カシオ計算機は31日、スマートフォン向け介護情報シェアツール「DaisyCircle(デイジーサークル)」のiOS版をリリースした。6月29日にAndroid版が公開されていたが、iOS版も正式公開となった。AppStoreから無料でダウンロードできる。なお、アプリ自体は無料だが、サービス利用は有料となる見込み。2015年7月7日から同年12月31日まで、利用料無料のトライアルサービスを実施中だ。DaisyCircleは、親と離れた場所で暮らしている家族と、親の介護スタッフとのコミュニケーションを促進するアプリ&サービス。SNS風のシンプルな操作性によって、両親の介護を担当してくれているスタッフと、綿密なコミュニケーションを取れる。主な機能には、介護の見える化を促進する「フィード」、確実な連絡手段「メッセージ」がある。前者は、介護を受けている人物に関係する全員が参加する、画像の貼り付けも可能な電子掲示板。訪問介護スタッフ、デイサービス(通所介護)スタッフ、ケアマネジャー(介護支援専門員)の三者と、介護を受けている人物の家族による、日常的な情報共有を実現する。後者の「メッセージ」は、相手を特定して文字で連絡できるツール。
2015年08月31日樫尾俊雄記念財団は9月1日から、カシオ計算機の名誉会長である樫尾俊雄氏(故人)が残した発明を世の中に伝えることを目的とした「樫尾俊雄発明記念館」において、カシオ計算機が手がけてきた多機能時計の歴史を常設展示、公開する。「時計の多機能化の歴史」は、2015年6月10日から同年7月24日までの期間限定で、特別展示として一般公開されていたもの。期間中の来館者から好評で、展示期間を延長する要望が多く寄せられたことから、常設化にいたった。1980年代から新たな機能を開拓してきたカシオの多機能時計を、「ビジネス」「健康・フィットネス」「エンターテイメント」「アウトドア」という4つの分野に分けて展示。現在のスマートウオッチが搭載しているスケジュールや連絡先の管理、辞書、GPS、脈拍数測定、通信機能などを、早くから実現していた時計たちを見ることができる。樫尾俊雄発明記念館の開館時間は9時30分~16時30分、休館日は土曜/日曜/祝日/年末年始/夏季休暇。開館日はWebサイトで告知する。入館は無料だが、予約が必要。樫尾俊雄発明記念館のWebサイトで予約の申し込みを受け付けている。
2015年08月31日ジャパネットたかたは8月21日、カシオ計算機の腕時計「ウェーブセプター WVQ-M410B-1A2JF」の期間限定値引きをスタートした。期間は9月21日24時まで。8月21日から9月21日までの期間中、カシオ計算機の腕時計「ウェーブセプター WVQ-M410B-1A2JF」を、通常の12,800円(税別)から3,000円値引きした9,800円(税別)で販売する。WVQ-M410B-1A2JFは、ブラック×ゴールドカラーを採用したクロノグラフモデル。ベゼルにはキズのつきにくいブラックイオンプレーティング(ブラックIP)加工を施す。
2015年08月21日カシオ計算機は8月20日、オリジナルスタンプメーカー「pomrie」向けの新しいイラストやフレーム素材として、ラッピングをテーマにしたスタンプ絵柄「ラッピング」の無料ダウンロード提供を開始した。pomrie(ポムリエ)は、パソコンやスマートフォンを使ってさまざまなオリジナルスタンプを手軽に作れるスタンプメーカー。印面を作るアプリには、ベーシックなスタンプ素材が約700種類内蔵されており、好きな絵柄を選ぶだけで簡単にスタンプを作成できる。さらに、手描きのイラストや、顔写真をエフェクト変換して、オリジナルスタンプを作ることも可能だ。ラインナップとして、Wi-Fi(無線LAN)接続とUSB接続に対応した「STC-W10」、USB接続に対応した「STC-U10」の2モデルを用意している。今回のダウンロード素材では、花やレース、ボタニカル、アンティーク、海、サーカスなど全95種類のデザイン素材を追加。ラッピングペーパーやシール、タグなどにオリジナルスタンプを加えることで想いのこもったプレゼントが完成するとしている。イラストとテキストを組み合わせることでアレンジも可能だ。
2015年08月21日ケンコー・トキナーは8月21日、デジタルカメラ用液晶保護フィルム「ケンコー液晶プロテクター」を発売した。パナソニックの「LUMIX GX8 / GH4」用、カシオ計算機の「EXILIM EX-ZR3000 / EX-ZR1600」用、「EXILIM EX-100F / EX-100」用の合計3種類だ。希望小売価格はすべて税込1,300円。ケンコー液晶プロテクターは、光の反射を防止し、視認性を高めるARコートを施したデジタルカメラ用の液晶保護フィルム。液晶画面に貼る際に気泡が入りにくく、残った気泡も時間が経つと分散して見えにくくなる「バブルレス加工」を採用する。対応機種は、LUMIX GX8 / GH4用がパナソニックの「LUMIX DMC-GX8」「LUMIX DMC-GH4」「LUMIX DMC-GH3」、EXILIM EX-ZR3000 / EX-ZR1600用がカシオ計算機の「EXILIM EX-ZR3000」「EXILIM EX-ZR1600」、EXILIM EX-100F / EX-100用がカシオ計算機の「EXILIM EX-100F」「EXILIM EX-100」「EXILIM EX-10」となっている。
2015年08月21日カシオ計算機は5日、電子辞書「EX-word」(エクスワード)の新モデルとして、「XD-CV」シリーズを発表した。発売は8月21日。価格はオープン、推定市場価格(税別)は20,000円前後の見込み(英語モデルのみ25,000円前後)。「XD-CV810」は、初期コンテンツとして初めてタイ語・ベトナム語辞典を採用したコンパクトサイズの電子辞書。タイ語・ベトナム語のネイティブ発音機能、タイ語を文字の形から検索する機能を搭載するほか、英語・タイ語・インドネシア語・ベトナム語・フィリピン語・マレーシア語の旅行会話を合計10,000フレーズ収録している。内蔵コンテンツは『ポータブル日タイ英 タイ日英辞典』(三修社)など30種類。そのほか、中国語学習に特化し『中国語 新語ビジネス用語辞典 Ver.2.3』(大修館)など30コンテンツを収録した「XD-CV730」、韓国語学習に特化し『小学館 日韓辞典』(小学館)など30コンテンツを収録した「XD-CV760」、英語学習に特化し『リーダーズ英和辞典 第3版』(研究社)など20コンテンツを収録した「XD-CV900」を用意している。4機種共通の仕様として、電源は単3形アルカリ乾電池×1本のほか、パナソニックの充電池「単3形エネループ」×1本、「単3形エボルタ」×1本に対応。メインパネルには3.4型(W73.9×H42.4mm)の透過型カラーTFT液晶を採用する。サイズはW108.5×D87×H19.5mm、重量は約175g(電池含む)。本体カラーはシルバーだ。
2015年08月05日カシオ計算機は5日、電子辞書「EX-word」(エクスワード)の新モデルとして、英語重視のビジネスモデル「XD-K8700」、生活教養モデル「XD-K6700」を発表した。発売は8月21日で、価格はオープン、推定市場価格(税別)は前者が40,000円前後、後者が35,000円前後。○XD-K8700XD-K8700は、英語学習機能を中心に180コンテンツを収録したビジネス向けモデル。実践的な英会話を学習できる『デイビット・セインのデイリースピーキング』(三修社)や、録音したユーザーの発音を解析・採点し、改善法をアドバイスする「発音トレーニング」機能などを内蔵している。そのほか、英語系辞書、TOEIC・TOEFLの問題集などを多数収録しており、リーディング・リスニング・スピーキングなどさまざまな角度から、学習と英語力の向上を支援する。本体カラーはブラック、レッド、コーラルピンク、ターコイズブルーの4種類。○XD-K6700XD-K6700は、生活や教養に関するコンテンツを充実させたモデル。登山初心者・中級者・上級者にそれぞれ目標となる山を紹介する「新版 日本三百名山 登山ガイド(上・中・下)」や「ヤマケイアルペンガイド NEXT 関東周辺/関西周辺 週末の山登りベスト120」など全140コンテンツを収録している。本体カラーはブラック、レッド、シャンパンゴールド、シルバーの4種類。4機種共通の仕様として、電源は単3形アルカリ乾電池×2本のほか、パナソニックの充電池「単3形エネループ」×2本、「単3形エボルタ」×2本に対応。メインパネルには5.3型(W107×H66.1mm)の透過型カラーTFT液晶を採用する。サイズはW148×D105.5×H15.7mm(最薄部)~18.5mm(最厚部)。重量は約175g(電池含む)。
2015年08月05日●直球質問! トラックフォーマーってどんな製品?計算機からデジタルカメラや腕時計、電子辞書や電子ピアノなどなど、きわめて幅広い分野で製品を展開するカシオ計算機。その中で、個人的にずっと気になっていたアイテムがある。2015年1月のCES(コンシューマ・エレクトロニクス・ショー。ラスベガスで行われる世界最大の家電見本市)で発表され、3月末に発売された「トラックフォーマー」(TRACKFORMER)だ。リリースには「幅広いシーンで使える新しいDJ機器」とあるが、どうも今ひとつ具体的な商品特性が把握できない。しかし、やはり気になる! 幸いなことに今回、ついに開発スタッフの方々にお話を伺える機会を得たので、そのレポートをお届けする。○直球質問! トラックフォーマーってどんな製品?トラックフォーマーは、「XW-DJ1」と「XW-PD1」の計2機種をラインナップ。価格はXW-DJ1が3万円前後、XW-PD1が3万5,000円前後(2015年7月13日現在)。2機種ともベースデザインは似ているが、XW-DJ1にはターンテーブル、XW-PD1には何やらパッドが並んでいる。少なくとも、インタビュー本稿に入る前に、ここまでの予備知識は共有しておきたい。続いて、以下の2本の動画をご覧いただくことを、ぜひともおすすめする。それぞれ2分ちょっとなので、時間は取らない。なお、モノが音楽関係のアイテムなので、当然ながら音が出るうえに、それが重要。静かなオフィスで見る方は、イヤホンかヘッドホンのご着用を。では、この2機種がどんな製品かを何となくご理解いただいたところで、インタビューに入るとしよう。ご対応いただいたのは、カシオ計算機 楽器事業部 開発部 商品企画室の段城真氏と会見英哲氏、鈴木泰樹氏。ズバリ「トラックフォーマー」とはどんな製品なのだろうか?段城氏 「『デジタルダンスミュージックギア』という新しいジャンルの商品になります。近年流行のダンスミュージックやクラブミュージックを初心者にも気軽に楽しいんでほしい、そのために、カシオが鍵盤楽器で培ってきたデジタル技術を搭載した、今までになかったジャンルの電子楽器なんです」「その演奏手法が、いわゆるDJスタイルというわけです。つまり、従来の楽器のように自分で楽器を練習して曲を演奏するのではなく、内蔵音源や、本体に接続したスマホやミュージックプレイヤーの音楽ソースを使って、DJのようにミックスしたり、エフェクトやフィルターをかけたり、スクラッチプレイをしてオリジナルのダンスミュージックとして演奏する。トラックフォーマーという名前は、好きな音楽トラックを自由自在にトランスフォーム(変形)させることができることから来ています」なるほど、製品像はなんとなくつかめてきた。各機種の特徴は後ほどもう少し詳しくうかがうとして、どうしてまた、そんな新ジャンルの楽器を開発したのだろうか。その背景には、楽器演奏をたしなむ人々の2極化があると段城氏は語る。段城氏 「電子鍵盤楽器の市場は、子供たちを中心とした教育分野と中高年の趣味需要が大きな割合を占めるようになってきています。つまり、若者の層が少いんですね。その大きな要因となっているのが、時代とともに音楽そのものが変化しているということです」そういいながら、段城氏は2000年と2013年のヒットチャートの比較をスクリーンに投影した。2000年の音楽は、いわゆるポップスの割合が比較的多く、演奏スタイルもギター、ドラム、ピアノ、ベースなどで構成されることが多かった。ところが2013年になると、電子楽器を多用したEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)が大きな割合を占めていることがわかる。段城氏 「これらの音楽はメロディやリズムがシンプルで、それをひたすらループしながら、音を重ねていく。つまり、ピアノやギターだと楽しみ難い音楽だと思うんです。しかし、若者の間で今一番受け入れられている音楽はこのEDMです」あのビルボードもダンスエレクトリック部門を設立、トップDJは年に数十億円稼ぐともいわれる。日本でも『ULTRA JAPAN』という巨大なダンスミュージックフェスが毎年開かれるほどの人気ぶりだ。これは世界的な流れで、今や音楽市場のおよそ5割がEDMという調査もあるという。段城氏 「特に電子技術を利用したDJ関連機器が増えてきていますが、それらはカシオが長年手がけてきた電子楽器と技術分野が近い。ここに着目したのが開発のきっかけです」「カシオの発想と技術力で、EDM機器をイノベートする! 」トラックフォーマーは、そんなカシオらしい気概が生んだプロダクツなのだ。●ターンテーブル搭載「XW-DJ1」の詳細をチェック○EDMをプレイする「XW-DJ1」続いて、トラックフォーマーシリーズ第1弾としてリリースされた各機種の特徴についてお話を伺う。まずは、ターンテーブルを搭載した黒いボディの「XW-DJ1」だ。会見氏 「若い人たちはスマートフォンで音楽を聴くことが多いですよね。その曲をソースに、DJアプリと連動してミックスやエフェクト、スクラッチプレイを簡単手軽におこなえるのがXW-DJ1です。機器間の複雑な接続が必要だったり、電源の場所を気にしたりという制約なく、初心者でも簡単に扱える簡略化された操作支と充実した機能、携帯性をギュッとコンパクトにまとめた「楽器」で自由に楽しんでほしいです。単三電池駆動で内蔵スピーカー仕様なので、ラジカセのように友達とのパーティーやバーベキューとかにどんどん持ち出して欲しいです。」「またXW-DJ1は、既存の音楽ファイルを『djay』(ディージェイ)というアプリで再生し、本体に搭載された操作子で、ディージェイの機能をコントロールできるようになっています。このアプリはドイツのalgoriddim社のものでインターフェースも見た目にわかりやすく、エフェクトの種類も豊富。音質も良くて、演奏や操作をまったく知らない初心者からプロの方まで、十分に使えます」会見氏は、実は以前プロ用のDJ機器メーカー「ベスタクス」に20年ほど勤めていたそうだ。DJ機器メーカーに長期勤務の経験があるという会見氏。それゆえ「いつでもどこでも誰でも」といいながら、XW-DJ1の装備は本格的だ。ターンテーブル(プラッターともいう)は7インチで、昔懐かしのドーナツ盤(シングルレコード)と同じ大きさ。プロ用機器も含めて他メーカーの製品はほとんどがCDサイズであることを考えると、明らかに操作しやすく見栄えもいい。会見氏 「流しているバックトラックに、タイミングよくエフェクト(効果)を入れたりしながら、このターンテーブルでスクラッチをすれば、ディージェイがデジタル処理でカッコ良く鳴らしてくれます。機能の中には『オートスクラッチプレイ』という面白いものもあって、プロ級の高速スクラッチもできてしまいます」なお、ターンテーブルはひとつだが、機能的にはディージェイのAデッキ、Bデッキに切り替えて利用できる。ヘッドホンでモニターしながらの頭出しとキュー出しも可能。スライダーはミキサーになっており、上下対象に並んだスイッチ類とツマミ類はフィルターやエフェクトのピッチなどをコントロール。本体の天地を逆さに置けばサウスポーにも使いやすいというから、よく考えられている。ちなみに、ディージェイはiOS版、Mac版に対応、エフェクトの種類などは今後も拡張されていく予定(※一部、アプリ内課金のものもあり)●16個のパッドを備えた「XW-PD1」の詳細をチェック○EDMをクリエイトする「XW-PD1」続いて、赤いボディに整然と並んだ16個のパッドが目を引く「XW-PD1」についてお話を伺う。「XW-DJ1はEDMの『プレイを楽しむ』機器とするなら、XW-PD1はそれに加えてEDMの『クリエイトを楽しむ』こともできる機器です」と鈴木氏は語る。鈴木氏 「EDMをいつでもどこでも気軽に楽しむ、というトラックフォーマーの基本思想はXW-DJ1と同じです。XW-PD1の少し毛色が違うところは、サウンドエンジン部分を外部アプリに頼るのではなく、本体に音源や音楽データを内蔵していること。これだけで、オリジナルのEDM楽曲を打ち込みで作れてしまうんです。ちなみに、音源はカシオ往年の名機で、今でもダンスミュージククリエイターに好んで使われるキーボードシンセサイザー『SK-1』や『MT-40』、最新の『XW-G1』の音源が入っています」ゼロから曲作りをするのは大変だ。が、XW-PD1はEDM、ジャングル、ブレイクビーツ、テクノ、IDMなど100種類のダンスビートをあらかじめ内蔵。これを元にステップシーケンサーで好みのリズムを加えて行くこともできる。ちなみに、利用できる波形素材は、なんと1000種類以上。どれもダンスビートに適したものばかりだ。しかも、内蔵のサウンドデータを手がけたのはグラミー賞を受賞したヘビメタバンド「Slip knot」(スリップノット)のDJシド・ウィルソンと、彼のエンジニアリング・パートナーであるリチャード・ウィルソンというから驚きだ。鈴木氏 「もちろん、既存のサウンドを使いたいというご希望にもお応えします。XW-PD1には新開発の『Track Transform Effect』が搭載されていて、スマホやミュージックプレイヤーをライン入力端子に繋ぐと、その音にテープストップやステップバック、ロールといったエフェクトをリアルタイムでかけられるんですよ」これはすごい! つまり、ライン入力に入った信号をリアルタイムにデジタル解析してエフェクトを掛け、その音を出力しているというのだ。実際に鈴木氏に実演して頂いたが、いつも聞いている曲があっという間にプロっぽいヒップホップになってしまうではないか!鈴木氏 「音をリアルタイムに解析しているので、最近日本でもサービスを開始しているストリーミングサウンドもソースとして利用できます。従来は、プロ用の機材でもこういったオカズの部分は前もって仕込んでおく(加工しておく)必要があったんですよ。でも、XW-PD1ならそんな準備も必要ないし、その場のノリで、どんどん繰り出していけます。また、ボタンを押しながらツマミを捻ってやると、エフェクトの効果やピッチを変えられます。『とにかく押してみて』『押したらツマミ』。このハードルの低さがトラックフォーマーの大きな魅力です」さらに、「XW-DJ1とXW-PD1を繋げても使うと面白いんです」と会見氏がXW-DJ1の出力をXW-PD1に入力し2台を接続。会見氏がDJ1でダンスミュージックを流しながらスクラッチプレイを織り交ぜ、鈴木氏がPD1でリアルタイムにエフェクトを掛ける。なるほど、トラックフォーマーを持ち寄って、こういうDJセッション的な楽しみもありかもしれない。一方、二人は次第にヒートアップ。「あ、今の持って行かれちゃった!」などと、ちょっとしたDJバトルの雰囲気さえ感じることができた。中学校でもヒップホップダンスを教えるほど、ダンスミュージック全盛といえる現在。EDMをもっと楽しみたい、あるいは、DJに興味があるという方々は多いはずだ。しかしその実、「こういうDJプレイをしてみたい」という(一般的な)イメージを実現するには、思った以上に機材もその操作習得も、そして何より場所が必要だ。しかし、トラックフォーマーはそれらをすべてワンパッケージで解決してくれる。「さまざまな機器が接続された大袈裟なクラブのDJブースでなく、初心者でも簡単に扱える簡略化された操作体系と充実した機能をぎゅっとコンパクトにまとめた『楽器』でやっちゃおうよ、というのがトラックフォーマーのコンセプト」(会見氏)なのだ。しかも、単三乾電池6本で4時間も稼働してくれるから、演奏場所も選ばない。友達とのパーティーやバーベキューなど、アウトドアで楽しむことも可能だ。新しい音楽演奏のスタイルをもたらしてくれるトラックフォーマー。この夏にかけて更に本格的にPR計画を推進していく予定だという。イベントや店頭で見かけたら、ぜひ気軽にスクラッチして、パッドを叩いてみてほしい。
2015年08月04日カシオ計算機とシー・エム・エスは8月8日と9日に、写真家・テラウチマサト氏の写真展「受け継がれていく高岡の心」を開催する。会場は富山県の高岡山瑞龍寺。瑞龍寺の入場料は、通常の開館時間となる9時~16時30分は一般500円、中高生200円、小学生100円だ。展示写真の撮影に使用したのは、2軸ブラケティング機能や60枚/秒の高速撮影機能を搭載したカシオのデジタルカメラ「EXILIM EX-100F」と、カメラ部分とモニター部分を分離できる同じくカシオのフリースタイルカメラ「EXILIM EX-FR10」の2機種。60枚/秒で撮った作品や普段は見られない角度から切り取った作品など、瑞龍寺と高岡市の伝統工芸を受け継ぐ職人の姿を伝える。また、瑞龍寺では同じ日程で「夜の祈りと大福市」と題したライトアップとプロジェクションマッピングを実施。実施時間は18時30分から21時30分まで。こちらは、8月8日と9日の当日券で500円、前売り券で350円(中学生以下は無料)となる。
2015年08月03日夏休みの自由研究に最適な、親子で学べる無料体験型イベントを紹介しよう。カシオ計算機の創業者の一人、故・樫尾俊雄氏の旧邸宅(東京都・世田谷区)を改装した「樫尾俊雄発明記念館」にて、特別展示「デジタルってなに?」が7月31日~8月28日の期間限定で開催される。1回あたりの定員は5組、先着順で完全予約制。期間中の8月7日と8月21日には、電卓組み立て教室も実施する。今回、一般公開に先駆けて地元、世田谷区立明正小学校の児童14名と先生たちが招待されたので、その模様を写真でお伝えしよう。詳細は樫尾俊雄発明記念館のWebサイトでご確認いただきたい。庭の樹木を含め830坪、緑豊かな邸宅のエントランスに入ると、吹き抜けに大きなシャンデリア。子供たちがワクワクした笑顔で見学会の開始を待つ。冒頭、カシオ計算機の執行役員で同記念財団の理事長も務める樫尾隆司氏が簡単に挨拶。明正小学校のOBであることが告げられ、和やかな雰囲気でツアーが始まった。いよいよ「発明の部屋」へ移動。発明の部屋には、カシオ兄弟が発明した世界初(1957年)の小型純電気式計算機「14-A」が鎮座する。14-Aは現在の電卓では当たり前の「テンキー」を日本で最初に使った記念すべき製品。子供たちは輝いた目でメモを取っていく。隣接する「数の部屋」では、まず「そろばん」について説明。階段を下り、かつて寝室だったという「時の部屋」へ。ここでは、時計が動く仕組みについて学習。カシオ製の時計が数多く展示され、男子たちはG-SHOCKについて盛り上がる。みんなカッコいい時計が好きなんだ。隣の「音の部屋」では、カシオの電子楽器「カシオトーン201」をはじめ、複数ユニットを組み合わせて使うコンポーネントタイプの電子楽器「シンフォニートロン8000」など多数が展示されている。「創造の部屋」では、最新の電子辞書やデジタルカメラと、昔からの辞書や写真機との比較を体験。以上、全体で約1.5時間の見学が終了。2年生~6年生が参加していたが、みんな興味深く熱心にメモを取りながら見学していた。また、かつては樫尾俊雄氏のご自宅だったこともあり、各所に発明家・樫尾俊雄氏の「息づかい」を感じることができ、見ごたえある内容だった。○電卓組み立て教室続いて「電卓組み立て教室」の体験だ。場所は2階の和室へと移る。まずは完成品の電卓を分解。内部構造を確認したうえで、再び組み立てるという流れだ。電卓組み立て教室では、電卓の仕組みや使い方、さらにマジックまで分かりやすく解説。低学年から高学年まで、全員で楽しみながら学習できた。5組限定と少人数で体験学習できるのも魅力だろう。幼いころ、エジソンに感動して発明家を志し、日本を代表する発明家となった樫尾俊雄氏。「必要は発明の母」ではなく「発明は必要の母」という強い信念を持ち、生涯創造と発明を続けた、まさにその場所。この夏、親子で訪ねてみてはいかがだろうか。
2015年07月30日カシオ計算機は30日、英会話学習用ツール「joy study」を発表した。価格は発売は9月11日。価格はオープンで、推定市場価格は税別10,000円前後。2.2型のバックライト付きモノクロ液晶画面を備えた学習ツール。『デイビット・セインのデイリースピーキング』シリーズ4冊(三修社)と、英単語帳『キクタン』シリーズ2冊(アルク)の内容を収録しており、ユーザーは英文を繰り返し聴くこと、読みながら聴いて理解すること、声に出して定着させることの3ステップで学習する。本体にUSB-ACアダプタ接続コネクタと、φ3.5mmステレオミニジャックを用意。電源が単4形乾電池(アルカリ)×1の場合で約10時間、単4形充電池(eneloopまたは充電式EVOLTA)×1の場合で約8時間動作する。本体サイズはW68.5×H68.0×D16.1mm、重量は約75g(電池含む)。
2015年07月30日カシオマーケティングアドバンスは8月3日より、8月28日公開のアニメ映画『劇場版 弱虫ペダル』とデジタルカメラ「EX-FR10」のコラボレーションモデルを同社のオンラインショップ「e-casio」にて、限定300台で予約を開始する。「EX-FR10」はカメラ部と液晶画面付きのコントローラー部を分離でき、フリースタイルで多彩な撮影が楽しめる。防塵(ぼうじん)・防水仕様と落下強度2.0mのタフネス設計で、シーンを選ばず自由なアングル・環境で撮影が楽しめる。今回の『劇場版 弱虫ペダル』コラボレーションモデルは、アニメやゲームのグッズ製作・販売を手がけるキャラモノオンライン(アドワークスとの共同企画にて製作した。同作品のメインチーム「総北高校自転車競技部」のユニフォームをほうふつさせるデザインを施したレッグマウント社製「専用バーマウント」をセットにし、自転車ハンドルへ取り付けができるようになっている。さらに、オリジナル描き下ろしデザインを使用した特別スリーブや、購入者特典として描き下ろしポストカードもセットになっている。「劇場版 弱虫ペダル×EX-FR10」は300台で、メーカー希望小売価格は税込3万9,800円。先行予約は年8月3日~9月13日まで受け付け、9月30日に届けられる。
2015年07月30日カシオマーケティングアドバンスは7月30日、アニメ映画「劇場版 弱虫ペダル」とカシオ計算機のフリースタイルカメラ「EXILIM EX-FR10」のコラボレーションモデル「劇場版 弱虫ペダル×EXILIM EX-FR10」を発表した。カシオ計算機の公式オンラインショップ「e-casio」にて、300台限定で販売する。希望小売価格は税込39,800円だ。8月3日から9月13日まで先行予約を受け付ける。発送は9月下旬。劇場版 弱虫ペダル×EXILIM EX-FR10は、カメラ部分と液晶モニタ(コントローラ)部分が分離・合体する「EX-FR10」と8月28日公開のアニメ映画「劇場版 弱虫ペダル」がコラボレーションした特別モデル。弱虫ペダルに登場する「総北高校自転車競技部」のユニフォームをモチーフとした、レッグマウント社製「専用バーマウント」が付属し、EX-FR10を自転車のハンドルへ取り付けられる。そのほか、購入者特典として描きおろしのポストカードが同梱される。EX-FR10は、カシオ計算機が2014年8月に発表したデジタルカメラ。カメラ部分と液晶モニタ(コントローラー)部分がセパレートすることで、自分撮りやみんな撮りなど、一般的なデジタルカメラでは難しいアングルでの撮影が可能になった。オプションや付属の多彩なアタッチメントを使えばさまざまな場所と位置に固定でき、使い方を自分で発見するという楽しみもある。(c)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/劇場版弱虫ペダル製作委員会
2015年07月30日●持っていると女性にモテた?カシオ計算機が1995年に発売したデジタルカメラ「QV-10」は、コンシューマー向けデジタルカメラの「祖」ともいえる製品だ。国立科学博物館の重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)にも登録されている。QV-10の誕生から20周年を迎えるにあたり、当時の開発やその後の歩み、カシオが考えるこれからのデジタルカメラをテーマとして、報道向けの記念対談と特別展示が行われた。対談のメンバーは、QV-10の中心的な開発者だった末高弘之氏(現在は株式会社OPCOM 代表取締役 社長)、カシオ計算機 執行役員 QV事業部長 中山仁氏のお二人。進行役はデジタルメディア評論家の麻倉怜士氏が務めた。○QV-10の成功は、まったく売れなかった電子スチルカメラから始まった麻倉氏「QV-10が95年に発売されたとき、一目で惚れてすぐ買って、さらに何台も買いました。女性がいるところに持って行くとすごくもてたので、『モテカメ』として使わせてもらいました(笑)。QV-10にはコミュニケーションパワーがあることを当時から発信していて、開発者の末高さんと中山さんには何度も取材しました。そういったご縁もあって、今回の進行役を務めさせていただくことになりました。QV-10は一般消費者のデジタルカメラ市場を作っただけでなく、今日の大きなテーマでもあるんですが、単に物を撮るカメラではなく人と人をつなぐカメラ、コミュニケーションツールの概念を出していたと思っています。中山さんが考えて、末高さんが作られたQV-10、ずいぶん前からデジタルカメラを研究開発されていたんでしょうか」末高氏「一番のポイントは、これまでの物や仕組みをエレクトロニクスの力で新しく創造するという、カシオ計算機の文化です。そういった背景の中で、フィルムを使ったカメラを変えてみようと話が始まりました。最初に作ったのは、1987年の電子スチルカメラ『VS-101』です。フロッピーディスクに画像を記録するのですが、デジタルかと思いきや、アナログ記録だったんですね。コンセプトは、フィルムがいらない、撮って消せる、テレビで見られる、遠くへ送信できる(編注:固定電話回線を用いた通信)など、現在のデジタルカメラに近いものでした」麻倉氏「売れたんですか?」末高氏「聞かないでください……(会場から笑い)。大きさがビデオカメラくらいありまして、実機を持って色々なところへ紹介に行ったら『ずいぶん小さいビデオカメラですね』と言われました。静止画を撮るカメラで、静止画でもこんなこと(編注:上記のコンセプト)ができるんですと説明しても、『静止画しか撮れないの?』と、なかなか理解していただけなかったですね」麻倉氏「VS-101が失敗に終わって、どんな風にQV-10へと結びついていったんでしょうか」末高氏「カシオ計算機として力を入れて製品化したVS-101が失敗して、もうカメラは止めようとなりましたが、いやいや、コンセプトは残ってると。そこでキーワードになったのが、小型化とデジタル化で、さっそく試作機を作りました。それが「熱子・重子」です。まったく小型ではなくて、とにかく『熱くて重い』機械になってしまいました。重いのは何とかなるんですが、熱いと動作に不具合が出ます。ファインダーを潰してファンを付けて、やっと動くようになりました」麻倉氏「ファインダーがないカメラというのは斬新ですね。そこから『液晶』が新たなキーワードになるわけですね」末高氏「当時のカシオ計算機は液晶テレビを製品化していましたから、それを熱子・重子に付けました。ファインダーになるし、撮った写真をその場で見られます。公園などへ試し撮りに出かけて、液晶画面があることの楽しさに初めて気付きましたね。例えばモデルさんを撮影したとき、すぐに写真を見てもらえるわけです。すると、『私はこんな顔してない』とか『この写真は消して!』とか、みんなで盛り上がってとても楽しかったんですね。そういったことがあって、液晶モニタを一体化させたカメラを作ろうと。もうひとつ、パソコンとの連携です。きちんと撮影できているかどうかを検査するために、撮影データを読み出してパソコンでチェックしていました。 あくまで開発上のものだったのですが、パソコンで写真をあつかったら絶対に面白いだろうと。これらの大きな二つのポイントをおさえて(編注:液晶一体とパソコン連携)、製品化しようとなったんです」麻倉氏「いよいよQV-10の誕生ですね」●多くの失敗と執念で生まれたQV-10○多くの失敗と執念で生まれたQV-10末高氏「しかし、VS-101の失敗という大きな壁が立ちふさがりました。失敗したプロダクトをまたやるのか、しかも同じ人間がやるんじゃダメだろうと厳しい状況でして、中山さんにご登場いただくわけです」麻倉氏「中山さん、ここでQV-10の原型を考えたかと思いますが、どのような発想から始まったんでしょうか」中山氏「当時、研究開発で新しいテーマの企画という仕事のほか、映像事業のポケット液晶テレビに携わっていました。ポケット液晶テレビの『次』を考える中で、せっかくカラーできれいな液晶があるのだから、例えばカメラ機能を付けて写真を見られたら楽しいかもと、液晶テレビ側からアプローチしてみました。末高さんのお話にもあったように、また電子カメラをやるのかというネガティブな雰囲気が社内にあったのも事実です。だったら『カメラ付きテレビ』としてやってみようと」麻倉氏「ストレートな発想だと、カメラとしての機能や性能を追いかけそうですが、カシオさんは違うんですよね。そしてQV-10が発売されたわけですが、税別で65,000円というのは高くなかったですか?」末高氏「どうしても『これは面白い!』という発想からスタートしてしまうんですよね(笑)」中山氏「せっかくだから『画像』を活用した新しいコミュニケーションや文化を創れたらいいなと思っていました。QV-10は結果的にテレビチューナーを省いて、パソコンの周辺機器として発売することになりました。パソコンに画像を入力するという価値感からすると、決して高くはなかったと思います。液晶が付いてコンパクトで、パソコンに画像を入力できる機器として見ると、当時のそのジャンルではむしろ安いと。パソコンとの連携に半ば特化したからこそ、QV-10の価値感が高まりました」麻倉氏「QV-10は、年間20万台も売れて大ヒット」中山氏「まず月産3,000台くらいから始まったんですが、あれよあれよという間に月産10,000台を越えて、いい結果を出すことができました」麻倉氏「潜在ニーズもあったんでしょうね。QV-10が発売された1995年は、パソコンの世界ではちょうどWindows 95が登場して、大フィーバーになった年です。インターネットの普及も加速して、パソコンで画像を見たり貯めたりという使い方が注目されはじめました。手ごろな『画像入力機器』として、QV-10はぴったりハマッたんでしょうね」中山氏「使い方を『100』考えろとなって、他愛もないことをたくさん考えましたね。振り返ると、よく100も思いついたものです。ただ『自撮り』という発想は、当時なかったですね」麻倉氏「ヒットする製品というのは、スペックの中でとどまっているのではなくて、ユーザーを触発して新しい使い方が生まれてくるんですよね。カシオさんが考えたのは100の使い方ですが、世の中ではもっともっと多くの使われ方をしたんだと思います」さて、この辺りでQV-10の開発話は一段落。麻倉氏がまとめたスライド(下の写真)にあった、開発者の執念、(カメラメーカーとしては)アウトサイダーならではのユニークな発想というのが印象的だった。「末高氏にとってQV-10とは?」とうかがったところ、「QV-10は自分が作ったと同時に、自分を育ててくれた製品。QV-10が足がかりとなってカメラと一緒に生きてきた。エンジニアとして大きな足跡を残せた製品であり、財産でもある」(末高氏)と語ってくれた。●QV-10以降のデジタルカメラと、カシオが考えるデジタルカメラ像○QV-10以降のデジタルカメラと、カシオが考えるデジタルカメラ像座談会の後半では、麻倉氏と中山氏が中心となって、QV-10以降のデジタルカメラと、カシオが考える「あるべきデジタルカメラ像」へと話題が移る。1990年代後半からデジタルカメラ市場が急速に立ち上がり、多数の企業が参入し、画素数競争と価格競争へ突入していく。「デジタルならではのコミュニケーション」を貫いたカシオは、意に反して競争に巻き込まれ、デジタルカメラの製品戦略で後手を踏む。「世のデジタルカメラが『メガピクセル』(編注:100万画素)へ流れていく中で、35万画素でも色々できると訴え続けましたが、大失敗。事業的にかなり厳しくなり、追い込まれました」(中山氏)という。窮地を救った起死回生の一手が「EXILIM」だ。ここからの話は、中山氏にうかがったインタビュー記事『時代をリードし続ける「EXILIM」 - 10年の歩みを振り返る』で詳しく触れているので、ぜひご一読いただきたい。また、カシオが考える「あるべきデジタルカメラ像」について、ハードウェアや嗜好品としてのデジタルカメラではないことを知っておくと面白いだろう。そこには、「デジタルカメラ自体を持つことの満足」や、「自分の手でシャッターを切って写真を撮ることの満足」は、ほとんどない。極端な言い方だが、すべて自動でさまざまな視点(画角)を勝手に撮影し、ベストショットをもカメラ側が自動で選んでくれる……という世界を思い描く。根底にあるのはコミュニケーションであり、QV-10の時代から一貫している。実際の製品としては、カメラ部とコントローラー(液晶)が分離合体する「EXILIM EX-FR10」において「かなりの部分を実現できた」(中山氏)という。こちらも中山氏へのインタビュー記事『セパレート型デジタルカメラ「EXILIM EX-FR10」に込めた真意と魅力 - カシオ計算機 QV事業部長に聞く』を参照いただきたい。
2015年07月29日カシオ計算機は23日、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の新製品として、過酷な陸上環境で役立つ耐振動構造や、新開発の防塵・防泥構造を採用した「MUDMASTER」(マッドマスター、型番:GWG-1000)を発表した。バンドカラーとして、カーキ、イエロー、ブラックの3種類を用意。8月7日から発売し、税別価格は各カラーとも80,000円。MUDMASTER(GWG-1000)は、陸・海・空をテーマにした人気シリーズ「Master of G」の新モデルだ。2015年3月にスイスのバーゼルで開催されたウオッチ&ジュエリーの祭典「BASELWORLD 2015」において、カシオのブースで発表、初披露。このたび日本でも正式に発表となった。製品がイメージしているのは、土砂や瓦礫が積もる厳しい「陸」環境でミッションを行うレスキュー隊。新たな防塵・防泥構造では、ボタン周りをパイプでガードしつつ、ガスケットを封入。りゅうずにもガスケットを装着し、りゅうずをねじ込んだ時の密封性を高めた。また、ドリルや重機などの振動に耐えるよう、耐振動構造も装備した。機能面では、方位・気圧、高度、温度を計測する「Triple Sensor Ver.3」を搭載。目印のない場所で役立つ方位計測、天候の悪化などを予測できる気圧計測機能によって、自然環境をいち早く察知し、ミッションの遂行をサポートする。フェイスデザインには、注意喚起に使われる矢羽形の矢印をモチーフにした極太の時分針や、大型のインデックスを採用。バンドには滑り止めをイメージしたテクスチャーを施すなど、随所にミリタリーテイストを盛り込み、力強く仕上げた。
2015年07月23日樫尾俊雄記念財団は、カシオ計算機の名誉会長である樫尾俊雄氏(故人)が残した発明を世の中に伝えることを目的とした「樫尾俊雄発明記念館」において、小学生向けの夏休み企画展示「デジタルってなに?」を7月31日から8月28日まで開催する。参加費は無料だ。「デジタルってなに?」は、親子で参加できる小学生向けの夏休み特別展示。電卓とそろばん、ストップウオッチと砂時計、書籍の辞書と電子辞書など、実物を比べて体験しながら、デジタルの原理やデジタル化によるメリットを学習できる。期間中、8月7日と8月21日には電卓組み立て教室も実施。参加者全員が電卓の組み立てを体験できる。夏休み特別展示は1日に3回実施し、1回あたりの定員は5組。1組あたり、子どもは2名まで参加できる。保護者の同伴が必要だ。樫尾俊雄発明記念館のWebサイトで予約の申し込みを受け付けている(先着順)。休館日は土曜、日曜、8月13日から8月19日まで。
2015年07月23日カシオ計算機は7月18日・19日の2日間、広島県広島市の紙屋町シャレオ中央広場にて、カシオのデジタルカメラ「EXILIM EX-ZR1600」を使った体験型イベント「EXILIM 日本空中散歩 びっくりトリック写真を撮影しよう! シェアしよう!」を開催した。このイベントは今回の広島を皮切りに、東京、大阪、京都、名古屋、仙台など全国の主要都市で開催が予定されている。○空中散歩できるトリックアートとは!?広島でのイベントは好天に恵まれた連休の2日間とあり、ひっきりなしに人が訪れ、多くの参加者でにぎわった。会場には東京スカイツリー、大阪の通天閣、名古屋城、京都の街並みなど、全国各地の名所・旧跡をモチーフにした大型パネルを用意。パネルの前で写真を撮ると、あたかも現地で撮影したかのような仕上がりになる、というのがトリックアートの趣旨だった。EX-ZR1600は、スマートフォンとの連携機能が向上した1,610万画素のデジタルカメラ。撮影した写真を自動でスマートフォンやタブレットに送信する「オートトランスファー機能」を搭載している。これは「撮影した写真を、その場で大きな画面で確認したい」、「撮影した写真を、すぐにオンラインでシェアしたい」、そんなニーズに応える便利な機能だ。今回のイベントでも、撮影した写真はタブレットで確認したり、スマートフォン用写真アプリ「Scene(シーン)」の共有アルバムを通じてシェアしたりできるようになっていた。オートトランスファー機能のインパクトは強く、参加者の中には「いまカメラで撮ったばかりの写真が、なんでタブレットで見られるの」と不思議がる人もいた。またEX-ZR1600は、ハイスピードテクノロジーにより、秒間30枚という高速連写機能も魅力の一つ。液晶モニタが180度回転する「チルト液晶」や、本体前面にもシャッターボタンを備える「フロントシャッター」、肌の色や滑らかさを調整できる「メイクアップモード」など、自分撮りに役立つ機能も強化されている。会場のスタッフに話を聞いたところ、「普段はスマホで自撮りしているけれど、デジタルカメラはやはり綺麗」といった参加者が多いとのこと。○幅広い年代から好評のEX-ZR1600とオートトランスファー機能広島市内で最大の繁華街の地下広場という好立地も手伝い、会場にはひっきりなしに人が訪れていた。プロ野球の試合を観戦する前に立ち寄ったという広島カープのファンがいれば、懐かしの故郷のパネルを指さして「このあたりに住んでいたんだ」などと地元トークに花を咲かせる参加者の姿も。東京にいる孫と一緒に東京スカイツリーに上る予定だという老年の女性は「ここで先に上ってしまおうかしら」とお茶目な笑顔を見せていた。ところで、シニアの方にクラウドの概念を説明するのは大変なことではないだろうか。そんないらぬ心配もしてみたが、イベントスタッフによれば「クラウドサービスは、私たちの想像以上にお年寄りの方に身近な存在になりつつあるようです」とのことだった。例えば、孫の写真を見せるのに1枚1枚メールで添付していたのでは、送る方も受け取る方も大変だ。また、フォトブックを作るには、手間と時間とお金がかかる。そこで最近は、クラウドサービスが活躍しているらしい。孫や家族の写真を見たいといったアクティブなシニアの方ほど習熟が早いという。前述の通り、オートトランスファー機能とスマホアプリSceneを連携させることで、難しい設定をせずに写真を共有できるEX-ZR1600は、いろいろなシーンで活躍してくれそうだ。今後の日本空中散歩は、以下の会場と日程で開催される予定。参加費は無料、予約も不要なので、気になった方は気軽に立ち寄ってみると良いだろう。詳細はカシオのWebサイトで確認いただきたい。・京都駅ビル 駅前広場2015年7月25日(土)・26日(日)、11:00~18:00・新宿ステーションスクエア2015年8月22日(土)・23日、11:00~18:00・福岡県(会場と日程は後日公開)・大阪府(会場と日程は後日公開)・愛知県名古屋市(会場と日程は後日公開)・宮城県仙台市(会場と日程は後日公開)
2015年07月23日カシオ計算機は7月22日、デジタルカメラ「EXILIM(エクシリム)」の新モデルとして「EX-ZR60」を発表した。セルフィーアート機能を搭載する。発売は8月28日。価格はオープンで、推定市場価格は税別32,000円前後だ。EX-ZR60は、1/2.3型高速CMOSセンサー(裏面照射型)を搭載するコンパクトデジタルカメラ。Bluetooth Low EnergyとWi-Fi(無線LAN)機能に対応。専用アプリ「EXILIM Connect」をインストールしたスマートフォンと常時Bluetooth接続することによって、スマートフォンとEX-ZR60のWi-Fi接続をコントロールする。3月に発売された「EX-ZR1600」と同様、カメラ側のシャッターを切るだけで、撮影した画像を自動でスマートフォンに転送する「エクシリム オートトランスファー」機能を持つ。EX-ZR60の電源がオフの状態でも、スマートフォンからカメラを起動したり、カメラ内に保存された画像をスマートフォン上で閲覧 / コピーできる。写真共有アプリ「Scene」(リプレックス開発・提供)と連携すると、EX-ZR60で撮影した画像をクラウドアルバムで自動共有可能だ。上180度にチルトする3.0型の約92万画素TFTカラー液晶、本体全面にフロントシャッターなど自分撮りに役立つ機能を搭載。メイクアップモードでは、肌のなめらかさを12段階、肌の色を褐色~美白の計12段階で調整できる。メイクアップ効果を活かしたまま、多彩な加工を行える「セルフィーアート」機能を追加。窓際で撮影したようなイメージの「ハイキー」、柔らかな雰囲気の「フォギー」、優しい光に包まれたような表現の「フェアリー」、懐かしさを感じさせる「ノスタルジー」、明るく元気なイメージの「ビビッド」の5種類の効果を楽しめる。画像処理エンジンには「EXILIMエンジンHS Ver.3」を採用。約1.3秒の起動、約0.15秒のオートフォーカス、約0.016秒のレリーズ・タイムラグ、最短0.22秒の撮影間隔を実現する。そのほか、手前から背景までピントの合った写真を撮影できる「全焦点マクロ」、背景をぼかして被写体の存在感を際立たせる「背景ぼかし」、シャッターを押した時とその前後の画像を連写する「トリプルショット」などの機能も搭載する。主な仕様は、撮像素子が裏面照射型の1/2.3型高速CMOSセンサー、有効画素数が1,610万画素。レンズ構成が非球面レンズを含む9群10枚。焦点距離は約25~250mm(35mm判換算)、開放絞りが広角端でF3.5、望遠端でF6.5。光学ズームは10倍(プレミアムズーム併用時:20倍)、デジタルズームは4倍。手ブレ補正はレンズシフト式で、光学式で3段分、光学式と高速連写合成の併用で6段分の効果が得られる。動画は最大1,920×1,080ドット(フルHD) / 30fpsで撮影可能だ。画像ファイル形式は、静止画がJPEG、動画がMOV(H.264/AVC)。約48.9MBの内蔵メモリーのほか、SD/SDHC/SDXCメモリーカードを使用できる。ISO感度はISO80~3200(HSナイトショット時:最大25600)。シャッター速度はオート時で1/4秒~1/1,000秒、プレミアムオートPRO時で4秒~1/4,000秒。露出補正は-2.0EV~+2.0EV(1/3EVステップ)。撮影可能範囲は約5cm~(レンズ先端から)。電源は専用リチウムイオン充電池「NP-160」を使用し、CIPA準拠の撮影枚数が約280枚、フルHD動画実撮影時間が約1時間。本体サイズはW99.6×D25×H59.5mm、重量は約202g(電池およびメモリーカードを含む)。カラーはグリーンとピンク、ホワイトの3色を用意する。
2015年07月22日カシオ計算機は7月22日、デジタルカメラ「EXILIM(エクシリム)」の新モデルとして「EX-ZR3000」を発表した。画像をスマートフォンに自動送信できる「エクシリム オートトランスファー」に対応する。発売は7月31日。価格はオープンで、推定市場価格は税別52,000円前後だ。EX-ZR3000は、1/1.7型高速CMOSセンサー(裏面照射型)を搭載するコンパクトデジタルカメラ。Bluetooth Low EnergyとWi-Fi(無線LAN)機能に対応する。専用アプリ「EXILIM Connect」をインストールしたスマートフォンと常時Bluetooth接続することによって、スマートフォンとEX-ZR3000のWi-Fi接続をコントロール。3月に発売された「EX-ZR1600」と同様、EX-ZR3000で撮影した画像を自動でスマートフォンに転送する「エクシリム オートトランスファー」機能を持つ。EX-ZR3000の電源がオフの状態でも、スマートフォンからカメラを起動したり、EX-ZR3000内に保存されている画像を閲覧 / コピーできる。写真共有アプリ「Scene」(リプレックス開発・提供)と連携すると、EX-ZR3000で撮影した画像をクラウドアルバムで自動共有可能だ。「メイクアップPlusテクノロジー」によって、「メイクアップモード」をさらに充実させた。まつ毛や髪の毛のディテール、顔の立体感を残しつつ、肌のなめらかさを12段階、肌の色を褐色~美白の計12段階で調整できる。上180度のチルトが可能な背面モニター、本体全面のフロントシャッターを備え、自分撮りしやすい。画像処理エンジンには「EXILIMエンジンHS Ver.3」を採用。約1.3秒の起動、約0.15秒のオートフォーカス、約0.016秒のレリーズ・タイムラグ、最短0.22秒の撮影間隔を実現する。そのほか、小さな虫や花を観察するのに役立つ「ルーペ」、手前から背景までピントの合った写真を撮影できる「全焦点マクロ」、背景をぼかして被写体の存在感を際立たせる「背景ぼかし」、シャッターを押した時とその前後の画像を連写する「トリプルショット」、「タイムラプス」、「インターバル撮影」などの機能も搭載する。主な仕様は、撮像素子が裏面照射型の1/1.7型高速CMOSセンサー、有効画素数が1,210万画素。レンズ構成が非球面レンズを含む9群10枚。焦点距離が約25~300mm(35mm判換算)、開放絞りが広角端でF2.8、望遠端でF6.3。光学ズームは12倍(プレミアムズーム併用時:24倍)、デジタルズームは4倍。手ブレ補正はレンズシフト式で、光学式で3段分、光学式と高速連写合成の併用で5段分の効果が得られる。動画は最大1,920×1,080ドット(フルHD) / 30fpsで撮影可能だ。画像ファイル形式は、静止画がJPEG / RAW、動画がMOV(H.264/AVC)。約48.9MBの内蔵メモリーのほか、SD/SDHC/SDXCメモリーカードを使用できる。ISO感度はISO80~6400(HSナイトショット時:最大25600)。シャッター速度はオート時で1/4秒~1/1,600秒、プレミアムオートPRO時で4秒~1/4,000秒、絞り優先AE時で1秒~1/1,600秒、シャッター速度優先AE時で15秒~1/1,600秒、マニュアル露出が30秒~1/1,600秒。露出補正は-2.0EV~+2.0EV(1/3EVステップ)。撮影可能範囲は約6cm~(レンズ先端から)。電源には専用リチウムイオン充電池「NP-130A」を使用し、CIPA準拠の撮影枚数が約430枚、フルHD動画実撮影時間が約1時間35分。本体サイズはW108.3×D36.7×H61.5mm、重量は約248g(電池およびメモリーカードを含む)。カラーはブラックとホワイトの2色を用意。
2015年07月22日カシオ計算機は16日、録音した鼻歌のメロディをもとに自動で作曲するiPhone向けアプリ「Chordana Composer」をアップデートし、作った曲をYouTubeで公開する機能などを追加した。アプリの価格は税込600円。すでに購入済みのユーザーは無償でアップデートできる。Chordana Composerは、1~8小節のメロディを口笛、音声、鍵盤などで入力し、ジャンルと曲調を選択すると、イントロとエンディングが付いたオリジナル曲を自動で作成してくれるアプリ。アプリの対応OSはiOS 8.0以降。今回のアップデートでは、作った曲をYouTubeで公開する機能や音声データに変換してメールで送信する機能を追加したほか、新たな曲ジャンル4種類と、メロディ入力用にドレミ表記のボタンを導入した。同社の光ナビゲーションキーボードとの連携も強化されている。従来はアプリ(iOS端末)をキーボードと有線接続すると、キーボード上に曲のメロディ(右手パート)のガイドのみが表示されたが、アップデート版では和音(左手パート)のガイドも表示されるようになった。なお、iOS端末と光ナビゲーションキーボードの接続には、iOS対応MIDIインタフェースなどが別途必要。また、Chordana Composer Ver.2.0で作ったオリジナル曲のコンテストを開催する。1位入賞者には1万円分のiTunesコードを贈呈。募集期間は7月16日~8月31日だ。詳細は同社のWebサイトを参照いただきたい。
2015年07月16日カシオ計算機は15日、デジタルカメラ「EXILIM(エクシリム)」の新製品として、連写性能を高めたフラッグシップモデル「EX-100F」を発表した。8月21日から発売し、価格はオープン、推定市場価格は83,000円(税別)。EXILIMハイエンドラインの「EX-100」をベースに、最大60枚/秒(8Mサイズ、16:9)の高速連写機能を搭載したデジタルカメラ。スポーツや動物などすばやく動く被写体の、決定的瞬間を撮りやすい。ハイスピード動画撮影では、絞り / シャッタースピード / ISO感度を調整できるモードを搭載。状況に合わせて設定を変えることで、ブレを抑えた動画撮影が可能となった。IEEE802.11b/g/n対応の無線LAN(Wi-Fi)機能も搭載する。光学10.7倍のズームレンズは、ズーム全域でF2.8と明るい。望遠鏡や顕微鏡などに接続した際、逆さまに見える画像を反転(180度回転表示)させて撮影・連写するモードなども搭載した。「プレミアムブラケティング機能」では、ワンシャッターでフォーカスと絞り、ホワイトバランスと明るさなど、2つの撮影パラメータの設定値を3段階で変化させて合計9枚を連写する。そのほか主な仕様は以下の通り。撮像素子は裏面照射型の1/1.7型高速CMOSセンサー、総画素数が1,276万画素。レンズ構成は非球面レンズを含む10群12枚。焦点距離は約28~300mm(35mm判換算)8。光学ズームは10.7倍(プレミアムズーム併用時:21.4倍)、デジタルズームは4倍。手ブレ補正補正機構はレンズシフト式で2.5段分を補正し、高速連写合成との併用で5段分を補正する。3.5型の約92万画素TFTカラー液晶モニタは、上180度/下55のチルト機能を持つ。記録画素数は、静止画が最大1,200万画素(4,000×3,000ドット)、動画が最大1,920×1,080ドット(フルHD)/30fps。画像ファイル形式は、静止画がJPEG/RAW、動画がH.264/AVC、MOV。約48.9MBのメモリを内蔵するほか、外部メモリとしてSDXCメモリーカードを使用できる。ISO感度はISO80~12800相当(HSナイトショット時:最大25600相当)。シャッター速度はオートが1/2秒~1/2,000秒、プレミアムオートPROが4秒~1/4,000秒、絞り優先AEが1秒~1/2,000秒、シャッター速度優先AEが15秒~1/2,000秒、マニュアル露出が250秒~1/2,000秒。露出補正は-2.0EV~+2.0EV(1/3EVステップ)。フォーカス方式はコントラスト検出方式、フォーカスモードはオートフォーカス / マクロ / スーパーマクロ / マニュアルフォーカスなど。撮影可能範囲は約5cm~(マクロ時)。電源は専用リチウムイオン充電池「NP-130A」を使用し、撮影枚数が約390枚、フルHD動画撮影時間が約1時間15分、連続動画撮影時間が約2時間40分(タイムラプス撮影時:約4時間05分)。本体サイズはW119.9×D50.5×H67.9mm、重量は約390g(電池およびメモリーカード含む)。
2015年07月15日カシオ計算機は13日、写真に写っている顔を認識しキャラクター画像を自動作成するスマートフォン用アプリ「撮ってキャラスタジオ」をアップデートし、新たに2種類のキャラクター変換テーマを追加した。撮ってキャラスタジオは、顔写真をキャラクターに変換し、様々なポーズやセリフを合成した21パターンの画像を自動作成するスマートフォン用アプリ。今回追加されたのは、レトロテイストをコンセプトにした変換テーマ「コスチュームテーマ(女性)」と「パロディテーマ(男性)」の2種類。「コスチュームテーマ(女性)」を選択するとキャラクターにメイドやチアガールなどのコスチュームを着せた画像を、「パロディテーマ(男性)」を選択するとキャラクターを映画のポスターや漫画の1コマなどに合成した画像を作成できる。既存のテーマ(スタンダード、ファッション、スポーツ)で作成した画像は3点まで無料で保存できるが、全画像の保存とLINE・Facebookでのデータ送付機能の利用にはアプリ内課金が必要となる。月額料金はAndroid版が108円、iOS版が120円(いずれも税込)。アプリの対応OSはiOS 7.0以降、Android 4.0以降。
2015年07月13日カシオ計算機は9日、レンズ部分と液晶モニタ(コントローラ)が分離・合体するフリースタイルカメラ「EXILIM EX-FR10」用のオプションとして、防水ハウジング「EAM-5」、アンテナケーブルセット「EAM-6」、LEDリングライト「EAM-7」を発表した。発売日と希望小売価格は、防水ハウジングが7月17日で10,000円、アンテナケーブルセットが7月17日で8,000円、アンテナケーブルセットが8月下旬で5,000円(価格はすべて税別)。○防水ハウジングカメラ部分に装着して使う、ねじ込み式のフロントケースとリアケース。装着すると、カメラ電源のON/OFF、シャッター、ムービー機能を水深20mまでの深さで操作できる。本体底面に三脚ネジ穴を備えており、三脚やマルチアングルスティックへの取り付けが行える。○アンテナケーブルセット防水ハウジングを装着したカメラ部分とコントローラを接続する、アンテナとケーブルのセット。使用すると、水中にあるカメラ部を、陸上からコントローラで操作できるようになる。EX-FR10は、アンテナケーブルセットを使用中も、マルチアングルスティックに取り付けられる。○LEDリングライト本体にLED×6を備えたリングライト。ライトの明るさは3段階で調節できる。EX-FR10は、LEDリングライトを装着した状態での三脚取り付けが可能。
2015年07月09日カシオ計算機は29日、Androidスマートフォン向けの無料アプリとして、介護のコミュニケーションを促進する介護情報シェアツール「DaisyCircle」(デイジーサークル)を発表した。7月7日からGoogle Playにて公開する。アプリ自体は無料だが、サービス利用は有料となる見込み。2015年7月7日から同年12月31日まで、利用料無料のトライアルサービスを実施する。また、iPhone向けのDaisyCircleアプリも提供される予定だ。DaisyCircleは、親と離れた場所で暮らしている家族と、親の介護を行う介護スタッフのコミュニケーションツール。家族はいつでも、介護スタッフの書き込みや投稿画像を閲覧して介護状況を確認できる。介護を受ける人物ごとに、サークル(グループ)作成・サークル員の招待などを介護サービス事業者が行う。ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)感覚のシンプルな操作性ながら、専用ツールならではの優れた安全性を備えたとしている。主な機能として、介護の見える化を促進する「フィード」、確実な連絡手段「メッセージ」がある。前者は、介護を受けている人物に関係する全員が参加する、画像の貼り付けも可能な電子掲示板。訪問介護スタッフ、デイサービス(通所介護)スタッフ、ケアマネジャー(介護支援専門員)の三者と、介護を受けている人物の家族による、日常的な情報共有を実現する。これによって介護の見える化を促進し、関係者の一体感を高める。家族の近況写真を、介護スタッフを通じて親に知らせるといった使い方も可能。後者の「メッセージ」は、相手を特定して文字で連絡できるツール。連絡する相手は、サークル内の一名でも複数名でも自由に選べる。
2015年06月29日カシオ計算機は、親などを介護するスタッフと、離れた場所で暮らす家族向けの情報シェアツール「DaisyCircle」を7日よりGoogle Playで公開する。12月31日までは無料で利用できる。「DaisyCircle」は、介護スタッフが書き込んだ介護状況や、投稿画像を家族が確認できるSNSのような情報シェアツール。被介護者ごとのグループ作成・グループ会員の招待などは、介護サービス業者が主導して行っていく。グループには、被介護者に関係があれば全員参加できる。介護状況の確認のほか、家族が近況写真を投稿することで、介護スタッフを通じて被介護者に知らせるといった活用も想定されている。そのほか、テキストでグループ参加者に連絡を取れる「メッセージ」機能を実装。グループ内の1名から複数名まで送信する相手を自由に選択できる。7日の公開時点では、Androidのみの提供だが、今後はiOS版のリリースも予定しているという。また、2016年1月1日以降の利用料金については、12月に案内される。
2015年06月29日ベスト販売は6月9日、世界に1本しかないカシオ計算機の「G-SHOCK金無垢モデル」(DW-5000)を「ISHIDA表参道」で展示すると発表した。G-SHOCK金無垢モデルが展示されるのは、これが世界で初めてとなる。期間は6月11日から6月14日まで。G-SHOCK金無垢モデル(DW-5000)とは、ケース・バンド・ビスにいたるまで金無垢を使用した、世界に1本しかないコンセプトモデル。金という材質に合わせた新耐衝撃構造を採用している。開発のキーワードは「永遠の価値」で、究極のメタル素材である「金」と、究極のタフネス・ウオッチ「G-SHOCK」の融合をコンセプトにしている。東京都・渋谷区にあるISHIDA表参道での展示期間中、G-SHOCKの最上位となる「MR-G」シリーズを購入した人には、スーツケースブランド プロテカとコラボレーションした時計ケースがプレゼントされる。時計ケースは数量限定につき、なくなり次第終了する。また、6月13日の15時から16時に、G-SHOCKの生みの親である伊部菊雄氏(カシオ計算機 羽村技術センター 時計事業部)が来店する予定だ。
2015年06月09日カシオ計算機は6月4日、ゴルファー向けデジタルカメラ「EXILIM EX-FC500S」の専用アプリ「EXILIM Remote for GOLF」Android版の最新バージョンをGoogle Playにて提供開始した。アプリのインストールは無料だ。EX-FC500Sは、2014年11月に発売されたゴルファー向けデジタルカメラ。モーションシャッター機能とスマートフォンやタブレット向け専用アプリを使うことで、カメラに触ることなくハイスピードムービーを撮影し、スマートフォンやタブレットで映像を確認できる。EX-FC500Sの発表当初、ACCESSが提供しているサービス「Fullmiere Camera」と連動することが予告されており、今回のバージョンアップによって対応した。Fullmiere Cameraとは、ゴルフクラブに加速度・角度・方位センサーを取り付けてスイング軌道やフェース角度を分析し、撮影した動画と連動させてスマートフォンなどに表示するサービス。このたびの連動によって、EX-FC500Sで撮影したハイスピードムービーを「EXILIM Remote for GOLF」で取り込み、Fullmiere Cameraの専用アプリ「Fullmiere Camera」上で動画とスイング軌跡を合成して表示することが可能となる。EXILIM Remote for GOLFとFullmiere Cameraとの連携には、EX-FC500Sのファームウェア、およびFullmiere Cameraのアプリ「Fullmiere」それぞれのバージョンアップが必要だ。
2015年06月04日樫尾俊雄記念財団は6月3日、カシオ計算機の名誉会長である樫尾俊雄氏(故人)が残した発明を世の中に伝えることを目的とした「樫尾俊雄発明記念館」において、多機能化してきたカシオ計算機の時計の歴史を紹介する特別展示を一般公開すると発表した。期間は6月10日から7月24日まで。樫尾俊雄氏の自宅を改装して作られた樫尾俊雄発明記念館は、2013年6月から一般公開されている。数々の発明品を「発明の部屋」「進化の部屋」「創造の部屋」といったようにテーマ別に展示。時計を展示する「時の部屋」では、樫尾俊雄氏が「時間は1秒ずつの足し算である」と考え、計算機の技術を生かして開発したオートカレンダー付き腕時計「カシオトロン」をはじめ、時計の代表的なモデルを展示している。今回の特別展示は、「時の記念日」でもある6月10日から一般公開をスタート。1980年台からカシオ計算機が開拓してきた多機能時計を、「ビジネス」「健康・フィットネス」「エンターテイメント」「アウトドア」の4カテゴリーに分けて展示する。スケジュールや連絡先の管理、辞書、GPS、脈拍数測定などの機能を、現在のスマートウオッチに先駆けて実現してきた製品のほか、カタログとCM映像も見ることが可能だ。樫尾俊雄発明記念館の開館時間は9時30分~16時30分、休館日は土曜/日曜/祝日/年末年始/夏季休暇。開館日はwebサイトで告知する。入館は無料だが、予約が必要。樫尾俊雄発明記念館のWebサイトで予約の申し込みを受け付けている。
2015年06月04日カシオ計算機は5月28日、皮膚の癌(悪性黒色腫・基底細胞癌・有棘細胞癌など)と、癌以外を区別するための知見などを効率的に学べる医師向けのクラウドサービス「CMDS(CASIO Medical Data Support)」を発表した。日本の皮膚科医・形成外科医などを対象とした無料トライアルサービスを6月1日から開始する。皮膚の腫瘍やホクロなど色素病変部をダーモスコープと呼ばれる拡大鏡で観察し、皮膚の癌を判定する検査を「ダーモスコピー検査」と呼ぶ。この検査は2006年以降急速に普及したが、撮影画像をもとにした診断技術の習得には長期間の経験が必要とされている。CMDSでは、カシオ計算機の画像処理技術と、田中勝教授(東京女子医科大学 東医療センター)、佐藤俊次院長(さとう皮膚科)両氏の知見に基づいた構造明瞭変換技術・血管強調変換技術によって、ダーモスコピー検査で撮影した画像を、病変の各種構造や血管の分布状況を顕在化させた画像に変換できる。6月1日から提供される無料トライアルサービスでは、おもに4つの機能を使用できる。1つめは「構造明瞭化画像の生成」だ。検査で撮影した画像に最適化されたHDR(ハイダイナミックレンジ)変換技術を用いて、悪性黒色腫などのメラノサイト病変であれば「かたち」を表す5つの構造(色素ネットワーク、色素小点・色素小球、色素線条、均一色素沈着、平行パターン)を明瞭化する。2つめは「血管強調画像・血管蛍光色画像の生成」で、血管を強調した画像と、血管を蛍光色で示した画像を生成する。3つめはダーモスコピー検査を効率的に学べる「診断トレーニングフォーム」、最後は代表的な病変を約300症例収録した「症例データベース」。今後は、皮膚科医や形成外科医、皮膚病変を診断する小児科医、内科医などを対象とした有料サービスの展開を目指しているという。
2015年05月29日カシオ計算機は5月29日、カメラ部分と液晶モニタ(コントローラ)が分離・合体するフリースタイルカメラ「EXILIM EX-FR10」専用のマルチアングルスティックを発表した。カメラ部をスティックの先端に、液晶モニタ(コントローラ)を手もとに装着できる。発売は6月5日で、希望小売価格は税別8,000円だ。マルチアングルスティックは、EX-FR10専用の撮影補助ツール。スティックの先端部にカメラ部、手もとに液晶モニタ(コントローラ)を固定できるため、構図をチェックしながら撮影できる。スティックの長さは最短330mmから最長1,045mmまで伸縮可能なため、自撮り棒としても利用できるほか、ハイアングルやローアングルでの撮影も手軽にできる。カシオ計算機の民生用デジタルカメラ1号機である「QV-10」をイメージしたシルバーのカラーリングが施された特別モデルのEX-FR10と、マルチアングルスティックをセットにした「EX-FR10GYSET」も2,000台限定ですでに発売されている。EX-FR10は、2014年8月に発表されたデジタルカメラ。カメラ部と液晶モニタ(コントローラ)を分離可能なのが特徴だ。離れた場所にカメラ部を置いても、手もとの液晶モニタ(コントローラ)で構図を確認しながらシャッターを切れる。防塵・防水性能を持ち、高さ2mからの落下にも耐えられる。
2015年05月29日