友達には聞けない、きわどいテーマの特集に興味津々ここ数年、女性誌は空前の付録ブーム。バッグやポーチなどの豪華な付録につられて、思わず“付録買い”してしまう方もいるでしょう。しかし、なんといっても雑誌の主役は特集記事。ファッショやメイク、仕事、恋愛、生活などさまざまなテーマで、各誌工夫を凝らした特集を組んでいます。それでは、20代女性が特に面白いと感じるのはどの雑誌の特集なのか、686名に尋ねてみました。>>男性編も見るQ.特集が面白いと思う雑誌はどれですか?(複数回答)1位『anan』28.1%2位『日経WOMAN』19.8%3位『MORE』11.2%4位『with』9.5%5位『Hanako』4.8%■『anan』の特集が好きな理由は……・「ほかの女性誌ではやらないような、大胆なテーマの特集が多いから」(24歳/その他/法務)・「恋愛に関する特集が好き。男性心理の勉強になる」(24歳/自動車関連/秘書・アシスタント)・「いつも特集タイトルにつられて買ってしまう。女の子のツボをよく分かってるな~と思う」(25歳/旅行/サービス)・「男性芸能人のヌード特集は毎回買う。次の日、会社のみんなとウハウハ読んでます(笑)」(27歳/IT/SE)■『日経WOMAN』の特集が好きな理由は……・「お給料やマナー、自分磨きに関する特集が充実していて、読むとやる気がわいてくる!」(26歳/建築/その他)・「働く女性に役立つ情報が詰まってるから」(23歳/金融/金融系専門職)・「お金に関する特集が好き。なかでも貯金や節約ネタはかなり使える」(29歳/金融/総務)・「口コミがたくさん載っていて、同世代の人の事情が分かるのがいい」(29歳/化学/人事)■『MORE』の特集が好きな理由は……・「特集で取り上げるファッションが、自分の趣味とぴったりだから」(26歳/IT/SE)・「結婚に関する男女の本音特集などがかなりリアル。しっかりアンケートを取っていると思う」(27歳/官公庁/秘書・アシスタント)・「年代に合っているし、読み物も面白い」(27歳/卸/法務)■『with』の特集が好きな理由は……・「仕事やお金についての特集は読みごたえがある」(26歳/運輸/総務)・「ファッションだけでなく、恋愛などの特集が多くて面白い」(27歳/精密機器/秘書・アシスタント)■『Hanako』の特集が好きな理由は……・「素敵なお店やお菓子がたくさん紹介されていて、見ているだけで楽しいから」(26歳/不動産/秘書・アシスタント)・「高級店だけでなく、気軽に行けるB級グルメ店も載っているのがいい」(27歳/金融/金融系専門職)総評女性から最も多くの票を集めたのは、テレビなどで取り上げられることも多い『anan』の特集。恋愛や占いといった定番ネタに加え、毎年恒例の「好きな男・嫌いな男ランキング」、同世代の赤裸々なH事情や男性有名人のヌードの特集など、他誌にはない独自の切り口が受けているようです。また、どの雑誌でも人気が高いのは、仕事やお金、恋愛、性などを“本音で語る”系の特集。女性の多くは、友達や同僚には聞きにくいリアルな情報を雑誌に求めているようです。(文・武政ふゆ)調査時期:2010年4月28日~5月11日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性686名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク憧れの「マンガ大人買い」売れ筋は何?勝間和代本は何故売れるのか?たまった本を片付けたい!3日間の集中速読講座に潜入してきた完全版(画像などあり)を見る
2010年06月13日映画『わたし出すわ』の初日舞台挨拶が10月31日(土)、東京・新宿バルト9で行われ、主演の小雪らが幸せのつかみ方について観客へメッセージを送った。同作は、突然故郷に戻り、同級生の夢や希望のために、東京で稼いだという莫大な金を「わたし出すわ」と差し出す女性・摩耶の姿を通じ、人の生き方や幸せについて考える物語。単独初主演で摩耶を演じた小雪は、「ちょっと掴めない女性で世俗的なところを感じさせない、ある意味崇高。そういう人だから人にお金をあげることが成立したんだと思います。悩みながらやらせていただきました。お金とどう接し、周りの人とどう接するか、考えましたね」と感慨深げ。一方、共演で研究者役の小澤征悦は「僕の役は専門業者だから、役者もある意味同じと思ってやりました。あと女性に弱い。そこは僕と全然違うんですけど」と軽妙に語ってみせたが、中高年層が目立つ客席にはジョークが伝わらず静まり返ったまま。小澤さんは苦笑い気味だった。また、映画のテーマにちなみ、キャスト陣らはそれぞれが思う幸せの掴み方を書いた色紙を読み上げた。小雪は、「私すごくリアルですが、インフルエンザが流行っているので、うがいと手洗い、忘れずに、です。私たちの仕事ってマスクができないからうつされ放題なんですよ。気をつけないと。みなさんも気をつけましょう」と注意を呼びかけ。共演の黒谷友香は、「種をまく。何か作るでもいいですし、今日から何か始めるでもいい。実りにつながります」と朗らかな笑顔。井坂俊哉は「個人的になってしまいますが、ドライブです。車を運転することがすごく好きで、運転していると自分がナチュラルになれる。まだ静岡に住んでいますが、仕事で東京に来るとき、高速で仕事のこととかいろんなことを考えています」と走り屋の一面を明かした。13年ぶりのオリジナル作品となった森田芳光監督は「僕の作品はすぐに評価されず、10年20年経って評価されたりする。この映画もちょっと心配で…みなさん早く評価してください」と照れ笑い。色紙を読み上げる際は「新宿の場外馬券場に行って監督の運を試す。天皇賞(11月1日開催)はキャプテントゥーレの単複、8−7−12の3連単BOX…」とヤマっ気タップリ。本作のロケは函館で行われたが「函館記念(7月26日開催)ではマヤ(小雪さんの役名)と、サクラ(小池栄子の役名)がきたんですよ!それぞれマヤノなんとか(マヤノライジン)、サクラなんとか(サクラオリオン)っていう馬ですけど」と競馬のツキと本作を重ね、本作のヒットを祈念したのか興奮気味だった。『わたし出すわ』は恵比寿ガーデンシネマ、新宿バルト9、銀座テアトルシネマほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:わたし出すわ 2009年10月31日より恵比寿ガーデンシネマ、新宿バルト9、銀座テアトルシネマほか全国にて公開© 2009アスミック・エースエンタテインメント■関連記事:ファッション小噺vol.116カーペットの上の人間模様〜東京国際映画祭〜小雪インタビュー「いまは、ものを捨てに捨ててる。わたし、出してます(笑)!」【TIFFレポート】写真でチェック!グリーンカーペットのファッションを一挙公開ファッション小噺vol.114『わたし出すわ』じゃなく、わたし“出品”するわ!?『わたし出すわ』試写会に25組50名様ご招待&『ブラック会社…』鑑賞券プレゼント
2009年10月31日『家族ゲーム』や『間宮兄弟』など、時代背景を捉えた話題作の数々を世に贈り続ける森田芳光監督の、『(ハル)』以来となる13年ぶりの完全オリジナル作品『わたし出すわ』。待機作の続く実力派女優、小雪を主演に迎えた本作は、この世界的大不況を背景に「お金」の使い方、そして幸せの価値観を問う。このたび本作の主題歌が、弱冠19歳のシンガー・ソングライター、辻詩音が書き下ろした新曲「ほしいもの」に決定した。昨年の11月に発表したデビュー曲「Candy Kicks」が、10代女性ソロ・アーティストとして史上最多の数字となる、全国ラジオ/テレビ46局でパワープレイを獲得したことで注目を集めた辻さん。デビューからまだ間もないにもかかわらず、森田監督による大抜擢で今回初めて映画の主題歌を担当することとなった。森田監督は「提案を受けた数十ものアーティストの中で、彼女が持つ音色に存在感を感じ、辻さん自身が書いた歌詞が(主人公の)摩耶に似ているとも思いました」とコメント。「『観客のみなさんが観てくれたらどんなに嬉しいだろう』と僕が思うように、まだ10代の彼女が映画から発想して曲を作ってくれて嬉しかった。大人の観客はもちろん、まだ若い10代の方にも映画をこう感じてもらえたら監督としてどんなに幸せかと思い、辻詩音さんを抜擢しました」と彼女の持つ若い感性と才能に太鼓判を押す。また、主演の小雪さんも完成した曲を聴き、「この映画独特の世界観を最後にしっとりと仕上げるような素敵な曲だなと思いました」と絶賛を贈っている。同曲について、辻さん本人は「主人公の不器用さや人との繋がりを求めるところに共感したとき、一気にメロディーと言葉があふれてきました。情報がたくさんあふれてる毎日だけど、本当に『ほしいもの』はすごくシンプルなものなんだと、私自身が感じたことを歌にしています」とのこと。「すごく大好きな曲になりました」と満足の出来をうかがわせるコメントを寄せた。さらに、本作の公開に先立ち、6月27日(土)より全国の劇場にて本作のポスタービジュアルも解禁に!柔和な小雪さんのビジュアルと共に「独りじゃないから、きっと」というシンプルなメッセージが刻み込みこまれている。『わたし出すわ』は10月、恵比寿ガーデンシネマ、新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:わたし出すわ 2009年10月、恵比寿ガーデンシネマ、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2009『わたし出すわ』製作委員会■関連記事:小雪主演『わたし出すわ』クランクアップ森田監督からのはなむけは金ののべ棒!小雪が“大金を差し出す女”に!森田芳光12年ぶりオリジナル作品に主演
2009年06月27日