世のママは総じて力みすぎています。頑張らざるを得ない立場とはいえたまには心身を緩めないと、この先いきなりダウンしちゃうかも。そうならないためにも、あらゆる角度から脱力法を紹介。ゆるふわママを目指せば、自分自身が楽になるのはもちろん、家庭だって円満になるはず。どうしてつらい? 私の日常日々楽しくてしかたない人と、毎日とにかく大変なことばかり、「どうして私だけ?」と悶々としている人。置かれている環境が大きく違うわけではないのに、ここまで様子が変わってしまうのはなぜか? それは、物事に対する姿勢や気持ちが違うからです。あなたがどちらのタイプかを見極めるチェックリストをご紹介。当てはまった数が多いほど、日常を楽しみづらい性質と言えそうです。□日々の習慣、毎日の日課など、一度決めたことはきっちりこなしたい□どうせやるなら完璧に近づきたい□中途半端は大嫌い! 何事も最後までやり遂げたい□「正しい」か「正しくない」かで物事を判断する□「常識的に考えて…」「そんなの常識だよ」と、やたら「常識」を連発する□人の役に立ちたいと思っている□どんな人だって、「話せばわかる」と思っている□思うように動いてくれない、気まぐれな人は苦手□うまくいきそうにないことは最初から手をつけない□人には負けたくない!先輩ママに聞く! これが私の脱力法家事や子育て、仕事など自分の日常をつらく苦しく感じてしまうのは、あなたがまじめで一生懸命すぎるから。何に対しても妥協しない、その心意気はとても素晴らしいけれど、このままいったら、倒れたり心が折れたり。損をするのはあなた自身かもしれません。ではどうしたら、そんな自分を変えられるか? かつてはまじめ一直線! 苦しみの渦中にいたママに、苦労の末に習得した脱力法を聞いてみました。「いろいろなタイプの人とつき合って、さまざまな価値観を知ること。たくさんカルチャーショックを受けて、頭をやわらかくするのが一番」(40代後半)「できるだけ行き当たりバッタリで行動。考えすぎることがなくなって、楽になりました」(20代後半)「ある程度までやったらバトンタッチ。人に甘えるクセをつけたら、苦しみやプレッシャーがほとんど消滅した」(30代後半)「ここまでできたらおしまいと、取り組む前に線引きするように。高すぎる目標も掲げない」(30代後半)「大きな失敗を経験して、無力さを痛感。自分の能力をかいかぶるのはやめにした」(30代前半)悩み苦しみ、そこから得た貴重なノウハウ。ついつい頑張りすぎちゃうママは、無理せず力を抜いてみてもいいかもしれませんね。
2016年08月24日子どもの成長には親とのスキンシップが大切で、不足すると精神的に不安定になったり、自立しにくくなったりすることもあるといわれます。とはいえ、パパもママも働いていると、子どもと遊ぶ時間を十分に持てないのが現実。そこで、日常生活の中でつい見落としてしまいがちな “スキンシップの機会” をいまいちどチェックしてみましょう。■叱るときは体に触れて子どもを褒めるときは、どんなママも頭をなでたり体を抱きしめたりと自然にスキンシップをするものですが、叱るときはちょっと距離を置いて立つことがほとんどなのではないでしょうか。そこで、叱るときは、子どもの目線に合わせて座って、手を握ったり、肩に軽く手を置いたりしながら聞かせてみましょう。叱られているときの子どもは、ママが思う以上にショックを受けているもの。スキンシップをしながらだと、子どもも安心しますし、話の内容が伝わりやすくなります。また、自然に優しく穏やかな口調になるので、怒りすぎずに済むのもメリット。もし叱っている途中で子どもが泣き出したら、そのまま抱きしめてあげましょう。■「抱っこ」要求にはなるべく応える保育園や買い物の行き帰りの道で、ママは両手いっぱいに荷物を抱えているのに、子どもに「抱っこ」、「おんぶ」といわれることがあります。そんなときは、つい「今はムリ!」とはねつけてしまうこともあるかもしれませんが、数メートルでも、ほんの数歩でも、抱っこやおんぶをしてあげましょう。子どもが抱っこを要求するのは、スキンシップを求めている証拠。要求に応えることで、親子の信頼関係を深めることにもつながります。どうしても難しいときは仕方ありませんが、抱っこ要求を毎回拒絶していると、そのうち子どもは「抱っこして」と訴えなくなるかもしれません。そうなるとスキンシップの機会が減ってしまいますし、ママも寂しいですよね。 ■公共の交通機関では、子どもを膝の上にバス、電車などの交通機関で子どもを膝の上に乗せることも、あたりまえのようで実はスキンシップのチャンス。移動時間はずっと抱きかかえられますし、一人分のスペースをあけることができるので、混雑時は周囲への配慮にもなります。膝の上なら、保育園や幼稚園での体験や仲良しの友達との関係など、普段はなかなか話してくれないことまで打ち明けてくれるかもしれません。■絵本の読み聞かせを習慣にする忙しくて子どもと遊ぶ時間がなかなかとれない働くママは、寝る前に絵本を1冊読み聞かせることだけでもOK。絵本を読むときは、子どもを膝に抱っこしたり、子どもがママの体にもたれかかったりと体を密着させた状態になるので、自然なスキンシップになります。かかる時間も、1冊なら5~10分程度。子どもから「もっと読んで」とせがまれることもあるかもしれませんが、1冊ではスキンシップが足りないのだと考えて、できる限り応えてあげられるといいですね。心がけ一つで、スキンシップの機会はぐっと増えます。子ども自身はもちろん、子どもの笑顔を目にするママの心にも、うれしい変化が起こるはず!
2016年07月10日プロレスラーのスーパー・ササダンゴ・マシンが23日、東京・秋葉原の書泉ブックタワーでDVD『スーパー・ササダンゴ・マシンによるコミュ障サラリーマンのためのプレゼン講座』(発売中 3,240円税込 販売元:ポニーキャニオン)の発売記念イベントを行った。人気プロレス団体「DDTプロレスリング」に所属し、試合前にパソコンを利用した"煽りプレゼン"で人気を博し、新潟の実家金型工場で専務取締役も兼務する異色のプロレスラー、スーパー・ササダンゴ・マシン。そんな彼のプレゼンテクニックを惜しみなく収録したDVDが6日に発売された。その発売イベントには100人ものファンが来場し、イベント前には報道陣向けの取材に対応したスーパー・ササダンゴ・マシン。「非常にソフトが売れない時代の中、わずかながら全くの無名の新人のDVDがちょっとずつ売れているということはいいことですよ。僕個人がお金を得ようとかは一切ないです! 無料でも良いと思っていますよ!」と利益は二の次であることを強調。DVDの見どころとして「プレゼンテーションがテーマになっています。今回のタイトルにもありますが、コミュニケーションが取れないサラリーマンの方だけでなく、女性など色んな方にもプレゼンのスキルが必要になってくると思います。人生はプレゼンの連続。皆さんのマイルストーンになれればというぐらいの気概でやっています!」と熱く語っていた。また、不倫で失敗したベッキーなど何かと叩かれている芸能人の話題を振ると「ぜひともこのDVDを見て欲しいです! 謝罪と言っても言葉だけじゃないですか! お騒がせした経緯をスライドでまとめ、どのようにやってしまい、これからどう改善していくのか、というリスク危機管理は企業も個人も同じ。謝り方も自分の言葉で誠実に訴えていくことが再発防止につながると思いますよ」とアドバイス。その彼は現在、松竹芸能に所属しているが「僕がすべて未然に防いでいるので、松竹芸能にはありません! 独立問題もないですしね」と自慢げだった。
2016年04月24日『これからの営業に会話はいらない – 「コミュ障」の僕でも売り上げNo.1になれた方法』(菊原智明著、ワニブックス)は、営業に関する本としてはきわめて珍しいタイプだといえるはずです。タイトルからもわかるとおり、営業マンに営業力は必要ないといい切ってしまっているのですから。不可欠な要素であったはずの世間話も雑談もヨイショも、すべてなくても大丈夫だといいます。それだけではありません。コミュ障であったとしてもまったく問題なく、むしろいまの時代は、「コミュ障だからこそ営業がうまく行く」と考えているのだとか。■成功してもいまだにコミュ障のまま著者は営業コンサルタントとして活躍している人物。日本で初めて、大学で営業の授業をした講師としての実績も持っているそうです。いかにもやり手という感じですが、最初からうまくいったわけではなさそうです。大学卒業後にトヨタホームに入社して、営業の世界へ。しかし自分に合う営業方法が見つからなかったため、7年もの間クビ寸前の苦しい時期を過ごしたというのですから。7年もの長きにわたって苦難に耐えるというのは、そうそうできることではないはずです。その過程で精神を病んでしまったとしても、まったく不思議ではありません。しかし底辺にいたにもかかわらず、その後、「自分でラクに楽しくできることだけをする」営業スタイルに変えたところ、4年連続トップの営業マンになったというのですから驚きです。でも、それだけの実績を打ち立てて、いまだ「コミュ障」なのだというのです。■プライベートを犠牲にしなくていい営業マンには、過酷なイメージがあります。事実、プライベートを犠牲にして、毎日遅くまで仕事をしているという方も多いのではないでしょうか。著者も営業マン時代には、「結果が出ないのは自分の努力が足りないからだ」との思いを抱き、朝から夜遅くまでお客様のところを訪問し続けていたのだそうです。それも、99%はアポイントがとれないお客様への突撃訪問。当然のことながら、それではうまくいくはずもありません。だから、なんの成果もないまま夜9時に会社に戻り、以後も毎日ため息をつきながら深夜0時すぎまでサービス残業を続けていたのだそうです。■バリバリ活躍する営業は短命が多いしかしなかには、同じように毎日夜遅くまで仕事をしながら成果を出している営業マンもいるもの。同じようにプライベートを犠牲にし、ひきつった笑顔で「私は仕事が趣味ですから」などというようなタイプです。でも著者の経験上、そういう人は決まって短命だったそうです。身体を壊す、精神的にやられる、離婚する、子どもが問題行動に走るなど、さまざまなことに足を引っ張られるということ。そして気づけば営業成績もどんどん落ちていき、やがて寂しく辞めていくことに。いくら一時的に結果を出せたとしても、最終的にそうなってしまったのではまったく幸せとはいえないはずです。■打ち込めるものがある人は魅力的!一方、長く活躍して結果を出し続けられる人もいるものだといいます。なにが違うのだろうと思って著者が観察したところ、そういう人はプライベートを犠牲にしていないのだそうです。やることさえやれば、ダラダラせずにパッと切り上げるということ。そしてそういう人は仕事以外にも、打ち込めるものや、まわりの人に語れるものを必ずといっていいくらい持っているのだといいます。自転車レースをやっていたり、バンドで活躍していたり、いろいろですが、そういう人の話はおもしろいものだと著者はいいます。なぜなら仕事とは違う世界のことを知っていて、自分にはないものの見方や考え方を持っているから。■時間を大切にすれば成果につながるだからそういうタイプの人の場合、お客様と話をしていても(自分からぐいぐい攻めなくても)、お客様の方から「もっと聞きたい」「この人、いろいろ知ってそうだな」と距離を縮めてもらえるのだといいます。つまり、お客様と話をするとき、本で読んだ知識よりも、実体験に基づいた話の方が何倍も興味を持ってもらえるということ。それだけではありません。仕事ばかりしている方がお客様が離れていって、プライベートの時間も大切にする方が、お客様がついてくるのだと著者はいうのです。無理のないスタンスでいれば、必然的に、それが仕事の成果につながっていくというわけです。「仕事が忙しくて趣味どころではない」「趣味なんて特にない」そういうのは簡単ですが、なにか小さなことでも仕事以外のことをはじめてみれば、必ず仕事でもいいことが起こるものだと著者は記しています。*実体験がベースになっていて、しかもソフトな語り口で書かれているので、無理なく読み進めることができるはず。「突き抜けたい」営業マンは必読です。(文/書評家・印南敦史)【参考】※菊原智明(2015)『これからの営業に会話はいらない – 「コミュ障」の僕でも売り上げNo.1になれた方法』ワニブックス
2015年12月19日大阪府地域福祉推進財団は、大阪府内の障がいのある方の制作した魅力的なアート作品を美術市場に紹介するプロジェクト「capacious (カペイシャス)」の第2回となるグループ展「capacious Group Exhibition #02 / カペイシャス グループ展 #02」を開催する。会期は2016年1月11日~23日(17日、18日は休廊)。開廊時間は12:00~19:00(11日と土曜日は18:00まで、最終日は17:00まで)。会場は大阪府・肥後橋のCalo Bookshop & Cafe / Calo Gallery。入場無料。同展は、11月18日~28日に有田京子氏、上田匡志氏、平野喜靖氏、橋本良平氏の4名の作品を展示し好評を得た第1回に続く、2回目となるグループ展。今回は、誕生日や曲の長さ、レシートなど身の回りにあるさまざまな数字を独自の計算方法で計算し画面に書き留める柴田龍平氏、憧れの洋服を身にまとった姿を躍動的なポートレート風に描く茶薗大暉氏、アクリル絵具による独特な筆使いで断片化した風景画を描く前田恭氏という3名の作品が紹介される予定となっている。なお、capaciousとは、大阪府主催の公募展「大阪府現代アートの世界に輝く新星発掘プロジェクト」に入選した障がいのある作家を中心に、強い個性と魅力を秘めた作品を制作する7名を選出し、展覧会開催やアートフェア出展を通して作品を販売し、作者の社会参加と就労支援につなげる活動を行うためのプロジェクト。大阪府福祉基金地域福祉振興助成金の支援を受け、今年7月に設立された。
2015年11月30日先日(8月22日)、性懲りもなく4回目のサイン会を行った。ちなみに今回の定員は100人である。○サイン会は楽しい「コミュ障を公言しているのに何故サイン会をやるのか」ということは、以前サイン会についてのコラムで書いたが、要約してしまえば「やれば何か楽しいことが起こる気がする」という浅はかさ5億%の気持ちから「やりましょう」となるのだ。実際、サイン会が楽しいか楽しくないかと言われたら、楽しい。出す本出す本てんで売れない小生だが、これだけ大勢の人が貴重な時間をドブに捨てて来てくれたというだけで嬉しい。しかも開催日は夏まっさかり。花火や海へ行くなど、他にやることがあるはずだ。おそらく多くの人が「夏の過ち」カテゴリとして私のサイン会に来たのだろうが、岩場で行きずりの異性と関係を持つよりは、よくわからん漫画家のサインが家にある方がまだ健全だと思う。とにかく人が来てくれればそれだけで「自分もまだ捨てたものではないかもしれない」と思えるのだ。逆に、誰も来なかったら「もう終わりだ」となるのである。前のサイン会は人が来たのに、今回は来ないというのが一番キツイ。言ってしまえば「はじまってもないのにオワコン」だ。なので、サイン会を前にして精神が不安定になると、「サイン会 人来ない」などでググる。サイン会に大失敗した先人の偉業を見て勇気をもらおうとするのである。しかし困ったことに、これがなかなか出てこない。つまり、サイン会を催した人はみんな成功しているということなのだろう、と余計プレッシャーがかかる。たまに、芸人などが「サイン会に人来ませんでした」と、閑散とした会場や落ち込む本人の写真などをネットに上げている。人が来なかったのは事実かもしれないが、来ないなら来ないでそれで笑いを取ろうとしているのがわかるし、むしろおいしいと思っているかもしれない。だが、私が人のいない会場に佇む姿は、決して笑いに昇華できない「THE・不幸」だ。それを自撮りしてネットに上げても、見た人の運気が下がるだけだろう。サイン会のたびに、人が全然来なかったらそれをネタにしようと思ってはいるが、実際にそうなったらおそらく耐えることは難しく、完全になかったことにしようとするだろう。そして、そのことに触れようとする奴の口をまつり縫いにする妖怪として余生をすごすのだ。やはり苦境を笑いにするには、強靭な精神力がいるということなのである。○カレー沢氏のサイン会にリピーターが生まれる理由結果から言うと、今回のサイン会も定員割れすることなく行うことができた。来てくださった方には、この場を借りてお礼を言いたい。サイン会自体はこれで4回目、もはや余裕と言いたいところだが、毎度サイン会の直前は初体験であるかのように緊張するし、今回は 始まる寸前まで担当に「今まで人が来なかったサイン会ってありましたか?」と尋ねるなど、ギリギリまで他人の失敗サイン会情報で安心しようとする体たらくであった。今までの私のサイン会は、サインやイラストを描くのが早すぎて、予定の時間より巻いてしまうことが多かった。今回はもう少し丁寧に描こうと心掛けた結果、50人を終えて30分の時間押しに成功した。つまり、何をするにもちょうどよくできないのである。参加してくれた100人の中には「今回初めて来た」と言う人も多かったが、リピーターの人も数多くいる。これで私のサインは10枚目だという猛者もいたので「10枚で5000円キャッシュバックします、ただしサインは没収です」と持ちかけてみたが、取引は成立しなかった。私も5000円が惜しかったのでちょうど良かった。仮にこれがアイドルの握手会なら、アイドルの顔は何度見てもカワイイだろうし、握手だって何度でもしたいだろう。しかし、私の顔は何度見てもシケている。それにも関わらず、何回も私のサイン会に来るメリットとは何なのか。純粋に私を応援しに来てくれると考えたいが、逆に怖いし得体が知れなさすぎるので、何とか他の理由を探したい。そこで気づいたのだが、どうやら私のサイン会に来た者同士で交流が生まれているようなのである。確かに、待合室でも人の輪ができていた。つまり、私のサイン会がちょっとしたオフ会の会場になっているのだ。毎回一人は嫁や彼女の遣いで私が何者かもわからないままサインをもらいに来ている男性も混ざってはいるものの、その場に集うのは、少なくとも私の漫画を読んだことがある人が過半数である。趣味が似通っている人間が集まっていると考えていいので、話もしやすいのだろう。確かに、そういう愛好家同士の交流の場と考えれば毎回参加する意義はある。もちろん、全員がそうして交流しているわけではなく、一人で来て一人で並んで一人で待ち、一人でサインをもらって、楽しそうな輪を横目にダッシュで帰っている人だって絶対いるのだ。そして、私はどう考えてもそちらの人間である。事実、待合室の輪を見るたびに「俺はこの輪には入れない」と呪詛のごとく思った、というか若干呪った。そしてサイン会後の打ち上げで、担当に「次回のサイン会はもっと殺伐とするようにしましょう」と提案した。具体案はまだ出していないが、基本のテーマは「全員敵」にしようと思うので、出席予定の方は今から武器を研いでおいてほしい。カレー沢薫漫画家・コラムニスト。1982年生まれ。会社員として働きながら二足のわらじで執筆活動を行う。デビュー作「クレムリン」(2009年)以降、「国家の猫ムラヤマ」、「バイトのコーメイくん」、「アンモラル・カスタマイズZ」(いずれも2012年)、「ニコニコはんしょくアクマ」(2013年)、「負ける技術」(2014年)など切れ味鋭い作品を次々と生み出す。連載作品「やわらかい。課長起田総司」単行本は1~2巻まで発売中。「兼業まんがクリエイター・カレー沢薫の日常と退廃」、次回は9月15日(火)昼掲載予定です。
2015年09月08日-------------------------------------------大学1年生のみなさん! 「大学デビューのホントのところ」、知りたくないですか? 本連載は、かつて大学デビューに半分成功・半分失敗したトミヤマユキコ(ライター・大学講師)と清田隆之(恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表)が、過去の失敗を踏まえ、時に己の黒歴史を披露しながら、辛く苦しい学生生活を送らないためのちょっとした知恵をお授けする。そんな連載です。-------------------------------------------○他者との距離感をキチンと測れる人間になろうぜ!7月といえば、夏が本格化する季節。ところが今年は、どうにもひと月遅れで梅雨が来ているような空模様で、浮かない気分のまま試験期間に突入してしまった1年生も多いと思います。でも大丈夫。テストが終わる頃には晴れてっから! みなさんには無事に試験を乗り切って、海に祭りに花火が待ってる夏休みへと思い切りダイブして欲しいと思います。さて、そんな7月。トミヤマさんは大学教員らしく、問い合わせメールに関するマナー講座を臨時開講してくれました。毎年学生たちから何百通ものメールを受け取る“現場の先生”ならではの、極めて実践的な指摘だったと思います(お、俺もメールの書き方を見直さねば……)。何が実践的だったのかというと、これが単なる「ハウツー」の話に終始していない、という点です。「こういうシーンではこういうメールを打ちましょう」と、ある種の“正解”を示してあげることはもちろん大事です。しかし、もっと重要なのは、「なぜそうする必要があるのか?」という部分を自分なりに納得することだと思います。トミヤマさんがここで強く訴えたかったのは、おそらく「他者との距離感をキチンと測れる人間になろうぜ!」ということです。適切な距離感を見極め、その上でやりとりを進めていく──。これは「コミュニケーション能力」と呼ばれるものの本質であり、その勘やセンスを自分なりに養っておくと、生きていく上で何かと役立つはず。だから実践的なのです。○"コミュ障"と“新型コミュ障”ところで、世の中には“コミュ障”という言葉があります。これは「コミュニケーション障害」(すごい言葉ですが……)の略であり、意味的には「人と関わることが苦手」という感じになるかと思います。男女に限らず、それを自認している人は少なくありません。何を話せばいいかわからない、目を合わせるのが苦手、ヘンな人間だと思われたらどうしよう……。そんな風にいろいろと気にしてしまって、人との距離を詰められないというのが悩みどころだと思います(私もです/(ToT)\)。しかし、コミュ障というのはそれだけではありません。私は「桃山商事」という、人々から恋バナを聞き集める怪しげな団体の代表を務めていますが、主に女性たちからよく聞くのが、「初対面の男子からいきなり『お前』って呼ばれてムカついた!」「合コンで会った男子に肩を抱かれてキモかった!」といった類の話です。男性向けの恋愛ハウツーには、こういった行為を“モテテク”として紹介しているものも多々あります(大抵「女は基本的にドMだから」というしょーもない理屈を根拠に……)。しかし、現に女性たちにウザがられている以上、それは完全なる虚妄です。騙されないで!いきなり「お前」と呼んでみたり、初めて会った人の肩を抱いてみたり……。端的に言って、これは距離を「詰めすぎ」です。だから相手が驚いたりキモがったりするわけです。大胆で勇気あるアクションと誤解されがちですが、適切な距離感を見極められないという点において、これもひとつのコミュ障と言えます。一般的な定義と区別するため、我々は便宜的に“新型コミュ障”と呼んでいますが、先生に馴れ馴れしいメールを送ってしまうのも、もしかしたらその一種なのかもしれません。○“他者不在”のコミュニケーションとは?コミュニケーション論の名著として名高い『わかりあえないことから─コミュニケーション能力とは何か』(平田オリザ/講談社現代新書)には、このようなことが書いてあります。いわく、かつては「一億総中流」という言葉が示していたように、日本人は均質的な価値観やバックボーンを共有していた。しかし、ライフスタイルが多様化した今、状況は大きく変わっている。だとしたら、互いに「わかりあえないこと」を前提に、バラバラな価値観の人間たちがいかにコミュニケーションしていくかを考えるべきである──。これは非常にシビアかつ重要な指摘だと思います。なぜなら、「どんなに近しい人であっても、結局は自分と異なる“他者”なのだ」と言っているからです。コミュ障というのは、おそらく「他者不在のままコミュニケーションしようとすること」が原因です。自分を守ることばかり考えてしまうから相手との距離が詰められないのだし、相手の反応をちゃんと見ないから距離を詰めすぎてしまうのでしょう。もちろん、世の中には「傷つくことを恐れずガンガン行こうぜ!」と語る自己啓発書は多いし、逆に「失敗しないためのマニュアルをしっかり身につけよう」と謳う教則本の類も少なくありません。そういうものに飛びつきたくなる気持ちは痛いほどわかりますが、個人的には反対です! なぜなら、それも結局は「傷つかないこと」「失敗しないこと」が目的になっていて、相変わらず“他者不在”だからです。○どんなに仲良くても、相手は他者(さみしいけど……)自他の区別をしっかりつけるというのは、イコール「甘えられない」ということであり、「常に緊張感を失わない」ということだと思います。これはなかなかシビアなことです。でも、どんなに仲良くても、相手は他者。考え方も感じ方も、自分とはまったく異なっている。何だかさみしいけど、これは厳然たる事実です。だから、コミュニケーションは「怖くて当たり前」です。ビビってナンボの世界です。ビビりながら、ちょっとカタめの態度から始めてみて、恐る恐る距離感を測り、徐々に距離を詰めていく。逆に、近しい人であっても、独立した他者であることを尊重し、一線を引くべきポイントを見定める。そうやって適切な距離感を見極めることができれば、結果的にそのコミュニケーションは気持ちの良いものになっているはずです。ビビらないメンタルを身につける必要も、無数のマニュアルを叩き込む必要も、一切ナシ! そう考えると、ちょっと気持ちが楽になりませんか?……って、何だか7月とは全然関係ない上、妙に説教臭い話になってしまいました。でも、これマジめっちゃ大事なことだと思うので、“トライアンドエラーし放題”という大学1年生の特権をフル活用し、ぜひコミュニケーションの勘とセンスを養ってみてください!清田隆之/桃山商事1980年、東京生まれ。失恋ホスト、恋のお悩み相談、恋愛コラムの執筆など、何でも手がける"恋バナ収集ユニット"「桃山商事」代表。男女のすれ違いを考えるPodcast番組『二軍ラジオ』を更新中。雑誌『精神看護』やウェブメディア「日経ウーマンオンライン」「messy」などでコラムを連載。著書に『二軍男子が恋バナはじめました。』(原書房)がある。Twitter @momoyama_radioトミヤマユキコライター・大学講師。「週刊朝日」「文學界」でブックレビュー、「ESSE」「タバブックス」でコミックレビューの連載を持つライター。早稲田大学などでサブカルチャー関連講義を担当する研究者としての顔も持っている。「パンケーキは肉だ」を合い言葉に、年間200食を食べ歩き『パンケーキ・ノート』(リトルモア)にまとめた。Twitter @tomicatomica
2015年07月22日今回のテーマは、「"漫画家"以外の顔での人との交流について」である。とはいえ、漫画家としても漫画家以外としても全く人と交流していないので、テーマは無視して最近はまっているゲームの萌えキャラについていつもの倍の文字数で語ろうかと思ったが、「こんな風だから人と交流がないのだな」と納得されるのも何なので、無理にでも書こうと思う。会社員と漫画家の兼業生活も早6年になるが、いまだに会社の人間は私が漫画家をやっていることを知らない。そういうと「それはありえない、絶対バレる」という人がいる。おそらく、「会社の人と世間話でもしている間にポロッと口を滑らせてしまうこともあるに違いない」という意味なのだろう。しかし、それは「会社の人と世間話」という、難易度トリプルXミッションが出来る人のみに起こり得る事故である。当方、漫画家としても漫画家以外としても、どこに出しても恥ずかしくないコミュ障である。よって、会社の人と話すことがほぼないのだ。これでバレていたとしたら、頭の中が周囲にダダ漏れになる病気にかかっているとしか思えない。早急に病院に行くか、自ら命を絶ちたいと思う。○エッセイ作家と人間観察会社のみならず、私は人と交流出来ないタイプであり、自分から話題をフることはなく、フられた会話も、"コミュ障界の石川五右衛門"として、全部斬鉄剣で切ってきた。そもそもプライベートでは部屋の外に出ることすらまれであり、独り言か、壁のシミに話かける以外は言葉を発しないことも珍しくない。エッセイやエッセイ漫画を描く者にとって、人との交流、人間観察はもっとも大事な要素ではないか、と思われるかもしれない。しかし、エッセイ作家にも種類がある。まず私のエッセイ漫画やエッセイ集を、本屋で定価購入してみてほしい。ブックオフを使う奴らとはここでサヨナラだ。そして購入後は、長い人生、全く無益な時間が少しぐらいあってもいいじゃないかという寛大な気持で読んでみてほしい。読んだ上で内容が全く頭に入らなかった、ということもあるかもしれないが、とにかく「他人のこと」をネタにした話が少ないと思う。そもそも他人と交流していないから書けない、というのもあるが、あっても書かないと思う。怖いからだ。○他人をネタにするということ、そのリスク他人をネタにして作品を書き、それを公表するというのは、実は怖いことなのである。全て相手の許可を取り、「これを載せますよ」と言っているなら良いが、そうでない場合も多いと思う。それでネタにされた相手が「名誉棄損だ」と言いだしたら一大事だ。他人と日常会話することすらできないのに、怒っている人間を相手に謝罪をしたり、逆にさらにケンカをしたりするなんて、マジで無理である。なので「自分が出会った変な人」ネタでエッセイを書いている人を尊敬する。他人を攻撃(冗談でも相手は攻撃ととる場合もある)するということは、自分も攻撃される覚悟があるということだからだ。もちろん、何度も言う通り、作家になる時点で後先考えていないタイプが多いので、本当に何も考えずに他人をネタにしているのかもしれないが、勇気があることには違いない。では私のようなチキン作家が何をネタにエッセイを書くかと言うと「自虐」である。自分をいくら攻撃しても、誰も文句を言わないからである。つまり、自虐というのは自分可愛さゆえに自分を攻撃するという、特殊プレイのような作風なのだ。さらに自虐ネタというのはリスクが低い上にコストも安い、自分のことを書くにしても、体験型、取材型のネタは時間も経費もかかる。その点、自虐型のネタは、無尽蔵にある自分の黒歴史を掘り返してリサイクルすれば良いだけだ。では、自虐系作家は丸儲けかというとそんなことはない。もちろん自虐エッセイで売れている人もいるが、全体で見ると体験型のような読者の興味を引くテーマの本の方が話題になりやすい。少なくとも、コミュ障が過去のどうでもいいことを思い出して延々悶絶しているものよりは、読んでみたいと思わせるだろう。それに、墓場まで持っていくつもりだった黒歴史をネタにしてしまったがために、半永久的に世の中に残り、真の意味での「レジェンド」と化してしまうということも忘れてはいけない。○自虐型人間の取り扱い説明作家のみならず、日常生活でも自分かわいさゆえに自虐をする人間はよくいる。だが、注意しなければいけないのは、自虐と謙虚は全く違うということだ。前者は、自分で自分を馬鹿だと言う割には、他人にそれを言われると烈火のごとく怒りだすのである。両者の見分け方として、謙虚な人間は「自分を下げて他人を上げる」が、自分の為に自虐をする人間は、「自分を下げまくるだけで、他人を褒めはしない」のである。結局自分しか見ていないからだ。私は「こういう面白い人がいた」系エッセイを見るたびに、「こんな変な人に出会うことがまずない。この作者はそういう人が寄ってくる星の元に生まれてきたのだ」と思っていたのだが、すごく面白い人に出会っていても、私自身が自分のことしか見ていないため、その人のおもしろさに気付いていないだけなのでは、と思いはじめた。やはり、コミュ障にそういった作風は難しい。これからも内にこもりまくったネタで食べていくしかないようだ。カレー沢薫漫画家・コラムニスト。1982年生まれ。会社員として働きながら二足のわらじで執筆活動を行う。デビュー作「クレムリン」(2009年)以降、「国家の猫ムラヤマ」、「バイトのコーメイくん」、「アンモラル・カスタマイズZ」(いずれも2012年)、「ニコニコはんしょくアクマ」(2013年)、「負ける技術」(2014年)など切れ味鋭い作品を次々と生み出す。2015年2月下旬に最新作「やわらかい。課長起田総司」単行本第1巻が発売され、全国の書店およびWebストアにて展開されている。
2015年06月09日ソフトバンクモバイルは6月4日、視覚障がい者がiPhoneを使いこなせるようになるアプリケーション「視覚障がい者向け使い方教室 for iPhone」の提供を発表した。画面に表示されている項目を音声で読み上げる視覚サポート機能やVoiceOverをオンに設定したiPhoneの基本的な操作方法を学習・練習できる。アプリでは、タッチパネルの範囲やホームボタンの位置など、iPhoneの構造を理解するレッスンからスタート。VoiceOverを活用してiPhoneを操作するための基本的なジェスチャー練習、電話の発着信や文字入力などの応用練習を、ナレーションで進めていく。操作の感覚をつかめるまで指の使い方を補助してもらうなど、晴眼者と一緒に利用してiPhoneの操作に慣れることができる。そのほか、視覚障がい者がiPhoneを便利に使いこなすためのヒントやアプリケーションの情報も紹介している。アプリ開発にあたっては、iPhoneを使いこなしている視覚障がい者とiPhoneの使用経験がない視覚障がい者、および後援者や専門家の意見を取り入れ、学びやすさを意識したという。
2015年06月05日障がい者雇用の調査・研究機関「障がい者総合研究所」は、20~60代の就業経験のある障がい者684名に「就職・転職時の情報に関するアンケート調査」を実施した。調査期間は3月25日~31日。○就職・転職時にもっとも重視する情報は「障がいへの理解・配慮」就職・転職する企業を選ぶうえで、もっとも重視する情報について尋ねたところ、1位は「障がいへの理解・配慮」(25%)、2位は「仕事内容」(18%)だった。求人票の内容だけで必要な情報を入手できたか聞くと、57%が「得られなかった」と、半数が応募時点では情報が不十分であることがわかった。入社前までに必要な情報を得られたか尋ねると、「得られた」「得られなかった」の回答がそれぞれ50%だった。選考過程においても半数が十分な情報を得られていないようだ。入社前までに得られた情報量と会社への満足度との関係について調べると、入社前に得られる情報量が少なくなればなるほど、入社後の会社への満足度は低下していることがわかった。入社前に情報がほとんど得られなかったと回答した人の75%は「会社に満足していない」と回答している。入社前までに、もっと知りたかった情報は何か尋ねたところ、最も多い回答は「仕事内容」(34%)だった。次いで「社風・職場の雰囲気」(17%)、「障がいへの理解・配慮」(16%)となっている。
2015年05月25日「気になる男性とお話したい!でも自慢じゃないけど絶対コミュ障発揮する!」と悩んでいる女性は多いのではないでしょうか。新しい出会いが多くなる季節、コミュ障という爆弾を抱えて恐れる日々を過ごしていてはもったいない!会話が出来なきゃ恋も始まりませんよ!コミュ障という苦悩を抱えている女性の皆様、大丈夫です、安心してください。今回はコミュ障がバレずに、意中の男性に好印象を与えるコツをまとめて見ました!■1.視線を散らす「数人で話しているときに、特定の人としか視線合わせていないと皆で話している感じがしない。俺この会話に入って良いのかなーとすら思うときがある(笑)」(22歳/学生)数人で話しているときは全員と視線が合うように、全員へ視線を動かしなら話すことを心がけましょう。リアクションしてくれる人や興味を持ってくれている人にだけ視線を合わせていると、会話の輪がどんどん狭くなっちゃいます。勿論「怖くて目なんて見れない!」という人は眉毛の間や、相手の鼻を見るといいですよ!■2.他人を巻き込む「俺の近くで二人で話している友人が相槌を打つ時に、「そう思うよねー?」って俺にも話しかけてきてくれたから、すんなり会話に入れた」(21歳/学生)「たまたま近くにいただけ何だけど、「○○君もそう言ってなかった?」って自然と会話に入れてもらえた。覚えていてくれたのも嬉しいけど、会話に入れてくれるって必要とされてる感じがして嬉しいよね」(22歳/学生)コミュ障最大の的は二人で話すというシチュエーションではないでしょうか。そんなアウェイは周りの人を巻き込んで「数人で雑談」という状況を作ることで打破してしまいましょう!巻き込まれた相手は嬉しいし、あなたの好感度も勝手に上がっていくので良いこと尽くし!■3.相手の名前を入れて話す「俺の話を聞いてくれているときに「上手そうだもんね」より「○○君、上手そうだもんね」って言われると親しみがわくし、名前呼ばれるから嬉しい!」(20歳/学生)「普段の挨拶にも「○○、おはよー!」って名指しされると「俺に話しかけてくれた!」って特別感があるからドキッとする(笑)」(21歳/学生)名前を呼ばれると、特別な関係の相手じゃなくても嬉しくないですか?会話の中でも相手の名前を呼んで上げると、特別感を出すことが出来るようですよ!■4.会話にあった表情「話しているときに相手が全然笑っていなくて、後でつまらなかったか心配だったから聞いてみたら彼女は楽しんでいたらしい・・・。もっと表情に出して欲しい」(22歳/学生)「オチのある話でそこまでリアクションとってくれないと結構がっかりしちゃう!」(23歳/学生)楽しい、悲しいなど会話の空気にあった表情をすることで相手にも自分の感情を伝えることができます。表情筋を駆使して相手に同調してあげると、相手も「俺のこの気持ちが伝わっている!」と喜んでくれるはずですよ!■おわりに会話が続かない、ぎこちないのは単に自分の話が面白くないからというわけではないんです。会話は表情や目でするようにすると、今までのぎこちなさも解消されるはずです!もうこれで「コミュ障乙」と罵られていないか不安で眠れない夜とおさらばです!(佐久間優/ハウコレ)
2015年05月22日この春から新たな環境で新生活スタート!という人も多いですよね。友達できるかな」や「彼氏できるかな」といったことが気になるところ。知り合ったばかりの人との会話は正直苦手・・・という人見知りさんもいれば、「話しかけたりするのはヨユーだよ☆」という人も。しかし、そんな「ヨユー☆」ぶっている人も、自分が気づかないだけで「なんかアイツ絡みにくいんだよな・・・」と思われているかも。そこで今回は、そんな「おしゃべりコミュ障」認定されてしまう人の特徴をご紹介。自分に当てはまるところがないか、要チェックです!■1.タイミングが悪い「ラウンジでパン食べながら課題やってたら、同じ学部の女の子が『あ、おつかれー!さっきの大講義、人多すぎてビビったよねー!』とか話しかけてきてウザかった。まったりしてる時なら全然楽しく話せるけど、食事と課題を同時にやってる人に話しかける内容じゃないだろ・・・」(20歳/学生)相手が急いでいる時や、作業をしている時、何かを頬張っている時、はたまた疲れてぐったりしている時などに話しかけてはいませんか?そんなアナタは「なんでこのタイミングなんだよ・・・」とイラっとされているかも。話の内容が悪くなくても「空気読めよ・・・」と思われてしまいます。さらに、そこでダラダラと話してしまうと相手のイライラは溜まるばかり。タイミングだけでなく、話の長さも大切です。■2.言葉足らず「授業のこととかいろいろ質問してくるんだけど、言葉足らずで何が聞きたいのかよくわからん。結局こっちからいろいろ聞いてあげないとその子が聞きたいことにたどり着かなくて、正直面倒臭い」(21歳/学生)自分がわかっていることは相手もわかっている前提で話すのはNG。相手を何の話か分からずに困惑させてしまったり、逆に質問させるはめになってしまい、面倒臭がられます。「私は◯◯だと思ってたんだけど、~ってどうなんだろう?」や、「◯◯◯が出来ないんだけど、~が必要なんだっけ?」など、自分の情報もうまく共有しながら、簡潔に伝えられるように心がけましょう!■3.適当に受け流せない「冗談とか、世間話とか、あとちょっとした間違いとか。そういう、その場の軽い会話にやたらツッコんできたり、食って掛かったりされるとちょっと引くよね。『お、おう・・・』てなる」(22歳/学生)こだわりがあったり、自分の考えがはっきりしていること自体は悪いことではありませんが、それを激しく主張すべき場とそうでない場がありますよね。あまりにも追求してツッコんでいくと、相手を辟易させることも。相談ごとや深い話でもない限り、大学生の話題は「それなー」「わかるー」「ウケる」「マジで?」この4つでだいたい乗りきれるので、意見の主張よりも上手な相づちを意識してみましょう。■4.たとえ話が下手「周りの人が『どういう意味?』ってなっちゃうぐらい、たとえ話が下手な子がいる。で、その子自身もたとえ話が分かんないみたいで、他の人のたとえ話のあとによく「どういう意味?」って聞いてて、なんか会話に凄く時間がかかる」(22歳/学生)「どういう意味~?」としょっちゅう聞いている人は危険かも。もし天然フシギちゃんぶってワザとやっているなら即やめましょう。ちょっと間違えて捉えていた、ぐらいなら可愛い勘違いで済みますが、毎回「どういう意味~?」と聞いて毎回誰かに説明してもらうとなると、会話の輪もそこで中断。そして、「コイツ、もしやアホ?」と思われます。■おわりに楽しく話しているつもりだったのに「絡みづらいわ・・・」と思われるのは、ある意味で無口タイプのコミュ障よりもツライかもしれません。それを避けるためのポイントは、理解力をつけ、相手の立場で考えること。思ったことを考えなしにそのまま話す前に、ちょっと周りを見て、考えてみることが大事。その癖が付けば、良いテンポで話ができるはずです!(Sakura/ハウコレ)
2015年04月21日NTTソフトウェアは、聴覚障がいのある児童生徒の授業を支援する「こえみる」を4月1日から販売すると発表した。特別支援学校では、聴覚障がいのある児童生徒に対する授業を先生が口話や手話などの多様なコミュニケーション手段を利用して行っており、特に、生活や学習につながる言葉や文章を児童生徒に理解してもらうには、繰り返し教えることが必要となっている。そのため、口話や手話などと同時に先生の発話を文字で表示することで、児童生徒が正しい言葉や新しい言葉をすばやく身につけ理解を深めることを目的に、NTTサービスエボリューション研究所がこえみるを開発。その後、NTTソフトウェアにおいて製品化に向けた実証研究を実施している。こえみるは、聴覚障がいのある児童生徒のコミュニケーションにおける情報保障を目的に、先生が話した言葉を高度な音声認識技術を用いてテキストに変換し、電子黒板やタブレット端末にリアルタイムに表示する。従来、手話で伝えにくかった言葉を伝えやすくできるだけでなく、先生が話す言葉の電子化・保存により、パソコン・スマートフォンなどから授業の振り返りを簡単に行うことができる。これにより、特別支援学校の授業で実証研究を行い、実用化に向けて先生方からの要望を反映し、こえみるを改良。今後、全国の聴覚障がいのある児童生徒に対する授業を行っている特別支援学校への導入を推進していく。システムには「手話では伝えにくい言葉を伝えやすく」「授業の準備作業を軽減し、円滑な授業進行を支援」「簡易に授業内容の振り返りが可能」等といった特長がある。サービス提供価格は月額1万2500円(1教室)。クラウド環境を使わず自社にサーバを設置するSI型も提供するが、その際は「音声認識サーバ」と「管理・閲覧サーバ」が必要となる。
2015年03月25日ゆとり世代の特徴として、「自分からコミュニケーションを取りたがらない」と指摘されることが多いですよね。あなたも「彼氏ができないのは自分がコミュ障だから…」と、気にしたことはありませんか?でも、どんなに口下手でシャイな女子でも、そんな一面を好きになってくれる男性は案外いるものです。とはいえ、少しでもコミュ障を克服した方が、気になる人との距離はより図れるはず。今回は出会いの季節に向けて、ゆとり女子がコミュ障を脱却する方法について考えてみました。■自分を卑下しないコミュニケーションが苦手と感じているゆとり女子ほど、「私ってコミュ障だから…」と自分を卑下してしまう癖はありませんか?でも、コミュ障に限らず、ネガティブ思考は男性を困り顔にさせてしまいます。「俺、ブサイクだし…」とイケメンじゃないことを気にしている男性よりも、明るく元気に振舞っている男性の方が魅力的に映りますよね。実際、モテる男女ほどどことなく自信に満ちたオーラが漂っているものです。自分を卑下したままでは交流関係も広がりづらいので、まずは自分に自信をつけることを意識してみましょう。仕事に身を投じてもいいですし、新たにスポーツの趣味を持ってみても良し。自分のなかでの成功体験が増えていくと、人は物事に対して前向きになれます。どんなに小さなことでもいいので、自分が「すごい!」と思えることを見つける努力をしてみて。■笑顔、挨拶、感謝を忘れないあなたはどうして自分がコミュ障だと思いますか?男女問わず、コミュ障の自覚がある人は、普段人と話す機会が極端に少ない傾向にあるのかもしれません。よくゆとり世代は「傷つきやすい」「(上司が)ちょっと叱ると、すぐに『辞めたい』と言う」といった特徴が挙げられますが、これらもすべて「コミュニケーションの取り方に不慣れなこと」が原因として考えられそう。あなたがもし特定の人ばかりと付き合っているのなら、もっと交流関係を広げることを意識してみては?付き合いの長い友人と話すことは安心感がありますが、いろいろな人と交流を図ってみると自分の価値観に幅が生まれます。人付き合いを得て、自分の欠点が見えてきたり、自分の良さに気づくことは大いにあり得ることです。なので、日頃から笑顔を心掛けたり、人と会った時は挨拶をする癖をつけたり。人に何かしてもらったら、例え些細なことでも「ありがとう」と素直に言える心を大切にしたいですね。少しでも自分を変える努力をすることで、コミュ障は意外と簡単に克服できるのかもしれません。自分に自信を持つことができれば、毎日がもっと楽しく感じられ、恋愛意欲も高まっていくのではないでしょうか。
2015年03月16日ゼネラルパートナーズが運営する「障がい者総合研究所」では、20~60代の就業経験のある障がい者を対象に「仕事の悩みや不安」に関するアンケート調査を実施した。調査は10月15日~21日にかけて実施し、103名から有効回答を得た。普段、仕事をする上で、悩みや不安を感じることがあるか尋ねたところ、84%が「ある」と回答した。内訳を見ると、身体障がい者が76%、精神障がい者が95%で、精神障がい者の9割以上が悩みを抱えつつ仕事を行っていることがわかった。また、悩みや不安を感じる頻度について聞くと、56%が「よくある」と回答している。職場は相談しやすい雰囲気か聞くと、「はい」は31%、「いいえ」が69%で、相談しにくい雰囲気であることがわかる。内訳を見ると、身体障がい者の66%、精神障がい者の72%が「相談しやすい雰囲気がない」と回答している。仕事の悩みや不安の相談相手について尋ねたところ、1位は「社外の友人・知人」、2位は「家族」、3位は「誰にも相談できない」だった。実際の相談相手は、社外の人が多くなっていることから、相談体制の構築が採用企業にとっての大きな課題と言える。
2015年01月05日コミュ障・・・。大学で男女入り乱れて「ウェーイwww」といっているリア充たちを尻目に、彼ら、いえ、私達はひっそりとおとなしく、影を殺すかのように佇んでいます。今回は、そんなコミュ障にありがちな言動とともに、コミュ症解消策などをご紹介します。■1.慣れない相手にはカオナシ状態「『あっ、お願いします』とか『あ、あの、よろしくお願いします』とか、絶対最初になんかつけてしまう。自分でもカオナシかよって思う」コミュ障にとって、慣れない相手に話しかけるときのカオナシ状態はデフォルト。でもこれで自分の話し出すテンポを調整しているので、必要なんですよね。体育で走るときに、歩幅の調整をしたり、ちょっとした動きをつけてテンポをつかむような、あんな感じです。いつかは「あっ」て言わなくても話し出せるようになるはず。大丈夫、気に病まず頑張っていきましょう。■2.会話シミュレーションは必須「大勢の飲み会とかで、まずどの場所について、そこからどういうテンションで誰に話しかけて、もちろんその内容も事前に考えて頭のなかで1回言ってみて、その返答からどうやって和やかに場が進むか考える。」頭のなかでは完璧ですが、考えすぎてタイミング逃して話しかけられなかったり、仮にできたとしてもシミュレーションの饒舌さはどうしたのだ、と自分に問いたくなるぐらいうまくいかなかったりしますよね。ここはガッツリ計画をねって自分が話して、というのではなく、適当にその環の近くに行って、相槌を打つことから始めていきましょう。■3.常に自分が見られている気がする「話しかけたりできないから基本ぼっちなんだけど、『あいつぼっちだ~w』とか言われてるんじゃないかとか思ってしまう。ちょっと自分が動いた時に何処かで笑い声とかしたらひょええってなる」コミュ症の中でも、「話しかけたいけど話しかけられない」タイプのその理由は、「迷惑がられたらどうしよう」などの不安が大きかったりします。周りに悪く思われたくない、という意識が強いため、周りを気にして、さらに動きにくくなって・・・と苦しくなります。自分でもうすうす気づいていると思いますが、ただの自意識過剰です。また、ちょっとした動きを笑ってくるような人は友達になる必要もないので、無視していきましょう。■4.自分の世界に閉じこもる「人に話しかけられたりしてもびっくりするし、自分からもどうせ話しかけたりできないおから、もうイヤホンして自分の世界に引きこもってる。」ちなみにこの方、イヤホンはぼっちでも違和感を感じさせないツールみたいなもので、実は何も曲は流れてないのだとか。イヤホンをすることで心の安寧を手に入れることができるのなら、全然いいのではないでしょうか。誰にも違和感を感じさせず、自分の精神を守ることができますもんね。ちなみに筆者は買い物に行って店員さんに話しかけられたくない時は、何も流れていないイヤホンを装着しているので、そういった対策にもピッタリです。■5.一生懸命しゃべるけど自分でも何を言ってるかわからなくなってくる「質問とかで自分の考えとか、内容的には自分にも話せそうなこと聞かれたら一生懸命答えるけど、正直途中で自分でも何がどうなってるのかわかんなくなってくる。たぶんあんまり伝わってないと思う」コミュ症ひとみしりだからといって、必ずしも話すのがキライというわけでもなく、「これ!話せる!」と思ったものについては結構頑張って話したりします。でも、もとのトークスキルが低いのか、話しながら「あれ・・・?この話・・・私どうなってる?どういう意味・・・?」と、完全にトーク迷子になってしまうことも。一回ゆっくり落ちついて、要点をまとめてみてもいいかも。■おわりにいかがでしたか?総じて言えるのは、「考えすぎ」「頑張りすぎ」で空回りしてしまったり、がんじがらめになって動けなくなってしまったりします。意外と勢いで話しかけてみたらイケるものです。みなさんも、当たって砕けろ精神でやってみたら、意外と普通に話しかけられる、かもしれませんよ。(Sakura/ハウコレ)
2014年06月18日富士通は、障がい者雇用のさらなる促進に向け、「富士通ハーモニー株式会社」を12月2日に設立した。○障がい特性に配慮した職場環境を整備同社は、これまでも営業やシステムエンジニア、研究開発など、様々な職種で障がいのある人材の雇用を進めてきた。今回、より多くの人に働きやすい職場を継続して提供していくため、特例子会社を設立する。新会社では、個々の障がい特性に配慮した職場環境を整え、障がいがある人材がより活躍できる職場づくりを目指す。なお、同社は事業開始後、障害者の雇用の促進等に関する法律に基づく特例子会社の認定(※)を取得する予定。新会社の本社は、富士通川崎工場内。社長は富士通の総務人事本部長 植栗章夫氏が兼務する。事業内容は、オフィスサポート業務。資本金は1,000万円で、全額富士通が出資している。※一定の条件を満たすことにより、親会社とあわせて障がい者の雇用率を算定できる子会社のこと。
2013年12月03日(2012/02/15:編集部訂正)コミュ障についての医学的見地が欠けていたため、文章の一部を変更しております。誤解を招く表現をしてしまい、大変申し訳ございません。「コミュ力(「コミニュケーション能力」の略)」という言葉を、ネットでよく見かけますよね。コミニュケーションがどんどん複雑になる現代では、「空気を読む」ことや、「好感を持たれる」ことがとても重要に思えてしまいます。ですが、他人に気を遣いすぎて、「どうやって人と接していいか分からない」なんて、対人関係にプレッシャーを感じてしまう人も増えているとか。今回は、そんな「コミュニケーションに自信が無い」という人でも、もっと気楽に周囲と接していくために気をつけたいことをまとめました。■1.他人に期待しない「私がやってあげたからお礼になにかしてくれるはず」「この人だけは分かってくれるかも!」そんな風に人に期待するのはやめましょう。あなたは人に対して100%で返してあげられている自信がありますか?自分ができていないことを他人に求めるのはちょっと横柄かも。「まあ、この程度よね。」と、ちょっとあきらめムードで構えていましょう。他人にがっかりして落ち込むことがなくなります。■2.誰も自分のことを見ていないと気付くいつだって他人にどう見られるかを気にして震えている私たち。「いま、雰囲気を壊しちゃったかも。」「私がいることで皆イヤな気分になるかも…」もう、そういうのやめましょう。プライドが高く端っこに座っている私たちのことなんて、思うほど誰も見ていないのです。■3.どう思われたっていいじゃん!自分勝手に行動してみる「こんな事を言ったら、失礼かな」と、他人の気持ちを気にしすぎていませんか?人はそう簡単に傷つかないし、怒らない。意外と「鈍感」なのです。周りに気を使っているだけ時間の無駄!自分勝手に泣き笑ってやりましょう。■4.他人に質問してみる他人に少しでも興味を持ってみましょう。例えば、友人:「昨日○○商事のOB訪問に行ってさー」従来:「へえ!そうなんだ。(どうでもいいな)―終―」↓↓↓これから:「へえ、すごいじゃん。どうだった?」と、質問形式の返答に切り替えることです。メンドクサ……なんて思わず、まずチャレンジ。思いのほか会話が楽しくなってくるかも。■5.他人と比較することをやめる「みんなと比べて自分はなんてダメなんだろう」「でもあいつに比べたらまだマシだな」こんな風に他人との比較の中で、自分を確認していませんか?この他人と比較をして考えるクセはすべての元凶。常に他人を気にせずにはいられなくなってしまいます。他人という不確かな軸に生きるのではなく、ゆるぎない自分だけの軸を見つけましょう。■6.『べき』論者からの脱却あなたが仕事をするのは何のためですか?あなたががんばるのは何のためですか?「やらなきゃいけないから。」「私がやらなきゃ誰かに迷惑がかかるから。」そんな思いですべての仕事や役割をこなしている人、多いのでは?常に「やるべきこと」に追われる人生ってとてもつらいですよね。そろそろ『should』を脱して、『want』で動いてみませんか?自分の「やりたいこと」に全力で取り組んでいると、周りは自然と協力してくれますよ。■7.自分をほめてあげる「おれなんて」、「私なんて」と、他人に厳しく自分に厳しい皆さん。いつも自分を追い込んでばかりでは疲れてしまいます。時には自分をほめてあげましょう。他人の気持ちを一番に考えて行動するあなたはとっても優しい人間です。■おわりに全部取り入れる必要は全くなし。できる範囲でOKです。だんだん周りが気にならなくなってきたらいい傾向。心穏やかな毎日を手に入れるために、少しずつ頑張っていきましょう。(りつこ/ハウコレ)
2012年02月13日ユニス・シュライバー氏が設立ソニー生命が、知的発達障がいのある人々を対象とした国際的なスポーツ組織『スペシャルオリンピックス』の日本本部に、500万円の賛助金の贈呈を行った。スペシャルオリンピックスは、1968年にアメリカの故ケネディ大統領の妹であるユニス・シュライバー氏が、知的発達障がいの人々のための、スポーツを通じた社会参加を目指して設立した。同氏の姉ローズマリー氏には、知的発達障がいがあった。ボランティアとしてもソニー生命は昨年11月に行われた『2010年第5回スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム・大阪』においても、延べでおよそ950名の社員がボランティアスタッフとして参加。大会の運営に大きく貢献している。また平成24年2月に開催される予定の『2012年第5回スペシャルオリンピック日本冬季ナショナルゲーム・福島』においても、同様の取組を予定しているという。同社は今回の発表に際し、下記のようなコメントを発表した。ひとりでも多くの知的発達障がいのある方々の自立と社会参加をサポートし、多様性を認め合う優しい社会の形成に寄与していきたいという思いのもと、「スペシャルオリンピックス日本」を支援しております。
2011年01月29日「一麦寮のこころ自由な巨匠たち」制作アクサ生命保険は、滋賀県の知的障がい者施設「一麦寮」の利用者の作品を採用した、2011年のエイブルアートカレンダー「一麦寮のこころ自由な巨匠たち」を制作した。創作活動の一助にカレンダーに採用された4枚の絵は、「一麦寮」の寮生の手によるもの。アクサ生命では、色鮮やかでユニークな形が描かれた絵の力に着目し、2011年カレンダーとして顧客や取引先に届けて一麦寮の創作活動の一助になりたいとしている。CR活動の一環として一麦寮は、1961年に年長知的障がい児の施設として大津市に設立され、1974年に知的障がい者更生施設へ移行した。現在は男女混合の成人施設として運営されている。一麦寮では、古くから創作活動が盛んで、自由な発想から生み出される作品が、これまでも国内外の美術館関係者から高い評価を受けている。アクサ生命の今回の取り組みは、CR(コーポレート・レスポンシビリティ:企業の社会責任)活動の一環として実施された。
2010年11月08日