100年に1人と言われる天才・羽生善治と「東の羽生、西の村山」と並び称されながらも、29歳の若さでこの世を去った伝説の棋士・村山聖の生涯を描く映画『聖の青春』。この度本作が、11月19日(土)の公開に先駆け、10月25日(火)より開催の「第29回東京国際映画祭」クロージング作品に決定した。1994年、大阪。路上に倒れていたひとりの青年が、通りかかった男の手を借りて関西将棋会館の対局室に向かっていく――。彼の名は村山聖(松山ケンイチ)。現在七段、“西の怪童”と呼ばれる新世代のプロ棋士だ。聖は幼少時より「ネフローゼ」という腎臓の難病を患っており、無理のきかない自らの重い身体と闘いながら、将棋界最高峰のタイトル「名人」を目指して快進撃を続けてきた。そんな聖の前に立ちはだかったのは、将棋界に旋風を巻き起こしていた同世代の天才棋士・羽生善治(東出昌大)。すでに新名人となっていた羽生との初めての対局で、聖は必死に食らいついたものの、結局負かされてしまう。「先生。僕、東京行きます」どうしても羽生の側で将棋を指したいと思った聖は上京を希望し、相談を持ちかける。先生とは「冴えんなあ」が口癖の師匠・森信雄(リリー・フランキー)だ。聖は15歳の頃から森に弟子入りし、自分の存在を柔らかく受け入れてくれる師匠を親同然に慕っていた。体調に問題を抱える聖の上京を家族や仲間は反対したが、将棋に人生の全てを懸けてきた聖を心底理解している森は、彼の背中を押した。東京――。髪や爪は伸び放題、本やCDやゴミ袋で足の踏み場もなく散らかったアパートの部屋。酒を飲むと先輩連中にも食ってかかる聖に皆は呆れるが、同時にその強烈な個性と純粋さに魅了され、いつしか聖の周りには彼の情熱を支えてくれる仲間たちが集まっていた。その頃、羽生善治が前人未到のタイトル七冠を達成する。聖はさらに強く羽生を意識し、ライバルでありながら憧れの想いも抱く。そして一層将棋に没頭し、並み居る上位の先輩棋士たちを下して、いよいよ羽生を射程圏内に収めるようになる。そんな折、聖の身体に癌が見つかった。「このまま将棋を指し続けると死ぬ」と医者は忠告。しかし聖は聞き入れず、将棋を指し続けると決意。もう少しで名人への夢に手が届くところまで来ながら、彼の命の期限は刻一刻と迫っていた…。病と闘いながら将棋に全人生を懸け、全力で駆け抜けた“怪童”の一生を、師弟愛、家族愛、ライバルたちとの友情を通して描く感動のノンフィクションエンタテインメント『聖の青春』。主人公・村山聖を演じるのは、『の・ようなもの のようなもの』の俳優・松山ケンイチ。聖の最大のライバル・羽生善治に、『デスノート Light up the NEW world』の公開が待たれる東出昌大。そのほか、染谷将太、リリー・フランキー、竹下景子、安田顕、柄本時生、鶴見辰吾、北見敏之、筒井道隆ら豪華キャスト陣が集結する。この度、10月25日(火)より六本木ヒルズほか都内で開催される「第29回東京国際映画祭」のクロージング作品として、本作の上映が決定。世界が注目する本映画祭のトリを飾ることになる。『聖の青春』は11月19日(土)より丸の内ピカデリー・新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月24日俳優・生田斗真が都内で行われた主演舞台『SHINKANSEN☆RX Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』のフォトコール及び囲み取材に、共演の小池栄子、中村倫也、神山智洋(ジャニーズWEST)とともに出席した。14日未明に、ジャニーズ事務所の先輩であるSMAPの解散が発表されたが、生田は「もちろん僕は事務所の後輩ではあるんですけど、その前にSMAPのファンなので、すごく残念というか、寂しい気持ちがありますね」と沈痛な面持ちで受け止めた。生田は「報道があった日から、時が止まってしまったような気がしていて。少しでも時間が空くと、SMAPのことを考えてしまう日々ですね」と辛い気持ちを語り、「日本の国民の皆様が知ってる情報しかわからないんですけど、本当にもう、SMAPの皆さんがいないと、僕はこの仕事をしていないし、ここにはいない」と、偉大な先輩の影響の強さを説明。さらに「日本の芸能の世界で前人未到の地にいる皆さんなので、到底理解できないところに達していると思います」と慮った。また、神山は「僕が生まれる前から大活躍されてたので、正直驚きました」と率直に心境を語った。「ニュースで知った時に一人やったんですけど、声出して驚きました」と、当時の状況を明かし「ジャニーズ、芸能界を代表するアイドルグループで、手の届かない雲の上の存在だったので、驚きました」と、衝撃の強さを繰り返した。舞台『SHINKANSEN☆RX Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』は、脚本家・宮藤官九郎が生田のために書き下ろし、劇団☆新感線作品の中でも「メタルマクベス」「五右衛門ロック」のように生演奏による楽曲を多く披露する「R」シリーズとして公演。生田は平安時代から生きるヴァンパイア役として、ヴィジュアル系ロックバンドのボーカルとして想い人の生まれ変わりを探す。
2016年08月17日俳優の生田斗真(31)が、9日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『火曜サプライズ』スペシャル(19:00~20:54)で、ジャニーズに入ったきっかけを明かした。今回、「生田斗真&岡田将生と人形町でアポなしグルメ旅!」と題して、映画『秘密THE TOP SECRET』に出演している生田と岡田将生がゲストとして登場。生田はMCのウエンツと小学生時代にNHK『天才てれびくん』で共演しており、18年ぶりの共演となった。1996年2月にジャニーズに入り、同年4月より『天才てれびくん』に出演した生田。ウエンツが「もともとやりたかったってこと?」と尋ねると、「全然。まったく興味なかった」と話し、ジャニーズ入りのきっかけについて「うちの母がSMAPが好きで、息子を入れればSMAPに会えるんじゃないか、みたいな」と明かした。また、高校時代に進路について悩んだことも告白。「自分が選んだ道じゃないから、『なんとなくこのまま続けてっていいのかな』とか『自分に才能があるんだろうか』とか…その時はまだ心が決まってなかった。一生これで食っていくという思いには至ってなかった」と振り返った。
2016年08月09日清水玲子の人気コミックを映画化したサスペンス大作『秘密 THE TOP SECRET』の初日舞台あいさつが8月6日、都内で行われ、主演の生田斗真をはじめ、岡田将生、松坂桃李、栗山千明、織田梨沙、大森南朋、大友啓史監督が出席した。『秘密』舞台あいさつ その他の写真公開初日がリオ五輪の開会式と重なるなか、生田は「開会式を見ずに、この映画を選ぶなんて、皆さん、なんですか!(笑)。猛者ですねえ」と観客に感謝の意。「誠心誠意、本気でぶつかった作品。見る前と後では、普段見る世界の景色が変わるくらいの衝撃があるので、ぜひ覚悟して」と力強くアピールした。死んだ人間の脳からスキャンした“過去の記憶”を頼りに、事件を捜査する第九のメンバーが、迷宮入りした猟奇事件の真相に迫る。すでに韓国、台湾、中国、フィリピンでの配給が決定しているほか、カナダのモントリオールで開催される第20回ファンタジア国際映画祭・コンペティション部門にも出品され、現地入りした大友監督は「生田くんの代わりに、ファンにサインしておいたよ」と現地の熱狂ぶりを報告していた。映画が描く“脳内捜査”にちなみ、「誰の脳に潜入したいか」と問われた生田は、「アーティストの皆さんが、どういう思考回路で作品を生み出しているのか知りたい。例えば、横尾忠則さんですね」。松坂も偉人に関心があるようで、「戦国武将なら織田信長。それと漫画家の井上雄彦さん」と答えた。一方、栗山は「イケメンの脳内映像を見て、キャーキャー言われる気分を味わいたい」と願望を明かしていた。『秘密 THE TOP SECRET』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年08月06日清水玲子の人気コミックを映画化したサスペンス大作『秘密 THE TOP SECRET』の公開直前イベントが7月25日、都内で行われ、生田斗真と岡田将生が出席。脳内捜査を題材にした作品にちなみ、人の心を操るマインドハッカーとしてテレビ番組などに出演するトニー・ジャンが駆けつけ、生田の初恋相手の名前を言い当てるパフォーマンスを披露した。『秘密 THE TOP SECRET』/その他の画像「映画を拝見しましたが、人の脳に侵入し、心をコントロールする点は僕のパフォーマンスと似ている。なぜ僕が主役じゃないんですか」と自信を示すトニーは、生田に対し「初恋の時期は?」「名前はひらがなで何文字?」といった質問を投げかけ、生田の目や表情の変化を観察。見事に“なおみ”さんと正解を導き出し、生田は「こんなことあるんだ…。すごいですね」とタジタジだった。その“なおみ”さんとの思い出について、生田は「小学校の頃、僕が廊下で転んだら、ハンカチで止血してくれて、水道で足を洗ってくれたんですよ。そりゃ、好きになりますよね」と思わず照れ笑い。初恋相手の名前が明らかになる一部始終を目撃した岡田は、「僕のことじゃないのに、どんどん汗が出てきました」と驚きの表情だった。死んだ人間の脳からスキャンした“過去の記憶”を頼りに、事件を捜査する第九のメンバーが、迷宮入りした猟奇事件の真相に迫る。すでに韓国、台湾、中国、フィリピンでの配給が決定しているほか、カナダのモントリオールで開催される第20回ファンタジア国際映画祭・コンペティション部門にも出品された。『秘密 THE TOP SECRET』8月6日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2016年07月25日7月21日(木)に放送される日本テレビ系人気バラエティ「ぐるぐるナインティナイン」の人気企画「ゴチになります!17」に、俳優の生田斗真とムロツヨシがゲスト出演する。プライベートでも10年来の友人だという生田さんとムロさん。生田さんは今回で“ゴチ”への出演は5度目となるが自腹はまだないといい、レギュラー陣にとってはかなりの強敵になることが予想される。一方のムロさんは今回が“ゴチ”初参戦。その実力は未知数。「ゴチ17」も中盤戦を迎えレギュラー陣にとってますます負けられない戦いとなるなか、岡村隆史らレギュラー陣は生田さんに初の自腹を切らせることができるのか、そして初参戦のムロさんがどんな戦いを見せるのか。表参道の「ASIA DE NEWYORK(アジア デ ニューヨーク)」を舞台に「アジアンフレンチ」を堪能しながら繰り広げられる今夜のゴチバトルは見逃せない勝負になりそうだ。5度の参戦で負けなしという“ゴチ”に無敵の強さを見せる生田さんだが、主演最新作『秘密 THE TOP SECRET』が8月6日(土)より全国で公開となる。「メロディ」(白泉社)で連載された清水玲子による原作コミックは「第15回文化庁メディア芸術祭」優秀賞を受賞するなど高い人気を誇り、2008年にはTVアニメ化もされた。その原作を興行収入3作合計130億円を超える大ヒットを記録した『るろうに剣心』 シリーズで知られる大友啓史監督がメガホンをとって今回実写化。被害者の“脳に残った記憶”を映像化し、迷宮入りした事件を捜査する警察庁の特別機関「第九」。室長を天才・薪剛(生田斗真)のもとに、新人捜査官の青木一行(岡田将生)が配属された。全ては「犯人の脳の記憶を見て、行方不明の少女を探す単純捜査」から始まった。「第九」が脳内捜査を進めると、事件を根底から覆す“驚愕の真犯人”が現れる。さらに、事件は次々と連鎖し、決して触れてはならないとされる「第九」の闇、貝沼事件へとつながっていく。いまは亡き薪の親友、元「第九」メンバー・鈴木(松坂桃李)との関係性まで浮上。そこには、命と引き換えにしてまで守ろうとした、絶対に知られたくない“第九最大の秘密”が隠されていた――。生田さんと岡田さん、松坂さんといったいまをときめく超人気俳優たちに加え、法医第一研究室監察医の三好雪子役で栗山千明が出演。また新人女優・織田梨沙が物語の鍵を握るミステリアスな少女・露口絹子に抜擢されている。そして「第九」と対峙する28人殺しの凶悪犯で物語の全ての鍵を握る存在である貝沼清孝には吉川晃司。貝沼と薪との因縁の対決も今作の見どころだ。そのほか絹子の父親で世界的な脳科学者、露口浩一に椎名桔平。映画オリジナルキャラクターをリリー・フランキー、大森南朋が演じる。「ぐるぐるナインティナイン」は7月21日(木)19時56分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年07月21日俳優・松山ケンイチが、29歳で夭折した天才棋士・村山聖に扮して主演を務める映画『聖(さとし)の青春』(11月19日公開)の初映像となる特報が15日、公開された。原作は大崎善生氏による同名の処女小説。羽生善治と「東の羽生、西の村山」と並び称されながら、名人への夢半ばで倒れた"怪童"の一生を描く。精神面、肉体面の両方から聖にアプローチしている松山のほか、東出昌大が羽生役として登場。聖の師匠・森信雄役のリリー・フランキー、母・村山トミ子役の竹下景子、弟弟子・江川役の染谷将太らが脇を固める。特報に収められているのは、聖八段が羽生四冠に対局を挑む劇中の名シーン。当時の戦績が、5勝6敗とほぼ互角の実力者であった2人の熾烈な対局を、1997年の竜王戦1組1回戦での実際の棋譜を元に忠実に再現している。この場面は、プロ棋士・金井恒太六段が現場に指導役として張り付き、細かな所作に至るまでリアリティのある画作りを行ったという。さらに、対局中に聖が思わず倒れてしまうシーンや病床の場面も映し出されている。(C)2016 「聖の青春」製作委員会
2016年07月15日羽生善治と互角に渡り合った薄命の棋士・村山聖(さとし)の生涯を、実話をもとに描く松山ケンイチ主演映画『聖の青春』の特報映像とポスタービジュアルが公開になった。公開された特報映像映画は大崎善生のノンフィクション小説が原作。「東の羽生、西の村山」と並び称されながらも29歳にして亡くなった実在の棋士・村山聖が、全力で駆け抜けた生涯を、師弟愛、家族愛、ライバルたちとの友情を通して描かれる。松山のほか、東出昌大が羽生役を演じ、『宇宙兄弟』『ひゃくはち』の森義隆が監督を務め、『クローズEXPLODE』『陽だまりの彼女』の向井康介が脚本を手がける。特報映像は、将棋を指す駒音から始まり、本作の最大の見どころである村山聖八段(松山ケンイチ)が羽生善治四冠(東出昌大)に対局を挑むシーンがわずかだが垣間見られる。当時の戦績は5勝6敗とほぼ互角の実力であったふたりの対局は、実際の棋譜(1997年竜王戦1組1回戦)をもとに、プロ棋士・金井恒太六段の指導のもと、細かな所作に至るまで忠実に再現したという。特報映像にはそのほか、聖の師匠・森信雄役のリリー・フランキー。母・村山トミ子役の竹下景子。弟弟子・江川役の染谷将太。安田顕、柄本時生、北見敏之らも登場する。「負けるのは死ぬほど悔しい……生きる時間を削ってでも勝ちたい」「勝つことが、生きること。」と、病と闘い、将棋と戦う村山聖の生き様は、観る者に感動以上のメッセージを届けることになりそうだ。『聖の青春』11月19日(土)丸の内ピカデリー・新宿ピカデリー他全国公開
2016年07月15日乃木坂46のメンバー・生田絵梨花とブルーレーベル・クレストブリッジが2度目のコラボレーション。FASHION HEADLINEでは、ブルーレーベルのクリエイティブ・ディレクターである三原康裕と生田絵梨花の貴重な対談を公開。ーー今回は、実際にお二人が会って、直接意見交換されたそうですね?生田絵梨花(以下、生田):世界的に有名なデザイナーの方なので、会う前はちょっと心配でした。でもお会いしてみると、三原さんはすごく気さくな方で、とても優しくて、たくさん気も使っていただいて…。すぐに打ち解けることができました。三原康裕(以下、三原):僕はある意味驚きました。意外とのんびりされている方だったので。この業界で仕事している十代の子ってみんな、ハキハキしていて、ちょっと体育会系な感じの子も多いから。ーーディテールや組み合わせる生地の種類などを一緒に決められたそうですが、現場ではどういうやりとりがあったのですか?生田:例えば、ベースとなるブルーレーベルのアイコンであるクレストブリッジチェック柄のワンピースを着て、その上に生地やリボンを重ねて、「こういうデザインはどうかな」って話し合う感じでした。三原さんをはじめとするスタッフの方々と試行錯誤を重ねました。でも三原さんは優しくて、何を着ても「いいね!」って言ってくれました(笑)。だから、スムーズにデザインが決まっていきました。三原:実は、彼女と会う前に、デザインチームとミーティングを重ねたんです。会ったこともない生田さんの写真をじーっと見て、YouTubeで映像も見ながら、「シンプルがいいかな?」とみんなで迷いつつ。前回のコラボレーションでクレストブリッジチェックがとてもよく似合うことはわかっていたので、それは引き継ごうと。ただ前回のコラボレーションの時より、彼女も大人になっていますから、自ずとデザインも大人っぽくなりました。ーー実際にご本人にお会いして、迷うことはなかったですか?三原:いや迷うっていうより、なんでも似合っちゃうから。本人を前にして恥ずかしいんだけど、やっぱりキラキラしてるよ。眩しくて見れないもん。生田:いやいやいやいや(笑)。そう言われると私の方が恥ずかしいです。三原:まず最初に、ベースとなるドレスを着てもらったんだけど、もうそれでいいんじゃないかって思うくらい似合っていたので。ーーそうなると逆に難しそうですね。三原:だから今回は足し算したんです。ちょっとデコラティブに振っても、全然いけるなと思いました。例えば、もともと全身クレストブリッジチェックだったワンピースの上半身をレースに変えたりだとか。また、シンプルなプルオーバーのドレスは、ウエストから下をチュールで覆うことで、フェミニンさをプラスしました。フィッティング前は「似合うかどうか」と不安だったんですが、彼女と会ってからは「これはいけるな」っていう、確信が持てました。ーーすごく上品で、大人っぽい魅力も垣間見えますね。生田:ありがとうございます。なかなかこんなに上品な服って探しても見つからないので、自分でも普段からよく着させていただいています。ーー撮影時はヒールがある靴を履かれていましたね?生田:普段はあんまり履く機会がないのですが、ヒールを履くとすごく気分が上がります。しゃんと背筋が伸びるっていうか。三原:ヒールって、反自然的な行為だと思うんです。かかとをわざわざ高くするのは、足を綺麗に見せたいという願望の現れだと思います。そこに僕は、女性特有の価値観を感じます。メイクだってそう。先ほどの話に繋がりますが、女性の場合は「足すこと」で綺麗になることもある。だからヒール部分も、金具のゴールド、コルクのベージュ、ソールのブラックなどのアイテム毎の色味を上手く使って、上品に仕上げています。ーーアイドルという職業は、表現方法が多岐に渡ります。歌って踊って、トークもあれば、演技もある。三原さんも靴からブランドをスタートさせ、今では年に2回のコレクションや様々なコラボレーションと、色々と手掛けてらっしゃいます。その表現の幅がお二人の共通点の一つかなと思うのですが?生田:苦手だと思ったことも、やってみたら「こんな自分もいたんだ」って発見する時があります。また、ファンの方から自分では思ってもいなかったところを褒めていただくこともあります。今は、可能性を自分で決めつけることなく、色んなことにチャレンジしたいなって思っています。三原:一つのことしかできない人もいるんですね。妻(ピアニストの上原ひろみ)なんてピアノだけやっているから。僕は、絵も描いたりスポーツもするけど、それは本業とのバランスを取る上で重要な時間だと思っています。今では講師として、教壇の前に立つことも増えたのですが、人に教えることもすごく大事な時間です。生徒たちに教えながらにして、デザイナーとしての大事な部分を再確認させてもらってます。ーーそういえば前回、生田さんは「大学生になって、ファッションがすごく楽しくなってきた」とお話しをされていましたね。生田:普段だと移動が多いので、パンツスタイルとかスルっと着られる服になってしまうのですが、ちゃんとした場所、例えばピアノのレッスンとか演奏会に行く時などは、きっちりとしたワンピースが多いです。丈の長さもすごく気にするようになりました。三原:しっかりしてるよね。そういった点では、お父さんも安心できるアイテムばかり。今回もいいコラボレーションになったかなと思います。【イベント情報】イベントタイトル:CRESTBRIDGE CHECK SPECIAL DRESS COLLECTION MIHARA YASUHIRO×IKUTA ERIKA(Nogizaka46)会期:7月20日から8月1日場所:伊勢丹新宿店本館2階=イセタンガール
2016年07月09日若干29歳にして亡くなった伝説の棋士・村山聖。彼が病と闘いながら全力で駆け抜けた、生涯を描く奇跡の実話を映画にした『聖の青春』に、この度、東出昌大が出演することが決定。またリリー・フランキーや染谷将太らも参加していることが明らかとなった。1994年、将棋のプロ棋士・村山聖七段は、将棋界最高峰のタイトル「名人」を目指し、 15歳の頃から 10年間弟子入りし同居していた森師匠の元を離れ、上京しようとしていた。聖は幼少期より「ネフローゼ」という腎臓の難病を患っており、家族や仲間は反対する。しかし、幼いころから何をおいても将棋にかけてきた聖を見ている森師匠は、背中を押す。東京――。髪や爪は伸び放題、足の踏み場もなく散らかった家、酒を飲むと先輩連中にも食ってかかる聖に皆は呆れるが、みな彼の将棋にかける思いを理解し、陰ながら支えた。その頃、同世代の棋士・羽生善治が前人未到のタイトル七冠を達成する。聖は強烈に羽生を意識し、ライバルでありながら憧れの想いも抱く。そして聖は、将棋の最高峰であるタイトル「名人」になるため、一層将棋に没頭し、並居る上位の先輩棋士たちを下して、快進撃を続ける。そんな中、聖の身体に癌が見つかる。だが、「このまま将棋を指し続けると死ぬ、手術し、療養すべし」という医者の忠告を聞き入れず、聖は将棋を指し続けると決意する。彼の命の期限は刻一刻と迫ってきていた…。100年にひとりと言われる天才・羽生善治と「東の羽生、西の村山」と並び称されながら、 29歳にして亡くなった実在の棋士・村山聖。本作は、そんな彼が病と闘いながら将棋に全人生を賭け、全力で駆け抜けた“怪童”の一生を、師弟愛、家族愛、ライバルたちとの友情を通して描く感動のノンフィクションエンタテインメント。主人公演じる松山さんに次いで、この度、新たにキャストが発表。松山さん演じる聖の最大のライバルであり、松山さん自身が本作の“ヒロイン”であると語る羽生善治を演じるのは、妻で女優の杏との間に双子をもうけ、公私共に絶好調の東出さん。実在し、かついまもなお棋界の頂点で活躍する人物という難しい役どころを、精神・肉体面の両方からアプローチ。劇中の“羽生メガネ”は、羽生氏本人が史上初となった七大タイトル戦七冠独占達成時に実際にかけていたものを譲り受けたという代物。徹底した羽生研究を行い、羽生氏本人と瓜二つの姿で撮影現場を驚きの声に沸かせた。なんといっても劇中での松山さんと東出さんが、実際の棋譜を覚えての2時間半に及ぶ長回し撮影に挑んだ緊迫感&臨場感溢れる対局シーンは最大の見どころとなっている。今回の決定に東出さんは「とにかく素晴らしい原作と脚本で、現場に入る前からこの作品に携われることに大きな幸福感と闘志を抱いていました」と喜び。また「クランクイン初日、色々な想いの中、街中で立ち尽くすシーンで、監督が演出に来て『芝居をするな』と仰言ったのが強く記憶に残っています」と撮影をふり返った。さらに元々尊敬する大先輩だったと松山さんについて語る東出さんは「松山さんとのお芝居の中で過ごせた時間が自分の宝になりました」と述べた。そして羽生氏は本作について「村山さんの生き様を描いた聖の青春が映画化されると聞いて、彼の存在の大きさを感じました」と話し、「自分も出てくるので気恥ずかしいところもありますが東出さんに演じて頂いたのはとても名誉な事だと思っています。将棋を知らない人達にも楽しんで感じて観てほしいと思います」とメッセージを寄せた。また、今回東出さん以外にも、10代の聖を大阪に引取り共同生活をしながら彼を支えた師匠・森信雄役にリリーさん、母・村山トミ子役に竹下景子、弟弟子・江川役に染谷さん。そのほか、安田顕、柄本時生、北見敏之、筒井道隆ら豪華キャスト陣が脇を固める。『聖の青春』は2016年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年06月17日俳優・生田斗真が9日、都内で行われた主演舞台『SHINKANSEN☆RX Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』の製作発表に、共演の小池栄子、中村倫也、神山智洋(ジャニーズWEST)、橋本じゅん、高田聖子、粟根まこと、篠井英介、演出のいのうえひでのり、脚本の宮藤官九郎とともに出席した。同作は宮藤が生田のために書き下ろし、劇団☆新感線作品の中でも「メタルマクベス」「五右衛門ロック」のように生演奏による楽曲を多く披露する「R」シリーズとして公演。生田は平安時代から生きるヴァンパイア役として、ヴィジュアル系ロックバンドのボーカルとして想い人の生まれ変わりを探す。生田は「お芝居に進むきっかけを作ってくれたのが劇団☆新感線の皆さんで、僕が17歳、高校2年の時でした。いつか僕もこういう人たちみたいになりたいなと思って、今日まで頑張ってきています」と気合十分。演出のいのうえは、「10年前に漠然としたアイディアを持ってたけど、斗真が『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』でブレイクしてしまい、なかなかできずに。もしかしたら城田優くんがやってるかもしれないと話していました」と明かし、「実現できて本当に良かったと思います」と喜びを語った。劇中で披露する楽曲は「十数曲はあると思います」と言うと、出演者一同驚いた様子だった。小池は「斗真くんに言い寄られて、神山くんを選ぶというぜいたくな役だなと。ファンの方に嫌われないように頑張ります」と役柄について語る。稽古後の"飲み番長"に立候補し、「若い男の子たちを引き連れて、週刊誌に撮られないように守ります!」と力強く宣言した。ずっと新感線舞台に立たいと思っていたという中村は半グレ組織の”ナメクジ連合”リーダーという役柄で、「ナメクジの身体模写から始めたい」と苦笑。生田と会うのが2回目だという神山は「あいさつした際に、メイク中なのにたってくださって『イケパラや!!』と思った」と先輩の印象を語っていた。
2016年06月09日生田斗真が主演を務める大友啓史監督の新作『秘密 THE TOP SECRET』の予告編映像と新たなビジュアルが公開になった。『秘密 THE TOP SECRET』予告編公開になった映像にまず登場するのは、人間の脳内にある“記憶”を取り出し、映像化できる設備で、本作の主人公・薪剛は、このマシンを駆使して犯罪に立ち向かおうとする警視庁の特別機関“第九”の室長だ。映画は、第九に新たな捜査官の青木が配属になり、行方不明になった女性の捜索を行うところからはじまる。しかし、彼らが脳内捜査を行う間に、ひとつの事件は、別の事件へと連鎖していき、ついには薪の親友だった亡き鈴木の存在までもが浮上してくる。そして、人の頭の中を覗きみる/誰にも言わなかった秘密まで見てしまう第九が、ずっと隠してきた“秘密”が明らかになっていく。このほど公開になった映像は、緊張感のあるシーンの断片で構成されており、細部まで作りこまれたマシーン描写や、苦悩する薪の横顔、アクションシーン、謎めいた登場人物などが次々に登場。謎が謎を呼ぶプロットと、“人間の記憶/心の中を覗く”というミステリアスな設定に魅了される。本作には生田をはじめ、岡田将生、吉川晃司、松坂桃李、織田梨沙、栗山千明、リリー・フランキー、椎名桔平、大森南朋らが出演しており、このほど公開になった新ビジュアルではそれぞれが演じるキャラクターが、何か秘密を抱えているような、苦悩しているような表情を浮かべている。『秘密 THE TOP SECRET』8月6日(土) 全国ロードショー
2016年04月30日7月22日から9月25日まで東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開催されるルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」の記者発表会が都内で行われた。同展は、フランスのルーヴル美術館が2005年より進めている漫画プロジェクト「ルーヴル美術館BDプロジェクト」の全貌を日本で公開する展覧会。同プロジェクトは、漫画家たちにルーヴル美術館をテーマに自由に作品を書いてもらうもので、フランスのニコラ・ド・クレシーやマルク=アントワーヌ・マチュー、ベルギーのクリスティアン・デュリユー、今年東京で展覧会が開催されたエンキ・ビラルなど、フランス語圏の漫画「バンドデシネ(BD)」の作家に加え、『ジョジョの奇妙な冒険』の荒木飛呂彦、『孤独のグルメ』の谷口ジロー、『鉄コン筋クリート』の松本大洋ら日本の漫画家も参加している。記者発表会では、はじめに同展の総監修を務めるルーヴル美術館のファブリス・ドゥアール氏が登壇。「今回の展覧会は、とてもユニークで世界で類を見ないようなオリジナリティに溢れている」と語り、その理由について「世界で初めて美術館が一つの展覧会としてバンドデシネの作品を展示すること」や、「世界で初めて存命の漫画家16人が一つの展覧会に集合すること」を挙げた。また、ドゥアール氏は、「同展がこれまでの展覧会のようにルーヴル美術館のリアルなコレクションを展示するという形式ではなく、漫画家の目を通した新しい視点におけるルーヴル美術館を展示することになる」と語り、今回の展覧会がルーヴル美術館にとって新たな側面を持つことを紹介した。さらにフランスでは、「バンドデシネ、漫画というものは1960年代頃から芸術と認められており“第9の芸術”と称されている」と説明した。続いて、駐日フランス大使のティエリー・ダナ氏が登壇。今回の展覧会について、「漫画とバンドデシネとの相互理解に大きく貢献する催しになり、さらに日本の漫画家の方たちにも参加を頂けるので、本当の意味での交流が可能になる」と述べ、「お互いの国で、それぞれの作品が翻訳出版されるという試みがこれからも進んでいくのではないでしょうか」と、今後に向けて日本とフランスの文化交流がより一層深まっていくことを期待を込めて語った。次に、同展の学術監修を務めている首都大学東京准教授、古永真一氏が同展の背景を解説。MCを務めるフジテレビアナウンサー、生田竜聖氏の「フランス語圏のバンドデシネと日本の漫画、それぞれの特徴や共通点、違いがあれば教えて下さい」という質問に対し、古永氏は「それぞれ違った楽しみがあり、多様な作品があるので一概には言えないのですが、あえて2つに分けるとすれば、バンドデシネの場合は、オールカラーで1冊あたり48ページですので、日本の漫画よりも薄く、その分1冊の中に様々な要素が凝縮されていて、絵画を眺めるようにじっくりと読み進んでいくということがあります」とバンドデシネの特徴を解説し、「日本の漫画の場合は、モノクロで記号のようにスピーディーに読めるということがあります」とそれぞれの違いを丁寧に解説した。最後に、女優の菜々緒が純白のドレスに身を包み華やかに登場。オフィシャルサポーターの一人として同展のミューズに就任した菜々緒は、「私の存在をきっかけに、より幅広い層の皆様に展覧会を注目していただけるように精一杯務めせていただきます」とコメントした。また、同展に参加する漫画家の坂本眞一が菜々緒をテーマに描き下ろし、展覧会場で公開する企画も発表された。なお、展覧会では300点以上に及ぶ原画や資料、映像を一堂に展示。五十嵐大介、坂本眞一、寺田克也、ヤマザキマリら日本の漫画家が同展のために描き下ろした作品も公開される。さらに、音声ガイドには人気声優の神谷浩史が着任、並びに注目のミュージシャン米津玄師による公式イメージソングの制作が行われているという。ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」は、東京での開催を皮切りに、2016年12月1日から2017年1月29日まで大阪、2017年4月から5月(予定)に福岡、2017年に名古屋の松坂屋美術館で巡回展を予定している。【イベント情報】ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」会場:森アーツセンターギャラリー住所: 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー52階会期:7月22日から年9月25日時間:10:00~20:00(入館は19:30まで)休館日:会期中無休
2016年04月22日俳優の竜星涼が3月27日(日)、東京・書泉グランデにて「竜星涼2nd写真集『023』」の発売記念イベントを開催し、作中でフルヌードを披露した心境を明かした。同写真集は、竜星さんが育った東京ではホテルや夜の雑踏、田舎である山形では老舗旅館や温泉街など様々なシチュエーションでロケを行った。ハードで男らしい姿と少年のような姿という2つの竜星さんの魅力を満載した一冊。写真集の中には、肉体美を顕わにした大胆なカットも含まれている。竜星さんは「知らぬ間に裸にさせられていました」とはにかんだ。当初は脱ぐ予定はなかったそうで、「いつの間にかフルヌードになっていました」とも。ただ、「作品を作っていくという過程ではそれほど抵抗はなかったです」と言い、「芸術ってこういうことかなと思いました(笑)」と笑いを誘う一幕もあった。両親が山形出身で、竜星さん自身も山形で生まれた。山形をロケ地に選んだ理由を「故郷に帰ってそこで写真を撮ってみようかなと思いました」と説明し、「山形に行けたということが僕的にはすごく楽しくて」などと山形での撮影を満喫した様子。「初心に返ってここからスタートしたいという気持ちをみんなに伝えられれば」と同作に込めた思いを明かした。昨年、映画『orange-オレンジ-』などへの出演で注目を集め、今年5月21日(土)には主演映画『シマウマ』の公開を控えている。同写真集の発売日である3月24日には、23歳の誕生日を迎えた。「自分がどういう仕事をしたいのかとちゃんと考えるべき時期が自分にとって23歳なのかな」と心境を言葉にした。「表現者として色々な人にもっと自分から発信できるような役者になって行ければいいかなと思います」と今後の意気込みを語った。(竹内みちまろ)
2016年03月27日東映アニメーションは『聖闘士星矢』の誕生30週年を記念して車田プロダクションと共催し、「聖闘士星矢 30周年展 Complete Works of Saint Seiya」を6月18日~29日の12日間、東京・秋葉原にて開催する。本企画展は、『聖闘士星矢』史上初となる、原画・アニメーション・フィギュアなど作品に関連するあらゆるアイテムを集め、展示している。初披露を含む等身大「黄金聖闘士」全12体の展示をはじめ、『聖闘士星矢』の世界に入り込んで体感できる立体的な原画展示エリアや。設定資料集などのアニメーション展示エリアなど、ファンが一緒に楽しめる内容を予定しているとのこと。前売り券の一般販売日は3月5日より開始。また、数量限定のフィギュア付き先着限定チケットも販売され、史上初の仕様となる、アニメオリジナルの初期青銅聖衣(ブロンズクロス)を装着した主人公・ペガサス星矢が、原作の青銅聖衣カラーで再現された「ペガサス星矢(初期青銅聖衣) -ORIGINAL COLOR EDITION-」が入手できるプレミアムチケットとなっている。もちろん、オブジェ形態への換装も可能となっている。○「聖闘士星矢 30周年展 Complete Works of Saint Seiya」 開催概要開催期間:2016年6月18日~29日営業時間:平日12:00~21:00/土日10:00~19:00会場:秋葉原 UDX 2F AKIBA_SQUARE内容:原画、アニメ、フィギュアの展示及び体験コーナーなどの実施主催:聖闘士星矢 30周年展実行委員会協力:車田プロダクション、集英社、秋田書店、バンダイ企画監修:車田プロダクション企画制作:東映アニメーション●チケット当日券:大人・大学生1,500円/中・高校生1,000円/小学生以下無料前売り券:大人・大学生1,300円/中・高校生800円/小学生以下無料販売日時:3月5日前売り券一般販売開始(C)車田正美 (C)車田正美・東映アニメーション (C)車田正美/集英社・東映アニメーション
2016年03月05日俳優の竜星涼が2月13日(土)、都内で「竜星涼カレンダー2016.4-2017.3」(東京ニュース通信社)の発売記念イベントを行い、ファン2,500人が駆けつけた。表紙プラス全32ページの壁掛けタイプで、テーマは“竜星涼の一日”。寝起きから朝風呂、車、公園、カフェデートをする姿などが掲載され、恋人気分を味わえる内容になっており、「手に取ってくださった方たちに、妄想してもらえるようなカレンダーになった。皆さんの“添いカレ”的なポジションになれれば」と手応えを示す竜星さん。撮影中、気づけば全裸になっていた瞬間もあるといい、「最初はそんなつもりなかったんですけど(笑)。カメラマンさんにうまいこと乗せられて、脱いでしまった」と照れ笑いを浮かべていた。先月には単身、現地オーディションに参加し、パリコレデビューを飾ったばかり。「プロ集団の仕事ぶりに触れて、緊張感と高揚感を味わい、刺激的な経験だった」とふり返り、「今後も表現者として、いろんなことを発信できれば」と抱負をコメント。翌日に控えたバレンタインデーについては、「明日の予定は、母親と会うくらいなので(笑)。甘党なので、(チョコレートを)いただけるのは、うれしい」と話していた。竜星さんはこの冬大ヒットを記録した映画『orange-オレンジ-』、昨年末に放送された江戸川乱歩生誕120周年没後50年記念ドラマ「黒蜥蜴」にも出演。第27回フジテレビヤングシナリオ大賞のドラマ「超限定能力」では主演を務めたほか、5月21日(土)には主演映画『シマウマ』が公開される予定だ。「竜星涼カレンダー2016.4-2017.3」は発売中。(text:cinemacafe.net)
2016年02月13日俳優の松山ケンイチが、29歳で夭折した実在の天才棋士・村山聖の生涯を描く映画『聖(さとし)の青春』(今秋公開)で主演を務めることが3日、発表された。原作は大崎善生氏による同名の処女小説。羽生善治と「東の羽生、西の村山」と並び称されながら、名人への夢半ばで倒れた"怪童"の一生を描いたことで、読者から「人生の一冊」「涙なしに読むことができない」などと高い評価を受けてきた作品だ。幼少期より腎臓の難病・腎ネフローゼを患い、入退院を繰り返した聖。入院中のある日、聖は父が何気なく勧めた将棋に心を奪われ、その日から将棋の最高峰・名人位を獲る夢を抱き、将棋の道に突き進む。本作では、自らの命を削りながら将棋を指し、死の床まで将棋のことを口にしていた聖が駆け抜けた壮絶な一生を描く。メガホンを取るのは、森義隆監督。人生を将棋に捧げた天才棋士役を演じるプレッシャーに対し、自ら東京将棋会館に通いつめ、これまでにない役作りで精神面、肉体面の両方から聖にアプローチした松山。「全身全霊をかけても足りない役だと思いました。そういう仕事は大好きです」と感慨深げで、原作を読んだ上で、聖を「命を燃やしている方」と感じたという。また、「病を背負われているので内面が一番難しいです」と役作りにも苦労があっただけに、「ヒロインが羽生善治さんという硬派な作品です。将棋が好きな方はもちろん、人生をつまらなく感じている方も、何かに夢中になっている方でも、こんな人間がいたんだと魅かれる作品」「"村山聖"は必ず見る人の心に何かを残します」とアピールにも熱がこもる。一方の森監督も「村山聖の生き様は『人生とは、何なのか』という普遍的な問いをわたしたちに突きつけてきます」とその重みを説明。2月中旬のクランクアップを前に、「30才の松山ケンイチが、映画の中で、29年という村山聖の短い人生を全力で生き抜いた先に、その答えの一端があるのだと信じて、日々、撮影に挑んでいます」と松山の"仕上がり"を報告した。「角川映画になるというのは宿命的なものを感じる」というのは、原作の大崎氏。滝田和人プロデューサーからオファーを受けた森監督は、ドキュメンタリー作品の経験もあったことから誰よりも実写化の難しさを感じ、何度も打ち合わせを重ねた。脚本が決定稿に至るまでには20稿、5年の歳月。提案の段階から数えると約10年が経過していることに触れ、大崎氏は「粘り強く交渉を重ねて、現実まで持っていってくださった制作スタッフの執念には頭が下がる」と称賛しつつ、演じる松山にも脱帽せずにはいられない。役のために聖を真似て右手の爪を伸ばし、体重も増やした松山。大崎氏は、その姿を目の当たりにした時の心境を「村山聖さんに似ているのに驚いた」と伝え、「意志の強そうな瞳。内面からにじみ出てくるような自然なユーモラス。そして人へ対する好奇心、優しさ。17年ぶりに村山くんがいた」と内からにじみ出る類似点を興奮気味に列挙。「村山聖が17年ぶりにこの世に戻ってくる。松山ケンイチに姿を借りて。限定的なカーニバルのようなものだ」と呼びかけている。(C)2016 「聖の青春」製作委員会
2016年02月03日病と闘いながら将棋に全人生を賭け、29歳にして亡くなった実在の天才棋士・村山聖のノンフィクション小説「聖の青春」の映画化が決定。この度、ふっくらとした顔つき、体つきで話題となっていた俳優・松山ケンイチが体を張って村山氏を演じていることが分かった。1994年、将棋のプロ棋士・村山聖(さとし)六段は、将棋界最高峰のタイトル「名人」を目指し、15歳の頃から10年間弟子入りし同居していた森師匠の元を離れ、上京しようとしていた。聖の上京を広島の両親は強く反対する。その理由は、聖が幼少期より「ネフローゼ」という腎臓の難病を患っていたからである。彼は、常に死と隣り合わせで生きていたのだった。東京――。聖が七段に昇段したころ、同じ年齢の羽生善治が前人未到のタイトル五冠を達成し、「名人」のタイトルを獲得する。聖は強烈に羽生を意識、彼に対し、ライバルのような、憧れのような想いを抱いていた。羽生に刺激を受けた聖は更に将棋に没頭し、並居る上段の先輩棋士たちを下して、快進撃を続ける。そんな中、聖の身体に癌が見つかる。だが、「このまま将棋を指し続けると死ぬ、手術し、療養すべし」という医者の忠告を聞き入れず、聖は将棋を指し続けると決意する。彼の命の期限は刻一刻と迫ってきていた…。100年に1人と言われる天才・羽生善治と「東の羽生、西の村山」と並び称されながら、名人への夢半ばで倒れた“怪童”の一生を、師弟愛、家族愛、そして羽生氏らいまも将棋界で活躍する仲間たちとの友情を通して描く、号泣必至、感動のノンフィクションを基に描いた本作。人間の知の限界に挑戦し続けた天才将棋指しの人生を、師匠、ライバルほか周囲から愛された記憶と共に描くのは、『ひゃくはち』で監督デビューを果たし、2012年に手掛けた『宇宙兄弟』が大ヒット、第16回プチョン国際ファンタスティック映画祭でグランプリ、観客賞をダブル受賞した森義隆監督。主人公・村山聖を演じるのは、現在公開中の『の・ようなもの のようなもの』や『珍遊記』など多くの主演作を持つ俳優・松山ケンイチだ。今回の役柄について「全身全霊をかけても足りない役」と話す松山さんは、自ら東京将棋会館に通いつめ、これまでにない驚異的な役作りで精神面、肉体面の両方から村山聖を熱演している。ビジュアルでも分かるように増量し容姿も変えて演じた松山さんだが、一番難しかったところは内面だという。自らの命を削りながら将棋を指し、死の床まで将棋のことを口にしていたという村山氏を自分自身で理解し撮影に挑んだようだ。松山さんはファンに向けて「ヒロインが羽生善治さんという硬派な作品です。将棋が好きな方はもちろん、人生をつまらなく感じている方も、何かに夢中になっている方でも、こんな人間がいたんだと魅かれる作品です。“村山聖”は必ず見る人の心に何かを残します。宜しくお願い致します」とコメントを寄せた。<以下、スタッフコメント>■森義隆監督村山聖の生き様は「人生とは、何なのか」という普遍的な問いをわたしたちに突きつけてきます。30才の松山ケンイチが、映画のなかで、29年という村山聖の短い人生を全力で生き抜いた先に、その答えの一端があるのだと信じて、日々、撮影に挑んでいます。■原作者:大崎善生私のデビュー作である「聖の青春」が角川映画になるというのは宿命的なものを感じる。はじめて映画化の話を聞いてからもう10年近くになる。その間も粘り強く交渉を重ねて、現実まで持っていって下さった制作スタッフの執念には頭が下がる。最終的には最高の形となった。この作品を愛し、信じそして丁寧にまとめあげてくれた。はじめて松山ケンイチさんとお会いしたとき(※撮影が始まったころ)、村山聖さんに似ているのに驚いた。体重を増やして役に備えたという。右手の爪は村山を真似て長く伸びていた。森さんがいたら「村山君、こんなに長い間どこにいっとったんや」と手をさすったかもしれない。私も酔っぱらっていれば昔のように頬っぺたを軽くつまんでいただろう。意志の強そうな瞳。内面からにじみ出てくるような自然なユーモラス。そして人へ対する好奇心、優しさ。17年ぶりに村山くんがいた。本作は、天才羽生善治に挑む、西の怪童と恐れられた村山聖の真摯な闘いの物語である。森信雄という類まれな師匠との愛情の物語でもある。幼い日から病気と闘い、そのハンディをものともせず乗り越えていった努力の物語であり挫折の物語でもある。将棋を目指すものたちのストイックな青春がそこにはある。29歳で村山がこの世を去って17年。その歳月をものともせず村山はまだ多くの人に愛され慕われ続けている。その過酷な宿命の故か、彼の持つ特有の純粋さの故か。その村山聖が17年ぶりにこの世に戻ってくる。松山ケンイチに姿を借りて。限定的なカーニバルのようなものだ。もちろん私もはやく村山くんに会いたい。一人でも多くの人にこのお祭りに参加してもらいたい。■プロデューサー:滝田和人以前2本の映画でご一緒した際の印象と、『男たちの大和』の演技が非常に素晴らしく、その頃から松山ケンイチさんに注目していました。そして数年後、事業化が決まりかけた頃、松山さんご本人が原作を読み、村山聖役を熱望しているという情報を耳にしました。「逃してなるものか!」と、本人に監督と一緒にお会いし話してみて、松山さんならば重責を受け止め、必ずや私たちと同じ方向を見つめながら「村山聖」という人間に挑戦することができる、と強く感じました。役作りについて、松山さんとは、広島のご両親への訪問と聖さんのお墓参り、そして師匠森信雄さんの元も訪れ、大阪福島の前田アパート、関西将棋会館、更科食堂と聖縁の大阪の地を巡りながら、聖とのエピソードをじっくりうかがいました。元々、将棋はお好きでたしなまれていたようで、将棋指導の先生からの指導含め、将棋会館の一般道場にふらりと現れては手合いをつけてもらい普通に指されていたりなど、めきめき上達されました。また、聖が罹ってしまったネフローゼという難病を理解するため、実際の患者さんへも取材をして、撮影に臨まれました。実在の人物でも、もう亡くなられているので、当然会うすべはなく、聖を支えた方々の人柄に触れることと、聖が実際身を置いた空間に浸ることで、役作りのヒントしようとされていたのだと感じます。聖の強烈な個性は、内面のみならず、迫力と愛嬌が奇妙に入り混じる見た目も大きいですから、当時の写真、対局のビデオも参考に肉体改造も大変だったと思います。「でも、食べて飲むしかないんですよね」「おいしいものもおいしく感じなくなるんです」と言う松山さんは本当に苦しそうでした。これまでにないほどの役へののめり込み方や周囲が危惧したほどの増量計画。クランクイン前、村山聖を感じるために、松山ケンイチはあえて苦しみや悩みを求め、もがいているように見えました。もう会うことの叶わない生きた村山聖がスクリーンに出現することを、私は確信しています。どうぞご期待ください。『聖の青春』は2016年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月03日2016年4月にTVアニメ『神撃のバハムート マナリアフレンズ』が放送予定のソーシャルゲーム『神撃のバハムート』より、誇り高き竜騎士「ディアドラグーン・フォルテ」が1/8スケールでフィギュア化され、2016年6月にコトブキヤより発売される。現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中で、価格は14,904円(税込)。ディアドラグーン・フォルテは、『神撃のバハムート』における誇り高き竜騎士。2014年3月に発売した「ダークエンジェル・オリヴィエ」、2016年2月に発売される「ミステールワーデン・スピネ」、2016年3月に発売される「リトルクイーン・ヴァンピィ」に続く立体化第4弾となる。監修はイラストレーター虫麻呂氏、原型製作は小笠原健人氏、HIDE氏。全長は300mm。実際のフィギュアでは、身に纏う黒銀の鎧に、左右に持つ巨大な黒と白のランス、千切れかけたマントの流れなど、竜騎士としての圧倒的な強さと誇りを感じさせる造形となっている。その一方、険のある表情でありながらどこか可愛らしい印象を与える容姿も彼女の大きな魅力のひとつとし、立体物としての存在感と繊細さを調和させた、大変見所のある一品となっているとのこと。商品価格は14,904円(税込)で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発売および発送は2016年6月を予定している。なお「コトブキヤショップ」(秋葉原館、大阪日本橋、オンラインショップ)で購入すると、「ディアドラグーン・フォルテ(フィギュアver.)ラバーストラップ」がプレゼントされる(なくなり次第終了)。(C)Cygames, Inc.
2016年01月28日土屋太鳳&山崎賢人という朝ドラコンビで贈る映画『orange-オレンジ-』で注目を集める竜星涼が、2016年カレンダーを発売することが決定。寝起きの様子から、朝風呂、ドライブデートなどを収めた彼の1日を追う、ファン垂涎の内容となることが分かった。映画『orange-オレンジ-』は、10年後の自分から手紙を受け取り「大切な人がこの世からいなくなってしまう」ことを知る主人公・高宮菜穂(土屋太鳳)が、大切な人を亡くさないために“いま”を変えようともがきながら奮闘する姿を描いた純愛ストーリー。原作の舞台となった松本市を中心にオール長野ロケを行い、未来の自分から手紙が届くというファンタジックな世界観と、好きだからこそ相手の幸せを考えるという甘酸っぱい恋愛要素が共感を呼び、新たな形の“青春群像劇”としても支持を集めている。本作で、竜星さんが演じるのは、持ち前の明るさとサッカー部での活躍で、後輩女子から大人気の須和弘人役。土屋さん演じる菜穂のことを一途に思っており、菜穂のいちばんの理解者でもありつつ、山崎さん演じる東京からの転校生・成瀬翔との恋を応援するという役どころだ。また、年末は12月20日(日)24時45分より放送の第27回フジテレビヤングシナリオ大賞のドラマ「超限定能力」で主演を務め、12月22日(火)21時より放送される江戸川乱歩生誕120周年没後50年記念ドラマ「黒蜥蜴」にも出演する竜星さん。「超限定能力」では、ある日突然“人が降りる駅”が見えるという、電車の中でしか使えない些細な能力を身につけた秋山舜太郎役に。その能力をフル活用し人生の大きな転換期を迎えることになる主人公を演じ切る。一方、「黒蜥蜴」は、金になるありとあらゆる“美しいもの”を盗み出す謎の女怪盗・黒蜥蜴(真矢ミキ)と、稀代の天才で警視庁副総監の明智小五郎(渡部篤郎)の宝石をめぐる頭脳戦を描く物語で、竜星さんは明智の部下で右腕の刑事・小林芳雄に扮するという。そんな竜星さんが映画やドラマとは別の表情を見せてくれるのが、今回のカレンダー。“竜星涼の一日”として、まるで彼女のような気分を味わえるものとなっており、竜星さんも「1日の流れを追った、寝起きから朝風呂、ドライブ、カフェ、夜景の綺麗なホテルなど一緒にデートしている感覚で見れるカレンダーとなりました。お楽しみに」とアピールする。2016年も大活躍を予感させる竜星さん。こちらのカレンダーもぜひチェックしておいて。「竜星涼カレンダー2016.4-2017.4」は2016年1月28日(木)より発売。(text:cinemacafe.net)
2015年12月11日バンダイが展開するフィギュアシリーズ「聖闘士聖衣神話EX」より、2016年4月発売「聖闘士聖衣神話EX カプリコーンシュラ」の予約受付が、全国の家電量販店、ホビーショップ、オンラインショップなどでスタートしている。価格は11,880円(税込)。「聖闘士聖衣神話EX」は、車田正美原作の大ヒットアニメ『聖闘士星矢』シリーズのアクションフィギュアとして人気を博した「聖闘士聖衣神話」に新たな解釈や最新技術を投入し、聖衣(クロス)と素体の一体感を飛躍的に向上させたシリーズで、同作フィギュアの決定版として注目を集めている。今回立体化となる「カプリコーンシュラ」は、『聖闘士星矢』30周年を記念して制作された完全新作アニメ『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』に登場したキャラクターで、その身には神によってさらなる力を与えられた山羊座の神聖衣(ゴッドクロス)をまとう。「聖闘士聖衣神話EX カプリコーンシュラ」は、「神聖衣」ならではの大型翼パーツが背中にデザインされ、「聖闘士聖衣神話EX」らしい金色の輝きを放つモデルに。豊富な表情と手首パーツが付属しており、シュラの代名詞でもある必殺技「エクスカリバー」のポーズも再現可能。加えて、マスクの装着・非装着も再現しており、さまざまな表情を楽しむことができる。セット内容は本体に加え、聖衣一式、交換用表情パーツ(4種)、マスク装着用前髪、交換用手首(左右各5種)、聖衣分解装着図、オブジェ・フレーム。商品価格は11,880円(税込)で、2016年4月発売となる。(C)車田正美/「聖闘士星矢 黄金魂」製作委員会各ショップでプレミアムポイントがもらえる!?【PR】
2015年12月08日東京都・秋葉原の秋葉原UDXは、「聖闘士星矢」のすべてが揃う企画展「聖闘士星矢 30周年展 Complete Works of Saint Seiya」を開催する。開催は2016年6月予定。同展は、原画・アニメーション・フィギュアなど、同作品に関連するあらゆるアイテムを集めた企画展。同作品の誕生30周年を記念して、東映アニメーションと車田プロダクションとの共催によって開催することが決定した。「聖闘士星矢」は、1985年12月に週刊少年ジャンプ誌上で車田正美による原作漫画の連載が開始された作品で、1986年よりスタートしたTVアニメーションシリーズを始め、キャラクターフィギュアなど次々に記録的ヒットを飛ばし、一大ブームを巻き起こした。同作品は、聖衣(クロス)と呼ばれる鎧をまとう少年たちの戦いと友情が描かれており、少年漫画に星座やギリシャ神話などの要素を詰め込んだ斬新な世界観が人気となった。現在でも、日本のみならず、アジア・ヨーロッパ等でも多くのファンに愛され続けているという。同展では、初公開となる展示や、ファンが一緒に楽しめる内容が予定されており、詳細は決定次第同展公式Webサイトにて随時告知されるということだ。
2015年12月07日伊坂幸太郎の人気小説を映画化した『グラスホッパー』が11月7日に全国で封切られ、主演の生田斗真をはじめ、浅野忠信、山田涼介(Hey! Say! JUMP)、麻生久美子、菜々緒、村上淳、佐津川愛美、瀧本智行監督が東京・有楽町の丸の内ピカデリーで初日舞台あいさつに立った。『グラスホッパー』舞台あいさつ/その他の写真生田が『脳男』の瀧本智行監督と再タッグを組んだ本作。ハロウィンの夜、交通事故で恋人を失った鈴木(生田)が、その裏に隠された陰謀を暴くため、裏社会の組織に潜入し、人の意識を導く力を宿す自殺専門の殺し屋・鯨(浅野)を、驚異的な身体能力を持つ殺し屋・蝉(山田)と運命を交錯させる。この日は、ドッキリを仕掛けられた生田がたった1人でステージに登壇。その様子を、浅野ら他の登壇者が客席から見守るサプライズ演出が行われ、まんまとだまされた生田は「おかしいと思ったんだよな…。みんな、早く(ステージに)来て」と慌てた表情を浮かべた。一方、浅野は「リアクションがめちゃくちゃ面白い!」、事務所の後輩にあたる山田は「先輩の平静を保とうとする表情が見られた」と思わずニンマリ。生田は、山田に対し「あとで楽屋来い!」とおどけて命令し、会場の笑いを誘った。そんな生田が、役柄について「弱さのなかに強さがあり、意志も固いところに憧れる」と語ると、山田は「弱さあります? 常に男らしい先輩というイメージ」と今度は尊敬の念。山田自身にとっては、本作が初の映画出演(公開は『暗殺教室』が先)で、「新境地に踏み込んだ作品」と胸を張った。『グラスホッパー』公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年11月07日バンダイのフィギュアシリーズ「聖闘士聖衣神話EX」より、「聖闘士聖衣神話EX アリエスムウ ~ORIGINAL COLOR EDITION~」の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2016年5月発送予定で、価格は8,000円(税込)。「聖闘士聖衣神話EX」シリーズは、『聖闘士星矢』シリーズのアクションフィギュアとして人気を博した「聖闘士聖衣神話」に新たな解釈や最新技術を投入し、聖衣(クロス)と素体の一体感を飛躍的に向上させたシリーズ。『聖闘士星矢』アクションフィギュアの決定版として注目を集めている。今回立体化となる「アリエスムウ」は、車田正美原作の大ヒットアニメ『聖闘士星矢』30周年を記念した完全新作アニメーションとして制作されたアニメ『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』に登場したキャラクターで、白羊宮の守護者でもある。「聖闘士聖衣神話EX アリエスムウ ~ORIGINAL COLOR EDITION~」は、通常版と髪や聖衣が異なったバージョンとして登場。聖衣やマントは落ち着いたカラーリングとなり、顔も通常版にはなかったオリジナルデザインに変更されている。「聖闘士聖衣神話EX」シリーズならではの豊富な可動域によって必殺技のポージングも可能になっているほか、聖衣修復者であるムウならではの聖衣修復具一式も同梱される。また、シャカの数珠が付属し、別売りの「聖闘士聖衣神話EX レオアイオリア~ORIGINAL COLOR EDITION~」「聖闘士聖衣神話EX スコーピオンミロ~ORIGINAL COLOR EDITION~」と組み合わせることで、劇中で3人が発動させた「アテナエクスクラメーション」も再現できる。セット内容は本体に加え、交換用手首左右各4種、交換用表情パーツ3種、交換用前髪、交換用後髪2種、マスク着用時後髪、聖衣一式、オブジェ用フレーム、マント、聖衣修復具一式、数珠2種。商品価格は8,000円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は準備数に達し次第終了。商品の発送は、2016年5月を予定している。(C)車田正美/集英社・東映アニメーション
2015年11月06日「あんなに情けない生田斗真くんはよそでは見れないです」――。尊敬の念を込めて山田涼介が発した言葉が映画『グラスホッパー』における生田斗真の変身の全てを表している。独特の色使いとライティングによるスタイリッシュかつクールな映像世界と裏腹に、生田斗真がカッコ悪いさまをさらけ出す。工夫を重ねて生み出したという、追われる際の必死の走り方からして、もういろいろダメな感じがにじみ出ている。変身と言うなら、山田さんもまた本作で見事なまでにアイドルグループ「Hey! Say! JUMP」としての従来のパブリックイメージを裏切り、孤高の若きナイフ使いの殺し屋・蝉(せみ)を演じている。原作はベストセラーを連発する伊坂幸太郎の同名小説であり、ファンの間でも根強い人気を誇り、伊坂さん自身もお気に入りの自著に挙げている、疾走感あふれる作品。恋人を殺された復讐を誓う元教師の鈴木、他人を自殺させる力を持つ殺し屋・鯨、そしてナイフ使いの蝉の3人を中心に、巻き込み、巻き込まれつつの怒涛の物語が展開する。生田さんにとっては『脳男』に続いての瀧本智行監督とのタッグ。同じ監督に立て続けに主演として呼ばれること――それが俳優にとって幸せでないはずがない。「前作があった上で『また生田斗真で』と思っていただけたということで信頼されている部分もあるけど、前回のハードルを超えないといけないというプレッシャーもありました」と語る。『脳男』では桁外れの知能と身体能力を持ちつつも感情を失った常人とはかけ離れた男を演じたが、同じ瀧本作品でも、本作で演じる鈴木は、恋人を亡くしたということ以外はごく平均的な、いや、弱々しささえ感じさせる男。“生田斗真史上最弱の役”というのは決して大げさではない。「いろんなことに巻き込まれていく役なので、その場の驚きや新鮮さを大切にしたいという思いがあり、あまり『このシーンはこういう感情で』と準備せずにポンッと現場に行った感じだった」と撮影を振り返る。「鈴木というのはお客さんに寄り添わなきゃいけないし、ある意味、殺し屋がいっぱいの世界に映画を見るお客さんを引き連れていく役どころ。観客と同じ目線で驚いて怖がっていく感覚は大事にしました。自分以外はナイフ使いに狂気的な大男で、普通の人がいないので(笑)、無理に“普通”を意識しなくても差別化は難しくはなかったですね」。一方、山田さんにとっては本作が生まれて初めて体験する映画の撮影現場。蝉という役について「やはり、世間で思う山田涼介に対するイメージというのは自分の中にもあるので最初は『この役、おれでいいのかな?』という不安はありました」と偽らざる胸の内を明かす。単にイメージの問題だけではなく、アクション、内面の心情を含め、蝉という役は決して簡単な役ではなく、映画全体を左右するキャラクターと言える。撮影前には生田さんの誘いで、格闘技の稽古に足を運び、ナイフの練習もした。「ナイフを振るだけでしょ?と思うかもしれないけど、実際にどの角度で切り付けると人が死ぬのかとか“人間を壊す方法”を教わって『これからおれは人間を壊すのか…』とそこで感じられました。それも尋常じゃない集中力で臨まないとできなくて、ひとつ教わり、ナイフを一振りするだけで汗だくになってました」。「人を殺す」というアクションそのものが蝉という人間の内面をも作るヒントになった。「人としての孤独感というのは普段、そこまで味わうものでもないし、特に(「Hey! Say! JUMP」の)メンバーといつも一緒にいるので、最初は蝉の気持ちが全く理解できずに悩みました」と振り返るが、クランクインしてすぐに試練はやってきた。「冒頭で次々と人を殺すシーンがクランクインしてすぐの撮影だったんです。『何でこのシーンから?』と思ったんです。自分が蝉という役に入りきる前のような気がして。でもやってみたら『(蝉に)なれるな』と感じました。蝉がそこで成立した。それが自分の中ですごく面白かったです。あのシーンの前と後で全く(気持ちが)違いました」。そんな山田さんの存在は先輩である生田さんの目にどのように映ったのか?実は映画の中で2人がシーンを共にしている時間はごくわずか。撮影現場でもあまり言葉を交わす機会もなかったそうだが、先述のナイフの練習のエピソード然り、実は山田さんのことをよく見ている…?このインタビューでもたびたび、自身のことはそっちのけで山田さんについて語っていた。「カッコよかったですよ、蝉。オープンセットの渋谷のスクランブル交差点のシーンで、ジュニア(=鈴木の仇)が車にひかれたのを見て、菜々緒ちゃんに『追いかけなさい!』と怒られて、そこで蝉とぶつかるシーンがあるんですけど、その時の冷たい目や佇まい、死体を見慣れている眼がカッコいいなって感じました。『グラスホッパー』の蝉をやりたいという役者は本当にたくさんいて、実際、映画化が決まった後に『誰がやるの?』といろんな人に聞かれました。そんな同世代の同業者が嫉妬するような蝉に仕上がっていると思います。映画が公開されて『山田涼介、いいね!』という声はより大きくなると思いますよ」。生田さんの言葉の通り、“役者・山田涼介”に対する「いいね!」という声は近年、確実に高まっている。そして山田さん本人もまた俳優業に特別な思いを抱いている。特に今回、映画という新たな挑戦の場を経験し、その思いを強くした。「正直、いま一番楽しいと感じるのが俳優業ですね。自分じゃない自分を探しに行く作業がすごく好きなんです。新しい発見を常にできる場であり楽しいです。特にTVではどうしても(描写に)限度がある中で今回、こうやって蝉という役を与えていただいて、 これまで見たことのない自分を見られた気がしています」。もちろん、生田斗真という、ジャニーズ事務所にあって俳優業を突き詰めてきた先輩と同じ作品でメインキャストを張ったことがもたらした財産も計り知れない。「こうやって言うのは恥ずかしいんですが、僕にとっては理想像と言える存在です。やはり俳優やっていても、どうしても『ジャニーズだから』と見られる部分はあると思うんです。でも斗真くんに関しては、高校時代にクラスで斗真くんの話をしたら『え?生田斗真ってジャニーズなの?』と言われたんです。ジャニーズ所属という以前に“俳優”として見られていて、自分の実力で進化していくという意味でも理想であり、いろんな色に染まれる俳優さん。僕は、瀧本監督とは初めてのお仕事でしたが『脳男』は何度も見ていたので、撮影初日に監督から『脳男』の時の斗真くんと目が似ていると言われてすごく嬉しかったです」。「いい後輩ですね」と照れくささを隠すようにおどけた口調で語る生田さん。改めて、今回、二度目の瀧本監督の現場で得た発見、新たに手にしたものは?「すごく感じたのは、僕が瀧本さんの作品が大好きなんだということ。1本一緒にやったからこそ、一を言われただけで十のことが分かる阿吽の呼吸が生まれてきた感覚もある。長い付き合いになるなという予感があります」。瀧本作品の何がそこまで特別なのか?その答えからは俳優・生田斗真の生き方、スタンスまでもが見えてくる。「コアで、ややマニアックなところが好きなんだけど、それでいてきちんとエンターテイメントとしてお客さんが見やすいものにしていく感覚を持っている。『脳男』も『グラスホッパー』もマニアック過ぎる部分があり、ともするとそういう作品になってもおかしくないけど、例えば『グラスホッパー』では原作の“ある交差点”を渋谷のスクランブル交差点に置き換えたりしてます。やりたいことをやりつつ、『わかる人にだけわかればいい』というスタイルではなく、いろんな人に見てもらおうという姿勢がすごく共感できるんです」。そこに心地よさを感じるのは、まさに先ほどの山田さんの言葉にもあるように、ジャニーズ事務所所属のアイドルという立場にありつつも、そのイメージをいい意味で常に超えていこうとする意欲と、絶妙のバランス感覚を生田さん自身が持ち合わせているがゆえではないだろうか?9つ年齢の離れた先輩から後輩へ。言葉にしなくとも、共演シーンは少なくとも、この映画一本が確実に伝えるべき思いを伝えている。(text:Naoki Kurozu)■関連作品:グラスホッパー 2015年11月7日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015「グラスホッパー」製作委員会
2015年11月04日バンダイのフィギュアシリーズ「聖闘士聖衣神話EX」より、『聖闘士聖衣神話EX セイレーンソレント』の予約受付が「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2015年11月発送予定で、価格は10,260円(税込)。「聖闘士聖衣神話EX」シリーズは、『聖闘士星矢』シリーズのアクションフィギュアとして人気を博した「聖闘士聖衣神話」に新たな解釈や最新技術を投入し、聖衣(クロス)と素体の一体感を飛躍的に向上させたシリーズ。『聖闘士星矢』アクションフィギュアの決定版として人気を博している。同シリーズは、昨年12月に12人の黄金聖闘士が出揃い、現在バンダイチャンネルほかにて配信中のアニメ『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』に登場する、黄金聖闘士の神聖衣(ゴッドクロス)を立体化している。「セイレーンソレント」は、海皇ポセイドンを守護する海の闘士・海闘士(マリーナ)七将軍のひとりで、原作ではタウラスのアルデバラン、アニメ版のアスガルド編ではドゥベのジークフリートと対峙。そして、南大西洋の柱でアンドロメダ瞬と激闘を繰り広げる。海闘士としては、「シードラゴンカノン」に続く2人目の立体化となる。実際のフィギュアでは、横笛と専用持ち手、さらに手首や表情パーツも豊富に付属しEXならではの多彩なシーン再現が可能。もちろん鱗衣はオブジェ形態に組み換えもできる。セット内容は本体に加え、交換用手首左右各7種、交換用フェイス2種、鱗衣一式、マスク装着用前髪、マント、笛、たたんだ羽パーツ、オブジェ用フレーム一式。商品価格は10,260円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は、2015年11月を予定している。(C)車田正美/集英社・東映アニメーション
2015年07月04日俳優の生田斗真が6月16日(火)、都内で行われた主演作『予告犯』のヒット御礼イベントに共演する濱田岳とともに出席。“予告”にちなみ、個性豊かな占い師3人が、生田さん&濱田さんの金運・恋愛運・仕事運を占った。果たして、その結果は?この日登場したのは、西洋タロット占い師のさくらさん、愛の伝道師・JUNO(ゆの)さん、特大水晶を駆使するパフォーマンス占い師・登仙(とうせん)さんというパンチが効いた占い師軍団。まず、さくらさんが、濱田さんの金運を「近年の努力が実を結び、今年花が開いた。来年からは収穫が始まる」と占い、具体的には「ヨーロッパやアジア圏からお仕事が入ってきて、金運が急上昇」なのだとか。これには濱田さんも「金運いいって、マネージャー!」と喜んでいた。続いて、 JUNOさんが生田さんの手相から、「いまどき珍しいくらい、きれいな恋愛線、結婚線を持っている。女性に対しても誠実」と恋愛運を鑑定。ただし、「晩婚の傾向がある」そうで、「ここ5年は仕事に没頭したほうがいい。実はお見合い派かも」。それでも、理想の結婚ができそうな“予告”に、生田さん本人はご満悦だった。最後に、この日一番のインパクトを放つ登仙さんが二人の仕事運をチェック。いきなり、濱田さんに対し「右脳と左脳のバランスが崩れている」と言い放ち、頭部を揺さぶる荒療法!さらに生田さんの将来について、「これまではシリアスな役が多かったかもしれないが、今後はロマンチックな恋愛ものもいいと思う。キスシーンもあるよ。ブチュッと!」と語り、生田さんは大照れ。「海外からミュージカルのオファーも来るから、歌の勉強をしたほうがいい」とも占い、ファンから「おお!」と期待を寄せる声が上がった。映画はネット動画上に突如降臨した“シンブンシ”を率いるゲイツ(生田さん)と、濱田さん演じるその仲間たちが、警察や法律では罰せられない人間たちへの制裁を“予告”し、実行していく姿を描いたサスペンス。今秋からは台湾での公開も決まっており、「日本映画が海外で評価されるのはうれしい」(生田さん)、「海外で舞台挨拶やりたいですねえ」(濱田さん)と話していた。『予告犯』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:予告犯 2015年6月6日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「予告犯」製作委員会 (C) 筒井哲也/集英社
2015年06月16日映画『予告犯』が6月6日に公開を迎え、主演の生田斗真、戸田恵梨香、鈴木亮平、荒川良々、濱田岳、中村義洋監督が舞台あいさつに登壇。生田は先日の完成披露時の“予告”通り、この舞台あいさつの司会を務めた。『予告犯』舞台あいさつ/その他の写真筒井哲也の人気同名漫画の映画化。ネット上で事前に予告し、法で裁かれない悪に制裁を加える“シンブンシ”と呼ばれる謎の犯行グループと警察の戦い、その裏に隠された彼らの真の目的を描き出す。生田は蝶ネクタイ姿で“司会者”として登場。「本日の司会を務めますジャニーズ事務所所属の生田斗真と申します」と挨拶するが、緊張のためかその時点ですでに噛み噛み! 生田の紹介によって戸田らも壇上に姿を見せたが、戸田には「今日の舞台あいさつはいつも以上に楽しい!」と笑われ、鈴木からは「グダグダじゃん!『予告犯』すらちゃんと言えてなかったよ」と突っ込まれる始末…。それでも一通り、登壇陣の紹介を終えると「最後はこの方、孤高のカリスマ“シンブンシ”のリーダー・ゲイツ役の生田斗真さんです」と自分で自分を紹介し、舞台中央へ。そこで“チャンネル”を司会者から主演俳優に切り替え「初日をこうして迎えることができて感激しております」とキリリと語り、会場は笑いに包まれた。この日は、生田以外の登壇陣の完成披露時における予告が成就したか否かの検証が行われたが、163センチの身長を「2センチ伸ばす」と宣言した戸田は、測定してみると162.5センチとなぜか縮んでおり失敗!85キロから体重を5キロ減らすと予告した中村監督は500グラム及ばず、これまた惜しくも失敗。「結婚する」と宣言した荒川の失敗も言うまでもなく、「いっぱい宣伝する」という濱田は66媒体もの取材を受けたと胸を張ったが、153媒体の取材を受けた主演の生田の半分以下ということで、これまた失敗と判定された。「歌手デビューする」という鈴木は、中村監督の詞、鈴木自身の振り付けにより、この壇上でメインテーマに合わせて歌とダンスを披露し会場を爆笑に包み、形はどうあれ見事に歌手デビューを果たした。なお、この歌は映画公式サイトで期間限定でストリーミング配信される。生田は、報道陣向け写真撮影時も宣伝スタッフと共にあくまで司会者として場を仕切るなど、最後まで奮闘を見せ、ファンの声援を浴びていた。『予告犯』公開中
2015年06月06日バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「聖闘士聖衣神話EX」より、2015年10月予定の『聖闘士聖衣神話EX バルゴシャカ(神聖衣)』の予約受付が、全国の家電量販店、ホビーショップ、オンラインショップなどでスタートしている。価格は12,960円(税込)。「バルゴシャカ(神聖衣)」は、4月11日より隔週土曜日にバンダイチャンネルほかにて配信中のアニメ『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』に登場し、『聖闘士星矢』シリーズでも屈指の人気を誇る、乙女座バルゴのシャカの新たな姿。本作は、車田正美原作の大ヒットアニメ『聖闘士星矢』30周年を記念した完全新作アニメーションとして制作され、4月20日時点で再生回数が200万回を突破するなど大きな話題に。物語は北欧アスガルドを舞台に、「冥王ハーデス編」にてペガサス星矢たちを助け、消滅していったはずの12人の黄金聖闘士(ゴールドセイント)による新たな戦いが描かれる。今年3月の『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』プレミア試写会でお披露目された『聖闘士聖衣神話EX バルゴシャカ(神聖衣)』は、アイオリア、ムウに続く第3弾として立体化され、劇中でシャカが装着する「乙女座の神聖衣」を完全再現。最新技術によりアクションとフォルムを両立し、さまざまなアクションポーズをとることが可能となっている。翼や装飾など神聖衣(ゴッドクロス)の名に相応しい、豪華絢爛な仕上がりで、ダイキャストパーツに複数回のメッキ装飾が施されるなど、劇中同様の神々しい輝きを再現している。また、必殺技のポージングが可能な広い可動域に加え、「EX」シリーズならではの豊富な表情パーツ、手首パーツも付属し、劇中同様「聖衣装着形態」から「オブジェ形態」にも換装可能。マスク装着・非装着の両方の状態再現できる。セット内容は本体に加え、聖衣一式、交換用フェイスパーツ4種、マスク装着用前髪・後髪、交換用手首 左右各6種、交換用組手首2種、オブジェ・フレーム、無可動肩パーツ、聖衣分解装着図。初回特典には、「黄道十二星座シンボルプレート5種(メッキ仕様)」が同梱される。『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』の第5話「究極!神聖衣の力」は、6月6日0:00よりバンダイチャンネルほかにてにて配信開始。なお、5月30日~31日に東京・ベルサール秋葉原で開催された「魂の夏コレ 2015」では、第4弾『キャンサーデスマスク(神聖衣)』が、参考出品として展示されていた。(C)車田正美/「聖闘士星矢 黄金魂」製作委員会
2015年06月05日頭に新聞紙製の頭巾をすっぽりかぶった男の姿を見せられ、「生田斗真、主演最新作!」と謳われても若干戸惑う。だが、本人が「僕の目なんですよ」と苦笑しながら明かすように、かろうじて見える両目は紛れもなく彼のもの。どこかギラついていて、不穏と魅力が共存しているかのような目の奥には、生田さん曰く「社会に対して納得のいっていないことが多い奴の思い」があり、その思いが映画『予告犯』を突き動かしていく。生田さんが演じるのは、インターネット上に現れた謎の男。法で裁かれない犯罪に目を光らせる彼、その奇異な姿から“シンブンシ”と呼ばれ始める男は動画配信サイトに“犯行予告”を投稿しつつ、犯罪者と見なすべき者たちに次々と制裁を加えていく。「彼は言ってしまえばダークヒーローで、ネット社会のカリスマと化していく男。中村(義洋)監督からも、その説得力を求められました。目だけが見える状況の中、彼の鋭さや哀しさを表現しなくてはいけない。お家で試してみていただいたら分かると思うんですけど(笑)、新聞紙をかぶって首を回すと、頭と新聞紙がずれちゃうんです。そうならず頭の動きと連動するよう、バンドやマジックテープで固定したりして改良を重ねました」。ちなみに、ネット社会のカリスマを演じた生田さん自身は、「ソーシャルネットワークはやっていないですし、ネットとすごく身近に生きているかと言えばそうでもないんですけど…」とのこと。「でも、家にパソコンはあるので(笑)。ニュースをチェックしたり、映画の情報サイトも見ますよ。映画館を検索したり、監督のインタビューを読んだり、メイキング映像を見たり。海外作品の情報を手に入れるのに便利。シネマカフェも、今後チェックしますね(笑)」だそうだ。さらに、生田さんと言えば『脳男』や「ウロボロス~この愛こそ、正義」でも悪の成敗に乗り出し、善と悪の境界線を渡り歩いていた。「そういうお話をいただく機会がたまたま続いただけ」と明かすが、「でも、善と悪っていつの時代も簡単に答えの出せるものじゃないし、そこに興味を引かれる気持ちは確かにあります」とも続ける。「ニュースなどを見て考えさせられることは僕にもある。シンブンシが制裁を加えるような相手に対して、多少なりとも思うところはあります。なので、共感とは違うけれど、自分の中に少しでもある感情を引き出した部分はあるかもしれない」。「ただし」と呟いた後、生田さんの口から『予告犯』の核心に迫る嘆きが漏れた。「シンブンシの場合、彼には彼の目的があるので。一概に正義のために行っているとは言えないんですよね。そのあたりについても語りたいんですけど…この映画は多くを話すとネタばれになってしまうので困ります(笑)」。物語が進むにつれ、“シンブンシ”は4人から成るグループであることが判明。さらには、彼らの運命を大きく変えた過去が明かされていく。今やネット上のカッコいいカリスマと化した男には、カッコよくならざるを得なかった理由がある。「1つ言えるのは…」と慎重に言葉を選ぶ生田さんの表情は、困りきっているように見える反面、少しだけ楽しそうだ。「自分のためには頑張れなかった奴が、自分以外の誰かのためになら頑張れて、しかも世界を変えるほどの力を持つことができた。そのきっかけに触れるとまたネタばれになるんですけど(笑)、そういうことって意外とあると思うんですよね。自分のために頑張るのは難しいけれど、誰かに喜んでほしい、誰かのためになりたいと思った時、人は力を爆発的に発揮できる。僕自身、彼の変化をすごく身近に感じながら演じていました」。そもそも俳優は、人を喜ばせる仕事。役の中に見出した“献身”を「すごく身近に感じた」のは、役者として生きる生田さんの心情とも切り離せない。「ここ最近、特に思うんですよね。人を喜ばせたいって。この仕事を始めて間もない頃はこんな役を演じたいとか、あんな作品に出てみたいとか、自分の満足度を高めるためというのが大きかった。でも、今はもうちょっと外に向けている感覚があるかもしれないです。以前よりも、観客のことを考えるようになった。ハードな作品ばかりやってもお客さんは飽きちゃうだろうから軽めのラブストーリーも届けたいなとか、この作品を作ったらお客さんはどう思うかな?とかって。誰かのために、なんて言うとカッコつけた言い方になっちゃいますし、じゃあお客さんのために芝居をするのかと言ったらそれはまた別の話なんですけど。ただ、僕も30歳という年齢になって、人生観や考え方、作品に向かう姿勢が大きく変わってきました。震災を経たというのもありますし。結局、観てくれる人がいないと、自分という人間は成立しない」。「この作品もね、ハードな内容なのかなと思って観に来てくれた人たちが、最終的に『あれ?なぜか涙が…』となって映画館を後にしてくれるんじゃないかなって」とにんまり妄想する姿には、観客への思いを強めた今の生田さんらしさが。「まさか!が待ち受けていますから。ハードな印象とストーリーの着地点にあるもののギャップを、お客さんにもぜひ味わってほしいんですよね。男同士の横の繋がりみたいなものを描いた、すごく温かい映画なんじゃないかなって」。だからこそ、女性にも観てほしいという。シネマカフェ読者の大半が女性であることを伝えると、「ぜひ女子の純粋な意見を聞きたい!」と笑顔が返ってきた。「目的に向かって進むシンブンシ4人の姿を見て、男同士の繋がりっていいなとか、自分も彼らの輪に入りたいなとか、そういった憧れみたいなものは感じてもらえるんじゃないかなあって。と言っても、彼らの輪に入ったら大変な目に遭うことになっちゃうんですけど(笑)。男たちが組んだスクラムの強さ、結んだ絆の深さを女性が見てどう感じるのか、すごく興味があるんです。何せ『予告犯』の宣伝チームは監督や僕、共演者も含めて男だらけで、オッサン同士で『この映画、やばいっすよ』と言い合う状況に疑問を感じ始めていたところ。なので、女性の皆さん、この映画をぜひよろしくお願いします(笑)」。(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:予告犯 2015年6月6日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「予告犯」製作委員会 (C) 筒井哲也/集英社
2015年06月03日