2人目は何歳差で産むのが良いのか? ママ友ともよくそんな話題になっていたころ、「3歳差は入園・入学が重なるから大変だよ」と複数人から聞き、深い考えもなく、ならば2歳差でと妊娠・出産してみたところ……。マタニティ期間の苦悩私には11月末生まれの長女と、1月生まれの次女がいます。長女は2歳1カ月でお姉ちゃんになりました。マタニティ期間に大変だったことは、長女を抱っこできなくなることでした。当時1歳半の長女はまだあまり歩けず、抱っこをせがまれることがよくありました。 けれど私は貧血で通常の暮らしもつらいときがあり、抱っこしてあげたり、してあげられなかったり……。おなかが大きくなってからは切迫早産の不安があり、まだ小さい長女が満足するまで抱っこしてあげることができませんでした。 0歳と2歳の育児はドタバタ次女誕生後、ちょうどトイレトレーニングをしていた長女。トイレの間隔が短かったので、次女のおむつ替えや授乳などをしているときでも、「トイレ!」となることが多く、あっちこっちにお世話をしにいかなければならず、体力的に大変でした。 また、長女は3歳まで夜泣きがあり、授乳で泣く次女に母乳をあげながら泣くので、1年間は夜にあまり眠れませんでした。 2歳差と3歳差の大変の違い私の周りで言われていた「3歳差は大変」は、行事が重なることや金銭面で一度にお金が出るという部分が大変という意味でした。 2歳差は行事や支出はタイミングがずれますが、まだ自分のことを自分ですることができない、うまく気持ちを伝えられない時期の2歳の長女と、何にも自分でできない0歳の次女との生活は忍耐と体力がかなり必要でした。愛情を持って接していましたが、私自身も毎日がいっぱいいっぱいになり、イライラしがちでした。 眠れない日々が続いたときは、2歳差で出産したことを後悔するときもありました。けれどもそれは2歳差だからではなく、子どもの性格にもよるものも大きく、同じように出産した友人とはまったく悩みが違い、何歳差だから良いとかラクというのはないんだと気がつきました。金銭的なことは予想できますが、育てる際の大変さは何歳差であろうとしてみなければわからないと思いました。 原案/横山まい作画/やましたともこ監修/助産師REIKO
2022年11月21日毎日何かしら喧嘩している子どもたち。喧嘩の原因の多くはおもちゃを取った、取られたです。私が仲裁に入って仲直りをして、「やれやれ……」と思ったのも束の間、またしても喧嘩勃発です。さっきの仲直りはなんだったのか……。私も頭を悩ませていた、そんなきょうだい喧嘩の救世主となってくれたのは意外な物でした。 毎日のきょうだい喧嘩。その理由は「取り合い」4歳の息子、3歳と2歳の娘の3人きょうだいの毎日には喧嘩が付き物のようで、ささいなことですぐに争いになります。ママの取り合いで喧嘩になったり、ごはんを取られたなど……。でも喧嘩の原因、堂々の第1位はおもちゃの取り合いです。 なるべく喧嘩にならないように同じものを3つ用意しても、なぜかひとつのものを取り合ってしまいます。気付いたら取り合いではなく、仲直りをしておもちゃをシェアして遊べることもあるのですが、基本のパターンはいつも同じ。はじめは仲良く遊んでいても、3人全員が大号泣で「ママー! 助けてー! 〇〇がおもちゃ取ったー!」という展開です。 きょうだい喧嘩を止めるのにぐったり1つのきょうだい喧嘩が終わったと思ったら、次はまた違う喧嘩が勃発。「やめなさーい!」と叫ぶのに毎日疲れていました。喧嘩の理由を聞くと、毎回同じ。1人が遊んでいたおもちゃをもう1人が横取りして、さらにもう1人も取り合いに参加をして喧嘩になるというストーリーです。 「貸して」をして「いいよ」と返事があったらおもちゃを借りられるというルールを設立しましたが、遊びに夢中になってくるとなかなかそれもできなくなってしまうようで、困り果てていました。 救世主はタイマー!?おもちゃの貸し借りがなかなかうまくいかずに困っていたときに閃いたのが、「タイマー作戦」。これぐらいなら子どもたちも納得するかな?という時間をタイマー設定し、「これがピピピッてなったらおもちゃを貸してあげようね」と説明しました。 わが家の場合は4分で設定してみると、なんとなく遊べた感じがあったようで満足して貸してあげることができたのです。借りるほうも4分くらいだとすごく待った感じはないのか、「あ! もういいの?」という表情をしていました。 毎日、きょうだい喧嘩が絶えずに子どもたち本人も見ている大人も疲れてしまっていましたが、私が注意するよりもタイマーがきょうだい間の争いの1つを解決してくれました。このまま他の喧嘩も減ったらいいな……と思っています。 監修/助産師REIKO著者:三上美咲3人の未就学児年子の母。営業職でほぼ不在の夫と5人暮らし。育児をはじめとするさまざまなジャンルについてライターとして活動中。育児については主に自身の体験談を元に執筆している。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター しおみ なおこフリーランスイラストレーター。女性向け媒体をメインに、「大人かわいい」テイストのガールズイラストを描いています。夏とワインが好き。
2022年11月20日わが家には2歳9カ月と1歳6カ月という、1歳3カ月差の兄妹がいます。下の娘は早産で生まれたため、出生後そのまま1カ月ほど入院し退院。そのあとの家族4人での生活はまさに「大きい赤ちゃんと小さい赤ちゃん、赤ちゃんが2人がいる」という状態でした。そんな2人を育てる私が、日々の育児を乗り切るため実践していることを紹介します。1人に付きっきりにならない子ども2人と私の3人で過ごしていると、どうしても上の息子が「ママ! かまって!」となってしまうことが多いです。そのようなときでもなるべく3人で楽しめるよう、息子が遊んでいたおもちゃを「妹にも貸してあげられる?」と聞いてみたり、絵本を見るなど兄妹で一緒にできることに誘導してみたりします。 また、どちらか一方がひとりで遊んでいても、目・耳・気持ちのすべてがひとりに向かないように心掛けています。1人と手遊び歌をして手を使いながら目を合わせていても、もう1人が何をしているのか把握できるよう気を向けたり、おもちゃを使って遊んでいてもタイミングをみて声かけをしたり、などです。家の中で遊んでいても、まだ小さい2人から完全に意識を逸らさないよう気を付けています。 頼れるサポートは徹底的に使う子ども2人と生活していると、なかなか家事や自分の時間が取れません。そのため、使えるサポートは徹底的に使うことにしています。行政がおこなっている一時預かりは1時間500円で利用できるので、子どもが保育園に入るまでは定期的にお願いしていました。 また、娘が1歳になるまでは行政の補助が出る産後ドゥーラを頼み、週に1回、家に来てもらい娘のお世話をお願いしていました。私が仕事復帰してからは、会社の福利厚生で内閣府のベビーシッター券が使えるので、それを使用し週に1度、シッターを頼んでいます。その間に、親は掃除や料理といった家事がおこなえるので大変助かります。 そうやってサポートをお願いすることで気持ちにゆとりができるので、「他の人に子どもをみてもらっている」ということに罪悪感は一切持たず、どんどん頼るようにしています。 とにかく夫を巻き込む!毎日の育児を乗り切る最大のコツ、それは夫を最大限巻き込むことでした。特に私が仕事に復帰してからは、目まぐるしく日々が過ぎていく中で、2人の体調のこと、保育園の過ごし方、できるようになったことや成長した点などをどんどん共有し、育児を【手伝う】ではなく、【一緒におこなう】という意識を持ってもらうようにしています。例えば朝は食事の準備や、保育園の準備といった家事は基本的に私がおこない、2人の食事補助は夫の担当。保育園の連絡帳には食事内容の記入をするので、そのまま夫に記入をお願いしています。最初は2人同時の食事補助はうまくいかないこともありましたが、成長とともに今では夫も一緒に朝食を楽しむまでになりました。 年の近い2人を育てることは大変だと感じることも多くありますが、楽しく育児ができるよう子どもたちへの対応を工夫したり、周りに頼って生活しています。特に夫は子どものことをしっかりと理解し対応してくれるので、毎日慌ただしいながらも充実した日々です。今後も周りへの感謝を忘れず、子どもの成長を楽しみながら日々を過ごしていきたいです。 著者:林 ゆり2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年11月20日株式会社だいちゃん(本社:長崎県諫早市栄田町26-59、代表取締役:手塚 大志郎)は、「だいちゃんのお買い物プロジェクト」の一環として、2022年10月29日(土)から10月30日(日)まで第6弾「ハロウィンイベント+」をだいちゃんの店衣料館全店舗で実施し、大好評のうちに終了しました。年内は、第7弾として11月20日(日)から11月22日(火)まで「いい夫婦の日イベント」、第8弾として12月17日(土)~12月18日(日)まで「クリスマスイベント+」を予定しています。イベントの様子【イベント実施の背景】だいちゃんの店衣料館は創業45年、長崎県と熊本県におきまして、地域密着でスタッフとお客様の距離も近く、老若男女広い世代のお客様からご愛顧されております。急激な円安の状況下での物価上昇が家計を圧迫するなか、お客様に少しでもお得で楽しいお買い物をして欲しいと考え、昨年大好評だったハロウィンイベントをお得に楽しくパワーアップさせて実施しました。【ハロウィンイベント+】〈イベント概要〉・店舗内の仮装したスタッフに「トリックオアトリート」とお声掛け頂いたお客様にお好きな商品1点を10%割引、ハロウィンコスプレで来店されたお客様には20~30%割引・小学生以下の子供さんを同伴された方には更にお菓子の詰め合わせ、またはガシャポンをプレゼント・各店舗のスタッフが自作した撮影スポット、フォトプロップスを使った写真撮影〈イベントの様子〉期間中来店客2,400人の半数を超える1,300人以上が参加。撮影スポットでは300ショット以上撮影。スタッフの仮装もパワーアップして、昨年より更に楽しんで接客を行い、一緒に写真撮影されたお客様にも大好評でした。また、サプライズでドラキュラに仮装しただいちゃん社長が更にお得な割引率アップじゃんけんイベントを行い、来店されていたお客様に非常に喜んで頂けました。子供さんへのお菓子とガシャポンのプレゼントも大人気で笑顔あふれるイベントになりました。【だいちゃんのお買い物プロジェクトとは】だいちゃんの店衣料館は地域の皆様に、主に商品の品揃えと価格を支持されてご愛顧いただいています。今まで以上にお客様に喜んで頂くこと、地域社会への恩返しを考えて、「子育て世代からシニア世代まで全力応援する生活のテーマパーク」を目標に掲げて・お客様へワクワクドキドキのお買い物空間の提供・楽しいとお得で2倍嬉しい・お客様もスタッフも花丸笑顔を柱に様々な企画を実施するプロジェクトになります。■会社概要商号 : 株式会社だいちゃん代表者 : 代表取締役 手塚 大志郎所在地 : 〒854-0081 長崎県諫早市栄田町26-59設立 : 1988年7月事業内容: 衣料品小売り資本金 : 1,000万円URL : 【本サービスに関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社だいちゃんTel:0957-25-5771 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月15日結婚当初から、私たち夫婦は2人以上子どもが欲しいねと話していました。夫婦共に子どもが好きでしたし、夫は2人きょうだい、私は3人きょうだいだったため、きょうだいがいる家庭が当たり前だと思っていたのです。そんな私たち夫婦の共通認識に変化が起きたきっかけは、1人目の妊活でした。1人目の妊活夫は既婚の友人が多く、私との結婚前から友人の妊活話を聞くことがあったようです。そのなかで、友人が奥さんから「今日排卵日だからよろしくね」と言われてセックスするというエピソードを、「俺はそんなふうにプレッシャーをかけられるのは絶対に嫌だ」と話していました。 そんな夫の気持ちを尊重して約1年間は基礎体温と排卵検査薬から排卵日を予想し、排卵日前後にそれとなく私から誘っていました。 人生で一番つらい日々妊活を始めて最初の半年は特にストレスもなく過ごすことができていましたが、次第に夫は誘う私の手を眠いと言って払い除けるようになっていきました。そんな日もあるかと最初は気にしなかったものの、「勘弁してよ」「何? そんなにしたいの?」「んー(寝たフリ)」などと拒まれることが増え、次第に私は夫を誘うことが怖くなっていきました。 しかし夫との子どもが欲しかった私は何度も誘い、何度も拒否され……。女性としての自信を失い、愛されていないのでは? と思い悩む日々を送っていました。 子どもが欲しいと語る夫への提案拒まれる悲しさを夫に話すとその月は応じてくれましたが、私が言ったから仕方なくしているんじゃないかと思い、悲しみが消えることはありませんでした。それでも共通の友人に子どもが欲しいと語る夫。そんな夫に私が提案したのは不妊治療でした。 最初は反対していた夫でしたが、検査の結果私に問題はなく、夫が乏精子症と診断されたことから不妊治療へ協力的に。結局タイミング法や人工授精では授かることができず、体外受精で第一子を授かることができましたが、あんなにつらい思いをするのであれば、もう子どもは1人でいいと考えるようになりました。 妊娠、出産、そして2人目妊活へ夫は妊娠中も産後も私の体を気づかってくれ、穏やかに過ごすことができました。そして育児に積極的に参加する夫の姿を見るうちに、もう1人子どもが欲しいと思うように。しかし、妊活のつらい記憶からなかなか踏み出せずにいました。 そんなときに見つけたのが、生理日から排卵日を予測してくれる携帯のアプリです。夫にもアプリをダウンロードしてもらうことで、私が生理日を入力すると妊娠しやすい時期を夫に共有できるようになりました。そして、私からは誘わずに夫のタイミングで誘ってもらうことで2人目妊活に踏み出すことができたのです。 夫に拒まれ続けたつらい記憶から2人目妊活に踏み出せずにいましたが、アプリのおかげで数年ぶりに夫から誘われ、2人目妊活を始めることができました。夫も自分の態度のせいで私につらい思いをさせてしまった罪悪感から、2人目妊活を言い出せなかったそうです。授かることができるかはわかりませんが、ストレスを溜めず、ゆったりとした気持ちで過ごしていきたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:小谷 かずえ不妊治療を経て出産。現在3歳女児の母で元ウエディングプランナー。転勤族で九州在住し、ウエディング関係の記事や妊活に関する記事を執筆中。
2022年11月15日わが家には、10歳の女の子、8歳の男の子、2歳の女の子の3人の子どもがいます。年の差育児は大変なことも多いですが、楽しいことのほうがはるかに多いです。先日、末っ子が2歳を迎え、3年目に突入した年の差育児。わが家の2年間はこんな感じでした!「あえて年の差にしたの?」と聞かれる知り合いからは、「あえて年の差にしたの?」とよく質問されます。私の場合、上の2人はあえて2歳差にしたのですが、そこから6年も年の差が開くとは思ってもみませんでした。そもそも、最初は2人育児で満足していましたし、それなりに大変だったからです。 しかし、実際に私が3人きょうだいだったのもあり、真ん中の子が年長になったとき、ふと私は「もう1人欲しいな」と思うようになりました。そして、真ん中の子があまり手がかからなかったのも大きな要因のひとつでもありました。 初めまして♪上の子たちの反応は?実際に3人目が誕生して、上の子たちはとても喜んでくれました。コロナ禍での出産だったので、入院中は一度もお見舞いに来られませんでしたが、毎日ビデオ通話をし、退院時には真ん中の子が私の母と一緒に迎えに来てくれました。 真ん中の子は初めて自分の妹を見て感動し、「ママ、次は弟を産んでね!」と、産後1週間の私に容赦ないひと言を浴びせてきたことは今でも印象に残っています。一番上の子は、妹を見るなり「かわいい! かわいい!」を連呼。早速姉バカを発揮し、今でも健在です。 年の差育児、ここがラク!ここが大変…年の差育児は、上の子2人が一緒にお世話をしてくれるので、1人目を育てていたのころに比べたらすごくラクです。末っ子の成長は言葉の発達もとても早く、驚かされます。 また、末っ子のおもちゃを一から買い揃えなくて良いのもメリットです。わが家は上が男女なので、末っ子が性別関係なくおもちゃを選べるのは良い環境だと感じます。 大変なことは、上の子の習い事にいつも末っ子を同行させなくてはいけないこと。毎回目を光らせておかないといけないので、上の子をしっかりと見ることができず、大変だなと感じます。 年の差育児、ここに気をつけています!年の差育児で私が気をつけていることは「上の子に任せすぎない」ということです。つい、いろいろと上の子2人に頼ってしまいますが、逐一様子を見て負担にならないようにしています。 また、よく夫に言われるのが「自分のせいで何か事故が起きたら、上の子は一生涯トラウマになる」という言葉です。最初は、「こっちも忙しいから頼んでいるのに」と思っていましたが、こういう言葉を定期的に夫が発してくれることで自分への「任せすぎない」ことへの注意喚起となっています。 3人目を育ててみて、実際にあまり手がかからなかった真ん中の子と違い、末っ子は結構手がかかります……。同じように育てているはずなのに、本当に育児は十人十色だなと感じている日々です。年の差育児ならではの良さを特に感じるのは、写真を撮っているとき。子どもたちの身長差にほっこりしますし、上の子たちの成長を改めて感じることができるのです。これからも、子どもたちの身長差が縮まるまでたくさん写真を撮っていきたいです。 著者:横山こなつ地方在住の3児ママ。夫、小4、小2、2歳、犬2匹の5人家族。 美容の仕事をしながら育児、美容、ショッピング情報を主に執筆中。
2022年11月12日わが家は夫と私、4歳の息子と2歳の娘の4人家族です。私は専業主婦のため、子どもたちは保育園には通っていません。娘を妊娠したときから、息子と2歳差きょういだいの育児は大変になるだろうと覚悟はしていました。でも、周りに友だちもいるし支援センターの先生も頼りになるし何とかなる! そう思って3カ月間の里帰り出産から帰って来ました。 忙しくも充実した子育ての日々自宅に帰って来てからは、息子と娘と3人で毎日のように支援センターに通う毎日。支援センターの先生方とは元々仲が良く、子どもたちを遊ばせながら育児などの悩み相談も聞いてもらっていました。 またイベントも多く、愚痴や趣味の話で笑い合えるママ友との出会いもありました。このように私は育児・家事に追われながらも、外に出て多くの人と関わることで楽しい日々を過ごせていました。しかし、そんな毎日はある日を堺にガラッと変わってしまったのです。 世界中の誰もが予想できなかったことそれは新型コロナウイルスの世界的な蔓延です。未知のウイルスの発生により、私たちの生活は激変しました。感染防止のため頼りにしていた支援センターは閉鎖、心のよりどころであったママ友たちとも会えなくなってしまいました。 さらに緊急事態宣言により、外出さえもできない期間が訪れたのです。遊び盛りの2歳と目が離せない生後6カ月の子どもたちと自宅で引きこもって過ごす日々に、私はとてもストレスが溜まりました。「早く外に出て遊びたい」。家族の中で誰よりも私が一番そう願っていました。 子どもと外で遊べる当たり前の喜び緊急事態宣言が解除されてから、私は一目散に公園へ子どもたちを連れて行きました。 「今まで支援センターに通ってお喋りするほうが多かったけど、全力で子どもと外で遊ぶのってこんなにも楽しかったんだ」 私はそう気付きました。 それから私は、制限がないときはできるだけ公園に通うように毎日のスケジュールを計画。そのために食事や洗濯・掃除などの家事は隙間時間に終わらせ、全力で子どもたちと遊び、夜は一緒に寝る生活をしました。とてもハードでしたが、効率よく育児・家事ができていました。 そんな規則正しい生活を1年も送っていると気付けば体重が10kgも減っていました! これはこれで産後太りの解消になり、とてもうれしかったです。コロナ禍で制限のある生活を送ったからこそ、子どもと外で遊ぶという当たり前の日常に感謝することができました。一刻も早いコロナ禍の収束を願うとともに、この気持ちを忘れずに育児をしていこうと思います。 著者:都 うめこ4歳男児と2歳女児のアクティブ転勤族ママ。趣味は公園巡りで、現在公園レポートを20本以上と育児に関する記事を執筆中。元銀行員でFP資格保有。
2022年11月05日兄弟で児童精神科受診。今回の目的は…今回の目的は・ミミ:特別支援教室に通うことが1年ごとの判断になったので、来年度も通った方が良いかどうかの判断をしてほしい・ふー:昨年度末に療育を勧められたふーの特性を判断してもらい、来年の就学相談の必要性を相談したいの2点。ミミは前回の受診のころから今までの学校での出来事や放課後等デイサービスや自宅での様子を1枚のプリントにまとめたもの、ふーは今までの健診や児童発達支援のこと、療育を受けるために保育園の先生に記入してもらった園での様子や困りごとについてのプリント、福祉保健センターで受けた発達検査の結果、書いてもらった紹介状などを小児科の受付に提出しました。Upload By taeko診察内容は…?まずは長男ミミからいざ診察!まずはミミから。ミミのASDの診断書を書いてくれた先生はミミにいくつか質問をしました。先生「学校は楽しい?」ミミ「あんまり楽しくない」先生「勉強は楽しい?」ミミ「楽しいのと楽しくないのがある」先生「何が楽しい?」ミミ「理科」先生「楽しくないのは?」ミミ「国語」先生「お友達と一緒にいるのは大丈夫?」ミミ「一人の方が好き」先生「特別支援教室は楽しい?」ミミ「楽しい」など、先生は分かりやすい言葉でミミの様子を観察しながら聞き取りをしてくれました。そして「特別支援教室がなくなり、通常学級のみになることについてどう思う?」と聞かれると…ミミの答えは「どっちでもいい」私はつい「自分の意思はないのかな…?」と思ってしまいましたが、先生いわく「本当にどちらでも良いんだと思いますよ」とのこと。丁寧な問診のあと、先生は「来年度の特別支援教室は『卒業』しても良いかもしれないね」とおっしゃいました。しっかりと先生の質問に受け答えできていた姿を見て、私はミミの成長を感じました。Upload By taeko次男ふーの初診は…?その後、ミミには待合室でテレビを見ていてもらい、次は次男ふーの初診。療育や今回の受診の経緯、普段のふーの生活の様子などを話しました。問診を進める中で先生はミミくんと比べるという訳ではないけど…と前置きをしてこのようなことをおっしゃいました。「ミミくん程ではないけど、軽いASD傾向なのかもしれませんね。もしかしたら感覚の過敏さや感受性の強さなどがあるかもしれません。」どうやらふーは繊細で敏感なタイプのようです。普段接している私としても確かにそうかも…と感じることが多いです。例えば濡れている地面を靴で踏むことを嫌がったり、運動会や発表会など、練習はばっちりできているのに普段と違う環境だからか緊張からなのか本番では見学している、から揚げなども少しでも焦げていると食べない、中途半端に足に当たるのが嫌なのか半ズボンは履かない…などなど普段の生活を少し思い返すだけでかなりのエピソードがあります。1ヶ月後の次回の診察のときに先生がまた詳しくふーのことを診てくれることになりました。久しぶりの児童精神科の受診。ミミの成長や、ふーの困りごとを知ることができ、受診して良かったです。改めて、子どもからいろいろなことを教えてもらっているな、としみじみ感じました。Upload By taeko執筆/taeko(監修:鈴木先生より)一昔前の児童精神科や神経外来では、てんかんの患者さんが多かったのですが、時代の変化と診断できる専門医が増えたことから最近は神経発達症(発達障害)の患者さんが増えています。相談内容に関しては今回の症例のように、診断や投薬以外では教育に関する相談が多くみられます。ときには、教育相談所のような雰囲気を醸し出しています。小中学校は学区域の学校に進学することが多いのですが、高校は選べるので、今の時期になるとどこの高校は理解があっていいかなどをよく尋ねられます。児童精神科や神経外来の専門医・認定医は高校の特徴についても知っておくことが必要になるシーンも増えていると感じています。
2022年11月03日年の差カップルには、年齢差があるからこその利点がありますよね。反対に、年齢差による悩みもあるはず。今回は、男性が「年上の彼女に言われたくないこと」をご紹介します。なにげない一言も、彼らにとってはショックな言葉なのかもしれません。■ 「かっこつけなくていいよ」ほとんどの男性には「好きな人にはかっこつけたい」というプライドがあります。その思いは、年上の彼女に対しても変わりません。せっかくかっこつけようとしても、年齢を理由に断られてしまうとかなり傷つくんだとか。男としての自信をなくしてしまうこともあるようです。彼がプレゼントを買ってくれたり守ってくれたりしたときには、素直に喜ぶのがよさそうですね。■ 「分かったフリしないで」女性が年上の場合だと、彼のことを弟のような目で見てしまうことがあるかもしれません。仕事の悩みや愚痴をこぼしたときにアドバイスを受けたら、素直に受け入れられない場合も。そんなとき、「分かったフリしないで」と跳ね返してしまうと、男性はかなりショックなんだとか。彼女に追いつこうと頑張っている気持ちやプライドが、粉々になってしまうみたいです。年下だろうと彼氏なので、尊敬する心を忘れないようにしましょう。■ 「私が幸せにするから」年齢が上だと、社会的な立場や金銭的な面で彼氏より上になることもあるでしょう。その場合に、「私が幸せにするから」と、養うような発言をされるとショックなんだとか。彼にだって、男として彼女を幸せにする覚悟はあるはず。それなのに「幸せにする」と言われると、自分が頼りにされていないように感じるようです。結婚は2人でするものなので、年上だからといって気張りすぎないようにしましょう。■ 理想の関係は…年の差カップルは、年下の方が立場が弱くなりがち。とくに男性の方が下だと、プライドを傷つけられることがよくあるようです。お互いに尊重し合って、嫌なことはすぐに嫌と言える関係が好ましいですね。(如月柊/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2022年11月01日9歳のにぃくんと3歳のおとくんの元気きょうだいを育てる星田つまみさん。日常をマンガで紹介します。休日に子どもたちを喜ばせようと、星田家がレジャー施設に行ったときのお話しです。休日のレジャー施設は、子連れ家族でいっぱいでした。そして、あちらこちらに、子どものお世話に奮闘するパパ、ママの姿が。どのおうちも大変そうだなと、星田さんは思いながら見ていました。すると、星田さんの目の前でコーラフロートを飲む長男のにぃくんが……!? 子連れ家族がたくさんいたが… となりのテーブルでは、小さな子どもがうどんをひっくり返してしまい、お父さんは大慌て。そんな状況にも関わらず上の子は自分のごはんはまだかと急かしています。 反対側には食べ物の注文に並ぶ長蛇の列、そして遠くには「ガッシャ―ン」と食器が割れる音……。 ごはんを食べ終わり、列へ並べば、今度は「飽きた!」「おちっこ~!」の声。さらに、列を抜けて飛び出してしまう子どもまで! 思わず同情の視線を向けた星田さん。 休日の子どもを連れてのお出かけは、本当に大変だとしみじみ思いました。 ……と、そんなことを思っていたら、目の前のわが子が、コーラフロートを倒してしまったのです! そしてそれは無残にも次男のベビーカーにかかってしまいました。結局、自分も本当に大変なことになってしまった星田さんでした。 ◇◇◇ SNSには共感するママたちの声がたくさん届いていました。「わかりすぎる」「全部経験した」「親になって連休は休みじゃなくて戦いだと知った」「元気と勇気をもらえた! 連休がんばろう」など。休日のお出かけは楽しいけれど、子どもがいると大変な面もありますよね。みなさんはお子さんと休日にお出かけするとき、何か工夫や対策をされていますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 星田つまみ6歳差元気兄弟の育児に日々奮闘中です!いっぱい怒っていっぱい泣いていっぱい笑った子どもたちとの日々を忘れないように、育児漫画を描いています。
2022年10月24日9歳のにぃくんと3歳のおとくんの元気きょうだいを育てる星田つまみさん。日常をマンガで紹介します。ある日、晩ごはんのときに突然次男のおとくんが星田さんに、「ねぇねぇおかーしゃん」と声をかけてきました。そのあと、おとくんから出てきた言葉に、星田さんは感動してしまいました……。「ねぇねぇおかーしゃん」何かと思えば… 晩ごはんのときに突然、おとくんが星田さんにおいしいごはんをありがとうと感謝の気持ちを伝えてくれました。 それはとても丁寧な言葉で、星田さんは感激して思わず涙。それからおとくんはいつも感謝を伝えてくれるようになりました。 一方、6歳年上の長男、にぃくんはそのようなことは言ってきません。けれど星田さんは、にぃくんも、もっと小さいころ、同じように言っていたことを思い出します。 だから今は、にぃくんがおかわりするだけで十分と、星田さんは感じているのでした。 ◇◇◇ 作った人に喜んで食べてもらえるというのは、ごはんを作った側からするととてもうれしいことですよね。それがわが子からこんな感謝の気持ちを言われたら……。とてもほっこりした気持ちになりますね。 著者:マンガ家・イラストレーター 星田つまみ6歳差元気兄弟の育児に日々奮闘中です!いっぱい怒っていっぱい泣いていっぱい笑った子どもたちとの日々を忘れないように、育児漫画を描いています。
2022年10月22日9歳のにぃくんと3歳のおとくんの元気きょうだいを育てる星田つまみさん。日常をマンガで紹介します。おとくんが2歳のころのお話しです。おとくんは歯みがきが苦手で、いつもイヤイヤして逃げ出してしまいます。そこで星田さんは紆余曲折しながらある方法を編み出しました!すると、とてもスムーズに仕上げ磨きができるようになったのです。が、しかし……。たどり着いた仕上げ磨きの方法は… 次男のおとくんは歯みがきが苦手。星田さんはいつも苦戦していました。 そこで、考えたのが、「ハミガキマン」になりきって、お口の中のバイキンをやっつける! という演技でした。 口の中に虫歯バイキングがいて、穴を開けようとしていると、星田さんが言うと、ゴロンするおとくん。 星田さんは 「ハミガキマンがやっつけてやる!!」 とハミガキマンになりきります。2歳のおとくんは疑うことなくお口をアーンと開けています。 スムーズなハミガキ方法を見つけて星田さんは満足なのでしたが……。 1週間後、タブレットでアプリを使って歯磨きをしていました。 迫真の演技を続けるのは疲れてしまい、やっぱりアプリが便利という結論にいたったのです。文明の利器を賢く活用することにした星田さんなのでした。 ◇◇◇ 専門家の先生曰く、ママやパパが無理やりにでも歯みがきをさせようとすることで、余計に子どもは「歯みがき=ママが怖い」と、悪循環が起きやすいのだそうです。仕上げ磨きをリラックスしたスキンシップの時間にして、子どもにとって「楽しい時間」と思えるようにできると良いとのこと。そして、毎日続けることに意味があるので、泣かれてもやめずに続けることも大切なのだそうです。どうしても嫌がる場合は、お菓子やジュースをあげるときは時間を決める、なるべく控えるなど工夫して虫歯から守りたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 星田つまみ6歳差元気兄弟の育児に日々奮闘中です!いっぱい怒っていっぱい泣いていっぱい笑った子どもたちとの日々を忘れないように、育児漫画を描いています。
2022年10月21日9歳のにぃくんと3歳のおとくんの元気きょうだいを育てる星田つまみさん。日常をマンガで紹介します。今日は星田家にお掃除ロボットがやってきました! にぃくん、おとくん、パパ、ママみんなでお掃除ロボットを囲みます。ほどなくすると、にぃくんとおとくんはお掃除ロボットと一緒に謎の遊びを始めました。「何してんの?」という星田さんの質問ににぃくんは言いました。 かわいすぎる次男 星田家にお掃除ロボットがやってきました! その名も潔くん。するとさっそく、ごっこ遊びが始まります。 長男のにぃくんが、お掃除ロボットになりきりました。それを見て思わず星田さんは吹き出します。 そして、弟のおとくんが、にぃくんの隣で両手を伸ばしてつま先立ちをし始めました。 「アレ何?」 星田さんはじーっと見て、考えました。 「うい~ん、うい~ん」 おとくんはコードレス掃除機になりきっていたのです! あまりのかわいさに悶絶した星田さんでした。 ◇◇◇ 星田さん曰く、長男くんと次男くんは6歳離れているけれど、同じレベルで遊んでくれるから、面白くてかわいいのだそう。とても仲が良いのでしょうね。 著者:マンガ家・イラストレーター 星田つまみ6歳差元気兄弟の育児に日々奮闘中です!いっぱい怒っていっぱい泣いていっぱい笑った子どもたちとの日々を忘れないように、育児漫画を描いています。
2022年10月20日ユウコトリトリさんの連載第56話。今回はきょうだい喧嘩中に起こった、ちょっと拍子抜けしてしまったエピソードです。こんにちは、ユウコトリトリです。 小学生から中学生まで、3人の子どもを子育て中です。 10月になり、日中の暑さは残しつつも比較的過ごしやすい日が増えてきましたね。秋の訪れを感じます。9月には連休もありましたが、悪天候のため外出もままならず、子どもたち(特に長男&次男)は持て余す体力をすべてケンカに注ぎ込んでいた気がします……。 割とどうでもいいことで勃発するケンカに、私も何度雷を落としたことか……。そんな中、私が口にしたワードに反応した次男から、思わぬ質問が飛び出しました。 初めて出会うワードは謎だらけ ろくでもないこと……次男の脳内変換では「6でもないこと」になっていたようです。 な、なるほど〜! じゃあ7ならいいの? という真っ直ぐな質問に、いろいろとツッコミが追いつかず脱力する母なのでした。 著者:マンガ家・イラストレーター ユウコトリトリ2007年、2011年、2015年生まれの騒がしい三姉弟を子育て中のワーママ。Instagramにて、育児あるあるや日常の小ネタをカエル漫画でゆるっと更新中!
2022年10月09日2歳になると話せる言葉が増えてきた次男。4人きょうだいの末っ子ということもあり、周りの言葉に影響されることも少なくありません。あるアニメを見てから食事のときに「うまい!」と言い始めた次男ですが、保育園で思わぬ出来事が……。その言葉の変化に思わず笑ってしまった体験談をお話しします。言葉を話せるようになってきた次男4人きょうだいの末っ子の次男は、6歳の次女と保育園に通っています。いつも次女と一緒にいるので、次女が話す言葉のよくマネをする次男。「ママ」から始まり、少しずつ単語から話し始めた次男は、2歳を過ぎてから言葉の急成長をみせています。 あるアニメを見ていたとき、食事のシーンで主人公が「うまい!」と言っていたのを見て、次男も「うまい!」というように。16歳の長男も「うまい」と言いますが、アニメの印象が強かったようで、何かを食べると「うまい!」と何でもおいしそうに食べてくれます。 保育園での様子は?保育園から帰ってきて手帳を見ると、次男が保育園の給食のとき「まい! まい!」と言っていますが、何のことですか? と書かれていました。家では「うまい!」と言っているんだとわかって聞いていたので、はっきり話せていると思っていましたが、初めて聞く先生にはよくわからなかったようです。 次の日の手帳で「うまい!」と言っていると思いますと返事を書き、「そうだったんですね~」と理解してもらえました。ただ、「うまい! じゃなくて、おいしい! だよ!」と2歳のお友だちから指摘されていることを先生から聞き、驚きを隠せませんでした。 いつの間にか変わっていたそれからいつの間にか家でごはんを食べているとき、次男は「おいし!」と言うようになりました。上のきょうだいたちが「うまい?」と聞くと、「おいし!」と言い返します。何度かそれを繰り返し、上の子たちは次男に「うまい!」と言ってほしそうですが、そのやり取りがおもしろくて思わず笑ってしまう私。 ただ、2歳といえどお友だちの影響力はすごい! と感心してしまいます。まだまだこれから言葉を覚え、2語、3語と話せるようになる時期。会話できるようになるのが楽しみですが、きっとこれからも保育園の先生やお友だちからたくさんのことを学んでくるのだと感じています。 「うまい!」とおいしそうに食べていた次男。まさかのお友だちのダメ出しに、今では「おいし!」と同じように食べてくれます。車の種類や色も言えるようになってきたので、いろいろな言葉を教えてあげようとするきょうだいの姿もおもしろいもの。言葉を話せるようになってきた時期ならではの次男の言葉に癒やされています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年10月07日かすこママさんは9歳年上の旦那さんと、旦那さんの連れ子である長女、長男、実子の次男、次女の6人暮らし。かすこママさんと長女との歳の差はなんと10歳!YouTubeチャンネル「うちの4兄弟4 brothers of my home」では、そんな6人の暮らしを動画で紹介しています。今回は、YouTubeでも90万回以上再生されている、9歳年上の旦那さんとの気になる出会いと、10歳差の連れ子たちとの関係を紹介します。 返事は即答でNO! かすこママさんが使っていた駐車場の近くでパパが働いていて、よく顔を合わせるようになり、2人で食事に。その後、よく連絡を取るようになり、何回か食事に行ったあと、パパから告白。 しかし、返事は即答で「NO!」 「もともと私は子どもが好きではありません。しかも、まだ結婚するには若すぎる年齢で親になるかもしれないなんて、普通に考えられませんでした。そうじゃなくてもタイプじゃなかったのでNOだったけど(笑)」と当時のことを語るかすこママさん。 パパも本気で言ったわけじゃないだろうと思っていましたが、次の日になんと再度告白が! 「あれ? 断ったのが聞こえなかったのかな」と思い、今度ははっきりと「付き合えないよ」と断ったそうです。しかし、「そっか。じゃあまた今度言うね!」と、めげないパパ……! 次の告白は日を開けてから「少しの期間、お試しと思って付き合ってみて! 絶対楽しいから!」と、ちょっと工夫してきたそう。断り続けることが次第にかわいそうになってきて「それ(仮)ならいいよ」と交際がスタート。 デートだと思ったらいきなり家族紹介!?デートと称し家に遊びに行くと、いきなり家族を紹介されたそうです。これが、子どもたちとかすこママさんの出会い。長女が小学2年生、長男が幼稚園卒園くらいでした。 いきなり知らない女が来て、嫌がられたり動揺すると思って身構えていたそうなのですが、「わ〜!あそぼ〜!」と子どもたちは元気ハツラツ! 構えていたかすこママさんは子どもたちの様子に圧倒されながらも、仲良く遊ぶことができました。 その後、子どもたちがいたのでお家にお邪魔したり、義母に子どもたちを見てもらって2人で出かけたりして、順調に交際。「この人めっちゃ楽しい♪」とパパの策略にハマっていったそうです。 夫の連れ子たちとの関係は……? 「お付き合いをしているときは、夫の連れ子の2人に対して、どんんな風に接していいかとか、色々悩みました。でも、一緒にディズニーに行ったり、プールに行ったり、お泊まりしたりして、一緒に楽しい時間を過ごすうちに、仲良くなっていって。子どもたちが歓迎してくれていたので、良好な関係を築くことができました」と語るかすこママさん。そして、20歳のときに結婚! 夫の連れ子の長女とママが10歳差というステップファミリーになりました。のちに子どもを2人出産し、6人家族に。 「叱っても甘やかしても"連れ子だから"と言われてしまうので、バランスが難しいなと感じることはあります」と、ステップファミリーだからこその大変さを感じることもあるそう。 「出会ったころ、私は子どもたちに“ちゃん”付けで呼ばれていましたが、次男が産まれたころに『ママと呼びたい!』と言ってくれたので、上の2人とも今ではママと呼んでくれています。子どもって、いろんなことを気づかせてくれますよね。今は4人の子どもたちと一緒に成長できることが幸せです!」と話してくれました。 実子でも、叱るときと甘やかすときのバランスって、難しいですよね。連れ子だとそこがさらに難しいのかもしれません。20歳で小学生の子どものママになる決断をした、かすこママさん。4人の子どもとパパさんと、楽しくにぎやかに生活をしていてとっても幸せそうです!著者:ライター 廣瀬尚子二児の母。女性誌の編集を経て、フリーランスに。広告やアパレルブランドの撮影、雑誌やWEBマガジンの執筆などを手がける。
2022年09月28日登場人物■ほにゅ:2018年2月生まれ。泣くのが得意な男の子。薄毛。飽き性。笑顔で母をノックアウトできる。■ねむ:2020年7月生まれ。よく寝る女の子。■つぶみ:ほにゅ&ねむの母。すぐムリって言う。一応一生懸命取り組む。■ぺー:ほにゅ&ねむの父。効率的に動きまくる。優しい。声がでかい。噂通りすぎる編集後記お家でまったりと過ごしているときに、突然はじまるママの取り合いバトル。妹・ねむちゃん(2歳)のすばらしい観察力とすばやい動きで難なくママの膝の上をゲットしていましたね。そんなしたたかな妹・ねむちゃんと、不意をつかれた兄・ほにゅくん(4歳)の様子をみて「噂で聞いていたきょうだいのイメージそのものだ」と感じたつぶみさんでした(笑)。血液型と同じように生まれた順番や性別で性格がイメージされることがありますよね。長子はまじめで末っ子は甘え上手など、実際に影響があるのかは明確ではありませんが、今回のつぶみさんのように「まさにそう!」と感じる瞬間があると信憑性が増すかもしれません。ママの取り合いによるきょうだい喧嘩の対応は大変ですが、子どもたちからの大好きの気持ちが伝わってくる至福の時間でもあります。今しか味わえないママへの熱いラブコールを思う存分に味わいながら子どもたちの成長を楽しみたいですね。ままのて編集部つぶみさんの二人目妊娠のマンガはこちらままのて公式SNSアカウントままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!つぶみさんが描く漫画が動画になりました!ままのてで大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もつぶみさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしで楽しんでいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。過去のエピソード著者情報
2022年09月28日同世代の恋も良いですがですが、年齢が離れた異性との恋も刺激的で魅力がありますよね。そんな年の差恋愛をすることが多いのはどんな女性なのでしょうか。そこで今回は、12星座と血液型を掛け合わせた「年の差恋愛が多い女性TOP5」を、後半は1位〜3位としてご紹介します!■第3位:やぎ座×O型かっこよくも可愛いあなたは、年下の男性に惚れられることが多いです。直属の部下や、仕事で関わった男性と、年の差恋愛に発展することが多いでしょう。2〜3歳ほど年下の男性と相性が良いので、気がついたら交際してきた相手はみんな年下だったなんてこともあるかもしれません。■第2位:うお座×A型おしゃれで個性豊かなあなたは5歳以上年上の包容力のある男性と年の差恋愛になりやすいでしょう。あなたがやりたいと思っていることを全力で応援してくれるので、彼の支持を受けてあなたは才能を開花させることができます。喜ぶ可愛いあなたの笑顔を見るのが年上の彼は嬉しいようです。■第1位は・・・第1位はさそり座×AB型の女性。清楚な雰囲気と内面のおちゃめさが男性に受けて人気者のあなた。年齢がひとまわりほど上の男性から可愛がられるので、恋愛関係に発展することが多いでしょう。うんと年上の男性から過保護な愛情を注がれる、年の差恋愛になることが多い女性です。(紗莉紗もも/占い師)(ハウコレ編集部)
2022年09月20日4歳の娘のつきちゃんと2歳の息子のほしくんのママ、さきさんが、子育ての日常をマンガ化!今回はきょうだいげんかの最中に起こった頭突き事件のこと。物の取り合いがきっかけで、ほしくんがつきちゃんに頭突きをしてしまったのです……! きょうだいげんか中に起こった事件 「返してー!」 姉のつきちゃん、弟のほしくんが何やら取り合いをしています。 すると、もみあった末、 「ゴンッ」 なんとほしくんがつきちゃんに頭突きをしたのです! 思わず「こりゃ!」と怒るさきさん。 そして、 「うわぁぁぁああああん、ほしくんがぁあ…」 と泣き出すつきちゃん。 思いもよらない弟の行動に混乱したつきちゃんは思わず 「ほしくんがぁ、きつつきしたぁァァァ!」 と、言ってしまうのでした。 ◇◇◇つきちゃん、頭突きされてしまって痛かっただろうけれど、なんともかわいくて和んでしまう言い間違いですね♡ 子どもはかわいい言い間違いをすることがありますよね。記録しておくと、見返したときに成長を感じたり癒されたりしそうですね。著者:マンガ家・イラストレーター さき2歳差きょうだい(姉と弟)の母。育児漫画や、自身の体験談をInstagramで更新中。
2022年09月18日2男1女の3きょうだいを育てながら保育士として働くたぷりくさん。「実際にママになって知ったこと」にフォーカスします。 保育士として働くたぷりくさん。子育てに関する知識はあっても、実際に身をもって体験するママ業では、「そんなこと言ってられない」ようなシーンもあるようで……!? 世のママさん、今日もお疲れさまです! 保育士だからこそ、育児に関する「こうあるべき」といった心得はあるものの、実際はそう簡単にはいかない現実を、たぷりくさんはママになって知ったと言います。 「寝ない子は何をしたって寝ない……」「ぶっちゃけ、母も休みたい……」 育児にまつわる「もはや、そんな次元の話ではない」ことを身をもって実感するママさんたちの、「わかる……!」という心の声が聞こえてきそうですね。 著者:マンガ家・イラストレーター たぷりく2011年生まれのすー太郎、2014年生まれのいーちゃん、2017年生まれのくー太郎の2男1女、はちゃめちゃな3きょうだいを子育て奮闘中の保育士ママ。保育園や育児の体験談マンガでママの心を掴み、Instagramではフォロワー約7.4万人と人気(2022年9月時点)。
2022年09月09日いつも家族の中心にいた母が別人になってしまったときのお話私は15歳のときに、人生の大きな壁に遭遇することになりました。当時45歳だった母が、統合失調症という精神疾患になったのです。優しい笑顔が印象的だった母は、ある日から別人のように変わっていきました。Upload By スガカズ母は、感情鈍麻によってだんだんと喜怒哀楽の表情が乏しくなり、他者に共感することが減っていきました。私が話しかけても反応が遅かったり、内容の理解ができず 、会話のキャッチボールが困難になりました。また、物事を進める意欲がなくなり日常生活を送ることが困難になりました。そのうちに、妄想、幻覚(幻聴、幻視)に怯えたり、思考障害によって会話に一貫性がなくなるようになりました。まるで別人のように変わってしまった母…。そのころ15歳だったまだ人生経験の乏しい私は、どのように母と向き合えばいいのか分からず、ただただ困惑しました。その後、自殺未遂や危険を伴う行動など、いろいろありました。その際に、母自らの強い意思により父と離婚することになりました。そして母は、重度の自閉スペクトラム症と知的障害がある7歳上の兄(当時22歳)だけを連れていくと決めて出ていくことになりました。母が動けないので、母方の親戚が代わりに母と兄が暮らせるための手続きなどほとんどおこなってくれました。残された私たち(父、姉、私)はというと、母が統合失調症の幻覚、妄想によって父と関わることを拒否してしまい、父の落ち込みも相当だったため、黙って見守るしかありませんでした。思春期だった私が感じたこと。「手のかからない“きょうだい児”だったから、私は母に捨てられた」Upload By スガカズ母が重度障害のある兄を連れていったという事実は、当時思春期だった私にとってショックでした。なぜなら、3人きょうだいのうちの、兄だけを連れていくということは、私たち(私、姉)からすると「きょうだい児である私(たち)を選ばない」という意味にもなるからです。姉はもう成人していたので、落ち着いてはいましたが…。私はそれまで、親から「我慢して」などと言われた記憶はありません(全くない訳ではないと思いますが、記憶にないので、私にとって悩むほどの内容ではなかったのだろうと思います)。ですが、自分自身で選んでしていたこととして、「重度障害のある兄への対応が優先されるのは重々承知しているから、自分が我慢すれば良い」「母が助かるだろうから、私は手のかからない子でいよう」と思って自分なりに頑張ってきたつもりでした。それなのに、母は離婚する際に私を連れていかない選択をしました。私にとっては、「手のかからない子になった結果、重要な場面で母に捨てられた」と思えてなりませんでした。それでも、今まで「手のかからない子」になる道を選んでいたので、今さら「親を困らせる子」にはなれませんでした。母のことが大好きだっただけに、裏切られたような気がして、本当にショックでした。「生きているだけで良かった」と割り切ることができれば良かったのですが…。両親が離婚した2週間後に私は、公立高校の受験本番を迎えました。そのときの受験した高校には無事合格したのですが、あまりのショックからか受験当日の記憶が全くありません。表面上は、母と穏やかな関係だけど、私自身の心の中は複雑…母と父が離婚してからも私はときどき母と兄の住む家に遊びにいったり、泊まりにいったりしました。兄の様子を見て、一緒に住んでいたころと変わらない様子に安心したのを覚えています。兄が通う作業所での仕事の様子や、家での様子についても母から聞くことができました。自分の中でわだかまりがありつつも、母と私の関係は穏やかでした。1年ほどすると、母に合った薬が見つかったようで、統合失調症の症状が緩和され、母に少しずつ笑顔が戻りました。ただ、いつどんなきっかけで症状が悪化するか分からないのと、「自分は母に選んでもらえなかった」という感情がどうしても消えず、表面上は穏やかな関係でも、私自身の心の中は複雑で、腫物に触れるかのような関係でした。大人になってからだんだんと理解ができるようになった、母のやさしい選択あれから25年が経ちました。今なら重度障害のある兄だけを連れていった母の気もちが分かる気がします。母はできる限り家族それぞれがその人らしく暮らせる選択をしたのだと思います。もし仮に母が私たち(姉と私)を連れて出ていってしまったのなら、姉は自分のために働くのではなく家族を養うために働かなくてはなりませんし、私は高校生という立場の中、ヤングケアラーとなり、外での生活(学校や交友関係など)を楽しむことも、その先の進路などを見据えることも難しかったのではないかと思います。大人になって、母の感じた重圧や不安に気づき思う「十分頑張ってくれた」母はきっと寂しかったのだろうと思います。障害児育児、他人との関わり、自分の体(足に持病があります)が以前より思うようにいかないもどかしさ、寄り添ってほしい身近なパートナー(父)とのコミュニケーションの難しさ(父は生まれつき片耳が聞こえません)。ライフステージが変化する中で、持病がある中さまざまな重圧や不安を日々感じながら3人の子どもを育てていたという事実を想像しました。それは、現在の私とは比べることもできないくらい大変だったことだろうと、今なら簡単に想像がつきます。母が家を出てからの20年間は、紆余曲折ありました。(兄は今から18年ほど前から障害者支援施設に入居することができたため、兄の生活が安定しました)。その20年の間に、母の統合失調症が悪化し、入院したことは何度もあります。そして、現在は母が脳梗塞でなくなって5年が経ちました。Upload By スガカズ母のことを思い出すと、「幸せな人生を送れていたのだろうか?」といまだに思ってしまいます。私自身答えはきっとこの先も出せないだろうと思います。ただ、きょうだい児だった私の立場として、母から得たものはたくさんあります。自分のことは優先してもらえることはなかった気がしますが、母は私を一方的に叱ったりする人ではなかったし、私の人生を否定することは一度もありませんでした。もし私がきょうだい児として、兄と違った関わり方を母に強要されていたのなら、私は自分の人生の意義を見出せなかったり、兄のことも今のように、大事に思えなかったのかもしれません。結婚もしていなかったのかもしれませんし、そうすると、主人や子どもたちに出会えていなかったことでしょう。今の自分はおそらく、発達障害のある子どもたちとさまざまなことに遭遇しながらも、楽しく暮らせている気がします。それは、幼少期より私の母が暖かく見守ってくれていた賜物ではないかと思うのです。母が十分、頑張って私たちを育ててくれた。そんな母が、もし仮に「自分のキャパを越えて頑張り過ぎた(もしくは、我慢しすぎた)結果、心を病んでしまった」のであれば、私はこの母の経験をもとに、自分の人生では、「自分がもっている能力以上に頑張る必要はない」という答えにたどり着きました。今まさに、障害児育児を頑張っている方に、私と母の経験から、「頑張りすぎないで」「自分を大事にして」と心から伝えたいです。執筆/スガカズ(監修:三木先生より)つらいことがあったとき、子どもは結果から理由を類推するしかありません。スガカズさんのように「いい子だったからいけないんだ」という解釈になってしまうことがよくあります。でも大人になって初めて「自分は悪くない」ということが分かることもあります。それもきっと、お母さまがお母さまなりの見守り方をしてくださったからなのでしょうね。
2022年08月30日私が12歳のころの話です。弟は2歳、姉14歳と歳の離れた3人きょうだい。弟は毎日パワフルで一瞬でも目を離せばイタズラ三昧、動きが速く私も姉もいつも追いかけていたように思います。この日は弟が風邪を引き微熱があったので、母と私で小児科に連れて行きました。まさか、こんな衝撃的なことが起こるとは思ってもみなかったのです……。 風邪を引いた弟風邪を引いた機嫌の悪い弟を、母と何とかあやしながら病院に到着しました。弟はおとなしく待っていられず、ぐずったりして大変だった記憶があります。病院はとても混んでいたので、今思えば長い待ち時間は2歳の弟には苦痛だったのかなと思います。やっとの思いで診察が終わると、たしか1週間分ぐらいの薬をもらっていました。そして、薬が甘くておいしいのか、弟は嫌がることなく飲んでいました。 家に帰ると、雨がポツポツ降ってきました……。薬をダイニングのテーブルの上に置き、母に言われて2人でほんの一瞬洗濯物を走って取り込みにいきました。2人で一気に取り込んだので、かかった時間は2、3分程度だったと思います。 弟が持っていたのはまさかの…!しかし、その目を離した隙に、素早い弟はダイニングの椅子を登って、薬ボトルを手に持っていました。そして中身をよく見たら、なんと空っぽ! 母はもう大慌てです。その姿に、弟はびっくりしてキョトンとした顔……。母は小児科に電話をして、もう一度弟を連れて小児科へ向かいました。そしてすぐに診察室へ通されました。 何をするのかと思ったら、鼻からチューブで飲み込んだ薬を出すことになりました。私は暴れる弟を母と看護師さんと一緒に押さえました。「かわいそうだなぁ」という気持ちと、「ちゃんと見てあげていたら……」というごめんねの気持ちでいっぱいの中、無事、薬は取り出されました。 大人になった今…母と私はすぐに、涙と鼻水でいっぱいの弟を抱っこしたりしてなぐさめました。その後も日に日に行動範囲が広がる弟。母は弟の手の届かない場所(食器棚の上の方)を探しては、薬や危ないものを隠すということを繰り返していたように思います。 いま第一子妊娠中の私は、この、弟の衝撃の出来事を思い出しました。そしてこれから自分の子どもには同じことが起こらないよう、気をつけないと、と思っています。 ※家の中には乳幼児が誤って飲んだり食べたりするかもしれない、危険なものがたくさんあります。触られて困る物は高いところに置く、ボタンや硬貨・電池など口に入りやすい物を出したままにしないなど、整理整頓とこまめな掃除で誤飲を防ぎましょう。また、家の中で事故やケガをすることもあります。浴槽の水を抜いておく、高いところに登れないように階段に柵を取り付けるなど、事故やケガの対策もしっかりおこないましょう。著者:ゆずの実第一子妊娠中のワーママです。
2022年08月27日横山だいすけが主演するリーディング舞台『おばけのアッチ リーディングミュージカル~本の世界に飛び込んでアッチと遊ぼう!アッチと歌おう!~』が開かれる。子どものころから原作の絵本を読み、今回は語り部となって舞台を引っ張る横山に話を聞いた。「おばけのアッチ リーディングミュージカル」チケット情報『魔女の宅急便』で知られる角野栄子が文を、佐々木洋子が絵を手掛ける『アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけ』シリーズが原作。絵本は1979年に第1作『スパゲッティがたべたいよう』が始まって以来、43年続くロングセラー作品で、世代を超えて多くの人に親しまれてきた。舞台では、第1作のほか、『フルーツポンチ はいできあがり』『おばけのアッチとドララちゃん』を上演。レストランに住んでいる食いしん坊のコックのおばけのアッチと、その友人のおばけやネズミ、人間などを取り巻く物語だ。「小さいころは、アッチのいたずらにただ胸をワクワクさせていたんですが、大人になり、改めて読み返すと新たな視点が見つかるんです」と横山。「例えば『フルーツポンチ はいできあがり』では、アッチは兄弟がいないことに孤独を感じ、自分はどこから来たんだろう、どこで生まれたんだろうと原点を探す旅に出る。こんなに深い物語だったんだと。そして、物語の随所に愛がこもっていて温かい気持ちになれる。絵本が長い間、愛されてきた理由が分かります」。同作では、生演奏のクラシック曲やオリジナル曲に乗せ、出演者が演じたり歌ったりする。横山は歌も歌うが、終始語り部に徹する。「2年前も上演したんですが、読み手の僕がキャラクターみたいに話し、自分の色を出しすぎると、出演者のキャラクターが立たなくなるんです。もっと自分の色をなくしたほうがいいのか、正解はない。今回はそのバランスや、お客さんが物語に入りやすいテンポ感、間を皆と一緒に探っていきたいです」と意欲を燃やす。2017年にNHK Eテレ『おかあさんといっしょ』の11代目歌のお兄さんを卒業後、出演したミュージカルが『魔女の宅急便』だった。「その時から角野先生には『いつかアッチも舞台でやってね』と言われていました。初演では、子どもたちが目をキラキラ輝かせているのを見て、すごく喜んでくださいました」。角野のライフワークとして、アッチのシリーズは毎年新刊が発表されている。「本当にすごいですよね。先生はいつも生命力にあふれ輝いている。僕も先生のように常にフレッシュな気持ちで物事にチャレンジしたい。今回も角野先生から作品をお預かりし、いい舞台を届けるという責任があります。だいすけお兄さんがアッチを読むとどうなるのか。さらに、音楽に乗せると絵本の世界観がどう変わるかを劇場でぜひ、体感してほしいです」。公演は9月23日(金・祝)大阪・松下IMPホール、9月25日(日)東京・ニッショーホール、10月30日(日)兵庫・西神中央ホールにて。チケット発売中。取材・文:米満ゆう子
2022年08月18日4人きょうだいの長男は高校生なので部活も忙しく、下のきょうだいたちと遊ぶことはなかなかありませんが、できるだけごはんはみんな一緒に食べるわが家。長男はマイペースで、2歳差の長女はみんなのお世話をよくしてくれます。ある日の夕食のときに、長男から11歳離れた次女に対して、「このままだったら嫌われるよ」と話し出したのです……!次女はわがまま?長男と長女は2歳差ですが、長女と次女は9歳差で、その下に4歳差で現在2歳の次男がいます。上の子2人は初めての育児で余裕もなく、怒ってばかりの育児をしてきたせいか、わりとその場の空気を読んで対応します。 私としては、歳が離れてできた下の子2人は上のきょうだいの協力もあり、育児の経験もあるので余裕をもって育てることができ、落ち着いて子育てができていると思っていました。そんなある日の夕食のとき、長男が次女に「そんなわがままな性格のままだったら嫌われるよ! 」と話し出したのです。 次女の性格は6歳の次女はまだ甘えたい時期ということもあり、自分のやりたいことや食べたい物を主張することがあります。 そのタイミングが周りの空気を読まず自己主張だけをするので、長男はそこが気になったらしく、「例えば、ぼくがせっかくきょうだいの分もドーナツを買ってきてあげて、食べたいものを選んだはずなのに、ひと口食べて次女はもういらないと言ったり、みんなで何を食べるか話しているときに全然違うものが食べたいと言ったり、そういうのは何か違うんじゃないか? 」と。 次女は理解できるかな?長男は次女の気になったところを話し、「自分はそういうところが嫌いだから、もうやめたほうがいいよ」と。次女は腑に落ちない顔をしていたので、私がお風呂に次女と2人で入り、長男が言いたいことを次女が理解できるように話しました。「まずは、人にやってもらったら『ありがとう』と感謝しよう。人が嫌な思いをしたら『ごめんなさい』と謝ろうね」と伝えました。 長男は次女が嫌いなわけではないけど、嫌な思いをすることがあるから怒るということを理解してもらいました。次女は「うん、わかった! 」と言ってくれて、その後は自分の発言に気を付けているように感じます。 長男からすると、私たち夫婦が甘やかしている部分があるからじゃないかと思うようです。その点は私も反省し、まずは次女の態度に気を付けることにしました。次女はまだ自己主張をすることがありますが、その都度、一度話したことを思い出すように声掛けをしています。長男のおかげで家族の中で話すきっかけができてよかったです。これからも家族みんなで、お互いの良いところも悪いところも話し合っていきたいなと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年08月17日わが家は12歳と5歳の年の差きょうだい。普段はとても仲の良い2人なのですが、一緒に過ごす時間が増える休日などは大騒ぎ。性差も年齢差もある2人では見たいテレビ1つとっても好みが違うので、いさかいが絶えません。 動物園に行きたい弟とカフェに行きたい姉5歳の弟は動物園が大好きです。一方12歳の姉は動物は苦手ではないものの、そこまでの関心はなく、カフェでお茶でもしていたいというお年ごろ。性差、年齢差を考えれば当然なのですが、家族内でこれほど嗜好が違うとどちらかが我慢するか、別行動するかしかありません。 一事が万事この調子で、公園に行けば遊具で遊びたい弟とバドミントンをしたい姉、家にいれば床一面に材料を広げて工作をしたい姉と、なんでも触ってみたい弟⋯⋯。「したいこと」が違い、そのたびにぶつかり合うのです。 お友だち家族とのお出かけはほぼ不可能子どもの年齢が近いお友だち家族とのお出かけは楽しいものですが、わが家と同じ年齢差のきょうだいがいる家族は身近にいません。以前弟と年齢の近い幼いきょうだいがいる親戚家族と出かけたことがありましたが、これが姉にとっては苦い思い出に。普段は弟の面倒だけみていればよいのに、その日は幼児が3人。 容赦なく甘えてくる親戚の子のお世話でヘトヘトになっていました。以来、「二度とよその家族とはお出かけしない」と言い出しました。また、姉と年の近い子どものいる家族とは弟が迷惑をかけることがわかっているので同伴は避けています。 どうすれば2人で楽しめるのか?弟の身体能力が上がったことで、きょうだい一緒にできることが増えたこともある一方、姉の精神年齢が上がったことで「もうそんなことしたくない」と付き合ってくれなくなったこともあります。おままごとなどがその例です。 子どもは日に日に成長していき、興味や関心はそのつど変化していきます。現在12歳と5歳という年齢の2人が一緒に楽しめるのは、ダンスなど体を動かす遊び、歌を歌うことなどです。一緒に楽しむ時間を持ちつつ、適度に別行動をはさみながら試行錯誤するしかない毎日です。 きょうだい仲良く楽しそうに過ごしている姿を見るのは何にも代えがたい幸せですが、悲しいかな……その光景は長く続かず、すぐに喧嘩が始まるのがお約束のわが家です。お互いの発達・成長に合わせたよい関わりができるよう手助けしたい気持ちはあるものの、ついつい「そんなに喧嘩するなら一緒にいるのやめなさい!」と叱ってしまう、そんな日常です。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKOイラストレーター/まっふ著者:川木みさ7歳差の1男1女を子育て中。英検1級、児童英語指導者TEYL取得。海外サイトの翻訳や子育て体験談の執筆活動中。
2022年08月15日2歳になる息子さんの、だいずくんを育てている、豆(@mame_azaz)さん。ある日、だいずくんと出かける時、自宅を出るのが遅くなってしまい、用事に遅れそうになっていました。そこで、カギを閉めている間に、だいずくんにエレベーターを呼んでおいてもらおうと考えた、投稿者さん。「先に、エレベーターを呼んでおいてくれる?」と、だいずくんに頼むと…。そうなんだけど、違うの…!!! pic.twitter.com/8T3RFzjJaF — 豆さん@2y (@mame_azaz) August 8, 2022 大きく息を吸い込んだ、だいずくんは「エレベータァァー!!ここだよ~!!」と大きな声で叫んだのです!エレベーターを玄関前に召喚しそうな勢いに笑ってしまいますね。投稿者さんは、慌てて「ちがうごめん!ボタンを押してきて!」と訂正。息子さんとのすれ違いを振り返り、「日本語って難しいな」と思った投稿者さんなのでした…。[文・構成/grape編集部]
2022年08月09日二人の弟のお姉ちゃんになって・・・昨年、わが家に誕生した次男のなーさん。家族みんなに愛され、すくすくと成長し、現在9ヶ月になりました。Upload By SAKURA妊娠中から、二人目の弟の誕生を、一番心待ちにしてくれたのは、広汎性発達障害(自閉スペクトラム症)のある娘、あーさん(小学6年生)で、次男が産まれたときは、誕生の知らせを聞いて号泣したほどでした。Upload By SAKURA長男、きーさんが生まれたときは、赤ちゃんにあまり興味がなく、関わることが少なかった娘でしたが、次男に対しては、興味津々。ミルクをあげてくれたり、ゲップをさせてくれたり・・・率先してお世話をしてくれていました。Upload By SAKURA動き回る弟に、心配性な姉は・・・新生児のうちは、まだ動けない次男に寄り添い寝転がって、一緒に過ごすことが多かったのですが・・・最近は、そうはいきません。9ヶ月になった次男は、ハイハイ、つかまり立ち、つたい歩きをマスターし、とにかくじっとしていません。触っては駄目なものほど、手を伸ばしてつかみ、不安定な場所でも、すぐにつかまり立ちをするので、すぐ転んでしまいます。Upload By SAKURAそんな次男にいつも付き添う娘。過剰な心配から、最近は少し過保護気味に。ちょっとの段差でも、抱っこして降ろしたり、つかまり立ちをすぐ止めさせたりします。Upload By SAKURAそんな心配性の娘ですが、次男のお世話は、見ていて安心できるものになってきていて、抱っこもスムーズで安定感もばっちり。私が手が離せないときは、離乳食も食べさせてくれます。赤ちゃんとどうやって遊べばいい?ただ、娘は遊び相手になるのが苦手。私が「遊んであげて~」と言うと…Upload By SAKURA人形や赤ちゃん用のおもちゃを次男に渡し、自分は正面に座って、じーっと見つめる…。どうやって遊んでいいか分からないようで、声もかけません。元々、相手の立場になって、考えるのが苦手な娘。私は日ごろから娘に「相手がどう感じているか、相手の気持ちを想像してごらん」と声をかけていました。どうやら娘は、何を考えているか分からない赤ちゃんの気持ちを想像することができないようでした。Upload By SAKURA次男の正面に、ただ黙って座るだけの娘。次男は退屈で、すぐにその場から離れてしまいます。その状況(自分から弟が離れてしまうこと)に、娘はショックを受けていました。Upload By SAKURA赤ちゃんの相手が上手な弟に、ショックを受けて・・・反対に、次男との遊び方が上手な長男。次男が産まれるまで、わが家一甘えん坊だった長男なので、私は正直、弟に嫉妬するんじゃないか・・・と心配していたのですが、予想以上に、弟の相手をする、優しいお兄ちゃんになりました。長男は、次男を抱っこすることができず、お世話系はほとんどしませんが、遊びの相手はとても上手で…。Upload By SAKURA一度も教えたことはありませんが、次男の近くで人形を左右に振り、長男が声を出して、ごっこ遊びのようなことを始めます。次男はこれが大好きで、大興奮。体を大きく使って、リアクションをとる長男を見ながら、ケラケラと笑い続けます。Upload By SAKURA長男の上手な遊び方を、娘も見て真似すればいいと思ったのですが、「見て、真似して、吸収」という一連の流れを、自主的にはしない娘。しばらく様子を見ていると、遊びのとき、長男といる方がよく笑う次男を見て、娘が『私と一緒にいるときは笑ってくれない…』とショックを受け始めました。弟を観察し、真似をしてみると・・・そこで私は「きーさんの遊び方、見て真似してごらん」と声をかけました。すると、じっと観察を始めた娘。Upload By SAKURAしばらくすると人形を手に持ち、次男の相手を始めました。Upload By SAKURA次男は声を出して笑い、それを見た娘はとても嬉しそうでした。私が「よかったね」と声をかけると、得意げに「まあね」と答えていました。それから娘は自信がついたようで、率先して遊び相手をしてくれるようになりました。逆に長男は、抱っこができる娘が羨ましいようで、「おれは抱っこできない…」とショックを受けていたので…Upload By SAKURA座ったままの抱っこを教えると、できるようになったことにご満悦でした。これからの3人に期待!末っ子のためだと、自分の「できない」を「できる」に変えようとしてくれる、姉と兄。そんな二人に囲まれて、次男はいったいどんな子になるのか…そして、次男はこれから娘と長男にどんな刺激を与えてくれるのか…本当に楽しみです!Upload By SAKURA執筆/SAKURA(監修:三木先生より)とても楽しいきょうだいですね!お姉ちゃんとお兄ちゃんがそれぞれの様子をしっかりと観察して学んで、そして自分の行動に取り込んでいるのが素晴らしいです。「誰かのため」に時間とエネルギーを割くことのできる二人にこれからも期待ですね。
2022年08月03日年上あるいは年下が相手の、年齢差がある恋愛って魅力的に感じますよね。年の差恋愛において、相性が抜群とされる男性との年齢差について気になりませんか?後半は誕生月別「相性抜群な男性との年齢差」1~3位をチェックしてみましょう。■第3位:3月生まれ男性から愛される事も多ければ、愛する事も多い3月生まれの女性。相性抜群な男性との年齢差は、一回り離れていると良さそうです。柔軟性があるので、年の差がある恋愛でもすんなりと受け入れて恋を楽しむタイプ。相手が自分より上でも下でも、十分に愛で心が満たされてハッピーな気分に。■第2位:7月生まれ母性本能が強い7月生まれの女性は、年齢差がある年下との相性が抜群。特に、一回り以上年齢が離れている年下男性との相性が抜群!もし相手と、親子ほどの年齢差があったとしても愛し合う事ができそう。思いきり男性を甘えさせて、心が満たされる事になりそうです。■第1位は...第1位は、1月生まれの人。年上の男性への憧れが強く、中にはファザコンな人もいそうな1月生まれの女性。相性抜群な男性との年齢差は、二回りほど離れているのが良いようです。男性に甘えたい願望がすごく強いので、年上であるほど満足できそう!甘える事ができて、時に厳しく叱ってくれる相手ならより相性が良いでしょう。(コスパームーン/占い師)(ハウコレ編集部)
2022年08月03日年上あるいは年下が相手の年齢差がある恋愛って、魅力的に感じますよね。年の差恋愛において、相性が抜群とされる男性との年齢差について気になりませんか?今回は誕生月別「相性抜群な男性との年齢差」を、4~6位を前半、1~3位を後半としてお送りします!■第6位:8月生まれ勉強熱心で、自分を高めたい気持ちが強い8月生まれの女性。一見強気に見えても、実はかなり甘えん坊なタイプなので年上が合います。相手との年齢差は7~8歳離れた年上男性との相性が良さそうです。大人の男性からは学べることが多く、満足できる恋になるかも。■第5位:10月生まれ優雅な雰囲気で男性を魅了し、特に年上から好かれる10月生まれの女性。相性抜群な男性との年齢差は、自分より10歳くらいがベストでしょう。年上の包容力に満たされ、心から幸せを感じる事になりそうです。年下でも情熱的な相手であれば、年が離れていても燃え上がる恋に。■第4位は...第4位は、4月生まれ。4月生まれの女性が好むのは、男らしさがあって仕事ができる男性。相性が抜群なのは10歳ほど年齢差がある相手で年上、年下どちらでも合います。職場で男性にときめくことが多く、相手は相手が上司あるいは部下の場合が多そう。ライバルが多いと、ハートに火がついて更に心が燃える事になるかも。(コスパームーン/占い師)(ハウコレ編集部)
2022年08月03日4人きょうだいの第1子である息子がまだ2歳半だったころ、とても不思議な言葉をしゃべっていました。それは「いちごたんたんしー」。第2子の里帰り出産のために実家にいたので、祖父母と私は「いちごたんたんしー」が何のことか頭を悩ませていました。その謎が6年越しで解決したうれしい体験談です。「毛の生えたひよこのおもちゃ」かな?当時、息子が「いちごたんたんしー」と言いながら、絵本の毛虫を指さしたり、引っ張ると伸びるひよこのスクィーズのようなおもちゃを持っていたので、「いちご」は「毛やつぶつぶのこと」で、「たんたんしー」は「ひよこ」かなと祖父母と私は勝手に解釈していました。 また他にも「たんぴんぽー」が「ピーターパン」のことだったりと数日後に理解できることもあったので、そのうちわかるだろうと思い、謎は謎のまま忘れていきました。 6年後、ある虫の大量発生がきっかけで……いつしか時は流れ、「いちごたんたんしー」のことも思い出と化していたころ、6歳年下の次男が2歳半になり、大発見が起こったのです。私たちの暮らす家は田舎のやや古い家なので、部屋の壁の隙間にとある虫が卵を産んでおり、大量発生したことがありました。 その虫とは、次男が大好きな「てんとう虫」です。てんとう虫を捕まえるたびに次男は「たんたんしー」と言っていました。次男が「たんたんしー」というたびに、忘れかけていた記憶がよみがえり、そしてつながりました。 6年の時を経てすべてがつながった瞬間「いちごたんたんしー」とは、「いちごみたいな色のてんとう虫」のことだったのです。その事実を知ったとき、うれしくてひとりでニヤニヤしてしまいました。かわいくて仕方ないので、次男に何回も「これなあに?」とてんとう虫を指さし、「たんたんしー」と言ってもらうほどでした。 その後、息子と祖父母に報告し、懐かしさを分かち合ったり、4人の子どもたちとアルバムをめくりながら、それぞれの成長していく様や思い出話に花が咲きました。 あれからしばらく経ち、次男は「てんとう虫」とはっきり言えるようになりました。「いちごたんたんしー」は印象深かったので覚えていましたが、子どもたちが言っていた名言はたくさんあれども、すぐに忘れてしまうことが多いです。せっかくの思い出や成長なので、すぐに思い出せるようにしっかり記録に残していこうと思った体験でした。 監修/助産師 松田玲子著者:やましたくるみ2男2女の母。結婚を機に田舎に移り住み、のんびり子育てを楽しみながら、自身の体験談を中心に執筆中。
2022年08月01日