Keysight Technologiesの日本法人であるキーサイト・テクノロジーは10月23日、DCパワーレール(DC電源レール)のパワーインテグリティ測定に使用する広帯域幅、小ノイズ性能を有するオシロスコープ用シングルエンドプローブ「Keysight N7020A」を発表した。同製品は、減衰比が1:1のため、オシロスコープに表示されるパワーレールのS/N比を最大化することができる。一般的なオシロスコープパワーインテグリティ測定ソリューションと比較して、プローブ自体のノイズを90%以下まで抑えているため、DCパワーレールのリップル/ノイズをより正確に表示することができる。また、オフセットレンジが±24Vと、従来のパワーインテグリティ測定ソリューションと比較して、最大で15倍を有する。この大きなオフセットレンジにより、DCパワーレールの微細な電圧波形をオシロスコープ画面の中心に置いて拡大表示するなど、解析が容易になっている。さらに、一般的なオシロスコープパワーインテグリティ測定ソリューションの多くは、DC入力インピーダンスが50Ωしかなく、被測定物から電流を引き込んでしまうなど、被測定物の動作に悪影響を及ぼす可能性がある。これに対し、「N7020A」は、従来の測定ソリューションと比較して約1000倍となる50kΩのDC入力インピーダンスを備えているため、プローブ接続時にパワーレールへのDC負荷を最小限に抑えることができる。この他、同社のパワーレールプローブの帯域幅は2GHzを備えており、従来のパワーインテグリティ測定ソリューションの周波数帯域の最大4倍を実現している。これにより、従来では測定できなかった500MHz~2GHzの周波数成分を持つ高速なトランジェントを測定できるため、クロック/データに大きな影響を及ぼすDCパワーレールの挙動や原因を容易に特定できるようになる。なお、価格は30万7887円(税抜き)から。すでに販売を開始している。
2014年10月24日Beckman Coulterの日本法人であるベックマン・コールターは10月21日、200nmの粒子をカウントできる精密粒度分布測定装置「Multisizer 4e」を発表した。コールターカウンタは、粒子の色、形状、組成、屈折率などの影響を受けずに粒子径を測定できる非常にユニークで信頼性の高い粒度分布測定装置である。具体的には、粒子が検知帯(アパチャ感応領域)を通過する際に生じる2電極間の電気抵抗の変化を測定する。そして、電解質溶液中に懸濁させた粒子が、バキュームによりアパチャの検知帯を通過する際に、粒子体積分の電解液が排除される。この排除された電解液の体積を電圧パルスとして測定し、このパルスの大きさを粒子体積、パルスの発生数を粒子数として記録する。この粒子一つ一つを測れる特徴を生かし、目的産物以外の粗大粒子や微小粒子の測定を行うことができるという。しかし、微細、微小な製品開発が活発な昨今、多くの分野でサブミクロン粒子の測定ニーズが高まっていたが、小さい粒子を測定する場合、電気ノイズの影響が大きくなり、コールターカウンタで測定することができなかった。同製品は、新型微小10μmアパチャの開発、および装置部品の変換、新型プリアンプの開発により、従来測定できなかったサブミクロン粒子の測定を可能にした。このことは、「Multisizer 4e」が粒子物性の研究開発のみならず、幅広い製造分野のクオリティーコントロールに活用できることを意味し、これまでコールターカウンタを使用していないさまざまな分野のユーザーの期待にも応えられる製品であるとコメントしている。なお、価格は875万円(税抜き)。11月1日より発売する。
2014年10月22日NECは10月15日、低加圧(圧迫)で医療用血圧計と同等な高精度の血圧測定を実現する低負荷血圧測定技術を開発したと発表した。同技術は、脈の波形を解析し、血流変化を推定することで、従来の測定で必須だった最高血圧以上での腕の圧迫が不要となり、圧迫を低減しても高精度な血圧測定を可能にするという。また、血圧測定時に腕を締め付ける腕帯(カフ)を小型化するとともに、従来は別々だったポンプや電源などの装置を全てカフに内蔵し一体化する技術も開発した。これらの技術により、血圧測定時の圧迫や血圧計装着の手間を軽減することで、日常生活下や就寝中など1日を通した血圧データの取得を可能にし、低負荷で無理のない24時間血圧測定の実現に貢献するとしている。
2014年10月20日産業技術総合研究所(産総研)は10月15日、微弱な生体透過光を効率よく測定して、血中成分を分析できる分光装置の試作機を完成させたと発表した。同研究は産総研 電子光技術研究部門 光センシンググループの古川祐光 主任研究員によるもので、10月15日から17日までパシフィコ横浜で開催されるインターオプト2014で詳細が発表される。この装置は、近赤外光を高感度で高速に分光分析することが可能で、持ち運びが容易なことが特徴。生体を透過した微弱な光の連続的な変動をとらえることができるため、血中に含まれる脂質を、採血することなくリアルタイムでモニタリングすることができるという。家庭や職場で日常のカロリー管理ができ、メタボリックシンドロームの予防などのほか、さまざまな疾患と関連する物質の無侵襲モニタリングへの展開も期待される。今後、共同研究先企業から来年度の市場への投入を目指すとのことで、分光分析のアルゴリズムを改良して、さまざまな血中成分の無侵襲測定を実施していく予定となっている。
2014年10月16日ヨコオは9月22日、DSRC/ITSスポット基地局用「電界強度測定器」を発表した。10月頃より受注生産を開始する予定。DSRC/ITSスポットは、これまでの高速道路ETC用途に加え、一般道や民間での活用が検討されており、今後の市場拡大が見込まれているが、DSRC/ITSインフラの設置時には電界強度の評価が必要であり、この測定は設置事業者にとって大きな作業負担となっていた。同製品は、ARIB STD-T75規格に準拠した、ETC基地局やITSスポット基地局の設置・運用時の評価に適した計測器で、フィールドでの電界強度の測定や検査にあたり、専用のフィールドテスタを用いることで、計測誤差を抑えた高精度な測定を短時間で行うことができる。また、システムの設置時だけでなく、保守・メンテナンス、あるいは運用時の動作確認用としても、有用なデータを取得することができる。具体的には、本体と、自車の移動量検出機能付きの台車、電界強度計測用「DSRCフィールドテスタ(DFT)」で構成されており、別途ユーザーが用意するDC12VバッテリおよびPCと接続し、専用のソフトウェアをインストールすることで、計測や補正計算が行われ、計測結果が表示される仕組みとなっている。また、オプションとして、運用中の電界強度を計測する際にFCMC信号を検出するための「FCMC判定機」や、車両搭載時に車速パルス信号を記録する「カーパルスレコーダ(CPレコーダ)」が用意されており、接続することもできる。なお、計測できるのは、CW波、ASK変調波、QPSK変調波による電界強度や受信電力をはじめ、あらかじめ設定されたDSRCチャネルの電界強度や受信電力などである。また、DFTは最大8台まで接続し、1回の計測で最大8箇所を計測可能な他、アンテナ利得や電力の補正値を記憶しており、補正計算を行うことができる。さらに、較正用の端子を有しており、現場での較正により計測精度を高めることが可能である。
2014年09月22日オムロン ヘルスケアは7月8日、血圧や体温、SpO2(動脈血酸素飽和度)などの測定バイタルデータを電子カルテに自動転送するスポットチェックモニタ「HBP-1600」に、無線通信機能を搭載した機能拡張版を発表した。同製品は、無線LAN通信機能を搭載しているため、測定した血圧や脈拍数などのバイタルデータを、送信ボタンを押すだけで簡単に電子カルテに転送することができる。さらに、別売のバーコードリーダを利用して、患者と測定する医療従事者が身に付けているバーコードの情報からID認証を行い、測定データとともに患者と測定者の情報を電子カルテに転送でき、安全で効率的な看護業務をサポートする。また、従来品では、USB通信機能を搭載した他社の血糖計と組み合わせて利用することが可能だったが、「HBP-1600」機能拡張版では、新たにRFIDを内蔵した他社の血糖計との連動が可能となった。これにより、測定後、血糖計を本体にかざすだけで、測定データが転送されて本体画面に表示できる。さらにデータを確認した後、送信ボタンを押すと測定データは電子カルテに転送されるので、血圧や脈拍、体温などの測定データと合わせて入院患者の容態を総合的に管理することができる。そして、体重計のデータ取り込みソフトにも対応した。専用の受信モジュールと組み合わせて使うことで、ZigBee通信機能を搭載した他社の身長体重計や手すり付きの体重計で測定したデータを、電子カルテに転送することができる。この他、検温業務は、病院の規模や設備、看護体制、入院患者のタイプによってさまざまな形態で行われるため、スポットチェックモニタの設置やID認証の方法は、それぞれの運用状況に合わせて選択できる。電子カルテ端末PCが設置されたナースカートに載せて病院内を巡回し、病室内の大勢の入院患者のバイタルデータを一度に管理する「カート設置巡回型」や、機器単体のみを持ち回ることにより、夜勤帯で特に役立つ「単体巡回型」、入院患者のベッドサイドに1台ずつ設置固定することにより、患者ID認証行為を省略し、患者自身が測定を行う「ベッドサイド固定型」など、病院の運用に合わせた設置が可能となっている。なお、価格は16万2000円。7月18日より発売する。
2014年07月10日「何をやっても痩せない!」「続けられない」そんなとき。ちょっと視点を変えて、身体の声を聞いてみませんか。言葉を発することはありませんが、身体は身体で頑張ってくれています。今回は、身体と仲良くなって、自己管理が楽しく簡単になるように、「ダイエットの通訳」として身体の声をご紹介いたします。■こんなときは、ちょっと立ち止まって身体に耳を傾けよう「チクショー!全く身体が思い通りになりゃしねえ!」なんて自暴自棄になりそうなとき、あなたの都合を身体に押し付けていないか、ちょっと立ち止まってみましょう。日々練習を重ね、人生をスケートに費やしてきた真央ちゃんでさえ、「失敗したくてしてるわけじゃない」と言っていたように、身体は思い通りになるわけではありません。「○月○日は大事な日」というのはわたしの都合。身体は今日のコンディションをあなたに知ってもらい、ケアして欲しいと思っています。■身体の声ってなんだろう「マッサージにいくと、肩凝ってますねって言われるんですけど、自覚はないです」という人は、たくさんいらっしゃいます。痛みの感覚がわからないからといって必ずしも悪いわけではありません。近年、痛みは精神的な要因が与える影響が大きいともいわれています。不安がある、過去の辛いことに気を取られてしまう、人間関係のストレスがある。こういったことでも身体はなんらかの反応をし、必要な対応策を取っています。あなたが「体のコリを取りたい!」と思っていても、実は身体を支えるために必要なコリもあるのです。「今の身体の状況を知ること」。それが身体の声を聞くということです。■ダイエット中、聞いてあげたい身体の声ダイエット中に「聞いてあげたい身体の声の例」を参考までにご紹介します。身体の声を意識すると、生活を振り返ることが楽しくなってきますよ。思い当たるものがあれば、生活を調整するきっかけにしてみてくださいね。「むくみ」・睡眠時間がもう少し欲しいです。・ちょっと水を飲んでください。・身体を冷やすものを、最近多く摂っていますよ。・さっき食べたものの中に、ちょっと苦手なものがあります。・ちょっと運動して、循環をうながしてください。・生理前のむくみは当たり前なので、気にしないでください。「冷え」・今日は興奮しましたね。・嫌なことばかり考えると、身体も辛いです・・・。・過ぎたことより、今を大切にしましょう。・身体を冷やす食べ物に、偏ってきていませんか。「眠い」・食べたくて食べたものの中に、ちょっと合わないものがありました。「眠れない」・この頃だいぶ緊張していますね。一人の時間は力を抜きましょう。・新鮮な食べ物が食べたいです。■自分に合わせて楽しくダイエットダイエット法を生かすには、ベースとなる身体のコンディションが大切です。食事一つとっても、偏り過ぎているときと、ほどほどにバランスよく摂れているときでは、メンタルの調子や睡眠の質も違います。不調に気づき、フォローしてあげることが、自己管理です。思っているよりも簡単にできることもありますので、肩の力を抜いてまずはチャレンジしてみてください。「身体の声がわからないからたくさん食べていいか」と聞かれることがあります。この場合、「ダイエットそのものをどのように考えているか」から見直すことをおススメします。■おわりにいかがでしたか?なかなかダイエットがうまくいかない方は、案外きっちりやろうとしすぎていたりするもの。ダイエット法にこだわるのも大切ですが、痩せたいのは自分の身体。たまには身体の都合を聞いてあげると、喜んでくれますよ。(村上カナコ/ハウコレ)
2014年04月14日東北大学は12月25日、量子力学の基本原理の1つである「測定誤差と擾乱に関する不確定性関係」に関して、「ハイゼンベルクの不等式」が破れており、「小澤の不等式」ならびに、2013年に新たに提案された「ブランシアードの不等式」が成立していることを、量子状態の弱値を得ることが可能な「弱測定」を用いた実験で検証することに成功したと発表した。同成果は、同大電気通信研究所の枝松圭一 教授、名古屋大学大学院情報科学研究科の小澤正直教授らによるもの。詳細は2013年12月26日付の米国物理学会論文誌「Physical Review Letters」オンライン版に掲載される予定だ。これまで研究グループは、量子力学の基本原理の1つである「測定誤差と擾乱に関する不確定性関係」として知られる「ハイゼンベルクの関係式」が破れており、名大の小澤教授が発見した新しい関係式(小澤の不等式)が成立していることなどを明らかにしてきたが、小澤の不等式のがε(A)=0またはη(B)=0ではない場合、両辺の等号が成立する場合があるのか、より厳しくかつ常に成立する不等式は存在するのかなどの疑問が残されていた。こうした謎の解明に向け、2013年にはオーストラリア・クイーンズランド大学のCyril Branciard博士が小澤の不等式を改良し、ε(A)=0またはη(B)=0以外の場合にも等号が成立する場合がある、より厳しい関係式(ブランシアードの不等式)を導き出していた。また、同博士は、電子スピンの向きの測定や光子の偏光の測定の場合などにおいて成立するさらに厳しい不等式も導きだしており、この不等式が理想的な場合には両辺の間に等号が成り立つことが判明していたが、これらの不等式(ブランシアードの不等式)の実験的検証が求められていた。そこで研究グループは今回、光の偏光に関する計測法「弱測定」を用いて、小澤の不等式とブランシアードの不等式が成立すること、ならびに測定された誤差と擾乱の関係が、ブランシアードの不等式が予言する限界に近いものとなっていることを実験的に確認することに成功した。具体的には、光の量子である「光子」の偏光を用い、縦横方向の偏光測定の強度を変化させたときの、「縦横方向の偏光測定における誤差」および「その測定によって斜め45度方向の偏光が受ける擾乱」を計測。測定誤差と擾乱の計測に用いられた弱測定法は、誤差や擾乱の計測を行いたい実験装置(MA)の前段に弱測定の実験装置(WP)を配置し、WPの測定結果とMAの測定結果を比較することで、MAの誤差や擾乱を計測することができるもので、今回の実験では、測定の強さが弱いWPを採用し、測定対象となる系(=光子の偏光状態)をほとんど変えることなく、精密に誤差や擾乱を評価する手法を開発した(この測定系はブランシアードの不等式が成立するための必要な条件を満たしている)。MAにおける測定の強度(横軸)を変化させたときの、誤差および擾乱に関する不等式の成立状況を見ると、図から、ハイゼンベルクの不等式の左辺は右辺を下回り、不等式が破れているのに対し、小澤の不等式ならびにブランシアードの不等式が保たれていることが分かった。特に、ハイゼンベルクの不等式の左辺は、不等式が予言する下限C=0.995に近い値となっており、同不等式において等号が成立する条件に近い状態が実現されていることが分かったほか、光学素子(偏光プリズム)の不完全性を考慮した場合の理論値と比べても実験値をよく再現していることが判明した。さらに誤差と擾乱に関する測定結果と不等式の下限値を、誤差を横軸、擾乱を縦軸にプロットしてみると、実験び結果はハイゼンベルクの不等式を破り、他の不等式は満たす領域にあることが判明。このことは、2つの物理量(この場合は縦横方向偏光と斜め45度方向の偏光)に関する誤差と擾乱がハイゼンベルクの不等式から予言される下限値よりも小さいこと、つまり、2つの物理量がハイゼンベルクの不等式によって制限されると思われていたものよりも高い精度で同時に測定可能であることを示しているほか、実験結果は小澤の不等式を満たしているものの、小澤の不等式における下限値よりもかなり大きい領域にある一方で、ブランシアードの不等式の下限に近接しており、 理想的な実験を行った場合にはブランシアードの不等式が誤差と擾乱の関係の下限値を与えることが示された。今回の研究について研究グループでは、新たに提案されたブランシアードの不等式に対する初の検証実験であり、小澤の不等式よりも厳しいブランシアードの不等式が検証されるとともに、誤差と擾乱が達し得る下限に関して新たな知見に達することができたとする。また、弱測定法は、誤差と擾乱を計測する以外にも、被測定系の状態を変化させずに物理量を計測する一般的な計測法として期待されてきており、今回の研究で用いた被測定系の状態をほとんど変化させないほぼ理想的な弱測定系の実現により、誤差と擾乱に関する明瞭な検証実験が可能になったで、物理のみならず科学技術一般に広く行われる「測定」という行為に対し根本的な制限を課す「不確定性関係」への見直しとなることはもちろん、従来の不確定性関係の枠を超えた超精密測定技術や新たな量子情報通信技術の開発などの多くの応用を拓くことが期待できるとコメントしている。また、光子の偏光は、各々の測定結果は2通り(例えば縦偏光と横偏光のどちらか)となる点で、電子や中性子における「スピン」と同じ2次元系とみなせることから、今後は、さらに次元の高い物理状態や、ハイゼンベルクのガンマ線顕微鏡の思考実験で出てくる位置と運動量などのように、連続的な値を取り得る物理状態に対する不確定性を検証する実験にも取り組んでいき、不確定性に関するさらなる理解と応用を広げていければとしている。
2013年12月25日ディマージシェアは10月22日、ゲーム開発キット「Unity」「Cocos2d-x」で開発されたアプリ向けに効果測定用SDKを提供すると発表した。インターネット広告統合支援システム「ADMAGE」を通じて提供される。ADMAGEは、媒体主や広告主、アフィリエイト業者など、それぞれに向けた収益化に必要な効果測定機能を持ったプロモーションツール。これまでも、iOS/Android向けの効果測定SDKは提供してきたが、導入企業の要望により「Unity」「Cocos2d-x」で開発されたアプリへのSDK提供を決定したという。この効果測定用SDKを組み込むことで、アプリ初回起動の成果計測や、「賞品購入」「アプリ内課金」「チュートリアル完了」といったイベント別LTV成果測定、「起動数」「PV」などの情報を用いたリテンション分析が可能になる。
2013年10月23日※画像は、RIKACOオフィシャルブログよりまさか、アラフィフとは。タレントのRIKACOさんが、引き締まった身体を維持する秘訣をブログでコメントしている。テレビなどで見かけるRIKACOさんは、「細い」と言うだけではない健康的なスリムボディだが、1966年生まれのアラフィフ。とてもそのようには見えないスタイルをしている。モデルとしてデビューし、女優業や歌手など幅広い活動をし、さらに現在は自身プロデュースのコスメブランドも手掛けている。エッセンシャルオイルなどのアロマグッズのほかにも、赤ちゃんや妊娠中・授乳中のお母さんでも安心して使うことが出来るアイテムを揃えている。身体を動かす【だけ】ではダメワークアウトやヨガ、ピラティスなどの身体を動かして引き締めるのと同時に、エステでリンパマッサージをするなどの外側からのメンテナンスを欠かしていない様子。しかし、それだけでは効果を持続するのは難しく、やはり食生活に気をつけているようだ。糖分をひかえめにたんぱく質と野菜を中心ににどか食いをしないように1日4回位にわけて腹七分目が良いと(RIKACOオフィシャルブログより引用)運動とあわせて、地道にこの食生活を続けることで、引き締まってきたことを感じることが出来る、と言う。食べ物と食べ方で身体は必ず変わる、と語っている。日常生活の中で、食事を4回にするのはなかなか難しいことだが、自由に時間を作れるときに、身体のメンテナンスと言うことで、試してみるのもいいだろう。【参考】▼RIKACOオフィシャルブログ4カ月老ける研究結果も!! 知らないと怖い「お肌の悪習慣」(8月29日)“脱・クレンジグ”&“脱・ファンデ”で美肌に導く!紫外線対策もできるとっておきのアイテムとは?(8月25日)元の記事を読む
2013年08月30日新カウンセリング戦略の第1弾カネボウ化粧品は、新カウンセリング戦略の第1弾として、現行機器の機能を高め、測定結果の解析スピードアップやアドバイス機能を充実させ店頭でのカウンセリングを強力にサポートする新・肌測定機器「ビューティアナライザーADⅡ」を、2013年1月より順次導入する。*画像はニュースリリースより顧客のニーズや時間に応じた質の高いカウンセリング「ビューティアナライザーADⅡ」は、合計14項目の測定が可能で、皮脂膜や角層といった肌表面の状態から真皮の力までの状態を評価することができ、全ての項目を測定し総合的な手入れのアドバイスを行う「フルコース」、肌悩みに応じてあらかじめ設定した項目を測定する「肌悩みコース」、7つのメニューの中からひとつを測定する「単測定」など、ニーズや時間などに合わせた選択が可能。店内のどこへでも持ち運びが可能なコードレスタイプのセンサーでは、皮脂量、水分量、ハリ弾力、血行4つの項目が測定でき、液晶画面に測定結果を表示できる従来の機能に加え、新たに辞書画面やアドバイス情報などもセンサーに表示できるようになったことで、センサー単体でのアドバイス機能がアップ。また、カメラは、より明るく鮮明に撮影できるようになり、解析力もアップ。毛穴の状態やニキビ、シミといったトラブルの全体像を詳細に観察、把握することができるなど、多機能・高機能でありながらスピーディで簡単に操作でき、顧客のニーズや時間に応じ、わかりやすく質の高いカウンセリングがどこでも均一に提供できるようになるとしている。元の記事を読む
2012年12月20日電機メーカーの富士通は、IT技術の研究・開発を行っている富士通研究所の画像解析技術により、スマートフォンのカメラで撮影した肌画像から、シミ・毛穴・色の状態を測定できるクラウドサービズ「肌メモリ」の提供を開始した。同サービスでは、富士通研究所が開発した「カラーフレーム」(被写体間距離の確保、色補正などに利用するアタッチメント)を使用することで、適切な色補正が可能。太陽光や蛍光灯、LEDランプ、白熱電球など、さまざまな光源の元で肌測定を行うことができる。また、シミ、毛穴、色の3点について数値で定量的に測定し、測定結果は点数表示されるとともに、撮影した肌が6階調のグレースケールで表示されるので、現在の肌の状態を客観的に認識できるという。さらに、日々撮影する肌データはクラウド上に蓄積されるので、これまで使用してきた化粧品と肌状態の変化から、適した化粧品や季節ごとに必要なケアを把握したり、統計データから平均値との比較や、自分の位置づけを知ることができるとのこと。なお、同サービスは、主に化粧品メーカーや美容・健康関連サービス事業者などに向けて提供される。料金は、サービス導入作業にかかる初期費用(一括)の「初期設定サービス」が500,000円、月額費用の「運用サービス」が月額40,000円から。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月30日医師コミュニティーサイト「MedPeer」を運営するメドピアは、「外来受診時の体重測定」に関する調査を実施。調査期間は7月25日~7月31日、2,818件の回答を得た。「外来受診時に体重測定を実施しますか?」という質問では、54%の医師が「必要時に体重測定を実施」と回答。特に体重測定が必要な疾患として、うつ病、心不全、メタボ、肝硬変、糖尿病、腎不全などがあげられた。小児科や妊婦の定期検診、抗がん剤治療時なども体重測定が実施されている。「体重測定は、ほぼ実施していない」と答えた医師は20%。「自己申告を記載する程度」、「洋服を着て体重測定しても正確性に欠ける」といったコメントがみられた。特に、呼吸器内科、泌尿器科、眼科、皮膚科、耳鼻咽喉科、神経内科などは、体重測定を必要としないことが多い結果となっている。一方、「ルーティンとして、ほぼ毎回体重測定を実施」と答えた医師は15%にのぼり、小児科、産婦人科、腎臓内科、循環器内科、精神科からの回答が目立った。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月20日株式会社システムトークスは、がれきや地表などの放射能汚染測定に適した高性能測定器、「GC-T1」を発売する。同製品は独自の幅40cmのセンサーで広範囲に亘るがれきや地表、農地、作物などの放射能汚染を、迅速かつ漏れなく測定できる。同社従来比20倍の高感度センサーにより、極めて高精度な測定も可能。さらに、検査対象に合わせて3種類の測定単位、「µSv/h(毎時シーベルト)」、「Bq/cm2(ベクレル/平方センチメートル)」、「Bq/kg(ベクレル/キログラム)」を切り替えて表示することができるため、難解な数値換算が不要で、一般の人でもさまざまな基準に適合した検査ができる。高性能な測定器でありながらも、がれき処理や帰村の促進と安全確保への貢献として、当面は放射線対策貢献価格98,000円で販売する。発売は7月上旬を予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月14日スマホのカメラで肌の色を正確に測定する技術富士通研究所は5月7日、スマートフォンのカメラを用いて人の肌の状態、特に肌の色を正確に測定する技術を開発したことを発表した。これまで、ユーザーが店頭に出向き、専門家が専用機を用いて行っていた肌の状態の測定を、新規に考案した「カラーパッチ」を用いることにより、スマートフォンのカメラを用いて、ユーザーが手軽に肌の状態(肌の色、シミ、毛穴の目立ち度)を測定することが可能となるという。*画像はニュースリリースより「カラーパッチ」と共に撮影し肌色を正確に補正し測定肌色の撮影においては、各家庭の照明の影響などにより、実際の肌の色とは異なる色に撮影されてしまい、正確な測定が困難という課題があったが、新規に考案した「カラーパッチ」を用い、正確な肌の色に補正する技術を開発したもの。「カラーパッチ」を肌に当て、スマートフォンで肌を撮影、あらかじめ色の情報が正確に判っている「カラーパッチ」内に配置された基準色のパターンといっしょに撮影されることで、肌の色と基準色との色の差分情報を用いることで、肌の色を正確に補正することが可能となる。また基準色のパターンを4パターンさまざまな角度に配置することで、照明の角度などにより色むらが生じた場合でも正確に補正することが可能となったという。今後は、撮影方法をより簡単にするためのユーザビリティ向上に取り組さらに改良を行い、2012年度中の商用化を行う予定としている。元の記事を読む
2012年05月08日結婚情報サービスを提供するオーネットはこのほど、ゲームを楽しみながら婚活偏差値を測定することができるAndroidアプリ「婚活偏差値」をリリースした。同アプリでは、性別・年齢などを選択し、様々な恋愛や婚活に関連する質問に答えながら婚活偏差値を測定する。婚活偏差値とは、自分自身が結婚相手として異性から「選ばれやすいか」を示す指標で、オーネットの長年のマッチング経験から算定した数値になっているとのこと。すでに配信中のiPhoneアプリの人気が高いため、Android版もリリースしたという。無料で利用できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月05日日立コンシューマエレクトロニクスは11日、放射性物質が放射するガンマ線(放射線)の線量を測定した結果とカメラで撮影した映像を重ね合わせ、放射線量の高低を色分けして確認できる放射線測定装置を新たに開発したと発表した。3月下旬から、自治体や建設会社などに向けて販売を開始する。同装置では、測定対象から離れた場所から広範囲(10mの地点での視野角8m×8m)の放射線量を測定し、放射線量の高低分布を、モニター上に色分けして表示する。また、測定した放射線の種類(セシウム134、セシウム137、ヨウ素131)の識別も可能となっている。日立コンシューマエレクトロニクスでは、同装置を用いることで、「放射線測定において作業者が測定対象に近接することなく線量の高い場所が特定でき、測定作業の効率化も図れる」としている。現在、各地で除染活動が始まっているため、除染前後の放射線量の確認などへの活用も可能。さらに、病院や研究所などの放射線を取り扱う施設での放射線測定など、「さまざまな用途で使用できる」(同社)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月13日城南信用金庫は5日、綜合警備保障(ALSOK)との提携により、顧客を対象とした「放射線量測定サービス」を開始した。同サービスは、ALSOKの担当者が顧客を訪問して、敷地内の指定された場所(玄関を含む4箇所)の放射線量を測定するもの。1回5,250円の費用で測定を受けることができる。測定を希望する顧客は、城南信用金庫の各営業店窓口で申込む。城南信用金庫では、今後とも、「『原発に頼らない安心できる社会』の実現をめざして、全力で取組んでいく」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月05日エステーは、10月20日から出荷を開始する、一般家庭でも安心して使える性能と価格を実現した家庭用放射線測定器「エアカウンター」を、新たな技術提供によりさらに性能をアップさせた上、税込み¥15,750としていた希望小売価格を税込み¥9,800に改定。また、販売ルートとして関東、東北のドラッグストア、ホームセンターなどを予定していたが、その需要の高さから福島県を中心に先行発売することとした。このたび出荷開始する「エアカウンター」は、新技術の導入によって放射線を測定する感度が上がり、最大約10分であった測定時間を最大約5分にて測定が可能となり、約半分に大幅短縮。パッケージデザインもMR_DESIGN代表のアートディレクター・佐野研二郎氏による、クリーンな空をイメージした水色と、下部に小さく家々を配置したかわいらしくシンプルなデザインとなっている。さらに、この「エアカウンター」には、首都大学東京の福士政広教授が監修した放射線等についての基礎知識を掲載した小冊子「正しく覚えよう!放射線の基礎知識」がセットになっている。詳しい商品情報はエステー(株)ホームページにて。 お問い合わせ先:エステー株式会社 お客様相談室TEL:03-3367-2120 プレスリリース提供元: 日経プレスリリース
2011年10月10日(株)損害保険ジャパンは、従業員の健康状態が業務の生産性に与える影響度を定量的に測定できるプログラム「mimoza WLQ-J」を開発、企業向けに提供するという。これは国内初のもので、実際の販売は、同社の子会社である(株)損保ジャパン・ヘルスケアサービスが、1月14日から開始している。うつ病などが増え、従業員の健康対策が大きな課題になっている。そして業務生産性の低下は、欠勤や休職などより、体調不良のまま出勤している場合の方が、はるかに影響が大きい(研究では3倍と報告)とされ、これを計測し対策につなげてもらうのが狙いとのこと。米国で開発され既に世界で活用。早期介入で予防にも当初、米タフツ大で1998年に開発され、現在は米国をはじめとする各国で既に30以上の言語に翻訳されていて、医学・健康の研究のみならず企業等でも広く活用されているという。具体的には、業務の生産性を支える4つの尺度で構成された25の質問に答える形で従業員にアンケート調査をし、結果は、会社全体のほか、年代や性別、部署別の生産性で算出する。人事部門で介入が必要な組織を抽出、組織の活性化に向けた効果的な施策立案・効果検証に活用したり、産業保健部門では、健康問題にリスクのある従業員へ早期に介入することで、効果的な予防活動に活用できるという。なお、このサービス料金は、対象者1,000人の企業の場合で、50万円とのこと。
2011年01月20日