「ねこ休み美術館」が2016年9月14日(水)を皮切りに、東京・大阪・札幌の3都市を巡回する。史上初の企画となる「ねこ休み美術館」は、SNSで人気の猫クリエイターが集結する合同写真展「ねこ休み展」をベースに、美術館をテーマとして作り上げられた展示会。「スター猫の晩餐(大型)」など、誰もが一度は目にしたことのある数々の名画と、スター猫がコラボレートした作品を多数紹介。それら作品を有名声優による音声ガイドの解説によって、楽しむこともできる。また、初出展の作家に加えて、「ねこ休み展」に参加してきた作家たちが、今までとは異なる作風の作品を発表予定だ。サラリーマン猫写真家・あおいとりはキャッツアイをテーマとした完全新作を、牧野直樹(ふーちゃん)は初のモノクロ作品を、そして瀬戸にゃん ちさ(ミルコ)は体操選手顔負けの空中アート作品を披露。有名作家や人気猫の違う魅力に触れられる。そのほか、初の作品販売も予定されている。本展で展示される作品が、ここでしか手に入らないグッズとして登場する。【開催概要】■「ねこ休み美術館」in 東京開催場所:大丸東京店 11階 催事場住所:東京都千代田区丸の内1-9-1開催期間:2016年9月14日(水)~9月20日(火)入場時間:10:00~19:30(20:00閉場)※初日9月14日(水)は正午オープン※会期中の木・金曜日は20:30まで(21:00閉場)※最終日は17:30まで(18:00閉場)入場料:一般・大・高生 600円(400円)、中学生以下無料■「ねこ休み美術館」in 大阪開催場所:大丸ミュージアム<梅田> 大丸梅田店15階住所:大阪市北区梅田3-1-1開催期間:2016年10月5日(水)~10月10日(月・祝)入場時間:10:00~19:30(20:00閉場)※最終日は17:30まで(18:00閉場)入場料:一般・大・高生 600円(400円)、中学生以下無料■「ねこ休み美術館」in 札幌開催場所:大丸札幌店7階ホール〒060-0005札幌市中央区北5条西4-7)開催期間:2016年12月17日(土)~2017年1月3日(火)入場時間:10:00~19:30(20:00閉場)※最終日は16:30まで(17:00閉場)※元日は休業※12月22日(木)~24(土)は10:00~20:30(21:00閉場)※12月31日(土)は10:00~17:30(18:00閉場)※1月2日(月・祝)は9:00~19:30(20:00閉場)※価格は税込み。※入場料()内は前売り及び大丸・松坂屋のクレジットカード、大丸・松坂屋の現金ポイントカード、大丸松坂屋友の会カード、ブライダルサークル会員の優待料金。
2016年09月02日おばけ屋敷、ホラー映画など「怖いもの見たさ」で盛り上がるのは現代人だけにあらず。幕末から明治初めに江戸っ子の間で巻き起こった空前のホラーブーム。名だたる絵師が怪談、史実や実際の事件を元に描いた浮世絵が大流行したとか。この夏、太田記念美術館ではこれらの作品が一堂に会します。累(かさね)、お岩といった恨みを遺した「幽霊」たち、化け猫や大蜘蛛、怪異を引き起こす「化け物」、殺人や自害の様子を描いた凄惨な「血みどろ絵」など、想像力と画力に圧倒され、汗も一気に引いてしまいそう。江戸っ子もこうやって暑気払いしていたのかも!?◇「怖い浮世絵」太田記念美術館東京都渋谷区神宮前1-10-10開催中~8月28日(日)10:30~17:30(入館は17:00まで)月曜休一般700円TEL:03・5777・8600学芸員によるスライドトークを8月4日(木)・12日(金)・23日(火)に開催。◇江戸後期、歌舞伎では幽霊が登場する話が流行。「色彩間苅豆(いろもようちょっとかりまめ)」で夫に裏切られる累はお岩、お菊と並び江戸三大幽霊の一人とも。歌川国貞(三代豊国)「見立三十六歌撰之内藤原敏行朝臣累の亡魂」(太田記念美術館蔵)◇主人公、伊右衛門の夢に美しい娘姿で現れたお岩。よく見ると髪が抜け落ち骨も露わな幽霊の姿が。『東海道四谷怪談』を下敷きに、四代目市川小団次が演じた場面。◇「血みどろ絵」の第一人者・月岡芳年が戊辰戦争の際、実際に取材したとも。戦国武将・冷泉隆豊が謀反を問われ切腹する際、自らの内臓を投げつけたという逸話を描く。◇手ぬぐいをかぶって踊る化け猫の精の背後に、巨大な化け猫が。中央の乙女も、実は化け猫の仮姿。歌舞伎『東駅(とうかいどう)いろは日記』岡崎の宿の名場面を、歌川国貞が描いた。歌川国貞(三代豊国)「東駅いろは日記」(三枚続、太田記念美術館蔵)※『anan』2016年8月10日号より。文・松本あかね
2016年08月09日新複合飲食施設「‐両国‐ 江戸NOREN」が、JR両国駅西口に2016年11月25日(金)誕生する。「‐両国‐ 江戸NOREN」のコンセプトは“粋な江戸の食文化を楽しむ”。外観は1929年に建造された歴史ある両国旧駅舎の面影や懐かしさはそのままに、直線とアーチ型にデザインされた3つの大きな窓、中央に配した駅時計をポイントとした新デザインにリニュアール。また、館内は江戸の町屋を意識した開放的な吹抜けの空間。当時の活気を感じさせる屋台や日本相撲協会監修の本格的な土俵も設置する。そのなかに軒を連ねるのは12の飲食店。江戸流の本格寿司が味わえる「政五ずし」、明治4年創業の老舗「月島もんじゃ もへじ」、そして江戸・東京にあるすべての酒造の日本酒をセルフスタイルで楽しめる「東京商店」といった店舗が、味・素材・料理人にこだわった和食を提案していく。クリスマスを終えた2016年12月26日(月)には「土俵祭り」が開催される。「土俵祭り」は、土俵の安全、無事を祈願するため行われる祭りで、大相撲本場所の前日に行う「土俵開き」のこと。土俵の中央の穴に縁起物である萱(かや)・勝栗(かちぐり)・昆布(こんぶ)等の奉納し伝統的に行われている行事だ。今回は、全12の和食店が軒を連ねる館内の中央に、日本相撲協会監修の土俵を設置。両国国技館の同じサイズの本格的なセットの上で、日本相撲協会による土俵開きが行われる予定だ。見学は誰でも自由に参加が可能。さらに、通常は力士や関係者のみが行う祝詞や神酒の捧ぎ、縁起物の奉納の後に行う榊奉納も、抽選で7名限定で体験することが可能だ。【詳細】-両国- 江戸NORENオープン時期:2016年11月25日(金)住所:東京都墨田区横網1丁目3-20面積:約2,900㎡ 2階建開館時間:10:00~23:30 ※営業時間は店舗により異なる。定休日:1月1日・2日、 施設点検日(不定)店舗一覧:政五ずし、東京商店、月島もんじゃ もへじ、かぶきまぐろ、ちゃんこ霧島、両国橋茶房、つきぢ神楽寿司、根津 鶏はな、天ぷら食堂ひさご、門前茶屋成る口、日本ばし やぶ久、築地食堂源ちゃん■-両国-江戸NOREN土俵祭り開催日時:2016年12月26日(月)16:00~※約1時間程度会場:-両国- 江戸NOREN館内土俵前<榊奉納体験>受付時間:2016年12月26日(月)15:00~※当たりが全て出次第終了。
2016年07月30日そのダイエット、ねこが応援6月6日、ダイエット支援をしてくれるiOS用歩数計アプリ「ねこと歩く」が株式会社NilOneよりリリースされた。実際に自分が歩いた歩数と連動してアプリ内のねこが歩く演出で、楽しく飽きずにウォーキングが続けられる。歩数計とゲームが融合したようなこのアプリは、スマホを持って歩くだけで消費カロリーや歩いた距離を自動算出してくれる。自分の体重・体脂肪率を入力すれば数値をグラフで管理することもでき、ダイエットの成果が一目瞭然だ。コインを集めてカスタマイズかわいいねこが一緒に歩いてくれるから、ペットとお散歩に行くような気持ちになれそう。ねこが歩いている途中に拾ったコインを集めると、衣裳を購入することもできる。好きな衣裳を選んでねこに着せれば、愛着もひとしお。ダイエット中の癒やしの存在になる。iPhoneに内蔵された歩数計を利用するため、現在利用できる端末はiPhone 5s、6、 6 PLUS、6s、6s PLUSに限られている。(Android版は公式HPより事前登録受付中)。iPhoneの中の相方と一緒に、夏に向けたダイエットに励もう。(画像はプレスリリースより)【参考】※ねこと歩く※株式会社NilOneプレスリリース
2016年06月09日「ECO EDO 日本橋 2016 ~五感で楽しむ、江戸の涼~」が、2016年7月8日(金)から9月25日(日)まで、日本橋地区で開催される。江戸時代に日本橋で育まれた、“涼”をとる生活の知恵や工夫を現代流にアレンジしたイベントを街中で開催する「ECO EDO 日本橋」。見て感じる金魚や提灯、着て感じる浴衣、聞いて感じる風鈴など、日本情緒あふれる催しで、納涼気分を盛り上げる。今回初めて実施される「金魚スイーツさんぽ」では、日本橋・人形町エリアの商業施設や老舗など約55店舗が、金魚をモチーフにしたメニューを提供。羊羹でつくった金魚が泳ぐ梅ゼリーや織地あるのエクレアなど、和洋様々な甘味が楽しめる。また、福徳神社に続く参道「仲通り」と「コレド日本橋」のエントランスには、金魚柄の巨大な提灯が登場。総合プロデューサーの木村英智がデザインを監修し、温かみのある光が、粋な金魚街道を作り出す。これらの他に、アートアクアリウムや、納涼金魚ちょうちん船、「第4回日本橋金魚すくいグランプリ」など、様々なイベントが多数展開される予定。限定グッズも発売されるので、イベントに合わせてチェックしてみてはいかがだろう。【概要】ECO EDO 日本橋 2016 ~五感で楽しむ、江戸の涼~期間:2016年7月8日(金)〜9月25日(日)イベント情報(一部):■金魚スイーツさんぽ参加店舗:約55店舗 (5月31日時点) メニュー例:・箔座日本橋「金魚型の食べる金箔と珈琲ゼリー」・日本橋 舟寿し「羊羹でつくった金魚が泳ぐ梅ゼリー」・グルメショップ by マンダリン オリエンタル 東京「金魚が可愛いグレープフルーツゼリーとパッションフルーツ味のエクレアなど」■金魚大提灯期間:仲通り 2016年7月8日(金)〜9月15日(木)、コレド日本橋 7月8日(金)〜9月25日(日)※予定提灯サイズ:高さ約1.8m×幅約1.6mなど【問い合わせ先】日本橋案内所TEL:03-3242-0010(開催期間中 10:00~21:00)
2016年06月04日ホテルニューオータニ東京の日本料理 KATO’S DINING & BARでは9月30日まで、天然水を使用したサツキ江戸スイーツ「サツキ江戸かき氷」が提供される。「サツキ江戸かき氷」は、パティスリーSATSUKIにて「edo SWEETS」を生み出した、グランシェフの中島眞介が考案した期間限定スイーツ。抹茶、マンゴー、メロン、いちごの4種類のかき氷に、それぞれあんこ、黒蜜、ようかんなどの和素材を加え、葛と天然果汁を使用した特製ソースをかけて仕上げた。価格はマンゴー、メロン、いちごが1,800円、抹茶が2,100円となっている。
2016年06月01日浮世絵を通じて江戸の流行を知る展覧会「写楽と豊国 ~江戸の美と装い」が、6月18日から8月14日まで神戸ファッション美術館で開催される。江戸時代、贔屓の役者や評判娘を身近に眺めるブロマイドであった浮世絵。同展では、颯爽と姿を現し、忽然と姿を消した東洲斎写楽と、そのライバルで後に浮世絵界で最大の流派となる歌川派を拡大した歌川豊国を軸にした浮世絵を中心に140点を展示。浮世絵を通じて、当時の流行のしぐさや色鮮やかな着物、柄や模様などの繊細さなどを知り、江戸の賑わう空気を感じられる展覧会になっている。【イベント情報】「写楽と豊国 ~江戸の美と装い」会場:神戸ファッション美術館住所:兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-9-1会期:6月18日~8月14日時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)料金:一般500円、小中高生・65歳以上250円休館日:月曜日(7月18日は開館)、7月19日
2016年05月26日ねこ背に悩んでいる人はいませんか?ねこ背は、老けて見えたり、肩こりや腰痛、頭痛など体の不調の原因になったりと、デメリットだらけ。とはいえ、クセになっているねこ背を治すことは難しいと思っている人も少なくないでしょう。そんな方に読んでいただきたいのが、『ねこ背を治すと健康になる』(アスコム)。著者は、整体師で一般社団法人日本パーフェクト整体普及協会代表の片平悦子さん。現在は200人を超える後進の指導にも注力しているそうです。片平さんは本書のなかで、座っている姿勢に着目し、「片平式座り方」を提案しています。特別な道具などは不要で、誰でもすぐに実行できるというのです。■6個以上当てはまれば重症なねこ背人に見られているときだけ、がんばって姿勢を正している人もいることでしょう。しかし一時的に姿勢をよくしていても、それ以外のときに背中が丸まっていれば、背骨は丸くなり、ねこ背が定着してしまうのだそうです。また人は立っているときよりも、座っているときのほうが背骨が丸くなりやすい傾向があるといいます。たしかにスマホを操作するとき、パソコンで作業するときには、自然と背中が丸まってしまいますよね。なかには、自分がねこ背であるという自覚がない人もいるかもしれません。そこでまずは、ご自身の「ねこ背度」をチェックしてみましょう。以下の項目にいくつ当てはまるか、たしかめてみてください。(1)いつも肩こりがある(2)気がつくと地面を見て歩いていることが多い(3)お尻が垂れている(4)首のあたりが張っている(5)自然に立ったとき、お腹がぽっこり出ている(6)「背中が丸まっている」「姿勢が悪い」と言われることがある(7)O脚である(8)足を引きずるように歩くクセがある(9)靴底の外側の減りが早い(10)うつむいてスマホをいじることが多い(11)腰痛がある、または腰痛になりやすい(12)顎を出している方が楽である本書によると、当てはまるものが1~5個ある人は、ねこ背の傾向アリ。放っておけば、どんどん進行する可能性があります。そして6~12個の人は、かなり重症なねこ背だそうです。どちらの場合も、すぐに正しい姿勢を身につけることが必要だといえるでしょう。ねこ背が治れば、見た目がよくなるのはもちろん、ぽっこりお腹や胃もたれ、冷え性や便秘の解消など、たくさんのメリットがあるといわれています。■ねこ背を治す「片平式座り方」とはでは、著者が提案する「片平式座り方」を見ていきましょう。この方法は「背筋を伸ばす」のではなく「机に寄りかかる」ことで、ねこ背を治すというもの。以前、著者は快適だと思って購入したオーダーメイドの椅子でパソコンに向かっていたところ、体がつらくて我慢できなくなったそうです。そこで思い切って、椅子を前後逆にし、背もたれに肋骨を乗せて座ったところ、自然とよい姿勢になっていたというのです。これがはじまりとなって、「片平式座り方」が生まれたといいます。「片平式座り方」のやり方はとてもシンプル。「浅く腰かけ、机のふちに肋骨を当てて座る」だけで、簡単にねこ背矯正ができてしまうのです。さらに、次の3つのコツもしっかりおさえておきましょう。(1)肋骨をテーブルのふちに乗せるようにしてもたれる(2)椅子に浅く腰かけ、骨盤を立てる(3)膝頭の真下に足を置いて、足の裏を床にピッタリつける骨盤を立てるには、坐骨の先端で座ることがポイントになるそう。坐骨とは、自分のお尻の肉を持ち上げるように下から押し上げたときに触れる硬い骨のことです。慣れるまでは、この座り方を30秒キープできるように意識することをすすめています。そして「片平式座り方」を続けていけば、背筋がスッと伸び、体が勝手によい姿勢を覚えると著者は主張しています。*他にも床に座るときや、リラックスしたいときの座り方など、本書では写真つきで「片平式座り方」が詳しく紹介されています。読み進めるにつれ、ねこ背に対する疑問や悩みも解決できることでしょう。ねこ背を治すことは、健康的に生きるためにも大切なこと。パソコン作業で長時間座りっぱなしのビジネスパーソンにもぜひ手にとってほしい一冊です。ねこ背を治すことで感じられるメリットを、ぜひ自分自身で体験してみてください。(文/椎名恵麻)【参考】※片平悦子(2016)『ねこ背を治すと健康になる』アスコム
2016年02月14日東京都・京橋のLIXILギャラリーは、江戸時代の「薬草」に焦点を当てた展覧会「薬草の博物誌 森野旧薬園と江戸の植物図譜 展」を開催する。会期は3月3日~5月21日(水曜休館)。開場時間は10:00~18:00。入場無料。同展は、江戸時代から続く森野旧薬園と当時描かれた薬草を中心とした植物図譜を通して、幅広い本草学の世界とその魅力を紹介するもの。本草学は、私たちにも馴染み深い漢方薬の元になっているもので、江戸時代に発展した学問である。江戸後期には原料の一種である薬草は幕府により国産化政策がとられるほど貴重なものであったという。また、当時人々の関心も高く、多くの本草書や図譜が出版されたということだ。薬草から植物全般へと研究、興味の範囲が広がっていくのもこの時代で、そのころ薬草への造詣が深い人物として現れたのが森野初代藤助通貞(号:賽郭)であった。賽郭は、現存する日本最古の私設薬草園「森野旧薬園」を開設し、晩年には約千種の動植物の姿を、自然科学的な観察眼で色鮮やかに描いた「松山本草」を完成させた。この薬草園には今も薬草に関わる温故知新の知恵が息づいているということだ。同展では、「薬草」に焦点を当て、森野旧薬園を紹介するとともに、江戸の初期から本草学が近代植物学へ移行する時期までに描かれた主要な植物図譜の変遷が、約90点の実資料の他、写真、映像などで展観される。また、同展の開催に際し、LIXIL BOOKLET「薬草の博物誌 森野旧薬園と江戸の植物図譜」が発売された。価格は1,800円。購入など、詳細はLIXIL Webページより。
2016年01月27日コトブキソリューションはこのほど、きせかえサイト「イメ★チェン」にて、ゲーム「ねこあつめ」の新作"きせかえ"「ねこあつめ どアップ顔」を配信開始した。○ねこたちの"どアップ顔"に釘付け同コンテンツは、"ねこたちのどアップ顔"が重箱のように積み上げられた、新作"きせかえ"となる。「きせかえtouch版」のみ、タッチするとねこが瞬きをする。docomo・au・SoftBankのAndroid搭載端末向けホームアプリケーション「きせかえtouch」、NTTドコモのAndroid端末向けホームアプリケーション「docomo LIVE UX」「docomo Palette UI」、およびiPhone向けコンテンツ「アイコンきせかえ」対応となる。利用料金は「きせかえtouch版」が、540円(税込・ダウンロード毎)、「docomo LIVE UX版」は、432円(同)、「docomo Palette UI版」は、216円(同)、「アイコンきせかえ版(iPhone向け)」は、378円(同)となる。(C)2014-2016 Hit-Point(C)イメ★チェン
2016年01月19日コンビニエンスストアや書店、ホビーショップなどを中心に展開している"ハズレなしのキャラクターくじ"「一番くじ」より、「一番くじ ねこあつめ~大集合!~」が、12月12日よりサークルK・サンクス、ミニストップ、デイリーヤマザキ、書店、ホビーショップ、ゲームセンターなどで順次販売されている(※取扱いのない店舗あり)。価格は1回620円(税込)。今回の一番くじは、スマートフォン向けゲームアプリ『ねこあつめ』を題材にしたアイテムA賞~H賞の8等級全18種+ラストワン賞をラインナップ。A賞には帽子とマフラーを着用した冬仕様の「まんぞくさん とくべつぬいぐるみ」(全1種)、B賞にはごろごろとまどろむねこたちをデザインした「まどろみブランケット」(全1種)を用意している。C賞にはボールで遊ぶ「くつしたさん ぬいぐるみキーホルダー」(全1種)、D賞には座布団の上でご満悦な「きじとらさん ぬいぐるみキーホルダー」(全1種)、E賞には野球ボールで遊ぶごきげんな「しろとらさん ぬいぐるみキーホルダー」(全1種)を揃えている。また、F賞には「のせこっと」(全3種)、G賞には好きな種類が選べる「やわらかミニタオル」(全6種)、H賞には「まったりグラス」(全4種)をラインナップ。お店で最後のくじ券を引くとその場でもらえるラストワン賞は、「とびみけさんビッグのせこっと」。なお、くじの半券を使って応募するダブルチャンスキャンペーンも同時に展開され、F賞の「のせこっとセット」が合計50個当たる。(C)Hit-Point
2015年12月07日那須どうぶつ王国(栃木県那須郡那須町)はこのほど、体験イベント「こたつねこ」をスタートした。○癒やしの空間、「こたつねこ」を体験できる同企画は、昨年も好評を得た"究極のゆるさと癒やし"のイベント。同園のわんにゃんリビングにて、人間も入ることができる「コタツ」を用意。コタツに入りながら、猫と戯れ、こたつで丸くなる猫を観察できる。半纏(どてら)を着用して、猫と一緒に記念撮影を撮ることも可能。参加は自由なので、リラックスした癒やしの空間を誰でも堪能することができるという。実施期間は11月7日~2016年3月6日。場所は、同園 わんにゃんリビング内。体験は無料。
2015年11月30日ビーズは、11月18日より、ペットインテリア用品ブランド「UNIHABITAT(ユニハビタット)」にて、「ダメねこ」の販売をスタートした。○猫と一緒にだらだらと過ごす「ダメねこ」は、お腹部分に猫が入るためのポケットが付いている、ワンピース状の部屋着。狭い所が好きな猫の習性を活かした「ねこ入れポケット」は、底にマチがあり大きな成猫でもすっぽり入ることができ、愛猫をポケットに入れれば飼い主も猫も互いに温もりを感じながらくつろぐことができる。ポケットは取り外して洗濯可能なので、清潔に保てるのも嬉しい。フードには猫耳、袖口には肉球がデザインされ、長いしっぽは猫じゃらしにもなる。オールインワンのワンピースなので全体的にゆったりとしており、尻尾をスナップで留めてジッパーを開ければ用が足せる「着たままトイレシステム」も採用。一度着れば全く脱がずにくつろげるので、まるで猫のようにだらだらと過ごすことができる。価格は8,000円(税抜き)。
2015年11月25日プレミアムシートは、現在開催中の吉祥寺ねこ祭りの一環として10月31日に開催される「猫×ハロウィン」での、ボディデザインの予約を受け付けている。同時に、「ねこメイク」「ねこネイル」が得意なアーティストも募集中。○初開催!猫×ハロウィン「猫×ハロウィン」は、「吉祥寺を"ねこ"コスプレ一色にしよう!」のコンセプトのもと初開催されるもので、猫耳やしっぽ、ボディペイントでハロウィンを楽しむイベントだ。ダイヤモンドボディデザインは、ハリウッドスターやセレブの間で流行中の、キラキラパウダーを使って行うボディペイントで、何でも自由にデザインできるという。合わせて「ねこメイク」「ねこネイル」が得意なアーティストも募集中で、ボディペイントの無料体験予約、アーティスト登録ともに「With(ウィズ)」ホームページより受け付けている。「猫×ハロウィン」ではこの他、「ワークショップ 猫の耳&しっぽを作ろう(参加費1,000円)」や「猫の仮装で楽しむニャロウィンパーティー(フード・飲み放題込)」などが予定されている。
2015年10月16日コンビニエンスストアや書店、ホビーショップなどを中心に展開している"ハズレなしのキャラクターくじ"「一番くじ」より、「一番くじMINI ねこあつめ」が、10月13日よりローソン、書店、ホビーショップ、ゲームセンターなどで順次販売されている(※取扱いのない店舗あり)。価格は1回350円(税込)。今回の一番くじは、スマートフォン向けゲームアプリ『ねこあつめ』を題材にしたアイテムA賞~B賞の2等級全15種+ラストワン賞をラインナップ。A賞には「レアぷれーとスタンド」(全3種)、B賞には「ぷれーとスタンド」(全12種)を用意し、アクリルスタンドなので、デスクや部屋でリアルねこあつめを楽しむことができる。お店で最後の1個を引くとその場でもらえるラストワン賞は「まんぞくさんぬいぐるみ」。また、ダブルチャンスキャンペーンも同時に展開され「おでかけトートバッグ」が合計30個当たる。(C)Hit-Point
2015年10月13日コトブキソリューション(KEMCO/ケムコ)は、『ねこあつめ』の開発会社であるヒットポイントとともに、人気ヒーロー・仮面ライダーが登場する異色のカジュアルゲーム『仮面ライダーあつめ』の開発をスタートした。本作は東映により、Androidスマートフォン・iOS端末向けに配信予定となっている。『仮面ライダーあつめ』は、人気の癒し系ゲーム『ねこあつめ』のシステムをベースに仮面ライダーの活躍が楽しめる、異色のカジュアルゲーム。遊び方はとても簡単で、フィールドにアイテムを設置し、正義の心を置いて、あとは待つだけ。設置アイテムにイタズラをする悪の怪人を倒すため、仮面ライダーが現れ戦ってくれる。10月から放送がスタートしたばかりの『仮面ライダーゴースト』ももちろん登場。登場してくれた仮面ライダーは図鑑に登録されるほか、ショッカーを倒した後に置いて帰ってくれる「らいだま」で、新たに正義の心を入手することもできる。何度もショッカーを倒していると、もっと強い敵が登場することも!?配信時期は2016年1月の予定で、NTTドコモ「スゴ得コンテンツ」会員向けの東映公式サイト「仮面ライダー&スーパー戦隊 for スゴ得」での配信が決定している(Android端末のみ)。そのほかの配信マーケットについては現在のところ未定となっている。(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映(C)石森プロ・東映(C)2015 KEMCO/Hit-Point
2015年10月07日青菁社より、9月28日に、日本全国の「島ねこ」を集めた写真集「島ねこぽん」が発売される。○島で暮らす猫たちの写真集本書の著者は「猫だって鼻提灯くらいできるもん。」で知られる、自称サラリーマン猫写真家のあおいとりさん。余暇を見つけては島を巡り、1年強の撮影期間を経て、納得したショットのみを集めて写真集にしたという。日本各地の島で暮らす猫たちの「島ねこ」らしさを写しだしており、都市部とは違う環境の中で、活き活きと生きる猫、恋するLOVEねこ、ジャンプ猫など、「島ねこ」らしさが詰まった一冊に仕上がっている。「島ねこ」たちの暮らす美しい自然も、見どころ満載だ。
2015年10月05日奇譚クラブは10月8日、全国のガチャガチャにて「かわいい かわいい ねこずきんちゃん」を発売開始する。○愛らしい猫たちに癒される、"ねこのかぶりもの"同商品は、猫向けガチャガチャ"ねこのかぶりもの"シリーズの第2弾商品。9月に発売した、同社初となるシリーズ第1弾「かわいい かわいい ねこ泥棒」は、猫を飼っている人にはもちろん、猫だけでなくぬいぐるみなどに被せて遊ぶユーザーも続出しているという。童話チックな「ずきん」をイメージした。童話の世界から飛び出して来たかのような仕上がりで、これからのハロウィンのシーズンにもおススメとなっている。ラインナップは、全5種。大きめのリボンとふわふわのファーがキュートな「あかずきん」「あおずきん」「みどりずきん」の3種に加え、コスプレ感たっぷりな「まじょっこずきん」の「パープル」「ホワイト」の2種を揃えた。サイズは、首・顔まわり約26~27cm。価格は、ガチャガチャにて1回300円(税込)となる。(C)KITAN CLUB
2015年09月30日吉祥寺ねこ祭り実行委員会は10月1日から31日まで、東京都・吉祥寺周辺で「吉祥寺ねこ祭り」を開催する。○10月は吉祥寺で猫三昧吉祥寺は、猫が題材となった映画や漫画作品が数多く生まれた場所。また猫カフェやギャラリーや雑貨店など猫にまつわるお店が点在。"地域猫の活動"が根付いており、猫にゆかりのある街という側面を持つ。こうした背景から、「猫」をキーワードに、人と猫が共生する街となることを目的として、2010年より「吉祥寺ねこ祭り」を毎年10月に開催している。参加するのは、吉祥寺界隈の商業店舗32店。各店でのイベントは、アート展、ワークショップ、セミナー、音楽ライブ、猫本交換会、オリジナルTシャツ作成、リアル猫ヘッド撮影会などとなる。また、共通イベントとして、オリジナルグッズをもれなく進呈する、ねこ祭りスタンプラリーを実施する。一例は、3日に「ソラZENON」の書道教室cacottoにて「石の猫ハンコを彫ろう!」を実施。費用は材料費込みで5,000円。予約が必要となる。10日には「アトレ吉祥寺」にて、羊毛フェルトワークショップ「ポケットにゃんこを作ろう!」を開催する。25日の14時~16時には、コピス吉祥寺のA館1階にて「リアル猫ヘッドアートプロジェクト」を開催。参加費は500円。31日の19時から「ソラZENON」にて「"ニャロウィン"パーティ!」を開催。参加費は、フードと飲み放題込で3,500円となる。期間中の、12日と25日には、「カフェゼノン横特設会場」にて、「むさしの地域猫の会」が主催するイベントとして「猫の譲渡会」を開催。時間は13時から15時までとなる。○日本初の長編猫映画祭今年は特別イベントとして、長編猫映画を集めた日本初の「吉祥寺にゃんこ映画祭」も開催。成蹊大学では「吉祥寺ニャンポジウム」と称して、猫のドキュメンタリー作品を上映。猫カフェでは猫に囲まれながら鑑賞する「猫だらけ上映会」、武蔵野公会堂ではメインプログラムを開催。3会場で計7作品を上映する予定としている。概要は、「吉祥寺ニャンポジウム」が11日13時から、成蹊大学6号館にて開催。上映作品は「みんな生きている~飼い主のいない猫と暮らして~」。入場料は500円。「ねこだらけ上映会」は、16日20時から、CatCaféてまりのおうちで「ネコのミヌース」を上映する。料金は3,500円。武蔵野公会堂ホールで上映する「にゃんこ映画祭メインプログラム」は、Day1が、16日20時から。Day2は、23日10時から。上映作品は、「グーグーだって猫である」「こねこ」「パリ猫ディノの夜」「猫侍」「レンタネコ」となる。チケット料金は、1作品につき前売1,000円、当日一般1,200円、小中学生は500円となる。
2015年09月30日KADOKAWAは、8月31日に「ねこあつめ」のキャラクターブック「Nekoatsume Official book ねこあつめ ねこづくし百景」を発売した。○おなじみのあの風景で遊ぶ「ねこあつめ」は、グッズを置い集まってきたねこたちを眺めて癒やされる、スマートフォン向けアプリゲーム。本誌は、どのページにも「ねこあつめ」でおなじみの猫が満載のねこづくし本。ゲームに登場する「縁側のある風景」をはじめ様々な風景が用意されており、特典として付いてくる「全ねこ顔」シールをそこに貼れば、自分だけの「ねこあつめ」が完成する。たくさんのねこの中から本物を探したり、特定のねこを数えたりといったミニゲームや、最新Ver1.3のねこたちやグッズをすべて網羅した「新版 ねこ辞典」など、コンテンツも充実している。価格は900円(税抜き)。
2015年09月10日立川ブラインド工業は、日本伝統紋様のひとつである江戸小紋、江戸紋様をアレンジしたグラフィックアート作品を展示する、成島喬展「小紋センス」を開催することを発表した。会期は9月16日~27日(21日~23日は休館)。開場時間は10:00~18:00(最終日は15:00まで)。会場は東京都・銀座のタチカワブラインド銀座スペース オッテ。入場無料。同展は、テキスタイルデザイナー成島喬氏による個展。江戸時代、諸大名が着用した裃の模様付けが発祥と言われる日本伝統紋様のひとつ「江戸小紋」や、江戸中期に庶民にも着物の模様として広まった動物や植物の柄などの「江戸紋様」のエッセンスを抜き出したグラフィックアート作品が展示される。また、紋様のさまざまなバリエーションとして、「牡丹唐草」をプリントしたストリングカーテンや古代ギリシャの陶器の柄をアレンジした作品など、約50点が展示されるということだ。なお、成島喬氏は1947年、東京都・日本橋生まれ。東京造形大学テキスタイルデザイン科を卒業後、テキスタイルデザインスタジオ勤務。西川産業デザイン企画室に勤務し、ハウスブランドやライセンスブランドの開発に携わる。2006年にNARI DESIGN STUDIOを設立。2008年に「第7回 全国公募西脇市サムホール大賞展」入賞。2013年には、初個展「ガレリア青猫」を開催。
2015年09月02日渋谷ヒカリエヒカリエホールで8月31まで開催中の岩合光昭写真展「ふるさとのねこ津軽の四季、子ネコたちの物語。」において、来場先着1万名に"岩合さん特製ねこ型うちわ"をプレゼントするイベントを実施している。○愛らしい子猫の写真がずらり世界で活躍する動物写真家・岩合光昭氏による「ふるさとのねこ」をテーマにしたとり下ろし作品が見られる同写真展。津軽の四季折々の風景とともに暮らす子猫たちの様子が、彼ならではの視点で表現されている。自分で撮影したねこの写真を持参すると、当日入場券が2割引となるイベントも同時に開催している。ねこの写真は写真展会場横に展示され、ギャラリートーク&サイン会にあわせ岩合氏によってその日のお気に入りの写真が選ばれるイベントも行われる。ギャラリートーク&サイン会は7月30日、31日、8月2日、15日、16日、23日、29日、30日、31日に実施される予定。ギャラリートークへの参加には入場券が、サイン会参加には併設の物販会場で当日写真集を買った人各回先着200名に渡される整理券が必要となる。写真展入場料は当日券で一般800円、中・高生600円、前売券で一般640円、中・高生480円。
2015年07月28日福岡県福岡市にある大丸福岡天神店では、7月23日~8月3日まで、「ふれあいねこ展」を開催している。○猫とふれあえる「ねこカフェコーナー」も同イベントには、約40種の珍しい猫が大集合する。猫とふれあいながら、ゆっくりくつろげる「ねこカフェコーナー」も設置。パックのドリンク付で、同展の入場料を購入した場合は300円で利用できる。ねこカフェのみ利用の場合は500円(3歳以下は無料)。会場でお気に入りの猫を見つけたら、猫と一緒に記念撮影もできる(500円)。そのほか、ねこグッズコーナーでは、さまざまな猫グッズを販売する。「ねこちゃんについて知ろうパネルコーナー」では、猫の秘密が分かるパネルを展示。変わったポーズの猫、イケメン猫などのおもしろ写真を展示するコーナーも設置する。7月29日には、福岡市家庭動物啓発センターによるねこの飼い方セミナー「ねこと幸せに暮らすために」を開催する。時間は13:30~、15:30~の2回。会場はエルガーラ・パサージュ広場。入場プレゼントとして、数ある招き猫発祥の地の中で、全国的にも有名な東京都世田谷区の豪徳寺の祈祷済み招福猫児(まねきねこ)を、各日先着100名にプレゼントする。なお、入場1名につき1個で、3歳以下は対象外となる。会場は、大丸福岡天神店本館8階特別会場。時間は10時~20時まで。入場料は、大人(高校生以上)税込900円、子供(4才~中学生)税込600円、3才以下無料。
2015年07月23日八重洲ブックセンター本店(東京都中央区八重洲)は7月6日まで、「ねこシャツ」パネル展を開催している。○世界で人気沸騰中の「ねこシャツ」の世界を紹介同展は、刺繍アーティスト、hirokoが刺繍する「ねこシャツ」を紹介する展示会。「ねこシャツ」は、依頼者から送られてきたねこ写真を元に作られた、シャツのポケットからねこが顔を覗かせている刺繍。週に1枚ペースで世界に発信されている。思わず「写真!? 」と見紛うばかりの出来映えで、世界ではすでに彼女の名前を騙ったニセモノが出回っているほど人気を集めているという。このほど発刊された書籍『neko shirt ねこ刺繍 』(hiroko著、1,300円・税別)では、「ねこシャツ」刺繍を多数紹介するとともに、作り方のヒントも紹介。また、オリジナル小物刺繍の図案もあり、刺繍も楽しめる。会場では、同書の表紙用に撮影した「ねこシャツ」や、オリジナル小物で取り上げられているブックカバーも展示。ひと針ひと針の手刺繍で作られたリアルなねこ刺繍を観覧できる機会となる。開催日は、6月7日~7月6日。会場は、八重洲ブックセンター本店 2F 特設スペース。
2015年06月25日昨今の日本美術ブームをうけて、江戸のポップアートと称される「浮世絵」に注目が集まっています。2014年に開催された「大浮世絵展」は、3館(江戸東京博物館、名古屋市博物館、山口県立美術館)で来場者数約38万人という大盛況ぶり。また葛飾北斎(かつしかほくさい)や娘の葛飾応為(かつしかおうい)を描く、杉浦日向子原作の漫画「百日紅」(さるすべり)が映画化されるなど、どうも“浮世絵”がキテいる感じなのです。そこで浮世絵専門美術館の太田記念美術館で、浮世絵の魅力や楽しみ方、一万四千点もの所蔵作品から大人女子に観て欲しい浮世絵を教えていただきました。江戸市民が生み育てた芸術だから大人女子が共感する部分も多い浮世絵は、江戸市民が生み育てた芸術。だから描かれた題材に親近感や共感が持てることが魅力のひとつだと言います。浮世絵には、様々な江戸が表現されていますが、なかでも多いのは美人画、風景画、役者絵の3つの題材です。美人画には、美人の変遷がわかる楽しみがあります。髪型はもちろん、顔の造作やたたずまいが時代によってまったく違うのが面白い。また吉原の花魁を描いたものだけではなく、真剣にお化粧をする町娘、浴衣で夕涼みする色っぽい芸者、旬ものをおいしそうに食べる遊女、など江戸市民の日常を描いた作品も多いのです。今と変わらぬ江戸女の日常を観ているとなんだか親しみが湧いてきます。美人画を画期的な手法で表現したのが喜田川歌麿(きたがわうたまろ)です。彼は、胸元から上をクローズアップする手法(大首絵)をはじめて美人画に用いた浮世絵師。表情には心の機微まで表現された美人画は、庶民の心をつかみ爆発的に売れたと言われています。「百日紅」で北斎宅の居候として出てくる溪斎英泉(けいさいえいせん)。「百日紅」では葛飾応為に絵が下手と揶揄されたこともある英泉ですが、美人画の名手として名を馳せます。ちょっとあだっぽい美女がお得意。高価な紅を重ねづけて玉虫色に光らせる笹紅に、眉をつくっている女性の姿を観ていると、ふわっと白粉の香りが立ち上ってきそうです。今の風景と重ねる面白さ風景画で江戸へタイムトリップ美人画や役者絵より後に人気となった風景画。地名が記されているので、今の風景と重ねる楽しさがあります。歌川広重が描く江戸の名所絵を観ていると、赤坂は桐畑だったこと、浅草寺や日本橋は今と同じく賑わっていたこと、江戸ではどこでも富士が見えたことなど、発見だらけ。大きく変わった町並みや光景と重ねながら、江戸の町へタイムトリップができちゃいます。描き損じの絵に囲まれた家で暮らし、ゴミ屋敷になるたび引っ越しを繰り返したとされる葛飾北斎(かつしかほくさい)。そんな暮らしから生まれたとは思えぬ、ダイナミックで斬新な構図の「冨嶽三十六景」シリーズ。特に波と富士山の色と形のバランスがすばらしい「神奈川沖浪裏」は、ひと目見たら忘れられない作品です。北斎の風景画と並び称される歌川広重(うたがわひろしげ)。力強い筆致の北斎に対して、抒情的な表現が持ち味です。なかでも雨、雪、夜景を描いた作品には、秀作が多いといわれます。「名所江戸百景 日本橋雪晴」は、雪が降った翌日の晴れ渡る江戸市中が描かれた作品。真っ白な富士を愛でながら雪かきする江戸市民の姿が浮かんできます。一枚の浮世絵を通して江戸の人々との対話を楽しみたい役者絵は、江戸市民のアイドルだった歌舞伎役者が描かれたもの。昔から市川団十郎は目が大きく、松本幸四郎は彫の深い顔立ちなど、今に続く名跡の顔や雰囲気が似ている点を探しだすのが面白い。ほかにも愛らしい動物、恐ろしい妖怪、事件や風俗が描かれた浮世絵からは、江戸市民が何に興味を持ち、どんなことを楽しんだのかがわかります。絵を通して彼らと対話している気分になってきます。赤穂浪士の仇討は「仮名手本忠臣蔵」として歌舞伎や人形浄瑠璃で演じられ、その物語は江戸の人々を熱狂させました。この作品の役者絵は数多いのですが、役者を蛙に描き変えた奇才・歌川国芳(うたがわくによし)の「蝦蟇手本ひやうきんぐら」は観ておきたい一枚。ユーモアセンスや批評眼に優れた国芳は、動物などを人に見立てた作品が多く、大の猫好きだったので猫の浮世絵が数多くあります。明治初期の作品ですが、四代目・歌川国政(うたがわくにまさ)「しん板猫のそばや」は、猫が蕎麦屋で楽しむ様子を描いた浮世絵。かけともりが八十文であること、膳の上で食べていること、当時の蕎麦屋が見える一枚ですね。ご紹介した浮世絵ですが、雑誌や書籍ですでに観たことがある作品かもしれません。しかし絵の迫力、摺り色の妙、彫の細やかさ、は印刷物ではなかなか伝わりにくいもの。また浮世絵は退色もしやすいため、保存状態のいい本物の作品に触れて欲しいと思います。今キテいる、江戸のポップアート“浮世絵”を観に行きませんか。取材協力/太田記念美術館東京都渋谷区神宮前1-10-10 03-5777-8600(ハローダイヤル)開館時間:10時30分~17時30分(入館は17時まで) 一万四千枚の所蔵作品を持ち、常にオリジナリティの高い展示を仕掛けている太田記念美術館。大盗賊や悪女、侠客を題材にした「江戸の悪」展(2015/6/2~6/26)や「浮世絵の戦争画」(2015/7/1~7/26)が近日開催予定。
2015年06月22日現在大流行中の猫アプリ「ねこあつめ」。6月8日時点の公式HPの情報によると、500万ダウンロードを達成しているという。筆者も先日から始めたところ……すっかりハマって課金までしてしまった。お部屋や庭に猫が好むグッズを設置し、放置してしばらくするとどこからともなく猫が集まってくるというこのアプリ。猫好きにとってはたまらないゲームだろう。ということで今回は、猫と一緒に暮らす筆者が、グッズを設置して猫がくるというこのアプリを現実に再現するという実験を行ってみることにする。題して「リアルねこあつめ」だ。○あっちこっちレールまずは、「あっちこっちレール」だ。アプリに登場するものと全く同じものを入手。設置してわずか数分。アメショさんがやってきてくれた。中に透けて見えるボールに夢中である。なぜかフワフワなお腹を見せた状態で遊んでくださっていた。リアルねこあつめでは、従来のアプリ「ねこあつめ」とは異なり、プレイヤーが実際に集まってきた猫とグッズで遊ぶことができる。筆者が一緒にツンツンとボールをつつくと、ボールの動きが激しくなるせいか大変喜んでくれた。○駅長さんそして今しばらく待っていると……。駅長さんだ! 駅長さんが来てくれた!オプションで手錠も付いている。何とも頼もしい駅長さんだ。○ダンボールドライブそしてこちらはダンボールドライブだ。これは元々筆者宅にあったもの。設置すると、しろさばさんが来てくれた。筆者の顔を見て「あれ……なんで僕と一緒に入らないの?」と不思議そうな表情をしている。しばらく見ていると、中に一緒に入らない筆者を心配したのか様子を見に外に出てきてくれた。現在まんぞくさんに進化するのをキャンセルし続けている我が家のしろさばさん。出てくる時に少しだけお腹がつかえていた。○縦型縄爪とぎさて、次は縦型縄爪とぎを設置してみることにする。現時点ではこちらへの食いつきがナンバーワンだ。どちらが頂上に上るかでもめごとが起こっている。体の小さなアメショさんが押され、大柄なしろさばさんが上ってしまった。「いつもなら僕にゆずってくれるじゃん!」とたまらず攻撃をしかけるアメショさん。実はこの時、撮影直前に別のまたたび付きのオモチャでしろさばさんは遊んでいたので、少々酔っぱらっていたのだった。理性のタガが外れたのか、欲望丸出しのままで頂上に居座り続けるしろさばさんなのだった。○頂上でドヤ顔それでも諦めきれないアメショさん。写真手前に後頭部が写っているのがお分かりだろうか。実に丁寧でゆっくりとした猫パンチで、しかし確実にアメショさんを撃退するしろさばさん。撃退に成功すると、ペロリと舌を出して勝利の余韻を味わっていた。○羽根じゃらし羽根じゃらしも非常にオススメだ。従来のねこあつめでは、部屋の中に設置しておくだけだが、リアルねこあつめではプレイヤー自身がじゃらさないと猫が集まってこない。時折神に祈るかのようなポーズも見せてくれるので、是非猫飼いの皆さんにはチャレンジしていただきたいと切に思う。○高級クッションお次は高級クッションだ。ねこあつめのアプリ内に登場するものと同一のものがどうしても見つからなかったので、一番近いこちらのい草のクッションを使用してみる。しばらくすると、しろさばさんが遊びに来てくれていた。が、何故か座ろうとはしない。公式の設定によると、しろさばさんの性格は「びびり」とのこと。見慣れない座布団に少々驚いてしまったのかもしれない。従来のねこあつめでは、この高級クッションを設置すると「ぷりんすさん」という王子様のような猫がやってくる。しかしながらしばらく待ってみても来てはくれなかった。仕方が無いので、公式のねこあつめには出てこない「ぷりんせすさん」を登場させてみる。といっても我が家のアメショさんに猫用ティアラをつけただけだが……。大変可愛いので大満足だ。○高級ハンモックさて、お次はハンモックだ。早速アメショさんがやってきていた。この辺りは従来のねこあつめと同じ設定らしい(ねこあつめでは、高級ハンモックとお刺身を設置するとアメショさんが来る)。しばらく待っているとしろさばさんも来てくれた。が、体がデカすぎて乗れないらしい。○アメショさんちなみに、高級ハンモックにやってくるアメショさんは、サングラスをつけている。100円ショップに売られている子ども用サングラスがジャストサイズだった。○さくら座布団公式ねこあつめでは、さくら座布団なるものが存在する。これが非常に可愛いのだ。うちの猫に似合うだろうと思い血眼で探しまくったところ、似たようなデザインのものが実在したので実際に入手。しかし、なぜかさくら座布団には座ってはくれなかった(トホホ……)。○ちりめん座布団猫達に人気だったのは、こちらのちりめん座布団だ。従来のねこあつめでは、このちりめん座布団を設置すると「ねこまたさん」なる大きな猫がやってくるのだが……。我が家の猫達はまだ3歳と4歳。しっぽはまだ分かれていないので、ねこまたさんが来るはずもなかった。○クッション(ベージュ)さあどんどん設置していこう。次はクッション(ベージュ)だ。こちらは無印良品で随分前に購入したもの。偶然ねこあつめのクッションと似ていたので、早速設置してみた。フミフミされただけでさっぱり座ってはくれなかった。○3段式タワーさて、お次は3段式タワーだ。早速しろさばさんがやってきてくれた。体が非常にデカイので、ちょっと立ちあがっただけで頂上まで顔が届いてしまう。ものの5秒で登頂完了。満足そうにたたずんでいると……。アメショさんが尻の匂いをかいでいた。「あっ、ヤベ、バレた」という顔で逃げるアメショさん。小さなお手手をいっぱいに広げて猫パンチをするしろさばさん。見ているだけでほほえましい光景だ。○ボール次はボールだ。公式のねこあつめでは、赤、黄色、青だが黄色がなかったので今回は代わりに緑を用意した。こちらのボールでは、アメショさんが釣れた。両手を上手に使ってボールを固定し、ほっぺたでスリスリしている。○極厚ひんやりマットそろそろ暑くなってきたので、「極厚ひんやりマット」も使用してみる。従来のねこあつめではブルーオンリーだが、今回は特別にグリーンも設置してみる。せっかくなので二段ベッドにしてみた。枕代わりに置いたミニマット。使い方がわからなかったらしく我が家のしろさばさんがじっと見つめていた。○もこもこクッション個人的にオススメなのが、こちらのもこもこクッション。公式の設定ではダークブラウンの色なのだが、我が家にはその色のものがなかったので、同じ形状で色違いのものを設置してみる。リアルねこあつめでは、従来のものとは異なりプレイヤーが一緒にこの中に入ることができる。静かに、そっと足を差し入れてみる。温かくてフワフワで最高の触り心地だ。○実は二匹入れるまた、こちらのクッションはサイズが大きいので……。二匹入ることができるのだ。○猫ちぐらまた、多くの猫飼いの憧れであろう「猫ちぐら」も実際に設置してみた。アメショさんはお尻丸出しで豪快に中に入室されたが、しろさばさんは少し怖いのかいつまでもいつまでも外でアメショさんのしっぽにじゃれていた。○ビッグクッションお次はビッグクッションだ。公式のねこあつめの中で設置すると、まれにあの大きな猫・まんぞくさんがやってきてくれるが……。どうもリアルで設置すると猫がグータラするので、まんぞくさんが来るというよりもやってきた猫がグータラしすぎてまんぞくさんに進化するという形式なのかもしれない。○アスレチックタワーそしてこちらはアスレチックタワーだ。約2メートルあるこちらの巨大タワー。たくさんの猫が集まってくるので、非常にオススメである。あちこちにチーズのように穴が空いており、猫がぴょこぴょこと外に出てきてくれる。今回は、しろちゃとらさんが来てくれた。○鯉のぼりトンネル公式ねこあつめでは「鯉のぼりトンネル」なるものがある。鯉の形のものは所持していなかったので似たような色のトンネルを設置してみる。なんとしろさんがやってきてくれた。大好きなマイクのぬいぐるみを拉致監禁し、「どう料理してやろうか」と悪だくみをしている。○けりぐるみねこあつめでは、けりぐるみも設置することができる。これを設置すると、やってきた猫たちが一生懸命キックしていてとても可愛いのだ。リアルねこあつめでも、けりぐるみを設置すると必死にケリケリしている様子を楽しむことができる。時々すごい形相になるが、これもけりぐるみの醍醐味だ。○別のけりぐるみ別のペンギンの形をしたけりぐるみも大人気だ。しろちゃとらさんが夢中になってキックしている。その様子を見ていたしろさん。自分のエビさんのけりぐるみを持ちだしてきたは良いものの、どうやって遊ぶのかわからないらしく、小さなお手手でツンツンしていた。○蝶々じゃらしリアルでオススメなのは、この蝶々じゃらしだ。こちらは電池一本で自動で動く猫じゃらし。設置してみるとしろさんがやってきた……が、けりぐるみと同じく、どうやって遊んだら良いのかわからない模様だ。しろさばさんは、真剣なまなざしでじゃれている。が、途中参戦したアメショさんに蝶を奪われ……。本当は自分が遊びたいのをこらえて、アメショさんに蝶を譲るのであった。○こたつさて、次はこたつである。こちらはミカンとお茶がついた猫用のこたつ。ボールが大好きな我が家のアメショさん。ミカンをボールと勘違いしたのか、何度も何度も動かそうとチャレンジしていた。○100円ショップの材料で作った猫用こたつ100円ショップの材料で作った猫用こたつも設置してみる。こちらが完成形だ。しばらく待つと……。じゃんっ!! しっかり中に猫が集まってきているのだった。○ストーブこちらは少し前の写真だが……。ストーブを設置すると、同じようにねこあつめをすることができる。リアルねこあつめで特長的なのは、「ねこのひらき」が出来上がることだ。しばらく傍で見つめていると、これくらいは開くのである。熟睡しているのだった。○紙ぶくろさて、ここまで読んで、「うちでもリアルねこあつめしたい!」と思った飼い主さんもいらっしゃるかもしれない。一番手っ取り早いのは、「紙ぶくろ」だ。実際に設置してみたところ、しろちゃとらさんがやってきていた。しかし、その後突如として出現したまんぞくさんに襲撃され……。まんまと紙袋を奪われてしまったのだった。○お侍さんなお、着物を着たお侍さんなる猫も、公式ねこあつめには登場する。我が家のお侍さんには、二種類いる。お尻丸出しで袴を着たアメショさんと……。今話題の「猫侍」のコスプレをしたしろさばさんだ。○従来のねこあつめとは異なりご飯を設置しなくても猫が来る以上、アプリ「ねこあつめ」をリアルに再現してみる実験、「リアルねこあつめ」を行ってみた。アプリ内では、ご飯を設置しないと猫がやってこないが、リアルねこあつめではご飯を設置しなくても猫が来る。「こんなに可愛い僕にご飯をくれないハズがないよね?」という視線に耐え続ける必要があるのだ。○稀に猫が進化するまた、従来のねこあつめでは猫が進化することはないが、リアルねこあつめでは稀に進化することがある。こちらはしろさんが、希少種であるクリームさんに進化した一例。○元捨て猫も、進化するまた、元捨て猫も、部屋の中に栄養満点の美味しいご飯や新鮮な水、清潔なトイレや楽しいおもちゃを設置すると……。このように美しい成猫に進化するのだ。リアルならではのとても心温まる進化である。○にぼしはもらえるどころか逆に奪われる従来のねこあつめでは、猫が集まったらその猫からお礼ににぼしをもらうことができる。が、リアルねこあつめでは、にぼしはもらえるどころか逆に奪われるので注意が必要だ。プレイヤーは自身で、猫用のにぼしを購入し続ける必要がある。○まとめ以上、リアルねこあつめの実験を行った。撮影がとても大変ではあったが、非常に楽しい実験であった。猫と一緒に暮らす皆さん、是非愛猫が喜びそうなグッズを設置して、猫達と一緒に楽しんでみてはいかがだろうか。○おまけ ドライヤーを設置したらあの猫が来るようにしてほしいそして最後にオマケ。次、ねこあつめがアップデートする時は、グッズに「ドライヤー」を追加し、そしてあの有名な「ケツドライヤー猫」を召喚できるようにしてもらいたい……なんて思うのだがちょっと親バカが過ぎるのでこれは妄想するだけにとどめておこうと思う。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2015年06月08日東京都・表参道の根津美術館は、安泰な江戸時代に、持ち主の好みによって約束事にとらわれない意匠が凝らさるようになった刀や印籠のコレクションを展示する「江戸のダンディズム ―刀から印籠まで―」を開催している。会期は7月20日まで(月曜休館・7月20日は開館)。開館時間は10:00~17:00。入館料は一般1000円、学生800円、中学生以下無料。同展は、幕末から明治期の華やかな拵(こしらえ)やバラエティ豊かな刀装具が多いことで知られる同美術館所蔵のコレクションから、刀剣・刀装具・印籠など約100件を展示するもの。太平の江戸の世では、刀剣やその拵は、武士にとって持ち主の身分や教養、季節を感じさせる「こだわりのアイテム」として位置付けられるようになり、意匠を凝らしたものが競ってつくられた。刀身では、華やかな刃文が好まれたほか、刀身彫という、刀身に龍や剣などを彫刻する装飾的な志向が強まった。また、拵は、数多くのパーツによって構成されているが、季節の動植物や、故事に関するものなど多彩な主題があり、そのコーディネートの妙が見どころとなっているということだ。また、これらの刀装具や鞘は、小さいながらも彫金や蒔絵、螺鈿などの優れた技術によって丁寧に作られており、細部に目を凝らすと珠玉の世界が広がっている。そのほか、印籠や根付も、同じく男性の持ち物として、同様の発展を見せたという。金や銀、玉や象牙など贅沢な素材をふんだんに使った、斬新なデザインの印籠や根付は、持ち主の好みを端的にあらわしているということだ。また、関連企画として、6月6日14:00~15:30に渡邉妙子氏(佐野美術館 館長)による講演会「江戸時代の刀剣について」が、6月27日14:00~15:30に高山一之氏(鞘師)による講演会「日本刀の拵について」が開催される。応募方法などの詳細は根津美術館HPで案内されている。さらに、スライドレクチャーとして、6月12日に「刀装具について」、6月19日に「コレクションの成り立ちと展覧会の見どころ」、7月3日に同時開催中の「北野天神縁起絵巻について(後編)」が開催される。いずれの回も13:30~約45分が予定されている。なお、いずれの企画も聴講は無料だが入館料が必要となる。
2015年06月04日KADOKAWAはこのほど、「ねこあつめ ジョイントアクリルコレクション-じょいこれ-」の予約受付を開始した。発売は8月上旬を予定している。○全14種類が入ったコンプリートBOXも同商品は、アプリゲーム「ねこあつめ」のねこたちを集めてつなげて楽しむアクリルキーホルダー。キーホルダーとして使用するだけでなく、お気に入りのキャラクターをコレクションしたり、自分の好きな組み合わせで自由にキャラクターをつなげて持ち歩くこともできる。ラインナップは、「しろねこさん」「くろねこさん」「とびみけさん」「しろちゃとらさん」「さびがらさん」「はちわれさん」「きじとらさん」「しろきじさん」「おっどさん」「くろぶちさん」と、シークレットのねこが4匹の全14種。コンプリートBOXを1箱購入すると、全14種コンプリートできる。価格は店頭バラ売りが540円(税込)、コンプリートBOXが7,560円(税込)。オンラインショッピングサイト「エビテン(ebten)」でコンプリートBOXを購入すると、特典として「にぼし」のアクリルキーホルダーが付く(数量限定)。(C)Hit-Point Co.,Ltd.
2015年06月03日団扇で夕涼みする姿は、夏の風物詩ですね。団扇は、奈良時代に中国から伝わり平安中期の書『和名類聚抄』には唐で作られた宇知波(うちわ)との記述があります。道具として古い歴史を持つ団扇ですが、庶民に普及したのは、紙や竹材を使って大量生産できるようになった江戸中期以降のことです。広重、豊国、国芳とコラボ江戸市民が待ちわびた江戸うちわ地域特産の和紙を使ったもの、ひとりの職人が型から絵まで描くものなど、日本各地の特色を打ち出した団扇は夏を彩ってきました。さまざまな団扇がありますが、江戸の団扇といえば日本橋生まれの「江戸うちわ」です。江戸きっての繁華街、日本橋には和紙や竹材を商う店がたくさんありました。そんな店が自然に作り始めたといわれる江戸うちわ。世界に先駆けて百万人都市になった江戸、そんな江戸市民に向けてですから大量生産は必須です。仕様を簡略化するため持ち手や骨を1本の竹を割いて作りました。また人口密集で熱気がこもりやすい江戸の町ゆえに涼をとりやすいように形状も大きめだったそうです。そんな江戸うちわを道具から嗜好品へと変えたのは、今も日本橋で団扇や扇子を商う「伊場仙」(いばせん)。天正18(1590)年を創業年とする伊場仙は、徳川家に竹や和紙を収めていました。その材を使って団扇や扇子を手掛けるようになります。江戸後期には、初代の歌川豊国や歌川国芳、歌川広重などの絵師の版元になり、錦絵を刷り込んだ「浮世絵団扇」を考案。絵師の描く歌舞伎役者や花魁、日本の名所が刷り込まれた団扇は大当たり、江戸市民のみならず江戸土産として京や大坂の人に喜ばれたそうです。昭和30年代ごろまで店で団扇を作っていた伊場仙ですが、今ではその技術を踏襲する千葉・館山の職人さんにお任せしているそうです。大人女子が注目する、竺仙とのコラボ団扇江戸薫る浮世絵団扇、気軽に使える手拭生地の団扇など、さまざまな団扇を商う伊場仙。大人女子におすすめしたい団扇をご紹介します。大人女子の人気ナンバーワンは、竺仙(ちくせん)の浴衣地で作られる団扇たち。竺仙ブルーと称される青の生地から仕立てられる団扇は、見た目に涼感が感じられます。花や蝶などの身近なものを染め抜いた柄も竺仙ならでは。新作柄の浴衣は新調できなくても、団扇ならば気軽に楽しめそうです。手拭生地で作られた団扇も人気。洒脱で遊び心のある、斧琴菊(よきこときく)や弁慶格子などの柄は江戸っぽさを醸します。サイズが小さめでお手頃な価格なので、夏のプチギフトにいい。かくいう私自身、仕事仲間や友人へ贈る夏の定番ギフトになっています。手拭生地の柄長タイプ(踊り団扇仕様)は、デスクのペン立てやラックに差しやすいのでオフィス用に購入する人も多いそう。金魚や竹林など見た目に愛らしく涼しげな柄は、仕事のストレスをちょっぴりやわらげてくれるかもしれません。浮世絵シリーズ復刻版。歌舞伎座などで販売していて、海外からの観光客がお土産に購入していくそうです。軽くてかさばらず、道具にも飾り物にもできる、そう考えるとお土産にぴったりですね。江戸土産として喜ばれた江戸うちわが、時を経て日本土産に! 私も浮世絵シリーズを一枚持っています。お値段が張るのでもったいなくて道具使いできませんが、初夏から夏にかけて部屋に飾って楽しんでいます日本の暦に根ざした古からの道具毎年五月には、新作の団扇や扇子で賑やかに彩られる伊場仙。「本来、団扇はいつごろまで使うものですか?」と伊場仙でお尋ねしたところ「七月いっぱいかな」というお答えでした。少し早いように感じますが、旧暦の秋は七月から始まります。日本の暦に根ざした道具だということを実感しました。暦は皐月、まだまだ団扇に頼れますね。あおげば涼し江戸の風です。伊場仙のうちわは、拙書『江戸な日用品』(平凡社刊)にてご紹介しています。取材協力/伊場仙(いばせん)東京都中央区日本橋小舟町4-103-3664-9261営業時間 10:00~18:00(土・日曜のみ11:00~17:00)休日 土日曜・祝日(5月~8月末まで土日曜営業)
2015年05月26日春前はスプリングコートが、花見時期は白いシャツが、というようにその季節になると気になるものってありますよね。毎年、初夏の時期に気になるもの、それが“ゆかた”です。ゆかたは、もともと貴族が湯あみ時に着ていた湯帷子(ゆかたびら)が語源ともされ、庶民に普及したのは江戸中期以降と言われています。歌舞伎役者の衣装で話題に江戸ッ子も飛びついた 「竺仙」のゆかた江戸の浴衣文化にひと役かったのは、木綿生地に柄を染め抜いて舞台衣装や普段着とした歌舞伎役者でした。当時のスーパーアイドルだった役者の衣裳を真似て人々はすぐさま同じ柄の着物を作ったと言われています。そんな歌舞伎役者たちに個性的な浴衣をプロデュースしていたのが、天保13(1842)年創業の『竺仙』(ちくせん)。俳句や絵画に通じていた初代は、自ら考案した型染めの衣装を歌舞伎役者や江戸の俳人たちに提案。彼らが好んで着たことで、江戸市民がこぞって買い求めたと言われています。昔と変わらず今も、竺仙の“ゆかた”は、多くの女性の憧れのまと。毎年千種類もの新作を発表しています。そこで竺仙5代目・小川文男さんに、似合う一枚を選ぶコツを聞いてみると「顔うつりがいい色柄を選ぶこと、それにつきます」とごくシンプルなお答え。重ね着で変化をつけられる洋服とは違い、色柄のみで勝負するゆかたは、顔の雰囲気とあうかが大事と言います。さらに色柄の顔うつりは、着物のプロに指南いただくのが一番。着物のプロがいるお店で、いろんな色柄をあててみて、似合う一枚を選びたいですね。伝統と革新の絶妙なさじ加減お出掛けしたくなる “大人ゆかた” 7選ここ数年、竺仙では萌黄色(もえぎいろ)や鴇色(ときいろ)などの優しい色柄のゆかたが人気。新鮮なのに奇抜ではなく、トラディショナルでありながら古くはない、竺仙ならではのさじ加減。そんな絶妙なセンスのゆかたは、大人女性を虜にしてやまないのです。花火や夜祭りだけではなく、街にも出掛けたくなる、大人ゆかたをご案内いただきました。夏空に映える、爽やかな瑠璃色のゆかた。お馴染みの朝顔柄は、秋草が彩ることで落ち着きある雰囲気に。朝顔の花弁を絞りのように染めている繊細さも魅力です。紺白で染め抜かれた大胆な牡丹柄。柄と同じく華やかな髪飾りや履物でポップに着こなしたり、伝統的な紺白の色遣いを活かして品よくまとめるのもいい。そんなダブルな楽しみがある一枚です。手織り紬のような独特の風合いの綿生地に引き染めによる緑の染料で唐草柄を染めだした一枚。オリジナリティを大事にしたい大人の女性にはぴったりです。江戸時代初期から越後で織られてきた麻織物「小千谷ちぢみ」。麻素材が持つ涼感と縮布独特のシャリ感、そしてふんわりと優しい色柄は、盛夏のお出掛けにいい。江戸市民が愛した縞柄は、小粋な夏を演出してくれます。『江戸好み』シリーズは、男女問わず人気柄。よく知られている「斧琴菊(よきこときく)」は、代々音羽屋・尾上梅幸の使っている江戸文様。福をからめ捕る、すくい取る吉祥柄「網目」や、吉原の手引茶屋の暖簾柄「吉原繋ぎ」は人気が高いそうです。花火や夜祭り、夏の夕涼みに似合うゆかたです。『江戸好み』以外のシリーズは、襟をつけてカジュアルなお出掛け仕様にしてもすてきですね。※仕立て代は1万3千円~3万円程度、ゆかた生地と手縫いか半ミシン縫いによって異なります。お出掛けは足袋、胸元すっきり和装下着“美しいゆかた姿” でいるためのあれこれ美しいゆかた姿のポイントを、いくつか教えていただきました。胸元がすっきりまとまるので和装ブラジャーをつけること、そして帯を締める前の下ごしらえをキチンとすることは、着物ビギナーに必ず伝えているそうです。胸の大小にかかわらず、和装仕様の胸元へ補正してくれるので和装ブラジャーは必須です。そして足元は、裸足でも足袋でも歩きやすい草履げたがおすすめとか。さらにお昼のお出掛けや食事に出掛ける時は、足袋をはくと品よく見えてベターです。今年の夏こそ、着ているだけで格上げしてくれる、江戸なゆかたはいかがでしょうか。取材協力/竺仙(ちくせん)東京都中央区日本橋小舟町2-3TEL:03-5202-0991営業時間: 9:00~17:00休日: 土日曜・祝日(4月~7月まで土曜営業)
2015年05月11日