日本橋桜フェスティバル実行委員会は3月6日~4月12日、東京・日本橋地区にて「日本橋 桜フェスティバル ~ビューティフル日本橋~」を開催する。同イベントでは、「花見舞台」「桜ライトアップ」「夜桜オープンバル」「ニホンバシ 桜バル2015」の4つの催事を実施する。「花見舞台」(11:00~23:00)では、桜をモチーフにした装飾とLEDで「仲通り」を演出し、満開の桜をアートで表現。夜はライトアップも実施するという。「桜ライトアップ」(18:30~23:00)では、三井本館などの歴史的建物やコレド室町1・3などを含む施設で、「桜」をモチーフにしたライトアップを実施する。なお、いずれも3月6日~4月12日の期間に開催される。「夜桜オープンバル」では3月28日・29日の2日間限定で、「仲通り」と「浮世小路」にて、日本橋飲料組合の「日本橋三四四会」に加盟する飲食店やコレド室町1・2の飲食店などが屋台を出店し、特別メニューを提供する。3月30日~4月5日に開催する「ニホンバシ 桜バル2015」では、日本橋北詰商店会の店舗やコレド室町・コレド日本橋など、日本橋の周辺施設や近隣商店50店舗で使用できるクーポンチケットを販売。チケット1枚を「1フード+1ドリンク」の特別メニューと交換できる。3枚つづりで、前売りチケットが2,900円、当日WEBチケットが3,100円、当日チケットが3,300円(いずれも税込)となる。他にも、コレド室町・コレド日本橋・日本橋三井タワーで桜や花見をテーマにしたメニューやグッズを提供する「コレド桜 WEEKS」(3月6日~4月12日)や、日本橋地域の花見と街めぐりを楽しめる「日本橋桜バス」(3月21日~4月12日の土・日曜日)、日本橋地域の商業施設と東京駅周辺をめぐる「日本橋 桜スタンプラリー」(3月21日~4月5日の土・日曜日)など、日本橋地区で行われる11のイベントと連携する。
2015年02月17日●保護フィルムが貼りにくいという不満スマートフォンを購入した後、ほとんどの人が必ず一緒に入手するものといえば、液晶画面の保護フィルムだろう。筆者もiPhone 6 Plusに保護フィルムを貼り付けて運用している。しかし、この保護フィルム、どうにもうまく貼れないのだ。iPhone 6 Plusは画面が5.5インチと、それまでのiPhoneよりもかなり大きくなったこともあり、気泡がとれないどころか、縦横のラインすらうまく合わせることができない始末である。何度も貼り直した挙句、なんとか一番マシな状態で妥協して使っていたのだが、そんな折、筆者の悩みを解決してくれそうな保護フィルムを手に入れることができた。BUFFALOの「BSIP14LFG」である。高光沢タイプで鮮やかに画面を映し出す液晶保護フィルム。気泡や指紋がつきにくいという特徴もあるが、なんといっても最大の特徴は、位置合わせが簡単でズレることなく貼れるというものだ。本当だろうか……? どうも疑り深い性格なので、こういう「簡単にできる!」的な話は眉に唾をつけて聞いてしまう。なので、ついパッケージを二つ用意してしまった。もちろん、失敗したときに備えて念のためである。さて、さっそく貼り付けていこう。内容物はフィルム本体の他に、クリーニングクロスとホコリ取りシール。フィルム本体の真ん中には謎の十字マークがあるが、こいつの正体は後ほど明らかになる。手順としては、まずクリーニングクロスでiPhone表面を綺麗に拭き取り、次にホコリ取りシールで細かいホコリをとっていく。ご存知の方も多いと思うが、ホコリはどんなに小さなものでも気泡の原因になるので、できる限り取っておかないといけないのだ。ま……、そうはいっても、どうしたって少しは見逃してしまうんだけど。汚れとホコリを取ったら、いよいよ貼り付けである。●秘密兵器をダウンロードしておくと、その前に秘密兵器をダウンロードしておこう。BUFFALOのアプリ「フィルムガイド」である。AppStoreから無料でDLできる。このアプリ、起動してできることは「貼り付け手順を確認する」と「貼り付け画面を表示する」ことだけ。実にシンプルだ。前者は単なるマニュアルである。「貼り付け画面を表示する」をタップすると、画面に十字のラインが表示される。カンのいい方はお気づきだろう。これを、先ほどフィルムの中央にあった十字にぴったりと合わせるのだ。そうすることで、保護フィルムの縦横のズレを防げるということなのである。たしかに、このガイドがあれば、まずズレることはない。しかも、このフィルムは中央と左右がそれぞれ別々に剥離できるようになっており、まずは中央だけを剥がして十字のラインに合わせて貼り付け、その後で左右の剥離紙を取り去るようにできている。なるほど、これなら中央のラインを合わせている間も、指紋を気にせずフィルムの左右を指で持つことができる。まるでコンビニのおにぎりのようだ。実によくできている。ライン同士をぴたりと合わせたらもう安心。あとは左右の剥離紙をゆっくり剥がし、最後に貼り付けた方と逆、つまり表側の剥離紙を剥がせば完成だ。●残った気泡はどうする?が……、ここで大量の気泡が残っていることに気づく。気泡はどうやったって入ってしまうものなのだが、ホコリなどが混入していない部分の気泡については、実は後から取ることもそう難しくはない。気泡というのは、つまるところ、空気が残ってしまっているだけのこと。なので、先ほど使ったクリーニングクロスで外側に向かってグイグイと押し出してやれば簡単に消すことができるのだ。ブルドーザーで土砂を押し出すようなイメージかな。もちろん、あまりにも強い力で押すと画面が割れる危険性もあるので、ほどほどの力でね。貼り付けた後の画面がこちら。驚いたのは、以前使っていたものに比べてかなり鮮やかなこと。同じ高光沢タイプのフィルムを使っていたのだけど、こちらの方が透過率が高いからだろうか。この感覚はなかなか写真では表現できないのだが、実際に使ってもらうと実感できるはずだ。iPhone 6 Plusになって画面が大きくなり、液晶保護フィルムを正確に画面に合わせて貼り付けるのが難しくなった。何度もやっていればそのうちうまくできるようになるかもしれないが、そこに時間をかけるよりも、「BSIP14LFG」と「フィルムガイド」を使ってサクッと正確に済ませてしまおう。筆者を含む、不器用なiPhoneユーザーにとっての救世主ともいえるアイテムだ。
2015年02月01日「シャネル(CHANEL)」は14-15メティエダールコレクションの前夜にショートフィルム『Reincarnation(再生)』を発表。その動画がYouTubeで公開された。このショートフィルムはガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)にまつわるエピソードを基に、デザイナーのカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が制作と指揮を手掛けたもの。エレベーターボーイの制服が女性用のジャケットとして生まれ変わり、普遍的なアイテムとなるまでのストーリーを描いている。舞台は1954年のザルツブルク郊外にあるホテルのロビー。そこで休暇を過ごすガブリエル・シャネルが、後のシャネルの象徴となるジャケットを着た若いエレベーターボーイと出会うことから物語は始まる。オーストリアハンガリー帝国のフランツ・ヨーゼフとエレベーターボーイの2役を演じるのは、歌手のファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)。不愛想なエレベーターボーイと、情熱的なフランツ・ヨーゼフを見事に演じ分けた。なお、ファレルはフィルムへ出演するだけでなく、この作品のために書き下ろされた「CC The World」の作詞と作曲も担当。作中ではエリザベートとのデュエットが、まるでミュージカルのように物語を盛り上げている。また、エリザベート役にはコレクションのキャンペーン広告の顔となるカーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne)を、ガブリエル・シャネルにはジェラルディン・チャップリン(Geraldine Chaplin)をそれぞれキャスティングした。
2014年12月15日NATURAL designは、iPhone 6/6 Plus向けに、強化ガラスフィルムとケースをセットにした「PERFECT GUARD」を楽天市場で17日より販売する。価格は税込3,240円だが、12月17日から1月6日まで税込特別価格2,480円で売り出す。セット商品となる強化ガラスは、硬度9H、厚さ0.2mmで、端がラウンドエッジ加工が施された日本製のもの。指紋や油分がつきにくいオレオフォビックコーティングも施されている。ケースは、背面にポリカーボネート、側面はTPU素材を使ったもので、落下の衝撃からiPhoneを保護する。同製品には、取り付けガイドほか、アルコール洗浄布、クリーニングクロスが付属する。
2014年12月15日バーバリー・ジャパンはこのほど、2014年クリスマスキャンペーンフィルム「FROM LONDON WITH LOVE」を公開した。デビッド&ヴィクトリア・ベッカム夫妻の次男、ロメオ・ベッカムさんが主演しており、キャンペーンへの登場は2013年春夏の広告キャンペーン以来、2年ぶりとなる。「FROM LONDON WITH LOVE」は、ロンドンの街を背景に、ロメオ・ベッカムさんがカップルに愛のこもったギフトを運び届けるという内容。カップルは英国人モデルでダンサーのハンナ・ドッズ氏とアンダース・ヘイワード氏が演じる。バーバリーを象徴するトレンチコートやカシミアマフラーといったアイテムや、イギリスの天気にフィーチャーし、英国人ミュージシャンであるエド・ハーコート氏の曲にのせ、50人以上のダンサーがパフォーマンスを披露しているという。11月3日にはロンドンのグローバルフラッグシップストア「バーバリー・リージェントストリート」にて同フィルムのプレミア上映イベントが行われ、会場にはデビット&ヴィクトリア・ベッカム夫妻、ロメオ・ベッカムさんをはじめ、ミュージシャンのジョージ・エズラ氏や英国人モデルのサム・ローリンソン氏など500人以上のゲストが来場。エド・ハーコート氏によるライブパフォーマンスも披露されたとのこと。キャンペーンショートフィルムは、バーバリーの公式サイトをはじめ、FacebookやTwitterなどでも配信される。
2014年11月19日マスカラって大きく分けると『油性タイプ』と『フィルムタイプ』の2つがあるけど実際のところその違いって何なの?そんな疑問を持ちつつ、ついつい人気らしいと聞いて、違いもわからず購入している方も多いはず。実際、日本国内では油性タイプとフィルムタイプはほぼ同じくらい売れているようです。そこで今回はその違いについて分かりやすく掘り下げてみたいと思います。では、それぞれの特徴は?『油性タイプ』【長所】落ちない(汗や水に強い)【長所】長時間カールキープ【短所】専用のクレンジングなどを使って落とす手間がかかるつまり…クレンジングの手間はかかるけど、キープ力と仕上がり(カール)が優れている!『フィルムタイプ』【長所】(皮脂量の多い人でも)にじみにくい【長所】お湯で落ちる(シャワーなどで一緒に洗い流せる)【短所】摩擦に弱い(ビューラーや瞬きでも効果が落ちる)つまり…摩擦や汗で落ちやすいけど、お湯で簡単にオフできてまつげの負担が少ない!そう、それぞれ一長一短あるのですが、GODMake.的に注目したいのは『リピート率』。どちらが高いかわかりますか?リピート率が高いのは『油性タイプ』なんです。なぜかというと・・マスカラを使用する最大の目的はまつ毛をクルンとロングカールさせて目をパッチリ見せること。その本来の目的を考えた時に、パッチリまつ毛に見せたい人ほど油性タイプを選ぶ傾向にあるからなんです。最近はナチュラルメイクが流行っているため、つけまつ毛をやめてマスカラに切り替える人も少しずつ増えている印象です。でも、やっぱりナチュラルな中にも、目元はパッチリ見せたいというのが女性の本音。そんな、メイクに真剣な女性ほど油性タイプ愛用者が多いようです。油性タイプとフィルムタイプを徹底比較した、こちらの動画も是非チェックしてみてね。動画で見ると違いが一目瞭然ですよ!動画に登場する油性タイプのマスカラは、1DAY TATTOOシリーズでお馴染みのK-Paletteから限定発売の「史上最強!落ちないマスカラ リアルラスティングマスカラ」
2014年11月19日KODAWARIは、ミリタリーグレードのiPhone 6 Plus用液晶保護フィルム「PATCHWORKS USG Tough Shield PRO for iPhone 6 Plus」シリーズの販売を開始した。価格は2,268円から。「PATCHWORKS USG Tough Shield PRO for iPhone 6 Plus」は、米軍ヘリコプターのプロペラ保護に採用されている、ミリタリーグレード素材のアメリカ産ウレタンフィルムを使用したiPhone 6 Plus用液晶保護フィルムである。落下等の衝撃を吸収し、iPhoneを傷や衝撃から守る。厚さは0.2mmで、前面、背面、両面を保護する3タイプを用意。iPhone 6 Plus特有の湾曲部も保護できるフルカバー仕様となっている。ラインナップは以下の通り。PATCHWORKS USG Tough Shield PRO Front for iPhone 6 Plus価格:2,268円PATCHWORKS USG Tough Shield PRO Rear for iPhone 6 Plus価格:2,268円PATCHWORKS USG Tough Shield PRO Full Body for iPhone 6 Plus価格:3,348円前面、背面タイプともに、本体に貼り付けを補助するハンドルが付いている。また、貼り付け補助ツールとして、ホコリ除去シール、クリーニングワイプ、スクイージーが付属する、
2014年11月05日KODAWARIは、ミリタリーグレードのiPhone 6用液晶保護フィルム「PATCHWORKS USG Tough Shield PRO for iPhone 6」シリーズの販売を開始した。価格は2,160円から。「PATCHWORKS USG Tough Shield PRO for iPhone 6」は、米軍ヘリコプターのプロペラ保護に採用されている、ミリタリーグレード素材のアメリカ産ウレタンフィルムを使用したiPhone 6用液晶保護フィルムである。落下等の衝撃を吸収し、iPhoneを傷や衝撃から守る。前面、背面、両面を保護する3タイプを用意。iPhone 6特有の湾曲部も保護できるフルカバー仕様となっている。ラインナップは以下の通り。PATCHWORKS USG Tough Shield PRO Front for iPhone 6価格:2,160円PATCHWORKS USG Tough Shield PRO Rear for iPhone 6価格:2,160円PATCHWORKS USG Tough Shield PRO Full Body for iPhone 6価格:3,240円前面、背面タイプともに、本体に貼り付けを補助するハンドルが付いている。また、貼り付け補助ツールとして、ホコリ除去シール、クリーニングワイプ、スクイージーが付属する。
2014年11月04日――いま、ショートフィルムが面白い。かつては実験的な作品や長編へのステップアップのための低予算作品が多かったが、様々な技術の革新と共に、ショートフィルムの世界にも大きな変革が押し寄せている。同時に、企業の取り組みも大きく変わってきた。CMではなく、より長い映像――すなわちショートフィルムでブランドの理念やコンセプトを伝えようとする試みも急増している。「LEXUS(レクサス)」はその先駆けとして、2013年より「Lexus Short Films」を開始。「LEXUS」が掲げる「Life is Amazing」をテーマにしたショートフィルムの製作を通じ、若手クリエイターの才能を支援している。今年も、米独立系スタジオ大手「ワインスタイン・カンパニー」との協同によるジョン・ゴールドマン監督の『MARKET HOURS』、大川五月(監督)&落合賢(脚本)という日本人コンビによる『OPERATION BARN OWL』が発表された。「いまがショートフィルムの歴史上、最も盛り上がっている時代と言えるでしょうね」。今年で27回目を迎えた「東京国際映画祭」でコンペティション部門の作品選定を務める矢田部吉彦(プログラミング・ディレクター)もショートフィルムの“熱気”の高まりを実感しているひとりだ。同映画祭に出品される作品は基本的に長編映画のみだが「短編映画を出品することはできないのか?」という問い合わせが事務局にひっきりなしに来るという。ショートフィルムを取り巻く何が変化し、今後どこへ向かうのか?矢田部さんに話を伺った。矢田部さんはまず「IT革命が決定的に短編映画の存在を変えた」と語る。身近な現象として、スマートフォンや携帯用タブレットを使い、電車の中やカフェなどで海外ドラマを見たり、YouTubeにアクセスする光景はごく当たり前になった。「僕自身、数年前までパソコンで映画を観るということに抵抗がありましたが、さすがにいまでは慣れてしまいましたね。僕が慣れるくらいなので、若い人にとってはとっくに…いや、“慣れる”以前に、彼らにとっては最初から当たり前の存在なんですね(笑)。その意味で、観る側にとって映像により気軽にアクセスできる時代になったというのは大きな変化だと思います」。いまや、パソコンからではなくスマホやタブレットでインターネットにアクセスする人々が多数派になったとも言われる。その際、文章であれ映像であれ、長く膨大なものではなく、より短く見やすいものが好まれる。短編映画というフォーマットがこうした傾向にフィットしていることは確かだ。「東京国際映画祭の企画で“学生応援団”によるネット上の番組の収録があったんですが、その時、YouTubeの方も『連続して見てもらえるのは長くて3分』ということを仰ってました。短い時間でフックのある展開を見せて、いかに視聴者の興味を掴むか?いかに簡潔にまとめるか?それはまさしく短編映画を作る上でのポイントでもある。そこは時代と短編映画の特性がマッチした良い面と言えるでしょうね」。一方で懸念もある。人々がスマホの小さな画面で映像を見ることに慣れてしまうことは、劇場公開の長編映画を含めた映画界全体にとってプラスと言えるのか?「そこは非常に難しいところですね。いまなお短編映画は過渡期にあり、激動の中にあると思うんです。短編映画の盛り上がりが、最終的に長編映画を(劇場に)近づけてくれるのか?それとも人々を劇場から遠ざけてしまうのか?期待と不安の中で揺れているというのが正直な思いです」。ただ、ビジネスの側面から見ると「Lexus Short Films」然り、企業がショートフィルム製作に前向きになることで、新たな映画ビジネスの流れが生まれたと言える。作り手は企業のバックアップを得て作品を作る場を与えられ、企業は従来のTVや新聞ではなく、ショートフィルムで自社ブランドのコンセプトを拡散することができ、視聴者は人気俳優が出演する質の高いショートフィルムをネット上で無料で見ることが出来る。「15秒、30秒といった短いCMと長編映画の中間に位置する、5分、10分の短編を作る環境が出来たというのは作り手にとって非常に大きいですね。ワインスタインのような大きなスタジオが関わり、予算と時間を掛けて作品を作り、多くの人に観てもらうことができる。これまでもミュージックビデオから長編にステップアップする監督はいましたが、より映画的な要素、物語性の強いショートフィルムからどんどん新たな才能が育ってくることが期待できます。今後、若い人ばかりでなく中堅、ベテラン監督も短編映画に参戦するような状況になれば面白いですね」。見る側だけでなく、映画を作る側のデバイスも大きな技術革新を遂げたことで、スマホひとつで誰もが映画を作れる時代になった。実際、ネット上には、手の込んだ短編映画から偶然の瞬間を捉えたペットの動画まで映像があふれかえっている。「ものすごい量の中から、いかに面白い作品に出会うか?見る側にとっては逆に難しい時代と言えるかもしれません。そこでやはり、キュレーター的な存在が非常に大切になってくるのではないかと思います。日本には幸い『Short Shorts Film Festival & Asia』というショートフィルムを扱う素晴らしい映画祭があります。既にそうした企画は一部で始まっていますが、映画祭との連携の中で、人々の口コミをうまく活用して、良い作品と出会える場を整えていくことが大切だと思います。ひとりひとりの観客が出来ることとしては、まずは『面白い!』と思える作品に出会ったら、とにかく一人でも多くの人に勧めてほしいですね」。(text:cinemacafe.net)
2014年10月31日KODAWARIは、iPhone 6 Plus向けの液晶保護フィルム「PATCHWORKS USG Clear - Ultimate Screen Guard for iPhone 6 Plus」と「PATCHWORKS USG AG - Ultimate Screen Guard for iPhone 6 Plus」を発表した。10月17日より販売を開始する。価格はともに1,836円。両製品は、iPhone 6 Plusに対応した液晶保護フィルム。「PATCHWORKS USG Clear - Ultimate Screen Guard for iPhone 6 Plus」は、125ミクロン(0.125mm)の超薄型で、表面硬度4Hの防御性、指紋防止、気泡防止、虹色現象防止機能を備え、抗菌加工、UV加工が施されている。透過度は91-93%で、Retinaディスプレイの鮮やかな映像を楽しむことができる。「PATCHWORKS USG AG - Ultimate Screen Guard for iPhone 6 Plus」は、アンチグレア仕様で、厚さは0.1mm、表面硬度は3H。にじみ防止のUVコーティング、光の乱反射を防止する特殊コーティング、接地面には気泡防止のシリコンコーティングが施されている。マットな質感で指滑りが良く、スムーズなフリック感でiPhone 6 Plusを使用することができる。なお、両製品とも、iPhone 6 Plusの湾曲した部分は保護しない仕様となっている。
2014年10月14日国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」のプロジェクトで短編小説を公募し、ショートフィルム化やラジオ番組化するプロジェクト「ブックショート」と、出版社「リトルモア」のWEBで連載中の人気企画 「ページバイページ」がコラボし、10月9日(木)夜、「ページバイページ with ブックショート」が開催された。この日は、ブックショップ「UTRECHT(ユトレヒト)」オーナーの江口宏志とブック・ディレクターの幅允孝(BACH)の2人が、ブックショートで現在公募中の短編小説のテーマに沿った形で、「おとぎ話や昔話、民話などをもとにした本」を2冊ずつ紹介。10年来の付き合いという2人だが、トークショーで共演するのは今回が初めてとなった。昨年まで一緒に出演していたJ-WAVEのラジオ番組「PAGE BY PAGE」にちなんで、独特の空気感が漂うラジオのように和やかな雰囲気でトークは展開。本の紹介は、ジャンケンに勝った江口さんが先攻。紹介したのは、探検家・高橋大輔の著書「ロビンソンの足あと 10年かけて漂流記の家を発見するまで」(日経ナショナルジオグラフィック社)。“物語”を切り口に、様々な場所を探検している高橋氏が、ロビンソン・クルーソーのモデルとなった人物の足跡を追ったノンフィクションだ。「物語の舞台に実際に足を運び、それを自分ごとにする行為もある意味では二次創作」という江口さんならではの視点での1冊だ。後攻の幅さんが手にしたのは、小説家・文芸評論家として活躍する高橋源一郎の「さよならクリストファー・ロビン」(新潮社)。この短編集に収録されているお話には、様々な物語のエッセンスが取り入れられているという。幅さんイチ押しの表題作には、「クマのプーさん」のキャラクターたちが登場する。「誰もが知っているキャラクターだからこそ、その詳細を書かずとも読者はイメージを共有している、だからこの手法は短編に向いているのではないか」という言葉に多くの来場者が頷いていた。続いて、漫画家・高野文子の「ドミトリーともきんす」(中央公論新社)をバッグから取り出した江口さん。湯川秀樹、牧野富太郎など、“実在した科学者の言葉”をテーマに物語が展開するという一風変わったコミックだ。この選書には幅さんが、自分もこの本を選びたかったのに江口さんに先を越されたと悔しがる一幕も。最後は、エッセイスト・翻訳家として知られる片岡義男と鴻巣由起子の2人による共著「翻訳問答 日本語と英語行ったり来たり」(左右社)。エドガー・アラン・ポーやカポーティなどの作品の同じパートを、著者の2人がそれぞれ日本語訳して、読み比べ“問答”するというユニークな試みの一冊。「翻訳は究極の二次創作かも」と幅さんが言うように、翻訳家それぞれの考え方や個性で新たな世界が生み出される。日本と海外の翻訳文化の違いについても興味深い一冊だ。4冊の本を通して、ブックショートの公募テーマに対するユニークな切り口を提案してくれた江口さんと幅さん。“本”を題材に新たな物語を紡ぎ続けている2人も、ある意味では“二次創作のプロ”と言えるのかもしれない。質疑応答の後には、ショートショート フィルムフェスティバル & アジア代表の別所哲也からの挨拶もあり、終始温かい雰囲気でイベントは幕を閉じた。なお、このイベントの模様は、10月16日(木)に「ページバイページ」のWEBサイトでテキストが、「ブックショート」のWEBサイトで動画がそれぞれ掲載される予定だ。(text:cinemacafe.net)
2014年10月12日下北沢カレーフェスティバル2014実行委員会は10月10日~19日の10日間、「下北沢カレーフェスティバル2014」を東京・下北沢で開催する。カレー専門店はもちろん、下北沢の街じゅうのカフェやバーなど108店もの飲食店の特製カレーを食べ歩けるこのイベント。9月に行われたプレイベントで筆者が体験したその楽しみ方を紹介しよう。○スマホアプリと連動「下北沢カレーフェスティバル2014」は参加無料のカレー食べ歩きイベントで、参加者は下北沢の飲食店108店舗でさまざまなカレーを味わえる。中には、複数人でシェアできるカレーやミニサイズのカレーなどイベント期間限定のカレーを提供する店も。カレー専門店からカフェやバー・居酒屋まで、店の種類もさまざまだ。イベント開催に際して、参加店舗の所在地を記した紙の地図が用意されるほか、専用のスマートフォンアプリもリリース予定。参加店舗を検索したり、QRコードを使ったスタンプラリーに参加してオリジナルTシャツなどの賞品がもらえたりと、アプリを利用すればよりイベントを楽しめるようになっている。今回のプレイベントでは、「下北沢カレーフェスティバル2014」のマスコットキャラクター・カレーまんの案内のもと、「DEEPな下北沢」を味わえるという2店を訪れてカレーを頂いた。○"隠れ家"にも気軽に1店目の「犬拳堂」は、格闘技好きのマスターが営むカフェバーだ。いかめしい看板が特徴的で、普段なら入店するのにちょっと勇気がいりそう。同行したカレーまんによると、こういった隠れ家的なお店にも気軽に入れるのが、「下北沢カレーフェスティバル2014」の魅力なのだという。店内は落ち着いた優しいムードで、飾られた格闘技グッズもおしゃれな雰囲気。イベント期間中に味わえるカレーは何種類かあるそうだが、今回は「トマトとナスのチキンカレー」(850円)を頂いた。ナスやトマト、パプリカにピーマン、タケノコなど野菜もたっぷり入ったタイ風のチキンカレーで、トマトの酸味が効いたさっぱりとした味わい。イベント中は550円のハーフサイズも提供する。同店は、昨年多くの挑戦者が完食をあきらめたという激辛カレー「超激 100倍カレー」(1,500円)なども提供する。あまりに辛いため、今年からはやや辛さをおさえた「極辛 50倍カレー」(1,300円)も提供。"50倍"を食べられた人にのみ"100倍"を提供するそうだ。なお、同店では全てのカレーが昼は100円引き(ハーフサイズは50円引き)となる。○バーでもカレーを!2店目の「46ma(しろくま)」は、こじんまりとしてしゃれた雰囲気のバー。女性オーナーの軽妙なトークも、カレーやお酒と一緒に楽しめる。同店では骨付きのチキンが入った「特製チキンカレー」(サラダ・ドリンク付きで1,200円)を試食。ニンジン・セロリ・ピーマン・パプリカ・半個分のタマネギが、みじん切りとなってカレーの中に入っている。鶏肉はゴロッと骨付きで入っているので食べごたえは抜群。水分は少なめで、素材の甘みやうま味が凝縮された濃厚な味わいがした。「46ma」を出て下北沢駅に向かう道すがら、イベント参加予定店舗の「スープカレーポニピリカ」や「cafe hou-hou(フーフー)」を目にした。同イベント総合プロデューサーの岩井ゆうき氏によると、「東京ディズニーランドと同じくらいの面積」であるという下北沢の街。テーマパーク内を歩くように、その街並みや各所で出会う百店百様のカレーを楽しんでみてはいかがだろうか。なお、イベントの詳細については、公式サイトにて順次発表される予定。※価格は全て税込。記事中の価格・情報は9月取材時のもの。
2014年10月09日「MEGA WEB」(メガウェブ)は10月11・12日、家族でカスタマイズを楽しめるイベント「Enjoy! ちょこっとカスタマイズフェスティバル」を開催する。同イベントは、少しの架装でさまざまな個性を出せる「カスタマイズ」の魅力を伝える内容に。モデリスタ、トムスをはじめ、エムズスピード、カバナなどの架装メーカーやパーツメーカーが、パーツからコンプリートカーまで幅広く紹介される。会場では、ファミリーに人気のミニバンやSUVを中心に展示。スタッフが説明するので、初めてカスタマイズを体験する人も安心して来場できる。また、試乗コース「ライドワン」では、クスコ・テイン・HKS車両の同乗試乗や、「アクア」「アルファード」のTOYOTA G SPORTS「G’s」試乗を実施。「クルマの味」を体感することができる。さらに、「GO OUT」によるキャンプ、アウトドアイメージの演出やフェイスペインティング、京商スロットカーの体験コーナー、ヤマハ電動アシスト自転車PAS、74Daijiroポケバイの展示・試乗コーナーもある。入場料は無料で、家族そろって楽しめるイベントだ。
2014年09月30日日本合成化学工業は7月24日、産業資材用PVOHフィルム「ハイセロン」生産設備の増設を発表した。「ハイセロン」は水溶性PVHOフィルム。自動車の曲面転写印刷材、ユニット包装材料、農業用のシードテープなどの幅広い用途に使用されており、国内外市場での需要増加や用途拡大が見込まれている。現在は大垣工場で生産しているが、熊本工場に生産設備を新設し、安定供給を図る。
2014年07月25日ふじさわちょい呑みフェスティバル実行委員会は13日・14日、神奈川県藤沢市・藤沢駅南口にて「第7回ふじさわちょい呑みフェスティバル」を開催する。○"ゆるさ、遊び心"が特色の、"呑んべの祭典"同イベントは、"呑んべが、呑んべのために開催する、呑んべの祭典"。"ゆるさ、遊び心"が大きな特色となる。"ふじさわ"が発祥の地で、現在は全国に「ちょい呑みフェスティバル」が急速に拡大しているという。多くの「はしご酒イベント」とは違い、1.「ちょい呑みは、呑んべによる、呑んべの為のお祭りだ!」、2.「ちょい呑みは、大人の真剣な遊びだ!」、3.「ちょい呑みは、ゆる~く愉しく!」、4.「ちょい呑みは、参加者、お店さん、地域の人々、実行委員みんなでつくるイベントだ!」を、「ちょい呑みポリシー」としている。当日は、2,500円(前売り2,400円)で購入した「ちょい呑み券」(3枚つづり)に記載されている60店あまりの参加店舗の中から行きたい店舗を選択。店舗にて「ちょい呑み券」を渡し、「ちょい呑みセット」を楽しむ。次の店舗に移動、これを3回繰り返す。「ちょい呑みセット」は、各店舗おすすめのおつまみ1品とドリンク1杯で、店によってはいくつかの中から選ぶことができる。また「ちょい呑み券」は、何セット(1セットは3枚つづり)買ってもOK。たくさん買って全店舗制覇を目指すことも可能となる。期間中は、「ちょい呑みバースデイ!」「ゲリラ芸人」「ゲリラライブ」「ゲリラ絵描き」など、さまざまなイベントも企画。そのほか、 湘南を中心に活動するロックバンド「SWAMPS」のヴォーカリスト、"はっと"のミニライブも開催予定となる。開催日は、5月13日・14日。会場は、神奈川県藤沢市・藤沢駅南口周辺の参加店舗。「ちょい呑み券」は、枚数限定販売。残があれば当日も販売するが、前売りの購入を推奨している。もしも「ちょい呑み券」が残ってしまった場合には、1枚あたり700円払い戻す(100円は手数料)。
2014年05月08日アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF&ASIA)を始めとするショートフィルムの総合ブランド「ShortShorts」が2013年に15周年を迎えることを記念し、 インテリアショップ「LOUNGE by Francfranc」(南青山)を始めとする、全国9店舗ほかにてショートフィルム・ギフトコレクションDVD「ANNIVERSARY」が発売された。ショート・フィルムとモダンでかわいい「Francfranc」のコラボレーションで誕生したDVD「ANNIVERSARY」は、アカデミー賞短編実写部門受賞作品『おもちゃの国』や、ジョン・レノンの青春を描いた長編映画『ノーウェアボーイひとりぼっちのあいつ』のサム・テイラーウッド監督の短編作品『Love You More』 など、これまで「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」で上映した世界各国のショートフィルムを8作品に厳選した、シネマトラベルを体験出来る珠玉の一本に仕上がっている。プレゼントの機会が多くなるこの年末、大好きな人に贈ってみては?ShortShortsギフトコレクションDVD「ANNIVERSARY」価格:2,940円(税込)発売中販売先:LOUNGE by Francfrancほか全国Francfranc9店舗 、 ブリリア ショートショート シアター<オンライン販売サイト>「LOUNGE by Francfranc」:「VIVA JAPAN」:販売元:株式会社パシフィックボイス■関連作品:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2012 [映画祭] 2012年6月15日から19日までラフォーレミュージアム原宿で、6月22日から24日まで表参道ヒルズ スペース オーほかにて開催
2012年12月06日米国アカデミー賞公認のアジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF&ASIA)を始めとするショートフィルムの総合ブランド「ShortShorts」。“朝活”として注目を集めている「Tokyo Morning Grow」とコラボレーションし、気軽にムービーダイアリーを制作するクラスを開講する。「Tokyo Morning Grow」とは、IT関連及びデジタルコンテンツの人材養成スクール・大学・大学院を運営するデジタルハリウッドが、東京のビジネスパーソンの頭脳が活性化しようとする朝の時間帯に“ちょうど良い学び”を提供する講座シリーズ。働く女性、日中は忙しいという女性たちの間で人気を博しているこの「Tokyo Morning Grow」。今回ご紹介するクラスは、スマートフォンやデジタルカメラで毎日を日記やブログのように記録して、オリジナルの“ムービーダイアリー”を制作しようというもの。また、東京とベルリンを拠点に、写真家、現代美術、音楽家とマルチな活躍を見せるアーティスト・hanayo(花代)を講師に迎え、最後にはあなただけの素敵なムービーダイアリーが作れるとのこと。お勤め女子必見のこちらの講座で、あなたも毎日をオシャレに楽しく記録してみては?ムービーダイアリー(イメージ映像)「Tokyo Morning Grow」講座名:ムービーダイアリー制作クラス場所:デジタルハリウッド渋谷校日程:11月19日(月)から毎週月曜日 AM7:30~8:30(全5回)講師:hanayo(花代)受講料:26,250円(税込)定員:40名まで公式サイト:お申込み・お問い合わせ:デジタルハリウッド「Tokyo Morning Grow」■関連作品:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2012 [映画祭] 2012年6月15日から19日までラフォーレミュージアム原宿で、6月22日から24日まで表参道ヒルズ スペース オーほかにて開催
2012年11月13日今年で34回目を迎える映画祭「PFFぴあフィルムフェスティバル」が、18日から28日まで東京国立近代美術館フィルムセンターで開催。そのメインプログラムにあたり、世界最大級の自主映画コンペティションである「PFFアワード2012」の表彰式が28日に行われ、最終審査員を務めた高橋伴明監督、行定勲監督、写真家の川内倫子氏、俳優の新井浩文、映画プロデューサーの川村元気氏が各賞を発表した。その他の情報グランプリに輝いたのは、鶴岡慧子監督の『くじらのまち』。仲良し高校生男女3人組のすれ違う心の揺れを瑞々しく描いた青春群像劇の本作は、グランプリに加えてジェムストーン賞(日活賞)も受賞し見事2冠を達成した。鶴岡監督は「まるで不意打ちのような感じ。本当に光栄ですし、仲間と一緒に(壇上に)立つことができて胸がいっぱいです。ここにいるみんなの後押しがなければ、映画は完成しなかった」と受賞の喜びをかみしめた。最終審査員を代表し、グランプリを発表した新井は「自分にとって、自主映画かどうかはどうでもよくて、とにかく作品として面白いかどうかで判断させてもらった。まあ、どの作品も鼻で笑っちゃう部分があったが、『くじらのまち』はそれが一番少なかった」と辛口な総評で、参加者にエールをおくった。本年度は522作品のエントリーから、16作品を選出し、グランプリをはじめ各賞を競い合った。受賞結果は以下の通り(年齢はすべて撮影当時)。最終審査員の選ぶ3賞5作品およびPFFパートナーズの選ぶ3賞受賞者は、第24回PFFスカラシップへの挑戦権が得られる。グランプリを受賞した『くじらのまち』は第25回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門にて招待上映される予定になっている。【最終審査員が選ぶ3賞】●グランプリ『くじらのまち』 鶴岡慧子監督/23歳/長野県出身●準グランプリ『魅力の人間』 二ノ宮隆太郎監督/25歳/神奈川県出身●審査員特別賞『あん、あん、あん』 イノウエ カナ監督/22歳/京都府出身『故郷の詩』 嶺豪一監督/22歳/熊本県出身『stayチューン』 伊藤智之監督/26歳/千葉県出身【PFFパートナーズが選ぶ3賞】●エンタテインメント賞(ホリプロ賞)『かしこい狗は、吠えずに笑う』 渡部亮平監督/24歳/愛媛県出身●ジェムストーン賞(日活賞)『くじらのまち』 鶴岡慧子監督/23歳/長野県出身●映画ファン賞(ぴあ映画生活賞)『かしこい狗は、吠えずに笑う』 渡部亮平監督/24歳/愛媛県出身【特別設置】●日本映画ペンクラブ賞『Please Please Me』 青石太郎監督/22歳/東京都出身取材・文・写真:内田 涼
2012年09月28日若手映画監督の登竜門として、世界に誇る名匠を多数輩出してきた自主制作映画のコンペティション「PFFぴあフィルムフェスティバル」。1977年のスタートから今年で34回目を迎える同映画祭が、9月18日(火)より11日間にわたり開催される。未来の匠を生み出す、目玉のコンペティション部門「PFFアワード」では今年、522もの作品が集まり、その中から16作品が入選。平均年齢も23.6歳と、新世代監督たちの熱戦が繰り広げられるが、それに加えてここでしか観られない作品も数々登場する。既に入選作品のうち4作品がカナダ・バンクーバー国際映画祭や韓国の釜山国際映画祭での上映が決定しており、その信頼度が世界からも注目されている「PFFアワード」。今年のトロント国際映画祭を沸かせた内田けんじ監督らも、ここから巣立ったひとりであることは有名である。毎年、多種多様の作品が寄せられる本アワードだが、今年は震災や原発を扱った作品やいじめ問題など、入選作では時事的なテーマを扱う作品が多く見られるが、さらに過去最多となる5名の女性監督が入選しているのも特筆すべき点。女性ならではの視点で描く、思春期の悩みやジェンダーを題材にした作品に注目が集まる。この目玉となるコンペに加えて、今年注目すべきなのが招待作品部門の作品の数々。「テレビドラマに挑戦!WOWOWドラマをみる」と題した企画では、今年話題となったWOWOW製作のドラマが一挙上映され、先日ヴェネチア国際映画祭でも上映された黒沢清監督×小泉今日子主演のドラマ「贖罪」の国際映画祭バージョンが上映される。世界各国の映画関係者らの強い希望のもと、4時間半にも及ぶ長尺の映画として蘇った本作はヴェネチアでスタンディング・オベーションを起こしたが、この映画祭バージョンが国内で観られるのはPFFだけ。ぜひチェックを!また、名作を通してタイムワープのひとときを過ごしてみたいという方には、イギリスを代表する監督&脚本コンビ、マイケル・パウエルとエメリック・プレスバーガー、撮影のジャック・カーディフによる名作を集めた「映画の“ルック”を浴びてみる!」コーナーがオススメ。『老兵は死なず』(’43)や『天国への階段』(’46)、『赤い靴』(’48)など、技術が進化した今日から遡ること半世紀以上前のこだわりの映画が観る者のクリエイティブ精神を刺激する。さらに、2010年のPFFアワード審査員特別賞を受賞した『世界グッドモーニング!!』がフランスで公開を控えるなど、世界から注目を集める新鋭・廣原暁監督の新作であり、自身の転換点だという『HOMESICK』が初披露されたり、村上淳、渋川清彦らが集結した『Playback』など公開予定の日本映画最新作の上映、昨年逝去した名匠・森田芳光監督が生んだ幻の8ミリ作品のデジタルバージョンでの上映など、ここだけでしか楽しめない企画が目白押し!各国の映画祭も最高潮の盛り上がりを見せる“芸術の秋”、ぜひあなたも日本が誇る新たな才能を先取りしながらこの季節を堪能してみては?「第34回PFFぴあフィルムフェスティバル」は9月18日(火)から28日(金)まで東京国立近代美術館フィルムセンターにて開催。「第34回PFFぴあフィルムフェスティバル」会期:9月18日(火)~28日(金) ※月曜休館場所:東京国立近代美術館フィルムセンター公式サイト:■関連作品:鍵泥棒のメソッド 2012年9月15日よりシネクイントほか全国にて公開© 2012「鍵泥棒のメソッド」製作委員会
2012年09月13日楽天トラベルは、日本一の朝ごはんを決定する「朝ごはんフェスティバル頂上決戦」を9月4日、都内で開催した。同フェスティバルは、約1,000のホテルや旅館が参加した「朝ごはんフェスティバル」の頂上決戦。7月17日から7月31日までウェブ投票にて、多くの票を獲得した5つの宿泊施設が参加した。出場ホテル・旅館名は次の通り。■那須温泉ホテルエピナール那須(栃木県)■ホテルオークラ東京ベイ(千葉県)■粟津温泉旅亭懐石のとや(石川県)■箱根湯本温泉箱根花紋(神奈川県)■東京ベイ舞浜ホテルクラブリゾート(千葉県)今回、「朝ごはんフェスティバル頂上決戦」でグランプリに輝いたのは、箱根湯本温泉箱根花紋。メニューは「元気の出る花紋流五色盛り」、「小田原季節の籠盛り」、「鯵のつみれ鍋」。審査員からは、「いかにも老舗旅館の朝食という感じですばらしかった」、「もりつけの美しさに目をひかれる」といった声があがった。同フェスティバルで3位を獲得したのは、粟津温泉旅亭懐石のとや。メニューは「源泉あわびがゆ」、「海鮮おみそ汁」、「のど黒一夜干し」。準優勝は、ホテルオークラ東京ベイ。メニューは「ホテルオークラ伝統のフレンチトースト」、「5種のフルーツグラタン クランキー仕立て黄金焼き」、「太陽と大地の恵みをお届けするバーニャカウダー風サラダ」である。那須温泉ホテルエピナール那須は審査員特別賞を受賞。メニューは「那須みそで焼むすび茶漬け」、「那須御養卵の泡雪玉子」、「高原野菜のおひたし」。同じく東京ベイ舞浜ホテルクラブリゾートも審査員特別賞を受賞した。メニューは 「千葉県産ミートの舞浜スマイルバーガーと千葉県産梨のラテとともに」、「チバザポークの舞浜ハッピーサンド」、「千葉県産鯵のタタキと大和芋のジュレ」である。同フェスティバルには5名の審査員が参加した。参加者は次の通り。■楽天トラベル株式会社代表取締役社長岡武公士氏■ラ・ロシェルオーナーシェフ坂井宏行氏■料理研究家浜内千波氏■料理王国発行人阿久澤千恵氏■週刊ホテルレストラン編集長久保亮吾氏また、朝ごはんレシピコンテスト代表として、一般から神谷絵里氏が参加した。授賞式には楽天の三木谷社長が参加し、グランプリを受賞した箱根湯本温泉箱根花紋の料理長矢野雄二氏にトロフィーを授与した。矢野氏は、「板長から、『3位までに入らないとクビ』と言われていたのですが、無事に優勝することができてほっとしています。これからもお客さまを元気にする朝ごはんを作っていきたいと思います」と語り、会場の笑いを誘った。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月07日今年で20回目を迎える子供たちのための映画祭「キンダー・フィルム・フェスティバル」が8月15日(水)に東京・調布のグリーンホールで開幕。映画祭チェアパーソンを務める女優の戸田恵子を始め、広報宣伝大使の中山秀征と内田恭子、さらに応援ゲストのルー大柴らが来場。洋画を上映し声優陣がその場で吹き替えを行なう“ライヴ吹替え”を披露し会場を盛り上げた。ベルリン国際映画祭の児童映画部門「キンダー・フィルムフェスト・ベルリン」の協力を得て1992年に始まった本映画祭。映画の上映のみならず、イベントの司会進行や審査員も含め多くの子どもたちが参加して行われており、この日も会場には小さな子供たちが大勢訪れた。戸田さんは「今年もベルリンに行って、たくさんの映画を観て、こども映画に関わる方々や監督とお話しして来ました。世界には素晴らしい作品がいっぱいありますが、それを紹介できる唯一のフェスティバルです」と胸を張る。さらに保護者に対しても「お子さんだけでは会場に来れません。たくさんのお子さんを誘ってぜひ来年と言わず明日もお越しいただければ」と呼びかけた。中山さんと内田さんは作品の選定にも携わった。中山さんは「20~30作品の中から選ばせていただきましたが、観れば観るほど選ぶのが難しくなる。中でもかわいらしい作品、言葉が分からなくても楽しんでもらえる作品を選びました」と語る。一方の内田さんは「愛おしく切ないけど希望を忘れない作品、大人でもウルッと来る作品を選ばせてもらいました」と明かした。続いて登場したルーさんは、会場を埋め尽くす観客にビックリしたようで「すごいお客様ですね!毎年、だんだん盛り上がってグレードアップして嬉しい。何本かをウォッチしましたがティアー(涙)が出てきました」と得意の(?)英語まじりに興奮を語っていた。この日はオーストラリアのマシュー・ムーア監督による13分の短編作品『ジュリアン』のライヴ吹替えに戸田さん、中山さん、内田さん、ルーさんが挑戦。ベルリンでクリスタルベア賞を受賞した佳作の内容はもちろん、めったに体験できない生の吹き替えに客席からは大きな拍手が送られ、客席には子供たちの笑い声が響いた。上映後には、この日のために来日したムーア監督とタイトルロールのジュリアンを演じたエドくんも登場。ライブ吹替えを鑑賞したエドくんは「オリジナルの声とまた全然違ってビックリしたけど面白かったです」と笑顔を見せていた。映画祭は5日間にわたって開催。子供の年齢にあわせた様々な作品の上映に加え、期間中はバルーンアートや大道芸人によるショー、海外アーティストによる限定ワークショップなども開催される。「子どもたちの世界映画祭 20thAnniversary キンダー・フィルム・フェステバル」期間:8月19日(日)まで開催会場:調布グリーンホール(東京・調布)公式サイト:特集「シネカフェくんのふらっと映画祭」■関連作品:小さなバイキングビッケ ビッケと神々の秘宝© 2011-Constantin Films
2012年08月15日ヘルスケア製品などの製造・販売を行う住友スリーエムは、伸縮性・通気性・防水性に優れた防水フィルム、「ネクスケア 防水スムースフィルム ロールタイプ」(全2種類)を8月21日から発売する。同商品は、水仕事や入浴・シャワー時など、ガーゼやばんそうこうを濡らしたくないときに使用するためのフィルム。伸縮性に優れ、指などの関節に貼っても肌になじみやすく、自然なつけ心地だという。水やバイ菌をしっかり防ぎながら、酸素や水蒸気を通す素材のため、皮膚がむれにくい。表面に低まさつ加工を施しており、衣類との摩擦やズレを軽減。床ずれ予防の一助など、介護用途にも使える。さらに、ロールタイプになっており、必要な長さに切って使うことができる。サイズ展開は、100mm幅と50mm幅の2種類で、用途によって選択が可能。価格はともにオープン価格(店頭想定価格630円前後)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月26日9月18日(火)に開幕する映画祭「第34回 PFF ぴあフィルムフェスティバル」の上映ラインナップの一部がこのほど発表された。その他の写真「PFF ぴあフィルムフェスティバル」は“映画の新しい環境づくり”をテーマに、1977年より続いている映画祭。毎年、500作品以上もの応募が集まる世界最大級の自主映画コンペティション“PFFアワード2012”をメインプログラムに、貴重な上映やレクチャー、関連イベントなど多彩なプログラムが組まれている。本年度の“PFFアワード”の入選作品は全16本。事務局が公表しているデータでは入選監督の平均年齢は23.6歳で、例年よりも若い才能に注目が集まっているという。また、特別招待作品として“映画の“ルック”を浴びてみる!~マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー&ジャック・カーディフ~”が決定。英国の映画作家で、近年再評価が進むマイケル・パウエルと、パートナーのエメリック・プレスバーガー、そして撮影のジャック・カーディフによる作品を紹介するもので、『老兵は死なず』や『天国への階段』など1940年代の名作や、フィルムの紛失により長らく観ることができなかった幻の作品『ヒズ・ロードシップ』などが上映される。また、クロージングイベントとして、本映画祭の映画製作プロジェクト“PFFスカラシップ”からうまれた廣原暁監督の『HOMESICK』が初披露される。「第34回PFFぴあフィルムフェスティバル」9月18日(火)から28日(金)まで東京国立近代美術館フィルムセンターで開催
2012年07月20日今年も大盛況のうちに幕を閉じたアジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア」(以下SSFF & ASIA)。6月末に閉幕してから1か月と経っていないが、映画祭15周年という記念すべき年になる2013年に向けて、早くもビッグプロジェクトが動き出している。そのうちの一つが「フットボールプログラム」である。「スポーツの持つ力を映像を使ってより多くの人々に伝える」という共通した理念のもと、公益社団法人日本プロサッカーリーグ(以下Jリーグ)と数々のコラボレーション・プログラムを行ってきた「SSFF & ASIA」だが、今回新たな取り組みとして、Jリーグ開幕20周年を迎える2013年に向けて特別ショートフィルムを製作することが決定している。その記念すべき作品の監督に大抜擢されたのは、コロンビア大学大学院映画学科の卒業制作作品『タイディ・アップ(Tidy Up)』が本映画祭や「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」、数々の海外映画祭で上映され、ハリウッドの映画祭では最優秀短編映画賞を受賞した、“MADE IN JAPAN”の国際派監督として注目を集める大川五月監督。過去に同映画祭で入選、受賞した監督を中心に公募で寄せられた企画の中から、Jリーグとショートショート実行委員会による厳しい選考を通過し、見事大抜擢となった。作品の詳細はまだ明かされていないが、Jリーグ20周年を象徴する「ホームタウン」、「身近にスポーツがあるライフスタイル」そして「海外」というテーマが課せられている中でどのような作品を作り上げるのか?早くも完成が待たれる。もう一つのビッグプロジェクトは、「SSFF & ASIA」と日本最大級の3D専門チャンネルを展開する「スカパー!」がタッグを組み、オリジナル作品として製作する“3Dショートフィルム”である。本映画祭では数年前から「3D部門」を立ち上げ、昨年の特別審査員には『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』などで知られる巨匠・押井守監督が名を連ねるなど、映像業界からも大きな注目を集めており、2010年に3D専門チャンネル「スカチャン3D」を立ち上げたスカパー! はこの取り組みに賛同、2年にわたり本映画祭で上映された3Dショートフィルムを放送してきた。この2大組織が満を持して贈るビッグプロジェクトの切符を手にしたのは、「SSFF & ASIA 2009」でジャパン部門の優秀賞を受賞し、ウエンツ瑛士主演の映画『タイガーマスク』の公開を控える29歳の新鋭、落合賢監督。3Dならではの世界観をどう作品に生かすのか?世界へ羽ばたくチャンスを手にした若手監督たちの活躍が目覚しい「SSFF & ASIA」。8月1日(水)からは来年度の上映作品の公募もスタートするという。世界をアッと言わせる新しい才能に期待しつつ、2013年の6月の開催を楽しみに待つとしよう。特集「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2012」特集「シネカフェくんのふらっと映画祭」■関連作品:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2012 [映画祭] 2012年6月15日から19日までラフォーレミュージアム原宿で、6月22日から24日まで表参道ヒルズ スペース オーほかにて開催タイガーマスク 2012年公開予定
2012年07月04日アジア最大のショートフィルムの祭典で、今年で14回目を迎えた「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」が6月24日(日)に閉幕。日本人監督の平柳敦子による『もう一回』がグランプリとジャパン部門優秀賞の2冠を獲得した。会場には映画祭創立者でディレクターを務める別所哲也を始め、審査員、プレゼンターに各作品の監督、キャストなど多くの著名人が来場し、アワードセレモニーの開催前にはレッドカーペットイベントも行われた。審査員を務めた俳優の北村一輝、萬田久子、中村雅俊、プレゼンターとして歌手の大黒摩季や女優の川島海荷、また「ミュージックShort部門」の受賞作の原曲を提供した人気バンド「クラムボン」のミト(『Bubble』)、「グッドカミング」(『グッドカミング~トオルとネコ、たまに猫~』)、さらに作品に出演している松坂桃李も出席し、会場は盛り上がりを見せた。「ストップ!温暖化部門優秀賞」ではワン・チェンヤン監督の『物を大切に』が受賞。審査員の中村雅俊は「表現の仕方にいろんな手法があり、それぞれ面白かったです」と総評。受賞作で描かれる“環境オタク”扱いされる主人公と世間のギャップに触れ「(環境問題を)他人事ではないことを意識して自分にできることをやっていくのが必要だと感じました」と感想を語った。川島海荷は「CG部門」の特別プレゼンターとして登壇。優秀賞を受賞したトーマ・エシェット監督の『フラミンゴ・プライド』を「フラミンゴの毛の動きなどがリアルで驚きましたし、ユーモアにクスッと笑ってしまいました」と絶賛した。ミュージックShort部門の「クリエイティブアワード」はアーティストの楽曲を基に作られたショートフィルムで競われる。プレゼンターを務めた大黒さんも、過去に自身の楽曲が作品になった経験があり「ミュージシャンなら誰でも思うことですが、私たちは全く台本がない状態で『こんな曲を作って』と言われて、途中で急にタイアップが決まったりと常に映像におびやかされてきました(苦笑)。だからこうして映像クリエイターの方が(曲に)画をつけてくださるというのはすごく気持ちいいです。逆の方向のものやタブーというのはすごい力を生むものだと思います」と本部門の意義を訴えた。ミュージックビデオの中から選出される「シネマチックアワード」を受賞したのは、「グッドカミング」の「明日に」を基にした『グッドカミング~トオルとネコ、たまに猫~』。松坂桃李は彼らのライヴに行ったことをきっかけに出演が決まり「一つの出会いからこのような作品が生まれ、その中に自分が存在できて光栄です」と喜びを語る。タイトルにあるように猫が登場するのだが、松坂さんは何と猫アレルギー!「撮影の前日に判明しまして…。目薬や鼻の薬で乗り切りました」と苦笑交じりに明かした。そして「オフィシャルコンペティション部門」では台湾のジェイ・チャン監督の『泥棒』が「アジア・インターナショナル部門」に輝いた。審査員を務めた小林政広監督は「日本とアメリカの作品は時代を反映したのか保守的だった」とコンペ作品全体に辛口の批評を加えつつ、「その中でアジア・インターナショナル部門の作品を観るのが楽しみでした。この作品を観てすぐに『これだな』と思いました」と称賛を贈った。「インターナショナル部門」のプレゼンターの北村一輝は「寿命が縮まるかと思った」と選出に大いに頭を悩ませた様子。その中で「メッセージ性の強いものを選ぼうということで、弱者の目線から物事を捉えているこの作品に決めた」とフランク・ディオン監督の『エドモンドとロバ』に優秀賞を贈った。「ジャパン部門」とグランプリの2冠に輝いた『もう一回』はアメリカから15年ぶりに帰国した男性と、変わり果てた母の最後の一日を描いた作品。平柳監督は「信じられません。夢見てるみたいです」と驚きと喜びを口にした。現在、シンガポールの学校で映画の勉強をしており、副賞の賞金について「卒業作品(の製作費)に使います。これで貯まりました!」と笑顔を見せた。公式サイト:特集「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2012」特集「シネカフェくんのふらっと映画祭」■関連作品:グッドカミング ~トオルとネコ、たまに猫~ 2012年6月4日よりTOHOシネマズにて限定公開ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2012 [映画祭] 2012年6月15日から19日までラフォーレミュージアム原宿で、6月22日から24日まで表参道ヒルズ スペース オーほかにて開催
2012年06月25日日本で唯一の子供たちのための国際映画祭「キンダー・フィルム・フェスティバル」の記者発表会が、5月24日(木)に渋谷シダックスホールにて行われ、映画祭のチェアパーソンを務める戸田恵子を始め、広報宣伝大使に就任したタレントの中山秀征、アナウンサーの内田恭子が出席した。世界三大映画祭の一つに数えられるベルリン国際映画祭の「児童映画」部門の協力を得て1992年にスタートした本映画祭。20周年という節目を迎える今年は、チェアパーソンである戸田さん自らがベルリン国際映画祭で行われた「キンダー・フィルムフェスト・ベルリン」に足を運び、100本以上の候補作品の中から厳選した長編4本、短編10本が上映される。また、子供たちが創る映画祭というコンセプトのもと、同映画祭には、公募で選ばれた子供たちが“キンダー審査員”として最優秀作品を選出したり、外国映画でも子供たちが楽しめるように上映中に生で日本語の吹き替えを行う“ライヴシネマ”など、独自の企画が多数あるが、戸田さんは「ベルリン国際映画祭では一人だけでナレーションをして吹き替えるんですが、キンダー・フィルム・フェスティバルでは一人一人のキャラクターを別々のタレントさん、声優さんが吹き替えるんです。ベルリン映画祭で会った世界中の映画祭ディレクターに『日本はかなりすごい!』とすごく驚かれました」と誇らしげにその魅力を語った。今年から広報宣伝大使として加わることとなった中山さんと内田さんは、「昨年参加しまして『どうしていままでこんな素敵な映画祭を知らなかったんだろう!』と思いました。もっと沢山の人に知ってもらいたいという思いから、広報宣伝大使を引き受けさせてもらいました」(中山さん)、「ライヴ吹き替えでは、会場の子供たちが上映を観てハッと息をのんだり、楽しく笑ったり。そういったリアクションを直接ステージ上から感じることができて、毎年すごく勉強になっています」(内田さん)とそれぞれに参加できる喜びを語った。またこの日、報道陣の前で、戸田さんらは実際にライヴシネマ形式で短編映画『ジュリアン』の生吹き替えに一発勝負で挑戦。『アンパンマン』シリーズを始め、声優としても幅広く活躍する戸田さんはさすがの職人芸で会場を沸かせた。最後に、戸田さんは「世界には子供のために作られた映画がたくさんありますが、日本ではまだまだ数少ない気がします。日本のアニメーションももちろんクオリティが高いですが、世界にはいろいろな切り口で、いろいろなタッチの映画があるんです。キンダー・フィルム・フェスティバルはそんな世界中の子供のための映画がたくさん観られる、珍しく貴重な映画祭だと思います。この映画祭からもっとたくさんの子供のための作品を日本に紹介できたらいいなと思います」と本映画祭にかける熱い思いを語った。「子どもたちの世界映画祭20thAnniversaryキンダー・フィルム・フェスティバル」は8月15日(水)から19日(日)まで、調布市グリーンホールにて開催。公式サイト:特集「シネカフェくんのふらっと映画祭」■関連作品:それいけ!アンパンマンよみがえれ バナナ島 2012年7月7日より全国にて公開© やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV、© やなせたかし/アンパンマン製作委員会2012■関連記事:ママ・木村佳乃が元気を届ける!『アンパンマン』ゲスト声優に挑戦!
2012年05月28日「ラディソンホテル成田」では4月8日(日)、「第6回ラディソン花見フェスティバル」を開催。東京ドーム2.5倍の広大な敷地に咲き誇る桜を愛でながら、さまざまな催しが楽しめる。同フェスティバルは全国から2,000人近くが訪れる毎年恒例の花見イベント。近隣住民への感謝の気持ちをこめて開催されるもので入場無料。来場者全員に大抽選会の抽選券のプレゼントもある。敷地全体をひとつの公園に見立てた花見会場では、「成田ゆめ牧場」の出張動物園、各種ゲームが楽しめるキッズコーナーなど、子ども向けの催しもいろいろ。メイン会場となる芝生広場では地元のフラダンスチームや和太鼓集団による迫力のパフォーマンスも披露される。ホテル総料理長自らが腕をふるうフード屋台も充実。名物のステーキをはじめ、国際色豊かなメニューがズラリとそろい、何を食べようか迷ってしまうほど。成田空港に近く、海外エアラインクルーの宿泊も多いインターナショナルホテルならでは味が楽しめる。さらに今年は、フェスティバル会場で使えるチケット2,000円分が付いた宿泊プラン「花見フェスティバル・スペシャルステイプラン」も販売。 1泊朝食付きで一人あたり7,500円~と非常にリーズナブルなので、旅行を兼ねてのんびりするのもよさそうだ。都心から約1時間で気軽に海外旅行気分が味わえる同ホテル。この春は、インターナショナルな雰囲気のなかで日本の春を満喫してみては。第6回ラディソン花見フェスティバル日時:4月8日(日)10:00~16:00(入場無料、雨天決行)内容:ステージパフォーマンス、フード屋台、ドッグカフェ、「成田ゆめ牧場」ふれあい動物園、各種ゲーム (キッズゲームコーナー〈有料〉、大抽選会など)、各種アクティビティ (ヨガ、テニスなど)花見フェスティバル・スペシャルステイプラン対象日:4月7日(土)または4月8日(日)限定料金:大人2名1室1泊朝食付き15,000円(1名様あたり7,500円)、夕食付き19,000円(1名様あたり9,500円)※税・サ込特典:花見フェスティバル会場のフード屋台でドリンク、フード購入に使用できるチケット2,000円分付き予約・お問い合わせ:ラディソンホテル成田 0476-93-1234(代表)取材/古屋 江美子
2012年03月19日古楽界の最高峰に君臨するヴァイオリニスト、レイチェル・ポッジャーがプロデュースする《トリフォニーホール・バッハ・フェスティバル2012》がまもなく開催される。「レイチェル・ポッジャー・プロデュース《トリフォニーホール・バッハ・フェスティバル2012》」の公演情報イングリッシュ・コンサートのコンサートミストレス、エイジ・オブ・エンライトメントのゲスト・ディレクターを務めたほか、ソリストとしても活躍するヴァイオリニスト、レイチェル・ポッジャー。1999年に発表した録音版『バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ』は、「古楽器による無伴奏」史上最大のベストセラーを記録。古楽奏法(*)を駆使しつつ、作品をあるがままに自由に解き放ったような瑞々しい音楽で、一躍世界にその名を轟かせた。そのポッジャーが、2007年に創設したアンサンブル「ブレコン・バロック」を率い、自身の代名詞として高く評価されるバッハ作品だけを厳選して贈る本フェスティバル。1739年製の愛器「ペザリニウス」で奏でる「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)」をはじめ、「ヴァイオリン協奏曲」「チェンバロ協奏曲」「無伴奏チェロ組曲第1~3番」「ゴルトベルク変奏曲」など、バッハの膨大な作品群から2日間で全17曲を披露する。世界的名手の演奏で、バッハの真髄を味わい尽くす貴重なコンサートだ。レイチェル・ポッジャー・プロデュース《トリフォニーホール・バッハ・フェスティバル2012》は、2月18日(土)・19日(日)にすみだトリフォニーホール(東京都)にて開催。チケットは発売中。◆レイチェル・ポッジャー・プロデュース《トリフォニーホール・バッハ・フェスティバル2012》2.18(土)11:00開演 [コンサートI:ソロ] 大ホール13:30開演 [コンサートII:ソロ] 小ホール15:30開演 [コンサートIII:ソロ] 大ホール18:30開演 [コンサートIV:コンチェルト] 大ホール2.19(日)11:00開演 [コンサートV:ソロ] 大ホール13:30開演 [コンサートVI:ソロ] 小ホール15:30開演 [コンサートVII:コンチェルト] 大ホール(*)古楽奏法…作曲された当時の楽器・演奏様式などの史的考証に基づいた演奏
2012年02月10日世界でも稀なオンラインベースの国際短編映画祭であるCON-CANムービー・フェスティバルが、「第1回 町田CON-CANショートフィルム・フェスティバル」と題し、初のリアル会場上映を行う。2月11日(土・祝)、12日(日)の両日、町田市民フォーラムほかにて。その他の写真CON-CANムービー・フェスティバルとは、2005年にスタートしたオンラインベースの短編映画祭。「作家の魂を世界中の視聴者に届ける」というコンセプトの元、社会的テーマに重点を置いた作品を毎年上映。2009年には、TIME誌にアジアの注目すべき映画祭のひとつとして紹介され、これまでに入選した作品は400本以上、応募作品は世界70か国以上から総数4,000本を超えている。今年は新しい映像文化発信の取組みとして、世界の多様なショートフィルムの魅力をリアル会場でひとりでも多くの人と共有したいという思いから、町田市での開催を決定。今回の開催では、平林勇監督の短編作品『663114』が凱旋上映される。『663114』は、「戦後66年の3月11日に起こった4基の原子力発電の事故」を意味しており、福島第一原発事故後の未来を描いた8分のアニメーション。第62回ベルリン国際映画祭 ジェネレーション部門 短編部門選出、第66回毎日映画コンクール アニメーション部門 大藤信郎賞受賞、サンダンス映画祭上映、クレルモンフェラン国際短編映画祭上映など、国内外問わず様々な映画祭で注目を集めている話題作だ。平林勇監督は今回の会場開催について「CON-CAN(ムービー・フェスティバル)はいつも世界トップクラスの短編映画をセレクションしているので、今回の町田での開催でも、できるだけ多くの人たちに実際に足を運んで見に来て欲しいと思います」とコメントをよせいる。「第1回 町田CON-CANショートフィルム・フェスティバル」は、2月11日(土・祝)、12日(日)の2日間、町田市民フォーラムほかで開催。『663114』は、『Isamu Hirabayashi/平林勇特集』内にて上映。特集上映では、平林勇監督がゲスト登壇し、作品の誕生秘話や映画祭での様子や反応、短編映画の魅力を語るトークコーナーも予定されている。
2012年02月09日全米で数々の賞を受賞してきたシェフ、ロイ・ヤマグチ氏が来日!9月16日(金)ロイズ東京にて、ハワイアンフェスティバルが開催される。1988年12月「ロイズレストラン」をホノルル、ハワイカイにオープンして以来、ロイ・ヤマグチの作り出す仕ハワイアン・フュージョン・キュイジーヌ”は、米国を初め世界中の人々を魅了してきた。「料理は個人個人のクリエイティブな発想を形に表す素晴らしい手段だ。そして料理は私の人生そのものだ。」と語るロイ・ヤマグチ氏。9月16日(金)はそんなロイ氏による1日限りのハワイアンフェスティバルが開催され、ホノルルの「ロイズレストラン」が、六本木ヒルズにオープンする。ロイ氏のオリジナルメニューは、ロイズ東京 バー&グリルにて9月30日まで味わえるので、こちらもぜひチェックしてほしい。お問い合わせ:ロイズ東京 バー&グリル tel.03-5474-8181東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズウェストウオーク5F1日限りのハワイアンフェスティバル日時:2011年9月16日(金)18:30受付/22:00終了料金:¥10,000内容:前菜10種/野菜料理5種/ハワイアンフュージョンSUSHl(Roy’sStyIe)魚料理3種/肉料理3種/デザート5種/フリードリンク付き9月17日(土)~30日(金)の期間は、ロイ・ヤマグチ氏オリジナルの「ハワイアン・キュイジーヌ特別ランチ(¥3,500)」「ハワイアン・キュイジーヌ特別ディナー(¥6,000コース、¥8,000コース)」もメニューに登場する。※(全て税・サ込)
2011年09月09日