は、2010年から2015年までウルグアイの大統領を務め、2012年に国連の会議で「貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、欲深くいくら持っても満足しない人だ」とスピーチしたことが世界中で話題となった人物。給料の9割を慈善事業に寄付し、外遊はエコノミークラス、自家用車は中古のフォルクスワーゲン、街の食堂で庶民と一緒に昼食をとるといった姿勢で親しまれ、"世界一貧しい大統領"と呼ばれている。フジテレビでは、情報番組『Mr.サンデー』(毎週日曜22:00~23:15)で、これまで2回にわたってムヒカ氏を特集して大きな反響があったことから、同氏が4月5日に初来日することを受けて、特番の放送を決定。池上氏がムヒカ氏と対談し、思想や哲学を解説するほか、宮根誠司キャスターが、日本人にとっての本当の"幸せ"について、ゲストの伊集院光、柴田理恵、千秋、中島健人(Sexy Zone)、大沢ケイミとともに考えていく。ムヒカ氏は来日を前に「今回の日本への旅は観光旅行ではないし、すべての疑問に対する手がかりや答えを得ようとしているわけでもない。そうではなくて、技術的に非常に発展した日本との相互理解を深めるものにしたい」と意向を語っており、「私は日本人に問いたい。日本国民は幸せなのか?」とメッセージを寄せている。
2016年03月28日野田洋次郎、桑原彰、武田祐介、山口智史の4人からなるロックバンド「RADWIMPS」。彼らのドキュメンタリー映画『RADWIMPSのHESONOO Documentary Film』の予告編がこのほど解禁された。デビューから10年という節目を迎えた「RADWIMPS」は、アジア・ヨーロッパツアーへと飛びたった。直前にドラム・山口智史の無期限休養が発表され、急遽サポートドラムを迎えた体制でソウル、パリ、ケルン、ベルリン、ロンドン、台北と5か国6公演のライブツアーを敢行。彼らのパワーは衰えることはなく、各国のファンを圧倒的なライブパフォーマンスで魅了し大盛況をおさめた。そして、海外の熱狂がおさまらないうちに国内ツアーへと突き進んでいく。長年リスペクトしてきたハナレグミ、「いきものがかり」、「ONE OK ROCK」、「Mr.Children」など豪華アーティスト陣との胎盤(対バン)ツアー、そして集大成とも言える幕張のワンマンライブにて、新しく生まれ変わっていく彼らの姿を余すことなく描いていく。『Hide and Seek』『女の子よ死体と踊れ』や、今年公開予定の『ドクムシ』を手がける新進気鋭の女性監督・朝倉加葉子が監督を務める本作。10周年を迎えた「RADWIMPS」がライブに臨む姿を中心に、その舞台裏やインタビュー映像を交え、ファンにはたまらないドキュメンタリー映画として仕上がっている。今回解禁された予告編は、海外ツアーの迫力あるライブシーンをはじめ、ベルリンの壁を感慨深く歩く様子や、移動中のバスの中や楽屋での3人のオフショットの数々や、国内の対バンツアーでの貴重なセッション・シーンが映し出されている。メンバーの野田さんが「人生何年か分の気持ちをいま、毎日使っている」と語るように、激動の3か月を駆け抜けたメンバーの姿や、彼らの想いが感じられる予告編に仕上がっている。独特の歌詞と音楽性でいまもなお多くのファンを魅了し続けるロックバンド「RADWIMPS」。まずはこちらの映像から、人を熱くさせる彼らの魅力を感じてみて。『RADWIMPSのHESONOO Documentary Film』は3月11日(金)~24日(木)全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年01月29日ロックバンド「RADWIMPS」のドキュメンタリー映画『RADWIMPSのHESONOO Documentary Film』が3月の公開に先駆け、キーアートが解禁された。野田洋次郎、桑原彰、武田祐介、山口智史の4人からなるロックバンド「RADWIMPS」。ボーカルの野田さんの創り出す独特の歌詞と音楽性で多くのファンを魅了し続け、昨年10周年を迎えた。本作は、昨年10月から行われたフランスや台湾など5か国6公演のアジア・ヨーロッパツアーと、「ゲスの極み乙女。」「いきものがかり」「Mr.Children」など彼らがリスペクトする豪華アーティストを招いて行われた国内の胎盤(対バン)ツアー、そして10周年の集大成とも言える幕張メッセでのワンマンライブを追ったドキュメンタリー作品。ツアー直前にメンバーの一人山口さんが突然の活動休止を発表し、サポートドラマーらを迎え、果敢にライブに挑んでいく舞台裏の姿などが、インタビューを交えながら綴られている。監督は、今年公開予定の『ドクムシ』なども手がける今最も注目を集める新進気鋭の女性監督・朝倉加葉子が務めている。今回解禁されたキーアートは、新体制で挑んだライブの1シーンが描かれた一枚。「つながりを断ち切って、人は生まれてくるんだよ。」というキャッチコピーが、映画タイトルの「HESONOO」と連動し、10周年を迎え次の10年へ向けて“新たに生まれ変わろうとするRADWIMPS”を表現したキーアートとなっている。『RADWIMPSのHESONOO Documentary Film』は3月11日(金)~24日(木)全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年01月22日難しそうな問題も、中立な立場でわかりやすく解説してくれるジャーナリストの池上彰さん。聞くに聞けないさまざまな疑問を解決してくれる、頼もしい存在です。『池上彰のニュース そうだったのか!! 1 日本人なら知っておきたい「実はみんな知らない日本」』(池上彰著、SBクリエイティブ)は、テレビ朝日の同名人気番組を書籍化したもの。なかなか人には聞けない数々の話題について、わかりやすく解説してくださっています。きょうはそのなかから数字に関連したトピックをご紹介しましょう。■3種類の文字を使う国は日本だけ日本ではひらがな、カタカナ、漢字が使われていますが、このように3種類の文字を使っている国は日本だけ。世界中のほとんどの国は1種類で、多くても2種類の文字しか使われていないのだそうです。■大和言葉を表す文字がなかったところで、日本でもともと使われていたことばを「大和言葉(やまとことば)」といいます。しかし大和言葉には、それを表す文字がなかったというのです。そこで中国から漢字を輸入し、その漢字を崩して書いているうちに、ひらがなやカタカナが生まれていったということ。では漢字に加え、ひらがな、カタカナと2種類も文字があるのはなぜなのでしょう? それは平安時代に、それぞれ違う人が文字をつくってしまったからだというのですから驚きです。■ひらがなをつくったのは女性?ひらがなは手紙を書くために誕生し、平安時代の女性貴族が恋文によって流行らせたのだそうです(ただし、諸説あり)。最初は漢字で書いていたのを、女性が崩し字で書いているうちにひらがなが生まれたというわけ。平安時代の貴族たちは、1日に何度も恋文のやり取りをしていたのだとか。■カタカナはお坊さんがつくったそしてカタカナは、中国から仏教が入ってきたとき、仏教の経典を書き写した人たち、すなわちお坊さんが生み出したもの。当時のお坊さんは、経典を読むために漢字の横にメモを書いており、これがもとでカタカナが生まれたということです。■1,500字ぐらいの漢字が日本産最後は中国に約8万5,000種あるのに対し、日本の漢和辞典に載っている漢字の数は5万字ほど。その多くは中国から来たものをそのまま使っていますが、「鰯」「峠」「畑」など日本で独自につくられたものも。これらを見ればわかるとおり、日本でできた漢字は意味がすぐわかるのが特徴で、1,500字くらいが日本でつくられたそうです。なお、同じ漢字でも音読みと訓読みがあって読み方もいろいろなのは、「いつ中国から入ってきたか」によって異なるのだといいます。*他にもためになる情報満載。字も大きく読みやすいので、お子さんと一緒に楽しむのにも最適です。(文/書評家・印南敦史)【参考】※池上彰(2015)『池上彰のニュース そうだったのか!! 1 日本人なら知っておきたい「実はみんな知らない日本」』SBクリエイティブ
2015年10月09日ドラマー、神保彰が7月11日(土)・12日(日)に東京・DUO Music Exchangeでワンマンライブ「神保彰ワンマンオーケストラ 2015~お盆~」を開催する事が決定した。ワンマンオーケストラは毎年恒例の公演。ミディードラムトリガーシステムと呼ばれる機材を使い、彼の高いドラムテクニックでドラム音だけではなく、メロディーも全てひとりで奏でるのが特徴だ。また、7月12日(日)の昼には、同会場でワークショップも行われる。神保彰は1980年にフュージョンバンド、カシオペアのドラマーとしてデビュー。ニューズウィーク誌の特集「世界が尊敬する日本人100人」に選出されるなど、国内のみならず海外でも評価が高い。今年の1月7日にはデビュー35周年を記念してオリジナルアルバム『Groove Of Life』と、自身の原点であるフュージョンレーベル「CTI」からリリースされた曲をカバーしたアルバム『JIMBO de CTI』を同時リリースしている。公演のチケット一般発売は4月4日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけてオフィシャルHP先行を実施中。受付は2月8日(日)午後11時59分まで。■神保彰ワンマンオーケストラ 2015~お盆~日時:7月11日(土)開場 16:00 / 開演 17:007月12日(日)開場 16:00 / 開演 17:00会場:DUO Music Exchange(東京都)料金:ステージ指定席5,700円 (ドリンク代別)アリーナ指定席5,200円 学生2,600円 (ドリンク代別)■神保彰ドラムワークショップ日時:7月12日(日)開場 12:30 / 開演 13:00会場:渋谷DUO Music Exchange(東京都)料金:前売り・全自由3,100円
2015年01月09日ジャーナリストの池上彰とKADOKAWA・DWANGO 代表取締役会長の川上量生の2人が、10月15日に東京・六本木のニコファーレにて特別対談を実施することが明らかとなった。対談の模様は、文藝春秋が開設している公式ニコニコチャンネル「週刊文春デジタル」にて生中継される。放送は10月15日13:30から。本対談は、10月1日の経営統合で誕生した「KADOKAWA・DWANGO」の会長に就任し、若き"メディア王"となった川上量生と、朝日新聞の人気コラム「新聞ななめ読み」の掲載拒否問題で、メディアの倫理観を改めて世に問うた池上彰の2人によるもの。テーマは「メディアの未来について」で、それぞれが日本のメディアの行く末について意見を交わすという。なお、放送終了後は、同チャンネルにてタイムシフト視聴が可能なほか、対談の全文書き起し記事が会員限定で配信される。詳細は「週刊文春デジタル」まで。「メディアの未来はどうなる!?」放送日:10月15日(水)放送時間:13:30~15:30予定登壇者:川上量生、池上彰生放送:ニコニコ生放送タイムシフト視聴:週刊文春デジタル
2014年10月07日(画像はテレビ東京公式サイトより)4月12日(土)、午後6時スタート4月12日、午後6時から放送のテレビ東京系特別番組「池上彰のJAPANプロジェクト」で女優の井上真央(27)がジャーナリスト池上彰氏(63)と共演する。報道番組初出演&池上氏と初共演「池上彰のJAPANプロジェクト」は、日本の近代史で重要な位置を占める「新幹線物語」「女性消費時代」「交通戦争」「公害との苦闘半世紀」がドキュメンタリードラマによって紐解かれる内容だ。井上にとって報道番組初出演&池上氏と初共演となる。井上は、4月6日の会見で、「子どもの頃からテレビで拝見している方なので、突然学校の先生と同じ教壇に立つような気分」「ご一緒する機会はなかなかないので、いっぱい学んで、純粋に楽しみたい」(映画.com より)とコメントし、池上氏との共演を心待ちにしているようだった。4月12日(土)は「池上彰のJAPANプロジェクト」をお見逃しなく!【参考リンク】▼「池上彰のJAPANプロジェクト」
2014年04月08日フリージャーナリストとして幅広く活躍する池上彰氏が4日、都内で行われた米映画『アルゴ』の特別試写会に出席した。1979年にイランで実際に起きた「アメリカ大使館人質事件」における米国人救出劇を描いたサスペンス。池上氏は「非常にリアルで、よくできている。(作戦の)壮大さと細かさがすごいし、すべて史実に基づいていると念頭に置いて楽しんでほしい」とアピールした。作品の写真1979年、革命の嵐が吹き荒れるイランで、過激派によるアメリカ大使館襲撃事件が発生。間一髪、大使館を抜け出し、カナダ大使宅に身を潜めた6人の米国人大使館員にも命の危険が迫っていた。人質奪還のプロであるCIA局員のトニー・メンデスは“ニセの映画製作”をぶち上げ、イランに潜入。6人を映画スタッフとして国外に脱出させる奇策に出る…。作戦決行から18年もの間、最高機密扱いだった実話を、俳優のベン・アフレックが3作目の監督作として映画化し、主演も務めた。池上氏は「いわゆる映画の“つかみ”が非常に不思議で、最初は『あれ?』と思うかもしれないが、最後まで観ると『なるほど』と納得できるはず」とアフレックの演出手腕をベタ褒め。俳優としてのアフレックに対しても「カッコ良かったですね。同時にこの人相ならイランに溶け込めるな、という見事な役作りをしている」と太鼓判を押した。また、イランのアハマディネジャド現大統領は、映画の冒頭でアメリカ大使館を襲撃した勢力グループに属していたといわれ、「イランが今も抱える問題は、あの襲撃事件から始まったともいえる」と解説した。最近ではリビアの米領事館が襲撃され、駐在大使ら米国人4人が殺害される事件も発生。池上氏は、「今の時代も、世界各地で大使館の襲撃が起きている」といい、「かつてペルーの日本大使館で人質事件が起きた時も、日本側になす術はなかった。またいつか同じような事態になった場合、さあ日本はどうするか」と危惧していた。『アルゴ』10月26日から全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2012年10月05日