パナソニックは9月9日、水平・垂直の本体形状「キュービックフォルム」を採用したななめドラム洗濯機「Cuble(キューブル)」を発表した。発売は11月上旬。「NA-VG1000」のほか、全3タイプでいずれも価格はオープン。NA-VG1000の推定市場価格は税別290,000円前後だ。Cubleは、サニタリー空間(洗面台まわり)に調和するよう、水平・垂直の本体形状「キュービックフォルム」を採用したドラム式洗濯機。ななめ10°のドラム槽で培ってきた洗浄力・節水性はそのままに、本体形状を曲線から水平垂直の立方体風のデザインに変更している。扉上部に配置された操作部は、電源を入れると表示が浮き出る静電タッチパネル。凹凸のない「フラットフェイス」や、槽内が見やすい「クリアウィンドウ」など、使い勝手も考慮されたデザインになっている。新型バランサーの開発によって、衣類の投入口面積は従来比で約138%にアップ。直径は530mm。投入口最上部を約83mm高く配置し、衣類を出し入れしやすい。洗浄機能では、約15・40・60℃で温度設定可能な「温水機能」、泡立てた洗剤を繊維の奥まで浸透させ、ガンコな汚れを浮かせて落とす「即効泡洗浄」を搭載。乾燥機能では、ヒーター排気式の「低温風パワフル乾燥」を新たに搭載した。室温より約10℃高い低温風を、1分間に約3立法mという大風量でドラム後方から衣類に当て、衣類の縮みや傷み・シワを抑えながら乾かす。自動槽洗浄や「約30℃槽洗浄コース」などの機能も持つ。NA-VG1000L/Rの給・排水ホース含む本体サイズはW639×D665×H1,050mm。質量が72kg。洗濯~乾燥にかかる時間は195分、消費電力量は1,380Wh。カラーはシルバーとノーブルシャンパン。ラインナップは洗濯・脱水容量が10kg、乾燥容量が3kgの「NA-VG1000L/R」(左開き/右開き)のほか、洗濯・脱水容量が7kg、乾燥容量が3kgの「NA-VG700L/R」(同)、洗濯・脱水容量が10kgの「NA-VS1000L/R」(同)の全6機種。推定市場価格はNA-VG1000L/Rが290,000円前後、NA-VG700L/Rが250,000円前後、NA-VS1000L/Rが240,000円前後(価格はいずれも税別だ)。
2015年09月09日ダイソンは9月9日、スティック型コードレス掃除機の新製品として「Dyson V6 Animalpro(以下、V6 アニマルプロ)」を発表した。発売は9月18日。価格はオープンで、推定市場価格は税別84,800円前後だ。V6 アニマルプロは、カーペットの掃除に適した新開発の「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」を搭載するスティック型掃除機。ダイレクトドライブクリーナーヘッドのブラシバーは、硬いナイロンブラシとなっており、カーペットのパイル奥深くまで入り込んだゴミもかき出して除去できる。従来モデルのDC62と比較して、ブラシパワーは約75%向上した。2015年5月に発売された「V6 フラフィ」や「V6 マットレス」と同様、毎分最大110,000回転の「ダイソン デジタルモーター V6」を搭載するほか、0.3ミクロンの微粒子を99.97%捕らえる「ポストモーターフィルター」を採用している。サイズはW250×D1,211×H208mm、重量は2.27kg。ミニモーターヘッド、コンビネーションノズル、隙間ノズル、フトンツール、ハードブラシ、延長ホースが付属する。
2015年09月09日日本郵船は9月4日、同社の連結子会社である日本貨物航空が貨物専用機の導入計画を一部変更し、ボーイング747-8F型貨物専用機をキャンセルしたことを発表した。日本貨物航空は2005年11月15日にボーイング747-8F型貨物専用機の導入を発表。順次導入を進めていたが、変化の大きい国際貨物航空市場に柔軟に対応すべく同社の機材規模を見直した結果、発注済みの機材のうち4機をキャンセルすることでボーイング社と合意にいたった。同社は既に同型機8機の引き渡しを受けており、今回の導入計画の変更によりボーイング社への発注残は2機となる。なお、特別損失の発生等も含めて、通期連結業績に与える影響は軽微としている。
2015年09月08日ボーイングは現地時間の9月3日、エミレーツ航空に2機の777-300ERと777F(貨物機)を引き渡したことを発表した。今回の引き渡しにより、エミレーツ航空は150機目の777となり、また、ボーイングにとっても初めて同日中に1社へ3機まとめての納品となった。エミレーツは1992年に初めて777を発注し、1996年に運航を開始した。2014年7月には777の新型777Xも150機を発注している。
2015年09月04日ボーイングは現地時間の8月25日、大韓航空にボーイング747型機の最新鋭機にあたる747-8インターコンチネンタルの初号機を引き渡したことを発表した。今回の受領により、大韓航空は747-8の貨物機と旅客機をともに保有する初めての航空会社となる。同機は大韓航空が発注した747-8型旅客機10機のうちの1機目にあたり、同社は737,747,777型機など計87機のボーイング製旅客機を運航している。貨物機に関しては、現在運航中の機材は全てボーイング製で、7機の747-8F貨物機を運航するほか、747-400や777フレイターなどを計28機保有している。747-8インターコンチネンタルの航続距離は1万4,310km(7,730海里)で、前身モデルである 747-400と比較して、騒音を30%抑えながら燃料消費量とガス排出量を16%低減する。同機にはカーブを描いた階段など、787ドリームライナーに影響を受けた客室インテリアが採用され、搭乗客により広い空間と優れた機内快適性を提供する。大韓航空向け747-8の座席数は368席の仕様。最新のファーストクラス コスモスイート2.0には、スライド式ドアとより高いパーテーションが備えられ、搭乗客のプライバシー性を高めている。また、24インチの大型高精細モニターや新しいタッチ式の小型リモートコントローラーなど、最新鋭の機内エンタテインメント・システムも搭載されている。ビジネスクラス プレステージには、交互配置のシートやプライバシーパネル、18インチ高精細タッチスクリーンが備えられている。
2015年08月26日パナソニックは8月24日、ドラム式洗濯乾燥機の新製品として、洗濯・脱水容量10kgの「NA-VX9600」と「NA-VX8600」を発表した。発売は9月25日。価格はオープンで、推定市場価格はNA-VX9600が350,000円前後、NA-VX8600が310,000円前後だ(いずれも税別)。NA-VX9600とNA-VX8600は、「温水泡洗浄」によって衣類の傷みを抑えながら洗う「約30℃おしゃれ着コース」を搭載したドラム式洗濯乾燥機。約30℃おしゃれ着コースでは、洗剤液を約30℃まで温め、洗浄力を高めてから汚れを落とす。さらに、泡洗浄の泡生成回数を最大約2倍にしたことで、洗浄時のもみ・たたき・押し洗いの時間を約1/3に短縮。これにより、型崩れや色落ちなど衣類の傷みを抑えて洗濯可能だ。「槽洗浄コース」にも温水機能を追加。洗濯槽洗剤を約30℃まで温めることで洗浄効果を高め、コース時間を約11時間から約6時間へ約46%短縮した。洗濯から乾燥までが60分で完了する「化繊60分」コースを搭載。軽い汚れの化繊衣類1kgまでに対応する。パナソニックは、トレーニングウェアやワイシャツなどの使用頻度が高い衣類、子どもの体操服など急いで洗濯したい衣類での使用を想定している。「おまかせコース」では、脱水終了後に「ほぐし」行程を追加。洗濯槽を正転・反転させることで、衣類をほぐして取り出しやすくする。サイズはW639×D722×H1,021mm、重量は77kg。乾燥方式はヒートポンプ乾燥方式。洗濯~乾燥時の消費電力量(おまかせコース)はNA-VX9600が890Wh、NA-VX8600が930Wh。両モデルとも左開きモデルと右開きモデルを用意する。NA-VX9600のみナノイーを搭載。カラーはNA-VX9600がクリスタルホワイト、NA-VX8600がクリスタルホワイトとノーブルシャンパン。
2015年08月25日日立アプライアンスは8月24日、業界最大(※)洗濯容量11kgを実現したドラム式洗濯乾燥機「ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム BD-V9800」(以下、BD-V9800)を発表した。会場では開発の背景や新製品の技術説明とともに、さまざまなデモンストレーションも行われた。※日立アプライアンス調べ。○外形サイズはそのままで洗濯容量をアップ発表会の初めには、日立アプライアンス 取締役 家電・環境機器事業部長の松田美智也氏が登壇し、現在の洗濯乾燥機の動向やニーズについて語った。松田氏は「2013年の駆け込み需要の反動で、2014年は洗濯機の需要台数が大幅に落ち込んだ。しかし、2015年の需要は前年度比約106%の約440万台まで回復。今後も好調に推移すると予想している。日立ではユーザーの声をピックアップし、今後もニーズに合わせた製品を開発していきたい」とコメントした。日立アプライアンスの調査によると、洗濯物について「できるだけまとめて洗うようにしている」人が多く、ふだん洗っているものとしては、カーテンや毛布といった大物が上位5位までに挙げられた。そこで、サイズは従来のまま、まとめ洗いや大物洗いがしやすい大容量化を目指したという。さらに、すすぎについて、回答者の65%が「洗剤の溶け残り」「肌トラブル」などの不満や不安を抱えているとわかった。そこで、大容量化に加えて「しっかりすすげる」ことにもこだわったとする。○すすぎ残しの不安を解消洗濯機の不満点として挙げられた、すすぎ残しを解消するため、BD-V9800は「ナイアガラすすぎ」コースを搭載した。ナイアガラすすぎの特徴は、たっぷりの水で衣類をすすぐ「大流量Wシャワー」と、高速遠心力で洗剤をとばすという2点だ。大流量Wシャワーは、「水道水シャワー」と、毎分最大約80Lの循環水「ナイアガラ循環シャワー」を組み合わせたもので、たっぷりの水によって繊維の奥の洗剤まで落とす。さらに、槽内の排水穴を増やして排水効率を高めたドラム槽を、毎分約1,200回転させて遠心力を発生させる。この遠心力によって、水分といっしょに衣類に残った洗剤も飛ばす。発表会では、従来製品BD-V9700の「標準コース」と、BD-V9800の「ナイアガラすすぎ」で使用された水の比較も行われた。蛍光剤入りの洗剤で衣類を洗濯し、すすぎ後に絞った水をコップに入れて比較する。どちらのコップも一見すると無色透明に見えたが、ブラックライトを当てたところ、ナイアガラすすぎのコップには反応がなかったのに対し、標準コースのコップは水に残留していた蛍光剤が淡く光るのが確認できた。○黄ばんだ衣類も元通り!?ビッグドラムシリーズは、従来から大流量を特徴とした「ナイアガラ洗浄」を採用している。これは、毎分約80Lという大流量の水を衣類に通して汚れを落とすという洗浄方法。この方法で洗濯すると、繰り返し洗濯してもタオルがごわつかず、衣類の黒ずみも低減できるという。新製品では、さらに「温水ナイアガラ洗浄」コースを搭載。これは、衣類を温めながら、高濃度の洗剤を温風で衣類に吹き付けるというもの。洗剤の酵素が活性化しやすいといわれる40℃~50℃に衣類を保ち、汚れが落ちやすくなる。会場には、ナイアガラ洗浄で洗濯した白い枕カバーやシャツなどを展示。皮脂汚れなどで黄色く変色した袖口が、ナイアガラ洗浄によって白くなっているのが確認できた。また、日常的に温水ミストを使用することで、黄ばみの予防にもなるという。○風アイロンの力がさらに強力に日立アプライアンスのドラム式洗濯乾燥機といえば、乾燥機使用後でもシワが少なく仕上がる「風アイロン」機能も特徴だ。風アイロンは大容量のドラム内で衣類を大きく舞い上げ、時速約300kmの風を当てることで、衣類のシワを伸ばしながら乾燥させるという仕組み。風量とともに湿度もコントロールすることで、シャツの袖やズボンなどシワが取れにくい細長い衣類についても、きれいにシワを伸ばせるという(湿度コントロールは乾燥容量3.5kgまで)。約60℃以下の低温で乾燥させるため、衣類を傷めにくいのも特徴だ。BD-V9800は先述のとおり、ドラム容積が2L増えた分、乾燥時に衣類が舞い上がるスペースも増加。また、洗浄槽内で衣類を持ち上げて移動させる「リフター」の形状を変更することで、槽内の衣類がまんべんなく前後にかき混ぜられるようになった。このため、衣類の乾燥ムラや風当たりムラも抑えられ、「風アイロン」機能の効率もアップした。○幅60cmのスリムタイプも今回の発表会では、BD-V9800のほか、幅が狭い場所向けの幅60cm「ビッグドラム スリム」も発表された。スリムタイプは操作部に液晶タッチパネルを採用した「BD-ST9800」と大型ホワイト液晶を採用した「BD-S8800」の2種類を用意。さらに、洗濯・脱水容量が10kgの「BD-V5800」も同時に発表された。
2015年08月24日日立アプライアンスは8月24日、従来機のままの本体サイズで洗濯容量11kgを実現したドラム式洗濯乾燥機「ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム BD-V9800」(以下、BD-V9800)を発表した。発売は9月19日。価格はオープンで、推定市場価格は310,000円前後(税別)。BD-V9800は、たっぷりの水と遠心力で洗剤をしっかり洗い落とす「ナイアガラすすぎ」コースを新たに搭載した。同社の縦型洗濯乾燥機「ビートウォッシュ BW-D11XWV」でも採用されていたもので、「水道水シャワー」と最大流量毎分約80Lの大流量「ナイアガラ循環シャワー」の2つのシャワーを合わせた「大流量Wシャワー」が、繊維の奥の洗剤まで落とすというものだ。また、同時にドラム槽を毎分約1,200回転で高速回転。これによって生み出された強力な遠心力が、水分とともに衣類に残った洗剤を飛ばす。洗浄機能に関しては、「温水ナイアガラ洗浄」を新搭載。押し洗い・たたき洗い・もみ洗いを組み合わせた「ナイアガラ洗浄」に、洗剤液を温風で衣類へ吹き付ける「温水ミスト」機能がプラスされたものだ。洗剤液を吹き付けながら衣類の温度を約40℃~50℃にすることで、洗剤の酵素パワーを活性化。これにより、衣類の黄ばみも落とせるとしている。新ドラム形状を採用することで、洗濯容量11kgを実現。ドラム底板の支柱を従来の3本から6本に増やし、背面凸部を薄型化。剛性を高めつつ、ドラム直径は4mmアップさせており、本体の外形寸法を変えることなく、ドラム槽の容積が前年モデルの82Lから84Lへと拡大している。槽内の布がひねりながら動く新リフターも採用。容積拡大と新リフターにより、時速約300kmの高速風で衣類のシワを伸ばしながら乾燥する「風アイロン」機能において、よりシワをきれいに伸ばせるなど仕上がりが向上した。このほか、衣類が6kgの場合、洗濯~乾燥の運転時間で約98分を実現する「おいそぎコース」や、柔軟剤の香りが残るように洗う「香りコース」などを新たに採用している。サイズはW735(ボディ幅:695mm)×D620×H1,060mm、重量は約83kg。洗濯・脱水容量は11kg、乾燥容量は6kg。左開きタイプと右開きタイプを用意。本体カラーはシャンパン(N)とシルバー(S)で、右開きタイプはシャンパンのみとなる。日立アプライアンスは同日、幅600mmのスリムタイプ「ビッグドラム スリム」や洗濯容量10kgのビッグドラムも発表した。スリムタイプは液晶タッチパネル採用の「ビッグドラム スリム BD-ST9800」が340,000円前後(税別)、大型ホワイト液晶採用の「ビッグドラム スリム BD-S8800」が300,000円前後(税別)。洗濯容量10kgの「ビッグドラム BD-V5800L」が270,000円前後(税別)となっている。
2015年08月24日小さい子どもがいると、衛生面の配慮には万全を期したいところ。毎日掃除をして、洗濯をして…と頑張っているママも多いでしょう。しかし、そんなママでも、意外なところを見落としている可能性が…。それは、洗濯槽のカビや汚れ。衣服を洗濯してキレイにしたつもりでも、実は洗濯機の中にカビが生えているおそれがあるのです。カビのついた洗濯機で衣服を洗っても、汚れを付けているのと同じこと。きちんと洗濯機の掃除をして、キレイな衣服を着させたいですよね。今回は洗濯機の黒カビについてお話ししましょう。洗濯機の中には、実は菌がたくさん洗濯機の中は、実は黒カビが繁殖しやすい絶好のスポットと言えます。カビは洗濯機内の石けんや洗剤のカス、服についた食べカスなどをエサとして成長する生き物です。洗濯機の中は、エサに困ることもなく、繁殖しやすい湿度、温度に加え、通気性も悪いと、カビにとっては3拍子揃った環境。放っておくとどんどん繁殖してしまい、恐ろしいことになってしまうかもしれません。早いうちに対策を取っておくことが大切です。洗濯機のカビに効く商品もあるけれど…洗濯機の黒カビを除去・対策をするための商品はたくさんあります。洗濯機の中に専用の液を入れるだけで黒カビを取り除けるという簡単なものもあるので、とても手軽で便利ですよね。ただ、心配な点が1つあります。それは、そうした商品には薬剤や塩素系漂白剤が使われていることが多いということです。デリケートな肌の赤ちゃんを持つママの中には、そういった市販の商品を使うのには抵抗がある人もいるでしょう。お酢の力で菌を取り除くそこでおすすめしたいのが「お酢」を使った対処法です。お酢には高い殺菌能力があり、洗濯槽の黒カビにも非常に効果があります。水を一杯に張った洗濯機に3カップ(600ml)程度のお酢を注いでください。100円ショップで売られている食用のお酢でOK。ただし、すし酢のように、砂糖や塩などの成分が入っているものはNG。穀物酢や米酢など、調味料の入っていないお酢にしてください。黒カビ予防なら、そのまま1~2時間放置、黒カビを除去したいなら1日置いておいたほうがよいでしょう。その後、普通に運転を開始してすすぎをすればキレイに黒カビを取り除けているはずです。ドラム式洗濯機の場合は、電源を入れてから先にお酢を入れておき、そのあと通常の運転をスタート。洗剤を入れる部分の汚れが気になるなら、そこにもお酢を入れておくといいですね。「お酢を使うとニオイが気になるのでは?」と思うかもしれませんが、意外と気にならないもの。すすぎを2回にすれば、ほとんどニオイはしないので、ニオイへの懸念がある人も安心して使えるはずです。安全で安心な衣服を着させられるように、お酢の力で黒カビ対策、いかがですか?(ライター:RUREI)
2015年08月24日東芝ライフスタイルは8月20日、汚れが付きにくい「マジックドラム」を採用したドラム式洗濯乾燥機「TW-96A3」を発表した。発売は9月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は250,000円前後(税別)。TW-96A3Lは、「Ag+つけおきコース」を新搭載したドラム式洗濯乾燥機。洗濯槽内に備えられた専用ユニットのAg+抗菌ビーズから銀(Ag)イオンが溶け出した「Ag+抗菌水」でつけおきと洗濯を行う。衣類の雑菌の繁殖を抑えられるほか、部屋干し・汗などのニオイも防げる。つけおき時間は1~9時間で設定可能だ(1時間単位)。Ag+つけおきコースは2kgまでの洗濯物で使用できる。洗濯槽には、親水性の高いガラス質コート(防汚コート)を施した、ステンレス製のマジックドラムを採用。洗濯槽外側の黒カビの原因となる洗剤カスなどの付着を防止し、洗濯槽を清潔に保てる。糸くずフィルターやふろ水ホース、排水ホースにも抗菌加工を施す。本体サイズはW655×D714×H1,040mmで、質量は約80kg。洗濯・脱水容量は9kgで、乾燥容量は6kgだ。乾燥はヒートポンプ式を採用。脱水時の振動を吸収する「振動吸収クッション」を搭載。運転音は洗濯時が31dB、脱水時が38dB、乾燥時が44dBだ。
2015年08月20日東陽テクニカは8月17日、日本テレビ放送網(日本テレビ)による長崎県五島列島沖の沈没潜水艦調査に協力し、東陽テクニカが取り扱っている自律型無人潜水機および遠隔操作水中ロボットなどを用いて、水深約200mに沈んでいる旧日本海軍の大型潜水艦「伊402」と推定される沈没潜水艦の発見・撮影に成功したと発表した。「伊402」は太平洋戦争中に旧日本海軍によって建造されもので、全長約122m、水中排水量約6600t、水上攻撃機を3機搭載する、当時世界最大の潜水艦だった。終戦後米軍が接収し、1946年4月に長崎県五島列島沖で海没処分された。今回、東陽テクニカは、日本テレビの「真相報道バンキシャ!」の取材チームによる調査に協力し、TELEDYNE GAVIA社製「自律型無人潜水機 GAVIA」におる艦影のスキャニングや、SEAMOR Marine社製「遠隔操作水中ロボット」による、ビデオ撮影を実施するとともに、データ解析を行った。その結果、水深200mの同海域に沈む24隻の潜水艦の中から、得られたスキャニング映像と水中撮影映像により「伊402」をほぼ特定することに成功した。同調査では「伊402」が船首と船尾の一部が破壊されているものの、ほぼ原形を保った状態で沈没していることや、格納筒の開閉扉が半開状態であること、上部木甲板の木部が朽ち鉄骨がむき出しであること、40口径14cm単装砲が原形のまま残されていることなどが判明した。
2015年08月18日皆さんこんにちは!15万本以上の爪を施術してきたネイリストでスキンケアカウンセラーの川上あいこです。爪の縦線気になっていますか?「加齢」が原因なんて聞くと、胸に吹き矢が刺さったかのようなショックを感じますが、実際「加齢」が原因の一つです。あぁ、残念。でも、爪は皮膚の付属機関。皮膚のシワを薄くすることができるように、爪の縦線も目立たなくすることができます。「あきらめないで~」(某CM風に)今回の「チリツモ美容道」は爪の縦線についてです。気になっていた方はぜひ試してみてくださいね。■とにかく保湿しよう加齢だけではなく「乾燥」も爪の縦線が起こる原因になります。実際、乾燥がひどいお客様に3週間だけでもいいので徹底した保湿をお願いすると、あっという間にうる艶爪に変身することもあるくらいです。この場合の保湿は「ネイルオイル」。キューティクルオイルとも呼ばれていますが、ハンドクリームと併用して1日10回くらい塗ってもらいます。1日10回と聞くと多く感じますが、午前と午後に4~5回です。あとは、お風呂上がりに1回。この保湿をするだけでも、爪の乾燥がなくなって潤った爪になるので、パサパサ感のある縦線が目立たなくなります。■磨いてみよう爪磨きセットがあればいいですが、なければ感熱紙タイプのレシートで磨いてみてください。そんなに深くない縦線なら目立たなくすることができます。でも「磨く」ことは摩擦が起きるので、磨いた後は必ず保湿することを忘れないようにしてくださいね。■ベースコートとトップコートを塗ろう「塗れば隠れる」これは当然ですよね。でも、どうせ塗るなら保湿タイプのベースコートを選びましょう。塗るだけでも保湿されます。最近は、水溶性の爪用保湿剤も多く出ていますので、1日何回か爪に塗ってあげてもいいかもしれません。香りがいいものも多いので、ちょっとしたリラックスにもなります。ベースコートやトップコートを塗ることは、見た目の「爪の縦線」を消す効果もありますが、UV効果のあるものを使用することで、紫外線から爪を守る効果もあります。また、爪から蒸発している水分に蓋をする効果もありますので、今以上の乾燥を防ぐ効果も期待できたりもします。■たんぱく質を摂って規則正しい生活を心がけよう先程も説明しましたが、爪は皮膚の付属機関です。健康のバロメーターともいわれています。不規則な生活や、慢性的な睡眠不足、無理なダイエットは、肌だけでなく爪にも影響が出ます。カサカサでボロボロの爪にならない為にも、たんぱく質をよく摂って規則正しい生活を大切にしましょう。■おわりに「保湿ってそんな違う???」と疑問に思われると思いますが、そんなに違う!と断言できます。ちなみに、筆者やネイリストの友人達の爪には縦線がありません。十分すぎる保湿って素晴らしいです。キューティクルオイルも色々種類がありますが、まずは好きな香りなどで選んで「習慣」にできるようにがんばってみてくださいね。(川上あいこ/ライター)
2015年08月17日LGエレクトロニクス・ジャパンは8月6日、コードレス式のスティック型掃除機「VS84シリーズ」を発表した。発売は8月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は税込54,800円前後だ。VS84シリーズはスティック型としてもハンディ型としても使用できる2in1のコードレスサイクロン式掃除機。LGエレクトロニクス・ジャパンはこれまで、ロボット掃除機と布団クリーナーを日本で発売。今回のVS84シリーズでスティック型掃除機の市場へ参入することになる。VS84シリーズには、着脱可能なリチウムイオンバッテリーが2つ付属。掃除中にバッテリーが切れた場合、もう一方のバッテリーに交換することで最大約60分(約30分×2)の連続運転を実現した。髪の毛やペットの毛が絡みにくい「お手入れかんたんブラシ」を採用。特殊な構造によって、毛をブラシの中央に集めて吸引するだけでなく、ブラシに絡みついた毛を引き離すためのヘア除去フックという機構も備えている。サイズはW270×D190×H1,105mm、重量は2.8kg。ダストカップ容量は0.35L。バッテリー1つにつき、4.5時間でフル充電される仕様だ。充電台ではバッテリー2つを同時に充電できる。運転時間は通常モードで約60分(約30分×2)、強モードで約40分(約20分×2)。カラーはメタリックシルバー、シルバー、ブルー。○「面倒くさくないお掃除」がコンセプトLGエレクトロニクス・ジャパンは8月6日、製品発表会を開催した。発表会には、LGエレクトロニクス・ジャパン 代表取締役社長 慶甲秀(キョン ガプス)氏が登壇し、「LGといえば、日本では液晶テレビやスマートフォンといったイメージがあるが、白物家電も手がけている総合家電メーカー。今回の新製品はグローバルで得たノウハウを活かして、日本に最適化されている」と説明した。LGエレクトロニクス・ジャパン マーケティング部長 首藤晃氏によれば、VS84シリーズはLGエレクトロニクスがグローバル展開している「CordZero」シリーズの一つ。『面倒くさくないお掃除』というコンセプトのもとで開発された。
2015年08月06日三菱電機は8月6日、キャニスター型サイクロン掃除機「風神」の新モデルとして「TC-ZXE30P」を発表した。排気を利用してゴミを吹き飛ばすエアブロー機能を持つ。発売は9月1日。価格はオープンで、推定市場価格は税別80,000円前後だ。TC-ZXE30Pは、本体上部の吸込口から、ゴミを直接サイクロンボックスに吸い込む新構造を採用したキャニスター型サイクロン掃除機。本体ホース差し込み口からサイクロン旋回室までの風路を短縮したことで、本体がよりコンパクトになった。また、新アルミフレームモーターを採用したことによって、本体重量約2.9kgと、従来モデルの「TC-ZXD30P」に比べて約21%の軽量化を実現している。排気にもこだわっており、本体内部にHEPAフィルターとULPAフィルターを搭載。0.3μm以上の微細なゴミを99.999%捕らえる。また、ゴミをためる集じん部とゴミを遠心分離するサイクロン部を別にした独自構造によって、たまったゴミが風の旋回でかく拌・粉砕されるのを抑制し、排気のニオイを低減。従来モデルと比較して、約66%低減できたという。排気のきれいさを活かした「エアブロー機能」を新たに搭載。本体背面に専用のエアブローノズルを装着し、強い勢いの排気を吹き出すことで、玄関に入ってしまった砂や落ち葉、サッシレールに入り込んだ砂などを吹き飛ばす。回転ブラシを引き抜くだけで、絡みついた髪の毛などを除去できる「毛がらみ除去機能」や、メインとサブの2つのグリップを採用した「フィジ軽グリップ」、スマートフォンと連動して消費カロリーなどを確認できる「カロナビ」などの機能を引き続き備える。サイズはW223×D333×H270mm、重量は2.9kg、総重量は4.5kg。ダストカップ容量は0.7L。吸込仕事率は200W~約120W。2WAYロングノズル、ふとんブラシ、エアブローノズル、お手入れブラシが付属する。カラーはシャインホワイト、カッパーオレンジ。三菱電機は同日、エアブロー機能を省略した「TC-ZXE20P」も発表した。発売は9月1日。推定市場価格は税別60,000円前後だ。カラーはビオラレッド。
2015年08月06日アイリスオーヤマは8月5日、コードレス式のスティック型掃除機「ラクティ IC-SDC2」(以下、IC-SDC2)を発表した。体感重量を軽減する重心設計で、手もとにかかる重量は約300gだという。発売は8月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別24,800円だ。IC-SDC2は、スティックハンドル、フロアヘッドなどを含む本体重量で約1.35kgを実現したスティック型掃除機。体感重量をより軽くするようにした重心設計によって、ヘッドを床面に置いた際に手にかかる重量は約300gとなった。スティックハンドルを外すことで、ハンディクリーナーとしても使用可能だ。吸い込んだホコリの量を検知し、量が多い場合は赤、少ない場合は緑にランプが光って知らせる「ホコリ感知センサー」や、ダストカップ内がホコリでいっぱいになって吸引力が低下していることを知らせる「お手入れセンサー」を搭載する。ヘッド内にサイクロン状の気流を発生させ、気流でゴミをかき上げる「サイクロンストリームヘッド」を採用しており、ダストピックアップ率は99%を実現した。延長パイプ・ヘッドを含む本体サイズはW215×D138×H970mm。ダストカップ容量は約0.34L。約3.5時間でフル充電され、連続使用時間は標準モードで最大約20分、ターボモードで最大約12分、自動モードで最大約30分。充電回数は約300回。カラーはホワイト、ピンク、イエローの3種類。狭いところの掃除に利用できるすきまノズル、充電スタンド、使い捨てフィルター(水洗いも可能)26枚などが付属する。
2015年08月05日エミレーツ航空はこのほど、保有する最後のボーイング777-200型機「A6-EMF」を退役させた。同社は機齢を重ねた機材の退役に向けて精力的に取り組んでおり、2014年に7機を退役させ、2015年はさらに10機の退役を計画している。このほど退役した最後のボーイング777-200型機「A6-EMF」は、7月14日登録抹消のためにドバイ国際空港からボストン経由でアリゾナへ飛び立った。1996年にエミレーツのフリートに仲間入りして以来、A6-EMFは推定6,000万km(地球と月を約80往復する距離)を飛行し、ワルシャワからホーチミンまで世界中の様々な就航地に何十万人の乗客を運んだ。退役後は、機材契約に応じてリース期間満了後に機材をリース会社に返却するか、市場で売却にかけられる。最終就航地であるアリゾナまでA6-EMFを運航したエミレーツのコンスタンティノス・ニコラウ機長は、「お世話になりました」と航空機に別れを告げるとともに、「このボーイング777-200型機を最初に受け取った時、それから20年もしないうちにエミレーツがワイドボディ機の世界最大オペレーターになり、ボーイング777型機を最も多く保有するとは誰も予想していませんでした。次の20年がどうなるのか楽しみです」とコメントしている。エミレーツは2014年度新たに24機を受領し、2015年度は26機の就航を予定している。現在、6機種のワイドボディ機を234機運航しており、エアバスA380型機およびボーイング777型機の世界最大のオペレーターとなっている。
2015年08月04日ダイキン工業は8月4日、「加湿ストリーマ空気清浄機」の新製品として、デザインを一新した「MCK55S」と「MCK40S」を発表した。発売は9月16日。価格はオープンで、推定市場価格はMCK55Sが58,000円前後、MCK40Sが53,000円前後だ(いずれも税別)。MCK55SとMCK40Sは、スリムタワー型を採用した加湿機能付きの空気清浄機。集じん性能を維持しつつ、小型化と運転音の低減を図ったモデルだ。送風ファンや集じんフィルター、加湿ユニットなどの部品の形状や内部構造を見直したことでスリムタワー型を実現。設置面積は従来の構造に比べて約30%縮小した。また、運転音の原因となる送風ファンを本体最下部に、その上に集じんフィルターを配置したことで、人が感じる運転音(SONE)の大きさを約30%低減したとする。これまで本体前面に配置されていたプレフィルターを、本体側面に設置。これにより、前面のパネルを開けずに、プレフィルターに付着したホコリを掃除機で直接吸い取れるようになった。MCK55SとMCK40SともにサイズはW270×D270×H700mm、重量は9.5kg。最大風量はMCK55Sが1分間に5.5立方メートル、MCK40Sが1分間に4立方メートル。空気清浄時の適用畳数はMCK55Sが25畳(41平方メートル)、MCK40Sが19畳(31平方メートル)。加湿時(プレハブ)の適用畳数はMCK55Sが14畳(23平方メートル)、MCK40Sが11畳(18平方メートル)。8畳を清浄するのにかかる時間は目安として、MCK55Sが11分、MCK40Sが15分。カラーはMCK55Sがホワイト、ディープブラウン、ブライトオレンジ、ミッドナイトブルー、MCK40Sがホワイト。また、ダイキン工業は同日、リビングなどに適した「MCK70S」も発表した。最大風量は1分間に7立方メートル。適用畳数は空気清浄時で31畳(51平方メートル)、加湿時(プレハブ)で18畳(29平方メートル)。サイズはW395×D287×H620mm、重量は12.5kg。推定市場価格は税別65,000円前後だ。
2015年08月04日「なるべく家事の負担を減らしたい」と、誰もが思うもの。文明の力により、掃除機、洗濯機、乾燥機など多くの便利な家電商品が開発され、生活は楽になりましたよね。そして、食器洗い乾燥機もそのひとつです。でも、美味しい食事をしたあと、シンクで山積みになった食べたあとの食器を見て、一気にテンションが下がってしまったことありませんか?その思いで開発されたのが、食器洗い乾燥機。これが登場したことで、食後の片付け時間が短縮され便利な家電として注目されました。しかし、食器洗い乾燥機も万能ではありません。いくら便利でも、食器洗い乾燥機を使っている人がすべてにおいて満足しているわけではないのです!■3人に1人は日々の食器洗いがストレス!2014年5月にパナソニックと三菱総研が調査した結果、食器洗いを負担に感じているひとが、35.5%。つまり、3人に1人は食器洗いがストレスだったのです。1日に食器を洗う回数は、2回以上の人が48.3%で約半数。次に多かったのが1回で20.7%、合わせるとなんと7割以上の人もいます。さらに1回の食器洗いには平均13.05分もかけており、これは全国的にみても大差はありません。1回に約13分、仮に3回としたら1日のうち、約40分食器洗いをしていることになります。これだけの時間を費やしていれば、食器洗いが負担になってくるのは当然ですよね。そこで便利な食器洗い乾燥機を購入する人もいますが、デメリットを考え購入を鈍る人も……。■食器洗い乾燥機を使ってもストレスが食器洗い乾燥機を買うことを躊躇している理由で一番多かったのが、「キッチンに置くスペースがない」(53.6%)とスペース的なものがありました。次に「電気・水道代がかかりそう」、「設置に手間がかかりそう」と続きます。その次は、「手洗いに比べて汚れが落ちなさそうだから」(19.8%)……。確かに、過去の食器洗い乾燥機には、予洗いが必要だったり、しつこい汚れが残っていたりすることがありました。家事を軽減するために購入したのに、機械に入れる前に汚れを落として、終わってからまた洗っていたのでは二度手間です。かえって時間を費やすことになっているように感じて、水道料金も高くなっている感じさえ受けてしまいます。それで、中には「それなら最初から手洗いにすればよかった」と思ってしまう人もいるので……。確かに、これはこれでストレスですよね。■食器洗い機用洗剤もどんどん進化中しかし、食器洗い機も次々と新商品が発売されています。昔に比べてコンパクトになりキッチンの狭いスペースでも置けます。各社は、汚れ落ち度合、時間短縮、水道量の少なさなどをアピールします。どれを買っていいのか迷ってしまうほどです。新商品が発売されるごとによりよい製品にはなります。しかし、高価な物を新商品が出るたびに買い替えるわけにはいきません。それなら、まずは食器洗い機用洗剤を変えてみるのも解決策のひとつです。強力洗浄で油汚れもサッと落ちれば、二度洗いも必要がなく、水道料金もかかることなく、家事にかける時間も短くなります。■二度手間が減る食器洗い機用洗剤を!例としてひとつ挙げるなら、『ジョイジェルタブ』のような洗剤が便利。ジェル状のタブレットを、「ポンと入れて、一度洗いでキュッ」となります。優れた洗浄力でこびりつき汚れも予洗いなしの一度洗いでOK!液体洗剤のような液だれや、粉末のような粉がこぼれることもなく、分量を量る必要もありません。その秘密は、こびりつき汚れに効く粉末と油汚れに効くジェルが融合した二倍の洗浄成分。さらに、新しくなったジェルタブは庫内消臭機能がアップグレード、食洗機の中もキレイになり、ライムの爽やかな香りで消臭します。これに、食器洗い機用ブラシと、お弁当用のシリコンカップなど小物を入れるカゴがあったら、さらに便利。今、使っている食器洗い機を買い換えようと思っている人。不満がある人は、まず食器洗い機用洗剤を変えてみてはいかがですか?(文/Jeana)【参考】※【ジョイジェルタブ】「ポンと入れて一度洗いでキュッ!」90秒-YouTube
2015年08月03日●縦型とドラム式の良いとこ取りハイアールアジアは7月23日、AQUAブランドで展開する縦型洗濯機の新製品「SLASH(スラッシュ)」と「TWIN WASH(ツインウォッシュ)」シリーズについて記者説明会を開催した。いずれも6月下旬に発売された製品だ。○洗濯槽が斜めの「SLASH」SLASH(AQW-GT800)は、斜めに傾いた洗濯槽が特徴の全自動洗濯機。手前側に傾けたメリットは、まず衣類の出し入れしやすさにある。「洗濯槽を手前に傾けることで奥まで見やすく、取り出し忘れも少なくなる」と、洗濯機の商品企画を担当する、ハイアールアジア ジャパンリージョン アクアランドリーカンパニー ランドリーグループ・マネージャーの萩生田康一氏は語る。パルセータ―(洗濯槽底部の羽根)で水をかく拌して衣類を洗う縦型洗濯機は、布がこすれるために、ドラム式に比べて衣服が傷みやすいことと節水性に弱点がある。SLASHでは、洗濯槽を斜めに傾けたことでこれらの問題の解消を図ったと説明する。「卵を溶くときや、ミキサー車、哺乳瓶で粉ミルクを混ぜ合わせる時などは容器を傾けてかく拌する。この原理を縦型洗濯機にも応用した」(萩生田氏)洗濯槽を斜めに傾けることで上下方向の水流を生み出し、洗浄力アップも実現。それだけでなく、水流を起こすためのパルセーターも、独自の「スラッシュウィング」を新たに開発した。スラッシュウィングは斜めに傾いた洗濯槽専用に設計したもので、羽根の中心が中央でなく、片側に偏った構造になっている。衣類を持ち上げて洗うため、かく拌しやすいだけでなく、布の絡みや傷みを抑えて優しく洗いあげられるという。ハイアールアジアによれば、通常のパルセーターを使った場合に比べて、洗いムラは約30%、洗浄力は約16%向上し、消費電力量は約9%低減を実現したとのことだ。ハード的な構造だけでなく、布を傷めないようやさしく洗うためのモードも用意。標準の洗濯コースを、「やさしく」「節水」「おまかせ」の3つに細分化し、「やさしく」コースでは使用水量多め、水流弱めに設定。衣類の洗濯表示にある「弱」に対応する。萩生田氏は「弱表示の衣類は意外に多い。これまでの洗濯機ではネットに入れて、洗い時間を短くするなどの対応しかできなかったが、SLASHでは弱い水流で洗う。そのため、本当の意味での"弱洗い"ができる」と解説した。次ページでは、TWIN WASHシリーズについて解説する。●脱水の仕上がりも選べる○節水性と洗浄力を両立続いて紹介されたのはTWIN WASHシリーズ。2014年7月に第1弾が発売され、今回で第2世代となるモデルだ。外側と内側の2つのパーツからなる「ツインパルセーター」が、「循環ビックシャワー」生み出す。TWIN WASHは、これらによって、高い節水性と洗浄力を両立させたシリーズ。新製品ではツインパルセーターが生み出す効果を最大限に発揮できるよう、設計を最適化した。標準使用水量は洗濯容量10kgタイプで約99L、8kgタイプで約84L。他社の同等クラスの製品と比較してもトップクラスといえる節水性能を実現している。TWIN WASHシリーズでは、脱水時の回転数を3段階で設定できる点も特徴。標準設定では1分間に800回転だが、1分間に400回転の「やわらか」、1分間に850回転の「しっかり」に変更でき、デリケートな衣類や厚手の衣類などタイプに合わせて、回転数によって脱水を切り替えられる。新モデルでは、上記のような機能を踏襲しながら、天板部分が透明で洗濯中も槽内が見えるよう、デザインが変更された。さらに、パルセータ―や洗濯槽内のパーツの一部が抗菌仕様となり、衛生面でも改良が図られている。SLASHとTWIN WASHシリーズ共通の特筆すべき点として、「衣類おそうじ」機能が挙げられる。水流に合わせて左右に動く「スイングキャッチフィルター」を採用し、水中に漂う糸くずやゴミなどを効果的にとらえる。○SLASHは個性重視派向け商品説明とデモンストレーションを行った萩生田氏は、新シリーズとなるSLASHについて「ちょうどいいサイズで、きれいに仕上げたい、個性重視派向け」と、位置付けを説明。「仕事も家事も子育ても積極的な"イケダン(※)"のいる家庭や、活動的でチャレンジ精神旺盛な"プラチナ世代"と呼ばれる中高年層」と、想定するユーザー層についても言及した。 ※「イケてる旦那」の略。そのほか、ドラム式と縦型洗濯機の"良いとこ取り"をした新カテゴリーの製品として、布の傷みを気にしてドラム式しか選べなかったユーザーにも訴求していきたいという意向が語られた。
2015年07月25日マイボイスコムは7月24日、洗濯機に関するアンケート調査結果を公表した。過去の調査と比較して「縦型洗濯乾燥機」を所有する家庭が増加傾向にあることがわかった。同社では定期的に、自宅の洗濯機のタイプについてアンケート調査を行っている。今回は2013年に行った前回の調査以来、2年ぶり5回目の調査となる。調査ではまず、自宅の洗濯機のタイプを聞いた。結果は「ドラム式洗濯乾燥機」が16.9%、「縦型洗濯乾燥機」が26.4%、乾燥機能のない「全自動洗濯機」が50.4%。全自動洗濯機の所有者が半数を占めるものの、過去の調査と比べると、縦型洗濯乾燥機の伸び率が高く、2.6ポイント増加していた。洗濯機の利用頻度について「ほぼ毎日」と回答したのが全体の39.6%。30代以上の女性に絞ると5~6割が、さらに、ドラム式洗濯乾燥機、縦型洗濯乾燥機のユーザーに絞ると5割弱がほぼ毎日洗濯すると回答した。20代は「週2~3日程度」洗濯すると回答した人が3割を占めており、男性は「自分では使わない」と回答した人が2割強だった。洗濯機を使用する時間帯は、「8時から11時台(午前中)」が48.3%と最も多い。次いで「朝4時から7時台(早朝)」と「19時から22時台(夜)」がそれぞれ全体の2割台。また、毎日洗濯をする層は「朝4時から7時台(早朝)」に洗濯する比率が高くなっている。今後の洗濯機の購入予定について聞いたところ、購入・買い替え予定者は4割強。「将来的には予定しているが、まだ具体的でない」と答えた人は33.3%いた。購入・買い替え予定者に、洗濯機購入時に重視する点を聞くと、66.5%の人が「省エネ」と回答した。各5割前後で「洗浄力」「大きさ・容量」「運転音の静かさ」が続く。「大きさ・容量」「使い勝手」については、女性のほうが男性より重視する傾向にあり、15ポイント以上上回る結果となった。本調査は、全国の男女12,025名を対象に、洗濯機に関する調査を実施したもの。調査方法は、同社が提供するアンケートサービス「MyVoice」によるインターネット調査。調査期間は2015年6月1日から6日まで。
2015年07月24日漂白・除菌用途としてキッチンなどで利用する酸素系漂白剤。実はほかにもいろいろな使い方ができます。○お湯に入れて洗って一晩放置塩素系に比べると効果が弱いと思われがちな、酸素系漂白剤。しかし、漂白力が穏やかなぶん扱いやすく (色柄物にも使えます) 、ツーンとした臭いがないのも魅力です。今回は、酸素系漂白剤を使って洗濯機を洗浄してみたので、その結果をお伝えします (今回は縦型洗濯機での使い方についての説明です) 。洗濯槽ってけっこう汚れてるんですよ。洗濯槽に40~50℃ (酸素系漂白剤が発砲する温度) のお湯を入れ、酸素系漂白剤を投入します。目安としてはお湯10Lに対して100gを投入してください。この時、ゴミ取りネットは外します。最初に水が濁るのは発泡効果によるもので、すぐに汚れが落ちるわけではありません。「洗い」で運転させたら、そのまま一晩放置します。一晩経ったら、再び「洗い」で運転させます。「洗い」が終わると汚れが浮いてきますので、100円ショップで買えるお風呂のゴミ取りネットですくいましょう。その後は水がキレイになるまで「洗い」を繰り返します。洗濯機を傷付けないように、洗濯機の取り扱い説明書をよく読んでからお試しください。執筆:きゅう趣味はドライブと映画鑑賞。女子力が低めなアラフォー。遊びに全力を傾けるも、時間が足りないのが悩み。現在は人間観察にハマっている。本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。
2015年07月23日パナソニックは7月22日、キャニスター型サイクロン掃除機「ダブルメタルプチサイクロン MC-SR530G」を発表した。発売は8月25日。価格はオープンで、推定市場価格は税別60,000円前後だ。MC-SR530Gは、独自の「ダブルメタル」機構を採用したフィルターレス式ダストボックスを搭載するキャニスター型掃除機。ゴミと空気を約99%分離する「ステンレスガード」と、ステンレスガードで分離しきれなかった微細なゴミを分離する「8気筒遠心分離」を採用する。従来のプリーツフィルターのかわりに新しく搭載された8気筒遠心分離には、静電気を抑制することでゴミの付着を防ぐ「メタルコーティング」が施され、細かいゴミを集じん部へスムーズに集める。ダブルメタル機構とはステンレスガードとメタルコーティングのことで、この両者によってダストボックス内部の目詰まりや汚れの付着を抑える。目詰まりや汚れが付着しにくいため、ダストボックスと本体クリーンフィルターの手入れが約2年間不要だという(使用環境によって異なる)。本体構成部品などを見直した結果、本体重量2.6kgを実現。家庭用のフィルターレスサイクロン掃除機では最軽量だとする。そのほか、約20μmの微細なゴミを検知して知らせる「ハウスダスト発見センサー」や「LEDナビライト」などの機能を引き続き搭載する。サイズはW238×D327×H290mm、ホースや延長管、床用ノズルを装着した標準重量は4.2kg。吸込仕事率は最大200W。ふとん清潔ノズル、3段伸縮ロングすき間ノズルが付属する。カラーはピンクシャンパン。パナソニックは同日、すき間用ノズルのみが付属する「MC-SR33G」も発表した。ダブルメタル機構などの仕様はMC-SR530Gとほぼ同じ。推定市場価格は税別50,000円前後。カラーはメタリックレッド。
2015年07月22日シャープは7月21日、キャニスター型サイクロン掃除機の新モデルとして「EC-VX700」と「EC-LX700」を発表した。EC-VX700は3種類のアタッチメントと低騒音ナイトモード、EC-LX700は2種類のアタッチメントを備える。価格はオープンで、推定市場価格はEC-VX700が80,000円前後、EC-LX700は60,000円前後(いずれも税別)。EC-VX700とEC-LX700は、ペットの抜け毛掃除に適した「パワフル一毛打尽(いちもうだじん)自走ヘッド」を搭載するキャニスター型掃除機。コシが強く、幅28cmとワイドな太径ブラシで、ラグマットなどに絡みついたペットの抜け毛をかき取る。ブラシ側面には「スミブラシ」を配置しており、壁際のゴミも逃がしにくい。自走式のため、ラグマットやじゅうたんでも軽い力で操作可能だ。ヘッドは分解でき、回転ブラシカバー、回転ブラシ、ヘッドカバーを水洗いできる。サイクロン部には、従来のサイクロン部の周囲に8つの小型サイクロンを配置した「パラレルフローサイクロン」を採用。内と外の2段階のサイクロンで、微細なゴミを99.9%以上遠心分離できるため、ダストカップ上部のフィルターが不要になった。本体にはプラズマクラスターイオン発生ユニットも搭載し、静電気を抑制。ダストカップ内部へのゴミやホコリの付着を低減できる。EC-VX700のみ「フッ素加工ULPAクリーンフィルター」を搭載しており、0.3μm以上の微細なホコリを99.999%キャッチできる。49dB(目安として、50dBで静かな事務所、家庭用エアコンの室外機といわれる)の運転音で掃除できる「ナイトモード」も搭載。本体パワーとブラシ回転数を自動でコントロールし、夜間でも周囲に気兼ねなくフローリング掃除できるとしている。布団やソファーの掃除に適した「2WAYベンリヘッド」が付属する。EC-VX700の本体サイズはW215×D350×H241mm、本体重量は3.1kg。ホースと延長管、吸込口を合計した重量は4.7kg。吸込仕事率は210W~約15Wで、ダストカップ容量は0.25L。カラーはゴールド系で、2WAYベンリヘッドと2段伸縮すき間ノズル、ベンリブラシの3種類が付属する。EC-LX700の本体サイズはW215×D350×H241mm、本体重量は2.9kg。ホースと延長管、吸込口を合計した重量は4.5kg。吸込仕事率は210W~約40Wで、ダストカップ容量は0.25L。カラーはレッド系。2段伸縮すき間ノズルとベンリブラシが付属する。
2015年07月21日東洋水産は7月27日、カップ入り即席麺「マルちゃん 縦型ビッグ 濃厚ごま担々うどん」(税別205円)を発売する。同商品は、和風丼カップで好評だった「濃厚ごま担々うどん」を、手軽な縦型ビッグサイズで再現したもの。コシのある太めの麺に、濃厚でコクのある担々スープを合わせた。スープは、ポークとチキンをベースに、すりごまのうま味と花椒(かしょう)などの香味料をきかせている。粗びき唐辛子入り。具材は、味付ひき肉、いりごま、にらを採用した。
2015年07月16日東芝ライフスタイルは7月15日、キャニスター型のサイクロン掃除機「TORNEO V(トルネオ ヴイ)」の新モデルとして、ふとんブラシが付属する「VC-MG900」と付属しない「VC-MG800」の2機種を発表した。発売は8月中旬。価格はオープンで、推定市場価格はVC-MG900が90,000円前後、VC-MG800が80,000円前後(いずれも税別)。VC-MG900とVC-MG800は、12気筒の「バーティカルトルネードシステムクリア」を採用したサイクロン式掃除機。サイクロン部には、遠心分離部の中も開いて水洗いできる構造の「新型ウォッシャブルサイクロン」を搭載する。ダストカップには、東芝ライフスタイルの洗濯機「マジックドラム」と同じ親水性コーティングを施し、水洗いで粉ゴミを洗い流せるようにした。モーターからもれる微細なチリを逃さないよう、「高集塵フィルター」を新たに設けた。これによって、0.3μm以上の微細なゴミを約99.999%捕じんできる。イオンファイバーヘッド内のブラシには、新素材のブラシ毛を追加。カーペットの綿ゴミだけでなく、フローリングの粉ゴミも除去し、ザラつきを低減する。また、ブラシにハサミの刃を挿入するための溝を設けており、絡んだ糸クズや毛もハサミでカットしやすい。そのほか、家具の下などを照らして見やすくするLED搭載ヘッド「ワイドピカッとブラシ」や、目に見えないゴミの有無も検知する「ゴミ残しまセンサー」も備える。東芝ライフスタイルは同日、「VC-MG600」と「VC-S500」も発表した。発売はVC-MG600が8月中旬、VC-S500が9月1日。VC-MG600はバーティカルトルネードシステムクリアを採用しており、0.3μm以上の微細なゴミを約99.9%捕じんできる。VC-S500はバーティカルトルネードシステムを採用。推定市場価格はVC-MG600が65,000円、VC-MG500が55,000円前後(いずれも税別)。サイズはVC-MG900、VC-MG800、VC-MG600がW220×D322×H276mm、VC-S500がW220×D322×H267mm。重さはいずれも3.2kg。カラーはVC-MG900がグランレッドとターコイズブルー、VC-MG800がグランレッドとグランホワイト、VC-MG600がグランレッドとメタリックピンク、VC-S500がシルキーバイオレット。
2015年07月15日シャープは7月14日、ドラム式洗濯乾燥機の新製品発表会を開催した。発表されたのは、プラズマクラスター洗濯乾燥機シリーズの「ES-Z210」と「ES-A210」の2機種。いずれも容量は洗濯が10kg、乾燥が6kgのタイプだ。機能や性能で差別化が図られており、ES-Z210が上位機種にあたる。○業界初の「ハイブリッド」乾燥方式今回、ES-Z210のみの新機能で大きな目玉となるのは、「サポートヒーター」の搭載といえる。現在、洗濯乾燥機の乾燥機能は、ヒーターで熱を発生させて洗濯物を乾かす「ヒーター式」と、ヒートポンプによる除湿効果で乾かす「ヒートポンプ式」に大別される。ES-Z210では、業界で初めてこの両方を採用した。ただし、サポートヒーターという名前のとおり、ヒーター乾燥はあくまでアシスト的な役割で、メインとなるのはヒートポンプ式だ。サポートヒーターは洗いと乾燥、2つの工程で動作する。1つめは今回新たに搭載された「極め洗いコース」。後述するマイクロ高圧洗浄との組み合わせで頑固な泥汚れや皮脂汚れも洗い落とすコースだ。極め洗いコースの運転直後には、サポートヒーターで約40℃の温風をドラム内に吹き付けて衣類を温める。これによって、洗剤を活性化させ、汚れを浮かせる。もう1つの工程が乾燥だ。こちらも新搭載の「ぽかぽか・おひさま乾燥」という乾燥機能では、ヒートポンプで乾燥させながら、サポートヒーターで熱を与えることにより、ふんわりとした天日干しのような仕上がりを実現できるという。ヒートポンプ式はヒーター式よりも低消費電力な点が魅力だが、シャープによると、ヒーターを追加することによる消費電力への影響はないそうだ。○進化したマイクロ高圧洗浄シャープのドラム式洗濯乾燥機は、2014年モデルから「マイクロ高圧洗浄」を搭載している。マイクロ高圧洗浄とは、毎秒100万個の微細な水の高圧シャワーを衣類に噴射して、繊維の奥の汚れをはじき飛ばす機能。少ない水量で叩き洗いを行うドラム式は、一般的に洗浄力に弱点があるとされるが、マイクロ高圧洗浄でこの問題を解消した。ES-Z210では、マイクロ高圧洗浄を強化。洗浄範囲を従来の約1.4倍に拡大した。シャープによると、「高圧洗浄の圧力を高めると衣類が痛んでしまう。そこで、洗浄範囲を広げて、洗いムラを低減し、洗浄力を高めた」とのことだ。前述の極め洗いコースでは、マイクロ高圧洗浄のシャワー量が標準コースに比べて最大約4倍量となる。そのほか、ES-Z210には新機能として「サッと予洗いコース」を追加。こちらもマイクロ高圧洗浄を利用した機能で、泥などがこびりついた、汚れのひどい洗濯物を、約5分で水だけの力で予洗いし、脱水まで行えるというものだ。○農業女子のための洗濯機これらの機能が生まれたのは、農林水産省が主導する「農業女子プロジェクト」に、シャープが家電メーカーとして唯一参画したことが背景にある。同プロジェクトは、農業に携わる女性の知恵を企業のノウハウと結びつけ、新たな商品やサービスの創出につなげるというものだ。シャープでは、新製品の開発にあたって、農業に従事する38人の女性にアンケートを実施、計4回にわたって延べ10人との意見交換を行ったという。さらに、全国から土のサンプルを集めて泥汚れの落ち具合を比較するなど、徹底した実験が繰り返された。発表会には、シャープ 取締役会長の水嶋繁光氏が出席。「シャープ創業者の早川徳次の言葉には『人に真似される商品を作れ』というのがあり、古くからシャープは会社の枠組みを超えた産学官共同の取り組みを行ってきた。今回もその流れのひとつとして、家電メーカーとして唯一プロジェクトに参画し、農業女子の方々の声をもとに、洗浄能力を飛躍的に高めた洗濯機を開発した。今後もこのようなプロジェクトを通して、新たな家電の可能性を追求していきたい」と挨拶した。また、発表会に駆け付けた農林水産副大臣のあべ俊子氏は「農業女子を応援していこう、というこのプロジェクトには、現在300人の女性と20社以上の企業が参加しています」と説明。さらに、「今回のような洗濯機の登場で、農業女子たちがもっともっとオシャレをできるようになり、もっともっとおいしい農作物を作ってもらえるのではないかと期待しています」とコメントした。そのほか、発表会には今回の新製品開発に携わった3人の農業女子も出席。「農作業によるひどい泥汚れが、水だけで落ちるわけないと思っていました。予洗いコースに関しても、どうせ洗濯前に手洗いをしているからいらないとか、1回目の意見交換会ではかなり厳しい意見を言って、ダメ出しをしました」「1回目の意見交換会では、タオルを洗うと逆に泥染めになってしまっていたのに、1カ月後に行われた3回目の意見交換会では、全国から集められた泥汚れがすべてキレイになっていました。たった1カ月でこれだけブラッシュアップさせるシャープの技術に感心しました」「汚れを落とすのは洗剤の仕事だと思っていたが、水だけでこんなにキレイになるのは衝撃でした。農業に携わる女性だけでなく、一般の方でも喜んでもらえるのではないかと思います」など、開発秘話や感想を明かした。このたび発表された新製品2モデルのちがいは、サポートヒーターの有無のほか、搭載するセンサーの数。センサーはES-Z210が7種類、ES-A210が5種類で、センサーが多いES-Z210のほうが、より少ない使用水量、消費電力で運転できる。また、センサーの情報をもとに洗濯機の使い方を音声で案内する「ココロエンジン」はES-Z210にのみ搭載する。
2015年07月15日シャープは7月14日、ドラム式洗濯乾燥機「ES-Z210」を発表した。農林水産省の「農業女子プロジェクト」と連携した製品だ。発売は8月27日。価格はオープンで、推定市場価格は税別300,000円前後だ。ES-Z210は、頑固な泥汚れや皮脂汚れ、黄ばみを落とせる「極め洗いコース」を新しく搭載したドラム式洗濯乾燥機。ヒートポンプに加えて新搭載された「サポートヒーター」が約40℃の温風を送り、濡れた衣類の汚れを温めて浮かす。汚れを浮かせた状態で、小さな水滴を勢いよく吹き付ける「マイクロ高圧洗浄」を行い、繊維の奥の汚れをはじき飛ばして洗浄する。マイクロ高圧洗浄は2014年度モデル「ES-Z200」に比べて、洗浄範囲が約1.4倍となり、ムラなく洗えるようになった。泥だらけのユニフォームなど汚れがひどい衣類だけを、マイクロ高圧洗浄で事前に洗える「サッと予洗いコース」を追加。洗剤を使わず、水だけで約5分間洗浄し、汚れをはじき飛ばす。サッと予洗いが完了した後は他の洗濯物とまとめて洗濯できる。乾燥機能では、従来のヒートポンプに加えてサポートヒーターを搭載し、ハイブリッド方式を採用したことで「ぽかぽか・おひさま乾燥」を実現した。除湿して乾燥させるヒートポンプに、サポートヒーターで熱を加えることで、乾燥後の衣類のふんわり感やあたたかさがアップしている。サポートヒーターはヒートポンプの効率が低下する間にだけ稼働するため、洗濯~乾燥(6kg)の消費電力量は590Whと抑えられている。ES-Z210は、農林水産省が推進している「農業女子プロジェクト」のメンバーと連携して開発した製品だ。農作業時、衣服に付いた汚れをシャープが分析。洗濯機で落とし切れていなかった頑固な汚れも洗い落とせる、新たな洗浄コースを開発したという。サイズはW640(ボディ幅:596mm)×D730×H1,114mm、重量は78kg。容量は洗濯が10kg、乾燥が6kg。カラーはゴールド系。シャープは同日、サポートヒーターを省略したドラム式洗濯乾燥機「ES-A210」も発表した。推定市場価格は税別230,000円前後だ。
2015年07月14日Googleは14日、NASA(アメリカ航空宇宙局)の無人探査機「New Horizons」の冥王星調査における成果を称え、検索トップページのロゴを変更した。今回のDoodle(Googleが記念日やイベントなどにちなんで期間限定で公開するGoogleロゴ)は、New Horizonsが冥王星に接近調査を行っている様子をイメージしたもの。ロゴ内には探査機が冥王星の周りを回遊するアニメーションが表示され、クリックすると「冥王星」の検索結果に移動する。New Horizonsはこれまで冥王星に約12,000キロまで近づき、衛星写真を撮影してきた。今回の調査で冥王星に「ハート型」に見える地形があることが確認されており、ロゴに描かれた冥王星にも反映されている。
2015年07月14日東京ディズニーシーの人気キャラクター・ダッフィーの特別塗装機「JALハッピージャーニーエクスプレス」(ボーイング737-800型機)の初便が14日、羽田空港から松山空港(愛媛県)に向けて飛び立った。東京ディズニーシーでは今月3日、2005年に登場したクマのぬいぐるみをモチーフにしたキャラクター・ダッフィーの誕生10周年を祝うスペシャルプログラム「ジャーニー・ウィズ・ダッフィー Your Friend Forever」(~2016年3月18日)が開幕。同プログラムを記念し、日本航空(JAL)とオリエンタルランドが国内線に特別塗装機を就航させることとなった。初便は本日のJAL435便(東京・羽田発13:00/松山着14:25)。駆けつけたダッフィーファンが待ち構える中、11時40分頃に駐機場に姿を現した。続いて、ダッフィー10周年記念の特別コスチューム姿に変身したダッフィーバスに乗って、乗務員6人が到着。その後、乗客97人を乗せ、定刻より早い12時56分に駐機場を離れ、ファンや関係者に手を振って見送られながら滑走路へ。そして13時7分、青空に向かって飛び立った。特別塗装機は今朝、JAL メインテナンスセンター2格納庫内で報道陣に初お披露目。機内も公開され、ダッフィーが描かれているオリジナルヘッドレストカバーが装着されたシートや、ポストカードラックに用意される「JALハッピージャーニーエクスプレス」のポストカードなどが紹介された。今後、2016年4月ごろまで全国各地に就航する予定(就航しない地域もある)。具体的な路線や便名は、運航前日の夕方にJALホームページで公開される。
2015年07月14日6月26日に嵐の大野智氏がデザインした「JAL FLY to 2020 特別塗装機」(ボーイング777-300型機)を就航したJALは、7月14日より東京ディズニーシーのキャラクターであるダッフィーをデザインした「JAL ハッピージャーニーエクスプレス」(ボーイング737-800型機)を国内線に就航する。その初日にはダッフィーバスも羽田空港に駆けつけた。同機は今年で10周年を迎えるダッフィーを記念したデザイン。JALは東京ディズニーシー開園以来のオフィシャルスポンサーであることから、今回のタイアップが実現された。「Journeys with Duffy Your Friend Forever」という言葉とともに、マリンルック姿で手を振るダッフィーが両サイドにデザインされている。就航の前に行われたお披露目会では、乗務員を乗せたダッフィーバスも登場。ふわふわの車体とダッフィーを模したバスはゆっくりと羽田空港の格納庫内を旋回し、特別塗装機と並んで就航の時を待っていた。○機内にもダッフィーダッフィーの魅力は機内でも楽しめる。座席はクラスJが20席、普通席が145席の全165席仕様で、全ての座席にはダッフィーが描かれたオリジナルヘッドレストカバーをシートが装着されている。また、プレゼントとして同機がデザインされたオリジナルポストカードを、また、子供には同機が描かれたA4サイズのクリアファイルがCAより手渡される(数に限りあり)。同機は7月14日~2016年4月頃まで国内線での運航を予定しており、初日となる7月14日は、羽田空港→松山空港のJL0435便に続いて、JL0436便(松山空港15:05発・羽田空港16:35着)、JL0265便(羽田空港17:25発・広島空港18:45着)、JL0266便(広島空港19:30発・羽田空港20:55着)の4フライトを予定している(機材変更になる場合もある)。ダッフィーデザインの「JAL ハッピージャーニーエクスプレス」とダッフィーバス嵐の大野智氏がデザインした「JAL FLY to 2020 特別塗装機」(c)Disney
2015年07月14日