4人組バンド・クジラ夜の街が、初のホールワンマンライブ『7歳』を結成記念日の6月21日(金) に東京・LINE CUBE SHIBUYAで開催することが決定した。併せて、メジャー2nd EPを7月3日(水) にリリースすることが発表された。初回限定盤には、4月7日(日) にファイナルを迎えた全国ワンマンツアー『輝夜を捜して』の東京・Zepp Shinjuku(TOKYO)のライブ映像を収録したDVDが付属する。■宮崎一晴(Vo.Gt)コメントどうもこんにちは。クジラ夜の街のボーカルギター宮崎いっせいです。この文章は音声入力で打ち込んでいます。わたしたちは初のホールワンマンを開催します。キャパはなんと約2,000。えー。えー。すごーい。なんてことだ。おいおいおい。おい。史上最大規模のワンマンライブ、7歳。みんなでクジラ夜の街の誕生日をお祝いしましょう。happy birthday love and peace クジラ。クジラだ。世界一幻想的な夜なるからみんな来てね。<ライブ情報>クジラ夜の街ワンマンLIVE“7歳”6月21日(金) 東京・LINE CUBE SHIBUYA開場17:30 / 開演18:30<リリース情報>クジラ夜の街 メジャー2nd EP『タイトル未定』7月3日(水) リリース●初回限定盤(CD+DVD):3,500円(税込)●通常盤(CD only):1,500円(税込)【DVD収録内容】※初回限定盤のみ■クジラ夜の街 全国ワンマンツアー2024『輝夜を捜して』@Zepp Shinjuku(TOKYO)(2024.4.7)【初回生産分封入特典】アーティスト写真ステッカー(ランダム1種)クジラ夜の街「美女と野獣」配信中クジラ夜の街「美女と野獣」ジャケット配信リンク:クジラ夜の街「美女と野獣」MVクジラ夜の街 ワンコインCD「美女と野獣」発売中価格:500円(税込)販売箇所:ライブ会場、タワーレコード渋谷店・町田店・名古屋近鉄パッセ店クジラ夜の街 ワンコインCD「美女と野獣」ジャケット公式サイト:
2024年04月08日4人組バンド・クジラ夜の街が、新曲「美女と野獣」を4月3日(水) に配信リリースすることが決定した。「美女と野獣」は、アレンジャー兼サウンドプロデューサーに、Teleのアレンジ・キーボード演奏をはじめ、ロックバンド・BRADIOのアレンジなどにも参加している奥野大樹を起用。オーケストラを彷彿とさせるエモーショナルなストリングアレンジとバンドサウンドとの融合に加え、宮崎一晴(Vo. Gt.)のストレートな歌詞が心に響く楽曲となっている。本日3月29日24時に放送されるFM NACK5のレギュラー番組『クジラ夜の街のメタラジオ』でラジオ初解禁されるほか、公式TikTokで楽曲の先行配信も開始される。また恒例となっているシングル曲が収録されたワンコインCDは、ワンマンツアーのファイナルとなる4月7日(日) の東京・Zepp Shinjuku (TOKYO) のライブ会場とタワーレコード渋谷店・町田店・名古屋近鉄パッセ店で限定発売される予定だ。<リリース情報>クジラ夜の街「美女と野獣」4月3日(水) リリースクジラ夜の街「美女と野獣」ジャケット各音楽配信サイト: / Pre-Save受付: / Pre-Saveキャンペーン 応募フォーム:クジラ夜の街 ワンコインCD「美女と野獣」4月7日(日) リリース価格:500円(税込)販売箇所:ライブ会場、タワーレコード渋谷店・町田店・名古屋近鉄パッセ店クジラ夜の街 ワンコインCD「美女と野獣」ジャケット<ツアー情報>メジャー1stフル・アルバム『月で読む絵本』レコ発ツアー クジラ夜の街 全国ワンマンツアー2024『輝夜を捜して』※終了分は割愛4月7日(日)東京・Zepp Shinjuku(TOKYO)開場17:00 / 開演18:00チケット情報:()公式サイト:
2024年03月29日杉咲花、志尊淳はじめ若手最旬俳優たちが共演する映画『52ヘルツのクジラたち』。この度、杉咲さんと実生活でも親友同士である小野花梨の運命的な出会いが紡いだ本編シーンとインタビュー映像が解禁された。今回解禁となった本編映像では、孤独な少年を救うため「覚悟を決めた」貴瑚(杉咲さん)と美晴(小野さん)の友情が映し出されている。ある傷を抱え、東京から海辺の街の一軒家へと移り住んできた貴瑚は、虐待され、声を出せなくなった「ムシ」と呼ばれる少年と出会う。かつて自分も家族に虐待され、搾取されてきた彼女は、少年を見過ごすことができず、少年が「会いたい」と願う「ちほちゃん」の元に、少年を連れて行こうと決意する。そんな中、突然、東京から姿を消した貴瑚を探していた親友・美晴が現れる。最初は見知らぬ少年と暮らす貴瑚に当惑する美晴だったが、「私覚悟を決めたんだよ。あの子を本当に安全な場所に連れて行ってあげたいの」と成長した貴瑚の力強い言葉に美晴は「とにかく今はあんたと一緒にいる。私だって覚悟決めてきたんだよ」とお互いの絆を確かめ合い美晴も旅に同行することに。その道すがら貴瑚は、美晴にも打ち明けられなかった、いまはもう会えない安吾とのかけがえのない日々と、全てを一瞬で変えてしまったある出来事を打ち明ける――。実はプライベートでも大の親友同士で、作中でも親友を演じた杉咲さんと小野さん。同時に解禁となったインタビュー映像では、2人の絆を感じる奇跡的なエピソードも解禁された。撮影をふり返り、杉咲さんは「友人として過ごしてきた時間が長かったので、カメラの前に立った時、役として交われるのだろうか。という今まで感じたことのない妙な緊張感があった」と明かしつつも「実際、現場に立って対面した時に、自分の目の前にいたのは美晴で花梨ではなくて…」と小野さんの俳優としての姿勢を賞賛。対して小野さんは照れながらも、「仕事だと思ったらなんか友達いる!という感じになっていて...でも対人関係であるべき心遣いを取っ払えていたので演じやすい部分もあったね」とふり返っており、杉咲さんとだからこそできた演技があったことを明かす。さらに、原作小説「52ヘルツのクジラたち」との出会いは、まさかの小野さんから勧められた本だったと明かす杉咲さん。「こんなことってあるんだ!と思いました。花梨から貴瑚という役を演じて欲しい!とおすすめして貰った本で、そのタイミングでオファーを頂けて、さらに美晴役のオファーが花梨に行くなんて思ってもみなかったので」と、運命としか呼べないエピソードを明かしている。『52ヘルツのクジラたち』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:52ヘルツのクジラたち 2024年3月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2024年03月08日映画『52ヘルツのクジラたち』の本編映像と、杉咲花&小野花梨によるインタビュー映像が公開された。本作は、2021年の本屋大賞を受賞した町田そのこによる同名小説を原作とした実写映画。このたび公開となった本編映像では、孤独な少年を救うため“覚悟を決めた”貴瑚(杉咲)と美晴(小野)の友情が映し出されている。ある傷を抱え、東京から海辺の街の一軒家へと移り住んできた貴瑚は、虐待され、声を出せなくなった「ムシ」と呼ばれる少年と出会う。かつて自分も家族に虐待され、搾取されてきた彼女は、少年を見過ごすことが出来ず、少年が「会いたい」と願う「ちほちゃん」のもとに、少年を連れて行こうと決意する。そんな中、突然東京から姿を消した貴瑚を探していた親友・美晴が現れる。最初は見知らぬ少年と暮らす貴瑚に当惑する美晴だったが「私覚悟を決めたんだよ。あの子を本当に安全な場所に連れて行ってあげたいの」とひとりの女性として成長した貴瑚の力強い言葉に美晴は「とにかく今はあんたと一緒にいる。私だって覚悟決めてきたんだよ」とお互いの絆を確かめ合い美晴も旅に同行することに。その道すがら貴瑚は、美晴にも打ち明けられなかった、今はもう会えない安吾とのかけがえのない日々と、すべてを一瞬で変えてしまったある出来事を打ち明けるのであった――。実はプライベートでも大の親友であり、作中でも親友を演じた杉咲と小野。撮影を振り返り杉咲は「友人として過ごしてきた時間が長かったので、カメラの前に立った時、役として交われるのだろうか。という今まで感じたことのない妙な緊張感があった」と明かしつつも「実際、現場に立って対面した時に、自分の目の前にいたのは美晴で花梨ではなくて……」と小野の俳優としての姿勢を賞賛した。対して小野は照れながらも「頭がおかしくなりました!仕事だと思ったらなんか友だちいる!という感じになっていて……でも対人関係であるべき心遣いを取っ払えていたので演じやすい部分もあったね」と振り返り、杉咲とだからこそできた表現だと語った。さらに、原作『52ヘルツのクジラたち』との出会いは、まさかの小野から勧められた本だったと明かす杉咲。「こんなことってあるんだ!と思いました。花梨から貴瑚という役を演じて欲しい!とおすすめして貰った本で、そのタイミングでオファーを頂けて、さらに美晴役のオファーが花梨に行くなんて思ってもみなかったので」というエピソードも飛び出した。『52ヘルツのクジラたち』本編映像『52ヘルツのクジラたち』杉咲花&小野花梨インタビュー映像<作品情報>『52ヘルツのクジラたち』公開中『52ヘルツのクジラたち』キービジュアル公式サイト:「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2024年03月08日杉咲花主演の映画『52ヘルツのクジラたち』が公開中だ。町田そのこの小説を『八日目の蝉』『ソロモンの偽証 前編・事件/後編・裁判』の名匠・成島出監督が映画化した同作。母親に虐待を受け家族に人生を搾取されてきた女性・貴瑚(杉咲)が、かつての自分と同じような環境にいる少年と出会い、一緒に暮らし始める。そして自分の声なきSOSを察知し救い出してくれた大切な人・安吾(志尊淳)との思い出を思い起こしていく。志尊の演じたトランスジェンダー男性・安吾の“声”も、観終わってなお残り続ける本作。今作でトランスジェンダーの表現をめぐる監修を務めた、トランスジェンダー男性俳優の若林佑真に話を聞いた。※このインタビューは作品の展開、具体的なセリフについての記述を含みます○映画『52ヘルツのクジラたち』でジェンダー表現監修を務め、出演もした若林佑真――原作のことは知っていましたか?恥ずかしながら、存じ上げませんでした。原作にトランスジェンダー男性のキャラクターが登場していて、この度映画化されるということで、成島監督と横山和宏プロデューサーから「トランスジェンダーの当事者としての取材をさせて欲しい」と、自分に声がかかりました。そのとき初めて手に取ったのが出会いです。LGBTQ+といったクィアな人たちが描かれる作品がたくさん出てきているなか、日本の作品はもちろん、世界的に見ても、トランス男性が描かれる作品は圧倒的に少ないんです。そこに、トランス男性が出てくる作品が日本で出てきたと。その喜びがまず一番でした。――当事者として感想を求められたわけですが。貴瑚との恋愛がうまくいかないというヤキモキしたところは、自分自身も経験したことのある部分だったので、とても共感したところでありつつ、「映画化されるにあたって、生身の人間が演じるとなった場合は、また違った表現方法があるんじゃないかなと思った部分もあります」とお伝えしました。――実際には感想だけでなく、トランスジェンダーの表現をめぐる監修として、脚本の段階から作品に参加する形になりました。1、2稿には関わっていませんが、3稿目から拝見して意見も出させていただきました。具体的に提案したのは、アンさんとお母さんとの描写でしょうか。原作ではお母さんがアンさんを拒絶する展開で、それもとてもリアルだと思います。ただ当事者としては、直接的な強い言い方に傷つくこともあるけれど、そうではない何気ない一言に深く傷ついてしまうこともある。映像作品として、志尊さんと余貴美子さんが演じられる場合、攻撃的な言葉よりも“理解が追いつかない”という方が合うのではないかと思い、提案しました。――しかも、間違った方向にはなってしまいましたが、お母さんとしては、アンさんを思っているんですよね。アンさんもそれが分かっている。だから余計につらい……。そうなんです。お母さんはアンさんのことをめちゃくちゃ思っている。本人も分かっているけれど、それが本人の思う愛情とズレている。お母さんは、アンさんに傷ついてほしくない一心から「田舎で隠れて暮らそう」と提案してしまうんです。でもそれってアンさんからすると「自分は隠れて生きていかないといけない存在なんだ」と、自分自身を否定されている感覚になりますよね。お母さんからすれば彼を思っているからこその行動なんだけれど。そうした当事者の方と親御さんとのすれ違いというのは、日常でもあったりすることなんです。なので、映像化するにあたっては、そうした描写を入れるのがいいのではないかと思いました。○志尊淳とは「遠慮せずに言い合おう」と約束――アンさんを、志尊さんに託せて良かったと特に感じる部分を教えてください。たくさんあります。最初に志尊さんと会ったのは、僕の友人のトランスジェンダーの方がやっているバーに、トランスジェンダーの友達数人と志尊さんと、プロデューサー、監督、マネージャーさんといった方々と一緒に取材に行ったときでした。そのときに、すごく真摯にトランスジェンダー男性という役に向き合おうとしてくださっているのを感じたのと同時に、目の前にいる人の声に真摯に向き合われている姿を見て感動しました。次に会ったのがリハーサルで、そのとき、お互いに絶対に妥協しないでおこうと約束したんです。――約束を。僕が当事者だからって100%正しいわけじゃない。だから「違う」と思ったら、遠慮せずに言い合おうって。志尊君も「そうしよう」と言ってくれて、実際に本気でぶつかり合いながらやれました。とても信頼していましたね。そして志尊さんがアンさんで良かったと心から感じたのが、最終日のリハーサルでした。お母さんに自分のことを伝えるシーン。お母さんに「そんな障害ば持って」と言われて、「障害じゃなか」と答える場面です。――つらいシーンで特に印象に残っています。あそこは、脚本には「! 障害じゃなか……」と最初に“ビックリマーク”が付いていました。それまでにも志尊君とは一言一句話し合ってきていたのですが、そこも「このビックリマークってなんだろうね」と話し合っていました。僕の中では、お母さんの言葉に反射的に出た否定の言葉だと思ったんです。でも志尊君がリハーサルで演じた時、すごく間をおいてから「……障害じゃなか」と落とした感じで言葉を置いたんです。僕の想像していたのとは違ったんですけど、それを聞いた時「これだ。これが本当のアンさんの反応なんだな」と思いました。話し合っていたものじゃなくて、余さんと向き合ったときに生で出てきたもの、それを出してきてくれた志尊君。これがこのシーンの正解だと。そのとき、「この人に全部託せる」とより強く感じました。――そこで志尊さんがそうした言い方になった理由は尋ねましたか?お母さんの顔を見て、お母さんが今まで自分のことを思ってきてくれたことを考えたら、「否定できなかった。無理だった」って。それを聞いて、僕も「本当にそうだよな」と思いましたし、やっぱり台本上で想像するのではなく、余さんから受けて出てきた生の感情だし、人が演じている醍醐味だと思いました。○杉咲花、志尊淳も「宣伝の方向性について向き合ってくれた」――成島監督にはどんな印象を持ちましたか?監督は、貴瑚やアンさん、アンさんのお母さんといった登場人物それぞれの、とても長い人物表を作られているんです。“何時何分にどこで生まれて、何型で、どんな育ち方をして、小学校の時にこうした経験をした”といったことを本当に事細かく。そうしたことの参考に、当事者として、僕自身の人生についても最初に監督にお話しさせていただきました。今回僕は、アンさんのトランスジェンダーの表現をめぐる監修として参加させていただいたわけですが、とても対話してくださる監督という印象です。僕が何か意見したとして、監督が「これはこうする」と言えばそれで決まりなわけです。でも監督は、対話して、対話して、理解して、そして決断されていく方です。それが本当に有り難かったです。――そのほか、本作への参加で新たに感じたことはありましたか?LGBTQ+インクルーシブディレクターのミヤタ廉さんも一緒にいてくださったのが大きかったです。僕ひとりだと、当事者としての思いなのか、監修者としての意見なのか判断がつかないことがありました。それを相談すると、ミヤタさんがきちんとジャッジしてくださるので、僕も自信を持って、監督たちに意見を伝えることができました。それから、映像化にあたって、序盤でアンさんが“トランス男性”であると伝えたことは、大きなチャレンジだったと思います。――たしかに本編では早い段階でそうした描写があります。映像という生身の人間が演じるにあたり、“トランスジェンダー男性”のアンさんの心情を見ていただきたいという思いと、トランスジェンダーを取り上げるにあたって、マジョリティの人々を楽しませるための、いわゆる“便利使い”にしないという点を大切にしたい思いがありました。そこで映画では割と早めの方でホルモン注射のシーンを入れていただいたりしたんです。そういったことも「できません」と言われればそれまでですが、監督も共感してくださり、早い段階からトランスジェンダーだと分かる描写を入れてくださったんです。映像として観た時に、最後になって「実は彼はトランスジェンダーでした」とわかる構成になると、ふたりが付き合わなかった理由も、すべてが「トランスジェンダーだったから」という点だけで捉えられてしまう懸念がありました。早い段階でアンさんのアイデンティティが分かる方が、アンさんが何を感じて、何を思っているかをより深く感じとっていただけるんじゃないかと思い、提案しました。それを原作者の町田そのこさんも受け入れてくださり、「自分では想像しきれなかった部分まで描ききってくださってありがたかった」という言葉をくださって。本当に救いでした。――さらに言えば映画を観る前段階から、志尊さんの演じる役柄は、トランスジェンダー男性だと明かされています。そうなんです。公表しないこともできたわけですが、宣伝の時点から表記するという提案を受け入れてくださったことも本当に感謝です。そこに至るには主演の杉咲さんや志尊君が、一緒になって宣伝の方向性について向き合ってくださったことがとても大きいです。また、オフィシャルサイトでは“トリガー・ウォーニング”という、トラウマなどへのフラッシュバックに繋がる懸念のある描写が含まれた作品であることの事前の注意書きが設置されています。そのことも日本では珍しい。これは杉咲さんの発信で設置され、当事者として、見る見ないの選択をそれぞれができる環境づくりをしてくださったことは、とてもありがたかったです。■若林佑真1991年11月5日生まれ、兵庫県出身、大阪府育ち。生まれた時に割り当てられた性別は女性で、性自認は男性のトランスジェンダー男性の俳優として活動し、ジェンダー表現監修も務める。同志社大学在籍中から演技のレッスンを受け、卒業を機に上京。俳優、舞台プロデュースの他、作品監修、講演活動など多岐にわたり活動している。2022年にはドラマ『チェイサーゲーム』(テレビ東京)にトランスジェンダー当事者役として出演。公開中の映画『52ヘルツのクジラたち』でトランスジェンダー監修と出演を務めた。望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら(C)2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2024年03月08日俳優の志尊淳が、1日に都内で行われた映画『52ヘルツのクジラたち』(公開中)の初日舞台挨拶に杉咲花、小野花梨、宮沢氷魚、桑名桃季、成島出監督とともに登壇した。同作は、2021年の本屋大賞を受賞し80万部を売り上げるベストセラー小説の実写化作。ある傷を抱え、東京から海辺の街の一軒家に移り住んできた貴瑚(杉咲花)。虐待され「ムシ」と呼ばれる少年(桑名桃李)との出会いが呼び覚ましたのは、貴瑚の声なきSOSを聴き救い出してくれた、今はもう会えない安吾(志尊淳)との日々だった。○■志尊淳、映画『52ヘルツのクジラたち』舞台挨拶に登場!イベントでは、3月5日に29歳の誕生日を迎える志尊にバースデーサプライズが。MCの呼びかけで、クジラが乗った大きなケーキが壇上に運び込まれると、志尊は「すごぉ!!」とリアクション。そして杉咲から花束を受け取ると「ありがとうございます! すみません……こんな公共の場で(笑) 申し訳ない!」と照れた表情を見せていた。バースデーケーキについて志尊は「(クジラも)手作業で作ってくださったわけですもんね……1人でちゃんと最後まで食べたいと思います!」と茶目っ気たっぷりに話し、「どんな味がするのか楽しみです」と笑顔を見せた。また、改めて29歳の抱負を聞かれると「20代最後の年になるんですけど、そのスタートをこの作品で一緒に迎えられることは嬉しいですし、これから迎える30代を歩んでいく中で、この『52ヘルツのクジラたち』は絶対に僕を後押ししてくれる作品になるんじゃないかなと思います」とコメント。最後に「今日ここでこうして皆さんに誕生日を祝っていただけたこと、うれしいです。ありがとうございます」と締めくくった。
2024年03月01日杉咲花主演で、本屋大賞受賞のベストセラーを映画化した『52ヘルツのクジラたち』の公開を記念し、杉咲さんと共演の志尊淳が「最も印象に残った」と明かす本編シーンと撮影をふり返る2人のインタビュー映像が解禁となった。先日開催された完成披露試写会では、「一生忘れられない作品になりました」「何度も涙しました。主人公たちの辛さや悲しみが痛いほど伝わってきました」「原作ファンとしては初めて読んだ時の切なさや悔しさ、喜びが、映像を通してちゃんと伝わってきたことに感動」など、杉咲さん、志尊さんをはじめ若手最旬俳優たちの魂の競演に映画ファン、原作ファンから絶賛の声が溢れている本作。今回、解禁された本編映像では、かつて貴瑚(杉咲さん)が安吾(志尊さん)に救われたかけがえのない時間が切り取られている。3年前。毎日ひたすら義理の父の介護に身を捧げ、家族に人生を搾取されていた貴瑚。絶望を抱え走ってくるトラックの前に進み出た貴瑚を助けたのがトランスジェンダー男性の塾講師・岡田安吾だった。「新しい人生を生きてみようよ」と手を差し伸べてくれた安吾と親友・美晴(小野花梨)の助けにより人間らしい生活と何年かぶりに笑顔を取り戻した貴瑚。貴瑚は安吾に付き添われて実家に帰り、纏わりつく母親に何とか別れを告げるが、帰り道、泣き崩れてしまう。そんな貴瑚を安吾は優しい瞳で包み込み、「52ヘルツのクジラの鳴き声」をプレゼントしてくれたのだった。「僕は寂しくて、悲しくて、死にそうなときにこれを聞くんだ」と語る安吾もまた孤独な心を抱えており、2つの孤独な魂が共鳴する優しく愛おしい瞬間を杉咲さんと志尊さんが見事に演じ切っている。夕暮れの幻想的なシーンを撮影するため、ぶっつけ本番だったという本シーン。同時解禁となったインタビュー映像では、杉咲さんと志尊さんも「最も印象に残ったシーン」として本シーンを挙げており、「互いに手を取り合って臨んだ」と撮影をふり返っている。さらに杉咲さんは「現場ではアンさんがどんな顔をしているか見ることが出来なかったんですが、本編を観た時に、こんなにも優しい眼差しで隣にいてくれたんだな。ということに胸がいっぱいになりました」とコメント。実力派若手俳優同士のかけがえのない絆が紡いだ、切なくも愛おしい世界観に期待が高まる映像となっている。『52ヘルツのクジラたち』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:52ヘルツのクジラたち 2024年3月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2024年03月01日2021年本屋大賞を受賞した同名ベストセラー小説を映画化した『52ヘルツのクジラたち』の完成披露試写会が2月13日(火)、都内で行われ、主演の杉咲花、共演する志尊淳が出席。「尊敬しかない」と互いの俳優としての姿勢を称賛し合った。自分の人生を家族に搾取されて生きてきた女性・三島貴瑚(杉咲さん)。ある痛みを抱えて、東京から海辺の街の一軒家へ引っ越してきた彼女は、そこで母親から“ムシ”と呼ばれて虐待される、声を発することのできない少年と出会う。貴瑚は少年との交流を通し、かつて自分の声なきSOSに気づいて救い出してくれたアンさんこと岡田安吾(志尊さん)との日々を思い起こしていく。杉咲さんは「自分にとって、かけがえのない大切な出会いになりました。自分の聞こえる周波数が、すこしだけ広がった気がします」と本作に強い思い入れ。「いろんなことが描かれる物語ですが、最後に光を見出そうとする姿を描き切れるだろうかと、いまできるだけの力を注いだ」と力説し、「これからの人生や、もの作りにフィードバックできればいいなと思っています。ぜひ、隣にいる人を想像できるような作品になっていれば」とアピールした。一方の志尊さんは「この作品をやりたいなと思った1つの理由は、花ちゃんが主役だから」と全幅の信頼。これまでも共演経験はあるものの「ここまでガッツリは初めて」だといい、「僕自身、探り探りでしたが、(杉咲さんを見て)俳優が作品に向き合う姿勢って、これだよねと。いまにも倒れそうな熱量で向き合っている。尊敬しかなかったですし、杉咲花はすばらしいなと感じました」と最上級の賛辞を送った。これに対し、杉咲さんは「恐縮です」と照れ笑いを浮かべ、「作品に対する思いを共有しながら、現場では安吾のまなざしで、絶対的な味方でいてくれた。アドバイスも含めて、サポートに徹してくださり、身を捧げて演じる姿は、尊敬しかないですね」と志尊さんへの敬意を新たにしていた。完成披露試写会には、貴瑚の親友・牧岡美晴役の小野花梨、映画初出演で「ムシ」と呼ばれる少年を演じた桑名桃李、原作者の町田そのこ氏、成島出監督(『八日目の蝉』『銀河鉄道の父』)、主題歌「この長い旅の中で」を手がける人気バンド・Saucy Dogの石原慎也が出席した。『52ヘルツのクジラたち』は3月1日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。タイトルは、他のクジラが聞き取れないほど高い周波数で鳴く、世界で1頭だけの孤独なクジラのことを指す。(シネマカフェ編集部)■関連作品:52ヘルツのクジラたち 2024年3月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2024年02月13日杉咲花主演で、町田そのこによる本屋大賞受賞のベストセラーを映画化した『52ヘルツのクジラたち』から、呼応し合う魂が紡ぐ切なる“愛の物語”をとらえた場面写真が一挙に解禁された。本予告が解禁されるや、「予告を見ただけで原作を思い出して、胸がいっぱいになって、泣きそうになりました」「予告だけで泣ける。観に行きます。」「人生を見つめなおすキッカケになった物語」とすでに多くの反響が寄せられている本作から、この度、杉咲さん演じる貴瑚の人生に交差する人々の場面写真が解禁。傷を抱え、東京から海辺の街の一軒家へと移り住んできた貴瑚は、虐待され、声を出せなくなった「ムシ」と呼ばれる少年と出会う。かつて自分も家族に虐待され、搾取されてきた彼女は、少年を見過ごすことができず、一緒に暮らし始める。やがて、夢も未来もなかった少年に、たった一つの“願い”が芽生える。その願いをかなえることを決心した貴瑚は、自身の声なきSOSを聴き取り救い出してくれた、いまはもう会えない安吾とのかけがえのない日々に想いを馳せ、あの時、聴けなかった声を聴くために、もう一度立ち上がる。過去と現在を交差させながら物語を描く本作。解禁された場面写真では、貴瑚の声なきSOSを聴き取り救い出してくれた安吾(志尊淳)とのかけがえのない日々を切り取ったシーン。数年後、新たな人生を歩く貴瑚が「ムシ」と呼ばれる少年と出会うシーンをはじめ、高校時代からの親友・牧岡美晴(小野花梨)との仲睦まじい様子。初めての恋人・新名主税(宮沢氷魚)とのシーン、さらに安吾とその母親が手を握り合うシーンなど、貴瑚と貴瑚の人生に交差する人々の様々なシーンが映し出されている。原作者・町田そのこも脚本段階から「自分の頭の中で描いていた世界、ひとびとが、くっきり浮き出てくる気配をひしひしと感じて、震えました」とコメントしている通り、若手最旬俳優たちの競演と、『八日目の蝉』をはじめ様々な形の家族を見つめてきた成島出監督が作り出す、切なくも愛おしい世界観に期待が高まる。『52ヘルツのクジラたち』は3月1日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:52ヘルツのクジラたち 2024年3月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2024年01月26日杉咲花、志尊淳はじめ最旬キャストが結集して贈る映画『52ヘルツのクジラたち』から、本ポスター・本予告が解禁。金子大地、西野七瀬ほか追加キャストも明らかになった。本屋大賞受賞の傑作ベストセラー小説を成島出監督が映画化した本作。本ポスターは、東京から海辺の街に移り住んだ杉咲さん演じる貴瑚の自宅の広い海を望む象徴的なテラスで、貴瑚を中心に志尊さん演じる安吾と桑名桃李演じる少年が3人で静かに佇んでいるビジュアル。海中を思わせるような幻想的な青が印象的なものとなっている。本ビジュアルの写真を撮影したのは、気鋭の若手写真家・八木咲。海と空の境で、穏やかな表情を浮かべる3人。貴瑚と少年は1つのMP4から流れる音を、イヤフォンを共有し聞いており、安吾は貴瑚を優しく見つめ、貴瑚は安吾のほうを見ているが、目線は交わしていないものとなっている。本予告は、海中で鳴くクジラの声から始まる。「これは、クジラの声?」と尋ねる貴瑚の問いに、「この〈52ヘルツのクジラ〉の鳴き声は、他のクジラたちには聴こえない。世界で一番孤独なクジラって言われてるんだ」と答える安吾。映し出される映像は、岬に立つ貴瑚、見つめる先には、髪の長い少年の後ろ姿。続いて、虐待を受けながらもヤングケアラーとして家族を支える貴瑚の過酷な日常と、虐待の跡を持ち「ムシ」と呼ばれる少年の悲しみがオーバーラップしていく。痛々しい傷を抱え、ふらふらと道路へ歩き出す貴瑚を間一髪救い出したのは、安吾。「何で死のうとしたの?」と問う安吾に、「お母さんが、お父さんじゃなくて私が死ねって、お前が死ねって、だから私死のうと…」と、尋常でない様子で応える貴瑚を思わず抱きとめたのは、貴瑚の高校時代からの親友・牧岡美晴。安吾は優しい笑顔で「三島さん、新しい人生を生きてみようよ」と語りかけ、貴瑚は「生きたい…!」と堰を切ったように泣き出す。転調して流れ出す切なくも明るい主題歌に乗せ、「もう貴瑚さんを自由にしてあげてください」と貴瑚の母に、柔らかい言葉で、でもキッパリと決別を告げる安吾。「人はきっと生まれ変われる。切ない痛みの先で人はもっと優しくなれる」というナレーションの間に差し込まれるのは、貴瑚を優しく抱きしめる宮沢氷魚演じる上司の新名主税の姿と、涙を零す安吾の横顔。切ない表情で貴瑚に「僕は、キナコの幸せを祈ってる」と安吾は告げる――。「私、覚悟を決めたんだよ。聞かせてよ。あんたの声を。私が守るから」と、少年を守る決意に満ちた貴瑚の顔には、かつての弱々しい面影はない。本作で主題歌を担当したのは、若い世代を中心に圧倒的人気を博す「Saucy Dog」。本作のために書き下ろした主題歌のタイトルは「この長い旅の中で」。予告編のクライマックスに流れ、映像を盛り上げる。Saucy Dog本作を手掛けた「Saucy Dog」石原慎也(Vo/Gt)は「僕自身、心から信頼する事がどうも苦手で『どうせ裏切られるかもしれない』『本来の自分を見てくれる人はいるのか?』と思いながらややこしく生きているんですが、そんな自分を1人の人間として見てくれる人が実は沢山いて、ちゃんと怒ってくれたり、心配してくれたり。そんな人を『信頼したい』という思いから作りました」とコメントを寄せた。なお今回、追加キャストも解禁。貴瑚の家の修理を手掛け友人となった村中真帆に金子大地、「ムシ」と呼ばれる少年の母・品城琴美役に西野七瀬、貴瑚の母親・三島由紀役に真飛聖、少年を可愛がっていた元隣人の藤江役に池谷のぶえと実力派が脇を固める。西野七瀬『52ヘルツのクジラたち』は2024年3月1日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:52ヘルツのクジラたち 2024年3月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2023年12月25日女優の杉咲花が主演を務める、映画『52ヘルツのクジラたち』(2024年3月1日公開)の本ポスター、本予告、主題歌が25日に公開された。○■映画『52ヘルツのクジラたち』本予告本ポスターは、東京から海辺の街に移り住んだ貴瑚(杉咲花)の自宅のテラスで、貴瑚を中心に安吾(志尊淳)と少年(桑名桃李)が3人で静かにたたずみ群れている様子が切り取られ、海中を思わせるような幻想的な青が印象的なビジュアルとなっている。気鋭の若手写真家・八木咲が写真を撮影した。海と空の境で、穏やかな表情を浮かべる3人。貴瑚と少年はイヤフォンを共有して1つのMP4から流れる音を聞いており、安吾は貴瑚を優しく見つめる、一方、貴瑚は安吾の方を見ているが、目線は交わしていないという図になっている。本予告は海中で鳴くクジラの声から始まり、「これは、クジラの声?」と尋ねる貴瑚の問いに、安吾は「この『52ヘルツのクジラ』の鳴き声は、他のクジラたちには聴こえない。世界で一番孤独なクジラって言われてるんだ」と答える。岬に立つ貴瑚が見つめる先には、髪の長い少年の後ろ姿が。続いて、虐待を受けながらもヤングケアラーとして家族を支える貴瑚の過酷な日常と、虐待の跡を持ち「ムシ」と呼ばれる少年の悲しみがオーバーラップしていく。痛々しい傷を抱え、ふらふらと道路へ歩き出す貴瑚を間一髪救い出したのは安吾で、「何で死のうとしたの?」と問われた貴瑚は「お母さんが、お父さんじゃなくて私が死ねって、お前が死ねって、だから私死のうと……」と、尋常でない様子で答える。そんな貴瑚を思わず抱きとめたのは、貴瑚の高校時代からの親友・牧岡美晴(小野花梨)。安吾は優しい笑顔で「三島さん、新しい人生を生きてみようよ」と語り掛け、貴瑚は「生きたい……!」と堰を切ったように泣き出す。転調して流れ出す主題歌に乗せ安吾は貴瑚の母に「もう貴瑚さんを自由にしてあげてください」と決別を告げる。貴瑚に笑顔が戻り、「人はきっと生まれ変われる。切ない痛みの先で人はもっと優しくなれる。」というナレーションの間に、貴瑚を優しく抱きしめる上司の新名主税(宮沢氷魚)の姿、涙を零す安吾の横顔、切ない表情で貴瑚に「僕は、キナコの幸せを祈ってる」と告げる安吾といった映像が差し込まれる。最後には貴瑚が「私、覚悟を決めたんだよ。聞かせてよ。あんたの声を。私が守るから」と、少年を守る決意に満ちたの表情を見せた。で主題歌を担当したのは、若い世代を中心に人気を博すSaucy Dog。本作のために書き下ろした主題歌「この長い旅の中で」を書き下ろした。また追加キャストも明らかになり、貴瑚の家の修理を手掛け友人となった村中真帆を金子大地、「ムシ」と呼ばれる少年の母 品城琴美を西野七瀬、貴瑚の母親 三島由紀を真飛聖、少年を可愛がっていた元隣人の藤江を池谷のぶえが演じている。○■主題歌担当:Saucy Dog 石原慎也(Vo/Gt) コメント僕自身、心から信頼する事がどうも苦手で「どうせ裏切られるかもしれない」「本来の自分を見てくれる人はいるのか?」と思いながらややこしく生きているんですが、そんな自分を1人の人間として見てくれる人が実は沢山いて、ちゃんと怒ってくれたり、心配してくれたり。そんな人を「信頼したい」という思いから作りました。最後のサビの「例えば君がペテン師でも君を信じて後悔したい」というのはそこから来ている僕の感情そのものです。【編集部MEMO】映画『52ヘルツのクジラたち』は、2021年の本屋大賞を受賞し80万部を売り上げるベストセラー小説の実写化作。ある傷を抱え、東京から海辺の街の一軒家に移り住んできた貴瑚(杉咲花)。虐待され「ムシ」と呼ばれる少年(桑名桃李)との出会いが呼び覚ましたのは、貴瑚の声なきSOSを聴き救い出してくれた、今はもう会えない安吾(志尊淳)との日々だった。(C)2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2023年12月25日杉咲花主演、『八日目の蝉』成島出監督で本屋大賞受賞のベストセラーを映画化した『52ヘルツのクジラたち』から、宮沢氷魚、小野花梨、桑名桃李、余貴美子、倍賞美津子の出演が発表された。これまでに、自分の人生を家族に搾取されてきた三島貴瑚役を演じる主演・杉咲さんと、貴瑚の声なきSOSを聴き、救い出し支える岡田安吾役の志尊淳の2名が発表されている本作。新たな追加キャストとしては、職場の上司で貴瑚の初めての恋人となる新名主税(にいな・ちから)役に、『エゴイスト』でアジア・フィルム・アワード最優秀助演男優賞を受賞するなど、いま最も旬な若手俳優の宮沢氷魚。貴瑚の高校時代からの親友・牧岡美晴(まきおか・みはる)役には、長い芸歴を持ち、確かな存在感を光らせる小野花梨。東京からやってきた貴瑚と出会う、母親に虐待され「ムシ」と呼ばれる少年役には、本作オーディションで抜擢され映画初出演となる桑名桃李(くわな・とうり)。岡田安吾の母・岡田典子(おかだ・のりこ)役に余貴美子、少年を助けようとする貴瑚たちを見守る、貴瑚の祖母を知る村中サチエ(むらなか・さちえ)役に倍賞美津子。傷つきながらももう一度立ち上がろうとする貴瑚を取り巻く人々の、それぞれに抱える事情や、変化していく心情が豪華俳優陣により繊細に紡がれている。本作は東京を皮切りに、大分・北九州での撮影を経て無事にクランクアップ。今回併せて宮沢さん、小野さん、桑名さんからのクランクアップコメントも到着した。クランクアップコメント到着宮沢氷魚:新名主税役/職場の上司。貴瑚に新しい世界を見せてくれた初めての恋人脚本を読んで、自分が当たり前だと思っていた価値観が揺らぐような感覚になりました。この作品は、悩みとか過去の苦しみを乗り越えていく人物を見事に表現している作品だと思うので、この映画を観てくださる方々が、自分自身と向き合うきっかけになるといいなと思っています。小野花梨:牧岡美晴役/貴瑚の高校時代からの親友憧れの、本当に長年憧れていた成島組に参加させていただきましたが、自分の未熟さもあって、喜びを噛み締めるというよりも、嵐の中にいるような日々でした。懸命に過ごした日々がスクリーンにどのように映っているのか、成島監督がどんな風に作ってくださったのか、映画を観るのがとても楽しみでもあり、ちょっぴり恐怖でもあり、今はそんな不思議な気持ちです。桑名桃李:母親に虐待され「ムシ」と呼ばれる少年役あっという間に撮影が終わって、ちょっと寂しいのと、無事に終えられてよかったという気持ちです。ありがとうございました。『52ヘルツのクジラたち』は2024年3月1日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:52ヘルツのクジラたち 2024年3月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2023年12月14日俳優の志尊淳が、杉咲花が主演を務める映画『52ヘルツのクジラたち』(2024年3月1日公開)に出演することが6日、明らかになった。町田そのこ氏の同名小説を実写映画化した同作。自分の人生を家族に搾取されてきた女性・三島貴瑚(杉咲)が、海辺の町で「ムシ」と呼ばれ虐待させる少年と出会い、安吾との日々を思い返す。志尊は、貴瑚(杉咲)の声なきSOSを聴き、救い出そうとするトランスジェンダー・岡田安吾役で出演。精神的にも肉体的にもギリギリの状態だった貴瑚と出会い、彼女の幸せを心から願いながらも、自身も孤独な魂を抱えているという役どころだ。コメントは以下の通り。○■志尊淳お話をいただいて初めて原作を手に取りましたが、一読者として夢中になって一気に読みました。この本を映画化する社会的な意義を強く感じた一方、自分がアンさん(安吾)を演じることで、トランスジェンダーの方々を傷つけるようなことにならないかと最初は不安でしたが、監督の覚悟を聞いて成島組の船に乗りたいと思いました。現場では、本作に俳優としても出演していて、脚本の段階からトランスジェンダーをめぐる表現を監修いただいている若林佑真さんと、二人三脚でアンさんを作り上げていきました。全シーン、全セリフ、すべてに一緒に向き合ってくれ、背中を押してくれたことで、安心して役に臨むことができましたし、僕も悔いがないようにこれ以上ないというところまで考え抜いて演じ切ることができたと思っています。アンさんを演じる中で、杉咲さん演じる貴瑚の全てを受け止めたいと臨み、クランクアップに際して、そうした関係を築けたことを実感しました。僕の撮影最終日、貴瑚を大分に置いて帰れるか心配でしたが、たくましくなった貴瑚の姿を見て、全スタッフさんに「花ちゃんをよろしくお願いします」と伝えアップすることができました。○■成島出監督志尊さんが瑯壬生(ろうみお)役を演じた野田マップ「Q:A Night at the Kabuki」の初演と再演を二本とも拝見し、初演から再演にかけての素晴らしい成長にとても驚き、バックステージでどれだけ努力を積んでいる人なのかと注目してきました。実際お会いしてみると、選ぶ言葉がとても的確でクレバーで信用できる俳優だと感じ、ぜひ彼にこそ、アンさんを演じてほしいと今回お願いするに至りました。原作におけるアンさんは「アンパンマン」みたいな存在として表現されていますが、志尊さんの持つ温かな人柄も、まさにアンさんだと、撮影を通じ確信しました。【編集部MEMO】映画『52ヘルツのクジラたち』は、2021年の本屋大賞を受賞し、すでに80万部を売り上げるベストセラー小説の実写化作。ある傷を抱え、東京から海辺の街の一軒家に移り住んできた貴瑚(杉咲花)。虐待され「ムシ」と呼ばれる少年との出会いが呼び覚ましたのは、貴瑚の声なきSOSを聴き救い出してくれた、今はもう会えない安吾(志尊淳)との日々だった。2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2023年12月06日志尊淳が、杉咲花を主演に迎えた成島出監督最新映画『52ヘルツのクジラたち』に出演決定。公開日も2024年3月1日(金)に決定した。町田そのこによる原作小説(中央公論新社)は、2021年の本屋大賞を受賞し、すでに80万部を売り上げる圧巻の傑作ベストセラー小説。「52ヘルツのクジラ」とは、ほかの鯨が聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で一頭だけのクジラのこと。たくさんの仲間がいるはずなのに、何も届かない、何も届けられない。そのため、世界で一番孤独だと言われている――。杉咲さん演じる主人公・貴瑚の声なきSOSを聴き、救い出そうとする岡田安吾(おかだ・あんご)役を、今年NHK連続テレビ小説「らんまん」での好演が話題を呼び、高橋文哉とW主演を務めるTBS系ドラマ「フェルマーの料理」でも圧倒的な存在感を放つ志尊淳。安吾は、精神的にも肉体的にもギリギリの状態だった貴瑚と出会い、彼女を救い出そうと動き出す塾講師をしているトランスジェンダーの男性。貴瑚の幸せを心から願い行動する安吾は、自身も孤独な魂を抱えた役どころ。本作のオファーを受けて原作を手に取ったという志尊さんは、「一読者として夢中で一気に読みました。僕がアン(安吾)さんを演じることで、トランスジェンダーの方々を傷つけることにならないかと最初は不安でしたが、監督の覚悟を聞いて成島組の船に乗りたいと思いました」とその決意を語る。また、安吾役については「本作に俳優としても出演していて、脚本の段階からトランスジェンダーをめぐる表現を監修いただいている若林佑真(わかばやし・ゆうま)さんと、二人三脚でアンさんを作り上げていきました」とトランスジェンダー男性の俳優として活躍する若林さんと相談しながら真摯に役作りに向き合い、そのキャラクターを作り上げたことについて語る。貴瑚役を演じた杉咲さんとの共演については「アンさんを演じる中で、杉咲さん演じる貴瑚の全てを受け止めたいと臨み、クランクアップに際して、そうした関係を築けたことを実感しました」と、現場での熱い絆についても語った。志尊さんの心を動かした成島監督は、その起用理由を「志尊さんが瑯壬生(ろうみお)役を演じたNODA・MAP『Q:A Night at the Kabuki』の初演と再演を二本とも拝見し、初演から再演にかけての素晴らしい成長にとても驚き、バックステージでどれだけ努力を積んでいる人なのかと注目してきました」と評価。実際の現場での様子を「原作におけるアンさんは“アンパンマン”みたいな存在として表現されていますが、志尊さんの持つ温かな人柄や真摯な姿勢も、まさにアンさんだと、撮影を通じ確信しました」と明かしている。本作は東京を皮切りに大分・北九州での撮影を経て、無事にクランクアップしている。『52ヘルツのクジラたち』は2024年3月1日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:52ヘルツのクジラたち 2024年3月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定©2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2023年12月06日杉咲花を主演に迎えた『八日目の蝉』『銀河鉄道の父』の成島出監督の最新映画『52ヘルツのクジラたち』が2024年3月に全国公開。この度、ティザービジュアルとともに、杉咲さんのクランクアップコメントが到着した。原作は、2021年本屋大賞を受賞し、すでに80万部を売り上げる町田そのこによるベストセラー小説(中央公論新社)。タイトルの「52ヘルツのクジラ」とは、ほかの鯨が聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で1頭だけのクジラのこと。たくさんの仲間がいるはずなのに、何も届かない、何も届けられない。そのため、世界で一番孤独だと言われている。本作で杉咲さんが演じるのは、自分の人生を家族に搾取されてきた女性・三島貴瑚(みしま・きこ)。ある痛みを抱えて海辺の街に越してきた貴瑚は、そこで母親から「ムシ」と呼ばれる、声を発することのできない少年と出会う。彼との出会いが呼び覚ますのは、貴瑚の声なきSOSを聴き、救い出してくれた、いまはもう会えない安吾との日々だった――。解禁となったビジュアルは、東京から海辺の街に移り住んだ杉咲さん演じる貴瑚が、広い海を望むテラスで目を閉じて空を仰ぎ、耳を澄ます姿が映し出されたもの。海中を思わせるような幻想的な青が印象的な美しいビジュアルとなった。また、本ビジュアルの写真を撮影したのは、気鋭の若手写真家・八木咲。撮影場所は、劇中で貴瑚が住む一軒家の、海に向かってせり出した象徴的な六角形のテラス。監督をはじめ制作チームが運命的に出会ったという、大分県の海辺の高台にある日本家屋が舞台に選ばれた。海中を思わせる幻想的なブルーがかった風景の中で、海と空の境で聴こえない声を聴こうとする貴瑚。貴瑚は何を想い、誰を感じ、どんな声を聴こうとしているか、気になるビジュアルが完成した。さらに、主演の杉咲さんより今年8月~9月に、東京、大分を中心に撮影された本作の撮影クランクアップのコメントが到着。切なる祈りを込め、全身全霊で臨んだ撮影を無事終えての思いが語られている。杉咲花クランクアップコメント2か月間の暗闇を走り続け、最後のシーンを撮り終えた時、私たちはあまりにも美しい夕陽に遭遇しました。演じ手である私がやり切ったと感じることに意味はあるのだろうかと自問しますが、やっぱり完成する映画には、この世界の何かに結びついてほしいという淡い期待を覚えます。そしてこの物語に気づかされた感覚を、時代とともに更新し続けていくことが、私たちに託された大きな課題なのだと思います。陽が沈んでしまっても、その夜を越えようとするたったひとりの誰かへ、朝の光とともに届く作品となることを願って。『52ヘルツのクジラたち』は2024年3月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:52ヘルツのクジラたち 2024年3月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定©2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2023年11月28日女優の杉咲花が、映画『52ヘルツのクジラたち』(2024年3月公開)の主演を務めることが28日、明らかになった。同作は町田そのこ氏による同名小説の実写化作で、主演の杉咲が演じるのは、自分の人生を家族に搾取されてきた女性・三島貴瑚。ある痛みを抱えて海辺の街に越してきた貴瑚は、そこで母親から「ムシ」と呼ばれる、声を発することのできない少年と出会う。彼との出会いが呼び覚ますのは、貴瑚の声なきSOSを聴き、救い出してくれた、今はもう会えない安吾との日々だった。愛を欲し、誰にも届かない声で泣く孤独な魂たちの出会いが生む、切なる愛の物語を描く。『八日目の蝉』『銀河鉄道の父』の成島出がメガホンを取る。製作発表から大きな反響を集め公開への期待が高まっていた同作。公開された初の作品ビジュアルは、東京から海辺の街に移り住んだ貴瑚が、広い海を望むテラスで目を閉じて空を仰ぎ、耳を澄ます姿が映し出されている。本ビジュアルの写真を撮影したのは、気鋭の若手写真家・八木咲。撮影場所は、劇中で貴瑚の住む一軒家の、海に向かってせり出した六角形のテラスで、監督をはじめ制作チームが運命的に出会ったという、大分の海辺の高台にある日本家屋が舞台に選ばれた。撮影は8月~9月に、東京、大分を中心に行われ、杉咲のコメントも届いた。○■杉咲 花クランクアップコメント2カ月間の暗闇を走り続け、最後のシーンを撮り終えた時、私たちはあまりにも美しい夕陽に遭遇しました。演じ手である私がやり切ったと感じることに意味はあるのだろうかと自問しますが、やっぱり完成する映画には、この世界の何かに結びついてほしいという淡い期待を覚えます。そしてこの物語に気づかされた感覚を、時代とともに更新し続けていくことが、私たちに託された大きな課題なのだと思います。陽が沈んでしまっても、その夜を越えようとするたったひとりの誰かへ、朝の光とともに届く作品となることを願って。【編集部MEMO】『52ヘルツのクジラたち』(中央公論新社)原作は、2021年の本屋大賞を受賞し、すでに80万部を売り上げるベストセラー小説。「52ヘルツのクジラ」とは、他の鯨が聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で一頭だけのクジラ。たくさんの仲間がいるはずなのに、何も届かない、何も届けられない。そのため、世界で一番孤独だと言われている。ある傷を抱え、東京から海辺の街の一軒家に移り住んできた貴瑚(杉咲)。虐待され「ムシ」と呼ばれる少年との出会いが呼び覚ましたのは、貴瑚の声なきSOSを聴き救い出してくれた、今はもう会えないアンさんとの日々だった。(C)2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2023年11月28日杉咲花が主演を務める映画『52ヘルツのクジラたち』のティザービジュアルが公開された。本作は、2021年の本屋大賞を受賞した町田そのこによる同名小説で、愛を欲し、誰にも届かない声で泣く孤独な魂たちの出会いが生む、切なる愛の物語。杉咲が演じるのは、自分の人生を家族に搾取されてきた女性・三島貴瑚。ある痛みを抱えて海辺の街に越してきた貴瑚は、そこで母親から「ムシ」と呼ばれる、声を発することのできない少年と出会う。彼との出会いが呼び覚ますのは、貴瑚の声なきSOSを聴き、救い出してくれた、今はもう会えない安吾との日々だった――。公開されたビジュアルは、東京から海辺の街に移り住んだ貴瑚が、広い海を望むテラスで目を閉じて空を仰ぎ、耳を澄ます姿が映し出され、海中を思わせるような幻想的な青が印象的。撮影したのは気鋭の若手写真家・八木咲で、撮影場所は貴瑚の住む一軒家の海に向かってせり出した象徴的な六角形のテラス。成島出監督をはじめ製作チームが運命的に出会ったという、大分の海辺の高台にある日本家屋が舞台に選ばれた。また、杉咲によるクランクアップ時のコメントが到着した。■杉咲花 クランクアップコメント2カ月間の暗闇を走り続け、最後のシーンを撮り終えた時、私たちはあまりにも美しい夕陽に遭遇しました。演じ手である私がやり切ったと感じることに意味はあるのだろうかと自問しますが、やっぱり完成する映画には、この世界の何かに結びついてほしいという淡い期待を覚えます。そしてこの物語に気づかされた感覚を、時代とともに更新し続けていくことが、私たちに託された大きな課題なのだと思います。陽が沈んでしまっても、その夜を越えようとするたったひとりの誰かへ、朝の光とともに届く作品となることを願って。<作品情報>『52ヘルツのクジラたち』2024年3月公開公式サイト:「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2023年11月28日クジラ夜の街が、12月6日(水) にリリースするメジャー1stアルバム『月で読む絵本』の収録内容を発表した。本作には、TVCMにも起用されたプレデビュー1stシングル「踊ろう命ある限り」、初のアニメタイアップ曲「マスカレードパレード」、最新曲「裏終電・敵前逃亡同盟」など既発シングル曲をはじめ、ライブでもまだ披露したことがない新曲「輝夜姫」、リード曲「Memory」などを含む全14曲を収録。「Memory」は、作詞作曲を手がけた宮崎一晴(Vo.Gt.)が自身の実体験を基に想いを綴った等身大の歌詞と、バンドの演奏技術や創造力によって生み出された切ないメロディーが胸を打つナンバー。ゲストコーラスとして、交友関係があるバンド、チョーキューメイの麗(Vo. Gt. Vn.)が参加している。アルバム発売に先駆け、「Memory」が11月8日(水) に先行配信されることが決定。また、11月3日(金・祝) 24時から放送のレギュラー番組『クジラ夜の街のメタラジオ』でラジオ初オンエアされることが発表された。<リリース情報>クジラ夜の街 メジャー1stフルアルバム『月で読む絵本』12月6日(水) リリース●初回限定盤(CD+DVD):4,500円(税込)クジラ夜の街『月で読む絵本』初回限定盤ジャケット●通常盤(CD):3,000円(税込)クジラ夜の街『月で読む絵本』通常盤ジャケット【CD収録内容】※全形態共通1. 欠落 (Prelude)2. 輝夜姫3. 華金勇者4. BOOGIE MAN RADIO5. 裏終電・敵前逃亡同盟6. マスカレードパレード7. ロマン天動説8. 分岐 (Interlude)9. RUNAWAY10. 踊ろう命ある限り11. ショコラ12. 海馬を泳いで13. Memory14. Time Over (Postlude)【DVD収録内容】※初回限定盤のみ■クジラ夜の街ワンマンツアー“6歳”@恵比寿LIQUIDROOM (2023.6.21)01. 風のもくてきち02. 夜間飛行03. 夜間飛行少年04. 詠唱05. ラフマジック06. あばよ大泥棒07. BOOGIE MAN RADIO08. インカーネーション09. 奔走10. 幽霊船136111. 裏終電・敵前逃亡同盟12. ロマン天動説13. 浮遊14. ハナガサクラゲ15. 平成16. 時間旅行17. 時間旅行少女18. 再会の街19. ヨエツアルカイハ1番街の時計塔20. 序曲21. オロカモノ美学22. マスカレードパレード23. 0話革命24. 踊ろう命ある限り配信リンク:<ツアー情報>クジラ夜の街 全国ワンマンツアー2024『輝夜を捜して』2024年1月20日(土) 千葉・千葉LOOK開場17:30 / 開演18:002024年1月21日(日) 神奈川・川崎Serbian Night開場17:30 / 開演18:002024年2月3日(土) 栃木・HEAVEN’S ROCK 宇都宮 VJ-2開場18:00 / 開演18:302024年2月4日(日) 埼玉・HEAVEN’S ROCK さいたま新都心VJ-3開場17:30 / 開演18:002024年2月11日(日) 茨城・水戸LIGHT HOUSE開場18:00 / 開演18:302024年2月16日(金) 愛知・名古屋THE BOTTOM LINE開場18:00 / 開演19:002024年2月18日(日) 大阪・梅田CLUB QUATTRO開場17:00 / 開演18:002024年2月23日(金) 宮城・仙台MACANA開場18:30 / 開演19:002024年2月25日(日) 北海道・札幌 Sound Lab mole開場18:00 / 開演18:302024年3月9日(土) 新潟・新潟GOLDEN PIGS RED STAGE開場18:00 / 開演18:302024年3月10日(日) 石川・金沢vanvanV4開場18:00 / 開演18:302024年3月17日(日) 香川・高松DIME開場18:00 / 開演18:302024年3月22日(金) 広島・広島Live space Reed開場18:30 / 開演19:002024年3月23日(土) 福岡・福岡BEAT STATION開場18:00 / 開演18:302024年4月7日(日) 東京・Zepp Shinjuku (TOKYO)開場17:00 / 開演18:00<番組情報>FM NACK5『クジラ夜の街のメタラジオ』毎週金曜日 24:00~24:30 放送パーソナリティー:クジラ夜の街番組HP:関連リンクオフィシャルサイト:::::
2023年10月27日町田そのこ原作の映画『52ヘルツのクジラたち』が2024年3月1日(金)より公開される。主演は杉咲花。“届かない”声、孤独な魂の出会いと愛の物語町田そのこによる原作小説『52ヘルツのクジラたち』は、2021年の本屋大賞を受賞し、75万部を売り上げたベストセラー小説。他の鯨が聞き取ることのできない、高い周波数で鳴く世界で1頭だけのクジラである“52ヘルツのクジラ”を題材に、愛を求め、誰にも届かない声で泣く孤独な魂たちの出会いと切なる愛の物語を描き出す。主演は杉咲花、“痛み”を抱える女性を演じる映画『52ヘルツのクジラ』で主人公・三島貴瑚を演じるのは、杉咲花。『法廷遊戯』、『市子』、『片思い世界』と話題作への出演が続く杉咲花が、どのように貴瑚を演じるのか期待が高まる。主人公・三島貴瑚(みしま・きこ)…杉咲花自分の人生を家族に搾取されてきた女性。虐待を受けながらもヤングケアラーとして家族を支える。ある痛みを抱えて海辺の街に越してきた。そこで、母親から「ムシ」と呼ばれる、声を発することのできない少年と出会う。岡田安吾…志尊淳精神的にも肉体的にもギリギリの状態だった貴瑚と出会い、彼女の幸せを心から願い、救い出そうと動き出す塾講師のトランスジェンダー男性。アンさんと呼ばれている。新名主税 (にいな・ちから)…宮沢氷魚貴瑚の職場の上司であり、初めての恋人。貴瑚に新しい世界を見せてくれた人物。牧岡美晴 (まきおか・みはる)…小野花梨貴瑚の高校時代からの親友。少年…桑名桃李東京からやってきた貴瑚と出会う少年。母親に虐待され「ムシ」と呼ばれている。岡田典子…余貴美子岡田安吾の母。村中サチエ…倍賞美津子少年 を助けようとする貴瑚たちを見守る存在。貴瑚の祖母を知っている人物。村中真帆(むらなか・まほろ)…金子大地貴瑚の家の修理を手掛け友人となる。品城琴美(しなぎ・ことみ)…西野七瀬「ムシ」と呼ばれる少年の母。三島由紀…真飛聖貴瑚の母親。藤江…池谷のぶえ少年を可愛がっていた元隣人。監督は成島出監督は、『八日目の蝉』『銀河鉄道の父』の成島出が務める。映画化に向け、「繊細で、力強く、残酷で、あたたかい本作に、大いなる覚悟で臨んでいます」と意気込みを語っている。主題歌はSaucy Dog「この長い旅の中で」映画『52ヘルツのクジラたち』の主題歌は、Saucy Dogが本作のために書き下ろした楽曲「この長い旅の中で」。Vo/Gtの石原慎也は楽曲について、「僕自身、心から信頼する事がどうも苦手で『どうせ裏切られるかもしれない』『本来の自分を見てくれる人はいるのか?』と思いながらややこしく生きているんですが、そんな自分を1人の人間として見てくれる人が実は沢山いて、ちゃんと怒ってくれたり、心配してくれたり。そんな人を『信頼したい』という思いから作りました」とコメントを寄せている。映画『52ヘルツのクジラたち』あらすじある傷を抱え、東京から海辺の街の一軒家に移り住んできた貴瑚。虐待され「ムシ」と呼ばれる少年との出会いが呼び覚ましたのは、貴瑚の声なきSOSを聴き救い出してくれた、今はもう会えないアンさんとの日々だった。【作品詳細】映画『52ヘルツのクジラたち』公開日:2024年3月1日(金)原作:町田そのこ「52ヘルツのクジラたち」(中央公論新社)出演:杉咲花、志尊淳、宮沢氷魚、牧岡美晴、小野花梨、桑名桃李、余貴美子、倍賞美津子、金子大地、西野七瀬、真飛聖、池谷のぶえ監督:成島出主題歌:「この長い旅の中で」Saucy Dog(A-Sketch)配給:ギャガ
2023年08月14日2021年に本屋大賞を受賞したベストセラー『52ヘルツのクジラたち』が、杉咲花主演、成島出監督で映画化され、2024年3月に公開されることが決定した。ある傷を抱え、東京から海辺の街の一軒家に移り住んできた貴瑚(杉咲花)。虐待され「ムシ」と呼ばれる少年との出会いが呼び覚ましたのは、貴瑚の声なきSOSを聴き救い出してくれた、いまはもう会えないアンさんとの日々だった…。原作は、2021年の本屋大賞を受賞した町田そのこによる「52ヘルツのクジラたち」(中央公論新社)。すでに75万部を売り上げる圧巻の傑作ベストセラー小説だ。主人公・三島貴瑚を演じるのは、抜群の演技力で映画・ドラマと幅広く活躍する杉咲花。監督は、『八日目の蝉』『銀河鉄道の父』などの成島出が務める。杉咲花杉咲さんは、撮影に臨むにあたり、「この物語は、皆が自分の隣や心の中にいる誰もに、拍手を贈れる日々への祈りだと思います。その志に少しでも加わりたくて、貴瑚という役を演じることになりました」とコメントし、初の成島監督作への参加に「信頼する成島組の皆さまと、力を尽くしていきたいです」と意気込みを見せた。原作者の町田そのこは、映画化自体を未知の世界としながらも、脚本を読み「自分の頭の中で描いていた世界、ひとびとが、くっきり浮き出てくる気配をひしひしと感じて、震えました」とコメント。さらに「これから、成島出監督や杉咲花さんをはじめとした俳優の方々、素晴らしいスタッフの方々の手によってますますその輪郭を濃くし、色鮮やかになってゆくのだろうと思うと、楽しみでなりません」と、この布陣での映画化への期待と喜びの声を寄せている。成島監督も、「『誰にも届かない声などない』町田そのこさんのこの熱い想いにどうしたら映画はこたえられるのか。繊細で、力強く、残酷で、あたたかい本作に、大いなる覚悟で臨んでいます」と映画化への想いを語り、「この難しい作品に、撮影前から並々ならぬ思い入れで準備をすすめてくれた杉咲さんたちと、共に挑めることを心強く思います」と杉咲さんとの初タッグに期待を寄せている。主演:杉咲花コメントこの物語は、皆が自分の隣や心の中にいる誰もに、拍手を贈れる日々への祈りだと思います。その志に少しでも加わりたくて、貴瑚という役を演じることになりました。信頼する成島組の皆さまと、力を尽くしていきたいです。監督:成島出コメント「誰にも届かない声などない」町田そのこさんのこの熱い想いにどうしたら映画はこたえられるのか。繊細で、力強く、残酷で、あたたかい本作に、大いなる覚悟で臨んでいます。この難しい作品に、撮影前から並々ならぬ思い入れで準備をすすめてくれた杉咲さんたちと、共に挑めることを心強く思います。52ヘルツで声なき声を上げる「だれか」に、この作品が届くことを信じて。熱い夏を乗り切りたいと思います。原作:町田そのこコメント『52ヘルツのクジラたち』は、広大な世界に小さな魚を放流するような気持ちで送り出した作品でした。その魚がたくさんの方の手によって、まさに大きなクジラのような存在になり、大海を泳いでいる。それだけでも夢を見ている心地だったのに、まさか映画という未知の世界にまで泳いでいくなんて。脚本をいただきましたが、自分の頭の中で描いていた世界、ひとびとが、くっきり浮き出てくる気配をひしひしと感じて、震えました。これから、成島出監督や杉咲花さんをはじめとした俳優の方々、素晴らしいスタッフの方々の手によってますますその輪郭を濃くし、色鮮やかになってゆくのだろうと思うと、楽しみでなりません。そして、貴瑚や愛、安吾たちの声なき声がたくさんのスクリーンに響く日が来る。誰にも届かない声などない、そう信じて書いた作品がたくさんのひとの心に届く日が訪れる。そのことが嬉しくてなりません。2024年、みなさまと一緒に彼らの声に耳を傾ける日を過ごせますように!と書きながら、いまだに「ほんとうに映画化なの? 騙されてない?」と疑っていたりもするわたしです。『52ヘルツのクジラたち』は2024年3月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定。(シネマカフェ編集部)
2023年08月11日2023年1月19日午後、東京湾アクアライン付近で、クジラらしき生物が目撃されました。FNNプライムオンラインの報道には、潮を吹く様子や、海に潜る様子が映っています。専門家によれば、生物はザトウクジラであるとのこと。SNSでは、突然のクジラの出現に驚きの声があがっているほか、出現した場所などから、2016年に公開された映画『シン・ゴジラ』の展開と重ねる人が続出しました。・無事に戻れますように…。・『クジラ』を『ゴジラ』と見間違えた。・クジラじゃなくて、ゴジラじゃない?蒲田に向かったりとかしない?・東京湾にクジラが現れたニュースで、「海上保安庁が大型の海洋生物を確認した」とかいわれると、ゴジラしか思い浮かばない。なお、専門家はクジラが東京湾に現れた理由について、「クジラの増加が関係している」と推測しています。同年1月20日現在、船舶への影響は出ていないものの、東京湾内を航行する高速船に対して、海上保安庁が注意を呼び掛けているとのことです。『シン・ゴジラ』のような災害対策は、今回は必要なさそうですね…![文・構成/grape編集部]
2023年01月20日9月26日月曜日、下北沢Club Queのフロアに続々と観客が入る。bokula.とクジラ夜の街のグッズを持った多くのファンが開演を心待ちにしていた。超満員となったライブハウスを、かき鳴らす音の衝撃で揺らしたbokula.、唯一無二の世界観で包み込んだクジラ夜の街。ありそうでなかった同世代バンドの初ツーマンライブを見届けた、特別な時間だった。bokula.「始めます」と一言言って歌い始めたのは「体には気をつけてね、たまには思い出せよな、あばよ大泥棒」というワンフレーズ。この日の対バン相手であるクジラ夜の街への思いを込めたところで、1曲目『愛してやまない一生を.』を始める。イントロでえい(Vo/Gt)とかじ(Gt)がステージの前に乗り出し、観客を煽った。サビのシンガロングや暴れ回るギターソロ。爆発的な勢いを持った楽曲に観客は大きく盛り上がり、フロア全体で拳が突き上がる。その後『愛わない』『HOPE』を連続で演奏し、前のめりなセットリストで会場全体を熱気で包み込む。えいがフロア全体を見渡し、観客とその熱量を共有する。『HOPE』ではかじがギターソロを完璧に弾き切り、大きな拍手が起こった。こうした勢いのある難易度の高いギター演奏もbokula.の大きな見どころである。また、自然と手拍子が起こったり、曲中で一向に拳が下がる様子がなかったりするところに、bokula.というバンドの持つ力を感じた。えいはMCで、対バン相手のクジラ夜の街が「2001年生まれの同い年」であることを伝え、「高め合える良い距離感の友達ができてうれしい」と喜んでいる様子からも仲の良さが垣間見えた。「楽しくやりましょう!!」という一言で締めて、バッキングギターとバスドラムの音から『足りない二人』が始まる。楽曲中の手拍子を観客がタイミング良く叩き出す。全員でタイミングを合わせた一体感のあるフロアが印象にこびりつく。その次の曲、『バイマイフレンド』でも同様に、曲に合わせて手拍子が起こる。えいも頭の上で一緒に手拍子をし、「楽しんでいますか」と観客に声をかけた。『バイマイフレンド』が終わったあと、青色の照明に包まれ、えいのアルペジオが静かに響く。先ほどの熱気とはまるで違う雰囲気である。「楽しいも嬉しいも悲しいも怒ってるも、この40分、この4人で、ライブで、あなたに向けて見せつけます」と一言断って、バラード調の曲、『いつかの事』を披露した。よく聞かせるように、大切に歌うえいを、観客がじっと見つめる。一方で、叫ぶように響くギターの音が対照的で、印象に残る一曲だった。その後のMCで、えいはクジラ夜の街と対バンできたことに対する気持ちをそっと話し始めた。見に来てくれた観客と、対バン相手のクジラ夜の街、イベントを作ってくれた企画者に感謝を伝える。そして、「新曲やります」という一言に合わせて、「美談にしないで.」のイントロが始まった。全員が上半身を大きく振って感情的に演奏し、再びフロアを揺らす。メンバーそれぞれが強い存在感を見せつけていた。赤色の照明に変わり、えいがステージ前に乗り出して『2001』を始めた。ふじいしゅんすけさん(Dr)が大声でコーラスを加え、ラストに向けて盛り上げていく。フロントに立つ3人が自分の楽器を縦に持ち上げて、思い思いにかき鳴らす様子に、観客が拳を突き上げた。その光景を見回したあと、『この場所で.』が始まった。気持ちを昂らせたふじいしゅんすけさんが大きな声で叫び、ライブは最高潮に達していく。「この場所で今歌ってるから会いたくなれば会いにくればいい」という歌詞でファンに気持ちを伝えた。その後、ドラムの4カウントからラストの『一瞬』を始める。タイトル通りの短い曲であるが、気持ちが最高潮に達するには十分な勢いがあった。曲が終わって「まだいける?」と問いかけたえいは、有無を言わさず大幅にテンポを上げた同曲をもう一度演奏した。マイクに全てをぶつけて歌を届けようとする様子が非常にかっこよかった。クジラ夜の街『幸せのかたち』と名のついたSEが流れる。それがテーマパークのエントランスにいるようなワクワクさを演出する。「みなさま、ようこそおいでくださいました。これよりクジラ夜の街を始めたいと思います」とこの日のライブの語り手となった宮崎一晴(Gt/Vo)のアナウンスが私たちを“クジラ夜の街”という世界観に連れ込む。このライブで一体何が語られるのだろう。連れ込んでくれるという非日常な世界とはどんなものだろう。テンションを上げた1曲目は『超新星』。山本薫(Gt)のギターが効果音のような音色を発し、SFの雰囲気を催す。サビでは観客の手が上がった。曲の間奏では、テクニックを見せつける佐伯隼也(Ba)の演奏、そしてギターソロに続く。ここで山本が弾きだしたのは、bokula.の『愛してやまない一生を』のリフだった。対バン相手の歌を自分たちの曲組み込むという突然のサプライズに一本取られた気分になった。曲終わりのかき鳴らし中、宮崎のカウントでインスト曲『奔走』が始まる。疾走感と焦燥感が同時に感じられる、技巧が凝らされた曲だ。そして、ナレーションからそのまま『幽霊船1361』に続く。観客はサビから間奏まで上げた手を下ろさなかった。再びインスト曲『詠唱』に入る。三拍子で気持ちよく揺れる音楽に合わせ、宮崎は「とあるところに魔法使いが住んでおりました」と上の方を見て曲中の主人公に思いを馳せるかのように語り始める。『ラフマジック』は表現力に満ち溢れた語りとキラキラと輝くパレードに合うようなサウンドが組み合わさった曲で、ドキドキと胸が高鳴った。その後すぐ始まる可愛らしいピアノと共に、たくさんのお客様に演奏を見てもらえてよかったねと秦愛翔(Dr)と絡むなど、宮崎はバンドメンバーに声をかけ、楽しそうに話し始める。歓声泥棒にならないようにしなきゃね、といったところで、「あ!!泥棒といえば…!」と思い出したように語り始める。そして、「みなさま、お手を拝借!」という言葉と同時にサイレンの音が鳴り出し、観客は手を上げて左右に揺らす。みんなが楽しく踊る『あばよ大泥棒』では、ステージとフロアが一体となって、音で緻密に表現された物語を楽しむ様子が広がっていた。大盛り上がりしたフロアを落ち着かせるように、そのままゆったりと『ロマン天動説』が始まる。各々の楽器が歌に乗せて自由な音、自由な演奏を乗せているような曲だ。フワッと残る残響感がロマンティックさを生み出した。そのあとは、悲しそうな感情を醸すインスト曲『拝啓』に乗せて、宮崎は曲を作った時の思いを丁寧に語った。「『歌姫は海で』という曲、聴いて」とぼそっとつぶやいて、泣きそうな声で歌い出す。物語を想像して心がキュッと締め付けられた。「ここからクジラ夜の街の真骨頂をお見せします」というと宮崎はバンドメンバーの方を向いて手を大きく広げ、指揮者のように振る舞い、オーケストラが音合せを行うように楽器隊と音を重ねていく。曲のオーラがライブハウスを包み込み、クジラ夜の街の世界観でいっぱいになった。バスドラムの低音と芯のある歌声が響く『ヨエツアルカイハ1番街の時計塔』が始まる。繊細なドラムワークが散りばめられ、また、照明と曲のコンビネーションが計算されていて、聴覚的にも視覚的にも非常に美しい曲だった。静かに終わったところに、突然パワフルで多彩なドラムがスタートする。それに合わせて自然と手拍子が起こる。インスト曲『夜間飛行』だ。「みんな飛びたいんだ!じゃあお望み叶えてあげましょう」と観客に語りかける。まだかまだかと待ち望んだ『夜間飛行少年』が始まった。佐伯と山本がステージ前方に乗り出して、楽しそうに弾く。この日一番の盛り上がりだったということは、曲が終わるまで全く下がらない腕が証明していた。アンコールでは、「辛いことがあった時は身も心もこの曲に捧げちゃいなよ!」と言って、『Golden Night』を披露した。リズムに乗って自然と揺れる体が、この曲の心地よさを物語っていた。完成度の高いパフォーマンスに“物語る”というエンターテイメントが組み合わさった、クジラ夜の街にしかできない唯一無二のライブを、満足感たっぷりの45分間を、彼らは届けてくれたのだった。Text by らいれいなPhoto by 稲垣ルリコイベント公式サイト:
2022年10月07日カシオ(Casio)のG-SHOCK(ジーショック)とBABY-G(ベイビージー)から、イルカ&クジラをモチーフにした新作の腕時計が登場。2022年6月17日(金)より発売される。イルカ・クジラが描く"虹"をイメージした新作ウォッチ新作ウォッチは、イルカとクジラの水しぶきによってできる"虹"をモチーフに採用した、G-SHOCKの「GWX-8904K」とBABY-Gの「BGR-3000UK」。爽やかなホワイトカラーを基調に、ベゼルをカラフルなレインボーグラデーションで彩り、夏にぴったりな佇まいに仕上げた。また、グラデーションは1本ずつ色味が異なるため、自分だけのカラーリングを楽しむことができる。両モデルともに、イルカ・クジラのイラストをバンドや遊環などにセット。バックライトを点灯するとG-SHOCKにはクジラが、BABY-Gにはイルカが現れる、遊び心あふれるギミックを施している。文字板は、G-SHOCKに煌びやかなゴールドのリングを、BABY-Gにホログラム調の3つのリングを配し、アクセントをプラスした。キュートなデザインだけでなく、実用性も兼ね備えているのがポイント。太陽光や蛍光灯などの光を動力に変換するカシオ独自のシステム・タフソーラーを搭載。また、落としたりぶつけたりしても壊れにくい"耐衝撃構造"や、防水機能、LEDライトなど日常使いに便利な機能を備えている。【詳細】G-SHOCK&BABY-G 新作腕時計発売日:2022年6月17日(金)アイテム・仕様:・「GWX-8904K」34,100円耐衝撃構造、ワールドタイム、ストップウォッチ、タイマー、時刻アラーム、フルオートカレンダー、LEDライト、針退避機能、時刻アラーム5本防水:20気圧防水サイズ:55.1×52.5×16.3mm・「BGR-3000UK」28,600円耐衝撃構造、ワールドタイム、ストップウォッチ、タイマー、時刻アラーム、フルオートカレンダー、LEDライト、針退避機能、時刻アラーム5本防水:20気圧防水サイズ:40.9×40.0×12.9mm【問い合わせ先】カシオお客様相談室TEL:03-5334-4869(時計専用)
2022年05月26日大きな体で、ゆったりと泳ぐクジラの姿はロマンがありますよね。夜神ファントム(@nightwavechan)さんは散歩中に、たまたまクジラを目にしたそうです。クジラを実際に目にする機会はなかなかありませんが、一体どういうことなのでしょうか。散歩してたらクジラが空を泳いでた pic.twitter.com/KRgGVWmyvE — 夜神ファントム@異世界転生ギルド(いてんぎ) (@nightwavechan) December 5, 2021 クジラが空を泳いでいます…!まるで本物のような動きですが、気持ちよさそうに空を泳ぐクジラの正体は…凧!投稿者さんによると、動画を撮影したのは鳥取県米子市にある皆生(かいけ)温泉とのことです。期間限定で開催されたイベントの一環で、クジラの凧が上がっていたのだとか。動画を見た人からは、「癒される」「リアルですごい」といったコメントと、3万件以上の『いいね』が寄せられました。ふと顔を上げた時に、こんな光景が広がっていたら、とてもロマンチックですよね。投稿者さんは、さまざまな企画に挑戦する動画をYouTubeで公開しています。気になる人はチェックしてみてください。YouTubeチャンネル:異世界転生ギルド(いてんぎ)[文・構成/grape編集部]
2021年12月13日G-SHOCK(ジーショック)とBABY-G(ベイビージー)から、イルカ&クジラをモチーフにした3つの新作腕時計が登場。2021年6月18日(金)よりカシオ時計取扱店などで発売される。“イルカ&クジラ”モチーフの新作ウオッチブルーのスケルトンケース×ホワイトバンドの「フロッグマン」G-SHOCK「フロッグマン」シリーズの「GWF-A1000」は、3時位置のインダイアルや遊環にクジラをデザインした。ケースには、薄いブルーのスケルトン樹脂ケースを採用。汚れにくいフッ素ラバー素材のホワイトバンドを合わせ、爽やかなビジュアルに仕上げている。バックライトに“イルカ&クジラ”が現れるモデルもG-SHOCKのウオッチ「GWX-5700」は、バックライトを点灯するとイルカ&クジラが浮かび上がる仕様に。スケルトンケースにはブルーを、バンドにはブラックをそれぞれ配色している。BABY-G「BGD-5700」にも、イルカ&クジラデザインのバックライトを搭載。遊環には、イルカのモチーフを施した。小ぶりなスケルトンケースにはブルーを、バンドには爽やかなホワイトをあしらっている。巾着&スペシャルパッケージが付属それぞれのウオッチは、ポーチとしても使用できる巾着が付属し、本モデルだけの特別なデザインを配したパッケージに収納される。なお、本ウオッチは、国際イルカ・クジラ教育リサーチセンター「アイサーチ・ジャパン」の設立30周年を記念したものとなっている。【詳細】G-SHOCK/BABY-G「アイサーチ・ジャパン」コラボレーションモデル発売日:2021年6月18日(金)販売店舗:カシオ時計取扱店、ECサイト仕様・価格:・GWF-A1000K-2AJR 110,000(税込)耐衝撃構造 / タフソーラー(ソーラー充電システム) / ISO規格200m潜水用防水機能 / モバイルリンク機能 / 針位置自動補正機能 / LEDライト(スーパーイルミネーター、残照機能付き) / サイズ56.7×53.3×19.7mm / 質量125g・GWX-5700K-2JR 27,500(税込)耐衝撃構造タフソーラー(ソーラー充電システム) / 20気圧防水機能 / ムーンデータ(月齢・月の形表示) / タイドグラフ(潮回り 3段階表示、世界の100ポイントの潮汐データをプリセット、満潮時刻セット付き) / ELバックライト(フルオートELライト、残照機能、残照時間切替(1.5秒/3秒)付き) / サイズ48.9×45.4×14.2mm / 質量55g・BGD-5700UK-2JR 22,000(税込)耐衝撃構造 / タフソーラー(ソーラー充電システム) / 20気圧防水機能 / LED バックライト(スーパーイルミネーター、残照機能、残照時間切替(1.5秒/3秒付き) / サイズ46.3×42.2×13.2mm / 質量38g【問い合わせ先】カシオ計算機 お客様相談室TEL:03-5334-4869(時計専用)
2021年06月06日ジェームズ・キャメロンが製作総指揮、ナショナル ジオグラフィック制作によるディズニープラス オリジナル作品「クジラと海洋生物たちの社会」が「アースデイ」にあたる4月22日(木)より独占配信。それに先がけて、美しく壮大な日本版予告編映像が解禁された。本作は、『アバター』『タイタニック』を手掛けた映画界の巨匠であり、環境保護活動家としても名高いジェームズ・キャメロンと、世界が認める水中写真家ブライアン・スケリーが世界24か所3年におよぶ制作期間を費やし、雄大なクジラたちに密着しつづけた、ナショナル ジオグラフィックが贈る奇跡の海洋ドキュメンタリー・シリーズ。ナレ―ションは、環境保護活動に力をいれているシガーニー・ウィーバーが担当。カメラはシャチ、ザトウクジラ、ベルーガ、 イッカク、マッコウクジラという5つの異なるクジラに密着し、これまで知られることのなかったクジラたちの秘密を次々と明らかにしていく。生涯の友情を育み、一族の伝統を子どもたちに教え、愛するものを失って深く悲しむクジラたち。そこに映し出されるのは、彼らの並外れたコミュニ ケーション能力と、人間の想像を超える複雑な社会構造。そして、そんな彼らの美しく壮大な世界に入り込んだ瞬間、私たちは、彼らの生き様がどこか人間に似ているということに気づかされる。本日解禁された予告編では、世界で初めて撮影に成功した貴重なクジラの生態の数々と、むき出しの大自然が織りなす圧倒的な映像美が凝縮された60秒。キャメロンだからこそ成しえた最先端の撮影技術により世界で初めて捉えられたクジラたちの驚きの生態と、スケリーの撮影による息を呑むほどに美しく迫力ある映像。彼らによって語られるクジラたちの壮大なドラマは、ドキュメンタリーの域を超えて深い感動を呼び起こすに違いない。撮影を行ったスケリーは本作の魅力について、「最も驚きだったのは、クジラたちがとても僕らに似ているということです。自分たちのアイデンティティを大切していて、歌合戦やゲームをして遊んだり、亡くなった家族に嘆き悲しんだりする。人々がこのシリーズを見て、豊かなカルチャーを持っているのは自分たち人間だけじゃないことを理解してくれることを期待しています」と語っている。なお、ディズニープラスでは、自然や動物の世界を描いた作品を集めた特集「地球を知ろう!守ろう!アースデイ特集」を4月9日(金)より展開。アースデイ翌日4月23日(金)からは、リアルな自然を楽しめるASMR作品「National Geographic アースムー ド 奇跡の風景」も日本初配信される。「クジラと海洋生物たちの社会」は4月22日(木)よりディズニープラスにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2021年04月08日2020年12月6日、宮崎県の富田浜に打ち上げられたクジラの子供1頭が見つかりました。子供といっても、その大きさは成人男性の何倍もあるサイズです。町民から連絡を受けた航空自衛隊・新田原基地の自衛隊員は、寒空の下、町民とともに冬の海に入って救出活動を行ったといいます。新富町富田浜クジラ漂着12月6日(日)、新富町富田浜で打ち上げられた子供のクジラ1頭が発見され、町民から連絡を受けた基地隊員4名が寒い中海の中、町の方々と共に、重たくて大きなクジラを動かし、沖へ送り出しました。 #航空自衛隊 #新田原基地 #クジラ #新富町 #海岸 pic.twitter.com/Td7VYP1sjB — 航空自衛隊 新田原基地 (@JASDF_Nyutabaru) December 7, 2020 重たくて大きなクジラを協力して沖へと送り出す自衛隊員たち。この投稿を見た人たちからは、感謝の言葉がたくさん寄せられていました。・12月の海は冷たかったと思います。ありがとうございます。・空だけではなく、海も守ってくれて感謝しかないです。・写真を見ると、波も高そうですね。クジラは無事戻ったかな。助けてくれてありがとう。救出されたクジラは、親クジラに再会できたでしょうか…。自衛隊員たちの必死の救出で命が助かってよかったですね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月07日2020年6月中旬、阿部さんa.k.a.留年生。(@abechan_91)さんがTwitterに投稿した写真に、多くの人が心を奪われました。車で道路を走行中、投稿者さんの目に留まったのは『空を泳ぐクジラ』の姿。幻想的な空を撮影した1枚が、こちらです。鯨って空飛ぶんだ。 pic.twitter.com/b8O8nYztuv — 阿部さんa.k.a.留年生。 (@abechan_91) June 17, 2020 「クジラって空を飛ぶんだ」という投稿者さんの言葉通り、目の前には空を雄大に泳ぐクジラの姿が…!もちろん、本物のクジラではなく雲ですが、一瞬、海の中にいるのかと錯覚してしまうほどのリアルさです。【ネットの声】・ゲームの世界みたい!幻想的ですね。・神秘的~!・これぞ本物の『くじら雲』だ。空が作り出した、一瞬の奇跡。こんなに貴重な空を見ることができたら「何かいいことが起こるのでは…」なんて期待してしまいそうですね。[文・構成/grape編集部]
2020年06月29日ドラマも映画もイケメンなしには楽しめない!今回、ご紹介する作品は、『ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。』。クジラを愛する青年を中心に、集客難の博物館を盛り上げようとする人々の奮闘を描く本作で、映画初主演を果たした矢野聖人さんにお話をうかがいました。写真・黒川ひろみ 文・田嶋真理【イケメンで観る海外ドラマ&映画】vol. 19力強い瞳で強い印象を残す、実力派俳優舞台は、和歌山県南部に実在し、クジラの博物館として世界一のスケールを誇る『太地町立くじらの博物館』。クジラの飼育員・鯨井太一は来館数の減少に歯止めを掛けようと、スタッフ手作りによる「くじらまつり」を企画。しかし、古参スタッフたちとの確執、クジラの体調変化など、次々とトラブルに見舞われます。2010年に伝説の演出家・蜷川幸雄の舞台『身毒丸』で主演を務め、鮮烈なデビューを果たした矢野さん。本作では繊細な役作りで、太一の純粋な気持ちを表現しています。ーー映画初主演が決まったときのお気持ちは?矢野さん 舞台、TVドラマ、映画で主演するのは、僕が20代のうちに成し遂げたい目標でした。舞台とTVドラマの主演は経験していたので、残りひとつの夢を叶えることができ、嬉しかったです。ーー実際に映画の主演をやってみて、いかがでしたか?矢野さん 主演の気負いは全く感じませんでした。それよりも自分が練ってきた演技プランをこの作品に投じたいという気持ちで演じました。ーー座長としてキャストやスタッフをまとめるために心掛けたことは?矢野さん 僕は恥ずかしがりやで、自分からほかの出演者の方に「ご飯に行きましょう」と言えなくて(笑)。プロデューサーさんと一緒に、飼育員・白石唯役の武田梨奈さんや学芸員・間柴望美役の岡本玲さんらを誘い、みんなで焼肉を食べに行きました。ーー意外です。イケメンさんですから、いつも躊躇せずに美人女優さんたちを誘ってお食事に行かれていると思っていました。矢野さん いえいえ(笑)。普段は撮影中のご飯会ですら、あまり参加しないほどの恥ずかしがりやです。ーーこの映画では、太一の純粋な気持ちが次第に伝わっていき、博物館のスタッフたちをまとめ上げていきます。今回、頑張ってご飯会を主催されたのは、その役作りも兼ねて?矢野さん 太一のキャラクターとしては、それほど周りと仲良くなる必要はありませんでした。役作りのためではなく、シンプルに出演者の方々のことをよく知りたいと思ったので。撮影が忙しい時でも、なるべく接点を持つようにしていました。ーー太一の役作りで行ったことは?矢野さん 芝居の面では、声のトーンを上げ、喋り方を遅くしました。気持ちの面では、太一の天才ぶりや明るさが伝わるように心掛けました。撮影が進むと慣れが出てしまうので、声や喋り方が普段の自分に戻っていないか、監督に確認しながら演じました。ーー撮影で印象に残っていることは?矢野さん 撮影のため、和歌山に16日間滞在しましたが、僕は次のお仕事の兼ね合いで、撮影を終える日が決まっていたんです。天気が悪い日が続いて撮影ができないと「僕のせいかな」というプレッシャーを感じました(笑)。クジラの体調が変化するシーンを撮った日も雨風が強くて。出演者たちは雨合羽を着て、撮影を行いました。結果として、物語の状況に合った絵が撮れたと思っています。ーー撮影中に台風が2回もやってきたそうですね。矢野さん 照明のコードが破損したり、雨風の音が入ったりと大変でした。博物館がある場所は山に囲まれているため、風がとても強くて。クジラのショーのシーンでは、足を踏ん張って風に耐えながら演技をしました。天候が悪かったぶん、キャストやスタッフがよりいっそう集中して撮影に挑み、団結力が強まったと思います。ーー矢野さん演じる太一が海に飛び込んだ後、クジラがジャンプするシーンがとても印象的でした。矢野さん 水に濡れると髪の毛や衣装がびしょびしょになってしまうので、僕が飛び込むシーンは1回で撮りきらないといけなくて。クジラのジャンプのシーンは何回か撮っていますが、海に浮かんで待っている間に僕の体がどんどんまわってきて(笑)。態勢の維持が難しかったですね。ーー恥ずかしながら、この映画を観て、クジラとイルカが生物学上同じであることを知りました。矢野さん 僕も台本を読んで知りました。クジラがイルカと同じようにショーをすることにも驚きました。しかもクジラは個体によって、好きな食べ物や量が違うんです。この映画をやらなかったら、知り得ないことばかりで。僕は撮影がない日も調餌(ちょうじ/生き物に与えるえさを作ること)の練習を行い、博物館内を見学して、クジラのことを勉強していました。ーークジラのトレーニング・シーンの苦労は?矢野さん 手のサインは、撮影に入る前に三日間だけ練習をしました。最初は全然できなくて。三日目にはサインの種類を覚えて、なんとか形にすることができました。クジラとコミュニケーションを取ること自体はそんなに難しいことではなかったように思います。ーー映画の見どころを教えてください。矢野さん クジラが好きな方はもちろんのこと、クジラをよく知らない方でも楽しめる映画です。誰かに自分の夢を否定されたとしても真剣に頑張っていれば、誰かが夢を後押しをしてくれるというメッセージ性もあります。そういうところに注目して観ていただけると嬉しいです。ーー20代の目標をすべて叶えた矢野さんの次の野望は?矢野さん いつの日か、自分で脚本を書いて、映画を撮りたいと思っています。その夢を叶えるために、役者としてもっと努力をしていきたいです。インタビューのこぼれ話出演者同士のご飯会では、ラストオーダーの後、矢野さんがさりげなく席を立って全員分のお会計を済ませたとか。主演ならではの気遣いはさすが! ちなみにお会計した後、矢野さんのお財布には2千円しか残らなかったそう(笑)。Information『ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。』イオンシネマ和歌山、ジストシネマ和歌山・南紀で公開中。11月3日(祝)より全国順次公開。出演:矢野聖人、武田梨奈、岡本玲ほか配給:キュリオスコープ©2018映画「ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。」製作委員会.All Rights Reserved.
2018年11月02日カシオ(Casio)が展開する時計ブランド・G-SHOCK(ジーショック)とBABY-G(ベイビージー)から、「イルカ・クジラモデル」の初代復刻版ウォッチが登場。2018年6月8日(金)に発売される。「イルカ・クジラモデル」は、1994年の国際イルカ・クジラ会議を記念して発売された人気モデル。新作ウォッチは、この初代「イルカ・クジラモデル」を復刻する。バックライトを点灯するとクジラが浮かび上がるG-SHOCKは、GW-6900をベースに、ブラックのケースとイエローのバンドを組み合わせた。ライトを灯すとイルカが現れるBABY-Gは、BGR-3000をベースに、マットなスケルトン素材とブルーのパーツを組み合わせ、文字盤にレッド・イエロー・グリーンカラーを配している。また、BABY-Gからは、海や珊瑚礁をイメージしたカラーリングの新作ウォッチも登場。海を象徴するブルーをベースに、珊瑚の卵を彷彿とさせるサーモンピンクや、珊瑚をイメージしたグラデーションカラーを採用した。また、内蔵のブラックライトに反応して発光するネオンイルミネーターを搭載しており、ライト点灯時には針がピンクやグリーンに浮かび上がる仕掛けも。パッケージにはクマノミが海を泳ぐ様子を描いた。【詳細】G-SHOCK・BABY-G新作ウォッチ発売日:2018年6月8日(金) ※6月1日(金)より先行予約開始。展開・予約店舗:一部G-SHOCK取扱店舗・G-SHOCK アイサーチ・ジャパンコラボレーシションモデル 24,000円+税・BABY-G アイサーチ・ジャパンコラボレーシションモデル 22,000円+税・BABY-G アクアプラネット タイアップモデル 14,000円+税【問い合わせ先】カシオ計算機株式会社TEL:03‐5334−4869
2018年06月04日