心霊研究家エド・ウォーレン&ロレイン・ウォーレン夫妻が実際に調査した事件を基に映画化された『死霊館』ユニバースの最新作『The Conjuring:The Devil Made Me Do It』(原題)が『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』の邦題で2021年秋に公開決定。US予告が解禁となった。『死霊館』から始まり、呪われた人形アナベルが引き起こす戦慄の恐怖を描いた大ヒット人気ホラー『アナベル』シリーズや、『死霊館エンフィールド事件』に登場した悪魔“ヴァラク”のルーツに迫る前日譚であり、『死霊館』『アナベル』シリーズでの元凶が明かされた『死霊館のシスター』など数多くのスピンオフ作品が製作されてきた本ユニバース。本作はそのメガヒットシリーズの7作目にして、メインストーリーの『死霊館』シリーズ3作目。ひと足早く、本国で解禁された予告編では、青ざめた顔で呆然と一点を見つめ歩く1人の男性の手と服は何者かの血で一色に染まっている…。これが、1981年、全米を震撼させた事件で、初めて悪魔にとり憑かれていたことを理由に「無罪」を主張し、当時大きく報道された前代未聞の殺人事件“アルネ・ジョンソン裁判”の始まりだった。被告人が一貫して「無罪」を主張し続ける理由は…「ぜんぶ悪魔のせい」。シリーズ史上、心霊研究家ウォーレン夫妻(パトリック・ウィルソン&ベラ・ファーミガ)が最も衝撃を受けた事件の真相を突き止めるべく調査を開始する。映像には、少年が謎の手に急に掴まれるシーンや、四つん這いの何者かが追いかけてくる背筋の凍るシーンなど、身の毛もよだつ戦慄の恐怖シーンが収められている。そして、最後にはロレイン・ウォーレンが断崖絶壁まで追い詰められ、何者かに足を掴まれ崖下へと引きずり込まれる衝撃的なシーンで幕を閉じ…。果たして、絶対絶命のウォーレン夫妻は悪魔の存在を証明することができるのか?インタビューで、プロデューサーのジェームズ・ワンは「『死霊館』ユニバースで、映画『セブン』(1995年、デヴィッド・フィンチャー監督の傑作サスペンスホラー)を作りたかった」と語っている。『ソウ』『死霊館』『アナベル』シリーズを作り、その他のホラーに多大なる影響を与えた現代ホラーの巨匠が、これまでの『死霊館』ユニバースとはまた異なる驚きと、見たことのない体験を用意しているに違いない。『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』は6月4日より全米公開、秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:死霊館 2013年10月11日より全国にて公開© 2013 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年04月23日マシュー・マコノヒー演じるマリファナ王の引退に群がるクセ者たちを豪華キャストが演じる『ジェントルメン』。この度、ヒュー・グラント扮する私立探偵が入手したヤバすぎるスクープ映像を、ヒューとチャーリー・ハナムが劇中アテレコするシーンの本編映像が解禁された。解禁となったのは、ゲスな私立探偵フレッチャー(ヒュー・グラント)が金をゆするため、マリファナ王ミッキー(マシュー・マコノヒー)の右腕レイ(チャーリー・ハナム)に対して“ネタ”に関わるスクープ映像を見せるシーン。戸惑うレイに問答無用と言わんばかりに“アテレコ台本”を渡しながら「あんたがドライ・アイ役 俺がマシュー役だ」と配役を伝えると、自身が盗撮してきた映像を一緒に見ながら、読唇で作成した台本に沿って声をあてて欲しいという。バズーカのような望遠レンズのカメラを覗き込むフレッチャーが、大勢のサポーターで賑わうエミレーツ・スタジアムで捉えたのは、大富豪マシュー(ジェレミー・ストロング)とチャイニーズ・マフィアの若頭ドライ・アイ(ヘンリー・ゴールディング)が2人並んで話す姿!「卿は命を落とした」や「報復しなければならない」など物騒なフレーズが飛び交う中、わざわざ映像を一時停止し「ダメだ棒読みじゃなく感情を込めろ」とノリノリで演出するフレッチャー。一方で、「“オクトパスが寄ってきたら困るぞ”」や「“ネズミの毛をなでるな”」「“春なのにセーター”」など要所要所で頓珍漢な箇所が目立つフレッチャーの台本に呆れるレイ。いかにもガイ・リッチー監督らしいシュールな1コマとなっている。ヒュー演じるこのフレッチャーはいわば狂言回し役として本作を展開していくキャラクターだが、ヒュー自身にとって挑戦的なキャラクターだったよう。「ガイの台詞は示唆に富んでいるし、すごく大胆だ。それをちゃんと生きた言葉にし、自分のものにできるかどうかが僕にとってのチャレンジで、すごく楽しかった」とふり返っている。『ジェントルメン』は5月7日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジェントルメン 2021年5月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2020 Coach Films UK Ltd. All Rights Reserved.
2021年04月23日アカデミー賞主演男優賞に“史上最高齢”ノミネート、先日の英国アカデミー賞(BAFTA)では史上最高齢で主演男優賞を受賞したアンソニー・ホプキンス渾身の『ファーザー』。この度、アンソニーのインタビュー映像が到着した。本作で、半世紀を超える役者人生の最高傑作にして集大成ともいえる演技を披露したアンソニー。演じるにあたり参考にしたのは自身の父だという。「私は父を演じたんです。父は認知症ではありませんでしたが最後の数週はその兆候が見えました。死を恐れるあまりとても怒っていて、目が合うだけで身がこわばりました。そんな父を思い出しながら演じたので実に簡単でしたよ」と驚きの事実を明らかにする。また、助演女優賞にノミネートされているオリヴィア・コールマンとの共演、娘アンという役柄については、「オリヴィアはとにかくすばらしいの一言に尽きます」と話す。「アンは父を愛しているからこそ心を引き裂かれるんです。父の症状が進むほど彼女の絶望は深くなります。私は彼女に対して残酷ですからね。私の父も私に対してそういう態度を取っていました」と言い、「私には父が恐れているのが分かりました。アンに対する私の態度も同じです」と実際の父との経験から、恐れや弱さによって、そういう態度を取ってしまうことへの理解を示した。認知症と死というテーマについて問われると、「この役を通して多くの学びと気づきを得ました。自分自身の人生の終わりを意識するようになり、命が美しいものに思えてきました。なぜ人は生きているのだろうか。自分の“葉”を1枚ずつ失うのはどんな気分だろうか。人生の勉強になりました」と、さすがの人生経験があるからこそ、その言葉は重い。そして、引退について問われると、「私はまだまだ引退する気はありません。私は老戦士ですからね」と力強く現役宣言を行なった。現地時間4月10日に開催されたBAFTAでは、『マ・レイニーのブラックボトム』の故チャドウィック・ボーズマン、『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』のリズ・アーメッド、『アナザーラウンド』のマッツ・ミケルセンといった強豪たちを制して受賞したが、授賞式には登場せず。そのとき何をしていたかというと、自分が受賞するとは思っておらず、滞在先のホテルで授賞式の中継も見ずに絵を描いていたそうで、フロリアン・ゼレール監督からメールが届き自分の受賞を知ったそう。これまで、『羊たちの沈黙』(91)でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、『日の名残り』(93)では同・主演男優賞ノミネート、『2人のローマ教皇』(19)では同・助演男優賞にノミネートされたアンソニー。日本時間4月26日に行われるアカデミー賞授賞式では、史上最高齢主演男優賞ノミネートなど気にすることなくマイペースに、家族とウエールズに滞在予定だという。『ファーザー』は5月14日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファーザー 2021年5月14日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© NEW ZEALAND TRUST CORPORATION AS TRUSTEE FOR ELAROF CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION TRADEMARK FATHER LIMITED F COMME FILM CINÉ-@ ORANGE STUDIO 2020
2021年04月23日本年度アカデミー賞にノミネートされた、笑って泣けるドキュメンタリー映画『83歳のやさしいスパイ』より、予告編と場面写真が到着した。本作は、80~90歳のスパイを募集する不思議な求人に応募した83歳の男性セルヒオが、老人ホームに潜入し、調査を行う過程を捉えたドキュメンタリー作品。初スパイの仕事に張り切る心優しいセルヒオが、いつしか悩み多き入居者たちの良き相談相手となっていく様子をユーモアたっぷりに映し出し、また、入居者たちが漏らす本心から現代の介護施設の在り方を問う。かつて私立探偵の助手として働いた経験を持つ本作の監督マイテ・アルベルディは、ホームの許可を得て、セルヒオがスパイであるとは明かさずに3か月間撮影を行った。本作について「鑑賞後に、親や祖父母に連絡したいと思ってもらえたら」と語っている。到着した予告編では、セルヒオが私立探偵のロムロと面接するシーンからスタート。採用され、潜入捜査の説明を受けるが、音声メッセージを送ることもままならないセルヒオにロムロは不安げ。そして潜入が始まるも、ターゲットが特定できなかったり、パーティーを楽しんでしまいロムロに叱られたりと奮闘する様子がコミカルに描かれる。一方で、孤独を感じる入居者に「泣いていいんですよ」と声を掛ける優しい一面も確認することができる。また場面写真には、セルヒオがペン型の隠しカメラをルーペで覗く場面や、入居者と楽しそうに会話をする様子などが切り取られている。『83歳のやさしいスパイ』は7月、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:83歳のやさしいスパイ 2021年7月よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開© 2021 Dogwoof Ltd - All Rights Reserved
2021年04月23日『英国王のスピーチ』でアカデミー賞を受賞したコリン・ファースと、『ラブリーボーン』で同賞にノミネートされたスタンリー・トゥッチがカップル役で共演し、2人が向き合う人生の最終章を描く話題の映画『スーパーノヴァ』がついに日本公開決定した。ピアニストのサムと作家のタスカーは、ユーモアと文化をこよなく愛する20年来のパートナー。ところが、タスカーが抱えた病が、かけがえのないふたりの思い出と、添い遂げるはずの未来を消し去ろうとしていた。大切な愛のために、それぞれが決めた覚悟とは――。コリンが演じているのは、不器用で無口だが、胸の奥に熱い愛情を燃やし続けるサム。スタンリーが、人を惹きつける才能と魅力に溢れ、いつも周囲に光と笑いをもたらすタスカーを演じている。最初にオファーされたのは、スタンリー。彼が「サムとタスカーの絆が本物でなければ成功しない」と考え、20年来の友であるコリンに自ら、実は独断で脚本を手渡し、今回の共演が実現したという。今回公開決定と併せて、切なげに額を寄せ合うサムとタスカーを大きく切り取り、タイトルを思わせる光が瞬くポスタービジュアルと、タスカーがサムにスーパーノヴァについて語るシーンから始まる予告編も到着。映像では、キャンピングカーで湖水地方を旅する2人と1匹のシーンや、友人や家族に囲まれる穏やかで充実した日々が映し出されるが、タスカーの一言が引き金となり、2人の未来の終わりが近いこと、心に秘めていたそれぞれの結末が全く異なっていたことに気づいていく。「最後の最後まで君と共に生きたい」と思いをぶつける胸が熱くなるシーンも登場し、お互いを想い合う2人の導き出す答えが気になる映像となっている。なお監督は、俳優としてデビューし、オリジナル脚本として書き上げた本作が、監督第2作目となるハリー・マックイーン。撮影監督は2度アカデミー賞にノミネートされたディック・ポープが務めた。『スーパーノヴァ』は7月1日(木)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:スーパーノヴァ 2021年7月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2020 British Broadcasting Corporation, The British Film Institute, Supernova Film Ltd.
2021年04月23日フランソワ・オゾン監督が瑞々しい刹那の初恋を描いた最新作『Summer of 85』から、第1弾予告とビジュアルが解禁となった。予告編では、「THE CURE」の1985年発表の名曲「In Between Days」に合わせて、アレックスが初めて抱くダヴィドへの破裂しそうなほどの恋の衝動が映し出される。ノスタルジックな雰囲気漂うフィルムによる撮影で美しく切り取られた、色鮮やかな青春の数々。しかし、そんな幸せな日々も長くは続かなかった。愛すれば愛するほどに湧き上がる“満たされない気持ち”。「ほんの一瞬も離れたくない」と願うアレックスを待ち受けていたのは、不慮の事故によるダヴィドとの突然の別れだった――。併せて解禁された第1弾ビジュアルは、永遠の別れが訪れることなど知る由もないアレックスが、ダヴィドとの愛を噛みしめるように頬を寄せる姿が描かれている。「あの夏の君を、心に刻んだ」というコピーに込められた、アレックスの儚い感情。刹那の恋の終わりを感じさせる、エモーショナルな仕上がりに。ガス・ヴァン・サント監督の『マイ・プライベート・アイダホ』を彷彿とさせ、セーリングのシーンはアラン・ドロン主演の『太陽がいっぱい』を思い出させる。いずれもオゾン監督がオーディションで見出した新鋭フェリックス・ルフェーヴル(アレックス役)とバンジャマン・ヴォワザン(ダヴィド役)のフレッシュな才能も眩しい。第73回カンヌ国際映画祭でオフィシャルセレクションに選出され、第15回ローマ国際映画祭で観客賞を受賞する等多くの映画人を魅了してきた本作。「オゾンの独創性を改めて教えてくれる」(Variety)、「病的なまでにロマンチック」(The Guardian)、「スタイリッシュ且つ繊細」(Times)、「若さのスリルと初恋の駆け引きを見事に捉えた」(EMPIRE)、「激しくも感動的な物語」(Screen International)など、海外誌からも絶賛が相次いでいる。原作は、英作家エイダン・チェンバーズが1982年に発表した青春小説の金字塔「Dance on my Grave」(おれの墓で踊れ/徳間書店)。17歳で原作と出会い感銘を受けたオゾンが、約35年の時を経て「世界共通のラブストーリー」として映像化。当時の感情を投影しながら、初恋の衝動を圧巻の映像美と巧みな演出で表現し、“愛の原点”に辿り着いた。『Summer of 85』は8月20日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Summer of 85 2021年8月20日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2020-MANDARIN PRODUCTION-FOZ-France 2 CINÉMA–PLAYTIME PRODUCTION-SCOPE PICTURES
2021年04月22日『1917 命をかけた伝令』のジョージ・マッケイが主演、ニコラス・ホルト、ラッセル・クロウ、チャーリー・ハナムら豪華共演の『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』から予告編が解禁された。19世紀、オーストラリア。腐敗した権力に屈することを拒否し、兄弟や仲間たちと“ケリー・ギャング”を結成、国中にその名を轟かす反逆者となったネッド・ケリーを描く本作。これまで英雄としてのみ語られていたネッド・ケリーを、悲惨な境遇から抜け出そうと苦悩し、怒り、闘う、ひとりの若者として描き出したピーター・ケアリーのブッカー賞受賞同名原作を映画化した。この度、公開された予告編は、19世紀の荒廃したオーストラリアの大地で、ジョージ演じる、貧しいアイルランド移民の子ネッド・ケリーが銃の撃鉄を起こし何かへと向かう姿から始まる。生活のため、山賊(ラッセル・クロウ)に売り飛ばされた幼きネッドはやがて成長し、無実の罪で反逆者へと仕立てられていく。横暴な警官(チャーリー・ハナムやニコラス・ホルト)たちからは「君たちが苦しむのを見たい」「逮捕するしかない」と脅され、母まで投獄された末、やがてネッド率いる四角い鉄兜をかぶった反逆者集団「ケリー・ギャング」が誕生する。打ちのめされるような苛烈なシーンと、それでも悲惨な境遇を打ち破ろうとする若者たちの様子が次々と展開。後半に流れるのは、なんとジョージはじめ、ケリー・ギャングを演じる4人の役者たちで映画の役作りのためだけに結成されたパンクバンド「FLESHLIGHT」の楽曲。パンクロックのミュージックビデオさながらの、独創的な世界観を生み出している。また、パンク精神を感じさせるネッド・ケリーを熱演するジョージや、ニック・ケイヴを父に持つアール・ケイヴらの追加場面写真も解禁されている。『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』は6月18日(金)より渋谷ホワイトシネクイント、新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング 2021年6月18日より渋谷ホワイトシネクイント、新宿シネマカリテほか全国にて公開© PUNK SPIRIT HOLDINGS PTY LTD, CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION, ASIA FILM INVESTMENT GROUP LTD AND SCREEN AUSTRALIA 2019
2021年04月22日「ベター・コール・ソウル」「ブレイキング・バッド」の冴えない弁護士役で知られるボブ・オデンカークが主演、“何者でもない”主人公が痛快なハードボイルド・アクションを繰り広げる『Mr.ノーバディ』。この度、日本版ポスター&日本版予告映像が完成した。『ジョン・ウィック』シリーズの生みの親、脚本家デレク・コルスタッド、全編主人公目線のカメラワークで展開する挑戦作『ハードコア』のイリヤ・ナイシュラー監督がタッグを組んだ本作。日本版ポスターは、妻や息子からも相手にされないダメな父親で、一切コトを荒立てることなく何かに歯向かうこともない、ひたすらに地味な“何者でもない”(NOBODY)主人公のハッチが、顔一面に負傷を追いながら鋭い目線でこちらを睨みつける鮮烈な仕上がり。「火曜日、ゴミ当番。愛車は路線バス」と彼の退屈なルーティンを示したコピーが強烈に目を引く。併せて完成した日本版予告でも、家族にも隣人にも街のチンピラにもナメられまくるハッチが、ついに積年のストレスを爆発させた瞬間、有名アクションヒーローたちも顔負けの暴れっぷり。向かってくる敵をひたすらブチのめしまくる姿が映し出されており、センセーショナルな痛快アクションに期待が高まるばかりだ。冴えない中年男の主人公を演じたボブ・オデンカークは、プロデューサーとしてもこの作品に参画。従来このような映画では、悪者が自分よりもタフな“間違った男”に手を出してしまったことが発端となることが通例だったが、本作でボブが描こうとしたアイディアは、悪者が本来反撃なんてするはずのない“正解の男”に手を出したとしたら?というもの。「これまでにやったことのないような映画にしたいと思っていた。ハリウッドをよく知っている人なら、『Mr.ノーバディ』のような個性的な映画が作られる可能性が低いことを知っているだろう。最初から自分でスタントをやりたいと思っていたし、現代の最高のアクション俳優とまではいかなくても、それに匹敵するスタントをやりたいと思っていた」と、ボブは語っている。『Mr.ノーバディ』は6月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Mr.ノーバディ 2021年6月11日より全国にて公開© 2021 Universal Pictures
2021年04月22日高畑勲監督も絶賛したフランスアニメーション映画『ベルヴィル・ランデブー』より、予告編と場面写真が公開された。フランス映画として初のアカデミー賞長編アニメーション賞にノミネートされ、世界中の批評家と観客が認めた不動の傑作が、今回、製作から20周年を前にプレアニバーサリーとして映画館でリバイバル上映。おばあちゃんの大冒険描く本作より、このほど到着した予告編は、アカデミー賞歌曲賞にもノミネートされた小気味よいジャズの音楽に乗せて、シャンピオンとおばあちゃん、愛犬ブルーノとの楽しそうな日常からスタート。大きくなったシャンピオンは憧れのツール・ド・フランスに出場するが、そこで何者かに誘拐されてしまい、おばあちゃんとブルーノは、シャンピオンを追うことに。荒波の海を越え、たどり着いたのは、巨大都市ベルヴィル。味方となる伝説の歌手三つ子の老婆の姿や、敵に立ち向かっていく様子も描かれている。そして併せて公開された場面写真には、おばあちゃんと愛犬ブルーノがトラックの上でくつろいだり、三つ子の老婆が歌ったり、また大人になったシャンピオンの顔のアップも切り取られている。ストーリーおばあちゃんと幸せに暮らすシャンピオン。内気な少年が情熱を傾ける自転車レースのためにふたりは特訓を重ね、遂にツール・ド・フランスに出場する。しかし、そこで事件は起きる――。『ベルヴィル・ランデブー』は7月9日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2021年04月22日フランス映画界を代表する名優ダニエル・オートゥイユとファニー・アルダンが夫婦を演じる『ベル・エポックでもう一度』が、6月12日(土)に公開決定。4月22日の「よい夫婦の日」に合わせて、予告編が解禁された。解禁となった予告編は、職を失い妻に疎まれ、最新のデジタル機器にも対応できず、時代にも取り残されてしまった元売れっ子イラストレーターのヴィクトル(ダニエル・オートゥイユ)が、息子から“あるプレゼント”を受け取るシーンから始まる。そのプレゼントは、戻りたい時代を完璧に再現してくれるという、体験型のエンターテインメントサービス“タイムトラベルサービス”。戻りたい時代についてヴィクトルは、「1974年。運命の女性に出逢った日だ」と妻を目の前にして平然と答える。そして、映画撮影セットに登場したのは、なんと1974年のフランス・リヨンの街並み。廃業したはずのホテルやカフェが完璧に再現され、「まるで本物のようだ」と驚くヴィクトル。運命の女性と“あの日のあの場所”で再会を果たし、「出逢った日、君は落ち込んでた」と当時をふり返りながら、大切な過去を再体験していく様子が映し出されていく。全財産を注ぎ込んで延長を希望するほどサービスに夢中になり、「毎日が楽しい」とまるで生まれ変わったかのように生き生きとしていくヴィクトルに対して、「一体何が起きてる?」と予定とは違う流れに困惑するサービス業者。再現された過去と変化していく現代で様々な思いが交錯し、順調だったはずの体験サービスは思いもよらない方向に進んでいくことに!?レトロなセットや70’sファッションの再現度にも期待が膨らむ中、“タイムトラベルサービス”の運命の女性に妻の姿を重ねるシーンや、「妻のおかげで生きてこれた」というセリフもあり、夫婦関係を築くヒントが散りばめられていそうだ。『ベル・エポックでもう一度』は6月12日(土)よりシネスイッチ銀座ほかにて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベル・エポックでもう一度 2021年6月よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開©2019-LES FILMS DU KIOSQUE-PATHÉ FILMS-ORANGE STUDIO-FRANCE 2 CINÉMA-HUGAR PROD-FILS-UMEDIA
2021年04月22日第93回アカデミー賞国際長編映画賞のスロバキア代表作品となった『The Auschwitz Report』の邦題が『アウシュヴィッツ・レポート』として、7月30日(金)より公開決定。アウシュヴィッツ脱走者の報告書が12万人の命を救った実話を描く。1944年4月、アウシュヴィッツ=ビルケナウ収容所。遺体の記録係をしているスロバキア人のアルフレートとヴァルターは、日々多くの人々が殺される過酷な収容所の実態を外部に伝えるため脱走を実行した。同じ収容棟の囚人らが何日も寒空の下で立たせられ、執拗な尋問に耐える中、仲間の想いを背負った2人は、なんとか収容所の外に脱走し、ひたすら山林を国境に向けて歩き続けた。奇跡的に救出された2人は赤十字職員にアウシュヴィッツの信じられない実態を告白し、レポートにまとめるが…。アウシュヴィッツ強制収容所を脱走した2人の若いスロバキア系ユダヤ人のレポートによって、12万人のユダヤ人の命が救われた実話である本作は、スロバキア人のペテル・ベブヤクが監督を務め、第93回アカデミー賞国際長編映画賞のスロバキア代表に選出された。脱走する2人のスロバキア人を、デイジー・リドリー主演『オフィーリア 奪われた王国』のノエル・ツツォル、新人のペテル・オンドレイチカが熱演。2人を救済する赤十字職員には『ハムナプトラ』シリーズのジョン・ハナーが演じた。今回、公開・邦題決定と併せて解禁となった日本版ポスターは、アウシュヴィッツ収容所から脱走する主人公の姿が大きく使用され、「ホロコーストの真実を世界に伝える」というコピーが配される。収容所に残る脱走者の仲間たちの表情とこちらを見つめる視線からは、観るものに何かを訴えかけるようなビジュアルに。また、最下部の「脱走者の報告書<レポート>が12万人の命を救った実話」というコピーで、脱走者の勇気ある行動によって、実際に多くの命が救われたという知られざる真実であることがうかがえる。『アウシュヴィッツ・レポート』は7月30日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アウシュヴィッツ・レポート 2021年7月30日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C)D.N.A., s.r.o., Evolution Films, s.r.o., Ostlicht Filmproduktion GmbH, Rozhlas a televizia Slovenska, Ceska televise 2021
2021年04月22日エマ・ストーン主演で、『101匹わんちゃん』のヴィラン、“クルエラ”の誕生秘話を実写映画化したパンクロック・エンターテインメント『クルエラ』。この度、劇場公開日が1日早まり、5月27日(木)に変更となることが決定。なお、ディズニープラスのプレミア アクセスでの配信は変わらず5月28日(金)より開始となる。舞台はパンク・ムーブメント吹き荒れる1970年代のロンドン。ファッション・デザイナーを夢見てロンドンに降り立ったエステラは、身を削りながら切磋琢磨働き続けるが、伝説的なカリスマ・デザイナーのバロネスとの出会いによって、彼女の運命が大きく変わり、次第にエステラは狂気に満ち溢れた“クルエラ”の姿へと染まっていく。なぜ少女は悪名高きヴィランに変貌したのか――。公開表記が変更された本予告編と新ティザーポスターも改めて公開されている。『クルエラ』は5月27日(木)より映画館 & 5月28日(金)よりディズニープラス プレミア アクセスにて公開。※プレミアアクセスは追加支払いが必要(text:cinemacafe.net)■関連作品:クルエラ 2021年5月28日より劇場andディズニープラスプレミア アクセス同時公開© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2021年04月22日ジョニー・デップが水俣病を世界に知らしめた写真家ユージン・スミスを演じた『MINAMATA』(原題)が9月、日本公開されることが決定。海外版予告の映像も解禁された。熊本県水俣市のチッソ水俣工場による工業排水を原因とし、現在まで補償や救済をめぐる問題が続く日本における“四大公害病”のひとつ、水俣病。その存在を世界に知らしめたのが、写真家ユージン・スミス氏とアイリーン・美緒子・スミス氏が1975年に発表した写真集「MINAMATA」だ。スミス氏の遺作ともなったこの写真集を基にジョニーが製作・主演で映画化が実現。映画では、報道写真家として功績を評価されながらも心に傷を抱えたユージン氏が、当時1971年から1974年の3年間、水俣で暮らし、人々の日常や抗議運動、補償を求め活動する様子を何百枚もの写真に収めていく濃密な日々がドラマチックに描かれる。「彼(ユージン氏)は心の中に痛みを抱えていた。でも、水俣が彼の心を再び開いたんだと思う」と語るジョニーが、傷ついた写真家が再びカメラを手に取り、闘いに身を投じていくその生き様を見事に体現し、現代に蘇らせた。本作は、2020年・第70回ベルリン国際映画祭で特別招待作としてワールドプレミア上映され「デップが最高の演技を披露」(THE PLAYLIST)、「デップが役に消える」(DEADLINE)とジョニーの魂の演技を各国メディアが絶賛。プレミアの模様は日本ほか世界中のメディアでも報道された。共演はビル・ナイ、日本から真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子など実力派キャストが集結。音楽を手掛けたのは坂本龍一。主な撮影はセルビア、モンテネグロで行われた。2021年(5月1日)は水俣病の公式確認から65年を迎える。ジョニーはベルリン国際映画祭の公式記者会見では「水俣に関する記事を読み、知識を深めていくうちに、実際にそれが起こったという事実に衝撃を受けました。しかも、その影響は解決されたわけではなく、未だに続いているということは、それ以上に衝撃的なことです。一人の関心を持つ者として、この歴史は語り継がれなければならないと思いました。映画の持つ力をフルに活用して、伝えたいメッセージを発信することが、私も含めて、ここにいる我々の願望でした」と、並々ならぬ本作への思いを語っている。『MINAMATA』(原題)は9月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MINAMATA(原題) 2021年9月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 MINAMATA FILM, LLC
2021年04月22日世界最大規模のニューヨークブックフェアの裏側から、ブックセラーの世界を紐解くドキュメンタリー映画『ブックセラーズ』。この度公開を記念して、日本のブックセラーによるオンライントークイベントが催された。今回トークイベントに参加したのは、挿絵本や絵本を中心とする和洋古典籍、美術・デザイン・写真集の希少書籍、絵画・版画・写真プリント等の美術品を扱う「かげろう文庫」店主で、映画にNYブックフェアに集うブックセラーのひとりとして写真で登場した佐藤龍と、国内外のアートやファッション、写真集、雑誌などエッジの効いた古書をそろえる「Flying Books」店主の山路和広。ニューヨークブックフェアを訪れたことのある2人が、今回ここでしか聞くことのできないディープな内容を繰り広げた。ブックフェアについて、実際に訪れた印象を山路さんは「ニューヨークブックフェアは特別。数多く買い付けるというよりは、本当に良いものを数点探しに行くような、他とは全く別格で、ステータスがあるようなブックフェアだと思う」と言い、佐藤さんは「参加者は、ただ本を売りに来ているわけではなく、良い本を買いに来ている。中でも、ニューヨークブックフェアは世界中からトップディーラーが、選りすぐりの本をもってきているので、フェアが始まる数時間前、一般のお客さんが入る前のディーラー同士の売買が一番熱いやりとりが繰り広げられている」と裏話を明かした。そして山路さんは「ブックセラーだけでなく、コレクターさんやオークションハウス、図書館など、様々な立場のブックラバーな方たちの視点も描かれていて、古本屋を数十年やっていても、新たに知ることとかいっぱいあったので、凄く面白いし勉強になる映画」と本作の感想を述べる場面も。また、デジタル化などの時代の変化の中で、本や書店の未来についても語られている本作。これに加えて、パンデミックが広がる昨今、本や書店の未来について山路さんは、古書の流通量は増えたと感じているそうで、「その中で、消費材として役目を終えていく本と、文化財として希少価値をあげていく本との二極化が加速していくと思っている。文化財となる本は未来に残すものなので、デジタル化については心配していませんが、役目を終えていく本については、ディーラーは、何が残るべきで何は残さないか、という取捨選択の編集力を求められているように感じている」とコメント。佐藤さんも「この1年、売り上げ自体はあがった。ロックダウン中、みんなが本を求めていたから」と同意し、「ただ、良い本をそこで売ってしまい、仕入れができていない状態であることが深刻な問題。というのも、映画でもNYのブックセラーレベッカが『おじさんは悲観的』と話しますが、まさしく自分は”オールドスクール”側。本を売るのも買うのも顔をあわせないと嫌。海外に行けないからとネットで仕入れることができない」語る。しかし、“上の世代は悲観的、でも私は楽観的。アイデアがいっぱいだから”と言う劇中のレベッカについて「彼女の考え方は凄く面白い」とも話していた。なお、トークはアーカイブの公開もされている。『ブックセラーズ』は4月23日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、UPLINK吉祥寺ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ブックセラーズ 2021年4月23日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、UPLINK吉祥寺ほか全国にて公開(C)Copyright 2019 Blackletter Films LLC All Rights Reserved
2021年04月21日映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』の日本公開日が6月25日(金)に決定。日本語吹き替え版に新たに安元洋貴、森久保祥太郎、木村昴が参加することが分かった。すでに、ピーターの声を前作に引き続き千葉雄大、ピーターをモフワル道へと導くボスウサギのバーナバスを哀川翔が担当することが決定している本作。さらに前作から、ピーターとは相変わらず犬猿の中であるトーマス・マグレガー役の浅沼晋太郎、都会派のまちねずみジョニー役の鈴木達央、ハイパーハイテンションなニワトリ、JWルースター2世役の千葉繁が続投。浅沼さんは「どうかお友達と、恋人と、またはご家族で、あるいは気兼ねなくおひとりで、思いっきりお楽しみください。ピーターラビットは、あなたの心にとてもジャストなディスタンスです」とメッセージを寄せ、鈴木さんは「よりイタズラ心の強いフィルムの中に、さまざまな動物達が所狭しとはしゃぎ回ります。何処に誰が出てくるかはご自身の瞳で見つけてみてください」と呼びかける。そして本作から新たに、ビアが描く絵本「ピーターラビット」を使って一儲けしようと野心を抱く出版社社長ナイジェル役を「ソードアート・オンライン」「鬼灯の冷徹」の安元洋貴。バーナバスのワル仲間のひとり、こねこのトム役を「うたの☆プリンスさまっ♪」「弱虫ペダル」シリーズの森久保祥太郎。大道芸リス役を「ドラえもん」のジャイアン役でお馴染みの木村昴が担当、劇中で美しい歌声を披露している。森久保さんは「幼少の頃から馴染みのあるあのピーターラビットに関われるなんて!」と参加を喜び、「ピーターの可愛い葛藤に注目です」とアピール。木村さんは「見どころは何と言っても、歌!物語の様々なシーンを歌で盛り上げていくキャラクターなのですが、そのどの曲も、超絶ナイスな神選曲となっています!是非楽しみに、ご覧いただければ幸いです!」とコメントした。ほかにも、絵本「ピーターラビット」の作者ビア役を渋谷はるか、ピーターのいとこベンジャミン役を吉田ウーロン太、ピーターの三つ子の妹フロプシー役を清水理沙、モプシー役を木下紗華、カトンテール役を下田レイがそれぞれ続投する。キャストコメント浅沼晋太郎本国で発表されてから今か今かと待ちわびておりましたが、この度やっと日本で公開されることになり、幸せを噛み締めているところです。相変わらずピーターはもふもふだし、マグレガーさんとはドタバタしているし、ビアとのやりとりにはほんわかさせられます。そして今回はバーナバスというもふもふなワルが…!どうかお友達と、恋人と、またはご家族で、あるいは気兼ねなくおひとりで、思いっきりお楽しみください。ピーターラビットは、あなたの心にとてもジャストなディスタンスです。安元洋貴人間よりも人間らしい。チャーミングを突き詰めたらこの子達になる。そんな言葉がぴったりな作品です。想い、勢い、優しさ、などがギッチギチに詰まったこの作品。是非、お楽しみください。鈴木達央前作に引き続き出演させていただきました。よりイタズラ心の強いフィルムの中に、さまざまな動物達が所狭しとはしゃぎ回ります。何処に誰が出てくるかはご自身の瞳で見つけてみてください。楽しんで観れること請け合いです。森久保祥太郎幼少の頃から馴染みのあるあのピーターラビットに関われるなんて!と、嬉しく思いました。役柄も演じがいのある役柄でした。ピーターの可愛い葛藤に注目です。木村昴ピーターラビット2のロードショー、改めて本当におめでとうございます!本作で大道芸リスを担当いたしました、木村昴です!見どころは何と言っても、歌!物語の様々なシーンを歌で盛り上げていくキャラクターなのですが、そのどの曲も、超絶ナイスな神選曲となっています!是非楽しみに、ご覧いただければ幸いです!千葉繁私は人間達からニワトリと呼ばれている。それは鳥なのに空を飛べず庭をせわしなく駆けずり回っているだけの情け無い存在だからという事なのか?冗談じゃない!もし私達がこの世界にいなかったら、この地球に朝が来ることは決して無いのだ!私の声を合図に宇宙の物陰で待機していた従順なる下僕である太陽が東の空から昇り、地球の生きとし生ける者の生命活動が維持されミミズの散歩のような遅々たる進化を進めるのだから!私達を卵を産むだけのニワトリと蔑んだ愚かなる人間達よ!私を崇めよ!そして心の底から感謝を捧げるのだ!コケコッコーーーーーーーーー!!!!と。『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』は6月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ピーターラビット2/バーナバスの誘惑 2021年、全国にて公開
2021年04月21日『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガン監督が仕掛ける最新映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』の日本公開が8月13日(金)に決定。併せて、ハーレイ・クインら悪党たちが文字通り大集結した日本版ティザーポスターが解禁された。公開日の決定と共に解禁されたティザーポスターには、世界を救う…はずの、クレイジーでクセの強いド級の悪党たちのド派手なビジュアルが描かれる。向かって右側、ロケットランチャーを手に笑顔をみせるのは、ジョーカーと別れたハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)。さらに磨きがかかったポップでクレイジーな“悪カワ”は、今度はいったいどんなカオスを招くのか?そして上段に位置するのは、幼い頃から戦闘訓練を積んできた最強スナイパーのブラッドスポート(イドリス・エルバ)。百戦錬磨の彼にとって、身の回りのものは全て凶器。両手に持つ銃と思しき武器を使って、これまでにないアクションをみせてくれるに違いない。向かって左、大きな銃を軽々と片手で構える強面はピースメイカー(ジョン・シナ)。調停者の名を持つ彼だが、平和のためにはケンカも殺しもいとわないという超矛盾キャラ。そして中央で銃を構えるのは、“スーサイド・スクワッド”のリーダー、リック・フラッグ(ジョエル・キナマン)。デス・ミッションのために集められた悪党を束ねる彼は、戦闘能力がずば抜けて高い職業軍人。ノリだけで行動をするメンバーたちに常に目を光らせている彼は、世界の平和にとってまさに頼みの綱。しかし、どうしてもカワイイキャラクターが胸に描かれたキュートなTシャツに、つい目がいってしまう…。さらに、ネズミが相棒の悪党ラットキャッチャー2(ダニエラ・メルキオール)や、虹色の水玉模様がポップなボディスーツを身につけながら、性格は陰キャラのポルカドットマン(デヴィッド・ダストマルチャン)、そしてお腹を満たすことしか考えていない半分人間で半分サメのキング・シャーク(スティーブ・エイジー)など、ビジュアルに描かれる悪党たちは揃いも揃って超個性的。このほかにも、サヴァント(マイケル・ルーカー)、シンカー(ピーター・キャパルディ)、ブラックガード(ピート・デヴィッドソン)など、10名以上の悪党たちが新生スーサイド・スクワッドとして集結。決して1つにまとまらず、何をしでかすか分からない彼らに、果たして、本気で世界を救う気はあるのだろうか!?『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』は8月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・スーサイド・スクワッド"極"悪党、集結 2021年夏、全国にて公開© 2021 WBEI TM & © DC
2021年04月21日「世界 本の日」である4月23日(金)に公開される映画『ブックセーズ』。世界最大規模のニューヨークブックフェアの裏側から“本を探し、本を売り、本を愛する”ブックセラーの世界を紐解く本作の監督D・W・ヤング監督が今回、ZOOMでのインタビューに応じた。監督は、ウディ・アレンやハル・ハートリーの映画に欠かせない“インディペンデント映画の女王”と呼ばれた女優パーカー・ポージーや、マーティン・スコセッシのNetflix新作ドキュメンタリーでも有名になった作家フラン・レボウィッツが映画に関わった理由、そして日本の神保町のことや日本版ポスターに登場する猫のことなどを語っている。■「誰もが変わり者だけど聡明で素晴らしい人物たち」まず、本作のきっかけについて「ブックセラーであり映画プロデューサーでもあるダン・ウェックスラーから、“ブックフェアに集まるブックセラーと本の映画を作らないか”と話があったんです。僕は若い頃に作家を目指していて、今も本好きで書店が大好きで、ブックフェアにも行っていたので素晴らしいと思いました。また、叔父と叔母が本屋をやっていたという個人的な思い出もあって、この映画は絶対やるべきだと思った」と明かす。そして本作に登場するブックセラーたちを、「“良き変人(GOOD WEIRED)”です」と表現する。「誰もが変わり者だけど聡明で素晴らしい人物たちなので、あまりに学ぶことが多くて完成まで丸3年かかってしまいました。でも映画監督としては、彼らだけでなく、本そのものがとてもヴァラエティに富んだ視覚的な存在だということにも大きな魅力を感じました」と語った。フラン・レボウィッツが登場し、パーカー・ポージーがナレーションだけでなく製作総指揮も担当した理由については、「フランは作家で評論家でコメンテーターで、本の世界の偉大な人物だと誰にも認められています。それに、彼女の歯に衣着せぬ発言は有名で、ニューヨーク映画祭では彼女のユーモアあふれる発言に笑いが起きてました」と語り、「パーカー・ポージーもニューヨークのカルチャーを語る上でとても重要な人物」という。「二人だけでなく、本を愛する人たちの協力があってこそ、この映画は完成しました。ニューヨークでも書店の状況は厳しいですが新しい潮流もあります。ただ過去を懐かしむのではなく未来も感じられる映画にしようと思いました」と、本作に込めた思いを続ける。■「ブックカルチャーと猫には伝統的に繋がりがある」日本では「世界 本の日」に公開される本作。「公開日を知らされた時、妻のジュディス(本作のプロデューサー)がすぐに気付きました。素晴らしいアイデアだと思いましたが、偶然この日になったと聞いて、とても驚きました」と語る監督。「パンデミックのため、世界の多くの地域では映画館で公開できなかったので、日本では映画館で公開してくれることに感謝しています。ドキュメンタリー映画はいつも発見の旅だと思っていますので、皆さんも何かを発見してくれたらと」と日本に向けてメッセージ。「今回、インタビュアーの皆さんが、日本には素晴らしい本の街“神保町”があると教えてくれました。まだ日本に行ったことがないのですが、いつか必ず神保町を訪れたいですね!それから、日本版ポスターを羨ましく思ってるんですよ。僕らもポスターに猫を入れたかったんだけど、なぜかアメリカでは受け入れられなかった。ブックカルチャーと猫には伝統的に繋がりがあると思います。猫はミステリアスで、本と同じでいつも発見がある。猫はこの映画の物語の一部だと言えますね(笑)」と、2つの愛するものの関係性を語ってくれた。さらに、この日本版ポスターにも使われている飼い猫“ムツヘタ”と共にメッセージを寄せているデイヴ・バーグマンほか、ヘザー・オドネルや、本作のプロデューサーであるダン・ウェクスラーらニューヨークのブックセラーからもメッセージ動画が到着している。『ブックセラーズ』は4月23日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブックセラーズ 2021年4月23日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、UPLINK吉祥寺ほか全国にて公開(C)Copyright 2019 Blackletter Films LLC All Rights Reserved
2021年04月21日SNSで子どもたちが直面する危険をありのまま映し出したドキュメンタリー映画『SNS-少女たちの10日間-』から、監督の1人であるヴィート・クルサークより公開直前に日本の観客に向けたメッセージ動画が到着。さらに、被害の実態を映した閲覧注意の本編映像が初解禁され、本作を目にした著名人からもコメントが届いた。今回解禁される映像で、「悪者を倒すには笑いが必要だ」と本作に込めたメッセージを伝えるクルサーク監督。そして本編映像は、お小遣い稼ぎに興味がないか聞いてきた、見ず知らずの男性との初めてのビデオチャットのシーン。画面には突然、下半身を露出した男性が何事もないかのように「何しているの?」と尋ね、“お小遣い稼ぎ”の内容について語り始める。僕の望みどおりにすれば2000コルナ(日本円で約1万円)あげる、と…。この他人事ではない衝撃作を鑑賞した春名風花、小島慶子、そして、虐待や性暴力にあった10代の少女たちを支える活動を行う「Colabo」代表理事・仁藤夢乃からのコメントにも注目してほしい。春名風花(俳優)加害者の多くは小児性愛者ではない。強く感じたのは、「性欲」よりも「支配欲」。子ども相手なら暴力や恐怖で簡単に支配できるからだ。だが、加害者を野放しにしたまま、闇雲に子どもからSNSを取り上げても何の解決にもならない。どうか家族で観て学び、恐れずに毅然と立ち向かって欲しい。小島慶子(エッセイスト)子どもの支援を行う複数のNPOから、コロナ禍で子どもたちが長時間ネットに繋がるようになって、性搾取被害の相談が増えていると聞いた。日本でもこの映画と同じようなことが毎日起きている。加害者たちの卑劣さは正視に堪えない。被害を誰にも言えず、危険にさらされている子どもが大勢いる。ぜひ多くの人に見てほしい。仁藤夢乃(一般社団法人 Colabo 代表理事)日本の少女たちも、この映画とまったく同じ現実を生きている。しかし日本社会では、それが子どもの非行や問題として語られ、被害者が責められ続けてきた。少女を性的に狙い、搾取する男性が無数にいる。加害者の存在や、性暴力の起きる社会的構造から目を背けてきたのは、私たち大人だ。現実を知った一人ひとりが、変えるために行動しなければ、それは加害を容認することになる。『SNS-少女たちの10日間-』は4月23日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:SNS少女たちの10日間 2021年4月23日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開@2020 Hypermarket Film, Czech Television, Peter Kerekes, Radio and Television of Slovakia, Helium Film All Rights Reserved.
2021年04月21日フランク・グリロ、ナオミ・ワッツ、メル・ギブソンが出演する映画『コンティニュー』が日本公開決定。予告編とビジュアルも到着した。朝目覚めた瞬間から、謎の殺し屋に襲われ殺される元デルタフォース特殊部隊員のロイ。何度殺されても、生き返り、同じ一日を繰り返している。死のループから抜けだすために何度もトライ&エラーを重ねる中、科学者である元妻からタイムループの鍵を握る極秘計画の手掛かりをつかむ。ロイは真実を暴くため、追われる身となった元妻を救うため、今度は自ら殺し屋集団の元に出向き追い詰め、計画の責任者である軍属科学者ヴェンター大佐の居場所を突き止めていく――。『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』の鬼才ジョー・カーナハン監督が手掛ける本作は、謎の殺し屋集団から死に追い込まれる同じ一日を無限に繰り返している男を描く、新感覚のSFアクション超大作。命を狙われる毎日を繰り返すロイ役を『アベンジャーズ/エンドゲーム』のフランク・グリロ。物語の鍵を握る元妻役をナオミ・ワッツ。ラスボス役はメル・ギブソンが演じている。到着した予告編では、慣れた動きで次々敵を倒す、ロイの過激なモーニングルーティーンからスタート。何度も殺される同じ日を繰り返しながら、着実に強くなっていくロイのほかにも、元妻やラスボス・ヴェンター大佐も登場している。またビジュアルでは、物語の要となる謎の装置の前に、ロイら登場人物が描かれ、近未来的なデザインとなっている。『コンティニュー』は6月4日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2021年04月20日2021年、『ブラック・ウィドウ』に続き、新たなヒーロー誕生の物語を描く最新作『シャン・チー/テン・リングスの伝説』が9月3日(金)に劇場公開。この度、マーベル・スタジオの新たな時代を築くアジア系ヒーローの特報映像が初解禁となった。新たなヒーロー、シャン・チーの物語がいよいよ幕を開ける本作。タイトルにも入っている “テン・リングス” とは、『アイアンマン』シリーズにも登場していた犯罪組織の名称で、本作ではこれまで深く描かれることのなかった “テン・リングス” の謎も明かされることになる。今回解禁された映像では、ホテルの駐車係として働きながら暮らしていた主人公シャン・チーが、“ある出来事”をキッカケに世界を脅かす恐ろしい計画に巻き込まれていく様子が描かれている。仮面をつけた謎の敵との息もつかせぬ怒涛のファイトシーンや、スリリングかつスタイリッシュなカーアクションなど、わずかな映像からでもこれまで見たこともないような壮大なアクションや圧倒的な迫力が随所に伝わってくる。「運命からは逃れられない」と、父親から息子のシャン・チーへと告げられる言葉に謎が深まる。彼を巻き込む恐ろしい計画の全貌とは、一体…?シャン・チー役に大抜擢されたのは、最注目俳優シム・リウ。さらに、アジアが誇る名優トニー・レオンがシャン・チーの父親役で出演。映像からは、『ラーヤと龍の王国』『フェアウェル』のオークワフィナがスパイスのようなユーモアをもたらすことも分かる。監督は『キャプテン・マーベル』のブリー・ラーソンが主演を務めた『ショート・ターム』や、『ブラックパンサー』のマイケル・B・ジョーダン主演『黒い司法 0%からの奇跡』を手掛けるなど、その作品性が高い評価を得ているデスティン・ダニエル・クレットンが務める。およそ2年ぶりの劇場公開作品となる『ブラック・ウィドウ』を皮切りに、いよいよ本格始動したマーベル・スタジオの新ヒーローに注目だ。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は9月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シャンチー・アンド・レジェンド・オブ・テンリングス(原題) 2021年9月3日より全国にて公開
2021年04月19日元「トーキング・ヘッズ」のフロントマンのデイヴィッド・バーンと『ブラック・クランズマン』のスパイク・リー監督がコラボレーションした映画『アメリカン・ユートピア』。この度、「トーキング・ヘッズ」の人気ナンバーでもある「Once In A Lifetime」の演奏シーンが解禁された。今回解禁された本編映像では、マリオネットのように踊るデイヴィッド・バーンのパフォーマンスで幕を開ける。イントロが流れると観客は湧き上がり、カメラはスポットライトを浴びながら語りかけるようなデイヴィッドの姿を映し出す。そしてサビに入ると11人のミュージシャンたちが合流し、1列に並んで迫力のパフォーマンスと美しいハーモニーを披露する。ステージの真上や後方からノリノリの観客の様子も映し出され、会場が一体となったグルーヴ感溢れる映像に仕上がっている。この「Once In A Lifetime」は、NMEが選ぶ「史上最高の曲500」で30位に選ばれた楽曲。1980年に発表されたブライアン・イーノがプロデュースした「トーキング・ヘッズ」の4thアルバム「リメイン・イン・ライト」に収録されている。このアルバムはローリング・ストーン誌が選んだ「オールタイム・グレイテスト・アルバム500」(2020年)で39位に選出され、日本でもマイ・フェイバリットに選ぶミュージシャンも多い。故・今野雄二氏が「原始と原子の火花散る出会い」と評したニューウェイブとアフリカンミュージックが融合した、時代を超えて愛される1枚だ。『アメリカン・ユートピア』は5月7日(金)よりTOHO シネマズ シャンテ・渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アメリカン・ユートピア 2021年5月7日よりTOHOシネマズ シャンテ・渋谷シネクイントほか全国にて公開©2020 PM AU FILM, LLC AND RIVER ROAD ENTERTAINMENT, LLC ALL RIGHTS RESERVED
2021年04月19日スーザン・サランドンとケイト・ウィンスレットが初共演した、“家族との絆と覚悟”を観る人全てに問いかける感動作『ブラックバード 家族が家族であるうちに』より、予告編とポスタービジュアルが到着した。傑作デンマーク映画『サイレント・ハート』(’14)を、同作の脚本家であるクリスチャン・トープが自身でアメリカ映画として脚色、新たな物語を紡ぎ出した本作。主人公リリーをスーザン、長女ジェニファーをケイト、次女アンナをミア・ワシコウスカ、リリーの夫ポールをサム・ニールが演じている。到着した映像では、ポールが娘たちとその家族を迎え入れるシーンから始まり、食事を囲み、リリーが「私は満足だし、幸せ」と、自らの意思で人生の閉じ方を決めたことは決して不幸ではなく、幸福な人生であったことを、自らの死を見届けるために集まった家族たちに伝える。しかし、全員がその決意に心から同意できているわけではなく、「自殺すると警察に通報を」「誇りに思う娘?何も知らないくせに」と、これまで各々が隠し通してきた本音と秘密が明るみになっていく。予告編と同時に公開されたポスタービジュアルでは、リリーとジェニファーの強い意志を感じるカットと、最後の晩餐で家族写真を撮影する様子をとらえたカットが配されている。『ブラックバード 家族が家族であるうちに』は6月11日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ブラックバード家族が家族であるうちに 2021年6月11日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2019 BLACK BIRD PRODUCTIONS, INC ALL RIGHTS RESERVED
2021年04月19日第93回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされた『THE MAN WHO SOLD HIS SKIN』(英題)が、邦題『皮膚を売った男』として2021年晩秋より公開が決定した。難民のサムは、大金と自由を手に入れる代わりに現代アートの巨匠からあるオファーを受ける。それは背中にタトゥーを施し彼自身が“アート作品”になることだった。美術館に展示され、世界を自由に行き来できるようになったサムは国境を越え離れ離れになっていた恋人に会いに行くのだが…。本作は、矛盾に満ちた世界の在り様をユーモアを交え描いた怪作。第77回ヴェネチア国際映画祭のオリゾンティ部門でプレミア上映が行われ、主演のヤヤ・マヘイニが男優賞を受賞。日本でも東京国際映画祭で上映されるや「大傑作」「監督は天才か?」「最大級の驚き」「予想もつかない結末」と評判を呼び、多くの劇場公開を望む声が挙がった。本作の演技が高く評価されたヤヤ・マヘイニほか、『007 スペクター』『オン・ザ・ミルキー・ロード』のモニカ・ベルッチ、『Uボート:235 潜水艦強奪作戦』のケーン・デ・ボーウなど、豪華キャストが脇を固める。監督を務めるのは、過去にも『Beauty and the Dogs』でカンヌ国際映画祭「ある視点」音響賞を受賞し、アカデミー賞国際長編映画賞のチュニジア代表に選ばれたことがある実力派、カウテール・ベン・ハニア。今回解禁された写真には、厳かな空間の中で“アート作品”として大勢の人物に品評される男の姿が写し出されている。監督は「主人公のサムは自分の背中を『アート作品』として売ることで、思いもよらない形で現代美術の世界へ足を踏み入れます。ファウストが悪魔と契約したように、恵まれた人と呪われた人とが契約を交わしたのです。現代美術と難民は全く異なる世界ではありますが、この2つの世界が映画の中で対比することで“自由”について考えさせられるものとなっています」と、メッセージを寄せている。『皮膚を売った男』は晩秋、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:皮膚を売った男 2021年秋、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 – TANIT FILMS – CINETELEFILMS – TWENTY TWENTY VISION – KWASSA FILMS – LAIKA FILM & TELEVISION – METAFORA PRODUCTIONS - FILM I VAST - ISTIQLAL FILMS - A.R.T - VOO & BE TV
2021年04月19日フランス発のファンタジック・ラブストーリー『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』が5月7日(金)より公開。高校時代にひと目惚れをして結婚したラファエルとオリヴィアが“もう一つの世界”で出会う物語で、一般試写会で鑑賞した観客から“推し”になったと注目を集めているのが、フランスを代表する喜劇俳優バンジャマン・ラヴェルネが演じたラファエルの親友フェリックスだ。公開に先駆け実施された一般試写会では、ラファエル(フランソワ・シビル)とオリヴィア(ジョセフィーヌ・ジャピ)の姿に鑑賞者から「大切な人を思い出したくなる」「周りの人たちを大事にしようと思った」といった声が続出、その中でもラファエルやオリヴィアに劣らぬ存在感を発揮し、多くの鑑賞者から熱い支持を集めていたのが親友としてラファエルの恋を名アシストするフェリックスだ。本作以外でも、『ラブ・アゲイン』で妻に浮気され、意を決して新しい恋に踏み出そうとする40代の冴えない男を支える遊び人のジェイコブ(ライアン・ゴズリング)や、不動産王の御曹司を恋人に持つ主人公が絶大な信頼を寄せる、『クレイジー・リッチ!』の頼もしい親友パク・リン(オークワフィナ)など、名作ラブコメには恋に一喜一憂する主人公を後押しする、“親友役”の存在が欠かせないもの。本作のフェリックスは、ラファエルとは高校時代からの付き合いで、いつも陽気にジョークを飛ばすムードメーカー。まるで『恋はデジャ・ブ』や『ゴーストバスターズ』シリーズなどで知られる名コメディアン、ビル・マーレイを彷彿とさせるような、どこか憎めない“愛されキャラ”だ。そんな明るさとは裏腹に、実は自身も過去のかつての恋人を忘れられずにいるという一面も。さらに劇中では、“愛の試練”に立ち向かう親友・ラファエルのために手助けするなど、友達想いで心優しい一面も垣間見せている。鑑賞者からは「軽妙だけど友達想い、愛する人想いなところが良い」「あんな素敵な相棒、私にも欲しいな!」「彼の存在が、もう一つの世界でラファエルを救ったと思う」と“フェリックス推し”の声も多数寄せられるほどの人気ぶり。さまざまなラブコメ作品から影響を受けながら、フランス流のオリジナル・ファンタジック・ラブストーリーを完成させたユーゴ・ジェラン監督は、主人公の“親友役”というポジションが重要な役割を担うと考えていたという。「ラブコメにおいて、主人公に親友がいるという設定は、ひとつのコード(規則)みたいなもの。彼がいることによって、ストーリーや主人公を前に進ませることができる」と語る。本作のフェリックスについても、「特に今回はSF仕立てだから、その親友も、SFのような現象が起こったことを受け入れることが出来なければならない。受け入れるからこそ、主人公の背中を押すことができるんだ」と説明し、どんな状況でもラファエルにとって唯一の理解者である必要があったと語る。劇中では2人のコミカルな会話劇も見どころの1つだが、監督は「ラファエルが置かれている状況を、“なぜこうなんだろう?”と考えて、なかなか理解できずに右往左往する…そういう部分でも笑いに繋がった。主人公が動くときは真面目に描かなければならない分、フェリックスが登場することで一気に緊張感が解き放たれて、自然に笑いが起こるんだよね。本当にフェリックスという男は、たくさんの笑いをもたらしてくれたと思うよ」と解説。愛あふれるその言葉からは、監督にとっても特別なキャラクターになった様子をうかがわせる。さらに、監督の中でもう1つ大きいテーマがあったそうで、「ラファエルは自分の大切な人たちを本当にちゃんと想っているのか、彼の周囲の人々を通して描くことが出来ると思ったんだ。例えば、本作は彼の家族も出てくるし、親友も出てくるけれど、大事に思っていたものを、意外と大事にできていなかったということが、人間誰しもあると思う。時間と共にお座成りにしてしまった、本当に大切な友情をラファエルが再発見する…そういうところも描きたかったところ」と明かしている。ラファエルとフェリックスを演じたシビルとラヴェルネもまたプライベートでも親友同士。その関係性も影響し、監督の狙い通り、時に笑えて時に熱いものがこみ上げる”友情“を見事に体現。映画の世界に現実味を与えている。『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』は5月7日(金)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャイン(池袋)ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから 2021年5月7日より全国にて公開© 2018 / ZAZI FILMS – MARS CINEMA – MARS FILMS – CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA – C8 FILMS
2021年04月18日アメリカで「HBO max」にて配信(一部同時劇場公開)された、デンゼル・ワシントン主演、ラミ・マレック、ジャレッド・レト共演『リトル・シングス』と、アン・ハサウェイ主演の『ロックダウン』がDVDレンタル、及びダウンロード販売・デジタルレンタルされることになった。◆アカデミー賞俳優が豪華競演!『リトル・シングス』『イコライザー』『トレーニング デイ』のデンゼル・ワシントン、『ボヘミアン・ラブソディ』のラミ・マレック、 『スーサイド・スクワッド』のジャレッド・レトと、過去にオスカーを受賞している実力派キャストが集結した上質クライムサスペンス。本作でジャレッドが第78回ゴールデン・グローブ賞助演男優賞にノミネートされた。監督&脚本は『しあわせの隠れ場所』『ウォルト・ディズニーの約束』などの名匠ジョン・リ―・ハンコック。製作には「ブレイキング・バッド」「ベター・コール・ソウル」シリーズでエミー賞を受賞したマーク・ジョンソンが参加。吹替は、デンゼル・ワシントンを大塚明夫、ラミ・マレックを櫻井トオル、ジャレッド・レトを阪口周平が担当する。◆ハロッズが撮影を許可!アン・ハサウェイ主演『リトル・シングス』新型コロナウィルスのパンデミックで、ロックダウン中のロンドンを舞台に、イギリスの老舗高級百貨店「ハロッズ」に保管された高級ダイヤモンドを盗み出す破局寸前のカップルを『オーシャンズ8』のアン・ハサウェイと『それでも夜は明ける』キウェテル・イジョフォーが演じる。ベン・スティラーはじめ、豪華キャストが競演し、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のダグ・リーマン監督がメガホンをとった。また、実際にロックダウン下のロンドンで撮影(2020年9月下旬)され、「ハロッズ」が初めて施設内での映画撮影を認めたことも大きな話題となった。(text:cinemacafe.net)
2021年04月18日4月22日は地球環境について考える、世界共通の“アースデイ”。世界規模での気候変動や環境破壊には早急な対応が必要で、近年サステナビリティ(持続可能性)が重視されている。実は、お馴染みのディズニーやピクサーのアニメーションや、ハリウッド大作からでも地球環境について関心を持ったり、意識を高めたりすることができる。例えば、マーベルの『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』。サノスの全人類無差別半減計画という凶行によって、ニューヨークのハドソン川にクジラが戻ってくるなど、視点を変えた見方もできる。今回は、こうしたメッセージを再認識しながら、より環境問題への理解を深めることができる「ディズニープラス」配信作品に注目した。大自然の生き物、その厳しさを身近に感じる!まずは、ディズニーが誇るアニメーション映画『ライオン・キング』。ライオンのシンバの冒険を通して、誰もが大自然の生き物たちを身近に感じることができ、そこには食うか食われるかの自然の掟の厳しさも。ドキュメンタリー『ディズニーネイチャー/サバンナを生きる百獣の王』は、ライオンの群れのボス争いから子育てなどを中心に、チーターやハイエナ、ワニとの格闘など、サバンナの生き物たちのありのままの姿をとらえた、まさに『ライオン・キング』の世界を映す。自然の厳しさという点では、ドキュメンタリーシリーズ「ホスタイル・プラネット 非情の惑星」。過酷な環境に適応しながら生き抜く動物たちの物語は、時にあまりにも残酷だが、だからこそ命の尊さが身に沁みる。ドキュメンタリーの両作品ともにダイナミックで美しい映像で観る者を魅了しながら、自然を破壊する行為の重さを体感することができるだろう。守るべき地球の尊さと環境破壊に迫る自然の偉大さに触れることは、環境問題に興味を抱く大きなきっかけになる。『タイタニック』『アバター』のジェームズ・キャメロンが手掛けた壮大な映像に圧倒される最新ドキュメンタリー「クジラと海洋生物たちの社会」(4月22日より日本初で配信開始)は、3年間にわたり5つの異なるクジラに密着。人間と同じような感情が読み取れるクジラたちの生態に、この美しい海を、愛おしい海洋の生き物たちを守らなければいけないという気持ちが自然と芽生えてくる。それは環境問題に熱心に取り組んでいることでも知られるキャメロンの願いでもあるはず。そんなキャメロンによる圧巻の映像世界に魅了される『アバター』は、熱帯雨林にも似た自然豊かで神秘的な惑星パンドラで、地下資源をめぐる争いが展開。美しい惑星が破壊され、先住民族が悲嘆する姿は心が痛む。しかし実際のところ、このような地下資源をめぐる環境破壊は世界各地で行われている事実。それは現在までに、どれほどの深刻な事態を地球にもたらしているのかは、ドキュメンタリー『パリ協定離脱に揺らぐアメリカ』で、アメリカのエネルギーの未来をめぐる国民の議論と各地域で起こる危機の調査によっていかに切迫しているかを分かりやすく伝えている。地球の未来に警鐘を鳴らす秀作たちこのまま無為無策で突き進めば、地球はまさにピクサーのアニメーション映画『ウォーリー』の舞台のように、人間によって汚染されゴミの山となった星になってしまうかもしれない…。ゴミ処理ロボットの主人公ウォーリーのキャラクターが愛らしい映画ではあるものの、そう遠くない地球の未来に警鐘を鳴らす作り手たちのメッセージは、そこかしこに込められている。もし、こうした映画を観て“地球のために自分には何ができるだろう”と思った方には、アカデミー賞俳優で熱心な環境活動家でもあるレオナルド・ディカプリオ製作のドキュメンタリー『地球が壊れる前に』が、最適な入門編となりそう。ディカプリオ自身が出演し、現場に出向き、関係者に話を聞きながら環境問題について掘り下げていく本作には、元合衆国大統領バラク・オバマやローマ法王フランシスコ、電気自動車テスラで知られるアメリカの実業家イーロン・マスクらも登場。環境問題に対する多角的な視点を知ることで問題への理解が深まるだけでなく、地球上の生物や自然の壊滅的な崩壊を防ぐために、私たちが個人として何ができるのか、また社会として取ることのできる行動も紹介されている。「クジラと海洋生物たちの社会」は4月22日(木)よりディズニープラスにて配信開始。紹介作品はディズニープラスにて配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アバター 2009年12月23日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox. All rights reservedウォーリー 2008年12月5日より全国にて公開© 2008 WALT DISNEY PICTURES/PIXAR ANIMATION STUDIOS. ALL RIGHTS RESERVED.アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年4月27日より全国にて公開© 2018 MARVELアベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2021年04月16日エヴァ・グリーン主演、坂本龍一が音楽を担当し、女性宇宙飛行士の葛藤と親子の絆を描き出す『約束の宇宙(そら)』。この度、知られざる女性宇宙飛行士のメディカルチェックシーンを収めた本編映像と、エヴァからのコメントが到着した。本作は、宇宙飛行士たちが地球を離れるために、一体どのような訓練が行われているのか。その労力と時間がどれほどかけられているのかという点で、過酷なトレーニング描写も多く、彼らの生活をドキュメンタリーのようにリアルに捉えているのも見どころの1つ。「プロキシマ」と名付けられた人類初の火星探索への最終準備のため、ISS(国際宇宙ステーション)滞在ミッションの新メンバーにフランス人宇宙飛行士のサラ(エヴァ・グリーン)が抜擢されるところから物語は始まる。サラは約2か月間に及ぶロシア・スターシティで訓練生活に臨む。本映像では、知られざる宇宙飛行士のメディカルチェックの様子が垣間見える。採血ほか、生理を止めるか否かが確認され、身体の隅々まで測定され、くまなくチェックされていく…。エヴァは「(準備期間中に)女性宇宙飛行士のサマンサ・クリストフォレッティやクローディ・エニュレに会いました。彼女たちは自らの経験を惜しげなく共有してくれて、彼女たちの苦労や葛藤について話してくれました」と明かす。「この仕事には尋常でない情熱、強い意志、精神力、高い身体能力を必要とすることに気付かされました。わたしは、自らの限界を容赦なく押し広げる、宇宙飛行士たちの自己犠牲ともとれる、精神に魅力を感じました」とふり返っている。言葉少なに目の前をまっすぐ見据えるサラの強い眼差しからも、その覚悟と情熱が見て取れる。『約束の宇宙(そら)』は4月16日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:約束の宇宙 2021年4月16日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開ⒸCarole BETHUEL ⒸDHARAMSALA & DARIUS FILMS
2021年04月16日チャドウィック・ボーズマン主演で、たった一夜の追跡劇をスリリングかつダイナミックに描いたクライム・アクション『21ブリッジ』から、チャドウィック自らがファンに語りかける貴重なメッセージ動画が公開された。解禁されたのは、チャドウィック自らが本作の魅力を紹介する特別メッセージ動画。自身が主演、プロデュースを務めた本作について「斬新なアクションスリラーで観客を驚きと興奮の渦に巻き込む」とアピールする。脚本に惚れ込み、マンハッタン島に架かる21の橋を封鎖して凶悪犯を追走する設定について「スケールがとてつもない」とその壮大さに太鼓判。映像ではチャドウィックの言葉を裏付けるように、犯人を追い続けるスリリングなシーンや、大都市マンハッタンを封鎖するためにヘリまでも使用して警官総動員で実行に移す大迫力の映像を見ることができる。ネット上では、いち早く目にしたファンからチャドウィックへの称賛の声が上がっており、見応えたっぷりの正統派クライム・アクションとしても評価が高まっている。『21ブリッジ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:21ブリッジ 2021年4月9日より全国にて公開©2019 STX Financing, LLC. All Rights Reserved.
2021年04月16日ザック・スナイダー監督が思い描いた全てが結実した『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』が、5月26日(水)よりデジタル配信開始、6月25日(金)よりリリース。この度、日本語版予告編が解禁となった。本作は、2017年に公開され、全米NO.1大ヒットを記録した『ジャスティス・リーグ』製作中に降板したザック・スナイダー監督の初期構想に基づき、150分にもおよぶ蔵出し映像や新たに撮影された4分の新映像を加えて、再編集し製作された約4時間にわたる超大作。スナイダー監督が伝えたかった全てが詰め込まれている。あの“ジョーカー”やブラックスーツを纏うスーパーマンの姿も!2017年版『ジャスティス・リーグ』には登場しなかったジャレッド・レト演じる“ジョーカー”が、予告編映像ではほんの一瞬だけだが姿を見せる。どのようなシーンで、宿敵バットマンとどのような会話を交わすのか注目が高まる。また、ブラックスーツ姿のスーパーマン、スーパーヴィランのダークサイドや、ジョー・マンガニエロ演じるデスストローク、初登場となるマーシャン・マンハンターや、戦闘シーンにはグリーン・ランタンの姿も!?次々と登場するDCキャラクターに一時も目が離せない。ヒーローたちのサイドストーリーが明かされる本作では、アクアマン、フラッシュ、サイボーグのサイドストーリーが丁寧に描かれ、特にレイ・フィッシャーが演じたサイボーグについてはその苦悩や、家族との関係がより分かるストーリーに。ヒーローである以前に、様々な悩みを抱える等身大の姿が作品にさらなる深みを与えている。なお、2017年版『ジャスティス・リーグ』と同じ声優キャストで日本語吹替版を収録。約24分の映像特典には、スナイダー監督とベン・アフレックやヘンリー・カヴィル、ガル・ガドットらジャスティス・リーグ6名のキャストインタビューも収められ、『マン・オブ・スティール』『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』の製作を通しての思いを語る貴重な映像に。セル商品にはストーリーをジェフ・ジョーンズ、作画をジム・リーが担当した28ページにわたる「ジャスティス・リーグ」コミックブック(日本語版)が日本限定で封入される。『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』は5月26日(水)よりダウンロード販売/デジタルレンタル先行配信開始、6月25日(金)より4K ULTRA HD&ブルーレイ発売。(text:cinemacafe.net)
2021年04月16日世界中のクリエイターに影響を与えた、カルト的人気を誇るSFアニメーションの金字塔『ファンタスティック・プラネット』(1973)が初めてDCP(デジタルシネマパッケージ)上映されることが決定。併せて新ビジュアルと新予告編が解禁され、アニメ監督の湯浅政明とイラストレーターのみうらじゅんから推薦コメントが到着した。本作は、フレンチSFのパイオニアであるステファン・ウルの原作「Oms en Serie」を基に、ブラックユーモア溢れる幻想的な画風のアーティスト、ローラン・トポールが4年の歳月をかけて原画デッサンを描き、切り絵アニメーションという手法で鬼才ルネ・ラルーによって1973年に映画化。音楽はジャズピアニストとしても名高いアラン・ゴラゲールが手掛け、そのロック・サウンドが映像に一層サイケデリックな印象を与えた。あまりに独創的でファンタジックな世界観は瞬く間に批評家・観客たちを魅了し、アニメーション作品として史上初めて第26回カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞。フランス国内だけに留まらず、イタリアのトリエステSF国際映画祭では特別賞、アメリカのアトランタ映画祭ではアニメーション映画のグランプリ、テヘラン児童映画祭では大賞を受賞するなど世界中で高い評価を得た。日本でも1985年の劇場初公開以来カルト的な人気を誇り、2020年12月に東京・渋谷で行われた1週間限定上映でも満席回が続出。作品誕生からまもなく半世紀を迎えるいまも新たなファンを獲得し続けている。この公開を前に、アニメ「映像研には手を出すな!」が第24回文化庁メディア芸術祭のアニメーション部門を受賞、映画『夜明け告げるルーのうた』でアヌシー国際アニメーション映画祭のグランプリにあたるクリスタル賞を受賞するなど世界的に知られる湯浅監督は、「(ヒエロニムス・)ボスやシュルレアリスムにも通じる、並ぶもののない、シュールで独創的な世界。そこで起こる対立・闘争・変化の渦へ我々は投げ込まれる。人間も家族も社会も出てくるが、物質、特徴、習慣、精神世界もこことは大きく違う。簡単な答えはない。生き延びるには、ひたすら起こる出来事からそれを探り続けてゆくしかない。それは我々にも必要な力、想像力だ」とコメント。また、イラストレーターや漫画家など、幅広く活躍しているみうらさんは、「その存在は当然、存じておりましたが、こんなに面白い作品だったとは!」と驚きを隠せず、「百聞は一見に如かず。あなたも『ファンタスティック・プラネット』を、この機会に是非、一度体験されてみては如何でしょう」とコメントを寄せた。新ビジュアルには、赤い目が印象的な巨人ドラーグ族の少女・ティバが、オム族のテールを手のひらに乗せ見つめあう絵を大きく起用。予告編ではドラーグ族とオム族が対立するシーンが切り取られ、ラストは湯浅監督のコメントで締めくくられている。『ファンタスティック・プラネット』は5月28日(金)より渋谷HUMAXシネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2021年04月16日