家族の衣類や寝具などを清潔に保つためにかかすことのできない洗濯機。毎日使っているご家庭も多いと思いますが、お手入れはきっちりできていますか?冷蔵庫や電子レンジのように、汚れが目立つものでもないので、なんとなくで済ませてしまいがちかも…。そこで、洗濯機のお手入れ方法をクイズ形式でチェックしましょう!Q1.洗濯機を使用する際に、黒カビを発生させる原因になるといわれているのはどれ?(1)ぬるま湯で洗濯する(2)規定量以上の洗剤で洗濯する(3)漂白剤を使用して洗濯する(4)洗濯物をたくさんいれて洗濯する正解は(2)。洗剤を多く使用すれば、黒カビも一緒に掃除できそうにも思えますが実はNG。規定量以上の洗剤を使用すると洗剤が洗濯槽に残り、黒カビを増やす原因になるといわれています。洗濯時には規定量を守るように心がけましょう。Q2.洗濯槽の掃除はどのくらいの頻度でおこなうのがベスト?(1)週に1度(2)月に1度(3)3カ月に1度(4)6カ月に1度正解は(2)。もちろん、週に1度、しっかりと掃除できればいいですが、忙しいママにはそんな時間はありませんよね。一般的には、「月に1度」洗濯槽クリーナーなどで洗濯槽を掃除することで、洗濯槽を清潔に保ち、黒カビの発生を防ぐことができるといわれています。Q3.洗濯槽の黒カビを掃除する際に、もっとも効果が高い洗剤はどれ?(1)重曹(2)クエン酸(3)塩素系(4)酵素系正解は(3)。ご存じのママも多いと思いますが、(1)~(4)の洗剤はすべて洗濯槽の掃除に使用することができます。ですが、黒カビの除去にもっとも効果が高いといわれているのは、黒カビを分解して除去する「塩素系」です。ちなみに、“洗濯槽にわかめのような黒カビが浮いてきてキレイになった!“と実感したい場合には、黒カビを”はがし落とす“効果をもつ「酵素系」を使用すると◎。Q4.洗濯槽の黒カビ発生を防ぐために、日ごろから心がけておくことは?(1)洗濯槽に熱湯をかける(2)洗濯槽の中に乾燥剤をいれる(3)洗濯後は洗濯槽を乾拭きする(4)洗濯後は洗濯機のフタを開けておく正解は(4)。黒カビは湿気が多いと発生しやすくなります。だから洗濯をしたあとは、フタを開けて十分乾燥させることが大切です。(2)や(3)のように、乾燥剤をいれたり、乾拭きも乾燥させるためには有効かもしれませんが、“フタを開けるだけ”よりも手間がかかってしまいますよね。みなさんは全問正解できましたか?ジメジメとした梅雨はとくに黒カビが発生しやすくなるので注意が必要。あまり洗濯機のお手入れをしていないなら、定期的にキレイにする習慣を身につけましょう!(文・山手チカコ/考務店)
2018年06月20日お手入れ次第でエナメル製品がもっと長持ち!光沢感が特徴のエナメル素材。パンプスやローシューズなど、さまざまなデザインの靴に使われている素材です。水には比較的強く、乾燥には弱いという特徴を持っています。革靴と同様、エナメル靴もきちんとお手入れをしておくのがおすすめ。普段からお手入れをしておくと、光沢感が損なわれないなど、さまざまなメリットがあります。ただし、間違った方法でお手入れしてしまうと、エナメルにダメージを与えかねません。正しいお手入れ方法をマスターして、お気に入りのエナメル靴を長く愛用しませんか?お手入れに欠かせない道具は2つだけエナメル靴のお手入れに準備するものは、2枚の布と水だけ。どこの家庭にもある身近なものなので、すぐにでも実践できます。布は、やわらかい素材の物がおすすめです。硬めの布の場合、エナメルを傷つけてしまうことがあります。表面がなめらかな布を選ぶことも大切。ガーゼ素材のようなキメが細かくやわらかい素材を使いましょう。手に布を巻きつけるまず、布を手に巻き付けます。人差し指と中指、薬指の3本の指にしっかりと巻きつけましょう。その時、手のひら側に極力シワがよらないように、きつく巻きつけるのがコツです。手のサイズに合うように布をカットしておくと、お手入れがしやすくなります。巻き終わりを親指と人差し指の間に挟んで、布がヨレないようにしっかりと固定して、お手入れの準備は万端!ピカピカに磨くコツ2枚用意した布のうち、1枚は水で湿らせて、もう1枚は乾いたままにしておきます。まずは湿らせた布で、エナメル靴をやさしく磨いていきます。湿らせすぎてしまうと、靴が濡れてしまうので適度に湿らせてください。磨くのにあまり力を入れすぎてしまうと、靴の形が崩れたり、傷がついてしまったりする可能性があるので、注意が必要です。濡れた布で磨いた後は、乾いた布に持ち替えて磨きます。この2つの作業を繰り返していくだけで、お手入れは完了です。エナメル靴は乾燥に弱いため、お手入れをせずに放っておくとひび割れの原因になることがあります。こまめにお手入れをすれば、お気に入りの靴を長く愛用できます。仕上げには、つい防水スプレーを使いたくなることがありますが、エナメルにはタブー。シミの原因になる可能性があります。仕上げには、エナメル専用のクリーナーを使うことをおすすめします。季節の変わり目や、ちょっとした時間に、エナメル靴のお手入れをしてみてください。監修:THE BAR by Brift H(BLOOM&BRANCH)
2018年06月01日何かと時間がかかる女性の髪のお手入れ。とくにお風呂上がりに髪を乾かす時間って面倒ですよね。そんなお悩みを解決してくれるかもしれない、ちょっとユニークなアイテムを〔ダイソー〕で発見しました!効果はいかほどに……?ぜひチェックしてみてください。〔ダイソー〕の《ヘアドライ手袋》お風呂上がりに髪を乾かすのって、なかなか時間がかかりますよね。ロングヘアーの方にとっては毎日直面する大きな問題です。髪の毛の成分であるタンパク質は熱に弱いため、長時間のドライヤーは髪を痛める原因になりかねません。かといって、自然乾燥の場合もキューティクルが開いて水分がどんどん蒸発してしまうので、髪の毛がパサつく原因に。髪の毛をドライヤーで早く乾かすことは、キレイな髪質を保つために重要なことなんだそうです!そこで今回ご紹介するのは、〔ダイソー〕の髪の毛速乾アイテム。その名も《ヘアドライ手袋》です。《ヘアドライ手袋》は吸水力抜群のマイクロファイバーを素材に作られています。使い方は簡単で、片手にドライヤーを持ち、もう片手に手袋を装着して普段通りに乾かすだけ。ドライヤーの熱風で乾かすのに加えて、マイクロファイバーが水分を吸いとってくれるという仕組みです。100均のアイテムで一体どこまで速乾できるのでしょうか⁉︎さっそく試してみました。実際に使ってみました♪髪の長さ:胸下3センチ(ロングヘアー)普段通りに乾かした際:8分ヘアドライ手袋を使用した際:4分30秒かなり時短!想像以上に画期的でした……。実際に使用してみて「便利だなあ」と感じたのは、毛先を乾かすタイミング。水分が下に下に降りてくるので、毛先って時間をかけてもなかなか乾かないですよね。そこで《ヘアドライ手袋》で髪を揉みながらドライヤーを当てると乾きやすくてびっくり!手袋をつけた状態なので、どれだけ乾いたかを確認できないのが少し面倒でした。また、最初に使用する際マイクロファイバーの繊維が抜けやすいので、一旦水洗いしてから使用するのがオススメです♪まとめ〔ダイソー〕から販売されている《ヘアドライ手袋》をご紹介しました。いかがでしたか?手袋は片手のみの販売になっているので、2つ購入して両手使いもいいかもしれません!髪を乾かすのに時間がかかってしまう方や、ロングヘアーのお手入れにお悩みの方はぜひチェックしてみてください♪
2018年05月24日みなさんは、メイクに使っているメイクブラシやパフ、定期的にしっかりお手入れをしていますか?メイクブラシやパフは、そのまま使い続けず、定期的にメンテナンスをしなければなりません。その理由とケア方法をご紹介していきます。雑菌が繁殖する!!出典:byBirthメイクのときに毎日使うメイクブラシやパフ。実は、ファンデーションや皮脂、汗、ホコリなどがたくさん付着しています。そして、洗っていない日数分付着しているのです。ブラシに付着している化粧品と、皮脂や汗などが混ざると、菌が繁殖しやすく、ブラシやパフの中には雑菌が沢山潜んでいます。そのメイクブラシやパフでメイクをすることは、メイクとともに雑菌を肌に塗っているのと同じことになるのです。ニキビや肌荒れの原因にもなりますので、定期的に洗うことをおすすめします。綺麗にメイクできなくなってしまう!!出典:byBirthチークやシャドウなど、使っているうちに色が綺麗に乗らなくなってきたなと感じたことはありませんか?ブラシを毎日そのまま使うことで、ファンデーションやチーク、シャドウなどがブラシで混ざってしまい、綺麗なカラーを出せなくなっている可能性があります。パフは、汚れを落とさないことで柔らかい質感がなくなってしまいます。質感がゴワゴワすることで、均一に肌にパウダーを乗せづらくなってしまうのです。薄く均等に乗せていきたいパウダーが、ムラになってしまうとファンデーションも綺麗に仕上がらなくなってしまいます。使っているコスメのカラーや仕上がりを綺麗に出すためにも、ブラシやパフのケアはとても大切なのです。毎日のお手入れ方法出典:byBirth清潔にしたいとは言っても、毎日洗うのは時間もかかってしまうため難しいですが、なるべく汚れが溜まらないようにすることはできます。まずひとつ目は、使い終わった後に必ずティッシュオフをするようにしましょう。そうすることで、パウダータイプのメイクや皮脂などの汚れは、ある程度落ちます。ティッシュがない場合でも、使った後そのままにせず、手の甲などで少しはたいて、落とせる汚れだけでも落とすようにしましょう。ブラシの洗い方出典:byBirthでは、清潔に保つための定期的なブラシの洗浄方法をご紹介します。できれば2週間から4週間に1度の洗浄を心がけましょう。メイクブラシクリーナーメイクブラシクリーナーは、ブラシを洗浄するための専用のクリーナーです。ブラシを清潔に使いたいのであれば、一番おすすめのアイテムです。ブラシクリーナーを、コップのような深めの器に入れ、ブラシをその中でシャバシャバとすすぎながら洗いましょう。その後綺麗な水で優しく流せばOKです。洗い終わったら、ティッシュやタオルで水分を押さえるように取り、タオルを敷いて日陰で乾かしましょう。乾かす前に毛並みは整えてくださいね!中性洗剤メイクブラシクリーナーがない場合は、中性洗剤で洗うことも可能です。中性洗剤であれば、多くのご家庭に置いてあるでしょう。中性洗剤の場合も、コップなどの深い器を用意して、中性洗剤を入れ、水で薄めてください。その中にブラシを入れてシャバシャバと洗いましょう。その後、水で綺麗に洗い流しますが、ゴワゴワしたりする場合は、トリートメントを塗ってまた綺麗に流すと、サラサラになります。パフの洗い方出典:byBirthパフは、ブラシよりも使う頻度が多く、汚れやすいかもしれません。デリケートなアイテムですが、清潔を保つためにも定期的に洗いましょう。パフ専用クリーナーやはりブラシ同様、専用のクリーナーが一番おすすめです。まずは、湯桶などにぬるま湯を入れてパフを浸します。そしてしっかり水分を含んだら、パフに洗剤をなじませます。全体に優しくなじませ、揉み込むようにして洗います。押し洗いするように洗ってください。そして、湯桶の中に入れてすすぎましょう。こちらも優しく押すようにして洗い、パフから濁っている水が出てこなくなるまで洗ってください。終わったら、形を崩さないように優しく押して、脱水しましょう。軽く脱水をしたら、ティッシュやタオルで水気を押さえましょう。水気を軽く取り除けたら、ティッシュやタオルを敷いた上で自然乾燥させましょう!持ち手がある場合は、洗濯バサミなどで吊るしても良いです。石鹸やクレンジングでもOK!!専用クリーナーがもしなければ、石鹸やクレンジングで代用することもできます。その場合は、専用クリーナーと同じ要領で優しく落としましょう。あまり石鹸やクレンジングをつけすぎるとパフに残ってしまうので、少しずつ使ってください。しかし、柔らかさや質感が変わってしまう場合もありますので、おすすめは専用のパフクリーナーです。出典:byBirth面倒に思われがちですが、意外とメイク道具のメンテナンスは簡単です。今まで洗っていなかった方が洗うと、きっとここまで汚れていたのかとびっくりすると思います。ぜひ定期的にブラシやパフを洗って、清潔なアイテムでメイクをしてくださいね!
2018年05月08日巷には、星の数ほどメンテナンスグッズが売られているものの、一体どれを使えばいいのかわからない……という方のために、今回はプロがオススメする靴のお手入れグッズをご紹介します。ここまで8回に渡って勉強してきた内容も、道具がなければ宝の持ち腐れです。一式揃えて、ご自宅でお気に入りの靴のメンテナンスをしてあげてください。くれぐれも道具だけ買って満足することのないよう、お手入れを習慣化してくださいね。M. モゥブレイステインリムーバー革に優しいスムースレザー専用の汚れ落とし。革の表面に付着した汚れや古いクリームを除去することで、通気性を良くし、革をリフレッシュさせる効果があります。革に柔らかさと潤いを与え、しなやかさもキープしてくれます。60ml(600円)、300ml(2000円)、500ml(3000円)コロンブス Boot Black靴クリームスムースレザーに栄養と潤い、光沢をバランスよく与える靴クリーム。伸びがよく、滑らかな使い心地で、着色力が高いのが特徴です。カラーバリエーションも豊富なので、ご自身の靴に近い色で補色すれば、キズやスレを目立たなくすることができます。プロホース・ブラシ(馬毛)ホコリを取ったり、ツヤを出したりするのにぴったりの本格シューズブラシ。手触りのいいものもオススメの理由です。黒と茶系の靴用に、ブラシは1本ずつ用意するのがいいでしょう。ペネトレイトブラシ(豚毛)靴クリームを塗るときに使う専用のミニブラシ(豚毛)。手を汚さずに塗れるので、とっても便利です。クリームの色ごとに1本ずつ用意しておくのが理想です。クリームを塗った後に、毎回ブラシをお湯で洗えば、毛先も固くならずに何度でも使うことができます。コロンブススエードブラシスエードやヌバックのお手入れに欠かせないのがこちらのブラシ。ゴムブラシとワイヤーブラシの両方がついているので、表面に付着した汚れを落としたり、スエードを起毛させたりするのにとっても便利です。ブラッシングをした後に、スエード・ヌバック専用スプレーをかけて全体を起毛させれば、スエード・ヌバックのお手入れは完了です。M. モゥブレイプレステージナチュラルフレッシュナー除菌や防カビ効果に優れたプラチナナノ粒子配合の除菌・消臭スプレー。通常のスプレーに比べて除菌効果が高いので、ニオイの元となる菌をしっかり退治してくれます。どれも香りが抜群にいいので、ブーツの季節だけでなく1年を通して大活躍してくれる消臭スプレーです。ピンクグレープフルーツ、レモン、ラベンダーがあります。コロニルウォーターストップスムースレザーをはじめ、スエード、ヌバック、合皮などにも使える防水スプレー。水や汚れの浸透を防ぎ、革本来の美しい風合いを維持してくれます。柔軟性や通気性も損なわないので、安心してお使いいただけます。コロニルヌバック・スエード防水スプレーヌバック・スエード専用の防水スプレー。起毛素材の柔らかな美しい風合いを維持し、繊維の中に深く浸透して防水効果を与えます。革への栄養分も配合されているため、若干ですが色味も濃く仕上げてくれます。コロニルバリオスプレーハラコ・ファー(毛皮)専用の保護・防水スプレー。汚れが付着するのを防ぎ、毛皮素材の風合いと光沢を維持してくれます。購入後すぐにスプレーするのが効果的です。M. モゥブレイラックパテントエナメルメンテナンス専用のローション。布に少量取って磨くだけで、見るみる汚れが落ちてツヤが蘇ります。エナメルがひび割れしにくくなる上に、ホコリや手の跡も付きにくくなります。エナメルの靴やバッグをお持ちの方は、絶対に持っておきたいアイテムです。本連載のバックナンバーはこちらから。
2018年05月05日ここまでさまざまな靴のメンテナンス方法について学んできましたが、靴のニオイが気になるという方も多いのではないでしょうか。靴のニオイは、靴の中に繁殖した雑菌が原因です。素足で靴を履いたり、毎日同じ靴を履いたりしていると、ニオイの原因菌が繁殖して嫌なニオイがしてきます。ちなみに僕の親友のアキラ君は、毎日同じ靴を素足で履いていたので、おそろしく足が臭かったです(笑)。最近は洗剤や柔軟剤の強い香りを「香害」なんて呼ぶほどニオイに敏感な社会になっているようなので、周りの人に不快な思いをさせないためにも、今回は靴のニオイ対策について勉強していきましょう。靴のニオイ対策で用意するもの・やわらかい布の切れ端(いらなくなったTシャツなど)or キッチンペーパー・クリーナー・使い古しの歯ブラシ・消臭・除菌スプレーSTEP1インソールについた汚れを落とす素足で履いたパンプスやサンダルには、汗の塩分が固まって付着してニオイの原因となっていることがあります。布にクリーナーを少量取って、それらをきれいにこすり落としていきます(あまり強くこするとインソールの表面を傷めてしまうので注意しましょう)。STEP2歯ブラシで靴のつま先に残っているホコリや汚れを掻き出す靴のつま先部分には、ホコリや髪の毛などがびっくりするぐらい溜まっています。使い古しの歯ブラシを使って、それらを丁寧に取り除きます。特にブーツの先には、靴下のカスなどがたくさん残っていて、これらが雑菌の繁殖する原因となっているので、定期的に除去するようにしましょう。STEP3消臭・除菌スプレーをかける(1)靴の中と底に消臭・除菌スプレーをかけます(消臭・除菌スプレーにはアルコール成分が入っていて、色あせする危険があります。アッパーにスプレーするのは避けた方がいいです)。(2)スプレーは、消臭効果に加えてニオイの原因菌を退治する除菌効果もあるので、定期的にスプレーするのがオススメです。STEP4下駄箱やシューズボックス、玄関にも消臭・除菌スプレーをかけるカビが生えるのは、保管状態が悪い場合がほとんどです。下駄箱に保管していてカビが生えたのであれば、下駄箱やシューズボックスの中にもカビ菌が潜んでいる可能性があります。濡らしたタオルやキッチンペーパーでカビ菌をきれいに拭き取り、全体に消臭・除菌スプレーをかけましょう。下駄箱の中に除湿剤を入れたり、扉を開けて風通しを良くしたりするのも効果的です。また、履いたあとの靴をすぐにしまわずに、しっかりと乾燥させてから下駄箱にしまうのも大事です。おまけカビがひどい場合には、専門家に相談するのがいいでしょう。靴の中まできれいに水洗いするクリーニングや中敷きを新しくするインソール交換など、素人では対応ができないこともプロの技を駆使して靴を蘇らせることができるかもしれません。もう駄目だと諦めて捨ててしまう前に、信頼できる修理店に一度相談してみましょう。本連載のバックナンバーはこちらから。
2018年05月04日革は水に濡れると、シミができたり、硬くなったりします。雨で靴が濡れると、革に染み込んでいた汗の塩分が靴の表面に白く浮き出てきたり、ソールの色がアッパーに移ってしまったりすることもあります。カビもすぐに生えてきます。むかし会社の寮に住んでいたころ、濡れた靴を下駄箱に長い間放置していたら、小さいキノコが生えてきていて、腰を抜かした友達がいました(笑)。さすがにそこまでひどい状態になることは稀ですが、革は水に濡れると、その後のメンテナンスが非常に厄介ですので、正しいお手入れ方法を学んで、面倒なトラブルをできるかぎり回避するようにしましょう。革靴が濡れたときのお手入れで用意するもの・乾いたタオル orキッチンペーパー・新聞紙・クリーナー・やわらかい布の切れ端(いらなくなったTシャツなど)・豚毛ブラシ(小)・靴クリーム(靴の色に合ったもの)・ストッキングを丸めたもの・馬毛ブラシ(大)・防水スプレー・シューキーパーSTEP1水分を拭き取る乾いたタオルorキッチンペーパーを使って、靴についた水分をしっかりと拭き取ります。外側だけでなく、内側もしっかりと水気を取りましょう。STEP2形を整えて、しっかりと乾燥させる(1)シューキーパーを入れて靴を整形します。革は水に濡れると形が崩れてしまうので、シューキーパーを入れて靴の形をきれいに整えます。(2)新聞紙を靴の下に敷き、ヒールの下に靴クリームの瓶などを置いて靴底が地面と接さないようにします。このひと手間でソール部分もしっかりと乾燥させることができ、靴底にカビが生えるのを防げます。この状態で2日ほど通気性の良いところで陰干しし、完全に乾燥させます。早く乾かしたいからとドライヤーを使うのはNGです。熱で革が硬くなってしまいますので、必ず自然乾燥させてください。STEP3革のメンテナンスをする(1)靴の汚れを落とします。馬毛ブラシ(大)で表面のホコリなどを落としたら、クリーナーで革に染み込んだ汚れを落とします。雨ジミなどができていたら、布にクリーナーをたっぷりつけてシミができた部分を叩いてぼかします。(2)靴クリームで革に栄養を与え、補色をします。豚毛ブラシ(小)に少量の靴クリームをつけて、靴全体に伸ばします。(3)馬毛ブラシ(大)を使って、クリームが靴全体に馴染むようにブラッシングします。最後にストッキングの靴の表面を磨き、ツヤを出して完成です。カビが発生したときの対処方法カビが発生した場合、表面についた白カビであれば対処は可能です。カビを発見したらすぐに以下の手順でメンテナンスをしましょう(革の中まで浸透する黒カビだと、専門店でも落とすのが難しいです)。(1)タオルorキッチンペーパーを水に濡らし固く絞って、靴の中と外についたカビをきれいに拭き取ります。アッパーと靴底の間にもカビ菌が残っている可能性がありますので、使い古しの歯ブラシを使ってきれいに除去しましょう。(2)消臭・除菌スプレーを靴の中と靴底にかけます(消臭・除菌スプレーにはアルコール成分が入っていて、色あせする危険があるため、アッパーにスプレーするのは避けた方がいいです)。(3)数日間、風通しの良いところで陰干しし、完全に乾燥させます。(4)最後にもう一度、消臭・除菌スプレーを靴の中と靴底にかけて完成です。本連載のバックナンバーはこちらから。
2018年05月03日ハラコは、牛の胎児、もしくは生後間もない仔牛の革のことで、通常であれば取り除かれる毛をそのまま活かしているのが特徴です。非常に繊細な素材のため、お手入れもクリーナーなどは極力使用せず、ブラッシングで汚れ落としと毛並みを整えてから、防水スプレーをかけて汚れが付くのを防ぐのがメインになります。とにかく汚れが付かないよう注意して履くのが大事です(笑)。ハラコ素材の靴のお手入れで用意するもの・シューキーパー orブーツキーパー・馬毛ブラシ(大)(靴クリームがついていないもの)・ハラコ用防水スプレー準備1シューレースを取るシューレースをつけたままだと、ブラッシングやスプレーをする際に邪魔になるため、お手入れの前に外しておきましょう。準備2シューキーパーを入れる(ブーツの場合は、ブーツキーパー)靴を磨く際は、シューキーパーを入れて行うのがオススメです(シューキーパーがない場合は、新聞紙を詰めて代用しても問題ありません)。靴についた履きジワを伸ばしてあげることで、汚れやホコリを落としやすくするだけでなく、クリームを全体にムラなく塗ることができます。STEP1ホコリや汚れを落とすクリームがついていない馬毛ブラシ(大)を使って起毛部分にたまったホコリや汚れを落とします。このとき、ハラコの毛足を確認して、毛足に逆らってブラッシングをすると汚れをうまくかき出すことができます。アッパーと靴底の境目や縫い目に詰まった汚れは、かき出すようにブラッシングします。STEP2毛並みを整える馬毛ブラシ(大)で、毛並みを整えていきます。汚れを落とすときとは反対に、毛並みに沿ってブラッシングすることできれいに整えることができます。STEP3防水スプレーをかける(1)ハラコ用の防水スプレーをかけます。(2)目立たない部分(土踏まず付近など)に軽くかけてみて、シミにならないかテストします。(3)問題がないことを確認したら、ムラにならないように30cmほど離して全体にスプレーします。スプレーは、防水効果に加えて、汚れをつけない防汚効果もあるので、履くときには毎回スプレーするのがオススメです。(4)30分程度おいてスプレーが乾いたら、最後に馬毛ブラシ(大)を使って毛並みを一定方向に揃えるようにブラシングすれば完成です。本連載のバックナンバーはこちらから。
2018年04月29日ムートンといえば、UGGのムートンブーツが有名ですが、実際にムートンが何の革なのか知らない人も多いのではないでしょうか。僕もこの仕事をするまでは知りませんでした(笑)。ムートンとは羊の毛皮のことで、ムートンブーツは羊の革の裏面を起毛させたスエードを靴の外側に使い、羊の毛(=ウール)が付いた方を靴の内側に使っています。基本的なお手入れはスエードと同じになりますが、革が柔らかいため、ブラッシングを強くし過ぎると破れてしまうことがあります。また、雨や雪で濡れてしまうとシミができやすい素材なので、メンテナンスをした後にしっかりとスプレーで防水処理をするようにしましょう。もし雨や雪で濡れて、雨ジミができてしまった場合は、自分でなんとかしようとせずプロのお店に相談するのがオススメです。ムートンブーツのお手入れで用意するもの・シューキーパー or ブーツキーパー・スエードブラシ・サンドペーパー(240番~300番の粗さが最適)・馬毛ブラシ(大)(靴クリームがついていないもの)・スエード用防水スプレー準備1シューレースを取るシューレースをつけたままだと、ブラッシングやスプレーをする際に邪魔になるため、お手入れの前に外しておきましょう。準備2シューキーパーを入れる(ブーツの場合は、ブーツキーパーを入れる)靴を磨く際は、シューキーパーを入れて行うのがオススメです(シューキーパーがない場合は、新聞紙を詰めて代用しても問題ありません)。靴についた履きジワを伸ばしてあげることで、汚れやホコリを落としやすくするだけでなく、クリームを全体にムラなく塗ることができます。STEP1ホコリや汚れを落とすクリームがついていない馬毛ブラシ(大)を使って起毛部分にたまったホコリや汚れを落とします。このとき、スエードの毛足を確認して、毛足に逆らってブラッシングをすると汚れをうまくかき出すことができます。アッパーと靴底の境目や縫い目に詰まった汚れは、かき出すようにブラッシングします。STEP2毛足を復活させる(1)毛が寝ていたり、摩耗で毛が痩せてしまっていたりするときは、スエードブラシのゴム部分でこすって毛を立たせます。(2)毛が復活しない場合には、裏面のワイヤーブラシやサンドペーパーを使うと毛が立ちやすいです。ただし、強くかけすぎると毛が薄くなって白っぽくなったり、毛自体が抜けてしまったりするので注意が必要です。STEP3毛並みを整えるスエードブラシのゴムの部分で、毛並みを整えていきます。汚れを落とすときとは反対に、毛並みに沿ってブラッシングすることできれいに整えることができます。STEP4防水スプレーをかける(1)スエード用の防水スプレーをかけます。(2)目立たない部分(土踏まず付近など)に軽くかけてみて、シミにならないかテストします。(3)問題がないことを確認したら、ムラにならないように30cmほど離して全体にスプレーします。スプレーは、防水効果に加えて、汚れをつけない防汚効果もあるので、履くときには毎回スプレーするのがオススメです。(4)30分程度おいてスプレーが乾いたら、最後に馬毛ブラシ(大)を使って毛並みを一定方向にそろえるようにブラシングすれば完成です。本連載のバックナンバーはこちらから。
2018年04月28日革の表面をサンドペーパーなどで起毛させて、ベルベット状にしたものがヌバックです。この素材もお手入れが面倒なように思われがちですが、難しいことはまったくありません。スムースレザーのようにクリームやワックスは使用せず、専用ブラシと防水スプレーでお手入れをしていきます。スエードよりも毛足が短く汚れが付きやすいので、しっかりと汚れを落とすのがコツです。汚れが付きやすい素材なので、メンテナンス後に防水スプレーをかけて、汚れを付きにくくしておくのがオススメです。ヌバック靴のお手入れで用意するもの・シューキーパー・サンドペーパー(240番~300番の粗さが最適)・馬毛ブラシ(大)(靴クリームがついていないもの)・スエードブラシ・ヌバック用防水スプレー準備1シューレースを取るシューレースをつけたままだと、ブラッシングやスプレーをする際に邪魔になるため、お手入れの前に外しておきましょう。準備2シューキーパーを入れる靴を磨く際は、シューキーパーを入れて行うのがオススメです(シューキーパーが無い場合は、新聞紙を詰めて代用しても問題ありません)。靴についた履きジワを伸ばしてあげることで、汚れやホコリを落としやすくするだけでなく、クリームを全体にムラなく塗ることができます。STEP1ホコリを落とすクリームがついていない馬毛ブラシ(大)を使って起毛部分にたまったホコリや汚れを落とします。アッパーと靴底の境目や縫い目に詰まった汚れは、かき出すようにブラッシングします。STEP2汚れを落とす(1)スエードブラシを使って、汚れを落とします。(2)汚れがうまく落ちない場合には、サンドペーパーを使います。ただし、強くかけ過ぎると毛が薄くなって白っぽくなったり、毛自体が抜けてしまったりするので注意が必要です。STEP3防水スプレーをかける(1)ヌバック用の防水スプレーをかけます。(2)目立たない部分(土踏まず付近など)に軽くかけてみて、シミにならないかテストします。(3)問題がないことを確認したら、ムラにならないように30cmほど離して全体にスプレーします。スプレーは、防水効果に加えて、汚れをつけない防汚効果もあるので、履くときには毎回スプレーするのがオススメです。(4)30分程度おいてスプレーが乾いたら、最後に馬毛ブラシ(大)を使って毛並みを一定方向に揃えるようにブラシングすれば完成です。本連載のバックナンバーはこちらから。
2018年04月27日革の表面を合成樹脂でコーティングし、艶やかな光沢を出したものがエナメルです。その光沢で足元がパッと華やかに見えるので、結婚式などに履いていくにはぴったりですよね。そんなエナメルのお手入れはとても簡単で、エナメル専用クリーナーローションで汚れを拭き取るだけ。このローションにツヤ出しやコーティングの効果も入っているので、あっという間にきれいになりますよ。しかし、お手入れが簡単な反面、キズができたり、劣化してベタベタになったりするのがエナメルの弱点。一旦そうなってしまうと修復ができないので、雨の日には極力履かないようにして、お手入れも定期的にするようにしましょう。エナメル靴のお手入れで用意するもの・シューキーパー・エナメル専用クリーナーローション・やわらかい布の切れ端(いらなくなったTシャツなど)準備1シューレースを取るシューレースをつけたままだと、ブラッシングやスプレーをする際に邪魔になるため、お手入れの前に外しておきましょう。準備2シューキーパーを入れる靴を磨く際は、シューキーパーを入れて行うのがオススメです(シューキーパーがない場合は、新聞紙を詰めて代用しても問題ありません)。靴についた履きジワを伸ばしてあげることで、汚れやホコリを落としやすくするだけでなく、クリームを全体にムラなく塗ることができます。STEP1汚れを落とす(1)布を指に巻き付けます。利き手の人差し指と中指の上に布を乗せ、反対の手で下に引っ張りながらねじります。(2)ねじった布の余った部分を利き手の親指で固定し、布がピンと張るようにします。(3)エナメル専用クリーナーローションのボトルをよく振ってから、布に少量つけます。(4)目立たない部分(土踏まず付近など)を軽くこすってみて、色落ちやシミにならないかテストします。(5)問題がないことを確認したら、革の表面を優しくなでるように汚れを拭き取っていきます。シワの部分は、シワに沿って指を動かし、奥に詰まった汚れをしっかりと取り除きます。STEP2エナメル専用クリーナーローションで潤いを与える先ほどと同じエナメル専用クリーナーローションを布に少量つけ、全体に塗り込んでいきます。ローションの効果で艶がよみがえり、ホコリなども付着しにくくなります。また、定期的に塗ることで、エナメル本来の潤いが長続きし、ひび割れやべたつきの予防にもなります。STEP3乾拭きして光沢を出す最後にやわらかい布で乾拭きして完成です。美しいエナメルの光沢がよみがえりました。飾り部分のお手入れ方法本連載のバックナンバーはこちらから。
2018年04月26日月に1回お届けしている、御神札の正しいお祀りの仕方や日々の奉仕。今回は自宅にしつらえた神棚のお手入れと時期について解説しましょう。神棚のお手入れをする時期普段の暮らしで発生する、ホコリや汚れは神棚も避けては通れません。特に神棚は高い場所にお祀りすることから、なかなか汚れが目につかないものです。そのため、年に2回は棚板から宮型を下ろして大掃除を行うようにします。神棚の大掃除は6月と12月に行います。この時期、神社では末日に「大祓」という行事が行われ、半年間の罪や穢を祓います。家庭の神棚もこの時期にお掃除をして、清浄に整えましょう。神棚のお掃除の方法まずは神棚をお掃除するのに必要な道具を揃えましょう。宮形や棚板を拭く雑巾は窓や床など家の掃除で使うものとは別に用意してください。<必要な道具>・雑巾・ハタキ・奉書紙または和紙、新しい白い布など・塩<お掃除の手順>1.手を清める御神札を触るため、まずは手を清めることから始めます。ひとつまみ塩を手に揉み込んでから水で洗い流します。手を拭くタオルは新しいものを用意してください。もしくはキッチンペーパーやティッシュなど使い捨てのものでもOKです。2.宮型や祭器具を下ろす床や畳、テーブルなど神棚から下ろしたものを並べる場所に、奉書紙や和紙を敷きます。未使用の布でも構いません。敷物が準備できたら神棚から御神札を納めた宮形や榊立てなど祭器具を下ろして並べます。3.御神札を取り出す宮形から中に納めた御神札を取り出します。4.宮形を掃除する御神札を取り出した宮形にハタキをかけてホコリをとります。ハタキは家庭の掃除用のものとは別で用意したものを使用してください。神具店や仏具店で専用のハタキを購入することもできます。5.祭器具の水拭きお供えに使う瓶子などは毎日使っているものなので、都度お手入れしていますから特別なお手入れはしなくても大丈夫です。神前幕や灯明、神鏡などを神棚に置いてある場合は水拭きしましょう。棚板も水拭きし、1~5まで終わったら、風通しのよい場所でよく乾かします。すべて乾ききったら御神札を宮形に納め直してすべて元通りに置いて大掃除は完了です。●ライター大浦春堂▽連載一覧はこちら!▽【神様と暮らす #1】自宅にしつらえる、神棚のキホン【神様と暮らす #2】神棚をつくるときに用意したいもの【神様と暮らす #3】神棚をつくったら気をつけたい4つのこと【神様と暮らす #4】新しい神棚をお迎えするのに必要な「神棚奉斎」とは?【神様と暮らす #5】神棚にお供えする物、お供え後の扱い
2018年04月26日お気に入りの靴を長く履くためには、靴のお手入れは欠かせません。定期的にお手入れをすれば、毎日きれいな靴が履けるだけでなく、靴の寿命も格段に伸ばすことができます。靴磨きの工程は、(1)汚れや古いクリームを落とし、(2)革に栄養を与えて、(3)ツヤを出す、の3ステップ。履く頻度にもよりますが、月に一度を目安にケアするのがいいでしょう。靴は、愛情を持ってメンテナンスすることで、あなただけのかけがえのない一足に育っていきます。ちなみに僕は靴好きが高じて会社を辞めて、10年前に靴修理店「スピカ」を立ち上げました。靴に対する愛情は誰にも負けません!今回から10回に渡って自宅でできる靴のメンテナンス方法をお伝えしてきますので、靴を愛する皆さんと一緒に、大切な靴と長く付き合っていく方法を学んでいきましょう。靴のお手入れで用意するもの・シューキーパー orブーツキーパー・馬毛ブラシ(大)・クリーナー・やわらかい布の切れ端(いらなくなったTシャツなど)・豚毛ブラシ(小)・靴クリーム(靴の色に合ったもの)・ストッキングを丸めたもの準備1シューレースを取るシューレースをつけたままだと、汚れを落とすときやクリームを塗る際に紐が邪魔になるため、お手入れの前に外しておきましょう。準備2シューキーパーを入れる(ブーツの場合は、ブーツキーパーを入れる)靴を磨く際は、シューキーパーを入れて行うのがオススメです(シューキーパーが無い場合は、新聞紙を詰めて代用しても問題ありません)。靴についた履きジワを伸ばしてあげることで、汚れやホコリを落としやすくするだけでなく、クリームを全体にムラなく塗ることができます。STEP1汚れを落とす(1)馬毛ブラシ(大)で靴の表面やヒールなどに付いたほこりやゴミを落とします。アッパーと靴底の境目や縫い目に詰まった汚れは、かき出すようにブラッシングします。(2)布を指に巻き付けます。利き手の人差し指と中指の上に布を乗せ、反対の手で下に引っ張りながらねじります。(3)ねじった布の余った部分を利き手の親指で固定し、布がピンと張るようにします。(4)クリーナーのボトルをよく振ってから、布に少量つけます。(5)目立たない部分(土踏まず付近など)を軽くこすってみて、色落ちやシミにならないかテストします。(6)問題がないことを確認したら、革の表面を優しくなでるように汚れを拭き取っていきます。シワの部分は、シワに沿って指を動かし、奥に詰まった汚れや古いクリームをしっかりと取り除きます。(7)ヒールの部分も同様に汚れを拭き取ります。(8)インソールの表面に付いた汚れも同様に拭き取れば、気になるニオイも抑えることができます。STEP2靴クリームで革に栄養を与え、補色をする(1)豚毛ブラシ(小)に少量の靴クリームをつけます。靴にぴったりの色がなければ、靴の色よりも薄い色のクリームを選ぶのがいいでしょう。(2)靴クリームのフタを使って、豚毛ブラシ(小)と靴クリームをなじませると、ブラシ全体にクリームが行きわたりムラなくクリームを塗ることができます。(3)目立たない部分(土踏まず付近など)につけてみて、シミにならないかテストします。(4)問題がないことを確認したら、ムラにならないように靴全体にクリームを塗っていきます。シワの部分は、シワに沿ってブラシを動かして奥までクリームを浸透させます。(5)ヒールやコバ(アッパー=甲革よりも外側に出ている縫い合わせの部分)も同様にクリームを塗ります(アッパーとコバの色が違う場合は、コバに色が入らないようマスキングテープで保護してからクリームを塗ります)。STEP3ブラッシングで靴にツヤを与える(1)馬毛ブラシ(大)を使って、クリームが靴全体に馴染むようにブラッシングしていきます。(2)ヒールやコバの部分も忘れずにブラッシングして、塗りムラが残らないようにします。(3)最後にストッキングで靴の表面を磨き、ツヤを出して完成です。本連載のバックナンバーはこちらから。
2018年04月24日料理をおしゃれに見せるための人気アイテムとなっている「スキレット」。ホームセンターや100均でも手軽に買えるようになりましたよね♪でも「お手入れの方法がわからなくて、棚のなかにしまったまま」「使ってみたいけれど錆びさせてしまいそう」という人のために、スキレットのお手入れ方法についてご紹介します。おしゃれだけど……手入れが面倒なスキレット見た目のおしゃれさから、SNSでも人気の調理器具「スキレット」。「スキレットを私も使ってみたい!」「インスタ映えする写真が撮りたい!」と購入する方もいると思いますが、一方で意外と知らないのがお手入れ方法。手入れをしてあげないと錆びてしまうことがるんです……。スキレットの特性や正しいお手入れの方法を知り、お気に入りのアイテムを長く上手に使っていきましょう♪■目次1.スキレットの素材について2.スキレットを使いはじめる前の準備3.スキレットをつかった後のお手入れ4.スキレットが錆びてしまった際のお手入れまとめ1. スキレットの素材についてスキレットとは、鋳鉄製のフライパンのこと。鉄をいったん溶かし、型に流し込むという方法で作られています。このとき、鉄板の表面にプツプツと気泡の穴が残り、油なじみのいい鉄板になります。また、熱伝導率が高く、熱が逃げにくいという特性があります。2.スキレットを使いはじめる前の準備鉄でできているスキレットは錆びやすいため、錆びを防ぐお手入れが必要。このお手入れのことを「シーズニング」と言います。スキレットのシーズニングは、出荷時に塗られている錆び止めを取る最初のシーズニングと、調理をした後に行うシーズニングの2つがあります。まずは、スキレットを使い始める前に行う、シーズニングの方法をご紹介します。1.食器用洗剤をつけてスポンジで鍋全体をこすり洗いし、お湯ですすぎ流します。2.スキレットのなかに水を入れ、火にかけて沸騰させます。このとき、油分が浮いてくるようであれば、もう一度洗剤で洗い、水を入れたスキレットを再度火にかけます(油が浮いてこなくなるまでこれを繰り返す)。3.油分が浮いてこなくなったら、スキレットの水分をキッチンペーパーなどで拭き取り、空焚きします。このとき、スキレットを動かしながら、全体を空焚きしてください(ハンドル部分も忘れずに!)。目安としては、スキレット全体が白っぽくなるまで空焚きします。空焚きできたら、スキレットの温度が下がるまでそのまま置いておきます。4.スキレットの温度が下がったら、オリーブオイルをキッチンペーパーなどに含ませ、スキレット全体に塗布していきます。5.オリーブオイルを塗布したスキレットを火にかけます(弱火から徐々に強火に)。スキレットが銅色になるまで火をかけ続けると、次第に油がなくなり徐々に煙があがらなくなります。煙があがらなくなったら、いったん火を止めてスキレットを冷まします。6.4~5の工程を3回ほど繰り返します。7.オリーブオイルをスキレットにひき、野菜くず(にんじんの皮やキャベツの芯など)を炒めます。ある程度炒めたら、野菜くずは捨ててください。8.スキレットが冷めたらお湯をため、さらに火にかけて沸騰させます。9.たわしで一気にこすり、お湯ですすいだら、再度火にかけて水分を飛ばします。10.水分が完全に飛んだら、オリーブオイルを全体に薄く塗布して終了です。使い始める前はどうしても手間がかかりますが、このお手入れは最初だけ。最初のシーズニングが済んだら、あとは通常のフライパン同様に調理に使うことができます。ただし、スキレットを使った後は、調理後のシーズニングをすることが大切です。3.スキレットを使った後のお手入れ1.まずは十分にスキレットの熱が取れたことを確認してから、お湯とたわしでこすり洗いします。汚れが落ちない場合は、スキレットにお湯を溜め、火にかけて沸騰させながら汚れを浮かし落とします(洗剤を使って洗ってしまうと、せっかく塗り込んだ油が落ちてしまうので厳禁です)。2.汚れが落ちたらスキレットを火にかけ水分を飛ばし、油を塗布し保管してください。調理後のシーズニングはとても簡単です。ただし、水分が飛ばしきれていなかったり、塗布する油の量が足りないと錆びの原因になるので、しっかり確認するようにしましょう。4.スキレットが錆びてしまった際のお手入れもしうっかりスキレットを錆びさせてしまっても大丈夫。次の方法で錆び取りにトライしてみてください。1.まずはスキレットを空焚きし、錆びを炭化させる。2.錆びが表面部分のみであれば、錆びが黒く焼け焦げ、こすれば落ちていきます。3.それでもだめなら、重曹ペースト(重曹を水で少しずつ割りペースト状にしたもの)を錆びの部分につけて、こすり落とします。まとめ錆びやすくお手入れに手間がかかるスキレットですが、使えば使うほどスキレットに油がなじみ、より使いやすくなります。このように育てる喜びもあるのが、スキレットのおもしろいところ。日々のお手入れも楽しみながら、おしゃれなスキレット料理に挑戦してみてくださいね。※お手入れの際、ヤケドには十分気をつけましょう。
2018年03月19日忘れがちなメイクブラシのお手入れメイクブラシのお手入れ、していますか? スポンジやパフの洗い方は知っている方も多いと思いますが、ブラシはなんとなく見落とされがち……洗い方を知らない人も多いのではないでしょうか?スポンジやパフに比べるとブラシのほうがお値段がお高めで汚れもわかりにくいため買い替える頻度も少ないブラシ。長く使うものだから、いつまでもきれいに保ちたいですよね。そこで今回はメイクアップアーティストの堀田久美子(Blanche)さんが実践するメイクブラシのお手入れ方法をご紹介します。シャドウやチークの色が残っていたら…お手入れ方法その1穂先にシャドウやチークの色がついている程度の汚れなら、パウダーで洗浄しましょう。<パウダー洗浄のやり方>① ビニール袋にベビーパウダーやコーンスターチを入れ、その中にブラシの穂先を入れる。② 袋の口を押さえながら、穂先にお粉がしっかり付くようにブラシをぱたぱた振る。③ 袋から出して、お粉をぱんぱん払えばOK。穂先に残っていたシャドウやチークがパウダーに移り、ブラシがきれいになります。上の画像でも赤みがかったチークブラシの汚れが、きれいに落ちました!まだ少し汚れが残ってしまった場合は、パウダーを取り換えながら何回か繰り返しましょう。汚れが気になりだしたら…お手入れ方法その2汚れが根元に根付いてしまっているのなら、ブラシ専用の洗剤で洗いましょう。もしブラシ専用洗剤がない場合は、自宅にある食器用洗剤やハンドソープなどで代用することもできます。<水洗いのやり方>① 穂先にぬるま湯を含ませたら洗剤を少しだけ穂先に付ける。② 優しく押さえるようにして毛流れを整えながら洗う。③ 軽く絞って陰干しする。天日干しは毛先を傷めてしまいます。水洗いをすると確かに清潔にはなりますが、やり方や頻度によっては逆にブラシを傷めてしまうこともありますので注意してくださいね。メイクブラシを長く愛用するために買ったときよりも色がのりにくいと感じたらブラシが汚れている証拠かも……。化粧品の品質だけでなく、メイク道具の状態によっても化粧ノリは変わってきます。毎日使うものなのできれいな状態に保って長く愛用したいものですね。メイクアップアーティスト/堀田久美子(Blanche)AUTHORs編集部
2018年03月03日お手入れ簡単ヘア6選はこちら!上品ラフショート柔らかく、ゆるく動く毛先が春らしいパーマのショートスタイルです!骨格・顔型・横顔がキレイに見えるようなフォルムと丸みを残してカットしているので、上品な女性らしさが際立ちます。上品ラフショートを見る大人シンプルクールショートボブ丸みのあるシルエットの女性らしさ溢れるショートボブスタイル。外国人風のマット系カラーで日本人に多いオレンジ系の色味をなくし透明感のあるカラーに。こちらも乾かすだけできまる楽ちんヘア!大人シンプルクールショートボブを見る毛先ワンカールボブ毛先にワンカールのパーマがかかった、ナチュラルな内巻きボブスタイル。うねりや広がりが気になる方は、質感調整パーマがおすすめです!乾かすだけでスタイルがきまるのでオススメです。毛先ワンカールボブを見る女性らしいカジュアルロブ旬なロブスタイル!毛先ワンカールのパーマはご自宅での再現性も高く、ムースやワックスをもみこむだけで仕上がるので楽です。伸ばしかけの方、ショートヘアにする勇気はないけれど短いヘアを楽しみたい方にもオススメのスタイルです。女性らしいカジュアルロブを見る大人かわいいワンカールボブこちらも毛先ワンカールのパーマで作るスタイルです。パーマがかかっているので朝のお手入れが簡単になります。スタイリングは毛先にワックスを軽くもみこむだけでスタイルが完成します。大人かわいいワンカールボブを見る前髪長めの大人ロングこなれた雰囲気の色気のあるロングスタイル。しっかりめのパーマをかけることで、ラフに乾かしてムースをもみこむだけで仕上げることができます。くすみすぎない透明感がきれいなフォギーグレージュでカラーをしました!前髪長めの大人ロングを見る【楽を叶える】そんな大人女性にオススメなヘアは『ZA/ZA AOYAMA』まで!【住所】東京都渋谷区神宮前5-51-8 ラ・ポルト青山9F【アクセス】東京メトロ各線「表参道」駅B2出口より徒歩3分(※B3出口はエレベーター・エスカレーターがございます。徒歩5分)【営業時間】[平日]12:00~21:00[土日祝]10:00~19:30
2018年01月29日フライパンとは違い、こまめに手入れをしないといけない中華鍋。しかし正しい手入れの仕方が良くわからない……という方が多いのではないでしょうか。そこで今回は、中華鍋の正しい手入れの仕方を紹介していきます。知らない間にサビてしまっていた、なんてことがないようにお手入れをしておきましょう。近年、料理アプリやSNSの影響もあり、家庭で本格的な料理を作る人も増えています。そんな影響もあり中華鍋を購入してみた、なんて方もいるのではないでしょうか?中華鍋を買ってみたものの、手入れの仕方がよく分からず、何となく洗ってしまっている方もいるでしょう。そこで今回は、中華鍋の正しい手入れ方法を紹介していきます。■目次1.中華鍋を洗うときに洗剤はダメ2.洗ってみた3.焦げを落としてみた4.保管してみたまとめ1. 中華鍋を洗うときに洗剤はダメ結論から言ってしまうと、中華鍋をキッチン用の中性洗剤で洗うのは絶対にNG。理由は中華鍋の鉄板に張っている油膜が、全て流れてしまうからです。後でも紹介しますが、中華鍋は料理をするたび、徐々に鉄板の油のコーティングが厚くなっていきます。その油のコーティングにより使用感が良くなっていくため、使用後の手入れが大切になります。しかし洗剤を使ってしまうと、油膜が一気に取れ、重ねてきたコーティングが水の泡になってしまいます。使用感を悪くしないために洗剤で洗うことは避けなければなりません。2. 洗ってみた先ほど、洗剤洗いは厳禁と言いました。「けれど洗剤で洗えないなんて、汚れが溜まって汚くならないの?」という疑問が出てくるかもしれません。しかし、中華鍋は大丈夫。油膜のコーティングを利用し、調理後すぐにお湯をかけながらたわしでこすると、洗剤を使わなくても汚れがきれいに落ちます。3. 焦げを落としてみたとはいえ、こびりついてしまった焦げがどうしても落ちない場合もあるかもしれません。たわしでも落としきれないときはどうすれば良いのでしょうか?そんなときはまず中華鍋にお湯を張り、そのまま沸騰させましょう。すると徐々に焦げが浮いてきます。それから再びたわしでこすり、お湯で流します。それでもダメだったら再びお湯を張り、そこに大さじ一杯程度の重曹を加え沸騰させて焦げを浮かしていきましょう。この方法でもダメならクレンザーで中華鍋を磨いて、焦げを取り除きます。4. 保管してみた焦げ落としが完了しても、油断は禁物。保管方法にも気をつけなければなりません。中華鍋に付着した水分は、キッチンペーパー等で確実に拭き取ります。拭き取りきれないとサビの原因となります。次に油ハケに油を含ませ、中華鍋全体に油を塗っていきます。鍋の裏側も全体に塗ってください。油を塗っておかないと、これもサビが発生する原因になります。また保管の際に塗っておけば、中華鍋の油膜を維持するのにも繋がります。まとめ中華鍋はフライパンとは違い、お手入れには手間がかかります。しかし使えば使うほど、油が馴染み良くなっていきます。中華鍋に対しては、「油を落とす」のではなく「油をコーティングし続ける」という意識を持ってくださいね。本格的な中華鍋で作る料理はやはり格別です。大事に使って、長持ちさせましょう。
2017年12月29日サンダルのお手入れについて、20代〜50代の女性50名のリアルな意見を集めた今回の記事。後編では、サンダルのお手入れの具体的な方法と、コツについて聞いてみました。しっかりお手入れをすれば、今よりもっとサンダルに愛着がわくはず!サンダルのお手入れの実態に迫る今回の記事。前編ではサンダルで気になる汚れや、洗う頻度などについて、女性50名のリアルな意見を基に見ていきました。【サンダルの手入れ・前編】はこちらから後編では、いよいよサンダルの具体的なお手入れ方法とコツについて考えていきます。「サンダルは履き潰すもの。手入れは必要ない」とお考えの方も、ぜひこの記事を読んで、お気に入りのサンダルを長持ちさせるよう努めてみてください。■目次1.サンダルの手入れ方法は素材によって異なる!2.ポイントは「丁寧に扱う」ことと「汗対策」まとめ1. サンダルの手入れ方法は素材によって異なる!どのように手入れをしているかを聞いたところ、以下の結果が得られました。【汚れをふき取る】■「特に水で洗ったり、クリームを使ったりはしていなくて、汚れてきたなと思ったら軽く拭き取る程度です」(40代・正社員)■「水洗いできない素材でできたサンダルのため。水拭きをしたら少しはきれいになるし、きれいになったら履いていても気持ちが良いので」(40代・個人事業主)■「拭き取って取れない汚れはそのままです。ワンシーズンで処分できる値段のものを購入しているので後悔はないです」(40代・主婦)過半数の方が行っているのは、クロスなどの布で「汚れをふき取る」というケア。サンダルのなかには水洗いができない素材もありますし、何よりお手軽。目立つ汚れだけでもふき取れば、ずいぶん見栄えもよくなるはずです。革製品などはレザークリームを使うことでさらにツヤを出すことができますよ。【水洗い】■「サンダルの種類にもよりますが、丸洗いできるものは水洗いします。布などが使われている場合には、汚れた部分に洗剤をつけてこすり、全体を軽く洗い流します」(40代・個人事業主)■「安物ばかりですので、じゃぶじゃぶと水洗いをしています。さっぱりとして気持ちが良いです」(40代・主婦)水洗いも人気がある手入れ方法でした。ポリウレタンやラバーの素材ならば水に強いので、気にせず洗えます。ただしラバー製のサンダルは直射日光や高温での乾燥で変形してしまう可能性もありますので、陰干しを心がけてください。またそのほかにも、汚れを予防するために、購入したらすぐに「防水スプレー」を使うという声もありました。どの手段を使うにしても、サンダルの素材によっては手入れが逆に劣化を早めてしまう可能性も。素材の特徴を把握したうえで、手入れの手段を選びましょう。2. ポイントは「丁寧に扱う」ことと「汗対策」さらにもう少しつっこみ、サンダルの手入れで注意していることや工夫していることを聞いたところ、以下のようなコメントが寄せられました。【できる限り優しく扱う】■「サンダルは装飾品が多いので無理に引っ張ったり強い洗剤を使用しないようにしています」(30代・主婦)■「力任せに拭き取ろうとしない事です。中敷がはげてしまいがちなので」(30代・パート)■「形が崩れやすいので、下駄箱に無理やりつっこんだりしないようにしています」(40代・主婦)サンダルは靴よりも変形しやすく装飾も多いので、できる限り優しく扱うことが大切です。また、黒ずみはもともと皮脂と汗による汚れですので、強い洗剤を使わなくても落とせます。乱暴に扱うのではなく優しく丁寧にケアすれば、きっと次のシーズンも使えるはずですよ。【スプレーや制汗シートで汗対策】■「サンダルの内側(中敷き)が汚れやすく足がべたつくこともあるので、長時間の外出や友達の家に行く日は、サラサラするタイプの汗拭きシートで拭いてから履くようにしています」(30代・正社員)■「裸足で履くので、臭くなったり黒くなったりしないように拭き取ったり、消臭スプレーをかけるようにしている」(50代・主婦)■「防水スプレーをすることで、汗による汚れやニオイを防ぐ工夫をしています」(30代・主婦)素足で履くサンダルだからこそ、問題となるのは汗じみやニオイです。汗じみもニオイも一度ついてしまうとなかなか落ちず、どうしても不潔な印象を与えてしまいます。お呼ばれしたお宅でサンダルを脱いだ瞬間に臭いが広がるという事態は防ぎたいところ。そこで、制汗シートや防水スプレーを使って汗の付着を防ぐという方法を使っている方も多いようです。汗をかいてもすぐにふき取れば、汗じみや黒ずみもできません。手遅れの汚れがついてしまう前に、汗への対策をしっかり取りましょう。まとめアウトドア使いが多いので勘違いしがちですが、サンダルは実はデリケートなアイテム。乱暴に扱ったり直射日光に当てたりすれば、簡単に変形してしまいます。また、一度付いてしまった汗じみや黒ずみは致命的。普段からのケアが欠かせません。毎日使う以上どうしても劣化はまぬがれませんが、できる限り長くサンダルを使っていけるように十分な手入れをしていきましょう。アンケート実施期間:2017年8月9〜10日対象:20〜50代の専業主婦、パート・アルバイト、正社員、派遣社員、個人事業主の女性の方アンケート総数:50
2017年09月16日シーズンを問わず大活躍するサンダルですが、皆さんはそのお手入れをしっかりおこなっていますか?気づかないうちについている汚れで、あなたの生活のだらしなさを露呈してしまうかもしれませんよ。サンダルのお手入れ方法についてチェックしていきましょう。夏には大活躍し、春先や秋口にも使えるサンダル。職場に履いていくにはカジュアルすぎても、プライベートでは欠かせないアイテムのひとつです。ちょっとしたお出かけや水場の遊びは、サンダルなしでは考えられませんね。しかし皆さんはそのサンダル、きちんとお手入れしていますか?いくらカジュアルなアイテムといっても、黒ずんでいたり汗ジミができていたりしたら、どうしてもみっともない印象を与えてしまいます。そこで、20代〜50代の女性50名から集めたリアルな意見をもとに、サンダルの汚れで気になる部分やお手入れで気を付けていることを、前後編に分けて紹介します。■目次1.ファッションに合わせるために、サンダルは2〜3足欲しい!2.素足が直接触れる「中敷き」の汚れは、みんなが気になる場所3.「こまめにやらなければ」と思いつつ……。シーズン終わりの手入れがピークまとめ1. ファッションに合わせるために、サンダルは2〜3足欲しい!まず聞いたのは、持っているサンダルの数。1〜3足の方がほとんどで、特に2〜3足持っている方が多いようです。【コーディネートを考えると2足は欲しい!】■「フラットなカジュアルなものと、少しヒールのあるもの、ビーチサンダル、だけでも3足は超えます」(40代・正社員)■「子供と遊ぶ用の汚れていいものと、よそ行き用の綺麗めなものと2足持っています」(30代・正社員)■「色味の違うサンダル2足を、その日の気分やファッションに合わせて履き替えています。収納が狭いので、沢山は持たないように気を付けています」(40代・主婦)全体の3分の2の女性が複数のサンダルを持っているのは、用途やファッションによって使い分けたいから。汚れてもいいものとよそ行きのもの、あるいはカジュアルファッション用と少し固めなファッション用、のように選択肢を持ちたいと考えているようです。一方で4足以上を持たないのは、収納の問題があるため。サンダルは、ファッションとしては夏に限定されます。スペースに限りのある下駄箱をワンシーズンのみアイテムに占拠されるわけにもいかないということでしょう。【頻度が少ないので、サンダルは1足あれば事足りる】■「サンダルは近くへ外出するときに利用する楽なものが1足あれば事足りているからです」(30代・主婦)■「普段は仕事をしているので、あまりサンダルを履くことがありません。使う頻度が少ないため、1足あれば十分です」(40代・正社員)サンダルを履く機会が少ない方からは、1足でも十分という意見が多く聞かれました。たしかにオフィスに履いて行くわけでもなく、ファッションとしてというよりも近所でのみ出歩くことを考えれば、複数の種類のサンダルは必要ないのかもしれませんね。2. 素足が直接触れる「中敷き」の汚れは、みんなが気になる場所次に聞いたのは、サンダルで汚れが気になる部分です。なかには真っ白なサンダルもありますが、海に山にとアウトドアを中心に使われるため、汚れやすいのも事実です。【「中敷き」の汚れが実は目立つ?】■「素足が直につくところなので、汚れが目立ちますが、洗うにも洗いづらい素材だと、どうしていいかわからなくなります」(40代・主婦)■「長く履いていると、サンダルの中敷き部分にくっきりと足の跡ができることがある。たぶん、足の汚れや皮脂などがついてしまっていることと、サンダル自体が日焼けしているのだと思うが、サンダルを脱いだ時が一番恥ずかしい」(30代・個人事業主)■「中敷き部分が白やベージュのような淡い色合いだと、汚れがとても気になります」(40代・主婦)圧倒的に多くの方が気になっているには、中敷き部分。中敷きは素足が直接触れるため、放っておくと黒ずみや汗ジミができやすい場所です。淡い色のサンダルでは特に目立ちます。中敷きは、普段は人の目に触れることはありません。しかし、お友達の家に呼ばれて脱いだときに足の形がくっきりとサンダルについていたら、恥ずかしく感じることでしょう。【サンダルは汚れやすい履物】■「ストラップ部分の隙間に細かい砂などが入ってしまうと、取り出しにくくて気になります」(30代・主婦)■「ウェッジソールのものが多いので、かかと部分や裏面に汚れがつく」(40代・主婦)■「色々なものを踏んでしまったり、歩きからで底が減ってしまったりして汚くなることがあるから」(50台・主婦)砂やほこりが入りやすいストラップ、そして外を出歩くとどうしても汚れが付いてしまう裏面が気になるという意見もありました。サンダルの用途上、ある程度汚れがつくのは仕方ないかもしれませんが、できるだけ染みつかせないようにしたいですね。ではみなさん、どのくらいの頻度でその汚れを取っているのでしょうか?サンダルの手入れの頻度について聞きました。3.「こまめにやらなければ」とは思いつつ……。シーズン終わりの手入れがピーク結果は上記のようになり、特に頻度を定めているわけではなく、シーズンの終わりに手入れをしているという方が半数近くを占めていました。【靴箱にしまうときまでやらないこと多数】■「本当は履くごとに手入れをしたほうがいいのだろうと思いますが、手間になって億劫でついシーズンが終わり、靴箱にしまう時までやらないことが多いです」(30代・主婦)■「大体ワンシーズンで履きつぶしてしまうので、シーズンの終わりにチェックして、来年に持ち越せそうだったら手入れをします。無理そうでしたら処分します。もちろん高いものではないのです」(40代・主婦)■「ほとんど車で履く程度であまり汚れないので、買いかえるタイミングがないくらいです。手入れはシーズン終わりで十分」(50代・正社員)シーズン終わりと回答した方からは、「ほとんど汚れないから必要ない」「手間に感じる」「そもそもワンシーズンで履き潰す前提で使っている」など、さまざまな意見が聞かれました。夏に毎日サンダル履くという方にとっては、汚れるたびに手入れするのは面倒に感じるようです。【人によってはこまめな手入れをしている】■「手入れというほどではないですが、ほぼ毎日履いているので、使用後は陰干しをするようにしています。その後簡単に埃をとります」(40代・主婦)■「汚くなったら拭くようにしていると、1週間に一度くらいのペースになっている」(50代・主婦)一方で、週のうちに1回以上手入れをする方も。サンダルの汚れは一度定着してしまうと落ちにくくなるため、こまめな手入れを心掛けているようです。まとめサンダルにまつわるリアルな声を今回はご紹介してきました。中敷き部分の汚れにはみなさん敏感になっているものの、手入れをするのは面倒くさい……と感じているようですね。後編では引き続きアンケートの声を拾いながら、手入れの具体的な方法やコツについて考えていきます。【サンダルの手入れ・後編】はこちらからアンケート実施期間:2017年8月9〜10日対象:20〜50代の専業主婦、パート・アルバイト、正社員、派遣社員、個人事業主の女性の方アンケート総数:50
2017年09月16日そろそろ残暑も終わり秋モードに。夏に活躍してくれたシーズンアイテムも衣替えする時期です。お気に入りの夏ファッションアイテムは、正しい手入れと保管をして来年も活躍できるようにしておきましょう。 ■ 夏アイテムを正しく保管そろそろ残暑も終わり秋モードに。夏に活躍してくれたシーズンアイテムも衣替えする時期です。お気に入りの夏ファッションアイテムは、正しい手入れと保管をして来年も活躍できるようにしておきましょう。 ■ 浴衣のお手入れと保管方法綿やポリエステルで出来ている浴衣は自宅で洗濯することができます。浴衣を縦半分に折り、身頃をジャバラ折りにして、水を張った洗面器などの容器で軽く押し洗いします。洗濯ネットに入れて、洗濯機の手洗いコースで洗ってもOK。ただし色落ちしないか事前に確認を。洗い終えたら軽く水を切ってたたんだ上体のままバスタオルで挟み水気を切ります。だいたいの水気を切ることができたら、タオルを外し日陰で平干しします。乾いたら丁寧にたたみ収納します。 ■ サンダルのお手入れと保管方法サンダルに染み付いてしまった指の跡は、衣類用の弱アルカリ性洗剤で拭き取ります。普段からサンダルを履くときは3週間に1回程度拭き取るようにすると跡がつきにくくなります。指の跡を拭き取ったら水で濡らした布を固く絞り、全体を水拭きします。それでも取れない汚れがある場合は、食器用の中性洗剤を布に含ませて拭きます。全体の汚れを拭き取ったあとは、風通しの良い場所で保管。靴箱で保管する場合は定期的に扉を開けて風が入るようにします。革製のサンダルの場合は、皮革製品用クリーナーを使って汚れを拭き、表面は靴用ブラシでブラッシングしてから皮革製品用クリームを柔らかい布にとって表面に塗りツヤを出します。自然素材や布製など水拭きできないサンダルも、靴用ブラシでブラッシングして汚れを落としましょう。 ■ 水着のお手入れと保管方法水着を洗うときは中性洗剤を溶かした水を張った容器の中で軽く押し洗いし、十分にすすいで汚れと洗剤を落とします。パッドも取り出して洗いましょう。十分にすすいだら手で軽く水気を絞り、直射日光の当たらない場所で陰干し。干すときは型崩れしないよう、形を整えて干します。ビキニの場合はアンダー部分をピンチにはさんで干し、ワンピースタイプの場合は平干しにします。保管するときは、高温多湿の場所を避け、カップ部分に柔らかい紙や布を詰めて型崩れしないように収納します。(東雲ほたる/ライター)(愛カツ編集部)参考文献:新品みたいに長持ち!お手入れの教科書/阿部絢子著参考URL:ミズノ by愛カツ ()
2017年09月09日家の庭やベランダで楽しめるガーデニング。雑草や土汚れの手入れは面倒だし、剪定も何から手をつけていいかわからない…そんなガーデニング初心者へ向けた、庭の手入れのキホンをご紹介。汚れた庭にサヨナラを告げて、美しい庭へのデビューを果たしましょう。家に小さな庭があれば、夏の暑い季節は花火やバーベキューなどができ家族の憩いの場となります。マンションでもベランダを活用し、植物を育てて楽しんでいる方もいるでしょう。でも、ガーデニングって意外と大変。放置するとすぐに雑草が生えてしまうし、花が枯れると花壇自体が汚く見えてしまうことも。今回はガーデニング初心者のために、タイルの掃除方法や、プランターの管理方法、植物の手入れや簡単な剪定方法を紹介します。手入れのキホンを学んで、美しい庭を目指しましょう!■目次1.汚れた庭の問題点2.庭の掃除・手入れをする際の注意点3.石畳(タイル)の掃除方法4.花壇・プランター周辺の手入れ5.植物の手入れ6.綺麗な庭をつくるポイントまとめ1. 汚れた庭の問題点庭のお手入れで問題となりやすいのは、どんなところでしょうか?それぞれのご家庭によっても異なると思いますが、庭の悩みで多いのが次の要素です。■手入れの簡単な庭にしたい毎日植物に手をかけられる人は少ないため、手入れしやすい庭は最も重視されています。植物を植えたいけど手入れが大変そうだから植えない、庭木を植えたいけど害虫が気になるという方も多いようです。■土がむき出しのためドロドロまだ庭の手入れが行き届いておらず、砂利などを敷いていないため、土がむき出しになってしまっているご家庭もあるでしょう。人が多く出入りする場所だと、雨が降るたびにドロドロになり、玄関ポーチも泥だらけになります。来客時にも、土がむき出しだと靴を汚す心配があるでしょう。■剪定の方法がわからない庭木を植えてみたが、剪定の方法がわからず伸ばし放題という問題もあります。都心の庭は広く設けることが難しいため、庭木が隣のご家庭にはみ出す問題も出てくるでしょう。秋になると枯れ葉の問題もあるため、庭木はきちんとした手入れが必要です。2. 庭の掃除・手入れをする際の注意点庭の掃除や手入れは、春や夏という気温が上昇し植物が育ちやすい時期が多くなります。服装にも注意して、庭の手入れの準備をしましょう。■長袖、長ズボン庭の掃除や手入れは屋外で行うため、防虫対策が必要です。蚊や蜂、ブヨのような血を吸われると皮膚が腫れあがる害虫もいるため、服装は長袖、長ズボンが基本です。また、加えて帽子があったほうが日焼け、紫外線によるシミ、シワ予防になります。■水分を準備長時間炎天下の中で作業をしていると、熱中症の危険性があります。水分補給ができるよう、水筒に水やお茶を入れておくと便利です。ペットボトルの飲み物に口を付けそのまま屋外で放置すると、雑菌が繁殖する可能性があります。ペットボトルを持ち歩く場合は、保冷効果があるカバーを付けるのがおすすめです。3. 石畳(タイル)の掃除方法まずは庭の前に、玄関をきれいにしましょう。玄関タイルは毎日通る場所のため、季節の変わり目や半年に1回は掃除しておきたいものです。泥汚れが付着しなかなか落ちにくくなってしまうため、定期的な掃除をしましょう。■重曹ペーストを作る重曹は水に溶けにくいため、ペースト状にするとクレンザーの代わりになります。環境にも優しい洗剤として使えるため、小さなお子さまがいるご家庭や、ペットが玄関を通るご家庭にもおすすめです。重曹ペーストは、1カップの重曹に60mlの水を加えるとできます。すくうと滑らかに落ちるくらいの緩さをイメージしてみてください。使う場所に合わせて固さが調節できるため、使いにくい場合は水を加えましょう。■重曹ペーストでこするタイル全体を水で濡らしておきます。重曹ペーストを少量取り、汚れが気になる部分をたわしでこすりましょう。最後に水で流したら、玄関タイルの掃除は終了です。掃除をする前と比べるとタイルの目地の黒ずみがスッキリとしました。たわしだけでこすると汚れが落ちにくいのですが、重曹を使うとクレンザー効果で汚れがバッチリ落ちます。4. 花壇・プランター周辺の手入れ小さなスペースでも花が植えられていると、玄関が華やかな印象になります。スペースがないお家は、プランター1個でもよいので、設置してみてはどうでしょうか。■水やりプランターの場合は、土が乾いたらたっぷりと水やりをします。底から水が流れるくらいたっぷりとかけてあげましょう。土の中に水と酸素がよく行き渡ります。頻繁な水やりは、根腐れの原因となるため避けましょう。地植えの場合はあまり水をあげなくても大丈夫です。水やりする時間がない方は、省スペースに花壇を作って花を植えると手入れが楽になります。■肥料を与える1年草は多くの養分を必要とするため、月に1回の肥料が必要です。宿根草の場合は、花が咲き終わったころに肥料をあげるようにします。■花ガラつみ花が咲き終わったら花ガラをつみます。そのままにしておくと見た目が悪く、種を付けると花つきが悪くなります。残った花ガラが傷んでくると、雑菌の繁殖にもつながるため、こまめなつみ取りが必要です。5. 植物の手入れ花が咲く植物だと花ガラつみの作業が必要となるため、手入れが簡単な植物が良い方は、葉色を楽しむ植物や、大きくならない庭木がおすすめです。■秋~冬に庭木のお手入れ庭木は秋になるまであまり手入れは必要ありません。12月になると庭木が休眠期に入るため、この時期にお手入れする必要があります。木の根元に有機質の肥料をあたえましょう。木の成長が緩やかになるこの時期は、強めの剪定をしても負担が少なく枯れにくいです。■剪定すべき枝枝がまっすぐ上に向いているもの、枝同士が絡み合っているもの、幹の方向に伸びた枝、複数の枝が平行に伸びているもの、根元部分から伸びた枝、下に向かって伸びた枝などを選定します。■バラなどの植え替え宿根草やバラなどを鉢植えしている場合は、休眠する冬に植え替えます。庭木と同様に、根の活動が穏やかなため植え替えに適した時期です。植え替え時には元肥を混ぜ込み、春まで肥料をあたえる必要はありません。一回り大きな鉢に植え替えると、株が大きく成長します。6. 綺麗な庭をつくるポイント自分の好きなように庭をつくっていると、しばらく経って庭が乱れたように感じることがあります。まとまりがないように感じたら、ちょっとした工夫をしてみましょう。■色を多くしすぎない庭全体にいろいろな色を使うと、まとまりがない庭になってしまいます。使う色は多くし過ぎないことがポイントです。ここはホワイトガーデン、ブルーガーデンなど、色のテーマを決めると統一感がでます。色はできるだけ3色に抑えるようにしましょう。そのなかでもワンポイントとなる鮮やかな花色を植えると、地味にならずに美しい庭を作ることができます。■背の高いものをポイントに背が低いものばかりを植えると、メリハリがない庭になってしまいます。背の高い庭木を1本植える、パーゴラやオベリスクを設置する、パラソルを立てるなどの工夫で印象が変わります。■玄関前に植物を植える忙しい人が庭の手入れをするのは難しいため、玄関前にプランターを置くなど工夫してみましょう。玄関前は省スペースのため、手入れする時間がない人でも取り組みやすいです。まとめ庭がいつもきれいに手入れされていて、癒しとなる花や植物があると気分が華やぎます。庭の手入れは誰か一人だけがやるのではなく、子どもや夫婦一緒にできる内容を盛り込んで、家族のコミュニケーションの場としてみましょう。時間がないという方は、省スペースの手入れから始めてみてはいかがでしょうか。美しい庭を作って、生活をより豊かに彩りましょう!
2017年08月05日皆さんは靴の手入れはしていますか?ほかの人はどのくらいの頻度で手入れをしているの?そもそも毎日はく革靴はどのようにケアすればいいの?など、男女50人に日常的にはく靴のケアについてアンケートを実施。世間の靴のメンテナンスに関する考え方やケア方法を調べてみました。小学生や中学生の子どもがいるご家庭では、1週間に1度は上履きを洗っていませんか。特に小学生は学校の校庭で体育の授業を受けたり、元気に遊ぶので汚れるのも早く、定期的に洗わないと汚れがひどいことになってしまいます。でも大人になると普段履く靴もなかなか洗わなくなる方が多いのも現実。ではどのくらいの頻度で皆さんは靴を洗うのでしょうか?また靴が汚れていることがもたらすデメリットはあるのでしょうか?専業主婦・正社員・公務員・派遣社員・個人事業主・経営者の20〜50代の男女にお聞きしました。■目次1.靴はどのくらいの頻度で洗っていますか?2.革靴の手入れを定期的に行っていますか?3.靴のコンディション次第で、印象アップを狙える?4.靴の捨て時は壊れた時。飽きたら捨てる人も5.湿気取りや消臭スプレーは靴の手入れの定番まとめ1. 靴はどのくらいの頻度で洗っていますか?【靴を定期的に洗う人は少数派】週に一度、月に一度などときちんと頻度を決めて靴を洗うという方は、50人中10人という結果になりました。グラフからも「目立つ汚れがついた時」「気が向いた時」「洗わない」に半数以上の方が票を入れたことがわかります。■「子どものようにスニーカーをはいてもそれほど泥だらけにはならないので、目立つ汚れが付いた時だけ洗っています。」(40代・専業主婦・女性)■「汚れが目立って汚いと感じた時にしか洗わない。買い換えることが多い。」(30代・正社員・女性)■「靴の種類にもよりますが、お気に入りの靴ほど洗って色落ちしたり型が崩れたりしたら嫌なのでほぼ洗いません。どこか一部分だけ汚れた際、気が向いて水でちょっと洗うくらいですね。」(30代・パートアルバイト・女性)靴を水洗いすると色落ちしたり、さらに傷んでしまったりすると考える方が多いようですね。そのため、定期的に洗うのではなく、気付いた時や汚れがひどい時だけ洗うという声が多く聞かれました。【意外と多い「洗わない」派】「洗わない」を選んだ方は、洗えるタイプの靴は持っていない、あるいは洗わずに買い変えるという方が多いようです。■「洗えるタイプの靴ではないのでこれまで洗ったことはない。洗えば傷むように感じる。」(50代・専業主婦・女性)■「洗えるような靴は持っていません。汚れは基本的に拭き取ります。」(30代・正社員・男性)■「靴は基本的に洗いません。汚れが目立ってきたなと感じたら買い替える、もしくは汚れが目立たない色を選んで購入しています。」(20代・パートアルバイト・男性)汚れが目立たない靴を選ぶのも一つの考えですね。黒や茶色など暗めの色を選べば、少し汚れがついても気付かないかもしれません。【半数近い人が「目立つ汚れが付いた時に洗う」】その中でも50人中20人は靴は汚れが目立つ時だけ洗うという結果に。やはりいつも洗うのは面倒ですよね。そして毎日同じ靴を履いていてもすぐに汚れることも大人になればなかなかないのも現実です。■「革靴を履くことが多く洗いません。運動靴は目立つ汚れが付いた時ぐらいしか洗いません。面倒だからです。汚れていなければ履きます。」(40代・専業主婦・女性)■「汚れるような生活を送っていないので、目立つ汚れが付いたり、臭くなければ洗いません。」(30代・パートアルバイト・男性)■「スニーカーやすぐに汚れが付いてしまうものは、ある程度汚れが目立ってから洗います。しかしヒールや革靴などは汚れが定着すると取れにくいため、おしぼりなどで拭き取ります。」(20代・パートアルバイト・女性)2. 革靴の手入れを定期的に行っていますか?【ワックスやオイルでの手入れは基本のき】スニーカーやパンプスなどは頻繁に洗わないという人でも、革靴はきちんと手入れをするという人もいました。革はデリケートなのでクリームやワックスを使って定期的にケアをしないと革が剥げてしまったり、変色する恐れもあります。■「一週間に一度ワックス掛けとブラシで手入れをしています。あとは陰干しで終了です。」(50代・公務員・男性)■「革は特にオイルで磨いたり防水剤をかけたりと気にして手入れしています」(40代・専業主婦・女性)■「主人が会社勤めで毎日革靴を履くので気付いたら手入れを行っています。汚れを落としたり油を塗ったりしていますが、雨に濡れてしまった時などは形を整えたりもします。」(20代・正社員・女性)手入れを行う方はやはりワックスなどを使ってきちんと綺麗な状態を保っているようですね。天然の革は雨にも弱いので、雨に濡れた時の拭き取りは必須です。【気付いた時に手入れをする「その他」の意見】「革靴の手入れを定期的に行っていますか?」という質問の回答で目立ったのは、「手入れの仕方がわからない」と「気付いた時にやる」の2つでした。■「定期的にやらなければいけないと思っているが、やり方がわからないからやらない。」(20代・正社員・女性)■「定期的ではなく、そろそろ手入れしたほうがよいかな、と思った時に手入れをしています。」(50代・正社員・男性)■「たまに気が向いた時にやる。理由としてはそんなに革靴を履かないので、定期的にやる必要性を感じない。」(20代・正社員・男性)例えば、スーツ用に革靴を持っているけど、毎日会社に行くのに革靴を履くわけではない方などは定期的には手入れをする必要はありませんよね。やはりライフスタイルによって手入れに関する意見も大きく変わるようです。3. 靴のコンディション次第で、印象アップを狙える?靴の手入れは頻繁に行わないにしても汚れ次第で人の印象って変わるようです。「第一印象で身だしなみが整っていても靴だけ汚れていたり、状態が悪いものを履いていたりする人の印象はどのように変わりますか?」という質問もしてみました。回答は以下のように。【「身だしなみは靴から」って本当かも?】アンケート結果によると「特に印象に影響はない」と答えた方は全体の16%のみで、半数以上の方は靴が汚れていることで印象は良くなることはないと考えているようです。■「どんなに着飾っても靴が汚かったりへたった靴を履いていたりすると、すべての印象に影響を与えます。逆に靴が綺麗だと服装全体にプラスのイメージを与えてくれます。」(50代・正社員・男性)■「オシャレは足元からと言いますが、靴の選び方で人柄が出るように感じます。色合いや材質など、その靴を選んだ理由があると思うので。」(40代・パートアルバイト・男性)■「靴だけ汚れている人は残念に思います。他の服装が完璧であればあるほど、履き物がかっこ悪いと『見えない所を気にしない人だな』という印象です。飛躍して靴だけでなく、靴下やインナーや下着なども無頓着だろうと考えてしまいます。逆に服は平凡でも履き物が良い物だと印象がガラリと変わると思います。」(30代・正社員・男性)いくら高価な洋服やバッグを身にまとっていても靴が汚い、手入れが行き届いていないと全体のおしゃれのバランスは崩れてしまうかもしれません。そこで外から見た印象もあまり良くならないのでしょう。【靴の汚れを気にしない人は少数派】“靴は人の印象を左右することはない”と考える方の回答も目立ちました。■「自分がそこまで身なりに気を遣う方ではなく、相手に対しても気になることがありません。限度にはよりますが少しの汚れでは印象は変わりません。」(20代・パートアルバイト・男性)■「靴を見て判断しろ!という格言が商売人の間であるのは知っていますが、自分は別にそこは気にしません。」(30代・パートアルバイト・男性)■「靴だけにあまり焦点を当てたことがないので、靴の印象で人の印象は変わらないかなと思っています。」(30代・パートアルバイト・女性)人によって考えはそれぞれのようです。靴まで目が届くことはない、靴に気を配ることはないと考えるから「靴が汚れているくらいでは気にしない」と思うのでしょう。4. 靴の捨て時は壊れた時。飽きたら捨てる人も【底が削れたり、ヒールが取れたりすることは珍しいことではない】全体の半数もの人が「靴が壊れたら捨てる」と答えました。毎日履いているものだと、靴底の減りも早いですよね。長く履けば履くほど足に馴染んできて愛着もわいてきますが、やはり壊れてしまったら替え時のようです。■「靴の底がすり減って雨の時に水が入って来るようになった時が捨て時です。気に入っていたものなら、同じような靴を探します。」(40代・経営者・男性)■「気に入っている靴は大抵履きつぶすまで使用するので、壊れて直せなくなった時に捨てます。」(20代・正社員・女性)■「毎回靴底がとれたり穴が開いたりしたら使用できないので、買い換える目安にしています。」(30代・正社員・女性)女性の方ならヒールの底が取れてしまったり、削れてしまったりするとそろそろ捨て時かなと考えるもの。いくら注意して履いていてもヒールの底面は削れやすく、気付いたら大変なことになっていたなんてこともあるのではないでしょうか。【履かなくなって半年〜1年たったら「捨てる」のサイン?】■「洗ったり手入れをしても落ちないほど汚れがひどくなったり壊れた時はもちろん捨てますが、1年以上履いていない靴も捨てるようにしています。」(50代・正社員・男性)■「半年も履かなかったらもう邪魔ですね。履くことはないでしょう。」(30代・正社員・男性)少数意見ではありましたが「履かなくなって一定の期間がたてば捨てる」という方の回答も目立ちました。履かずにずっと置いておけば、靴箱やクローゼットのスペースを取ってしまって邪魔ですよね。履くタイミングを逃すこともあるでしょう。断捨離のためにも捨てる選択を選ぶ方もいらっしゃるのですね。5. 湿気取りや消臭スプレーは靴の手入れの定番最後にアンケートの回答者の皆さんに、靴の手入れ方法についてお伺いしました。回答で多かったのは、湿気取りと消臭スプレーでした。■「私のスニーカーでは湿気対策として湿気取りを利用しています。」(20代・正社員・男性)■「あまり水で洗う事はしないので、その靴を履いた次の日がもし快晴なら外に出して換気しています。換気する前に若干消臭スプレーを吹きかけてからの方が清潔に保てるでしょう。1日中外に出すのではなく、日が当たりやすい日中がおすすめです。」(30代・パートアルバイト・女性)■「あまり履かない靴は新聞紙を丸めたものを詰めて、不織紙の袋に入れて保管しています。」(40代・パートアルバイト・女性)■「洗ったり消臭・防臭スプレーを施したりして清潔に保ちます。汚れを落として柔らかい布で拭き、靴墨を塗ります。」(50代・女性・個人事業主)■「革靴の手入れはまず布やブラシで汚れを落とし、靴墨やクリームを塗って最後はいらなくなったストッキングなどで磨きます。」(50代・正社員・男性)靴のニオイにはやはり敏感になってしまいますよね。湿気によってカビが生えてしまうこともあります。靴のお手入れはもちろん、靴箱の換気もきちんと行うことが長期的な目線での「靴のお手入れ」になることもあるかもしれません。まとめ靴のお手入れは多くの人にとって、必ずしも楽しいものではありませんし、時には面倒に感じることもあるということがアンケート結果からもよくわかりました。きちんと手入れをするかしないかは人それぞれ。でも最低限の防臭や防カビは心がけておいたほうが、靴を長持ちさせるコツであることは間違いないようです。アンケート実施期間:2017年5月10〜11日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、派遣社員、学生、公務員、経営者、パートアルバイト、個人事業主の方アンケート総数:50
2017年05月29日フォーマルにもカジュアルにも一足あれば嬉しい革靴。つい手入れをせずに履いてしまいますが、一手間かけるたけでお気に入りの靴がぐっと長持ちするんです。今回は、革靴の正しいお手入れの方法をご紹介。履き潰してしまわないためにも、磨き方をマスターして綺麗な足元を保ちましょう。毎日履いているその革靴、きちんとお手入れしていますか?男性は特に日頃から履くことが多いですが、履きっぱなしになってはいませんでしょうか。スーツやジャケットできちんと着こなしていても、靴が汚れていては台無しになってしまいます。「おしゃれは足元から」という言葉があるように、見られていないようで意外にチェックされているんです。初対面の人に対しても靴が綺麗だと、礼儀正しい、信用できる人などの好印象を持ってもらえます。正しい革靴のお手入れ方法をマスターして、かっこいい大人を目指しましょう!■目次1.お手入れしないとどうなる?2.革の素材や靴の種類もさまざま!3.上手に革靴と付き合うちょっとした気づかい4.【手順1】ブラッシングでホコリや汚れを落とす5.【手順2】クリーナーで前回のクリームをとる6.【手順3】靴に栄養を与える7.【手順4】仕上げまとめ1. お手入れしないとどうなる?人間のお肌はお手入れをしないで放置しておくと乾燥し、くすんでシワができやすくなります。これは、革靴にも言えること。手入れをせずに使い続けていると、革にツヤがなくなり、傷がつきやすくなってしまいます。乾燥した状態の革靴は傷が白っぽくついて汚れが目立ち、そのまま履き続けるとひび割れの原因にも。また、雨で濡れた革靴を放置しておくこともあまり良くありません。皮が傷み型崩れしたり、カビが発生する恐れもあります。このように、革素材の靴はデリケートなもの。定期的に丁寧にお手入れをすることによって、より艶やかになり長持ちするのです。2. 革の素材や靴の種類もさまざま!革靴だけではなく、多くの革製品にも使われている牛革。革製品の代表ともいわれる素材です。牛革といってもたくさんの種類があり、牛の性別や年齢によって質感や耐久性が異なります。一番ポピュラーなものを紹介します。ステア(Steer):生後3~6ヶ月に去勢したオスの革。厚み3~4mm。必要な厚みに削いで使用されることが多く、最も一般的。安定した品質が特徴で、何も表記されていない牛革はステアであることが多いです。キップ(Kip):生後6ヶ月~2歳くらいまでの牛革。厚み0.8~1.3mm。丈夫できめ細かいのが特徴です。カーフ(Calf):生後6ヶ月以内の子牛の革。厚み0.6~0.9mm。しなやかな手触りと、きめ細かい革肌が特徴的。牛革の中で最高ランクの革です。高級革製品に使用されています。■革靴の種類・ストレートチップつま先の部分に横のラインが入っている革靴です。つま先は履きジワが付きやすいのですが、横のラインの切り替えがあるためあまり目立つことなく使用することができます。また、黒のストレートチップは最もフォーマルな革靴といわれています。ビジネスシーンなどで履く機会が多いですが、外回りなどで靴を酷使するとヒールにダメージを受けやすいので注意が必要です。ヒールが削れ過ぎていると、だらしない印象を与えてしまうことに。革まで削れてしまうと革の補修代がかかってしまうので、そうなってしまう前にヒールの修理を行うようにしましょう。・プレーントゥつま先や甲に何も付いていないシンプルな革靴。フォーマルでも、カジュアルな場面でも履くことができる実用性の高い靴といえます。ストレートチップと同様履く機会が多いため、ソール(靴底)が摩耗して穴があいてしまうことがあります。ソールの状態を定期的にチェックして、薄くなったと感じたら補強をするようにしましょう。・ウイングチップつま先にW字型(翼のような形)の革が張り付けられている靴です。革の穴飾りや甲部分に大小の穴飾りが装飾されているので、カジュアル色が強めになります。甲革部分に装飾が施されているので、革を縫い付けている糸がほつれることがあります。1ヶ所ほつれ始めるとどんどんそのまわりもほつれてしまうこともあるため、気づいたら修理をおすすめします。・ユーチップU字型にアッパー(甲革)部分を縫い合わせた革靴。幅広の足や、甲高の足にも比較的フィットしやすいのが特徴です。プレーントゥと同様にどんな場面でも履けますが、カジュアルな印象を与えやすい靴でもあります。こちらは履いているうちにかかとの内側の革部分が破れてしまうことがあります。靴ベラを使って履かないないことが、主な原因となっています。破れたままだと型崩れしてしまうので、はやめに修理をしましょう。携帯用の靴ベラを常備しておくと、対策にもなります。3. 上手に革靴と付き合うちょっとした気づかい履くほど足に馴染み、革の風合いが出てくるのが革靴の良いところ。より長く美しく使っていくために、お手入れは必要不可欠です。まずは日頃から注意しておくことや、履いたあとすぐにできる簡単なお手入れを見ていきましょう。■新しく購入したら早速お手入れを!革靴を購入したらまずは保革クリームを塗りましょう。革に油分が補給され、表面に薄い保護膜ができます。傷がつきにくく後のお手入れが楽になりますよ。■ホコリや汚れはその日のうちにとる履き終わったらブラシで汚れやホコリをとりましょう。汚れは革の痛みの原因にもなるので、すぐに対処することが必要となってきます。■1日履いたら靴に休息を2足以上の革靴を交互に履くようにしましょう。湿気を十分にとることで型崩れ防止にもなります。■濡れたままにしない雨で濡れたままの革靴を放置すると、傷んでしまいます。表面の水分を拭き取り、通気性のいいところで陰干しをしましょう。十分に乾いてから最後にクリームを塗るのがポイントです。注意したいのは、乾かすときに新聞紙を丸めて入れっぱなしにしないこと。水を吸った新聞紙が靴の中にある状態は、湿気が多くなりカビが発生しやすくなります。新聞紙を入れて乾かす場合は、こまめに取り換えましょう。シューキーパーの場合は入れた状態で構いません。シワ防止にもなり、特に木製のものは湿気を吸って逃がす効果があります。またスニーカーなどはドライヤーを使って乾かす場合がありますが、革靴に温風はNGです。温風によって革が乾燥し、ひび割れてしまうことも。「通気性がいいところ」と「陰干し」が鉄則です。次は、実際のお手入れ方法を試してみましょう。4. 【手順1】ブラッシングでホコリや汚れを落とす革靴のお手入れで欠かせないのが「ブラシ」です。ステッチ(縫い目)や履きジワなど、細かいところの汚れを、革を傷つけることなく落とすことができます。またクリームを塗る際、ブラシを使うと塗りムラがなく均一に塗ることができます。クリーム用のブラシがなくても布で代用することはできますが、汚れ落とし用とクリーム用と2本あれば便利です。ブラシには馬の毛、豚の毛、化繊素材と3種類あります。馬の毛は一本一本が細く、柔らかいのが特徴でホコリや汚れを落とすのに適しています。豚の毛、化繊素材はコシがあるのが特徴です。そのためクリームを塗る際、均一に塗ることができます。ブラシには楕円形や長方形、細かいところが磨きやすい歯ブラシ型、土台が反りあがった形などさまざまな形があります。用途にあわせて使い分けるのも良いですね。靴紐は抜いておきます。少し手間ですが、キレイにするために紐はすべて抜くのがオススメです。次にシューキーパーを入れましょう。靴の形を維持してくれるので、履きジワに入り込んだホコリが取れやすく、クリームの塗りムラを防ぐことができます。全体的にブラシでホコリや汚れを落としていきます。革と靴底のあいだもホコリが溜まりやすい部分。ブラシだと細かいところまでキレイに落とすことができます。日頃のお手入れはブラッシングだけで十分です。手順2からは、月に1~2回やっておきたいお手入れ方法です。5. 【手順2】クリーナーで前回のクリームをとるブラシでホコリや汚れを落としたら、クリーナーを使ってブラシでは落としきれなかった汚れを落としていきます。クリーナーにはチューブタイプやシートタイプがあります。チューブの場合、クリーナーをウェス(古着などの布)に取り、丁寧にクリームを広げていきましょう。最後はしっかりと拭き取ることが重要です。今回はシートタイプのクリーナーを使用しました。シートにクリーナー液が染み込んでいるので便利です。シートを指に巻き付け、円を描くようにクルクル拭き取ると……だんだんとクリーナーシートが黒ずんできました。このように古いクリームを取り除くことで、次の新しく塗るクリームの浸透をよくさせます。6. 【手順3】靴に栄養を与える汚れを落としたら、革用のクリームを塗っていきます。左からスポンジタイプ、液状のリキッドクリーム、チューブタイプのクリーム。タイプは色々ありますが、クリームの成分はワックス(ロウ)、油、水の成分を乳化剤で混合乳化させた乳化性のものが一般的です。靴にツヤを出したり、革をしなやかに保つために柔軟性を加える効果がある他、防水性もあります。では実際にクリームを塗っていきましょう。それぞれの塗り方について紹介します。まずはチューブタイプ。ウェスなどの古布に少しずつとり、塗り伸ばしていきます。また、チューブタイプにはブラシで塗る方法もあります。手で塗ると、布にクリームが吸収されてしまい色ムラが出やすいですが、ブラシだと紐を通すところやステッチ部分など、細かいところまで均一に塗ることができます。乾いたら余分なクリームを取り除くために、先ほど使っていたウェスの片面(クリームがついていない方)で磨いていきます。クリームの塗りすぎは革に負担がかかり、ひび割れてしまうこともあるので乾拭きはじっくり、丁寧に磨きましょう。次は、リキッドタイプ。先端にスポンジがついていて、押し当てるとクリーム液がスポンジに染み込むようになっています。チューブタイプと同様、少しずつ塗っていきます。乾くとツヤが出てきました。さらに布で磨いて革に馴染ませ、ツヤを良くしていきます。ウェスの他に100円ショップで売っていた靴磨きクロスを使ってみました。グローブのようになっていて磨きやすいので、定期的に靴磨きをしたいという方オススメです。最後にスポンジタイプ。リキッドタイプと同様、スポンジにクリームが染み込んでいます。軽く磨くだけですぐにツヤが出ました。乾拭きの必要がないので、忙しくて時間がない朝などはスポンジタイプがオススメ。左がクリームを塗って磨いた靴、右がお手入れ前のものです。左のほうが右の靴と比べて、ツヤがあり色味もしっかり出ています。シューキーパーを入れることで、履きジワや履き口が広がっていたのが元の靴の形に戻っていますね。7. 【手順4】仕上げクリームを塗っておしまい……ではありません。さらに仕上げ磨きのポリッシュ(油性ワックス)と撥水スプレーを塗ることで、より磨きのかかった靴になります。まず、クリームとポリッシュ(油性ワックス)はどう違うのでしょうか?クリームは乳化性でポリッシュは油性です。水、油、ロウが入っているクリームに比べて油性のポリッシュはロウと油だけ。水分によって革に浸透し潤いを与えるクリームと違って、ポリッシュは革の表面にロウで膜をつくって光沢を出します。ここで気をつけたいのが、ポリッシュだけでお手入れしてしまうこと。これをしてしまうと、革に通気性がなくなり、乾燥してひび割れ、傷む原因になります。あくまでもクリームを塗ったあとの仕上げとして使いましょう。ポリッシュはツヤ感がすごく出ますが、やりすぎには注意です。クリームは栄養剤、ポリッシュは仕上げ剤と認識しておきましょう。通常のお手入れは、クリームを塗って磨くだけで十分です。撥水スプレーは梅雨どきや外回りで雨に濡れることが多い時、お出かけ前にひと振りする程度で大丈夫です。クリームにも撥水効果があるので、普段からお手入れをしていたら防水スプレーを使わずに済みます。キレイに磨き終わったら、シューキーパーを入れたまま保管しましょう。形が整えられ、新しい革靴のようになりました!まとめ定期的にお手入れすることで、10年20年と長く履くことができ、革独特の風合いも出てきます。日頃から、履いたらブラッシングする癖をつけておくと良いですよ。お手入れ自体も拭く、塗る、磨くというシンプルな工程。慣れれば20分程で終わる作業で、クリームまで塗るのは月に1~2回で十分!履きっぱなしで、汚れてカサカサな靴が綺麗になると気分が良くなりますし、相手にも好印象を与えることができます。革靴のお手入れをして、足元からデキる人になりませんか?
2017年05月23日陶器市やギャラリーでお気に入りの作家さんのうつわを手に入れたものの、日頃の手入れってどうすればいいんだろう?アンジェでも豆皿市や陶器市を行い、そんな声を耳にする今日この頃。お気に入りのうつわは永く使っていただきたいから、今日はそんなうつわのお手入れ方法をご紹介しますね。■うつわの種類うつわは大きく分けて、「磁器」と「陶器」の2種類に分かれます。「磁器」は「石もの」とも呼ばれ、陶石が主な原料。光が透き通り硬いのが特徴で、たたくと金属的な高い音がします。それに対して「陶器」は「土もの」とも呼ばれ、陶土が原料。光が透き通らず柔らかいのが特徴で、たたくと鈍い音がします。水を吸わない磁器は特別なお手入れを必要としませんが、吸水性のある陶器はお手入れをしないとお料理の汁気などで風合いが変わってしまうことも。味わいのある風合いならそれを楽しむのも素敵な心意気なのですが、大きなシミになってしまうとちょっと困ってしまいますね。今日はそんな「陶器」の負担をぐっと減らす、お手入れ方法をご紹介します。■うつわ(陶器)のお手入れ方法=使用前=「使い始めにお米のとぎ汁で煮る」という方法もあるのですが、カビの発生の原因になることもあるようです。今回は水に浸けて使用する方法をご紹介します。汚れがつくのを防ぐためにあらかじめ水に浸します。浸けるのは2分〜5分ほど。その後、取り出して軽く拭いて使用します。■うつわ(陶器)のお手入れ方法=使用後=1:うつわを使用した後は、中性洗剤で洗います。金属タワシは傷をつけてしまうので、ここではスポンジを使用しましょう。2:ぬるま湯や水ですすぎます。3:布巾で水気を拭き取ります。4:すぐにはしまわずに、一晩しっかり乾かしてからしまいます。ちょっとひと手間お手入れをするだけで、永くお使いいただけるうつわ達。うつわを育てる感覚で、使い込む楽しさをも味わっていただけたらと思います。=写真・文宮城=暮らしのはなし モノのお手入れ
2017年01月24日デリケートゾーン専用のお手入れアイテム株式会社ファイブテイルズは、2017年2月14日(火)に「薬用イビサミスト」の発売を発表した。これは、女性のデリケートゾーンの専用お手入れアイテムである「イビサ・ビューティー」シリーズの新商品。なかなかお手入れの行き届かないデリケートゾーンまで、隈なくお手入れできるのがうれしいところだ。「薬用イビサミスト」は、2015年3月に発売した「薬用イビサクリーム」が好評だったことに起因している。株式会社ファイブテイルズが展開するブラジリアンワックス脱毛専門サロン「Ibiza wax(イビサ・ワックス)」の顧客の反応がよかったため、2016年12月にはフェミニンゾーン専用ソープ「薬用イビサソープ」の販売にも乗り出した。この商品も人気が高く、ネットで定期購入する客が増えた上、リピート率も7割と高く、「薬用イビサクリーム」「薬用イビサソープ」だけで、累計売り上げ10万本を達成することとなった。女性同士のプレゼントにもオススメデリケートゾーンに使用するため、成分も肌に優しいものを使用。香料・着色料共に無添加となっている。デリケートゾーンのニオイはどうしても気になるもの。その上、人には相談しにくいため、密かに悩んでいる人も多いのではないだろうか。「薬用イビサミスト」は、デリケートゾーン専用のデオドラントミスト。軽く一噴きするだけで、デリケートゾーンを清潔に保つことができる。コンパクトなのでポーチなどに入れて携帯でき、いつでも手軽に使える、女性の強い味方となるだろう。女性同士で贈り合う、ギフトとしてもオススメの商品。ぜひ、試してみてはいかがだろうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ファイブテイルズのプレスリリース
2017年01月18日手で触れたことやコスメで汚れてしまった鏡。ティッシュペーパーやメイク落としで磨いても、購入時のようなピカピカにならずに悩んではいませんか?お手入れ方法はこちらです。メイクのコツ・ポイント炭酸水とキッチンペーパーを用意する。炭酸水をガラスに吹きかけて、ペーパーで磨いていく。このメイク動画のノーカット版と使用コスメ詳細を見る
2016年01月27日勝負日前の肌の手入れの必須アイテムといえば、やはりシートマスクは外せません。夜のお手入れにプラスするだけで、肌がしっとりなめらか。翌朝のメイクのノリがアップするなど、いいこと尽くし。イベント続きのこの時期は、いつも以上に活用しているという人も多いのではないでしょうか?「シートマスク」の裏ワザがあるとしたら…試してみたくなりますよね? そこで「イベント続きの今こそ試したい! シートマスクの効果がアップする裏ワザ」を紹介します。■プラスアルファ使いで肌力を底上げ!1. スポッツケアで美白力アップシミが気になる場合は、その部分に美白美容液を塗ってから、シートマスクを乗せるとマスクがふたの役割をしてくれて効果的。美白成分が肌により浸透しやすくなるため、紫外線が気にならないこの時期、シミのお手入に取り入れるチャンス!2. 温めて使えば浸透力アップパッケージに入ったままのシートマスクを温めて使えば、毛穴を開かせる効果も手伝い、美容液成分の浸透力がアップします。入浴中に湯船に浮かせておけば、手軽に温めることができます。ほかにも、ドライヤーで髪を乾かすときにマスクをして、適度に温風を与える方法もオススメ。3. 乳液をプラスして保湿力アップシートマスクを顔にのせたら、外側の部分に乳液をまんべんなくのせましょう。そして、既定の時間がたったら、シートマスクを裏返します(乳液をのせた側を肌に付ける)。そして、これまた同じ時間肌にのせておきます。こうすることで、美容成分余すことなく肌に取り込める上に、乳液で潤いベールをかけることができる「究極のお手入れ」が実現します。4. 連続使用で美肌力アップ通常、シートマスクの説明書には、使用は週に1回程度と書かれていますが、乾燥がひどいとき、疲れていて元気がないという肌には、1週間の連続使用をしてみましょう。毎日続けることで、肌チャージされ、みるみる元気になるのを実感できます。■基本の使い方を守ることも大切1. 必ず化粧水で保湿面倒だからといって、洗顔後の肌に直接、シートマスクを張ったことはありませんか? これは大きな間違い。シートマスクに含まれている成分は美容液が主体なため、洗顔後の肌にいきなりつけても有効成分は肌に浸透しません。必ず、化粧水で保湿してからマスクをするようにしましょう。2. 使用時間を守る効果的なシートマスクだから、一晩中つけて寝たらより効果を実感できるのでは? と思いがち。しかし、長さは効果に比例しません。あまりに長くつけているとシートが乾いてしまい、逆に顔の水分を吸収してしまうこともあるので要注意。一般的な目安は10分~15分程度。シートパックの説明書に書かれている時間を必ず守りましょう。また、一般的なシートマスクは、目と口の部分って穴が空いています。でも一番ケアしたいのは、乾燥しやすい目や口の周りだったりするもの。そこで、シートパックをのせる前に目や口の周りにはアイクリームや乳液を塗っておくと、乾燥を防ぐことができます。自宅で簡単に集中ケアができるシートマスク。より効果的な方法でケアすれば、新年会など飲み会続きでお疲れ気味の肌もしっとり、うるうるになれます。ぜひ、お試しあれ!
2016年01月16日皆さんこんにちは!15万本以上の爪を施術してきたネイリストでスキンケアカウンセラーの川上あいこです。「お手入れっていうけどさ、洗ってあれば平気でしょ?」と思ったりしませんか?筆者もそう思っていました。「洗ってあればキレイでしょ!」そんなある日、現実を知ることとなります。「洗っている」と「洗えている」は違うということを。今回は、洗ってあるようで洗えていない、お手入れしているようでされていない足というのはどんな状態になっているのかを、ネイリスト視線でお伝えしたいと思います。なかなか見ることのないであろう「よそ様の足」の現実を自分と照らし合わせつつ、今夜からのお風呂で「洗う」時の参考にしてみてください。■◇指を持ったらすぐわかるぬるぬる編指先や爪先しっかり洗っていますか?なんとなく撫でるだけ・・・という人は要注意!洗っていない足の指ってふやかすとぬるぬるするのです。「足がぬるぬる?!」とびっくりするかと思いますが、はい、触っただけでぬるぬるです。ぬるぬるの原因は溜まった角質や垢なのですが、ふやかした状態で触るだけで「ぬるっ」という感触がわかります。濡れた状態で少しこするだけで、指先の垢がボロボロと取れてくる状態でもあります。靴の中で蒸れるだけでも同じような状態になりますので「臭いの原因」になることは一目瞭然!足の裏や、指の間、指先はしっかりゴシゴシ洗うようにしましょう。■◇爪を切ったらすぐわかるボロボロ編伸ばしっぱなしの爪や、洗い方が不十分な爪、切った時に爪の中のお掃除していますか?うっかり伸ばしすぎた爪は、切ってみると、爪の間から溜まった垢がボロボロ出てきます。コットンでキレイに拭き取ろうとしても、次から次へとポロポロポロ・・・爪の中ってこんなに奥まで汚れが入るのか?!とびっくりする程。それだけ垢が溜まった爪先。そりゃ、臭いますよね。足の爪の伸ばしすぎは要注意。汚れの溜まりやすい巻き爪も、早めに治療するようにしましょう。■◇足の裏を見たらすぐわかる皮剥け編自分の足の裏、濡れている状態で観察したことありますか?乾燥しているとわかりにくかったりしますが、少しふやかすとわかるのが「皮剥け」。足の皮がふやけてめくれている状態です。足の裏の皮があちこち剥けているとなんだか気になりますよね。きちんとフットケアして、キレイな足の裏を維持できるようにしたいものです。■◇フットバスから出してすぐわかる足の臭い編色々とある「汚足」の原因ですが、この状態の足はフットバスから足を出しただけでも色んな臭いがします。液体ソープなどを入れてフットバスに入れているのに、それでも消えない足の臭いなのです。ちょっとボディソープを付けるくらいじゃ足の臭いが消えないのがおわかり頂けますよね。「ちゃんと洗っているのにブーツが臭いなぁ。」という方は、足の角質や爪のケアをすると消臭できるかもしれません。■◇おわりに今の季節は特に気になる足の臭い。電車の暖房に乗ってどこからともなく臭ってくる足の臭いは、時々凶器に変身します。全身の体重を一日中支えてくれる足の裏ですので、しっかりじっくり洗ってケアしてあげてくださいね。(川上あいこ/ライター)(ハウコレ編集部)
2015年11月30日“足のお手入れ”をしている?「フットケア」に関連する調査の結果マイボイスコム株式会社は「フットケア」に関連する調査を実施した。調査方法はインターネットで、マイボイスのアンケートモニターが調査の対象。また回答者数は11,607人だった。調査の結果によると、ここ数年で足についてのトラブルや悩みをもった人は女性男性あわせて70%弱で、特に女性は80%強になる。また「足のケアおよび手入れを実施する回数は?」の質問をしたところ、【ほぼ毎日】が一番多く11.7%、次いで【週2回~3回】が10.2%、【週に1回】が9.6%だった。また性別で70%弱の女性が足のケアや手入れを実践しているが、一方で足の手入れやケアをおこなっていない人も46.6%いることがわかった。実践している足の手入れやケアは?続いて「日常的にフットケアや手入れについて、実践していることは?」の質問では、【お風呂につかる】【クリームをぬる】【ツボ押し、マッサージなど】、【足を使うストレッチや体操、運動など】【角質ケア】【市販の薬を使用する】【除毛、脱毛】などがランクインしている。さらに「利用しているフットケアおよび手入れアイテムは?」に対して、【治療薬】【弾性また着圧靴下、ストッキング】【除毛や脱毛用品】などの声が聞かれた。そして一部の回答者は、以下のようなコメントを残している。(女性39歳)リンパマッサージは疲れた足にとても効果があります。むくみも取れてすっきりです。(女性27歳)メディキュットなどの着圧靴下。はいて寝ると、翌朝本当に脚がすっきりしている。(引用元はMyVoice プレスリリース PR TIMESより)フットケアや手入れが気になる人は、調査結果を参考にして、自身に適したフットケアや手入れを見つけてみては。(画像はプレスリリースより)【参考】・MyVoice プレスリリース (PR TIMES)・マイボイスコム株式会社
2015年06月10日シック・ジャパンはこのほど、女性を対象に実施した「アンダーヘアの悩み」に関する意識調査の結果を発表した。アンダーヘアの基本のお手入れ方法についても紹介している。○アンダーヘアの悩みは「毛量」まず、20代~40代の女性を対象に「アンダーヘアの悩み」を尋ねたところ、「下着からはみ出してしまう(37.0%)」や「毛が多い(35.8%)」など、毛量に関する悩みが上位を占めた。また、20代の女性300名を対象に「女子力が高いと思うアンダーヘアのスタイル」について質問した結果、「下着に合わせた自然な形(55.0%)」や「三角(49.0%)」など、自然に近い形が支持される結果となった。これらの結果を受けて、調査では「いかにナチュラルに見え、かつ下着からはみ出さないよう毛量を調整するかが、アンダーヘアのお手入れのポイントといえそう」としている。○アンダーヘアの基本のお手入れ方法アンダーヘアの基本のお手入れ方法として、毛量を調整する際、同社ではハサミよりもトリマーの使用をすすめている。その理由は、ハサミでカットした切断面は鋭角になるため、下着から突き出してしまったり、処理後にチクチク感を感じたりしてしまうからとのこと。また、カミソリで剃る部分の毛も、長いままカミソリで剃ると毛が引っ張られて毛根を傷めてしまうため、まずはトリマーでのカットが必要だという。カミソリで余分な毛を剃る際は、デリケートなビキニラインなだけに敏感肌用のシェーバーがおすすめで、シェービング剤を使用するとさらに肌にやさしいシェービングができるという。お手入れ後は、刺激の少ないローションや乳液でたっぷりと保湿することが大事とのこと。また、アンダーヘアは太くて硬いことが多く、ごわごわして剃りにくいため、お手入れ前にお風呂に入るなど、毛を十分に湿らせてやわらかくした上で処理をすることをすすめている。
2015年05月28日