このたび、「anan 2015 猫さま大賞」が決定しました!ここでは部門賞「子猫賞」に輝いた猫たちをご紹介します。思わずキュンキュンする子猫の愛らしさ。それは成猫にはない、かけがえのない瞬間なのです。猫好きの特別審査員(編集者・服部円さん、写真家・五十嵐健太さん、タレント、モデル・ダレノガレ明美さん、ミュージシャン・坂本美雨さん)のみなさんもあまりの可愛さにメロメロのご様子。さっそく写真をご覧ください!(【】内は猫の名前)【みるく】生後数日のヨチヨチ歩きで、「にゃー」。は~、たまりません。「子猫ってホント天使!無条件にかわいい!でも甘やかすと、うちのココみたいにわがままになっちゃうから気をつけて下さい」(タレント、モデル・ダレノガレ明美さん)【ニケ】ごろんと仰向けになって「おなか撫でて~」とおねだり。無防備すぎ!「おなかを見せて完全にリラックスしているうえ、自分がかわいいことも存分にわかっている様子の子猫ちゃん。ニクイです(笑)」(編集者・服部円さん)【トム】「そこそこ~、あ~極楽~」。爪切り後のご褒美マッサージなう。「ここまで気持ちよさそうな表情と、脱力ポーズは撮れそうでなかなか撮れません。飼い主さんへの信頼感をすごく感じますね」(写真家・五十嵐健太さん)【雨】「レディは足をそろえなくちゃいけないんですって?」モジモジ…。「やっぱり子猫はかわいいー!長寿祈願として、私に吸わせなさい!かぶりついて、よだれまみれにしたい!(笑)」(ミュージシャン・坂本美雨さん)【メイ】小首をかしげて「なあに?」って。計算してない?【すず】ずっとこのまま手のひらサイズでいて…。【七味】おなか見せて、バンザーイ!何でも楽しいお年頃よね~。【ラブ】ぷっくりとしたお胸、おなかまわりのかわいさったら!【ゆず】そんなに真剣に何見てるの?【漣】「ふむふむ」……と、ちんまりと香箱座り。※『anan』2015年6月10日号より。文・野尻和代
2015年06月04日東京都江東区の東京カルチャーカルチャーで、猫好きのための猫イベント「お台場 猫フェス!~ソトネコ写真と猫本トークと猫ナマ撮影会!(飼い猫同伴大歓迎!)」が行われる。開催日時は6月7日13時から15時まで(12時開場)。料金は前売チャージ券2,100円(当日チャージ券は500円増)。飲食の1オーダーが必要(ソフトドリンク420円から)。○神楽坂のアイドル猫、もんデラックスが登場!同イベントでは、ソトネコ(ノラ猫)写真家や猫の書籍専門店の店主など、ソトネコのプロフェッショナルたちが出演する猫好きのための猫エンターテイメント。神楽坂在住のアイドル猫・もんデラックスがモデルになる「猫写真ワークショップ」が実施される。そのほか、ソトネコベスト写真大スライドショーや、猫の写真を見て質問に答える形式の「猫と心理テスト展」、そして、猫心理テストを全員参加で実践する。さらに、優秀者には猫グッズがプレゼントされる「猫検定」や、出張出店「猫本専門店にやんこ堂」による各種猫ブックの販売も行う。なお、イベントには飼い猫同伴で参加が可能。「飼い猫同伴」というメールタイトルでホームページのフォームから主催者側に名前を連絡すれば、広い席と場所をあらかじめ用意するとのこと。※価格は全て税込
2015年06月04日応募総数はなんと4671点! ようやく「anan 2015 猫さま大賞」が決定しました!ここでは「美猫賞」部門で賞に輝いた猫たちをご紹介。選りすぐりの胸キュン写真をピックアップし、特別審査員の方々がお気に入りの写真にコメントを寄せてくれました。審査員は、猫×クリエイターがテーマのWEB マガジン「ilove.cat(アイラブドットキャット)」を主宰する編集者の服部円さん、猫を専門に撮影し、雑誌、広告などで活躍中の写真家・五十嵐健太さん、愛猫家のタレント、モデルのダレノガレ明美さんとミュージシャン・坂本美雨さんです。みなさんも猫さまたちにときめき、笑い、癒されてくださいませ。(【】内は猫の名前です)【くう】カメラを向けると目をすぼめがちなのに、珍しくまんまる。「丸顔、丸い目のとても美人さんなのに加えて、カメラ目線もバッチリ決まっていますね。普段から、ブラッシングやお手入れでキレイにしてあげているのを感じさせる一枚です」(写真家・五十嵐健太さん)【マリオ】「遊ぼ!」とアピール。こんな顔で来られたら遊ばないワケには……。【Muu】グラビアアイドルみたいな!そんな悩殺ポーズで見つめないで……。【ペルル】ショーにも出たロシアンブルー美女。上目遣いがかわいいことをご存じですね?「うるんだ大きな瞳でこちらをじーっと見つめて……これはキス待ちの顔にしか見えない。自分の魅力をよ~くわかってますね、このコ。けしからん!(くらい、かわいい)」(ミュージシャン・坂本美雨さん)【にゃんとす】「目元、口元が白いからヤマンバメイクと言われるの……」【とらお】お風呂のフタの上でご主人さまの半身浴待ち。「早く来ないかな~」【ノイ】ダンディな口ヒゲ柄がチャームポイント。そして、よく見たら美形。【Oh次郎】キャットタワーの頂上を占拠して、ニヒルな顔。で、自称・綾野剛似!?「こんな猫さんにウィンク(なのかな?)されたら、猫好きはもちろん、犬派の人でもイチコロでしょうね。ブサカワ猫もいいけれど、この美しさは猫ならではの特権ですね」(編集者・服部円さん)【ソラ】しっぽをなびかせて、「モデルになれるかしら?」とキメポーズ。「凛々しくていい顔してますね。うちのココちゃんに似てる!家族の中で自分が一番だときっと思ってるはず(笑)。そんなプライド高そうなところもかわいいですよね~」(タレント・ダレノガレ明美さん)【ミュウ】「春を感じてみる?」と差し出され、クンクン。花がとてもお似合いです。※『anan』2015年6月10日号より。文・野尻和代
2015年06月03日4月中旬にananのWEBサイトやツイッターでの募集告知をしてからというもの、続々と写真投稿が寄せられた「anan 2015 猫さま大賞」。応募総数はなんと4671点!愛くるしい子猫の写真に悶絶したり、おもしろ写真にはいちいちツッコミを入れたり。ついつい見入ってしまい、しかもどのにゃんこも甲乙つけがたく、審査はかなり難航。しかし、ついに……グランプリは新宿区在住のまんがさんに決定!モフモフのルックスとかわいすぎる子猫時代の写真の合わせ技で、猫好きの審査員(編集者・服部円さん、写真家・五十嵐健太さん、タレント、モデル・ダレノガレ明美さん、ミュージシャン・坂本美雨さん)・スタッフ一同のハートはわしづかみにされました。モフモフの毛並み、ふくふくの顔立ちが印象的なまんがさんに対し、「韓流アイドルの前髪のような柄がたまらない!」(坂本さん)、「もっふりとした毛並みとまんまる目、ピンクの鼻。すべてがパーフェクト!」(服部さん)、「うちのコの旦那さん候補にしたい」(ダレノガレさん)、「黒目が丸く撮れていてかわいいですね」(五十嵐さん)と、審査員も大絶賛。そして、子猫時代のかわいらしさたるや!破壊力ありすぎです。大賞の授与式を兼ねて、生のまんがさんにご対面!喜びの様子をお届けします。ananスタッフがお宅へおじゃますると、飼い主のTさん(女性)とともにお出迎えしてくれたまんがさん。「少し人見知りなので、隠れちゃうかも」というTさんの心配をよそに、堂々とした様子で部屋をウロウロ。そんなまんがさんに副賞の“まんま台”を贈呈すると、興味津々で匂いをクンクン。どうやら気に入ってくれたようで、スタッフ一同もひと安心。末永く愛用してくださいね~。さらに試しにティアラも頭にのせてみると、あら、プリンセス(男の子ですけど)みたい!ナイスな目線もいただけました。その間、我が子以上にはしゃいでいたのがTさん。まんがさんがこの号の付録でシールになることを伝えると、もうテンションはマックス!「雑誌に載るのはもちろん、まさか大賞に選ばれるなんて夢みたい。私にもまんがにも、本当にいい思い出になりました」とTさん。こちらこそ、ご応募いただきありがとうございました!もとは犬派だったというTさんの元に、まんがさんがやってきたのは生後2か月の時。「友達の飼い猫がすごくかわいくて、猫もいいなと思って。和歌山のブリーダーのサイトで生まれてすぐのまんがを見つけて、この子だ!と。一緒に暮らすことにしました」ちなみに「まんが」という名前は、「体がコロコロしてて、動きもマンガっぽくて。コロコロコミックみたいだなと思って」とのこと。今はその上をいくモッフモフぶりだけど、シャンプーすると意外とほっそり体型のようです。去勢した時には、エリザベスカラーでケガをして、包帯代わりの服を着て金太郎状態で過ごした時期も。笑いあり、ハプニングありの2年半ながらも、すくすくと成長したまんがさん。これからもananお墨付きのそのかわいさに磨きをかけてね。◇グランプリに輝いた東京都新宿区のまんがさん!スコティッシュフォールド・オス・もうすぐ3歳。おとなしくて、ちょっぴりシャイ。特技は棚の上などで腹ばいになり、投げ出した前脚をそろえて、上下に動かすお願いポーズ(最近はしないけれど、目的はいまだ不明)。苦手なものは爪切り、ブラッシング、ドライヤー。※『anan』2015年6月10日号より。文・野尻和代
2015年06月03日「anan」1957号6/3発売は「にゃんこLOVE」特集。今週の表紙作成ストーリーを紹介します。何度も繰り広げられた激戦の末、表紙に決定したのは巨体ヅラ猫さま!猫さま特集の表紙は誰にするか?書店の店頭で「猫特集」であるとすぐわかり、ネットで目を引き、各種宣伝やポスターに使われる、印象的な猫さま写真はどれなんだ…!?編集部の猫チームはそれぞれが「推しメン」を握りしめ、時には声を大きくし、時には引き際をわきまえながら、粘っこくプレゼンしました。ほんの少しずつ絞って絞って、デザイナー、営業、スタッフそれぞれが熱をもって議論検討し、意見を聞いてはまた絞り、期待したり胸を痛めたり、八百万の神に祈ったりして、最終的には、カメラマン山口明さんの愛猫・パンチョさんに決まりました。読者の皆様からの投稿と、カメラマンさんの写真、我々の取材を集結した、猫さま特集の象徴がやっと決まったのです。パンチョさん、ヅラ被りの巨体でありつつ、なんと神々しい。ある者は「ザ・ストーン・ローゼスのイアン・ブラウンにそっくり!」であることを発見し、あろうことか飼い主である山口さんに速攻電話する始末。なんだ、その瞬発的行動力。山口さん困るだろう。困ってました、実際。でも並べると似てます。投稿写真から選ぶ「猫さま大賞」の選考も熾烈を極め、やっと強烈なかわいさオーラを放つまんがさんに決定しました。歓喜のファンファーレ!この特集で、毎日毎日たくさんの猫さま写真を見て、猫さまのいる場所に取材に行くことができました。膨大なデータとの戦いで、目も脳もカラダも泥のように疲弊しましたが、いつも心にモフがある。いえ、幸せがある。やはり猫さまは我々人間に「許し」を与えてくださる存在なのではないかと、終電に滑り込んだ直後に、天啓がひらめいたのです。迷い傷つきくじける私にも「それでいいのだ」と猫さまがおっしゃっておられる。バカボンか。読者のみなさまに、猫さまの、そして猫さまを愛する者たちの愛が届きますように願ってやみません。さて、次の猫さま特集はいつですか、編集長。(M)
2015年06月03日大阪心斎橋筋商店街にある保護猫カフェ「Necorepublic OSAKA」は、6月7日に「猫まみれヨガレッスン」を開催する。同企画は、たくさんの猫がいる猫部屋で、猫たちに注目されたり、邪魔されながら楽しくレッスンできるヨガイベント。猫部屋で開催することで、人に馴れていない保護猫たちにさまざまな環境に対応できる強さを身につけてもらいたいという思いがあるという。また、譲渡の間口が広がるよう、参加者にも保護猫の里親という選択肢があることを知ってもらうことも目的としている。1時間のヨガレッスン終了後は、約20分ほど猫たちと触れ合うことができる。講師を務めるのは、大阪府松原市でヨガレッスンスタジオ「Yoga House」を主宰する中原エリナさん。「呼吸と一緒にヨガを行うことで、筋肉がしっかりと伸び、血流をよくして全身のコリを取りのぞくことができます。猫と一緒にリラックスしながらできるシンプルなレッスン内容を考えています!」とコメントしている。日時は6月7日の19:00~20:00。定員6名で女性のみ。ワンドリンク付き。場所は大阪市中央区南船場3丁目7-17ミウラヤビル3F「ネコリパブリック大阪」。持ち物はレッスン着(ジャージなど動きやすいもの)。参加費は2,376円(税込)。事前申込み制で、「Necorepublic OSAKA」で受け付けている。同イベントは6月24日にも開催を予定。なお、同カフェではイベント参加にあたり、ネコアレルギーの人は自身で体調を考慮するよう呼びかけている。
2015年05月22日サントリーは、東京都内にて行われた「日本ギフト大賞2015」(主催:日本ギフト大賞選考委員会)において、「ザ・プレミアム・モルツ」が、プレミアムギフト賞を受賞したことを発表した。「日本ギフト大賞」は、コミュニケーションツールとしての「ギフト」を表彰するというもの。ギフトの活性化は、受ける側、贈る側の喜びを高めるだけではなく、“日本中の文化と産業を豊かにしていく”という考えのもとに設立。全国の新聞社や大学学長など幅広い分野の選考委員が、ギフト商品・サービスを独自性、創造性、社会性の視点で選考。売上や話題性、特色などの点で評価し受賞者を決定していく。今回、同商品がプレミアムギフト賞を獲得した理由について「『世界最高峰のビールをつくりたい』という醸造家の想いから生まれ、徹底的な『こだわり』をもってつくられています。大切な贈り物には、『プレミアムなものを贈りたい』という消費者のニーズを引きだした先駆者であり、プレミアムビール界をけん引する存在です」と選考委員会はコメントしている。ちなみに、同シリーズは現在、『ザ・プレミアム・モルツ』、『ザ・プレミアム・モルツ 香るプレミアム』、『ザ・プレミアム・モルツ MASTER’S DREAM』の3種類をラインナップしている。なお、同大賞では47の都道府県賞を含む全53の賞を用意。プレミアムギフト賞のほかには、「話題賞」を「三越伊勢丹のライオン像日本体育大学への寄贈」が、「音楽ギフト賞」を「楽器演奏、聖歌/声楽ギフト(村上音楽事務所)」が、「和食ギフト普及賞」を「森永絹ごしとうふ(森永乳業)」がそれぞれ受賞している。
2015年05月19日「フェリシモ猫部」猫ファッションアイテム&グッズがいっぱいの期間限定店舗株式会社フェリシモが運営する「フェリシモ猫部」は、愛らしい猫アイテムがそろう期間限定の店舗をオープンする。オープン期間は5月13日~5月27日までで、出店場所は新宿マルイ本館になる。商品の【猫耳ヘアターバン】や【にゃんそうこう】、【がま口ポーチ】および【猫足ルームソックス】など見ているだけで楽しくなる、猫をモチーフとした愛らしいファッションアイテムやグッズがそろっている。期間中、通常はウェブやカタログでしか見ることができない「フェリシモ猫部」からの60点を超えるオリジナルアイテムを、店舗でじっくり手にして購入を決めることができる。なお店舗での売り上げの一部について、飼い主なしの動物保護や里親を探す活動などに活用されるという。「期間限定ショップ概要」期間:2015年5月13日(水)~2015年5月27日(水)場所:東京都新宿区新宿3-30-13新宿マルイ本館1階。営業時間は11時~21時(日祝は20時30分まで)どんなアイテムが登場するの?登場するアイテムについて、漫画家とのコラボで誕生した、猫の気持ちが表現された文字と猫たちが描かれているキュートな【にゃんそうこう】や、猫の愛らしい足をイメージさせる【猫足もふもふ ルームソックス (パート2)の会】がある。さらに猫になったような気分でいられるに違いない、愛らしい猫耳が付いている【なりきりにゃんこ猫耳もふもふヘアターバン (パート2)の会】もキュート!そのほか猫好きにはたまらないアイテムが勢ぞろいしているので、猫好きの人やアイテムが気になる人は店舗に足を運んでみては。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社フェリシモ プレスリリース
2015年05月16日映画の中に登場する猫に注目して、作品の見どころや猫ポイントと共にご紹介するこのコラム。今回ご紹介するのは、仏・独・ユーゴスラビア合作映画『 黒猫・白猫 』(1998年)。陽気なロマ(ジプシー)の人々がさまざまな騒動に巻き込まれるドタバタ・コメディーです。◆あらすじドナウ川のほとりで暮らすロマ族のマトゥコは、一獲千金の夢を追っては失敗ばかりしている自称・天才詐欺師。ロシアの密輸船から石油を買いますが、逆にだまされて大金を失ってしまいます。マトゥコは何とか金を取り戻そうと、石油列車ハイジャックを計画するも、新興ヤクザのダダンの企みで失敗。マトゥコの息子ザーレはセクシーな美女イダと恋仲なのですが、マトゥコは借金返済の代わりに、ザーレと、ダダンの妹との結婚を勝手に承諾してしまいました。さぁ、どうしましょう…?! ◆ハチャメチャで泥臭いコメディーが新鮮旧ユーゴ出身の監督エミール・クストリッツァは、世界中の映画祭で山ほど賞をとっている名匠で、映画好きなら絶対に無視できない存在。特に、旧ユーゴの内戦の悲劇を描いた作品で高く評価されていますが、時には本作のように楽観的で底抜けに明るい小品も作ってくれます。この映画の背景は、監督自身が幼い時から親しんだロマの人々の、陽気で人間味あふれる世界。石油列車ハイジャック事件と結婚式での花嫁脱走劇を軸にした、奇想天外、予測不能の愛と友情の物語が、エネルギッシュに繰り広げられます。個性的すぎるキャラ、ヘンテコなルックス、カオス(混沌)そのものの物語と、中身はあきれるほどハチャメチャ! ブンチャカ、ブンチャカとにぎやかなジプシー・ミュージックは、実はクストリッツァ監督自身が参加するバンド“ノー・スモーキング・オーケストラ”によるものです。バルカン半島の伝統音楽をベースに、ロック、ジャズ、スカなどをミックスしたサウンドは、明るさの中に哀愁が漂っていて、映画全体を魅力的に彩っています。わかりやすいハリウッド映画とはひと味違うムチャぶりにあっけにとられるかもしれませんが、この“ドタバタ感”こそがクストリッツァ流の人生賛歌。難しいことは抜きにして楽しんでしまいましょう! ◆この映画の猫ポイントはここ! この映画の公開時のキャッチコピーは“ニャニがニャンでも愛で突っ走るのよ!”。どうです、これだけでも猫好きの胸に響きませんか? 物語の節々でちょこちょこ登場する黒猫と白猫は、いつも一緒にいて、いわば映画のマスコット的な存在です。人間たちの大騒動をあきれたようにみつめる猫たちは「人間っておかしな生き物だニャ~」と笑っているに違いありません。猫以外にもアヒルやブタなど、多くの動物たちと、愛すべきおバカな人間たちが入れ乱れるハイテンションの物語は、まさかの展開でハッピーエンドへ。このファンキーすぎる映画のラストでは、2匹の猫たちは結婚式の立会人まで務めるという活躍ぶりでした。結婚と葬儀を見守る黒猫と白猫は、生と死、幸福と不幸の象徴なのでしょう。「両方があってこそ人生なのさ!」と言わんばかりの猫たちの、達観した表情が実にステキです。
2015年05月08日映画の中に登場する猫に注目して、作品の見どころや猫ポイントと共にご紹介するこのコラム。今回ご紹介するのは、フランス映画『 猫が行方不明 』(1996年)。パリを舞台に、行方不明になった猫を探すヒロインが、さまざまな人と出会うことで成長していくヒューマン・コメディーです。◆あらすじパリに住むメイクアップ・アーティストのクロエは、休暇で海に行く間、愛猫のグリグリを猫好きのおばあちゃんのマダム・ルネに預かってもらいます。でもバカンスから戻るとグリグリが行方不明に! 多くの人を巻き込みながら、グリグリの大捜索が始まりますが…。◆猫探しの中で巻き起こる恋と騒動パリを舞台にした映画には、おしゃれでスタイリッシュな作品が多いのですが、この映画の舞台は11区という活気ある庶民的な地区。パリっ子たちの飾らない暮らしぶりが垣間見える、親しみやすい作品です。行方不明になった猫を探すというミッションで活躍するのは、頑固だけど気のいいマダム・ルネが中心になったおばあちゃんネットワーク。あっという間に情報が伝わるかわりに、噂話が多いのが玉にキズ…。さまざまな人種が登場するのも、移民の国フランスらしいところです。主人公のクロエは、迷子になった猫を探すことで、以前はまったくつきあいがなかったご近所の人々や、自分とは違う世代の人間と触れ合うことに。さりげないロマンスも盛り込まれたキュートな物語は、さながらパリをスケッチするような軽やかさです。監督は『百貨店大百科』や『スパニッシュ・アパートメント』などで日本でも人気の、セドリック・クラピッシュ。小粋な恋愛と、ままならぬ人間関係をサラリと描く作風で有名ですが、その実力は本格派です。コメディタッチの群像劇である本作では、ベルリン国際映画祭で、映画批評家協会賞を受賞しています。◆この映画の猫ポイントはここ! 行方不明になる猫グリグリは、濃いチャコールグレーの美しい猫。背中にちょっとだけ小さな白い斑点があるのがアクセントです。グリグリという愉快な響きの名前は、フランス語で灰色(グレー)の意味なんですが、映画ではほとんど黒猫に見えますね(笑)。猫好きのクロエにとって“猫がいない”状態は、恋人がいない彼女の寂しさや不安と重なっているのでしょう。猫探しはいわば彼女の幸福探し。思わずクロエに共感してしまうのはそのためです。グリグリは、主人公を演じるギャランス・クラヴェルが実際に飼っている猫ちゃん。登場する他の猫たちも皆、出演者の飼い猫だそうです。どうりで自然な表情をしていました。物語では、なにしろグリグリは“行方不明”なのであまり画面には登場しませんが、パリの下町には猫がたくさんいて嬉しくなります。終盤にグリグリは意外なところから姿を現しますが、それは結局、探していた“幸せ”はすぐそばにあったということ。グリグリを探して遠まわりした時間もまた、決して無駄ではありません。その証拠に、最後にはクロエにも恋の予感が! 猫と同じようにヒロインの心も迷子になったけれど、気付いたのは、幸せを発見できるかどうかは自分次第だということ。それから、当たり前の日常こそが愛おしいということも。ヒロインがにっこりとほほ笑む幸福感に満ちたラストに、心がほっこりします。
2015年04月24日猫毛フェルター・猫ライターの蔦谷香理氏は5月2日から10日まで、群馬県太田市で「猫毛祭りin太田『続・旅する猫毛』」を開催する。○「猫毛フェルト」第一人者主催のイベント同イベントでは、猫をブラッシングして集めた毛で作る「猫毛フェルト」を紹介。「猫毛フェルト」の作品展のほか、猫毛グッズの販売やワークショップ、そして、今回が初の「猫毛シェアリング」を行う。当地では毎回ゴールデンウィークに開催しており、今回が3回目の開催となる。作品展は、前回開催した「旅する猫毛」の続編となる。ますます旅慣れた猫毛人形たちが、各地に旅した作品写真を展示。作品と同図柄のポストカードも販売する。さらに、猫毛フェルト作品を手作りできるキット、猫毛フェルトのアクセサリーといったグッズも販売する。猫毛フェルトワークショップでは、指人形タイプの「猫毛フェルト人形初級」と、前肢のある「猫毛フェルト人形中級」、少ない猫毛でもできる「ちりめん猫」を製作する。事前の申込と猫毛の持参が必要。「猫毛フェルト人形 初級」は参加費が1,500円(税込・道具貸し出し代・猫毛以外の材料費込)。5月3日、5日、9日の11時30分から13時に開催。「同 中級」は参加費が3,000円(同)。同日13時30分から15時に開催。受講には初級受講が条件となる。「ちりめん猫」は参加費が800円(同)。開催は、2日の13時から17時30分、6日の16時から17時30分、10日の11時30分から16時までの時間帯で随時行う。製作所要時間は1個30分から1時間となる。「猫毛シェアリング&猫なお茶会inかぜくら」は、参加者様同士による猫毛の交換会。持ち寄った猫毛を、参加者同士で交換。その後は"猫的スイーツ"のお茶会となる。開催は、6日の13時30分から15時30分。参加費は1,500円(税込・飲み物&猫的スイーツ・飲み物お代わり付き)。3日までに予約が必要。希望者には「猫毛シェアリング特製お土産」(1,500円)も用意する。会場の所在地は、群馬県太田市の「かぜくら(今井酒造店内)」。開催期間中、4日は休み。開催時間は、11時から18時まで。最終日は17時までとなる。
2015年04月24日猫の保護・譲渡活動を行う東京キャットガーディアンは、保護猫たちの世話に使うための支援物資を受け付けている。○保護猫たちのお世話に使える!!必要とされている支援物資は、キャットフードなどの猫用品や、使わなくなった生活用品全般。主な募集品目は下記の通りだ。■猫用品・猫用トイレ砂・ウェットフード(子猫用・成猫用)・ドライフード(子猫用・成猫用)・猫用おもちゃ■生活用品・使い捨て手袋・紙皿・紙コップ・使い捨てカイロ・ゴミ袋・デジタルキッチンスケール・紙製のガムテープ・タオル類・食器洗剤・ハンドソープ支援物資一覧は公式サイトにて確認できる。○送り先支援物資を送る場合は、連絡フォームにて詳細を入力し、「東京キャットガーディアン宛」に送付する。なお、送料は送り主負担とのこと。また、東京キャットガーディアンが運営する保護猫カフェ「大塚シェルター」や「西国分寺シェルター」に直接持ち込むことも可能。詳細は公式サイトにて確認できる。
2015年04月16日トップオブハートは、猫写真デザインの「KOINYAN(こいにゃん)」シリーズより、猫タイツと猫ネクタイを販売している。「KOINYAN」は猫好きのためのブランド。可愛らしい猫の写真を日常に取り入れて、彩りと楽しさを与えるウェアラブルフォトプロダクトを提供しているとのこと。○猫フォトタイツ「猫フォトタイツ Wild Bengal」は、ベンガルの気品漂う美しさと、たくましさがあふれるデザインのタイツ。「猫フォトタイツ Chasing the hearts」は、散りばめられたハートに夢中になって猫が手を伸ばす可愛いデザインのタイツだ。「猫フォトタイツ Cat in the circle」は、水玉模様の中に愛らしい子猫がちらりと覗くガーリーなデザインのタイツ。さりげなくつま先にも猫がいる。「猫フォトタイツ Hide and seek」は、猫が隠れこんでいる愛らしいデザインが特徴のニーハイ風タイツ。 ストライプ模様は足長効果があるとのこと。価格はすべて4,100円(4月2日時点での税込み価格)。(C)トップオブハート○ベンガルを着用さて、まずはベンガルの模様がはいったフォトタイツから着用してみることにする。ベンガルがどーん! と大きくプリントされているので、実際に履いたらかなり派手かなぁと思っていたが非常に落ち着いたシックな色なので、これならば気軽に履くことができそうだ。商品画像だとわかりにくいかもしれないが、実はベンガルは両足にプリントされている。「フォトタイツ」と銘打っているだけあって、かなり美しいプリントだ。イラストテイストなのかとも思ったが、実際に商品を手にとって見てみると、本当にそのまま写真が貼り付けられたかのようにきれいにプリントされていた。○Cat in the circleを着用さて、お次は水玉模様が愛らしいCat in the circleを着用してみる。ここ! ここに注目してほしい。ご覧の通り、猫がいるのだ!! 黒白のハチワレ猫さんで、少しだけ耳が垂れているのだ!!かなりポップで可愛らしいデザインなので、シンプルで落ち着いた洋服に合わせやすいタイツだろう。左足の水玉の中には、さりげなく猫のしっぽも混ざっている。両足全体を使って猫好きをアピールできるだろう。○Chasing the heartsを着用お次は左足に大きくハートがあしらわれたタイツChasing the heartsを着用してみる。猫があしらわれているのは太もも部分。少しだけ猫好きをほんのりとアピールしたい際はこれが一番適しているだろう。赤いハートを目指して子猫が足を上ってきているようで、実に愛らしいデザインだ。○Hide and seekを着用そして今回、筆者が一番気に入ったのがこちらだ。サバトラ白の猫が本当に好きなので、好みど真ん中の子があしらわれていて非常に嬉しい。左足の前太もも部分、そして右足の後ろ太もも部分に同じ猫が一匹ずつあしらわれている。ニーハイ風のデザインなので、黒のニーハイから子猫がちょこんと顔を出しているかのように見えるのだ。猫が見えるようにするためには、少しだけ短めのスカートやショートパンツを履く必要があるが、長めの丈であったとしても猫がチラりと見えるのでそれはそれで非常に可愛いだろう。このように多少動いても伸縮性は抜群なので、猫の顔も崩れずに愛らしいままだ。丁寧に履かないと、猫の表情が少し変わってしまうので、着用の際は少しだけ時間をかけると良いかもしれない。よく見てみると、猫のおでこには眉毛が。昔うちにいた猫になんとなく似ていてとても幸せな気持ちになる。○猫を抱っこせっかくなので、猫好きを盛大にアピールできるこの猫タイツを履いたまま、うちの猫を抱っこしてみることにする。指でタイツの猫をさしてみるが……。寝起きでボーッとしていたうちの猫は、タイツの猫に気づかないままだった。角度を変えてみるとこんな感じ。うちの猫が、今まさに履いているタイツにプリントされた猫と、柄や毛の色が非常に似ているので、何となくうちの子のオリジナル猫タイツを履いているかのような錯覚を覚える。3分ほどうちの猫を抱っこしたが、嬉しかったのはタイツに猫の毛がほとんどつかなかったこと!! 黒いタイツだと、本当にすさまじい量の猫の毛がついてしまうものだが、こちらの猫タイツは(プリントする都合だろうか)、ツルツルとした手触りなので、あまり毛がつかずに済んだのだった。○ネクタイもある!!また、同シリーズ「KOINYAN」からは猫が隠れたネクタイ「フォトネコタイ」も販売されている。パーティーなどの華やかな席から、カジュアルシーンまでマッチする大人可愛いデザインとなっている。鮮やかな赤が美しい「Ribbon Cat」と、シックなグレーの「Wild Bengal」の二種類が用意されており、価格はどちらも5,180円(4月2日時点での税込み価格、送料別)。ビジネスシーンでも使えるよう、上着を着用時にはシンプルなデザインになるようにしたという。上着のボタンをはずすと、"隠れニャンコ"が登場する。ネクタイの裏を返せば、しっぽや肉球が現れるなど、遊び心ある造りとなっている。○ネクタイも実際に着用さて、ネクタイも実際に着用してみる。こちらはユニセックスの商品なので、女性でも楽しめるネクタイだ。赤のネクタイはこれまでつけた経験が一度もなかったが、白いブラウスに実に映える美しい色で、少々驚いてしまう。ネクタイには小さくアメリカンショートヘアの子猫がプリントされている。小さな右手を少しだけ上げているところを見ると、これから飼い主と遊ぶところなのかもしれない。色は違うが、せっかくなので我が家にいるアメリカンショートヘアの愛猫も一緒に抱っこしてみることにする。抱き上げてみたらいつもはしっぽでうまく股間を隠すのだが、ちょっとこの日は隠せていなかった。★ここに抱っこの写真を載せるそしてネクタイの裏側にも注目。アメリカンショートヘアらしい、実に愛らしいしっぽがあしらわれている。黒とグレーの美しいシマシマ。猫好きにはたまらない仕掛けだろう。○ベンガルのネクタイも着用さて、ベンガルのネクタイも着用してみる。男性が着るとこんな感じだ。少しカジュアルなシーンなどでさりげなくオシャレを演出できるネクタイだろう。そして、先ほどの赤いネクタイと同様、裏側には嬉しい仕掛けが。こちらはしっぽではなくぷにぷにの肉球がプリントされていた。我が家にはこのネクタイにプリントされているベンガルの猫がいないので、先ほどの愛猫に再登場していただく。ネクタイにも猫、腕の中にも猫。猫に囲まれて思わず顔がほころぶ。しかしながら何故か「ドナタですか!?」という表情になり抱っこは終了。お次は兄猫を抱っこしてみるが……。こちらも同じく「誰!?」という表情になったあげく……。「かーさん、助けてください」と私に救助を求めてきたので抱っこは終了。つかのまの幸せを味わったのだった。以上、猫がプリントされた猫タイツと猫ネクタイの着用レポートをお送りした。自分へのご褒美に、あるいは猫好きな人へのプレゼントに、是非手にとってみてはいかがだろうか。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2015年04月05日現在、人気ブログランキングには、1,980もの猫ブログが登録されています。その中に、私の猫ブログ「ツンギレ猫の日常」も入っています。たくさんの方々が猫ブログを書き、そしてたくさんの方々が猫ブログを閲覧しています。今回は、この3年、猫ブログを運営してきて得た知識と技術を一気にご紹介しようと思います。たった3年という短い期間ではありますが、少しでも参考になれば幸いです。○コンセプトを決めるさて、猫ブログを始める前に、簡単なコンセプトを決めておくと、運営がすごく楽になります。ちなみに私のブログのコンセプトは2つ。(1)猫を飼いたくても飼えない人が癒やされるブログにすること、(2)私が外出先で見るためのアーカイブにすることの2つでございます。(1)は、どんな所に反映されているのかというと、たとえばこの写真です。かなり接近して撮影しております。私も昔、ペット不可物件に住んでいて、猫を飼いたくても飼えない状況にありました。その時に、いろんな猫ブログさんをみて、その欲求を抑圧していたことがあります。このように、近くで撮影した写真や、飼い主さんと猫が触れ合っている写真を見て、当時の私はすっごく癒やされました。写真を見るだけで、猫といっしょに暮らしている気分になれるのでとても幸せです。そういう猫ブログは本当に素敵だなぁと思ったので、自分のブログのコンセプトに「(1)猫を飼いたくても飼えない人が癒やされるブログにすること」を入れました。猫と暮らす幸せを、見てくれる人におすそ分けしたいと思ったのです。コンセプトその2は、(2)私が外出先で見るためのアーカイブとしてのブログを運営することです。外出先などで、やっぱり唐突に「うちの子に会いたい!」となるんです。その際に、自分のブログを見て発作をとめています。そのため、写真がかなり多いです。もちろん、今提示した2つだけが正しいコンセプトではもちろんありません。ご自分らしい、良いと思ったコンセプトを設定すると、ブログがすごく描きやすくなるのでオススメ。○どのブログサービスを使うのか次はどのブログサービスを使うのかについて。様々なブログサービスを皆さんお使いですが、おおざっぱに分けると、ライブドアブログ、アメーバブログ、FC2ブログの3つが目立ちます。私の場合は、まず既存のありとあらゆる猫ブログを拝見し、前述の3つが多かったので、そのなかから選ぼうと思いました。3つとも、実は個人的に使ったことがあったのですが、htmlやcssの知識がなくてもブログのカスタマイズがしやすいという理由で私はライブドアブログを選択しました。どのブログを選ぶかは、ブログのサービス内容をご覧になって、慎重に選ぶことをオススメいたします。○カメラは大切!そしてここが一番大切かもしれません。猫ブログである以上、写真は必須です。良いカメラを用意することは非常に重要と言って良いでしょう。私の場合、(1)スマホ撮影(2カ月)⇒(2)コンデジ撮影(半月)⇒(3)ミラーレス一眼(一年半)⇒(4)ニコンの一眼レフ(現在)という変遷でした。やっぱり、(3)と(4)はケタ違いに写真が良くなります。使い方が難しいので、最初はとまどいますが、愛するうちの子の写真をまるで本人が目の前にいるかのように撮影できるので、一眼を入手して良かったと思っています。とはいえ、もちろんスマートフォンやコンデジでも十分美しい写真を撮影することができます。特にコンデジはあなどれないですね……。露出補正やシャッタースピードを上手に設定できる機種も多いので、とってもきれいな写真に仕上がります。なお、「一眼レフ初心者が猫撮影に挑む!」というタイトルでカメラの連載もしているので、ご参考までに……。○使用カメラちなみに、使用カメラは下記の通りです。■カメラ1:Sony α NEX-5広角:SONY E 16mm F2.8 SEL16F28標準ズームレンズ:SONY E 18-55mm F3.5-5.6 OSS SEL1855マクロ:Sony E 30mm F3.5 Macro SEL30M35魚眼:Sony fisheyeconverter VCL-ECF1望遠ズーム:SONY E 55-210mm F4.5-6.3 OSS SEL55210■カメラ2:Nikon 7000単焦点:AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gマクロ:AF-S Micro NIKKOR 60mmF2.8G EDズーム:AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G標準ズームレンズ AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VRカメラ1が、ミラーレス一眼です。とってもコンパクトなので、猫カフェにも持っていきやすい。なおかつ、コンデジ並みに小さいので、初対面の猫でもリラックスして撮影させてもらえます。また、ビデオ撮影も楽できれいに仕上がります。一眼レフでももちろんビデオの撮影はできますが、ミラーレスのほうが軽いので、ビデオ撮影の際は「Sony α NEX-5」を使用しております。○ブログランキングに参加しようそして、ブログランキングに参加しても楽しい運営ができます。やっぱり二代勢力は「にほんぶろぐ村」と、「人気ブログランキング 」かと思われます。私がよく見ている猫ブログさんは、上記のどちらか、あるいは片方のランキングに参加されていますね。もちろん、ランキングに参加しなくても、とても楽しくブログを運営することはできます。でも、ランキング元のサイトからも、うちの猫たちを見に来て下さる方々がいらっしゃるので私はこの二つのランキングを利用しています。また、単純に自分が猫ブログランキングを見て楽しむこともできるのでオススメです。他の猫ブログさん、とっても楽しくて勉強になります。○ブログの名前さて、ブログの名前も当然重要です。私個人の意見ですが、短くてわかりやすくて簡潔なものが覚えやすいなぁと思っています(正直うちのブログのタイトルは失敗したと思ってます……)。よくあるのは、猫の名前をブログにつける、というパターンですね。可愛らしくて、覚えやすく、親しみもわくので素敵だと思います。○何のブログだかわかるようにしておくそれと、猫ブログなのに、「このブログは何のブログだろう……?」というものが稀にあったりします。サムネイルが猫ではなかったり、それこそブログタイトルがなんだかビジネスブログのようだったり……。せっかく来てくれた方が一瞬で離脱するので、とーっても危険かと……。トップに猫の写真がバーン!と大きく載っているだけでかなり印象は違います。最初に訪れたページで、「あ、猫のブログだ!」と思ってもらえる工夫をしておくと、読者も迷わずにすむかと思います。○スマホでの閲覧の方が多いちなみに、猫ブログはスマホで閲覧する方がとても多いです。特に通勤通学の時間帯にご覧いただいている方が多いように思われます。ですので、(1)スマホのブログデザインを美しく、(2)通勤通学時間帯に閲覧できるよう、7:00~7:30ごろに新規記事を更新する、という2点が重要だと思っています。また、記事の最後に関連リンクをつけたり、前後の記事に移動しやすいようにするなど、少しだけ工夫してあげると、読者が回遊しやすくなります。○登場人物の一覧を作成するそれと、登場する猫一覧を作っておくと、初見でいらっしゃった読者さんが混乱せずに済みます。我が家では、次のような一覧を作ってあります。■長男名前:杳(ハル)君♂種類:マンチカン出身:和歌山生息地:天国誕生日:2010年9月20日→初代ハル君動画一覧→ブログ初登場記事→子猫動画一覧→ブログ初登場記事→子猫動画一覧ケツドライヤー猫→ブログ「捨て猫そらの日常」→ブログ初登場記事■Twitter■Vine■Google+■Twitter■Vine■Google+○個人的にツイッターが一番面白いですツイッターやフェイスブックに、「ブログ更新したよ!」という情報を乗せると、RSS代わりにそこからブログを訪れてくださる方もいらっしゃいます。すぐにアカウント作成できるので、結構オススメですよ。また、特にツイッターは気軽に投稿できるので、ちょっとした一枚写真などを載せるのに便利。床ドンとか壁ドンが流行っているみたいなんでうちの子に布団ドンをしてみた結果はじめはキョトンとしてましたがこの体勢のまま眠り始めたのでピンクのお鼻にチューしてその後横で添い寝してやりました(自慢) pic.twitter.com/2tThiuYghD— うだま (@udama1212) 2015, 3月 30私が今日の朝最初に見た光景がこちらです。ご確認ください。 pic.twitter.com/fQJLJFbAKz— うだま (@udama1212) 2015, 3月 28猫の写真、一週間で五千枚くらい撮るんだけど嬉しいことに一枚か二枚、猫の良い表情が撮れてて感動する…!猫ってさ、よーく見てると「あー生きるの楽しいなぁチクショー」って顔するんだよねwその一瞬を切り取ることに成功した時のあの嬉しさ…!!! pic.twitter.com/OPGSpa4DlV— うだま (@udama1212) 2015, 3月 26うちの子が子猫の頃、遊び相手としてティディベアをプレゼントしたんだけど全然噛んだりとびついたりせずいっつも猫ベッドに運んでこうやって一緒に眠ってた。子猫だからクマさんより頭が小さいwwwwwwwwww可愛いwwwwwwww pic.twitter.com/ND4v61Ig1m— うだま (@udama1212) 2015, 3月 24「おはよう」って声をかけるとこんなに幸せそうな顔をしてくれるんですよおおおおおおお可愛いいいいいいいいいいいいいいいいいい幸せええええええええええええあったけえええええええ柔らけええええええええええモッフモフうううううううううう pic.twitter.com/lYXdWNtlVo— うだま (@udama1212) 2015, 3月 23爪切りするとうちの子は終わるまでじっとしていてくれるんですがさすがに怖いのは怖いのかギューっと目をつむって爪切りの完了をじっと待ち続けてくれます。あんよとωと肛門がかわゆいのです。 pic.twitter.com/x4FSCkruu7— うだま (@udama1212) 2015, 3月 23私「爪切りおわったぞー!!」私&猫「「いえーい!!」」 pic.twitter.com/78lggiKxSY— うだま (@udama1212) 2015, 3月 23猫「はー・・・やれやれ」 pic.twitter.com/H2P4g32vCk— うだま (@udama1212) 2015, 3月 23○連絡先も念のため記載するまた、ブログを続けていると猫雑誌などから「写真を掲載してもいいですか?」といったご相談がくることも。その際に、編集者さんたちが連絡をとるために使うメールアドレスを公開しておくと便利です。ブログのコメント欄にそうした情報を残すよりかは、メールでやり取りした方が安全なので……。また、必ず公開するメールアドレスの@を何か別の記号に変更しておくと便利です。@をそのまま記載してアドレスを掲載すると、出会い系業者などから大量のスパムメールが届くことになりますので……。○お問い合わせの注意点も書いておく念のため、メールアドレスをブログで公開する際は、お問い合わせの注意点も記載しておくと良いでしょう。特に、「病気やしつけについての相談は受けかねる」という点は記載したほうが良さそうです。アドレスを公開すると、猫の病気の相談が多くなります。しかも「吐血したので助けてください」、「おしっこが2日間全くでません」といった、命の危険にさらされている重篤なものばかり……。私に相談するその時間で、猫が命を落とす危険性がグンとあがるので、問い合わせ前の注意点に、「病気やしつけについての相談は受けかねる」という点を明記しました。○コメント欄は承認制にするか否かそれと、ブログを運営する上で重要なのが、「コメント欄は承認制にするか否か」です。私の猫ブログでは、コメント欄を閉じてあります。理由は単純で、スパムが非常に、非常に多いためです。また、一見コメントにみせかけた、占いサイトへの誘導のスパムもあったりします。こうしたスパムが多いと、色々と問題がでてきますし、見てくださっている読者さんたちに何か迷惑がかかるかもしれないと考え、コメント欄を閉じました。読者からのコメントは、非常に励みになるので、スパムなどがこないのであれば、コメント欄はあった方が、個人的には良いなと思っています。実際にブログを運営してみて、どっちにするか判断してみても良いかもしれませんネ。○個人情報にはご注意をそれと、個人情報には本当に本当に本当に注意してください。正直こんなこと書きたくはないのですが、「猫は全て自然に帰るべき。リクもハルも(うちの猫のこと)、すぐに道路に離してあげるべきです。自然に帰してあげてください。自然に帰したらおそらくすぐに死ぬと思いますが、それが自然の摂理なのです」といったメールや、「あなたのような猫を愛する人に僕の子供を産んでほしいです。今日東京駅前の○ホテルでうだまさん(私のこと)をずっと待っています。部屋番号は○号室です」といったメールや、「どうしてもリクちゃんに会いたいので、住んでいる住所とマンション名を教えてください。今日行きます」といったメールや、「猫の長編漫画、とても感動しました。猫が死ぬ話で涙したのは初めてです。早くリク君が死んだ時の漫画が読みたいです。リクはいつ死にますか? 早く死ぬといいですね」といったメールがきたりします(部屋番号など以外は、全部原文ママです)。たとえば、猫を撮影した際、郵便物が写真に写りこみそこから住所がバレたり、あるいはスマートフォンで撮影した写真に位置情報が残ったまま、それをSNSに投稿して住所がバレたり……。これらの行為は非常に危険です。ブログの運営者様だけでなく、一緒に暮らしている猫にも危険が及びます。これは猫ブログ限定のお話しではありませんが、個人情報の漏洩には本当にご注意下さい。○まとめ途中気分が悪くなるようなことも書いてしまい、すみませんでした。でも、きちんと注意した上で、しっかり運営すれば、自分も読者さんも、みんなが楽しめる素敵な猫ブログが出来上がります。これから猫ブログを始めようという方にむけて、本当に微力ではありますが、個人的に今まで学んだことを書いてみました。それでは、よい猫ブログライフをお楽しみくださいませ。猫ブログを始める予定のない方は、これからもどうぞ、我が家のリクさんとハルさんを、よろしくお願いいたします。○おまけ私が一番好きな猫ブログここから先はおまけです(笑)。私が一番好きな猫ブログをご紹介します。やっぱりですね……。素敵な猫ブログを作るために、一番てっとり早いのは、大好きな猫ブログを徹底的に研究して、良いところを学ぶことだと思うんですね。私が一番好きな猫ブログは「えびneko日記」さんです。お子さんが生まれて更新が止まっておりまして……。心臓がつぶれそうなほど再開が待ち遠しいです。あまりにこのブログさんが好きすぎて、このブログの猫様たちと、うちの猫達、かなり柄が似ています。別に柄でうちの猫たちをお迎えしたわけではありませんが……。どこかでインスピレーションをもらっていたのかもしれません。好きすぎて、毎日毎日過去記事を読んでます。家具の配置とか覚えてしまったくらいです(キモくてごめんなさい)。でも怖くて一度もコメントしたことがないです。ワタクシめのようなゴミ虫があのような神のブログ様にコメントするだなんて……。「えびneko日記」さんは、猫さんも可愛くてお写真もキレイな素敵な猫ブログです。管理人さんがカメラの本を出しているので、個人的に買ってみました(笑)。非常に勉強になったので、オススメです。長くなりましたが、猫ブログ講座は以上でございます。ここまで読んでくださってありがとうございました!○プロフィール<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2015年03月31日秀明出版会は、猫獣医師が解説する「ネコペディア~猫のギモンを解決~(著/山本 宗伸)」を発売した。同書は、国際猫学会ISFM所属の猫獣医師・山本宗伸氏による猫の専門書。猫の健康学や行動学などを、わかりやすい文章で解説している。内容は、「猫にお風呂は必要?」「猫は虫歯にならないって本当?」「オスとメスで利き手が違う!?」など。雑学「意外と知らない豆知識」では、確率の低い毛色についても解説。「こんなときどうする?」では、投薬のコツなども紹介している。価格は1,200円(税別)。
2015年03月26日猫好きの侍と白猫の玉之丞(たまのじょう)が登場するドラマ「猫侍 SEASON2」が、4月から各放送局で放送開始する。「猫侍」は、人は斬れても猫は斬れない剣士と、白猫"玉之丞"(たまのじょう)との絆を描いたハートフル時代劇。2014年には劇場版も公開され、興収2億円を超える大ヒットとなった。前シーズン終了後から続編を望む声が多く、期待も高かった新シリーズが、4月から放送開始する。主人公「斑目久太郎」は、前シリーズに続き俳優の北村一輝さんが演じる。詳細な放送スケジュールは、猫侍公式ブログで案内している。なお、SEASON2放送スタートを記念して、特別番組「猫侍 SEASON2エピソード0」の放送が決定した。特別番組では、前作の復習と、シーズン2の見どころを紹介。主演の北村一輝さんなど出演者へのインタビューのほか、玉之丞役のあなごさんのインタビュー(?)も。また撮影メイキングやロケ地も紹介する。放送予定日は公式ブログで確認できる。なお、放送日時は変更になる場合もあるとのこと。公式ブログ参考の上、詳細は各局ホームページで確認を。(C)2015「猫侍 Season2」製作委員会※画像と本文は関係ありません
2015年03月25日秋篠宮妃紀子さまと次女の佳子さまが3月23日(月)、東京・TOHOシネマズ スカラ座で映画『風に立つライオン』を鑑賞された。同席した主演の大沢たかお、原作のさだまさし、三池崇史監督が上映後、取材に応じ「緊張で頭が真っ白」(大沢さん)とふり返った。さださんが1987年に発表した同名の楽曲に感銘を受けた大沢さんが、さださん本人に小説化を依頼。自身も企画に名を連ね、映像化までに足かけ8年の歳月をかけた渾身の一作で、『藁の盾』に続き三池監督とタッグを組んだ。ケニアロケを敢行し、アフリカで奮闘する日本人医師の姿を描いた。紀子さまの隣で鑑賞した大沢さんは「自分の映画なのに、緊張しっぱなしでほとんど覚えていませんが、(ご高覧いただき)感謝しますし、俳優として幸せを感じました。ご感想もいただいたが、逆に僕らが感動してしまい、何も喋れなくなってしまって」と感無量の面持ち。また、佳子さまの印象を「本当にすてきな方」と語り、「おふたりで映画に集中されていて、後半には涙をぬぐわれるようにお見受けした」と明かしていた。一方、さださんは佳子さまの隣で鑑賞したと言い「そりゃ、緊張しますよ。(上映時間の)2時間半ずっと背筋を伸ばしていたので、背骨が痛いです」と緊張がほぐれたのか、安堵の表情。「こういう言い方は不遜ですが、素敵なお嬢様ですね」とお人柄にも感動しきり。「私たちが伝えたかった命の重さについて、同じ気持ちで感動してくださったようにお見受けした」とおふたりのご様子を報告した。三池監督も「本当にきちんと映画を鑑賞していただき、作り手の思いを汲み取ってくださった」。報道陣からネクタイ姿は珍しいと指摘されると、「ネクタイしなくてもいいように、映画監督になったんですけどね…」と照れ笑いを浮かべつつ、おふたりのご高覧に感激していた。『風に立つライオン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:風に立つライオン 2015年3月14日より全国東宝系にて公開(C) 2015「風に立つライオン」製作委員会
2015年03月24日このほどマイナビニュースで「画像で学ぶ笑える猫検定」がスタートした。タイトルの通り、画像を楽しみながら猫に関する知識を得ることができる検定らしい。登場する猫たちは、全て我が家の猫たちであるが、設問と答えを見るのは初めてだ。ということで、下僕歴3年の私がどこまで点を取れるのか、実際に試してみることにした。○スタート!!スタート画面のTOPがこちらだ。左側にどーんと座っているのがうちの次男坊である。横の美猫に目をとられつつ、真ん中の赤いスタートボタンを押すと……。このように、左上に設問、右上に画像、そして選択肢が下に3つ並ぶ仕様だ。こちらの設問では獣医師の別名を聞かれた。白衣を着ていることが多いので、正解は3番だろうか……。なお、右上の写真は、我が家のケツドライヤー猫がまだ赤ちゃんだったころのものだ。元捨て猫で、体もボロボロだったので、保護されてからは結構な頻度で病院のお世話になっていたのだった。「画像で学ぶ」と題してあるだけあって、ほとんどが画像ありきの問題になっている。こちらの設問は、猫の耳の形状の名前を答えるもの。我が家では、怒った猫の耳のことを「イカミミ」と呼んでいるのだが……。どうやら違う俗称もあるらしい。なお、この画像は、座っている猫のお尻を5回ほど撫でたら怒ってしまった時のもの。ごめんなさい。○無事に合格!!設問が予想に反して30問もあったので、間違わないよう頭をフル回転させて臨んでみると……。検定結果は合格だ! 合格画面にはうちの猫の画像が。「バンザーイ!」と喜んでいるように見える。ということで、実際に猫検定に挑んでみた様子をレポートしてみた。意外と知らないことも多く、回答の選択肢も楽しいものが多いので、猫飼いの皆様、是非チャレンジしてみてはいかがだろうか。「画像で学ぶ笑える猫検定」にチャレンジする場合は、こちらからどうぞ。○プロフィール<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2015年03月13日扶桑社は6日、"文房具のプロ"である売り場の店員が最高の逸品を選ぶ「文房具屋さん大賞2015」の結果を発表した。○プロが自分で買いたいものを選出同賞は、誰よりも真剣に現場で文房具と向き合う文房具店員が「自腹で買いたいか」という基準で選出したもの。「大賞」「新人賞」「コスパ賞」「デザイン賞」などの各賞から「書く」「消す」「切る」「測る」「留める」「つける」「伝える」「管理する」という「部門賞」を設けて発表した。「大賞」は、ゼブラの「デルガード」。同製品は、新機構で芯を守り、"どんなに強い力を込めても芯が折れない"という特徴を持つシャープペンシル。銀座・伊東屋は同製品について「力の加減を気にせず、思うままに書けます。電話の際のメモやアイデア出しに重宝しますね。このシャープは確かに折れません」とコメントとしている。他の賞に関する詳細は『扶桑社ムック 文房具屋さん大賞2015』で発表されている。
2015年03月11日楽天の旅行予約サイト「楽天トラベル」はこのほど、全国の宿自慢「看板猫ランキング」の投票結果を発表した。現在、全国の猫好きの間で、猫流のおもてなしをする看板猫が話題となっている。そこで2月13日~17日にかけて、全国の宿からエントリーされた「看板猫」の人気投票を実施し、Facebookの「いいね!」数をもとにランキングを作成した。第1位となった看板猫は、大分県・湯布院温泉にある「オーベルゼ レ・ボー」の「チョビ」。同宿は1日2組限定の猫おもてなし宿で、チョビひげ模様がかわいい「チョビ」を含め5匹の猫がいる。チェックイン後は、部屋の扉を10センチ程度開けておくと、スタッフ猫が次々に訪れ、じゃれたり添い寝したりと、猫流のおもてなしをするという。2位は、北海道旭山動物園からも程近い「いちいの宿」の「ひぐま」がランクインした。自然に囲まれた宿は、「ひぐま」以外にも大小さまざまな猫がおり、天気の良い日は太陽の下で日向ぼっこする様子を見ることができる。3位は長野県「浅間温泉 錦の湯 地本屋」の「チョロ松」となった。「チョロ松」は、迷い猫だったところを、動物大好きな女将に助けられ、今では立派な看板猫に成長した。毎朝玄関では、社長の出勤を待っている姿から「支配人猫さん」と呼ばれており、欠かせない存在になっている。ランキングの詳細は、楽天トラベル特設サイトで案内している。
2015年03月08日「第8回WOWOWシナリオ大賞授賞式」が5日、東京・赤坂の同局で行われ、川崎クニハル氏の『双葉荘』が大賞に選ばれた。2007年に創設された同アワードは、プロ・アマ問わず優れたシナリオ作品を発掘し、脚本家の育成を通じて広く映像文化の発展に寄与するというもの。第8回目を数える今年は、応募総数482編の中から大賞に川崎クニハル氏の『双葉荘』、優秀賞に大谷洋介氏の『タクハイ・ドライバー』、ネオ・ポフスキー氏の『駱駝色の女』、堀脇れいく氏の『姐さん』がそれぞれ選ばれた。『双葉荘』で見事大賞を射止めた川崎氏は「30年以上商業映像の演出の仕事をやっておりますが、実は50歳を過ぎた頃から自分でもストーリーを作りたいという欲が出てきて、今回の『双葉荘』は8作目ぐらいです。この話は私が若いころに体験した実話をベースにしており、そこから自分なりに脚色を加えていきました」と受賞作について説明し、「60歳を越えてますので、これから私はどうなるんだろうかと大変興奮しております。こういう機会を与えていただいて本当にありがたいです」と感謝の言葉。川崎氏の作品は年内にWOWOWで映像化されるが「非常にエキサイティングですね。ただ、私は普段自分でも演出するので、生まれて初めて他の方に演出されるということで、どう受け止めていいのか分かりません。これもまた面白い次の人生の第一歩かなと皆さんに感謝しております」と話していた。また、選考委員長を務めた映画監督の崔洋一は「WOWOWシナリオ大賞はオールジャンルでオリジナルが大前提。応募した方たちの野心といいますか希望というものが映像化されることで結実されます。非常に高い評価をいただけるようになりましたが、それと同時に権威にはしたくありません。いずれは世界性を持って受賞作品が国境を越え、受け入れてもらえるように今後とも選考にあたってきたいと思います」と講評した。なお、昨年大賞に選ばれた栄弥生氏の『十月十日の進化論』(尾野真千子主演)が、3月26日(22:00~)にWOWOWでドラマWとして放送される。
2015年03月06日翔泳社は2月25日、「ITエンジニアに読んでほしい! 技術書・ビジネス書 大賞2015」の技術書・ビジネス書部門の各大賞書籍を発表した。同企画は今回で第2回目の開催となる。対象書籍は技術書、ビジネス書全般で、2014年11月26日から一次投票としてWEBで投票を受け付けた。一次予選での投票数は2,100票と、第1回目よりも約3倍の票を集めたという。最終投票は2月19日に、特別ゲスト4名と、観覧席の参加者による一次投票上位6冊(各3冊)の書籍の著者、編集者、翻訳者による書籍紹介プレゼン、書籍の内容を元に投票を実施した。その結果、技術書部門大賞は「GitHub実践入門(大塚 弘記/著)」(技術評論社)に決定した。投票した人からは「エンジニア以外にGitHubを伝えるときに使えそう」「使い方だけでなく、まつわる全てに言及されているのは素晴らしい」などのコメントが寄せられている。ビジネス書部門は『「納品」をなくせばうまくいく(倉貫 義人/著)』(日本実業出版社)となった。「出版とIT業界について、うまく切り込んでいる」「情熱の伝わってくる素敵なプレゼンだった」など評価が高かった。今後は、全国主要専門書店約15店舗で「ITエンジニアに読んでほしい!技術書・ビジネス書 大賞2015フェア」を実施する。プレゼン大会に参加した本の著者、訳者、編集者の方の直筆コメント入りのPOPも展示し、大賞やベスト10に選ばれた本を中心に展開する。
2015年02月28日猫には抱っこが好きな猫と抱っこを嫌う猫がいる。我が家の猫の場合、下の猫が抱っこ大好きな猫なのだ。休日筆者が家にいるときなどは、膝に乗ってきて抱っこをせがむ。とても可愛いのでもちろん抱っこはするのだが、お手洗いに行ったり少しだけ家事をするときなどは、猫に膝から降りてもらわなければならない。その度に猫が起きてしまうのでとても可愛そうだ。ということで、今回、赤ちゃんを抱っこするときなどに使用する抱っこ紐(ペット用)を使ってみることにした。○実際に猫を入れてみた商品名は、「抱っこ紐 バックスリング ペット」。価格は1,980円だ(2月23日時点での税込み価格)。これならば、このように肩からさげることができるので、猫を抱っこしたまま両手を使うことができる。少しだけ家事をする時など、非常に便利だ。また、このようにしっかり両手で抱っこ紐を持てば安定性が増すので、猫を起こすことなくお手洗いまで行くことができるだろう。かなりやわらかい布なので、手触りも非常に良い。猫が一番好む柔らかさだ。家事など作業が終わったら、またこのように膝の上に乗せて抱っこを再開することができる。今現在のお値段は二千円を切っているので、非常にお手ごろだ。猫を抱っこしていて、起こすのが可愛そうだと困っている飼い主の皆さん、是非一度試してみてはいかがだろうか。○おまけの猫画像なお、どうしてもどうしても猫を膝からおろさなければいけないという場合は、柔らかい毛布などで包んであげると猫からクレームがくる可能性が一段と低くなる。こちらは筆者が使っているお気に入りの毛布で猫を包んだ様子だ。顔だけ出して息ができるようにし、体はすっぽりと毛布で包んであげるようにする。抱っこを好む猫は、飼い主の膝の「温かさ」と「柔らかさ」を求めていることが多い。よって、この二つの条件を満たす毛布で優しく包んであげることで、擬似的に抱っこされているような感覚を猫に与えることができるのだ(多分)。○少し暑くなると自分でなお、少し暑くなってくると自分から上半身だけ出すので問題はない。かわいらしい肉球も堪能できるので、非常においしいポーズだ。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2015年02月24日今の時代だとペット用の衣装がたくさん販売されている。猫用のウェディングドレス、猫用のタキシード、猫用の袴など、その種類は実に様々だ。そしてついに見つけた。なんとペット用のチャイナ服が存在するのだった。アマゾンで偶然見つけたこちらの商品。残念ながら今は完売となっているが、滑り込みセーフでゲットできた。○早速着せてみたこちらは実際に着るタイプの衣装ではなく、首に巻くタイプのチャイナ服だ。真正面からみると、なんとなく顔が猫で体が人間の小人のように見える。少しカメラの角度を変えてみるとこのような感じだ。衣装自体は30グラム程度なので非常に軽い。○帽子もあるよ!さて、付属の帽子をつけてみた。誤って何かにひっかかると危ないので、当然のことながら装着時間はこの撮影をしている数分のみだ。少し大きめのブカっとした帽子なので、うちの3.5キロの小柄な猫の小さな頭にはすっぽりと入った。帽子をつけると、ますますチャイナ服っぷりが上がってくる。上から見るとこのような感じだ。天辺に丸い黒ポチがついている。お値段は2,000円程度だったが、お手ごろな値段の割りに非常に美しい刺繍がほどこされていた。生地自体もしっかりとしていて、高級感が漂う気に入った。○兄猫にも着ていただいたさて、今回の衣装は首からさげるだけの簡単なタイプなので兄猫にも着ていただくことにした。兄猫の毛柄には白い部分が多いのだが、これはこれで衣装の赤が美しく映えるので非常に似合っていた。○帽子もかぶっていただいたさて、ここで問題がひとつ発生した。帽子がはいらないのだ。兄猫の体重は5.5キロ。かなりデカイのだ。体が大きいということは顔だって同じく大きい。両方の耳を帽子に入れることは不可能だった。横から撮影するとこれはこれでかぶっているように見えなくも……ないので、これで装着できたことにする。細めた目が非常に美しく妙にチャイナ服とマッチしている兄猫なのだった。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2015年02月24日日本ドッグヨーガ普及協会ネコ部は、猫ヨガを開催する。開催日は4月14日、4月25日、5月1日、5月5日だ。猫ヨガとは、猫カフェで開催されるヨガ教室のこと。猫カフェにいる猫たちと同じ空間で、癒やしのヨガを体験することができる。なお、マイナビニュース内では実際に猫ヨガを体験したレポート記事も掲載されている。猫ヨガの開催時間は全日10:15~12:00。場所は、里親募集型猫カフェ「猫式」(神奈川県川崎市高津区溝口1-20-10 東方ビル3F)。参加費は3,500円とのこと。参加費の一部は保護猫への支援として用いられる。当日は、ヨガマットあるいはマット代わりに使用できるバスタオルを持参のこと。猫ヨガを75分間行った後、終了後は猫カフェの猫たちとのふれあいタイムが設けられている。○申込み方法猫ヨガ参加を希望の場合は、メールで申し込む必要がある。詳細は公式ブログにて案内されている。
2015年02月23日猫の保護と譲渡を目的とした保護猫カフェを運営する東京キャットガーディアンは、2月21日・22日に「猫の日祭り」として、大塚シェルター(東京都豊島区)にて様々なイベントを開催する。○ネコサツ!写真展&LEON the CAT開催されるイベントの一つである「ネコサツ!写真展」は、昨年1年間に撮影した「ネコサツ!写真」を参加者と一緒に展示する写真展で、希望者は一人2枚まで展示することができる。「LEON the CAT」写真展は、東京キャットガーディアン卒業生レオン君の写真展。里親の写真家桐島ナオさんが、11歳の大人の猫との暮らし始めの様子を写真とテキストにて展示する。開催は2月2日~22日まで。入場時間は平日14~20時、土日祝13~20時。○羊毛フェルトで作るネコリョーシカ「羊毛フェルトで作るネコリョーシカ」は、フワフワの羊毛で猫のマトリョーシカ「ネコリョーシカ」を作るワークショップ。猫の模様やずきんの色は好きなようにアレンジできる。開催日時は2月22日の15:00~16:30。参加費は2,800円(材料費・キットレンタル料込み)。申し込みはメールで受け付けている。○月イチ猫撮影会"ネコサツ!"も開催写真家・桐島ナオさん主催の撮影会「月イチ猫撮影会"ネコサツ!"」は2月21日に開催。予約なしで参加できる。時間は14:00~17:00。参加費は1,000円(全額がシェルターへの寄付になる)。○ネコ活day「大ネコ活day(1日ボランティア会)&TCG勉強会」は、2月22日に開催。第一部・第二部に分かれており、第一部(15:30~17:00)は1日ボランティア会を開催する。「ネコのために何かしたい」「スポットなら参加できる」「ネコ友を見つけたい」など、誰でも気軽に参加できる。第二部(17:00~18:00)は、TCGの猫について同団体の代表・山本さんが話をする。「なぜ彼らがTCGに来ることになったのか?」など、猫の履歴書から保護活動について考える内容で、個別の質問も受け付ける。参加費は無料。申込みは公式サイトの「毎月22日は「ネコ活day(1日ボランティア会&説明会)!」まで。○開運講座「招き猫開運☆尚叡先生の妖しい猫集会」占い師の尚叡(しょうえい)さんによる猫と開運の講座「招き猫開運☆尚叡先生の妖しい猫集会」は2月21日に開催。時間は18:00~19:30。参加費は1,000円。申込みはメールで受け付けている。○猫付きマンション&シェアハウス勉強会「猫付きマンション&シェアハウス勉強会」は2月21日に開催。住まいを探している人や、物件を持っている人はもちろん、興味があって話を聞いてみたいだけの人でも参加できる。時間は17:00~19:00。参加費は無料。イベントの詳細は、東京キャットガーディアン公式サイトで確認できる。なお、開放型シェルター利用にあたっては、身分証の提示とともに、寄付をお願いしている。詳細は公式サイト「シェルター、保護猫カフェご案内ページ」で説明している。
2015年02月13日クロス・クローバー・ジャパン nekozuki(ねこずき)では、無添加・無着色・自然そのままの猫砂として「小さな村の猫砂(国産パインウッド無添加)2L」を販売している。○岩手県産の杉の間伐材を使用したエコな猫砂原材料には、岩手県産の間伐材を使用。固まる成分や香料・消臭物質などを添加していないため、飼い主にも愛猫ちゃんにもやさしい商品となっている。特におしっこの後に肉球まわりのお手入れをする猫ちゃんにも安心して利用可能だ。価格は518円(税込)。1Lづつ小分け包装をしたフレッシュバックでお届け。袋を開けるとほんのり自然のやさしい木の香りが広がる。別売りでnekozukiオリジナル専用ボックス(TBOX)も。木材のケースで複数のバックもすっきり収納できる。おしっこで汚れた部分だけが落ちるようになっているので、お掃除がしやすいというメリットも。また、埃が立ちにくく、交換の時に粉塵を吸い込まないよう配慮されたつくりとなっている。
2015年02月13日Y!mobileはこのほど、「なめ猫免許センター」を公開した。○誰でも簡単に、「なめ猫免許証」が作成できる本物の猫に暴走族風の衣装を着せ撮影した「なめ猫」は、"なめんなよ!"の決め台詞とともに1980年代初頭に日本で大流行。「なめ猫免許証」を始め、当時は多くの関連グッズが販売されていた。同サービスは、「なめ猫」の免許証が簡単に作成できるWebサービスとなる。サイトにアクセスし、名前と生年月日を記入するだけで、自分だけのオリジナル「なめ猫免許証」が完成する。利用料金は無料。作成した免許証は、FacebookやTwitter、Google+などでシェアすることができる。
2015年02月10日猫カフェ、猫動画、猫ストッキング……。見渡すと周りは猫だらけ。猫を愛し、猫に癒やされ、猫に翻弄(ほんろう)される。猫と人の付き合いは古いが、特に最近猫の愛され方が尋常ではない。そんな気がしてならない。東京都中野区鷺ノ宮、新青梅街道沿いの、およそ博物館には適しそうにないスポットに「招き猫」だけを取り扱う「招福民芸館」があるのをご存じだろうか。空前の猫ブームの今、東京23区の隠れたアツい猫スポットを紹介してみたいと思う。○住宅地に招き猫が突如出現20年前にオープンしたこの私営博物館は、「私営博物館は観光地にあり!」の常識を破る、まさかの東京都中野区の住宅地に鎮座する、極めて珍しい博物館。美食家が料理の前に器を楽しむように、まずはコチラの外観をお楽しみいただきたく。周囲には住宅街や小学校しかなく、疑いの目で見れば怪電波の発信局に見えなくもないこの"珍スポット"感。至って真面目な博物館であることを強調しておきたい。しかしこの付近の住民とおぼしき人々は、巨大な招き猫の前を何ら気にも留めない表情で通過して行く。招福民芸館がこの地にできて20年以上、もはやこの辺りでは見慣れた風景なのかもしれないが……。外観はさておき人間同様、肝心なのは中身。ここはためらうことなく中へ入ってみよう。○来館者は"月に10人"入館料は無料。靴を脱ぎ、一段上がった展示スペースに上がると、招き猫がこちらをジッと見ている。ここは、本民芸館の運営会社代表者でもある牛丸忠二館長が20年以上に渡り集めてきた招き猫の博物館であり、同時に同社が販売するオリジナル招き猫商品の販売店でもある。その牛丸館長であるが、多角的なビジネス(後述)で成功を収めた実業家でもあり、「めちゃくちゃ忙しいので……」という事で現在はほとんど当館に姿を現すことはないのだそう。したがってこの日は「雇われですもので……」とやたら腰の低い女性が店番。コーヒーまで出していただいた上、招福民芸館の今を「分かる範囲でいいなら……」ということで、聞かせていただいた。「月にどのくらいいらっしゃいます?」という質問には「うーーーーん」という長考の末、「月に10人来ればいいほうですねえ」という寂しいアンサー。会話が続かずコーヒーをすする。○招き猫にも地域差がかつてはかなり気合の入った2,500種もの品ぞろえで気軽にインした来場者を圧倒していたこの博物館も今はいくらか落ち着き、店番の女性いわく「いくつあるか分からない」との事だが、ザッとカウントして今はその半分程度、それでも推定1,000種程度の品ぞろえではなかろうか。全国各地に招き猫があり、特に焼き物の産地を目指すと、その地域特有の招き猫に出会えるそう。素材だけでなく、猫の表情も地域によりさまざまで面白い。早速展示されていた招き猫たちをいくつか見てみよう。これは東北の招き猫。「同じ猫でも東北の猫っていう感じがするでしょう……?」という女性の投げかけに「そうですね」と答えてもう一度ジッと眺めるも、答えが出る気配がしない。「アッ! これも東北ですね、東北っぽい!」というジャッジメントもむなしく、「こちらは京都のです……」。少し狐っぽい表情が京都風なのだそうで「あ、そう言われれば」と都合よく返すも、素人目には全く地方色がつかめないのが正直なところ……。奥が深い。これは福岡・博多の招き猫だそう。そういわれて見れば確かに全盛期の森口博子(博多出身)に似ている……ような。お、奥が深い。○変わり種も充実海外への輸出用に作られた招き猫は、やはり海外を意識したのかやや洋風な顔立ち。分かりやすいものではブーツに洋風の猫がインしているタイプもあった。こちらはレプリカだが、マイセン風招き猫。一口に招き猫と言っても、表情、種類、いろいろあるものである。しかし共通するのは、当然だが「招いている」こと。素材だって何も陶器だけではない。時代はシリコン! という事で開発されたのがシリコン製招き猫。素材はシリコンだがやはり招いている。開発の背景をお尋ねしたところ「まだ誰もやっていなかったので」とのこと。新素材の開発がまだまだ遅れている招き猫業界には、まだまだ多くの可能性が眠っている。そして、招き猫はただ置いておくだけのものではない。使って楽しむタイプだってあるのだ。「猫は人をだますもの」というコンセプトで顔の表情がいくつか変わる招き猫も多いのだそう。芸能人やその年話題になった人も招き猫になりやすい。こちらは恐らく知事になった当時量産されたとおぼしき某県元知事の招き猫。どげんかしたい余りこのような事になった模様。「"ヤワラちゃん"の招き猫は先日売れてしまいました」という情報から、逆に"あったのか"という事を知るのである。○展示は招き猫のみならず招福民芸館に展示されているものは、招き猫だけに限られていない。ここ最近、猫にまつわるアレコレなら何でもという様相で海外で集められた珍しい猫の置物や、招き猫を抱いた和服美人などなど、あちこちに無造作に置かれた猫たちからは牛丸館長の猫へのただならぬ愛情が感じ取れる。「一番珍しいものは何ですか」という質問に対し、指さされたのがこの招き猫を抱えた女性の人形。まさにここは猫天国。と、思いきや突然フクロウな一角を発見。実はこの民芸館に展示されていたのは当初フクロウだったのだそう。いつから招き猫になったか不明だが、「何かを集める」という一点でここまで突っ走るこの決め打ちコレクター癖には、シンパシーを感じざるを得ない。○原点は「ハトよけ」?最後に、この「招福民芸館」の牛丸館長の気になる多角的ビジネスについてお話しておこう。実は牛丸館長のコアビジネスは"木材販売"。なんと皇室向けにも木材を納める、皇室オフィシャルサプライアーであるというから驚きであるが、もっと驚くのは「ハトよけ」で財を成したという事実。街で見かけるあのトゲトゲの「ハトよけ」をいち早く世にリリースしたのが石丸館長なのだそう。そんなわけで手土産として皇室カレンダーをいただいてしまった。ハトよけの成功で建てられた猫の博物館。コーヒーをいただき、皇室カレンダーまでいただく結果となったが、このとてもゆったりした不思議な空間は新手の猫カフェと言っても良いだろう。※記事中の情報は2014年12月取材時のもの<著者プロフィール>zukkini1982年佐賀県生まれ。進学のため上京するも友達が全く出来ないことに絶望し、ネット上で日記を書き始めて15年。現在は残飯系情報サイト「ハイエナズクラブ」を主催し、「オモコロ」のライターとしても活動中。趣味は録画した「警察24時」を繰り返し観ること。
2015年02月10日「ペットウェルカム物件」のポータルサイトであるしっぽ不動産は、猫付きマンションを紹介している。保護猫カフェから猫を預かり、一緒に暮らすことができるのが猫付きマンション。猫を飼うのはもちろん強制ではなく、入居者の自由。猫を希望した入居者は、キャットガーディアンが運営する保護猫カフェから、一時預かりの形で、猫(1歳以上の成猫)を引き取ることができるのだ。猫を預かっている際の食事代や医療費などは入居者負担となる。そして、もし引っ越しをした際など猫と暮らすことができなくなった際は、キャットガーディアンに猫を返すことができる(もちろん、猫をそのまま引き取ることを選ぶ人もいる)。○物件詳細最寄り駅:京急本線「京急鶴見駅」徒歩6分場所:神奈川県横浜市鶴見区本町通1丁目礼金:1カ月敷金:1カ月(ペット飼育時+1カ月)賃料:123,000円 共益費:5,000円詳細はしっぽ不動産のウェブサイトにて。○レポート記事実際の猫マンションでの暮らしぶりについては、東京都目黒区のマンション、東京都中野区のマンションで、それぞれレポート記事を公開している。
2015年02月09日