グラビアアイドルの牧野紗弓(まきの さゆみ)がこのほど、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD&ブルーレイ『舞い降りた天使』(ともに発売中 各4,104円税込 発売元:ラインコミュニケーションズ)の発売記念イベントを行った。フジテレビ系の深夜バラエティ『アウト×デラックス』でカウンターガール候補生として出演しているグラドル・牧野紗弓。上からB86・W58・H85という凹凸ボディーにEカップのバストが魅力の22歳だ。そんな彼女の通算2枚目となる同DVDは、4月に沖縄で撮影。船で世界一周しようとした牧野が沖縄に漂流し、そこで出会った男の子と恋愛に発展するという牧野自身が考え出したストーリーだそうで、物語が進行するごとにセクシー度が増していくという見どころ満載の1枚となっている。黒のセクシーなビキニに下半身はパレオを巻いて登場した牧野は「海外の親と離れて船に乗り、世界を回ろうとしたら沖縄で漂流してしまい、そこで出会った少年と恋愛に発展していく物語となっています。お気に入りは1stDVDの時にやりたかった洗車のシーン!ついに念願が叶いました」と満足げ。セクシーなシーンを「漂流した後にお風呂に入るんですが、洋服がないので少年に服を借りました。フロントが空いているノーブラGジャンで、すごくセクシーになっていますよ」とアピールした。ガイアナ人の父と日本人の母を持つ牧野。日本人の血が濃いのか、「最近は国内を旅行することが多く、主に神社に行くんです。先々月は神社検定も受けました」と神社などの歴史的建造物が好きなようで、「先日日光東照宮の近くにある二荒山神社の北野神社に行きました。ス~っと汚れが取れて心が綺麗になりました」とパワースポットの効果も。その牧野は関東近郊の神社に出没しているようだが、今年の夏は「九州の神社に行ってみたいです! 本籍が宮崎なので、おばあちゃんの家に泊まるかも。今年の夏は九州で私と会えるかもしれません(笑)」と話していた。
2018年08月05日藤田ニコル(20)が8月3日放送の「有吉ジャポン」(TBS系)に出演、“初体験”時について語ったことが話題を呼んでいる。ニコルは“初体験”を終えたと母にLINEで報告したという。すると翌日、母はニコルのためにお赤飯を炊いてくれたと明かした。ニコルのイメージを覆すセクシーな話だが、Twitterでは《お母さんに報告とか(笑)現代っ子というか、ぶっ飛びすぎ。でもママともいい関係性なんだろな》《テレビで赤裸々過ぎて逆に尊敬するわ》など好評のようだ。「ニコルさんといえば、8月3日発売のFRIDAYでセクシーなグラビアを披露したばかり。その美ボディに歓喜の声があがっていました。ハタチになったことで、大人路線に変更したのでしょう」(雑誌関係者)おバカキャラで一世を風靡したニコルの方向。それはお色気路線だけでなく、さらに期待されるものがあるという。「美ボディのために努力を惜しまないニコルさんは、Instagramで日々のワークアウトを公開しています。ワークアウトのアドバイスを交換するうちにファンとのコミュニケーションが頻繁になり、常に注目の的。そのお陰で自身のアパレルブランドも想像以上に好調だとスタッフも喜んでいるといいます。その商才を存分に発揮し、ビジネス方面でも圧倒的な力を付けていきそうです」(芸能関係者)
2018年08月05日藤田嗣治(レオナール・フジタ 1886-1968)の大回顧展「没後50年藤田嗣治展」が7月31日(火)から東京都美術館、10月19日(金)から京都国立近代美術館にて開催される。その音声ガイドを務める俳優で声優の津田健次郎に、収録現場にて話を聞いた。【チケット情報はこちら】初の音声ガイドを務めた津田は、収録を終えて「ひたすら楽しい現場でした。豊かな時間になるようにがんばりました」と感想を語る。台詞はほぼ藤田の言葉。「これほど言葉が残っている人もなかなかいない、珍しい画家さんですよね。言葉自体が面白いですし、そこが普通の美術展と違うと思いました。この絵を描いた人がこういう言葉を残すんだって、すごく興味深かったです」。エコール・ド・パリの寵児のひとりである藤田嗣治。今回は編年的な構成で展示されるそうだが、その中でも津田の印象に残ったのは若い時代だという。「セルフプロデュースがすごくて。東洋人のアイデンティティとして、(藤田の代名詞でもある)乳白色の下地を使うとか、敢えて墨を使うとか…。当時のパリのスター画家たちと対抗していくために、どういうアプローチでいけば食い込めるのかと取り組む、名を馳せようと尖った部分は印象に残りましたね」、その時代を経ての静かな晩年も「あれだけ尖っていた人が、これほど静かに人生を終えようとしていること。アーティストとしても個人としても、その人生の閉じ方は読んでいて非常に感動的でした」と語る。普段から美術館にはよく行くという津田。「絵に対しての嫉妬がすごいんですよ。僕のやっている表現というのは、演劇で言えば2時間とか、アニメーションで言えば30分とか、ある種の“積み重ね”の中で初めて到達できる感動がほとんどですよね。でも絵は“一瞬”なんです。なんだかズルいなあって(笑)。しかもその一瞬が、一生忘れられないものになっていく。そういう嫉妬+リスペクトがすごくありますね」。中でも今回のような大規模展覧会は「“もしかしたら一生で1回かな”という思いで見ます」と話し、本展についても「これを逃すともう見られないかもしれませんよ!」とイチオシする。「藤田という画家をご存知の方にもご存知でない方にも、非常に興味深い絵を描かれる方ですし、非常に興味深い人物ですし、非常に興味深い人生を送られている方だと思います。僕の音声ガイド共々、ぜひ美術館に味わいに来ていただきたいです!」質、量ともに史上最大級の「没後50年藤田嗣治展」は、7月31日(火)から10月8日(月・祝)まで東京・東京都美術館にて、10月19日(金)から12月16日(日)まで京都・京都国立近代美術館にて開催。取材・文:中川實穂
2018年08月01日明治時代の日本生まれにしてフランス・パリを拠点に活躍した画家、藤田嗣治。その画業の全貌を解き明かす大回顧展『没後50年藤田嗣治展』が7月31日(火)より東京都美術館にて開幕する。1886年に東京で生まれた藤田嗣治は、東京美術学校(現・東京藝術大学)で学んだ後、26歳でパリに留学。エコール・ド・パリの寵児として活躍し、第二次世界大戦中は戦線取材と作戦記録画の制作にも邁進した。戦後、ニューヨークを経て再びパリに戻った藤田はカトリックの洗礼を受け、晩年にはフランス国籍を取得。1968年に同地で81歳で亡くなった。『没後50年藤田嗣治展』は、長らく画業を通覧する展覧会の機会が少なかった画家の、これまでにないスケールとなる大回顧展。パリのポンピドゥー・センター、パリ市立近代美術館、ベルギー王立美術館、ジュネーヴのプティ・パレ美術館、アメリカのシカゴ美術館など、欧米の主要な美術館から初来日作品も含め約20点の代表作を含む、精選された作品100点以上を一堂に展示。藤田の代名詞ともいえる「乳白色の下地」による裸婦は、数年前に修復を終えた大原美術館の《舞踏会の前》や、東京国立近代美術館の《五人の裸婦》ほか、最盛期1920年代の作品が集う。展示は8つのテーマに分かれ、年代ごとに藤田の画業の変遷を辿っていくことになる。東京美術学校時代の自画像から、華やかな20年代のパリの人々の肖像、乳白色の下地に黒く細い輪郭線で描く裸婦、中南米やアジア各国の旅の絵画、第二次世界大戦中の作戦記録画、そしてカトリックの洗礼を受けた後のキリスト教絵画へ。その画業を俯瞰することで、激動する時代の空気感、各地の人々や文化を独自のスタイルで捉えた藤田絵画の魅力をあらためて堪能することができる。代表作から初来日となる作品、そして、これまで紹介されることの少なかった作品がまとまった形で展示される同展。このまたとない機会に藤田芸術の全てを感じ取ってほしい。【開催情報】『没後50年藤田嗣治展』7月31日(火)〜10月8日(月・祝)東京都美術館にて開催【関連リンク】『没後50年藤田嗣治展』()
2018年07月31日タレントの藤田ニコルが22日、東京・渋谷のSHIBUYA109で行われた「SHIBUYA109ロゴコンテスト」新ロゴお披露目・発表会に出席した。2019年に40周年を迎えるSHIBUYA109は、今までのSHIBUYA109イメージにとらわれないロゴマークを、一般公募から募集。応募総数の9537作品から3次審査まで行われ、3次審査で選ばれた4作品の中からハナガキダイジュさんと池田敦美さんの作品が選ばれ、この日はSHIBUYA109の店頭前でお披露目された。特別審査委員を務めた藤田ニコルは「今回色んなロゴマークを見させていただきましたが、直感的にこの作品がダントツで可愛いなと思いました。今まであった歴史的なモノも素敵ですが、これからの時代に相応しい素敵なロゴだと思います」と大絶賛。気に入ったポイントを「女の子ってピンクが好きなカラーだったりするんです。ピンクのグラデーションが凄く可愛いし、女の子の夢が詰まったロゴなんじゃないかと思いますよ」とあげて、「私も今年2月から109にお店を出したので、このロゴと一緒に成長していけたらと思っています。同期として頑張ります」と新しいロゴマークに刺激を受けた様子だった。藤田が語ったように、自身がプロデュースするアパレルブランド「NiCORON(ニコロン)」の1号店が109に出店中。「週に1~2回渋谷に来て、109にある自分のお店も変装して偵察に来ています。売れているかな? 人が入っているかな? と思いながらお客さんの生の声を間近でドキドキしながら聞いています」と客の反応が気になる様子。また、2号店が9月上旬に新宿ルミネに出店されることが決まっており、それに続く店舗として「109は大阪にもあるのでそっちにも出したいなと思っています」と関西進出にも意欲を見せていた。
2018年07月23日静岡県のクレマチスの丘にあるベルナール・ビュフェ美術館は、画家・藤田嗣治の没後50年を記念して、挿絵を中心に紹介する展覧会「没後50年 藤田嗣治 本のしごと 文字を装う絵の世界」を、前期は6月23日から8月21日、後期は8月23日から10月30日に開催する。藤田嗣治 1928年頃 撮影:アンドレ・ケルテスullstein bild / Uniphoto Pressヨーロッパでは書物としてだけでなく芸術作品としての価値も有していた“挿絵本”。特に19世紀後半から20世紀にかけて、希少性の高い挿絵本は愛書家たちの収集対象となっていた。藤田がパリに渡った当時のヨーロッパは挿絵本の興隆の時代であり、ピカソやシャガールら芸術家たちが挿絵や装丁を手がけた本が次々と出版され、その人気が一層高まっていた時代。1919年、藤田嗣治は初めての挿絵本『詩数篇』を手がけ、1920年代には30冊以上の挿絵本がフランスで出版された。すでに挿絵を手がけていた他の画家たちをも凌駕するこの仕事量は、当時のフランスでの藤田の人気を反映したものであると同時に、藤田自身が挿絵本の世界に魅せられていたことを物語っている。画家は生涯を通じて100冊を超える「本のしごと」に携わり、絵画だけでなく挿絵本の仕事にも積極的に取り組んでいた。本展では、戦前のフランスで発行された藤田の挿絵本、1930年代から40年代の日本での出版に関わる仕事、1950(昭和25)年にフランスに移住してからの大型豪華本の挿絵などの「本のしごと」を中心に、絵画や版画といった「絵のしごと」、さらには藤田が友人に送ったハガキや絵手紙、手作りのおもちゃ、陶芸作品なども同時に展示し、藤田の幅広い制作活動を紹介する。また、藤田が愛した「猫」をテーマにした展示も実施。藤田は「猫の画家」とも呼ばれるほど猫を描いた多くの作品を残している。書籍においても、マイケル・ジョセフ著『猫の本』(1930年)、エリザベス・コーツワース著『夜と猫』(1950年)では、愛らしい猫たちが藤田の繊細な筆致で様々な姿態を見せている。テーマ展示では、こうした挿画に精緻に描かれた猫たちに加え、のびのびとしたタッチで描かれた水墨や水彩作品も紹介。26匹の猫が配された屏風と衝立も特別展示する。【展覧会情報】開館45周年記念展 没後50年 藤田嗣治 本のしごと 文字を装う絵の世界会期:前期 6月23日~8月21日、後期 8月23日~10月30日会場:ベルナール・ビュフェ美術館住所:静岡県長泉町クレマチスの丘515-57時間:6〜8月 10:00~18:00、9〜10月 10:00~17:00休館日:毎週水曜日(祝日の場合はその翌日、8月15日は開館)
2018年06月04日タレントでモデルの藤田ニコルが30日、東京・渋谷のSHIBUYA109で行われたサーティーワン アイスクリーム『ハニー レモン ハニー』新商品発表会PRイベントに出席した。サーティーワン アイスクリーム「ハニー レモン ハニー」新商品発表会PRイベントに出席した藤田ニコルサーティワン アイスクリームは、イメージキャラクターの藤田ニコルプロデュースによる新フレーバー『ハニー レモン ハニー』を6月1日より全国の店舗で発売。期間限定で発売される同商品だが、はちみつとレモンの甘酸っぱい味わいで初夏にぴったりのアイスクリームとなっている。その発売記念イベントに同商品をイメージした黄色のワンピースと蜂のカチューシャを被って登場した藤田は「お腹も見せたりして夏らしい衣装になっています」とファッション解説し、6月1日から発売される自身がプロデュースした同商品を「本当にすごく美味しいんです! 甘さはもちろんですが、酸味と爽やかな風味になっていて、レモンのキャンディーがこだわりなんですよ。食べたらカリカリするようなキャンディーが入っているので、夏の季節にピッタリのアイスとなっています」と紹介。「白と黄色や女子が好きな色合いなので、早く皆さんに食べて欲しいですね」と行き交う人々にアピールした。また、「最近の甘酸っぱい出来事は?」という質問には「本当に仕事ばっかりで、どこで出会いがあるのかと思いながら毎日過ごしています。連絡先も聞きに来ないし、こっちから渡せばいいんですかね?」と回答。事務所の先輩でもある剛力彩芽をはじめ、昨今の芸能界はIT長者との交際も目立つが、IT長者には「全然興味ないです。夢を持っていて頑張っている人がいいですね。逆に私も頑張ろうと思うし。お金持ちじゃなくて全然大丈夫ですよ。私が働きます!」と彼氏の条件はお金の有無でない点を強調した。そんな藤田と同じモデルとしてデビューした木村拓哉と工藤静香の次女・Koki(コウキ)の話題となり、「世代が離れていて良かったと思いました。TGCとかでお会いしたいですね」と対面を熱望している様子で、「写真を見た限りすごいオーラがありました。芸能界に染まらず、そのままでいて欲しいですね」と期待を寄せていた。
2018年05月30日10代を中心に大人気、“カワイイ”の神様として多彩な活躍する「にこるん」こと藤田ニコルが、5月19日(日)に放送される様々な分野の第一線で活躍する人物に迫るドキュメンタリー「情熱大陸」に登場、番組が4か月にわたる密着から藤田さんの素顔に迫る。ロシアとポーランドのハーフの父と日本人の母を両親に持つ藤田さんは、1998年にニュージーランドで生まれた後埼玉県で育つ。2009年に雑誌「nicola」でモデルデビューを飾るとティーンに人気の雑誌「Popteen」のモデルとして頭角を現すように。独自のキュートなセンスで中高生から絶大な支持を得るとゆらゆら(越智ゆらの)やみちょぱ(池田美優)らともに看板モデルとしてブレイクした。数年前から出演するようになったバラエティでのイメージから“おバカキャラ”“天然キャラ”という印象が強いが本人は「あくまで、本業はモデル」だと言う藤田さん。昨年には自身の憧れだったという女性誌「ViVi」の専属モデルに抜擢されたほか、自身がプロデュースするブランド「NiCORON」を立ち上げ、2018年2月にはその1号店がSHIBUYA109にオープンさせるなど“本業”でも飛躍をみせている。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの藤田さんだが、かつては「有名になりたい!」と夢を語っても「可愛くないし、無理でしょ」と笑われてきたそう。だがいまや公式Twitter230万人、Instagram190万人ものフォロワーを持ちその発信力にも注目が集まるインフルエンサーに。一大カリスマとなった彼女の“真実”に迫るべく番組はなんと4か月にわたり多忙を極める藤田さんに密着。そこには2LDKの自宅で一人暮らしをしながら、くつろいだり、密かに筋トレに励む藤田さんの姿が。また強烈キャラの母親「ままるん」も登場。今年で20歳を迎え、大人へと成長していくなかでもがきながら、超多忙な毎日を笑顔で駆け抜ける“にこるん”のいまを「情熱大陸」のカメラが余すとこなく追った。「情熱大陸」は5月20日(日)今夜23:00~TBS系で放送。(笠緒)
2018年05月20日以前、anan本誌でエッセイ「おんなのこはもりのなか」(書籍になって好評発売中)を連載していた「マームとジプシー」主宰の演劇作家・藤田貴大さん。公演のたびに大きな話題を呼ぶ藤田さんの最新作は、なんと“子どもも大人も一緒に楽しめる”作品とのこと。どんな舞台になるのか、稽古場で藤田さんにインタビューしてきました。写真・小笠原真紀 文・望月リサ“子ども向けの演劇” ではなく、“子どもも楽しめる演劇” を創造したい。多くの言葉を重ねて饒舌に語るよりも、シンプルで研ぎ澄まされたひと言が、強く深く心を惹きつけることがある。マームとジプシーの藤田貴大さんが作るのは、そんな演劇だ。シェイクスピア劇が言葉を尽くして描写を重ねる演劇ならば、藤田さんのそれは、洗練を重ねて綴られた、まるで一編の詩のよう。普段、演劇を観ないような幅広い層の観客たちを惹きつけるのは、そんな理由からなのかもしれない。その藤田貴大さんが、今回、初めて4歳の子どもから大人まで一緒に楽しめる演劇作品の創作に挑戦する。タイトルは『めにみえない みみにしたい』。しかし、「当初は、子ども向けの演劇を作ることにけっこう抵抗感があった」と話す。藤田さん そもそも、自分の作品自体をカテゴライズして考えたことはなく、どの作品であっても、観る方に年齢制限はないと思ってきたんですね。ただ、僕の作品では、子ども時代やティーンの頃というのは、わりと頻繁に扱われてきたモチーフではある。『cocoon』(今日マチ子さんの同名漫画を舞台化した作品で、’13年に初演。’15年に再演された)では、出演者に中学生がいましたし、最近までやっていたプロジェクトでも、福島の中高生と作品を一緒に作っています。そうやって、作品の中に子どもを取り込んでいく作業をしていくうちに、自然と、この子たちに演劇を見せるってどういうことなんだろうと興味が湧いてきたんです。これまで僕が描いてきた作品では、過去の記憶を多く扱っています。それが、僕の作品がノスタルジックだとときには評されてきてしまった理由だと思うんですが、懐かしむ過去の記憶を持たない子どもたちが観たら、きっと大人の観客が抱くような感情にはならないはずですよね。それがいま、僕にとってはすごくおもしろい。今回、そのことが作品のキーになるような気がしているし、これからのマームとジプシーのキーにもなるのかもしれない。ーー目指しているのは、子どもの観客まで意識して創作する舞台。しかし、「子ども向けの作品に新たに挑戦するというのではなく、これまでやってきたことと地続きで、4歳の子どもも楽しめる世界を描くことができるかを考えている」のだそう。藤田さん 僕としては、“子ども向けの演劇を作る” ということ自体に抵抗があるんですよね。その言い方だとどこか “子ども” という対象を下に見ているように感じてしまって……。イタリアの俳優たちと交流が深いこともあって、向こうの演劇事情も耳に入ってくるんですが、イタリアって子ども向けの演劇が多いんだそうです。多くの俳優は、そこに携わることで食べていっているみたいで、彼らのインスタグラムを見ていると、着ぐるみを着ている写真が多く上がっているんです。子ども向けといえば、着ぐるみみたいな感覚ってありますよね。もちろんそれってサーカスみたいなものだから、そういう姿で俳優が出てくれば子どもたちは喜ぶだろうし、作品としても成立しやすいとも思う。でも、これを見せれば子どもは喜ぶだろうって思って大人が作るものって、子どもにもわかっちゃうと思うんです。僕はそういうものにはしたくない。数年前から放送している子ども番組で、『いすのまちコッシー』(NHK Eテレで放送中の子ども番組『みいつけた!』内のコマ撮りアニメーション)というアニメがあるんだけど、そのテーマソングが、僕らが子どもの頃に聴いていた音楽の倍くらいのテンポなんです。そのことに驚いたんですけど。YouTubeが当たり前の時代に育っているわけですから、映像に対する感覚も違っているだろうし、日常に英語を耳にする機会も多いはず。そんな彼らに対して、僕らの世代の思う “子どもの演劇” を目指しても、きっと飽きられてしまうし、いつもの僕らのテンポで作ってもついてこられる気がするんですよ。大人も観られる子ども向けを作りたいわけでも、子どもにべったりな子ども向けを作りたいわけでもなくて、質感も言葉遣いもいつも通りだけれど、対象である小さな子どもたちのことをめちゃくちゃ考えて作っている。そういうものにしたいと思っています。ーー衣裳はファッションブランドのsuzuki takayukiが担当。音楽にはクラムボンの原田郁子さんが参加する。キャストも含め、いつも通りのマームの布陣だけれど、そこに安住するつもりは一切ないよう。藤田さん 子どもって、隙のある大人に絡んでいくようなところがありますよね。たぶん子どもは隙を好むんだと思います。逆に、大人になればなるほど、隙のないものが好きになってくる。それが、クオリティの高さや洗練ということに繋がるんだろうけれど、今回は、あえて隙を作っていこうと話しています。絵本なんかを見ていると、対象年齢が上がるに従って物語は複雑になり、描写も細かくなっていきますよね。僕は『ねないこだれだ』(せなけいこ作の、おばけが登場する絵本。福音館書店刊)という絵本が好きなんですが、あの作品には、少ない言葉で綴られているからこその魅力とか強度があると思うんですよ。演劇作家というのは、つい物語りたくなってしまう人種だと思うんですが、今回は、物語ろうとすればするほど離れていくものもある気がしますので、できるだけ具体的になっていくことを避けていければと思います。僕が音楽に憧れるのはまさにそこで、音楽って、具体的に描写し過ぎないからこそ、想像力を膨らませることができるんですよね。そういう余地を残しておきたいな、と。ーー自ら、「いままでのマームでは、考えもしなかったこと」と語る通り、“隙のある作品に” とは、セリフはもちろん、演出の細部に至るまで洗練を重ねて舞台を構築してきたこれまでの藤田さんならば、言わなかったであろう言葉だ。藤田さん これまでずっと、クオリティばかりを追求してきて、作品がどんどんシャープになってきていたと思うんです。でも、自分でも良くできているのかわからないような、ノイズというのかな……そういうものを、いまの自分ならばおもしろく取り入れられる気がする。そうやってあえて作った隙に、子どもたちを誘っていくものにしたいと思っています。ーーこの日の取材は、稽古が始まったばかりのタイミング。インタビュー後に始まった稽古では、藤田さん主導で、スタッフ、キャストが揃ってのディスカッションが中心におこなわれていた。藤田さん 現時点では、『めにみえない』という30分の作品と、『みみにしたい』という30分の作品の2部構成で、全体で1時間くらいのものにしようと考えています。両方観て、ちゃんと1本の作品として成立するのはもちろんですが、小さな子どもの場合、じっと座って観ていられるのって30分が限界かなとも思うので、30分でちゃんとオチがきて、全部を観切れなくても楽しめるようにするつもり。最近は託児サービスが整備されてきていますが、それでも子どもができたことで劇場から遠ざかっている人って多いと思うんです。そういうお母さん、お父さんたちも、普通に子どもと楽しめるような場にできたらいいし、舞台を俯瞰して観た時に、子どもたちも作品の風景の一部になっているような、そんな公演にしていきたいですね。ーーなんと今回、「作品のなかに、ゲームの要素も取り入れていきたい」とも。藤田さん 今年、福島の中高生たちと作った『タイムライン』という作品でもそういう挑戦はしていたんですが、その日その場での偶然性のなかから生まれるものを演劇に取り入れたいんですよね。今回の公演では、いくつか用意されたテキストから、なにかのルールにのっとって、その場で選ばれたものを演るというようなことを考えています。あえて物語を饒舌に語らないことで、隙が生まれるような気がするんですよ。きっと、役者も僕も、冷や汗をかくことになるんだろうとは予測がつくんですが、そこで生まれる思いもよらない何かを楽しめたらと思っています。ーー2012年に、26歳という若さで岸田國士戯曲賞を受賞し、演劇界に現れた新星として注目を浴びた藤田さんも30代となり、まさにいま、新たなフェーズを迎えている。子どもたちや、子どもを持つ親だけでなく、演劇ファン、そして藤田作品やマームとジプシーのファンにとっても見逃せない公演になるのは間違いない。藤田さん 公演を観た子どもたちが大人になった時、作品のことを覚えていなくてもいいと思っているんです。ただ、なんか楽しかったとか、この時間のことだけは覚えているとか、何らかのいい記憶として残ってくれたらいいなと思っています。Information『めにみえない みみにしたい』4/29(日・祝)〜5/6(日) 彩の国さいたま芸術劇場 小ホール5/12(土)・13(日) 吉川市⺠交流センターおあしす 多目的ホール
2018年04月26日モデルの藤田ニコルが23日、東京・Zepp DiverCityで開催された女性ファッション誌『ViVi』主催のガールズイベント「ViVi Night in TOKYO 2018 KIRA KIRA PARTY」に出演した。藤田ニコル昨年の「ViVi Night in TOKYO」で同誌の新専属モデルとしてお披露目され、今回2度目の出演となった藤田。「Samantha Vega」のステージでは、ショート丈の肩出しトップスにデニムをあわせたコーデで登場し、引き締まったウエストを披露した。「ViVi Night in TOKYO」は、毎年恒例の『ViVi』主催のファッションイベント。今年は「キラキラルック」をドレスコードに、専属モデルによるファッションショーをはじめ、ゲストによるライブパフォーマンスなどを開催した。MCは同誌専属モデルでもあるカズニョロこと小籔千豊が務めた。
2018年04月24日●"最大の問題"を解決したかった2月23日に著書『没頭力 「なんかつまらない」を解決する技術』(太田出版)を発売したニッポン放送の吉田尚記アナウンサー。吉田アナは現在、同局で『ミュ~コミ+プラス』(毎週月~木曜 24:00~24:53)のパーソナリティも務めている。その吉田に新著のテーマである"没頭"についての話題はもちろん、ラジオパーソナリティに必要となるスキルやラジオの今後などについても聞いた。○大学4年生のときに起きた「事件」吉田尚記(よしだ・ひさのり)1975年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。ニッポン放送アナウンサー。『ミュ~コミ+プラス』(毎週月~木曜 24:00~24:53)のパーソナリティとして「第49回ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞」を受賞。「マンガ大賞」発起人および選考委員。著書『なぜ、この人と話をすると楽になるのか』(太田出版)が累計13万部(電子書籍を含む)を超えるベストセラーに。近著に『没頭力 「なんかつまらない」を解決する技術』(太田出版)がある。マンガ、アニメ、アイドル、落語、デジタルガジェットなど、多彩なジャンルに精通しており、年間100本におよぶアニメやアイドルのイベントの司会を担当している。Twitterアカウント @yoshidahisanori――個人的に吉田さんが『オードリーのオールナイトニッポン』で弄られているのが好きです(笑)。3月31日放送回でも「ニッポン放送に"よっひ"のセグウェイが置いてあって、局内をセグウェイで移動してる」と若林正恭さんに弄られました。乗ってないわ(笑)。今回も厳重に抗議をしとかないといけないですね。――ただ、その後に若林さんは「嘘ってちゃんと言わないと、後々Twitterで怒られるかもしれないから」とも言ってました(笑)。そんな吉田さんは今回、著書『没頭力 「なんかつまらない」を解決する技術』を発売されたわけですが、このテーマにしたきっかけをお聞かせください。いきなりですね(笑)! 出発点には、「俺、苦労してないな」というコンプレックスがあったんですよ。でも現在、いろいろ経てそういった不安が解消され、「あれはなんだったんだろうな」という。この本の中でも書いたんですけど、大学4年のときに激鬱だったんですよ。――TSUTAYAへためになる映画を探しに行った結果、6時間立ち尽くしたという「事件」ですね。そうです、そうです。大げさにいうとこれは、正しく生きるためにはTSUTAYAで何を借りるべきか、本当に一番正しく生きるにはどうしたらいいかってことなんですよ。少しでも面白い人にならなきゃという。でもそういうことじゃなかったぞ、というのが後に分かったです。○「苦労してない人が不安になる」という大問題――なぜそういうことではないと分かったのですか?ニッポン放送に入社後、仕事行くのが嫌で仕方なかったわけですよ。放送に出るなんてすごいプレッシャーで、人前で喋るの絶対嫌だと。でも問答無用でやるしかなく、必死でした。その時は不安が原動力なんですけど、開き直っているので、他のことをなにも考えてないで一生懸命に没頭してたんですよ。そういったことを何百回と繰り返しているうちに、不安なことがそれほど気にならなくなっていました。大学のときに鬱々として過ごしていたのが、本当に無駄だったなと(笑)。――確かに暇なときほど不安になりますよね。本当にそう。「小人閑居して不善をなす」という言葉がありますけど、マジでたいしたことない人間に暇与えてもろくなことないですよ。そう自分でも思います(笑)。でも、大昔の人たちはきっと、今みたいな世の中を作りたかったんだと思うんですよ。――それはどういう意味でしょうか?原始的な生活から始まって、命の危険がすぐそばにあったり、単に生きていくのが大変な社会を、人類は経験してきたんだと思うんですね。野生動物に襲われて死ぬと嫌なので、文明で都市を作って、危ない人が現れたらそれを防ぐ社会制度をつくってと、やっとできたのが今の余裕ある生活なんだと思うんです。でも、せっかくたどり着いた余裕ある生活には、「苦労してない人が不安になる」という大問題があった。そのやんわりした絶望が最大の問題だと考え、これを精神論ではないアプローチで解決することをやりたかったんですよ。『没頭力 「なんかつまらない」を解決する技術』(太田出版)人生におけるラスボス「なんとなくつまらない」や「うっすらとした不安」に立ち向かう方法。その答えは没頭力。「ワクワクして目が覚めて、夜満ち足りて眠る」=「人生を上機嫌で過ごす」ための没頭する技術を、倉本美津留さん(放送作家)、斎藤環さん(精神科医)、原井宏明さん(精神科医)、桜井政博さん(ゲームクリエーター)、石川善樹さん(予防医学者)ら没頭の達人たちととことん突き詰めた1冊。――本著ではそのやんわりした絶望からの解決策こそが「没頭」だとしてます。どうもこれは「一生懸命やってるか、やってないか」の1点が大切なんだろうなとは思っていて、最終的に没頭していればいいと気づかせてくれたのが、この本の中に出てくるマーティン・セリグマンの「ポジティブ心理学」です。人間の幸福は3種類(快楽、意味、没頭)だと言ってたのが衝撃的でした。――先ほど「精神論ではないアプローチで」とお話しされた通り、『没頭力』では精神科医や予防医学者の方などにも取材することで、「没頭」する方法を示してますね。いろんな先生にお話を聞いたら、没頭は不安から始まるということが分かりました。「不安→開き直り(作業的アプローチ)→没頭」でしか訪れない、すごく簡単なことであると。人生は結局、全部それじゃんと気づきました。●芸能人のカリスマ性はラジオで決まる?○「人から影響受けるのを1mmも恥ずかしいと思わない」――「没頭」といえば、吉田さんはアニメ、ガジェット、自転車、アメフトなど、多趣味であることでも知られています。吉田さんがそういったものにハマるきっかけはなんですか?人から魅力を説明されると面白くてたまらなくなるんですよ。例えばアメフトにしても、ルールを説明してもらって中継を見たりすると、あまりにも観客が熱狂してるので、「これは面白くないわけがない」と思ったんです。そうするとどこが面白いんだろうと自然に探すんですよ。で、一度好きになったものは、もうずっと好きなままですよね。最近知り合った方がアメフトにすごく詳しいのもあって、最近アメフト熱が盛り上がってます。今年は東京ドームに「ライスボウル」を見にも行きました。――同じくアメフト好きな若林さんとは行かれたりしないんですか?まったくないです! まったくプライベートの交流ないですから! マジで電話を勝手にかけてくるだけですから。(※『オードリーのオールナイトニッポン』では、若林が吉田に電話を突然かける場面が見られる)。――そうなんですね! 話は戻りますが、趣味にハマるきっかけとして、人からの影響が大きいんですね。人から影響受けるのを1mmも恥ずかしいと思わないです。人から影響を受けたら得じゃないですか。好きなものが増えた方が得だと思ってるんですよ。アイドルの世界には"DD"(だれでも大好き)という言葉があり、若干否定的なニュアンスで使われるんですが、論理的に考えたら"DD"の方が人生楽しいよなと思うんですね。僕はほぼすべてのことに関して"DD"的な考えですね。○ラジオパーソナリティが一番やってはいけないこと――ラジオのことについてもお聞きしたいと思います。ラジオパーソナリティにとって必要なことはなんだと思いますか?ラジオパーソナリティが一番ダメなのは、美味しくないものに対して美味しいと言うとか、嘘をつくことな気がしますね。秘密はいいけど、嘘はダメと思ってるんです。だからまずいものを食べたときに、美味しいと言ったら嘘だけど、黙ってるのはいいと思うんですよ。それこそ、若林さんはうまいというか、まんまそういう人ですよね。嘘はついてないでしょうけど、本当のことは言ってないなとみんな思ってますよね(笑)。――ラジオパーソナリティを長年務める伊集院(光)さんも、美味しくないものに対して美味しいとは言わない主義ですよね。ラジオで嘘は聞きたくないですよね。だからといってテレビでもあまりよろしくないと思いますが(笑)。テレビとラジオとでいうと、「芸人さんのある種のカリスマ性を決めるのはラジオ」と、あるラジオディレクターの方がおっしゃていました。ラジオで天下をとってもなんも起きないメディアなんですけど、ラジオで天下をとらないと芸能界のトップオブトップにいけないんですよ。たけしさん、タモリさん、明石家さんまさん、爆笑問題、ナインティナインなど、皆さんラジオやられてますよね。――確かにそうですね。芸人さんじゃなくても、同世代の他のイケメン俳優さんたちと比べて、福山雅治さんが格上な感じするのも、ラジオをやっていたからだと思うんです。――それでは次に、IT分野にもお詳しい吉田さんは、ラジオの今後についてどう考えているのかについてもお聞かせください。AIでテレビタレントはもしかしたら作れる感じはしますが、ラジオタレントはたぶん無理なんですよ。IT批評家の尾原(和啓)さんによると、「AIでは知的仕事の効率化を目指すものはほぼ代用できるはず。では最後に残るのはなにかというと、『偏愛』である」と。――ラジオパーソナリティは「偏愛の塊」だということですね。確かに『オールナイトニッポン』をやっている岡村(隆史)さんもよく風俗の話をしてますね(笑)。そう思うんですよ。ラジオパーソナリティは偏愛を貫き通した人なんですよ。これからのAIの時代になぜラジオパーソナリティが必要かというと、AIは効率化はしてくれるけど、偏愛はしてくれない。その一方で、僕らラジオパーソナリティは偏愛ばかりを供給してるからということですね。
2018年04月18日明治半ばの日本に生まれ、人生の約半分をフランスで暮らし、晩年にはフランス国籍を取得して欧州の土となった画家・藤田嗣治(レオナール・フジタ 1886-1968)の、質、量ともに史上最大級となる大回顧展「没後50年藤田嗣治展」が7月31日(火)から東京都美術館、10月19日(金)から京都国立近代美術館にて開催される。その報道発表会が行われた。【チケット情報はこちら】藤田嗣治は、エコール・ド・パリの寵児のひとりであり太平洋戦争期の作戦記録画でも知られる画家。今年は藤田が世を去って50年の節目にあたることから、日本はもとよりフランスを中心とした欧米の美術館の協力を得て、藤田の代名詞でもある「乳白色の下地」による裸婦の代表作が一堂に会するほか、初来日となる作品やこれまで紹介される機会の少なかった作品も展示。画業の全貌を展観する。東京都美術館の館長・真室佳武が「上野の東京都美術館で開催されることは、感慨深いものがあります」と語った本展。藤田にとって上野は母校である東京美術学校(現・東京藝術大学美術学部)がある土地であり、東京都美術館は昭和前期に日本に帰国した際に二科展や戦争美術展での作品展示を重ねた、制作者としての原点とも言える場所。大原美術館の館長で東京大学名誉教授の高階秀爾は、藤田の作品について「芸術家としての優れた技術、職人的な手仕事の確かさ、人間関係を非常に大切にした人柄が、作品にも出ていると思う」と話し、生前の藤田とのパリでの交流や「友達を大切にする」「手芸好き」などのエピソードを披露。藤田と岡本太郎の関係性などについても語られた。本展について高階は「きちんとした調査に基づいた、質のいい作品を集めた、私も非常に楽しみにしている展覧会」と期待を寄せた。本展の監修者で美術史家の林洋子は、概要と見どころを解説。油彩画を中心にした約111点が、編年的な8章の構成で展示され、代表作揃いの「まるで画集から出てきたような」展覧会と紹介。没後50年を機に「独立した作品本位のセレクションが実現した」と語る。さらに林は本展について「そろそろ藤田をじかに知る方がいらっしゃらなくなり、作品本位で評価される厳しい時代を迎えます。今回を次世代の鑑賞者や研究者に繋がる展覧会、そして従来日本とフランスに限られていた彼の評価をアジア、アメリカにも開いていくきっかけになるような展覧会にしたいと考えています」という思いも明かした。見どころ満載の「没後50年藤田嗣治展」は、7月31日(火)から10月8日(月・祝)まで東京・東京都美術館にて、10月19日(金)から12月16日(日)まで京都・京都国立近代美術館にて開催。取材・文:中川實穂
2018年04月11日モデルの藤田ニコル、女優の川栄李奈、吉谷彩子が出演する東京シティ競馬(TCK)の新テレビCM「トゥインクルイッテクル ~東京スプリント~編」が11日より放映開始される。TCKは、2018年度のイメージキャラクターに藤田、川栄、吉谷の3人を起用。気軽にTCKを楽しんでほしいというメッセージをこめた「トゥインクルイッテクル」というキャッチコピーとともに、1年間を通じてTCKの魅力を伝えていく。このCMはその第一弾で、今までの競馬のCMにはない「女子っぽさ」が全面に感じられる内容になっている。「トゥインクルイッテクル!」のかけ声とともに、TCKにやってきた3人は、イルミネーションが輝く場内の美しさに、すっかり魅了される。ふとニコルが「競馬って、おじさんぽくない?」と元も子もない疑問をつぶやくが、川栄は「女子っぽいっしょ!」と大胆に返し、だがその理由をニコルに聞かれると、その答えは吉谷に丸投げ。軽妙で楽しい3人のやり取りを通して、女性はもちろん、多くの人に気軽にトゥインクルレースを楽しんでほしいという思いを届ける。撮影はまだ肌寒い3月上旬に行われ、元気よくカメラの前に登場した3人は、正門エントランスのイルミネーションの綺麗さに感動した様子。そして、3人のセリフのやりとりは初めてとは思えないほど息ぴったり。続いて行われた馬との撮影シーンでは、その大きさにびっくりしながらも笑顔でポージングし、最後まで元気いっぱいで撮影を終えた。
2018年04月10日モデルの藤田ニコルが3月31日、横浜アリーナで開催された「マイナビ presents 第26回 東京ガールズコレクション 2018 SPRING/SUMMER」(以下TGC)に出演した。今回のTGCでは、藤田がプロデュースするアパレルブランド「NiCORON」のファッションステージを展開。藤田自身がトータルプロデュースし、ステージ演出も手掛けた。また、モデルとしても出演し、夏らしさあふれるデザインのオレンジのキャミワンピース姿を披露。チラリと見える胸の谷間や大胆に露出した美背中にドキッとする、"大人にこるん"で観客の視線を集めた。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。26回目となる今回は「BE YOURSELF(あなたらしく)」をテーマに、多様化する日本のガールズカルチャーを発信。ファッションショーをはじめ、アーティストライブやスペシャルステージなどを展開し、会場には約3万2,200人の観客が詰めかけた。撮影:蔦野裕
2018年04月01日産後うつを経て気がついた、自分を許すことの大切さ。およそ10人に1人が経験するといわれる、産後うつ。2013年に女の子を出産した藤田あみいさんは、自分がうつ状態になったことを最初は受け入れがたかったようだ。「子どもを産むまでふわふわ生きてきたというか、地に足がついていなかったと思うんです。目の前にか弱い生き物が出てきた瞬間に、母になったのだから変わらなきゃいけないと思ってしまったんでしょうね」はじまりは、娘が発達障害かもしれないという不安が生じたことだった。インターネットを検索しては不安になり、周りの人や医師に「問題ない」と言われてもほっとするのは一瞬で、強迫性障害を発症してしまう。娘を愛する気持ちは、変わらないどころか日々強くなるのに、治りたいという意志とは裏腹に症状が悪化。本書は入院中に1週間ほどで書き上げたそうで、「懺悔」という言葉にはこんな思いが込められていた。「私にとって、懺悔は3段階ありました。娘の障害を疑うようになったとき、まず世間体を気にしてしまったのがひとつ目。その後も不安が拭えなくて、懺悔の対象が娘と夫に変わってきて、最終的には自分自身に許してもらえなければ、抜け出せないような状況でした」散々迷惑をかけて、周りの人を不幸にしている自分や、当たり前の生活を送れなくなった自分を許せなかったのだが、その気持ちこそが藤田さんを苦しませていたのだ。「そのことにずっと気づけなかったんですよね。自己犠牲なんて、最初からいらなかったんです」藤田さんの場合は母になったことでこうした状況に陥ってしまったわけだが、仕事や人間関係などにおいても、理想とかけ離れていることに自己嫌悪を抱いてしまう人は、意外に多いのではないだろうか。そして「こうでなければならない」と本来望んでいないような世間的ルールを、自分自身に強いてみたり…。「娘がどうしたら幸せになれるんだろうって考えたら、不安要素がどんどん出てきてしまったのですが、娘にとっては私がそばにいてあげるだけでよかったんです。変わらなくていいということに気づいたら、すごく自由な気持ちになれました」自分自身を受け入れる。現代社会を健やかに生きるうえで大切なことに、この本は気づかせてくれる。ふじた・あみいイラストレーター。女性誌やウェブにてコミックエッセイを連載。ウェブで「ぜんぶ、無印良品で暮らしています。〜三鷹の家大使の住まいレポート〜」を執筆、2016年に書籍化。産後うつの状態から心を取り戻すまでの葛藤を綴った、「Hanakoママweb」連載の書籍化。今を生き抜くための学びが多い一冊だ。マガジンハウス1500円※『anan』2018年4月4日号より。写真・土佐麻理子(藤田さん)大嶋千尋(本)インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2018年03月29日モデルの藤田ニコルが27日、千葉・幕張メッセで開催された10代女性向け体験型フェス「超十代 - ULTRA TEENS FES - 2018@TOKYO」に出演した。藤田ニコル藤田は「earth music&ecology KANKO Label」ステージのトップバッターを務め、ミニスカートの制服にツインテールのヘアスタイルという姿で登場。2月20日に20歳になった藤田が、久しぶりの女子高生姿でファンを喜ばせた。自身のインスタグラムでも、同ステージの様子を映した動画をアップし、「まさかの制服」とコメント。この投稿に、「にこるん制服まだ全然いける!!すっごい似合ってたよ」「さすがにこるん可愛すぎか」「制服もツインテもめっちゃ可愛い」などを絶賛の声が寄せられた。同イベントは、10代女性の「やってみたい」「見てみたい」「触れてみたい」を実現させる体験型イベント。十代から絶大な人気を得ているモデルやタレントによるファッションショーをはじめ、ライブパフォーマンス、アーティストや芸人による"授業"などを展開し、今年は10代で活躍する人たちを表彰する「超十代アワード 2018 presented by ポカリスエット」も初開催した。撮影:仲西マティアス
2018年03月28日藤田ニコル(19)プロデュースのファッションブランド「NiCORON」が2月18日オープン。同日、その発表イベントが渋谷のSHIBUYA109で開催された。 初日を迎え、「やっとこの日が来たなという感じ。夢に見た日が来た。楽しみでしかないです」と笑顔を見せた藤田。店内は海外のコインランドリーのようなカラフルで可愛いデザインとなっており、「109で一番かわいい店になった」と自信を見せた。そして次の「夢」について、こう意気込んでいる。 「色んな人に(NiCORONを)知ってもらいたい。2年以内に、女の子が『好きなブランドは何?』と聞かれた時に名前が挙がるようなブランドにしたい」 2月8日、SHIBUYA 109の正面シリンダーに藤田の特大ポスターが掲出された。「渋谷の顔」となることも藤田にとって長年の夢だった。そのポスターにはこう書かれている。 「夢を笑うな。夢と笑おう」 モデルになりあらゆる雑誌に登場し、テレビにも出演する。またメイク道具や、アパレルブランドのプロデュースをする。こういったことすべて、藤田がずっと夢見てきたことだ。藤田は「夢を叶え続けるなかで気づいたことがある」とインタビューで明かしている。 「普通だったら3、4年言い続けても、叶わなければ言うのをやめたり、夢を変えちゃうけど、言葉にし続けることをあきらめないって大事だなってことを実感しました」 藤田自身も夢をかなえるために、失敗を重ねたという。しかし言葉にし続けることで諦めなかった。叶えるための秘訣について、昨年5月のインタビューで明かしている。 「動いて失敗してもそれでいいじゃないですか!『やって失敗したらやめればいいや』ぐらいの感覚でチャレンジすればいいと思います」 藤田の夢が叶うのは、自然体で「夢」に向かっているからのようだ。
2018年02月19日モデルでタレントの藤田ニコル(19)が1月11日、自身のInstagramに「梅沢富美男コラボプリ」を投稿。女子高生を中心に、話題を呼んでいる。 「梅沢富美男コラボプリ」はプリントシール機(以下、プリ機)の「winc2」が、俳優・梅沢富美男(67)とコラボした企画。コラボ機には撮影フレームやスタンプが使用できる「梅沢富美男コラボモード」が搭載されており、まるで梅沢といっしょに写っているかのような撮影ができる。 11日、梅沢富美男コラボレーションプリントシール機発表会に出席した藤田。世界に一台という“梅沢の顔が大胆にあしらわれたプリ機”がお披露目されると、「ついに梅沢さんがプリにまで進出するなんて」と驚きを見せていた。 藤田は「梅沢さんのJKプリモードで2人で撮ったら双子の梅沢さんと撮ってるみたいになった」という言葉とともに、自身のInstagramにアップ。するとたちまち21万いいね超えを記録。ファンからは「ウケる!」「これは撮るしかない!」という声があがった。 そんな「梅沢富美男プリ」の撮影は、1月12日から3月31日までの期間限定で可能とのこと。早くも「マジで久々にプリ撮ったけど友達と梅沢富美男と3こ1になったのやばい」「とみおと3人でプリ撮ってきたょまんじ!」など、梅沢と並ぶ女性たちのプリクラがSNSを賑わせている。 この冬は、富美男プリがまじ卍アツくなるかも!?
2018年01月13日《カフェ》 1949年ポンピドゥー・センター蔵 Photo © Musée La Piscine (Roubaix), Dist. RMN-Grand Palais / Arnaud Loubry / distributed by AMF © Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2017 E2833東京・上野の東京都美術館にて、2018年7月31日から10月8日まで「没後50年 藤田嗣治展」を開催することが決定した。1886年に日本で生まれ、80年を超える人生の半分以上をフランスで暮らし、晩年にはフランス国籍を取得して欧州の土となったエコール・ド・パリを代表する画家・藤田嗣治(レオナール・フジタ 1886-1968)。2018年は彼が世を去って50年の節目に当たることから、日本はもとよりフランスを中心とした欧米の美術館の協力を得て、画業の全貌を展観する大回顧展が開催される。《エミリー・クレイン=シャドボーンの肖像》 1922年シカゴ美術館蔵© The Art Institute of Chicago / Art Resource, NY © Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2017 E2833本展は、制作年順に各時代を代表する「風景画」「肖像画」「裸婦」「宗教画」などのテーマを設け、新たな視点も加えながら藤田芸術をとらえようとする試み。藤田嗣治の代名詞でもある「乳白色の裸婦」を始め、代表作が10点以上一堂に展示される他、初来日となる作品「エミリー・クレイン=シャドボーンの肖像」や、これまで紹介される機会の少なかった作品など、見どころが満載の展覧会。また、京都にある京都国立近代美術館でも、2018年10月19日から12月16日まで開催される。【展覧会情報】没後50年 藤田嗣治展会期:2018年7月31日~10月8日会場:東京都美術館住所:東京都台東区上野公園8-36
2017年12月23日モデルの藤田ニコルが23日、東京・Zepp DiverCityで開催された女性ファッション誌『ViVi』主催のガールズイベント「ViVi Night in TOKYO 2017~Halloween Party~」に出演し、同誌の新専属モデルとしてお披露目された。きょう23日発売の『ViVi』12月号から仲間入りし、初登場にして表紙を飾った藤田。いままでの"にこるん"像からイメージチェンジし、新たな"オトナにこる"を表現して驚かせた。この日のイベントでは、同じく専属モデルに仲間入りした古畑星夏と共に登場し、ドレスコードの「DISCO」をイメージした色違いのバブリーなファッションを披露。「かわいい!」という声が上がる中、ノリノリでランウェイを歩いた。その後のトークコーナーでは、「出るの言ってなくて、うちわとかあるのかなって心配してたんですけど、ありがとうございます」と駆けつけたファンに感謝。「緊張しかない。2人で『どうするどうする?』って緊張していました」と『ViVi』モデルとして初のイベント出演の感想を語り、「ファッションを私からいっぱい発信できるモデルさんになれるよう頑張るので、応援よろしくお願いします」と意気込みを語った。
2017年10月23日モデルの藤田ニコルが27日、自身のツイッターとインスタグラムで、韓国の4人組ガールズグループ・BLACKPINKと一緒に撮影した写真を公開し、話題を呼んでいる。今年8月30日に日本デビューミニアルバム『BLACKPINK』をリリースし、オリコンウィークリーアルバムランキング初登場1位獲得、海外アーティスト史上3組目となるデビュー作オリコン1位という快挙を達成したBLACKPINK。初来日武道館公演では、超満員の1万4,000人を動員し、勢いにのっている。藤田のSNSでは、そんな話題のBLACKPINKに囲まれて撮影した写真をアップ。すでにツイッターは1万リツイート、5万"いいね"を突破し、インスタグラムにも8万7000"いいね"がついている。コメントも殺到し、「すごい」「うらやましい」「にこるん(=藤田ニコル)もぶるぴん(=BLACKPINK)もどっちもかわいい」「にこるちゃんもメンバー入りみたい!!」「美人揃い!!」「最高なコラボだね」「ブラピが5人になったとおもったよ笑」「5人目のブルピン!?」「ニコル馴染んでて可愛いよ」などとさまざまな声が上がっている。なお、藤田は自身のインスタグラムのストーリーで数度にわたりBLACKPINKのCDやグッズを掲載しており、ファンの間では「にこるんはBLACKPINKが好きなのかな?」と密かな話題になっていた。
2017年09月28日モデルの藤田ニコルが16日、千葉・幕張メッセで開催された「Rakuten GirlsAward 2017 AUTUMN/WINTER」に出演した。藤田は1stショーの「GUESS」ステージに登場し、デニムのミニスカートに赤いトレーナー、さらにキャップをかぶったコーディネートで美脚を披露。クールな表情でランウェイを歩き、先端でニッコリ微笑み、観客を魅了した。また、トップバッターを飾った「one spo」ステージでは、ピンクの超ミニワンピースにニーハイブーツ、アウターもピンクというすべてピンクで統一したコーディネートで登場。太ももをのぞかせながらランウェイを歩き、先端ではウィンクで会場を沸かせた。「GirlsAward」は、2010年から年2回、東京・代々木第一体育館を拠点とし、「渋谷からアジアへ。そして世界へ。」をスローガンに開催してきた日本最大級のファッション&音楽イベント。16回目となる今回は、同イベント初となる幕張メッセに場所を移して開催し、モデル151人、アーティスト14組(130人)、ゲスト31人が出演、観客3万1,000人が駆けつけた。撮影:蔦野裕
2017年09月18日モデルの藤田ニコルが2日、さいたまスーパーアリーナで開催された「マイナビ presents 第25回 東京ガールズコレクション 2017 AUTUMN/WINTER」(以下TGC)に出演。人気アニメ『おそ松さん』(テレビ東京系)とのコラボアイテムを着用したファッションを披露した。今年10月より第2期がスタートする『おそ松さん』が、昨年に引き続き、TGCと2度目のコラボレーション。通販サイト「SHOPLIST」とのコラボステージで、人気モデルたちが『おそ松さん』コラボアイテムを着用してランウェイを歩いた。藤田は同ステージのトップバッターで登場。おそ松が描かれたTシャツにカーキのジャケットを羽織り、デニムのショートパンツに赤の網タイツという、カジュアルかつセクシーなコーディネートを披露した。今回、キャラクターデザインの浅野直之氏がTGCのために新たに、それぞれのテーマカラーを取り入れたオシャレな衣装に身を包んだ六つ子のイラストを描き下ろし。そのイラストを用いた限定アイテムが、イベント当日に特設会場で行われた「松マルシェー in TGC」にて販売された。撮影:宮川朋久
2017年09月04日「天野尚 NATURE AQUARIUM展」が、東京ドームシティの「ギャラリー アーモ(Gallery AaMo)」にて開催される。期間は、当初2018年1月14日(日)までだったが、好評につき、1月21日(日)まで1週間延長。水景クリエイター・天野尚とは天野尚は、水草や石、流木、熱帯魚などを用いて、水槽の中に大自然を再現する作品「ネイチャーアクアリウム」で知られている世界的・水景クリエイター。欧州発祥の水草レイアウトに、禅の思想や日本の「侘び、寂び」の表現を取り入れた作風は、写真集として発表されると世界に大きな衝撃を与えた。同時に、自然写真家としても活動し、アマゾンをはじめとした世界三大熱帯雨林、佐渡島や屋久島など日本の「手つかずの自然」を大判フィルムで精力的に撮影。自然を克明に記録した独自の“生態風景写真”は、国内外で高い評価を得ている。ネイチャーアクアリウム×写真の特別展示本展は、水景クリエイター・天野尚と「ネイチャーアクアリウム」をテーマにした日本初の大規模展覧会だ。会場では、彼が生み出した「ネイチャーアクアリウム」と大判写真作品を組み合わせた展示を展開。本展のために製作された特別水槽「巨大ネイチャー水草ウォール」を含む水槽作品11点のほか、リスボン海洋水族館収容されている、全長40mの世界最大ネイチャーアクアリウム「水中の森」を映像で再現。さらに、2008年7月開催のG8北海道洞爺湖サミットの会場に飾られた佐渡原始杉の超特大写真パネルや、「世界水草レイアウトコンテスト」受賞作品写真の初展示など、超大判フィルムに撮影した最大8mの生態風景写真や水景写真を見ることができる。【詳細】天野尚 NATURE AQUARIUM展期間:2017年11月8日(水)〜2018年1月14日(日)延長期間:2018年1月15日(月)~2018年1月21日(日)時間:平日 12:00〜17:00 / 土日祝 10:00〜17:00※開催期間中無休※年末年始の営業時間については、決まり次第公式ホームページ等にて開示料金:・当日 一般 1,300円 / 大学・高校生 1,100円 / 中学生以下 800円・前売 一般 1,100円 / 大学・高校生 900円 / 中学生以下600円※前売は各プレイガイドにて9月下旬より発売予定※未就学児無料©2017 AQUA DESIGN AMANO CO.,LTD.
2017年08月27日お笑いコンビ・トータルテンボスが23日、都内で芸歴20周年記念「20年のいたずら」記者会見を開催。藤田憲右は、相方・大村朋宏の不倫騒動について、ドッキリだと本気で勘違いしたことを明かした。大村が藤田に仕掛ける"いたずら"企画でおなじみにトータルテンボス。この日の会見では、20周年にちなみ、20個のいたずらを大村が藤田に仕掛け、藤田のリアクションと大村の「テッテレー!!」に会場は終始笑いが絶えなかった。いつもドッキリを仕掛けられている藤田は「どこからどこまでが本当なのかわからなくなるっていうのには陥ります」とドッキリの弊害を告白。「それこそ、大村のあの件もドッキリだと思っていましたから」と、今年4月に『FRIDAY』で大村の不倫が報じられた騒動に触れた。当時、大村は事前に藤田に電話し、「仕事に影響してしまうかもしれない。悪いな」と謝罪。すると藤田は「仕方ない。2人で協力して笑いに変えていこうぜ」と優しい言葉をかけてくれたという。大村は「めちゃくちゃいいこと言ってくれて、すげえいい相方だなと思った。ケンカしているはずの嫁にまで『藤田がこんないいヤツで…』って言うくらい興奮していた」と振り返った。ところが、『FRIDAY』発売日当日に仕事で会うと藤田の風当たりが強く、大村が「あれ? あのときの優しさは? どうしたの?」と尋ねると、「やってくれたな! ドッキリだと思ってたんだよ!」と、本気でドッキリだと勘違いしていたという。藤田は「絶対電話の向こうでカメラがまわっていて、相方はどんなリアクションをするか試されていると思って、めっちゃいいやつ言って…。そうしたら、金曜日の朝にコンビニに行ったら本当に並んでいるから、マジだったんか!って。この先どうなんだ俺ら。大変なことしてくれたなって」と当時の衝撃を説明。「それくらいドッキリの弊害が」と笑った。
2017年08月23日ブログサービス「PRESS」より、新しくレディースブランド「CIEL(シエル)」が今夏登場。オフィシャルブロガーでPRESS所属モデルの藤田ななみが全面プロデュースを手がけ、"今"のニーズに応えるアイテムを展開。2017年春夏コレクションから、ZOZOTOWN内にて独占販売。第一弾として、6月22日(木)20時より販売がスタートした。また、販売に先駆けて CIELデビューコレクションのルックが解禁に。フレンチベーシックで機能的なファッションアイテムでありながら、女性らしさを意識した仕上がりになっている。「CIEL」について「CIEL」は、ZOZOTOWN内でトップシェアを誇るプチプラブランド「PLAIN CLOTHING」を展開する株式会社AYURAと「PRESS」を運営する株式会社デザートが提携して始動する新プロジェクト。PRESS所属モデルの藤田ななみ(21)が、コンセプト、デザイン、スタイリング、モデルまで全面プロデュースを手がける。Instagram フォロワー数は10万人、ブログで紹介するファッションアイテムが数分で100着以上が購入され、オンラインショップを完売させるなど、絶大な影響力を持っている藤田。メインターゲット層は、20代女性。ブランドコンセプトに「ベーシックだけど、なんかこなれてる。だから見つかる、あなたの個性。」を掲げ、”空”のように限りなく無限に広がる個性を引き出す洋服を提案していく。ベーシックアイテムを中心に、SNSやブログ、オンラインショッピングを楽しむ情報感度の高い女性向けに、”今”だから必要な洋服を打ち出していく予定だ。また、販売に先駆けて CIELデビューコレクションのルックが公開に。2017春夏での展開アイテムは、全8型。デニムや白Tシャツ、ニットカーディガンなど、フレンチベーシックで機能的なファッションアイテムでありながら、女性らしさを意識した仕上がりになっている。価格帯は、ロゴTシャツが3900円、インナーウエア2500円、デニムが1万2800円、トートバッグが2900円ほど。肌触りの良いコットンを採用するなど、細部までこだわる。さらに、マイクロインフルエンサーやファッショニスタが多く集うブログサービス「PRESS」内では、CIELアイテムを使ったオフィシャルブロガーによる特別タイアップ企画も始動予定。藤田ななみ本人はもちろん、トレンド感度の高いブロガーによる”こなれ見せ”スタイリング提案を、ユーザー向けにブログ・SNS展開する。藤田ななみプロフィール1996年生まれ。北海道出身。21歳。高校卒業後、古着屋で販売員として勤務。スナップで注目を集めたことをきっかけに2014年上京。2016年モデル活動を開始。2017年6月ブランド「CIEL」立ち上げ、プロデューサーを務める。Instagram で話題になったことをきっかけに、アンニュイな表情と、古着・ヴィンテージアイテムをミックスしたスタイリングで新世代のファッションアイコンとして注目を集め、WEBメディア「Fashionsnap.com」では2016年の原宿アイコン10人に選出され大きな注目を集めた。ほか、雑誌「mer」や「bis」、ファッションブランド「BEAMS」WEB広告などファッションモデルとして広く活躍している。また、自身のSNSやブログで紹介されるファッションアイテムは、オンラインショップを即時に完売させるなど、ファッション感度の高い10代〜30代女性からの支持が高い。Instagram でのリアルタイムライブ配信視聴者は平均2.5千人、ブログのアクセス数は月間60万を超える。
2017年06月24日料理もできる?!意外性が話題モデルでタレントの藤田ニコル(19)が4日、仕事現場に自炊した料理を持ち込み、食生活を見直していることをTwitterで報告した。バラエティ番組で大活躍中の藤田は、ファッション誌『Popteen』やファッションショーなどにもひっぱりだこの、超人気モデル。どんなファッションも着こなすスレンダーなスタイルの持ち主だが、その裏には懸命な努力が隠されていた。ロケ弁ばかりの日々を断ち切り!外食はほとんどしないということだが、ロケ弁ばかりの日々に不健康さと体重の増加を感じたと話す藤田。4日から仕事の現場に、手作りのゆでたまごと野菜スープを持参し始めた。実家暮らしをしていた頃は母の作ってくれた健康的な料理を食べ、自転車や徒歩での移動するなど適度な運動量も維持していたという。しかし18歳でひとり暮らしを始めてからは食事も偏りがちになり、運動量も減ってしまったため、一念発起して弁当の持参を始めたんだそうだ。イメチェンも大好評こうした藤田の報告にファンからは「女子力高い」「健康的でいいと思う!」などの意見が寄せられたほか、スープを入れているというピンク色の魔法瓶や、後ろにキチッと並べられたメイクアイテムの数々に「モデルっぽい」「カワイイ!」といったコメントも集まった。最近は髪色をダークカラーにチェンジするなど、さらなる進化を見せる藤田。食べ物や持ち物まで注目を集める彼女の活躍は、まだまだ続いていきそうだ。(画像はプレスリリースより)【参考】※藤田ニコルTwitter
2017年06月20日グラビアアイドルの牧野紗弓(まきの さゆみ)が3日、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD『初めまして、ガイアナから来ました。』(発売中 4,104円税込 発売元:イーネット・フロンティア)の発売記念イベントを行った。同DVDは、フジテレビ系の深夜バラエティ『アウト×デラックス』にカウンターガール候補生として出演し、ガイアナ人の父、日本人の母を持つ"ハーフグラドル"・牧野紗弓の初めてとなるグラビア作品。今年1月に初めて訪れたというサイパンで撮影され、メイドに扮した牧野がご主人様の妄想を叶えるという刺激的な1枚に仕上がっている。黒のセクシーな水着姿で登場した牧野は初めてのDVDを手にしながら「自分が自分じゃないみたいですね」としながら、「サイパンはとっても自然豊かな場所だったので、撮影しながらもすごいリフレッシュできました」と満足げ。内容については「私がメイドとなり、ご主人様の妄想をかなえたDVDとなっています。表紙にもなったオレンジのビキニを着たシーンは、サイパンの海がキレイすぎてテンションが上がりまくりました」と振り返り、セクシーなシーンを「一番最後のシーンは、ご主人様との主従関係から彼氏と彼女の関係となり、ベッドで撮影しました。お尻を突き上げたりしてすごく恥ずかしかったです。顔を真っ赤にしています(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。今作がグラビアデビュー作となる牧野。「ハーフ界のグラドル1番になりたいです! ライバルや目標にしている人はいません。自分を突き通したいですね」と強い自己主張も。その牧野は『アウト×デラックス』で「言葉で攻められたい」と発言して大きな話題を集めたが、「次回作では言葉で責められたいですね。拘束もやったことがないので、是非やってみたいです」と意欲を見せていた。牧野紗弓(まきの さゆみ)1996年2月20日生まれ。愛知県出身。O型。身長160cm。スリーサイズはB86・W58・H85。中部学院大学在学中にフジテレビ系のバラエティ『アウト×デラックス』に出演して話題を集め、現在は同番組のカウンターガール候補生として活躍している。Eカップのバストに肉感のあるグラマラスボディが魅力の22歳で、6月24日には人気グラドルが集結する東京・練馬のとしまえんで開催の「ビジュアルクイーン撮影会 in としまえん」に出演予定。特技はクラリネット。趣味は一人旅、カメラ。
2017年06月04日シンガーソングライターとしても活躍しているグラビアアイドルの藤田恵名が13日、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD『告白ラテアート』(発売中 4,104円税込 発売元:ギルド)の発売記念イベントを行った。同DVDは、音楽とグラビアの分野で活躍していることから、"シンガーソングラドル"と呼ばれて注目を集めている藤田恵名の通算4枚目となるイメージ作品。今年1月に都内で撮影され、カフェ店員に扮した藤田と疑似恋愛できるという内容ながら、自慢のFカップバストをたっぷりと堪能できる1枚となっている。ライブでも着用しているというセクシー衣装で登場した藤田は「カフェの店員になった私が彼女になったら、という妄想の設定となっています。お気に入りはお団子を食べているシーンです。一番可愛く映っていると思います」と最新作を説明し、セクシーなシーンとして「髪の毛を団子結びにしたお風呂のシーンですね。衣装を着ていて露出し過ぎてない感じがセクシーです」とアピール。カフェ店員ということで実際のカフェでも撮影したことを明かしつつ、「通行人の方が見える感じで恥ずかしかったんですけど、カフェのシーンはすごくセクシーに仕上がっています。もちろん時間外にお借りしました(笑)」と振り返った。プライベートでは、「梅干しサワーを飲んでいる時が一番の幸せです」という藤田は、仕事が終わると「1人でフラッと(居酒屋)に入って刺し身を食べながら飲んでいます。いつも時間がバラバラなので、一緒に行く男性はいないです」と、一人で飲みに行っているという。一緒に飲みたい男性のタイプについては「時間がバラバラでも嫌な顔をせずに付き合ってくれる方がいいです。以前は年上が良かったんですけど、最近は年下のファンも増えてきて、若いっていいなと思ってきたのでストライクゾーンが広がってきましたね(笑)」と話していた。藤田恵名(ふじた えな)1990年7月7日生まれ。福岡県出身。B型。身長162㎝。スリーサイズはB91・H60・90。中学生だった2005年10月に福岡ののど自慢大会でグランプリを受賞。翌年からインディーズながらシンガーソングライターとしての活動をスタートさせる。歌手活動と並行しながらグラビア活動にも意欲的で、2014年1月には「ミス東スポ2014」のグランプリに輝いた。歌って見せる"シンガーソングラドル"として人気を博している。特技は作詞作曲、ヘアアレンジ、雰囲気ものまね、歯でタグを切る。趣味はすーぱーそに子、ギター、振り付け、洋服のコーディネート。
2017年05月15日TOKIOの松岡昌宏と土井ケイトによる二人芝居『ダニーと紺碧の海』が5月13日に開幕した。その前日に公開ゲネプロが行われ、松岡と土井、演出の藤田俊太郎が囲み取材に応じた。舞台『ダニーと紺碧の海』チケット情報本作は、アカデミー脚本賞やピューリッツァー賞戯曲部門、トニー賞演劇作品賞など数々の賞を受賞したジョン・パトリック・シャンリィが1983年に書いた作品。暴力によってしか心の痛みを吐き出せない男・ダニー(松岡)と、壊れた家庭環境の中で疲れてしまった女・ロバータ(土井)が出会い、惹かれ合う姿を描く。演出を手掛けるのは、昨年、読売演劇大賞 最優秀作品賞を受賞した「ジャージー・ボーイズ」で演出を務め、自らも優秀演出家賞を獲得するなど、活躍目覚ましい藤田俊太郎。バーに偶然居合わせた29歳のダニーと31歳のロバータの「なあ、そのプレッツェルくれよ」「ダメこれ私の」という何気ない会話から始まる本作。ひとつ会話を重ねるごとに、ふたりの抱えるものが少しずつ露になっていくような会話劇で、互いに秘密を明かし合うころには感情が剥き出しに。強い言葉の奥に揺れる感情を理解し合うダニーとロバータ。カフェで、部屋で、ベッドで、今を逃したらもう行き場がないとでもいうような必死さで紡がれる言葉の数々…その一つひとつがあまりにも真っ直ぐな感情のやり取りで、受け止める方も同じように必死な姿も印象的だった。約1時間40分、休憩なしで紡がれる本作。ゲネプロ後の囲み取材で松岡は「身体にけっこうくるんですよ(笑)。そんなに動いている芝居じゃない気がするんですが」と濃密な二人芝居ならではの感覚を告白。相手役となる土井は「ダニーというキャラクターは、松岡さんが演じるからこそ愛すべきキャラクターになっていて。板の上で心から『え!何、この人!?』と思わせるものを出される。感動的です」と松岡を絶賛した。藤田は「才能と優秀さと努力が備わるとこんなにいい役ができるんだなと思いますね。ふたりが積み重ねたものは確かだったんだなってゲネプロで実感しました」と感想を語る。そんな藤田の演出について松岡は「ひとつにこだわらず、いろんなことをやってみようとシーンがどんどん変わっていく。僕はすごく楽しい」と話し、笑顔を見せた。40歳になった松岡が「自分が経験したことのない扉を開けたいと思い、参加させてもらった作品です」と語る本作。公演は5月21日(日)まで東京・紀伊國屋ホールにて、5月27日(土)・28日(日)に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて上演。取材・文:中川實穗
2017年05月15日