りささんの母はうっかりしたところが多く楽観的な人で、自分のミスは人のせいにしがち。そんな母でしたが、母なりに娘を愛する気持ちは伝わって来ていたため、りささんは母を憎めずにいました。一方で父はそうは思わず、母の行動が原因で夫婦喧嘩が絶えず起こります。この日、高齢の祖母のいつもと違った体調の崩し方にりささんは危機感を覚え、母へ祖母を病院へ連れていこうと相談しますが、病は気からと一刀両断されてしまいます。自分が祖母を気にかけておこうと決意したりささんでしたが、その夜中に衝撃の事態が起きてしまうのです。その夜、私はトイレに行きたくなり深夜に目覚めました。寝ぼけまなこを擦りながら、トイレに行くついでに祖母の様子も見ておこうと思ったのですが……?もう疲れちゃったよ… すぐさま祖母は救急車で病院へと運ばれ、心不全ではありましたが一命を取り留めました。このことをきっかけに、両親の夫婦仲は急激に悪化。数年後、祖母が亡くなった後に離婚となりました。 その後、りささんと母は2人暮らしに。りささんは成長するにつれて、母が人の気持ちを察したり、空気を読んだりといったことが苦手な気質であることを理解します。 高校を卒業し、働き始めたりささん。仕事をしている間は、うつを発症した母のことを忘れることができていました。そんなある夜、高校時代の同級生・ゆうたに食事に誘われ断った際、今までに感じたことのない動悸とめまいを感じます。早く帰って休もうと帰路を急ぎましたが、たどり着いたわが家では、母が知人を呼んで大騒ぎしていました。母のことや自分の居場所がないことに心が疲れてしまったりささんは思わず家を飛び出し、吐き気を感じながら嗚咽を堪えるのでした。 心休まる場所がないというのは、誰にとってもつらいことでしょう。母の面倒をみなければならない責任感と、どうして私がという気持ちに押しつぶされそうになるりささん。家から離れることで、少しでもりささんの心が回復してほしいと願うばかりですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年12月05日財布などの貴重品は、失くすと大変なため、多くの人が気を付けて管理をしているはず。しかし、落としたり置き去りにしたりと、うっかり失くすケースは少なくありません。財布を頻繁に失くす娘に、母が…?概念のチワワ(@ptpt_mtt)さんは、頻繁に財布を失くしてしまう1人。ある時も、運悪く財布を失くし、母親にメッセージアプリの『LINE』で連絡をしました。おそらく母親は、これまでに何度も娘から「財布を失くした」と連絡を受けているのでしょう。X(Twitter)に投稿され、「あまりにも対応に慣れすぎている」と反響が上がった、母親の返信をご覧ください。娘が財布を紛失することに慣れすぎて、めちゃくちゃ冷静に返信する母親…!報告を見てすぐさま「OK、まず何が入っていた?」などと聞き、手続きが必要なものがないかを確認する様子は、頼もしいですね。また「何回目かな?」と注意しつつも「生きて帰ってきてくれたらそれでいい」と、優しい言葉を送っています。その後、そんな頼れる母親に投稿者さんは『あること』を報告。メッセージを見た母親は爆笑する羽目に…。財布を失くした時、大半の人は「やってしまった」と落ち込むでしょう。ですが、投稿者さんは超ポジティブ。お菓子の『キットカット』を買って、奮起していたのです…!まさかの行動に、母親はツッコミを入れながらも、笑いが止まらなくなってしまった様子。最後には「気を付けて帰ってきてね、待っているよ」と伝えたのでした。親子の仲のよさが伝わる会話には、7万件以上の『いいね』と、さまざまなコメントが寄せられています。・娘の対応に慣れすぎていて笑った。いいママだね。・「生きて帰ってきてくれたらいい」って優しすぎる。・最高!私もこれくらい器の広い母親になりたい。・『キットカット』が面白すぎる。笑いすぎてお腹が痛い。誰にでも得手不得手はあるもので、どんなに気を付けていても、失くし物をしてしまう特性の人もいます。我が子のことを深く理解しているからこその母親の対応には、多くの人が「素敵だ」と感じたでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年12月05日りささんの母はうっかりしたところが多い、ちょっと変わった人物です。りささんのことがきらいなわけではなさそうですが、親子の関係性も一般的な親子とは違っているようで……?自分のミスのせいでりささんがやけどを負ってしまったにもかかわらず、母はどこ吹く風で「気のせいじゃない?」「我慢が足りない」とりささんが悪いと言い切ってしまいます。仕方なくりささんは自分で処置をしたものの、やけどは悪化し微熱まで出始めました。やけどが痛み、微熱で体がだるくなってきたりささんは母に相談しますが、母はりささんの様子を見て衝撃の一言を発します。病院へ行くべきだと思うんだけどなぁ りささんがぐったりしているにもかかわらず、自分の食べていたお菓子を勧め始める母に衝撃を受けたりささん。それでも病院へ連れていってほしいと頼み込み、りささんがようやく連れていってもらった病院は、皮膚科ではなく内科でした。こんな風に、抜けているのかなんなのか、不思議いっぱいの母ではありましたが、母なりに娘を愛している気持ちは随所から伝わってきていたため、りささんは母のことをどうしてもきらいになれませんでした。一方りささんの父はそうは思ってはいません。母の行動がきっかけで両親は絶えず喧嘩をしていたので、りささんは父から何があったのか聞かれても、やけどのことを正直に話すことができませんでした。そんな中、両親の不仲が決定的となるできごとが起きます。当時同居していた高齢の祖母が、いつもより体調が悪そうなことに気付いたりささん。母に祖母を病院へ連れていくよう打診しますが、「病は気から」といつものように一刀両断されてしまいます。仕方なくりささんは、祖母のことは自分が気にかけようと決意したのでした。 りささんの母のように、こんなに抜けていることが日常茶飯事で、さらに実害があったとすると、一緒に住んでいる家族は疲れてしまいそうですね。りささんの父が怒ってしまうのもしょうがないことかもしれません。どうにか母のうっかりミスや楽天的すぎる思考から起こる実害を止めることができれば良いのですが……。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。
2023年12月04日大人気マンガシリーズ、進撃のミカさんの『「授業参観来ないで」と言われた話』を紹介します。娘との向き合い方に悩んでいた主人公。そんなある日、主人公はなかなか起きてこない娘に声をかけました。そして寝坊を叱ると、娘は怒り出して…。≪HPはこちら≫前回のあらすじ出典:進撃のミカ#3「授業参観来ないで」と言われた話出典:進撃のミカ捨てられていたのは…出典:進撃のミカ学校へ行こうとする娘出典:進撃のミカ授業参観のお知らせ出典:進撃のミカ見せたくなくて捨てた出典:進撃のミカ来てほしくない出典:進撃のミカ理由も話してくれず…出典:進撃のミカ面倒だなんて思ったことはない出典:進撃のミカ単なる親のエゴ出典:進撃のミカ怒って出て行ってしまった出典:進撃のミカ次回予告出典:進撃のミカ授業参観のお知らせを主人公に見せず、部屋のゴミ箱に捨てていた娘。主人公はそれを見つけると、娘を叱りました。しかし娘は、主人公を授業参観に呼びたくなかったようで…。イラスト:進撃のミカ※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※この物語はフィクションです。(CoordiSnap編集部)
2023年12月03日シングルマザーで育ててくれた母が還暦を迎え、母娘水入らずでお祝いをすることにした私。寿司好きの母のため、奮発して高級有名店を予約したところ、それを知った義母が「自分も付いて行く」と言いだしました。うまく断ったと思っていたのですが……。現地集合で良いわよね?母の還暦祝いの朝。夫すら遠慮して「2人で行ってこい」と言ってくれたのに、何と義母から「夜は現地集合で良い?」とメッセージが……。丁重にお断りしたはずが、「私も行くって言った」の一点張りで、なんと服まで新調したと言うのです。おまけに、「義母の私にはごちそうしたくないって言うわけ?」と怒り出し、「仲良くやっていると思っていたのに、ひどい嫁だ」とまで……。そもそもは母の特別なお祝いのため2名で予約していたし、義母の分まで私が支払うことが前提なのも腑に落ちません。もともと、「たかり癖」のきらいがある義母。用心していたのですが、恐れていた通りです。今度また別の日に、夫や義父と一緒に手ごろな寿司屋に行こうと提案しても、「義母には格差を付けるのね」と理不尽なことばかり。「それなら考えがある」と不穏なひと言を最後に、義母はトークを終了したのでした。寿司屋に行くと…その夜、お店に到着した私たち。すると、手違いで予約がキャンセルになっており、私と母とは店内に入れないと言われたのです。しばらくして、「あなたたち、お店に入れなかったでしょ?」と義母から連絡がありました。「なぜそれを?」と問い詰めると、「差別するあなたが悪いのよ」と義母。「お寿司食べれなくて残念でした~」「お寿司おいしいです」「え…?」そう、義母が勝手に私たちの予約をキャンセルしていたのです。しかしまさにそのとき、握りたてのお寿司を前にしていた私は冷静に返信しました。その後のてんまつは実は私たちもその日に知ったのですが、偶然にも寿司屋の店長が母の旧友だったのです。義母のしでかした偽のキャンセルであることを説明して謝ると、還暦祝いのため、急いでスペースを作ってくれたのでした。「私をのけ者にして!」と激怒する義母に、「今回の行動は目に余ったので夫とお義父さんに相談しました。2人とも、お義母さんとよく話すって言っていましたよ」と伝えると、「言いつけたの!?」とさらに逆ギレ。しかし私は、これ以上母のお祝いに水を差したくなかったので、スマホをバッグにしまいました。その後、義母は夫と義父にこってり絞られることに。自分のわがままで母の還暦祝いを台なしにしようとしたこと、いつもあわよくば嫁(私)にたかろうとしていたことが露呈したのです。最初は開き直っていたそうですが、今回はお店の営業妨害にも当たることから、義父が離婚までチラつかせ、ついに号泣して反省したとか。私と母にも謝ってくれました。数週間が過ぎ、義父と夫から改めてお詫びということで、皆でまたこの寿司屋へ。今回は義父がごちそうしてくれました。義母は、きまりが悪いのか欠席。しかし、私におごらせようとする行為もなくなったので、許してあげようと思っています。--------------どこまでも付いてこようとする義母の執念が感じられる出来事でしたね。紆余曲折あったものの、義母が少し改心してくれたようでひと安心。何より、還暦を迎えたお母さんとすてきな時間を過ごせたようでよかったですね。著者/ウーマンカレンダー編集室/トーク系読者からの体験談をお届けします。
2023年11月29日皆さんはパートナーの言動に激怒した経験はありますか? 今回は「夫の裏の顔」にまつわる物語を紹介します。 ※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言『夫の裏の顔』専業主夫の夫と母と暮らしている、料理人の主人公。夫と母の仲も良好で、幸せな毎日を過ごしていました。そんなある日、母が事故に遭ってしまい…。車いす生活に出典:モナ・リザの戯言母が車いす生活になったため、主人公は夫婦で母を支えていくことを決意します。しかしそのころから夫は家事をしなくなり、家にいないことも増えました。そんな夫に我慢の限界がきた主人公は、夫の態度を問い詰めます。すると夫は逆ギレをして「楽できると思ったから結婚したのに!母のサポートなんてしたくない!」と言いはじめて…。介護はしたくないと言う夫に、衝撃を受けた主人公は夫との離婚を決めたのでした…。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。(lamire編集部)
2023年11月24日皆さんは、身をもって学んだ経験はありますか?今回は娘のお小遣いにまつわるエピソードを紹介します。イラスト:大野はな娘が主人公に慌てて相談主人公は、娘に小学校4年生から自分でお小遣いを管理させていました。それから4年が経ち、娘はお金の大切さを理解しているように感じて安心していた主人公。しかしある日、娘が「お金が引き出せない!」と慌てて相談してきたのです。その相談を聞いた主人公は「おっちょこちょいな娘の打ち間違いだ」と思っていました。ところがその後も…。娘の不可解な発言出典:愛カツ主人公は娘の不可解な発言に「また?」と耳を疑ってしまいます。詳しく話を聞くと、どうやら娘は何度もコンビニで引き出していたようで…。毎回手数料がかかり、貯金が減っていたことに気づいていなかったのです。主人公は娘にそのせいでお金が引き出せなかったのだと説明。今回のことで学んだ娘は、銀行でお金を引き出すようになったのでした。原因がわかってホッ…何度も「お金をおろせない」と、主人公に相談してきた娘。娘の言葉に耳を疑った主人公でしたが、その原因がわかり、安堵したのでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年11月22日みなさんは、お葬式で奇妙な体験をした経験はありますか?今回は「母の葬式での娘の衝撃行動」を紹介します。母の葬式での娘の衝撃行動母が他界してしまった主人公。その後、母の葬式当日のこと…。葬儀で笑う不気味な娘主人公は葬式の場にもかかわらず、なぜか笑い続けているのです。その不気味な様子に、参列者は「母親が亡くなったのに…?」とゾッとします。出典:進撃のミカしかし、この主人公の行動には裏事情があり…。実は亡くなった母の日記に「笑っていてほしい」と書いてあったのです。日記を読んだ主人公は、母が主人公にあえて「笑っていてほしい」と願った理由を知り、葬式で笑い続けていたのでした。いかがでしたか?母の最期のお願いを守った娘…。思わず涙してしまいますね。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(CoordiSnap編集部)
2023年11月18日皆さんは義家族との関係に悩みはありますか?今回は「嫁イビリ義母に娘が仕返しした話」を紹介します。『嫁イビリ義母に娘が仕返しした話』ある日「今日は私が準備する!」と言って、お昼ご飯を作り始めた義母。しかし主人公はその義母の発言を聞いて、うんざりしていました。義母は毎回、主人公の分だけ作らないのです。そして30分後、お昼ご飯ができあがったのですが…。やっぱり主人公の分は…出典:Coordisnapやはり自分の分だけなく、ため息をつく主人公。すると娘が突然「クッキーを作りたい」と言い出しました。その後、クッキーが完成して義母が食べようとすると…。娘は「おばあちゃんは食べちゃダメ!」とクッキーを渡しません。そんな娘に「なんでそんなこと言うの!?意地悪ね」と言った義母。しかし娘に「おばあちゃんだってママに同じことするじゃん」と言われ、義母は撃沈。娘の反撃によって、義母を撃退したのでした。娘の反撃嫁イビリをする義母に同じことをして、反撃した娘。守ってくれた娘に感謝した主人公のエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2023年11月08日手首の骨折で手術入院した89歳の母が、リハビリのため約2カ月を病院で過ごすことになりました。ところが、入院中の母の言動に異変が。退院前に認知機能のテストを受けると……。ついに親の介護問題と向き合うときが来た! と覚悟したエピソードをお話しします。2カ月の入院で母が認知症に今年89歳になった私の母は、15年前に父が他界してからも隣町に住む兄夫婦と同居することなく、長野県の田舎町で1人暮らしをしています。この間に軽い脳梗塞を患い、目や腰の手術を受けるなど年齢相応の病気をひと通り経験しましたが、その都度、戦争体験者ならではのたくましさで医者も目を見張る回復を遂げ、私たちを驚かせてきました。そんな母が2023年7月、散歩中に転倒して右手首を骨折。病院に運ばれて手術を受けました。術後3週間で退院の許可が出ましたが、1人で暮らすには家事や入浴ができなければいけません。兄夫婦は共働きで教員をしていて、たとえ同居しても日中はサポートができないため、母をリハビリ病院に転院させることにしました。しかし、長年誰の指図も受けずにのびのびと暮らしてきた母にとって、単調で自由のない入院生活は苦痛そのもの。本当はもう少しリハビリが進んでからのほうが良いと言われたのですが、半ば強引に退院してきました。まだ手首が不安定な状態で日常生活に戻ることも心配でしたが、もう一つ心配の種がありました。それは認知症。実は入院中から会話がかみ合わなかったり、事務的な連絡をすぐ忘れてしまったりしていたので、退院前に認知機能のテストを受けました。すると、20点以上で異常なしとされるところ、母は少し足りない18点。まだ深刻ではないにしろ、認知機能の低下が見られると診断されたのです。明らかに母の言動がおかしい神奈川県に暮らす私は、仕事もあり、実家には頻繁に帰れません。しかし、退院したばかりの母の様子が気になり、退院後すぐの週末にひとりで帰省。母と生活を共にして、明らかに母の様子がおかしいと確信しました。例えば、「明日は燃えるゴミの日だよね?」と聞くので、ゴミ出しカレンダーを見ながら「明日はペットボトル、燃えるゴミは明後日だよ」と2人で確認したのですが、15分もすると「明日は燃えるゴミの日だよね?」と繰り返すといった具合。結局、2時間ほどの間にこの問答を10回近く繰り返したあげく、しまいには「明日は燃えるゴミの日だから出してきちゃうね」と言って玄関を出て行ってしまったのです。夕飯の支度をしていた私が慌てて追いかけようとすると、外から母と隣のおばさんの話す声が。「燃えるゴミは明後日だから、まだ早いよ」と注意されたようです。母は「そうか、明日だと思ったよ」と言ってゴミを持ち帰ってきました。このほかにも、お笑いコントのような出来事があとを絶たず、母を責めないように、怒らないようにして付き合う娘にとっては、悲しいやら、寂しいやら。母は感情のコントロールもできないらしく、突然怒り出したり、涙声になったりするのも尋常ではありませんでした。 「母が壊れた……」その夜、消耗しきった私は実家の天井を見上げて泣きました。地元でサポートする兄とどう付き合う?父が亡くなってから、母に何かあると地元にいる兄が病院や役所に付き添っていました。母が自動車免許の返納をしてからは、毎週末に兄が実家に立ち寄り、食品の買い出しや家の用事を手伝ってくれました。しかし認知症となれば、今後はそれだけでは済みません。幸い要支援と判断され、週2回のデイサービスと週1回1時間のヘルパーさんを頼むことができました。ところが、母はそれも忘れたのか、デイサービスのお迎えもヘルパーさんも、必要ないと追い返したそうです。そのくせ、何か不便があれば「すぐ来て」と兄を呼び出すので、温厚な兄もうんざりしています。近くでサポートできない私は、兄に申し訳ないと思いつつ、母に電話をかけたり、必要なものを送ったりと、離れていてもできることをしようと考えています。しかし心労が重なった兄からの連絡はいつも、私の無力さを非難しているように聞こえてつらく感じます。少しでも助けになればと、自分の仕事や家庭を調整し帰省しても、「たまに帰ってくるお客さん」と言われると腹が立ちます。ママ友に「お兄さんの奥さんはどうしているの?」と聞かれますが、以前から母と距離を置く義姉は今回も積極的に関わっておらず、それもモヤモヤの原因になっています。まとめ母が認知症を発症し、兄妹間の連絡が密になりました。情報共有は大切だと思いますが、立場の違う者同士、ささいなことに不信感も募り、兄妹の関係性さえ変わってしまいそうで心配です。逃げ場のない老親介護。まだ入り口に立ったばかりですが、互いの苦労や気配りを理解しながら、何とか乗り越えたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。ウーマンカレンダー/介護カレンダー編集室著者/あらた 繭子(54歳)大学生と高校生の子をもつアラフィフのフリーライター。長年の無茶な仕事がたたり、満身創痍の身体にムチを打つ毎日。休日のガーデニングと深夜のK-POP動画視聴が趣味。
2023年11月05日もしパートナーに裏切られていたことがわかったら、皆さんはどうしますか?今回は「家庭教師を急に嫌うようになった娘」のエピソードと、その感想を紹介します。娘の唐突な申し出主人公は、思春期の娘を育てる主婦。ある日、娘が突然「今の家庭教師に教わるのをやめたい」と言いました。少し前までは、成績が上がって楽しいと喜んでいた娘。そんな娘が急に家庭教師を嫌うようになり、主人公は驚きます。「なにか隠してることあるでしょ?」と主人公が問いかけると…。娘は「あのね、お父さんが…」と、涙ながらに真実を打ち明けてくれました。夫と家庭教師の関係出典:愛カツ主人公がパートでいない日は、家庭教師が娘の部屋に来ることはなく、ずっと父親と話していると言う娘。父親が家庭教師に靴を履かせたり、2人で出かけて何時間も帰ってこなかったりすることもあるようです。涙目の娘に「私にだってどういうことかくらいわかるよ」と言われ、主人公は絶句します。「私はお母さんの味方だよ!」という娘の温かい言葉に支えられ、主人公は夫への復讐を誓うのでした。読者の感想夫の行動にショックを受けながらも、真実を話してくれた娘の姿に涙が出ました。夫には、自分のしたことをしっかりと反省してもらいたいです。(30代/女性)夫が家庭教師と親しくしていたなんて、主人公も娘もつらい思いをしましたね…。今後、主人公と娘が幸せに暮らせるように夫への復讐がうまくいってほしいと思いました。(20代/女性)イラスト:あざれあ※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年10月31日皆さんは、家族との関係に悩んだことはありますか?今回は「母の葬式で娘が笑った理由」を紹介します。イラスト:進撃のミカ冷たくなった母幼いころに、父を交通事故で亡くした主人公。それ以来、優しかった母は主人公に冷たく当たるようになりました。主人公が甘えれば怒鳴り、プレゼントとして渡したお手伝い券で家事や雑用ばかりやらせた母。そんな母は50歳になったころ、病気で亡くなってしまいました。ずっと嫌いだった母の葬式で、主人公は…。笑いが止まらない出典:進撃のミカ「ふ…ふふ…」と笑いが止まらない主人公に、葬式会場は騒然。しかし主人公は、母が憎くて笑っていたのではありませんでした。母が亡くなったとき、医者から母の日記帳を受け取った主人公。そこには夫を亡くし、娘を強く育てなければいけないという母の決心がつづられていたのです。主人公を突き放し、家事をさせることで心と生活力を鍛えようとしていた母。日記帳に挟まっていたお手伝い券には「私がいなくなっても笑っていて」という母の願いが書かれていて…。母の本当の気持ちを知った主人公は大号泣。これからは母のためにも笑って生きようと決め、葬式でも笑顔を見せたのでした。母の気持ちを知って…主人公に強くなってもらうため、冷たくふるまっていた母。そんな母の気持ちを受け止め、前を向くことができた主人公のエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(CoordiSnap編集部)
2023年10月29日皆さんは、家族との関係に悩んだことはありますか?今回は「母の遺言書に書かれていたのは…」を紹介します。イラスト:進撃のミカ母からの遺言書ある日、闘病中だった母が亡くなった主人公。主人公は母に普段から冷たい態度をとられていましたが、それでもすぐに病院に駆けつけます。その後遺言書を確認すると、そこには主人公を名指しして「葬式にこなくていいです」と書かれていて…。母の言葉の本当の意味後日、ショックを受けて葬式に出なかった主人公に、遺言書を最後まで読むよう指示する兄。そしてよく読んでみると、そこには主人公が掲げていた将来の夢について、思い悩んだ母の気持ちがつづられていたのです。なんと母は、強くなって夢を叶えてほしいと願い、主人公に冷たく当たっていたようで…。出典:進撃のミカさらには「私に時間を使うよりも、自分の夢を叶えるために時間を使ってください」と書かれていたことに気づいた主人公。「葬式にこなくていいです」という言葉の真意を知り、手を震わせて涙を流すのでした。冷たかった理由は…冷たい態度の裏に、主人公への深い愛を持っていた母。遺言書の本当の意味を知った主人公のエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(CoordiSnap編集部)
2023年10月24日皆さんは家族関係の悩みはありますか?今回は「冷たかった母の本音」を紹介します!イラスト:進撃のミカ『冷たかった母の本音』幼い頃から飽き性で、習い事が長続きしなかった主人公。しかし、漫画家になりたいという思いだけはずっと変わりませんでした。母はそんな主人公を応援してくれていたのですが…。ある時期から母が突然冷たくなり、兄ばかりを構うように。「高校を卒業したら出て行きなさい」と冷たくされ、主人公は卒業後に家を飛び出します。そして漫画家を目指して頑張っていたとき、母が亡くなったと知らせを受けました。母の本音に涙病院に駆けつけ、兄から母の遺言書を受け取った主人公。そこには「葬式に来るな」と書かれていたのです。ショックを受けた主人公は途中で読むことをやめ、葬式にも出席しませんでした。ところが後日、兄に言われて遺言書を最後まで読むことに。すると「飽き性の主人公に強くなってほしいから冷たくあたっていた」と書かれていて…。出典:進撃のミカそして「葬式に来るな」というのも「自分の夢のために時間を使ってほしいから」だったと知り…。母の本音を知って、主人公は涙を流すのでした。母に感謝主人公のことを思って、あえて冷たい態度をとっていた母。母に愛されていたことを知り、感謝した主人公のエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(CoordiSnap編集部)
2023年10月20日皆さんは、お弁当を作ってもらったことがありますか?今回は「母のお弁当に驚いた娘」を紹介します!イラスト:Kito寝坊してしまった母主人公が母にお弁当を作ってもらったときの話です。寝坊してしまった母は「お弁当のおかずがなくて学食の方がいいと思うんだけど…」と言いました。しかし、学食があまり好きではなかった主人公は、それでも母のお弁当を持っていくことにします。お昼の時間になり、友人とお弁当を食べようとした主人公が蓋を開けると…。お弁当の中身に驚愕出典:愛カツグミが入っていたり、切っただけの食パンが入っていたりしたため、主人公は「何これ!?」と驚愕しました。お弁当の中身にはびっくりした主人公でしたが、改めて毎日お弁当を作ってくれる母のありがたみを実感します。母に感謝しながら、友人たちと楽しくお弁当を食べた主人公でした。母へ感謝寝坊して時間がなくても、主人公のためにお弁当を作ってくれた母。そんな母の優しさに「いつもありがとう」と感謝した主人公でした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年10月16日もうすぐ、娘が頑張っているダンススクールの発表会が行われます。コロナ禍で中止となって以来、実に3年ぶりの開催です!
2023年10月14日統合失調症の母に育てられた“わたしちゃん”。思い出せる一番古い記憶は、幻覚や妄想で騒いでいる母の姿。病気のせいもあり、家の中は汚く、自分で食事を作り食べることもしばしば。唯一の理解者である、“今のわたし”が当時のわたしちゃんの気持ちに寄り添います。被害妄想からお隣さんを攻撃したり、自分の服をハサミで切り刻んだり、日常的に奇行が続いていた母は、治療のため入院。その後、退院した母は、以前より穏やかな姿が見られるようになりました。しかし、きちんと服薬できていなかったせいか、病状は不安定に。普通の日もあれば、被害妄想が激しい日もあり、そんな母の姿に、わたしちゃんは疲弊していきます。わたしちゃんが小学生5〜6年生のころ。母が病気であることも、不幸であることも、自分に責任があるかのような罪悪感を抱いていたわたしちゃん。体に大きな穴が空いているような感覚が大人になっても消えず、欠如感を感じていました。 「やさしいお母さんがよかった。我慢ばっかりするのいやー」と苦しんでいたわたしちゃんは……。 悪化する母の病状とわたしの胸にあいた穴 ※訂正:(誤)運動方→(正)運動法 体に穴があいたような感覚のまま、中学生になったわたしちゃん。家のことを必死に隠し、通学していました。 妄想が頻出したり、日常生活が困難になったり、病状は安定せず、入退院を繰り返す母。わたしちゃんは、家族への関心から目を逸らすように趣味に没頭し、学校でも自分の存在感を消すことで自分を守ろうとしていました。 大人になったわたしは、中学生のわたしちゃんに、小学生のころの気持ちに耳を傾けるよう語りかけます。 「私もみんなみたいに大事にされたい!」「私のこと見てほしい!」 自分自身を振り、涙する中学生のわたしちゃん。 「無理なダイエットに夢中になることで、つらい気持ちを忘れたかったの……」 小学生時代のわたしちゃんである、“インナーチャイルド”の声を振り返ることで、生きづらさを抱える過去の自分に寄り添いたいと考えた大人になったわたし。その作業を繰り返していく中で、「本当は母が好きなんだ」ということに気づき、認めることができました。 もし今、亡き母を目の前にしたら、小学生のわたしちゃんが伝えたいことは何か……。 「笑ってよ、お母さん」 わたしちゃんは心から母の幸せや、笑顔を願っていました。 「数少ない母とのいい思い出を大事に握りしめていたんだな」と気づき、純粋で愛情深いやさを持っているわたしちゃんを、愛おしく感じる大人になったわたし。 呪いのように感じていた苦しい気持ちが外れるような感覚を覚えるのでした。 つらかった母との思い出を振り返り、当時感じていたことを深く考えることで、苦しさから開放された大人になったわたし。幼少期のわたしちゃんは、ただただ純粋に、母が大好きで母に愛されたかっただけだったんですよね。 母からの愛情を十分に感じることがなかったわたしちゃん。大人になる過程でも苦しい思いをしたようですが、“現在のわたし”が幸せに暮らしていることを願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター HiKARi
2023年10月11日統合失調症の母に育てられた“わたしちゃん”。思い出せる一番古い記憶は、幻覚や妄想で騒いでいる母の姿。病気のせいもあり、家の中は汚く、自分で食事を作り食べることもしばしば。唯一の理解者である、“今のわたし”が当時のわたしちゃんの気持ちに寄り添います。被害妄想からお隣さんを攻撃したり、自分の服をハサミで切り刻んだり、日常的に奇行が続いていた母は、治療のため入院。その後、退院した母は、以前より穏やかな姿が見られるようになりました。「このままよくなって、普通のお母さんになるかも……?」と期待していたわたしちゃんですが、そんな気持ちもすぐに裏切られてしまいます。服薬をきちんと続けられなかったせいか、被害妄想の症状が再発した母。期待していた分、再び奇行を繰り返す様子にショックが大きかったわたしちゃんは、「自分だけが不幸」という気持ちにさいなまれてしまいます。 不安定な病状の母に振り回されるわたしちゃんは……。 尋ねてきた友だちの母親に対して…!? ※訂正:(誤)気嫌→(正)機嫌 ※訂正:(誤)同志→(正)同士 不安定な母の病状。普通の日、無気力の日、被害妄想が激しい日など、ころころと変わる母の様子に、わたしちゃんは振り回されていました。 「友だちと遊んでくる」と出かけようとするわたしちゃんを普通に見送る日もあれば、泣いて止めてくる日もあり、日によって違う母の態度に疲れてたわたしちゃん。 「どういう反応されるかわからないから、なるべく関わらないように……」 そんな気持ちで過ごしていました。 自分を表現するのが怖くなってしまったわたしちゃんは、大人になってからも、他人の反応に敏感になります。 家庭環境が影響し、人に対して、“苦手なタイプ”と感じることが多くなってしまうのです。 ある日、よく家に遊びに行く間柄のお友だちのお母さんがわたしちゃん宅を尋ねてきました。 お互いの親も含めて出かけたことがあるような関係性でしたが、突然訪れた友人のお母さんに、キレた母。 「私の働くコンビニでクリスマスケーキを予約できるよ! いかがですか?」 「いらないっ!」 キレながら思い切り扉を閉めた母に、「わたしの友だちのお母さんなのに……断るにしてもなんであんな風に……!」と、母を責めるわたしちゃん。 しかし、母は反省する様子は全くありません。 「驚き……不信……悔しい……恥ずかしい……」 さまざまな思いが入り混じるわたしちゃん。大人になったわたしは、「自分の友人関係まで壊されるようで、本当に嫌だったよね」と振り返ります。 家庭環境が複雑な中、一生懸命探した自分の世界を壊されたようで、わたしちゃんはとても嫌な思いをするのでした。 自分の母が友人の母に、感情的にキレているところを目の当たりにしたわたしちゃん。病気の影響で不安定な精神状態にあった母ですが、思春期のわたしちゃんにとって、とてもつらい出来事ですよね。 冷静に過去を振り返れるようになった、大人になったわたし。幼少期につらい思いをしていた分、少しでも穏やかに過ごせていることを願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター HiKARi
2023年10月09日エリートサラリーマンの夫と、優秀な娘を誇りに思っていた主人公。今後も常に勝ち組であるために、娘には厳しい教育をしていました。しかしそんな主人公の人生の歯車は、少しずつ狂っていってしまい…。中学生になった娘は、一番をとれなくなってしまいました。主人公は成績優秀な娘の友達と、目立つママにイライラ。ついに主人公は、娘の友達関係を制限するようになって…。≪HPはこちら≫成績は下がる一方出典:あしたのLaw〜スカッと法律漫画〜娘がピアノを弾いていた出典:あしたのLaw〜スカッと法律漫画〜ピアニストになりたい出典:あしたのLaw〜スカッと法律漫画〜友達との付き合いも続いていて…出典:あしたのLaw〜スカッと法律漫画〜スマホなんてあるから出典:あしたのLaw〜スカッと法律漫画〜夫に見つかった出典:あしたのLaw〜スカッと法律漫画〜夫婦喧嘩に発展出典:あしたのLaw〜スカッと法律漫画〜罪悪感で支配出典:あしたのLaw〜スカッと法律漫画〜娘の成績が下がり続けることを怪しく思っていた主人公。なんと娘はピアニストの夢を追い、友達との付き合いも続けていました。主人公は怒りのあまり、娘のスマホを破壊。そのことが原因で、夫とも大喧嘩になってしまったのです。主人公は夫との離婚をちらつかせて、娘に夢を諦めさせることにしました。イラスト:あしたのLaw〜スカッと法律漫画〜※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(Grapps編集部)
2023年10月08日わたしは、赤ちゃんポストで産まれた…。産まれてすぐ赤ちゃんポストに投函された女の子。すぐに看護師が駆け付けると、赤ちゃんはご機嫌そうに笑っていた。しかし、ポストの外では、母親と思われる人物がうずくまって泣いていて…!?自身の幼少期を、現在高校生のみかんさんが漫画化。自らの実体験を知ってもらうことで、望まない妊娠や子どもの社会問題を世の中に伝えたい。少しでも出産する母親や赤ちゃんにとってやさしい世界になってほしい…。そんなみかんさんの願いが伝わってくる物語。赤ちゃんポストの現状や存在意義、養護施設や里親制度などで子どもたちが直面するトラブルについても考えさせられる…!※この作品は、実体験を漫画化した作者みかんさんの許可を得た上で掲載しています■前回のあらすじ赤ちゃんポストに入れられたときのこと。すぐに医療従事者に連絡が行き、看護師がニコニコしている赤ちゃんを発見したそう。そしてポストの外に出てみると、母親と思われる人物が震えていて…。■去って行った母■赤ちゃんポストとは…熊本県の病院にある「こうのとりのゆりかご」に預けられたみかんさん。母親と思われる人物は泣きながら、「娘をお願いします」と言って去って行ったそうです。母の行動で動き出したみかんさんの人生。しかし、この時名前はなかったそうで…。次回に続く「わたしは赤ちゃんポストで産まれた子」(全37話)は12時更新!
2023年10月06日統合失調症の母に育てられた“わたしちゃん”。思い出せる一番古い記憶は、幻覚や妄想で騒いでいる母の姿。病気のせいもあり、家の中は汚く、自分で食事を作り食べることもしばしば。唯一の理解者である、“今のわたし”が当時のわたしちゃんの気持ちに寄り添います。被害妄想からお隣さんを攻撃したり、自分の服をハサミで切り刻んだり、日常的に奇行が続いていた母。ある日、わたしちゃんが家に帰ると、母の姿がありませんでした。父方の祖母に迎えられ、「母が入院した」と伝えられます。「悲しいだろうけど、頑張ろうな」という祖母からの言葉に、複雑な心境のわたしちゃん。母がいない平和な生活をうれしく思ってしまったり、病気がよくなるのか期待したり……。 「『悲しい』のひと言で済ませないでよ!」と祖母に怒りすら覚え、さまざまな感情が渦巻いていました。 そんな気持ちのまま、尋ねた母の入院先で……。 母の変化に戸惑う少女 母の入院先にお見舞いに行ったわたしちゃん。 「早く退院して家に帰りたい。頑張るから待っててね」と母は、人が変わったように涙を流していました。 病状の変化で、不安定な状態の母。「わたしちゃん! 家にいられなくてごめんね……」とわたしちゃんを抱きしめます。 「なんか嫌……驚き……不満……心配……」 わたしちゃんは抱擁してきた母に対し、マイナスな感情を抱きますが、それを隠していました。 「わたしちゃんが抱きしめてほしいときに全然してもらえなかったのに……急にされても素直に喜べないよね」 そして、「母が病気なことに自体に、罪悪感を持っていた」と振り返る、大人になったわたし。 「母親が心身ともに元気でないと、自分を責めるような気持ちになるのでしょうか……」 当時のわたしちゃんは、罪悪を強く持っていました。 退院した母は、陽性症状(妄想や幻覚)がおさまり、陰性症状(元気がない、意欲低下など)が出ていました。 騒いでいた母とは一変し、わたしちゃんにやさしく語りかける母に、戸惑いを感じていたわたしちゃん。 「もう生理はきた?」と母に尋ねられますが、わたしちゃんは初潮を迎えたことを隠していました。 しかしある日、ゴミ箱をあさった母は、わたしちゃんに生理がきていることに気づき、「教えてよ……」と涙を見せたのです。 わたしちゃんは激怒。 「ゴミ箱あさって人のゴミ見んなよ! 信じられない! ほっといてよ」 生理のことを母に話したい気持ちがあったわたしちゃんですが、今まで母の異常な姿ばかり見てきたわたしちゃん。相談できるはずもありませんでした。 「それなのにゴミをあさられて、生理のことが突然バレたら、恥ずかしくて悔しくて、怒っちゃうよ」 大人になったわたしは、冷静に当時を振り返ります。わたしちゃんはこのころから、母に対して怒りばかり感じるようになっていったのでした。 幼いころから積もりに積もった母への負の感情。突然、母を信頼して心を開くようなことは難しかったのではないかと、容易に想像できてしまいます。 子どもは親の反応や、態度にとても敏感ですよね。子どもに真っ直ぐな愛情を注ぐことはもちろんですが、親子だからこそ、信頼関係を積み重ねていくことが大切なのかもしれません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター HiKARi
2023年10月05日皆さんは家族との関係は良好ですか?今回は「仕事で多忙な母」を紹介します。イラスト:進撃のミカ多忙な母主人公が物心ついたころから父はおらず、母が芸能人で多忙なため祖母と暮らしていました。母の仕事は周囲には秘密にしています。主人公は、たまに帰宅してもすぐ仕事に戻る母に寂しさを感じていました。ある日、授業参観があるため祖母について作文を書くことにした主人公。そして授業参観当日、祖母が来るのを待ちわびていると…。なんと現れたのは母でした。仕事を調整して来てくれたことに嬉しさがあふれる主人公。すると、他の生徒のママが母に対してイヤミを言い始めたのです。母がバカにされていることに居ても立っても居られなくなった主人公は、秘密にしていた母の職業をアドリブで発表しました。愛があふれる作文出典:進撃のミカ周囲は騒然としていましたが、自分が愛されていることを誇らしげに話した主人公。母は主人公のアドリブの発表を聞いてから時間に余裕のある働き方に変え、2人は楽しく過ごせるようになったのでした。母の気持ちを知った母が多忙なため、寂しい思いをしていた主人公。しかし、自分のために毎朝朝食を作ってくれていたことを知り、絆が深まったのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(CoordiSnap編集部)
2023年10月02日皆さんは親子関係の悩みはありますか? 今回は反抗期の娘をもつ母親のエピソードを紹介します!イラスト:モナ・リザの戯言順風満帆な人生自らの浮気が原因で、元夫と離婚した主人公。離婚時に娘の親権は元夫に渡りましたが、その後強引に娘を取り戻しました。そして再婚相手との間にも息子が生まれ、主人公は「すべてを手に入れた」と思っていましたが…。息子ばかりかまう出典:モナ・リザの戯言娘の世話をおろそかにして、息子ばかり可愛がる主人公。そんな主人公に、娘はどんどん反抗的になっていきます。そんなある日、反抗する娘を叱った主人公。すると娘は「お父さんと私を無理やり引き裂いたくせに」と言いました。娘は主人公の浮気が原因で離婚したことや、主人公が元夫から強引に親権を奪ったことを知っていたのです。その後も娘との関係は悪化するばかりで、娘は家を出ていってしまいます。さらに再婚相手に浮気され離婚、息子にも見放され、主人公は1人寂しく暮らすことになるのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※この物語はフィクションです。(lamire編集部)
2023年09月30日親戚からの娘への誕生日プレゼントに悩む母のエピソードをご紹介します。 親戚からの誕生日プレゼントに苦笑い…隣に住む親戚の話です。娘の誕生日に毎年プレゼントをくれるその気持ちはうれしいのですが、毎年必ず「ゴミみたいなものなんだけど……」という前置きと共に大きな箱を渡されます。 「なんだろうね、楽しみだね!」と懸命に場を盛り上げようとする私、わくわくを隠せない娘。そして箱を開けてみると……。中身は壊れたストラップに、埃まみれのカエルの置物、色あせたミニチュアの食べ物にサイズも種類もバラバラなビーズ。せっかくのプレゼント、悪気はないと信じたいのです。娘が喜ぶと思って選んで箱に詰めてくれたのだと信じたいのです。ですが、「いや、ほんとにゴミじゃあないですか」と心の中で苦笑いと共に特大溜め息をついてしまいます。 娘も娘で「これ、どうすればいい?」と言い出す始末。毎年、「お気遣いありがとうございます。毎年のことですし、プレゼントは結構ですよ。」なんてポップに明るく伝えてはいるのですが、止まりません。何なら何でもない日にまでくれるようになってしまいます。 「ごみみたいなものなんだけど」と先方にとっては悪気なく自分たちは必要なくなったものだけど、相手は必要だと思っているのかもしれない。今ではSDGSの一環かなと思うようにしています。 作画/miyuka 著者:柏木 くるみ1児の母で元看護師。現在は事務員として働く。自宅のダイエット計画に邁進中。
2023年09月30日今回は、娘の成長を感じた女性のエピソードを紹介します。幼い娘と商業施設のキッズスペースを利用していた主人公。娘には同世代の友達がいなかったので、はじめは主人公と遊んでいました。商業施設のキッズスペースいろいろな人たちが利用している…娘の成長を感じる瞬間声をかけても…積極的に声をかける娘積極的に声をかけて、他の子どもと一緒に遊ぶ娘。主人公は、娘の成長をひしひしと感じているようですね。娘はこの後も、楽しく遊ぶことができるのでしょうか。作画:chiro原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年09月29日今回は、娘の映画館デビューに付き添った女性のエピソードを紹介します。4歳の娘と映画館へ行くことになった主人公。初めて行く映画館に、娘は楽しみでいるようです。娘が大好きな映画映画館行きたい!不安がいっぱい…映画を楽しみにする娘映画館に到着初めての映画館に、娘はとても楽しみだった様子。一方の主人公は、上映中のことで不安が募るばかりですが…。果たして、映画を楽しむことはできるのでしょうか。作画:多喜原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年09月26日みなさんは理屈では説明がつかない不思議な体験をしたことはありますか?今回は少しゾッとしてしまう怖い体験談を紹介します!心霊スポットに行く娘母の意味深な発言が気になる…。数年後に母から衝撃告白なんと母に霊障が起こっていた!軽はずみな行動を反省心霊スポットへ行った娘ではなく、母に怖いことが起こっていたようです。数年後に聞かされた主人公もゾッとしたことでしょう。遊び半分で心霊スポットへ行くのは注意した方がいいかもしれませんね!原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年09月23日皆さんは家族との関係に悩んだことはありますか?今回は「失踪した母と再会した話」を紹介します。イラスト:進撃のミカ姿を消した母両親と暮らしていた主人公でしたが、母に病気が見つかり入院することに。1ヶ月後、母は退院しますが…。は突然「産まなきゃよかった」と言い残し、そのまま「ママ…!」と叫ぶ主人公の前から姿を消したのでした。その後、主人公は祖父母と父と暮らすようになりました。失踪した母と再会そんな暮らしが当たり前になったころ、祖父母が事故で亡くなってしまいます。出典:進撃のミカ祖父母の葬式に出席した主人公は、そこで数年ぶりに母と再会。母がいることに衝撃を受けた主人公は「なんで今さら」と、思いの丈をぶつけます。しかし、そこで主人公は母が失踪していたのは、病気の治療をするためだったことを知り…。予想外の事実に主人公は驚愕したのでした。失踪の理由が明らかに…突然いなくなってしまった母と、祖父母の葬式で再会した主人公。失踪の真相が明らかになり、衝撃を受けたエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(CoordiSnap編集部)
2023年09月21日皆さんは家族の言動に傷ついたことはありますか?今回は「浮気自慢をする母」を紹介します。イラスト:モナ・リザの戯言浮気自慢をする母両親と幸せな生活を送っていた小学生の主人公。主人公の母は数年ぶりに働き始め、最初こそイキイキとした様子でしたが…。数ヶ月すると母はすっかり変わってしまいます。帰宅が遅くなる日が増え「ディナーをご馳走してくれたのよ」と、主人公に浮気を自慢してくるようになったのです。母の自慢話を聞いた主人公は…。お父さんがかわいそう出典:モナ・リザの戯言父をかばう主人公に対し「知ったふうな口を聞くんじゃない」と母は激怒。後日、母は話があると切り出し「勤め先の社長にプロポーズされた」と報告してきたのです。主人公は落ち込む父の姿を見て、思わず涙を流してしまいます。さらに母は「お金と社会的地位を持っている男を捕まえなさい」と捨て台詞を残し、家を出て行きました。その後、主人公は父を励まし2人で支え合いながら新しい生活を始めたのでした。父とともに…浮気をする母の言動に、深く傷ついた主人公。しかし、父とともに前を向くことを決めたエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(CoordiSnap編集部)
2023年09月20日皆さんは、子どもの言動に驚かされたことはありますか?今回は、娘のこだわりに戸惑ったエピソードを紹介します。イラスト:倖お弁当には…娘が怒ってしまう!?夫や息子は…娘の感想は…お弁当を食べた娘は、チャーハンの味が気に入らなかった様子。結局娘の言う、”豆の味”の正体は分からないままでしたね…。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年09月16日