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初めての出産と育児。最初は赤ちゃんが泣いてる理由すら理解できませんでした。そんなときに赤ちゃんが眠さと戦いながらぐずっているのを見て、どうしたら安心して眠れるのか、いろいろと試してみて学んだ私の体験談です。 赤ちゃんは不安がいっぱい生まれたばかりの赤ちゃんは、何も肌についていない状態を不安に感じる、と産婦人科の沐浴指導で教えてもらいました。お風呂だけでなく寝るときも何かに触れていたり、心音を聞くと安心するとのことで、そんなちょっとしたことでも不安になったり安心したりするのだと、繊細な赤ちゃんにびっくりしました。 大人には想像のつかないような不安がたくさんあるのだろうと思いました。そこで実際に、眠るときにぐずっているわが子に何かに触れさせた状態を作ってみることにしました。 窮屈そうだけどそれが「安心」?ある日肌寒いかな、と感じて赤ちゃんを毛布に包んで抱っこをしていたところ、すぐに眠りました。そのときに、眠さと戦って泣いている赤ちゃんは、タオルや毛布に包んであげると安心してぐっすりと眠ることができるのかもしれない、と学びました。 大人は大の字で寝た方が心地よく感じたりするものですが、赤ちゃんは包まれるのが好きなのだなと改めて思いました。 自分で体温調節できないのも大変赤ちゃんは暑いときや寒いときも、泣いて知らせることしかできません。泣く理由がわからないときは、手足が冷えすぎていないか、背中などに汗をかいていないかなどをよく確認し、体温調節をおこなうようにしました。 毛布にくるんで寝かせているときに暑そうであれば、包むものをタオルに変えてみるとぐっすりと眠りました。赤ちゃんが泣いている姿をじっくりと観察し、いろいろと試すうちに徐々に気持ちがわかるようになり、「言葉の代わりに泣いて伝えてくれている」ということにも気付けました。 最初はどうしたら眠ってくれるのかと困っていましたが、わが子の場合、おなかの中にいるときのように包まれることで安心するのがわかりました。ぐっすりと眠っている赤ちゃんを見ていると、私自身も安心できるとともに、心がほっこりとして育児を頑張る活力になりました。 著者:永田真結4歳の長女、2歳の長男、0歳の次女を持つ母。自身の妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2019年08月07日最近は「イクメン」という言葉が浸透しているように、育児に積極的なパパは私の周りにも多くいます。しかし、育児で特に大変な0~2歳児の間、ママが仕事を休み、パパが仕事を続けているご家庭がほとんどです。 私の家も同じで、パパである自分が1日中育児をする機会はあまりありませんでした。今回はママが不在の日に、私と子どもだけで過ごして気づいた育児の大変さについて話したいと思います。 子どもってこんなに泣くの?私が育児の中で1番大変だと感じていたのは、泣いている子どもをあやすことでした。子どもはおなかが空いた、おむつが気持ち悪い、何となく機嫌が悪いなど、さまざまなことを泣いて訴えてくるとわかっていましたが、昼夜問わず泣かれるとつらいなと感じていました。 なかでも私が特に困ったのは、眠いときに泣かれることです。おなが空いているときならば、ごはんをあげるなどして何とか対処できます。でも眠い子どもを寝かしつける方法やあやす方法がいまいちわからず、普段ママが抱っこするとすぐ寝るのに、パパの抱っこは慣れていないのか、なかなか眠ってくれず苦労しました。 子どもってこんなにおむつ替えるの?おむつを替えることも最初は戸惑いましたが、慣れてくるとそこまで大変さを感じることはありませんでした。でも、それが1日中となるとものすごい回数になるのだ、と気づきました。朝起きてから、ごはん中、昼寝してから、遊んでいるときなど、1日に10回以上は替えました。 それでも家にいるときはまだましです。子どもと2人では時間を持て余すので途中で外出したのですが、外出中が特に大変でした。突然子どもがおむつ替えを訴え泣き始め、おむつを替える場所を探すことから始めなくてはならず、しっかり準備したつもりでもおしり拭きを車の中に忘れたり、場所の使い勝手がいまいちわからず戸惑ったり、外出中のおむつ替えには本当に苦労しました。 子どもってどんなごはん食べているの?子どもがまだ授乳中で育児用ミルクを用意すればいい時期はまだよかったのですが、離乳食が始まるとその準備にとても苦労しました。どんな食事形態なのか、栄養は足りているのか、アレルギーはないのか、自分で食べられるのか、何を準備しないといけないかなど、「食事」と一言で言ってもママに聞かないとわからないことばかり。適当にするわけにはいかないので、ママに何回も連絡をしました。 それで準備万端でいざ食事となると、食べこぼしはするし、近くにコップを置くとお茶をこぼすし、もちろん落ち着いてじっと座っていることもないので、自分の食事をする余裕なんてないので、かなり大変でした。 私自身、育児に積極的だと思っていても、実はママにしてもらっていることが多いことに気づきました。ママが外出し、1日子どもと2人で過ごしただけなのに、わからないことがたくさんありました。今回の体験を通してあらためて育児の大変さに気づくことができたので、もっと頑張っていきたいと思います。 著者:西川しょた普段は看護師として勤務する3歳と1歳、2男の父。育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2019年08月04日寝かしつけには生活リズムを整えることが重要と聞きます。娘は生活リズムが整っていたにも関わらず、生後6カ月ころから、おっぱいが口から離れると寝られない状態になりました。夜泣きも始まり、泣くたびに授乳する日々……。そのとき私が挑戦した、授乳以外での寝かしつけについてお伝えします。 おっぱいなしでは寝られない!?娘が生後6カ月を迎えたころ、授乳での寝かしつけはかなり時間がかかりました。娘も体力がついてきたせいか、40分~60分程おっぱいを吸わないと寝落ちしてくれないのです。授乳の体勢は意外と疲れるものです。首、肩、腕がしびれて、猫背にもなってきます。娘は昼寝のときも授乳をしないと眠れなかったため、私の体は凝り固まってしまいました。添い乳も試したのですが、こちらも意外と体勢が難しく、娘もうまく吸えずに断念してしまいました。 寝かしつけ方法を模索する日々このままでは、娘にも私にも良くない! と思い、授乳以外での寝かしつけ方法を模索することにしました。まず試したのは「背中とんとん」です。住まいのある区で開催しているママ子会で相談したところ、他のママから「背中とんとんで寝てくれる」との意見を聞いたのです。ネットで検索しても「とんとん」でうまくいったという意見は多いです。しかし、うちの娘には合わなかったようで、まるで邪魔だと言わんばかりに嫌がられてしまいました。その後も子守歌、ベビーマッサージ、抱っこなどいろいろ試しましたが、私と娘どちらにも合う方法が見つかりませんでした。 絵本とオルゴールで眠る時間の意識付け今度は保育士さんに相談してみたところ、「赤ちゃんが安心できる何かがあるといい」との意見を聞きました。ぬいぐるみやタオルなど、赤ちゃんによって好みは違うようです。娘はお気に入りのグッズが特になかったのですが、昼間に絵本を読み聞かせるとおとなしく聞いていることがよくあったため、絵本で試すことに!普段お世話や家事をしていると、実際に娘と向き合って遊ぶ時間が意外と少ないことにも気づきました。寝る前に絵本を読むことで、娘とのコミュニケーションの時間にもなり、一石二鳥だと考えました。また、私自身がオルゴール曲を聞くと心が落ち着くと感じていたため、そちらも試してみることにしたのです。 定着した寝かしつけで娘も私もハッピーに実践してみたところ、寝ながら絵本を見て聞いてくれたのです。そのうち目をこすって眠い素振りをするように。そのタイミングで「おやすみ」と声をかけ、電気を消し、添い寝をしました。何分がぐずぐずし、ごろごろ動き回るものの、しばらくすると眠っていきました。このときは本当にうれしかったです。毎日続けていくうちに、絵本を読む時間もぐずる時間も短くなりました。布団の中に入り、オルゴール曲と絵本が始まったら、寝る時間だとわかってくれたような気がします。横になって絵本を読むだけなので、私の体もすごくラクになりました。生後11カ月になる現在は、この寝かしつけ方法が完全に定着しています。 授乳以外の寝かしつけに挑戦し、育児はこれという正解がないと改めて知ることができました。まだ話せない娘との生活は、悩むことが多くあります。「どうしてうちの娘だけ」とついつい思うのですが、自分の意思を押し付けるのではなくお互いに合う方法を考えることが大事だとわかりました。 著者:加藤みか1児の母。現在育児休暇中。夫と娘の3人暮らし。今後の家族計画を立てながら妊娠・出産・子育て・暮らしに関する体験談を中心に執筆中。
2019年08月01日おすわりで遊べるようになった次女。でも油断するとすぐ後ろに倒れるため、倒れそうな辺りにブランケットを敷くなど、転倒対策をしていました。ところがある日、少し目を離した間に次女が思わぬ体勢になっていたのです! そう、後ろへの転倒ばかりを気にしてしまっていたのです。 後方ガードはバッチリ生後7カ月を過ぎておすわりができるようになると、仰向けではなくおすわりでの遊びが楽しくなってきた次女。おすわりをさせておもちゃを与えていると、ひとりでもご機嫌でした。 しかし、まだ座位が安定しきっていないため、少し体勢が崩れると頭の重みで後ろへゴロン! そのため、家事をしながら見守らなければいけないようなときには、後方に筒状に丸めたブランケットを置くなど、後方への転倒ガードは常におこなっていました。 異様な声で気づくいつものように後方ガードをしたうえで、長女に呼ばれて隣の部屋に行っていた私。部屋を離れて3分も経たないかというころ、変な声が聞こえてきたのです。泣き声でもない「ヒッ、ヒッ、ヒッ」というひきつるような声でした。慌てて次女の元に戻ると、なんと、ガードしていた後方ではなく、前方に倒れているではないですか! しかも約10cmほどの高さがある小上がりのようなところの淵から前方に倒れたため、胸から上がフローリングの床に、おなかから足先までは小上がりの上に、斜めに近い体勢になっていたのです! 盲点になっていたことに猛反省慌てて抱き上げると、その瞬間に大号泣。本人も驚いたことと体勢的に苦しかったことがあって、泣き声ではない異様な声になっていたのだと思います。 幸い小さなたんこぶで済んだものの、怖い思いをさせてしまったことに「ごめんね、ごめんね」と申し訳なさでいっぱいだった私。完全に後方へのガードしか頭になく、前方へのガードが盲点になっていました。推測ですが、座位が少しずつ安定してきたことで、何かを取ろうと手を伸ばすうちに前方に転倒してしまったのだと思います。 前方ガードがおろそかになっていたどころか、後方を意識するあまり30cm前方には段差があるような場所に座らせてしまっていた私。赤ちゃんの成長はこちらが思っているより早く、昨日と今日とでは同じ状態ではないということを痛感しました。以降、可動域は常に広がっているということを念頭に置き、「もしかしたら」ということへの対策も忘れないようにしています。著者:笹谷みずき二女の母。地方の住宅街から離れた山の中在住。現在は外勤めですが、いつかは自宅周辺の自然を活かした事業を起こしたいと目論見中。地方での出産・子育ての楽しさを伝えるべく、自身の体験談を中心に執筆中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年08月01日私には子どもが3人います。1人目は初めての子どもで、しかも女の子だったこともあり、パパは毎日帰宅するとずっと抱っこしてとてもかわいがっていました。その後、長女は少しずつ知恵がつき、やさしいパパにならずっと甘えられると思ったようです。パパにべったりな姉を見て、下の子は私に甘えるようになっていったお話をお伝えします。 パパなら抱っこしてくれる徐々に成長してくると、ママにずっと抱っこしてもらっていると疲れておろされてしまうことに気付いた長女。しかしパパならずっと抱っこしてくれるので「パパ、抱っこして」というのが口癖に……。長女が2歳になったとき、私は2人目を妊娠し出産しました。特に妊婦中は抱っこができなかったこともあり、パパのほうが甘えやすくなったのかなと今では思います。 子どもの観察力のすごさ長女はもともとパパにべったりだったので、2人目の息子はずっと私と一緒にいました。息子は、長女がパパといるのを見ると、私のところへ来る印象でした。小さいながらも息子は、パパのところにいっても、長女が先にいるので自分はダメだと感じていたようです。案の定、息子の口癖は「ママ、抱っこして」になり、あまりパパには近付かない子になりました。 パパは娘を叱りづらい夫に直接聞いてみると、娘には嫌われるのが怖くてなかなか叱りづらいとのことでした。息子には最終的には男同士だからわかり合えると思っていたのか、悪いことをしたら普通に叱ることができていました。それも息子がママっ子になった理由の1つのようで、私にべったり甘える男の子になりました。子どもたちはパパとママのことをしっかり観察しているんだなと感じたと同時に、賢いなぁとも思いました。 赤ちゃんでもしっかりと人を見ている?生まれて数カ月でもしっかりパパとママを判断していた息子。パパっ子の長女を見て、ママを選ぶ姿は赤ちゃんとは思えませんでした。 長女がいないときにはパパにも甘えるようになりましたが、2歳になった今でもやはりママっ子です。何かあると「ママがいい」という姿を見てパパもがっかりしていることがあります。 パパからすれば2人ともかわいいので、今では子どもたちをできるだけ均等に甘えさせたり、悪いことをしたら叱ってくれるようになりました。子育てを通して夫もいろいろと学び、成長したのだと感じます。 著者:永田真結4歳の長女、2歳の長男、0歳の次女を持つ母。自身の妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2019年07月31日まだ子どもに授乳をしている時期に私が風邪をひいてしまいましたが、夫にも親にも、誰にも頼ることができない状況でした。子どもを連れての通院にも不安があり、病院へ行かなかったために風邪が悪化してしました。そのときの体験談です。 風邪の自然治癒を目指す子どもが生後6カ月のとき、風邪をひいてしまった私。完母だった私は、おっぱいをあげなくてはならないため、「風邪薬を飲んではいけない」と勝手に思い込んでいました。 さらに、具合の悪くない子どもを連れて病院に行ってしまうと、自分のせいで子どもが風邪をもらってしまうかもしれない! と、子ども連れで病院に行くのは無理だと考えていました。 夫は仕事が忙しく帰りも遅く、近くに子どもを預けられるような人もいなかったため、子どもを預けて自分ひとりだけで病院に行くこともできず……。そのため、子どもが寝ている間、一緒に寝て自然治癒をさせようとしていました。 悪化する風邪しかし、風邪は治るどころか悪化する一方で、最悪のコンディションとなってしまいました。熱が少し下がったと思ったらまた上がり、とそんな状態が2日ほど続きました。子どもと遊んであげることもできず、ギャン泣きされ、家事もできず家の中は荒れ放題……。 これはさすがにまずいと思った私は、妊娠中にかかっていたレディースクリニックに相談してみることに。すると、「授乳中でも飲める薬を処方してあげるからおいで」と言われました。 もっと早く行けばよかったレディースクリニックに行くと、授乳中でも飲める風邪薬を処方してもらうことができました。薬を飲んでからの治りは早く、こんなことなら早めに相談して病院に行けばよかったと後悔しました。 子どものためにと病院に行かなかったことは、逆効果でしかなかったと思います。授乳中でも飲める薬があるということを知ることができてよかったと思うと同時に、自分が風邪をひいてしまうと、子どもにも夫にも迷惑がかかってしまうため、もっと気を付けるようにしようと心に誓いました。 子どもが病院で風邪をもらってしまってはいけないと思っていましたが、それよりも隣に風邪をひいている自分がいることが一番危険だと、あとから気付きました。次からは自分が風邪をひいたときは早めに病院にかかって初期段階で治そうと思っています。そして、子どもとの日々を楽しくしっかり過ごすためにも、ママの健康が一番大事だと実感した体験でした。 著者:堀ちなつ0歳と2歳の姉妹のママ。歯科技工士・歯科助手として歯科関係の仕事を経験。現在は妊娠出産・子育てのジャンルを中心にライター活動をしている。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年07月30日育児中のママたちを悩ませる一つに「人見知り」があります。生後6カ月を過ぎたころから急に始まるもので、ママ以外の人に抱かれたら大泣きしたり、ママの姿が見えないだけで大泣きすることもあります。毎日の生活の中でママから離れられず、この時期は誰かに少しの間もお世話を頼むことができず困り果ててしまうママも少なくありません。 ここでは人見知りがおきる理由と、乗り越えるコツをお話しします。 人見知りが起こるのはママ以外の人の顔を認識できるようになった成長の証!赤ちゃんの脳は生まれた時は未熟で成長とともに少しずつ発達していきます。赤ちゃんは生後6カ月ぐらいまでの間はママなど身近にお世話をしてくれる人にしか興味を持ちません。成長していくにつれて、ママ以外の人の顔も認識できるようになり関心を抱くようになります。 その頃に始まるのが「人見知り」です。 人見知りは社会性の第一歩赤ちゃんは人見知りの時期には他人の顔をよく見ています。これは、ママを中心にして他人とつながっていきたいという社会性の第一歩といえます。ママ以外の人を見て泣くのは、他の人にも関心を持ち、その人を認識しているからなのですね。赤ちゃんの脳が成長してきている証拠です。 なんで泣くの?急にパパに人見知りするようになるのはどうして?では、どうして人見知りをするようになったら泣いてしまうのでしょうか。これは、人と目が合うとまず脳内で恐怖や不安をつかさどる偏桃体という部分が働くからです。しかし、脳が未熟な赤ちゃんは前頭前野が発達しておらず、恐怖心を押さえることができないのです。ある日急にパパに泣きだしても心配しないでくださいね。パパを嫌いになったわけではなくて、パパへの関心が深まったからこそ、パパを見て泣いてしまうのです。 人見知りが始まったらどうしたらいいの?では、赤ちゃんが人見知りをする時期は、ママはどうしたらいいのでしょうか。 ①ママの他の人との接し方を見せてあげるこの時期の赤ちゃんはママの表情をとてもよく見ています。なので、ママが他の人とどのように接しているかを見せてあげるようにしましょう。ママの接する様子を見て、「この人は大丈夫だ」ということを認識できると赤ちゃんは安心し、その人と新たな関係を築いていこうとします。そうやって社会性やコミュニケーション能力を身につけていくのです。 ②遊び方を工夫する人の顔に興味をもってきたといえるこの時期だからこそ、赤ちゃんが楽しめる遊び方もあります。色々な表情でいないいないばあをしてみたり、おもちゃを見せて、取ろうとしたときに隠したりして遊ぶと赤ちゃんも喜びます。こういった遊びは相手の表情を見てその気持ちを読もうとする行動の発達にもつながります。 まとめ人見知りの時期は他の人にお世話を頼めず大変だと感じるママも多いと思いますが、思い切って、「少しくらい泣いても大丈夫!」と割り切ってもよいと思います。脳が発達している時期なので仕方がないとも言えますよね。 ほかにも、育児の中で困ったなと感じるときはお子さんが成長しているときであり、発達の節目であることが多いのではないかと思います。そんなときは「また成長している」と思って温かくお子さんの成長を見守っていけるといいなと思います。このような成長の変化も家族で楽しんでいけるといいですね。 監修者・著者:助産師 高杉絵理大分県の大学にて看護師・助産師・保健師の資格を取得後、総合周産期母子医療センターにて産科やNICUに勤務。結婚を機に上京してからは、もっと育児が楽しくなるようにママや赤ちゃんにいつも身近に寄りそっていたいとの思いより、地域での助産師活動を開始する。 現在は、世田谷区の行政や病院で働きながら、開業助産師として地域での講座やイベントを開催し子育て支援活動を幅広く行っている。また、ベビーカレンダーにおいても、妊娠・出産・育児を楽しめるように、ママたちが読みやすく分かりやすい記事を心がけ執筆中。
2019年07月28日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、ラクな寝かしつけ方法を見つけたというママの体験談です。 ひとりでねんねなどしたことがない娘。生後4カ月ごろから始まった人見知りもあり、1歳を過ぎても、寝かしつけは母親の私でないと絶対に寝ませんでした。添い乳で寝てくれている時期が1番ラクだったかもしれません。 抱っこ紐をフル活用授乳していたころは基本添い乳で寝ていましたが、夜泣きがあったので、1歳になったのを機に授乳を卒業しました。そこからは音楽を鳴らしたり隣で寄り添うこともしましたが、娘が10kgに未たないころは抱っこやおんぶをすれば早く眠りについてくれたので、昼寝や夜寝るときも抱っこ紐で抱っこやおんぶをしていました。 私は、抱っこ紐から降ろしベッドで寝かせるところまで毎日できていましたが、たまに夫に代わると、ベッドに下ろすことに苦戦していました。 噂で聞いていた本をゲット娘が1歳を過ぎ、体重がどんどん増えていくにつれて、寝かしつけの抱っこやおんぶが負担になっていきました。そこで、噂に聞いたことがある寝かしつけ用の本『おやすみ、ロジャー』『おやすみ、エレン』(飛鳥新社)を手に入れました。試しに読んでみると、隣で聞いている娘は、毎日同じページで眠りに落ちていきます。 本を聞くことが習慣になったため、眠る前に「本!」と言って、自ら引っ張り出し本を持ってきます。この1冊だけは眠るときにしか読まず、ずっと寝室に置くようにし、日中には読まないようにしました。 寝ぼけて泣いているときは大勢の場所に連れて行った日や初めて会う人が多い日などは、夜泣きに悩まされることがあります。私の声も届かず、大好きなキャラクターにも目をくれず、好物の食べ物を見せても泣き続けてしまう娘には、眠りにつく音楽が効果的でした。 音楽を流している携帯やタブレットをつい気にしてしまうようで、昼や夜の寝かしつけには使っていませんでしたが、夜中の寝ぼけているときは、すーっと眠りについてしまうことが多かったです。 娘の心と体の成長に合わせて、寝かしつけの方法を変えていきました。おんぶで寝てくれると他の用事も出来て楽でしたが、私の肩や腰が痛くなり、娘も大きくなると居心地が悪いようで、眠りに落ちることが少なくなりました。現在、娘は1歳9カ月になりましたが、音楽・本・抱っこなど、娘の様子を見てさまざまな寝かしつけ方法をおこなっています。これからも、親の都合だけではなく、子どもがスーッと眠りに落ちることができる方法を見つけてあげるようにしたいと思っています。 著者:やすだ おと一女の母。妊娠・出産・子育てに関する体験談や、自身の海外留学、旅行についての記事を中心に執筆。
2019年07月27日最近では育児に協力的なパパも増えてきました。核家族化、共働き世帯の増加もあってパパの育児参加も必須となってきています。産後に育休をとるパパや、ママと交代で育休をとるパパもいます。しかし、ママからみると、自分と同じようには育児をしてくれない、なかなかイクメンに育たないと思っているママも少なくないのではないでしょうか。 今日は、ママとパパの子育て脳の違いを知って、パパを子育て上手にするコツをお話しします。 パパの子育てにイラッとくる!?育児を積極的に一緒にしてくれるパパにもイライラするママたちは少なくないのではないでしょうか?たとえば、「赤ちゃんが泣いていてもほったらかしだった」、「子どもをみててねと頼んでおいたのに本当に見ているだけで何もしてくれていなかった」などというエピソードはよく聞きます。普段、おむつ替えや授乳など積極的に育児に関わっているパパでも、そんなことがあるのには理由があるのでしょうか。 どうしてできないの?!ママとパパの子育て脳の違いママたちがよく感じる、パパはわが子に対する反応が鈍い、というのは性格の問題でしょうか。そうとばかりは言えません。脳の反応実験で、男性の脳は女性の脳ほど子どもの泣き声に対する反応が強くないということがわかっています。つまり、子どもの泣き声にパパとママとの反応が違うというのは自然なことなのですね。赤ちゃんのお世話を中心的に行うのはママなので子どもの声に対する反応が速いのです。ママは自分と同じようにパパにもその反応の速さと対応を求めてしまう。しかし、パパにはそれができないのでママのイライラの原因になってしまうのですね。 女性はママになることで脳にも変化が起こる?!女性はママになるときに脳の30カ所以上もの場所が肥大し、子育ての能力が高まることがわかっています。わが子の泣き顔を見ただけで脳のいとおしさや不安を感じる部分が働き、その後なぜ泣くのかを分析する部分が働き、即座に体が反応するという仕組みができるそうです。ママだから持っている脳の機能があるんですね。そのため、ママは育児をしながら常に、次に何をしないといけないか考えていることが多いと思います。たとえば、赤ちゃんのことが気になって自分の食事もそこそこに切り上げてしまうママは多いと思います。そんなママをみて「キリキリしないでゆっくり食べたら?」などというパパも多く、そんなパパにイライラしてしまうママも少なくないかもしれませんね。ママはパパと違って子どものちょっとした変化に敏感に対応できるように脳の運動野といわれる部分が働いています。それは進化の過程で女性がつくりあげてきた脳の違いなのだということを理解しておきましょう。 じゃあ、パパをイクメンに育てるにはどうしたらいいの?!ではパパにはイクメンになってもらえないのでしょうか。いいえ、そんなことはありません。パパも育児に関わっていくことで子どもに対する反応が鋭くなったり、子育ての力が高まっていきます。ママは、ママとパパの子育て脳は違うということを理解して、具体的にパパにやって欲しいことを伝えたり、繰り返し伝えたりしていくことが大切です。赤ちゃんの頃よりもコミュニケーションがとれるようになってきた幼児になってくると、パパは子どもとの関わり方がわかってっきたり、育児の楽しさがわかってくる方も多いようです。 パパの反応が鈍いほうが良い場合もある逆にパパのように赤ちゃんへの反応が鈍い方がいい場合もあります。たとえば、赤ちゃんの緊急事態にはママは赤ちゃんに素早く反応してパニックになることもあります。そんなとき、パパが冷静にどっしりと構えている方がスムーズに対応できることもあります。男女の赤ちゃんへの反応の違いや感覚が子育ての中では必要になることもあるのです。 まとめ子育てを一緒に行うことだけがイクメンパパではありません。ママが育児に大変なときに家事を手伝ってもらったり、息抜きをさせてもらったり、ママの話を聞いてもらったりすることも大切なのではないでしょうか。子育てにフォーカスしすぎず、ママも、パパの脳の違いを理解しておおらかな気持ちで日々の生活を楽しめたらいいなと思います。 監修者・著者:助産師 高杉絵理大分県の大学にて看護師・助産師・保健師の資格を取得後、総合周産期母子医療センターにて産科やNICUに勤務。結婚を機に上京してからは、もっと育児が楽しくなるようにママや赤ちゃんにいつも身近に寄りそっていたいとの思いより、地域での助産師活動を開始する。 現在は、世田谷区の行政や病院で働きながら、開業助産師として地域での講座やイベントを開催し子育て支援活動を幅広く行っている。また、ベビーカレンダーにおいても、妊娠・出産・育児を楽しめるように、ママたちが読みやすく分かりやすい記事を心がけ執筆中。
2019年07月26日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、助産師の高杉絵理さんからメッセージです。 「あれもイヤ、これもイヤ」と何かにつけて泣きわめいたり、暴れたりするイヤイヤ期。子どもの成長過程の中でもママたちを悩ませるひとつがこのイヤイヤ期です。思い通りにならない子どもへの対応に手を焼き、いつまで続くの?!とやり場のないモヤモヤした気持ち、不安を抱えて、気力も体力も消耗してしまうママたちも少なくありません。そんなイヤイヤ期の原因やラクにイヤイヤ期を乗り切る方法をご説明します。 イヤイヤ期はなぜ起きる?「お着替えするのはイヤ」、「ごはんを食べるのはイヤ」、などさまざまな場面でみられるイヤイヤは、一見、わがままのような行動ですが、これは脳の成長過程に原因があると言われています。脳は未熟なまま産まれてきて、成長に伴い機能も成熟していきます。幼児期にはまだ脳は発達途中で、このような本能的な欲求を抑える抑制機能が十分には育っていません。これが「イヤイヤ期」の原因です。脳の発達が進み、抑制機能が育ってくるとイヤイヤも次第に治まってきます。 ラクにイヤイヤ期を乗り切ろう!では、イヤイヤ期には具体的にどのように対応したらいいのでしょうか。脳の発達を促し、ラクにイヤイヤ期を乗り切るには「ダメ」と叱って無理に我慢させるのではなく「子どもが自分から我慢するように促すことが大事」のようです。たとえば、子どもにもわかりやすいルールをつくり、なぜ我慢するのかを納得させる方法は効果的です。そして、我慢ができたら、ママやパパがしっかりと褒めてあげましょう。子どもは褒められることで自信がつき、またがんばろうという気持ちになります。次にもう少し具体的にみていきましょう。 ラクに乗り切るポイント 1.子どものイヤイヤな感情をまずは受け止めてあげましょう子どもがイヤイヤをおこしたら、まずは「わかったよ、いやなんだね。」と一旦子どもの感情を受け止めてあげましょう。それから、子どものイヤだという感情を具体的に言葉で表してあげ、「わかっているよ」ということを伝えてあげましょう。大泣きしている場合は子どもは冷静に物事を考えられないので、ある程度気がすむまで泣かせながら落ち着くまで様子をみましょう。 2.親が譲る親が少し譲ったり、子どもの気持ちを別のものに向けるのも一つの方法。子どもが欲求していることを少し叶えてあげたり、注意を別の方に向けてあげるのもいいでしょう。 3.叱るのではなくて子どもの自尊心に働きかけるたとえば「ママは〇〇くんにこうしてほしいと思ってるよ」などと子どもの自尊心に働きかけるような声かけをしたり、危険なことや社会のルールに反することはダメな理由をきちんと説明してあげましょう。 4.少しでもがんばりがみえたらその場で褒める少しでも我慢できたら子どものがんばりに対してその場で褒めて達成感を与えましょう。大泣きした後でも「できた自分」というのは子どもにとって自信になります。 5.根気強くつきあうことが大切最初は効き目が感じられなくても1~4を試していくうちに徐々にその子の特徴やコツがつかめるようになってきます。親が理解を示しながら根気強くつきあっていくと、子ども自身の成長もあいまって、徐々に自分をコントロールする力が身についていくでしょう。 まとめイヤイヤ期は事あるごとにイヤイヤされ、毎日そばにいるママはとてもつらいですよね。しかし、毎日のようにイヤイヤを繰り返すこの時期は脳が発達している証拠です。ママやパパがそう理解してあげて、子どもの脳の成長をうまくサポートできればずいぶん気持ちもラクになります。子どもは昨日よりも今日、今日よりも明日と着実に一歩一歩成長していきます。ママがどっしりと構えていれば子どもは安心して成長していきます。こんな風に寄り添えのも今の時期だけ。 ママもリフレッシュしながら、子どものイヤイヤも楽しんで、成長をのんびり見守ってあげたいですね。 監修者・著者:助産師 高杉絵理大分県の大学にて看護師・助産師・保健師の資格を取得後、総合周産期母子医療センターにて産科やNICUに勤務。結婚を機に上京してからは、もっと育児が楽しくなるようにママや赤ちゃんにいつも身近に寄りそっていたいとの思いより、地域での助産師活動を開始する。 現在は、世田谷区の行政や病院で働きながら、開業助産師として地域での講座やイベントを開催し子育て支援活動を幅広く行っている。また、ベビーカレンダーにおいても、妊娠・出産・育児を楽しめるように、ママたちが読みやすく分かりやすい記事を心がけ執筆中。
2019年07月24日わが家の2人の子どもたちは、新生児期は寝ていることが多く、おむつが快適でおなかが満たされていればほとんど起きることはありませんでした。しかし生後2カ月を過ぎると、いわゆる「たそがれ泣き」をするようになったのです。そんなときママ友に教えてもらった方法をいろいろ試し、わが子にぴったりだった寝かしつけ方を見つけたのです! あまり泣くことがなかった新生児期初めての育児が始まる前は、「赤ちゃんはいっぱい泣くんだろうな~。ちゃんとお世話できるかな~」と予想して、ドキドキしていました。しかしフタを開けてみれば、おむつが濡れていたり空腹状態だったりしなければ、新生児期の長女や次女はほとんど眠っていて泣くことがありませんでした。 「意外と育児はラクなのかもしれない」と思い始めた矢先、生後2カ月過ぎて体力がついてきたためか、起きている時間が少しずつ長くなり、それとともに泣くことが増えていったのです。 先輩ママに教わった寝かしつけアレコレ長女が幼稚園に行っている間に、週1回次女を連れて近隣の育児サークルへ遊びに行くのですが、そのとき寝かしつけについて聞いてみたところ、さまざまな方法が話題になりました。 というのも、月齢や年齢によって効果がありそうな方法がそれぞれ違っているようなのです。赤ちゃんのころならベビーメリーやホワイトノイズ、添い乳がいいけれど、1歳を過ぎると絵本の読み聞かせやストーリーテリングがいいそうです。 2歳を過ぎると「寝る前にトイレ行こうね。トイレ終わったら眠たくなるからね。トイレにもおやすみ言おうね」と入眠儀式を習慣づけておく、などなど……。 わが子にぴったりの寝かしつけ方を発見!生後2カ月の次女の寝かしつけで効果てきめんだったのは、抱っこして歩き回る方法です。抱っこした状態で、リビング、キッチン、和室など家の中のあちこちをグルグルと歩き回ると5分くらいで泣き声はやみ、ギュッと握っていた手はだら~んと脱力して寝息が聞こえてきました。 教えてくれたママさん曰く、母猫が子猫を口にくわえて移動するときに、暴れている子猫はあまり見かけないのと同様に、動物には移動中にリラックスする本能(輸送反応)があるのだそうです。とにかく、わが子にはぴったりの方法でした。(※) 教えてもらった方法のすべてがうまくいったわけでありません。胎児のころに聞いていた音に近いザーッというホワイトノイズを聞かせる方法は、わが子にはあまり効果がありませんでした。これからも子どもたちの成長段階に合わせて、ぴったりの寝かしつけ方を見つけたいと思います。著者:柴崎諒子2016年2月長女、2019年2月次女を出産。元雑誌編集部勤務で、企画・編集・営業・ライターを経験。現在は仕事をセーブしつつ子育て優先。妊娠・出産・子育てに関する記事を中心に執筆している。 ※参考:ベビーカレンダー「スクワットで赤ちゃんが泣き止むのは「本能」ってホント?!」
2019年07月22日保育園の1〜2歳児クラスのトラブルで多いのが、お友だちに噛まれたり、噛んでしまったりということ。どうして子どもは噛んでしまうのでしょうか? わが子の経験と保育園側の対応などをご紹介します。 噛まれたときの保育園の対応息子がお友だちに噛みつかれたのは、1歳児クラスになってすぐ。お迎えに行くと、歯型がくっきりと残るほど腫れ上がっており、ショックを受けたものです。 担任の保育士さんからは、「おもちゃの取り合いをしていて、相手のお友だちに噛まれてしまいました。こちらで防ぐことができず、申し訳ありませんでした」と謝罪がありましたが、誰に噛まれたかというのは教えてくれませんでした。 きっと親同士のトラブルを避けるためなのでしょう。病院へ行くほどのケガになれば名前も知らせるのでしょうが、これくらいの小さなケガであれば親同士は介入させないというのが保育園の方針のようでした。 こちらが噛んでしまったときは……それからしばらくして、今度は息子がお友だちに噛みついてしまいました。このときもお迎えのときに保育士さんから状況説明があり、おもちゃを取られた息子が取り返そうとして起きたそう。 このときは「被害を受けたお子さんの親に謝罪したほうがいいでしょうか?」と尋ねましたが、「園から説明しますので必要ありません」という回答でした。 1〜2歳はなぜ噛んでしまうの?お友だちを噛んだり噛みつかれたりするトラブルは、1〜2歳児のクラスではよく起きています。原因は、1〜2歳の子どもたちがまだ言葉で気持ちを伝えられないこと。言葉で意思疎通ができる年齢なら「おもちゃを取らないで」「私が遊んでいたんだから返して」などと訴えることができますが、まだ言葉をうまく操れないと、悔しくて噛みついてしまうのです。 楽しくて興奮しすぎると噛んでしまう子もいるといいますが、いずれにしても悪気があるわけではなく、これくらいの年齢では成長の過程によくあることだそうです。 家に帰ってからしかるのはNG?息子がお友だちを噛んでしまったとき、保育士さんからは「噛んでしまったときにしっかり注意したので、しからないであげてくださいね」と言われました。 1~2歳の子どもには「その場」で̪しからなければ伝わらないため、あとからしかってもあまり意味がないそうです。噛みつきの頻度だったり状況もあるので一概には言えませんが、保育士さんが「子ども同士のトラブル」という範囲なら、保育士さんにお任せしようと思いました。 子ども同士の噛みつきや引っかきは、それからも園内で度々ありましたが、年齢が上がり、おしゃべりがじょうずになるにつれてなくなりました。どちらの立場になっても心配は尽きないと思いますが、保育士さんを信頼して乗り越えていけたらいいですね。著者:高橋じゅんこ一児の男の子を育てるワーキングマザー。病気ネタやママ友ネタなど、ペンネームでリアルな体験談を執筆中。
2019年07月22日新生児はおむつ替えが多いので、いつもわが家ではおむつの箱買いをしています。いざというときにないと困るので、いつも多めに購入しているのですが、これが失敗でした。赤ちゃんによって成長の仕方が違うだけではなく、おしっこの頻度や量も違うということを学んだ体験をお伝えします。 新生児はおむつ替えの回数が多い!新生児はうんちやおしっこの頻度が多く、少量のおしっこをしただけでもすぐにおむつがグッショリになります。1人目のとき、できるだけこまめにおむつ替えをしていたら、おむつが足りなくなって焦った経験をしていたので、3人目である今回もおむつを切らさないように気をつけていました。 いつも必要分より多めにストックするように購入し、いざというときにおむつが足りないなんてことがないように対策をしていたのです。 おむつの交換頻度は赤ちゃんによる私が出産した子どもたちは1人目が女の子、2人目が男の子、3人目が女の子でした。男の子の場合、おむつの前の方がすぐに濡れるため、おしっこをしたのがすぐに確認できることが多く、できるだけ早めに交換をするようにしていました。 それに対し、女の子はおしっこをしても後ろの方に流れていくため、一カ所だけが濡れるということがあまりありません。おむつの交換頻度は赤ちゃんにもよりますが、男の子と女の子でおむつの濡れ方が違うということを知りました。 女の子はおむつ交換の頻度が少なめ?!3人目の赤ちゃんは女の子だったので、男の子よりもおしっこをしたことに気付きにくかったこともあり、おむつ交換の回数が少なめでした。また、3人目のときは2人目のときにたくさん必要だったからとたくさん買ってしまいましたが、大きくなるのが早かったようで新生児用のおむつが1カ月半ほどでサイズアウトしてしまいました 男の子か女の子かだけでなく、赤ちゃんの大きさや成長の仕方によってもおむつのサイズが変わるタイミングが違います。毎日抱っこをしている赤ちゃんの体重の変化は、一番身近なママにとって意外と気付きにくいものだと思います。赤ちゃんの成長をもっと気にしていたらよかったと思い、最近ではこまめに体重を測ったり成長の変化を気にするようになりました。 著者:永田真結4歳の長女、2歳の長男、0歳の次女を持つ母。自身の妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2019年07月21日赤ちゃんを産んだ後、しばらくは授乳や夜泣きでなかなか眠れず、大変な毎日が続くママもいると思います。私も産後は授乳や夜泣きで眠れない夜が続き、夫にも起きて助けてほしいと思いましたが理想通りにはいかず……。 産後も一緒にいたけれど…赤ちゃんを産んで病院を退院した後は、2カ月くらい私の実家に里帰りをしていました。そのとき通勤先が近くなるということもあり、夫も私の里帰りについて来たのです。 退院後から赤ちゃんと私、夫の3人で寝ていましたが、パパが夜泣きで起きたことは一度もありません。1月生まれだったため、夜寒いなかで起きて授乳したりおむつを替えたりバタバタしていても、パパだけは熟睡しているようでした。それでも、里帰り中は私の家族の協力もあり、初めての子育てでもなんとか乗り越えていた気がします。 産後3カ月で知らない土地へ引越し里帰りから自宅に戻ってすぐに転勤で他県へ引っ越すことが決まり、産後3カ月には知らない土地での子育てが始まりました。夫も慣れない職場で大変だったり疲れていたりしたとは思いますが、夜泣きで起きないのは相変わらず。 私の場合は娘の1カ月健診のころから完全母乳だったため、まだ夜泣きの対応はラクな方だったかもしれません。ミルクを作ったり哺乳瓶を消毒したりが続いた場合は、無理矢理に起こして協力してもらわないと大変だっただろうなと思います。 電話の音では目が覚めるのに…夫に対して不思議で仕方がないのは、娘の泣き声ではまったく起きないのに、電話の音では目が覚めるということでした。たまに「本当は起きているのに寝たふりをしているのではないか?」と思うこともありましたが、枕元で娘が大泣きしていてもいびきをかいて寝ているので、本当に聞こえないのだと思います。私の友人のなかには「夜泣きの対応はパパがする」という人もいますが、人それぞれなんだなと思うばかりです。 産後、私は赤ちゃんの声に敏感になってわが子の小さな声でも気づくようになりましたが、夫は寝てしまうと気づきませんでした。夜泣き対応の協力をしてもらうことはできなかったけれど、その代わりに起きているときはたくさん娘のお世話をしてもらい、助けてもらっています。 著者:ライター 吉川麻和一児の母。娘の出産を機に仕事を退職し、現在は子どもの成長に合わせた働き方を模索中。不妊治療の経験や子育て経験に基づき執筆中。
2019年07月20日長男が2歳2カ月のときに、次男を出産。2人目の育児に対して不安や心配事はほとんどなく、かなり楽観的に構えていました。しかし、そこには大きな落とし穴が…… 。私が体験した「上の子かわいくない症候群」の恐ろしさについてご紹介します。 楽観的に考えすぎていた2人目育児何の問題もなく、ただただ癒しでしかなかった第2子の子育て。夜間の授乳で寝不足などはありましたが、毎日幸せな気持ちでいっぱいでした。 ただ唯一問題だったことといえば、「長男との関係」です。 その当時、2歳過ぎだった長男は、赤ちゃん返りとイヤイヤ期がちょうど重なってしまい、精神的にかなり不安定で深刻な状況だったのです。積極的に長男と2人の時間も持つなどして、長男の寂しさや不安を消そうと努力をしてきましたが、反抗心は日々増すばかり。私と次男に対して暴力的な態度をとるようになってしまいました。 その結果、次男を必死に守ろうとするなかで、長男を疎ましく思う感情が生まれてきてしまったのです。 長男をまったくかわいく思えない暗黒時代長男の乱暴な態度に加え、「ママはきらい!」というような言葉を浴びせられた私は、いつしか長男のことをまったくかわいいと思えなくなってしまいました。私の気をひくための態度や言葉だと頭ではわかっていましたが、私の心はどうにもならない状態になっていたのです。「あんなにかわいかった長男のことをこんな風に思ってしまう私は母親失格だ…… 」とただただ絶望しました。 そんなとき、ネットで調べてみると「上の子かわいくない症候群」という言葉に行き着きます。その内容は、当時の私の状態そのものだったのです。 恥を承知でSOSを出してみた「こんな風に思ってしまうことは母親失格だ。でもこのままではいけない!」 と思った私は、まずは夫に胸の内を話してみました。自分が息子に対して抱いてしまっている感情。そして、どうにか脱したいと思っていること。それらを包み隠さず打ち明けました。 「長男のことが大好きだった私がまさかそんな状態になっていたとは……」と驚いていた夫ですが、「状況が改善していけるように一緒に頑張っていこう」という言葉をかけてくれました。そのとき、溢れる涙を止めることができませんでした。 夫に相談後、公的な機関に相談をしてみた夫に気持ちを打ち明けた後、役所に設置されていた「子ども家庭支援センター」という機関に相談することにしました。電話をかけようとしたときは緊張もしましたし、とても悩みましたが、それ以上にこの状況をどうにか変えたいという気持ちが上回っていたのです。電話で正直にそのときの状況や自分の気持ちを話し、直接面談をする日程が決まりました。 直接面談では、カウンセラーさんや保健師さんがチームになり、親身になって私の話を聞いてくれました。相談中にはファミリーサポートの方が次男を見てくれるサービスもあり、久しぶりにひとりになって大人の人と話す機会を持つことができました。 そして、「2人目を出産した後に、あなたのように上の子がかわいく思えなくなる人は結構いる。そうやって思ってしまっていることを打ち明けられるってすごいこと」というやさしい言葉に、私はとても救われました。 私だけじゃない。そうやって思えたことがこの暗黒時代を抜け出すきっかけになったのです。 相談をしたことで気持ちが落ち着き、2カ月ほどで長男に対するネガティブな感情も治っていきました。その後も定期的に面談をし、育児に関する相談に乗ってもらっています。あのとき、SOSを出していなかったら…… と考えるだけでゾッとしますし、勇気を出して相談をして本当によかったです。著者:橘りか4歳児と1歳児の母。中学校英語の教員免許を保有。日系航空会社に勤務後、公立中学校の教諭として教壇に立ち、出産を機に退職。現在は、主に育児、幼児教育、グルメ記事を執筆。幼児英語教室やママ向けのマッサージサロンを運営。
2019年07月20日息子が1歳2カ月になるころ、2人目の出産のために息子を保育園に通わせることになりました。 なかなか慣れずに苦労したことや、またその経験から学んだことをいくつかお伝えします。 忙しかった慣らし保育期間保育園に通い始め、最初の1週間は短時間の保育から始める慣らし保育という期間でした。「子どもが親と離れて、第三者である保育士と過ごすことに慣れるための大切な期間です」 との説明を受け、いよいよスタート! 預けるときに大泣きする息子。初めて息子を置いて出ていく体験に、胸を締めつけられるような想いの私。その後は家事などする暇もなく、あっという間にお迎えの時間でしたが、帰宅後の息子はいつにも増してぐずり、私から離れず家事もままならない状態でした。 連絡ノートは成長記録フルタイムの保育が始まると、息子がどのように過ごしているのかとても気になり、 連絡ノートの保育士さんからのコメントを真剣に読む毎日でした。「ずっと泣いていました」というコメントは、日が経つにつれ「今日は笑顔がみられました」「ひとりで遊べるようになりました」と確実に成長している様子が伺えました。 そして2週間が経つころには、「給食を完食しました」との報告を受け、とても安心したのを覚えています。 突然の夜泣きと歯ぎしり保育園生活がスタートして3週間が経つころには、預けるときにも泣かなくなった息子。私はすっかり慣れたのだと思い、安心していました。 しかしこのころから、夜はぐっすり寝ていた息子が突然起きて1時間泣き続けたり、寝ているときや抱っこしているときに歯ぎしりをするように……。息子が抱えている葛藤や、大きな頑張りを知り、私は胸がチクリと痛みました。 親子で葛藤を乗り越えること必死で寂しさと戦い、頑張っている息子を見て、何とも言えない切なさが込み上げた私。たくさん泣きました。 保育士さんに話を聞いてもらうと、「必ず慣れる日が来るし、今とても頑張っているからたくさん褒めてあげて! お母さんも一緒に頑張ってあげてくださいね」という言葉を頂きました。 私は、息子と過ごすときはたくさん抱きしめたり、大好きだよと伝えるようにしました。 そうすることで、どこか自分自身も励まされている気がしたのです。 息子は1カ月経つころには夜泣きや歯ぎしりもなくなり、保育園に慣れてくれました。慣れるまでの期間や苦労は、体験してみないとわからないことだらけです。 そのときは出口が見えずに落ち込む日ばかりでしたが、今では親子で成長できたとても濃い時間になったと思っています。著者:松本のあ1歳男児と0歳女児の母。客室乗務員を現在育休中。年子育児の経験を多くの人に伝えるべく、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年07月13日ベビーカレンダーの「助産師に相談」コーナーでおなじみ、宮川めぐみさんが2018年12月に長女を出産! 助産師の子育てって、どんな感じ? 育児のコツをのぞかせてもらいました! 生後6カ月になったこっちゃんの1日の様子や成長をご紹介します。 生後6カ月、こっちゃんの1日4:50授乳、おまるでおしっこそのままゴロゴロしながらお布団の上でひと遊び。 6:50ねんねこの間にママは朝ごはんを食べたり、洗濯や身支度をしました。 8:30起床、授乳顔を拭いたり、お着替えをしたり。その後おもちゃを持ったり、ゴロゴロしたりして遊んでいました。 10:30お買い物へすっかり重くなったこっちゃん。ずっとスリングを使っていましたが、長時間のお出掛けやお買い物の荷物を持ちながらの抱っこがつらくなってきたので、ベビーラップも使うようになりました。ドイツの老舗ベビーラップメーカー「DIDYMOS(ディディモス)」のものを愛用中(TOP写真、黄色の水玉のもの)。ベビーラップのほうが負担にならず、気持ちに余裕ができました。 12:30帰宅、こっちゃんの授乳、ママ昼食先月からスタートした離乳食ですが、こっちゃんがあまりお野菜を受け付けてくれず、おかゆもはじめは食べてくれるけれどあまり食べる量が増えないので、こっちゃんのスピードに合わせて、マイペースにやっていきたいと思います。 14:30お昼寝 15:00授乳後またお昼寝遊んでいるうちに寝てしまうこともごく稀にありますが、おっぱいを飲みながら寝ることがほとんど。お昼寝も短時間で終わり、また遊び出すということが多くなってきました。 16:00寝ている間にママはお仕事、合間に夕飯の準備こっちゃんが起きてきたら、お顔が並ぶぐらいの高さで兵児帯でおんぶし、夕飯の準備をします。たまにおんぶでそのまま寝ていることもありますが、今は髪の毛を引っ張って遊んだり、たまに私がしていることを覗き込んでいたりすることも。おんぶにも少しずつ慣れてきたようです。 17:30パパ帰宅パパにこっちゃんをお願いして、残りの夕食準備18:00夕食、授乳こっちゃんは、わたしたちが食べている様子をニコニコしながら見守ってくれます。体をゴロゴロ動かしながら、こちらを見ていたりします。ごはんを食べながら授乳をすることも多いです。 19:00お風呂お風呂から上がり、お布団の上でゴロゴロ遊んでいるとそのまま寝入るようになってきました。 20:00こっちゃん就寝こっちゃんが寝たらママもお風呂。その後パパとおしゃべりをしながら、残りの家事や仕事などをします。 22:00授乳 23:00就寝 生後6カ月、今の様子メモ■身長/体重68.9cm / 7.7kg ■服のサイズ70cm ■おむつのサイズMサイズ ■睡眠・お昼寝の時間12〜13時間 ■授乳回数母乳で6〜7回 ■おしっこの回数8〜10回 ■うんちの回数0〜2回 ■今月できるようになったこと・変化・寝返りが右だけじゃなく左もできるようになった・ストローでお水を少しずつ飲めるようになった・また少しずつおまるでもおしっこやうんちをしてくれるようになった・いろんなものに興味を示して、手を伸ばすようになってきた 生後6カ月の時期を振り返って本当にあっという間の6カ月でした。写真を見ながら振り返るのも楽しいのですが、目の前にいるこっちゃんがとにかくかわいい今。どんどんできることが増えていって、「わぁ! もうこんなこともできるようになったの!?」と、驚く日々。毎日の変化にうれしさと戸惑いもありながら、楽しく過ごしています。 6カ月の間にも発達の変化がいろいろとあり、改めて「赤ちゃんって本当にすごいなぁ」と実感。そして、こちらからの働きかけや、刺激を与えてあげることでも変わる、ということを目の当たりにした気がします。こっちゃんを通してたくさん学ばせてもらっていると感じます。 そして、逆にこっちゃんにいつも見守ってもらっているようにも思います。ふと振り返ると、こっちゃんがこちらを見て笑いかけてくれる。こっちゃんが見てくれていることに安心感を覚えたり、愛おしさが増したりもしました。 またこれからの半年で、こっちゃんは大きく変化していくことになります。熱を出したり、何か病気をしたりすることもあるだろうなぁと思うと不安もありますが、すべてがこっちゃんの成長に必要なことでもあると思うので、そばで一緒に乗り越えていけるよう、こちらもドンと構えたいと思います。 今を生きているこっちゃんと、その今を大切にこうして一緒に過ごせることは、とてもすごいことです。こっちゃんと一緒に居られる時間はこれからどんどん短くなって、今当たり前にしている授乳もいつかは終わりが来てしまう。そう思うと、もっと今を大切にしよう、とも思います。仕事との兼ね合いなど課題は尽きませんが、わたしなりの方法で、これからもこっちゃんとの時間を大切にしてきたいと思います。 監修者:助産師 特定非営利活動法人だっことおんぶの研究所認定 ベビーウェアリングコンシェルジュ 宮川めぐみ2001年京都第二赤十字看護専門学校卒業、2002年国立病院東京医療センター附属東が丘看護助産学校助産学科卒業。産科病棟にて約12年間助産師として勤務し、多くの妊産婦、褥婦、新生児のケアに関わる。2013年に退職後パリで数カ月過ごし、自分自身と向き合う。大切にしていきたいことなどに気づいて「lier」を立ち上げ、個人の活動を開始する。現在、東京23区内で新生児訪問、母乳育児相談を中心に母子のケアに携わる。
2019年07月11日保育園1年目のママと子どもを待ち受けているのが、保育園でもらってくるたくさんの病気、通称「病気の洗礼」です。「はじめのうちは病気してばかりだよ」と聞いてはいたものの、「え、こんなに!?」と驚いているママも多いのではないでしょうか。この「病気の洗礼」は一体いつまで続くのか……。1歳から保育園通いを始めた、わが家の体験談をお伝えします。 入園後すぐ二度の発熱息子が保育園に通い始めたのは1歳8カ月から。0歳児から3歳児までの子どもたちが対象の小さな保育園でした。それまでは息子が熱を出したのは一度だけ。特に、風邪をひきやすいわけではありませんでした。 最初のお迎えコールが来たのは、入園して10日ほどしたときでした。「ついに来たか!」という気持ちでお迎えに行って、熱が下がるまで3日ほどお休みしました。元気になって登園したら1週間ほどですぐにまた発熱。熱以外には症状は特になかったので、軽い風邪だったのだと思いますが、こんな立て続けに熱を出すものなのかとびっくりしました。 かかりつけのお医者さんからは「最初の1年はたくさん病気をもらってくる。でも、それで免疫がついて強くなっていくから心配しなくて大丈夫」と言われましたが、熱を出すたびに心配でたまりませんでした。 最初の試練は夏の感染症それからも月一度から二度のペースで熱を出しながら、保育園に入って最初の夏がやってきました。プールが始まると、まもなく保育園では手足口病が大流行。息子ももれなく感染しました。 1週間ほどかかってやっと登園できたら、また別の風邪をもらってきて……と、夏は病気のループで、休日もなかなかお出かけできませんでした。 家族総倒れになった冬そして、相変わらず月一ペースで熱を出しながらあっという間に冬になり、インフルエンザの流行シーズンに。この年、初めて家族でインフルエンザワクチンを打ちました。そのおかげなのかどうかはわかりませんが、保育園内でインフルエンザが発生しても息子はかからず。 その代わりといってはなんですが、11月にRSウイルス、12月には感染性胃腸炎と大きな病気続きに。感染性胃腸炎は私と夫にもうつり、初めて家族総倒れとなりました。 2年目からはどんどんラクになる!こんな調子でとにかく病気ばかりだった1年目。もちろん預ける子どもの年齢や体質などで個人差はあるので、こんなに病気はしなかったという人もいれば、もっと大変だったという人もいると思います。2歳児クラスになってからは、アデノウイルスや胃腸炎などの流行りの病気はもらってきましたが、熱を出すことは半分くらいに減りました。 そして、3歳児クラスになるとさらに少なくなり、4歳児クラスになってからは病気でのお休みは年2〜3回ほどに。目に見えて病気に強くなっていくのがわかりました。 1年目の「病気の洗礼」は、誰もが必ず通る道です。集団生活をしていれば、どんなに手洗いやうがいを徹底していても、100%防ぐのは難しいのではないかと思います。病気の子どもを見るのは本当に胸が痛くなりますが、ママも体調を万全にしてうつらないように注意してください。2年目以降はどんどん病気をしにくくなっていくので、親子ともに1年目の今が頑張り時です! 著者:高橋じゅんこ一児の男の子を育てるワーキングマザー。病気ネタやママ友ネタなど、ペンネームでリアルな体験談を執筆中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年07月09日普段から「出掛けるときなぜか荷物が多くなってしまう」という女性は多いと思います。赤ちゃんが生まれると、自分の荷物のほかに赤ちゃんの物もプラスされ、とにかく大荷物に。「必要最低限のものだけ持てばいいのに」とパパにあきれられた経験から、厳選してなお、ママの荷物が重たいワケを紹介します! 必要最低限のものでこれだけある私の場合ですが、0~1歳児の赤ちゃんとのお出かけでは、最低限これだけは持ち歩いていました。 ①おむつ数枚②おしりふき③スタイの替え④着替え⑤赤ちゃん用のおやつ⑥タオル数枚⑦母子健康手帳⑧ポケットティッシュ⑨除菌ウェットティッシュ⑩赤ちゃん用の飲み物⑪おもちゃ さらに私が必ず持ち歩いている、お財布・携帯電話・手帳・化粧ポーチ・自分用の飲み物がプラスされます。 パパにとって、おやつやおもちゃはいらない物のように感じるそうなのですが、ぐずって抱っこだけではあやしきれないときのために、私にとっては必須でした。 粉ミルク育児の場合はさらに多い私が子連れで出掛けるときに持って行く、必要最低限の赤ちゃんアイテムは上記の11個でしたが、それは母乳育児だったから。 主に育児用粉ミルクを飲んでいる赤ちゃんの場合、⑫哺乳瓶⑬お湯⑭温度調節のための水⑮小分けにした育児用粉ミルク などがプラスで必要です。出掛ける場所によってはお湯の備えがあり、持参しなくてよい場合もあるので毎回ではないでしょうが、水は重たいです。さらにママ用の飲み物も持ち歩くわけですから、液体だけでも何種類も持たなくてはならず、その重さが想像できると思います。 なぜこんなに荷物があるのか?なぜママの荷物が多くなってしまうかというと、当たり前ですが赤ちゃんは荷物が持てないから。しかし、赤ちゃんは度々吐いたりうんちを漏らしたりして服を汚す回数が多いです。また、赤ちゃん用の食べ物や飲み物は大人のものほど出先で気軽に買えるわけでもありません。いつもの使い慣れたものでないと機嫌が悪くなってしまう赤ちゃんもいます。そのため、できればすべて家から用意していくのが安心なのです。 ママのバッグが重たいワケは、赤ちゃんもママもパパも、笑顔でお出かけするために必要なものが入っているからです。家族のために増えてしまう荷物を、パパにも分担して持ってもらえると、きっとママはとっても喜ぶと思います! 著者:ライター 銀鏡あゆみ二児の母。生まれ育った町で、自身の父母・祖母・夫・子ども2人との大家族で暮らす。地元を中心に取材・撮影・執筆を行うライター。
2019年07月09日初めての出産でとても不安だった新生児期。周りのママはみんな楽しそうに育てているのに、自分だけ不安な思いをしているような気がしていました。そんなときに心をラクにしてくれたのは、「Twitter」のママアカウントでした。 とにかく無我夢中な新生児期新生児期は3時間ごとのミルクや頻繁なおむつ替えで、常に寝不足状態でした。周りのママはみんな育児を楽しんでいるように見えるのに、泣いてばかりの赤ちゃんがかわいく思えなくなっている自分に自己嫌悪を抱く日々を過ごしていました。 そんなとき、ふとしばらくやっていなかった「Twitter」を開いてみたのです。 仲間がいるという安心感「Twitter」には同じ月齢の子を持つママがたくさんいました。子どもは生後3週目だったのですが、同じ月齢の子どもの様子を見ると「一日中泣いている」「こっちが泣きたいよ」など同じ気持ちで頑張っているママがたくさんいて、ひとりじゃないんだと勇気付けられました。 また「魔の3週目」と呼ばれる、生後3週目の赤ちゃんがぐずりやすい時期があることを知り、気持ちがとてもラクになったのを覚えています。 自分の気持ちを素直に表せる場普段友だちや家族にありのままの気持ちを伝えられる人もいれば、なかなか本心を口に出せない人もいると思います。「Twitter」は匿名でアカウントを取れますので、周りからの評価を気にすることなく素直な気持ちを書くことができました。 子どもがなかなか寝付かなくてイライラする気持ち、夫や義実家への不満など、心に溜まっているものを吐き出すことができ、またそれに共感してもらったりすることで育児のリフレッシュになりました。 ママ友がいなくても大丈夫育児には幸せな瞬間がたくさんありますが、孤独を感じることも多かったです。まだしゃべれず意思疎通もできない赤ちゃんと2人っきりで、息が詰まりそうになることもありました。 そんなときに「Twitter」のママたちとくだらない会話をしたり、大変だった1日をなぐさめ合ったり、おすすめの寝かしつけ方や育児グッズを教え合う時間は、友だちと話しているかのようでした。そのおかげで当時まだ近所にママ友はいませんでしたが、焦ることなく過ごせたのもよかったです。 育児をしていてつらいとき、周りと比べて落ち込んでしまったり自分を責めてしまうことがありました。しかし「Twitter」のママアカウントを作ったことで、そんな気持ちでいるのが自分だけではなく、日本中に自分と同じような境遇のママたちがいて頑張っているんだとわかりました。その「Twitter」でのやりとりが、どんなアドバイスよりも気持ちをラクにしてくれました。著者:加藤しな1歳の女の子と8歳の犬と夫と暮らす。都内在住。出産前は動物看護師として勤務。娘と犬の散歩に行くのが日課。
2019年07月07日こんにちは! 7児の母、山口紫織です。私は自身の子育て経験を生かし、子育てセミナーを主宰しています。セミナーでは、「どうしたらそんなに子育てや家事に協力的になってくれるんですか?」「最初からそうだったんですか?」など、旦那のことを聞かれます。 「頼れる旦那の育て方」後編では、実家暮らしで家事力ゼロ、育児もしなかった旦那を育てることになったきっかけと、その結果をお話します。 旦那を教育をしようと思った理由15歳で旦那と出会い、19歳で妊娠、20歳で出産、結婚。周りの友達には、結婚してる人も、子どもがいる人もおらず、親や親戚も近くにいません。 第一子が産まれた当時20歳だった旦那は、毎晩のように夜遊びに行くのが当たり前でした。ずっと実家暮らしだったので家事スキルはゼロ。育児どころか家事もやってくれません。その後、年子で2人目を出産し、3人目を妊娠しました。 「ママには手は2本。2人まではどうにかなってきたけど、3人はこのままじゃ無理。手が足りなすぎる…旦那を教育しなければ!」と思い立ちました。 そして、前編でご紹介したように、家庭をコンビニ、旦那は新人バイトだと思うようにして、ひたすら旦那の新人研修をおこないました。 自分でやったほうが早い、けれど…? 「パパが家事をしない」と悩む方も多いと思います。私もそうでした。家事をやってもらったとしても、いろいろ聞かれて面倒に思ってしまったり、自分と違うやり方にストレスを感じてしまったりして、「それなら私がやった方が早いしから自分でやる」といった具合です。 でも、実は「やり方がわからない」、ママが全部やってしまって「できる機会を奪ってしまっている」のかもしれません。 私たちも初めての赤ちゃんにオロオロしているように、パパも初めての家事育児にオロオロしているんです。店長を目指して育てれば、新人アルバイトは店長になれるんです! 新人パパも、ママが頑張って育てれば、ママにとって頼もしい存在になってくれます。 「頼れる旦那」が完成!その後こうなった! 結婚した13年前、家事スキルも育児スキルもゼロ、赤ちゃんがいても平気で夜遊びにでかけていた旦那。 3人目を産んだころには家事育児ができるようになり、「頼れる旦那」が完成した今では、私が7人目出産時に入院していたときも、旦那が子ども6人の家事育児をワンオペでできるまでに成長してくれました。 授乳での寝かしつけが必要な末っ子を除いて、上の子6人は旦那ひとりで寝かしつけられます。子どもたちの夜泣きも旦那が起きて対応してくれるし、断乳するとき、毎回子どもが大泣きしますが、断乳が終わるまで毎晩子どもが寝るまで抱っこしてあやしてくれました。 ほかにも、私が不在の時に掃除スイッチが入るらしく、帰宅すると家がピカピカになっていたり、お風呂や排水溝などの水回りの掃除は気づいたらいつもやってくれています。毎朝子どもの園の準備は「かわいいから」って理由で、子どもを抱きっぱなし、片手で準備してたり(笑)。家事も育児もしっかりやってくれて助かります。 旦那が仕事で深夜遅くに帰宅したのに、家事育児をやって、とは言いません。「やれるほうがやる」「やってくれたらありがとう」という精神で夫婦関係も良好に保っています。 家事育児を分担することで、私の自由時間も増え、心にもゆとりができました。わが家ではこうして、私にいつ、もしものことがあったとしても、安心して旦那に任せることができるほどの「家事育児力MAX夫」を完成させることができました! パパ教育が完成すると、子育てはすごくラクになって、笑顔で子育てができるようになります! 子育てがつらい、しんどいと悩んでいるママさん、「頼れる旦那」に育てるパパ教育、導入してみてはいかがでしょうか。 著者:ライター 子育てセミナー講師、ママコミュニティ「mamalink(ママリンク)」代表 山口 紫織現在32歳、6児の母(2019年2月に第7子男児出産予定)。12歳男児、11歳女児、9歳男児、7歳男児、4歳女児、1歳女児を子育てしている。「繋ぐ」をコンセプトにヒト、モノ、コトをつなぐママコミュニティ「mamalink(ママリンク)」代表。防災カフェ主催やイベント企画・運営、料理教室など精力的に活動している。“みんなで子育て!地球の子は自分の子!”WEB:「わくらく子育て 山口紫織のOFFICIAL WEB」blog:「福岡大家族山口家7人ワクラク子育て」
2019年07月06日こんにちは! 7児の母、山口紫織です。私は自身の子育て経験を生かし、子育てセミナーを主宰しています。セミナーでは、「どうしたらそんなに子育てや家事に協力的になってくれるんですか?」「最初からそうだったんですか?」など、旦那のことを聞かれます。そこで今回は、実家暮らしで家事力ゼロ、育児もしなかった旦那を「頼れる旦那」に育てるために、私が実践したことをご紹介します。 パパ教育「大前提」3か条1.「パパ=大人」だという認識をとりあえず忘れる! 2.男の人に「察してほしい」「わかってほしい」は無理、と理解しておく! 3.仕事だといっぺんにできても、家庭のことになるとまるでできないのは仕方がないと、心を広く持つ! ああでもない、こうでもないと13年かかってたどり着いたこの3つのポイントに、早く思い至っていたら、もっと家事も育児もラクになったのかもしれません。この大前提をもとに、お話しします。 家族は「コンビニ」、パパは「新人バイト」です「家庭」というぼんやりとしたわかりにくいものではなく、ここは「コンビニ」だと考えます。私(ママ)がオーナー、子どもたちはお客さん、パパは新人アルバイトです!オーナーは、「新人アルバイトを店長にしたい」と考えます。さあ、さてまず何をしますか? 研修中だから、やらせてみて、見守る まずは心の中で、新人アルバイトに「研修中マーク」をつけてあげます。これは、この人が研修中であることをオーナーが忘れないようにするために貼るものです。パパはまだ研修中だから、おむつ替えが遅くてもズレていても、怒らなくてすみます。 「あー、遅いから私やる!」と言ったら新人は育ちませんので見守ります。目的は店長にする事ですから! オーナーは口出し禁止です。気になるなら、あとからそっとやり直します(笑)。 研修中だから、指示は細かくていねいに! 新人へのおつかいは、細かい指示が必要です。オーナーが「紙買ってきてー」と言ってもわかりません。 「B4ですか? A4ですか? 何枚ですか?」と聞いてきます。そうです! ざっくりとした指示ではわかりにくいのです! 「お茶を買ってきて!」では、お〜いお茶なのか生茶なのかわかりません。「おむつ買ってきて」ではなく、「〇〇のSサイズ、テープタイプを買ってきて」と丁寧に言ってあげましょう。彼はなんせ新人なのです! 研修中だから、察することはできない。全部伝える!雨が降ってきました。コンビニは「傘が売れるかも!」「床が濡れてたら滑るかも!」と、天気によってさまざまな対応を考え、対処していきます。 新人は「雨降ってるなー」としか思ってません。オーナーは「雑巾の準備しよう!」「傘を在庫から持ってきておこう!」など、的確に指示する必要があります。 家庭では「雨が降ってきた!パパ、洗濯物入れておいて!」⇒パパは一生懸命、洗濯物を取り込んでくれました!おわり。 …いやいや! 待て待て!畳んでくれても良いじゃん!「いや、だって“洗濯物入れて”って言われただけだし」 「お風呂の栓抜いといてー」「抜いといたよー」「…いやいや! 洗えや!」「だって“栓抜いて”って言ったじゃん!」 おわかりでしょうか……?こんな戦い、みなさんもしたことありませんか? そう! 察するのはもはや無理ゲーです(笑)。 教育すれば、アルバイトも店長になれる!言われたことはできるので、あとは1から10まで言えばいいだけです。そうすると、新人アルバイトは「この時はこう動く」「お茶と言われたら生茶だ!」と学習し、どんどん成長します。早い人は1年くらいで「研修中マーク」を卒業できるはず。 店長を目指して育てれば、新人アルバイトは店長になれるんです!新人パパも、ママが頑張って育てれば、ママにとって頼もしい存在になってくれます。 うちの旦那は、育てはじめて半年くらいで、家事育児がほとんどできるようになり、3人目を出産したあと即戦力として家事育児を率先してやってくれるようになりました! 「私は家にいて、パパは仕事で疲れてるのに、家事育児をさせるのは申し訳ない」と思ってしまうママは多いようですが、パパ教育さえできてしまえば、子育てはすごくラクになります! 正直、子育てより、パパ教育の方が大変です(笑)。でも、「パパに申し訳ない」ではなく、「やってくれてありがとう! 助かる〜!」という気持ちを大切にして、今では7人の子どもたちの子育てを楽しむことができています。 著者:ライター 子育てセミナー講師、ママコミュニティ「mamalink(ママリンク)」代表 山口 紫織現在32歳、6児の母(2019年2月に第7子男児出産予定)。12歳男児、11歳女児、9歳男児、7歳男児、4歳女児、1歳女児を子育てしている。「繋ぐ」をコンセプトにヒト、モノ、コトをつなぐママコミュニティ「mamalink(ママリンク)」代表。防災カフェ主催やイベント企画・運営、料理教室など精力的に活動している。“みんなで子育て!地球の子は自分の子!”WEB:「わくらく子育て 山口紫織のOFFICIAL WEB」blog:「福岡大家族山口家7人ワクラク子育て」
2019年07月04日みなさんはお子さんのどんな“ぐずり”で悩んでいますか? まわりの先輩ファミリーに聞いてみたところ、「忙しいときに限ってグズグズする」「急かすと逆効果になる」などの悩みを耳にしました。そこで先輩ママたちに「ぐずりを悪化させない接し方」について聞いてみました! 忙しい朝は「叱らない」保育園に通っているお子さん、1歳11カ月。朝起きて自宅を出るまでの1時間で、朝食や着替えなどを済ませなければなりません。しかし忙しいときに限って着替えを嫌がり、思うように準備ができません。「遅れるでしょ!」と急かすと、子どもは泣きわめくばかり。 叱るとかえって時間がかかることを知り、着替えを手伝うなど「叱らない」ことにしたそうです。そうすると準備がスムーズになった、とのことでした。 甘えてきたら、数分だけでも相手をする料理をしているときに限って子どもが甘えてきます。「ちょっと待ってね」と言っても、まだ1歳前後の子どもにとって「待つ」ことは難しいもの。しかし、しつこく言ってきたり、泣かれたりするとママもイライラしてしまいます。 そこで先輩ママは、甘えてきた時点で数分だけ相手をするそうです。しばらく相手をしたあとに「そろそろ行ってもいい?」と聞くと、「いいよ」とあっさり答えてくれたこともあったそう! できないことには「共感する」着替えを「自分でやりたい!」と言うものの、まだ1歳11カ月。実際はうまくできずにかんしゃくを起こします。手助けをしようとするのも気に入らない様子。 できると思って頑張っているわが子。うまくできない子どもの気持ちを考えると、叱って解決するものではないな。そう思い、「お袖を通すのって難しいよね」と共感しながら、できるようになるまでほめながら根気よく見守ることにしたそうです。 子どもがグズグズすると、ママもイライラしてしまいがち。先輩ママの経験談も参考に、できるだけぐずりを悪化させずに過ごしたいですね。著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2019年06月29日4歳になったわが家の長女には、2歳と0歳の弟と妹がいます。最初にお姉ちゃんになったときはまだ2歳だった長女。当時はきょうだいができたという自覚があまりありませんでしたが、4歳になって弟や妹の面倒をよく見てくれるようになりました。最近、そんな長女の心境がわかるようになったのです。 「お姉ちゃんなんだから」は禁句私の母は3人きょうだいの1番上で、何があっても「お姉ちゃんなんだから!」と言われて育てられてきたそうです。それがストレスに感じたことが多かったようで、長女がお姉ちゃんになったとき、母に「お姉ちゃんだから」という言い方はしないでほしいと言われました。 ひとりっ子として育った私ですが、母の話を聞き、「お姉ちゃんだから」と言われることのプレッシャーを知りました。そのため、今まで長女に「お姉ちゃんだから」と言ったことはありません。 お姉ちゃんを自覚し始めた…?母に言われたとおり、「お姉ちゃんだから」と言ったことは今でも1回もありません。しかしながら、最近の長女は自然と自分がお姉ちゃんになったという自覚が芽生えているように感じます。 長女は、「私はお姉ちゃんだからできるよ」「私はお姉ちゃんだから我慢する」という言い方をするようになりました。最初はあまり気にしていなかったのですが、話しているときに違和感を覚え、そういう言い方をして自分自身に言い聞かせてるのかなと思い、少し心配になりました。 「私えらい?」という長女最近になってお皿洗いを手伝ったり、洋服を一緒に畳んでくれたり、ごはんを一緒に作ったりしたがるようになった長女。最初はおままごとの延長なのかなと思っていたのですが、何かを手伝ったときに毎回「私えらい?」と聞いてくるようになり、長女も本当は甘えたい、弟や妹のことだけではなく自分のことも見てもらいたい、褒めてほしかったのだということに気付きました。 長女に「えらいね」と言うととても喜び、率先してなんでも手伝ってくれるようになりました。 よく考えてみると、1番下の子につきっきりでお姉ちゃんである長女ならひとりでできることが多いはず、と思って頼ってしまっているところがありました。年齢の違う子どもたちを均等に見るのはなかなか難しいですが、子どもたちからすれば私はひとりしかいないママです。長女の頑張りだけではなく、もっと長女にとって近くて頼れる存在になりたいと思いました。著者:永田真結4歳の長女、2歳の長男、0歳の次女を持つ母。自身の妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2019年06月17日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、助産師の高杉絵理さんからメッセージです。 生後7カ月くらいになるとママたちを悩ませる「夜泣き」。赤ちゃんの表情が豊かになったり、ハイハイができるようになったり、子どもの成長が嬉しく、ますますかわいくなる一方で、夜泣きが負担になり、終わりが見えない不安感を覚えるママたちも少なくありません。ここでは夜泣きの原因やラクに乗り切るポイントを紹介します。 夜泣きは脳が成長している証!?赤ちゃんの脳は生まれたときは未熟ですが、成長とともに成熟していきます。生後7カ月ぐらいになると記憶の脳が育ってきます。この頃に人見知りが起きるのも記憶する力が育ってきた証拠です。夜泣の原因はまだ解明しきれてはいませんが、記憶する脳が育ってきているためという説があります。この時期には2~3日間の記憶ができるようになってきます。脳は、日中の活動からたくさんの学習をして、夜寝ている間に日中に学習した記憶を整理します。しかし、脳の発達は未熟なので、整理が追いつかずに脳がくたびれて興奮し、夜泣きを起こしているのでは、と考えられているのです。しかし、多くは脳の成長とともに1~3カ月程度でおさまります。 夜泣きをラクに乗り切る秘訣とは?夜泣きをラクに乗り切りたい…そう思っているママも多いですよね。少しでもラクにするには生活リズムをつけることが大切です。生活リズムをつけるポイントを紹介します。 ①起床時間は朝7時を目安に。毎日決まった時間に起床しましょう。人の体内時計は毎朝光を浴びることで調整されます。電気をつけて明るくするだけでも大丈夫です。毎朝決まった時間に明るくして、起きる時間であることをお知らせしてあげましょう。「おはよう」など声かけをしながらコミュニケーションをとります。赤ちゃんが起きたことを確認したら、顔を拭いて、お着替えをしましょう。 ②日中はしっかり活動して、お昼寝時間は調整を日中はお散歩やお部屋でしっかり遊ばせてあげましょう。そして、お昼から午後3時くらいまでの間は家でゆっくりする時間を作りましょう。そうすることでこの時間帯にお昼寝をするようになることが多くなります。また、夕方の眠りはなるべく控えましょう。ママが夕食の支度をしている間に眠ってしまうこともありますが、この時間に寝てしまうと夜の眠りが遅くなる原因にもなります。なるべく夕方は起こしておく工夫をしたり、どうしても眠ってしまうときは30分間を目途にして起こしましょう。 ③就寝時間の目標は夜8時。眠る前のスキンシップも大切に。就寝時間の30分くらい前からゆったり一緒に過ごしましょう。抱っこして静かに話しかけたり、絵本を読み聞かせてあげたり、しっかりスキンシップの時間を作ります。毎日同じようにすることでもうすぐ眠る時間なのだと赤ちゃんも学習していきます。そして、赤ちゃんの目は大人よりも光に敏感なので、就寝時間になったら明かりは消して静かな環境を整えましょう。 どうしても泣き止まないときは?生活リズムを整えても、夜、赤ちゃんがどうしても泣き止まないということもあると思います。そんなときはほかに原因がないか探ってみましょう。・ 熱や鼻づまりはないか?赤ちゃんがいつもと違う様子はないか?・ おむつや衣類、布団の調整は?暑すぎたり寒すぎたりしないか?・ 喉は渇いてないか?などまた、興奮がおさまらないときは別室に移ってみたり、ときには車などで外に連れ出すのも効果的です。そして、ちょっとつらいかもしれませんが、どんなに夜泣きがあっても朝は決まった時間に起こすことが大切です。 まとめ赤ちゃんの毎日の成長はかわいく、嬉しいですが、目を離せない時期にもなってきて昼夜ともにママの負担感が増す時期でもあります。パパと協力して家事の負担を減らしたり、休日にママがリフレッシュすることも大切です。夜泣きは永遠に続くものではありません。脳がしっかり成長している証拠で、必ず終わりがあります。息抜きをしつつ、夜泣きを少しでもラクに乗り切れるといいなと思います。 監修者・著者:助産師 高杉絵理大分県の大学にて看護師・助産師・保健師の資格を取得後、総合周産期母子医療センターにて産科やNICUに勤務。結婚を機に上京してからは、もっと育児が楽しくなるようにママや赤ちゃんにいつも身近に寄りそっていたいとの思いより、地域での助産師活動を開始する。 現在は、世田谷区の行政や病院で働きながら、開業助産師として地域での講座やイベントを開催し子育て支援活動を幅広く行っている。また、ベビーカレンダーにおいても、妊娠・出産・育児を楽しめるように、ママたちが読みやすく分かりやすい記事を心がけ執筆中。
2019年06月11日ベビーカレンダーの「助産師に相談」コーナーでおなじみ、宮川めぐみさんが2018年12月に長女を出産! 助産師の子育てって、どんな感じ? 育児のコツをのぞかせてもらいました! 毎月こっちゃんの1日の様子や成長をご紹介します。 生後5カ月、こっちゃんの1日5:00授乳、おまるでおしっこ新生児のときから、ゆるくおむつなし育児を実践中なんですが、実はおまるでおしっこするのは久しぶり。先月ぐらいから、おまるに座らせてもあまりしてくれなくなっていました……。 6:30ねんねゴロゴロしているうちに寝ていました。この間にママは朝ごはんの準備、洗濯を。 7:30パパ・ママ朝食、こっちゃん起床 8:00こっちゃんもごはん、授乳 生後5カ月になったので、今月からこっちゃんも離乳食を始めました。わたしたちが食べている様子を見ては、もぐもぐと口を動かして、こちらの様子をよく見ていたこっちゃん。10倍がゆからスタートしましたが、食べることが好きなようで、前のめりになってスプーンに顔を近づけてきます。今のところほぼ毎日完食です! 9:00身支度、授乳この日はわたしが新生児訪問の仕事があったため、出かける準備。出る前に再度こっちゃんの授乳をして出発。 10:00こっちゃん、お父さんと一緒にお留守番1人でゴロゴロ遊んだり、寝たり、泣いてパパにあやしてもらったり……。 11:45公園でピクニック 仕事が終わったあと、パパ・こっちゃんと駅で待ち合わせて、公園へ。こっちゃんはパパにスリングに入れてもらって来ました。 12:30昼食、授乳公園のベンチでパパが作ってくれたおむすびを食べながら、授乳。その後、公園のすべり台をパパと一緒にすべったり、芝生の上でゴロゴロしたり。 15:20自宅に到着、授乳帰りのバスから寝ていましたが、帰ってきて授乳したらまた眠ってしまいました。この間におうちの片付け、洗濯物の片付けを。 17:00夕食準備、こっちゃん起きるこっちゃんはパパに抱っこしてもらい、あやしてもらっている間に夕食を準備します。 18:00夕食、食べながら授乳 19:00こっちゃんはパパとお風呂この間に夕食の片付け。こっちゃんが上がってきたらお肌のお手入れと授乳をします。 20:00授乳、寝かしつけ授乳後にゴロゴロしてひと遊びしたら、そのまま寝ました。 21:00ママの1人時間お風呂、訪問の仕事の記録など、ママの1人時間。または、パパとおしゃべり。 22:00授乳、そのままママも一緒に就寝 生後5カ月、今月の様子メモ■身長/体重66cm / 7.0kg(先月比+2cm /+0.7kg) ■服のサイズ60~70cm ■おむつのサイズSサイズ ■睡眠・お昼寝の時間夜から朝までトータル約11時間お昼寝はちょこちょこトータルで約3時間弱 ■授乳回数母乳で7~8回 ■おしっこの回数10回程度 ■うんちの回数0~2回(離乳食が始まってから、便が出ない日も……) ■今月できるようになったこと・変化・寝返りができるようになった・自分の足を口に入れるようになった・手をグーにして手首を内側、外側にとひねるようになった・離乳食がスタートした 生後5カ月の時期を振り返っておむつなし育児をゆる~く継続中わたしは元々気が向いたときにおまるに座らせてみる、ぐらいのゆるい「おむつなし育児」を楽しんでいます。ペースも特に決めず、おむつを見たときにおしっこが出ていなかったら座らせてみよう!という感じで試していました。 以前は面白いぐらい成功していたのですが、最近は座らせても出ないことが多いです。生後4~5カ月くらいになると見えるものも増え、動きも活発になり、自我も出てくるため、興味のアンテナがあちこちに飛ぶようになります。そのため、気が向かないとしてくれない時期なのかもしれません。これからもあまり神経質にならず、のんびり続けてみようと思っています。 離乳食をスタートしてみてまた、離乳食がスタートしてから便が出ない日が増えました。そんなときはうつ伏せ遊びの時間を増やしたり、足の運動をしたり、お腹にそっと手をあてて手の温かさでお腹の動きが良くなるようにお手当てをしたりしています。それで出ることもありますが、出ないときは綿棒刺激をして出しました。こっちゃんにとっては、生まれてはじめての綿棒刺激でした。 ◆関連動画うつぶせ遊び 監修者:助産師 特定非営利活動法人だっことおんぶの研究所認定 ベビーウェアリングコンシェルジュ 宮川めぐみ2001年京都第二赤十字看護専門学校卒業、2002年国立病院東京医療センター附属東が丘看護助産学校助産学科卒業。産科病棟にて約12年間助産師として勤務し、多くの妊産婦、褥婦、新生児のケアに関わる。2013年に退職後パリで数カ月過ごし、自分自身と向き合う。大切にしていきたいことなどに気づいて「lier」を立ち上げ、個人の活動を開始する。現在、東京23区内で新生児訪問、母乳育児相談を中心に母子のケアに携わる。
2019年06月11日「小さくてかわいい子どもの姿をいつまでも覚えていたい!」と思い、写真や動画はできるだけ撮ってきたつもりでした。でも後から見返してみると、「0歳のときにもっと動画を撮っておけばよかったな」と後悔しています。今回は特に「撮っておけばよかった」と思うシーン3つを紹介したいと思います。 新生児期の動画 新生児は大きく動いたり、声を出したりもしないし……と当時は感じており、写真しか撮りませんでした。産後は赤ちゃんのお世話だけで精一杯で、動画を撮る余裕もなかったのです。でも、数十秒程度の短いものでもいいから動画で撮っておけばよかった、と後から激しく後悔しています。 新生児期は本当に一瞬。足をバタバタする様子、あくび、おっぱいを欲しがり口を動かすところなど、そのときにしか見られない動作や表情が多く、今になって「また見たいな」と思います。自分で撮る余裕がなかったのであれば、夫や母に頼んでおけばよかったです。 泣いている動画 子どもが泣いているときは慌てたり心配したりで、動画を撮ろうという発想には至りませんでした。でも、赤ちゃんにとっては泣くことも日常。緊急性がないとわかったときに、一回ぐらい泣いているところを撮ればよかったです。 泣き方も成長とともにどんどんと変わってきます。いつからか顔を真っ赤にして泣かなくなりました。いつからか泣き声も大きくなりました。今ならフニャフニャと泣く様子を愛おしいと感じるだろうなと思います。 じょうずにハイハイしている動画 ずりばいができるようになったころの動画はたくさんあります。でも、じょうずにハイハイしている動画は1つもありません。じょうずにハイハイできるようになったころには、ハイハイに見慣れて、今度はつたい歩きする様子を必死で撮影していたのです。 ハイハイは期間限定で、歩けるようになるともうハイハイしなくなってしまうということを忘れていました。ハイハイでじょうずに家中を動き回る様子を撮っておけばよかったです。 わが家では動画はビデオカメラではなく、スマホで撮影しています。見返したり保存したりするのがラクなためです。動画の長さは大体20秒程度、長くて1分半ぐらいです。お気に入りの動画はそのままスマホに保存しておき、子どもたちが寝た後や育児がつらいときなどに見返しています。見返していると、子どもの成長を感じ、また頑張ろうという気持ちにさせてくれます。著者:小川恵子5歳と1歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2019年06月09日初めての出産を経験した後、父親からの何気ない一言にどん底に陥ってしまった私。母乳がうまく出ないことがきっかけで、慣れない育児に輪をかけるように悩みが積もっていった私のエピソードをお伝えします。 うまくいくと思っていた初めての育児私は器用なタイプだったので、これまでの人生で特に苦労した経験がありませんでした。悩みもすぐに解決できるほうで、ポジティブな性格。そのせいか、初めての育児を経験する前からなぜか自信たっぷりで、「育児なんて簡単だろう」ぐらいの気持ちでいたのです。 しかし第1子を出産後、病院で初めておこなったおむつ替え、沐浴指導、夜中に泣き出す長男と向き合うなかで、お見舞いに来てくれる家族や友人の何気ない言葉が棘のように感じることがありました。特に「母乳はどうなの?」という言葉には痛いところを突かれるような気分になっていったのです。 母乳が出ない… 病院にいる間は助産師さんに言われた通り、できる限り母乳を飲ませるようにしていたのですが、コツが掴めず乳首はボロボロに……。痛みで母乳をあげるのもためらうほどでした。 それでも、乳首に馬油を塗ったりして、退院後も痛みに耐えながら母乳をあげ続けました。しかし長男はおっぱいを吸わせてもすぐに泣き出し、足りない分をミルクで足すしかなかったのです。 試しに搾乳を試みたものの、頑張って30分搾っても10ml程度。母乳が出ないことが情けなくて、泣いているわが子を抱きしめ「こんなママでごめんね」と呟くこともありました。 父親の何気ない一言でどん底へ母乳が出るためにはどうすればいいのか、ネットで調べたり育児本を読んだりしたのですが、どれも効果なし。そんなある日、昼食でなかなか箸が進まない私を見兼ねた父親が「ちゃんと食べないから母乳が出ないんだよ」と呟いたのです。 きっと、本人は軽く呟いただけたったのでしょうが、私にとってその言葉は重くのしかかりました。とっさに、母乳育児のために読んでいた本をテーブルの下に隠しました。そのとき、私はまさにどん底に陥ってしまったのです。ひとりになると耐えきれず、声を抑えながら涙しました。 その後、1番の相談役であった母に母乳が出ないことで悩んでいると泣きながら打ち明けると、「私もそうだったんだよ。でもあなたたちはミルクでも立派に育ってるじゃない」と言われました。その言葉に胸がスーッと晴れ、「母乳が出ないことは悪いことではない」と、気持ちがラクになったのです。私をどん底から救ってくれた母親には、感謝してもしきれません。著者:堀江ゆうき二男の母。現在第三子を妊娠中。現在はフリーランスとして育児をしながら、体験談・出産・妊娠についての記事を執筆。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年06月07日子どもと一緒に行動していると、いつも予想していなかったできごとがおこります。うれしいこともあれば、「なんでこんなことが!?」と思うようなびっくりすることまで……。今回は私が息子と一緒に買い物をしていたときに起きた、とても恥ずかしかったことをお話しします。 毎日くたくた…2歳の息子との買い物 息子とは週に1、2回一緒に買い物に行っていました。当時2歳だった息子はイヤイヤ期真っ盛り。スムーズに買い物できるときもありますが、ほとんど言うことを聞いてくれません。 「カート押したい!」「疲れた、抱っこして」「お菓子買って!」と駄々をこねる息子をなだめながら、ひとりだと15分で終わる買い物にも2倍、3倍の時間をかけていました。大変ではありましたが、そうやって息子の言葉に耳をかたむけながらじっくりとする買い物も苦痛ではありませんでした。 息子が起こした行動 その日はいつにも増して駄々をこねる息子。買い物前におやつを済ませてきており、「お菓子、今日は買わないからね」と言っていたにもかかわらず、お菓子コーナーの近くを通るとさっとお菓子の棚の前に行き、「買って!」と言ってきました。ただ、私も息子と「買わない」と約束したこともあり、「今日は買わないよ」と強い口調で諭しました。 すると息子は「やだ! 買う! 買う!」と私のスカートの裾をひっぱりそのままグンッと引っ張りました。その瞬間……! スカートが…!その日はちょうどウエストがゴムのロングスカートを履いていました。息子が駄々をこね私のスカートを引っ張った瞬間、スカートがずるん! と脱げてしまったのです! 私もつい「ぎゃ!」と叫んでしまい、急いでスカートを履き直しました。 不幸中の幸い、売り場には女性の店員さんがひとりいるだけでした。「大変ですね……」と苦笑いした店員さんに、「お騒がせしました……」と言うのが精一杯。恥ずかしさをこらえ、何事もなかったように息子を連れてレジに向かいました。息子はというと、ぽかんとしていました。 その日からお出かけのときは、すぐ脱げないデニムパンツを履くようになりました。最近では子どもが3歳になってイヤイヤ期が落ち着き、ようやくまたスカートが履けるようになりましたが、当時のことを思い出すと今でも恥ずかしくて顔から火が出そうになります。著者:菅谷里奈一女、二男の母。現在第四子目妊娠中。ベビーマッサージインストラクター、ベビーヨガインストラクター、ベビーシッターの資格所得。子育て経験を活かしながら、妊娠・出産・子育てに関する記事を中心に執筆中。
2019年06月05日私の3人の子どもは、生後5カ月から保育園に通い始めました。ある程度の保育園からの呼び出しは覚悟していましたが、その頻度は想像以上でした。近くに頼れる人もおらず、体調もなかなか回復せず、職場には何度となく急な休みをお願いしました。そのときの体験についてお話しします。 長女の保育園デビューは寒い日でした長女の保育園デビューは11月でした。「保育園に通い始めたら、病気をもらうことも増えるよ」と聞いていましたが、その頻度は想像以上でした。 初めての発熱は通い始めて2週間目のことで、熱が下がって登園できるまでに3日かかりました。その間は夫と交代で仕事を休むことに。それからも2週間続けて登園できたら良いほうで、よく発熱して休みました。双子が誕生し、3人ともが保育園に通うようになってからは、さらに休みをもらう頻度が増えてしまいました。 理解のある職場だが、申し訳ない気持ちに転居のため出産を機に仕事を辞めた私は、長女の保育園デビューと同時に、新しい職場での仕事を開始しました。慣れない職場で、人間関係もまだできていないなか、休みをもらうのはとても気が引けました。 幸いにもとても理解のある職場でしたが、申し訳ない気持ちでいっぱいで、発熱のたびにどちらが休みをとるか夫と喧嘩になっていました。夫との話し合いで、子どもが小さいうちは今のままでは難しいとの結論に至り、私は正社員から準社員になって勤務時間を減らしました。 職場の先輩ママからの言葉それでも月に何回も早退したり、休みをもらったりする日々が続き、勤務中も申し訳ない気持ちになりました。働きながらの育児はやはり難しいのだろうかと、くじけそうになりました。 そんなとき、スタッフの先輩ママから「私も子どもが小さいうちは何度休んだことか。子どもが大きくなってからは今度は親の介護で休みをもらうこともあるし、お互い様よ」と声をかけてもらったのです。 その言葉を聞いてからは、うじうじ考えるのではなく、出勤できる日には精一杯仕事を頑張ろうと気持ちを切り替えました。 働くうえで心がけたこと元々雰囲気の良い職場でしたが、他のスタッフとさらにきちんとコミュニケーションをとるようにしました。 子どものことや家庭のことを周りの人にある程度知ってもらうことで、より理解してもらえるようになりました。相変わらず急な休みも多い現在ですが、出勤できる日は今まで以上に力を入れて仕事をする方針に切り替えたせいか、仕事ぶりも認めてもらえて、良い環境で働かせてもらっています。 今はまだ長女が3歳6カ月で双子が1歳1カ月と小さいので、あと数年は職場の方に迷惑をかけることも多いかと思います。ですが、私に少し余裕が出てきたときには、私が助けてもらったように今度は誰かをサポートできればいいなと思っています。著者:松裏幸恵二男(二卵性の双子)一女の母。薬剤師として働きながら子育てをしている。自身の妊娠・出産・育児に関する体験談を中心に執筆中。
2019年06月04日