安藤サクラと山田涼介(Hey! Say! JUMP)が共演した映画『BAD LANDSバッド・ランズ』のBlu-ray&DVDが、5月22日(水)にリリースされることが決定した。本作は、第151回直木賞を受賞した「破門」や、「後妻業」などで人間を突き動かす欲望を描いてきた作家・黒川博行による小説「勁草」の映画化。安藤さんが主人公ネリ、山田さんがネリの弟・矢代穣(ジョー)を演じているほか、生瀬勝久、吉原光夫、大場泰正、淵上泰史、前田航基、江口のりこらが出演している。今回リリースされる豪華版Blu-ray&DVDには、本パッケージのために編集したメイキング映像やイベント映像のほか、未公開シーンなど特典映像が満載。また音声特典として、安藤サクラ×山田涼介×原田遊人プロデューサーのオーディオコメンタリーも収録。さらにメーカー特典として、トレカセット(5枚組)が決定。なお、リリース記念として、6月30日(日)に原田眞人監督、吉原さんのトーク&サイン会を開催。楽天ブックス予約者を対象に抽選で招待となる。<『BAD LANDSバッド・ランズ』商品概要>・『BAD LANDSバッド・ランズ』Blu-ray豪華版発売日:2024年5月22日(水)品番:EYXF-14352/B価格:¥6,800(税抜)/¥7,480(税込)・『BAD LANDSバッド・ランズ』DVD豪華版発売日:2024年5月22日(水)品番:EYBF-14349~50価格:¥5,800(税抜)/¥6,380(税込)・『BAD LANDSバッド・ランズ』DVD通常版発売日:2024年5月22日(水)品番:EYBF-14351価格:¥3,800(税抜)/¥4,180(税込)『BAD LANDSバッド・ランズ』はNetflixにて配信中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:BAD LANDSバッド・ランズ 2023年9月29日より全国にて公開©2023「BAD LANDS」製作委員会
2024年03月02日宮嶋風花監督の長編商業映画デビュー作品に長澤樹と窪塚愛流が出演する映画『愛のゆくえ』が全国で順次公開中。この度、主演のひとりを務めた新星・長澤樹について、そして宮嶋監督と共演者・兵頭功海が語る“彼女の魅力”が本編映像と共に解禁された。2005年生まれ、静岡県出身の注目若手俳優・長澤樹は、2020年公開の『破壊の日』(豊田利晃監督)で映画初出演。ドラマ「オレは死んじまったゼ!」では17歳で他界したギャル風女子高生の小森凛を演じ、大きなインパクトを残し反響を呼んだ。ほかにもNetflixシリーズ「First Love 初恋」で主人公の妹・優雨役や、Netflix映画『ちひろさん』の宇部千夏(通称・べっちん)役などでも印象を残し、またCMでは東急ハーヴェストクラブ、CCCマーケティンググループブランドムービー、日本生命などに出演をするなど幅広く活躍している。「不思議と引き込まれる」宮嶋風花監督もオーディションをふり返る内気であまり喋らないという、難しい役柄の主人公・愛に抜擢された長澤さんについて、宮嶋監督はオーディションで彼女を見た瞬間、この子が愛だ!と思ったそう。「当時16歳でしたが、私よりも大人っぽいと感じて。愛はあまり喋らないので、表情や特に目つきを大事にしたいと考えていましたが、不思議と引き込まれるというか、目の奥に何か力を持っている方だなと感じました」と語る。また、今作で長澤さん演じる愛と同じ孤独を抱えた七瀬徹(ななせ・とおる)を演じ、近年ではドラマやCMでも活躍し、「ゼクシィ」CMボーイとしても話題の兵頭功海は、「世の中に対して行き場のない不満を持っていれば徹から滲み出てくる憤りや影が表現できるかな、と思いました」と徹役について語っており、「愛との会話で愛に対しても世の中に対しても諦める瞬間があって、そこが徹としての生き様のゴールなのかなと思いながら演じていました」と明かす。さらに、長澤さんとの共演について、「長澤さんはリハーサルの時からもう愛そのもので、目がとても素敵でした」と印象を語っており、さらに「話さなくても何か伝わってくる様な、訴えかけてくる目力が俳優として、とても魅力的だな、と思いながら一緒にお芝居をしていました」と兵頭さんも魅力を語る。「映像には残っていませんが、徹と2人でがっつり話すシーンがいくつかあって、そのとき感情がぐわっと引き出されたのは長澤さんのお陰だと、撮影当時、感動しました」とも明かした。そんな2人の本編映像が今回解禁となる。母を亡くし東京に引っ越した愛は、学校でうまく馴染めずにいる中、徹と出会う。赤髪で学校で目立つ存在だった徹もまた、孤独を抱えていた。やがて互いに胸の内を明かすことになるのだが…。3月には舞台「町田くんの世界」でヒロイン役を果たすなど、今後の活躍に期待が高まる愛役を演じた長澤さん。初主演映画となる本作にも注目だ。『愛のゆくえ』は全国にて順次公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:愛のゆくえ 2024年3月1日より全国にて順次公開© 吉本興業
2024年03月02日安倍晴明が陰陽師になる前の知られざる学生時代を描いた完全オリジナルストーリーを、山崎賢人主演で映画化した『陰陽師0』。本作で“呪術監修”を担当した日本呪術界の第一人者・加門七海が「『陰陽師0』は主役が呪術。そんな映画は日本どころか、世界でもはじめて」と本作について語った。人嫌いで変わり者の陰陽師・安倍晴明が、雅楽家としても名を残した貴族・源博雅と共に怪奇事件を解決していく夢枕獏による人気小説シリーズ「陰陽師」。自らを“呪術オタク”と名乗るほど呪術に精通した佐藤嗣麻子監督がメガホンをとり、誰も知らない安倍晴明の若き日の物語を描いたのが本作。長い構想期間を経た待望の映画化に、佐藤監督が最もこだわったのは、本作の核となる“呪術”だ。今回、佐藤監督が「呪術監修に呪術界の第一人者・加門七海さんをお迎えするのが念願でした」と語るほど、絶大なる信頼を置き、「呪術廻戦」のキャラクターや呪術を実在した呪術の歴史から独自考察した書籍「呪術の日本史」を監修したことでも話題の小説家・加門七海が呪術監修を務めている。初めて脚本を読んだ際、加門氏は「ここまで本格的にやるのか!」と驚かされたという。それほど呪術を研究し尽くした佐藤監督の脚本に沿い、平安時代当時の資料が少ない中、中国の古文書などを参考に呪術シーンで用いる道具や呪符、呪文、手印の1つ1つを構築していったそうだ。呪術とは何か、古来の人々にどのような影響をもたらしたのか、“呪術のはじまり”を感じさせる本作の魅力について聞くと「作品そのものが、ある意味、ひとつの呪術になっており、呪術とは何かという問いに対するクールな答えが示されています。そこが一番の魅力です。エンターテインメントとしてはもちろん、呪術に詳しい人、興味のある人ほど楽しめるものだと確信しています」と自信を覗かせる。さらに、「今、本予告が公開されていますが、それに対するSNSの反応を見る限り、多くの方が既に思い込みという“呪”に掛かっているように思われます」と加門氏。「過去に呪術を扱った多くの映画は、問題を起こしたり、解決する方法として、呪術が描かれます。なぜ、この呪術によって、そういう結果がもたらされるのかというところには、ほとんど視線が向きません。しかし、『陰陽師0』は主役が呪術。そんな映画は日本どころか、世界でもはじめてではないでしょうか」と、呪術に向き合ってきた加門氏にとっても、新感覚のエンターテイメントになったと明かしている。1988年に小説が刊行されてから様々なメディアミックスを繰り返し、いまなお愛され続ける「陰陽師」シリーズ。近年では「呪術廻戦」の大ヒットにより、さらに呪術が注目されるようになったが、人々が呪術に惹きつけられる理由を加門氏はこう分析する。「呪術は元々、天災や病などをはじめとする人の力が及ばない物事への唯一の手段であり、社会的弱者が持てる最大の武器でもあったのです。フィクションの中での呪術は派手で面白い素材ですが、『陰陽師』も『呪術廻戦』も扱われている呪術にはそれぞれ元となる歴史背景があります。そこに通底する我々の期待や憧れが、呪術を魅力的に思わせるのでしょう」。目に見えないものに対する不安と恐怖は古今も共通、戦争や災害が身近に迫るからこそ佐藤監督も「今こそ陰陽師を復活させなければならない」と強く誓ったそうだ。現代人が陥りやすいフェイクニュースを例に挙げた加門氏は、「フェイクニュースに踊らされるのは、自縄自縛的な感情によるものがほとんどです。現代に限らず、人は信じたいもの、見たいものに引っ張られます。その中で、公平性や公共性を装った記事は信じる人も多い。そこに少しの暗示を掛ければ、立派な《呪い》として成立してしまうのです。映画の中のキーワードのひとつでもある《真実》と《事実》、それを冷静に切り分ける洞察力が、今、必要なのだと思います」と語る。フェイクニュースが蔓延る現代だからこそ、我々は闇を祓う“陰陽師”安倍晴明を必要としているのかもしれない。『陰陽師0』は4月19日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:陰陽師0 2024年4月19日より公開©2024映画「陰陽師0」製作委員会
2024年03月02日若葉竜也主演の『ペナルティループ』より本編映像が解禁された。『人数の町』(20)で長編監督デビューを果たした荒木伸二監督が、若葉竜也とタッグを組んだ本作は、恋人を素性不明の男・溝口(伊勢谷友介)に殺された岩森(若葉竜也)が〈ペナルティループ〉という“何度でも復讐ができるプログラム”を利用し、自らの手で犯人に復讐していく、というストーリー。このたび解禁されたのは、これまで溝口に復讐を遂げ、疲労困憊で眠りにつくというループを繰り返していた岩森が何故か逆に溝口に襲われそうになる、これまでのループとは逆パターンの本編映像。工場で働く岩森がふと廊下の窓から外を見ると、駐車場のバンから作業着姿の溝口が降りてくる。面識がないはずの岩森を見つめる溝口。恐怖を感じた岩森はその場を離れるが、倉庫内で溝口に見つかり、必死に逃げながらも、執拗に追いかけられ倉庫の隅まで追い詰められてしまう。ついに対峙した2人、そこで溝口の口から出たのは「なんで俺を殺す?」という言葉だった…。これまでのタイムループものは、主人公が意図せずループに巻き込まれるものが主流だったが、本作は「主人公が復讐のループを自ら選択する」という斬新な設定となっている。荒木監督が「ループものの典型である、現実には不可能な時間軸の修正、それによる正常化、あるいは改善、みたいなところから出れないか、というのが一番大きなトライアル」と語っており、あえて従来のループもののルールを解体していくことを目指したという。なぜ溝口は、岩森のことを知っていたのか?物語の全貌が徐々に見えてくる中、2人の関係にも変化があらわれるのか…?“岩森が溝口を襲う”から“溝口が岩森を襲う”という逆ループが始まるかのようにみえ、本編への謎がますます深まる映像となっている。『ペナルティループ』は3月22日(金)より新宿武蔵野館、池袋シネマ・ロサほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ペナルティループ 2024年3月22日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2023『ペナルティループ』FILM PARTNERS
2024年03月01日山下敦弘監督の映画『水深ゼロメートルから』の第2弾追加キャストとして、さとうほなみ、三浦理奈が発表。特報映像とポスタービジュアルが解禁され、クラウドファンディングもスタートした。本作は、2020年のスマッシュヒット映画『アルプススタンドのはしの方』(監督:城定秀夫)に続く「高校演劇リブート企画」第2弾としてスタートした映画。綾野剛主演で大ヒット公開中の映画『カラオケ行こ!』の山下監督を迎え入れた。原作は、2019年第44回四国地区高等学校演劇研究大会で「文部科学大臣賞(最優秀賞)」を受賞した徳島市立高等学校の「水深ゼロメートルから」(中田夢花)。キャストには濵尾咲綺、仲吉玲亜、清田みくり、花岡すみれとフレッシュな面々が顔をそろえており、10代の悩みや想いを繊細かつヴィヴィッドに描いていく。この度解禁となったのは、4人の女子高生と一緒にドラマを動かす登場人物。高校の体育教師・山本役は、映画『花腐し』(2023)で報知映画賞主演女優賞にノミネートされた、さとうほなみ。現在放送中のドラマ「院内警察」にも出演するなど活躍の場を広げる一方、ほな・いこか名義で「ゲスの極み乙女」のドラマーとしても活動している。さとうほなみ野球部のマネージャー・リンカ役は、「第41回ホリプロタレントスカウトキャラバン」で審査員特別賞を受賞し、期待の若手として注目を集める三浦理奈が演じる。三浦理奈同時に公開された特報映像では、水のないプールで砂を掃き始める姿に始まり、それぞれに悩みを抱えつつも前に進もうとする登場人物たちが爽やかに映し出されている。併せて公開されたポスタービジュアルは、“このプールの底から、本当の「私」がはじまる”というキャッチコピーとともに、ココロ(濵尾咲綺)、ミク(仲吉玲亜)、チヅル(清田みくり)、ユイ(花岡すみれ)がそれぞれにメイク道具やモップを持ちながら凛々しく佇む姿が描かれている。また、映画のスペシャルサポーターを募集するクラウドファンディングがMotion Galleryにて開始(~4月1日23時59分予定)。コースは全5種あり、実際の映画撮影で使われた砂を使用したグッズや、劇中と同デザインの帽子やTシャツ、エンドロールにおけるクレジット掲載など、スペシャルサポーター向けならではの作品に近いリターンが多数用意されている。●さとうほなみ(山本役)今回、高校教師という役どころで、わたしももちろん経験のある女子高生時代。生徒たちの気持ちは分かるはずなのに、寄り添っているはずなのに、作中こんなに嫌われていたのは初めての経験でした。山下監督の芝居への想いや取り組みに感動しつつ、登場する女子高生ちゃんたちの心の揺れを、ぜひ楽しんでいただければと思います。●三浦理奈(リンカ役)出演が決まった時は、野球部のマネージャーを経験した事がなかったので、役で演じられる事が楽しみだなと思いました。その中で、りんかという女の子は野球部にも面接で受かって入部しているなど、周りの子達よりもワンランク上の存在なので自分の中で”ワンランク上の女の子”を想像して役作りをしました。2日間という短い撮影期間でしたが楽しかったです!なお、本作は「第19回 大阪アジアン映画祭」にてワールドプレミア上映が実施予定。上映は3月4日と7日の2回行われ、7日には山下監督によるトークショーも予定されている。『水深ゼロメートルから』は5月3日(金・祝)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:水深ゼロメートルから 2024年5月3日よりシネマカリテほか全国にて公開©『水深ゼロメートルから』製作委員会
2024年03月01日山崎賢人、山田杏奈、眞栄田郷敦、工藤阿須加、玉木宏、舘ひろしらが出演する現在公開中の映画『ゴールデンカムイ』のメイキング映像が、YouTubeにて公開された。本作は、同名人気漫画の映画化。明治末期の北海道、莫大なアイヌの埋蔵金を巡る一攫千金ミステリーと、一癖も二癖もある魅力的なキャラクターたちが躍動するサバイバル・バトルアクション作品だ。今回公開された映像では、主人公の元陸軍兵・杉元佐一役の山崎さんや、アイヌの少女・アシリパ役の山田さんをはじめ、眞栄田さん(尾形百之助役)、矢本悠馬(白石由竹役)、舘さん(土方歳三役)らの撮影の様子が見られる。食事中の様子や、滑って笑いが起きる様子など、本編とはまた違った雰囲気の映像に、視聴者からは「メイキング映像待ってました!」、「こうやってメイキングが見れることが嬉しいです!」、「こんなに観ちゃっていいの」、「たまらん!!!!!」、「大感動甦るメイキング」、「これ見てたら、もう1回見に行きたくなってきた」、「動画内のオソマちゃんと杉元の雰囲気が…!(感動)」、「尻もちアシリパさん可愛い」などと歓喜のコメントが見られた。『ゴールデンカムイ』は公開中。※アシリパの「リ」は小文字が正式表記(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴールデンカムイ 2024年1月19日より全国にて公開©2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
2024年03月01日藤井道人監督・脚本の日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』より場面写真が解禁。さらに清原果耶とダブル主演を務めるシュー・グァンハンの魅力について監督とキャストのコメントが到着した。台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ「青春18×2 日本慢車流浪記」を原作とし、日本映画界がいま最も注目する藤井道人が脚本・監督を務める本作。主人公ジミーを演じるシュー・グァンハンは、アジアを代表するスター俳優。彼の知名度と人気を一気に押し上げた作品とも言えるラブ・ミステリードラマ「時をかける愛」は、世界累積再生回数が10億回を記録。同作によって台湾のテレビ賞「電視金鐘奨」で最優秀主演男優賞にノミネートされたほか、韓国でも人気が沸騰し、わずか半年間で10社の広告モデルに起用されるなど、スターダムを駆け上った。昨年公開され第96回米アカデミー賞国際長編映画賞部門の台湾代表にも選出され、台湾映画史上第7位となる興行収入3.6億台湾ドル(約16億円)超え爆発的ヒットを記録した映画『僕と幽霊が家族になった件』では主演を務め、スタジオジブリ最新作『君たちはどう生きるか』の台湾公開の吹き替え版では、菅田将暉演じたアオサギ役の声も担当している。今回のキャスティングについて藤井監督は「ジミーを誰にしようかと考えていた時に、台湾にいるほぼすべての知り合いが『シュー・グァンハンが、今すごいぞ』と言ってきたんです。そんなに言うならと会ってみたら、とてもナイスガイで。初めて会った時、彼は32歳だったんですけど、大人にも見えるし、すごく若くも見えた。この映画では、18歳と36歳のジミーが出てきますが、どちらも同じ人に演じてもらいたいという想いがあったので、彼にお願いしました」とコメント。さらに「今回の撮影は日本パート→台湾パートの順番でしたし、監督もなかなかしつこいので(笑)、グァンハンは慣れない環境下でいつもと違うストレスがかかる中でのお芝居だったかと思います。でも本当におおらかに、かつ粘り強く付き合ってくれました。『監督が本当に納得できるものを撮るまで何回でも付き合うから、僕に気を遣わないでほしい』と言ってくれて、本当に有り難かったです」と語っている。この度解禁となった場面写真では、ジミーとアミの距離がぐっと近づく“恋の始まり”を予感させる18年前の台湾での2枚に加え、大人になったジミーがアミの生まれ育った町を目指す旅路を収めた3枚の新規場面写真も一挙解禁。個性豊かな人物たちとの一期一会の出会いを写し出す。旅先でまず出会ったのは18歳の青年・幸次。ジミーがアミと共に青春時代を過ごした時と同じ18歳という年齢であり、一人旅という共通点を持つ2人はあっという間に距離を縮め、ひと時の間だけ旅を共にすることに。そんな幸次を演じた道枝駿佑はグァンハンについて「現場で日本語が分からなかったりした際、お力になれたらいいなと思っていたのですが、僕の力なんて必要ないぐらい日本語がすごいお上手で、さすがだなと思いました!」と語る。幸次に旅の休息地としておススメされたネットカフェで店員として働く由紀子を演じた黒木華も「母国語ではない言葉で気持ちを伝えることは難しいと思いますが、素直に演じられていて、とても素敵だなと感じました」と、日本語を使いこなしながら慣れない土地での撮影も難なく乗り越えるグァンハンの姿に感嘆していた様子。さらに、ジミーと共に青春の1ページを紡ぐバックパッカーのアミを演じた清原さんは「初めてお会いしたときは、オーラが凄かったというか『スターの方だ!』と思いました。撮影のはじめから、積極的にコミュニケーションをとろうとしてくださって、本当に紳士的で優しい方でした。ちょっとした休憩の時も、椅子に私を先に座らせないと本人が座らないっていうくらい優しく気を遣ってくださる方でした。一方で、台湾パートで他のキャストの皆さんと揃った時には、いたずらっ子のように無邪気に笑ってらっしゃる瞬間もあって。お互いに言葉を教えたり教わったりしながら、コミュニケーションをとりました」とそのスター性に魅了されたことを告白。日本人キャスト陣も唸らせるその誠実さと演技力で、初恋に心躍らせる18歳の初々しさと、人生の酸いも甘いも噛みしめる大人の魅力を漂わせる36歳のジミーを見事に演じ分けるグァンハンの好演に、一足先に試写を鑑賞したマスコミ・関係者からも「同一人物とは思えなかった」「ジミーがずっと心に残る」などの声も続々とあがっている。『青春18×2 君へと続く道』は5月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:青春18×2 君へと続く道 2024年5月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️ 2024「青春 18×2」film partners
2024年03月01日杉咲花主演で、本屋大賞受賞のベストセラーを映画化した『52ヘルツのクジラたち』の公開を記念し、杉咲さんと共演の志尊淳が「最も印象に残った」と明かす本編シーンと撮影をふり返る2人のインタビュー映像が解禁となった。先日開催された完成披露試写会では、「一生忘れられない作品になりました」「何度も涙しました。主人公たちの辛さや悲しみが痛いほど伝わってきました」「原作ファンとしては初めて読んだ時の切なさや悔しさ、喜びが、映像を通してちゃんと伝わってきたことに感動」など、杉咲さん、志尊さんをはじめ若手最旬俳優たちの魂の競演に映画ファン、原作ファンから絶賛の声が溢れている本作。今回、解禁された本編映像では、かつて貴瑚(杉咲さん)が安吾(志尊さん)に救われたかけがえのない時間が切り取られている。3年前。毎日ひたすら義理の父の介護に身を捧げ、家族に人生を搾取されていた貴瑚。絶望を抱え走ってくるトラックの前に進み出た貴瑚を助けたのがトランスジェンダー男性の塾講師・岡田安吾だった。「新しい人生を生きてみようよ」と手を差し伸べてくれた安吾と親友・美晴(小野花梨)の助けにより人間らしい生活と何年かぶりに笑顔を取り戻した貴瑚。貴瑚は安吾に付き添われて実家に帰り、纏わりつく母親に何とか別れを告げるが、帰り道、泣き崩れてしまう。そんな貴瑚を安吾は優しい瞳で包み込み、「52ヘルツのクジラの鳴き声」をプレゼントしてくれたのだった。「僕は寂しくて、悲しくて、死にそうなときにこれを聞くんだ」と語る安吾もまた孤独な心を抱えており、2つの孤独な魂が共鳴する優しく愛おしい瞬間を杉咲さんと志尊さんが見事に演じ切っている。夕暮れの幻想的なシーンを撮影するため、ぶっつけ本番だったという本シーン。同時解禁となったインタビュー映像では、杉咲さんと志尊さんも「最も印象に残ったシーン」として本シーンを挙げており、「互いに手を取り合って臨んだ」と撮影をふり返っている。さらに杉咲さんは「現場ではアンさんがどんな顔をしているか見ることが出来なかったんですが、本編を観た時に、こんなにも優しい眼差しで隣にいてくれたんだな。ということに胸がいっぱいになりました」とコメント。実力派若手俳優同士のかけがえのない絆が紡いだ、切なくも愛おしい世界観に期待が高まる映像となっている。『52ヘルツのクジラたち』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:52ヘルツのクジラたち 2024年3月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2024年03月01日『14歳の栞』『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』の竹林亮監督、齊藤工企画・プロデュースによる映画『大きな家』が2024年秋に公開決定。併せて、特報とティザービジュアルが完成した。とある中学校のクラス35人全員に密着した青春リアリティ映画『14歳の栞』(2021)を手掛けた竹林亮監督と製作チームによる本作では、児童養護施設に暮らす子どもたちに密着。家族ではないつながりの中で生活しながら、自分の運命と向き合い、葛藤し、未来に目を向けて成長していく子どもたちの等身大の姿を描いていく。なお、本作は公開後のオンライン配信等を予定しておらず、劇場上映でのみ公開予定。また、竹林監督による『14歳の栞』が3月1日より全国にて期間限定の再上映中。再上映の来場者には『大きな家』ポストカードをプレゼント予定となっている(※一部対象外劇場あり)竹林亮監督「彼らの人生のお守りになるようにと願いながら」時代を問わない普遍的なストーリーをもつ、あたたかな映像作品を得意とし、現在はコマーシャル、YouTubeコンテンツ、リモート演劇、映画等、その表現は多岐にわたる竹林監督。『14歳の栞』は1館からのスタートだったが、SNSで話題となり45都市まで拡大。また、竹林監督が共同脚本も務めた長編映画『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』(2022)は、第32回日本映画批評家大賞にて新人監督賞・編集賞を受賞した。■コメント齊藤工さんからお誘いをいただき、とある場所にお話を伺いに行ったのは2年半前でした。そこから何度もお邪魔するうちに、珍しい存在だった撮影班は次第にそこの日常の中に溶け込んでいきました。この映画は、ある子どもたちのごく普通の日常を記録した物語です。彼らは様々な理由で自身の親から離れて児童養護施設と呼ばれる場所で日常を送っています。僕たちは、この映画を、彼らの人生のお守りになるようにと願いながら作りました。なぜなら、彼らは18歳を過ぎて自立する準備ができたら、その場所から巣立ち、自分の力で生活をしていかなければならないからです。彼らが将来生きることに苦労するようなことがあった時に彼ら自身が観て、生きる力を呼び覚ますお守りのような存在になってほしい。いつか自分たちのこれまでの道のりを客観的に見て、昔から自分には前に進んでいく強い力があり、さらに多くの周囲の人々に純粋に応援されて、ここまでやってきたのだと思い返せるようなものでありたい。そう願いながら、共に過ごした 時間を記録し、編集をして一本の映画にしました。従って、これは未来で葛藤している僕の大切な友人達のための映画に他ならないのです。そして、そんな彼らの映画を観ることで、これまで知らなかったすぐそこにある日常の中の「普通」の感覚の差分の中に、全ての人々にとって大切なものが隠されているのを目撃していただきたいです。企画・プロデュース:齊藤工「竹林監督のチームならば、向き合える」俳優業の傍ら、20代から映像制作にも積極的に携わり、齊藤工名義での初長編監督作『blank13』(2018)では国内外の映画祭で8冠を獲得。2023年、監督最新作『スイート・マイホーム』が公開された。劇場体験が難しい被災地や途上国の子どもたちに映画を届ける移動映画館「cinéma bird」の主宰や全国のミニシアターを俳優主導で支援するプラットフォーム「Mini Theater Park」を立ち上げるなどマルチに活動している。■コメント竹林監督の『14歳の栞』を観に行った時上映前に劇場から未成年である出演者方のプライバシーを守る誓約書の様な用事が配られましたその後も配信への移行を安易にしなかったり彼ら彼女らに配慮のある上映の形態を今日まで貫いていてドキュメンタリー映画における被写体と観客の本来あるべき誠実な距離を感じましたカメラが向けられ人生の断片が切り撮られると同時に社会的に守られるべき子どもたちそんな竹林監督のチームならば児童養護施設で生活をしている子どもたちと共に映画と言う必然に向かえるのでは無いかと思いました個人的にご縁を頂いたとある養護施設には光り輝く子どもたちが今日も生活しています彼ら彼女らの「これまで」と「これから」には我々の想像を絶する様々なドラマがあり彼ら彼女らの世の中との向き合い方そして子どもたちを支える施設の職員の方々の日常本作は普段は立ち入れない場所に置ける「当たり前」と観客がどう向き合うかが問われる混沌とした現代に必然的に生まれた作品になったと心から思います『大きな家』は秋、劇場にて公開。『14歳の栞』は全国にて期間限定で再上映中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:14歳の栞 2022年3月11日より全国にて順次公開大きな家 2024年秋、公開予定©CHOCOLATE Inc.
2024年03月01日山崎賢人が若き日の安倍晴明を演じる映画『陰陽師0』より、<特別映像episode0~晴明&博雅の出会い編~>が公開された。平安時代に実在した《最強の呪術師》とされている安倍晴明。本作は、夢枕獏の小説では描かれていない、晴明(山崎さん)の知られざる学生時代、そして博雅(染谷将太)との出会い、凶悪な呪いと陰謀との対峙が描かれる。今回公開されたのは、そんな“最強のバディ”晴明&博雅を演じた山崎さんと染谷さんにフォーカスをあてた映像。新規本編とメイキング映像に加え、息ぴったりに顔を見合わせて、そのバディぶりで話題を呼んだロケ地でもある世界遺産・仁和寺でのイベント映像が収録されている。最高のバディを表現するため、本読みやリハーサル、乗馬練習など、長い時間行動を共にし、関係性を深めていった2人。山崎さんは「陰陽師になる前の“若き”安倍晴明、博雅との関係性を監督と染谷君3人で作っていくことが非常に楽しかったです」と充実した撮影をふり返る。最高のバディとなるまでの過程として意識したのは、「晴明が嫌な感じに見えないように。魅力的に見えるように」することだったそう。晴明は人嫌いで変わり者、人から冷たいと思われることも多い。「馬鹿な人間ほど、“呪”にかかりやすい」とお手玉を博雅にぶつけるシーンについて、監督とぶつける箇所を確認し、晴明の性格の悪さは感じさせつつも、変わり者である故の“カリスマ的魅力”が観客に伝わるよう模索。そんな晴明を染谷さんは「かっこよさの中に繊細さがあった。安倍晴明もひとりの人間なんだなと思いました。それにすごく感動しました」と絶賛している。『陰陽師0』は4月19日(金)より公開。※山崎賢人の「崎」は、正しくは「たつさき」(シネマカフェ編集部)■関連作品:陰陽師0 2024年4月19日より公開©2024映画「陰陽師0」製作委員会
2024年03月01日佐藤健主演映画『四月になれば彼女は』のスペシャルインタビューPVが公開された。今回公開された映像では、婚約者との結婚を控えた精神科医・藤代俊役の佐藤さん、謎の失踪を遂げる藤代の婚約者・坂本弥生役の長澤まさみ、藤代のかつての恋人で、藤代に手紙を送る伊予田春役の森七菜が、自身の演じたキャラクター像や注目ポイントについて語ったインタビューに加え、現場でのメイキング映像が収録。「ドキュメンタリー性みたいなものを大切にしたいと思っていました」と語る佐藤さんは、「今回は出来るだけ恋愛というものの真実を追求するような作品だなと思いました」とより自然体な藤代という人物を作り上げ、誰もが共感できるようなむき出しの恋愛観に迫る作品であることを熱弁。また、どこか複雑で繊細な内面を持つ人物を体当たりで演じた長澤さんは「(恋愛で)悩んでいる人に観てもらいたい作品になっているのかなと」とコメント。森さんも「人生の全部が詰まったような、また新しいラブストーリーになっているのかなと思いました。この映画の最後、これを望んで私も生きていこうって思う」と確かな自信を覗かせている。『四月になれば彼女は』は3月22日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:四月になれば彼女は 2024年3月22日より全国東宝系にて公開©2024「四月になれば彼女は」製作委員会
2024年03月01日中華風家庭料理の店「ふーみん」と、そこで働く「ふーみんママ」を追うドキュメンタリー『キッチンから花束を』が5月31日(金)より公開されることが決定。本予告映像と本ポスタービジュアルが解禁された。台湾人の両親をもち、日本で生まれ育った斉風瑞(さいふうみ※ふーみんママの本名)は、友人の一言から1971年、神宮前に小さな中華風家庭料理のお店「ふーみん」をオープン。父と母からもらった確かな味覚と温かな愛情。様々なメニューが生まれたストーリー、ふーみんママと料理の原点。数々の証言から「ふーみん」がなぜ50年もの長い間人々に愛されつづけるのかを紐解く。そして斉風瑞の家族を3年半にわたって追った長編ドキュメンタリーだ。中華風家庭料理「ふーみん」は、東京・南青山の小原流会館の地下に連日長い行列が出来る超人気店。先日、「1億3000万人のSHOWチャンネル」で「嵐」櫻井翔が「納豆にこんなにウマい食べ方があったのか!」と絶賛した、看板メニュー“納豆チャーハン”や、故・和田誠さん(イラストレーター)が生み出した“ねぎワンタン”、“豚肉の梅干煮”など数々の名物料理をつくり出してきた。また、本編にも登場する平野レミ(料理研究家)や五味太郎(絵本作家)など、時代を彩るクリエイターにも長年に渡って愛され続けている。解禁された本予告映像では厨房で腕をふるうふーみんママが映し出されており、ポスタービジュアルでは、ふーみんママの柔らかな佇まいが捉えらている。また、3月1日(金)からは、ムビチケが販売される。『キッチンから花束を』は5月31日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:キッチンから花束を 2024年5月31日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開ⒸEight Pictures
2024年03月01日映画『六人の嘘つきな大学生』に、浜辺美波、赤楚衛二が出演することが明らかになった。成長著しいエンタテインメント企業「スピラリンクス」の新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、1か月後までにチームを作り上げ、グループディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、六人の学生たちは互いに交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、一つの席を奪い合うライバルになった。内定を賭けた議論が進む中、各々の個人名が書かれた六通の封筒が発見される。その中の一通の封筒を空けると、「●●は人殺し」という告発文が入っていた。そして、六人の本当の姿が次々と暴かれていく――。本作は、2021年に刊行されるやいなや、2022年本屋大賞ノミネートをはじめ、様々なランキングを席巻、累計40万部を突破している浅倉秋成の小説の実写映画化。就職活動を舞台に、六人の登場人物の裏の顔が巧みに暴かれていく“密室サスペンス”要素と、そこで明らかになった六人の「嘘」と「罪」の真相が、クライマックスで次々と伏線回収される“青春ミステリ”要素を、圧倒的なクオリティで掛け合わせ、人気を博している。浜辺さんと赤楚さんが演じるのは、今作で重要なキーワードである“六人の大学生”のうち、中心となる人物。浜辺さん演じる主人公・嶌衣織は、早稲田大学社会科学部の学生で、洞察力に優れた人物。「原作が素晴らしく、一気に読み進めてしまいました」と語った浜辺さんは、「出演者6人で過ごす日々は濃厚で毎日心が揺さぶられ、何より熱のある撮影現場でした。試写後の感想会では今まで経験したどの作品よりも一番盛り上がり、その時に6人で共有した、作品の熱が宣伝、そして映画公開で皆様に伝わることを楽しみにしています」とコメント。また、嶌と第二次面接で出会う立教大学経済学部の学生で、そのまっすぐな性格で六人の中のムードメーカーとなる波多野祥吾を、赤楚さんが演じる。「リハーサルを積み重ねる日々もあり、まるで舞台の稽古の様でブラッシュアップしていく過程に学びが多くありました」と撮影をふり返り、「楽しんで頂けると嬉しいです。宜しくお願いします」とメッセージも寄せている。監督は『ういらぶ。』の佐藤祐市、脚本は劇団「東京マハロ」主宰・矢島弘一が務めた。『六人の嘘つきな大学生』は11月22日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:六人の嘘つきな大学生 2024年11月22日より全国にて公開©2024「六人の嘘つきな大学生」製作委員会
2024年03月01日Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下では、スタジオジブリ映画『海がきこえる』を限定上映する。東京の大学に進学した杜崎拓は、吉祥寺駅の反対側ホームにある人影を見た。中央線下り列車に姿を消したその人影は確かに武藤里伽子に見えた。だが、里伽子は高知の大学に行ったのではなかったのか。高知へと向かう飛行機の中で、拓の思いは自然と里伽子と出会ったあの2年前の夏の日へと戻っていった。里伽子は、勉強もスポーツも万能の美人。その里伽子に、親友の松野が惹かれていることを知った拓の心境は複雑だった。拓にとって里伽子は親友の片想いの相手という、ただそれだけの存在だった。それだけで終わるはずだった。高校3年のハワイの修学旅行までは…。本作は、作家・氷室冴子の小説を当時のスタジオジブリ若手スタッフが映画化し、TVスペシャルとして放映、ファンから深く愛される名作だ。モノローグとフラッシュバックを用いながら、平熱感覚をキーワードとして製作された本作の持つ繊細さ、美しく描かれたロケーション、10代の終わりを迎える3人が、ゆるやかに自分たちの心と向き合う物語の魅力は、時を経てもみずみずしさを失わず、いまも新たなファンを増やし続けている。そんな本作は、これまで映画館での上映機会は少なく、今回も貴重な上映となる。なお、オーチャードホールを除き、長期休館中のBunkamura。上映されるBunkamuraル・シネマは、渋谷駅前 東映プラザ内に移転して営業中だ。『海がきこえる』は3月15日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下にて限定上映。(シネマカフェ編集部)
2024年02月29日黒柳徹子の幼少期を自伝的に描いたベストセラ―をアニメーション映画化した『窓ぎわのトットちゃん』のBlu-ray&DVDが5月29日(水)に発売されることが決定した。本作は、公開当時大きな感動を呼び、第47回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞した話題作。アニメーション化を企画立案し、監督を務めたのは、『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』(16)や『映画ドラえもん のび太の月面探査記』(19)の監督である八鍬新之介。2016年に企画を立ち上げ、2019年から本格始動し約1年をかけてシナリオを作成。アニメ制作はシンエイ動画が担当し、金子志津枝がトットちゃんを始めとしたキャラクターデザインを手掛けた。日本アニメ界におけるトップクリエイターたちが集結し、珠玉の名作を見事に映画化した。主人公・トットちゃんが通うトモエ学園の校長である小林先生を演じるのは、3度の日本アカデミー賞最優秀主演男優賞の受賞歴や『PERFECT DAYS』(23)で第76回カンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞した役所広司。日本最高峰と呼び声が高かったヴァイオリン奏者でトットちゃんのお父さん役に小栗旬、トットちゃんの成長を見守る心優しいお母さんには杏が抜擢。トットちゃんの担任の大石先生を演じたのは滝沢カレン。豪華俳優陣がトットちゃんを取り囲んだ。そして、八鍬監督からまるでトットちゃん自身がそこにいるかのようにナチュラルだと評価を受け、オーディションで選ばれた大野りりあながトットちゃんを声で演じた。この度発売されるBlu-ray&DVD豪華版には絵コンテ、設定集など特典映像も満載。アフレコ映像集やインタビュー映像集、イベント映像集が特別収録されている。『窓ぎわのトットちゃん』Blu-ray&DVDは5月29日(水)より発売、レンタル開始。映画『窓ぎわのトットちゃん』5月29日(水)ブルーレイ、DVD発売■Blu-ray豪華版 6,600円(税抜価格 6,000円)■『DVD 通常版 4,400円(税抜価格 4,000円)発売元:テレビ朝日販売元:東宝コピーライト:© 黒柳徹子/2023 映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会(シネマカフェ編集部)■関連作品:窓ぎわのトットちゃん 2023年12月8日より全国東宝系にて公開© 黒柳徹子/2023映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会
2024年02月29日映画『四月になれば彼女は』の新たなマンスリートレーラーが公開された。本作は、川村元気の同名恋愛小説の映画化。佐藤健、長澤まさみ、森七菜、仲野太賀、竹野内豊らが参加し、日本のみならず、ウユニ・プラハ・アイスランドと世界各地で撮影が行われた。今回公開されたのは、佐藤さん演じる初恋に痛い思い出を抱えている主人公の精神科医・藤代俊を映す、2月のマンスリートレーラー。映像が公開されると、視聴者からは「胸が痛い……」、「もう泣ける」、「早くみたいです」、「健さんのポロッと落ちる涙は他の作品でも、いつも泣けてしまう」、「また原作を読み返してみました映画ではどんな展開になるのか」、「もらい泣きしてしまう」などとたくさんのコメントが寄せられた。『四月になれば彼女は』は3月22日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:四月になれば彼女は 2024年3月22日より全国東宝系にて公開©2024「四月になれば彼女は」製作委員会
2024年02月29日『僕はイエス様が嫌い』(2019)で、第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を史上最年少で受賞した奥山大史監督の商業デビュー作『ぼくのお日さま』に池松壮亮が主演。今秋、全国公開が決定した。本作は、雪の降る街を舞台に、吃音をもつホッケー少年のタクヤと、フュギュアスケートを学ぶ少女さくら、そして元フィギュアスケート選手でさくらのコーチ・荒川の3人の視点で紡がれる物語。奥山大史監督は、大学在学中に制作した長編初監督作『僕はイエス様が嫌い』により史上最年少となる22歳で、歴史あるサンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を受賞。是枝裕和監督、岩井俊二監督らにも一目置かれ、是枝監督総合演出のNetflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」で5、6、7話の監督・脚本・編集(5話は是枝監督との共同監督回)を務めたほか、3月4日から放送開始するNHK夜ドラ「ユーミンストーリーズ」では第3週「春よ、来い」(主演:宮崎あおい)の演出を担当する。奥山大史監督本作は長編2本目、商業デビュー作となるが、すでに世界各国の国際映画祭ディレクターから新作を期待される、次世代の映画界を担う期待の新鋭監督だ。奥山監督が子どもの頃に約7年間フィギュアスケートを習っていた経験から、「雪が降り始めてから雪が解けるまでの少年の成長を描きたい」と本企画をスタート。プロットを考える中で「ハンバート ハンバート」の楽曲「ぼくのお日さま」と出会い、その歌詞を聞いた途端「主人公の少年の姿がはっきり浮かび、物語がするすると動きだした」という。一方、本企画をスタートさせる前後に、奥山監督が総監督を務めた「エルメス(HERMÈS)」のドキュメンタリーフィルム『HUMAN ODYSSEY ―それは、創造を巡る旅。―』で池松壮亮と撮影を共にしたことで、池松さんの佇まいに魅せられ、この物語に大人の目線を加えたいと思ったことから「夢に敗れた元選手のコーチ」という池松さんが演じたキャラクターが作られた。楽曲「ぼくのお日さま」は、「ハンバート ハンバート」が2014年に発表したアルバム「むかしぼくはみじめだった」に収録されており、奥山監督からの手紙を読んで、大切な楽曲の提供のオファーを快諾。また、デビュー作『僕はイエス様が嫌い』に続き、本作でも自ら撮影、脚本、編集を手掛ける奥山監督は、スケートを滑りながらカメラを回している。奥山大史監督本作は、釜山国際映画祭2022で行われた世界40か国288企画からなる「Asian ProjectMarket(APM)2022」で「ARRIアワード」を受賞しているほか、これまで濱口竜介監督、三宅唱監督らの作品を世界へ紹介してきたフランスの会社「シャレード」による海外セールスも決定、黒沢清監督や深田晃司監督の作品をフランスで公開してきたアートハウス・フィルムズの配給により11月にフランス公開される予定。タクヤ役とさくら役は後日発表される。元フィギュアスケート選手のコーチ 荒川役/池松壮亮コメント奥山大史という凄まじい才能に出会い、対話を繰り返し、共感し合い、共犯できた全ての時間に感謝しています。この世界の光の粒のような二人の才能に出会えたことにも感謝しています。今作を共に創り上げたスタッフキャストと共に、この素晴らしい作品を届けることができることを幸せに思います。この世界の雪解けを予感させてくれるような、あまりにもピュアで、心に響く映画になりました。是非楽しみにしていてください。池松壮亮主題歌/ハンバート ハンバート佐藤良成コメント奥山監督から最初手紙をいただきました。今作ろうとしている映画は、私の曲の中の「ぼく」から物語がふくらんだもので、主題歌にもその曲「ぼくのお日さま」を使いたいと。脚本や前作も拝見して、彼と是非仕事したいと思い快諾しました。出来上がった作品は、どのシーンのどのカットも実に美しい光と色で、こんな絵を撮る奥山監督は恐ろしい人だなと思います。自分の曲がこんなにも素晴らしい映画となって生まれ変わるなんて、本当に幸せです。主題歌/ハンバート ハンバート佐野遊穂コメントとにかく映像の美しさが印象的でした。どこを切り取っても儚さが漂っていて、監督のキャラクターがそこに一番現れてるように感じました。この楽曲の「ぼく」や、タクヤ、荒川コーチ、それぞれに小さな救いがあったように、この映画がまた誰かのお日さまになれば嬉しい事だと思います。「ハンバート ハンバート」監督・撮影・脚本・編集/奥山大史 コメントいつの日か、子どもの頃に習っていたフィギュアスケートの映画を作りたいと思っていました。でもなかなか作れずにいました。ただ思い出を映像にするだけでは映画にならない、と頭を抱える日々でした。そんな時、「ぼくのお日さま」という楽曲に出会い、惹かれるまま毎日聴くうちに、全く新しい物語が動き始め、時を同じくして、池松さんに出会い、この方の魅力を映し出すことができたら、映画になると確信できました。この作品で商業映画に初挑戦できたこと、嬉しく思います。どうぞご期待ください。映画『ぼくのお日さま』は今秋、テアトル新宿、TOHO シネマズシャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ぼくのお日さま 2024年秋、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開予定(C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
2024年02月29日パニック映画の金字塔『新幹線大爆破』がNetflix製作でリブートされることが分かった。主演は草彅剛、監督は樋口真嗣が務める。『新幹線大爆破』は1975年に佐藤純彌監督がメガホンを取り東映が製作したパニック・サスペンス映画で、その人気は海を超え、後に映画『スピード』(ヤン・デ・ボン監督)に影響を与えるなど、多くの映画人や鉄道ファンなどにも愛される作品。元々、原作映画のファンであった樋口監督が長年温め続けた本企画を、Netflixと共に映画化することが決定。『日本沈没』でもタッグを組んだ草彅さんを主演に迎え、爆弾を抱えた新幹線の内外で起こる様々な危機をめぐる人間等の攻防を描く。『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』などスペクタクルな映像と人間ドラマを融合させてきた樋口監督が、新幹線を舞台に最新のVFXと特撮を融合させ、新たな“新幹線大爆破”を創出する。主演 草彅剛 コメント樋口監督とは18年ぶりにタッグを組むのでとても楽しみです。世界をドキドキさせられる作品を作り上げたいと思います!前作の主演の高倉健さんの気持ちを受け継ぎ、全力で挑みます。監督 樋口真嗣 コメント子供の頃からの憧れ、新幹線・超特急。かつては210キロを誇っていた最高時速も今では320キロ。高速化に比例した緊張感。そして複雑化し混沌とした閉塞感を孕んだ時代の“止まることのできない新幹線”が、まもなく出発します。犯人の要求は?交渉は?運行を管理する事業者の策は?人質となった乗客たちの運命は?その時、あなたならどうする?空前のスケール、ショッキングな展開をシャープに描きます。ご期待ください。エグゼクティブ・プロデューサー 佐藤善宏 (Netflix)コメント『新幹線』は日本の絶対的な信頼と安全性を象徴する世界中が認める鉄道インフラです。その一方で、その原則を逆手に取り危険性を最大限に表出したタイトル『新幹線大爆破』は日本が世界に誇る映画の一つです。この安全性と危険性の極端な要素を融合させてしまった非現実性こそが、エンターテイメントの力を引き出す魅力的なコラボレーションの作品だったと言えます。そして、約半世紀の時を経て、この新たなリブート作品は、より洗練された安全性と新たな映像技術で描かれる危険性によりさらなるエンターテイメントの高みを目指せる作品になると確信しています。ただただ、純粋にオモシロい!と叫んで頂ける作品を日本のみならず世界のお客様にお届けできるようスタッフ・キャスト一同全力を尽くします。Netflix映画『新幹線大爆破』はNetflixにて世界配信予定。東映映画『新幹線大爆破』はNetflixにて配信中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年02月29日「SixTONES」の松村北斗が、映画『ディア・ファミリー』で大泉洋と初共演することが分かった。本作は、世界で17万人もの命を救ったIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルの誕生秘話を、主演に大泉洋を迎え『君の膵臓をたべたい』の月川翔監督が実写化。大泉さんのほか、菅野美穂、福本莉子、川栄李奈、新井美羽の出演が発表されていた。『キリエのうた』『すずめの戸締まり』「ノッキンオン・ロックドドア」など、近年、役者としての活躍が目覚ましい松村さんが演じるのは、心臓疾患を抱える次女・佳美の命を救うために、人工心臓を学び始めた宣政(大泉さん)が訪れた、東京都市医科大学の日本心臓研究所で研究医をしていた富岡進。寡黙で人とは距離を置く性格で、荒唐無稽な一家の挑戦を冷めた目で見ていたが、宣政の娘への愛情と絶対に諦めない強い心を目の当たりにし、影ながら研究を手伝うことになる重要なキャラクターだ。初めての月川組で、実在したモデルがいるという難役に挑んだ松村さんは、「この映画は実際にあった出来事を題材にしていることもあり、その説得力は凄まじいものでした。いくつもの優しさと愛情が描かれているこの作品の中で、僕の演じた富岡進はその難しさに心を苦しめ、それでも答えを導き出す強さを持った憧れの人物です」とコメント。また、筋金入りの「TEAM NACS」ファンである松村さんは、「大泉洋さんとの共演は僕の夢の一つでした。現場でご一緒する時間で、空想だった尊敬がはっきりと実感のある尊敬に変わりました。そんな座長がいるチームが作った作品は切実で愛情深いものです」と話し、「多くの方に見て欲しいと思う作品に少しでも関われたことを本当に嬉しく思います」と語っている。松村さんとは、今作で初対面となった月川監督は「この物語の主人公の無謀にも見える挑戦に対して、過度な期待を抱かせないように距離を置く態度や、衝動的に込み上げる熱い想いの表出など、繊細にキャラクターに息吹を吹き込んでくださいました。わずかな目の動きや息遣いに至るまで、劇場空間で見る価値のある表現が作品に刻まれていると思います」と話している。『ディア・ファミリー』は6月14日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ディア・ファミリー 2024年6月14日より全国東宝系にて公開©2024「ディア・ファミリー」製作委員会
2024年02月29日出口亜梨沙&木ノ本嶺浩W主演映画『THIS MAN』の特報映像が公開。謎の男の夢に怯える華と、彼女を支える義男の新規場面写真も到着した。「速報です。夢に現れる“謎の男”がいます」という不穏な口調のアナウンサーの声からスタートする今回の映像。華(出口さん)と義男(木ノ本さん)の家族の幸せな日常に、「お姉ちゃん、これ知ってる?」と妹・玲(鈴木美羽)から眉の繋がった男の画像を見せられることで、謎の男が忍び寄ってくる恐怖を表している。また、畳みかけるように夢に現れる男による不審死を調査する刑事たちの姿と、苦しんで倒れる人や取り乱した様子の女性の叫び声と共に、「男の姿を見たものは何らかの形で命を落とすと話題になっています」「男による被害が拡大しており…」など謎の男に関する恐ろしいニュースが飛び交い、謎の男の被害が社会全体に広がっていることが伺える。そして、「私の番なんでしょ、みんな死んじゃったよ」と怯える華。謎の男の恐怖に巻き込まれていくことを予感させる。『THIS MAN』は初夏、新宿ピカデリーほか全国にて公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:THIS MAN 2024年初夏、新宿ピカデリーほか全国にて公開予定©2024 Union Inc.
2024年02月28日松下奈緒主演映画『風の奏の君へ』のティザービジュアルと特報映像が完成。さらにヒロインの松下さんに関わる兄弟役として杉野遥亮、山村隆太(flumpool)の出演が決定、3名からのコメントも到着した。本作は、お茶の名産地である岡山県美作地域を舞台に、この地を訪れたピアニスト・青江里香と、茶葉屋を営む兄弟をめぐる物語。監督・脚本を務めるのは映画の舞台となった岡山県美作市で育った大谷健太郎。同氏の「美作の小説と映画を全国に!」という構想から製作された。解禁となったティザービジュアルには、主人公の青江里香を演じる松下さんの、どこか翳りのある横顔に「それは忘れられない恋だった」というコピーが添えられ、揺れ動く想いに戸惑うヒロインの切ない物語を予感させる。里香と運命的な出逢いを果たす弟・真中渓哉(まなか・けいや)を、『キセキ―あの日のソビト―』『東京リベンジャーズ』や、大河ドラマ「どうする家康」、主演ドラマ「ばらかもん」など、いま勢いのある杉野遥亮が演じる。「振り返ると岡山の自然の中でこの映画を撮影できて、とても気持ちよく、嬉しかったことを思い出します」と思い出深く語り、「完成作をお届けできる事、良かったあ。と、思います。是非、劇場にて登場人物の魅力や岡山の自然を体感してみてください」と作品の期待感を抱かせるコメント。また、その兄で、過去に里香と何かしらの関係があったと思われる・真中淳也(まなか・じゅんや)を演じるのは、本作がスクリーンデビューとなる山村隆太。NHK紅白歌合戦に3回出場、国内アリーナ公演や海外でも単独公演を行うなど精力的に活動を行っている4人組ロックバンド「flumpool」のボーカルで、俳優としても活躍している。「歌唱時機能性発声障害」であることを公表し、一時は音楽活動を休止するも見事復活を果たした山村さんは「淳也という役に、僕がこれまで生きてきた上での葛藤や挫折、故郷や人との出会いなど全ての経験を込めて演じました」「自分の大切な感情や許せなかった過去を再認識できて、物語の最後にかけては、淳也なのか山村なのかわからなくなるほど淳也にのめりこむ自身がいる感覚になりました」と役柄に自身の経験を重ねたことを明かす。そして「松下奈緒さんや、杉野遥亮さんに演技を通して引っ張って行ってもらう中で」と初共演の2人に感謝を述べながら「こんな未熟者にこのような機会をいただけて心から光栄に思います」と、この作品への出演に喜びを寄せた。主演の里香を演じる松下さんからは「今作ではピアニスト役ということで自分自身と重なる部分も多く、やはり感情を揺さぶられる瞬間が1番美しい音楽になるのだと実感しました。美しい美作の風景の中で撮影できたことは演じる上でとても心強い味方になってくれました」と、撮影地である岡山県美作の美しい風景に支えられたことを明かす。「里香は風のように現れて風のように去っていきます。その短い時間で彼女の残した証を感じ取っていただけると嬉しいです」と作品への想いを打ち明けた。さらに今回初解禁となった特報映像では、松下さんがピアニストだからこそ自身とリンクするような迫真の演奏を披露。ロケ地となった茶畑の風景も確認でき、天空の茶畑とも呼ばれ、そこを訪れる人たちを魅了する隠れた名所。その美しい景色の中で、里香の命を燃やすような儚い恋を描く物語が垣間見えるものとなっている。『風の奏の君へ』は初夏、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年02月28日美術造形家・村瀬継蔵初総監督作品『カミノフデ ~怪獣たちのいる島~』より、ティザービジュアルと特報映像が公開された。特殊美術造形家・時宮健三が亡くなった。祖父である時宮の仕事に、あまり良い思い出がなかった朱莉は、複雑な心境でファン向けのお別れ会に訪れていた。そこには、同級生の卓也の姿もあった。朱莉と卓也は、時宮が作ろうとした映画『神の筆』に出演する予定だったという穂積と出会う。穂積は鞄から『神の筆』の小道具である筆を手に「世界の破滅を防いでください」と話すと、その言葉とともに朱莉と卓也は光に包み込まれ、2人は『神の筆』の世界に入り込んでしまう。そして、映画に登場しないはずの怪獣ヤマタノオロチが、破壊し尽くそうとする光景を目の当たりにする――。村瀬総監督は、『ゴジラ』シリーズ、『大怪獣ガメラ』や「仮面ライダー」などの造形を手掛け、怪獣造形の礎を作った人物。本作は、村瀬総監督が1970年代に香港・ショウブラザーズに依頼され書き留めたプロットを基に作られた、オリジナルファンタジー作品だ。スタッフには、村瀬総監督の50年の夢を叶えるために、日本を代表する特撮クリエイターたちが集結。『ゴジラ』シリーズに関わりつつ、「仮面ライダー」シリーズや「蒲田行進曲」などで一連のデザイナーとして活動後、昨年亡くなった高橋章が、オリジナルコンセプトデザインとして参加。また『ゴジラ』シリーズの怪獣デザインを担当した西川伸司をはじめ、“雲の神様”と呼ばれる背景絵師の島倉二千六、特撮ではロスガトスワークスの佐藤大介も参加。キャストには、鈴木梨央、楢原嵩琉、釈由美子、斎藤工、佐野史郎、樋口真嗣が名を連ねている。今回公開されたティザービジュアルや映像には、いくつもの頭を持つとされる伝説の怪獣・ヤマタノオロチが大きく登場。怪獣とどのような物語が展開されていくのか、楽しみな仕上がりとなっている。なお、本作の主題歌は、村瀬総監督からの熱い要望で、自身と同郷である「DREAMS COME TRUE」の吉田美和にオファー。中村正人も村瀬監督がこれまでに手掛けた怪獣造形の大ファンであったこともあり、快諾。本作のために新曲「Kaiju」(作詩:吉田美和 作曲:吉田美和 編曲:中村正人)を書き下ろした。また本作は、全国公開に先駆けて、3月2日(土)に「大阪アジアン映画祭 2024」の特別招待作品として世界初上映される。『カミノフデ ~怪獣たちのいる島~』は夏、全国にて公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:カミノフデ ~怪獣たちのいる島~ 2024年夏、全国にて公開予定ⓒ2024 映画「カミノフデ」製作委員会
2024年02月28日草彅剛を主演に、本作が自身初の時代劇となる白石和彌監督が奇跡のタッグを組んだ『碁盤斬り』より、本ポスタービジュアル、本予告映像、場面写真が一挙に公開された。完成した本ポスターは、静寂と暗闇の中、精悍な表情で一点を見据える、復讐に燃える主人公・柳田格之進(草彅さん)の横顔が大きく写し出され、怒りが伝わってくる一枚となった。また映像は、濡れ衣をきせられ、妻も喪い、故郷を追われた格之進が、一人歩みを進めるシーンから始まり、続いて格之進の一人娘・絹(清原果耶)の「父上は、一旦こうと決めたら何があっても後には引きません」という言葉と凛とした眼差し、囲碁や日々の暮らしに誠実に向き合っている格之進の姿が続く。ある日、格之進は旧知の藩士から妻の最期に関する驚くべき事実を聞く。身の潔白の証明のため自ら命を絶とうとする格之進だったが、絹の必死の訴えにより、父と娘それぞれの誇りを賭けた闘いが始まる。『碁盤斬り』は5月17日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:碁盤斬り 2024年5月17日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2024「碁盤斬り」製作委員会
2024年02月27日劇場版最新作『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』がIMAX・MX4D・4DX・Dolby Cinemaで上映されることが決定。また、新たなビジュアルと映像が解禁された。劇場版第27作目となる本作。すでにゲスト声優に大泉洋、主題歌はラブソングの名手・aikoが担当することが発表され、ますます注目を集めている本作。この度、公開日である4月12日(金)にIMAX・MX4D・4DX・Dolby Cinemaでの同時上映が決定。通常版と合わせると、合計515館(うちIMAX50館、MX4D13館、4DX64館、Dolby Cinema8館)で上映予定となり、コナン史上最大規模の公開館数となる。また本情報の解禁に合わせ、不敵に笑うキッドを背景に、刀に反射したコナンと平次がまっすぐにこちらを見据える【IMAX限定ポスタービジュアル】と、十文字傷をイメージするように分断されつつも、それぞれの思惑が交錯するような構図が印象的な【四次元クロス上映ポスタービジュアル】も完成。さらに、ラージフォーマット上映にふさわしい激しいアクションを想起させるシーンが盛りだくさんな新映像も解禁。「名探偵コナン」のメインテーマにのせて、切り裂かれた画面から垣間見えるカットの数々は、本作の激しいアクションを想起させ、コナンたちのスクリーンでの活躍に期待が高まるものとなっている。『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』は4月12日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:名探偵コナン 100万ドルの五稜星 2024年4月12日より全国東宝系にて公開©2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
2024年02月26日三木孝浩監督の最新作が、製作決定。主演には「Sexy Zone」の中島健人を迎え、いちばん大切な人と出逢わなかった“もしもの人生”を描く、ファンタジック・ラブストーリーが誕生する。大学時代にお互い一目惚れして結婚した<リク>と<ミナミ>。小説家を目指していたリクは、ミナミのサポートもあって、一気に人気のベストセラー作家に。一方、歌が好きだったミナミは、歌手の夢がままならず、毎日仕事ばかりで忙しいリクとのすれ違いの生活に孤独を感じていた。そんなある日、リクの心ない一言がきっかけで大喧嘩してしまい、翌朝、リクが目を覚ますとミナミの姿はなく、出版社に打ち合わせに行くも出会う人々と全く話がかみ合わないことに戸惑いを覚える。人気作家だったはずの自分は、文芸誌の一編集部員になっており、街には天才シンガーソングライターとして活躍する、自分とは知り合ってもいない“前園ミナミ”の姿と曲が溢れていた――。本作は、日本では2021年に公開されたフランス映画『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』(原題:Mon Inconnue)を基に、現代の日本ならではの舞台&キャラクター設定に一部改変し、リメイクした物語。現在放送中のドラマ「リビングの松永さん」に主演する中島さんが今作で演じるのは、夢を目指していた大学時代から、成功・挫折を経て、全てを取り戻そうと奔走する20歳~30歳の主人公・神林リク。本作について中島さんは「『誰もが大共感できる最高の恋愛映画』に出逢えた気がします」と語り、「ずっと憧れだった三木監督のもと、神様のいたずらのような恋物語を描けることが夢のようです」と心境を明かす。そして「誰かがいてこその自分。そして、普段気づけない『日常の愛おしさ』を気づかせてくれる美しく、勇気をもらえるこのラブストーリーを全力で届けたいです」と意気込んだ。また、ヒロイン・前園ミナミを演じるのは、シンガーソングライターのmilet(みれい)。シンガーソングライター活動と、すれ違いの結婚生活に不満を募らせる妻役という、振れ幅の大きい演技に挑戦する。本作が映画初出演となるmiletさんは「初めての映画でのお芝居は不安もありますが、演技のご指導も受けながら、主演の中島健人さんをはじめ、キャストのみなさん、スタッフのみなさんの力をお借りしながらまっすぐ挑戦していきたいです」と語っている。監督は、『陽だまりの彼女』『きみの瞳が問いかけている』『今夜、世界からこの恋が消えても』などを手掛けた恋愛映画の名手・三木孝浩。「ちょっとコミカルで心温まるファンタジーラブストーリー。二人がこの物語の中でどんなアンサンブルを見せてくれるのか。今から現場が楽しみで仕方がありません」とコメントしている。なお、作品タイトルは、追って発表となる。三木孝浩監督劇場公開最新作は2025年、全国にて公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから 2021年5月7日より全国にて公開© 2018 / ZAZI FILMS – MARS CINEMA – MARS FILMS – CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA – C8 FILMS
2024年02月26日昨年12月にグランドオープンした「シアターギルド下北沢」では、“下北沢を舞台にした映画特集”がスタートした。「シアターギルド下北沢」は、サウナとシアターが隣接する、次世代型映像体験施設。今回の特集では、下北沢という街を愛し、暮らす人・訪れる人たちに、代沢5丁目の茶沢通り沿いに面する映画館で作品を観ることによって、街の風景そのものが思い出になってほしいという気持ちを込めて、企画された。上映されるのは、又吉直樹の大ヒット小説を映画化した、2020年公開の『劇場』。劇作家を目指す主人公・永田と、彼に恋し必死に支えようとする沙希の、生涯忘れることができない7年間の恋を描いた恋愛小説を、『世界の中心で、愛をさけぶ』の行定勲監督が映画化。主演は山崎賢人、ヒロインは松岡茉優が演じている。また、『愛がなんだ』の今泉力哉監督が紡ぐ、ユーモアと優しさに包まれた恋愛群像劇『街の上で』も上映。下北沢の古着屋で働く荒川青のもとに訪れる「自主映画への出演依頼」という非日常的な出来事、いざ出演することにするまでの流れと、出てみたもののそれで何か変わったのか分からない数日間、またその過程で出会う女性たちを描く。主演は、若葉竜也が務めた。ほかにも、流行とノスタルジーが同居する街をスケッチ風に綴った『ざわざわ下北沢』、夢見るおじたちのミュージカル映画『オジキタザワ』も上映される。「下北沢を舞台にした映画特集」『劇場』上映期間2月22日(木)~26日(月)、28日(水)、3月1日(金)~3日(日)、5日(火)『街の上で』上映期間2月23日(金)~25日(日)、27日(火)、29日(木)、3月2日(土)~4日(月)、6日(水)『ざわざわ下北沢』上映期間2月23日(金)~25日(日)、27日(火)、29日(木)、3月2日(土)~4日(月)、6日(水)『オジキタザワ』上映期間2月22日(木)~26日(月)、28日(水)、3月1日(金)~3日(日)、5日(火)(シネマカフェ編集部)■関連作品:劇場 2020年7月17日(金)より全国にて公開、Amazon Prime Videoにて全世界独占配信。©2020「劇場」製作委員会街の上で 2021年4月9日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋⾕ほか全国順次公開©「街の上で」フィルムパートナーズ
2024年02月25日ロッテルダム国際映画祭、大阪アジアン映画祭などに正式出品された、性暴力やDV、ハラスメントの被害女性たちが寄り添う青春群像劇『ブルーイマジン』が3月16日(土)より公開決定。日本版予告編とともに、松林麗監督とキャストの山口まゆ、川床明日香、北村優衣、新谷ゆづみ、イアナ・ベルナルデスのコメントが到着した。俳優志望の斉藤乃愛(山口まゆ)は、かつて映画監督から受けた性暴力の被害者だったが、過去の自分のトラウマを誰にも話せずにいた。乃愛は、性暴力やDV、ハラスメント被害を受けた女性たちを救済するためのシェアハウス「ブルーイマジン」に入居する。巣鴨三千代(松林うらら)が相談役を務める「ブルーイマジン」は、住人たちの皆が心の傷みを知っている場所だった。乃愛は、親友の佳代(川床明日香)、俳優志望の凛(新谷ゆづみ)、兄で人権派弁護士の俊太(細田善彦)、フィリピンからやってきたジェシカ(イアナ・ベルナルデス)ら、「ブルーイマジン」に集う個性あふれる面々との交流を通じて、初めて自分自身の心の傷と向き合えるようになっていく。やがて乃愛は「ブルーイマジン」の人々との連帯を深め、様々な葛藤を積み重ねながら、勇気をふりしぼって“声をあげるための行動”を起こす決意をする――。一方そのころ、佳代と音楽ユニットを組んでいる「ブルーイマジン」の住人・友梨奈(北村優衣)はある晩、自らの葛藤を込めた自作の歌詞を、ひとり口ずさむのだった。彼女たちにかすかな希望の灯りがともる未来は、やってくるのだろうか――?本作は、性暴力やDV、ハラスメント被害者のトラウマに寄り添い、救済するためのシェアハウスを舞台に、心に深い傷を負った女性たちの信念と連帯と葛藤のドラマを描いた青春群像劇。到着した予告編では、様々な形の性暴力、DV、ハラスメントに悩まされる若き女性たちに寄り添い、トラウマを救済するためのシェアハウス「ブルーイマジン」で、共感しながらも、強い信念をもとに連帯していく姿が描かれている。シェアハウスで出会った仲間との生活を通して、自分自身に起こった過去と向き合い、いままで自分を責めるだけだった自分から、“黙ってちゃだめだ”と気づき、葛藤しながらも勇気をふりしぼり、前を向いていこうとする様が如実に表現されている。なお、映画公開初日の3月16日(土)には主演の山口さん、川床さん、北村さん、新谷さんらメインキャスト、松林監督の舞台挨拶も決定。舞台挨拶のチケットは3月13日(水)0時より新宿K's cinemaにて販売予定。『ブルーイマジン』キャスト&監督よりコメント到着山口まゆ仲間が寄り添ってくれて、みんなが背中をそっと押してくれたからこそ、乃愛は前を向くことができた。“自分の過去の傷と、どう向き合うか?”そのことを考えるきっかけにこの作品がなってくれていたらうれしいです。川床明日香この映画で描かれているような出来事が、現実にも起こり得ることを、まずは知ってほしい。そして、この作品が投げかけている問題について、考えるきっかけになってくれたらうれしいです。北村優衣“いま伝えたいこと”がたくさんつまっている、“いま作らなければならない作品”だな、と脚本を読んだときに強く感じました。完成した映画を観て、現実にも起こり得る出来事を描いた、フィクションだけどノンフィクションのような、“いま観るべき作品”だな、と改めて強く感じました。ぜひ、劇場で体験してください。新谷ゆづみ“連帯の輪”を未来につなぐ、“対話の映画”だと私は感じました。勇気をふりしぼってあげた声は、その言葉を受け取った別の人の“勇気”へと、広がってゆくのだと信じています。イアナ・ベルナルデスこの映画のなかで起こる出来事は、フィリピンでも実際に起こり得ると思います。全人類に共通する、普遍的なテーマを扱ったこの作品は、世界中すべての女性たちの“生きる力”になると信じています。松林麗監督“ブルーイマジン”は個別のマイノリティが連動し、自分たちの傷みを共有し合える場所。“今までの自分は間違いじゃない”と受け止めてくれる人たちとが連帯していく物語です。同じ立場に立って承認し合える場所があることは、きっと社会を変えてゆく力になると願っています。『ブルーイマジン』は3月16日(土)より新宿K's cinemaほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ブルーイマジン 2024年3月16日より新宿K’s cinemaほか全国にて順次公開© Blue Imagine Film Partners
2024年02月24日鈴木亮平主演のNetflix映画『シティーハンター』に、安藤政信と木村文乃が出演することが明らかになった。単行本の累計発行部数が5000万部突破、一大ブームを巻き起こした大人気コミック「シティーハンター」が、令和の日本で待望の初実写化。主人公・冴羽獠は、東京・新宿を拠点にし、裏社会での様々なトラブル処理を請け負う超一流のスイーパー。無類の美女好きで、美女に出会うとタガが外れてしまうが、いざ依頼を受ければ、並み外れた銃の腕と身体能力、そして冷静沈着な頭脳で仕事を遂行する。新たに出演が発表された安藤さんが演じるのは、獠(鈴木さん)の親友で、スイーパー稼業の相棒・槇村秀幸。かつては腕利きの刑事だったがある出来事をきっかけに退職、獠とコンビを組むようになり、その有能さを活かし、相棒として獠を支える。本作のストーリーの鍵となる役どころの安藤さんは、「人気原作とキャラクターの実写化で、当時見ていた方に対して演じるプレッシャーはありますが、コミックとアニメ見ていた方、それを知らない世代にも楽しんでいただけたら嬉しいです」とコメント。また、木村さんが演じるのは、獠とは不思議な関係性の警視庁の敏腕刑事・野上冴子。槇村はかつての同僚で、その縁から獠とは裏社会の情報交換を行っており、獠には幾度となく口説かれているが、その度に煙に巻いている原作でもファンの多いキャラクター。木村さんは「『私が?』とイメージがつかずに即座にお返事が出来ませんでした。そこから衣装合わせ、ヘアメイクテストなど準備を重ねてもまだ拭いきれない不安を抱えているところに、座長・鈴木亮平さんがヒーローの様に現れ原作ファンだからこその冴子らしさのアドバイスをしていただいたりして、とても心強かったです」と撮影をふり返っている。さらに今回の発表と合わせて、ヒロイン・槇村香(森田望智)を加えた4人のキャラクターアートも公開された。Netflix映画『シティーハンター』は4月25日(木)Netflixにて全世界独占配信。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年02月24日長澤樹と窪塚愛流を主演に迎えた宮嶋風花監督の長編商業デビュー作品『愛のゆくえ』から、2人が演じる愛と宗介がひとつ屋根の下で一緒に暮らす理由が本編映像とともに明らかとなった。本作は、宮嶋監督の半自伝でもあり、監督が生まれ育ち、慣れ親しんだ北海道が舞台。内気な主人公・愛を演じるのは、Netflixシリーズ「First Love 初恋」で主人公の妹・優雨役で存在感を示した長澤樹。幼なじみの宗介を、ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」でも話題を呼んだ窪塚愛流が務める。愛と宗介は、北海道で同じ学校に通い、同じ屋根の下で暮らしている。宗介が6歳のときに、有名なプロ野球選手であった父が交通事故で亡くなり、さらに母・夏美(林田麻里)は夫の死により精神を病んでしまう。愛の母・由美(田中麗奈)と夏美は昔から仲のいい友達ということもあり、宗介を家に向かい入れ、3人で暮らすこととなったが内気な愛とそんな過去を持つ宗介の関係は、どこかぎこちない。そして愛の母が亡くなり、愛は東京へ引っ越し、北海道に残された宗介。2人は互いに何を思うのか…。この度解禁されたのは、宮嶋監督が手掛けた独創的なアニメーション映像。母親たちをカエル、愛と宗介はおたまじゃくしとして表現されている。監督はアニメーションを使った理由として「あまり話さないけれど目でいろんな世界を見ている女の子に、観ている人がどうやって入り込めるかなと考えた時に、彼女目線に立つツールとして、アニメや絵を使いました」と語っている。14歳の愛と宗介に待ち受ける結末に注目だ。『愛のゆくえ』は3月1日(金)より全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:愛のゆくえ 2024年3月1日より全国にて順次公開© 吉本興業
2024年02月23日山崎賢人、吉沢亮、橋本環奈、清野菜名、玉木宏らが出演する映画『キングダム 大将軍の帰還』のティザービジュアルと特報映像が公開された。最新作では、前作『運命の炎』から続く隣国・趙との国の存亡をかけた総力戦「馬陽の戦い」のクライマックスが描かれる。公開されたティザービジュアルでは、各国最強の猛者が集結。合戦中のワンシーンを切り取った、躍動感溢れる一枚となった。秦国からは、趙の圧倒的な武力に険しい表情を浮かべるも、果敢に立ち向かう強さを見せる信(山崎さん)、王宮から戦局を憂慮しつつも、秦国軍の勝利を願い信の傍らに寄り添う嬴政(吉沢さん)、過去の因縁を胸に敵陣めがけて突き進む王騎(大沢たかお)。そのかつてないほど感情的な表情から、今回の戦いがより一層重要な戦いであることが伝わる。趙国からは、真意のつかめぬ飄々とした顔で佇む李牧(小栗旬)と、戦火の中矛を振るう趙国の総大将・龐煖(吉川晃司)が顔を揃えた。そして、シリーズ史上最大の感涙を予感させる映像も到着。傷だらけの顔で語る王騎の言葉と共に映し出されるのは、いつ何時でもがむしゃらに前を向き天下の大将軍を夢見て闘い続けてきた信が、打ちのめされ地面を這う姿。龐煖に力を合わせて立ち向かう飛信隊、そして嬴政・河了貂・尾到の覚悟が伺えつつも、どこか不穏な空気が醸し出される中、謎の女性の後ろ姿も。さらに、“秦の怪鳥”とも呼ばれた最強将軍・王騎がついに動き出す。これまでの戦況を見守る姿から一変、未感情をむき出しにし、戦地で初めて矛を振りかざす姿を見せる。歯を食いしばり、悲痛な表情で叫ぶ信。2人のいままで見たことのない表情に、感涙必至の物語を予感させる。なお、公開初日からIMAX、MX4D、4DX、Dolby Cinemaでの上映も決定した。『キングダム 大将軍の帰還』は7月12日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:キングダム 大将軍の帰還 2024年7月12日より全国にて公開ⓒ原泰久/集英社ⓒ2024映画「キングダム」製作委員会
2024年02月23日