失恋した時は泣いた方が、早く悲しみから抜け出せるそうです。失恋ソングを聴いて涙を流し、新たな恋に進む心の準備をしましょう。Avril Lavigne - Hello Heartache2002年のデビュー以来、ロック歌手として根強い人気のアヴリル・ラヴィーンが歌う、恋人と別れてしまった時の曲です。「ずっと一緒にいられると思っていたのに別れる事になってしまった…けれどずっと心に残り続ける」というサビが印象的な歌詞です。シングルカットされておらず、5枚目のアルバム「Avril Lavigne」に収録されています。福山雅治 - 最愛映画の主題歌で、映画の内容ともリンクするものになっています。女性人気も高い福山雅治の作詞作曲で、最初は柴咲コウとのユニット「KOH+」のセカンドシングルとしてリリースされました。福山雅治のセルフカバーは10枚目のアルバム「残響」に収録されています。サビの部分に、もっとこうしておけばよかった、という強い後悔を滲ませる歌詞があります。付き合っている間にはいくらでも取り返しがつくのに、なぜか終わってから後悔してしまうことがありますよね。この後悔も、次の恋に活かせるといいですね。奥華子 - ガーネット映画の挿入歌としても有名な曲なので聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。こちらも映画の内容ともリンクしている歌詞です。大切な人との別れを胸に刻みながら、新たな出会いがあったとしてもその人のことを大切に思っているという前向きな内容になっています。奥華子の繊細な優しい声を聴いていると、自然と涙が流れてきます。2枚目のアルバム「TIME NOTE」に収録されています。大塚愛 - プラネタリウムポップなラブソングを数多くリリースしている大塚愛が歌う切ないラブソングです。大ヒットドラマのイメージソングでした。恋人との昔の思い出を、いつまでも変わらない星空に重ねてしまう切ない歌詞です。様々なアルバムに収録されていますが、オリジナルアルバムに初収録されたのは3枚目のアルバムとなる「LOVE COOK」です。Perfume - I still love U3人組テクノポップガールズユニットPerfumeの失恋ソング。「変わってしまった関係であるもののまだ愛している」と歌う切ない歌詞と、テクノポップの硬質さが光る曲です。3枚目のアルバム「トライアングル」に収録されています。
2019年04月15日“大人も泣けるアニメーションの巨匠”と言われる映画監督・原恵一待望の最新作『バースデー・ワンダーランド』。この度、主人公アカネの母親ミドリの声を演じた女優・麻生久美子が、原監督が手掛けた作品をふり返り、その魅力を語ったコメントがシネマカフェに到着した。■忘れられない『クレしん』の衝撃、「アニメ映画でここまで容赦ない表現ができるなんて凄い!」原監督が手掛けた『カラフル』『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』に続き、本作が原監督と3度目のタッグとなった麻生さん。しかし、『カラフル』よりも前から原監督の大ファンだったそうで、手掛ける作品はほとんど見ていたという。中でも特に“衝撃”を受けたのは『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』と『河童のクゥと夏休み』だったそうで、いままでのアニメーション映画にはない大人向けの深いメッセージ性に、恐ろしさを感じたとふり返っている。「『オトナ帝国』はアニメ映画でここまで容赦ない表現ができるなんて凄い!と、呆然としました。原監督ならではの表現がとても恐ろしくて、それでもエンターテインメントとして笑いと涙がある“完璧”としか言いようのない作品だと思います。また、『河童のクゥと夏休み』を見た時の衝撃は未だに忘れられず、人間が嫌いになってしまいそうで怖かったです。ただ、それだけ深く心が動かされ、傷つき、抑えられない感情が溢れてきたことがこの作品の魅力でした」とコメント。また、原監督作品について「どの作品も、一度見ると忘れられない、中毒性のある映画ばかり。子供に向けて作るという意識がない潔さが大好きですね」とその魅力を熱く語った。そんな麻生さんは、実は原監督に声優としての才能を見出された。初めて声優に挑戦した『カラフル』を皮切りに、『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』など次々と話題のアニメーション作品に出演。いまでは声優として高い評価を受ける麻生さんだが、そのきっかけを作った原監督への信頼は厚い。「原監督と再びご一緒出来て本当に光栄で、アフレコの日にお顔を見てホッとしたのを覚えています。3作目になると過度の緊張もないことから、監督の演出を楽しめたことがなにより良かったです。いい意味で生々しいリアルな感情を引き出してもらえるので、毎回いい刺激を受けていますし、二度と言えないような言葉たちが作品に刻まれていると思います」と語った。■実生活では二児の母、主人公の母親役に「あんまり自分とは似ていない」そんな麻生さんが演じるのは、主人公で自分に自信がないアカネの母親ミドリ役。アカネのことを優しく見守っているミドリだが、アカネに待ち受けるワンダーランドの冒険を見透かしているような、謎めいた一面をのぞかせる役どころ。実際に二児の母でもある麻生さんは、本作のミドリについて「あんまり自分とは似ていないですね(笑)でもフワッとした感じや謎めいた部分が見え隠れするといいなと思い演じました」と語っている。そして、ワンダーランドに強引に連れて行かれる主人公アカネの声を演じるのは、『万引き家族』など話題作の出演が続く若手実力派女優の松岡茉優。本作についてジャパンプレミアに登壇した松岡さんは、「この種類の涙っていつから流していないだろうと、感情の壺が溢れ、アフレコをしながら泣けて泣けてしょうがなかった」というエピソードを披露した。子どもから大人まで幅広い世代に愛され続ける不朽の名作を、原監督が一体どんな感動作として作り上げたのか。はたまたどんなメッセージを潜り込ませているのか…。その答えは是非、劇場で確認してみて。『バースデー・ワンダーランド』は4月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バースデー・ワンダーランド 2019年4月26日より全国にて公開©柏葉幸子・講談社/2019「バースデー・ワンダーランド」製作委員会
2019年04月15日時空を超える切ないウソと一途な想いに涙するラブストーリー『九月の恋と出会うまで』。この度、公開直後から「切なすぎる」「何度観ても泣ける」と話題沸騰となっている川口春奈の本編映像が解禁となった。解禁となったのは、志織(川口さん)が1人、平野(高橋一生)を想って涙する本編映像。これは、志織が自らのカメラで撮影した、平野との思い出が詰まった写真を手にしながら、平野との出会いからいままでの日々を思い出して、1人部屋の中で膝から崩れ落ちながら号泣するというシーン。志織の心情を見事に演じきった川口さんの熱演にも称賛の声が上がっている。平野が“未来からの声”は自分ではないと伝え、1年後に消えてしまう志織を救うためにとったある行動によって、2人の気持ちがすれ違ってしまう重要なシーン。不器用ながらも真っ直ぐ、お互いを大切に想うがゆえの2人の行動に、公開直後から「志織に感情移入して辛い!」「切なすぎる!」といった声が多く寄せられている。平野との様々な思い出が蘇る回想が涙を誘う本映像を、ここから確かめてみて。『九月の恋と出会うまで』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:九月の恋と出会うまで 2019年3月1日より全国にて公開Ⓒ松尾由美/双葉社Ⓒ2019 映画「九月の恋と出会うまで」製作委員会
2019年03月15日ファン待望のシリーズ最新作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』はズバリJ.K.ローリングが生み出した“魔法ワールド”の最高峰にして、驚く&泣ける圧倒的な大傑作!ネタバレと言う黒い魔法を封印するためにも、公開初日に見るべきだ。予想外な展開の連続! まるで魔法のジェットコースター前作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で、主人公のニュート・スキャマンダーをはじめ、登場するキャラクターや彼らを取り巻く環境、そして愛くるしい魔法動物たちの活躍が丁寧に描かれたおかげで、続く本作は冒頭からいきなりフルスロットル!黒い魔法使いことグリンデルバルドの脱走劇を皮切りに、予想外の事態が次々と巻き起こり、まるで魔法のジェットコースターに乗っている感覚だ。それぞれのエピソードが有機的に絡み合い、気づけば壮大な1枚の絵画が完成している。そんなローリングの語り口に、改めて舌を巻いたし、見終わって「次が楽しみ」と純粋に心が躍った前作とは対照的に、今回は「この先、どうなっちゃうの?」という不安や恐怖に襲われてしまった。それほど衝撃的で、胸を打つクライマックスだ。魔法動物たちの新たな魅力については、ここで多くを語る必要はないだろう(むろん、最高!)。舞台をパリに移し、紀行ファンタジーとしての魅力も倍増している。うれしい誤算!? ジョニー・デップの怪演は、オスカーの価値あり主演を務めるエディ・レッドメインの香り立つ品位とユーモアは、今回も健在。若き日のダンブルドアを演じるジュード・ロウは、出番こそ少ないが奥深い存在感で、魔法ワールドの過去、現在、そして未来(『ハリー・ポッター』の世界)を結びつける役割を果たしており、シリーズ第3弾以降の活躍を期待せずにはいられない。そして、そのキャスティングに賛否両論が巻き起こっていたグリンデルバルド役のジョニー・デップが、すこぶる良い!魔法界を乗っ取り、人間をも支配しようとする黒い魔法使いの狡猾さを見事に演じる姿は、うれしい誤算だ。デップの怪演が、本作をワンランク上の傑作に押し上げているのは間違いなく、アカデミー賞の助演男優賞候補になる可能性もゼロではないと思う。ニュートとグリンデルバルドが求める“自由”とは?強く深く進化したドラマ性人間の影に追いやられる魔法使いの不満をかき集め、「世界を支配して、自由を手にする」。これぞ、グリンデルバルドの大いなる野望である。前作から描かれた“分断された世界”は、その溝をさらに深いものにしながら、魔法界の戦争勃発によって、重大な局面を迎えようとしている。ローリングが現代社会の抱える闇をファンタジーに持ち込み、希望という名の光をリアルな現実に灯そうと試行錯誤する姿が垣間見える。希望を託されたのは、決して万能とはいえないニュート・スキャマンダーである。ダンブルドアいわく「私が君を選んだのは権力を求めないからだ」。権力を求めるグリンデルバルドとは正反対のニュートだが、実はニュートも「自由を手にする」ため、生きづらい毎日と格闘する存在。そう考えると、ニュートとグリンデルバルドは、まるでコインの裏表のようだ。二人が求める“自由”とは何なのか?この普遍的なクエスチョンこそが、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のドラマ性をより強く深く進化させている。『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は11月23日(金・祝)より全国にて公開。(text:Ryo Uchida)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.
2018年11月09日クイーンファン歴40年以上の僕が『ボヘミアン・ラプソディ』(いよいよ明日、11月9日公開)を見てきました。音楽映画って僕はちょっと懐疑的です。『バック・ビート』、『ドアーズ』、『シド・アンド・ナンシー』、『ランナウェイズ』……。映画のデキは素晴らしいけど、ファンゆえに役者さんのルックスの差異に違和感ありありでした。でも今回のフレディ・マーキュリーの映画は泣けちゃいました。映画本編が始まる前にまずは、かましてくれた。「20th CENTURY FOX」のロゴが出るシーンあるでしょ? ファンファーレ部分、あの演奏がすでにブライアン・メイのギター・オーケストレーションになっていたのには試写会場にどよめきが走った。そうそう、お客さんの大半は僕と同世代でした。映画の始まりこそ、フレディ・マーキュリー役のラミ・マレックに「まさか、この人がフレディ役!?」と心中で叫んだ。しかし、ロジャー・テイラーとブライアン・メイが登場するあたりから、見慣れてきた。「うんうん、いいんじゃないの?」そう思えてくるから大したものだった。ロジャーが初対面のフレディを小馬鹿にするコネタなどは本当にそうだったんだろうなぁと、うなってしまう。ファースト・アルバムのレコーディング・シーンは想像以上にハチャメチャでやっぱりスゴイグループだったんだな! と感動した。うらやましいのは、ブライアン・メイ役のグウィリム・リーと、ロジャー・テイラー役のベン・ハーディである。彼らは直接ブライアンとロジャーにギター、ドラムの演奏を教えてもらっているのだ!物語は進んで行き、缶詰となって次回作の構想を練っている合宿のような生活のなかで、フレディと世話係のポール・プレンターとのシーンは長年のファンである僕にとっても衝撃的なものだった。なによりも感動したのは、映像に乗せられたクイーンの名曲の数々だ。試写会場のさほど大きくないPAシステムだろうが、実際には「こんなに大きな音でクイーンを聴いたのは何十年ぶりだろう!?」と涙がにじんだ。バンドがうまく行かなくなっていく過程、フレディが孤独を抱えていく過程を胸が締め付けられる想いでファンのみなさんは見るだろう。ラストの「ライヴ・エイド」の演奏シーンは圧巻でリアルタイムでテレビに釘付けだった僕も混乱してしまうほどの映像である。「あれ、ホンモノかな?」と何度も思ってしまった。ボヘミアン・ラプソディから始まり伝説のチャンピオンまで一気に駆け抜けるステージ。やっぱりクイーンは最高だった。もう一度ファーストから聞き直す日々が始まる。ボヘミアン・ラプソディ2018年11月9日(金) 全国ロードショー(C) 2018 Twentieth Century Fox配給:20世紀フォックス映画
2018年11月08日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「泣ける曲の作り方」です。泣ける曲というのは、たいていコードとテンポで決まると思います。リズミカルでアップテンポなのに泣ける曲ってみなさん思いつきますか?あまりないですよね。だから泣ける曲を作るときの定石は、まずミドルテンポ以下の落ち着いたリズムであるということだと思います。そして、コードについてですが、これはコードの中に「セブンスコード」という特別なコードがあります。通常コードは3和音でできていますが、そこにもう1音プラスし、4和音にしたのがセブンスコードです。例えば「ド・ミ・ソ」の3音で作るCコードというのがあります。これに、ソの上のシの音を重ねるとCM7(Cメジャーセブンス)という響きになる。「ド・ミ・ソ」だけだと、なんかめっちゃポップなのが、そこに「シ」の1音が足されるだけで明るさの中にわびさびのようなものが生まれ、ぐっと切なさを醸し出してくれるんです。このセブンスコードを楽曲のコード進行の中にすっと入れ込むと曲に抑揚が生まれ感動的になる。つまり、泣ける曲に仕上がるというわけです。とか偉そうに話していますが…。僕は音楽理論になーんにも精通していないので、自身の作曲の際にはまず3和音でトラックを作り、あとからDTM( PCを使った音楽編集)で「ここ泣かせたい!」ってポイントを決めたら、鉛筆ツールを使い1和音ずつ、この音を足すでいいかな?違うかな?と、チマチマと再編集を繰り返し、4番目の音の魔法が生まれる場所を探します。僕の楽曲でいうと「チューリップ」や「スペツナズ」「式」などでセブンスコードを使っていますね。人生をテーマにした曲、繊細な印象にしたいときなどに活きてくるものですが、あまり使いすぎても安売りになってしまいそうなので、ひとつのアルバムに1~2曲くらいの必殺技とすることを心がけています。でも、泣ける曲の定義というのは難しいものだなとも思います。最初にコードとテンポで決まるといいながらも、例えばアメリカのカリスマ的ラッパーであるケンドリック・ラマーのようにコード進行も何もないビートとベースラインだけで、その魂の叫びやステージングが多くの若者を泣かせることもある。歌っている人の背景や人柄、発する言葉によってどんな激しい曲でも心に響いて涙することもある。本当の泣ける曲はテクニックだけじゃないんだと思います。おかざき・たいいく今月から始まった、NHK連続テレビ小説『まんぷく』出演決定。JINRO presents 岡崎体育ホールワンマンツアー「エキスパート」11/17(土)埼玉・三郷市文化会館から全国7か所にて。※『anan』2018年10月24日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2018年10月22日女優の有村架純が、映画『コーヒーが冷めないうちに』(9月21日公開)に主演することが9日わかった。同作は脚本家・演出家として活躍している川口俊和の同名小説を実写化。「本屋大賞2017」にノミネートされ、SNS上では「4回泣ける!」と評判を呼び、84万部を超えるベストセラーとなっている。有村演じる時田数が働く喫茶「フニクリフニクラ」では、店内のある席に座ると、望んだとおりの時間に戻れるという都市伝説があり、不思議な噂を聞いた客が日々喫茶店を訪れる。喫茶店近くの美大生・新谷亮介役に健太郎、「フニクリフニクラ」の常連のキャリアウーマン・清川二美子役に波瑠、優秀なエンジニア・賀田多五郎役に林遣都、数の従兄で、喫茶店「フニクリフニクラ」の店主・時田流役に深水元基、客・八絵子の妹の平井久美役に松本若菜と若手の実力派俳優が集結。さらに薬師丸ひろ子、吉田羊、松重豊、石田ゆり子と演技派俳優陣が出演する。さらに『重版出来!』『リバース』『アンナチュラル』などなど数多くのヒットドラマの演出を手掛けてきた塚原あゆ子が監督デビューを飾る。塚原監督は「映像ならではのエンタメと個性豊かなキャストの笑いと涙を、丁寧に詰め込みたいと思います」と意気込んだ。原作の川口は「22歳から舞台の演出家として活動してきた僕にとって、自分の作品が映画になることは、夢ではありましたが、まさか現実になるとは思いもよりませんでした」と喜びを表した。○有村架純コメント「ある喫茶店に勤める、普通にしてどこか孤独な掴みどころのない女性を演じます。自分が淹れるコーヒーで、人を過去に戻すことができる。自分にしかできない自分の仕事を、彼女はどう感じているのか、人々の人生に触れるたび、自問自答しながら彼女の瞳の奥にあるものが見えるように、繊細に紡いでいければいいなと思います。素晴らしい役者の皆さんと影響し合い、素敵な作品となるよう、頑張ります。(C)2018 映画「コーヒーが冷めないうちに」製作委員会
2018年03月09日女優・綾瀬はるか(32)が主演を務め、俳優・坂口健太郎(26)と共演した映画『今夜、ロマンス劇場で』のモニター試写会が、2月10日の公開日に先行してこのほど行われた。試写会には女性200人が参加。9割以上が満足度90点以上と回答、多くの人が涙したという。本作は、『のだめカンタービレ』『テルマエ・ロマエ』シリーズなどで知られる武内英樹監督が、『信長協奏曲』の宇山佳佑氏によるオリジナル脚本を実写化。モノクロ映画の中から現実世界に飛び出した美雪(綾瀬はるか)と、映画監督を夢見ながらスクリーンの中の美雪に恋をしていた健司(坂口健太郎)の切ない恋物語を描く。試写後の感想では、「久しぶりに映画で泣きました。見てよかったです」「ここ最近の日本の映画で一番泣けました」「切なさと感動が相まってよかった」「最初は笑えて後半は涙が止まらずとってもいい映画でした」「面白いのに後半ずっとボロボロ泣きました」「長年の触れられない愛を想像したら泣けた。純愛」など「泣ける」の声が多数。映画レビューサイトでも概ね好評で、Filmarksは平均3.7点、Yahoo!映画は平均4.11点と高得点を記録。試写後の感想が書き込まれ、「絶対、泣けます」「涙が止まらなかった」「号泣しすぎて余韻に浸っている方々が大半でした」など、ここでも感動の声が寄せられている。しかし、本作は「泣ける」だけではない。このオリジナル作品は9年前、映画『ハッピーフライト』(08年)を担当していた稲葉直人プロデューサーが綾瀬のコメディエンヌとしての才能に惚れ込んだことが誕生のきっかけ。「彼女の魅力をフル活用できるような映画を作りたい」との思いが、9年後にようやく結実した。そして、その芯にあったのは「もっと映画館でしか楽しむことのできないオリジナルの物語があってもよいのではないか」という熱き映画愛。『ニュー・シネマ・パラダイス』『キートンの探偵学入門』『カイロの紫のバラ』『ローマの休日』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『オズの魔法使い』『また逢う日まで』、『狸御殿』シリーズや日活"ガイ"シリーズなど、名画のオマージュが散りばめられている。また、時代設定が1960年であることにも理由がある。カラーテレビの放送がはじまったのがその頃で、映画の観客数が減り始める転換期でもあったという。時代の変化と共に人々の記憶から忘れ去られてしまう映画への思いが本作のもう1つの柱となっており、ネット上の「映画愛に溢れた作品」「映画大好きな人にこそ見て頂きたい」といった声からも観た人の心に届いていることが分かる。(C)2018 映画「今夜、ロマンス劇場で」製作委員会
2018年02月06日女優の武田玲奈が19日、都内で"泣けるVR映画"として製作された映画『交際記念日』の完成披露試写会に出席した。バーチャルリアリティ(VR)映像を視聴体験できるサービス「VR THEATER」の 1周年記念作品となる本作は、主演に武田玲奈と西銘駿を迎えて日本初の"泣けるVR"映画として製作したもの。卒業式を間近に控えた高校生最後の冬を舞台に、密かに付き合っている太一(西銘駿)と沙耶(武田玲奈)が、大切な記念日に奇跡を起こす、というストーリーとなっている。主演の武田は初めてのVR撮影に「カメラと近い距離でお芝居したことがありませんでしたから、ちょっと不思議な感覚でした。でも自然にお芝居はできたと思います」と振り返り、「いつもの距離感が違ったし、VR初の泣ける映画ということで最初はどうなるのか不安もありましたが、出来上がりを見て素敵な作品になったと思います」と充実した表情を見せた。さらに「ちょっとだけ泣いちゃいました。VRならもっと泣けると思います」と話しながら「高校生ならではの甘酸っぱさや切なさが満載ですごくキラキラした映画になっています。皆さんも一緒に高校生活を楽しんでいただけたらと思います」と胸を張った。共演した西銘については「同い年だったので一緒に高校生活を体験しているみたいで青春した感じでした。お互い『仮面ライダー』をやっていたので、撮影中はその話とかもしてました」と好印象の様子。その武田は昨年3月に高校を卒業し、この日着用した制服も約1年振りとなるが「可愛い制服だったのですごくうれしいです」と笑顔を見せていた。映画『交際記念日』は、5月1日より全国公開。
2017年04月19日ジェイク・ギレンホールが妻に先立たれても泣けない男を演じる『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』。このほど、原題である『Demolition』=“破壊”を象徴する、彼の悲しみが転化したかのような“破壊行動”映像が到着した。デイヴィス(ジェイク・ギレンホール)は、出世コースに乗り、富も地位も手に入れたウォールストリートのエリート銀行員。高層タワーの上層階で空虚な数字と向き合う、味気ない日々。そんな会社へ向かういつもの朝、突然の交通事故で美しい妻を失った。しかし、一滴の涙も出ず、悲しみにさえ無感覚になっている自分に気づいたデイヴィス。彼女のことを本当に愛していたのか?僕の心はどこにいってしまったんだ?「心の修理も車の修理も同じことだ。まず隅々まで点検して、組み立て直すんだ」、そんな義父(クリス・クーパー)からの言葉が引き金となり、デイヴィスは身の回りのあらゆるものを破壊しはじめる――。『ダラス・バイヤーズクラブ』『わたしに会うまでの1600キロ』で知られるジャン=マルク・ヴァレ監督が、ジェイクを主演に自らの感情とうまく向き合えない男の喪失と再生を描く本作。今回解禁されたのは、感情の行き場を失くした主人公のデイヴィスが、身の回りのあらゆるもの、自らの結婚生活の象徴である“家”さえも破壊しまくる本編映像。デイヴィスは、通りかかった工事現場で、自らの手持ちの全財産241ドルを支払ってまで家の解体を手伝い、さらにデイヴィス自身の新築並にきれいな自宅を、ハンマーを手に大胆にも粉々に破壊するシーン。まさに“破壊”を象徴する感情高ぶる大事な場面となっている。スーツ姿でハンマーを持ち、お金を支払ってまで家の解体を手伝うデイヴィス。何かに取りつかれたかのように破壊していくその異様な様に、工事現場の人たちも「野獣だな」「ヤク中だろ」と呆気にとられている。さらに、「結婚生活を破壊する」と自身の豪邸を、歳の離れた友人であるカレン(ナオミ・ワッツ)の息子クリス(ジューダ・ルイス)と次々に壊していくデイヴィス。音楽にノリながら、後先考えずテーブルも棚も窓ガラスも、“家”が粉々になるほどに、すべてを破壊し尽くしていく…。実はジェイク自身、17歳のときに解体工事現場で働いていた経験があり、本作ではその経験を活かして渾身の“破壊”を披露。ラストカットでは、クリスがどこか遠い目をするデイヴィスを励ますようなシーンとなっており、強烈な破壊の後の空虚感をほのかな温かさが包み込む映像となっている。『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』は2月18日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:雨の日は会えない、晴れた日は君を想う 2017年2月18日より新宿シネマカリテほか全国にて公開(C) 2015 Twentieth Century Fox Film Corporation, Demolition Movie, LLC and TSG Entertainment Finance LLC. All Rights Reserved.
2017年01月29日SMAPが年内での解散を発表してから初めてとなるフジテレビ系バラエティ番組『SMAP×SMAP』(毎週月曜22:00~22:54)が15日に放送され、「泣ける」「涙が止まらない」といった声が多く上がった。冒頭で「『SMAP×SMAP』の今後の対応につきましては近日中に視聴者の皆さまに報告させていただきたいと思います」というテロップが映し出されてからスタートしたこの日の『SMAP×SMAP』。「BISTRO SMAP」コーナーには、歌舞伎俳優の片岡愛之助がゲスト出演し、中居正広を中心に楽しいトークを展開。香取慎吾が、愛之助が舞台『GOEMON 石川五右衛門』で演じる五右衛門に扮して登場した場面では、スタジオから爆笑が起こった。5人がそろって出演している姿に、ツイッター上では「スマスマ見ると泣ける5人見ると泣ける」「やっぱり5人そろってるところが1番いい。スマスマ観てたら泣ける」「あんな楽しそうにトークする5人を見られなくなるなんて悲しいよ」「5人を見ることが出来ない未来なんて想像ができないよ(泣)」「個々の活躍も好きだけど…やっぱり、5人揃った方が面白いなぁ」とファンの悲痛な声が相次いだ。「S-Live」コーナーでは、歌手の絢香とコラボレーションして「三日月」を披露。「5人の歌声に泣いた」「三日月の歌詞を聴いていると、泣ける。特に慎吾くんのソロは、心にしみる」「この状況で三日月…歌詞が今のSMAPの状況に重なりすぎて涙が止まらない」「三日月泣いた。。5人歌ってる姿見て胸が張り裂けそうになった」と涙するファンが続出し、「5人で歌ってるところこれからもずっと見てたい」「SMAPの歌う姿が見られなくなるなんて嫌だ」と訴える声も上がっている。
2016年08月16日笑って泣けるホームドラマを描く現在公開中の映画<a href="">『モヒカン故郷に帰る』</a>。この度本作が、「第18回ウディネ・ファーイースト映画祭」コンペティション部門に正式出品が決定し、そのプレミア上映に主演の松田龍平と沖田修一監督が出席することが明らかになった。モヒカン頭がトレードマークの売れないバンドマン永吉(松田龍平)。妊娠した恋人・由佳(前田敦子)を連れて、故郷・戸鼻島へ結婚報告をするため7年ぶりに帰る。永吉たちを待ち構えていたのは、矢沢永吉をこよなく愛す頑固おやじ・治(柄本明)と筋金入りのカープ狂の母・春子(もたいまさこ)、そしてたまたま帰省していた弟・浩二(千葉雄大)の3人。家族がそろったかと思えば、のらりくらりの永吉に治が怒り心頭。いつもの一家総出でド派手な親子喧嘩が勃発。そんなことがありながらも2人の結婚を祝う大宴会が開かれたその夜、永吉は治が倒れているのを発見。病院で受けた検査結果はガンだった――。<a href="">『横道世之介』</a>『滝を見に行く』の沖田監督がオリジナル脚本で挑んだ本作。キャストにはモヒカン頭がトレードマークのバンドマン・永吉役の松田さんと、その彼女に前田敦子、父親役に柄本明、母親役にもたいまさこ、弟役に千葉雄大らが集結している。今回本作の出品が決定した「ウディネ・ファーイースト映画祭」は、イタリアの都市・ウディネで開催され、今年で18回目を迎える今回も、4月22日(金)~30日(土)にかけて開催される。東アジアおよび東南アジアの最新作をヨーロッパに紹介することを目的とし、大作からミニシアター系の作品まで幅広いジャンルの良作が選出されている。昨年は<a href="">『寄生獣』</a><a href="">『百円の恋』</a>などが取り上げられ、今年は「V6」森田剛が初主演を務める<a href="">『ヒメアノ~ル』</a>が本作と同部門で出品されている。またプレミア上映される現地時間4月29日(金)には、主演の松田さんと沖田監督が登壇することも決定。クロージングセレモニーは30日(土)に行われる予定だ。沖田監督作品においてはこれまでに、<a href="">『キツツキと雨』</a>『横道世之介』『滝を見にいく』と3本が上映されており、今回が4作目の上映となっている。さらに本作は本映画祭のほかに、現在開催中の「2016 台北ゴールデンホース ファンタスティック映画祭」に出品中、5月24日(火)からドイツにて行われる「NIPPON CONNECTION」でも上映が決定している。また現在公開中の本作は、「ぴあ映画生活」が行う初日満足度で1位を獲得しており、その人気さが伺えるが、海外ではどんな反応を呼ぶのか、期待が高まるばかりだ。『モヒカン故郷に帰る』はテアトル新宿ほか全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年04月13日長嶋有さんの愛読者なら、新作『愛のようだ』の帯の惹句に驚くはずだ。「最初で最後の『泣ける』恋愛小説」とあるのだから。恋愛はこれまでにも作品内で描かれたことがあるが、「泣ける」などというストレートすぎる言葉は、ご本人が嫌っていそうなものなのに。「恋愛小説や泣ける小説が流行していた頃、サブカルの人たちは“泣ける”というフレーズは安直だといって斜に構えて見ていたんですよね。僕も“泣ける”ではないものを書こうとしていた。それで『ねたあとに』という小説を書いた時、すごく達成感がありました。“泣ける”の極北にある小説を書いたら、もうアンチテーゼをやってもしょうがない。じゃあ、さらに逆のことをやってみようと思ったんです」主人公の戸倉が自動車教習所に通うプロローグに始まり、彼が友人らとドライブする体験が連作となっている本作。戸倉は友人の彼女である琴美に恋心を抱いているが、その彼女は闘病中の身だ。「実は、最初に考えていたのはボーイズトークなんです。鋭い洞察で男の生態を分析する女性エッセイストや女性漫画家はいますが、男でそういう人ってなかなかいない。だから自分が男の本音を書こうと思いました。車のなかですることといったら自然と会話しかないから、ボーイズトークにちょうどよかったんです」と言うように、嫌いな女について男性陣の率直な意見が盛り込まれていたりして、女性読者は耳が痛いところ。また、旅の全行程が描かれるのではなく、あくまでもそれぞれの旅の車を走らせている場面だけを切り取っているところには、定点観測的な面白さが。ただ、そんなさまざまな遠出の道中でも、戸倉の心のなかには琴美がいる。好きな人が病気とはずいぶんストレートな設定だが、「山田詠美さんの『明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち』の文庫解説を書いた時に実感したんですが、山田さんは堂々と、恣意的に、大切な人が死ぬことを書いているけれどまったく安直じゃない。要はどう書くかなんだと気付いたんです」戸倉の心に秘めた思いはどこに辿りつくのか。第一話でミントタブレットを購入した時の会話が、終盤に効いてくる。やはりこれは、「泣ける」小説なのである。◇若者に交じり教習所に通い、免許を取得した戸倉。仲間たちとさまざまな車の旅へ出向く一方、気になるのは病に臥した琴美のことで…。リトルモア1200円◇ながしま・ゆう作家。1972年生まれ。2001年「サイドカーに犬」で文學界新人賞を受賞してデビュー。翌年「猛スピードで母は」で芥川賞、’07年『夕子ちゃんの近道』で大江健三郎賞受賞。※『anan』2016年2月3日号より。写真・岡本あゆみ(長嶋さん)中島慶子(本)インタビュー、文・瀧井朝世
2016年01月31日冬はあったかい気持ちになりたいそんな気分。心がほっとするような泣ける本を、こたつに入ってみかん食べながら、ぐすんぐすんとすれば、心に溜まった毒素も吹き飛んでしまうでしょう。今回は、私がおすすめしたい、泣ける小説とマンガをご紹介しましょう。恋愛でほろりほろりいい恋愛で泣く。これはとっても気持ちのいいものです。悲恋もなけるし、気持ちが通じ合う恋愛も、いいですね。今、恋愛中の人も、ちょっと恋にご無沙汰な人も、心を動かすのは最高の女性ホルモン活性剤なはず?! うるっときてくださいね。「世界で一番美しい音楽」 小沢真理 (講談社)シングルマザーの女性の恋愛のお話。娘の“のんのん”ちゃんが可愛いのだ。世界でいちばん優しい音楽とはなんなのか? 読むとすぐにわかります。全8巻。なんとも優しい気持ちになる恋愛漫画の王道です。「陽だまりの彼女」 越谷 オサム (新潮社)松本潤と上野樹里で映画化もされましたね。非常に可愛らしい泣けるラブストーリーです。なんとなく途中からオチがわかるのですが、そういうのは抜きにして、とにかく上野樹里ちゃんが演じる「彼女」が可愛くてしょうがないんです。大河小説にどっぷり浸かる長い小説をじっくり読むことありますか? 最近は私もスマホ一辺倒でなかなか長い小説を読むことが少なくなってしまいました。でもたまにはちょっと大作に挑戦してみてください。「大奥」 よしながふみ (白泉社)男女逆転の奇想天外な歴史漫画。嵐の二宮くんと柴崎コウで吉宗編が。菅野美穂と堺雅人で綱吉篇が映画化され、それがきっかけで結ばれましたね。本当に緻密に練られたすばらしい大河ドラマ漫画です。歴女である私には堪えられない作品。毎巻でるのが待ちきれません。どんどん時代が進んで幕末にどのように収束させるのか非常に楽しみですが、どの時代の男女も政治と恋愛にどうにか折り合いをつけて時代にバトンをつないでいるのが、泣けます。「ベルサイユのばら」 池田 理代子 (集英社)もうベルサイユのばらなんて知らない方も多いのでは? 私が小学生中学生の頃はバイブルでした。今は愛蔵版でコンパクトになって売られています。久々に読みましたが、名作は古くならない!史実であるマリー・アントワネットとフェルゼンの恋愛も泣けますが、作者の創作であるオスカルとアンドレという二人の人物の恋愛にはなんとも言えない妙味があります。わたしにとってこのアンドレが究極の理想の男性です。「坂の上の雲」 司馬 遼太郎 (文春文庫)以前NHKでドラマ化されて、本木雅弘と阿部寛が主役の兄弟にキャスティングされていました。とにかく名作です。日清戦争から日露戦争までが描かれますが、まあすごい。とにかくすごい、面白い。司馬遼太郎の作品はちょっと読み慣れるまで癖がありますが、読み始めると止まりません。ドラマほど女性陣は出てきませんが、読み終わってつくづく感動が体を染み渡ります。歴史を作った人たちの賢さと愚かさの織りなすドラマ。ぜひ一度読んでいただきたい名作です。私は明石という人物が好き。かなりページを割いて司馬遼太郎も記述しています。「この世界の片隅に」 こうの史代 (双葉社)第二次大戦時、広島に原爆が落とされる前から後を、静かに優しく描いた作品です。反戦を力強く叫ぶわけでもなく、ただただ読み終わって、今の平和の有り難みを思います。非常に魅力的な作品です。短くて軽く読めるけど、じんわり来ます「博士の愛した数式」 小川 洋子 (新潮文庫)寺尾聡と深津絵里で映画化もされました。映画は未見ですが、小川洋子さんの小説は非常に読みやすくそして余韻が残ります。80分しか記憶が持たない数学者と、お手伝いさんの女性の、心の触れ合いを描いています。「機械仕掛けの愛」 業田 良家 (小学館)さまざまなロボットと人間との心の触れ合いや哀しみを描いています。一つ一つのお話は非常に短いのですぐに読めます。今は3巻まで出ています。寂しさを埋めるためのロボットたち、その寂しさが他のもので埋められた時の、居場所のないロボットたち。エピソードごとに胸に迫りますが、人によって一番泣くエピソードが違うみたいです。冬の夜、心から感動する本や漫画に身を委ねて、心の底からあったまってくださいな。春がくる頃には、より深く人を好きになれるはず。
2016年01月23日俳優の福士蒼汰と女優の小松菜奈が、"今年一番泣ける純愛映画"を目指す『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(12月公開)で初共演する。原作は、WEBサイト「読書メーター」の「恋愛小説おすすめランキング」で1位をキープし続けていることでも話題となり、60万部を突破した同名小説(七月隆文著)。京都を舞台に、20歳の男女のかけがえのない一瞬と恋愛模様が描かれる。メガホンを取るのは『僕等がいた前後篇』(12年)、『ホットロード』(14年)、『アオハライド』(14年)など多くの恋愛青春映画をヒットさせてきた三木孝浩監督で、脚本は"泣ける青春ラブストーリーの名手"と称され、三木監督と度々タッグを組んできた吉田智子氏が担当。万全の体制を組み、「2016年、"一番泣ける純愛映画"」を目指すという。NHK連続テレビ小説『あまちゃん』(13年)で話題を集め、『きょうは会社休みます。』(14年)、『恋仲』(15年)などのドラマや映画『ストロボエッジ』(15年)に出演してきた福士。本作では主役となる、京都に暮らす美大の2回生・南山高寿役を務める。福士は、原作について、「最初は普通のラブストーリーとして読んでいましたが、途中からボロボロ泣いていました。家で読んで正解でした」と語るほど感動。「原作の舞台でもある京都の今と昔が混在している情景が、この作品を良い雰囲気に包んでくれる」とロケ地・京都への感慨も口にした。2月27日に公開を控える『黒崎くんの言いなりになんてならない』でもヒロインを務める小松が演じるのは、高寿に一目ぼれされ付き合うも、どこか謎めいた雰囲気を持つ女性・福寿愛美。福士と同様に「原作を読ませていただいた時は、ちょっと複雑なストーリーでもあって頭の中で整理しつつ気づくと号泣していました」と明かす。さらに、「2人の空気感だったり、何気ない会話・日常、何よりも2人の共有している時間を大切に一つ一つのシーンをいとおしく思いながら、監督・スタッフ・共演者の方々と日々楽しんで撮影できたら」と話している。先日、少女漫画原作の『青空エール』(8月公開)でもメガホンを取ることが発表された三木監督は、「誰しも恋をした瞬間、時の流れは変化する。この世界が2人だけのものになる。刹那であり、永遠にもなる、その不思議な感覚」と恋に落ちた時の感情を挙げながら、本作を「そんな"時"を描くラブストーリー」と説明。続けて、「非日常を描くことで写し鏡にして見えてくる日常のささやかな幸せを好きな人と同じ時を重ねる日々のいとおしさを大切に、大切に、描きたい」と意気込みを見せる。また原作の七月氏も、映画化に感謝しながら「福士さんと小松さんの演じる高寿と愛美の姿を見るのが楽しみでなりません」と期待を寄せた。
2016年01月14日モデルで女優の光宗薫、アニメ監督の荒牧伸志、映画監督の辻本貴則が3日、都内で行われた、ニコニコ生放送のスペシャル番組『オレたちのロボット映画ベスト10』の出演した。同番組は、ニール・ブロムカンプ監督が手掛けたSFロボット映画『チャッピー』のブルーレイ&DVD発売を記念したもの。応援ゲストとして登場した光宗は、「『アンドリューNDR114』や『A.I.』など、ヒューマンよりの作品が好き。『チャッピー』は、生活に密着してる設定が新鮮で面白い」と作品の感想を語り、「ロボット映画は敷居が高いと思っている人にとって、見やすい作品だと思う。笑いもあるし、チャッピーの表情の変化だけで泣けます」と笑顔でアピールした。また、映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー』などを手掛ける辻本監督は、「チャッピーはロボコップと違い、人間みたいな動きをする。考え方が進化したんだなと思いました」とロボット映画の変化を感じた様子。一方、CGアニメーション映画『アップルシード』、『キャプテンハーロック』などを手掛けた荒牧監督は、「80年代アニメを実写で見せてくれてうれしいと同時に、面白いことをやられて悔しい気持ちもある。チャッピーが悪いヤツに育てられるというのが新しいですよね」と正直な気持ちを明かしていた。
2015年10月04日人喰い蟹の話なのに泣けると話題の『かにみそ』で、第20回日本ホラー小説大賞〈優秀賞〉を受賞しデビューした倉狩聡さん。待望の第2作は人の言葉を理解する犬が登場。家族から疎まれるスピッツ犬のヒメは、ある日人の言葉が話せるようになる。「自分にとって何が怖いかと考えて、動物を飼うことだなと思って」と意外なことを言う倉狩さん。ただし動物が嫌いというわけではない。「自分が病気になったら面倒を見られなくなるし、相性が悪くても飼い続けなくてはいけないので難しいですよね。それと、知人の犬の世話をした時、聞き分けのない子のはずが諭すように話しかけたら言うことをきいたんです。その時、犬も話せば通じるのに、と思ったことなどから、この話が出来上がっていきました」知能の上がったヒメは、こっそりと家族への復讐を開始。近所の犬とも親しくなるが、なかには飼い主と良好な関係の犬も。「ヒメと飼い主の裏側として、仲良く暮らしていれば本来こうなった、という例も出したかったんです」また、ヒメと親しい近所の猫、スズの冷静さも印象に残る。「人間の場合、罪を犯すまでの過程で、止めようとする人はいると思う。ヒメにとってスズはそういう存在。猫って哲学的なところがあるし、動物も自分の生死について考えるとしたら、人間よりももっと達観しているんじゃないかと思いました」しかしヒメの暴走は止まらない。やがて、動物管理センターで殺処分を担当する小高は、犬たちの異変に気付く…。「ダークヒロインとしてのヒメと、敵対する人として小高を考えました。小高は動物から見ると自分たちを殺す人ですから」犬と人間の対決の行方は?動物好きならなんとも切なくなる展開。「完全な悪者も完全な善人もいない。状況いかんでみんなどちらにでもなる。そう思いながら書きました。どうも、泣かせる展開が好きみたいです(笑)」今作も泣かせるホラーなのである。◇スピッツ犬のヒメは、飼い主家族に虐げられていた。ある流星群の夜、庭に落ちた石を舐めた彼女は、人語を理解できるように。彼女は密かに家族を操り始める。KADOKAWA1500円◇第20回ホラー小説大賞〈優秀賞〉を受賞したデビュー作となった『かにみそ』は、本作と同じ世界の話。流星群の夜の後日、青年が浜辺で拾った小さな蟹は人語を理解した。しかも好物は人肉…!KADOKAWA1400円◇くらがり・そう作家。1982年生まれ。国際製果専門学校夜間部卒業。2013年「かにみそ」で第20回日本ホラー小説大賞〈優秀賞〉を受賞。青年と人喰い蟹の切ない交流を描いて話題に。※『anan』2015年9月23日号より。写真・岡本あゆみ(倉狩さん)加藤 淳(本)インタビュー、文・瀧井朝世
2015年09月22日純愛ラブストーリー『きみに読む物語』をはじめ、“泣ける恋愛小説の旗手”として人気の作家ニコラス・スパークス。2011年に刊行された初恋やセカンドチャンスをテーマに描いた小説「The Best of Me」が『かけがえのない人』として映画化され、心に残る珠玉のラブストーリーが新たに届きました。海上に浮かぶ石油採掘基地で働いていたドーソンは、現場の爆発事故に巻き込まれるも奇跡的に一命を取りとめる。薄れゆく意識のなか、ドーソンの脳裏に見えていたのは初恋の女性アマンダの姿だった。一方のアマンダは、夫と息子とともに幸せな家庭を築いているように見えたが、実際は夫との間の溝を埋められずにいた。今から20年前のある田舎町で、高校生だったドーソンとアマンダは出会い、深く愛し合っていた。しかし、最悪な家庭環境のドーソンと裕福な家庭に育ったアマンダは、ある不幸な事件により、別々の人生を歩まざるを得なかった。心にしまい込んだ想いを抱えたまま20年のときが経ったある日、2人の恩人の遺言が奇跡の再会へと導くことに。運命に翻弄される2人が迎える心を掴まれるような衝撃の結末とは……?本作では、情熱的で自分の気持ちだけにまっすぐな10代の恋愛と複雑な思いを抱えながらお互いを求め合う大人の恋愛という2つのラブストーリーが交互に描かれており、まるで2本の映画を同時に楽しめるような構成になっています。年齢によって異なる恋愛や感情には、共感してしまう人も多いのでは?今回、鍛え上げられた肉体を惜しみなく披露している若きドーソンを演じたルーク・ブレイシーと苦悩を抱えながらも大人の色気が漂う20年後のドーソンを演じたジェームズ・マースデンが二人一役で好演。不器用ながらもアマンダへの一途な愛を貫く姿をみせ、どちらのドーソンにも思わずキュンとさせられます。女性なら、一度はこんな風に強く愛され、激しく愛したいと誰もが憧れてしまうところです。初恋の相手や真剣に愛した人など、別々の道を歩んだものの心の中にしまいこんだ忘れられない人が誰しも1 人はいるはず。「もし、あの人とのセカンドチャンスを与えられたとしたら?」という問いがあなたの中にも駆け巡るかもしれません。あなたにとって“かけがえのない運命の人”とは?イベントデータ:『かけがえのない人』公開表記:8月22日(土)より YEBISU GARDEN CINEMA他全国順次公開配給:ブロードメディア・スタジオ(c)2014 Best of Me Productions, LLC All Rights Reserved
2015年08月13日「親になって初めてわかる」とよく言いますが、映画の中にもママになってから見ると、より実感を持って見られるようになる作品があります。そこで今回はママにお薦めの泣ける映画をいくつかご紹介します。おおかみこどもの雨と雪(2012年)この映画は、狼男と結婚した女性が夫亡き後、女手一つでおおかみこどもの姉弟を育てていく物語。ファンタジックな設定ですが、アパートで子どもが騒いで困り果てるシーンや、子どもが危険な目にあって胸がつぶれそうなほど心配するシーンは、ママになってから見ると共感度が大幅にアップ。また、女の子と男の子で成長や自立の仕方に違いがあり、女の子のママと男の子のママで見方が違ってきそうなのも面白いところ。ちなみに現在公開中の「バケモノの子」も親子の絆がテーマになっていますが、こちらはママよりもパパにお薦めの作品です。そして父になる(2013年)この映画は、6年間育てた息子の取り違えを知った二組の夫婦の物語。タイトルに「父」とついてはいますが、母親にとっても心に染みるシーンがたくさん出てきます。特に母親が取り違えに気付かなかった自分を責める場面や、育ての子を大切に思いながらも血のつながった子どももだんだん可愛く思えてきてしまうシーンは、見ていて胸が苦しくなるほど。また、「血のつながった子と6年間育ててきた子、自分だったらどちらを取るか」という問いも、実際に子どもがいると見方が大きく変わってきます。母なる証明(2009年)この映画は、殺人事件の容疑者となった“子どもの心を持つ"息子と、息子の無実を信じて真犯人を追う母の物語。母親が息子の無実を証明し、ハッピーエンドで終わるかと思いきや、衝撃のラストが待ち受けます。また、警察に狂言あつかいされる中、行方不明になった息子を一人で懸命に探し続ける母の姿を描いた実話「チェンジリング」(2008年)も、同じく母の強さや無償の愛をテーマとした物語。ラストは大きく違うものの、どちらも「自分が同じ立場に立たされたらどうするか」という大きな問いをつきつけられる作品です。ママになると映画やDVDを見る時間を確保するのも難しくなりますが、時には映画を見て思い切り泣いてリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
2015年08月01日三井不動産ホテルマネジメントは3月25日~8月31日、女性のための「泣ける部屋」を「三井ガーデンホテル四谷」(東京都新宿区)において販売する。三井ガーデンホテルズ開業31(みつい)周年を記念して2014年8月より始動した、女性のトマリゴコチを追及する「ホテ活女子プロジェクト」から生まれた第7弾の宿泊プラン。同ホテルでは、「日々頑張る女性たちに、お部屋で思う存分泣いてストレスを発散していただきたい」という思いから「泣ける部屋」を企画。「泣ける映画」12作品、「泣けるマンガ」厳選4作品が用意されているほか、涙を優しく拭う高級ティッシュ、泣いた後にほっとやすらぎを感じられるホットアイマスク、首もとあたためシート、書籍『心に効く涙セラピー』プレゼント等の特典が付く。ホテルから「今日はたっぷり泣いてください」のメッセージもある。「泣ける映画」厳選12作品は、『フォレスト・ガンプ/一期一会』『フラガール』『最強のふたり』『潜水服は蝶の夢を見る』『私の頭の中の消しゴム』『マリと子犬の物語』など。「泣けるマンガ」厳選4作品は、『砂時計』(芦原妃名子)、『flat』(青桐ナツ)、『天使なんかじゃない』(矢沢あい)、『マイガール』(佐原ミズ)。部屋タイプはレディースモデレートシングル(禁煙)、料金は1室1名様¥1万円~(1名あたり・素泊まり・税込)。プラン詳細は、三井ガーデンホテルズホームページ内で確認できる。
2015年03月25日5月に公開になる映画『夫婦フーフー日記』が公開に先がけてコミック化されることが決定した。本作は、佐々木蔵之介と永作博美が主演を務める“泣けるコメディ映画”で、コミックはビッグコミックオリジナルで2月20日(火)発売号から全6回連載される。その他の画像映画『夫婦フーフー日記』は、育児と闘病生活に奮闘した実在の夫婦による闘病ブログを書籍化した『がんフーフー日記』が原作。『婚前特急』『わたしのハワイの歩きかた』の前田弘二監督がメガホンを執り、“死んだはずのヨメと残されたダンナが、夫婦の軌跡を振り返る”という設定を加え、ブログには書かれなかった夫婦の想い、家族愛を浮き立たせ、笑いながら涙が溢れるハートウォーミングな作品を目指した。本作のコミック化を手がけるのは“第1回オリジナル新作賞・大賞”を受賞した新進気鋭の作家くれよんカンパニーで、連載後に単行本の発売も決定している。『夫婦フーフー日記』5月30日(土)より新宿ピカデリー他にて全国ロードショー
2015年02月05日あなたは、大切な人のために、自分をどこまで犠牲にできますか? 地球に危機が迫り、人類と愛する娘の未来のために主人公は宇宙へ旅立つ――11月22日に公開される映画『インターステラー』は、大切な人と映画館で観て欲しい絶対泣ける感動作です。今回、ウーマンエキサイトの読者代表として集まっていただいた、2児の母親でもあるビューティーコンサルタントの土屋香織さん、ヨガインストラクターの渡辺由布子さん、会社員の原田あかねさん、会社員の佐藤里香さんの4人も涙した、この冬話題の映画の見どころについて語って頂きました。父と娘の“愛と絆の物語”に涙! 涙! ――『インターステラー』をご覧になった感想を教えてください。原田:愛する家族と地球を救うため、家族を残して旅立つ主人公クーパーと娘マーフの絆の描かれ方に感動しました。本当に泣きました。佐藤:ラストが感動的。宇宙で起こっていたことと、親子の物語がつながっていくところにぐっときました。 土屋:宇宙をテーマにした作品はあまり観たことないのですが、この作品はあっと言う間に観ることができました。私は、二人の子供がいるので、親子愛にすごく感動しました。――みなさん、共通して“親子愛”に感動していますね。どのシーンが泣けましたか? 原田:私は主人公クーパーが、子どもたちを救うため宇宙飛行士として宇宙へ旅立つことを決意したシーンです。『行かないで』って引き止める娘マーフの気持ちが痛いほど伝わってきました。子役の子は、すごい演技だったと思います。佐藤:私もそのシーンから、涙腺がゆるみはじめました。娘が怒る気持ちわかるなあって。土屋:あと、お父さんが宇宙に旅立ったあと家族とやりとりをするビデオレターのシーンも泣けました……。 渡辺:そうそう、お父さんは旅立ったときと変わらない姿だけど、残された子どもたちは……。あのシーンは衝撃的です。切なくなりました。 信念があって、純粋で。結婚するなら、こういう人がいい――それでは、キャストについて伺います。主人公クーパーを演じるマシュー・マコノヒーはいかがでしたか? 渡辺:実は最初、あまりピンとこなかったんです(笑)。でも次第に親しみが沸いてきて、お父さんにもお兄ちゃんにも恋人にも照らし合わせることができるような、ニュートラルな雰囲気が魅力だと思いました。土屋:役にあっていましたよね。いいお父さんって感じがすごくしました。佐藤:車でコーン畑に突っ込んでいったり、娘の担任を言い負かしたり、世間の常識に囚われず、自分の信念が強い人だと思いました。家族だったら心強いだろうし、知れば知るほど好きになりそうな人だと思いました。原田:確かに! 私も実は最初はこの人、苦手かも、って思っていたのに、物語が進めば進むほど素敵だなって思いました。信念があって、純粋で。結婚するなら、こういう人がいいなって思いました。渡辺:頼りがいがすごくあるよね。土屋:そうそう、この人だったら地球や子どもたちを救ってくれるに違いない! という説得力がすごくありました。 ――もし自分の大切な人が、彼のように宇宙に旅立つと言ったらどうしますか? 一同:止めます!! ――みな同じ意見なんですね(笑)。渡辺:地球の未来よりも、自分や自分の周囲の人の幸せの方が大事だと思うので…。原田:死ぬなら一緒がいいです。最後まで一緒にいたいです。佐藤:私も一緒がいいです。最後に離れ離れだなんてつらすぎます。土屋:私もそう思う! 最後の瞬間は大切な家族と一緒にいたいので、父クーパーを止める娘マーフの気持ちがすごくわかります…。――アメリア役のアン・ハサウェイはいかがでしたか? アカデミー賞主演女優賞を受賞した『レ・ミゼラブル』以来の出演作ですが。渡辺:アン・ハサウェイ大好きです。『プラダを着た悪魔』も『ラブ&ドラッグ』など、どんな作品でも彼女に目がいってしまいます。土屋:華があって素敵ですよね。宇宙船に乗るのは男性クルーばかりだったので、なおさらアンに目がいってしまいました。佐藤:黒髪のショートヘアと黒い服で、ファッションに派手さはなかったけど、出てきた瞬間、かわいい~! とテンションが上がりました。今回の役はすごく知的でクールな感じが新鮮でした。原田:そうそう、責任感がある強い女性という感じがして、その点でもかっこいいなと思いながら見ました。デートムービーにぴったり! 大切な人と観に行って! ――『インターステラー』は“惑星間移動”という意味があります。この作品の背景である地球滅亡のステップや宇宙の描写はいかがでしたか?原田:温暖化は年々深刻になっているし、遠い未来からもしれないけど、地球が滅亡する可能性はあるのかもしれないと改めて思いました。渡辺:これ以上地球を壊さないように! って訴えているのかも。地球の未来を考えさせられました。土屋:そういうメッセージ性の高さも魅力ですよね。佐藤:宇宙空間で急に無音になったりするところが、すごい臨場感でした。宇宙ってこんななのかな…? と。――この作品を友だちや周囲の人にオススメするとしたら? 佐藤:親子愛も見どころだけど、頭のいい子にオススメしたいです(笑)。原田:ねー(笑)。宇宙や科学とかが好きな人もすごく楽しめそう。私は主人にオススメしたいです。熱血漢でちょっと主人公のクーパーに似ているので、号泣しながら観そう(笑)。渡辺:宇宙の冒険ものとしても、ヒューマンドラマとしても男性はすごく楽しめると思うので、女子だけで、というより、デートムービーにぴったりだと思います。佐藤:観終わった後に彼に感想を聞いて、子どもに対する考え方とか、人類を救うために宇宙に行くのか、行かないのかとか、いろいろ聞いてみたいですね。彼をもっと知るいいチャンスかも(笑)。土屋:私は小学生の娘と一緒に観たいと思いました。一緒に宇宙について勉強してから行くのもいいかも。男の子は宇宙飛行士になりたいって言いそうですよね。原田:子どもがいる人はすごく共感しそうだし、より泣けそうですね。映像も美しく迫力があって、こういう映画こそ映画館がいいと思います。 ――みなさん、長い時間ありがとうございました! 普段、宇宙を舞台にした映画は観ないという読者の皆さん。主人公とともに繰り広げるハラハラドキドキの冒険、迫力のある美しい映像、そして最初から最後まで泣かせてくれる父と娘のドラマ、多くの共感が詰まった感動作です。想像を超えるクライマックスに、観終わったあと思わず語りたくなるはず! そんな映画を、ぜひ劇場で大切な人と一緒に観てください。『インターステラー』11月22日(土)新宿ピカデリー他全国ロードショー 公式サイト 配給:ワーナー・ブラザース映画(C) 2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2014年11月21日広島県はこのほど、「広島県×和民『泣けるほどウマイ! 広島泣きメシ』全国展開発表・試食会」を都内にて開催。広島東洋カープが大好きな女性「カープ女子」も同イベントに参加し、広島県グルメをPRした。「泣きメシ」とは、「泣けるほどいまい広島県の食事」を表す言葉。今回、広島県とワタミフードサービスがコラボレーションし、10月29日より全国325店舗(10月21日時点)の「和民」と「坐・和民」で本格的に展開を開始する。「広島県産 焼き牡蠣 醤油バター」(税別190円/1個)や「和民の汁なし坦坦麺」(税別590円)などの「泣きメシ」を販売していく予定だ。当日は「カープ女子」の天野恵さんと古田ちさこさんがイベントに参加し、「泣きメシ」にトライした。広島県広島市出身で「(カープの)にわかファンではないです! 」と公言する天野さんは、「中華そば くにまつ (國松)」とコラボレーションした「和民の汁なし坦坦麺」が特に気に入った様子。「地元では並ばないと食べられないんですが、それが全国で食べられること、また、お店なので並ばなくてもいいっていうのは魅力的ですね。今回の開発でアレンジもされているようなので、それも食べる楽しみになります」と、笑顔で魅力を語ってくれた。新潟県生まれで千葉県育ちの古田さんは、魚のすり身に玉ねぎと唐辛子を混ぜて、パン粉をまぶして揚げた広島県の特産品「がんす」を参考にした「和民のがんす」(税別360円)がおいしかったと話してくれた。「以前にがんすを食べたことがあるんですが、今回の『和民のがんす』はその味とも違いますし、すごくサクサクで香りもいいんですよ。きっとこれでまたお酒がすすむんだと思います」。さらに、同イベントには広島出身のアーティスト・島谷ひとみさんも出席。「もちろん、私もカープファンです」という島谷さんは、「東京でカープファンと一緒に応援することもあるんですが、球場も本当に真っ赤なんですよ。ですが、今年は残念でしたね。クライマックスシリーズこそは広島の球場で! と思っていたんですが……」と、カープ女子に負けず劣らずの「カープ愛」を告白した。それでも、「こうしてカープの人気が高まったことで、広島県ファンも増えたんじゃないかな」と、カープの活躍が広島県の人気を後押ししているのではないかと話してくれた。なお、「泣けるほどウマイ! 広島泣きメシ」に該当する4品は、既に一部店舗にて販売中。10月29日より全国の「和民」と「坐・和民」で展開を開始し、2015年1月26日までの販売を予定している。
2014年10月24日渡辺謙、浅野忠信、二階堂ふみ、三浦春馬、前田敦子、加瀬亮と日本からも豪華俳優陣が多数参加している、現在開催中のアジア最大の映画祭、第19回釜山国際映画祭。一方、いま日本でも、『マルティニークからの祈り』『監視者たち』『テロ、ライブ』『悪魔は誰だ』など、サスペンス&スリルたっぷりの話題作が相次いで公開されており、それぞれ好評を博している。そして奇しくも、“北”側のスパイが韓国に潜入するという、同じテーマを扱った2作、韓国の鬼才キム・ギドクが製作総指揮・脚本・編集を務めた『レッド・ファミリー』(公開中)と、アジア全域で注目を集める若手俳優キム・スヒョンが映画初主演する『シークレット・ミッション』(10月11日より)が連続公開となる。いずれも、かつて一世を風靡した『シュリ』、男気溢れるアクション満載の『ベルリンファイル』『義兄弟SECRET REUNION』などとはひと味異なり、コミカルな前半部からは想像もつかないほどの展開がクライマックスに待ち受けており、早くも多くの映画ファンたちをうならせている。まずは、韓国の鬼才キム・ギドクが脚本を執筆、自ら見いだした新星のイ・ジョンヒョンに監督を託した『レッド・ファミリー』。昨年の東京国際映画祭を席巻し、見事「観客賞」を受賞した。美しい妻、誠実な夫、優しい祖父、かわいい娘の、誰もがうらやむ一家。実は彼らは、妻役を班長に祖国のための非情な任務を日々遂行する“北”のスパイチーム!何も知らないケンカばかりのお隣家族は、この“理想的”な家族に憧れ、何かと交流を迫ってくる。一方のスパイチームもまた、それぞれが思ったことを勝手気ままに口にし、言い争いの絶えないお隣家族が気になり、憧れすら抱くように。ある日、2つの家族で食卓を囲んでいるうちに、南北両国についての論議がついアツく盛り上がり…。キム・ギドクの南北統一への思いが随所にあふれた本作は、お隣家族のベタなケンカや厳しすぎる班長の言動が笑いを誘うのだが、クライマックスには一転、感情が大きく揺り動かされる、ある“出来事”が待っている。そこに至るまでの見せ方やドラマ性の高さは、キム・ギドクにその才能を買われたイ・ジョンヒョン監督ならでは。ハンカチ必須で、このあまりにも対照的な2つの“家族”を見比べてみてほしい。また、「太陽を抱く月」「星から来たあなた」など大ヒットドラマに出演し、韓国のみならず、中国、日本などでも高い人気を誇るキム・スヒョンが、“北”のエリートスパイを演じる『シークレット・ミッション』も、前半と後半では、まるで別の映画のようにガラリと印象が変わる。監督のチャン・チョルスは、キム・ギドクの元で助監督を務めていた、本作が長編2作目となる新鋭だ。本作でキム・スヒョンが演じるのは、幼いころから特殊訓練を受けてきた最精鋭の“北”のエリートスパイ、リュファン。彼は韓国の田舎町で、毎日、緑のジャージ姿で過ごす町内一のバカ男・ドングとして潜入中の身だ。彼は2年もの間、徹底的な観察と緻密な計算の上にドングになりきり、雑貨店で居候をしながら、作戦実行命令が下されるその時を待っていた。そんなある日、ロックミュージシャン風の同志・ヘラン(パク・ギウン)、さらに普通の高校生に扮した同志・ヘジン(イ・ヒョヌ)が、同じ町に派遣されてくる。南での暮らしについて、彼らに指導していくドングことリュファン。だが、彼らがすっかり町になじんだころ、ようやくある作戦実行の命が下る。しかし、その命令とは3人が望んでいたものとは程遠い、非情かつ残酷なものだった。リュファンは緑ジャージを脱ぎ捨て、エリートスパイらしい姿に立ち戻ると、ある目的のために“北”の組織に抗う道を選択する…。前半の振り切れた“おバカ”演技とは打って変わって、後半、細マッチョな肉体を駆使し、小気味よいアクションで魅せてくれるキム・スヒョン。その変貌ぶりには萌えずにいられないが、見事に想像を裏切る展開には絶句。それまでの布石が盛りだくさん過ぎるゆえに、涙が止まらなくなる。ちなみに、この2本のほかに、“脱北”した元特殊部隊のエリート工作員を『トガニ幼き瞳の告発』、ドラマ「コーヒープリンス1号店」のコン・ユが演じる『サスペクト哀しい容疑者』も現在公開中だ。妻子を失った元スパイが国家的陰謀に巻き込まれてもなお、復讐を遂げようとする姿を、優男のイメージが強かったコン・ユが哀愁たっぷりに熱演。壮絶なアクションも見せている。時を同じくして、映画で楽しめる“北”のスパイもの。その予測不能なストーリーに秘められた“哀しい”運命に、想いを馳せてみては?(text:cinemacafe.net)■関連作品:レッド・ファミリー 2014年10月4日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C) 2013 KIM Ki-duk Film. All Rights Reserved.シークレット・ミッション 2014年10月11日よりシネマート新宿ほか全国にて公開(C) 2013 michigan venture capital and mcmc ALL RIGHTS RESERVED.
2014年10月10日「日本で一番泣ける劇団!」と熱狂的な支持を集め、惜しまれつつも今年末をもっての解散を発表した「東京セレソンデラックス」。彼らの名作舞台「くちづけ」が堤幸彦監督指揮の下、貫地谷しほりを主演に迎えて映画化されることが決定した。うーやんたちが暮らすグループホーム“ひまわり荘”。幼稚園児レベルの知能を持つ彼らは毎日仕事にも通いつつ楽しく暮らしている。そんなところへ漫画家の愛情いっぽんとその娘・マコがやってきた。マコもまた幼稚園児レベルの知能であり、いっぽんはマコと暮らすために“ひまわり荘”の住み込みスタッフとして働き始める。やがて、マコとうーやんの間に淡い恋心が生まれるが、いっぽんには誰にも言えないある秘密があった…。2010年、東京・シアターサンモールなど全4か所で公演され連日満員を記録した同名舞台を原作とする本作。『20世紀少年』シリーズや『劇場版SPEC~天~』など、幅広いジャンルで多数のヒット作を送り出している堤幸彦監督がメガホンを握り、貫地谷さんを始め、竹中直人、原作者でもある宅間孝行、田畑智子、橋本愛ら個性豊かな俳優陣を迎えての映画化となった。本作で主人公・マコと恋に落ちるうーやん役に加えて、脚本も務めた原作者の宅間さんは、元々小さな新聞記事からこの物語の発想を得たという。今回の映画化にあたり、オリジナルのキャラクターも交えて脚本を手がけたそうだが、これを読んだ主人公・マコ役の貫地谷さんは「衝撃的だった」と話し、「今回の話はフィクションですが、現実というものに胸が締めつけられました」とショックを隠せない様子。また、マコの父・いっぽん役の竹中さんは、『僕らのワンダフルデイズ』で貫地谷さんと共演経験があり、そのときも親子役を演じたが、「『僕らの~』では娘に嫌われている関係でした。さて、今回は…?」と好奇心を掻き立てるコメントを寄せる。宅間さんは今回、かなり研究して役に挑んだようで「なかなかない役どころで、しかもかなりエキセントリックな個性の持ち主ですが、実際にこんな人いるんです!と取材先の方々から太鼓判を押されました。驚きと笑顔でこの“うーやん”というキャラクターをご覧いただいて、観終わって愛してくれたら役者冥利に尽きます」と話す。そんな宅間さんの脚本の魅力について堤監督は「笑うこと、泣くこと、社会的メッセージ。どれからも逃げずに構成されている」と称賛を贈りつつ、「『くちづけ』には社会性がある。目を背けてはいけないことが作品の中にあると思う」と力強く語った。『くちづけ』は2013年春、全国にて公開。■関連作品:くちづけ 2013年春、全国にて公開
2012年09月03日阿部力扮する作家志望の青年と、吉本芸人扮する文豪の幽霊たちが騒動を繰り広げるコメディ映画『ゴーストライターホテル』が17日(土)から公開するにあたり、短編集『ZOO』などで知られる作家の乙一(おついち)からコメントが届いた。その他の写真本作は、一度も小説を書き上げたことのない作家志望の青年が、アルバイト先のホテルに住みつく夏目漱石や太宰治など、文豪の幽霊たちと協力しあって文学賞を目指す物語。世界のナベアツをはじめ、ケンドーコバヤシ、カンニング竹山などのお笑い芸人が文豪になりきって登場する。本作の主人公が作家志望であることから、普段メディア露出の少ない乙一へのコメント取材が実現。乙一は17歳で作家デビューを果たし、2003年に連作短編集『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞を受賞。その後、短編集『ZOO』収録作や『暗いところで待ち合わせ』『きみにしか聞こえない』が映画化されており、映画への関心も高く本名で自主映画を制作するなど作家以外の活動も行っている。乙一は本作について「おもしろくて笑え、不意に泣けてくる。芸術上の父と、これからをつくる子どもたちの映画だ。書きかけの原稿に、誰しもいつかは向き合わなくてはいけないのだ」と評しており、笑いの要素だけではないことを物語っている。国内外の文学作品へのオマージュもたっぷり込められた本作は、17日(土)より公開。『ゴーストライターホテル』3月17日(土)シネマート新宿ほか全国ロードショー(C)テレビ朝日/吉本興業
2012年03月09日作家・井上靖の自伝的小説を、役所広司主演で映画化した『わが母の記』の予告編がこのほど公開され、関係者の間で“泣ける予告編”と称されている映像がお披露目された。『わが母の記』予告編『わが母の記』は、幼少期より実母と共に暮らしてこなかった小説家・伊上洪作を主人公に、年齢を重ねて少しずつ記憶を失いながらも息子への愛を確かめようとする母と、幼少期の記憶と向き合いながら母に寄り添う息子・洪作、そしてふたりを囲む家族の物語を10年に渡って綴る人間ドラマ。役所が井上の分身ともいうべき伊上洪作を演じるほか、樹木希林、宮崎あおいらが出演する。自伝的小説を原作としながら、普遍的な親子の問題や葛藤、そして誰にも分かつことのできない絆を描く本作は、日本での一般公開を前に、第35回モントリオール世界映画祭で審査員特別グランプリを受賞するなど、海外で高評価を獲得。すでに行われた関係者向け試写会でも上映後に涙を流して会場を出てくる観客が見られるなど、早くも好評を集めている。このほど公開された予告編は、日本の美しい四季折々の自然を背景に、主人公・洪作と母、そして伊上家の家族の姿が映し出され、洪作が長年に渡って抱き続けた「なぜ、母は幼少期に自分を捨てて別の家に預けたのか?」という疑問を口にする。時を重ねていく中で変化する母と息子の関係はどう変化するのか? 息子を捨てた母の真意はどこにあったのか? ラストに登場する“主人公・洪作が声をあげて涙を流すシーン”は何を意味するのかも気になる内容に仕上がっている。『わが母の記』4月28日(土)全国ロードショー(C)2012「わが母の記」製作委員会
2012年01月26日「涙は女の武器」「男は人前で泣くものじゃない」…いまどき、そんなことを堂々と言おうものなら眉をひそめられそうだが、特に女性にとって好きな人の前で泣きたい時にちゃんと泣けているかどうかは、とても大切なことだ。先日、数人で“女の涙”について話す機会があったのだが、どうやら最近は、本命の前ほど泣けず、損してしまう“男前女”が増えているようだ。その場にいたのは、日々忙しく仕事と向き合うしっかりしたタイプが多かったのだが、それぞれ、「重いと思われたくない」「泣くのは卑怯な気がする」という思いがあり、仕事で感情を抑える癖がついている…と“泣けない理由”について盛り上がっていた。そんな中、ひとりの友人がこう言った。「男の前で流さない涙は、ないものと同じだよ。もしその人のことで泣いているのだったら、その本人の前で泣かないとだめだと思う。」たまに“常に彼が絶えない”という女性がいるが、彼女はまさにそのタイプ。しかも、いかにも小悪魔!みたいなモテ女子という雰囲気でもないため、そういう“わかりやすい女っぽさ”を前面に出していない分、どんなところに彼女の魅力の秘密があるのか、興味をそそられていた。■感情を抑えることが癖になっている、 “男前女”たちこれに対し、“泣けない女”たちの意見を総合してみると、どうやら基本的に「涙は女の武器だということはわかっているけれど、滅多に出してはいけない。最終手段だと思うから」と考えているらしい。確かに、なんでもかんでも泣き、涙を駆け引きに使いすぎたりしていると、そういう打算的な気持ちは相手の男性にもいつか伝わってしまうだろう。彼女たちの姿勢は立派だと言えなくもない。しかし一方、そうやって涙を抑える癖がついてしまっているため、好きな相手や恋人から「本音を言ってくれない」「俺のことそこまで必要としてない」と選んでもらえないことも多いようだ。しかも、そんな場面になってすら「そんなことない!」と泣き叫んだりできず、家に帰ってからやっと涙が出てきて、その時になってひとり号泣している…。■好きな人の前でこそ、自分の涙を見せる“勇気”先ほどの“彼が絶えない”友人は、さらにこう続けた。「黙って我慢していても、意外と相手にはそれが伝わっていないことって多いと思う。それに、心から悲しくて泣いているのに、その姿を見て引くくらいだったら、本当には好かれてはいないから早めにやめた方がいいだろうし…」あまりにも正論で、自分を含む“泣けない女”たちは一瞬黙り込んでしまった。確かに「泣きたい時に泣くのを我慢してしまう」というのは“相手に向かって自分の正直な感情を出すのが怖い”ということでもある。彼女は、ちゃんと自分を持っていて、かつ、その“ありのまま”の自分で相手としっかり向き合おうと努力する人だなと感じた。きっと、そういう素直なところに惹かれたり好感を持ったりする人が多いから“モテる”のだろう。本当に悲しみや怒りにより感情が高ぶり、それが涙になった時、それを見てきちんと受け止め向き合ってくれるかどうかで、その相手にとってあなたがどれだけ大切な存在かわかるというのは事実だ。恋愛は、良くも悪くもエゴとエゴのぶつかり合い。単なるヒステリーと、相手の前できちんと感情表現をして自分の気持ちを伝えようとすることには、大きな違いがある。相手を思いやる気持ちは大切だが、だからといってその時々の自分の感情をあまりに抑え過ぎてしまうと、しっかり相手と向き合うこともできなくなってしまう。人前でぐっと涙をこらえる「男前」な女性ほど、大切な人の前では感情をセーブし過ぎなのかもしれない。自分の気持ちを正直に出し、モテ女へ成長してほしいものである。(Sahyu)
2012年01月21日あどけない妹の最期に涙……最近は恋愛映画を見る事が多くなったけど、子どものころは大好きなアニメ映画を夢中になって見ていたはず。ワクワクしたり、大声で笑ったり、ときに涙をこぼしたり……。アニメ映画はいろんな気持ちを体験させてくれましたよね。中でも、感動や切なさで泣いた作品の事はよく覚えているのではないでしょうか?そこで、20代の女性455名に泣けるアニメ映画を聞いてみました。>>男性編も見るQ.見て泣けた!!日本のアニメ映画は?(複数回答)1位『火垂るの墓』42.6%2位『ドラえもん』シリーズ37.1%3位『ONE PIECE』シリーズ22.2%4位『クレヨンしんちゃん』シリーズ13.8%5位『天空の城ラピュタ』13.6%■『火垂るの墓』で泣けた!!・「戦争のむごさをまざまざとストレートにつづった話だと思うし、一生懸命生きようとした兄妹の姿に感動した」(27歳/不動産/秘書・アシスタント職)・「戦争の恐ろしさ、家族を亡くすつらさ、どうしようもない無力感。泣かずにはいられません!」(23歳/小売店/販売職・サービス系)・「こういう家族が当時たくさんいたのだろうと思うと切なくなってくる」(22歳/印刷・紙パルプ/営業職)・「小学生のときに公民館で上映会があり、あまりにもショッキングで見た後なかなか現実に戻って来られなかった事を覚えています」(29歳/情報・IT/クリエイティブ職)・「妹に苦しい思いを少しでもさせないように、頑張る兄の姿に泣けた」(28歳/小売店/販売職・サービス系)■『ドラえもん』シリーズで泣けた!!・「普段は乱暴な"ジャイアン”の友人を思う姿や弱虫な"のび太”の勇気に感動するから」(25歳/金融・証券/営業職)・「ドラえもんの映画は秀作ばかりだけど、中でも『帰ってきたドラえもん』は本当に泣ける……!殴られても殴られても"ジャイアン”に立ち向かっていく"のび太”の姿を思い出すだけで、涙がこみ上げてきます」(24歳/ソフトウェア/技術職)・「『ドラえもん のび太の恐竜』のピー助との別れのシーンが泣けました」(29歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)・「中学生のとき、ドラえもんの映画を見に行き、感動して泣いた」(28歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)■『ONE PIECE』シリーズで泣けた!!・「仲間同士の絆(きずな)や、芯(しん)の強い主人公のセリフや気持ちにぐっとくる場面がたくさんあるので」(29歳/学校・教育関連)・「"チョッパー”が仲間になるシーンで不覚にも泣いてしまった」(25歳/医薬品・化粧品/技術職)・「友情や信念を貫く姿勢にいつも感動する」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■『クレヨンしんちゃん』シリーズで泣けた!!・「家族の絆(きずな)が描かれており、心が温かくなる。テレビアニメがばかばかしい分、感動する」(24歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)・「『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』が一番泣けます。"しんちゃん”に対して誤解している人が多いのでもったいない。まずこれを見るべきです」(25歳/情報・IT/クリエイティブ職)・「甥(おい)と共に見た。しょせん子どもの見るものだとなめてかかっていたところもあったが、まさか泣くとは思わなかった」(20歳/情報・IT/技術職)■『天空の城ラピュタ』で泣けた!!・「身勝手な大人たちに翻弄(ほんろう)されながらも助け合って強く生きる少年少女の姿に感動した」(24歳/小売店/販売職・サービス系)・「小学生のとき、アニメ映画のすごさに圧倒されたからです」(24歳/学校・教育関連/専門職)・「登場人物たちはみんな素直で一生懸命。自分のできる事に対して頑張っている姿に、胸を打たれるから」(29歳/小売店/販売職・サービス系)■この作品で泣けた!!・『耳をすませば』:「あるセリフが、当時付き合っていた人との約束に似ていたから」(27歳/商社・卸/事務系専門職)・『もののけ姫』:「深いストーリー。死を描くシーンがあるので泣ける」(28歳/建設・土木/事務系専門職)・『となりのトトロ』:「"メイちゃん”が行方不明になって"サツキ”が懸命に捜している姿に涙が出てきた」(29歳/通信/事務系専門職)・『サマーウォーズ』:「家族みんなで立ち向かうのがいい」(27歳/小売店/販売職・サービス系)・『おもひでぽろぽろ』:「年を取れば取るほど、泣けるようになった」(29歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)総評感動系の作品を抑え、戦争の悲惨さを伝える『火垂るの墓』が1位に。20年以上も前の作品ながら、終戦記念日前後のテレビ放映や、学校の映画鑑賞会で見たという20代も多いようです。妹や弟がいる人は、自分に当てはめて考え、思わず涙がポロリとこぼれてしまったのではないでしょうか。2位は国民的な人気アニメ『ドラえもん』。テレビでは弱虫で、周りに頼ってばかりいる"のび太”が、勇気を振り絞って困難に向かっていく姿には感動させられます。家族や友達との絆(きずな)を感じさせるストーリーにも「泣ける!!」ポイントが。同じく、仲間との絆(きずな)を感じさせてくれる『ONE PIECE』が3位。20代が子どものころから親しんでいた作品で、「大人になった今も大好き!」という人も多い超人気作です。どんなことがあっても仲間を見捨てない強い絆(きずな)を見て、胸を打つセリフを聞いて、何度も泣かされました。4位は大人も泣ける感動アニメとして評価を得ている『クレヨンしんちゃん』。特に2001年公開作品『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』と、2002年の『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』は評価が高い作品なので、まだ見た事がないという人は、一度見てみては?今回のランキングでは、5位のほか男女共に同じ作品が選ばれました。ジブリ作品と、子どものころから親しんでいる長寿アニメが多くの票を獲得。幼いころのように、ピュアな気持ちで見ることができるか、久々に懐かしのアニメ映画を見るのもいいかもしれません。(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2011年3月24日~4月1日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性455名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンクエンタメに関するコンテンツは『コブタメ』でCHECK!!【女性編】来年、国内のドラマや映画で実写化されそうなマンガランキング【女性編】子どもができたら絶対見せたい名作アニメランキング完全版(画像などあり)を見る
2011年06月25日国民的人気アニメが1位を獲得!子どものころ、親に連れて行ってもらった映画館でアニメを見て、感動のあまり涙をこぼしてしまった思い出はありませんか。アニメ映画には、数々の名作があると思いますが、20代はどんな作品に感動し、切なさを覚えたのでしょうか?今回は20代の男性202名に泣けるアニメ映画を教えてもらいました。>>女性編も見るQ.見て泣けた!!日本のアニメ映画は?(複数回答)1位『ドラえもん』シリーズ34.6%2位『火垂るの墓』27.2%3位『ONE PIECE』シリーズ18.3%4位『クレヨンしんちゃん』シリーズ12.9%5位『風の谷のナウシカ』10.4%■『ドラえもん』シリーズで泣けた!!・「テレビではなかなか見られない、"ジャイアン”の仲間に対する思いやりに感動した」(29歳/医薬品・化粧品/技術職)・「大人でも泣ける話がいくつもあったから」(24歳/情報・IT/技術職)・「『ドラえもん のび太と雲の王国』を見て、泣きました!何事も踏み出さないとダメですよね!」(28歳/学校・教育関連/営業職)・「『ドラえもん のび太の結婚前夜』は本当に泣ける」(29歳/小売店/販売職・サービス系)・「ドラえもんの映画は必ず泣ける内容になっているので子どもに見せたい」(26歳/警備・メンテナンス/営業職)■『火垂るの墓』で泣けた!!・「自分にも妹がいるので重なって見えて心に響きました」(29歳/機械・精密機器/営業職)・「やはり妹が死んでしまうシーンは切なくてやるせなくなる。また自分がその立場ならと想像してしまうと泣けてくる」(26歳/医薬品・化粧品/営業職)・「小さいころからよく見ていて、戦争の悲惨さがよく分かったから」(28歳/ソフトウェア/技術職)・「あまりにつらすぎて見ていられないぐらい悲しいから」(27歳/機械・精密機器/事務系専門職)■『ONE PIECE』シリーズで泣けた!!・「仲間や夢の実現への本気の思いが、自分と重なるから」(26歳/マスコミ・広告/販売職・サービス系)・「ところどころ感動する話が出てくるので、そのたびに泣ける」(24歳/情報・IT/事務系専門職)・「『ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+冬に咲く、奇跡の桜』が泣けた」(25歳/小売店/販売職・サービス系)■『クレヨンしんちゃん』シリーズで泣けた!!・「『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』と『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』は感動しました」(27歳/通信/技術職)・「『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』は、涙用のキラーコンテンツです。"しんちゃん”が必死になって家族を救おうとする姿に、不覚にも涙が出てしまいました」(28歳/情報・IT/事務系専門職)・「"しんのすけ”が成長していく姿に泣けた」(28歳/医療・福祉/専門職)■『風の谷のナウシカ』で泣けた!!・「考えさせられる事が多いから」(28歳/専門職)・「いろいろな心理描写があったり、複雑な感情が描かれるから」(27歳/技術職/電機)・「ジブリ作品は心に響くものが多い」(29歳/機械・精密機器/技術職)■この作品で泣けた!!・『サマーウォーズ』:「日本のアニメってすごいなと感じた作品。家族の絆(きずな)の大切さが伝わってきた」(24歳/マスコミ・広告/営業職)・『もののけ姫』:「作品に込められた深いメッセージに涙しました」(26歳/食品・飲料/技術職)・『紅の豚』:「"ポルコ・ロッソ”のかっこよさは、ただの豚レベルではなかった。大人になってから見たらもっと泣けた」(26歳/食品・飲料/販売職・サービス系)・『となりのトトロ』:「小さかったころを思い出し、泣いてしまいそうだから」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・『時をかける少女』:「名作だと思います。学生時代を思い出す」(27歳/事務系専門職)総評1980年からほぼ毎年上映されている(2011年4月30日現在)『ドラえもん』が堂々の1位。映画ならではの壮大なスケールの冒険、テレビアニメののんきな日常では見られないキャラクターたちの勇気や優しさなどに、思わずほろりとしてしまいます。2位は泣けるアニメというより、泣ける映画としても"鉄板”の『火垂るの墓』。公開されたのは1988年と23年も前の事なので、リアルタイムで見た20代は少数派でしょう。ただ、何度もテレビで放送されているため、なじみ深く感じる人が多いようです。最近では実写ドラマや映画も作られました。『火垂るの墓』と同じ、ジブリ作品の『風の谷のナウシカ』も5位に選ばれています。3位は、20代が子どものころから親しんでいる超人気作品『ONE PIECE』。アニメの放送開始に続いて映画の上映も始まり、11作目となる今年はなんと3Dに!ワクワクするような冒険だけでなく、人と人の"情”を感じられる感動の場面がしっかり描かれている事も、この作品の人気の理由なのかもしれません。「大人が見ても泣けるアニメ」として高評価を得ている『クレヨンしんちゃん』は4位にランクイン。1993年から毎年上映されているので(2011年4月30日現在)、「子どものころからよく見ていた」という人も多いようです。国内のアニメ映画として高い評価を得る事が多いジブリ作品を抑えて、子どものころから親しんでいる長寿アニメの映画シリーズがトップ、3位、4位を占めました。子どものころはもちろん、大人になった今見ても「泣ける!!」と思える作品ばかりです。将来、子どもが生まれたときに「お父さんが好きだった映画だよ」なんて言いながら、見せてあげるのもいいかもしれませんね。(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2011年3月24日~4月1日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性202名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンクエンタメに関するコンテンツは『コブタメ』でCHECK!!【男性編】来年、国内のドラマや映画で実写化されそうなマンガランキング【男性編】子どもができたら絶対見せたい名作アニメランキング完全版(画像などあり)を見る
2011年06月25日