手術中に「大泣き」(※画像はイメージです)宮崎宣子さんは10月4日に第一子を出産。44歳と高齢で、赤ちゃんが逆子だったこともあり、予定帝王切開での出産となったと報告しています。産後は「様々な体調の変化と痛み」を感じているといい、産後ケアを利用して病院での滞在期間を一週間延長。術後は痛み止めが手放せなかったといいます。11日、宮崎さんはInstagramを更新。あくまでも「私個人の感想と経験です」と前置きしながら帝王切開の経験について綴りました。これまで全身麻酔での手術経験はあるものの、帝王切開は下半身麻酔で意識がある状態で行われたため「不安と恐怖で大泣き」してしまったという宮崎さん。「もうすぐ赤ちゃんに会えるからねーと言われても、何とも言えない下半身の鈍い感覚と、シートが引かれて見えないようになっているため、これから何がどうなるのか怖くて怖くて、涙が止まりませんでした。」(宮崎宣子さんInstagramより)その後、「色々と引っ張られるような感覚」を覚えたのち、赤ちゃんの泣き声が聞こえ、今度は安堵の涙が止まらなかったそう。ベッドに戻ってからは、「下半身の鈍い感覚と眠気」でしばらく寝ていたものの、「5時間くらいして、目が覚めて麻酔が切れ始めてからは激痛」。点滴などで痛み止めをして何とか耐えられましたが、その日は寝たまま動けなかったといいます。翌日にはトイレへ行くよう促されるも、「痛くて痛くて」体を起こすのも立ち上がるのも、歩くのも座るのも激痛。横になって腹筋を使わない状態が一番痛みを感じず済むため、やはりずっと寝ていたそうです。3日目には痛み止めの薬が点滴から飲み薬と座薬に変わり、少し歩けるように。ただし、くしゃみや咳をしないように意識していたそう。4日目にもなると、痛み止めを服用していれば「痛みはあるもののかなり動けるように」なり、部屋の中で歩き始めたとのこと。リハビリで、痛みを軽減する動き方や、回復に向け腹筋を鍛える指導なども受けたと明かしました。帝王切開手術の翌日には歩く練習を始める理由開腹手術となる帝王切開では、一般的に痛みは術後3日目ごろまでがもっとも強く感じるようです。開腹手術をしたら術後数日はベッドの上で安静に、というイメージがあるかもしれませんが、実は手術の翌日から歩く練習を始める病院がほとんど。術後早期に身体を動かすのは、血栓症を予防するためにも有効です。妊娠中はそもそも血栓ができやすくなっているのですが、帝王切開ではベッドで横になる状態が長く続くために筋肉の動きが少なくなり、血流が悪くなります。このような状態は、静脈に血栓ができやすくなっています。手術の翌日から歩行を開始することは(早期離床)、他の外科手術と同様、血栓症の予防法として推奨されています。手術当日はベッドの上から動くことはできず、膀胱にカテーテルを入れ、食事も不可で点滴による栄養補給が行われます。そして経過が良好であれば、術後1日目からベッドから降りて歩く練習がスタートします。最初は看護師の付き添いのもと、トイレに行くことから始める場合が多いでしょう。多くの病院で術後3日目以降は行動に制限がなくなることがほとんどで、シャワーを浴びるなども含め自由に生活できるようになります。入院最終日の診察で異常がなければ晴れて退院となりますが、傷口の治癒までにはまだ長い時間がかかります。また、身体が妊娠前の状態に戻っていく途中の状態ですから、退院しても1ヶ月健診までは安静に過ごすことをおすすめします。家族などの協力を得にくい場合は「産後ケア」を活用するといいでしょう。産後ケアサービスは、施設への宿泊型のほか、自宅に来てもらってケアを受けたり、デイサービスとして利用することも可能です。参照:【医師監修】帝王切開による産後の痛みはいつまでがピーク?術後の過ごし方
2023年10月11日「チェリ子の時よりハラハラせずに過ごせています」(※画像は白鳥久美子さんオフィシャルブログより)お笑いコンビ・たんぽぽの白鳥久美子さんは、2018年11月にお笑い芸人のチェリー吉武さんと結婚し、2021年8月に第一子のチェリ子ちゃん(愛称)を出産。現在、第二子を妊娠しており、いよいよ今月出産予定です。産休に入っている白鳥さんは、「入院の準備やら赤子の準備やらチェリ子と遊んだりと元気もりもりに」過ごしていると自身のブログに投稿。妊婦健診では「チェリ子の時と同様に健診のたびに…おっきいね!おっきい子だね!と、言われる」そうで、赤ちゃんの体重は「すでに3400グラムくらい」だとか。前回の出産では、陣痛促進剤やバルーンを使っても子宮口が全く広がらず、3日間格闘の後に緊急帝王切開になったという「お産のフルコース」を経験した白鳥さん。初産はかなり壮絶でしたが、今回は予定帝王切開のため、「チェリ子の時よりハラハラせずに過ごせています」と綴っていました。YouTubeでは夫婦でレンタルベビーベッドを組み立てる様子も。赤ちゃんを迎える準備は万端ですね。予定帝王切開とは予定帝王切開は、基本的には次のような場合に行われることが多いです。・前回の分娩が帝王切開だった・筋腫の摘出など子宮の手術をしたことがある・前置胎盤(胎盤が子宮の下のほうに付いており、子宮口の一部または全部を覆っていること)・前置血管(へその緒の血管の一部が子宮口にかかっていること)・心疾患などの合併症がある・性器ヘルペスなど経腟分娩することで赤ちゃんに感染するおそれがある性感染症にかかっている・胎位異常(いわゆる逆子や横位の場合)・双子、三つ子などの多胎妊娠(双子の場合は経腟分娩をする場合もあります)・児頭骨盤不均衡(CPD/お母さんの骨盤に比べて赤ちゃんの頭の大きさが大きいこと)帝王切開は腹部と子宮を切る手術のため、経腟分娩とはまた違った痛みを伴います。一般的に術後4~5日目ごろまでの時期は、強い痛みを感じやすいようです。術後しばらくたつと、軽い痛みやかゆみ、皮膚の赤みなどが見られる時期が1~2週間続き、その後、徐々に軽減していきます。参照:【医師監修】帝王切開の傷に関するまとめ!傷跡の処置方法と注意点
2023年10月03日「お腹の張りが強いので……」(※画像はイメージです)宮崎宣子さんは2021年12月に10歳年下の大手航空会社パイロットの男性と再婚し、今年7月に、不妊治療を経て妊娠したことを自身のInstagramで公表。44歳で初めての出産を控えています。今月半ば、35週の妊婦健診で逆子だったことから帝王切開で出産することが決まったと報告していた宮崎さん。この時点では「予定日としては後1ヶ月弱はある」はずでしたが、27日の健診で、「お腹の張りが強いので予定していた日にちより前に陣痛がくる可能があり、その場合は緊急帝王切開になるので、赤ちゃんの安全を考えても(帝王切開で出産する日を)2週間ほど早めたい」と言われたといいます。実は宮崎さんは数日前 に「お腹の張りが朝から全然引かなくて、寝ても横になってもずっと張りっぱなし…」と異常を感じたことがありました。「だんだん冷や汗が出てきて、針で刺したらパン!と弾けそうなくらいにお腹の張りがマックスになり、熱まで出てきて、これはマズい…」と急遽病院へ行くも、そのときは「妊娠後期の急に赤ちゃんが大きくなっていく過程の張りの可能性が高い」といわれたそうです。今回の健診では、先生に「赤ちゃんもう十分大きいから大丈夫」とお墨付きをもらい、「急ピッチで出産準備に」取りかかることに。「すぐ!というわけではないですが、思っていたよりかなり早まりました…」と、戸惑いもあるようです。前駆陣痛はどんな痛み?妊娠後期、出産予定日が近づいてくると「前駆陣痛」が起きることがあります。分娩に向けた身体の準備として不規則に起きる子宮収縮のことで、痛みの強さや続く時間、間隔はまちまちです。前駆陣痛の痛みをどう感じるかには個人差がありますが、多くは軽い月経痛のようなおなかの張りで、しばらく安静にしていると治まります。前駆陣痛から陣痛へ移行したかどうかをハッキリ判断できる方法はありません。結果的に産まれた場合に、それを陣痛であったと判断します。陣痛開始の目安としては、1時間に6回以上の規則的な収縮が起きるようになることです。前駆陣痛なのか陣痛なのかを見分ける一つの参考として、張りや痛みを感じた時間をメモしておくと良いでしょう。もし強い痛みが切れ目なく続いたり、赤ちゃんの胎動が感じられなかったりする場合は何らかの問題が起きている可能性があるので、かかりつけの産院へすぐに連絡するようにしましょう。参照:【医師監修】前駆陣痛はいつから起こる? 本陣痛までの期間や陣痛との違い
2023年09月28日おなかの赤ちゃんが逆子のため帝王切開で出産した私と、普通分娩での出産を経験した友人。ともに出産を乗り越えた友人から、「帝王切開ってラクだよね」と、まさかの発言が……。 友人の心無いひと言に困惑… 長男を妊娠中、8カ月ごろに逆子と診断されて帝王切開での出産を経験しました。初めての帝王切開は予想していた以上にハードで、産後はおなかの傷が痛くて起き上がるのも歩くのも大変です。 出産して3カ月が経ち、同時期に出産をした友人2人とランチをする機会がありました。話題はお互いの出産について。私は帝王切開だったので、普通分娩を経験した2人とはあまり話を合わせられませんでしたが、帝王切開の体験談は2人とも興味深そうに聞いてくれます。しばらく話していると、友人のひとりから突然「でも、帝王切開ってラクそうだよね」と驚くべき発言が。「なんで……?」と聞くと、友人いわく「陣痛と出産時の痛みはとにかくすごい!」とのことです。普通分娩の痛みは私にはわからないので、何も言い返せませんでした。その後は終始、友人の心ないひと言にモヤモヤしながらも時間になったので解散。 解散直後にもう1人の友人から電話がありました。「帝王切開だって、怖さとか不安があったよね。さっきのことは気にせずに、これからも一緒に子育てを楽しもうね!」と私を気づかう言葉をかけてくれたのです。私はその言葉にすごく救われました。自身が傷ついたこの体験から、誰かと出産体験談を話すときには、相手の気持ちを考えながら話すように十分に配慮したいと思います。 作画/yacco監修/助産師 松田玲子著者: 田中 里奈
2023年09月23日皆さんは、義家族とうまく付き合えていますか? 今回は「義母からもらったもの」を紹介します。イラスト:todo961いろいろなものをくれる義母「いらなくなったからあげる」と言って、主人公にいろいろなものをくれる義母。主人公は「いらない」と断れず、受け取っていました。しかしある日、それを見ていた義妹の様子がおかしいことに気づいた主人公。その後、まさかの事実が判明したのです。もとは義妹のものだった出典:lamireなんと義母が主人公にあげていたものは、もとは義妹のものだったのです。その後も義母はものをくれるので、そのたびに義妹から冷たい視線を向けられることに…。義母と義妹に挟まれとても嫌な思いをした主人公。「人にものをあげる前に、もとの持ち主の了承を得てほしい」と心の中で嘆いた主人公なのでした…。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(lamire編集部)
2023年09月23日出産時や産前産後にとても力になってくれる助産師さん。そんな助産師さんは、どんな道のりを経て一人前になるのでしょうか……?今回は、助産師のモクコ(@fufufufutago)さんが体験した指導教官との日々を描いた漫画『助産師の裏側』をご紹介します。同級生の様子が……いよいよ助産師になるための“病院実習”が開始。数日後、予定外の産婦が来院。初めての分娩介助で“命の尊さ”を実感するモクコさん。指導教官にアセスメント(分析)結果を注意されていると、同級生がやってきて……?叱咤されていると……担当産婦が心配な同級生……話を聞いた先生は……苦しむ妊婦さんを前にたじろく同級生に対して、先生は「お産は誰のもの?」と質問。続けて、「助産師がすべてなんでもしようとしてはいけません」と諭します。そして「助産師の焦りや不安は妊婦さんへ伝わるから、少し俯瞰して物事を見るように」と同級生へ休憩を促すのでした。この漫画に読者からは「助産師さんありがとう!という気持ちが湧きました。とても尊い仕事だと思います。」「助産師の方のおかげで出産が成り立っていると言うのが良く分かりました。」「私もこの同級生のように患者に感情移入しちゃうと思います。出産経験はないですが、助産師さんや婦人科の先生などの多くの人に支えられて出産するんだなぁと思いました。」など“助産師さん”の存在に尊敬や感謝の声が寄せられました。ありがたい存在この漫画では、「お産は誰のもの?」と聞いた指導教官がまだ新米だった頃の話も描かれます。作者モクコさんにとって、この指導教官からの言葉はとても印象に残っていることでしょう。皆さんも、先輩や上司からの忘れられないひと言はありますか?監修者:MellowingCoke、めい(助産師)大学院卒。助産師として働く傍ら、性とジェンダーに関して、相方のちゃんまりとラジオ「MellowingCoke」を運営。助産師仲間と性教育の名前を変え、国内に普及させるため準備中。発達障がいやうつ病、依存症などをもつパートナーとの暮らしを日々試行錯誤している。※この記事は実話を元に作成されていますが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)(イラスト/@fufufufutago)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年09月16日産後の体調不良「不調だらけなのわかるなあ」前田敦子さんは2019年3月に出産し、息子は現在4歳に。この日のラジオでは、パーソナリティのお笑いタレント・バービーさんとともにリスナーからのお便りに応えた前田さん。ダイエットに関するお便りが取り上げられると、まずは自身の食生活について明かしました。前田さんが「明日休みだってなった瞬間、とりあえず頭に浮かぶのはキムチ」。普段、控えている塩分を摂りたいためだそうです。前田さんいわく「(塩分を)抜くだけで全然見た目がスッキリするんです」とむくみ解消に効果的だといいます。食べることが大好きな前田さんですが、普段は塩分・油分などを控えめにして「味のない食事」をしているそう。「素材でいいんです。そのままでいい」と語り、唯一かけるのは大好物の「砂糖不使用のお酢」。たとえば、野菜などが入ったお鍋は味付けなどしない状態で、純米酢や黒酢をかけて食べているそうです。ゆえに前田家では「素材の味だけの料理」が当たり前で、4歳の息子もそうやっておいしくごはんを食べているのだそう。そうした習慣の効果なのか、前田さんは人の5倍は食べるのに人より太りにくいと感じていると明かしました。ちなみにお酢の味は大好きなものの酸っぱいものが好きなわけではなく、レモンは「すっぱ!」と刺激的に感じるのだとか。また、産後から胃腸の調子が悪く便秘に悩まされているという育休中のリスナーからのお便りも紹介。前田さんは「(出産で受ける身体的なダメージは交通)事故と一緒だっていうじゃないですか、本当にそんな感じでした」と出産を振り返り、自身も「これもう元に戻らないんじゃないかな」と感じるほどの大ダメージを受けたそう。帝王切開での出産だったそうで、産前産後はリスナーと同じく便秘に悩まされたという前田さん。お便り内容に「不調だらけなのわかるなあ」と共感していました。ちなみに、産後のタイミングで出演映画の公開が決まっていたことから、わずか1カ月半で舞台挨拶など表に登場するかなりのスピード復帰だったという前田さん。「(映画公開前に)ちょうど産まれてくれたので復帰できたんですけど、いろんなものダルンダルンなまんまでしたよ」と明かしており、体型を戻す余裕もなかったよう。これもまた産後のリアルですね。帝王切開の傷が癒えるまで1年程度かかる帝王切開は開腹手術なので、術後、麻酔が切れた後は切った部位に痛みがあり、回復まで比較的長い期間を必要とします。傷が癒えるのは平均的に1年程度ですが、切開の方法によっても変わってきます。入院中は傷の治癒と体調回復、血栓症の予防などを考慮して、帝王切開の患者さん向けの過ごし方があるので医療スタッフの指示に従いましょう。また、退院後の生活についても入院中によく聞いておきましょう。退院したら、まず1ヶ月健診までは赤ちゃんの世話以外はできるだけお休みして安静に過ごせるよう、周囲はしっかりサポートしてあげてください。参照:【医師監修】産後の過ごし方|入院中~退院後、2人目、帝王切開などで知っておきたいこと
2023年09月14日皆さんは、義家族の行動に振り回されたことはありますか?今回は、自分勝手な義母のエピソードを漫画で紹介します。イラスト:noico出産後に義母からのお願い2時間も待たされて…義母に声をかけると…義母の行動にショック…産後の嫁をこき使う義母の姿には、衝撃を受けますね…。あまりの身勝手さに、主人公は感情を抑えられなかった様子。義家族とは、適度なお付き合いを考えていきたいものです。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年09月10日「痛みに弱い私はぐるぐる考えてしまいます」宮崎宣子さんは2021年12月に10歳年下の大手航空会社パイロットの男性と再婚。今年7月に、不妊治療を経て妊娠したことを自身のInstagramで公表、出産予定時期には44歳になるといいます。現在は妊娠9ヶ月だといい、8月31日にInstagramへ夫とのツーショットをアップし、出産を控えて迷っていることを綴りました。妊婦健診に行ったところ、「2週間前には逆子から戻ってたのに、また、逆子ちゃんへ」と、お腹の中の赤ちゃんが逆子になっていることがあらためてわかったという宮崎さん。まだぐるぐる動く時期とのことで、35週まで逆子なら対応を教わることになったようです。逆子であるために、「顔もガードされてて一切見えず、4Dで見ても肌色の塊があるだけ」で、エコーで赤ちゃんの顔を見ることは叶わなかったそうです。また、宮崎さんは出産を控えて「親になる実感もなく、どちらかと言うとまだ自分本意で、先生にどうにかして痛くない方法を何度も確認」しているとも。今のところ、計画無痛分娩もしくは帝王切開という選択肢があるようで、「私は高齢なので最初から帝王切開も選べるということでした」と綴っています。誰しも出産を迎えるにあたっては不安が大きいものですよね。初産であればなおさらでしょう。宮崎さんも「よくあるのが高齢だと陣痛促進剤が効きにくい人が多く、無痛だったけど結果帝王切開」になる、いわゆる“出産フルコース”に触れつつ、「フルコースになるくらいなら、最初から帝王切開にした方が…と、痛みに弱い私はぐるぐる考えてしまいます」と、さまざまな考えを巡らせつつ、「まだまだ怖さが優っております」と心境を明かしていました。「逆子」ってどういう状態?「逆子」(さかご、正式には「骨盤位」という)とは、赤ちゃんがママのおなかの中で頭を上にし、お尻や足を下に向けた状態のことです。逆子の状態で出産を迎えると、お産が始まる前の破水や、赤ちゃんより先にへその緒が子宮からはみ出してしまう「臍帯(さいたい)脱出」、「微弱陣痛」でお産が長引く、といった事態が起こりやすくなります。そうすると赤ちゃんが弱ってしまうことも懸念されるため、逆子の場合は帝王切開でのお産になる可能性が高いです。ただし、妊娠30週ぐらいまでは、ママのおなかの中には赤ちゃんが動く余裕があるため、一時期逆子の状態であっても、自然に頭を下にした「頭位」に落ち着くことがよくあります。逆子のまま変わらない場合は、帝王切開での出産準備をはじめることになります。施設にもよりますが、34~35週に帝王切開の予定を組む場合が多いようです。帝王切開には、あらかじめ日程を決めて行う「予定帝王切開」と、妊娠中や分娩中に非常事態が起こった際に行う「緊急帝王切開」があり、逆子により帝王切開を行う場合は、予定帝王切開をすることになります。参照:【医師監修】逆子での帝王切開はいつ決まる? 自然分娩の可能性は?
2023年09月01日帝王切開が決まっていた第4子の出産。長男と第4子は15歳差で、長男にとって大事な中総体の試合が終わってから出産の予定でした。ところが予定より早く陣痛がきてしまい、まさかの試合前日に出産することになってしまったのです。「今から出産になりました!」と送った長男の部活のグループメッセージで、感動の涙を流すことに……。 まさかの緊急帝王切開に!わが家には4人の子どもがいますが、長男と次男は15歳差。サッカー部の長男が、中学3年の大事な市の中総体の試合を控えていたとき、私は第4子である次男を妊娠中で臨月を迎えていました。 出産は、第3子で逆子がなおらず帝王切開をしていたため、今回も帝王切開する予定でした。帝王切開の予定日は、長男の試合が終わってから1週間後。長男の部活の役員をしていた私は、妊婦なりにできる仕事をおこない、試合を楽しみにしていました。 ところが試合前日、まさかの陣痛がきてしまい緊急手術に……。手術が決まり、すぐに部活のグループメッセージに「今から出産になりました!」と送信。役員のみなさんからの励ましと、「長男くんのことは心配しなくていいからね!」という言葉に、安心して出産に臨むことができました。 見に行けなかった、長男の大事な試合入院当日に手術し、無事出産することができました。ただ、帝王切開だったため、すぐに動けず、残念ながら長男の試合には行けなくなりました。ずっと見たかった試合。夫が見に行ってくれていましたが、結果を待ってソワソワしていると、ママ友から動画が送られてきました。 長男の試合の動画と、優勝して仲間とゆりかごダンスをしている動画でした。動画を見ながら涙があふれ……。私は、ひとり病室で、何度も動画を見ていました。優勝したため、1カ月後の大会に進出! 試合当日は家族みんなで応援しに行くことができました。 サッカー部のマネージャーをしていた長女はベンチで観戦していたため、試合会場では、ママ友が生まれたばかりの次男を見ていてくれました。おかげで私は、3歳の次女とゆっくり試合を観戦。他にも私が動けないときには長男の送迎を手伝ってくれて、ママ友には本当に感謝しかありませんでした。 長男は部活を通して良い仲間とめぐり会えましたが、私も素敵なママ友と出会えて本当によかったです。子どもの人数分、たくさんの方と出会う機会がありますが、役員などで仲良くなれることがあるので、できる範囲で参加するようにしています。長男が中学校を卒業した今でも、ママ友とは仲良くさせてもらっています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:松田みさとイラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2023年08月27日皆さんは、義両親の言動にイラッとしたことはありますか?今回は、義母の言葉にイラッとしたエピソードを漫画で紹介します。イラスト:23ca出産した翌日義母が面会に来て…義母の一言そんな言い方をしなくても…面会に来てくれたことは、とてもありがたいですが…。もう少し、嫁の体調を労わってほしいところでしたね。一日も早く回復して、万全な状態で育児ができるといいですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年08月22日出産直後は、体調を最優先にしてゆっくり休みたいと思う女性も多いのではないでしょうか?今回は帝王切開で出産した人のエピソードと、その感想を紹介します。突然義父がやってきた主人公が、帝王切開で出産した直後の話です。ある日突然、義父が主人公の家を訪ねてくると、畑を作って野菜を植えようとしはじめました。大量の土や石が運ばれてきて、義父が勝手に作業をするのかと思っていた主人公でしたが…。畑仕事を強要され…出典:Grapps主人公は、義父に畑仕事を強要されてしまうことに…。さらには「早く土を入れろ」と怒鳴られたり、重いものを持てないと言っても聞いてもらえなかったりと、大変な思いをしました。その後、義母が来てくれて畑仕事をせずに済んだものの、義父に畑仕事を強要されたことを帰宅した夫に伝えると、夫は大激怒。帝王切開で出産したばかりの主人公を心配し、義父に注意しておくと言ってくれます。主人公は、夫の優しい言葉で少し安心したのでした。読者の感想義父は、主人公が帝王切開で出産したばかりだということをわかっていなかったのでしょうか…。自分のことしか考えていない義父の行動に、唖然としてしまいました。主人公に寄り添う夫がいてくれてよかったです。(32歳/パート)産後で体力が落ちている時期なのに、重労働を手伝わせるなんて自己中すぎる義父には呆れてしまいました。義母がすぐに飛んできて連れて帰ってくれたのはよかったですが、思い立ったら周りも犠牲にする義父の性格はなんとかしてほしいですね…。(匿名)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。
2023年08月22日今回は「LINEエピソード」をクイズ形式で紹介します!このやりとりがどんな結末になるか考えてみてくださいね。義父がやってきた出典:Grapps勝手に野菜を植えようとする義父出典:Grappsここでクイズその後、義父が主人公に言ったセリフとは?ヒント!主人公は困惑してしまいました。怒鳴る義父出典:Grapps正解は…正解は「早く土を入れろ!」でした。出産直後なのに義父から重労働をさせられそうになった主人公。その後、駆けつけた義母が義父を連れ帰ってくれ、事なきを得ました。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年08月20日現在、生後5カ月の息子がいます。切迫早産を乗り越えた矢先、別の理由で約1カ月早めに出産。そんな私の体験談を紹介します。※新型コロナ感染症が「5類感染症」に移行する前の体験談です。 自分は大丈夫だろうと油断していたそのとき、私は妊娠37週0日でした。その2日前、実家には普段は夜勤などが多く、あまり会うことのない実父がいました。実父は、会社の集まりでごはんに行っていたらしく、酔っていました。食事をしていたところから歩いて帰ってきた実父は、「寒いんだよなぁー。なんか寒気するんだよなぁー。喉も少し痛いし」と冗談交じりに笑いながら話していました。 「コロナじゃないよね、こわいなー」など他愛もない会話をして、私はその日に自宅へ帰宅。次の日、私は喉が痛くなりました。ただ喉が痛いだけで、熱などはなかったこともあり、「のど飴を舐めていればなんとかなるだろう」と、そう思っていたのです。 お医者さんの言葉に自分を責める…次の日の朝、頭痛がすることに気づきました。熱を測ると37.5度。「あぁやってしまった」と思いました。すぐ病院を探したのですが、早くても翌日しか空いていなかったため、できるだけ体を休めることに集中しました。 しかし夕方になるにつれて熱は高くなり、39.2度にまで達していました。そして、なんだか胎動が弱く感じたのです。実母に連絡したところ、「すぐに産婦人科に電話しなさい」と言われました。そのとき、すでに22時ごろだったと思いますが、電話をすると「すぐに来てください」と言われ、病院へ行きました。 いろいろな検査をしてわかったことは、新型コロナが陽性であること、そして羊水が少ないこと、赤ちゃんが危険な状態であること、ということでした。産婦人科の先生はこう私に告げました。「今から緊急帝王切開になります。ただ、ここの病院では受け入れることができないので、約1時間ほどかかりますが、対応しているこちらの病院に行ってください」と。おなかの子は大丈夫なのか不安になった私は、自分の行動を振り返り、自分を責めました。 防護服の先生に囲まれての出産1時間かけて向かった病院には、防護服を身につけた先生方がいました。夜中0時ごろに病院へ着き、約2時間半おなかの具合を検査して3時ごろにオペ室へ。私が覚えているのは、真っ白な部屋とおなかを触られる感覚。そして、息子が生まれてきたときの小さい泣き声と、うっすらと見えた息子の体です。 そこから12日間は感染対策のため、息子に会うことはできず、術後の痛みに耐える日々でした。ただ、息子に再会してからは、痛みなんて忘れるほど幸せな毎日を過ごせています。 新型コロナが流行っている中での妊娠・出産は、もともと不安なことが多くありました。しかし不安な中でも、どこかで「自分は大丈夫」と思っていたのかもしれません。結局、最後の最後でかかってしまい、新型コロナは本当に身近に潜んでいる病気なのだと実感しました。おなかの子や子どもを守るためにも、必要最低限の対策を講じたうえで生活していかないといけないと感じました。 感染したときは家族が力になってくれて、そして病院の先生たちが助けてくれました。そのことに感謝し、今後のことをしっかり考えて過ごしていきたいと思っています。あのときの痛みを忘れさせてくれるくらい、子どもは本当にかわいいです。これからも、かわいい息子と幸せな日々を過ごしていこうと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:そら22歳で一児の母。犬2匹と一緒に幸せに暮らしています。
2023年08月18日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します!マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:菰田ひとみ帝王切開で出産主人公が1人目の子どもを帝王切開で出産したときのことです。術後の傷の痛みで産後1ヶ月経っても、まともに歩くことができませんでした。初孫を見せに義実家へ…出典:CoordiSnap育休をとってくれた夫のおかげで、なんとか生活できている状態でした。それでも初孫を見せようと義実家を訪れたのですが…。問題さあ、ここで問題です。初孫を見せに行ったとき、義父が放った衝撃発言とは?ヒント義父は「出産は病気ではない」と思っているタイプの人でした。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:CoordiSnap正解は「手術になったのは自分のせいだろ」でした。怒った夫が義父に帝王切開について説明してくれて、その場は耐えた主人公ですが…。心無い言葉をかけてきた義父に悶々とした主人公だったのでした。出産は命がけ出産は病気ではないかもしれませんが、ときに命をかける事態になることもあります。男性は出産を体験することはできませんが、せめて労りの心はもっていてほしいものですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年08月12日もしも、自分の子どもなのに我が子のように思えなかったら……?大人気マンガシリーズ、今回はわこさん(@wakonowa)作「自分の子だと思えない」のワンシーンをご紹介します。少しづつ芽生える母としての自覚自分が産んだ子どもを、自分の子ではないと感じてしまうわこさん。その原因は、緊急帝王切開で出産し、産んだ瞬間の記憶がないからで……。娘の成長に伴い、母としての自覚が出てきたわこさん。母子の特別な結びつきが感じられないものの、かけがえのない我が子には変わらず……。局所麻酔の理由は……出産の実感が湧きやすく……出産したのは事実で……この漫画に読者は『何より娘が笑顔で居ることが大事なんですから、今居る目の前の子どものことを大切に育てて欲しいです、と伝えたいです。』『最終的には1番よい方向に向かってよかったです。私がこの方の立場なら焦らず少しずつ気持ちを落ち着かせて穏やかな気持ちで子どもと暮らそうと思います。』『出産方法によって、意識の持ち方がこんなに変わるもんなんだって思いました。局所麻酔の理由も知れてよかったです。』など、わこさんが母親としての自覚を持ち始めたことに対し温かい声が多く集まりました。時間がかかっても大丈夫わこさんは、全身麻酔で出産時の記憶はありませんでしたが、出産したという事実は少しづつ受け止められるように……。出産で大変な思いをしたわこさんですが、気持ちの整理がついてきたようで、本当に良かったですね……!
2023年08月09日出産直後は、体へのダメージから回復に時間がかかる人もいるかもしれません…。今回は、出産後に起こった義母とのエピソードを紹介します。イラスト:牛村難産で寝込んでいると…義母が見舞いに来てくれたけど…義母の行動に困惑…お見舞いの品は母親へ…嫁の回復を思って、差し入れをたくさん持って来てくれた義母。気持ちはありがたいですが、食欲不振の嫁には重たいメニューだったかもしれません…。義母との関係が悪くならないよう、今後も慎重にお付き合いできるといいですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年08月08日皆さんは、義家族との関係に悩んだことはありますか?今回は「義家族にうんざりした話」2選を紹介します。イラスト:浜井れんこん6人の子ども主人公が再婚して半年が経ったころのこと。主人公にはもともと5人の子どもがいて、6人目の子どもを妊娠していました。子どもにお金がかかりながらも、働けずにいたのですが…。義母からのお願い出典:CoordiSnap義母は「車検があるからお金を貸してほしいの」などと、何かと理由をつけて主人公にお金を借りようとしてくるのです。結局再婚後、2年で10回以上も義母にお金を貸しましたが、一向に返済されません。そのことを夫に相談すると、義母が借りたお金で遊びに行っていることがわかったのです。主人公は今後、義母とはかかわりたくないと思ってしまったのでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。イラスト:菰田ひとみ傷の痛みに耐える生活1人目の子どもを、帝王切開で出産した主人公。傷の痛みで産後1ヶ月経っても歩けず、夫に支えられて生活していました。それでも主人公は義両親に初孫を見せようと、頑張って義実家を訪れることに。しかし、主人公が傷を痛がる様子を見て、義父は…。義父の一言に唖然出典:CoordiSnapなんと義父は、主人公が生活の仕方のせいで帝王切開になったと思っていたのです。慌てた夫が誤解を解いてくれて、主人公はなんとかその場を耐えました。しかし、2人目を出産したとき、義父はまた主人公を責めるような発言を繰り返して…。頑なに労わりの言葉をかけない義父に、主人公はうんざりするのでした。義父に呆れ帝王切開を耐えた主人公に、信じられない言葉をかけた義父。そんな義父の理解のなさに、呆れてしまう主人公のエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年07月31日もしも、自分が出産したはずの子どもなのに我が子のように思えなかったら……?大人気マンガシリーズ、今回はわこさん(@wakonowa)の「自分の子だと思えない」からワンシーンをお届けします!我が子だと感じられない原因自分が産んだ子どもを、自分の子ではないと感じてしまうわこさん。その原因は、緊急帝王切開で出産し、産んだ瞬間の記憶がないからで……。心が現実についていけない状態のため、娘に悪影響を及ぼさないか心配し……。娘が成長すると……?娘は言葉も出始め……母親の実感が湧き……この漫画に読者は『主人公はこんなふうに悩んでいるので、母としての思いやりの気持ちを持てていると思います。十分だと思いました。』『養子縁組など血の繋がりがなくても本当の親子のような家庭はたくさんあると思うので、血の繋がりどうこうではなく、接し方やその時間が大切なのかなという気がしました。』『少しずつでも大丈夫。ゆっくりでも自分の子どもだなという実感が持てるようになってきているようで良かったと思います。』など、母親として実感を持ち始めたわこさんに対する前向きな声が多く寄せられました。芽生え始めた母親としての感覚娘の成長に伴い、少しずつ母親としての実感を持ち始めたわこさん。その後、わこさんは、夫に「自分の子だとすぐ思えたのか」と自分が悩んでいたことを思い切って聞くことにしました。自分で産んだはずの子どもを我が子だと思えなかったら……あなたならどうしますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@wakonowa)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年07月23日皆さんは、義実家の訪問で衝撃を受けたことはありますか?今回は、出産後に義実家を訪れた夫婦のエピソードを紹介します。イラスト:菰田ひとみ1人目の子どもを出産したとき…義父から衝撃的な一言その場は夫に助けられたけど…再び義父の口から…命懸けで、出産をしているにもかかわらず…。覚えていないとはいえ、義父の言葉にはショックを受けてしまいますよね…。せめて、労りの言葉だけでも欲しいものです。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年07月15日初めての出産で帝王切開することになった私。不安の中で出産を迎えましたが、無事にわが子が生まれてきて安堵します。親戚からお祝いの言葉をたくさんかけてもらいうれしかったものの、その中にはモヤッとする言葉もあり……。 「そんなこと言う?」まさかの声に絶句 私は初めての出産を控え、おなかの子と対面できる日を楽しみに過ごしていました。ところが出産予定日を過ぎても生まれてくる様子はなく、1週間を超過する日に帝王切開へ予定変更することに。入院後、翌日に帝王切開をする予定でしたが、胎児の心拍数が低下していることから1時間後に緊急帝王切開をすることに。はじめは手術への不安で胸がいっぱいでしたが、あっという間に手術は終わり、無事に生まれてきてくれて安堵しました。産後は母子ともに健康で、術後の経過も良く順調に回復。親子で退院の日を迎えることができました。 退院後、親戚からお祝いの言葉をたくさん掛けてもらったのですが、あるおばさんからは「帝王切開だから先生が出してくれたんでしょ。ラクだったでしょ?」と心無いひと言も……。すかさず義母が「私も帝王切開だったけど大変だったのよ!」とフォロー。夫も慰めてくれて、その場は救われましたが、私はその言葉が引っかかっていました。 その後、ママ友に「親戚から"帝王切開はラク"って言われて……」と打ち明けると、「大変だったね。気持ちわかるよ」と共感してくれました。帝王切開を経験したママたちと話していると、「悩んでいるのは私だけじゃない、ひとりで思い悩まなくてもいいんだ!」と思えるように。あのとき、親戚に掛けられた心無い言葉は、「帝王切開を経験したことがないから、想像できなかったのかも!」と広い心で受け止められるようになりました。 作画/ひのっしー著者:森田 アン
2023年06月24日「自分は自然分娩で出産する」と信じて疑わなかった私。しかし、胎児と母体の安全を優先した結果、急きょ帝王切開で産むことになりました。出産直後は分娩の方法などまったく気にならなかったのですが、あることがキッカケで、日が経つにつれてじわじわと悔しさや悲しさが湧き出てきました。今回はそのときの体験談を紹介します。 「もったいなかったね」の言葉出産後は休む間もなく慣れない子育てが待ち構えており、1週間の入院中は「傷あとが痛い」「母乳が出ない」「赤ちゃんが泣き止まない」ということで頭がいっぱい。分娩方法のことでくよくよしている暇はありませんでした。 最初に心に引っかかったのは、1カ月健診のときに病院の母乳外来で出会った助産師さんの「太ってないし背も高いのに、帝王切開でもったいなかったね」という言葉。きっと「分娩異常さえなければ傷あとが残らずに済んだのにね」という慰めの言葉だったのだと思うのですが、そのときからモヤモヤが始まりました。 友人の体験談がつらい「帝王切開で残念だった」という気持ちは日に日に大きくなっていきました。難産で出産した友人の話を聞くことが特につらく、「自分は出産まで72時間もかかった。さっさと帝王切開で産んでしまいたかった」という言葉を聞いたときは、まるで自分が手抜きをしたような気がして引け目を感じました。 手術で切ったおなかの傷口は約10cmでしたが、出産の話題で聞かれてそう答えると、「自分は会陰切開だったけどもっと切った」と言われて落ち込んだこともあります。 自分だけじゃない2人目も帝王切開で出産したこともあり、5年ほどモヤモヤした気持ちと付き合ってきました。ある日、帝王切開ママの集まりがあると知り、参加させてもらうことに。そこには私と同じように悩むママがたくさんおり、それぞれの病院での出来事や出産後の体験談などいろいろな話を聞くことができました。 「自分だけじゃないんだ」「悔しい・悲しいという気持ちを人に伝えていいんだ」と思えたことで、とても気がラクになりました。 くよくよしていたせいで、ちょっとした言葉に過敏になっていたように思います。出産は十人十色。どんな出産だって大変だし、どんな分娩方法だって胸を張っていていいんだと今では考えられるようになりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/みいの 著者:沢田真紀子自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年06月22日出産がとても大変で、しばらくは本調子に戻らない…なんて人も多いですよね。しかし、そんなときに周囲の人から自分勝手な態度をとられると困ってしまいますよね。今回は義両親の言動に思わず衝撃を受けたエピソードを紹介します!出産後に義母から連絡が楽でいいわね…?遠まわしに遠慮するも…1人で盛り上がる義母こちらの体調などお構いなし…帝王切開を楽な出産と思い込んで、挙句の果てには退院日にお祝いで盛り上がろうとする義母…。体調は万全ではないと伝えているのですから、気を遣ってほしいですよね。出産を経験した女性には、実家でゆっくりして欲しいものです。
2023年06月21日帝王切開での出産で、体の回復に時間がかかっている…。できればしばらくゆっくり体を休めたいですよね。今回は帝王切開した直後にとんでもないことを強要してきた義父のエピソードを紹介します。義父が家に来た理由は?勝手に庭に野菜を植えようとする義父帝王切開したばかりなのに重労働を強要してきた…義母のおかげでなんとか重労働を回避夫から厳重に注意してもらうことに!この義父のように、何かに夢中になったら周りが見えなくなってしまう人もいるようです。残念な義父には夫からしっかり注意してもらい、少し距離を置いた方がいいかもしれませんね。
2023年06月18日皆さんは、義母の言動に耳を疑った経験はありますか?今回は「義母の言葉にモヤモヤしたエピソード」を漫画化してお届けします!イラスト:noico付き添ってくれた義母緊急帝王切開に!義母が一言…忘れられない…いつもは優しい義母だからこそ、言われた言葉が余計に残ってしまうのかもしれません…。義家族とは、適度な距離間を保っていきたいものですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年06月11日このお話は作者リコロコさんに寄せられたエピソードです。登場人物の名前など、一部脚色を加え漫画化しています。■前回のあらすじ出産後も気持ちを切り替えることができない主人公に、助産師さんは部屋を訪ね話を聞いてくれる。帝王切開についてママ友に言われたこと、だから経膣分娩したかったのにできなかったことなど話すと夫が謝ってきて…。■夫も傷ついていた…■どんな産み方も立派なお産寄り添ってくれた助産師さん、夫の存在によって、モヤモヤが少しだけ消え、心が軽くなったという主人公。いつか子どもたちに「ここから産まれてきたんだよ」と伝えてあげることが今の夢であり、子どものためにお腹を切ったことを誇りに思いたいそうです。人それぞれ思うことも感じることも、考えたこともたくさんある中で、何気ないひと言で誰かを傷つけてしまわないよう、気をつけていきたいと思った体験談でした。最後までお読みいただきありがとうございました!
2023年05月30日このお話は作者リコロコさんに寄せられたエピソードです。登場人物の名前など、一部脚色を加え漫画化しています。■前回のあらすじ帝王切開で無事出産した主人公。最善策だったと助産師さんに言われ、自分でもそう理解しているが、やはり「下で産みたかった」と思ってしまう。ママ友たちの言葉が自分の心を傷つけ続けていることを感じるのでした。■話を聞くことはできるから…■できなかったことへの心残り主人公の入院している部屋にも来て、話を聞いてくれた助産師さん。すると、その話を聞いた夫が「ごめんね」と言い出して…。次回に続く「帝王切開ってかわいそうなの?」(全9話)は12時更新!本記事はあくまで筆者に寄せられた体験談です。症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2023年05月29日このお話は作者リコロコさんに寄せられたエピソードです。登場人物の名前など、一部脚色を加え漫画化しています。■前回のあらすじ帝王切開に切り替えた方がいいと医師から言われるが、経膣分娩を諦められない主人公。すると助産師さんが「周りにいろいろ言われてつらい思いをしたんだね」と寄り添ってくれて、帝王切開の決断ができるのでした。■無事に第2子を出産■でも下から産みたかった…帝王切開で産むことは決断できたけど、やはりどうしても主人公の心に引っ掛かるものがあり…。次回に続く「帝王切開ってかわいそうなの?」(全9話)は12時更新!本記事はあくまで筆者に寄せられた体験談です。症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2023年05月28日このお話は作者リコロコさんに寄せられたエピソードです。登場人物の名前など、一部脚色を加え漫画化しています。■前回のあらすじ第2子の出産を経膣分娩にした主人公に、ついに陣痛がやって来る。病院に入り数時間、陣痛に耐えるもお産はなかなか進まず、15時間後、ついに医師から「このままだと子宮破裂の可能性がある」と言われてしまう。■それでも経膣で産みたい…!■つらい気持ちを理解してくれて…側についていてくれた助産師さんが、自分の気持ちに寄り添ってくれて…。主人公は帝王切開での出産を決断するのでした。次回に続く「帝王切開ってかわいそうなの?」(全9話)は12時更新!本記事はあくまで筆者に寄せられた体験談です。症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2023年05月27日このお話は作者リコロコさんに寄せられたエピソードです。登場人物の名前など、一部脚色を加え漫画化しています。■前回のあらすじ帝王切開の出産をしたことでママ友たちに嘲笑された経験から、主人公は「次は経膣分娩で産みたい」と強く思うようになる。そして数年後、第2子を妊娠し、帝王切開術後でも経膣分娩ができる病院を探すのでした。■陣痛を待つ日々■陣痛はあるものの進まないお産希望の経膣での分娩。ですがなかなかお産が進まず、ついに…。次回に続く「帝王切開ってかわいそうなの?」(全9話)は12時更新!本記事はあくまで筆者に寄せられた体験談です。症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2023年05月26日