モデルの市川紗椰さん(29)がメインキャスターを務めるニュース番組『ユアタイム~あなたの時間~』(フジテレビ系)。この番組の平均視聴率がついに2パーセント台にまで落ち込んだことがわかり、話題になっています。実はこの番組、もともとはタレントのショーンKさん(48)がメインキャスターを担当する予定でした。しかし番組スタートの直前に経歴詐称が判明し降板が決定したため、市川さんが単独MCとして原稿を読むことになったとのこと。キャスター未経験だった市川さんは急きょレッスンに取り組んだものの、なかなか厳しいものがあるようで、放送開始当初から現在に至るまで原稿を噛みまくっています。別番組では、隣りに座る野島卓アナから『死ねば』の目で睨まれたことがあると告白したほどのたどたどしさなのです。一連の報道をうけ、ネット上には市川さんの実力不足を指摘する多くの声がよせられました。●「声が聞きとりにくい」「なんでキャスターやってるの?」ネット上の市川さんへのコメント『一日働いて、あー疲れたって帰ってきて、このレベルの子を見たいって誰が思う?何もかもがキツいよ』『声がすごく聞きとりにくい。自分なりの意見を言えるわけでもないし、この子にキャスターはムリ』『市川って自分の興味あることだけは嬉しそうに話すけど、興味のない内容についてはホントにやる気なくてつまらなさそう。感じ悪いから最近は見てない』『可愛くない、知識もない、そのうえトロい。なんでキャスターやってるのか分かんない。視聴率低迷は自明の理』『この方、表情が暗いし、声が小さい。ホントはこの仕事が嫌なんだろうなっていう気持ちが伝わってくる。視聴者は敏感なんだよ』『市川って人よく知らないけど、脇役として輝くタイプなんじゃないの?死ねばの目で睨まれたってネタっぽくしてるけど、実際の現場は険悪なんだろうなとしか思えない』『視聴率2パーセントって、“たまたまそのチャンネルがついてただけ”っていう程度でしょ。もはやこの番組を狙って観ている視聴者はほぼいないのでは』『ニュース番組なんだから、プロに読ませるべきなんだよ。ショーンが降板した段階で市川もおろして、本物のアナウンサーを登用したほうがよかった。市川さんじゃ、悪いけど見る気も失せる』といったように、視聴率の低迷は市川さんの力不足も一因なのではという声が多くあげられました。●「ショーンKのほうがまだまし」と感じる視聴者もまた中には、降板することになったショーンさんに対するこんな意見も。『こんなんだったら、もうショーン連れてこいよ。詐称の件はもう詫びたんだから許してやるよ』『こんなアマチュアの読む、噛みまくりのニュース見たくない。ショーンKが出てたほうがまだ数字取れるんじゃね?』『ショーンが出るなら見るんだけどな……経歴はどうあれ、コメンテーターとしての実力はあったもんね』といったように、ショーンさんの復活を望むようなコメントも見られました。さて、今後の市川さんによる巻き返し、そして番組視聴率の復活はあるのでしょうか。これからが気になるところですね。【画像出典元】・DJ PROFILE | ショーンK | サンディSUNDAY/●文/ぶるーす(芸能ライター)
2016年11月08日フリーアナウンサーの古舘伊知郎がMCを務めるフジテレビ系バラエティ番組『フルタチさん』(毎週日曜19:00~20:54)が6日に初回を迎え、番組平均視聴率は8.2%だった。この時間帯は、日本テレビが視聴率トップを独走中で、この日も『ザ!鉄腕!DASH!!』(19:00~19:58)は19.4%、『世界の果てまでイッテQ!』(19:58~20:54)は22.0%をマーク。引き続き、圧倒的な強さを見せている。他の各局も打倒日テレに向けて10月から新番組を投入しており、テレビ朝日『日曜もアメトーーク!』(18:57~19:58)は、この日が初のレギュラー回で8.0%。TBSでスタートした『クイズ☆スター名鑑』は休止だったが、この日放送された『珍種目No.1は誰だ!? ピラミッド・ダービー』の2時間スペシャル(19:00~20:54)は7.6%だった。また、テレビ東京の『モヤモヤさまぁ~ず2』は、(18:30~19:00)が6.1%、(19:00~19:54)が7.1%となっている。日曜の19時台は、日テレ『ザ!鉄腕!DASH!!』がトップを走る中、テレ朝・TBS・フジが新番組を投入するというバラエティの"日7戦争"が繰り広げられている。なお、NHK大河ドラマ『真田丸』(20:00~20:45)は15.3%だった。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。
2016年11月07日「恋人にしたい女性有名人ランキング」や「プロポーズしたい/されたい有名人」、「バイト先で一緒に働きたい有名人」「夏の太陽が似合う女性芸能人」などなど、さまざまな部門で1位を獲得している新垣結衣さん。今季放送中のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)も高視聴率をマークしています。そこで今回は「新垣結衣が男性から不動の人気を誇るワケ」について10代~20代男性にリサーチしてみました。■1.とにかくかわいい!「ガッキーにはナチュラルなかわいさがあるんだよね~。ポッキーのCMで踊ってたのとか本当にかわいかった!!!」(28歳/営業)「芸能人だったらガッキーが一番好きです!『リーガルハイ』を観て『こんなにかわいい人がいるんだ!』と思って、一気に好きになっちゃいました」(18歳/高校生)ずっと変わらないかわいさを誇るガッキー。なんと『ドラゴン桜』(TBS系)はもう10年以上も前のドラマなんですよ。世代を問わず長く愛されているガッキーですから、絶大な人気を誇るのもうなずけますね。また、「男性が『女性ならこんな顔になりたい!』と憧れる芸能人ランキング」でも 、ガッキーがトップを飾っています。あまり作りこまず、自分らしいナチュラルな彼女の可愛らしさに、男性は思わず虜になってしまうのでしょう。■2.笑顔に癒される「ガッキーがニコニコしているだけで癒される(笑)。ガッキーが出ているCMは絶対観ちゃいますね」(24歳/商社)やっぱり笑顔がキラキラしている女性って素敵ですよね!「ガッキースマイル」は見ているだけでなんだか幸せな気持ちになれます。日ごろから笑顔を意識することで、周囲から愛される女性になれるかもしれませんよ。■3.おっとりとしたしゃべり方が好印象「顔がかわいいのはもちろん、ガッキーは声やしゃべり方もすごく良いよね。言葉遣いとかもていねいだし、根っからの良い子なんだろうな~って思う」(21歳/大学生)たしかに、ガッキーが大声で怒鳴っているイメージってあまりないかも・・・。話し方だけでなく、声も透き通っていてとても聞きやすいですよね。一緒に話しているだけでも安心できそう。日ごろからガッキーのような「癒し系口調」を目指すことで、男性ウケが狙えそうです。■4.親近感がわく「ガッキーが出ているバラエティを観ても、意外と普通の子って感じなんだよね。派手すぎない私生活がかえって親近感を持ちます」(25歳/印刷)『櫻井有吉アブナイ夜会』(TBS系)では「世間のイメージと本当の自分は全然違う!これが本当の自分です!」と題して、「実は根暗」などと発言していました。また『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)でも「休みの日は昼過ぎまで寝て、録画していたものや動画を観る」「友達と夜ご飯を食べに行ったりもする」などと話していました。良い意味で芸能人っぽくない、飾らない性格が男性からも人気なのでしょう。■おわりにやはりガッキー人気、恐るべし・・・!もはや「ガッキーが嫌い」という男性はこの世にはいないんじゃないかと思うほど。笑顔やしゃべり方など、盗めるテクはどんどんマネしちゃいましょう!(和/ライター)参考:「男性が『女性ならこんな顔になりたい!』と憧れる芸能人ランキング」gooランキング()(ハウコレ編集部)
2016年11月03日新垣結衣主演で贈る、現在放送中のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」。この度、11月1日(火)放送された第4話の平均視聴率が、13.0%を記録したことが分かった。現在連載中の海野つなみの同名漫画を原作に描く本作は、「雇用主=夫」「従業員=妻」の“契約結婚”をテーマにした物語。妻を新垣さんが、夫を星野源が演じ、笑って泣いてキュンとする新感覚のラブコメディーとなっている。初回放送では、火曜ドラマとしては初の初回2桁10.2%を記録し、第2話では12.1%、第3話12.5%と記録を更新し続ける本作。そんな今回の記録は、TBS火曜ドラマ枠の歴代最高視聴率を3週連続で更新。 これで初回から第4話まで異例の4週連続視聴率アップとなった。昨夜放送の第4話では、みくり(新垣結衣)と津崎平匡(星野源)の、雇用主・従業員としての契約結婚が、津崎の後輩である風見(大谷亮平)にばれてしまい、風見は「みくりをシェアさせてほしい」という「シェア婚」を大胆提案!これを機に三角関係が始まると、みくりと津崎に徐々にすれ違いが。家の中のギクシャクをなくすための解決策として、みくりは津崎に「恋人同士になろう」という突拍子もない提案を…という展開だった。そして、来週放送の第5話は、そんな「恋人同士になろう」というみくりの提案に驚きを津崎が動揺する中、みくりの叔母・百合(石田ゆり子)が、偶然風見を笑顔で送り出すみくりの姿を目撃し、不倫を疑ってしまう。 その状況を知った津崎は、沼田(古田新太)に疑われたのも、風見にバレたのも全て“恋人っぽい雰囲気”が無いことが原因だと気づく。“プロの独身”である津崎にとってはハードルが高いことだが、みくりに説得され“夫婦”で話し合った結果、新婚の空気を醸し出すために“ハグの日”を制定することに。さらに、百合が抱いている不倫疑惑を払拭するべく、目の前でハグを見せつけようと試みるも失敗続き。 そんな中、恋人っぽさの練習を必死にしてきたこともあり、みくりに心を開きはじめ、ぐっと距離が近づいたように思えた2人。しかし、そんな2人に新たな試練が襲いかかる…!?果たして、2人はハグをして関係をより深めることができるのか。エンディングで流れるダンスも大きな話題となっている中、この先もまだまだ“逃げ恥フィーバー”は続きそうだ。「逃げるは恥だが役に立つ」は毎週火曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2016年11月02日女優の新垣結衣が主演を務めるTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(毎週火曜22:00~)の第4話が1日に放送され、平均視聴率13.0%を記録し、初回から4週連続で右肩上がりとなった。初回の第1話は、TBS火曜ドラマ枠で過去最高の初回視聴率となる10.2%を獲得し、第2話は12.1%と同枠の歴代最高記録を打ち立て、先週の第3話は12.5%と歴代最高を更新。そして、昨日放送された第4話は13.0%となり、またも記録を更新した。同ドラマは、職なし彼氏なしの主人公・森山みくり(新垣)と、恋愛経験のない独身サラリーマン・津崎平匡(星野源)が、"契約結婚"という夫=雇用主、妻=従業員となる結婚生活を繰り広げるラブコメディ。第4話では、みくりと津崎の"契約結婚"が、津崎の後輩である風見(大谷亮平)にばれてしまい、風見が「みくりをシェアさせてほしい」という「シェア婚」を大胆提案。これを機に、三角関係が始まると、みくりと津崎に徐々にすれ違いが生じてくる。家の中のギクシャクをなくすための解決策として、みくりは津崎に「恋人同士になろう」という突拍子もない提案をするという展開だった。(C)TBS
2016年11月02日北海道日本ハムファイターズが日本一を決めた、プロ野球・日本シリーズ「広島×北海道日本ハム」第6戦中継(30日18:30~日本テレビ系)の平均視聴率は、広島地区で54.9%、札幌地区で50.8%の高視聴率となった。今シリーズで、札幌地区の視聴率が50%を超えたのは初めて。関東地区も、25.1%という高い視聴率をマークした。全6戦の視聴率の数字は下記の通り。日本一は日本ハムになったものの、視聴率では、広島が"6戦全勝"となった。なお、25日の第3戦、27日の第5戦を中継したテレビ朝日系列の広島ホームテレビは、10月第4週(10月24~30日)のゴールデン(19~22時)が22.3%、プライム()19~23時)が21.3%となり、いずれも同局歴代2位となった(1989年1月2日以降調べ)。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ。○2016年プロ野球・日本シリーズ 中継番組視聴率第1戦(TBS系、22日18:35~):関東18.5%・広島53.8%・札幌40.4%第2戦(フジ系、23日18:30~):関東13.8%・広島53.8%・札幌33.2%第3戦(テレ朝系、25日18:33~):関東17.5%・広島59.6%・札幌37.7%第4戦(TBS系、26日18:30~):関東15.9%・広島48.6%・札幌35.1%第5戦(テレ朝系、27日18:03~):関東17.4%・広島44.4%・札幌34.8%第6戦(日テレ系、30日18:30~):関東25.1%・広島54.9%・札幌50.8%
2016年10月31日若手漫才師の王座決定戦『M-1グランプリ2016』の決勝戦が、12月4日(18:30~21:00)にABC・テレビ朝日系列で生放送されることが31日、明らかになった。司会は今年も、今田耕司と上戸彩が務める。昨年、5年ぶりに復活した『M-1』は、敗者復活戦から勝ち上がったトレンディエンジェルが優勝し、視聴率は関西で21.4%、関東で17.%を記録(ビデオリサーチ調べ)。今年は、結成15年以内のプロ・アマ3503組がエン トリーし、熱戦を繰り広げている。今後のスケジュールは、準々決勝が11月6日に東京で、同7日に大阪で開催。ここを勝ち残ったコンビが、同19日に行われる準決勝に進み、決勝進出者が決まる。決勝戦当日は、ABC・テレビ朝日系で『M-1グランプリ2016 敗者復活戦』(14:30~16:30)を生放送。準決勝敗退コンビがネタを披露し、決勝進出の最後の1枠を目指す。
2016年10月31日全22作品がそろった2016年の秋ドラマ。今回もドラマ解説者の木村隆志が、全作品の初回放送をウォッチ。俳優名や視聴率など「業界のしがらみを無視!」したガチンコでオススメ作品を探っていく。別記事(秋ドラマ22作、傾向分析&オススメ5作発表! 「各局の戦略丸かぶり」の中で光る"幸福なファンタジー")において、秋ドラマの主な傾向を [1]各局の戦略が丸かぶり[2]リアリティ無視のお仕事ドラマ[3]シリアスの中で輝く幸福感の3つと分析。おすすめドラマとして、『黒い十人の女』(日本テレビ系読売テレビ 木曜23時59分)、『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系 火曜22時)、『運命に、似た恋』(NHK 金曜22時)、『スニッファー 嗅覚捜査官』(NHK 土曜22時)、『THE LAST COP/ラストコップ』(日本テレビ系 21時)の5本を選んだ。本記事では、それらの作品を含む、今クール全作品のひと言コメントと採点(3点満点)を紹介していく。○『カインとアベル』月曜21時~フジテレビ系出演者:山田涼介、桐谷健太、倉科カナほか寸評:恋愛より主人公の内面に焦点を当てた展開に意外性はあるが、テンポよく進むビジネスシーンの展開にご都合主義が見られる。脚本も演出も山田の魅力を引き出すべく逆算されているため、ファン以外の視聴者は苦しいか。年上女性に恋する姿は月9らしい初々しさも。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆期待度☆】○『警視庁 ナシゴレン課』月曜24時15分~テレビ朝日系出演者:島崎遥香、古田新太、勝村政信ほか寸評:「会議室で事件解決」「25歳の女デカ長」というコンセプトは、「深夜だからこれくらいやろう」という前向きさ。ただ、ワンシチュエーションも、現役アイドルのヒロインも、「ハマるかハマらないか」極論となる。個性的な脇役と島崎が噛み合えばいいが、空回りの感も。採点:【脚本☆演出☆キャスト☆☆期待度☆】○『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』火曜21時~フジテレビ系出演者:吉田羊、相武紗季、吉岡里帆、伊藤蘭ほか寸評:『救命病棟24時』『ナースのお仕事』らを輩出した火曜21時に戻ってきた医療モノ。ポイントは、絶体絶命からの生還劇が盛り上がるかどうか。『ドクターX』との比較上、手術シーンが少ないなどの不利があるのも含め、演出の力量が問われる。女医たちの役作りにも注目。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『逃げるは恥だが役に立つ』火曜22時~TBS系出演者:新垣結衣、星野源、石田ゆり子ほか寸評:“契約結婚”というテーマそのものは平凡だが、全編を通して流れる穏やかなムードは特筆に値する。キャスティングも、恋のスピードも、無理せず過剰にならず、ほどよいさじ加減で、もどかしさの漂う関係性は恋愛ドラマの王道。石田、古田新太ら、助演の貢献度も高い。採点:【脚本☆☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』水曜21時~日本テレビ系出演者:石原さとみ、菅田将暉、岸谷五朗ほか寸評:『重版出来!』のように下積みから描かず、校閲の醍醐味を切り取ったシーンもないため、仕事面での感動やカタルシスは少なく、「あくまで石原を愛でるドラマ」という印象。ただ、静止画を多く取り入れた演出は新鮮で、バラエティーとアニメからの影響を感じさせる。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『コック警部の晩餐会』水曜0時10分~TBS系出演者:柄本佑、小島瑠璃子、えなりかずきほか寸評:コンセプトから、キャスト、クライマックスまで、すべてに渡っていい意味でのB級感が漂い、視聴者の間口は広い。刑事が犯人逮捕のために、晩餐会を開くシーンはドラマというより喜劇舞台のよう。小島はここでいい演技を見せて、次の出演作につなげたいところ。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆期待度☆】○『ドクターX~外科医・大門未知子~』木曜21時~テレビ朝日系出演者:米倉涼子、岸部一徳、西田敏行ほか寸評:プライムの連ドラで唯一視聴率20%を獲れるシリーズだけに、「定番を見せることが重要」であり、変更点はほぼなし。「巨大医療組織vsフリーランスの女医」という図式も薄くなり、患者の時事性と大門の華麗な手術シーン、ベテラン俳優の追加で、豪快に乗り切っている。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆】○『Chef~三ツ星の給食~』木曜22時~フジテレビ系出演者:天海祐希、小泉孝太郎、遠藤憲一ほか寸評:三ツ星シェフの食中毒騒動や、給食の仕事に就くまでのプロットが苦しく、演出家とキャストに負担がかかっている。なかでも天海のヒロイン像はいつも通りで、10数年前から変わらないのは、制作サイドの偏見かもしれない。給食室の芸達者なメンバーには大いに期待。採点:【脚本☆演出☆キャスト☆☆期待度☆】○『黒い十人の女』木曜23時59分~日本テレビ系出演者:船越英一郎、成海璃子、水野美紀ほか寸評:人間の悪意とかわいらしさを切り取るバカリズムの脚本が絶妙。連ドラ2作目にして、著しい進化を見せている。「十人の女」を描き分ける演出も明快で、飲食物をかけ合うシーンを含め、見せ場もたっぷり。終盤に向けて、どこまで壊れていくのか、楽しみは尽きない。採点:【脚本☆☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『石川五右衛門』金曜20時~ テレビ東京系出演者:市川海老蔵、國村隼、比嘉愛未ほか寸評:“海老蔵歌舞伎”の世界観そのままに、存在感やセリフ回しなどで、さすがの座長ぶりを見せている。殺陣や美術などでNHKの時代劇より劣るのは仕方ないが、視聴者を楽しませるサービス精神はたっぷり。茶々役の比嘉は、『真田丸』の同役とは異なる美しさを放つ。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『運命に、似た恋』金曜22時~ NHK系出演者:原田知世、斎藤工、奥田瑛二ほか寸評:『ドラマ10』らしい大人の恋物語で、脚本の北川悦吏子も、同枠で実績のある原田と斎藤もフィット。「運命」「境遇の差」などのキーワードが恋心を加速させつつも、スローな展開で引きつける。回を追うごとに女の顔を見せる原田と、山口紗弥加の悪女ぶりが作品の象徴。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『砂の塔~知りすぎた隣人』金曜22時~TBS系出演者:菅野美穂、岩田剛典、松嶋菜々子ほか寸評:オリジナルだが、そのムードは『金曜ドラマ』の湊かなえ作品と酷似。監視カメラや体操教室、合コンや不倫シーンなどのツッコミどころが多いのは、制作側がネットでの盛り上がりを狙っているためか。「タワマンあるある」はそれなりにリアルな反面、目新しさはない。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『家政婦のミタゾノ』金曜23時15分~テレビ朝日系出演者:松岡昌宏、清水富美加、余貴美子ほか寸評:松岡の女装以上に、『半沢直樹』『下町ロケット』などを手がけた八津弘幸の脚本は要注目。家事のテクニックを絡めた演出などの抜け感も心地いい。今後も『家族ゲーム』のノリでいくのか、別の一面を見せるのか。「『ミタ』のパクリ」なんて声もあるが、本家はテレ朝。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『勇者ヨシヒコと導かれし七人』金曜24時12分~テレビ東京系出演者:山田孝之、木南晴夏、宅麻伸ほか寸評:4年ぶりでもヨシヒコの世界観は良くも悪くも健在。アンチメジャーのコンセプトで、失笑を誘う流れは変わらないが、時代の流れは早い。脚本・演出の福田雄一自身も進化しているだけに、さらなる変化を期待したいところ。この人ならシリーズの予定調和をぶっ壊すかも。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『忠臣蔵の恋~四十八人目の忠臣~』土曜18時10分~NHK出演者:武井咲、福士誠治、三田佳子ほか寸評:『土曜時代劇』の実質的な第一弾だけあって全20回放送の大作。大河ドラマが技巧派で、コミカルさを交えている分、当作の凛とした気配が際立つ。淡い恋模様から一転、討ち入りの激しい展開は目を見張るものがあり、その後の描き方も楽しみ。武井の代表作になるか。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『THE LAST COP/ラストコップ』土曜21時~日本テレビ系出演者:唐沢寿明、窪田正孝、和久井映見ほか寸評:単純明快&説明不要の老若男女が楽しめるドタバタ痛快作。唐沢と窪田だからこそ成立するかけ合いやアクションは、それだけで貴重と言える。「突き抜けるならここまでやり切る」のお手本であり、土曜21時の放送に最適。鑑識役の伊藤沙莉がまたも怪演を見せている。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『スニッファー 嗅覚捜査官』土曜22時~NHK出演者:阿部寛、香川照之、井川遥ほか寸評:原作は世界的ヒット作だが、それに負けない演出の技量が光る。重さの中に繊細さや美しさを感じさせる映像はNHKならでは。『ロンググッドバイ』よりテンポとトーンを抑えるなど、視聴者ニーズを嗅ぎ取った感もある。阿部と香川のコンビに何か言うのは野暮だろう。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『潜入捜査アイドル・刑事ダンス』土曜0時20分~テレビ東京系出演者:中村蒼、大東駿介、野間口徹ほか寸評:「テレビ番組や芸能界の小ネタを集めて、サブカル的な角度から笑い飛ばす」コンセプトは、いかにもテレビ東京風味。脱力してクスクス笑えるところはあるが、前時代的な感も否めない。今後はアイドルイジリを徹底し、風刺にまで落とし込めたら面白くなりそう。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆】○『とげ 小市民 倉永晴之の逆襲』土曜23時40分~フジテレビ系出演者:田辺誠一、西田尚美、鹿賀丈史ほか寸評:主人公がひたすら理不尽な仕打ちを受け続けるストレスフルな展開は異例……と思いきや、同枠は昼ドラを手がけた東海テレビの制作。とかく視聴者ニーズを“爽快感”のみで決めつける現在のドラマ界では貴重と言える。ただし、その分カタルシスがもっとほしいところ。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『IQ246 ~華麗なる事件簿~』日曜21時~TBS系出演者:織田裕二、ディーン・フジオカ、土屋太鳳、中谷美紀ほか寸評:織田の演技に難色を示す声も多いが、好き嫌いを除けば完成度は標準仕様。視聴率を獲るための工夫が随所に施され、木村監督の小ネタが好きな人はたまらないだろう。ただ倒叙型の作品だけに、IQ246を生かす難解な謎解きと、『古畑任三郎』と同等の大物ゲストが必要。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『キャリア ~掟破りの警察署長~』日曜21時~フジテレビ系出演者:玉木宏、高嶋政宏、瀧本美織ほか寸評:「平成版、遠山の金さん」というコンセプトから、中高年向けであることがハッキリ。「身分を隠して街をふらふらして、逮捕シーンで警察手帳をかざす」という展開は既視感が強く、「なぜ謎が解けたのか?」の理由も説得力に欠ける。玉木のさわやかな演技が救いに。採点:【脚本☆演出☆キャスト☆☆期待度☆】○『レンタル救世主』日曜22時30分~日本テレビ系出演者:沢村一樹、藤井流星、志田未来ほか寸評:沢村が主演と思いきや、目立つのは、藤井の“ルチャ”風アクション、志田のつぶやきラップと泣き顔ブス、稲葉友の女装など、脇役のキャラ。レンタル救世主としての依頼も平凡だが、それ以上に沢村が単なるお人好しなのと、「ハズレなし」の勝地涼が輝かないのが残念。採点:【脚本☆演出☆キャスト☆☆期待度☆】■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者、タレントインタビュアー。雑誌やウェブに月20~25本のコラムを提供するほか、『新・週刊フジテレビ批評』『TBSレビュー』などの批評番組にも出演。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもある。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超え、ドラマも毎クール全作品を視聴。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』など。
2016年10月27日NHKは24日、今月3~9日の主な番組のタイムシフト視聴率を発表。朝ドラ『べっぴんさん』は3~8日の平均で6.3%、9日の大河ドラマ『真田丸』は6.7%に達した。視聴率調査を行うビデオリサーチでは3日分から、従来のリアルタイム視聴率と、録画した番組を再生したタイムシフト視聴率、この2つを合算して重複分を差し引いた総合視聴率を発表。それによると、同週の『べっぴんさん』(3~8日8:00~)は、リアルタイム20.0%、タイムシフト6.3%で、総合視聴率は25.2%。『真田丸』(9日20:00~)は、リアルタイム15.0%、タイムシフト6.7%で、総合20.9%だった。このほか、主な番組の数値は、『ドラマ10・運命に、似た恋』(7日22:00~)は、リアルタイム5.2%・タイムシフト4.0%・総合9.0%。『土曜ドラマ・夏目漱石の妻』(8日21:00~)は、リアルタイム8.5%・タイムシフト2.9%・総合11.2%。『NHKスペシャル・血糖値スパイクが危ない』(8日19:30~)は、リアルタイム10.4%・タイムシフト2.1%・総合12.2%。『ガッテン!』(5日19:30~)は、リアルタイム11.8%・タイムシフト1.1%・総合12.9%となっている。同日会見を行った、NHKの木田幸紀放送総局長は「比較的若い人の方が年配の方よりもタイムシフトで見ているようだが、もっと細かい分析が必要だ」と述べた上で、「データが増えれば傾向も分析も、より確かなものになってくると思うので、効果的な編成などについて研究を重ね、よりよい番組をよりたくさんの人に見ていただけるようにしたい」との考えを示している。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。
2016年10月25日22・23日に放送されたプロ野球の日本シリーズ「広島×北海道日本ハム」は、広島地区で2戦とも平均視聴率53.8%を記録するという注目の高さを見せた。両試合も5-1でホームの広島が勝利。第1戦を中継したTBS系列の視聴率は、関東・広島・札幌地区の順に(18:00~18:35)の時間帯が13.8%・35.5%・29.8%、(18:35~22:20)の時間帯が18.5%・53.8%・40.4%だった。第2戦を中継したフジテレビ系列の視聴率(18:30~22:04)は、関東13.8%・広島53.8%・札幌33.2%だった。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ。
2016年10月24日女優の米倉涼子が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(毎週木曜21:00~)の初回放送(13日21:00~22:09)の総合視聴率が28.3%を記録したことが24日、同局から発表された。総合視聴率は、リアルタイムの視聴率と、録画したタイムシフトの視聴率を合算し、重複視聴分を差し引いた数値。リアルタイムは20.4%で、タイムシフトは9.5%という高視聴率だった。なお、同ドラマは20日放送の第2話も、リアルタイムの視聴率が19.7%をマークし、今クールのドラマで首位を走っている。数字はビデオリサーチ調べ・関東地区。
2016年10月24日新垣結衣と星野源が共演するドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」。この度、昨日10月18日(火)に放送された第2話が、視聴率12.1%を獲得。初回の10.2%を大きく上回る結果となり、TBS火曜ドラマ枠歴代最高の記録を叩き出した。主人公・森山みくり(25歳)は、彼氏なし、院卒だけど内定ゼロ、派遣社員になるも派遣切り、そしてただいま休職中。「誰からも必要とされない辛さ」を日々感じている。そんなみくりを見かねた父親のはからいで、独身の会社員・津崎平匡(36歳)の家事代行として働き始めることに。かゆいところに手が届く働きぶりで津崎の信頼を勝ち取ったみくり。しかし、あるきかっけでその仕事も失いそうになる。そんなとき、将来に不安を抱え追いつめられたみくりは、ひょんな会話の流れから津崎に「就職という意味で結婚するのはどうですか?」と言ってしまう。“超”真面目な津崎は、検討した結果、事実婚としての契約結婚を提案。2人は周囲には秘密にして、「雇用主=夫」「従業員=妻」として結婚することに。果たして、2人は周囲にばれずに新婚生活を過ごせるのか!?恋愛感情を持たないはずが、同じ屋根の下、徐々にお互いを意識し出す妄想女子とウブ男。契約結婚の行方は――?原作は、「Kiss」(講談社)にて連載中の海野つなみの同名漫画。新しい「結婚」の形、そして「仕事」について考えさせられると共に、個性豊かな登場人物たちとの人間関係も交え、笑って泣いてキュンとする新感覚のラブコメディーとなっている。2014年4月に新設された火曜ドラマ。過去10作品はすべて初回視聴率2桁を獲得することができない中、本ドラマでは火曜ドラマとしては初の平均視聴率10.2%という好スタートを切ることに成功したことでも注目を集めていたが、第2話ではさらにそれを1.9%上回る記録を打ち出した。また、第1話放送当日の公式ホームページの閲覧数が1日で100万ページビュー超えや、第1話の無料見逃し配信の合計再生回数が史上初めてミリオンを達成。 さらに、1週間期間限定で公開されたドラマエンディングの「恋ダンス」フルバージョンは500万回再生超えなど、次々と記録を打ち立てている。次週放送の第3話は、雇用として結婚したみくりと津崎に、風見涼太(大谷亮平)を加えた三角関係への発展も匂わせており、今後の展開からも目が離せない!「逃げるは恥だが役に立つ」は毎週火曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2016年10月19日18日に放送された女優・新垣結衣が主演を務めるTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(毎週火曜22:00~)の第2話の平均視聴率が12・1%となり、同局の火曜ドラマ枠の歴代最高視聴率を記録したことが19日、わかった。次々と記録を打ち立てている『逃げ恥』。先週放送された第1話は、2014年4月に始まった火曜ドラマ枠として初の平均視聴率10.2%という2ケタを記録したが、第2話はそれをさらに1.9%も上回る結果となった。第1話放送当日の公式ホームページの閲覧数は1日で100万ページビュー超えを記録し、第1話の無料見逃し配信の合計再生回数は史上初めてミリオンを達成。また、TBSの公式YouTubeチャンネルに1週間期間限定でアップされた、ドラマエンディングの"恋ダンス"フルバージョンが500万回再生を突破した。同ドラマは、職なし彼氏なしの主人公・森山みくり(新垣)と、恋愛経験のない独身サラリーマン・津崎平匡(星野源)が、"契約結婚"という夫=雇用主、妻=従業員となる結婚生活を繰り広げるラブコメディ。次週放送の第3話は、みくりと津崎に、風見涼太(大谷亮平)を加えた三角関係への発展も匂わせている。(C)TBS
2016年10月19日先週放送された第1話の視聴率が、平均視聴率13.1%(関東を含む8地区)と好調な滑り出しでスタートした「メディカルチームレディ・ダ・ヴィンチの診断」。今夜10月18日(火)放送の第2話では、吉岡里帆が初披露となる“スポーツ水着”に身を包み、体当たりで撮影に臨んだシーンが登場するという。本ドラマは、民放連続ドラマ初主演の吉田羊演じる天才外科医・橘志帆を中心に、“解析診断部”の女医7人によるメディカルチーム「レディ・ダ・ヴィンチ」が原因不明の病に立ち向かう爽快な医療ミステリー。吉田さんのほかにも、解析診断部の医師として、相武紗季、吉岡さん、「たんぽぽ」白鳥久美子、滝沢沙織、笛木優子、伊藤蘭らが出演する。1話完結型で描かれる本作だが、今夜放送の2話の患者は、世界大会でメダルを目指す有名水泳選手・南野和己(浅香航大)。全身の倦怠感と筋力低下を訴えALS(筋萎縮性側索硬化症)の疑いが。セカンドオピニオンとして依頼された「解析診断部」が原因解明に乗り出すが…というストーリー。そこで今回の見どころのひとつとなっているのが、血液検査など正攻法で攻める解析診断部長の岩倉葉子(伊藤蘭)に対し、志帆はプールで綾香(吉岡里帆)にスポーツ水着を着用させ、なぜか「50メートルクロール10本」を命じるというシーン。本番では、飛び込みから泳ぎまで全て吹き替えなしで臨んだ吉岡さんは、この撮影のためスタント指導のスタッフから猛特訓。本番前には「イケそうな気がする!」と自信を見せていたものの、試しに一度やってみると、腹打ちならぬ“額打ち”状態に。すかさずスタント指導のスタッフが細やかにアドバイス。すると見事テイク2で飛び込みを成功させていた。その後も泳ぎのシーンを、プールサイドから水中カメラからと、様々なアングルで撮り進め、どのテイクも全力で泳ぐ吉岡さんに加え、審判台の上に座り“スパルタ”感満載でむちゃぶりする吉田さんの姿も必見のシーンとなっている。プールの飛び込み台から飛び込むのは初めてで、スポーツ用の水着をドラマで着たのも初めてだったという吉岡さん。「インストラクターの方が動画を撮ってくださっていたのですが、大笑いしながらそれを見せてくれて…お腹から落ちてたみたいです(笑)。さらに、空中では足を伸ばさないといけないのにバタバタしていたみたいで、それも大笑いされました。自分では真剣にやっていたんですけど、空中でバタ足をしてたんですね、簡単に言うと」と笑顔を見せる。さらに第2話ゲストとして、世界大会でメダルを期待される水泳選手役で出演した浅香航大と吉岡さんの対談も実現!役での関係性で感じたものは?という質問に吉岡さんは「実際に同い年で、劇中でも歳が近くて親を亡くしている共通点が2人にはありました。そうした個人的な設定で感情移入がしやすいから、綾香もシンパシーを感じながら患者さんに接することができましたと」語る。浅香さんは「田丸先生のきっかけで心が動く場面が多かった。心情的にすごく寄り添ってもらいました」と話し、「研修医としてがんばっている姿にも影響されたし、橘先生たち病院内の先生同士の関係性にも心を打たれるものがあって。アスリートと、ドクター。違う環境にいる人々の心をつなぐのはなんなのか、そこに僕自身も心を動かされました」とコメント。もともと水泳の経験があったという浅香さんは「3回個別指導を受けて撮影に臨みました。その設備がまた立派で、上からも横からも録画できるし、指導の先生もすごいんです。自分でいうのもなんですけど、自分の目で見ても違いがわかるほどに技術的に進歩でき、自信が持てました。やりがいもあったし、すごく楽しかったです!」と興奮気味に語り、一方吉岡さんは、「私はぶっつけ本番。スタッフの方々に『気合い入れろ!』とか言われて(笑)」と浅香さんの撮影とは対照的だったと明かした。また、今回初共演となる同い年の2人は今後の目標についても語らう。「10代で小劇場に出会ってから、やりたいことはずっと変わっていない」と話す吉岡さんは「本当に面白いものを、そのときに出会った人たちと作りたいというシンプルな思いでずっと来ているし、これからも同じだと思います。何も変わらず、ただ、何か作ろうとしている人たち一緒に、よりいいものを残せる役者になりたい。作品の一部になれる人になりたい」と思いを明かし、浅香さんは「僕はもともと、刺激が欲しくて役者を始めたので、人のために生きたい、と思います。人のために生きたいし、信じられるものはなんなのか、ということを伝えていければ」とコメントした。「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」は毎週火曜日21時~フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2016年10月18日女優の米倉涼子が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(毎週木曜21:00~)が13日に初回を迎え、番組平均視聴率20.4%を記録した。また、瞬間最高視聴率は、大門未知子が蛭間病院長の回診の前で「いたしません」コールをし、回診の列の間を縫って進んでいった場面の22時7分25.0%に達した。シェアは29.6%で、同時間帯トップ。系列局でも、テレビ朝日以外に4局が20%を超える高視聴率となった。米倉は「やったぁー!とったどぉー!!」と喜びのコメント。「視聴率がでた時はちょうどスタジオにいたので、みんなでハイタッチできてすごくうれしかったです!」と現場の様子を報告しながら、「これからも頑張ります!」と意気込んでいる。同ドラマは、フリーランスの天才女性外科医・大門未知子(米倉)の活躍を描いた人気医療作品で、今回が第4シリーズ。20日放送の第2話では、日本で一番貧しい村長と、日本で一番黒い疑惑を持つ国会議員という両極端の患者が「東帝大学病院」来院。未知子は、無断で貧しい村長の手術を開始するも、なぜか切除可能な腫瘍を一部残したまま、オペを終了してしまう。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。
2016年10月14日タレントのベッキーさん(32)が2016年10月9日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演したことが話題となりましたが、それは視聴率にも大きく反映されたようです。『スポネチアネックス』によると、ベッキーさんが出演した回の平均視聴率は10.4%だったとのこと。2014年4月に日曜日の午前10時枠へ移動して以来、裏番組の人気ニュースバラエティ『サンデー・ジャポン』(TBS)に視聴率で初勝利しました。ネットでは「ベッキーが出るなら絶対見ない」という声も多く聞かれましたが、ふたを開けてみれば世間から多くの注目を集めていたことが分かる結果に。その影響はベッキーさんのInstagramにも見られ、10月11日に投稿された画像にはベッキーさんの地上波復帰を祝福する声が殺到しています。また、その他ネット上においても、ベッキーさんの地上波復帰を喜んでいる人は少なくないようです。●ベッキー、ワイドナショー出演に祝福の声が殺到!『ベッキーをありがとう。またテレビでベッキーたくさん見られるのを楽しみにしてます』『ベッキーさんの笑顔が、大好きです』『ベッキーおかえりなさい!』『相変わらず美人だった。戻ってきてくれてありがとう』『今の髪型めっちゃ似合ってる!』『ベッキー!ワイドナショー見たよ〜!スッゴクよかったです』『もう十分罰は受けた。これからはベッキーに幸せが訪れるといいな』『やっぱりベッキーには華がある。いるだけで空気が明るくなるよね』『ベッキーの復帰、意外と違和感なく見れたの俺だけ?これから普通にテレビ出てても見れるわ』などなど、SNSやネット掲示板では149日ぶりに地上波へ復帰したベッキーさんを祝福する声が多く上がっています。今はまだ地上波へのレギュラー復帰は決まっていませんが、いずれまたテレビの最前線で活躍する日も近いかも!?【画像出典元リンク】・Becky ベッキー(@becky_dayo)(Instagram)/(文/パピマミ編集部)
2016年10月12日お笑いタレントのバカリズムが脚本を担当する読売テレビ・日本テレビ系連続ドラマ『黒い十人の女』(現在放送中 毎週木曜 23:59~)の初回平均視聴率が関西地区で7.0%(ビデオリサーチ調べ)をマークした。主演の俳優・船越英一郎が、妻のほかに9人の愛人がいるドラマプロデューサー・風松吉を演じる不倫ドラマ。"10股"のプレイボーイ・風をめぐる女性たちの愛憎劇がコメディータッチで描かれる。読売テレビ制作の「プラチナイト木曜ドラマ」枠の15作目で、同局によれば、視聴率7%超えは2014年の『慰謝料弁護士』以来11作ぶり。特に女性からの支持が高く、男女別・世代別のデータでは50~60歳代女性の平均視聴率が歴代最高、20~30歳代女性が歴代2位を記録した。初回は、風と半年前から不倫関係にあるテレビ局の受付嬢・神田久未(成海璃子)が、8年越しの愛人で舞台女優の如月佳代(水野美紀)に呼び出され、同じく愛人のドラマAP・弥上美羽(佐藤仁美)と佳代のバトルに巻き込まれるというストーリー。バカリズムが声を担当するマペットと久未が子ども向け番組風に不倫を解説してみせるシーンや、LINEのタイムラインを画面に再現する演出、コントのようなセリフの応酬などバカリズムらしいコミカルな仕掛けも見られた。本日放送の2話では、風に9人の愛人がいると知り、新しい恋を見つけようとする未久。若手女優の愛人・相葉志乃(トリンドル玲奈)も別の男性と関係し、美羽は風と佳代を別れさせようと画策する。そんななか、4人以外の新たな愛人の存在が発覚するなど、さらなる混乱へと突入するドタバタの不倫劇は話題を呼びそうだ。
2016年10月06日データニュース社が運営する視聴状況調査「テレビウォッチャー」では、7月スタートの夏ドラマの"継続視聴率"を集計。1位は、Hey! Say! JUMPの中島裕翔が主演したフジテレビ系『HOPE~期待ゼロの新入社員~』だった。○夏ドラマ"継続視聴率"ランキングこの調査は、同一のサンプルの視聴動向を追ったもの。総サンプル1,200人を対象に、夏ドラマの初回を視聴した人数を分母として、最終回まで1話も見逃さずに全話視聴し続けた、いわば"ハマった"人の割合を算出した(録画視聴を含む)。この結果、囲碁棋士の夢破れた中島演じる主人公が、畑違いの商社で奮闘していく姿を描いた『HOPE』は、初回で48人が接触し、このうちそのまま最終話まで全話視聴したのが12人となって、"継続視聴率"は25.0%だった。51歳女性の継続視聴者の感想を追うと、初回で「主人公を見てるといらっとする」と記述していたが、最終話では「新しい会社で頑張れ」とすっかり感情移入。別の59歳女性は初回で「少しぼーっとしている主人公がこの先どんな成長を遂げ周りを見返してゆくのか、見届けてゆきたい」という感想だったのが、最終話で「このような素晴らしい作品に出会えたことに感謝の気持ちでいっぱい、心からお礼を言いたい」と、強い感激になっている。ビデオリサーチ調べの全話平均視聴率1位だった北川景子主演『家売るオンナ』(日本テレビ系)、2位の寺尾聰主演『仰げば尊し』(TBS系)は、それぞれ4位・8位となったが、初回から最終前話のいずれかを視聴した人が、最終話を再び視聴する割合が高かった。この"最終話復帰率"は、『仰げば尊し』が1位で75.9%、『家売るオンナ』が2位で75.8%と迫った。なお、データニュース社が調査している番組の「満足度」調査では、日曜21時台で『HOPE』の裏で放送されたTBS系『仰げば尊し』が、夏ドラマトップだった。●テレビウォッチャー"継続視聴率"調査概要・調査の対象:関東1都6県の男女・アンケート総回答者:1,200人(M1~M3層、F1~F3層の各200人) ※日によって回収数に変動あり・集計方法:初回の視聴者数を分母とし、初回から最終回まで、1回も見逃すことなく視聴し続けた視聴者数の割合を算出(録画視聴も含む)
2016年10月04日10月から勢力図が塗り変わった日曜午前帯番組。2日の視聴率は、TBS『サンデー・ジャポン』(毎週10:00~)が10.8%でトップとなり、大きなリニューアルを行わずに"横綱相撲"を見せた。この10月から日曜午前帯は、各局で新番組の投入や放送時間の拡大を実施。『サンジャポ』と時事ネタニュース対決を繰り広げるフジテレビ『ワイドナショー』は、10時から11時15分まで20分拡大したが、この日の視聴率は8.9%だった。また、こちらも時間枠を9時55分から11時25分までに30分拡大した、日本テレビ『誰だって波瀾爆笑』は8.6%を記録。一方、新番組としてスタートした、テレビ朝日『帰れまサンデー』(10:00~11:15)は2.1%、続く『帰れまサンデー プラス』(11:15~11:45)は3.2%と、厳しい船出となった。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。
2016年10月03日日本テレビ系朝の情報番組『ZIP!』の今年度上期(4~9月)の平均視聴率が9.0%となり、番組開始以来初の上期平均視聴率民放トップとなった。総合演出の柴崎朋樹氏は「『ZIP!』をスタートさせたとき考えたことは、『テレビの前のみなさんと、テレビのなかの出演者が、いっしょに朝の食卓を囲んでいるような番組にしたい』ということでした」とあらためてコンセプトを振り返り、今回の上期トップを受け、「『いっしょの食卓を囲む』ことが少しずつできてきたのかなと大変うれしく思っています」と喜びをコメントしている。同番組は、きょう3日の放送から、総合司会に川島海荷が加入し、早速「RED CARPED」といったコーナーを担当。6日からは、ココリコの田中直樹が木曜レギュラーとして出演する。
2016年10月03日今年度上期(2016年4月4日~10月2日)の視聴率データが3日、まとまった。NHKがゴールデンタイム(G帯/19~22時)で前年同期比1.6ポイント増の11.8%となり、日本テレビを4月クールに引き続き抜いて、トップを堅持した。この上期では、4月に発生した熊本地震で、非常時に強いNHKの視聴率が上昇。4月から、毎日19時から放送されている『ニュース7』に続けて娯楽番組を編成したことも奏功して、高い視聴率を維持することになった。さらに、8月にはメダルラッシュとなったリオ五輪もあり、日本勢の活躍する競技の多くがNHKで中継されたことなどもあって、こちらも視聴率上昇に寄与した。この結果、NHKのG帯は、前年同期比で1.6ポイントと大幅に上昇。プライム帯(P帯/19~23時)は1.4ポイント上昇して10.4%、全日(6~24時)も0.7ポイント上昇の7.3%となり、いずれもテレ朝を抜いて2位に躍進した。2015年度"3冠"の日テレは、G帯とP帯でそれぞれ0.8ポイント減となり、P帯・全日の2冠に。テレビ朝日は、G・P帯で数字を落としたものの、『グッド!モーニング』『羽鳥慎一モーニングショー』といった平日朝の情報番組の好調で、全日は0.3ポイント増の7.1%となった。TBSは、G帯が民放唯一上昇となる0.2ポイント増で、4月クールに引き続き、テレ朝と同率。この両局は、先週(9月26日~10月2日)のG帯も、テレ朝9.7%・TBS9.6%と、デッドヒートを繰り広げている。フジは厳しい状況が続いており、G帯・P帯それぞれ1.2ポイントの大幅減となっている。
2016年10月03日恋愛の成功率を高めるキーになるのは「会話力」です。知人から友人、友人から恋人、会話することがそれぞれの進展のきっかけになるのです。つまり、会話上手な女性は恋愛に有利というわけです。そこで、誰でも会話力を高められる簡単なテクニックを紹介します。スポーツを好きになれば当分ネタに困らない気になる男性がスポーツ好きなら、あなたもそのスポーツに興味を持つことをおすすめします。例えば、気になる男性が野球好きだとします。野球は春から秋まで行われているため、もしあなたも野球が好きになれば、野球というたった一つのネタで半年間も会話が楽しめるのです。ドラマや映画は、確かに会話ネタとしては効果的ですが、いずれも一つの作品が短期間で終わってしまうのが欠点です。その点、スポーツは1シーズンが長期間行われるため、会話のネタとして長く使えるのです。オチがなくても平気会話が苦手な女性は、自分の話すことはつまらないと思ってしまいがちです。だから会話に自信が持てないのです。しかし、男性との会話はマンガでもドラマでもないわけですから、特別なオチが必要というわけではありません。例えば、あなたは昨晩特に何もすることがなく、普通にお風呂に入って寝ただけの夜だったとします。だったらそのまま、「昨日はやることもなかったし、お風呂に入って寝ちゃった」とそのまま言えばいいのです。こうした何気ない私生活の過ごし方も、立派な会話として成り立ちます。男性の話には会話のネタが潜んでいる会話のネタに困ったら、男性が話すことから会話のネタを探しましょう。その気になれば、男性のたった一言のセリフからでも会話のネタはいくらでも見つかります。例えば、男性が「昨日は仕事が忙しくて大変だった」と言ったとします。この一言だけでも、以下のようなネタが見つかります。・何時頃に家に帰ってきたのか?・どんな仕事をしているのか?・忙しいことが多いのか?・疲れているなら、今こうして会話していても平気なのか?・明日も忙しいのか?男性のたった一言のセリフから、こんなにもネタが発見できるのです。さらに、それに対してあなたがどう思うか、あなたの仕事はどうなのかも含めれば、会話のネタは無限に広がります。会話上手になるためには、会話のネタを深刻に考えないことです。そもそも、劇的で感動する毎日を過ごす女性なんてまずいませんから、特に会話のネタがないというのはある意味当然なのです。オチのある楽しい話をしようと悩まず、普通にあなたの生活や趣味を話してください。そうすることで、結果的に楽しい会話ができるのです。
2016年09月28日新たに誕生した男子プロバスケットボール・Bリーグ開幕戦「アルバルク東京×琉球ゴールデンキングス」を生中継したフジテレビの番組平均視聴率(22日18:30~20:54)は、5.3%となった。Bリーグは、分裂した2リーグが統合して誕生した、新たなプロリーグで、開幕戦チケットは完売。フジはこの試合を"歴史的開幕"と銘打ち、番組MCにジョン・カビラと加藤綾子を起用。応援キャラクターに広瀬アリス・すず姉妹が起用され、試合前にはE-girlsの藤井萩花・夏恋による姉妹ユニット・ShuuKaRenが、公式テーマソング「Take-A-Shot! feat. PKCZ(R)」を、史上初の全面床面LEDコートでショウアップされた光のパフォーマンスの中で披露した。また同局は、情報・バラエティなどの垣根を超えて、さまざまな番組で特集を組んだり、若者層向けに3夜連続ドラマ『バスケも恋も、していたい』(19~21日23:00~)を編成したりと盛り上げを図ったが、視聴率面でロケットスタートとはならなかった。なお、同時間帯では、18年間続いたテレビ朝日『いきなり!黄金伝説』(19:00~21:48)の最終回スペシャルが放送され、こちらは番組平均14.9%と、有終の美を迎えた。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。撮影:田中栄治
2016年09月23日女優の桐谷美玲が主演を務めたフジテレビ系月9ドラマ『好きな人がいること』の最終話(19日21:00~21:54)視聴率が8.4%だったことが20日、明らかになった。同ドラマは、初回は10.1%でスタートし、2話で10.4%に上昇したものの、その後は1ケタ台を推移。前週の9話で9.4%まで盛り返したが、最終話は8.4%にとどまり、全10話平均視聴率は8.9%となった。前クールで、月9史上ワーストの全話平均視聴率8.4%だった福山雅治主演『ラブソング』は上回ったものの、月9は、1月クールの『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(全話平均9.7%)から3クール連続で全話平均1ケタという状態が続いている。一方で、フジテレビの宮道治朗編成局次長は、今月行われた同局10月改編発表会で、放送後7日間の無料配信サービス「+7(プラスセブン)」での『好きな人がいること』の再生回数が驚異的な数値を記録していることを説明。その上で、「取り巻く環境がこれだけ変わってきている中で、配信再生数というものも本当に重要な指標の1つとして捉えていきたい。世帯視聴率が1ケタだからといって、その番組が失敗かどうかというのは一言では絶対に言えない時代になっている」との考えを示している。なお、19日はテレビ朝日で正午から10時間にわたって『30周年記念特別番組 MUSIC STATION ウルトラFES 2016』が放送。福山雅治が大トリを務め、月9の裏にあたる19時から21時48分の時間帯の視聴率は、13.9%だった。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。
2016年09月20日プロ野球・広島カープが25年ぶりのリーグ優勝を決めた10日の「巨人×広島」戦中継の番組平均視聴率(NHK総合、19:30~22:05)が、広島地区で60.3%となったことが12日、ビデオリサーチの調べで明らかになった。さらに、瞬間最高視聴率は、21時44分と21時48分の2回に、71.0%を記録。地元・広島での非常に高い関心が浮き彫りとなった。なお、関東地区での同時間平均視聴率は、16.8%となっている。
2016年09月12日民放キー5局の10月改編が出そろった。既報の通り、日曜19時台で視聴率トップを走る日本テレビ『ザ!鉄腕!DASH!!』(19:00~19:58)の打倒に向け、各局が強力な番組を投入することになったが、その他の時間帯における注目の動きを紹介する。○ワイドショー対決に老舗の逆襲&新バラエティますは、日曜午前帯。TBS『サンデー・ジャポン』(9:54~11:30)と、フジテレビ『ワイドナショー』(10:00~10:55)というワイドショー番組がしのぎを削っているが、日テレは『いつみても波瀾万丈』から受け継がれる長寿トーク番組『誰だって波瀾爆笑』を30分拡大し、新MCにはバラエティにひっぱりだこのモデル・岡田結実を起用した。同番組は今年上期の平均視聴率で8.7%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)と好調。同局では「ワイドショー嫌いのF(女性)層を取り込んでいる」と分析しており、30分拡大により「11時をまたぐことで、これまで裏局に流れていた視聴者を引き止め、日曜の全日帯(6:00~24:00)の向上を図ります」と狙いを説明している。この拡大する時間帯で現在放送されている『東野・岡村の旅猿 プライベートでごめんなさい…』が水曜深夜に移動するのに伴い、裏枠に東野幸治が出演可能となり、フジは『ワイドナショー』を20分拡大。11時15分まで、東野が通し出演となる。そして、テレビ朝日は『帰れまサンデー』(10:00~11:15)、『帰れまサンデー プラス』(11:15~11:45)を開始。人気料理を当てるまで完食する企画「帰れま10」を復活させ、日曜朝を意識して気軽に行けるお出かけスポットなどの情報も盛り込むロケバラエティとなる。同局としては『サンデープロジェクト』以来、長年報道番組を編成してきた枠をバラエティに転換した『美女たちの日曜日』が1クール(3カ月)で終了して以降、他局に遅れをとっている時間帯だけに、人気企画で巻き返しを図る狙いだ。○ニュースはTBS・テレ東拡大、フジ縮小も「精神変わらず」また、平日デイタイムでも、改編の動きが。TBSは、午前10時台のドラマリピート枠に、料理番組『おびゴハン!』(10:05~10:25)を開始し、『ひるおび!』を35分前倒して10時25分スタートし、落語家の立川志らくも加入して、縦の流れを強化させる。裏のテレ朝『ワイド!スクランブル 第1部』も5分前の放送開始となり、両番組が同時スタートとなる。テレビ東京も、ニュース番組を拡大。現在の『Newsアンサー』(16:54~17:20)から、狩野恵里アナをメインに起用する『ゆうがたサテライト』(16:54~17:45)に刷新することで25分伸ばし、"経済のテレ東"というブランディングを強化する。新番組の放送開始日は、東京・六本木三丁目の新本社報道スタジオが稼働する11月7日だ。一方、フジは『みんなのニュース』を縮小し、16時台(15:50~16:50)を『メディアミックスα』に変更。ドラマの再放送も行う枠で、4月改編で目玉として掲げた朝4時からの"15時間生放送"が途切れることになるが、緊急時はインターネットニュースチャンネル「ホウドウキョク」に切り替えるとし、宮道治朗編成局次長は「"15時間生放送"の精神は変わらない」と強調する。○演歌・歌謡ゴールデン撤退、リバイバル番組への期待もこのほか、テレ東は『金曜7時のコンサート~名曲!にっぽんの歌~』を終了させ、ゴールデンタイムから演歌・歌謡番組を撤退。今年4月改編では、NHKが『NHK歌謡コンサート』から若い視聴者層もターゲットにした『うたコン』に切り替えており、地上波ゴールデンからレギュラーの演歌・歌謡専門番組がなくなることになる。テレ東の高野学編成部長は、このジャンルについて「地上波において、正直視聴率が非常に厳しいと言わざるを得ない」と苦戦を認めながら、今後は時間帯を変更し、継続していく考えを示している。また、以前放送されていた番組・企画を復活させる動きもある。前述のテレ朝『帰れまサンデー』に加え、TBSが日曜19時台に投入する『クイズ☆スター名鑑』も、有名人を題材にしたクイズ番組『クイズ☆タレント名鑑』(2010~2012年)の復活版だ。『帰れま10』は、今年4月に23時台で単発で復活し、6月にはゴールデンでも放送するなど、順調に実績を積んできた。一方の『―名鑑』は、熱狂的なファンを抱えながら惜しまれつつ終了した番組で、不倫ネタを中心に芸能ニュースへの注目度が高まっているこのタイミングでの復活となる。両番組とも「パワーアップ」を銘打っており、どのような進化を遂げることができるのかが、ポイントになりそうだ。
2016年09月08日女優の波瑠が主演を務める関西テレビ・フジテレビ系『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(毎週火曜22:00~22:54)が6日、最終回を迎え、関東地区の平均視聴率は7.1%となった。驚異的な記憶力があり、犯罪者の心理に異常なまでの興味を持つ女刑事・比奈子の活躍を描く同作。初回は9.6%でスタートしたが、その後も1ケタ台で推移し、リオ五輪中継が裏に重なったときには6%台まで落ち込んでいたが、6日の最終回も裏にサッカーW杯最終予選の中継(テレビ朝日、20.3%)があり、影響を受けたとみられる。なお、同時間帯に放送されている、武井咲・滝沢秀明のTBS系『せいせいするほど、愛してる』第7話は、6日の放送で7.4%。次の10月クールは、フジ系ドラマ枠が21時台に繰り上がるため、火10ドラマ最後の対決は、接戦で幕を下ろすことになりそうだ。ちなみに、『ON』を制作する関西テレビの地元・関西地区での最終回視聴率は10.1%と、2ケタに乗せた。視聴率の数字はビデオリサーチ調べ。
2016年09月07日日本テレビは1日、10月期の改編発表会を開催。好調な視聴率を背景に今回も小幅の改編となり、プライム帯でのバラエティ新番組は、9月7日スタートの『1周回って知らない話』(毎週水曜19:00~19:56)のみとなる。『1周回って知らない話』は、10月を待たずにスタート。東野幸治のMCで、テレビで当たり前になりすぎて今や誰も聞かない話を、本人に直接聞くという内容で、土日の午後帯で視聴率8.4%、10.3%を記録。その後、ゴールデンタイムでも12.4%、12.9%、10.1%(裏番組のテレ朝『あいつ今何してる?』に勝利)と安定した数字をあげており、満を持してのレギュラー化となる。連続ドラマ3枠は、「企画強化」「話題性のあるキャスティング」「多面的コンテンツ展開」をテーマに編成。水曜22時が石原さとみ主演『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』、土曜21時が唐沢寿明&窪田正孝のHulu共同制作『ラストコップ』、日曜22時30分が沢村一樹主演『レンタル救世主』となる。なお、『校閲ガール』の小田玲奈プロデューサーは、現在同枠で放送中の『家売るオンナ』から、2クール連続という異例の担当だ。読売テレビ制作の木曜23時59分枠ドラマは、船越英一郎主演の『黒い十人の女』。同局制作の土曜夕方アニメ枠では『タイムボカン24』(毎週土曜17:30~18:00)がスタートする。今回の改編率は、全日が3.9%(今年春改編は5.8%)、ゴールデン12.3%(同9.8%)、プライム9.2%(同13.1%)。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。
2016年09月01日17日に行われた、リオオリンピック「バドミントン準々決勝・女子シングルス」は、奥原希望選手と山口茜選手の日本人対決で注目を集め、視聴率は(8:15~9:05)に15.4%、(9:08~9:36)に13.7%となった。また、銅メダルに輝いた「卓球女子団体表彰式」(9:36~10:00)は10.9%を記録。金メダルラッシュとなった「レスリング予備戦~準々決勝・女子フリースタイル69kg級/女子フリースタイル58kg級/1回戦~準々決勝・女子フリースタイル48kg級」(22:00~25:00、テレビ朝日)は、深夜帯でも11.8%を記録した。視聴率の数字はビデオリサーチ調べ・関東地区。表記のない番組はNHK総合での放送。
2016年08月18日リオデジャネイロオリンピックで銅メダルに輝いた、16日の「卓球女子団体3位決定戦」中継は、23時29分に瞬間最高視聴率22.3%を記録した。第1試合で、福原愛選手が第4ゲームを取って2-2とした場面だった。時間帯別の視聴率は、(22:45~24:00)17.7%、(24:05~25:00)17.6%、(25:05~25:50)15.9%と、深夜帯ながら高視聴率となった。また、高橋礼華&松友美佐紀ペアが決勝進出を決めた、同日(20:25~21:00)の「バドミントン準決勝・女子ダブルス」は14.7%。瞬間最高は、高橋・松友ペアが第1ゲームを取った後のインターバル中の20時59分に、24.8%を記録した。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。放送はいずれもNHK総合。
2016年08月17日