エイドリアン・ブロディとフェリシティ・ジョーンズが新作で共演することがわかった。『The Brutalist』というタイトルで、監督は『ポップスター』のブラディ・コーベット。コーベットは脚本も共同執筆している。舞台は第二次大戦後。新たな人生を求めてアメリカに移住したアーティスト(ブロディ)とその妻(ジョーンズ)が裕福なパトロンに出会ったことで、人生が変わっていくという物語らしい。パトロン役はガイ・ピアースが演じる。撮影は最近、ハンガリーでスタートした。ブロディの次回公開作は、今月21日にApple TV+で配信開始される『ゴーステッド Ghosted』。ジョーンズの次回公開作は、アクションスリラー『Borderland』。文=猿渡由紀
2023年04月12日エイドリアン・ブロディ主演のアクション映画『クリーン ある殺し屋の献身』より、本編映像が解禁された。本作は、『戦場のピアニスト』でアカデミー主演男優賞を受賞したエイドリアン・ブロディが主演するハード・アクション。大都会の裏側を舞台に、殺し屋と少女の交流と絆を描いた『レオン』や『タクシードライバー』を彷彿とさせるエモーショナルなアクション・ドラマとなっている。この度解禁された本編映像では、かつて凄腕の殺し屋だったクリーン(エイドリアン・ブロディ)が、ギャングのボスの家にトラックで突っ込むド派手なシーンが切り取られている。ギャングのボス、マイケルの息子に瀕死の怪我を負わせたクリーンは、組織を総動員して追われる身となっていたが、やがて逃げ場を失い、心を通わせた隣人の少女を護るために、たった一人でギャングたちに戦いを挑むことに。ゴミ収集車に乗り込み、亡くなってしまった幼い娘の写真にキスをして決心を固めたクリーンは、仲間たちと酒を飲み交わし油断しているマイケルの家に向かってゴミ収集車を走らせる。ライトに照らされ車が向かってくるのに気づいたマイケルたちが呆然とする中、ゴミ収集車はどんどんと加速し、ついに壁を破壊し家の中に突っ込む!ド派手な登場で反撃が始まったが、クリーンはたった一人でギャングたちを一掃することができるのか…?その後の展開が気になる本編映像となっている。『クリーン ある殺し屋の献身』は9月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:クリーン ある殺し屋の献身 2022年9月16日より全国にて公開© 2018 A Clean Picture, LLC All Rights Reserved.
2022年09月12日エイドリアン・ブロディ主演『クリーン ある殺し屋の献身』より、メイキング写真が解禁された。本作は、心を通わせた少女が危機に陥ったことから、再び戦いに身を投じていく凄腕の殺し屋の姿を描く、『レオン』や『タクシードライバー』を彷彿とさせる、エモーショナルなアクション・ドラマだ。監督は、『キラー・ドッグ』に続いてエイドリアン・ブロディとチームを組む、ポール・ソレットが務める。本作で主演を務めるエイドリアン・ブロディは、2002年公開の『戦場のピアニスト』でナチス侵攻化のポーランドを生き抜いた実在のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンを演じ、史上最年少の29歳でアカデミー主演男優賞を受賞。孤独なピアニストの役を演じるために、車を売却し、電話も不通にさせ、住居を手放しドイツとポーランドのホテルの部屋でピアノを練習しながら一人で暮らすというストイックな役作りで、体重も58kgまで落とし、役にとりつかれたような演技が高く評価された。賞をとって順風満帆な役者人生を過ごすかと思われたブロディだったが、その後は俳優業の調子が上がらず、このままではダメだと気づいた彼は、新規の依頼を全て断り、芸術家たちと付き合い始め、絵を描き、作曲し、海外を旅して回った。その経験から、“ずっと残る何かを作り出すこと”を意識するようになったという。そんな新生ブロディがハリウッドに返り咲いて作り上げたのが、本作。孤独なゴミ清掃員として生きる、過去を捨てた凄腕の殺し屋の男を演じているが、本作では主演だけでなく、製作・脚本・音楽まで手掛け、その多才ぶりを存分に発揮している。さらに、9月にNetflixで配信されるマリリン・モンローの生涯を描いた『ブロンド』では、モンローと離婚した劇作家のアーサー・ミラーを演じており、ふり幅のある役柄での出演が続いている。この度解禁となったメイキング写真でも、挑戦を恐れず進化し続けるエイドリアン・ブロディの姿を見ることができ、本作はもちろん今後の活躍からも目が離せない。『クリーン ある殺し屋の献身』は9月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:クリーン ある殺し屋の献身 2022年9月16日より全国にて公開© 2018 A Clean Picture, LLC All Rights Reserved.
2022年08月30日ドクターマーチン(Dr. Martens)は、ローファー「エイドリアン(ADRIAN)」の新色を全国のドクターマーチンショップほかにて発売。“爽やかなブルー”のタッセルローファー「エイドリアン」は、ドクターマーチンの定番タッセルローファー。そんなクラシカルなシューズのウェルトに、ドクターマーチンのシグネチャーであるイエローステッチを施した「エイドリアン YS タッセル ローファー」から、新色がお目見え。アッパーのスムースレザーに、爽やかなブルーまたはトレンド感溢れるカーキグリーンを採用した2色が仲間入りする。鮮やかな色味のシューズは、1つ取り入れるだけでコーディネートにポップなアクセントをプラスしてくれそうだ。【詳細】ドクターマーチン「エイドリアン YS タッセル ローファー」発売時期:2022年秋冬発売店舗:全国のドクターマーチンショップ、ドクターマーチン公式オンラインストア※2022年8月1日現在発売中価格:24,200円カラー:CARD BLUE、KHAKI GREEN【問い合わせ先】ドクターマーチン・エアウエア ジャパンTEL:03-6746-4860
2022年08月04日アカデミー賞俳優エイドリアン・ブロディ主演のハード・アクション『クリーンある殺し屋の献身』より、予告映像と場面写真が解禁された。大都会の裏側を舞台にした、『レオン』や『タクシー・ドライバー』を想わせる、エモーショナルなアクション・ドラマである本作。主演は『戦場のピアニスト』でアカデミー主演男優賞を受賞、その後も『キング・コング』『プレデターズ』『グランド・ブダペスト・ホテル』などで活躍を続けるエイドリアン・ブロディで、本作では主演だけではなく製作・脚本・音楽まで手掛け、その多才ぶりを発揮している。この度解禁された予告映像では、凄腕の殺し屋という過去を捨て孤独な清掃人として生きる男“クリーン”が、心を通わせた隣人の少女を助けるため、ギャングたちを叩きのめす様子が映し出される。その中には街を牛耳るボスの息子もいて、ボスを怒らせたクリーンと少女は、総動員されたギャングたちに追われ、逃げ場を失っていく。クリーンは終止符を打つため、ボスのアジトへとたったひとりで戦いを挑む。トラックで家に突っ込むド派手なシーンも切り取られているなど、「夜の街が血で染まる観る者の魂を撃ち抜くキリングハード・アクション」というコピーと、激しい銃撃戦に期待が高まる予告編となっている。また併せて解禁された場面写真では、ひとりで生きるクリーンの孤独を感じさせる表情や、物語の鍵となる少女との交流の様子が切り取られている。そして、心を通わせる孤独な男と少女の前に立ちはだかる存在も浮かび上がり、穏やかな表情から一転、銃器を構える男の心境やクリーンが少女を守り切ることができるのか、気になる写真になっている。『クリーンある殺し屋の献身』は9月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:クリーン ある殺し屋の献身 2022年9月16日より全国にて公開© 2018 A Clean Picture, LLC All Rights Reserved.
2022年08月03日ウェス・アンダーソン監督の記念すべき10作目『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』に出演する常連俳優、エイドリアン・ブロディは本日4月14日が誕生日。これを記念して、4月27日(水)にブルーレイ+DVDセットが発売される同作を含め、これまでにエイドリアンが出演してきたウェス作品4作品をご紹介。ユーモアあふれる3兄弟が織りなすロード・ムービー『ダージリン急行』インドの風景の美しさやその価値観に魅せられたウェスが2007年に発表した、カラフルな色彩や列車の緻密な内装、インドの風景のコントラストが素晴らしいロード・ムービー。父の死を機に絶交していた3兄弟が、絆を深めるための旅に出る。エイドリアンは父の遺品を1人占めしていることを責められ、妻ともうまくいっていない次男ピーター役。長男フランシスをオーウェン・ウィルソン、三男ジャックをジェイソン・シュワルツマンとこちらもウェス作品の常連組。3兄弟それぞれが悩みを抱える中での旅の珍道中がユーモアたっぷりに描かれ、エキゾチックなインド北西部の映像美も楽しむことができる。『ダージリン急行』はブルーレイ発売中/デジタル配信中(購入/レンタル)ブルーレイ価格:2,096円(税込)(C)2018 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC.発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン“伝説のコンシェルジュ”が殺人事件を追う『グランド・ブダペスト・ホテル』レイフ・ファインズやエドワード・ノートン、ジュード・ロウなどの超豪華キャストを迎え、オフビートな物語、絵画的な画作り、キャストの個性をフルに活かした配役で話題に。エイドリアンは、殺害されたマダムD(ティルダ・スウィントン)の長男役。母の遺産相続の諍いに巻き込まれていく。砂糖のように甘く、どこかファンタジックなミステリー・コメディは、ウェス監督らしい独特で中毒性のある世界観で見事アカデミー賞4部門受賞の話題作。『グランド・ブダペスト・ホテル』はブルーレイ発売中/デジタル配信中(購入/レンタル)ブルーレイ価格:2,096円(税込)(C)2018 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC.発売:ウォルト・ディズニー・ジャパンキツネの一家VS.意地悪な農家の痛快アニメ『ファンタスティック Mr.FOX』ブラックユーモアとイマジネーションが織りなす短編で知られる、ロアルド・ダール原作のベストセラーを完全映像化したストップモーション・アニメーション。本能に逆らわず生きることが大切と教えてくれる原作のメインテーマを生かしながら、そこにウェス監督自身の永遠のテーマともいえる父と息子の物語や、登場人物たちの成長物語などを織り込んだストーリーに描き上げている。野ねずみ役のエイドリアンをはじめ、ジョージ・クルーニーやメリル・ストリープの吹き替えでも話題となり、CGや3Dが普及した現代にあえてパペットを使ったウェス監督のこだわりにも注目。『ファンタスティック Mr.FOX』はブルーレイ発売中/デジタル配信中(購入/レンタル)ブルーレイ価格:2,096円(税込)(C)2021 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC.発売:ウォルト・ディズニー・ジャパンウェス監督10作目『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』実在する雑誌「ニューヨーカー」と、実在する著名な記者に触発されて作られたというストーリーはもちろん、全編を通しての監督の映画とフランスと活字カルチャーへのこだわりと大きな愛、そしてファンを惹きつけて止まない、カラフルで特徴的な独特の世界観も絶賛され、第74回カンヌ国際映画祭では上映後に約9分もの熱いスタンディング・オベーションで讃えられた。 本作でエイドリアンは、狂気の画家と彼の看守かつミューズ、そして強欲な画商についてのストーリー「確固たる名作」にて画商ジュリアン・カダージオ役を演じている。そのほか、ビル・マーレイやオーウェン、フランシス・マクドーマンドら常連キャストに加え、「007」シリーズでも知られるレア・セドゥ、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のシアーシャ・ローナン、さらにエドワード・ノートンまで、想像をはるかに超える豪華で贅沢なキャストらが魅せる、個性的すぎる愛しいキャラクターたちも大きな見どころとなっている。『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』ブルーレイ+DVDセットは発売中4,950 円(税込)/デジタル配信中(購入/レンタル)。(C)2022 20th Century Studios.発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダージリン急行 2008年3月8日よりシャンテ シネほか全国にて公開© 2007 TWENTIETH CENTURY FOXファンタスティックMr.FOX 2011年3月19日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開© 2010 Fox and its related entities. All Rights Reserved.グランド・ブダペスト・ホテル 2014年6月6日よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマカリテほか全国にて公開© 2013 Twentieth Century Foxフレンチ・ディスパッチザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊 2022年1月28日より全国にて公開©2021 20th Century Studios. All rights reserved.
2022年04月14日オスカー俳優エイドリアン・ブロディ主演&製作総指揮、スティーヴン・キング原作の小説に基づいたドラマ『チャペルウェイト 呪われた系譜』(全10話)がAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」で、12月1日(水)より独占配信される。それに合わせて特別番組『ホラー好き大注目!海外ドラマ「チャペルウェイト 呪われた系譜」徹底ガイド』(全4回)が配信されることが決定した。『チャペルウェイト 呪われた系譜』はスティーヴン・キングが大学時代に執筆し、1978年出版の短編集『深夜勤務』に収録された短編小説『呪われた村<ジェルサレムズ・ロット>』に基づいて、新たなキャラクター設定と脚色でドラマ化したゴシックホラーである。放送が決定した特別番組には、こがけん(お笑い芸人)や風間賢二(翻訳家)、丸屋九兵衛(万物評論家)、伊藤さとり(映画パーソナリティ)、森瀬繚(ライター、翻訳家)が出演。スティーヴン・キングやクトゥルフ神話の話等を交えながら作品の魅力がたっぷり語られる。第1回は本作を観る前の方向け、2回目は1話を観た方、3回目は5話まで観た方、4回目は全話観た方向けとなっており、作品を観ながら合間合間に楽しめる内容となるはずだ。また、約2分30秒のロングバージョンの予告映像も公開。エイドリアン・ブロディ演じるチャールズ・ブーンの幼い頃の記憶、大人になって自身の家族を連れて住み始める屋敷“チャペルウェイト”と、町に住む人々からブーン家が疎まれる様子が伺える。「この家は病の源と思われています」や「不幸に取り巻かれている」という不穏な言葉と、チャールズの息子、テインが「ここは安全?」と不安げに聞く様子に謎が深まるばかり。これまでのスティーヴン・キング作品にも共通する不穏さにホラーファンの期待を誘う予告映像だ。■配信情報『ホラー好き大注目!海外ドラマ「チャペルウェイト 呪われた系譜」徹底ガイド』12月1日(水)よりAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」で第1話配信12月24日(金)より全話配信12月14日(火)~BS10スターチャンネルで放送『チャペルウェイト 呪われた系譜』(全10話)12月1日(水)より、Amazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にて第1話配信12月24日(金)より全話配信<BS10 スターチャンネル>※12月19日(日)17:00~字幕版 第1話 先行無料放送【STAR1 字幕版】12月21日(火)より 毎週火曜23:00 ほか【STAR3 吹替版】12月24日(金)より 毎週金曜22:00 ほか特設サイト:
2021年11月16日エイドリアン・ブロディ主演&製作総指揮、スティーヴン・キング原作の小説に基づいたゴシックホラー「チャペルウェイト 呪われた系譜」が、12月1日(水)よりAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にて独占配信が決定(「BS10 スターチャンネル」でも12月21日より放送開始)。予告映像が初公開された。1850年、捕鯨船の船長チャールズ・ブーンは、最愛の妻を病で亡くしたのを機に、陸に戻り子育てをすることを決意。いとこのスティーヴンがメーン州の小さな町に遺した屋敷「チャペルウェイト」に移り住むが、スティーヴンらを知る町の住民からは、ブーン家は疫病神だと冷たく迎えられる。一方、幼少時のトラウマからウジ虫の幻覚に悩まされているチャールズは、いとこらのことを調べるうち、一族のある秘密を知る…。本作は、スティーヴン・キングが大学時代に執筆、1978年出版の短編集「深夜勤務」に収録された「呪われた村〈ジェルサレムズ・ロット〉」に基づいて、新たなキャラクター設定と脚色でドラマ化。『死霊伝説』シリーズの前日譚に当たるストーリーとなっている。また、自身の小説の映像化で酷評することも多いスティーヴンだが、本作に関してはプロデューサーのドナルド・デ・ラインが事前に共有した脚本を気に入って制作を承認し、初回放送後には「私が大学時代に書いた小説を素晴らしい形で、より不気味に脚色してくれた」とツイッターで絶賛した。幼い頃、父親に殺されかけたトラウマに苦しむ主人公が、親族の屋敷を相続したことで一族の秘密を知り、代々受け継がれた呪いから家族を解放するため戦う本作。前半は、新天地で苦悩する主人公とその家族をじわじわと描きスローに物語が進行するが、第4話で一転、死んだはずのある人物が衝撃の姿で現れると、そこからドラマは急展開を迎える。そして、繰り返される一族の悲劇の裏にはある書物の存在があったことが明らかになるが、その書物こそがスティーヴンの敬愛する怪奇小説家H・P・ラヴクラフトのクトゥルフ神話に出てくる魔道書「妖蛆の秘密」。スティーヴンのホラーや超自然現象もの作品が好きな人はもちろん、ラヴクラフトファンにも堪らない作品となっている。キャストには、『戦場のピアニスト』のエイドリアンが、シングルファーザーの主役を務めるほか、エミリー・ハンプシャーがブーン家の住み込み家庭教師になる新人作家レベッカ・モーガンを演じている。そして、エイドリアン演じるチャールズ・ブーンとその家族が住み始める屋敷「チャペルウェイト」の怪しげな様子が映し出された映像も公開された。「チャペルウェイト 呪われた系譜」予告編「チャペルウェイト 呪われた系譜」はAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にて配信、BS10 スターチャンネルにて放送。(cinemacafe.net)
2021年10月19日若かりし日のダニエル・クレイグが出演する、映画『愛の悪魔フランシス・ベイコンの歪んだ肖像』が、2021年5月20日(木)に閉館を迎えるアップリンク渋谷にて同日1日限定上映される。閉館するアップリンク渋谷、最終日に1日限定特別上映2021年5月20日(木)をもって26年の歴史に幕を下ろすこととなったアップリンク渋谷。その最終日を飾る特別上映作品として、1998年公開の映画『愛の悪魔フランシス・ベイコンの歪んだ肖像』が選ばれた。映画『愛の悪魔フランシス・ベイコンの歪んだ肖像』では、20世紀を代表する画家の1人であるフランシス・ベイコンの生涯が、男性の恋人ジョージ・ダイアーとの関係を中心に描かれる。デレク・ジャコビとダニエル・クレイグが恋人に同作は、『007』シリーズのジェームス・ボンド役でも知られるダニエル・クレイグがデレク・ジャコビ演じるベイコンの恋人、ジョージ・ダイアー役として出演していることでも知られる作品。また、『フィクサー』のティルダ・スウィントンも出演している。監督は、デレク・ジャーマンに見出され、シニード・オコナー「Nothing Compares 2 U」のPVやエイドリアン・ブロディ主演の映画『ジャケット』を手掛けてきたジョン・メイブリィが務めている。坂本龍一が担当する音楽にも注目したい。<ストーリー>1971年、パリのグラン・パレでベイコンの大回願展が開催。そこには“現在生存する最も偉大な画家”と褒め称えられ、喝采を浴びるフランシス・ベイコン本人の姿があった。そんな折、ベイコンのモデルで恋人のジョージが、ホテルの部屋で大量のドラッグとアルコールを服用する。【詳細】『愛の悪魔フランシス・ベイコンの歪んだ肖像 』上映日時:2021年5月20日(木) 12:35~会場:アップリンク渋谷(渋谷区宇田川町37-18 トツネビル)監督+脚本:ジョン・メイブリィ/製作:キアラ・メナージュ/撮影:ジョン・マティエソン/美術:アラン・マクドナルド/衣装:アニー・シモンズ/音楽:坂本龍一出演:デレク・ジャコビ/ダニエル・クレイグ/ティルダ・スウィントン(1998年/イギリス/90分/ヴィスタ)配給:アップリンク
2021年05月20日シアーシャ・ローナンが主演を務める殺人ミステリー映画(タイトル未定)に、エイドリアン・ブロディの出演が決定した。「The Hollywood Reporter」が報じた。今作の舞台は1950年代のロンドン劇場地区。ハリウッドのあるプロデューサーが、ウエスト・エンドの人気舞台を映画化しようと動く中、製作メンバー内で殺人事件が発生。物事を投げやりに考えがちの厭世的な警部補(サム・ロックウェル)とやる気みなぎる新人刑事(シアーシャ)が、犯人探しに奔走する。エイドリアンは、「ブラックリスト入りしているハリウッドの映画監督」を演じるという。また、役柄は不明だが、デヴィッド・オイェロウォの出演も決定している。キャストは、オスカーに4回ノミネートされたシアーシャ、アカデミー賞助演男優賞を受賞したサム、ゴールデングローブ賞に2回ノミネートされたデヴィッド、そして『戦場のピアニスト』でアカデミー主演男優賞を受賞したエイドリアンという名優ぞろい。製作は『スリー・ビルボード』『シェイプ・オブ・ウォーター』『ジョジョ・ラビット』と賞レースに絡んだ作品を生み出してきた「サーチライト・ピクチャーズ」が行う。監督は「ハンク-ちょっと特別なボクの日常-」のトム・ジョージ、脚本はNetflixドラマ「フレークド」のマーク・チャペル。(Hiromi Kaku)
2020年12月15日スター俳優たちの場面写真とポスタービジュアルがお披露目され、注目を集めたウェス・アンダーソン監督の最新作『The French Dispatch』(原題)から、世界中のファン待望の予告編映像が解禁された。ベニチオ・デル・トロやティモシー・シャラメ、ジェフリー・ライトという新参組に、エイドリアン・ブロディ、ティルダ・スウィントン、レア・セドゥ、フランシス・マクドーマンド、シアーシャ・ローナン、ビル・マーレイ、オーウェン・ウィルソン、ウィレム・デフォーら、お馴染みの常連組も合わせ、豪華キャストが集結している本作。20世紀のフランスのある架空の街、「ニューヨーカー」誌をモデルにした「The French Dispatch」の記事を3つの物語にした形で、アンダーソン監督によれば「ジャーナリストへのラブレター」を描くという。予告編には、アンダーソン監督ならではのポップな色使いの雑誌社の様子が映し出されるカラーパートと、何やら不穏な雰囲気のモノクロパートに分かれ、その中には1968年5月に学生運動から広がったフランスの「五月革命」を思わせるシーン、早速話題を呼んでいる頭にタオルを巻いたティモシーのバスタイムなどのシーンが登場している。『The French Dispatch』は7月24日より全米公開予定。(text:Reiko Uehara)■関連作品:The French Dispatch(原題) 2020年より公開予定
2020年02月12日今夏、全米公開となるウェス・アンダーソン監督作『The French Dispatch』(原題)の新しいポスターが公開された。これにより、いままでベールに包まれてきた、豪華キャストの演じるキャラクターが明らかに。特に話題を呼んでいるのが、タオルをターバンにして頭にかぶり、裸で風呂に入りながら書き物をしているティモシー・シャラメ。ブリーフケースを持ち、デスクにずらりと並んだ札束を目の前にたたずむスーツ姿のエイドリアン・ブロディや、絵の具まみれの絵描き、ベニチオ・デル・トロも目立っている。ポスターから様々な情報が読み取れる上に、タイトルにもなっている「The French Dispatch」は、「ザ・ニューヨーカー」誌にインスパイアされた架空の週刊誌であることも明らかになった。「ザ・ニューヨーカー」誌が公式サイト上で、映画の場面写真を独占的に掲載した。アンダーソン監督はティーンエイジャー時代から同誌の大ファンであり、自身が生まれる前に発売された雑誌まで集めているコレクター。ビル・マーレイ演じる「The French Dispatch」の編集者アーサー・ハウィッツァー・Jr.は「ザ・ニューヨーカー」誌の創刊者ハロルド・ロスに同誌への寄稿者A・J・リーブリングを足したようなキャラクターで、ジェフリー・ライト演じるローバック・ライトは作家のジェイムズ・ボールドウィンとやはりA・J・リーブリングをミックスさせたキャラクターなのだという。「ザ・ニューヨーカー」誌の影響を受けた今作は、まもなく予告編が公開される。(Hiromi Kaku)
2020年02月12日ウェス・アンダーソン監督最新作『The French Dispatch』の全米公開日が決定した。配給のサーチライト・ピクチャーズの発表によると、今年の7月24日だという。同日公開の映画は、ほかにドウェイン・ジョンソンとエミリー・ブラントが主演するディズニーの『Jungle Cruise』(原題)がある。今作の正式タイトルが『The French Dispatch of the Liberty, Kansas Evening Sun』(原題)であることも明らかになった。20世紀のフランスの架空都市にある、アメリカの新聞社の支局で働くジャーナリストたちの物語が描かれる。今月中旬、IMDbが上映時間を「4時間1分」で、1部が「1時間57分」で2部が「2時間4分」という情報を掲載し、話題となったがこれは誤りで、現在は「108分」に訂正されている。豪華キャストが出演することでも注目されている今作。ベニチオ・デル・トロ、エイドリアン・ブロディ、ティルダ・スウィントン、レア・セドゥ、フランシス・マクドーマンド、ティモシー・シャラメ、ビル・マーレイ、オーウェン・ウィルソン、ウィレム・デフォーらと錚々たるメンバーが集結している。キャストのほとんどは、アンダーソン監督の過去の作品にも登場した常連メンバーだが、ベニチオとティモシーが参加するのは初。(Hiromi Kaku)
2020年01月30日スティーヴン・キング作「キャリー」が、再び映像化されることになったという。「Collider」などが伝えた。「キャリー」は1976年にブライアン・デ・パルマ監督&シシー・スペイセク主演で初めて映画化された。キャストのシシーとパイパー・ローリーが、それぞれアカデミー賞主演女優賞、助演女優賞にノミネート。1999年には映画の続編として『キャリー2』が製作された。テレビ映画やブロードウェイミュージカルのテーマとなったこともある。さらに2013年、キンバリー・ピアース監督&クロエ・グレース・モレッツ主演でリメイクもされている。今回は米テレビ局の「FX」と製作スタジオ「MGMテレビジョン」が、リミテッドシリーズのドラマとして制作する。いまのところは企画のごく初期段階だといい、脚本家などは決まっていないとのこと。この2社がタッグを組んで制作したドラマには、最近では「FARGO/ファーゴ」がある。キングの作品のドラマ化が報じられたのは、ここ1週間で2度目。米テレビ局「Epix」がキングの短編の「Jerusalem’s Lot」(原題)をエイドリアン・ブロディ主演で制作し、2020年秋に放送予定だとのこと。(Hiromi Kaku)■関連作品:キャリー 1977年3月より公開キャリー(2013) 2013年11月8日より新宿ピカデリーほか全国にて公開
2019年12月24日映画界には、何十年かに一度、世界がひれ伏す俳優が現れる。ジェームズ・ディーン、オードリー・ヘプバーン、ブラッド・ピット、レオナルド・ディカプリオ…狂おしいほど美しく、ときに儚く、しかしその存在はまばゆく――。街も空も緑も、共演者さえ、スクリーンに映る全てが彼/彼女を引き立てる装置になる。今現在、その“最旬”にいるのがティモシー・シャラメだ。唯一無二の表情、演技力、オーラを持つ“奇跡”の存在フランス人の父とアメリカ人の母を持つ彼は、現在23歳(ちなみに『ベイビー・ドライバー』のアンセル・エルゴートは高校の同級生)。子役として数々のCMやドラマに出演し、クリストファー・ノーラン監督の『インターステラー』(’14)で注目を浴びる。その後『マイ・ビューティフル・デイズ』(’16)などを経て、『君の名前で僕を呼んで』(’17)で大ブレイク。21歳にしてアカデミー賞主演男優賞候補入りを果たした。彫刻のように整った顔立ち、あどけなさと成熟さを併せ持つ表情、憂いを帯びた瞳、そして隠し切れないくらいに無垢で清純な色気。揺れる心情をミリ単位で体現する演技力の高さはもちろんだが、何と言ってもスクリーンの中の彼は、息づかいが聞こえるほどに「生きて」いる。奇跡という概念が擬人化したら、きっとこんな姿かたちをしているのだろう――。恥ずかしげもなくそう言い切ってしまえる逸材だ。続く『レディ・バード』(’17)で、人気を確固たるものとしたシャラメ。2019年には、日本公開作がなんと6本にも及んだ。ブレイク前夜に出演したSF『シークレット・チルドレン禁じられた力』(’15)、ドラッグ依存症の青年役に挑んだ『ビューティフル・ボーイ』(’18)、ナイーブな青年がドラッグの密売人へと脱皮を遂げる姿を熱演した『HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ』(’17)、クリスチャン・ベールと共演した西部劇『荒野の誓い』(’17)、Netflixの歴史大作『キング』(’19)、教師に恋心を抱く高校生をみずみずしく表現した『マイ・ビューティフル・デイズ』(’16)。出演順は前後しているのだが、彼の演技のクオリティが非常に安定しているため、過去の作品であっても「粗さ」や「硬さ」は感じられない。それもまた、シャラメの大きな特長といえよう。Instagramのフォロワーは450万人を突破し、世界的な知名度も急上昇中。この先の公開待機作では、さらなる躍進が決まっている。今後の出演作に要注目まずは、『レディ・バード』のグレタ・ガーウィグ監督、プライベートでも仲の良いシアーシャ・ローナンと再タッグを組む『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』。名作小説「若草物語」の再映画化で、エマ・ワトソン、『ミッドサマー』(’19)のフローレンス・ピュー、ローラ・ダーン、メリル・ストリープといった実力派の女優陣と共演を果たした。本作では、四姉妹と交流する御曹司に扮している。そして『メッセージ』(’16)のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が“いわくつきの大作”に取り組んだ『Dune』(原題)。アレハンドロ・ホドロフスキー、デヴィッド・リンチ、リドリー・スコットといった鬼才たちをもってしても満足な形で映像化できなかったSF長編『デューン』に、主演として挑む。『ドクター・スリープ』(’19)の怪演が記憶に新しいレベッカ・ファーガソン、ジェイソン・モモア、ゼンデイヤ、オスカー・アイザック、ジョシュ・ブローリン、ハビエル・バルデム、シャーロット・ランプリングが出演予定だ。さらに、『グランド・ブダペスト・ホテル』(’14)のウェス・アンダーソン監督の新作『The French Dispatch』(原題)。20世紀のフランスを舞台にした物語のようだ。本作にも、驚異的な豪華キャストが集結。レア・セドゥ、シアーシャ・ローナン、ケイト・ウィンスレット、ティルダ・スウィントン、ビル・マーレイ、ウィレム・デフォー、クリストフ・ワルツ、ベニチオ・デル・トロ、エイドリアン・ブロディ、フランシス・マクドーマンド…シャラメは、彼らとどんな化学変化を起こすのだろうか。この3本だけでも十二分にすさまじいのだが、その後に『君の名前で僕を呼んで』の続編が控えている。その全てで主役、ないし重要な役どころを演じているのも驚異的だ。名だたる役者たちと渡り合う実力だけでなく、さらに上に行く「魅力」を備えているシャラメ。規格外の速度で成長を続ける彼が、この先どこまで駆け上がっていくのか、正直全く予想がつかない。ただ、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(’16)や『スパイダーマン』に落選してしまうなど、これまでのキャリアは決して成功一色ではなかった。しかしだからこそ、悔しさを乗り越えたシャラメの視界は今、かつてないまでに良好だ。夢を体現する者を「スター」と呼ぶなら、彼ほどその称号がふさわしい者はいないだろう。ティモシー・シャラメの伝説は、まだ始まったばかりだ。(SYO)
2019年12月24日Netflixと製作会社のPlan Bが手掛ける、マリリン・モンローの伝記映画『Blonde』(原題)の製作が進行中だ。「Daily Mail」紙などが報じた。マリリン・モンローを演じるのは『007』の最新作『No Time To Die』(原題)に出演しているアナ・デ・アルマスで、メガホンを取るのは『ジェシー・ジェームズの暗殺』のアンドリュー・ドミニク。プロデューサーにはブラッド・ピットも名を連ねている。今作は、5度もピューリッツァー賞のファイナリストに選出されたことのある、ジョイス・キャロル・オーツの同名小説を映画化。モデル、女優、歌手として活躍したマリリンの50年代~60年代のイメージを描くフィクション映画だという。アナはキューバ出身で強いなまりがあり、どのような役作りをするのかに注目が集まっている。ドミニク監督は、今作について、「興味深いのは、セリフが少ないところ」と語っており、「映像やイベント」で多くを語るスタイルとなっているようだ。今月中旬、ロサンゼルスでマリリンの夫役のアーサー・ミラーを演じるエイドリアン・ブロディと撮影しているアナが目撃された。地毛がブルネットのアナは、マリリンそっくりなブロンドカールのウィッグをつけていた。『Blonde』の配信予定日は未定だが、2020年中といわれている。(Hiromi Kaku)
2019年09月24日『犬ヶ島』『グランド・ブダペスト・ホテル』のウェス・アンダーソン監督の最新作『The French Dispatch』(原題)がFOXサーチライトにて全世界配給することが決定、2020年に公開予定。ベニチオ・デル・トロ、ティモシー・シャラメら、新たな顔ぶれがアンダーソン作品に加わる。ウェス・アンダーソンがFOXサーチライトとタッグを組むのは、『ダージリン急行』(’07)、『ファンタスティック Mr.FOX』(’10)、『グランド・ブダペスト・ホテル』(’14)、『犬ヶ島』(’18)に続き、5度目。昨年公開した『犬ヶ島』では、日本を舞台に失踪した愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅と冒険を、日本への絶大な愛とリスペスト、そして誰もが知る独自の世界観を交えながら、得意のストップモーション・アニメーションで見事に映像化し、大絶賛を受けたことも記憶に新しい。吹き替え声優には錚々たるハリウッドスターに加え、「RADWIMPS」野田洋次郎、村上虹郎、渡辺謙、夏木マリといった日本を代表する多彩なキャストを起用し「AKIRA」で知られる大友克洋や、「UNDERCOVER」のデザイナー高橋盾といった日本を代表する豪華クリエイター陣を巻き込んだプロモーションなどでも大きな話題となった。最新作の『The French Dispatch』は、20世紀フランスの架空の街にある米国新聞社の支局で活躍するジャーナリストたちに贈る”ラブレター”。架空の新聞社「The French Dispatch」誌上で出版されるストーリー群に命を吹き込んでいく。出演は、ベニチオ・デル・トロ、ティモシー・シャラメ、ジェフリー・ライトといった注目の名優の初参加に加え、レア・セドゥ、マチュー・アマルリックらフランス勢、さらにフランシス・マクドーマンド、エイドリアン・ブロディ、ティルダ・スウィントンらオスカー受賞の常連組、オーウェン・ウィルソン、ビル・マーレイといったウェス作品”超”常連も集結。これだけの超豪華キャストの共演は、まさにアンダーソン監督ならでは。FOXサーチライト・ピクチャーズ共同会長のスティーヴ・ギルラとナンシー・アトリーは「私たちは比類なき、完全にオリジナルな、ウェス・アンダーソンの世界に舞い戻れることに興奮しています。これまでのウェスと我々のコラボレーションは常に特別な体験でした。私たちは『The French Dispatch』でウェスとインディアン・ペイントブラシ(製作会社)と再び仕事できることに感激しています」とコメント。本作のプロデューサーのスティーブン・レイルズは「ウェスと全製作チームは我々のパートナーであるFOXサーチライトと再び手を組むことを嬉しく思っています。観客に『The French Dispatch』をお届けするのが楽しみです」と語っている。『The French Dispatch』(原題)は2020年、公開予定。(text:cinemacafe.net)
2019年09月20日マリリン・モンローの伝記映画『Blonde』のキャストが固まってきた。モンロー役に決まったのは、『ブレードランナー 2049』のアナ・デ・アルマス。ほかに、エイドリアン・ブロディ、ボビー・カナヴェイル、ジュリアン・ニコルソンが出演する。監督、脚本は『ジェシー・ジェームズの暗殺』のアンドリュー・ドミニク。プロデューサーにはブラッド・ピットも名を連ね、Netflixが製作、ストリーミング配信する。撮影は間もなくL.A.でスタートの予定だ。文=猿渡由紀
2019年08月30日人気雑誌の表紙や挿絵などを手掛けるメルボルン出身のアーティスト・イラストレーター、エイドリアン・ホーガン(Adrian Hogan)の個展「Adrian Hogan Solo Exhibition "Slow Burn" Drawings from 2013~2018」が開催。12月4日から20日まで代官山のMONKEY cafe & galleryにて行われている。エイドリアン・ホーガンは、『POPEYE』や『Casa BRUTUS』などの人気雑誌の表紙や挿絵、スターバックスといったレストランやアパレルショップの壁画などを手掛けるメルボルン出身のアーティスト・イラストレーター。鮮やかな色彩や日本大好き外国人ならではのウイットな表現で多くの人々を魅了している。今回は、活動拠点を東京に移して6年、雑誌や広告などのクライアントワークの原画や、パーソナルなスケッチに加え新作も発表。普段なかなか原画を見ることができない彼のアーカイブを堪能できる。【展覧会情報】Adrian Hogan Solo Exhibition "Slow Burn" Drawings from 2013~2018会期:12月4日〜12月20日会場:MONKEY cafe & gallery住所:東京都渋谷区猿楽町12-8時間:10:00〜19:00
2018年12月06日毎年のようにハプニングが起きる授賞式。つい最近の騒動から長く語り継がれるエピソードまでを紹介しよう。■『ラ・ラ・ランド』『ムーンライト』作品賞発表間違え事件アカデミー賞のハイライトである作品賞発表時に、なんと間違った作品名がアナウンスされるという前代未聞の事件が起きたのは2017年。プレゼンターのウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイの元に誤って主演女優賞発表用の封筒が手渡され、困惑の表情を浮かべたウォーレンから封筒を受け取ったフェイが『ラ・ラ・ランド』と発表したが、正しくは『ムーンライト』が受賞作品だったのだ。『ラ・ラ・ランド』チームが受賞スピーチをすでに始めてしまった後に発覚という気まずいタイミングで、同作のプロデューサーたちは喜びを語る代わりに「手違いがありました。作品賞は『ムーンライト』です」と発表する羽目になった。あり得ない事態に司会のジミー・キンメルも動揺。だが、『ラ・ラ・ランド』側から『ムーンライト』チームにオスカーが手渡される異例の状況下、互いを尊重する両作関係者の態度に場内は感動と祝福ムードが広がった。■ジェニファー・ローレンスの躓き事件2013年、22歳にして主演女優賞を受賞したジェニファー・ローレンス(『世界でひとつのプレイバック』)。ステージに上がろうとした際にドレスの裾に足を取られて転倒!一瞬倒れ伏したジェニファーのもとにすぐ駆け寄って手を差し伸べたヒュー・ジャックマンの紳士ぶりも合わせて大きな話題となった。ジェニファーは自力で起き上がって登壇、オスカー像を受け取ってスピーチしたが、監督とプロデューサー(ハーヴェイ・ワインスタイン)への感謝を言い忘れてしまった。ジェニファーは翌年の授賞式でも、レッドカーペットを歩いている時に躓いてしまった。前を歩いていた友人の肩につかまろうとするも転けてしまい、照れ笑いしながら立ち上がった。■主演男優賞受賞のエイドリアン・ブロディがプレゼンターのハル・ベリーに熱烈キス2003年、史上最年少の29歳で主演男優賞を受賞したエイドリアン・ブロディ(『戦場のピアニスト』)は喜びのあまり、プレゼンターだったハル・ベリーを抱きしめてキス!それも恋人にするような本気モードの熱烈なもので、ハルは「!?」という表情。落ち着きを取り戻したエイドリアンはさすがにまずいと思ったようで、「これ(キス)がギフトバッグに入ってると言われてなかったよね」とジョークで取り繕った。毎年オスカー候補になった俳優と監督には豪華な商品の詰め合わせバッグが贈られるのが慣例で、そこに引っかけた苦しまぎれの言い訳にはハルも苦笑するしかなかった。■ジョン・トラヴォルタ、イディナ・メンゼルの名前を言い間違い2014年、歌曲賞候補の「Let It Go」(『アナと雪の女王』)のパフォーマンス紹介でイディナ・メンゼルの名前を「アデル・ダズィーム」と言い間違えてしまったのはジョン・トラヴォルタ。イディナは顔色ひとつ変えず歌い終え、見事受賞も果たしたものの、名前を間違えられて心中穏やかではなかったはず。ジョンは後にTV番組で、出番直前に先輩女優のゴールディ・ホーンに出くわして緊張してしまったことなどを理由に釈明した。そして翌2015年、イディナがプレゼンターを務めたときにリベンジの機会が訪れた。イディナが「私の親愛なる友人を迎えてください。グローム・ガズィンゴです」と言うと、ジョンが登場。もちろんこれは前年のハプニングを水に流すための演出。2人でハグをして、仲直りをアピールした。■セルフィーにクッキー販売…司会者演出のハプニングも2014年、司会のエレン・デジェネレスが授賞式中に客席に降り、ブラッドリー・クーパーにスマートフォンを持たせて、ジェニファー・ローレンスやブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー、メリル・ストリープなど出席したセレブたちと集合写真を自撮りしてツイッターにアップ。リツイートが300万を超える大反響になった。2016年司会を務めたクリス・ロックはガールスカウトの少女たちを会場に招き入れてクッキー販売を実施させた。客席のレオナルド・ディカプリオやケイト・ウィンスレット、マット・デイモンらが購入し、2500ドル近くを売り上げたという。昨年に続いて今年も司会を務めたジミー・キンメルは授賞式の出席者3400名全員に、ポテトチップスやグミ、エナジーバーなどを詰めたランチボックスを配布。箱の蓋には今年作品賞候補になった映画9本のイラストが描かれていた。ちなみにロサンゼルスのフードバンクにランチボックス3400箱分と同額の寄付をしたそう。■全裸の男性が乱入!長いオスカーの歴史で最も話題にされ続けた瞬間の1つは1974年に起きた。司会の1人だった英国の名優デヴィッド・ニーヴンがエリザベス・テイラーを紹介している際、全裸の男性がピース・サインを掲げて突然場内を横切るハプニングが発生。咄嗟の出来事に場内は騒然。ニーヴンも驚いた様子だったが、ざわつく観客席に「これは不可避の事態でした。でも、素晴らしいことじゃないですか?1人の男が人生で唯一笑ってもらえた機会が、脱いで自身の欠点を晒したというのは」と語りかけ、爆笑を誘って場を収めた。この男性はカメラマンのロバート・オペル。記者になりすましてバックステージに潜入していたという。オペルは故ロナルド・レーガン元大統領がカリフォルニア州知事時代、スピーチライターを務めたこともあり、74年当時は学校教師だったが、この騒動後に解雇された。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開© 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.ムーンライト 2017年3月31日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2016 A24 Distribution, LLC
2018年11月08日水曜日(現地時間)、モナコでアルベール2世主催のガラ「Monte-Carlo Gala for the Global Ocean」が行われ、エイドリアン・ブロディ、アレッサンドラ・アンブロジオ、トミー・ヒルフィガーなどのセレブが集結。中でも注目を集めたのがケイティ・ペリーとオーランド・ブルームだった。カップルとして初めて公式イベントに出席したからだ。ケイティとオーランドは共ににこやかに写真撮影に応じるだけでなく、見つめ合ったり、耳元でささやきあったりと、仲の良さを見せつけた。このイベントの直前、「People」誌は2人の関係がよりシリアスになっていると報じていた。関係者が「オーランドは絶好調。ケイティと一緒にいられるのがすごく幸せなようです。今年は彼らにとって良い年になりましたね。ここにたどりつくには、別れることも再び一緒になることも、必要だったのかもしれません」と2人が絆を深めている様子を語ったという。「将来も一緒に過ごす可能性はかなり高いでしょう。もちろん、次のステップに進むためには本人同士の確信が必要ですが…。ケイティはもう焦っていないし、そんなケイティのことをオーランドは好きなんです」と結婚についても予想。2人は2016年1月から交際を開始し、何度も破局と復縁を繰り返している。(Hiromi Kaku)
2018年09月27日9月21日(金)今夜の日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」は、シリーズ最新作『ザ・プレデター』の公開を記念して、2010年に公開されたシリーズ第3作『プレデターズ』をオンエアする。『プレデター』シリーズはアーノルド・シュワルツェネッガー主演、ジョン・マクティアナン監督による第1作が1987年に公開され世界的に大ヒット。その後ダニー・グローバー主演の第2作、さらにクロスオーバータイトルとして『エイリアンVSプレデター』と『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』の公開と世界観を広げていった。そして2010年に公開されたシリーズ第3作、クロスオーバーを含めると5作目となるのが本作『プレデターズ』である。突如謎の惑星に連れてこられた傭兵ロイス(エイドリアン・ブロディ)。そこには自分のほかにもメキシコの暗殺集団の一員クッチーロ(ダニー・トレホ)、ロシア特殊部隊所属のニコライ(オレッグ・タクタロフ)、CIAの天才スナイパー・イザベル(アリシー・ブラガ)、アフリカの戦士・モンバサ(マハーシャラルハズバズ・アリ)、FBIの最重要指名手配犯である死刑囚スタンズ(ウォルトン・ゴギンズ)、日本人の殺し屋・ハンゾー(ルイ・オザワ)ら戦闘のエキスパートたちと謎の医師のエドウィン(トファー・グレイス)たちが集められていた。イザベルは目撃した様々な状況から“敵”がかつてアメリカの精鋭部隊をほぼ全滅させた究極の戦闘種族だと気づく。周囲の色に同化、人間の体の熱を察知して巧みな攻撃をしかけてくる“敵”によって次々と犠牲になっていく仲間たち。この惑星に集められた人間たちは最強の戦闘種族=プレデターが“狩り”を楽しむための“獲物”だった。そんな中、ロイスたちは長きに渡りこの惑星で戦い続けてきたノーランド(ローレンス・フィッシュバーン)に惑星とプレデターに関する情報を教えてもらい、惑星から脱出しようと計画を立てる…というストーリー。シリーズのリブート的作品となる最新作『ザ・プレデター』では異種交配したことでさらなる進化を遂げたプレデターたちが登場。巨大な“アルティメット・プレデター”まで登場。ボイド・ホルブルック演じる傭兵の父が息子と世界を守るために壮絶な戦いを繰り広げる。金曜ロードSHOW!『プレデターズ』は9月21日(金)21時~日本テレビ系でオンエア。『ザ・プレデター』は大ヒット公開中。(笠緒)■関連作品:プレデターズ 2010年7月10日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2010 TWENTIETH CENTURY FOXザ・プレデター 2018年9月14日より全国にて公開(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved
2018年09月21日ジェームズ・キャメロン、デヴィッド・フィンチャーといったヒットメーカーを輩出した伝説的なシリーズ『エイリアン』の創造主、リドリー・スコットが自らメガホンをとり、これまで謎のベールに覆われてきた“エイリアン誕生の秘密”が解き明かされる『エイリアン:コヴェナント』。この度、本作の日本語吹き替え版に、坂本真綾、宮本充、置鮎龍太郎、田中敦子が出演することが明らかになった。今回発表となった日本語吹き替え声優陣は、「黒執事」シエル・ファントムハイヴ役などのアニメ作品はもちろん、ナタリー・ポートマンの吹き替えや歌手として幅広く活躍する坂本さん。「こちら葛飾区亀有公園前派出所」中川圭一役や、イーサン・ホーク、エイドリアン・ブロディなどの吹き替えを多く担当する宮本さん。「SLAM DUNK」三井寿役や「テニスの王子様」手塚国光役、「トリコ」トリコ役の置鮎さん。そして、ニコール・キッドマン、ケイト・ベッキンセールらを始め、数々の海外作品で吹き替えを担当する田中さんと豪華な面々。まず坂本さんが今作で演じるのは、“戦うヒロイン”、キャサリン・ウォーターストン扮するダニエルズ。コヴェナント号の船長・ジェイコブの妻で、人類移住計画の責任者という役どころだ。演じた坂本さんは、「最初は少しおっとりとした、柔らかい印象のダニエルズ。でも物語の展開とともにどんどん逞しい女性に進化していきます」と役について話し、「他人にひけらかさない本当の強さ、そして生命力に溢れた瞳。同じ女性から見てもとても美しくて、表情から目が離せませんでした」とその魅力を語る。また、マイケル・ファスベンダー演じるコヴェナント号のクルーたちに仕えるために造られた“アンドロイド”のウォルター役を宮本さん。コヴェナント号の副官、ビリー・クラダップ演じるオラム役を置鮎さん。ローレライ・キング演じる、宇宙船内に侵入したエイリアンの位置も正確に教えてくれる“AI”のマザー役を田中さんが演じる。宮本さんは「ウォルターとデヴィッド。外見の全く同じ2人の声を演じ分けるのに苦心しました。声質も同じ、違うのは内面。その内面の違いを声で表現するのが難しく、でも、やりがいがありました」と2役を演じ分けたことを明かし、どちらかというと、人間に近い感情を持つデヴィッドの方が演じやすかったと言う宮本さんは「2人で話す場面は最初はどうなることかと思いましたが、演じて行く内に、2人の違いを意識しなくても、自然とそれぞれの役に入って行くことが出来ました」とコメント。「思い起こせば、“夜更かししても良いから、一緒にTVで映画を見よう”と、父が小学生の私に声をかけた第2弾が、『エイリアン』1作目だった」とシリーズを観始めたきっかけを語るのは置鮎さん。以来、シリーズはどこかのタイミングで観なければいけない、と使命感に駆られているそう。また田中さんも、「『エイリアン』から30年。食い入るように観続けたこのシリーズに未知の扉が開かれました。それはとても深い闇に包まれた脅威の世界です。是非みなさんも本作で新たな恐怖を体感してみてください」と呼びかけた。『エイリアン:コヴェナント』は9月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年08月31日エイドリアン・ブロディが8月4日(現地時間)にスイス南部のロカルノで開催されるロカルノ国際映画祭で生涯功労賞「名誉豹賞」を受賞することになった。歴代の受賞者には作曲家のエンリオ・モリコーネ、テリー・ギリアム監督、高畑勲さんらが名を連ねている。エイドリアンは1989年、16歳のときにマーティン・スコセッシ、フランシス・フォード・コッポラ、ウディ・アレンの3大巨匠がメガホンを取ったオムニバス映画『ニューヨーク・ストーリー』でデビュー。2002年の『戦場のピアニスト』で実在のユダヤ系ポーランド人のピアニストを演じ、史上最年少(当時29歳)でアカデミー主演男優賞を獲得したことで話題に。フランス版アカデミー賞と呼ばれるセザール賞の主演男優賞、ボストン映画批評家協会賞の主演男優賞にも輝いた。その後も華々しい活躍を続けている。エイドリアンの「名誉豹賞」受賞の決め手は『戦場のピアニスト』の功績と、多才な俳優として手本になっていること、ハリウッドやその他の国々のフィルムメーカーからの圧倒的な支持されていることだと公式サイトが発表。彼の肩書は「俳優」よりも「アーティスト」の方がしっくりくると絶賛している。来月に行われるロカルノ国際映画祭では、『戦場のピアニスト』を上映し、エイドリアンと会える機会も設けられるとのことだ。(Hiromi Kaku)
2017年07月05日H&M(エイチ&エム)の2016年クリスマス向けコレクションが、2016年11月28日(月)より国内のH&M全店舗及びオンラインストアにて販売される。そして、コレクションをフィーチャーしたフィルムが、ウェス・アンダーソン監督によって製作された。アンダーソンは、これまで映画『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』や『グランド・ブタペスト・ホテル』などを手がけてきた。俳優エイドリアン・ブロディが主演を務め、車掌を演じている。ウェス・アンダーソン×エドリアン・ブロディと言えば、列車内を舞台にしたロードムービー『ダージリン急行』。その時のように、列車内を舞台にしつつ、冬景色を走るクリスマス列車「H&M号ウィンターエクスプレス」に乗り合わせた乗客たちのストーリーが展開される。もちろんアンダーソンらしい絵本のような色彩豊かな世界観は健在だ。登場する乗客たちはそれぞれ、H&Mのクリスマス向けコレクションを身に付けている。例えばラメディテールがゴージャスなグレーニットや、ドレスアップに最適なシャープブレザー、柔らかい素材のセーターやミモレ丈のメタリックプリーツスカートなど、リラックス&エレガントなウェアがフィルムを彩る。アンダーソンならではの色彩溢れる映像、ユニークな登場人物と併せて、ファッションにも注目したい。今回のフィルムに関して「ウェス・アンダーソン監督の下、クリスマス列車“H&M号ウィンターエクスプレス”というシーンは、リラックスした着心地の良いエレガントさにあふれたコレクションにぴったりの設定です。特別な気分とインフォーマルの組み合わせで、ドレスアップすることや、好きな人々とゆったりと過ごす両方のホリデームードを捉えています。」とH&Mのデザイン責任者でクリエイティブディレクターであるパニラ・ウォルフォルトはコメントしている。【詳細】H&M 2016年クリスマス向けコレクション発売日:2016年11月28日(月)より取り扱い:国内のH&M全店舗及びオンラインストア
2016年12月01日『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』のウェス・アンダーソン監督が、「H&M」ホリデーシーズンのショートフィルムを製作。アンダーソン監督作品の『ダージリン急行』や『グランド・ブダペスト・ホテル』でおなじみのエイドリアン・ブロディを主演に起用している。「H&M号ウィンターエクスプレス」の車掌・ラルフを演じているエイドリアン。悪天候のため目的地の到着が大幅に遅れることになってしまったクリスマス当日、ラルフは同じ列車に乗り合わせた見知らぬ乗客同士を食堂に集めて心温まるサプライズを贈る。映像にはレトロなインテリアや制服、色使い、ドールハウスのようなセットなど、アンダーソン監督ならではのこだわりが散りばめられている。最後はジョン・レノンの「Happy Xmas(War Is Over)」が流れ、1人旅をしていた少年も食堂にやってきて、乗客たちとハッピーな時間を共に過ごす。そしてショートフィルムが最も伝えたいメッセージは、「共に過ごす(Come Together)」という文字がクローズアップされる。YouTubeでは字幕ボタンをクリックすれば、日本語字幕で視聴も可能。アンダーソン監督が描くクリスマスの世界をぜひご覧になってはいかがだろうか。(Hiromi Kaku)
2016年11月29日H&Mが16年ホリデーコレクションの発売日である11月28日より、近年最も尊敬されている監督の一人であるウェス・アンダーソンが手掛けた16年ホリデーキャンペーンフィルムのショートバージョンをTVコマーシャルにてオンエアしている。また、約4分のフルバージョンも公式ホームページにて公開中だ。『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』や『グランド・ブタペスト・ホテル』などの映画を手掛けてきた著名映画監督のウェス・アンダーソンが監督を務め、アンダーソンの長年のコラボレーターである俳優のエイドリアン・ブロディが主演を務めた同キャンペーンフィルム。「Come together -共に過ごそう-」をテーマに、冬景色の中を走るマジカルなクリスマス列車「H&M号ウィンターエクスプレス」の車内で起こる物語が映し出された。ブロディが演じたのは、クリスマス列車「H&M号ウィンターエクスプレス」の車掌さん。H&Mのホリデーコレクションを身に付けた乗客たちが、「H&M号ウィンターエクスプレス」の席に座って雪景色の中でクリスマスを祝う。同コレクションはレディース、メンズ、キッズのアイテムで展開されており、フィルム内でも、ラメディテールがゴージャスなグレーニットや、ドレスアップに最適なシャープなブレザー、柔らかい素材のセーター、ミモレ丈のメタリックプリーツスカートなどのエレガントなアイテムの数々が登場している。ブロディは同フィルムについて、「このH&Mクリスマスフィルムのクライマックスはすべての乗客が車掌車に集まり、温かいココアを楽しむところです。列車に乗り合わせた知らない者同士の集まりは、シンプルでありながらもホリデースピリットを素敵に表現しています。知らない人にハグすることが必要となっているような今の世の中では、もしかするとさらにこのような温かみのあるシーンが心に響くのかも知れません」と語っている。
2016年11月29日韓国の人気アーティスト・グループ「SUPER JUNIOR」のメンバーのチェ・シウォンをはじめ、中国、香港、台湾のスターたちが共演するサスペンス・アクション巨編『ヘリオス赤い諜報戦』(原題:Helios赤道)が、2016年1月9日(土)に公開が決定。シウォンは、本作やジャッキー・チェン製作・主演作など、入隊前に公開作品が続くことが分かった。韓国が開発した超小型核爆弾DC-8が、「ヘリオス」という名の謎の怪盗団の部下「使者」(チャン・チェン)らによって奪われた。一方、香港警察はヘリオスが香港でDC-8の取引をする情報をつかみ、リー隊長(ニック・チョン)を中心に、危機対策本部の顧問となった核のスペシャリストであるシウ教授(ジャッキー・チュン)とともに対策を練る。そのころ、中国から情報を得た韓国政府は、国家情報院のチェ理事官(チ・ジニ)と護衛のパク諜報員(チェ・シウォン)を香港に送り、出迎えた香港警察のファン警部(ショーン・ユー)とともに取引場所に向かう。急襲した香港警察と、「使者」が取引していた密輸組織とで銃撃戦となり、「使者」に追ったパク諜報員がDC-8の奪還に成功するが…。本作は、『コールド・ウォー香港警察二つの正義』で監督デビューを飾り、香港のアカデミー賞である香港電影金像奨の「作品賞」「監督賞」ほか9部門を受賞したリョン・ロクマン&サニー・ルクのコンビが贈るサスペンス・アクション。製作費3,000万ドル、中国大陸、韓国、香港、マカオ、そして日本で撮影された本作は、韓国が開発した超小型核兵器を巡り、香港警察、中国公安、韓国政府の3者と、兵器を奪った怪盗団「ヘリオス」との対決を描いており、今年4月に中国で公開されるや2億元(約40億円)の興行収入をあげる大ヒットを記録した。また、本作には、東アジアにまたがる壮大なストーリーに相応しい豪華俳優陣が集結するのも見どころ。主演を務めるのは、香港のトップ歌手としてのみならず、『孫文の義士団』など映画でも活躍するジャッキー・チュン。同じく香港からは、『頭文字D THE MOVIE』のショーン・ユー、『激戦/ハート・オブ・ファイト』のニック・チョンが顔を揃え、台湾からは『グランド・マスター』のチャン・チェン、中国からは『孫文の義士団』のワン・シュエチー、さらに韓国から、俳優としても活躍著しいシウォンと「宮廷女官チャングムの誓い」のベテランスター、チ・ジニが共演する。シウォンといえば、2014年“世界で最もハンサムな顔”ランキングで、トム・ハーディやマイケル・ファスベンダーらを抑えて2位にランクインした、“アジアNO.1”のイケメン。「SUPER JUNIOR」メンバーでは、イトゥク、ヒチョル、イェソン、カンインなどが兵役の義務を終え、現在シンドンとソンミンが入隊中だが、シウォンは入隊直前まで、香港の第88回アカデミー賞「外国語映画賞」代表作『破風』(東京国際映画祭で上映)、ジャッキー・チェンほかジョン・キューザック、エイドリアン・ブロディら共演の『ドラゴン・ブレイド』(2016年新春、日本公開)と、映画出演作がめじろ押しとなっている。『ヘリオス赤い諜報戦』は2016年1月9日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月09日レオナルド・ディカプリオが22日(現地時間)、南フランスのサントロペで環境保護を目的に自身の名を冠した基金のガラを開催、4,000万ドルを集めた。レオは1998年から、環境保護に取り組む「レオナルド・ディカプリオ基金(LDF)」を運営していて、今回は南仏のリゾート地にあるロゼのワイナリー、ドメーヌ・ベルトー・ベリユーでセレブが一堂に会するガラを計画。エルトン・ジョンやマリオン・コティヤール、オーランド・ブルーム、シルヴェスター・スタローン、エイドリアン・ブロディ、モデルのナオミ・キャンベルやイリーナ・シェイク、ペトラ・ネムコヴァら、幅広い層のセレブが集まった。現在の恋人でモデルのケリー・ローバックを連れてきたレオは、スピーチで「今夜のイベントはLDFの活動をサポートすることが目的です。トラやサイ、マウンテンゴリラなどを保護するために、各国政府と共に彼らの住む場所であるジャングルや珊瑚礁、森林の保護活動を行なっています」とスピーチ。「絶滅危惧種の保護に集中することは、世界規模のノアの方舟のようなものです」と訴えた。(text:Yuki Tominaga)
2015年07月24日TVシリーズ「ゴシップガール」のブレア役で人気を博したレイトン・ミースターが、夫のアダム・ブロディとの第1子を妊娠していることが明らかになった。29歳のレイトンと35歳のアダムは2011年に映画『The Oranges』(原題)で共演して知り合い、交際が始まった。そして昨年2月に極秘結婚、4か月後にトニー賞授賞式で初めてレッド・カーペットでのツーショットを披露した。女優業以外に歌手としても活動しているレイトンは、最近ツアーを終えたばかり。その頃から大きくなり始めたおなかを目撃されるようになった。昨年8月、子どもは何人ほしいかと尋ねられたアダムは「12人かな」とジョークで切り返したが、本当にパパになる日はもうすぐのようだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年05月20日