Netflixの人気リアリティー番組「クィア・アイ」から、メインキャストの一人であるボビー・バークが卒業することが分かった。本人がSNSで発表した。ボビー・バークは、来年1月に配信されるシーズン8が最後の出演になるという。「『クィア・アイ』での旅は終わるけれど、あなたたちとの旅は終わらないよ。すぐにまたぼくを見ることになる」と新たなプロジェクトの始まりをほのめかしている。「クィア・アイ」は、インテリア担当のボビー、料理担当のアントニ、ファッション担当のタン、カルチャー担当のカラモ、美容担当のジョナサンの「ファブ5」と呼ばれるその道のプロが、依頼人の内面も外見も素敵に改造するという番組。2018年から配信されており、日本で撮影を行ったこともある。ファブ5のメンバーは、ボビーが卒業発表した投稿のコメント欄にメッセージを送った。アントニは「#foreverthefab5(ファブ5は永遠に)だよ、本当に。忘れないでね!」、カラモは「ボビー。なにがあってもぼくたちは#foreverthefab5だ。Netflixのお問合せコーナーに『ボビーは辞めちゃダメだ!』とメールをしようかと思ったよ」、ジョナサンはシンプルに赤いハートの絵文字を3つ。タンからのメッセージはまだない模様。ファンは「ボビーが辞めても番組は続くの?」とXで質問を投げかけているが、同番組はすでにシーズン9の製作が決定している。「ヤダヤダ」「なぜ?」と惜しむ声や「もしかして、スピンオフ番組を持つとか?」とこれからの活動に期待する声を寄せている。(賀来比呂美)
2023年11月14日Netflixで来年1月4日に配信開始となるドラマ「The Brothers Sun(原題)」の予告編が公開された。舞台は台湾とロサンゼルス。チャールズ(ジャスティン・チエン)は台湾の犯罪組織のボスの長男として育ち、冷酷な殺人者になるべく訓練されてきたが、父親が謎の暗殺者に撃たれたことをきっかけにロサンゼルスへと赴く。そこに住む母親アイリーン(ミシェル・ヨー)と弟ブルース(サム・ソン・リー)を守るために…。「守る」と言っても予告編を観る限り、アイリーンはかなり肝の据わった「強い母」の模様。冒頭で次男が「兄貴がぼくを殴った」とアイリーンに言いつけると、彼女は「家族を殴るなんてことはしないでしょ!」と注意しつつ、次の瞬間に目の前の長男を平手打ち。「この世にもう安全な場所なんてない」と覚悟を決めたようなセリフをつぶやいたり、電動ドリルで死体とみられるものに「なにか」をして息子たちに驚かれたりと、ただものではない様子を見せている。予告編を観たファンは、「ミシェル・ヨーは本当にかっこいい。女版ジョン・ウィックだ」「内容を知らずともミシェル・ヨーというだけで観たい」「この作品が観たいがためにNetflixにまた入っちゃいそうだ」と大きな期待を寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年11月13日先週末、ティモシー・シャラメが「サタデー・ナイト・ライブ」で2回目のホストを務めた。コメディトリオの「Please Don't Destroy」と共にスキット(寸劇)にも出演したのだが、これの内容に視聴者から厳しい批判が寄せられている。スキットでティモシーが演じているのは自殺願望を持つミュージシャンのフランクで、ビルの窓から飛び降りようとしている。それを目撃した「Please Don't Destroy」のメンバーが、「あなたには大切な人や大切なものが、なにかあるでしょう?」と地上から必死に語り掛ける。するとフランクは「音楽だ。音楽を作ったけれど、臆病者だからだれにも聴かせたことがないんだ」と話す。メンバーたちはフランクに自殺を思いとどまらせようと、「音楽を聴かせて」と頼む。フランクは喜んで聴かせるが、その音楽は非常に冴えないもので、メンバーたちは困惑しながらもなんとか褒め称える。気をよくしたフランクはもう一曲聴かせ、さらに「インスタでシェアしてくれる?」とノリノリだ。メンバーは「それで死にたいという思いがなくなるなら」と快諾。フランクにバンド名を尋ねると「ハマス。H-A-M-A-S」と返し、メンバーは「ハマス?ハマスの曲なんてインスタに載せないよ!」と拒否するというもの。イスラエルとイスラム組織ハマスによる軍事衝突により、パレスチナ・ガザ地区への大規模な攻撃が続く現在、このようなスキットは「ありえない」「全然ジョークにならない」などの批判がXに殺到中だ。(賀来比呂美)
2023年11月13日先週、ディズニー×ピクサーが『インサイド・ヘッド』の続編『Inside Out 2(原題)』の予告編を公開した。公開から24時間で再生回数が1億5700万回を突破し、ディズニー映画としては『アナと雪の女王2』を超える歴代最多記録を達成した。これを受け、ピクサーの最高クリエイティブ責任者で今作の監督でもあるピート・ドクターは「たくさんの方が『Inside Out 2』の予告編を観るために、アクセスしてくれたことをとてもうれしく思います」と喜びのコメントを寄せた。「1作目が公開された時、みなさんの頭の中にある小さな声、つまり感情を可視化する物語を伝えることで、1本の映画には収まりきらないくらい多くのことを掘り下げられるとわかっていました」と、続編製作は必然だと思っていたことも明かしている。「現在までに寄せられた予告編への大きな反響に、この上なく感謝しています。チェックしてくれたみなさん、ありがとう。来年の夏にみなさんに観てもらうのが楽しみです」。『Inside Out 2』の予告編では、前作のメインキャラクターたちに新しい感情のAnxiety(不安)が加わったことがわかった。声優は「ストレンジャー・シングス」のマヤ・ホークが務めており、前作のファンからもキャスティング、予告編共に好評だ。『Inside Out 2(原題)』は2024年6月14日全米公開予定。(賀来比呂美)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開© 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2023年11月13日Netflixが、ニコロデオンの人気アニメ「アバター:伝説の少年アン」を実写ドラマ化。予告編の公開と共に、2024年2月22日から本編を配信予定であることを発表した。主人公のアンを演じるのはゴードン・コーミエ。カタラ役にギャウンディーヨ、サカ役にイアン・オウズリー(「13の理由)、ズーコ王子役にダラス・リウ(『シャン・チー/テン・リングスの伝説』、アイロー将軍にポール・サン=ヒョンジュ・リー(「マンダロリアン」)、火の王ロザイ役にダニエル・デイ・キム(「LOST」)、ジャオ提督にケン・レオン(「LOST」)が起用されている。実写ドラマのタイトルは「Avatar: The Last Airbender(原題)」。かつて世界には水の国、火の国、土の国、気の国の4つの王国があり、4つの「エレメント」と呼ばれる能力を全てマスターしたアバターによって均衡が保たれていた。しかし、火の国が反乱を起こし、世界征服への一歩を踏み出したことで全ては変わってしまう。少年アンは次のアバターとして正当な地位を得るべく、サカやカタラと冒険に繰り出す。予告編を観たファンの感想は、「アニメのファンだからこそ実写には期待していなかったんだけど、とてもいいじゃないか!」「泣いています。全身に鳥肌も立っています。子どもの頃の思い出がよみがえったよ」「キャストが役にぴったり合っている!」などと大好評。「アバター:伝説の少年アン」は、過去にも実写化されたことがある。2010年公開のM・ナイト・シャマラン監督作『エアベンダー』だ。(賀来比呂美)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年11月10日2015年に公開されたピクサー&ディズニーアニメ『インサイド・ヘッド』の続編『Inside out 2(原題)』のティザー予告が解禁となった。前作は、11歳の少女ライリーの頭の中の「ヨロコビ」「カナシミ」「ムカムカ」「ビビリ」「イカリ」という5つの感情を擬人化したキャラクターが、ライリーを幸せにしようと奮闘する物語。今作ではライリーはティーンエイジャーに成長。ある日、頭の中の司令部でサイレンが鳴り、感情たちを慌てさせる。突然「デモの日だ!」と称してやってきた青、緑、紫の感情の軍団がひとしきり大暴れし、「彼女は準備完了だ」と言って帰っていく。そして現れたのはオレンジ色の「Anxiety(不安)」という新しい感情だった。びっくりして声を上げる感情たちをかばい、Anxietyの目の前に立ちはだかるヨロコビ。「私の荷物、どこに置けばいい?」「ごめんなさい。私たち、第一印象をよくしなきゃと思って」とまくしたてるAnxietyに、ムカムカが「“私たち”ってどういうこと?」といぶかしげに尋ねるシーンでティザーは終了する。声優キャストは、ヨロコビはエイミー・ポーラー、カナシミはフィリス・スミス、イカリはルイス・ブラックが続投し、ビビリはビル・ヘイダーからトニー・ヘイルに交代。新キャラAnxietyは、「ストレンジャー・シングス」のマヤ・ホークが務めている。映画ファンから「『インサイド・ヘッド』は本当に続編を作るべき映画だと思っていたからとても楽しみ」「『不安』がマヤ・ホークって、ぴったりすぎる!」「9年も待ってたよ」などの感想が寄せられている。(賀来比呂美)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開© 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2023年11月10日ハリウッドで118日間続いていた全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキが、ついに終結を迎える。同組合の交渉委員会が、満場一致で交渉相手の全米映画テレビ制作者協会(AMPTP)との暫定合意に達し、「ストライキは11月9日の木曜日、午前12時1分に正式に終了します」という声明を出した。組合員の最低賃金の引き上げ、ストリーミング配信による俳優への収益配分の変更、AIの使用における規制など、組合がAMPTP側に要求していたことが通ったとのこと。SAG-AFTRAは、5月2日から大規模なストライキに突入した全米脚本家組合(WGA)に続く形で7月14日からストライキに入った。両者のダブル・ストライキは1960年から63年ぶり。WGAは9月27日に一足早くストライキを終えていた。SAG-AFTRAのスト中は、原則として俳優は映画やテレビの撮影に参加できず、プロモーション活動もNGだったため、興行収入に大きな影響が出たとみられている。今年の夏は『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』主演のトム・クルーズ、『バービー』主演のマーゴット・ロビーらがプロモーション来日予定だったが、キャンセルとなった。スト終結により、アレック・ボールドウィン、マンディ・ムーア、「ストレンジャー・シングス」のノア・シュナップ、ジョー・ルッソ監督らが喜びの声や祝福メッセージをSNSにアップしている。(賀来比呂美)
2023年11月09日今年9月、ラスベガスに球体型アリーナ「スフィア」がオープンした。11月8日(現地時間)、この建物を包み込む巨大なLEDスクリーンに、11月10日に日米同時公開となる『マーベルズ』のキャラクター・グースが映し出され、話題となっている。グースは『キャプテン・マーベル』に登場した茶トラの猫。見た目は猫なのだが、実はエイリアンのフラーケンであり、なんでも丸ごと飲み込んでしまうという能力を持つ。グースのファンは多く、『マーベルズ』での活躍にも期待しているという声を寄せていた。スフィアのスクリーンに映し出されたグースは、はじめは“普通の猫”のようにレーザーポインターの点に興味を持って目で追い、手で捕まえようとする。しかし、しびれを切らすと口からタコのような多数の触手を出し、画面いっぱいにそのちょっとグロテスクな触手が広がる…というプロモーション映像だ。同日はラスベガスで『マーベルズ』の上映会も行われたという。マーベルの公式Xアカウントは「ラスベ“グース”へようこそ!」と、映像を紹介。映画ファンは「スフィアの使い方、完璧!」「宣伝のセンスが最高」「これぞ広告だよね」と好意的な感想を寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:マーベルズ 11月10日(金)全国劇場公開©Marvel Studios 2023
2023年11月09日2021年、クエンティン・タランティーノ監督がロサンゼルスのロスフェリスにある老舗映画館「ヴィスタ・シアター」を購入した。改装のためしばらく営業停止していたが、いよいよ11月17日に再オープンするという。11月11日にはお披露目とヴィスタ・シアターの100周年祝いを兼ねた特別上映会を開催。司会を務めるタランティーノ監督の代表作『トゥルー・ロマンス』を35mmフィルムで上映する。1993年に製作され、クリスチャン・スレーター&パトリシア・アークエットが主演した同作には、ヴィスタ・シアターで撮影されたシーンがある。チケットはすでに完売。観客にはソフトドリンクと記念容器に入ったポップコーンが上映前に配られる。「チケット、買えなかったよ!」「すぐ完売だった」「チケットを予約するウェブサイトがクラッシュしていたよ?」と、映画ファンのコメントによるとチケットの争奪戦が繰り広げられたことがうかがえる。再オープン後は17日からイーライ・ロス監督の『サンクスギビング』(35mm)、22日からリドリー・スコット監督の『ナポレオン』(70mm)がレギュラー作品として上映される。ヴィスタ・シアターには「コフィー」という名のカフェも併設。タランティーノ監督作『ジャッキー・ブラウン』に影響を与えたパム・グリア主演作『コフィー』にちなんでつけられたという。パムは『ジャッキー・ブラウン』の主演俳優でもある。(賀来比呂美)
2023年11月08日任天堂が人気ゲーム「ゼルダの伝説」の実写映画の企画開発を開始したと発表した。同社代表取締役フェローの宮本茂氏と、『スパイダーマン』シリーズ、『ヴェノム』シリーズなどを手掛けてきたプロデューサーのアヴィ・アラッドが共同で進めるという。世界中の「ゼルダの伝説」のファンは、「まずはアニメ化かと思ったら、実写化か!」「映画化を本当にずっと待ち望んでいたのでうれしい。ついに!」「ゲームから実写映画化された『名探偵ピカチュウ』や『ソニック・ザ・ムービー』のような、よい作品になりますように」と喜びや期待の声を上げている。監督は『メイズ・ランナー』シリーズ、『猿の惑星:キングダム』のウェス・ボールに決定しているという。「ボール監督なら最高のものを作ってくれるはず!」「彼なら間違いない」と、ファンは太鼓判を押す。すでに、理想のキャストを挙げているファンも。主人公のリンク役にはトム・ホランド、ティモシー・シャラメなどの名前が挙がった。実は昨年、AIを使用して作った実写映画版『ゼルダの伝説』のポスターがネット上に出回り、それを信じてしまう人が続出した。このポスターには、トム・ホランド(リンク)、エマ・ワトソン(ゼルダ)、イドリス・エルバ(ガノン)、ダニー・デヴィート(チンクル)らがそれぞれの役に扮した姿が掲載されていた。(賀来比呂美)
2023年11月08日ニア・ダコスタ監督作『マーベルズ』より、最終予告編が公開された。最終予告編はアベンジャーズ対サノスの戦いの回想からスタート。「サノスを倒したけれど、これで終わりではない」というキャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)の言葉通り、新たな敵が出現する。キャプテン・マーベルに恨みを抱える謎の敵ダー・ベン(ゾウイ・アシュトン)だ。これまで一人で戦ってきたキャプテン・マーベルは、モニカ・ランボー(テヨナ・パリス)、カマラ・カーン/ミズ・マーベル(イマン・ヴェラーニ)はチームを結成し、ダー・ベンに立ち向かう。後半には『マイティ・ソー バトルロイヤル』『ソー:ラブ&サンダー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』に登場したヴァルキリー(テッサ・トンプソン)がカメオ出演しており、映画ファンから「予想外だ!」「ガールズパワー集結!」と反響を呼んでいる。また、サミュエル・L・ジャクソン演じるニック・フューリーが「彼らがやってきた」とさらなるキャラクターのサプライズ登場を匂わせており、一瞬その姿が映る。これに対して「『X-MEN』のストームかな?」と予想する人も。果たしてその正体は…?『マーベルズ』は11月10日に日米同時公開。(賀来比呂美)■関連作品:マーベルズ 11月10日(金)全国劇場公開©Marvel Studios 2023
2023年11月08日Appleが、「スヌーピー」で知られるチャールズ・M・シュルツの「ピーナッツ」の長編アニメ映画(タイトル未定)の製作を発表した。製作会社は「ワイルドブレイン」。監督は『ILOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』のスティーヴ・マルティノ。脚本は、同作を手掛けたクレイグ&ブライアン・シュルツ、コーネリアス・ウリアーノに『チキンラン』のカーリー・カークパトリックが加わり、共同執筆する。製作は『ヒックとドラゴン』のボニー・アーノルド。Appleの子供番組部門の責任者タラ・ソレンセンは「スヌーピー、チャーリー・ブラウン、そして仲間たちが大都市で繰り広げるハートウォーミングな新しい冒険を、みなさんに体験してもらうのが待ちきれません」とコメント。“大都市”がどこであるかは発表されていないが、公開された画像にはニューヨークの雰囲気漂う街が写っている。スヌーピー、チャーリー・ブラウンのほか、ライナス、ルーシー、フランクリン、シュローダー、ペパーミント・パティ、マーシーの姿も。原作者の息子で脚本家のクレイグ・シュルツは、「父が遺したものを、私と息子のブライアン、それに彼の執筆パートナーであるニール(コーネリアス)のオリジナルストーリーで引き継ぐことができるというのは、すごく特別なことです」と語っている。(賀来比呂美)
2023年11月07日11月10日に公開となる『マーベルズ』のニア・ダコスタ監督が、上映時間に対するこだわりを「Digital Spy」に語った。同作の上映時間は105分で、MCU映画史上最も短い作品となる。これまでは共に112分の『インクレディブル・ハルク』と『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』が最短映画だった。「本当に、2時間以内に収めたかったんです。映画製作ではいつでも上映時間のことを考えています。必要でなければ、長くする必要はないと思っているので。1時間45分というのは、映画としてかなり平均的です。だからみんなすごく喜んでいるんですよ」とダコスタ監督。今作が「最短のMCU映画になるらしい」とは以前からうわさされており、9月末には「105分」という数字がAMCシアターのHPに掲載され(その後、一時的に削除)話題になった。これに関して、ダコスタ監督は「私はただ、映画にとって正しいことをすればいいと思っています。報道されるまで上映時間が話題になるなんて知りませんでした。とにかく、映画のために正しいことをしなければという思いです」と話した。映画ファンは「マーベルの映画を2時間以内にまとめるのは挑戦的だ」「映画は2時間以内であってほしい。多くの映画はやたらと膨らませすぎる」「私は上映時間よりもテンポの良さを重視している」などのコメントをXに寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:マーベルズ 11月10日(金)全国劇場公開©Marvel Studios 2023
2023年11月07日『レディ・バード』『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のシアーシャ・ローナンの次回作が、『Bad Apples(原題)』に決定した。原作はスウェーデンのラスムス・アンデルソンのデビュー小説「De Oönskade」。監督はスウェーデン出身のジョナタン・エツラーで、今作が英語映画の長編デビュー作となる。今作のジャンルは「スリラー要素のある風刺が効いたコメディ」で、シアーシャが演じるのは主人公の小学校教師マリア。10歳の生徒のクラスを受け持つマリアは、日々生徒たちに刺激や意欲を吹き込もうと奮闘していた。しかし、ある一人の生徒エリックの暴力的で無秩序な行動によりそれができなくなり、マリアは誤った選択をしてしまう。思いがけず、エリックを自宅に閉じ込めることになってしまったマリア。どうにか引き返したいと思うも、エリックの不在にスタッフや保護者達が大喜びしていることから、マリアはとんでもない窮地に立たされていることを実感し…。撮影は2024年春にイギリスで開始予定だという。(賀来比呂美)
2023年11月06日11月3日(現地時間)、10月28日に急逝したマシュー・ペリー(「フレンズ」チャンドラー役)の葬儀がロサンゼルスのフォレストローン記念公園で執り行われた。「People」誌など複数のメディアが報じた。マシューの家族のほか、「フレンズ」で共演したジェニファー・アニストン、リサ・クドロー、コートニー・コックス、マット・ルブランク、デヴィッド・シュワイマーが出席したという。また、関係者によると葬儀の締めくくりにはマットが好きだったピーター・ガブリエル&ケイト・ブッシュの歌「Don’t Give Up」が流れたとのこと。マシューのファンは、「マシューは私の子ども時代をすべて占めていた人。『フレンズ』の中で大好きなキャラクターでした」「さようなら、チャンドラー・ビング。どうか安らかに眠ってください」「あなたに何度泣くほど笑わせてもらったでしょうか。決してあなたのことは忘れません」などのコメントをXに寄せている。マシューが埋葬された同公園は、マットたちが1994年から10年にわたって「フレンズ」を撮影したワーナー・ブラザースのすぐそば。デビー・レイノルズ&キャリー・フィッシャー母娘、ブリタニー・マーフィ、ポール・ウォーカー、2022年8月に交通事故で亡くなったアン・ヘッシュらハリウッド俳優たちも眠っている。(賀来比呂美)■関連作品:フレンズ [海外TVドラマ]
2023年11月06日ブラックフライデーセールを控える米スーパーマーケットチェーン「ウォルマート」が、2004年に公開され、いまだカルト的人気を誇る『ミーン・ガールズ』とのコラボCMを公開した。キャストには、リンジー・ローハン(ケイディ役)、アマンダ・サイフリッド(カレン役)、レイシー・シャベール(グレッチェン役)、ダニエル・フランゼーゼ(ダミアン役)、ラジブ・スレンドラ(ケヴィン役)らが再集結。残念ながらレジーナ役のレイチェル・マクアダムスは出演していない。CMの舞台は現在のノースショア高校。ケイディはスクールカウンセラー、カレンは『ミーン・ガールズ』で発揮していた個性を生かしてお天気レポーター、グレッチェンはママになっている。グレッチェンの娘はノースショア高校に通っており、グレッチェンがかつてケイディたちと所属していた女子グループ「プラスティックス」の一員のようなタイプだ。「絶対に変わらないというものはある。相変わらず水曜日はピンクの服を着るけれど、いまはウォルマートのブラックフライデーセールで買い物もする」とケイディのナレーションが入るなど、『ミーン・ガールズ』の世界観とウォルマートのお得情報をほどよくミックスさせたCMで、映画ファンから大好評。「最高!このCMを考えた人に報奨金を支給するべき」「素晴らしいマーケティング」「このまま続編を作ってほしい!」「本物の映画を作るべきだ」などの感想が寄せられている。(賀来比呂美)
2023年11月02日自他共に認める「クリスマスの女王」ことマライア・キャリーが、今年もクリスマスに向けて動き始めた。ここ数年、11月に入るとインターネット上では「マライアが解凍されてクリスマスシーズンが到来!」というジョークでにぎわうのだが、今年はマライア本人が“解凍”されてしまうおもしろ動画を公開した。動画は10月31日ハロウィンの夜11時59分から、11月1日になった瞬間の出来事を収めたもの。金庫のようなドアが開き、中では氷漬けになっているマライアを『13日の金曜日』のジェイソン、『スクリーム』のゴーストフェイス、パンプキンのお面を付けた人たちが、ドライヤーで必死にとかしている。しばらくすると氷の中で動きが…。マライアの「It’s Time(そろそろだ)!」という高音ボイスで氷にひびが入り、中からサンタのコスプレをしたマライアが現れた。BGMはマライアの代表曲「恋人たちのクリスマス」が流れ、周りもクリスマスツリーやトナカイ、雪だるまなどのクリスマスムードにあふれる雰囲気に様変わり。マライアの子どものモンローちゃん&モロッカンくんも出演し、花を添えている。ファンは「オーマイゴッド!その時期だね」「ツイッターで始まった“解凍ミーム”をこうしてプロモーション活動に使うとは。マーケティングの天才だ」「マライアが正式に解凍されている!」などの感想を寄せている。(賀来比呂美)
2023年11月02日『ジョーカー』、続編の『Joker: Folie à deux(原題)』で撮影監督を務めるローレンス・シャーが「Definition Magazine」のインタビューに応じ、同作について語った。「来年、ジョーカーの新しい映画をリリースします。いま、撮影後の編集の最終段階なんですよ。かなりリスキーな映画です。観客は驚くことになるでしょう。みなさんに観ていただくのが待ち遠しいです」と、同作が「リスクが高い」映画になることを匂わせた。続編については、製作決定後明らかになっている情報はわずかだ。ホアキンが引き続きジョーカーを演じ、レディー・ガガがハーレイ・クイン役で加わること。ミュージカル映画になること。そして舞台がアーカム・アサイラム(精神科病院)であるらしいということ。また、シャーは以前、今作がフランシス・フォード・コッポラ監督の『ワン・フロム・ザ・ハート』から視覚的なインスピレーションを受けているとも話したことがある。監督のトッド・フィリップスは、今年4月6日に撮影を終えたことをインスタグラムで報告しており、ホアキン、ガガ、キャストと「最高のスタッフたち」に感謝を伝えていた。「リスキーな映画」と聞いた映画ファンは、「私たちが信じているガガとホアキンだから。絶対にこれは“シネマ”になる」「ミュージカルであることは、楽しみでもありすごく怖くもある」「リスクは大好きです」「早く観たい」などの感想を寄せている。『Joker: Folie à deux』は2024年10月4日公開予定。(賀来比呂美)■関連作品:ジョーカー 2019年10月4日より全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”
2023年11月01日2021年夏から交際中のチャニング・テイタムとゾーイ・クラヴィッツが婚約したという。関係者が「People」誌に認めた。10月28日(現地時間)、2人はケンダル・ジェンナーが開催したハロウィンパーティーに手をつないでやってきた。ゾーイはホラー映画『ローズマリーの赤ちゃん』のローズマリー、チャニングは赤ちゃんの仮装で参加。おもちゃのナイフを握るゾーイの左手薬指に、大きなダイアモンドの指輪が輝いていたことから婚約がうわさされていた。2人は、ゾーイの監督デビュー作『Pussy Island(原題)』にチャニングが出演したことをきっかけに出会い、交際をスタート。チャニングは、初めて監督を務めることで緊張やストレスを抱えるゾーイを終始サポートしたという。2人の婚約に、Xには「そもそも2人が付き合っていることさえも知らなかった。びっくり!」「マジック・マイク&キャットウーマン、おめでとう!」「末永くお幸せに」「素敵なカップル」などのメッセージが寄せられている。ゾーイは俳優のカール・グラスマン、チャニングはジェナ・ディーワンとの婚姻歴があり、どちらも2回目の結婚となる。チャニングにはジェナとの間に10歳の娘エヴァリーちゃんがいる。(賀来比呂美)
2023年11月01日マテル社が、実写映画『バービー』でライアン・ゴズリングが演じたケンをモデルとしたケン人形を発売することが分かった。同社がSNSで発表した。ライアン版ケン人形は、劇中でライアンが着ていた「I’m Kenough(ケン+イナフ…バービーのお飾りじゃない、自分自身の個性を発見したケンの意)」と刺繍されたタイダイ柄のパーカーを着用。頭に巻いているバンダナなど、ほかのアイテムも再現度が高い。顔については「ライアン・ゴズリングに似せて作った」という。価格は50ドル(約7500円)。配送日については「2024年10月31日またはその前に」とのこと。商品については「実写映画『バービー』で、自己発見をするケンを演じてくれたライアン・ゴズリングに感謝します。あの瞬間は、世界中の何百万人もの人にインスピレーションを与え、たちまち象徴的なものになりました」と説明されている。なお、タイダイ柄のパーカーは成人用の商品も販売されており、「今年のマストハブ」としてマテル社がケン人形と共にオススメしている。価格は60ドル(約9000円)。ライアン版ケン人形は、現在マテルのオンラインショップでプレオーダーを受け付けている。締め切りは現地時間11月14日。(賀来比呂美)
2023年10月31日「フレンズ」のメインキャストであるジェニファー・アニストン(レイチェル役)、リサ・クドロー(フィービー役)、コートニー・コックス(モニカ役)、デヴィッド・シュワイマー(ロス役)、マット・ルブランク(ジョーイ役)が、10月28日に亡くなったマシュー・ペリー(チャンドラー役)に連名でコメントを発表した。「マシューを失い、私たちは大変ショックを受けています。私たちはただの共演者ではなく、家族でした。お話ししたいことはたくさんありますが、いまは計り知れない喪失を悲しむ時間を持ちたいと思います。いずれ、お伝えできるようになったらそうしますね。いまはマッティのご家族、友人、そして彼を愛した世界中のみなさんに私たちの思いと愛を送ります」。「フレンズ」のファンは「また泣けてきた」「つらい」「5人は家族の一人を失って嘆いている。そっとしておいてあげよう」などのメッセージをXに投稿している。5人とマットは1994年から2004年までシーズン10にわたって「フレンズ」で共演し、友情を築いた。放送終了後も固い絆で結ばれ、2021年には同窓会スペシャル番組「フレンズ:ザ・リユニオン」が実現。ファンを喜ばせた。(賀来比呂美)■関連作品:フレンズ [海外TVドラマ]
2023年10月31日『エクスペンダブルズ』シリーズのジェイソン・ステイサムとシルヴェスター・スタローンが、再びアクション映画『Levon’s Trade(原題)』でタッグを組むことが分かった。「Deadline」が報じた。ジェイソンは主演、スタローンは脚本を担当するという。スタローンが脚本を手掛けるのは『クリード 炎の宿敵』『ランボー ラスト・ブラッド』から4、5年ぶり。監督は『スーサイド・スクワッド』のデヴィッド・エアー。原作はチャック・ディクソンの同名小説。製作は「Black Bear」社と「BlockFilm」社が行う。エアー監督、クリス・ロング、ジェイソン、スタローンも製作陣に名を連ねる。2024年3月から製作がスタート。原作となるのはレヴォン・ケイドを主人公としたベストセラーシリーズ11作のうちの1作目。レヴォンは元犯罪者だが、現在は建設業界で働きまっとうな生活をしている。しかし、上司の10代の娘が失踪したことにより、レヴォンは秘密工作の闇の世界で活動していた時に神話的な存在となったスキルを再発揮することが求められて…。スタローンが脚本、ジェイソンが主演を務めた作品は今作のほかにも2013年の『バトルフロント』がある。また、ジェイソン主演&エアー監督作には今年公開のアクション映画『The Beekeeper(原題)』があり、Xでは3人が集う今作に大きな期待が寄せられている。(賀来比呂美)
2023年10月30日「フレンズ」のチャンドラー役で知られるマシュー・ペリーが亡くなったことが分かった。「TMZ.com」によると、マシューは28日の朝(現地時間)、ピックルボール(スポーツ)を数時間楽しんだ後帰宅。その後、お使いを頼まれて家に戻ってきたアシスタントが、浴槽内で意識がない状態のマシューを発見し、911に通報したとのこと。詳しい死因については調査中だが溺死とみられ、現在のところ事件性はないという。享年54。マシューの家族は「私たちの最愛の息子、兄弟を失うという悲劇に打ちのめされています。マシューは俳優としても友人としても、世界に喜びをもたらしてくれました」とコメントし、マシューのファンに「たくさんの愛をありがとうございます」と感謝の意も評した。「フレンズ」の公式Xアカウントは「マシュー・ペリーが亡くなったと聞き、大変ショックを受けています。彼は私たちみんなにとって、本物のギフトでした。彼のご家族、大切な人たち、すべてのファンにお悔やみを申し上げます」とメッセージをポストした。同ドラマの共同クリエイターのマルタ・カウフマン&デヴィッド・クレイン、製作総指揮のケヴィン・ブライトは、「私たちは大好きな友人のマシューの死にショックを受け、本当に深く悲しんでいます。いまも、こんなことがありえるのかと思ってしまいます。私たちが言えるのは、私たちの人生の一部に彼が存在してくれたことが幸せだったということです」と共同声明を発表。マシューの俳優としての素晴らしい才能について触れ、チャンドラー役は「彼以外にいない」と称えた。(賀来比呂美)■関連作品:フレンズ [海外TVドラマ]
2023年10月30日タロン・エジャトンが犯罪スリラー映画『She Rides Shotgun(原題)』に主演することが分かった。原作は、2018年にアメリカ探偵作家クラブが主催するエドガー賞の「最優秀新人賞」を受賞した、ジョーダン・ハーパー著の同名小説。タロンは刑務所から出所後、再出発を目指す主人公ネイトを演じる。ネイトは出所後、服役中に仕えていた犯罪組織と手を切るが、それを許さないギャングたちは報復としてネイトの家族を狙う。そこでネイトは11歳の娘ポリーを連れて、逃亡することに…というストーリー。監督は『Calm with Horses(原題)』のニック・ローランド、脚本は『ステファニー 死体と暮らす少女』のベン・コリンズ&ルーク・ピオトロフスキが担当する。原作者のハーパーはXで本件について報告しており、「おめでとうございます!『Calm with Horses』の監督だって?最高ですね」というフォロワーの声に対して「そうなんですよ。監督が彼に決まったと聞いてとても興奮しました」と返信している。『Calm with Horses』は2020年に英国アカデミー賞で4部門にノミネートされた作品。バリー・コーガンが助演男優賞候補に選ばれた。ほかにも「完璧なキャスティング!」「私の大好きな本が、私の大好きな俳優で映画化。待ち遠しい」「原作が最高だったから映画化を待ち望んでいた」などのコメントが寄せられている。『She Rides Shotgun』は、全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)の許可を得て2024年初頭に製作を開始するという。(賀来比呂美)
2023年10月27日『ファンタスティック・ビースト』シリーズのデヴィッド・イェーツ監督が、同シリーズの続編製作が「棚上げ状態」であることを「Total Film Magazine」に明かした。「(『ファンタスティック・ビースト』シリーズを)これまでに3本作ってきました。最後の1本はパンデミック中ということもあり、すごく楽しかったけれどもつらくもありました。ワクチンがまだない時に撮影していたんですよ。ありがたいことにだれも病気になりませんでしたが、非常に細かい規則が定められていました」とコロナ禍の映画製作についてふり返った。その最後の1本とは2022年に公開された『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』のことで、イェーツ監督が「私たちみんなが誇りに思っている」作品だという。「あの作品が世界で公開された時、ちょっと立ち止まって小休止を取り、ゆっくりしようということになったんです」と語っている。『ファンタスティック・ビースト』シリーズは、ずいぶん前から全5部作と報じられていたが、これに対してイェーツ監督は「私たちのほぼ全員にとって驚きでした」という。「ジョー(原作者で脚本担当のJ・K・ローリング)がプレス試写会で自発的に口にしたことであり、誰も『5本ある』とは言っていませんでしたし、私たちはとにかく1本目に力を注いでいました。いつかは(製作に)戻ってくるとは思いますが、ジョーとも(プロデューサーの)デヴィッド・ヘイマンとも、ワーナー・ブラザースとも(続編の)話はしていませんね。ですからちょっと休んでいるんです」と4作目以降については製作に着手していないことを明らかにした。(賀来比呂美)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 2022年4月8日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved Wizarding World™ Publishing Rights © J.K. Rowling WIZARDING WORLD and all related characters and elements are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc.
2023年10月27日ダニエル・ラドクリフが『ハリー・ポッター』シリーズで自身のスタントダブル(スタントマン兼ボディダブル)を務めたデヴィッド・ホームズのドキュメンタリーを製作したという。タイトルは「David Holmes: The Boy Who lived(原題)」で、製作局はHBO。デヴィッドは、同シリーズの1作目『賢者の石』から7作目『死の秘宝 PART1』まで約10年間ダニエルのスタントダブルを務めたが、『死の秘宝 PART1』の撮影現場で負傷し、胸から下が麻痺したという。昨日、デヴィッドはインスタグラムで今作に「4年費やして作った極秘プロジェクト」と紹介。「スタントマンの仕事は私にとって天職で、ハリーのダブルを務めるのは世界最高の仕事でした」とふり返った。「2009年1月、私はスタントのリハーサル中に事故に遭い、人生が一変しました。このドキュメンタリーは、カメラの前での私の功績だけでなく、私が日々挑戦に立ち向かう姿、首の骨を折った後の人生に対する全般的な心構えを伝えています」と説明している。「本当に幸運なことに、私が生きていられるのは多くの人がくれた愛とサポートのおかげです」と感謝もつづり、今作の誕生に製作総指揮として携わったダニエルには「スペシャルサンクス」を贈っている。「David Holmes: The Boy Who lived」はHBOで11月15日に放送される。(賀来比呂美)■関連作品:ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 2010年11月19日より丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights © J.K.R. Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and © Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2023年10月26日A24が2024年6月に出版されるルフィ・ソープの小説「Margo‘s Got Money Troubles(原題)」のドラマ化権を獲得した。ドラマ化にあたり、ニコール・キッドマン、ダコタ&エル・ファニング姉妹が製作総指揮を務めるという。「The Hollywood Reporter」が報じた。共同脚本家の一人としてニコールと「ビッグ・リトル・ライズ」でタッグを組んだデヴィッド・E・ケリーが契約交渉中とのこと。ニコールはエルと『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』で共演、ダコタとドラマ「The Perfect Couple(原題)」で共演するなど、それぞれにつながりがある。小説の主人公は、レストラン「Hooters」のウェイトレスの母と、元プロレスラーの父との間に生まれたマーゴ・ミレー。常に「だれの助けも借りず一人でやっていかなければ」と思っているタイプの人間。進学先の短大で教授と関係を持ち、若くして妊娠し、20歳でシングルマザーになる。乳飲み子を抱えるマーゴはとにかくお金が必要だった。そんな時、疎遠だった父と再会。元プロレスラーの父の助言を受け、OnlyFans(お金を稼げるSNS)で大成功を収めることになる…という物語。A24は今作のドラマ化権をめぐって10社近くと争奪戦を繰り広げ、勝ち取ったという。A24×プロレスといえば、公開待機作にザック・エフロン主演『The Iron Claw』もある。(賀来比呂美)
2023年10月26日トム・フェルトンが、9月に公開された「Uber Eatsオーストラリア」の主演CMの舞台裏ショットをインスタグラムで披露した。CMは、トム(本人役)が『ハリー・ポッター』シリーズで演じたドラコ・マルフォイ時代の自分の写真を見て、複雑な表情を見せるシーンから始まる。ドラコのように魔法が使えたら…と思ったのか、「Uber Eats」のアプリで「Magic(魔法)」を検索。すると玄関ドアの前に紙袋に入った「杖」が届く。杖を手に取り、ちょうど外に出ていた隣人ジムとあいさつを交わした直後、トムは紙袋を一瞬のうちに消してしまう。ジムは「ハッ!」と驚きの声を上げ、トム自身もびっくり。ジムは手にしていたゴミ袋を、「杖で消して」と言わんばかりにトムに見せる。トムは得意げに杖を振ると、ゴミ袋の方ではなくうっかりジムを消してしまった。そこから、近所や警察を巻き込んだジム行方不明事件に発展。最終的にトムは容疑者として逮捕されてしまい…というもの。トムはここ数日で、CMの中のトムに起きた“その後”が分かる未公開動画や、撮影を楽しむ舞台裏ショットをインスタグラムに掲載。ストリーミング配信サービス「MAX」でリブートドラマ化予定の「ハリー・ポッター」に「出演してほしい!」という声や、「大人になったドラコが主役の『ハリポタ』スピンオフ作品を作ってほしい」などの声が寄せられている。(賀来比呂美)
2023年10月25日2012年にジェニファー・ローレンス主演で映画化された『ハンガー・ゲーム』が、2024年秋にロンドンのウエスト・エンドで舞台化されるという。配給会社のライオンズゲートがXで発表した。演出は舞台「ダンスター」でローレンス・オリヴィエ賞最優秀演出家賞にノミネートされたマシュー・ダンスター。脚色は『アルテミスと妖精の身代金』のコナー・マクファーソン。原作者のスーザン・コリンズは舞台化にあたってダンスター&マクファーソンとのコラボを喜び、「ダイナミックで革新的な解釈を取り入れた舞台版『ハンガー・ゲーム』を、ロンドンの舞台にお届けするのが楽しみです」とコメント。これに対してマクファーソンは「スーザン・コリンズから『ハンガー・ゲーム』の舞台化を認めてもらい、身の引き締まる思いと共に感激しています。彼女は現在もなお人の心に響き続ける傑作を作り出したのです」と語っている。2012年から2014年まで、映画では三部作が製作され世界中で大ヒットを記録した『ハンガー・ゲーム』。今年11月17日には前日譚映画『ハンガー・ゲーム0』が全米公開、12月22日に日本公開予定で、再び『ハンガー・ゲーム』フィーバーが高まりつつあるところに舞台化の知らせも舞い込んできた。(賀来比呂美)■関連作品:ハンガー・ゲーム 2012年9月28日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 LIONS GATE FILMS INC. ALL RIGHTS RESERVED.ハンガー・ゲーム0 2023年12月22 日より、TOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2023 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved.
2023年10月25日Netflixが、大ヒットドラマ「イカゲーム」をリアリティー番組化した「イカゲーム:ザ・チャレンジ」の予告編を公開した。世界中から集まった456人の参加者が、賞金456万ドル(約6億8000万円)の獲得を目指して競い合うという全10話構成のゲーム番組。ファンから「一瞬、シーズン2の予告編なのかと思ったよ」という声が上がるほど、ドラマ版の「イカゲーム」にそっくりな演出のゲームが繰り広げられる。もちろん、あのヨンヒ人形も登場し、最初のゲーム「だるまさんがころんだ」も行われる。ドラマとの大きな違いは、出場者が命を落とすことはないということだ。“血”は流れるが、予告編を見ると黒のインクで代用されていることが分かる。出場者は予告編の中で、「これは残酷なゲームだ」「私はあなたの親友になる。でも間違いなく裏切りますよ」「ここではだれも信用できない」などと語っている。予告編を観たファンは、「ドラマのシーズン2が配信されるまでの待ち時間に最適」「まるでドラマのドキュメンタリーみたいに撮影されていておもしろそう」「本当にシーズン2が早く観たい!」などの感想を寄せている。「イカゲーム:ザ・チャレンジ」はNetflixで11月22日より独占配信開始。(賀来比呂美)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年10月24日