車に乗る前に、エンジンルームや車のまわりなどを点検することは大切です。車体に不具合がないか早期に発見するため、特に長距離を運転する前には出発前の点検が推奨されています。出発前にトラックの点検をしていたら…?アメリカのオハイオ州で、セミトレーラーの運転手が仕事を始める前に、いつものように車両の点検をしていました。そこで運転手の男性は、ある異変に気付きます。それは、トラック自体の故障ではありません。大きな2本のタイヤの間に、子猫が挟まっていたのです!子猫はタイヤの間の狭い隙間にすっぽりと入り込んで、自力で抜けられないように見えたそう。運転手の男性は警察のハイウェイパトロールに協力を求め、彼らは安全に子猫を助け出すために知恵を絞り始めます。タイヤの上から覗き込むと、子猫の脚がタイヤの間に挟まっているのが確認できたのだとか。この場合、タイヤの間から手を伸ばして子猫を無理やり引っ張るのは危険です。そこで彼らは外側のタイヤを外しますが、子猫は残ったタイヤの中に隠れてしまいました。「ほら、出ておいで」と呼んでも、子猫が出てくる気配はありません。さらに内側のタイヤも慎重に外すと、怯えて動けなくなっている子猫の姿が!こうして、無事に子猫を救助することができました。Watch this meow-velous rescue of a kitten stuck in a semi's wheel well. This seemingly im-paw-sible rescue mission had a happy ending...thanks to the purrfect teamwork by all on scene! pic.twitter.com/XYqk7tWpXB — OSHP_NEOhio (@OSHP_NEOhio) June 18, 2024 オハイオ州のハイウェイパトロールはXでこの救出劇について報告。子猫の救助に協力した人たちへの称賛の声が上がりました。・運転手が子猫に気付いてくれて嬉しい。・ハッピーエンドで本当によかった。怯えた子猫に優しくしてくれたみなさん、ありがとう。・だからこそ出発前の点検はとても重要なんだよね。運転手さん、グッジョブ!・車両の安全点検をするルールを守った運転手は素晴らしい。会社は彼を表彰してあげてほしいよ。子猫は動物保護施設に預けられた後、里親が決まったそうです。このセミトレーラーの運転手は、まさか車の点検をして子猫が見つかるなんて予想もしていなかったはず。仕事の開始が遅れることより子猫を助けることを優先した運転手と、チームワークで子猫を救った人たちに大きな拍手を送りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年07月23日暑さが厳しいアメリカのテキサス州で、尊い命が救われる出来事がありました。2024年6月24日、『タラント郡保安官事務所』に「子犬が捨てられている」という通報があったとのこと。保安官代理のコリン・スティーブンソンさんとヘイリー・ドリューさんが急いで現場に向かうと、誰もいない野原に8匹の子犬が置き去りにされていたのです。この日の気温は38℃近くあり、子犬たちはキャリーケースに入れられた状態で、中には水も置いていなかったのだとか。2人はすぐに子犬たちをエアコンが効いたパトカーに乗せて、水を与えました。幸い8匹とも命に別状はなく、地元の動物保護施設に預けられました。子犬たちは生後6週間のシェパードのミックス犬と思われるそう。『タラント郡保安官事務所』の投稿には、子犬たちを捨てた人物への怒りの声が殺到しています。・かわいそうな子犬たち!無事で本当によかった。・世話ができないなら、保護施設に連れていけばいいじゃないか?なぜこんな残酷なことをするんだ!・信じられない。子犬たちを置き去りにした人物を見つけて、同じ目に遭わせてやりたい。コリンさんとヘイリーさんは2人とも大の犬好きなのだとか。保護された8匹のうち、1匹はコリンさんが里親になりました!残る7匹も新しい家族が決まったそうです。現場には監視カメラが設置されておらず、子犬たちを放置した人物を特定するのは難しいと思われるそうです。子犬たちがどのくらいの時間、その場所に放置されていたかは分かりませんが、手遅れになる前に保護されたのが不幸中の幸いでしょう。九死に一生を得た8匹の子犬たちが、これからは幸せに過ごしていけるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年07月18日春はカルガモの親子にとって引っ越しのシーズン。日本ではこの時期になると、母ガモが子ガモを連れて移動しますが、アメリカでも同様の光景が見られます。アメリカのニューヨーク州にある病院の駐車場で、カモの親子が歩いていました。その場にいた人たちが、カモたちを温かく見守っていたところ、ハプニングが起こります。母ガモがマンホールの蓋の上を通り過ぎた直後、後ろに続いている子ガモたちが次々とマンホールの中に落ちてしまったのです!マンホールの蓋に穴が開いていたため、小さな子ガモの体はその穴からスルリと抜けて落下。10羽の子ガモのうち9羽が落ちてしまいました。「今助けるぞ!」看護師たちが救助に向かう目の前で子ガモたちが消えていくのを見ていた看護師たちは、すぐさま行動を起こします。彼らはマンホールの蓋を外し、車に鎖をつないで命綱にして、自らがマンホールの中に入って子ガモたちを助けることにしたのです。実際の救助の様子をご覧ください。@wildliferehab_kl Link tree in bio @Jill16 #wildlife #wildliferescue #wildliferescuer #wildliferehab #wildliferehabilitation #wildliferehabber #mallard #ducklingrescue #duckling #duckrehab #nursessavetheday #snch #nursesareheros #southnassaucommunityhospital #oceansidefiredepartment #everylifematters #longislandwildlife #longislandny #longislandnewyork #animalnation #jillisahater #whathasjilldonetohelp #jealousjill #bitter ♬ original sound - KL the Wildlife Rehabilitator深い穴の中に入った看護師の男性は、底から6羽の子ガモを助け出しました。この時、彼らは穴に落ちたすべての子ガモを救助したと思っていたのだそう。しかし、まだ3羽が穴の中に残っていることに気付き、消防署に助けを求めました。こうして消防隊員が残る3羽も助け出して、無事に9羽を救助することができました!残念ながら救助をしている間に、母ガモは穴に落ちなかった1羽の子ガモを連れてどこかへ行ってしまったのだとか。そのため、9羽の子ガモたちは野生動物の保護活動をしているカレンリン・ストラッチャー(wildliferehab_kl)さんが預かったそうです。この動画には看護師たちへの称賛の声が上がりました。・みんなが協力して、かわいい赤ちゃんたちを助ける姿に感動した!・この看護師の男性はおそらく12時間勤務の後に、子ガモたちを気にかけてくれたんじゃないかな。・善良な人がまだ存在していることを思い知らされたよ。動画の中でカレンリンさんは、足場もない深い穴の中に鎖1本で降りた看護師の男性がいかにすごいかを称えています。きっと看護師たちは、「一刻も早く助けなければ!」と思ったのでしょう。そのおかげで子ガモたちは全員ケガもなく、無事だったそうです。9羽の尊い命を救うために全力を尽くした人たちに、大きな拍手を送りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年07月17日アメリカのアリゾナ州にある『グランドキャニオン』は、世界遺産に登録されている大峡谷です。アメリカでもっとも人気のある国立公園の1つで、その絶景を見るために世界中から多くの人が訪れます。木の上から絶景が見たかった?グランドキャニオン国立公園の公式Xが投稿した2枚の写真に、注目が集まりました。この日、グランドキャニオン国立公園内にあるキャンプ場の近くで、救助の要請が入ったのだとか。現場に急行した消防士と救急隊員が発見したのは…木の上から降りられなくなった猫!猫は高い木の枝にお腹で引っかかるような格好で、動けなくなっていたのです。Tree-climbing for the purr-fect panorama! A huge shoutout to our firefighters and first responders who sprang into action today to rescue a furry adventurer from the heights of a tree at Grand Canyon. Can you help us find this kitty's owner? Share this post to spread… pic.twitter.com/mZWDDZgKSG — Grand Canyon NPS (@GrandCanyonNPS) June 22, 2024 駆けつけた消防士がはしごを使って、猫を無事に救助しました。グランドキャニオン国立公園はXに、「完ぺきな絶景のために木に登る!」とつづって、猫を助けたことを報告。消防士たちを称賛しながら、「この子猫の飼い主を見つけるのを手伝ってくれませんか?」と投稿のシェアを呼びかけました。するとまもなく、飼い主が見つかったそうです。この投稿には、安堵や笑いなど、さまざまな声が上がっています。・1枚目の写真がプライスレス。・かわいそうだけど、猫が枝に引っかかっている姿が笑える!・ハッピーエンドでよかった。この猫を助けてくれてありがとう!猫が高い木に登って降りられなくなるのは、珍しいことではありません。しかし、こんなふうにお腹で枝に引っかかってしまうなんて…最初に見つけた人はびっくりしたでしょう。木の上からグランドキャニオンの絶景を眺めたかったのかもしれませんが、無事に助けてもらえてよかったですね![文・構成/grape編集部]
2024年07月09日ハ・ジョンウとチュ・ジフンの韓国2大スターが共演した超大作『ランサム 非公式作戦』から、孤立無援の救出ミッションに挑む予告編とポスタービジュアルが解禁された。『最後まで行く』のキム・ソンフン監督が、実際の韓国人拉致事件をベースに、驚くべき想像力でユーモアと緊張感に溢れる映画体験へと昇華させた本作。韓国のアカデミー賞として名高い大鐘賞では3部門にノミネートされた。今回完成した予告編は、レバノン・ベイルートで消えた外交官を救うために、身代金を手に現地に向かう外交官ミンジュン(ハ・ジョンウ)と、タクシー運転手として働く韓国人のパンス(チュ・ジフン)という、通常では相容れないコンビが出会うシーンからスタートする。救出した際の成功報酬として“自身の出世”という約束を取りつけたミンジュンだったが、内戦下のレバノンに到着した途端、銃を持った者たちの襲撃に遭ってしまう。難なく街に逃げ出したミンジュンは、その場に居合わせたパンスのタクシーに乗車。銃声音が鳴り響くなかでも逃げ切ることができたが、パンスからは「あんたのせいで撃たれそうになった」とクレームを言われてしまう。危険な目に遭わせたものの、現地を熟知するパンスに協力を仰ぐことにしたミンジュン。「100ドルで救出に協力を。アメリカで働くか?」といった、韓国政府直属の見返りがあると匂わせて交渉を成立。“エリート&タクシー運転手”というバディを結成することに!?その目的は、「拉致された人質の救出」。外交官のために用意した、身代金の取引日が近づく中で、ミンジュンの同僚が「生きて帰れ!」と声を荒げる姿も映し出されている。関係者のただならぬ緊迫感と、タイトルにもある“非公式作戦”がいかに危険なものかが伝わってくる。また、パンスが運転するタクシーが、エンジン全開でカーチェイスを繰り広げる様子、さらには天に向かって炎が吹き上げる瞬間など、製作費“約200億ウォン(日本円で約20億円)の超大作であることを裏づける、ド迫力なアクションシーンが確認できる。戦火が吹き荒れるベイルートの街で、果たして2人は、無事に捕らわれた外交官を救うことができるのか?危険すぎるミッションの行末が気になる映像に仕上がっている。さらに「孤立無援の救出ミッションが始まる」というキャッチコピーが添えられたメインビジュアルでは、火花を散らすほどのドリフト走行に挑むパンスの鬼気迫る表情と、驚きの表情を浮かべるミンジュンを捉えており、お互いのキャラクター性が見えてくる。観客を飽きさせないほどのアクション映画を作りあげたキム・ソンフン監督からは、「ダイナミックなアクションシーンだけではありません!緊張感と感情が調和するストーリー展開も見所です。どこまでも終わらない、“最後までいく”アクションシーンは、手に汗握りますよ(笑)」と、茶目っ気あるコメントが到着している。『ランサム 非公式作戦』は9月6日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ランサム 非公式作戦 2024年9月6日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2023 SHOWBOX AND WINDUP FILM ALL RIGHTS RESERVED.
2024年06月27日アメリカのオレゴン州で、交通事故に遭った男性が救助されました。この日、ブランドン・ギャレットさんはキャンプ場へ向かう林道を車で走っている途中、カーブを曲がり切れずに堤防から転落してしまいます。ブランドンさんと4匹の愛犬が乗っていた車は谷底に落ちて横転。彼と犬たちはこの事故でケガをして、動けなくなってしまいました。助けを求めて走り出した犬ブランドンさんはかろうじて車から這い出ることができたもの、自力で道路まで登ることはできません。すると、ブランドンさんの4匹の犬のうち、軽いケガで済んだブルーくんがどこかへ向かって走り出します。ブルーくんが向かったのは目的地であるキャンプ場。事故現場から約6.4kmも離れた場所です。キャンプ場にはブランドンさんの家族がいて、彼が来ないことを心配していました。ブルーくんは家族に、ブランドンさんが事故に遭ったことを伝えようとしたのです。ブルーくんが現れたことで、家族はブランドンさんに何かがあったことを察して、彼を探し始めます。翌朝、家族はついにブランドンさんの車を発見しましたが、地形のせいで助けに行けなかったのだとか。家族は警察などに救助を要請。駆け付けた救助隊や消防隊が、まず車と犬を発見します。そして、車から約100m離れた場所で、助けを求めて叫んでいたブランドンさんを見つけました。ブランドンさんはケガをしていたものの命に別状はなく、ヘリコプターで病院へ搬送されました。3匹の犬たちも、無事に生きていたといいます。『ベーカー郡保安官事務所』がFacebookでこの出来事について報告すると、飼い主を救うために助けを呼びに行ったブルーくんへの称賛の声が殺到。「犬の写真が見たい!」という声に応えて、ブランドンさんの家族が提供した写真がこちらです。投稿には「ブルー、よくやった!」「この犬は勲章を受けるに値する」「助けを求めて4マイルも移動するなんて信じられないよ」などの声が上がりました。ブランドンさんがブルーくんを連れてこのキャンプ場を訪れるのは、今回が初めてではなかったようです。だからブルーくんは、道のりを覚えていたのでしょう。ケガをして動けない飼い主のために6km以上も離れた場所まで助けを呼びに行くなんて、なんという賢い犬なのでしょうか。犬の飼い主に対する忠誠心の強さに、改めて驚かされる出来事ですね。[文・構成/grape編集部]
2024年06月17日アメリカのテネシー州に住むアンジェラ・ラムジー(Angela Ramsey)さんが体験した出来事に反響が上がっています。この日、アンジェラさんは娘さんと一緒にランチを買うために、『Pal’s』というファストフードの店に立ち寄りました。2人が近くの小川のそばに車を停めて食事をしていると、何度も猫の鳴き声が聞こえたのだとか。アンジェラさんは車のボンネットを開けますが、猫の姿はありません。すると、車の下を覗いた娘さんが、助手席のフロントタイヤのすぐ上に子猫が乗っているのを発見!子猫はそこから動けないようで、彼女たちが心配そうに見ていると、車で通りかかったカップルが「大丈夫ですか?」と声をかけてきました。事情を聞いたカップルの男性が車の下から子猫を助け出そうとすると、子猫は自力で脱出して逃げて行ったのです。動物管理局、警察、消防の職員が総動員!「この子猫を捕まえなければ!」そう思ったアンジェラさんは警察に勤める友人に連絡して、動物管理局の職員に出動してくれるよう頼みました。まもなく、動物管理局の職員がやってきて、数分後には保安官代理も駆けつけたのだそう。しかし、子猫は大きな岩の間に入り込んだまま、怖がって出てきません。全員であらゆる手を尽くした後、消防隊員を呼んで岩を動かしてもらい、ついに子猫を保護することができました!子猫は生後5~6週間ほどで、アンジェラさんの親友が里親になりました。実は、最初に彼女たちに声をかけたカップルの女性も子猫をほしがっていたそうです。この投稿には、子猫の保護に尽力した人たち全員に称賛の声が上がりました。・これがアメリカだ。関わったみなさん、ありがとう。・とってもかわいい子猫!みんなの努力が報われたね。・あなたたちは全員ヒーローだ!アンジェラさんは、自分の車のタイヤの上から子猫が逃げた後も、決して子猫を放置しませんでした。そんな彼女の優しさから始まった子猫の救助劇は、たくさんの人たちが協力して最高の結末になったのです。この子猫はこれからもきっと、多くの愛情を受けて幸せな生活を送るでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年06月04日アメリカのアリゾナ州にある動物保護施設『アリゾナ・ヒューメイン・ソサエティ』に、「アパートの天井から鳴き声がする」という通報がありました。緊急動物医療スタッフのケンジーさんらが現場に駆け付けると、確かに天井から大きな鳴き声が聞こえてきたのだそう。そして天井に穴を開けると…中に1匹の子猫がいたのです!ケンジーさんが手を伸ばして安全に子猫を助け出すと、子猫の鳴き声が部屋中に響きわたりました。天井にはその子猫以外、母猫も兄妹猫もいなかったといいます。生後2週間ほどと見られる子猫はナラちゃんと名付けられ、ケンジーさんがつきっきりで世話をすることにしました。 この投稿をInstagramで見る Arizona Humane Society(@azhumane)がシェアした投稿 見つかった時のナラちゃんは体重が450gにも満たないほどで、生きるために闘っていたのは明らかだったそう。しかし、ケンジーさんの献身的な世話のおかげで、5週間後には里親を募集できるほど元気になりました!この救出の動画には「どうやってそんなところにのぼったんだ?」「なんてかわいいんだろう」「本当によかった」などの声が寄せられています。天井から出られなくなり、助けを求めて全力で鳴いていたナラちゃん。ケンジーさんたちも驚くほど大きな声で鳴いたからこそ、この部屋にいた人に気付いてもらえたのですね。こんなに強い精神をもったナラちゃんなら、これからもたくましく生きていくでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年05月29日アメリカのアリゾナ州の山で、男性がハイキングをしていた時のことです。誰もいない自然の中で、彼は視線を感じたのだそう。周りを見渡した男性は、目を疑いました。小さな穴に隠れるようにして横たわっている1匹のメス犬がいたのです。犬の被毛の色が周りの土とそっくりだったため、簡単に見落としてしまいそうだったといいます。男性はすぐに地元の動物保護団体『アリゾナ・ヒューメイン・ソサエティ』に連絡して、助けを求めました。スタッフのラシーさんとトレイシーさんが到着するまでの約2時間、心優しい男性はずっと犬のそばで待っていたのだそう。犬は人に対して落ち着いていましたが、穴から出ようとはしませんでした。到着したラシーさんがリードを引っ張って犬を助け出し、水をあげると、すごい勢いで飲み始めたのだとか。乾燥したアリゾナの砂漠地帯で、ノドがカラカラだったのでしょう。犬は足に傷があり、体も弱っていたため、歩くのを嫌がっていました。そのため、彼女たちは犬を赤ちゃんのように抱きかかえて山を下りたのです。ハイカーの男性は、美しい瞳が印象的なこの犬を『ブライトアイズ(輝く瞳)』と命名しました。ブライトアイズちゃんはかなり痩せていて、脱水症状を起こしていましたが、治療を受けて回復。そして数週間後、元気になったブライトアイズちゃんに里親が決まったのです!@azhumanesociety Happy Gotcha Day sweet girl!❤️ #adoptionstory #dogadoption #shelterdog #dogrescue ♬ Stargazing - Myles Smithこれらの投稿には、ブライトアイズちゃんの救助に関わった人たちへの称賛の声が上がりました。・なんて愛らしい犬なんだろう。助けてくれたみなさん、ありがとう。・涙が出た。ハイカーの男性もスタッフの女性たちもみんなヒーローだ。・かわいそうに。こんな場所に置き去りにされるなんて。・見つかった時の犬が悲しそうな目をしているね。ラシーさんは「この犬は最期まで、あの場所にいるつもりだったのでしょう。そしてこのいい人が犬の命を救ったのです」と語っています。ブライトアイズちゃんは極度の栄養失調と脱水症状で、歩く体力もなかったといいます。この日、ハイカーの男性が見つけなければ、最悪の結果になっていたかもしれません。九死に一生を得たブライトアイズちゃんが、新しい家族と幸せに過ごしていけるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年05月15日エクアドルの首都キトで、珍しい救助劇がありました。キトの消防署に、愛犬の救助を求める飼い主から電話がかかってきたといいます。消防隊員たちが駆け付けると…なんと犬が電線に引っかかっていたのです!自宅の屋上のテラスにいた犬が、飛んでいるチョウを見つけたのだそう。チョウに魅了された犬は、そのままチョウを追いかけて屋上からジャンプしたのです。幸いなことに犬は地面に落下せず、すぐ下にあった電線の上に引っかかったのでした。万が一、犬が滑り落ちた場合に備えて、犬がいる場所の真下に消防車を停車。消防隊員たちは細心の注意を払いながら、犬を救助することに成功しました!愛犬と再会した飼い主は安堵していたということです。消防署はFacebookで「この出来事はペットの世話の大切さを改めて思い出させてくれました」と、写真を投稿。犬がケガもなく無事だったことに喜びの声が上がりました。・ははは!なんてクレイジーな犬!・かわいいいたずらっ子だ。犬が無事でよかった!・電線の上に落ちて、ラッキーだったね。・消防隊員のみなさん、この犬を助けてくれてありがとう。消防署に通報してきた時、飼い主さんは怖がっていたそうです。「愛犬にもしものことがあったら」と恐れていたのでしょう。奇跡的に電線の上に落ちた犬は、本当に運がよかったですね。[文・構成/grape編集部]
2024年05月10日オーストラリアにはコアラやカンガルーを始め、さまざまな野生動物が生息しています。そのオーストラリア最大の野生動物保護団体『WIRES』では毎日のように、助けを必要とする動物についての通報が寄せられるそうです。排水管の中から見つかったのは?この日も『WIRES』の救急隊員のネッドさんは、ある動物の救助に向かいました。工事現場の排水管の中に、タスマニアデビルの子供が入り込んで出られなくなっていたのです。タスマニアデビルはほかの動物の匂いをたどって排水管に入り、動けなくなったと思われました。タスマニアデビルは幸いケガはしていませんでしたが、痩せ細り、体温が高かったのだとか。ネッドさんは慎重にタスマニアデビルを排水管から取り出して、冷たく濡らしたタオルで体を拭いてあげました。その後、3か月半にわたって献身的な世話とリハビリを行った後、元気になったタスマニアデビルは野生に帰されたということです。『WIRES』がFacebookでこの出来事を報告すると、ネッドさんたちに称賛の声が上がりました。・僕だったらそのパイプに手を突っ込まないと思う。あなたたちは在来の野生動物を助けるために素晴らしい仕事をしているよ。・救助チームのみなさん、ありがとう!・このタスマニアデビルは救助してもらえてラッキーだったね。人に慣れていない野生動物を助けるのは、人に危険が及ぶ場合もあるでしょう。それでも『WIRES』のスタッフは24時間365日休むことなく対応し、年間で13万匹以上の野生動物の保護や支援をしているとのこと。この地球上で人と動物が共存するために尽力している人たちに、感謝したいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年05月07日イギリスで民家の庭で見つかったものに驚きの声が上がりました。ある住宅の所有者が、庭に置いてある古い小屋の解体作業を進めていた時のことです。床下の板を持ち上げた彼らは、とてもびっくりしたそう。なぜなら、床下に7匹のキツネの赤ちゃんがいたからです!誰にも見つからないこの場所で、母キツネが子育てをしていたのですね。家の住人は小屋の解体を中断して、キツネの保護団体『ザ・フォックス・プロジェクト』に連絡。こうして赤ちゃんたちと母キツネを再会させるための作戦が始まりました。まず、赤ちゃんたちを湯たんぽを置いた箱の中に入れて、小屋があった場所のそばに放置。住人と『ザ・フォックス・プロジェクト』のスタッフは遠くから見守りながら、母キツネが戻ってくるのを根気よく待つことにします。母キツネがなかなか現れないので、彼らはハラハラしながら待ち続けたそう。すると数時間後、ついに母キツネが戻ってきて、赤ちゃんたちを1匹ずつ安全な場所へ連れて行ったのです。この出来事を『ザ・フォックス・プロジェクト』がFacebookで紹介すると、喜びの声が上がりました。・あなたたちの素早い行動のおかげで、親子が再会できてよかった!・思いやりのある住人に「ありがとう」といいたいよ。・いい話だね。心が温かくなった。『ザ・フォックス・プロジェクト』によると、母キツネは通常、赤ちゃんを捕食者から守るために複数の巣穴をもっているのだとか。今回は母キツネが戻ってきましたが、赤ちゃんキツネを移動させた場合、母親が戻ってこないケースもあるといいます。そのため、我が子のために戻ってきた母親を「勇気ある母キツネ」と称賛しました。イギリスでは、春先に民家の物置の床下などでキツネが子育てをすることは珍しくないそうです。しかし、中には赤ちゃんがいる巣穴を故意に埋めてしまう人もいるとのこと。今回見つかった赤ちゃんたちは、優しい住人のおかげで無事に母親と再会できてよかったですね。[文・構成/grape編集部]
2024年04月23日時代劇朗読劇『ひとごろし』が、5月3日(金・祝) から6日(月・休) に東京・俳優座劇場で上演されることが決定した。原作は、庶民の立場から武士の苦衷や市井人の哀感を描いた時代小説、歴史小説を書いた小説家・山本周五郎による同名小説。今回は新潮文庫刊『ひとごろし』所収の「ひとごろし」の1作が朗読劇版として上演され、オリジナルのシーンや脚色が追加される。主演の双子六兵衛役は、声優、役者として活躍する堀江一眞と、声優の下鶴直幸、俳優の三本木大輔がマルチキャストで演じる。共演には、およう役で声優・歌手・役者として活躍する中島愛、かね役で声優の野村香菜子、小原好美がWキャストで出演。そしてアニメ『幽☆遊☆白書』の飛影役などで知られる檜山修之に加え、武井和歩、井上歌奏子が名を連ねた。演出を手がけるのは、「企画演劇集団ボクラ団義」主宰であり、舞台『炎炎ノ消防隊』シリーズ、ミュージカル『コードギアス 反逆のルルーシュ 正道に准ずる騎士』、舞台『信長の野望・大志』シリーズなどで知られる脚本家・演出家の久保田唱。脚本は、俳優としてドラマや映画、舞台などにも出演している開沼豊が務める。<公演情報>時代劇朗読劇『ひとごろし』原作:山本周五郎著「ひとごろし」(新潮文庫刊『ひとごろし』所収)脚本:開沼豊演出:久保田唱【出演】堀江一眞中島愛野村香菜子小原好美下鶴直幸三本木大輔武井和歩井上歌奏子檜山修之※一部の配役はマルチキャストとなりますので出演回にご注意ください。公演日程:2024年5月3日(金・祝)~6日(月・休)会場:東京・俳優座劇場公式サイト:
2024年04月15日海岸には波に乗って、あらゆるものが流れ着きます。環境活動家のコーリン(trashcaulin)さんは、ビーチのゴミ拾いをしていた時、珍しいものを見つけました。彼が発見したのは、カニを獲るためのワナ。誰かが海に仕掛けたカニ獲りワナが、海岸に打ち上げられていたのです。コーリンさんそのワナを回収して、中を確認することにしました。「ここにカニが入っていませんように」と願うコーリンさん。そしてワナの蓋を開けると…!何が起きたのかはこちらをご覧ください。@trashcaulin This crab trap wasn't efficiently anchored so I set these crabs free #crab #crabs #sealife #seaanimals #ocean #beach #animalrescue ♬ Suspenseful and tense orchestra(1318015) - SoLaTiDo「ハロー、カニさんたち!」蓋を開けるなり、元気に挨拶をしたコーリンさん。ワナの中には、生きた大きなカニが7匹も入っていたのです!そして「きみたちは僕が知っている中で、もっともラッキーなカニかもね。さあ、行きな!」といって、カニを海へ放してあげました。動画を見た人たちからは、さまざまな声が上がっています。・カニが「僕は自由だー!」といってそう。・あなたに助けてもらえて、このカニたちは幸運だったね。・カニたちはきみにお礼のハグをしたかっただろう!コーリンさんはカニ漁をしている人たちへ「もしあなたがカニのワナをきちんと固定しなかったら、僕がカニを逃がしますよ」と呼びかけています。なお、海岸に流れ着いたワナは捨てられたものとみなされ、彼は漁の邪魔をしたことにはならないと思われるそうです。コメント欄には「どうして持ち帰って食べなかったの?」という質問が多く寄せられましたが、コーリンさんは「このカニたちが『とんでもない話があるんだ』と友達に話すほうがずっといいからね」とユーモアたっぷりに答えています。彼が逃がしたカニが海に戻った後、友達に「いやー、ワナにはまったら親切な人間が助けてくれたんだよ!」なんて話す様子を想像すると、面白いですね![文・構成/grape編集部]
2024年04月10日2024年1月、アメリカのペンシルベニア州でジェイコブさんとローラさんが雪道を車で走っていた時のことです。2人の車の前に、リス科の生き物である、野生のウッドチャックが現れました。広いアメリカでは野生動物と遭遇するのは珍しくありません。しかし、時々つまずきながらよろよろと歩くウッドチャックを見て、「何かおかしいよね」と感じた2人は、車を降りてそのウッドチャックを保護したのです。ジェイコブさんたちはウッドチャックを箱に入れて、野生動物の保護施設『レイヴン・リッジ・ワイルドライフセンター』に連れて行きました。背中の毛がないウッドチャックそのウッドチャックは背中の毛が抜けて皮膚がむき出しになっていたのだとか。原因は疥癬(かいせん)というダニによって引き起こされる皮膚病で、体のあちこちにかさぶたやただれもできていたといいます。また、低体重で脱水症状も起こしていて、いくつかの開いた傷もあったとのこと。疥癬は毛が抜けるだけでなく激しい痛みと痒みをもたらし、動物を興奮させるため、そのせいで冬眠から早く目覚めてしまったと思われるそうです。治療を始めると、数日後には疥癬の症状は少しずつ改善してきたといいます。またウッドチャックは与えられた食事をもりもりと食べているそう。冬眠から覚めたばかりでお腹が空いていたのでしょう。『レイヴン・リッジ・ワイルドライフセンター』が痛々しいウッドチャックの写真などを公開すると、ジェイコブさんとローラさんへの感謝の声が上がりました。・走り去ることもできたのに、停まってこの子を保護してくれた2人に感謝するよ!・かわいそうに。疥癬で感じる痛みや痒みは想像もつかない。早く治るといいね。・優しい人たちに助けてもらえてよかった。心が温かくなったよ。ウッドチャックはこのまま春まで『レイヴン・リッジ・ワイルドライフセンター』で世話をされた後、野生に帰されるそうです。疥癬の不快な症状によって冬眠から起こされたせいで、このウッドチャックは体がとても弱っていたのでしょう。もしそのまま放っておいたら疥癬はひどくなる一方だったと思われます。偶然通りかかった心優しい2人に助けてもらえて、ウッドチャックは本当にラッキーでしたね。[文・構成/grape編集部]
2024年04月01日イギリスのリンカンシャー州にある野生動物の保護団体『クリーソープス・ワイルドライフ・レスキュー』。ある夜、この施設に複数の人たちから「溝にはまって動けなくなっている犬がいる」と立て続けに通報がありました。ボランティアスタッフが現場へ向かう間、『クリーソープス・ワイルドライフ・レスキュー』の担当者は、地元の迷子のペットを探すグループと対応を話し合っていたといいます。そして現場に到着したボランティアスタッフから、「犬を救出した」という報告を受けた担当者はびっくり。救出されたのは、犬は犬でも、なんと『犬の像』だったのです!犬の像は首輪をしていて、泥だらけで倒れているように見えます。薄暗いところで見たら、本物の犬に見間違えてしまいそう!救出された犬の像はスタッフが持ち帰り、オフィスの外に保管されているとのこと。投稿には「助ける際に少し破損してしまいましたが、もしこの像を引き取りたい人は受付まで起こしください」とユーモアたっぷりにつづられています。『クリーソープス・ワイルドライフ・レスキュー』は、本物の犬ではなかったことを喜びつつ、善意で通報してくれた人たちへ感謝を伝えました。この投稿には、笑いや安堵の声などさまざまなコメントが寄せられています。・最初の写真は本物の犬に見える!像でよかったね。・助けに行ってくれてありがとう!もし本物だったらひどい状態だっただろう。・思いやりのある善良な人たちがいてくれたことが嬉しいよ。水難救助ボランティアのスタッフは夜にもかかわらず、通報を受けてからわずか20分足らずで現場に到着したそうです。これがもし本物の犬だったら、一刻を争う状況だったかもしれません。犬を助けたい一心ですぐさま行動に移した人たち全員に、大きな拍手を送りたいですね![文・構成/grape編集部]
2024年03月19日アメリカのジョージア州のショッピングモールの中に、『ザ・ブックストア・オン・ザ・ヒル』という個人経営の書店があります。この店のドアの前に、1匹のアライグマの赤ちゃんが現れました。まだ幼いアライグマは迷子になったと思われ、店のオーナーは多くの車が行き交うモール内で放っておくのは危ないと思ったそう。オーナーは動物管理局に連絡をしましたがつながらず、折り返しの電話もかかってこなかったのです。そこでスタッフのステラさんが自ら、アライグマを捕まえることにしました。アライグマと女性の攻防戦がスタート!その時、アライグマはすぐ近くの木の上から、彼女の様子をうかがっていたのだとか。ステラさんは近所のペット用品店からエサとケージを借りて、木の下に置くことにします。すると、アライグマが降りて来たのですが、彼女がケージを閉める前に、素早くエサだけ取って逃げられてしまいました!思ったより賢いアライグマに苦戦するステラさんたちは、猫の保護施設からより機能的なワナ付きのケージを借りることに成功。ウェブメディア『The Dodo』によると、そのワナをひと晩置いておいたところ、翌朝にはアライグマを捕まえられたそうです!ひと晩中、アライグマは新しいワナの中にいました。翌朝早く『ミッドナイト・スター・ポッタリー』のオーナーがアライグマを店内に入れて暖かくしてあげました。まもなく『サバンナ野生動物保護センター』の専門家が到着し、アライグマの赤ちゃんを保護施設に連れて行きました。The Dodoーより引用(和訳)夜中のうちにワナの中に入ったアライグマは、翌朝に保護施設の職員が到着するまで、暖かい陶芸教室の店内で過ごしたとのこと。『ザ・ブックストア・オン・ザ・ヒル』の一連の投稿には、アライグマの保護に携わった人たちへの感謝の言葉が寄せられています。・この子の愛らしい顔を見て!無事に保護してもらえてよかったね。・小さくてかわいい赤ちゃんを助けてくれてありがとう!・ステラさん、よく頑張ったね!動物の保護に慣れていない人が、人を警戒している野生動物を捕まえるのはかなり難しいはず。心優しい人たちが力を合わせたおかげで、アライグマの赤ちゃんが無事に保護されてよかったですね。[文・構成/grape編集部]
2024年03月11日1~2月にかけて、全国的に気温が高い日が続いた2024年。しかし、3月に入っても積雪があるなど、予想外な冬の名残に多くの人が翻弄されています。用意していてよかった!役に立った雪の備えケスイダキザヤミ(@masakaniq11)さんは、雪が降った3月のある朝、スリップして草むらに突っ込んでいる車を発見。救助を手伝う際、「暖冬だし使うことはないだろう」と思いつつも、備えていたグッズが役に立ったといいます。「持っておくものだなあ」としみじみ感じたものが、こちら!ケスイダキザヤミさんが使ったのは、安達紙器工業株式会社の、木材繊維でできた雪道脱出具『スグラ』。雪にタイヤをとられ、動けなくなった時に使う補助具で、駆動輪にセットしてゆっくりと車を発進させると、脱出できるようです。ケスイダキザヤミさんが救助した車は、雪というより泥のぬかるみにはまった状態でしたが、このグッズで無事に救出できたそうです。横20mm、縦550mm、幅15mmほどなので、車に積むなどして、いざという時用に備えておきやすそうですね。救出後は、「いいことをしたので、自分に5億円が当たれ」という気持ちだというケスイダキザヤミさん。幸運が降って来るかは神のみぞ知るところですが、人助けをした清々しい気持ちは、同等の価値がある…かもしれません![文・構成/grape編集部]
2024年03月09日南米のコロンビアで、バス停のそばを通りかかった人が、地面にあふれたゴミ山の上に何かがあるのに気が付きました。大きなゴミ箱のそばに紙やプラスチックなどのゴミが散乱していて、そこに明らかにゴミではないものがあったのです。それは…2匹の子犬。ガリガリに痩せた子犬たちが力尽きたように横たわっていたのでした。親切なその人はすぐに動物保護団体『イスラ・アニマル』に連絡し、スタッフの女性たちが現場に駆けつけたそう。子犬たちは生きていましたが、見るからに健康状態が悪かったといいます。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Fundación Isla Animal(@isla.animal)がシェアした投稿 子犬は2匹ともオスで、ベトくんとエンリケくんと名付けられました。2匹は栄養失調であるだけでなく、お腹に寄生虫がいて、皮膚病にもかかっていたのだとか。そのまま放っておいたら、幼い2匹の命の火が消えてしまうのは時間の問題だったかもしれません。周りには母犬も、ほかの子犬たちもいなかったことから、2匹はこの場所に捨てられたと思われるそうです。『イスラ・アニマル』はInstagramで「ベトとエンリケは、この国で亡くなっていく何百万匹もの動物たちと同じ運命にありました。彼らは幸運にも天使に出会い、救われたのです」と2匹のことを紹介。すると、コロンビアの動物たちの過酷な現状に、悲しみの声が上がりました。・まだこんなに小さいのに…。かわいそうに。・ひどい人間のせいで、こんな世界で生きなくてはならない動物たちを思うと、心が痛む。・コロンビアの悲しい現実だ。この子犬たちを助けてくれてありがとう。投稿によると、2匹が見つかったコロンビアのカルタヘナという都市では、このようなことが毎日のように起きているとのこと。野犬が多すぎてすべてを保護することは難しいため、ベトくんとエンリケくんは幸運だったといいます。また、保護されてもコロンビアではいい里親を見つけるのも非常に困難なのだとか。それでも『イスラ・アニマル』のスタッフたちは1匹でも多くの犬を救うために活動し続けています。ゴミのように捨てられたベトくんとエンリケくんが元気になって、愛情深い家族が見つかるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年02月29日2024年1月、アメリカのテキサス州ヒューストンの港で、アメリカ沿岸警備隊の検査官たちが輸送コンテナのチェックをしていました。何千個ものコンテナが置かれた現場で、ルーカス・ロー(luloe_)さんら検査官たちは、あるコンテナから鳴き声と引っかくような音を聞いたといいます。そのコンテナは7m以上の高さの場所にありましたが、彼らは下ろして中を確認。すると…コンテナから1匹のメス犬が飛び出してきたのです!犬は水も食べ物もないコンテナの中に、少なくとも8日間は閉じ込められていたそう。人懐っこい犬はコニーちゃんと名付けられ、地元の動物保護施設に預けられました。@luloe_ Doing the kings business #uscg ♬ original sound - Luloeコニーちゃんを保護した『フォーエバー・チェンジド・アニマルレスキュー』によると、コニーちゃんが入っていたコンテナはヒューストンの廃品置き場から来たもので、迷い犬の届け出もなかったとのこと。首輪もマイクロチップもつけておらず、ノミだらけで皮膚に疾患があり、心臓病も患っていて、フィラリアが陽性だったそうです。また、元気そうに見えるコニーちゃんですが、実際は8日間食べなかっただけでは済まないほどの栄養失調でした。これらの状態から判断すると、コニーちゃんは野良犬か、飼い主が適切な世話をしていなかったと思われます。コンテナから見つかった犬は『1匹』ではなかった!このニュースは瞬く間に広まり、犬は『コンテナ犬のコニー』として一躍有名になります。コニーちゃんはいくつも健康上の問題があるため、バーモント州の施設で詳しい検査と治療を受けることに。プライベート飛行機で引っ越しをする日、コニーちゃんを発見した検査官たちが見送りにやってきました。※動画はfacebook上で再生できます。無事にバーモント州に到着後、コニーちゃんは早速、病院で詳しい検査を受けます。そこで驚きの事実が判明。なんとコニーちゃんは妊娠していたのです!超音波検査をすると、お腹の中の子犬たちは強い心音を発して元気に動き回っていたのだとか。出産まではコニーちゃんは獣医師のもとで過ごすことになりました。『フォーエバー・チェンジド・アニマルレスキュー』には、ものすごい数の里親希望者からの問い合わせが来ているのだとか。コニーちゃんが無事に出産を終えたら、最適な里親を選ぶつもりだということです。コンテナからコニーちゃんを見つけた検査官たちは、「まさか犬がいるなんて、信じられなかった」と話しています。助けを求めて必死に鳴いて、何千個ものコンテナから見つけてもらうという奇跡を起こしたコニーちゃん。無事に出産を終えて、その後は素晴らしい家族と幸せに暮らしていけるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年02月21日2月23日(金・祝) に公開される映画『コヴェナント/約束の救出』よりスタッフ陣が語る撮影秘話コメントが到着した。本作は、2018年のアフガニスタンを舞台に、アメリカ軍曹長のジョン・キンリーとアフガン人通訳アーメッドの絆を描いた作品。『シャーロック・ホームズ』シリーズなど、数々のアクションエンターテインメントを世に送り出してきたガイ・リッチー監督が、緊迫感に満ちた壮大な社会派ヒューマンドラマに初挑戦した。本作を彩るのは、従来の戦争映画のイメージを払拭するような美しい景色の数々。「僕たちは、かなり大胆な決断をしたんです。茶色っぽい映画にすることだけは絶対に避けたかった」と語るのは撮影監督のエド・ワイルド。「こういった映画は、環境の特徴や衣服が理由で茶色になりやすいので、兵士のギアについている小さな赤いタグのように、切れ味を加えるような色のポイントを入れるようにしました」と話す彼は、大胆な色彩を使いつつ照明を最小限にとどめ、本作の外観に細かなこだわりを盛り込んだ。またスタイルに関しては、今は亡き報道写真家のティム・ヘザリントンの戦争写真からひらめきを得たと語るワイルド。へザリントンの作品についてワイルドは、「彼は、深い愛着を感じられるような撮り方をすると同時に、客観的な視点でスケールの大きな画を撮るんです。だから、本作もそのように撮ろうとはじめに決めました」と振り返る。物語のほとんどがアフガニスタンで展開される本作だが、撮影不可能であるアフガニスタンに代えて撮影地にはスペイン・アリカンテが選ばれた。共同脚本&製作のアイヴァン・アトキンソンは、「スペインに決定した最も大きな要因は、アフガニスタンを舞台にした別の映画がスペインで10年ほど前に撮影されていたからなんです。僕自身、アフガニスタンにあまりにも似ていることに驚きました」と裏話を明かした。製作に名を連ねたジョン・フリードバーグも「アリカンテには、マカロニウエスタンっぽい山々があったり、廃墟となった人家や建物があったりして、完璧でした」と同意。撮影地に関してガイ・リッチーは、「本当に似ているか不安になりましたが、アフガニスタンの写真と比べるとちゃんと同じに見えるんです。僕にとってはそれで十分でした」と率直に語った。また、ガイ・リッチーへの絶大な信頼が分かる撮影秘話も多い。フリードバーグは、「ガイ・リッチーと一緒に仕事をするのは夢のようなことでした。彼が求める完成度のレベルは非常に高く、自然とみんなの基準も高くなります」と尊敬を込めた熱いコメントを寄せた。さらには「俳優から上手く演技を引き出すこともできるんです。それが、彼と一緒に仕事をしたいと思う理由の1つですね。とても楽しい人だし、人当たりもいいし、そのうえ頭も切れる」と絶賛。ワイルドも同様に、「本作の撮影で感じたエネルギーやペースがとても楽しくて、開放的で、大好きです。ガイ・リッチーは、俳優たちと一緒にシーンについて考えたり、作業をしたりすることに多くの時間を費やして、その場にエネルギーをもたらします。そのおかげで、本作の脚本の率直さや緊張感が維持されるんです」と現場での様子を語っている。<作品情報>『コヴェナント/約束の救出』2月23日(金・祝)公式サイト: STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2024年02月15日寒さが厳しい真冬の湖で、感動的な救出劇がありました。アメリカのミシガン州で、凍った湖に男性が落ちてしまったのです。近くにいた人たちが、その男性が氷を突き破って湖に転落する瞬間をたまたま目撃して、警察に通報。『ミシガン州警察』のカメロン・べネッツ巡査が現場に駆け付けると、雪に覆われた湖の真ん中に男性の姿が見えたそうです。べネッツ巡査は急いで車から救助道具であるディスクを取って氷上へ出ますが、氷の状態から男性がいる位置まで行くことはできないと判断。その時、落ちた男性のそばには彼の愛犬がいました。べネッツ巡査は「あなたの犬をこっちによこしてください!」と叫びます。男性は愛犬のルビーちゃんにべネッツ巡査のところに行くように指示。すぐに走って来たルビーちゃんの首輪に、べネッツ巡査はディスクをくくりつけました。続いてべネッツ巡査は男性にルビーちゃんを呼ぶように伝え、男性は戻ってきたルビーちゃんからディスクを受け取ります。そしてディスクにつかまった男性を、べネッツ巡査と応援に駆け付けた消防士が岸まで引き寄せて救助に成功しました!ルビーちゃんの飼い主は65歳の男性で、湖に転落してから約16分間、冷たい水の中にいたのだとか。救助された後、救急車で搬送されましたが命に別状はなく、その後退院したということです。『ミシガン警察』がFacebookに投稿したこの動画には、べネッツ巡査とルビーちゃんに称賛の声が上がりました。・救助の様子を見ながら鳥肌が立った。賢いルビーを含む、かかわったすべての人たちに称賛を送りたい!・ルビーは警察官と協力して、素晴らしい役割を果たした。見事なチームワークだ。・頭の回転の速い警察官と、献身的でよく訓練された犬のお手柄だね!・涙が出た。警官が首輪にディスクをくくりつけた時、ルビーは自分がどうするべきかちゃんと分かっていた。そしてパパを助けに行ったんだ!動画を見ると、べネッツ巡査が到着してから男性を安全な場所まで連れて行くまでの時間は、わずか2分18秒だったことが分かります。この短い時間に、状況を的確に判断し、ルビーちゃんに男性のところまでディスクを持っていかせるという方法を実行した彼の決断力と行動力。さすがとしかいいようがありません。また、べネッツ巡査の指示を瞬時に理解したルビーちゃんの賢さにも驚かされますね。まるで映画のワンシーンのような見事な救出劇に、多くの人たちが惜しみない賛辞を送りました。[文・構成/grape編集部]
2024年02月15日カナダのオンタリオ州に、約1か月間空き家になっていた家がありました。住人が退去した後、その家に入った不動産業者は、残されていたものを見てびっくりしたそう。前の住人が、7匹のウサギを置き去りにしていったからです。困り果てた不動産業者から連絡を受けたウサギの保護団体『パンプキンズ・エーカーズ・ラビット・レスキュー』のスタッフは現場に急行。そこには、囲いの中で汚物にまみれたウサギたちがいました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Pumpkin’s Acres Rabbit Rescue(@pumpkinsacres)がシェアした投稿 ウサギたちをかわいそうに思った不動産業者は『パンプキンズ・エーカーズ・ラビット・レスキュー』に連絡をするまでに、いくつもの動物保護施設に助けを求めたのだとか。しかし、どこもいっぱいで断られてしまったということです。『パンプキンズ・エーカーズ・ラビット・レスキュー』はInstagramの投稿で、「緊急で里親を募集します」と事情を説明。すると、ウサギたちを置き去りにした無責任な飼い主への非難の声が殺到しました。・ペットを残して引っ越すなんて、どうしてこんな残酷なことができるのか信じられない。・なんてことだ!前の飼い主は二度と動物を飼うべきじゃない。・かわいそうなウサギたち。助かって本当によかった。・胸が張り裂けそう。人間が嫌いになるよ。7匹のうち3匹が大人のメスで、残る4匹はメスの1匹の子供たちでした。約1か月間も劣悪な環境下にいただけに、当初はウサギたちの健康状態が心配されましたが、7匹とも元気だったそう。そして保護されてから約1週間後には全員の里親の募集が始まりました。 この投稿をInstagramで見る Pumpkin’s Acres Rabbit Rescue(@pumpkinsacres)がシェアした投稿 引っ越しの際にやむを得ない事情でペットを手放す人は少なくないといいます。ただその場合でも、次の飼い主を見つけるために最善を尽くし、どうしても見つからなかった場合は動物保護施設に預けるなどするべきでしょう。7匹のウサギたちが奇跡的に生き延びられたのは、不動産業者やほかの誰かが時々、水やエサを与えていたからだと思われるそう。それでも、不衛生でストレスの多い環境でウサギたちが、あとどれだけ持ちこたえられたかは分かりません。手遅れになる前に、7匹が保護されて本当によかったですね。[文・構成/grape編集部]
2024年02月13日真冬に気温が氷点下に下がると湖が凍ることがあります。凍った水面はまるで硬いスケートリンクのように見えても、実際は氷が薄く張っているだけということも多いそうです。湖に落ちた犬を助けたい!アメリカのミシガン州で『ジョージタウン・タウンシップ消防署』に「湖に犬が落ちた」という救助要請が入りました。犬は凍った湖に転落してしまい、飼い主が助けようとしましたがうまくいかなかったのだとか。救助隊員たちは水面救助用スーツを着て、急いで現場に向かいました。落ちたのはラブラドールレトリバーのヘーゼルちゃんという犬で、沈まないように必死にもがいていたそう。隊員たちは水に入り、ヘーゼルちゃんを抱きかかえて、無事に岸に引っ張り上げることに成功!緊迫感が伝わる救助の様子を撮影した写真は、100回以上シェアされました。ヘーゼルちゃんは順調に回復して、数日後には飼い主さんと一緒に『ジョージタウン・タウンシップ消防署』にお礼に立ち寄ったとのこと。救助に尽力した隊員たちと再会して、みんな笑顔の写真が紹介されました。隊員たちが救助に駆けつけた時、ヘーゼルちゃんはひどく疲れ切っていて、顔と鼻には氷が張っていたそう。冷たい水に浸かった状態でヘーゼルちゃんの体力がどんどん奪われていく中、あと少し救助が遅れていたら…と思うとぞっとします。投稿では消防署長が「雪に覆われた氷を硬い地面と勘違いするペットや子供から目を離さないことが特に重要です」と注意を呼びかけました。真冬に犬の散歩をする時は、凍った湖には近付かないように気を付けるべきですね。[文・構成/grape編集部]
2024年02月09日2月23日(金・祝)公開の映画『コヴェナント/約束の救出』より、冒頭映像が到着した。本作は『コードネーム U.N.C.L.E.』『オペレーション・フォーチュン』のガイ・リッチー監督が、アフガニスタン問題と現地人通訳のドキュメンタリーに着想を得て完成させた、初の社会派ヒューマンドラマ。タリバンの兵器の隠し場所を探す米兵と、アフガニスタン人通訳者の絆を描く。出演はジェイク・ギレンホール、ダール・サリム、エミリー・ビーチャム、ジョニー・リー・ミラーら。このたび到着した冒頭映像は、アフガニスタン紛争の背景を説明する字幕から始まる。バックミュージックはイギリスの3人組バンド“アメリカ”の「名前のない馬」が使用されている。“アメリカ”は英国駐留の米軍兵士の息子たちが結成したバンドで、ベトナム戦争が泥沼化していた1972年のヒットソングだ。字幕では9.11同時多発テロへの報復として、9万8千人もの米軍兵士がアフガニスタンに派遣されたことから、アフガニスタン紛争が始まったことが説明される。そして、そのとき米軍に協力した現地に住む5万人のアフガン人通訳は、協力の見返りとしてアメリカへの移住ビザが約束されていた。本作はそんな“約束”を巡る男たちの熱い絆を描いた作品だ。説明字幕が終わると、米軍曹長ジョン・キンリー(ジェイク・ギレンホール)率いる部隊のメンバーが、ひとりずつ映し出されていく。キンリーはタリバンの武器や爆弾の隠し場所を探す部隊を率いており、そのなかで怪しげなトラックを見つける。現地のアフガン人通訳を介し、車内を検査しようとするが、運転手はそれに応じず逃げてしまう。運転手の怪しい行動から危険を察知したキンリーだったが、そのとき突然トラックが爆発。いつ何が起こるか分からない当時のアフガニスタンの緊迫した状況が垣間見える冒頭映像となっている。この衝撃の事件のあと、キンリーの部隊に新たな通訳としてアーメッド(ダール・サリム)が配属されたことで、物語は動き出していく。『コヴェナント/約束の救出』冒頭映像『コヴェナント/約束の救出』()2月23日(金・祝)公開(C)2022 STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVE.
2024年02月08日大人気マンガシリーズ、Lineドラマさんの『浮気した彼氏を成敗した母親』を紹介します。彼の告白に、付き合ったことを後悔し、アクセサリーを返すことにした主人公。そんなとき、再び母から実家に帰ってくるよう連絡がきました。主人公はすっかり落ち込んで、母に彼とのことを打ち明けます。≪HPはこちら≫前回のあらすじ出典:Youtube「Lineドラマ」#9浮気した彼氏を成敗した母親出典:Youtube「Lineドラマ」男性は裏切るもの出典:Youtube「Lineドラマ」誘われたら…出典:Youtube「Lineドラマ」詰めが甘かった出典:Youtube「Lineドラマ」母の言葉に唖然出典:Youtube「Lineドラマ」心配してほしかった出典:Youtube「Lineドラマ」人生は甘くない出典:Youtube「Lineドラマ」父とのことも…出典:Youtube「Lineドラマ」怒る母出典:Youtube「Lineドラマ」母の態度が原因出典:Youtube「Lineドラマ」次回予告出典:Youtube「Lineドラマ」落ち込む主人公に「詰めが甘かった」と言う母。主人公は心配せずに厳しい言葉をかけてきた母に激怒しました。そして父と離婚したことも、母が原因だったのだと責めたのです。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(CoordiSnap編集部)
2024年02月01日自然界で暮らす多くの野生動物にとって、寒さが厳しい冬はつらい季節といえるでしょう。冬は食べ物が獲れなくなるだけでなく、あらゆるところに命の危険があるからです。湖の真ん中で動けなくなっていたのは…?アメリカのアイオワ州で自然と野生動物を管理する『ライト郡自然保護協会』に、「白鳥が氷の上で立ち往生している」という連絡がありました。凍ったコーネリア湖の真ん中で、1羽の白鳥が動けなくなっていたのです。『ライト郡自然保護協会』の職員たちはすぐに、その白鳥を救助するための計画を立て始めました。そして職員がロープと氷を砕くためのアイスチッパーをもって、白鳥がいるところまで進みます。白鳥は生きていて、体の3か所が氷に貼り付いていましたが、羽と脚は無事だったそう。保護された白鳥は暖かい場所で、水と食べ物を与えられました。幸い、白鳥は無事でしたが、この時点ではまだ安心はできませんでした。『ライト郡自然保護協会』のFacebookの投稿には「朝になって生きていれば、白鳥たちの『スパ』に移す予定です」というひと言が…。そして翌朝更新された投稿には、元気そうな白鳥の写真とともに「私は生きています。これから新しい友達に会いにいくところです」という言葉が添えられていました!白鳥は、野生に帰すことができない水鳥たちが暮らす保護施設で世話をされるとのこと。施設に到着すると、白鳥は元気に水に飛び込んで、早速ほかの白鳥たちと仲よくなっていたそうです。これらの投稿には、「とても美しい白鳥だ」「助けてくれてありがとう」「元気になってほしい」などの声が寄せられました。仲間がいない湖の真ん中で、ひとりぼっちで動けなくなっていた白鳥は、どんなに心細かったことでしょう。手遅れになる前に、優しい人たちに助けてもらえてよかったですね。[文・構成/grape編集部]
2024年01月30日トルコで動物保護活動をしている女性がInstagramに投稿した動画に反響が上がっています。女性の名前はオズグン・オズトゥルク(ozgunozturk)さん。たくさんの車が行き交う片側3車線の橋の上で、オズグンさんが車道の脇に立っています。そこには信号も横断歩道もありません。彼女の目の前を、車やオートバイがスピードを落とすことなく通り過ぎて行きます。次の瞬間、意を決したようにオズグンさんが両手を振りながら車道へ足を踏み入れました。彼女は走ってくる車に「止まって!」というように、両手を挙げて合図をし続けます。なぜそんな危険な行動をとったのか…理由はこちらの動画に収められていました。 この投稿をInstagramで見る Ozgun Ozturk(@ozgunozturk)がシェアした投稿 中央分離帯に近付いたオズグンさんが、ゆっくりと手を伸ばした先にいたのは…子猫!そこに子猫がいるのを見つけた彼女は、危険を承知で車道を渡り、子猫を助けたのです。安堵の笑顔で歩道に戻って来た彼女の手には、怯えた子猫がしっかりと抱きかかえられていました。オズグンさんは奇跡的に助かった子猫を『ミラクル』と命名。病院での診察の結果、ミラクルちゃんは呼吸器感染症と右目の感染症にかかっていたため、治療を始めたそうです。ミラクルちゃんは橋の上での恐怖がトラウマになっているのか、大きな音を聞くとパニックになるのだとか。それでもミラクルちゃんは人が大好きで、徐々に落ち着いてきているといいます。 この投稿をInstagramで見る Ozgun Ozturk(@ozgunozturk)がシェアした投稿 あの状況で一歩間違えたら、オズグンさんが車にはねられていた可能性もあるでしょう。彼女の勇気ある行動には、称賛の声が寄せられています。・命をかけて、命を救ったあなたを誇りに思います。・渋滞の中で何をしているんだと思ったら、とても素敵な動画だった!・あなたに見つけてもらえたこの子猫はラッキーだったね。オズグンさんがとった行動は危険を伴い、一時的に渋滞を引き起こしました。しかし、もしミラクルちゃんがクラクションなどに驚いて車道に飛び出していたら、最悪の結果になったかもしれません。ミラクルちゃんが元気になったら、里親を募集する予定とのこと。優しい女性に救われた奇跡の子猫は、きっとこれからも幸せに生きていけることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年01月29日2023年に公開された『極限境界線 救出までの18日間』がHuluストアにて1月20日(土)から最速独占レンタル配信されることが決定した。本作は、『工作 黒金星と呼ばれた男』のファン・ジョンミン、「愛の不時着」のヒョンビンが共演した韓国で初登場1位の話題作。アフガニスタンで実際に起きた拉致事件から着想を得た手に汗握る緊迫のサスペンスだ。人質救出の交渉役として派遣された厳格な外交官チョン・ジェホを演じるのは、これまでに40本以上の映画に出演し、大ヒット作『国際市場で逢いましょう』と『工作 黒金星と呼ばれた男』で、韓国で最も権威のある大鐘賞主演男優賞を2度受賞した名優ファン・ジョンミン。国家の権威を振りかざす上役たちの中で、人命が最優先だと毅然と主張し続ける高潔な男を熱く演じ上げた。過去に担当した事件のトラウマを抱え、人命救助のためには手段を選ばない現地の工作員パク・デシクに「愛の不時着」の世界的大ヒットで空前のブームを巻き起こしたヒョンビン。鍛え上げた見事な肉体を駆使して暴れ回るアクションは必見だ。さらに韓国人通訳のカシム役には、世界的大ヒットドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」で主人公を支える上司を演じ、一躍注目の的となったカン・ギヨン。韓国ドラマの名バイプレイヤーとして知られる彼が、ズルくて嘘つきだがどこか憎めない通訳を演じ、緊迫のドラマにユーモアを添える。コロナ禍の真っただ中に300名ものクルーがヨルダンに渡り、約2か月に及ぶ撮影が敢行された。広大な砂漠、灼熱の太陽、熱風、そびえ立つ岩場など、厳しくも壮大な自然がリアルに迫る。さらに2月2日(金)までHuluストアで利用できる期間限定ポイントを還元する、お得なキャンペーンを実施中。またHuluでは、ファン・ジョンミンの代表作『工作 黒金星と呼ばれた男』『国際市場で逢いましょう』『ただ悪より救いたまえ』、そしてヒョンビン主演の映画『コンフィデンシャル/共助』『王の涙-イ・サンの決断-』や出世作「私の名前はキム・サムスン」など過去の主演ドラマも多数配信中だ。『極限境界線 救出までの18日間』は1月20日(土)よりHuluストアにて独占レンタル配信開始。(シネマカフェ編集部)■関連作品:極限境界線救出までの18日間 2023年10月20日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2023 PLUS M ENTERTAINMENT, WATERMELON PICTURES, ALL RIGHTS RESERVED.
2024年01月10日警察官は非番の日でも、常に市民の安全を守る職務についているという意識をもっている人が多いといいます。もし非番の時に犯罪などの現場に出くわした場合、見て見ぬふりをする警察官は少ないでしょう。非番の警察官が発見したのは?アメリカのサウスカロナイナ州にある『ノース・チャールストン警察署』に勤務するドンタビス・ジョーンズ巡査は、非番の日に思いがけず救助活動をすることになりました。ゴミ捨て場にある大きなゴミ箱の中から、1匹の子猫を発見したのです。子猫は生後4週間ほどと見られ、かわいそうに思ったジョーンズ巡査はためらうことなく子猫を保護。健康状態を確認するため、彼は子猫を地元の動物保護施設に連れて行きました。通常は、子猫を安全な場所に預けた時点で警察官の仕事は完了でしょう。しかし、ジョーンズ巡査はゴミ箱に捨てられていた小さな子猫の窮状に、胸がいっぱいになってしまったのだとか。そして彼はその場で、この子猫の里親になることに決めたのです!子猫はオスで、『タビー・ラシャード・ジョーンズ』というかっこいい名前をつけてもらいました。『ノース・チャールストン警察署』はFacebookで、「ジョーンズ巡査はこの子猫を養子に迎えるという心温まる決断をしました」と報告。投稿には愛猫のためにおもちゃやベッドなどをそろえた、嬉しそうなジョーンズ巡査の写真が紹介されています。そんなジョーンズ巡査に対して、たくさんの称賛の声が上がりました。・巡査はとても幸せそうだ!・あなたの優しさと思いやりに感謝します!・子猫を捨てた人は許せないけど、あなたに見つけてもらえてよかった。子猫がどのくらいの時間、ゴミ箱の中にいたのかは分かりませんが、真冬の屋外でもし発見が遅れていたら…と思うとゾッとします。写真を見ると、ジョーンズ巡査は決して嫌々子猫を引きとったのではなく、愛する準備が万端のように見えますね。タビー・ラシャード・ジョーンズくんにはきっと、愛情にあふれた最高の未来が待っていることでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年12月21日