窪田正孝、山崎賢人、優希美青ら最旬俳優を迎えて贈るドラマ版「デスノート」。7月より放送される本作だが、今回、放送直後に世界120か国以上で放送・発信されることが決定した。原作・大場つぐみ&漫画・小畑健による人気漫画「デスノート」。2003年から2006年まで「週刊少年ジャンプ」に連載され、アニメ・映画・舞台・小説など様々なメディアで展開されてきた。今回アニメとも映画とも違うオリジナルストーリーが加わるという新たな試みと、実写化作品では初となる“L”の後継者・“N”や、初映像化となる新キャラクターが登場。夜神月(やがみライト)には窪田正孝、“L”(エル)に山崎賢人、ニアに優希美青、月の父親である夜神総一郎役に松重豊、月に全てをささげるアイドル“ミサミサ”こと弥海砂(あまねミサ)役に佐野ひなこが好演。そのほか藤原令子、関めぐみ、前田公輝、弓削智久、半海一晃、佐藤二朗の出演が決まっている。海外でも「デスノート」の人気はいまだに高く、アニメは継続的に欧米で配信され、グッズなども幅広く販売されている。今回、韓国で放送され、アメリカ、カナダ、ブラジル、イギリス、フランスなど計127の国と地域に配信されることが決定した本作。ドラマ化を発表するや否や、全世界からオファーが殺到。アニメファンであれば誰もが知っている「デスノート」の知名度や人気、圧倒的なブランド力からアニメ配信系企業始め、複数社から強い要望があったという。日本の放送から数日遅れて、欧米、中東、アフリカではアニメを中心にネット配信を行っているクランチロールによって配信。アジアでは韓国のケーブルテレビ局で日本の放送から約1週間遅れで放送される予定だ。今回の放送・配信決定を受け、窪田さんは「日本で生まれ、いまも愛されている『デスノート』が新しいかたちとなってまた海外に発信されることにとてもワクワクしています」 。L役の山崎さんは「世界中の方々に見てもらえる作品に出ることができてすごく嬉しいです!海外の方々に楽しんでいただけ得るような新しい『デスノート』を届けられるように頑張ります」と喜びを語った。日曜ドラマ「デスノート」は7月5日(日)22時より日本テレビにて放送(2話以降、22時30分~23時25分)。(text:cinemacafe.net)
2015年06月22日夜神月(やがみライト)に窪田正孝、“L”(エル)に山崎賢人、ニアに優希美青と、若手俳優陣が集結する7月スタートの日本テレビ系連続ドラマ「デスノート」。このほど、月の父親である夜神総一郎役に松重豊が、月に全てをささげるアイドル“ミサミサ”こと弥 海砂(あまねミサ)役に佐野ひなこが決定。脇を固める佐藤二朗ら、個性派キャストの出演が明らかとなった。どこにでもいるような大学生・夜神月。誰かに必要とされるわけでもなく、何かを必要とするわけでもなく、ただ安定した暮らしを求め生きていた。そんな彼が、ある日偶然手にした一冊のノート。それが、“デスノート”だった。強大な武器を手にした彼は、「平和な日常」を脅かす犯罪者たちを、デスノートによって次々と裁いていき、次第に世間から“キラ”として崇拝されるようになる。しかし、そんな彼の前に現れたのは、世界的に注目を集める名探偵・“L”だ。彼はキラを悪として、必ず捕まえると宣言。どちらが正義で、どちらが悪なのか、どちらが死にどちらが生き残るのか。そして、そんな2人の戦いを見つめる人物、ニア。おとなしそうな外見とは裏腹に、不敵な笑みを浮かべるその正体とは?月、L、ニア…“デスノート”を巡る壮絶な戦いがいま幕を開ける――。原作は、2003年から2006年まで「週刊少年ジャンプ」に連載された、大場つぐみ原作・小畑健漫画による世界的人気コミック。連載終了後もアニメ・映画・舞台・小説など様々なメディアで展開されてきたが、今回の連続ドラマでは、アニメとも映画とも異なるオリジナルストーリーが展開、実写化作品では初となる“L”の後継者・“ニア”や、初映像化となる新キャラクターが登場する。“デスノート”を手にする“ごく普通”の主人公・月を演じるのは、「花子とアン」や映画『予告犯』など話題作が続く若手演技派、窪田さん。さらに、月に対するライバル“L役を「まれ」や映画『ヒロイン失格』の山崎さん、初実写化のキャラクター・ニアを「マッサン」での好演も記憶に新しい優希さんと、いずれも朝ドラで活躍してきた顔ぶれが新たな「デスノート」の世界観に挑む。彼らに、アイドル・弥 海砂役の佐野ひなこ、夜神粧裕役の藤原令子、日村章子役の関めぐみ、刑事・松田桃太役の前田公輝、同じく相沢周市役の弓削智久、Lの協力者ワタリ役の半海一晃、模木完造役の佐藤二朗、半月の父親にして捜査本部を指揮する夜神総一郎役の松重豊といったキャストが、どう絡み合い、新たなページを紡いでいくのか、注目だ。日曜ドラマ「デスノート」は7月5日(日)22時より日本テレビにて放送(2話以降、22時30分~23時25分)。(text:cinemacafe.net)
2015年06月01日映画『エイプリールフールズ』完成披露が3月3日(火)に開催され、戸田恵梨香に松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、大和田伸也、、寺島進、浜辺美波、山口紗弥加、高嶋政伸、矢野聖人、木南晴夏、富司純子と石川淳一監督が舞台挨拶に登壇した。現在、放送中の月9ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」などを手がける人気脚本家・古沢良太のオリジナル脚本を、古沢さんと組んでドラマ「リーガル・ハイ」を生み出した石川監督が映画化。7つの“嘘”を巡り、27名もの登場人物たちが入り乱れる。この日は主要俳優陣のうち13名が登壇したが、その豪華さに会場は沸き立つ。物語の中心を担う“妊婦”を演じた戸田さんは「あっと驚く展開が待ってます!」とこれから映画を観る観客の期待を煽る。松坂さんは自ら「ゲスの極み」と言うほどのサイテー男を演じているが「監督がいい環境を作ってくださって、スムーズにやれました」とゲスの極みっぷりに自信をのぞかせる…?この日は、会場の隣の東京ドームで人気ハードロックバンド「KISS」の来日公演が行われており、「ももいろクローバーZ」とのコラボレーションも話題となっていたが、寺島さんは開口一番「今日は『KISS』のコンサートに来てくれてありがとう。ヨロシク!」と挨拶し、会場は爆笑に包まれる。その元妻を演じた山口さんは、寺島さんとの共演について「撮影は1日だけだったんですが、本当に夫婦と思えるくらいで幸せな現場でした」と満面の笑み。娘役の美波ちゃんも寺島さんについて「(最初は)緊張しましたが、話しかけてくださり、大好きになりました!ダンディだけど気を遣ってくださってステキでした」と語り、これには寺島さんは大テレで何度もハンカチで汗をぬぐい、会場は笑いに包まれた。そして、この錚々たる面々の中で、この日一番の女性ファンの歓声を集めていたのが窪田さん。矢野さんとのコンビで物語は展開し、2人は思わぬ“世界”へと足を踏み入れることになるが…。矢野さんは「窪田くんとは“いろんな”コトをしました」とニヤリと笑い「僕は表情を、窪田くんはカラダを見てください!」と語ると客席からは悲鳴のような歓声が上がる。窪田さんは撮影をふり返り「文字通り、体当たりで矢野くんにぶつかってハジケました!ここの2人は一線を越えてます(笑)」と意味ありげに語り、会場は再び笑いと歓声に包まれた。『エイプリールフールズ』は4月1日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月04日「ぴあ」調査による2015年1月9日、10日のぴあ映画初日満足度ランキングは、藤原竜也と岡田将生が主演を務める『映画 ST赤と白の捜査ファイル』がトップに輝いた。2位に人気テレビアニメ初の映画化となる『劇場版 PSYCHO-PASSサイコパス』が、3位にリーアム・ニーソン主演のシリーズ最終章『96時間/レクイエム』が入った。その他の画像1位の『映画 ST…』は、多様化する現代犯罪を解決すべく警視庁が設置した科学特捜班、通称“ST”メンバーの活躍を描く。出口調査では「事件の謎解きと、ちょいちょい笑いもあって楽しかった。アクションシーンは映画ならではの迫力があってカッコよかった」「藤原竜也と岡田将生のやり取りが好き。ドラマ、映画を通してメンバーそれぞれが成長していく姿に感動した」「藤原竜也が可愛かった。ドラマとは違う部分もあるので観に来てよかった!」「劇場版はさらにストーリー展開がおもしろくなっていて見応えがあった。窪田正孝演じる黒崎がカッコよかった」などのコメントが寄せられ10代、20代を中心に支持を集めた。2位の『劇場版 PSYCHO-PASSサイコパス』は、近未来を舞台に公安局刑事課メンバーたちの活躍と葛藤を描くSFアクション。観客からは「主人公の常守朱がとにかくカッコよくて期待以上!映画版はアクションシーンなど映像がレベルアップしている」「今までにない世界観がこの作品の魅力。常守朱のメンタルの強さにも注目してほしい」「機械によって動く社会を舞台にしていて、現代社会へ警鐘を鳴らしているようで興味深い」「ボリュームがあって期待を裏切らない内容。ラストにかけての一連の演出と映像には目を見張るものがあった」などの感想が寄せられた。(本ランキングは、1月9日(金)、10日(土)に公開された新作映画10本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2015年01月13日“ブレイク”という言葉で片付けては、この男の凄さを見誤る。NHKの朝ドラ「花子とアン」での主人公の幼なじみ・朝市役の好演が、全国区の知名度を得るきっかけになったのは事実だが、実は朝ドラ出演は「ゲゲゲの女房」(’10)に続き2作目。朝ドラと並ぶNHKの看板作品である大河ドラマでも「平清盛」(’12)にレギュラー出演したほか、民放ドラマでも「リーガル・ハイ」(’12)、「最高の離婚」(’13)、「Nのために」(’14)などレギュラー、ゲスト出演を問わず、ここ数年で話題を呼んだ作品の多くに「窪田正孝」の名前がクレジットされている。作り手がいま最も一緒に仕事をしたい実力派にようやくあるべき人気と知名度が追い付いてきたというところだろうか。「“再会”の年にさせてもらいました」――。窪田さんは、過ぎし2014年をそんな言葉でふり返った。「ゲゲゲの女房」、「平清盛」で出会ったNHKのスタッフとの「花子とアン」での再会、連続ドラマ「リミット」(’13)の制作陣が再集結した「Nのために」。そしてもうひとつ、大きな再会となったのが、2013年にスペシャルドラマとして放送され、2014年には連続ドラマにステップアップし、その衝撃のラストが話題を呼んだ人気作品の映画『ST赤と白の捜査ファイル』である。対人能力に問題はあるが天才的頭脳で事件を解決に導く分析官・赤城左門(藤原竜也)を筆頭に、常人離れした能力を持ちつつも、性格の方も超個性的な「ST(科学特捜班)」の面々と、彼らを管理する“キャップ”こと百合根友久(岡田将生)がトラブルを起こしながらも犯罪に立ち向かっていく姿を描く本作。窪田さんは「ST」のメンバーのひとりで、先端恐怖症から他人の言葉にさえもトゲを感じて喋らなくなってしまったが、抜群の嗅覚と武術の腕前を誇る青年・黒崎勇治を演じている。黒崎という役、いや、窪田正孝という俳優の魅力を語る上で避けて通れないのが鍛え抜かれた肉体が繰り出す激しいアクションだ。「花アン」の朝市からは想像がつかないかもしれないが、衣裳を脱ぐとその下は文字通り筋骨隆々!過去にも主演映画『ガチバン』シリーズなどで凄まじいまでの乱闘を繰り広げているが、映画『ST』では激しくも華麗なアクションを披露している。「アクションに関しては撮影の数日前から食事のコントロールをしたりと準備をしましたが、これまでも(アクションは)結構、長くやらせていただいているので、そこに助けられた部分は多かったですね。ただ、これまではハチャメチャに殴ったり蹴ったりということが多かったのですが、黒崎の戦いは武術で腕をねじり上げたり、関節をキメたりするのが多いんです。武術の技術を持っている人の戦い方ってやはり違っていて、自分で攻めるよりも、相手が来るのをかわして、受け流しつつ攻める。強い人ほど自分からは攻めないものなんですね。そこが難しくて最初は焦ったりしました。黒崎は戦いの中でも常にクールだし、息を切らすようなこともないんですが、それが結構難しい(苦笑)。人間は瞬時に右に向いたりすると、口がパカッと開いたりするものなんですが、彼にはそれがなくキリッとしてなくちゃいけない。機械のように冷静に動くことを強く意識していました」。アクションに加え、ファンの心を掴んだのが“喋らない”黒崎のキャラクター。唯一、言葉を交わすことが出来る山吹(三宅弘城)にボソボソと耳打ちする姿がおなじみだが、窪田さんは「黒崎は、本当はSTのメンバーと喋っているんだと思っています」とその心情を推し量る。「事件が主体で描かれるので、そうした部分が詳しく描かれることはないんですが、見えないところで何をして、どんなことを考えているか?この作品ではそういうことまでスタッフさんは細かく考えてくれているんです。STのブースに各人のデスクがあるんですが、黒崎のところにはダンベルとか握力用のトレーニング器具とかが置いてあるんです。それを最初に見た時に『あぁ、自分と同じことを考えてくれていたんだ』とすごく嬉しかったです。連ドラでもみんなが喋っているときに黒崎だけ筋トレしていたりするんですけど(笑)、そういうところが彼らしいというか、体を鍛えることで精神も研ぎ澄まされていってるんだろうと。そういうスタンスが彼にはあるなと思っていました。性格的な部分で言うなら、他人の言葉のトゲで喋れなくなりましたが、実は彼の口からあふれる言葉というのは、すごく優しいんじゃないかと思っています。キャップをのぞくSTのメンバーで、実は一番社会性があるんじゃないかと(笑)」。喋らないからこそ、表情やちょっとした視線、仕種で感情や思いを伝えなくてはならないが、難しいのはその度合いである。劇中、キャップが異動でSTを去らねばならないタイムリミットが近づく中で、あろうことか赤城が“容疑者”として追われる事件の解決を迫られるSTの面々。キャップへの思い、STに対する愛着――窪田さんはそうした黒崎の胸の内を分かりやすく表情や仕種に乗せるという表現をあえてしようとはしなかった。「そこは逆に見せないようにしました。もちろん、黒崎としてキャップにいなくなってほしくないという思いもあるけれど、それはやはり伝えちゃいけないところ。無理にそれを画面に出そうとすれば、観ている人にとって“ウソ”になってしまう。そこは完全に秘めて、これまで通りの黒崎というキャラクターとして演じました」。好感度大のイケメンからゲスなダメ男、凶悪犯罪者に等身大の青年、少女漫画や人気小説が原作のキャラクター性の強い個性的な登場人物まで自在に変身を遂げ、観る者を魅了し、惑わせる。文字通り、朝ドラから深夜ドラマまで!作品ごとに振れ幅の大きな役をこなし、この世代では稀有な“カメレオン俳優”と言えるが、当人からはこんな言葉が口をつく…。「作品ごとに作風も役柄も違うのは当然ですし、決して『自分の振れ幅が大きい』のではなく、僕は監督の下で作品・役柄の色に染めてもらっているだけ。僕自身が特別な何かをしているという感覚はないんです」。それは、単に謙虚さから出ただけの言葉ではなく、彼が理想とする俳優としてのスタンスから自然に出てきた実感なのだろう。「なりきる」のではなく、何より大切にしているのは「芝居をしないでそのままでいること」だと語る。「実はすごく“緊張しい”なんです。こうした取材や舞台挨拶もそうなんですけど(苦笑)、人前に立つと体が締まるんです。だからこそ、“そのまま”でいたいという気持ちがすごくあって、それは芝居に対する姿勢にも繋がっています。メイクをしてもらっている時や、朝起きた時のような感覚――いい意味で芝居をせずにカメラの前に立ち、一度動いてみて、そこから監督の狙いや求めるものに沿って、修正していく。そうやって作品の一部に染まっていくのが理想ですね」。次々と異なる役柄に変身するからではなく、自らを完璧に作品に溶け込ませるのが“カメレオン俳優”。それを改めて感じさせる。だからだろう。彼の“素”を垣間見るのはなかなか難しい。できることなら素の窪田正孝について教えてほしいところだが…。窪田さんは機先を制すように静かに笑みを浮かべつつ続ける。「以前は役がなかなか抜けずに、素に侵食するようなこともあったんですが、最近は割と早く抜けるようになってきましたね。素の自分が見えないというのは正直、すごく嬉しいです。役者は演じてナンボだと思うので、普段どんなことしているのか?というのが分かってしまうのはつまらないし、どこかで『作ってる』のが見えてしまう気がして。それよりも『何だこいつ!?』という新鮮な感覚で見てもらえる方が嬉しいです。ネットで何でも調べられる時代だからこそ、逆に何の先入観もなく観てもらって楽しんでもらえたらいいなと思います」。黒崎という役柄をどう表現するかも、役者である自身の見せ方も大きくは変わらない。軸にあるのは「どう見せたら観る人間に最も楽しんでもらえるか?」という視点。17歳でデビューを果たし、9年にわたって着実にキャリアを積み上げていく中で培ってきた信念と言えるかもしれない。転機となったのは2008年にドラマ「ケータイ捜査官7」に主演し三池崇史監督との出会ったこと。この時、三池監督からは「10年後にまた会おう」と声を掛けられたそうだが、10年を経ずして映画『十三人の刺客』(’10)で再び一緒に仕事をすることになる。「19歳で三池監督とお会いして、初めて芝居を面白いと感じ、演じることが好きになったんです。もちろんそれまでも全力で仕事はしていましたが、正直『なんで自分は人前でこんなことをしてるんだ…?』と思う瞬間もありました(笑)。あの時、芝居を好きになれたことが、いま俳優という仕事を続けていられる一番の理由です。そして、続けていく中で自分のことを応援してくださる方がいるということを知って、改めて自分のためだけでなく、観てくださる方に少しでも作品を楽しんでいただけるようにという意識や責任感が生まれるようになってきたと思います」。黒崎を演じる上で、ST内での彼の役割やポジションを鑑みつつ「少し引いた視点で全体を見るように意識していた」と語るが、それは実は本作での役作りに限らず、窪田さん自身の生き方、他人との接し方、仕事への向き合い方にも重なっているように思える。その思いを強くしたのは最後の質問――「ライバル、尊敬、憧れ、刺激…どのような視点でもいいので、いま特に意識している俳優は?」という問いへの答えと理由を語った時だ。窪田さんが名を挙げたのは「Nのために」で共演した女優・榮倉奈々だった。「直近の作品で一番近くで見ていたからというのもありますが、榮倉さんのお芝居ってすごく繊細なんです。何て言えばいいのか…主演として周りの役者の芝居を受け止めて、リアクションしていかなくてはいけない中で、感情の見せ方が本当に繊細で丁寧で自然でした。まさに『演じていないことを演じている』『素の自分を演じている』という感じで、もしかしたらそれは、僕が理想としてそうあるべきと感じているものと同じなのかもなと。僕自身がそう勝手に感じていただけで、言葉にしてしまうと壊れてしまうような気がして、ご本人とはそうした話は全くしてはないんですが…。自然な気持ちのまま感情を乗せて、頭ではなく心で演じる――年齢も一つしか違わないんですが『あぁ、自分は全然ダメだ…』と感じるような瞬間もいっぱいあって、一緒にいてこちらの意識がすごく高められました」。決して多弁ではない…いや、むしろ言葉に出来ない繊細さ、言葉で表現してしまえば儚く崩れ落ちてしまうかもしれないかけがえのない空間や形のない“何か”を見つめ、大切にする男。この先、どのような役柄、共演者、作り手と出会い、どのような成長を遂げていくのか?窪田正孝はまだまだブレイクなどしていない――。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:映画 ST赤と白の捜査ファイル 2015年1月10日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「ST赤と白の捜査ファイル」製作委員会
2015年01月09日第一生命保険は18日、「老後に向けた経済的不安と就労意識」に関する調査結果を発表した。それによると、正社員・正職員として働く40・50代の6割強が老後、「公的年金だけでは生活できない」と答えた。調査期間は2013年11月、調査方法はインターネット、調査対象は、40・50代の正社員・正職員1,353人。老後、公的年金(厚生年金、国民年金等)しか生活資金がなかったとして生活できると思うかと尋ねたところ、61.6%が「生活できない」と回答。性別、年齢別に見ると、男性より女性、50代より40代の方が「生活できない」と答えた割合は高かった。老後の生活のための準備は、「預貯金」が57.9%、「私的年金(民間の個人年金など)への加入」が36.7%、「生命保険への加入」が27.8%。一方、老後の生活のための準備をしていない人にその理由を聞くと、「現在の生活だけで精一杯で、老後資金の準備のための余裕資金がないから」が64.2%で最も多かった。経済的な分野で不安に思っていることについては、「老後、生計維持のために必要な就労ができなくなること」(79.9%)、 「老後、生活費用が支払えなくなること」(79.8%)、「自分や配偶者の病気の治療費の負担が重くなること」(79.3%)の3つが8割近くに上った。働き続けたい年齢は、「60歳未満」が9.1%、「60~64歳」が30.2%、「65歳以上(計)」が60.6%。60歳以降も働く理由の1位は「生計を維持するため」で75.3%。また、60歳以降の希望する働き方としては、「今の勤務先でフルタイムで働く」が42.4%、勤務先は問わず「短時間勤務で働く」も約4割を占めた。
2014年12月19日10代を中心に人気を集める青木琴美の同名漫画を映画化した映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』に出演する三浦翔平、窪田正孝、水田航生、浅香航大が11月3日(祝・日)、ダイバーシティ東京のクリスマスイルミネ-ションの点灯式に来場した。4人は劇中で扮したバンド「CRUDE PLAY」としてデビューが決定しており、この日はデビュー曲「サヨナラの準備は、もうできていた」のライヴパフォーマンスを初めて観客の前で披露した。三浦さんらは黒系のスーツを着こなし、完全に「CRUDE PLAY」として登場し、ファンの歓声を浴びる。ファンの熱気と多さに「圧倒されています」(窪田さん)、「こんなに集まるとは…」(水田さん)と応援に感謝しつつも、観客の目の前での初演奏を控えメンバーは緊張気味のよう。浅香さんは「緊張しいなんです…(苦笑)」とトークもままならない様子だったが、緊張を紛らわせようと(?)、会場後ろにそびえるガンダム像を意識し「見せてもらおうか連邦軍のモビルスーツ性能とやらを!」とシャアのモノマネで笑いを誘っていた。劇中のみならずまさかの現実でのCDデビューについて三浦さんは、「そもそも『CDデビューできたらいいね』とふざけて言ってたんですが…。(発言は)スタッフからカンペが出て言ったのにYahoo!ニュースで『紅白出場に意欲!』とか出ちゃいまして…」とあくまでスタッフの指示だったことを強調しつつ、「でもこうなって嬉しいです」と笑顔を見せた。4人は握手を交わしていよいよスタンバイ。先ほどまでの緊張が嘘のように、三浦さんは歌声を響かせ、窪田さんはクールにベースを演奏。浅香さんも力強いドラムでリズムを刻み、水田さんはギターソロをキメた。パフォーマンスを終えて4人ともホッとした表情。三浦さんは「気持ちいいですよ。映像とは違う緊張感があった」と語り、窪田さんは「生で緊張して指が震えましたが、みなさんの熱気に助けられました」と笑顔。水田さんも気持ちよくやらせてもらいました」、浅香さんは「体力使うんですよね。疲れました…でも楽しかった」とグッタリとしつつも充実した表情を見せていた。最後に浅香さんが「見せてもらおうか…」とまさかの2度目のシャアのモノマネを披露すると、それに合わせて4人で「ガンダムなんかに負けないぞ!」と高らかに宣言。客席からは温かい拍手と歓声が飛んだ。映画は普通の女子高生から突如、スターへの階段を上り始める理子と天才サウンドクリエイター・秋の恋を描く。『カノジョは嘘を愛しすぎてる』は12月14日(土)より全国東宝系にて公開。「CRUDE PLAY」の「サヨナラの準備は、もうできていた」は11月27日(水)リリース。(黒豆直樹(cinema名義))■関連作品:カノジョは嘘を愛しすぎてる 2013年12月全国東宝系にて公開(C) 「カノジョは嘘を愛しすぎてる」製作委員会
2013年11月04日5月5日(土・祝)に東京・Shibuya O-Nestで2マンライブを行う岡野宏典と大知正紘が、Ustreamで生ライブを配信する。大知正紘ライブ情報大知正紘は小林武史プロデュース初の男性ソロアーティストとして、2010年『さくら』でデビュー。昨年は大型フェスに数多く出演し話題の新人アーティストとして注目を集めた。そんな彼が同じストリートライブ出身の岡野宏典と企画したのが、2マンライブ「大知正紘の全力企画「岡野と大知」」。今回、その直前スペシャルと銘打ってUstream 生配信プレライブを行う。配信は4月23日(月)21時より。Ustreamだけの演奏楽曲もあり、プレミアムな内容になるという。■大知正紘の全力企画「岡野と大知」【日程】2012年5月5日(土・祝)【時間】開場17:30/開演18:00【会場】Shibuya O-Nest【出演】岡野宏典/大知正紘
2012年04月20日シンガーソング・ライター大知正紘が5月5日(土・祝)に東京・Shibuya O-Nestで岡野宏典と2マンライブ『大知正紘の全力企画「岡野と大知」』を開催する。大知正紘公演情報大知は2010年春『さくら』(Produced by 小林武史)でデビュー。2011年夏にはapbankfesやSETSTOCK、SWEET LOVE SHOWER、ベリテンライブなど多数の大型フェスやイベントに出演、話題の新人アーティストとして注目を集めた。 そんな彼が企画する岡野宏典との2マンライブ。ともにストリートライブ出身のふたりがどんな熱いステージを繰り広げるか、ご注目を。チケットの一般発売は4月1日(日)午前10時より。一般発売に先がけて現在オフィシャルサイト先行販売も実施中。3月29日(木)午後11時59分まで受付。■大知正紘の全力企画「岡野と大知」【日程】2012年5月5日(土・祝)【時間】開場17:30/開演18:00【会場】Shibuya O-Nest【出演】岡野宏典/大知正紘
2012年03月27日