リンクスインターナショナルは、ECS製の超小型デスクトップPC「LIVA」をWindows 10へアップグレードする過程で、作業が中断される不具合を公表した。Webサイトにて対処方法を述べている。今回の不具合は、LIVAをWindows 10へアップグレードする途中で「パス(specialize)の無人応答ファイルを解析または処理できませんでした。・・・」というエラーメッセージとともに、アップグレードが中断されるというもの。対処方法は、Windows 10へのアップグレードを行う前に、配布中の修正プログラムを適用すること。修正プログラムのダウンロードや適用手順などは、リンクスインターナショナルのWebサイトを参照いただきたい。LIVAは筐体の容量が0.4リットルの超小型デスクトップPC。OSにはWindows 8.1 with Bingを搭載し、ファンレス設計による完全無音動作を実現した。主な仕様は、CPUがIntel Celeron N2807(1.58GHz)、メモリがDDR3L-1333 2GB、ストレージがeMMC 32GBまたは64GB、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。通信機能は、Gigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0を備える。外部映像出力はHDMIとD-Subの2系統で、2画面同時出力も可能だ。そのほか、USB 2.0×1、USB 3.0×1、マイク入力/音声出力のコンボジャック、給電用micro USBポートを搭載する。本体サイズはW118×D70×H56mm、重量は約190g。電源には付属のACアダプタを用いる。
2015年08月03日一部の銀行はインターネットバンキング利用者に対して、Windows 10へのアップグレードを当面控えるよう呼びかけている。あおぞら銀行はWebサイト上で、インターネットバンキングにおけるWindows 10の動作確認が未実施であることを説明。投資信託サービスについてはWindows 10搭載デバイスからのアクセスを停止している。住信SBIネット銀行はWindows 10プレビュー版での動作確認の結果、一部正しく動作しない機能があることを公表。ユーザーに向けて、Windows 10へのアップグレードを当面自粛するかInternet Explorer 11を使用するよう推奨している。このほかジャパンネット銀行、ソニー銀行などのネット銀行と、北陸銀行などの地方銀行の一部が、Windows 10について「推奨環境外」「動作確認が未了」などとアナウンスしており、対応が待たれる状況だ。
2015年07月29日日本マイクロソフトは29日、Windows 10無償アップグレードの展開について解説したサポートページを、TwitterやFacebookなどの同社公式SNSで紹介した。紹介しているページは、「Windows 10 無償アップグレード開始に向けて」。Windows 10へのアップグレード方法や、アップグレード以前の環境に戻すための注意点、Internet Explorerで登録していた「お気に入り」を新ブラウザMicrosoft Edgeに引き継ぐ方法などを、画像付きで説明している。
2015年07月29日Windows 10は、Windows Insider Programを通じた開発プロセスのオープン化、Windowsのサービス化に無償アップグレードなど異例ずくめのOSだ。Windows 7/8.1からWindows 10への無償アップグレードが開始された本日7月29日、あらためてその条件や注意点について整理したい。○7月29日にアップグレードできる環境とは日本マイクロソフトによれば約600万人を数える「Windows Insiderユーザー」が、もっとも早くWindows 10無償アップグレードが可能になる。もっとも配信タイミングは皆同じではない。ネットワークトラフィックの増加を抑止するため、配信タイミングはもちろん配信速度などをリアルタイムで調整するという。なお、アップグレードファイルの容量は3GB程度だ。次に対象となるのが、「Windows 10無償アップグレードの予約」を行ったユーザーだ。「Windows 10を入手する(通称GWX)」で予約した環境では、バックグラウンドでアップグレードファイルのダウンロードが始まる。互換性情報を踏まえる必要があるためか、日本マイクロソフトによれば「最大数週間かかる」そうだ。○Windows 10アップグレードは強制ではない大きく誤解を招いているのが、「Windows 7およびWindows 8.1ユーザーがWindows 10アップグレードを強制される」という風説だ。どのような経緯で広まったかは不明だが、Windows 10にアップグレードするか否かはユーザー自身が選択できる。つまり、Windows 7やWindows 8.1のまま使い続けることも可能だ。前述したWindows 10無償アップグレードの予約(GWX)についても、いつでもキャンセルできるため、使用中のPCがWindows 10との互換性に問題があるという情報をキャッチしたら、PCメーカーからの改善アナウンスを待つとよいだろう。日本マイクロソフトは、「Windows 10互換性情報&早わかり簡単操作ガイド」を公開しているので、アップグレードを実行する前に参照するとよい。同サイトからは、Windows 7およびWindows 8.1ユーザー向け操作ガイド(PDF)をダウンロードすることもできる。○今すぐWindows 10にアップグレードできる自作PCなど互換性情報を簡単にチェックできない環境では、GWXのアナウンスが行われてない可能性がある。筆者もメインPCは自作PCだが、7月29日午前3時の時点ではWindows 10のプリロードが始まると現れるという「$Windows.~BT」フォルダーの存在は確認できなかった。また、Windows Updateからのアナウンスを待たずに、Windows.comからアップグレードメディアを作成することも可能だと日本マイクロソフトは説明する。執筆時点ではWindows.comに該当するリンクは設けられていなかったが、この手順はあくまでもPCに詳しいユーザーに向けた対応策。自己責任において実行できるユーザーのみが対象だ。冒頭で述べたようにWindows 10は異例ずくめの取り組みを行っているため、本来OSが維持すべき安定性が今後も保たれるかは断言できない。慎重なユーザーであれば、Windows 10無償アップグレードを後回しにするのも賢い判断だろう。だが、常に進化するIT分野においてとどまるメリットはあまり多くない。互換性がクリアとなったPCやタブレットでは、早めにWindows 10へ無償アップグレードしても損はないだろう。阿久津良和(Cactus)
2015年07月29日ヨドバシカメラは7月29日より、新規購入PCのOSをWindows 10にアップグレードしたうえで渡す(発送する)無料サービスを開始する。ヨドバシカメラ全店舗およびWeb通販サイト「ヨドバシ・ドット・コム」にて、同社が指定したPCを対象に8月31日まで実施する。今回、ヨドバシカメラが実施するサービスは、7月29日から始まるWindows 7/8.1からWindows 10への無償アップグレードを受けてのもの。ヨドバシカメラのスタッフがWindows 10へのアップグレード作業を代行するため、対象PC購入者はダウンロードとインストールのための時間を節約できる。
2015年07月28日いよいよWindows 10のリリースが迫ってきたが、Windows 10はWindows Updateから無償アップグレードを予約することができる。ただ、無償アップグレードを予約したものの、やっぱり時期を見合わせたくなったという人もいるだろう。日本マイクロソフトが7月22日、Microsoft Japan Windows Technology Supportのブログ「Ask CORE」に、Windows UpdateからのWindows 10への無償アップグレードを抑止する方法を公開しているので、操作画面を交えて紹介しよう。まず、事前準備として、Windows Updateで配信している更新プログラムをインストールする必要がある。Windows 7 SP1とWindows 8.1について、それぞれプログラムが用意されている。Windows 7 SP1向け更新プログラムWindows Update Client for Windows 7 and Windows Server 2008 R2: July 2015Windows 7 8.1 向け更新プログラムWindows Update Client for Windows 8.1 and Windows Server 2012 R2: July 2015更新プログラムをインストールできたら、グループポリシーの設定を変更する。この方法は2つある。1つは、「グループ ポリシー エディター」を使う方法だ。グループ ポリシー エディターは、[スタート]ボタンをクリックして表示される検索ボックスに「gpedit.msc」と入力して、Enter キーを押す。「グループ ポリシー エディター」の[コンピューターの構成] から、[管理用テンプレート] -[Windows コンポーネント] -[Windows Update]を選択して、左側のメニュー画面から[Turn off the upgrade to latest version of Windows Update]をクリックする。すると、設定画面が表示されるので、値を「有効にする」もう1つの方法は「レジストリ エディター」を使う方法だ。レジストリ エディターは、[スタート]ボタンをクリックして表示される検索ボックスに「regedit」と入力して、Enter キーを押すことで起動できる。キー「HKEYLOCALMACHINE\Software\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate」の名前「DisableOSUpgrade」の値を「1」にすればよい。また、レジストリの変更は、管理者権限でコマンドプロンプトからコマンドを実行することでも行える。コマンドプロンプトを管理者として実行する方法はいくつかあるが、[スタート]ボタンをクリックして表示される検索ボックスに「コマンド プロンプト」と入力し、結果一覧で[コマンド プロンプト] を右クリックして、[管理者として実行] をクリックすればよい。コマンドプロンプトで、以下のコマンドを実行すればよい。reg add HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate /v "DisableOSUpgrade" /t REG_DWORD /d 00000001 /fなお、上記の「グループ ポリシー エディター」や「レジストリ エディター」は設定を間違えると、システムが起動しなくなる可能性もあるので、注意が必要だ。ちなみに、通知領域に表示されるGet Windows 10アプリから、予約を取り消すこともできる。それには、Get Windows 10アプリを右クリックし、メニューから [アップグレードのステータスを確認する] -[予約の取り消し]を選択すればよい。
2015年07月24日2015年7月29日、Windows 10の無償アップグレードが始まるが、今回は異例ずくめのせいか情報が入り乱れ、誤解を生んでいる場面も見受けられる。そこで現時点におけるWindows 10のアップグレードに関する情報を整理し、7月29日以降のアップグレードを予定している読者諸氏にお届けしたい。○世界中で「7月29日」からアップグレードが始まるMicrosoftおよび日本マイクロソフトは、Windows 10のアップグレード公開日を7月29日と定めているが、海外との時間差など不明確な点が多かった。「いち早くWindows 10へアップグレードしたい」と考える方も少なくないだろう。日本マイクロソフトの説明によれば、「7月29日」という日付は「各国の時間」として世界中で統一される。例えば、日本と米国太平洋側(ロサンゼルスなど)の時差は16時間だが、日本で7月29日午前0時を迎えるとき、米国太平洋側は28日11時。そのため、日本はWindows 10アップグレード対象国である190カ国の中でも、かなり早いタイミングで公開されるようだ。気になるのは「何時から公開が始まるのか」という点だが、現時点では不明。さらに、すべてのユーザーが7月29日にWindows 10へアップグレードできる訳ではない。既報のとおりWindows 10は、Windows Insider Program(WIP)参加者からアップグレード情報の通知が始まる(WIP参加者数は現時点で約500万人に達しているため、WIP参加者だけに限っても、全員同時にダウンロードするのは難しいだろう)。Microsoftは、Windows 10のアップグレードファイル(約3GB)による、ネットワークトラフィックの増加を懸念しており、リアルタイムで監視しながら調整する予定だ。同じWIP参加者の間でも、すぐにWindows 10へアップグレードできるユーザーもいれば、数時間ほど待たされるユーザーも出てくるだろう。次に対象となるのが「Windows 10を入手する(WGX)」で予約を行ったユーザーだが、ここで出てくるのが互換性問題である。既にWGXは互換性チェックを行っているが、必ずしもお使いのPCでWindows 10の完全動作が保証される訳ではない。そのため、Microsoftや日本マイクロソフト、各PCベンダーが、互換性問題について検証を終えたPCから優先的に通知を開始する。そして最後に、予約していないユーザーに対して、互換性チェックなど準備が整ったデバイスから順にプッシュが始まるという順番だ。仮に互換性問題が発覚した場合、アップグレードプロセス中に詳細情報を提供するという。7月29日のアップグレード開始はMicrosoft主導のため、執筆時点で日本マイクロソフトが公開する情報はないとしながらも、Webサイトに手動ダウンロードのリンクを用意する予定があるそうだ。プロダクトキーが必要になるのかなど、詳細は一切決まっていないものの、何らかの理由でWindows UpdateにWindows 10アップグレードが現れないユーザーの救済策となるだろう。ただ注意すべきは、お使いのPC(Windows 7やWindows 8.1)で使えていたPCベンダーの独自機能や周辺機器が、Windows 10で使える保証がない点である。例えば、Windows 10はFDD(フロッピーディスクドライブ)のインボックスドライバーを含んでいないというが、レガシーなデバイスほど動作しなくなる可能性は拭えない。そのため、手動ダウンロードはあくまでも自己責任において試すべきだ。7月29日当日の状況もいくつか明らかになった。当日から主要量販店7社の店頭でWindows 10にアップグレードしたPCを展示し、体験コーナーや販売パートナーによるアップグレードサービスの提供が行われる。こちらは各PCベンダーがWindows 10の互換性を確認したPCに限られるものの、自らの手でWindows 10へのアップグレードに不安を覚える方は訪れてみるといいだろう。なお、Windows 8.1搭載PC/タブレットを店頭購入した場合、同じようにアップグレードサービスを受けられる。気になるパッケージ版やDSP版も、国内販売することが明らかになった。時期や価格は同じく未定だが、既報のとおり、米AmazonがWindows 10のUSB/Disc版の予約受付を開始していることを踏まえると、8月中には国内でも手にすることができそうだ。ちなみにWindows 10へのアップグレードは、ユーザーファイルも引き継がれるため、これまで使ってきたWindows転送ツールは提供されない。また、Windows Media Centerの削除に関しては、MicrosoftのGabriel Aul氏が「将来的にDVDビデオ再生オプションを提供する」とツイートしているが、こちらの詳細も7月29日以降だという。日本マイクロソフトはWindows 10の互換性問題を重視している。Windows 10の開発中から、同社の開発部門はもちろんマーケティング部門ととも各ISV/IHVに対して、Windows 10の事前説明を行ってきた。具体的な社名は明らかにしていないが、国内で大きなシェアを持つアプリケーション開発企業に対しては最新ビルドを提供して、互換性問題の解決に努めてきたという。アップグレード登場まで残すところ12日。Windows 10の登場は本当に我々のIT環境を一新するのか、さらなる注目が集まる。阿久津良和(Cactus)
2015年07月17日ティアックは、音楽制作ソフトウェア「SONAR PRODUCER」のユーザーに向け、最上位グレード「SONAR PLATINUM」へのアップグレード価格を一部改訂し、あわせて期間限定の特別キャンペーンを開始した。今回価格改定されたのは、前バージョン「SONAR X3 PRODUCER」のユーザーを対象としたアップグレード版「SONAR PLATINUM Upgrade from SONAR X3 PRODUCER」で、オンラインストア「Cakewalk Store」でのダウンロード価格が2万4,000円のところ、1万5,000円に改訂されている(いずれも税別)。なお、価格改定前にアップグレード済みの登録ユーザーについては、通常12カ月のライセンス期間が無償で6カ月延長され、自動的にライセンス期間が18カ月となるとのこと。また、それ以前の「SONAR PRODUCER」のユーザーに対しては、期間限定のキャンペーンを実施。対象となるのは「SONAR X2 PRODUCER」「SONAR X1 PRODUCER SUITE」などを含むすべての旧バージョンで、Cakewalk Storeでのダウンロード価格が2万4,000円のところ、1万8,000円に改訂される。キャンペーンの対象となるのは7月1日~7月31日の購入分まで。購入方法など詳細は同社Webサイトにて。
2015年07月02日今夏のIT業界の最大のイベントは7月29日に予定されている「Windows 10」のアップグレード開始だろう。これまでに、標準のブラウザがInternet Explorerから新たなEdgeに代わるなど、大きな変更が報じられており、その概要は押さえておきたいところだ。HowToGeekの記事「Windows 10 Is Almost Here: Here’s What You Need to Know」を参考に、本稿執筆時点で、明らかになっているWindows 10の情報をまとめておこう。○無料でアップグレード可能なユーザーの条件は?Windows 10で最も注目されているのが、「Windows 7 Service Pack 1(SP1)」「Windows 8.1」を利用するユーザーに無料で提供される点だろう。ただし、これは期間限定であり、Windows 10の提供から1年以内にアップグレードする場合は無料となっている。無料で入手できるWindows 10はフル機能を備えた完全版だ。もちろん、セキュリティをはじめとしたアップデートも同様に受けられる。無料アップグレード期間である1年を過ぎるとどうなるか。Microsoftが期間を延長しないかぎりは、購入するしかない。だが、もしWindows Vistaやそれ以前のバージョンを利用している場合は、無料アップグレードの対象外となるので注意が必要だ。Vistaが登場したのは2006年、今から9年前だ――ハードウェアのスペックから見ても、新しいマシンに乗り換えを考える時期かもしれない。Windows 10のシステム要件は、プロセッサが「1GHz以上のプロセッサまたはSoC」、メモリが「32ビット版では1GB/64ビット版では2GB」、ハードディスクの空き領域が「32ビット版OSでは16GB/64ビット版OSでは20GB」となっている。「自作PCを構築する」「仮想マシン環境でWindows 10を動かしたい」といった場合は、新規で購入することになる。「Windows 10 Home」なら119ドル、「Windows 10 Pro」なら199ドルだ。○アップグレードの方法は?次に、Windows 10へアップグレードをする方法を見てみよう。Windows 10へのアップグレードは「Windows Update」を利用できるのだが、Microsoftは「Get Windows 10」と称して、Windows 10がリリースされたら入手できる"予約"サービス(アプリ)を展開している。Get Windows 10を利用すると、リリースと共に Windows 10 がダウンロードされ、都合のよい時間にインストールが可能だ。わざわざ、インストールプログラムをダウンロードする必要はない。ちなみに、予約は取り消しできる。Windows 7 SP1とWindows 8.1のユーザーは、システムトレイにGet Windows 10アプリが表示されているはずだ。Get Windows 10アプリは、予約の管理やWindows 10 に関する情報の表示が可能なほか、使用中のデバイスがWindows 10に対応しているかどうかもチェックできる。なお、「Windows 自動更新が有効になっていない」「端末が最低限のシステム要件を満たしていない」といった場合、Get Windows 10アプリが表示されないようだ。アップグレードにあたっては、事前のバックアップをお忘れなく。アップグレードしたからといってファイルが削除されることはないはずだが、万が一の時に備えておきたい。○Windows 10の新機能は?そもそもWindows 10を利用する価値はあるのか? Windows 7.1、Windows 8それぞれからWindows 10の新機能を見てみよう。Windows 8からの変更点はスタートメニューに尽きるだろう。Windows 10は2012年にリリースされたWindows 8を土台としているが、現在、リリースされているテクニカルプレビューを見る限り、Windows 8で不評だった機能を外しているようだ。ツールバーの「チャームバー」はなくなっており、スタートメニューが復活している。スタートメニューはライブタイルと共に表示されるが、ライブタイルはカスタマイズ、非表示にすることも可能だ。Windows 7ユーザーから見ると、Windows 8で提供されたすべての改善点をデスクトップで使いやすいインタフェースで利用できる。また、Windows 10では、起動しているアプリケーションを一覧表示したうえでアプリケーションを切り替えられる「タスクビュー」が追加されたたほか、コマンドプロンプトも強化されている。これらはWindows 7ユーザーにとってうれしい機能強化だろう。まだある。ブラウザはこれまでのInternet Explorerに代わり、最新のEdgeがデフォルトとなる。EdgeはProject Spartanという開発コード名を持ち、Active Xをサポートしないなど、モダンさや使い勝手を売りにする。また、Windows 10では、アプリケーションモデルとして、デスクトップやタブレット、スマートフォンなど異なるプラットフォームで共通のコードを使用した「ユニバーサル Windows プラットフォーム」が用意される。Edgeも「ユニバーサル Windows プラットフォーム」に対応した「ユニバーサルアプリ」として提供される。さらに、これまで、PC/タブレット向け、スマートフォン向けに分かれていたアプリストア「Windows ストア」が、Windows 10に対応したすべてのデバイス向けに統合される。Windows ストアでは、Windowsアプリの入手や管理が行える。実は、アプリこそMicrosoftがWindows 10をWindows 7 SP1/8.1ユーザーに無償で提供する理由だという――Windows 10ユーザーが増えることで、アプリ開発を奨励してエコシステムを構築しようというわけだ。
2015年06月29日ユニットコムは16日、パソコン工房Webサイトにて、Windows 10 無償アップグレードの対象モデルを公開した。製品紹介ページで、「Windows10対象」のロゴが掲載されているモデルが対象となる。2015年6月16日17時の時点では、2015年夏モデルノートPCのほか、ゲーミングPC「GS7」、スタンダードミニタワーデスクトップPC「MN5」などがラインナップされている。無償アップグレード対象モデルは、過去に販売されたWindows 7/8/8.1搭載PCの情報も含めて随時追加される。また、Windows 10へのアップグレード手順や必要となるドライバ、ソフトウェアについては、7月29日以降に同社のサポートページにて順次公開される予定だ。
2015年06月16日マウスコンピューターは16日、同社製PCにおけるWindows 10への無償アップグレード対象モデルを同社Webサイトにて公開した。製品紹介ページで、「Windows10無償アップグレード」のロゴが掲載されているモデルが対象となる。2015年6月16日13時時点では、「MDV ADVANCE」シリーズのほか、ゲーミングブランド"G-Tune"の「NEXTGEAR-MICRO」シリーズ、「NEXTGEAR」シリーズなどのデスクトップPCの一部モデルで、「Windows10無償アップグレード」のロゴが掲載されている。マウスコンピューターによると、ほかのデスクトップPCやノートPCについても、確認が取れ次第、無償アップグレード対象モデルが追加されるという。また、Windows 10へのアップグレード手順や必要となるドライバ、ソフトウェアについては、Windows 10の提供が開始される2015年7月29日以降に、同社のサポートページにて順次公開する予定だという。
2015年06月16日「インテルCPU & SSD アップグレードフェア」は、対象となるBTO PCのCPUとSSDを特別価格でアップグレードするキャンペーン。キャンペーン価格は以下の通り(価格は以下すべて税別)。CPUアップグレードIntel Core i7-4790 → Intel Core i7-4790K⇒ +2,980円(通常価格6,480円)SSDアップグレードIntel SSD 730 シリーズ 240GB⇒ +10,980円(通常15,980 円)Intel SSD 535 シリーズ 180GB⇒ +7,980円(通常10,980 円)CPUとSSDの同時アップグレードIntel Core i7-4790 → Intel Core i7-4790KIntel SSD 730 シリーズ240GB⇒ 最大8,500円引き
2015年06月10日日本マイクロソフトはWindows 10への無償アップグレードに関して、システム要件などの情報をWebサイトに公開した。個人向けのWindows 7/8.1を対象としたWindows 10への無償アップグレードは、7月29日から開始される。今回、Windows 10への無償アップグレードが提供されるのは個人向けのエディション。下表のように、Windows 7 Professional / Ultimate、Windows 8.1 Proからは「Windows 10 Pro」にアップグレードできる。一方、Windows 7 Home Basic / Home Premium、Windows 8.1(無印)などは「Windows 10 Home」へのアップグレードとなる。また、Windows 8.1 with Bingも「Windows 10 Home」へのアップグレード対象に含まれている。Windows 10へアップグレードする際のシステム要件は以下の通りプロセッサ:1GHz以上のプロセッサまたはSoCメモリ:32bit版は1GB、64bit版では2GBハードディスクの空き領域:32bit版OSでは16GB、64bit版OSでは20GBグラフィックカード:DirectX 9以上(WDDM 1.0ドライバ)ディスプレイ(画面解像度):1,024×600ドット。Windows Updateを使ってWindows 10へアップグレードする場合は、最新バージョンである「Windows 7 Service Pack1(SP1)」または「Windows 8.1 Update」が動作している必要がある。なお、Windows 7 Enterprise、Windows 8/8.1 Enterprise、Windows RT/RT 8.1 の各エディションは無償アップグレードの対象外。Windows 10 Mobileの提供日は未定で、Windows Phone 8.1 デバイスについては、Windows 10 にアップグレードできない場合があるとしている。
2015年06月02日日本マイクロソフトは6月1日、Windows 10の無償アップグレードを7月29日に開始すると発表した。Windows 10は1月の時点で今年後半の提供を予定していたが、後半に入った直後のタイミングでの早期リリースとなった。同OSでは、音声アシスタント「コルタナ(リリース時に日本語版は提供されず)」の搭載やスマートフォンなどとの同一プラットフォーム化が図られている。今回の発表は、Windows 7、Windows 8/8.1ユーザーに向けてのもので、その他デバイス向けや出荷時にプリインストールされるPCについては提供時期が依然として「今年後半」(リリースより)となっている。なお、マイクロソフトでは同日より全世界のWindows 7/8/8.1 PCへの通知を始めた。通知エリアのWindowsアイコンをクリックすると、バナー広告のようなウィンドウが飛び出し、"アップグレードの予約"が可能になる。ダウンロードには3GBの空き容量が必要になる旨が記載されているほか、8で一時的になくなったことでユーザーより不評を買った「スタートメニューの復活」についても、大きく告知されている。アップグレードを予約するとメールの登録が求められるものの、確認のスキップも可能。恐らく、ダウンロードがアベイラブルになった時点で、通知メールが送られるようになっているものと思われる。なお、Windows 10は7つのエディションが提供される予定だ。
2015年06月02日Microsoftは6月1日、Windows 7およびWindows 8.1上で、Windows 10への無償アップグレードをうながす通知プログラムを開始した。また同日、Windows 10の提供開始日を7月29日に確定したことも明らかにした。この通知プログラムは、GWXUXとも呼ばれ、5月にリリースした更新プログラム「KB3035583」によって実現する機能だ。米国では「Get Windows 10」アプリと呼ばれている。通知領域に現れたアイコンをクリックすると、上図のウィンドウが現れる。左右にスクロールするとWindows 10が備える仮想デスクトップなどの新機能をアナウンスする仕組みだ。こちらの説明によれば、Windows 7/8.1からWindows 10へアップグレードするには、3GBの空き容量が必要となる。「無料アップグレードの予約」ボタンをクリックすると、メールアドレスの入力を求められる。手続き自体はこれで完了し、7月29日の正式リリース時に入力したメールアドレスにWindows 10へのアップグレード手順などが送られる仕組みのようだ。「Windows 10を入手する」アイコンのコンテキストメニューには、アップグレードのステータス確認やWindows Updateの呼び出しに関する項目が用意されている。こちらを見る限り、Windows 10への無償アップグレードはWindows Update経由で行うようだ。なお、無償アップグレードの対象外となるエンタープライズエディションや、Windows 10をインストールするための最低限のシステム要件を満たしていない場合、「Get Windows 10」アプリが動作しない。また、<Windows 10の詳細を確認する< を選択するとアクセスできるQ&Aページによれば、Windows 10へのアップグレードが可能か確認する「Windows 10 Upgrade Advisor」も今後稼働する予定だ。
2015年06月01日○海賊版無償アップグレードはリップサービス?既報のとおり、海賊版(非正規版)へのWindows 10無償アップグレードは見送られた。まずは経緯から振り返ろう。ことの始まりはMicrosoftが3月に中国・深センで開催したWinHEC 2015における、Operating Systems担当EVP Terry Myerson氏の発言である。Reutersは、Myerson氏が電話インタビューで「Windows 10へのアップグレード対象に海賊版Windows OSを含める」と説明したと報じた。海外メディアの取材にMicrosoftの広報は、Myerson氏の発言を認める姿勢をみせていたが、その後「Windows 10にアップグレードしても、正規ライセンスではない」とアナウンスした。そこから約2カ月の沈黙を経て、Microsoftはブログで本件に関する公式発表を行った。発言内容について大掴みにまとめてみよう。Microsoftは「Windowsを正しくインストールせず、ライセンスや改ざんの可能性を検知した際は、デスクトップにウォーターマーク(透かし)を作成し、ユーザーへアナウンスする」と述べている。ちょうどこれはWindows XPで行った「Windows Genuine Advantage Notifications」に似た対策機能だ。厳密に述べればウォーターマークは電子情報の著作権保護のために用いることが多く、通常はユーザーに見えないようにするが、海賊版Windowsへの対策としてユーザーに正規ライセンスの購入をうながすという。ちなみに筆者も目にしたことはないが、Windows 7などにも同様の仕組みが組み込まれており、「This copy of Windows is not genuine」というウォーターマークが現れたスクリーンショットを掲載する掲示板もあった。Microsoftが海賊版を許容することは、長年海賊版に悩まされてきた歴史を振り返ると考えにくい。しかし、中国市場において海賊版ユーザーを正規ライセンスに導くことで得られるメリットは大きく、ソフトウェア単体からプラットフォームから収益を得るビジネスモデルの変革を踏まえれば、昨今のMicrosoftならあり得る話でもある。また、BSAグローバルソフトウェア調査2013コンプライアンスギャップによれば、2013年時点の中国における海賊版使用率は74%で世界4位(トップはベネズエラの88%)。2007年の同様の調査では、中国は82%だったことから率としては低下しているが、被害額は年々増加している。この様な背景と、中国市場を対象にした開発者向けカンファレンス開催にあたり、Myerson氏は3月、リップサービス的な発言に至ったのではないだろうか。繰り返しになるがMyerson氏は前述のブログで「非正規Windowsを搭載したデバイスに無償アップグレードは提供しない」と述べている。その上で重要なOEMパートナー数社と協力して、魅力的なアップグレードプランの提供予定があると説明した。そのプランが何を指すのか現時点では不明だが、Windows 7やWindows 8.1ユーザーに1年間限定で無償アップグレードを提供することを踏まえると、海賊版ユーザーにも同様に安価なアップグレードパスを提供してもMicrosoftの懐はそれほど痛まない。それはサポート終了後も使い続けるWindows XPユーザーにも当てはまるだろう。今この瞬間は多くのコンシューマーが正規料金を支払って得た権利と、公平性を欠くような施策が見送られたことに安堵することにしよう。阿久津良和(Cactus)
2015年05月25日米Microsoftは5月21日(現地時間)、「Outlook.com」のアップグレードを発表した。Clutter、アドイン機能、コラボレーション方法の強化、カレンダーのアップデートなどが含まれる。21日からプレビューとして小規模グループへのロールアウトを開始し、数週間中にオプトインプログラムに拡大する。同社はOutlook.comをOffice 365ベースのインフラに移行させようとしており、今回のアップグレードはその第一歩になる。新版では、カラーの変更に加えて、新たに13種類のテーマを選べるようになった。Clutterはメッセージの自動分類機能である。広告メールなど重要ではないメッセージを別のフォルダに移し、重要なメールに集中できるように受信トレイを整理する。重要ではないメールが受信トレイに残っていた場合は、ユーザーがClutterフォルダにドロップするとClutterが学習し、使うほどに分類精度が高まる。よりリッチかつ柔軟にメッセージを扱えるようになった。メッセージにリンクを貼り付けると、Outlook.comが自動生成したプレビューが表示される(リンクプレビュー)。また、画像をコピー&ペーストして、メッセージ本文の好きな位置に直接貼り付けられる(インライン画像)。メッセージは新しいウインドウとしてポップアウトさせることができ、過去のメッセージを見ながら新規メッセージを作成するというようなマルチタスクが可能。添付ファイルもメッセージと並べて表示でき、たとえばメッセージに返信しながら、同時にメッセージに添付されたWord/PowerPoint/Excelファイルを開き、内容を編集することも可能だ。開発者カンファレンスBuild 2015(4月29日-5月1日)で発表したアドインをサポートし、Bing Maps、My Templates、Suggested Meetingsといったアドインが実装される。さらにUber、Boomerang、PayPalといったサードパーティのアドインが登場する予定だ。Skype統合が向上し、メールとSkypeの間でよりシームレスにコミュニケーションを切り替えられる。またOneDriveを用いたファイル共有が改善され、メッセージにファイルを添付し、ワンクリックでOneDriveの共有リンクに変換できる。Calendarはナビゲーションが見直された。必要に応じて左右のパネルを出し入れしながら、スケジュールやイベント、共有カレンダーなどを管理できる。左上に検索ボックスが設けられ、名前、ロケーション、説明など豊富な検索オプションですばやくイベントやスケジュールを探し出せる。
2015年05月22日米Microsoftは15日(現地時間)、非正規版のWindowsにはWindows 10の無償アップグレードを行わないことを、同社ブログで改めて表明した。Microsoftでは、正規版のWindows 7 / 8.1を使用しているユーザーに対し、無償でWindows 10へのアップグレードを行なう。新機能やセキュリティアップデートなども、Windows 10搭載デバイスへ継続して提供し続ける。Windowsが正しくインストールされていなかったり、ライセンスが確認できないなど、非正規版のWindowsを使用している場合は、警告の透かしがデスクトップ上に表示される。同社は、非正規版のWindowsはマルウェアに感染したり、機能低下などが引き起こされたりする高いリスクがあり、個人情報が危険にさらされる可能性もあるとして、その利用に注意を喚起している。また、正規のサポートも受けられないとしている。ブログでは、「非正規版Widnowsの利用者には無償提供を適用しない」と表明。正規版の使用を促す一方で、OEMパートナーと協力して魅力的なWindows 10アップグレード施策を用意しているとし、「ご期待下さい」と結んでいる。
2015年05月20日米Microsoftは5月15日(現地時間)、非正規のWindowsユーザーには、今夏に発表を予定している、次期OS「Windows 10」の無償アップグレードを提供しないことを発表した。同社は先日、Windows 10のエディションの詳細について発表したばかり。今年1月、Windows 7/8.1、Windows Phone 8.1、Windows 7 Pro/8/8.1 Proユーザーに対し、無償でWindows 10のアップグレードを提供することを発表していた。この発表を受けて、複数のメディアが「海賊版もWindows 10の無償アップグレードの対象になる」と報じていた。しかし、同社は今回、非正規のWindowsユーザーは無償アップグレードの対象外であることを公式に否定したことになる。インストールされたWindows 10が正規ものではないこと、改竄されていないことが確認された場合、ユーザーにそれを通知するため、デスクトップに透かしが作られるという。
2015年05月18日世界195ヶ国の中で、日本を含め3ヶ国しか使っていない算数記号があります。それは、“÷(割る)”。私たち日本人にとっては子どもの時からお馴染みですが、実は世界のほとんどの人は知らない謎の記号なんです!日本以外で使っている国は、イギリスとアメリカ。「結構、大国じゃん」と思うかもしれませんが、しょせん世界中の3ヶ国です。他の国は、“/”とか“:”とかなどがメインです。いったい何故、こんな事態になってしまったのでしょうか?今回は、その意外な理由をお伝えします。■有名人2人のケンカが原因だった!今から350年ほど前のことです。当時、数学界である事が発見されました。それは、微分積分です。微分積分について、2人の有名人が「我こそは発明者・発見者!」と名乗りをあげました。その2人とは、ニュートン(イギリス)とライプニッツ(ドイツ)です。お互いに「我こそが正統な発見者なり」「あいつが私の研究を盗んだ」など国をまたがって大喧嘩しました。数学・科学の世界では、当時現役の大御所ですから、それぞれ弟子や支持者を巻き込んでの大論争に!イギリス数学界vs.(英以外の)ヨーロッパ数学界の戦いになり、俗にいう17世紀の“微分積分大論争”が起こったのです。ずっと後になって、ニュートンは微分から、ライプニッツは積分からそれぞれ微分積分を構築したことが分かりましたが、もうその頃には、手遅れ。仲違いした両陣営の数学者たちの仲は戻りませんでした。当時、ニュートンのいるイギリス数学界で割るは、“÷”などを使っていました。そしてライプニッツのいるヨーロッパ数学界は、ライプニッツ本人が割り算記号として使用し始めた“:”や“/”などを使っていました。微分積分大論争によって世界の数学者たちの仲が2陣営に割れてしまったので、そのま“割る”の記号も交わることなくそれぞれ使われて流通し始めます。■日本で÷が使われるようになった理由アメリカが÷なのは分かります。だって、イギリスから移民して開拓した国ですから。でも、何故日本も÷なのでしょう。それは、鎖国と世界の中心地から遠かったことが理由です。ニュートン派とライプニッツ派に別れて論争していた時期。日本は鎖国していて、そんな論争とは無関係でした。それで後に入ってきた割り算記号(÷)の方が、たまたま広く流通したというわけです。21世紀の今でも、日本、英米以外の国の人にたとえば“6÷3”という式を見せても「÷って何?」「見たことない」という反応をされます。実は÷は超マイナーな記号なんですね。パソコンのキーボードを見ても、/や+、−はありますが÷はありません。日本・英米以外の国でも一部の場所や状況などで使われていることもあるようですが(ノルウェーの一部や、各国の小学教育などで)、あまり知られていない÷。英米でも世界標準に合わせて/を割り算としていることも多くなってきましたから、「日本だけが÷を使っている」なんて話もあるくらいです。私たちには馴染み深い÷が実は、世界でも超マイナーな記号だったなんて、ちょっとビックリしてしまいませんか?意外と日本だけのものが身近にあることがよくわかりましたね。(文/シール坊)
2015年04月30日ユニットコムが運営するPCショップ「パソコン工房」のWebサイトでは、BTO対応ゲーミングPCの特価販売や無償パーツアップグレードを提供する「ゴールデンウィーク SALE」を開催中だ。期間は2015年5月8日(金)14時まで。まずBTO対応ゲーミングPCの本体では、スタッフ厳選モデル、メジャータイトル(MMORPG・シューティング・フライトシミュレータなど)推奨モデルを、最大20,000円引きで販売。また、パーツアップグレードの一例としては、CPUのIntel Core i7-4790(3.6GHz)を、Intel Core i7-4790K(4GHz)へと無償でアップグレードできる。
2015年04月23日世界が憧れる!クールな“ひとえ・奥ぶたえ”モデル業界にアジアンビューティーが台頭し、今や注目の的になっているアジア顔。クールな“ひとえ・奥ぶたえ”に世界が憧れている。しかし、日本人女性の意識は少し違うようだ。4月10日、イミュは、“ひとえ・奥ぶたえ”である日本人女性に対し調査を実施したと発表した。日本人女性の6割が「パッチリした目」を支持同調査で「なりたい目」について尋ねたところ、「パッチリした目」と回答した人が約6割という結果に。続いて「目ヂカラがある目」、「存在感がある目」がランクインし、見開いた大きな目が支持された。アジア人らしい「涼しげな目」は4位にとどまり、過半数が“ひとえ・奥ぶたえ”にコンプレックスを抱いていることがわかった。アイメイクがイメージ通りにならないアイメイクについては、全体の8割がイメージ通りにならないと答え、まぶたが覆いかぶさることでメイクがしにくいと考える女性が約半数いることが判明。“ひとえ・奥ぶたえ”のアイメイクのしづらさが浮き彫りとなった。また、「まつげが短い」や「まつげが下向きにはえている」など、まつげに対する不満も多く、まつげの根もとが奥にはえてしまう“ひとえ・奥ぶたえ”に特徴的なまつげの悩みを抱えていることがわかった。(画像はプレスリリースより)【参考】・イミュ プレスリリース(@Press)
2015年04月15日FCAジャパンは4月2日、2014年5月より国内展開している「Jeep Cherokee」のエントリーグレード「Longitude」に四輪駆動モデル「Jeep Cherokee Longitude 4x4」を追加し、4月11日より全国のジープ正規ディーラーにおいて販売を開始すると発表した。このJeep Cherokeeは、4世代目にあたる最新世代で、ジープ史上最多となる約70の安全機能などが特徴となっている。今回のエントリーグレード「Longitude」の四駆モデルの投入決定は、同社の発売1年を迎えるにあたって、多くのユーザーから受けたリクエストにより実施されたものだという。なお、既存のLongitude(二輪駆動)と比較し、Longitude 4x4には以下の装備が追加されるという。セーフティパッケージ Iバイキセノンヘッドライトオートヘッドライト雨量感知機能ワイパーヘッドライトウォッシャーセレクテレインシステムJeep アクティブドライブI
2015年04月03日リニアテクノロジーは、高入力電圧の絶縁型フライバックDC/DC コントローラ「LT3748」の軍需用MPグレードバージョン「LT3748MP」の販売を開始したと発表した。LT3748MPは-55℃~+150℃の動作温度範囲で仕様が規定され、高電圧ピン間の間隔を広げるために4本のピンを取り去ったMSOP-16パッケージで供給される。LT3748は出力電圧を1次側のフライバック信号から検出するので、帰還のためのオプトアイソレータや、3次巻線、信号トランスが不要で、絶縁型DC/DCコンバータの設計を簡素化できる。また、5V~100Vの入力電圧で動作し、外付けN チャネル・パワーMOSFETを駆動するため、車載、産業用、テレコム、データコムなどのさまざまなアプリケーションに適用可能だという。また、可変周波数電流モード制御スイッチング方式であるバウンダリモードで動作し、入力、負荷、温度の全範囲にわたり標準±5%のレギュレーションを実現。これにより、同等の連続導通モードの設計に比べて小型のトランスを使用できる。出力電圧は、2本の外付け抵抗とトランスの巻数比で容易に設定可能。IC給電用の内部低損失レギュレータ、プログラム可能なソフトスタート、低電圧ロックアウト、調整可能な電流制限、出力電圧の温度補償などを特長としており、多くのアプリケーションで既製トランスが使用できるほか、高い集積度とバウンダリモード動作により、従来難題だった絶縁電力供給に対する簡単で明快なソリューションを提供することが可能だ。なお、LT3748MPの1000個時の参考単価は9.25ドルからで、同社国内販売代理店経由で販売される。
2015年03月20日東京エレクトロン デバイス(TED) は、インダストリアルグレード システム・オン・モジュール(SoM)「TB-7Z-IAE」の開発キット「TB-7Z-ISDK」を発表した。TB-7Z-ISDKは、産業機器市場向けに開発されたインダストリアルグレードSoMであるTB-7Z-IAEの評価環境となる開発キットで、inreviumブランドとして提供。マシンビジョンなどFA機器の開発期間を短縮する。開発キットのベースとなるTB-7Z-IAEは、60mm×85mmのコンパクトな設計で、量産向けに各種環境試験を実施した日本国内製造による確かな品質と信頼性を確保した。XilinxのAll Programmable SoC「Zynq-7000」と2chのGigabit Ethernetを実装し、インダストリアル・ネットワークのような特殊プロトコルに対しても、ボードデザインを変えることなくプロトコルの変更に対応することができる。また、動作温度範囲を拡張したインダストリアルグレード品のデバイスを採用しているため、幅広いアプリケーションへの展開が可能。今後、TB-7Z-IAEは産業機器システムで多用される各種OSでの動作対応も予定している。ユーザーは、その評価環境であるTB-7Z-ISDKを活用することにより、開発のトータルコストを抑えながら製品を早期に市場投入することができる。TB-7Z-ISDKにはPCレスでマシンビジョン・システムを実現できるベースデザインが無償で付属している。対応カメラからTB-7Z-IAEへの画像取り込みサンプルが実装されているため、ユーザーはTB-7Z-IAE上のZynq PSソフトウェアやZynq PLロジック上の画像処理部分から開発を開始でき、開発期間のさらなる短縮を実現する。TEDでは、 FAネットワークプロトコルを採用するマシンビジョンなどのFA機器をはじめとする多種多様な産業機器を開発しているユーザー向けに、4月よりTB-7Z-ISDKの受注を開始する。通常販売価格 19万9800円(税別)となっている。
2015年03月19日キーサイト・テクノロジーは3月10日、購入済みのMXE EMIレシーバを周波数レンジ44GHzまで拡張可能なアップグレードオプションを発表した。これにより、MXE EMIレシーバのユーザーは、最新の測定器を引き続き使用できる。今回の周波数アップグレードにより、既に購入済みのMXE EMIレシーバの最大周波数を8.4、26.5、44GHzに拡張。アップグレード価格には、インストール作業と校正のほか、1年間の保証期間も含まれる。EMIコンプライアンステストが必要なユーザーにとっては、既存のオプション、アプリケーション、シリアル番号を保持できるアップグレードであり、買い替えと比較し手間もかからず割安に適切な周波数を利用できる。周波数レンジ拡張は、同社サービスセンターにてアップグレード作業を行う。この機会に、資産の使用率向上に役立つ機能や測定アプリケーションをインストールすることも可能。例えば、テスト時間の短縮が可能なタイム・ドメイン・スキャン測定オプション(信号リストの作成に便利なFFTベースの周波数スキャン機能)の追加や、測定器プラットフォームの機能拡張としてWindows 7オペレーティングシステムへのアップグレード/外部信号源制御機能の追加できる。販売開始3月10日から販売を開始しており、税抜き参考価格は、3.6GHzから8.6GHzへの周波数アップグレードで約380万円から。
2015年03月12日Red HatとNECは2月10日、OpenStackプラットフォームでキャリアグレードのネットワーク機能仮想化(NFV: Network Functions Virtualization)ソリューションを実現するために共同開発を進めていることを発表した。共同開発したOpenStackのNFV対応機能は「Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform」に実装されている。NECとRed Hatは、10年以上にわたってオープンソースソフトウェアの共同開発で協業しているが、これまで、データプレーン開発キット(DPDK)によるデータプレーンの高速化を含む、OpenStackとKVM(Kernel-based Virtual Machine)のNFV機能の高速化、キャリアグレード/キャリアスケールのシステムを実現している。これらの活動成果はOpenStackコミュニティへ還元され、Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platformは、NFVのための主要クラウドプラットフォームとして活用される。両者の協業の直接的な結果として生まれたNFV機能のいくつかはOpenStack Junoリリースに含まれており、次のOpenStack Kiloリリースでの実装も予定されている。OpenStackベースのクラウドプラットフォーム上で実現されるNECのNFVソリューションには、vEPC(virtualized Evolved Packet Core、モバイルパケットコア仮想化)やvCPE(ユーザー宅内装置の仮想化)がある。両社は協業関係を継続し、「Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform」とNFVの統合と最適化、およびOpenStackとOpen Platform for NFV(OPNFV)を含むオープンソース・コミュニティへの貢献を続ける予定。
2015年02月10日米Microsoftは1月30日(現地時間)、ブログ「Windows For Your Business」において、企業向けWindows 10のアップグレードについて説明した。同社は1月21日に、一般のWindowsユーザーに対し、Windows 10への無償アップグレードについて発表を行っており、今回の説明はこれに続くもの。同社は1月21日、Windows 10のメディアブリーフィング「Windows 10:The Next Chapter」において、Windows 7/8.1、Windows Phone 8.1のユーザーに対しWindows 10への無償アップグレードプログラムを提供すると発表している。同様に、Windows 7 ProおよびWindows 8/8.1 Proのユーザーも、Windows 10が提供されてから1年間において無償アップグレードを受けることが可能になるという。なお、Windows 7 EnterpriseおよびWindows 8/8.1 EnterpriseはWindows 10の無償アップグレードの対象にならないと説明されている。ソフトウェアアシュアランスを契約している場合、企業向けWindows 10にアップグレードすることができる。
2015年02月02日旅の目的のひとつに、「世界遺産を見に行こう!」と考える人は多いのではないでしょうか。東南アジアにも特徴的な世界遺産の数々があります。せっかく旅に出るなら正しい「世界遺産の見方」も知っておきたいもの。NPO法人世界遺産アカデミー主任研究員の目黒氏は世界遺産の「個性」に注目してほしいと言います。©ASEAN-Japan Centre古都ホイアン(ベトナム)大切なのはそれぞれの世界遺産が持つ「個性」「世界遺産には『ナンバーワン』ではなく『オンリーワン』の価値が必要です。オンリーワンの価値はその世界遺産の『個性』になります。『個性』を知るには、世界遺産の『登録基準』を見るとわかりやすいでしょう。」photo:yoko hondaアユタヤ遺跡(タイ)世界遺産は10項目の登録基準によって定められていて、例えば自然遺産の登録基準は「地球の歴史」「自然の景観美」「固有の生態系」などの項目があります。©ASEAN-Japan Centreコモド国立公園のコモド大トカゲ(インドネシア)「気になる世界遺産がどんな基準によって登録されたのかを前もって知っていれば『綺麗な景色を観に来たのに想像していたのと違った…』なんていうこともなくなりますよね。また『個性』がわかれば、現地に行った際に世界遺産を壊すようなこともなくなるでしょう。是非これからは、『登録基準』で世界遺産を見てほしいですね」「危機遺産」と私たちがやるべきこと世界遺産に登録されたものの、なんらかの理由で「個性」が壊れてしまった遺産があるのも現状です。そんな世界遺産を「危機遺産」と言います。©ASEAN-Japan Centreコルディリェーラ山脈の棚田(フィリピン)危機遺産の原因のほとんどは「人間の行い」。内戦や観光開発、都市開発、密漁などがその原因です。人間の勝手な行動が、せっかく登録された世界遺産を危機遺産に変えてしまっているのです。「日本でも富士山や富岡製紙場が世界遺産登録され盛り上がっていますが、その一方で『これから世界遺産を保全するための大きな責任と義務が、日本国民に生じた“スタート”』であるということを忘れてはいけません。世界遺産の本来の意味、向き合い方を知り、みんなで世界遺産を守っていかなければなりません」※東南アジアの危機遺産はコルディリェーラ山脈の棚田(フィリピン)とスマトラの熱帯雨林遺跡(インドネシア)の2つ(2014年12月現在)(text:Tomomi Kimura)PROFILE目黒正武MEGUROMasatakeNPO法人 世界遺産アカデミー主任研究員。明治大学商学部卒。旅行会社に就職後、国内外多数の世界遺産で現地経験を積む。2005年より現職。青山学院大学・文化学園大学・八洲学園大学非常勤講師。メディア出演:TBS『みのもんたの朝ズバッ!』、テレビ朝日『そうだったのか!学べるニュース』、フジテレビ『知りたがり!』、フジテレビ『アゲるテレビ』等で世界遺産について解説。
2014年12月24日ボロブドゥールの仏教寺院郡 photo:yoko honda前回は「私たちが知らない。世界遺産の本当の目的」をNPO法人世界遺産アカデミー主任研究員の目黒正武氏にお伺いしました。今回はTRIPPINNG!的「東南アジアの“世界遺産の特徴”」についてお届けします。東南アジアの世界遺産からは「寛容性」「融合性」が見えてくるバリ州の文化的景観 photo:yoko honda東南アジア文化遺産の他の地域とは異なる特徴とは国、地域によって建物の特徴の違いが顕著な文化遺産。「東南アジアの文化遺産」は、特に「歴史的視点」で見てみると、他の地域とは異なる「東南アジアらしさ」が見えておもしろい、と目黒氏は言います。「インドシナ半島の、東南アジア諸国は、インドと中国に挟まれていることから両国の文化の影響を受け、ヒンドゥー教と仏教に関連する文化遺産が多いのが特徴です。中でも、ヒンドゥー教は多神教の面があることからも、他の宗教の建物を壊さずに並立させていたり、壊しにくいという理由で使いまわしていたりします。」ボロブドゥールの仏教寺院郡 photo:yoko honda東南アジアの「今、見に行くべき」世界遺産“今、見に行くべき世界遺産”として、カンボジアの「アンコールワット」をあげた目黒さん。photo:sumio koizumi「アンコールワットはもともとヒンドゥー教の寺院でしたが今は仏教寺院です。隣接するアンコールトムは、逆に仏教寺院でしたが今はヒンドゥー教寺院です。これは建設時の国王の信仰心と、後世の国王の信仰心の違いが大きな要因ですが、そこにはインド、中国という強国の影響も見逃せません。ですが、同時に「様々な宗教や価値観を受け入れようとする「寛容性の強さ」や「融合」しようとする「柔軟性」があった」ということを表しているとも言えますよね。世界遺産を見ながらそんなことに思いを馳せてみるのも面白いですね」東南アジアの自然遺産グヌン・ムル国立公園 photo:yoko honda「東南アジアは、「カルスト地形」(石灰岩などの水に溶解しやすい岩石で構成された大地が雨水、地下水などによって侵食されてできた地形)のため、石灰質に関係する自然遺産、特に「鍾乳洞」が多いことが特徴ともいえます。マレーシアのグヌン・ムル国立公園には世界最大の鍾乳洞靴がありますし、ベトナムのフォンニャーケバン国立公園は、アジア最古最大と言われるカルスト地帯です。ちなみに、個人的には、東南アジアの自然遺産の中では、マレーシアの「キナバル自然公園」にある世界一大きな花「ラフレシア」はおすすめです。©ASEAN-Japan Centre人類700万年の歩みを伝える物件が「文化遺産」、地球46億年の歴史を表す物件が「自然遺産」です。世界遺産を知ることは、人類と自然の関係から、世界の成り立ちを理解することに繋がります。(text:Tomomi Kimura)PROFILE目黒正武MEGUROMasatakeNPO法人 世界遺産アカデミー主任研究員。明治大学商学部卒。旅行会社に就職後、国内外多数の世界遺産で現地経験を積む。2005年より現職。青山学院大学・文化学園大学・八洲学園大学非常勤講師。メディア出演:TBS『みのもんたの朝ズバッ!』、テレビ朝日『そうだったのか!学べるニュース』、フジテレビ『知りたがり!』、フジテレビ『アゲるテレビ』等で世界遺産について解説。
2014年12月14日