1月11日、新国立劇場2018/2019シーズンのラインアップ説明会が行われ、舞踊芸術監督の大原永子、次期演劇芸術監督の小川絵梨子が、それぞれ新シーズンの方針を語った。4期目を迎える舞踊芸術監督の大原は英国ロイヤル・バレエで初演され、演出の斬新さや多様性ある振付で注目を集めた『不思議の国のアリス』をオーストラリア・バレエと共同制作のもと、日本のバレエ団として初めて上演することを発表。『くるみ割り人形』『シンデレラ』など新国立劇場を代表するような演目も並ぶ。また、新国立劇場バレエ団所属のダンサーたちの成長にも触れ、「彼らの踊りをみてほしい」と語る。さらに海外で実力をつけたダンサーたちのなかにも、この劇場に立ちたいと熱望している人々がいることを明かし、「20年の歴史は海外のナショナルバレエ団に比べると浅いけれども、一生懸命走って追いつこうとしている」と話した。30代にして演劇芸術監督に就任した小川は「幅広い観客層に演劇を届ける」「演劇システムの実験と開拓」国内外の作り手との交流による「横の繋がり」を方針に掲げ、全キャストをオーディションで選ぶ鈴木裕美演出の「かもめ」、1年間をかけて作品を育てていく「こつこつプロジェクト」など特徴ある試みを発表。かねてよりファンだったという少年王者舘の新作公演や、同世代で信頼をおいている上村聡史演出によるギリシャ悲劇「オレステイア」の日本初演など、魅力的な演目が並ぶ。また、小川自らの芸術監督就任後初演出作品としては登場人物が3人のみのデイヴィッド・ヘアの「スカイライト」を蒼井優主演で上演することも発表された。オペラ部門の芸術監督に就任する大野和士は「オペラ、バレエ、演劇の部門を横断し、ひとつの作品をそれぞれで上演するようなこともできたら」と新たなコラボレーションが生まれる可能性を示唆。新シーズンを迎える新国立劇場に期待が募る。説明会後の演劇記者懇親会に参加した小川は「自分の任期だけでなく、50年後を見据えて長い目で取り組みたい」と表明。上演の有無さえ決めず、じっくりと時間をかけて作品と向き合う「こつこつプロジェクト」について問われると「自分も参加したいほど。私自身、千秋楽の日に“ここから稽古を始めたい”と思うことがあるんです!」と熱弁。さらに「たくさんの観客を呼べる公演と、練り上げることを第一とした公演、両極端のものをやりたい。それは決して相反するものではないとも思う」と意欲を見せた。2018/2019シーズンは10月からスタートする。取材・文/釣木文恵
2018年01月12日「トゥールダルジャン 東京」では、フランスにて家族団らんの中で新年を祝う際の伝統菓子「ガレット デ ロワ」を、12月27日~1月31日の期間に、予約受付・販売します。■フランスの新年を彩る伝統菓子「ガレット デ ロワ」新年のエピファニー*を祝う「ガレット デ ロワ」は、フランスでも各地方によってさまざまな種類があり、年が明けるとフランスのお菓子屋やパン屋の店頭に並びます。「ガレット」は"円形のお菓子"、そして「ロワ」は"王様"を意味しており、「ガレット デ ロワ」は"王様のお菓子"という意味になります。トゥールダルジャン 東京がお届けする2018年の「ガレット デ ロワ」は、伝統的な王道の「ガレット デ ロワ」である「Galette aux Amandes(ガレット オ ザマンド)」。柔らかなフランジバーヌ(アーモンドクリーム)と、フランス産発酵バターをたっぷり使ったさくさくのパートフィユテ(パイ生地)との見事な食感のコントラストをお楽しみいただけます。シンプルな美味しさが口いっぱいに広がる、フランスの新年に欠かせない伝統菓子です。*エピファニーとは?“公現祭”とも呼ばれる“エピファニー”は、キリスト教の暦で1月6日です。東方の三博士が幼いイエスの「顕現」を祝福するために訪問した日とされ、フランスではこの日をフェーヴの入った「ガレット デ ロワ」を切り分けて祝う習慣があります。14世紀から続くこの伝統は、昨今では宗教的な意味合いは薄れ、新年の始まりに家族や友人と集まって楽しむ行事となり、「ガレット デ ロワ」は1月6日に限らず1月中楽しむ伝統菓子としてフランスの新年には欠かせないものとなっています。※宗派や地域により、諸説あります。■"フェーヴ"が入っていたら当たり!ゲーム要素もある愉快なお菓子本場フランスの「ガレット デ ロワ」は、ガレットの中に"フェーヴ"と呼ばれる陶製の小さなフィギュアを潜ませています。大勢で切り分けて食べる際、"フェーヴ"の入ったカットに当たった人は、その日1日王様、または王女様になり、1年の幸運を祝福してもらえる、という文化が存在します。トゥールダルジャン 東京の「ガレット デ ロワ」にも"フェーヴ"を別添えでご用意していますので、遊び心溢れるフランスの伝統文化を楽しむのもおすすめです。■新春限定テイクアウト「ガレット デ ロワ2018」概要ご予約期間:12月27日~お引渡し日の3日前までお引渡し期間:1月5日~1月31日 13:00~21:00※月曜定休日料金:¥4500 (税別)サイズ:直径 約18cm(お問い合わせ先)トゥールダルジャン 東京TEL 03-3239-3111
2017年12月31日深田晃司監督とディーン・フジオカが初タッグを組む映画『海を駆ける』が、2018年5月26日(土)に全国の劇場で公開される。主演にディーン・フジオカ 謎の青年を演じる『海を駆ける』は、自然溢れるインドネシアを舞台に、謎の男ラウ(ディーン・フジオカ)と若者たちの友情を描いたストーリー。美しい海や現地の若者たちを通して、自然の驚異や「人間の生活は自然とともにある」という本質を訴える。主演ラウを演じるのは、俳優、ミュージシャン、報道番組のインフルエンサーなどマルチに活躍するディーン・フジオカ。『海を駆ける』のビジュアルでは、無精ひげを生やしたワイルドな姿を見せている。国籍や言葉も不明だが、常に優しく微笑んでいる不思議な存在のラウを、自然体でありながらミステリアスに演じる。また、深田監督作品常連の鶴田真由や太賀、阿部純子ら実力派俳優が脇を固める。深田晃司監督の経験に基づく作品監督は、『淵に立つ』で第69回カンヌ国際映画祭ある視点部門で審査員賞を受賞した深田晃司。東日本大震災の震災復興のリサーチへの参加や、スマトラ島沖大震災で被害を受けた街バンダ・アチェを訪れた経験をもとに本作のアイデアを想起したという。「共に震災による津波の被害を受けた2つの国の地で、見聞きして刺激を受けたことを、魅力ある俳優たちと共に大切に掬い取って作り上げた作品です。」とコメントしている。あらすじインドネシア、バンダ・アチェの海岸で倒れている謎の男(ディーン・フジオカ)が発見される。日本語を理解するような素振りを見せるその男は、ラウ(=インドネシア語で「海」)と名付けられた。ラウを預かることになった災害復興の仕事をしている日本人の貴子(鶴田真由)と息子のタカシ(太賀)、東京から来た従妹サチコ(阿部純子)たち。友情を育む若者たちの周辺で謎の男・ラウは様々な不思議な奇跡と事件を巻き起こしていく。果たしてラウは何者なのか…作品情報『海を駆ける』公開日:2018年5月26日(土) 全国ロードショー脚本・監督・編集:深田晃司出演:ディーン・フジオカ、太賀、阿部純子、アディパティ・ドルケン、セカール・サリ、鶴田真由配給:日活 東京テアトル©︎2018 "The Man from the Sea" FILM PARTNERS
2017年12月17日1月2日(火)より大阪松竹座にて上演される「坂東玉三郎初春特別舞踊公演」に向けて、玉三郎が記者会見を行った。「坂東玉三郎 初春特別舞踊公演」チケット情報玉三郎が大阪松竹座の初春公演を勤めるのは4年ぶりで、今回は中村壱太郎とふたりで「なるべく彩りに富んだ舞踊をお見せしたい」と語る玉三郎。新年の挨拶と自身の思いを伝える『口上』から始まり、元禄期の華やかな花見の風情を描いた『元禄花見踊(げんろくはなみおどり)』、美しい秋の情景を歌った長唄の名曲と、季節感あふれる舞踊が楽しめる『秋の色種(あきのいろくさ)』、女方の魅力が詰まった冬の名作『鷺娘(さぎむすめ)』、美しく気品にあふれた吉原絵巻『傾城(けいせい)』を上演。春夏秋冬の美しさを感じられる演目が堪能できる。また、共演の壱太郎については「近年はすっかり大人になられて、いろんな役に挑んでらっしゃる。大変勉強家で、分からないところがあればたびたび聞きにこられます。ゆだねられるところもあり、頼れる存在です」と信頼を寄せ、「以前博多座で演じられていた『芸道一代男(げいどういちだいおとこ)』では、裾をからげて芝居をしているときの足元がとてもきれいだったのが印象的でした。かなり踊りの勉強をされているのだろうと思いました」とコメント。壱太郎が勤める『鷺娘』についても高い期待を寄せた。「劇場ではお正月らしくにぎやかにお迎えしたい」と、獅子舞をはじめ、ロビーを華やかに飾るとのこと。新年の幕開けに、美しいふたりの共演を堪能したい。公演は1月2日(火)から26日(金)まで大阪松竹座にて。チケットは12月5日(火)より発売開始。
2017年12月05日スイス国旗と赤白のコントラストが目を引く外観東京タワーの近く、東麻布のビル群の間にひときわ目を引く赤と白の看板とスイスの国旗。それが東京スイスインです。周りのビルに比べると、そこだけ違う空間のような、ウッディで温かみのある隠れ家的な外観は、さながらスイスの山小屋のよう。どこか温かみを感じさせてくれるお店から漂うチーズの良い香りに、思わず吸い寄せられてしまいそうな気がします。1965年に創業された、シックでクラシカルなお店1965年、六本木のフランスベッドの地下に、一軒のスイス料理の店がオープンしました。それが、東京スイスインです。1995年に現在地へと移転し、創業以来変わらない美味しさを守り続けています。クラシカルな雰囲気ながらもどこかアットホームで、気取らずに立ち寄ることができる、カジュアルな名店。パーティーや特別な日はもちろん、普段使いできる人気のお店です。一度は食べていただきたい、絶品チーズ料理お店の人気メニュー「ラクレット」は、チーズフォンデュに似た料理で、熱せられたチーズをナイフで削って、野菜の上にたっぷり載せていただきます。チーズの焦げ目のカリッとした食感と、溶けてトロトロになったチーズと野菜のハーモニーが抜群! バゲッドとの相性も最高です。お店自慢のチーズをふんだんに使用した「チーズタルト」は、フォークを入れると中からとろりとしたチーズが出てきます。サクサクとしたタルトとチーズのとろける食感が絶妙です。土曜日なら、ファミリーでチーズ料理が楽しめる「一度行ってみたいけれど、子どもが小さいから無理かなあ」などと思っている人に朗報。東京スイスインでは、土曜日に限り、未就学児の入店が可能です。子どもが小さいからと、クラシカルなレストランに行くのを我慢していた人や、「記念日に家族でちょっとリッチにお祝いしたい」と思っているファミリーは、土曜日に東京スイスインを利用してみてはいかがでしょうか。長年守り続けてきた味を堪能してみませんか東京スイスインは、創業以来受け継がれてきた味を今も変わらず守り続けています。また、誰でも気軽に入れるアットホームな雰囲気もお店が大切にしているところ。スイスの空気を感じながら、伝統のチーズ料理やスイス料理に舌鼓みを打つのはいかがでしょう。本格的なスイス料理の楽しめる老舗、東京スイスインは、大江戸線赤羽駅から徒歩4分のところにあります。奥深いスイスの味を、じっくりと堪能してみるのはいかがでしょうか。スポット情報スポット名:東京スイスイン住所:東京都港区東麻布1-3-7 麻布台サマリアマンションB1F電話番号:03-3588-8708
2017年10月26日ポプロ バティック(POPULO Batik)が2017年10月16日(月)に東京・渋谷ヒカリエで2018年春夏コレクションを発表した。インドネシアの伝統的なバティックを有して、もっとモダンに、もっと現代人に身近なものに昇華し、そして伝えていこう。そんな思いをもって「Amazon Fashion Week TOKYO」を最新コレクションの発表の舞台に選んだポプロ バティック。今回のショーでは、3つの異なるシーンでそれを叶えようとした。まず一つ目は「山(MOUNTAIN)」。メンズモデルによるランウェイでは、キルティング加工によって力強さを増したコットン素材と、無骨な風貌のレザーを組み合わせることでスタイルを形成している。ほぼブラウン一色でありながら、そこにははっきりと地層や岩を想わせる荘厳さが眠る。プリーツやギャザー、そして縦、斜めなど縦横無尽に走るステッチが、プリミティブな男性性とモダンな男性性を融合させている。場面が移り変わり、ウィメンズモデルたちが登場し、次にテーマとして掲げられたのは「川(WATER)」。シアーなシルク素材と、切りっぱなしのコットン素材。まるで流れる水のように自由に揺らぐドレスルックは、まるで1枚仕立てのような民族衣装独特のシルエットでありながら、そこにはプリーツやギャザーなどが混ざり、ふとした瞬間に現代女性のフェミニンさを感じられる。そして最後のテーマは「人々(PEOPLE)」。しかし、それを表現したのは今まで目にした「山と川」の2つの重なり、つまりは人が生きていく場所だった。シアーな素材は硬質的なキルトのヘムによってランダムな動きを見せる。今までなかった刺繍も加わり、よりトラディショナルな技が色濃く投影される。2つを当てはめていることは、こうしたテキスタイルや色使いで一目でわかるが、やはりベースは“伝統衣装”。ボトムスのレイヤードや結びの重なり、着物のような前合わせ。時にこれらは形を崩し、現代のバティックへと変化を遂げている。
2017年10月19日東京・銀座にあるギャラリー、ポーラ ミュージアム アネックスでは10月7日から11月5日まで、インドネシアを代表する若手アーティスト、アルベルト・ヨナタン(Albert Yonathan)の展覧会「TERRENE」が開催される。粘土を用いた陶磁器制作を行うアーティストのアルベルト・ヨナタン。作品の全てのパーツは、雛形などを使わず自らの手で作り上げている。2013年のヴェネツィア・ビエンナーレでは、インドネシア館代表アーティストの1人として最年少で選出された注目の若手アーティストで、現在、国立新美術館と森美術館で開催中の東南アジアの現代アーティストたちのグループ展「Sunshower」にも参加している。タイトルにラテン語の土(terra)を語源とする「TERRE」を冠した同展では、海外から高い評価を受けている陶磁器を使用したインスタレーションを中心に、映像やドローイングなど、現在進行中の新プロジェクトを含め約10点が展示される。同展に際し、アルベルト・ヨナタンは「物質と無形、世俗的と精神的など、正反対同士の間を探ることが本展の中心的な目的となる」と語っている。【展覧情報】「アルベルト・ヨナタン『TERRENE』」会期:10月7日~11月5日会場:ポーラ ミュージアム アネックス住所:東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階時間:11:00~20:00(入場は19:30まで)会期中無休入場無料
2017年09月23日俳優・ディーン・フジオカが主演を務める映画『海を駆ける』が2018年5月に公開されることが決定。本作はディーンさんの第2の故郷であるインドネシアを舞台に、カンヌが見出した若き才能、深田晃司監督とタッグを組み、完全オリジナル脚本で製作。日本公開のほかインドネシアでも公開が決定している。インドネシア、バンダ・アチェの海岸で倒れている謎の男が発見される。片言の日本語やインドネシア語を話すが正体は不明。その謎の男にラウ=インドネシア語で「海」と名付けて預かることになった、災害復興の仕事をしている貴子と息子のタカシたち。その周辺で謎の男・ラウは様々な不思議な奇跡と事件を巻き起こしていく――。果たして、ラウは何者なのか…?人の生き方を、鋭く深く見つめてきた深田監督が描き出す本作は、広く澄み渡る海と、戦争と津波の記憶の残る町を背景に、集い息づく人々に起こるファンタジー作品。すでに海外からの期待が高く、日本、フランス、インドネシアなどの共同製作により、今月8月5日にクランクイン。約1か月、インドネシア、スマトラ島のバンダ・アチェでオールロケを敢行している。連続テレビ小説「あさが来た」五代友厚役で知名度を上げ、その後も多岐にわたり活躍を見せるディーンさんが本作で演じるのは、ラウと名付けられ奇跡を起こす正体不明の男だ。そして、成り行きでラウと一緒に暮らすことになる日本人の貴子役には、多くの映画やドラマ、CMなど幅広く活躍し、『ほとりの朔子』に続き2度目の深田組参加となる鶴田真由。貴子の息子・タカシ役には、『桐島、部活やめるってよ』『私の男』や11月には『南瓜とマヨネーズ』(冨永昌敬監督)など出演映画の公開が続く太賀。タカシの従妹を、主演作『2つ目の窓』で新人賞や主演女優賞を獲得した若手実力派女優・阿部純子が演じる。インドネシアについて、家族が住んでいたり自分の過去に縁のある国の一つと語るディーンさんは、「音楽的にもジャカルタでアルバムを作ったりしていますので、いつかインドネシアに映画の撮影に来られたらいいなぁと思っていました。 しかも今回日本とインドネシアやフランスなどの共同製作ということでぜひ参加したいと思い、いまここにいます」とインドネシアでの撮影は念願だったとコメント。また、スマトラ島は初めてだと言い「アチェというと同じインドネシア国内でも外国みたいなイメージがあったので、すごくワクワクドキドキですね。自分のジャカルタの友だちや家族にアチェのこと聞いても誰も行ったことなかったし、詳しく知っている人もいなかったので、そういう意味では今回貴重な体験をさせていただいて、本当にありがたいなと思っています」と語る。自身の役柄については「すごく不思議な存在」と言い、「人間のようでいて、でも人間ではないというか。様々な奇跡的な現象を起こしていく、とにかく謎に包まれたキャラクターですね」と説明。さらに、「作品はストーリー的にもチャレンジングでおもしろいものだと思うんですけど、作品の存在自体が2つの国だったりカルチャーというものをさらに近づけていったり、新しい化学反応を起こしたりするようなきっかけになる可能性を持った、ひとつのプロジェクトなんじゃないかなぁと思っているので、一人でも多くの人に、国籍や喋る言語を問わず、年代を問わず、観てもらえたら嬉しいですね」と話している。一方、『歓待』『ほとりの朔子』『淵に立つ』などを手掛けてきた深田監督は、2011年に津波に関するシンポジウムの記録撮影のために、2004年にスマトラ沖地震による大津波で被害を受けた地インドネシアのバンダ・アチェを初めて訪れ、刺激を受け、アチェを舞台にした映画を作りたいと思ったと明かす。また「ディーン・フジオカさんは、その多国籍で無国籍な生き方にまず惹かれ、お顔を拝見し打ち抜かれました。一目惚れです。ラウがいた、と確信しました。ラウ=ディーンさんの発見によって、この映画は動き始めたのだと思います」とふり返り、「俳優たちの魅力によって期待以上の作品に育ちつつあることを実感しています。目の前に見えることを大切に掬い取っていきたいです」と早くも自信を見せている。『海を駆ける』は2018年5月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年08月24日ビームスによる、富山県高岡市の伝統産業の魅力を発信するイベント「暮らしにいきる伝統のかほり展」が、東京・新宿のビームス ジャパン(BEAMS JAPAN)で8月19日から9月8日まで開催される。本イベントの主催者は、富山県高岡市の銅器、漆器や螺鈿(らでん)といった伝統工芸に携わる若手職人の団体・高岡伝統産業青年会。通称伝産と呼ばれる高岡伝統産業青年会は、400年前に加賀藩前田利長の命により7名の鋳物師が送り込まれたことに始まり、現代・未来へもその技術と意志を継ぐべく若手職人たちが、全国各地での鋳物体験・展示会から、高岡の産業を舞台にした映画の製作まで幅広く活動し、伝統工芸の新しい在り方を提唱している。イベント期間中は、高岡で生まれた工芸品の販売を行う他、8月19日と20日には職人の技術を体感できるワークショップ「錫のぐい呑みづくり体験」(参加費3,000円/50分程度)が開催される。なお、ワークショップの予約は店舗にて。【イベント情報】「暮らしにいきる伝統のかほり展」会期:8月19日~9月8日会場:BEAMS JAPAN 1階住所:東京都新宿区新宿3-32-6 地下1階~5階時間:11:00~20:00※不定休
2017年08月16日歌舞伎俳優の市川染五郎(松本錦升)が日本舞踊協会主催の新シリーズ、未来座『賽 SAI』(6月15日~18日、東京・国立劇場小劇場)について意気込みを語った。未来座『賽 SAI』チケット情報日本舞踊松本流の家元で、協会の理事でもある染五郎は未来座を立ち上げた理由についてこう話す。「日本舞踊には色々な流派があるんですが、もともと交流がなかったところを曽祖父(七世松本幸四郎)の代に、流派の垣根を超えて一緒に踊る場を設けましょうとして作られたのが日本舞踊協会なんです。古典の継承と新作、このふたつを活動の柱とし、新しい日本舞踊の創作を目指して未来座を作りました」シリーズのタイトル“SAI”の意味について尋ねると「第一回目は賽子(サイコロ)の“賽”という字を当てましたが、その時のテーマによって、いろどりの“彩”や才能の“才”の字を当てていこうと思っています」と教えてくれた。日本舞踊は歌詞の意味を振りで表現する“当て振り”が基本だが、このタイトルにはそうした常識や既成の枠を超えたいという思いが重なってみえる。“新しい踊り”については現在も模索している最中だというが、先日、国立代々木競技場で行われた歌舞伎とフィギュアスケートを融合したアイスショー『氷艶』で演出をした際のこんなエピソードを明かしてくれた。「はじめは『道成寺』と『二人椀久』と『連獅子』を繋げた邦楽の曲を作って、髙橋大輔さんにスケート靴を履かずに歌舞伎の衣裳を着て踊ってください、と大枠だけ決めて振付師にお願いしたんです。そうしたら“これはヒップホップだね”という話になって、自分では全く想像してなかったものが出来上がってきた。聞き慣れた曲だけれども、イメージに無かった踊り。こういう発想が面白いなって思いましたね。リズムに合わせて体を動かす、それが舞踊の面白さであり、日本舞踊の多様さなんだと改めて感じました。未来座は、そういう自由な発想ができる場にしたいんです」その未来座『賽 SAI』では「擽-くすぐり-」の演出と振付を担当する。「今回は“水”の過去、現在、未来がテーマで「擽」は未来のパートになります。水の未来について考えると、役割はどうなるのかなどと考えがちですが、突き詰めると過去から未来まで変わらず存在するものですから、何を表しているかではなく、人のエネルギーそのものを感じてもらえたら。考えなくても楽しめる、わからないところが面白い、そんな自分でも見たことがない作品を作ってみたいですね」。日本舞踊の新たな第一歩となる新作公演がどんな舞台になるのか、ぜひ劇場で確かめて欲しい。公演は6月15日(木)から18日(日)まで東京・国立劇場 小劇場にて上演。チケット発売中。
2017年06月02日6月に行なわれる日本舞踊協会の3年ぶりの新作、日本舞踊未来座『賽 SAI』(東京・国立劇場小劇場)に先がけ、5月27日(土)に『未来座SAI 大人のたしなみ講座~日本舞踊~』と題したイベントの開催が決定した。講師は第一線で活躍する各流派の日本舞踊家らが勤め、講座内では歌舞伎俳優で松本流家元の市川染五郎(松本錦升)の舞踊も披露される。未来座SAI 大人のたしなみ講座~日本舞踊~ チケット情報未来座『賽 SAI』は日本舞踊協会が新たなシリーズとして立ち上げる舞踊公演の第一弾。“SAI”とは「Succession And Innovation」(継承と革新)の頭文字と、賽子の賽の字を重ね合わせ、振られた賽子のように姿を変える日本舞踊の多彩さや進化への決意を表している。第一弾公演は水をテーマに4つの作品を上演。絶え間ない水の流れと過去、現在、未来へと移ろう時の流れが重なり合っていく様を、日本舞踊で表現する。今回のイベントは6月「未来座」上演の前に、日本舞踊をもっと身近に感じて欲しいと企画されたもの。初心者でも楽しめる内容で3講座を開催。講師は、大河ドラマ「おんな城主 直虎」で所作指導を務める橘芳慧、人間国宝・七世中村芝翫より中村流家元を継承した中村梅彌、『NINAGAWAマクベス』への出演経験を持つ花柳輔太朗が担当。いずれの講座も定員30名までという少人数の濃密な空間で日本舞踊の楽しさを教わることができる。会場は、親子丼発祥の鶏料理の老舗「玉ひで」。当日は浴衣の無料貸出しもある(事前チケット購入必要)。<イベント概要>◆日時:2017年5月27日(土)【第一限講座】“美しい所作を!” 講師:橘 芳慧13:30~15:00(12:45~受付)大河ドラマ「おんな城主 直虎」で所作指導を務める橘流家元・橘芳慧による日本舞踊の基本的な所作を学ぶ。【第二限講座】“日本舞踊を知ろう!” 講師:中村梅彌16:00~17:30(15:15~受付)中村流家元・中村梅彌による日本舞踊の振りや動きの意味を学ぶ。【第三限講座】“実践!踊ってみる!”講師:花柳輔太朗18:30~20:00(17:45~受付)花柳流花柳会理事・花柳輔太朗による6月に開催される第一回日本舞踊 未来座『賽=SAI=』公演の演目のひとつ『当世うき夜猫』の振付を学ぶ。イベント詳細は日本舞踊協会公式サイトに掲載。イベントは有料で、参加には「未来座」と講座のセット券が必要。チケットはチケットぴあにて発売中。
2017年05月18日Daily Mail 2010年、わずか2歳の男の子がタバコをおいしそうに吸う様子を収めた写真と動画がネット上を席巻した。インドネシアの貧村に住むアルディ・リザルくんは、1日に40本のタバコを消費するヘビースモーカー。その貫禄のある体型と、あまりにも堂に入った吸い方が話題となり、日本でも様々なニュースで取り上げられた。Daily Mailが、9歳になった彼の今を報じている。 リザルくんは有名になった2年後、インドネシア政府の援助を受けてリハビリを行い禁煙に成功。しかし、その反動で過食傾向に陥り、脂肪たっぷりのジャンクフードばかり食べ、1日にコンデンスミルクを3缶平らげるようになってしまったという。5歳の時点で平均よりも6キロ重い24キロにまで太り、食べ物欲しさに頭を壁にぶつけて泣き叫ぶ息子を、両親はようやく栄養学の専門家のもとへ連れて行った。 新鮮なフルーツと野菜を中心とした食生活に切り替え、厳しいダイエットプログラムを遂行したリザルくんは、現在4年生の平均体重に落ち着いている。タバコはもう手にすることはなく、友達とよく遊び、学校での成績も優秀だという。
2017年04月27日インドネシア発のブランド「ラニ ハッタ(Rani Hatta)」と「バティーク(Bateeq)」の2017-18年秋冬コレクションが、2017年3月22日(水)に東京・渋谷ヒカリエで発表された。アジアンミーツファッショントウキョーの枠で、タイ、ベトナムの2か国に続く発表となったインドネシア。2つのブランドが、現地の伝統を届けにやってきた。先陣を切って登場した「ラニ ハッタ」は伝統的なムスリムファッションをモダンに昇華した。特に目立ったのは、ムスリム女性たちが頭を覆うヒジャブ。タイトなスーツのような被り物と、キャップとタートルネックの組み合わせによって、スポーティーな装いとして一新されている。モノトーンのカラーパレットの中で唯一の柄であったマニッシュなストライプ地にはアイレットが並べられ、クロスした紐がより一層スポーティを強調した。ダウンコートは伝統を崩さぬように薄く仕立てられ、細く取られたキルティングが、紐の交差と相まってより直線的なイメージを生んでいる。それは滑らかな曲線を描く本来のムスリムファッションを覆すようで新鮮に映った。雰囲気が一変して、後半に登場したのがミシェル チョクロサプトロ(Michelle Tjokrosaqutro)手掛けるバティークだ。主役は一目見ただけで分かるバティック柄。滑らかなスカーフのようなテキスタイルにのせられ、随所に現れた。足元にはストラップやベルトの代わりに、同柄のスカーフをさらりと巻いている。オリエンタルなムードを纏いながらも、根本にあるのは伝統をモダナイズすること。だから、提案されているアイテムはシガレットポケットのついたMA-1や、プリーツスカートといったトラディショナルとは正反対に位置するものだ。民族衣装に登場する紐のディテールも現代化され、裾で揺れる細いティアードの延長線上で、あるいは半分に割かれたメンズパンツの架け橋で、密やかに存在している。
2017年03月25日イケア・ジャパンから、みんなとゆったり楽しく過ごすことをテーマにした「JASSA/ヤッサ」が販売されます。インドネシアと東南アジアの伝統デザインをインスピレーションにデザインされた限定コレクションなんですよ♪カラーやテキスタイルにとどまらず、モダンデザインが天然素材や伝統工芸の手法と融合するなど、さまざまな要素をフュージョン。楽しげでユニーク、その一方でどこか馴染みのあるこのアイテム。5人のデザイナーが共通のテーマでアイデアを出し合い、展開させていくことで生まれました。オランダ人デザイナーPietHeinEek(ピート・ヘイン・イーク)と、イケアのインハウスデザイナー4人が、それぞれその人らしいデザインを生み出し、集結させています。全アイテムが手ざわりのよい素材で、さらに天然素材のパーツはすべてハンドメイド。しなやかでやわらかな手仕事のアイテムと、遊び心あふれる極彩色のテキスタイルで、自由奔放な楽しさがあふれるコレクションとなっています。その一部商品を紹介しましょう。アジアンテイストのクッションカバーなど、盛りだくさん!コレクション概要■期間:2017年3月1日(水)~■特長—インスピレーションはインドネシアと東南アジアの伝統デザイン—オランダ人デザイナーPietHeinEekを始めとする5人のデザイナーによるデザイン―ハンドメイドによる天然素材のパーツが生み出す曲線のフォルム―極彩色のテキスタイル公式HP
2017年03月03日2月3日は節分です。豆まきをする家庭や園も多いでしょう。これからも伝えていきたい伝統行事ですが、鬼が出てきて怖がる子どもも多いですよね。豆まきを楽しい思い出にするためには、行事の由来を親も理解しながら伝えていく工夫が必要です。小さい子どもに楽しいと感じてもらうにはどのようにしたら良いでしょうか。まずは節分の由来を理解しておこう何となく毎年行っている豆まき。親も由来を知ることから始めましょう。元々節分とは「季節の変わり目の前日」の意味で、年に4回あります。2月の節分は旧暦では一年の終わりと捉えられていて、新しい年を無事に過ごすために鬼を追い払う行事が平安時代に開かれるようになりました。4回の内行事として残ったのが2月の節分となります。豆に宿る穀物の力が鬼を退治すると信じられていたため、室町時代には豆をまいた記録があるそうです。人間臭い鬼が登場する絵本がおすすめ親が由来を理解していても、小さい子どもにそれを理解させるのは難しいものです。節分をテーマにした絵本や紙芝居が多く出ているので、そういったものを活用すると意味を伝えやすいでしょう。おすすめの絵本をいくつかご紹介します。・おにはそと作・絵: せな けいこ人気絵本作家、せなけいこさんの本です。豆まきをテーマにした心和む絵本は、子どもが節分に触れる導入にピッタリの内容です。・なぜ、せつぶんに豆をまくの?作: 国松 俊英絵: 藤田 勝治鬼の顔が怖いようにも見えますが、豆をまかれた鬼が豆まきの由来を話し出し、とても分かりやすい内容です。自分の弱いところをしゃべってしまう鬼に、ついクスリと笑ってしまいます。・おなかのなかにおにがいる作: 小沢孝子絵: 西村 達馬自分の中の悪い部分を鬼に見立てることで、豆まきをして強い自分になれます。自分にはどんな鬼がひそんでいるか、子どもが考えるきっかけにもなりますね。絵本に登場する鬼が人間臭いほど、子どもは感情移入しやすくなり情操教育にも向いています。豆まきをすることで自分の「弱虫の鬼」や「泣き虫の鬼」を体から追い払うことができると説明してあげると、鬼を怖いものと感じずに豆まきが楽しい思い出になるでしょう。豆まき後の豆にも配慮投げ終わった豆は、年の数だけ食べると健康でいられるということは昔から言われていますが、最近は衛生面を考えて別の豆を食べるという園が多いようです。「不衛生だから」という理由で豆まき自体を廃止するのではなく、工夫しながら伝統行事に触れる機会を失わないようにしましょう。投げる豆と食べる豆を分けることもできますが、それがもったいないと感じる方は、投げる豆を殻付きの落花生や小袋包装されたものに替えてはいかがでしょうか。豆ではなく、新聞紙を丸めたボールを投げるのも盛り上がります。大人が鬼に扮する以外にも、ペットボトルなどを鬼に見立ててもいいですね。厚紙や折り紙などで鬼を作って貼れば、作る工程も楽しめます。人に投げつけるのを躊躇する子でも思いっきり豆まきゲームを楽しむことができます。私の息子も最初は鬼を怖がり、家ではお面をつけることすら拒まれてしまいました。しかし成長と共に豆まきを楽しめるようになっています。こうした伝統行事は、時代と共に形式が変わる部分も多少あるかもしれませんが、由来などを理解した上で次世代にも引き継いでいきたいですね。
2017年02月02日タレントの武井壮が、インドネシアのドラマ・映画に出演することが5日、明らかになった。出演するのは首都ジャカルタの地上波テレビ局「JakTV」で1月8日より放送されるドラマ『Secret Sky』で、テレビ放送終了後には、現地の映画館で映画版も公開される。同ドラマは全8話で、日本を紹介する番組『Japantry』の中で放送。「運命の恋」をテーマにした恋愛ドラマで、インドネシアの人気若手女優キンバリー・ライダーのほか、日本から若手俳優の紺野真、柿本光太郎が主演として出演する。撮影は、昨年11月に東京、青森など日本国内で行われた。武井が演じるのは、主役の友人で、元不良のピアニストという役どころ。実際にも武井は、楽器ができたら地球上でもっと楽しめる場所が増えるとのことで、最近ピアノを習い始めているという。なお、同ドラマはインドネシアのテレビ放送終了後に、現地の映画館40館にて映画版が上映される予定となっている。武井は「今回はインドネシア映画ということで、どんな作品になってどんな人達が楽しんでくれるのか分からないことでワクワクしながら撮影に臨みました」と撮影を振り返り、「インドネシアのスター女優キンバリー・ライダーはキュートで魅力的な透き通った表情の素敵な女性でした。共演できたことを光栄に思います」と語る。武井は以前、日本でのテレビデビュー直前に日本人ランナー役のエキストラとしてインド映画『ミルカ』に出演し、現地の映画賞を総なめにした話題作に。「いつかハリウッドに豪邸を建てるのが夢」と公言しているが、「以前出演したインド映画がインドのアカデミー賞を総ナメにしたこともあるので、今回もインドネシアで大旋風を巻き起こせればいいなあ、と思っています!」と意気込んでいる。
2017年01月06日12月も半分を過ぎました。月が替わればすぐにお正月となります。お正月といえばやっぱり、おせち料理ですね。今は元日からスーパーも営業しているので、おせちを食べる人や割合は減少しています。しかし日本の伝統を少しでも子どもに受け継いでいきたいですよね。改めておせちの由来や意味を知ると食べることが楽しくなりますよ。おせち料理の由来や意味を知ろうおせち料理は元々、年5回ある季節の区切りに食べるものでした。庶民に広まった後、江戸時代には新年と豊作を祝うものとして、お正月に食べるという今のおせち料理の形になりました。お正月には火を使わないようにする風習と、お正月くらいは女性を食事の支度から解放させてあげるという配慮から、昔の人は3日間食べ続けていました。そのために日持ちするもので構成されています。おせつ料理の意味おせち料理はたくさんの種類がありますが、ひとつひとつに意味が込められています。メジャーなものは覚えておくとよいでしょう。・栗きんとん見た目の色から、輝く財宝として豊かな1年を願う料理です。・黒豆「豆に働く」という語呂合わせから、元気に働けるようにという意味が込められています。・昆布巻き昆布は「喜ぶ」にかけて正月の鏡飾りにも用いられます。健康長寿の意味が込められています。・数の子親であるにしんから多くの子が出るということで、子宝と子孫繁栄を祈ります。・えび見た目から、腰が曲がるまで長生きすることを願います。他にもたくさんの意味や由来がおせち料理には込められています。語呂合わせが多いので、意味を知ることは子どもも喜びそう。子どもと一緒に調べてみるのも楽しいですね。子どもが喜ぶおせちを作ろうおせち料理を伝承することも大切ですが、なかなか子どもの口に合うものが少ないというのも事実でしょう。比較的子どもが食べやすいものをご紹介しますので、一緒に食べてみてはいかがでしょうか。買ってきて由来を話しながら食べてもいいですし、これを機会におせち作りにチャレンジできるような簡単なものをご紹介します。・伊達巻き色や形が華やかなので、おせちなどの晴れがましい料理に使われます。「伊達」とはオシャレ、目立つという意味もあります。きれいな黄色と焼き色の渦が、重箱を華やかに彩ってくれますね。卵料理は子どもが大好き。食感も合わせて、気に入ってくれるはずです。フライパンで作ることのできる簡単レシピです。レシピ紹介:cookpad「お節フライパンで簡単伊達巻」・栗きんとん子どもが大好きなさつまいもを甘く煮る栗きんとんは、絶対に子どもが食べたくなる一品です。レシピ紹介:cookpad「子どもとおやつに☆簡単!芋・栗きんとん♬」・黒豆黒豆も甘くて子どもが好きな一品です。圧力鍋があると比較的簡単にできるようですが、さらに簡単に炊飯器で作れるレシピをご紹介します。レシピ紹介:楽天レシピ「炊飯器で超簡単☆ふっくらつやつや黒豆煮 レシピ・作り方」他にも子どもがすきな食材として、えび・かまぼこ・いくらなどがあります。さらに最近では洋風や中華風にアレンジしたレシピもたくさんあります。まずは子どもが食べやすそうなものを選び簡単な物から挑戦してみてはいかがでしょうか。
2016年12月15日トップスター明日海(あすみ)りお率いる宝塚歌劇花組の宝塚舞踊詩『雪華抄(せっかしょう)』、トラジェディ・アラベスク『金色(こんじき)の砂漠』が11月11日、兵庫・宝塚大劇場で幕を開けた。本公演でトップ娘役・花乃(かの)まりあが退団する。宝塚歌劇花組『雪華抄(せっかしょう)』/『金色(こんじき)の砂漠』チケット情報第一幕の舞踊ショー『雪華抄』は「花鳥風月」をテーマに季節の移ろいが表現されている。幕開けは、暗転の中で拍子木の音を合図にパッと照明が舞台を照らす演出“チョンパ”。梅の花に彩られたステージに華やかな衣裳をまとった組子たちがズラリと並び、優雅に舞い踊る様は壮観で、一気にその幻想世界へと引き込まれる。そして専科・松本悠里による花椿の舞へと続いた後、熊鷹と狗鷲の激しい戦いを明日海と柚香光(ゆずか・れい)が、歌舞伎のように見得を切りながらカッコよく魅せる。また彦星と織姫がしっとりと歌い踊る「七夕幻想」、海にちなんだ民謡を粋に歌いつないでいく「波の華」、明日海と花乃が激しい情愛を表す「清姫綺譚」が繰り広げられ、フィナーレでは桜の花が舞い散る中で総踊り。豪華絢爛で日本の美の素晴らしさを改めて感じさせてくれる構成だ。丸山敬太デザイン・監修による衣裳も繊細で美しく、舞台に華やかな彩りを与えている。上田久美子作・演出による第二幕の『金色の砂漠』は、砂漠の王国を舞台にした“愛と憎しみ”の物語。明日海が花乃演じる王女の奴隷役という関係性が面白い。王女タルハーミネの奴隷として育てられたギィは、王女の身の回りのことをすべて世話し、災いがあれば身代りになる。王女に「奴隷は砂や土と同じ」と言われ、自分の背中を踏み台替わりに差し出すことも常識の世界。王女に思いを寄せるギィはいつか王女を自分のものにしたいと考えるが、「侮辱をするな」と突っぱねられる。しかし王女も次第に自分の気持ちに気付き始めて…。立場の違いという大きな壁がふたりを引き裂き、愛は憎しみに変わる。明日海はその愛情も憎しみも沸々と感情を高ぶらせて見せ、花乃は誇りに縛られた傲慢な王女を、ときには切なさを交えながら演じる。また、ギィと対照的な存在で、自身の立場を冷静に見つめる第二王女の奴隷ジャー役の芹香斗亜(せりか・とあ)、タルハーミネの婿となるテオドロス役の柚香らの好演もドラマを色濃くする。明日海・花乃コンビが集大成に見せる壮絶な愛の物語。ふたりの燃えたぎる情熱に感情を激しく揺さぶれるはずだ。公演は、12月13日(火)まで兵庫・宝塚大劇場、2017年1月2日(月・祝)から2月5日(日)東京宝塚劇場にて上演。11月23日(水・祝)11:00まで東京公演の先行抽選受付を実施中。取材・文:黒石悦子
2016年11月18日ボロブドゥール photo:世界遺産イェーイ!約18,000もの島々から成る島国インドネシア。その中心となるジャワ島に仏教とヒンドゥー教の宗教遺跡、ボロブドゥールとプランバナンがあります。 ボロブドゥールは世界最大の仏教寺院、プランバナンはヒンドゥー教の寺院です。ボロブドゥール、プランバナン寺院以外にも世界遺産に登録されている寺院が多数あるのですが、それらは仏教寺院とヒンドゥー教寺院が混在していて、二つの宗教がゆるやかに融合し共存してきた歴史を垣間見ることができます。 1. ボロブドゥールの仏教寺院群世界最大規模の仏教遺跡ボロブドゥールは、インドネシア観光のハイライトとも言えるポピュラーな観光地です。 1,000年も密林の中で眠っていたボロブドゥールphoto:ひさほ ゆう770年頃から820年頃にかけて仏教を信仰するシャイレンドラ朝という王朝によって築かれたボロブドゥール。1871年にイギリスのラッフルズに発見されるまで何と約1,000年間もの間、密林の中に埋もれていました! 大乗仏教の宇宙感を表す構造マノハラホテルに展示されていたレプリカ photo:世界遺産イェーイ!遠くから見ると1つのピラミッドみたいなものに見えますが、実は2つの部分から構成されています。上部の「3層の円壇(丸い形)」と下部の「5層の方形壇(四角い形)」、そして「3層の円壇」の頂上にはストゥーパ(釣鐘状の塔)があります。これらの構造は大乗仏教の宇宙感を表しています。 レリーフにも注目!photo:世界遺産イェーイ!「5層の方形壇」の各層は、回廊上になっており、その壁面は仏教をテーマにしたレリーフ(浮き彫り)で埋め尽くされています。こちらのレリーフのカメは実はお釈迦様なのです。釈迦は前世でカメとかゾウとかサルとか様々な姿で善行に励んだとされています。 「ボロブドゥールの仏教寺院群」という名称で世界遺産に登録されているボロブドゥール。実はボロブドゥール寺院に加えて、近隣にあるムンドゥ寺院、パウォン寺院を含めた3つの寺院が世界遺産として登録されています。 ムンドゥ寺院photo:ひさほ ゆうボロブドゥールから東に3kmのところにある小さな寺院で、中にある「三尊像」というジャワ美術の最高傑作ともいわれる仏像と、外壁の「レリーフ」が見所となっています。 パウォン寺院photo:世界遺産イェーイ!同じくボロブドゥールから東に1.5kmのところにある「パウォン寺院」はムンドゥ寺院を一回り小さくしたような感じの建物で、可愛らしい小窓がついたレリーフが有名です。photo:世界遺産イェーイ!ボロブドゥールから歩いて観光するには少々遠い2つの寺院。私たちはベチャという三輪自転車タクシーでまわりました。夫婦二人で乗ると少々重いのか坂道は歩かされることに・・・バイクタクシーやレンタルサイクなどもあるので効率よく回りましょう。結構暑いので暑さに負けずに観光して下さいね! オススメのホテルphoto:世界遺産イェーイ!ボロブドゥールを観光するなら、レストランからボロブドゥールが見えちゃう奇跡の立地なのにリーズナブルな「マノハラ・ホテル」に泊まるのがオススメ!ボロブドゥールの向こうから朝日が昇る光景を見ることができるサンライズツアーもこちらのホテルから出発します!ホテルの中にある「オーディオ・ビジュアル館」では、遺跡の歴史を解説したビデオが上映されています。レリーフの解説など図を使ってわかりやすく説明されているので、観光する前にぜひ見てみましょう。ビデオは何と日本語もありますよ! ■ボロブドゥールの仏教寺院群 (文化遺産)・登録:1991年・登録基準: 「人間がつくった傑作」「文化交流」、「出来事や宗教、芸術」・アクセス:成田から首都ジャカルタ、またはバリ島のデンパサールまで直行便で約7時間。ジャカルタ、またはデンパサールからジョグジャカルタまで飛行機で約1時間。ジョグジャカルタからバスで約1時間半。 2. プランバナンの寺院群photo:ひさほ ゆう9世紀に建造されたプランバナン寺院(別名ロロ・ジョングラン寺院)には、ヒンドゥー教の3大神、「シヴァ神」、「ヴィシュヌ神」、「ブラフマー神」を祀る建物が3つそびえており、さらにそれぞれの神の祠堂の前には、その神の乗り物が祀られた小堂があります。シヴァ神は「ナンディ(牡牛)」、ヴィシュヌ神は「ガルーダ(神鳥)」、ブラフマー神は「ハンサ(白鳥)」に乗っています。photo:世界遺産イェーイ!ヴィシュヌ神の祠堂の内部にはビシュヌ神の像があります。それぞれの祠堂の中には像があるので入れるところは入ってみましょう! ラーマヤナのレリーフphoto:ひさほ ゆう中心にあるシヴァ神をまつったシヴァ堂の回廊の見事なレリーフには、ヒンドゥー教の神話「ラーマヤナ」で描かれているコーサラ国の王子ラーマの活躍する姿が彫られています。 世界遺産でラーマヤナ舞踊劇を鑑賞写真提供:インドネシア共和国観光省プランバナン寺院の屋外劇場では、夜にラーマヤナ舞踊を鑑賞することができます!5月~10月は屋外で、それ以外の時期は屋内で週3~6回上演されています。 星空の下、ガムランの響きを聞きながら幻想的な舞踊を見学しましょう!世界遺産として登録されている寺院は、プランバナン寺院以外に、仏教寺院のセウ寺院、ヒンドゥー教寺院のカラサン寺院、サンビサリ寺院などがあります。ボロブドゥールを築いた仏教王国シャイレンドラ朝とプランバナンを築いたヒンドゥー教国マタラム朝は王族同氏の結婚により縁戚関係にありました。宗教の違いを超えて良い関係を築いていたことを遺跡から感じ取ることができます。 ■プランバナンの寺院群(文化遺産)・登録:1991年・登録基準:「人間がつくった傑作」、「建築技術」・アクセス:プランバナン寺院は、ジョグジャカルタから車で約45分。プランバナン寺院以外のセウ寺院などをまわる場合は、タクシーチャーターが便利。 ※記事中の情報は、全て2016年10月現在のものです。(参考文献:『すべてがわかる 世界遺産大事典 世界遺産検定公式テキスト』、『きほんを知る世界遺産44 世界遺産検定4級公式テキスト』、『地球の歩き方』、『るるぶ』】) 4年間世界遺産巡りの旅をした夫婦「世界遺産イェーイ!」のコラム
2016年10月30日美容院でヘッドスパをされる方も多いと思いますが、その中でも注目されている“クリームバス”。インドネシア発祥のクリームバスが頭皮と髪の毛にいい理由を解説します!「クリームバス」って、ナニ!??「クリームバス」は、インドネシア伝統のクリームをたっぷり使ったヘッドマッサージ(ヘッドスパ)のことです。インドネシアでは、広く知られていますが、日本では、美容院やヘッドスパ専門店で施術をしている店舗があります。クリームバスで使うクリームは、保湿効果の高いクリームをベースに、植物エキスやオイルを配合したもので、お店によっては果実を搾って入れたり、オリジナルのクリームを店舗で作っているところもあります。頭皮につけるものなのでノンシリコン!!頭皮だけでなく髪の毛にもしっかり栄養を与えてくれるのが特徴です。クリームバスは、スッキリというより、しっとりとするもの方が多いです。クリームバスの大まかな流れってどんな感じのな!?お店によっても多少違いますが、大まかな流れは、シャンプー→クリームを塗布して指圧によるマッサージ→浸透→洗い流し→ブローです。お店によってはミストを使ったり、頭以外の手や肩のマッサージもしてくれる所もあります。クリームバスの効果効能って!??クリームに含まれている植物由来の成分により、頭皮環境が改善され、育毛や抜け毛防止、髪の毛の栄養補充に効果的です。また、マッサージによるリラクゼーションや、血行促進効果もあります。さらに、クリームバスは香りや含まれているエキスの違いなどで、色々な種類があるので、好きな香りや効果が選べます。アボガド、アロエ、グレープフルーツ、ジンジャーレモン、ローズなど、かなり多くの種類があります。だいたい、いくらくらいが相場なの!?ヘッドスパサロンで施術を受ける場合は、1時間6,000円〜15,000円くらいが相場なようです。もう少しお手軽に体験してみたい場合は、クリームバスを扱っている美容院を利用するといいです。メニューによってはマッサージの時間が短くなりますが、4,000円くらいでできる美容院もあります。今、クリームバスをする理由!!ヘッドスパブームで、炭酸シャンプーが発売されたりして、自宅でも簡単に炭酸ヘッドスパ体験ができるようになりました。ですが、クリームバスは、材料が高価なため、自宅でするにはコストがかかったり、豊富な種類が選べなかったりします。自宅ではできない最高の癒しと、栄養補給をして、疲れた自分にご褒美してもいいんではないでしょうか!??クリームバスで、髪も心もウキウキしましょう!!
2016年10月25日日本ならではの美と技が織りなす伝統工芸の世界。伝統工芸の保存と後継者の育成を目的とし、公益社団法人・日本工芸会が開催する国内最大の公募展「日本伝統工芸展」が日本橋三越本店で始まった。陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸という7部門の重要無形文化財保持者の最新作を始め、一般公募作品より厳正な審査を経て選ばれた入選作品約600点が展示されている。昭和29年3月に始まり、今年で63回目を迎える「日本伝統工芸展」。日本工芸会の副理事長であり、漆芸の重要無形文化財保持者である室瀬和美さんは「普段使いの道具から美の極致の芸術品まで、幅広い層の作品があることが工芸の魅力です。その魅力を国内はもちろんですが、海外にもっと発信していきたい。工芸を“craft”と訳したこともありましたが、日本独自の文化“kogei”として海外へ伝えていきます」と語った。今年の「日本伝統工芸展」では、7部門すべてに受賞作品が存在している。これはなかなか珍しいことだそう。まずは大賞ともいえる日本工芸会総裁賞の丸山浩明作「蝋引楓造象嵌飾箱」(ろうびきかえでつくりぞうがんかざりばこ)が展示されている木竹工エリアへ。柔らかな曲線や水紋のような木目が印象的な作品は「木目の美しさを出すために、漆ではなく蝋引きで仕上げました。内側の箱は黒漆で仕上げ江戸小紋のフランス縞を線象嵌であしらっています」と丸山浩明さん。普段は、木工職人として木の椅子などを手掛ける丸山さん。同作品は8ヶ月かけて完成させたそうだ。「曲線を出すのが難しかった」と日本工芸会総裁賞を受賞した丸山浩明さん。英語でJapanと称される漆。日本美を代表する工芸である漆芸部門では、山岸一男作・沈黒象嵌合子「能登残照」(ちんこくぞうがんごうず・のとざんしょう)と寺西松太作・蒔絵箱「夜景」に注目。山岸さんの作品からは能登の海に沈んでいく夕日が、寺西さんの蒔絵箱からは日本海の漁火の光景が浮かんでくる。昔から変わらぬ日本の風景美がどちらの作品にも描かれている。漆芸の重要無形文化財保持者の室瀬和美さんが手掛けた蒔絵螺鈿飾箱「春映」。桜が川面に映しだされる様を描いている。出品数が群を抜く陶芸部門。九谷焼ベテランの田島正仁作・「彩釉器」(さいゆうき)、京都で作品を手掛ける加藤清和作・藍三彩「1670」(らんさいさい「いちろくぜろなな」)、若手女性作家の高橋奈己作・「白磁水指」(はくじみずさし)の3作品が受賞している。なかでも日本工芸会新人賞を受賞した「白磁水指」は、ほとんどの作家が大きな作品を出品するなか、両手におさまるほどの小さな作品。しかしフォルムのおもしろさ、プリーツのような造形など小さな水指に込められた美の技巧は、観るものに強い印象を与えるはずだ。着ることで完成する“芸術”、着物が飾られた染織部門へ。受賞作の海老ケ瀬順子作・穀織着物「海に聞く」(こめおりきもの「うみにきく」)、穀織(こめおり)とは米粒を並べたような文様の絹織物。植物染料で染めた透明感あふれる水色、穀織の間に施された絣が海の波を感じさせて、まさに“海に聞く”というイメージを想起させる。重要無形文化財保持者の鈴田滋人さん作・木版摺更紗着物「舞花」。白粉花(おしろいばな)が着物一面に咲き誇っている。そしてガラス、七宝、硯、玉、屏風など幅広い分野をカバーする諸工芸ゾーンへ。高松宮記念賞を受賞した松本三千子作・省胎七宝鉢「蒼海」(しょうたいしっぽうはち「そうかい」)。金属製の下地(胎)を用いた通常の技法に比べて、下地を酸で腐食させて表面の七宝部分だけにする省胎七宝焼きには高い技術が要される。青々とした海に果てしなく続く波の動きも、その技あっての表現なのだ。審査・鑑査委員の白幡明さんの「剥貫蓮弁の蓋物」。木を削るようにガラスを削り出し、ガラスの柔らかさを表現。最高峰の工芸を手に取るように近くで鑑賞でき、受賞作品についてはイヤホンガイドで解説を聞くことができるので、この機会に伝統工芸の美と技を体感してほしい。そして万が一、手に入れたくなった場合もご安心を。展示されている工芸品は、ほぼすべてが販売品(非売品もあり)なのだ。芸術の秋、日本橋で伝統工芸に触れてみませんか?【展覧会情報】第63回日本伝統工芸展会場:日本橋三越本店 本館・新館7階ギャラリー住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1会期:9月21日~10月3日時間:10:30~19:30(最終日は18:00まで)入場無料
2016年09月23日ユニクロ(UNIQLO)は、インドネシアの伝統柄である“バティック柄”をモチーフとした「バティック モチーフ コレクション(Batik Motif Collection)」を、2016年6月10日(金)より、全国5店舗とオンラインストアで発売する。収益の一部を工場従業員への教育支援とする「Factory Worker Empowerment Project」の第2弾である「バティック モチーフ コレクション」。「LifeWear」をコンセプトに、“ひとりひとりの生活を豊かにしていく服づくり”を追求するユニクロが、人々に長く愛され生活に根ざした伝統柄をモチーフにした新たなラインナップだ。アイテムすべてに用いられているバティック柄は、インドネシアバティック協会から推薦されたデザイナーとユニクロが、共同開発したオリジナルのもの。ディープグリーンや爽やかなブルーなど、エスニック調のカラーが豊富に登場する。盛夏に最適な軽量で清涼感のある素材に、ユニクロの最新デザインとシルエットを施したメンズ・ウィメンズの全8アイテムを展開。ウィメンズではレイヤードチュニックやタックワンピースを、メンズでは長袖と半袖の袖シャツを揃える。【詳細】Batik Motif Collection発売日:2016年6月10日(金)販売店舗:銀座店、ビックロ 新宿東口店、御徒町店、OSAKA 店、心斎橋店価格:・レイヤードブラウス 2,990円+税・タックブラウス 2,990円+税・スタンドカラーブラウス 2,990円+税・レイヤードチュニック 2,990円+税・タックワンピース 3,990円+税・シャツ(半袖) 2,990円+税・スタンドカラーシャツ(長袖) 2,990円+税・シャツ(長袖) 2,990円+税
2016年06月06日インドネシア・バリ島で毎年行われている古典芸能の祭典「バリ・アート・フェスティバル」。2016年は6月11日~7月9日の約1か月間、デンパサールのバリ・アートセンターを中心に、インドネシア各地で開催される。 古典芸能の復興を目的として始まった祭典©ASEAN-Japan Centre2016年で38回目の開催を迎える「Bali Arts Festival(バリ・アート・フェスティバル)」。当初はバリ古典芸能の復興を目的として始まったこのイベントだが、ここ数年で古典芸能にとどまらない総合芸術披露の場へと発展している。 ©ASEAN-Japan Centre 約1か月に及ぶ会期中には、毎日盛り沢山のイベントが予定されている。大掛かりな舞踊劇「Sendratari」や、ミュージカル、音楽演奏の他、インドネシア各地でのパレードや行進、ドキュメンタリームービーや小説、絵画や写真などのコンテストや、ワークショップ、フードフェスティバルなども開催される。バリ舞踊には欠かせないlegong(レゴン)、gambuh(ガンブー)、kecak(ケチャック)、barong(バロン)などの古典舞踊や、ガムランの演奏も見どころだ。 ©ASEAN-Japan Centre 2016年のテーマは「Preserving the Universal Harmony and Synergy(普遍のハーモニーとシナジーの保存)」。古くからバリ人の中で受け継がれてきた芸術を守り、インドネシアを越えて世界に広げていきたいという意思が込められる。バリ芸術の全てがここにあると言っても過言でない「バリ・アート・フェスティバル」。年に一度の芸術の祭典へ、ぜひ足を運んでみては? 38th edition of the annual Bali Arts Festival(第38回バリ・アート・フェスティバル)開催日:2016年6月11日(土)~7月9日(土)開催地:Bali’s Art Center(バリ・アート・センター)を始め、デンパサール、インドネシア各地
2016年05月16日黄金の魚、バンガイカディナルフィッシュはインドネシアの固有種 写真:原田雅章インドネシアのスラウェシ島といえば、西海岸のメナドが有名だけれど、今回はちょうど背中合わせの東に位置するビトゥンという港町の北に位置するレンべにスポットを当ててみましょう。 ヒドゥンの北にある漁村とレンべ海峡を挟んだ沖に浮かぶ、南北約20キロの細長い島、レンべ島。このエリアはもともとは漁村が点在する程度の素朴な島だったのが、1990年代、ヨーロピアンダイバーによって火が付き、また、以前はマクロ生物に見向きもしなかった欧米人が「マックダイビング」が楽しい!!とマクロレンズで生物を撮り始めたのがここレンベ。マックダイビング発祥の地としても有名なのです。今ではリゾートを20軒近くまで数えるほどに成長しています。よく見ると、あどけない表情のベニカエルアンコウの姿が 写真:原田雅章レンべはどんな吸引力でダイバーを引き寄せたのでしょう?“マックダイビング”の面白さを世界中に広めたのが、実はこのレンべ。“マックダイビング”とは泥砂の海底でのフィッシュウォッチングのことを指します。大物や色鮮やかなサンゴにリーフフィッシュといった華やかさはないけれども、知れば知るほど、奥深くハマってゆく楽しさがあるのです。サンゴの枝の一部になり切っているピグミーシーホース 写真:原田雅章 「カワサリレンべリゾート」の目の前にある「ジャヒール」というスポットもマックダイビングで人気。ガイドたちが、次々とお宝を見せてくれます。中でも驚くのが、ワンダーパスというタコの擬態。急に立ち上がったように伸びたり、ヒラメやエイのように海底にへばりついたり、くるくると変幻自在に形を変えます。こちらがワンダーパス。一生懸命に擬態する姿が愛らしい!? 写真:小川保レンべは生息しているタコの種類が多く、ユニークな生態をじっくりウォッチングできます。また、ウミウシやエビ・カニの種類も豊富で、求愛・産卵・共生などの生態行動を観察するのにも、いい環境。海に面し、インフィニティエッジプールもしつらえたカワサリレンべリゾート 写真:原田雅章カワサリレンべリゾートは、フォト派ダイバーのオーナーが建てた、マカウィデ村近くのダイビングリゾート。バスローブもちゃんと用意している快適仕様。リゾートが経営するダイビングサービスのガイドのハニーさんはウミウシなどに詳しい上に、日本語も話せます!よく手入れされたガーデンにコテージが点在しています 写真:原田雅章 ■レベル小人数制のガイドなのでケアがバッチリ。基本的スキルがあればOK。ただし、砂の巻き上げは他のダイバーに迷惑なので、離着や砂地を泳ぐ際、フィンワークは慎重に。■ダイビングスタイルほぼ100%ボートダイブ。生物が多いので、一度にいくつかの生物をローテーションで見せていくスタイル。待ち時間もなく、じっくりウォッチングできる。■ダイビングシーズン4~11月が乾季、12~3月が雨季。雨季でもレンべ周辺は海況が安定。ただし、季節の変わり目は風が強く吹くことも。 情報、画像提供:マリンダイビング日本で最初に創刊されたスクーバダイビングの専門誌『マリンダイビング』(毎月10日発売)。アジアをはじめ、国内外のダイビングエリア紹介、海辺の生き物、ダイビングスクールガイドのさまざまな情報を盛り込んでいます。これからダイビングを始めたいと思っている人はもちろん、すでにダイビングを楽しんでいるダイバーの皆さんや、ダイビングに関わるすべての方々に向けた雑誌です。女性向けの姉妹誌『La SCUBA』も要チェック!水中の楽園 〜Diving in ASIA〜 supported by マリンダイビングその他記事を読む>
2016年04月15日富士通とPT.Fujitsu Indonesia(富士通インドネシア)は3月9日、独立行政法人 国際協力機構インドネシア事務所の委託を受け、インドネシア共和国 北スラウェシ州 マナド市向けに、AR技術を導入した河川情報システムを構築したことを発表した。インドネシア共和国北スラウェシ州にある、公共事業・国民住宅省マナド河川流域管理事務所と共同で、2月23日から3月18日まで、本システムの実用性と有効性を評価する実証実験を行う。同システムは、日本国内での河川情報システム開発実績とノウハウを生かし、富士通が富士通インドネシアと共に構築したもの。観測者がスマートフォンの水位計測アプリを使って計測した水位と写真のほか、観測者が入力した周辺の状況情報を富士通のデータセンター内に集約して蓄積し、各観測地点の水位変化を可視化したグラフとともに、地図上にプロットして提供する。スマートフォン・アプリには、富士通のAR統合基盤製品「FUJITSU Software Interstage AR Processing Server」を活用しており、観測者がマナド市内の河川流域に設置されたARマーカーをスマートフォンのカメラで読み込むと河川写真上にスケールを重畳表示し、画像の水面をタップするだけで水位を数値化できるという。今回の実証実験では、マナド市内の河川流域1カ所にARマーカーを設置し、防災に役立つ精度の情報収集が可能かどうかの検証と、同システムにより、PUマナド河川事務所の関係者が河川水位の変化を迅速に把握・共有することが、河川管理における状況判断に有効かどうかの検証が目的としている。
2016年03月09日©TRIPPING!バリ島の南端、バトゥン半島の海岸線に佇む寺院「ウルワツ寺院」。70mもの断崖絶壁に位置し、インド洋が眼下に広がるヒンドゥー教寺院だ。©TRIPPING!創建は、10世紀~11世紀と言われ、現在もヒンドゥー教徒の聖地として、参拝はもちろん、儀式の執り行いの度に多くの人々が集まる。更に、境内から望む絶景を求め世界中の旅行者が訪れる人気観光スポットでもある。©TRIPPING!尚、境内には猿の群れが暮らしていて、身につけている物を持ち去る被害も多発しているので、眼鏡やサングラス、ショルダーバッグなどは十分に気をつけたい。また、ヒンドゥー教の教えに敬意を払い、過度な肌の露出は控えたい。©TRIPPING! 入口で腰巻きをレンタル可能(無料)夕日と伝統舞踊の美しいコラボレーションは必見!ウルワツ寺院が最も賑わうのは、インド洋に沈みゆく美しい夕日が見られるサンセットタイム。境内にある野外劇場では毎日、夕日を背景に伝統舞踊「ケチャッ」が上演されている。©TRIPPING!ケチャッとは、バリ島を代表する伝統舞踊のひとつで、バリ・ヒンドゥー教の神々との交信の儀式が発展したもの。©TRIPPING!現在は、腰布を巻いた50名~100名近い男性が、独自のリズムで「チャ、チャ、チャ」と合唱する中、古代インドの叙事詩「ラーマヤナ」を取り入れた物語が演じられる舞踊劇へとそのスタイルを変え、バリ島の随所で上演されている。©TRIPPING!©TRIPPING! チケットカウンターとりわけウルワツ寺院のケチャッは人気で、世界中から旅行者が集まる。17時のチケット販売には多くの人が列をなし、上演30分前には野外劇場の座席も埋まってくるので、早めに席を押さえることをおすすめしたい。チケット購入時に舞踊劇の内容が記載された日本語版の解説用紙を受け取るのも忘れずに。©TRIPPING!尚、上演までの待ち時間に、野外劇場には強い西日が射すので、陽射し対策をしておくと安心。©TRIPPING!美しい茜色に染まった寺院で、バリ風情たっぷりの伝統舞踊に、酔いしれてみては。ウルワツ寺院・拝観料:Rp. 20,000・ケチャッ上演時間:18:00~19:00(チケット販売:17:00~)・ケチャッチケット料金:Rp. 100,000
2016年03月02日「ダッチベイビー」をご存知ですか?アメリカでは60年の伝統があるパンケーキなんです。最近では日本にもお店が上陸したり、その他のお店でも味わうことができたりと人気。パンケーキといえば、フライパンやホットプレートでつくるものというイメージがありますが、ダッチベイビーは「スキレット」という鉄製のフライパンを使ってオーブンで焼きあげます。見た目も特徴的ながら、外はカリッと、中はモチっと新食感のパンケーキ。また、デザートとしてもおかずとしても楽しめるのもダッチベイビーの特徴。今日はそんなダッチベイビーレシピを5つ、ご紹介します。おうちでつくってカフェ気分を味わっちゃいましょう!■1:基本のダッチベイビーまずは基本のダッチベイビーから。生地をつくる前にはスキレットをオーブンに入れて予熱しておくことを忘れないでくださいね。スキレットを持っていない方は、ケーキ型の内側にバターを塗ることで応用できますよ。筆者はニトリでスキレットを498円で購入。1つあると、とても便利ですのでおすすめです。【材料】(15~18センチのスキレット1台分)卵1個薄力粉30g牛乳50cc砂糖小さじ1/3バター10g(焼く時用)粉砂糖適量バター、レモン、メープルシロップお好みで【作り方】(1)スキレットを入れた状態でオーブンを200度に予熱する。(2)ボウルに薄力粉をふるい入れ、砂糖を入れて泡立て器で軽く混ぜる。(3)真ん中にくぼみをつくり、牛乳を入れてしっかり混ぜて、続いて溶きほぐした卵を加えてさらに混ぜる。(4)予熱ができたらスキレットを取り出し、バターを入れて溶けたら生地を流し入れる。200度のオーブンで15分焼く。(5)粉砂糖をふって仕上げる。食べるときにお好みでバターを塗ったり、レモンをしぼったり、メープルシロップをかけたり味の変化を楽しみながら食べます。特にレモンをしぼるのはダッチベイビーの特徴なので試してみてくださいね。■2:アイスのせダッチベイビー基本のダッチベイビーを焼き上げたら、食べる直前にアイスクリームを載せます。熱々と冷たさの組み合わせ、そして溶けたアイスクリームがバニラソースのようになるのもおいしいんです。基本のダッチベイビー同様に、レモンやメープルシロップなどをお好みでかけて楽しみましょう。もちろんチョコソースをかけたり、フルーツを添えたり、応用の仕方は無限大です!■3:いちご&生クリームのダッチベイビー基本のダッチベイビーに、お好みでカットしたいちごとホイップした生クリームをのせて。ダッチベイビーと生クリームのおいしい組合わせに、いちごの甘酸っぱさがアクセントになって、いくらでもパクパク食べられちゃうおいしさです。いちごだけではなく、ブルーベリーなどをミックスしたらとってもおしゃれでリッチ!冷凍のベリーミックスをうまく活用するのもいいかもしれません。■4:生ハムサラダダッチベイビーこちらも基本のダッチベイビー生地から作ります。ダッチベイビー生地はほとんどお砂糖が入っていないので、しょっぱいものと組み合わせてもおいしいのです。仕上げに粉砂糖のかわりに、粉チーズをたっぷりとかけて。どっさりとミックスリーフをのせて生ハムをトッピングして、もう1度粉チーズをかけてできあがり。お好みでオリーブオイルと塩、あるいはマヨネーズやシーザードレッシングなどをかけて召し上がってください。ゴーダチーズなどを擦りおろしてかけると濃厚な感じが増しておいしいですよ!■5:ほうれん草&ベーコンダッチベイビー焼き上がった基本のダッチベイビーに、炒めたほうれん草とこんがりと焼いたベーコンをのせて。塩胡椒やマヨネーズをかけたりして、お好みの味で楽しんでください。炒めたほうれん草とベーコンを載せたあと、とろけるチーズをのせてもう1度オーブンで少し焼くのもおすすめです。まるでオムレツを食べているような気分!ソーセージや他の野菜など、ご自身のお気に入りをぜひ探してみてください。*ダッチベイビーはオーブンに入れて焼くだけなので、失敗いらず。他にもシナモンやチョコソース、ジャム、ソーセージなどお好みのアレンジを探してみてくださいね。(文/料理家・まつながなお)
2016年02月24日ジョグジャカルタの世界遺産「プランバナン寺院群」で上演される伝統舞踊「ラーマヤナ舞踊劇」の2016年の公演スケジュールが発表された。本格的な伝統舞踊を、荘厳な世界遺産を背景に観覧できる贅沢な舞台。時期によって上演場所やストーリーの構成が異なるので、事前にチェックしておきたい。世界遺産の下、幻想的な夜を写真提供:インドネシア共和国観光省ユネスコ世界遺産にも登録されるインドネシア最大級のヒンドゥー寺院「プランバナン寺院群」。ジャワの伝統的な「ラーマヤナ舞踊劇」を観劇できるのは、この寺院群の中心に位置する「ロロ・ジョグラン寺院」に隣接する舞台だ。年間を通じて、2、3日に一度の頻度で繰り広げられるステージは、雄大な世界遺産の背景と共に観光客には見逃せない贅沢な時間だ。満月の夜は特別な公演にシーズンによって公演の場所が異なるラーマヤナ舞踊劇。屋外での公演は、2016年5月~10月の期間ロロ・ジョグラン寺院西側に位置する野外ステージにて、晴れた日のみ行われる。(雨天の場合、屋内ステージにて上演。)その他の11月~4月の期間は、屋内ステージにて上演される。ラーマヤナ舞踊劇は全4幕で、通常は全ての幕をコンパクトにまとめたダイジェスト版(Full Story)の上演がされているが、野外ステージ期間中(5月~10月)は、毎月満月の日の前後の4日間に限り、1幕(Episodic Story)ずつ、4日間を通して全幕が上演されるという構成になる。上演の時間はいずれも19:30から21:30。月明かりの下、ガムランの響きの中、悠然と佇む世界遺産を目の前にして繰り広げられるパフォーマンスは、観る者を幻想的な世界へと誘うことだろう。2016年のスケジュールはこちら>
2016年02月10日2015年5月にインドネシアのジャカルタ郊外にオープンしたイオンモール BSD シティ。店舗の立ち上げから参加し、現在はオペレーション部門を統括するゼネラルマネージャーとして働くアドリアン・プラナタさんに話を聞きました。■これまでのキャリアの経緯を教えてください。中学まではジャカルタ、高校時代はシンガポールで過ごしました。シアトル大学に進学し、ビジネス・マネジメントとマーケティングをダブルメジャーで専攻しました。家族や友達など周囲に国外へ留学する人が多く、留学は自然な選択でした。大学に通いながらシアトルのピザレストランで働いたのが最初の仕事経験です。卒業後はシアトルのテレコミュニケーション会社の財務部門で1年働き、その後シンガポールのリサーチ会社2社で1年と3年、合わせて4年働きました。2010年にインドネシアに戻り、国内大手のモールデベロッパーに入社して、2011年からプレオープニングマネジャーといって、新店舗の立ち上げを担当する業務に就きました。現地オフィスの手配から、モールの建物やインテリアやテナントの調整、従業員の募集と教育、ありとあらゆる準備です。出店はバリ島など、ジャカルタから離れた場所の場合も多く、6カ月から9カ月間はほぼ現地に赴任している状態。独身のうちは良いでしょうが(笑)、2014年に子供が生まれて、家族のためにもジャカルタにいたいと考えるようになりました。2014年4月には日系企業へ転職。現在の勤務先であるイオンモールに入社し、前職の経験を生かしてインドネシア第一号店であるイオンモール BSD シティ(2015年5月グランドオープン)の立ち上げから参加しました。現在はオペレーション部門を統括するゼネラルマネージャーとして働いています。■現在のお給料について教えてください。具体的な金額はお話できませんが満足しています。これからもさらに自分を高めてキャリアアップしていきたいです。■自分の国の労働環境で気に入っているところ。満足を感じる瞬間は?日本やシンガポールに比べるとインドネシアはポストに対する競争率が低くライバルが少ないのでキャリアパスが比較的容易な点は労働環境として良いと思います。■自分の国の労働環境で大変なこと、嫌な点は?ジャムカレッ(ゴムのように伸びる時間の意)という言葉もあるように、時間に遅れるのが恒常化しているのは嫌ですね。それからジャカルタは交通渋滞が酷すぎます。■今の仕事で気に入っているところ。満足を感じる瞬間は?新店舗の立ち上げは「モールに命を吹き込む」仕事です。イオンモール BSD シティのグランドオープニングは、おかげさまで会社の予想を超える大盛況でとてもうれしかったです。現職のゼネラルマネージャーは、売り上げ増加、テナント誘致、設備管理、メンテナンスなどモール運営全般の戦略、そして何よりも大事な「お客様サービス」を300人以上いるスタッフのトップに立って実行していく業務です。仕事の仕方と戦略が適正であれば結果が出る、結果が見える、とてもやりがいがあります。■今の仕事で大変なこと、嫌な点は?今の仕事の大変な点は、モールに来てくださっている数万人のお客様のためにも、決して現状に満足してはいけないということです。より良い戦略について顧客満足について常にアイデアを求めて考え続けています。デスクワークでは答えは出ません。時間があればいつもモール内を巡回しています。オフィスにいる時間より現場にいる時間の方が長いです。■あなたの「マストビジネスアイテム」を教えてください。ハンディトーキー。モール内を巡回する際に携帯して現場を見ながら指示を出すマストアイテムです。それからスマートフォン2つ。デスクにいないことが多いのでこれらも手放せません。社外ミーティングはiPad、社内ミーティングはスケジュール帳を使い分けています。■日本についてのイメージを教えてください。日本の会社に入る前から日本が好きで、新婚旅行も東京でした。現在の会社に入社してから計5回に渡り日本でマネジメントトレーニングを受け、日本のサービスをこの目で見て、役職者自身が動いていることにとても感慨を受けました。落ちているゴミを見たら拾うし、常に現場を見ている。「言うだけではなく自分が見本になって動く」ことはスタッフ教育の面で非常に効果的です。私も早速実践しています。理解しがたいことは特にありません。日本に住めと言われたら住んでも良いくらい私は日本が好きなので(笑)。■最近TVやラジオ、新聞などで見た・聞いた日本のニュースは何?日本の紀行番組が好きでよく観ています。次の休みに妻と日本旅行を計画していて、桜が見たいので情報を集めています。■休みのとりかたは?仕事の性質上、世の中が休みのときは多忙です。年末年始などのピークシーズン、祝祭日は出勤しています。平常時は日曜日と平日にシフト制で休みをとっています。長期の休暇は、ルバラン(イスラム教の断食明け大祭)の後、クリスマス前、チャイニーズニューイヤーの前に1週間ほどです。休みは家族と一緒に過ごしています。家族サービスと視察を兼ねて他のショッピングモールを見に行くことも多いですね。■将来の仕事や生活の展望は?この業界でずっと働いていくのはもちろんのこと、イオンモールのスタッフのひとりとして、インドネシアではユニークな、他とは違う何かを提供していきたいです。今後インドネシア国内にイオンモールが複数展開されていく中で、その立ち上げ、複数店舗のマネジメントをしながら、人材を育てていきたいです。
2016年02月09日東京都渋谷区の代々木公園・イベント広場で2月13日~14日、「第2回ワールド・バレンタイン・フェスティバル2016」が開催される。○バレンタイン向けのメニューを提供同イベントでは世界のバレンタインを紹介し、日本とは一風違った雰囲気のバレンタインを楽しむことができる。バレンタイン向けのスペシャルメニューを販売するキッチンカーが登場するほか、海外の伝統舞踊、さらにバレンタインにまつわるワークショップなど、多彩な催しが行われる。開催時間は10時から19時まで。
2016年02月09日