フォトグラファーのHALKUZUYAさんのフォトエッセイ「命のてがみ」、最終回です。命を授かり、戸惑い手探りで出産と子育てを乗り越えてきたHALさん。連載期間中にお子さんもいつの間にか大きくなり、ぐいぐいと歩き、成長しています。「自分はちゃんと母親になれたのだろうか?」ーーそんな素直な気持ちを込めて、最後の“てがみ”は綴られています。「自分の人生のスタートは、じぶんで決めてね、わたしは、いつでも待っているから」そう語りかけた日の夜、思い切りお腹を蹴り、弾けるように決意表明をした「君」。またあの時の感覚を思い出す。命の確かな意思を思い出す。天命なのか、意思なのか。確かな何かを持ち、その命を宿し、自ら決めた運命の世界へと自分の意思でやってくるのだと、その時確かに感じた。そして、わたしは預かりものをしたのだと思う。それは、大きな喜びと愛に満ちた大切な預かりもの。時々、その時のことを思い返したいと思う。大切なものというのは、いつまでもこうして胸の中にしまっておけない。大きな成長があった今日。初めての寝返りを見届けました。これからどんどんと、一人で立って、歩いて生きていくんだね君のためで、何ができるか必死で考えるけど、正しい答えなんてないわけで とりあえず、今日を精一杯愛するのです。たとえいつか一人で歩かなくてはいけない時を迎えても、たとえどんなことがあっても、しっかりと前を見つめて歩み続けることができるように。母親になるということが、どういうことなのだろうか。今もわからない。なれているのか、いないのか。しかし、ただ一つ、いつも願うのは、心の底から「君」の幸せだ。君の、君自身の人生が豊かで幸せであることだ。こんなにも切実に、何かを願ったことは、今までの人生でなかったと思う。きっと、多くの親が誓うようにここに誓いたいあなたを守ることあなたを大切にすることそして、ずっと愛し続けること………………………この手紙は、私が妊娠初期から、お腹の中の子供に宛てた日記を編集し直したものだ最初の、感情のメモ程度のところからだんだんと娘への手紙のような形へと変化していってこの日記そして、今回の「てがみ」から1年、最初の日記の日からちょうど2年目となるこの日にこの連載もとりあえず一つの区切りとなりそうだ高齢出産という年齢での出産。リスクを感じなかったこともなかった中、なんとなく書き残しておこうと思ったそがそもそもの始まりで、そのあとは、もしかしたら、娘が子供を産む年齢になった時自分が助けてあげられないかもな、ということも心によぎり何か、書き残しておきたいと思い、コツコツと続けているもし娘が私と同じ年齢で出産したら、私はもう、ほぼ曾おばあちゃんの年だ毎日感じる小さなことその時の気持ちや、感動悩んだこと、ためになったことそんなことがつらつらと毎日書かれているいつか彼女が読むことがあるのだろうか困ったときにでも、開いてくれるといいなと思う私が近くに居られたら、それが一番の願いではあるけれど豆粒だった存在が、この世に生まれて、自分の力で動き出しそして、今や一人で歩いているスタスタと、歩く後姿を追いかける時その、力強い存在は本当にキラキラと眩しい夫は言う僕たちはこれから老いていくばかりだけれど彼女は成長しかない未来しかないなんて眩しいんだろう素敵な、素敵な、2年間でした本当にありがとうそしてこれからも見守っていきます2018年秋11月12日娘さんへ、母より●文、写真HALKUZUYAフォトグラファー。東京と京都に拠点を置き、主にファッション、広告の分野で活動中。HAL KUZUYA Photographer▽連載一覧▽【命のてがみ #1】“君”との出会いは突然に【命のてがみ #2】祖母の手のひらと君の温かさ【命のてがみ #3】妊娠中期。小さな命が愛を伝えてくれる【命のてがみ #4】出産への不安。でも幸せの痛み、ハッピーペイン【命のてがみ #5】臨月、出産間際。君を受け入れる準備はできています【命のてがみ #6】この世界にようこそ!強くて、キラキラした素敵な女の子【命のてがみ #7】新生児のときは一瞬。愛おしい、夢のような時間【命のてがみ #9】孤独と葛藤、愛と感動。私と夫と娘の「三人暮らし」の始まり
2018年11月12日命あるものが食材へと変化する過程を見学株式会社星野リゾートが運営するグランピングリゾート「星のや富士」が、2018年10月3日(水曜日)より「命と食を学ぶ狩猟体験ツアー」を開催します。「命と食を学ぶ狩猟体験ツアー」は、狩猟歴40年以上のベテラン地元猟師から狩猟肉(ジビエ)について学べるツアー。富士五湖でもっとも西に位置する「本栖湖」の周辺でわなを使用した狩猟方法で鹿を狙う様子を見学し、仕留められた鹿が食肉としてさばかれていく工程も見学でき、解体された鹿肉は後日参加者の自宅に送付されます。スタッフが同行するので初心者も安心ツアー当日は「星のや富士」のスタッフがオリエンテーションを実施。ツアーの概要と注意点の説明が行われます。昼食は猪肉と秋野菜を煮込んだ鍋料理と山椒を混ぜ込んだおにぎり。地元猟師が慣れ親しんだメニューで冷えた体をあたためます。また、ツアー前日もしくは当日の夜は屋外レストラン「フォレストキッチン」で楽しめる「秋の狩猟肉ディナー」も利用可能です(別料金)。「命と食を学ぶ狩猟体験ツアー」は、2018年12月14日(金曜日)までの毎週水曜日と金曜日に催行。参加費は1人35000円(税別)となります。※別途サービス料10パーセントと宿泊代が発生します。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社星野リゾートのプレスリリース/PR TIMES
2018年06月22日日頃から、まつ毛の健康やケアまで意識していますか?お肌や髪のことは気にしていても、まつ毛のことまで気にかけられていない事って多いですよね。でもまつ毛は女性の命とも言えるくらいの部分。繊細な目元を演出するためにも、まつ毛は美しくなくてはなりません。まつ毛のこと気にしていますか?出典:byBirthスッと上向きに伸びた繊細で美しいまつ毛。女性の命と言えるくらいのパーツですよね。メイクをする上でもまつ毛をいかに長く、ボリューミーに見せるかを意識していることと思います。キレイに仕上がると、その日1日が気分良く過ごせたりもしますよね。そんなまつ毛はずっと大切に扱ってあげたいもの。でも忙しさや面倒臭さから、つい雑に扱ってしまう事ってありませんか?でもそれではまつ毛は悲鳴をあげてしまっていることになります。そのため、日々の生活からまつ毛を丁寧に扱ってあげましょう。まつ毛を健康的に保つための重要なポイントをご紹介します。クレンジングはゴシゴシしないで出典:byBirthまつ毛を傷めつけてしまう原因の一つに、クレンジングの仕方が挙げられます。早くメイクを落としたい一心で、ゴシゴシと激しくこすってしまう落とし方は、まつ毛にとっては非常にキケン。こすれあう摩擦の力でまつ毛が抜けてしまいます。そもそも目元の皮膚は薄くデリケートなので、お肌にとっても良くありません。そのためクレンジングの中でも、特に優しく丁寧に扱わないといけない部分なのです。そこで、まつ毛にたっぷりと密着したマスカラを落とすのに理想なのは、ポイントリムーバーを使うこと。目元のメイクを集中的に落としてくれるポイントリムーバーをコットンに浸し、しばらく目元に乗せてなじませます。そしてまつ毛をはさみ込むようにして、さっと滑らすようにコットンを取ります。そうするとまつ毛に負担をかけずに、優しくメイクをオフできますよ。ついゴシゴシとしてしまいそうになりがちなクレンジングですが、大切なまつ毛とサヨナラしないためにも注意して行いたいですね。マスカラは特別な日以外、ウォータープルーフは使わない出典:byBirth丁寧にクレンジングをするにしても、マスカラ自体が落としやすい方がまつ毛にとってはベストですよね。そこで、できればマスカラはお湯で流せるタイプのものを使いましょう。水に強いウォータープルーフはメイク崩れはしにくくても、クレンジングで少々手こずった経験ってあるはず。オイルタイプのクレンジングなら落としやすいですが、日常使いならウォータープルーフをわざわざ使わなくてもOK。クレンジングの際になかなかマスカラが落ちてくれないと強くこすってしまいがちなので、するっと落ちる方がストレスもなく使えます。夏場のレジャーやスポーツをする時、デートで絶対崩れたくない時以外は、ウォータープルーフの出番は控えておいたほうが良いかもしれませんね。美容液でまつ毛を育てる出典:byBirthまつ毛の健康を保ちたい、もっと良くしたいを叶えてくれるまつ毛美容液。スキンケアに美容液は当たり前でしたが、まつ毛に美容液を使うことも当たり前の時代になってきています。育毛効果があったり、ハリのあるまつ毛にしてくれる、まつ毛美容液。その使い方はいたってシンプルです。朝や夜寝る前にまつ毛に美容液を塗り、あとはそのままメイクをしたり眠るだけで良いのです。たったこれだけのひと手間を加えるだけで、まつ毛がイキイキとしてくれたらうれしいですよね。まだ使ったことのない方はこれからぜひ取り入れてみることをオススメします。マスカラをしながらまつ毛ケア出典:byBirth美容液がまつ毛に良いとはわかっていても、続かないかもしれない…。そんな方は、マスカラに美容液成分が入っているものはいかがでしょうか?マスカラをしながらまつ毛ケアができるという優れモノ。これならめんどくさがり屋さんや忙しい方でも手間を感じることなく使えますよね。いつも通りマスカラを塗るだけで美容液成分がまつ毛に働きかけてくれるので、メイクをしながらまつ毛を健康にできるのです。すぐに効果を感じにくいまつ毛だからこそ、毎日使うものにケアができる成分が入っているのはとても魅力的ですよね。ビューラーは一発で決めよう出典:byBirthメイクを覚えたばかりの頃、ビューラーはテクニックがないと上手にできない、難易度の高いものなんだと感じたことはありませんでしたか?変な角度でビューラーを当ててまつ毛が折れてしまい、失敗の繰り返しでなかなかうまくできずにもどかしい思いをしたり。まだ若かったあの頃は、そんな失敗を繰り返してもまつ毛も元気で丈夫でした。でも長年メイクをし続けているとまつ毛は弱ってきていますよね。そこで同じようにビューラーで失敗をしてしまうと、何本もまつ毛が抜けて傷めてしまうことになります。そのため、ここは今までのテクニックを最大に発揮して、一発でビューラーを決めましょう。コツとしては、まつ毛の根元にぐっとビューラーを差し込み力を入れて、先端にいくにつれて力を弱めて自然なカールを作り出します。力を入れるのは1回だけ。何回も力を入れてしまうと不自然な形になり、まつ毛にも負担がかかります。繊細な目元を作り出すためにも、まつ毛のカールはキレイに決めておきたいですね。目指すは自まつ毛でも存在感のある目元出典:byBirthまずは、まつ毛を大切に扱ってあげようという気持ちが何よりも大事。毎日これらのことを積み重ねれば、付けまつ毛やマツエクいらずになるでしょう。「それって自まつ毛?」と驚かれるくらいの理想的なまつ毛を作り出したいですね。
2018年05月10日斎藤工が、小さないのちに極限まで向き合う小児外科医を演じてきたドラマ「最上の命医」。そのスペシャル「最上の命医2017」が、いよいよ8月23日(水)21時より放送されることに合わせ、本ドラマではお馴染みの斎藤さんの被りものシーンが初公開された。本作は、“無限の樹形図”=子どものいのちを救うことは、たくさんの未来を救うこと、という信念を持つ若き小児外科医・西條命が、小さな生命を救うために挑む姿とその奇跡を描く本格医療ドラマ。2011年1月期に連続ドラマとして放送され、斎藤さんのブレイクの礎となった。実はこれまでのシリーズで、連続ドラマではカブトムシの“カブトマル”、昨年2月放送のスペシャルではキリンの“ジラフマン”に扮していた、斎藤さん演じる命。子どもたちの笑顔のためにヒーローになりきる命の被りもののシーンは、本ドラマシリーズ恒例の、ホッとする名場面の1つ。イケメンながら、こうした被りものにも喜々としてチャレンジする、斎藤さんの魅力あふれる姿には注目だ。今回のスペシャルには、妊娠が判明する女子中学生・萌絵(桃果)の厳格な母親・萩尾一路役に大塚寧々。そして、命の恩師である小児外科医・手塚義富役に草刈正雄、その娘で視覚障がいを持つ里香役に志田未来と実力派が参戦。さらに、連ドラ時代から命を尊敬し、淡い恋心を抱いていた小児外科医・瀬名マリア役の比嘉愛未、連ドラ、昨年スペシャルに続き、斎藤さんと共にシリーズ全作品に出演してきた泉谷しげるという豪華出演陣が再結集している。ドラマスペシャル「最上の命医 2017」は8月23日(水)21時~テレビ東京系列にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年08月23日斎藤工がゴールデン連続ドラマ単独初主演作を務めた「最上の命医」が、8月に「最上の命医 2017」として特別編が放送されることが決定。斎藤さんが主人公の小児外科医・西條命を演じるほか、今回は小児外科医の世界的権威として、草刈正雄が命の前に立ちふさがるという。西條命(斎藤工)は、アメリカの最優秀若手医師賞を受賞するほどの技術を持ち、患者を救うためにはリスクを顧みず困難な手術に挑む小児外科医。一時は肝臓癌からの多発的転移で 手の施しようのない状態に陥ったが、アメリカで最先端医療の治験者となり、奇跡的に生命をつなぐことができた。いまは病院を転々としながら小さな生命を救い続けている。ある日、命は呼吸困難に陥った中学生・萩尾萌絵の応急処置を施すが、原因が妊娠高血圧症だと気づき、近くの病院に飛び込む。そこはアメリカで命と師弟関係にあった小児外科の権威・手塚義富(草刈正雄)が勤める病院だった。術後、手塚に「うちで働け」 と誘われた命は、萌絵の担当を条件に承諾する。実は萌絵のある症状が引っかかっていた。 父親不明の子を宿した14歳の萌絵を、母・一路は激しく追及する。名門中学の教頭で、幼少から厳しかった一路を恨む萌絵は、出産は一路から逃げるためと豪語。しかも、産まれてくる赤ちゃんを一路が里子に出そうとしていることを知った萌絵は…。一方、命は手塚の娘・里香と出会う。視覚に障害を持つ里香は、アメリカで障害者支援の技術を研究中だが、手塚のある変化が気になって帰国したという。「200%の準備をしてオペに挑め」という手塚の教えに背中を押されてきた命。子どもを救うことは、その子を助けるだけじゃない――。“無限の樹形図”への想いを胸に、命は次々と“奇跡”を起こしていく。2011年1月クールに連続ドラマとして放送され、昨年にドラマスペシャルとして5年ぶりに放送された「最上の命医」。自ら病に冒されながらも、消えそうな小さな生命に極限まで向き合う小児外科医・西條命を斎藤さんが演じるのはもちろん、本作には小児外科医の世界的権威・手塚義富が登場。手塚を演じるのは、大河ドラマ「真田丸」の出演が記憶に新しい草刈さんが演じる。アメリカ時代の命に、小児外科医のあるべき姿を叩きこんだ恩師でもある手塚との再会は、思いもよらない“生命を巡る対立”に発展し、不屈の小児外科医・西條命を窮地に追い込んでいくという今回。本作でも、小児医療の現実、最先端医療のリアリティをテーマに“生命”をめぐる“究極の人間ドラマ”を描く。今回の放送決定に斎藤さんは、「非常に嬉しかったです。というのも、この作品を続けたい気持ちが僕の中では強くて…」と話し、命というキャラクターについては、「最初は原作のキャラクターがあって、模索しながら、命というイメージ図を監督やプロデューサーたちと練ってきましたが、去年のスペシャルから『命はどうだろう?』ということに、“命”としての僕に意見をくださる現場の態勢になっていて。僕の中でも『命だったらどうするか』と、ひとつの人格として自分の中に命があるし、それをチームの方たちが監督はじめみんな委ねて下さって。僕にとって大事な、たぶん途切れることのない、ひとつの人格になっています」と思いを明かす。草刈さんは、「とても脚本がいいですね。僕ら役者は、なんといっても脚本なんですね。脚本で決まります。それにちょっとハマりましてね。久々にいい役を頂いて、楽しんで演じています」とコメント。そんな草刈さんについて斎藤さんは、「インテリジェントで、全てに説得力があります。たたずまいだったり、目線ひとつだったり。近づくという動作も一歩ではなく半歩、という細かいところだけでも、すごく意味深いというか。存在感がとんでもなくある方だなと改めて思いました」と印象を話し、「それでいて、ものすごく優しい方なので、今回の小児外科医という、子どもや若い命と接する人として、とてもふさわしい方とご一緒出来たと思いました」とまさに適役だと語る。一方草刈さんは斎藤さんについて「いいですね。彼は、独特の雰囲気を持っていますね。あの雰囲気はなんともいえないです」と共演した感想を語っている。また今回の見どころについては、「大きなオペが劇中に何度かありますが、世代を紡ぐ大きなオペもありますし。環境の整っていない場所で行なわれるオペで、何を優先するかという想いが、それぞれ交錯するんです。自分の命より大事にするものを見つけた人たちの想いがぎゅっと詰まっているオペのシーンなので、僕も感情が溢れてしまって。連ドラのときもありましたが、予想だにしない自分の感情が、命として今回の作品は随所に溢れてしまって。草刈さんとのシーンでも、何故かわからないけれど、感情が一気に高まってしまったシーンもありました。本当に心を動かす作品になって いると思います」(斎藤さん)、「脚本がとてもヒューマンな本になっています。ここのところ、医者モノでは珍しいのではないでしょうか。非常に感動します。演じている僕ら役者もみんなノリノリで演じています。スタッフもキャストも。幸せです」(草刈さん)とコメントしている。ドラマスペシャル「最上の命医 2017」は8月、テレビ東京系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年07月07日梅雨のジメジメを少しでも楽しく過ごすために、子どもと一緒にカタツムリを飼育してみませんか? 生き物を飼うということの大変さ、命の大切さを伝えるよいきっかけにもなるのです。命あるものはいつか亡くなってしまうという、子どもにとっては悲しいテーマになるかもしれませんが、ゲーム感覚で言うところの「リセットすれば元に戻る」といった、命に対する間違った考え方を持たせないためにも、こういった教育は必要です。■なぜカタツムリを飼うのがよいのか?数ある生き物の中で、あえてカタツムリを勧める理由は以下の通りです。(1)簡単に見つけやすいカタツムリは、道ばたで捕まえることができます。わざわざお店に行く必要がないので、気軽に飼い始めることができます。雨の日、湿度の高い日をねらって、葉っぱの裏やコンクリートの塀などを探してみましょう。晴れの日であれば、カタツムリは落ち葉の下や石の間など、日の当たらない場所を選んで休息しています。天気によって探す場所を変えてみて。(2)飼いやすいカタツムリのエサは、基本的に残り野菜でOK。キャベツや白菜など、大抵の葉物野菜は食べることができます。野菜だけでは栄養が充分に回らないので、卵の殻なども与えてみましょう。食べたものによってカタツムリのうんちにも変化があるので、こういったポイントにも注目して子どもに伝えてあげてください。(3)雌雄同体カタツムリにはオス・メスの区別がなく、1匹でオスとメスの両方の能力を持っている、雌雄同体(しゆうどうたい)です。交尾することでお互いが遺伝子を与え合い、卵を産むことができる方が産卵するという、おもしろい生態をしています。つまり、2匹以上のカタツムリを飼育していれば、やがて卵を産み、カタツムリの赤ちゃんが誕生する可能性があるということ。こうしたことからも、子どもに命の大切さを学ばせることができるというわけです。■カタツムリを飼ってみよう!カタツムリを飼育するために必要なものは以下の通りです。・飼育する容器(空き瓶・プラスチックのケースなどでOK)・土(日光に当てて消毒したもの)・木の枝・落ち葉・霧吹き容器にはきちんとフタをすること。ただ、密閉してしまうと、カタツムリが息ができなくなってしまうので、通気性のある物を選びましょう。空き瓶の場合なら、フタの代わりにガーゼなどを被せ、少し穴を開けておく方法でもよいです。カタツムリは乾燥に弱い生物なので、時々霧吹きで湿らせることを忘れないように! ただし、湿らせすぎても逆効果です。子どもにそういった飼育方法を教えて、育てる大変さを伝えましょう。最初はカタツムリを「気持ち悪い」と思うかもしれませんが、飼い始めると徐々にかわいらしく感じるはず。子どもと一緒に楽しくお世話をしてみてください。
2015年06月11日「髪は女の命」と言われますが、実際、髪がキレイな女性はそれだけで印象が良くなります。逆にいくらキレイにメイクしても、髪がまとまらずパサパサしていたり、傷んでいたりする女性はそれだけで魅力が半減してしまいます。そこで今日は、ベジフルビューティーセルフアドバイザーの著者が、「髪をキレイに保つためにオススメの食材」をご紹介します。■1.不足しがちなミネラルを補う:海藻昔から海藻は髪に良いと言われています。その理由は海藻にヨードやカルシウム、鉄やリンなどのミネラルが豊富に含まれているから。ミネラルは、体内で作ることができない上、レトルト食品や加工食品を多く摂取することで破壊されてしまいます。そのため、現代人はミネラルが不足しがち。美髪を作るために、食事からしっかりと摂取してください。■2.頭皮を健康にする:ブロッコリーブロッコリーはビタミンAやビタミンCを豊富に含んでいます。ビタミンAは、髪を健康的に保つために必要な、皮脂や油分を作りだしてくれる栄養素です。ビタミンCは「万能ビタミン」と言われており、抗酸化作用、免疫力向上、疲労回復などの効果が期待できる栄養素です。ビタミンCには丈夫な皮膚や血管を作る働きがあり、美肌にも効果的と言われています。このビタミンCが髪に効くと言われる所以は、髪に栄養を与え、支えているのが肌の一種である頭皮だからです。ビタミンCの力で健康的な毛細血管や頭皮を育てることができれば、健康的な髪を生やすことにもつながります。同様の効果を持つ野菜には、ほうれん草やケールがあります。■3.潤いの素、油分を送る:アボカド髪がパサパサして乾燥が気になる方、弾力がなくぺたんとしてしまうのが悩みの方はぜひアボカドを食べてください。アボカドは、髪に潤いを与えてくれるオメガ3脂肪酸が豊富な食材です。実はアボカドは、食べることで栄養をもらうだけでなく、外から栄養を与えることもできます。アボカド1/2個をスプーンなどで潰して、水ですすいだ髪にマッサージをしながら揉み込みます。特に乾燥が気になる方は、卵黄を加えて混ぜておくのもオススメ。そのまま15分ほど放置して洗い流し、その後通常通りにシャンプー、コンディショナーを行ないます。髪がまとまらなくて悩んでいる方は試してみては?■4.公害汚染を防ぐ:ブルーベリー紫外線や大気汚染などの公害は、髪にも肌同様の害を与えていることがわかっています。それを防いでくれるのが、抗酸化力を上げるブルーベリーです。アメリカ合衆国の農務省は40種類の野菜や果物の中でも、最も抗酸化力が高い食べ物としてブルーベリーを挙げています。抗酸化作用は髪だけでなく身体全体の老化も防いでくれる他、ブロッコリー同様にビタミンCが豊富に含まれています。ブルーベリーは髪のためのスーパーフードと呼ばれているほど。■おわりにこれらは、髪だけでなく肌や爪にも効果的な食べ物です。また、男性で髪に悩みを抱えている方も多いので、こういった食材を使ってごはんを作ってみてはいかがでしょうか。(栢原 陽子/ハウコレ)
2014年11月07日国際女性デーを迎えた3月8日。世界では、依然として数多くの女性が出産時に命を落としている。国境なき医師団(MSF)は、その現状を訴える 報告書『妊産婦の死:救えるはずの命』 を本日発表し、緊急的・恒常的危機に直面している妊婦に救急産科医療を提供することで、その命をより救うことができると説明している。 MSFは、妊婦が必要とする医療の提供に取り組んでおり、世界中で危機的状況におかれた数多くの妊婦にとって救急産科医療が圧倒的に不足している現状を訴える。この報告書では、MSFが活動するパキスタン、ソマリア、南スーダン、ハイチなどの12ヵ国の妊婦がおかれている状況を分析し、特に合併症が起きた場合の緊急医療ケアの必要性を強調している。MSFの婦人科医療顧問、カーラ・ブラックバーンは話す。「世界全体の妊婦のうち15%が、命にかかわる合併症を併発しています。シドニー、ポルトー・プランス、モガディシオなど、どこの国であろうと、合併症が起こったときには適切な救急産科医療が必要になります。これは、国際都市の設備の整った病院や、紛争地、難民キャンプ、壊滅的な被災地など、どんな状況でも同じです」現在、世界では毎日平均で約1000人の女性が、分娩時や妊娠合併症によって命を落としている(※1)。しかし、資格をもつ助産師の介助や適切な薬、設備された環境があれば、このような母と子の命は救うことができる。妊産婦死亡の大半は、出産の直前・最中あるいは直後に起こる予測不可能な合併症が原因であるため、分娩は母子両方の命を救う上で最も重要な局面である。MSFは緊急医療援助団体として、人道的危機にある状況下での妊産婦死亡率の低減に取り組むと同時に、命を救うための救急産科医療を無償で提供できる範囲を拡大すべく技術・物資調達面で注力している。ブラックバーンは、さらに次のように述べている。「分娩時に適切な医療ケアを行うことで妊産婦の命を救えることがわかっているにもかかわらず、今も、多くの妊産婦が出産で命を落としている状況は悲劇です。妊産婦の死亡は避けられることを、常に肝に銘じる必要があります」MSFは約30ヵ国で産科医療を提供している。2010年、MSFのスタッフは15万件以上の分娩介助を行った。(※1)出典:世界保健機関(WHO)プレスリリース提供元: PR TIMES
2012年03月09日