合同会社ノヴェレッテは、ナクソス・ジャパン株式会社のご協力のもと、クリスティアン・テツラフの無伴奏ヴァイオリン・リサイタルを東京・紀尾井ホールにて開催します。昨年春の新日本フィルとの共演による名演より1年半、テツラフがまもなく来日します。常に刺激的な解釈で、心を深く揺さぶる演奏は聴衆の心をとらえて離しません。特にJ.S.バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータは今までに3度録音をしたテツラフにとって思い入れのある作品。『The Strad』誌は3度めとなる2017年の録音を「バッハの無伴奏作品に宿る美への細心かつ快活な応答」と評し、絶賛しました。円熟期にあるテツラフの「いま」を皆さまに体験していただきたいです。クリスティアン・テツラフ (C)Giorgia Bertazzi【公演詳細】クリスティアン・テツラフ 無伴奏ヴァイオリン・リサイタル2024年10月7日(月) 19:00開演(18:30開場)会場:紀尾井ホール(東京)主催:合同会社ノヴェレッテ協力:ナクソス・ジャパン株式会社料金:SS席10,000円 S席8,000円 A席5,000円(全席指定・税込み)●チケットのご予約は楽天チケット: 電話予約:050-5434-7343 (平日10:00~17:00)チケットぴあ: (Pコード:270-482)イープラス : 【プログラム】J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 二短調 BWV1004J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005クルターグ:「サイン、ゲームとメッセージ」からバルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ【The Strad誌(2017年)の記事より】1993年にJ.S.バッハのソナタ&パルティータ全曲の初録音を行ったクリスティアン・テツラフ。このたび彼が挑んだ、自身3度目となる全曲録音には、彼が新たに見出した表現と自由が詰まっている。テツラフが弾くバッハは、恭(うやうや)しさや厳(いかめ)しさをほとんど感じさせない。彼の解釈には凝ったところはなく、感情に忠実で、自発的でのびのびした印象を与えるし、非の打ちどころのないパッセージワークよりもむしろ、音楽のそれぞれのパラグラフの礎をなす雰囲気が重視されている。彼の〈シャコンヌ〉には一個の壮大な形式はない。そこにあるのは、音楽それ自体の変わりゆく足取りが定める様々なテンポや色彩だけだ。テツラフが弾くバッハはあまりに自由すぎると指摘する人びとがいる。だが彼は、自身の自由は、もっぱらバッハの楽譜に由来するのだと主張している。「バッハが望んだ全てがそこに記されています。だからこそ、ボウイングによりいっそう厳密に従いながら表現を引き出していくのです。それこそが自由です。自由とは、弾きやすいようにボウイングを変えることではありません」テツラフは、ドイツのクロンベルク・アカデミーでバッハを学ぶ弟子たちにこう述べている。「自分の魂を通じて語りかけるように」【全国日程】<無伴奏リサイタル>2024年10月6日(日) 15時 青山音楽記念館 バロックザール2024年10月7日(月) 19時 紀尾井ホール<協奏曲>セバスティアン・ヴァイグレ指揮/読売日本交響楽団定期演奏会2024年10月9日(水) 19:00 サントリーホールブラームス:ヴァイオリン協奏曲【プロフィール】現代最高のヴァイオリニストのひとりとしてエキサイティングな活動を行っている。レパートリーは古典、ロマン派、現代まで精通し、その多くで新しいスタンダードを打ち立てた。革新的な室内楽プロジェクトやJ.S.バッハのソロ作品などの演奏、積極的な現代作品の紹介においても高い評価を得ている。ハイティンク、ドホナーニ、ラトル、サロネン、ネルソンス、ロトらの指揮のもと、ウィーン・フィル、ベルリン・フィル、コンセルトヘボウ管、ロンドン響などの超一流楽団と定期的に共演し、カーネギーホールやウィグモアホールをはじめとするホールやオーケストラのアーティスト・イン・レジデンスなどもしばしば務める。レコーディングも数多く、バルトークやベートーヴェン、シベリウス、ブラームス、ベルクなどのヴァイオリン協奏曲の録音は数々の賞を受賞。J.S.バッハの無伴奏ソナタとパルティータは今までに3度録音しており、絶賛されている。室内楽では1994年にテツラフ・カルテットを結成、また妹のターニャ、ピアニストの故ラルス・フォークトとのトリオでも活動し、彼らのシューベルト作品の録音は数々の名誉ある賞を受賞している。ドイツのヴァイオリン製作者ペーター・グライナーの楽器を使用。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年09月03日ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で9月19日より独占配信となる『アガサ・オール・アロング』のダークでカオスな本予告が解禁となった。本作の主人公アガサ・ハークネス(キャスリン・ハーン)は、数百年前から現代まで生き続け、最強と言われたの魔女。過去には禁断の黒魔術を使ったとして仲間の魔女から処刑されかけるが、逆に彼女たちのパワーを全て吸収し、力を覚醒させた。しかし、アガサの恐ろしさはその最強の魔術だけでなく、裏工作の緻密さと、何をしでかすかわからない厄介さにある。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2018年)のその後を描いた、マーベル・スタジオ初のオリジナルドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』に初登場し、“スカーレット・ウィッチ”ことワンダ・マキシモフの強大な魔力を奪うべく正体を隠して近づいたアガサは、あらゆる裏工作を行うも、あと一歩のところで失敗。最後はワンダに力を奪われ、記憶を失ってしまったはずだが…。おどけたかと思えば次の瞬間には妖しく挑発するなど、予測不能で裏だらけ。そんな彼女が主人公の座を手にした本作の本予告では、「魔女を集めて頂点に返り咲く。“魔女の道”を歩む」と高らかに宣言したアガサが、「仲間を集めよ、火 水 土 風の」と奇妙な歌も奏でられる中、集まった魔女たちとともに恐怖だらけのダークな世界へ突き進む。謎の青年も加わったこのチームに立ちはだかる試練の詳細は未だ不明だが、「魔女の道の果てでは望みが叶う」と語られ、“魔女の道”を制する者が“とある強大な力”を得られることは間違いないようだ。しかし――。映像の後半では、「私によこせ!力を!」と力へ異常なまでに固執するアガサの姿も。そこにチームワークは一切感じさせない。さらには、「他の魔女はただの道連れ」「死体が積み上がってる」といった“マーベル史上最大級”の残忍な裏切りを予感させる怪しい台詞も飛び交う。アガサの真の目的とは?映像の中では、随所で「どんどん進め 魔女の道」といった摩訶不思議な歌声が響き渡る。本作には、『アナと雪の女王』の名曲「レット・イット・ゴー」の作詞・作曲で知られるクリステン・アンダーソン=ロペス&ロバート・ロペスが参加。書き下ろしの新曲「The Ballad of the Witches Road」を提供している。
2024年08月11日スカーレット・ウィッチ=ワンダ・マキシモフに力を奪われた魔女アガサを主人公にした最新ドラマシリーズ「アガサ・オール・アロング」。アメリカ・カリフォルニア州アナハイムで現地時間8月9日(金)より開催中のディズニーファンイベント「D23 2024」にて、アガサの不気味な歌声が響くダークでカオスな本予告が解禁された。ドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」で初登場し、危険で強烈な魅力を観る者に植えつけたアガサ。“スカーレット・ウィッチ”ことワンダ・マキシモフの強大な魔力を奪うべく正体を隠して近づいたアガサは、あらゆる裏工作を行うも、あと一歩のところで失敗。最後はワンダに力を奪われ、記憶を失ってしまったはずだが…。本作で早速、意気揚々と返り咲きを狙う彼女の危険な野望に世界中が釘づけになる。周囲の者たちを欺き、挑発と裏切りが大好きな魔女アガサが陥れるダークでカオスな世界と物語を予感させる本予告が解禁。映像の中では、随所で「どんどん進め 魔女の道」といった摩訶不思議な歌声が響き渡る。本作に新たに曲を書き下ろしたのは、『アナと雪の女王』の名曲「レット・イット・ゴー」作詞・作曲で知られるクリステン・アンダーソン=ロペス&ロバート・ロペス。「D23 2024」のステージ[ホンダセンター]に集まった約12,000人の熱量高まる中、アガサ役のキャスリン・ハーンをはじめ、「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」のオーブリー・プラザ、「HEARTSTOPPER ハートストッパー」で一躍人気となったジョー・ロックら主要キャスト陣が勢揃い。登場と同時にロペス夫妻による楽曲「The Ballad of the Witches Road」が、キャスト陣の歌声とともに響き渡り、会場に”熱狂と混沌の渦”をもたらした。数百年前から現代まで生き続け最強の魔女と言われた、アガサ・ハークネス。過去には禁断の黒魔術を使ったとして仲間の魔女から処刑されかけるが、逆に彼女たちのパワーを全て吸収し力を覚醒させた。しかし、アガサの恐ろしさはその最強の魔術だけでなく、裏工作の緻密さと、何をしでかすかわからない厄介さにある。おどけたかと思えば次の瞬間には妖しく挑発するなど、予測不能で裏だらけ。そんな彼女が主人公の座を手にした本作の本予告では、「魔女を集めて頂点に返り咲く。“魔女の道”を歩む」と高らかに宣言したアガサが、「仲間を集めよ、火 水 土 風の」と奇妙な歌も奏でられる中、集まった魔女たちとともに恐怖だらけのダークな世界へ突き進む。謎の青年も加わったこのチームに立ちはだかる試練の詳細は未だ不明だが、「魔女の道の果てでは望みが叶う」と語られ、“魔女の道”を制する者が“とある強大な力”を得られることは間違いないようだ。しかし映像の後半では、「私によこせ!力を!」と力へ異常なまでに固執するアガサの姿も。そこにはチームワークは一切感じられない。さらには、「他の魔女はただの道連れ」「死体が積み上がってる」といった“マーベル史上最大級”の残忍な裏切りを予感させる怪しいセリフも飛び交う。果たして、アガサの真の目的とは?本作の製作総指揮には、「ワンダヴィジョン」ジャック・シェイファー、各話のエピソード監督には「ウェンズデー」ガンディア・モンテーロや「ジェン・ブイ」レイチェル・ゴールドバーグらが参加する。「アガサ・オール・アロング」は9月19日(木)よりディズニープラスにて独占配信。(シネマカフェ編集部)
2024年08月10日マーベルの新ドラマシリーズ「アガサ・オール・アロング」がディズニープラスにて9月19日(木)より独占配信決定。映る全てに裏がある(!?)予告編&キービジュアルが解禁された。劇場映画にとどまらず、バラエティに富んだドラマシリーズを次々に贈り出し、次々とエンターテイメント史を塗り替えてきたマーベルが贈る最新作。主人公は、数百年前から現代まで生き続けてきた魔女、アガサ・ハークネス。過去には黒魔術を使ったとして仲間の魔女から処刑されかけるが、逆に彼女たちのパワーを全て吸収し力を覚醒させた。しかしアガサの真の恐ろしさはその圧倒的な魔術ではなく、裏工作の緻密さと、何をしでかすかわからない厄介さにある。捉えどころがなく本心が読み取れず、おどけたかと思えば次の瞬間には妖しく挑発するなど、予測不能で裏だらけ。そんな彼女が主人公の座を手にした本作の予告編の中でも、観る者にまでカオスをもたらしていく。冒頭では、なぜか警察官姿のアガサが殺人事件を捜査。しかし謎の女性に指摘をされたことで、魔女としてのアガサが正体を現す。なぜ彼女は警察官に扮していたのか?そして映像ではその後、魔女アガサの真の姿とともに、驚きと恐怖だらけの魔法ワールドの扉が開かれていく。果たして彼女の真の目的は?再び世界中が、アガサの“裏”に騙されてしまうこと確実だ。この“裏工作”はタイトルでも発揮されており、本作の副題が「オール・アロング」(All Along)に決定するまで、「The Darkhold Diaries」「House of Harkness」「Coven of Chaos」「The Lying Witch with Great Wardrobe」と計4回の変更が行われてきた。マーベル・スタジオ公式Xでの正式タイトル発表時には併せてこれら4タイトルについても触れられており、“オール・アロング=最初からずっと”、我々はアガサに翻弄されていたのかもしれない。このアガサはドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」にて初登場。序盤からいくつも怪しい点があったにもかかわらず、終盤に黒幕であると自ら明かすまで視聴者をも裏切り続け、騙し続けてきた。“スカーレット・ウィッチ”ことワンダ・マキシモフの強大な力を奪うべく、周到に正体を隠して近づいたアガサはあらゆる裏工作を行い、自身が思う方向へ誘導。ワンダたちの愛犬を事故に見せかけて殺したり、錯乱したフリをして相手にまんまと“気づき”を与えたり…と、魔術だけでなく、言葉や演技を巧みに使い分けて周囲を翻弄。しかし、最後はワンダに力を奪われ、記憶を失ってしまったはずだったが…。キャスリン・ハーン Photo by Matt Winkelmeyer/Getty Imagesアガサ役を務める、『スパイダーマン:スパイダーバース』『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』のキャスリン・ハーンをはじめ、ドラマ「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」のオーブリー・プラザ、ドラマ「HEARTSTOPPER ハートストッパー」でブレイクしたジョー・ロックら、多彩な面々が名を連ねる本作。製作総指揮には、「ワンダヴィジョン」のジャック・シェイファー、各話のエピソード監督には大ヒット作「ウェンズデー」のガンディア・モンテーロや、人気ドラマ「ザ・ボーイズ」のスピンオフ「ジェン・ブイ」のレイチェル・ゴールドバーグが参加。さらには、『アナと雪の女王』の名曲「レット・イット・ゴー」や、『リメンバー・ミー』の主題歌の作詞・作曲で知られるクリステン・アンダーソン=ロペス&ロバート・ロペスが本作に新たな曲を書き下ろしたともいわれている。「アガサ・オール・アロング」は9月19日(木)よりディズニープラスにて独占配信開始。(シネマカフェ編集部)
2024年07月09日『オリエント急行殺人事件』『ナイル殺人事件』に続くシリーズ最新作『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』がアガサ・クリスティの誕生日でもある9月15日に公開。SNSでも「ミステリー好きには堪らない」「驚きの結末に裏切られた」といった声が寄せられている中、ケネス・ブラナーやミシェル・ヨーらが、ミステリアスで恐怖に満ちた、事件現場となる古びた屋敷での撮影について語るメイキング特別映像が解禁された。本作の事件の舞台は、ミステリアスで美しい水上の迷宮都市ベネチア。流浪の日々を送るポアロ(ケネス・ブラナー)は、ハロウィーンの夜、霊能者レイノルズ(ミシェル・ヨー)の“超常現象”を見破るため、子どもの亡霊が出現するという屋敷での降霊会に参加。ポアロは亡霊の仕業としか説明のできない“人間には不可能”な殺人事件に挑む。解禁された映像は、アカデミー賞に6度のノミネート歴を誇るケネスや、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したミシェルらの口から、観る者をミステリーの世界に引き込む、事件現場での撮影について語られていく。犯人が人間か亡霊かすら分からない難事件が巻き起こる本作で目指したことについて、ケネスは「本作には緊張感や怪しい雰囲気がある。呪われた屋敷に実際にいると感じさせたい」と熱を込める。その言葉を体現するかのように、映像ではいまにも闇に飲み込まれてしまうかのような屋敷内での怪しき撮影風景が映し出されていく…。自身を“世界一の霊能者”と称し、「死者の声を聞ける」と断言するレイノルズを演じるミシェルも「セットの雰囲気は最初から完璧に作りこまれていた」とふり返る。ミステリアスな雰囲気を常に醸す屋敷内で行われた撮影は、SNSでも「ミシェル・ヨーの演技かなりインパクト強かった」「ミシェル・ヨーはこんな役も演じられるのか...」などと絶賛される彼女の“怪演”を引き出した。さらに映像の中では、キャスト・製作陣の口から観客を恐怖へ陥れる方法も語られていく。ポアロの旧友の作家で、犯人候補の1人でもあるオリヴァ役のティナ・フェイは、「家のようにセットを歩き回れる」と解説し、プロダクション・デザインを務めたジョン・ポール・ケリーも「ケネスが求めたのは、どこから見ても実在しそうと思える空間だった」と説明。閉鎖的で恐怖に満ちた屋敷を徹底して作り込むことで、思わず手に汗握るほどの没入感を生み出し、観る者をリアリティあふれる恐怖へと引きずり込むことに成功した。その作り込み具合は、キャストさえも恐怖へと陥れたそうで、犯人候補の1人を演じるカイル・アレンは「怖くて不気味だけど興味をそそられる」とさえ語っている。『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊 2023年9月15日より全国にて公開Ⓒ2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2023年09月21日全世界で20億冊以上出版され、「世界一売れた作家」として認定された“ミステリーの女王”アガサ・クリスティが生涯を通して書き続けた“名探偵ポアロ”シリーズ。その伝説的シリーズの中でも隠れた名作とされる「ハロウィーン・パーティ」を、ケネス・ブラナーが監督・製作・主演を務め映画化した最新作『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』が9月15日(金)より公開される。最新作で世界一の名探偵ポアロが挑むのは、亡霊の仕業としか説明のできない、“人間には不可能”な超常現象に隠された殺人事件。固定観念にとらわれない“柔軟さ”と、トリックだけでなく人間の感情の動きすら見逃さない“観察眼”が光る名探偵ポアロ。これまで『オリエント急行殺人事件』(17)や『ナイル殺人事件』(22)で難事件を解決してきたポアロの華麗な活躍をふり返る。※以下、『オリエント急行殺人事件』『ナイル殺人事件』のネタバレを含みます。『オリエント急行殺人事件』ジョニー・デップ&ジュディ・デンチらが乗客に俳優として、近年では『ダンケルク』『TENET テネット』『オッペンハイマー』(原題)などクリストファー・ノーラン監督作への出演で知られるほか、『シンデレラ』『ベルファスト』などの監督を手掛けてきたケネス・ブラナーによる“名探偵ポアロ”シリーズ。『オリエント急行殺人事件』 (c)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved. ディズニープラスで配信中『オリエント急行殺人事件』では、ポアロが偶然乗り合わせた豪華寝台列車オリエント急行で富豪・ラチェット(ジョニー・デップ)の刺殺事件が発生。刺し傷が12か所もあり、怨恨による殺害だと思われたが、犯人候補の乗客全員にアリバイがあった…。『オリエント急行殺人事件』 (c)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved. ディズニープラスで配信中一時は暗礁に乗り上げながらも、ポアロはラチェットが過去に起きた事件の“殺人犯”であることを突き止める。そして、その過去に列車内での事件が絡んでいるとにらみ、乗客12人全員が過去の殺人事件に由縁があり、それぞれラチェットに恨みを持っていたという事実に辿り着く。“犯人は単独”と決めつけない柔軟な発想力を発揮し、“乗客全員が共犯”という衝撃の真実を見抜いた。『ナイル殺人事件』ガル・ガドット演じる大富豪が襲われる…「ナイルに死す」を原作にした神秘の国エジプトのナイル川を往く豪華客船が舞台の『ナイル殺人事件』では、大富豪リネット(ガル・ガドット)が新婚旅行中に船内で殺害され、ポアロが事件解決へ挑む。『ナイル殺人事件』(c)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.ディズニープラスで配信中乗客のほとんどがリネットに嫉妬や憎悪などの感情を抱いていたことまでは明らかになるも、肝心の犯人は分からぬまま。さらに真実を追う最中にも、犯行を目撃していた乗客が口封じで殺害されるなど、事件は凄惨さを増していく。『ナイル殺人事件』(c)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.ディズニープラスで配信中一時は激昂したポアロだったが、冷静な判断力は惑わされることなく、乗客の感情の機微すらも読み取り、それぞれの思惑と愛憎渦巻く人間関係を解き明かす。そして、リネットを愛するフリをして財産を手にしようとしていた夫とその元恋人…ではなく、実は繋がっていた女性が2人で企てた計画的な犯行だったことを見事に見抜いた。『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』ミシェル・ヨー&ジェイミー・ドーナンら共演柔軟な頭脳と観察眼を駆使し謎を解き明かしてきたポアロが次に挑むのは、亡霊の仕業としか説明のできない“人間には不可能”な超常現象に隠された殺人事件。ポアロは、謎めいた霊能者のトリックを見破るため、子どもの亡霊が出現するという降霊会に参加することに。「亡霊も悪魔も存在しない」と断言する彼に立ちはだかるのは、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアジア人初のアカデミー賞主演女優賞を受賞したミシェル・ヨー演じる霊能者レイノルズ夫人。「私は死者の声を話せます」という彼女の降霊会で起きる様々な超常現象、やがてその招待客が人間には不可能と思われる方法で殺害され始め、ついにはポアロの命までも狙われてしまう…。ケネスは本作について、「長い一夜を通して起きるハロウィーン・パーティと降霊会の出来事がポアロと来客たちの世界を変え、生き延びる者もいれば、そうでない者もいる。背筋の凍るような物語です」と自信を覗かせている。『オリエント急行殺人事件』『ナイル殺人事件』、そして満を持してケネスが贈る、“殺人事件”か“超常現象”かさえも分からない迷宮ミステリーに期待が高まる。『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』は9月15日(金)より全国にて公開。『オリエント急行殺人事件』『ナイル殺人事件』はディズニープラスにて配信中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:オリエント急行殺人事件(2017) 2017年12月8日より全国にて公開© 2017Twentieth Century Fox Film Corporationナイル殺人事件 2022年2月25日より全国にて公開©2020 20th Century Studios. All rights reserved
2023年08月16日ケネス・ブラナーが“名探偵ポアロ”を演じるシリーズ最新作『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』より最新ポスタービジュアルが解禁された。本作は、アガサ・クリスティが手掛けた“名探偵ポアロ”シリーズを映画化した『オリエント急行殺人事件』『ナイル殺人事件』に続くシリーズ最新作。今回はシリーズの中でも隠れた名作とされる「ハロウィーン・パーティ」を映像化した。解禁されたビジュアルに立ち並ぶのはミシェル・ヨーが演じるレイノルズ夫人をはじめ、本の執筆のために謎を追求し、事件の犯人は亡霊だと主張するポアロの知人のオリヴァ(演:ティナ・フェイ)、死んだ娘の声を聞くために、事件の発端となる降霊会の開催を依頼するロウィーナ(演:ケリー・ライリー)、未だ謎に包まれた精悍で怪しい目つきをした男(演:ジェイミー・ドーナン)など、全員が何らかの“思惑”を抱き怪しい表情を浮かべる降霊会の参加者たち。真実を突き止めるべく鋭い眼差しのポアロが彼らに背後を取られていることが象徴するように、本作ではポアロの命すらも狙われている。これまで華麗な推理力で真相を解き明かしてきた“世界一の名探偵”が、追い詰められるような状況下で解き明かすのは、“人間”による殺人事件か?それとも“亡霊”による超常現象か…?ケネス・ブラナーが「ベネチアという美しい謎の中にポアロを閉じ込めることで、彼を常識が通用しない超常現象ミステリーの世界に突入させる物語にすることができた」と自信を語る本作。満を持してケネスが贈る、“殺人事件”か“超常現象”かさえも分からない迷宮ミステリーの衝撃と結末を劇場で体験してほしい。『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』9月15日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月10日名探偵ポアロやミス・マープルなどの名キャラクターを生み出してきた“ミステリーの女王”アガサ・クリスティ。そのミステリー小説の中でも、誰もが知るような著名な探偵は登場せず、ウェールズの幼なじみ2人が思いがけずコンビを組み、ある事件の謎を追うことになる痛快なミステリーが、現在スターチャンネルEXにて配信中の海外ドラマ「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」だ。今回の映像化で監督・脚本・製作総指揮を務めたのは、「Dr. HOUSE/ドクター・ハウス」や「ナイト・マネジャー」で知られ、生粋のクリスティファンだという俳優のヒュー・ローリー。偶然から事件に巻き込まれる元海軍の実直な青年、ボビイ役に『ミッドサマー』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』など幅広い役柄をこなすウィル・ポールター、そしてボビイとともに事件を調べる伯爵令嬢、フランキー役に『ボヘミアン・ラプソディ』や「ハリー・パーマー国際諜報局」(8月5日からBSにて再放送)のルーシー・ボイントンを迎え、ときに勇敢で、ときに無謀な(?)探偵コンビを描き出している。この度、好奇心旺盛で行動力抜群、ボビイとともに冒険に飛び込んでいくフランキーを演じたルーシーのインタビューが到着。映画『オリエント殺人事件』に出演したこともあるルーシーが、ヒュー・ローリー監督の脚本について、クリスティ作品の魅力について語っている。Q:あなたにこの作品に参加したいといわせたヒュー・ローリーの脚本の魅力を教えてください。ルーシー:ヒュー・ローリーの名前があれば、それが何であれ良いものであることは間違いないと察しがつきますし、脚本を読んでさらに確信できました。彼に会う前に脚本と原作を読みました。こう言っては良くないかもしれませんが、私は脚本のほうが好きでした。というのも登場人物たちと一緒に長い時間を過ごしましたし、彼ら自身や彼らの関係性、世界をより細かく深いところまで考察したからです。ヒューの原作の解釈は愛情が滲み出る素晴らしいものでした。アガサ・クリスティの魅力の輝きはそのままに、そこにさらにヒューのウィットとアイデアが込められているのです。もう好きにならずにはいられない脚本でした。Q:脚本の第一印象を教えてください。ルーシー:最初に脚本を読んで、次に原作を読みました。第一印象としては、とにかくフランキーに惚れこみました。もちろん演じるわけなのでフランキーの気持ちに寄り添って読みましたが、そこにヒューが描いた生き生きとした躍動感、斬新さ、軽やかさに惚れこんでしまったのです。役者としてフランキーのようなキャラクター、彼女のような人と出会えることは滅多にありません。そんなキャラクターを演じる機会が訪れてとても興奮しました。Q:以前にもアガサ・クリスティの作品にご出演されていますが、再び演じた理由を教えてください。ルーシー:それはアガサ・クリスティの大ファンだからですよ!彼女の作品は紛れもなく魅力的です。文体もウィット溢れるセリフも見事ですし、常に彼女の作品は読者の3歩先を行っているのです。登場人物は知的で十分すぎるほど魅力的です。しかも悪役たちの中には純粋さという幻想があり、知的センスのある狡猾さが物語の中に編み込まれているのです。アガサ・クリスティの作品の登場人物を演じられるチャンスがあるなら絶対にNOとは言いませんし、ましてやヒュー・ローリーが脚色したとなればなおさらです。わざわざ検討してみることなんてありません。Q:レディ・フランシス・ダーウェント、通称“フランキー”について教えてください。ルーシー:ヒューとフランキーについて話し合っている際に、“エネルギッシュ”と“度胸”という二語が頻繁に出てきました。このふたつは私がフランキーの中でもっとも気に入っている部分でもあります。彼女は予測不能で周りにいる人々や自身の人生にも存在感を示す人です。ある種の自信にも満ちていますが、何よりも存在感と強引さ――あらゆる喧騒の中に身を置きたいし、すべてを最前列で体験したい、という強い信念があるのです。ヒューの描き出す彼女のエネルギッシュさ、愛らしさ、人生を楽しむ姿は私にとって最も魅力的でした。Q:フランキーは素晴らしい女性主人公ですが、あなたが彼女を演じてみたいと思った魅力は何でしたか?ルーシー:アガサ・クリスティの描く女性たちは知性があり、ユーモアのセンスも知識もあります。フランキーはバイタリティと瞬発性があり、さらに人生に好奇心と緊張感、ハングリーさと刺激を求めています。そんな女性を演じることは私にとって大きな学びの機会となりました。彼女は決して自分本位ではなく、自分のことをより理解し、当たりやすい直感を信じて良心のままに行動する人です。それが彼女にとっては自分を解放するということなのですが、私自身もそんな彼女を演じることが自分を解放することにつながりました。フランキーは自分の力をよく理解していて、存在感もあり、自分を見失うこともない、まるでお手本のような人だと思います。私たち誰もがもっとフランキーのようになれると良いですね。これからも生き方のお手本として、きっとこの脚本を読み直すと思っています!Q:フランキーの登場シーンについて教えてください。ルーシー:教会でボビイの視点から見たフランキーから彼女の幕が開きます。ふたりにとっては子どもの頃以来の久々の再会です。互いに別々のタイミングで相手に視線を送るのですが、共に成長してきた人が「ああ、あの人がこんなに変わったとは!」とそれぞれに驚く様子はとても愛しくて、素敵な瞬間でした。あの時代の多くの女性は生活に縛られ、思うように生きられないか、想像していたのとは違う人生を歩んでいます。ところがフランキーは少し違っていて、この点においては自由に生きています。アガサ・クリスティがフランキーのことを目の前に立ちはだかる制約を押しのけていくような女性として描写している点はとても素晴らしいと思います。フランキーには反逆心がある。そして気まぐれな部分もあるのですが、ボビイとフランキーのふたりはまるで互いにウィンクを交わすように、それぞれの良さを引き出しあう関係になります。まだどちらも人生を真面目に考え過ぎず、ある意味どこか気楽に楽しんでいる段階なのです。フランキーは相手の良さをうまく引き出す持ち前の明るい性格でボビイをからかうのですが、ふたりのそんな姿はとても素敵でした。Q:ドラマの中で両親役を演じるのは、エマ・トンプソンとジム・ブロードベントでしたが、どんなお気持ちでしたか?ルーシー:エマ・トンプソンとジム・ブロードベントが私の両親です、と言うなんて、まるで現実離れしていますよね!ふたりとの共演はとても楽しいものでしたし、ふたりのエネルギーに触れることもできました。ふたりの演技を通じて、フランキーがどうして今のような女性になったのかを知る多くの答えを得ることもできました。とても素敵な一家です。かなりエキセントリックですが、それは家族の中心に強い愛情がある一家だからです。フランキーと母親が時折、気難しくてぶつかり合うのは、お互いへの愛情と相手を守ろうという強い想いがあるからです。Q:ボビーとフランキーは事件の裏に潜む怪しい空気を感じているのでしょうか?ルーシー:フランキーとボビーはまず謎の人物の死について捜査しようとしたところで、不穏な空気を感じ取ります。それからすぐに、これは本当に危険な捜査になることに気付くのです。アガサ・クリスティ作品には数多くの魅力がありますが、素晴らしいのは彼女が常に読者の3歩先を進んでいて、最初はさりげなく、やがて読者が青ざめるような展開を用意しているところです。驚くような展開に持ち込むためには、具体的なテクニックが必要ですがヒューの脚本をそれを的確に捉えてアドベンチャーとコメディのバランスを見事にとっているのです。おかげで視聴者は気楽に登場人物の人間関係を楽しんで見ていられたと思うと、次の瞬間には急にシリアスで手に汗握るような緊張感を味わうことができるのです。Q:様々なロケーションでの撮影はいかがでしたか?ルーシー:ボビーとフランキーが博覧会を訪ねていくシーンの撮影は、実際にあちこち移動しては撮影をして撮り終えることができました。そして最終日にカーニバルの撮影ができたこともこのドラマの撮影にふさわしい最後だったと思います。乗馬のシーンの撮影では美しいアルコーブや並木道を馬と一緒に走ることができて……とても静かで濃密な時間でした。ストーリーに沿ってとてもエネルギッシュでハイペースな撮影が続く中で緩急のついた非常に美しいシーンになったと思います。Q:「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」の見どころを教えてください。ルーシー:これはラブストーリー、ロードトリップ、犯罪スリラーといった要素が見事なバランスで混ざり合った、見どころが満載のドラマです。ほかにもボビイ、フランキー、ノッカーたちが主に繰り広げるコメディ色のあるアドベンチャーでもあります。さらにストーリーの闇の部分から漂ってくる恐怖や迫りくる危機も体感することができて、非常に洗練されたストーリーが繰り広げられています。このローラーコースターのような目まぐるしい展開が満載のストーリーとキャラクターたちの織り成す人間模様、ユーモアから急転直下のスリルと恐怖をぜひ視聴者の方々にも楽しんで頂きたいです。私たちも大いに楽しんで作った作品ですから、視聴者のみなさんにも楽しんで頂けると嬉しいです。<ストーリー>ウェールズの海外沿いの村に暮らすボビイは、ある日崖から転落した男を発見する。重傷を負った男は最後に「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」という謎めいた遺言をボビイに伝え、息を引き取る。その不可思議な言葉と、男のポケットに入っていた写真を手掛かりに、ボビイは幼なじみの伯爵令嬢フランシス・ダーウェントと共に事件の解決に挑むことに――。「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」<字幕版>はスターチャンネルEXにて全話配信中(全3話)。(シネマカフェ編集部)
2023年08月05日アガサ・クリスティの傑作ミステリーを映画化した人気シリーズ最新作『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』(原題:A Haunting in Venice)の公開が、クリスティの誕生日である9月15日(金)に決定。特報と場面写真が解禁された。本作は、『オリエント急行殺人事件』『ナイル殺人事件』に続くケネス・ブラナーによる名探偵ポアロ・シリーズ第3弾。1969年に発表された「ハロウィーン・パーティ」を原作に、舞台をイギリスから第二次世界大戦後のハロウィーンを迎えた不気味なベネチアに移して描かれる。一線を退き、ベネチアで流浪の日々を送るポアロは、朽ち果てた大邸宅で行われる降霊会にいやいやながら参加することに。そこで来賓の1人が殺害され、ポアロは影と秘密をはらんだ邪悪な世界へと足を踏み入れてしまう…。監督・主演を務めるのは、半自伝的映画『ベルファスト』でアカデミー賞脚本賞を受賞したことも記憶に新しいケネス・ブラナー。『オリエント急行殺人事件』『ナイル殺人事件』に続き再びエルキュール・ポアロを演じる。豪華キャストのアンサンブルも話題の本シリーズだが、今回は、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアカデミー賞主演女優賞を獲得したミシェル・ヨーに加え、『ベルファスト』で親子役を演じたジェイミー・ドーナンとジュード・ヒルが本作で再共演を果たすほか、ゴールデングローブ賞の司会を務めたこともある女優でコメディアンのティナ・フェイが出演する。ほかにも、カイル・アレン(『ウエスト・サイド・ストーリー』)、カミーユ・コッタン(『スティルウォーター』)、リッカルド・スカマルチョ(『ジョン・ウィック:チャプター2』)ら実力派キャスト陣が名を連ねる。ケネスは「ハロウィーン・パーティ」を基にしたことについて、「登場人物が列車や豪華客船で、美しい風景をバックに移動して行くという壮大な旅行記の後は、ポアロや登場人物を一か所に閉じ込めるのが面白いのではと感じたんだ」と映画化のきっかけを明かした。また、アカデミー賞女優、ミシェル・ヨーとの共演については、「彼女との仕事はとても楽しかったよ。最高に幸せだった」と話し、さらに「彼女は、スクリーン上で類いまれな存在感を放っていました。威厳に満ちていて、見事な表現力があり、そして人を惹きつける力がある。茶目っ気があり、楽しい。観客に本当に信じてもらうよう説得力を持たせるには、ミシェルが作品にもたらす深み、知性、そして静寂さが不可欠なのです」と大絶賛。ミシェルが今年度アカデミー賞主演女優賞を受賞したことについても「この当然与えられるべき輝かしい成功を収めたことを心から嬉しく思っています」と賛辞を送っている。この度解禁された特報映像では、美しいベネチアの運河を一望する絶景から一転して、ミシェル・ヨー演じる謎の霊媒師による降霊会の様子が描かれる。誰が事件の犠牲者になるのか、そして“ベネチアの亡霊”の正体とは何なのか...?不穏でミステリアスな雰囲気が漂う特報となっている。また併せて険しい表情のポアロと、霊媒師の姿を捉えた場面写真も解禁。引退を控えたポワロと、彼を取り巻く人々のドラマにも注目したい。映画界最高峰のアンサンブルで贈る本格派ミステリーに期待が高まる。『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』は9月15日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年06月15日アガサ・クリスティーのミステリの中でも、その繊細な人物描写で人気の『ホロー荘の殺人』。1946年に発表した同作を1951年にはクリスティー自ら戯曲化。世界中で映画やドラマとなり今も愛されている名作だ。今回は野坂実の演出と凰稀かなめの主演で、同じ宝塚歌劇団出身の紅ゆずるが共演するのが見どころ。稽古を目前に控えた3人に意気込みを聞いた。舞台はアンカテル卿(中尾隆聖)と、妻のルーシー(旺なつき)が住むロンドン郊外の屋敷ホロー荘。ある秋の週末、親族であるヘンリエッタ(凰稀)やエドワード(林翔太)、ミッジ(高柳明音)、さらに夫妻の友人クリストゥ医師(河相我聞)と妻のガーダ(紅)が晩餐に集まる。映画スターのヴェロニカ(綾凰華)の来訪に驚く一同だが、その翌日、クリストゥ医師が何者かに殺されて……。本作の魅力を「ミステリにつきもののトリッキーさより、現代劇のように登場人物の心情が描かれているところ」と語るのは、演出の野坂だ。「以前から好きな作品だったのですが、友人の小田島恒志(翻訳家)に『翻訳したことがあるよ』と聞いて詳しく教えてもらっているうちに、強く舞台化を願うようになりました」と話す。凰稀と紅については「物語がもつ重厚さを表現できる人にと思っていたところ、ご縁あって凰稀さんと紅さんにお声をかけることができて。これで全く新しい『ホロー荘』になるぞとワクワクしているところです」と期待を寄せる。その凰稀と紅は、同じ星組に約2年、所属していたが、退団後ではこれが初共演。凰稀は「一緒にいた期間は短いのですが、実はお休みの時もずっと芝居の話をしていた仲。そんな紅さんと大好きなストレートプレイで共演できるのが楽しみ」と語る。紅も「私は当時、大きな役が付き始めた頃。凰稀さんに悩みを話すと『その気持ち分かるよ』と言ってくださったり、2人で遊びに行ったりと、何にでも一生懸命だったあの頃を思い出します」と振り返る。そんな2人にとって、今回はまさに挑戦となる役どころ。さらに紅はストレートプレイ初出演だ。凰稀は「台本を読むと、人間関係が複雑に入り混じったドラマというのが第一印象。私の演じるヘンリエッタも感情をどういうふうに出すかでお客様への伝わり方が違ってくると思うので、稽古場で慎重に探っていきたいですね」と意気込む。紅も、「初めてのストレートプレイで、演じるガーダも今までやったことのないタイプの女性。『人を崇拝するほど愛する』ってどういうことだろうと、まずそこからなんですが(笑)。セリフひとつとってもパズルのピースのような作品なので、難しさを楽しみに変えて挑みたいです」と話した。「戯曲が充分面白いので、演出としては余計なことをせず、お2人が一番輝く形で作っていければ」との野坂の言葉に、凰稀と紅が真剣な面持ちで耳を傾けるひとコマも。この座組みならではの美しく重厚な舞台を、今から楽しみに待ちたい。取材・文/藤野さくら
2023年04月24日名作「ナイルに死す(Death on the Nile)」をアガサ・クリスティ自身が書き直した戯曲版だけのストーリーG-フォレスタ(代表:丸尾 拓)主催、『Murder on the Nile ~ナイル河上の殺人~』が2023年6月24日 (土) ~2023年6月25日 (日)に新開地アートひろば(兵庫県神戸市兵庫区新開地5丁目3番14号)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにて4月23日(金)10:00よりチケット発売開始 公式ホームページ 『Murder on the Nile ~ナイル河上の殺人~』アガサ・クリスティ自身が書き直した舞台版! 船上サロンだけで繰り広げられる人間ドラマ! ポアロも登場せず、登場人物も変更され、ラストシーンが小説版とも映画版とも違う もう一つの「ナイル殺人事件」! 女友達の彼を奪った果ての、こじれた人間関係と不可解な死。 一癖も二癖もある登場人物が彩る アガサ・クリスティの「鋭く」「温かい」、愛に溢れた傑作! 1937年に発表されたアガサ・クリスティの代表作であり、名作中の名作「ナイルに死す(Death on the Nile)」から9年後の1946年3月、アガサ・クリスティ自身が戯曲版として書き直した「Murder on the Nile」が、ロンドン・アンバサダーズ・シアターで幕を開けた。日本での公開は数も少ない、忘れられた傑作舞台! この傑作を、昨年の舞台版「そして誰もいなくなった」に引きつつづいて、G -フォレスタがより濃密にお届けする!G-フォレスタ2000年旗揚げ。現在は主に神戸の劇場での公演と、「洋館ミステリ劇場」と呼ばれるシリーズで年に3~4回公演をしています。本物の洋館を舞台に江戸川乱歩、夢野久作、浜尾四郎などの昭和初期の探偵小説を上演し、事件の謎を解きながら洋館内を移動する、ツアー型の「洋館ミステリ劇場」が特に人気が高く、チケットは即日完売の勢いで、2010年3月には神戸の異人館街の旧中国領事館でも上演をはたしました。劇場での公演は「犯罪メロドラマ」と称して、犯罪事件というひとつの極限状態にある人間ドラマを、時にはサスペンスタッチに、時にはコミカルに、そして時には感動的に描きます。また、お客様が物語を選ぶ「RPG(ロールプレイング)」形式の実験的なミステリーも上演。お客様には選択ごとに違った結末を楽しんでいただきました。公演概要G-フォレスタ『Murder on the Nile ~ナイル河上の殺人~』公演期間:2023年6月24日 (土) ~2023年6月25日 (日)会場:新開地アートひろば(兵庫県神戸市兵庫区新開地5丁目3番14号)■出演者生田克正、中佐和葉、もりかゆみ、森優子、山崎修一、泉希衣子、五馬さとし(ビックワンウエスト/劇団ひこひこ)、沢竜(イズム)、高田恵輔、伶原彩夏(シアワセナゲキダン)、谷屋俊輔(ステージタイガー)、渡部友実■スタッフ演出:丸尾拓舞台監督:久保克司 ((株)スタッフステーション)照明:溝渕功 (campana)音響:四之宮基貴(SAWCRNT)舞台美術:久太郎 (Anahaim Factory)衣装:山口明子受付:なつみあや、佐倉ハルキ 他宣伝写真:高田恵輔(Marble Plus)宣伝美術:スギモトヒロコ舞台撮影:佐伯亜由美(SEKpictures )制作:守家由美、森優子、中佐和葉企画・制作:G-フォレスタ■公演スケジュール6月24日(土)13:00 / 17:00★6月25日(日)12:00 / 16:00★終演後、バックステージツアー有※開場は、開演の30分前です。■チケット料金指定席引換券:4,000円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月21日アガサ・クリスティの小説を原作として映画化された2017年の『オリエント急行殺人事件』、2022年の『ナイル殺人事件』でメガホンを取り、名探偵エルキュール・ポアロを演じたケネス・ブラナーが、第3弾の製作に乗り出した。製作・配給会社の20世紀スタジオがSNSで発表した。同スタジオによると、第3弾のタイトルは『A Haunting in Venice』(原題)で、「不穏なスーパーナチュラルスリラー」。2023年に公開とのこと。キャストはケネスのほか、カイル・アレン、カミーユ・コッタン、ジェイミー・ドーナン、ティナ・フェイ、ジュード・ヒル、アリ・カーン、エマ・レアード、ケリー・ライリー、リッカルド・スカマルチョ、ミシェル・ヨーが出演する。原作は、クリスティの「ハロウィン・パーティ」だという。ケネスは「これは、エルキュール・ポアロというキャラクターと、アガサ・クリスティシリーズを素晴らしい形で発展させた作品です。絵のように美しい街でのハロウィンを舞台とした、複雑であまり知られていない物語です。映画製作者である私たちにとって、この物語に味付けをして、心底背筋が凍るようなものを忠実な観客にお届けできる、最高のチャンスに恵まれました」と喜びのコメントを発表している。(賀来比呂美)■関連作品:オリエント急行殺人事件(2017) 2017年12月8日より全国にて公開© 2017Twentieth Century Fox Film Corporationナイル殺人事件 2022年2月25日より全国にて公開©2020 20th Century Studios. All rights reserved
2022年10月11日G-フォレスタ『そして誰もいなくなった』が2022年6月25日(土)~6月26日(日)に神戸アートビレッジセンター(兵庫県神戸市)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中! 公式ホームページ アガサ・クリスティの世界的ベストセラーの小説とは違う結末。アガサ自身の手による舞台版を上演!謎の人物から孤島のゲストハウスに招待された年齢も職業も異なる10人の男女が、「10人の兵隊さん」の歌詞通りに次々と殺されていく。どこに殺人鬼が潜んでいるのか。10人の中に犯人がいるのか。最後の最後まで目が離せない傑作ミステリー。上演するのは小説の4年後に発表された、アガサ自身の手による舞台版。小説とは違った結末が楽しめる。「クローズド・サークル」および「見立て殺人」の代表的作品と評され、世界中で一億部以上を売り上げている大ベストセラー。公演概要G-フォレスタ『そして誰もいなくなった』公演日:2022年 6月25日(土)~6月26日(日)会場:神戸アートビレッジセンター(兵庫県神戸市兵庫区新開地5丁目3番14号)■出演者もりかゆみ / 杉本ヒロ子 / 山崎修一 / 生田克正 / 森優子 / 中佐和葉 / 阿部達雄(イズム) / 五馬さとし(ビックワンウエスト/劇団ひこひこ) / 寺川昌宏(劇団風斜) / 谷屋俊輔(ステージタイガー) / 倉増哲州(南森町グラスホッパーズ/三等フランソワーズ)■スタッフ演出: 丸尾拓 / 舞台監督: 久保克司((株)スタッフステーション) / 照明: 溝渕功 (campana) / 音響: 四之宮基貴(SAWCRNT) / 舞台美術: 久太郎(Anahaim Factory) / 衣装: 山口明子 / 写真撮影: 佐伯亜由美 / 宣伝写真: 高田恵輔■タイムテーブル6月25日(土)13:00 /17:00★6月26日(日)12:00 /16:00★終演後、アフタートーク有■チケット料金指定席引換券:3,800円(税込)■団体概要G-フォレスタ2000年旗揚げ。現在は主に神戸の劇場での公演と、「洋館ミステリ劇場」と呼ばれるシリーズで年に3~4回公演をしています。本物の洋館を舞台に江戸川乱歩、夢野久作、浜尾四郎などの昭和初期の探偵小説を上演し、事件の謎を解きながら洋館内を移動する、ツアー型の「洋館ミステリ劇場」が特に人気が高く、チケットは即日完売の勢いで、2010年3月には神戸の異人館街の旧中国領事館でも上演をはたしました。劇場での公演は「犯罪メロドラマ」と称して、犯罪事件というひとつの極限状態にある人間ドラマを、時にはサスペンスタッチに、時にはコミカルに、そして時には感動的に描きます。また、お客様が物語を選ぶ「RPG(ロールプレイング)」形式の実験的なミステリーも上演。お客様には選択ごとに違った結末を楽しんでいただきました。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月29日“ミステリーの女王”アガサ・クリスティの傑作ミステリーを、ケネス・ブラナー監督が『オリエント急行殺人事件』に続いて映画化する『ナイル殺人事件』。この度、ケネス・ブラナーが創り出す唯一無二の世界観の秘密が明らかとなった。これまで、ディズニーの名作アニメーションを実写化した『シンデレラ』やマーベル作品『マイティ・ソー』、シェイクスピア俳優の真髄を魅せた『ヘンリー五世』『から騒ぎ』『ハムレット』、1818年に出版されたゴシック小説を忠実に映像化した『フランケンシュタイン』など、幾多の世界を描き出してきたケネス。本作でも、ミステリーの女王として文豪史に名を刻む作家アガサ・クリスティが1937年に発表した推理小説「ナイルに死す」の世界を、見事に再現した。ケネスは「セットのスペクタクルや豪華さに加えて、本作のようなミステリーの核となるのは人の心です。ですから、本作のゴールはアガサ・クリスティの世界の中でなるべく自由な演技を取り入れることだと思いました。そのことをクルー全員が理解し、大切にしながら、助け、支えていきました」と、ゴージャスなセットの中で、キャストや製作陣に自由な表現を与える環境づくりを何よりも大切にしたことを明かす。本作で最初に殺害されてしまう美しき大富豪の娘リネットを演じたガル・ガドットは、「ケネスとの仕事は私にとって驚異的に素晴らしい経験でした。彼は準備を整え秩序立っているから、彼がミスを犯す余地なんて少しも残されていませんでした。と同時に演者がやりたいと思ったことを何でも試させてくれる自由をくれるのです」と語り、ケネスの自由な演技へのこだわりを証明する。また、容疑者の1人で、リネットとかつて婚約していた医師ライナスを演じたラッセル・ブランドは、「ケネスはとても優雅に僕らをリードするんです。現場に創造性をもたらし、集中しやすい雰囲気を作りあげながら、とても陽気に振る舞ってくれるんですよ」と語り、監督への絶対的な安心感を明かした。一方ケネスは、本作の世界観を創り上げたキャスト陣について「俳優陣はみな心から素晴らしいと思う役者たちです。彼らと共演したいという思いが実現して、とても光栄です」と絶賛する。監督とキャストたちの信頼関係は、撮影の現場に良い空気を作り、それが作品の世界観にも影響を及ぼす。セットや美術へのこだわりに留まらない、総合的な演出がケネスならではの高い世界観の再現に繋がっているようだ。『ナイル殺人事件』は2月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ナイル殺人事件 2022年2月25日より全国にて公開©2020 20th Century Studios. All rights reserved
2022年02月21日アガサ・クリスティ自身が“旅行物のミステリーで史上最高傑作”と称するミステリー小説を、ケネス・ブラナーが監督・主演を再び務めて映画化する『ナイル殺人事件』。この度、本作のゴージャスで魅惑的なミステリー・クルーズを彩る豪華な日本版声優が解禁となった。数々の難事件を解決してきた世界一の名探偵ポアロは、ナイル川を往く豪華客船で起きる難解な密室殺人事件に挑む。主人公の名探偵ポアロの声を担当するのは、「劇団四季」出身で数々の映画やドラマ、洋画の吹替声優を務めるなど幅広く活躍している広瀬彰勇。愛と欲望が絡み合う複雑な難事件を描く本作について広瀬さんは「前作、『オリエント急行殺人事件』に引き続きケネス・ブラナー氏自らの監督による本作はエジプトの美しい背景を舞台に愛 憎渦巻くサスペンスが展開し、人間の愛と欲望を深く掘り下げた脚本が見事です。『私は知っています......愛のために......人は...人を殺す。』ポアロの言葉が21世紀の現代を生きる我々にも突き刺さる気がします」と見どころを明かす。また、前作に引き続き登場するポアロの友人ブーク役には、マーベル作品や洋画をはじめ、人気アニメ作品のキャラクターを数多く演じている中村悠一が続投。「前作ではいいポジション取りをしていたブーク。彼が今作また登場できると聞いて、今度は一体どんな役割なんだろ?と思っていましたが...?! 驚きのドラマの連続でドキドキワクワクしていただけること間違いなしだと思います!お楽しみに」と想像を超える驚きの真相が待っていることを伝える。そして莫大な資産を相続した大富豪の娘リネットの声を担当するのは、これまでもガル・ガドットの声優を務めている甲斐田裕子。リネットは夫サイモンとクルーズ船の新婚旅行に訪れるが、ある晩何者かに殺されてしまい、第一の殺人事件の被害者となる。甲斐田さんは、「ガル・ガドット演じるリネットは芯があり賢く優しさも持ち合わせています。ただ資産家ゆえに人を信じられない恐怖と弱さを隠し持つ。その辺りを損なわないように演じようと心掛けました」とコメント、「原作とは設定が少しずつ変化しているので、話を知っている人にも楽しんでもらえると思います」と、原作との違いを楽しんでもらいたいと語る。リネットの夫サイモンの声を担当するのは、魅力的な低音ボイスで絶大な人気を誇る津田健次郎。サイモン役として参加できたことを光栄と語る津田さんは、「エジプトの壮大な景色の中で繰り広げられる華やかで残酷な名作ミステリー、どうぞお楽しみに」と難解なミステリーの魅力に言及。さらに、リネットの親友でサイモンの元婚約者の“謎めいた恋人”ジャクリーンを演じるのは、数々のアニメや洋画の吹き替えを担当している森千晃。森さんは「私の中で、現実では関わり合いたくない人、作中No.1はジャクリーンです。心底悪い人間では無いと思うのですが、何をするかわからなくて恐ろしい...」と語り、「だからこそ映画の中ではとっても魅力的で、目が離せない存在になっています」とそのジャクリーンの魅力を明かした。そのほか事件に関わる重要人物たちには、敏腕マネージャーのロザリーを早見沙織、結婚式でパフォーマンスするために雇われた華麗なるシンガー・サロメを桜井ひとみ、ブークの過保護な母親ユーフェミアを榊原良子、リネットの名付け親であり後見人でもあるスカイラーを小宮和枝、スカイラーの看護師で株の大暴落で資産を失った過去を持つバワーズを一龍斎春水、リネットの友人として結婚式に出席する医師ドクター・ウィンドルシャムを川島得愛、リネットの財産管理人アンドリューを内田岳志、リネットのメイドで自身も上流階級の仲間入りをしたいと強く願うルイーズを潘めぐみが演じ、豪華声優陣が集結した。『ナイル殺人事件』は2月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ナイル殺人事件 2022年2月25日より全国にて公開©2020 20th Century Studios. All rights reserved
2022年01月28日有限会社ピュアーマリー(代表:保坂 磨理子)主催、こくみん共済coop<全労済>文化フェスティバル2022参加、アガサ・クリスティー作、『新☆名探偵ポワロ』が、2022年4月8日 (金) ~2022年4月10日 (日)に、こくみん共済coopホール/スペース・ゼロ(東京都渋谷区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて明日1月22日(土)より先行発売開始です。カンフェティにて1月22日(土)10:00よりチケット先行販売発売開始 (優先予約期間終了:1月31日23:59)公式ホームページ アガサ・クリスティー作品の中でも、クリスティーの処女戯曲である本作は、それまでの自身の小説の舞台化に不満を募らせたクリスティーが満を持して書いたとあり、舞台劇としての魅力がふんだんにつまった作品。ピュアーマリープロデュースのレパートリーの中でも評価の高い舞台です。今回、既成概念にとらわれずに、探偵ポワロを若くし、3幕ものを1幕にし、テンポアップ。旧き良き時代の趣も尊重しつつ、瑞々しい作品に生まれ変わります。とはいえ、奇を衒うことなく、ヤングポワロの登場でより観客をワクワクさせ、共に推理していく楽しみを味わいながら、どのようにポワロが真犯人を追い詰めるのか、ミステリーの醍醐味を堪能して頂きたいと思います。ピュアーマリープロデュースならではの個性あふれる出演者のアンサンブルも楽しみのひとつです。第一次大戦後、新しい時代に希望や夢を託す作中の人物たちに、コロナ禍、令和の新時代を生きる我々を重ね合わせつつ、混とんとする演劇界に一石を投じます。【作品紹介】アガサ・クリスティー処女戯曲。ロンドン郊外に居を構える 著名な科学者エイモリ―卿の邸の平穏な晩餐食後のコーヒータイム、卿が意外な事実を明かし 居合わせた者たちに異様な緊張感がはしる「邸内にいる誰かが、夕食前に金庫から極秘書類を盗み出した 今から部屋の灯りを消している間に、書類を返せば罪には問わない」しかし再び灯りがついたとき、事件は起った混乱のさ中、卿が書類の調査を緊急依頼していた名探偵ポワロが到着エイモリ―卿の息子夫婦、お喋りな妹、若い姪、秘書、執事、謎の訪問者、ポワロの指南で次第に露呈していく家族の秘密追い詰められていく犯人とポワロの頂上決戦!ピュアーマリーについて観劇は、豊な人間形成、社会形成に役立つという信念のもとに、演劇が生活の一部となるようその普及を目的とし、知名度、実力のある俳優でプロデュース公演を行っています。はじめて観劇する方々、幅広い年齢層の方々の心に響く、笑い、涙、驚きと感動のある、生きる力になる作品づくりを心がけています。「ミュージカル」においては、「観客」「クリエイター」「俳優」を育てることを最大の目的とし、海外の優れた作品を高水準で日本全国で翻訳上演することにより、多くの鑑賞の目、クリエイターの芽を育むことを目的としています。また近年は演劇・ミュージカルを通して青少年の育成にも力を入れており、「劇団ピュアーマリーミュージカル研究所」に於いて、トップレベルの「俳優」の育成と、未来を担う魅力ある人材の育成を目指しています。主なプロデュース作品【ミュージカル】英国ミュージカル「ステッピング アウト」「ホンク!」ブロードウェイミュージカル「アプローズ」韓国ミュージカル「パルレ」オリジナルミュージカル「青い鳥」ほか【ストレートプレイ】ミステリー「マウストラップ」「春にして君を離れ」「アガサ・クリスティー サスペンスオムニバス」「名探偵ポワロ~ブラックコーヒー~」「殺しのリハーサル」「エラリー・クイーン ミステリーオムニバス~観客への挑戦~」他コメディ「ギルダ~愛の設計~」「ニューヨーク青春物語~アランとバディ」他公演概要アガサ・クリスティー処女戯曲『新☆名探偵ポワロ』公演期間:2022年4月8日 (金) ~2022年4月10日 (日)会場:こくみん共済coopホール/スペース・ゼロ(東京都渋谷区代々木2-12-10こくみん共済 coop 会館(全労済会館))■出演者辻本 祐樹/高橋 由美子/瀬下 尚人/横山 結衣/由地 慶伍/五東 由衣/大至/岩田 翼/坂元 亮介/真京 孝行/山沖 勇輝/丹羽 洸大■スタッフ翻訳:保坂磨理子演出:佐竹修美術:大田創照明:小林隆志音響:米川美月衣裳:倉岡智一ヘアメイク:星野安子舞台監督:村雲龍一制作:保坂磨理子 鈴木孝宏企画製作・主催:ピュアーマリー共催:共済こくみん共済coop<全労済>■公演スケジュール4月8日(金)14:00/19:004月9日(土)12:30 /16:304月10日(日)12:30/16:30※開場は、開演の30分前■チケット料金全席指定:7,800円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月21日“ミステリーの女王”の異名を持つ作家アガサ・クリスティの“名探偵ポアロ”シリーズの傑作ミステリーを、ケネス・ブラナー監督が映画化する『ナイル殺人事件』。この度、本作の鍵を握る重要人物たちのキャラクタービジュアルが解禁となった。『ナイル殺人事件』の舞台は神秘の国エジプトのナイル川を往く豪華客船。数々の難事件を解決してきた世界一の名探偵ポアロは、豪華客船で起きる密室殺人事件に挑む。今回公開されたビジュアルには、名探偵ポアロと物語のカギを握る人物たちが描かれる。まず、“世界一の名探偵”ポアロ(演:ケネス・ブラナー/中央上)は、トレードマークの独特な口ヒゲはそのままに、彼の眼光はいつになく険しい。明晰な頭脳と鋭い洞察力を持ち、数々の難事件を解決してきたが、ポアロ自身が今回の難事件について「多くの事件を解決してきたが、これは私の人生を変えた」と語っている通り、本作の事件が彼の今後に大きな影響を与えることに疑いはない。続いて、“美しき花嫁”リネット(演:ガル・ガドット/左上)。彼女は莫大な資産を相続した大富豪の娘で、夫サイモンとクルーズ船の新婚旅行に訪れる。その美貌と巨万の富から、多くの意味で人目を惹く存在であったリネットは、ある晩何者かに殺されてしまい、第一の殺人事件の被害者となる。そしてリネットの親友でサイモンの元婚約者の“謎めいた恋人”ジャクリーン(演:エマ・マッキー/中央下)。親友に婚約者を奪われた彼女からは、嫉妬とも妬みともとれる複雑な表情がみてとれる。真っ先に犯人と疑われてもおかしくないはずだが、彼女には決定的なアリバイがあった…。このほかに、ポアロの盟友で『オリエント急行殺人事件』に続き出演する“探偵の友人”ブーク(演:トム・ベイトマン/右下)、名高き画家でありブークの“過保護な母親”ユーフェミア(演:アネット・ベニング/右上)、結婚式でパフォーマンスするために雇われた華麗なるシンガー・サロメの姪で“敏腕マネージャー”ロザリー(演:レティーシャ・ライト/左下)も描かれている。果たして、この中にリネットを殺害した真犯人はいるのか?ほかにもクルーズ船に乗り込むのは、リネットの財産管理人アンドリュー(アリ・ファザル)、リネットのメイドで自身も上流階級の仲間入りをしたいと強く願うルイーズ(ローズ・レスリー)、リネットの友人として結婚式に出席する医師ドクター・ウィンドルシャム(ラッセル・ブランド)、そしてリネットの名付け親であり後見人でもあるスカイラー(ジェニファー・ソーンダース)、スカイラーの看護師で株の大暴落で資産を失った過去を持つバワーズ(ドーン・フレンチ)。皆それぞれにリネット殺害の動機があり、誰が過ちを犯してもおかしくはない危うさを持ち、11人の容疑者たちの欲望を載せてさらに激しく絡み合う。監督と主演を務めるケネスは、「ある女性が別の女性の男を奪ったことにより、“宿命”が生まれ、そこから感情の爆発が起こる。つまりドツボにハマったこの三角関係こそが、死を呼ぶ休暇の中心据えられた腐った果実なのです」と語り、男女の三角関係こそがこのミステリーの核になっていることを明かしている。『ナイル殺人事件』は2月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ナイル殺人事件 2022年2月25日より全国にて公開©2020 20th Century Studios. All rights reserved
2022年01月20日2022年1月、俳優座劇場にて上演致します『マウストラップ〜ねずみとり〜』のが完成いたしました!本作は“ミステリーの女王”と呼ばれ、代表作「アクロイド殺人事件」「オリエント急行の殺人」「ABC殺人事件」「そして誰もいなくなった」で有名なイギリス人作家アガサ・クリスティの短編小説が原作。演劇の本場ロンドン・ウエストエンドでは1952年に初演。それから半世紀以上も上演を続け、世界演劇史上最長のロングラン作品として世界中の人々を虜にしてきました。日本でもこれまでたびたび上演され、数々の名優たちが演じてきました。そんな名作を、主演に椿泰我(IMPACTors/ジャニーズJr.)を迎え、さらに共演には、富田麻帆、鷲尾修斗、反橋宗一郎、伽代子、松田将希、河相我聞、そして釈由美子という豪華な顔ぶれで2022年1月、上演いたします。物語は雪深い山荘が舞台。1年前に結婚したばかりのジャイルズ&モリー若夫婦がゲストハウスを開きます。オープンしたての大雪の日、5人のゲスト、ロンドンでの殺人事件を捜査中のトロッター刑事が宿泊する中、突然真っ暗になり、灯りがつくとなんとゲストの一人が殺されているという……。アガサ・クリスティお得意の密室殺人劇で、登場人物は誰もが訳ありで個性的。犯人は一体誰なのか?偶然居合せ、取り残された赤の他人同士である人々は、互いに疑心暗鬼になっていきます。少しずつ露わになる人々の裏側と本音。刑事が思い巡らし、推理する過程。この舞台ならではの臨場感は格別で、観客はあたかも自分がゲストの一人になったかのような、あるいは刑事として推理しているような気分になることでしょう。そしてラストあっと驚く予想外の展開!この作品は映像化が禁止されていることもあり、まさに演劇でしか味わえない、特別な瞬間をご体験いただけます。物語のミステリアスな雰囲気をそのままに、さらに、誰もが犯人ではないか?と思わせるようなキービジュアル。ぜひ物語の行方を劇場でご覧ください!〔あらすじ〕1年前に結婚したばかりの若い夫婦モリーとジャイルズは、マンクスウェル山荘でゲストハウスを開いた。オープンの日、ラジオからは、ロンドンで殺人事件が発生し犯人が逃走中であるとのニュースや、大雪に関する気象情報が流れていた。雪が降る中、かねてからの予約客4名が次々に到着する。雪がなおも激しく降り続く中、外国人風の男性が現れ、玄関をノックする。男性は車がスリップしてしまったと言い、マンクスウェル山荘に急遽宿泊することとなる。翌日の昼食後、雪で閉ざされ孤立したマンクスウェル山荘に警察から電話が入り、警官を1名差し向けるという。やがて、スキーをはいたトロッター刑事がロンドンで起きた殺人事件の捜査のために山荘を訪れる。トロッター刑事は、犯人が童謡「三匹の盲目のねずみ」の楽譜で次の殺人を予告しているという。そして、照明が突然消えて、宿泊客の1人のボイル夫人が何者かに殺害されてしまう。舞台『マウストラップ~ねずみとり~』公演概要作:アガサ・クリスティ翻訳: 鳴海四郎演出:元吉庸泰キャスト:ジャイルズ・ロールストン役:椿泰我(IMPACTors/ジャニーズJr.)モリー・ロールストン:富田麻帆パラビチーニ氏役:鷲尾修斗トロッター刑事役:反橋宗一郎ボイル夫人役:伽代子クリストファ・レン役:松田将希メトカーフ少佐役:河相我聞ミス・ケースウェル役:釈由美子公演日程:2022年1月12日(水)~23日(日)会場:俳優座劇場(東京・六本木)チケット:前売:8,900円当日:9,200 円(全席指定・税込)※未就学児童の観劇不可※車椅子でご来場されるお客さまは、チケット購入後にお名前・ご観劇回・座席番号をご観劇日の前々日までに stage.contact55@gmail.com までお知らせください。◆チケット取扱いチケットぴあ(Pコード:509-443) 主催・企画・製作:De-STYLE公演に対するお問合せ: info.destyle.stage@gmail.com 公演公式ツイッター: 公演公式サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月25日2022年1月、俳優座劇場にて上演致します『マウストラップ〜ねずみとり〜』の全出演者、そして公演の詳細情報が決定いたしました!本作は“ミステリーの女王”と呼ばれ、代表作「アクロイド殺人事件」「オリエント急行の殺人」「ABC殺人事件」「そして誰もいなくなった」で有名なイギリス人作家アガサ・クリスティの短編小説が原作。演劇の本場ロンドン・ウエストエンドでは1952年に初演。それから半世紀以上も上演を続け、世界演劇史上最長のロングラン作品として世界中の人々を虜にしてきました。70周年もそろそろ見えてきたかという矢先にコロナウイルスが蔓延。2020年3月17日以降ロックダウンにより一時中断するもこの夏待望の再開を果たし、今も輝き続けています。日本でもこれまでたびたび上演され、数々の名優たちが演じてきました。物語は雪深い山荘が舞台。1年前に結婚したばかりのジャイルズ&モリー若夫婦がゲストハウスを開きます。オープンしたての大雪の日、5人のゲスト、ロンドンでの殺人事件を捜査中のトロッター刑事が宿泊する中、突然真っ暗になり、灯りがつくとなんとゲストの一人が殺されているという……。アガサ・クリスティお得意の密室殺人劇で、登場人物は誰もが訳ありで個性的。犯人は一体誰なのか?偶然居合せ、取り残された赤の他人同士である人々は、互いに疑心暗鬼になっていきます。少しずつ露わになる人々の裏側と本音。刑事が思い巡らし、推理する過程。この舞台ならではの臨場感は格別で、観客はあたかも自分がゲストの一人になったかのような、あるいは刑事として推理しているような気分になることでしょう。そしてラストあっと驚く予想外の展開!この作品は映像化が禁止されていることもあり、まさに演劇でしか味わえない、特別な瞬間をご体験いただけます。そして今回、全キャストが明らかになりました!主演の椿泰我(IMPACTors/ジャニーズJr.)のほか共演には、富田麻帆、鷲尾修斗、反橋宗一郎、伽代子、松田将希、河相我聞、そして釈由美子が名を連ねました。新生『マウストラップ〜ねずみとり〜』、ご期待ください。〔あらすじ〕1年前に結婚したばかりの若い夫婦モリーとジャイルズは、マンクスウェル山荘でゲストハウスを開いた。オープンの日、ラジオからは、ロンドンで殺人事件が発生し犯人が逃走中であるとのニュースや、大雪に関する気象情報が流れていた。雪が降る中、かねてからの予約客4名が次々に到着する。雪がなおも激しく降り続く中、外国人風の男性が現れ、玄関をノックする。男性は車がスリップしてしまったと言い、マンクスウェル山荘に急遽宿泊することとなる。翌日の昼食後、雪で閉ざされ孤立したマンクスウェル山荘に警察から電話が入り、警官を1名差し向けるという。やがて、スキーをはいたトロッター刑事がロンドンで起きた殺人事件の捜査のために山荘を訪れる。トロッター刑事は、犯人が童謡「三匹の盲目のねずみ」の楽譜で次の殺人を予告しているという。そして、照明が突然消えて、宿泊客の1人のボイル夫人が何者かに殺害されてしまう。舞台『マウストラップ~ねずみとり~』公演概要作:アガサ・クリスティ翻訳: 鳴海四郎演出:元吉庸泰キャスト:ジャイルズ・ロールストン役:椿泰我(IMPACTors/ジャニーズJr.)モリー・ロールストン:椿泰我(IMPACTors/ジャニーズJr.)パラビチーニ氏役:鷲尾修斗トロッター刑事役:反橋宗一郎ボイル夫人役:伽代子クリストファ・レン役:松田将希メトカーフ少佐役:河相我聞ミス・ケースウェル役:釈由美子公演日程:2022年1月12日(水)~23日(日)会場:俳優座劇場(東京・六本木)チケット:前売:8,900円当日:9,200 円(全席指定・税込)・先行販売:受付期間:11月26日(金)11:00~12月1日(水)23:59・一般発売:2021年12月19日(日)10:00※未就学児童の観劇不可※車椅子でご来場されるお客さまは、チケット購入後にお名前・ご観劇回・座席番号をご観劇日の前々日までに stage.contact55@gmail.com までお知らせください。◆チケット取扱いチケットぴあ(Pコード:509-443) 主催・企画・製作:De-STYLE公演に対するお問合せ: info.destyle.stage@gmail.com 公演公式ツイッター: 公演公式サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月23日アガサ・クリスティの舞台劇「検察側の証人」が2021年8月28日(土)から9月12日(日)まで東京・世田谷パブリックシアターにて、その後、兵庫・大阪にて上演される。アガサ・クリスティの舞台劇の“最高峰”ミステリーの女王と呼ばれる世界的な推理小説家 アガサ・クリスティ。演劇の造詣も深く、戯曲作家としても数多くの傑作を残した。今回上演される『検察側の証人』は、緊迫感あふれる論戦と度肝を抜く展開で多くの観客を魅了してきた、アガサ・クリスティの舞台劇において“最高峰”と称賛される法廷ミステリーの決定版だ。唯一のアリバイを証言する妻が“検察側の証人”に・・・物語は、容姿端麗な青年レナードが大富豪で独り身の婦人を撲殺した容疑で起訴されるところから始まる。彼は全くの無罪を主張するが、彼に不利な状況証拠や確実なアリバイが無いことなどを理由に逮捕されてしまう。レナードを裁く法廷では、彼の唯一のアリバイを妻・ローマインが証言するはずだったが、法定に立った彼女は「彼から『婦人を殺した』と告白された」と、“検察側の証人”として証言を行うのだった……。ジャニーズWESTの小瀧望が出演そんな息をのむ法廷劇「検察側の証人」でレナード役を演じるのは、2021年に上演された『エレファント・マン』で読売演劇大賞 杉村春子賞及び優秀男優賞に輝いた、ジャニーズWESTの小瀧望。また、ローマイン役は瀬奈じゅんが、敏腕検事のマイヤーズ役は成河が演じるなど、実力派キャストが揃う。翻訳・演出は、読売演劇大賞 優秀演出家賞など数々の演劇賞に輝いてきた小川絵梨子が担当。リアルで緻密な人間描写と時に大胆な緩急ある演出に定評のある小川が、不朽の名作をどのように演出するのか期待が高まる。詳細「検察側の証人」公演日程・会場:・2021年8月28日(土)~9月12日(日):世田谷パブリックシアター・2021年9月16日(木)~9月20日(月・祝):兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール・2021年9月23日(木・祝)~9月28日(火):枚方市総合文化芸術センター 関西医大 大ホール作:アガサ・クリスティ翻訳・演出:小川絵梨子<キャスト>青年レナード・ボウル:小瀧望(ジャニーズWEST)ローマイン・ハイルガー:瀬奈じゅんウィルフリッド卿:大滝 寛首席秘書カーター・判事:浅野雅博ハーン警部・警官:寺西拓人ワイアット博士:斉藤直樹グリーダ:林愛夏クレッグ・看守:西川大貴裁判書記・廷吏:阿岐之将一ジャネット・マッケンジー:那須佐代子事務弁護士メイヒュー:梶原善検察マイヤーズ:成河美術:大島広子照明:原田保音響:加藤温衣裳:前田文子ヘアメイク:鎌田直樹演出助手:長町多寿子舞台監督:弘中勲<チケット情報>■東京公演<世田谷パブリックシアタ―>S席:10,500円A席:8,000円 (全席指定・税込)※未就学児入場不可一般発売日:2021年7月17日(土)問い合わせ先: チケットスペースTEL 03-3234-9999(平日10:00~12:00/13:00~15:00)■兵庫公演<兵庫県立芸術文化センター阪急 中ホール>10,500円 (全席指定・税込)※未就学児入場不可一般発売日:2021年7月17日(土)問い合わせ先:芸術文化センターチケットオフィスTEL 0798-68-0255(10:00~17:00月曜休※祝日の場合翌日)■大阪公演<枚方市総合文化芸術センター関西医大大ホール>S席:10,500円A席:8,000円 (全席指定・税込)※未就学児入場不可一般発売日:2021年7月17日(土)問い合わせ先:枚方市総合文化芸術センター別館TEL 072-843-5551(9:30~20:00 火曜休館、祝日除く)
2021年06月04日2021年8月より東京・兵庫・大阪にて舞台「検察側の証人」を小瀧望(ジャニーズWESR)、瀬奈じゅん、成河らの実力派キャストで上演することが決定した。ミステリーの女王と呼ばれる世界的な推理小説家アガサ・クリスティ。演劇の造詣も深く、戯曲作家としてもまた傑作を残した彼女の『検察側の証人』は、『ねずみとり』『蜘蛛の巣』などと並んで世界中で上演され、舞台劇の最高峰と称賛される法廷ミステリーの決定版だ。“これは私が描いた戯曲の中でも、お気に入りの一つであった”と、クリスティ自身も自伝の中で語る、緊迫感あふれる応酬と観客の度肝を抜く展開は必見となっている。翻訳・演出は、読売演劇大賞 優秀演出家賞など数々の演劇賞を受賞、今最も注目を集めている演出家の一人・小川絵梨子。意外にもクリスティ作品を手がけるのは初めてとなる。小川は2004年にニューヨーク・アクターズスタジオ大学院 演出部を日本人で初めて卒業、06~07年に平成17年度文化庁新進芸術家海外研修制度研修生として海外に学び、18年9月より新国立劇場 演劇芸術監督に就任。リアルで緻密な人間描写と、時に大胆な緩急ある演出に定評のある小川が翻訳から作品作りを手がける。物語は、容姿端麗な青年レナード(小瀧望)が大富豪で独り身の婦人を撲殺した容疑で起訴されるところから始まる。彼は全くの無罪を主張しているものの、状況証拠は彼に不利なものばかり。被害者とレナードは、道で困っているところを彼に助けられて以来交流があり、事件当日も被害者宅を訪ねていたこと、事件当時、彼は無職で金に困っていたこと、そして、彼には確実なアリバイが無いこと。レナードはあえなく逮捕され、敏腕検事のマイヤーズ(成河)が事件を担当することに。彼を裁く法廷が開かれ、法廷弁護人と検事の答弁が白熱の応酬となる中、唯一のアリバイを妻ローマイン(瀬奈じゅん)が証言する、はずだった。しかし、法廷に立った彼女から口を突いて出た言葉は、彼から『婦人を殺した』と告白された、という「検察側の証人」としてのものだった……。東京・兵庫・大阪公演のいずれも、チケットの一般発売は7月17日(土)より開始となる。詳しくは公式HPをチェックしよう。■小瀧望作品のお話を聞いて、ぜひ!やりたいと思いました。改めて読んで、書かれたクリスティ自身も気に入っている作品というのも納得のとても面白い作品だと思いました。演出の小川さんと稽古場で、色々話しながら作り上げていければと思います。小川さんとご一緒できる時間を楽しんで、また先輩方との芝居のコミュニケーションも楽しみです。僕の演じる青年・レナードについては、節々に狂気的な愛を持った人物だな、と感じました。僕自身、知らない自分に出会えそうです。全く違った僕をお見せできると思います。まだまだ、気の抜けない状況で、我慢をしていただくところもありますが、生で感じるエンターテイメントのすばらしさを伝えていくことも、僕の使命だと思っています。生の演劇に触れて、生の役者のパワーに触れて欲しいと思います。劇場では、傍聴席にいるような気持ちで、ぜひ傑作ミステリーを楽しんで下さい。■瀬奈じゅんこのお話を頂いた時、とにかく興奮しました。出演するのが夢であった「検察側の証人」という作品である事。そして何より、小川絵梨子さんの演出であるという事。今はまだその興奮が収まりきっていない状態ですが、共演者の皆様と共に、しっかりと誠実に稽古を重ねて参りたいと思います。このような状況下ではありますが、足をお運び頂けたら嬉しく思います。■成河心から信頼する小川絵梨子さんの演出、頼もしく力強い共演者の方々と一緒に、新しい時代の『検察側の証人』を創れることを嬉しく思います。時代を経ても決して古びることのないアガサ・クリスティのこの法廷ミステリーを、さらに今回新翻訳で、より今の私たちに近しいエンターテイメントとして甦らせる事が出来るのではないかと期待しています。出口の見えない不安な日々に少しでも、上質な娯楽、前向きで建設的な思考を、皆さんと共有出来るよう、気を引き締めて稽古に臨みたいと思います。お楽しみにお待ちください。【公演概要】「検察側の証人」作:アガサ・クリスティ / 翻訳・演出:小川絵梨子公式サイト: <キャスト>青年レナード・ボウル:小瀧望(ジャニーズ WEST)ローマイン・ハイルガー:瀬奈じゅんウィルフリッド卿:大滝寛首席秘書カーター・判事:浅野雅博ハーン警部・警官:寺西拓人ワイアット博士:斉藤直樹グリーダ:林愛夏クレッグ・看守:西川大貴裁判書記・廷吏:阿岐之将一ジャネット・マッケンジー:那須佐代子事務弁護士メイヒュー:梶原善検察マイヤーズ:成河<公演日程>東京:2021年8月28日(土)~9月12日(日) 世田谷パブリックシアター兵庫:2021年9月16日(木)~9月20日(月・祝) 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール大阪:2021年9月23日(木・祝)~9月28日(火) 枚方市総合文化芸術センター 関西医大 大ホール<チケット情報>●東京公演〈世田谷パブリックシアタ―〉S席:10,500円 / A席:8,000円(全席指定・税込)※未就学児入場不可一般発売日:2021年7月17日(土)お問い合わせ:チケットスペース 03-3234-9999(平日 10:00~12:00 / 13:00~15:00)主催:シーエイティプロデュース●兵庫公演〈兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール〉10,500円(全席指定・税込)※未就学児入場不可一般発売日:2021年7月17日(土)お問い合わせ:芸術文化センターチケットオフィス 0798-68-0255(10:00~17:00 月曜休 ※祝日の場合翌日)運営協力:サンライズプロモーション大阪主催:シーエイティプロデュース / 兵庫県、兵庫県立芸術文化センター●大阪公演〈枚方市総合文化芸術センター 関西医大 大ホール〉S 席:10,500円 / A席:8,000円(全席指定・税込)※未就学児入場不可一般発売日:2021年7月17日(土)お問い合わせ:枚方市総合文化芸術センター別館 072-843-5551(9:30~20:00 火曜休館、祝日除く)運営協力:サンライズプロモーション大阪主催:枚方市総合文化芸術センター指定管理者 アートシティひらかた共同事業体 / シーエイティプロデュース
2021年05月31日アイドルグループ・ジャニーズWESTの小瀧望が、舞台『検察側の証人』に主演することが30日、明らかになった。同作は世界的な推理小説家アガサ・クリスティによる戯曲で、『ねずみとり』『蜘蛛の巣』などと並んで世界中で上演され舞台劇の最高峰と称賛される法廷ミステリーの決定版。容姿端麗な青年レナード(小瀧)は大富豪で独り身の婦人を撲殺した容疑で起訴され、無罪を主張しているものの、状況証拠は彼に不利なものばかり。レナードはあえなく逮捕され、敏腕検事のマイヤーズ(成河)が事件を担当する。法廷が開かれ、法廷弁護人と検事の答弁が白熱の応酬となる中、唯一のアリバイを妻ローマイン(瀬奈じゅん)が証言するはずだっが、法廷に立った彼女から口を突いて出た言葉は、「彼から『婦人を殺した』と告白された」という「検察側の証人」としてのものだった。クリスティ自身が「これは私が描いた戯曲の中でも、お気に入りの一つであった」と自伝の中で語るほど、緊迫感あふれる応酬と観客の度肝を抜く展開が見所に。翻訳・演出は、読売演劇大賞 優秀演出家賞など数々の演劇賞を受賞し、今最も注目を集めている演出家の一人・小川絵梨子が務める。意外にもクリスティ作品を手がけるのは初めてだという。第28回読売演劇大賞 杉村春子賞、及び優秀男優賞を受賞の小瀧望が容姿端麗な青年・レナードを演じ、瀬奈じゅん、成河と実力派が揃う。他、大滝寛(ウィルフリッド卿役)、 浅野雅博(首席秘書カーター・判事役)、寺西拓人(ハーン警部・警官役)、斉藤直樹(ワイアット博士役)、林愛夏(グリーダ役)、西川大貴(クレッグ・看守役)、阿岐之将一(裁判書記・廷吏役)、那須佐代子(ジャネット・マッケンジー)、梶原善(事務弁護士メイヒュー役)が出演する。東京公演は世田谷パブリックシアターにて8月28日~9月12日、兵庫公演は兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて9月16日~9月20日、大阪公演は枚方市総合文化芸術センター 関西医大 大ホールにて9月23日~9月28日。○小瀧望 コメント作品のお話を聞いて、ぜひ! やりたいと思いました。改めて読んで、書かれたクリスティ自身も気に入っている作品というのも納得のとても面白い作品だと思いました。演出の小川さんと稽古場で、色々話しながら作り上げていければと思います。小川さんとご一緒できる時間を楽しんで、また先輩方との芝居のコミュニケーションも楽しみです。僕の演じる青年・レナードについては、節々に狂気的な愛を持った人物だな、と感じました。僕自身、知らない自分に出会えそうです。全く違った僕をお見せできると思います。まだまだ、気の抜けない状況で、我慢をしていただくところもありますが、生で感じるエンターテイメントのすばらしさを伝えていくことも、僕の使命だと思っています。生の演劇に触れて、生の役者のパワーに触れて欲しいと思います。劇場では、傍聴席にいるような気持ちで、ぜひ傑作ミステリーを楽しんで下さい。○瀬奈じゅん コメントこのお話を頂いた時、とにかく興奮しました。出演するのが夢であった『検察側の証人』という作品である事。そして何より、小川絵梨子さんの演出であるという事。今はまだその興奮が収まりきっていない状態ですが、共演者の皆様と共に、しっかりと誠実に稽古を重ねて参りたいと思います。このような状況下ではありますが、足をお運び頂けたら嬉しく思います。○成河 コメント心から信頼する小川絵梨子さんの演出、頼もしく力強い共演者の方々と一緒に、新しい時代の『検察側の証人』を創れることを嬉しく思います。時代を経ても決して古びることのないアガサ・クリスティのこの法廷ミステリーを、さらに今回新翻訳で、より今の私たちに近しいエンターテイメントとして甦らせる事が出来るのではないかと期待しています。出口の見えない不安な日々に少しでも、上質な娯楽、前向きで建設的な思考を、皆さんと共有出来るよう、気を引き締めて稽古に臨みたいと思います。お楽しみにお待ちください。
2021年05月30日フローレンス・ピューが『The Maid』に主演することになった。原作は2022年に出版予定の小説。ピューが演じる主人公はホテルに勤務するメイドで、客室を掃除する間に、いろいろなゲストの秘密を知っていく。そんな設定の中、アガサ・クリスティ風の「この中の誰がやったのか」という殺人ミステリーが展開するようだ。原作者のニタ・プロウズはカナダの出版社のバイス・プレジデント。ピューはプロデューサーも兼任する。監督は未定。ピューは『ストーリー・オブ・マイ・ライフ / わたしの若草物語』で今年のオスカーにノミネートされている。文=猿渡由紀
2020年12月18日『ミッドサマー』『ブラック・ウィドウ』などの話題作に出演し、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』ではアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたフローレンス・ピューの主演作が決定した。水曜日(現地時間)、ユニバーサル・ピクチャーズがニタ・プローズのデビュー小説「The Maid」の映画化権を獲得したことを発表。同作はまだ出版されておらず、2022年に北米では「ペンギン・ランダムハウス」、UKでは「ハーパーフィクション」から発売予定だという。同スタジオによると、内容はゲイル・ハニーマンのベストセラー小説「エレノア・オリファントは今日も元気です」とアガサ・クリスティ風の殺人ミステリーを合わせたような話だといい、同じタイトルで映画化する。フローレンスが演じるのは、ホテルで働くモリーという名のメイド。モリーは全ての客室をピカピカに磨き上げながらそれぞれの客の暗い秘密を知るようになり、殺人につながる状況に巻き込まれることに…。原作者のプローズは製作総指揮、フローレンスはジョシュ・マクラフリン(『12ラウンド』)、クリス・ゴールドバーグ(『Sandman Slim』)と製作も務める。フローレンスは現在オリヴィア・ワイルド監督作『Don’t Worry Darling』(原題)の撮影に参加中。(Hiromi Kaku)
2020年12月17日「オリエント急行殺人事件」と「黒井戸殺し」に続く“原作・アガサ・クリスティ×脚本・三谷幸喜”コラボシリーズ第3弾「死との約束」の放送が来年に決定した。ミステリー界の女王、アガサ・クリスティが、1938年に発表した長編小説「死との約束」のドラマ化となる今作。『死海殺人事件』として映画化もされているが、日本での映像化は今回が初めてだ。今回、三谷さんが舞台を熊野古道に、時代設定を昭和30年代に置き換えて執筆した。三谷さんは原作について「ポワロ物で、僕がいちばん好きな作品」と話し、「事件が起こるまでのワクワク感。真相が明らかになっていくドキドキ感。そしてラストのあまりに意外な犯人。今回も原作のテイストを損なわないように脚色しました。キャスティングも完璧です。極上のミステリーを堪能あれ!」と自信を見せている。主人公は前2作に続き、野村萬斎演じる名探偵・勝呂武尊。ドラマ出演は「黒井戸殺し」以来となる萬斎さんは、「今回は、トリックが前作とは全く違っていて、ある意味、ご覧の皆さんが、“裏切られる展開”かもしれません」と期待を煽り、「熊野古道という日本有数のパワースポットが舞台になっているところも今回の見どころのひとつです。コロナ禍で、家にいる時間も多い昨今ですが、このドラマで、皆さんご一緒に熊野を旅しながら楽しんでいただければ」とコメント。また、勝呂が旅行先で出会う婦人代議士・上杉穂波を鈴木京香が演じる。旅先で偶然出会った2人だが、どうやら勝呂は穂波の過去を知っている旧知の仲のようで…。萬斎さんと鈴木さんは今作が初共演。「台本が待ち遠しかった」と話す鈴木さんは、「政治家は一度やってみたかった役でもあります。昭和30年代の女性政治家は、きっと当時では珍しく、目立つ存在だったと思うので、その役を演じられるのはとても光栄なことです」と語っている。そして、医師・沙羅絹子を比嘉愛未。税理士・十文字幸太を坪倉由幸(我が家)。穂波に随行する編集者・飛鳥ハナを長野里美。勝呂に捜査を依頼する警察署長・川張大作を阿南健治が演じる。比嘉さんは「三谷さんの作品で、萬斎さんと共演できるのはなかなかないチャンスだと思い、お話をいただいた時は純粋にうれしく思いました。何と言ってもこれまでとはまた違う作品との出会いだと思い、“これは絶対やりたい!”とすぐにお返事させていただきました」とオファー時をふり返り、長野さんも「『オリエント急行殺人事件』の時にちょうど三谷さんと舞台をやっていて、“オファーしようと思ったけれど、この舞台があるからできないですね”と断念されたので、“今回はようやくできる!”と、うれしさ満開でした」とコメント。阿南さんは「台本は、細かい笑いなどがいろいろなところにちりばめられていて、まさに三谷さんの世界だな、という感じで、楽しく読みました」と物語の印象を明かし、坪倉さんは「まさか僕にオファーがくるとは思っていなかったので驚きました。しかも“こんな豪華なキャストの中に僕でいいのかな?”というのが正直な感想です。今回の役は、今まで演じたことのない役柄ですので、芸人・坪倉としてあまり経験のない、ミステリアスで、男の色気みたいなものをちょっと出したいと思っています」と意気込んでいる。<あらすじ>休暇で和歌山の熊野古道を訪れた勝呂武尊(野村萬斎)は、ホテルのラウンジで医学書を読んでいた医師の沙羅絹子(比嘉愛未)に声をかける。沙羅は勝呂のことを新聞で見て知っていたため、すぐに打ち解ける。するとそこに、一風変わった一家がやってくる。本堂家だと沙羅は言う。沙羅は、これから本堂家と本宮神社に行くので、一緒に行かないかと勝呂を誘う。一家と古くからのつきあいがあるという税理士・十文字幸太(坪倉由幸)によると、主である本堂氏が、家族が一生遊んで暮らしていけるほどの十分なお金を残して死んだため、本堂家は家族全員で日本中を旅しているのだという。神社に到着し、散歩をしていた勝呂は背後から声をかけられる。振り返ると、婦人代議士・上杉穂波(鈴木京香)と編集者の飛鳥ハナ(長野里美)だった。翌日、貸し切りバスで古道散策ツアーに向かった本堂一家と勝呂、沙羅、穂波、飛鳥。霊峰と言われる熊野には神秘的な山道が多く、昔から天狗の目撃談も後を絶たない。そして日が陰りはじめた頃、ベンチで本堂夫人の遺体が発見される。地元熊野警察の署長・川張大作(阿南健治)に事件解決を要請された勝呂は早速捜査をはじめる。夫人は普段から心臓が弱かったというのだが、勝呂は、その右手に注射針の後を発見。勝呂は、ホテルに到着した晩、偶然耳にした言葉をふと、思い出す。「分からないのか、こうなったらもう殺すしかないんだっ」。ぎくしゃくしていた家族の誰にも動機があり、しかし全員にアリバイがあった――。スペシャルドラマ「死との約束」は2021年フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年12月15日12月にBunkamuraシアターコクーンにて上演される椎名桔平主演舞台「オリエント急行殺人事件」のビジュアルが公開された。雪に閉ざされた豪華列車で起こる密室殺人事件。容疑者は全乗客――。このアガサ・クリスティの有名すぎる物語を、河原雅彦演出でこの冬舞台化。椎名さんが名探偵ポアロを演じるほか、アンドレニ伯爵夫人役を松井玲奈、鉄道会社重役・ブーク役を松尾諭、秘書ヘクター・マックイーン役を室龍太(関西ジャニーズJr.)、家庭教師メアリー・デブナム役を本仮屋ユイカ。ほかにも、粟根まこと、宍戸美和公、中村まこと、マルシア、高橋惠子が出演する。今回到着したビジュアルでは、ポアロを中心に、そんな一癖も二癖もある乗客たちの姿が写し出されている。なお、チケットは11月15日(日)10時より各プレイガイドにて一般発売がスタートする。舞台「オリエント急行殺人事件」は12月8日(火)~27日(日)Bunkamuraシアターコクーンにて上演。(cinemacafe.net)
2020年11月10日“ミステリーの女王”アガサ・クリスティの傑作「オリエント急行殺人事件」が、椎名桔平主演で舞台化。12月にBunkamuraシアターコクーンにて上演されることが決定した。名探偵ポアロが軽妙に事件を解決する、クリスティの言わずとしれた代表作「オリエント急行殺人事件」。ドラマ・映画化もされ、近年ではケネス・ブラナーが主演&監督した映画が話題に。そして舞台は昨年、演劇界の奇才・河原雅彦の演出で満を持して日本初演。クリスティー生誕130周年となる2020年12月、再び河原さんの演出のもと、今回は椎名さんを主演に迎え上演する。椎名さんは「あのポアロ役を演じる事に期待と不安が入り混ざっています」と現在の心境を明かし、「観客の皆さんを我々とともに素敵な旅にお連れすることが出来るよう、日々稽古に励みたいと思っています」と意気込む。さらに「コロナ禍の今、その閉塞感や先の見えない不安といったものが、この作品に共通しているのではないかと感じています。有名な小説なので結末をご存知の方も沢山いらっしゃると思いますが、是非とも晴れやかな気分で劇場を後にしてもらいたいと思っています」とコメントを寄せている。なお、公演チケットは10月より先行販売開始予定だ。ストーリー豪華寝台列車で起きた密室殺人事件。容疑者は、乗客全員――。シリアで仕事を終えた名探偵ポアロは、英国で起きた事件の依頼を受け、イスタンブール発の超豪華寝台列車「オリエント急行」で英国へ向かうこととなる。列車に乗り合わせたのは、どこか妙な雰囲気を漂わせる乗客たち。列車は発車するが、不幸にも旅の途中で雪崩に巻き込まれ立ち往生してしまう。そんな中、事件が起きた。乗客の一人、アメリカ人の実業家・ラチェットが、鍵のかかった寝室で殺されたのだ。しかし、乗客全員には完璧なアリバイが…。舞台「オリエント急行殺人事件」は12月8日(火)~27日(日)Bunkamuraシアターコクーンにて上演。(cinemacafe.net)
2020年09月30日新型コロナウイルスの影響により、ディズニーが『ブラック・ウィドウ』や『エターナルズ』など複数の作品の全米公開を再び延期した。マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)の作品については、『ブラック・ウィドウ』は今年11月6日から2021年5月7日、『エターナルズ』は2021年2月12日から2021年11月5日、『Shang-Chi And The Legend Of The Ten Rings』(原題)は2021年5月7日から7月9日に延期になった。『ブラック・ウィドウ』の公開が来年になったことで、今年は2009年から初めての「MCU作品の長編映画が公開されなかった年」となる。MCUの作品以外にも、スティーヴン・スピルバーグ監督版『ウエスト・サイド物語』が今年12月18日からほぼ1年後の2021年12月10日に。アガサ・クリスティの小説「ナイルに死す」をケネス・ブラナー監督が映画化・主演した『ナイル殺人事件』は今年10月23日から12月18日に先送り。朗報としては、『キングスマン』の前日譚映画『キングスマン:ファースト・エージェント』は2021年2月26日から2021年2月12日、ベン・アフレック&アナ・デ・アルマスが主演するスリラー映画『Deep Water』(原題)は2021年11月13日から8月13日、ホラー映画『The Empty Man』(原題)は今年12月4日から10月23日に繰り上げとなった。(Hiromi Kaku)■関連作品:ウエスト・サイド物語 1961年12月23日より公開© 1961 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.ナイル殺人事件(仮題) 2020年秋より公開ブラック・ウィドウ 2020年11月6日より全国にて公開© Marvel Studios 2020
2020年09月24日帝国ホテル 東京は、「インペリアルラウンジ アクア」にて英国のミステリー作家、アガサ・クリスティーにフォーカスした「アガサ・クリスティーの世界を味わう 英国アフタヌーンティー」を10月31日(土)まで期間限定で提供されます。“ミステリーの女王”アガサ・クリスティーの作品から着想したアフタヌーンティーアガサ・クリスティーは、『そして誰もいなくなった』『オリエント急行の殺人』『アクロイド殺し』など数々の名作を手掛けてきた小説家。発表された推理小説のほとんどが世界的ベストセラーとなっており、“ミステリーの女王”としての異名ももっています。そんな彼女と帝国ホテルは、同じ“1890年生まれ”であり、2020年で生誕130周年。さらに、クリスティーは、今年、小説家デビュー100周年を迎えます。この記念すべき年にあわせて、帝国ホテルでは、「インペリアルラウンジ アクア」にて特別なアフタヌーンティーが用意されます。作品に登場したメニューを帝国ホテル 東京流にアレンジクリスティーは“ミステリーの女王”としてだけでなく、“美食の女王”とも言われ、彼女がのこした作品の数々には魅力的な料理、食事、お茶を楽しむシーンが多数登場します。今回の「アガサ・クリスティーの世界を味わう 英国アフタヌーンティー」では、3段のアフタヌーンティーの中で作品の中で描かれた食事などが登場。『バートラム・ホテルにて』に登場した「キャラウェイ・シードケーキ」や「キッパーズ(ニシンの燻製)のフィッシュケーキ」、『動く指』に登場した「ブレッドプディング」、『ヒッコリー・ロードの殺人』に登場した「クランペットとサーモンムース」など、まるで物語の世界に入り込んだかのような気分で味わうことができます。また、クリスティー自身が好きだったものや、イギリスの身近な料理なども帝国ホテル流にアレンジ。紅茶セレクションも、その世界観を味わえるよう、ティーインストラクターの資格を持つスタッフが考案しています。「ガルガンチュワ」ではアフタヌーンティーのメニューを“持ち帰り”ホテルショップ「ガルガンチュワ」では、「英国フェア」にあわせて“家庭で楽しむ英国の味”を提供。「アガサ・クリスティーの世界を味わう 英国アフタヌーンティー」のメニューの一部を持ち帰り用にアレンジしたスイーツやパン、惣菜を販売します。【詳細】アガサ・クリスティーの世界を味わう 英国アフタヌーンティー期間:2020年9月1日(火)~10月31日(土)場所:インペリアルラウンジ アクア住所:東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテル 東京 本館 17階時間:12:00~18:00(ラストオーダー)予約・問い合わせ先:03-3539-8186(直通)価格:5,100円 ※消費税込、サービス料別メニュー(『』内は作品名):<上段>・キャラウェイ・シードケーキ『バートラム・ホテルにて』(1965年)より・トライフル『火曜クラブ』(1932年)より・ブレッドプディング『動く指』(1943年)より・メレンゲ(トッピング:ピスタチオとカカオニブ)<中段>・ロブスター(クリスティーの好物)のグリーンサラダ・ミント香るラムの煮込み『世界の果て』(1926年)より・キッパーズ(ニシンの燻製)のフィッシュケーキ『バートラム・ホテルにて』(1965年)より<下段>・クランペットとサーモンムース『ヒッコリー・ロードの殺人((1955年)より・マッシュポテトと牛挽肉のキッシュ・サンドイッチ 2種(きゅうり、チーズ)<スコーン>・スコーン 2種(レーズン、プレーン)・イチゴジャム・ハチミツ・クロテッドクリーム<おすすめの紅茶>・ラプサン・スーチョン(クリスティーの好物)■スイーツ、パン、惣菜期間:2020年9月1日(火)~10月31日(土)場所:ホテルショップ「ガルガンチュワ」住所:東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテル 東京 1階時間:11:00~18:30問い合わせ先:03-3539-8086(直通)価格:レモンエルダーフラワーケーキ 750円(税込)ミックスベリートライフル 1,000円(税込)ギネスビールケーキ 800円(税込)ビーフステーキ スティルトンチーズソース 3,000円(税込)平目のチェスターフィールド 3,500円(税込)イングリッシュマフィン(4個入り) 550円(税込)レーズンのスコーン(4個入り) 650円(税込)※AGATHA CHRISTIE is a registered trademark of Agatha Christie Limited in the UK and elsewhere. All rights reserved.
2020年09月16日帝国ホテル 東京は、「インペリアルラウンジ アクア」にて英国のミステリー作家、アガサ・クリスティーにフォーカスした「アガサ・クリスティーの世界を味わう 英国アフタヌーンティー」を10月31日(土)まで期間限定で提供する。“ミステリーの女王”アガサ・クリスティーの作品から着想したアフタヌーンティーアガサ・クリスティーは、『そして誰もいなくなった』『オリエント急行の殺人』『アクロイド殺し』など数々の名作を手掛けてきた小説家。発表された推理小説のほとんどが世界的ベストセラーとなっており、“ミステリーの女王”としての異名ももつ。そんな彼女と帝国ホテルは、同じ“1890年生まれ”であり、2020年で生誕130周年。さらに、クリスティーは、今年、小説家デビュー100周年を迎える。この記念すべき年にあわせて、帝国ホテルでは、「インペリアルラウンジ アクア」にて特別なアフタヌーンティーを用意する。作品に登場したメニューを帝国ホテル 東京流にアレンジクリスティーは“ミステリーの女王”としてだけでなく、“美食の女王”とも言われ、彼女がのこした作品の数々には魅力的な料理、食事、お茶を楽しむシーンが多数登場する。今回の「アガサ・クリスティーの世界を味わう 英国アフタヌーンティー」では、3段のアフタヌーンティーの中で作品の中で描かれた食事などが登場する。『バートラム・ホテルにて』に登場した「キャラウェイ・シードケーキ」や「キッパーズ(ニシンの燻製)のフィッシュケーキ」、『動く指』に登場した「ブレッドプディング」、『ヒッコリー・ロードの殺人』に登場した「クランペットとサーモンムース」など、まるで物語の世界に入り込んだかのような気分で味わうことができる。また、クリスティー自身が好きだったものや、イギリスの身近な料理なども帝国ホテル流にアレンジ。紅茶セレクションも、その世界観を味わえるよう、ティーインストラクターの資格を持つスタッフが考案した。「ガルガンチュワ」ではアフタヌーンティーのメニューを“持ち帰り”ホテルショップ「ガルガンチュワ」では、「英国フェア」にあわせて“家庭で楽しむ英国の味”を提供。「アガサ・クリスティーの世界を味わう 英国アフタヌーンティー」のメニューの一部を持ち帰り用にアレンジしたスイーツやパン、惣菜を販売する。【詳細】アガサ・クリスティーの世界を味わう 英国アフタヌーンティー期間:2020年9月1日(火)~10月31日(土)場所:インペリアルラウンジ アクア住所:東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテル 東京 本館 17階時間:12:00~18:00(ラストオーダー)予約・問い合わせ先:03-3539-8186(直通)価格:5,100円 ※消費税込、サービス料別メニュー(『』内は作品名):<上段>・キャラウェイ・シードケーキ『バートラム・ホテルにて』(1965年)より・トライフル『火曜クラブ』(1932年)より・ブレッドプディング『動く指』(1943年)より・メレンゲ(トッピング:ピスタチオとカカオニブ)<中段>・ロブスター(クリスティーの好物)のグリーンサラダ・ミント香るラムの煮込み『世界の果て』(1926年)より・キッパーズ(ニシンの燻製)のフィッシュケーキ『バートラム・ホテルにて』(1965年)より<下段>・クランペットとサーモンムース『ヒッコリー・ロードの殺人』(1955年)より・マッシュポテトと牛挽肉のキッシュ・サンドイッチ 2種(きゅうり、チーズ)<スコーン>・スコーン 2種(レーズン、プレーン)・イチゴジャム・ハチミツ・クロテッドクリーム<おすすめの紅茶>・ラプサン・スーチョン(クリスティーの好物)■スイーツ、パン、惣菜期間:2020年9月1日(火)~10月31日(土)場所:ホテルショップ「ガルガンチュワ」住所:東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテル 東京 1階時間:11:00~18:30問い合わせ先:03-3539-8086(直通)価格:レモンエルダーフラワーケーキ 750円(税込)ミックスベリートライフル 1,000円(税込)ギネスビールケーキ 800円(税込)ビーフステーキ スティルトンチーズソース 3,000円(税込)平目のチェスターフィールド 3,500円(税込)イングリッシュマフィン(4個入り) 550円(税込)レーズンのスコーン(4個入り) 650円(税込)
2020年09月05日