●体は絶好調「『逃走中』に出て証明したい(笑)」血液のがん・悪性リンパ腫から復帰を果たしたフリーアナウンサーの笠井信輔。6日、警視庁神田警察署の一日署長に就任し、交通安全を呼びかけるパレードを行うと、商店街の人たちから次々に「元気になってよかったね!」と声をかけられ、「幸せな気持ちにしていただきました」と語る。がん細胞がなくなる「完全寛解」から10カ月が経過し、体調は極めて良好だというが、今も心配をかけられることに、本人は歯がゆい気持ちもある様子。そんな現在の心境や、憧れだったという警察官への思い、そして同じ悪性リンパ腫からの「寛解」を発表した私立恵比寿中学・安本彩花との交流秘話などを、健康を裏付けるマシンガントークで語ってくれた――。○■がんになって「悪いことばかりじゃない」「小学生のときに作文で『おまわりさんになりたい』と書いたのを明確に覚えているんです」という笠井アナ。その後アナウンサーになったものの、警官への憧れは消えておらず、宇津井健の主演ドラマ『長生き競争!』(08年)で交番の警官役を演じた際は「本当にうれしくて!」と振り返る。そして、今回は一日警察署長ということで、ドラマと違い本物の制服を着ることに感慨無量の様子。「私が局アナ時代に、軽部(真一)さんが一日署長やってるんですよ。それがうらやましくてねぇ(笑)。俺には来ないかなぁと思ってたんですけど、フリーになったタイミングでお話を頂いて。また聞くところによると、神田警察署が去年移転してリニューアルしたばかりで、私もがんを乗り越えて新しくスタートを切ったという兼ね合いもあったようでして。だから、がんになって『うれしい』ということはないんですけど、『悪いことばかりじゃないな』という思いに今回も達しています」と捉えた。一日警察署長の仕事として、神田すずらん通りをパレードして交通安全を呼びかけたが、その際に入院中、千羽鶴を贈って応援してくれた母娘が駆けつけてくれたそう。ほかにも、多くの人から「復帰してよかったですね」「おめでとうございます」と次々に声をかけられ、「私が交通安全を訴えるほうなのに、皆さんに幸せな気持ちにしていただいて。こうやって“お練り”ができたことで街の皆さんと触れ合うことができて、自分としては感動が増すうれしい体験でした」と充実の表情を見せた。○■基礎疾患によるコロナ重症化の心配なし昨年6月に「完全寛解」し、現在は2カ月に1回のペースで経過観察をしているそうだが、「がんが消えてる状況が続いていて、治療も薬の服用も一切してない状況なんです」といい、体調も「非常に良いです」とアピール。コロナ対策も、「普通の人と同じように暮らしていいし、現状では感染しても基礎疾患によって重症化することはないと言われています」とのことだ。それほど健康なだけに、「本当に大丈夫なんで、それは強く言いたいんです。心配してくださるのはとてもありがたいんですけど…。どうすれば“大丈夫”って証明できるのかなと思うくらい。だから、本当は『逃走中』とか出て、ガンガン走りたいんですよ(笑)。そしたら、『この人もう大丈夫だな』と思ってもらえるのかなっていう気持ちがあって、この前も『逃走中』をやってたので『出たいな』と思いながら見てました(笑)」と、体がうずいたことを明かす。●本当に失望されてるだろうなと思って…奇しくも前日の5日に、アイドルグループ・私立恵比寿中学の安本彩花が悪性リンパ腫からの寛解を発表し、4日には白血病から復活した競泳の池江璃花子選手が東京オリンピックの切符をつかんだばかり。特に安本とは、彼女の悪性リンパ腫公表後からLINEでやり取りをしていたこともあり、喜びもひとしおの様子だ。「僕の後に悪性リンパ腫を公表されたので、これはもう大変だろうと思ってたんです。私なんて50歳を超えてましたから、ある種の覚悟みたいなものはありましたけど、彼女はこれからの人ですから。そんなときに悪性リンパ腫になられて、本当に失望されてるだろうなと思って、事務所を通じて手紙を出したらお返事が来て、交流が始まったんです」これをきっかけにLINEで連絡をするようになったが、「彼女に伝えたのは、ショックを受けているということだったので、『自分もステージ4まで行って寛解してるから、希望を捨てないで』ということ。あとは、彼女がSNSで発信することをとても悩んでいたんです。(悪性リンパ腫を)発表した後、全く(SNSで)声を上げてなかったので、ファンの方もとても心配してるから、自分が頑張ってると思って、調子がいいと思ってるんだったら、それを1回は発信したほうがいいんじゃないか、というアドバイスを差し上げたんです」という。それを受けて安本は今年1月15日、「悪性リンパ腫仲間の笠井アナからも励ましのご連絡頂き久しぶりにインスタアップしてみることにしました!」と、約2カ月半ぶりに投稿。笠井アナは「それでファンの方々がすごい喜んでらして、良かったなと思いましたね。そのたくさんの声を受けて、安本さんも励みになったんじゃないかな」と目を細めた。一方で、橋田壽賀子さんが「急性リンパ腫」で亡くなったニュースもあり、「やっぱりがんっていうのは、困難な現実もあるんだと思いました」と実感。それでも、安本や池江選手の復活に、「希望を捨てずに頑張っているといいことがあるんだなと改めて思いました。自分もこうやって戻ってこれて、ご褒美のように一日警察署長をさせていただいているので」と、改めて喜びを噛み締めていた。
2021年04月07日フリーアナウンサーの笠井信輔が6日、警視庁神田警察署の一日警察署長に就任し、神田すずらん通り商店街で交通安全を訴えた。小学生の頃、“将来は警察官になりたい”と作文に書いていたという笠井アナは「本当に感慨無量でございます」と第一声。「私は、血液のがんである悪性リンパ腫から完全寛解となりまして、新たな生命を頂いたということになります」と報告しながら、一日署長を務める神田警察署が昨年12月に庁舎を移転したことにかけ、「私も同じように生まれ変わりましたので、同じ生まれ変わった者同士、交通安全を皆さんに訴えていきたいと思っております」と意気込んだ。その後、ともに一日警察署長を務める「2020ミス・ユニバ-ス・プレリミナリー東京」の飯田桃子さんらとともに、すずらん通りを練り歩いてパレード。2016年に当時小学1年生で交通事故により亡くなった高田謙真くんが育てていたことから、母親の香さんが交通安全のシンボルにと願う「朝顔」の種を商店街の人々に配りながら歩くと、笠井アナが「元気になってよかったね!」と声をかられける様子がたびたび見られた。さらに笠井アナは、大学時代のゼミの先生にも遭遇。先生は偶然通りかかったそうで、予想外すぎる形での約20年ぶりという再会に、笠井アナも「うれしかったです!」と興奮していた。
2021年04月06日小栗旬がハリウッドデビューを飾ることでも話題の映画『ゴジラvsコング』に笠井信輔アナウンサーが日本語吹き替え版のゲスト声優として出演することが明らかになった。3月24日を皮切りに中国、メキシコ、オーストラリア、インドなどでいち早く公開となった38の国と地域の全てで週末興行収入ランキング第1位を獲得し、合計興行収入1.2億ドル(約132億円)のヒットを記録。IMAXの興行収入は891スクリーンで1250万ドル(約13.8億円)となり、海外興行収入全体の約10%を占め、2019年12月以降のハリウッド映画のIMAX週末興行収入としては最高の成績となっている本作。日本での公開も近づいてくる中、今回新たに、笠井アナウンサーが特務機関モナーク指揮官のギラーミン(ランス・レディック)の日本語吹き替えを務めることが決定。笠井アナウンサーは、『ゴジラ2000 ミレニアム』(‘99)、『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』(’00)、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』(’01)、『ゴジラ×メカゴジラ』(’02)と、ゴジラシリーズ4作(ゴジラから逃げ惑う役で本人以外は分からない役や、会社に無断で出演して、アナウンサー生命を賭け逃げているだけの役も含む)に出演してきた熱狂的な「ゴジラ」ファン。実写吹き替え声優は今回が初めてとなる笠井アナウンサーは「演じるにあたって、本当に悩みました。事前に、コピー禁止の警告表記の入った粗い本編映像を頂いていて、全編を見てギラーミンの役作りをするべきと思ったのですが、長年のゴジラファンとしては、この粗い映像で全編見てよいのか?台本を読んで文字だけで内容を知って良いのか?と悩みました。結果、ギラーミンの登場シーンだけに絞りました!他は何も知りません!だから役作りはございません!(笑)アダム・ウィンガード監督には謝らなければなりませんね。でも、大きなスクリーンでゴジラを観たいんです!(笑)」と熱い思いを語っている。『ゴジラvsコング』は5月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ゴジラvsコング 2021年5月14日より全国にて公開© 2021WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. & LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC.
2021年04月01日5月14日(金)に公開となる映画『ゴジラvsコング』の日本語吹き替え版に、自他ともに認める熱狂的なゴジラファンであるフリーアナウンサー・笠井信輔がゲスト声優として出演することが分かった。ワーナー・ブラザース、レジェンダリー・ピクチャーズ、東宝が提携し、2014年公開の『GODZILLA ゴジラ』から展開してきた、ハリウッド版『ゴジラ』シリーズと『キングコング:髑髏島の巨神』がクロスオーバーする「モンスター・ヴァース」シリーズ。その第3弾となる『ゴジラキング・オブ・モンスターズ』は、2019年5月31日に全世界同時公開され、これぞゴジラ!という迫力の怪獣バトルで全世界を熱狂させた。そして、待望のシリーズ最新作となる『ゴジラvsコング』では映画史上で最も象徴的な怪獣たち、威厳あるゴジラと強大なコングが激突。かつて日本で制作された1962年公開『キングコング対ゴジラ』以来となる夢のマッチメイクが再び実現した。既に公開されている中国、メキシコ、オーストラリア、インドなど38の国と地域の全てで週末興行収入ランキング第1位を獲得。合計興行収入は1.2億ドル(約132億円)と大ヒットを記録し、2019年12月以降のハリウッド映画のIMAX週末興行収入としては最高の成績を収め、日本公開が待望されている。ゲスト参加が決定した笠井は過去『ゴジラ2000 ミレニアム』(1999年)、『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』(2000年)、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』(2001年)、『ゴジラ×メカゴジラ』(2002年)と、ゴジラシリーズに4作(ゴジラから逃げ惑う役で本人以外は分からない役や、会社に無断で出演しアナウンサー生命を賭け、ただ逃げているだけの役も含む)に出演した経歴を持つ。これが認められたのかは定かではないが、今回が自身初の実写の吹き替え声優チャレンジとなる。彼が演じるのは本作のアダム・ウィンガード監督が『キングコング』(1976年)の監督ジョン・ギラーミンから名前を取ったという特務機関モナークの指揮官・ギラーミン(ランス・レディック)。演技についてはかなり悩んだ様子で、役作りをするため事前に台本を全て読み、資料用の画質が粗い映像も全て観るべきとは分かっているものの「ゴジラファンとしては大きなスクリーンでゴジラを観たい」という気持ちを優先し、監督への謝罪の気持ちを抱きながらも必要最小限の情報で収録に臨んだという。台本にない設定を教えてもらいつつテイクを重ね、役を作り上げた笠井のハリウッドデビュー(?)と熱演をぜひ劇場で見届けてほしい。<笠井信輔(ギラーミン役)コメント>これまでに、ゴジラ映画に4本出演していて、渡辺謙さんに「先輩!」と言って頂いたこともあるのですが(笑)、まさか自分にハリウッド版のゴジラから声がかかるとは、最高です!こうして、ハリウッド版にも出演して日米両方の作品に参加したとなると、一流になった気分です(笑)。こういう事を言うと、先輩の軽部真一アナウンサーから、「お前は勘違いをしている。吹き替えとしての出演だろう!」と怒られるんでしょうね(笑)。いつも「端っこの役で出ていただけなのに、謙さんにゴジラ作品に4本も出演したと言うな!』と言われていますから(笑)。でも、それでも今作の出演は素晴らしいことで家族もとても喜んでくれました。こんなに幸せなことはありません。実写の吹き替えは初めてで、特務機関モナークの指揮官ギラーミン役を演じるにあたって、本当に悩みました。事前に、コピー禁止の警告表記の入った粗い本編映像を頂いていて、全編を見てギラーミンの役作りをするべきと思ったのですが、長年のゴジラファンとしては、この粗い映像で全編見てよいのか?台本を読んで文字だけで内容を知って良いのか?と悩みました。結果、ギラーミンの登場シーンだけに絞りました!他は何も知りません!だから役作りはございません!(笑)アダム・ウ ィンガード 監督には 謝らなければなりませんね。でも、大きなスクリーンでゴジラを観たいんです(笑)。実際にアフレコ時には、吹き替え演出の方に台本には載っていない元政治家という設定を教えてもらい、単なる軍人ではなくもっと政治家らしい側面も盛り込んでいきましょう!とこだわって演出して頂き、一緒にキャラクターを作り上げていきました。どこまで演出に応えられたかは心配ですが、頑張りましたねと言って頂けたので良かったと思っています。このご時世で、あまり外に出かけられない、人と交流できないとストレスを抱えている方が多いと思いますが、『ゴジラvsコング』は、映画館で二大怪獣のバトルを通して、大迫力の体験が出来ますので、日頃のストレスを発散出来ると思います。公開するその日を楽しみに待って、皆さんも一緒に楽しみましょう!『ゴジラvsコング』5月14日(金)公開
2021年04月01日3月27日(土)、アイドルグループ・日向坂46が「MEMORIAL LIVE:2回目のひな誕祭」を開催した。「日向坂46 デビュー2周年記念Special 2days」の2日目であり最終日公演。前日の「春の大ユニット祭り」では、ファン投票をもとにユニット曲を披露したが、この日はグループの数々の代表曲を歌う〝日向坂46ベスト・プレイリスト〟とも言える内容になった。配信の視聴チケット販売数は80,480枚、推定総視聴者数約24万人が、グループの記念日をメンバーとともに祝った。日向坂46また、今回は配信に加え、「ファンクラブ限定特典付き視聴チケット」購入者の中から抽選で700名をライブ会場客席に招待し、メンバーとファンとのコール&レスポンスを中心にパフォーマンスを行うステージを設置。そこに設置される「JOYFUL シート」(客席)で演出に協力してもらっていた。客席はステージから離れたブロックに設置され、声出しも禁止されてはいたが、昨年2月以来初めてメンバーとファンが同じ空間でライブを行うことになった。「おひさま」(日向坂46のファンの総称)を目の前にしたメンバー達は、パフォーマンス中も感極まって涙を流すなど、感動的な光景が生まれた。オープニングでは、全メンバーが本物のバスに乗って登場。ドラムラインに合わせてダンストラックを披露した。会場内に炎や花火が上がり、さらにARの演出も加わるなど、ド派手なスタートを飾った。最初の曲は「アザトカワイイ」。水色と黄色のスタジャンに短パン姿のメンバーたちが、元気いっぱいに飛び跳ねた。続いて、体調不良で今回のライブを欠席している富田鈴花のラップが流れ、「素敵な一日にしような?show time」という掛け声とともに、2曲目の「ソンナコトナイヨ」を披露。再びダンストラックがかかり、メンバー達が見守る中、アクロバットを得意とする東村芽依がハンドスプリングを成功させる。続く「ドレミソラシド」では、2019年の「レコード大賞」でも話題になったオーケストラの振り付けを披露した。曲の後半では、ステージと客席を仕切っていた巨大LEDモニターがリフトアップされ、メンバーとファンが対面。丹生明里や松田好花、加藤史帆、高本彩花ら多くのメンバーが、感極まって涙を溢れさせながら歌唱した。冒頭から一気に突っ走ってきたメンバーは、ここで初めてMCに移る。キャプテンの佐々木久美が「ついに、ライブ会場におひさまが来てくれましたー!」「今日は日向坂46、2歳の誕生日です!」と元気に挨拶。まだ号泣していた高本彩花は、声を震わせながら「(ファンを)いざ目の前にしたら涙が止まらなくて、ずっとこの日を求めてたんだなと思いました。ほんとに幸せです」と語った。ここで新三期生の3人(髙橋未来虹、森本茉莉、山口陽世)だけステージに残り、MCを続ける。昨年2月にグループに配属された新三期生は、ファンの前に立つのはこれが初めて。髙橋は「ステージに上ったら、ペンライトが一面に広がっててすごくきれいで、感動しました」と語った。そして、日向坂46に配属されることが決まった当時を振り返り、森本は「配属を聞いて、みんなで泣いたよね、集まって。3人で、嬉しいねって」と明かし、山口は「私はほんとに日向坂46が大好きで、入れて嬉しいです」と話した。続いてけやき坂46時代の懐かしい衣装で先輩メンバー達が登場。「皆さん、懐かしいあの曲、聴きたいですよね!?」という加藤のあおりをきっかけに、過去の名曲が次々と披露された。まずはけやき坂46としてリリースしたアルバム「走り出す瞬間」の収録曲「ひらがなで恋したい」。メンバーたちは「はい、はい!」と元気に声を上げながら会場に散らばって踊った。さらに、初期の一期生曲「僕たちは付き合っている」を青春感たっぷりに歌った。そして、多くのメンバーがフェイバリットに挙げる隠れた名曲「抱きしめてやる」を歌唱し、感情の乗った激しいダンスを見せた。次の曲は一転してミディアムテンポの暖かな曲「君に話しておきたいこと」。ARの花が咲き誇る華やかな演出も加えられた。この2曲はともに欅坂46の8thシングルのカップリング曲で、日向坂46としても、2019年以来歌う機会がなかった貴重な楽曲だ。MCでは、「走り出す瞬間」をリリースした当時の東名阪ツアーの思い出を一期生たちが語り合った。潮紗理菜が「記念すべき日に懐かしい服を着れてテンションが上がった」と言う一方、当時は休業していた影山優佳は「まさかの今日、初めてこの衣装を着ました」と笑顔で語った。次は二期生、一期生の楽曲を一曲ずつ披露。二期生が初めてもらった曲「半分の記憶」では、イントロ部分で「2」を描く振り付けが今回の2周年ライブにぴったりだった。一期生にとって思い入れが強い「永遠の白線」では、卒業した3人を含む12人分のポーズをラストで決め、けやき坂46の歴史を思い出させてくれた。そして今度は二期生がMCを担当。けやき坂46初期のハーネス衣装を、そらいろの生地で作り直した新衣装で登場した。河田陽菜はこの衣装について「ランドセルっぽくて、小学生以来の気持ちを思い出して」と言って他のメンバーを笑わせていた。丹生明里は日向坂46としての2年間を振り返り、「楽しい楽しい2年間でした。来年も楽しいが更新できたらいいなと思います」と特大の笑顔で語った。ここからは、グループのパフォーマンス力を存分に見せる楽曲のラッシュ。「こんなに好きになっちゃっていいの?」では、マルチカメラ映像でそれぞれのメンバー達の表情がじっくり映し出された。「キツネ」「My fans」を立て続けに披露。日向坂46の持ち歌の中でもテンションが高いアップテンポな曲で、会場の熱を上げた。アルバム「走り出す瞬間」のリード曲「期待していない自分」では、センターの佐々木美玲が渾身のダッシュを見せる。さらに「NO WAR in the future 2020」では、メンバー達が自撮り棒を持って映像配信。スマホに向かって次々とポーズを決め、いつもとは一味違うパフォーマンスを見せた。曲を歌い終えた佐々木久美は、「楽しいね!こんなにも違うんですね、おひさまの力ってすごいね」と思わず漏らす。そして、配信を楽しむファンが映し出されたLEDモニターと、会場の客席をバックに、ファン人気の高い応援ソング「青春の馬」を披露する。ここで、2周年に寄せたファンの声がARによって映し出された。「皆さんが頑張っている姿を見て僕も頑張れます。いつまでも輝き続けてください。」「僕たち「おひさま」の「ひなた」になってくれてありがとう」など、温かいメッセージが並んだ。本編最後の一曲は「JOYFUL LOVE」。いまや日向坂46のライブ名物になった、ファンのサイリウムが作る〝虹〟が久々に見ることができた。佐々木久美の「50年目も100年目も、おひさまと一緒に生誕祭ができますように」という言葉とともに、メンバーは一旦退場。今回は感染症予防のため、客席のファンが声を出せない代わりに、けやき坂46時代を含む過去のアンコールの映像が流された。アンコール一曲目は、2019年3月27日にリリースされた日向坂46の記念すべきデビュー曲「キュン」。Tik Tokでも人気になった〝キュンキュンダンス〟を、当時はまだグループに配属されていなかった新三期生たちも一緒に踊った。そして、ファンにとって嬉しい情報が解禁。4月28日から日本テレビで深夜ドラマ『声春っ!』(こえはる)がスタートすることと、5月26日に5thシングル「君しか勝たん」が発売されることが発表された。『声春っ!』は佐々木美玲と丹生明里がW主演を務め、他に一部の日向坂46メンバーが出演。また、シングルのリリースは1年3ヶ月ぶりとなり、まさにファンにとってもメンバーにとっても待望の発表となった。メンバー達は「タイトルは「君しか勝たん」、略して〝しかたん〟!」と声を揃えてアピールした。キャプテンの佐々木久美は、この1年間、ファンに会えなかったことについて触れ、「離れて初めて、おひさまってこんなに私達の支えになってくれてるんだなって」「離れていてもこうして同じ時間を共有できて、日向坂46でほんとに良かったなって思いました」と心境を明かした。そして、「12月に東京ドーム公演が開催できることを祈って、みなさんペンライト振ってくれますか」と言い、「約束の卵2020」を歌った。この「約束の卵2020」は、東京ドーム公演への決意を歌った曲。日向坂46は、昨年予定していた東京ドーム初公演を一年延期して、今年12月に「ひなクリ2021」を同地で行う予定だ。ファンクラブ限定特典のアフター配信では、オープニングに登場したバスに乗り込み、ライブ後のハイテンションを残したまま「日向坂」を歌唱。グループのこれまでの道のりと、これからも全力で進んでいくという決意を歌って、デビュー2周年の記念日を締めくくった。写真:上山陽介-セットリスト-1. アザトカワイイ2. ソンナコトナイヨ3. ドレミソラシド4. ひらがなで恋したい5. 僕たちは付き合っている6. 抱きしめてやる7. 君に話しておきたいこと8. 半分の記憶9. 永遠の白線10. こんなに好きになっちゃっていいの?11. キツネ12. My fans13. 期待していない自分14. NO WAR in the future 202015. 青春の馬16. JOYFUL LOVEENCORE17. キュン18. 約束の卵2020<リリース情報>日向坂46 5thシングル「君しか勝たん」発売日:5月26日(水)初回仕様限定盤TYPE-A(CD+Blu-ray):税込1,900円初回仕様限定盤TYPE-B(CD+Blu-ray):税込1,900円初回仕様限定盤TYPE-C(CD+Blu-ray):税込1,900円初回仕様限定盤TYPE-D(CD+Blu-ray):税込1,900円通常盤(CD only):税込1,100円※今作より5形態でのリリース【初回仕様限定盤・封入特典】・スペシャル抽選応募シリアルナンバー・メンバー生写真(各TYPE別22種より1枚ランダム封入)※forTUNE meetsオンラインミート&グリート(個別トーク会)については後日発表関連リンク日向坂46 オフィシャルサイト:日向坂46 オフィシャルTwitter:日向坂46 オフィシャルYouTubeチャンネル:
2021年03月28日3月26日、日向坂46が「春の大ユニット祭り“おひさまベスト・プレイリスト2021”」を開催した。このイベントは、「日向坂46 デビュー2周年記念Special 2days」の初日公演として行われたもので、前身のけやき坂46(ひらがなけやき)時代の楽曲を含む全ユニット曲が一挙に披露された。今回のイベント開催にあたっては、事前に「おひさま」(日向坂46のファンの総称)から好きなユニット曲を募集。それをもとに“おひさまベスト・プレイリスト2021”を作成して、テーマごとに楽曲のパフォーマンスが行われた。さらに、ファンの見たい組み合わせで新ユニットを結成し、このイベントのために書き下ろされた楽曲を歌うという豪華なパートもあった。日向坂46は、ファンタジー感のあるストーリー仕立てのライブに定評があるが、今回は〝おひさまと一緒に作るイベント〟という今までにない趣向が試みられた。オープニングは〝天の声〟の呼び込みでメンバーが登場。グループの冠番組「日向坂で会いましょう」のナレーターである阿座上洋平が天の声となってイベントをサポートした。まずは、キャプテンの佐々木久美が「皆さんのおかげで、明日、デビュー2周年を迎えます!」と元気よく挨拶。今回は、メンバーの富田鈴花が体調不良のため欠席することになったが、代わりに昨年秋から休業していた宮田愛萌が復帰。メンバー達から「まなも、おかえりー!」と声をかけられると、「またみんなと一緒に頑張りたくて戻ってきました」と笑顔で語った。さらに、「おひさまの皆さん、大好きです」とウィンクを決め、得意の〝ぶりっ子〟の健在ぶりも見せつけた。プレイリストの最初のテーマは、「大切な人にプレゼントしたい曲」。このパートでMCを務めたのは、佐々木美玲、高瀬愛奈、河田陽菜、濱岸ひより、宮田愛萌の5人。ノミネート曲を紹介しながら、美玲が「最近おひな(河田)に、『2年前のプレゼントのお返しです』って言ってプレゼントをもらいました」と明かすなど、テーマに沿ったトークを繰り広げた。今回のライブでは、楽曲の披露中、画面上に「この曲を大切な人に聞いてほしいから」といったファンの声が流されるとともに、MC席で盛り上がるメンバーもワイプで映るという、まるで歌番組のような演出がなされた。1曲目の「ママのドレス」は、けやき坂46時代に生まれたグループ初のユニット「りまちゃんちっく」(潮紗理菜、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、高本彩花)がパフォーマンス。続いては同級生の仲良しコンビ・金村美玖と小坂菜緒が、クールに「See Through」を歌った。そして富田鈴花、松田好花による「花ちゃんず」の「まさか偶然…」では、モニターに映る富田の映像とともに、松田が弾き語りで美声を聴かせた。次のテーマに移る前に、メンバーの上村ひなのが千羽鶴を数える映像が流された。これは、昨年病気のため入院していた松田のために、メンバーやスタッフが千羽鶴を折った時の模様だ。昨年7月の配信ライブ以来、残念ながら22人の全メンバーがライブで揃ったことはないが、休養中のメンバーを思いやるグループの愛情が感じられる映像だった。そして、「おひさまになったキッカケの曲」というテーマへ。MCの影山優佳、東村芽依、金村美玖、上村ひなの、山口陽世が、ここで披露される楽曲を予想する。そして、上村の母が加藤史帆の生写真をずっと眺めていることや、影山の家族はみんな佐々木美玲推しだというプライベートな情報も明かされた。このテーマでは、小坂菜緒、丹生明里、渡邉美穂による「キレイになりたい」、再びりまちゃんちっくによる「沈黙した恋人よ」が披露された。「キレイになりたい」は、約2年前にリリースされたけやき坂46の1stアルバム「走り出す瞬間」に収録された曲で、あれから成長した二期生の3人が大人っぽく歌った。続くテーマに行く前に、乃木坂46のキャプテン・秋元真夏からの動画メッセージがサプライズで流された。「いつも日向坂46の活躍を見させていただいています。たくさんの皆さんをハッピーオーラで満たしてください」という応援の言葉をもらい、舞台上にいるメンバーは感激していた。MCでは、高瀬愛奈、河田陽菜、丹生明里、濱岸ひより、髙橋未来虹が、いつもカラオケで歌う曲などを語り合った。河田と濱岸は、一緒にカラオケに行っても別々の部屋で歌うという、ふたりらしい不思議な行動を明かしていた。このテーマで最初に披露されたのは、一期生の加藤史帆、二期生の渡邉美穂、三期生の上村ひなのが三者三様の声で歌い上げる「やさしさが邪魔をする」。続く「線香花火が消えるまで」は、金村美玖、松田好花がトロッコに乗って登場し、軽やかにパフォーマンスした。そして「きずなーず」を名乗る加藤史帆、齊藤京子、佐々木美玲は、「どうして雨だと言ったんだろう?」を力強い声とキレのあるダンスで披露した。ライブ中盤となる4番目のテーマは「聴いたらナゼかお腹がすく曲」。MCの影山優佳、金村美玖、渡邉美穂、上村ひなの、森本茉莉によると、「メンバーの中で一番食いしん坊だと思う人」は「みーぱん(佐々木美玲)」だという声が上がっていた。ここで流れたのは、タイトルに食べ物の名前が入っている数少ない曲のひとつ「ハロウィンのかぼちゃが割れた」。三度りまちゃんちっくが登場するが、途中、MC席の5人も参加してパフォーマンスが行われた。そしてドラマ「DASADA」から生まれたユニット「FACTORY」(東村芽依、河田陽菜、松田好花)が「ナゼー」を歌唱。日向坂46の楽曲では珍しいエレクトロサウンドに乗せて、軽快なダンスを見せた。ここで中継により、三期生の4人が会場に届いた祝花を紹介。多数のメディアや関係者から祝花が届いていたが、中には内村光良やサンドウィッチマン、「日向坂で会いましょう」の司会を務めるオードリーの花もあり、メンバーたちが感謝の言葉を述べていた。後半の最初のテーマは「〝ここ一番〟の時に聴きたい曲」。ここでは潮紗理菜、齊藤京子、佐々木久美、高本彩花、小坂菜緒がMCを務め、それぞれここ一番に聴く曲などを語り合った。最初に披露されたのは、ダンサブルな楽曲「ノックをするな!」。加藤史帆、高瀬愛奈、東村芽依、渡邉美穂がクールな表情で運動量の多いパフォーマンスを見せる。続いてセンチメンタルな曲調の「三輪車に乗りたい」。この曲は佐々木美玲と、卒業した柿崎芽実のふたりが歌っていた楽曲だが、今回は柿崎の代わりに濱岸ひよりが担当した。濱岸は緊張を感じさせず、美玲と笑顔で見つめ合いながら楽曲を歌い終えた。そして再びクール路線の「Cage」。大きな鳥かごの映像をバックに、東村芽依、金村美玖、河田陽菜、丹生明里が情熱的に踊った。次のコーナーは、この日の目玉企画とも言える「あなたの見てみたいユニット」。MCは加藤史帆、高瀬愛奈、松田好花、上村ひなのが務め、ここで登場するのはファンの投票をもとに決められた新ユニットであることや、好評だった1曲はMVの制作を予定していることが発表された。まず最初の新ユニットは、ともに2002年生まれの金村美玖、小坂菜緒、濱岸ひよりによる「2002年組」。披露した新曲「もうこんなに好きになれない」は、少し懐かしい気持ちになるラブソング。歌唱後、金村は「同い年で同期で、接点が多い3人だったので、嬉しいです」と語った。2曲目はグループ結成当初から仲がいいことで知られる高本彩花、東村芽依の「あゃめぃちゃん」コンビによる「夢は何歳まで?」。普段のゆるい雰囲気とは打って変わって、革ジャンを羽織り大人っぽく歌った。高本は「皆さんの力で夢がかなって嬉しいです」とコメントした。そして最もリクエストが多かったという、佐々木美玲と彼女を慕う河田陽菜、濱岸ひより、山口陽世の「みーぱんファミリー」は、温かい気持ちになる青春ソング「酸っぱい自己嫌悪」を披露した。母親のように他の3人の面倒を見ているという美玲は、「こうして子供たちと一緒に曲を披露できてとっても嬉しいです」「この子達が生まれたときから仲良しです」と堂々と話していた。続いてのテーマは「ハッピーオーラが満タンになる曲」。MCは潮紗理菜、高本彩花、丹生明里、宮田愛萌、渡邉美穂が担当。宮田は、「本屋さんで本をレジに出す瞬間」、高本は「コスメを買って、帰りにこれを使うところを想像する時」がハッピーオーラを感じると語った。1曲目の「猫の名前」は、加藤史帆、佐々木久美が、けやき坂46時代に欅坂46のメンバーと歌っていた曲。今回は2人に加えて、上村ひなの、髙橋未来虹の4人でかわいくパフォーマンスした。次の「夏色のミュール」は、影山優佳、東村芽依、高瀬愛奈で歌唱。実は、この曲の発表当時、学業のため休業していた影山にとって、今回は初パフォーマンスになる。歌唱後、影山は前日に行われたサッカー日韓戦の感想を求められて「遠藤選手と守田選手のダブルボランチが素晴らしかったです」と解説した。このテーマの最後は、上村ひなの、髙橋未来虹、森本茉莉、山口陽世の三期生カルテットによる「この夏をジャムにしよう」。原色のスカートをひるがえしながら、元気いっぱいに踊った。ここで櫻坂46の菅井友香からのサプライズメッセージが紹介された。菅井は、かつて欅坂46とけやき坂46として活動していた日々を振り返りながら、「お互い、けやき坂46から日向坂46に、欅坂46から櫻坂46に改名したんですけど、同じ〝坂組〟として、また一緒にライブできたらいいなと思います。今日は楽しんでください」とエールを送った。今回のイベントの最後のテーマは「おうち時間のBGMにしたい曲」。MCは影山優佳、齊藤京子、金村美玖、松田好花。昨年の緊急事態宣言下で公開された「STAY HOME動画」がモニターに流された。この動画は、富田鈴花が作曲、丹生明里が編集を手掛け、日向坂46メンバー総出演で制作されたもの。この頃、松田は運動不足解消のためラジオ体操を日課にしており、メッセージアプリでその動画を毎日ファンに送っていたというエピソードなどが語られた。まず1曲目は、高本彩花が初センターを務めた「Footsteps」。高本に加え、加藤史帆、佐々木久美、佐々木美玲、小坂菜緒という、いずれもファッション誌の専属モデルを務める5人による華やかなパフォーマンスが展開された。次は、河田陽菜、濱岸ひより、宮田愛萌による「割れないシャボン玉」。約1年ぶりの披露で、復帰した宮田が全力で愛想を振りまいた。ここで全員が揃ってMC。佐々木久美がグループを代表し、「ユニット曲ってメンバーの思い入れのある曲が多いので、当時の衣装で披露できてよかったです」と感想を語った。天の声の阿座上は、「かわいいだけじゃなくて、カッコいいなと思いました」という感想を伝え、メンバーを照れさせていた。さらに、グループの冠番組にしてホームとも言える「日向坂で会いましょう」が、4月から配信サービスをスタートすることなどが告知された。ここでメンバーに最後のサプライズ。ステージ向かいのモニターに、配信を見ている大勢のファンの映像とともに、「日向坂46 2周年おめでとう!!」というメッセージが映し出された。これに涙を浮かべるメンバーもいる中、久美は「暗くなるときってあんまりいいことないのに(笑)、こんな素敵なサプライズが待ってると思わなかった。おひさまと2周年を迎えることができてよかったです」と、こちらも涙ながらに語った。ラストは、今回のイベントを通して最もリスエストが多かったという「窓を開けなくても」を披露。加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、佐々木美玲、小坂菜緒、渡邉美穂の6人が歌い、他のメンバーも一緒に踊って、華やかな雰囲気でフィナーレを飾った。そしてメンバー達がステージを去った後、今回新たに制作された「STAY HOME動画」の新バージョンが流された。「早く皆さんに会いたいです」(齊藤京子)といったメンバーの思いが込められた動画は、丹生明里は編集しており、ファンにとって嬉しいサプライズになった。ファンと一緒に作った今回のイベントは、デビュー2周年を迎え、グループとおひさまの絆を改めて確認できるものになった。セットリスト1. ママのドレス2. See Through3. まさか偶然…4. キレイになりたい5. 沈黙した恋人よ6. やさしさが邪魔をする7. 線香花火が消えるまで8. どうして雨だと言ったんだろう?9. ハロウィンのカボチャが割れた10. ナゼー11. ノックをするな!12. 三輪車に乗りたい13. Cage14. もうこんなに好きになれない15. 夢は何歳まで?16. 酸っぱい自己嫌悪17. 猫の名前18. 夏色のミュール19. この夏をジャムにしよう20. Footsteps21. 割れないシャボン玉22. 窓を開けなくてもイベント概要「日向坂46 デビュー2周年記念 Special 2days ~MEMORIAL LIVE:春の大ユニット祭り“おひさまベスト・プレイリスト2021”~」3月26日(金) 開演:18:30「日向坂46 デビュー2周年記念 Special 2days ~MEMORIAL LIVE:2回目のひな誕祭~」3月27日(土) 開演:18:30関連リンク日向坂46 オフィシャルサイト:日向坂46 オフィシャルTwitter:日向坂46 オフィシャルYouTubeチャンネル:
2021年03月27日2021年3月24日、柔道選手として活躍した古賀稔彦さんが亡くなり、悲しむ声が相次ぎました。柔道金メダリスト・古賀稔彦さんが逝去『平成の三四郎』の旅立ちに惜しむ声サンケイスポーツによると、古賀さんの死因はがん。しかし、古賀さんは母親に対しても自分の病名を明かさず、周囲に「まあまあ元気」と笑顔を見せていたといいます。母親へ病気を明かさなかった古賀さん笠井アナの考えに反響同月25日、悪性リンパ腫を患った経験のある、フリーアナウンサーの笠井信輔さんがブログを更新。古賀さんが病名を母親へ隠していたことについて、「古賀さんの気持ちが、私にはよく分かります」とし、自身の思いをつづりました。古賀さんのこのお気持ちが、私にはよくわかります私も両親に「がん」と言う病名を伝えることには勇気がいりましたし、「ステージ4」という診断については、退院するまで隠していました笠井信輔オフィシャルブログーより引用でも、思うのですいろいろながんがあって、いろいろなタイプがあって、いろいろな患者さんがいるそれぞれが、それぞれにあきらめない耐えるべきところは耐え、笑うとこは笑って、それぞれの難局を乗り越えていく…古賀さんもきっと、強く、凛々しく、自分らしく全力で生きられたのだと思います自分らしく、生き抜いていらしたのだと…笠井信輔オフィシャルブログーより引用笠井さんは自身の経験も踏まえて、母親へ病気を明かさなかった古賀さんの気持ちを、「さまざまな考え方がある。古賀さんは最後まで自分らしく生きられたのだと思う」と推測したのです。命にかかわる病気を伝えることは、自分を想ってくれる大切な人にこそ、難しいことです。笠井さんの投稿には、さまざまな声が寄せられました。・突然の訃報に、お母さまの気持ちを思うと涙が止まりません。でも「親に悲しい思いをさせたくない」という気持ちも痛いほど分かります。・実際にがんを経験した笠井さんの言葉は、スッと心に刺さります。最後まで古賀さんは自分を貫き通したのかもしれませんね。・私も、母へ病気を伝えられていません。でも後悔はしていないです。最後まで強く、自分らしく生きようと思います。日本中に勇気や感動を与え、さまざまな人の背中を押してきた古賀さん。心の中には、笠井さんの推測した思いがあったのかもしれません。心よりご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2021年03月25日現在テレビ東京ほかで放送中の『そこ曲がったら、櫻坂?』と『日向坂で会いましょう』の2番組が、見逃し配信として4月より全国展開されることが決定した。櫻坂46の冠レギュラー番組『そこ曲がったら、櫻坂?』は4月5日より無料動画配信サービス「GYAO!」にて配信がスタート。一方、日向坂46の冠レギュラー番組『日向坂で会いましょう』は、4月19日より映像配信サービス「ひかりTV」のビデオサービスおよび「dTVチャンネルR」のビデオサービスにて配信がスタートする。両番組ともに、見逃し配信は毎週月曜更新となる。さらに、2020年3月から「ひかりTV」で配信されている人気オリジナル番組『日向坂46です。ちょっといいですか?』の新シーズンも同時に配信開始されることも発表となった。■櫻坂46『そこ曲がったら、櫻坂?』見逃し配信について詳細情報は、3月18日(木)のソフトバンク、GYAOからの発表をお待ちください。■日向坂46『日向坂で会いましょう』見逃し配信について櫻坂46 オフィシャルサイト日向坂46オフィシャルサイト
2021年03月08日2/24(水)発売のanan2239号『モテコスメ大賞』の表紙は日向坂46のみなさん。表紙撮影のエピソードを紹介します。日向坂46の背中を後押しする、おひさま以外の存在とは!?今回表紙に登場&特集全体にわたり、ナビゲーターを務めてくれた、日向坂46の皆さん。元欅坂46の妹分「けやき坂46」(通称:ひらがなけやき)としてスタートをし、約3年の紆余曲折を乗り越え、晴れて「日向坂46」としてデビュー。いまではテレビで見ない日はないという躍進ぶりです。そんな彼女たちがこれまでも、そしてもいまも心の支えにしているもの、それはおひさま(=ファン!)というのは言わずもがなですが、陰で支えていたもののひとつにコスメがあったということが今回あらためて判明。というのも、特集に合わせ、各メンバーにメイクのこだわりや、肌との向き合い方をヒアリングしたところ、見えてきたのは、ファンのため、さらに言うなら自分をアップデートさせていくための、コスメの力を借りてのひたむきな努力。今回の撮影中もみんな他のメンバーが使っているコスメに興味津々。齊藤京子さんとのツーショット撮影中、加藤史帆さんはずっと齊藤さんの頭皮のニオイを嗅ぎながら、使っているシャンプーを聞き出したり、インタビューを受けているコスメ初心者の河田陽菜さんの横では小坂菜緒さんが聞き耳を立てつつ、河田さんが商品名が出てこないのをうまくアシストするなんて場面も。誰の影響を受けているか、誰が憧れか……インタビューに登場するコスメを介し見えてくる、メンバー同士の関係性にも注目です!そして今回日向坂46が参加する4日間にまたがる撮影すべてに立ち会わせてもらいましたが、どの現場でもメンバーが必ず帰り際に挨拶に来てくれ、その際感想まで伝えてくれることにも感動を。なかでもヘアケア企画に登場してくれた潮紗理菜さん、高瀬愛奈さんの2人は女性誌の撮影が初めて、というので撮影中は一切見せなかった“緊張”と「ヘアケアを普段頑張っているから、ヘアケア企画に呼ばれてうれしかった」なんて話を笑顔で明かしてくれたりも。休養中の宮田愛萌さんも参加してくれたアンケートにも必ずみんな最後に一言添えてくれて、いろいろな苦難を乗り越えてきたグループだからこそ醸し出せる絆や謙虚さを感じた撮影でもありました。(YN)
2021年02月23日身内を装って電話をかけ、さまざまな口実で金銭をだまし取ろうとする『オレオレ詐欺』。警察庁によると、2020年1月~6月のオレオレ詐欺を含む特殊詐欺の認知件数は約6900件、合計被害額は約129億円にのぼるといいます。知り合いを装い「携帯をなくした」という電話をかけ、電話番号が変わったと思い込ませた後に、再度電話をかけ「お金が必要になった」といって金銭をだましとる手口もあるようです。笠井信輔「ばーか、俺がシンスケだよ!」元フジテレビアナウンサー、笠井信輔さんは2021年1月18日、Instagramでオレオレ詐欺らしき怪しい電話がかかってきたことを明かしました。自宅に突然かかってきた1本の電話。相手の男性は「あのさあ、電話かかってこなかった?」と話し始めたそうです。「あのさあ、電話かかってこなかった?」やや低い長男のような声しかし、自信が持てずに聞き返しました「かかってこないけど、どなた?」「……シンスケだけど」(信輔!! オレじゃんか!)「シンスケなの?」「そうだよ」「どうしたの?」「携帯電話なくしちゃってさあ、多分、交番から連絡があると思うけど、よろしくね」shinsuke.kasaiーより引用男性は笠井さんの名前と同じ『シンスケ』と名乗っていたそうです。オレオレ詐欺を疑い始めた笠井さんは「ばーか、俺が信輔だよ!」といって切ろうかと思いますが…。そこで私は、「わかったけど、何番の携帯電話をなくしたの?」セオリー通りに相手に個人情報を確認するために詰め寄ってみるとオ「いつものやつだよ」私「え?でも2台持ってるじゃん」(ホントは1台しか持ってないけど…)(中略)オ「わからない。なくしたから」私「いつも教えてくれるじゃない」そう優しく言った瞬間、ーーーツーツーツー…突然電話は切れたのでしたshinsuke.kasaiーより引用笠井さんは、携帯を2台持っていることにして「あなたが失くしたのは、どっちの携帯か」と問いつめます。すると男性は嘘がバレたと思い焦ったのか、突然電話を切ったのでした。詐欺の電話や自分の知らないところで個人情報が流出しているのは、本当に怖いもの。投稿の最後に笠井さんは「みなさん、詐欺には本当に気を付けてください!」と注意を呼びかけました。【ネットの声】・怖かったことでしょう…。高齢の両親がいるので、こんな危ない電話があることを伝えたいと思います。・笠井さんの返し方が冷静で、とても勉強になります。身近な話なので気を付けようと思いました!・まさか本人へのオレオレ詐欺とは…。笠井さんの対応力、さすがですね!オレオレ詐欺などの被害を防ぐため「迷惑電話防止機器を利用する、事前に家族の合い言葉を決めておく」「個人情報や暗証番号を安易に教えない」などの対策を徹底したいものですね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月20日アイドルグループ・日向坂46の金村美玖が、13日発売の『週刊少年サンデー』7号の表紙に登場した。2002年9月10日生まれの18歳、“おすし”の愛称で親しまれている金村が、少年誌初ソログラビア。今年高校を卒業する前に、“最後の制服デート”をテーマに表紙&グラビア撮影に挑んだ。なお、同号では抽選で100人に今泉佑唯の図書カードがプレゼントされる。
2021年01月13日アイドルグループ・日向坂46が29日、大みそかの『第71回NHK紅白歌合戦』(12月31日19:30~23:45 ※中断ニュースあり)のリハーサルに参加した。2年連続2回目の出場で「アザトカワイイ」を披露する日向坂46。リハーサルで美脚あらわな衣装でパフォーマンスした。キャプテンの佐々木久美は「紅白は2回目の出場ですが、1年目とは違った魅力の『アザトカワイイ』という曲で、日向坂46らしさを表現できるように頑張っていきたいと思います。画面の前で見てくださっている方々が、つい笑顔になってしまうようなパフォーマンスを心がけていきたいです」と意気込みを語った。今年の紅白は、番組史上初の無観客で開催。テーマは「今こそ歌おう みんなでエール」。総合司会はお笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良と同局の桑子真帆アナウンサー、紅組司会は二階堂ふみ、白組司会は大泉洋が務める。内村は4年連続4回目、桑子アナは68回、69回に続いて3回目、二階堂と大泉は初となる。(C)NHK
2020年12月29日ごめんね、病気になっちゃった。切ない顔で妻にそう告げた笠井信輔さん(57)。フリーアナウンサーになり、一層仕事へやる気が満ちていた時期だった。そんな夫を励まし続けた妻の茅原ますみさん(56)は元テレビ東京のアナウンサー。二人は、いわば同期のアナウンサーなのだ。「じゃ、セカンドオピニオンを受けて」笠井さんからがんを告げられたとき、泣きだすんじゃないかという夫の予想を裏切り、ますみさんが最初に発したのが、このひと言だった。彼女は、夫の憔悴ぶりを鮮明に記憶している。「私は病気より、夫の様子が本当にかわいそうで。あれだけフリーになって張り切って、まあ、息巻いてた人が、なんだか灰になったような、うなだれた姿でした」正式な病名は、「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」。予後の悪いタイプで、通常より一段高い抗がん剤治療を行うことも告げられていた。当初から「夫は治る」と信じていたますみさんだったが、PET検査(画像診断)の結果に愕然とする。「思わず、お医者さんに『どこががんですか』と尋ねていました。もう全身が光っていたんです。大丈夫と思っていたけれど、このときばかりは死が頭を過りました。ただ、先生が『悪性リンパ腫は数じゃない。抗がん剤がどれだけ効くかが大事』と話すのを聞いて、じゃ、やっぱり、きちんと治療をすれば大丈夫なんだと思い直すことができたんです」19日、『とくダネ!』(フジテレビ系)で病気を公表した笠井さんは、その日のうちに都内の病院に入院。いったんは死を考えたことを否定しなかった。「子供のころからしゃべる仕事がしたくて、運よくやりたい仕事もできて、まあ、『これでよし』と、自分を納得させようとした時期もありました。でも、すぐに『それじゃいけない』と思うんです。2つだけ、大きな心残りがありました」1つは、やっぱり仕事。そして、もう1つ。「その冬、三男をスキーに連れていく約束を果たせていなかった。末っ子の三男は、自分からどこかへ行きたいとか言ってくるタイプじゃなかったので、これ、やらないで死ねない、家族を置いて僕は逝けないんだと、思い直すことができたんです」〈髪の毛が抜け始める〉(6日)〈29年間、はずしたことのない結婚指輪をはずす。指のむくみがひどくて〉(15日)〈シャワー中に倒れる〉(16日)年が明け20年1月になると、笠井さんのブログには抗がん剤治療による副作用の様子が連日、報告されるようになる。5日間連続投与を6回という過酷な治療で、その後も副作用は続き、眉毛まで抜け落ち、体重も3日で5kg急減するなどした。「笠井さぁーん!」そんななか、病状が比較的落ち着いている日の夜間の面会時間になると、病室にますみさんの元気な声が響いた。「花柄の服を着て、わざとガラガラと大きな音をさせて戸を開け、声かけも『だいじょうぶ?』じゃなく、『だいじょうぶよね!』。医学的な治療に関しては、夫婦ともにお医者さまやスタッフを信頼していましたから、私の役目は彼の大変な入院生活を明るくかき回すといいますか、元気を照射して、免疫力を高めることだと」しかし病状は一進一退で、息子たちが家族のグループラインで笑える動画などを父に送っても、既読にすらならない日もあった。そんなとき、ますみさんが自分と家族にかける言葉があった。「必ず来週は元気になってるんだから」突然、出てきた言葉ではない。「働きながらの子育てで、呪文のように自分に言い聞かせてきた言葉でした。笠井にも、このことを話しました。本当につらいときは返事も来ません。でも、わかって闘ってくれていると信じてました。だって、いちばんつらいのは彼なんですから」6月4日、笠井さんのがんは完全寛解。ますみさんは、今後の夫婦の生活プランをこう語った。「これから、夫には、家族でも誰に対しても、また仕事や食べることだって、ただクリアしていくのではなく、一つ一つ愛でながら接していってほしいと思っています。私自身、夫の病気を通じて気付いたことがあります。自分一人で抱え込まないこと。『お母さん、もうムリ』で、ときには弱さを見せていいんですね。わが家も、それでかえって子供たちの自立がありました。今後は、こうして学んだことを、次の世代に還元していきたいです」「女性自身」2020年12月1日・8日合併号 掲載
2020年11月30日アイドルグループ・日向坂46が19日、都内で開催されたMTV主催のスペシャルイベント「MTV VMAJ 2020 -THE LIVE-」に出演した。「MTV VMAJ」は、最も優れたミュージックビデオを表彰する音楽アワード。この1年に世に送り出された数々のミュージックビデオの中から、18部門の最優秀作品と7部門の特別賞が決定し、日向坂46は、「青春の馬」で「Best Choreography(最優秀振付け賞)」を受賞した。キャプテンの佐々木久美は「このたびは素晴らしい賞をいただけてとても光栄です。ありがとうございます」とあいさつし、メンバー全員で「ありがとうございます」と感謝した。佐々木はまた、「『青春の馬』という曲は、私たちにとってもとても思い入れの強い曲で、振り付けのところどころに心情とリンクした振りつけがあったりして、パフォーマンスしていてもとても力が入る曲です。『勇気が出る』とか『頑張ろうって思えた』という声をいただける曲なので、これからも大切にパフォーマンスしていきたい曲となっています。みなさんもこれからもたくさん聞いてくださるとれしいです」と楽曲への思いを語った。そして、「青春の馬」と「アザトカワイイ」の2曲を全力でパフォーマンスした。受賞アーティストが出演する「MTV VMAJ -THE LIVE-」は、今年は新型コロナウイルス感染対策のため、無観客での開催となり、イベントの模様はMTVにて11月29日20時より放送、同時にHuluでも配信される。イベントでは、受賞アーティストによるライブパフォーマンスに加え、全18部門の中から一般投票で最も投票数を獲得した「最優秀ビデオ賞」の発表が行われる。出演者はあいみょん、BABYMETAL、Creepy Nuts、DISH//、E-girls、瑛人、日向坂46、JO1、Little Glee Monster、マカロニえんぴつ、NiziU。
2020年11月19日日向坂46が、18日に初の公式恋愛シミュレーションゲームアプリ『ひなこい』の配信を開始した。東京から片道2時間、日向坂高等学校に転校してきた“あなた”。バス停でのおしゃべり、自転車で駆け上がった坂道、部活帰りのラムネの味、2人っきりのあぜ道……日向坂46と“あなた”の「ここでしか見られないオリジナルドラマ」が、青春恋愛ストーリーとして展開する。オープニングムービーでは、淡い光の中、メンバーと手をつないだり、笑顔で手を振られたりとドキドキの学園生活をイメージできるシーンが切り取られ、佐々木美玲の「大好きー!!」という愛の叫びで締められている。10月某日、東京郊外の学校跡地。数日に分けて行われた撮影の2日目、この日に参加したのは、加藤史帆、齊藤京子、佐々木美玲、金村美玖、河田陽菜、富田鈴花、濱岸ひより、宮田愛萌、小坂菜緒の9名で、早いメンバーは7時30分に現場入りした。教室や渡り廊下、階段、下駄箱など学校ならではの場所で、制服や冬服、私服といくつもの衣装に着替え、衣装に合わせたヘアメイクを重ねていく。感情を表現する表情のバリエーションだけでも7カット、さらに腕を組む、髪にかきあげるなど、メンバーの個性に合わせた膨大なポーズを撮影。齊藤がカメラ目線で告白する重要なシーンでは、別フロアの自動販売機の補充が始まってしまい、“ガコンガコン”と大きな音が響き渡るハプニングが発生するも、集中力を切らさず告白シーンを乗り切る頼もしい姿が見られた。
2020年11月18日日向坂46の無観客イベント「日向坂46×DASADA Fall&Winter Collection」が15日、有料配信された。同イベントは、彼女たちが主演を務める日本テレビドラマ『DASADA』とのコラボレーションで開催。今年2月に“ファッションショー×ライブ”というコンセプトで行い、今回は“新感覚の朗読劇”が加わってさらなる進化を遂げた。まずはドラマ出演メンバー16人が初めて挑戦する朗読劇「サプライズパーリー大作戦」からスタート。続いてのファッションショーでは堂々としたウォーキングを披露し、チケット購入者約5万人を魅了する。ライブコーナーでは、『DASADA』の主題歌「青春の馬」や、9月23日にリリースした1stアルバム『ひなたざか』から新曲「ただがむしゃらに」「My fans」、現メンバーでの歌唱にリメイクして収録された「誰よりも高く跳べ! 2020」、アップチューンな「キツネ」、アルバムリード曲「アザトカワイイ」など全10曲をパフォーマンス。最後にキャプテン・佐々木久美から「皆さんと私たちがまた元気に顔を合わせて素敵な空間を作れる日を楽しみに、これからの日々を過ごしていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」と笑顔で挨拶があり、イベントは幕を閉じた。今回のイベントの模様は、17日19時から18日19時まで見逃し配信で視聴可能。日向坂46ファンクラブから特典付きの視聴チケットが販売されるほか、BARON STREAM、Stagecrowd、楽天チケット×Rakuten TV、Huluストア、日テレゼロチケ、ローチケ LIVE STREAMINGでチケット販売する。※ライブコーナーphoto (C)上山陽介
2020年10月17日アイドルグループ・嵐の櫻井翔が出演する、アフラック「櫻井翔の取材ノート」CM シリーズ最新作「櫻井さんの取材ノート 笠井さんがんになった時の不安」編、「櫻井さんの取材ノート 笠井さんがん治療の選択肢」編が10月5日より全国でオンエアされる。同CMは、がん経験者のリアルな声を聞き、がん保険について語り合う「櫻井翔の取材ノート」CMシリーズ最新作で、公式YouTubeチャンネル上では28日より配信される。ゲストとして登場したフリーアナウンサーの笠井信輔は、昨年、独立してフリーになった直後にがん(悪性リンパ腫)が発覚し、4カ月の闘病生活の後、無事に回復し今年4月に退院した。今回は櫻井がタブレット画面越しのリモートインタビューを行う形で進行する。笠井が「『絶対に帰ってきます』って宣言したんです」と力強い言葉で語るシーンから始まる、新CM「櫻井さんの取材ノート 笠井さんがんになった時の不安」編。「がんの診断は、フリーになった直後でしたよね...」と問い掛ける櫻井に対し、笠井はフリーになった当時のことに思いをはせながら、「家族もいるのに、ちょっとやめてよっていう感じでしたね」と答える。「仕事も全部キャンセルですか?」と訊ねる櫻井に、笠井が「はい。でも保険に入ってましてね」と返すと、櫻井は「備えてたんですね」と感じ入り、笠井は「たまたま、なんですけれども」と謙遜しつつ「でも父親としての責任も果たせました」と語る。「櫻井さんの取材ノート 笠井さんがん治療の選択肢」編では、櫻井がタブレット画面越しの笠井に、「抗がん剤の治療で、4カ月入院されたそうですね」と問い掛け、笠井は「えぇ。入院中に、世界が一変していました」と入院当時のことを振り返る。新型コロナウイルス対策として、マスクを二重にして着けている退院当時の笠井の様子もインサートされ、「なんとしても生き抜いてやるって。治療を選ぶときもしっかりと妻と先生の話を聞きました」と心境を表す。自身も報道番組でキャスターを務める櫻井は、先輩である笠井へのインタビューをとても楽しみにしていたらしく、「番組のスタッフの方々も、僕たちが共演することをすごく喜んでいました!」と笑顔で明かす。一方の笠井は、撮影前に監督から「櫻井さんとのやり取りのちょっとした間、自然な会話を撮りたいので、カメラはずっと回しながら撮影します」という指示を受け、「あ、そうなんですね。CMって全部、ワンカットずつ撮影するのかと思っていました」と驚く。実は今回が人生初のCM撮影で「全てが初めての経験なので、分からないことだらけです」と、画面越しの櫻井さんやスタッフにはにかみながら打ち明けていた。また、ファーストカットで櫻井のインタビューに答えている最中、緊張のせいか、セリフが飛んでしまい、思わず笑いがこみ上げてきてしまった笠井。「すみません、もう一回お願いします」と周囲に申し出ると、すかさず櫻井が「大丈夫です!」と応じる。さらに、笠井の「父親としての責任は果たせました」というコメントのシーンでは、笠井が「ちょっと白々しくなっちゃったかな(笑)」と演技を止めると、画面越しの櫻井がほほえみ「そんなことないと思いますけど(笑)」と和やかな雰囲気に。そんな櫻井とのやり取りで、自然と肩の力が抜けた笠井は、わずかな休憩やセッティングの合間も、熱心にセリフの練習に没頭。テイクを重ねるごとに、口調や表情、仕草もさまになってきて、櫻井とスムーズな掛け合いを展開した。フリーになった直後のタイミングでがんを経験し、入院生活を余儀なくされた笠井。櫻井が「今回CM出演することになって、ご家族の反応はどうでしたか?」と尋ねると、笠井は「実はCMのお話をいただく前から三男が『お父さんアフラックからCMの話が来たりして』なんて言っていたんですが、本当になったと喜んでいました」と明かした。
2020年09月28日フリーアナウンサーの笠井信輔が30日、オンラインで開催されている『血液がんフォーラム2020』に登壇し、自身の悪性リンパ腫の体験を語った。昨年9月末にフジテレビを退社し、フリーアナウンサーとして活動を開始したわずか2カ月後に、血液のがんである「悪性リンパ腫」が判明した笠井アナ。告知の瞬間は「なんで俺が? なんで今?」と絶望したと振り返る。しかし、その後の入院生活は「絶対に負けるもんか」という気持ちだったそう。その理由の1つは「主治医の先生が私の病気を完全に掌握しているという自信に満ちていたこと」、もう1つは「妻です」と明かす。「妻は、僕ががんと報告した瞬間から、とにかく『大丈夫よ、治るわよ』と言ってくれました。結婚して30年、ハツラツとした人なんですが、実は精神的にもろい人で、泣き虫なんです。でも、私ががんになってから、泣き言や弱音、泣き顔、涙、一切見せずに、私の前では『大丈夫、治るから』と言ってくれるので、それに助けられました」この講演中には、自身に寄せられた通院患者の体験談を思い出して涙する場面があるなど、自身も「泣き虫」だという笠井アナは「妻は自分が泣いてしまうと、私が一緒に巻き込まれて泣いてしまうパターンになるというのを、よく分かっていたんだと思います」と推測。その妻の前で1回だけ泣いたことがあったが、「そこで泣いてもしょうがない」と言われ、それから涙を見せることはなかったそうだ。4カ月半の入院で感じたのは「今の医学、血液がんの治療法は、本当に進んでるなと思いました」。抗がん剤治療で、倦怠感、手のしびれ、味覚障害、食欲不振、不眠、口内炎といった症状があり、特に食欲不振は「1日何も食べなくても平気」というほどだったが、「最も一般的な副作用である吐き気が、ほとんどなかったんです。抗がん剤の前に飲む吐き気止め、点滴が見事に効きました」という。ここから、「食べることが闘いだ」とスローガンを掲げ、食欲不振の中でも、とにかく食べる努力をしたそう。その理由は、がんを患って痩せてしまい、「悲壮感が漂う顔貌(かおかたち)になってしまうと、タレントとして難しくなってしまうかもしれない」という危機感からで、「そのためには、絶対に痩せないようにしよう」と決意したそうだ。一時は7kg減まで痩せてしまったこともあったそうだが、退院時には目標である5kg減にまで戻し、「そこは自分で自分を褒めてあげたいと思ったところです」と胸を張った。今年4月30日に退院し、6月に「完全寛解」、8月にはレギュラー番組『男おばさん!!』(CS・フジテレビTWO)でスタジオ収録の復帰を果たした笠井アナ。「40代後半からは仕事一辺倒だったんですけど、がんになって『少し歩みを止めてみなさい』と神からの啓示を受けた気がしました。家族との会話とか、一緒に過ごす“何でもない時間”が増えて、『こういうのが普通の幸せなんだな』と感じることが増えたんです。がんになって良かったとは決して思いませんが、がんで家族の再構築ができたり、得たものはとても多いので、悲観ばかりはしておりません」と前向きに語った。この『血液がんフォーラム2020』では、笠井アナは16時15分からの「クロージングセッション」にも登壇する。
2020年08月30日●「もう死んでしまうのかな…」と思った時期もCS・フジテレビTWOの番組『男おばさん!!』(22日10:30~10:50放送分)の収録で、約8カ月ぶりのスタジオ収録復帰を果たしたフリーアナウンサーの笠井信輔。血液のがんである悪性リンパ腫のステージ4という宣告に「死んでしまうのかな…」と絶望を感じたこともあったというが、今回の収録では、盟友の軽部真一アナウンサーとブランクを感じさせないトークを繰り広げた。こうして完全復活を遂げた笠井アナが、今後の活動の柱の1つと考えて取り組んでいくのが、がんについて伝えていく仕事だ。その決意の背景には、どんな思いがあるのか。闘病生活を通して感じたことなどを含め、話を聞いた――。○■1回目の抗がん剤治療で見えた希望――約8カ月ぶりのスタジオ収録復帰となりましたが、感想はいかがですか?みんなは「早かったね」と言ってくれるんですけど、私にとってはとても長い8カ月でした。たしかに当初、「復帰まで1年かかるかもしれない」という話もありましたので、それからすると早かったんですけど、実際に治療して療養生活を送ってきたこの期間というは、自分にとって山あり谷ありだったものですから、非常に長く感じて、ようやくここまで来ることができたなという感じです。一方で、こういった形で戻れたことに非常に感謝しています。当初は「ステージ4で全身にがんが散らばっている」と言われて、「もう死んでしまうのかな…」と、ちょっと絶望的な時期もあったんですけれども、先生や家族の支えもありまして、前向きになることができました。とは言っても、「テレビにはもう復帰できないかも…」という思いも、どこかにあったんです。――それはなぜでしょうか?「がん」というイメージの中で、ものすごく痩せてしまう方もいらっしゃいますから、見てるだけで痛々しい状況にもなってしまう可能性もあるので、生きていても画面での仕事復帰は無理かなと思ったりもしました。その場合は、もう執筆活動に専念するしかないなと。でも、非常に薬が合い、先生や看護師のみなさんのおかげもあってここまで戻れたので、本当に幸せに思っています。――テレビ復帰できるかもしれないと手応えを感じたのは、なにがきっかけだったのですか?最初の抗がん剤の治療が終わったのが1月上旬だったんですけど、そこで非常に効果的な治療の結果が出たんですよ。私は排尿障害がひどくて、入院時には普通にトイレに行けず、おむつもしていました。腰痛もひどい中で生活していたんですけど、5日間24時間連続投与という抗がん剤治療の1回目が終わったところで、その排尿障害がほとんどなくなったんです。まだ、がんはたくさん残っていたんですが、尿管に影響していたがんが極めて効果的に消えていったということで、排尿に関する痛みや苦しみがかなり軽減されたので、そこで「もしかしたらいけるかもしれない」と思いました。――前向きになっていけたんですね。とにかく常に前向きでいようというのは、自分の中で決めていました。何があってもこんなところで負けていられないという気持ちがありましたので。東日本大震災を取材したときに、「引き算の縁と足し算の縁」という経験を得たんです。人間は悪いことが起きると、人との縁が切れて、仕事も減って、どうしても「引き算」のことばかり考えてしまうんですけど、その結果生まれてくる縁というのが絶対あるんですね。今回の私の場合で言うと、それは病院の先生や看護師さん、もっと言うと、インスタグラムや、がんになって始めたブログによってつながったフォロワーの皆さんもそうです。そういった新たな縁を取り込んで、自分の拠り所として前向きに進んでいこうという思いが、とても強く出ました。○■闘病で起こった家族と自分の意識変化それから、私ががんになったことで、子供たちが随分変わったんです。男三人兄弟で家の手伝いなんてほとんどしない連中だったんですけど(笑)、ある日、三男が卵焼きを作って病室に持って来てくれたんですよ。私の母のところに行って、作り方を教わってきて。――笠井さんの“おふくろの味”を再現してくれたんですね。そうなんです。ちょっと甘い味なんですけどね。それから家でもご飯を作ってくれるようになったんですよ。人間、危機が訪れると変わるんですよね。そういうことを1つ1つ貯金して、自分のエネルギーにしていくという考え方で過ごしていました。抗がん剤治療は非常につらいんですけど、そればかり言ってるんじゃなくて、新しい環境における新しい出会いというのをどんどん自分のエネルギーにしていかなきゃいけないというつもりでいましたね。――息子さんの変化のお話がありましたが、笠井さん自身の変化は何かありましたか?一番大きかったのは、最初は長期入院に絶望して「入院しなきゃダメですか? 何カ月で退院できますか?」なんてことばかり言ってたんですけど、がん治療においては、通院のほうが大変なんだなと気づいたことです。特に悪性リンパ腫の場合は、通院しながら抗がん剤を打って、家庭生活や仕事に戻る人がとても多いんです。私は程度が悪かったものですから、抗がん剤の中身も量もきつくて多いものだったので入院となりましたけど、通院しながら抗がん剤を打って、副作用のきつい身体で家庭生活に入ったり社会生活に戻っていくというのはとても大変だと想像できます。でも私は、寝ていれば看護師さんが面倒を見てくれるし、問題があれば先生が診てくれる。こんなに恵まれた環境はないなと、気持ちが切り替わりましたね。●「危ういもの」だったSNSに感じた“光”――通院治療の大変さは、どのように知ったのですか?ブログに多いときは1,500~2,000くらいにコメントを頂いて、1日時間があるので全部目を通すんですけど、その中にいかに通院で苦労しているかということを書いてくれる方がいるんです。コメントを見て一番は驚いたのは、こんなにがん関係者が多いんだということ。「自分はがんでした」「今がん治療してます」「家族ががんです」「知り合いががんです」…と、がんにまつわるコメントが山のように来るんです。こんなにみんながんで苦しんでいたり、あるいはがんと共に生きているんだと分かったことで、どんどん自分の気持ちが安らいでいくような気持ちになりました。自分は、がんになる人は特別だと思ってたので、特別なところに来てしまったのかと思っていたんですけど、今や2人に1人ががんになると言われていますから、実は五分五分なんですよね。こうして、ブログとかインスタグラムなどでいろんながん経験者の方を知って思ったのは、自分が体験しているがん患者のほうが一般的で、がんになっていない人のほうが「良かったね」って思うようになるくらい、がんが身近になっているということ。がんを毛嫌いしても始まらないし、絶望したり、悲しむのではなく、どうやって共に生きていくか、闘っていくかということに気持ちを切り替えることができたのは、一番良かったことです。――SNSでのコメントに、勇気づけられたんですね。本当にそうでした。私を励まそうというものと同じくらい、自分の経験を真剣に書いてくれるんですよ。抗がん剤の副作用って人によって出方が全然違うので、普通にネットとか調べていると悪い情報ばっかり入ってくるんです、そのほうがアクセス数も増えますからね。そういうところだけを見ていると不安にしかならないんですけど、なんの損得もない人たちから「自分はこうでした」「笠井さんこうだといいですね」「もし私と同じような症状だったらこれが効果的ですよ」とか、そういうアドバイスを頂けるんです。ネット上でのつながりというものを、我々マスコミでは「危ういもの」として取り上げることが多いのですが、私は今回、SNSの光と影の“光”の方を強く感じました。相手の方の名前はハンドルネームしか分かりませんけど、こういう支え、絆、つながりが、とても自分の中で大きな財産になりました。あと、私はどなたにもコメントを返さないと決めていたんです。この人に返して、あの人に返さないというのは申し訳ないし、体調によって全部に返せないということがあるので。それで驚いたのは、コメントで悩みを打ち明けてくれる人がいるのですが、別の人が励ましているんですよ。そうすると、悩んでいた人がお礼を言うんです。――笠井さんのブログやSNSのコメント欄で、コミュニティができているんですね。もう感動しちゃって! そこに私の存在はもうないんですけど、それでいいんですよ。とても素敵なことだなと思うし、「自分にはこんな良いコメントが返せたかな?」とも思ったりして(笑)。でも、SNSにはどうしたって落とし穴があるから、なかなかテレビではこういった良さというのを取り上げてきていないので、今、自分のがんとSNSの経験を本に書いているんです。秋から冬にかけて出せればと思って鋭意執筆中なんですが、この自宅療養中はほとんどこれを書く時間に充てていました。○■二度聞きした「完全寛解」――6月4日に、主治医の先生から「完全寛解」(かんぜんかんかい)と言われたそうですが、この言葉は初めて聞きました。私もそうでした。血液のがんの場合、相当長い期間をかけないと「完治」にはならないので、がん細胞がなくなる「寛解」という状況からそれを維持していくというのが典型なんです。だから、先生から「寛解です」と言われると思ったら「完全寛解です」という言葉だったので、私も妻も聞き返しましたよ、「完全寛解ってなんですか!?」って。普段から、そんなに人を喜ばせようとする先生じゃないんですから。――クールな感じの先生なんですか?そうそう、シビアにがん細胞と向き合う先生で、あんまり調子のいいことや、なだめるようなことを、根拠もなく言う方じゃないんです。その先生が「完全寛解」と言うので、改めて聞いてみたら、「データ上で見て、がん細胞が少しあっても問題ないという場合は『部分寛解』と言うんだけど、笠井さんの身体には全くないので、『完全寛解』なんです」とおっしゃるので、もうそれはうれしかったですよ。今は1カ月に1回、白血球の数値を見るために通院しています。●リモートワークは弱者を救う――スタジオ収録の前は、自宅からリモート出演されていましたよね。これは時代に救われたなと思いましたね。コロナという状況の中でリモートワークが一般化して、ネット回線でテレビ出演やラジオ出演ができるようになったのは、私にとってはとても大きな出来事でした。自宅療養の2カ月間は、基本的に家から出ないということになっていたので、仕事なんて一切できないと思っていました。そしたら、リモートワークという仕事の形が出てきて、世の中に浸透して、必ずしも職場に行かなくても仕事ができるという新しい社会のシステムに助けられました。リモートワークは、感染を防ぐとか、仕事の効率を上げるとか、そういった目的で普及が進んでると思うのですが、我々がんサバイバーと言われる人間から見ると、これは“弱者のツール”だと思いました。家から出られない人、抗がん剤治療受けている人、病弱であったり精神的に外に出ることができない人たちが、リモートによって仕事しやすい環境がどんどん生まれている。今まではリモートで仕事をしていれば「なんでリモートなんだよ」って見られていましたけど、今は「進んでる」と一段上に見られますからね。つまり弱者が対等に、それ以上の立場で社会に出ていくことができるツールとして、リモートワークは非常に良いシステムだなと思いました。そういう意味で、コロナというのは我々の仕事にとって良いことは1つもないんですけど、副産物として、我々弱者を救ってくれるシステムが構築されつつあるのです。――今回のスタジオ収録の様子を拝見しましたが、絶好調でしたね(笑)リモートによって、テレビの本格復帰へのリハビリができたんですが、むしろリモートのほうがトークは難しいですからね。ハードルの高いことをやってから今回、『男おばさん!!』で軽部さんと一緒にやらせていただいたことで、生のトークがどれだけ楽しく、どれだけ心躍るものであるかということを再認識しました。――フジテレビにも久々に来られて、アナウンス室には寄られたのですか?はい、みんな「おかえりなさい」と喜んでくれて、やっぱり後輩たちはかわいいですね。古巣はいいなと思いました。それから来た時間がちょうど『とくダネ!』が終わる頃だったので、小倉(智昭)さんにあいさつに行ったんですけど、なんだかわけもなく会った瞬間に泣いちゃって。小倉さんには最初にがんのことを相談しましたし、膀胱がんを全摘したがんの先輩ですしね。――20年のお付き合いですもんね。でも、『とくダネ!』の他の担当アナウンサーより、私と小倉さんの距離は離れているんですよ。みんなは一緒にコンサート行ったりとかしてるんですけど、私はあんまりそういうことは一緒にしない(笑)。だけど、一大事が起きると、小倉さんをまず頼る。そういう20年間だったので、ちょっと親子関係に近いかもしれないですね。近すぎるとちょっと鬱陶(うっとう)しいけど、どうしてもそばにいてくれないと困る人(笑)それが小倉さんだから、会った瞬間に泣き崩れてしまったのかもしれないです。そんなことになるとは思わなかったんですけど、小倉さんを喜ばせなきゃと行って、気づいたら泣いていました(笑)○■神様から「今度はがんのこともやりなさい」――スタジオ復帰でフリーアナウンサーとして再スタートということになるかと思いますが、今後の展望をお聞かせください。去年フリーになって最初の2カ月間、本当に様々な仕事をやらせていただいたので、その状況に戻していきたいというのが1つです。もう1つは、これからはがんというものを自分の活動の1つの柱にしたいと思ってるんです。本の執筆のほかに、まずは「オンコロ」というがん情報サイトで、自分がインタビューアーとしてがん患者が気になることを専門家の先生にお聞きする動画を始めました。それから、8月29・30日にキャンサーネットジャパンというNPO法人が主催する「血液がんフォーラム」というオンラインのシンポジウムに参加します。自分の経験をがんで悩んでる人や、これからがんと闘っていく人たちの何か助けになるような活動がしたいと思っているので、そういったところにはできる限り参加していきたいと思います。自分ががんになった意味はそこにあるんじゃないかと思ってるんです。これまで10年、東日本大震災の各地域と取材を通じていまだに交流して、毎年いろんなことをやってきましたけど、これからは何をするかというときに、神様から「今度はがんのこともやりなさい」と思し召しがあったと思って。がんサバイバーは、人の経験にも興味があるんですよ。なので、がん経験者の仲間の皆さんに関心を持っていただける部分もあるのではないかと思っています。――活動の幅が広がっていきますね。専門家になろうとしているわけではなくて、これまで伝える仕事をしてきたという経験から、がんにまつわるいろんなことを伝えていく活動というのは、自分にとってこれから重要にしていかなきゃならないなと。単に「がんが治ってよかったね」で済ませちゃいけないなと、自分では思っています。●笠井信輔1963年生まれ、東京都出身。早稲田大学卒業後、87年フジテレビジョンに入社し、『おはよう!ナイスデイ』『タイム3』『今夜は好奇心!』『THE WEEK』『FNNニュース555ザ・ヒューマン』『とくダネ!』『男おばさん!!』『バイキング』など、報道・情報番組を中心に担当。19年9月で同局を退社し、フリーアナウンサーとして活動するが、同年12月に悪性リンパ腫が判明し、療養へ。今年4月に退院し、自宅療養を経て、8月22日放送のCS・フジテレビTWO『男おばさん!!』でスタジオ収録に復帰した。がん情報サイト「オンコロ」でインタビュー動画『笠井信輔のこんなの聞いてもいいですか』や、NPO法人キャンサーネットジャパンが主催する『血液がんフォーラム』(8月30日)に参加し、秋~冬には書籍を出版予定で、自身の闘病経験を伝える活動も行っていく。
2020年08月21日アイドルグループ・日向坂46の1stアルバム『ひなたざか』(9月23日発売)のリード曲「アザトカワイイ」のミュージックビデオ(MV)が20日、公開された。リード曲「アザトカワイイ」は、タイトルの通り、あざとかわいい仕草をする女子に恋をしてしまう内容。作品の中でも制服の袖を掴んだかわいいダンスや、ハートの半分を表現する“片想いハート”をペアで繋ぎ合わせることによって表現される“両想いハート”などの振りが注目ポイントとなっている。今作は青空の砂漠をイメージしたシチュエーションでのダンスシーンを中心に構成されており、衣装は、日向坂46として初めてアシンメトリーを採用。爽やかな青と白のコントラストで、夏らしさが演出されている。振付はダンサーのTAKAHIRO氏が担当し、日向坂46史上でも1番激しくスピーディーな内容に仕上がっている。今回のフロントメンバーは5人で構成されており、けやき坂46として2018年6月にリリースしたアルバム『走り出す瞬間』以来のセンターを務めることとなった1期生の佐々木美玲に加え、同じく1期生の加藤史帆、齊藤京子、そして、日向坂46デビュー以来4作連続でセンターを務めてきた小坂菜緒と金村美玖の2期生2人が務める。活動を再開した1期生・影山優佳、新3期生の高橋未来虹、森本茉莉、山口陽世の3人を加えた22人体制として初となる今作。さらにパワーアップした日向坂46に注目だ。
2020年08月20日ベーシスト・日向秀和(ストレイテナー、Nothing’s Carved In Stone)を中心とした音楽の祭り『HINA-MATSURI 2020』が、無観客配信ライブを開催。このイベントは、2018年に日向秀和のベース道四半世紀を記念して豊洲PITで開始され、ストレイテナー、Nothing’s Carved In Stone や日向と縁のあるバンドが出演。2019年に実施された第2回目は、日向秀和を中心に、日向とHHMMというユニットでも活動するYasei Collectiveの松下マサナオ(ds)、SPECIAL OTHERSの柳下“DAYO”武史(g)、ゲスの極み乙女。のちゃんMARI(key)からなるHINA-MATSURI BANDが、ゲストボーカルとともにセッションを展開するスタイルで行われた。第3回目となる『HINA-MATSURI 2020』は当初、ひな祭りである2020年3月3日に開催予定であったが、新型コロナウイルスの感染拡大予防のため6月に延期。残念ながら、観客を入れての開催は中止としてアナウンスしたが、出演者陣の協力と想いのもと、ぴあ株式会社とKDDI 株式会社が運営するエンタメサイト「uP!!!」にて、無観客有料配信ライブを実施することになった。
2020年06月29日アイドルグループ・日向坂46の佐々木美玲が27日、インターネットテレビ・ABEMAで生配信されているファッションショー&ライブイベント「Tokyo Virtual Runway Live by GirlsAward」に出演した。佐々木は、藤田ニコルがプロデュースするファッションブランド「NiCORON」のステージに登場。白いTシャツにビスチェ、アニマル柄のスカート、キャップというコーディネートで美脚を披露し、ランウェイの先端では投げキッスを見せた。同イベントは、史上初の3DCGとリアルを掛け合わせたフルバーチャル空間でのファッションショー&ライブイベントで、ABEMAの新機能「PayPerView(ペイパービュー)」にて独占生配信。藤田ニコルや池田美優、新川優愛、トリンドル玲奈、マギー、横田真悠ら人気モデルが出演するファッションショーや、JO1、SUPER★DRAGON、FAKY、Matt、鈴木愛理によるライブパフォーマンスが開催される。(C)Tokyo Virtual Runway Live by GirlsAward(C)AbemaTV, Inc.
2020年06月27日俳優の伊藤健太郎が出演する調光機能付きコンタクトレンズ「アキュビュー オアシス トランジションズ スマート調光」の新テレビCM「日向坂46」篇(15秒・30秒)、「柴犬まる」篇(15秒)が、15日より順次全国で放送される。新CMは、日向坂46のライブ、柴犬まるのファンイベントを舞台にした「日向坂46」篇、「柴犬まる」篇の2種類。「推し見逃さない」をコンセプトに、自分の好きな“推し”をくっきりはっきり見たいという思いを表現した。客席から友人と一緒に熱い声援を送る主人公の伊藤健太郎は、日向坂46の小坂菜緒、柴犬まるという、自分の“推し”たちの決定的瞬間に遭遇。そして、伊藤は“推し”を見逃してしまい、友人は見逃さない。その秘密がギュッと詰まったCMとなっている。一番の見どころは、ふいに目に入ってきた光の影響で、伊藤が“推し”の大事なシーンを惜しくも見逃してしまう場面。バッチリ目撃して興奮する友人の隣でショックを受ける伊藤に対して、小坂とまるが「まだスマート調光じゃないの?」と話しかけ、伊藤は「はあ!?」「えええ!?」と驚く。伊藤がステージに向かって絶叫する悲痛な演技を披露すると、監督は「めっちゃウインクをほしがっていて、もう一生見られないという感じが出ている」と大喜び。小坂は本番前、「ウインクするのがとても恥ずかしい」と語っていたが、いざ撮影が始まると自然なタイミングでチャーミングなウインクを連発し、会場から大きな歓声が上がった。
2020年06月15日昨年12月から血液がんの「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」で入院していたフリーアナウンサーの笠井信輔(57)。4月30日に「本日退院です!皆さんに感謝」と題したブログで、退院したことを報告した。笠井アナは《おはようございます。特別な朝を迎えました》と切り出し、《カーテンを開けると、素敵な青空が広がっていました。ついに今日退院できるのです。家に帰ることができるのです。本当にうれしい》と喜びを綴った。入院が1年にわたる可能性もあったという笠井アナだが、約4カ月での退院となった。来月中旬には最終検査が残っており、《最終チェックで全身のがんが消えていることがわかれば、「寛解」と言えるのかもしれません》と明かしている。今回の入院で抗がん剤治療を6回も受け、強い倦怠感や抜け毛といった副作用とも向き合ってきた笠井アナ。病状や感じたことを詳細に綴ったブログが反響を呼び、現在のフォロワーは17万人を超えている。いっぽうで、入院中には新型コロナウイルスが世界中で蔓延するという事態も発生。笠井アナは病床から可能な限り情報を収集し、アナウンサーならではの指摘や問題提起を発信してきた。また「#うちで過ごそう」とし、外出自粛や医療従事者への感謝を伝える活動も呼びかけてきた。「笠井アナは病状や入院中の思いを綴るため、ブログを開設しました。当初は病気に罹ったことで仕事がキャンセルになることを心配していたそうです。ですが、“新たな出会いや繋がりが生まれる”と発想を転換。また『世の中に対して自分の意見を言う場ではない』とも決めていたそうですが、感染による影響が深刻化していく状況にもどかしさを感じたそうです。東日本大震災を取材した経験となぞらえた発言は、ネットニュースで取り上げられるほど注目を集めました」(テレビ局関係者)闘病中も使命感を持って発信を続けた笠井アナ。彼のブログには、退院を祝福する声が1,000件以上も寄せられている。《退院おめでとうございます笠井さんのブログは、ご自身の闘病生活を隠さず公表なさっていて、報道に携わって来られた方の誇りを感じました》《おめでとうございます。素晴らしいお天気が後押し!ずっとブログフォローしながら応援させて頂いてました。抗ガン剤治療時のお辛い時にも「辛いです」とありのままのお姿、コロナ問題の時は我を忘れてのジャーナリスト魂。これからもずっと応援してます》《笠井さん、退院おめでとうございます。入院中のブログを拝見させていただき、笠井さんの明るさと前向きな人柄を知ることができました。発信する力がすごい!!素敵だなー、といつも力をもらっています》
2020年04月30日世界的に外出自粛が求められ、自宅で過ごす時間が増えている中、日向坂46らしい“STAY HOME動画”が オフィシャルTwitter() にて公開された。今回公開された動画は、一期生(潮紗理菜、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、佐々木美玲、高瀬愛奈、高本彩花、東村芽依)と三期生・上村ひなの、そして新三期生・髙橋未来虹が、リズムに合わせて“手洗い、うがい、ガラガラ、ヒー♪ STAY HOME♪”と、ジェスチャー付きで歌っているもので、幼い子供でも覚えやすい内容。また、動画の楽曲は二期生・富田鈴花が作曲し、映像編集も二期生・丹生明里が担当しているとのこと。現在自宅で過ごされている方々へ、少しでもメンバーの気持ちが届けばという想いから制作された今回の動画。明日5月1日(金)にはまだ登場していないメンバーの別バージョンが公開される予定。日向坂46プロフィール秋元康総合プロデュース。2015年、欅坂46に遅れて参加した長濱ねるがきっかけで誕生したけやき坂46は同年メンバーを募集し、2016年11名を加え12人で本格始動。 2017年8月に二期生が9人加入。2018年11月坂道合同オーディションにて新メンバーの三期生1人が加入した。2019年2月11日にけやき坂46から日向坂46へと改名後、3月27日(水)にデビューシングル「キュン」を発売。初週47.6万枚を売り上げオリコン週間シングルランキング初登場1位を獲得。欅坂46が記録していた「女性アーティストの1stシングルによる初週売上枚数」を抜き歴代1位となる。2019年末にはデビュー1年目ながら第70回紅白歌合戦へも出場。2020年2月にリリースした4thシングル「ソンナコトナイヨ」で4作連続オリコン週間シングルランキング1位を獲得。同2月には新三期生3人も新たに加入。12月には東京ドーム公演が決定している。日向坂46公式サイト()日向坂46Twitter()日向坂46YouTubeチャンネル()
2020年04月30日悪性リンパ腫で闘病中の元フジテレビの笠井信輔アナウンサーが23日、自身のインスタグラムを更新。同日、新型コロナウイルスによる肺炎のため亡くなった女優の岡江久美子さんを追悼した。笠井アナは「岡江久美子さんが…コロナウイルスで亡くなられたなんて。信じられません」と書き出し、「お会いする時はいつも笑顔でとても明るく、気さくに話しかけてくださいました」と岡江さんとの思い出をつづった。そして、「12月末に乳がんの手術を受けられて、年明けから放射線治療。免疫力の低下が重症化の要因と事務所が発表したようです。がんの種類は違えど、治療時期がほとんど一緒です私も強い抗がん剤治療を受けていますので、免疫力が低いんです。他人事ではありませんとても不安です」と吐露し、「ご冥福をお祈りします」と悼んだ。さらに、「いろんなことがあって明日『とくだね!』に生出演することになりました。よろしくお願い致します」と、あす24日にフジテレビ系情報番組『とくダネ!』(毎週月~金曜8:00~)に出演することを発表した。
2020年04月23日日向坂46が2月19日、4thシングル『ソンナコトナイヨ』をリリースする。日向坂46は2015年に「けやき坂46」名義で結成。2019年に改名し、昨年3月にデビューシングル『キュン』をリリースした。その後も2ndシングル『ドレミソラシド』、3rdシングル『こんなに好きになっちゃっていいの?』と発表している。先日はドラマ『DASADA』とコラボした「日向坂46×DASADA LIVE&FASHION SHOW」を横浜アリーナで行い、成功を収めたことも話題になった。『ソンナコトナイヨ』は、グループにとって約4カ月ぶりのシングル作品。前髪を切りすぎて落ち込んでいる女の子に「ソンナコトナイヨ」と伝えるポジティブチューンだ。明るいAメロからBメロを挟み、サビでマイナーなメロディに変化する曲調も聴きどころ。ミュージックビデオはメンバーの爽やかさ、可愛らしさに加え、個々の魅力が演出されている。撮影は原宿を中心とした都会の中心部、そして横浜のビル群が見える山下埠頭で行われた。前髪を切る仕草の「チョキチョキダンス」をはじめとする、激しい振付けにも注目してほしい。■リリース情報日向坂46 『ソンナコトナイヨ』発売日:2月19日収録曲:ソンナコトナイヨ(全TYPE収録曲)青春の馬」(全TYPE収録曲)窓を開けなくても(TYPE-B収録曲)ナゼー(TYPE-C収録曲)好きということは・・・(TYPE-A収録曲)君のため何ができるだろう(通常盤収録曲)
2020年02月18日アイドルグループ・日向坂46が4・5日、神奈川・横浜アリーナにて、現在放送中のドラマ『DASADA』(日本テレビ)とコラボした「日向坂46×DASADA LIVE&FASHION SHOW」を開催。会場には2日間で約2万5,000人のおひさま(日向坂46ファンの総称)が詰めかけた。4日前にセンターの小坂菜緒の不参加が発表された同イベントは、「TGC×日向坂46 SPECIAL COLLECTION」からスタート。1部ではDASADAとTGCプロデュースのファッションで、2部では マロニエ女学院の制服やブランド「DASADA」のアパレルグッズを身につけたメンバーが空色で縁取られたランウェイを歩いた。さらに、ドラマの主人公である佐田ゆりあ(小坂)からのメッセージ、『DASADA』の3年後を描いた映像が流れた。ライブパートの始まりを告げるOVERTUREが会場に鳴り響き、おひさまが青のペンライトを振ると、メインステージにメンバーが登場。1曲目は『DASADA』の主題歌にもなっている「青春の馬」。TAKAHIROが日向坂46以降の活躍も見守り続け、彼女たちへの想いを乗せた振り付けを、メンバーたちは力強く踊り、センターに立った金村美玖は風を切るようなダンスで内に秘めた情熱を放出した。そして、初披露となったTGCしずおかには不在だった濱岸ひよりと金村がペアダンスで魅了。昨年6月から活動を休止していた濱岸は、今回のライブで本格的に復帰を果たした。キャプテンの佐々木久美は「こさかなの分まで頑張りますのでよろしくお願いします」と宣言。グループのために映画撮影の仕事を頑張っている小坂のためにも最高のステージを見せることを誓った。「ドレミソラシド」はセンターの丹生明里がエアで指揮を執り、屈託のない笑顔を浮かべる。ワクワク感でいっぱいのパフォーマンスで会場を“陽”の空気で包み込んだ。「こんなに好きになっちゃっていいの?」では一転、切なさを全身で表現。センターの齊藤京子が感情を込めたパフォーマンスを見せた。「川は流れる」は佐々木美玲の儚い表情が目を引いた。MCでは、河田陽菜が地元の山口弁で「好きやけぇ。またここに来てください」と告白し、会場のおひさまをメロメロに。ユニットパートはひらがな時代の2期生曲を披露。「線香花火が消えるまで」は金村、富田鈴花、松田好花が艶っぽく歌い、会場のペンライトは緑一色になった。「割れないシャボン玉」では客席がピンクのペンライトに染まり、河田、濱岸、宮田愛萌はキュートに歌唱。「キレイになりたい」は丹生と渡邉美穂がクールにキメた。1期生の8人は「永遠の白線」をひらがな時代から歌い継ぐ。MCで「永遠の白線」を「思い入れが強い曲」と語った高本彩花は、今日のステージにはいない“永遠の1期生”である井口眞緒、柿崎芽実、影山優佳、そして、長濱ねるのポーズを入れたと明かした。『DASADA』で渡邉が演じる篠原沙織が世界で活躍しているアイドルユニット・FACTORYのパフォーマンスを観ている映像が流れると、ステージにFACTORY(トックリン=河田、ぐいのみ=東村芽依、おちょこ=松田好花)が降臨。3人はエレクトロサウンドの「ナゼー」で幻想的な空間を作り出し、『DASADA』の世界と現実をリンクさせた。「JOYFUL LOVE」でセンターの渡邉が「みなさん、一緒に虹を作ってください!」と呼びかけると、会場に7色の虹が。「誰よりも高く跳べ!」はメンバーたちが外周でパフォーマンス。久美が「横アリ~! 跳べ~!!」と叫ぶと、会場の温度は急上昇。そして、齊藤が「ラストスパート、いっくぞ!」と吼え、センターステージで「NO WAR in the future」を披露し、久美と濱岸によるバレエダンスの復活におひさまが沸いた。「キュン」は、「こさかなの分まで力を合わせて頑張ります」とブログに綴った加藤史帆がセンターに立ち、加藤のレアなセリフ「かわいい」も炸裂。「キツネ」のセンター河田はかわいさと激しさが融合したダンスから全力の「コンコンコン!」でおひさまを魅了した。本編最後は、久美が「あの言葉を叫ぶ準備はできてますか?」から4thシングル表題曲「ソンナコトナイヨ」を初披露。最初はチャーミングな振り付けでありながら、サビは超攻撃的なダンスというギャップが見もの。センターに立った東村はキレキレのダンスを見せつけた。アンコール明けには小坂と生電話でつなぐ場面も。最後に「『ひなくり2020』の舞台でもある“あの場所”に懸けた想いを歌った曲」という久美の紹介から「約束の卵」を歌い、グループにとって初めての試みは大成功を収めた。
2020年02月06日2月19日に発売されるアイドルグループ・日向坂46の4thシングル表題曲「ソンナコトナイヨ」のミュージックビデオが23日、公開された。秋元康総合プロデュースの坂道シリーズで、2019年3月リリースのデビューシングル「キュン」から3作続けてオリコン週間シングルランキング1位を獲得し、デビュー1年目ながら「第70回紅白歌合戦」への出演も果たした日向坂46。このたび最新作である4thシングル表題曲「ソンナコトナイヨ」のMVがお披露目された。表題曲「ソンナコトナイヨ」は、前髪を切りすぎて落ち込んでいる女の子に“ソンナコトナイヨ”と伝える歌詞と、前髪を切る仕草の“チョキチョキダンス”をはじめとした激しいダンスが特徴。MVでは、日向坂のさわやかさ、かわいらしさに加え、より個々の魅力が伝わる内容になっている。撮影は原宿を中心とした都会の中心部、そして横浜のビル群が見える山下埠頭で実施。今回のダンスでは高い難易度のステップなどがあったが、メンバーは「その方が燃える!」と意欲的に取り組み、雨が降る時間帯もあったものの、最後まで高い集中力で撮影に挑んだ。今回のフロントメンバーは、デビューシングル「キュン」から4作連続でセンターを務める2期生の小坂菜緒、初のフロント抜てきとなる1期生の東村芽依、2期生の金村美玖、そして1期生の加藤史帆、齊藤京子を合わせた5人となる。
2020年01月23日悪性リンパ腫で闘病中の元フジテレビ笠井信輔アナウンサー(56)が1月16日、自身のブログを更新。入浴中に倒れ、初めてナースコールを押したことを報告した。笠井アナは『風呂場で、倒れました。』と題した記事をエントリー。現在、2回目の抗がん剤治療中で、倦怠感などに苦しんでいるといい、「抗がん剤投与3日目の昨日は大変でした」と振り返った。夕方になり、「とっても迷ったのですが、1日寝ているのも良くないだろうと思って」と入浴を決心したというが、「念入りにシャワーを浴びていたら、最後心臓がドキドキしてきて椅子に崩れ落ちてしまいました。貧血です」と倒れ込んでしまったという。「そこからどうにも立ち上がれなくなってしまった。5分ぐらいして、なんとか脱衣場に移動してナースコールを押そうと思ったのですが、こちらは全裸!!若い女性の看護師さんが救出に来たらあまりにも恥ずかしいので、『とにかくパンツ履かなきゃ』。パンツ!パンツ!パンツ!ただだだ、その事が次の行動のエネルギーとなっていました。『羞恥心』というものは何事にも勝るものなのか!今考えると、笑っちゃいますけどね」と笑いを交えて、明るくつづった。入院後、初めてのナースコールを“パンツ一丁”で押した笠井アナ。「やって来たのは若い男の看護師さん。まぁ考えてみれば風呂場なんだから、同性の人が来ますよね(笑)」とオチをつけた。ユーモアたっぷりのブログだが、最後にはベッドで横になっている自撮りとともに「構図も、めちゃくちゃ。『こんな写真撮って、どういう精神してるのか?』と思う方、もちろんいると思います。でも、どうしても『伝えなきゃ、あとで後悔する』と、体が自然と動いてしまうんです」と闘病生活を発信する理由を強くつづった。読者からは「頭を打つなどなくよかった!」「笠井さんの時々、ウフッと笑えるエピソードが好きです」「笠井さんの職業魂が助けになっている人も多いのではないでしょうか」と応援するコメントが寄せられている。
2020年01月17日