「エレン・ペイジ」について知りたいことや今話題の「エレン・ペイジ」についての記事をチェック! (2/3)
カンヌ国際映画祭で2度のパルムドールほか、数多くの賞を獲得しているジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督。異例の7作品連続、カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品となった彼らの最新作『午後8時の訪問者』が4月8日(土)より日本公開される。その主演を務めるのは、フランスきっての人気女優アデル・エネル。現在28歳にしてキャリア15年、“仏版アカデミー賞”セザール賞二冠の実力派。いま、大躍進中の彼女に注目した。世界的名匠・ダルデンヌ兄弟の最新作『午後8時の訪問者』は、“名もなき少女”に何が起こったのかを探るミステリー。若き女医ジェニーは、診療時間をとっくに過ぎた午後8時に鳴ったドアベルに応じなかった。すると翌日、診療所の近くで身元不明の少女の遺体が発見される。ちょっとした判断の迷いから失ってしまった、“救えたかもしれない命”。「もしかして何かが変わったのではないか」と思わせる人生の転機はどこにでもある。その転機を探るうちに、意外な真相にたどり着く…。■出演映画が5本公開!実力派女優が花開いた2016年主人公のジェニーを演じたアデル・エネルは、1989年1月1日生まれの28歳。13歳のとき、『クロエの棲む家』(’02)で映画初出演にして主演に抜擢され、「フランス映画祭」で来日も果たしている。18歳で出演した『水の中のつぼみ』(’07)で思春期の瑞々しさと危うさを兼ね備えた演技が評価され、セザール賞助演女優賞にノミネート。その後、性に奔放で自由に生きる姉を静かに支える妹を演じた『スザンヌ』(’13)で同賞助演女優賞を受賞。翌年には、軍への体験入隊をきっかけに惹かれあう男女を描いた『Les Combattants』(原題)で恋愛映画ながらアクションシーンなどもこなし、同・主演女優賞に輝いた。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで、フランス最大の映画賞で女優賞を獲得したアデル。そこから彼女の快進撃は始まっていく。先日行われた「マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル」で上映されたレア・フェネール監督の半自伝的映画『旅芸人と怪物たち』(’15)では団員の子どもを身ごもる若き旅芸人のひとりを熱演。さらに2016年は、5本の映画に出演し、フランスで1、2位を争うほどの超人気者の女優に上り詰めた。記憶に新しいところでは、昨年の東京国際映画祭にてグランプリを受賞した『ブルーム・オヴ・イエスタデイ』。同作では、撮影前にひと言も話せなかったドイツ語を完璧にマスター!劇中で流暢なドイツ語を披露している。作品ごとに、印象をガラッと変化させるアデル。幼いころから映画界にいることで、脚本を読む能力に長け、並外れた演技力が人気の理由の1つとされる。また、彼女のもう1つの魅力は、容姿端麗なうえ、高身長で骨格も良く、“自立した女性”を演じるとぴたりとハマること。次世代のアイコンとして彼女に注目が集まることは必然といえる。■「アメリカのエレン・ペイジ、フランスのアデル・エネル」大胆なカミングアウトで話題に!また、アデルは18歳のとき、性に揺れる思春期の少女を演じた『水の中のつぼみ』でセザール賞有望女優賞にもノミネートされ、世界的に知られることになった。そして、『スザンヌ』で同・助演女優賞を受賞した際の生放送スピーチでは、『水の中のつぼみ』の監督であり、本年度アカデミー賞長編アニメーション部門にノミネートされた『ズッキーニと呼ばれて(My Life as a Zucchini)』で脚本も担当している女性監督セリーヌ・シアマとの愛を告白。2014年は、同世代のエレン・ペイジがレズビアンであることをカミングアウトしたこともあり、2人の人気女優たちのカミングアウトにLGBT界が湧くことになった。彼女たちの告白がなければ、2015年のクリステン・スチュワートをはじめ、数多くの女優・モデルたちが自身のセクシュアリティについて発言することはなかったかもしれない。アデル・エネルとエレン・ペイジは、1つの時代を切り開いたといえる。■若手女優と世界的名匠監督が運命的に出会い、物語が変更!そんなアデルと、パルムドール二冠のダルデンヌ兄弟がタッグを組んだ本作は、初お披露目となったカンヌ国際映画祭で話題をさらった。アデルは、もともとダルデンヌ兄弟のファンだったということもあり、本作の出演を快諾。実は当初、主人公の設定はもう少し年齢が上だったという。だが、ダルデンヌ兄弟もアデルと出会ったことで「純真無垢な表情を持つ彼女なら、出会う人たちが思わず自分の秘密を話してしまうように思った。だから年齢設定を変えたんです」と述懐、そこまでしてアデルを起用したことを明かしている。また、アデルは175cmとモデル並みのスタイルでも知られる。彼女が本作で演じるジェニーは、医者として、患者に寄り添うように自身の身体を縮めるシーンが多数登場する。「高身長の彼女が行うその仕草に、より人間的な愛情を感じられるような気がした」とダルデンヌ兄弟は語る。そんな彼らについてアデルも、「社会の辺境に生きる人々や貧しい階級の人たちが今日の映画で取り上げられることは少ない。だからダルデンヌ兄弟のような監督たちがつねに彼らにスポットライトを当てるのは、とても大切なことだと思う」と称賛を贈る。また、ダルデンヌ兄弟の前作『サンドラの週末』のマリオン・コティヤールに続き、本作も女性が主人公であることについては、「大切なのは、男性監督と女性監督という性別ではなく、その作られる内容。男性でも素晴らしい女性映画を作る監督もいるし、フェミニストもいる」と断言。「ただ、私が嫌なのは、男性が望むような型に自分を押し込めること。彼らの好むように自分の考えをねじ曲げることはしたくないだけ。その中で、彼らの作品に出演できたことは非常に励みになったわ」。そう語る彼女の演技について、仏のレザン キュプティブル誌は「彼女にふさわしい唯一の形容詞は『天才』だ!」と手放しで絶賛。『サンドラの週末』のマリオンの演技を見てほれ込んだグザヴィエ・ドランが、自身の作品に起用することを強く熱望し、カンヌ・グランプリ受賞作『たかが世界の終わり』が生まれたように、本作を通して、アデルにも世界中の注目が集まっている。『午後8時の訪問者』は4月8日(土)よりヒューマントラスシネ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月20日ビヨンセ、レナ・ダナム、ケイトリン・ジェンナーらアメリカのスターたちが、ドナルド・トランプ大統領によるトランスジェンダー保護政策撤回に苦言を呈している。心と体の性が一致しないトランスジェンダーの学生たちが公立の学校でトイレや更衣室を自分の意思で選ぶことができる政策を、その決定はそれぞれの州や学校が独自に決断すべきであるとしてトランプ大統領が撤回したことを受け、多くのセレブたちが「若いトランスジェンダーの人々を守る」ための支援を呼びかけている。性的思考、性同一性、ジェンダーの表現に対する差別やいやがらせ、いじめを撲滅するために活動している団体GLSENのホームページのリンクとともにビヨンセは「LGBTQの学生たちは、私たちが応援してるってことを知ってほしいわ」と温かいコメントを投稿している。また、『GIRLS/ガールズ』のクリエーターとして知られるレナは、ホームレスや危険にさらされているLGBTの若い人々の支援を行うデトロイトの施設ザ・ルース・エリス・センターへ募金を行う呼びかけを行っている。その一方で、米共和党の支持者であるケイトリンも、この決断に対しては批判のコメントをツイッターに投稿した。そのほかにも、エミー・ロッサム、エレン・ペイジ、ブリー・ラーソン、ケイティ・ペリーらも怒りのコメントとともにトランスジェンダーの人々をサポートするメッセージをソーシャルメディアに投稿している。(C)BANG Media International
2017年02月25日イスラム圏の7か国からのアメリカ入国を禁止するというトランプ大統領の大統領令に、セレブが猛反発。中でもアシュトン・カッチャーは怒り心頭のようだ。アシュトンはツイッターで「僕の妻は冷戦のさなかに難民ビザでこの国にやってきたんだ。いま、はらわたが煮えくり返っているよ」と激怒。幼い頃にウクライナから難民ビザでアメリカに移住した妻のミラ・クニスを想うと、アシュトンにとって難民規制は他人事ではないということらしい。「国境を守ることは大事だ。安全や治安を追求することもね。でも、敬意をもって行わなければ。僕たちはアメリカ人なのだから」とトランプ大統領の強硬手段を否定している。エレン・ペイジは『ローラーガールズ・ダイアリー』で共演したアリア・ショウカットと共に、土曜日(現地時間)にロサンゼルス空港で行われた抗議活動に参加。イラクから移民した父親を持つアリアは、SNSで抗議活動への参加を呼び掛けた。「The Hollywood Reporter」によると、『アベンジャーズ』のジョス・ウェドン監督や、クロエ・グレース・モレッツ、パトリシア・アークエットらも参加していたとのことだ。ニューヨークのJFK空港では、マイケル・ムーア監督が「JFKに集まって!」とツイートし、多くの人とともに抗議活動を行った。(Hiromi Kaku)
2017年01月30日年末から2月にかけて、さまざまな視点からLGBT (レズビアン/ゲイ/バイセクシャル/トランスジェンダー)について描いた作品が続々と公開される。LGBTをテーマにした映画は近年増加し、『キャロル』や『チョコレートドーナツ』などのように高い支持を集める作品も多い。LGBTを取り巻く事実、現状について、まずは映画を通して理解を深めてみよう。■『ストーンウォール』LGBT解放運動のきっかけとなった“反乱”描く/公開中インディアナ州から、N.Y.グリニッジ・ビレッジのクリストファー・ストリートへとやってきたダニー(ジェレミー・アーヴァイン)。ゲイであることで両親に見放され、恋人のジョーにも裏切られ、追われるように故郷を出た孤独なダニーを受け入れたのは、この街で暮らすレイだった。彼らの部屋に住まわせてもらい、常に陽気に歌い踊りながら、たくましく生きていく仲間を得たダニー。身を寄せ合うように暮らすゲイやレズビアン、ドラァグ・クイーン、政治活動家のトレバーらと出会うが…。1969年に起きた実際の事件“ストーンウォールの反乱”を描いた本作。監督は、ゲイをカミングアウトしているローランド・エメリッヒ。N.Y.の「ストーンウォール・イン」に集まるマイノリティの若者たちが、差別に耐えかね、ついに立ち上がる!■『タンジェリン』全編iPhoneで撮影!L.A.のトランスジェンダーの女性たちを描く/1月下旬公開太陽が照り付けるロサンゼルス、ウェストハリウッド。クリスマス・イブ、街角のドーナツショップで1個のドーナツを分け合う2人。28日間の服役を終え、出所間もない娼婦シンディは、自分の“留守中”に恋人が浮気したと聞き、ブチ切れる。一方、歌手を夢見る同業のアレクサンドラはそんな親友をなだめつつも、夜に小さなクラブで歌う自分のライブのことで頭がいっぱい。さらに、彼女たちの仕事場の界隈を流すアルメニア人移民のタクシー運転手ラズミックも巻き込んで、それぞれのカオティックな1日が、けたたましく幕を開ける――。Fワード炸裂なのに、ホロリとさせられる聖なる夜のL.A.狂騒曲。アメリカ・インディペンデント界の気鋭監督ショーン・ベイカーが、2人のトランスジェンダーの女性たちの日常をリアル&ポップに描いたまったく新しいガールズムービーだ。■『ハンズ・オブ・ラヴ手のひらの勇気』実話から生まれた勇気ある感動作/公開中20年以上、刑事として働いてきたローレルは、ある日、ステイシーという若い女性と恋に落ちる。年齢も、取り巻く環境も異なる2人だったが、徐々に関係を築いていき、郊外に中古の一軒家を買い、一緒に暮らし始めることに。やがて、ローレルは病いに侵され余命半年という宣告を受けてしまう。自分がいなくなった後も、ステイシーが2人の大切な家で暮らしていけるよう、遺族年金を彼女に遺そうとするローレル。だがそれは、同性パートナー同士では法的に認められていなかった。病いと闘いながら、平等な権利を求めて闘う決心をしたローレルの訴えは、やがて社会的なムーブメントへと拡大していく――。アカデミー賞受賞のジュリアン・ムーア、そして製作も務めたエレン・ペイジが演じたレズビアンのカップルが向き合う愛と勇気の物語。限られた余命の中で、愛する人に何を残せるか。彼女の勇気が全米を動かしてゆく。■『彼らが本気で編むときは、』生田斗真と桐谷健太が恋人同士に/2月25日(土)公開小学生のトモは、母親ヒロミと2人暮らし。ある日、突然ヒロミが家出をしてしまい、独りきりになったトモは、叔父・マキオの家に向かう。マキオはリンコという美しい恋人と一緒に暮らしていた。リンコは性別適合手術を受けたトランスジェンダーの女性だ。リンコの美味しい手料理に、安らぎを感じる団らんのひととき。トモは母が決して与えてくれなかった家庭の温もりや愛情を注いでくれるリンコの存在に戸惑いながらも、3人での共同生活が始まった――。荻上直子監督が、男性とトランスジェンダーの女性のカップルと、育児放棄された少女の不思議な共同生活をたっぷりの愛で描く本作。生田斗真がトランスジェンダーの女性という難しい役どころに挑戦した、愛と癒しの物語となっている。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハンズ・オブ・ラヴ手のひらの勇気 2016年11月26日(土)より、新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町ほか全国にて公開(C) 2015 Freeheld Movie, LLC. All Rights Reserved.
2016年12月30日アカデミー賞受賞のジュリアン・ムーアと、実生活でも同性愛者であることをカミングアウトしているエレン・ペイジが共演した実話の映画化『ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気』。このほど、本作の場面写真とマイリー・サイラスによる主題歌「ハンズ・オブ・ラヴ」も胸に迫る予告編映像が到着した。20 年以上刑事として働いているローレル(ジュリアン・ムーア)。ある日、ステイシー(エレン・ペイジ)という若い女性と恋に落ちる。年齢も、取り巻く環境も異なる2人だったが、徐々に関係を築いていき、郊外に中古の一軒家を買い、一緒に暮らし始めることに。しかし、ローレルが病に冒されていることが分かり、余命半年という宣告を受けてしまう。自分がいなくなった後も、ステイシーが2人の大切な家で暮らしていけるよう、遺族年金を遺そうとするローレル。だがそれは、同性パートナー同士では法的に認められていなかった。病いと闘いながら、平等な権利と制度の改正を求め闘う決心をしたローレルの訴えは、やがて社会的なムーブメントへと拡大していく――。カンヌをはじめ世界三大国際映画祭すべての女優賞を制覇し、2015年には若年性認知症の学者を演じた『アリスのままで』でアカデミー賞を手にしたジュリアンと、製作にも名を連ねる『JUNO/ジュノ』のエレンが同性カップルを演じる本作。基になったのは、2008年のアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞し、全米を感動の渦に巻き込んだドキュメンタリー『Freeheld』。ある女性刑事が愛するパートナーと暮らした家を彼女に遺すため、法と偏見、差別に立ち向かっていく勇気ある人々の真実の物語だ。予告編では、仲むつまじいローレルとステイシーの姿とともに、病いと闘いながら「平等な権利を」と懇願するローレル、社会の壁に立ち向かおうとする彼女たちの姿を映し出す。また、ローレルの長年の相棒刑事のデーン役として『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』のマイケル・シャノン、ローレルの闘いに賛同する活動家役の『フォックスキャッチャー』『マネーショート 華麗なる大逆転』のスティーヴ・カレルと、アカデミー賞ノミネート経験を持つアメリカ映画界屈指の演技派が共演、彼女たちの決意を後押しする。『ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気』は11月26日(土)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月13日アメリカで9月にシーズン13を迎える「グレイズ・アナトミー」に主人公のメレディス・グレイを演じているエレン・ポンピオ。その細身のスタイルから、常に「摂食障害では?」とメディアに書き立てられ、それによって自分に自信が持てなくなってしまっていたそうだ。そんな彼女がついに「People」誌で抗議の声を上げた。「私を摂食障害者として扱うメディアはとても無責任だっていつも思ってた。もし私に憧れている女性たちがいて、私みたいにならなきゃって思ったらどうするの?恐ろしい考えだわ…」とメディアを批判し、自分はあくまでも「生まれつきやせているだけで、摂食障害には一度もかかったことがない」と主張した。また、エレンにささやかれるもう1つのうわさ「ボトックス」についても「個人的に私はボトックスは打たない」とこちらも否定。「テレビで老けた自分を見るのは、この仕事のツライ部分の1つでもあるけど…」と前置きしながら、「20代30代の頃は見た目に執着するわよね。それって、知恵がないからよ。でも私は年を重ねて知恵がある。年を取るっていうのはある意味特権で、誰にでも与えられているわけではないってことを知っているもの。見た目の美しさを失ったって、健康で家族がそばにいてくれる方がよっぽど大事よ」と力説した。(Hiromi Kaku)
2016年07月28日エレン・デジェネレスは、映画『ファインディング・ニモ』でドリーの声を担当したことで、人生が救われたという。2003年の大人気映画『ファインディング・ニモ』の続編にあたる新作映画『ファインディング・ドリー』のプロモーションで英国に訪れたエレンは、11日に行われたロンドンの記者会見で「当時仕事のオファーがなくて、3年も仕事をしていなかったの。仕事の依頼がないことが怖かったわ。オリーブ園で働こうとしていたくらいよ! オファーをもらえたことが信じられなくて、しかもピクサーの映画の仕事で、最高だったわ」と話した。2003年に始まり2011年にはデイタイム・エミー賞を受賞した自身のトーク番組『エレンの部屋』の開始時にも有利に働いてくれたようで、「ニモの仕事が3年かかって、偶然にもトーク番組が開始するときに公開になったの。明らかに最高のタイミングだったわ。たくさんの意味で間違いなく私の人生を助けてくれたの」と続けた。アンドリュー・スタントン監督はドリーの役はエリーのために書いたといい、「彼女の声が頭から離れなかったんだ。がむしゃらに書いたさ、特定の俳優を思い浮かべて書いたのは初めてだったよ。それでエレンに電話して『やあ、アンドリューだよ、君のためにこの役を書いたんだ、もし君がやってくれないなら参っちゃうよ』って言ったんだ」と明らかにした。また、エレンはアンドリューが自身の仕事の苦境に気づいていなかったことが有り難いようで、「アンドリューがしたことも偶然という感じなの。私の状況に彼が気づいていたかわからないわ。彼は自分の世界に没頭するから、私に仕事がないことや求められていなかったことに気づかなかったのかも。みんなは『なんでエレンなんだ?』って言ったかもね」と語った。続編映画『ファインディング・ドリー』のアメリカでの興行成績は『ライオン・キング』の記録を超えそうだとフォーブスは報じている。(C)BANG Media International
2016年07月18日『アリスのままで』でアカデミー賞を受賞したジュリアン・ムーアが主演を務め、『JUNO/ジュノ』のエレン・ペイジと共演した『Freeheld』が、『ハンズ・オブ・ラヴ』とのタイトルで日本公開されることが決定、その特報映像が解禁となった。20年以上、刑事として働いているローレル(ジュリアン・ムーア)。ある日、ステイシー(エレン・ペイジ)という若い女性と出会い、恋に落ちる。年齢も、取り巻く環境も異なる2人だったが、徐々に関係を築いていき、郊外に中古の一軒家を買って一緒に暮らし始めることに。しかし、ローレルが病に冒されていることが発覚し、余命半年という宣告を受けてしまう。自分がいなくなった後も、ステイシーが2人の大切な家で暮らしていけるよう、遺族年金を遺そうとするローレル。だが、同性のパートナー同士では、それは法的に認められなかった。病と闘いながら、平等な権利と制度の改正を求め闘う決心をしたローレルの訴えは、やがて社会的なムーブメントへと拡大していく――。本作は、2007年のアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞した実話を基に映画化。愛するパートナーに遺族年金を遺すため、病と闘いながら、法に立ち向かっていく女性刑事を描く。主人公ローレルを演じるのは、世界三大国際映画祭全ての女優賞を制覇し、2015年には『アリスのままで』でついにアカデミー賞主演女優賞を獲得したジュリアン・ムーア。そのパートナー、ステイシー役を、本作の製作にも名を連ね、プライベートでも同性愛者であることをカミングアウトしているエレン・ペイジが演じている。さらに、ローレルの同僚刑事で長年の相棒であるデイン役には『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』のマイケル・シャノン、ローレルの闘いに賛同する活動家には『フォックスキャッチャー』のスティーブ・カレルが扮するなど、いずれもアカデミー賞ノミネート経験を持つアメリカ映画界屈指の演技派俳優陣が集結。今回解禁された特報では、マイリー・サイラスによる主題歌「ハンズ・オブ・ラヴ」に乗せて、ジュリアン演じるローレルとステイシーとの出会いから、病に冒されながらも、平等を求めて訴えるシーンが映し出されているほか、手を取り合って彼女を応援する同僚や、周辺の人々の姿が感動的に描かれている。50年代を舞台にした『キャロル』から半世紀の時を経て、愛する人のため、平等を求めて社会の壁に立ち向かった一人の女性の姿を、まずはこちらから確かめてみて。『ハンズ・オブ・ラヴ』は11月26日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月02日シーバイクロエ(See By Chloe)がアイコンバッグ「ペイジ(PAIGE)」より、光沢のあるグレイズドレザーを用いた新作デイリーバッグ(MINI 4万9,000円、S 6万4,000円、M 6万8,000円)を発売した。「ペイジ」は、女性らしい丸みのあるやわらかいシルエットで70年代の雰囲気を醸し出すシーバイクロエのアイコンバッグ。調整可能かつ取り外し可能なストラップでシーンに合わせたスタイルを楽しめる。今回は新作として、レザーの風合いを活かした光沢のあるグレイズドレザーを使ったモデルが3サイズで登場する。
2016年05月30日シーバイクロエ(See By Chloé)のアイコンバッグ「ペイジ(PAIGE)」に新作が仲間入り。クロエのDNAを受け継ぐ「ペイジ」は、アイコニックなメタルパーツがポイント。丸みのあるシルエットは、女性らしさを表現し、どことなく70年代の雰囲気を醸し出している。新作は、独特の風合いを活かしたグレイズドレザーを使用し、光沢のある仕上がりに。サイズは大小3サイズ展開。取り外し可能なストラップが付属し機能性にも優れるため、シーンを選ばず取り入れることができる。【アイテム詳細】シーバイクロエ「ペイジ」※現在全国のブティックにて発売中。・ペイジ(H24×W28×D19cm) 68,000円+税【問い合わせ先】クロエ カスタマーリレーションズTEL:03-4335-1750
2016年05月28日シーバイクロエ(See By Chloe)がアイコンバッグ「ペイジ(PAIGE)」の新作となるミニサイズ(H13×W16×D8cm)を発売する。「ペイジ」は、アイコニックなメタルパーツが印象的なデイリーバッグ。丸みのあるシルエットで、女性らしさや70年代の雰囲気を醸し出している。今回は既存のS(H18×W20×D15cm)、Mサイズ(H24×W28×D19cm)に加え、新たにミニサイズが登場。素材にはメタリックレザーやパイソン型押しレザーが使用された。カラーはブラック、パステルピンク、ミルクなどを用意。調整可能かつ取り外し可能なストラップも付属している。また、ウォレットもミディアム(H10×W15.5cm)とロング(H10×W19cm)の2パターンで用意。バッグと同様のメタルパーツをあしらい、エンボスのロゴを施すことで上品な印象に仕上げられた。
2016年02月25日●「大沢さんの笑顔に救われて」石原さとみが出演する映画『風に立つライオン』が3月14日から公開される。アフリカ・ケニアで医療活動に従事する日本人医師・島田航一郎を大沢たかおが演じ、彼の活躍と周囲の人々の人間模様が描かれている。その中で石原が演じるのは、ケニアのロキチョキオにある赤十字戦傷病院に赴任した看護師・草野和歌子。これまで出演した作品では小悪魔キャラを演じたこともある石原だが、正義感が強く規律を重んじる和歌子の人柄は、石原と対面した時に重なる部分が多いことに気づく。今回のインタビューでは、本作のアフリカロケにはじまり、芸能活動で縁のある「英語」、そして「大切な言葉」にまつわるエピソードも。「人生観が変わった」とまで語った石原の芯の部分に触れた。――ケニアでのロケが必須の作品です。出演が決まった時の率直な感想は?兄がケニアのナイロビ大学に1年間留学していました。過酷な話も聞いていたので心して行かなきゃなとは思いましたけど、行ったことがない場所に行けることはうれしかったですね。――”草野和歌子”の役作りで、監督とはどのようなやり取りがあったのでしょうか。いろいろと質問しました。どのような女性なのか、このシーンではどのような気持ちなのかとか。英語やスワヒリ語での会話やアフリカの医療の作法もありましたし、準備をして臨みたかったのですが、監督は常に「現場で」と(笑)。大沢さんとの関係性もどういう風に見せたいのか気になっていたんですけど、「現場で」「大沢さんに会ったら分かるから」と言われました。大沢さんとはお会いするのも初めてだったので、行く前はそういう面で、多少不安でした。でも、アフリカに着いたらそんなに悩んでいたことも忘れてしまって(笑)。現地で生きていく女性を演じる中で、自然と私の気持ちも和歌子と同じように進んでいきました。クランクインから必死に撮影して、現地の人ともコミュニケーションを重ねて。大沢さんに頼って、その笑顔に救われて、尊敬して、安心して。大沢さんがいることによって作られる現場での安心感を、誰もが感じていたと思います。そういう気持ちが和歌子と同じで。振り返ってみると、本当にリンクして生きていたんだなと思います。――てっきり「現地の治安の悪さ」の方に「不安」を抱かれているものだと思っていました。もちろん危険な場所ではありました。1歩外に出れば、警察の人と常に一緒でしたし、銃を持っている方とずっと行動を共にしていました。でも、実際はホテルと現場の往復なので何かがあるわけではありません。ただただ「アフリカの地で生きた女性を演じた」時間だったと思います。――「演じる」というよりも、その役で「生きた」という感じでしょうか?そうですね。生きていたところを私が生きたという感じです(笑)。とにかく必死でした。――役者さんにとって、ロケーションはどれだけ重要かが分かるエピソードですね。ものすごく大事です。日本映画なのにアフリカに行って、アフリカの話を、アフリカの人たちとアフリカのご飯を食べながら撮る。とても、ぜいたくですよね。●「無駄な時間を過ごせない」と痛感した理由――英語のセリフもすごく自然でした。さすがイーオンだと思いましたが、昔から英会話をやられていたんですか(※2013年からイーオンのイメージキャラクターを務めている)。いえ、きちんとやりはじめたのはイーオンからです。その前は習うというよりも、海外旅行が好きなので、そこに行ってのコミュニケーション。5年前、1カ月オフを頂いてニューヨークの語学学校に行ったんですけど、年末年始だったのでほとんど授業がなくて。遊んでいることの方が多かったです(笑)。――過去には「英語が苦手な英語教師」を演じたこともありましたね(2008年テレビ朝日系ドラマ『パズル』)。そうですね(笑)。あの作品には英語の練習は必要なかったのですが、『JUNO/ジュノ』(2007年)のエレン・ペイジさんが来日した時に質問をするために英語を覚えたり。あとは、『ターミナル』(2004年)でトム・ハンクスさんが来日した時に英語でインタビューしたり。自ら進んで勉強するというより、仕事に必要なもの。そのような感じで、英語とは度々ご縁がありました。――英語のコミュニケーションの楽しさを知ったのは、5年前のニューヨーク?そうですね。英語を話したいと心から思いました。でも、そこから日本に帰って来たら時間や作品に追われていた時期もあって。イーオンのCMをやらせていただいてから英語を勉強することに意識が向くようになったのですが、今回の『風に立つライオン』を撮り終えてから、さらに英語に対する欲が高まりました。――アフリカの子どもたちとの会話は英語ですしね。大沢さんは本当に英語がお上手で。日本の子どもたちと接するような雰囲気で、すごく楽しそうでした。映画の中そのまま。どこを撮っているのか分からないぐらい、ずっと遊んでいました。そんな大沢さんがいない時に自分の英語力のなさを痛感させられました。それでも拙い英語でしゃべったら、子どもたちが話しかけてくれたり、いじってくれたりして。――今回の作品は、人生観が変わるほど影響を受けたと聞きました。言葉にするとすごく軽く聞こえがちなんですけど…力強く生きて行こう、へこたれないように生きて行こうと。アフリカの方々からは、日本人よりも生命力をすごく感じました。こんなに大自然を感じたり、生きることに懸命なアフリカの方々と知り合えたのは、すごくいい経験になったと思います。その中でも大沢さんはすごくタフなので、大沢さんのようになりたいと思いました。どんな状況でも明るくて、作品に向かっていらっしゃって。そういう部分でも、すごく尊敬しました。――エボラ出血熱の流行で、国境なき医師団や海外で医療に従事する人にスポットが当たりました。そのような方々への見方も変わりましたか?部活の先輩がNGOで働いているのでアフリカに行ったりしているんですが、久しぶりに会ってその先輩の活躍をあらためて知ることができて…やっぱり気になってしまいます。帰って来られない可能性もあるわけで…ちゃんと無事に帰って来てほしいですね。――アフリカの大地で大沢さん演じる航一郎は、自分に向けて「がんばれー!」と必死に叫んでいました。石原さんにもこのような言葉はありますか?昔から、「負けないように」を心がけていました。「勝つ」はあまり言葉で出したことはないんですけど、自分に「負けないように」。その対象は「昨日の自分」だったり。特定の比較対象がいるとずっと続いてしまうので、昨日を生きた自分がもし頑張っていたのであれば、それ以上に。1番大事なことだと思っています。――以前、大切な言葉として「どう見られたいかではなくて、どうありたいか」とおっしゃっていました。今の石原さんはどうありたいですか?よく考えています。今、この役の影響なのかもしれないですけど、人の幸せを祈れる人間になりたいなと思います。そして人を救うには、自分が立たないといけません。だから、精神的にもちゃんと自立しようと。自分に何かを課して生きて行かないと、あっという間に人生が終わっちゃう気がするので(笑)。――ちょっと大げさな感じがしますが(笑)。そうですね(笑)。でも、つい1カ月ぐらい前に知り合いの方が亡くなったんです。そういうこともあって、命に対しての感情を最近すごく感じるようになって。無駄な時間を過ごさないようにしようと思っています。自分らしく、見栄をはらずに生きていきたいです。■プロフィール石原さとみ1986年12月24日生まれ。東京都出身。2002年に第27回ホリプロスカウトキャラバンでグランプリを受賞。翌年、東陽一監督作『わたしのグランパ』でデビューし、同年のNHK連続テレビ小説『わたしのグランパ』でヒロインに抜てき。以後は数々の映画、ドラマ、舞台などで活躍している。映画の主な出演作に『北の零年』(05年)、『包帯クラブ』(07年)、『人間失格』(10年)、『幕末高校生』(14年)、『進撃の巨人』(前後編2部作15年公開)。(C)2015「風に立つライオン」製作委員会
2015年03月14日1月6日に発売される英語学習月刊誌『イングリッシュ・ジャーナル(ENGLISH JOURNAL)』2月号にポール・スミスとジミー・ペイジの合同記者会見の様子が収められたCDが付属する。これは、14年10月に行われたもので、当日はジミー率いるバンド「レッド・ツェッペリン」と、ポール・スミスのコラボスカーフが発表された。会場でジミーは2人の出会いに始まって、ポールが彼のためのステージ衣装を手掛けたことなど、50年にも渡る親交を思い返すように語っている。また、2人がなぜ世界に支持されるような曲や衣装を生みだし続けられたのか、その秘訣についてもコメントされた。なお、スカーフは「レッド・ツェッペリン」の最新リマスタリングシリーズ発表を記念したもので、全5枚のアルバムジャケットをモチーフにデザインされた。これに、完全オリジナルの新作1枚を加えた、計6枚のスカーフが世界限定50枚で発売されている。
2015年01月05日ジュリアン・ムーアとエレン・ペイジが主演を務めるレズビアン映画『Freeheld』(原題)の撮影が、ニューヨークのカトリック系高校に断られていたことを「US Weekly」が明らかにした。『Freeheld』はアカデミー賞の短編ドキュメンタリー映画賞を受賞した同名のドキュメンタリーをもとにピーター・ソレット監督が制作した映画で、同性愛者の権利を求めるカップルの姿を描いた社会派ドラマだ。この映画のシーンの撮影のため、スタッフはカトリック系の高校に使用許可を取ろうとした。初めは学校側もこころよく同意したのだが、映画のテーマ(=同性愛)について知った途端に許可を取り消してしまったという。同映画のプロデューサーであるマイケル・シャンバーグ氏は「彼らの“ノー”という権利を尊重するよ」「だけど悲しい」と、やりきれない心中を吐露している。また同氏は「The Hollywood Reporter」に、その学校が過去にミュージック・ビデオやテレビCMの撮影に対しては許可を出していたとも語った。「(学校側は)内容を知ったから断ったんだ」「この映画は同性婚の話ではない、結婚をしようとする女性の話でもない。勇敢だった女性の尊厳を伝えるためのものだ。この映画のテーマは、フランシスコ法王が昨日、教会が同性愛者を受け入れるべきだと提案したもの(と同じ)だと思っている」。(※ローマ教皇であるフランシスコ法王は、今月13日にローマ・カトリック教会の同性愛者受け入れを提起した)同性愛者であることをすでに告白しているエレン・ペイジは学校側の拒絶に対し、Twitterを通して次のような明確な態度を打ち出している。「宗教を使って偏見が正当化されるのは悲しいことです。学校のLGBT(※)の生徒に私のサポートを送ります、(彼らが)受け入れられますように」(※LGBT…ゲイやレズビアンなどセクシャル・マイノリティーの人々の総称)『Freeheld』が映画の中のみならず、現実の撮影でも偏見と闘わなくてはならなかったという事実は多くの課題を提起している。様々なメッセージが含まれると予想される映画『Freeheld』は2015年に本国で公開予定だ。(text:cinemacafe.net)
2014年10月24日諫山創原作の人気漫画『進撃の巨人』の主人公エレン・イェーガーが巨人化した姿がプラモデル化され、2015年2月にコトブキヤより発売される。価格は4,968円(税込)。9月末に開催された「第54回全日本模型ホビーショー」では、彩色サンプルがお披露目され話題となっていた『エレン・イェーガー 巨人Ver.』は、フルアクションプラモデルとして立体化されたもの。劇中のイメージを見事に投影した肉体造形と、それを損なわない巧みな関節可動の融合により、独特なスタイル再現とプレイバリューを両立しているという。頭部を差し替えることにより「咆哮顔」と「通常顔」の両方が再現可能で、頭部はどちらもPVC製塗装組み立て済み仕様。体を組み立てるだけで劇中イメージに近い仕上がりとなる。さらに、頭の内部には「眼球可動ギミック」が搭載され、自由自在に視線変更することも可能。本体可動と合わせて、さまざまなポージングを楽しむことができる。商品価格は4,968円(税込)で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発売および発送は、2015年2月を予定している。(C)諫山創・講談社
2014年10月24日レッド・ツェッペリンの最新リマスタリングシリーズの続編発売を記念して、同バンド・ギタリストのジミー・ペイジと50年近い親交があるというポール・スミス(Paul Smith)が、バンドとのコラボレーションアイテムを発表した。発表場所となったのは表参道のPaul Smith SPACE。全世界に先駆けての東京での発表に、デザイナーのポール・スミスとジミー・ペイジの2人も本国から駆け付けた。伝説のバンドと世界的ファッションブランドのコラボレーションによって誕生したのは、6種類のアートワークをプリントした1.5×1.5mの大判スカーフ。2014年6月からスタートしたリマスタープロジェクトの第1弾『レッド・ツェッペリン』『レッド・ツェッペリン2』『レッド・ツェッペリン3』と、10月29日に発売となるリマスタープロジェクトの続編『レッド・ツェッペリン4』『聖なる館』の計5作品のジャケットビジュアルを元にデザインしたものに、今回のコラボレーションのためにデザインされた全く新しいデザインの1枚を加えた全6枚のスカーフ(7万3,000円)は、いずれも全世界で50枚の限定販売となる。これに関してポールは、「数が少ないから取り合いになると思うよ!」とコメント。それでも生産枚数を限定した理由を訊かれると、「だって、ジミーは僕にとって特別な存在だから」と笑顔を見せた。ジミーによると、2人が最初に出会ったのは1967年のこと。アメリカ・サンタバーバラでライブ中だったジミーは、共通の友人からポールを紹介されてすぐに意気投合したという。この話を傍で聞いていたポールは、「お互い、『世界で活躍するイギリス人』っていう共通点があったから、仲間意識が芽生えたんだよね」と当時を懐かしそうに振り返った。また、「その頃、巷には無難な洋服しかなかったから、ジミーのためにステージ映えする洋服を作ったこともあるよ!だから今回コラボレーションできたうれしさもひとしおなんだ」と微笑んだ。これを聞いた報道陣から、「その当時の自分達にとっては、ここで今、2人で話しているなんて想像できなかったこと!」と質問されると、「全く想像できなかったね」とポール。しかし、それから50年近く経った今なお世界中から支持される音楽やファッションを生み続けている彼らにとって、「クリエーティブの世界で評価され続けること」は必然のことだ。その秘訣を尋ねられたポールは、「仕事に対して情熱を持つこと。これに尽きるね。自分が心から愛せるものを作ることだよ」と即答。今回のコラボレーションにおいても、1枚1枚のスカーフに並々ならぬ情熱を捧げ、細部までこだわって形にした。そのこだわりの強さゆえ、会見中も報道陣一同に1枚1枚の図柄を余すところなく見せようと、2人で協力して大判スカーフの端と端を持つ姿が何度も見られた。
2014年10月08日諫山創原作で、漫画やTVアニメと大ヒットを記録している『進撃の巨人』の主人公エレン・イェーガーが、グッドスマイルカンパニーより1/8スケールフィギュアとして立体化され、「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受注がスタートした。価格は12,788円(税抜)。2015年4月に発売が予定されている本商品は、2014年10月に発売される『ミカサ・アッカーマン』に続く、TVアニメのBlu-ray&DVDの第1巻のジャケットイラストをもとに立体化。今にも巨人に斬りかかろうとしているエレン・イェーガーの迫力を1/8スケールで再現している。全高は約350mm(本体のみ230mm)で、専用台座が付属。原型制作は、kiking(グッドスマイル上海)が担当している。表情はエレンの激しい気性を忠実に再現し、立体機動装置も細かく造形。背面には軽やかに舞う調査兵団のジャケットから見える背中当て、ベルトやブーツまで作りこまれている。煙突風の台座も老朽感が表現され、『ミカサ・アッカーマン』とともにディスプレイが楽しめる仕上がりとなっている。商品価格は12,788円(税抜)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の受注締切は10月29日21:00。商品の発売および発送は、2015年4月を予定している。(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
2014年09月28日映画ファン、海外ドラマファンならハマること間違いなし!あのエレン・ペイジ、ウィレム・デフォーというアカデミー賞ノミネートの経験を持つ実力派俳優陣が出演している、話題の新感覚サスペンス仕立てによるプレイステーション3最新ソフト「BEYOND: Two Souls」が発売された。これまでのゲームと何が違うのか?普段、ほとんどゲームをすることのない人々までをも虜にするという本作の魅力とはどこにあるのか?その面白さを徹底分析!まず、なんと言ってもこのゲームの魅力は練りに練られたストーリー。古くは「X-ファイル」、近年では「HEROES」や「SUPERNATURAL スーパーナチュラル」を彷彿とさせるようなスリル満点のドラマが展開する。エレン・ペイジ演じる主人公・ジョディは、生まれたときから「霊体とコンタクトがとれる」という不思議な能力を持った少女で、彼女の傍らには常に片時も離れることなく“エイデン”という名の霊体が存在する。エイデンはジョディの意思で動き回り、物を動かしたり人に乗り移ったりもできるのだが、時に彼女の意思を超えて暴走してしまうことも…。なぜエイデンがそこにいてジョディがコンタクトできるのかなど、全ては謎に包まれており、このゲームでは彼女の人生を追いかけつつ、そうした謎に迫っていくことになる。通常、こうしたゲームでは倒すべき敵や到達すべきゴール、アイテムなどが設定されているが、このゲームでは物語がどこに辿り着くのかさえも全くの謎!まさにどう展開するか分からない海外ドラマそのもののストーリーテリングで、プレイヤーはジョディの人生を追体験していく。特殊な能力ゆえにCIAの保護下に置かれた少女時代に、厳しい訓練の日々、さらにCIAからの脱走に真実を求めての旅…と、彼女の人生の様々な局面が登場する。時間軸も単に子どもの頃から時系列に展開するのではなく、突然、子どもの頃の記憶に戻ったかと思えば、CIAの任務で潜入した某国大使館、脱走中の列車などなど、バラバラに入り組んだ構成となっているのも大きな特徴だ。一つのステージをクリアして次へ…という通常のゲームとは異なる映画のような細かい伏線が散りばめられた、スリリングな構成の妙を楽しむことができる。こうしたストーリーの面白さにリアリティを与えているのが、エレン・ペイジとウィレム・デフォーという一流の俳優陣の存在と、ゲームとは思えない映像美である。『JUNO/ジュノ』でアカデミー賞「主演女優賞」にノミネートされ、日本でも高い人気を誇るエレン。『インセプション』で夢の中の世界を駆け巡った彼女が、今度はゲームの中をリアルに生きる。ジョディの育ての親で良き理解者でもある研究者・ネイサンを演じるのは、デフォー。『プラトーン』から『スパイダーマン』シリーズまで様々な作品で怪演を見せ、ハリウッド随一の性格俳優として個性的な役柄をこなしてきたデフォーに、“良き理解者”という設定ながら敵か味方かはっきりしない謎めいたネイサンの役どころはうってつけ。単に2人に模したキャラクターが登場するだけでなく、2人が実際に体中にモーションキャプチャーのセンサーをつけて実演することで、2人のアクションから細かい表情の動きまでを最新技術によって再現しており、その動きは“本物らしい”のではなくまさに“本物”。加えて、走る列車での格闘や雨の描写、森で追っ手から逃げるシーンなどの描写も実写映画と見まがうほどの臨場感を実現しており、リアルな映像とキャラクターにより、違和感なくグイグイと物語に惹きつけられていく。もちろん、こうしたドラマ要素に加え、ゲームならでは面白さも充実。右へ進むか左へ進むか?「YES」か「NO」か?とプレイヤーは随所で選択を迫られ、この選択に物語の展開や結末が大いに左右されることとなる。ドキドキワクワクの海外ドラマを見つつも、どこへ進むかはあなた次第!映画のようにただ観るだけでなく、激しいアクションや追っ手からの逃亡など、様々な操作も求められ、物語に自分自身の意思で介入することができるが、シンプルかつ操作性が高いことも本作のポイント。複雑なコマンド入力やテクニックは必要なく、ゲーム初心者でもストレスなくジョディを直感的に動かせるため、これまでのゲームにない没入感――自分自身が主人公であることを体感することができる。また、スマートフォンを接続することで、ジョディの周囲をつかず離れず漂う“エイデン”を操り、2人でゲームを楽しむことも可能。時に任務やアクションの中でエイデンが重要な役割を果たすこともあり、ここでもゲームならではの魅力が楽しめる。なお、本作は先日より開催中の「第26回東京国際映画祭」にゲームソフトとして初めて正式出品 されることも決定している本作。すでにゲームという枠を超えた究極の体感型エンタテインメントとして高い評価を得ていることが分かる。普段、ほとんどゲームをやったことがないという人も、ドラマそのものを楽しむつもりでコントローラーを手に取ってみては?結末はあなたの選択と操作次第!あなた自身がエレン扮するジョディになりきって極上のドラマ”を体感し、秘密に覆われた真実を探り当ててほしい。PS3用ソフト「BEYOND: Two Souls」は発売中。(黒豆直樹(cinema名義))
2013年10月18日世界で最も多く鑑賞されたフランス映画『最強のふたり』でスラム街出身のドリス役を好演し、その年のセザール賞の「主演男優賞」に輝いたオマール・シーが、ブライアン・シンガー監督の『X-Men:Days of Future Past』(原題)に出演することが正式に決定した。シンガー監督はツイッターで「素晴らしい映画『最強のふたり』で輝かしい演技を見せたオマール・シーを『X-Men:Days of Future Past』に迎えることができてワクワクしている」と賞賛のコメントを寄せている。一方のオマールは、現在拠点をロサンゼルスに移し、英語を特訓中とのこと。この作品が彼にとって初のハリウッド大作となる。本作には2011年の『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』からジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンス、ニコラス・ホルトが再結集するほか、人気TVドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」で注目されているピーター・ディンクレイジが新キャストとして加わることがすでに発表されている。また、オリジナルの『X-Men』3部作から、ヒュー・ジャックマン、パトリック・スチュワート、イアン・マッケラン、アンナ・パキン、エレン・ペイジ、ショーン・アッシュモアがそれぞれの役で出演することが決まっており、まだ役柄が未定だが、オマールの出演で一体どのようなストーリーが展開されるのか非常に楽しみな作品だ。撮影は今年4月スタート予定で、20世紀フォックスは来年4月公開を目指しているという。(text:Mieko Nakaarai)■関連作品:最強のふたり 2012年9月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開(C) 2011 SPLENDIDO/GAUMONT/TF1 FILMS PRODUCTION/TEN FILMS/CHAOCORP
2013年03月04日『JUNO/ジュノ』、『インセプション』の女優エレン・ペイジが、Twitter上でファンとおぼしき人物から「殺す」と脅迫されていたことが明らかになった。芸能サイト「TMZ.com」によると、ロサンゼルス市警察がTwitter社に、エレンに対する脅迫ツイートを投稿した2つのアカウントの持ち主についての情報提供を求めているという。両アカウントからは今年6月、エレンに「これからエレン・ペイジを殺す。彼女は死んでいる」といった内容の脅迫メッセージが何度も送りつけられた。エレンは『バトルシップ』のアレクサンダー・スカルスガルドと交際のうわさがあるが、どうも脅迫者はそれが気に入らないようで、「エレン・ペイジ、もしアレクサンダーとのデートを続けるなら、来年中に公の場で殺してやる…。クラブにいるとき、試合観戦中、レストラン、サインをしてるときかもね」と書き込んだが、つぶやきはその後消去されている。ロサンゼルス市警によると、6月14日(現地時間)にエレンの新作『To Rome With Love』(原題)をプレミア上映した「LAフィルム・フェスティバル」の主催者にも事前に「映画祭に行ってエレンを殺す」と宣言する電話がかかってきたという。幸い、何事も起きなかったが、恐怖を感じたエレンはロサンゼルス市警に届けを出し、捜査は現在も続いているという。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:インセプション 2010年7月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2012年08月07日インタ―ネットバンキング・モバイルバンキング・ATMを利用して各種料金の支払いができるサービス「Pay-easy(ペイジー)」の普及活動をおこなっている日本マルチペイメントネットワーク推進協議会は、ペイジーの便利さをより多くの人に知ってもらうために「みんなの忙しい毎日を、ペイジーが応援します」プレゼントキャンペーンを実施している。キャンペーン期間は7月2日まで。ペイジーは、税金や公共料金、各種料金などの支払いを、金融機関の窓口やコンビニのレジに並ぶことなく、パソコンや携帯電話、ATMから支払うことができるサービス。「Pay-easyマーク」が付いている納付書・請求書の支払いや、支払い方法として「ペイジー」が選択できるサイトでの料金の支払いなどに利用できる。同キャンペーンは、キャンペーンサイトから、ペイジーに関する簡単なアンケートに答えるだけで、最大100万円分のクルーズ旅行などの賞品があたるチャンスとなっている。■「みんなの忙しい毎日を、ペイジーが応援します」プレゼントキャンペーン・賞品・A賞 : 「飛鳥2クルーズ旅行 最大100万円分」…1組・B賞 : 「アイロボット ルンバ537J」…10名・C賞 : 「ルルド マッサージクッションM」…50名さらに、ペイジーを1回500円以上利用した人は、現金1万円が50名に当たる「Wチャンスキャンペーン」に応募できる。応募はペイジーを利用の度に何回でも可能。同協議会では「是非、この機会にカンタン便利に使えるペイジーをご利用ください」とPRしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月07日アカデミー賞を選考、決定する映画芸術科学アカデミーが毎年恒例の新規会員招待状を178人の映画関係者に送った。一昨年、『おくりびと』がアカデミー外国語映画賞を受賞した日本の滝田洋次郎監督も含まれている。そのほかには本年度作品賞受賞の『英国王のスピーチ』のトム・フーパー監督、『ソーシャル・ネットワーク』で脚色賞受賞のアーロン・ソーキン、『キッズ・オールライト』のリサ・チョロデンコ監督、『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のジョン・キャメロン・ミッチェル監督をはじめ、脚本、撮影、美術、衣装、音響、プロデューサーなど映画製作に欠かせない各分野の人材が選出されている。俳優ではビヨンセ、最新主演作『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』が全米大ヒット中のブラッドリー・クーパー、『ブラック・スワン』のヴァンサン・カッセル、『ハリー・ポッター』シリーズのロビー・コルトレーン、ジェラルド・バトラー、先ごろ来日直前に成田空港で強制退去処分になったラッセル・ブランドなどなど。『ソーシャル・ネットワーク』のジェシー・アイゼンバーグや『ブラック・スワン』のミラ・クニス、ミア・ワシコウスカやジェニファー・ローレンス、エレン・ペイジ、デヴィッド・フィンチャー監督の『ドラゴン・タトゥーの女』に主演しているルーニー・マーラなど才能ある若手も勢揃い。彼らが招待を受ければ、現在約6,000人いる映画芸術科学アカデミー会員となり、毎年開催されるアカデミー賞の候補作および授賞作決定のための投票権を得る。(text:Yuki Tominaga)写真は『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』に出演するブラッドリー・クーパー。© Splash/AFLO■関連作品:おくりびと 2008年9月13日より丸の内プラゼ−ルほか全国にて公開© 2008 映画「おくりびと」製作委員会ブラック・スワン 2011年5月11日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 Twentieth Century Fox.ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える 2011年7月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURESキッズ・オールライト 2011年4月29日より、渋谷シネクイント、TOHOシネマズ シャンテ、シネリーブル池袋ほか全国にて公開© 2010 TKA Alright, LLC All Rights Reserved英国王のスピーチ 2011年2月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開© 2010 See-Saw Films. All rights reserved.ソーシャル・ネットワーク 2011年1月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】セレブ妊娠ブーム到来?最もセクシーな彼女の相手は…今年だけで公開作は5本注目せざるをえない女優、ナタリー・ポートマンの魅力ナタリー・ポートマンが出産!男児であることが判明女装家ブルボンヌ登壇『ハングオーバー!!』女子?限定“から騒ぎ”試写会に25組50名様ご招待『ハングオーバー』続編が“海賊”&“パンダ”をおさえ全米で記録ずくめの大ヒット
2011年06月20日イケメンでもクールでもなく、性格的にも好感が持てるタイプでもない。それでも、たくましすぎる想像力を駆使して非現実の世界を泳ぎ回る主人公の姿は、おめでたくもあるが、なぜか憎めない。近年“geek(ギーク)”、“nerd(ナード)”と呼ばれる、いわゆる“オタク世代”の男子の活躍を描く作品が次々と日本に上陸しているが、まもなく公開となる映画『スコット・ピルグリム VS.邪悪な元カレ軍団』はそうした世代を象徴する一作と言えるかもしれない。「1UP」、「CRUSH!」といった擬音文字が躍るゲームさながらの世界を戦い抜く主人公スコット・ピルグリムを演じるのは、『JUNO/ジュノ』でエレン・ペイジの恋人役を務めて注目を浴びたマイケル・セラ。来日を果たした彼に話を聞いた。“嫌なヤツ”スコットに「ある意味、共感を覚えた」原作はブライアン・リー・オマリーによる人気コミック。22歳のサエないバンドマンのスコットが、夢に見た女性との恋を成就させるために、7人の邪悪な元カレ軍団と戦いを繰り広げるという奇想天外な物語が展開する。マイケルは、原作について「読んですぐに気に入ったよ。視点がユニークでダイナミックな世界が広がっていた」と絶賛。一方で、自身が演じたスコットについてはこう語る。「いろんな過ちを起こす、完全無欠とは到底言えないおバカな男だよ。まず彼の(交際中の彼女である)ナイブスに対する態度。彼女をちゃんと扱わずに、弄んでいるようなところもあるよね?あれが意図的なものであれ、単に子供っぽいだけにせよ、かなりの不快感を残すキャラクターなんだ。でも、僕自身、そう思いつつも、そういう“嫌なヤツ”って嫌いじゃないんだ。そういうやつほど面白かったりして、ある意味、共感を覚えたよ」。ただ、大げさに描かれているとはいえ、スコットの弱さや二面性といった部分は、多かれ少なかれ全ての男子(!)が持っているものとも言える。彼を見ていて感じる気恥ずかしさは、ある意味、自分に向けられたもののようにも感じられるが…。「映画が始まって5分でスコットの二面性が見えてくるよね。自信満々で自分の彼女について友達に話していたかと思えば、妹の前では小さな子供みたいで(笑)。その2つの面は薄〜いベールで区切られていて、ほんの紙一重の違いしかないんだ。そうしなくてはいられない繊細さ、仮面を被らずにいられない弱さって誰もが持っている部分だと思うよ」。では当然のことながら、スコットと同じ22歳のマイケル自身にも同じようなところが?「それは恋愛面でのこと?そうだなぁ…幸運なことに僕には思い当たることはないかな(笑)」。冒頭でも述べたように、こうしたキャラクターを主人公にする傾向が近年多く見られるがマイケルの見解はというと…。「ただ、コメディの歴史を紐解けば、そうしたキャラクターはたくさん見られるよ。ウディ・アレンの作品の主人公たちもそうだし、古くはチャップリンやマルクス兄弟でもね。最近では、ベン・スティラーが作り出すキャラクターもそうだね」。繋がろうとしつつ、人を遠ざける“インターネットの世代”だが、一方でこの映画にも反映されているような、ゲームやインターネットといった“バーチャル”な要素が自分たちの世代を象徴するものだという自覚も。「やっぱり僕らの世代を語る上で、最も顕著なのはインターネットの存在だと思う。例えば、こないだある友達とランチに行ったんだけど、彼はランチの間中、ずっとBlackBerry (※欧米で広く使用されているスマートフォン)を触ってて、目の前にいるのに彼と話したのはごくわずかな時間だった。みんな『人と繋がりたい』って思ってそうしているのに、繋がっているようでいて、生身の人間と話をする時間よりも画面を見ている時間の方が長くなって、結果的に人を遠ざけるという皮肉なことになってるんだ。僕も一時期、そういう状態になってて、ヤバいと思っていまは意識的にパソコンや携帯を、必要以上に触らないようにしてるんだ。『ソーシャル・ネットワーク』という映画ができたとき、僕はてっきりFacebookによって引き起こされた現象や影響を描いた作品だと思ったよ。自分がしたことや趣味を書きこんで人と繋がろうとするけど、結果的にパソコンの前で過ごす時間が長くなって人との接触がなくなる――Facebookの世代がこれからどうなるかを映画で撮ったら面白いのにって思ったよ」。実は彼自身、すでに監督、脚本、主演を兼ねた作品を手掛けた経験を持つ。これから撮ってみたいものは?と尋ねると「それがあれば、案外もう作り始めているかもね」とマイケル。たくまし過ぎる想像力を駆使して、新しい世代は何を作り出していくのか?これからの活躍が楽しみだ。(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:スコット・ピルグリム VS.邪悪な元カレ軍団 2011年4月29日よりシネマライズほか全国にて順次公開© 2010 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:大震災に見舞われた日本に、セレブたちが続々とメッセージを送信
2011年04月26日テキサス州オースティンで11日から開催中の音楽、映画、インタラクティブメディアを扱う大型見本市「SXSW(South By Southwest)」にエレン・ペイジや、最新主演作『Source Code』(原題)をひっさげ、ジェイク・ギレンホール、ヴェラ・ファーミガやミシェル・モナハンらが出席した。エレンは4月1日に全米公開予定のジェームズ・ガン監督の『SUPER』(原題)の上映にあわせての来場。妻をドラッグ・ディーラーに誘惑された中年男が、自前のコスチュームでスーパーヒーロー“クリムゾン・ボルト”になり妻を取り戻そうとするブラック・コメディで、エレンはレイン・ウィルソン扮する主人公の相棒、ボルティーを演じる。エレンも11日に東日本で発生した東北地方太平洋沖地震の被害に心を痛めたひとりで、「日本と、地震と津波の被害に遭われた方々に深く同情しています。私の心はあなたたちと共にあります」とTwitterにつぶやきを残している。「SXSW」運営組織は13日に、東北地方太平洋沖地震と津波の被災者のための義援金募集サイト「SXSW4Japan.org」の開設を発表。開設当初は1万ドルだった目標額は2万ドルになり、最終的には6万5千ドルまで引き上げられ、見本市閉幕まで3日を残した16日時点で6万ドルを超す寄付が寄せられた。(text:Yuki Tominaga)写真はSXSWに来場したときのエレン・ペイジ。© AFLO■関連作品:ローラーガールズ・ダイアリー 2010年5月22日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2009 BABE RUTHLESS PRODUCTIONS, LLC All Rights Reserved.インセプション 2010年7月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. All Rights ReservedJUNO/ジュノ 2008年6月14日よりシャンテ シネほか全国にて公開© 2007 Twentieth Century Fox■関連記事:大震災に見舞われた日本に、セレブたちが続々とメッセージを送信ザックにデ・ニーロ、アシュトン・カッチャーが集結!ハリウッド映画、NYで続々撮影【オスカー総括】『英国王…』が横綱相撲30〜40代監督席巻で世代交代の波?【アカデミー賞】オリジナル脚本賞は『英国王』『インセプション』は受賞ならず“ドリーム・チーム”スコセッシ&ディカプリオが、ヤバすぎる証券マンの半生を映画化
2011年03月17日最近ではあまり使わなくなった表現かもしれないが「苦み走った」という言葉がしっくりくる――。昔の侍という人種は、こんな空気をまとっていたのではないだろうか?そう思わせる佇まいで真っ直ぐにこちらを見据える。齢五十を重ねた演技者・渡辺謙。昨年公開された主演作『沈まぬ太陽』の初日では感極まって男泣きに泣き、かと思えば、しばらく前から放送されている某CMではなぜか他人の“携帯電話”に…。そして、“謎”をもって語られる最新作『インセプション』では、詳細は明かされていないが、どこか“悪”を感じさせる、物語の鍵を握る男を演じている。2003年の『ラストサムライ』以来、数々のハリウッド作品に参加してきた渡辺さんが「原点に返った気がする」と語る本作について、そして自らの演技者としての生き方について語ってくれた。“枠”を外して役を作っていく面白さ他人の潜在意識に侵入しアイディアを奪い取る、という“究極の犯罪”を軸に物語が展開される本作。渡辺さんは、レオナルド・ディカプリオ扮する主人公にE難度の任務を依頼する企業のトップ・サイトーを演じているが、ここで渡辺さんに物語の中身について語ってもらうのはヤボというもの。だが、この「他人の頭の中に入り込む」という物語の核心は、役作りにおいても渡辺さんに相当な影響を与えたようだ。「サイトーという男のバックグラウンドや行動パターン、思考回路を積み重ねていくという作業が、役作りにおいて当然あります。でも、そこで思ったのが、他人のマインドに入っていくわけで、自分が思っている自分と他人が考える自分は違っていてもおかしくないんですよ。だから、そこに誤差があったり、少しテイストの違う人間になるということもアリなんです。そのあたりは俳優として、完全に一つのキャラクターを作るというよりは、『ここまでやってもいいかな』と少し枠を外し、キャラクターの手足が少し伸びるような自由度を感じて面白かったです」。ちなみに、サイトーについて先ほど“悪”を感じさせると書いたが、クリストファー・ノーラン監督からは意外な人物のイメージが伝えられたという。「クリスは『ジェームズ・ボンドみたいにやってくれ』と。実は彼、『007』フリークなんですよ。それで、スーツでキメてパワフルでカリスマティックな感じで…でも、残念ながら『007』のボンドガールとのシーンのような部分は一切なかったけどね(笑)。どのボンドをイメージ?やっぱりショーン・コネリーでしょう。どんな大変な状況でも、決してヒートアップしないイメージですね」。「ハリウッドで最もイキのいい」俳優陣のいる現場の“空気圧”共演陣にはレオをはじめ、エレン・ペイジ、ジョゼフ・ゴードン・レヴィット、マリオン・コティヤール、キリアン・マーフィと錚々たる顔ぶれが。彼らとの“対峙”はどのような体験だったのか?「そりゃすごい刺激を受けましたよ。言ってみればハリウッドで一番イキのいいジェネレーションが集まってるわけですから。現場の“空気圧”が高い!もっと言うと…落ち着かない(笑)」。笑顔でふり返る渡辺さん。若きライバルたちとの“セッション”を楽しんだ様子がうかがえる。さらに、レオとのこんなエピソードを明かしてくれた。「『やるな』って思ったのが、あるシーンでヒートしてガーってみんなが話すくだりがあるんだけど、セットに入る10分くらい前にレオが『ちょっと来てくれる?』って言ってみんなを集めてセリフ合わせをした。それは、単にセリフを合わせるためではなく、ヒートさせるための準備運動として彼が率先してやっていたこと。これまで、あっちの俳優がセリフ合わせするのは見たことがなくて、普通は集まってから『じゃあどうしようか?』と、わりと大人っぽく進むんですが、今回のクリスの作品は、本当に役者が闘技場に放り込まれるような感じだったんです。だから、それなりの準備がないと、ギアがローからじゃ間に合わない。そこでレオがみんなを引っ張っていくというのがありました。それで空気圧が高かったんですね」。ハリウッド作品への出演は本作が7作目。しかも本作ではノーラン監督は脚本執筆の段階から渡辺さんをイメージして書いていたという。渡辺さんも「新しい窓が開いたのかな、という感じはありました」と心中を明かすとおり、着実にかの国での足場を築いているように思える。逆に渡辺さん自身、役へのアプローチや作品に臨む上で自らが変わったと感じるところは?「僕自身の軸は変わっていないと思います。ただ、俳優というのは“ナマモノ”であり、キャリアを重ね、時間を経る中で、自分が思っている以上にある種の形が確立されがちになる。自分だけでなく、見ている人が『こういう役ならこういう形』というフレームを作ってしまうことも往々にしてあるんです。ハリウッドの作品に臨む中で、そうした枠を作品が勝手に壊していってくれるというのはあると思います。僕が歩くというよりは、ひとつの作品、役をやることで、また原点に戻ってこられるという。そういう意味でシンプルになった気はします」。“やらないことに対する恐怖”を置き去りにすることでは、今後についてのイメージは?そう尋ねると、かぶりを振って「全くない」と即答。「目標もターゲットもないし、そんなものを置いても意味がないんです。『沈まぬ太陽』をやっているときは「もうゲップが出そう。今年の後半は、もう映画には参加せずにじっくりとプロモーションをやって公開を待とう」って思ってたらこの話が来た。いつも、いきなり違うところに連れて行かれちゃう(苦笑)。だから逆に、常に出来るだけフラットでいて、話が来たらすぐに荷物を持って動けるようにしていなくちゃいけないし、その方が楽しいんですよ。ふり返ること?それもないですね。まぁ溜息と一緒にね…(笑)。それ自体は決して前へ進む推進力にはならないから」。そんな自身の生き方を「不確かさ」と表現し、「それを楽しめるかどうかですよね?」と、まるで他人事のように、そして心から楽しそうな笑みを浮かべて語る。「『硫黄島からの手紙』の後、表現者としての達成感がものすごくあって、1年8か月くらい映画の撮影はやらなかったんです。でも『いいや、それで』とも思ってて。思ってもないこと、感じていないことをやることに意味はないな、と。すごく不確かなんだけど、それは“やらないことの恐怖”をどこかに置き去りにしないといけないことでもある。いま、50歳になってそういう状態にあるって楽しいです。確実なものって決して手に入らない気がするんですよ。だから、手に入らないことをあせらない方が良い、と。不確かなままで…まあ『さまよえ!』とは思いませんが、執念深くやることで見えてくるものもある。だから、結果や確かさを求め過ぎたり、“どこか”にたどり着こうとし過ぎるのはもったいない――そんな風に思ってます」。(photo:Toru Hiraiwa)特集「新時代の男たち」■関連作品:インセプション 2010年7月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved■関連記事:レオ、日本への思いを熱弁!渡辺謙は「監督はダ・ヴィンチの再来」と絶賛レオ、侵入するなら「アレキサンダー大王の頭の中。でもプライバシーの侵害だよ…」『インセプション』と「ブラッディ・マンデイ」がコラボオリジナルストーリーも展開渡辺謙が成田から舞台挨拶に直行!サプライズでの登場に観客熱狂渡辺謙、南果歩を伴い『インセプション』L.A.プレミアにオスカーにも期待
2010年07月22日7月13日(現地時間)、全米公開に先駆け映画『インセプション』のL.A.プレミアが開催され、主演のレオナルド・ディカプリオ、渡辺謙、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、マリオン・コティヤール、エレン・ペイジ、トム・ハーディ、キリアン・マーフィ、トム・ベレンジャー、クリストファー・ノーラン監督らがレッドカーペット・イベントに登場した。天候もよく、まだ明るいチャイニーズシアター前には多くのファンが集合。レオやジョゼフへの呼びかけボードを持つ若いファンたちの中には、「ワタナベさんが好きです」と書かれたボードを持つ女性も。レオが姿を現すと、観客からひと際大きな歓声があがった。女優で妻の南果歩さんを伴って出席した渡辺さんは「大きいプロジェクトに呼んでもらって光栄。これが7、8年がんばった成果」と自身のキャリアをふり返り、納得の様子。作品についてもその出来映えに自信を持っているようで「とても素晴らしいので、(アカデミー賞)作品賞でクリス(監督)は呼ばれるんじゃないかな」とオスカーにも言及。報道陣からのどんどん階段を上っているという感じ?という質問には「僕的には、良い感じの窓が開いたという感じ。お客さんにどう受け取ってもらえるのか…。今後も、主演とかにこだわらずやっていきたい」と答え、さらなる活躍を誓った。また、そんな渡辺さんについて、南さんは「3Dじゃないけど、何回観てもその都度楽しめる作品だと思います。長い付き合いになる映画というか…そんな作品に参加できたというのは、彼にとってもすごいことだと思う。彼は、仕事とプライベートのメリハリがとてもうまくできている人ですね。海外作品をメインにしていくというより、国際試合に出ているような感覚のようです」とコメント。共演陣からも渡辺さんに対するコメントが続々。レオは「彼は日本で国宝になるべきだよ。信じられないほど素晴らしい役者で、エモーショナルにとても深いものを持っているだけでなく、キャラクターの具体的なところをものすごく一生懸命演じ、仕事に対して、かなり深くいろいろと考える人なんだ。それだけでなく彼は、僕が人生で一緒に仕事をした人たちの中でも、最もナイスな人だ」と賛辞を惜しまない。共演のマリオンは「謙とは少しだけ共演シーンがあった。私が震えていたら、謙が心配してくれて、『ちょっと寒いの』と答えたんだけど、実はちょっと緊張して震えていたの。そのくらい緊張感のある俳優さんだったわ」と、渡辺さんの持つ存在感に圧倒されていたことを告白。また、本作の日本語吹き替え版に声優として出演しており、TBSの番組企画で本プレミアに参加していたにしおかすみこは「すごいです!車降りたら大歓声で、それはもちろん謙さんへの歓声なんだけど、私までスターになった気分。今日はスターでいます!」と渡辺さんの人気に便乗し(?)、スター気分を堪能している様子だった。『インセプション』は7月23日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。7月17日(土)、18日(日)、19日(月・祝)には先行上映を実施。特集「新時代の男たち」■関連作品:インセプション 2010年7月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved■関連記事:レオ&渡辺謙の緊急声明に列島騒然!『インセプション』が全国のビジョンをジャックレオナルド・ディカプリオ、パリス・ヒルトンと一緒に南ア入りしてW杯観戦レッドカーペット中継あり『インセプション』プレミア試写会に25組50名様ご招待レオ、渡辺謙来場!『インセプション』レッドカーペットに75組150名様ご招待レオ、渡辺謙ら超豪華キャスト共演『インセプション』試写会に30組60名様ご招待
2010年07月15日レオナルド・ディカプリオをはじめ、ハリウッドの豪華俳優陣、そして日本からは渡辺謙が参加して製作された映画『インセプション』の主要キャラクターのポスターが解禁となり、併せて各登場人物の劇中での役柄も明らかになった。『ダークナイト』のクリストファー・ノーラン監督のオリジナル脚本によるアクション・エンターテイメントで、これまで、登場人物に関して発表されていたのは、レオ演じる主人公のコブが、他人の夢の中に入り込み、そのアイディアを盗むという犯罪のスペシャリストであり、渡辺さんがある巨大企業のトップでサイトーという、物語の鍵を握る人物を演じる、ということのみ。コブは劇中、これまでの任務のようにアイディアを盗み出すのではなく、逆に、他人の潜在意識にある考えを“植えつける”という最高難度のミッションに臨むことになる、というのだが…。今回、モザイク画を思わせるデザインによる――よく目を凝らすとそれはビル群である――それぞれの登場人物のポスターが公開されたが、併せてこのポスターに写るジョゼフ・ゴードン=レヴィット、エレン・ペイジ、キリアン・マーフィ、マリオン・コティヤール、トム・ハーディらの役柄も判明!まず、レオ演じるコブと共に犯罪チームを組むメンバーとそのミッションをご紹介。ジョゼフ・ゴードン=レヴィットが演じるのはアーサー。“The Point man”と呼ばれる、ミッションクリアーのための様々な交渉など、任務の先陣を切る役割を果たす。エレン・ペイジの役名はアリアドネ。チームが侵入する世界をデザインする“The Architect(=建築家・設計者)”の任務を負う。相手を欺く様々な容姿に変身する能力を持つ“The Foger”としてチームに加わっているのは、トム・ハーディ演じるイームス。また、チーム以外の登場人物では、マリオン・コティヤールはコブの妻・マルを演じているが、彼女はコブの心の鍵を握る存在。そんな彼女のポスターには“日陰、陰影”を意味する“The Shade”の文字が。そして、コブたちが臨む究極のミッションのターゲットとなる“The Mark”こと、ロバート役にノーラン作品の常連、キリアンが扮している。ちなみに、レオ扮するコブのポスターには“The Extractor(抽出する人)”、そして半ば強制的にコブに今回のミッションを依頼する、渡辺さん演じるサイトーの頭上には“The Tourist”という文字が輝く――。これまでに比べるとかなりの情報が明らかになったと言えるが、それでもまだほんの一部。いまだ映画は完成に向けての作業段階にあり、映画の全貌を知っているのはごく一部の人間のみという状況。渡辺さんは今回の発表に際し「ワクワクしてきたでしょ?映画の中ではノーラン監督の下、キャスト全員が全力で演じてますので、期待していてください。扉が開くのはもうすぐです。誰も見たことがない世界をこの夏ぜひ、スクリーンで体験して下さい」と日本のファンに向けてメッセージを寄せてくれた。“初め、発端”を意味する“インセプション”。果たして何が始まるのか?6か国4大陸で撮影が敢行された本作。完成と公開が待たれる。『インセプション』は7月23日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。7月17日(土)、18日(日)、19日(月・祝)には先行上映を実施。© 2010 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.■関連作品:インセプション 2010年7月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved■関連記事:ディカプリオ×渡辺謙『インセプション』異例の“日本版”特別予告編が到着!「トラを救え!」レオナルド・ディカプリオが野生のトラ保護キャンペーンに参加渡辺謙、レオとの共演作の役柄は巨大企業のトップ!物語は依然として謎のままレオが立っているのは日本?それとも渡辺謙の頭の中?『インセプション』画像到着お待たせ!レオナルド・ディカプリオ『シャッター アイランド』携え3月に来日決定
2010年06月22日レオナルド・ディカプリオと渡辺謙の初共演作『インセプション』の日本向けに製作された特別予告編が到着!これまで謎に包まれていた物語についても、一部が明らかになった。『ダークナイト』のクリストファー・ノーラン監督の最新作ということで製作当初から注目を集める一方で、「事前情報が与えられない作品こそが、観客に最も驚きを提供できる」という監督の意向を汲んで、その内容については秘密にされてきた。今回、そのストーリーの概要が明らかに!主人公はレオ演じるドム・コブ。人が一番無防備になる状態――夢に入っているときに潜在意識の奥底まで潜り込み、他人のアイディアを盗み出すという犯罪の第一人者であり、裏切りに満ちた企業スパイの世界において引っ張りだこの存在である。だが、その才能ゆえに彼は最愛の存在を失い、国際指名手配となってしまう。そんな彼が最後の仕事と決めた、あるミッション。それは、不可能に近い“インセプション”と呼ばれるもので、アイディアを盗み出すのではなく、その真逆、他人の潜在意識に入り込み、ある考えを“植えつける”という最高難度のものだった。最高の技術を持ち、細心の注意を払ってミッションを進めるコブだったが、予期せぬ展開が…。渡辺さんは、レオに半ば強制的に仕事を依頼する、強大な影響力を持った巨大企業のトップ・斉藤役。今回の予告編にも登場するが、いったい彼は何を目論んでいるのか?ハリウッド作品でわざわざ“日本版”の予告編が作られるというのは異例のことだが、これもまた、日本のマーケットを重視するノーラン監督の意向。予告編中のレオと渡辺さんが対峙するシーンこそが、日本版のために挿入されたシーンである。現在、本作の編集作業はクライマックスを迎えているとのことだが、この予告編を見た渡辺さんからは「いよいよ公開が近づいて来ました。3Dとも違う、潜在意識の中に入り込む、新しい映像の幕が上がります。ぜひ、劇場でこの予告を目にして下さい。きっとこの映画が観たくなるはずです」とのコメントが到着した。レオと渡辺さんの絡みも注目だが、予告編ではエレン・ペイジ、キリアン・マーフィら共演陣の姿も。謎はどこへ行き着くのか?レオの運命は?『インセプション』は7月23日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。7月17日(土)、18日(日)、19日(月・祝)には先行上映を実施。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:インセプション 2010年7月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved■関連記事:「トラを救え!」レオナルド・ディカプリオが野生のトラ保護キャンペーンに参加渡辺謙、レオとの共演作の役柄は巨大企業のトップ!物語は依然として謎のままレオが立っているのは日本?それとも渡辺謙の頭の中?『インセプション』画像到着お待たせ!レオナルド・ディカプリオ『シャッター アイランド』携え3月に来日決定渡辺謙×ディカプリオ共演『Inception』予告編が到着!東京で極秘撮影も
2010年05月28日エレン・ペイジ主演の『ローラーガールズ・ダイアリー』で初めてメガホンを握ったドリュー・バリモアの動画インタビューが到着した。4歳での映画デビューを皮切りに数々の映画に女優として参加してきた彼女だが、“監督”として描きたかったものは――?映画は、田舎で母親が望む通りに生きてきた少女が、“格闘技”と言えるような激しさを持つ“ローラーゲーム”に出会い、新たな自分を発見していく姿を描いた作品。ドリューはこの映画を通じて「メッセージを送りたい」と言う。「自分自身を発見すること。手の届かないゴールなんてない。限界なんてないのだということを信じるの。女の子にできないことはないと信じているわ」。天才子役として名声を手にし、その後、紆余曲折を経て、いまなおハリウッドで活躍を続けるドリューの言葉だからこそ、重みを持つ。また、ドリューは主演のエレンを絶賛!「彼女には自信と力強さがある。この役の彼女は一味違うわ。魅力的で素晴らしい女性なの。弱さもセクシーさも、お転婆なところもあって…」とその魅力を挙げてくれた。悩んだり、周囲とぶつかり合ったりしながらも少しずつ成長し、“自分”を見出していく主人公・ブリスの姿から、ドリュー自身の生き方が垣間見えてくる。『ローラーガールズ・ダイアリー』は5月22日(土)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ローラーガールズ・ダイアリー 2010年5月22日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2009 BABE RUTHLESS PRODUCTIONS, LLC All Rights Reserved.
2010年05月21日レオナルド・ディカプリオ主演の『インセプション』に出演する渡辺謙の役柄が、レオ演じる主人公に半ば強制的に仕事を依頼する巨大企業のトップであることが明らかになり、本作の新ポスタービジュアルも解禁となった。映画は『ダークナイト』が世界的なヒットを記録したクリストファー・ノーラン監督の最新作で、レオと渡辺さんが初めて共演するほか、マリオン・コティヤール、エレン・ペイジ、キリアン・マーフィといったスターが出演することで話題を集めている。ストーリーの大部分はいまだ謎に包まれたまま。この世で大きな価値を持つ“想像<アイディア>”を巡って人間の頭の中で繰り広げられる犯罪を描いたサスペンスであり、役柄に関してはこれまでに、レオが他人の頭に忍び込む男を演じるということだけが発表されていた。ノーラン監督曰く「『バットマン ビギンズ』で仕事をしたケンとは、ぜひまた仕事をしたいと常に思っていた。今作の彼の演じた役は、実は脚本執筆の段階からケンをイメージして書いた」とのことで、渡辺さんの役柄を「強大な影響力を持った巨大企業のトップの役で物語の重要な鍵を握る」と明かした。とはいえ、今回明かされた情報もこの渡辺さんの役柄に関するものだけ。監督は「事前情報が与えてくれない作品こそが、観客に最も驚きを提供できる。『インセプション』が何かというベストの説明は、映画を観てもらうことなんだ。そうすると完全に理解できる」と説明。依然としてハリウッド超大作では異例とも言える機密保持体制が敷かれている。『インセプション』は7月23日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:インセプション 2010年7月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved■関連記事:レオが立っているのは日本?それとも渡辺謙の頭の中?『インセプション』画像到着お待たせ!レオナルド・ディカプリオ『シャッター アイランド』携え3月に来日決定渡辺謙×ディカプリオ共演『Inception』予告編が到着!東京で極秘撮影もレオ、渡辺謙にエレン・ペイジがL.A.に勢揃いし、新作撮影中!
2010年05月18日