いよいよ始まった“平成最後の年”。来たるべき新元号時代を充実させるためには、「5月1日の御代替わりまでの4カ月間に、どのような種をまくか」が大切だと江原啓之さん。そんな特別な時を迎えるにあたり、どのように日々を過ごせば新しい幸せの種を宿すことができるのか。江原さんは、そのために必要な“三種の神器”があるという。「御代替わりに生まれ変わるために、意識するべき3つのことを、新しい幸せの種をまく『三種の神器』として紹介していきます。ここで言う『三種の神器』とは、『釣り竿』『鈴』『稲穂』のこと。それぞれ私たちの命と体を守り、実り豊かに育ててくれるものの象徴です。今年はこの3つが意味するものを意識し、感謝すべきものであることを忘れずに、日々健やかに暮らしましょう。そうすることで新しい幸せの種を宿すことができるのです。その意味するものをいつも身につけたり、しっかり体に取り入れたりすることで、あなたの心身が浄化され、新しい御代に向かうエネルギーをいただくことができるでしょう」(江原さん・以下同)【神器1】釣り竿/宿る力=日本人を再生繁栄させる「七福神の恵比寿様も釣り竿を持っていますが、日本人は昔から豊富に取れる海の幸によって命をつないできました。そして、いまこそ魚食文化の価値を再確認することが必要です。くしくも平成30年の世相を象徴する食を表彰する『今年の一皿』にはサバが選ばれましたが、平成31年も積極的に魚を食べ、そのエネルギーを体内に取り入れましょう。また同時に、海を汚すことのないようにすることも重要。福島の汚染水問題などについても一人一人が意識を高く持ち、母なる海を守っていきましょう」【神器2】鈴/宿る力=悪しき想念や煩悩をはらう「熊よけにも用いられる『鈴』は、さまざまな悪しき想念や煩悩をはらう力を持っています。響き渡る音色が『音霊』となり、スピリチュアルなエナジーとなって、その場をはらい清めてくれます。さらに鈴は魔よけになるとも伝えられていたので、昔の人は着物の柄などに取り入れたりもしました。お子さんのランドセルに付けるとお守りにもなります。『鈴なり』という言葉は豊かに実る『稲穂』を意味しますが、これは偶然ではなく、力が宿りやすいものはどこかでつながっているということなのです」【神器3】稲穂・宿る力=大地のエナジーを補給する「『稲穂』からできるお米は、私たち日本人にとってスピリチュアルフードそのもの。『命』や『時』の象徴でもあります。炊き上がったお米を口に入れるときは『いただきます』と心をこめて手を合わせ、決してお残しせずに『ごちそうさま』を言いましょう。あなたはちゃんと言えていますか?このふたつの言葉は、元来、命を分け与えてくれている食べ物、作物を育ててくれた人、そして天地への感謝の心のあらわれです。これを言う習慣をつけるだけで幸福感がもたらされ、お子さんもいじめに負けない、いじめたりしない、そして『死にたい』などと思わない、丈夫で健やかな人間に育つでしょう。そして、お米を大切にいただく行為は、大地のエナジーを補給するということにつながります。そう考えると、ふだん何げなく食べているご飯こそが、私たちの命の源。健全な精神を健全な肉体に宿すための必須アイテムともいうべき存在ですが、この飽食の国にあっては、ともすればそのありがたみを見失いがちです」それでは、どうしたら食べ物に感謝する気持ちを取り戻せるのか。「たとえば週末の農業体験は、農家さんのかける手間を少しでも実体験できるよい機会です。都会に住んでいるならベランダ栽培でもいいですし、いまは小さな土地を借りて週末菜園もできますから、土に触れ、お米や野菜をぜひ自分で育ててみるといいでしょう。私は講演などで、『何をしたらいいかわからない』という若い人たちの問いには迷わず就農を勧めています。大切なのは、自給自足という原点について考えてみるということ。日本はもともと稲作の国=瑞穂の国ですから、田畑を耕し、食べていけるのであれば、これほどよい生き方はないと思うからです。これから新しい御代を迎え、新しい自分に生まれ変わるためには、脈々と受け継がれてきたものを大切に守り、つなげていこうという意識がなにより重要なのです。この4カ月間の『種まき期』はもちろん、御代替わりの後もこれらのことについて意識を持ち続けてください。そして、次世代、子孫まで命をつないでいく大切さを忘れないで生きていきましょう」
2019年01月13日いよいよ始まった“平成最後の年”。来たるべき新元号時代を充実させるためには、「5月1日の御代替わりまでの4カ月間に、どのような種をまくか」が大切だと江原啓之さんは言う。そこで、江原さんが「平成31年の4カ月に種をまく心得」を紹介。“新しい私”に生まれ変わるための心の持ち方を、毎日の暮らしの中で意識し、実践していこう。■「ごちそうさま」まで生き抜きましょう江原さんが憂いているのは、生きる希望を見いだせず、自ら命を絶ってしまったり、病気や高齢により「安楽死」を望んだりする人たちの存在。「重い病気で余命宣告を受けたあと、積極的な治療をしない尊厳死を、私は否定しません。しかし『身寄りもいないし、看取ってくれる人もいないから、もう人生に幕を引きたいの』と安楽死を希望するケース。高齢になったから、病気になったからと、残りの人生を放棄することは、命を『お残し』すること。次世代にそうしたありさまを示すのは、とても危険なことです。不必要な人など1人も存在しないのですから、命をお残しせず、『ごちそうさま』まで生き抜く覚悟を持ちましょう」(江原さん・以下同)■地に足をつけ、足をすくわれないように次の御代では、東京オリンピック、大阪万博と、国を挙げた行事が予定され、国民が浮足立つ機会も多くなるが、江原さんは「そんな時期こそ足元を見つめ直すことが必要」とくぎをさす。「こういうときに申し上げたいのは、地震への備えをしっかりしましょうということ。油断は禁物ですよ。日ごろから防災意識を高め、家具転倒防止の金具を取り付けるなどの対策をしておきましょう。そして、思考力と想像力を駆使して『このタイミングで起きたら、どう行動するか』『家族の集合場所は』といった綿密なシミュレーションを怠らないでください」■健やかな体に健やかな心を宿すために、食を大切に自分たちの世代はもちろん、次世代、そして子孫の世代まで命をつないでいくために、命の源である“食”に対してもっと問題意識を持つことが大切だともいう。「たとえば、『いま日本人の2人に1人ががんになる時代』ということを多くの人が認識はしていても、『なぜなのか』と、その原因を突き詰めようとはしません。確かなのは、緊急な課題として食の問題が山積しているということです。これほど農薬を使用している国はないし、スーパーは遺伝子組み換え食品であふれかえっている。どんなに心が健やかでも、体の状態が悪くては心から晴れやかに笑うことはできません。健全な精神は健全な肉体に宿るといいますが、まずは命の源である食をおろそかにしないこと。女性は本能的にも子どもたちや子孫への思いは強く、食への問題意識は高いはずですが、思っていても動かなければダメ。いまこそ想像力をフル稼働させて、アクションを起こさなければなりません」■「大嘗祭」は私たちにとっても特別な節目です「秋の大嘗祭は、御即位にあたり欠かせない一代一度の皇室祭祀ですが、皇室にとっての特別な儀式というだけでしょうか?天皇陛下が日々、宮中三殿の明かりをひとときも絶やさず、平和への祈りを続けてくださっているのは、私たち国民のため。そう考えると、私たちにとっても大切な節目の儀式であるということを忘れてはならないのです」
2019年01月12日「anan」2122号10/10水曜日発売「開運行動学。」特集、今回の表紙に登場してくださった江原啓之さんの撮影の様子を紹介します。anan編集部取材のたびに新たな感動を覚える、江原啓之さんのシンプルですごい習慣について。春と秋の恒例企画、開運特集。表紙と巻頭特集を飾っていただくのは、もちろん江原啓之さんです。撮影&取材は8月中旬の夏真っ盛りのこと。ご多忙の折に空いた一日を頂戴したのでした。江原さんの取材のたびに感動するのは、お越しいただいたときの晴れやかな笑顔。前日まで地方で講演会をこなしてきた日であろうと、連日のオペラ公演の練習で体力的にもへとへとであろうと、高熱で数日寝込んでいた翌日であろうと、スタジオ入りしてくださるときには、必ず「よろしくお願いします」のお声がけとともに、ニコニコフェイスでご登場くださいます。私が江原さんの特集ページを担当してから10数年、例外なく、です! 不機嫌なお顔や疲れたお顔で現場入りされたことは、本当に一度もありません。これって、シンプルながら、とてもすごいことだと思いませんか? 自分を振り返って、どのくらいそれができているだろう…と反省しきりです。そして、編集スタッフとして、いつも緊張感を持ちながら取材に臨むものですが、毎回この笑顔とご挨拶にふっと緊張がとけ、と同時に身の引き締まる思いがしていました。今回のテーマは、原点に立ち返るような、「いまを生き抜くための、スピリチュアルヒント」。ネガティブな話題が尽きない時代だからこそ、どんな心持ちで暮らしていけばいいのか? をテーマに、不幸体質診断テスト、そして巷にはびこるスピリチュアル信仰の是非…など盛りだくさんでお届けしますが、江原さんの笑顔と、「スピリチュアルの神髄を理解できている人は、不幸なんて寄せ付けませんよ」という言葉に、これ以上説得力のあることがあるだろうか…と深く納得した取材でもありました。みなさまが今号でそのヒントを得てくださることを祈って!(N)
2018年10月09日anan編集部表紙の晴れやかさと、緊張感と。春と秋の恒例、開運特集。表紙と巻頭特集を飾っていただくのは、今回ももちろん江原啓之さん。春、そして「愛」というテーマにぴったりの、印象的な和柄のお洋服でのご登場です。金×赤の華やかで伝統的な色合いの表紙は、書店でもきっとみなさんの目に留まると思いますので、ぜひお手にとってくださいね。今回は、付録のかわりに、特別企画として「祈念の手」ページが。これ、江原先生が撮影時に念を込めてかざした「手」を撮影したもの。このカットの撮影に移ると、表紙の晴れやかなカットを撮影しているときから、明らかにふっと空気の質が変わりました。普段は常に笑顔を絶やさず、こちらの「手でハートマーク作ってください!」なんてお願いにも笑いながら応じてくださるおちゃめな江原さん。「じゃ、念を入れますね」と一言おっしゃったのち、静かに目を瞑り、手のひらをカメラの前に出されたとたん、スタジオにすうっとした静寂が訪れたのです。撮影スタッフたちの笑い声もパっと止み、ただその緊張感と静かな心地良さに引き込まれる、そんなひとときでした。長年江原さんとご一緒されているヘアメイクさんが、「いま、念を込められましたね」とぽつり。はい、とんでもなくニブい、素人の私でも、はっきりと、言葉にできない何かを“感じ”ました。叶えたい願いがある、自分の中の誓いの気持ちを明らかにしたい、自分の心を見つめ直したい。そんなときにパワーをくれる、そんな「祈念の手」。写真を通して、みなさんにその念が伝わるはずです!(N)
2018年03月27日清原和博、酒井法子、押切もえ、澤穂希、林真理子。スピリチュアリスト・江原啓之が錚々たるゲストを迎えて、生きるヒントを授ける番組『スピリチュアルハウス』が、Netflixで独占配信中!江原がしばらくの間封印してきたスピリチュアル・カウンセリングがついに復活。元プロ野球選手・清原和博を迎えた初回から“衝撃の問題作”と各所で話題に。波瀾万丈な人生を顧みるなかで、今まで語られることのなかった胸中が吐露される。「裏切ってしまった息子とどう向き合うべきなのか」「罪を償うには一体どうすればいいのか」。生涯年俸50億円超、通算本塁打525本。球界に燦然と輝く記録を持つ伝説の男とは思えない、弱々しい言葉たち。注目すべきは江原が清原の心の奥底にある感情を読み取るシーン。「あなた、死にたいと思ってますね?」と鋭く問い詰める。すると「生きていて苦しい…本当に死にたいです」と、男泣きをする清原。真っ向から悩みに向き合い、守護霊と対話することで道標を示していく。魂と心を交わす不思議な力を持つ江原にしかできないカウンセリングは、見る者を圧倒。厳しくも優しい江原の前で清原の表情はぐちゃぐちゃになり、誰にも見せなかった本当の姿が浮き彫りになっていく。いとも簡単に清原に胸中を語らせているように見えるが、江原のカウンセリングがあってこそ。他の相手では絶対に引き出されることのないエピソードの数々は、テレビでは踏み込めない深い領域。制約の少ないネットメディアの強みも活かしている。この番組を見れば、過去の失敗や後悔にとらわれることなく、今後の人生を楽しく生きていくための指針が得られるかもしれない。スピリチュアリスト・江原啓之氏が話題の人物と向き合い、指針を示す、Netflixで配信中の番組『スピリチュアルハウス』。霊視を使って心に抱えた問題の解決策から成功へのヒントまで、どんな悩みも解決していく。※『anan』2018年2月14日号より。文・しらたけときお(by anan編集部)
2018年02月13日平野良主演、家城啓之作・演出による舞台『THE YASHIRO CONTE SHOW「ReLOVE」』が12月7日、東京・紀伊國屋ホールにて開幕した。THE YASHIRO CONTE SHOW 「ReLOVE」 チケット情報お笑いコンビ「カリカ」解散後、ピン芸人「マンボウやしろ」として芸人活動を続けていた家城は昨年7月、自身の単独ライブを最後に芸人生活へピリオドを打ち、作・演出家へ転身。現在はラジオパーソナリティーや『お願いランキング』などでキャラクターナレーションなどマルチな活動をしながら、小川菜摘主演舞台の作・演出、舞台『TOKYO TRIBE』の構成などを手がけてきた。 今回上演される『~「ReLOVE」』は、今年4月に上演された『THE YASHIRO CONTE SHOW』の第2弾作。俳優陣は平野良、小西成弥、モデルとしても活躍する長井短から、加藤啓、小林健一、六角慎司といったベテランまでが揃うほか、アイドルユニット「生ハムと焼うどん」の西井万理那、17歳のブレイクダンサー・魚地菜緒、お笑いコンビ「犬の心」の押見泰憲、ピクニック、デッカチャンといった芸人まで、さまざまなジャンルから構成された出演者にも注目が集まっている。舞台の両袖には、城の塔らしき建物が。幕が上がると、城内部を思わせるようなセットが置かれている。物語の舞台となるのは、世界から経済制裁を受けて追い込まれているある国。長寿の一族が支配する中で、若き姫(長井短)は恋に焦がれて愛を軽々しく口にしながら、さまざまな男達に片っ端から告白し、権力を用いて自分のものにしていく。ある日、この国に務めるために現れたエリート(平野良)に一目惚れした姫はすぐさま告白するが……。 これまで、愛を題材とした作品を作り続けてきた家城は、構想段階で「数年後に浮き彫りになってくるだろう問題を物語にして、お客さんに真っ先に体験してほしい」と語っていた。長寿のためのテクノロジーの発達が著しい昨今、寿命が延びた人間たちがこの先どうなるのか。愛の行方は?若者が恋愛をしなくなったとも言われる現代日本がすでに直面している“愛”の問題点が、痛々しいほどに自分自身に実直な登場人物達を通して浮き彫りになっていく。物語には日本を取り巻く世界状勢を想起させるようなピリッとした風刺も散りばめられているが、「THE CONTE SHOW」と銘打たれているだけあって、芸人らしいギミックによる笑いや生々しい言葉のやりとりも盛りだくさん。ダンスシーンあり、歌唱シーンあり、ポップなエンターテインメントとして堪能できるのも魅力的。さらに、視覚的な刺激も存分に楽しめる舞台『THE YASHIRO CONTE SHOW「ReLOVE」』は、12月17日(日)まで東京・紀伊國屋ホールにて上演。自分自身の愛の価値観に向き合える今作を、ぜひ劇場で体感してほしい。取材・文:高本亜紀
2017年12月08日「anan」2071号9/27水曜日発売「今日からはじめる開運のルール。」特集、表紙は江原啓之さん。今回の表紙撮影の様子を紹介します。anan編集部弊誌編集長、江原さんとお揃いです春と秋の恒例となった、開運特集。もちろん表紙にご登場いただくのは、開運特集の顔・江原啓之さんです。今回も、「ぜひともお着物で…」という私たちの厚かましいお願いを聞いてくださり、ご自身のお召し物にてご登場いただきました(ちなみに、撮影のたびに、上品なお着物と、モダンな着こなしを拝見できるのが、10ン年前の成人式の振り袖と普段着着物しか持っていない私の密かな楽しみです。眼福!)。毎回さまざまなポーズを華麗に決めてくださる江原さんですが、今回はこんな軽快&おちゃめなポーズまで。これはすごいショットだ…ということで、モニターに映し出された写真をすぐさまパシャリとする弊誌編集長K。あっという間に、待ち受け設定完了。それをご覧になっていた江原さんも、「僕もやる!」。画像をお送りして、調整して…。おお、福を呼び込みそうな、お揃いの待ち受け画面に! ということで現在、二人はお揃いの待ち受け設定となったようです(笑)。今号では、“出会いを変える、自分を護る”というテーマについてたっぷりとお話を伺いました。特別付録には、江原さん直筆の護符が。出会いをよきものに変えるのも、自分の身を守るのも、実は根底は繋がっている…なんて、知りたいと思いませんか?(N)
2017年09月26日台東区東京国立博物館では9月22日(金)、23日(土・祝)に、移動映画館「キノ・イグルー」と共催で「博物館で野外シネマ」を開催する。今回の上映作品も併せて決定した。2014年に始まり、今年で4年目となる「博物館で野外シネマ」は、東京国立博物館に「まだ行ったことがない」「なかなか行く機会がない」という方に、映画を観ながら博物館の雰囲気を味わってもらうために企画された。2016年は10月13~14日の2日間の上映で、1万人を超える来場があり、1日当たりの動員数では、国内最大級の野外シネマともいわれている。今回の上映作品は、第16回ニューヨーク国際児童映画祭・長編大賞、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門・優秀賞を受賞するなど、国内外で高い評価を得ている『ももへの手紙』(2012年、監督:沖浦啓之)。本作は豊かな自然とやさしい人々が生きる瀬戸内の小さな島で、主人公・ももと、彼女を訪れる不思議な妖怪たちとの交流を描いた家族の愛の物語だ。映画は、本館前に設置された巨大スクリーンに投影される。1,000席程度のイスを用意しているほか、持参したレジャーシートを芝生などに敷いて鑑賞することもできる。敷地内には屋台も出店し、フードやドリンクの販売を行うということで、映画と併せて楽しめる。「博物館で野外シネマ」は9月22日(金)、23日(土・祝)19時~東京国立博物館本館前にて開催。事前申込は不要。参加費は無料。ただし当日の入館料が必要。(text:cinemacafe.net)
2017年08月09日「anan」2023号10/5発売は「開運のルール。」特集。今週の表紙、江原啓之さんの撮影ストーリーを紹介します。江原啓之さんのチャーミングな一面に、ほっこり幸せな気持ちになりました。年に2回の恒例となった、開運特集。今回も、表紙&巻頭特集を飾っていただくのは江原啓之さんです。ゴールドの唐調紙を背にした福々しいお姿は、すっかりanan開運特集のアイコンとなっております。取材のお時間をいただいたのは、少々さかのぼり7月末。9月下旬にオペラ公演を控えていらっしゃった江原さん、1か月はみっちりとお稽古に励まれるとのことで、レッスン期間開始直前にお時間をいただいたのでした。長時間出ずっぱり&歌いっぱなしの舞台をこなすための体作りに励まれていて、半年前の取材時よりぐっとシャープに。取材前日も、日課のウォーキングをみっちりされたそうです。でも、なぜか表情が暗い…。どうされました?「昨日あんまり食べてないのに。ウォーキングもしたのに。3キロも戻ってた…!!!」目標体重まであと1キロというところまでたどり着いていたのに、いきなり後退!しかも原因分からず!万年ダイエッターとしては、その悲しい気持ち、痛いほど分かります。お腹ぐーぐー鳴ってるじゃん、なんでよ!と体重計に向かって叫びたくなるあの瞬間。江原さんはいま、あの地獄にいらっしゃるのね…。いつもはにこにことユーモアを交えお話ししてくださる江原さんの意外なお顔を拝見しつつ、この身近な感じがあるからこそ、私たちのリアルな悩みに寄り添ったお話がいただけるんだろうなあ、なんて思ったのでした。あ、もちろん、カメラの前に立てばいつもと変わらぬチャーミングな笑顔全開でしたよ(さすがプロフェッショナル)!(N)
2016年10月04日『anan』では22年にわたり、江原啓之さんが語るたましいの視点からのメッセージをお伝えしています。ときに厳しく、ときにやさしく、あたたかな愛情あふれる言霊を読者に送り続けている江原さん。誌上での印象的な出会いについてお聞きしました。***アンアンと私のお付き合いは実に22年にも及ぶのですが、改めて振り返ってみると、「ずいぶん多くの方とのご縁をいただいたな」と思います。先日も誌面で対談させていただいた中森じゅあんさんや林真理子さんなど、今も続く長いご縁となっている方々は、アンアンが出会いのきっかけをつくってくれました。なかでも衝撃的なのは、やはり林真理子さんとの出会いです。アンアン誌上での対談が林さんとの初対面。林さんが「江原さんに会えると思ったら、前の日、眠れませんでした」と感涙しながらスタジオに入っていらしたのを、今でも鮮明に覚えています。以来、お互いのトークショーに出たり、様々な媒体で対談をしたり、開運ツアーをご一緒したりと、長いお付き合いが続いています。読者はもちろんですが、世間一般にも林さんと私のご縁をご存じの方が多いのは、やはり縁結びがアンアンだったことに加え、アンアンが時代の影響力として大きなパワーを持っているからだと思います。私が初めて誌面に登場した頃は、“霊能者”という肩書が使われていました。当時はまだ“スピリチュアル”という言葉に馴染みがなかったからです。それが今では、多くの方が私のことを“スピリチュアリスト”と呼んでくださるようになり、みなさんが当たり前のように“スピリチュアル”や“オーラ”という言葉を使うようになりました。私が最初に使い始めた言葉が、これほど浸透してきたことを考えても、アンアンが持つカルチャーへの影響力の大きさを実感せざるを得ません。私自身、編集部から提案される様々な企画に応えるべく、お話しする内容を吟味したり、テーマや季節に合わせた撮影用の衣装を選んだりと、毎回勉強です。おかげでずいぶん鍛えられました(笑)。私にとってアンアンは、いろいろな出会いの場をつくり、人間関係と仕事を広げるご縁を結んでくれた雑誌といえるでしょう。◇えはら・ひろゆきスピリチュアリスト。新刊『たましいの地図あなたの運命をひらく』『たましいの履歴書あなたの宿命がわかる』(共に中央公論新社)が2冊同時発売されたばかり。※『anan』2016年4月20日号より。写真・小川朋央ヘア&メイク、着付け・渡辺和代(HairMake W's)文・やしま みき
2016年04月16日江原啓之さんはスピリチュアリズムを通して、中森じゅあんさんは算命学を通して、多くの女性たちの悩みと向き合ってきました。おふたりが感じた「生まれ変われる人、変われない人」の共通点とは?***江原:多くの方々と接してきて、気づいたことがあるんです。生まれ変われる人と、生まれ変われない人の間には、明確な違いがあるな、と。生まれ変われない人というのは、だいたい過去のことを引きずっているんですよね。中森:幼少期や過去の出来事、相手への感情を持ち続けているんですね。江原:ええ。過去を恨んだり、誰かを恨むというのは、自分の人生を汚すことと同じ。だって、ずっとそのことを考えているというのは、自分の人生の時間、つまりは自分の命をそれに捧げていること。本当に損なんですよ。ならば、一刻も早く忘れるほうがいい。中森:生まれ変われる人は“自分を深く知ろうとする正直な人”。そして、悩みの根っこには、必ず人間関係があります。例えば誰かに対して怒りが湧くなら、「その感情は既に自分の心の底に存在していて、それに気づくために浮上してきた」と受け止めれば、自分を変える機会はたくさんありますよ。江原:相手がどうこうじゃなくて、「自分」なんですよね。“人のふり見て我がふり直せ”で、その人を反面教師にして自分を変えれば、嫌なこともパーゲイション(浄化)できて、自分も成長できる。そうしたら過去の出来事に「ありがとう」、生まれ変わった自分に「おめでとう」と言える。人生の軌跡が美しくなるんです。中森:そう。問題の原因は自分の中に潜んでいる。だからまずすべての現実や感情をありのまま受け入れることが、生まれ変わるきっかけとなりますね。江原:でも人は、いつのまにか自分の心にある“フィルター”を通して物事を見てしまう。自分をいい人に見せたいフィルターとか…。そうすると、「でも、だって」と言い訳したくなるし、誰かのせいにしたくなる。中森:「相手が変わるべき」「環境が良くない」と外側のせいにしているうちは、解決の真の糸口は見えません。江原:そうそう、まるでひとり芝居のように悩みの迷路に入り込んじゃう。中森:先ほど江原先生がフィルターと仰ったものを、私は“色眼鏡”と言っています。その人独特の色がついた眼鏡をつけているため、真実が見えない。ちょっと勇気を出して色眼鏡を外し、素直にありのままの状況や相手を見るなら、大きな変化が起きるでしょう。「ものの見方を変えること」は、ライフスタイルを新しくすることなんです。◇えはら・ひろゆきスピリチュアリスト。新刊『たましいの地図あなたの運命をひらく』『たましいの履歴書あなたの宿命がわかる』(共に中央公論新社)が2冊同時発売されたばかり。www.ehara-hiroyuki.com/◇なかもり・じゅあん日本算命学協会代表。算命学の第一人者。『鬼谷算命学』(クロワッサン特別編集・小社刊)、『中森じゅあんの算命学入門』(三笠書房)、『ANGEL CARD』(大和出版)など著作多数。※『anan』2016年4月6日号より。写真・小川朋央ヘア&メイク、着付け・渡辺和代(HairMake W‘s)文・やしま みき
2016年03月31日恋愛に悩む女性に、スピリチュアリスト・江原啓之さんからアドバイス!幸せと不幸の分かれ道とは?今、自分を変えるために必要なものとは?恋愛のさまざまな悩みから、幸せをつかむヒントをレクチャーします。■昔の恋が忘れられない、失恋の痛手から立ち直れない→自分を振り返り怠け体質を抜け出すチャンス昔の恋をいつまでも引きずっているのは、“ラクだから”です。それが失恋という結果の恋だとしても、しょせん過去の出来事なので、さらに傷つくことはありません。ネタバレのドラマを何度も見ているようなもの。バッドエンドとわかっていても、ある意味、安心して見ていられるのです。過去の恋に囚われる人は、ハッキリ言って恋愛に対して怠け体質。そんな自分をまず認めましょう。過去の恋から学び、自分が変わらなければ、過去を乗り越えられません。■ダメ男ばかり好きになる→本当は優位に立てる自分が好きなだけと気づいて「あの人は私がいないとダメ」ダメ男とつきあっている自分が、ついこんなセリフを言ってしまうようなら、ダメ男に振りまわされているようでいて、実は自分が優位に立っている証拠です。もし相手が優位なら、いつ別れを切り出されるかヒヤヒヤもの。しかし自分が優位ならば、恋愛の主導権も自分のもの。そう、ダメ男を選んでいるのは、いつも自分なのです。相手を好きという以上に、優位に立てる自分が好きだという本心にまず気づきましょう。■今の相手が、本当に好きかどうかわからない→幸せで満たされていると、「好き」という感情を忘れがちになぜこのような気持ちになるかといえば、幸せな状況だからと言えます。恋愛というのはそもそも面倒くさいものです。ひとりのほうがずっとラクだと思うこともあるでしょう。では人はなぜ面倒な恋愛をするのか?寂しいからです。だから、本当に好きかどうかわからない理由は、幸せで寂しさを感じていないからでしょう。「お腹がいっぱいで食べたいかどうかわからない」と言っているようなもの。自分が今、そんな状態で幸せなのだと自覚しましょう。■結婚までたどり着かない→結婚したいなら現実的な方法を探ってこのような悩みを持つ人は、結婚を言い出さない相手を、あえて選んでいることがあります。本当に結婚したければ、お見合いなど現実的な出会いを求めるはず。なのに出会い方や理想像にこだわるのは、誰かと結婚したいのではなく、結婚という妄想を求めているだけなのです。恋愛はいいけど結婚までは…と思っていませんか?こんな人がいいと理想を掲げるのは、結婚したくない言い訳では?自分が本当に結婚したいのか、己の本心を探ることが必要。◇えはら・ひろゆきスピリチュアリスト。新刊『たましいの地図あなたの運命をひらく』『たましいの履歴書あなたの宿命がわかる』(共に中央公論新社)が2冊同時発売されたばかり。www.ehara-hiroyuki.com/※『anan』2016年4月6日号より。写真・小川朋央ヘア&メイク、着付け・渡辺和代(HairMake W‘s)文・やしま みき
2016年03月31日「anan」1998号3/30発売は江原啓之さんが表紙の「開運レッスン。」特集。今週の表紙作成ストーリーを紹介します。撮影スタッフの3歩先を行く福々しいお姿でのご登場でした。カバーを飾ってくださったのは、今回も、ananの開運特集の顔・江原啓之さん。3月末の発売とあり、新緑のような春らしい色のお着物。そこに赤いキャップという、インパクト抜群の、とても福々しいコーディネートでご登場くださいました。以前もこちらのコーナーで触れたことがあるのですが、江原先生のお召し物は、毎回ご自身のもの。ananからのオーダーは、季節にあわせたお着物でお願いします、ということだけ。あとは当日に、「今回はどんなお着物でご登場いただけるんだろう」と、ワクワクしながら待っているのみです。今回は、江原さんから髪を短くされているとお聞きしてはいたのですが、そのまま出てくださるのだろうな、と思っていました。が、まさかのニット帽!ベージュと赤の2種類をお持ちくださったのですが、「でもね、こっちのほうが絶対いいと思うんだよね」と仰いながら赤のニット帽をパッとお召しになったときの“ピッタリ感”たるや。こ、これはさながら、開運マスコット…(失礼をすみません!)!!世界でいちばん福を呼ぶ、そんなお姿。満場一致で赤に決定したのでした。今回はゴールドの雲に乗ってのご登場という、なんともありがたさ倍増の表紙に。特集の巻頭にて、始まりの季節にぴったりの「新しい自分に生まれ変わる」ためのご指南をいただいていますので、どうぞお楽しみに。(N)
2016年03月29日ドワンゴとスタジオカラーが日本アニメーションの可能性を探るプロジェクト「日本アニメ(ーター)見本市」第34弾作品として、沖浦啓之監督のアニメ作品『旅のロボから』が公開された。本作で原案・脚本・監督を務める沖浦氏は、『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(1995年)、『イノセンス』(2004年)、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(2012年)などを手がけたアニメーター。『人狼 JIN-ROH』(2000年)、『ももへの手紙』(2012年)では監督としてメガホンをとり、本作ではさらに『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズで美術監督を担当した串田達也氏が、美術設定で参加している。物語は、ヒッチハイクをするロボットと、そこに通りかかったキャンピングトレーラーに乗る女性との出会いから始まる。厚かましく胡散臭いが、どこか憎めないロボットと、彼に振り回される女性の珍道中が描かれ、声を演じる山寺宏一と林原めぐみが、絶妙な掛け合いを展開している。10月5日には、ニコニコ生放送で『旅のロボから』について語る番組『日本アニメ(-ター)見本市-同トレス- 第34回』を22時から放送。番組では、同作品の監督である沖浦氏を迎え、制作秘話などが語られるという。(C)nihon animator mihonichi LLP.
2015年10月02日アニメーション映画「攻殻機動隊」のポスターイラストを「浮世絵作品」として再構築した版画「攻殻機動隊 浮世絵」シリーズが発売される。本日9月2日より「OtakuWorks ショップ」にて、その第一弾の予約受付が開始された。納品予定は12月末~2016年1月末。価格は4万3,200円(300枚限定)。同商品は、士郎正宗の漫画「攻殻機動隊」の劇場版アニメである「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」(監督:押井守)のポスターイラストを、国際的にも評価の高い浮世絵の「手彫り」や「手摺り」といった江戸の伝統技術を用いて「手漉奉書和紙」に再現した浮世絵版画。落款には、大元となったポスターイラストの原画を描いた沖浦啓之氏が、この浮世絵のために毛筆で書いた署名が版画で再現されている。また、彫師には渡辺和夫氏(江戸木版画 伝統工芸師)、摺師には吉田秀男氏(文化庁 無形文化財選定保存技術認定職人)の両職人(「東京伝統木版画工芸協同組合」所属)が担当し、和紙は岩野市兵衛(人間国宝)によって提供されているという。なお、同商品に続く第二弾として、「攻殻機動隊 新劇場版」総監督の黄瀬和哉氏が同シリーズために描き下ろし中で、近日中にデザイン発表と予約開始が予定されているということだ。
2015年09月02日平易な言葉と優しい語り口で幅広く活動するスピリチュアリストの江原啓之が、2015年の年頭にあたって恒例の『新春講演会』を開催する。今回は東京と大阪に加え、仙台でも講演。さらに第一部(11:30開演)と第二部(15:00開演)では異なるテーマで語る予定だ。「せっかく聞きに来てくださるのだから、講演会ではいろんなことを話したいんです。レストランのメニューでも品数が多いほうがいいでしょう」と笑う江原に、その内容について聞いた。テーマは各会場毎に異なるが、東京講演の第一部のテーマは『あなたを強運な人生にするために』。「たとえば40代は仕事や家庭、それから介護と、さまざまなことが押し寄せてくる世代。周りで余計なことをいう人もいるし、上と下に挟まれて、まさに“はざま”の頃ですよね。そんな大変な状況のなか、どう生きるか悩んでいる人は多い」と江原は言う。続けて「もちろんどんな世代の人たちも、そろって暗い気分になっているのが今の世の中。それでも幸せに生きる方法は必ずあります。そのことを皆さんにお伝えしたいですね」と口調は熱を帯びた。そして第二部は『災いから身を守る 霊的秘儀』をテーマに講演。ここでは8月に出版された書籍と同テーマで、さらに詳しく話す予定だ。「この本には護符が付いているのですが、実はこういう種類の本ってこれまで出しているように見えて(笑)、実は今回が初めてなんです」と江原。「これまではなるべく広い範囲で、私なりの生き方や考え方をお伝えするようにしてきました。でもここ数年、理由なき殺人や理不尽なストーカー事件がすごく増えてきて、お子さんをもつお母さんや徘徊する親御さんを介護中の方など、いっそう恐怖心に身をすくめて過ごされているのが現実。それはとても不幸なことですよね。なによりもまず安心したいという人たちのために本も書きましたが、“転ばぬ先の杖”じゃないけれど(笑)、新春講演会では、さらに心丈夫に生きていくための心得をお伝えしたいと思っています。取材中、「最近の大学は講義中、質問は手を挙げずにメールでするんですってね」、「オレオレ詐欺ならぬ、(赤ちゃんが)出来ちゃった詐欺があると聞きました」など、話題は多方面に広がった。いずれも江原が気になるのは、「誰もがふた言目には“つながっている”と言うけれど、フェイスブックなど画面だけの関係で、本当に人とつながっていると言えるのかな」ということ。「最近は特に閉そく感に悩んでいる人が多いと感じます。でも自分なりのルールを決めて、腹をくくって、時には転ぶこともいとわずに毎日を充実させれば、人はもっと人とつながれるはずですよね」と話す江原。ふと呟いた「人の幸せは一様ではないから」との言葉が、柔らかい笑顔と共に印象に残った。講演は1月11日(日)大阪・森ノ宮ピロティホール、1月17日(土)宮城・電力ホール、1月25日(日)東京・国際フォーラム ホールCにて。チケットぴあでは東京公演のインターネット先行抽選を10月25日(土)午前11時より受付。取材・文佐藤さくら
2014年10月24日アニメーション映画『ももへの手紙』が4月21日(土)に公開を迎え、声優を務めた美山加恋、優香、西田敏行に沖浦啓之監督が舞台挨拶に登壇した。父を亡くし、母と共に瀬戸内海の小島に越してきた少女が、不思議な妖怪たちとの出会いを通じて父が遺した想いや母の愛を受け止めていく姿を描く。初日を迎えることができて美山さんは「とっても嬉しいです!」と満面の笑み。声の収録が行われたのは1年半ほど前で「そのときは中学2年生で、いまは高校生ですからすごく昔にも思えるし、あっという間のような気もするし不思議な気分です」と語る。優香さんとは母娘役を演じているが「最初はお姉さんのイメージだったので不思議でしたが、声を当てていくと本当のお母さんのような温かい声で、私も本当にお母さんに接するような声でできました」と明かした。優香さんも「小さい頃から見てきたあの子がこんなに大きくなったのか!という思いでした。女性としてキレイになっていく時期で、その成長を見ていて母親のような気持ちになりました。『お母さん』と呼んでほしいくらいの気持ちになりました」と頷く。これに美山さんが「お母さん!」と反応。優香さんも「ありがとう!娘よ(笑)」と応じ会場は笑いに包まれた。西田さんは妖怪・イワの声を担当したが「この前は落ち武者の幽霊だったし…」と人間以外の役ばかりが続くことに苦笑いを浮かべていた。映画の公開を前に、物語にちなんで「父から娘への手紙キャンペーン」が行われていたが、この日は最優秀作品賞の表彰が行われ、広島県在住の佐渡泰さんが受賞。娘の仁美さんと共に登壇し、娘への手紙を朗読した。愛情あふれる手紙の内容に美山さんらキャスト陣が涙をぬぐう一幕も。西田さんは「思わず落涙してしまいました。お互いに愛し合っているのにコミュニケートできない時間というのはあるものです。僕も母を亡くしてようやくその存在、偉大さが分かった」としみじみと語った。『ももへの手紙』は全国にて公開中。特集:『ももへの手紙』の世界へようこそ■関連作品:ももへの手紙 2012年4月21日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012『ももへの手紙』製作委員会■関連記事:『ももへの手紙』美山加恋&優香インタビュー母娘役を通して気づいた、宝物錦戸亮、結婚を隠し通す自信は?先輩・城島からは「ジャニーさんには言っときや」【シネマモード】日本の「家族」を感じる映画vol.1『ももへの手紙』親子だから分かり合える感動とは?『ももへの手紙』親子試写会アンケート発表西田敏行、田中みな実アナからの妖怪扱いに苦笑い
2012年04月23日『人狼 JIN-ROH』の沖浦啓之監督の最新作『ももへの手紙』が21日(土)から公開される。日本を代表する名アニメーターたちが総結集した本作の魅力とこだわりはどこにあるのか? 沖浦監督に話を聞いた。その他の写真本作は、瀬戸内海の小さな島で暮らすことになった少女ももに訪れる不思議な日々を描いた家族と愛の物語だ。沖浦監督は「これまでハードなテイストの作品をやることが多かったのですが、ずっと児童文学や絵本が好きで、子どもと大人の世界の関わりを描いた作品をちゃんとつくっておきたかった」と振り返る。その“ちゃんと”にかける情熱と労力は並大抵のものではなく、製作期間に7年を要し、大作アニメのチーフ級のアニメーターたちがズラリと顔をそろえた。「腕のあるアニメーターは、どの現場もほしいですし、作品に関わると1年から2年は拘束されてしまう。でも、この映画の場合は製作期間が長かったので待つことができた。だから『このシーンは上手い人にお願いしたい』という場面は、その人のスケジュールが空くまでとにかく待ちました」。そのこだわりは、映画をほんの数分観ただけで伝わるだろう。本作に登場するキャラクターは、ほんの小さな表情の変化や仕草まで丁寧に描き込まれ、画面の中にしっかりと“存在している”と感じられる。「モデリングされたものを動かす3DCGと、毎カットごとに絵を作り出していくアニメは別のものなんですね。人間って少し角度が違うだけで、別の人に見えることがありますよね? そういったことがこだわりの部分だし、手で描くことの面白さなんです。作画監督の安藤(雅司)さんは、“表情”を描ける人。実は“画が上手い”のと“表情が描ける”のは別のことで、『ももへの手紙』のようなリアルな作品になると、大きな変化ではなく、ちょっとした目の動きや顔の角度が重要になってくる。安藤さんはそういう時の“捉え間違い”がない。本当に希有な才能だと思います」。本作の根幹にあるのは母と子、そして亡き父の物語だ。それを実写映画ではなく、手描きのアニメーションで表現することに意味はあるのか? その答えは本作を観ればわかるだろう。腕のあるアニメーターたちが1枚1枚、手で描いた画が連続して撮影された際に出現する“揺れ”や“表情”は、CGアニメや実写では決して再現できないものだ。「前作を作る前にも『10年先も観られる映画をつくります』と言いましたけど、この映画もずっと価値を持ち続けてくれれば」という沖浦監督。CGアニメが規模を拡大し、手描きアニメを担う人材が減りつつあるが、本作はその完成度の高さから、10年と言わず長きに渡って語り継がれていくであろう作品に仕上がっている。『ももへの手紙』4月21日(土) 全国ロードショー
2012年04月19日アニメーション映画『ももへの手紙』の完成披露試写会が4月10日(火)、都内で開催され、声優を務めた美山加恋、優香、西田敏行、沖浦啓之監督が上映前の舞台挨拶に登壇。本作が韓国、台湾、香港、そしてアメリカで公開されることが発表された。父を亡くした少女・ももが、母と引っ越した先の瀬戸内海の島で“見守り組”と名乗る不思議な妖怪たちに遭遇。彼らに振り回されながらも、父が遺した大切な思いに気づいていく姿を描く。自身が演じた少女・ももについて美山さんは「結構、自分と似ていたのでやりやすかったです。人見知りなところやお母さんとギクシャクしたときに素直になれないところ、余計なひと言を最後に言ってしまうところは同じです」とニッコリ。映画にちなんで、もしも大切な人に手紙を書くなら?という問いに「やっぱりお母さんですね。私は5歳から仕事をさせていただいてるんですが、いつもお母さんは現場について来てくれて、つらいときも一緒にいてくれました」と感謝の思いを語った。優香さんは、これまでに受け取った忘れられない手紙として父親からもらった手紙の思い出を披露。「17歳でこの世界に入り、家族と離れて寮に入ったんですが、そのときに初めて1度だけ父親から手紙をもらったんです。茶封筒に入ってて(笑)、心のこもった手紙でした」と懐かしそうに明かした。西田さんは、妖怪3人組のリーダー格・イワの声を務めたが「最近、人間の役をやってません…」とボヤく。司会を務めたTBSの田中みな実アナウンサーから役と自身の共通点を尋ねられたが、しばし思案し「…無理だよぉ」と困惑した表情を浮かべた。「よく見ると顔は似ているかな」と共通点をひねり出したが、これに田中アナが「そうなんですよね!」と即座に反応。西田さんは「間髪なかったね」と“妖怪”扱いに苦笑いを浮かべていた。この日は、主題歌を歌う原由子からビデオメッセージが寄せられ、杉並児童合唱団の21名の小学生たちが主題歌「ウルワシマホロバ~美しき場所~」の合唱を披露。「みなさんの笑顔に心洗われました」(優香さん)、「感動しました」(美山さん)とキャスト陣は口々にその美しい歌声を絶賛した。また、本作が韓国で夏に、さらに台湾、香港、そしてアメリカでも公開されることに沖浦監督は「韓国での公開は今日、(イベントの)台本を読んで初めて知りました。喜んでます。嬉しいです」と少し緊張気味の口調で喜びを明かした。アメリカでの公開時期や規模は未定だが、本作は「第15回ニューヨーク国際児童映画祭」で長編大賞にも輝いており、海外の観客にどのように受け止められるのか楽しみなところだ。『ももへの手紙』は4月21日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。特集:『ももへの手紙』の世界へようこそ■関連作品:ももへの手紙 2012年4月21日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012『ももへの手紙』製作委員会■関連記事:船越英一郎、出演作でない『ももへの手紙』をアピール!「出ていないのはおかしい!」何がほかの妖怪と違う?愛嬌たっぷりの『ももへの手紙』妖怪たちの誕生ルーツ笑顔こぼれる『ももへの手紙』サウンドトラック沖浦監督書き下ろしジャケット公開不思議な妖怪と過ごすひと夏『ももへの手紙』試写会に100組200名様をご招待一番大切にしたい、家族の愛の物語『ももへの手紙』親子限定試写会に25組50名様ご招待
2012年04月10日「妖怪」と聞くと、あなたはどういうものを思い起こす?日本で最も有名な人間と妖怪たちのストーリー「ゲゲゲの鬼太郎」を筆頭に、『となりのトトロ』や『もののけ姫』、『千と千尋の神隠し』などのジブリ作品など、数多くの映画でも親しまれてきた妖怪たち。元々は人間を超越した力を持った“怖れ”の象徴として古代より語り継がれてきたが、時に自然界を脅かす人間に戒めを与える存在として、時には人間と共存する癒しの存在であったりと、その描かれ方は多岐にわたる。今回ご紹介する妖怪は、それとはまた一風変わった魅力を放つ、愛すべき存在である。その妖怪とは、4月に公開される『ももへの手紙』に登場する妖怪3人組。父を亡くし、瀬戸内の小さな島に母と引っ越してきた主人公、小学6年生のももの元にある使命をもって“見守り組”と名乗り、突如として現われる。彼らの名前は、イワ、カワ、マメ。当然、彼らの存在に気づいたももはおののき、どうにも怪しい姿に不信感を抱くのだが、何とも憎めない彼らと過ごすうちに、慣れない島の暮らしに自然と溶け込むように…。ももを含む、限られた子供にしかその姿が見えない“見守り組”の3人。リーダー格で強面のイワはその容貌とは裏腹に、心根が優しい妖怪。どこか抜けている彼にツッコミを入れるのが、面倒くさがりでズル賢いカワ。そして、もう一人はマメ。一番マイペースで、3人の中でもマスコット的なキモかわいさを放っている。その声を演じるのは西田敏行、山寺宏一、チョーの個性あふれる演技派の面々。食いしん坊で人の食べ物をあたり構わず盗んでしまうのが厄介だが、愛嬌たっぷりで憎めない妖怪たちをユーモアたっぷりに魅せている。本作でメガホンを取った沖浦啓之監督によれば、この妖怪たちの誕生のきっかけは、本屋で見つけた黄表紙(江戸時代の絵本の一種)に関する本だったそう。黄表紙に描かれたような妖怪が「人間が与えた形」を持ったものとして本の中から出てくることを思いついた監督は、徹底的なリサーチを行い、確たる裏付けのもと、ユニークな妖怪たちを誕生させた。出会った頃は、お互い分かり合えない部分があったももと妖怪たちであるが、彼らの笑いに満ちたやり取りからは「誰かがいつも見守っていてくれる」という優しいメッセージが伝わってくる。そして、本作の物語のキーとなるのは、なぜ“見守り組”たちはももの元に現われたのか、ということ。果たして、彼らが背負っている使命とは――?『ももへの手紙』は4月7日(土)より広島・愛媛にて先行公開、4月21日(土)より全国にて公開。特集:『ももへの手紙』の世界へようこそ■関連作品:ももへの手紙 2012年4月21日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012『ももへの手紙』製作委員会■関連記事:笑顔こぼれる『ももへの手紙』サウンドトラック沖浦監督書き下ろしジャケット公開不思議な妖怪と過ごすひと夏『ももへの手紙』試写会に100組200名様をご招待一番大切にしたい、家族の愛の物語『ももへの手紙』親子限定試写会に25組50名様ご招待優香&美山加恋、『ももへの手紙』を引っさげ被災地にエール!原由子が5年ぶり映画主題歌桑田佳祐もコーラスで参戦!
2012年03月30日豊かな自然と、穏やかで優しい人々が暮らす瀬戸内の小さな島を舞台に、大切な家族の愛と絆を描く珠玉のアニメーション『ももへの手紙』が4月21日(土)より公開となる。これを記念して、4月25日(水)より発売されるサウンドトラックのジャケットを、本作でメガホンを握った沖浦啓之監督が完全書き下ろしで手がけることが決定した。行き違いでケンカをしたまま、天国へと旅立ってしまった父への思いを拭いきれない中で、慣れない島で母と新しい生活を始めた小学6年生の少女・ももの元に訪れる、不思議な日々を描いた感動の物語。本作のサウンドトラックを担当するのは、NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の音楽を手がけ、多方面から脚光を浴びた窪田ミナ。本作以外にもNHK「歴史は眠らない」などのドキュメンタリー番組、アニメ「ケロロ軍曹」などへの楽曲提供と多彩な活躍を見せる彼女だが、その深く幅広い音楽性で『ももへの手紙』の世界観を盛り上げる、繊細で心地よい音楽を紡ぎ出す。「11歳の頃の私自身とももの気持ちを重ねながら丁寧に曲を書きました」という窪田さんが今回の楽曲作りで大きなテーマとしたのが、「汐島と人々の温かさと母娘のつながり」と「面白いリズムとメロディで表現する“見守り組”の妖怪たちの独特の世界観」。彼女が紡ぎ出す優しく希望にあふれるメロディを受け、さらに沖浦監督が書き下ろしたジャケットのイラストには、快晴の青空の下、楽しそうに楽器を演奏しながら行進するももと“見守り組”の妖怪たちが描かれている。完成したジャケットについて、窪田さんは「思わず笑顔になってしまう、とても素敵なジャケットです。見ているだけでなんだか音が聞こえてきそう。ももたちの絶妙なコンビネーションが伝わってきます」と喜びのコメント。温もりあふれる沖浦監督のアニメーションから生まれた窪田さんの音楽、そこから新たに生まれたたった一つのイラストをぜひ一緒に楽しんでみて。『ももへの手紙』は4月21日(土)より全国にて公開。『ももへの手紙』オリジナルサウンドトラック(販売元:ビクターエンタテインメント/3,045円<税込>)は4月25日(水)より発売。■関連作品:ももへの手紙 2012年4月21日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012『ももへの手紙』製作委員会■関連記事:不思議な妖怪と過ごすひと夏『ももへの手紙』試写会に100組200名様をご招待一番大切にしたい、家族の愛の物語『ももへの手紙』親子限定試写会に25組50名様ご招待優香&美山加恋、『ももへの手紙』を引っさげ被災地にエール!原由子が5年ぶり映画主題歌桑田佳祐もコーラスで参戦!
2012年03月27日3月4日(日)、昨年3月に発生した東日本大震災の影響がいまなお色濃く残る福島県いわき市にて、復興支援イベントとして親子愛を綴ったアニメーション映画『ももへの手紙』の特別上映が行われ、声優を務めた美山加恋と優香、沖浦啓之監督が舞台挨拶に登壇した。今敏監督の『パプリカ』や押井守監督の『イノセンス』など、これまでアニメーターとして多くの巨匠たちと共に優れたアニメ作品を手がけてきた沖浦監督が、7年の歳月をかけて完成させた本作。自然豊かで人情あふれる瀬戸内の小さな島を舞台に、主人公・もも(美山さん)が亡き父の遺した書きかけの手紙を見つけ、可愛い妖怪たちとの不思議な日々を通して家族の愛と絆の大切さに気づいていく姿を描く。この日大勢の親子連れが集まったが、優香さんは元気な子供たちの姿に「たくさんのお子さんにご来場いただけて嬉しいです」と満面の笑み。沖浦監督は、「ざっと見たところ、寝ている人もいないようでひと安心です(笑)」と挨拶し、会場を笑いで包んだ。美山さんと言えば、大ヒットドラマ「僕と彼女と彼女の生きる道」(’04)で草なぎ剛(SMAP)の娘役での好演で注目を浴び、天才子役の称号を欲しいままにしたひとり。現在15歳、撮影中には劇中のももと同様に、美山さんもお母さんと喧嘩してしまったそうで「ももと同じだと思いながら演じていました。最後はきちんと気持ちを伝えて仲直りしたんですけど、この作品を通して気持ちを伝えることの大切さを学びました」。アフレコでの演技については「実際に演技するのとは違って、間の取り方が難しかったです」とふり返った。本作で初めて母親役に挑戦した優香さんは「最初はすごく不安でした。小さい頃の母親って完璧で魔法使いみたいな人だと思っていたんですけど、子供の前では弱さを見せない、強い女性なんだということを感じました。近すぎる存在だからこそ言えないことやすれ違っちゃうこともありますが、気持ちを伝えないと上手くいかないときもあるんだなと教えてもらった気がします」と自身の母親への思いを重ねて演じた様子。さらに、こちらのイベントに先立ち、テレビユー福島主催で「絆あなたへの便り」なる投稿企画が行われ“一番伝えたい方へのメッセージ”が寄せられたが、その中から『ももへの手紙』賞に選ばれた方への花束の授与式も行われた。受賞メッセージが読み上げられると、優香さんは「気持ちがすごく伝わってきました。今日、お会いして元気な姿を拝見でき、本当に良かったです」と、震災から1年経たいまもなお故郷を離れて暮らさざるを得ない人々の現状を鑑み、痛切な表情を浮かべた。最後に、美山さんと優香さんは本作について「元気、感動、癒しをスーッと心に伝えてくれる作品だと思うので、それがみなさんにも伝わればいいなと思います」(美山さん)、「ひとりじゃないんだ、ということを実感できる作品です」(優香さん)とアピール。沖浦監督は「久しぶりに福島や故郷に帰ってきた人もいると聞きました。この作品を観て、喜んでもらえたらいいなと思います」と挨拶し、福島の1日も早い復興を願いエールを送った。映画『ももへの手紙』は、4月21日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:ももへの手紙 2012年4月21日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011『ももへの手紙』製作委員会■関連記事:原由子が5年ぶり映画主題歌桑田佳祐もコーラスで参戦!
2012年03月05日「サザンオールスターズ」の“原坊”こと原由子が来年公開のアニメーション映画『ももへの手紙』で自身5年ぶりの映画主題歌を担当することが明らかになった。原さんが作詞作曲を手掛けた主題歌には夫の桑田佳祐もコーラスで参加。瀬戸内の島を舞台に綴られる家族の愛の物語に夫婦で彩りを加える!監督デビュー作『人狼 JIN-ROH』がベルリン国際映画祭に出品された俊英・沖浦啓之の7年ぶりの新作となる本作。作画監督を『もののけ姫』、『千と千尋の神隠し』の安藤雅司が務めるほか『AKIRA』の井上俊之に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の本田雄、『サマーウォーズ』の青山浩行、さらに美術監督に『魔女の宅急便』の大野広司と、日本の長編アニメーションを支えてきた才能が集結。仲たがいしたまま死別した父への思いを抱える少女・ももが、母と移住した瀬戸内の島で成長していく姿を通して家族の愛が描き出される。原さんは本作のために主題歌「ウルワシマホロバ〜美しき場所〜」を書き下ろした。“マホロバ”とは「美しい場所、住みやすい場所」を意味する古語で、アコースティック中心のアレンジと原さんの透き通るような歌声が映画の舞台となる瀬戸内の美しい自然を思い起こさせる。原さんにとって映画の主題歌は『リトル・レッドレシピ泥棒は誰だ!?』の際の楽曲「大好き!ハッピーエンド」以来5年ぶり。その間にサザンの活動休止に夫・桑田佳祐の食道がんによる休養と復帰などもあり、自身は昨年6月にソロ楽曲やサザンの楽曲などあらゆる曲からセレクトしたベストアルバム「ハラッド」をリリース。翌7月には19年ぶりとなるワンマンライヴを鎌倉で行ったが、今回、1年ぶりに“原坊”が本格的に活動を開始する。原さんは「小さい頃からアニメが大好きですので、『ももへの手紙』に音楽で参加させて頂けたことはとっても嬉しく光栄です。この映画への熱い想いを語って下さった監督にも感動しましたし、監督のお気持ちに寄り添えるよう心がけたつもりです。お父さんを想うももちゃんの気持ちに、私自身の大切な人、そして美しい故郷への想いをプラスして、心を込めて歌いました。とても素敵な映画ですので、どうぞお楽しみに」とコメント。ギターの斎藤誠にベースの角田俊介、ドラムの鎌田清など長年活動を共にしてきた面々はもちろん、桑田佳祐もコーラスとして参戦!夫婦で優しい想いを歌い上げる。『ももへの手紙』は2012年GW、全国にて公開。■関連作品:ももへの手紙 2012年G.W、丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011『ももへの手紙』製作委員会
2011年07月11日