JR東日本水戸支社は夏のおもな臨時列車として、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2012」開催に合わせた列車を発表している。今年は新たに急行「ロックインジャパン号」も設定された。「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2012」は、茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園で開催される野外イベント。2000年より毎年夏に開催されており、昨年は3日間で計120アーティストが出演。総動員数は過去最高の17万1,000人を記録したという。13回目となる今年は8月3~5日の3日間開催。すでに68組のアーティストの出演が決定(5月22日現在)している。イベント開催に合わせ、JR東日本水戸支社は8月3日、E657系10両編成(定員600名。全車指定席)による特急「フレッシュひたち91号」を運転。上野駅を6時39分に発車し、会場への最寄り駅となる勝田駅には8時11分に到着する。さらに新規設定となる急行「ロックインジャパン号」も登場し、E653系7両編成(定員466名。全車指定席)で運転。上野駅7時13分発、勝田駅9時2分着となる。8月3日の終演後には、勝田駅21時54分発の普通列車(E531系10両編成)を運転。イベント最終日の5日夜には、勝田駅21時2分発の特急「フレッシュひたち94号」(E657系10両編成)、勝田駅21時54分発の普通列車(E531系10両編成)が運転される。JR東日本水戸支社では、7月1日~9月30日の期間で計106本の臨時列車を運転。特急『フレッシュひたち』52本に増結を行い、着席機会の増加を図る。レジャーや夏のイベントに合わせた臨時列車も多数運転され、8月4~19日の土日には、新たに夏の富士山・河口湖方面への快速列車「お座敷ゆう富士山号」も設定。お座敷列車「ゆう」を使用し、勝田~河口湖間で運転される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月22日富士急行は、相模湖の大自然で展開する「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」に、“空中アスレチック『天狗道場』”をオープンする。「天狗道場」は、斜面に建てられた最高8mのデッキとデッキの間を、ロープや丸太などさまざまなアイテムを伝って空中移動するアスレチック施設。専用ハーネス着用など、安全性については十二分に対策されており、落下などの危険はない。施設には初級、中級、上級の3コースが用意され、それぞれ約30分かけてゴールを目指す。初級コースは、未就学の子どもも利用できる全長45mのコース。中級コースは、全長約70mのワイヤーを滑走するジップラインを備え、難易度は高くないが高さのスリルを楽しめる。上級コースは、ロッククライマーのように手足を使って柱を伝うクライミングポールなど、全体に難易度の高いアイテムが用意されている。施設オープン日は7月21日。料金は初級コース800円。中級・上級コース大人1,500円、子ども1,200円。何回か連続で利用する場合、2回目以降は大人、子どもともに、800円になる。フリーパスは利用できない。なお、身長100cm未満の子どもは利用不可で、小学生以下の子どもは、中学生以上の同伴が必要。営業時間は9時30分~16時30分(曜日により変動あり)。入園料は、大人1,600円、子ども・シニアが900円。木曜休園。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月21日JR西日本はこのほど、JR西日本全線・智頭急行線全線・JR西日本宮島フェリーが2日間乗り降りし放題になる65歳以上限定の乗車券「ノリノリ65きっぷ」を発売した。価格は普通列車用が2万円、グリーン車用は2万2,000円。新大阪~博多間の通常運賃(往復割引乗車券と通常期の往復「のぞみ」指定席料金)に比べると、普通列車用で7,900円、グリーン車用で1万7,480円もお得な料金で利用できる計算だ。普通車用はJR西日本全線、智頭急行線全線の特急列車(山陽新幹線を含む)と普通列車(新快速・快速を含む)の普通車指定席(指定席交付には4回までの回数制限あり。「みずほ」「さくら」は指定席への乗車不可)・普通車自由席、JR西日本宮島フェリーを利用できる。グリーン車用はJR西日本全線と智頭急行線全線の特急列車と普通列車のグリーン車指定席に乗車できる。指定席交付の回数制限は普通車用と同じ。発売期間は7月5日までで、利用できる期間は6月4日から7月13日までの平日の連続した2日間。利用の際には運転免許証や保険証など、年齢を確認できる公的証明書を携行する必要がある。JR西日本のみどりの窓口と主要な旅行会社で取り扱っている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月13日昨年12月に亡くなった森田芳光監督の最新作『僕達急行 A列車で行こう』が公開されている。本作は、松山ケンイチと瑛太が鉄道好きの“鉄っちゃん”を演じているが、物語の主人公だけでなく、鉄道を愛する若者が近年、増加中で、5月に実施される“鉄道テーマ検定”は参加者が相次ぎ、応募締め切りを延長した。その他の写真“鉄道テーマ検定”は、5月13日(日)に東京、名古屋、大阪で開催される日本初の鉄道検定。第1回のテーマは“新幹線”で、鉄道に関する様々な問題が出題される。当初、本検定は先月25日が応募締め切り日だったが、予想を上回るペースでエントリーがあったため急きょ、応募期間を延長した。また、同時期に“TTK2012 全国高校鉄道研究会対抗選手権”も開催される。これは“鉄研甲子園”の別名の通り、鉄道好きの高校生たちが4人でチームを組んで“鉄道愛”を競うもの。ちなみに順位や表彰の対象外だが、高校生以外の学生や社会人も参加できる“一般の部”も準備されているそうだ。『僕達急行…』に登場する主人公は、仕事も趣味もどちらも充実させ、“鉄道”を通じて友情を深めていく。そんなふたりの姿は多くの観客の共感を集めており、本作の公開が日本で鉄道を愛する人々の拡大に一躍かっているのではないだろうか。『僕達急行 A列車で行こう』公開中
2012年04月13日オリエント時計は21日、人気シリーズ「オリエントスター セミスケルトンモデル」より、新色の「ブラウン」「ブルー」を発売する。「オリエントスター」は同社の創業と同時に誕生した本格派機械式時計で、時代の流れに左右されないシンプルなデザインと機能で長年人気を集めている。中でも「セミスケルトンモデル」は、インデックスの9時の位置に小窓を設けた印象的なデザインが特徴。シースルーバックとともに時計内部のムーブメントの動きを表裏両面から見ることができる。ステンレス製のケースは、スーツスタイルにも合わせやすいようにとシンプルなデザインを採用。ガラスは視認性と強度を高めたフラットサファイアガラス。バンドには、シンプルでなじみの良い3列駒の無垢メタルバンドを採用している。縦46.0mm×横39.0mm×厚さ11.9mm。価格は6万900円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月02日京急線では、本作の公開を記念して今月4日より出演者の松山、瑛太、貫地谷しほり、村川絵梨のサイン入りヘッドーマークが付いた“僕達急行ラッピング電車”を1日3往復ほど運行している。キャンペーンは、ロケ地になった京急蒲田駅、六郷土手駅、神奈川新町駅を巡ってすべてのスタンプを集め、映画鑑賞券の半券と一緒に応募すると、4月下旬の運行終了後にサイン入りヘッドマークや、サイン入りパンフレットが抽選で当たるというもの。ほかにも先着3000人にオリジナルクリアファイルがプレゼントされる。サイン入りのヘッドマークをつけた鉄道が運行することはめずらしいそうで、これらのプレゼントは鉄道ファンのみならず映画ファンにとってもうれしいコレクションになるのではないだろうか。その他の写真また、観音崎京急ホテルでは4月27日(金)まで、映画のワンシーンやメイキング場面、京急沿線のロケ地、劇中エピソードなどを紹介したパネルや、劇中衣装をロビーで展示している。『僕達急行 A列車で行こう』は、鉄道をこよなく愛する小町(松山)と小玉(瑛太)が趣味を通じて意気投合し、恋や仕事に奮闘しながら自分たちと周りを幸せにしていくハートウォーミングな青春コメディ。『僕達急行 A列車で行こう』公開中
2012年03月29日『オリエント急行殺人事件』は、イギリスの人気作家、アガサ・クリスティーの代表作。トルコのイスタンブールを出発し、フランスのカレーへ向かう列車の中で起きた密室殺人事件に、たまたま乗り合わせた名探偵、エルキュール・ポワロが挑む。トルコ・イスタンブール発、フランス・カレー行きの国際列車「オリエント急行」の1等車個室寝台で、アメリカ人の富豪ラチェット・ロバーツが殺された。薬を飲まされ昏睡したところに、12カ所も刺されていた。部屋には鍵がかかっており、内側からチェーンロックまで使われていた。別の事件を解決してイギリスへ帰る途中の名探偵、エルキュール・ポワロは、列車を運行するワゴン・リ社の重役に事件解決を依頼される。「運行会社にとっては不祥事だ。次の駅で警察が介入する前に解決して欲しい」。じつはポワロは、生前の被害者に食堂車で会っていた。何者かに脅迫されていたラチェットはポワロにボディガードを依頼する。しかしポワロは気乗りせず断ってしまった。ポワロは自責の念に駆られて捜査を開始する。雪で立ち往生している列車で起きた事件。しかも現場はポワロの隣の個室である。列車は大雪で立ち往生しており、人の出入りはなさそうであった。犯人はきっと列車内にいる誰かだ……。ポワロ役を演じたアルバート・フィニーは当時30代だったが、特殊メイクで中年の探偵を好演した。現在は75歳で、今年12月に公開される『007』シリーズ最新作にも出演する予定だ。『007』といえば、初代ジェームズ・ボンド役で知られるショーン・コネリーも、この作品に元英国軍大佐役で出演している。1963年に公開された『007』シリーズ第2作『ロシアより愛をこめて』にもオリエント急行が登場し、ショーン・コネリーは10年ぶり2回目の”乗車”となった。『オリエント急行殺人事件』には名女優、イングリット・バーグマンも出演。アカデミー賞助演女優賞を獲得している。本作品の舞台となった列車・オリエント急行は、1983年にパリとイスタンブールを結ぶ列車として誕生した。1900年代に入ると、西ヨーロッパとバルカン半島方面を結ぶ列車として増発されている。映画で描かれた1930年代は、オリエント急行の列車群の全盛期である。運行会社はワゴン・リ社。各国の国鉄など鉄道会社に線路使用料などを支払って、独自に集客していた。「定期的に運行する旅行会社主催の団体列車」というスタイルだ。映画に登場するポワロの友人ビアンキは、ワゴン・リの重役という設定である。運行ルートはイスタンブール駅出発の場面で、駅の構内放送として紹介される。ソフィア、ベオグラード、ザグレブ、プロント、トリエスト、ベニス、ミラノ、ローザンヌ、パリ、カレー。これは主要駅のみの案内で、他にも停車駅がある。事件が起きた場所はヴィンコヴチとブロッドの間で、旧ユーゴスラビア国内。2泊目の夜だった。編成は機関車寄りから荷物車、食堂車、個室寝台車、特別車。各1両でたった4両編成。乗客は15名。約1週間の長距離運行で食堂車も連結する。運行コストを考えるとかなりの料金になりそうだ。映画だから4両かと思ったけれど、じつは当時も寝台車2両、食堂車1両、荷物車2両で、意外と短い列車だった。もっとも、これはイスタンブール側の末端区間のようで、実際にはヨーロッパに近づくほど客車が増結、分離されていた。本作の中でもビアンキがポワロに部屋を譲り、「あなたはカレーまで行く寝台車に乗りなさい」と言う。特別車は途中で切り離されるようだ。定期運行としてのオリエント急行は2008年に廃止となっている。しかし、全盛期を再現する観光列車『ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレス』は現在も運行中。3月から11月まで、ほぼ週に1便がパリとベニスを1泊2日で往復している。ほかにロンドン~パリ間の昼行便や不定期運行も。全盛期の「パリ~ブダペスト~ブカレスト~イスタンブール」の列車も年1回ほど特別運行されている。映画と同じイスタンブール発の列車はベニス行で、こちらも年1回程度の運行だ。ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレスの日本語サイトでは、客室をイラストで紹介している。映画に登場する客室の再現度の高さがよくわかる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月28日『僕達急行A 列車で行こう』が3月24 日(土)に公開初日を迎え、渋谷TOEI①にキャストが登壇し、舞台挨拶を行った。●電車に乗って旅してみたいところはありますか?村川:伊豆急行が大好きなので、この季節はオーシャンビューを見に行きたいです。貫地谷:私はロマンスカーに乗って箱根に行きたいです。松山:ぼくはいま旅行している場合じゃないので、二人の話を聞いて想像しただけで十分です。(笑)●劇中で「少し好き」という表現がありますが、「少し好き」なものは何かありますか?貫地谷:花粉の時期なので保湿ティッシュですかね?(笑)使いたくないし、憎い存在ではあるのですが、ないと困ります。松山:僕はギャンブルです。少し好き、これ以上好きでもダメですし。でもこういう風に言うってことは、大好きなのでしょうね、結局(笑)。●森田監督からの直筆の「ありがとう」というテロップが流れましたが、森田監督へどんなありがとうがありますか?村川:こちらが「ありがとう」と言うのもおこがましいくらいたくさんのものをもらいました。今日で(監督の作品が)みなさんのもとへ旅立っていくかと思うと(プロモーションに携われなってしまうので)心底寂しい気持ちでいっぱいです。貫地谷:普段物事をじっくり考えないので、ダメ出しをしてもらって、何がダメか自問自答しながらやっていて、そういう環境に居られたことがすごく幸せでした。松山:監督の演出についていくのが精一杯で、追いつけなったことが申し訳ないと思っています。まさかこんなに早く亡くなられるとは思っていなかったですから。「まだある」と思いながらやっていたので残念ですが、演出の考え方をアドバイスしてくれてありがたいと思っています。ほかにも監督はどの現場でも楽しんでいて、人とのコミュニケーションも楽しんでいました。人と出会うことが多い仕事で、毎回色んな人に出会うし、毎日が刺激的で、そういうことからヒントを得てまた違う作品で表現されていたりしました。そういうポジティブなものを教えていただいたことに一番お礼を言いたいです。趣味で人とつながることによってより豊かになる、とのメッセ―ジが込められた『僕達急行A列車で行こう』は、松山さん、貫地谷さん、村川さん、そして会場の観客からの監督への「ありがとう」という思いを乗せて、本日より無事、運行を開始した。作品情報『僕達急行A 列車で行こう』監督:森田芳光出演:松山ケンイチ、瑛太貫地谷しほり、ピエール瀧、村川絵梨、伊東ゆかり、伊武雅刀、星野知子、笹野高史、西岡徳馬、松坂慶子配給:東映大ヒット公開中!
2012年03月26日森田芳光監督最新作『僕達急行 A列車で行こう』で鉄道をこよなく愛する若者を演じた松山ケンイチが、主人公の小町圭のような没頭できる趣味を持っている人間の魅力を語るとともに、本作の公開を待たずに昨年12月20日急逝した森田監督への感謝の想いを語った。その他の写真本作は鉄道オタクの2人の若者が共通の趣味を通じて友情を育み、恋愛や仕事に悪戦苦闘する姿をユーモアに満ちた演出で描き出す青春コメディーだ。森田監督が十数年前から温め続けたオリジナル企画の映像化で、松山は瑛太演じる小玉健太とともにマイペースに人生を謳歌する若者を好演している。『サウスバウンド』(2007)、『椿三十郎』(2007)に続いて森田作品への出演を果たした松山は、「森田監督のオリジナル作品に出演できたことは、貴重な経験になったと思います」と原作の映画化でもリメイク企画でもない、より強い作家性が出た森田作品を回想。「森田監督独特の間の取り方、セリフの言わせ方、そういうものが組み合わさって面白い映画になったと思いますね」と仕上がりにも自信を見せた。一般的に女性とは縁遠いイメージのオタクだが、主人公の小町は少々事情が違う。OLのあずさ(貫地谷しほり)や社長秘書のみどり(村川絵梨)に好意を抱かれるが、その理由について松山は、「小町はフラフラしていない、地に足がついている感じがしました。趣味を持っている、自分に合っているものをわかっている人は、そのことが軸になる。そこがいいと思いました」と分析。また、森田監督が描く現代の若者像についても、「小町は女性の前で音楽を聴いて自分の世界に入ってしまうことがありますが、オタクといっても趣味だけに入り込みすぎず、仕事や人間関係ともいい距離感で付き合っている。その姿勢もいいと思いました」と森田監督の好意的な解釈に松山自身も賛同していた。「毎回居心地がいい」一方で、「演出のレベルが高くて、わからないことは多かった。ついていくだけで精一杯でした」と改めて森田監督との仕事を振り返った松山。「アイデアを出そうとしても、森田監督のほうが面白いことを言う(笑)。僕よりもはるか上のほうにいて、全然力が足らない感じがしていました。もっとアイデアを出して、対等に話し合える、そういう関係になりたかったですね」と恩師への感謝も吐露。遺作と意識すると残念だが、そのクリエイティブな関係性で生まれた爽やかなドラマを純粋な気持ちで見届けてほしい。『僕達急行 A列車で行こう』3月24日(土)より、全国ロードショー取材・文:鴇田 崇
2012年03月23日映画『僕達急行 A列車で行こう』(森田芳光監督)の公開を記念して、ゲームポータルサイト「ハンゲーム」で提供中の『プラレール~プラレールで遊ぼう~』に映画内のアイテムが登場するタイアップが22日より行われている。4月27日まで。『僕達急行 A列車で行こう』は、松山ケンイチさんと瑛太さん演じる鉄道オタク2人が、鉄道への愛ゆえにさまざまな騒動を巻き起こしながら、自分たちと周りを幸せにしていくハートウォーミングな青春コメディ。昨年12月に急逝した森田芳光監督の遺作となった。今回のタイアップでは、『プラレール~プラレールで遊ぼう~』のゲーム内に、映画にも登場するタペストリーが出てくるほか、映画のポスターが看板に使われ、映画オリジナルの駅看板もアイテムとして登場。自分だけのプラレールの世界で、映画『僕達急行 A列車で行こう』の空間を演出して楽しめるという。対応機種はiPhone / Android / PC。詳細な手順などはタイアッププロモーションページに掲載されている。映画『僕達急行 A列車で行こう』は、24日より全国ロードショー。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月22日昨年12月に急遽した、森田芳光監督の最新作『僕達急行 A列車で行こう』のメイキング映像がこのほど公開された。メイキング映像本作は、森田監督が10数年前から温め続けてきたオリジナル作品。東京と九州を舞台に、鉄道の趣味を通じて出会った小町(松山ケンイチ)と小玉(瑛太)が、恋や仕事に奮闘する姿を描く。メイキング映像では、小町の転勤先である九州を舞台に、福岡市地下鉄での通勤風景や、あずさ(貫地谷しほり)とのデートシーン、後半では物語の重要な部分とも言える、無人駅でふたりが抱き合う場面が映し出されている。また、森田監督自らが演技をして、松山と貫地谷に指導する様子や、時にコミカルな動きで出演者やスタッフを笑わせる監督の姿も確認でき、現場の和やかな雰囲気が伝わってくる。そんな森田監督に対し松山は、「森田監督が一番面白かった。(監督は)演出しながら笑っていたりするんです。監督から感じた面白さをちゃんと表現できるようにと思いながら演技しました」とコメント。さらに「(映画の中で)すごく速い目で今の社会を切り取っている。これまで僕が考えもしなかったことを見ていて、ハッとさせられた」と振り返った。公開を前に、ここでしか見られない森田監督の貴重な演出姿をチェックしてみてはいかがだろうか。『僕達急行 A列車で行こう』2012年3月24日(土)、全国ロードショー
2012年03月22日松山ケンイチさんと瑛太さんが初共演した映画『僕達急行 A列車で行こう』(森田芳光監督)の公開を記念し、このほど発売された時刻表3誌において、2人が”表紙ジャック”をはたした。2人が表紙を飾るのは、「JTB時刻表」(JTBパブリッシング)と「文字の大きな時刻表」「コンパス時刻表」(ともに交通新聞社)の3誌。いずれも映画とのタイアップは初めてで、これらの3誌が同時にひとつの作品とコラボする”表紙ジャック”も史上初。発行元のJTBパブリッシングと交通新聞社は、「以前から森田監督の意向と聞いており、今回は会社の垣根を越えて、監督への追悼の意味を込めて表紙のタイアップに踏み切った」と連名でコメントしている。映画『僕達急行 A列車で行こう』は、鉄道オタクを演じる松山さんと瑛太さんが、鉄道への愛ゆえにさまざまな騒動を巻き起こしつつ、自分たちと周囲を幸せにしていくハートウォーミングな青春コメディ。昨年12月に急逝した森田芳光監督の遺作となった。”表紙ジャック”という史上初の快挙に、当人たちも、「これを機に電車で旅する人が増えてくれたらいいです。僕も落ち着いたら時刻表を手にしながら、旅に行きたいです」(松山)、「すごーい。こんなことできるんですか? 初めて見ました。光栄ですね」(瑛太)とコメントを寄せている。映画『僕達急行 A列車で行こう』は3月24日より全国ロードショー。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月21日森田芳光監督が、松山ケンイチと瑛太主演で“鉄道”の趣味をきっかけに友情を育んでいく姿を描いた、映画『僕達急行 A列車で行こう』。その公開を記念して、本作が時刻表3誌『JTB時刻表』『文字の大きな時刻表』『コンパス時刻表』(いずれも4月号、発売中)の表紙を飾ったことが発表された。その他の写真映画とのタイアップで、3誌同時に同じテーマで表紙を飾るのは初の試みとのこと。表紙ジャックのほか、『JTB時刻表』では巻頭見開き2ページで映画の見どころを、『文字の大きな時刻表』では目次ページで作品を、『コンパス時刻表』では巻頭5ページで松山、森田監督のインタビューを掲載している。『JTB時刻表』は、本作が昨年12月に急遽した森田監督の10数年前から温め続けていた作品ということもあり、追悼の意味を込めて表紙のタイアップに踏み切ったとのこと。また、インターネットの普及で時刻表を手にする機会が少なくなった今、若い世代にもその存在や良さを知ってもらうことも狙いのひとつだそうだ。それに対し松山は、「これを機に電車で旅する人が増えてくれたらいいです。時刻表を手にしながら旅に行きたい」と話し、瑛太は「初めて見ました。光栄ですね」と、コラボレーションの喜びを語った。普段から時刻表をチェックしている鉄道ファンはもちろん、映画好きにも話題を呼びそうだ。また、銀座シネパトスでは『時を掴み、人を見つめ続けた天才監督 追悼 森田芳光』特集を実施、監督の数々の名作を上映中だ。20日には、ぴあフィルムフェスティバルの共同企画として、『水蒸気急行』『ライブイン茅ヶ崎』『劇的ドキュメントレポート’78~’79』の上映と『の・ようなもの』を併映し、PFFディレクターの荒木啓子氏、映画評論家の樋口尚文氏によるトークイベントも予定されている。『僕達急行 A列車で行こう』2012年3月24日(土)、全国ロードショー
2012年03月19日この3月で寝台急行「きたぐに」が定期運行を廃止する。2008年5月に、金沢駅から乗ったことはあるのだが、これは自由席。これじゃあ本当の「きたぐに」を体験したことにならないと思って、いてもたってもいられず、東京駅のみどりの窓口に駆け込んだ。なぜインターネットでぷちってしないかというと、北斗星もカシオペアも含め、寝台列車はインターネットで切符が買えない。自動券売機でも買えない。旅行会社かみどりの窓口で買うしかないんだ。でも、この日持ち合わせが少なくて、とりあえず買ったのは翌日の寝台券と急行券のみ。これが後で大変なことになる。で、「きたぐに」に乗ろうとしたのは、1月の金曜日。東京駅発20時過ぎの新幹線で新潟に行けばよい。長岡駅で乗り継ぐこともできるのだが、やっぱり始発駅で乗りたいもんです。そこで、金曜日行きましたよ、東京駅丸の内側のみどりの窓口。30分前に。ところがだ。みどりの窓口はビジネスマンで長蛇の列。土日は家族の元に戻るビジネス戦士たちが、並んでいた。並んでみたがなかなか列は進まない! このままだと乗り遅れる! と、八重洲側にひた走り、JR系の旅行会社の窓口で乗車券をゲットする。東京~長岡~大阪の乗車券と、長岡~新潟間の往復乗車券。さて、東京駅から乗ったのは、「とき347号」。東京駅を20時12分に出て、新潟には22時6分に着く。20時24分発の「Maxとき349号」という手もあるが、22時44分着なので、「きたぐに」入線時刻には間に合わない。じつは、2週間前に寝台特急「日本海」A寝台に乗った私。なので、寝台の真ん中を通路が突っ切るのにはデジャブな光景だ。とはいえ、国内の3段式に乗るのは子供のとき以来。でぶった体をなんとかはしごを使ってよじ登りましたわ、上段に。もう、狭い、頭がつかえる。まるでうなぎの寝床である。昭和のビジネス戦士たちは、こんな狭い寝台列車に乗っていたのかと思うと頭が下がる。そう思うと、同じ上段でも「日本海」のブルマン式はまだゆとりがある。ベットの幅も広いし、高さもある。それに「日本海」A寝台には外が見えるちっちゃな窓がある。「きたぐに」にはないぞ。感覚値でいうと、「日本海」のA寝台上段は、座りながらビールをぐびぐび飲めたが、「きたぐに」の3段B寝台は飲めない。頭がつかえる。で、横たわりながらビールを胃に流し込むのである。そんなことをしているうちに、「きたぐに」は23時すぎ、新潟駅を発車していくのであった。ところで、寝台の上段に寝ると、もう降りたくなくなる。はしごを降りるのが面倒くさくなるからだ。同じはしごといっても、「あけぼの」や「北斗星」などの開放式B寝台はラクチン。通路側ではなく、反対外にあるはしごに足をかければ簡単に降りられるからだ。「日本海」のブルマン式2段寝台は、上段から降りるのにちょっと苦労はするが、さすがA寝台。上段で体を180度回し、お尻を向けてはしごを降りていけば、簡単である。ところがだ。「きたぐに」の3段式B寝台では、あまりにも上段の高さがないので、寝台上で体を回転することができないのだ。そこで、しょうがないので、寝る・寝る・寝る。ラジオをつければ、コミュニティー放送の番組が聞こえる。ゆるゆるな、たむらぱんの番組だ。車両の中をぱしゃぱしゃと撮っていた人々も、自分のベットに戻っていた。電車内は夜の帳が下りていく。いつしか眠りに落ちていったようだ。目が覚めたのは、6時すぎ。京都駅にさしかかる頃。大阪駅には定刻通り6時49分に着いた。が、ゆるゆるとはしごを降りて別な降り口を探そうとしたのがいけないのか、いきなり電気が切られ電車の中は暗闇のなか。邪険にされた「きたぐに」がかわいそうになりながら、降り口に急ぐ私であった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月16日森田芳光監督が十数年温め続け、実現させた渾身の一作にして最後のエールとなった『僕達急行A列車で行こう』が3月24日(土)よりいよいよ公開となる。このほど、映画史上初の試みとなる位置情報ゲーム「コロニーな生活」とのコラボが実現、同ゲーム内でゲットできるシリアスナンバー付き「コロカ」を特典にした前売り鑑賞券が発売となった。鉄道好きの漫画家・ヤスコーンによる、松山ケンイチと瑛太が演じる鉄道好きな主人公2人のイラストが入ったデザインがファンの間で話題となっている。「鉄道」という共通の趣味を通じて友情を育む青年、小町(松山さん)と小玉(瑛太さん)が、仕事に恋に奮闘する姿を、ハートフルなタッチで描いたヒューマン・コメディ。鉄道をこよなく愛する2人の姿が微笑ましく共感を誘う。「コロニーな生活」とは、携帯電話の位置情報機能を使ってバーチャルとリアルを連動させる、新感覚の「お出かけが楽しくなる」携帯ゲーム。全国にある「日本の逸品を取り扱う店舗」や旅行会社、日本各地の交通機関との連携で話題を呼んでいる。同ゲーム内でのアイテムが映画の前売り特典になるのは、今回が初の取り組み。3月3日(土)より発売開始されて以来、松山さんと瑛太さんそっくりのキュートなイラストがファンの間で人気を呼んでいる。こちらの前売り鑑賞券は公開前日となる3月23日(金)まで、全国の109劇場にて販売中。数量限定のため、なくなり次第終了となるので、気になる方はお早めにチェック!『僕達急行A列車で行こう』は3月24日(土)より全国にて公開。■関連作品:僕達急行 A列車で行こう 2012年3月24日より全国にて公開© 2012『僕達急行』製作委員会■関連記事:松ケン&瑛太も大喜び “僕達急行ラッピング電車”が京急線で運行中!恋と仕事と好きなコト『僕達急行A列車で行こう』女性限定試写会に25組50名様ご招待松ケン&瑛太が再共演の誓い 森田監督の遺作『僕達急行』が発進岩井俊二×北川悦吏子によるラブストーリーも東映、多彩なラインナップを発表北川景子、恩師・森田芳光との別れに号泣織田裕二らも参列
2012年03月14日森田芳光監督が、十数年前から温め続けていたオリジナル企画がついに実現!仕事も考え方も違う好対照なふたりが大好きな鉄道を通して友情をはぐくみ、恋に仕事に悪戦苦闘する姿を、のびやかなユーモアときらきらするような空気感で綴った、ハートフル・コメディ『僕達急行 A列車で行こう』。本作で主演を務める松山ケンイチと瑛太のインタビューが、なんと新幹線の中で行われた(!)。プレミア試写後の移動時間を使った本独占インタビュー、「僕達急行」らしい臨場感あふれるトークをお届けする。●バディムービーとしてお芝居がやりやすいこと、やりづらいことなどありましたか?松山ケンイチ:特にやりづらいなというところはなかったです。割と少なかった気がします、ふたりだけのシーン。だからひとつひとつ大事にしたいなと思ってやっていました。楽しかったですね。お互いやんわりとした空気感でトゲトゲしくないし、カリカリもしてないし、ふたりとも地に足が着いているところがあるので。僕自身はすごく楽しめましたね。瑛太:やりづらいということはもちろんないです。お互いがお互いの役に向かっているというのがありますし、そこで現場に行ったらどういう風に生まれるのかなというのがすごく楽しみだったし。ふたりで絡むときには、僕が完璧ではなかったかもしれないけど小町と小玉という関係性でその色をちゃんとお互い出せたつもりだったので。すごく楽しかったです。●恋よりも、趣味と友情、男同士の関係というか、男同士の友情をも超えた何かが小町と小玉にはあったような気がしたのですが…松山ケンイチ:僕自身も交通博物館で小玉と小町みたいなふたりを見かけたことがあって、ずっとこの電車がどうのこうのと話しているんですけど、やたら距離近いんですね、ふたりの(笑)。恋人同士でもないし全く意識してないですけど、そういう距離感みたいなものが出来上がってくるんでしょうね。そういう趣味を通しての距離感というのはすごく特殊のような気がするし、恋とは全然違いますけどね。そのくらいの距離感になるとほかのことでもいろいろ話しができる関係になると思うし、小玉と小町も最初、わたらせ渓谷鐵道で出会ってからお互いの恋の話まで突っ込めるようになっていますから。趣味というのはそこまで人を近づけるものなんだとちょっと考えさせられました。瑛太:小玉がふられて落ち込んでしまって小町に会いに行ったときに、何となくいちごミルクって頼んだら本当にいちごミルクを出してくれて、そこで痛手を癒される。そういったところも小町と小玉だからできるお互いへの思いやりで、それはある見方で見たらちょっと気持ち悪いと思われるくらいのことなのかもしれないけれど、作品の中ではさわやかにできている。僕が観ても全然気持ち悪くないし、そういうふたりなんだなと自分自身が演じていてもすごく気持ち良かったです。●おふたりは、久しぶりに会ってお互いいかがですか?松山ケンイチ:やはり柔らかい印象は全然変わらないですけれど、もう1年半くらい経っていますからね。アッという間でしたね。全く印象変わらず、あのとき話していたことをまた話していた距離感でまた話せて楽しいですけれど。その1年半の間に森田監督が亡くなったじゃないですか。時間経つのが早いなと思ったし、いろいろ思い出すと森田監督には、「社長シリーズ」を参考にしてくれと言われていて、観ていたんです。が、撮影中に小林圭樹さんが亡くなって、ついにこれで「社長シリーズ」の名優さんが全員いなくなったなあって森田監督と話していたんですけれど、いつも間にか森田監督もいなくなって…。だから人と人とのつながりっていうのはそういうところでも大事にしなきゃいけないなと。借りたものは返すとか、返したくても返せなくなったらどうしようもないですから。そういうことはすごく考えましたね。瑛太さんとは小玉と小町でもう1回とか2回とかやってみたいなと思っていたんですが、たぶんできなくなると思うんですね。だから違う作品で瑛太さんからやってもらった空気感を瑛太さんに返すことができたらなあと思いますね。●瑛太さん、松山さんと久しぶりにお会いになっていかがですか?瑛太:背伸びしなくてもいいし自然な自分で今、置かれている状況だと思います、お互いに。次に会った時にもっと、いっぱい絡みもほしいなと思うし、また、いい作品を生めたら、ふたりで。同じ映画作りをできたらなとうれしいことだと思います。●プレミア試写後、品川から博多までの初めての新幹線での取材、まさに僕達急行のようでしたが、いかがでしたか?松山ケンイチ:新しい経験ができたのですごくうれしかったですね。本当にたくさんの人にみていただきたいので宣伝、これからも頑張らないとなと思います。瑛太:すごくいい企画ではあったし、電車に乗って取材をするというのは面白いなと思うんですが、やはり時速100キロ以上で取材を受けるというのはちょっと人間としては酷なのかなという気がします(笑)。作品情報『僕達急行 A列車で行こう』配給:東映3月24日(土)、全国ロードショー!(C)2012『僕達急行』製作委員会
2012年03月12日松山ケンイチと瑛太が鉄道オタクに扮する、恋と青春模様を描いた映画『僕達急行 A列車で行こう』の公開を記念し、位置情報ゲーム“コロニーな生活”とタイアップした特典付前売券が発売されている。その他の写真本作は、鉄道をこよなく愛する小町(松山)と小玉(瑛太)が趣味を通じて意気投合し、恋や仕事に奮闘しながら自分たちと周りを幸せにしていくハートウォーミングな青春コメディ。前売券の特典第1弾では、本作と京急電鉄、JRがコラボした記念切符セットの発売が実現したが、今月はじめより発売開始されている第2弾では、携帯電話の位置情報機能を使い、バーチャルに全国をめぐるゲーム“コロニーな生活”内で特別アイテムを手に入れることができるカード“コロカ”がプレゼントされる。カードには松山演じる小町と、瑛太演じる小玉のイラストが入っており、シリアルナンバーをゲームで入力するとアイテムが手に入るというもの。本ゲームのアイテムが前売特典になるのは初めてであり、記念切符付入場券に続き話題を呼びそうだ。『僕達急行 A列車で行こう』דコロニーな生活”特別コロカ付き前売券は、今月23日(金)まで全国109の劇場にて販売中。『僕達急行 A列車で行こう』2012年3月24日(土)、全国ロードショー(C)2012『僕達急行』製作委員会
2012年03月08日鉄道オタクの青春と淡い恋模様を描いた『僕達急行 A列車で行こう』の公開を記念し、京急線で“僕達急行ラッピング電車”が運行されることになった。3月3日に、神奈川・久里浜の京急ファインテックで出発式が行われ、本作で初共演を果たした松山ケンイチと瑛太、ヒロイン役の貫地谷しほり、村川絵梨が出席。早速“ボクキュー”一色に染まったラッピング電車に乗り込んだ。その他の写真昨年12月に急逝した森田芳光監督のラストメッセージが、文字通りの“出発進行”だ。車体にはタイトルロゴと、“鉄ちゃん”ルックの松ケン&瑛太がフィーチャーされ、車内も中吊り広告など、すべて劇中写真で埋め尽くされた。「懐かしい写真がたくさん。いろんなことを思い出しますね」(松山)、「こんなに自分たちの写真が(車内に)載るのは経験がない。本当に貴重な機会」(瑛太)と感激もひとしお。貫地谷は「シートが可愛くて、座席が進行方向に向いているのもワクワクしますね」。村川も「ここまで映画一色なのもすごい。乗客として乗りたいです」と大喜びだった。本作は、松山と瑛太が、鉄道オタクに扮し、熱っぽく趣味を共有することで、自分たちと周りを幸せにしていくハートウォーミングな青春コメディ。森田監督が10数年の構想を経て、シナリオを執筆。劇中には20路線80型式の車種が登場し、生前「これほど多くの電車が登場するのは、日本映画史上初だと思う」と豪語したほどだ。森田監督との思い出を聞かれた松山は「3作品でお仕事させていただき、どの現場も楽しい経験だった。監督自身、とても多趣味な方で、好きなことがたくさんあると、それだけ豊かに生きられると教えてもらった」としみじみ。瑛太は初めて森田監督とタッグを組み「映画、そして人が大好きな監督だった。僕自身、今回の役を演じながら、ずっとさわやかな気持ちでいられた」と振り返っていた。“僕達急行ラッピング電車”は3月4日より4月下旬まで、京急線三崎口駅から泉岳寺駅間を1日3往復程度運行する予定だ。『僕達急行 A列車で行こう』3月24日(土)、全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2012年03月05日森田芳光監督の遺作となった『僕達急行 A列車で行こう』の公開を記念した“僕達急行ラッピング電車”が運行されることになり、3月3日(土)、神奈川・京急ファインテック久里浜事業所にて、松山ケンイチ、瑛太、貫地谷しほり、村川絵梨が出席する出発式が行われた。電車は3月4日(日)から京急線三崎口駅から泉岳寺駅間を1日3往復程度運行されている。車外も車内も「僕急」一色のラッピング電車に、松山さんは「まさかこのような電車を作ってもらえるなんてビックリしました。懐かしい写真もたくさん飾られていて、いろんなことを思い出しますね」とニッコリ。瑛太さんは「自分たちの写真が、こんなに貼られる経験はないので…。本当に貴重な機会ですね」と少し照れくさそうだった。大手企業に勤めるマイペース男子・小町圭(松山さん)と実家の鉄工所で働く小玉健太(瑛太さん)。性格は違えど“鉄道好き”という共通の趣味をきっかけに出会った2人が、鉄道愛ゆえの騒動を巻き起こしながら、いつしか周りをハッピーにしてしまう青春コメディ。森田監督によるオリジナル脚本で、構想には10年以上の歳月が費やされた。松山さんは『椿三十郎』『サウスバウンド』に続き、森田監督と3度目のタッグを組み「どの現場でも、監督はとても楽しんでいたし、とても多趣味な方だった。好きなことがたくさんあると、人生は豊かななんだと教えてもらった」。一方、瑛太さんは初の森田組で「とても爽やかな気持ちでいられる現場だった。森田監督は映画と人が大好きな方だった」とふり返る。また、貫地谷さんは「監督は襟まである帽子をかぶって、『よく来てくれたね』って広い心で迎えてくれた」と森田監督の思い出を披露。村川さんは、劇中の「少し好きです」というセリフに対し、森田監督が強いこだわりを持っていたと明かし「直々に演技指導してくださった姿は今も忘れられないですね」と故人をしのんだ。『僕達急行 A列車で行こう』は3月24日(土)より全国にて公開。■関連作品:僕達急行 A列車で行こう 2012年3月24日より全国にて公開© 2012『僕達急行』製作委員会■関連記事:恋と仕事と好きなコト『僕達急行A列車で行こう』女性限定試写会に25組50名様ご招待松ケン&瑛太が再共演の誓い 森田監督の遺作『僕達急行』が発進岩井俊二×北川悦吏子によるラブストーリーも東映、多彩なラインナップを発表北川景子、恩師・森田芳光との別れに号泣織田裕二らも参列森田芳光監督の訃報に、松山ケンイチ「やっぱり寂しいです」
2012年03月05日富士急行は2月29日から新型電車6000系の運行を開始した。1985年に国鉄山手線向けに製造され、その後、JR東日本が京葉線で運行した205系電車を改造したという。今回落成した2編成は日立製作所が製造した205系を改造したもので、今年度は川崎重工製と日本車輌製を改造した編成が1編成ずつ登場予定。改造工事はJR東日本系列の東日本トランスポーテックが担当した。6000系は富士急行の保有車両としては初の3両編成で、スイッチバック式の富士山駅側が1号車、大月 / 河口湖駅側が3号車に。1号車の「クモハ6000」はモーターと運転台付き、2号車の「モハ6000」はモーター付きの中間車、3号車の「クハ6000」はモーターなしの運転台付き車両となる。外観は205系の面影を残しつつ、運転席周りの黒と乗降扉の青を塗装し、そのほかの部分はカッティングシート加工となった。帯などに用いられた青色は富士山をイメージしたという。運転台窓下の黄色はこの青に似合うアクセント。黄色のアクセントラインは、かつての富士急行バスでも採用されていたとのこと。富士山の青と組み合わせて、ダイヤモンド富士を表現しているともいえそうだ。戸袋(ドア格納部)には「FUJIKYU COMMUTER TRAIN」の頭文字を組み合わせたシンボルマークを配置。乗降扉窓には水戸岡氏がデザインした富士急行のロゴが描かれた。また、前面と側面の行き先表示器は方向幕からLEDに変更された。客室は床やつり手に難燃加工した木材を使用し、ぬくもりや優しさを表現。シートのモケット柄は数種類あり、隣り合うロングシートで組み合わせを変えるという遊び心も。2号車「モハ6000」は1号車側の座席を1台撤去し、車いすスペースを設置。室内の乗降扉上部にはLED案内表示器も搭載し、千鳥式に配置された。車内放送の自動化も実施され、運転室に制御装置が新たに取り付けられている。自動音声はこの分野で活躍するクリステル・チアリさんが担当。1号車「クモハ6000」は、モハ205にクハ205の運転台を移植した車両。モハ205の床には台車点検用の蓋がある関係で、乗務員室の扉が右端から中央部へ変更されている。パンタグラフはシングルアーム形に変更された。これは、205系の菱形では積雪時に下がってしまうためとのこと。パンタグラフは2台搭載し、架線に霜が付いた場合の霜取り装置を兼ねているという。このほか、寒冷地仕様として「乗降扉の手動開閉ボタン」「室内暖房設備の追加」「耐雪ブレーキ」「床下機器の耐寒耐雪構造」が採用された。先頭車運転台側の台車には、スカートの内側にスノーブローと排障器を取り付けている。6000系の初営業列車は河口湖駅15時37分発の大月行だった。この日は2月29日「フジキュー」の日で、富士急ハイランドが入園料無料になっていたが、あいにくの積雪で訪問者は少なめ。しかし途中の富士山駅で大勢の高校生が乗車し、新しい電車に驚きの声を上げ、室内を珍しそうに見渡していた。もし晴れていれば、帰宅する高校生と富士急ハイランド利用客で混雑したはず。今後も3両編成のメリットが活きてくるだろう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月01日昨年12月に急逝した森田芳光監督の遺作となった『僕達急行 A列車で行こう』のプレミア先行上映会が2月19日(日)、東京・品川プリンスシネマで開催され、“鉄ちゃん”こと熱狂的な鉄道マニアの主人公を演じた松山ケンイチと瑛太、ヒロイン役の貫地谷しほり、会社社長役で共演するピエール瀧が舞台挨拶を行った。大手企業に勤めるマイペース男子・小町圭(松山さん)と実家の鉄工所で働く小玉健太(瑛太さん)。性格は違えど“鉄道好き”という共通の趣味をきっかけに出会った2人が、鉄道愛ゆえの騒動を巻き起こしながら、いつしか周りをハッピーにしてしまう青春コメディ。森田監督によるオリジナル脚本で、構想には10年以上の歳月が費やされた。今回、初の共演が実現した松山さんと瑛太さん。以前から共演を待ち望んでいたと言い、松山さんは「瑛太さんが持っている柔らかい雰囲気のおかげで、自然に演技ができた」。瑛太さんも「もっと(役者として)にらみ合ったり、エネルギーをぶつけ合う現場になると思ったが、その真逆で松山くんと一緒にいると優しい気持ちになる」とお互いをベタ褒め。「例えば小町と小玉がケンカしたらどうなるんだろうとか、色々考えると、また瑛太さんと一緒に何かできればって思う」(松山さん)、「うれしいですね。松山くんは天才で秀才、尊敬しているので」(瑛太さん)と再共演を誓っていた。松山さんと瑛太さん、そしてピエールさんがジオラマ模型の中で電車を走らせるシーンは、マニアならずとも鉄道の楽しさを感じられる瞬間だ。撮影は博多のホビーショップで行われ「あの空間に入ると電車好きじゃなくても、電車好きになりますよ。模型のクオリティも素晴らしかったし、車庫にはSLが入っているんですよ」(松山さん)。そんな趣味に生きる男たちに対し、貫地谷さんは「私は趣味がないので、うらやましい」。森田監督との仕事は「監督のおかげで、現場はほわっとした雰囲気だった」とふり返る。また、ピエールさんも「これが森田演出かと、やってる僕らも度肝を抜かれることが多くて、非常に楽しかった」と撮影を存分にエンジョイしたようだ。“同じ趣味を通して、人とのつながりを持ち、人生を豊かにする”。そんな森田監督のメッセージが込められた本作が、ついに“発進”した。『僕達急行 A列車で行こう』は3月24日(土)より全国にて公開。■関連作品:僕達急行 A列車で行こう 2012年3月24日より全国にて公開© 2011『僕達急行』製作委員会■関連記事:岩井俊二×北川悦吏子によるラブストーリーも東映、多彩なラインナップを発表北川景子、恩師・森田芳光との別れに号泣織田裕二らも参列森田芳光監督の訃報に、松山ケンイチ「やっぱり寂しいです」松山ケンイチ、大河ドラマ「平清盛」放送目前で気合を注入!松山ケンイチ、中井貴一演じる父親が理想の父親像?
2012年02月20日昨年12月、61歳の若さで急逝した森田芳光監督の遺作『僕達急行 A列車で行こう』のプレミア先行上映会が19日に都内で開催され、本作で初共演を果たした松山ケンイチと瑛太、ヒロイン役の貫地谷しほり、共演するピエール瀧が舞台挨拶を行った。写真撮影時には、電車型の巨大パネルも登場し、松ケン&瑛太が“車窓”から挨拶するユニークな演出も施された。その他の写真本作は、松山と瑛太が“鉄ちゃん”こと鉄道オタクに扮し、熱っぽく趣味を共有することで、自分たちと周りを幸せにしていくハートウォーミングな青春コメディ。森田監督が10数年の構想を経て、シナリオを執筆。劇中には20路線80型式の車種が登場し、生前「これほど多くの電車が登場するのは、日本映画史上初だと思う」と豪語したほどだ。撮影は一昨年に行われ、松山は「やっと観ていただけて、うれしい」。そして「森田監督の遺作になったが『人は趣味を通して誰かとつながり、人生を豊かにできる』という大事なメッセージが込められている」と作品を真摯にアピールした。瑛太も「きっと今頃、喜んでいるんだと思います」と本作の“出発進行”を前に、一足先に天国に旅立った森田監督をしのんだ。人気・実力を兼ね備えたふたりの初共演に、本人たちは「瑛太さんから柔らかな空気感が出ていて、助けてもらった」(松山)、「一緒にいると優しい気持ちになれる」(瑛太)と互いをほめ合い、役柄同様の意気投合ぶり。若干“ダサめ”の衣装も注目で「衣装を着ると、自然と役に入れた」(松山)、「着た瞬間に純粋な気持ちで映画の世界観に入れた」(瑛太)と振り返った。貫地谷は「森田監督のおかげで、すごくほわっとした現場だった。私たちもほわっとした感じで演じることができて、楽しかったです」とニッコリ。鉄道ファンの会社社長を演じた瀧も「なるほどこれが森田演出かと、やってる僕らも度肝を抜かれることが多くて、非常に楽しかったですね」と映画そのままの楽しい撮影現場を、懐かしそうに語っていた。『僕達急行 A列車で行こう』3月24日(土)、全国ロードショー
2012年02月20日富士急行は16日、富士急行線(大月~河口湖間)に新型車両6000系を導入すると発表した。「富士急の日」(日本記念日協会認定)である2月29日より運転を開始する。新型車両のデザインを手がけたのは、同社の「富士登山電車」や、下吉田駅と富士山駅の駅舎リニューアルなど手がけた水戸岡鋭治氏。外観は富士山をイメージしたブルーを基調とし、車体前面や扉の両側には富士山をかたどったマークと「CT」のロゴが。内装は床やつり革に木を用い、シートはオリジナルのモケットとするなど、随所に水戸岡氏らしさが感じられるデザインとなった。6000系は3両編成で運転され、今年3月までに2編成を、2012年度内にさらに2編成を導入する予定。新型車両について、「通勤型車両として、これまでにない居心地の良さをめざした新しいローカル列車の形を提案しております」と富士急行は発表している。また、6000系のデビューを記念し、2月29日より下吉田駅と富士山駅、河口湖駅で「富士急行6000系運行記念乗車券」の販売を開始する。限定500部が発売され、価格は1,110円。3月18日にはデビュー記念イベントとして、オリジナルグッズの販売会や車両撮影会も行われる予定だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月16日西日本鉄道は3月24日、西鉄福岡(天神)~大牟田間の天神大牟田線でダイヤ改正を実施する。今回のダイヤ改正より、途中の三国が丘駅にすべての急行列車が停車する。三国が丘駅は福岡県小郡市内にある駅で、開業は1992年3月と比較的新しい。同駅周辺には、西鉄が開発した「美鈴が丘」「美鈴の杜」をはじめ多くの住宅団地が立地し、県立小郡高校も近距離にある。2010年度の1日あたりの乗降人員は4,392人で、西鉄二日市駅以内の特急・急行列車が停車しない駅の中で最も利用者の多い駅だという。3月24日のダイヤ改正で、三国が丘駅にもすべての急行列車が停車することに。九州を代表する繁華街・天神に直結する西鉄福岡(天神)駅への所要時間は27分となり、西鉄二日市駅で特急列車に乗り換えた場合と比べても4分短縮される。久留米市の中心部に位置する西鉄久留米駅への所要時間も13分となり、西鉄小郡駅で急行に乗り換えた場合と比べて5分の短縮となる。なお、井尻~都府楼前間の高架化工事ににともない、西鉄福岡(天神)~大牟田間の所要時間が最大1分付加される予定。天神大牟田線宮の陣駅から分岐する甘木線では、五郎丸駅、学校前駅、古賀茶屋駅、大城駅、金島駅、大堰駅、本郷駅の7駅で昼間帯無人化を実施する。新ダイヤは3月10日までに、天神大牟田線各駅およびホームページにて告知するとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月16日松山ケンイチと瑛太主演の映画『僕達急行 A列車で行こう』。3月24日(土)の公開を前に、舞台挨拶付きプレミア試写会に参加後、新幹線でロケ地を訪問するというオリジナルツアーを決行することが決定した。その他の写真『間宮兄弟』『武士の家計簿』で知られる森田芳光監督の遺作となった本作。鉄道をこよなく愛する小町(松山)と小玉(瑛太)が趣味を通じて意気投合し、恋や仕事に奮闘する姿を描く。本ツアーは、19日(日)~20日(月)の2日間実施。初日は、出演者による舞台挨拶付きの試写会に参加し、その後、ロケ地巡りへの旅へ出発。品川から博多まで新幹線で移動し、翌日、劇中で登場する筑肥線の黄色い列車を貸切にして、メインシーンとなった「駒鳴駅」へと向かうプラン。移動中の車内でも映画に関する数々のイベントが用意されており、本ツアーでしか手に入らない限定オリジナルグッズや、『僕達急行…』プレミア限定グッズなど、参加者全員へのプレゼントが用意されているという。ツアーの募集期間は、3日(金)~9日(木)の7日間。映画の世界を堪能できる機会、公式サイトで詳細が掲載されているので、チェックしてみてはどうだろう。『僕達急行 A列車で行こう』2012年3月24日(土)、全国ロードショー(C)2012『僕達急行』製作委員会
2012年02月03日松山ケンイチと瑛太のダブル主演でおくる映画『僕達急行 A列車で行こう』が3月24日(土)から公開になるにあたり、本作に出演している村川絵梨が、26日に埼玉県にある鉄道博物館で行われた“鉄旅オブザイヤー”の授賞式にプレゼンターとして登場した。その他の写真本作は、性格も仕事も違うが鉄道をこよなく愛する“鉄ちゃん”の小町(松山)と小玉(瑛太)が、趣味を通じて出会い、友情を育むなかで仕事や恋に奮闘する姿をピュアに描いた人間ドラマ。監督は、昨年12月に急逝し、本作が遺作となった『間宮兄弟』『武士の家計簿』の森田芳光氏。鉄道博物館で開催された“鉄旅オブザイヤー”は、日本国内の優れた鉄道旅行を審査・表彰するという初の鉄道イベントで、村川はこの日『僕達急行』を代表してプレゼンターとして登場し、各賞の発表と表彰状及び賞金授与を行った。昨年の10月にもJR熊本駅の一日駅長を務め、鉄道イベントへの参加は2回目となる村川だが、「実は私、映画の中では一度も鉄道に乗っていない役なんです(笑)。いつも会社にいる秘書の役で」と明かすも、授賞式ではしっかりとプレゼンターとしての役目を果たし、最後に「これからも私の世代も楽しめる、素敵な鉄旅の企画をどんどん生み出してください」と受賞者へメッセージを送った。また、作品について「松山さんと瑛太さんが演じることで、趣味を持った人のイキイキとした感じがとてもよくでています。旅をするごとにいろいろな人と出会っていくというところがとても面白いロードムービーになっています」とPR。村川は、同じ会社に務める小町(松山)を少し好きな秘書の役で、劇中での恋の行方も注目したいところだ。『僕達急行 A列車で行こう』2012年3月24日(土)全国ロードショー(C)2012『僕達急行』製作委員会
2012年01月27日松山ケンイチと瑛太主演の映画『僕達急行 A列車で行こう』が来年の3月24日(土)から公開になるにあたり、本作に出演している村川絵梨が、10月8日にJR熊本駅の一日駅長に任命され、「A列車で行こう」の運行開始セレモニーに登場した。その他の写真本作は、森田芳光監督が、十数年前から温め続けていたオリジナル企画。仕事も考え方も違う好対照なふたりが、大好きな鉄道を通して友情をはぐくみ、恋に仕事に悪戦苦闘する姿を、のびやかなユーモアときらきらするような空気感で綴ったハートフル・コメディ。「A列車で行こう」の運行開始セレモニーで迫田駅長から委嘱状を受け取った村川は、制帽、タスキを身につけて登場。「熊本市内に来たのは実は今回が初めてで、新鮮な気持ちで今日の一日駅長を務めさせていただきます」と意気込みを見せた。また、九州旅客鉄道株式会社代表取締役社長の唐池恒二社長は、「以前、東映の岡田社長とお会いした際に、名称が同じで、かつ九州の鉄道旅行の魅力満載の映画を製作中と伺い、今回のような場をもうけさせていただきました。本日の出発式にぜひ映画のゲストをとお願いしましたところ、ひそかにもっとも期待していた村川さんにお越しいただくことができました(笑)。ほんとうにありがとうございます」とコメントした。記念撮影の際には唐池社長、迫田駅長、村川一日駅長が一緒に「A」マークを両手で作るなど、終始なごやかなイベントとなった。本日14日の“鉄道の日”を記念して、JTB鉄旅ガールズ×「僕達急行」スペシャルブログもスタート。本作のロケ地巡りや、映画の魅力について触れながら、近年女性の間で流行している鉄道の旅=鉄旅がもっと楽しくなるような情報を紹介していく予定だそう。『僕達急行 A列車で行こう』2012年3月24日(土)、全国ロードショー
2011年10月14日自供から発覚当ニュースでも既報した、2人の男が保険金目的に、横浜市の女性を溺死させたとされる事件で、神奈川県警が捜査のミスを認め謝罪をした。多数のメディアが一斉に報じた。事件は横浜市の内装工「新井竜太」被告と、埼玉県の無職「高橋隆宏」被告が、2009年8月におじを殺害したとして逮捕され、取り調べを受けている際に、「横浜市でも女性を殺した」と供述したことから発覚。※画像はイメージ当初判断は事件性なしこの事件では、殺害された女性と高橋被告の間には養子縁組が結ばれており、高橋被告は女性の死亡後、約3,600万円の保険金を受け取ったとされる。神奈川新聞によれば、県警は女性に外傷がなかったことや、両被告による下記のような供述を信用し、事件性はないと判断したという。「飲酒して風呂で寝てしまうことが多く注意したことが何度かあった。前夜も遅くまで飲酒していた」保険会社からも問い合わせがあったが・・・また2007年8月には、保険会社からも問い合わせがあったが、判断は変わらなかった。この件について県警は下記のような謝罪と反省の意思をメディアに表明している。「関係者の供述をうのみにし、徹底した周辺捜査を怠った」「事件性が低いとの判断から解剖せず、水死の背景を明らかにする機会を失った」「署判断だけに任せず関係者や背景などを細かく聞いて多角的に検討、事件性の有無をより慎重に行っていく」
2010年11月09日ジョニー・デップが先月28日、アーカンソー州リトル・ロックのロビンソン・センターで行われたイベント「Voices for Justice」に参加、伝説のパンク女王パティ・スミスらと共にギタリストとしてステージに立った。このイベントは、1994年に同州で起きた3人の男児殺人事件の実行犯として有罪判決を受けた“ウエスト・メンフィス3”と呼ばれる3人の男性の冤罪と救済を訴えるもの。今年2月にもCBSで放映されたドキュメンタリー番組に出演し、彼らの無実を信じると発言したジョニーはパティ・スミス、「パール・ジャム」のヴォーカリスト、エディ・ヴェダーとトリオでステージに登場し、およそ2,500人の聴衆の前でスミスの「Dancing Barefoot」を演奏した。その後はジョージ・ハリスンの息子、ダーニ・ハリスン、ベン・ハーパーらも加わり、「People Have The Power」を演奏した。“ウエスト・メンフィス3”は、事件発生当時は3人とも10代の未成年。暴行や万引きの前歴があり、ヘヴィメタルやスティーヴン・キングの著作を愛好していたことなどを理由に、ずさんな捜査で容疑者とされ、有罪判決を受けたとして、ミュージシャンなどが中心となって彼らの冤罪を訴える活動が続けられている。3人のうち、死刑判決を受けた1人の控訴審が今月30日に開かれる予定。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:ザ・ツーリスト (原題) 2011年夏、全国にて公開■関連記事:アンジー、ついに監督デビュー!ボスニア・ヘルツェゴビナが舞台のラブストーリーアンジー、ブラピと双子同伴でハンガリーにて次回作のロケハンアンジー『ソルト』会見でブラピに感謝!別作品で初共演のジョニー・デップにも言及ブランジェリーナ、アンジー新作『ソルト』のL.A.プレミアにツーショットで登場!W杯が気になる!ジョニー・デップがロケ・セットのあちこちにTVを設置
2010年09月02日6月4日(金)よりDVDレンタルが開始される海外ドラマで、孤島で起こる連続殺人事件を描いた「ハーパーズ・アイランド」のダイジェスト映像がこのほど到着した。本作は、今年2月にWOWOWで放送され注目を浴びたミニTVシリーズ。7年前に連続殺人が起こった孤島で行われる一組のカップルの結婚式のために、島の内外から人々が駆けつけるが、再び7年前と同じような惨劇が…。エピソードが進むごとに一人、また一人と殺され、残された全員が“容疑者”かつ、次の犠牲者の候補であるという展開に加速度的にのめりこんでいくこと必至。おまけにキャストは美男美女揃い!誰が、何のために殺人を犯しているのか?7年前の事件との関わりは――?今回のダイジェスト映像では、7年前の事件で母を惨殺され、以来、島を出ていたアビーのナレーションに沿って、かつての事件やひとりひとりの登場人物についてご紹介。意外な人間関係や秘密がそこかしこに…。まずはダイジェスト映像をチェック!「ハーパーズ・アイランド」は6月4日(金)よりTSUTAYAにてレンタル先行スタート。「ハーパーズ・アイランド」6月4日(金)よりTSUTAYAにてレンタル先行開始発売・販売元:パラマウント ジャパン公式サイト:※こちらのダイジェスト映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY & © 2010 CBS Studios Inc. CBS and related marks are trademarks of CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved. TM, ® & © by Paramount Pictures. AllRights Reserved.■関連作品:ハーパーズ・アイランド [海外TVドラマ]TM & © 2010 CBS Studios Inc. CBS and related marks are trademarks of CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved. TM, © & © by Paramount Pictures. All Rights Reserved.■関連記事:島に再び恐怖が…海外ドラマ「ハーパーズ・アイランド」試写会に10組20名様ご招待
2010年05月17日