時代劇朗読劇『ひとごろし』が、5月3日(金・祝) から6日(月・休) に東京・俳優座劇場で上演されることが決定した。原作は、庶民の立場から武士の苦衷や市井人の哀感を描いた時代小説、歴史小説を書いた小説家・山本周五郎による同名小説。今回は新潮文庫刊『ひとごろし』所収の「ひとごろし」の1作が朗読劇版として上演され、オリジナルのシーンや脚色が追加される。主演の双子六兵衛役は、声優、役者として活躍する堀江一眞と、声優の下鶴直幸、俳優の三本木大輔がマルチキャストで演じる。共演には、およう役で声優・歌手・役者として活躍する中島愛、かね役で声優の野村香菜子、小原好美がWキャストで出演。そしてアニメ『幽☆遊☆白書』の飛影役などで知られる檜山修之に加え、武井和歩、井上歌奏子が名を連ねた。演出を手がけるのは、「企画演劇集団ボクラ団義」主宰であり、舞台『炎炎ノ消防隊』シリーズ、ミュージカル『コードギアス 反逆のルルーシュ 正道に准ずる騎士』、舞台『信長の野望・大志』シリーズなどで知られる脚本家・演出家の久保田唱。脚本は、俳優としてドラマや映画、舞台などにも出演している開沼豊が務める。<公演情報>時代劇朗読劇『ひとごろし』原作:山本周五郎著「ひとごろし」(新潮文庫刊『ひとごろし』所収)脚本:開沼豊演出:久保田唱【出演】堀江一眞中島愛野村香菜子小原好美下鶴直幸三本木大輔武井和歩井上歌奏子檜山修之※一部の配役はマルチキャストとなりますので出演回にご注意ください。公演日程:2024年5月3日(金・祝)~6日(月・休)会場:東京・俳優座劇場公式サイト:
2024年04月15日海岸には波に乗って、あらゆるものが流れ着きます。環境活動家のコーリン(trashcaulin)さんは、ビーチのゴミ拾いをしていた時、珍しいものを見つけました。彼が発見したのは、カニを獲るためのワナ。誰かが海に仕掛けたカニ獲りワナが、海岸に打ち上げられていたのです。コーリンさんそのワナを回収して、中を確認することにしました。「ここにカニが入っていませんように」と願うコーリンさん。そしてワナの蓋を開けると…!何が起きたのかはこちらをご覧ください。@trashcaulin This crab trap wasn't efficiently anchored so I set these crabs free #crab #crabs #sealife #seaanimals #ocean #beach #animalrescue ♬ Suspenseful and tense orchestra(1318015) - SoLaTiDo「ハロー、カニさんたち!」蓋を開けるなり、元気に挨拶をしたコーリンさん。ワナの中には、生きた大きなカニが7匹も入っていたのです!そして「きみたちは僕が知っている中で、もっともラッキーなカニかもね。さあ、行きな!」といって、カニを海へ放してあげました。動画を見た人たちからは、さまざまな声が上がっています。・カニが「僕は自由だー!」といってそう。・あなたに助けてもらえて、このカニたちは幸運だったね。・カニたちはきみにお礼のハグをしたかっただろう!コーリンさんはカニ漁をしている人たちへ「もしあなたがカニのワナをきちんと固定しなかったら、僕がカニを逃がしますよ」と呼びかけています。なお、海岸に流れ着いたワナは捨てられたものとみなされ、彼は漁の邪魔をしたことにはならないと思われるそうです。コメント欄には「どうして持ち帰って食べなかったの?」という質問が多く寄せられましたが、コーリンさんは「このカニたちが『とんでもない話があるんだ』と友達に話すほうがずっといいからね」とユーモアたっぷりに答えています。彼が逃がしたカニが海に戻った後、友達に「いやー、ワナにはまったら親切な人間が助けてくれたんだよ!」なんて話す様子を想像すると、面白いですね![文・構成/grape編集部]
2024年04月10日2024年1月、アメリカのペンシルベニア州でジェイコブさんとローラさんが雪道を車で走っていた時のことです。2人の車の前に、リス科の生き物である、野生のウッドチャックが現れました。広いアメリカでは野生動物と遭遇するのは珍しくありません。しかし、時々つまずきながらよろよろと歩くウッドチャックを見て、「何かおかしいよね」と感じた2人は、車を降りてそのウッドチャックを保護したのです。ジェイコブさんたちはウッドチャックを箱に入れて、野生動物の保護施設『レイヴン・リッジ・ワイルドライフセンター』に連れて行きました。背中の毛がないウッドチャックそのウッドチャックは背中の毛が抜けて皮膚がむき出しになっていたのだとか。原因は疥癬(かいせん)というダニによって引き起こされる皮膚病で、体のあちこちにかさぶたやただれもできていたといいます。また、低体重で脱水症状も起こしていて、いくつかの開いた傷もあったとのこと。疥癬は毛が抜けるだけでなく激しい痛みと痒みをもたらし、動物を興奮させるため、そのせいで冬眠から早く目覚めてしまったと思われるそうです。治療を始めると、数日後には疥癬の症状は少しずつ改善してきたといいます。またウッドチャックは与えられた食事をもりもりと食べているそう。冬眠から覚めたばかりでお腹が空いていたのでしょう。『レイヴン・リッジ・ワイルドライフセンター』が痛々しいウッドチャックの写真などを公開すると、ジェイコブさんとローラさんへの感謝の声が上がりました。・走り去ることもできたのに、停まってこの子を保護してくれた2人に感謝するよ!・かわいそうに。疥癬で感じる痛みや痒みは想像もつかない。早く治るといいね。・優しい人たちに助けてもらえてよかった。心が温かくなったよ。ウッドチャックはこのまま春まで『レイヴン・リッジ・ワイルドライフセンター』で世話をされた後、野生に帰されるそうです。疥癬の不快な症状によって冬眠から起こされたせいで、このウッドチャックは体がとても弱っていたのでしょう。もしそのまま放っておいたら疥癬はひどくなる一方だったと思われます。偶然通りかかった心優しい2人に助けてもらえて、ウッドチャックは本当にラッキーでしたね。[文・構成/grape編集部]
2024年04月01日イギリスのリンカンシャー州にある野生動物の保護団体『クリーソープス・ワイルドライフ・レスキュー』。ある夜、この施設に複数の人たちから「溝にはまって動けなくなっている犬がいる」と立て続けに通報がありました。ボランティアスタッフが現場へ向かう間、『クリーソープス・ワイルドライフ・レスキュー』の担当者は、地元の迷子のペットを探すグループと対応を話し合っていたといいます。そして現場に到着したボランティアスタッフから、「犬を救出した」という報告を受けた担当者はびっくり。救出されたのは、犬は犬でも、なんと『犬の像』だったのです!犬の像は首輪をしていて、泥だらけで倒れているように見えます。薄暗いところで見たら、本物の犬に見間違えてしまいそう!救出された犬の像はスタッフが持ち帰り、オフィスの外に保管されているとのこと。投稿には「助ける際に少し破損してしまいましたが、もしこの像を引き取りたい人は受付まで起こしください」とユーモアたっぷりにつづられています。『クリーソープス・ワイルドライフ・レスキュー』は、本物の犬ではなかったことを喜びつつ、善意で通報してくれた人たちへ感謝を伝えました。この投稿には、笑いや安堵の声などさまざまなコメントが寄せられています。・最初の写真は本物の犬に見える!像でよかったね。・助けに行ってくれてありがとう!もし本物だったらひどい状態だっただろう。・思いやりのある善良な人たちがいてくれたことが嬉しいよ。水難救助ボランティアのスタッフは夜にもかかわらず、通報を受けてからわずか20分足らずで現場に到着したそうです。これがもし本物の犬だったら、一刻を争う状況だったかもしれません。犬を助けたい一心ですぐさま行動に移した人たち全員に、大きな拍手を送りたいですね![文・構成/grape編集部]
2024年03月19日アメリカのジョージア州のショッピングモールの中に、『ザ・ブックストア・オン・ザ・ヒル』という個人経営の書店があります。この店のドアの前に、1匹のアライグマの赤ちゃんが現れました。まだ幼いアライグマは迷子になったと思われ、店のオーナーは多くの車が行き交うモール内で放っておくのは危ないと思ったそう。オーナーは動物管理局に連絡をしましたがつながらず、折り返しの電話もかかってこなかったのです。そこでスタッフのステラさんが自ら、アライグマを捕まえることにしました。アライグマと女性の攻防戦がスタート!その時、アライグマはすぐ近くの木の上から、彼女の様子をうかがっていたのだとか。ステラさんは近所のペット用品店からエサとケージを借りて、木の下に置くことにします。すると、アライグマが降りて来たのですが、彼女がケージを閉める前に、素早くエサだけ取って逃げられてしまいました!思ったより賢いアライグマに苦戦するステラさんたちは、猫の保護施設からより機能的なワナ付きのケージを借りることに成功。ウェブメディア『The Dodo』によると、そのワナをひと晩置いておいたところ、翌朝にはアライグマを捕まえられたそうです!ひと晩中、アライグマは新しいワナの中にいました。翌朝早く『ミッドナイト・スター・ポッタリー』のオーナーがアライグマを店内に入れて暖かくしてあげました。まもなく『サバンナ野生動物保護センター』の専門家が到着し、アライグマの赤ちゃんを保護施設に連れて行きました。The Dodoーより引用(和訳)夜中のうちにワナの中に入ったアライグマは、翌朝に保護施設の職員が到着するまで、暖かい陶芸教室の店内で過ごしたとのこと。『ザ・ブックストア・オン・ザ・ヒル』の一連の投稿には、アライグマの保護に携わった人たちへの感謝の言葉が寄せられています。・この子の愛らしい顔を見て!無事に保護してもらえてよかったね。・小さくてかわいい赤ちゃんを助けてくれてありがとう!・ステラさん、よく頑張ったね!動物の保護に慣れていない人が、人を警戒している野生動物を捕まえるのはかなり難しいはず。心優しい人たちが力を合わせたおかげで、アライグマの赤ちゃんが無事に保護されてよかったですね。[文・構成/grape編集部]
2024年03月11日1~2月にかけて、全国的に気温が高い日が続いた2024年。しかし、3月に入っても積雪があるなど、予想外な冬の名残に多くの人が翻弄されています。用意していてよかった!役に立った雪の備えケスイダキザヤミ(@masakaniq11)さんは、雪が降った3月のある朝、スリップして草むらに突っ込んでいる車を発見。救助を手伝う際、「暖冬だし使うことはないだろう」と思いつつも、備えていたグッズが役に立ったといいます。「持っておくものだなあ」としみじみ感じたものが、こちら!ケスイダキザヤミさんが使ったのは、安達紙器工業株式会社の、木材繊維でできた雪道脱出具『スグラ』。雪にタイヤをとられ、動けなくなった時に使う補助具で、駆動輪にセットしてゆっくりと車を発進させると、脱出できるようです。ケスイダキザヤミさんが救助した車は、雪というより泥のぬかるみにはまった状態でしたが、このグッズで無事に救出できたそうです。横20mm、縦550mm、幅15mmほどなので、車に積むなどして、いざという時用に備えておきやすそうですね。救出後は、「いいことをしたので、自分に5億円が当たれ」という気持ちだというケスイダキザヤミさん。幸運が降って来るかは神のみぞ知るところですが、人助けをした清々しい気持ちは、同等の価値がある…かもしれません![文・構成/grape編集部]
2024年03月09日南米のコロンビアで、バス停のそばを通りかかった人が、地面にあふれたゴミ山の上に何かがあるのに気が付きました。大きなゴミ箱のそばに紙やプラスチックなどのゴミが散乱していて、そこに明らかにゴミではないものがあったのです。それは…2匹の子犬。ガリガリに痩せた子犬たちが力尽きたように横たわっていたのでした。親切なその人はすぐに動物保護団体『イスラ・アニマル』に連絡し、スタッフの女性たちが現場に駆けつけたそう。子犬たちは生きていましたが、見るからに健康状態が悪かったといいます。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Fundación Isla Animal(@isla.animal)がシェアした投稿 子犬は2匹ともオスで、ベトくんとエンリケくんと名付けられました。2匹は栄養失調であるだけでなく、お腹に寄生虫がいて、皮膚病にもかかっていたのだとか。そのまま放っておいたら、幼い2匹の命の火が消えてしまうのは時間の問題だったかもしれません。周りには母犬も、ほかの子犬たちもいなかったことから、2匹はこの場所に捨てられたと思われるそうです。『イスラ・アニマル』はInstagramで「ベトとエンリケは、この国で亡くなっていく何百万匹もの動物たちと同じ運命にありました。彼らは幸運にも天使に出会い、救われたのです」と2匹のことを紹介。すると、コロンビアの動物たちの過酷な現状に、悲しみの声が上がりました。・まだこんなに小さいのに…。かわいそうに。・ひどい人間のせいで、こんな世界で生きなくてはならない動物たちを思うと、心が痛む。・コロンビアの悲しい現実だ。この子犬たちを助けてくれてありがとう。投稿によると、2匹が見つかったコロンビアのカルタヘナという都市では、このようなことが毎日のように起きているとのこと。野犬が多すぎてすべてを保護することは難しいため、ベトくんとエンリケくんは幸運だったといいます。また、保護されてもコロンビアではいい里親を見つけるのも非常に困難なのだとか。それでも『イスラ・アニマル』のスタッフたちは1匹でも多くの犬を救うために活動し続けています。ゴミのように捨てられたベトくんとエンリケくんが元気になって、愛情深い家族が見つかるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年02月29日2024年1月、アメリカのテキサス州ヒューストンの港で、アメリカ沿岸警備隊の検査官たちが輸送コンテナのチェックをしていました。何千個ものコンテナが置かれた現場で、ルーカス・ロー(luloe_)さんら検査官たちは、あるコンテナから鳴き声と引っかくような音を聞いたといいます。そのコンテナは7m以上の高さの場所にありましたが、彼らは下ろして中を確認。すると…コンテナから1匹のメス犬が飛び出してきたのです!犬は水も食べ物もないコンテナの中に、少なくとも8日間は閉じ込められていたそう。人懐っこい犬はコニーちゃんと名付けられ、地元の動物保護施設に預けられました。@luloe_ Doing the kings business #uscg ♬ original sound - Luloeコニーちゃんを保護した『フォーエバー・チェンジド・アニマルレスキュー』によると、コニーちゃんが入っていたコンテナはヒューストンの廃品置き場から来たもので、迷い犬の届け出もなかったとのこと。首輪もマイクロチップもつけておらず、ノミだらけで皮膚に疾患があり、心臓病も患っていて、フィラリアが陽性だったそうです。また、元気そうに見えるコニーちゃんですが、実際は8日間食べなかっただけでは済まないほどの栄養失調でした。これらの状態から判断すると、コニーちゃんは野良犬か、飼い主が適切な世話をしていなかったと思われます。コンテナから見つかった犬は『1匹』ではなかった!このニュースは瞬く間に広まり、犬は『コンテナ犬のコニー』として一躍有名になります。コニーちゃんはいくつも健康上の問題があるため、バーモント州の施設で詳しい検査と治療を受けることに。プライベート飛行機で引っ越しをする日、コニーちゃんを発見した検査官たちが見送りにやってきました。※動画はfacebook上で再生できます。無事にバーモント州に到着後、コニーちゃんは早速、病院で詳しい検査を受けます。そこで驚きの事実が判明。なんとコニーちゃんは妊娠していたのです!超音波検査をすると、お腹の中の子犬たちは強い心音を発して元気に動き回っていたのだとか。出産まではコニーちゃんは獣医師のもとで過ごすことになりました。『フォーエバー・チェンジド・アニマルレスキュー』には、ものすごい数の里親希望者からの問い合わせが来ているのだとか。コニーちゃんが無事に出産を終えたら、最適な里親を選ぶつもりだということです。コンテナからコニーちゃんを見つけた検査官たちは、「まさか犬がいるなんて、信じられなかった」と話しています。助けを求めて必死に鳴いて、何千個ものコンテナから見つけてもらうという奇跡を起こしたコニーちゃん。無事に出産を終えて、その後は素晴らしい家族と幸せに暮らしていけるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年02月21日2月23日(金・祝) に公開される映画『コヴェナント/約束の救出』よりスタッフ陣が語る撮影秘話コメントが到着した。本作は、2018年のアフガニスタンを舞台に、アメリカ軍曹長のジョン・キンリーとアフガン人通訳アーメッドの絆を描いた作品。『シャーロック・ホームズ』シリーズなど、数々のアクションエンターテインメントを世に送り出してきたガイ・リッチー監督が、緊迫感に満ちた壮大な社会派ヒューマンドラマに初挑戦した。本作を彩るのは、従来の戦争映画のイメージを払拭するような美しい景色の数々。「僕たちは、かなり大胆な決断をしたんです。茶色っぽい映画にすることだけは絶対に避けたかった」と語るのは撮影監督のエド・ワイルド。「こういった映画は、環境の特徴や衣服が理由で茶色になりやすいので、兵士のギアについている小さな赤いタグのように、切れ味を加えるような色のポイントを入れるようにしました」と話す彼は、大胆な色彩を使いつつ照明を最小限にとどめ、本作の外観に細かなこだわりを盛り込んだ。またスタイルに関しては、今は亡き報道写真家のティム・ヘザリントンの戦争写真からひらめきを得たと語るワイルド。へザリントンの作品についてワイルドは、「彼は、深い愛着を感じられるような撮り方をすると同時に、客観的な視点でスケールの大きな画を撮るんです。だから、本作もそのように撮ろうとはじめに決めました」と振り返る。物語のほとんどがアフガニスタンで展開される本作だが、撮影不可能であるアフガニスタンに代えて撮影地にはスペイン・アリカンテが選ばれた。共同脚本&製作のアイヴァン・アトキンソンは、「スペインに決定した最も大きな要因は、アフガニスタンを舞台にした別の映画がスペインで10年ほど前に撮影されていたからなんです。僕自身、アフガニスタンにあまりにも似ていることに驚きました」と裏話を明かした。製作に名を連ねたジョン・フリードバーグも「アリカンテには、マカロニウエスタンっぽい山々があったり、廃墟となった人家や建物があったりして、完璧でした」と同意。撮影地に関してガイ・リッチーは、「本当に似ているか不安になりましたが、アフガニスタンの写真と比べるとちゃんと同じに見えるんです。僕にとってはそれで十分でした」と率直に語った。また、ガイ・リッチーへの絶大な信頼が分かる撮影秘話も多い。フリードバーグは、「ガイ・リッチーと一緒に仕事をするのは夢のようなことでした。彼が求める完成度のレベルは非常に高く、自然とみんなの基準も高くなります」と尊敬を込めた熱いコメントを寄せた。さらには「俳優から上手く演技を引き出すこともできるんです。それが、彼と一緒に仕事をしたいと思う理由の1つですね。とても楽しい人だし、人当たりもいいし、そのうえ頭も切れる」と絶賛。ワイルドも同様に、「本作の撮影で感じたエネルギーやペースがとても楽しくて、開放的で、大好きです。ガイ・リッチーは、俳優たちと一緒にシーンについて考えたり、作業をしたりすることに多くの時間を費やして、その場にエネルギーをもたらします。そのおかげで、本作の脚本の率直さや緊張感が維持されるんです」と現場での様子を語っている。<作品情報>『コヴェナント/約束の救出』2月23日(金・祝)公式サイト: STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2024年02月15日寒さが厳しい真冬の湖で、感動的な救出劇がありました。アメリカのミシガン州で、凍った湖に男性が落ちてしまったのです。近くにいた人たちが、その男性が氷を突き破って湖に転落する瞬間をたまたま目撃して、警察に通報。『ミシガン州警察』のカメロン・べネッツ巡査が現場に駆け付けると、雪に覆われた湖の真ん中に男性の姿が見えたそうです。べネッツ巡査は急いで車から救助道具であるディスクを取って氷上へ出ますが、氷の状態から男性がいる位置まで行くことはできないと判断。その時、落ちた男性のそばには彼の愛犬がいました。べネッツ巡査は「あなたの犬をこっちによこしてください!」と叫びます。男性は愛犬のルビーちゃんにべネッツ巡査のところに行くように指示。すぐに走って来たルビーちゃんの首輪に、べネッツ巡査はディスクをくくりつけました。続いてべネッツ巡査は男性にルビーちゃんを呼ぶように伝え、男性は戻ってきたルビーちゃんからディスクを受け取ります。そしてディスクにつかまった男性を、べネッツ巡査と応援に駆け付けた消防士が岸まで引き寄せて救助に成功しました!ルビーちゃんの飼い主は65歳の男性で、湖に転落してから約16分間、冷たい水の中にいたのだとか。救助された後、救急車で搬送されましたが命に別状はなく、その後退院したということです。『ミシガン警察』がFacebookに投稿したこの動画には、べネッツ巡査とルビーちゃんに称賛の声が上がりました。・救助の様子を見ながら鳥肌が立った。賢いルビーを含む、かかわったすべての人たちに称賛を送りたい!・ルビーは警察官と協力して、素晴らしい役割を果たした。見事なチームワークだ。・頭の回転の速い警察官と、献身的でよく訓練された犬のお手柄だね!・涙が出た。警官が首輪にディスクをくくりつけた時、ルビーは自分がどうするべきかちゃんと分かっていた。そしてパパを助けに行ったんだ!動画を見ると、べネッツ巡査が到着してから男性を安全な場所まで連れて行くまでの時間は、わずか2分18秒だったことが分かります。この短い時間に、状況を的確に判断し、ルビーちゃんに男性のところまでディスクを持っていかせるという方法を実行した彼の決断力と行動力。さすがとしかいいようがありません。また、べネッツ巡査の指示を瞬時に理解したルビーちゃんの賢さにも驚かされますね。まるで映画のワンシーンのような見事な救出劇に、多くの人たちが惜しみない賛辞を送りました。[文・構成/grape編集部]
2024年02月15日カナダのオンタリオ州に、約1か月間空き家になっていた家がありました。住人が退去した後、その家に入った不動産業者は、残されていたものを見てびっくりしたそう。前の住人が、7匹のウサギを置き去りにしていったからです。困り果てた不動産業者から連絡を受けたウサギの保護団体『パンプキンズ・エーカーズ・ラビット・レスキュー』のスタッフは現場に急行。そこには、囲いの中で汚物にまみれたウサギたちがいました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Pumpkin’s Acres Rabbit Rescue(@pumpkinsacres)がシェアした投稿 ウサギたちをかわいそうに思った不動産業者は『パンプキンズ・エーカーズ・ラビット・レスキュー』に連絡をするまでに、いくつもの動物保護施設に助けを求めたのだとか。しかし、どこもいっぱいで断られてしまったということです。『パンプキンズ・エーカーズ・ラビット・レスキュー』はInstagramの投稿で、「緊急で里親を募集します」と事情を説明。すると、ウサギたちを置き去りにした無責任な飼い主への非難の声が殺到しました。・ペットを残して引っ越すなんて、どうしてこんな残酷なことができるのか信じられない。・なんてことだ!前の飼い主は二度と動物を飼うべきじゃない。・かわいそうなウサギたち。助かって本当によかった。・胸が張り裂けそう。人間が嫌いになるよ。7匹のうち3匹が大人のメスで、残る4匹はメスの1匹の子供たちでした。約1か月間も劣悪な環境下にいただけに、当初はウサギたちの健康状態が心配されましたが、7匹とも元気だったそう。そして保護されてから約1週間後には全員の里親の募集が始まりました。 この投稿をInstagramで見る Pumpkin’s Acres Rabbit Rescue(@pumpkinsacres)がシェアした投稿 引っ越しの際にやむを得ない事情でペットを手放す人は少なくないといいます。ただその場合でも、次の飼い主を見つけるために最善を尽くし、どうしても見つからなかった場合は動物保護施設に預けるなどするべきでしょう。7匹のウサギたちが奇跡的に生き延びられたのは、不動産業者やほかの誰かが時々、水やエサを与えていたからだと思われるそう。それでも、不衛生でストレスの多い環境でウサギたちが、あとどれだけ持ちこたえられたかは分かりません。手遅れになる前に、7匹が保護されて本当によかったですね。[文・構成/grape編集部]
2024年02月13日真冬に気温が氷点下に下がると湖が凍ることがあります。凍った水面はまるで硬いスケートリンクのように見えても、実際は氷が薄く張っているだけということも多いそうです。湖に落ちた犬を助けたい!アメリカのミシガン州で『ジョージタウン・タウンシップ消防署』に「湖に犬が落ちた」という救助要請が入りました。犬は凍った湖に転落してしまい、飼い主が助けようとしましたがうまくいかなかったのだとか。救助隊員たちは水面救助用スーツを着て、急いで現場に向かいました。落ちたのはラブラドールレトリバーのヘーゼルちゃんという犬で、沈まないように必死にもがいていたそう。隊員たちは水に入り、ヘーゼルちゃんを抱きかかえて、無事に岸に引っ張り上げることに成功!緊迫感が伝わる救助の様子を撮影した写真は、100回以上シェアされました。ヘーゼルちゃんは順調に回復して、数日後には飼い主さんと一緒に『ジョージタウン・タウンシップ消防署』にお礼に立ち寄ったとのこと。救助に尽力した隊員たちと再会して、みんな笑顔の写真が紹介されました。隊員たちが救助に駆けつけた時、ヘーゼルちゃんはひどく疲れ切っていて、顔と鼻には氷が張っていたそう。冷たい水に浸かった状態でヘーゼルちゃんの体力がどんどん奪われていく中、あと少し救助が遅れていたら…と思うとぞっとします。投稿では消防署長が「雪に覆われた氷を硬い地面と勘違いするペットや子供から目を離さないことが特に重要です」と注意を呼びかけました。真冬に犬の散歩をする時は、凍った湖には近付かないように気を付けるべきですね。[文・構成/grape編集部]
2024年02月09日2月23日(金・祝)公開の映画『コヴェナント/約束の救出』より、冒頭映像が到着した。本作は『コードネーム U.N.C.L.E.』『オペレーション・フォーチュン』のガイ・リッチー監督が、アフガニスタン問題と現地人通訳のドキュメンタリーに着想を得て完成させた、初の社会派ヒューマンドラマ。タリバンの兵器の隠し場所を探す米兵と、アフガニスタン人通訳者の絆を描く。出演はジェイク・ギレンホール、ダール・サリム、エミリー・ビーチャム、ジョニー・リー・ミラーら。このたび到着した冒頭映像は、アフガニスタン紛争の背景を説明する字幕から始まる。バックミュージックはイギリスの3人組バンド“アメリカ”の「名前のない馬」が使用されている。“アメリカ”は英国駐留の米軍兵士の息子たちが結成したバンドで、ベトナム戦争が泥沼化していた1972年のヒットソングだ。字幕では9.11同時多発テロへの報復として、9万8千人もの米軍兵士がアフガニスタンに派遣されたことから、アフガニスタン紛争が始まったことが説明される。そして、そのとき米軍に協力した現地に住む5万人のアフガン人通訳は、協力の見返りとしてアメリカへの移住ビザが約束されていた。本作はそんな“約束”を巡る男たちの熱い絆を描いた作品だ。説明字幕が終わると、米軍曹長ジョン・キンリー(ジェイク・ギレンホール)率いる部隊のメンバーが、ひとりずつ映し出されていく。キンリーはタリバンの武器や爆弾の隠し場所を探す部隊を率いており、そのなかで怪しげなトラックを見つける。現地のアフガン人通訳を介し、車内を検査しようとするが、運転手はそれに応じず逃げてしまう。運転手の怪しい行動から危険を察知したキンリーだったが、そのとき突然トラックが爆発。いつ何が起こるか分からない当時のアフガニスタンの緊迫した状況が垣間見える冒頭映像となっている。この衝撃の事件のあと、キンリーの部隊に新たな通訳としてアーメッド(ダール・サリム)が配属されたことで、物語は動き出していく。『コヴェナント/約束の救出』冒頭映像『コヴェナント/約束の救出』()2月23日(金・祝)公開(C)2022 STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVE.
2024年02月08日大人気マンガシリーズ、Lineドラマさんの『浮気した彼氏を成敗した母親』を紹介します。彼の告白に、付き合ったことを後悔し、アクセサリーを返すことにした主人公。そんなとき、再び母から実家に帰ってくるよう連絡がきました。主人公はすっかり落ち込んで、母に彼とのことを打ち明けます。≪HPはこちら≫前回のあらすじ出典:Youtube「Lineドラマ」#9浮気した彼氏を成敗した母親出典:Youtube「Lineドラマ」男性は裏切るもの出典:Youtube「Lineドラマ」誘われたら…出典:Youtube「Lineドラマ」詰めが甘かった出典:Youtube「Lineドラマ」母の言葉に唖然出典:Youtube「Lineドラマ」心配してほしかった出典:Youtube「Lineドラマ」人生は甘くない出典:Youtube「Lineドラマ」父とのことも…出典:Youtube「Lineドラマ」怒る母出典:Youtube「Lineドラマ」母の態度が原因出典:Youtube「Lineドラマ」次回予告出典:Youtube「Lineドラマ」落ち込む主人公に「詰めが甘かった」と言う母。主人公は心配せずに厳しい言葉をかけてきた母に激怒しました。そして父と離婚したことも、母が原因だったのだと責めたのです。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(CoordiSnap編集部)
2024年02月01日自然界で暮らす多くの野生動物にとって、寒さが厳しい冬はつらい季節といえるでしょう。冬は食べ物が獲れなくなるだけでなく、あらゆるところに命の危険があるからです。湖の真ん中で動けなくなっていたのは…?アメリカのアイオワ州で自然と野生動物を管理する『ライト郡自然保護協会』に、「白鳥が氷の上で立ち往生している」という連絡がありました。凍ったコーネリア湖の真ん中で、1羽の白鳥が動けなくなっていたのです。『ライト郡自然保護協会』の職員たちはすぐに、その白鳥を救助するための計画を立て始めました。そして職員がロープと氷を砕くためのアイスチッパーをもって、白鳥がいるところまで進みます。白鳥は生きていて、体の3か所が氷に貼り付いていましたが、羽と脚は無事だったそう。保護された白鳥は暖かい場所で、水と食べ物を与えられました。幸い、白鳥は無事でしたが、この時点ではまだ安心はできませんでした。『ライト郡自然保護協会』のFacebookの投稿には「朝になって生きていれば、白鳥たちの『スパ』に移す予定です」というひと言が…。そして翌朝更新された投稿には、元気そうな白鳥の写真とともに「私は生きています。これから新しい友達に会いにいくところです」という言葉が添えられていました!白鳥は、野生に帰すことができない水鳥たちが暮らす保護施設で世話をされるとのこと。施設に到着すると、白鳥は元気に水に飛び込んで、早速ほかの白鳥たちと仲よくなっていたそうです。これらの投稿には、「とても美しい白鳥だ」「助けてくれてありがとう」「元気になってほしい」などの声が寄せられました。仲間がいない湖の真ん中で、ひとりぼっちで動けなくなっていた白鳥は、どんなに心細かったことでしょう。手遅れになる前に、優しい人たちに助けてもらえてよかったですね。[文・構成/grape編集部]
2024年01月30日トルコで動物保護活動をしている女性がInstagramに投稿した動画に反響が上がっています。女性の名前はオズグン・オズトゥルク(ozgunozturk)さん。たくさんの車が行き交う片側3車線の橋の上で、オズグンさんが車道の脇に立っています。そこには信号も横断歩道もありません。彼女の目の前を、車やオートバイがスピードを落とすことなく通り過ぎて行きます。次の瞬間、意を決したようにオズグンさんが両手を振りながら車道へ足を踏み入れました。彼女は走ってくる車に「止まって!」というように、両手を挙げて合図をし続けます。なぜそんな危険な行動をとったのか…理由はこちらの動画に収められていました。 この投稿をInstagramで見る Ozgun Ozturk(@ozgunozturk)がシェアした投稿 中央分離帯に近付いたオズグンさんが、ゆっくりと手を伸ばした先にいたのは…子猫!そこに子猫がいるのを見つけた彼女は、危険を承知で車道を渡り、子猫を助けたのです。安堵の笑顔で歩道に戻って来た彼女の手には、怯えた子猫がしっかりと抱きかかえられていました。オズグンさんは奇跡的に助かった子猫を『ミラクル』と命名。病院での診察の結果、ミラクルちゃんは呼吸器感染症と右目の感染症にかかっていたため、治療を始めたそうです。ミラクルちゃんは橋の上での恐怖がトラウマになっているのか、大きな音を聞くとパニックになるのだとか。それでもミラクルちゃんは人が大好きで、徐々に落ち着いてきているといいます。 この投稿をInstagramで見る Ozgun Ozturk(@ozgunozturk)がシェアした投稿 あの状況で一歩間違えたら、オズグンさんが車にはねられていた可能性もあるでしょう。彼女の勇気ある行動には、称賛の声が寄せられています。・命をかけて、命を救ったあなたを誇りに思います。・渋滞の中で何をしているんだと思ったら、とても素敵な動画だった!・あなたに見つけてもらえたこの子猫はラッキーだったね。オズグンさんがとった行動は危険を伴い、一時的に渋滞を引き起こしました。しかし、もしミラクルちゃんがクラクションなどに驚いて車道に飛び出していたら、最悪の結果になったかもしれません。ミラクルちゃんが元気になったら、里親を募集する予定とのこと。優しい女性に救われた奇跡の子猫は、きっとこれからも幸せに生きていけることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年01月29日2023年に公開された『極限境界線 救出までの18日間』がHuluストアにて1月20日(土)から最速独占レンタル配信されることが決定した。本作は、『工作 黒金星と呼ばれた男』のファン・ジョンミン、「愛の不時着」のヒョンビンが共演した韓国で初登場1位の話題作。アフガニスタンで実際に起きた拉致事件から着想を得た手に汗握る緊迫のサスペンスだ。人質救出の交渉役として派遣された厳格な外交官チョン・ジェホを演じるのは、これまでに40本以上の映画に出演し、大ヒット作『国際市場で逢いましょう』と『工作 黒金星と呼ばれた男』で、韓国で最も権威のある大鐘賞主演男優賞を2度受賞した名優ファン・ジョンミン。国家の権威を振りかざす上役たちの中で、人命が最優先だと毅然と主張し続ける高潔な男を熱く演じ上げた。過去に担当した事件のトラウマを抱え、人命救助のためには手段を選ばない現地の工作員パク・デシクに「愛の不時着」の世界的大ヒットで空前のブームを巻き起こしたヒョンビン。鍛え上げた見事な肉体を駆使して暴れ回るアクションは必見だ。さらに韓国人通訳のカシム役には、世界的大ヒットドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」で主人公を支える上司を演じ、一躍注目の的となったカン・ギヨン。韓国ドラマの名バイプレイヤーとして知られる彼が、ズルくて嘘つきだがどこか憎めない通訳を演じ、緊迫のドラマにユーモアを添える。コロナ禍の真っただ中に300名ものクルーがヨルダンに渡り、約2か月に及ぶ撮影が敢行された。広大な砂漠、灼熱の太陽、熱風、そびえ立つ岩場など、厳しくも壮大な自然がリアルに迫る。さらに2月2日(金)までHuluストアで利用できる期間限定ポイントを還元する、お得なキャンペーンを実施中。またHuluでは、ファン・ジョンミンの代表作『工作 黒金星と呼ばれた男』『国際市場で逢いましょう』『ただ悪より救いたまえ』、そしてヒョンビン主演の映画『コンフィデンシャル/共助』『王の涙-イ・サンの決断-』や出世作「私の名前はキム・サムスン」など過去の主演ドラマも多数配信中だ。『極限境界線 救出までの18日間』は1月20日(土)よりHuluストアにて独占レンタル配信開始。(シネマカフェ編集部)■関連作品:極限境界線救出までの18日間 2023年10月20日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2023 PLUS M ENTERTAINMENT, WATERMELON PICTURES, ALL RIGHTS RESERVED.
2024年01月10日警察官は非番の日でも、常に市民の安全を守る職務についているという意識をもっている人が多いといいます。もし非番の時に犯罪などの現場に出くわした場合、見て見ぬふりをする警察官は少ないでしょう。非番の警察官が発見したのは?アメリカのサウスカロナイナ州にある『ノース・チャールストン警察署』に勤務するドンタビス・ジョーンズ巡査は、非番の日に思いがけず救助活動をすることになりました。ゴミ捨て場にある大きなゴミ箱の中から、1匹の子猫を発見したのです。子猫は生後4週間ほどと見られ、かわいそうに思ったジョーンズ巡査はためらうことなく子猫を保護。健康状態を確認するため、彼は子猫を地元の動物保護施設に連れて行きました。通常は、子猫を安全な場所に預けた時点で警察官の仕事は完了でしょう。しかし、ジョーンズ巡査はゴミ箱に捨てられていた小さな子猫の窮状に、胸がいっぱいになってしまったのだとか。そして彼はその場で、この子猫の里親になることに決めたのです!子猫はオスで、『タビー・ラシャード・ジョーンズ』というかっこいい名前をつけてもらいました。『ノース・チャールストン警察署』はFacebookで、「ジョーンズ巡査はこの子猫を養子に迎えるという心温まる決断をしました」と報告。投稿には愛猫のためにおもちゃやベッドなどをそろえた、嬉しそうなジョーンズ巡査の写真が紹介されています。そんなジョーンズ巡査に対して、たくさんの称賛の声が上がりました。・巡査はとても幸せそうだ!・あなたの優しさと思いやりに感謝します!・子猫を捨てた人は許せないけど、あなたに見つけてもらえてよかった。子猫がどのくらいの時間、ゴミ箱の中にいたのかは分かりませんが、真冬の屋外でもし発見が遅れていたら…と思うとゾッとします。写真を見ると、ジョーンズ巡査は決して嫌々子猫を引きとったのではなく、愛する準備が万端のように見えますね。タビー・ラシャード・ジョーンズくんにはきっと、愛情にあふれた最高の未来が待っていることでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年12月21日好奇心旺盛な犬たちは時折、とんでもない行動をして飼い主を困らせることがあるでしょう。シベリアンハスキーのセバスチャンくんも、思いがけず警察官のお世話になりました。ハスキーが出られなくなった場所とは?アメリカのケンタッキー州にある『レキシントン・フェイエット動物管理局』に、複数の市民から電話がかかってきたのだとか。その内容は「排水溝の中に犬が閉じ込められている」というものでした。駆けつけた警察官が見たのは、道路と排水溝の隙間から顔を出しているセバスチャンくん!人懐っこいセバスチャンくんは、自分が置かれている状況にもかかわらず、警察官たちに会えてご機嫌な様子です。警察官がマンホールの中に入ってセバスチャンくんを呼びよせ、無事に助け出すことができました。『レキシントン・フェイエット動物管理局』は、Facebookに「セバスチャンは『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』に会いたがっていましたが、代わりに動物管理局の警察官たちと対面することになりました!」と投稿。ちなみに、『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』とは、下水道に住んでいるアニメのキャラクターのことです。投稿には「いたずら好きのハスキーらしいよね」「なんてかわいい犬だ」などの声が上がりました。飼い主さんはその日のうちに見つかり、セバスチャンくんは無事に家に帰れたそうです。きっとセバスチャンくんは興味しんしんで排水溝の中に入ったものの、出口が分からなくなってしまったのでしょう。こんなにかわいい犬が排水溝の隙間から顔を出していたら、思わず二度見してしまいそうですね。幸い、セバスチャンくんはケガもなく、元気いっぱいだったとのこと。元気なのはいいことですが飼い主さんが心配するので、冒険はほどほどにね、セバスチャンくん![文・構成/grape編集部]
2023年12月20日オーストラリアにある野生動物保護団体『Darling Range Wildlife Shelter WA』。この団体でボランティアをしているPJ(pjdhaliwal)さんという女性が、結婚式を挙げました。『Darling Range Wildlife Shelter WA』はFacebookで、彼女の結婚式の写真を紹介。ところが映っていたのは、よくある新婦の笑顔の写真ではありませんでした。結婚式の最中に新婦が駆け寄ったのは?晴れた日に野外で行われたPJさんの結婚式当日。白いウエディングドレスを着た彼女は、会場で何かを見つけました。そして、式の途中にもかかわらず、彼女は近くの木に駆け寄ります。PJさんが見つけたのは、ケガをした野生のポッサム。ポッサムとは、見た目はリスに似た樹上性の動物です。ポッサムを放っておけなかった彼女は、ドレスが汚れることも気にせずに自ら木の上のポッサムを保護しました。その様子をウエディングフォトグラファーが撮影していたのです。『Darling Range Wildlife Shelter WA』は「傷付いたポッサムが彼女をヴァージンロードから引き離し、レスキューモードにさせた」とつづり、心配そうにポッサムを抱くPJさんの写真を投稿。たくさんの称賛の声が寄せられています。・心も見た目も最高に美しい花嫁さんだ。・こんな素敵な女性と結婚できた新郎は幸せ者だね!末永くお幸せに。・動物の救助のために結婚式を中断するなんて、なんて素晴らしいカップルなんだろう。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る PJ Dhaliwal(@pjdhaliwal)がシェアした投稿 PJさんのInstagramの写真には、ポッサムを保護するために彼女が乗った台を新郎のギャビンさんが押さえている様子が映っています。自分たちの結婚式より動物の保護を優先したPJさんを、しっかりとサポートするギャビンさんの姿も印象的ですね。この後、ポッサムは最寄りの野生動物のリハビリ施設に搬送され、PJさんたちは式を再開したということです。多くの参列者がいる結婚式では、滞りなく式を進行することが望ましいはず。しかし式が中断されても、PJさんの心優しい行動はきっとゲストたちの心を温かくしたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年12月19日自然が豊かなアメリカのコロラド州にはさまざまな野生動物が生息しています。そんなコロラド州の国立公園と野生動物を管理している、州の公園野生動物局に助けを求める通報が入りました。民家の屋根の上から顔を出していたのは?通報してきた住人の家に到着した職員の目に、びっくりする光景が飛びこんできます。なんと民家の屋根の上からビッグホーン、別名オオツノヒツジといわれる動物が顔を出していたのです!This is not the type of clatter you want to hear on your roof during December...A bighorn sheep got stuck on top of a house in Boulder Co Tuesday. pic.twitter.com/4ZK3eAA8NY — CPW NE Region (@CPW_NE) December 7, 2023 この家の住人が、屋根の上から変な音がするのに気付いたのだとか。そして屋根のほうを見ると、ビッグホーンが立ち往生していたといいます。屋根に上って捕まえるわけにもいかず、職員たちはビッグホーンが降りてくるのを期待していました。すると、ビッグホーンは家のデッキまで下りてきたのだそう。しかし、そこからまったく動かなくなってしまいます。Our wildlife officers observed him make it down to the deck, hoping he would be able to come down on his own. pic.twitter.com/Uxp5LoqwHZ — CPW NE Region (@CPW_NE) December 7, 2023 それから約1日半が経ち、「少し後押しする必要があるな」と感じた職員は、デッキの手すりの一部を切り取ることにします。すると、出口を作ってもらったビッグホーンは、デッキから出て行きました。After about a day and a half, he needed a little nudge. Officers cut out a portion of the deck railing to give him an exit. The sheep was able to finally leave the house, but he stopped by our trail cam for one last goodbye. pic.twitter.com/AJphBomG3e — CPW NE Region (@CPW_NE) December 7, 2023 『コロラド州公園野生動物局』はX(Twitter)に、「ヒツジはようやく家を出ることができましたが、最後のお別れをするために私たちのトレイルカメラに立ち寄りました」と、カメラ目線のビッグホーンの写真を投稿。投稿は拡散され、驚きの声が上がっています。・自分で降りられないのに、どうやって上ったんだろう?・この写真、何度見ても笑ってしまう!・早く到着しすぎたトナカイが、変装しようとしたのかもよ。屋根の上から顔を出すビッグホーンの姿は、何ともいえずシュールです。野生動物を見かけるのが珍しくないコロラド州でも、ビッグホーンが民家の屋根に上ることは滅多にないそう。大自然に囲まれた町ではこんなハプニングが起きることもあるのですね。[文・構成/grape編集部]
2023年12月18日イタリアのヌテラ社が販売しているチョコレート風味のスプレッド『ヌテラ』。このヘーゼルナッツとココアを混ぜた甘いヌテラが好きなのは、人間だけではないようです。『ヌテラ』の空き瓶に入っていたのは?イギリスの野生動物保護団体『ハート・ワイルドライフ・レスキュー』に、「ヌテラの瓶から出られなくなっている動物がいる」という連絡がありました。発見されたのは、『ヌテラ』の空き瓶の中で動けなくなっていた小さなハリネズミ!『ヌテラ』の甘い匂いにつられて瓶の中に入ったものの、出られなくなってしまったようです。『ハート・ワイルドライフ・レスキュー』のオリビアさんは、コーヒーをかき混ぜる木製のマドラーを使って、ハリネズミの背中を軽くひっかいてみます。するとハリネズミが体を丸めたので、彼女はハリネズミの前脚をつかんで優しく瓶から引っ張り出すことに成功しました!ハリネズミはケガはしていませんでしたが、検査の結果、体内に寄生虫が見つかったため、治療をしているといいます。『ハート・ワイルドライフ・レスキュー』のFacebookの投稿には、さまざまなコメントが寄せられました。・かわいそうに。気温も下がっている時だから、見つけてもらえてよかったね。・瓶をリサイクルに出す時は、蓋を付けたままにしたほうがいいんじゃないかな。・捨てる時に蓋をする、しないの意見があるけど、もし瓶がきちんと洗われていたら、ハリネズミは入ってきただろうか?投稿には「このハリネズミがどうやって瓶の中に入ったのかは分かりませんが、発見されたのは信じられないほど幸運でした!」とつづられています。捨てられた食品の空き瓶や袋などに動物が顔を突っ込んで抜けなくなることは珍しくありません。食べ物が入っていた容器は洗ってから、動物の手が届かないように所定の場所に捨てることが大事でしょう。動物たちの命を守るためにもゴミのポイ捨てをしないなど、それぞれができることを行っていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年12月11日アイルランドで配達員をしているゲイリー・アレル(thearrells)さんが、配達先に荷物を届け終えた時のことです。彼は通りかかった大きなゴミ箱から、猫の鳴き声が聞こえたことに気付きます。ゴミ箱を開けると、中にはたくさんのゴミが入っていて、猫の姿はどこにも見えません。しかし彼は「絶対にここだ。聞こえたんだ」といい、近くにいたフェリムさんという男性と協力してゴミを取り除いていきます。大量のゴミを取り出していくと、フェリムさんが「見えたぞ!」と指さしました。ゴミ箱の底に1匹の子猫の姿が見えたのです。子猫は必死にもがいていますが、その場から動けません。なぜなら…子猫の頭が底に空いた穴から抜けなくなっていたからです。多くの人たちがそんな子猫に気付かず、子猫の体の上にゴミを投げ捨てて行ったのでしょう。@thearrells Part 2 of the cat/kitten rescue. We had to get the cat out by cutting a hole in the bin. Massive thank you to Phelim who jumped into action to help this little one out. #kittenrescue #catrescue #catsoftiktok #thearrells #fyp ♬ Very Sad - Enchanフェリムさんはこの敷地内で働くエンジニアなのだそう。彼は道具をもってきて、ゴミ箱の底を切り取り始めます。子猫がケガをしないように、慎重に周りを切断していくフェリムさん。そしてついに、子猫をゴミ箱から助け出すことに成功しました!続いて、彼が子猫の首の周りのプラスチックを取り除くと、子猫は元気に走り去っていきました。@thearrells Part 3 of the cat/kitten rescue. After Phelim cut her out of the bin the last thing we needsd to do was cut the plastic off her neck. Was a very delicate job but expertly done. She was free and ran off as quickly as he could. No visible injuries. She is part of a feral family who live close by. Ill be checking on her next week and provide an uodate if i can. #kittenrescue #catrescue #catsoftiktok #thearrells #fyp #animalrescue ♬ Very Sad - Enchan子猫は見たところ、ケガはしていないようだったといいます。ゲイリーさんが撮影していた救出の動画は注目され、彼とフェリムさんに称賛の声が上がりました。・かわいそうに…助けを求める小さな声をあなたが聞いてくれてよかった。・見事な救出だ。猫もきっと感謝しているだろうね。・この猫はラッキーだね。救ってくれて本当にありがとう!その後、ゲイリーさんは何度かこの場所に戻ってきたそうですが、子猫の姿は見ていないといいます。子猫はこの辺りに住みついている野良猫の家族の一員なのだとか。彼は「あの子猫が安全に母猫や兄弟姉妹の元に戻れたと確信しているよ」とつづっています。もしゲイリーさんが子猫の鳴き声に気付かなかったら、この子猫はどうなっていたでしょう…。ためらうことなく子猫を助けた、心優しいゲイリーさんとフェリムさんに大きな拍手を送りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年11月29日アメリカのカリフォルニア州サンディエゴで、珍しい場所から子猫が救出されました。トラックの運転手が道路を走行中、一時停止した時に「ミャオ」という鳴き声を聞いたのだそう。運転手はすぐに地元の動物保護局に電話をして、近くの安全なところに車を停めます。そこで、車の下を確認した運転手はびっくり。なんと車のフレームに空いた穴から、子猫の顔だけが出ていたのです!まもなく現場に到着した獣医チームが確認したところ、子猫は穴にアゴがひっかかっていて、身動きが取れない状態だったといいます。そのため子猫に鎮静剤を投与した後、綿棒を使って根気よく子猫の頭を穴から外すことに成功。時間はかかりましたが、安全に子猫を助け出すことができました!幸い子猫は大きなケガはなく、鎮痛剤などの手当てを受けて、おいしいごはんを与えられたということです。『サンディエゴ・ヒューメイン・ソサエティ』がFacebookで子猫の救出劇について報告すると、喜びと感謝の声が上がりました。・トラックの運転手に大感謝だ!子猫の鳴き声で停車する運転手がどれだけいるだろうか。・この子猫はとてもラッキーだね!救出に関わったすべての人たちにありがとうといいたい。・子猫にとってどんなに怖かったか、想像もつかないよ。助かって本当によかった。なお子猫はすぐに里親が決まり、新しい家族と元気に過ごしているということです!投稿には救出に携わった人たちの中でもとりわけ、トラックの運転手が称賛されています。一時停止した時に聞こえた子猫の鳴き声を無視せずに、動物保護局に助けを求めた運転手は心優しい人なのでしょう。『サンディエゴ・ヒューメイン・ソサエティ』は、「通報してくれたトラックの運転手、子猫の救出に並々ならぬ努力をしてくれた動物愛護チームと獣医チームに感謝します!」とつづっています。頭が穴にはまった状態で、子猫が自力で抜け出すのはおそらく不可能だったはず。動物を愛する人たちのチームワークのおかげで、子猫の尊い命が助かって本当によかったですね。[文・構成/grape編集部]
2023年11月27日映画『コヴェナント/約束の救出』が、2024年2月23日(金・祝)に公開される。監督はガイ・リッチー、主演はジェイク・ギレンホールが務める。ガイ・リッチーが贈る社会派ヒューマンサスペンス映画『コヴェナント/約束の救出』は、『シャーロック・ホームズ』シリーズや『オペレーション・フォーチュン』、『キャッシュトラック』『ジェントルメン』といった作品を手掛けてきたガイ・リッチーが初めて挑む、社会派ヒューマンサスペンス作品。2018年、アフガニスタンを物語の舞台に痛快なアクション・エンターテインメントの数々を手掛けてきたこれまでのガイ・リッチーのフィルモグラフィーとは打って変わって、映画『コヴェナント/約束の救出』では、リアルで緊迫感に満ちたヒューマンドラマを映し出している。着想源となったのは、今なお続くアフガニスタン問題とアフガン人通訳についてのドキュメンタリーだ。物語の舞台は2018年のアフガニスタン。主人公の米軍曹長ジョン・キンリーは、アフガン人通訳のアーメッドを雇う。彼の部隊はタリバンの武器庫を突き止めるが大量の兵を送り込まれ、キンリーとアーメッド以外は全員殺されてしまう。キンリーも瀕死状態となるが、アーメッドの救出により、タリバン占領下から無事妻子の元へと帰還する。だが、自分を助けたことにより、アーメッドがタリバンに追われる身となったことを知ったキンリーは、彼と家族を助け出すために、再びアフガニスタンへ戻るのだった。ジェイク・ギレンホールが主人公の米軍曹長に主演を務めるのは、ガイ・リッチーとは初のタッグとなるジェイク・ギレンホール。『ブロークバック・マウンテン』でアカデミー賞、『ナイトクローラー』でゴールデン・グローブ賞にそれぞれノミネートされたジェイク・ギレンホールが、戦地を駆けるキンリー曹長を演じる。また、通訳のアーメッド役を演じるのは、「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズやリドリー・スコットの映画『エクソダス:神と王』にも出演するダール・サリム。英語圏の作品でメインキャストを演じるのは初となる。主人公・ジョン・キンリー…ジェイク・ギレンホールタリバンの武器や爆弾の隠し場所を探す部隊を率いる米軍曹長。部隊は爆発物製造工場を突き止めるも、襲撃によりアーメッド以外の仲間を失う。自らも銃弾を受け瀕死状態になるも、身を潜めていたアーメッドに救出される。アーメッド…ダール・サリムアフガン人通訳として、キンリーに雇われる。非常に優秀だが簡単には人の指図を受けない。通訳の報酬としてアメリカへの移住ビザが約束されていたが、キンリーを救出したことでタリバンに狙われ、行方不明に。【詳細】映画『コヴェナント/約束の救出』公開日:2024年2月23日(金・祝)監督:ガイ・リッチー脚本:ガイ・リッチー製作:ガイ・リッチー出演:ジェイク・ギレンホール、ダール・サリム、アントニー・スター、アレクサンダー・ルドウィグ、ボビー・スコフィールド、エミリー・ビーチャム、ジョニー・リー・ミラー原題:GUY RITCHIE’S THE COVENANT
2023年11月26日ジェイク・ギレンホールと、『シャーロック・ホームズ』シリーズや『オペレーション・フォーチュン』のガイ・リッチー監督が組んだ最新作『コヴェナント/約束の救出』が、2024年2月23日(金・祝)より日本公開決定。日本版メインビジュアル、予告篇、場面写真10点が一挙解禁された。物語の舞台は2018年、アフガニスタン。米軍曹長のジョン・キンリーは、現地で通訳のアーメッドを雇う。彼の部隊はタリバンの武器庫を突き止めるが大量の兵を送り込まれ、キンリーとアーメッド以外は全員殺される。キンリーも銃弾を受け瀕死の状態となるが、アーメッドによって救出され、タリバン占領下の土地から無事妻子の元へと帰還した。だが、自分を助けたことにより、アーメッドがタリバンに追われる身となったことに愕然とするキンリーは、彼と家族を助け出すために、再びアフガニスタンへ戻るーー。ガイ・リッチー監督は、『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』で長編映画監督デビュー後、『スナッチ』『リボルバー』『ロックンローラ』『コードネームU.N.C.L.E.』『アラジン』『ジェントルメン』『キャッシュトラック』など、これまで主に痛快なアクション・エンターテインメントを世に送り出し、大ヒットを記録してきた。本作では、いまなお続くアフガニスタン問題と現地通訳についてのドキュメンタリーから着想を得て、これまでのフィルモグラフィーとは対照的な、リアルで緊迫感に満ちた壮大な社会派ヒューマンドラマに初めて挑んだ。主人公のジョン・キンリーには、『ブロークバック・マウンテン』でアカデミー賞、『ナイトクローラー』でゴールデン・グローブ賞にそれぞれノミネートされたジェイク・ギレンホール。これまで数多の作品に出演してきた名優が、本作で初めてガイ・リッチーとタッグを組んだ。通訳のアーメッドには、リドリー・スコット監督作『エクソダス:神と王』やデンマーク映画『ある戦争』などへの出演で知られる、イラク出身のデンマーク人俳優ダール・サリム。堂々たる演技でジェイクの相棒役を見事に演じきった。そのほか、大人気シリーズ「ザ・ボーイズ」でメインキャスト“ホームランダー”役を演じているアントニー・スターや、『トレインスポッティング』の“シック・ボーイ”役で知られるジョニー・リー・ミラー、『リトル・ジョー』で第72回カンヌ国際映画祭主演女優賞に輝いたエミリー・ビーチャム、『ウィッチマウンテン/地図から消された山』のアレクサンダー・ルドウィグらが脇を固める。今回解禁されたメインビジュアルは、戦地を駆けるキンリー曹長と通訳者アーメッドの姿を捉えたデザイン。戦地の緊迫感と国境を越えた2人の絆がひしひしと伝わってくるビジュアルとなっている。一方、日本版の予告編は2人が放り出された広大な荒野や大迫力の戦闘シーンが繰り広げられる。瀕死のキンリーを懸命に運びながら、ひたすら山中を進み、アメリカに帰還させるアーメッド。そして、タリバンに追われているアーメッドを救うため、再びアフガンへたった1人で戻るキンリーの姿が映し出され、キンリーとアーメッドの互いの尊厳をかけた約束が本作の鍵となることが暗示されている。『コヴェナント/約束の救出』は2024年2月23日(金・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年11月23日地下の下水道やガス、通信網などの管理のための出入り口である、マンホール。通常はマンホールの蓋は閉まっていますが、作業中などでたまたま開いている時に動物が落ちてしまうことがあるようです。マンホールから出てきたのは、あの『動物』!ブラジルの消防局に「マンホールに落ちた動物を捕獲してほしい」という要請が入りました。一般的にマンホールに落ちる可能性がありそうな動物といえば、ネズミや犬、猫などが思い浮かぶでしょう。ところが、今回マンホールに落ちたのは、日本ではまずありえない動物だったのです!実際の救出の様子をご覧ください。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Corpo de Bombeiros Militar de Biguaçu(@cbmsc.biguacu)がシェアした投稿 マンホールを外すと、中から顔を出したのは…カピバラ!じっとして動かないカピバラに消防士が「ほら、出ておいで」とうながすと、カピバラは自力で穴から出ようとします。しかし、なかなか出られなかったため、消防士が手を貸してあげて、無事に脱出できました!この後、カピバラは生息地に戻っていったそうです。この投稿には、「とってもかわいい小さなカピバラだ」「いつものように素晴らしい仕事ぶり」など、手際よくカピバラを救出した消防士たちへの称賛の声が上がりました。日本では動物園などでしか見られませんが、ブラジルには野生のカピバラがいたるところに生息しているのだとか。ブラジルでは珍しくない光景のようですが、日本人にとっては、マンホールの中からカピバラが出てくるシーンはシュールですね![文・構成/grape編集部]
2023年11月20日火災の際に消化活動を行ったり、傷病者に応急処置をして医療機関へ搬送したりと、消防士の仕事は多岐にわたります。アメリカのコネチカット州にある『ダンベリー消防署』に、住民から助けを求める通報がありました。助けを必要としていたのは、火災に巻き込まれた人でも急病人でもありません。壁とコンクリートの階段のわずかな隙間に、2匹の子猫が落ちてしまったのです!現場に到着した消防士たちはすぐに、困難な問題に直面します。子猫たちは手を伸ばしても引っ張り出せないほど下に落ちていて、頭がコンクリートの間にしっかりと挟まっていたのだとか。彼らが子猫たちの救出作戦を練っている間、我が子を心配する母猫と兄妹猫たちが彼らの周りを歩き回っていたそうです。消防士たちは救助用のエアバッグを使って、壁と階段の間に約6ミリの空間を作ることに成功。すると子猫たちは階段下の空洞に落下しました。その後、壁の石を取り除き、2匹とも無事に助け出したのです!『ダンベリー消防署』のFacebookの投稿には「素晴らしい仕事ぶり」「本当にありがとう」「ヒーローだ」など消防士たちへの称賛の声が寄せられました。救出した子猫たちは母猫と兄妹猫と無事に再会できたとのこと。また、落ちた子猫を発見して消防署に通報した近隣の住民たちも、大喜びしていたということです。救出の内容や写真を見る限り、決して簡単な救出劇ではなかったと思われます。こんな場所に落ちた子猫を助け出すなんて、おそらく消防士たちにとっても珍しいことのはず。それでも2匹を安全に救出できたのは、彼らの知識と経験、そして日頃の訓練の賜物といえるでしょう。2匹の子猫を救うために全力を尽くした消防士たちに大きな拍手を送りたいですね![文・構成/grape編集部]
2023年11月20日日本をはじめ多くの国では、動物保護施設に引き取られる犬は、事情があって飼えなくなったペットや野良犬などが多いでしょう。しかしフィリピンでは、それらとは違う状況で保護される犬たちがいます。それは…違法の犬肉売買。動物保護団体『アニマル・キングダム・ファウンデーション(以下AKF)』は、人間の食用にされる残酷な犬の屠殺(とさつ)をなくす活動をしています。2022年夏、『AKF』のスタッフは犬肉の販売業者から複数の米袋を奪うことに成功しました。それらの袋の中に入っていたのは…生きた犬。この日だけで12匹の命が救われました。のちにピラールちゃんと名付けられた犬は、その12匹のうちの1匹でした。恐ろしい経験をしたピラールちゃんは心身の回復のための時間が必要だったといいます。そんなピラールちゃんを献身的に世話していたのが、『AKF』のボランティアスタッフのダイアナさん。ピラールちゃんはダイアナさんからたっぷりの愛情をもらい、徐々に元気になっていきました。そして2023年10月、ピラールちゃんは譲渡イベントに参加して正式な里親が決まったのです!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Animal Kingdom Foundation(@akfanimalrescue)がシェアした投稿 ※動画はInstagram上で再生できます。 この投稿をInstagramで見る Animal Kingdom Foundation(@akfanimalrescue)がシェアした投稿 ダイアナさんは里親の車に乗せたピラールちゃんを何度も抱きしめて、手で涙をぬぐっています。ピラールちゃんに家族ができることが喜びだと分かっていても、やはり別れはさびしいのでしょう。彼女がどれほどピラールちゃんに愛情を注いできたのかが分かりますね。これらの投稿には祝福と、ダイアナさんへの共感を示す声が上がりました。・泣かせるね。ダイアナさんの気持ちが分かる。でもピラールちゃんが永遠の家を見つけたことは嬉しいな。・ピラールちゃんも、ダイアナさんとの別れを悲しんでいるように見えるね。・ピラールちゃん、よかったね!新しい家族があなたをいっぱいの愛情と、お腹のなでなでと、おいしいおやつで甘やかしくれますように!・心が痛む。犬たちにこんな残酷なことをするのはやめて! この投稿をInstagramで見る Animal Kingdom Foundation(@akfanimalrescue)がシェアした投稿 ピラールちゃんと11匹の犬たちが助け出された後、『AKF』はその犬肉売買の業者を訴えて、業者は逮捕されたということです。犬肉売買業者の手に渡った犬たちは、運よく助かっても鼻先をきつく縛られるなどして大けがを負うケースも多いといいます。その犬たちの肉体的、精神的な苦痛は想像するだけで胸が締め付けられそうです。『AKF』は道路に大きな看板を掲げるなどして、違法の犬肉売買業者の摘発を訴えています。フィリピンにいるすべての犬が、ピラールちゃんのように優しい家族の元で暮らせるように願わずにいられません。[文・構成/grape編集部]
2023年11月07日アメリカのワシントン州にある『ピアース郡警察署』に「ケガをした動物がいる」という通報がありました。現場に到着した警察官たちは、目の前の光景を見て驚きます。木に取り付けられたブランコのロープに野生のオオジカの角がからまっていたのです。オオジカは立派な角をもった若いオスで、ロープを外そうとして暴れていました。警察は専門の機関に連絡をしましたが対応が遅れたため、現場にいた2人の警察官がオオジカの救助に挑戦することにします。ロープを切るための道具を手にして、慎重にオオジカに近付く警察官たち。「大丈夫だよ。いい子だ。落ち着いて」などと話しかけながら、まずは1本のロープの切断に成功します。この時、警察官は安全のために自分とオオジカの間を木でガードしていました。しかし、もう1本のロープを切るためには、さらにオオジカに近付く必要があります。やむなくオオジカに近付いた彼がロープを切ろうとしていたその時…!何が起きたのかはこちらをご覧ください。オオジカが警察官に襲いかかったのです!幸い、彼が素早く避けたおかげで、ケガはありませんでした。そんな危険な目に遭ったにもかかわらず、彼らは諦めることなく、ついに2本目のロープも切ることに成功。やっと自由になれたオオジカは走って逃げていきました。『ピアース郡警察署』はこの出来事をFacebookで報告。勇気ある警察官たちへの称賛の声が寄せられています。・危なかった!彼らがケガしなくてよかったよ。・素晴らしい仕事ぶりだね。このオオジカに代わってお礼をいうよ。・彼らはとても勇敢だね。まさしくヒーローだ。この投稿の3日後、『ピアース郡警察署』は市民から寄せられた1枚の写真を公開しました。写っていたのは給餌ステーションでエサを食べている1頭のオオジカ。それはまさに3日前に警察官たちが助けてあげたオオジカだったのです!角にはまだロープがひっかかったままですが、元気そうな姿に喜びの声が上がりました。『ピアース郡警察署』は「これは非常に危険なので、絶対にご家庭で試さないでください」と注意したうえで、「彼らは見事だった」と警察官たちを称えました。鋭いオオジカの角が身体に刺さるなどしたら、命にかかわります。しかし、誰も助けなかったら、オオジカはそのうちあの場所で息絶えていたでしょう。危険を冒しながらもオオジカを助けた警察官たちの勇気と優しさに、大きな拍手を送りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年10月31日