中村倫也が超グルメな私立探偵を演じる「美食探偵 明智五郎」。5月24日(日)の放送回は「特別編」として地上波未放送のオリジナルストーリーを主人公・明智五郎のナビゲートでお届けする。「海月姫」「東京タラレバ娘」「偽装不倫」など多くの作品がドラマ、映画化されてきた東村アキコの初サスペンス漫画を映像化した本作。一流デパートの御曹司で美食家、類まれなグルメの見識を使い殺人事件を解決しながら、自らが生み出した殺人鬼“マグダラのマリア”と対決する探偵・明智五郎に中村さん。明智がランチに利用している移動弁当屋「いちご・デリ」の店主で、無理やり助手として事件解決に加わるはめになった小林苺に小芝風花。平凡な専業主婦だったが明智に夫の浮気調査を依頼したことをきっかけに、本当の自分に目覚め殺人鬼へと変貌していく“マグダラのマリア”に小池栄子。いつも明智に捜査を邪魔され疎ましく思っているが、愛娘にかける想いは強く“良きパパ”でもある捜査一課の刑事・上遠野透に北村有起哉。上遠野の部下だが、明智に崇拝に近い尊敬の念を抱き、捜査情報などを伝えてしまう高橋達臣に佐藤寛太。苺の友人で実家は超お金持ち、いつの間にか助手“二号”となっていた桃子に富田望生。マリアに取り込まれ“ファミリー”となった青森のリンゴ農家の娘・林檎に志田未来、同じくファミリーのフレンチ店オーナーシェフ・伊藤に武田真治といったキャスト。今夜の特別編第1弾は、明智が“美食家”になったきっかけとなった少年時代や、“マリアファミリー”林檎の哀しい生い立ちに迫るエピソードが描かれた地上波未放送のエピソードをお届け。「美食探偵 明智五郎 特別編」は5月24日(日)22時30分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2020年05月24日東村アキコの原作を中村倫也主演でドラマ化した「美食探偵 明智五郎」の6話が5月17日放送。苺の男装に、明智とマリアとの衝撃キスシーン。そして新型コロナウイルスの影響で行われた“特殊な撮影”によるラストに多くの視聴者が反応を寄せている。本作は代々続く一流デパート・扇屋百貨店の御曹司として育ったことで、優れた味覚を持つようになり、今は私立探偵となった明智五郎を中村さんが演じ、明智が自ら生み出してしまった殺人鬼と対決しながら惹かれあっていく“恋する毒殺サスペンス”。明智が生み出してしまった連続殺人鬼“マグダラのマリア”に小池栄子。移動弁当屋「いちご・デリ」の店主にして明智の助手でもある小林苺に小芝風花。食べることが大好きな苺の友人にして助手“2号”の桃子に富田望生。捜査一課の刑事・上遠野透に北村有起哉、明智が大好きな刑事・高橋達臣に佐藤寛太。明智の弟・六郎に草川拓弥。“マリアファミリー”の林檎に志田未来、伊藤に武田真治といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。6話では明智が母・すずえ(財前直見)の強引な薦めにより、弟の六郎も含めお見合いをすることに。苺の車で現地についてみると弟が遅刻。苺を男装させられ六郎としてお見合いに参加するはめに。なんと会場となった料亭には上遠野に高橋、桃子がいて、さらに不審な動きをする林檎と伊藤の姿も。実はお見合い相手を紹介した百貨店の役員・伊達(小市慢太郎)が明智の殺害計画を立てていたのだが、その計画自体がマリアによって乗っ取られていた…というストーリー。前半で登場した苺の男装姿に「男装の1号、悪くない」「予想以上のハイクオリティー」といった声が上がったほか、“本物”六郎を演じる草川さんにも「可愛かった」の声が続出。その後、伊達は明智を拉致、閉じ込めた小屋に火を放つ。それに気づいた苺は助けようとするも恐怖で足がすくんで動けない。そこにマリアが現れ「愛する人のためなら迷わず命を捧げる」と炎の中に。そして明智と口づけを交わす…「キスシーンドキドキしたわ」「苺目線で切なくもなったけど美しかったな」「すごく綺麗でお洒落で情熱的」など、炎の中のキスに多くの視聴者が目を奪われた模様。そしてラスト、昨今の状況を踏まえ朗読劇のようなスタイルで撮影された、苺が明智に自分の思いをぶつけるシーンには「いつか完全版で観たい」という声がある一方「このお芝居観てた時、息を飲むってこういうことを言うんだと思った」「物語の世界観そのままのお2人の演技に圧巻されました」「芸術作品みたいだった」など賞賛の声が相次いで寄せられている。(笠緒)
2020年05月18日真っ暗なステージにスポットライトが当たると、ギターを抱えた歌手・野口五郎(64)の姿が浮かび上がった。野口が特別な思いを寄せる場所、Bunkamuraオーチャードホールで2月22日、『Goro Noguchi 50TH ANNIVERSARY CONCERT TOUR 2020 I can sing here~今ここで歌える奇跡~』が開かれた。今年は、デビュー50年目に突入する大きな節目の年でもある。野口は、10代の頃から共に走ってきた“戦友”、『新御三家』について語ってくれた。「3人は仲間だったけど、いいライバルでしたね」その仲間とは、郷ひろみであり、西城秀樹さんだ。『新御三家』と呼ばれ、3人でスターダムに上りつめた。中でも、西城さんとは家族ぐるみの付き合いになった。妻同士、子ども同士も仲がよく、西城さんの子どもたちからは「五郎パパ」と呼ばれている。「当時は近所に住んでいて、ふらっと秀樹が遊びに来たり、僕が行ったり。何でも話し合える仲。彼は何でも話してくれました」15年、西城さんは還暦コンサートを開催。11年に脳梗塞を再発し、右半身マヒと言語障害の後遺症で苦しんだが、リハビリを重ね、復活した祝いのステージでもあった。『Happy Birthday』を観客全員が歌うなか、舞台袖からケーキを乗せたワゴンを押して出てきたのは、サプライズ・ゲストの野口だ。西城さんは心底、驚いて、「なんだよ」と、照れた。握手をした野口は思わず言った。「恥ずかしいけど、いままでやったことないけど、やっていい?……抱いていいか?」一瞬、戸惑ったが、西城さんも笑みを浮かべた。ファンが歓声をあげるなか、抱き合った、そのときの感触を思い出したのか、野口の目に涙が光る。「何であんなこと言ったのか。抱いた感触は……。つらいから思い出したくないけれど。彼がどんな思いであのステージに立っていたのか、僕は自分の体で感じていました。そこまでして、このステージに立ちたかったのか、と。あいつの男として、アーティストとして、父親としての生きざま、すべてを感じ取った一瞬でした」ふたりの交流は、西城さんが亡くなる直前まで続いた。「おーい。体調はどう?」「寒いときはちょっとね」そんな短いやりとりの電話がしばらく続いた。訃報は突然、やってきた。2年前の5月16日だった。すぐには現実を受け止め切れない。しばらく心にぽっかり穴があいた感覚だった。葬儀後初めての仕事で西城さんの故郷の広島へ行った。瀬戸内に臨むホテルから見上げた空が雲ひとつない青空だった。「ふと、秀樹の『ブルースカイブルー』を思い出した。それをきっかけに、そういえば、あいつ、うちで歌っている曲があったよなぁって思い出して」探してみると、段ボール箱に、西城さんが歌ったオープンリールの古いテープ音源が残っていた。野口のスタジオで録った西城さんの歌声だ。その未発表音源に、自分の歌を加えて録音した“時を超えたデュエット”を、テレビ番組で発表。さらに、野口が特許を持つ「テイクアウトライブ」というスマホアプリで「HIDEKI&GORO」として配信した『LOVE SONGを永遠に』は、野口と西城さんの子どもたちからも、一緒に歌いたいと声が上がり、みんなで歌った。「秀樹の若い声を聞くと、泣けてくるから、僕は少し鼻声になっちゃった。顔は映さなかったけれど、子どもたちの後ろ姿が未来を象徴していてね。この姿を見たら、秀樹もきっと喜ぶかなって……」冒頭のコンサートのMCで野口は、思い出話でこの50年を振り返った。「あるとき、雑誌から新御三家の鼎談(ていだん)企画がきて。こういうとき、僕も秀樹も『ひろみがOKなら受けます』と答える(笑)。でも、このときは、ひろみがOKしたんです。秀樹から電話がきて『どうしようか』と話したくらい(笑)」西城秀樹さん、郷ひろみ(64)と3人で『新御三家』と呼ばれた時代のエピソードは、同世代のファンにとって宝物だ。2年前、63歳で逝去した「秀樹」の名前を聞き、涙するファンの姿もあった――。「女性自身」2020年5月12・19日合併号 掲載
2020年05月09日真っ暗なステージにスポットライトが当たると、ギターを抱えた歌手・野口五郎(64)の姿が浮かび上がった。野口が特別な思いを寄せる場所、Bunkamuraオーチャードホールで2月22日、『Goro Noguchi 50TH ANNIVERSARY CONCERT TOUR 2020 I can sing here~今ここで歌える奇跡~』が開かれた。今年は、デビュー50年目に突入する大きな節目の年でもある。会場が揺れるほどの「ゴロー」コールを巻き起こしたかと思うと、しっとり聴かせる。その緩急織りまぜた演出に圧倒された。そんな、ファンを魅了し続ける彼が、知られざる苦悩を語ってくれた――。野口のブレイクのきっかけはデビューの3カ月後。演歌からポップスに転向した野口の2枚目のシングル『青いリンゴ』がスマッシュヒットを飛ばす。売れることは夢だったが、想像を超えたアイドルブームに、別の葛藤も芽生えていた。緞帳が上がった途端、観客が一斉にステージに駆け上がろうとしたため、すぐさま緞帳が下りて、歌えないまま終わったことも。公演中は何百、何千人もの歓喜の声に包まれ、ホテルへ戻ると一転、誰の声もない孤独な空間だ。「歌を聴いてほしいのに、聴いてもらえない。アイドルの自分に違和感があった。どうしたら大人のプロ歌手に成長できるんだろうと、いつも考えていました」人気におごることなく、歌手としての成長をひたすら目指した野口。海外レコーディング、コンサート録音、ディナーショーなど他より先駆けて取り組んできたのが野口だ。20代後半からは、ミュージカルも。野口五郎は常に挑戦してきた。しかし、ハードスケジュールと突き詰めすぎる性格がたたったか、『レ・ミゼラブル』の初演で突然、パニック症候群に襲われた。その後も何度も再発を繰り返す。「でも、35~36歳くらいで病気のコントロール法を習得したんです。あるとき、芝居中、自らパニック症状を起こしてみた。観客には芝居に見えるけど、実はリアル。医師に安定剤の注射を打ってもらいながら、繰り返しやっているうちに、病気との距離感がわかるようになった」パニック症状に苦しみながらも、音楽活動を一度も休まなかった。「かなりの音楽オタクですよね」そんな野口に、別の世界を開いてくれたのが、タレントの三井ゆりだ。コンサートを見に来てくれた歌手仲間と一緒に、彼女が来ていた。それが初対面。その後、共通の知人に呼ばれて少し、話した。「そしたら雑誌か新聞に“交際”って出た。参ったなぁと思っていたら、彼女から電話がきて。『ご迷惑をおかけして』って」それがきっかけで、本当の交際が始まった。縁は異なものだ。野口は01年2月に結婚。父親になると、野口の“音楽オタク”生活は一変する。「初めてプライベートでデパートに行きました。デパートなんて売れない時代に営業に行ったくらい。買い物するのは初めてで、前日、下見に行って、駐車場から売場までの行き方を調査した(苦笑)。僕が世間のことをあまりにも知らないっていうことが恥ずかしくて」ディズニーランドへ行ったときは、まだ小さかった子どもから「お父さん、子どもよりはしゃいでる」と、言われてしまった。結婚して19年たつが、いまも仲よし夫婦だ。「(妻は)スポンジみたい。音楽オタクの僕が、変なことをしても、わがままを言っても吸収してくれる。だから、けんかにならない。芸能活動からも少し離れて、家族のために頑張ってくれています」家族の温かさを感じながら活躍を続ける野口だが、実は18年、食道がんが見つかって手術を受けている。支えたのは、やはり家族だった。「奥さんは強いですね。僕には動揺する姿も見せず、『大丈夫だから』と安心感を与えてくれました。それでもなかなか寝られない。そんな夜、子供2人に病気を告白したんです。2人を両脇に抱えて、ギュッと強く抱きしめて」その時、ある種の“覚悟”ができた。そう語った野口は、それ以来、ステージに立つたびに『これが最後だ』という気持ちで歌うようになった。強い気持ちのこもった曲は、変わらぬ少年のような歌声とともに、私たちを魅了し続ける――。「女性自身」2020年5月12・19日合併号 掲載
2020年05月09日真っ暗なステージにスポットライトが当たると、ギターを抱えた歌手・野口五郎(64)の姿が浮かび上がった。野口が特別な思いを寄せる場所、Bunkamuraオーチャードホールで2月22日、『Goro Noguchi 50TH ANNIVERSARY CONCERT TOUR 2020 I can sing here~今ここで歌える奇跡~』が開かれた。今年は、デビュー50年目に突入する大きな節目の年でもある。会場が揺れるほどの「ゴロー」コールを巻き起こしたかと思うと、しっとり聴かせる。その緩急織りまぜた演出に圧倒された――。そんな、ファンを魅了し続ける彼の、大ブレイクに至るまでの道を語ってもらった。野口五郎(本名・佐藤靖)は、56年、岐阜県美濃市で生まれた。「父方の祖父が人形浄瑠璃の語りをやっていて、親父も歌手を目指して頑張っていたんです」ところが、太平洋戦争で召集され、歌手の夢は断たれてしまう。「母も歌手志望で、ポリドールレコードからデビューする話もあったんです。でも、家族に大反対されて断念。戦後、ボランティアの青空楽団の専属歌手をしていて、父と知り合った。だから、家族全員、歌が好き。家族みんなでよく、しりとり歌合戦をしましたね。いちばん古い僕の記憶は3歳。町内ののど自慢大会に出たんです」小学生になると頻繁に全国のど自慢大会に参加するようになった両親は全力でバックアップ。息子に自らの夢を重ねていた。小6から、のど自慢の審査員をしていた米山正夫氏に師事。月1回、東京に通ってレッスンを受け、米山氏作詞作曲の『友情の花束』でデビューすることが決まった。中学2年の5月。いよいよ上京。「米山先生に上京のご挨拶に行き、声を出したら、なぜか声が出なかった。先生に『少し休みましょう』と言われて、デビューの話もなくなったと思っちゃったんです」一緒に上京した母とともに4畳半の部屋を借り、母は、印刷工場の作業を手伝うかたわら、夜は洋裁の内職にも励んで、支えてくれた。慣れない土地で、朝から晩まで働きづめの母に申し訳なくて、弱音も吐けない。月に1度、仕送りを持って上京する父には何度、「俺、ダメだから」と、言おうとしたかわからない。「頑張れよ」と言って、帰っていく父を追い、わざと見つかるように地下鉄の駅までついていった。「見つかったら、『親父、もう帰るよ』って言おうと決めていたのに、親父は振り向いてもくれなくて。あとで聞くと、実は気づいていたみたい。振り返って抱きしめたかったけど、心を鬼にして気づかないふりをしていた。そんなことも当時の僕にはわからなくて」頑張るほかに道はない。新聞でオーディションの告知を知り、スクールメイツにも入った。友人のバンドに入って、赤坂のライブハウスで歌ったりもした。歌への情熱だけはなくさなかった。上京から2年、15歳で演歌でのデビューが決まった。デビューしても、歌番組の仕事ではなく、九州など地方での営業ばかり。レコード店を回り、みかん箱に乗って拡声器で歌ってレコードを1枚1枚手売りする。夜は、年齢をごまかしてストリップ劇場やキャバレーで歌った。「お客さんは踊り子さんやホステスさんが目的だから、僕は邪魔。指で弾いた火がついたままのたばこがビーンッて飛んでくる。それを素早くよけるのが、ずいぶんうまくなりました(笑)」「坊主、レコード買ってやるよ」と呼ばれて行くと、いきなり酒を頭からかけられる、というような日々が続く。しかし、チャンスは突然やってきた。転機はデビューの3カ月後。演歌からポップスに転向した野口の2枚目のシングル『青いリンゴ』がスマッシュヒットを飛ばす。スターダムに上りつめるきっかけだった。「正直、思い出したくない過去もある。それでも50年、歌い続けている。これは奇跡。ファンや仲間の支えがあって、ずっと『この思いを届けたい』という信念があったから、できたんじゃないかな」少しホッとしたような表情で語った野口。50年目の今も、彼の声のキーは、デビュー当時から全く変わらない。今も、そしてこれからも、美しく伸びやかな高音を響かせ続ける――。「女性自身」2020年5月12・19日合併号 掲載
2020年05月09日東村アキコの原作をドラマ化、中村倫也が美食家の私立探偵を演じる「美食探偵 明智五郎」の第4話が5月3日にオンエア。高校時代の明智のブレザー姿に視聴者から「似合いすぎ!」と歓喜の声が上がっている。代々続く一流デパート・扇屋百貨店の御曹司だが、その育ちゆえの味覚を生かして美食家私立探偵となった明智五郎を中村さんが演じる本作。明智に浮気調査を依頼したことがきっかけとなって、地味な主婦から殺人に目覚め連続殺人鬼へと変貌する“マグダラのマリア”に小池栄子。明智がランチに利用する移動弁当屋「いちご・デリ」の店主で、いつの間にか明智の助手役を務めることになる小林苺に小芝風花。捜査一課の刑事、上遠野透に北村有起哉。上遠野の部下・高橋達臣に佐藤寛太。苺の友人・桃子に富田望生といった面々が出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。4話では姑から送られてくる手料理にストレスを感じる主婦・みどり(仲里依紗)が、マリアに背中を押され無理解な夫・和宏(落合モトキ)を殺害。和宏は明智の同級生で、和宏が同窓会を無断欠席したことを心配した明智が自宅へ向かうと、和宏に代わり、届けられた“お袋の味詰め合わせ”を預かる。その頃、和宏の死体はマリアに派遣されたシェフ・伊藤(武田真治)とみどりに解体されていた…というストーリーが展開。小中高一貫の男子校で学生時代を送った明智に対し、新潟から上京した和宏は学食が口に合わず母から料理を送ってもらい弁当にして食べていた。明智はそれを分けてもらい“おふくろの味”を知る…回想シーンで登場したブレザー姿の中村さんに「学生時代も本人出演てwww」「倫也さんブレザー似合いすぎ!笑」「こんな同級生いたら自分が男でも好きになる自信ある」などの声が。みどりが殺害した夫を伊藤とともに解体して冷蔵庫に保管。小分けに“処分”していくという展開に「今日の美食探偵なかなかエグい」「今日のはちょっと怖いぞぉ~」などの反応もSNS上に上がっている。(笠緒)
2020年05月03日中村倫也主演、御曹司にして美食家の探偵が、連続殺人鬼に変貌した美女と惹かれあっていく…「美食探偵 明智五郎」の3話が4月26日放送。今回は中村さん演じる明智の“変装”と、その食事シーンに目を奪われる視聴者が続出した模様だ。一流デパートの御曹司で幼いころから美食に慣れ親しんできたゆえ、食に対し尋常ならざるこだわりを見せる私立探偵の明智五郎。本作は中村さん演じる明智が、彼との出会いをきっかけにして連続殺人鬼に変貌した“マグダラのマリア”を追いながら、惹かれあっていく危険な関係になるという美食サスペンス。小池栄子が明智に浮気調査を依頼したことで、平凡な専業主婦から殺人鬼に目覚める“マグダラのマリア”に。小芝風花が移動弁当屋「いちご・デリ」の店主で明智の助手役を務めることになる小林苺に。さらに北村有起哉が捜査一課の刑事・上遠野透に。佐藤寛太が上遠野の部下・高橋達臣に。富田望生が苺の友人・桃子にそれぞれ扮する。またフレンチ店のオーナーシェフ・伊藤役で武田真治がゲスト出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。向かいに立ち食いフレンチがオープンし売り上げが落ちていたフレンチレストラン「メゾン・ヴェリテ」で客がパンを喉に詰まらせ窒息死。明智は店の厨房にモナリザの絵葉書が飾ってあったと知って、マリアが絡んだ事件であると確信。死んだのがグルメサイト「食べリポ」で店を批判していたレビュアーだと突き止める。翌日、グルメサイトのあるレビューに目を留めた明智は、苺を連れて「メゾン・ヴェリテ」を訪ねる。極上の料理を堪能したあと、シェフを呼び出した明智は厨房にあるマリアのポストカードについて尋ね、「誰かにこの料理を否定されたら?」と続ける。するとオーナーシェフの伊藤は強い口調で「殺します」と答え…というのが今回の物語。今回はいつものスーツ姿からチェンジ、白のタートルネック姿のグルメライターとなって聞き取り調査、苺に代わっていちご柄の三角巾とエプロン姿で「いちご・デリ」の売り子になるなど、明智の変装に多くの視聴者が注目。「変装ビジュアルが甘々で美しすぎ」「気負いない変化感が良い」「いちごイチゴエプロン姿も、かわいー」などの声がSNS上に飛び交う。また「明智さんが食べ物を口に運ぶところがだいすき」「中村倫也がもぐもぐしてるとこが見たくて美食探偵見てる」など、明智の食事シーンに注目する視聴者の声も多数投稿されている。(笠緒)
2020年04月27日中村倫也が美食家にして名探偵を演じ、自らがきっかけで殺人鬼へと変貌した主婦と対決する異色のラブ・サスペンス「美食探偵 明智五郎」の2話が4月19日放送。富田望生演じる桃子の豪快な“食べっぷり”とファッションに注目した視聴者が続出している。本作で中村さんが演じるのは、一流デパートの御曹司でありながら私立探偵でもある明智五郎。本作は明智が浮気調査をしたことがきっかけで、平凡な専業主婦から殺人鬼に目覚めた“マグダラのマリア”と対決していく…というもの。その“マグダラのマリア”を小池栄子が演じるほか、明智がこよなく愛する移動弁当屋「いちご・デリ」の店主で、気が付けば明智の助手になっている小林苺に小芝風花。明智にライバル意識を燃やすちょっと残念な警視庁のベテラン警部・上遠野に北村有起哉。捜査内容を明智にペラペラしゃべってしまう、上遠野警部の部下で新米エリート刑事の高橋達臣に佐藤寛太。不動産社長の一人娘で超お金持ち、食べることが何より好きな苺の幼なじみにして親友の桃子に富田さんといった面々がレギュラー出演。前回と今回の2話にわたり、青森のリンゴ農家の娘役で志田未来も出演している。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ホテルでのカップル毒殺事件の犯人を追う明智と苺。被害者の胃からルームサービスでとっていた朝食には使われていないはずの“リンゴ”が検出され、明智は犯人がリンゴジャムに毒物を混ぜて提供したのでは?と推理する。上遠野は、毒殺された男に二股をかけられた恨みを持つ茜に疑いの目を向ける。事件の影にマリアの存在を感じる明智は、茜の実家が青森のリンゴ農園だと知ると一路青森へ向かう…というのが2話のストーリー。おでん屋でお酒を飲んでしまい運転できない苺に代わり、青森への運転手を務めるのが桃子。青森名物“のっけ丼”を豪快に頬張りながら苺と話すシーンでは、なんとセリフに“字幕”が。「日本語なのに字幕w」「桃子食べんの早っ!あれほんまに早食いしたんかな」など、桃子の豪快な食べっぷりにコメントが続々。富田さんにも「富田望生ちゃん(笑)最高(笑)もう本当最高(笑)」「若き名バイプレイヤーって言われてんのめっちゃカッコイイ」とその演技力に賞賛の声多数。また「美食探偵の富田ちゃん着てる服って渡辺直美さんのプロデュースの?」「桃子(富田望生ちゃん)の衣装、今後も全部PUNYUSなんかな。楽しみ」とそのファッションにも注目する声が上がっている。(笠緒)
2020年04月19日中村倫也が食にこだわる“美食探偵”に扮し主演する「美食探偵 明智五郎」が4月12日放送開始。中村さん演じる明智と小池栄子演じる“マグダラのマリア”の禁断キスシーンに魅了される視聴者と、宇多田ヒカルの主題歌に感激の声が殺到している。「海月姫」「東京タラレバ娘」「偽装不倫」などの東村アキコによる初サスペンス漫画をドラマ化する本作。類まれなグルメの知識を使い、殺人事件を解決しながら殺人鬼へと変貌する主婦と対決する探偵・明智五郎に中村さん。明智がこよなく愛する移動弁当屋「いちご・デリ」の店主ながら、明智に助手として駆り出されてしまい、結果相棒となっていく小林苺に小芝風花。平凡な専業主婦だったが明智に夫の浮気調査を依頼したことをきっかけに、本当の自分に目覚め殺人鬼へと変貌していく“マグダラのマリア”に小池さん。また明智に捜査を邪魔され疎ましく思っている捜査一課の刑事・上遠野透に北村有起哉。上遠野の部下で明智に憧れ、捜査情報などを伝えてしまう高橋達臣に佐藤寛太。実家が超お金持ちな苺の友人・桃子に富田望生といったキャストがレギュラー出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話では小池演じる主婦の依頼で浮気調査を行った明智が、その報告の際に主婦の寂しげな笑顔に魅了され「これからは本当のあなたをもっと自由に解き放つべきだ」と言葉をかけたことから、主婦が殺人に目覚め、自殺しようとする主婦を止めようと“最後の晩餐”に誘うのだが、そこで逆に睡眠薬を盛られ、主婦は「ありがとう、私の謎を解いてくれて」と意識が薄れゆく明智に禁断の口づけをする…というストーリーが展開。中村さん演じる明智と、小池さん演じる殺人鬼に覚醒した“マグダラのマリア”のキスシーンに「中村倫也と小池栄子のキスシーンとか美×美で美しすぎ」「美しいキスシーンは一瞬なのに脳裏に焼きついて終始妖艶」「キスシーンがもうなんか画面から色気がダダ漏れてた」と魅了される視聴者が続出中。またオンエアで流れた宇多田さんが歌う主題歌「Time」にも「最初の音からもう既に好みだったから最高」「宇多田ヒカルさんの歌とストーリーがマッチして心に染みました」「色気の中に切なさがある曲」など絶賛の声が送られている。(笠緒)
2020年04月13日中村倫也が私立探偵・明智五郎に扮し、殺人事件を解決しながら殺人鬼へと変貌する主婦と対決する新日曜ドラマ「美食探偵 明智五郎」。この度、財前直見、モロ師岡の出演が決定した。もうすぐ最終回を迎える連続テレビ小説「スカーレット」では、主人公の幼なじみ・信作(林遣都)の明るい母を演じている財前さん。今回本作で演じるのは、超グルメな探偵・明智の超味オンチな母・寿々栄。代々続く一流デパート・扇屋百貨店に嫁入り、現在は副社長として経営手腕を発揮。明智がこの世で唯一頭の上がらない存在でもある。「子供のことを愛しているのだけれど、何処か不器用で面白いキャラクター」と演じる役の印象を明かした財前さんは、「息子の五郎役の中村倫也さんは、原作にぴったりの麗しさと優雅さを持っていて、食材の魅力を引き出すシェフのように、周りの役者さん達のキャラクターを上手く引き出しています。苺役の小芝風花ちゃんとのコンビも、兄妹のように仲が良くて微笑ましいです」と撮影の様子を語る。そして「母としては、扇屋百貨店の跡継ぎとなる五郎が、どんな人と恋に落ちるのかが気になる所ではありますが、素材の味を引き立てるスパイスのような存在になれるように楽しみながら頑張りたいと思います」と意気込んでみせた。なお、寿々栄は第2話より出演する予定となっている。また、モロさんが明智家を守る執事の小松崎役に決定。寿々栄の夫で五郎の父・大五郎役は、評論家・宮崎哲弥が写真のみで出演する。新日曜ドラマ「美食探偵 明智五郎」は4月12日放送スタート(レギュラー放送枠毎週日曜日22時30分~)。(cinemacafe.net)
2020年03月27日6月2~30日(8・15・24日は休演)に東京・新橋演舞場で公演される舞台『熱海五郎⼀座 新橋演舞場シリーズ第7弾 東京喜劇「Jazzy(じゃじぃ)なさくらは裏切りのハーモニー~日米爆笑保障条約~」』の制作発表が17日、都内で行われ、三宅裕司、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之、紅ゆずる、横山由依が出席した。東京喜劇をテーマに、前身の「伊東四朗一座」を立ち上げて以来、多くの観客を集めてきた人気興行の「熱海五郎一座」。新橋演舞場に進出して7年目を迎える今年は、座長の三宅裕司らおなじみのメンバーに、元宝塚歌劇団の紅ゆずるとAKB48の横山由依をゲストに迎え、歌ありダンスありの喜劇作品をおくる。横山は「三宅座長をはじめ皆さんのことは幼い頃からテレビで観ていたので、夢のようですごくうれしかったですね」とオファーを喜んだそうで、「個人的に小学校2年生から6年生まで音楽教室でドラムを習っていました。それが12年越しにお披露目できるのは夢のようですね」と今から公演が待ち遠しい様子だった。同舞台が宝塚歌劇団退団後、初舞台となる紅ゆずるは「宝塚を退団して4カ月が経ちました。本日、実は公の場で初めてスカートを穿いております。大変スースーしておりまして、全然慣れないですね(笑)」としつつも、「今はとても暗い世の中になっていますが、最後に残るのは喜劇。皆さまに現実を忘れていただいて笑ってもらえるような作品に、そして一座の一員となって私も笑いに貪欲になって頑張っていきたいと思います」と意欲を示した。また、座長の三宅裕司は「1番に考えていることは、お年寄りと小学生が一緒に笑える笑いを最初から最後まで羅列して最後に感動を持っていくお芝居を目指しています」と意気込み、「分かりやすい笑いは免疫力をあげます。6月に熱海五郎一座を観ていただいて、皆さんの免疫力をあげていただくと非常に良い状況になっていくと思います。熱海五郎一座が日本を救う、という形で公演に臨みたいと思います」と力を込めた。「このままの状態が続いたら大手もヤバいことになります」と新型コロナウイルスの影響で公演の中止が相次ぐ演劇界を憂うラサール石井は「万全の態勢を整えて開催したいと思います。できるだけ早く収束することを願いますが、できるだけ演劇を続けたいと思っています」と新型コロナウイルスの早期収束を願った。
2020年03月18日中村倫也主演4月スタートの新日曜ドラマ「美食探偵 明智五郎」に小池栄子が出演することが決定。自称・マグダラのマリアを演じる小池さんのビジュアルも到着した。本作は、東村アキコの初サスペンス漫画「美食探偵―明智五郎―」のドラマ化。中村さん演じる探偵・明智五郎が、類まれなグルメの知識を使い、殺人事件を解決しながら殺人鬼へと変貌する主婦と対決する“恋する毒殺サスペンス”。今回小池さんが演じるのは、元は平凡な専業主婦で明智に夫の浮気調査を依頼。その明智との出会いがきっかけで本当の自分に気づかされ、明智の気を惹くように次々に殺人を演出、殺人鬼へと変貌していく役どころだ。「恐ろしい役」と言いつつも、「女性なら皆、共感できる部分もあるのではないでしょうか」と今回の役柄の印象を話した小池さん。「これといった役作りせず、普段の自分が抑えている気持ちを解き放って、演じたいと思っています」と意気込み。特に共感したセリフについては「改めて、そうだよな……と再認識したのは、夫婦にとってセックスと食事ってどちらが大切な営みだと思う? っていう、問いかけのセリフです。日々の食事の裏切りの方が、身体の浮気をされるよりも悔しいというのは、すごく共感できました」と明かす。そして共演する中村さんについては「頼もしいです。なんの心配もいらないですし、とても芝居を愛している、芝居を楽しむ方なので、頼りにしています」と信頼を寄せ、「この作品で、今までお見せしたことのないような小池栄子のお芝居ができればいいなと思っています。是非期待して下さい」と呼びかけた。「美食探偵 明智五郎」は4月期日曜ドラマにて放送スタート(レギュラー放送枠 毎週日曜22時30分~)。(cinemacafe.net)
2020年02月04日熱海五郎一座の新橋演舞場シリーズ第6弾『翔べないスペースマンと危険なシナリオ ~ギャグマゲドン mission~』が東京・新橋演舞場で5月31日に開幕、それに先がけ公開舞台稽古と囲み取材が行われ、取材には出演・構成・演出の三宅裕司、出演者の渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之(東と深沢はWキャスト)、今作ゲストの高島礼子と橋本マナミが出席した。【チケット情報はこちら】新橋演舞場シリーズも6作目となる今作は「作家(新橋演舞場シリーズ1作目から手掛けている吉高寿男)も当て書きをしますからね。役者をわかっていればいるほど面白い台詞をつくることができるんです」(三宅)と、変わらぬメンバーで歴史を重ねてきたからこその仕上がりになっているそう。そんな熱海五郎一座の面々について橋本が「皆さん本当に仲良し。その空気感が舞台上にも出ると思います」と語ると、三宅も「特に今作は全員が出ている場面が多い。みんなが順番にガンガン笑わせるし、失敗したらしたで誰かがフォローして、また笑いに持っていける」とチームワークを明かし、「このメンバーじゃなきゃだめです」と笑顔をみせた。日本航空宇宙開発局・通称JASCA(ジャスカ)を舞台にした今作は、「30日後に大きな隕石が日本にぶつかります」という衝撃の発表から始まる物語。「練りに練り込んだ、『え!?』となるストーリーです。爆笑が続いて、橋本さんのセクシーさがあって、高島さんがいい芝居でグッと締める。泣けますよ!」(三宅)という内容だ。稽古について喜劇初挑戦の高島が「毎日が戦い。刺激的でした」と振り返ると、三宅は「この一座の楽しさが本当にわかるのは本番です」とニヤリ。それぞれが濃厚すぎるほど濃厚なキャラクターを炸裂させながらも、どんでん返しに次ぐどんでん返しの展開をしっかりと芝居でみせていく、メリハリのきいた本作。歌、ダンス、アクションも満載で、フライングなど華やかな演出のなか細かなギャグが次々と投下されるギャップに爆笑が巻き起こっていた。三宅が「令和最初の作品。平成ではやらなかった新しいことをたくさんやります。ですが“爆笑の連続で、最後に感動”は間違いないので、前知識を持たずに、ぜひ観に来てください」と語ったように、何も知らずに観るとより楽しめそうな内容。劇場でまさかの結末を楽しんで!『翔べないスペースマンと危険なシナリオ ~ギャグマゲドン mission~』は、6月26日(水)まで東京・新橋演舞場にて上演中。取材・文:中川實穗
2019年06月05日岡田准一(38)主演で5夜連続放送された「白い巨塔」(テレビ朝日系)が、全5話で2桁の平均視聴率を獲得した。山崎豊子さんが1963年に発表し、累計600万部を売り上げた同名小説が原作。これまで何度も映像化された。がん手術の天才で自尊心と野心むき出しの外科医・財前五郎(岡田)を主人公に、医局制度などの医学界の腐敗を鋭く追及した社会派作品。今回は22日から26日まで放送され第1夜から12.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同じ)、11.8%、12.2%、13.5%と推移。第5夜に最高の15.2%を記録した。「放送は全日午後9時から。ゴールデン・プライム帯のレギュラー番組は放送休止となるので、テレ朝にとっては大きな“博打”となりました。しかし結果は高視聴率。その結果も後押しして、5月第4週の全日(午前6時~深夜0時まで)の平均視聴率が7.7%で1位を獲得。4月第2週から7週連続で全日視聴率トップという開局以来初の快挙を達成しました。本年度の日本テレビからの視聴率三冠奪還に向けて一歩前進したかたちです」(テレビ局関係者)この結果を招いたのは豪華キャストを集結させたことも大きいが、5夜連続放送に踏み切ったことも大きく関係しているようだ。「SNS全盛期の今、ドラマは放送後すぐにネット上で話題になります。今回は市川実日子さん(40)演じた野坂教授の好演ぶりが話題になっていましたが、そのことが視聴者の『見たい!』という意欲を煽ったようです。また第4話の放送前に第3話までのダイジェスト版を放送したのも、効果があったといわれています。翌週の放送になると間延びして、視聴者の“熱”が冷めてが離れてしまいますからね。今後は各局の特番も、“連夜に放送できるか”が高視聴率獲得のカギとなりそうです」(放送担当記者)
2019年05月27日5夜連続ドラマスペシャル「白い巨塔」で共演する岡田准一と沢尻エリカが、東京スカイツリーで行われたトークショー&点灯式に出席。約350人の観客を前に、撮影秘話などを明かした。イベントが行われたのは、放送までついに2日と迫った5月20日。主人公・財前五郎を演じる岡田さんは黒いスーツで、財前の愛人で一番の理解者でもある花森ケイ子を演じる沢尻さんは美しい白いドレスで登場すると、「今日は、あさってから始まる『白い巨塔』のイベントでここに来れて嬉しいです。皆さんと一緒に過ごせるひとときを、お時間が許す限り楽しみましょう」(岡田さん)、「今日は『白い巨塔』カラーのドレスにしてみました。みなさん最後まで楽しんでいってください」(沢尻さん)とそれぞれ挨拶。トークショーが始まると、椅子が用意されていたにも関わらず、「後ろの人にも見えるように」と、立ってトークを展開。そんな2人の心遣いに、集まった観客たちも感激していた様子。トークでは、ドラマ内に登場する2人の濃厚なラブシーンについて展開。岡田さんは「愛人なので、初日から結構濃厚なシーンが多かったんですけど、さすがジリさん、すべて受け止めてくれました」と言うと、沢尻さんも「私の中の岡田さんのイメージはクール。私も人見知りだし緊張していたのですが、岡田さんがうまくリードしてくれました」と照れながら、「こんなところでこんなギャグ言うんだ、と面白さの片鱗を見せてくれた。現場でもずっとリードしてくれたので、オカさんのおかげでアットホームな現場でした」と岡田さんの現場での様子を明かした。また、2人のシーンで印象深いところについては、「全部思い出深いんですけれど」と言いつつ、「第五夜の最後、二人で病院で過ごすシーンが苦しかったですね。二人でむき出しの感情の中で未来を思う、詳しくは言えないんですけど、大事に演じたシーンです」と岡田さん。ケイ子については「財前にとっては、言わなくてもわかってくれて、いろいろなことを気付かせてくれるケイ子のようなタイプがよかったんじゃないですかね。『五郎ちゃん』って言われたり、意見を言われてケンカになったりもするんですけど、そういうのがたまらなかったんじゃないかな」と財前が惹かれていたポイントを説明した。沢尻さんへは、財前と里見のどちらに共感するか?という問いが投げかけられると、「これはもう、わかりきっています。財前です。私は世の男子にひと言言いたいんです!最近、“草食系男子”とか言われていますけど、この財前を見習ってもっとガツガツ生きろと言いたい!」と一喝!「財前を演じる岡田さんは、間近で見させていただいて本当にかっこよかった!理想の男性は財前と言って間違いないです!」と断言した。そして残念ながらこの日は少し霞がかり、午後から雨予報だったものの、この時間まで持ちこたえたのは“晴れ男”岡田さんがいるからではないか、という話題に。岡田さんは「僕、晴れ男なんです(笑)。ロケのときはほとんど晴れで、現場では重宝されるんですけど」というものの、沢尻さんは「ある日ロケで海の見えるレストランに行ったんです。だけどその日もすごく曇ってしまっていて」と明かし、ドイツロケもほぼ雨だったとのこと。そんなトークショーの後は点灯式も行われ、「白い巨塔」にちなみ、2人の手でスカイツリーが真っ白にライトアップ!岡田さんは「遠くからもきっとキレイに見えていると思います」と言い、沢尻さんも「今日はこの後も『キレイだなー』『今日は私が点灯したんだな』と思いながらスカイツリーを見たいと思います」と笑顔で語った。テレビ朝日開局60周年記念 5夜連続ドラマスペシャル 山崎豊子「白い巨塔」は5月22日(水)~26日(日)21時よりテレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2019年05月21日「今までシリアスな役が多かったので、喜劇の舞台は初めて。すごく新鮮です」そう話すのは、三宅裕司率いる「熱海五郎一座」の東京喜劇『翔べないスペースマンと危険なシナリオ~ギャグマゲドンmission~』に出演する高島礼子(54)。オファーを二つ返事で引き受けた。「『熱海五郎一座』は前から憧れの座組。この舞台に出たい方はたくさんいらっしゃると思うので、今回選んでいただいたのは光栄ですし、期待に応えていきたい。三宅さんに思う存分、高島礼子を料理していただきたいです」アドリブや一発ギャグなどの瞬間芸ではなく、練り上げた台本と設定の中で役柄をきちんと演じることで生まれる笑いは、常に劇場を大爆笑の渦で包み込む。出演は座長の三宅裕司をはじめ、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之などお笑いの手だれたち。「皆さんとは同じドラマに出たことはあっても現場で一度も絡んだことがないので、初共演ですね。とにかくおなかが痛くなるくらいお客さまに笑っていただけるよう、一生懸命ついていきます!」人を泣かせるよりも笑わせるほうが難しいといわれるが、以前こんな経験をしたことが。「あるシリアスな舞台に出たとき、初日から、え?なぜ?と思うところで毎回笑いが起きて。最初は戸惑いましたが、笑いが沸くたびにお客さまが楽しんでいる波長を感じ、快感になっていきました。今回もそれが楽しみ。お客さまの反応を感じるライブ感が舞台の命ですから」物語の舞台は30日後に巨大隕石衝突の危機を迎えた日本。今回の役どころは?「天文学者です。じつは今までダメ人間を演じたことはないのですが、今回はダメダメ人間大集合(笑)。狙って笑いをとるのはプレッシャーですが、最終的には高島は喜劇もできるんだなと思われたい。ただ心配なのは私自身がゲラ子なこと。緊張しすぎると笑いが止まらなくなるので舞台でそれだけは気をつけないと」クールなイメージの高島。ダメ人間の部分はあるのだろうか。「……じつは料理が大の苦手で、友人たちにも“ちゃんと食べてる?”って心配されるくらい。去年、フライパン、炊飯器、調味料を買いました。肉を焼く、野菜を炒めるといった、簡単な料理しかまだできないので、今いろいろと勉強中です!」
2019年05月20日5夜連続ドラマスペシャル 山崎豊子「白い巨塔」と人気TVアニメ「クレヨンしんちゃん」がコラボすることが決定。主人公・財前五郎役の岡田准一が、「クレヨンしんちゃん」に初登場することが分かった。今回コラボでは、“白い巨塔”を思わせる大病院、その名も“スゴい巨塔”を舞台にした特別ショートアニメ「スゴい巨塔だゾ」を放送。岡田さん自らが声を担当する財前准教授が、野原しんのすけの部下という設定で登場。野原教授は、財前准教授に“非常に大切な患者”の手術を任せる。この手術を成功させれば、教授になれるという約束を野原教授から取りつけた財前は、懸命に治療にあたろうとするのだが…というストーリーだ。アニメの収録では、アフレコブースに入るやいなや、すぐさま役のコツをつかんだ様子で、監督の求める演出は徐々に高まり、細かな声の出し方など絶妙な指示が飛び出す場面も。本作らしいコミカルなストーリーの収録にもかかわらず、ドラマの世界さながらの心地よい緊張感に包まれた現場だったが、岡田さんの見事な演技でアフレコはあっという間に終了したそう。そんなアフレコ終了後、白衣姿のしんちゃんが登場。すると、「岡田くんみたいな強い男になりたくて、“鍛えているところ”があるんだゾ」と告白、すかさず後ろ向きになり、白衣をまくり上げ「ブリブリ~ブリブリ~」「岡田君は、オラみたいにお尻を鍛えてる?」としんちゃん。これには岡田さんも「毎日、鍛えてるよ!ぶりぶりやってる!」とノリノリで即答し、「ではご一緒に」としんちゃんに誘われ、お尻をブリブリしてみせる一幕も。そんなしんちゃんとの対面をふり返り、「お会いできて感激しました!『白い巨塔』にちなんで白衣を着てもらえたのもうれしかったです」と感想を語った岡田さん。今回のアフレコについては「細かく演出してくださってありがたかったですし、アニメの中にしっかりとキャラクターとして入れ込んでもらえて、ありがたかったですね。自分自身がアニメの中ではこういうふうに描かれるんだなあ、と画面を見ながらアフレコをして、非常に面白かったです」とコメント。ショートアニメについては「本編とは違う、しんちゃんと一緒にいるからこその財前が観られるので、そういったところを楽しみにしてもらえれば」と言い、ドラマについても「原作の、昭和の時代から褪せることのない人間ドラマも色濃く反映されていて、どろどろとした部分もあり、脂ののった男の幸福と絶望が描かれています」とそれぞれアピールしている。5夜連続で放送される「白い巨塔」は、山崎豊子が巨大病院を舞台に描いた社会派小説が原作。現代にも通ずる重厚な問題を扱い、発表から半世紀たったいまでも読み継がれる名作を、テレビ朝日開局60周年を記念して放送。岡田さんのほかにも、松山ケンイチ、沢尻エリカ、寺尾聰、松重豊、満島真之介、椎名桔平、斎藤工、山崎育三郎ら豪華俳優陣が出演する。TVアニメ「クレヨンしんちゃん」は毎週金曜日19時30分~テレビ朝日にて放送中。※「白い巨塔」とのコラボショートアニメ「スゴい巨塔だゾ」は5月17日(金)放送テレビ朝日開局60周年記念 5夜連続ドラマスペシャル 山崎豊子「白い巨塔」は5月22日(水)~26日(日)21時よりテレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2019年05月12日5夜連続で放送されるスペシャルドラマ「白い巨塔」。本作は、節目となる開局60周年記念ドラマにふさわしく、ドイツでロケを敢行。この度、財前五郎役の岡田准一がこのロケについて語るコメントが到着した。教授選を終え、晴れて浪速大学医学部第一外科の教授へと上り詰めた財前。ドイツで行われる国際医療外科学会に招待され、渡独するというシーンが本作には登場する。物語の中でも中盤の重要なポジションを占めるドイツでの撮影。小雪がちらつく極寒の中、岡田さんは現地のキャストとも積極的にコミュニケーションをとり、ドイツ語のセリフについてもコーディネーターに確認をとりながら行われた。合間には和やかに笑い合う場面も見られ、ドイツの撮影プロデューサーは、岡田さんの圧倒的な存在感と演技力を絶賛していたという。ドイツロケに参加した岡田さんは「ドイツにこの作品で撮影に来られたことはうれしかったです。ドイツでのシーンは財前にとっても、教授選を終え、海外に呼ばれて行く、という一番ギラギラしている、いわば全盛期のような時期。ドイツに学会とオペで招待されるのは栄誉なことなので、その背景も踏まえてロケに臨みました」とふり返り、「実は東京でほとんどの撮影を終えてこちらに来たので、ちょっとご褒美のような感じだったんです(笑)」とも。また、今回はドイツ三大名城のひとつ、日本のクルーが撮影を行うのは初となるハイデルベルク城でもロケを敢行。岡田さんも「すごく趣があっていい雰囲気でした」と感想を述べ、「ドイツ語は現地で通訳の方に教えてもらいながら少し練習をしました。ドイツの俳優のみなさんともご一緒しましたが、言葉がわからない中でもお互いにコミュニケーションをとりながらお芝居ができて、とても楽しかったです!」とドイツロケを満喫したようだ。さらに改めて「財前というのは、魅力的な役」と語った岡田さん。「『白い巨塔』という名作に挑もうとする監督・スタッフの気持ちが強いので、戦いがいのある財前という役を味わいつくそうと思って現場に入っていました」とふり返り、また「ドラマのクライマックスとなるシーンを撮影しているとき、現場で監督をはじめスタッフの方々が泣いてくれたんです。財前はイヤな男に見えるように演じてきたのですが、たとえそんな男でも、スタッフが愛情をもって一緒に役柄を作ってくれたことに感激しました」と撮影の裏話も明かしている。テレビ朝日開局60周年記念 5夜連続ドラマスペシャル 山崎豊子「白い巨塔」は5月22日(水)~26日(日)21時よりテレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2019年04月23日熱海五郎一座の新橋演舞場シリーズ第6弾「翔べないスペースマンと危険なシナリオ ~ギャグマゲドン mission~」が5月31日(金)から東京・新橋演舞場で上演される。その製作発表が行われ、構成・演出・出演の三宅裕司と、出演者の渡辺正行、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之、今作のゲストの高島礼子と橋本マナミが登壇した。【チケット情報はこちら】熱海五郎一座とは、「お客様が心からおもしろいと思える東京の喜劇“軽演劇”を上演しよう」「“東京の笑い”を継承しよう」と伊東四朗座長のもと喜劇人たちが集った伊東四朗一座の一員である三宅が、伊東がどうしても参加できないときのために座長を務める一座。毎年公演を行っており、今年は「お芝居で笑わせる」(三宅)作品になるという。「3時間たくさんの笑いが続き、最後に意外な結末と感動に持っていく。今回は一番難しいことをやるんだと自分で思っています」と三宅。それもあり「ゲストはベテラン女優である高島礼子さんと、女優として脂がのった橋本マナミさんなんです」と明かした。台本はできており「(1月に)骨折したおかげで時間ができちゃいまして。台本を直しに直して隙がありません。今までの最高傑作になると思っています!」と太鼓判を押した。内容はタイトルからもわかる通り『アルマゲドン』のパロディとなるそうだが、渡辺は「今回は中身をあまり知らされていなくて、あらすじも余白が多いんですよ。宇宙ものだけに“スペース”が多い…!」と切れ味鋭いひと言。「今回は特に楽しみです」と言う小倉は「三宅さんは“笑いはギャップである”とよく言うのですが、今回のチラシはすごくカッコいい。だからそのぶん、すごくおもしろくなる気がしています」と熱く語った。ゲストの高島は、三宅が座長を務める劇団「SET」出身の岸谷五朗と寺脇康文によるユニット「地球ゴージャス」の公演に出演したときのことを振り返り「(岸谷や寺脇に)三宅さんの武勇伝をずっと聞かされていました。その三宅さんが座長を務める熱海五郎一座の公演に出られるのは、すごく嬉しいこと。なんにでも臨機応変に対応できる演技力を磨けたら」と意気込む。橋本は「このお話をいただいたときは“私でいいのかな!?”と思いながらも舞い上がりました」と喜び「人を笑わせるってすごく難しいことだと思うので、それができる方々を稽古で間近で見られることが楽しみです」と笑顔をみせた。「まじめに演じれば演じるほど面白くなっていく。そういう芝居はこの一座には新しいことかもしれません」と三宅が語る熱海五郎一座の新たな公演は、5月31日(金)から6月26日(水)まで東京・新橋演舞場にて。チケット一般発売は3月17日(日)10時から。取材・文:中川實穗
2019年03月15日岡田准一が財前五郎、松山ケンイチが里見脩二を演じるほか、沢尻エリカ、寺尾聰が出演する5夜連続ドラマスペシャル「白い巨塔」。この度、本作の放送日が5月22日(水)からに決定し、併せて本作に出演する全キャストが発表された。■名優がガッチリ脇を固める!岡田さん演じる財前の義理の父で、圧倒的な財力を誇る産婦人科医・財前又一役には小林薫。学内政治にも精通する浪速大学医学部長・鵜飼裕次役には松重豊。そして、野心むきだしの財前をあまり快くは思っていない浪速大学病理学科教授・大河内恒夫役に岸部一徳が決定。これまで様々な作品に参加、彩を添えてきた小林さん、松重さん、岸部さん。今回、豪快かつ狡猾な人物を演じる小林さんは「彼はある意味とても正直な人だと思います。見る側からしたら、ここまで自分の欲望をあらわにする人は、むしろチャーミングに映るかもしれないですね」と役柄を分析。また「強い欲望をもった人が成功していくだけの物語だときっと面白くない。『白い巨塔』には、強い欲望だけでなく挫折もきちんと描かれているんです」「欲望と挫折、どちらの要素も含まれているのが何度も映像化されるゆえんでしょうね。時代が変わっても楽しめる作品だと思います」と何度も映像化される本作が愛される理由を推察。以前、山崎豊子作品に出演したことがあるという松重さんは、「原作の世界観を現代に置き換えて再生するのは大変ではないかと思ったのですが、台本を読んだ際には、見事に2019年のものに蘇っていると感じました」と言い、「私が演じる鵜飼という人物は、組織の中で上り詰めていくことが最高の目的であり、使命でもある。いつの時代にもこういう権威主義的な人間は組織の中に住みついているだろうと思うので、小気味よく憎まれ役に徹しようと思います(笑)」と意気込んだ。また「一人一人の中にある医者としての良心を形にしたような存在」「どちらかというと里見(松山ケンイチ)に近いタイプ」と自身が演じる大河内というキャラクターについて説明した岸部さんは、「岡田准一さんがこの『白い巨塔』を背負って、いろんな人が演じてきた財前をどんな風にやるんだろうというのも楽しみですね」と完成を期待している。■実力派から注目の若手まで! 2019年版「白い巨塔」を盛り上げるほかにも、浪速大学医学部の面々に満島真之介、八嶋智人、美村里江、市川実日子。財前の妻・杏子役に夏帆、財前の母・黒川キヌ役に市毛良枝。寺尾さん演じる東の妻・政子役に高島礼子。娘・佐枝子役に飯豊まりえ。東都大学医学部第二外科の教授・船尾徹役に椎名桔平。浪速大学に患者としてやってくる繊維問屋の店主・佐々木庸平役に柳葉敏郎、妻・よし江役に岸本加世子、息子・庸一役に向井康二。佐々木家の代理人弁護士・関口徹役を斎藤工。財前の代理人弁護士・国平幸一郎役に山崎育三郎が決定した。■岡田准一「和気あいあいと撮影ができた」今回の豪華キャストたちの発表について主演の岡田さんは、「こんなにも豪華なキャストのみなさんとお仕事をすることができ、とてもうれしく思っています。みなさんと一緒に『白い巨塔』という大作に挑めたことも楽しかったですし、鶴橋監督のもと、和気あいあいと撮影ができたこともいい経験になりました」とコメントを寄せている。テレビ朝日開局60周年記念 5夜連続ドラマスペシャル 山崎豊子「白い巨塔」は5月22日(水)~26日(日)21時よりテレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2019年03月05日岡田准一が財前五郎役を、松山ケンイチが里見脩二役を演じるドラマ「白い巨塔」に、沢尻エリカの出演が決定。 財前の愛人・花森ケイ子を演じることが分かった。ケイ子は、バー「ラディゲ」のホステスで、財前が心を許せる唯一の存在。かつては医者を志し、関西女子医大に入学するものの、医学界の封建制と矛盾だらけの人間関係に辟易とし、大学を中退。豊富な知識と美貌、幅広いネットワークを駆使し、教授選を戦う財前を陰ながらバックアップしていく人物だ。今回そんなケイ子役を演じることとなった沢尻さんは「世の中的には批判される立場にあるかもしれないですが、ある意味、自分に正直に生きている人だと思います」とこの役についてコメント。またケイ子は、財前のことを唯一“五郎ちゃん”と呼ぶ人物であり、撮影も岡田さんとの共演シーンが多かったそうで「今回共演してみて、思っていたよりもとてもチャーミングで面白い方なんだなと再発見しました。シリアスな方なのかな、という印象があったんですけど、ギャグを話されることもあり、『そういうことも言われるんだ!』という驚きも多いです(笑)」と岡田さんの印象を明かしている。テレビ朝日開局60周年記念 5夜連続ドラマスペシャル 山崎豊子「白い巨塔」は2019年、テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年02月13日テレビ朝日の開局60周年記念ドラマ「白い巨塔」が岡田准一(38)主演で今年に放送される。1月29日には財前五郎役を務める岡田のコメントが発表され、ネットでは大きな話題を呼んでいる。同作は山崎豊子さん(享年89)原作による、名作ドラマのリメイク版。財前のライバル医師・里見脩二を松山ケンイチ(33)が、財前の師である東貞蔵を寺尾聰(71)が演じる。各メディアによると岡田は「物語の後半になるにつれて、財前が追い込まれていくので、撮影も苦しくなることが多くなりました」とコメント。「これまでに財前を演じられてきた歴代の方々も苦しまれたんじゃないでしょうか。僕も最後まで悩みつつ、皆さんに喜んでいただけるようなお芝居ができたらと思っています」と語り、「原作と過去の作品をリスペクトしながらも全く別のものを作っている感覚があるので、皆さんにはまた新しい現代の『白い巨塔』を楽しんでもらえると思います」と結んだという。財前五郎は、傲慢で上昇志向が強い役どころだ。Twitterでは、そんな役柄を岡田がどう演じるかに期待の声が上がっている。《財前役が岡田准一……!!!演技に信頼感持ってる俳優さんだからめちゃくちゃ嬉しい……!!!》《岡田くんの白い巨塔も楽しみ 財前五郎の生き様を岡田くんがどう演じるのか》《岡田君とはある意味対極の人間 財前五郎を演じるのは本当に辛く悩みに悩んだんだろうな。それだけにどんな岡田財前を魅せてくれるのか放送が待ち遠しいです》「岡田さんは昨年、映画『散り椿』や『来る』で主演を務め話題を呼びました。先述の2作品とは、キャラクターがまったく異なります。また岡田さんは財前とは違い、謙虚で慕われるタイプ。今回の挑戦的な役柄には、業界でも期待の声が上がっています」(テレビ局関係者)
2019年01月29日主演・財前五郎を「V6」岡田准一が演じる「白い巨塔」に、財前のライバル医師・里見脩二役として松山ケンイチが、財前の師・東貞蔵役を寺尾聰が演じることが分かった。■松山ケンイチ、財前の同期でライバルに!山本學、平田満、江口洋介ら錚々たる面々が演じてきた里見脩二。財前の同期で浪速大学医学部第一内科・准教授である里見は、教授の座を射止めるため野心を燃やす財前とは対極に、出世には関心がなく、患者を診ることと自身の研究だけに心血を注ぐ医師だ。今回この役に挑戦する松山さんは「僕が演じる里見は、医者の良心のようなキャラクター。本作で描かれる大学病院が考えがちな、“医者と患者の上下関係”とは少し抜け出したところから患者を見ている人です」と役柄について説明し、主演の岡田さんについては「里見とは両極端な立場にいる財前を演じる岡田准一さんはとてもパワフルな演技をされる方で、『岡田さんがこう来るなら、僕もこうしよう』というふうに組み立てられていったので、より対比がある2人になっているのではないかと思います」とコメント。また松山さんについて岡田さんは「里見と財前は、医師として互いに認め合ってはいるけれど、全く対極にいる2人。現場でもあえて距離感を詰めないようにしているんですが、そうした中で松山さんは常に里見としてしっかりと現場に立たれていて、安心感があります。こちらがガンガン攻めても、揺るぎなく真っ直ぐな目線で芝居をされる。胸に刺さるお芝居をされる方です」と初共演の確かな手応えを語っている。■寺尾聰、財前の前に大きく立ちはだかる東教授役に財前の師であり、浪速大学医学部第一外科・教授である東貞蔵役を演じるのは、名実ともに日本を代表する俳優のひとりである寺尾さん。定年退官を前に後継者選びを開始する中、「本当に自分の後継者は財前でいいのだろうか」という疑念を抱き始める教授は、来る教授選で財前ではない候補者を立てることも必要なのではないかと考えた。そんな動きを察知した財前は、やがて東との対立を深めていく…。前半部分において、最も財前と対峙することになる東教授。そんな教授役を演じる寺尾さんは「何より、岡田准一くんと松山ケンイチくんという魅力的な2人が、この『白い巨塔』を描いてくれるということが出演の決め手でした」とオファーを受けた理由を明かし、「日本のテレビ・映画界の中心になっているこの2人が、一体どうぶつかり合うのか…、そしてこの2人の間に自分がどういられるのか楽しみでした」とコメントしている。岡田さんはそんな寺尾さんについて「寺尾さんとは、じっくりと対峙しながらお芝居をしている感覚があります。東先生と財前は師と弟子であり、親子のようでもあり…。反発しているけれど、どこか甘えている部分もある、という愛憎の探り合いを感じます。寺尾さんとは芝居を通して、たくさん会話させていただきました」と共演をふり返った。■岡田准一「終盤は戦いの連続」また「物語の後半になるにつれて、財前が追い込まれていくので、撮影も苦しくなることが多くなりました」と撮影中の様子を語る岡田さん。「セリフを覚えたはずなのに、財前が不安だから自分も不安になって、芝居に自信がなくなってくるということもあり、終盤は戦いの連続でした。これまでに財前を演じられてきた歴代の方々も苦しまれたんじゃないでしょうか」と苦労を明かす。そして「原作と過去の作品をリスペクトしながらも全く別のものを作っている感覚があるので、皆さんにはまた新しい現代の『白い巨塔』を楽しんでもらえると思います。期待していただけたらうれしいです」とメッセージを寄せた。テレビ朝日開局60周年記念 5夜連続ドラマスペシャル 山崎豊子「白い巨塔」は2019年、テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年01月29日女優・高畑充希が、来年1月期放送のTBS新ドラマ「メゾン・ド・ポリス」で主演を務めることが決定。共演には西島秀俊、小日向文世、野口五郎ら豪華俳優陣が顔を揃えた。本作は、加藤実秋の小説「メゾン・ド・ポリス」シリーズ(角川文庫刊)のドラマ化。今年1月に発売された「メゾン・ド・ポリス退職刑事のシェアハウス」は、半年も経たずに5度の重版がかかり、その人気から、続編となる「メゾン・ド・ポリス2退職刑事とエリート警視」が10月24日(水)に発売されることも決定している。■高畑充希、初の刑事役に楽しさと不安「五分五分」ドラマは、新人刑事・牧野ひよりが退職警察官だけが住むシェアハウス「メゾン・ド・ポリス」を訪れ、何やらワケありのおじさまたちに振り回されながら事件を解決していく、1話完結のストーリー。主人公ひよりを演じるのは、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」でヒロインを務め、「過保護のカホコ」『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』『DESTINY 鎌倉ものがたり』などに出演、人気漫画を実写化する『ヲタクに恋は難しい』では、主演を務めることが決定するなど、若手を代表する女優のひとりとなった高畑さん。今回が刑事役初挑戦、TBS連続ドラマにレギュラー出演するのは「3年B組金八先生」第8シリーズ以来約10年ぶり、TBSドラマの主演は今回が初となったことについて高畑さんは、「10年ぶりに帰ってこられて嬉しいです!痛快な刑事ドラマが好きで、10代の頃からよく見ていました。今回初めての刑事役ということで、ウキウキ楽しみな気持ちと、あんな難しいたくさんのセリフ覚えられるのかな…と不安な気持ちが五分五分です」と現在の心境を明かしつつ、「先輩方の胸をお借りして、のびのび楽しく撮影出来たらな、と思います」と意気込みを語っている。■西島秀俊とコンビ? シェアハウス住人に豪華キャスト集結高齢ゆえの持病を抱えながらも、元警官として抜群の能力や知識を持つアクの強いおじさまたちが仲良く暮らす、退職警察官専用のシェアハウス「メゾン・ド・ポリス」。物語は、ここに主人公・ひよりが訪ねて来るところから始まる。そんなおじさまを演じる俳優陣もこの度発表!エプロン姿でメゾンの使用人を務めるが、2年前までは警視庁捜査一課の敏腕刑事だった夏目惣一郎役には、高畑さんとは「とと姉ちゃん」で親子役で共演した西島秀俊。ひよりの来訪をきっかけに捜査魂が再燃、事件に介入していくおじさまたちだが、ひとりだけ捜査に乗り気になれない夏目とひよりの2人が渋々コンビを組んで捜査に乗り出すことになる。「真面目で不器用な男」と、今回の役柄を説明する西島さんは、「高畑さんとは以前の作品では親子でしたが、今回はコンビという新しい関係でのお芝居が楽しみです。そして、個性豊かなシェアハウスの同居人を尊敬する大先輩たちが演じると聞き、是非ご一緒させて頂きたいと思いました」とコメント。そして、「第1話の台本は、『さあこれから何かが始まる!』、そんな期待に溢れています。週末の金曜日に、視聴者のみなさんの疲れを吹き飛ばすような楽しいドラマを目指して、スタッフ、キャスト、みんなで頑張ります」と強く意気込んでいる。また、現役警官時代は事務畑一筋で、現在はメゾンの管理人を勤める高平厚彦役に小日向文世。元科学捜査研究所勤務の博士・藤堂雅人役に野口五郎。定年退職と同時に妻から離婚を切り出された元所轄刑事・迫田保役に角野卓造。メゾンの大家・伊達有嗣役に近藤正臣と、存在感たっぷりの超豪華俳優たちが演じる。<第1話あらすじ>所轄内で人が焼かれる動画が投稿サイトにアップされるという事件が発生。捜査本部は5年前に起きた焼殺事件の模倣犯と見て捜査を開始。新人刑事・牧野ひより(高畑充希)は、事件の手がかりを探るべく「デスダンス事件」と呼ばれたその5年前の事件を担当していた元刑事・夏目惣一郎(西島秀俊)から話を聞くため、高級住宅街にある古びた洋館、元警察官のおじさんばかりが共同生活を送るシェアハウスを訪れる。ひよりは夏目に話を聞きにきたのだが、当の夏目は口を割ろうとせず、藤堂雅人(野口五郎)や迫田保(角野卓造)のペースでことが進んでいく。いまや一般人のおじさんたちが捜査に介入しようとすることにひよりは慌てるが、「上には私が一声かけておきましょう」という伊達有嗣(近藤正臣)の謎の一言で話は進んでいってしまう。こうしてひよりとおじさんたちの不思議な捜査会議がスタート。老眼、腰痛、高血圧だが捜査の腕は超一流のくせ者おじさんたちと共に、ひよりは事件を追っていくことになるのだが――。金曜ドラマ「メゾン・ド・ポリス」は2019年1月より毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年10月20日テレビ朝日が開局60周年を記念し、10月16日に第1子誕生を発表した「V6」岡田准一を主演に迎え、2019年、山崎豊子の不朽の名作「白い巨塔」を5夜連続でスペシャルドラマ化することが分かった。原作は、来年、刊行から50年という節目の年を迎える国民的作家・山崎豊子の一大ベストセラー長編小説。大阪の大学病院を舞台に医療ドラマの枠を超えて人間の本性に迫った同作は、山崎作品の中でも“傑作”と呼び声高く、発行部数はシリーズ累計600万部を突破。これまで何度も映像化されてきたが、2019年に開局60周年を迎えるテレビ朝日が超大型ドラマスペシャルとして制作する。■主人公・財前五郎を演じるのは岡田准一!初めての医師役に今作で主演を務める岡田さんは、「V6」としての活動の傍ら、数々の映画・ドラマに出演し、『永遠の0』で2015年・第38回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞、『関ヶ原』で2018年・第41回優秀主演男優賞を受賞。直近でも、自身で殺陣をつけた主演映画『散り椿』が第42回モントリオール世界映画祭で審査員特別賞を受賞するなど、俳優として確固たる地位を確立している。時代劇から現代劇、アクション、コメディ、ハードボイルド…とジャンルを問わず多彩にキャラクターを演じ分けてきた岡田さんは、今作「白い巨塔」では主人公の外科医・財前五郎を魅力たっぷりに演じてくれそうだ。テレビ朝日でのドラマ主演は2001年のスペシャルドラマ「反乱のボヤージュ」以来、18年ぶり。テレビドラマへの出演も2015年以来となる今作では、自身初となる医師役に挑戦!また山崎豊子作品にも初出演となる。演じる財前五郎とは、浪速大学医学部第一外科・准教授。外科医としても“腹腔鏡のスペシャリスト”として医学界にその名を轟かせている。貧しい母子家庭に育ち、努力で今日の成功を勝ち取った。野心に溢れ、自らの才能には絶対的な自信を持つ。自身と、義父の悲願である“第一外科・教授”の座に向かい、なりふり構わず邁進していくが、その姿勢と傲慢ともいえる性格には反感を抱いている者も少なくない。■監督は『後妻業の女』『のみとり侍』鶴橋康夫監督を務めるのは、数々の名作ドラマを手掛け、近年は映画界でも活躍し、紫綬褒章、旭日小綬章を受賞した巨匠・鶴橋康夫、さらに「BG~身辺警護人~」「緊急取調室」などを手掛けた常廣丈太(テレビ朝日)。脚本には『フラガール』『パッチギ!』など日本アカデミー賞受賞の羽原大介らを迎え、開局60周年にふさわしいスケールとスタッフで、人間ドラマの最高傑作を作り上げる。テレビ朝日が5夜連続のドラマスペシャルを制作・放送するのは、開局45周年スペシャルドラマ『弟』以来、15年ぶり。また、今作では物語の設定を2019年に置きかえたことで、現代の最新医療を使った新たな「白い巨塔」の世界を醸し出していくことに。岡田さん演じる財前を取り巻くライバルの里見医師や上司の東教授など個性豊かなキャラクターにも、豪華キャストが続々決定しているという。■岡田准一「やるからには財前五郎を味わい尽くそう」という気持ち岡田さんは、誰もが知る名作に思いを馳せ「人間の欲望や思惑、生き様がドラマチックに表現されています」と言及、「財前五郎という人物は現代にはなかなかいないキャラクター。何かに慮っていないと生きづらい世の中にあって、財前は絶対の自信と揺るがない信念を持ち続け、野心を抱きながらギラギラとエネルギッシュに生きています。医師として、この“白い巨塔”を登っていこうとあがき、もがく男なのだと思います。『やるからには財前五郎を味わい尽くそう』という気持ちで、監督を信じてついていきたいです」と気合い十分。すでに撮影はスタートしており、「『白い巨塔』という作品を制作することも、僕が財前五郎という人物を演じることも、“今やること”に何らかの意味や意義があると思います。それを探し、見つけながら、監督はじめ、みんなでエネルギーをぶつけて『白い巨塔』と戦っていますので、ぜひ出来上がりを期待してお待ち下さい!」とアピールしている。第1夜あらすじ腹腔鏡手術のスペシャリストとして医学界に名を馳せる、浪速大学医学部第一外科・准教授の財前五郎(岡田さん)。逞しい体と精悍な顔つきに加え気さくな人柄は、付属大学の学生や医局員たちに慕われ、浪速大学のスター准教授として君臨していた。ある夜、浪速大学・滝村名誉教授の喜寿を祝うパーティの最中、“スペ患”である近畿新聞会長・山田音市の容態が急変。膵がんを患う山田は、執刀医に財前を指名する。本来、山田は第一外科・東貞蔵教授の“スペ患”。上司である東を差し置いて自分が執刀するわけには…と躊躇する財前だったが、心の中では期せずして舞い込んだチャンスにほくそ笑んでいた。手術は無事成功し、財前には山田から高級ワインと数百万の現金が贈られる。財前によって自分の“スペ患”が救われたことに、表面上では平静を装いながらも、東はその事実を苦々しく受け止めていた。そんな中、浪速大学医学部では東の退官に伴う教授選挙が近づいていた。「君を次期教授に推薦しようと思う」――そう、恩着せがましく財前に囁く東だったが、その実、腹の内では財前ではない人物を、と考え始めていた。その矢先、同期である第一内科・准教授の里見脩二から胃がん再発患者のカルテを見せられる。財前の診断では、原発巣は胃ではなく膵臓。再発は誤診断である、と指摘するが、その診断を下したのが、浪速大学医学部長の鵜飼裕次だとわかった途端、翻意!教授選に備え、上層部に楯突くようなことは避けようとする財前を非難する里見だったが…?やがて、東が財前以外の人物を教授選候補に擁立することが判明。財前は、義父である財前又一の財力と政治力を最大限に活かし、浪速大学医学部第一外科教授という悲願に向けて様々な工作を開始する。欲望が渦巻く教授選は、思いもよらぬ展開へ…。そしてその後も、過酷な運命が財前を翻弄していくことになる!テレビ朝日 開局60周年記念5夜連続ドラマスペシャル「白い巨塔」は2019年、放送。(text:cinemacafe.net)
2018年10月18日歌手の野口五郎が、4日放送のニッポン放送『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』(毎週土曜 5:00~)にゲスト出演し、今年5月16日に亡くなった歌手・西城秀樹さんについて語る。番組パーソナリティのフリーアナウンサー・徳光和夫とは、デビュー当時からの付き合いという野口。また西城さんとは、「新御三家」と呼ばれ、同じ時代を駆け抜けた"親友"だ。野口は西城さん・郷ひろみと初めて出会った時のエピソードや西城さんが発病後からずっと実現させたいと思っていた事や家族ぐるみでの交流についてなどを語る。また徳光も、野口と西城さんそれぞれの結婚式の司会も務めたこともあり、収録にあたり野口は「今日は徳光さんですから。僕も秀樹も甘えていたし、お世話になっている。今日は特別と思って思いつくがまま(秀樹さんの事を)徳光さんと共有させて頂きたいと思います」と明かした。さらに番組では、野口が西城さんに唯一、楽曲提供した「LOVE SONGを永遠に」の想い出を語る他、西城さんの音源に野口五郎の歌声を加え新たに制作された「HIDEKI & GORO デュエットバージョン」をいち早くラジオでオンエアする。
2018年08月02日今夏、放送された『孤独のグルメスペシャル!真夏の東北・宮城出張編』に登場した一杯のラーメン。お昼ごはんをさんざん食べた五郎さんが思わず立ち寄ってしまった〔食堂きかく〕の《サバだしラーメン》は、五郎さんに「これを逃したら後悔するところだったと」言わしめたラーメンでした。グルメ心をくすぐる《サバだしラーメン》女川町で海鮮丼に穴子の天ぷら、殻ウニを食べた五郎さんは、満たされたお腹で軽トラに乗り込み海岸沿いを行きます。途中、目に飛び込んで来た《サバだしラーメン》ののぼりに惹かれ、五郎さんは〔食堂きかく〕に飛び込みました。1940(昭和15)年に創業した〔食堂きかく〕は、石巻市中北部の河北と呼ばれる地域にあり、近所に駅はなく、バスも1時間に1本あるかないかという、のどかな風景が広がるところです。今でこそテレビで紹介されたこともあり、遠方から訪れる人もいるそうですが、お客さんのほとんどは地元の方たち。もともと《サバだしラーメン》は、石巻専修大学の石原ゼミの学生たちが地域活性のために考案しました。この地区で家庭や食堂で用いられる「サバだし」を食文化として位置付け、また付加価値を高めるために水産加工会社から排出される鯖のアラを有効活用しました。そして飯野川商店街の食堂6店舗が「サバのアラでとったダシを使う」「トッピングにサバを入れる」「サバの豊かな風味を活かす」ことをルールに、各店が腕によりをかけ、それぞれにオリジナルの《サバだしラーメン》を作りました。サバと聞くと、青魚特有の臭みやクセがあるのかなと想像するかもしれません。〔食堂きかく〕の《サバだしラーメン》は、まったくと言っていいほど臭みはなく、まろやかでスッキリとした味わいでありながら、余韻を強く残すコクがある香り豊かなスープです。臭みがないのには理由があります。長時間、熱風乾燥し鯖の臭みを取りのぞき、旨味だけが残った頭と中骨を使ってダシをとるのだそう。このスープと相性抜群なのが、ストレートな細麺です。スープとよく絡み、麺をすするたび、香り豊かなスープが口いっぱいに広がり、麺とともに噛みしめることができます。具にはチャーシューとメンマ、サバのつみれがのっていて、焦がしネギと揚げニンニクがアクセントになっています。特筆したいのは、近所で採れたシャキシャキのネギ。たっぷりとのっています。シャキシャキのネギをスープと一緒に食べる。“ネギラー”にはたまらない幸福感が口の中に訪れます。そしてぜひラーメンと一緒にライスを頼んでください。ライスの上にシャキシャキのネギと焦がしネギ、揚げニンニクを1枚のせ、スープをかけると、サバだし雑炊の完成です。旨味の凝縮されたスープを心ゆくまで堪能できます。秘伝のタレが美味の《ソースカツ丼》『孤独のグルメ』で五郎さんが食べたものは、《サバだしラーメン》ともう一つ《ソースカツ丼》でした。五郎さんは「《半ソースカツ丼》+《サバだしラーメン》」(1,050円)を食べました。ソースカツ丼というと、会津若松や福井、駒ヶ根などがご当地グルメとして知られていますが、〔食堂きかく〕の《ソースカツ丼》もとても個性的で、人気メニューの1つです。〔食堂きかく〕の《ソースカツ丼》は、とても肉厚で、一見すると、ゴロっとしたトンカツがのっています。肉厚で、脂身は少なめ、そして衣は、サクサクというよりもザクザク。しっかりと揚げられ、油もよく切られているので衣がベトベトしておらず、ザクザク香ばしさが際立ちます。そして一口食べると、口の中いっぱいにタレの甘さと豚肉の甘みが広がります。イメージしていたソースカツ丼とまったく違う。想像とは大きく違った味わいに少々困惑しつつも、トンカツを口に運ぶ箸は止まらず、味の決め手が何なのかを探ります。でも……答えが見つかりません。すると店主の方が「うちのこのソースは師匠からレシピを受け継いだものなんです」と教えてくれました。聞けば、ソースにもサバだしを使用しており、うなぎのタレと風味が似ているので、常連さんたちはこのソースを「うなぎのタレ」と呼ぶのだそうです。サバだし以外は、何をどのようにブレンドしているかは企業秘密でした。答え合わせをしに、ぜひ足を運んでみてください。さらにまだあるご当地グルメ「ずるびきうどん」「ずるびき」はこの地区で古くから祝いの日や仏事の席などで食される郷土料理です。語源については諸説あるそうですが、〔食堂きかく〕の店主が教えてくれたのは、「ずる」は「ずるずる」と汁をすする音で、「びき」はあんかけのとろみが「ひく」ということで「ずるびき」と言うのだとか。〔食堂きかく〕では、店主がこの郷土料理をアレンジし、豆腐、しいたけ、にんじん、里芋、こんにゃく、油麩、長ネギ、ごぼう、きくらげ、ジャガイモ、大根、油揚げ、タケノコ、しみ豆腐、万能ネギなど、地場の新鮮な15種類の具材を用い、全粒粉で作る特製の太麺パスタと合わせました。サバだしラーメンといい、ソースカツ丼といい、そして、このずるびきといい、どれも、食べ逃したくない料理です。シェアして楽しむのがおすすめです。『孤独のグルメスペシャル!真夏の東北・宮城出張編』で舞台となった宮城県の三陸は、震災の傷跡がまだ残っています。でも、そこで暮らしている人がいて、みなさん少しずつ日常を取り戻し、復興に向けて歩んでいます。お店に入れば、みなさん「よく来てくれましたね」と笑顔で迎えてくれます。《サバだしラーメン》に興味をもったら、ぜひ足をのばして食べに行ってみてください。●ライター忍章子
2017年11月20日和菓子店「鎌倉五郎本店」から、同店の代表銘菓にちなんで半月の姿に焼き上げた「大納言カステラ半月」が登場。お月見の秋に向け、2017年9月15日(金)より発売される。大納言あずきとザラメを散りばめたカステラをふっくら焼き上げ、鎌倉五郎本店の代表銘菓「半月」の形に抜き出した“お月様カステラ”。美しい月のフォルムは、音速よりも速い水の流れでくり抜く「水流カッター」で表現している。カステラの素材となる小麦は、きめこまかな口どけのために国産、豊かな風味のためのフランス産の2種を厳選。個性の違う小麦2種のこだわり配合で、ふっくら柔らかく、たまご風味たっぷりの味わいに仕上がっている。さらにカステラの底部分には、皮がしっかりした大粒あずきにだけその名を許された「大納言あずき」を入れることで、ほっくりとした旨みもプラス。底に散りばめたザラメも、シャリッとした歯ざわりの良さで食感にアクセントを加えてくれる名脇役だ。ひとつで半月、ふたつで満月。10月4日(水)の十五夜(中秋の名月)には、おめでたい“お月様カステラ”と共に風情ある一夜を過ごしてみてはいかがだろう。【商品情報】鎌倉五郎本店「大納言カステラ半月」発売日:2017年9月15日(金)価格:3個入 594円(税込)、6個入 1,080円(税込)、10個入 1,800円(税込)販売店:鎌倉五郎本店(鎌倉小町通り本店、大丸東京店)、JR東京駅催事(9/15~10/16)※鎌倉五郎本店ほか支店でも後日販売開始予定
2017年09月10日6月2~27日(12・19日は休演)に東京・新橋演舞場で公演される舞台『熱海五郎一座 新橋演舞場シリーズ第4弾「消えた目撃者と悩ましい遺産」』の制作発表が7日、都内で行われ、三宅裕司、渡辺正行、藤原紀香、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之が出席した。"抱腹絶倒の東京喜劇"をテーマに、前身の「伊東四朗一座」を立ち上げて以来、多くの観客を集めてきた人気興行の「熱海五郎一座」。新橋演舞場に進出して4年目を迎える今年は、ヒロインに藤原紀香を迎えて笑いあり涙ありアクションありのミステリー爆笑エンターテイメントをおくる。今は銀座の高級クラブで働く元夫婦デュオでボーカルを務めていた京香(藤原)の周りに、医者や僧侶、弁護士や検事といったきな臭い男たちがうごめく。そんな彼女の元に次から次へとミステリアスな出来事が降りかかる、というストーリーとなっている。座長を務める三宅は「去年は評判がすごくよくて、5万人動員できました。都知事だった方(舛添要一元東京都知事)が色んなことを言っていただいて面白くなりましたね。今年も何とか前都知事(石原慎太郎)と現都知事(小池百合子)のバトルがヒートアップして、何かいい一言が欲しいですね(笑)」と笑わせつつ、藤原を起用した理由について「美しさと笑いという落差の大きなものが作れるだろうと思いました。高校時代は落研にいらしたみたいでお笑いが大好きみたいですから、ズッコケの方で落差が生まれると思います。素晴らしい落差をたくさん利用していただき、最高のボケ女優になっていただきたいですね」と期待を寄せた。それを受けた藤原は「オファーを受けてすごく幸せでした。三宅さんからは新たな一面を引き出すと言われたので、少しでも違った一面が自分でも発見できればと思っています」と抱負を。同舞台で初めて経験する東京喜劇は「初めてなので皆さんのエキスをチューチュー吸いながら稽古や本番ともども頑張っていきたいです」と意欲を見せ、「やるからには身も心も染まり、最高のボケ女優を目指して頑張っていきたいと思います!」と力を込めた。藤原の元旦那役を演じる渡辺は「今からどういうキャラクターにしようか考えていますが、元旦那の方ということは、あの方(陣内孝則)をイメージしています(笑)」と藤原を凍らせるも「本番ではそういうことがないようにしっかりとした笑いを取っていきたいと思います」と決意を新たにしていた。同舞台は、6月2~27日(12・19日は休演)の期間で東京・新橋演舞場で公演される。
2017年03月08日新橋演舞場で6月に上演される熱海五郎一座「熱闘老舗旅館『ヒミツの仲居と曲者たち』」。その製作記者発表が都内で行われた。構成・演出・出演を担当する座長・三宅裕司をはじめ、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之という一座の面々に、今回ゲスト出演する松下由樹、笹本玲奈が顔を揃えた。【チケット情報はこちら】音楽をちりばめた東京の喜劇“軽演劇”をベースに、練りこまれた台本を喜劇役者がきちんと演じることによって生まれる“表現としての笑い”を追求する熱海五郎一座。伊東四朗座長の「伊東四朗一座」のメンバーが、伊東がスケジュールの都合で参加できないときも“東京の笑い”を継承すべく、三宅を座長に2006年旗揚げ。今作で新橋演舞場での公演は3度目となる。物語の舞台は、リゾート地の老舗高級旅館「ふじみ楼」。隣にリゾートホテルが建ち、閑散としているところに、小出向江(松下)が訪れ住み込みで働くことになる。リゾートホテルは繁盛していたが、週刊誌によってずさんさが明るみに。サミットの宿泊施設として旅館とホテル、両陣営によるプレゼンが行われることになる。プレゼンを勝ち取るために、どちらも人気歌手の桐山来亜(笹本)をゲストに呼ぼうと画策するが――。松下と笹本の出演は、三宅がテレビ番組で一緒にコントをしたことがきっかけ。松下については「コントを一緒にやってみて、シリアスからばかばかしい演技にいくところのこの落差のすごさというのを改めて見せていただきまして。これはぜひご一緒したいなと思いました」。ミュージカル界で人気の笹本については「(熱海五郎一座のやる)東京喜劇というのはエンターテインメントでもありますので、歌とダンスもレベルの高いものがやりたい。そこで(笹本)玲奈ちゃんが登場するわけです。それとコントで鬼教官の役をやっていただきまして、ものすごいキレ方なんですね、鬼としてね。これもまた落差が大きいなと。ダンス歌のカッコよさからのばかばかしさへの落差」と絶賛。三宅や渡辺による軽妙なトークで取材陣が何度も爆笑する中、笹本は「出演させていただいている舞台はほとんど悲劇。今回、喜劇の作品に呼んでいただけて本当に嬉しく思っています。今回は三宅さんに改めてしばいて……しば…ん?しばいて…しごいて!(笑)」と挨拶で言葉に詰まり、この日一番の大爆笑に。三宅から「しばいてどうするの!」、渡辺から「もう面白いじゃないの!」とツッコまれた。熱海五郎一座「熱闘老舗旅館『ヒミツの仲居と曲者たち』」は、6月3日(金)~27日(月)、新橋演舞場にて。
2016年03月03日