知られざる史実を基に、ホロコーストを生き延びたユダヤ人たちによる驚くべき復讐計画を描く『復讐者たち』から、無差別復讐計画“プランA”について語られる本編映像が解禁となった。この度解禁する本編映像は、ドイツ人600万人に向けた無差別復讐計画“プランA”が語られるシーン。ホロコーストを生き延びたユダヤ人たちで結成された過激なナチス残党狩り組織“ナカム”のメンバーの1人、『ブレードランナー2049』『蜘蛛の巣を払う女』などのシルヴィア・フークス演じるアンナが、「裁判による正義なんて待てない」とアウグスト・ディール演じる主人公マックスに話し始める。「彼らは見てたのよ。私たちがあちこちで迫害されるのを。喜んでた、収容所も知ってた。ドイツ人たちは私たちの悲鳴を聞いてたの。私たちの子を殺し、自分の子には絵本を読む」と目の前のドイツ人たちに怒りの眼差しを向け、「目には目を、600万人には600万人を」と悲しみと憎しみの涙を流す。無慈悲な方法で妻子を奪われ、ナチスへ復讐心を燃やすマックスですら当初は信じがたい復讐計画“プランA”。だが、次第に彼もこの計画の重要なピースとなっていく。マックスがラストに下した決断は見逃せない。『復讐者たち』はヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネクイントほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:復讐者たち 2021年7月23日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネクイントほか全国にて公開© 2020 Getaway Pictures GmbH & Jooyaa Film GmbH, UCM United Channels Movies, Phiphen Pictures, cine plus, Bayerischer Rundfunk, Sky, ARTE
2021年07月24日ペンシルベニアからニューヨークへ、望まない妊娠をした主人公オータムの旅路を描いた『17歳の瞳に映る世界』。この度、本作の原題『Never Rarely Sometimes Always』の意味が明かされるシーンの本編映像が解禁となった。解禁された本編映像は、オータムたちが訪れるプランドペアレントフッド(全米家族計画連盟)での印象的なシーン。プランドペアレントフッドとは、世界的にリプロダクティブヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利)を提供する非営利団体のアメリカ支部。実在する施設で撮影されたこのシーンは、オータムが中絶手術を受ける前に、診察室でカウンセラーから「相手との関係もきかせて。とても大事なことなの」と問診を受けている。立ち入った質問をする、との前置きのあと「答えは4択。一度もない、めったにない、時々、いつも。テストじゃないから」と優しく語りかけるカウンセラーに、終始表情が硬いオータムも「オッケー」とようやく口を開く。「この1年間で相手がコンドーム装着を拒否した?」「相手が避妊の邪魔をして妊娠させようとした?」「相手に脅された?」「相手に殴られたり、暴力をふるわれた?」「一度もない/めったにない/時々/いつも」(Never/Rarely/Sometimes/Always)から1つ選び、慎重に答えていくオータム。答えづらい質問が続くこのシーンは、緊張感のある撮影となることが予想されたが16ミリフィルムによる長回しで撮影された。エリザ・ヒットマン監督は、少しでもオータム役のシドニーの負担を減らすため、静かで落ち着ける部屋と時間を用意し、後半のシーンに集中できるよう、質問には自身の家族のことを答えるよう伝えたという。徹底的な配慮が行われ撮影されたこのシーンは、原題にもなった印象的なシーンでもある。これらの質問への回答が4択であるのには理由がある。当事者が答えやすいようにという意図だけでなく、セカンドレイプを防ぐため。性暴力に遭った女性自身にその詳細を語らせることは、セカンドレイプにあたる恐れがあり、本人を傷つけてしまう可能性がある。詳細を聞くことは中絶手術を行うには直接必要ない情報だが、暴力の有無は再発防止のために必要な情報。施設で働く人々はプロフェッショナルに徹し、すべきことをする。また、実際にセンターで働く女性がカウンセラーとして出演したことで、よりリアリティのあるシーンともなった。監督は、メディカル・センターに勤めるケリー・チャップマンから「エリザ、中絶は決してただの危機ではないのです。家の中で起こっている秘密は、20分では解決できない。妊娠、セクシュアルヘルス、パートナーによる暴力、暴力から安全を確保する方法、すべてが絡み合っている」との話に胸を打たれ、このエピソードを物語に取り入れたと語っている。さらに「映画が信頼できるものであってほしい」との願いから、この場面のような会話をこれまで何度もしてきているケリーを、カウンセラー役としてキャスティングしたと明かしている。本作では、こういったやりとりを過度な演出一切なしで忠実に再現したことで、オータムの絞り出した回答とその隠された思いに気づくシーンとなっており、「原題の意味が分かったシーンで号泣した」「この言葉の意味を絶対に忘れない」といった感想がSNS上では飛び交っている。『17歳の瞳に映る世界』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:17歳の瞳に映る世界 2021年7月16日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2020 FRIENDS IN TROUBLE LLC / FOCUS FEATURES LLC
2021年07月23日常識にとらわれない度肝を抜くアクションを繰り広げる大ヒットシリーズの最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』。この度、ファミリー屈指の凄腕ハッカー、“ラムジー”がドライビングテクニックを初披露する本編映像が解禁となった。優れたハッカーとして、いまやファミリーのブレインとして欠かせない存在のラムジー。演じるのは、人気海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」でも注目を集めたナタリー・エマニュエル。『ワイルド・スピード SKY MISSION』(15)に初登場したラムジーは、“ゴット・アイ”と呼ばれる最強のハッキング装置を開発したことから、それを悪用しようとしたテロリストによって拉致されてしまう。その後、アメリカ政府所属の秘密組織にラムジーの奪回を依頼されたドミニク(ヴィン・ディーゼル)たちによって救出されたことをきっかけに、徐々にファミリーの仕事を手伝うようになり、彼らに信頼され重宝される存在になっていく。今回解禁された本編映像には、これまでハッカー技術を活かすことで力を発揮してきたラムジーが、ついにワイスピならではのドライビングテクニックを初披露する貴重なシーンが収められている。一般人から強引に車を奪って逃走を図る鬼気迫ったジェイコブ(ジョン・シナ)と、スタンバイしていたトラックに乗り込んできたドミニクに、ジェイコブを追うように指示を受けるラムジーの緊迫した様子からスタート。瞬く間に繰り広げられるカーチェイスで、天才的なドライビングスキルで器用にドミニクたちを振りほどこうとするジェイコブに対し、なんとラムジーはトラックに搭載された装置を使い、磁力でジェイコブの車をまるごと荷台に引き寄せるという最先端な(?)ドライビングテクニックを披露。まさかの力技にドミニクも思わず「運転がうまい」とニヤリ。得意気な表情を浮かべるラムジーからは自信がうかがえ、新たな一面を見せる最新作での活躍にますます期待がかかる映像となっている。本シーンでドミニクたちも驚くほどの覚醒っぷりを見せたラムジーだったが、演じたナタリーにとっても撮影は充実したものだったよう。「ラムジーの運転シーンは、ただただ楽しかった。彼女は、集団における自分の役割が明確で、自分の強みが何かということをよく理解している。それに自信を持っている。でもその枠から踏み出す必要性が出てきて、本気で挑戦しないと目標を達成できなくなってしまう。他の誰も代われないから、必要不可欠な役」とふり返りながら、今作で活躍するラムジーの魅力についても明かしており、これまで技術者としてファミリーを支えてきたラムジーの新境地に自信をのぞかせている。そんなラムジーが初登場し、ドミニクたちとともに絶体絶命の戦況をくぐり抜けてファミリーへの仲間入りを果たすシリーズ7作目、『ワイルド・スピード SKY MISSION』のメモリアル上映が7月23日(金・祝)よりスタート。最新作では3度目の登場となり、ファミリーとの絆もしっかり深め、いまや前線でも欠かせない存在となった彼女。進化を遂げ、注目度急上昇中なラムジーの初々しい姿をふり返ることができる。『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は8月6日(金)より全国にて公開。『ワイルド・スピード SKY MISSION』メモリアル上映は7月23日(金・祝)より公開(※詳細は映画公式サイトを確認)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワイルド・スピードSKY MISSION 2015年4月17日より全国にて公開© 2014 Universal Picturesワイルド・スピード/ジェットブレイク 2021年8月6日より全国にて公開© 2020 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2021年07月23日ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤら超豪華キャストが集結し、1965年の発売以来、多くのカルチャーに影響を与え続けている伝説の小説を映画化した『DUNE/デューン 砂の惑星』。今回、全世界待望のUS版本予告と物語を展開させる主要9人のキャラクターポスターが一挙解禁。また、ロサンゼルスで行われたIMAXイベントの最速レポートも到着した。全宇宙の運命はポールの手に――US版本予告解禁本作は砂に覆われた惑星“デューン”を舞台に、全宇宙の未来を託された主人公ポールの運命、宇宙世界の混迷を軸にした壮大なドラマが展開される。解禁となったUS版本予告では、美しき砂の惑星“デューン”にミサイルが放たれ、不穏な世界を予感させるシーンから幕を開ける。夢のなかに登場する謎の女性に「ポール」と呼び掛けられ目を覚ますポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ)。彼には“未来が視える”という能力があったーー。夢に出てくる青い瞳を持つチャニ(ゼンデイヤ)の正体が気になるばかり。全宇宙を支配する皇帝の命を受けたポールは、父レト・アトレイデス公爵(オスカー・アイザック)、母レディ・ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)らと共に、過酷な砂の惑星“デューン”に降り立つが、落ち着く間もなく宿敵ハルコンネン家が急襲し、戦争が勃発。アトレイデス家に仕えるガーニイ(ジョシュ・ブローリン)や最強の戦士ダンカン(ジェイソン・モモア)が果敢に立ち向かうが、戦闘の行方は…!?巨大な陰謀により父レトを殺され、全宇宙から命を狙われるポールは、父の復讐のため、そして宇宙平和のために立ち上がる。ポールの覚醒と、これまでに目にしたことのない映像に期待が高まる。主要キャラクター9人のポスターも到着ティモシー演じる主人公ポールをはじめとするアトレイデス家、宿敵であるハルコンネン家、そしてポールが砂の惑星“デューン”で出会い、ともに戦うことになる青い瞳を持つ現地の自由の民フレメン、なかには度々ポールの夢に登場する謎の女性チャニの姿もある。アトレイデス家◆ポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ):アトレイデス家の後継者。“未来が視える”能力を持ち、全宇宙から命を狙われる。巨大な陰謀により殺された父の復讐のため、全宇宙の平和のために立ち上がる。◆レディ・ジェシカ(レベッカ・ファーガソン):ポールの母親。周りに流されない強い意志の持ち主。ポールとともに過酷な砂の惑星“デューン”で自らの運命に立ち向かう◆レト・アトレイデス公爵(オスカー・アイザック):アトレイデス家の当主として、勇ましく威厳ある姿で一家を牽引するが、陰謀に巻き込まれる。◆ダンカン・アイダホ(ジェイソン・モモア):アトレイデス家の腹心。貫録ある武力でレトやポールをサポートを続ける心強い存在。◆ガーニイ・ハレック(ジョシュ・ブローリン):アトレイデス家の腹心。勇敢な戦士であり、後継者としてポールを鍛錬する。◆Dr.ユエ(チャン・チェン):アトレイデス家に仕える医師。不安定なポールを静養させるが…。ハルコンネン家◆ウラディミール・ハルコンネン男爵(ステラン・スカルスガルド):アトレイデス家の宿敵、ハルコンネン家の当主。残虐非道な手口で対戦する。砂の惑星“デューン”の自由の民フレメン◆スティルガー(ハビエル・バルデム):フレメンをまとめるリーダー。倫理と道徳を重んじ、環境の保全にも注力している。◆チャニ(ゼンデイヤ):フレメンの戦士。謎めいた美女。ポールの夢の中に現れ、ミステリアスな表情をみせる。これまでにない映像体験!IMAXイベント in LAの最速レポートL.A.現地時間7月19日には。IMAX社での本予告の全世界解禁に先駆け、巨大なIMAXスクリーンと最高の音響で、世界最速で体験するという特別イベントが開かれた。参加を許されたのは、アメリカ国内と世界中から集まったジャーナリスト約20名。イベント冒頭では、撮影現場の映像と、劇中衣装を身にまとったティモシーらキャストたち、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が本作について語るインタビューを編集した約4分間の映像が流れた。監督、キャストたちが代わる代わる作品について熱い想いを話すと、最後に主人公のポールを演じるティモシーが「僕はこの作品に関われて、とても光栄に感じているし、興奮している」とコメント。すると続けて、「本編冒頭の10分間の映像をこれからお見せします」とのうれしいサプライズが!IMAX試写室の巨大なスクリーンに本予告が映し出されると、その圧倒的なスケールと美しさ、ヴィルヌーヴ監督が妥協なしで映像化した、これまでにない映像体験で世界中のジャーナリストたちを魅了した。その後も、ヴィルヌーヴ監督のお気に入りの手に汗握る緊迫したシーンや、音楽を担当したハンス・ジマーと監督とのスペシャル対談の模様なども流れ、最後にヴィルヌーヴ監督が登場し「フランク・ハーバートの傑作『デューン/砂の惑星』は、僕の大好きな小説の一つです。これは僕にとって、大切でパーソナルな映画になりました」と改めて作品に対する熱い想いをコメント。「今日ご覧いただいたものを楽しんでもらえていたら、うれしい」と話し、今回解禁となったUS版本予告が流れて約30分間に渡るイベントを締めくくった。『DUNE/デューン 砂の惑星』は10月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:DUNE/デューン 砂の惑星 2021年10月より全国にて公開©2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2021年07月23日日本の刀剣アクションとハリウッドのスケールが融合した忍者バトルアクションの決定版『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』。この度、本作の主人公・スネークアイズの吹き替えを木村昴が担当することが決定し、木村さんのナレーション入り特報映像も公開された。刀と銃を武器に戦い「G.I.ジョー」最強の戦闘能力を持つシリーズ人気No.1の漆黒の忍者ヒーロー、スネークアイズ(ヘンリー・ゴールディング)。漆黒のマスクで正体を隠し、これまで謎に包まれてきたスネークアイズ誕生の秘密が、今作でついに明らかになる。ジャイアンの声でお馴染み、いま大注目の「呪術廻戦」や『100日間生きたワニ』などに出演し、ラップにも造詣が深い木村さん。今回スネークアイズ役に決定し、「飛び上がるほど嬉しかった」とふり返る木村さんは、「ひたむきさと冷静さの中に見え隠れする、明らかな闘争本能のようなものを表現できたら最高だなと思いやらせていただきました。あとは武士道のような、日本人のDNAに刻み込まれた侘び寂びを意識したつもりです」とコメント。そして「スネークだけに、"ヘビー"なアクションシーン満載の、激アツな映画となっています!是非日本語吹き替え版でもご覧いただけましたら幸いです!」とメッセージを寄せた。さらに、木村さんのナレーションとともに、冒頭からド迫力のカーチェイスシーンが繰り広げられる特報映像も到着した。華麗なる三角跳び、バイクでのすれ違いざまの剣戟、ストームシャドーがスネークアイズに共闘を持ちかける場面も映し出されている。『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』は10月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ 2021年、全国にて公開© 2021 Paramount Pictures. All Rights Reserved. Hasbro, G.I. Joe and all related characters are trademarks of Hasbro. © 2021 Hasbro. All Rights Reserved.
2021年07月22日『ソウ』『死霊館』のジェームズ・ワン完全オリジナルストーリー&監督作品『Malignant』(原題)が邦題『マリグナント 狂暴な悪夢』として11月12日(金)に日本公開されることが決定し、US版ポスターと予告映像が全世界同時初解禁された。『ソウ』『死霊館』『インシディアス』などこれまで数々の傑作ホラーを手掛けてきたハリウッドホラー界の巨匠ジェームズ・ワン。“密室”や“暗闇”、“幽霊屋敷”など子どもの頃に誰もが一度は体験したであろう原始的かつ潜在的な恐怖心を煽り、日常にある“恐怖”を増幅させながらも、ホラー作品の定番を覆す斬新な作風で、観る者が予想できない驚きと未知の恐怖で全世界を震え上がらせてきた。そして、圧倒的なスピード感と迫力、抜群のカメラワークは高く評価されており、シリーズ史上最高興行収入を記録した『ワイルド・スピード SKY MISSION』やDC映画『アクアマン』の監督も務めるなど、いまやホラー界のみならずハリウッドに欠かせないフィルムメーカーの地位を築いている。そんなジェームズ・ワンがオリジナル脚本で挑んだ監督作『マリグナント 狂暴な悪夢』でまたしても新たな恐怖を生み出した。今回初公開された映像では、アナベル・ウォーリス(『アナベル 死霊人形の誕生』『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』)演じるマディソンが、謎の殺人鬼が次々に人を襲う悪夢に悩まされるシーンから始まる。殺人鬼は漆黒の姿でどこからともなく現れ、予測不能な素早い動きと超人的な能力で殺人を繰り返し、なす術なく犠牲者ばかりが増えていく。殺人が起きるたびに、マディソンはリアルな幻覚かのように凄惨な殺人現場を疑似体験し、少しずつ自身の隠された過去に導かれていく。そして、ついにその邪悪な手はマディソンの元へ…。謎が深まる映像となっている。ジェームズ・ワンは本作が完成した際に自身のSNSで「この映画をどう表現したら良いか分からないけど、とても興奮している!僕が手掛けた今までの作品とは一線を画すような、さまざまなジャンルをミックスしたオリジナル映画を作りたかったんだ。でも自分が観て育ったようなホラーの精神はちゃんと作品に生きているよ!」と作品の出来に自信を覗かせた。なお、本作は本編のバイオレンス描写によりR18+作品に指定されており、その内容も気になるところ。ジェームズ・ワンが贈る極上の“悪夢”と新次元のホラー映画誕生に、期待が高まる。『マリグナント 狂暴な悪夢』は11月12日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2021年07月21日『ブリジット・ジョーンズの日記』の製作陣が、作家でコラムニストのキャトリン・モランの半自伝的小説「How To Build A Girl(原題)」を『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』のビーニー・フェルドスタイン主演で映画化した、青春エンパワーメントムービー『ビルド・ア・ガール』より、予告映像と場面写真が解禁された。このたび解禁された予告編は、郊外で暮らす冴えない高校生・ジョアンナ(ビーニー・フェルドスタイン)の「自分作りの途中で道を間違えたら、やり直せばいい」という言葉から始まる。馬鹿にされ、悶々とした日々を過ごすジョアンナは、「もう耐えられない!爆発してやる!」と大変身。髪を真っ赤に染め、大胆で奇抜な衣装に身を包んだ彼女は、人気音楽ライター“ドリー・ワイルド”として見事に才能を開花させていく。しかし、取材で出会ったロック・スターのジョン・カイト(アルフィー・アレン)に夢中になってしまい、甘い記事を書いて大失敗。彼女は徐々に自分の心を見失い「最近のあなたは狂ってる」と家族にも見放されてしまう。しかし「失敗しても諦めずに進み続けるだけ」とジョアンナ。今の自分を受け入れ、失敗を恐れずに何度でも挑戦する主人公ジョアンナの魅力が詰まった愛すべき映像に仕上がっている。併せて解禁された場面写真では「何かが起こるのを待っていても人生は変わらない!」と、勇気を出して初めての世界へ一歩踏み出すジョアンナの姿や、編集部のメンバーを連れてロンドンを闊歩する様子、さらに憧れのロック・スター、ジョン・カイトとのシーンなど、ジョアンナと彼女を取り巻くキャラクターたちの様子が切り取られている。また今回解禁されたムビチケ特典情報では、「Suchmos」や「sumika」らミュージシャンのアートワークを手掛けるなど、音楽・ファッション業界で注目されるイラストレーターYUGO.による描きおろしバックステージパス風ステッカーつきのムビチケカードの発売が決定。ほかにも新宿シネマカリテにて開催中の夏の映画祭典「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション(R)2021」(7月9日~8月5日開催)にて、8月1日(日)に本作のプレミア上映が決定しており、コラムニスト山崎まどか氏を迎えたトークショーも予定している。『ビルド・ア・ガール』は10月22日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビルド・ア・ガール 2021年10月22日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©MONUMENTAL PICTURES, TANGO PRODUCTIONS, LLC,CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION, 2019
2021年07月21日最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』で物語のカギを握る重要なキャラクター・エル役に抜擢され、日本人キャストとして初参加するアンナ サワイの本編映像と場面写真が解禁となった。ついに全米でも公開を迎えると、すでに公開中の各国に続いて初登場No.1を記録している本作。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(19)以来、最高のオープニング興行収入を記録し、全世界累計興収5億ドル(約599億2,500万円)を突破している。そんな本作に新ファミリーとして加わったのが、アンナ サワイ。本作でドミニクたちが与えられたミッションにおいて、重要なカギを握る女性・エル役を射止めた。15歳のときにワーナー・ブラザース配給、ジェームズ・マクティーグ監督の『ニンジャ・アサシン』(09)で長編映画デビューを果たした彼女は、ニュージーランド生まれ・東京育ちの英語と日本語のバイリンガル。さらにダンス、歌、そして格闘技にも秀でており、本作でも持ち前の瞬発力で自らアクションにも挑戦している。今回は、そんなアンナ サワイ演じるエルがドミニクやハンたちと共にミッションに挑み、豪快にマシンガンをブチ放す本編映像が解禁。先日、L.A.にて行われたワールド・プレミアに登場した際には「マシンガンを撃つシーンはCGIや特殊効果無しで行っていて、そのような撮影をロケーションで出来るということはなかなかない経験だった」と明かすように、自らアクションに挑戦した必見のシーンだ。本映像には、世界を掌握できるデジタル装置「アリエス」をドミニクの弟ジェイコブから奪い返すため、ドミニクたちがあらゆる手段で逃走車を捕らえようとする、手に汗握るひと幕が収められている。ハン、ミアと行動を共にするエルは、彼女の高い戦闘スキルに全幅の信頼を寄せているハンから「ビーストと対決だ。頼むぞ、エル」と言われ、ニヤリとした表情を浮かべてすぐさま車のルーフにセットされたマシンガンに手をかけ、ジェイコブが乗る大型トラック・アルマジロを目掛けて豪快にブチ放していく。しかし、止まる様子のないジェイコブにドミニクは「磁力を最強に、何とか止めよう」とファミリーへ指示、強力な電磁石を駆使し、市街地の車を次々とアルマジロのもとへ引き寄せて行く手を阻もうとする。果たして、ハンがカムバックし、エルが仲間入りを果たした新星ワイスピファミリーは「アリエス」を取り返し、世界を救うことはできるのか!?さらに、ワイスピファミリーとしてミッションを遂行するエルの場面写真4点も解禁。本編映像同様に気迫たっぷりにマシンガンを撃ち抜くシーンや、日本で情報収集をしていたレティやミアと並び、敵のアジトへ乗り込む場面などが切り取られている。どのカットもエルの鋭いまなざしから、必ず敵を仕留めるという強い意志が感じられるものとなっている。シリーズ初参加となるアンナ サワイは自身のキャラクターについて、「観客が初めて目にするときのエルは、強くあろうとしていながらも、すごく怯えている。あらゆる状況が変化しているし、みんな彼女を探っている」と分析しながらも、「でもすぐに、エルはドミニクの仲間として迎え入れられ、この新しいファミリーに守られていると感じる」とコメント。「この気持ちはすごくよく分かる。それはまさに共演者たちがいる部屋に入った初日の私の気持ちだったから。エルがドミニクとチームに受け入られたのと同じように、私もワイスピファミリーに迎え入れられた」と、共演者たちがファミリーとして温かく迎え入れてくれた経験がエルというキャラクターにリアルさをもたらしたことを明かしている。『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は8月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワイルド・スピード/ジェットブレイク 2021年8月6日より全国にて公開© 2020 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2021年07月21日日本を始め世界で愛される「ムーミン」の原作者として知られる、フィンランドの作家トーベ・ヤンソンの半生を描いた 『TOVE/トーベ』より予告映像が解禁された。画家としてキャリアをスタートさせたトーベ・ヤンソンが、自身の人生を投影して生み出した「ムーミン」の物語。文学、コミック、舞台劇、アニメーションなど、今日においても色褪せることなく人々を楽しませ続けるムーミンのキャラクターたちは、いかにして育まれていったのか。本作はトーベ自身の人生のあり方を追いながら、その創作の秘密に迫っていく。今回解禁された予告映像は、フィンランドに第二次世界大戦の戦火が及ぶ中、“ムーミン”を一心不乱に描き上げるトーベの姿から始まる。やがて戦争が終わりムーミンを描き続けるも、著名な彫刻家である父にはムーミンを“芸術”として受け入れてもらえずに、ぶつかり合うことに。そして父の作品を平凡だと言って、これまでの常識に捉われず自由な創作活動に没頭するトーベの姿が映し出される。また、政治家・哲学者・ジャーナリストでありスナフキンのモデルになったとも言われる恋人アトスとの逢瀬や、パーティーで運命的に出会った舞台演出家ヴィヴィカとの甘いキスシーン、そして世界で初めて上演されたムーミン劇の模様や、<ムーミントロールの家族>、<スナフキン>、そして<トフスランとビフスラン>のイラストを描く様子なども切り取られ、芸術家として、そして1人の人間として自由を愛し、たくましく生き抜いたトーベ・ヤンソンの情熱的な人生が色鮮やかに映し出されている。『TOVE/トーベ』は10月1日(金)より新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOVE/トーベ 2021年秋より新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 Helsinki-filmi, all rights reserved
2021年07月21日リーアム・ニーソンが伝説の爆破強盗を演じ、ケイト・ウォルシュ、ジェイ・コートニーら豪華キャストが集結した『ファイナル・プラン』より本編映像が解禁となった。この度解禁された本編映像は、リーアム演じる伝説の爆破強盗カーターが復讐計画のために部屋で爆弾を製作するシーン。近くのホームセンターで買い集めた材料で爆弾作りを進めるカーター。恋人アニーの前で「ややこしそうだろ?配線ばかりで華やかでもない」とぼやきながら、細い配線に電流を流す。しかし、アニーに「爆弾を作れるなんてカッコいい」と言われると、照れ笑いを浮かべまんざらでもない様子。部屋で黙々とDIYの爆弾作りに勤しむ穏やかな瞬間をとらえた場面だが、翌日には最後の復讐計画=“ファイナル・プラン”に挑むカーター。爆破のプロとして丹精込めて作った爆弾によって、この後どんな展開が待ち受けているのか。続きが気になる映像となっている。『ファイナル・プラン』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファイナル・プラン 2021年7月16日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2019 Honest Thief Productions, LLC
2021年07月21日2019年のカンヌ国際映画祭で脚本賞とクィア・パルム賞を受賞した『燃ゆる女の肖像』セリーヌ・シアマ監督の長編2作目となる『トムボーイ』が、9月、日本で劇場公開されることが決定した。本作は、長編デビュー作『水の中のつぼみ』が高い評価を得た監督が、「前作とは別の方法を試したい」という志のもと20日間で撮影を行った2011年の作品。第61回ベルリン国際映画祭でのプレミア上映では絶賛と共に迎えられ、テディ賞審査員特別賞を受賞し、低予算のインディペンデント作品ながら、本国フランスでの劇場公開時には30万人を動員する大ヒットを記録。サンフランシスコ国際LGBTQ+映画祭2011の観客賞、トリノGLBT映画祭2011の作品賞を受賞するなど、高い評価を得た。主人公は、引っ越し先で「ミカエル」と名乗り、新たに知り合った友人たちとの間で男の子として過ごそうとする10歳のロール。やがてミカエルに特別な視線を向ける少女リザとの関係が深まっていくと同時に、友人や家族たちとの間にも変化が訪れ…。主人公に寄り添った目線とユーモアをもって、ひと夏の挑戦が描かれる。ロール/ミカエルを演じるのは、オーディション初日に彼女と出会ったシアマ監督から「逸材」と言わしめたゾエ・エラン。唯一無二の存在感でスクリーン中を駆け回り、観る者を魅了する。ロール/ミカエルの愛らしい妹ジャンヌをマロン・レヴァナ、大人びた雰囲気の少女リザをジャンヌ・ディソンが演じる。併せて解禁となった日本版のポスターは、劇中のキーワードとなる「きみの名前は?」の一文とともに、ロール/ミカエルを演じるゾエ・エランのまっすぐな瞳に吸い込まれるかのような印象的なビジュアルとなっている。『トムボーイ』は9月17日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トムボーイ 2021年9月17日より新宿シネマカリテほか全国にて公開© Hold-Up Films & Productions/ Lilies Films / Arte France Cinéma 2011
2021年07月21日大ヒット公開中のA24製作映画『ライトハウス』より、ロバート・パティンソン、ウィレム・デフォー、ロバート・エガース監督が撮影舞台裏を明かしたメイキング映像が到着した。謎めいた孤島にやって来た2人の灯台守が徐々に狂気と幻想に侵されていく姿を、恐ろしくも美しい映像で描いた本作。長編デビュー作『ウィッチ』が高評価を受けたロバート・エガースが監督し、クリストファー・ノーラン監督『TENET テネット』で人気が爆発、『バットマン』最新作にも主演するロバート・パティンソンと、『永遠の門ゴッホの見た未来』などの名優ウィレム・デフォーという実力派2大スターがW主演を務める話題作だ。北米でもミニシアター系の映画としては異例の大ヒット記録しており、日本でも公開するやいなやSNSなどでも話題沸騰、「傑作」との呼び声も高い。今回到着したメイキング映像では、撮影前にイメージしていた「“寒そうでくすんだ世界”を現実に近づけ、物語を効果的に演出」するために、モノクロでの映像を採用したと語るエガース監督。さらに劇中の舞台である1890年当時の時代風景に近づけるため、撮影地であるノバスコシアに「高さ20メートルを超える灯台や小屋など、すべての建物を映画のために作った」と告白。実際に建設中の様子を捉えたメイキング映像とともに「細かい情報を積み重ねることで、真実味を帯びた映画の世界に観客を引き込める」からだ、とその圧倒的なこだわりを明かしている。そして作中、“絶海の孤島”という極度の緊張感が強いられる空間の中、互いの魂をぶつけ合うような鬼気迫るやり取りを繰り広げるパティンソンとデフォーは、「特別なセットだから、立つだけで状況が理解できる」「視覚的な情報を明確に与えられるので、役者はロケ地に溶け込めた」とCGではなく圧倒的にリアルな環境が自身の役作りに多大な影響を与えたことをそれぞれインタビューの中でふり返り、こだわりの撮影方法と舞台裏が垣間見えるメイキングとなっている。また大ヒットを記念し、7月24日(土)にはTOHOシネマズ 日比谷にて、町山智浩による解説映像付き上映会も開催。本作の背景に潜む膨大な量の“神話”“文学”“伝説”の謎やキーワードを徹底解説する。『ライトハウス』はTOHO シネマズシャンテほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ライトハウス 2021年7月9日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©2019 A24 Films LLC. All Rights Reserved.
2021年07月20日8月13日(金)に日米同時公開される傑作ホラーの続編『ドント・ブリーズ2』より日本版ポスターと場面写真、劇場版予告が解禁された。2016年、「20年に1本の恐怖の作品!」と評され、日本でも異例のロングランヒットを記録した『ドント・ブリーズ』。続編では前作から8年後が描かれる。この度解禁された日本版ポスターは、ハンマーで叩き割ったであろうガラスの隙間から顔を覗かせる老人の姿とともに、「この盲目の老人が大切にしているモノ、それは“少女”」との意味深な文字も。また場面写真からは、前作をはるかにしのぐ老人の身体性の高さが見て取れる。さらに同時解禁された劇場版予告では、盲目の老人が屋敷で育てている少女を武装集団が連れ去る様子と燃え盛る屋敷が映し出され、衝撃の展開に。“あの娘は私のモノだ”と執拗に逐う老人、そして「わたしを取り戻しに来る」と怯える少女…。老人の怒りは一線を超え、少女を奪い返すため、武装集団の息の根をひとり、またひとりと消していく。目が見えないハンディを凌駕する身体能力と超人的聴力、そして地の果てまで追う異常な執着心…前作以上の戦慄を呼び起こし、観る者を再び恐怖へと陥れるだろう。前作に続きフェデ・アルバレス、ロド・サヤゲスの脚本家コンビが仕掛ける【1作目とは異なる新たな恐怖】について、SNSでは早くも話題沸騰。老人のホラーキャラクターとしての人気度を窺わせるとともに、必ずや最後に衝撃の真実があるのでは…!?と多くの人が前作を超える恐怖への期待を寄せている。『ドント・ブリーズ2』は8月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドント・ブリーズ2 2021年8月13日より全国にて公開
2021年07月20日ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員グランプリ)、サンダンス映画祭2020ネオリアリズム賞受賞をはじめ、世界各国の映画賞を賑わせた『17歳の瞳に映る世界』が、先週7月16日(金)より公開。Web上には「やっと本当に素晴らしい映画を観れた」「沁み入る良さ」「傑作!!」「言葉にならないぐらい揺さぶられた」「優れたシスターフッド映画」など、賞賛の声が続々と上がっている。今回は、本作のロケ地となった主人公オータムといとこのスカイラーが暮らすペンシルベニア・シャモーキンと、2人が訪れたニューヨークのスポットを紹介する。主人公たちが住む街のモデルは「時代をさかのぼるような気持ちに」映画本編内で主人公たちの暮らす町として「ペンシルベニアのエレンズボロ」というセリフがあるが、これは架空の町。モデルとなったのは、ペンシルベニア州ノーサンバーランド郡シャモーキン。「脚本を書く際に土地柄は大事」と語るエリザ・ヒットマン監督は、ペンシルベニアを舞台に選んだ理由として「ニューヨークからたった2~3時間の距離ですが、時代をさかのぼるような気持ちになります。石炭業が盛んになるにつれ発展していきましたが、今や炭鉱は閉鎖され、こうした小さな町は無の中に置き去られているのです」と話す。シャモーキンの街で行われた撮影では、町の人たちの協力が大きな助けに。プロデューサーのアデル・ロマンスキーは「物語の性質も性質ですし、そもそも保守的な町であるけれど、町の人々は私たちを温かく迎えてくれて、食料品店や学校といったロケーションを見つけるのを快く手伝ってくれたのです。これは、オータムがどんな町に暮らしているのか、その感じをつかむのに大いに助けになりました」と語った。ちなみに、オータムが尋ねるクリニックはクリスチャンによって運営されている「Crisis Pregnancy Center」という施設がモデルで、女性の職員が対応するが、中絶を思いとどまるよう説得する団体。経済的支援、育児支援、養子縁組などの情報を提供し、全米で約2300の施設が存在している。去年のバイデンvsトランプの米大統領選において、ペンシルベニアは中絶を女性の権利として認めるバイデンと中絶反対の立場をとるトランプで票がはっきりと分かれるほど、センシティブな土地柄といえる。アメリカ中のバスが到着するポートオーソリティバスターミナル主人公のオータムといとこのスカイラーは、シャモーキンから約5時間かけて、バスでニューヨークへ移動する。その玄関口となるポートオーソリティバスターミナルはアメリカ最大のバスターミナルで、平日は1日あたり平均して約7,000台のバスで20万人、年間では5,300万人を輸送する。24時間動いている地下鉄へも直結しており、泊まる場所のない2人が時間を潰したベンチ、バスで出会うジャスパーと訪れたファストフード店やボーリング場、カラオケもポートオーソリティ内にある。地下鉄ではストリートミュージシャンが常時演奏しており、思わずスカイラーが足を止め、体を揺らす場面も。本編で少女2人は、重いスーツケースを懸命に運びながら、ポートオーソリティからニューヨーク中へ移動を続ける。これについて監督は「映画の中でニューヨークに来る人は、たいていニューヨークを好きになります。しかし実際のニューヨークは、移動しようと思うと厄介な街。私が捉えようと思ったのは、まさにそういう面でした」と話す。彼女たちの瞳を通して映るニューヨークの街は、まさに旅行者が経験するリアリティ溢れるニューヨークとなった。泊まる場所のない2人が一晩過ごすチャイナタウンフェアお金がなく泊まる場所のない2人は、夜を明かすためゲームセンターで過ごす。そのゲームセンターのモデルとなったのが、チャイナタウンフェア。1944年にオープンしたチャイナタウンフェアは、2011年に閉店。その後2012年に再オープンした。なかでもオータムが劇中プレイする、ニワトリと対戦するTic-Tac-Toeゲーム(三目並べ)が有名で、2002年ごろ撤去されたが、幼少期にチャイナタウンフェアで実際にプレイした監督の希望により今回再現された。映画『恋に落ちて』(84)の中でもロバート・デ・ニーロとメリル・ストリープが訪れ、Tic-Tac-Toeゲームをしている。地味なゲームを選んだオータムと対照的に、スカイラーが日本でもおなじみのダンスダンスレボリューションで踊るのも「それっぽい!」と膝を打つシーン。中絶手術のために訪れるヘルスセンターニューヨークに到着したオータムは、2つのヘルスセンターを訪れることになる。撮影は実際にプランドペアレントフッド(全米家族計画連盟)の提供するニューヨーク州北部やペンシルベニアの複数のセンターで行われた。オータムは2つめのヘルスセンターで中絶手術を受ける前に、診察室でカウンセラーから問診を受ける。病歴や性経験に関する質問から始まるこのシーンは、16ミリによる長回しの撮影、かつパーソナルな質問が続くため、緊張感のある撮影となることが予想された。そこで監督は、少しでもオータム役シドニー・フラニガンの負担を減らすため、静かで落ち着ける部屋と時間を用意し、後半のシーンに集中できるよう質問には自身の家族のことを答えるよう伝えたという。キャストへ徹底的な配慮が行われ撮影されたこのシーンは、原題にもなった印象的なシーンでもある。プランドペアレントフッド(全米家族計画連盟)とは?世界的にリプロダクティブヘルス/ライツを提供する非営利団体のアメリカ支部。全米で約600の施設を運営している。マイノリティや生活困窮者の利用も多い。『17歳の瞳に映る世界』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:17歳の瞳に映る世界 2021年7月16日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2020 FRIENDS IN TROUBLE LLC / FOCUS FEATURES LLC
2021年07月19日ディズニーが贈る新たなミュージカル・ファンタジー『ミラベルと魔法だらけの家』(原題:Encanto)が、この冬、日本公開決定。息を呑むほどの美しい海の映像と、一度聴いたら忘れられない楽曲の素晴らしさで、日本でも興行収入50億円を超える大ヒットとなった『モアナと伝説の海』以来4年振りの新作オリジナル・ミュージカルとなる本作から、カラフルに煌めくポスタービジュアル2種が解禁となった。本作の舞台は、活気溢れる南米コロンビアの奥地に佇む、魔法の力を持つ不思議な家。そこに住むマドリガル家に生まれる子どもたちは、1人1人違ったユニークな“魔法のギフト”を家からプレゼントされる。しかし、たった1人だけ“魔法のギフト”をもらえなかった少女がいた。彼女の名はミラベル。“魔法のギフト”の力を持たずとも家族と幸せな生活を過ごしていたミラベルだが、ある日、この魔法だらけの家が危険に晒されていることを知り、家族を救うため“唯一の希望”として、立ち上がることを決意する――。今回解禁となったポスターでは、扉の前に笑顔で立つ主人公ミラベルが描かれ、その周りで虹のようにカラフルに煌めくミラベルの家族たちがそれぞれの“魔法のギフト”を披露している。さらに解禁されたもう1つのポスターでは、動物たちが見守る中、大きな扉から光が零れ、まるで観客を新たな物語へと導くような神秘的なビジュアル。カラフルでファンタジーな世界観と魔法が煌めくデザイン。家族全員が特別な力を持つ魔法に満ちた美しい世界で、なぜミラベルだけが力を持たないのか気になるところだ。この美しい世界を作り上げたのは、アカデミー賞長編アニメーション賞はじめ数々の賞に輝き、日本のみならず世界中で大ヒットした『ズートピア』(2016)以来、再タッグを組むこととなった監督のバイロン・ハワードとジャレド・ブッシュ。動物たちが暮らす楽園ズートピアで夢を追う主人公ジュディの活躍を描き、世界中の人々に勇気を与えた2人が、今度はディズニーには欠かせない“魔法”を題材にする。さらに本作を彩る珠玉の楽曲は、ブロードウェイミュージカル「イン・ザ・ハイツ」や脚本・作詞・作曲・主演を務めたミュージカル「ハミルトン」でトニー賞、グラミー賞など数々の賞を受賞しているリン=マニュエル・ミランダが担当。『モアナと伝説の海』以来4年ぶりに手掛ける本作の楽曲は、全てが新曲。ディズニーが新境地へ挑戦したバイロンとジャレド両監督と、世界にその名を轟かせてきたリンの豪華タッグによって、まだ誰も見たことのない“魔法×音楽”に満ち溢れた新たなミュージカル・ファンタジーが完成した。『ミラベルと魔法だらけの家』は今冬、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミラベルと魔法だらけの家 2021年冬、全国にて公開© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2021年07月19日スティーヴン・キングが絶賛したホラー映画『クライモリ』(2003)のリブート版『Wrong Turn(原題)』が、邦題『クライモリ』として10月15日(金)に公開されることが決定し、併せてティザー予告が解禁された。『クライモリ』(2003)は、米ウェストバージニア州の森の中で、事故に遭い道に迷ってしまった若者たちが食人一族のマウンテンマンに襲われるスプラッターホラー。ホラーの帝王スティーヴン・キングがその年の年間ベスト1ムービーに挙げて絶賛し、全米で2週連続トップ10入りのスマッシュヒットを記録し話題となった。その後シリーズ化され、14年の『クライモリデッド・ホテル』まで計6作が製作されている。そんな『クライモリ』に新たな息吹を与えたのは、シリーズ累計12億ドルの全世界興行収入を叩き出した『バイオハザード』を大ヒットに導いたプロデューサーコンビのロバート・クルツァー、マルティン・モスコヴィッツ。無法地帯となった終末世界を描いたバイオレンス映画『ザ・ドメスティックス』で注目を集めた新鋭マイク・P・ネルソンが監督をつとめ、第1作の脚本を担当したアラン・B・マッケルロイが再び参加した。主人公ジェン役には、「スペイン出身のスーパーモデル兼女優のシャルロッテ・ベガ。ジェンの父親役に、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」『フルメタル・ジャケット』などの演技派マシュー・モディーンが起用されている。このたび解禁されたティザー予告では、禁断の森に足を踏み入れた若者たちが次々と恐怖の罠に襲われていく様子をとらえており、窓の外や炎の先に見える人影と「彼らに社会のルールは通用しない」というセリフがマウンテンマンの不気味さを一層際立たせる。『クライモリ』は10月15日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年07月19日愛すべき14人の悪党たちが人類最大の脅威「怪獣」プロジェクトに立ち向かう(!?)ユーモア満載&テンション爆上げのサバイバル・アクション『ザ・スーサイド・スクワッド"極"悪党、集結』。本作のヤバい悪党のひとりとして、日本でも大人気のハーレイ・クインも登場する!この度、ハーレイを演じるマーゴット・ロビーが、本作では完全体となったハーレイに出会えることを明かした。ハーレイ・クインといえば、映画『スーサイド・スクワッド』(16)の破天荒な暴れっぷりで圧倒的な存在感を見せ、世界中から絶大な人気を集めたキャラクター。そんなクレイジーでキュートなハーレイ・クインは、本作でさらに進化したようだ。その変化についてマーゴットは、「『スーサイド・スクワッド』のハーレイは、ジョーカーに心が奪われていましたが、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』のハーレイは、ジョーカーと別れたばかり。どちらの作品もハーレイの決断や行動を通して、彼女の違う面を知ることができました」と両作での違いを明かす。そして「今回は、破局から長い時間が経ち、彼女の行動はもうジョーカーとは関係していないので、ハーレイ独自の性格をさらに掘り下げられました。完全に自信を取り戻したハーレイになりました」とハーレイの変化を語り、本作では何物にも縛られない、完全体となったハーレイを見ることができることを告白した。本作のハーレイは真っ赤なドレスを身に着け、極悪なスクワッドのメンバーたちと共に、槍1本でド派手に暴れまくる。『スーサイド・スクワッド』、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』に引き続きハーレイ・クインを演じているマーゴットは、「ハーレイを演じられるのは、とても楽しいです」と語る。「ハーレイは様々な個性と顔を持っているからこそ、監督たちもそれぞれのハーレイに惹かれたと思います。デヴィッド・エアー監督、キャシー・ヤン監督、そしてジェームズ・ガン監督は、まったく違うハーレイを描いているので、作品ごとに変化あり、監督によって違う性格が引き出されるのです」と、監督によって描かれるハーレイが変わることを明かしながら、「ただ、ハーレイはいつも愛されるサイコパスということは変わらないです」と断言、世界中を夢中にさせたサイコ感は健在であることを明かした。作品に登場するたびに、進化をし続けるハーレイ。クレイジーさにいっそう磨きがかかり、本作で真のハーレイ・クインとなるようだ。これまで以上にスクリーンを所狭しと暴れまくる彼女の活躍に注目だ。『ザ・スーサイド・スクワッド"極"悪党、集結』は8月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・スーサイド・スクワッド"極"悪党、集結 2021年8月13日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics
2021年07月19日フランスに実在するゲイの水球チームを題材にした映画『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』。“シャイニー・シュリンプス”の面々が自分らしく人生を謳歌する姿に、はやくもSNSでは「彼等に自分らしく人生を謳歌するヒントをもらった」「お調子者で個性豊かなシュリンプたちがとっても可愛くて元気をもらった!」「こんなに楽しくて、最後に良い気分で終われる映画は何年振りだろう!!」など、元気づけられる人が続出。さらに、LGBTQ+による世界最大のスポーツと文化の祭典「ゲイゲームズ」の開催地・クロアチアを目指すロードムービーの一面もあり、旅気分を味わえることでも注目を集めている。パーティー大好きなゲイの水球チーム“シャイニー・シュリンプス”は、青のオープンバスに乗り、レインボーフラッグをはためかせてフランスからゲイゲームズが開催されるクロアチアを目指す。その旅は「ヨーロッパの美しい建物や風景が惜しげもなく映りロードムービーを見ているようだった!」「オープンバスの旅の景色が最高だった」と、本作の見どころの1つともなっている。◆フランス(エッフェル塔)ゲイゲームズへ向かうシャイニー・シュリンプスたちの“ヴァカンス”は、エッフェル塔からスタート。1889年パリ万博の際に建設され、いまやフランスのシンボルとして世界中から愛される名所が待ち合わせ場所となれば迷うはずもないが、なぜかシャイニー・シュリンプスのメンバーは遅刻ばかり…。さらにやってきたのは巨大な青いオープンバス。エッフェル塔をバックにパリの美しい街並みをオープンバスで走り抜け、いざクロアチアへ出発!◆ドイツ(ミュンヘンのホテル・ダッハウの慰霊碑)その後、シャイニー・シュリンプスたちはドイツへ。チーム一のファッショニスタ・フレッドが手配したホテルなど、中世ヨーロッパを思わせる美しい建造物も登場。心ゆくまでヴァカンスを満喫しながらも、旅にトラブルはつきもの。思わぬトラブルで仲間割れをしたメンバーに、チーム最年長のジョエルはミュンヘンの近くにあるナチス・ドイツの強制収容所があったダッハウの地名を口にする。かつてナチスが、ユダヤ人やロマ民族だけでなく、同性愛者も多数虐殺したという暗い過去を知り、改めてシャイニー・シュリンプスのメンバーは団結を深めるのだった。◆クロアチア(ゲイゲームズ開催地)シャイニー・シュリンプスの目的地であるゲイゲームズの開催地・クロアチア。神秘的な街並みが印象的で、試合が行われる開放的な屋上プールからは美しい海が臨める。本作のセドリック・ル・ギャロ監督曰く、クロアチアは各都市でプライドパレードも行われており、2012年のロンドンオリンピックで金メダル、2016年のリオデジャネイロオリンピックで銀メダルと水球の強豪国でもあることからロケ地になったのだとか。ゲイゲームズのシーンは、オープニングパレードのみ2018年のパリで実施された実際のゲイゲームズで撮影されているが、スクリーンからも熱気や高揚感が伝わってきそうだ。『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』はヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ ほか全国にて近日公開© LES IMPRODUCTIBLES, KALY PRODUCTIONS et CHARADES PRODUCTIONS
2021年07月18日ライアン・レイノルズ主演の爽快アクション超大作『フリー・ガイ』が8月13日(金)に公開。“デッドプール”のキャラクターを思わせる、ユーモアに溢れたお茶目な人柄で知られるライアンだが、本作ではそんなイメージを覆すような、自身の人柄にも合ったキャラクターを演じていることを明かした。全世界、そして日本中で大ヒットを記録した『デッドプール』シリーズで知られるライアンは、本作でハチャメチャな無責任ヒーロー“デッドプール”とはまるで違う、地味で平凡な超いい人“ガイ”を演じる。ゲームの世界に暮らすモブキャラのガイは、いつも周囲に笑顔を絶やさず、温和で優しい心の持ち主。ある日、モロトフ・ガールというキャラとの出会いによって、新しい自分に生まれ変わるため、ゲーム内のプログラムや設定を無視して独自に行動を開始。自分の危険を顧みることなく次々と人助けをする、“いい人パワー”を遺憾なく発揮して“主人公=ヒーロー”を目指す。ガイのキャラクターについてライアンは、「僕はガイがどこまでも純粋で汚れを知らないところが好きなんだ。彼は誰にも害を与えたくないと思っているし、自分や周りの仲間が他の皆と同じように自由に生きてほしいと思っている。ガイが生きている目的は、自分の周りにいる人たちと一緒に、彼らならではの進化や変化を生み出すことなんだよ。そこがこの映画にとっても重要なことだ」と、真っ直ぐで誠実な“いい人”っぷりについて語っている。ライアンといえば、お茶目なヒーロー“デッドプール”のキャラクターとも重なる一面を本人も持っており、親友ヒュー・ジャックマンとはSNS上で愛に溢れた痛快なジョークでやりとりし、ライアンの妻ブレイク・ライヴリーすらも「ライアンの発言はすべて冗談!」とさえ証言しているほど、日々ファンを楽しませている。しかし、そんな“デッドプール的”な一面だけではない。ライアンはこれまで、余命宣告された5歳の男の子に『デッドプール2』の撮影現場からテレビ電話をかけて勇気づけたり、約10年にわたって繰り広げられてきたヒューとのやりとりを“停戦”し、新型コロナウイルスの影響で苦しむ人々を支援するプロジェクトへの参加を表明したり、ライアンの母国カナダで立ち上げられた先住民族女性の指導者育成プログラムや、全米有色人種地位向上協議会の基金への寄付を行ったり...人々をおふざけで楽しませるだけでなく、数多くの慈善活動にも積極的に取り組んできている。そんなライアン演じるガイは、“デッドプール”同様、愛すべきキャラクターとして受け入れられ、ライアンの新たなハマり役の1つとなるに違いない。ライアンはガイについて「物語の中で他者と一緒に過ごせば過ごすほど、深みが増していくキャラクター」と、知れば知るほどハマっていく魅力について自信を語っている。『フリー・ガイ』は8月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フリー・ガイ 2021年8月13日より全国にて公開©2020 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.
2021年07月17日巨大サメとの死闘を描き話題を呼んだ大ヒットサバイバル映画『ロスト・バケーション』 の制作陣が、今度は空を舞台に再びスリリングなサバイバル劇を描く『元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件』。この度、元カレと小型機に同乗する主人公サラを演じた『ゲット・アウト』アリソン・ウィリアムズの特別インタビュー映像がシネマカフェに到着した。HBOのテレビシリーズ「GIRLS/ガールズ」のマーニー役で一躍ブレイクを果たし、その後アカデミー賞の脚本賞を受賞した『ゲット・ アウト』やベネディクト・カンバーバッチ主演「パトリック・メルローズ」などの有名作へのオファーが絶えないアリソン・ウィリアムズ。本作では自由で勝気な主人公を演じ、小型機を操縦したり、『ミッション:インポッシブル』ばりに主翼にしがみついたりと、これまでにない激しいアクションの連続を演じ切り、「ハラハラドキドキする場面がずっと続く」「映画が始まったら実生活を全て忘れてしまう作品」と本作の魅力や見どころを語っている。友人の結婚式のため、小型機でインド洋に浮かぶ南の孤島へ向かうことになったサラ。タイミング悪く、偶然乗り合わせたのはかつての恋人で、いまは気まずい関係のジャクソン。内心穏やかでないものの、目の前に広がる真っ青で美しい海と一面の快晴に弾む心は抑えられず、空の旅は始まった。しかし、離陸直後パイロットが心臓発作により急死。自動操縦は機能せず、GPSは故障。通信機能も途絶え、前方には追い打ちをかけるように巨大乱気流まで迫る。絶体絶命の窮地に立たされた2人が生き残るためにとったまさかの行動の数々に注目だ。『元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件』は8月6日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件 2021年8月6日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年07月17日ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる最後の作品となる映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』日本公開日が、北米に先駆け10月1日(金)に決定した。当初2020年4月の日本公開を予定していた本作。MGM、ユニバーサル、ならびに本作の製作マイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリにより全世界の映画興行における状況を検証した結果、これまでに3度の公開延期が発表されてきたが、ついに公開日が10月1日(金)に決定。シリーズ21作目『007/カジノ・ロワイヤル』(06)から最新作までの5作でジェームズ・ボンドを演じたダニエル・クレイグにとっては最後のボンド役となる。主題歌には、ビリー・アイリッシュを起用し、本楽曲「ノー・タイム・トゥ・ダイ」はグラミー賞最優秀映像作品楽曲賞を受賞した。本情報が解禁となった今日7月16日は、『ノー・タイム・トゥ・ダイ』日本公開日のちょうど“77日前”。早速、午前8時から『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』公開記念スペシャルサイト「#007 待ちきれない」を立ち上げ、本作を劇場で観ることを心待ちにしている各界のファンから寄せられた数々の期待コメントを掲載していく予定という。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は10月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2021年10年1月より全国にて公開© Danjaq, LLC and Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.All Rights Reserved.
2021年07月16日トム・ホランド主演の映画『スパイダーマン』シリーズの3作目となる最新作『Spider-Man: No Way Home』の邦題が『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に決定。日本語タイトルロゴとともに、榎木淳弥がスパイダーマン/ピーター・パーカー役の日本語吹き替え声優を続投することが発表された。1作目『スパイダーマン:ホームカミング』ではイエローにレッドの縁取り、2作目『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』ではレッドにイエローの縁取りとなっていたタイトルロゴ。そして本作ではブルーにレッドの縁取りにカラーチェンジ、さらにスパイダーマンらしさが増したロゴにはお馴染みのスパイダーフェイスのマークも!また、大のマーベル好きを公言する尾上松也がゲストとダベりながら未知の領域に挑む新たなYouTube番組「#マベりまSHOW」の初回が本日7月15日に配信され、初回ゲストとして出演した声優の榎木淳弥が、最新作でも日本語吹き替え声優として続投することが正式に発表された。番組にAIスピーカー“チャラディス”として登場し、ナレーションMCを務める藤森慎吾(オリエンタルラジオ)が続投決定をアナウンスすると、榎木さんは「え!? 今初めて聞きました。嬉しい! よかったー!」と、サプライズ発表に驚きながらも安心した様子。番組ホストの松也さんも「え? いま発表? ちょっとチャラディス、そんなカンタンに言えることじゃないよ!」と突然の流れに突っ込み。チャラディスこと藤森さんは「サラッと(台本に)書いてあったんで!」と笑いを誘いながらの発表となった。YouTube番組「#マベりまSHOW」では、今後ソニー・ピクチャーズが劇場公開するマーベル作品『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に加え、『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』、『モービウス』についても映画の魅力や最新情報を発信していく予定という。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は12月17日全米公開予定。「#マベりまSHOW」 第1回目は前編7月15日(木)17時~/後編8月7日(土)17時~(text:cinemacafe.net)■関連作品:Spider-Man:No Way Home(原題)
2021年07月15日望まない妊娠をした少女の数日間の旅路を描いた『17歳の瞳に映る世界』。本作で見事スクリーンデビューを果たし、全米の映画祭で俳優賞を総なめにした主演シドニー・フラニガンと、スピルバーグ監督の『ウエスト・サイド・ストーリー』にも起用された“いとこ役”タリア・ライダーのインタビューが到着。すでに日本でも話題を呼んでいる2人の演技と関係性がどのように生まれたのか、その理由が分かるものとなっている。主人公オータムを演じた、新星シドニー・フラニガンは、本作で初めて演技をして映画出演を果たし、歌声も披露して喝采を浴び、全米の映画賞でブレイクスルー賞、女優賞を総なめにした。シドニーが本作へ出演することになったのは、彼女が14歳のときにエリザ・ヒットマン監督のパートナーが撮影していた『Buffalo Juggalos』という作品のロケハンでヒットマン監督と出会い、フェイスブック上で友達になったことがきっかけだった。「(エリザは)私が部屋で音楽を演奏している動画をフェイスブックで見て、私が20歳の時に『17歳の瞳に映る世界』のオーディションに来ないか、とメールをしてきました」。エリザの目に止まり、映画のオーディションに誘われたシドニーだったが、シンガーソングライターである彼女は演技について「やりたいかどうかわからなかった」と明かす。初めての映画撮影の心細さ、「これこそがオータムが経験すること」しかし、脚本を読み「私にとって、とても重要な物語。リアルで、誰にでも起こりそうな力強いシナリオ」と感じたシドニーは「自分に何ができるか確かめよう」と監督からの誘いをチャンスと捉え、挑戦することを決意したという。そんなシドニーも、初めての映画撮影の現場では心細く、気が弱くなっていたが「これこそがオータムが経験することなんだ」と受けとめ、妊娠をしたことを親にも相談できないまま、ペンシルベニアからニューヨークへ旅に出るオータムの孤独や暗闇を体当たりで演じた。頑固で、なんでも自分ひとりで解決しようとするオータムには、心に寄り添ういとこのスカイラーがいる。オータムの近くでいつも彼女の良き理解者となり、言葉を交わさなくともお互いの心を支え、前に進む原動力になっている2人の関係は本作の見どころの1つ。いとこのスカイラーを演じたタリア・ライダーは「スカイラーはとても賢い女の子」だと説明する。アルバイト先のスーパーでは客にしつこくパーティーに誘われ、店員からは手を握られセクハラをされる。苦々しく思うことばかりで、つい「男だったらと思う?」とオータムに聞くなど、女性としての生きにくさを多く経験している彼女だが、「世界には不公平があること、男の子と女の子の違いもある。あの年で、自分に若い女子としての魅力があることも気づいている」と、大人びた魅力の理由について分析する。もしシドニーに同じことが降りかかれば「同じ方法をとる」作品で描かれる2人の絆は素晴らしいものだが、現実でも2人は縁を感じていたようだ。シドニーはタリアについて「同じ(ニューヨーク州)バッファローの出身だと知って、それだけでつながりを感じた」とふり返る。そんな2人に対してヒットマン監督は、さらに絆を深めるべく宿題を出したという。「この映画で描かれる旅とセリフと、プライベートに関する個人的な性格を表す質問に対して、答えをノートに書きました」とシドニー。それを翌日に交換し合ってお互いの理解を深め、壁をなくして撮影に挑んだ結果、シドニーが「撮影時間以外も本当に仲の良い友人になれました」と言えば、タリアも「もしシドニーに映画と同じようなことが降りかかれば、私はオータムを守るためにスカイラーがしたように、シドニーにも同じ方法をとるでしょう」と語り、劇中同様、堅い絆が生まれたことを語った。最も印象深い“質問シーン”は「感情と経験を頭の片隅から引き出した」完成した本作を見た感想と観客の反応について、タリアは「彼女たちが危機を乗り越え17歳らしい素朴さを見せる、純粋な唯一のひとときに涙が溢れました。サンダンスでもベルリン映画祭でも、瞳を濡らした人々が劇場から出てくる姿を見ました。どちらの映画祭でも、何人もの女性が私のところへ来て、オータムとスカイラーの物語と映画への感謝を伝えてくれました。観客のみなさんがこの物語にある種の聖域を見つけ出したのだと、とても心が温まりました」と語る。また、シドニーは本作の原題である「Never Rarely Sometimes Always」(全くない 稀にある 時にはある 常にある)と質問されるシーンについて、「自分の感情と経験を頭の片隅から引き出しただけです。でも、それはとても繊細でパーソナルなことだから何も言いたくない」と語った。シドニーの待機作は『Rounding』(原題/アレックス・トンプソン監督)。シンガーソングライターとしても活躍し、「Starjuice」というバンドのフロントマンでもある。労働者階級の町、人間関係、不安、ティーンエイジャーの怒りを表現する楽曲をアコースティック・ギターにのせて歌っている。一方、タリアは12歳でミュージカル「マチルダ」のホーテンシア役でブロードウェイに出演。また、15歳にしてミア・マイケルズ監督・振付による、ダンスによって社会正義を訴えた短編映画『Only we know』を製作。12月10日公開予定『ウエスト・サイド・ストーリー』に出演、ブロードウェイの常連や著名俳優と共に「ジェッツ」のコーラスを務めている。英国版「VOGUE」の「2021年ハリウッドの新時代をリードする6人の俳優」に選出されている。『17歳の瞳に映る世界』は7月16日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:17歳の瞳に映る世界 2021年7月16日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2020 FRIENDS IN TROUBLE LLC / FOCUS FEATURES LLC
2021年07月15日2018年公開の『ヴェノム』の続編、『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』より、新キャラクター“カーネイジ”のビジュアルが公開された。スパイダーマンの宿敵であり、マーベル史上最も残虐な悪<ダークヒーロー>として誕生したヴェノム。前作は、全世界興行収入941億円を超える大ヒットを記録した。今回の新ビジュアルは、尾上松也がソニー・ピクチャーズ配給のマーベル映画について話すYouTube番組「#マベりまSHOW」の初回配信にて、ゲストで登場したエディ・ブロック役の吹き替えを担当する諏訪部順一よりお披露目された。ウディ・ハレルソン演じるシリアルキラーのクレタス・キャサディが、世界秩序の崩壊を願い、大殺戮を愉しむために、このカーネイジに変貌していく。今回披露された新ビジュアルでは、カーネイジが大きく口を開け真っ赤に染まった姿が写し出されている。コミックでは、ヴェノムの戦闘能力を凌駕するほどのパワーを持つと言われているカーネイジ。狂気が溢れ出た一枚となっている。なお、「#マベりまSHOW」第1回目の配信は、アーカイブ視聴も可能だ。『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』は2021年全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ 2021年、全国にて公開©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.
2021年07月15日第93回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされた話題作『皮膚を売った男』の公開日が11月12日(金)に決定し、併せてティザーポスターが解禁となった。恋人に会うため、自分自身がアート作品となった男の数奇な運命を描く本作は、第77回ヴェネチア国際映画祭のオリゾンティ部門でプレミア上映が行われ、主演のヤヤ・マヘイニが男優賞を受賞。ほかにも第26回リュミエール賞合作賞や第31回ストックホルム国際映画祭脚本賞などを受賞し、賞レースを席巻した。東京国際映画祭でも正式出品され評判を呼び、劇場公開を望む多くの声が挙がった。映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では92%フレッシュ(6月30日時点)という高評価を得ている作品だ。今回解禁されたのは、ネオンの光を放つタイトルがひと際目を引くティザーポスター。拍手をする無数の観客たちとは対照的に、「VISA」の文字が彫られたサムの背中は哀愁が漂い、「アートとなった男」の数奇な運命を感じさせる。『皮膚を売った男』は11月12日(金)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:皮膚を売った男 2021年11月12日よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 – TANIT FILMS – CINETELEFILMS – TWENTY TWENTY VISION – KWASSA FILMS – LAIKA FILM & TELEVISION – METAFORA PRODUCTIONS - FILM I VAST - ISTIQLAL FILMS - A.R.T - VOO & BE TV
2021年07月15日アカデミー賞で作品賞・監督賞を含む5部門にノミネートされ、見事脚本賞を受賞したエメラルド・フェネル監督、キャリー・マリガン主演の『プロミシング・ヤング・ウーマン』。この度、フェネル監督がラブコメと復讐劇を融合させたジャンルレスな本作について語るインタビュー映像が解禁となった。本作で脚本・監督・製作を担当し、長編デビュー作にして世界を熱狂の渦へと巻き込んだエメラルド・フェネル監督。ブラックユーモアたっぷりにスリリングな復讐劇とラブコメディを並行させ、観るものを夢中にさせるジャンルレスムービーを誕生させた。「凶悪犯罪や残酷な暴力を描いたり犯罪者についての映画を作る気はなかった。暮らしの中にある文化に興味がある」と語るその言葉通り、フィクションの枠を超え、リアルな現代社会に蔓延するジェンダーバイアスや見逃される性暴力にスポットを当てたことを話す。「学生だった10年前は当たり前だったけど、今考えるとひどいことが許容されていた。性別関係なく自分の周りの人を見ても思い当たることが出てくる。それらを集団として許容してきた経緯を紐解いてみたかった」と、この物語の着想について自身の体験や疑問がもとになっていることを明かした。さらに、本作に登場する男性たちについて「悪者はいないということは絶対に強調したかった」と監督。「登場人物が過去に犯してきた過ちはいつの時代も繰り返されてきたこと。この映画の狙いは問いかけること。物語の根底にある疑問は“誰もが許容してきたのになぜバツが悪いのか”」と作品に込めた思いを熱く語る場面も。その上で「結末や主人公の使命に対する捉え方が人によって違うことはいいことだと思う。映画の後で意見をぶつけ合ってもらいたい」と本作の意義に期待を力強く述べた。本作は、社会の中で自然に起きている問題を観客の心を揺さぶるエンターテインメントに昇華させ、激しい論争を巻き起こしつつも多くの観客の共感を呼んでいる。『プロミシング・ヤング・ウーマン』はTOHOシネマズ 日比谷・梅田にて先行公開中。7月16日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷&シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:プロミシング・ヤング・ウーマン 2021年7月16日よりTOHOシネマズ日比谷、シネクイントほか全国にて公開© 2020 PROMISING WOMAN, LLC All Rights Reserved.
2021年07月15日日本を始め世界中で愛される物語「ムーミン」の原作者でフィンランドの作家トーベ・ヤンソンの半生を描いた映画 『TOVE/トーベ 』より場面写真が解禁された。画家としてキャリアをスタートさせたアーティスト、トーベ・ヤンソン自身の人生を投影して生み出されたムーミンの物語。文学、コミック、舞台劇、アニメーションと、今日においても色褪せること無く人々を楽しませ続けるムーミンのキャラクターたちは、どのようにして育まれていったのか。本作は自由を愛して生きたトーベ自身の人生を追いながら、その創作の秘密に迫っていく。本国フィンランドで公開されるや大絶賛で迎えられ、スウェーデン語で描かれたフィンランド映画としては史上最高のオープニング成績を記録した本作は、公開から7週連続で興行収入ランキング第1位になるなど、ロングラン大ヒットも記録。第93回アカデミー賞国際長編映画賞フィンランド代表へも選出され、数々の映画賞を席巻した。この度解禁された場面写真は、全部で6点。舞台演出家であったヴィヴィカ・バンドラーとの運命の出会いによって実現した初のムーミン劇「ムーミントロールと彗星」上演の際の様子や、政治家・哲学者・ジャーナリストであり、スナフキンのモデルになったとも言われるトーベの恋人アトス・ヴィルタネンとのデートシーン、ヴィヴィカとの一夜を楽しむ場面など、いずれも彼女の色鮮やかな人生の一瞬一瞬を切り取ったような場面写真が到着した。『TOVE/トーベ』は10月1日(金)より新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOVE/トーベ 2021年秋より新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 Helsinki-filmi, all rights reserved
2021年07月15日ドウェイン・ジョンソンとエミリー・ブラントが出演する、ディズニーランドの人気アトラクションから生まれた映画『ジャングル・クルーズ』。この度、“不老不死の花”を求める冒険へ挑む登場人物たちの姿をとらえた、キャラクターポスタービジュアルが公開された。不老不死の花は、手にした者はあらゆる病気を治し、永遠の命を手にすると伝えられている、アマゾンの伝説。今回到着したビジュアルには、それを求める個性豊かなキャラクター5人の姿がそれぞれ写し出されている。まずは、ドウェインが演じているオンボロクルーズ船“ラ・キーラ号”の船長・フランク。アマゾンのジャングルを探検する観光客をガイドする彼は、アマゾンの伝説や呪いに精通するなど、ジャングルの全てを知り尽くしており、リリーと共に不老不死の花を探す冒険に出るのだ。そんなリリーを演じるのはエミリー。亡き父の汚名を晴らすため、不老不死の花を探す植物博士だ。大胆な行動力と探究心を兼ね備え、ジャングルでも怖いものなしで行動するものの、泳ぐことだけが大の苦手だという。そして、リリーが冒険に引き連れるのが、ジャック・ホワイトホール演じる弟マクレガー。彼女を助けるために冒険に付き添うが、オシャレやゴルフが大好きで冒険は苦手のため、ジャングルでもつねに浮いた存在。超神経質&超慎重派で、姉とは真逆の性格だ。また、その秘宝を狙うのは、フランクたちだけではない。不老不死の花を手に入れ、世界を支配しようと企むドイツ帝国の王子ヨアヒム(ジェシー・プレモンス)と、不死の呪いをかけられ、ジャングルに囚われているアギーレ(エドガー・ラミレス)。目的のためなら手段を選ばないヨアヒム王子は、潜水艦や魚雷を用いてフランクたちを追っていく。『ジャングル・クルーズ』は7月29日(木)より映画館にて公開、30日(金)ディズニープラスプレミアアクセスにて配信。※プレミアアクセスは追加支払いが必要(cinemacafe.net)■関連作品:ジャングル・クルーズ 2021年7月29日より全国にて公開、2021年7月30日よりディズニープラス プレミア アクセスにて配信© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2021年07月15日西部開拓史上初の女性ガンマン、カラミティ・ジェーンの子ども時代の物語を描くアニメーション映画『CALAMITY カラミティ』より、日本語吹き替え版予告編が到着した。本作の吹き替え版には、主人公マーサ・ジェーンをYoutuberでモデルの福山あさき、妹レナを松永あかね、弟エリージャを木野日菜、親友イヴを木戸衣吹、ライバルのイーサンを畠山航輔、マーサを追い込む旅団長アブラハムを杉田智和、イヴの父親を上田燿司が担当。予告編では、マーサが家族を支えるために髪を切り、ジーンズをはくことを決意する様子が描かれている。また映像では、著名人のコメントも挿入されている。絵本の翻訳の経験もある歌手の藤井フミヤは、「なんて美しいアニメーション!カラフルな風景は現代アートのようだ」と絶賛し、アニメーション監督の伊藤智彦は「このアートな画面に騙されてはいけない。エンタメとしてはむしろかつてのスタジオジブリのマインドに近い映画なのです。新たなヒロイン、いやヒーローの誕生を見届けよ!」と呼びかけている。『CALAMITY カラミティ』は9月23日(木・祝)より新宿バルト9ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:CALAMITY カラミティ 2021年9月23日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2020 Maybe Movies ,Nørlum ,2 Minutes ,France 3 Cinéma
2021年07月14日ウェス・アンダーソン監督が近未来の日本を舞台に描き、渡辺謙、夏木マリ、山田孝之、池田エライザなど日本から豪華なキャストが参加したストップモーション・アニメーション映画『犬ヶ島』が、ディズニー公式動画配信サービスDisney+(ディズニープラス)にて7月16日(金)より配信開始されることになった。本作は、『グランド・ブダペスト・ホテル』でアカデミー賞4部門を受賞し、最新作『フレンチ・ディスパッチザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』が第74回カンヌ国際映画祭で上映されたばかりのウェス・アンダーソン監督が、日本を舞台にドッグ病の感染拡大を恐れ、犬ヶ島に追放されてしまった愛犬を探す少年と島に暮らす犬たちとの絆を描いたストップモーション・アニメ。第68回ベルリン国際映画祭にて銀熊賞(監督賞)を受賞した。声優には、ビル・マーレイ、エドワード・ノートン、ブライアン・クランストン、フランシス・マクドーマンド、スカーレット・ヨハンソン、オノ・ヨーコら多彩な才能を持ったハリウッドスターやアーティストが集結。日本からも渡辺謙、夏木マリ、野村訓市、野田洋次郎、山田孝之、池田エライザほか豪華絢爛な俳優陣がオリジナルキャストとして名を連ねている。全米公開の際には、黒澤明作品や宮崎駿作品をはじめとする日本映画へのオマージュに満ちた本作を絶賛するレビュアーが多数出現し、大きな話題となった本作。近未来ながら、どこかノスタルジックな独特の世界観で描かれた少年と犬たちの冒険物語には驚きの展開が待っている。『犬ヶ島』は7月16日(金)よりディズニープラスにて配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:犬ヶ島 2018年5月25日より全国にて公開©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation
2021年07月13日